あべこべポケモン(仮) (ユーキ)
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『とある女トレーナーの日記』より抜粋。

あの子の事が知りたい?んん、何て言えば良いのか。無表情って言われてるけど、良く見てみれば表情が変わってるのが分かるよ。意外と表情豊かだから……え?幼馴染だから分かるんじゃないかって?確かに言われてみればそうかもね、長い付き合いだし。


◯月◯日

 

今更だけどお兄さんについて書こうと思う。隣の家の子供、それがお兄さん。家が隣同士という事で親同士の仲がとっても良い。お兄さんと私の関係だが、私が赤ちゃんの頃から今までずっと一緒に育ってきたと言っても過言ではない、そのぐらいの関係だ。

その出会いなんだけど、私は覚えていない。いつの間にか仲良くなっていたとしか言いようがない。

 

 

◯月×日

 

今日はポケモンスクールの卒業式があった。

物心付いた頃に通い始めた学校でもあったので式の途中で泣いてしまった。お母さんとお父さんも泣いていた。一緒に来ていたお兄さんはやれやれって顔をしていた、でも優しい顔だった。

 

 

◯月△日

やばい、やばいとしかかけないくらいやばいどのくらいやばいかというとやばいくらいやばい

 

ひっこすらしい

 

 

◯月◻︎日

他の子達は博士やお父さんお母さんからポケモンを貰って旅に出ているらしい。「貴方も博士からポケモンを貰いに行くんだから早く部屋から出て来なさい」ってお父さんに言われた。引っ越す事とかお兄さんから離れてしまう事とか考えててそれどころじゃないから。ほっといてよ!って叫んじゃった。

 

 

◯月☆日

三日ぶりにお兄さんについて書こうと思う。

お兄さんは5歳歳上。10歳の時にトレーナーとして旅に出た。その時私は物凄い泣いた、思い返す度に恥ずかしくて顔が赤くなるくらいには。

それからはどこにいるだとか、どこのジムに挑戦するだとか連絡が来るのを待つ日々。そして半年経った頃にお兄さんは帰って来た。20を超えるジムバッジを持って。

お兄さんの家ではお祭り騒ぎ、私たちもパーティに参加して祝いに祝ったっけ。

扉が叩かれた、今度はお母さんかなそれともお父さ

 

 

◯月★日

体が軽い、こんな幸せな気持ちで朝を迎えるなんて。もう何も恐くない。

昨日の事を思い出すと頰が緩む、お母さんに「気持ち悪い顔してる」とその度に言われるが気にならない程私は浮かれている自覚がある。

日記を書いている途中にお兄さんがやってきて「悲しまないで」とか!「君が悲しむと俺も悲しくなる」とか!!「君には笑顔が似合うんだから」とか!!!もうね、ヤバかった。

 

 

◯月♪日

お兄さんが持ってるポケモンなんだけど流石にこれは可笑しいだろって点が結構ある。

初めて手持ちのポケモンを見せてもらった時、ポケモンの威圧感と言えばいいのか、存在感?が物凄かった、素人の自分でもかなり強いのが分かるレベル。半年でこれ程までに仕上げられるの?

聞いたら10体くらい育て終わっているって。

トレーナーやブリーダーがどれほどの時間と労力を掛けて一体一体育てているのかと。

眠い、寝る。

 

 

◯月↑日

お兄さんが持ってるポケモンの中にはこの地方にはいない他の地方のポケモンまでいた。それを聞くとしどろもどろになりながらも誤魔化された。幼馴染の私に隠し事?胸がチクチクと痛んだ。

あ、そうだ。何だか普通とは違う体色のポケモンもいたっけ、「めったに生まれないがごく稀に色が異なるポケモンがいる、それが色違いポケモン」

でも何匹も持ってるよね?色違い。何でそんなにいるのかなぁ?気になる。

 

◯月→日

この日記もつけ始めてから約一年。毎日よくもまぁ続けてきたなと思い始めから読み返したが、3割はお兄さんの事ばかり書いてあってそんな自分に苦笑い。ここ数日なんてお兄さんの事ばっかり。

 

◯月↓日

またお兄さんの事を書く。

お兄さんはこの地方の全てのジムに挑戦し、全てのジムバッジを手にしている。流石お兄さん。でもポケモンリーグには挑戦していない。本人に聞いたら「周りが勝手に期待して持ち上げて来るから鬱陶しかった。だから辞めた」って教えてくれた。

それからのお兄さんは時折町の外に出て行ってた数日後に戻って来て、数日滞在するとまた外に出て。その繰り返し。

周りからは風来坊?とか言われてたけど小さな大会とかに出てお金を家に入れてたみたい。

 

もう引っ越しも明日。もう寝ちゃおう。

 

 

○月←日

今私は飛行機の中でこの日記を書いている。

引っ越すと知った近所の人たちがいっぱい来て見送りしてくれた。お兄さんも来てくれたのが一番嬉しくて大泣きした。女の子なんだから泣かないぞと思ってたけど、お兄さんが見てる前で泣いてる所なんて見せたくないって思ってたけど無理だった。お兄さんが前みたいに慰めてくれたけど、周りに見られてたんだよねぇ。めちゃくちゃ恥ずかしい。

色々あったから疲れた、もう寝ようかな。お兄さんとの約束とか貰った物とかは明日書く。多分、恐らく、きっと。

 

 

 

 

 

『とある女トレーナーの日記』より抜粋。




続けられるかこれもうわかんねぇな。勘違い要素とかあべこべ要素とか出すつもりだけど、上手く表現出来るかなぁ。


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『とある男トレーナーの手記』より抜粋。

え?あの人の事?何というか、規格外な人?短時間で何体ものポケモンを育てる、それぞれがジムリーダーの手持ちなんか目じゃないって強さ、色んな地方の有名人と繋がりがある。他にも色々とあるけれど……あの人は優しい人。誰よりも優しい人。でも優しいだけじゃなくて厳しくしてくれる時もある。孤高の存在なんて言われるけど、ちょっとズレてるけど、ジムリーダーとか四天王とかそういった人たちに比べれば常識人と呼べるくらいにはまとも。


あべこべ

 

×月○日

本日の出来事

1.カントーのジムバッジが20を超えた。※目立ち過ぎた。

2.スポンサーになりたいという企業やら記者やらが来た。

3.生まれ故郷へと帰る事を決意した。

 

 

×月△日

本日の出来事

1.三日後に家に帰る事を伝えると盛大に迎えるから楽しみにしておけと言われた。

2.近場の大会で優勝した。

3.ジムリーダーたちからポケモンリーグについて連絡が来たが参加しない事を告げた。その際驚かれたし参加しろと言われたが断った。

 

 

×月◻︎日

本日の出来事

1.厳選用ユンゲラーたちのテレポートで他の地方へ向かい観光した。

2.悪の組織にポケモンを賭けて勝負を挑まれ倒し逃げた。

3.ジムに挑戦しバッジを手に入れた。

 

 

×月☆日

本日の出来事

今日は◼️◼️◼️◼️◼️の最奥地に向かい手持ちのポケモンたちと戯れた。※軽率に書かない。

 

 

×月★日

本日の出来事

1.家に戻ると豪勢な飾りと料理で出迎えられた。

2.どのような生活を送っていたのかを素直に話してしまったため、男の子なら男の子らしくしなさいと窘められた。

3.家の電話にまでジムリーダーから電話が掛かってきたため対応、丁重に断った。

 

 

×月♪日

本日の出来事

1.幼馴染にポケモンを見せて欲しいと言われ見せ、質問に答えた。※軽率な行動であった。

2.博士に呼ばれたため研究所に向かい話をした。

3.今日も豪華な夕食が出た

 

 

×月↑日

1.町に帰ってきていたトレーナーに挑まれ勝負した。使用したポケモンはフーディン。

2.博士主催の町内大会が開かれるらしいが、自分は強過ぎるために殿堂入り何だとかで参加出来ず。

3.家でのんびりと過ごした。

 

 

×月→日

1.町内大会当日。町中のトレーナーが集まってのバトル大会。博士と共に解説を行なった。日給として色々と貰った。

2.優勝者に大会が終わった後挑まれたので受けた。そこそこの強さであったがそこそこレベル。

3.一度会って話さないかとジムリーダーから連絡が来た。会う事に。

 

 

×月↓日

1.「勝った者は負けた者の意思を継がなくてはならない」「今更目立ちたくないと言われても無理だろう」と言われた。確かにそうだが参加を拒否した。

2.エスパーを始めとして色々なタイプへの対策はしていたが、それを考慮して逆に対策を取られてしまった。上手く逃げられたが、更なる対策が必要と判断。

 

 

×月←日

1.手持ちのポケモンたちが昨日の話し合いのせいでピリピリしている、一日中戯れた。

 

 

 

 

