転生狼物語 (急行根府川(青い鳥))
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1話

ここはジャパリパーク…人の姿になった
動物(フレンズ)達の楽園…
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 彼「んあ?ここはどこだ?」

 

 確か自分は列車に引かれて死んだはずしゃ…

 そんなことは今はどうでもいい。まずは場所を把握しなければ…

 

 彼「なんか指が細いなぁ…体もいつもより軽いし…」

 

 あれっスカート履いてんじゃん。ていうことは…

 俺女になってる!?

 でもこのままではどんな姿なのかはわからない。

 せめて何か鏡の代わりになるやつはないか。

 あっ…あった!小さな水溜りどれどれ…

 ヒト…では無いな…フサフサしたしっぽがあるし…

 ケモミミがあるし…この姿どっかで見たような…

 そうだ…前にプレイしていたけもフレのアプリのキャラとそっくりじゃないか…名前は…なんだっけ…

 くそっスマホがあれば…ん?何であそこに俺のスマホとメガネが落ちてるんだ?丁度いいや。でも使えるかなぁ…おっ!ついたぞ!たぶんスクリーンショットで保存していたような…あった!

今自分はニホンオオカミなのか。

 

 ニホンオオカミ「さてここはどこだろう?」

 

 少しジメッとした匂い…周りは木に覆われている…

 なんか故郷に近かった温泉地を思い出すなぁ…てそんなこと思ってる時間はないな。恐らくしんりんちほーだろう。

 

 ニホンオオカミ「さてと…どうするか…」

 

 まずは今どこら辺にいるのかを把握しなければ…

 今自分はイヌ科なので木に登るのはあんま得意じゃないと思うから何かが大きな岩とかはないかな

 あそこに陸橋がある…あっちまで行けば何かわかるかもしれんな… 距離はざっと500mぐらいか…

 走って行けるかなぁ…

 

 ニホンオオカミ「うおおおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

 走ったら案外疲れなかったなぁ…いつもならすぐにへばっちまうのに…あっそうだいまはケモノなんだ

 った。

 

 ニホンオオカミ「んんん?」

 

 よくよく見ると下に線路が見えるつまりジャパリパークには鉄道が走ってたのか!?

 その線路の先に博士達がいるはずの図書館が見える

 

 ニホンオオカミ「行くか…」

 

 その狼はとぼとぼと線路を歩き始めた。

 

 To by continued…

 

 キャラの紹介

 

 ニホンオオカミ①

 元は男子学生だった。友達とショッピングモールへ行った時に踏切でトレインジャックされた電車に引かれた。ちなみに友達は助かった。

体力は皆無。でも水泳は得意。

けもフレのことは知ってるが知らないふりをしている(元ヒトとは言えないから。)

好きな食べ物はジャガイモ、

 

 次回転生狼物語2話「いかく」

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こんなのをお読み下さりありがとうございます。

こんな感じにやって行きますのでよろしくお願いします。



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第2話「威嚇」

ニホンオオカミ「♪~」

 

 ニホンオオカミは昔見た少年達が線路の上を歩く映画の名前にもなっていた歌を口ずさみながら図書館へ向けて歩いていた…

 

 ニホンオオカミ「ん?」

 

 ?「なんだよう!あっち行ってよう!」(威嚇のポーズ)

 

 ニホンオオカミ「君誰?」

 

 ?「えっ…私はミナミコアリクイだよう」

 

 ニホンオオカミ「僕はニホンオオカミですよ。よろしくね!」

 

 ミナミコアリクイ「あなたここらでは見ない子だね。どこから来たの?」

 

 ニホンオオカミ「たぶんさっきサンドスターの噴火で生まれたんだと思う。」

 

 ミナミコアリクイ「けさはすごいふんかだったからね。新しい子が何人もふえてもおかしくないか」

 

 ニホンオオカミ「実際には見てないんだけどね…」

 

 ミナミコアリクイ「そうだ!ニホンオオカミ

 ちゃん」

 

 ニホンオオカミ「ん?」

 

 ミナミコアリクイ「あなたはまだナワバリがないんだよね。」

 

 ニホンオオカミ「そうなるね」

 

 ミナミコアリクイ「じゃあ今日はうちにとまって行きなよ〜」

 

 ニホンオオカミ「じゃあお言葉に甘えてそうしますか。」

 

 ~四十分後~

 

 ミナミコアリクイ「ここが私のナワバリだよ」

 

