カルデアにこいつらを召喚してみた (Million01)
しおりを挟む

HELLSING
アーチャー


〜第一特異点 邪竜百年戦争 オルレアン〜

 

 

「ーーー最後のワイバーンを仕留めました。周囲に敵影なし。戦闘終了です」

 

十字ような巨大の盾を持った"盾の英霊(シールダー)"マシュ・キリエライトが周囲を確認してそう言った。

 

「……」

 

「ジャンヌさん?」

 

マシュが傍らにいた女性 ジャンヌ・ダルクを見た。

 

「……これをやったのは、恐らく"私なのでしょうね"」

 

「そうと決まった訳ではーーー」

 

「いいえ、分かります。その確信が私にはあります。分からないのは一つだけ」

 

「どれほどの人を憎めば、このような所業を行えるのでしょう。私にはそれが分からない」

 

『待った!先ほど去ったサーヴァントが反転した!まずいな、君たちの存在を察知したらしい』

 

「数は!?」

 

『おい、冗談だろ……!?数は5騎!速度が迅い……これはライダーか何かか!?と、ともかく逃げろ!数で勝てない以上、逃げるしかない!』

 

「ですがーーー!」

 

 

『数が同じだったら勝負を挑んでもいい!だが、戦力的に君たちの倍以上ある相手と戦わせるわけにもいかないだろ!撤退しよう、こんなの誰だって逃げる。三十六計さんもそう言ってる』

 

「……」

 

「ジャンヌさん!サーヴァントがやってきます、すぐにーーー」

 

「……逃げません。せめて、真意を問い質さなければ……」

 

「ですが……!」

 

『ダメだ、もう間に合わない!マシュ、とにかく逃げることを考えるんだ。いいね!?』

 

ーーーパンパンパン

 

「素晴らしい。やはり素晴らしい。やはり人間の英霊は素晴らしい。そうでなくては困る」

 

「アーカードさんもそんな事を言ってないでーーー」

 

「来たぞ。シールダー」

 

「……っ!?」

 

マシュやジャンヌ、アーカード、そしてそのマスター藤丸 立香がやってきた相手の英霊を見た。

 

ジャンヌが黒に染まったような英霊。巨大な十字架を手に持った英霊。羽帽子を被った英霊。槍を持った金髪の英霊。杖を持った銀髪の英霊であった。

 

「ほう……」

 

一瞬だけアーカードが槍を持った金髪の英霊を見て感嘆の声を上げた。

 

「ーーーなんて、こと。まさか、まさかこんなことが起こるなんて。ねえ。お願い、誰か私の頭に水をかけてちょうだい。まずいの。やばいの。本気でおかくしくなりそうなの」

 

「だってそれくらいしないと、あまりにも滑稽で笑い死んでしまいそうなの!」

 

黒いジャンヌ……ジャンヌ・オルタがジャンヌを見て笑うように叫ぶ。

 

「ほら、見てよジル!あの哀れな小娘を!なに、あれ羽虫?ネズミ?ミミズ?どっちも同じことね。ちっぽけすぎて同情すら浮かばない。ああーーー本当ーーーこんな小娘にすがることしかできなかった国とか、ネズミの国にも劣っていたのね!

ねえジル、貴方もそうーーーってそっか。ジルは連れてきてなかったわ」

 

「貴女は……貴女は誰なのですか!?」

 

「それはこちらの質問ですが……そうですね、上に立つものとして答えてさしあげましょう。私はジャンヌ・ダルク。蘇った救国の聖女ですよ。もう一人の"私"」

 

「……馬鹿げたことを。貴女は聖女ではない。私がそうでないように。いえ、それはもう過ぎたこと、語ることではない。それよりーーーこの街を襲ったのは何故ですか?」

 

「……何故、かって?同じジャンヌ・ダルクなら理解していると思っていましが。属性が反転していると、ここまで鈍いのでしょうか?」

 

「この街を襲った理由?馬鹿馬鹿しい問いかけですね。そんなもの明白じゃないですか。単にフランスを滅ぼすためです。私、サーヴァントですもの」

 

「政治的に、とか経済的に、とか回りくどいわ。物理的に、ぜんぶ潰す方が簡単で簡潔でしょう?」

 

「バカなことを……!」

 

バカなこと(・・・・・)?愚かなのは私たちでしょう、ジャンヌ・ダルク。

何故、こんな国を救おうと思ったのです?

何故、こんな愚者たちを救おうと思ったのです?

裏切り、唾を吐いた人間たちだと知りながら!」

 

「それはーーー」

 

「私はもう騙されない。もう裏切りを許さない。そもそも、主の声も聞こえない。主の声が聞こえない、という事は、主はこの国に愛想をつかした、という事です」

 

「だから滅ぼします。主の嘆きを私が代行します。すべての悪しき種を根源から刈り取ります。人類が存続するかぎり、この憎悪が収まらない。このフランスを沈黙する死者の国に作り替える」

 

「それが私。それが死を迎えて成長し、新しい私になったジャンヌ・ダルクの救国方法です。まあ、貴女には理解できないでしょうね。いつまでも聖人気取り。憎しみも喜びも見ないフリをして、人間的成長をまったくしなかった綺麗な聖処女さまには!」

 

「クククク、フハハハハッ!」

 

「何が可笑しい!」

 

ジャンヌ・オルタが叫ぶ中、一人のサーヴァントが笑った。アーカードである。

 

「人間的成長だと?ふざけるなよ。貴様は諦めを拒絶した。『あきらめ』が人を殺すように。もはや人ではない。それに比べてこの聖女さまのほうがマシだぞ?」

 

「ーーーうるさい蝿がいるわね。あまり耳障りだと殺すわよ?」

 

「殺せるのか?貴様に。この化物である私を?」

 

「……。貴女は、本当に"私"なのですか……?」

 

「……呆れた。ここまでわかりやすく演じてあげたのに、まだそんな疑問を持つなんて。なんて醜い正義なのでしょう。この憤怒を理解できないのではなく、理解する気さえない」

 

「ですが、私は理解しました。今の貴女の姿で、今の私という英霊のすべてで思い知った。あなたはルーラーでもなければジャンヌ・ダルクでもない。私が捨てた、ただの残り滓に過ぎません」

 

「……!」

 

「私と同一の存在で、尚且つクラスも同じであるなら、何かしら感じ入るものもあったでしょう。ですが貴女にはなんの価値もない。ただ、過ちを犯すために歴史を再現しようとする、亡霊に他ならない」

 

「バーサーク・ランサー、バーサーク・アサシン。その田舎娘を始末しなさい。雑魚ばかりで飽きたところでしょう?喜びなさい。彼らは強者です」

 

ジャンヌ・オルタはそう言って槍を持った金髪の英霊と杖を持った銀髪の英霊を見た。

 

「私が召喚したサーヴァントの中でも、貴女には一際血に飢えた怪物です。勇者を平らげる事こそが貴女たちの存在意義。存分に貪りなさい」

 

「ーーーよろしい。では私は血を戴こう」

 

「いけませんわ王様(・・)。私は彼女の肉と血、そして(はらわた)。戴きたいのだもの」

 

「強欲だな。では魂は?魂はどちらが戴く?」

 

「魂なんて何の利益もありません。名誉や誇りで、この美貌が保てると思っていて?」

 

「よろしい。では魂は私が戴こう!皮肉なものだ。血を綴る悪魔に成り果てた今になって、彼女の美しさを理解できるようになったとは」

 

「ええ、だからこそ感動を抑えられない

私より美しいものは許さない

いいえ、それより 私より美しいものの血は、どれほど私を美しくしてくれるのかしら?」

 

「ああ、新鮮な果実を潰すのは楽しいわ

果肉は捨てて汁だけ嗜む

それこそ夜の貴族の特権

私の宝具で、一滴残らず搾り取ってあげましょう」

 

二人の英霊はそう言いつつ前に出る。

 

「来ます!」

 

「我が主よ。ここは私に譲ってくれないか?」

 

「アーカード?」

 

「ここは私でないとだめなのだ。化物である私でないと」

 

「わかった」

 

アーカードのマスターである藤丸 立香がそう言うとアーカードが前に出た。

 

「さあ、戦争の時間だ。狂った王様(・・)

 

アーカードがそう言うと両手に拳銃を構えた。

 

「よかろう、絶叫せよ!」

 

グシャ、という音ともにバーサーク・ランサーの槍がアーカードの心臓を貫いた。

 

「幾千幾万の血を流し、そして命を捧げよ」

 

バーサーク・ランサーは手に持っていた槍をねじ込ませるように力んだ。

 

「流石だな。狂った王様」

 

並のサーヴァントであるならここで死んでいたであろう。バーサーク・ランサーもそう思っていた。だが……

 

「どうした?槍で心臓を突いただけだぞ。まだ他に手はあるのだろう?」

 

「何……?」

 

ーーーパァン!

 

アーカードが両腕を高く上げると手に持っていた白銀の銃をバーサーク・ランサーに向けて発砲した。

 

「ランチェスター大聖堂の銀十字錫を溶かした弾頭だ。並の吸血鬼はこれで終わる」

 

バーサーク・ランサーは着弾した衝撃で後ろに吹き飛ばされる。

 

「ほう……懐かしい槍だ」

 

アーカードは心臓に突き刺さっている槍を抜き、軽く手で弄んだ。

 

「返すぞ、王様。しっかりと受け取れよ」

 

ヒュン、とアーカードが亜音速で槍を投擲した。

 

「グッ……!」

 

アーカードの投擲した槍がバーサーク・ランサーの脇腹に突き刺さる。

 

「ほら、立てよ王様。脇腹に槍が刺さっただけだぞ」

 

「くっ……全ては幻想のうち……けれど少女はこの箱に……『 幻想の鉄処女(ファントム・メイデン)』!」

 

アーカードが徐々にバーサーク・ランサーに近づくと突如、背後にソレは出現した。

 

何か鉄の箱のようにも見えるそれはアーカードを包み込む。

拷問器具『鉄の処女(アイアン・メイデン)』……左右に開く扉からは、長い釘が内部に向かって突き出しており、中の人物に刺し傷を追わせる拷問道具。

 

アーカードにそれが襲う。バタン、という音ともに何が肉を貫く音が響く。

 

「フフフフ、アハハハハ!!」

 

だが、それでもヤツは死ななかった。

 

「そんな……嘘よ……!」

 

宝具を使ってでも殺しきれない化物。

 

「楽しい!!こんなに楽しいのは久しぶりだ 貴様達を分類(カテゴリー)A以上の吸血鬼(ヴァンパイア)と認識する」

 

アーカードは

 

「っ!?バーサーク・ランサー!バーサーク・アサシン!引きなさい!!」

 

「――拘束制御術式。第三号、第二号、第一号、開放」

 

ジャンヌ・オルタの言葉を聞いて二人が後退し始める。だが、それよりもアーカードの体から闇が蠢き始めた。

 

「状況A。『クロムウェル』発動による承認認識。

 目標、敵の完全沈黙までの間、能力使用限定解除開始」

 

グニャリ、と闇の中で無数の赤い眼が開き二体の英霊を睨みつけた。

 

「さあ、お楽しみはこれからだ。本当の吸血鬼の闘争は!」

 

そして、アーカードから現れた果てしない闇が二人の英霊を襲う。

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アーチャー:アーカード

「アーチャーのクラスで顕現されたサーヴァントだ。ん、真名だと?そうだな……アーカードだ。よろしく頼むぞ、我が主(マイマスター)

 

【ステータス】筋力B+ 耐久A 敏捷B 魔力A+ 幸運D 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

単独行動:B

 自身のクリティカル威力を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:吸血A

 敵単体のチャージを高確率で減らす&自身のNPを増やす。

 

スキル2:無辜(むこ)の怪物A

 自身に毎ターンスター獲得状態(3ターン)を付与&ターゲット集中状態を付与(3ターン)

 

スキル3:戦闘続行A

 自身にガッツ状態を付与()3ターン

 

【宝具】

拘束制御術式(こうそくせいぎょじゅつしき)零号開放(ぜろごうかいほう)

ランク EX

種別  対国宝具

 

敵全体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&攻撃力・防御力ダウン&チャージを高確率で大幅に減らす。

 

 

キャラクター詳細

 

英国王立国教騎士団「ヘルシング機関」に所属する吸血鬼にしてイギリスの鬼札。 

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

地域:イギリス

属性:混沌・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

傲慢不遜で飄々とした性格。下された命令を邪魔する存在やこちらに喧嘩を売ってきた存在、主を侮辱した者はノリノリで打ち倒しにかかるかなりの戦争狂。 

 

 

絆Lv.3

 

彼は血を啜ることで体内に数えきれないほどの血(命、魂とも言い換えられる)を取り込んでいる。そのため驚異的な不死性を誇り、頭や心臓を潰してもすぐに復活する。死んだところでそれはアーカードの中の命の一つが無くなったにすぎず、完全に殺すには内包するすべての命を殺し尽くさなければならない。

 

 

絆Lv.4

 

○拘束制御術式開放

対国宝具。

アーカードがこれまでに取り込んできた全ての命を開放する。

「死の河」とも呼ばれる最後の切り札。

その命の数は342万4867人。アーカードが生前取り込んだのはルーマニアの領民・戦鍋旗(カザン)イェニチェリなど多くの軍隊が存在する。

 

 

絆Lv.5

 

武器はランチェスター大聖堂の銀十字錫を溶かして弾頭にし、13mm爆裂徹甲弾を装填した。全長33.5cm。重量4kg『454カスール』,

純銀製マケドニウム加工弾殻。マーベルス化学薬筒NN9。全長39cm。重量16kg。13mm炸裂鉄鋼弾……『ジャッカル』!パーフェクトだウォルター。

 

 

礼装概念

 

使い魔 黒犬獣(バスカヴィル)

 無敵貫通を付与。&自身のArts性能8%アップ

 

 

霊基再臨:セイントグラフ

 

第一段階:ドラキュラ伯爵

 

第ニ段階:ロリカード

 

第三段階:クロムウェル開放時のアーカード

 

 

 

セリフ

 

宝具

「私はヘルメスの鳥、自らの羽を喰らい飼いならされる」

 

好きなこと

「好きなこと……だと?決まっている戦争だ。人間だ。血だ」

 

嫌いなこと

「ふむ。そうだな、強いて言うなら日光だ。……何?それは嫌いではなくて弱点だと?私にとっては日光は大嫌いなだけだ。日光の元を問題なく歩ける」

 

聖杯について

「私自身、聖杯に興味はない。だが、望みはある。奴ともう一度垣間見る事だ」

 

ドラキュラ伯爵

「この姿のことか……これは私が吸血鬼になる前の姿の一つだ。何?吸血鬼になる前の事だと?いいだろう。特別に教えてやる。ヴラド三世だ」

 

ロリカード

「今度はこの姿の事?別に姿形に意味は無い」

 

 

 

アーカード「狂った王様、お前に一つ問う。

皆 死んだ

皆 死んだぞ

お前のために お前の信じるもののために

お前の楽園のために お前の神様のために

お前の祈りのために

皆 死んでしまった

それでも貴様は聖杯を望むか?自身の欲望のために」

 

ヴラド三世(狂)「黙れ、貴様も変わらぬだろう。自身の欲望のために闘争をする化物が」

 

 

 

 

ヴラド三世(槍)「神を否定した我が側面。それほどまでに神が憎いか!」

 

アーカード「ならば問おう。神は降りてきたのか?もはやお前は神の従僕ですらない。全く持って度し難い化物だよ『伯爵』」

 

 

 

アーカード「貴様は私と似ている。過去の私よりもな。だが、ダメだ。化物というのを全く理解していない」

 

カーミラ「理解?十分しているつもりよ。自分を嫌う化物を」

 

 

 

第三特異点「オケアノス」『伊達男を追跡せよ』にて

 

アーカード「さあ行くぞ歌い踊れ伊達男 豚のような悲鳴をあげろ」

 

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:少佐

目次の緋弾のアリアの章の続きです。
見てない人は先にそちらを見てください……すみませんm(_ _)m


「カルデアの諸君、私が来た。私はライダーのサーヴァントだよ。真名は……少佐と呼んでくれ」

 

【ステータス】筋力D 耐久D 敏捷Eー 魔力E 幸運B 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:E

 自身のQuickカード性能を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:カリスマC

 味方全体の攻撃力を少しアップ(3ターン)

 

スキル2:空腹B

 自身にスター集中度をアップ(3ターン)

 

スキル3:軍略A++

 味方全体の宝具威力を大アップ(3ターン)

 

【宝具】

最後の大隊(ラスト・バタリオン)

ランク EX

種別  対軍宝具

 

敵全体に超強力な防御力無視攻撃力[Lv.1〜]&敵全体の攻撃力ダウン<オーバーチャージで効果アップ>&自身のスター集中度をアップ(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

最後の大隊(ラストバタリオン)」ことミレニアムのリーダー。眼鏡を掛けた肥満体の男性。 

彼自身でも認める戦争狂。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

地域:ナチス・ドイツ

属性:混沌・悪 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

ナチス・ドイツの軍人であり、第2次大戦中はアドルフ・ヒットラーの親衛隊に所属しており、総統の命令の下人造吸血鬼の研究を任されていた。

 

 

絆Lv.3

 

総統の命令の下人造吸血鬼の研究を任されていた。そのときにとある組織に潰され、南米に組織を移し、吸血鬼研究を完成させ構成戦闘員全てが怪物の軍団ミレニアムを組織した。 

ドイツの軍人にしては銃の腕は下手で、まともに当たらない。

「どうやって親衛隊に入ったんだろう この人」

 

 

絆Lv.4

 

最後の大隊(ラスト・バタリオン)

対軍宝具

少佐が生前に築き上げた一千人の戦闘集団と硬式飛行船『デウス・ウクス・マキーネ』を呼び出す宝具。

人工吸血鬼だけではなく吸血鬼の天敵人狼(ヴェアヴォルフ)が所属している。

その中には互角に英霊と渡り合えるも存在もいる。

 

 

絆Lv.5

 

少佐はミレニアムを組織した後、イギリスに渡り、英国王立国教騎士団「ヘルシング機関」とバチカン法王庁特務局第13課「イスカリオテ」と戦争を行った。

 

 

 

※攻撃方法は一部の部下達が現れて攻撃します。

 

セリフ

 

宝具

「我らこそ最後の大隊……ラスト・バタリオン!」

 

好きなこと

「決まっている。それは戦争だよ私は戦争が大好きだ。

殲滅戦が好きだ

電げ……ん長いから言わなくていい?仕方ない」

 

嫌いなこと

「平和だよ」

 

聖杯について

「聖杯……面白い存在だ!死んでしまった私達を呼ぶ存在。まさに神の力!じっくり調べたいものだよ」

 

 

 

少佐「やあ、アーカード。君もここに来ていたとは嬉しいよ。また、戦争ができる」

 

アーカード「ああ、私も嬉しいよ少佐。貴様とまた戦争ができるとは」

 

 

 

シャーロック(騎)「やあ、少佐。君の事は魔女連隊(レギメント・ヘクセ)の者達から聞いているよ」

 

少佐「私も君の事は知っているよ、教授。しかし魔女連隊(レギメント・ヘクセ)とは懐かしい名だ。昔ならばこの最後の大隊(ラスト・バタリオン)とも互角に渡り合えただろう」

 

 

 

少佐「ふふ、セイバー。やはり君は私の嫁に相応しい」

 

アルトリア(剣)「な、何なのですか貴方!!」

 




少佐の方は掛け合いが少ないです……思いつかなかったんじゃ……私の頭では……orz
とりあえず裏表紙は達成させたよ……


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

るろうに剣心
セイバー


カルデアの体育館に二人の英霊が対峙していた。

紺色の雅な陣羽織に身を包み、長い青髪の男と短身痩躯で左頬にある大きな十字傷がある赤髪の男だ。

 

青髪の英霊・佐々木 小次郎は刀を目前の高さに持ち刃を上に向けて赤髪の英霊・緋村 剣心と対峙している。

また剣心も同じく小次郎と似た構えを取り様子を伺う。

 

一触即発の雰囲気を放つ二人。そんな中、一人だけ見ている者がいる。

 

「ちょっと、どっちもやばいじゃない。『剣の速さ』『身のこなしの速さ』『相手の動きを先読みする速さ』を最大限に発揮して、あの佐々木 小次郎の太刀筋を無駄の無い動きで躱す。だけど、佐々木 小次郎の方も刀の長さを巧みに利用して近づかせないように斬撃を放っている」

 

 

腰にニ刀を携えた英霊・新免武蔵守藤源玄信は二人の手合いを見て呟く。

 

「あ〜あ!私も闘りたい!ていうか、混ぜて!」

 

「ぬっ?」

 

「おろ?」

 

「武蔵殿……どういうつもりかな?」

 

「貴方ばかりずるいわよ。私も混ぜてくれって言ってるのよ」

 

「だが、これは手合いーーー」

 

「ほら、防がないと死ぬわよ!」

 

ガキン、と刀と刀がぶつかり合う鈍い音がした。

 

「天眼か……さすがは武蔵」

 

一度狙えば獲物を逃さぬ、運命が如き一撃。必中の斬撃、恐るべし新免 武蔵の天稟(てんびん)とも呼ばれる魔眼に近しいもの。

 

「いやいや。そう言っておきながら防ぐってやっぱり貴方、狸ね」

 

「またまた、ご冗談を。私はこれでも英霊・佐々木 小次郎でござるよ」

 

荒々しい型を放ちながらもニ刀の姿勢を崩さないその姿はさすがは武蔵と言ったところ。それでも武蔵の斬撃を笑顔で捌く佐々木 小次郎も見事なものであった。

 

「…………」

 

二人の斬り合いに思わず剣心は唖然としてしまう。

手合いを申し込まされたのに放置されたのだ。もう完全に二人の視界に剣心はいなかった。

 

「仕方ない……拙者はこれにて」

 

剣心が体育館の扉の前で一礼をするとその場から立ち去った。

 

 

 

 

 

剣心がカルデアの廊下を歩いていると、マスターが反対側からやってきた。

 

「あ、剣ちゃん」

 

「け、剣ちゃん…?マスターは変わった呼び方をするでござるな」

 

「それで、どうしたでござるか?何か探しているようにも見えたが……」

 

「いや、土方さんに言われて沖田さんを探してるんだ」

 

「沖田殿を?拙者も手伝うでござるよ」

 

「いいの?」

 

「ええ、拙者は今やることがなくて……」

 

剣心がそう言うと立香がお礼をしながらその場を去った。

 

「とりあえず、他のサーヴァント殿達から聞きに行こう」

 

 

「沖田?あんな奴は知らん。しかし、お主あやつと同じ感じがするぞ?まさか、新手の人斬りサークルか!?」

 

 

「徳川の飼い犬?知りませんね……他を当たってください」

 

 

 

 

 

「なんか、凄く冷たい目で見られたでござる……」

 

剣心がそう言いながら最後の場所に出る。外だ。

 

「ん、沖田殿〜!」

 

たまたま、外で腰を掛けていた沖田を見つけ剣心は叫んだ。

 

「あ、緋村さん。どうしたんですか?」

 

夜の月を眺めていた沖田は剣心の声に気付いた。

 

「どうしたもこうも土方殿が呼んでいたでござるよ」

 

「土方さんが?」

 

剣心の言葉に沖田は心当たりがない。呼ばれるようなことをしていないのだ。

 

「にしても、いい月でござるな」

 

「そうですね……。そう言えば緋村さんに聞きたいこがあったのですが」

 

「ん?」

 

「なんで逆刃刀(そんな刀)を持ってるんですか?」

 

「…………」

 

「私から見れば今の貴方は明らかに弱い。逆刃刀(そんな刀)を持っているから貴方は弱くなった」

 

「……生前、似たような事を斎藤にも言われたでござるよ。『「不殺(殺さず)流浪人(るろうに)」がお前を弱くしたんだ』と」

 

「斎藤さんと会ったんですか!?」

 

「ああ、その時は『藤田 五郎』と名乗っていたでござる」

 

「プッ…!」

 

「おろ?」

 

「ふ、藤田 五郎!?なんですかそれ。変な名前ですね!フフフフ、つい笑ってしまいました」

 

「…………」

 

「すみません。それで、緋村さんはどうしたんですか?」

 

「こう答えたでござるよ。『今の拙者は自分の目に映る人を守れる「流浪人」としての強さがあればそれでいい』」

 

「『人を殺める「人斬り」としての強さなどもう必要ない』と……」

 

「一応、聞きますが斎藤さんはなんと?」

 

「……『「流浪人」すら失格』だと」

 

「…………」

 

「さて、沖田殿も早く土方殿の所に行った方がいいでござるよ」

 

「待ってください」

 

「?」

 

「緋村さん。私と闘ってください」

 

「…………」

 

「私は貴方を超えたかった。幕末最強と謳われた貴方を」

 

「……もう拙者は人斬りとしての強さを持ち合わせていないでござるよ」

 

「分かっています。ですからーーー」

 

ヒュン、という音と共に剣心の目前に何かが通り過ぎた。

 

「私が貴方を『人斬り』に戻します」

 

沖田の刀であった。見れば沖田は刀を構えていた。

刺突(つき)を外されても間一髪入れずに横なぎの攻撃に変換できる戦術の鬼才 新撰組副長・土方 歳三の考案した『平刺突(ひらづき)』。

 

剣心自身、この『平刺突』を嫌と言うほど味わっている。剣心が生前、幾度となく繰り広げた新撰組三番隊隊長・斎藤 一が放つ技はこの『平刺突』の完成形だ。

だが、沖田の場合は違う。完成形とまではいかなかったものの沖田自身の速度がそれを補い、斎藤 一にも劣らない威力を持つ。

 

「沖田殿っ!」

 

「構えて下さい。でないと死にますよ?」

 

彼女の速さを持ってすれば回避不可能。たとえ、幕末最強の剣客であった剣心でもだ。

彼女が唯一剣心に勝っているものが一つある。それは速さだ。『目にも止まらぬ速さ』を持つ剣心に対し、沖田は『目にも映らぬ速さ』で勝っているのだ。

 

だからこそ、剣心は最大限の力を持って向かい合わなければならない。

だから、剣心は構えた。

『抜刀術の構え』を。

 

目には目を。歯には歯を。ならば宝具には宝具を。

ただ、それだけであった。

 

「一歩音を超え、二歩無間……三歩絶刀!」

 

一歩踏み出しニ歩目で加速し三歩目に至っては姿が消えてしまう。

 

「飛天御剣流……奥義!」

 

それに対して剣心は『抜刀術の構え』のまま前に出た。

速さに対して沖田に劣る剣心は総合的な速さで沖田に勝たなければならないのだ。

即ち神速の速さから宝具に繋げることを考えた。

 

無明三段突き(むみょうさんだんづき)!!」

 

天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)!!」

 

この勝負、どちらに転ぶか分からない。

全く同時に放たれる三段刺突に対して超神速の抜刀術。

剣心自身、沖田の宝具を全て防ぎきれるわけでもない。

沖田にとっても剣心が放つ宝具は生前見たことが無かった。

 

故にこの勝者はーーー

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セイバー:緋村 剣心

「セイバーのクラスで召喚に応じた緋村 剣心でござる。守らせてもらうでござるよ」

 

【ステータス】筋力C+ 耐久C 敏捷A 魔力D 幸運D 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:E

 自身の弱体耐性をアップ

 

騎乗:E

 自身のQuickカードの性能を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:心眼(真)C

 自身に回避付与(3ターン)&自身の防御力アップ(3ターン)

 

スキル2:戦闘続行B

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

スキル3:不殺の信念A

 自身のArtsカードの性能をアップ(3ターン)&NPを増やす&防御力アップ(3ターン)

 

【宝具】

天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)

ランク A

種別  対人奥義

 

敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&攻撃力・防御力ダウン<オーバーチャージで効果アップ>&宝具チャージを高確率で大幅に減らす。

 

 

 

キャラクター詳細

 

幕末の時代にて『人斬り抜刀斎』として恐れられた最強の剣客のその後の姿。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:158cm・48kg

地域:日本

属性:秩序・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

短身痩躯で赤い髪の優男。女性のような顔立ち。

性格はいたって温厚で心優しいが、戦闘時には抜刀斎の時に戻ったようになる時も。 

 

 

絆Lv.3

 

剣心が使う流派は戦国時代に端を発する、一対多数を得意とする古流剣術である飛天御剣流。

時代の苦難から人々を守るためにのみ用い決して権力と組まず自由の剣である理を持つ。

 

 

絆Lv.4

 

○天翔龍閃

対人奥義。最大補足・1人

飛天御剣流の奥義であり、神速を超える超神速の抜刀術。

抜刀の際に右足を前に出すという抜刀術の常識を覆し、抜刀する絶妙のタイミングで左足を前に踏み込むことで、神速の抜刀術を超神速の抜刀術へ昇華させる。 

 

 

絆Lv.5

 

一撃目を回避または防御されたとしても、超神速の抜刀によって前方の空気が弾かれることで生じる真空の空間が周囲の物体ごと元に戻ろうとすることで相手の動きを封じながら引き寄せ、回転による遠心力と更なる踏み込みによる強力無比な二撃目を撃ちこむ事が出来る。 

 

 

 

 

霊基再臨:セイントグラフ

 

第一段階:青服剣心

 

第二段階:黄色いマフラー付きの赤服剣心

 

第三段階:赤服剣心

 

 

 

セリフ

 

宝具

「飛天御剣流……奥義!天翔龍閃!!」

 

好きなこと

「好きなこと……でござるか……仲間でござるよ」

 

嫌いなこと

「う〜ん……強いて言うなら薫殿の料理でござる」

 

聖杯について

「聖杯……願いが叶う盃。拙者、願い事などないでござる。自分の手で叶えることが一番」

 

 

 

剣心「沖田殿がここに来ておられるのか……あまり、この姿を見せたくなかったでござるよ」

 

沖田「緋村さん……お久しぶりですね。また、斬り合いたくなってきました!」

 

 

 

土方「緋村 抜刀斎。覚悟ッ!」

 

剣心「おろ!ひ、土方殿まで!?」

 

 

 

小次郎「最強の古流剣術の使い手。ふ、手合わせ願おう。剣心殿」

 

剣心「かの有名な佐々木 小次郎。拙者も剣豪の端くれ一度は手合わせたいとは思ったことはある」

 

 

 

武蔵「あら貴方、いい顔をしているわね。しかも剣士と来た!どう?私と手合わせしない?」

 

剣心「小次郎殿と来て、今度は新免武蔵守藤原玄信……いや、宮本 武蔵までも……おろ?性別が……」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アサシン

 

「土方さ〜ん!斎藤さ〜ん!」

 

セイバーのサーヴァント、沖田 総司は数メートル先にいる二人の英霊の名を叫びながら手を振った。

 

「ん、なんだ?」

 

バーサーカーのサーヴァント、土方 歳三は振り返りながらそう言った。

 

「ご飯食べに行きましょうよ!」

 

「阿呆が。俺達英霊には食事は必要ないだろう」

 

タバコを吸いながらアサシンのサーヴァント、斎藤 一は呟く。

 

「ええ〜いいじゃないですか。新撰組が三人も揃ったんだし……」

 

ーーー新撰組。幕末の頃、京都を中心に活動した治安組織であり、このバーサーカー、土方 歳三は新撰組副長を努めていた。更にはセイバー、沖田 総司は新撰組一番隊隊長。そしてアサシンである斎藤 一三番隊隊長の肩書を持っていた。

 

だが、三人はそれぞれ別の道を行った。

戊辰戦争が起こると新撰組は鳥羽・伏見の戦いで敗北。

江戸へ撤退するも構成員の方針の違いにより隊は分裂。この時点で斎藤 一は新撰組を脱退。

近藤は新政府軍に捕まり処刑。

近藤の死から僅か二ヶ月で沖田総司は肺結核で病死。

土方は北海道へ向かう榎本武揚と合流し、明治2年に函館で戦死してしまう。

未だ生きていた斎藤 一は警察官となり西南戦争で抜刀隊に参加、その後も長寿を保っていた。

 

たとえ、道が別れていたとしても信念は新撰組の頃のままだ。だから、こうしてまた話し合える。

だから、抜けた理由や死んでしまった事を口に出さない。

 

「……行くぞ」

 

バサッ、とマントを翻しながら土方が短くそう言った。その言葉だけで沖田も斎藤も理解した。

 

「…………」

 

斎藤は口に加えていたタバコを指で挟むと、握りつぶすようにタバコの火を消しながら土方の後を追う。

 

「…………」

 

沖田は二人の後ろ姿を見て、嬉しそうに顔を明るくしながら後をついていく。

 

恐らく、セイバーである剣心が見たらこう言うであろう。

 

 

ーーー「生前の新撰組のようだ……」と……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カルデアの食堂で三人が横に並ぶよう座っていた。

正面から見ると左から土方、沖田、斎藤という順に座っており高低差が激しかった。

 

「いただきます!」

 

「「いただきます」」

 

沖田の元気な挨拶に続き二人は低い声で挨拶をした。

彼らの目前には赤い弓兵や剣と盾を持った赤髪の騎兵など作った調理した料理がおいてあった。

 

「あ、土方さん。知ってます?斎藤さん明治の頃は藤田 五郎と名乗っていたんですよ」

 

沖田は和風定食のご飯を食べている土方にそう言った。

沖田が放った言葉に横でかけ蕎麦を食べていた斎藤の目がギロリと沖田を睨む。

 

「ほう……藤田 五郎か。どこにでもいそうな名前だな」

 

「ですよね!私もその名前を聞いた時は思わず笑いましたよ!」

 

沖田がそう言いながら苦笑する。

 

「そう言う貴様はどうなんだ?お前の刀、死んだ後盗られたぞ」

 

「ええっ!?菊一文字がですか!?」

 

「…………」

 

「そう言えば、沖田。カルデア(ここ)で抜刀斎と闘ったそうだがどうなんだ?」 

 

ピクッ、と沖田の手が止まる。

 

「……負けましたよ。宝具が当たる前に先に宝具でやられましたよ。流石だな〜緋村さんは……」

 

「…………」

 

「斎藤さんは維新後には闘ったんですか?」

 

「フン……抜刀斎でもない奴と闘う気はない」

 

「ああ、そっか……緋村さんは抜刀斎として召喚された訳じゃあないですよね……」

 

沖田はそう言いながら幕末の事を思い出す。江戸幕府が政権を握っていた時代の末期。

新撰組が敗北した鳥羽・伏見の戦い。

その場には土方や沖田、斎藤はいた。そして宿敵、緋村 抜刀斎とも相まみえたのもここが最後であった。

 

土方や沖田、斎藤もあの人斬りの目を、眼光を覚えている。それは自分達も同じであった。

斎藤には自身の正義があった。それは『悪・即・斬』である。

いや、それは新撰組の真の正義であったのかもしれない。

だが斎藤曰く、『新撰組と人斬りがただ一つ共有した真の正義』。

宿敵であった緋村 抜刀斎も新撰組も同じ正義を持っていた。

だが、信念の違いによりぶつかりあった。ただ、それだけであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

「…………」

 

斎藤が食堂を出て、廊下を歩いていると剣心と居合わせてしまった。

 

「…………」

 

剣心は足を止めるも、斎藤の足は止まらず剣心の横を通り過ぎる。

 

「斎藤。お主はここまで来て何を望む?」

 

「別に何もだ」

 

足を止め、背後の剣心に呟いた。

 

「ただ、『悪・即・斬』を貫くのみ。マスターだろうがなんだろうが私欲に溺れ厄災をもたらす様なら『悪・即・斬』のもとに切り捨てる。

狼は狼

新撰組は新撰組

そして人斬りは人斬り

なあ抜刀斎……」

 

「……生前に言ったでござるよ。もう人斬りはしない。せめて殺めた者への償いとして、より多くの人々の幸せで補う」

 

「フン……だから貴様との決闘に応じる必要はない」

 

「…………」

 

斎藤はそう言うと剣心の背後から去っていった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アサシン:斎藤 一

「新撰組三番隊隊長、斎藤 一だ。お前が俺のマスターか。せいぜい噛みつかれないように注意しておくんだな」

 

【ステータス】筋力B 耐久力B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具B

 

【クラス別スキル】

 

気配遮断:D

 自身のスター発生率をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:戦闘続行B

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

スキル2:心眼(真)B

 自身に回避付与(3ターン)&自身の防御力アップ(3ターン)

 

スキル3:壬生の狼A

 自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)&Busterカード性能をアップ(3ターン)&自身のスター発生率をアップ(3ターン)

 

【宝具】

牙突(がとつ)零式(ぜろしき)

ランク B

種別  対人宝具

 

無敵貫通&敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&防御力ダウン(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

幕末の京都を中心に活躍した治安組織、新撰組の三番隊組長、斎藤 一。

中でも『沖田は猛者の剣。斎藤は無敵の剣』と評される程の実力者。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:183cm・78kg

地域:日本

属性:中立・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

非常に冷徹で無愛想な一匹狼。口癖は「阿呆が」。 

己の信念でもある「悪・即・斬」を絶対の正義としており、これに反する者はたとえ政府高官であろうと容赦なく粛清することが、明治を生きる新撰組の務めだと考えている。 

 

 

絆Lv.3

 

○牙突・零式

対人宝具。最大補足・1人

間合いの無い密着状態から腹筋・胸筋・背筋・両腕等上半身の撥条(ばね)のみで瞬時に極限まで振りかぶった刀を繰り出す、斎藤の奥の手。まともに喰らえば人体が真っ二つに千切れ飛ぶという非常識なまでの破壊力を誇る。

 

 

絆Lv.4

 

牙突は通常の刺突(つき)を極限まで鍛え、昇華した技である。 

通常の「牙突・壱式(いちしき)」。斜め上から突き落とす「牙突・弐式(にしき)」。対空迎撃用の「牙突・参式(さんしき)」。そして宝具である奥の手、上半身のバネのみで放つ零距離の「牙突・零式」。

 

 

絆Lv.5

 

維新後は「藤田五郎」と名を変え、警官となっており、現階級は警部補であるが、警視庁の密偵でもある。

また、妻と子供もいる。

 

 

礼装概念

 

悪・即・斬

 自身のBusterカード性能をアップ&Quickカード性能をアップ&Artsカード性能をアップ

 

 

霊基再臨:セイントグラフ

 

第一段階:黒服

 

第二段階:警官服

 

第三段階:警官服(タバコあり)

 

 

 

セリフ

 

宝具

「牙突……零式!!」

 

好きなこと

「フン……蕎麦だ」

 

嫌いなこと

「悪だ」

 

聖杯について

「興味はない。だが、それを悪用するなら即座に斬る」

 

 

 

剣心「斎藤……お主まで」

 

斎藤「フン……セイバーのクラスで召喚されたか。今の貴様にはそれがお似合いだ」

 

 

 

沖田「さ、斎藤さん!?本当に斎藤さんですか!?」

 

斎藤「……騒ぐな、阿呆が」

 

 

 

斎藤「バーサーカーか……アンタにはそれがいい」

 

土方「斎藤。とうとう俺達には出来なかった『平刺突』の昇華を極限までさせたか」

 

 

 

小次郎「同じアサシンのクラスで召喚された剣客。凄まじい気迫だ。手合わせ願いたい」

 

斎藤「フン……いいだろう。燕は斬れても壬生の狼は斬れるか?」

 

 

 

信長「また、弱小人斬りサークルの英霊が増えおったわ!」

 

斎藤「貴様が第六天魔王の織田 信長か。ただ威勢のいい小娘とは違うようだ」

 

 

 

茶々「また増えおったか!徳川家康(たぬきじしい)の飼い犬が!」

 

斎藤「誰のことを言っている?飼い犬だと?違うな壬生の狼だ」

 

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セイバー:比古 清十郎


るろうに剣心のジョーカーこと比古師匠です。

ワッキー(和月 伸宏先生)が児童ポルノ法で捕まったけど戻ってくると信じてる!
けど、有名な作者でも過去に逮捕履歴がある人もいるから気にしない(´・ω・`)


「セイバー、比古 清十郎だ。飛天御剣流の使い手は本来、どこの組織にも加担してはいけないんだが……呼ばれたからには仕方がない」

 

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力D 幸運D 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:E

 自身の弱体耐性をアップ

 

騎乗:E

 自身のQuickカードの性能を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:心眼(真)A

 自身に回避付与(3ターン)&自身の防御力アップ(3ターン)

 

スキル2:超人A

 自身の攻撃力をアップ(3ターン)

 

スキル3:自称「天才」B

 自身のBusterカード性能をアップ(3ターン)&自身のArtsカード性能をアップ(3ターン)&自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)

 

スキル4:十三代目 比古 清十郎A

  自身の防御力をアップ(3ターン)&敵全体の防御力をダウン(3ターン)&自身の弱体状態を解除&NPを増やす

 

【宝具】

九頭龍閃(くずりゅうせん)

ランク A

種別  対人魔剣

自身に必中状態を付与(1ターン)&自身のクリティカル発生率をアップ(1ターン)&敵単体に超強力な防御力無視攻撃

 

 

キャラクター詳細

 

飛天御剣流継承者・十三代目比古 清十郎。であり人斬り抜刀斎に飛天御剣流を教えた師匠。

生前では陶芸家として「新津 覚之進」活動していた。若く見える外見だが、比古曰く、この体は43歳の時の体だそうだ。

愛刀は白木拵えの長刀『桔梗仙 冬月』

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:189cm・87kg

出身:日本

属性:中立・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

幕末に活躍した人斬り抜刀斎こと緋村 剣心の育ての親でもあり剣の師匠。

何をしても天才らしく、陶芸家としても中々有名らしい。それゆえか、自分の事は棚に上げる、自画自賛するなどナルシスト気質を持つ。 

弟子曰く、自信家・陰険・ぶっきらぼう。

 

 

絆Lv.3

 

恵まれた長身とすさまじい筋力を持ち、重さ37.5kgの肩当と筋肉を逆さに反るという能力制御専用の白外套を羽織ったままで剣心を圧倒するというとんでもない実力者。能力制御である白外套を外し能力を解放した際は、軽く腕を振っただけで風圧で地面に亀裂を生じさせた。

 

 

絆Lv.4

 

九頭龍閃(くずりゅうせん)

対人魔剣。

剣術の基本である9つの斬撃 、切落(きりおろし)袈裟斬り(けさぎり)右薙(みぎなぎ)右斬上(みぎきりあげ)逆風(さかかぜ )左斬上(ひだりきりあげ)左薙(ひだりなぎ)逆袈裟(さかげさ)刺突(つき)

これらを飛天御剣流の神速を最大限に発動させつつ突進しながら同時に放つ技で、一度技が発動してしまえば防御も回避も不可能な技である。 

 

 

絆Lv.5

 

この技は比古 清十郎が最も得意とする技であり、生前では白外套を背負ったまま巨人を倒すという超人ぶりを見せる。尚、比古 清十郎が白外套を脱ぎ捨て九頭龍閃を放ったのは弟子の奥義伝授の一度だけである。

その技の速さは多重次元屈折現象(キシュア・ゼルレッチ)を起こしていると思われる。

 

 

 

セリフ

スキル3

「真の天才は何でもこなしてしまうのさ」

 

好きなこと

「酒だ。春は夜桜 夏には星 秋に満月 冬には雪 それで十分酒は美味い」

 

嫌いなこと

「ほう……真の天才に嫌いなことはない。覚えておくといいさ」

 

聖杯について

「聖杯……そういう話は興味がないな。ただ酒の盃になるかは気になるがな」

 

 

 

剣心「し、師匠!?」

 

比古「よう、馬鹿弟子。こんなところに。こんなところまで来てお前は有名人だな」

 

 

 

斎藤「ほう……人斬り抜刀斎の師匠か……どれほどの腕前だ」

 

比古「あん?まだ馬鹿弟子と同じぐらいじゃねぇか」

 

 

 

クローン武蔵「お前は俺が戦ってきた剣豪の中で一番、強いな」

 

比古「それほど天才は伊達じゃなないのさ……」

 

 

 

柳生「これは一度も相見えぬ事もなかった強敵。これは斬らねばならぬ」

 

比古「これが噂に聞く柳生但馬守宗矩……これは少しヤバイな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 





比古師匠の宝具はもう対人魔剣の域にしました。
いや、あの人の場合は絶対対人魔剣だと思うんだ(´・ω・`)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Personaシリーズ
キャスター


〜第四特異点 死界魔霧特異点 ロンドン〜

 

ーーーガキン!ガキン!ガキン!!

 

魔霧が漂うロンドンの中、金属同士の衝突音が鳴り響く。

 

「くっ……!」

 

黒い眼鏡をかけた灰色の髪の青年は手に持つ日本刀でアサシンのサーヴァントと対峙していた。

アサシンは青年よりも幼く、銀髪の髪を揺らしながらも両手に持つ短剣を何度も何度も斬りつける。

青年はその短剣を避け、或いは受け流し、防ぐ。

 

さすがはアサシンといったところか……と青年は思う。

クラス的には青年が有利であるのにも関わらずこちらの攻撃を瞬時に躱し、手数で押している。

 

「あれ?おかしいな。霧に紛れて戦ってるはずなのに、ぜんぜん殺れないや」

 

霧とはこの魔霧のことなんだろう。だが、青年からしたらどうということない。

理由は一つ。青年がかけている眼鏡が魔霧を取り払っているのだ。

 

「アサシン。下がりなさい」

 

突如、青年とアサシンの戦いを見ていた英霊が静かで抑制のない声でそう告げる。

 

「うん」

 

アサシンが迷いなく後ろに下がるといつの間にか周りには様々なオートマタが青年を囲んでいた。

 

「アサシンに引けをとらない実力……どうも仲間にしたかったのですが残念です」

 

物静かな雰囲気を放つ黒髪の英霊がそう言うと同時にオートマタが青年を襲いかかる。

数は五体。まずは目の前から迫るオートマタの攻撃を一歩後ろに下がることで躱す。そのまま、大きく踏み込みながら刀を振るう。

 

スッ、と静かな音ともにオートマタの上半身と下半身が別れた。

そして残った四体のオートマタが青年を襲う。

 

この様子を見て青年が口を開く。

 

 

「ペ

 

     ル

 

         ソ

 

             ナ!!」

 

 

青年は目の前に現れた青く発光するタロットカードを握りつぶした。

 

そして突如、青年を中心に謎の力の奔流が発生し、オートマタをふきとばした。

 

「イザナギ!!」

 

それと同時に青年の背後から黒い長学ランを着こみんだ長身の男性のようなのが現れた。

これは彼の人の心の奥底にある「もう一人の自分」、別人格が具現化した存在、イザナギである。

 

「やれ!」

 

青年がそう叫ぶと、イザナギがオートマタの方に突進し右手に持った巨大な刀を振りかぶった。

スバッ、と空気を裂く音ともにオートマタをバラバラに切り裂く。

 

「なるほど……最初はセイバーかと思いましたがどうやら貴方は私と同じキャスターのようですね」

 

「…………」

 

「ますます、仲間にしたくなりましたね。ですが……」

 

「ええ、お断りさせてもらいます」

 

青年であるキャスターはそう言うと日本刀を構えた。

そのまま、黒髪のキャスターに走り込む。

 

「ハッ!」

 

黒髪のキャスターは青年に掌を向けると魔力弾を放つ。

青年はそれを背を低くすることで魔力弾を躱す。

だが、アサシンは斬りかかりそれを青年は刀で受け止めた。

 

「ペルソナ!イザナギ!!」

 

具現化されたイザナギがアサシンに向かって刀を振り下ろす。

アサシンは即座にイザナギの攻撃を躱して見せると先程よりも早く青年に斬りかかった。

 

「くっ……!」

 

青年が回避を取るが間に合わず頬に一筋の血が流れた。

 

「そろそろ、片付けましょう」

 

「うん、殺しちゃおう」

 

アサシンがそう言うと二つの短剣を構えた。

 

「此よりは地獄。“わたしたち”は炎、雨、力――殺戮をここに」

 

「っ!?チェンジ!!」

 

青年が謎の悪寒を感じ取りすぐさま現れたタロットカードを握りつぶした。

 

「『 解体聖母 (マリア・ザ・リッパー)』!」

 

「ヨシツネ!!」

 

アサシンが加速すると同時にイザナギの姿が消え、侍の姿をしたペルソナが現れた。

 

ーーーガキン!ガガガキン!!

 

現れたヨシツネがその場で何度も跳躍しながらアサシンの攻撃を防いだ。

 

「ならば……真なるエーテルを導かん」

 

「くっ……!チェンジ!!」

 

黒髪のキャスターが短剣を取り出し、青春に切っ先を向ける。

 

「我が妄念、我が想いの形」

 

「ルシフェル!!」

 

青年が六枚の白い天使の羽を持ったペルソナに変えると、黒髪のキャスターの短剣に力が収束される。

 

「『元素使いの魔剣(ソード・オブ・パラケルスス)』」

 

「メギドラオン!!!」

 

二つの魔力がぶつかり合い空気が振動し地が割れる。

 

そして、その場に一瞬の閃光が訪れた。

これはカルデアの者が来る少し前の話であった。



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キャスター:イザナギ(鳴上 悠)

「キャスターのイザナギだ。とは言っても知り合いに頼まれたイザナギの代理だ。鳴上 悠と呼んでくれても構わない」

 

【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷B 魔力A 幸運B 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

陣地作成:C

 自身のArtsカードの性能を少しアップ

 

道具作成:C

 自身の弱体成功率を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:カリスマB

 味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)

 

スキル2:神性C

 自身に与ダメージプラス状態を付与(3ターン)

 

スキル3:食いしばりA

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

【宝具】

幾万(いくまん)真言(しんごん)

ランク EX

種別  対嘘宝具

 

無敵貫通&敵全体に超強力な攻撃[Lv.1〜]&攻撃力・防御力ダウン<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

知り合いに頼まれ、イザナギの代理として召喚された青年。

イザナギは日本神話の中核となす男神で妻のイザナミを持つ。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

地域:日本

属性:秩序・善 性別・男

 

 

絆Lv.2

 

天地開闢で神代七代の最後にイザナミとともに生まれた男神。『国堅めの神』『生命の祖神』などともされている。 

また、アマテラスやスサノオ等多くの神の父神であり、神武天皇の7代先祖とされる。

 

 

絆Lv.3

 

代理として呼ばれた鳴上 悠は普通の高校生であったが、とある事件で神の人の望みを見極める戦いに巻き込まれる。

 

 

絆Lv.3

 

悠は人の心の奥底にある「もう一人の自分」、別人格が具現化した特殊能力を使い戦う。

悠は特殊な存在で様々なアルカナが存在し、神話を元にしたペルソナが使える中、イザナギのペルソナを主に戦う。

 

 

絆Lv.4

 

○幾万の真言

対嘘宝具。

人の世に満ちる全ての嘘…幾千の呪言を吹き晴らし、真実を射止める究極の言霊。

その力は純粋に生きる力に満ちた悠自身の"真実への解答"でもある

 

 

絆Lv.5

 

悠が生前、それまでに築き上げた"絆"を通じて多くの人々に励まされたことで『世界』のアルカナを覚醒させ、自身のペルソナイザナギをその象徴たる伊邪那岐大神へと転生させたことで修得した宝具である。

 

 

霊基再臨:セイントグラフ

 

第一段階:眼鏡付き

 

第二段階:常時イザナギ具現化

 

第三段階:常時伊邪那岐大神具現化

 

 

セリフ

 

宝具

「決める!うおおおおお!……これが真実だ!」

 

好きなこと

「みんなだ。一番は妹の菜々子だがな……」

 

嫌いなこと

「ないと言ったらないんだが……強いて言うなら『嘘』かな?」

 

聖杯について

「聖杯……そういう話はあまり信じたくないんだ。生前、色々とあったからな……」

 

 

 

玉藻の前「とうとう父上が?……ってどちら様?」

 

イザナギ(鳴上)「えっと……イザナギの代理の鳴上 悠です。貴女が玉藻さんですね。話は聞いています」

 

 

 

イザナギ(鳴上)「その和服……ハイカラですね」

 

沖田「あ、分かります?この服装、案外気に入ってるんです」

 

 

 

イザナギ(鳴上)「貴方も代理として召喚されたんですね」

 

諸葛孔明(ウェイバー・ベルベット)「けど、君のように頼まれたんじゃないんだけど……」

 

 

 

イザナギ(鳴上)「ニトクリスさんもペルソナを……」

 

ニトクリス「貴方のような紛い物ではなく。こちらは正真正銘のアヌビス神です」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ぬらりひょんの孫
アサシン


「マスター!私が取っといたおやつを知りませんか?」

 

正午が過ぎ、金髪碧眼のセイバーが立香の部屋に入ってくるといきなりそう質問してきた。

立香は何事かと思いながらも首を振る。

 

「さては、あの英雄王が……!」

 

セイバーがそう言うと部屋を出て何処かに行ってしまう。

 

今度はセイバーが出て暫くしてからだった。

 

「マスター、倉庫の食材が原因も分からず減っているんだ。何か知らないか?」

 

赤い外套のアーチャーが部屋に入ってくるとそう聞いてきた。

立香はまたもや首を振り、否定した。

 

「そうか。犯人を見つけたら教えてくれ」

 

アーチャーがそう告げると部屋を出ていき、それとすれ違いに金髪の鬼、茨木童子が入ってきた。

 

「汝……昨日まで取っといたお菓子を知らぬか?」

 

今度は茨木か……と思いながらも首を横に振る。

 

「もし犯人がいたなら吾に知らせろ。殴り殺してやる……」

 

ヒッ、と立香の背筋に寒気が走る。尋常ではない殺気があたりの空気を振動させる。

 

「おい、俺の沢庵(たくあん)を知らねぇか?」

 

そんな雰囲気を壊して入ってきたのが茨木と同じバーサーカーの土方 歳三であった。

 

立香は安堵しながらも知らないと答えておく。

 

「そうか。すまねぇな」

 

土方がそう言うとこの部屋から立ち去る。また、茨木も土方の登場に吾に帰ったのか部屋を出た。

 

何があったのだろうか?今日は少しだけ不可解な事がありすぎだ、と思ってしまう。

英霊を召喚したのにも関わらずその場には誰もいなかった。

更には英霊達の好物や倉庫の食材が行方不明。まるで誰かに取られているような気がしてならない。

そう思いながらも机の上に置いてあったお菓子を取ろうとする。

 

「……?」

 

だが、そこで違和感を感じた。ないのだ。そう、机の上に置いてあったはずのお菓子が。

 

「どうした?マスター」

 

「いや、ここに置いてあったお菓子が……」

 

「ああ、それならワシが貰ったぞ」

 

「それならそうと……ん?」

 

「ん?」

 

当たり前のように話しかけられたので当たり前のように答えたが、今気付いた。

 

「うわっ!?」

 

思わずそう叫んでしまった。下ではなく長く後ろに伸びた髪、着物を着て何処かぬらりくらりとしているような雰囲気を放つ男がいた。

 

「どうしたんですか、先輩ーーー」

 

立香が男の存在に気付くと同じく部屋の扉が開かれ、眼鏡をかけたマシュが入ってきた。

 

「えっと……どなたですか?」

 

当然の質問。部屋の主である立香もそう思った。カルデアのスタッフ……にしては目立ちすぎる。

 

「ワシか?ワシはぬらりひょんじゃ」

 

「ぬらりひょん!」

 

「知っているのか、マシュ!」

 

「はい、家の者が忙しくしている夕方時などにどこからともなく家に入り、茶や煙草を飲んだり自分の家のようにふるまう妖怪です」

 

「また、家の者が目撃しても『この人はこの家の主だ』と思ってしまうため、追い出すことはできない、またはその存在に気づかないと解説されています」

 

「……案外、せこい妖怪なんだね」

 

「随分、勝手な事を言ってくれるじゃねぇか。マスター」

 

ニヤリとぬらりひょんが不敵に笑った。

 

「ほう……変な気配がすると思ったが、まさか貴様の仕業か」

 

いつの間にか部屋には茨木がおり、ブゥン!とぬらりひょんに拳を振るう。

 

ヌッ、と茨木の拳がぬらりひょんの頭を貫いた。

 

「い、茨木さん!?」

 

「ザコ妖怪風情が吾に楯突くからだ」

 

「ザコ妖怪ね……」

 

「っ!?」

 

突如、茨木の背後からした声にその場にいた者が驚く。

 

「なるほどな……妖怪の総大将としては中々、やるよのう」

 

ブォン!という音ともにぬらりひょんの首が離れてしまう。

 

「美人な鬼が二人も相手してくれるとはワシも運がいいのう」

 

ぬらりひょんはそう言いながら霊体化の如く消えてしまう。

 

「外に出てはったな〜」

 

「うちの酒を勝手に飲んだ罪は重いで?」

 

「ほら、こっちじゃ」

 

酒呑童子に続き茨木童子までもが部屋に出ていく。マシュや立香も不安で仕方なく二人、いや三人の後を追う。

 

ぬらりひょんを追う二人の鬼とマスターにマシュ。

 

「ん?」

 

「私の直感スキルが犯人はここにいると思いましたがあたりのようですね」

 

ブン!

 

「おっと……」

 

セイバーの振り下ろした剣をぬらりとした動きで避け、通り越す。

 

ヒュン!

 

だが、赤い弓矢がぬらりひょんの頭部を貫いた。

 

「やった!?」

 

「それ、やってないフラグ!」

 

セイバーがぬらりひょんの頭部を見てフラグを立てる。

 

「中々やるじゃねぇか」

 

「っ!」

 

赤い弓矢を放ったアーチャーは声のした方向、後ろに振り向きながら赤と白の双剣を創り後ろに振りかぶる。

 

「いない!?」

 

だが、そこには誰もおらず双剣は空を切った。

 

「いや、おるで」

 

ザシュ、と酒呑童子が手に持つ剣を振り下ろすとまるで空間が斬り裂かれたかのようにぬらりひょんが姿を現した。

 

「妖怪と戦うときはな、ビビったら負けよのう。いい男なのに勿体あらへんが本気でいくで?」

 

「フン、いいじゃろ。ワシも本気で行くとするかの」

 

二人がそう言うとどこからか盃を取り出した。

 

「死にはったらよろしおす」

 

「ほら、行くぜ」

 

「『千紫万紅(せんしばんこく)神便鬼毒(しんぺんきどく)』ーーー爪先からゆっくり……ゆ〜っくり……」

 

「『明鏡止水(めいきょうしすい)(さくら)』ーーーふむ、いい光景じゃ」

 

酒呑童子が盃から湧く毒酒がを床に注ぐ、それと同時にぬらりひょんが盃から妖銘酒を前方に浴びせると、毒酒と妖銘酒が発火した。

 

「燃やされはったの」

 

「当たらんかったの」

 

カルデアの廊下が燃えてるのを見て二人が穏やかにそう呟く。

 

「フン!」

 

ガキン!といつの間にかぬらりひょんの背後にいた土方が手に持っていた。刀を振り下ろすもぬらりひょんの長ドスで防がれた。

 

「そこ!」

 

「ーーー牛鬼」

 

ガキン!さらにセイバーが炎の中を突っ切って聖剣を振り下ろすも突如として現れたから牛鬼と呼ばれた男の刀によって防がれた。

 

「私の剣を受け止めるとは只者ではないな?」

 

「私は牛鬼。400年も総大将と一緒にいた古参」

 

「ふふふふ、牛鬼?今、牛鬼とおっしゃいましたか?」

 

「!?」

 

一瞬、牛鬼の背筋が凍る。思わず振り返ってしまった。

 

「貴方が牛鬼?おかしいですわね。牛鬼はそんな人間のような姿はしていないはず」

 

牛鬼の配後に一人の女性が立っていた。黒く長い髪が凛とした雰囲気を放つ。

 

「いいでしょう。貴方が牛鬼なら私が処理してあげましょう」

 

「いいだろう。来い!」

 

ガキン!と牛鬼がセイバーを押しやりバーサーカーのサーヴァント、源頼光に刀を振るった。

 

「面白いことになってきたの〜」

 

「……どこが?」

 

立香は思わずそう呟いてしまった。セイバーにアーチャー、土方 歳三、ぬらりひょん、酒呑童子、茨木童子、牛鬼、源頼光ととんだ大惨事となってしまい冷や汗をかいてしまう。

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アサシン:ぬらりひょん

「アサシンのぬらりひょんじゃ。あたりを引いたぜマスター」

 

【ステータス】筋力E 耐久E 敏捷B 魔力D 幸運A 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 

気配遮断:D

 自身のスター発生率をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:カリスマA

 味方全体の攻撃力アップ(3ターン)

 

スキル2:明鏡止水EX

 自身に無敵状態を付与(3ターン)&NPを少し増やす

 

スキル3:鏡花水月EX

 自身に回避状態を付与(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

百鬼夜行(ひゃっきやこう)

ランク A+

種別  対軍宝具

 

敵全体に超強力な攻[Lv.1〜]撃&敵全体の防御力ダウン(3ターン)&自身のNPリチャージ<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

関東妖怪総元締とされる百鬼夜行。東日本における妖怪の最大派閥。 

その中でも総大将とも呼ばれる妖怪がぬらりひょんである。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

地域:日本

属性:混沌・悪 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

自由気ままで悪戯好きな性格。己の特性を活かした無銭飲食や不法侵入の常習犯。神出鬼没であり、行き先を告げずに突如姿を消すことも珍しくない妖怪。

 

 

絆Lv.2

 

四百年前の京都では、当時の「魑魅魍魎の主」であった羽衣狐と激闘を繰り広げた。十三代目花開院秀元の助力もあり、苦戦の末に羽衣狐を退けることに成功した。

 

 

絆Lv.3

 

ぬらりひょんが持つスキル、明鏡止水や鏡花水月は「畏」と呼ばれる力のもの。「畏」とは「妖怪の力」を総称したもの。人を驚かすために存在し始めた妖怪にもともと備わっている、人を怖がらせたり脅かしたりする能力や特徴。相手に与える畏は「恐怖」「威圧感」「信仰」「尊敬」「憧れ」などの様々な形を取る。

 

 

絆Lv.4

 

○明鏡止水:EX

またの名を「真・明鏡止水」と呼び、ぬらりひょんの畏。相手に認識されなくなる能力。

○鏡花水月:EX

またの名を「真・鏡花水月」と呼び、ぬらりひょんの畏。相手に認識されなくなる能力。

 

 

絆Lv.5

 

○百鬼夜行

対軍宝具。

彼が盃を交わした魑魅魍魎の者たちを召喚する宝具。人間ではないので個々の戦闘能力が高く、一部の妖怪は英霊と同等に渡り合える存在がいる。

 

 

霊基再臨:セイントグラフ

 

第一段階:白服で赤い首掛け

 

第二段階:着物

 

第三段階:狼の毛皮をかけた姿

 

 

 

セリフ

宝具

「ここからが闇 妖の本来の戦じゃ」

 

好きなこと

「そうじゃな、面白いことだ。そうだな、悪戯とかのぉ」

 

嫌いなこと

「嫌いなことぉ?そうじゃな、わし以外の魑魅魍魎の主じゃ」

 

聖杯について

「願いが叶う盃のぉ……せめて酒を飲むのに飲んでみたいのぉ」

 

 

 

玉藻「この感じ……まさか、ぬらりひょんですか?あの?」

 

ぬらりひょん「妖狐……あまりいい思い出がねぇのぉ」

 

 

 

ぬらりひょん「お主、いい酒を持っとるのぉ……。わしにも分けてくれんか?」

 

酒呑童子「あんさん、いい盃持っとるなぁ。うちと一緒に飲まへん?」

 

 

 

ぬらりひょん「ほう……お主が茨木童子か。なんじゃ、わしの知っとる茨木童子とはえらく違うのぉ」

 

茨木童子「誰の事を言っておる?吾こそが茨木童子。大江山の鬼の首魁よ」

 

 

 

ぬらりひょん「ほう……かの源頼光(みなもとのらいこう)か。いい女じゃねぇか」

 

頼光「あら?なんだか、虫の気配がしますね?これは……牛鬼?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

機動戦士ガンダムシリーズ
アーチャー


やってみたかったネタキャラ
最後はテキトーです


「いないな……」

 

藤丸 立香はとある英霊を探していた。それはアーチャーだった。

立香が探しているのは逆立った銀髪で少し肌が黒い英霊であった。

 

「よう、マスーーー「マスター」ーーーグァァァァァ!」

 

背後から凛とした女性の声が聞こえ思わず振り返った。

 

振り返るとそこには巨大な黒馬に乗った女性の黒騎士がいたのだ。

 

「どうかした?」

 

「いえ、マスターを見かけたので話しかけただけです」

 

「そうなんだ。あ、そういえば……」

 

「どうかしたのですか?」

 

「アーチャーを見ていない?」

 

「アーチャー……アーチャーとはどのアーチャーですか?」

 

「ほら一番新しいアーチャーだよ」

 

「か、彼ですか……そ、それは……」

 

目の前の女性にアーチャーの事を聞くと言いたくなさそうな顔をした。

 

「…まる………ね…ぞ…」

 

「変な事を聞いちゃってごめんね。少しアーチャーに用事があって」

 

「いえ……大丈夫です。それでは」

 

黒騎士の女性が一礼をすると馬に乗ってどっかに行った。

 

「う〜ん、やっぱりあの馬どうにかした方がいいと思うんだけど」

 

藤丸に背を向けて去っていく黒騎士を見ながら呟いた。

 

「よう、マスター」

 

呟き終わったと同時に背後から声をかけられた。

 

「あ、アーチャー」

 

藤丸は振り向き、その姿を確認するを安堵した声を出す。

 

「俺に何か用か?」

 

赤みがかった茶色のスーツをピッタリ来ており、逆立だった前髪がどこかの赤い弓兵に似てしまう。

 

「少し再臨素材を集めたくて、協力してもらいたいんだけど……」

 

「分かった」

 

アーチャーは藤丸のお願いを即答した。

 

 

 

 

 

〜第一特異点 邪竜百年戦争オルレアン〜

 

「せぇいっ!」

 

黒髪の英霊が手に持つ弓で矢を複数放ち、目前の翼竜に攻撃する。だが、それほどダメージを負っていない。

 

「ミカァ!!」

 

だが、銀髪のアーチャーが叫ぶと地面から18m級の超巨大ロボットが現れた。

 

ダン!!と巨大なロボットが持つ規格外のメイスを翼竜に叩きつけた。

悪魔とも見違える巨大なロボットの叩きつけによって翼竜は潰される。

 

『オルガ、次はどうすればいい?』

 

「徹底的に叩き潰せ」

 

『うん』

 

オルガと呼ばれた銀髪のアーチャーは超巨大ロボットから聞こえる声にそう答えた。

 

超巨大ロボットはそれに答えると超巨大ロボットのしっぽとも思わせる部分が飛び出し、しっぽだけで敵を蹂躙していく。

 

 

「すまねぇ、ミカ。魔力が……」

 

だが、数分経つとオルガがそう言った。それと同時に超巨大ロボットの姿が消えていく。

 

「まだ、敵が……アーラシュ、宝具を!」

 

「待っーーー」

 

「ああ、 流星一条 (ステラ)ァァ!!」」

 

藤丸がそう言うとアーラシュが矢を構えた。矢には光が収束し弦を最大まで引き始める。

 

ヒュン!と矢は放たれた。

高速で放たれた弓矢は目の前の翼竜を次々と倒していき最後は……

 

「ウ゛ウ゛ッ!!」

 

「何やってんだよ!団長〜!!」

 

オルガの体に突き刺さった。オルガは床に膝を付けながらゆっくりと上がる。

 

「なんて声、出してやがるマスター!」

 

「で、でも……」

 

「いいから行くぞ……」

 

オルガがそう言うとゆっくりと歩き始めた。地面にはオルガの血がべっとりと垂れていた。

 

「俺は止まんねぇからよ!お前らが止まんねぇ限りその先に俺はいるぞ!だからよ……」

 

ドサッ!と力尽きたかのようにその場に倒れてた。

 

その時、キボウノハナーが咲いた。

 

「ーーー止まるんじゃねぇぞ……」

 

キボウノハナーツナイダキズナガー

 

それを見ていたアーラシュや騎士王、シールダーは思わず状況を飲み込めず、目を白黒させている。

彼、オルガ・イツカは特異体質だ。死ぬと音楽が流れ始めるし、飛び道具は必ず当たってしまう。そして、何故か日常生活や味方の攻撃で死んでしまうと蘇生してしまう。

もう、スキルの一つとして出てもいいんじゃないかと思ってしまうが逆にそれは困ってしまう。

 

 

 

「勘弁してくれよ……」

 

先程まで、歩いていた方向に指を指して死んでいたオルガだか、今では傷も無くなっており目を覚ました。

 

「だ、大丈夫か?」

 

「ああ、けど、この落とし前つけさせてもらうぜ」

 

「え?」

 

パンパンパン!