・・・・・・

 

 

 

 

◯月☆日

1.お隣さんが引っ越す事になったらしい。幼馴染が引きこもったので慰めた。「女の子なのに恥ずかしい所見せちゃったねごめん。慰めてくれてありがとう」と言われた。

2.久しぶりに一部のポケモンたちが久しぶりにピリピリし始めたので徹夜で慰めた。

 

 

◯月↑日

1.幼馴染にポケモンたちを見せた。※軽率な行動だった。

2.ポケモンたちと幼馴染は仲が良くないと改めて認識した。ポケモンたちは独占欲が強い。

 

 

○月←日

1.幼馴染一家の引っ越し当日。また泣き出した幼馴染を宥めた。

2.他の地方に向かう準備を始めた。

 

 

 

 

 

『とある男トレーナーの手記』より抜粋。




二話にしてストックが切れる。次はいつか。


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転生少年のマル秘日記

話の展開次第でタグが消えたり増えたりして、あらすじが書き換えられたりするかもしれません。理由は自分の書きたい物を書くからです。


〇月〇日

今日から日記を付けていく。もう一つの日記とは違いこれは日本語で記す。何があったのかを忘れない為であり、人に知られると拙い事を書く為である。だがエスパー使い等によって感情や記憶を読み取られる可能性がある為注意。

今日でこの世界に生を受け5年目だ。隣の家の夫婦の間に子供が生まれたりした日である。6歳になってから4年間ポケモンスクールに通い卒業と同時にトレーナーになるか、普通科小学校に通い高校大学と進んでいくかで悩んでいる今日この頃。この世界がポケモンの世界なのは分かったがポケモンにもアニメ版劇場版漫画版ゲーム版と様々な世界があり、漫画とゲームに関しては複数の世界が確認されている。つまりどの世界かによっては覚悟を決めて自分の命の為に戦わなくてはならない可能性があるのだ。主人公と呼ばれる存在に丸投げしても良いが、この世界はもう現実な為何が起こるのか分からないので注意していきたい。正直目立ちたくはないが、立ち上がる必要も考慮したい。

 

 

〇月△日

ゲームではカントー地方は町の数が10、水道は1から28、平坦な土地であり気候は穏やか、複雑な洞窟等があり、ジムは8つ点在。という内容であった。だがこの世界では土地はゲームの十数倍に拡張し、町は大小合わせて100を超え、ジムに至っては30箇所にまで及んでいる。ポケモンリーグの規定では各地のバッジを8つ以上手にした者のみ参加が許される為近場の町を巡りバッジを集める者が大半であるが、中には難易度の高いジムに態と挑み修行を積む者もいるそうな。自分は近場のジムを回ろうと思う。

折角ポケモンの世界に来たのだからトレーナーになりたいと思いトレーナースクールに進む事を決意した。

 

 

〇月□日

トレーナースクールでの生活は退屈な物である。前世の世界で勉強面は問題なく、ポケモンバトルに関しても今の所問題ない。ポケモンとの共存やポケモンに対しての接し方やポケモンへの道徳に関してのみ面白いと感じた。

この世界はちょっと可笑しいと前々から感じていた、まぁポケモンの世界な時点で色々可笑しいと思い気のせいだと考えていた。だがそれは気のせいではないとスクールに来てから漸く理解出来た。男女の価値観というのがかなり変わっていたのだ。逆転ともいえるその価値観、考え方を理解した瞬間自分は頭が痛くなった。男女の立場が逆転しているが何から何まで逆になってはいない、逆になるものはなっており変わっていないものは変わっておらず全く違う事になっているものもあるのだ。書いていて自分でややこしいと感じているが仕方ない。幸いなのが美醜の逆転は起きておらず、可愛いとかカッコいいとか美しいといった見た目についての言葉の使い所なども変わっていなかった。

男は女より筋肉量が多いのは変わらないが力は女の方がある、これは『男性の筋肉は身体を守る為に特化しており、大きく固い。女性の筋肉は狩りや戦い等に特化しており、柔軟で力が出やすい』というのが科学者の見解らしい。なお筋肉は元々固いから力が出にくく柔らかいと力が出やすいとか、そういう物ではない。説明しづらいがそういう性質なのだと思う事にした。最近では安定した生活が続いている為人間の筋肉量が減ってきているそうだ。そういえば自分の身体も見た目なら同級生の女子とあまり変わらないなという印象であるが、それは見た目であり向こうの方が力は上なのだ。今日上級生の喧嘩を見たが長い髪をバッサバッサと振り乱し殴り合う姿は恐ろしかった。この世界の人間は前の世界よりもアクティブというかアグレッシブだ。

 

 

 

 

 

●月●日

ポケモンスクールに通い4年が過ぎた。卒業と共に旅に出る事に。母親からは『悪い女は優しい言葉で連れ去る』『近付いてくる年上の女には常に気を付けるべし』『ジムリーダーだろうと女は皆グラエナ』という話を延々と聞かされた。先ずはカントーを回りながら金を稼いでいきたい。毎月ポケモン協会から支給金が出るが小遣いなんて物は色々と買っていけば簡単に無くなるものである、一般的な稼ぎ方として金銭を賭けたバトルや色々な所で開催されている小さな大会の賞金等でありこれを活用していこうと考えている。

トキワの森にて初心者狩りの少女に目を付けられた為レベル50のポケモンで相手をした。向こうが提示した『有り金の9割を払う』という条件での戦いは何事もなく勝ちに終わった。逃げようとするのをフーディンが止め金を巻き上げた。いや法的に問題ない金銭のやり取りだからへーきへーき。

10万円が19万に増えてホクホクである。

 

●月▲日

半年を掛けてカントー地方を巡りバッジの数は20を超えた。6か月で20、つまり一月に平均3.3個のバッジを手にしている事になる。マサラタウンのトレーナーはカントーで上位に入る有力なトレーナー排出地であるが、月に3個を超えるバッジ取得の速さは頭一つ抜けており、トレーナー時代のオーキド博士の平均3.1個を上回る記録である。

ゲームの十数倍の広さ故に半日以上を移動に費やしているが、前世の肉体ならば初日でダウンしていただろう。この世界の人間の中で上位に位置するマサラ人の肉体のおかげである。

 

●月■日

『バッジ5個以上のトレーナーのみ参加可能』といった様にバッジが多ければ多い程参加出来る大会がある、バッジの所持数が多ければレベルが高くなる、レベルの高いトレーナーの多い大会に出れば賞金の額が上がる、そんな大会に出て賞金を手にすればもっと欲しくなる。正直言うと目立ち過ぎた。どこに行っても自分を遠巻きに見る人がおり、話し掛けられる回数など日に10回を超える程である。カントー地方のジムを全制覇しているトレーナーは複数いるのだから平気だろうと思っていた結果である。

もう十分に稼いだ、そろそろ生まれ故郷に帰ろうと思う。

 

 

 

 

 

×月×日

故郷に帰還して数年経った。その間も続けていたが、長い歳月を掛け遂にボールに入っている全てのポケモン達との対話を終える事が出来た。最初はポケモンの言葉を理解する所から始まり、途中分かるかと投げ出しそうになったが何とか理解し、スタートした対話。その中でも準禁や禁止級伝説や神話に伝えられるポケモン達は気難しいというか、他のポケモンと感性が違うというか、コミュニケーションを取るのに四苦八苦したが無事に終わらせる事が出来た。

大いなる力には大いなる責任が伴うとは誰の言葉だったか。自分の不手際によって自分が被害を被るのはともかく、自分以外の人間やポケモンに被害が及ぶのは拙い。最悪世界が滅びる、何て事はあってはならないのだから自分に出来る事を事前に行っておくに限る。金玉橋を叩いて渡りロケット団から金を巻き上げるという諺は誰の言葉だったか。

ポケモンは道具ではない。ポケモンには一匹一匹個性がある。ポケモンは自分達と同じ様に生きている。故に付き合い方を常に考えていかなければならない。

 

×月↑日

数日前トキワの森の奥にて伝説のポケモンをボールから出しコミュニケーションを行ったので、今日も同じ場所に向かうとジュンサーや白衣の研究員や見た事のあるポケモン協会のお偉いさんや四天王がいた。ボールから出す以外何もしていないのだが、伝説とはそこに存在しているだけで周囲に影響が及ぶ様だ。幸いにもサイコメトラーが周囲を探ろうとしても力の残光によって土地に残った記憶がブレにブレており読めずに終わっていた。

自分の存在に気付かれ研究員や四天王に「ここの情報は機密なのに何故ここにいるのか」「どうやって察知したのか」等と問われ咄嗟に適当な事を言ってしまった。

 