 ニホンオオカミ「へぇー(しっかりとしたツリーハウスだなぁ)」

 

 ミナミコアリクイ「どう?すごいでしょ」

 

 ニホンオオカミ「とってもいいナワバリだと思うよ!」

 

 ミナミコアリクイ「ありがとう!さきにいえにはいってて」

 

 ニホンオオカミ「分かったよ〜」

 

 ツリーハウスへと続くハシゴはとても頑丈で

 落ちたりはしなかった。そして登った後少しして

 ミナミコアリクイが登ってきた。

 

 ミナミコアリクイ「これがジャパリまんだよー

 とっても美味しいからたべてみなよ!」

 

 ニホンオオカミ「うん」ぱくっ

 

 ニホンオオカミ「とっても美味しいね!」モグモグ

 

 ミナミコアリクイ「でしょー!いつもボスがくれれるんだ!」パクパク

 

 ニホンオオカミ(もうこの時はラッキーさんがいるんだ)

 

 〜少し後〜

 

 ミナミ・ニホン「ごちそうさまでした!」

 

 ニホンオオカミ「もう夕方かぁ…1日早かったなあー」

 

 ミナミコアリクイ(ガタゴト

 

 ニホンオオカミ「ミナミコアリクイちゃん何してるの?」

 

 ミナミコアリクイ「ハシゴをしまってるんだよ。夜セルリアンが来たらひとたまりもないからねー」

 

 ニホンオオカミ「セルリアンとは何なんですか?」

 

 ミナミコアリクイ「セルリアンとはね、いろいろないろのやつがいてフレンズ達を襲ってくるんだ」

 

 ニホンオオカミ「怖いですね…」

 

 ミナミコアリクイ「でもここら辺は少ないからだいじょーぶ!」

 

 ニホンオオカミ「そうなんだ〜」

 

 ミナミコアリクイ「じゃあおやすみ!ニホンオオカミちゃん」

 

 ニホンオオカミ「おやすみ〜ミナミコアリクイちゃん」

 

 2匹は深い眠りに落ちた…

 

 To by continued…

 

 フレンズ紹介

 

 ミナミコアリクイ

 

 ニホンオオカミが最初にあったフレンズ

 知らない子を見ると威嚇のポーズをする。

 そのせいで友達が少ない。

 初めてあった子には最後に「う」と付けてしまう

 仲良くなるとそれはなくなる

 

 次回転生狼物語3話「はかせとじょしゅ」




こんにちは。またまた作者の急行根府川です。
 最後の所はフレンズ紹介をしたり、今わかっていることなどを整理して書きます。


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第3話「はかせとじょしゅ」

あさぎりが森を包む…その時ニホンオオカミは目覚めた…

 

 ニホンオオカミ「ふゎぁぁ…よく寝たぁ」

 

 隣ではミナミコアリクイが眠っている。時間は朝6時前後だろうか…

 ふと外を見ると朝日が昇ってくるところだった。

 

 ミナミコアリクイ「むにゃむにゃ…ニホンオオカミちゃんおはよう」

 

 ニホンオオカミ「ミナミコアリクイちゃんおはよ」

 

 ミナミコアリクイ「今日はハカセたちの所まで行こうか。ハカセたちにも教えないとね。」

 

 ニホンオオカミ「ハカセとは誰ですか?」

 

 ミナミコアリクイ「あっそうかまだ知らないんだったね。ハカセとはアフリカオオコノハズクさんの事だよ」

 

 ニホンオオカミ「達ってことは他にもいるの?」

 

 ミナミコアリクイ「じょしゅのワシミミズクさんがいるよ」

 

 ニホンオオカミ「へぇーそうなんだ」

 

 こんこんコン…

 

 ミナミコアリクイ「あっボスだ。ちょっと降りてるね。」

 

 ニホンオオカミ「分かったよ」

 

 

 

 ミナミコアリクイ「ボス2つ貰ってくね。」

 

 ボス「ダメダヨ一人ヒトツマデダヨ」

 

 ミナミコアリクイ「ウワァァァァァァシャベッタァァァァァァ!?」

 

 ミナミコアリクイ「でも上にはニホンオオカミちゃんがいるから」

 

 ボス「ジャア顔ヲダシテモラエナイカナ」

 

 ミナミコアリクイ「分かったよ」

 

 

 

 