 

オルガの身を案じて体の心配をして近づいたアーラシュだが、オルガは自身の相棒とも呼べる存在を召喚した少年に倒された。

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アーチャー:オルガ・イツカ

何やってんだよ、団長〜!(ToT)


「俺は鉄華団 団長、オルガ・イツカだぞ。よろしく頼むぜマスター」

 

【ステータス】筋力B 耐久E 敏捷B 魔力C 幸運E 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

単独行動:B

 自身のクリティカル威力を少しアップ

 

【クラス別スキル】

 

スキル1:カリスマC

 味方全体の攻撃力を少しアップ(3ターン)

 

スキル2:Ride On!EX

 味方に❲ライダー❳クラスへの特攻状態を付与(3ターン)

 

スキル3:なんだよ……結構当たんじゃねぇか…フヘッEX

 自身の攻撃力アップ(3ターン)&自身に必中を付与(1回)

 

【宝具】

決して散ることのない鉄の華(てっかだん)

ランク EX

種別  対軍宝具

 

❲キャスター❳クラスへの特攻状態を100%付与(1ターン)&敵全体に強力な攻撃[Lv.1]&防御力をダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

西暦とはまた違った世界の青年。大きな一房の前髪を携えた銀髪が特徴的。その前髪を取ってしまえばどこかの英霊に似てしまう。

「誰なんだよそいつは!」

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg 

地域:火星

属性:混沌・中庸 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

元火星の民間警備会社「クリュセ・ガード・セキュリティ(CGS)」に於いて少年兵達を集めた非正規部隊「参番組」の隊長を務める少年。 

真面目で義理堅く、高いカリスマ性とリーダーシップを備える事から多くの少年兵達から慕われている。

 

 

絆Lv.3

 

CGS内に於いてクーデターを起こし、参番組を中心に「鉄華団」に組織を再編すると彼らの先頭に立ち、指揮官としての才覚を十分に発揮した。

 

 

絆Lv.4

 

○決して散ることのない鉄の華

対軍宝具

彼が生前率いてきた少年兵達を独立サーヴァントとして連続召喚して蹂躙させる。

召喚したサーヴァントの殆どが18m級の超巨大ロボットに乗っており、❲ライダー❳のクラスで召喚される。

 

 

絆Lv.5

 

生前の死が原因で彼が死ぬと唐突に音楽が流れ始める。

それと、同時に「とある言葉」を口に出さないと行けないしらしい。

彼曰く、「遺言」で神様曰く、「蘇生呪文」である。だが、最近では「異世界へ行く言葉」などと噂が出ている。

 

 

 

セリフ

戦闘不能

「俺は止まんねぇからよ!お前らが止まんねぇ限りその先に俺はいるぞ!だからよ……止まるんじゃねぇぞ……」キボウノハナーツナイダキズナガー(専用BGM「フリージア」)

 

ダメージ

「こんくらいなんてこたぁねぇ!」

 

宝具

「やっちまえ!ミカァァァァァ!!」

 

勝利

「こいつはこれ以上ないアガリじゃねえのか?」

 

好きなこと

「そうだな……家族さ。鉄華団と言う名の家族だ」

 

嫌いなこと

「嫌いなものだと?決まってる俺の邪魔をする奴らだ」

 

聖杯について

「聖杯かもし願いが叶うとしたら火星の王になる。地位も名誉も全部手に入れられるんだ。こいつはこれ以上にない上がりなんだよ」

 

 

 

オルガ「この声……ビスケットか!?」

 

小太郎「びすけっと……?僕はお菓子じゃないです」

 

 

 

オルガ「なっ、兄貴……?」

 

ロビンフット「おいおい、誰が兄貴だって?どこかの誰かさんと勘違いしてんのか?」

 

 

 

オルガ「……アトラ?」

 

エレナ「貴方、誰の事を言ってるのかしら?」

 

 

 

マーリン「君、面白い体質をしているね」

 

オルガ「その声……いや、なんでもねぇ。にしても『花』の魔術師か……勘弁してくれよ……」

 




オルガの、スキルがEXなのはこいつの名言なのでEX設定です。
パワーバランス?知らんなぁ〜


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー

またもやガンダム。またもやバランス崩壊っす。



数々の星々が銀河に存在する中、青く水の星「地球」では戦争が起こっていた。

 

「シャア!また、貴様は地球を崩壊させようとしているのか!」

 

「アムロ!どの世界でも地球上に住む人間が地球のノミだとなぜ分からん!」

 

「またその話か!いい加減にしろ!!」

 

赤い機体『サザビー』と白い機体『νガンダム』がビーム兵器を撃ち合う。だが、それは安々と躱しながら巧みに機体を動かしていく。

 

「そんなことはどうでもいいよ」

 

「チィっ!新手のガンダムか!?」

 

「三日月か!」

 

だが、その間に入ったのがいた。νガンダムやサザビーと同等の大きさを持つ『ガンダムバルバトスルプスレクス』だった。

 

バルバトスが手に持つ巨大なメイスでサザビーに振り下ろす。

サザビーがそれを左に躱しながらビームショットライフルを放つ。

 

バルバトスのツインアイの右目がやられ、更にはサザビーが左足で蹴りを放ちバルバトスを吹き飛ばす。

 

「ファンネル!」

 

更にはサザビーから二つの攻撃端末『ファンネル』が放たれた。

 

「何!?アムロか!」

 

ファンネルがバルバトスに向かうも別方向からビームが現れ撃墜させられた。

 

「三日月、下がれ!シャアは俺がやる!」

 

サザビーのファンネルを撃墜させたνガンダムがバルバトスの前に現れ、サザビーに向かってバズーカを放つ。

 

「いや、まだやれるよ」

 

バルバトスがブースターを噴出させながらサザビーに向かって駆ける。

 

「させません」

 

だが、バルバトスの真横からミサイルが現れ、バルバトスはそれに反応し急停止した。

 

「邪魔」

 

三日月がそう言うと両手でもう巨大メイスでミサイルを殴った。

ミサイルの爆風をものともせずミサイルを放ってきた敵『メカエリチャン』に手首部分に内蔵させている『腕部200mm砲』放ちながら近づいた。

 

「くっ!」

 

メカエリチャンはなんとか砲弾を躱すも近づいてきたバルバトスの巨大メイスによって吹き飛ばされる。

 

「また、貴様はこれを落とすのか!」

 

「アムロ!貴様にこれがもう一度止められるか!」

 

アムロが巨大なそれを見てシャアに言い放つ。

彼の宝具であり小惑星『アクシズ』。

巨大な核パルス・エンジンを4基を設置されており、地球に落ちれば核の冬が到来し地球は崩壊させてしまう対地球宝具である。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれがシャアとかいう男の宝具か……」

 

鉄の華をモチーフにしたデザインが描かれた赤い戦艦『イサリビ』

 

「あれを地球にぶつけるというのですか……」

 

「ライダーによればあれが落ちれば核の冬が来るらしいんだ」

 

「だから、セイバー……」

 

「私の出番ですね」

 

「うん」

 

セイバーがイサリビを出て、イサリビの上に立つ。その手には黄金に輝く聖剣を携えていた。

 

「……束ねるは星の息吹、輝ける命の奔流。受けるがいい!」

 

高密度な黄金の魔力が彼女の聖剣に収束し、更に一層聖剣が輝きを放つ。

そして、セイバーが聖剣を頭上に掲げると膨大な魔力が放出され巨大な刃となった。

 

「ーーー『 約束された勝利の剣 (エクスカリバー)』!!」

 

セイバーが聖剣を振り下ろした。巨大な魔力の刃がシャアの宝具を縦に切り裂いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「チィ!今度は何だ!?」

 

「これは……セイバーか!」

 

νガンダムとサザビーの間に振り下ろされた黄金の魔力を見てそう呟く。

 

「だが、これではあの時と同じだぞ!」

 

「そんなのは分かりきった事だ!だから俺がいるんだぞ!」

 

「まさか!」

 

νガンダムがバズーカをサザビーには放つ。だか、サザビーは腹部のメガ粒子砲をνガンダムに向けて放った。

 

「くっ!フィン・ファンネル!」

 

「ファンネル!」

 

νガンダムがサザビーのメガ粒子砲をギリギリのところで躱すも、バズーカに被弾し爆発した。

そして白と赤の二つは激しくぶつかり合う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガンダムバルバトスルプスレクスはアクシズにメカエリチャンを叩きつけていた。

 

「お前……消えろよ」

 

「それは貴方です」

 

高い筋力や耐久を持っていてもガンダムバルバトスに押されていた。巨大メイスだ叩き潰されても壊れないのは相手が正規のサーヴァントではなかったことが幸いなのだろう。

メカエリチャンが両腕をガンダムバルバトスに向けた。そして、腕が切り離されガンダムバルバトスに飛んだ。

 

「一矢報いりました」

 

ロケットパンチと化した腕がバルバトスの左腕の関節部分と右足の関節部分に激突し爆発した。

それと同時にメカエリチャンが消滅した。

 

「左腕と右足が……」

 

三日月が左腕と右足が無くなったことに実感していると背後から機体を揺らされた。

 

「まだ、いたんだ」

 

ガンダムバルバトスの残りのブースターを使って後ろに振り向いた。

そこには銀色のメカエリチャン、『メカエリチャンII号機』がこちらにミサイルを放っていた。

 

「くっ!」

 

メカエリチャンII号機から放たれる弾幕はガンダムバルバトスを追い詰めていく。

 

「もっとだ……」

 

「?」

 

メカエリチャンII号機は思わず動きを止めた。理由は簡単だった。ガンダムバルバトスが動きを止めたからだ。

 

「もっとよこせ、バルバトス!!」

 

「なっ!?」

 

だが、突如バルバトスの左目が赤く光出し、フッ、と消えた。

 

それと同時だった。メカエリチャンII号機の体が前方に吹っ飛んだ。

 

「正規のサーヴァントでもないのにこの速度!?」

 

更にはメカエリチャンII号機の目の前に何かがぶつかってきた。

 

『テイルブレード』その名の通り「剣の尾」でありガンダムバルバトスのパイロット、三日月・オーガスな思惑通りに動く尻尾である。

 

前方からの攻撃で先程いた場所におしだされるしかメカエリチャンII号機。

そしてさらにガンダムバルバトスが巨大メイスをメカエリチャンⅡ号機に投げつけた。

 

亜音速で投げられた巨大メイスとガンダムバルバトスのテイルブレードがメカエリチャンⅡ号機を挟み撃ちにした。

 

「あ、れ……?」

 

メカエリチャンⅡ号機を倒すと同時にガンダムバルバトスも消滅させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャアはアムロに破れ、コクピットだけの状態になったシャアをアクシズに叩きつけた。

 

「これをあの時と同じように止めるのか、アムロ!」

 

「やるしかないんだよ!」

 

「無理だ。そんな奇跡、二度も起こりはしない!」

 

「情けない奴ッ!たかが石ころ一つ、ガンダムで押し出してやる!」

 

セイバーが切り離したアクシズの片方が地球に落ちていく中、νガンダムが折り返そうし始める。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それを傍らで見ているイサリビにいる、オルガや立香、マシュ、そしてセイバー。

 

「すみません、マスター。やはり真っ二つにして軌道を逸らせませんでした」

 

「落ち込まなくても、大丈夫だよ。ライダーもそのくらいは予想していたんだから」

 

「けど、νガンダムだけでアクシズを押し返せるとは思いません」

 

「同感だ。ミカに同じ事をさせてもできやしねぇ……」

 

「ッ……!」

 

立香はは歯ぎしりをしながら拳を握った。立香だって信じられない。だが、可能性が1%もあるんだ。信じるしかない。

 

だが、そこで立香は疑問に至った。

「本当に1%なのか?」そう思ってしまう。

そして立香は思い至ってしまう。自分の力が可能性を高める事が出来るんだ、と……

 

「令呪を持って命ずる」

 

「マスター?」

 

藤丸が拳を目の前に持ってきて令呪を顕にする。

 

「ライダー、力を開放せよ!」

 

立香の令呪が光出し、一画消えてしまった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なっ!?」

 

「サイコフレームが……共振した!?」

 

シャアもアムロも思わず目を疑った。もう二度と起きないと思っていた現象がもう一度起きたのだ。

 

「マスターの令呪か!!」

 

アムロが思わず叫んだ。νガンダムやサザビーのコクピット、更にはアクシズまでもがνガンダムから発せられる美しい緑の光に包まれていたのだ。

 

「っ!?それだけではない!聖杯までもがサイコフレームと共振しているだとっ!?」

 

そして更にはシャアが持つ聖杯までもが共振していた。

 

「ありがとうマスター。シャア!分かっただろう!これが人の持つ可能性だ!!」

 

「くっ……!」

 

シャアが悔し紛れに声を出す。

 

「うおぉぉぉぉぉぉ!νガンダムは伊達じゃない!!」

 

アクシズが段々と地球から離れていき戦艦やサーヴァントでは追えないほどの速度で離れていく。

 

そして、それは刻の彼方まで消えていった。

 

 




また最後もテキトーです。スミマセンm(_ _)m
令呪と聖杯は万能。いいね?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:アムロ・レイ

「ここは……そうか俺はここに流れ着いたのか。ロンド・ベル所属、アムロ・レイ大尉だ」

 

【ステータス】(νガンダム)筋力A 耐久A 敏捷A 魔力B 幸運B 宝具EX

 

 

【クラス別スキル】

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:B

 自身のQuickカード性能をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:白い悪魔EX

 自身の攻撃力アップ(3ターン)

 

スキル2:僕が一番ガンダムを上手く扱えるんだ!EX

 自身の攻撃力と防御力アップ(3ターン)&NPを増やす

 

スキル3:直感EX

 自身に回避状態を付与(3ターン)&自身に必中状態を付与&自身のクリティカルスター集中度アップ(3ターン)

 

【宝具】

νガンダムは伊達じゃない!(サイコフレームの共振)

ランク EX

宝具  対宝具現象

 

味方全体の攻撃力と防御力をアップ[Lv.1〜](3ターン)&敵全体の攻撃力と防御力をダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉

 

 

キャラクター詳細

 

西暦とは別の世界、宇宙世紀からやってきた男。ただの人間とは思えないほどの直感や空間認識能力、未来予知などを発揮している。

また、戦闘では22m級の超巨大ロボット『νガンダム』に乗って戦う。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:172cm・65kg

地域:地球

属性:秩序・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

元々は一般人であったが15歳の時にひょんなことから白い機動兵器『ガンダム』に乗ったことから始まった。

それをきっかけにアムロは後に一年戦争と呼ばれる戦いに巻き込まれる。

 

 

絆Lv.3

 

『νガンダム』

頭頂高:22m

重量:63t

90mmバルカン砲、ビームライフル、ビームサーベル×2、ニューハイパーバズーカ、フィン・ファンネル×6、シールド

宇宙世紀に存在するアナハイムエレクトロニクス社が開発し、アムロが設計したアムロ専用機。

 

 

絆Lv.4

 

○直感EX

人類の革新とも言われており、他者との意思疎通や直感能力が他の人間に比べて鋭い事を言う。 

発端は人類が宇宙で活動するために進化をするために現れた。

 

 

絆Lv.5

 

νガンダムは伊達じゃない!(サイコフレームの共振)

対宝具現象

νガンダムに搭載される全武装を使った後、νガンダムに搭載されている特殊部材「サイコフレーム」を共振させ、人智を超えた力を発揮させる現象を起こし宝具さえも防ぐ力を持つ。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「νガンダム、行きます!」

 

宝具

「νガンダムは伊達じゃない!そこっ!……サイコフレームが共振した!?」

 

勝利

「上手くいったな。よし帰投する」

 

戦闘不能

「いい様にやられてしまった」

 

好きなこと

「そうだな……機械とか好きだな」

 

嫌いなこと

「嫌いか……自分の理想を他人に押し付ける奴だ」

 

聖杯につい

「聖杯か……非現実的だな。俺も言えた事でさないが」

 

 

 

メルトリリス「貴方は人間であって進化した人間の筈。なのに、その考えが最も嫌いよ」

 

アムロ「エゴだよ!それは!」

 

 

 

オルガ「ミカや明弘と同じ『ガンダム』と同じガンダムのパイロット。なんだよ……他にもいるじゃねぇか……」

 

アムロ「『悪魔』の名前を持つガンダムか……これも何かの縁かも知れないな」

 

 

 

アムロ「仮面の男……あまりいい思い出はないな」

 

呪腕のハサン「我々は元々、非情極まる暗殺集団。好印象を持つことはおすすめしない」

 

 

 

エリザベート「あんな所はもう嫌なの……何年も閉じ込められて……」

 

アムロ「俺も軟禁させられていたからその気持ちはよく分かる」

 




バランス崩壊ほんとスミマセン。とある事情によりヤケクソです。

アムロの『対宝具現象』はサイコフレームの共振が起こす現象によって相手の宝具を防ぐ事ができるという感じでそうなりました


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:シャア・アズナブル

さっきは間違えてアムロの紹介を投稿してしまいました。スミマセン。

間違えてシャアの説明文を消してしまいましたので即興で書き直しました。


「なるほど……そういう事か。私の名はシャア・アズナブルだ」

 

【ステータス】(サザビー)筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力B 幸運B 宝具EX

 

 

【クラス別スキル】

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:A

 自身のQuickカード性能を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:赤い彗星EX

 自身の攻撃力アップ(3ターン)&自身のスター集中度アップ(3ターン)

 

スキル2:カリスマC

 味方全体の攻撃力小アップ(3ターン)

 

スキル3:直感EX

 自身に回避状態を付与(3ターン)&自身に必中状態を付与&自身のクリティカルスター集中度アップ(3ターン)

 

【宝具】

人類を粛清しようと言うのだ!(アクシズ)

ランク EX

種別  対地球宝具

敵全体に強力な攻撃[Lv.1〜]&確率でスキル封印状態を付与(3ターン)&敵全体の防御力ダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉

 

 

キャラクター詳細

 

西暦とは別の世界、宇宙世紀からやってきた男。

パイロット・指揮官・思想家として、類い希な能力を発揮した

また、戦闘では23m級の超巨大ロボット『サザビー』に乗って戦う。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:183co・74kg

出身:宇宙

属性:混沌・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

一年戦争では『白い悪魔』と呼ばれる敵の戦場で数々の死線を超えていった男。

その中でも目立つように自分の機体を赤く染め、通常の3倍もの機動力を叩き出したことから『赤い彗星』の異名を持っていた。

本名は『キャスバル・レム・ダイクン』だが生前ではシャア・アズナブルの知名度が高かった。

また、とある力が覚醒するにつれ、『腐敗した地球に住む人類こそが汚染させる元凶』と考え地球に住む人間を嫌っている。

 

 

絆Lv.3

 

『サザビー』

頭頂高:23m

重量:71.2t

ビームショットライフル、ビームトマホーク、ビームサーベル、腹部メガ粒子砲、シールドミサイル、ファンネル×6

シャアのマイカラーである『赤』に染められている。腹部メガ粒子砲を使いすぎるとパワーダウンする欠点がある。

 

 

絆Lv.4

 

○直感EX

人類の革新とも言われており、他者との意思疎通や直感能力が他の人間に比べて鋭い事を言う。 

発端は人類が宇宙で活動するために進化をするために現れた。

 

 

絆Lv.5

 

人類を粛清しようと言うのだ!(アクシズ)

対地球宝具

宇宙世紀の時代に存在していたジオン公国が開拓した小惑星。

巨大な核パルス・エンジンを4基を設置させており、シャアはアクシズを利用して地球に落とそうと考えた。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「シャアだ、サザビーで出る!」

 

スキル3

「見える……私にも敵が見える!」

 

宝具

「私、シャア・アズナブルが人類を粛清しようと言うのだ!この宝具は奴でなければ誰も止められん!」

 

戦闘不能

「これでは道化だよ……」

 

勝利

「私を困らせてくれる敵はそうはいないな」

 

 

 

アムロ「シャアっ!」

 

シャア「アムロっ!」

 

(殴り合い)

 

 

 

シャア「ええい!やはりガンダムは化け物……いや『悪魔』か!」

 

オルガ「俺らの世界のガンダムは全て『悪魔』の名前が付いてるからな」

 

 

 

シャア「赤い服に『ナイチンゲール』か……フッ、これも何かの縁かもしれん」

 

ナイチンゲール「その額の傷は何があったのですか?」

 

 

 

シャア「その声……『ソロモンの悪夢』か!?」

 

イスカンダル「誰の事を言っていのるだ?それよりお主、余の配下にならぬか?」

 

 

 

シャア「ほう、いい仮面を被っているな」

 

呪腕のハサン「この仮面の良さが分かるとはいい趣味を持っているな」

 

 




とりあえずアクシズショックで消えた二人は恐らくカルデアか幻想郷にいるんじゃね?というノリで書きました。

シャアの宝具がアレなのはもう威力を抑えてるんですよ…きっと(震え声


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

緋弾のアリア
ライダー


すみません、途中から雑くなってしまいましたm(_ _)m


魔霧が漂う都市の中、飛行船がポツリと停まっていた。

 

「やあ、少佐」

 

茶色いスーツを着た男は飛行船の中で高級そうな椅子に座っている肥満体型の男に挨拶をした。少佐と呼ばれた通り、男は白い軍服を着ていた。

 

「やあ、教授。英霊として呼ばれた感想はどうだい?」

 

少佐は黄色いレンズの眼鏡を煌めかせながら皮肉げに教授と呼ばれたスーツの男に言った。

 

「そうだね、悪くはないよ」

 

ニコリ、と教授は笑った。それに対して少佐は笑みを返す。少佐の笑みは不気味さを醸し出しており、目が笑っていなかった。

 

「それで教授はこんなところまでなんの用かな?」

 

「少佐も人が悪い。私がなんの用でここに来たかも分かっているのだろう?」

 

「ああ、愚問だったね。今のは取り消そう」

 

パァン!と飛行船の中で乾いた銃声が鳴った。

 

「…………」

 

銃声が鳴る直前、少佐の前に長身の男が少佐の顔の前で何かを握っていた。

 

「なるほど人狼(ヴェァヴォルフ)か……」

 

顔が半分隠れるほどのロングコートを着た男を見て教授は何処か納得した様子を見せる。

パラ、とロングコートの男、大尉が握っている拳を開くと潰れた銃弾が落ちてきた。

 

「全く、本当に教授は恐ろしい」

 

「褒め言葉として受け取っておくよ」

 

「それは良かった。では始めようか……私達の戦争を!」

 

少佐がそう言うと少佐と教授の背後から何かが現れた。

 

「少佐からのお呼びですか、仕方がありませんねぇ」

 

「始まるのね戦争が」

 

「アタシも呼ばれたのかい」

 

「少佐は私も呼んで下さるのか」

 

「敵をぶっ殺せるんだから気にすることはないぜ、あんちゃん!」

 

少佐の背後から現れたのは一千人もの戦闘集団であった。

シルクハットを被った伊達男、トバルカイン・アルハンブラ

魔弾の射手と呼ばれる黒髪の女性、、リップヴァーン・ウィンクル

大鎌を持った女性、ゾーリン・ブリッツ

白いスーツを着た金髪の男、ルーク・ヴァレンタイン

顔の至るところにピアスをしている黒ずくめの男、ヤン・ヴァレンタイン

達もその中にいた。

 

「チッ、今はお前の呼びかけに応じてやる」

 

「妾に頼るのは仕方のない事」

 

「ふぅん、あれが少佐ね」

 

「一千人もの戦闘集団を相手に戦うのか」

 

「そういえば純銀の十字剣、トオヤマに貸したままだったような……ください」

 

「どの敵も可愛くなーい!」

 

「あれがヒットラー総統の親衛隊の少佐!」

 

対して、教授の背後にも一千人もの戦闘集団が現れた。

化物のような巨体を持つ『無限罪のブラド』

クレオパトラのような姿をした砂礫の魔女、パトラ

黒色の鎌を持った三つ編みの女性、カナ

騎士のような甲冑を着た銀氷の魔女、ジャンヌ・ダルク30世

何処か女らしさを漂わせる男の子、エル・ワトソン

ヒラヒラとした改造制服を思わせる金髪の少女、峰・理子・リュパン4世

魔女のような姿をした厄水の魔女、カツェ・グラッセ

達もその中にいた。

 

「やあ、魔女の連隊(レギメント・ヘクセ)の諸君、新顔も沢山いるようだが古参の諸君には久しぶりだと言っておくよ」

 

少佐は不気味な笑みを浮かべながらカツェとその後ろにいる連隊に言い放った。

 

「これは戦争だ。諸君らが教授の宝具ということは分かっているのだろう?だから、私は敵になっている理由は聞かない。君達は殺されても文句は言えない」

 

そう言って少佐は椅子から立ち上がり両手を広げた。

 

「さあ、始めよう!私達の戦争を!!」

 

少佐の高らかな叫びとともに幕は上がった。

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

あれからどれ位経ったか不明だった。 

少佐の残存勢力は少佐、大尉、トバルカイン・アルハンブラ、リップヴァーン・ウィンクルの五人、対して教授の残存勢力は教授、ブラド、カナの三人、教授の劣勢だった。

 

「大尉、私がやるわ!」

 

今までずっとブラドと戦ってきた大尉だったがリップヴァーンの声で上空に飛んだ。

 

「ガッ!?」

 

直後、リップヴァーンが構えた旧マスケット銃から銃弾が放たれた。

放たれた銃弾はブラドの体の中に入るとグチャグチャ!と中を掻き回す。

そして、ドサッ、とブラドは力なく倒れた。

 

「…………」

 

そして上空に飛んでいた大尉は銃身がかなりの長さを持つモーゼスM712を二丁取り出し教授に発砲する。

だが、ギンッ!ギギンッ!と目の前で銃弾が何かに弾かれた。

 

「教授!」

 

トバルカインと戦っていたカナが大声を上げて叫んだ。

 

「おっと、余所見はいけませんね、お嬢さん」

 

直後、トバルカインが放ったトランプがカナの体を貫いた。

 

「くっ!」

 

カナは苦虫を噛み潰したような顔をするとその場から消滅した。

 

「これで私の勝ちだよ、教授」

 

「いや、相討ちだよ。少佐」

 

大尉が上空から踵落としを決めにかかった。それと同時だった、教授の目の前でマズルスラッシュが発生したのは。

 

ドッ!と鈍い音が教授の頭部を襲った。

 

「後はロンドン(ここ)の事は彼らに任せるとしよう」

 

そう言って教授が消滅した。

 

「流石だよ教授」

 

それを見た少佐の頭部は額に穴が空いていた。それは教授が放った不可視の銃弾によるものだった。 

 

「ああ、せっかく宿敵、アーカードともう一度戦争ができかもしれなかっのに。だけど、教授との戦争、中々楽しませてもらったよ。そうだ、次はカルデアのマスターに私を呼んでもらおう」

 

少佐がそう言いながら目を閉じた。大尉、トバルカインも消滅し、飛行船が消滅した。そきて、そこにはもう誰もいなかった。

 

 




今後書くサーヴァント
Devil May Cryからダンテ
METAL GEAR SOLIDからソリッド・スネーク
テイルズオブシリーズからクレス・アルベイン、ダオス、バルバトス・ゲーティア
ワルキューレの冒険からワルキューレ
るろうに剣心から比古 清十郎
東方projectから蓬莱山 輝夜
ぐらいかなと思っています。

何か要望があれば言ってください出すかもしれません。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:シャーロック・ホームズ

「ふむ、ここがカルデアか。私はライダーのサーヴァント、シャーロック・ホームズだよ」

 

【ステータス】筋力D 耐久C 敏捷B 魔力A+ 幸運A++ 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:A

 自身のクイックカードの性能をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:天賦の見識A++

 敵単体に宝具封印状態を付与(3ターン)&スターを獲得

 

スキル2:バリツA++

 自身のArtsカード性能をアップ(3ターン)&自身に回避状態を付与(3ターン)

 

スキル2:条理予知(コグニス)A++

 自身の攻撃力を少しアップ(3ターン)&自身の防御力を少しアップ(3ターン)&ガッツ状態を付与(3ターン)&自身のBusterカード性能を少しアップ(3ターン)&自身のQuickカード性能を少しアップ(3ターン)&自身の無敵を付与(1回)

 

【宝具】

伊・U(イ・ウー)

ランク A

種別  対軍宝具

 

敵全体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&敵全体の攻撃力・防御力ダウン(3ターン)&敵全体のチャージを減らす<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

史上最高の探偵。

19~20世紀にサー・アーサー・コナン・ドイルが著した物語の主人公であり、あらゆる謎を解き明かす探偵であり、後年における数多の推理小説に登場する「探偵」たちの祖のひとり

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:183cm・65kg

地域:イギリス、全世界

属性:中立・善  性別:男性

 

 

絆Lv.2

 

思案的かつ行動的、大胆かつ緻密、そして冷静沈着な男。

ルーラーのシャーロック・ホームズとは違いどこか違う雰囲気を放つ。

 

 

絆Lv.3

 

『緋弾』よ呼ばれるものの持つ延命効果によって150年以上の時を生きており、20代に見える外見を持つ。盲目であるものの、周囲に気付かれることはなかった。

つまり、ルーラーのシャーロック・ホームズのその後の姿。

 

 

絆Lv.4

 

○条理予知:A++

またの名を『コグニス』と呼び、未来予知と言っても良いレベルにまで研ぎ澄まされた優れた推理力を会得した。

 

 

絆Lv.5

 

伊・U(イ・ウー)

数多くの超人的人材を擁する戦闘集団の組織名。

原子力潜水艦・ボストーク号と共に呼び出す。

伊・U(イ・ウー)とはボストーク号に書かれた「伊U」の文字をそのまま読んだ音を語源としている。

生前は核武装もしていたため、いかなる軍事国家も手出しできない戦闘集団であった。

 

 

 

セリフ

 

宝具

「お見せしよう。我々の力を」

 

好きなこと

「そうだね。捜査や推理だよ」

 

嫌いなこと

「なんだと思う?推理してごらん?」

 

聖杯について

「聖杯。『緋色の研究』と同じようにじっくりと研究したいものだ」

 

 

 

シャーロック(裁定者)「こうして見ると不思議なものだね。おっと、今の君は盲目だったね」

 

シャーロック(騎)「だが、今の君よりは優れた力を持っているよ」

 

 

 

モリアーティ「まさか、シャーロックが二人だと!一人でも手一杯なのにもう一人とは……」

 

シャーロック(騎)「やあ、教授。その様子だとライヘンバッハる前の姿だね」

 

 

 

シャーロック(騎)「貴方がドラキュラ伯爵か。私の知っている伯爵よりとても強い」

 

アーカード「フン、貴様の言っているのはブラドとかいう紛い物だ。あんなのと一緒にするなよ」

 

 

 

シャーロック(騎)「貴女がジャンヌくんの先祖、ジャンヌ・ダルク。美しいお方だ」

 

ジャンヌ・ダルク「ふふ、不思議なお方ですね。どこか遠い縁があるように感じます」

 

 

 

シャーロック(騎)「君があのロビン・フッド……。風は操らないのかい?」

 

ロビン・フッド「おいおい、どこの誰のロビン・フッドを言ってるんだよ、アンタ」

 

 

 

シャーロック(騎)「貴女がクレオパトラ。彼女とは大違いだ」

 

クレオパトラ「フン、私を知っているとはさすがね。しかし彼女とは誰の事を言ってるのかしら?」

 

 




ルーラーとして出ているので騎兵として出したシャーロック・ホームズです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

Devil Ma y Cryシリーズ
セイバー


う〜ん、やっぱり短めになってしまうな〜。もう少し長くしたいけど思いつかなです……m(_ _)m


〜亜種特異点I 悪性隔絶魔境 新宿〜

 

複数の悪魔が歩き回る中、銀髪のアーチャー、エミヤ❲オルタ❳は一人佇んでいた。

 

「誰だ」

 

突如、エミヤは背後から現れたロングコートの男に声を向けた。

 

「別に怪しいもんじゃない。通りすがりのデビルハンターだ!」

 

パァン!という音ともに複数いた内の一体の悪魔の頭部が弾けた。

 

「なるほど、アーチャーの英霊か」

 

エミヤは今の銃撃を見てそう呟き、振り返って黒の拳銃をロングコートの男に向けた。

 

「そういうアンタはアーチャーの英霊か」

 

「そうだが、何か?」

 

「ただの英霊じゃないな。アンタからは悪魔と似た匂いがするぜ」

 

「…………」

 

「にしてもこの特異点、俺の知ってる新宿とは大違いだ」

 

「…………」

 

「……そんなに喋りたくないのか。俺よりお喋りな奴は嫌いだが、無口の奴も嫌いなんだ」

 

直後、ロングコートの男が動いた。その動きに対して、エミヤが銃弾を放った。

だが、ギィン!という音とともにロングコートの男が背から大剣を振り下ろし、銃弾を切り裂いた。

 

迫りくるロングコートの男に対してエミヤは二対の夫婦剣を投影した。

 

ギンッ!と金属同士がぶつかり合うが周囲に響き合った。

ロングコートの男の大剣とエミヤの夫婦剣が交差したのだ。

 

「くっ……」

 

エミヤは手首を返して大剣を受け流すと、ロングコートの男に蹴りを放つ。

 

エミヤはロングコートの男を吹き飛ばすと拳銃を構えて発砲した。ロングコートの男は体勢を整えながら腰から白と黒の二丁拳銃を取りだし、放たれた銃弾を自身の銃弾で弾いた。

 

「チィッ!」

 

エミヤが拳銃をしまい再び夫婦剣を手にすると素早くロングコートの男に近づき、斬り込んだ。ロングコートの男は口元を歪ませながらその場でジャンプをして斬撃を躱した。

 

「そらっ!」

 

エミヤの上空から大剣が迫る。エミヤは右にに転がり込むように緊急回避をして、斬撃を躱した。

 

そしてチャキ、と二人は拳銃をお互いの頭部に向けた。どちらも零距離であった。

 

「名前は?」

 

エミヤが静かにそう聞いた。相手の実力を認めたのだろう。

 

「俺の名はダンテ。セイバーのサーヴァントだ」

 

「そうか……私は無銘の英霊、これでもアーチャーだ」

 

お互い口を歪ませると同時に銃弾を放った。ロングコートの男、ダンテが放った銃弾はエミヤの頭部に直撃するも頭部に衝撃が走るぐらいだった。

エミヤの持つスキルの一つ、防弾加工Aだ。その名の通り銃弾に対してかなりのダメージを軽減できるスキルであった。

 

そしてエミヤが放った銃弾はダンテの頭部を貫いた。だが、頭部に空いた銃痕はみるみる塞がっていく。

これはダンテが持つスキルの一つ、戦闘続行Aだ。往生際の悪さが反映するスキルだが、ダンテの場合は種族としての特性上があった。

 

「これは見ないスキルだな」

 

ダンテはエミヤの持つスキルに驚きながらそう言った。

 

「褒め言葉として受け取っておこう」

 

ダンテはその言葉を聞いて背の大剣を引き抜き、振り下ろす。エミヤは体を捻らせ大剣を躱し、夫婦剣で斬り込んだ。

どちらも剣の腕は一流だった。二人は斬撃を躱し、流し、或いは受け止めあった。

 

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

 

エミヤは夫婦剣を振り下ろすのをやめ、距離を取った

 

「フッ……終わらせてやる」

 

エミヤがそう笑った。ダンテがヒュー、と口笛を吹いた。

 

「じゃあ、俺は豪勢に行くぜ!」

 

ダンテはそう言うと自身の魔力を開放した。そして、姿が異形のものへと変わっていった。

悪魔のような赤い角に悪魔の肌を纏った。ダンテから発せられる魔力はもう人や並のサーヴァントが持つものでは無くなっていた。

 

「I am the bone of my sword.───So as I pray, 『unlimited lost works』!」

 

エミヤが拳銃を構え「剣」の概念をすべて蓄積させた拳銃から凄ましい魔力を纏った銃弾が放たれた。

 

「Devil Must Die!」

 

対してダンテは大剣を頭上の高さまで持ち上げると切っ先を相手の方に向けた。大剣に纏わりつく魔力はエミヤの放った銃弾と同等のものであった。

そして、瞬間移動に近い速度で前方に跳躍した、ダンテはエミヤの放った銃弾に渾身の突きを放った。

 

カッ!という一瞬の爆発とともにあたりを照らした。

 

―――――――――――――――

 

「まさか、私の宝具を相殺するなんて驚きだ」

 

「俺だってその宝具をぶっ潰すぐらいの勢いで攻撃したのにまさか相殺で終わるとは思わなかったぜ」

 

魔力をほぼ使い切った二人はお互いの方に頭部を向けて倒れ込む。

 

「ちなみに聞くが生前はどんな事を?」

 

「便利屋を営むただのデビルハンターさ」

 

「その割には、普通ではないな」

 

「まあな。そういうアンタは?」

 

「何、正義の味方が悪行を行った腐った英霊さ」

 

「Hum.変なことを聞いて悪かったな」

 

「気にす―――」

 

直後、二人はその場から立ち上がった。

 

「なんだ、この感じは?」

 

「魔神柱さ。聖杯の力を使って誰かが異形の存在へと成ったのさ」

 

「魔神柱か……悪魔に近いがそれ以上に厄介そうな感じだ」

 

ダンテがそう呟くとエミヤが歩き始めた。

 

「おい、どこへ行くつもりだ?」

 

「魔神柱の所さ。一緒に倒しに行くか?」

 

エミヤの言葉にダンテが嬉しそうに笑みを浮かべた。

 

「いいぜ。その依頼、便利屋『Devil May Cry』が引き受けよう」

 

ダンテはそう言ってエミヤの後を付いていく。

 




ちなみに前回書く予定よキャラを記しましたがまだいました。
STREET Fighterからリュウ
コードギアス 反逆のルルーシュからルルーシュ・ヴィ・ブリタニア
METAL GEAR SOLIDから雷電
鋼の錬金術師からエドワード・エルリックと大総統を出すつもりです

リュウが入ってる理由としては大体のゲームのコラボってストリートファイターがそのうちの一つに入ってるよね……
ルルーシュはブーディカさんと合わせたいし、円卓の騎士ネタもいけるし
雷電はジャックがいるのでね……入れないと
エドはヴァン・ホーエンハイムがいるので、親父も入れようかと迷ってるけど……どうでしょうか?
大総統は入れるしかないでしょ(使命感


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セイバー:ダンテ

「セイバーのサーヴァント、ダンテだ。まあ、生前じゃあ便利屋をやっていた」

 

【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力A+ 幸運D 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:A

 自身の弱体耐性を大アップ

 

騎乗:A

 自身のQuickカードの性能を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:ロイヤルガードA

 自身の防御力を大アップ

 

スキル2:戦闘続行A

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

スキル3:スタイリッシュEX

 自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)&自身のクリティカルスター発生率アップ(3ターン)&自身のクリティカルスター集中度アップ(3ターン)&スター獲得

 

【宝具】

悪魔の引き金(デビルトリガー)

ランク EX

種別  対人宝具

自身の攻撃力を大アップ(3ターン)[Lv.1〜]&自身の防御力を大アップ(3ターン)[Lv.1〜]&自身のBusterカード性能を大アップ(3ターン)<オーバーチャージで効果>&自身のArtsカード性能を大アップ(3ターン)&自身のQuickカード性能を大アップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

便利屋「Devil May Cry」を営む男。依頼された事はなんでもこなす。だが、その裏の顔は悪魔を狩ることをなりわいしているデビルハンターである

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

出身:??

属性:秩序・中庸 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

銀髪に赤のロングコートを着た男。背には髑髏の装飾が飾られている大剣を背負っている。

いかなる時でも相手を挑発する余裕を持つ。

 

絆Lv.3

 

○スタイリッシュEX

いついかなる時もスタイリッシュに戦うスキル。様々な武器を使うときや悪魔を狩る際にもスタイリッシュに決めており、敵を華麗に倒す。

 

 

絆Lv.4

 

悪魔の引き金(デビルトリガー)

対人宝具

ダンテの体に流れる悪魔の力を開放し、悪魔の姿となる宝具。父が悪魔、母が人間ということもあり半人半魔として生まれてきた。

力を使えば幸運以外のステータスが1〜2ランクアップするほど。

 

 

絆Lv.5

 

ダンテが背負っている大剣は父・魔剣士スパーダの魔剣『リベリオン』。また白と黒の二丁拳銃、エボニー&アイボリーを持っており。今まで倒した悪魔の武器、魔具を複数、所持している。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「Let's Rock!」

 

エクストラアタック

「ジャック・ポット!」

 

エクストラアタック(宝具発動時)

「デビル マスト ダイ!!」

 

宝具

「ShowTime!見ていきな!ーーー豪勢に行くぜ!」

 

勝利

「ゆっくり眠りな、Baby」

 

好きなこと

「ピザとストロベリーサンデー。ということでマスター、デリバリーを頼むぜ」

 

嫌いなこと

「煙草はダメだ。見てる分には問題ないんだが吸うのはダメだ」

 

聖杯について

「その手の話はあまり関わりたくないんだ。黄金のなんたらの事があったからな」

 

 

 

ダンテ「ルーマニア出身の吸血鬼か……俺の知り合いにもいるぜ」

 

アーカード「彼の事か。私と彼を一緒にしてはいけない。彼は生まれながら誇り高き吸血鬼で、私は人間でいられることができなかった醜い化物なのだから」

 

 

 

ダンテ「おいおい、アンタが悪魔?ジョークにも程があるぜ。まあ、クレイジーなのは悪魔以上だがな」

 

メフィストフェレス「アヒャヒャヒャヒャ!悪魔!本物の悪魔がいますねぇ!」

 

 

 

ダンテ「銀髪に赤い外套……いい男じゃねぇか。ま、俺ほどではないけどな」

 

エミヤ「髑髏の装飾がついた大剣……悪趣味だな」

 

 

 

ダンテ「よう、積もる話もあるがお互いの話をしないか?」

 

エミヤ❲オルタ❳「フッ……いいだろう。ダンテ、正体をそろそろ教えてもらおう」

 

 

 

ダンテ「仲のいい双子の女神様か、俺にもクソッタレな双子の兄貴がいるぜ」

 

エウリュアレ「あら、そのお兄様はどんな男なのかしら見てみたいわ」

 

 

 

ダンテ「息子が反逆の騎士か……ウチの知り合いにも仲が悪い家族がいるぜ」

 

モードレッド「フン、どうせ俺ほどでは無いだろ」




次回の予定は多分テイルズオブシリーズのクレスとダオスだと思います。(ストーリーは考え中


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

テイルズ オブ シリーズ
セイバーとキャスター


とりあえずテイルズでやれ


〜亜種特異点? ??〜

 

空中に浮かぶ神殿の中は神秘的な雰囲気を放っていた。

宇宙空間が見える天井の広間には聖杯を手にしている黒マントの男がいた。

 

「後は頼んだぞ。キャスター」

 

男がそう告げると突如、目の前から一人の男が現れた。女性のように長く美しい金髪、魔力とも似た黄金の輝きを放つ存在であった。

 

「ダオス!」

 

その姿を見た傷だらけの金属鎧を着た青年が叫んだ。

 

「クレス・アルベイン……」

 

ダオスと呼ばれた金髪のキャスターは青年の名を呼んだ。

 

「ダオス……なぜ……」

 

「敵のマスターよ……先に行け。私はそこの男を相手にするだけで精一杯だ」

 

『!?』

 

「何故そのような事を?」

 

その場にいたものが驚き、マシュが訳を聞いた。

 

「私は奴に逆らえないのだ。聖杯の力を使われそうされているのだ」

 

「クレス……」

 

藤丸がクレスを見て呟いた。

 

「行ってくれないか、立香。ここでダオスを倒せるのは僕だけなんだ」

 

「その通りだ。私は魔術でしか倒せない。だが、彼の剣術は私を傷付け、倒した。見たところ君のサーヴァントには魔術師が見当たらない」

 

図星を突かれ、立香は焦った。確かに今はキャスターを呼んでいない。

呼ぼうにも呼べるが少しだけ時間がかかってしまう。その間に攻撃されたらひとたまりもない。

 

「……分かった」

 

「ありがとう」

 

クレスがそう言うと立香がダオスの横を通り過ぎた。

 

「ダオス……」

 

「……迷っているのか?いや、後悔しているのか。私を倒したことを」

 

「…………」

 

クレスはダオスの言葉を聞いて視線を落とした。

 

「お前は自分達のために私を倒した。私も自分達のために人間を滅ぼそうとした。私を倒すことに意義があった」

 

「でも……」

 

「だが、今は違う。私はあのマスターの敵だ。ならば倒すことしか意味がない。さあ、行くぞ」

 

ダオスが光の魔術を放ってくる。

 

「くっ、エターナルソードよ!」

 

クレスは剣を掲げ、自身の宝具を呼び出し飛んでくる光球を斬り裂いた。

 

魔神剣(まじんけん)!」

 

クレスは剣を振り上げダオスに衝撃波を放つ。だが、その衝撃波はギリギリのところで躱されてしまう。

 

「フレアトルネード!」

 

「ぐぁぁぁぁぁぁぁ!」

 

ダオスが魔術を唱えるとクレスを中心に炎の竜巻が発生しクレスを襲う。

 

「まだだ、獅子戦吼(ししせんこう)!」

 

「ぐおっ!」

 

炎の竜巻からクレスが飛び出て、獅子の形をした闘気でダオスを吹き飛ばす。

 

剣と魔術の攻防が続いた。

 

 

「これで終わりにしよう……」

 

ダオスが右手をクレスに向けた。

 

「アルベイン流剣術最終奥義……」

 

クレスが好機を見逃さずダオスに接近し、剣を振り下ろす。

 

「ダオスレーザー!!」

 

冥空(めいくう)……斬翔剣(ざんしょうけん)!」

 

ダオスの右手から放たれたレーザーを振り下ろした剣の三連撃で迎え撃った。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

「ダオスめ……マスター達はこちらに行かせたな」

 

黒マントの男は立香達の方を向いてそう言った。

 

「貴方の目的はなんですか?」

 

「世界の破壊」

 

「え?」

 

立香は思わず呆気ない声を出した。

 

「世界征服よりは現実的だろう?」

 

黒マントの男は口元を歪ませてそう言い放った。そして、懐から聖杯を取り出し……

 

「ダオスよ我らのために動いてもらうぞ」

 

聖杯を掲げると、聖杯は眩い光を発するとダオスの方に飛んでいった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「な、何っ!?」

 

ダオスは目を見開いた。ダオスの体に聖杯が入ってきたのだ。

クレスも突然の出来事に思わず言葉が出ない。

 

「あの男……聖杯を!?」

 

ダオスが何か異形なものに変化していき、それは巨大な何かとなっていく。

 

「これは……あの時の!!」

 

クレスはその姿に見覚えがあった。その姿は『フェザーダオス』と呼ばれていた存在でだった。

 

フェザーダオスはクレスを見下ろし右腕を振りかざした

 

「くっ!!」

 

くれは横に転がり込むように右腕を躱し、ダオスを見上げる。

流石の自分でもこの状態のダオスとは一人では勝てない。

 

「―――――――――」

 

聖杯の力で暴走しているのだろう。クレスを叩き潰す勢いで両手で交互に叩きつける。

 

空間翔転移(くうかんしょうてんい)!」

 

クレスが宝具を掲げるとその場から消えた。しさまるで瞬間移動したかのようにフェザーダオスの上空に現れた剣を突き刺す。

 

「硬い!?」

 

だが、その刃はフェザーダオスを深く傷つける事はできなかった。

 

「―――――――――」

 

フェザーダオスがクレスを自身の体から落とし思い切り右腕を振るった。

 

「ぐっぅぅぅ!!」

 

「クレス!」

 

柱に叩きつけられるその場に膝を付くクレスに立香達が近づいた。

 

「立香か……」

 

「クレス、あれは?」

 

白銀の鎧を纏ったセイバー、アーサーはフェザーダオスを見てクレスに聞いた。

 

「あれはダオスだよ。聖杯の力であんなんになったけど」

 

「あれが……」

 

「アーサー……力を貸してくれないか?」

 

「?」

 

「僕が時間を稼ぐから君は宝具でダオスを倒してほしい」

 

「でも、彼に魔術は……」

 

「今の彼は効くんだ」

 

クレスが真っ直ぐな瞳でアーサーを見た。

 

「……分かった。君の言葉を信じよう」

 

アーサーは今の瞳に嘘はないと信じ頷いた。

 

「私も戦います。防御は任せてください」

 

「へっ、俺も戦わせてもらうぜ」

 

赤い槍を持ったランサー、クー・フーリンは槍を持ってフェザーダオスに攻撃し始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クレス!宝具、いつでも撃てるよ!」

 

「了解!」

 

十三拘束解放(シール・サーティーン)───円卓議決開始(デシジョン・スタート)!」

 

アーサーが宝具を目の前に掲げた。

 

「───承認。ベディヴィエール、ガレス、ランスロット、モードレッド、ギャラハッド」

 

そして、剣から女性の声が響き渡る。

 

「是は、世界を救う戦いである」

 

「アーサー」

 

カッ、とアーサーは目を見開くと剣を上に構えた。高密度な黄金の魔力がアーサーの聖剣に収束し、更に一層聖剣が輝きを放つ。

そして、膨大な魔力が放出され巨大な刃となった。

 

 

約束された勝利の剣(エクスカリバー)!」

 

「―――――――――」

 

膨大な魔力に襲われ、身悶えするフェザーダオス。黄金の魔力がフェザーダオスを包んだ。

 

 

 

「どうだ!?」

 

「―――――――――」

 

煙が晴れると共にまだ生きていたフェザーダオスが右腕を振り下ろした。

 

「フッ……流石だな」

 

黒マントの男はその場に膝を付くサーヴァント達を見てそう呟く。

 

「くっ……」

 

圧倒的絶望に追い込まれたサーヴァント達はどうする事もできなかった。

 

―――勝てない

 

そう感じたのだ。

 

「―――――――――!?」

 

だが、そこでフェザーダオスに異変が起こった。

 

段々と姿形が変わっていき、人の姿になっていくのだ。

 

「な、何ィ!!?」

 

男かま素っ頓狂な声を上げて驚く。

 

「ダオス、何をした!!」

 

男はそう言うと天使の姿のような存在となったダオスを見た。

 

「あの姿は元々、聖杯の力なしでもなれるのだ。聖杯を使って姿を変わったが力を抑え、今ではこの姿になれた」

 

「ダオス……?」

 

「しかも、聖杯が私の中にあるお陰で貴様に逆らう事ができる。礼を言おう……相応のな!」

 

ダオスの背後から巨大な魔法陣が現れた。

 

「幕を引くとしよう…! 受けよ!」

 

魔法陣から四本のレーザーが放たれ、男を襲う。

 

「スーパーダオスレーザー!!」

 

ブォン!と最後に極太のレーザーが放たれ、男を吹き飛ばす。

 

「さあ、クレス・アルベイン!敵を討て!!」

 

「ダオス、すまない!僕に力を!!」

 

クレスが剣を掲げると内に秘めた闘気を開放した。

 

虚空蒼破斬(こくうそうはざん)!」

 

クレスが男に衝撃波を放ち、闘気を纏った剣を振り下ろす。

 

空間翔転移(くうかんしょうてんい)!!」

 

更に後方に吹き飛んだ男を追いかけるように上空に瞬間移動し、敵を斬りつけた。

 

「―――次元斬(じげんざん)!!!」

 

最後に剣の切っ先の空間を歪ませ……

 

 

―――思い切り剣を振り下ろした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「藤丸 立香。これが聖杯だ」

 

ダオスは最初の姿に戻り、立香に聖杯を渡した。

 

「いいんですか?」

 

「ああ、今の私には叶えてほしい願いもない。ましてや欲しいものなどない」

 

「……ありがとう」

 

「礼には及ばん。クレス・アルベイン、自分が貫いた道を通してみせろ」

 

「ダオス!」

 

ダオスがそう言って消滅していった。クレスは未だに悩みのある瞳をしながらダオスを見送った。

 

「クレス、最後まで付き合ってくれてありがとう」

 

「……いいんだ。こっちこそダオスを倒すのを手伝ってくれて嬉しいよ」

 

クレスが笑みを浮かべて立香に言った。

 

「アーサーもありがとう」

 

「いいんだ。けど、君とはまたどこかで会えるような気がするよ」

 

「はは、そうだったら嬉しいよ」

 

「そろそろ時間だ。クレス、また」

 

「ああ、またね」

 

クレスはアーサーの言葉を最後にその場から消えていく立香達を見送った。

 

 




一騎当千のキャラも出そうかと思っています。
とりあえず孫策伯符と関羽かなと思っています。
あと鉄拳の風間 仁さんも。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セイバー:クレス・アルベイン

テイルズ界最強の主人公だと思うこいつは


「セイバーのクラスで召喚されたクレス・アルベインです。よろしく」

 

【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:E

 自身の弱体耐性をアップ

 

騎乗:B

 自身のQuickカードの性能を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:心眼(真)C

 自身に回避付与(3ターン)&自身の防御力アップ(3ターン)

 

スキル2:アルベイン流剣術A+

 自身の攻撃力をアップ(3ターン)&NPを増やす&全クラスへの特攻状態を10%付与(3ターン)

 

スキル3:時空剣士A

 自身のスター集中度アップ(3ターン)&自身のクリティカルスター発生率アップ(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

時間と空間を操る魔剣(エターナルソード)

ランク EX

種別  対界宝具

 

無敵貫通&敵全体に強力な攻撃[Lv.1〜]&確率でスキル封印状態を付与(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&確率で宝具封印状態を付与(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

西暦とはまた別世界からやってきた青年。「魔王ダオス」を倒した青年の一人。

正義感あふれる熱血漢で曲がったことを嫌うが根はやさしく、心配りもできる。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:170cm・59kg

出身:トーティス村

属性:秩序・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

アルベイン流剣術道場の一人息子であり継承者。トーティス村を襲撃され両親を亡くし、事件の黒幕である魔王ダオスへの憎しみから、その打倒を決意する。

時空を超えた旅の果てに本懐を遂げるがそれと同時にダオスが世界を蹂躙した本当の理由を知ったことによる苦悩の幕開けでもあった。

 

 

絆Lv.3

 

◯アルベイン流剣術A+

発祥地、発祥年代とともに不明の剣術。実戦派として勇名を馳せ等その洗練された技は高名な剣士たちが教えを請いにくるほどだった。

アルベイン流剣術は本来なら武器では傷つかないはずの敵に深手を追わせることができる。

クレスはアルベイン流剣術を全てマスターし、技を完璧に極めた。

 

 

絆Lv.3

 

時間と空間を操る魔剣(エターナルソード)

対界宝具

ヴォーパルソード、フランヴェルジュ、ダイヤモンドの三種の武具を、オリジンの力で合成して生まれた魔剣。

時間と空間を操り、相手の時空転移を封じることができる。

前方に衝撃波を放った後、上空に空間転移をして斬り付け、最後に剣状の闘気を纏い剣を振り下ろす。

 

 

絆Lv.5

 

ダジャレ好きで厳しいダジャレセンスを持つ。

「瘴気で正気が……」、「カレーはかれぇ」、「ダオスをだおす」など魔王の名を使ってまでダジャレをする執念を持つ。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「さあ、行こう!」

 

エクストラアタック

「負ける……ものかぁぁぁ!」

 

宝具

「僕に力を……!虚空蒼破斬!空間翔転移!次元斬!!」 

 

戦闘不能

「うわあぁぁっ!」

 

勝利

「僕らの勝ちだ!」

 

好きなこと

「ポークが好きだよ」

 

嫌いなこと

「嫌いなこと、か……僕はアイツが憎かった、けど……」

 

聖杯について

「聖杯を使えばトーティス村は……いや、あれが現実なんだ。否定してしまえばそれは現実を否定することなんだ」

 

 

 

クレス「アーサーもカルデアだと異界の英霊なんだね?」

 

アーサー「ああ、異界から来たセイバーの英霊同士、頑張ろうか」

 

 

 

クレス「僕の親友も弓矢で戦うんですよ」

 

アーラシュ「それは一度会ってみたいものだな」

 

 

 

クレス「エルフの血を引いてもいないのに魔術が使えるなんてこっちの世界は凄いね」

 

マーリン「そうかな?僕にしてみればエルフと会ってみたいかな?」

 

 

 

アルトリア「時間と空間を操る魔剣か。私の聖剣とどちらが上か気になるところです」

 

クレス「その剣の腕前、僕でも勝てるかどうか怪しいところです」

 

 

 

クレス「空飛ぶ馬か……僕が乗ったのとはまた別の馬のようだ」

 

メデューサ「異界の英霊ですね。私としてはどのくらいの強さか知りたいです」

 

 

 

クレス「その身長で忍者って……すずちゃんを思い出すよ」

 

アサシン・パライソ「私はこれでも大人ですよ?」




アルベイン流剣術の全クラスへの特攻状態を10%付与というのはあれです。原作でも物理攻撃が効かないはずのダオスに対して攻撃していたので似たような感じにしました。

宝具は……何で持ってるんだこいつ?(すっとぼけ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キャスター:ダオス

「サーヴァント キャスター、ダオスだ。ここがカルデアか」

 

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力A+ 幸運D 宝具A++

 

陣地作成:A

 自身のArtsカードの性能を大アップ

 

道具作成:B

 自身の弱体成功率をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:カリスマA

 味方全体の攻撃力を大アップ

 

スキル2:魔力放出A

 自身にBusterカード性能を大アップ

 

スキル3:時を駆ける男A

 自身のスター集中度アップ(3ターン)&自身のクリティカルスター発生率アップ(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

我が必殺の魔術(スーパーダオスレーザー)

ランク A++

種別  対軍秘奥義

 

敵全体に超強力な防御力無視攻撃[Lv1〜]&敵全体の攻撃力ダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉&敵全体の宝具チャージを大幅に減らす

 

 

キャラクター詳細

 

西暦とは別の世界から来た男。さらには惑星「デリス・カーラーン」の大国エリュシオンの王。星を滅亡から救おうと別の世界に降り立った異星人。

目的を達成するために手段を選ばない非道な一面を見せる一方、一環して不必要な殺戮を行わないなど大国の王に相応しい才知をもつ人物。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

出身:デリス・カーラーン

属性:混沌・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

魔王とも呼ばれていた存在でもあり、世界の為に人々を滅ぼそうともした。魔物を操って敵国を攻撃したり、敵を洗脳して敵を殺そうともしたことがある。

 

 

絆Lv.3

 

◯時を駆ける男A

その名の通り時を駆ける魔術さえも持つ。その力を使って幾度となく過去や未来に行き来していた。

 

 

絆Lv.4

 

我が必殺の魔術(スーパーダオスレーザー)

対軍秘奥義

彼が誇る最強の魔術。背後に巨大な魔法陣を展開させ四色のレーザーを無数に放った後、極太の四色のレーザーを撃つ。 

 

 

絆Lv.5

 

彼の起こした行動は自身の星を救うための行動で、世界樹ユグドラシルからなる『大いなる実り』を欲している。『大いなる実り』は世界の源『マナ』の高密度の集合体で、それが作られるまで巨大な『マナ』を必要とする。

だが、その地に住む人間は『マナ』を枯渇寸前まで使おうとしていた。それに怒りを覚えたダオスは人間を滅ぼそうとした。

「この世に悪があるとすればそれは人の心だ」

 

 

 

セリフ

バトル開始

「行くぞ!!」

 

エクストラアタック

「死ぬがいい!」

 

宝具

「幕を引くとしよう…! 受けよ!これが再生の輝き!!」

 

好きなこと

「私の星、デリス・カーラーンとその民だ」

 

嫌いなこと

「そうだな、マナを枯渇しようとする人間だ」

 

聖杯について

「生前の私なら容赦なく聖杯に願いを叶えてもらっていただろう。だが、今は願いが叶っている」

 

 

 

ダオス「また会ったな。クレス・アルベイン」

 

クレス「ダオス!僕は……」

 

 

 

ダオス「この世に悪があるとすればそれは人の心だ」

 

モリアーティ「ほう、いいことを言うではないか」

 

 

 

ギルガメッシュ(弓)「雑種が貴様も王を名乗るか!」

 

ダオス「慢心しすぎればするほど早死するぞ」

 

 

 

マーリン「君ほどの力、グランドキャスターとして召喚されても……」

 

ダオス「優れた千里眼か……私には必要ない。私には時空転移があるのでな……」

 




次回はギルガメッシュ絶対殺すマンのバルバトス・ゲーティアです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バーサーカー

今回は
バーサーカーのやべぇヤツです


〜亜種特異点? ??〜

 

「さあ、来てやったぞ。雑種」

 

英雄王と呼ばれる男、ギルガメッシュは高い段差から大男を見下した。

 

「フン……」

 

大男の名はバルバトス・ゲーティア。異界の反英霊であり、『英雄殺し』の異名を持つ男。

青い髪と緑色のマントを靡かせながらギルガメッシュとそのマスター、他のサーヴァントを見上げた。

 

飢えた獣の目はマスターの背筋を凍らせるほどのもの。だが、アーチャーのギルガメッシュ、ランサーのディルムッド、バーサーカーのランスロットの三人は怯まず、前に出た。

 

「では始めようか」

 

「さあ、足掻いてみせろ!歴史を戻してみせるとなぁ!!」

 

インパクトのある声は大抵の人間を恐怖させる。マスターもその一人ではない。だが、サーヴァント達がいるお陰か早い内に恐怖心が取り除かせた。

 

「ハッ!!」

 

素早い勢いで接近するのと同時に前衛のディルムッドに斧を振り下ろす。

ディルムッドは迫りくる斧を躱しながら黄金の槍で受け流し、右手の真紅の槍で敵を突き刺した。

 

「ヌゥッ!」

 

バルバトスは突かれた真紅の槍を掴むと力任せにディルムッドごと後方に投げ飛ばす。

 

灼熱(しゃくねつ)のバーンストライク!」

 

バルバトスが詠唱を唱えると上空から複数の火炎弾が降り注ぐ。

 

「鬱陶しい」

 

ギルガメッシュが降り注ぐ火炎弾を見て呟くと背後から無数の武器たちが放たれ、火炎弾を撃ち落とした。

 

「ブルァァァァァ!」

 

「Arrrrrr!」

 

バルバトスは巨体から出せる速度とは思えない速さで急接近して斧を振り下ろす。

ランスロットもバルバトスと同等の速さで手に持つ宝具で斧を受け止めた。

 

ギィン!!