×月→日 

実家→トキワの森→実家→トキワの森→実家→トキワの森という繰り返しにも飽きたのでヤマブキシティに買い物に来た。ポケモンに関するアイテムはバッグの中に腐る程あるのでそれ以外の服や日用品を見に来たのだが、チャラチャラしたガングロのお姉さん二人組に絡まれてしまった。ヤマブキシティはカントーで最も大きな街でありこういった輩は無数にいる事を失念していた。

占領されてはいないが、所々にロケット団の影が見え隠れしているダークな街な為一般人もダークな感じの人が多いのだろうか、と絡まれながら考えているとジムリーダーのナツメが助けてくれた。ジムリーダーだろうと構わずバトルを仕掛けた二人に対してナツメはメタグロスを出していた。ほうカントー地方なのにホウエン地方のレアポケですか。完膚なきまでに倒す気満々の殺意バリ高サイキックお姉さんのメタグロスは相手の攻撃など効かんという風に無双していた。

その後は臍出しセクシーお姉さんに連れられて色々な所を見て回り、最終的にナツメのご自宅へ。高層マンションの最上階丸々自分の物というジムリーダーの収入の凄さに驚いた。

以前自分がトキワの森で語った話について聞かれたが口から出任せな為答えられない旨を伝えた。

帰ろうとすれば『男の子が一人で夜のヤマブキシティを出歩くのは誘拐してくれと言っている様なもの』と言われ、客用の部屋で一夜を過ごす事になった。

 

×月↓日

某新聞社が『ジムトレーナー、将来有望少年を囲う!?』という見出しの記事を出した。高級マンションへと入る自分とナツメの姿がでかでかと乗っていた。幼馴染にどういう事かと詰め寄られ、母親には何もされなかったかと尋問された。お母様?若いスバメとか子供がいる前で言わんでください。教育に悪いから。

ポケモン協会から新聞社へと公式なクレームが出た事で記事は回収される様だが、某掲示板やSNSでナツメがちょっと炎上していた。直ぐに鎮火していたが。その後ナツメから謝罪のメールが来てこちらがいたたまれない気持ちになったので、メールを送っておいた。

 

×月←日

うちのエスパータイプのポケモンが騒めいている。どうやらエスパー美女とイチャコラしていたのが不服な様子。エスパータイプに囲まれていると、今度は他のタイプのポケモンが不機嫌になって修羅場になった。ヤメロォ…ナイスゥ…!

この後無茶苦茶ポケリフレした。

 

 

 

 

 

△月〇日

山の中でのんびりと過ごしているとカイリューに乗った四天王のワタルがやってきた。うちのカイリューが威嚇し向こうのカイリューが眉を顰め縮こまってしまっていた。レベルの差を見せ付けた後擦り寄って来たので腹を撫でてやれば翼をバタつかせて喜んだ。

向こうの話では大会に参加して欲しいが、それが無理ならせめて解説や上位トレーナーの食事会だけでも参加して欲しいそうだ。ポケモンの育成に専念したいので無理だとお帰りいただいた。お前も分かるだろう?ポケモンの育成の大切さを、え?それ以上何を育てるのかだって?君の様にドラゴンタイプだけ育てている訳じゃねぇからとはストレートに言えないのでオブラートに包んで皮肉を言ってやった。

 

△月×日

今さっき気付いたのだがポケモン図鑑には盗難の際に追跡出来る様にする為にGPSが組み込まれてるようだ。何故あんなにもポケモン協会やジムリーダーが自分の位置を正確に把握しているのか疑問であったが、これを使っていたらしい。まさに職権乱用である。マサラタウンに戻りオーキド博士に図鑑を返却しバトルサーチャーやボイスチェッカーを制作会社に郵送し早々に立ち去った。他の荷物に関しても何があるか分からないので一度広げて確認してみよう。

 

△月△日

一部の人間にしか連絡先を教えていないスマホと営業用というかジムリーダーやら用のスマホの二台持ちをしているが、後者のスマホには毎日20件程のメールがやってくる。基本勧誘メールばかりな為断りのメールを返しているのだが文章を毎回打つのが面倒なので直ぐに文章を打ち込める様にコピペしてから予測変換に設定した。これがなかなか便利で仕方ない。 

スマホにもGPS機能が付いているのだが、携帯電話会社の社長さんにはOHANASHIしてあるので外部には漏らさないし緊急時以外には位置の特定等もしないと契約書に記していただいた。

 

△月□日

ポケモンには一種一種に特徴があり、一匹一匹に個性がある。人間もポケモンの一種であるという研究がある。論文を見た事があるが人間のポケモンとしての特徴を上げるとするならそれは「知能」にあると考える。フーディンやメタグロス等のポケモンは人間の何十倍何百倍という知能指数を叩き出しているが、人間は他のポケモンとは違った進化を続け多様化を続け歳月を積み重ねてきた為にメタグロスフーディンに知能で劣るが多様性を手にしている。人間は他のポケモンと大幅に違う道を歩みここまでに進化し成長したのだ。つまり何が書きたいのかというと■■■■■■■■■■■■■■。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■。

 

△月■日

昨日の最後の文だが流石にないな、と思ったので塗りつぶしておいた。

本日はタマムシシティへやってきた。ヤマブキシティの次に大きな街でありカントーで一番の治安の悪さで有名である。悪の組織ロケット団の姿が多く見られ、不良少女や厳つい恰好をしたお姉さんが屯しているここはまさに世紀末。世紀末程荒廃はしていないが。

ヤマブキシティ同様怖いお姉さん方に絡まれてしまったが前回の反省を活かしポケモンバトルで勝ったら見逃してください!と上目遣いで頼んだ所「敗けたらウチ等の■■■■の■■になってもらうからなぁ!」とネットリヴォイスで言われ怖いなぁと思いながらも向こうが出してくる全てのポケモンを一匹のみで薙ぎ払って差し上げた。

その後金を巻き上げデパートで買い物、デパートを出た所で先程蹴散らした不良さんの仲間に絡まれたのだがタマムシジムリーダーのエリカに助けてもらった。ジムリーダーが何故ここに、と思ったが『花の香りに誘われてきた』という頓珍漢な事を言い始めたので話半分モードに切り替えた。花の香りについて聞くと何故か身体を密着させてきて『貴方ですよ』と抜かしてきてこりゃ駄目だと頭を抱えたくなった。お淑やかな令嬢が頭イッてる電波娘になってしまっていた。

『貴方という麗しく美しい華に誘われて、卑しき虫達が群がっていたので助けに入らせていただきました』と言われた時に俺は真面な顔を出来ていただろうか。ポケモンの登場人物特有の好きなタイプのポケモンに脳が汚染されてるのやめーや。

 

 

 

 

 

□月□日

今日はカントーにて一年に一度開かれるカントーポケモンリーグが開催される。各地からやってきたバッジ所持者数百人によるリーグ挑戦を掛けた公式大会である。この大会以外にも、選ばれたカントー出身一般トレーナー50名、ジムリーダー10名、四天王4名による総勢64名による公式大会等もある。

今回の大会は一般トレーナーの公募によるものであり、64人大会とは違い推薦でない為自分には何も関係のないのだが。協会から「参加しないか?」という打診が来た。ジムバッジはあくまでそこそこの大会に出る為のものであり、公式大会というカントーの9割の人間が見る大会になんて出た日には次の日から町を歩けなくなってしまう。

敗ければいいかと考えたがウチのポケモン達はプライドが高い様で適当に負けるという選択肢を認めてくれない。負けるには四天王に当たるか伝説のポケモン持ちトレーナーに当たるしか可能性がない。しかも当たったとしても俺が育てたポケモンが簡単に負ける訳がないので100%の確率で優勝不可避なのだ。あくまで100%であり絶対ではない。ポケモンでは100%は外的要因で外れるのである。

協会には公式の大きな大会には出ない旨を再度告げて電話を切った。 

だが幼馴染が大会を間近で見たいというので大会中はバトルドームの近くの宿泊施設で泊まる予定である。

 

□月■日

数百人というトレーナーとポケモンが鎬を削る大会は1日目を迎えた。幼馴染はトレーナーになりたいらしく今の内から色々と見ていたいそうだ。

そうこうしているとエリカとナツメにエンカウントした。何故出なかったのと聞かれ協会と同じ事を伝えると渋々と納得していた。この後食事でもと誘われたが腕にしがみ付く幼馴染の機嫌が六段階ダウンしているので遠慮した。

大会を見て思ったのだが8個のバッジを手にしたトレーナーはある程度の力量を持っていたが、レベルに換算すると40が最高といった所。自分の障害に成り得る程の強さを秘めた者は居なかった。バッジが8個あるのにこれとか、トレーナーのレベルが低過ぎるのでは?いや、ゲーム基準で考えていたが現実になるとトレーナーに配慮していたりするのだろうか。

まぁまだ一日目だし、これから強いのが出てくるか。

 

□月◇日

今日は誰に会うのだろうかと思っていると四天王のカリンが現れた。貴方は金銀の四天王でしょうに。いや未だカントー四天王が健在な今はただのトレーナーなのか。ジョウトのトレーナーが何故自分の事を知っているのか、知っていたとして何故話し掛けてきたのかを聞くと自分の事はカントー四天王のカンナから聞いていたそうな。自分の噂はジムリーダーや四天王だけではなく、それを通じて他の地方にまで広まっている様子。

強いポケモンや弱いポケモンについてどう思うか聞かれたので『それは人の勝手、強いトレーナーなら好きなポケモンで勝てる様になれば良いのでは?』と先制攻撃を食らわせるとパァっと笑みを浮かべ掛けたので『まぁ本当に強いトレーナーなら好きなポケモンではなく、勝てるポケモンを選ぶ覚悟が必要になる時もありますがね』と付け足せば笑顔が一変曇り思案し始めた。上げて落とすのは大好きです。最後にフォローを入れてから離れたが、最後のあの顔は一体。もしかして俺、また何か言っちゃいました?