 ミナミコアリクイ「ニホンオオカミちゃ〜んちょっと顔だしてー」

 

 ニホンオオカミ「何ですか〜ミナミコアリクイちゃん」ひょこっ

 

 

 ボス「OKダヨ2つモッテイッテネ」

 

 ミナミコアリクイ「ありがとうボス」

 

 

 

 

 

 ミナミコアリクイ「はいどーぞニホンオオカミちゃん」

 

 ニホンオオカミ「ありがとミナミコアリクイちゃん」ぱくっ

 

 2人「美味しーい!」

 

 ミナミコアリクイ「ねぇねぇ」

 

 ニホンオオカミ「ん?」

 

 ミナミコアリクイ「ニホンオオカミちゃんはこれからどうするの?」

 

 ニホンオオカミ「どうしようかなぁ…」

 

 ミナミコアリクイ「ハカセに聞いてみていいものを見つけていけばいいと思うよ!」

 

 ニホンオオカミ「うん」

 

 ミナミコアリクイ「新しいフレンズが増えたことも伝えないといけないし。だからついて行くよ」

 

 ニホンオオカミ「じゃあ行ってみようかな。」

 

 ~二十分後~

 

 ミナミコアリクイ「もうそろそろ着くよ。」

 

 ニホンオオカミ「本当?どんなフレンズなんだろう」

 

 ミナミコアリクイ「ハカセ~ちょっと開けてもらえませんかー」

 

 コノハ博士「どうしたのですかミナミコアリクイ…あなたは…誰?」

 

 ニホンオオカミ「あっ僕ですか~僕は最近フレンズになったばかりのニホンオオカミです。」

 

 コノハ博士「丁度良かったです。料理を誰でもいいから作れなのです。」

 

 ミミ助手「作れなのです。」

 

 ミナミコアリクイ「そんなの無茶だよー…」

 

 ニホンオオカミ「分かった。僕が作るよ。」

 

 コノハ博士「なかなか聞き分けのいいフレンズですね。気に入ったのです。ですから早く作れなのです。」

 

 ミミ助手「中に入ってくれなのです。」

 

 ニホンオオカミ「でも何で博士達が自分で作らないんだ?」

 

 コノハ博士「私達は長なので自分で作る必要が無いのです。」

 

 ミミ助手「私達は長なので。」

 

 ニホンオオカミ「本当は火が怖いだけだったりしてね。w」

 

 コノハ・ミミ(ギクッ)

 

 ニホンオオカミ「なんてね。冗談ですよ。」

 

 コノハ博士「料理に必要な材料はここにあるので取っていくのです。」

 

 ミミ助手「私達がその料理に満足したら豪華な商品を上げるのですよ。」

 

 ニホンオオカミ「ほう。やってやろうじゃないか!」

 

 コノハ博士「ここにある野菜は、ニンジン、じゃがいも、玉ねぎ、カボチャ、ダイコン、キャベツにレタス、そして得体の知れない菌類です。」

 

 ミミ助手「ここにある調味料は塩、コショウ、みりん、お酢、醤油、ケチャップ、オリーブオイル、バターですよ。」

 

 ニホンオオカミ(粉吹き芋にするか…)

 

 彼は簡単で美味しい粉吹き芋にした。

 まずは塩茹でする工程

 そして水を捨て、粉を吹かせる。

 最後に出来上がったものに塩コショウをいい感じにかけて出来上がり。

 

 ニホンオオカミ「出来ましたよ。」

 

 コノハ博士「何ですかこれ」

 

 ニホンオオカミ「粉吹き芋です。」

 

 ミミ助手「とてつもなくシンプルですね。これ美味しいのですか。」

 

 ニホンオオカミ「そんなの聞く前にさっさと食べろ!」(グワッ

 

 コノハ・ミミ「ぱくっ」

 

 コノハ博士「美味しいですね。」

 

 ミミ助手「とても美味しいです。」

 

 コノハ博士「合格ですよ。」

 

 ミミ助手「合格ですよ。」

 

 ニホンオオカミ「やったね!」

 

 ミナミコアリクイ「ニホンオオカミちゃんすごーい!」

 

 コノハ博士「合格したので豪華景品をあげるのです」

 

 ミミ助手「好きなものを取っていくのです。」

 

 ニホンオオカミ「んーじゃこれにしようかなっと」

 

 To by continued…

 

 次回!転生狼物語第4話「しゅみ」

 



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