 

と金属同士がぶつかりあい、空気が振動しその場にいた者の髪が揺れる。

 

ギィン!キギィン!!ギィン!

 

バルバトスとランスロットのお互いの得物が幾度なくぶつかり合う。

 

「英雄王……」

 

「フン、存分に足掻くがいい」

 

ギルガメッシュがスキルを使用した。味方全体の力を上げるカリスマAのスキルであった。それを使用したことによって、ギルガメッシュやディルムッド、ランスロットの力が上がった。

だが……

 

「スキルなんぞ……使ってんじゃねぇ!」

 

バルバトスが斧の先から巨大な衝撃波を放ち、三人の英霊を襲った。

 

「何!?」

 

バルバトスのスキルの一つ。スキルを使ったことに対して怒りをぶつける理不尽なスキルだ。

これを使ったことでギルガメッシュ達の力が戻ってしまった。

 

「縮こまってんじゃねぇ!」

 

バルバトスがそう叫ぶとギルガメッシュを中心に闇の空間が現れ、ギルガメッシュ達を引きずり込もうとしている。

 

「くっ……」

 

「死ぬかぁ!」

 

さらにはギルガメッシュに斧を振り上げかち上げた。

 

「消えるかぁ!!」

 

そこから連続でギルガメッシュを踏みつけるた。

 

「土下座してでも生き延びるのかぁ!!!」

 

そして、最後に首を掴まれると斧で薙ぎ払った。

 

「おのれぇぇぇぇ!」

 

英雄王の後方からディルムッドが飛び出すと黄金の槍を突き出した。

 

「英雄王下がっていろ」

 

「ハッハァー!」

 

だが、バルバトスはその攻撃を躱しながらディルムッドの首を掴み斧を振り下ろした。

 

「Arrrr!」

 

背後を見せているバルバトスに対してランスロットは宝具を振り下ろす。

だが……

 

「俺の背後に……」

 

バルバトスは振り下ろされる前よりも早くランスロットの首を掴み……

 

 

 

「―――立つんじゃねぇ!!」

 

 

 

斧を思い切り振り上げた。いとも簡単に凶悪な攻撃はランスロットを吹き飛ばした。

 

「どうした?その程度か?」

 

その言葉に対して立香が令呪を使って三人を復活させた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ……ハァ……」

 

「くっ……」

 

「Arrrr…」

 

三人の英霊は肩で息をするように呼吸を整える。

 

「皆……宝具を使って!!」

 

立香が思い切り叫んだ、このままでは負けてしまう。ならば全力を持ってバルバトスを倒すしかないと考えたのだ。

 

「Arrrrrthurrrr!!」

 

ランスロットが立香の言葉に意味早く反応し宝具を構えた。

 

ドドドドドドッ!

 

宝具から放たれた無数の銃弾がバルバトスの体を貫く。

 

「グォッ!!」

 

「好機!」

 

怯んだバルバトスを見てディルムッドはランサー特有の速さでバルバトスに急接近した。

 

「穿て!破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)!」

 

ランサーの速さを生かしたまま右手の真紅の槍で突き刺した。

 

「―――必滅の黄薔薇(ゲイ・ボウ)!!」

 

そして、左手の黄金の槍でトドメの一撃を放った。

傷付けば治せない宝具の槍で突き刺したのだ。これは致命傷のはず。

なのだが……

 

「もっと楽しもうぜ!この痛みをよぉ!!」

 

痛みに顔を歪めはせずむしろ、楽しんでいる顔であった。

それだけではない、バルバトスの力が跳ね上がる。

スキル、ヴァイオレントペインの効果の力であった。

 

「よくやったお前達」

 

英雄王はそう言いながら二人の前に出た。

 

「裁きの時だ。世界を裂くは我が乖離剣! 受けよ!」

 

ギルガメッシュが目の前の空間に手を入れると、一つの宝具を見て取り出した。

赤く螺旋状のような刀身を持った宝具であった。

 

「一発で沈めてやるよ……覚悟はできたか?」

 

バルバトスはそれを見て斧を構えた。その斧からは今までにない闘気と魔力が溜まっていく。

 

天地乖離す(エヌマ)……」

 

ギルガメッシュが手に持つ。宝具を構え腕を引いた。

 

世界を(ワールド)……」

 

バルバトスの斧に溜めた闘気と魔力が最高潮に達し、斧を持つ腕の力が強まった。

 

 

 

 

 

「―――開闢の星(エリシュ)!!」

 

 

 

 

 

「―――破壊する者(デストロイヤー)!!」

 

 

 

 

 

 

 

カッ!という音と共に宝具と宝具がぶつかりあった。

どちらも世界を破壊する程の威力を持っていた。双方の宝具はどちらも敵を殺すのに十分な程の威力を持っており。

バルバトスの宝具は三人を、ギルガメッシュの宝具はバルバトスを襲った。

 

「ランスロット!ディルムッド!ギルガメッシュ!?」

 

立香が目の前の光景を信じられないかのように三人の真名を叫んだ。

 

「―――――――――」

 

だが、現実は非常であった。三人の声は聞こえず沈黙が帰ってくるだけであった。

 

―――その後、彼らの行方を知るものはいなかった

 

 





ギルガメッシュを見ていた時の感想、
「CV.関 智一……金髪……英雄……あっ(察し)」

にしてもFate/ zeroの声優さん、TODの声優さん多すぎませんかねぇ……
リオンやディムロス、空気王までいますし……そしてFGOにはフィリアまで追加されましたし……

その後、彼らの行方を知るものはいなかった(三人の英霊だけとは言ってない)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バーサーカー:バルバトス・ゲーティア


理不尽なアナゴです。
「アイテムなんぞ使ってんじゃねぇ!」がないのはご了承下さいm(_ _)m


「我が名はバルバトス・ゲーティア。バーサーカーのサーヴァントだ」

 

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

狂化D+

 自身のBusterカードの性能を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:仕切り直しA

 自身の弱体状態を解除&自身のHPを回復

 

スキル2:スキルなんぞ使ってんじゃねぇ!EX

 敵全体の強化状態を解除&敵全体に固定で2000ダメージを与える

 

スキル3:ペネトレイトA

 自身に無敵状態を付与(3回)

 

スキル4:ヴァイオレントペインEX

 自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&自身のBusterカードの性能を大アップ(3ターン)&自身の防御力を大ダウン(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

世界を破壊する者(ワールドデストロイヤー)

ランク EX

種別  即死秘奥義

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体に高確率で即死状態を付与する&敵全体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]

 

 

キャラクター詳細

 

青い髪の屈強な男。手にはひび割れた斧を持っている。

狂化していると言っても言語能力は失っていない。だが、闘争の飢えを満たす相手を探している。まさに狂戦士。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:187cm・82kg

出身:??

属性:混沌・悪 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

元々、とある軍の軍人だが、当時の「英雄」を逆恨みし復讐の一心で殺し続けた。

数々の英雄を殺してきたため「英雄殺し」や「英雄を殺めし者」という異名を持ったため反英霊として召喚された。

 

 

絆Lv.3

 

戦争では数々の武功を上げていたが相手を倒す手口は残虐で、手段を選ばぬものだった。さらには気性が荒く、戦闘を娯楽に生きていた狂戦士だ。

 

 

絆Lv.4

 

世界を破壊する者(ワールドデストロイヤー)

即死特技

バルバトスの持つ闘気と魔力を高めた後、自身の武器である斧を地面に叩きつけて、闇のオーラで全てを破壊する技。

これを喰らって生きている者は殆どおらず、皆屍となった。

 

 

絆Lv.5

 

彼は戦う際に嫌いな事が幾つかある。それは以下の通りである。

・アイテムを使うこと

・自身の背後に立たれること

・逃げること

・術に頼ること

・防御や一定距離を保つこと

以上のことを嫌っている理不尽なアナゴである。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「さあ、来い!俺を倒してみせろ!!」

 

攻撃

「ぶるぁぁぁぁ!」

 

エクストラアタック

「死ぬか!消えるか!!土下座してでも生き延びるのか!!!」

 

スキル2

「スキルなんぞ……使ってんじゃねぇ!」

 

スキル4

「もっと楽しもうぜ!この痛みをよぉ!!」

 

宝具

「一発で沈めてやるよ。覚悟はできたか?―――世界を破壊する者(ワールドデストロイヤー)!!!」

 

勝利

「貴様らは、俺の最高の玩具(おもちゃ)だったぜ」

 

戦闘不能

「ありえん!ありえんぞぉ!!」

 

 

 

バルバトス「その声……それに『英雄』だと?」

 

ギルガメッシュ「そうだこの(おれ)こそが『英雄王』だ。雑種」

 

 

 

バルバトス「貴様も落ちたものだな。ディムロス」

 

ランスロット(狂)「Aa?」

 

 

 

バルバトス「ククク、ハハハッ!面白い同じ声でも性格は違うというものか」

 

ランスロット(剣)「な、なんだ、この男は!コイツとは戦ってはならん気がする!」

 

 

バルバトス「死して尚、俺やあの男と同じように戦い続けるか!」

 

ディルムッド「私は騎士としてマスターに使えるだけです。戦いを娯楽として生きる貴方とは違います」

 

 

 

アーカード「その声、その闘気……ハハハッ!どうだ、ここは一つ殺り合わないか?」

 

バルバトス「ほう、貴様も飢えを満たすために戦うのか。いいだろう、来い!」

 

 

 

不夜城のキャスター「いや……来ないでください!私を殺そうとしないで」

 

バルバトス「残念だがそれはできない。貴様はあの『四英雄』の一人と同じ声だからな」

 

 

 

バルバトス「戦場で歌なんぞ歌ってんじゃねぇ!」

 

エリザベート「え?ええっ!?何その理不尽!?」

 

 

 

オルガ「ミカのガンダムと同じ名前を持つ男か。只者じゃねぇな」

 

バルバトス「そんなただデカイだけの機械人形と一緒にするなよ!」

 

 





次回はソリッド・スネークにしようと思っています。
お気に入り登録数300人突破!
いやー乱世乱世!

何かやろうかな?
まあ、誰かカルデアに召喚するサーヴァントを募集しましょう……
活動報告で募集します!
活動報告で!(大事なことなので二回言いました)



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アサシン:ユーリ・ローウェル


なぜか知らないがテイルズオブシリーズのリクエストが多かった……

ユーリはPXZで出たし異世界慣れしてるので出しても大丈夫だと思いました。


「アサシンのサーヴァント、ユーリ・ローウェルってモンだ。よろしくなマスター」

 

【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷Aー 魔力D 幸運C 宝具B

 

【クラス別スキル】

 

気配遮断C

 自身のスター発生率を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:単独行動D

 自身のクリティカル威力を少しアップ(3ターン)

 

スキル2:無窮の武練C+

 自身のスター集中度を少しアップ(3ターン)

 

スキル3:罪を制する者A

 ❲悪❳特性を持つ敵に特攻状態を付与(3ターン)&自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)&自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)&敵単体の防御力ダウン&自身に回避状態を付与(3ターン)&自身のNPを増やす

 

スキル4:オーバーリミッツEX

 自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&自身の防御力を大アップ(3ターン)&自身に必中を付与(3ターン)&スター獲得&NPを大幅に増やす

 

【宝具】

漸毅狼影陣(ざんこうろうえいじん)

ランク B

種別  対人秘奥義

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)&自身のクリティカル発生率を大アップ(1ターン)&敵単体に超強力な攻撃[Lv.1〜]&NPをリチャージ

 

 

キャスター詳細

 

異世界 テルカ・リュミレースにある帝都ザーフィアスの下町で暮らす21歳の青年。剣技に優れ、かつては帝国騎士団に身を置いていたが、組織が内包する矛盾を目の当たりにし、自分なりの生き方を求めて隊を去った過去がある。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:180cm・73kg

出身:テルカ・リュミレース

属性:混沌・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

仲間や弱者を放っておけずに、自らの「正義」に則って行動する彼は、図らず国を蝕む腐敗を正し、世界を動かす中心になっていく。

 

 

絆Lv.3

 

彼には互いを認め合う良き友がいるが、ホウニよる正義を第一に考える友は対照的に、綺麗事では悪を裁けないと公言しており、己の手を汚すことめ辞さないほどらその行動は一貫している。

 

 

絆Lv.4

 

○罪を制する者A

法が裁くことができない罪を斬り、人知れず血に濡れたことで得たスキル。

道徳を振りかざす気などなく、そうあるべきだと思ったまで。世間に評価されようとは、ますます思わず。血を浴びた左手は罪人のそれであった。

 

 

絆Lv.5

 

漸毅狼影陣(ざんこうろうえいじん)

 

彼がいくつもの死戦を乗り越え繰り出した秘奥義。あらゆる方向から敵を何度も斬りつけるという荒業。

初めて技を繰り出した時の感想が「どう動くべきなのか、瞬間的にわかっちまったこんな感じ、初めてだと思ってな……」

 

 

 

セリフ

バトル開始

「んじゃ、始めるとしますか」

 

エクストラアタック

「腹ァ括れよ!天狼滅牙(てんろうめつが)!!」

 

スキル4

「飛ばしていきますか!」

 

宝具

「お終いにしようぜ!閃け、鮮烈なる刃!無辺の闇を鋭く切り裂き、仇なすモノを微塵に砕く!漸毅狼影陣(ざんこうろうえいじん)!!―――さよならだ」

 

戦闘不能

「ドジっちまった……」

 

勝利1

「リベンジなら、受けてたつぜ?」

 

好きなこと

「甘いモンかな……っとこんな話をしたから甘いモン食べたくなってきたぜ。マスター、厨房借りるぜ」

 

嫌いなこと

「おいおい、そんな事を聞いてどうするんだ?」

 

聖杯について

「なんでも願いが叶う、ね……悪ィな生前に聖杯に似たヤツと絡んだ事があってな……」

 

 

 

ユーリ「おいおい、ダンテまでいんのかよ。どうなってんだよ、カルデア(ここ)は」

 

ダンテ「お、ユーリじゃねぇか。お前もここに来たのか」

 

 

 

新宿のアサシン「長い黒髪にアサシンのサーヴァント……おいおい、キャラ被ってねぇか?」

 

ユーリ「同感だな……アンタ、髪切ったらどうだ?」

 

 

 

ロビンフッド「全く……英霊ってガラじゃねぇのになんでカルデア(こんな所)に呼び出されたんだが……」

 

ユーリ「それについては俺も同感だな……。こういうのはフレンとかがお似合いだぜ」

 

 

 

ユーリ「アンタのその声、それに髪もオレの幼馴染に似ているな?」

 

ヘンリージキル「そ、そうかな?」

 

 

 

ユーリ「オレ達は自分の罪を数えたぜ」

 

翔太郎「さあ、お前の罪を……数えろ」

 

フィリップ「二人ともさまになってるね」

 

 





テイルズオブシリーズで好きな作品は「テイルズオブハーツ」です。
シングとコハクを見てるとニヤニヤが止まんない。

次回は鉄拳の仁と魔法少女リリカルなのはシリーズから一人出します。
リクエストのなのはやフェイト、はやてじゃないです。すみません!!(土下座)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ルーラー:スレイ


このスレイはアニメ版のスレイ(考え方)とゲーム版のスレイ(セリフ)を混ぜたものです。


「俺はスレイ!ルーラーのサーヴァントとして召喚されたんだ。よろしくね」

 

 

【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A+ 幸運C 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

浄化の力:EX

 自信のArtsカードの性能をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:天族の加護EX

 自身のQuickカード性能を大アップ(3ターン)&NPを増やす

 

スキル2:導師B

 自身のBurstカード性能をアップ(3ターン)&自身の弱体状態を解除

 

スキル3:神依EX

 自身のBusterカード性能を大アップ(3ターン)&自身のArtsカード性能を大アップ(3ターン)&自身のQuickカード性能を大アップ(3ターン)&スター獲得

 

【宝具】

四神滅砕牙(しじんめっさいが)

ランク A

種別  対穢秘奥義

 

敵単体の強化状態を解除&自身の攻撃力を大アップ(1ターン)&敵単体に超強力な防御力無視攻撃

 

 

キャラクター詳細

 

西暦世界とは別の世界「ウェイストランド」に住む、世界の『穢れ』を浄化する救世主『導師』だった青年。

魑魅魍魎の存在の一つである天族と誓約し超人的な力を得て『災厄の時代』に立ち向かった人物の筆頭。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:175cm・??kg

出身:イズチの杜

属性:秩序・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

彼は生まれた時から天族と暮らしており、霊応力の無い者は見えないが生まれときから霊応力が高く、幼馴染の水の天族『ミクリオ』も共に暮らしていた。

ある日、下界に出て火の天族『ライラ』と出会い、伝説の時代のように人と天族が幸せに暮らせる世界を作るという己の夢を叶えるため、天族と人間の懸け橋になりたいと考え『導師』になることを決意する。 

 

 

絆Lv.3

 

彼は五人の天族と契約しており、幼馴染の水の天族『ミクリオ』、天族の中でも「主神」と呼ばれる高い地位にいる『ライラ』、毒舌家の地の天族『エドナ』、アウトローな空気を纏った盲目の風の天族『デゼル』、上半身裸でデゼルの師でもある風の天族『ザビーダ』である。

 

 

絆Lv.4

 

○神依EX

 

天族と契約をした人間が「神器(しんき)」と呼ばれる「(武器)」をベースにして契約天族をまとい、1体に融合変身すること。この際、姿が大きく変わる。 

人と天族とが力を合わせて戦う究極の形であり、導師の切り札となる決戦術式。

神依を発動し、天族と融合することを「神依化」と呼ぶ。 

上記のシステムから、通常は霊応力が強い穢れていない人間にしか使えない。 

 

 

絆Lv.5

 

四神滅砕牙(しじんめっさいが)

種別 対穢秘奥義

地水火風の四属性神依。正式名称は「地水火風神依」となり 渾身の一撃を大剣に乗せ、敵にぶつける。

純白のマントを纏い、胸元には地属性の黄色、手首には火属性の赤、耳には水属性の青、髪には風属性の緑の飾りがついており、髪は通常の神依時よりさらに明るいブロンドになり、瞳は金色に輝いている。利き手は通常の神依と異なり、右のまま。 

複数の天族を同時に纏うため、通常の神依とは負荷が比べ物にならない。 

 

 

セリフ

戦闘開始

「行くぞ!」

 

スキル3

 

 火神依

「行くよ、ライラ!フォエス=メイマ!」

 

 水神依

「ミクリオ!ルズローシヴ=レレイ!」

 

 地神依

「エドナ、行くよ!ハクティム=ユーバ!」

 

 風神依

 (デゼル)

「デゼル、手伝ってくれ!ルヴィーユ=ユクム!」

 

 (ザビーダ)

「ザビーダ、頼むよ!フィルクー=ザデヤ!」

 

エクストラアタック

「剣よ、吼えろ!雷迅双豹牙(らいじんそうひょうが)

 

 火神依

『火神招来!我が剣は緋炎!紅き豪華に悔悟せよ!フランブレイブ!!』

 

 水神依

『水神招来!我が弓は蒼天!蒼き渦に慙愧せよ!アクアリムス!!』

 

 地神依

『地神招来!我が腕は雌黄!輝くは瓦解の黄昏!アーステッパー!!』

 

風神依

『風神招来!我が翼は碧天!天を覆うは処断の翠刃!シルフィスティア!!』

 

宝具

 

「行くよ、皆!フォエス=メイマ!ルズローシヴ=レレイ!ハクティム=ユーバ!ルヴィーユ=ユクム!フィルクー=ザデヤ!」

 

『全てをぶつける!うおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!』

 

勝利

「これが導師の力だ!」

 

好きなこと

「遺跡!ああ、この世界の遺跡も見て回りたい!」

 

嫌いなこと

「嫌いなこと……うーん、なんだろう……」

 

聖杯について

「聖杯……ものによっては『穢れ』が出ているものもあるんだけど実際はどうなんだろ?」

 

 

 

スレイ「この人が悪竜を鎮めたライダー……」

 

マルタ(騎)「ふ〜ん……導師って聖女に近い存在なのかしら?」

 

 

 

ライラ「これが太陽の化身であるカルナさんの炎……わたくし以上ですわ」

 

カルナ「珍しい炎を持っている、貴様も中々だ」

 

 

 

ユーリ「幼馴染ごとここに召喚されたのか……いつか、フレンも来るかもな」

 

ミクリオ「幼馴染ってそんなに珍しいのか?」

 

 

 

茨木「その体でその怪力、やりおる」

 

エドナ「褒めても何も出ないわよ」

 

 

 

金時「お前も動物と話せるのか?」

 

デゼル「まあ、似たようなもんだ」

 

 

 

頼光(槍)「風紀を乱す輩は粛清です!」

 

ザビーダ「ヒュッー!これはこれはいい眺め―――ちょっ、痛い、痛いって!?」

 

 

 

 

 

 

 

 





今回はフォームチェンジ時や神依時のセリフを書くのに苦労しまします。

次はドリフターズの妖怪首おいてけとゲームセンターにあるとあるアーケードゲームの桃太郎さんです


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

METAL GEARシリーズ
アサシン


う〜ん、スネークが少し変な感じになってるかもしれないです……m(_ _)m


〜カルデアサマーメモリー〜

 

「えっと……今から何をするんですか?」

 

盾を持ったデミ・サーヴァント、マシュ・キリエライトが目の前のアサシンに聞いた。

 

「…………」

 

左目に眼帯、バンダナをした男は周囲を探るかのように足音を殺しながら歩き、マシュ達を静かにさせるかのように人差し指を見せた。

 

「…………」

 

アサシンであるソリッド・スネークはから漂う真剣な雰囲気にマスターである立香は息を飲み込み、静かに待っていた。

 

「!」

 

突如、スネークが足を止め地面を見ながら何かを待っていた。

その様子に他のメンバー達を息を飲んだ。

 

「フンッ!!」

 

スネークが素早い動きで地面に手を付けた。ガサガサ!という音がするに何かを捕まえている様子だった。

 

「何を捕まえたんだ?」

 

ランサーのサーヴァント、クー・フーリンが覗き込むようにスネークを訪ねた。

 

「はぁ!?なんだそんなのを捕まえているんだよ!?」

 

クー・フーリンはスネークが捕まえているものを見て驚きながら反論をし始める。

 

「師匠からも何か言ってくださいよ!」

 

隣で静かに見ていたアサシン、スカサハを見た。

 

「クー・フーリン、何を言っている。蛇は重要な食材だぞ」

 

『は?』

 

スカサハから飛び出てきた予想を裏切る台詞にその場にいた殆どの者が素っ頓狂の声を上げた。

 

「お前達も手伝え」

 

スネークがそう言うとキョロキョロとあたりを見渡しながら蛇を探す。

 

「スネーク、こっちにもいたぞ」

 

「おお、オオアナコンダか!」

 

『…………』

 

「スネークさん、これはどうでしょう」

 

目の前の状況に殆どの者が理解していなかった。

ペルソナ使いのキャスターは別として。

 

「クー・フーリン、何をしている早く手伝え」

 

「師匠、俺、少し釣りに行ってきます!」

 

「俺達もクー・フーリンの手伝いをしてきます」

 

流石のクー・フーリンでも二人の行為についていけないのかその場から立ち去る。

立香や他のサーヴァント達も同じくしてその場から立ち去った。

 

その後、夕食は蛇料理となった。

 

 

 

 

 

 

 

 

「くっ……なんだこの負けた感じ」

 

「はい……見た目はあれでしたけど認めたくないほど普通に美味しかったです」

 

「スカサハ、今回は二手に別れて食材や木材を確保しないか」

 

「ふむ、そうだな……」

 

翌日、スネークとスカサハがその後の事とかを色々と話をしていた。

 

「あの人達をどうにかしないんですか!?」

 

二人の様子を見ていた玉藻が抗義を始めた

 

「どうにかってどうすればいいんだよ!?」

 

それに対してクー・フーリンが答え。

 

「えっと……マルタは何か案はないんですの?」

 

マリーがマルタに聞き。

 

「え?わ、私……あの料理別に悪くは無かったですし……」

 

「物体Xに比べればどうってことないですよ」

 

「物体Xとはなんだ?」

 

鳴上とカルナが話を始めた。

 

「食感がじゃりじゃりしたりブヨブヨしてるカレーです。普通カレーって甘いとか辛いとか何ですけど―――「分かった。もう何も言わなくてい」」

 

「あの蛇料理、クセになりそうです」

 

「ち、父上?」

 

新たな食に目覚める騎士王。

 

「私はマスターと同じものを食べていれば安心ですわ」

 

そして平常運転な清姫。

 

「けど、とりあえず二人に従うしかないと思いますが……」

 

どうする事も出来ないマシュ。

 

「けどらこのままだと拙者達の胃が保たぬござるよ」

 

黒髭が反論し、

 

「王よ、体に変化は?」

 

「大丈夫だ」

 

とディルムッドとフィン。

 

「主から二人に何か言ってくれぬか?」

 

「ごめん、流石に無理」

 

立香が諦めたかのように声を低くしてそう言った。

あの二人があそこまで熱くなると多分、誰にも止められないのだろう。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

男性陣はスネーク組に女性陣はスカサハ組に別れた。

 

「で、どうすんだよ。蛇の旦那」

 

「まずは動物狩りをしようと思っている」

 

「へぇ〜」

 

スネークの言葉にクー・フーリンは感心があるような声を出した。

 

「スカサハから聞いたぞ。クー・フーリンは狩りの経験があるようだな」

 

「まあな」

 

「なら、マスター達に狩りの仕方を教えてやってくれ」

 

「了解だぜ。けど、旦那は?」

 

「俺は他にやることがある。少し席を外させてもらおう」

 

スネークはそう言って森の奥の中に入っていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…………」

 

スネークは森の中を奥へ奥へと入っていった。ア散弾銃を両手でしっかりと持ち、左目の眼帯から情報得ながら周囲を確認する。

 

「…………」

 

いた。スネークが探しているモノの一つがそこにいた。

チャキ、と武器を構えて照準を合わせる。

 

「……!」

 

ドゥン!森の中に銃声が響き渡る。スネークが撃ったのだ。

スネークが銃を構えながらとゆっくりと近づきそいつに近づく。

鹿だ。その体にはところどころに銃痕があり、力尽きて地面に倒れていた。

 

 

「―――――――――」

 

「!?」

 

鹿の死体を持とうとした時、背後から獰猛な獣の声が聞こえ振り返る。

 

黒い巨体の猪。それがスネークに突進してくるのだ。スネークは緊急回避で避け、銃口を猪に向けて発砲した。

 

「チィ……!」

 

だが、散弾銃の銃弾は猪に余り意味をなさなかった。

 

「―――――――――」

 

猪が突進してきた。スネークはまた緊急回避でそれを避けあたりを走り回った。

 

 

 

逃げているわけではない。スネークにも考えがあった。

 

「…………」

 

途中でスネークが途中で足を止め、猪の方に振り返った。

 

「―――――――――」

 

猪はスネークを睨みつけると全速力で駆け出した。

 

 

 

 

 

カチッ、と猪が全速力でかけ始めたのと同時だった。

 

ドォン!とスネークと猪の間にある二本の大木の根本が爆発したのだ。

その爆発で気が倒れて大木とスネークの方に向かっている猪と二本の大木がぶつかりあった。

 

ドンッ!という衝撃音と共に大木が猪に伸し掛かるように倒れ、猪が転ぶ。

 

それを見逃さないスネークは手榴弾(ハンドグレード)を投げ込んだ。

そして、更にはロケットランチャーを取り出すと照準を猪に向け……

 

ドゥン!

 

放った。ヒュゥ……という音ともに弾頭は猪に向かっていき、先程投げた手榴弾(ハンドグレード)と同時に爆発した。

 

 

「ほう……」

 

スネークは爆煙が残る中、感嘆の声を上げた。

 

「―――――――――」

 

「ならば、全力で行かせてもらおう!」

 

直後、スネークの背後からソレは現れた。

スネークは搭乗するとソレを動かした。

 

ダダダダダダダダダッ!

 

歯車の銀恐竜(メタルギアREX)…核搭載型二足歩行戦車だ。

 

メタルギアREXのガトリング砲が火を吹き、次々と猪の体に穴を開けていく。

 

バカッ、ドドドドドドドドッ!更にはメタルギアREXの頭部の方からハッチが開きミサイルが噴出され、猪の体を吹き飛ばす。

 

「さよならだ」

 

最後にはメタルギアからレーザーが射出され、猪を焼いた。

 

「任務、完了……」

 

 

 




あまり、上手く書けた自信がないです……はいマジですみませんでした!!(土下座)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アサシン:ソリッド・スネーク


活動報告がどんどん増えていきますねぇ〜

今の所出す二人は決めました。


「アサシンのサーヴァント、ソリッド・スネークだ」

 

ステータス】筋力A 耐久A 敏捷C 魔力E 幸運C 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

気配遮断A

 自身のスター発生率を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:心眼(真)A

 自身に回避付与(3ターン)&自身の防御力を大アップ(3ターン)

 

スキル2:ストーキングA

 敵単体の防御力を大ダウン(3ターン) &攻撃力を大アップ(3ターン)

 

スキル3:単独行動B

 自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)

 

スキル4:恐るべき子供達E

 自身のクリティカルスター集中度を少しアップ(3ターン)&自身の攻撃力を少しアップ(3ターン)&自身の防御力を少しアップ(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

歯車の銀恐竜(メタルギアREX)

ランク EX

種別  対国宝具

自身に必中状態を付与(1ターン)&敵全体の防御力を大ダウン(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体に超強力な攻撃[Lv.1〜]&NPをリチャージ

 

 

キャラクター詳細

 

伝説の兵士であるビッグ・ボスの遺伝子を使った「恐るべき子供達(レス・エンファントス・テレブレス)」計画で生み出された潜入工作のプロフェッショナル。

冷静かつ弱さと優しさを持つ、ある意味聖人的とも言えるヒーロー像。

 

 

絆Lv.1

 

身長/ 体重:182cm・75kg

出身:??

属性:混沌・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

六ヶ国語に精通し、IQは180。グリーンベレー時代から空挺降下、スクキューバダイビング、フリークライミングのエキスパートで、多くの銃器、兵器の扱いを習得している。素手での格闘術にも長けている。 

 

 

絆Lv.3

 

性格はクールな皮肉屋。ウイットを効かせた言い回しを好み、案外フランクでユーモアがある。辛辣な皮肉には切れがあり、映画のようなキザなセリフを言うことも。初対面の女性はとりあえず口説くが、オタコンによると「言うだけ番長」の奥手。 

 

 

絆Lv.4

 

歯車の銀恐竜(メタルギアREX)

武装として弾体射出用大型レールガン、30mmガトリング砲、自由電子レーザー砲、対戦車誘導ミサイルを装備している核搭載二足歩行戦車。

機体自体の密閉性も高く、堅牢なセラミックス複合装甲を採用しているため高性能な成形炸薬弾でもなければ有効なダメージを与えることはできない。

だが、スネークが呼び出したメタルギアREXには弾体射出用大型レールガンは搭載されていない。

 

 

絆Lv.5

 

『恐るべき子供達計画』によって生み出されたビッグ・ボスのクローンだが、DNA操作によって意図的に戦士としての特性を発現させられており遺伝的には『限りなく本人に近い別人』。クローン胚作成用の卵子に日本人女性の卵子が使われているため、日英混血とされる。 

 

 

 

セリフ

バトル開始

「待たせたな!」

 

宝具

「あまり使いたくはないが使わせてもらおう!」

 

戦闘不能

(オタコン)『スネーク!どうしたんだ!?スネーク!スネーーク!!』

 

勝利

「俺は英雄なんかじゃない。これまでも、これからも」 

 

好きなこと

「好きなこと?そんな事を聞いてどうする?……色々あるな」

 

嫌いなこと

「……嫌いなことか。まあ、吸血鬼とかダメだ」

 

聖杯について

「俺もそんなのに手を出す程溺れてはいない」

 

 

 

清姫「その高度なストーキング技術……ご教授願えないでしょうか?」

 

スネーク「執念深い女は怖いな……」

 

 

 

スネーク「昔からのクローン技術か……」

 

ホーエンハイム「貴方もホムンクルスとして生まれてきたのですね」

 

 

 

スネーク「なんだヤツからはどこか近いものを感じる!」

 

イスカンダル「はっははは!それは余も同じ事よ!どうだ一杯、飲まないか?」

 

 

 

スネーク「ん、煙草が……すまないが一服貰えないか?」

 

斎藤「フン……程々にしておけ」

 

 

 

スネーク「彼女が雷電の……」

 

ジャック「?オジサンだ〜れ?」





スネークの姿はMGS2で。

次回は活動報告で募集したサーヴァントにします。
誰かって?ソレは秘密ですよ……

別にサーヴァントが出たからって募集を終わらすわけではないです。

とりあえず募集してるのと書く予定だったのを交互に投稿するつもりです。
混ぜて投稿する時もあるかも


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

仮面ライダーシリーズ
ライダーとアサシン


好きな仮面ライダーは『仮面ライダー電王』です。
今回は募集したキャラの二人です。


〜亜種特異点? ??〜

 

透き通った夜の冷たい空気が立香の肌を震わせる。

 

「……おっとここから先は簡単には行かせねぇぜ。カルデアのマスターさんとやらよ」

 

山の坂が激しい中、獣道を進んでいくと長い黒髪の男が木の裏から姿を現し、行く手を阻んできた。

 

「ユーリか!」

 

立香のサーヴァントの一人であるセイバーのダンテが行く手を阻んできた男を見て名前を叫んだ。

 

「チッ、ダンテまでいやがんのかよ……」

 

「知り合い?」

 

「まあな。その様子だと俺達は敵同士って事か」

 

「まあ、そういうこった」

 

「なあ、昔のよしみでここを通してくらないか?」

 

「別に構わないぜ」

 

ユーリが口元に笑みを浮かばせるとダンテがヒュー、と口笛を吹いた。

 

「ただし、条件がある」

 

「何?」

 

「アンタのサーヴァントを一体だけここに置いていきな」

 

「どういうつもりだ?」

 

「どうもこうもねぇよ。こっちにも事情ってもんがあんだよ」

 

「…………」

 

「…………」

 

ダンテとユーリがお互いを睨み合った。ダンテの顔から余裕の笑みが消え、ユーリの顔から真剣な表情が出ていた。

 

「OK.俺が残―――「いや俺が残ろう」おい、ライダー」

 

白いスーツに白いソフト帽を被った男がダンテの前に出てきた。

 

「ん?」

 

「どういうつもりだ?」

 

「お前達は仲間同士だったんだろ?実際は余り戦いたくないんじゃないか?」

 

「…………」

 

「…………」

 

ソフト帽の男にそう言われると二人は黙った。そしてユーリが道を開けた。

 

「…………」

 

ダンテが黙ってユーリの隣を通り過ぎた。

 

「気になるのか?」

 

横を通り過ぎたダンテを睨みつけていたユーリの様子にソフト帽の男は何かを疑問に思った。 

 

「別になんともねぇよ……後はアンタを倒して終わりだ」

 

ユーリが左手にぶら下げていた刀をちゃんと持つと、刀を振るう動作で鞘を抜き投げ捨てた。

 

「フィリップ。あのユーリとかいうサーヴァントの情報は?」

 

『ダメだ、翔太郎。ユーリという英霊的存在が存在していない。恐らく、クレスやダオスみたいな異界の英霊なんだと思う』

 

ソフト帽の男、左 翔太郎は無線端末でカルデアにいるもう一人の相棒、フィリップに疑問を投げかけた。

 

「異界の英霊、ね……。まあ、英霊ってガラでもねぇけど」

 

「一応、聞くが特異点のサーヴァントの殆どをお前が?」

 

「野暮な事を聞くじゃねぇか。聖杯戦争ってのはそういうもんだろ。最後の英霊になるまで生き残る」

 

「ちなみに無関係の人を巻き込んだ事は?」

 

「どうだったか……」

 

ユーリが後頭部を掻きそう呟いた。

 

「ま、そんなことを言わずに闘り合おうぜッ!」

 

ユーリが前方にステップしながら左手に持つ刀を振り下ろした。

 

「フィリップ!」

 

―――ジョーカー!

 

翔太郎がソフト帽を右手で抑えなら避け、素早く赤いベルトを腰に取り付けると、懐から『J』と記された黒のUSBメモリを取り出した。

 

『分かってる』

 

―――サイクロン!

 

カルデアにいるフィリップも緑色のUSBメモリを取り出すといつの間にか腰に付いていたベルトの右側の差込口に差し込んだ。

 

「あん?」

 

ユーリは翔太郎が行っている行動に眉を寄せた。

 

「変身!」

 

―――サイクロン、ジョーカー!

 

翔太郎が黒のUSBメモリをもう片方、左側の差込口に差込み、縦に差し込まれていたUSBメモリを『W』のように倒した。

 

翔太郎の体を一瞬の閃光が包み、姿を変えた。

右側に緑色、左側に黒色という綺麗に二つに色が別れていた。

 

 

 

『さあ、お前の罪を……数えろ』

 

バサッ、と風で靡く銀色のマフラーを翻し黒の人差し指でユーリを突きつけた。

 

「……おいおい、どうなってんだ?ライダーの英霊ってのは皆そうなのか?」

 

『…………』

 

『スルーされたね』

 

「ま、んなことはどうでもいいか。蒼破(そうは)ァ!」

 

『!!』

 

ユーリが刀を振り上げると、刀から衝撃波が放たれ、仮面ライダーWに迫る。

だが、Wが右腕を振りかざすと前方に風が生じ、衝撃波を消し飛ばした。

 

「チッ、幻狼斬(げんろうざん)!」

 

『くっ!』

 

ユーリが一瞬で距離を詰め、背後に回ると刀を振るった。

余りの速さに反応が遅れ、Wは攻撃を喰らってしまう。

 

『相手が近接なら……』

 

―――メタル!

 

Wが黒のUSBメモリを抜くと、銀色のUSBメモリを取り出し差し込んだ。

 

―――サイクロン、メタル!

 

Wがまた姿を変えた。右側はそのままだが左側は黒色から銀色に姿が変わった。

 

「姿が変わっただけじゃねぇか!そらッ!」

 

ユーリがそのまま刀を振り下ろす。

ガキンッ!とユーリの刀は鉄の棍棒に防がれた。

 

ブォン!とWは刀を上へ押しのけると、棍棒を器用に回しユーリの体をふき飛ばした。

 

「カハッ!」

 

ありえないほどの硬さの棍棒で叩かれたユーリは血反吐を吐いた。

 

―――トリガー!

 

「おいおい、まだあんのかよ!?」

 

Wは青色のUSBメモリを取り出すと差し込み、姿を変えた。

今度は左側が青色だった。

 

『ハッ!』

 

Wが青の銃を構えるとユーリに放った。

 

守護方陣(しゅごほうじん)!」

 

ユーリが地面に刀を差し込むと魔法陣が展開し光の粒子がユーリの体を包む。

 

風を纏う銃弾はユーリの体を包む粒子にぶつかると拡散し消えていく。

 

絶風刃(ぜっぷうじん)!」

 

ユーリがその場で真空波を作り出し、刀を思い切り振り下ろす事で真空波を前方に思い切り、撃ち出した。

 

『何っ!?』

 

Wが風で防ごうとするも鋭い風の刃はそれを切り裂き、Wの体を襲う。

 

―――ルナ!

 

新たに黄色のメモリを取り出すとベルトに差し込んだ。

 

「そうはさせっかよ!狼破(ろうは)っ!!『ルナ、トリガー!』―――何っ!」

 

ユーリがWがUSBメモリを差し込んでいる最中に近づきら狼の形をした闘気をぶつけると後方に吹き飛ばす。

だが、吹き飛ばされている最中に変身を完了したWが銃のトリガーを引いた。

銃口はユーリに向いておらず、黄色い銃は別方向に飛んでいき、

 

曲がった(・・・・)

 

銃弾は曲線を描きながらユーリの方に向き、ユーリの体を吹き飛ばす。

 

「これは当たる覚悟で攻めねぇといけねぇか!」

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

ギィン!と刀と鉄の棍棒がぶつかり合い火花が散り合う。

 

「腹ァ括れよ!」

 

―――メタル、マキシマムドライブ!

 

天狼滅牙(てんろうめつが)!!」

 

 

『メタルブランディング!』

 

ギィン!とお互いの得物がぶつかり合い、互いが力を込める。

 

「―――飛ばしていきますか!」

 

だが、突如としてユーリがスキルを発動させた。オーバーリミッツEX 。内なる闘気を開放し、力を底上げする力だ。

 

「お終いにしようぜ!閃け、鮮烈なる刃!無辺の闇を鋭く切り裂き!」

 

先程よりも速く、接近してきたユーリは素早く刀を振り下ろすと今度は背後から現れた攻撃をし始める。

ありとあらゆる方向からの斬撃にWは動きに追いつけなかった。

 

「―――漸毅狼影陣(ざんこうろうえいじん)!!」

 

ザシュッ!と最後には思い切り斬りつけた。

 

「―――さよならだ」

 

ユーリがWに背を向けてそう言った。

 

―――エクストリーム…マキシマムドライブ!

 

「何っ!?」

 

背後から聞こえてくる機械音にユーリは振り返った。

バサッ!と周囲に砂塵を巻き上げるとソイツは飛んだ。

 

「はあぁぁぁぁぁぁ……」

 

それはWが最初に見せた変身に少し似ていた。だが、ただ綺麗に二つに別れているのではなく真ん中に金色が入っており、更にはWの背には六枚の羽が生えていた。

 

「―――究極の黄金(ゴールデンエクストリーム)!!!」

 

Wは上空からユーリに落下しにいき恐るべきパワーを持って両足蹴りを放った。

 

「やべ、ドジっちまった……」

 

ユーリが両手を開き、仰向けに倒れながら満足そうな笑みを浮かべる。

 

「おい、ライダーさんよ。楽しかったぜ」

 

「それはどうも」

 

ユーリが皮肉げにそう言うと変身を解いた翔太郎を見た。

 

「次、会うときはカルデアとやらでな」

 

「その時は話を詳しく聞かせてもらうぜ」

 

(俺は役目を果たしたぜ、仁)

 




ということで仮面ライダーWの翔太郎とフィリップ、テイルズオブヴェスペリアのユーリ・ローウェル。
仮面ライダーWって殆どうろ覚えですm(_ _)m


選んだ理由:ユーリにあの台詞を言わせてみたいから(ユーリの解説でいいます


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:仮面ライダーW

アンケートで募集しているキャラ……なぜか18禁ゲームがある件。
今年で18歳になったからやったことはないけど名前ぐらいは知っているという。(ランスやらカミカゼエクスプローラー、もんむす・くえすとやら
好きな18禁ゲーム制作会社はアリスソフトじゃなくゆずソフト。
理由:絵師さんがこぶいちさんだから(小説、緋弾のアリアの絵を書いてる人



「ライダーのサーヴァント、左 翔太郎だ。俺たちは二人で一人のライダーだ」「同じくライダーのサーヴァント、フィリップだよ」

 

【ステータス】筋力? 耐久? 敏捷? 魔力C 幸運D 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:A

 自身のQuickカード性能を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:地球(ほし)の本棚A++

 敵全体の攻撃力を大ダウン(3ターン)れ&敵全体の防御力を大ダウン(3ターン)&敵全体の宝具チャージを減らす

 

スキル2:地球の記憶(ガイアメモリ)A

 自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&自身の防御力を大アップ(3ターン)&自身のクリティカル威力をアップ&NPを増やす

 

スキル3:マキシマムドライブA+

 自身のBusterカード性能を大アップ(3ターン)&自身のArtsカード性能を大アップ(3ターン)&自身のQuickカード性能を大アップ(3ターン)&スター獲得

 

【宝具】

究極の黄金(ゴールデンエクストリーム)

ランク EX

種別  対人宝具

自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&敵単体の強化状態を解除&敵単体に超強力な防御力無視攻撃&自身の防御力ダウン(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

風都という街で蔓延る悪と戦うご町内ヒーローにして、「二人で一人のライダーのサーヴァント」。

ソフト帽子を被った男が左 翔太郎、クリップで髪留めをしている男がフィリップである。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

出身:日本

属性:秩序・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

左 翔太郎

正義感が強く心優しい性格。出身地である風都を愛しており、「街を泣かせる者」である犯罪者を許さず(ただし彼の方針はあくまで「罪を憎んで人を憎まず」である)、「街の涙を止める」ために日々奔走している。 

 

 

絆Lv.3

 

フィリップ

一度興味の対象を見つけるとそれ以外には見向きもせず、寝食も忘れて検索に没頭するが、それでいて、対象の知識を完全に読み終えると手のひらを変えたように無関心になるという、極端にマイペースな性格。 

 

 

絆Lv.4

 

数々の歴史に残る仮面の戦士『仮面ライダー』の一人(二人)。ベルトと二種類のUSBメモリ『ガイアメモリ』のパターンで戦う『仮面ライダーW』。

それには様々な種類があり、風や炎を操ったり、硬化や柔軟させたり、と様々な種類のガイアメモリがある。

 

 

絆Lv.5

 

究極の黄金(ゴールデンエクストリーム)

種別 対人宝具

仮面ライダーWの勝利を願う風都の人々の祈りを乗せた風を受け、サイクロンジョーカーエクストリームがさらに強化された姿。 

クリスタルサーバーが金色になり、背中には風都タワーを模した3対の翼を持つ。

黄金のエネルギーを帯びた両足蹴り。26本マキシマムドライブを一方的に打ち破るほどの破壊力を誇る。

 

 

セリフ

バトル開始

―――サイクロン

 

―――ジョーカー

 

翔太郎「変身!」

 

―――サイクロン!ジョーカー!

 

仮面ライダーW『さあ…お前の罪を数えろ!』

 

 

 

スキル3

―――ジョーカー!マキシマムドライブ!!

 

宝具

―――エクストリーム…マキシマムドライブ!

 

仮面ライダーW『はあぁぁぁぁぁぁ……究極の黄金(ゴールデンエクストリーム)!!』

 

勝利

『俺は、いや俺たちは2人で1人の探偵で、仮面ライダーだ!』

 

好きなこと

翔太郎「決まっている。俺の庭である風都さ」

フィリップ「君はいつもそれだね」

 

嫌いなこと

翔太郎「俺は罪が嫌いだ」

フィリップ「相変わらずだね翔太郎は」

 

聖杯について

フィリップ「実に興味深い、ゾクゾクするね。聖杯戦争の事は幾つか記されているけど詳しい事は分からないんだ」

翔太郎「 つまりは自分の足で調べろってことか」

 

 

 

翔太郎「二人で一人のライダー……」

 

フィリップ「まるで僕達みたいじゃないか」

 

アン「何やら競争心が芽生えてきましたわ!」

 

メアリー「君たちには負けないよ」

 

 

 

翔太郎「まさか……ライダーのクラスにそのデザインのベルト……」

 

フィリップ「まさか新しい仮面ライダー!?」

 

金時(騎)「そんなんじゃねぇよ。まあ、なってみたい気持ちはあるけどな」

 

 

 

フィリップ「シャーロック・ホームズ……彼もここに来ていたとはね」

 

翔太郎「探偵をやっていた甲斐があったな」

 

シャーロック(裁定者)「今時の探偵は変身することができるとは驚きだ」

 

 

 

 




活動報告で募集したキャラクターの却下案

ウルトラマン……すみません、見てないですm(_ _)mというかどのウルトラマンまで見たか覚えてないです!(土下座)

刃牙……見たことがない。近いうちに漫画を見ようとは思っています 

聖闘士星矢……アロイオスが分かんないです。聖闘士星矢は冥王編まで見たんですが記憶にないんですよ!!(土下座)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダーとルーラー

書けましたので投稿しました。多分、誤字脱字が多いです。


そこは時間の中である荒野。どこまでも続く砂の海に一本の電車が走っていた。

 

時の列車『デンライナー』。そう呼ばれている。

 

『デンライナー』の食堂車には四人の怪物と四人の人間がいた。

 

「あの……オーナー。話ってなんですか?」

 

どこか気弱そうな顔をした黒髪の青年、野上 良太郎は、食堂車の角にある席に座っているスーツを着ている男、通称「オーナー」に問いかけた。

 

「……私が野上くんを呼んだのはとある時間に行ってもらうためです」

 

オーナーは目の前にある旗を立てたチャーハンを内側から少しずつ食べながら話し始める。

 

「とある時間?」

 

「はい。そこは少し特殊な場所でして、何でも、あるはずもない過去が現れたそうなんです」

 

「あるはずもない過去……ですか?」

 

良太郎の隣に立っていた小さな女の子、ハナが首を傾げる。

 

「はい。例えばぁ、あの有名なジャンヌ・ダルクが蘇り竜の軍勢を用いて自身の国の街を燃やしたり、あの名高いアーサー王の円卓の騎士たちが自国の民を殺害するなど……本来あり得ない世界が出てくるんです」

 

「そんな事があるんですか?」

 

「はい。今の話は実際にあった出来事です」

 

「「え?」」

 

「あん?どういうことだよ、おっさん!」

 

途中、横から現れた二本の角を生やした赤い怪物『モモタロス』は机に座りながら叫んだ。

 

「そのままの意味です。ですがぁもう無かったことにされていましてねぇ」

 

「つまり、誰かが歴史を修復したってこと?」

 

その話を聞いていた青い怪物『ウラタロス』が片腕を肩の位置まで上げながらそう言い放った。

 

「はい。駅長の話ではどうやら私達、『時の運航』を守る者以外の人間がそれを行っているようです」

 

「てことは良太郎とハナ以外に特異点がいるちゅうことか?」

 

モモタロスやウラタロスより一回り体がデカイ巨体を持つ黄色の怪物『キンタロス』が顎を触り、首の骨を鳴らした。

 

「確証はありませんがぁ……」

 

「それを僕が確かめに行けばいいんですね?」

 

「何それぇ!面白そう!!」

 

良太郎がそう言うとヘッドフォンを着けた紫の怪物『リュウタロス』がポニーテールを揺らしながら暴れだした。

 

「はっ!」

 

その時だった。オーナーが食べていたチャーハンに刺さっていた旗が倒れたのだ。

オーナーが静まると胸ポケットから一枚のカードを良太郎に差し出した。

 

「これは?」

 

「良太郎くんに調べてほしい時間のチケットです」

 

良太郎が覗き込むとそこには長い黒髪の女性が写っており、その下には『幻想竹取物語 富士の山』と表記されていた。

 

良太郎達はこのチケットに違和感を感じていた。本来、そのチケットには生年月日が表示されるのだが、このチケットは違うものが表示された。

 

「えっと……これは?」

 

「大丈夫ですよ。このチケットは安全です」

 

オーナーがそう言うとそのまま食堂車を出ていった。

 

「で、どうすんだ?良太郎」

 

「歴史改変されているんなら直ぐに直さなきゃ」

 

『時の運航』を守る者、野上 良太郎は決意の籠もった瞳でそういった。

 

 

時の列車『デンライナー』……

 

次の駅は過去か未来かそれとも―――特異点か

 

 

 

 

 

 

 

数々の竹林が生えてる中、一人の青年がその場に立っていた。

青いシャツに白いマントを被せており、どこか幼さが残る青年だった。

 

「へぇ〜、これが伝承に残る『竹取物語』の世界か」

 

クラス『ルーラー』として召喚された青年は目を輝かせながらそう言った。

 

(スレイ、僕達のやることは分かっているんだろう)

 

「それぐらい分かってる」

 

スレイ―――別世界『ウェイストランド』で世界の穢れを浄化した存在『導師スレイ』。

 

ルーラーとしての適正が十分にある。そのスレイがまるで独り言を言っているかのようにそう喋っている。

 

「聖杯戦争……確かこの世界の過去に聖杯を持ち出した人物を探せばいいんだけど見つかるかな?」

 

(スレイさん、とりあえずあたりを探索してみましょう)

 

「そうだね。何か見つかるかもしれないし……」

 

スレイが竹林に生える雑草を踏み抜きながら歩く中、異様な物を見つけた。

 

「あれは……?」

 

スレイたちの世界にはない存在しない「電車」であった。

 

「…………」

 

スレイは身を屈ませ茂みに隠れるように様子を伺った。

 

「こ、ここがオーナーが言っていた『あるはずもない過去』……」

 

電車の扉から一人の青年、野上 良太郎が降りてきた。

 

「……!?」

 

スレイは驚きながらその人物を見ている。

 

直後、良太郎の背後の電車が動き出した。

 

電車の前方からレールが現れるとそれに沿って電車が進み、空に舞い、やがて時間の狭間に消えていった。

 

(スレイ、どうするんだ?)

 

「そうだね……話を聞いてみようと思う」

 

(正気?ルーラーは部外者を巻き込んではいけないのよ?)

 

「俺は彼が部外者ではないと思うんだ。なら彼はどうやってこの時間に来たかも分かんないし。それにさっきの言葉からして彼はここの事を知っている」

 

スレイはそう言うと茂みから現れ良太郎に近づいた。

 

「えっと……貴方は?」

 

「俺はスレイ。少し聞きたい事があるんだけどいい?」

 

「え、えっと……野上 良太郎です。それで、はなしっ何ですか?」

 

「君はここの事をどの位知っているのか教えてほしいんだ」

 

「えっと……ここの事って?」

 

「ここの特異点だよ?」

 

「特異点って……僕の事ですか?」

 

「……?」

 

スレイが首を傾げ、頭の上にはてなマークが浮かび上がる。

 

(ぜ、全然、話が噛み合わない)

 

(おい、良太郎。ここは俺に任せろ!)

 

(モ、モモタロス!)

 

直後、良太郎の動きが止まり顔を下に向けた。それに対してスレイはさらにはてなマークを頭に浮かべた。

 

「おい、テメェ。お前の知っている事全部話せ」

 

良太郎が顔を上げるとスレイのシャツの襟を掴み顔を近づけた。良太郎の髪はビンビンに逆立っており、赤色の一筋のメッシュが見えていた。

 

モモタロスが良太郎に憑依し、特徴的な赤い瞳でスレイを睨みつける。

 

「え、えっと……」

 

(スレイ!?)

 

(モ、モモタロス!乱暴すぎるよ!!)

 

「このぐらいが丁度いいんだよ!」

 

(先輩は少し危ないから下がってて)

 

スレイが困惑しながらそう言うと、良太郎が大声をあげ出すと動きが止まった。

 

「すみません。今のは少しカッとなっちゃって……それで何の話でしたっけ?」

 

良太郎の声が優しく落ち着かせるのような声となり、先程見えていた赤色のメッシュは青色へと変わっていた。

 

(何、こいつ?)

 

「確か―――!?」

 

スレイが何か口を開こうとした瞬間、動きが止まった。

 

「きゃっ!」

 

「なっ!」

 

「!?」

 

「チッ!?」

 

「あん?」

 

それと同時にはじき出されるように五人の男女が現れた。

 

「!?」

 

(え!?どういう事!?)

 

その様子にはさすがに良太郎とウラタロスも驚き、目を疑う。

 

「今の……スレイに誰かが入った!?」

 

水色を基調とした姿をに水色の髪が特徴的な青年『ミクリオ』がスレイを見ながら驚く。

 

「今のは天族の仕業ですの!?」

 

続けて炎を連想させる赤色の服を着た長い銀髪の女性『ライラ』はそう言った。

 

「いや、今の感じ……天族でも穢れでもねぇ!?」

 

さらに上半身裸の男『ザビーダ』がそう言った。

 

「おい、カメ甲!テメェ、人が入っている最中に邪魔すんじゃねぇ!!」

 

『!?』

 

さらに五人の男女は絶句した。何故ならスレイの性格、口調、髪型、仕草が激変したからだ。

いつも純情だった性格や優しい口調、まだ少し子供っぽい仕草もチンピラと化し、爽やかそうな髪型はビンビンに逆立っており一筋の赤いメッシュまで入っている。

 

「ちょっと、先輩。まさか、また他の人の体に入っちゃったの?」

 

「テメェのせいだろ!俺を良太郎の体から押し出した勢いでコイツの体に入っちまっただろう!!」

 

スレイがそう言うと良太郎の襟を襟を掴みあげ、赤い瞳で良太郎を睨む。

 

「ちょっと、先輩。そんなことより後ろ、後ろ……」

 

「あん?―――うおっ!?」

 

良太郎に促されてスレイが後ろを見ると先程までいなかった五人の男女に驚き、叫ぶ。

 

「何よ、こいつ。私達を幽霊みたいに驚いて……」

 

五人の中で最も背が小さく、傘を持った金髪の少女『エドナ』はそう毒を吐きながら傘の先でスレイを突く。

 

「ちょっ、痛っ!このクソガキ!何しやがる!?」

 

「あら、私はアナタよりも年上よ。多分」

 

エドナはさらに傘で突く威力を上げてきた。

 

(ちょっ、エドナ!痛い!痛いって!?)

 

「今の……スレイか!?」

 

黒いスーツを銀髪の男「デゼル」は黒いシルクハットを抑えながらそう叫んだ。

 

『!?』

 

(モモタロスに入られても意識があるの!?)

 

「なんだ、こいつ!?」

 

「ワオ、凄いね。先輩に入られても意識があるんだ……」

 

(モモタロス……その人から出てあげて?)

 

「チッ……わーったよ。―――!?い、今のは?」

 

スレイの様子が元に戻るとミクリオ達はスレイに近づいた。

 

「スレイ、大丈夫!?」

 

「どういう事か説明してもらおうか」

 

ミクリオはスレイの安否を確認し、デゼルたちはそれぞれ武器を構えた。

デゼルとザビーダは両手に鉱石が付いたペンデュラム、エドナは傘を、ライラは紙葉であった。

 

「待ってくれ、皆。恐らくその人たちは敵じゃないと思う」

 

「スレイ!?」

 

「お互い、噛み合わないところがあらから話をしませんか?」

 

スレイは良太郎にそう言うと

 

「……分かりました」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

「時の列車『デンライナー』に良太郎さんたちの時間の未来からやってきた未来の人間の精神体……イマジン」

 

「昔の英雄たちが願いを叶えるために戦う……聖杯戦争……」

 

二人は竹林の中、地面に座りながら話し合っていた。

 

「てことは良太郎さんたちはタイムスリップをしてきたって事?」

 

「良太郎でいいよ。僕もスレイって呼ぶから……まあ、そういうことになるかな。スレイはどうゆう英雄なの?」

 

「ルーラーっていうクラスだけどそんな対した英霊でもないよ」

 

「ルーラー……てことは『裁定者』?いや、それでも充分凄いよ!」

 

「そ、そうかな?」

 

「うん」

 

「けどそれだったら良太郎もじゃない?未来を改変するイマジンを何度も倒すなんて」

 

「そ、そうかな?」

 

「うん」

 

「あ、そういえばさっきの人たちは?」

 

「あれは俺達の世界にいる『天族』っていう種族でね。人よりも凄い存在なんだよ」

 

「人よりも?」

 

「うん。人よりも長寿で殆ど不死に近い状態、さらには魔術まで使えるんだ」

 

「なるほど……だからモモタロスよりも年上なんだ」

 

「良太郎はこの時間に来たって事は時間を修復しに来たってこと?」

 

「まあ、そういう事になるのかな?僕は『時の運航』を守る者だし」

 

「……そうなんだ」

 

「それで、その相談なんだけど、僕もスレイ達と一緒に行動してもいいかな?」

 

「え?」

 

「いや、その……目的は同じたがら……駄目、かな?」

 

「断る理由はないよ!一緒に行こう!」

 

スレイがバッ、と立ち上がった時だった。

 

「いたぞ!恐らくコイツだ!」

 

刀を持った敵が複数現れた。

 

「え、え!?」

 

「気を付けて!コイツラは敵だよ!!」

 

スレイがそう言うと腰に差していた儀礼剣を抜き構えた。

 

(良太郎!ボサっとするな!)

 

「う、うん」

 

良太郎はそう言うと右手でデンオウベルトを具現させ、そのまま腰に巻きつけ、ベルトの中央部である「ターミナルバックル」にある赤いボタンを押した。

 

「行くよ、モモタロス―――変身」

 

特徴的な音楽がベルトから流れ、さらにポケットからライダーパスと呼ばれる黒いパスを取り出し、ターミナルバックルにセタッチした。

 

(よっしゃ!)

 

―――Sword Form

 

ベルトから機械音が流れると同時に良太郎はいつの間にかスーツを着ており、周りには赤いパーツが複数浮いていた。

 

ガシャン!ガシャン!という音を立てながら良太郎のスーツに纏わりつき最後には頭の部分から桃の形をした仮面が現れ、真っ二つに割れた。

 

 

「―――俺、参上!」

 

 

良太郎の姿が完全に仮面ライダー電王 ソードフォームへと変わり良太郎に入っているモモタロスが体を動かす。

 

「!?す、凄いよ!」

 

これにはスレイも驚き、目を輝かせている。

 

「な、何だ、こいつは!?」

 

「仮面ライダー電王だ!行くぜ!行くぜ!行くぜぇ!!」

 

電王が敵陣の中に突っ込みながら、腰にあるデンガッシャーのパーツを組み合わせ、剣に組み立てると敵に剣を振り回す。

 

「そらっ!」

 

一見、乱暴に振り回しているかのようにも見えるがちゃんと敵との距離とリーチを考えながら剣を振るっていた。

 

「俺も負けていられない!天滝破(てんろうは)!」

 

スレイも敵の目の前に素早く移動すると水流とともに剣で敵を斬り上げた。

 

「アイツ、やるじゃねぇか」

 

(先輩だけ、いい思いはさせないよ)

 

―――Lod Form

 

モモタロスがスレイを見てそう言うと、途中からウラタロスが良太郎の体を乗っ取った。

それに合わせて電王の姿が変わり二本の角が生えたような仮面をした青い電王―――仮面ライダー電王 ロッドフォームとなった。

 

「―――お前、僕に釣られてみる?」

 

ウラタロスがそう言うと右手に持っていたロッド型のデンガッシャーを敵に突き刺した。

 

「僕達も負けてられないね……双流、放て!ツインフロウ!!」

 

ミクリオが詠唱を行い杖を振るうと、二つの水流が放たれ、敵を吹き飛ばした。

 

「はい!我が火は狂しき緋弾!ブリッツフレイム!!」

 

ライラも負けずと詠唱を唱えるとライラの周囲から爆炎が発生し、周りの敵を燃し、吹き飛ばす。

 

「過激な女性だ」

 

(俺にもやれせてくれ!)