 

□月◆日

大会五日目、遂に全試合が終わり優勝者が祝福されていた。その光景を見ながら考えていた事は、自分が参加していたならどのようなポケモンを使っていただろうかという事。正直な思いを語るなら、何も考えずに自分のしたいようにポケモンバトルがしたいという気持ちがある。しかしこの世界には世界征服を企てる組織が存在する。ポケモン協会だって一枚岩ではないし、トレーナーの中にはバトルジャンキー等もいる。目を付けられれば面倒事に巻き込まれる可能性がある。伝説のポケモンを知られる様な事になればもっと危ない。

でもゼンリョクでバトルがしたいなぁという気持ちが心の隅で叫んでいるのよねぇ。もう既に注目を集めてしまっているだろうと。

そんな事を考えながら幼馴染と帰路に着いた。

 

 

 

 

 

△月△日

本日は晴天なり。カントー地方を旅立った幼馴染から毎日朝と夜に来るメールが最近の癒しだ。彼女は引っ越してすぐに向こうの博士にポケモンを貰い旅に出たそうだ。最初のポケモンはアシマリを選んだらしい、良いセンスだ。一方俺はゲームではモクローを選び残り5体を二ャースにしてストーリーをクリアした。カキの試練の前には既にレベル50を超えてジュナイパーに至っていたのを覚えている、名前はタチャンカだ。自分がゲームで初めて手にしたポケモンはミズゴロウだった筈。初めて捕まえたポケモンはキノココな気がする。

 

△月▲日

アローラ地方は南国の島国である。地続きではなく他の地方と離れているという事で今まで他の地方とは交流はあまりなかったが技術の発展に伴い観光地として栄え始めたそうな。自然との共存の為に極力ポケモンの生活圏での開発は行わない様にしているそうだ。

気候の安定したカントーとは違い向こうは日が強く熱い、これが年がら年中続くのはキツイとメールが届いた。

 

△月▽日

アローラ地方は四つの島と一つの人工島で構成されている。そういえばアローラにはジムがない、ジムと呼ばれるものは大陸で生まれたシステムでありアローラ地方では島巡りと呼ばれるものが独自にある。島キングや島クイーン、キャプテンというジムリーダーに該当する存在がおりその者達の試練を達成していくのが島巡りである。あの子は島キングの一人に出会ったそうだ。恐らくハラの事だろう。

こちらはジムリーダーによるお誘いメールラッシュを一つずつ消化し次の町へ向かう。

 

△月▼日

人工島はエーテル財団という組織が作った島であり傷付いたポケモンの保護を行っている事で有名であるが、あくまでそれは表の顔である。実際は財団の長であるルザミーネの目的達成の為の資金源であり隠れ蓑。スカル団という外れ者達を使いアローラにて暗躍していた。いやこれからするのか。

メールではハウとリーリエと仲良く旅をしているそうだ。

 

△月∴日

一月後に公式の大会が開かれる為名の知れたトレーナー達に協会からメッセージが送られていると街中の大型ビジョンのニュースで流れていた。近くのファミレスに入り食事を注文するとタイミング良く協会からメールが届いた。参加しない旨を書き込んだメールを送り返し電源を切った。

最近協会からの勧誘や大会への参加のメールや電話が多い。ジムリーダーや四天王まで使って来られると態々何度も来て頂いていて申し訳なく思う。良心に訴え掛けてくるのやめーや。

 

もう他の地方に行くか?

 

△月∵日

あぁ^~毎日毎日電話にメールに気が狂うぜ、もうストレスで滅茶苦茶や。二回も地団駄を踏んだ。この辺にぃ良い航空会社があるらしいですよぉ、じゃけんチケット予約しましょうねぇ^~。




誤字脱字言葉の誤用、あればすみません。
書きたい事詰め込んだせいで文が可笑しいのもすみません。


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カントーガールダイアリー/ウルトラカントーガールダイアリー
KGDその1


昨日が誕生日だったので初投稿です。


A月A日

今日から新たな土地での生活が始まる。あの人には色々と教えてもらったから、下手なバトルは出来ない!頑張るぞ~!!

 

A月B日

タンクトップにハーフパンツな水着を着てその上から白衣を纏ったセクシーで褐色な男性がこの地方を代表する博士とは、流石南国。だがしかしその指には指輪をしていた。

博士からアシマリを貰った、名前はアリエル。何故この子にしたかというと、アリエルは控えめな性格で他のポケモンに気を遣える優しい子だったからだ。優しい子ならすぐに仲良くなれそう。

 

A月C日

ハウという男の子と一緒に冒険に出る事に。褐色無邪気な男の子とか惚れてまうやろ、まぁ私にはお兄さんがいるから無理なんだけどね。後リーリエという女の子も一緒に行く事になっている。金髪お嬢様という絵に描いた様な人物だけど高飛車ではなく優しい少女であった。

今日はポケモンスクールでポケモンバトルの基礎について学び、夕方にハウオリシティに来た。

 

A月D日

どうもリーリエはカントー地方の生まれで5年前にこちらにやってきたらしい。カントー出身同士という事でカントーの話をしているとハウが『カントーで有名なトレーナーって誰?』と聞いてきた。リーリエはチャンピオンの名前を出した後、唐突にお兄さんの名前を出して来た。いきなりの事で驚いたが、確かにお兄さんは苦戦する事なく20を超えるジムを制覇してきており最近何かとメディアに名前が載っていた、名前が知られていても仕方のない事なのだろう。私は勿論お兄さんを一番に上げた、初手お兄さん以外ありえない!

 

A月E日

島巡りっていうのは島キングとかキャプテンとかからの試練を達成して回るアローラの伝統的なもの。それを私はハウと一緒にやっていく事になった。島巡りをしながら仲間を集めて強くなるぞ!

後、聞いた話なんだけど。アローラにはスカル団という悪い組織がいるらしい、でもロケット団みたいな凄い組織ではなく島巡りを達成出来なかった人達の集まりらしい。

 

A月F日

草むらは草タイプが多い、つまり水タイプのアリエルちゃんは不利。それでも遠くから攻撃して避けてを繰り返し何とか戦えている。

ハウオリシティにやってきて3日目だがそろそろ二体目のポケモンを仲間にしたい。

 

A月G日

ヘアサロンで髪を切った。カントーにいるお兄さんに自撮りを送った。可愛いと返信が来た。

カントーのポケモン協会からお兄さんへ大会への参加の要請があったみたいだがお兄さんは参加しないみたいだ、良かった。公式大会に出てお兄さんがこれ以上目立ったらお兄さんを狙う女が増えてしまう。ライバルは少ない方が良いのだ。

 

A月H日

海岸にてスカル団がヤドンの尻尾を乱獲していた。ジュンサーさんが戦っていたが相手が多く苦戦していたのでハウと助太刀に入った。ヤドンと言えばお兄さんがヤドランという進化系のポケモンを持っていたのを思い出した。

お兄さんのヤドランを始めて見たのはマサラタウンで近所の人に挑まれた時に使っていた所。相手のブラッキーが張った二重の壁を無慈悲に叩き割り殴り倒していたのを覚えている。まるで格闘タイプの様な力強さだった。

 

A月I日

キャプテンの一人イリマさんとポケモンバトルをする事に。ドーブルを出して来た時お兄さんから言われた事を思い出した。確か『ドーブルは相手が出してきた技を自分の物にする。つまり色々な”型”があり、一目見ただけでは何をしてくるか分からない。油断しないように』だったかな。型っていうのはポケモンのコンセプトの事らしい。例えば攻撃に特化した攻撃型、傷を癒す技や能力を上げる事に特化した補助型等があり、一つに絞って育成する事でポケモンの力を引き出す。それが型であると教わった。簡単に言ってるけどそれってかなり大変で難しい事だと思うんだけどなぁ、私に出来るかな?