 

―――Ax Form

 

ライラを見てウラタロスが呟くと今度はキンタロスが良太郎の体を乗っ取った。

また姿も変わり、周りには懐紙が舞い始めた。

 

「―――俺の強さにお前が泣いた!涙はこれで拭いとき!!」

 

ロッド型のデンガッシャーはアックス型へと変わり、黄色の電王は思い切り敵に振り下ろした。

 

「コロコロ姿を変えるわね……赤土目覚める ロックランス!」

 

エドナが詠唱をすると敵の地面から岩槍が現れ敵を打ち上げた

 

「なんや、あの譲ちゃん。奇怪なことをするな」

 

(キンちゃん、僕にもやらせて!)

 

―――Gun Form

 

キンタロスがエドナを放つ術を見ているとリュウタロスが良太郎の体を乗っ取る。

電王の姿も変わり紫色の電王に姿を変えた。

 

「―――お前達、倒すけどいいよね?答えは聞かないけど!」

 

リュウタロスがそう言うとクルリ、と一回転して右手に持つ銃型のデンガッシャーで敵を撃つ。

 

「あはは!」

 

「チッ、無邪気だな。引き裂けクズ!ジルクラッカー!!」

 

デゼルが天響術を唱えると目の前の敵陣に重力場が発生し今にも押し潰す勢いであった。

 

「ま、いいんじゃねぇの?」

 

「急襲 猛牙 噛み付くよ!アベンジャーバイト!!」

 

デゼルが足止めしていた敵に風の霊力が牙を具現させ噛み付いた。

 

「良太郎、決めちゃって!」

 

(う、うん!)

 

―――Liner Form

 

最後には赤い携帯電話『ケータロス』をターミナルバックルに取り付けると背後からデンライナーが現れ、半透明となって良太郎をすり抜けた。

姿はソードフォームと少し似ており、両手には大きな盾が付いた剣を持っていた。

 

「皆、行くよ……」

 

―――Momo Sword

 

盾の下に付いているハンドルを引いて、一回転させ、押し込むと音楽が流れ始め、剣の切っ先から黄色いオーラのレールが現れ、敵の方に向かっていく。

電王はレールに乗ると滑るように加速し始め、四本の電車のオーラを纏い敵に接近する。

 

 

 

「―――必殺、電車斬り!!」

 

 

 

良太郎が叫びながら溜めた力をすり抜けながら思い切り振るった。

黄色い斬撃が周りの敵を一閃した。

 

「皆!俺達もやろう!!」

 

スレイが電王の必殺技を見て熱くなったのかそう叫んだ。

 

「フォエス=メイマ!ルズローシヴ=レレイ!ハクディム=ユーバ!フィルクー=ザデヤ!」

 

スレイがライラ、ミクリオ、エドナ、ザビーダの四人のまなを叫ぶと四人がスレイの体に入っていき、姿を変える。

長い金髪に長い白衣、黄金のオーラを体から発し、両手には金色の大剣を持っていた。

 

「全てをぶつける!!」

 

神々しい霊力を剣に纏い両手を振り上げた。

 

『―――四神滅砕牙(しじんめっさいが)!!』

 

『うおぉぉぉぉぉぉ!!』

 

そして大剣を振り下ろした。霊力を全て纏った大剣はいとも容易く敵を蹴散らし、地面にクレーターを開けた。

 

(へっ、あっちもやるじゃねぇか)

 

 

 

 

 




オリジナル特異点です。
長編っぽい短編です

『幻想竹取物語 富士の山』
場所『富士の山』
時代 701年
人理定礎値 EX
キーキャラクター『永遠と須臾の罪人』
章クリア報酬『時の運航を守る者』

みたいな感じになると思う


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:仮面ライダー電王

この間、久しぶりに電王を見て泣いてました(´;ω;`)



「ライダーのサーヴァント、野上 良太郎です。マスターも時間の修復をしているから協力するよ」

 

【ステータス】筋力? 耐久? 敏捷? 魔力C 幸運E 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:A

 自身のQuickカード性能を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:フォームチェンジ:EX

 自身のBusterカード性能を大アップ(3ターン)&自身のArtsカード性能を大アップ(3ターン)&自身のQuickカード性能を大アップ(3ターン)&スター獲得

 

スキル2:特異点EX

 自身の弱体状態を解除&自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

スキル3:『時の運航』を守る者EX

 自身のクリティカル発生率アップ(3ターン)&自身にクリティカル発生率アップ(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

 

電車斬り(でんしゃぎり)

ランク A

種別  対人宝具

自身に必中状態を付与(1ターン)&自身の攻撃力を大アップ(1ターン)&敵全体に超強力な防御力無視攻撃<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

時の運行を守る者『仮面ライダー電王』である少年。

イマジンと呼ばれる精神体を体に入れて戦う事が多く。それぞれモモタロス・ウラタロス・

キンタロス・リュウタロス・ジークと五体のイマジン達を使い分ける。

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

出身:日本

属性:秩序・善 性別:男

 

絆Lv.2

 

気弱で揉めごとが嫌いで、喧嘩も弱く不運に見舞われやすく、予想外の出来事に遭遇すると度々気絶していた。 

一見ただの情けない少年に見えるがその一方で他人の幸せや不幸には人一倍敏感で、自分のことを差し置いても「他人を不幸から救いたい」という思いが強い。

 

 

絆Lv.3

 

良太郎に纏わりつくイマジン達は様々な個性を持っている。

モモタロス:短気かつ好戦的だが、涙もろく良識もあるイマジン

ウラタロス:冷静沈着で頭の回転も早いが、かなりの自信家な上にキザで女好き。更に嘘をついて人を騙すことを好み、口八丁で周囲の人間を手玉に取る詐欺師のような性格

キンタロス:人情に脆い世話好きな性格。関西弁を話し、浪花節が大好き。基本的にマイペースで、突然眠ってしまいなかなか起きないことも多い。さらに張り手一発で人間を数十m先のビルの屋上まで吹っ飛ばすなどパワーは高く、身体も頑丈 

リュウタロス:口調は無邪気、性格は我が侭で気分屋、動物好きで甘えん坊である等、非常に子供っぽい。人間に軽い暗示をかけて精神を支配する能力を持ち、良太郎に憑依した時はこの力で周囲の人間をバックダンサーにして踊る

ジーク:非常に尊大で高飛車、他人を勝手に召使い扱いする性格。

 

 

絆Lv.4

 

○フォームチェンジEX

 良太郎が仮面ライダー電王になった際、良太郎に取り憑いてるイマジンによってフォームが変わる。モモタロスではソード、ウラタロスはロッド、キンタロスはアックス、リュウタロスはガン、ジークはウイング、モモウラキンリョウ四体のイマジンはクライマックス、それにジークを加えると超クライマックス、良太郎自身はライナーと様々である。

○特異点EX

 どんな時間の干渉にも影響を受けない、特別な存在のこと。 

それと同時に、特異点は電王に変身することが出来る希少な存在とされている。 

 

 

絆Lv.5

 

電車斬り(でんしゃぎり)

種別 対人宝具

野上良太郎が変身する仮面ライダー電王 ライナーフォームの必殺技。オーラの線路「デンレール」を足元に伸ばし、それに乗ってデンライナーのオーラであるオーラライナーと共に突撃し、敵をデンカメンソードで攻撃する。 

 

 

セリフ

戦闘開始

 

「変身」

 

―――Sword Form

 

「俺、参上!」

 

スキル1

 

 ロッド

 

―――Lod Form

 

「お前、僕に釣られてみる?」

 

 アックス

 

―――Ax Form

 

「お前の強さにお前が泣いた!涙はこれで拭いとき!!」

 

 ガン

 

―――Gun Form

 

「お前、倒すけどいいよね?答えは聞かないけど!」

 

 ウイング

 

―――Wing Form

 

「降臨、満を持して」

 

エクストラアタック

 

―――Super Climax Form

 

「行くぜ!」

 

―――Full Chage

 

「必殺、俺達の必殺技!クライマックスバージョン!!」

 

 ロッド

 

―――Full Chage

 

「ソラッ!ハァッ!!」

 

 アックス

 

―――Full Chage

 

「フンッ!ダイナミックチョップ」

 

 ガン

 

―――Full Chage

 

「トドメ刺すけどいいよね?答えは聞かないけど!」

 

 ウイング

 

―――Full Chage

 

「……」

 

宝具

 

―――Liner Form

 

「皆、行くよ……」

 

―――Momo Sword

 

「電車斬り!!」

 

勝利

「戦いってのはノリのいい方が勝つんだよ」

 

好きなこと

「モモタロスやウラタロス、キンタロス、リュウタロス、ジーク達と共に過ごした時間かな?」

 

嫌いなこと

「僕、凄く不幸体質らしいから揉め事とか……」

 

聖杯について

「なんでも叶える聖杯か……なんかイマジン達を思い出すよ」

 

 

 

スレイ「俺は天族の皆と一緒にいるけど君のは色々と大変そうだね……」

 

良太郎「大変なのは確かだけど……それでも皆といると楽しいから」

 

 

 

翔太郎「仮面ライダー電王か……同じ仮面ライダーとして頑張ろうぜ」

 

良太郎「はい!頑張りましょう!」

 

フィリップ「僕も仮面ライダーなんだけどね」

 

 

 

せがた「仮面ライダー電王!11周年!!」

 

良太郎「な、なんだろう……この人には逆らっちゃいけない気がする」

 

 

 

金時「なんだテメェは?」

 

M(モモタロス)良太郎「あん?それかこっちのセリフだ。ゴールド野朗」

 

 

 

イザナギ(鳴上)「嘘で事を通す……それでいいんですか?」

 

U(ウラタロス)良太郎「事と場合によっては嘘をつくことも大事だよ?」

 

 

 

K(キンタロス)良太郎「これが鬼の力ちゅうわけか。ほな、力比べといこか!」

 

酒呑童子「あんさん、中々やりおるなぁ」

 

 

 

R(リュウタロス)良太郎「マタ・ハリちゃんも一緒に踊ろうよ!」

 

マタ・ハリ「これが近代のダンス。すごくテンポですね」

 

 

Z(ジーク)良太郎「世界は私を中心に回っている!」

 

ギルガメッシュ(弓)「いや違うな。この我を中心に回っている」

 

 

 

 

 




イマジンって案外、人類焼却が確定された未来から来てもおかしくないよね?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:仮面ライダージオウ

世界の破壊者でも良かったけどこっちの方が書きやすかった。あと、劇場版 仮面ライダージオウ Over Quartzerのネタバレが含みます。それでも大丈夫な方は閲覧をどうぞ


「俺はライダーのサーヴァント、常磐 ソウゴ。いや、違うのかな?どっちかって言うと仮面ライダージオウになるのかな?」

 

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力B 幸運D 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:A

 自身のQuickカード性能を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:時の王者B

 自身の攻撃力を小アップ(3ターン)&自身の防御力を小アップ(3ターン)&NPを増やす

 

スキル2:未来予知A

 自身に回避付与(3ターン)&自身のクリティカル威力をアップ

 

スキル3:平成ライダーA++

 自身のBusterカード性能を大アップ(3ターン)&自身のArtsカード性能を大アップ(3ターン)&自身のQuickカード性能を大アップ(3ターン)&自身のNPアップ

 

【宝具】

 

必殺の時(フィニッシュタイム) 時を破壊する必殺の蹴り(タイムブレーク)

 

ランク A

種別  対人宝具

自身に必中状態を付与(1ターン)&自身の攻撃力を大アップ(1ターン)&敵全体に超強力な防御力無視攻撃<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

 

キャラクター詳細

 

普通の高校生・常磐 ソウゴ。彼には魔王にして時の王者"オーマジオウ"となる未来が待っていた。彼は今まで活躍してきた平成の仮面の戦士"仮面ライダー"の力を継承して戦う力を持つ。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

出身:日本

属性:秩序・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

幼少の頃から王様になるのが夢で王様になれるように育ってきた。そんなある日、謎の男が彼の目の前に現れて今日は運命の日だ、と告げる。その同日、かつて活躍した仮面ライダーと同じ力を持つ怪人"アナザーライダー"が暴れ、彼は襲われている人を助ける為、時の王者となった

 

 

絆Lv.3

 

○時の王者B

 全ライダーの力を受け継ぎ。時空を超え、過去と未来をしろしめる時の王者。その名も仮面ライダージオウ。その力はレジェンドライダーの力を継承することで発揮する。ベルトへと装填すればその力を鎧と共に身を纏い戦うことができる。19の戦士の力を自由に使いこなす。

 

 

絆Lv.4

 

○未来予知A

 彼がその覇道に進む中で手に入れた力の一つ。仮面ライダージオウⅡと呼ばれる鎧に備えられた頭部にある時計の針を模した"プレセデンスブレード"は長針センサー"バリオンプレセデンス"の回転により「起こりうる事象」を観測し、未来予知と言えるほど高精度の未来予測が可能となる機能を有している。

 

 

絆Lv.5

 

○平成ライダーA++

 彼が全平成ライダーの力を継承したことで新たな姿と力を手にする。その名も仮面ライダーグランドジオウ。その姿は各所に平成ライダーのレリーフが刻まれており、そこに触れるだけでその仮面ライダーや武器を召喚して戦う事ができる。それはまさに平成ライダーを継承した彼であるから可能な能力と思われる。

 

 

霊基再臨:セイントグラフ

 

第一段階:仮面ライダージオウⅡ

 

第二段階:仮面ライダーグランドジオウ

 

第三段階:仮面ライダージオウ オーマフォーム

 

 

絆礼装

 

オーマジオウライドウォッチ

 

自身のBusterカード性能を中アップ&自身のQuickカード性能を小アップ&自身のArtsカード性能を大アップ

 

 

 

セリフ

バトル開始

 

───ジクウドライバー!

 

───ジオウ!

 

「変身!」

 

───ライダータイム!

 

───仮面ライダージオウ!

 

「なんか行ける気がする!」

 

 

エクストラアタックその1

 

───フィニッシュタイム!

 

───〇〇!(各ライダーの名称がランダムで鳴る)

 

───ギリギリスラッシュ!

 

 

エクストラアタックその2

 

───フィニッシュタイム!

 

───〇〇!(同じく各ライダーの名称がランダムで鳴る)

 

───スレスレシューティング!

 

 

宝具

通常

 

───フィニッシュタイム!

 

───タイムブレーク!

 

 

セイントグラフ第一段階

 

───フィニッシュタイム!

 

───トゥワイズタイムブレーク!

 

 

セイントグラフ第二段階

 

───フィニッシュタイム!

 

───オールトゥエンティタイムブレーク!

 

 

セイントグラフ第三段階

 

───フィニッシュタイム!

 

───キングタイムブレーク!

 

 

※バトル開始時もセイントグラフによってセリフ等が変わる仕様。

 

 

好きなこと

「え?好きなこと?う〜ん……どうだろう。そうだなぁ、歴史とか好きだよ。特に色々の王様を学ぶのが好きだよ」

 

嫌いなこと

「う〜ん……どうだろう、あ、理系の教科とか苦手かな。え?嫌いなもの?う〜ん、どうだろう。そこらへんはよくわかんないや」

 

聖杯について

「願いを叶える聖杯なんて俺は使わないよ自分の力で王様になるからね。そんなパパッと王様になって民は喜ぶのかなって話だし」

 

 

王特性を持つサーヴァントがカルデアにいる場合

「やっぱりカルデアだけあって王様のサーヴァントもいっぱいいるんだ。騎士王に英雄王、征服王……悪漢王、蒸気王、太陽王、発明王、獅子王……色々いるなぁ。俺も二つ名がみたいなのほしいや。やっぱり時王かな?ソウゴには最高最善の魔王がある?あ、そうだった」

 

織田 信長について

「あれ?信長ってあんな感じだっけ?テンションは似てるんだけどなんか違うような……ていうかそもそも信長は男だったような?そんな細かい事を気にしてたら体が持たない?どういう意味?」

 

 

 

フィリップ「ふ〜ん。君が平成最後の仮面ライダーか。仮面ライダージオウか。実に興味深い」

 

ソウゴ「えっと、アンタ達は?」

 

翔太郎「俺達はお前と同じ仮面ライダーさ。同じ仮面ライダーどうし頑張ろうぜ」

 

 

 

モモタロス「あ、お前は!」

 

ソウゴ「あ、モモタロス!それに他のイマジンもこっちに来てたんだ!って、アレ?アンタ、どこかで会ったっけ?」

 

良太郎「何?モモタロス達の知り合い?う〜ん、多分、初対面だと思うよ?けど、なんとなく君とは無関係ではないと思う」

 

 

ギルガメッシュ(術)「ほう。中々、面白い道を歩んでいるじゃないか」

 

ソウゴ「そうかもね。だけど英雄王ほどじゃないよ」

 

 

 

 

 

 




はい。このン我が魔王の時系列はOver Quartzer後の時系列です。オーマジオウを出さないということは……

ちなみにゲイツくんがサーヴァントとして呼ばれるとルーラークラスで召喚されます。多分。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

鉄拳シリーズ
アヴェンジャーとキャスター


『デビル仁のうた』

あれは誰だ 誰だ 誰だ
あれはデビル デビル仁 デビル仁
風間の名と血を受けて
すべてを捨ててたたかう男
デビルアローは超音波(多分)
デビルイヤーは地獄耳(多分)
デビルウィングは空をとび(絶対)
デビルビームはインフェルノ(確信)
悪魔の力 身につけた
運命の稲妻
デビル仁 デビル仁

初めて知った人の悪
その憎悪に目覚めた男
デビルチョップはパンチ力
デビルキックは破壊力
デビルアイなら透視力(できるんじゃない?)
デビルカッターは岩くだく(持ってそう)
悪魔の力 身につけた
運命の稲妻
デビル仁 デビル仁



誰か作って





〜亜種特異点? ??〜

 

(ユーリ、先にいったか……すまないな)

 

逆だった黒髪の男は寒い夜の中、上半身裸で腕を組み何かを待っていた。

 

(カルデアのマスターとやらが来る前に早く終わらせたい)

 

上半身裸の男、風間 仁はそれが現れると目を見開いた。

 

―――聖杯だった。

 

「聖杯を使って三島の血とデビル因子を……!!」

 

「待ってください!」

 

「子供……?」

 

そう言って聖杯の前に立ち塞がったのは小学生ぐらいの少女だった。

オッドアイが特徴的な少女が仁の前に現れた。

 

「私はキャスターのサーヴァント、高町 ヴィヴィオって言います。あの……私と闘ってください!」

 

「何……?」

 

少女の言葉に仁が顔を顰めた。

 

「いいだろう。サーヴァントとサーヴァントが出会ったのならやることは一つ」

 

「―――たとえ相手が女子供でも容赦はしない」

 

「私も本気で行きます!クリス、セット、アップ!!」

 

「何……?」

 

だが突如、ヴィヴィオがウサギの人形を掲げると光がヴィヴィオの体を包み、姿を変えていく。

 

「高町 ヴィヴィオ、行きます!」

 

姿が先程の少女とは違い、背や女性の特徴的部分も大きく成長していた。

ヴィヴィオが素早く踏み込むと、仁にストレートを放った。

仁がが左腕を顔の横まで持ってくると、ドォン!ヴィヴィオの拳を防いだ。

 

仁は拳を防ぐと空いている右腕をボディアッパーを繰り出す。

 

「ハァッ!」

 

ヴィヴィオは左腕を振り下ろし、ボディアッパーを弾き返す。

そして、二人は同時に右足でローキックを繰り出した。

 

ドォン!とまた衝撃音を周囲に響かせた。

 

二人が足を素早く戻すと拳を繰り出す。ドドドドドドドドドッ!という音が響き、拳と拳をぶつけ合う。

 

「ハァッ!」

 

「ハッ!」

 

ドォォォンッ!

 

魔法少女の拳と鉄拳がぶつかり合い、二人を中心に衝撃波が広がっていった。

ビルの瓦礫だったものが衝撃波によってさらに砕け、砂塵と化していく。

 

(この女、デミトリやモリガン、ダンテが使っている魔力を拳に乗せているのか!)

 

「侮っていたようだな、本気で行かせてもらう!」

 

仁が距離を取ると拳に力を入れ溜めた。バチバチッ!と右腕に電撃が流れ腕を覆き、ダッ!と右足を思い切り踏み込んだ

 

(この人の格闘スタイル……動きからして一つ一つじゃない!)

 

ブォン!と雷を纏った右手がヴィヴィオの目の前に迫る。

 

「一閃必中!」

 

ヴィヴィオは仁の拳を凝視しながら体を捻りながら右に躱す。

ヴィヴィオの右手に自身の魔力を纏い……

 

「アクセル・スマッシュ!!」

 

ドン!とヴィヴィオの右手が仁の顎にアッパーを喰らわせた。仁の体は浮き上がり上を向いていた。

 

(ここで、追撃……!)

 

ガシッ!そう思っているとアッパーで振り上げた右腕を仁の左手が掴んでいた。

 

「えっ?」

 

ブォン!と仁が片腕でヴィヴィオを投げ飛ばした。

 

ドンッ!と地面に一度叩きつけられたがら何とか体勢を立て直した。

 

「真空飛び上段蹴り!」

 

「くっ……!」

 

ヴィヴィオが起き上がるとヴィヴィオの顔には仁の足裏で思い切り蹴られていた。

 

またもや体を吹き飛ばされ、地面に仰向けに叩きつけられた。

 

「フンッ!」

 

仁がヴィヴィオに向かって跳躍すると、そのまま踏み潰すように踵蹴りを放つ。

 

「!?―――ハァッ!」

 

ヴィヴィオが迫る足を見て体を転がし、避けると起き上がりと同時に仁の背後に左足で蹴りを放った。

 

「くつ……!」

 

「まだですっ!」

 

ヴィヴィオがさらに体を一回転させ、右足の踵蹴りを放つ。仁も左足で思い切り踏ん張り、体を捻りながら左手でアッパーを放った。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

この接戦では仁が優勢であった。それもそうだろう。

才能であるならどちらも互角ではあるものの高校生と小学生、経験の差がありすぎた。見た身は仁とそんなに変わらないとしても中身では小学生なのだ。

筋力では仁が勝っているもののヴィヴィオはスキルである魔力放出でそれを補っている。

 

ヴィヴィオが倒れるのも時間の問題であった。

 

(もう、あまり時間をかけたくない次で決める!)

 

「ハァッ!」

 

仁が体勢を低くして風のような速さで敵に近づくと右ストレートと拳を放った。

 

「…………ハッ!」

 

(やはり、避けるか!)

 

「なら……!」

 

仁の拳は避けられ、仁の顎にカウンターが迫ってくる。それに対して仁は左腕を振り下ろし下に弾く。

 

「はあぁぁぁぁぁぁ!」

 

そして、そのままヴィヴィオに乱撃を放っていく。

 

「くぅっ……!」

 

ヴィヴィオはそれに対して両腕で弾き捌いていく。

 

そして仁が素早い動きで足を揃え、左腕を引いた。

 

(これは喰らうとマズい……!)

 

直感で危険性を感じ取り相殺しようとヴィヴィオも拳を構える。

 

 

バチバチッ!

 

バチバチッ!

 

二人の拳に雷が流れ覆っていく。

 

「―――直突(ちょくづ)き!」

 

「―――スパークスプラッシュ!」

 

2つの雷の拳がぶつかり合い、スパークが生じるとお互いの体が後ろに吹き飛んだ。

 

「くっ……!倒せな―――ぐぅぅぅぅ!まさか……デビル因子か!?」

 

(何、これ……?なのはママやフェイトママと同じぐらいの魔力!!)

 

「―――――――――」

 

仁を中心に砂塵が巻き上がり、仁が姿を変えた。

角が生え、悪魔のような腕を持ち、黒く大きな翼を広げ飛んでいた。

 

「―――――――――」

 

人の叫びとは程遠い叫びを上げるとヴィヴィオを見下ろした。

 

先程まで闘っていた人とは違う。ヴィヴィオはそう感じ冷や汗を掻いた。

 

「……っ!」

 

ヴィヴィオは空を飛び、上空にいる仁だった者にアッパーを繰り出した。

 

「……なっ!」

 

仁だった者は簡単にヴィヴィオの拳を掴むと、そのまま力任せに地面に投げ飛ばした。

 

「ぐぅぅぅぅっ!」

 

「―――――――――」

 

だが、それだけでは仁の攻撃は終わらず仁だった者が翼を畳むと、ヴィヴィオに向かって急降下を始め、蹴りを叩きつける。

 

「がぁっ!!」

 

「―――――――――!!」

 

ヴィヴィオを見下ろすと額に浮かんでいた謎の紋様から熱光線を放った。

 

「きゃぁぁぁぁぁ!」

 

「―――――――――」

 

仁だった者はそれをみて笑うかのように叫びを見

上げた。

 

―――フラっ……

 

だが……

 

人影があった。ヴィヴィオだった。その緑と赤の瞳はまだ燃えていた。

 

「一閃必中!」

 

ヴィヴィオが拳を構えた。それを見た仁だった者は拳を繰り出そうする。だが、拳を出すよりも速く、迅く……

 

加速する4重の粉砕の拳(アクセルスマッシュ・クアドラプル)!!!」

 

全ての魔力を込めた四発の拳が仁の体を打ち上げた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仁とヴィヴィオの勝負はヴィヴィオの勝利で終わった。

 

「だ、大丈夫ですか!?」

 

「気にすることはない。いつもの事だ」

 

「い、いつも……?」

 

「ああ」

 

「そ、そうですか……あのさっきのは?」

 

「ただの忌々しい力だ。あれを聖杯で消そうと思ったが……負け惜しみはいいか。聖杯を持ってけ」

 

「え?」

 

「どうした?」

 

「いや、あの……私……聖杯目的で闘っていたんじゃないです」

 

「何だと?」

 

ピクッ、と地面に座っていた仁の眉が動いた。

 

「ご、ごめんなさい!私、もっと強い人と闘いたくて……だから貴方と闘ったんです!だから聖杯は貴方が貰って下さい!!」

 

「…………いいのか?聖杯はなんでも叶える願望器だ」

 

「えっと……私はいいんです。なのはママやフェイトママ、みんなと一緒に過ごせて幸せだったから。願いことなんてないんです」

 

「…………すまないな」

 

「大丈夫です。えっと……」

 

「風間 仁だ」

 

「仁さん、私と闘ってありがとうございます!!」

 

「気にするな……」

 

仁がそう言って立ち上がるとヴィヴィオに背を向け聖杯の方に近づいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、聖杯を取る直前でカルデアのマスター、藤丸 立香とセイバーのサーヴァント、ダンテと鉢合わせした。

 

そして、スキルとしてのデビル因子は直らないと知り、ユーリに申し訳ないと言いながら立香達に聖杯を渡した。

 

 




この二人を書いてたら仁✕ヴィヴィオというカップリングに目覚めそうになったよ……(30分ぐらい前に)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アヴェンジャー:風間 仁

この小説での初めてのエクストラクラスです


「アヴェンジャー、風間 仁だ。安心しろ、今はそんなに復讐心を持っていない」

 

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力E 幸運C 宝具B

 

【クラス別スキル】

 

復讐者B

 自身の被ダメージ時に獲得するNPアップ&自身を除く味方全体の弱体耐性をダウン

 

忘却補正A

 自身のクリティカル威力を大アップ 

 

自己回復(魔力)E

 自身に毎ターンNP獲得状態を付与

 

【固有スキル】

 

スキル1:戦闘続行B

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

スキル2:闘気放出(雷)B

 自身のBusterカード性能をアップ(1ターン)&自身に回避状態を付与(1ターン)

 

スキル3:運命の稲妻A

 自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)&自身のスター発生率アップ(3ターン)&スターを獲得

 

スキル4:デビル因子A

 自身の攻撃力をアップ(3ターン)&自身の防御力をアップ(3ターン)&自身のBusterカード性能をアップ(3ターン)&自身のNPを増やす

 

【宝具】

絶無(インフェルノ)

ランク B

種別  対人宝具

自身の攻撃を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体の防御力を大ダウン(1ターン)&敵全体に超強力な攻撃[Lv.1〜]

 

 

キャラクター詳細

 

子供の頃は母と平穏な日々を送っていたが闘神によって母を殺され、祖父の三島 平八の元で力を付け、闘神を倒すが闘神の力を得ようと目論む平八の裏切りを受け、 強い憎しみと頭部への致命傷が引き金となって自身の中に眠るデビル因子が覚醒。

格闘スタイルは三島流喧嘩空手改と風間流護身術の二つを使いこなす。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:180cm・75kg

出身:日本

属性:混沌・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

平八に裏切られて以来、自分の中に流れる三島の血もデビルの血も深く憎悪するようになり、 

世界の平和を脅かす三島の血を根絶することを己の使命として苦悩しながらも戦いに身を投じていく。 

 

 

絆Lv.3

 

○デビル因子A

三島家の内で八条の血を引く者の体内に存在し、彼らに人間の限界を超えて悪魔と化す現象を起こさせる因子。デビルとも。デビル因子を用いて変身する現象をデビル化という。

 

 

絆Lv.4

 

絶無(インフェルノ)

対人宝具

仁が敵をまとめてコンボを繰り出し敵を浮かせた後、自身に眠るデビル因子を覚醒させて額にある第三の目から強力なビームを放つ。

仁がデビル化するのは自発的ではなく宝具としてなので強制的にデビル仁となる。

 

 

絆Lv.5

 

三島の人間では彼と三島一八のみがデビル因子を持っており、肉体に著しい損傷を受けた時や“恨み”や“憎しみ”、“呪い”といった負の感情に呑まれた時などに、頭部に角、額に赤い雫形の宝石の様な第三の目を持ち、背中に羽の生えたデビル仁になる。 

デビル因子の力を抑えることができるという風間家の血を引いているため、かろうじて意識を保っているものの父のようにデビル化を自在にコントロールすることができない

「現在進行形で呑まれかけ、浸食が進んでいる」

 

 

 

セリフ

バトル開始

「手加減はできない」

 

エクストラアタック

「チェストォォォォォ!」

 

宝具

「ハァッ!一気に肩をつける!―――!?グッ!!」

 

勝利

「俺一人でも十分だったな」

 

好きなこと

「母の教えだ」

 

嫌いなこと

「人を騙す行為だ。あの男は俺を騙して力を手に入れようとした」

 

聖杯について

「聖杯……あの男が好きそうな話だ」

 

 

 

ダンテ「よう、仁。アヴェンジャークラスで召喚されたのか。ま、仲良くやろうぜ」

 

仁「ダンテもこっちにも来ていたのか」

 

 

 

ジャンヌ・ダルク[オルタ]「貴方もアヴェンジャーのクラス……ならその内にある憎悪を昂ぶらせなさい!」

 

仁「ぐぅっ……!?この女の言葉にデビル因子が!?」

 

 

 

ジャンヌ・ダルク「安心してください。私達は貴方の味方です」

 

仁「ジャンヌ・ダルク……すまない」

 

 

 

マルタ「貴方の中に眠る力が抑えきれなくなった時は私が鎮めてあげます」

 

仁「いや、その時は殺してくれても構わない」

 

 

 

ユーリ「デビル因子か……カズヤを見たから分かるが、大丈夫か?」

 

仁「俺のデビル因子が暴走した時は……ユーリ、止めてくれないか?」

 

 

 

仁「この世全ての悪か……あの男達の悪は!」

 

アンリマユ「いない奴の事を言っても仕方ないぜ」

 




鉄拳のあの雷マジでなんぞ。分からんから闘気という設定にしてしまったけど……
闘気放出(雷)は頼光ママの魔力放出(雷)みたいなもんです


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

魔法少女リリカルなのはシリーズ
キャスター:高町 ヴィヴィオ


ということでこの小説、初めての女性キャラです。

そして、募集も予定もしてなかったキャラです。

仁と戦わせると面白そうだと思っただけです、ハイ。

どっちも親がやべぇ奴。

そして聖王のクローンと鉄拳王の孫……うわっ


「キャスターのサーヴァント、高町 ヴィヴィオです!よろしくお願いします!!」

 

【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力A+

幸運A 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 

陣地作成:C

 自身のArtsカードの性能を少しアップ

 

道具作成:C

 自身の弱体成功率を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:高町式交渉術B

 自身の攻撃力をアップ(3ターン)&スターを獲得

 

スキル2:魔力放出B

 自身にBusterカード性能をアップ(3ターン)

 

スキル3:聖王のクローンB

 自身のクリティカルスター集中度をアップ(3ターン)&自身の攻撃力を少しアップ(3ターン)&自身の防御力を少しアップ(3ターン)&HPを回復&NPを増やす

 

スキル4:カウンターヒッターA

 自身に回避状態を付与(3ターン)&自身に必中状態を付与(3ターン)&自身の攻撃力をアップ(3ターン)

 

【宝具】

加速する四重の粉砕の拳(アクセルスマッシュ・クアドラプル)

ランク A+

種別 対人宝具

無敵貫通&自身の攻撃力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&自身の防御力を大ダウン(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

瞳は左右の色が異なるオッドアイ。右目が緑、左目が赤の少女。

St.(ザンクト)ヒルデ魔法学院に在籍し、魔法の勉強をする日々を送っている。

St.ヒルデ魔法学院の初等科4年生になった日の夜、うさぎのぬいぐるみ型(外装)の専用デバイス「セイクリッド・ハート」を母親の高町 なのはとフェイト・T・ハラオウンからプレゼントされた。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:129cm・29kg

出身:ミッドチルダ

属性:秩序・善 性別:女性

 

 

絆Lv.2

 

戦闘スタイルはミッドチルダで一般的な格闘技「ストライクアーツ」 

格闘技をやる理由は、かつてなのはと交わした「強い子になる」という約束と、そんな母を「いつか守れるようになりたい」という思いから。 

 

 

絆Lv.3

 

度胸の良さや視界の広さからくる正確な距離感から相手の攻撃を見切ったり、正確に急所を打ち抜くことで相手の意識を刈り取る 

カウンターヒッターとしての才能も有り、格上が相手でも逆転のチャンスがある。 

急加速から正確に打ち抜くアクセルスマッシュは一撃必殺とまではいかないものの、意識を刈り取れるだけの威力があり、格闘におけるヴィヴィオの決め技となっている。 

 

 

絆Lv.4

 

ヴィヴィオの正体は古代ベルカに存在した王の一人、聖王『オリヴィエ・ゼーゲブレヒト』のクローン体。 

オリヴィエ,ゼーゲブレヒトとは聖王のゆりかごと呼ばれる巨大兵器を起動させる生体コアとなり、その力を持って戦争を終わらせようと決意する。 

 

 

絆Lv.5

加速する四重の粉砕の拳(アクセルスマッシュ・クアドラプル)

対人宝具

全身の防御の魔力を0%にして拳の魔力を100%にして4発のアクセルスマッシュを打ち込む攻撃。 流れるような魔力運用を実現している技の極み。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「最初から全力で行きます!」

 

宝具

「ひとりで泣かない…あなたを待ってる人がいるんだからッ!加速する四重の粉砕の拳(アクセルスマッシュ・クアドラプル)ッ!」

 

勝利

「勝ったよ!やったぁー!!」

 

好きなこと

「なのはママやフェイトママ、アインハルトさん、皆大好きだよ!」

 

嫌いなこと

「嫌いっていうより少し科学者さんが少し……苦手、です」

 

聖杯について

「なのはママやフェイトママ、みんなと一緒に過ごせて幸せだったから。叶えたい願いことなんてないんです……ダメ、ですか?」

 

 

 

ヴィヴィオ「イリヤさんのデバイス……珍しいですね!」

 

イリヤ「そ、そうかな……?」

 

ルビー「イリヤさん、後輩の魔法少女が出てきて嬉しそうですね〜」

 

 

 

クロエ「あなたの魔力はどんな味がするのかしら?」

 

ヴィヴィオ「え?ええっ!?あ、あの……///」

 

 

 

スネーク「オタコン!魔法少女だ!魔法少女が歩いているぞ!!」

 

オタコン『な、なんだって!?コスプレじゃなくて……本物の!?』

 

ヴィヴィオ「あの人……なのはママと同じぐらい凄い雰囲気を放っています!」

 

 

 

三蔵「最近の子は凄いわね……素手で敵を倒すなんて」

 

ヴィヴィオ「さ、三蔵さんに言われるとあんまり嬉しくないかな〜……」

 

 

 

ヴィヴィオ「あ、あの……私と手合わせしてください!」

 

仁「いいだろう。どこからでもかかってこればいい」

 




次回のキャラ?う〜んストーリーが思い浮かばないからまだキャラクターセレクト中です。

何か面白い組み合わせあるかな〜?
誰かリクエストしてくれませんか?
今のところSAOのキリトと.hackの三爪痕(トライエッジ)を予定中です(いつ投稿できるかは分からないけど)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ソードアート・オンライン
セイバーとアルターエゴ


最近、PUPGのパクリゲー、『Knives Out 荒野行动』にハマってます。

あ、小説を書くのをサボってゲームをやってたというわけでもなく、ストーリーが思いつかなかったから息抜きにこれをやっていたんだよ。

ちなみにプレイヤー名は『U.Milli』です。もしやってたら気軽にフレンド登録お願いします


〜亜種特異点? ??〜

 

とある遺跡のようなところ。

 

虎輪刃(こりんば)!」

 

ザザザザザッ!

 

「ハァッ!」

 

ザシュッ!

 

赤い色の服に使用外の紋章が浮かんだ双剣士のPC『カイト』が体を回転させて周囲にいる敵を斬りつけた。

その後ろでは黒のロングコートに黒と青の二振りの長剣を持ったPC『キリト』が黒の長剣で一直線に進むと真っ直ぐに並んでいた敵を斬りつけた。

 

「カイト!」

 

「分かってるよ、アプドゥ!」

 

「サンキュー!」

 

カイトがキリトに手を向け、詠唱するとキリトが敵に駆け込み先程よりも速い速度で敵を斬り裂いた。

 

「お疲れ様。二人共凄いね」

 

「そうかな?あんな長い剣を持っているのに速い動きが出来るキリトの方が凄いよ」

 

「いや、補助魔法が出来るカイトの方が凄いぞ」

 

「(笑)」

 

「フハハ!」

 

二人がお互い笑い合う。なんとも息がピッタリなのだろうか、そう思った。

立香がふと、そこで疑問に思ったことを口に出す。

 

「そういえばカイトとキリトってどの時代の人だっけ?」

 

「えっと……僕は2007年の英霊だよ」

 

「俺は2026年……まあ、未来の英霊だ」

 

「え……てことは19年も違うの?」

 

「まあ、そうなるかな?」

 

「カイトがもし俺の時代を生きていたら……32か33ぐらいだな」

 

「え〜おっさんじゃないか(笑)」

 

「とりあえず先に進もうよ」

 

立香がここにいるのもアレなので先に促すように言いながら奥に進む。

奥に進むんでいる最中にキリトとカイトの二人がゲームの話をしながら歩いていた。立香も勿論、そういうお年頃なので話を参加していた。

 

「あれ?行き止まり?」

 

「そうみたいだな」

 

立香とキリトがそう言った。

 

「とりあえずこの部屋を探索してみようよ」

 

カイトの言葉に二人は頷き部屋を探索する。

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

「何もなかったね」

 

「ごめんね。探索しようって言っちゃって」

 

「いや…………何もないという訳ではないらしいぞ」

 

「「え?」」

 

キリトがそう言って空中を見た。それは……

 

「―――聖杯だ」

 

聖杯が上から落ちてくるのだ。三人が近づこうと一歩踏み入れる。

 

―――ポーン

 

「「「え?」」」

 

だが、そこでどこからかハ調ラ音が響いた。

 

「キリトは構えて!マスターは下がって!!」

 

カイトがいち早く双剣を構えて注意を払う。キリトがカイトの言葉に反応し剣を構えた。

キリトはカイトの反応が異常である事に気付く。立香はカイト達から数歩下がった。

 

「来るよ!」

 

カイトの言葉と同時に二人の目の前にナニカが現れた。その姿はカイトに似た姿をしていた。だが、カイトとは程遠い程の雰囲気を放ち、ゾンビのような雰囲気を放っていた。

立香はソイツの事を一つだけ分かった事があるのだ。現れ方だ現れ方がサーヴァントと同じであったのだ。

 

「カイト、あれは何だ!?」

 

キリトがカイトと関連性があると感じ聞いた。

 

「あれは三爪痕(トライエッジ)。正体は分からないけど僕の未来の『The world』に出てくる伝説のPKらしいんだ」

 

「『らしい』?」

 

「知り合いから聞いた話なんだ。けど、トライエッジはとても危険な相手だ」

 

「けど、聖杯の前に立ち塞がっている。倒さないといけない」

 

「分かった。僕も同時に攻撃するけどトライエッジの攻撃は全て躱して」

 

「ああ!」

 

「ハッ!」

 

二人が同時に駆け出し連撃を叩き込む。

 

―――ガガガガガガガガガガッ!!

 

だが、トライエッジはカイトの双剣を左手の剣で、キリトの二刀流を右手の剣で全て防ぎ切る。

 

「嘘……だろ?」

 

「アァァァ……」

 

ゾンビの呻き声にも似た声を上げるとトライエッジはみ双剣を振り下ろす。

 

―――ギィン!ギィン!

 

二人はトライエッジの剣を防ぐも後方に吹き飛ばされる。

 

「アバターチェンジ!」

 

キリトが叫ぶと姿が変わる。黒く透明な羽を持った妖精のような姿だった。

 

―――バサッ!

 

キリトが羽を広げ上空に飛ぶ、そのまま聖杯を取りに行こうとしたがトライエッジが前に立ち塞がってきた。

 

「くっ……!」

 

キリトが悔しそうな声を出しながら背の両手剣をトライエッジに振り下ろす。

 

―――キィン!

 

トライエッジが双剣をクロスさせ、防ぐとキリトの両手剣を上へ弾くとキリトを斬りつけた。

 

「ダメージが大きい!」

 

キリトは地面に吹き飛ばされるも体勢を立て直し、トライエッジを見上げた。

 

「何かないのか?」

 

「僕の宝具なら……けど、まだ開放するのに時間がかかる」

 

「ああ、宝具だからか……」

 

「二人だけだけど、まだ僕達には分があるんだ。慎重に戦おう!」

 

「ああ、ハァッ!」

 

キリトが黒の長剣を持った腕を大きく引いた。キィーン、と長剣が黄色く光始めキリトが上空のトライエッジに向かって跳んだ。

 

黄色い直線を描きながらキリトはトライエッジに長剣を突き出す。

 

―――ガキィン!

 

とまたもや、剣で防がれた。

 

「まだだ、疾風双刃(しっぷうそうじん)!!」

 

だが、キリトの背後からカイトが現れ、トライエッジとキリトの上空から双剣で黄色い斬撃を飛ばした。

 

「―――――――――!!」

 

さすがのトライエッジでも今の不意打ちには反応できず、地面に吹き飛ばされる。

 

「アバターチェンジ!」

 

キリトが叫びながら先程の妖精のような姿を変えると黒の長剣が紫色に光だす。そしてトライエッジに向かって剣を突き出した。

 

―――ギギギギ!

 

トライエッジが剣を構えて長剣の軌道を逸らす。長剣はトライエッジの顔を通り過ぎ、地面に突き刺さった。

 

だが、キリトはそれを見て不敵に笑った。

 

―――バチバチバチッ!

 

「―――!?」

 

直後、長剣から電撃が流れ、トライエッジの体を襲う。

 

「片手剣のソードスキル、《ライトニング・フォール》だぜ」

 

「―――!?」

 

「うおぉぉぉ!!」 

 

キリトが左手の長剣をトライエッジに振り下ろす。

 

―――ガキィン!

 

だが、その攻撃は普通に防がれた。

 

「な……電撃を喰らって動けるのか!?」

 

「アァァァ……」

 

直後、トライエッジがキリトの黒の長剣を弾くとトライエッジの姿が三人に分裂した。

 

「アァァァァ……ハァァァ!ハァァ!アアァァァ!!」

 

トライエッジ達ががキリトを斬り上げる。キリトを上空に飛ばすと頭上にワープしてトライエッジ達が同時に斬りつけた。

 

「ぐぁぁぁぁっ!」

 

「キリト!!」

 

キリトが倒れている地面には△形の傷痕が忌々しいく感じられる。

 

「キリト……!!令呪を持って命ずる」

 

さすがにカイト一人だとトライエッジに太刀打ち出来ないと思ったのか令呪の一画を使ってキリトを復活させる。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

あれから何とかトライエッジの攻撃を避けつつも攻撃を当てていく。

 

「キリト!宝具をいつでも行けるよ!」

 

「分かった!トライエッジ……俺のとっておきを見ておけよ!」

 

キリトが若干、腰を低くして長剣を構えた。キィィン!と黒と青の二振りの長剣が青く輝いた。

 

「スターバースト……ストリーム」

 

そう小さく呟くとジェット噴射のようにトライエッジに駆け出した。

 

ガキィン!ガキィン!ガキィン!と最初はトライエッジに防がれていたが、

 

「速く……もっと速く!!うおおおぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

ザシュッ!ザシュッ!ザシュッ!と段々と速くなっていく剣戟に防ぎきれずにダメージを与えていく。

 

「―――――――――!?」

 

怒涛の16連撃のソードスキル《スターバースト・ストリーム》はトライエッジのダメージを削った。これで終わりかと思ったが……

 

「まだだ!」

 

二振りの長剣がさらに強く青く輝いた。

 

 

 

「―――日蝕から見えるコロナの如く(ジ・イクリプス)!!!」

 

 

 

キリトは自身の宝具を開放した。《スターバースト・ストリーム》より遥かに速い剣戟でトライエッジにダメージを与えていく。そして27連撃目……

 

「うおぉぉぁぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

 

最後に思い切り突きを放った。

 

―――ドォン!

 

トライエッジの体が吹き飛び後方の壁へと叩きつけられた。

 

「―――――――――」

 

「カイト!!」

 

「キリト!ありがとう!!今こそ腕輪の力を!」

 

カイトが右手に腕輪のような何かを顕現させると、トライエッジに向けた。

 

 

 

「―――奥義暗黒吸魂輪掌破(データドレイン)!!!」

 

 

 

「アァァァ……アアァァァ!!?」

 

直後、右手からナニカが放たれトライエッジの体を襲った。

トライエッジは悲鳴のような呻き声を上げて消滅していった。

 

「いつ見てもカイトの宝具は凄いな……」

 

「いや、キリトの方が凄いよ。トライエッジと一対一で優勢に立ったんだから」

 

「二人共お疲れ様」

 

「トライエッジ……ハセヲはトライエッジの正体が分かったのかな?」

 

「カイト?」

 

立香がカイトの様子に気付き、首を傾げた。

 

「ううん、何でもないよ。それより早く聖杯を持ち帰ってカルデアに帰ろうか」

 

「そうだな。俺も少し疲れたからな」

 

 




前回、キリトとトライエッジだと言ったな。あれは嘘だ。

キリトだけだとなんかアレなので、カイトくんも出しました。
いやータブル主人公、どっちも一級フラグ建築士……
カイトとかハセヲとかトライエッジの前だとキリトくんを霞んでしまうんじゃ……けど、この小説では割りといい活躍をしてたと思うよ…


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セイバー:キリト





 

「セイバーのサーヴァント、キリトだ。よろしく頼むよ、マスター」

 

【ステータス】筋力A 耐久B 敏捷A 魔力D 幸運B 宝具B+

 

【固有スキル】

 

対魔力B

 自身の弱体耐性をアップ

 

騎乗B

 自身のQuickカード性能をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:アバターチェンジEX

 自身のBusterカード性能をアップ(3ターン)&自身のArtsカード性能をアップ(3ターン)&自身のQuickカード性能をアップ(3ターン)

 

スキル2:戦闘続行C+

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

スキル3:黒の剣士EX

 自身の攻撃を大アップ(3ターン)&自身のクリティカル発生率を大アップ(3ターン)&自身のクリティカル集中度を大アップ(3ターン)&回避状態を付与(3ターン)&自身のNPを増やす

 

 

【宝具】

日蝕から見えるコロナの如く(ジ・イクリプス)

ランク B+

種別  対人宝具

自身の攻撃力を大アップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&自身のスター発生率をアップ(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵単体に超強力な攻撃[Lv.1〜]&高確率でスキルを封印状態

 

 

キャラクター詳細

 

本名は桐ヶ谷 和人。物心つく前に事故で両親を亡くし、実母の妹夫婦である桐ヶ谷家の養子として育った。その事実を10歳の頃に偶然知ってしまった事で他人との距離感が狂い、いつしかネットゲームに耽溺するようになった。 

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

出身:「ソードアート・オンライン」

属性:秩序・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

近未来のネットゲーム、VRMMO 「ソードアート・オンライン」を始めた少年。黒い髪に黒い瞳、さらに黒い服を好んで着用することから《黒の剣士》の別名を持つ。 

少女と見まがう線の細い顔立ちとは裏腹に態度は飄々としていて、出会った人々に「掴み所がない」「年齢不詳」という印象を与えている。 

 

 

絆Lv.2

 

自身の生い立ちや過去のトラウマから他者との関わりを避けて生きてはいるが本来の彼は情に厚い性格であり、理解者は少なくない。 

自他共に認めるコアゲーマー。反射神経や洞察力に優れており、これらの要素が彼をトッププレイヤーへと押し上げた。 

 

 

絆Lv.3

 

全プレイヤー中最高の反応速度を持ち、その事からユニークスキル《二刀流》の所持者に選ばれている。 

使用武器は黒い片手剣《エリュシデータ》。《二刀流》を使用する際には水色の剣《ダークリパルサー》も使用する

 

 

絆Lv.4

 

○アバターチェンジA

彼が生前、使用したアバターにチェンジするスキル。

黒と水色の双剣を持つ黒の剣士のアバター、空を飛ぶことができるスプリガンと呼ばれる妖精のアバター、拳銃と光剣(フォトン・ソード)を使う女性と見紛う長い黒髪のアバターの3つである。

 

 

絆Lv.5

 

日蝕から見えるコロナの如く(ジ・イクリプス)

キリトの持つ反応速度と反射神経を持って怒涛の26連撃を繰り出すソードスキル。

二刀流で放つソードスキルであり、これを防げるものは殆ど存在していない。

 

 

 

【セリフ】

「よし、行こうか」

 

スキル1

「アバターチェンジ!」

 

エクストラアタック

「スターバーストストリーム!!」

 

宝具

日蝕から見えるコロナの如く(ジ・イクリプス)!うおぉぉぁぉぁぉぉぉぉぉ!!」

 

好きなこと

「そうだね、ゲームだよ……ほら、マスターも好きだろ?そういうの」

 

嫌いなこと

「う〜ん、そうだな。とある研究員が嫌いだ」

 

聖杯について

「何かのイベントアイテムとして出てきそうだな……」

 

 

 

メフィストフェレス「アヒャヒャヒャヒャ!」

 

キリト「な、何だ……この不快感は!?」

 

 

 

アーチャー・インフェルノ「ゲームのキャラで戦闘ですか……お、面白そうですね」

 

キリト「昔の英霊ってそういうものにも興味あるのか?」

 

 

 

キリト「赤い外套に双剣を……悪くない動きだ」

 

エミヤ「フッ……そういう貴様こそ」

 

 

 

ダンテ「ゲームのキャラ?ああ、うちの知り合いにも三人ぐらいいたな」

 

キリト「三人?カイトに……後は誰だ?」

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

.hack//シリーズ
セイバー:カイト


「僕はセイバーのサーヴァント、カイト。まあ、ジョブは双剣使い(ツインユーザー)なんだけどね」

 

【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷A 魔力C 幸運B+ 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

道具作成B

 自身のHP回復量をアップ

 

対魔力B

 自身のBusterカード性能をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:リプスA

 自身のHPを30%回復

 

スキル2:プロテクトブレイクB

 敵単体の防御力をダウン(3ターン)&自身のNPを増やす&スター獲得

 

スキル3:蒼炎のカイトEX

 自身の攻撃を大アップ(3ターン)&自身のクリティカル発生率を大アップ(3ターン)&自身のクリティカル集中度を大アップ(3ターン)

 

 

【宝具】

奥義暗黒吸魂輪掌破(データドレイン)

ランク EX

種別  対人宝具

無敵貫通&敵単体の攻撃力を大ダウン(3ターン)&敵単体の防御力を大ダウン(3ターン)&敵単体の強化状態を解除&敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&自身のHPを少し回復<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

プレイヤーは中学2年生の少年。プレイヤーキャラのジョブは低防御ながらも素早い動作とオールマイティな攻撃、支援が可能な双剣士。だが「黄昏の腕輪」を使用した影響で赤色の服装と仕様外の紋様が施されたイリーガルなPCと化している。 

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

出身:The world:R1

属性:秩序・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

誠実で真っ直ぐな性格、そしてとても中学2年生とは思えないほどしっかりしている。 

その性格たるや、いきなり喧嘩腰で話しかけられても文句一つ言わず、常時無言の仲間や口数が少ない仲間の真意を察して会話を成立させる。果ては、敵対人物達からの挑発的な言動や行動を全く意に介さず、逆にそれ以上の誠実さで相手に接してしまうほど。

 

 

絆Lv.3

 

有名プレイヤーである親友のヤスヒコ(オルカ)に誘われて、世界最大のネットゲーム「The World」を始める。 

しかし、初めて向かった冒険の先で正体不明の仕様外モンスター「スケィス」に襲われてしまう。ヤスヒコはカイトを庇って戦うも全ての攻撃が一切通用せず、スケィスが放ったデータドレインを受けて現実でも意識を完全に失い、彼は未帰還者となってしまった。 

 

 

絆Lv.4

辛くも窮地を脱したカイトは、その際に謎の少女アウラから託されたゲーム仕様外の腕輪の力を受け継ぐことになる。しかしそれは親友を意識不明にした敵と同じ能力であった。 

そのことに葛藤しながらも「黄昏の腕輪」を駆使し、彼を救うべくゲーム内で起こっている異変へと挑んでゆく。 

 

 

絆Lv.5

 

奥義暗黒吸魂輪掌破(データドレイン)

対人宝具

相手の構成データを強制的に書き換え、データを奪い弱体化させるというもの。 

付随効果として奪ったデータの吸収、データからのアイテム生成がある。 

曰くチートである。 

つまり構成データは英霊で当たるところの霊基に当たる部分。

謎の能力であり、なぜこのような超常の現象が可能なのかは示唆されているものの明確にはされていない。 

 

 

 

セリフ

「さあ、行こう!」

 

スキル1

「リプス!」

 

エクストラアタック

「炎の爪走れ!三爪炎痕!!」

 

宝具

「腕輪の力を!―――奥義暗黒吸魂輪掌破(データドレイン)!!行っけぇぇ!!!」

 

勝利

「何事も経験だね」

 

好きなこと

「好きなことか〜色々あるんだよね。サッカーに模型作り、食卓の定番作り……」

 

嫌いなこと

「嫌いなこと?そういえば……好きなことは色々あるのに嫌いなことってあんまないよね」

 

聖杯について

「換金アイテムとしては高値で売れそうだよね(笑)」

 

 

 

カイト「君もゲームのPCボディで戦っているんだね」

 

キリト「そう言うアンタは見たところ俺と同じ二刀流スキル持ちなのか?」

 

 

 

BB「そ、その宝具!ひ、人……いや、英霊には絶対に向けないでくださいよ!?」

 

カイト「大丈夫です。使うべき力は間違えませんから」

 

 

 

ダンテ「おいおい、カイト。生身の方は大丈夫なのか?」

 

カイト「う〜ん、確かに僕はどうなっているんだろう。このPCボディを操っているのは現実世界の僕なのだろうか?それとも聖杯で作られた偽物の僕?」

 

 



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アルターエゴ:三爪痕(トライエッジ)

二人目のエクストラクラスです。トライエッジのセリフが少ないのはご了承くださいm(_ _)m


「アァァァアアァァァ……」

 

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

狂化EX

 自身のBusterカード性能をアップ

 

対魔力B

自身の弱体耐性をアップ

 

単独行動A

 自身のクリティカル威力をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:三爪痕A

 自身のクリティカル発生率をアップ(3ターン)&自身のクリティカル集中度をアップ(3ターン)&自身の弱体状態を解除

 

スキル2:蒼炎の守護者A

 自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&自身の防御力を大アップ(3ターン)&NPを増やす

 

スキル3:データドレインEX

 敵全体の攻撃力を大ダウン&敵全体の防御力を大ダウン(3ターン)&敵全体の強化状態を解除&自身のHPを大回復

 

【宝具】

虚空ノ双牙(こくうのそうが)

ランク EX

種別  対人宝具

無敵貫通&自身に必中状態を付与(1ターン)&敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&敵単体の防御力を大ダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

世界最大のMMO「The World:R2」に出現した、キルされると現実の人間も意識不明になると噂されている伝説のプレイヤーキラー。 

プレイヤーをキルした現場にグラフィックを抉り取った赤い三つの傷痕を残すことから「三爪痕(トライエッジ)」と呼ばれている。 

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:j@cm・%$kg

出身:The world:R2

属性:#m・¥ 性別:X

 

 

絆Lv.2

 

姿は朱色のツギハギ服を纏ったゾンビのようで、禍々しい形状をした三枚刃の双剣「虚空ノ双牙」を持つ。常に目を見開き、呻き声を上げる以外は喋ることもない。神出鬼没であり、本来有り得ない方法でエリアに侵入してくるためにシステム管理者ですら追跡出来ず、行動原理およびプレイヤーが居るのかどうかすらも不明なままである

 

 

絆Lv.3

 

○蒼炎の守護者A

身体の間接を蒼炎で繋ぎ巨大なオブジェを背負ったカイトのような姿をしており、その体躯の大きさは背飾りを含めると18m以上。その巨体にも関わらず優れた機動力で攻撃を仕掛けてくる。

尽きることのない体力を兼ね備え、巨大な蒼炎の火球が配置された独自の認知外空間を展開した。

 

絆Lv.4

 

○データドレイン

相手の構成データを強制的に書き換え、データを奪い弱体化させるというもの。 

付随効果として奪ったデータの吸収、データからのアイテム生成がある。 

曰くチートである。 

つまり構成データは英霊で当たるところの霊基に当たる部分。

謎の能力であり、なぜこのような超常の現象が可能なのかは示唆されているものの明確にはされていない。 

 

 

絆Lv.5

 

虚空ノ双牙(こくうのそうが)

対人宝具

双剣士とは思えないほどの怪力と仕様外の能力を有しており、瞬間移動しながらの斬撃や蒼炎を用いた衝撃波による攻撃。そして防御、回避も不可能な相手を異空間へ飛ばし、分身による三つの赤い斬撃を放つ技を持つ。

 

 

 

セリフ

スキル3

「データドレイン……」

 

宝具

「アァァァァ……ハァァァ!ハァァ!アアァァァ!!」

 

 

 

カイト「ト、トライエッジ……!なんでこんなところに!?」

 

トライエッジ「アァァァアアァァァ……」

 

 

 

BB「な、なななんですか、あれは!?い、一部、文字化けしてますし、あんなスキル喰らったら……!?」

 

トライエッジ「アァァァアアァァァ……」

 

 

 

トライエッジ「アァァァアアァァァ……」

 

マーリン「な、なんだろう。この流れ出てくる。冷や汗は……」

 

 

 

トライエッジ「アァァァアアァァァ……」

 

フィリップ「『僕はアルターエゴのサーヴァント、トライエッジ、よろしくね』……」

 

翔太郎「フィ、フィリップ。お前分かるのか!?」




次回は完全に決まっていません。m(_ _)m

どうしようか迷っています。いつになるのやら(汗)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

銀魂
セイバーとバーサーカー



ごめんなさい。マジで今回は短いです。


 

〜亜種特異点? ??〜

 

「全く、聖杯だかなんだか知らねぇがなんでこんなことになってんだよ……」

 

白髪の侍、坂田 銀時は森の中を彷徨いながら歩いていた。なぜ、自分でここにいるのかも分からずとりあえず歩いていた。

 

「よし、俺はここで必殺技の練習を……」

 

だか、そこで銀時が( ゚д゚)ハッ!と何かを察した。

 

「こ、ここでんなことやってたらお決まりの誰かに見つかるじゃねぇかぁぁ!!」

 

顔に汗を流しながら一人で叫んでいた。

 

「ぜ、絶対にやらねぇからな……」

 

銀時はそう呟きながらあたりをキョロキョロと見回した。

 

「ふぅ〜……」

 

息を吐いて、そして……

 

「か〜め〜は〜め〜」

 

右の腰に両手を置き、右足を後ろに引いた。

そして……

 

「波ぁぁぁぁぁ!!」

 

両手を前に突き出した。だが、手からは何も出ず銀時の動きが止まった。

 

 

「…………」

 

「…………」

 

銀時のその行動を見ていた漢がいた。

白い道着に黒帯を着た漢の中の漢。『遊びの道を極めし者』。せがた 三四郎が温かい笑顔で銀時の後ろから見守っていたのだ。

 

「せ、せがた 三四郎!?」

 

銀時が悪寒を感じ取り後ろを振り返った。

 

「さあ、銀時君!どうしたんだ、まだ修行を続けるんだ!!」

 

(ふざけんなよぉぉ!なんでこんな大物に見られながらやらなきゃいけねぇんだよぉぉぉ!!恥ずかしいじゃねぇかぁぁぁぁ!!!!!)

 

「…………」

 

「あ、俺……少し聖杯取りにいかないといけないんだった!アハハハ!!」

 

銀時がせがたから逃げるための嘘を言いながらその場から立ち去ろうとする。

 

「銀時君、君も遊びの道を極めようとする漢!修行を怠ってはいかんぞ!!」

 

(極めようとしてねぇよ!!いや、色々と原作で遊びすぎたけども!!)

 

「い、いやだから聖杯を……」

 

「セガサターン、シロ!!」

 

ギュ、と銀時の着物を掴むとそのまま銀時を投げとした。

 

(この人、狂戦士(バーサーカー)だったぁぁぁ!むしろ騎乗兵(ライダー)の方がまだ良かったよ!!)

 

(ていうかどうやって英霊になったんだよ!作者も少しは考えろよ!!)

 

「では、行こう!」

 

「え、ちょっ―――」

 

せがたが銀時を引っ張ると更に森の奥の方へと入って言った。

 

「誰かーー助けてくれーー!神楽!新八ー!!」

 

銀時の悲痛な叫びは静かに森の中に響くのであった。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

―――ドドドドドドド!

 

「セガサターン、シロ!」

 

「せ……セガサターン、シロ……」

 

それから銀時は滝に打たれ、

 

「セガサターン、シロ!」

 

「せ、セガサターン、シロ……」

 

木を持ち背負い走り

 

「セガサターン、シロ!」

 

「セガサターン……シ、シロ……」

 

十枚の瓦を頭で割ったり

 

「セガサターン、シロ!」

 

「セガサターン、シロ……」

 

巨大なコントローラーのボタンを殴るように押したり

 

「セガサターン、シロ!」

 

「セガサターン、シロ!」

 

せがたと共に修行を励む日々だった。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

そして、ある日……

 

ヒュオ……と冬の寒い風が吹く中、二人の漢が立っていた。

 

「銀時君、行くぞ!!」

 

「はい、師匠!!」

 

骸骨のエネミー、竜牙兵の群れを前にして、二人は立ち向かう。

 

「とりゃぁぁ!!」

 

せがたは敵を蹴り、竜牙兵の頭部を砕いた。更には竜牙兵の腕を掴み、敵へ投げつけた。

 

「セガサターン、シロ!」

 

「うおおぉぉ!!」

 

銀時もせがたに負けず蹴りを繰り出し、脊髄を折った。そして腰の木刀『洞爺湖』を持ち叩き潰すように振り下ろす。

 

「セガサターン、シロ!」

 

銀時も負けずとセガサターン、シロ!と言いながら張り合っていく。

 

バキッ!バキャ!メキ!

 

と幾つもの修羅場を超えてきた二人にはこの大群は通用しなかった。

 

敵を投げ、殴り、蹴り、叩き、頭突き、叩き潰す姿はまるで伝説……いやまるでではなく伝説そのものである。

 

いつもは死んだ魚の目をした男の目は今は本気の目であった。鬼が本気を見せたかの如く敵を睨む。『白夜叉』と呼ばれていた男の実力は紛れもなく本物。そこらへんの雑魚にはものともしない実力で木刀を振り回す。この馬鹿げた聖杯戦争を終わらすために。

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

銀時は未だに増える竜牙兵の群れを前にそう呟いた。

質より量で押す戦法はたとえ銀時やせがたが強くても押される事はある。

本能で動く大群はいつしか誰にも予想できない動きをする。それが一番脅威的であった。

 

「チッ……これじゃ前にも進めねぇぞ……」

 

「銀時君!ここは俺に任せろ!」

 

だが、忘れてはならない。ここには伝説の男がいるのを。

 

「竜神力!」

 

突如、せがたが増殖し無数に増えるせがた 三四郎。それは質も量も兼ね添えていた、最強の軍団であった。

 

(えええええ!!)

 

銀時の顔に衝撃が走った。さすがの銀時でもあそこまでやるとは思っていなかったのだ。

 

「行くぞ!」

 

ドドドドドドドドドドドドド!!!!

 

せがたと竜牙兵がまるで中世ヨーロッパ時代の戦争かのようにぶつかりあった。

 

「皆で戦え!」

 

「とりゃぁ!」

 

(ドラグーン)!」

 

「頭を使え!」

 

「セガサターン、シロ!」

 

質も量も兼ね備えた大勢は量だけの大群を薙ぎ払っていった。

 

(やべぇよ!この聖杯戦争マジでやべぇよ!なんだよあれマジでバケモンじゃねぇかぁぁぁぁ!)

 

身も心もせがた精神に汚染されていた銀時だが今の戦いを見て我に返った。

 

―――キラッ!

 

そこで銀時が視界の端で何かを捉えた。銀時は気になって上空を見上げた。

 

―――ヒュオォォォォォ

 

先端が円錐になっている巨大な筒のようなものがこちらに向かって飛んできているものがあった。

 

それはミサイルである。どこからか誰が発射してきたかも分からないミサイルはギン達がいる場所が着弾地点らしく、真っ直ぐにこちらに向かってきていた。

 

(ま、まさか……これは!?)

 

銀時は思わず戦慄してしまった。

 

「ここは俺に任せろ!!」

 

向かってくるミサイルを見てせがたがそう叫ぶ。

 

―――ドッ!

 

迫ってきたミサイルを広げた両手で受け止めると、渾身の力で軌道を上空へと修正させた。

 

せがたはそれに張り付くとそのまま遥か上空の彼方まで飛んでいく。

 

雲を突き抜け、大気圏を突破し、宇宙空間へと飛んでいった。そして……

 

―――ドォォォォォォォン!

 

せがたごと爆発した。

 

「せがた さんしろーーーう!!」

 

最後の一部始終を見ていた銀時が叫んだ。叫び終えると、クルッ、とこちらを向いて口を開いた。

 

「んじゃ、次へ行こうか」

 





という訳で二人共ネタキャラです。

銀さんを出すとね普通にギャグ回になってしまうんだけど、色々とリクエストはあったよ。
フェイトと雅緋とか……別にカップリングをしたい訳ではないんです……すみません。

いや、こうね……銀さんを出すとネタが段々と思いつかなくなっていくんですよ。
そこで私は気づいたのだそれを上回るネタキャラを出せばいいとということでセガサターン、シロ!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セイバー:坂田 銀時

そういえばFGOでは哪吒(ナタ)が実装されましたね……
教えてくれ五飛(ウーフェイ)!俺はいつお前らをコラボさせればいい!?

五飛「やりたいと思った時にやればい話だ!!」


「どーも、万事屋の―――あ、間違えたセイバーのサーヴァント、坂田 銀時でーす」

 

【ステータス】筋力 B+ 耐久A 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:E

 自身の弱体耐性をアップ

 

騎乗:D

 自身のQuickカード性能をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:心眼(真)C

 自身に回避付与(3ターン)&自身の防御力アップ(3ターン)

 

スキル2:戦闘続行B

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

スキル3:白夜叉EX

 自身の攻撃力大をアップ&自身のArtsカードの性能をアップ(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

妖刀「星砕き」(洞爺湖)

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)&自身の防御力を大アップ(3ターン)&敵単体に超強力な防御力無視攻撃&敵単体の防御力をダウン(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

西暦世界とは別の世界に住む男。白い髪と死んだ魚のような目が特徴的で腰には「洞爺湖」と掘られている木刀をぶら下げている。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:177cm・65kg

出身:地球

属性:中立・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

生前では江戸でなんでも屋「万事屋銀ちゃん」を営んでいた。ツッコミ役のメガネと大食いらいのチャイナ娘、大きな白い犬である定春の三人と一匹で暮らしていた。

メガネ「おい、なんで定春だけ名前で出てきてるんです!?」

 

 

絆Lv.3

 

自由気ままな性格をしており、いつも自分の思うように仕事をしていく男。その様子にはメガネも呆れている。だが、たまにチャイナ娘に(物理で)振り回されることもある。

そしてなぜか別世界である西暦世界の話に詳しい。

チャイナ娘「よし、作者。表出てこいゴラァ!!」

 

 

絆Lv.4

 

○白夜叉EX

 

銀時が攘夷志士時代名を馳せた異名。その名の由来は戦場において鬼神の如き強さとその白い風貌から名付けられた。天人という夷敵を国から排する為の戦争を繰り広げてゆく。 

 

 

絆Lv.5

 

妖刀「星砕き」(洞爺湖)

宇宙で作られた木刀であり、硬度は鉄以上。真剣と張り合ったり、突けば人体を貫通させることすら可能。銀時の様々なムチャにも応えてきた大業物。

本人曰く修学旅行で洞爺湖に行った際に購入したらしいが、真偽は不明。何度かに破壊されており、その後は通信販売で購入している。

夢の世界では洞爺湖仙人というオッサンが万事屋の三人に必殺技を伝授しようとしたことがある

 

 

 

セリフ

バトル開始

「どーも坂田 銀時でーす」

 

宝具

「おねんねしやがれ!うおぉぉぉ!真っ直ぐに生きた馬鹿な魂はな、例えその身が滅びようとも消えやしねぇ……うおおぉぉぉぉぉぉ!!」

 

勝利

「悪いな勝てせてもらったぜ」

 

好きなこと

「よし、誰か甘いもん持ってこい!!」

 

嫌いなこと

「ほらマヨネーズをよく食ってるやつとか嫌いだわ」

 

聖杯について

「なんでも叶う願望器か……よし、それでひたすら宴をしようか」

 

 

 

銀時「俺もエクスカリバーとかゲイ・ボルグとかよくやったもんだよ」

 

アルトリア「ここにも聖剣使いがいるのですか!?」

 

 

 

小次郎「金時殿、拙者と手合わせを……」

 

銀時「だから、金時じゃねぇって言ってんだろぉぉぉぉ!!」

 

 

 

金時「坂田 銀時ィ?なんだお前?」

 

銀時「そっちこそなんですかぁ?お前、あれだろ。絶対、頭が外れる奴だろ」

 

 

 

銀時「沖田ァ?なんか違うからチェンジで!」

 

沖田「はい!?ちょっと、失礼じゃないですか!!」

 

 

 

銀時『いやー俺、思うんですけどカルデア(こんなところ)に呼ばれてマジでだるいZ』

 

斎藤「ふざけているのか?」

 

 

 

銀時「行くぜ、剣心!真選組に目にものを見せてやろうぜ!」

 

剣心「ぎ、銀時殿、拙者はもう新撰組とはもう……」

 

 

 

銀魂「おっと、懐から酢昆布が……」

 

信長「酢昆布を渡せゴラァァァァ!!!」

 

 

 

少佐「私は妖刀『星砕き』の精、洞爺湖仙人だ。君に必殺技を授けよう」

 

銀時「原作の洞爺湖仙人よりやべぇ奴来ちゃったよぉぉぉぉ!!絶対に俺を吸血鬼とかに改造する気だよね!?」

 

 

 

銀時「ギルガメッシュ☆!」

 

ギルガメッシュ「ほう、貴様死にたいようだな」

 




子安であるアンデルセンとかメフィストフェレスとのセリフは思いつかなかったのでないです……すみません。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

せがた 三四郎
バーサーカー:せがた 三四郎


もはや中の人が英霊的存在。


「遊びの道に魂を!セガサターン、シロ!」

 

【ステータス】筋力A+ 耐久A++ 敏捷A 魔力D 幸運A+ 宝具A

 

【固有スキル】

 

狂化EX

 自身のBusterカードの性能をアップ

 

騎乗A

 自身のQuickカード性能を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:戦闘続行A

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)

 

スキル2:遊びの道を極めし者EX

 自身のBusterカード性能を大アップ(3ターン)&自身のArtsカード性能を大アップ&自身のQuickカード性能を大アップ

 

スキル3:頭を使え!A

 無敵貫通&自身のクリティカル威力をアップ(3ターン)

 

スキル4:セガサターン、シロ!EX

 自身にさまざまな効果をランダムで付与(色々)

 

【宝具】

真剣遊戯(しんけんゆうぎ)

ランク A

種別  真剣遊戯

自身に必中状態を付与(1ターン)&敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&敵全体の防御力を大ダウン(3ターン)<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

白い道着きに黒帯を巻いた只者ではない男。彼からは独特の雰囲気が発せられている。

それだけではなく空手初段、柔道三段、抜刀道四段にも精通している。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:180cm・82kg

出身:??

属性:中立・中庸 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

セガサターン以外の遊びに興じようとする者の前に突如立ちはだかり、背負い投げや締め技で容赦なく制裁を加えたあと「セガサターン、シロ!」と一喝する怪人物であり、制裁される子供や若者が顔を見ただけで「せがた 三四郎!?」と驚く程に知名度がある。

 

 

絆Lv.3

 

決め台詞は「セガサターン シロ!」 

これは「セガサターンで遊べ」という意味の他、「セガサターンの色が変わって白になったぞ」という意味も含んでいる。

 

 

絆Lv.4

 

道往く人の目の前に突如現れ、有無を言わさず投げ飛ばし絞め落としてはセガサターン(白)を置いて立ち去る、ある意味ただの通り魔である。

その後、野球ボールを素足で蹴ったりそのあとには胸板で野球ボールを受け止めたり、ゾンビの群れ相手に柔道技だけで立ち向かったり、頭突きで瓦を割ったりと体を張った活躍を繰り広げるようになった。 

 

 

絆Lv.5

 

真剣遊戯(しんけんゆうぎ)

跳び蹴りを行ったあとキックを繰り出し、自身を分身して突撃し、舞を放った後、頭突きで敵を地面に叩きつけ、投げ飛ばしからの爆発という。チートっぷりである。

「もうアイツ一人でいいんじゃね?」

 

 

 

セリフ

スキル3

「頭を使え!」

 

スキル4

「セガサターン、シロ!!」

 

宝具「クラスオーバー度、満点!トリャ!ホームラン!皆で戦え!(ドラグーン)!頭を使え!!真面目に遊ばぬなら……トリャァァァァァ!―――男の背中……」

 

好きなこと

「セガサターン、シロ!セガサターン、シロ!!」

 

嫌いなこと

「セガサターン、シロ!セガサターン、シロ!!」

 

聖杯について

「聖杯で夢を叶える?夢を繋いでセガサターン、シロ!」

 

 

 

せがた「その日、少年は運命に出会う」

 

エミヤ「な、何だ……この何とも言えない言葉は!?」

 

 

 

せがた「桜さ〜ん、桜さ〜ん!」

 

パールヴァティー「ウフフフ、こっちよ、せがたさ〜ん!ウフフフ……ハッ!なんですか、今のは!?」

 

 

 

せがた「これはゲームであって遊びではないだと!?」

 

キリト「ちょっと待て、アンタ、いつの英霊なんだ!?」

 

 

 

せがた「それは、未来を取り戻す物語……」

 

マシュ「そうです、私達は未来を取り戻します!」

 

 

 

せがた「翔太郎君、フィリップ君!まだ君達は戦える!」

 

翔太郎「な、なんだ、この人は!?」

 

フィリップ「この人には絶対に逆らえないよ!」

 

 

 

せがた「銀時君、『銀魂乱舞』発売決定、おめでとう!!」

 

銀時「ここはそういうネタを持ってくる場じゃねぇから!俺もよく言ったりしてるけど、アンタのはシャレになれねぇから!!」

 

 

 

せがた「鳴上君、君はよく頑張ってくれている!」

 

鳴上「そ、そうでしょうか?」

 

 

 

刑部姫「せ、せがた 三四郎!?まさか、こんな所で出会えるなんて!」

 

せがた「FGOでもセガサターン、シロ!」

 

 




とりあえず次回のキャラは刃牙シリーズの宮本 武蔵とるろうに剣心の比古 清十郎にしようと思っています。

刃牙は最近見始めたんだけど間違えて最初に刃牙道を見ちまったよ……orz
で今はグラップラー刃牙は全巻見たので次はバキを見ます。

勇次郎に勝てるのってドラゴンボール出身の奴とガンダムシリーズのアイツぐらいじゃね?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

刃牙シリーズ
セイバー



皆様、明けましておめでとうございます。
今回は何卒、短いです。これ以上、思いつきません。m(_ _)m


 

〜亜種特異点? ??〜

 

江戸や明治によく見られる木造建築の家が左右に並び、誰もいない大通りには二人の男が向かい会っていた。

 

一人は大柄な体躯で黒い着物を着ており、腰には大小の刀を腰に差していた。そして特徴的な鋭い三白眼の眼光で目の前の男と対峙していた。

 

対峙していたもう一人の男は目の前の男よりも背が高く、少しばかり目立つ白外套を羽織っていた。

 

 

(斬れぬな……)

 

黒い着物の男、宮本 武蔵は目の前の男にそう思っていた。

この宮本 武蔵、持たずとも、指一本動かさずともその気迫でダメージを事ができるのだ。まるで見えない刀で敵を斬るかのように。

 

(まさか、これほどまでの強さとは……)

 

何度も気迫でダメージを与えようとも、相手の気迫によって防がれてしまう。

 

目の前の男は武蔵を見ているだけで全く動く気配を発さず、その場に立ち尽くした。

 

 

「お前は何が見える?」

 

武蔵が男にそう問いかけた。かつて何度か似たような言葉を武蔵は問いかけた。

『無尽に広がるご馳走』『関ヶ原の戦い』『黄金』『黄金と名誉』など様々なものが背景として目に写った。

 

そして今、目の前にいる男の背後には―――

 

 

 

 

 

―――――――――――――――――――――

 

 

 

 

 

「お前は何が見える?」

 

白外套を羽織った男、比古 清十郎は目の前の武蔵の言葉に眉をピクリ、と動かした。

 

「そういうお前はどうなんだ?」

 

質問を質問で返す。比古はそう聞いた。

 

「…………」

 

武蔵はその言葉を聞いて真剣な眼差しで比古を見る。

 

「―――九頭龍神……いや、八岐大蛇(やまたのおろち)と言うべきか」

 

(ほう……)

 

八岐大蛇とは九つの龍の頭を持つ化物。

比古は武蔵の言葉に感心していた。あながち間違いでもない。比古の宝具の名前はその八岐大蛇が由来でもある。

的を得ている言葉に比古は笑った。

 

「で、お前は何が見える?」

 

「…………」

 

武蔵の言葉に比古の表情が戻る。武蔵を見ているのだ。だが、お互い数分前に会ったばっかりなのでお互いの名を知らない。

 

「―――宮本 武蔵……いや新免武蔵守藤原玄信と言った方がいいか?」

 

「ほう……俺のことが分かるか?」

 

比古の言葉に武蔵が感嘆し、そう聞いてきた。

 

「まさか本物とは思っていなかったがな。だが、それ程の気迫……天下一の剣豪にも相応しい……だからか俺の目には宮本 武蔵が目に見えた。それだけさ」

 

「なるほど……ところで、名はなんという?」

 

「―――飛天御剣流 継承者 十三代目 比古 清十郎」

 

ピクリ、と比古の名乗りに武蔵が眉を動かした。

 

「……生前、噂に聞いた最強の古流剣術の使い手か」

 

「…………」

 

「一対多数を得意とする古流―――」

 

「そんな事はどうでもいさ」

 

ピクッ、と言葉を遮られた武蔵が眉を動かした。

 

サーヴァントとサーヴァントが出会ったらやる事は一つ、と言わんばかりに比古が白木の柄の刀を取り出した抜刀した。

 

「…………」

 

「…………」

 

武蔵がそれに対して右手を構えた。

 

比古はその行動に対して眉を潜めた。その右手はどう見ても手刀であった。

あの天下の大剣豪が刀を持たずに手刀で比古 清十郎を迎え撃とうというのだ。

だが、比古はそれでも闘志を落とさない。宮本 武蔵の攻撃を迎え撃とうというのだ。

 

一流の剣客は一撃で仕留めなければいけない。

剣客が持つ、刀とは西洋の剣ような鉄の塊を斬るような武器ではなく、敵の体である柔らかいものを斬る武器である。

故に、敵の攻撃を貰えば致命傷である。

 

「…………」

 

「…………」

 

一触即発の空気が流れ、お互いが構えた。

比古は刀を目上の高さまで持ち、いつでも突きを放つような体制を、武蔵は右手の手刀を左腰に当て、抜刀術を繰り出すような体制をとった。

 

「飛天御剣流……」

 

そして、比古が動いた。その速さは神速をも超える神速。避ける事も防ぐ事もできない宝具を繰り出した。

 

九つの頭の龍が宮本 武蔵に牙を向いたッ!

 

「…………」

 

だが、宮本 武蔵は動かないッ!

 

目を閉じてただ静かに待っていたッ!

 

カッ!と同時に迫る九つの刀が宮本 武蔵の肌に触れそうになったとき、武蔵が目を見開いたッ!

 

 

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

 

 

お互いの敵を背にし、二人は同時に倒れたッ!

 

比古の刀が武蔵の肌に触れた瞬間、武蔵の手刀め比古の外套を破壊し比古の体に手刀を繰り出していたのだ。

 

「まさか、馬鹿弟子と似たような結果になったとはな」

 

「なるほど……あれが八岐大蛇の正体か。」

 

二人は二人はそう呟いた。比古と武蔵はニヤリと笑った。

 

「流石だぜ、アンタ」

 

「そういうお前こそ」

 

二人が互いに強敵と認めた。二人の生きた時代の中では最強と謳われた存在。

 

方や説明するまでもない伝説の剣豪、『宮本 武蔵』。方や37.5kgもある外套を着たまま巨人を倒した剣客、『比古 清十郎』であった。

 

「おっと、変なのが来たな……」

 

比古がそう言いながら立ち上がった。二人の周りには謎の忍装束を着た複数の男達だ。

 

「そのようだな」

 

宮本 武蔵も立ち上がり腰の二刀を抜刀し、構えた。

 

「背中は預けるぜ」

 

「背中合わせ……今までやった事がなかったな」

 

そう言って二人が自分の刀を振り下ろした。

 

 





次回は番外編で各作品のキャラ達と公式サーヴァント達の裏話みたいな感じをやろうと思います。

今年もこの作品をよろしくお願いしますm(_ _)m


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セイバー:宮本 武蔵


セイバーである宮本 武蔵です。
会話では一応、『クローン武蔵』と表記させていただきます。
公式サーヴァントの武蔵は『新免武蔵』と表記させていただきますm(_ _)m


「俺はセイバーのサーヴァント、宮本 武蔵だ。よろしくな、少年(ボン)

 

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷A+ 魔力D 幸運D 宝具B

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:E

 自身の弱体耐性をアップ

 

騎乗:E

 自身のQuickカードの性能を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:イメージ斬りA

 自身のArtsカード性能をアップ(3ターン)&NPを増やす

 

スキル2:天眼A

 自身に無敵貫通状態を付与(1ターン)&自身のBusterカード性能をアップ

 

スキル3:無空A

 自身に無敵状態を付与(1ターン)&自身のスター発生率をアップ(3ターン)&自身の弱体状態を解除

 

スキル4:クローン武蔵A

 自身の防御力をアップ(3ターン)&敵全体の防御力をダウン(3ターン)&自身のクリティカル威力をアップ

 

【宝具】

二天一流奥義・無刀

ランク B

種別  対人奥義

自身の宝具威力をアップ(1ターン)&自身のQuickカード性能をアップ(1ターン)&敵単体に超強力な攻撃&敵単体の防御力をダウン(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

非常に大柄な体躯と、屈指の鋭い眼光の持ち主。 そして日本最強の剣豪でもある。

だが、この武蔵は所々、謎が多く真の強さを未だに発揮をしていない。

 

絆Lv.1

 

身長/体重:187cm・76kg

出身:A

属性:中立・中庸 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

宮本 武蔵の正体は現代の科学者達が宮本 武蔵の遺骨から採取した細胞を基にクローン人間として作り上げられた存在……であったがとある霊媒師によって冥界から本物の宮本 武蔵の魂を呼び寄せ体に吹き込み、宮本 武蔵を誕生させることに成功させた。

 

 

絆Lv.3

 

肉体こそクローンだが、死の直前までの記憶を保有する、武蔵本人である。 

超然とした性格で、適応能力も高く、自身がクローンとして呼び戻された説明にもすぐに納得し、現代の生活にも数日でなじむ。現代の英霊でもある。

結構フランクな性格で、諧謔味のある面もある。しかし一方で礼節もわきまえており、格闘術を磨いて挑んでくるグラップラーには、たとえその実力が自分より下でも敬意を表す。 

 

 

絆Lv.4

 

○イメージ斬りA

持たずとも、指一本動かさずともその気迫でダメージを再現させるスキル。余りにも優れた剣術を極めた末に会得した。

大抵の人物は斬られたことに実感してしまう。それだけではなく、まるで刀を持っているかのようにも見えてしまう。

 

 

絆Lv.5

 

○二天一流奥義・無刀

対人奥義

二天一流の奥義としての無刀。一度目の生前でも披露したことがない奥義であり未完成の宝具。

敵に素早い手刀を叩き込む奥義。地上最強の生物でさえ傷を与える程の威力を持つ。

 

 

 

セリフ

宝具

「敵敗れたり!」

 

好きなこと

「強いていうなら『名誉』だな。どうだ失望したか?」

 

嫌いなこと

「嫌いな事か……考えたことがなかったな」

 

聖杯について

「願いが叶う盃か……それを使えば出世できると?褒め称えられると?」

 

 

 

クローン武蔵「俺がこの女に見えているもの……俺か?」

 

新免武蔵「これが……こっちの私?……嘘でしょ。こっちの私も空位に達してるじゃない!?」

 

 

 

柳生「これがかの天下一の剣豪……斬れれば本望」

 

クローン武蔵「これほどの使い手……俺でも難しいか?」

 

 

 

クローン武蔵「ほう、ここの小次郎はやりおるな」

 

小次郎「これがかの武蔵……まるで空間が歪んでいるようだ」

 

 

 

クローン武蔵「その刀で何を見せてくれる?」

 

剣心「拙者の刀は人々を守るための刀……見せるためのものではない」

 

 

 

クローン武蔵「まるで飢えた狼が見えるぞ……」

 

斎藤「あの武蔵にはそう見えるか……ならばその狼の牙を避けてみろ!」

 

 

 

クローン武蔵「斬られる前に避けるか」

 

沖田「もう少しで斬られるところじゃないですか!」

 

 

 

仁「お前の事は生前で噂に聞いている。鉄拳衆の奴らでも相手にはならないと」

 

クローン武蔵「その肉体、まるで彼らのようだ」

 

 

 

 

 

 





刃牙シリーズ、全巻見ました!
感想、なんか凄いッ!
言葉にできないです、ハイ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

NARUTO
アサシンとライダー


久しぶりの投稿。妖怪首置いてけと桃太郎を出すと言ったなあれは嘘だ。というのは置いといて書いてたデータが吹っ飛んだのと宝具が思いつかないんです。本当にすみません。

いつか書きます。

あと、連投注意です。


 

数々の竹林が生える山。カルデアのマスターの御一行は途中で出会ったはぐれサーヴァントである青年と共に聖杯がある山頂へと向かう。

 

『立香くん、マシュくん。気をつけてくれ。サーヴァントの反応だ!しかも、これは───』

 

カルデアからの通信を遮るかのように手裏剣が立香へと飛来する。

 

「先輩!」

 

いち早く気付いたのがデミ・サーヴァントであるマシュだ。持っていた大盾を立香の前で構えて防ぐ。

 

「カルデアとやらのマスターとそのサーヴァントだな」

 

タンッ、と立香達の目の前へと立ちはだかる赤い甲冑を着込んだ男。右目が長い黒髪で隠れ冷静にサーヴァント達を解析している左目は歴戦の強者の目だ。

 

『霊基からしてアサシンのサーヴァントだ!』

 

「アサシン……?」

 

「フン。それなりにできるようだが俺の世界の忍には劣るようだがな」

 

男が大きな団扇と大鎌を取り出し戦闘の意思を見せた。

 

「俺と踊ってももらおうか」

 

「来る!マシュ、ライダー、お願い!」

 

「はい!」

 

「うん、わかった!」

 

マシュは返事をして大盾を構え、ライダーと呼ばれた青年が前へと出た。

 

《ジクウドライバー!》

 

《ジオウ!》

 

彼が二つの機械を取り出して戦闘準備を始めた。

一つはベルト、そしてもう一つはそのベルトへと装填する端末だ。

 

「厶……」

 

敵であるアサシンが眉を潜めライダーを睨みつける。そんな雰囲気の中、ライダーのベルトから軽快な待機音が流れた。

 

「───変身!」

 

クルリと右手を捻りベルトへと指をかけてベルトのバックルを回転させた。

そこでアサシンが気付く、あれは姿を変えて戦う宝具だと。アサシンがまずはライダーを叩こうと急接近しだした。

 

《ライダータイム!》

 

時計を思わせるホログラムがライダーを囲い、更には"ライダー"という文字がアサシンの目の前へと飛び出した。

直撃、するかと思われたマゼンタ色の文字をアサシンがバク転ですばやく避けた。

 

《仮面ライダージオウ!》

 

マゼンタ色の文字が近未来を沸騰させるパワードスーツの仮面部分へと収納され複眼へと変わる。全仮面ライダーの力を受け継ぎ、過去と未来をしろしめす時の王者。その名も最高最善の魔王(仮面ライダージオウ)。それがまさにこの特異点に降臨した瞬間であった。

 

「なんか、行ける気がする!」

 

「仮面の戦士か。俺の知る男よりも面妖だな」

 

アサシンが彼を見て何を思うかは知らない。ライダーはそんな事を気にせず武器を取り出して彼へと詰め寄った。

 

「とりゃっ!」

 

ギンっ!と剣と鎌が衝突する。火花が散り、お互いの力が衝突する。

 

「───火遁・豪火球の術!」

 

アサシンが距離を取って印を結んで頬を膨らます。直後、アサシンの口から放たれる巨大な火球が立香達の視界を覆った。

 

「マシュ!」

 

「はい!」

 

間一髪、マシュが前衛に出て素早く火球を防ぐ。

 

「ライダー!」

 

《ジュウ!》

 

《フィニッシュタイム!》

 

ライダーが自身の武器"ジカンギレード"をケンモードからジュウモードへと移行し、ある端末を装填し構えた。

 

《ダブル!》

 

二人で一人の仮面ライダー、疾風と切り札の力を持つ戦士のエネルギーが銃口へと収束し

 

《ギリギリシューティング!》

 

放たれた。炎の渦の中を突き抜け、一直線に飛ぶ風の弾丸がアサシンへと迫った。

 

「!」

 

ザシュリ、とアサシンの頬へと傷を付け血が一筋。

 

「ほう。今のを当てるとは中々良い目を待ってる奴がいるな」

 

ギロリ、とアサシンが立香とライダーを見下ろした。

 

「お前の素質か、それともマスターの素質か」

 

ゴクリ、と彼の一睨みに立香が息を呑み、ライダーが武器を握る手を強めた。

 

「これは、少し楽しめそうだな」

 

そうは言っているがアサシンの表情が変わることがなかった。

 

表情は変わらないものの、彼の瞳に変化が訪れる。彼の黒い瞳が赤く輝き、三つの小さな勾玉が浮かび上がった。

立香がその瞳を見て直感的に感じ取る。あれは魔眼の類だと。

 

アサシンの一族に最も縁のある瞳術もとい魔眼は動体視力に優れ、あらゆる攻撃を見切ることができる。これを使いこなせばアサシンの使う"忍術"と呼ばれる術をそのまま跳ね返す者もいるとか。

 

月が照らす暗闇の中、彼の瞳が妖しく輝き動いた。

 

「早っ!」

 

ライダーが息を呑んで叫ぶがアサシンの蹴りで吹き飛ばされた。

 

「───火遁・業火滅却!」

 

続いてアサシンがマシュの方へと振り返ると彼女へと炎を吹き出した。大盾でも防ぎきれない範囲で彼女を焼き尽くす。

 

「ライダー!マシュ!」

 

立香が二人を心配して叫んだ。

 

「大丈夫です。先輩」

 

「俺もなんとかね」

 

二人が立ち上がってマスターを守るかのようにアサシンと対峙した。

 

「どうした?この程度か?」

 

「ねぇ、なんでアンタは本気を出さないの?」

 

「なに……?」

 

「だってアンタはそれほどの力を扱えるっていう事はマスターがいるってことでしょ?」

 

「そして、俺達と対峙してるってことは敵。つまり、アンタ達がこの特異点の原因。なら、なんで本気を出さないの?」

 

「なぜ、今そんなことを?」

 

「別に気になっただけ。アンタ達が特異点の原因なら俺達を排除するはず。なら、全力を出すのが普通じゃん」

 

「面白いことを言うな、小僧。だが、一つ言わせてもらおう」

 

一つ間違えれば煽るような言い方にアサシンはまるで気にしないどころか鼻で嗤った。

 

「……?」

 

「お前達に全力を出す必要がないからだ」

 

ダッ、と彼が地を蹴りライダーの目の前へとやってくるとそのまま右手の団扇で思い切り吹き飛ばした。続いてマシュへと振り返りそのまま大鎌を振り下ろす。なんとか寸前で受け止め攻撃を防ぐ。だが、それもアサシンにとっては想定の範囲内だ。

 

タッタッタッ、と彼女の大盾を踏み台にして上へと登り飛んだ。

 

「───火遁・龍炎放歌(りゅうえんほうか)の術!」

 

マシュの頭上で放たれる新たな忍術。龍を象る

った無数の炎が彼女の体を喰らいついた。

 

「くっぅぅ!!」

 

その身を焼かれても必死に持ちこたえる彼女にアサシンはそのまま無視してマスターへと急接近していく。

 

「なっ!」

 

マスターは身構える。こちらへと接近してくるアサシンに複数の光線が迫る。

 

「そう簡単に頭はとらせないか」

 

チッ、とアサシンが舌打ちして距離を取ってライダーを睨む。

 

《フィニッシュタイム!》

 

ジカンギレードをケンモードへと戻してまた新たな端末を武器へと装填した。

 

《電王!》

 

時の列車に乗って戦場を駆ける仮面ライダー、時の運航を守る者の力をその刀身に宿す。

 

《ギリギリスラッシュ!》

 

赤いエネルギーが刀身に収束され射出される。

 

「ハァァァッ!」

 

ライダーがそのままジカンギレードを振り下ろす。すると、それに連動した射出された赤いエネルギーの刃がアサシンに向かって振り下ろされた。

 

「フン」

 

鼻で嗤い、アサシンが後ろへと避ける。赤いエネルギーがそのまま地面へと埋まり不発に終わってしまう。

 

「どうやら、お前たちはここまでのようだな!」

 

アサシンがそう言って再び地を蹴った。

 

「まだまだっ!」

 

アサシンが飛んだ直後、ライダーがその場で体を右へと捻る。

 

「何……?まさかっ!」

 

赤いエネルギーの刃がライダーの動きに連動して地中の中でも動きを止めなかった。刃がそのまま彼の周囲を回ってそしてアサシンの真下から飛び出てくる。

 

「しまった!」

 

さすがのアサシンでも空中でこの攻撃を避けるのは難しかったらしく、そのまま派手に横へと吹き飛んだ。

いくつもの竹林を追ってその姿は暗闇へと消えていく。

 

「マシュ!立香!大丈夫?」

 

「はい。一応、私は無事です」

 

「うん、俺も大丈夫」

 

ライダーの確認に二人は頷いて見せると安堵するように息を吐いた。

 

「あのサーヴァント、かなり強力だから気を付けて。恐らく今のでも倒しきれてない」

 

「次にアサシンが姿を見せたら俺が宝具を打ち込む。もし、それで駄目だったら撤退するよ」

 

そのライダーの言葉に二人は頷いてアサシンが吹き飛んだ方へと注意を払った。

 

ザッ、ザッ、と草を踏む音が暗闇の方から聞こえてくる。

 

「中々、やるな。お前たちの攻撃に誠意を払おう」

 

暗闇の中から赤い光が見え、男が姿を見せた。

 

「行くよ!」

 

《フィニッシュタイム!》

 

ライダーがベルトに装填された端末のスイッチを押して宝具を使用する。

ベルトのバックルを回転させ空高く飛ぶ。それと同じくしてアサシンの周囲に現れる無数の"キック"という無数の文字が徐々にライダーの足へと収束される。

 

《タイムブレーク!》

 

「とりゃァァァァっ!!」

 

昭和の頃から受け継がれる仮面の戦士の必殺の蹴り(ライダーキック)がアサシン目掛けて放たれる。彼を囲う青いエネルギーの骨がバキバキと悲鳴を上げてひび割れていく。

 

「がぁっ!!」

 

アサシンの囲う骨が砕け、彼のライダーキックが直撃した。アサシンの体は数歩、後退るだけで吹き飛びはしなかった。

 

「フン!」

 

ガシッ、とアサシンがライダーの足を掴むとそのまま彼を地面へと叩きつけた。

 

「中々、楽しめたぞ。良いだろう。うちは マダラも全力で答えよう」

 

アサシンがそう言うと彼の周囲に青いエネルギーが段々と形を成していく。骨の巨人、そしてその巨人が皮を持ち、そして服を着てそして体格を変える。

 

「───この完成体・須佐能乎(スサノオ)でな」

 

立香達の目の前に現れるのは巨大な天狗。大きな翼を持つ長い鼻の巨人。うちは マダラと名乗った男の宝具。

 

「えぇ……」

 

ライダーが目を見開いて困惑するような声を出す。それもそうだろう。対峙していたアサシンがこれほどの強大な力を隠していたのだ。

 

「───俺、一人分なら地図を書き直す範囲も狭くて済みそうだな」

 

マダラの宝具である巨人が刀を取りだし、抜刀する。その刀身が煌めき、立香達へと迫る。

 

「マシュ!宝具を!」

 

「はい!」

 

「それは全ての疵、全ての怨恨を癒す我らが故郷。顕現せよ!」

 

マスターである立香の言葉にマシュが構え大盾に魔力を収束させる。

 

「───『いまは遥か理想の城(ロード・キャメロット)』!!」

 

ダンッ!と大盾を前方に身構えて宝具を開放する。円卓の盾が展開し、防具がぶつかり合う。山一つ、吹き飛ばす宝具と魔を弾く城塞が衝突し、激しい魔力の爆発が生じる。光が辺りを照らし全ての者を包み込む。

 

 

 




誰かアサシンを止めろ(


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アサシン:うちは マダラ

クレイジーサイコホモ「待っていたぞォー!!お前の投稿ォォォーーー!!」

彼の時系列は一応、第四次忍界大戦後です。あと、FGOやれてないのでスキルもグダグダなんですけど許してください。なんでもしますから(なんでもするとはいっていない)


「アサシンのサーヴァント、うちは マダラ。小僧、お前に俺を従わせれる勇気はあるか?」

 

ステータス】筋力A 耐久力A 敏捷A+ 魔力A 幸運C 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

気配遮断:D

 自身のスター発生率をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:忍術A

 自身のArtsカード性能を大アップ(3ターン)

 

スキル2:写輪眼A+

 自身に回避付与(3ターン)&自身のQuickカード性能を第アップ(3ターン)&自身のクリティカル威力アップ

 

スキル3:永遠の万華鏡写輪眼A++

 自身の防御力アップ(3ターン)&自身のArtsカード性能を中アップ&NPを増やす

 

【宝具】

 

須佐能乎(スサノオ)・完成体

 

ランク EX

種別 対軍宝具

 

敵全体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&自身の防御力アップ(3ターン)

 

 

 

キャラクター詳細

西暦とはまた違った世界の男。また、彼の一族は遺伝によって伝えれる特殊能力や体質を持つ"血継限界"と呼ばれる者の一族。また、一族の中でも最強と謳われ自身の世界には名を響かせている。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg 

出身:木ノ葉隠れの里

属性:混沌・悪 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

○写輪眼A+

 彼の一族が扱う特殊な魔眼。「大きな愛の喪失や自分自身の失意にもがき苦しんだ時」であるとされる。その結果として脳内に特殊な魔力が吹き出し、視神経に反応して眼に変化が現れ写輪眼を開眼する。

動体視力も飛躍的に向上し、高速で動く物体にも対応することができる。さらには相手に幻術を見せる「幻術眼」、相手に催眠術をかける「催眠眼」など、数多くの特殊な能力を持つ。

 

 

絆Lv.3

 

○永遠の万華鏡写輪眼A++

 写輪眼には上位種として"万華鏡写輪眼"というものが存在する。これは写輪眼を持つ者が目の前で自身よりも大切な人死を体験した時に開眼する。

この万華鏡写輪眼は開眼するとあらゆる面で写輪眼を凌駕し、また固有の能力を有する。

 

 

絆Lv.4

 

この万華鏡写輪眼の力を使うほど、失明するリスクを伴い写輪眼の力が失われる。

だが、一族の他者の万華鏡写輪眼を自身に移植することで視力を低下せず、リスクを伴わずに能力を使用することができる。

但し、移植が必ずしも成功するわけではなく主に近親者の眼である事に適合率が高い。

彼が移植に使用した眼は戦の傷によって瀕死寸前だった弟から譲り受けたものだった。

 

 

絆Lv.5

 

○須佐能乎・完成体

対軍宝具

万華鏡写輪眼を両目揃えた者が扱う事ができる最強の瞳術で膨大な魔力できた巨人を操る事ができる。あらゆる攻撃に強大な防御力を誇り、その完成体が天狗と思わせる姿となる。この完成体は見たら死ぬと言わしめるほどの巨大な力を誇り、手に持つ刀を一振りすれば大地と山を引き裂くほどの力を持つ。

 

 

セリフ

 

バトル開始

「なるほど、命は要らぬということか」

 

宝具カード

「うちは マダラも全力で答えよう」

 

宝具

「全てが無駄になることを。この完成体・須佐能乎でな!

一人分なら地図を書き直す範囲も狭くて済みそうだな」

 

 

好きなこと

「小僧。俺によくそんなことを聞けるな。そうだな、昔の話をしよう。この世界にはない木ノ葉隠れの里は俺の宿敵でありライバルである柱間が作ってな……ん?なんだ、その目は?話が長いから遠慮しておくだと?」

 

嫌いなこと

「そうだな、唯一好きになれないとすれば柱間の弟だ。なにせ、扉間は俺の弟を殺したからな」

 

聖杯について

「昔の俺ならば色々と変な計画を企てていたがうちはの碑文が改変されたものだとわかった今じゃ、俺にはいらんものだ」

 

 

忍のサーヴァントがいる場合

「ほう、小僧の世界にも忍がいるのか。何?俺の忍と恐らく概念が違う?」

 

両儀 式(殺)を所持している場合

「あの女の魔眼をもぎ取り俺の体へ移植すれば俺もその直死の魔眼の力を発揮できるかもしれんな。なに、小僧。そう慌てるな。昔の俺ならそう考えていたかもしれんが今の俺はしようとはしない、が面白そうではあると思っただけだ」

 

浅上 藤乃を所持している場合

マダラ「"歪曲の魔眼"か。その眼、どことなくオビトの万華鏡写輪眼の瞳術に似ているが違うな。だが、あの女、俺の世界に存在していたらうちはの生まれだったかもな」

 

玉藻の前(術)を所持している場合

「ほう、この世界の九尾か。どれ、試しに幻術を掛けて操って見せようか?フッ、冗談だ」

 

 

 

風魔 小太郎「異世界の忍の術。僕としてはかなり興味深いです」

 

マダラ「フン、そんなに見たいなら見せてやろう。だが、俺の術に巻き込まれて死ぬなよ?」

 

 

マダラ「ほう……傀儡師がいない自我を持った傀儡の忍か。これは興味深いな」

 

加藤 段蔵「貴方が異世界の忍ですか。魔力が他の忍と比べてかなり異質ですね」

 

 

マダラ「なるほどな、貴様はヤマタノオロチとやらの一部を口寄せできるのか。俺もクラスがライダーであったら九尾を口寄せできるかもしれんな」

 

望月 千代女「九尾?それは確か神獣と呼ばれる高位の存在であるはず。まさか貴方はそれを口寄せできる、と?」

 

 

マダラ「"直死の魔眼"か。写輪眼や輪廻眼にも優るとも劣らないその眼。面白いではないか」

 

両儀 式(殺)「写輪眼だっけ?お前の魔眼。色々と使いどころがありそうだけど力の使い分けが難しそうだな」

 

 

マダラ「女、お前はその瞳でなにをしたい?その眼には憎しみが宿る。お前にもわかっているだろう?」

 

浅上 藤乃「この眼で何がしたい、ですか?私にはわかりません。ですけど、この眼をどうにかしたいとは思っていないこともないです」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これに勝つ柱間ほんと強すぎでしょ(
あと卑劣様はほんと卑劣すぎる。時代が時代だから仕方ないけど。

ジオウのマテリアルは8時10分頃に投稿します。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ルーラー:うちは マダラ

六道仙人がルーラーみたいな存在だからルーラーにした


「ルーラーのサーヴァント、うちは マダラだ。喜べ、小僧。俺は強いぞ」

 

【ステータス】筋力A 耐久力A 敏捷A 魔力A+ 幸運D 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

仙術:A

 自身のBurstカード性能をアップ

 

対魔力:A+

 自身の弱体耐性を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:六道求道玉A

 自身に無敵状態を付与(4回)

 

スキル1:輪廻眼A+

自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&自身のArtsカード性能を中アップ(3ターン)&NPを増やす

 

スキル3:輪墓・辺獄EX

 自身に無敵貫通を付与(2ターン)&スター獲得

 

【宝具】

天涯流星(てんがいりゅうせい)

種別 対国宝具

ランク EX

 

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)[Lv.1〜]&自身に必中状態を付与(1ターン)&敵全体に超強力な防御力無視攻撃<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

十尾と呼ばれる存在を取り込んで得た姿。この姿となれば伝説の仙人、六道仙人の力と同等の力を持つとされる。

 

 

絆Lv.1

身長/体重:??cm・??kg 

出身:木ノ葉隠れの里

属性:混沌・中庸 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

生前、彼が目指した目的の最終形。この力を持てば幸せを掴めるとうちはの碑文にはそう記されていたが実際はそうではなかった。

そもそもうちはの碑文はとある男に書き換えられ、手の上で踊らされているに過ぎなかった。

 

 

絆Lv.3

 

この姿に至るためには手順が必要となる。まずは9つに散らばった尾獣を十尾へと集めその身体へと取り込むこととだ。それをマダラは死してまで長い年月をかけ計画を遂行し、この姿へと至る。

 

絆Lv.4

 

○輪墓・辺獄EX

マダラが持つ輪廻眼固有の瞳術。片目では一人、両目が揃うと4人になる。

見えざる世界『輪墓』にもう一人の自分を出現させ、攻撃や防御を行う。戦闘能力は本体と同じくらいとされ、輪墓のマダラは一般人が住む世界とは違う世界のため本来は感知や目視は不可能。

 

 

絆Lv.5

○天涯流星

対城宝具

両目に輪廻眼が戻った後に使用した術。輪墓のマダラ達が相手に攻撃し、遥か遠くへと吹き飛ばした後、地爆天星と呼ばれる術で無数に生成した巨大な隕石を地上に落とす。

 

 

セリフ

宝具

「少々雨にしては大きいか?」

 

 

うちは マダラ(殺)を所持している場合

「アサシンとしての俺、か。動きはいいようだが忍術を使う時点でこの六道の力を得た俺には通用せん」

 

大筒木 カグヤを所持している場合

「大筒木 カグヤ。小僧、悪いことは言わん。奴との契約を切れ。もしくはうずまき ナルトとうちは サスケを呼べ」

 

 

大筒木 カグヤから一言

「これは我が子、ハゴロモの……貴様、ハゴロモのチャクラを返すがいい!!」

 

 




最後にカルデアと戦ったのはカルデアの味方面するのがなんか嫌だっていう理由

次のオリジナル特異点でオルタ系サーヴァントを出したいなと思う。
目安としては
ペルソナの足立 透:鳴上悠もといイザナギのオルタ、マガツイザナギとして
仮面ライダーの仮面ライダーリュウガ:多分、セイバーオルタの元ネタ
テイルズオブのヴィクトル:幸運Eランサー系のオルタ
NARUTOのメンマ:結局、限定月詠で何がしたかったんだってばよ(

私の知ってる限り出した作品ではこいつらがオルタかな、と
他にオルタ系のキャラで出してほしい方は言ってください

活動報告の方でよろしくお願いします!感想の方に書いてはだめですよ!



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

フォーリナー:大筒木 カグヤ


全ての元凶(


「わらわは大筒木 カグヤ。クラスはフォーリナーお主の持つ魔力(チャクラ)、わらわの元に返させてもらおう」

 

【ステータス】筋力C 耐久C 俊敏B 魔力A 幸運D 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

領域外の生命体:EX

 自身に毎ターンスター獲得を付与&弱体耐性をアップ

 

陣地作成:EX

 自身のアーツ性能をアップ

 

神性:D

 自身に与ダメージプラス状態を付与

 

【固有スキル】

 

スキル1:魔眼EX

 自身に回避付与(3ターン)&自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&自身のQuickカード性能を大アップ(3ターン)&自身のクリティカル威力アップ&NPを増やす

 

スキル2:不老不死EX

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)&自身の弱体状態を解除&自身のHPを回復

 

スキル2:黄泉比良坂A

 自身に無敵状態を付与(3ターン)&自身のArtsカード性能を大アップ

 

【宝具】

 

膨張求道玉

種別 対界宝具

ランク EX

 

無敵貫通&敵全体に超強力な攻撃[Lv.1〜]<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体の攻撃力ダウン&NPをリチャード

 

 

キャラクター詳細

 

西暦とはまた違った世界、忍世界の女性。魔力の祖とも呼ばれるその存在は根源そのものに近いともされる。

 

 

絆Lv.1

まだ、彼女の世界に魔力(チャクラ)と呼ばれるものが存在しなかった大昔、一人の姫がその地に舞い降りた。それが大筒木 カグヤ。

その彼女の目的は1000年に一度、神樹の実を持ち帰る事が目的であった。

 

 

絆Lv.2

 

だが、その時期となると彼女に最悪の出来事が重なった。争いが起きてカグヤの命も狙われることになった。

そんな彼女が最後の手段として神樹の実を口にして膨大の魔力(チャクラ)を得た。そして巨大な力を得たカグヤは大陸全体にも渡る強力な幻術”無限月詠”で人々を幻術にかけたという。

 

 

絆Lv.3

○魔眼EX

彼女の両目に宿る魔眼は白眼(びゃくがん)と呼ばれる魔眼であり、ほぼ360°の視界と透視能力、果ては望遠能力を持つ。また、魔力(チャクラ)を探る能力を有している

 

 

絆Lv.4

そして彼女の額に浮かぶ第三の目が魔眼”輪廻写輪眼”と呼ばれる魔眼で、写輪眼と輪廻眼の二つの魔眼の力を持つ。

開眼者はそれぞれに固有の特殊能力を保有し、陣地作成のスキルとして当てはめられたのが彼女の魔眼の力”天之御中(あめのみなか)”と呼ばれるもので、5つの空間を一瞬で行き来することができる。

 

 

絆Lv.5

○膨張求道玉

対界宝具

火・風・雷・土・水・陰・陽の全ての性質で作られた求道玉を極限まで膨張させて全てを烏有に帰して新たな空間を創り出す彼女の宝具。

 

 

セリフ

バトル開始

「そのチャクラ、妾と一つになるがいい!」

 

うちはマダラ(殺)を所持している場合

「あれは紛れもなく散らばったチャクラの……ああ、ここに呼ばれなければ奴のチャクラを奪えたというのに」

 

 

うちは マダラ(殺)から一言

「大筒木 カグヤか。小僧、悪いことは言わん。奴は切り捨てたほうがいい。人など道具しか思ってない女だ」

 

蓬莱山 輝夜から一言

「あれもかぐやなのね。うふふふ。その強大な力、少しは楽しめそうかも?」

 

 





ちゃんとした抑止力を呼べ(


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編
クリスマス


クリスマスだと今日知って速攻で書きました。

とりあえず雑です。すみません。
雑なので見ないほうがいいかもしれません。
ぐたぐたが嫌いだという方はブラウザバックを


12月25日―――それは聖夜(クリスマス)である。

 

ここカルデアの大広間(レクリエーションルーム)では、数え切れないほどの英霊(サーヴァント)がいる。

 

その中でもクリスマスに適した格好の姿をしたサーヴァントがいた。子供の目を惹き付ける存在―――サンタクロースだ。

 

「メリークリスマス。年に一度の生誕祭だ、楽しむがいい」

 

黒いサンタクロース(アルトリア)はそう言うと白い袋の中から箱を取り出し、ナーサリーライムに手渡した。

 

 

「うふふ、お待ちかねのプレゼントタイムですよ、トナカイさん! 何が出るかは、お楽しみですよ? ふふふっ、ふふふ……」

 

白い幼女のサンタクロース(ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィ)は嬉しそうにマスターである藤丸 立香にプレゼントを渡す。

 

「セガサターン、シロ!」

 

異様な雰囲気を放つサンタクロース(せがた 三四郎)はビリビリ!と特殊メイクを剥がすと袋からとあるゲーム機を取り出した。

 

「メリークリスマス。俺からの贈り物……グフッ!」

 

優しい声のサンタクロース(イザナギ(鳴上 悠))はイリヤにクリスマスプレゼントを渡そうとした瞬間、吐血した。恐らく、鳴上に眠るシスコンが目覚めたのだろう。

 

(誰だ……こいつら。なんでこの銀サンタ以外に他にいる!?奴らにちょっとしたドッキリとした仕掛けてやろうとスタンバイした!スタンバイしてたのに!!なんで……こんなことに!?)

 

銀色のサンタクロース(坂田 銀時)は独断でサンタクロースの姿を現れたが、今回のイベントの内容を知らずに身が固まった。

 

「僕からのクリスマスプレゼント、気に入ってくれると嬉しいな」

 

優しい微笑みを見せるサンタクロース(クレス・アルベイン)で他のサーヴァント(クロエなど)にクリスマスプレゼントを渡していた。

 

 

「クリスマスケーキは〜?」

 

「肝心なクリスマスプレゼントが来てないじゃないですか……ジュルリ」

 

「おい、ストロベリーサンデーが置いてねぇぞ!」

 

「ちょっとダンテさん、今日はクリスマスなんですから少しは……」

 

そしてクリスマスケーキを待ちわびている者もいた。

ジャックや騎士王の二人であった。

 

その横ではダンテがストロベリーサンデーを探しており、カイトが苦笑しながらダンテを落ち着かせている。

 

「これがくりすますでござるか……」

 

「いやー、いい時代になりましたね!」

 

「ホントだな……」

 

そして部屋の片隅では剣心、沖田、スネークが温かい目で見守っていた。

 

「やぁ、アーカード。私からのクリスマスプレゼントだ受け取ってくれるかい?」

 

「奇遇だな。私も今、クリスマスプレゼントを渡そうと思ってな」

 

そしてスネーク達の後ろでは少佐の部下達が銃を構え、アーカードが二丁拳銃を取り出した。

という迷惑行為が始まろうとしていたが他のサーヴァント達が全力で止めにかかっていた。

 

「…………クリスマスか……」

 

「キリト、どうかしたのか?」

 

「いや、少し昔の事を思い出したんだ……」

 

悲しい顔をしたキリトに仁が問いかけた。キリトがそう言ったのを聞いて仁はなんとなく理由が分かり黙った。

 

 

「クリスマスケーキが来ましたね……」

 

「ほら、落ち着けよ。お前ら」

 

「少し待っていろ。あとはクリスマスケーキを斬るだけだ」

 

そしてクリスマスケーキが現れる。作ったのはユーリとエミヤの二人である。

 

「素晴らしい出来だ……」

 

「つまみ食いをしてはあかんで?」

 

「わかっとる、わかっとる!」

 

シャーロックはケーキの出来映えを賞賛し、酒呑童子はつまみ食いをしようとしているぬらりひょんの肩をガシッ、と掴み止める。

 

 

「それでは皆で食べましょう!」

 

ジャンヌ・ダルク・オルタ・サンタ・リリィの言葉に皆は配られたケーキを食べ始める。

 

立香の目には様々な光景が目に入る。

 

「油断しすぎだ、アムロッ!」

 

「クッ!シャア!!」

 

アムロがシャアに苺を取られる光景。

 

「どうだ、ミカ。これがクリスマスってやつだ」

 

「凄く……楽しいね」

 

不幸だった二人が幸せそうな顔をする光景。

 

「ヴィヴィオはどんなのを貰ったの?」

 

「私はこれです!クロエさんとイリヤさんは?」

 

「私はこれで……クロエはこれだよ!」

 

三人の少女が嬉しそうに話す光景。

 

「どうだ英雄王よ。私と飲まないか?」

 

「いいだろう……今宵は貴様の誘いに乗ってやろう」

 

二人の王はシャンパンを手に持ち王様らしかぬ威厳で向かい合って座る光景。

 

「アァァァアアァァァ……」

 

「『ケーキは食べれないけど雰囲気は楽しませてもらうよ』……三爪痕(トライエッジ)、僕達が雰囲気を作るよ」

 

「そうだな三爪痕(トライエッジ)も楽しもうぜ」

 

翔太郎がトライエッジとフィリップの肩を手に乗せる光景。

 

「…………」

 

「…………」

 

土方と斎藤が最も二人らしいらしい感じにクリスマスを味わっている。

 

立香は幸せそうな顔で微笑んだ。誰かに見せる笑顔ではない。自身の喜びの笑顔であった。

 

「ン?」

 

だが、ここで立香はとある事を思い出した。そう、とあるサーヴァントを今まで忘れていたのだ。このイベントとはほど遠い(サーヴァント)を……

 

 

「フン、おめでたい奴等だ……ぶるぁぁぁぁぁぁ!!」

 

 

頭の中に残る謎の中毒性の声を最もバルバドス・ゲーティアは手に持つ斧をその場で振り下ろした。

 

立香の顔に冷や汗が浮かぶ。

 

「邪魔をするな、アンデルセェン!!」

 

「私は邪魔などをしていない!!」

 

「ぶるぁぁぁぁ!」

 

「セガサターン、シロ!」

 

(バルバドス)名前(アンデルセン)のせいで勘違いしまう作家。

 

そして最後には全くの関係ないセリフが飛び交わった。

 

「先輩、止めに入りましょう!」

 

「ああ」

 

(藤丸 立香)の話はまだまだ続きそうだ……

 

 

 




ここのカルデアはサンタが多すぎな件。
正月イベント……は多分、書かない。

比古 清十郎と宮本 武蔵早く書かないと……(若干、スランプ状態
いや、だって二人が合うと一騎打ちで終わりそうなのでどうにかして長引かせたいし……

P.S.
リクエストの件なのですが感想に書くのは規約違反ですのでちゃんと活動報告でリクエストしてください。お願いしますm(_ _)m


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

裏話

裏話(設定話)になってしまった……orz
ちなみに台本形式です


立香「今回は裏話的なものをやりたいと思いま〜す」

 

マシュ「はい、進行は先輩と私の二人です」

 

立香「じゃあ、最初に『HELLSING』のアーカードと少佐のお二人とブラド三世のランサーとバーサーカーさんです!」

 

アーカード「ほう、マスター。私の前にこの二人を出すとはいい度胸しているではないか」

 

アーカードが足を組みながら子供達が今にも怯えそうな顔でマスターを見つめた。

 

立香「い、いやっ、あの……」

 

さすがの立香でもアーカードの雰囲気には耐えられず冷や汗を流す。

 

少佐「フフフ、アーカード。マスターが怯えているではないか」

 

マシュ「と、とにかく話をしていきましょう」

 

立香「そ、そうだね」

 

アーカード「…………」

 

少佐「…………」

 

ヴラド三世(槍)「…………」

 

ヴラド三世(狂)「…………」

 

立香(空気が重い……)

 

マシュ「……で、ではまずアーカードさんの話からしていきましょう」

 

立香「そうだね。じゃあ、アーカードは自分の事をどう思っているの?」

 

アーカード「人間でいられることができなかった醜い化け物さ」

 

少佐「ならば、君達はアーカードの事をどう思うのかね?」

 

ヴラド三世(狂)「真逆だと思っている。私は人間でいたい。だが、こいつは人間でいることを嫌ったのだ」

 

ヴラド三世(槍)「…………」

 

立香「えっと……ランサー、どうかしたの?」

 

ヴラド三世(狂)「この側面は私と認めてもいい存在であろう、と思ってしまうのだ」

 

マシュ「きゅ、急にどうしたんですか?」

 

ヴラド三世(狂)「この側面、原作でも人間だった頃は狂信者であった。神の為に戦い、神の為に犠牲になったのだ」

 

アーカード「…………」

 

ヴラド三世(槍)「そう。この側面がこうなったのも私のせいでもある」

 

マシュ「なるほど……確かにアーカードさん、原作でもかなり狂信者でしたね」

 

少佐「だけど、バーサーカーとはあまり共通点がないなぁ」

 

アーカード「確かにな……私もそう思っていたところだ」

 

マシュ「ということはランサーさんもそう思っているのですか?」

 

ヴラド三世(槍)「ああ、私もそう思っている。それに彼は私とは別の存在だとも思っている」

 

マシュ「なるほど……」

 

少佐「アーカード、一つ質問いいかね?」

 

アーカード「なんだ?」

 

少佐「君はどうやって英霊になってんなだい?君は虚となったはずだ」

 

アーカード「そうだ。私は前まではどこにでもどこにもいない存在であった。だが、聖杯によって召喚されたサーヴァントは全盛期の状態で呼び出される……」

 

少佐「なるほど……そういうことか」

 

アーカード「そういう貴様はいつになったら真名を開放する?」

 

少佐「ふむ。確かに真名を開放したほうがいいのかね、マスター?」

 

立香「あ、えっと……少佐の好きにしたらいいと思うよ」

 

少佐「では、少佐のままにしておこう」

 

立香「『HELLSING』の話はここまで!次は幕末組!!」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「幕末組は剣心さん、斎藤さん、土方さん、沖田さんの四人です」

 

立香「見事なまでに三対一」

 

土方「…………」

 

斎藤「…………」

 

剣心「おろろろ……」

 

沖田「緋村さん、骨は拾いますから(≧∇≦)b」

 

マシュ「沖田さん、楽しんでますね」

 

立香「けど、沖田さんって……この中で一番先に亡くなったよね?」

 

沖田「うっ……」

 

マシュ「土方さんは明治2年……つまり1869年に亡くなって、沖田さんは1868年に……」

 

沖田「それ以上、言わないで下さい!」

 

立香「それに沖田さんって恋愛関係に疎いよね?」

 

沖田「そんなこと言ったら斎藤さんや緋村さんだって……」

 

斎藤「フン、俺は妻と子供がいるぞ」

 

緋村「拙者も同じく……」

 

沖田「えぇぇぇぇぇぇぇ!!」

 

立香「沖田さん恋愛関係が疎いという話が出てきたけど作者が一時期、剣心✕沖田を妄想してた時期があったよ〜」

 

マシュ「いらない情報ですね」( ー`дー´)キリッ

 

立香「にしても作者は剣心とアーカードの為だけにこの小説を投稿したようなもんだよね……」

 

剣心「今では他の英霊も来たでござるな……」

 

立香「そういえば新撰組の中で誰か一番強いの?」

 

土方「…………」

 

沖田「…………」

 

斎藤「…………」

 

マシュ「鬼の副長である土方さん?新撰組の一番隊組長である沖田さん?それとも新撰組が使う牙突を極めた斎藤さんですか?」

 

立香「剣ちゃんは誰だと思う?」

 

剣心「……正直言って分からぬでござる。三人とも拙者と死闘を繰り広げた者。誰か強いかなんて分からないでござる」

 

土方「そうだ、誰が強いかなんて関係ねえ。新撰組が強いんだ」

 

立香「か、かっこいい……」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「次は鳴上さんと玉藻さんの二人ですね」

 

立香「この二人の関係は……名前上の親子だよね?」

 

鳴上「はい。俺は玉藻さんの父親、伊邪那岐命(イザナギノミコト)の代理人です」

 

玉藻「鳴上さん……その代理、誰に頼まれたんですか?」

 

鳴上「あれ、聞いてないんですか?」

 

玉藻「聞くって……誰に?」

 

鳴上「貴女の母親である伊邪那美命(イザナミノミコト)ですよ」

 

玉藻「母上から!?」

 

鳴上「はい」

 

玉藻「えっと……少しお待ち下さいね。二つ質問いいですか?」

 

鳴上「どうぞ」

 

玉藻「まずどうやって母上と知り合ったんですか?」

 

鳴上「そうですね。事の発端はとある田舎のガソリンスタンドでした……」

 

立香「ガソリンスタンド?」

 

鳴上「ええ、そこでガソリンスタンドの店員として働いていました」

 

玉藻「ブッ!?」

 

鳴上「当然、その時はまだ俺はただの高校生でしたから伊邪那美命の存在気付いていませんでした」

 

玉藻「ちょっと、待って下さい!母上が田舎のガソリンスタンドで店員をやってらっしゃったのですか!?」

 

鳴上「はい」

 

玉藻「なるほど……あまり想像したくありませんが分かりました。それでなぜ貴方が父上の代理を?」

 

鳴上「俺のペルソナは伊邪那美大神(イザナギノオオカミ)だということは知っていますよね?」

 

玉藻「はい、ですがそれだけで代理を?」

 

鳴上「実はこのペルソナの力をくれたのがその伊邪那美命なんです」

 

玉藻「え!?」

 

鳴上(俺達が伊邪那美命を倒したのは黙っとておこう……)

 

玉藻「それで母上は今もガソリンスタンドの店員を!?」

 

鳴上「!?ええ、今もガソリンスタンドで働いています」

 

立香(そう言えばイザナミのってガソリンスタンドの店員とマリーさんがいるけどそこは……)

 

鳴上(そこは作者的には一応、ガソリンスタンドの店員らしいです。マリーだと……イザナミらしくないらしいので)

 

 

マシュ(確かにゴールデンだと鳴上さんに好意を寄せてますからね……)

 

立香(ああ、そうだったね)

 

鳴上「どうかしたんですか?」

 

立香「何でもないよ。次に行こうか」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「次はぬらりひょんさん、酒呑さん、茨木さんの三妖怪です」

 

立香「けど、酒呑と茨木って……『ぬらりひょんの孫』に出てきたよね?」

 

ぬらりひょん「ああ、あの顔半分を木の板みたいなので隠しておった奴か……」

 

酒呑「そっちのウチは鵺に殺されはったしなぁ」

 

茨木「吾に至っては顔半分が酒呑で、しかも酒呑が養父……」

 

立香「そこで作者は考えたんだ……」

 

マシュ・ぬらりひょん・酒呑・茨木「?」

 

立香「作者は歴史が辻褄を合わせるために酒呑と茨木はそれぞれ二人いたことにしたんだ!!」

 

マシュ・ぬらりひょん・酒呑・茨木「はい?」

 

立香「いやだってほら、ぬら孫とFGOの二人をそれぞれを比べてみようよ」

 

FGOの酒呑童子

 ・大江山に城を構え、数多くの鬼を束ねた頭領

 ・源 頼光に退治される

 

ぬら孫の酒呑童子

 ・京都の鬼達の大将であり鬼童丸の実の父にして、茨木童子の義父

 ・鵺(安倍 晴明)に殺される

 

立香「ほら、もうこれだけで違うでしょ?」

 

マシュ「確かに合っているのが京都で鬼を率いていたぐらいですね」

 

酒呑「この鵺(安倍 晴明)ってのが気にはるけどそれは後で聞かせてもらうで?」

 

立香「次は茨木童子だよ」

 