で、イリマさんとのバトルはどうなったかというと、ギリギリで勝てた。イリマさんのドーブルはこちらの弱点になる草タイプの技を使ってきたけど警戒していたので受ける事はなく戦えた。

 

A月J日

イリマさんの試練は朝ご飯を食べた後に始まったのだが終わる頃には日が沈んでいた。ぬしポケモンのラッタはカントーで見たのとは見た目もタイプも異なっていた。それにあの大きさでとっても速くて苦戦した。

試練をクリアした事でZクリスタルを貰った。Zクリスタルは技を進化させるという凄い物だった。お兄さん曰く『道具一つで戦況が変わる、強そうに思えない道具でも使い方次第で勝てない相手にも勝てる様になる』。道具の使い方も覚えなきゃね。

 

A月K日

そういえば昨日は試練の事で頭が一杯一杯で新しい仲間について書いていなかった。昨日試練の前に新しいポケモンが仲間になった、捕まえたのはケーシィ。寝ている所を見つけてアリエルちゃんに話し掛けてもらって仲間になってもらった。ケーシィの名前はケリィ君にした。

 

A月L日

メレメレの花園では可愛らしいポケモンが沢山いた。リーリエのポケモン?であるほしぐもちゃんが自由奔放なせいで変な人とポケモンバトルをする事になった。野生のポケモンとの戦いを通して成長したケリィ君が活躍していた。

ケリィのテレポートは溜めを少なくし連続で出せるようになれれば強みになると思うのだが、お兄さんに相談したら一流のエスパーでも難しいらしい。

 

A月M日

メレメレの花園周辺で新たな仲間に出来そうなポケモンを探しながらもポケモンバトルを続けた。うちの子達も大試練に挑戦しても平気なレベルに達していると思うんだけど、お兄さんからは油断するなと言われているので後二日は修行していこうと思う。

 

A月N日

お兄さん曰く『あくまで俺の考えだけど。強いポケモンを揃えただけのトレーナーは三流トレーナーである。強くはないが自分の好きなポケモンを活躍させようと努力するトレーナーは二流である。どんなポケモンでも使い熟せるトレーナーは一流である。強いポケモンを揃えそれを使い熟し勝つ事の出来るトレーナーは超一流である。勝つというただ一つの事に限ればこうだと考えている』『自分の好きなポケモンで戦う、それ自体は普通の事。だけど勝つ為に戦うのであれば強いポケモンを選ばなくてはならない。これは絶対の真理であり冷酷な現実』『でも勝ち負けに関わらない楽しむ為の戦いなら自由に伸び伸びとやるのが超一流』と言われた事がある。

私にも何となく分かる。私はどうしようか?ただ勝つ事だけを目指す?いや、私は楽しみながら強くなろう。お兄さんも楽しんでるし。

 

A月O日

昨日の続きであるがお兄さんは他にもこんな事を言っていた『だけど二流でも良い。二流の中にも輝きを放っている者が大勢いる。その輝きは一流を打倒し得るものだ。超一流を倒すのは難しいが』『言いたいのはただ一つ。恐れるなって事だ。人間誰でも負ける事を恐れ、負けて傷付く事を恐れ、負けた後の事を考え恐れてしまう。それ自体は普通の事だ。だが負けるって事はそう悪い物じゃない。負ける事は、傷付く事は、後を考えるという事は、自分を成長させる。誰しも傷付けばそれに対して負の感情を抱える。抱えたまま通常では考えられない力を発揮する事で先に進む事が出来る。偉業を成し遂げた人っていうのもそれだ。強者ってのは大抵がその力を発揮している偉業を成し遂げられる者だ。だから恐れるな、前に進み続けろ。そうすれば誰にでも追い付けるし誰も追い越せなくなる』

お兄さんは色々な事を教えてくれる。色々な考え方、理想と現実。未だに難しくて分からない事が多いけど、全てマル秘ノートに書いてあるからいつか全てを理解したい。

 

A月P日

花園の近くのポケモンセンターを出て山道を下っていく。途中トレーナーに勝負を挑まれるが問題なく勝利する事が出来た。

数時間後、滝が見える橋に辿り着きその橋を渡れば見た事のある景色が広がっていた。漸く島を一周して来たのだ。

リリィタウンに戻ってくるとリーリエとハウがベンチに腰を掛けダウンしていた。ハウはともかくリーリエはもう少し体力付けなきゃ。

 

A月Q日

昨日は一日リリィタウンで休み疲れを取った。今日はこの島での最後の試練、島キングのハラさんの大試練が始まる。

ハラさんの手持ちは格闘タイプが多い、私の手持ちの二匹なら有利に進められるが向こうがそこを考慮しない筈がない。何か仕掛けてくるだろう。

 

A月R日

疲れからか大試練がどうなったのか書くのを忘れていた。最後の一匹でアリエルが倒され余裕を持ってケリィに繋げる事が出来た。アリエルの活躍が凄い。

ハウも何とか勝てていた。

今日から三日のんびりと過ごしてから次の島へと向かう。

 

A月S日

このペースで行くと三か月後には全ての島を巡り終える事になる。まぁそんな簡単にはいかないだろうけど。今日はハウが体調が悪いという事でリーリエと二人で出掛けた。

 

A月T日

明日には次の島に向かう事になる。そういえばお兄さんが数日前にカントーを発ったみたいだ。Poketterのカントー圏内情報ではトレンド入りしていたくらいだ。

 

A月U日

今さっきお兄さんからメールが来た、もうすぐアローラに着くらしい。ウルトラ嬉しいがメレメレの空港に着くのが明日らしい。明日の昼には他の島で島巡り、つまりお出迎えも出来ないし一緒にお出掛けも出来ない。ウルトラ悲しい。でもお兄さんはあくまで観光に来るのだから自分が一緒だと迷惑になってしまうかもしれないからこれはこれで良いのかも。お兄さんの事だからナンパとかされたらどうしよう、悪い女に連れていかれて酷い事でもされたらどうしよう。あぁ不安だなぁ。お兄さんは割と抜けてる所があるから。

それではいざ行かん次の島へ。




調子乗って書きあがってすぐに投稿!とかやってると、筆が進まなくなってエタる系トレーナーです。
色んな人の視点で書いていきたいけど、日記って難しい。日記だから過去形な訳でしょ?でもたまに現在形で書いてしまったりと凡ミスが多い。てか誤字脱字が多過ぎるってそれ一番言われてるから。

KGDはカントーガールダイアリーの略。


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KGDその2

ハーメルンに来たらお気に入り登録が10倍になってるし好きな要素だけ詰め込んだ後先考えない作品が日間ランキングで1位になってる。
あれれ〜おっかしいなぁ〜。こんなになるような作品じゃないんだけどなぁ…可笑しいなぁ…。もしかして、またオレ何かやっちゃいました?^^;(なろう主人公並感)

異世界転生したので初投稿です。


B月A日

島と島を船で移動すると丸一日掛かる為、船は客の為に大きく出来ているそうだ。食事も出るし遊戯場もあるしバトルフィールドもあった。昨日は船に乗り込んでからリーリエとハウを引き連れて船の中を見て回った。

遂に第二の島であるアーカラ島へと到着した。新たな島で早々に濃いメンツに出会った。あからさまなギャル女であるライチさんにその弟子の小麦肌女子のマオ。他にも水タイプと炎タイプのキャプテンがいるそうだ。ここで水炎草の試練を乗り越えその次に島クイーンの大試練に挑んでいく。

そういえばPoketterでお兄さんに関しての書き込みがチラホラ見えたけど、お兄さん位になると他の地方に行くだけでも話題に上がるんだね。他の地方の四天王の人がお兄さんと楽しい空の旅をしたそうだけど、どういう事なのか今度お兄さんに聞いてみよう。

今日の宿となるポケモンセンターに向かい部屋を取った。

 

B月B日

リーリエは待ち合わせがあるとかで一旦離れる事に。怪しげな二人組とポケモンバトルしたり、ハウと戦ったりした。

今日はオハナタウンまでやってきた。明日は5番道路にあるポケモンセンターに向かい、準備を整え水のキャプテンがいるせせらぎの丘に行く予定だ。結構な距離があるらしいから早めに起きよう。

 

B月C日

5番道路では二人組のトレーナーが多くアリエルとケリィの二匹ともが疲弊していったけど、まさか回復する前に連続して勝負を挑んでくるとは。汚いなスカル団。

パンクな服に刈り上げの似合う眼光鋭いグラジオ君は色んなポケモンを連れていたけど、聞いたことのないポケモンもいた。名前はタイプヌル。名前なのかなぁ?もしかしてタイプヌルじゃなくてタイプ・ヌルとかタイプ:ヌルとかなのかも。

お兄さんに飛行機での事を聞いたら向こうが押し掛けてきただけでロクに話をしていなかったらしい。お兄さんは優しいから相手を庇っているのかもしれない。相手は四天王、まだ私じゃ敵わない。もっともっと強くならなきゃ。

スイレンという服の下にスクール水着を着た泳ぐ気満々の女の子が水のキャプテンだった。大人しめな子かと思えば冗談が好きな面白い子だった。

 

B月D日

南下して六番道路へとやってくると前に戦った見た事のない服装した二人に勝負を挑まれ戦った。べベノムという見るからに悪戯っ子なポケモンは毒を使ってチクチクと攻撃してきて厄介だった。

この戦いの最中にアリエルが進化した。大きくなって益々強くなってきてる!その後またスカル団と戦ったけど余裕だった。新たなアローラの友達が増えた、ハプゥって言ってポニって島から来たみたい。順番で行くと最後の島になるのかな?

ロイヤルアベニューは色んな建物が建っていて目移りしちゃう。敷地内のポケモンセンターに泊まった。

 

B月E日

ロイヤルアベニューはロイヤルドームっていう建物が中心になってるらしくて、1対1対1対1というロイヤルバトルが目玉だとロイヤルマスクさんから教えてもらった。身体に張り付くような衣装を見ていると悶々としてきてしまう、色気っていうのかな、それが出てるのかもしれない。リーリエも目線を逸らすけどチラチラとロイヤルマスクさんを見ていた。それからロイヤルバトルに挑戦したんだけど、周りを見ていなきゃいけないから凄い大変だった。

今日は昨日と同じポケモンセンターに泊まる予定だ。

 

B月F日

ロイヤルアベニューを出て次に向かったのはヴェラ火山公園。火山と言うだけあり炎タイプや地面タイプを始めとした様々なポケモン達がいた。火山を上るのは大変でハウとリーリエの体力を考慮して、途中で三回程休憩を挟みながら登って行った。しかし火山はアリエルの餌場だ。ブビィやヤトウモリ、カラカラやヤヤコマ等殆どのポケモンに強く出れる。

山の頂点で待っていたのはロイヤルドームで出会った黒い肌の少年、カキ。試練内容はポケモンの踊りの違いを探すというものであり、最後の問題に関しては選択肢の意味を成していなかった。笑わせに来ていたのだが、ぬしポケモンのエンニュートの動きが素早く捉えるのに苦労した。この戦いでケリィが進化した。ステータスが一気に高くなったのかケーシィの時よりも遥かに強くなっていた。

山は登るのに苦労したが下りるのにも苦労する事を学んだ。疲れた身体を引き摺る様にしてロイヤルアベニューまで戻って来た。

 

B月G日

ポケモンセンターにて十分に睡眠を取り準備を済ませる。ジョーイさんから『次のポケモンセンターは遠い』という教えてもらい人生初めての野宿の可能性も考慮したが、今から野宿の支度をするのは無理だ。日が暮れる前には着ける様に。

ヴィラ火山→7番通り→ワカツダケトンネル→8番道路→ポケモンセンター。といった感じで向かったのだが、日が落ちる前には辿り着けなかった。トンネルが長過ぎるでしょ、抜けるのに1時間以上掛った。というかトンネル内に休憩スポットがあるのに驚いた。

日が落ちて数時間後、日を跨ぐ前には辿り着けた。

 

B月H日

昼過ぎまで眠ってしまっていた。三人で遅めの昼を食べてのんびりと過ごした。

隣のモーテルが騒がしいので見に行くとシンオウ地方のチャンピオンがいた。ハウは知らないらしく疑問符を浮かべていたがリーリエはこれマジ?という顔で驚いていた。私も驚いている。チャンピオンであり女性トレーナーのランキングで上位に常に君臨しているあのシロナさんだ。人だかりの中心でサインを書いたり握手したり写真撮ったりとアイドルみたいな状態だった為、遠巻きに眺めた後散歩に出掛けた。

シロナさん綺麗だったなぁ。そういえばお兄さんはどんな人が好きなんだろう、ああいった人が好きなのかなぁ?

 

B月I日

朝ご飯の後ポケモンセンターを出発した。歩いて30分位で次の試練が行われるシェードジャングルに辿り着いた。マオの試練は食材探し。スイレンカキマオと続き皆面白い試練を考えているなと思った。

試練は昼休憩を挟みながら食材を探していたがその度に外れを引きポケモン達の相手をしていった。何だかんだで食材が集まり料理が出来ぬしポケモンとして現れたラランテスを相手にした。ラランテスが呼び出すポワルンとのコンボでアリエルが一撃でノックアウトされた時は肝が冷えた。ケリィがいつも以上に俊敏な動きで攻撃を避けながら念力を飛ばし続けていた。

試練達成後はマオと別れシェードジャングルを南下していくと5番道路に出て来られたので前に泊まったポケモンセンターに向かい明日に備えた。

 

B月J日

ポケモンセンターを出た後は只管南下し続け遂に港まで戻って来れ。明日はディグダトンネルを超えなくてはならない、しっかりと疲れを取らなくては。

今日も近くのホテルの前に人だかりが出来ていたが、シロナさんだろうか。もしかしたら他の人かもしれない。

 

B月K日

ディグダトンネルは暗いし冷えるし迷うしスカル団に絡まれるしで散々だった。本当に散々だったのでスカル団には恨み辛みを持ってゼンリョクをぶつけた。

コニコシティに着いたら早速ご飯を食べにいった。ピリ辛な料理で舌が痛くなったが美味しかった。

フォトクラブにてアリエルとケリィと一緒に写真を撮ってお兄さんに送っておいた。そういえば最近お兄さんの事を書いていなかった。お兄さんは数日前までメレメレ島に居たそうだが、今はアーカラ島に来ていると言っていた。お兄さんに久しぶりに会いたい、少しだけだが強くなった姿を見せたい。

 

B月L日

最近Poketterを開いていないと思い開いたらお兄さんの話題が上がっていた『四天王カトレア、男連れでバカンス!?お相手は黒髪の彼!』。本人達は偶然船で出会ってここまで一緒に行動しただけ?このホテル前で別れるつもりだった?あ、一昨日の人だかりはお兄さんだったのかとキレそう。まずは強くなってアローラで一番になろう、その次に他の地方の強い人たちを倒そう。

コニコシティはスイレンの家があるらしい。コニコシティを見て回った後明日に備え早々に眠った。

 

B月N日

今日は早めに起きた。食後さっそく次の試練が行われる場所へと向かう。メモリアルヒルという墓地を抜けた先でエーテル財団とスカル団が争っているのを見つけた、スカル団を倒し更に進んでいくと今度はスカル団のプルメリさんという人と戦う事に。他のスカル団団員とは違いこの人は本当に強くてギリギリの所で何とか勝てた。

その後二匹の傷を癒してから島クイーンであるライチさんの大試練が始まった。ライチさんとのバトルでは相性で有利とはいえなかなかに苦戦した。Z技は相性の不利を逆転出来る切り札、本当に厄介だった。ケリィが何とかルガルガンを倒し無事に大試練をクリア。

 

B月M日

今日は本当に色々あったので眠い、だから簡単に書いていく。ハノハノホテルからエーテル財団に向かい保護区で話を聞いていると突然空中に光の穴が出来てそこから謎のポケモンが現れた。でもどこかで見た事ある気がするんだよなぁ、小さかった頃に。

何とか倒せたが、チラリと振り返った際にルザミーネさんが黒い笑みを浮かべているのを見てしまった、絶対何か企んでるよあれ。名前に団が付く組織はロクでもないってお兄さんが言ってたからエーテル財団も危ないのかもしれない!ザオボーさんなんて典型的な悪の幹部だよね。

書くのを忘れてたけど、ルザミーネさんっていうのはエーテル財団の一番偉い人で美人さんだ。スレンダーっていうのかな、何というか怪しいオーラが出てる。

後この人もお兄さんと会ってるみたい、ヤヤコマのような可愛らしい声?ミロカロスのような美しさ?何を言っているのかな?貴方ちょっと前に40歳超えてる二児の母だって自分で言ってましたよね?若い子に狙い付けてるのかな?