FGOの茨木童子

 ・酒呑童子とは義兄弟の関係

 ・酒呑童子には尊敬と畏怖の念を向けている

 ・酒呑童子が討たれた際は一人生き残り、命からがら逃げおおせた茨木は、後に自身の腕を取り戻し、いずこかへと姿を消した

 

ぬら孫の茨木童子

 ・酒呑童子は養父の関係

 ・酒呑童子を親と決めて慕った

 ・酒呑童子が鵺に殺され、その配下に下る。その際に酒呑童子の亡骸を切り刻み、自分の左頬に埋め、かつて共に目指した鬼の世界を作り上げるまで、そこを酒呑童子の墓場にすると心に決めた

 

マシュ「なぜか3つめは長いですね」

 

立香「まあ、重要な所だからね」

 

ぬらりひょん「確かにのぉ。にしちゃ、そっちの茨木童子はヘタレすぎじゃねぇか?」

 

茨木「何!?」

 

酒呑「そこは認めるけど、そっちの茨木は少し狂っとるんちゃう?」

 

ぬらりひょん「まお、確かにこっちの茨木は狂っとるな。人間からしてみれば……だが、コヤツは妖怪だぞ?」

 

酒呑「そうはったなぁ」

 

立香「そういえば、ぬら孫の方では鬼も妖怪の中に入るんだね?」

 

ぬらりひょん「そうじゃの。ワシらの中での妖怪は日本の魑魅魍魎を含めての妖怪だからの」

 

マシュ「なるほど……私も一つ聞きたいことがありました」

 

ぬらりひょん「ン?」

 

マシュ「なぜ呼ばれたのがお孫さんではなくぬらりひょんさんなのか……」

 

ぬらりひょん「そりゃあ、決まっとるじゃろ。知名度じゃよ知名度」

 

酒呑「それはどう意味や?」

 

ぬらりひょん「ワシは500年以上も生きとった大妖怪じゃぞ。それに孫よりもワシのほうが妖怪らしいじゃろ?」

 

立香「あ〜……悪戯好きな所とかね……」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「次はオルガさん、アムロさん、シャアさんの三人です」

 

立香「アレ?サーヴァントは?」

 

マシュ「それが……この人達に合うサーヴァントがいなくて」

 

立香「バベッジは?」

 

マシュ「部屋に入ると思います?」

 

立香「…………」

 

マシュ「…皆さん三人は39年にも渡る機動戦士ガンダムシリーズの初代と一番新しい作品の人たちですよね」

 

立香「その中でも最強のパイロットと言われるアムロ、周りからマザコン、シスコン、ロリコンと言われるシャア、そして今年も色々と大変なオルガ」

 

アムロ「そんなに俺は強いのか?」

 

シャア「色々と言いたい事があるが今回は黙っておこう」

 

オルガ「その『今年も色々と(・・・・・・)』ってのが気になるが今は置いておくぜ」

 

立香「そりゃあね。アムロは富野監督に操縦技術ではどのニュータイプよりも強いって言われてるし、第一、ガンダムでアクシズを押す力を持ってると、種の主人公よりも強いと思ってるよ、作者は」

 

シャア「なぜか作者は初代主人公が一番強いと思い込んでる」

 

マシュ「まあ、それはクレスさんもいますから……」

 

シャア「作者は元々ガノタ(ガンダムオタク)だったからね」

 

立香「主に父親のせい」

 

オルガ「まあ、作者が小さい頃に横で父親がガンダムSEEDを見てたからな……そのせいでガンダム脳になってたからな」

 

マシュ「そして作者がガノタすぎてガンダム以外のほとんど話題に付いていけてませんでしたね」

 

立香「うんうん。その時流行だったアニメなどにも付いていけてなかったもんね」

 

オルガ「今はなんとか話に付いていけるけどな……」

 

立香「鉄血のオルフェンズが終わり、次のガンダム作品が待ち遠しいです」

 

アムロ「オルフェンズは酷い言われようだったがな……」

 

オルガ「…………」

 

マシュ「まあ、確かに作者はハシュマル戦までは良かったと思っています」

 

シャア「確かにあのMA(モビルアーマー)を見せられたら次に出てくるMAに期待してしまうのも無理もない」

 

オルガ「…………」

 

立香「だけどMAもビーム兵器もあそこしか出番なかったもんね……」

 

オルガ「…………」

 

アムロ「もう、やめるんだ三人共。オルガが一番傷付いているんだ!」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「はい、次はシャーロックさんのお二人とエレナさんです」

 

シャーロック(騎)「ふむ、ここではこういうものがあるのかい」

 

立香「とは言っても作者がテキトーに思いついたんですよね〜」

 

マシュ「まあ、作者は時々、変な事を思いつくので……」

 

エレナ「それにしてもミスター・ドイルって言ったらモリアーティ教授はいないのかしら?」

 

立香「呼んでほしいの?」

 

エレナ「遠慮しておくわ」

 

マシュ「『緋弾のアリア』では昔の偉人の子孫が出てきますね」

 

シャーロック(救)「中でもFateに出て来る英霊の子孫も出ていたね」

 

シャーロック(騎)「私の子孫やジャンヌくん、パトラくん、セーラくん、そして鬼達もだったね」

 

マシュ「そして中にはヴラド三世本人も出てきましたね」

 

立香「けど、正直言って緋弾のアリアのヴラド三世って噛ませだったよね」

 

マシュ「確かにそうですね。現代を生きるヴラド三世で強いのはアーカードさんが出ていますし」

 

エレナ「けど、私が気になるのはミスター・ドイルがどうやって生きているのかが気になるわ」

 

シャーロック(救)「初歩的なことだよ。生前に予め緋緋色金(ヒヒイロカネ)を自身に埋め込むだけで延命するのだよ」

 

立香「しょ、初歩……?」

 

シャーロック(騎)「そして私自身を仮死状態にしてエレナくんが最後を看取る」

 

エレナ「……そういうことにしておくわ」

 

立香「現在、緋弾のアリアは段々と内容が難しくなっていってるよね?」

 

マシュ「はい。更にはモリアーティさんまで登場しそうな雰囲気を放っていますね」

 

立香「うんうん。主人公もほぼ人間じゃないぐらいだし……そういえば主人公を出す予定あるのかな?」

 

シャーロック(騎)「作者曰く、今のところないらしい。彼が出てしまうとヒステリアモードになる時が面倒だからね」

 

マシュ「戦闘前に毎回ラッキースケベを起こす……確かに嫌ですね」

 

シャーロック(救)「それなら作者的にはもう一人の主人公を出したほうがいいと思ってるからね」

 

マシュ「彼のことですね……」

 

 

 

――――――――――――――――

 

 

 

マシュ「次はダンテさん、ユーリさん、仁さん、アルトリアさん、エミヤさん、クー・フーリンさんの六人です」

 

ユーリ「なんだ、ここだけ随分豪華じゃねぇか」

 

立香「PROJECT X ZONEのキャラ三人と第五次聖杯戦争の三騎士の組み合わせだね」

 

仁「だが、カイトとせがたがいないな」

 

ダンテ「カイトはキリトと、せがたはよう分かんねぇな」

 

マシュ「PXZの時間軸では主に2010年頃ですね」

 

ダンテ「まあ、そうだな」

 

立香「Fateの世界だと2010年は解体戦争をしていた時期らしいよ。作者は内容を全然知らないけど」

 

ダンテ「ま、いいんじゃねぇの?作者もあれこれ手を出せるような多彩な奴じゃねぇし」

 

マシュ「そうですね……では三人の作品の話でもしていきましょう」

 

エミヤ「まずはダンテの『Devil May Cry』シリーズからだな」

 

クー・フーリン「あれってナンバリングされてるけど時系列的にはグチャグチャなんだよな」

 

アルトリア「たしか3→1→アニメ→4→2って順番でしたね」

 

マシュ「PXZ2では1のストーリーを混ぜましたね」

 

立香「PXZ2では時間の波を超えて3後の鬼いちゃんと共闘を果たしたもんね」

 

エミヤ「アンケートの方ではバージルとネロを出してくれという声も度々見かけるけどどうなんだ?」

 

ダンテ「出すつもりはあるってよ」

 

マシュ「それは期待しますね……次は鉄拳シリーズに行きましょう」

 

立香「鉄拳シリーズ……作者はほとんどやったことがない。親が持っていたPS2の鉄拳を少しやったぐらい」

 

アルトリア「ですが個性的な戦い方をするキャラが多かった印象を持ちました」

 

クー・フーリン「鉄拳シリーズって内容がてっきりストリートファイターみたいに王道系のストーリーかと思ったらそうでもないよな」

 

マシュ「実際はただの親子喧嘩……」

 

エミヤ「騎士王としてはどう思うのかね?」

 

アルトリア「なんとも言えません。全世界を巻き込んだ親子喧嘩……それほどまでに仲が悪いとなると」

 

マシュ「そういえばここの小説で作者さんは仁✕ヴィヴィオに目覚めかけそうになりましたね」

 

仁「…………」

 

立香「そこの所はどうなの?(・∀・)ニヤニヤ」

 

仁「別になんともないが……妙に懐かれた」

 

ダンテ「ほう……」

 

ユーリ「へぇ……」

 

立香「ほうほう…」

 

仁「…………」

 

マシュ「少し仁さんが怖いので今度はユーリさんの話にいきまきょう」

 

クー・フーリン「テイルズオブシリーズ、シリーズ全体の話はクレスんところでやるからヴェスペリアの話をしようか」

 

エミヤ「一部ファンの中では良し悪しが別れるが作者的には良い作品だと思っている」

 

アルトリア「ストーリーを簡潔に纏めると相手が悪いことをしているのに正当化されるという理不尽な現実にどう向き合っていくかと内容ですね、多分」

 

立香「今の社会も似たような(ry」

 

マシュ「PXZでは原作終了後でしたね」

 

ユーリ「だが、なぜか変なおっさんに絡まらるのが多いんだよなぁ」

 

立香「けど、今回はおっさんじゃなかったからよかったじゃん」

 

ユーリ「まぁな……」

 

立香「ユーリってエミヤと気が合いそうだよね。クリスマスの時には一緒にケーキ作ってたし」

 

エミヤ「作るまでの過程を色々と議論しあっていたがな……」

 

ユーリ「まあ、その分お互いが満足できるケーキを作れたからいいじゃねぇか……」

 

エミヤ「それもそうだな」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「次はクレスさん、ダオスさん、バルバトスさん、アーサーさん、ギルガメッシュさんでる」

 

ギルガメッシュ「なぜこの我がこんな雑種共と……」

 

バルバトス「それはこっちのセリフだ、虫けらが」

 

ギルガメッシュ「虫けらだと?この我を……」

 

バルバトス「違うのかぁ?ずっと宝具(アイテム)に任せきりで自分から戦わない虫けらを虫けらと呼ばず何と言う!?」

 

ギルガメッシュ「いいだろう……表に出ろ!」

 

バルバトス「フン……」

 

バルバトスとギルガメッシュが開始1分で部屋の外に出た。

 

クレス・ダオス・アーサー・立香「…………」

 

マシュ「で、では全体的にテイルズオブシリーズの話をしていきましょう。現在、テイルズオブシリーズは22周年。更に一昨年では『テイルズオブゼスティリア』がアニメ化しました」

 

立香「アニメ、良かったよ」 

 

マシュ「そしてテイルズオブシリーズで原点である『テイルズオブファンタジ』からクレスさんとダオスさんです」

 

立香「作者曰く、シリーズ作品の最強の主人公と悲しいラスボス」

 

クレス「そ、そうかな……?」

 

アーサー「クレスの宝具って時間と空間を操る魔剣(エターナルソード)ですけど公式設定ではなくても時空剣技を使え……」

 

クレス「わ〜〜!わ〜〜〜!!別の話をしようよ!」

 

立香「じゃあ、作者がどうしても触れておきたい話をしよう。どうでもいいけど」

 

マシュ「どんな話ですか?」

 

立香「バルバトスの話」

 

クレス・アーサー「えぇ……」

 

立香「まあまあ、バルバトスってさ……物質界の人間なんだよね。分からない人に説明すると『NAMCO✕CAPCOM|に出て来る用語で現代の世界を人間界、天使たちや神がいる世界を天界、悪魔たちなどが住む世界を魔界、そしてファンタジーっぽい世界を物質界というんだ」

 

マシュ「確かにバルバトスさんは物質界出身設定ですよね。『NAMCO✕CAPCOM』ではPXZの前作でありバルバトスさんたちと同じ世界にいるスタンさん達がバルバトスさんと同じ作品から出てきているわけですし……」

 

クレス「あ、スタンというのはテイルズオブシリーズの第二作の主人公のことだよ」

 

立香」確かにそうなると、バルバトスってワンチャンNAMCO✕CAPCOMに登場できたかも……」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「今度はスネークさん、清姫さん、イスカンダルさんの三人です」

 

スネーク「どういうチョイスでこうなったんだ」

 

立香「清姫とは蛇繋がり、イスカンダルとは声繋がりだね」

 

マシュ「スネークさんの作品METAL GEARシリーズでは珍しいアクションゲームでしたね」

 

イスカンダル「ハハハ!隠れて任務を熟すという緊張感がたまらんゲームだな」

 

清姫「更にはストーキングまでも縁があり、私としては見習いたいところですね」

 

マシュ「一部、自画自賛っぽいものもありましたがここで時系列の話をしていきましょうか。色々と説明は省きますがスネークさんは1999年に上司であるBIGBOSSを殺害しました」

 

立香「この時でアーカードと少佐がイギリスで戦争していたよ」

 

スネーク「全く、どこの時代でも戦争が絶えないものだな……」

 

マシュ「2005年にシャドーモセス事件、2007年にマンハッタン沖タンカー沈没事件、2009年にビッグシェル占拠事件が発生しました」

 

清姫「ここで伊・Uの教授としてシャーロックさんが姿を現しましたね」

 

イスカンダル「しかもその辺から仮面ライダーWも現れ始めたな」

 

スネーク「こうして見ると色んなところで様々な戦いが行われているな」

 

マシュ「そして2014年には『ガンズ・オブ・ザ・パトリオット』が発動……スネークさんも色々と大変です」

 

スネーク「ああ」

 

立香「そういえばBIGBOSSや雷電は来ないの?」

 

スネーク「作者はいつか出すつもりはあるそうだ」

 

立香「あるんだ。けど、設定的に雷電大丈夫?電解液が必要だったはずだけど……」

 

マシュ「魔力があれば問題ないと思います」

 

スネーク・イスカンダル・清姫「魔力があれば問題ない」

 

立香「アッハイ」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「続いて翔太郎さん、フィリップさん、アンさん、メアリーさんです」

 

立香「二人で一つのライダーのサーヴァント同士だね」

 

アン「同タイプなんですよね」

 

フィリップ「だけど新ジャンルだと思うよ、仮面ライダーは」

 

メアリー「カルデアではね」

 

立香「他の仮面ライダーはいないの?」

 

フィリップ「いるにはいるんだけど……その人、今はバーサーカーだから」

 

メアリー「作者は他に出す予定は?」

 

翔太郎「あるぞ。作者が一番好きな仮面ライダーを出すつもりらしい」

 

マシュ「彼らですね」

 

アン「まだ、増えるんですの!?」

 

マシュ「けど、翔太郎さんたちは今年も忙しいのでは?映画にも呼ばれましたし、漫画もやりますし」

 

フィリップ「確かに大変だね、けど僕には翔太郎がいるから大丈夫」

 

翔太郎「そうだな……俺達、二人がいるから乗り越えられたんだ。これからも風都を守るために戦うぜ」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「なんか上手く纏められましたが仕方ありません次に行きましょう。ヴィヴィオさん、イリヤさん、クロエさんの魔法少女達です」

 

立香「魔法少女組を呼んだのはいいけど、作者は早くプリズマ☆イリヤ見ろよ」

 

ヴィヴィオ「しかも作者はリリカルなのはのアニメを見てないし」

 

マシュ「作者はなのはは映画しか見てませんし……」

 

イリヤ「作者さんが見てたアニメって大抵、父親の影響でガンダムシリーズしか見てなかったから遅れてるんだよね……」

 

クロエ「なお、ゲームでもガノタじゃなかったらファイナルファンタジーとかもやっていただろうけどガノタだったからガンダムVSシリーズをやりまくっていたから全然話について行けてなかったんだよね」

 

マシュ「作者の傷口を抉るのはそれ以上にしておきましょう」

 

イリヤ「ヴィヴィオちゃんはあの有名な三大格ゲーの一つ、鉄拳シリーズの仁さんと一緒に登場したよね!」

 

立香「仁との関係が気になるけど、どうなの?(・∀・)ニヤニヤ」

 

マシュ「先輩、見苦しいですよ……」

 

クロエ「見苦しいのは同意だけど関係が気になるわ……」

 

ヴィヴィオ「え、えっと……、なんか仁さんは私にはいないお兄ちゃんみたいな存在です」

 

立香「ほう……」

 

イリヤ「お兄ちゃんか……私とクロにもいるけから確かにそんな感じに見えなくもないかな……?」

 

クロエ「けど、二人共親があれなんだよね……」

 

ヴィヴィオ「……?」

 

マシュ「ヴィヴィオさんの親の一人であるなのはさんは『管理局の白い悪魔』と言われていますし、仁さんの父親である一八さんは父親である平八さんと殺しあっていますし……さらには息子である仁さんを隙あらば殺そうと企んでいます……」

 

立香「しかもヴィヴィオちゃんは聖王オリヴィエのクローン、仁は鉄拳王 三島 平八の孫。二人共凄い出自だね」

 

イリヤ「二人共凄いね……」

 

クロエ「イリヤも言えた立場じゃないでしょ」

 

マシュ「クロエさんもですよ」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「次はキリトさん、カイトさん、三爪痕(トライエッジ)さん、BBさん」

 

カイト「電脳世界組だね」

 

立香「.hack//シリーズの主人公のカイト、敵であるトライエッジ、ソードアート・オンラインの主人公のキリト、Fate/EXTRA CCCのラスボスのBBだね」

 

キリト「分類的には俺とキリト、BBとトライエッジだな」

 

BB「ちょっと、こんな奴と一緒にしないで下さい!!」

 

カイト「どっちもどっちじゃないかな(笑)」

 

トライエッジ「アァァァアアァァァ……」

 

BB「これとですか!?」

 

キリト「性能的にはどっちもチートだろ」

 

BB「これならこれのオリジナルであるカイトさんはどうなるんですか!?」

 

カイト「まあ、確かに英霊の中では霊基を初期化できる宝具はチートかな(汗)」

 

キリト「そ・れ・に!キリトさんだって原作ではチーターなんて言われたじゃないですか!!」

 

キリト「いっ!」

 

カイト「けど、この中でキリトってそれほどチーターじゃないよね」

 

BB「つまり、最弱ってことですね」

 

キリト「何も言い返せないのが辛いんだが……」

 

トライエッジ「アァァァアアァァァ……」

 

BB「さっきから貴方はそれしか言ってないですけど他に何か喋れないんですか!?」

 

トライエッジ「…………」

 

立香・マシュ・キリト・カイト・BB「……?」

 

トライエッジ「データドレイン……」

 

立香・マシュ・キリト・カイト・BB「!?」

 

立香「ちょっ!?」

 

マシュ「いきなりそれは!?」

 

キリト「それは喋れるのか!?」

 

カイト「トライエッジ、それは危ないって!?」

 

BB「すみません!すみません!!何でもしますからそれは許してください!?」

 

……………………

 

立香・マシュ・キリト・カイト・BB「……あれ?」

 

トライエッジ「アァァァアアァァァ……」

 

カイト「まさか他にそれしか喋れないの?」

 

トライエッジ「アァァァアアァァァ……」

 

カイトがそう聞くとトライエッジが首を縦に振った。

 

カイト「ビックリした(笑)」

 

キリト「BBがどっか行ったけど、大丈夫か?」

 

立香「そ、それじゃあここら辺にしておこう」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

銀時「は〜い、今回はこの俺、銀さんとその他三人でやっていきたいと思いま〜す」

 

金時「おい、その他とか言うんじゃねぇ!」

 

マシュ「サラリと司会の座を奪いましたね……」

 

立香「これが『銀魂ワールド』……」

 

銀時「はいはい。じゃあ俺のパクリの坂田 金時くんと数々の女性サーヴァントを手籠りしてきた立香くんとそのうちの一人のマシュくんです」

 

金時「パクリじゃねぇよ!むしろお前の元ネタだよ!」

 

立香「手籠にしてないから!?」

 

マシュ「わ、私もされてません!」

 

銀時「はいはい。話に入っていこうか。坂田 金時ってアレだろ?どうせ銀魂の主役を奪いに来るんだろ?」

 

金時「名前は一緒だが、人違いだ!!」

 

銀時「銀魂に戻ったら看板が『万事屋金ちゃん』になっててかぶき町の奴らも洗脳済み……挙句の果に―――グフッ!?」

 

銀時が直後、誰かに蹴飛ばされた。

 

眼鏡「アンタ、人様にまで迷惑かけていい加減にしろ!……ってアレ?僕の表記、『眼鏡』になってね?」

 

チャイナ娘「しんぱ―――眼鏡はいつものことだからきにすることないネ……って私も表記が違うアル!?」

 

眼鏡「なんで言い直したの!?」

 

銀時「ああ、もう!テメェら邪魔だ!!」

 

立香・マシュ金時「…………」

 

銀時「次回から『銀魂/Grand Order』やりまーす」

 

眼鏡「やらねぇよ!アンタもいい加減にしろ!!」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

立香「さすが銀魂ワールド……何が起こるか分かんないね」

 

マシュ「次はクローン武蔵に比古 清十郎さん、新免武蔵さんです」

 

新免武蔵「えっと……なんか目の前がすごいんだけど……」

 

比古「…………」

 

クローン武蔵「…………」

 

立香「武蔵ちゃんに同意だよ」

 

マシュ「クローン武蔵さんってある意味、異色ですよね」

 

クローン武蔵「そうか?」

 

マシュ「はい、列記とした英霊であるはずなのに、現代のサーヴァントでもあるという異色」

 

立香「それだったら武蔵ちゃんも同じゃない?」

 

マシュ「そうですけど……武蔵さんに至っては姿がまんまというか……」

 

立香「確かにね……そういえば型月の武蔵ちゃんと刃牙シリーズの武蔵さんってどっちが強いの?」

 

マシュ「作者的にはどっちもどっちと思っています」

 

比古「技術ではクローン武蔵、宝具では新免武蔵って訳だ」

 

立香「なるほど……じゃあ話を変えるけど武蔵二人組から見て比古師匠をどう思っているの?」

 

クローン武蔵「一番の強敵」

 

新免武蔵「若く見える秘訣を知りたい」

 

マシュ「クローン武蔵さんはいいとして新免武蔵さんは以外な発言ですね」

 

立香「まあ、確かに43歳の体とは見えないよね」

 

比古「そうか?こんなもんだろ?」

 

新免武蔵「いやいや例外でしょ!?弟子といい、師匠といい。貴方達ホントに人間?」

 

比古「原作ではバリバリ異能なしのバトル漫画なんだ人間に決まっているだろう」

 

クローン武蔵「巨人を倒した男のセリフとは思えんな」

 

 

 

―――――――――――――――

 

 

 

マシュ「や、やっと最後です……最後はせがたさんと謎のヒロインXさんです」

 

ヒロインX「なんで、私がこの人と会話しなければならないんですか!?」

 

せがた「セガサターン、シロォ!」

 

立香「作者曰く、同等な存在」

 

ヒロインX「これと!?」

 

せがた「…………」

 

立香「ヒロインXは『サーヴァント界』から来て、せがた 三四郎は『SEGA界』……いやセガユニバースから、来た漢。」

 

マシュ「まあ、けど二人は一番、謎の多いサーヴァントですし」

 

せがた「Fate/Grand Order Arcade、もうすぐ始動!」

 

立香「もうすぐっていつ!?」

 

マシュ「アーケードが出て来たけどそういえばSEGAさんでしたね」

 

ヒロインX「この人とはもう繫がるっているのか……orz」

 

せがた「どうした!君たちはまだ戦える!!Arcadeも待っているんだ!!」

 

立香「え!ちょっと……」

 

せがた「さあ、皆で叫ぶんだ!!行くぞ……」

 

せがた・立香・マシュ・ヒロインX『セガサターン、シロ!!』

 

ヒロインX「今のなんですか?」

 

立香・マシュ「さぁ?」

 

 




次回は仮面ライダー電王とテイルズオブゼスティリアザクロスのスレイです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セリフ+a

とりあえず書けました


 

 

アーカード

 

宇津見エリセを所持している場合

「あの少女、中々面白いではないか。魔弾の射手に死神というスキル、生前を思い出させてくれる存在だ。そして私を殺せるかもしれない宝具、いいぞ、いいぞ!あの少女と戦ってみたくなってきたぞ!!」

 

 

 

緋村 剣心

 

岡田 以蔵を所持している場合

「人斬り以蔵……岡田 以蔵。会ったことはないでござるが同じ幕末で人斬りをしていたとは聞いていたでござるがあのような人だったとは」

 

沖田 総司(オルタ)を所持している場合

「あの女性は……沖田殿……?いや、それはないでござるな。うん。え、あれも沖田 総司……?またまたマスターは面白いご冗談を言うでござるな。あれが沖田殿なわけないでござるよ。え、沖田殿の別の側面?おろ?……おろろ??」

 

 

お竜「緋村、お前は久しぶりに会ったがいつまで立ってもちっちゃいままなんだな」

 

剣心「……。坂本さん、久しぶりに会ってそうそうに悪いんですけどこの竜を仕留めてもいいですよね?」

 

龍馬「け、剣心くん、落ち着いて……お竜さんも悪気があって言ったわけじゃないから……」

 

 

岡田 以蔵からの一言

「人斬り抜刀斎。俺が生きとった時ゃその話は少しぐらい耳にしとったがそれほどの実力者とは思えんのぉ。人斬りの癖してヘラヘラと笑いおって」

 

オキタ・J・ソウジからの一言

「あ、緋村さん。見てください、この水着!可愛いでしょう?え?いい歳した大人がそんな姿をするとは破廉恥でござるよ?全然、わかってないですね!これは水着という衣装です!!大体、貴方は語尾にござるをつければなんでも許されると……あ、逃げるな!」

 

 

絆礼装

 

家族写真

 

自身がフィールドにいる間味方の攻撃力を15%UP

 

 

 

斎藤 一

 

沖田 総司(オルタ)を所持している場合

「なんだ、あの女は?誰かに似ているが……そうか、沖田の別存在と言うやつか。気にするな、ただ見慣れない顔だっただけだ」

 

 

沖田・J・ソウジからの一言

「あ、斎藤さん。今から任務に行くんですけどどうです?どうしたんです?タバコを吸う手が止まってますよ?少し理解するのに時間がかかっただけ?それならいいんですけど……それでどうです?行きますか?遠慮しておく?え、お前一人でも十分だろって斎藤さんは人を褒めるのが上手ですねー」

 

 

 

鳴上 悠

 

宇津見 エリセからの一言

「嘘、あれがイザナギ?え、その代理。その割には普通の学生に見えるけど……。ていうかイザナギ要素なくない。なに、ペルソナ?何それ?」

 

 

絆礼装

 

世界のアルカナ

 自身がフィールドにいる間、味方の弱体耐性を10%UP&

 

 

 

アムロ・レイ

 

オデュッセウスを所持している場合

「彼の宝具、マスターの世界では彼の時代の文明では造れないはずなんだが……しかも、ビーム兵器を持ち、更には可変型とは不思議なものだ。一体、どんな技術で作られているんだ……」

 

 

 

シャア・アズナブル

 

キングプロテアからの一言

「あの巨大な赤いロボットに乗る金髪の人、凄く優しいんです。親切にしてくれたり、私の話相手になってくれたり。え、その人はあまり近づくな?どういうことなんです?」

 

 

 

仮面ライダーW

 

龍馬「君達も探偵なんだ。なんだろう、僕達なんとなく似ているね」

 

フィリップ「確かにそうかもね。ライダーのクラスで片方は帽子をかぶった男。そしてその相棒は人ならざる者……こうしてみると近いものを感じる」

 

お竜「けど、コイツ(翔太郎)。龍馬に全然似てないぞ?」

 

翔太郎「それは俺が龍馬(コイツ)よりも全然、ハードボイルドじゃねぇって言いたいのか!?」

 

 

絆礼装

 

ファングメモリ

 自身がフィールドにいる間、味方の攻撃力を20%UP

 

 

 

スレイ

 

フランシス・ドレイク(騎)を所持している場合

「船か……俺、グリンウッド大陸は色々と歩き回ったけど他の海には行ってなかったなぁ。いいなぁ、俺も船に乗って旅をしたいなぁ。エドナ、どうしたの?死にたくなかったら、私を乗せないことね?どういう意味?」

 

 

絆礼装

 

天遺見聞録

 自身がフィールドにいる間、味方の敵に対する与えるダメージを10%増加

 

 

 

仮面ライダージオウ

 

酒呑童子を所持している場合

「鬼もいるんだ。やっぱり、太鼓とか叩いたり怪物とかも対峙するんでしょ?え、太鼓とか叩かない?自分は怪物側?え、でも響鬼とかは太鼓とか叩いたり……え、それは人間が鍛えたから鬼のような姿を変化したからそう呼んでるだけ?鬼は鬼で人外の鬼がいる?へー、そんな鬼もいるんだ。知らなかった」

 

 

 

風間 仁

 

李書文(殺)を所持している場合

「八極拳の使い手か。しかも晶よりも実力が上と見た。手合わせを願いたいところだ」

 

立花 響を所持している場合

「彼女、八極拳の使い手か。だが、明らかに正式な使い手ではないな。晶よりも型が若干荒いな。だからと言って俺にはどうすることもできないがな」

 

 

 

カイト

 

メルトリリスからの一言

「ねぇ、なんかBBがあのサーヴァントを見て怖がってるんだけど……。なに、あのセイバーの宝具がBB特攻?ふーん……ちなみにどんな宝具?……は?霊期を初期化できる程の対チート用の宝具?それはアイツもビビるわね。まぁ、これで少しは大人しくなるんじゃないかしら」

 

 

 

三爪痕(トライエッジ)

 

メルトリリスからの一言

「へー。アルターエゴのサーヴァントにあんな奴もいたんだ。まるでお人形さんみたいに中身が入ってないわね。AI…?ふーん、じゃあ、本当にお人形さんなんだ……」

 

 

 

結城 友奈

 

スレイからの一言

「彼女の勇者システム、変化といい、神の力といいまるで俺達の神依みたいだなぁ。…………そうなのかな?あ、いや、ライラが言うには神様から力を分け与えられるっていうことはその神様が直接手を出せないから人などを通して勇者を使ってるんじゃないかーって、実際、どうなんだろう?今度、聞いてみよう」

 

 

 

立花 響

 

李書文(刹)を所持している場合

「あれが本当の八極拳ですか!いやー師匠と見た映画を真似て習得したものですから私の実力はまだまだです。え!?拳法の稽古をしてくれるんですか!?ぜひ、お願いします!」

 

 

 

馬神 弾

 

エウロペを所持している場合

「牡牛座に座る英霊、か……牡牛座もそれなりに強かったからな。それにしても彼女の座る牛、凄くドラグニック・タウラスに似ているようにも見えるが気のせいか?」

 





一部、書き忘れていたセリフも追加しました。絆礼装が全てかけてないのはまぁ、察してください……

次はあの特異点の続きに入らせてもらいます


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

結城友奈は勇者である
バーサーカーとランサー


書けました。今回は募集していたキャラの二人を出させてもらいました!


ゴゴゴと地面が揺れ、山が唸る。

 

「な、なに!?」

 

カルデアのマスターが体制を崩して思わず尻餅を着く。空気が震え、大地が裂ける。

 

「こ、これは!?」

 

マシュが辺りを見渡す。地中から出てきた無数の巨大な木が蠢き、立香が向かう山の山頂へと目掛けて集まっていく。

 

 

 

《ダブル!》

 

アサシンと戦っていたライダーが仮面ライダーダブルの使用していた"プリズムビッカー"をアサシンへと振るう。

 

「これは……?」

 

「神樹、さ」

 

蠢く木の根を軽快な動きで避けてそれを観察するライダー。そんな彼の姿を見てアサシンは口を開いた。

 

「神樹…?」

 

「これはこの世界の人間共の魔力を吸い上げる神樹さ。当然、貴様らサーヴァントもな」

 

「!」

 

気付いた時には既にいくつもの木の幹がライダーへと迫る。

 

「くっ!」

 

《ファイズ!》

 

《オーズ!》

 

《鎧武!》

 

ライダーが鎧の各所に刻まれた戦士のレリーフに触れて戦士を召喚した。

 

仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム

 

仮面ライダーオーズ プトティラコンボ

 

仮面ライダー鎧武 カチドキアームズ

 

それぞれが武器を持ち、必殺の銃弾を放ち迫る木の幹を消滅させる。その後、仮面ライダー達がそのまま還っていく。

 

「面白い力だ。それほど強力な戦士を口寄せさる力。やはり、須佐能乎で相手しないとな」

 

メラメラと燃えるように青いオーラがアサシンの体から立ち上がり巨人の形へと形成していく。

 

ライダーとアサシン。それぞれ二人のサーヴァントが衝突し合う。

 

 

 

『マシュくん!立香くん!気をつけたまえ、その木は人々やサーヴァントの魔力を吸収して力を貯めている!』

 

「こんなデカイ木が?」

 

『ああ。しかも、その魔力はどうやら山頂の木へと流れている。しかもこの反応……聖杯だ』

 

「ということはこの木を辿れば聖杯の元に辿りつけるというわけですね」

 

『そうだけど、半分正解で半分ハズレかな』

 

「どういう意味?」

 

『その木に聖杯が取り込まれているんだよ』

 

「えっ?」

 

『どうやったかは知らないがこの木の至るところに聖杯の反応がある。それに、木が普通こんなに成長するなんて魔術でもありえない』

 

「確かにそうですね。ダ・ウィンチさん、とりあえず私達は山頂へと向かえばいいんですね?」

 

『ああ、だけど充分気を付けてくれ給え。木の幹が立香くんやマシュくんを取り込もうとするはずだ』

 

「わかりました。行きましょう、先輩」

 

通信を切ってこちらに振り返る後輩の少女の言葉に立香はコクリ、と頷いた。

 

「止まって下さいっ!」

 

ピシャリと少女と思わしき声が二人の耳に響く。二人の歩く先にいる女子中学生と思わしき服の赤髪の少女が立っていた。

 

「子ども……?」

 

立香が少女の姿を見て首を傾げ呟いた。

 

「先輩、彼女から魔力反応です。しかもこれは!」

 

「これは……?」

 

「サーヴァントです!」

 

マシュの言葉に立香も少女もピクリと体を震わせた。

 

「ていうことは貴方達が神樹様を悪用しようとするマスターとサーヴァント!」

 

「神樹様?」

 

「手加減はしないよ!」

 

少女がスマホを取り出して素早く操作すると少女の周囲に花びらが舞う。桃色の光を放つ花びらが舞い、少女の服装が段々と変化していく。まるで神秘そのものを纏ったかのような姿。体のあちこちに華が飾られ、桃色の手甲を装備し、先程まで赤かった髪はまるで桜のように桃色をした髪へと変わっていた。

 

「魔法少女……?」

 

まるで魔法少女もののアニメを見ているかのような光景だった。

 

『マシュくん、気をつけ給え。そのサーヴァントのクラスはバーサーカーだ!』

 

「讃州中学勇者部のバーサーカー、行きます!」

 

讃州中学勇者部のバーサーカーと名乗った少女が大地を蹴ってこちらへと迫る。右腕を大きく引いて可憐な姿でこちらへと接近した。

 

「ハァっ!」

 

「っ!」

 

マシュの大盾とバーサーカーの拳がぶつかり合う。激しい衝撃波が波紋のように空気を振動させ立香の体を震わせた。

 

(踏ん張らないと、吹き飛ぶっ!)

 

足に込める力を強めて目元を腕で覆いなんとか持ち堪える。

流石はバーサーカーのクラスなだけはある。あれほどの華奢な身体にどれほどの力が秘めているのだろうか。

 

続いて身体を捻ってマシュの大盾に回し蹴りを放つ。大盾が上へと外れ、体制をマシュが崩した。

 

「マシュ!」

 

「大丈夫です……」

 

素早く距離を取って体制を立て直すマシュにバーサーカーが静かに佇んだ。

 

「先程のアサシンのサーヴァントと同じく、ここに呼ばれたサーヴァントの人達はとても強いですね」

 

そうだね、と立香も頷いて今頃ライダーと戦っているアサシンのサーヴァントを思い浮かべる。

アサシンの割には彼の扱う奇妙な魔術は派手でそして超強力だった。あんな目立つアサシンなんて蛇の男を置いて他にいない。いや、それ以上かもしれない。

 

「先輩!木が!」

 

マシュの言葉で意識を現実へと戻す。気が付くと木の幹が蠢きこちらへと向かってきているのだ。

 

───ヤバい、と自覚する。この特異点の危険性は恐らくこれだろう。木に取り込まれればどうなってしまうのか自分には想像もつかない。

 

獲物を見つけたかのようにこちらへと迫る木をマシュは盾で払い除けていくが数も相当で段々と押されているのが目にわかる。

 

そんな彼が心配するのはマシュだ。彼の背後にも危険が迫っているのにも気付けなかった。

そんな立香の背筋に悪寒が走り、一切に額の汗が出てきた。

 

「っ!?」

 

振り向きたくないとは思っていたが体が反射的に動き振り向いた。そこにいたのは巨大な一本の木の幹が彼へと迫っていたのだ。

 

避けると言ってもこの太さじゃあ避けきれない。かと言って走るわけにもいかない。絶体絶命。そん感じた時だった。

 

「───ハァァァッっ!!」

 

彼の目の前に流れ星が落ちて燃えて尽きて、そして降ってきた。木の幹に衝突し、彼の危機を救う。

 

「大丈夫ですか!?」

 

流れ星が、少女が振り返った。恐らくバーサーカーと同じぐらいの歳の少女だろう。インナースーツを身に纏い、両腕、両足には走行を装着した少女。白いマフラーを靡かせ、甘栗色の髪を揺らし立香を見た。

 

「サーヴァント……?」

 

「ハイっ!ランサーのサーヴァント、立花 響です!かぐやさんの指示で貴方を迎えに来ました!」

 

「かぐや……?」

 

「色々と説明したいんですけど、そういうわけにもいきませんよね!」

 

立花 響と名乗ったランサーがバーサーカーの方へと視線を向けた。

 

「貴方はカルデアのマスターを守るのに専念してください!あの子は私が相手します!」

 

ランサーがマシュへとそう語り構えを取る。拳を握り体の前へと。

その姿に立香は思わず眉を潜めた。彼女が槍を持たず拳を構えたということは基本的には槍を使わない戦法なのだろう。

 

「はぁっッ!」

 

短い気合と共にランサーが地を蹴った。流石はランサーというだけあって速い。一瞬で数十メート先にいたバーサーカーへと距離を詰めているのだ。

 

ドン、と短く重い音と共に二人の周囲が震えた。お互いの拳が衝突する。拳と拳、拳と脚、脚と脚が幾度となく衝突し、辺りの地面に亀裂を生じさせる。

 

「す、凄い……」

 

マシュが目の前の戦闘に息を呑む。立香も同じ気持ちだった。あのバーサーカー相手に拳と脚だけで互角に戦っている。しかもあれ程の少女がだ。バーサーカーもそうだがランサーも生前はどんな生き方をしてきたのだろうか。どんな存在と戦い勝ち抜いてきたのか。不思議で他ならない。

 

姿を変えて戦う姿ということは彼女達はライダーと同じく異形な存在と戦ってきたのだろうとなんとなく想像する。

 

「「ハァァァッ!」」

 

ランサーの少女はこの特異点を解決するために、バーサーカーの少女は神樹を守るために拳を、力を、想いを振るう。お互いの想いがぶつかり合う。

 

(この人、強いっ!神樹様の力を纏った私にこれほど互角まで戦えるなんてっ!!)

 

(凄い威力!バーサーカーってだけあって力もタフさも凄まじい!)

 

二人が相手の強さを再度認識した。短い掛け声と共にお互いの蹴りが衝突し、二人の体が弾け飛ぶ。

 

((あまり使いたくなかったけど出し惜しみしてられないっ!))

 

「イグナイトモジュール、抜剣ッ!」

 

先に動いたのはランサーの方だった。自身の胸元にある赤いクリスタルの装飾のとある機能を起動させる。そのクリスタルが光り展開し、彼女の体へと突き刺さったのだ。

黒い魔力が彼女の体に纏わりつき、鎧の色が黒く変色していく。

 

撃槍・ガングニール イグナイトモジュール。彼女の纏う宝具であるシンフォギアの力を大幅に強化する機能。それが起動したのだ。

 

(溜め込んだ満開ゲージをここで使う!)

 

対して、バーサーカーの少女が行ったのは"満開"と呼ばれるスキルだ。

彼女の背には大きな桜の花が咲き、周りには無数の花弁が舞う。

そして彼女の背には彼女の腕と連動した巨大な傀儡の腕が具現化されていた

 

バーサーカーとランサーはまさに光と闇を象徴するかのようにも見えた。光が動き、闇が蠢いた。

 

ランサーへと拳を振り下ろす。ランサーが大きく目を見開いて彼女の拳を避けるとそのまま彼女へと拳を突きつけた。

 

「っ!」

 

バーサーカーがもう一方の腕で彼女の拳を防ぐとそのままサマーソルトキックを繰り出す。

クルリ、と体を縦回転させ彼女の顎へと蹴りを狙う。

 

「くっ!」

 

だが、ランサーも負けてはおらずそのまま背を反らして顔を引く。スッ、とランサーの目前にバーサーカーの脚が通過した。

 

(流石にイグナイトモジュールでも、あのバーサーカーの強さについていけないっ!こうなったらっ!)

 

「ハァっ!」

 

バーサーカーが急接近して拳を突き付けた。直後、彼女の拳がランサーの体を中心に現れた黄金の半透明の球体に阻まれた。

 

「なっ!?」

 

「負けるものかっ!」

 

ランサーが腕を上げ拳を強く握りしめる。その腕から現れるのは黄金の華。

黄金の花弁が舞い、彼女の鎧が進化する。

 

融合症例(アマルガム)。彼女の纏う鎧の凄まじいエネルギーを分解し、黄金のバリアを持つコクーンを構築し、さらにそこから高出力型の鎧へと再分解したイマージュとして変化させるスキルだ。

 

まるでバーサーカーかのような巨大な腕がランサーの背からも黄金の巨大な腕が構築されている。

 

「さらにもう一段階っ!?」

 

バーサーカーが驚きで目を見開いて距離を取る。だが、そうはさせまいとランサーが素早く彼女へと距離を詰めた。

 

「速いっ!」

 

ランサーの黄金の腕とバーサーカーの純白の腕が衝突し合う。だが、ランサーの猛撃はこれだけではない。さらにもう片方の腕を振るう。

 

「くっ!」

 

黄金の腕が彼女の純白の腕を殴りつける。繰り出される無数の拳撃が徐々にバーサーカーを押していく。

 

「───ハァァァッ!」

 

そしてついに彼女の腕がバーサーカーの体を吹き飛ばす。勢いよく吹き飛ばされたバーサーカーの体はいくつもの木の幹を突き破って吹き飛ばした。

 

「っ!私は諦めない!私には神樹様を守る勇者なんだからっ!!」

 

足を震わせゆっくりと立ち上がると硬い決意を持った目で拳を構える。神の力をその腕へと纏い一気に力を溜める。

 

「私も全力でいくよ……」

 

ランサーもその様子を見て決意した。彼女を倒すために、と。拳を構えて力を込める。黄金の腕がドリルのように回転し、回転速度を上げる。

 

「───勇者パーーーンチッ!」

 

「───ハァァァッっっ!!」

 

二つの英霊が地を蹴って衝突する。黄金と桜色の流星が真っ直ぐに相手を突き破るために拳を、腕を、力を、想いを振るった。

 

 

 

 

 

 

───ズズズズ!

 

「暴れているな、バーサーカーのヤツ」

 

放たれる銃弾を俊敏な動きで躱すアサシンが揺れる地面に何かを思った。

 

「それにしても哀れな少女だ。自身の世界の神樹とは全く異なるというのに守る必要のない神樹を守るとは」

 

あれも狂化の影響か、とアサシンが呟いた。

 

「守る必要のない?」

 

そんな彼の言葉に反応してライダーが眉を潜めた。一気に距離を詰めたライダーがジカンギレードを振り下ろす。

 

「そもそも貴様はこの神樹がなんの目的でここに降臨したか知っているか?」

 

「……?」

 

巨大な団扇でそれを受け止めるとアサシンが語り始めた。

 

「ならば、この世界で起きたことを教えてやろう。この世界には少し前から月からやってきた姫がいた。名を蓬莱山(ほうらいさん) 輝夜(かぐや)。月の姫だ」

 

「かぐや姫……」

 

ライダーにもその話は知っていた。おじいさんが竹を取りに行った事が発端の有名な物語。竹を切り、その竹の中に黄金の光を発する女の子の赤ん坊がいたのだ。おじいさんがその子を家に持ち帰りおばあさんと大切に持ち帰った。

その子は瞬く間に成長し、ある時月から迎えに来ると告げる。

そしてその日は訪れた。月からの使者がこの地に訪れて彼女を迎えに来たのだ。そして彼女は月に帰るのだ。

 

「この世界ではその物語があるらしいな」

 

無論、アサシンはこの世界で活躍した英霊ではない。だが、英霊として呼ばれ、ある程度の知識は備わっているのだ。

 

「そんな月からの使者を待つ姫の時代にある一人の女がこの地に舞い降りた。名を大筒木(おおつつき) カグヤ。俺達の世界に存在していた姫だ」

 

「カグヤ……?」

 

ライダーは戦いながらもアサシンの言葉を聞いていた。

 

「誰かが呼んだのかあるいは自分から現れたのかは知らん。そんな大筒木 カグヤはこの世界を見てある術を企てようと考えたのさ」

 

「ある術……?」

 

アサシンが一度、瞼を閉じて再び開くとその術を口にした。

 

「───無限月詠(むげんつくよみ)

 

 




なんか似た者同士の二人(色々) 

この特異点で悪いこと企んでるやつがしているのがとんでもないやつという……誰か止めてくれ(

次話はこの投稿の10分後に投稿する予定です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バーサーカー:結城 友奈

ごめんね。友奈ちゃんの説明短い……
あと、自分一期しか見れてないけど許して……ユルシテ…


「讃州中学勇者部の結城 友奈っ!あっ、ここじゃあ、クラスの方だったね。クラスはバーサーカー!よろしくね!」

 

【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷B 魔力C 幸運C 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

狂化D+

 自身のBusterカードの性能を少しアップ

 

神性:D

 自身に与ダメージプラスを付与

 

【固有スキル】

 

スキル1:勇者システムA

 自身のBusterカード性能を中アップ(3ターン)&自身の防御力を小アップ(3ターン)

 

スキル2:封印の儀B

 敵単体のチャージを中確率で減らす&自身のNPを増やす

 

スキル3:満開・散華A

 自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&自身の防御力を中ダウン(5ターン)

 

【宝具】

 

勇者パンチ

 

種別 対人宝具

ランク A

 

自身に防御無視状態を付与(1ターン)&敵単体に強力な攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>

 

 

 

キャラクター詳細

 

西暦とは違った世界に住む神世紀と呼ばれる世界にて神樹の力を身に纏い、人類の敵"バーテックス"と呼ばれる存在と戦う勇者の内の一人。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:154cm・??kg 

出身:香川県

属性:秩序・善 性別:女

 

 

絆Lv.2

 

明るく前向きな性格で常に元気いっぱいの少女。そして生前は勇者部と呼ばれる少し変わった部活で活動している。しかし、その実態は神樹を破壊しようとする人類の天敵"バーテックス"と戦う勇者の一人。

 

 

絆Lv.3

 

○勇者システムA

神樹に選ばれた少女達が端末のアプリを起動し画面をタッチすることで神樹との霊的回路を接続し、勇者へと変身させるシステム。神樹の力を身に纏いバーテックスと戦う姿。

 

 

絆Lv.4

 

○満開・散華A

満開ゲージと呼ばれる戦うことで溜まっていき5つの満開ゲージを使用することで"満開"できる。強大な勇者の力が身に宿り、武装が強化される。その威力は絶大で勇者の切り札とされる。

また、満開を経て発動される散華という機能は強大な力を使用した対価として身体の一部の機能を神樹に捧げるというものだ。基本的に肉体の欠損はない。

 

 

絆Lv.5

 

また、満開を経て発動される散華という機能は強大な力を使用した対価として身体の一部の機能を神樹に捧げるというものだ。基本的に肉体の欠損はない。

 

 

セリフ

宝具

「勇者パーーーンチッ!」

 

好きなこと

「好きなことかー勿論、うどん!」

 

嫌いなこと

「うーん、なんだろう。あ、勉強とか苦手かも」

 

聖杯について

「なんでも願いが叶うコップかぁ。そしたらいっぱいうどんを食べてられるかも!」

 

ケイローンを所持している場合

「射手座が元になった英霊なんだ。うーん、悪い人ではないんだろうけど、どうしてもバーテックスを思い出しちゃう」

 

ディオクスロイ

「双子座の英霊もいるんだ。双子座はちょっと危なかったっけ。まさかあんなに小さいなんて思いもしなかったよ」

 

 

うちは マダラからの一言

「神樹から力を貰い、神樹を守るために戦うか……下らん。その神樹とやらを守ってなんの意味がある?その神樹を守ったからと言ってなんになる」

 

 

 

 




スキルに満開と散華がある時点で使うのを躊躇わせる英霊。ちなみにさっきの回であの神樹を自分の世界の神樹と勘違いしていたのは狂化スキルのせいという設定です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

戦姫絶唱シンフォギア
ランサー:立花 響


拳で戦うランサーとは(


「ランサーのサーヴァント、立花 響です!わぁ、ここがカルデアなんですね!まるでS.O.N.G.の基地みたいです!」

 

【ステータス】筋力A+ 耐久A+ 敏捷B+ 魔力D 幸運C 宝具EX

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:C

 自身の弱体耐性を小アップ

 

神性:D

 自身に与ダメージプラスを付与

 

【固有スキル】

 

スキル1:撃槍・ガングニールA+

 自身のBusterカード性能を中アップ(3ターン)&自身にガッツ状態付与(3ターン)

 

スキル2:イグナイトモジュールB

 自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&自身の防御力を中ダウン(4ターン)

 

スキル3:アマルガムB

 自身のBusterカード性能を大アップ(3ターン)&自身に無敵状態を付与(一回)&自身の防御力を中ダウン(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

 

神殺し

種別 対神宝具

ランク EX

 

 自身に防御無視状態を付与(1ターン)&敵単体に超強力な〔神性〕特攻攻撃<オーバーチャージで特攻威力アップ>&自身のNPをリチャージ

 

 

キャラクター詳細

 

近未来でノイズと呼ばれる人々を炭化させてしまう謎の敵と戦う少女。彼女の纏う鎧はあのガングニールの欠片から作られたもので纏った者の戦意に共鳴、共振し、旋律を奏でる機能が内蔵されている。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:157cm・??kg 

出身:日本

属性:秩序・善 性別:女

 

 

絆Lv.2

 

明るく前向きだが周りに流されやすい性格。困った人を見過ごさない強い正義感を持つ少女。特異災害対策機動部二課、通称・S.O.N.G.のエージェントの一人で日々、人のため戦い続けていた。

 

 

絆Lv.3

 

○撃槍・ガングニールA+

神話や伝承に登場する超常の性能を秘めた武具「聖遺物」の欠片から作られたFG(フォニックゲイン)式回天特機装束の一つ。シンフォギアシステムと呼ばれており、彼女のは北米神話の主神・オーディンの持つ槍「グングニル」と呼ばれるもの。彼女がランサーとして顕現されているのはここが由来となったいるためである。

 

 

絆Lv.4

 

○アマルガムB

別名・融合症例とも呼ばれている。起動すると、ギアを構成するエネルギーを一度分解し、黄金に輝く「コクーン」と再構成する事で、通常時の防御力を大きく上回るバリアフィールドとして身を鎧う第一段階となり、(さらにコクーンの維持にはエネルギーの消費が著しい為)そこから高出力型のアームドギアへと再分解、再々構成した「イマージュ」として二段階に変化する特徴がある。

 

 

絆Lv.5

 

○神殺し

対神宝具

立花 響が身に纏うガングニールに二千年に渡って積層し、その在り方すらも捻じ曲げた想念。シンフォギアのような歌の力ではなく、哲学兵装とカテゴライズされる呪いの一種で受けたダメージを転覆・可逆させる力させる。この世ならざる条理摂理"神の摂理"突破できる彼女の宝具。

 

霊基再臨:セイントグラフ

 

第一段階:イグナイトモジュール

 

第二段階:アマルガム

 

第三段階:バーニングエクスドライブ

 

 

セリフ

バトル開始

「───Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

宝具

「この力で世界を救えるなら私はこの呪いを祝福へと変えるっ!いっけぇぇぇぇぇっ!!」

 

好きなもの

「好きなもの、ですか?それはもちろんご飯ですよ!」

 

嫌いなもの 

「嫌いなものですか……。思いつかないです!」

 

聖杯について

「まぁ、願いが叶うというなら歌で世界を平和にしてみたり……って、できますかね?」

 

エリザベート・バートリー(ランサー)を所持している場合

「エリザベートちゃんも歌って戦うランサーなんですね!え?その子はやめといた方がいい?どういうことですか?」

 

 

響「友奈ちゃんも中学生なんでしょ!やっぱり、歌とか歌う?」

 

友奈「歌うよ!勇者部の活動とかで歌うことが多いかな」

 

 

ブリュンヒルデから一言

「お父様のグングニルの欠片から造られた鎧。槍を持たないのにランサーとして顕現しているのはやはりお父様のグングニルの力が強いため……?」

 

 

ワルキューレから一言

オルトリンデ「大神オーディングングニルの欠片から造られた兵器。ある意味私達の偽・大神宣言(グングニル)のようなもの」

 

ヒルド「あれがグングニルの欠片!?槍がないグングニルってどういうこと!?」

 

スルーズ「グングニルの鎧……先の未来ではそんなものがあるとは……ですが、人が持っていいものではありません」

 

 




次はTGCの主人公達の予定です


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バトルスピリッツシリーズ
アーチャーとキャスター


一応、リクエストにあった二人。うち、一人はいつか出そうと思ってました(


「元々、無限月詠を発動させるには必要不可欠のものがいくつかある」

 

アサシンがそう言ってライダーへと忍術を放った。

 

「その一つがこの世界にいない九つに分けられた強大な魔力(チャクラ)の塊……名を尾獣。そいつらのチャクラが必要なのさ」

 

「その尾獣を今、あの神樹が取り込んでいるっていうこと?」

 

「違うな。さっきも言ったが尾獣は俺達の世界に存在しているだけでこの世界には存在しない。この時点でもはや無限月詠は発動しない」

 

「じゃあ、なんでそんな事を?」

 

「尾獣の代わりがあるからさ。願いを叶える盃、"聖杯"。カグヤはそれを尾獣達の代わりとした神樹に取り込ませた」

 

「…………」

 

「この時点で問題であったものが一つ解決された。そして無限月詠を発動させるもう一つのもの。それが写輪眼と輪廻眼だ」

 

「なにそれ?」

 

「いうなれば俺達の世界の魔眼さ。その一つである写輪眼が俺達うちは一族の持つ魔眼。そして輪廻眼は……まぁ、その辺はいいだろう。大筒木 カグヤはその二つの魔眼の力を有している」

 

アサシンがライダーに自身の魔眼を見せて解説する。もはや二人は距離を取ってお互いが戦うことすらしなかった。

 

「ふーん、それでその無限月詠はいますぐにでも使えるの?」

 

「答えは否だ。何せ神樹の華が開くのにいかんせん時間が必要だ。あと15分と言ったところだな」

 

「そうなんだ。アンタ、敵なのにこの事を話して平気?」

 

「……。俺はあの女が嫌いなのさ。自身の目的として生まれてきた俺達を駒として扱うことのな」

 

そう言ってアサシンが腰を落して木の幹の上であぐらをかいた。

 

「そろそろ飽きてきたな。小僧、マスターの元に行くといい」

 

「……アンタ、どういうつもり?」

 

「フン、俺はこの戦いに興味がないだけだ」

 

アサシンがそう呟くとどこかへと行ってしまう。ライダーはその様子を見て変身を解除するとすぐにマスターの後を追い始めた。

 

 

 

その山頂にて、まるで炎を体言しているかのように赤い髪と赤い服装の男が月の姫・輝夜の元へと向かう中、立ちはだかる男を鋭く冷たい視線で睨んだ。

 

「アンタもサーヴァントか?」

 

「ああ、俺は輝夜に召喚されたサーヴァントだ。そういうお前はあの大筒木 カグヤとかいう奴のサーヴァントか?」

 

月の光が照らされ男の姿が顕になる。赤、黒、金と言った三色の髪の男。そして首にはピラミッドを逆さまにさせたかのような目のついた黄金のアクセサリーをぶら下げており、背には学ランを背負っている少年の姿。

 

「そうだ。悪いがアンタはここで倒させてもらう」

 

赤い髪の男はそう言って懐からカードの束を取り出して見せた。

 

「アンタもカードを使って戦うのか。その勝負、受けて立つぜっ!」

 

鋭く情熱を秘めた瞳がそのカードを捉え、彼が左腕に装着していた機械に赤い髪の男が持っていたカードとはまた別のカードの束を装填した。

 

両者が睨み合い、そして口を開く。

 

「───決闘(デュエル)!」

 

「───ゲートオープン、界放(かいほう)!」

 

「俺のターン、ドロー!俺はエルフの剣士を攻撃表示で召喚!行け!」

 

召喚された剣士の刃が赤い髪の男へと迫る。男は目を見開く。

 

「ライフで受ける!」

 

剣士の攻撃が彼の体へと届く。彼の体が後ろへと弾くが彼は笑って見せた。

 

「この感覚……これが聖杯戦争……」

 

「カードを一枚伏せてターンエンド。俺はキャスターのサーヴァント、アテム。お前は?」

 

「サーヴァントなのに真名を言うんだな。アーチャーのサーヴァント、馬神(ばしん) 弾」

 

「ああ、真名をバラしたところで俺は負けないからな」

 

「大した自信だな。スタートステップ。ドローステップ。メインステップ。俺はモルゲザウルスをLv2で召喚!行くぞ、アタックステップ!俺はモルゲザウルスでアタック!」

 

アーチャーが小さな翼竜(ブレイドラ)地竜(モルゲザウルス)を呼び出した。トゲの付いたハンマーの尾を持つ地竜がエルフの剣士へと尾を振り下ろす。

 

エルフの剣士が剣でモルゲザウルスの攻撃を防いでみせる。だが、モルゲザウルスの攻撃はモンスターの剣を追ってみせるとそのまま剣士の体を叩きつけた。

 

「やるな!ならば俺はブラック・マジシャン・ガールを召喚!やれ!」

 

キャスターが新たにモンスターを召喚する。金髪の魔女だ。水色の魔女の装束を来た女性が召喚されアーチャーへと杖を振るおうとしている

 

「ならばこっちも行かせてもらうぞ!太陽よ、炎を纒いて龍となれ!太陽龍 ジーク・アポロドラゴンをLv.1で召喚!」

 

アーチャーがその女性を睨み自身もスピリットを召喚する。太陽の龍、その名もジーク・アポロドラゴンがこの地に舞い降りた。

 

「はァっ!」

 

ブラック・マジシャン・ガールの魔法とジーク・アポロドラゴンの炎のブレスがぶつかり合う。

 

「ここからだ!俺は砲竜(ほうりゅう)バルガンナーを召喚!そしてジーク・アポロドラゴンにブレイブ!」

 

アーチャーが新たにスピリットを召喚する。二つの砲塔を携えた赤き竜。その竜がジーク・アポロドラゴンの背に合体(ブレイブ)したのだ。

 

「撃ち抜け!ブレイブスピリット!!」

 

ブラック・マジシャン・ガールと戦いあっていたジーク・アポロドラゴンの力が増し、彼女に砲弾を放った。

 

「ブラック・マジシャン・ガールっ」

 

龍の砲弾を喰らい消滅する彼女を見た。だが、アーチャーの攻撃は終わらない。

 

「そのまま行け!ブレイブスピリット!!」

 

そして本体であるキャスターへとジーク・アポロドラゴン向けて突進する。

 

(トラップ)発動!聖なるバリア -ミラーフォース-!」

 

キャスターの足元から現れる一枚の大きなカード。そして、かれを守るかのように聖なるバリアがジーク・アポロドラゴンの攻撃を防ぎ、更にはアーチャーのスピリットすべてを消滅させた。

 

「っ!やるな…!」

 

「俺のターン!俺は磁石の戦士a(マグネット・ウォーリアー・アルファ)を召喚!そして手札から魔法カード!融合を発動!」

 

キャスターの目の前に現れるのは剣と盾を装備した磁石の戦士。そしてキャスターは手札から一枚のカードをアーチャーへと見せた。

 

「俺は手札の暗黒騎士ガイアとカース・オブ・ドラゴンを墓地に送り竜騎士ガイアを召喚!」

 

新たにモンスターが召喚される。緑色の竜にまたがった暗黒の騎士。竜が吠え、騎士が静かに佇む。

 

「行くぞ!竜騎士ガイアでアタック!───ダブル・ドラゴン・ランス」

 

「ライフで受ける!」

 

竜騎士の攻撃がアーチャーへと直撃する。その様子にキャスターが眉を潜めた。

 

「なぜ、防がない?」

 

「俺は生憎、打たせてコアを溜めるタイプでね……」

 

ニヤリ、と笑うアーチャーにキャスターが目を閉じた。

 

「マグネット・ウォーリアー・アルファ!行け!」

 

そしてキャスターが新たにモンスターに命令を下す。

 

「フラッシュタイミング。マジック、サジッタフレイムを使用!」

 

アーチャーが手札のカードの一枚をキャスターへと見せた。夜空が煌めき無数の炎の矢が戦場へと降り注いだ。

その炎の矢がマグネット・ウォーリアー・アルファは防ごうとするが矢の数の多さによって防ぎきれずに破壊される。

 

「俺のターンだ。駆け上がれ!神の名を持つ赤き龍!太陽神龍ライジング・アポロドラゴンを召喚!」

 

黄金の鎧を身に纏った赤い神龍が降臨し、竜騎士ガイアと睨み合う。

 

「更に手札の武槍鳥(ぶそうちょう)スピニード・ハヤトをライジング・アポロドラゴンにブレイブ!」

 

ライジング・アポロドラゴンの赤い皮膚が緑へと変わり、ブレイブした鳥の翼と二振りの槍を携えた。

 

「行くぞ、アタックステップ!羽撃け!ブレイブスピリット!!」

 

空を舞い、竜騎士と対峙した。空へと空へと上へと羽ばたき、槍と槍が衝突し合う。

 

いくつもの火花を散らし、その最後にお互いの得物が相手の体へと貫いたのだ。

 

「……ターンエンド」

 

二体の怪物が爆発を起こし、消滅していく姿を見てアーチャーは静かに呟いた。

 

「俺のターン!俺はブラック・マジシャンを召喚!そしてさらにマジック!死者蘇生を発動!」

 

キャスターが新たにモンスターを召喚する。魔術師の装束を纏った高身長の男が長い杖を持って彼の前に現れたのだ。

 

「蘇れ!ブラック・マジシャン・ガール!」

 

さらに魔法カードによって消滅したはずのブラック・マジシャン・ガールが墓地から召喚された。

 

「行け、ブラック・マジシャン!黒・魔・導・連・弾(ブラックツインバースト)!!」

 

「っ!」

 

ブラック・マジシャンが弟子のブラック・マジシャン・ガールの力を借りて杖を掲げる。黒い魔導弾がアーチャーへと飛来した。

 

「フラッシュタイミング!マジック、デルタバリアを使用!」

 

アーチャーが白のカードを取り出し、使用する。三つの星がアーチャーの目前で輝きバリアを展開するとブラック・マジシャンの攻撃を凌ぐ。

 

「ターンエンド。お前、中々やるな」

 

「フッ、アンタこそ。でもこのバトル、俺が勝つ!スタートステップ!」

 

アーチャーがデッキから引いたカードを見てニヤリ、と笑う。それを見てキャスターが眉を潜めた。

 

「メインステップ!俺はネクサス、光り輝く大銀河を配置。そしてさらにマジック、ブレイヴドローを使用!」

 

アーチャーの背後に輝く無数の星が彼の背を照らす。

彼が赤のカードを使用してデッキからカードを引く。さらにデッキの上からカードがオープンされ、その中の一枚のカードが彼の手に渡った。

 

「俺の宝具を見せてやる。龍神の弓、天魔の矢。戦いの嵐を鎮めよ!光龍騎神サジット・アポロドラゴンをLv.3で召喚!」

 

射手座の星々が輝き遥か銀河から馬の下半身を持つ騎神が戦場を駆け抜ける。彼の持つ神のカードとされる一枚でその中でも彼のお気に入りのカード。射手座の星の力を持つ神のスピリット。

 

「行くぞ、サジット・アポロドラゴン!ブラック・マジシャン・ガールに指定アタック!」

 

龍の射手が吠え、矢を構えた。

 

「さらにフラッシュタイミング。マジック、バーニングサンを使用!俺は手札から輝竜シャイン・ブレイザーをサジット・アポロドラゴンにダイレクトブレイヴ!」

 

「さらにパワーをあげるとはやるな!」

 

「射抜け、ブレイヴスピリット!」

 

キャスターが楽しそうに叫ぶ。そんな彼の想いを他所に射手座のスピリットがブラック・マジシャン・ガールを撃ち抜いた。

 

「まだだ!サジット・アポロドラゴンでブラック・マジシャンに指定アタック!」

 

ブラック・マジシャンが対抗するために魔導弾を放つ。だが、そんな彼の攻撃をサジット・アポロドラゴンは炎で相殺すると素早く矢を番え、放つ。

炎と魔力の中を突き破り、ブラック・マジシャンを撃ち抜いた。

 

「マハードっ!」

 

キャスターがブラック・マジシャンの本当の名を叫ぶ。

 

「ターンエンドだ」

 

そんな様子を見てアーチャーは未だに冷たい視線を送る。まるで何かを待っているかのような。

 

「お前ほどの決闘者(デュエリスト)ならばこのターンで俺を倒せていたはずだ」

 

「どうだかね」

 

彼が楽しそうにニヤリと笑うのを見てキャスターは彼の心がわかった。彼も強敵との戦いを楽しむ真の決闘者である、と。

 

「いいだろう。アンタのそのモンスターが宝具と言うなら俺も宝具であるオシリスの天空竜を引かせてもらうぜ!」

 

「来る!」

 

アーチャーが口元をほころばせて手札を持つカードを震わせた。

 

「俺のターン!ドロー!俺はオシリスの天空竜を召喚!」

 

降臨するキャスターの宝具である一つ。三千年前にあるファラオが使役する"三幻神"のうちの一体。赤い巨体に蛇のように長い胴体。そして頭部にある二つの大きな口。名をオシリスの天空竜。

 

「行くぜ!オシリスの攻撃!」

 

オシリスの天空竜が下の大口を開けて魔力を溜め始めた。

 

(なんていう力だ!俺のサジット・アポロドラゴンを遥かに上を行く力!)