 

B月O日

ウルトラスペースにウルトラホールにウルトラビースト、まるでウルトラのバーゲンセールだね。今日はコニコシティでのんびり観光。スイレンの妹達はスイレンを小さくした感じで凄い似ていた。私に兄弟姉妹がいれば似ていたのだろうか。まぁお兄さんがいるから欲しいとは思わないけど。

スイレンやマオと話をしていると最近有名な人がアローラ地方に来ている事についての話題になった。シンオウ地方のチャンピオンのシロナさん、イッシュ地方の四天王のカトレアさん、カントー地方のチャンピオンのグリーンさん、そのチャンピオンに勝ったレッドさん、それからお兄さん。最近話題に上がっているお兄さんの名前が出てくると嬉しい反面他の女に目を付けられるなぁと危機を感じる。ライバルが多くなるのは勘弁してほしいよ。

お兄さんは世間では『かなりの実力を有しているが、向上心のないトレーナー。だがポケモンを大切にしており、ポケモン協会が開く公式大会やメディアへの露出等はポケモンを優先して拒否しているらしい』という扱い。あくまで憶測でそういった風に見られているそうだ。本人は『あまり目立って色々な場面に駆り出されたくないから』と言っているが『ある程度力がある事を示さなければトレーナーとして生活が困難な為に目立たなくてはいけない』と嘆いていた。私、将来いっぱい稼ごうと思う。

 

B月P日

今日は次の島へと向かう船へと乗り込んだ。結局お兄さんとは会えずじまいであったが、まぁ島巡りをしていればいつか会えるでしょ。

次の島はウラウラ島。マリエ庭園と呼ばれる場所やアローラで最も高い山であるラナキラマウンテン、ハイナ砂漠等が名所。でもスカル団が根城にしているポータウンがある所為で他の島より観光客が少ないみたい。

ホクラニ岳の向こう側は実質スカル団の縄張りだと思えとはライチさんの言葉。向かうには海を進むか山を越えるしかないようだが、そんな所にキャプテンや島キング島クイーンはいないだろうから向かう必要はないので大丈夫大丈夫。次の島には明日の昼前には着く予定だ、新しいポケモンに早く会いたい。

そういえばハウは既に手持ちを四匹揃えているそうだ。私の二倍である。そろそろ私も新しい仲間がほしいな、電気タイプとか鋼タイプが来てほしい。




あ、そうだ。話とか感想とかで色々設定出しても展開とか自分の書きたい事によってその設定が変わっていく可能性があります。お兄さん許して!


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KGDその3

昨日の動物物語が面白かったので初投稿です。


C月A日

第三の島の名前はウラウラ島。恒例のハウとのバトルだけど今回はハウに負けてしまった。ハウが強くなっているのもあるけどポケモンの数が違い過ぎるのが敗因だと思う、もっと仲間を増やさなきゃ。

博士と待ち合わせをしているのでマリエ庭園に行ってきた。何て言うのかな、ワビサビっていうの?それが凄かった。これからホクラニ岳を登って頂上を目指すみたいなんだけど、この島に来てまだ一日目だって事で三日間も好きに出来るようになった。なので今日はこのままマリエシティに行って観光をした。

ハウはマラサダを食べに行ったので、私はリーリエと一緒に図書館に向かった。図書館に向かっている時に前に会ったハプウに出会った。ハプウもこの島に来て修行をしているらしいのでいつかバトルする約束をした。図書館ではあのオーキド博士の従弟であるナリヤ・オーキドさんがいた。リージョンフォルムについて調べているそうだけど私はリージョンフォルムのポケモンを持ってないから力になれそうになかった。

二階で本を探しているとアセロラっていう女の子に本を見せてもらったけど、内容は良く分からなかった。昔凄い事が起こったのは分かるけど。目ぼしいものはもうないみたいだからそのままポケモンセンターに戻った。

 

C月B日

マリエシティの外れにある岬まで来ていた。ここはリサイクルプラントっていうのがあってアローラ中のゴミが来てここでリサイクルされるらしい。近くの草むらで遂に三匹目の新しい仲間が出来た!捕まえたのはコイル、名前はスプリングちゃん。コイルには性別はないけどスプリングちゃん。前に日記で電気か鋼が欲しいって書いたけど両方を備えたポケモンが仲間になるとは。

その後は街に戻ってショッピングした。次の街に行けば行く程新しい服を見つけてしまってついつい買ってしまう。

 

C月C日

今日は岬の草むらで野生のポケモン相手にスプリングをバトルさせたんだけど、鋼タイプだから硬くて全くダメージを受けていなかった。凄いね鋼。

 

C月D日

今日は10番道路を通ってホクラニ岳まで向かった。道を進んでいるとオニスズメに襲われた。新しい仲間のスプリングの初バトルだったけど鋼の固さで受けて電気で弱点を付けてダメージをあまり負わずに勝てた。スプリング固い!スプリング強い!

その後スカル団とバトルしたけど、スプリングが全員倒してた。凄い凄い!

で、ホクラニ岳を登るのは徒歩じゃ時間が掛かるのでバスに乗ったが、見た目が凄かった。とってもファンシー。頂上に着くと博士が他の山の上にポケモンリーグを作りたいと言っていた。四天王に相応しい人物には話をしているらしい。でも『あの子にも四天王になってほしかったけど、観光に来てるだけだからね……』と言ってたのは誰の事なんだろう。

ポケモンセンターで一晩過ごす事に。

 

C月E日

ホクラニ天文台ではマーレインとマーマネという二人の男性に出会った。早速試練を始めるのかと思ったらデンジムシがいなくなっちゃった!それで探したんだけどこれが見つからなくて、凄い時間が掛かった。

試練もデンジムシを動かす物で案外難しかった。ぬしポケモンはトゲデマル。アリエルやスプリングじゃ攻撃が決まらないのでケリィに頑張ってもらった。トゲデマルもそうだけど呼び出したエアームドも固くて凄い大変だった。

試練をクリアした後はマリエシティにリザードンでライドして帰った。着く頃には夕方だったので夕日が綺麗に見えるマリエ庭園に行ったらスカル団と博士が喧嘩してた!博士はスカル団に『3ターン!3ターンで君達を倒そう!』と宣言していた、凛々しい姿に思わず燃えた。するとガラが悪い、いかにも悪者グループのリーダーな男の人がやってきたのだが、本当にスカル団のリーダーだった。なんでも博士とは知り合いみたいで凄い博士を睨んでた。博士に替わって私が戦う事になったんだけど、ケリィはグソクムシャに一撃で倒されちゃうしアリエルも凄いダメージを受けたし、でもここで新入りのスプリングが頑張ってくれた。最後の最後まで戦ってバトルの後進化した。バトル前に進化してほしかったよ!

その後グズマさんは『何やってんだ!』って自分を責めてた。本当はポケモンが大好きな優しい人なんじゃないのかなぁ。

 

C月F日

ポケモンセンターで一晩過ごした後今度は島を南下していく事になった。11番道路を進みゲートを超えると緩い坂道と荒れに荒れた地面が広がっていた。そんな時にハプウがやって来てバンバドロをライドポケモンとして貸してくれた。バンバドロに乗ってのんびり進むとモーテルが見えてきたが、そこでまたしてもグラジオに会った。またバトルかなと思ってたけど今回はアドバイスを貰っただけに終わった。そのまま西に向かった。カプの村からラナキラマウンテンが登れるらしくこれから先にポケモンリーグを作ると言ってた。

ポケモンセンターで一度休み、この先にあるエーテルハウスに向かっていたのだが途中でロコンを見つけた。でもただのロコンじゃないの!ロコンって普通は炎タイプなんだけどこの子は氷タイプだった!可愛くて捕まえちゃった。名前はアーロン君。

道草しちゃったけどエーテルハウスに向かった。そこで小さい子とバトルした後にリーリエの様子を見に行こうと外に出たらスカル団に絡まれていたから倒して助けた。で、そのままの勢いで試練を行う事になったの。ちょっと疲れてるけど出来る気がして試練を受けたけど、止めれば良かったよ。ホラーの所為で精神的に疲れて、肉体的な疲労と合わさって気分はサゲサゲ、でも帰りにミミッキュを捕まえたので良しとしよう!ミミッキュの名前はカビィちゃん!被り物だからカビィちゃん!

 

C月G日

朝エーテルハウスに行くとスカル団のプルメリさんがいてバトルする事に。ゴルバットにはケリィ、エンニュートにはアリエルで挑んだ。その後ハウと園児達に話を聞きポータウンへと向かった。人のポケモンを奪ったら泥棒!

着物姿の怪しげな男の人に話し掛けられてコイントスをする事に、三択問題だがカキの試練を思い出した。答えはどれでもだ!と適当に一つ選んだが当たった。

サメハダーにライドして岩を破壊するのは正直心臓に悪かった。その先にあるポケモンセンターで一旦休んで先に進んだんだけど、ここのポケモンセンターに来る人って本当に少ないと思うの。来るとしてもスカル団くらいでしょこんな所。休んでる時にお兄さんからメールが来たのでスカル団の所に行く事を伝えると無理をするなと言われた。

この辺りからスカル団を良く見かけるようになりバトルを挑まれるが倒し続ける。ポータウンに入ってからは見つからない様に気を付けながら一番奥の屋敷に向かう。ここは結構な裕福層がいたのだと分かるのだが、見る影もない程に荒れ果て落書きされていた。

奥の如何わしい屋敷に潜入し合言葉を探り遂にスカル団のリーダーグズマさんの元へ。合言葉は『どくづき』『アマカジ』『エネココア』そして『No!』。その後落ちていた氷の石を拾ったのだが、アーロンが石に鼻を触れさせると突然輝き出して進化しちゃった!凄いよアーロン、後進化してないのはカビィちゃんだけだね!