 

「だけど、俺のサジット・アポロドラゴンはここで終わりじゃない!フラッシュタイミング!マジック、バーニングサンを使用!」

 

「!」

 

「俺は手札のトレス・ベルーガをサジット・アポロドラゴンにブレイヴ!」

 

新たにスピリットを召喚し、サジット・アポロドラゴンと合体する。光を放ち、龍は黄金の鎧を身に纏い、巨大な弓を手に入れる。

 

サジット・アポロドラゴンが矢を番え、魔力を込める。

 

超電導波(サンダー・フォース)!!」

 

オシリスの天空竜が狙いを射手座のスピリットはと狙いを定め、高密度の魔力の塊を放った。

 

「迎え撃て!ダブルブレイヴスピリット!!」

 

そして今度はサジット・アポロドラゴンの大弓から放たれる高密度の矢がオシリスの天空竜へと向かって飛んでいく。

 

雷と炎、天空と太陽、神と神、デュエルモンスターズとバトルスピリッツの二つの力が衝突する。

 

「アテム、アンタとの戦い。いいバトルだったよ」

 

「俺もそう思うぜ。馬神 弾」

 

そう言ってキャスターが彼へと手を差し伸べた。それを見てアーチャーは目を閉じて笑った。心から楽しそうに。

 

「ありがとうございました。いいバトルでした」

 

アテムの手を握り握手を躱すと弾が光の粒子となって消えていく。

 

「またバトルをしようぜ。今度は聖杯戦争じゃなくてな」

 

彼の感触が残る右手をギュッと握り星々が輝く空を見上げ、キャスターはそう呟いた。

 

 

 

 





勇者なんて呼ぶからバーテックスが来るんですよ(黄道十二宮違い)

キャスターはジャンプフォース如く、生贄無しでブラック・マジシャンとか神を召喚できます。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アーチャー:馬神 弾

なんか続編で根源の接続者or到達者みたいな存在になった男。
ちなみに時系列はブレイヴとサーガブレイヴの間です。


「アーチャーのサーヴァント、馬神(ばしん) 弾だ。よろしく、カルデアのマスター」

 

【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力C 幸運A+ 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

単独行動:B

 自身のクリティカル威力を少しアップ

 

神性:C

 自身に与ダメージプラスを付与

 

【固有スキル】

 

スキル1:バトルスピリッツA

 自身または味方全体にさまざまな効果をランダムで付与(色々)

 

スキル2:コアの光主A

 自身のBusterカード性能を中アップ(3ターン)&NPを少し増やす

 

スキル3:ライフで受ける!B

 自身の防御力を小ダウン(3ターン)&自身の攻撃を中アップ(3ターン)

 

 

【宝具】

 

龍神の弓、天魔の矢、戦いの嵐を鎮めよ(光龍騎神サジット・アポロドラゴン)

 

種別 対軍宝具

ランク A+

 

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)&敵全体に超強力な攻撃[Lv.1〜]<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

いくつもの死線をくぐり抜けたかのような目と表情をした赤髪の男。かつては異界グラン・ロロと地球を救った赤の戦士であった

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:160cm・??kg 

出身:日本

属性:中立・善 性別:男

 

 

絆Lv.2

 

2000年以上前から存在する六つの世界からなる異界グラン・ロロに一人の男が訪れる。その男はその地に文明をもたらした。そして後にその男は"異界王"と呼ばれることになる。

そんなある日、地球に暮らしていた馬神 弾はある少年と少女の導きでその異界へと訪れた。異界王が現れ、何年も月日が流れたその異界では全ての物事がバトルスピリッツで勝敗で決定するというルールだった。

 

 

絆Lv.3

 

異界グラン・ロロの住人の過酷な生活を世界を見て彼は異界王と戦う事を決意する。

そして、その二人の戦いは後に異界グラン・ロロと地球、2つの世界を巻き込んだ戦いとなっていく。

 

 

絆Lv.4

 

異界王に勝利した弾は二年の時を経て再び戦いに身を投じて行く。戦場は人と魔族が争う未来の地球。

そこで彼が戦いに見を投じていく中、ある危機が迫る。それは地球自体の崩壊であった。

彼は地球を救うため、黄道十二宮の力を持つ十二枚の神々のカードを集め、世界を救うため最後のバトルを行った。結果はバトルへと勝利するも神々のカードの力を起動する引き金となって光の彼方へと消えていった。

 

 

絆Lv.5

 

龍神の弓、天魔の矢、戦いの嵐を鎮めよ(光龍騎神サジット・アポロドラゴン)

対軍宝具

彼の持つ神々のカード"十二宮Xレア"の内の一枚であり彼自身の切り札。ブレイヴと呼ばれる合体することのできる本来であれば一体までのはずのスピリットを二体までブレイヴすることができる。

輝竜シャイン・ブレイザーとトレスベルーガをブレイヴさせることによって黄金の鎧を身に纏い、数千倍に達した彼の力は、相対した者に絶望することすら忘却させる。

 

 

絆礼装

 

激突王のキセキ

 自身の攻撃力を大アップ&自身にガッツ状態を付与(1回)

 

 

セリフ

バトル開始

「ゲートオープン、界放!」

 

宝具

「行くぞ!龍神の弓、天魔の矢。戦いの嵐を鎮めよ!光龍騎神サジット・アポロドラゴンをLv3で召喚!アタックステップ!光龍騎神サジット・アポロドラゴンでアタック!行け!ダブルブレイヴスピリット!!」

 

勝利

「ありがとうございました。いいバトルでした」

 

好きなこと

「好きなこと?カレーかな?あとバトスピ。マスターバトスピやろうぜ」

 

嫌いなこと

「嫌いなこと?あまり考えたことがないな」

 

聖杯について

「聖杯には興味ない。俺はバトスピができれば問題ないさ」

 

 

アスクレピオスを所持している場合

「闇に屠られし背徳の光導……いや、それは関係ないか。それにしても蘇生薬か、まるでアスクレピオーズの効果の一つみたいだな」

 

アストラティアを所持している場合

「天秤座と乙女座の由来の英霊か、あの筋力はまるでリブラ・ゴレムに近いものを感じる。乙女座は……共通点が金髪ということぐらいかな」

 

ディオクスロイを所持している場合

「双子座の元の英霊か。やっぱり、二人なんだな。こう、ピエロみたいに体の表と裏に顔や手足がついてるというわけではないんだな」

 

 

 

ケイローン「星の神々を使役する英霊、ですか……それにしてもそのカード、なんだか私に近いものを感じますね」

 

弾「サジット・アポロドラゴンは射手座のスピリットだからな。このカードには何度も助けられたよ」

 

 

 

結城 友奈からの一言

「十二星座の怪物を召喚する人……バーテックスの戦いで近寄り難いということもあるけど、なんだろう、暗いって言う印象が強いなぁ」

 

常磐 ソウゴからの一言

「へー。カードを使って怪物を召喚するカードゲーム"バトルスピリッツ"っていうんだ。……?なんだろう?なんか他人事とは思えないような……?」

 




宝具を使うと自動的にダブルブレイヴ状態になります(


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

遊戯王シリーズ
キャスター:アテム


相棒の体を依り代として使うことでデュエルモンスターズを介してブラック・マジシャンとかブラック・マジシャン・ガール、三幻神を召喚できるようにしてるんでしょ(テキトー


「俺はキャスターのサーヴァント、アテムだ。ん、どうしたマスター?俺の服なんか見て?ああ、この制服か?実はこれ相棒の体なんだ。相棒が良いって言ってくれたからな」

 

【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力B+ 幸運A++ 宝具A++

 

【クラス別スキル】

 

陣地作成:B

 自身のArtsカードの性能を中アップ

 

神性:B

 自身に与ダメージプラス状態を付与

 

【固有スキル】

 

スキル1:デュエルモンスターズA+

 自身または味方全体にさまざまな効果をランダムで付与(色々)

 

スキル2:千年錐A

 自身のArtsカード性能を中アップ(3ターン)&自身のHPを中回復&NPを少し増やす

 

スキル3:三幻神の加護EX

 味方全体のBusterカード性能を大アップ(3ターン)&敵単体の攻撃力を大ダウン(5ターン)&自身の攻撃力を中アップ(3ターン)&自身に固定で1000ダメージを与える

 

【宝具】

 

オシリスの天空竜(サンダー・フォース)

種別 対城宝具

ランク A++

 

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]&敵全体の強化状態を解除

 

 

キャラクター詳細

 

古代エジプト第18王朝を治めていたファラオ。千年アイテムと呼ばれる7つの神器の内、一つを首に掲げる。

盗賊王バクラの襲撃と大邪神ゾーク・ネクロファデスの力で闇の大神官となったアクナディンの謀反により窮地に追い込まれ、自らの魂と記憶、そして名前と共に首に掲げる千年錐(千年パズル)に自身と共に闇の大神官を封印した。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

地域:エジプト

属性:秩序・善  性別:男性

彼の掲げる千年アイテムの製法には99人もの生贄を捧げる必要があり、その生贄となるある村の住人が生贄となった。後にその結果がアテムの世代へと災厄が降り注ぐ。

 

 

絆Lv.2

 

アテムがファラオとなるとすぐにほの厄災が降り注いだ。生贄となった村の生き残りである盗賊王バクラがファラオ達のにある千年アイテムを奪いに来たのだ。それからアテムと千年アイテムを所持する六神官はバクラと戦い続け、アテムは闇の大神官アクナディンを道連れに自身の持つ千年パズルへと封印した。

 

 

絆Lv.3

 

そして時は流れ3000年。封印され、バラバラとなった千年アイテムをある一人の少年が組み立て、そのファラオの魂がその少年へと宿る。名を武藤 遊戯。

そしてその少年は記憶をなくしたアテムと共に様々な困難へと立ち向かう。

 

 

絆Lv.4

 

記憶をなくしたアテムが遊戯の器に宿った同時期にまた、盗賊王バクラもその時代に降臨する。彼と数々の闇のゲー厶を行い。彼を倒そうと目論んでいた。

だが、アテムは最後の闇のゲームにて仲間と共に盗賊王バクラ、大邪神ゾーク・ネクロファデス、アクナディンを打ち勝ち、記憶を取り戻した。

 

 

絆Lv.5

 

○三幻神の加護EX

 

青い巨人の姿をした神、オベリスクの巨神兵。蛇のように長い胴体を待つ赤き神、オシリスの天空竜。黄金の鳥の姿をした神、ラーの翼神竜。神殿の奥にある巨大な石版に封印された三体の神。アテムの戦意に応じて召喚される。

 

 

セリフ

バトル開始

決闘(デュエル)!」

 

コマンドカード1

「俺のターン!」

 

コマンドカード2

「ドロー!」

 

アタック1

「ブラック・マジシャン!黒・魔・導(ブラック・マジック)!」

 

エクストラアタック

「ブラック・マジシャン!ブラック・マジシャン・ガール!黒・爆・裂・破・魔・導(ブラック・バーニング・マジック)!」

 

宝具カード

「見せてやる!これが俺の切り札!」

 

宝具

「オシリスの天空竜を召喚!行くぜ!オシリスの攻撃!───超電導波(サンダー・フォース)!」

 

勝利

決闘者(デュエリスト)には運だけじゃなく、カードを引く勇気も大切なんだぜ」

 

好きなこと

「それはもちろんデュエルモンスターズさ。マスターもやってみるか?」

 

嫌いなこと

「嫌いなものか、そうだな。バクラが俺は嫌いだな。アイツのやる事は人間とは思えないほどの行いをする」

 

聖杯について

「聖杯?俺には必要ないぜ。俺は俺がイメージしたカードを引いてしまうほどの強さを持っているからな」

 

 

ニトクリス(術)を所持している場合

「あれは先代ファラオ、ニトクリス!あの御方もここに来ていたとは……」

 

オジマンディアスを所持している場合

「ラーの翼神竜、いや、ラーの子のオジマンディアスか。彼の性格は本当に前向きだな」

 

イスカンダル(騎)

「アレクサンドロス大王……いや、ここではイスカンダルか。彼ほど友好的なファラオはあまり聞いたことがないがこれほどとは。特にこっちを見て手招きしてくるんだが…」

 

クレオパトラを所持している場合

「最後のファラオ、か……。俺からとてもじゃないが何も言えないな。現代に相棒の器に宿りファラオだった記憶を忘れてた俺にはな」

 

 

 

アテム「アンタもカードを使って戦うのか。バトルスピリッツ……聞いたことのないカードゲームだな」

 

弾「デュエルモンスターズ……少し前に流行っていたカードゲームだな。俺はやったことがないんだが……」

 

 

 

クレオパトラからの一言

「あれは大邪神を封印したファラオ、アテム。あの姿は……まさか、アテムが器として魂を宿った少年……?」

 




次回は今までに書いたキャラ達の+aを書こうかなと思います。
簡単に言えば投稿した時にはまだ実装されていないサーヴァントとのセリフなど(例:緋村 剣心の坂本 龍馬関連のセリフ等)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

東方Project
ムーンキャンサーとフォーリナーとルーラー



出血大サービスのエクストラクラス共(
この幻想竹取物語 富士の山もこれで終わりです

因みに特異点の幻想は"幻想"郷から取っていますがもう一つは無限月詠の全ての人間を幻術に嵌め、幸せの夢、ある意味"幻想"を見せていることから取りました。

あと、一応竹取物語の舞台は富士の山?なのでそこは


 

結局、こうなってしまうのねと輝夜が呟いた。対峙するのは大筒木 カグヤ。

なんの因果か同じ名を持つ不老不死の女性。

 

「うふふふ、だけど私にはカルデアの子達がいるわ。頼るのは少々癪なのだけど頼らせてもらうわ」

 

彼女の期待を胸に立香が勇気を持って彼女を見上げた。マシュにライダー、ランサー、キャスター。まずは彼女をランサーの手の届く範囲まで引きずらないと。

 

「任せて!」

 

ライダーがこちらの指示に従って新たに戦士を召喚した。

 

《フォーゼ!》

 

宇宙飛行士の戦士が右手にロケットをつけてそのままカグヤをこちらへと引き寄せる。

 

「神羅天征!」

 

だが、フォーゼがまるで何かに引き剥がされるかのように吹き飛んだ。

 

「少し煩わしいな。まずはカルデアのマスターから潰すとしよう」

 

直後、彼らにあった地面が消えた。まるで元からそこになかったかのように。

彼の真下に広がるのは灼熱の海、飛び込めは身体は跡形もなく焼き尽くされる溶岩だ。

 

「うわぁっ!」

 

「っ!」

 

《電王!》

 

ライダーが素早く釣竿状の武器を使ってぶら下がる。

 

「先輩!」

 

「くっ!」

 

マシュが立香へと手を伸ばすが、それも届かない。ランサーもキャスターも溶岩の海へと落下していく。

 

《ウィザード!》

 

《オーズ!》

 

そして新たにライダーが呼び出したのは絶望を希望に変える風の魔法使い、仮面ライダーウィザード ハリケーンドラゴンと火の鳥を纏った欲望の王、仮面ライダーオーズ タジャドルコンボ。ウィザードがキャスターを、オーズがランサーの手を掴む。

 

だが、それでもマシュと立香はまだ掴めていない。

 

「あと、飛べそうな人誰だろう!?」

 

流石にライダーも誰を召喚していいか分からなかった。ライダーもそこまでライダーの知識に詳しいわけじゃない。

 

「ヤバっ!」

 

と立香が目の前に広がる溶岩に恐怖を覚えて目を閉じた。ここでマスターの旅が終わるかもと思っていた。

 

「危なかったわね。流石に私が飛べなかったら終わっていたわよ」

 

そんな立香の身体を輝夜が抱きかかえている。マシュも彼女の身体に捕まっておりなんとか大丈夫そうだ。

 

「ありがとう」

 

「気にしなくていいわ。貴方達が頑張っているんだもの、私も少しはやらせてもらわないと」

 

それにしても厄介ね、と輝夜がカグヤを睨みつけた。

 

「この空間、恐らく本物かと……そういう力が彼女は持っている、と」

 

「近付くと吹き飛ばされる、か……」

 

「なら、幽霊なら吹き飛ばされないんじゃない?」

 

「え?」

 

《ゴースト!》

 

ライダーが召喚したのは無限の可能性を秘めた幽霊の名を持つ戦士、仮面ライダーゴースト ムゲン魂。

 

「神羅天征!」

 

ゴッ!とカグヤの力をまるですり抜けるかのように近付き、ゴーストが拳を振るった。

 

「なにっ!」

 

そしてゴーストはさらにさらにと攻撃を加える。

 

「その程度でっ!」

 

カグヤが拳に魔力を溜めて振るう。八十もの魔力の打撃がゴーストを吹き飛ばした。

 

「なるほど、溶岩では終わらぬか。ならば妾が直接殺すとしよう」

 

またもや周囲の空間が変わる。そこは彩られた地面と謎の空が広がっている。

 

「共殺の灰骨、これならばマスターもサーヴァントも関係なく死ぬ」

 

彼女の手の平から骨が排出される。そして彼女の投げる先は彼女が使う時空術”黄泉比良坂”と呼ばれる空間だ。これを使ってあらゆる場所へと繋げるのだ。

 

ヒュン、とその灰骨がその空間へと射出され、立香の元へと向かっていく。

 

「先輩!」

 

飛来する高速の灰骨が彼へと向かって飛んでいく。立香自身が気付けば避けれるかもしれないが立香はどこからくるかまだ知らない。

マシュが立香の元へと駆け寄るが間に合わない。

 

バキンバキン!と灰骨が何かに撃ち落とされる。それを行ったのはライダーやキャスター、ランサー、輝夜でもなかった。

 

「大丈夫?」

 

一人の青年と鎧の戦士が立香の元にやってきた。思わず貴方達は?と首を傾げて聞いた。

 

「俺はスレイ!この聖杯戦争に呼ばれたルーラーなんだ。で、こっちが……」

 

そしてスレイと名乗った青年が鎧の戦士の方へと視線を移す。

 

「電王でしょ?」

 

そこでライダーが口を割って入ってきた。ライダーにとっては仮面ライダーの先輩、知らないはずもない。

 

「え、でも……電王の力は継承したはずじゃあ……」

 

「へっ、舐めんなよ。例え、俺達が変身できなくても良太郎は特異点だからな。歴史が変わろうが関係ねぇんだよ」

 

どこからか現れた赤い鬼がライダーの肩に手を乗せてそう言った。その言葉にライダーが呆然としていたが。

 

「その赤鬼さんにも色々と突っ込みたいのですが、スレイさんと電王さんは味方、ということでよろしいのでしょうか?」

 

「うん。流石に聖杯があんな樹になるのは聖杯戦争どころじゃなさそうだし。俺が呼ばれたのは彼女とどうにかすることらしい」

 

「僕たちも歴史を元に戻すのが役目だからね。君たちに協力するよ」

 

二人が頷くと、ルーラーのスレイがさて、と呟いてランサーを見た。

 

「とりあえずどうしたらランサーを彼女の元まで引きずれるかだね」

 

「あちらもランサーさんの宝具に警戒してこちらへと迂闊に近づけませんね」

 

「だからと言ってさっきみたいな遠距離攻撃をされると……」

 

と、話し合いをしていく。だが、そんなことなどカグヤも許さない。直ぐに灰骨を射出する。

 

「トラップ発動!聖なるバリア-ミラーフォース-!!」

 

張り巡らされるバリア、そしてそのバリアがカグヤほとダメージを与えるのだ。だが、それでも相手は死ぬことはない。

 

「さらに魔法(マジック)!光の護封剣!!」

 

カグヤの頭上から降り注ぐ数々の光の剣が彼女の動きを封じ込めた。

 

「これでヤツも暫くは動けないはずだぜ」

 

キャスターがそう言ってカードを一枚伏せた。

 

「因みに彼女と空中戦できるっていう子いないの?」

 

「俺は大丈夫だけど……」

 

「俺はモンスターを召喚しないと無理だぜ」

 

「私は今のところ無理です」

 

「俺も他のライダーを召喚しないと……」

 

「私も飛べないです」

 

「僕達もちょっと無理かな?ジークいないし」

 

ルーラー、キャスター、ランサー、ライダー、マシュ、電王がそれぞれ状況を確認する。

 

「てことは、俺とキャスターもライダーで彼女をこっちに引きずらないといけないのかな?」

 

「ルーラーお願いしても大丈夫?」

 

「平気さ。これくらい!ってことでデゼル行こう!」

 

「チッ、しゃーねえな」

 

ルーラーが風の天族!の真名を呟いて風の天族の力を身に纏う。風の剣が翼となり、ルーラーが空へと待った。

 

「ブラック・マジシャン。頼んだぜ!」

 

「こっちも!」

 

《オーズ!》

 

何回もごめんね、と呟いてライダーが仮面ライダーオーズ プトティラコンボを呼び出す。キャスターもブラック・マジシャンを呼び出してカグヤへと攻撃を仕掛けた。

ブラック・マジシャンの黒・魔・導(ブラック・マジック)、オーズのメダガブリューがカグヤへと迫る。

 

「まだだっ!千の毒晶!!」

 

そしてさらには身動きのとれないカグヤの上空から無数の風の剣が降り注ぐ。

 

「くっ!」

 

ボンッ!と小さい爆発が起こりカグヤの身体は地上に向かって落下していく。

 

「ランサー!」

 

「はい!」

 

ランサーの鎧の脚部のパーツが展開し、そのギミックを使用して勢いよく跳ぶ。一直線へと跳ぶ彼女の軌跡がそのままやっとカグヤの目前までやってきた。

 

「ハァァァァっ!!」

 

「くぅっ!」

 

振り抜かれる拳を見てランサーを睨み、すぐにカグヤが神羅天征を発動する。斥力を操る力ですぐにランサーを引き剥がす。

 

「ぐぁっ!!」

 

そのまま立香達の元まで吹き飛ばされる。

 

「あの相手を吹き飛ばす力、厄介ですね……」

 

「なんとか隙を作ればいいんだけど……」

 

と、さらに立香達が頭を悩ませる。流石にあの能力だって何か弱点があるはず。

 

 

 

カグヤがカルデアの者と戦っている中、アサシンが神樹の中へと到達する。

 

「とうとう、ここまで辿り着いたな。例え、聖杯と神樹が一体となったとしても聖杯を取り込んだということは聖杯の核は存在する」

 

そう、その取り込んだ場所に聖杯の核が存在し、そこから神樹全域に魔力が巡られている。

 

「白眼を持っていない俺達では苦労したぞ」

 

黒い空間の中、アサシンが両目を赤く光らせ嗤う。今、この世界にはアサシン以外のサーヴァントは存在しない。何せ、アサシン以外のサーヴァントは全てカグヤの空間で戦っているのだ。

 

「邪魔するやつもいない。まだこの聖杯は願望器としての機能は失っていない。魔力のほとんどが神樹に採られてはいるがまだ願いは叶えられると言ったところか……」

 

アサシンがうちは マダラがそう言って聖杯へと触れる。そして彼が望む願いは……。

 

 

 

「ミクリオ!」

 

ルーラーが水の天族の真名を開放。そして水の天族の力を身に纏う。弓の神器を持ち、矢を構えた。

 

蒼穹(そうきゅう)の十二連!」

 

「マジック!千本(サウザンド)ナイフを使用!」

 

《ダブル!》

 

《トリガー!》

 

《マキシマムドライブ!》

 

カグヤに向かって十二本の水の矢、千本のナイフ、無数の黄色い銃弾が全方位に迫る。流石のカグヤもこれを受ければひとたまりもないことは理解していた。自分だけ(・・・・)別空間へと逃げようにも時間がかかる。

 

「神羅天征!」

 

カグヤが再びあの術を使用する。矢もナイフも銃弾も全て吹き飛ばす。そこをランサーは見逃さない。

 

「はぁァァァっっっっ!!」

 

先程よりも高く高く跳ぶ。だが、カグヤも彼女がこちらへと来ることは分かっていた。片方の手を彼女へと向けて灰骨を射出した。

 

《 Full Charge 》

 

ランサーへと向かっていく灰骨が電王の放ったエネルギー弾が共殺の灰骨を消滅させた。

 

「いっけぇぇぇぇっっ!!」

 

神殺しの腕が振り抜かれる。例え相手が不老不死であろうと英霊ならばどんな理由があろうと座に還る。つまり、消滅は可能だ。

少々、神秘の力によってほぼ座に還り辛いだけであってその神秘を殺してしまえば問題はない。

ランサーの呪いが彼女を打ち砕く……までには至らなかったが彼女の神秘が殺される。

 

「妾が人間共に……」

 

治らない傷を見て酷く顔を歪ませる。だが、彼女は目的を忘れてはいない、

 

「せめて、カルデアのマスターだけでも!」

 

元の世界に戻り、カグヤが無限月詠を発動すしようと試みる。時間稼ぎも十分し、無限月詠をすぐに発動できる筈だった。

 

「神樹がないっ……」

 

そこにあるはずの神樹がないのだ。根本には木の根がありまるで巨大な何かに斬られたのような跡。

斬られた神樹が地面に転がっているわけでもない。

 

「何が起こって……」

 

頭を抑えるカグヤとあるはずのない神樹にその場にいた全員が混乱した。

 

 

 

「───簡単な話さ。俺が神樹を取り込んだのさ」

 

 

 

グシュリ、と何かがカグヤの身体を貫いた。カグヤの背後に立つのはうちは マダラ。手に持つクナイでカグヤの身体を貫いていた。

 

「アサシン、貴様……どういうつもりだ」

 

「どうもこうもない。俺は始めからアンタが気に食わない。それだけの話だ」

 

「しかし、貴様は神樹に取り込まれたはずだ……」

 

カグヤはそう思っていた。マダラの反応が神樹と一体化したのは知っていた。だから、取り込まれたのだと。

 

「ああ、取り込まれたさ。わざと、な……」

 

ニヤリ、とマダラが嗤う。それは面白い顔を見れたと言わんばかりのカグヤを嘲笑う顔だ。

 

「俺は聖杯の核へと至るためにわざと取り込まれた。そしてやはり聖杯は僅かながら願望器としての機能は失っていなかった」

 

「まさか、貴様……妾を出し抜く為に聖杯を使って復活を……」

 

「まさか、そんな事をする必要なんてない。俺の願ったことはただ一つ。俺のクラスを変えたのさ。アサシンからルーラーにな」

 

「どういう……」

 

「おかげでこの目がようやく手に入った……」

 

クナイを持たぬ方の手で左目に手を当てる。その左目に写っているのは波紋状の目、輪廻眼だ。

 

「ならばなぜ、貴様が復活している!」

 

カグヤがアサシンに、いやルーラー・うちは マダラに怒鳴りつけた。

 

「───イザナギだ」

 

うちは一族が持つ禁術の一つ。不都合な現実を幻へと変える術。マダラはこれを自身にかけ、クラスが変わる直前に発動するよう仕向けた。願いは叶えられ、しかも復活もするという奇跡を成し遂げる。

本来であれば失明するはずの左目の写輪眼もクラスを変えたことにより輪廻眼へと書き換えられ問題とはならなかった。

 

「少々、不安なところがあったが俺の計算通りだ」

 

ニヤリ、と嗤いカグヤを突き刺していた手を強く握りしめる。

 

「貴様はこれで終わりさ。───餓鬼道」

 

「ガァッ……妾のチャクラが……そん、な……バ、カな……っ!」

 

カグヤの残った魔力(チャクラ)をマダラが吸い尽くす。不老不死のスキルが消えたカグヤは光の粒子となって消え座へと帰っていった。

 

カグヤの魔力をマダラが取り込んだことによってマダラの姿が変化する。

白い肌、白いマント、白い髪。白と言わんばかりの姿となり額には角が生えている。

 

「どうなってっ……」

 

思わず立香が呟いた。他の者も目の前の光景にゴクリと息を飲み込んだ。

 

「さて、カルデアの小僧共。第三ラウンドと行こうか」

 

両目の輪廻眼でカルデアの者達を見下し睨みつける。流石の立香もマシュもこんなことになるとは思いもしなかった。

 

「元アサシン、もとい新ルーラー。来ますっ!!」

 

 

 

 





この後、ルーラーが四属性神依して、電王がライダーの呼んだウィングフォームからジーク引っこ抜いて超クライマックスフォームに、ランサーがバーニングXDを発動して、キャスターが光の創造神 ホルアクティを呼び出して、ライダーがオーマフォームになってマダラを倒したんだと思います(テキトー


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ムーンキャンサー:蓬莱山 輝夜

働きたくないでござる!働きたくないでござる!!


「ムーンキャンサーのサーヴァント、蓬莱山 輝夜よ。まぁ、せいぜい私を退屈させないことね」

 

【ステータス】筋力C 耐久C 俊敏C 魔力A 幸運B 宝具A++

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:A

 自身の弱体耐性をアップ

 

陣地作成:C

 自身のArtsカードの性能を少しアップ

 

道具作成:C

 自身の弱体成功率を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:スペルカードB

 自身の攻撃力を中アップ(3ターン)&自身のArtsカード性能をを小アップ

 

スキル2:蓬莱人EX

 自身にガッツ状態を付与(3ターン)&自身の弱体状態を解除&自身のHPを回復

 

スキル3:永遠と須臾を操る程度の能力 ー

 敵全体の強化状態を解除&味方全体のNPを増やす

 

【宝具】

 

神宝「蓬莱の玉の枝-夢色の郷-」

種別 対軍宝具

ランク A++

 

敵単体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体の宝具チャージを高確率で大幅に減らす&自身のNPリチャージ

 

 

キャラクター詳細

 

結界で隔てられた世界”幻想郷”に住む月の姫。

日本ではかぐや姫としても知られる月人。

天然気味な性格で世間知らずで時に人間が薄く感じさせられる。

一部の者達から”ニート”と呼ばれることが度々あるらしい……?

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

出典:史実

地域:月

属性:中立・中庸  性別:女性

 

 

絆Lv.2

 

なぜか月人なのに地球の文明にそれなりに詳しい。とは言っても現代のことよりも戦国時代まであたりの知識はそれなりに持っているらしい……?

 

 

絆Lv.3

 

彼女の住む幻想郷には現代の常識は通用しない。また、科学的文明はほぼ発達していない幻想郷では妖術、魔獣、神通力といった人外の力が締めている。

 

 

絆Lv.4

 

○永遠と須臾を操る程度の能力:不明

彼女が持つ特殊能力でこのスキルのランクが不明とされている理由は一つ。その能力が認識できないからである。

永遠と一瞬を操る能力で一種の時間干渉だと思われている。

 

 

絆Lv.5

 

○神宝「蓬莱の玉の枝-夢色の郷-」

対軍宝具

求婚してきた五人の貴公子に対し結婚の条件として出した難題である「指定した宝を持ってきた者と結婚する」という宝の一つ。

真名を開放すると七体の使い魔が出現し、魔力の光弾を発射、そしてその後無数の七色の光弾を全方位に発射するという宝具。

 

 

セリフ

バトル開始

「あなたは私を楽しませてくれるかしら?」

 

 

会話1

「どうやってこっちに召喚されたかって?まぁ、そりゃあ英霊の座に登録して……ここだけの話、幻想郷のスキマ妖怪が座を弄ったのよね……

 

会話2

「暇ね……。誰か遊び相手になってくれればいいのだけど。幻想郷じゃあ何か面白いことが起こるたびに博麗の巫女が弾幕ごっこしてたけど、ここじゃあスペルカードルールなんてないものね」

 

会話3

「ねー、マスター。私、幻想郷に帰っていいかしら?ここでじっとこうしてるのも暇なのよ。永琳とか待たせてるし。……冗談よ。私達に時間の概念は存在しない。永琳達もたかが数十年なんて待ってる内に入らないわ」

 

 

玉藻の前を所持している場合

「あれ、玉藻じゃない?メールでやり取りしてるんだけど、すっごい美人じゃない。どっかのスキマ妖怪と違───いったぁいっ!!」

 

鬼のサーヴァントを所持している場合

「こっちにも鬼はいるのね。こっちの鬼は退屈なんてしてないかしら?幻想郷の鬼はなか中相手に飢えていてね」

 

 

玉藻からの一言

「むむっ!あれはカグヤちゃん!?まさかカルデアに召喚されるとは……。あれ?でもカグヤちゃんは不老不死だから英霊としては呼べないはず?どうなってるんですか??」

 

紅閻魔からの一言

「輝夜はいい線いってるのでち。ですが、肝心なところで失敗するでち。それに性格が性格なので動こうとはしない。こうなったら性根から叩き直さねばいけなちようでち」

 

 

 




月の罪人ということでムーンキャンサー
呼べたのはスキマ妖怪が人類史の危機を感知して手を打ったんだと思う


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

新章
キャスターとライダーと????


今回は短めです。悩んだ結果これ以上書けませんてました……。


「なに、ここ……」

 

新たに召喚したサーヴァントを2体連れて新たな特異点へとやってきた。目の前に広がるのは果てしない荒野。

 

「うわぁ、呼ばれるタイミング間違えられたかなぁ」

 

黒いスーツを着たヘラヘラと笑うキャスターに青いジャケットを着たライダーがアハハと苦笑いをする。

 

「周りに誰一人いませんね…」

 

一緒にレイシフトしてきたマシュが周りを見てそう呟いた。

 

「一人っ子いないみたいでまるでミラーワールドだな……」

 

そう言って自分の知るもう一つの世界の名を呟いた。この特異点は何かおかしい。人の気配がない。

 

「ここを攻略するんでしょ?誰もいないんならパァーって聖杯を回収しようよ。このまま早く帰りたいし」

 

「そうですね。早いとこ聖杯を探しましょう」

 

面倒くさそうに呟くキャスターに対しマシュが同意する。足立の心情には一ミリも同情はしてないようだが。

 

「何が起こるかわからないし早く行こうぜ」

 

ライダーがそのまま歩き始める。立香達も彼に付いていく。

 

「とりあえずダ・ウィンチさんに言われた方向へと歩いていますが……ライダーさんも方向をわかってたんですか?」

 

「い゛っ!?」

 

「君、かなりの馬鹿だねぇ」

 

肩を震わせるライダーにキャスターが呆れた声を出す。

そんな様子をアハハと苦笑いする立香。

 

『みんな、気を付けてくれ!こっちに高速で飛来する生体反応だ!』

 

ダ・ウィンチが立香に叫ぶ。

 

「敵エネミー、来ますっ!」

 

マシュが何かを捉えたのか叫んだ。直後、何かが地面へと着地した。

 

「ミラーモンスター?」

 

「シャドウ……ってわけじゃなさそうだねぇ」

 

その何かを見たライダーとキャスターが呟いた。人型ではあるが明らかに人間ではない。巨大な赤い目をした緑色の異形な存在。見たものを恐怖に震わせるかのような刺々しいその姿、どう見ても言葉が通じる相手には見えない。

 

『───■■■■■■■■■■■■■!!』

 

着地体制からゆっくりと立ち上がると敵は奇声を上げてマシュ達へと走って行く。

 

「くっ!」

 

ライダーがあるものを構える。ドラゴンの紋章が飾られたデッキケースだ。

 

「───変身!」

 

いつの間にか出現していたベルトにそのデッキケースを装填。二つの鎧の虚像がライダーの姿斗重なりあって姿が変わる。

仮面ライダー龍騎。それが彼の名だ。

 

《 SWORD VENT 》

 

ライダーが咄嗟にカードを左腕の手甲はと装填し、自身専用の剣を召喚した。

 

『───■■■■■■■!!』

 

怪物のいかにも何者も切り裂くような腕がライダーの剣と交差する。火花を散らしお互いの姿が弾き合う。

 

「うわぁ、怖いねぇ。あんな、ヤツと戦うなんて君らも災難だねぇ」

 

まるで他人事の用に話すキャスター。そんな彼に敵エネミーは飛び込んだ。

 

「キャスター!」

 

思わず立香が彼が心配で叫ぶ。

 

「あらら、僕を狙っちゃうの?参ったなぁ……」

 

そんな当の本人は後頭部を掻きながらボソボソと呟く。そんな彼の周囲が赤く光り、一枚のタロットカードが舞い降りる。

 

「マガツイザナギ!」

 

敵エネミーがキャスターに辿り着く前に地面へと叩き落とされる。キャスターの目の前には赤と黒の大きめな人型の何か。

立香にはその姿、色は違うものの見覚えがあった。

 

「これ、悠の……」

 

「まぁ、彼と似たようなものってだけ。僕は彼と違ってこれしか出せないけどねぇっ!」

 

キャスターが力強く叫ぶ。それに呼応してキャスターの召喚したペルソナ"マガツイザナギ"が持っていた大刀を勢いよく敵エネミーへと叩きつける。

 

《 STRIKE VENT 》

 

敵エネミーを叩きつけたマガツイザナギがそのまま虚空へと還る。そして今度はライダーが新たにスキルを使用する。右手にドラゴンを模した手甲を召喚し思い切り前へと突きだす。

そのままそのドラゴンの口から炎が勢いよくあがり敵エネミーを燃やし尽くした。

 

「今の敵は一体……」

 

「うへぇ……あんなのがうじゃうじゃ出てくるとなるとやる気が無くなるなぁ」

 

肩を落としてキャスターが呟く。

 

「マスター君もさぁ、こんなところほっといて早く帰ろうよ。怪我したくないでしょ?」

 

キャスターの言葉に立香は確かに、と心の中で頷く。だが、そういうわけにもいかない。自分は人類史を守る最後のマスターなのだから。

 

「なんでそうまでするのかなぁ。君一人が背負える世界の重さなんてたかが知れてるよ?そうまでして重荷なんて背負う必要なんてない。楽になりなよ」

 

その言葉に立香がううんと首を横へと振った。自分一人で背負っているつもりなんてない。マシュやダ・ウィンチちゃんカルデアの職員、様々なサーヴァント、そしてこれまで戦ってきた特異点で一緒に戦ってきた人達みんなが重荷を軽くしてくれた。

だから今まで頑張ってこれた、そしてこれからも頑張れる。

 

「……けど、僕みたいに協力的じゃないやつもいるはずだよ?」

 

そうかも知れないでも足立さんはそれでも俺について来てくれた。少しはそういう気持ちがあるってことだと思うと立香は呟いた。

 

「……君は随分、立派な考えをもってるんだねぇ」

 

キャスターがケッ、と顔を酷く歪めてマスターから離れていった。

けど、それでも一緒に戦ってくれるというのは本当にありがたい。だから、俺も。がんばらなきゃ。

 

 

 

 

 

 

「───■■■■■…………」

 

 

 

あれ、ここはどこだっけ?ああ、そっか……俺は喚ばれたんだ……。聖杯に。

 

 

 

けど、俺は生きてちゃいけないんだ……。俺のせいで、俺のせいで、■■は……。

 

 

 

「あれが……■■■■っ!」

 

 

 

誰だ。誰だ。誰だ……。ああ、俺を殺しに来たんだ。元凶の俺を殺しに来たんだ。

 

 

 

俺はズボンのポケットからソレ(・・)を取り出し、腰に巻き付いけていた機械にそれを装填した。

 

 

 

「うへぇ。もうあっちはやる気満々だよ。さっさと片付けますか」

 

 

 

やっぱり、俺はこの世界にいてはいけない存在らしい。どうして、俺は生きてちゃ駄目なんだ……。

父さんもあの人も、俺を殺しに来た……。俺が生まれるべき世界なんてないんだ……。

 

 

 

装填したもののピストン部分を押し出す。グチュリグチュリ、と中に入っていた薬液がベルトに注入する。

 

 

 

「───……………………」

 

 

 

そうだ。生まれるべき世界なんてないんだから新しく世界を俺の世界に変えてしまえばいい。そうすればそうすれば……。

 

 

 

《 NEO 》

 

 

 

俺が生きてていい世界になる。俺が苦しむことなんてない。

そうだ。ならまずは……。

 

 

 

「───アマゾン───」

 

 

 

目の前の人間を殺さなきゃ。

 

 

 

 

 

 

 

 




万丈「千翼ルルォ!逃げルルォ!!」

仮面ライダーオーディン「リセマラするわ」

キャベツ「世の中クソだな」

うーん、何というカオス(


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

キャスター:イザナギ・オルタ(足立 透)

多分、みんなこの人のこと好きなんでしょう?
私も好き

活動報告の中でもあったので出しました。


「キャスターのサーヴァント、マガツイザナギ。あれ、こっちでは"もう一つの"って意味でオルタを付けるんだっけ?なら、イザナギ・オルタっていうことになるのかな?あらら、君も災難だねぇ。僕を召喚しちゃってさぁ」

 

【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B+ 魔力B 幸運B 宝具B

 

【クラス別スキル】

 

陣地作成:C

 自身のArtsカードの性能を少しアップ

 

道具作成:C

 自身の弱体成功率を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:亡者の嘆きC

 敵全体に高確率で呪いを付与(5ターン)&敵全体に低確率で呪厄を付与(5ターン)

 

スキル2:ジオダインA

 敵単体に1500の固定ダメージ&敵単体に中確率でスタンを付与

 

スキル3:空間殺法A

 敵全体の防御力を中ダウン(3ターン)&敵全体に強大な攻撃&敵全体に高確率でスキル封印を付与(2ターン)&敵全体のチャージ減少

 

【宝具】

 

黄泉落とし

種別 対人宝具

ランク B

 

敵単体に超強力な攻撃[Lv.1〜]<オーバーチャージで効果アップ>&高確率で宝具封印を付与(3ターン)&敵単体の強化状態を解除

 

 

キャラクター詳細

 

日本神話の中核を担う男神、イザナギのオルタナティブ。この場合、鳴上 悠の持つ主要ペルソナであるイザナギのオルタナティブを持つということになる。

名をマガツイザナギ。赤と黒と言った禍々しいところが目立つ。

マガツとは『禍津』という念であり、厄災を示すとされ、万物を再び混沌へと誘う。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:176cm・63kg

地域:日本

属性:混沌・中庸 性別・男

 

 

絆Lv.2

 

日本のとある地域で暮らす元刑事。都会での失敗続きにより田舎で静かに暮らしていたが……。

 

 

絆Lv.3

 

そんなある時、彼は世の中を憎みテレビの世界に入れる事を知る。そして彼はそこでテレビに次々に人を投げ込んだ。それが後に奇怪な連続誘拐殺人事件となっていく。

 

 

絆Lv.4

 

テレビの世界に出入りする能力だけでなく、ペルソナの能力を使える事を自覚する。ペルソナの名はマガツイザナギ。大刀を構えたペルソナで雷系と物理系の能力を使う。姿は鳴上 悠の使うイザナギと同じだがこちらは色が赤と黒となっている。

 

 

絆Lv.5

 

人と関係を結ぶのが嫌いな性格で集団行動が苦手な面ががある。気怠げな雰囲気を放っており、人を見下したかのような嗤いや嫌そうな顔が特に出る。

その性格と好きな食べ物がキャベツ料理だからか"完全自己中キャベツ刑事(デカ)"という異名が付いているとかいないとか。

 

 

絆礼装

 

道化師のアルカナ

 

バトル開始時に敵全体の攻撃力・防御力を中ダウン(4ターン)

 

 

セリフ

バトル開始

「なんで僕がこんなことしないといけないのかなぁ。全く、嫌になっちゃうよ」

 

エクストラアタック

「ほらぁ!十文字、斬りィ……!」

 

スキル

「マガツイザナギ!」

 

宝具

「教えてやるよ。どんなに立派だろうと負ければただの敗者さ!」

 

勝利

「いいね、いいねェ!それが敗者に相応しい姿さァ!!アハハハハハッ!!」

 

 

鳴上 悠を所持している

「へぇ、君もここにいるんだ。まぁ、僕がイザナギのオルタナティブっていうことはそうなるよねぇ!アハハハ!奇しくも似たようなペルソナを持った僕達だからねぇっ!アハハハ、アッハハハハハッ!!」

 

 

 

鳴上 悠からの一言

「足立さん、俺は貴方との絆を信じてます。たとえ、貴方が拒絶してもこうして俺達は繋がってる……」

 

 

玉藻の前(術)からの一言

「父上のオルタ、ですか?どうせ変な方なんでしょう?───うわぁ、本当に面倒くさそうな方ですねぇ。アレは地雷に近い気がしますねぇ」

 

 

 

 




いやらしさがにじみ出てる能力。番長の方はFGOにあるスキルを取り入れてたのに対してこちらの固有スキルははペルソナのスキルだけで構築しました。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:仮面ライダー龍騎

Fateの元ネタ。
サヴァイヴにはなれない。


「ライダーのサーヴァント、城戸 真司だ。あまり、戦いたくないけど人々を守るためなら俺は戦う!」

 

【ステータス】筋力B+ 耐久B 敏捷A− 魔力B 幸運D 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:B

 自身のQuickカード性能を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:ソードベントB

 自身の攻撃力を中アップ(5ターン)

 

スキル2:ストライクベントB

 自身のBurstカード性能を中アップ(2ターン)

 

スキル3:アドベントA−

 自身の攻撃力を大アップ(5ターン)&自身のBurstカード性能を大アップ(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

 

ファイルベント・ドラゴンライダーキック

種別 対人宝具

ランク A

 

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)[Lv.1〜]&敵全体に超強力な防御力無視攻撃<オーバーチャージで効果アップ>

 

 

キャラクター詳細

 

身長/体重:190cm・90kg

出身:日本

属性:秩序・善 性別:男性

 

 

絆Lv.1

 

記者見習いである城戸 真司が変身して戦う赤い仮面ライダー。

ミラーモンスターと呼ばれる鏡の世界の怪物と契約することで仮面ライダーへと変身できる。

彼が契約したモンスターは無双龍ドラグレッター。

 

 

絆Lv.2

 

「13人の仮面ライダーが自らの望みを叶えるために最後の1人になるまで殺し合い続ける」というある意味、聖杯戦争に近い殺し合いに真司は巻き込まれ、ライダーバトルを止めるためにその戦いに立ち向かっていく。

 

 

絆Lv.3

 

彼らの持つカード、アドベントカードを使用すれば契約モンスターの力を扱う事ができる。カードデッキからカードを引き抜き、専用のバイザー、龍騎の場合は左腕に装備されている龍召機甲(りゅうしょうきこう)ドラグバイザーをセットして発動する。

 

 

絆Lv.4

 

龍騎の扱うアドベントカードは専用の剣"ドラグセイバー"を召喚するソードベント、ドラグレッターの頭部を模した手甲を召喚するストライクベント、専用の盾"ドラグシールド"を召喚するガードベント、無双龍ドラグレッターを召喚するアドベントのカードを使って主に戦う。

 

絆Lv.5

 

○ファイルベント・ドラゴンライダーキック

対人宝具

アドベントカードの必殺技の部類に入るカード。ドラゴンレッダーを召喚し、共に空中へと舞い上がり、ドラグレッダーが吐くドラグブレスを纏って急降下しながら跳び蹴りを叩き込む宝具。

 

 

絆礼装

 

「SURVIVE -烈火-」

 

バトル開始時、敵全体に高確率で延焼を付与(5ターン)&自身の攻撃力を中アップ(3ターン)

 

 

セリフ

「シァッ!」

 

スキル1

《SWORD VENT》

 

スキル2

《STRIKE VENT》

 

スキル3

《ADVENT》

 

宝具

《FINAL VENT》

 

「はァァァァァっ!!」

 

 

仮面ライダー系を所持している場合

「へぇー、俺の他に仮面ライダーがいるんだ。ミラーワールドじゃあ見たことない奴ばっかりだけどどういう奴なんだろ?悪いヤツ、とかじゃないよな?」

 

 

 

仮面ライダージオウからの一言

「あれは仮面ライダー龍騎の城戸 真司……。覚えてる?ほら、王様になりたいっていう……あれ?覚えてないの?おっかしいなぁ?」

 

坂本 龍馬からの一言

お竜「龍馬。あの龍、もの凄く生意気だから殺っていいか?」

 

龍馬「お竜さん、落ち着いて。多分、あの龍とやりあったら周りが酷いことに……ってストップ!ストップ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 




この真司は本編後の真司ですので。ソウゴとかと出会っておりません。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バーサーカー(ビーストネオ):仮面ライダーアマゾンネオ

まだ優しい方?のビースト。一応、人の敵であるアマゾンを狩ってたし、仁さんがやらかしたし、人間に対して凄い食欲あるしある意味、人類悪。

強く生きて(




「バーサーカーのサーヴァント、アマゾンネオ……。マスター、俺は生きてちゃいけないんだ」

 

 

【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B+ 魔力C 幸運E− 宝具B

 

【クラス別スキル】

 

狂化C

 自身のBusterカードの性能をアップ

 

単独顕現C

自身のクリティカル威力を少しアップ&自身の即死耐性をアップ&自身の精神異常耐性をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:アマゾンネオB

 自身に〔人の力を持つ敵〕特攻状態を付与(2ターン)&自身の防御力を中アップ(4ターン)

 

スキル3:戦闘続行A

 自身にガッツ状態を付与(1回)

 

スキル2:この世に生まれたことが消えない罪というならEX

 敵全体に中確率で宝具封印を付与(2ターン)&自身のNPを大幅に増やす&自身のHPを2000回復

 

【宝具】

 

人食い怪物を壊す者(アマゾンブレイク)

種別 対人宝具

ランク B

 

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)[Lv.1〜]&敵単体に超強力な防御力無視攻撃<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体の防御力を大ダウン(4ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

まだ幼子である少年。生まれてから急激な成長を遂げ、その体にはあるものが秘められており、生前はそれを理由に数々の殺し合いが行われていた。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:188cm・92kg

地域:日本

属性:混沌・中庸 性別・男

平成に生まれた昭和ライダーの一人と思われる。仮面ライダーアマゾンネオはネオアマゾンズドライバーに特殊な注射を装填することで変身できる。

 

 

絆Lv.2

 

野座間製薬が研究していた、ウイルス程の大きさの人工細胞が人間大にまで成長した人工生命体"アマゾン"。それらをかるものが仮面ライダーアマゾンズだ。そもそもこの"ズ"というのは仮面ライダーへと変身するアマゾンが複数いる為、総称で仮面ライダーアマゾンズと呼んでいる。

 

 

絆Lv.3

 

そして彼、仮面ライダーアマゾンネオこと千翼は新型のアマゾン細胞を有しており、これが元で新たな戦いが始まった。その新型のアマゾン細胞の名前は溶原性細胞。病原菌やウイルスのようなものであり、感染してしまうと新種のアマゾンへと変えてしまう。

 

 

絆Lv.4

 

この溶原性細胞の大元となっているアマゾン細胞と人間の遺伝子がある条件下で変異した新型のアマゾン細胞から生まれた存在、それが千翼だ。

 

 

絆Lv.5

 

人食い怪物を壊す者(アマゾンブレイク)

対人宝具

 

変身中に更にアマゾンズインジェクターから薬液を注入することで形成される剣"アマゾンネオブレード"を出した状態でネオアマゾンズドライバーにインジェクターを再注入した後、強化されたアマゾンネオブレードで敵を切り裂く宝具。

 

 

セリフ

 

《NEO》

 

「うおおおおおおっ!───アマゾン!!」

 

宝具

《Amazon Break》

 

「はぁっ!」

 

好きなこと

「好きなこと……?俺にはそんなのがない。けど、好きな人は……いた……」

 

嫌いなこと

「もう何が嫌いかなんてわからない……俺には……もう……」

 

聖杯について

「もし、俺の溶原性細胞を……はては人間として生まれ変わりたい。そしたらイユもアマゾンになることなんてなかった……!」

 

 

仮面ライダー系を所持している場合

「仮面ライダー……?俺や父さんの使うドライバーとはまた別のドライバーを使って変身するんだ……そういうのは仮面ライダーって呼ばれるんだ。っていうことは俺も……?」

 

エルドラドのバーサーカーを所持している場合

「ああやって誰かに執着して殺しに来る人……まるでアマゾンを狩る父さんの様に見える……?」

 

 

殺生院 キアラからの一言

「あの子もビーストの……それにしてもあの子は可哀そうですわ。快楽というものを知らずに命を落としてしまいました。ホント可哀想に……」

 

 

 

クラス:ビーストネオ

 

【ステータス】筋力A+ 耐久A 敏捷B− 魔力B 幸運E− 宝具A

 

【保有スキル】

 

獣の権能A

 対人類とも呼ばれるスキル。人間という種族に対して特攻性能を発揮する。これはビーストネオのみならず彼から感染した人間(アマゾン)にも付与される。

 

単独顕現C

 単体で現世に現れるスキル。一度顕現してしまえばビーストネオは生き残るために人を喰らい続ける。

 

オリジナル体EX

 アマゾンとしての本来の姿。青い体に禍々しいフォルムをしており六本の腕と無数の触手を操る。触手の一本一本が人体を容易に貫通し、手足程度なら簡単に切断できるほどの強靱を持つ。

 

戦闘続行A

 彼のアマゾンとしての本能の一つ。生きたいという明確な意思を持って何度でも立ち上がる。

 

この世に生まれた事が消えない罪というならEX

 スキル名の通り生まれるべきではなかった存在の事を指している。彼の新型のアマゾン細胞の危険性は非常に厄介であり、彼の存在があったから新たな火種が生まれたと言っても過言ではない。

 

溶原性細胞EX

 彼の中の新型のアマゾンの名称。そして彼の持つ細胞こそが人をアマゾンへと変貌させる溶原性細胞のオリジナルである。

 

ネガ・キラー

 彼の生きたいという意思がスキルとなって。ビーストネオを対象としたスキルを全て無効化し、ビーストへと攻撃したものには触手が襲いかかる。

 

 

【宝具】

 

DIE SET DOWN

種別 対軍宝具

ランク A

レンジ:1〜100

最大補足:?人

 

彼の周囲に生物がいなくなるまで無数の触手が暴れまわる宝具。レンジは100が最長というわけではないと思われまだ伸びると思われる。

彼が生前、これを使った際は室内だったため正確なレンジは定かではない。

 

 

 

 

 

 

 




言うて千翼は濃厚接触しなきゃ平気でしょ。食われたら終わりだけど。

自分の知ってる中でビースト適正あるのって
P5のヤルダバオト、Gガンのデビルガンダム、テイルズオブシリーズのヘルダオフとベルベットとかかなぁってら思った。
他にビースト適正のあるキャラがいたら教えてくれメンス!

このカルデアに千翼が召喚されたらどんな扱いを受けるんだろうか?まぁ、一番安泰な場所は同じビーストだった者と一緒にいることなんだろうけどキアラとカーマかぁ……絶対にやめといた方がいい。
それならアーカードとかの方が……いや、どれも却下。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー陣営

久しぶりの投稿です。間が空いた割にはめちゃくちゃ短いです。許してください。
ちなみに今回はステイナイトの聖杯戦争に少し近いです。



参加する魔術師は7人。彼ら、マスターは7つのクラスに分かれたサーヴァントを使役し、たった一つの聖杯を巡って殺し合う。それが……

 

 

 

───聖杯戦争

 

 

 

「んっ……」

 

重く閉じられたいた瞼の隙間から差し込む微量の光が彼の目を覚まさせた。

 

「ここは……」

 

目を覚ましてベッドから起き上がると見知らぬ部屋。その部屋はあまりにも簡易的なものばかりが置かれ、生活感を感じられるまるでホテルの一室かのようであった。

なぜ、自分はここに……。

 

ズキン、と頭が痛む。思い出そうとするとまるで警告するかのように痛みが増す。

 

「っ……」

 

痛みに苦しみながら青年は頭を抑えた。この部屋には特に何かを思い出せそうなものはないの明白だった。

 

「藤丸……立香……」

 

自身の名前を呟く。ザザッ、とまるで脳内でノイズがかかる。

 

「そうだ。学校に行かなくちゃ……」

 

 

 

私立穂群原学園……藤丸 立香が通うこととなっている学園だ。ただ、この学校はただの学校じゃない。

山の中腹にあり、登校時は地獄と言っても過言ではない。

 

立香はいつものように登校し、校舎の中へと入っていった。人のいない廊下をトクトク、と歩き。

 

「……?」

 

この時点で立香は違和感に気付いた。何故か、静かすぎた。この時間ならまだ、生徒達の談笑している声が聞こえてくるはずだ。なのに、それが一切聞こえていなかった。

まるで、自分以外はこの学校にいないように。

 

「……っ!」

 

立香が額に汗をかいて一歩、また一歩後ろへと下がっていく。

 

「───あら、まだ人がいたんですの?」

 

三歩ほど後ろへと下がった時、彼の背後から妖艶な女性の声が耳に届いた。

思わず、立香は振り返った。

 

「見たところ、貴方もここの生徒ですわね」

 

振り返るとそこには女生徒が立っていた。長い黒髪の女性。左目は前髪で隠れ、何より、特徴的だったのはその真紅の右目だった。

 

「君は……」

 

こんな不気味な校舎の中、自分と同じくこの校舎にいた少女に声を掛けた。

 

「まぁ、いいでしょう。魔力も充分蓄えましたし、少しぐらい暴れても問題ないですわ」

 

会話が噛み合わない。いや、そうじゃなくとも彼女はこちらの事を人を鬱陶しそうな発言。

 

「まぁ、一人ぐらいならライダーの餌となってもらっても構わないでしょう」

 

目の前の少女がニヤリ、と笑った直後、彼女の背後から黒い何かが現れた。黒い鎧と黒の鉄仮面の人影。

鉄仮面の下からは赤い光が妖しく輝き、見たもの全てを恐怖させるかのような存在だった。

 

「…………」

 

その黒い人影は何も言わず無言で立香と彼女の間へと入る。

迫りくる黒人影に恐怖で腰を抜かす立香。

 

「きひっ!きひひひひっ!!」

 

それを見て少女は人とは思えないような笑い声を上げる。

 

そして黒い騎士が右手をベルトのバックルはと手を伸ばし、一枚のカードを引き抜いた。

それは黒い東洋の龍が描かれたカード。

騎士はそれを左手に装着された東洋の龍を模した頭部の篭手へと装填した。

 

 

『ADVENT』

 

 

くぐもった機械音が鳴り響く直後、校舎の壁を何かが突き破った。

 

「なっ……!」

 

立香はその姿を見て絶句する。それは先程騎士が取り出したカードに描かれた黒い東洋の龍そのものだった。

 

この世の生物が発さない唸り声を上げて黒の龍はこちらへと振り向いた。

そんな光景を前に彼女は笑う事をやめない。まるでそうなることを知っているかのように。

 

黒き龍が餌を見つけたかのように口を開く。

 

(こ、殺されるっ!!)

 

立香は思わず腕を前に出して目を瞑った。勢いよく立香へと飛付こうとする黒き龍。彼の命を喰らう瞬間だった。

 

───バチバチッ!

 

黒き龍に青い稲妻が迸った。 

 

「「「っ!?」」」

 

その場にいた立香も少女も黒い騎士も目の前の光景に驚いた。立香の背後から飛ばされた稲妻に直撃した黒き龍は吹き飛ばされて黒い騎士と少女の真横を通り過ぎていった。

 

「何者、ですの……?」

 

少女が立香の遥か後ろへといる人物へと問いかけた。

 

「───"名前などない。まだ、生まれて2日目だもの"」

 

痩せ細った黒髪の男。右手には銀色の杖を左手には左手には年代物の書物を持っていた。

男が詩でも読むかのように口ずさみ、立香達の方へと歩み寄っていく。

 

「この気配……サーヴァントですわね」

 

少女が目を細め、男を睨み付ける。

 

「ハハッ!ソイツをサーヴァントだって言っちまったら他のサーヴァントが怒るぜェ?」

 

どこからか立香でも立香を助けた男でも、少女でもない声が廊下に響き渡る。

その声の発生源は廊下の窓からだった。

その声の主は一回り大きめな黒い鳥である。

 

「ほら、お嬢チャンのサーヴァントも怒ってんじゃネ?」

 

バサ、バサと翼を広げ黒い騎士へと近づいて面白そうに嗤い近づいていく。

鳥は近づいた直後、黒い騎士が拳を振るった。

 

「おっと!ホラ!やっぱ、怒ってんジャン」

 

振るわれた拳を間一髪でヒラリと躱して男の腕へと停まった。

 

「お前が馴れ馴れしく話しかけるからだろう」

 

はぁと男はため息を着いた。

 

「サーヴァントが使い魔……キャスターのようですわね」

 

「さて、そいつはどうかな。コイツを使い魔だというならお前のサーヴァントが使役していた黒き龍も使い魔だろ?」

 

少女の言葉に男は皮肉わ含めて言い返す。だが、そんな男の言葉に少女は動じなかった。

 

(確かにサーヴァントの割には反応がかなり弱いですわね。まるで、サーヴァントのなり損ないのような……)

 

「今日はここらへんにしましょう。流石にここでサーヴァントとやるのは想定外ですわ」

 

そう言って少女がクルリ、と背後へと振り返る。

 

「オイオイ、逃げのか?こんなサーヴァントをほっといて?」

 

不意に鳥が挑発するかのようにわざとらしく大声をあげた。

 

「勘違いしないでくださいまし。貴方を倒したところで本当にサーヴァントを倒したことになるという確証はありませんわ」

 

それはつまり、この男が本当はサーヴァントではないという可能性があるということ。サーヴァントとしては反応が弱い。

 

「わざわざ、蓄えた魔力をここで消費したくありませんの」

 

ペロリ、と少女が唇を舐め回した。

 

「またお会いしましょう。詩人さん」

 

そう言って少女の体が影へと沈んでいく。そして彼女のサーヴァントも姿を消した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最後の奴は気付く人は気付くんじゃないかな?
ちなみにそいつのマテリアルはないです。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

ライダー:仮面ライダーリュウガ


原作のリュウガ、カッコよすぎない?
ディケイドの音響さんはもうちょっと頑張って……。


「ライダーのサーヴァント、リュウガ。またの名を仮面ライダーリュウガ」

 

【ステータス】筋力A 耐久B+ 敏捷A 魔力B+ 幸運D+ 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D+

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

騎乗:B

 自身のQuickカード性能を大アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:トンベドーソB+

 自身の攻撃力を中アップ(5ターン)

 

スキル2:トンベクイラトスB+

 自身のBurstカード性能を中アップ(2ターン)

 

スキル3:トンベドアA

 自身の攻撃力を大アップ(5ターン)&自身のBurstカード性能を大アップ(3ターン)&NPを増やす

 

【宝具】

 

クッキーダイランゴラド・トンベルナイァフ

種別 対人宝具

ランク A+

 

自身の攻撃力を大アップ(1ターン)[Lv.1〜]&敵全体に超強力な防御力無視攻撃<オーバーチャージで効果アップ>&敵全体に中確率で呪いを付与

 

 

キャラクター詳細

 

身長/体重:190cm・90kg

出身:??

属性:混沌・悪 性別:男性

 

 

絆Lv.1

 

鏡の世界の城戸 真司が変身する黒い仮面ライダー龍騎。と言っても本当に鏡の世界の城戸 真司なのかと言われても存在自体があやふやな仮面ライダー。

契約モンスターは暗黒龍ドラグブラッカー。

 

 

絆Lv.2

 

ライダーバトルを円滑化するために黒幕が投入した切り札的存在。他のライダーと戦うことを嫌っている龍騎とは違ってこちらは相手が誰であろうと容赦はしない性格となっている。

 

 

絆Lv.3

 

アドベントカードにはそれぞれ「AP」や「GP」といった数値が存在し、20APで1トンの衝撃力とされている。「AP」は攻撃に使われるカードに適応され、「GP」は防御のカード、すなわちカードベントに適応されている。

 

 

絆Lv.4

 

リュウガの持つアドベントカードは龍騎と同じくソードベント、カードベント、ストライクベント、アドベント、ファイナルベントと構成さらているがリュウガのアドベントカードのAPは全て龍騎のものより1000高くなっている。

 

 

絆Lv.5

 

○クッキーダイランゴラド・トンベルナイァフ

対人宝具

アドベントカードの必殺技の部類に入るカード。ドラグブラッカーを召喚し、リュウガが宙へと浮いてドラグブラッカーの吐く黒炎を纏って急降下しながら左足で飛び蹴りを行う宝具。

なお、この宝具も龍騎のAPが6000なのに対してこちらはAPが7000とされ、その威力は350トンに及ぶ。

 

 

セリフ

 

聖杯について

「決まっている。俺が城戸 真司となって本当の体を手に入れる事だ」 

 

 

仮面ライダー龍騎を所持している場合

「アイツは城戸 真司……。俺はアイツ。アイツは俺だ。いつか奴の体を……」

 

 

仮面ライダー龍騎からの一言

「あ、アイツは!?おい、なんでお前がここにいるんだ!また、俺の体を奪おうっていうつもりだろ!!はぁ!?今はそんなことしない!?信じられっかそんなもん!」

 

 

 





やっぱ色違いライダー同士の戦いっていいよね。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アーチャー:時崎狂三


アヴェンジャーもありだけど素直に迷ってアーチャーにしました(



「アーチャー、時崎 狂三ですわ。貴方がマスターですの?フフッ、いえ、あまりにもひ弱そうでしたので」

 

【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A+ 幸運C 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:B

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

単独行動:A

 自身のクリティカル威力を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:精霊B

 自身のスター発生率アップ(2ターン)&自身のスター獲得率アップ(2ターン)

 

スキル2:神威霊装・三番(エロヒム)A

 自身の防御力を大アップ(4ターン)

 

スキル3:刻々帝(ザフキエル)B

 自身に回避付与(2ターン)&自身の攻撃力を中アップ(3ターン)

 

【宝具】

〈時喰みの城〉

種別 対軍宝具

ランク A+

 

敵全体に高確率で呪厄を付与(4ターン)&敵全体の防御力を中ダウン(3ターン)&自身の攻撃力を大アップ(3ターン)&NPをリチャージ

 

 

 

キャラクター詳細

 

識別名はナイトメア。精霊と呼ばれてはいるが謎の生命体として扱われる。精霊の共通点として若い女性の姿をしており、「天使」と呼ばれる強力な武装を保持している。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:157cm・??kg 

出身:??

属性:混沌・中庸 性別:女

 

 

絆Lv.2

 

刻々帝(ザフキエル)B

身の丈ほどある巨大な時計の形をした天使。刻々帝の長針と短針はそれぞれが古式の歩兵銃と短銃であり、これに〈刻々帝〉の能力を込めて弾として発射する。

 

 

絆Lv.3

 

効果は時計の数字によって違うがどれも時間に関わる力を持つ。時間の進みを速くしたり遅くしたり、対象の時間を止めたり、自身の過去の再現体を出現させたりと様々になる。

 

 

絆Lv.4

 

彼女は自身の過去の再現体(分身)は本体よりは力はないものの自立した意識と霊装を持っている上、それを影の中に無制限にストックできる能力を持つ。

 

 

絆Lv.5

 

〈時喰みの城〉

○対軍宝具

本来ならば結界内にいる自身の影を踏んでいる人間の時間(寿命)を奪う能力だが、サーヴァントとなったことにより魔力を奪い取る能力へと変化している。

 

 

セリフ

宝具

「きひっ!きひひひひひっ!!」

 

会話1

「全く、なんで私がこんなところに召喚されないといけませんの。私にはやるべきことが……いえ、何でもありませんわ」

 

会話2

「なんですの?さっきからジロジロとこちらを見て。暇というなら私の分身とお遊びになります?」

 

聖杯について

「願いが叶うというならあの精霊を消してしまいたいですわ」

 

 

仮面ライダージオウを所持している場合

「なんですの、あの時計みたいなお顔は。今すぐ消してやりたいですわ」

 

 





狂三さん、まさか鏡を数千回割ってからサーヴァントを召喚しました?
だとしたら余計なことを吹き込んだのは……

おのれディケイドォ!!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アーチャー陣営


一応、ここで立香を助けた男がわかります。



 

 

「フッ、飛んでいる鳥を射るのは得意分野だ」

 

光の矢が詩人の男の鳥へと迫る。

 

「危ねぇっ!」

 

背後から迫る光の矢を紙一重で躱す大鳥。だが、まだ安心はできなかった。目の前を通り過ぎた光の矢は形を変えて別のものへと変化していく、それは小さい戦闘機。

その戦闘機が急旋回して大鳥に機関銃を連射。

 

「オイ!どうなってんだ!?この聖杯戦争に呼ばれるサーヴァントは何かを召喚しないとイケネェってか!?」

 

銃弾の雨を避けるかのように大鳥がクルリ、とドリルのように回転して避けた。そして戦闘機と大鳥がすれ違う。

 

「イッチマイなァ!!」

 

バチバチ、と戦闘機の上空から小さな落雷が落ちてくる。戦闘機が翼をもがれて墜落する。

 

「どうすんダヨ、Vチャンよ。早めにあの姉チャンを倒さねーとジリ貧ダゼェ?」

 

Vと呼ばれた立香を助けた男がゆっくりとアーチャーのマスターへと近づいていく。

 

「弓兵のマスターはこの聖杯戦争で何を望む?富か?名声か?それとも───力か?」

 

「うーん、私は強い人と戦えたらいいなーって思ってるんだけど」

 

中学生ぐらいの少女、アーチャーのマスターが少し悩みながらそう答えた。

 

「なるほど、力がお望みか」

 

「少し違うかも?私は聖杯に願うことなんてないけど、聖杯戦争で強い人と戦いたいんだ!」

 

「アー、こりゃあ言っちゃぁ悪いがこのマスター。かなり頭がいかれてるゼ?」

 

大鳥が首を横に傾けてそうVへと語りかける。だがVには大鳥の言葉が聞こえている様子ではなかった。まるで悪夢でも見ているかのように左手で額を抑えているかのようだった。

 

「そっちの姉チャンもそれでいいのかよ?」

 

ハァ、と大鳥はため息を着いてアーチャーのサーヴァントへと語りかけた。先程、戦闘機を召喚した長い銀髪の女性。

 

「私には関係ない。マスターが戦うというのであればそれに従うのもサーヴァントの役目」

 

アーチャーが軍帽を深く被る。マジかよ、と大鳥が落胆する。

 

「ということでやりましょう!」

 

そう言って少女が刀を抜いた。まるで戦うことが決まってるかのように構えを取った。

あまりにもやる気満々の少女。だが、Vには戦意はない。

 

「オイオイ、本当にヤるのかよ?俺達は戦うつもりはないゼ?ほら、やるならもっと別の陣営とやりあえばいいだろうよ?」

 

大鳥の問いに少女は少し残念そうな顔をする。

 

「そう言われてみればそうですけど、元の世界に帰る方法って知ってます?」

 

「さぁな」

 

「……その反応、そうですよね。方法が一つしかないなら私はそれを取ります!」

 

少女が自分に言い聞かせるように呟いて決意を固める。カッ、と目を見開いて少女の体が白く発光した。

 

「っ!?」

 

(───疾いっ!!)

 

白い一筋の光となって少女がVの懐へと入る。決して気を抜いていたわけではないがVはこの少女のことを甘く見ていた。

Vが背後へと跳躍し、少女の横薙ぎを紙一重で躱す。そしてVが片方の腕を空へと掲げる。そしてバサリ、と先程まで少女の隣にいた大鳥が一瞬でVの頭上へと移動して彼の腕を掴んだ。

 

「なんだよ、あの嬢チャン。半分、悪魔の血でも流レテンノカ?」

 

大鳥が半分冗談を呟いた。少女の身体には悪魔の血は流れていない。だが、そう思えても不思議ではない速さを彼女は兼ね備えている。

 

「流石に2対1ではこちらが振りか」

 

まるで自分達がの戦力が二人分にも満たない言い方をするV。

 

「グリフォン、お前はアーチャーの警戒をしておけ。あの少女は俺が相手をする」

 

「正気か?」

 

「そのためのコイツだ」

 

首を傾げる大鳥(グリフォン)にVが自身のタトゥーへと目を向けた。

 

「ハイハイ。じゃあな、死ぬなよ!」

 

そう言ってグリフォンがアーチャーの方へと飛んでいく。

だが、少女はその様子に動じずVを見据えているだけだった。

そして数秒。少女が動いた。再び一筋の光となって。こちらへと飛んでくるのがVにも見えた。

 

「ハァッ!!」 

 

少女が刀を振り下ろす。さすがのV一人ではその一太刀を避けることも防ぐこともできない。そう一人では。

 

「っ!?」

 

だが、少女の一太刀はVの目前で何かに防がれる。少女は見たその正体。

Vから引き剥がされたタトゥーだった。いや、性格にはタトゥーが引き剥がされ、それが密集した黒豹にだった。

尻尾を刃へと変形させている黒豹がそのまま体を縦回転させてチェンソーの様に少女の刀の同じ部分に何度も斬りつけていく。

 

「くっ!!」

 

少女は少しだけ刀を握る力を力めて後ろへと引いた。

 

(今のシャドウの攻撃で傷一つつかないか……)

 

いとも容易く悪魔の身体には傷を負わさる程の切れ味を持つ黒豹(シャドウ)の斬撃に傷一つつかない少女よ刀にVが目を細めた。

 

(考えられのるのは二つ。マスター自身の魔術か、あの刀自体が魔剣のような類か)

 

それに、とVがさらに目を細めた。

 

(未だにマスターの体が小さく発光しているのは魔術のような類と見て間違いないだろう。それも恐らく身体を強化するような)

 

厄介だな、とVは小さく呟いてため息を着いた。

 

 

 

 

 

アーチャーの対空迎撃にグリフォンは手を焼いていた。

 

「どうやら姉チャンは近代のサーヴァントらしいナ!」

 

彼女の周囲を飛び回り銃弾の合間を躱していく。

 

「ご名答。私はアメリカの航空母艦エンタープライズさ。そういう君は神話時代か童話の関係者か?」

 

アメリカ海軍の象徴、エンタープライズ。日本では過去に9回も撃沈されたと言う逸話を残してはいるが定かではない。もし、彼女か本当に空母のエンタープライズならば相当な厄介なサーヴァントとなる。

ニヤリ、と笑うエンタープライズ。今度は彼女がグリフォンの存在を探る。喋る大鳥というのは神話か童話の線でしか存在しないと彼女は思っている。

 

「残念ながら俺達はそんなんじゃねぇノサ!」

 

グリフォンが隙を見て電撃を放つ。放たれる電撃は彼女へと直撃する。だが、彼女は少し仰け反る程度だった。

 

「生憎、俺()はある男の負の記憶、言わば悪夢って奴さ」

 

「達ということは彼もサーヴァントではないのか……」

 

少し意外そうに呟くエンタープライズ。確かにエンタープライズはサーヴァントの気配を微かに感じ取っていた。

 

「まァ、当たからずとも遠からずダナ。あのVチャンはとあるサーヴァントの心サ。あのVチャンには力がネェ。マスターは召喚中に死んじまったんだゼ?信じらるか?だから、サーヴァントとしても不完全」

 

エンタープライズが無言で弓を構えていた。何か哀しげな目をしていたがグリフォンにとってはどうでも良かった。

 

「Vチャンの事を話した俺が言うのも何だけどナンデ躊躇ってんだ?サーヴァントを一つ落とせるんだぜ?ラッキーだろ?」

 

「サーヴァントだと……?」

 

エンタープライズが眉を潜めた。

 

「言っただろ?召喚されるサーヴァントだったってまァ、不慮の事故で残念な結果になったがナ」

 

「つまり、あれでもサーヴァントとしてのクラスは持っている、と……?」

 

「さ、サービスはここまでだゼ。エンタープライズチャンよ。俺様も少し本気を出させてもらうゼ!」

 

グリフォンの纏う空気が変わった。グリフォンの攻撃が少し過激になる。相手の頭上から雷を落とし、グリフォンの周囲を旋回する戦闘機に電磁波を展開させ、更には突進までしてくるのは。

だが、彼女のやることは変わらない。それがたとえ、悪夢でも。

 

「───撃ち落とす」

 

瞳を金色に輝かせて彼女はそう強く宣言した。

 

 

 

(まさか、ここまでとはな……)

 

Vは球体となったシャドウを見て改めて聖杯戦争というものを認識する。そのあまりにも強いアーチャーのマスターである少女。下手をすれば最優のサーヴァントであるセイバーにも引けを取らないだろう。

そして彼を守る者は今はいない。シャドウはやられ、復活するのに時間を有する。そして口煩いグリフォンも今はアーチャーの足止め中だ。ならば、と。

 

「アーチャーのマスターよ」

 

「え、あ、はい?」

 

少し驚いたようにも見える少女。彼女はたどたどしく返事をした。

 

「名を聞いておこう」

 

「えっと……衛藤(えとう) 可奈美(かなみ)です」

 

そうか覚えておこう、と彼が呟き。彼が左手をゆっくりと持ち上げた。

 

「冥土の土産だ。───悪夢を見せてやる」

 

Vが上げた左手をパチン、と指を鳴らした。それを機に彼の髪の色が抜けた。黒から白へとまるで何かを失ったかのように。

 

「……!?」

 

そしてそれを見ていた可奈美も何かに気付く。自分達の頭上から何かが降ってくるのを。

それはまるで炎を纏った巨大な岩、隕石に近い。それが可奈美のいる場所を目掛けて落ちてくる。

即座に可奈美は退避。先程まで彼女がいた場所には隕石が衝突した。アスファルトが粉々に砕け散り、巨大なクレーターが出来上がる。

可奈美は見た。それを。

 

手と足を持った巨大な悪魔。人で言うところの顔の部分には紫色の何かが見えており、それが妖しく輝いているのを。

彼女が見たのはその名の通り悪夢(ナイトメア)だった。

 

 

 





この聖杯戦争、ヤベェ奴しかいねぇじゃん(



目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アーチャー:エンタープライズ


社長がエロを認めてるアプリ(


「アーチャーのサーヴァントもとい、ヨークタウン型二番艦エンタープライズ召喚に応じた。問おう。貴方が私の指揮官(マスター)か?」

 

【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷C 魔力A 幸運B 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:B

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

単独行動:B

 自身のクリティカル威力を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:LuckyE

 自身のArtsカード性能を中アップ(3ターン)&自身に回避付与(2ターン)

 

スキル2:不断B

 自身のNPを増やす&スター集中度をアップ(1ターン)

 

スキ3:戦闘続行B

 自身にガッツを付与(4ターン)

 

【宝具】

碧き航路の祝福を(アズールレーン)

ランク B

種別 対軍宝具

 

自身に必中状態を付与(1ターン)&無敵貫通(1ターン)&自身の攻撃力を小アップ〈オーバーチャージで効果アップ〉&敵全体に超強力な防御力無視攻撃[Lv.1〜]

 

 

キャラクター詳細

 

アメリカ海軍のエンタープライズ型航空母二番艦エンタープライズ。グレイゴーストの異名を持つ空母。

何故か人の姿で顕現されたらしいが……?

 

 

絆Lv.1

 

アメリカ海軍の航空母艦で世界初の原子力空母。アメリカ海軍の戦闘艦船として最長の就役年数を持ち、半世紀にわたって同海軍の象徴となっていた。

 

 

絆Lv.2

 

○戦闘続行B

彼女の逸話でもある生還能力。真珠湾攻撃から始まり実に9回も轟沈させられているという記録を持つ。

それが本当にエンタープライズなのかどうかは定かではないとされている。

 

 

絆Lv.3

 

彼女の放つ光の弓矢は放つと形を変え、小さな戦闘機となる。その小さな戦闘機でさえもそれなりの戦闘力を持ち、機動力もかなり高い。

そして何より、その戦闘機に乗って彼女は移動することも可能である。

 

 

絆Lv.4

 

碧き航路の祝福を(アズールレーン)

対軍宝具

コードGと呼ばれる謎の存在の力によって発揮される謎の多い宝具。彼女が宝具を放てば碧い鳥のような形となり目標をどこまでも追いかけていく。その威力は敵の防御壁もいとも容易く破壊し、巨大戦艦をも射抜く。

 

 

絆Lv.5

 

史実のエンタープライズではあるが並行世界に存在するエンタープライズでもある。史実の記憶を持った並行世界の人の姿をした艦船。

彼女達はメンタルキューブと呼ばれる謎の物質から生み出され、人類の敵対者である謎の存在と戦う少女達。彼女、エンタープライズもその一人である。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「エンタープライズ……エンゲージ!」

 

宝具1

「私は諦めない。数え切れないほどの希望と意思を背負って、私はここにいる!」

 

宝具2

「邪魔だぁ!どけぇっ!!───撃ち落とす」

 

勝利

「教えてくれ指揮官(マスター)。私はあと何回あの敵を殺せばいい?」

 

好きなもの

「なんだ、指揮官(マスター)。私の勲章コレクションが見たいのか?いいだろう。時間は沢山ある。たっぷりと見せてやろう」

 

嫌いなもの

「嫌いなもの……?それを聞いてどうするつもりだ?どうもしない?なら、別に知らなくていいだろう。私のことがもっと知りたいだと。……ここだけの話、私が嫌いなものはレモンだ」

 

聖杯について

「聖杯、か……私には馴染みのない言葉だ。聖杯を求めて争うと言うなら私はそれを破壊するつもりだ」

 

 

 

 

 





アズレンとかいう滅茶苦茶エッチな子がいるアプリゲー

自分はベルファストが一番好きです(鋼の意思)


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

セイバー:衛藤 可奈美


声優がガチ勢なのホント草。私のお気に入りの子は結芽ちゃんゾ。
とじとも久しぶりに再開したんだけど、相変わらず4GBとか重すぎだったよ(


「セイバーのサーヴァント、衛藤 可奈美です!こう見えても私、戦うのが好きなので役に立つと思うよ!ということでよろしくねマスター!」

 

【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A+ 魔力D 幸運B+ 宝具B+

 

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:E

 自身の弱体耐性をアップ

 

騎乗:B

 自身のQuickカードの性能を少しアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:心眼(真)B

 自身に回避付与(3ターン)&自身の防御力アップ(3ターン)

 

スキル2:新陰流B+

 自身のArtsカード性能をアップ(1ターン)&自身のArtsカードへのスター集中度アップ(1ターン)

 

スキル3:無刀取りB+

 敵単体の攻撃力を中ダウン(1ターン)&自身のNP獲得量をアップ

 

【宝具】

無双神明斬(むそうしんめいざん)

ランク B+

種別 対人奥義

 

敵全体に超強力な防御力無視攻撃〈オーバーチャージで効果アップ〉&味方全体の攻撃力をアップ(3ターン)&味方全体の弱体耐性をアップ(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

荒魂と呼ばれる怪異を祓う・清める神薙の巫女である「刀使」の一人。彼女の持つ刀は別名「雷切」と呼ばれる御刀「千鳥」。

 

絆Lv.1

 

身長/体重:156cm・??kg

出身:日本

属性:秩序・中庸 性別:女

 

 

絆Lv.2

 

柳生新陰流の使い手であり、物心着いた時から母から剣術を学んでいた。だが、彼女が6歳の時に師匠である母が他界してしまう。だが、これだけでは彼女の剣術の道は潰えていなかった。

 

絆Lv.3

 

いつからか彼女は夢の中で若き母と出会う。そしてその夢の中で母に剣術の手ほどきを受けていった。その記憶は忘れ去られてしまうが何故か夢の中で教わった技は身についているのだ。

 

 

絆Lv.4

 

○新陰流B+

そして彼女はいつしか母を超え、母直伝に免許皆伝となる。

 

○無刀取り

そして当然、彼女は新陰流の究極奥義である無刀取りも会得している。

 

 

絆Lv.5

 

無双神明斬(むそうしんめいざん)

対人奥義

彼女培ってきた技術を持って編み出した彼女の奥義。その奥義は雷さえも斬るとされ相手が誰であろうと立ち会うつもりらしい。

 

 

セリフ

バトル開始

「ワクワクしてきた!」

 

スキル使用時

「負けないよ!」

 

好きなもの

「そりゃあ、もちろん剣術だよ!ほら、マスターもやってみない?」

 

聖杯について

「うーん、私にはちょっと難しい話かな?けど、マスターに斬れって言われたら遠慮なく斬るよ?」

 

 

柳生宗矩を所持している場合

「え、嘘!本物!?ここで会えるなんてすっごい!!あ、あの!私と立ち会って貰えませんか!?」

 

宮本武蔵を所持している場合

「紫様と同じ流派の二天一流……そして英霊ってことはあの宮本武蔵?やっぱりここはすごいよ。あの宮本武蔵とも立ち会えるなんて!」

 

刀を扱うサーヴァントを所持している場合

「わぁ!色んな流派の人がいるんだ。えへへへ、誰から立ち会って貰おうかなー。あの人とかあの女の人もいいかも。んー、強そうな人達ばっかで悩んじゃうなぁ」

 

 

柳生宗矩から一言

「あのような少女が新陰流を。素晴らしき才能だ。これほどまでの剣術の天才は見たことがない。少し興味が湧いてきてしまいましたな」

 

宮本武蔵からの一言

「へぇ、あんな小さい女の子でもあれほどの剣術を……ねぇ、貴方。ちょっと立ち会ってみない?」

 





彼女の宝具は祭祀礼装・禊からとりました。

可奈美ちゃんの剣士としての才能は剣心、沖田以上武蔵、宗矩、清十郎以下って感じです。
最終回の一話手前ぐらい迅移がクソ強すぎるせいで剣心達は負けてるかなって思いました。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バーサーカー陣営


やっと書けました。


(強いっ!)

 

可奈美が額に冷や汗を垂らしながら微かに笑った。Vが使役するナイトメアを追い抜いて、彼に目かげて袈裟がけ。

 

ギィンッと目の前で散らす火花。まただ。また、Vのシャドウに防がれる。

そしてその隙を狙うかのように彼女の後ろにいたナイトメアが光線を放った。

その攻撃は何度も見たし、彼女にとっては容易に避けられる。

 

───迅移。通常の時間から逸して加速。銃弾よりも更に速いスピードでVの後ろへ回り込んだ。

 

可奈美が厄介だと思っているのはVでもあるがこの状況ではあの巨大な悪魔だ。なにより、こちらの刃が通らない。サーヴァントの使い魔だからだろうかと先程は思ったがそれならシャドウは倒せないはずだった。考えられるのは三つほど。

一つは単に硬いだけ。二つ目は弱点が存在してそれを狙わないと倒せないか。そして三つ目は本当に攻撃が効かないのか。

可奈美に取って一つ目と三つ目ならば相当厄介だ。そういう悪魔だったら倒す術が今のところはない。だからと言ってあの悪魔に放置させるというわけにもいかない。

 

だから、あの悪魔の弱点を見つけるかそれとも操っている者(V)を倒すしかない。だが、今のVには先程倒したはずのシャドウが彼を守っている。

 

(どっちから狙おう……)

 

可奈美が少し楽しそうに考える。だが、彼女の本質はどれだけ相手と長く戦えるのかを常に考えている。そして彼女が無意識に選んだ選択肢は。

 

「はァァァァっ!」

 

彼女が迅移で加速する。狙うのはナイトメアの頭部に見える紫色の部分。もし弱点があるならばここしかない。そして万が一も加えて彼女は筋力を強化する術を自身に施す。

狙いは一点。ナイトメアの身体を駆け上がり頭上まで来てそれを振り下ろした。

 

「!?」

 

だが、可奈美の刀の切っ先がナイトメアに触れる直前、ナイトメアの身体が溶けていく。

 

「───時間切れ、か」

 

Vが消滅したナイトメアを見て呟いた。だが、Vの目的は果たせた。シャドウも怯えるほどの魔力反応が此方へとやってきたのだ。可奈美もそれを感知する。

 

「───見ぃーつけたァ」

 

紅く輝く狂気の瞳。赤と白を基調としたドレスを纏った金髪の少女。背には七色の宝石がぶら下がっている羽のようなのが生え、楽しそうにそして面白そうにVや可奈美を凝視している。

クラスは定かではないが恐らくバーサーカーか。

Vもバーサーカーが来るのは少し予想外だ。Vの目的はここに他のサーヴァントを引き付け、自分は撤退さること。ナイトメア程の巨大な悪魔が暴れているとなれば流石にサーヴァントの一騎やニ騎はこの戦場へと顔を出すだろう。

ただ、バーサーカーとなれば話は別だ。マスターによるが下手すればV自身が狙われることになる。

 

「マスター、遊んでいいの?」

 

少女が後ろにいる者へと声をかける。ボロボロとなった服装に長い黒髪、氷のような冷たい、だがその奥には情熱が秘められている瞳をした女がそこにいた。

 

「やりなさい。バーサーカー。これは命令よ」

 

女が短く冷たくそう言い放った。

 

「うん!禁忌『レーヴァテイン』!!」

 

その命令を聞いた少女が嬉しそうに頷くと彼女の右手に巨大な炎の剣が顕現する。そしてその巨大な炎剣を振るった。

 

 

 

「やりなさい。バーサーカー。これは命令よ」

 

(確かあの子にも昔、似たような事を言ったわね)

 

バーサーカーのマスター、ベルベット・クラウはかつて共に行動した一人の少年の姿が脳裏によぎった。

この聖杯戦争、ベルベットの目的は自身の世界へ帰ること。

もし、自分がいなくなったとすればまた彼の主が暴れ出す。そうなる前に一刻も早く元の世界へ帰ることが必要だ。

 

禁忌『レーヴァテイン』。バーサーカーの魔法が発動する。目の前の男女を焼き尽くす斬撃が放たれる。

 

少女は上空へと跳び、男は使い魔を呼んで空へと飛んだ。

 

「急に呼び出されたからビックリしたが、ありゃあバーサーカーか?」

 

「そのようだな。グリフォン、俺の目的は完了した。退くぞ」

 

喋る鳥とVと呼ばれた男の会話が耳に入る。ベルベットはどっちも逃がす気はなかった。女の方はバーサーカーに任せてベルベットはVに向かって跳躍した。

そのままVを掴んで空中を滑空して入るグリフォンに向かって踵蹴り。

 

「チッ!」

 

Vは小さく舌打ちしてグリフォンに掴まれていた腕を払い下へと着地する。

 

「クッソォ!!」

 

だが、グリフォンはベルベットの踵蹴りをモロに受けて地面へと叩きつけられて弾けとんだ。

 

(球体……?)

 

グリフォンが弾けとんだ場所には何やら球体が残っているがベルベットはすぐに意識を切り替えた。杖を着いて起き上がるVを睨みつける。

 

「バーサーカーのマスター。見るからに厄介そうだな」

 

Vがそう言ってベルベットの左腕へと視線はと落とす。肌が見えないほどに包帯で巻かれた腕。ただの怪我で包帯を巻いてないのはVの目から明白だった。

それは包帯の隙間から出ている抑えきれないほどの魔の瘴気。それがVの勘がそう警告をしている。

 

(やりあうのはマズイ、か……ならば撒いた種が芽吹くのを待つまでだ)

 

「その厄介そうなのにアンタは目を付けられたのよ」

 

ベルベットがそう言って皮肉を込めて冷たく言い放つ。そして右手の籠手から刃を露出させる。闇夜の中、紅い月の光が反射されVの目には刃に写った紅い自身の姿が目に入る。

その隙を見て地面を蹴る。姿勢を低くし、Vの懐へと駆け込んだ。

ものの一秒で普通の人間では目視できない程のスピードでVへと駆け込み、刃の切っ先を突き出した。

速く、鋭く、迷いのないベルベットの刺突。だが、Vが何もしないわけでもない。

 

「なっ!?」

 

Vを捉えていたはずのベルベットの視界に広がるのは黒い(シャドウ)。黒豹の使い魔が前身を変形させ、豹とは思えないほどの大口を開けていた。

それは人一人は飲みこるほどの口。通常なら上下で開く口のはずが左右へと開いている。

 

「チィっ!」

 

舌打ちをしてベルベットは踵を前方の地面へと付いて急ブレーキ。ガブリと開かれる口はそのままべるの目前の空間へと喰らいついた。あと一秒でも遅れていたら彼女の体はあの影の中だった。

 

飛天翔駆(ひてんしょうく)!」

 

ベルベットが素早くやり方を変える。短いジャンプと共にシャドウを飛び越え、そのままVへと飛び蹴り。ブーツのそこへと仕込まれてる短な刃が露出してVの頭部へと向けて放たれる。

 

「っ!」

 

流石にVもただのブーツの飛び蹴りだったのならば問題はないが、更にリーチを縮めるように飛び出してきた仕込み刃には焦られずにはいらなかった。

咄嗟に背後へと飛び緊急回避。直後にいつの間にか復活していたグリフォンがVの頭上へと召喚されVを掴んだ。

 

「何……?」

 

現れ出てくるグリフォンにベルベットは戸惑いの表情を向ける。だが、Vはその隙を逃さない。すぐにシャドウへと命令。

シャドウは黒豹の姿へと戻り、尻尾を刃にして飛んで斬り上げる。

 

ベルベットの二度目の舌打ち。回避を間に合わそうと横へとステップ。なんとかギリギリの所で間に合う。

横へと着地するとベルベットは頭上を見上げる。未だにシャドウは空中。しかも攻撃は空を切り、隙だらけだった。

 

───飛燕連脚(ひえんれんきゃく)

 

ベルベットがその技を心の中で呟いた。頭上にいるシャドウに向かって飛び、連続の回し蹴り。隙だらけのシャドウの横腹に彼女の足技が華麗に決まった。吹き飛ばされるシャドウ。だが、2回3回と地面にぶつかった所で体制を立て直した。

 

「オイオイ、聖杯戦争のマスターはバケモノしかいねぇのかよ」

 

さすがのグリフォンもマスターがここまで強いとは思っていなかった。Vも可奈美という存在を確認していたからもしやとは思ったがまさかここまで強いマスターと当たるとは思っていなかった。

どうする、とVは思考を張り巡らせる。まだ、ナイトメアを呼び出せるだけの魔力はある。それも一度だけ。

言ってしまえば最後の一回、これを使い切ればVは数分で消滅する。

 

「オイオイ、やめとけッテ。今、使うとマジで死ぬゾ!?」

 

さすがのグリフォンもこれには動揺。何せ、Vとグリフォン達は運命共同体。自分の身も心配だが何より、消えてもらうと困る存在はVだ。

 

「安心しなさい。アンタは私が喰らうから」

 

二人のやり取りを聞いていたベルベットが口を出す。左腕が異形のものへと変化する。それはまるで腕の形をした何かだった。

V達から見たらまるで悪魔の腕だった。

 

「うっわ、アンタもそっち系だったのかよ。なんで俺達はこうも運が悪いカネェ……」

 

ゲェッ、とグリフォンがうなだれる。その異形の腕を知ってるかのように。だが、ベルベットには興味がなかったし、どうでもよかった。

 

そしてベルベットが動く。Vへと駆け寄っていくとVがその行動を見て眉を潜めた。

それもそのはず、Vの知る悪魔の腕と彼女の業魔手は勝手が違う。

彼女の業魔手は掴んだ相手の魂と力を喰らう。それが人でも魔の者でも神秘の存在でも。

Vの知る悪魔の腕のように腕が伸びて敵をこちらに引き寄せるような腕ではなかった。

 

故に彼女が動いてしまった直後に反応してしまう。引き寄せられると思って彼女が動き始めた瞬間に躱そうとしていたためか避けるタイミングを完全に間違えた。

後ろへと飛ぶも、焦りと動揺で着地を失敗する。

 

「しまっ───」

 

「貰った!」

 

好機。Vが転がり、ベルベットが左腕をVへと手を伸ばす。

グリフォンも焦って彼女を妨害しようと動く。だが、グリフォンもVがしくじるとは思っておらず、完全に攻撃が出遅れた。

ここに来て、グリフォンが始めて舌打ちをする。ベルベットがVを喰らう前にグリフォンの攻撃が当たるかどうかはわからないがそれでも攻撃する。

いや、しないといけないのだ。何故ならグリフォン達も消えてしまうのだから。

 

(間に合ってクレヨッ!)

 

 

 

 

 

遡ること数分前。

 

「あの、使い魔が消えた……?」

 

エンタープライズが呆然とグリフォンがいた場所を見ていた。まるで令呪で呼び出されたかのように。

 

「…………」

 

考えられるのは二つ。一つは使役者であるVにり呼び出されたのかそれともマスターがVを倒し終えたのか。

急な状況で理解が追いついていない。一応、マスターとの念話を試みるも反応がない。

マスターとの繋がりは消えていないとなると考えられるのはマスターが念話に出られない状況(戦いに集中している)というとだ。

 

「となれば様子を見に行くとしよう。加勢するかはその時に考えよう」

 

下手すればマスターの機嫌を損ねる事になるから、なと心の中で付け足す。

だが、そう簡単にはいかないようだ。こちらに接近してくる魔力反応をエンタープライズは確認する。

 

「サーヴァントか……?」

 

確実にこちらの方へと向かってくるのは確認した。マスター達の方ではない。こちらだ。

彼女が偵察機を飛ばす。そして視界を共有。

 

───見えた。

 

水色のドレスを着た白い肌の少女だ。地面を凍らせてはフィギュアスケートで滑るように此方へと素早い速度で迫ってくる。

ふと、彼女が偵察機の存在に気付く。腕を此方へと向けて可愛いとは思えない凶悪な笑顔で此方へと振り向いた。

瞬間、偵察機との繋がりが途絶えた。

 

「流石に気付かれるか…!」

 

仕方ない、と心の中で呟いて今度は攻撃機を発艦させる。

そしてエンタープライズは発艦させた攻撃機の内の一機の立った。

 

「あれか!」

 

そして敵を補足する。だが、それと同時に相手も此方を補足した。そしてすかさず相手が攻撃を開始する。彼女の周囲に展開する無数の氷柱がエンタープライズの乗る攻撃機に向けて射手される。

恐らく、キャスターの類かとエンタープライズが目を細めた。

迫る氷柱を防ぐため、攻撃機の機関銃が火を噴いた。それでも数本は防ぎ切れず攻撃機の合間を通り抜け、最後尾のエンタープライズへと迫る。

 

「くっ!」

 

やむなく、前方の攻撃機に乗り移る事を余儀なくされる。だが、やられっぱなしというわけではない。

即座に弓を構え、矢を放つ。

光の矢が敵へと飛来。それを相手はダンスを踊るかのように華麗に躱す。

もう一矢、もう一矢と次々に弓を穿つ。だが、それは華麗に躱されていく。

 

機動力はあちらが上か、と悔し紛れに呟いた。それにしても、あの海の上を滑るような動き、とエンタープライズは少し引っ掛かった。

まるで私達(KAN-SEN)のようだ、と思わず呟く。

まさかとは思うがロイヤル、か?とかつては同志であった陣営を思い出す。だが、その可能性はすぐに否定した。

あのようなKAN-SENは見たことがない。そしてなによりKAN-SENが地面を凍らせ移動するなんて聞いたことがない。

なら、あのサーヴァントは私達の知らない、ナニカだと。

 

いつの間にかエンタープライズの目前には氷柱が広がっていた。数もそれなりに多い。すでにいくつかの攻撃機は撃墜されていた。

 

「しまっ───」

 

回避も迎撃も間に合わないほどの距離まで氷柱が迫っていた。思わず、エンタープライズは舌打ちをした。

そのままエンタープライズは足場となる攻撃機から離れ空へと飛び、そのまま海の方へと落下していく。

 

 

 

 

 

 

 

「アハハハハハハっ!」

 

金髪のバーサーカー、悪魔の妹(フランドール・スカーレット)が笑う。それは心から楽しそうに笑って、炎剣を可奈美に振り回す。

 

「っ!」

 

バーサーカーの剣戟を可奈美はなんとか避けては受け流すを繰り返す。

可奈美が一方的に押されているのだ。まだ、バーサーカーに剣の心得があったのなら可奈美も善戦はできたはずだ。だが、バーサーカーの剣は我流にして無邪気だった。

可奈美の流派である新陰流は相手の動きや考えを読んでそれに乗って勝つという戦い方。だが、目の前のバーサーカーはそもそも動きがめちゃくちゃで考えは恐らく目の前の相手と遊ぶこと。

そしてなにより彼女の剣は明らかに我流だった。

一応、そういう相手の戦い方は心得いるのだが振るった後の炎の残り火で近付けない状態となっている。

だけど、可奈美にとってはそれは苦戦とは呼べなかった。何しろ彼女自身がこの戦いを楽しんでいるのだ。炎の剣、そんな相手と戦ったことなんて今までにないが故にどうやって対応しようかと楽しそうに笑って考えていた。

 

「おねーさん。もっと、遊ぼうよ!」

 

「いいよ!私がいっぱい遊んであげる!」

 

フランが笑い、が可奈美も釣られて笑う。その楽しそうに笑う少女に可奈美既視感を覚えた。かつて敵だった少女に姿を重ねる。

 

「禁忌『フォーオブアカインド』!!」

 

だが、フランは可奈美が思い浸ってることなんて気にせずに力を使う。フランが四人へと増えた。

可奈美は少しだけ驚くが、それほど動揺は見せなかった。

もはや、これは聖杯戦争。喋る鳥や変形する黒豹がいるのだ最早増えたところでそんなに驚くこようなことじゃない。

驚くことではないが可奈美にとっては楽しい状況だ。

炎剣を持った四人のバーサーカーが可奈美を囲って剣を振るう。

可奈美が楽しそうにニッ、と笑う。バーサーカーの包囲の合間を迅移で抜けてまず一人のバーサーカーを斬り伏せた。

消滅するバーサーカーの一人に少女は不思議そうに首を傾げるが表情が笑みへと変わる。

 

「アハハハハッ!おねーさん、速いんだね!!」

 

更に振るわれる炎剣。だが、可奈美が冷静に3人の斬撃を裁いて、一閃。残り二人となる。

 

「じゃあ、これなんてどう?」

 

少女の背後に浮かび上がる魔法陣。展開された魔法陣から射出されるいくつもの魔力の塊。

 

「っ!」

 

バーサーカーの弾幕を背に分身が炎剣を振り回す。展開された弾幕が配置されてる以上、可奈美は下手に分身の攻撃を避けきれない。

だが、彼女にはそんなことどうでもよかった。

 

ただ、目の前のサーヴァントと戦り合えばいい。それだけだった。

 

バーサーカーの剣を裁き、御刀を振り下ろす。白い軌道を描いて幾度となく赤と白が混じ合い、衝突する。

 

「おねーさん、やるねぇ!!」

 

消滅する分身を見たバーサーカーが楽しそうに笑う。

 

「じゃあ、おねーさんに特別に私の宝具(能力)を見せてあげる!」

 

「───っ!!」

 

可奈美が身構える。英霊の宝具。つまりは必殺技だ。しかもバーサーカーとなればさぞかし強力と思われる。

バーサーカーが右手を此方へと向けてくる。

 

「───きゅっとして、ドカーン!」

 

バーサーカーが何かを握り潰すように掌を閉じる。

 

「グッ!!?」

 

直後、可奈美の身体には激痛が走る。まるで全身が潰れるかのように痛み。ただ、傷は見えない。

 

(写シが解かれた……?今のが宝具……?)

 

写シとは可奈美達、『刀使』が持つ防御術であり、御刀を媒介として肉体をエネルギー体へと変質させる術だ。

対して、バーサーカーの宝具はありとあらゆるものを破壊する程度の能力。物質にはどんなものにも核が存在する。バーサーカーはそれが見えており握り潰す事で対象を破壊することができる能力。

 

ただ、可奈美の使っていた写シは痛みと精神疲労を代償として実体のダメージを肩代わりすることができるのだ。

つまりは痛みと精神疲労を代償としてバーサーカーの宝具を防いだのだ。普通なら即死のはずの宝具。だが、可奈美はなんとか生き延びている。

 

「あれ?なんでおねーさんはいなくならないの?」

 

バーサーカーが不思議そうに首を傾げる。その言葉が本当に驚いているのかわからない。

 

「なんでだろうね。けど、まだ戦えるよね!?」

 

そう言って再び可奈美が写シを展開。ニヤリと笑う。それに釣られてバーサーカーも笑う。

 

聖杯戦争の夜はまだ終わらない。

 

 

 





手加減がわからない少女に目的のためなら容赦しない女とかいうヤベェ組み合わせ。

エンタープライズと戦った奴は誰なんだろう(
あの、ふざけた格好はロイヤルかなー?(すっとぼけ


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

バーサーカー:フランドール・スカーレット


あなたはコンテニューできないのさ!

このセリフ聞くと宝生永夢ゥ!と神が出てくる……見える見える。


「ばーさーかー?のさーゔぁんと?フランドール・スカーレットたよ!よろしくね!」

 

【ステータス】筋力A 耐久A 敏捷B 魔力A 幸運D 宝具A+

 

【クラス別スキル】

 

狂化EX

 自身のBusterカードの性能をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:スペルカードD

 自身の攻撃力を小アップ(3ターン)&自身のBusterカード性能をを小アップ(2ターン)

 

スキル2:吸血D

 敵単体のチャージを低確率で減らす&自身のNPを増やす。

 

スキル3:ありとあらゆるものを破壊する程度の能力EX

 自身の攻撃力を大アップ(2ターン)&自身に無敵貫通を付与(2ターン)&必中を付与(3ターン)

 

【宝具】

 

秘弾「そして誰もいなくなるか?」

種別 対人宝具

ランク A+Lv5

 

敵単体に超強力な防御力無視攻撃&自身に回避状態を付与(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

 

吸血鬼にして魔法少女。悪魔の妹と呼ばれる少女(495歳)。

 

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:??cm・??kg

地域:幻想郷

属性:中立・中庸  性別:女性

 

 

絆Lv.2

 

幻想郷の紅魔館の地下室で大半生活していた少女。常に情緒不安定の状態であったためか姉から館の外に出してもらえない。

 

 

絆Lv.3

 

紅魔館には彼女と彼女の姉、レミリア・スカーレット、メイドの十六夜 咲夜、魔法使いのパチュリー・ノーレッジ、門番の紅 美鈴、小悪魔、そして下働きの者達が住んでおり、館の主は彼女の姉でもあるレミリア・スカーレットである。

 

 

絆Lv.4

 

○ありとあらゆるものを破壊する程度の能力:EX

あらゆる物質には「目」と呼ばれる緊張している部分があり、そこに力を加えるとあっけなく破壊することができるというもの。

彼女はその「目」と言う部分が見えており対象に触れずに壊すこともできてしまう。

 

 

絆Lv.5

 

○秘弾「そして誰もいなくなるか?」

対人宝具

彼女のスペルカードの一つ。彼女自身の姿が消え、容赦なく弾幕を展開するスペルカード。

姿が消えるだけではなく、当たり判定も消えてしまうので実質、無敵状態となる。

そして、残された敵が消滅してしまえば誰もいなくなるだろう。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「貴方が私を楽しませてくれるの?」

 

エクストラアタック

「禁忌『レーヴァテイン』!!」

 

 

ヴラド三世(ランサー)を所持している場合

「あの人、お姉様がよく言ってるツェペシュでしょ!!お姉様よりは威厳はありそうね」

 

アーカードを所持している場合

「あれもツェペシュなの?あの人とこの人って同じ人なのになんでクラスも名前も違うの?ていうか、あの人、笑いながらこっちやってくるよ?」

 

カーミラを所持している場合

「あのお姉さんも吸血鬼なの?ふーん……。なんかこっちをじっと見つめてくるけど?」

 

 

 

アーカードからの一言

「ほう……。奴も吸血鬼(ドラキュリア)か。バーサーカーだと?フフフ、クハハハハハハッ!!面白いではないか!!やはりここは退屈しないな。どれ、少し遊んでやろうじゃないか」

 

蓬莱山 輝夜からの一言

「あら、あれは……いえ、何でもないわ。どうせあの子と私は平行線だもの。どちらも引き篭もりだったし、なによりあの子の能力でも私は生き返ってしまうもの。相性が悪いと思うのよ、私達」

 

 

 

 





姉が召喚されたらヴラド達にボコボコにされそう(KONAMI


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アヴェンジャー:ベルベット・クラウ


アベンジャー、令呪を持って命ずる。ハトマネをせよ。

だからハ・ト・マ・ネ!!

おっと、誰かが来たようだ……


「アベンジャー、ベルベット・クラウ。フン、私におあつらえ向きのクラスね。いいわ、やってあげる」

 

【ステータス】筋力B 耐久A 敏捷B+ 魔力E 幸運D 宝具B+

 

【クラス別スキル】

 

復讐者A

 自身の被ダメージ時に獲得するNPアップ&自身を除く味方全体の弱体耐性をダウン

 

忘却補正A

 自身のクリティカル威力を大アップ

 

自己回復(魔力)E

 自身に毎ターンNP獲得状態を付与

 

【固有スキル】

 

スキル1:精神異常B

 自身の攻撃力をアップ(3ターン)&自身の弱体弱体を解除

 

スキル2:災禍の顕主EX

 自身に毎ターンスター獲得状態を付与(3ターン)&敵全体に中確率で呪いを付与(2ターン)

 

スキル3:コンジュー厶クロウA

 敵単体の防御力をダウン(3ターン)&自身に攻撃を大アップ&自身のNPを増やす&自身に呪いを付与(3ターン)

 

【宝具】

インパルス・ディザイア

種別 対人秘奥義

ランク B+

 

敵単体に超強力な防御力無視攻撃&敵単体の防御力ダウン&敵の宝具チャージを減らす&自身のNPをリチャージ

 

 

キャラクター詳細

 

弟のためにたった一人で世界を敵に回す復讐者となり、行く先々てま混乱と厄災を引き起こす"災禍の顕主"。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:170cm・??kg

出身:アバル村

属性:混沌・悪 性別:女

 

 

絆Lv.2

 

辺境の村で姉、弟、義兄と共に暮らす平凡な村娘だったがある日を境にある日を境に一変する。姉は亡くなり、義兄アルトリウス・コールブランドは彼女の弟ライフィセット・クラウを救世のための捧げものとなった。

贄を得て湧き上がった彼の主(カノヌシ)は憎しみに燃える彼女も飲み込み"喰魔"へと変えた。

 

 

絆Lv.2

 

そして彼女は復讐者となった。最早、世界は復讐の相手である義兄を救世主"導師"と崇められる存在。世界を敵に回してでも数少ない協力者と共に敵を討って出た。

幼き聖隷、夜叉の業魔、自称魔女、死神、槍使いの対魔士、彼らを含めた6人で挑んだ。

 

 

絆Lv.3

 

打ち明けられる真実。それは弟の記憶を持った彼の主から告げられたのは復讐を望んでいない事だった。

真実を告げられた彼女の心は壊れかけ、絶望の淵へと沈んでいく。

それを救ったのが弟に似た姿を持つ幼き聖隷だった。彼の投げかけで彼女は新たに誓う。

義兄と弟と暮らした日々への愛情と、それを奪った二人への憎しみを立ち昇らせら愛憎を抱きしめて誓った。───あたしはあたしのためにその復讐をやり遂げる、と。

 

 

絆Lv.4

 

○災禍の顕主EX

生前のイメージによって、後に過去の在り方を捻じ曲げられた怪物。所有者は能力や姿が変貌してしまう。「無辜の怪物」とは似て非なるスキル。

伝承に残っていた存在が事実に近いためかそれほど生前とは変わっていないものとなってはいる。

 

 

絆Lv.5

○インパルス・ディザイア

種別 対人秘奥義

 

彼女の持つ第三の秘奥義。我流の剣技で容赦なく相手を切り刻み、最後に左腕の業魔手で今まで喰らった力や魂を叩き込む秘奥義。

 

 

セリフ

 

バトル開始

「邪魔よ!」

 

スキル3

「絶対仕留める!」

 

エクストラアタック

「アンヴィバレンツ!はあァァァ!!」

 

宝具

「容赦しない!ここが地獄なら!更に底まで!付き合いな!泥まで食らえ!インパルス・ディザイア!」

 

 

 

スレイを所持している場合

「"導師"……私の前でその名を口にするなっ!」

 

 

 

スレイからの一言

「災禍の顕主"ベルベット・クラウ"……彼女の事は少しだけ聞いたことあるけど、俺はどうにかしようとは思わないよ。ただ、彼女が危険だったらその時は……」

 





次はキャスター陣営を書く予定です。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

番外編

ゼロワンの映画を見てちょっと寄り道してしまいました。
ヘルライジングホッパーが素敵過ぎる……。

メリークリスマス


これはアーチャーが立香達と出会う前の話。

 

「あの、イズさん。それで話って?」

 

トコトコと工場内を歩く機械(ヒューマギア)英霊(サーヴァント)。先頭を歩くのは長い髪の女性型ヒューマギア。そしてその後ろをついているのが白い髪の女性サーヴァントのアーチャー。

 

アーチャーから見れば彼女はマスターの秘書。ただ、違和感があった。前回あった時はショートカットだった髪が腰のあたりまで伸びているのだ。

イメチェンなのかな?とアーチャーが首を傾げた。

 

「───こちらです」

 

そう言ってヒューマギアがアーチャーへと振り返った。アーチャーの目に移るのはニヤリと笑うヒューマギアに自身のマスター。

 

「あ、マスター……───」

 

アーチャーがマスターへと近づこうとしたが足を止めた。

───違う。

見た目は似ているものの、その男はサーヴァント。アーチャーはその気配を感じ取った。

 

「っ!」

 

そしてアーチャーが一歩後ろへと下がった。

 

それに対してマスターと同じ姿をしたサーヴァントは白と黒のキーを取り出すとそれを起動させた。

 

───アークワン

 

「───変身」

 

サーヴァントの口から発せられる言葉。アーチャーはその言葉を聞いたことがある。いつもマスターが戦う前に発していたあの言葉だ。

 

そしてそのキーを赤く光るベルトへと装填した。

 

───シンギュライズ!

 

彼の悪意が力となり鎧を纏っていく。

 

───破壊!破滅!絶望!滅亡せよ!

 

色を失った仮面の戦士。

 

───コンクルージョン・ワン

 

黒と赤の複眼が静かにアーチャーを見た。

 

 

 

アーチャーが息を呑む。マズイと悟り後退しようと振り返るが……。

 

「なっ!?」

 

体が動かない。仮面ライダーアークワンの足元から広がる悪意の波動「スパイトネガ」がアーチャーの足元まで広がっており、それが彼女の動きを封じた。

 

───悪意

 

アークワンが徐々にアーチャーへと近づいていく。

 

───恐怖

 

アークワンのドライバーの入力スイッチを押しながら段々とアーチャーへと迫る。

 

───憤怒

 

アーチャーはスパイトネガのバインドから逃れようと体中に力を入れた。

 

───憎悪

 

背後から段々と近づいてくる足音と電子音声にアーチャーは恐怖を感じる。それはまるで自身がホラーゲームをしているかのように。

 

 

 

パーフェクト

 

コンクルージョン

 

 

───ラーニング4

 

 

アーチャーのすぐ後ろで必殺の音声が流れ始めた。クルリとアークワンがアーチャーの前に回り込み、右腕を彼女の顔面へと突き付けた。

 

「ぐっ!!」

 

アーチャーの体が宙を舞い、後ろへと吹き飛んだ。

転がり込むアーチャーの首元を掴んでアークワンは彼女の体を持ち上げた。

 

「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。

降り立つ風には壁を。

四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ。

 

閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。

繰り返すつどに五度。

ただ、満たされる刻を破却する」

 

そしてアークワンのスパイトネガが彼女の霊基に潜り込む。そして更にはサーヴァント召喚の詠唱を口ずさんだ。

 

「───告げる。

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に。

アークの寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ。

 

誓いを此処ここに。

我は常世統ての善と成る者、

我は常世総ての悪を滅ぼす者。

 

汝 三大の言霊を纏まとう七天、

悪意の輪より来たれ、人類を滅亡する者よ!」

 

改変されている詠唱で本来なら呼ぶことのできない召喚。かつて狂戦士を召喚するための専用の詠唱をした者もいた。ならば、或いは存在する複数の詠唱から考えられるパターンを分析、シュミレーションをすれば規格外の召喚も可能であるとアークは憶測した。

故に導き出された詠唱を口ずさみ、アーチャーの霊基を触媒として新たに英霊を召喚をすることに成功する。

 

「ったく。どうなってんだよコレ」

 

アーチャーの霊基から召喚された黒い彼女。その存在はまるで正反対で仕草も性格も口調も180°違っていた。

 

「クロちゃん……」

 

アーチャーが一心同体だった自身(アルターエゴ)の名を呼んだ。

 

「悪いなフブキ。俺のマスターはコイツのようだ」

 

アルターエゴがアーチャーの名を呼んでニヤリと笑った。

そして彼女の手に持っているのは両刃の剣。それを片手で持ち上げるとそのままアーチャーへと近づいていく。

 

「───じゃあな」

 

アーチャーを見下ろしてそのまま剣の持ち上げるとそのまま倒れ伏している彼女に切っ先を振り下ろす。

 

 

───ゼロツーライズ!

 

───Road to glory has to lead to growin'path to change one to two!

 

───仮面ライダーゼロツー!

 

 

直後、響き渡る電子音声。高速で移動する黄色と赤の軌跡がアルターエゴの身体と衝突した。ドンッと言う音と共にアルターエゴの体が後方へと吹き飛ばされる。

 

───it's never over.

 

「アーチャー!大丈夫か!?」

 

アーチャーの身体を抱え、彼女の顔を除く仮面の戦士。仮面ライダーゼロツー。

 

「マスター……?」

 

見たことのない鎧を纏ったマスターを見て戸惑うアーチャーだったがすぐに安堵した。

 

「よかったです。アレがマスターじゃなくて……」

 

そう言ってアーチャーがアークワンの方へと視線を向けた。それに誘われるようにゼロツーもそちらへと向けた。

 

「アーク……」

 

ゼロツーはかつての自身の姿を目撃した。かつて秘書を亡くし、アークへとなった自身の姿と同じ姿。

 

───悪意

 

───恐怖

 

───憤怒

 

───憎悪

 

───絶望

 

───闘争

 

───殺意

 

───破滅

 

───絶滅

 

───滅亡

 

 

それを体現したかのような自身の姿。ゼロツー自身へと向けられる自己嫌悪が胸へと刺さるような痛み。

 

 

 

パーフェクト

 

コンクルージョン

 

 

 

───ラーニング エンド

 

アークワンが飛び、ゼロツーが予測する。赤い複眼が輝き先のことを予測し始めた。

 

「アーチャー!ここは俺が喰い止める!お前は───」

 

 

───ゼロツー ビッグバン!

 

 

ベルトが輝き、電子音声が鳴り響く。直後、ゼロツーがアークワンへと向かって飛ぶ。

アークワンが放っている蹴りをゼロツーは最初の飛び蹴りで弾いてみせる。

 

「っ!?」

 

アークワンが空中で体勢を崩し、ゼロツーがその隙を見逃さなかった。ありとあらゆる方向からの蹴り。

そして最後には真正面からの必殺の蹴りを放った。

 

 

 

ゼロツービッグバン

 

 

 

そしてそのままアークワンの体に蹴りを叩きつけられる。その威力は絶大。

アークワンの体が爆炎に包まれる。だが……

 

「───その結論は予測済みだ」

 

かつてアークに言った言葉が自身に帰ってくる。だが、それはゼロツーもゼアも予測はしていた。

彼らは霊体。蹴りによる吹き飛びは効くもののダメージは通らない存在。

 

「ああ、俺も予測済みだ」

 

だが、ゼロツーの目的は一騎でも多くアークのサーヴァントに対抗できるサーヴァントを集めること。そのために自身のアーチャーを戦線離脱させるために時間を稼いでいた。

そう、この場にはもうアーチャーはいない。ゼロツーの目的は大体果たせたのである。

 

あとはできるだけ長く彼らを消耗させることだ。

 

「───お前達を止められるのはただ一人、俺だ!」

 

ゼロツーはそう言って再び地面を蹴り出した。

 

 

 

 





あと、Vuber系のサーヴァントも出したかったので許して……ユルシテ……
(アークによる)白上 フブキガチャSSR 黒上フブキ。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アーチャー:白上 フブキ


アズレンコラボの白上 フブキにしました。そちらの方がクラスも定かになるので。


「おはこんですよー、ホロライブのゲーマーズ所属の白上 フブキです。戦闘は苦手ですけど頑張ります!」

 

【ステータス】筋力C 耐久C 俊敏B+ 魔力B 幸運B 宝具A

 

 

【クラス別スキル】

 

対魔力:D

 自身の弱体耐性を少しアップ

 

単独行動B

 自身のクリティカル威力をアップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:バーチャルライバーA

 自身のNPを増やす&自身の防御力を大アップ(3ターン)

 

スキル2:変化B

 自身の防御力を大アップ(2ターン)&自身の防御力をアップ

 

スキル3:Say!ファンファーレ!A

 味方の攻撃力をアップ(3ターン)&味方の防御力を大アップ(3ターン)&味方全体に無敵状態を付与(1ターン)

 

【宝具】

マッハ2.42の華

ランク A

種別 対軍宝具

 

自身のBusterカード性能アップ(1ターン)&敵全体に超強力な攻撃&敵全体に中確率で延焼を付与(3ターン)

 

 

キャラクター詳細

白髪ケモミミの女子高生。恥ずかしがり屋であり、おとなしめな性格だけれど、実は人と話すのが好きで、構ってもらえると喜ぶ。

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:155cm・??kg

出身:??

属性:秩序・善 性別:女

 

 

絆Lv.2

 

アイドルを目指している少女。ファンの名称はすこん部。彼女の耳は狐と言い張るがどう見ても猫。

「狐じゃい!」

 

 

絆Lv.3

 

電脳世界に存在しており、ライバーとして配信活動をしていた。チャンネルの登録者数は100万人程。根付い人気を持っている。

 

絆Lv.4

 

○変化B

彼女にはいくつかの姿がある。幼子の姿や、男性の姿など電脳世界の存在のおかげか複数の姿を持つ。

 

 

絆Lv.5

 

○マッハ2.42の華

対軍宝具

 

KAN-SENが戦う世界にて手に入れだ力を開放する宝具。KAN-SENの種類は駆逐艦のはずなのになぜか爆撃機を搭載しており、戦闘機の上にタケノコが乗っている特殊な爆撃機で敵を爆撃する宝具。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「こんばんきーつね!」

 

スキル1

「行きますよー!」

 

スキル3

「白上 フブキ、歌いまーす!」

 

 

会話

「え?なんでバーチャルライバーなのに駆逐艦なのかって?あーそれはですね……なんて言ったらいいんでしょう。なんかものすごく不思議な体験をしたんですよ。そう、不思議な体験をですね!」

 

 

エンタープライズを所持している場合

「あ、エンタープライズさん。お久しぶりです!いやーエンタープライズさんもこっちに来てたんですねー!」

 

 

玉藻の前を所持している場合

「わー!玉藻ちゃんだ!同じ狐仲間として親近感が湧くんですよ!これからよろしくお願いします!……え?猫?猫ってどこに……私?フブキは狐じゃい!」

 

 







目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

アルターエゴ:黒上 フブキ


※こちらはかなり独自のオリジナル設定を加えております。苦手な方はブラウザバックをオススメします。


「あァ?アルターエゴの黒上 フブキだ。こっち見んじゃねぇ。気持ち悪ィ」

 

【ステータス】筋力C 耐久C 俊敏B+ 魔力B 幸運B 宝具A

 

【クラス別スキル】

 

単独行動B

 自身のクリティカル威力をアップ

 

結論予測A

 自身のQUICKカード性能アップ&自身のクリティカル率アップ

 

【固有スキル】

 

スキル1:バーチャルライバーC

 自身のNPを増やす&自身の防御力を小アップ(3ターン)

 

スキル2:変化C

 自身の防御力を大アップ&自身の防御力をアップ

 

スキル3:表裏の狐B

 自身の攻撃力を大アップ&自身のNPを増やす

 

【宝具】

オールエクステンション

ランク A

種別 対人宝具

 

自身に〔人型〕特攻状態を付与(1ターン)&自身のQUICKカード性能アップ(1ターン)&超強力な防御力無視攻撃

 

 

キャラクター詳細

 

本来ならアーチャーである白上 フブキと一心同体であった存在。呼ばれる事はないはずの英霊。だが、それは歪められて……

 

 

絆Lv.1

 

身長/体重:155cm・??kg

出身:??

属性:中立・悪 性別:女

 

 

絆Lv.2

 

口が悪く男口調の狐耳の少女。本来なら召喚できないはずだが、アークが無理矢理召喚したことによって英霊の座に付いた。

 

 

絆Lv.3

 

彼女は白上フブキのようにアイドルではない。目指しているわけでもない。ただ、強いて言うなら裏の存在であるが、性格もそれなりに歪んでいる。彼女の霊基に介入したアークによって。

 

 

絆Lv.4

 

○結論予測A

彼女の霊基に介入されている人工知能「アーク」の心臓部「アークドライブコア」がラーニングした膨大な量のデータをリアルタイムで解析することで「事象に対する結論」を導き出すスキル。

 

 

絆Lv.5

 

○オールエクステンション

対人宝具

 

本来なら宝具を持たない彼女だが霊基に介入されたアークによってこの宝具が与えられた。

本来であれば仮面ライダーアークゼロの必殺技ではあるものの決まった型は亡く、彼女の場合は液体金属を放出させ相手を拘束し、剣に魔力を蓄えて一閃する宝具へと変化する。

 

 

 

セリフ

バトル開始

「チッ、めんどくせぇな」

 

宝具

「うぜぇんだよォ!」

 

───オールエクステンション

 

「───じゃあな」

 

宝具2

「お前はこの一撃で滅びる」

 

───オールエクステンション

 

「とっとと、失せろ」

 

 

白上 フブキを所持している場合

「げっ、アイツ……。あん?そりゃあ、会いたくねぇに決まってんだろ。こんな状態なんだぞ。悪をだかなんだか知らねぇが変なのが混じってる俺がアイツに会えっかよ」

 

 

白上 フブキからの一言

「あ、クロちゃんだ。おーい!なんでそんなに避けるんですか?あ、もしかして照れちゃってます?」

 

 

 





黒様にアークとか最悪やん。やっぱり人類は滅ばなきゃ……滅亡迅雷
.netに接続……


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。