グズマさんは更に強くなっていた。グソクムシャとアメモースは弱点を付けたけど最後のカイロスだけはどうしようもなくて力でごり押しした。本当はポータウン前に会ってるけど書くのを忘れてたクチナシさんとアセロラが来た。クチナシさんはナイスガイなナイスミドルなおじ様だ。

ハウ達に連絡してから16番道路のポケモンセンターに泊まった。

 

C月H日

朝エーテルハウスに戻ったのだが、リーリエが連れて行かれちゃってた!そしたらグラジオに挑まれた、何とグラジオはリーリエのお兄ちゃんなんだとか!確かに言われてみれば似てる気がする。

急いで港へ向かったけど、ハウが来るまで待つ事に。その間にクチナシさんが来て大試練が始まった。クチナシさんって島キングなんだね!悪タイプだからケリィの出番はお預け。

道具を買い込んでしっかりポケモン達も休ませていざエーテル財団に行ったんだけど、エーテル財団の船着き場でお兄さんに会った!運命の出会い!再会!!

『来ないかと誘われやってきたら襲われて何とか逃げてきた』?ほぉう?お兄さんに手を出す奴らは全員ゼンリョクで倒す!と決意し邪魔する人は全員倒して行った。

ザオボーさんのスリーパーを薙ぎ払った後も財団員を倒しに倒した、組織だけにトレーナーが多いの何の。でもここで初めてアローラでお兄さんがバトルしている姿を生で見れた!しかも一緒にバトルもしたの!向こうが出して来たのはネンドールとレディアン、私はまたカビィちゃんでお兄さんは青と白のポケモン。ロトム図鑑がサーナイトってポケモンだって教えてくれたけど、身体の色が違うらしい。青じゃなくて緑色らしい。色違いの一匹かな?

で、バトルが始まったんだけどいきなりサーナイトが光出して姿が変わったの。メガシンカなんて生で初めて見たよ。進化したサーナイトはお兄さんの方を一度見た後レディアンを殴り飛ばした。ロトム図鑑ではエスパータイプで物理技は得意じゃないって言ってたけど、一撃で相手を倒してた。手に炎を纏ってたから炎のパンチだと思う。私も負けられないからネンドールとハギギシリを倒した。

扉の向こうではスカル団が待ち構えててハウとグラジオとお兄さんと私の四人で力を合わせて戦って、グズマさんを倒した。またウルトラ調査隊に挑まれた。

でもその後が問題だったの、一番奥に来たんだけどその部屋にはたくさんのポケモン達が氷漬けにされてた。で、ルザミーネさんから『貴方の所為でリーリエもグラジオもその青年も私の手を離れていく』って言われて『何言ってるんだろうこの人』って思ってたらいきなりお兄さんを口説き始めて『何言ってんだこのアマァ!』って外には出さなかったけど、内心凄いキレてた。ブチ切れ。

ルザミーネさんはグズマさんを連れてウルトラホールに消えていった。その際にお兄さんを連れて行こうと誘ってたけどフラれてた、ザマァ。そう思っているとルザミーネさんに凄い睨まれてビビった。

 

C月I日

昨日はそのままエーテル財団で泊まった。朝起きるとリーリエが髪を切っていた『頑張リーリエ!』だって可愛い。お兄さんも『頑張リーリエ頑張リーリエ』と応援していた。

財団の朝ごはんは健康に気を使ったヘルシー料理だった。その後はハウがお兄さんにバトルを挑んだりして過ごし、次の島に向かった。船の中でグラジオやリーリエが色々話をしていた。そういえばお兄さんがルザミーネさんと知り合っているのを知ってるのは私とハウだけだっけ?それにしてもこの数日間で色んな事が一気にやってきてあっという間に過ぎていった。

一度部屋に戻った後、飲み物を買おうと思い立ち船の中を移動しているとシロナさんに出会った。本物のチャンピオンが出てきて本当に驚いた!それに加えて四天王のカトレアさんまでいた。シロナさんはともかくカトレアさんはお兄さんとの件で怪しいのであまり関わりたくないのだが。一応サインは貰っておいた。お兄さんには部屋からあまり出ない様に言わなくては。昼ご飯の後は荷物の整理と日記を書きたかったので自分の部屋に戻っていると外が騒がしくなった。様子を見る為に外に出るとお兄さんがシロナさんとカトレアさんに絡まれており、その周りに人だかりが出来ていたので人混みを掻き分けてお兄さんのもとに向かって話の輪に入った。

どうやらポケモンバトルをしに行くらしいので私もご一緒させてもらった。私がお兄さんに気易く話し掛ける様子を見て何を考えているのか分からないけど、渡さないんだから。

お兄さんとシロナさんのバトルは引き分けに終わった。お兄さん曰く『ポケモンの動かし方が上手かった』らしい。でもそんな相手に引き分けなんて凄いと言うと頭を撫でられた。そんな私達に何か言いたげな二人は無視しといたの。

 

C月J日

次の島に辿り着いた、名前はポニ島。シロナさんたちは山の中で最近見つかった遺跡を見学に向かうらしくお兄さんを誘っていたがお兄さんに素気無く断られていた。そのお兄さんは別の場所に飛んでいってしまった。

ポニ島も観光地ではあるがあまり人がいなかった。元々この島は人が少ない事もあるが、アローラで最も神聖な島である事が関係しているようだ。

船が着いたのは海の民の村という所で船が家になっていて、浮き橋で繋がれているという変わった村だった。お兄さんが昔『ホウエン地方には街が海の上にあって建物を移動する際には浮いている橋を渡る、そんな海の街があるらしい』と教えてもらった事を思い出した。

ポニの古道にはハプウさんの実家がありハプウさんのお祖母さんがいてライドギアにカイリキーを登録してくれた。リーリエとハプウの二人と一緒に彼岸の遺跡に向かったのだが、中はひんやりとしていて寒かった。

ここで早速カイリキーが大活躍!大きな岩を穴に向かって押し出し奥の部屋への道を切り開いた。奥の部屋でハプウが光ったと思えば神様から島クイーンとして認められたらしい。再度町に戻りお昼ご飯を食べにいくとキャプテンのマツリカさんに会った、でも試練はしないみたい。

この町の団長さんにナッシーアイランドへと送ってもらい小島に向かう。グラジオに教えてもらった笛があるらしいので見つかるといいな。ナッシーアイランドではナッシーがたくさんいたけど、カントーのナッシーとは見た目が全く違っていた。カントーのナッシーがずんぐりむっくりとしているのにこっちのナッシーは凄い伸びていた。カイロスに襲われているので助けると登れなかった高い場所まで乗せてくれた。

笛を手に入れるとタイミング良く振っていた雨が止み、空に虹が架かっていた。

 

C月K日

一晩明けてハプウから試練を受けようと言われた。マツリカは試練をしないのに誰がするんだろうと考えていると誰もいないが試練を受けれるという良く分からない回答を貰った。まぁ良いかと山へポニの大渓谷へ向かう道でスカル団に絡まれた。よく分からないけど戦って倒した。プルメリさんも来て三連続かと思っていると普通に話し掛けられてZクリスタルを貰った。プルメリさんやスカル団の皆の為にグズマさんを、グラジオとリーリエの為にルザミーネさんを連れ帰さないと!

大渓谷は修行をするトレーナーには人気なようでトレーナー一人一人が凄く強かった。するとここでスプリングが進化した。

これで何度目か、ウルトラ調査隊に挑まれた。べベノム凄い強い!!

奥の洞窟は試練の場所らしく一人でしかいけないと石に書いてあった。襲い掛かるポケモンを倒していくのが試練。リーリエには入り口で待ってもらい洞窟に入った。ジャラコジャランゴジャラランガという風に三連続で戦い遂に試練を突破した。ジャラランガは音に関係した技が効かなくてアリエルがピンチになった。

ハプウとリーリエがやってきて三人で祭壇へ向かった。こんなに大きな物を昔の人たちが作ったのかと驚かされたよ。リーリエと二人で笛を吹くと何と動かなくなったほしぐもちゃんが伝説のポケモンに進化しちゃったの!で、そんな時にウルトラホールが現れてそこからグズマさんとルザミーネさんが落ちてきて、真っ黒なポケモンが現れた!ウルトラ調査隊が言っていったネクロズマはいきなりほしぐもちゃんに襲い掛かって凄いバトルを始めたけど、ほしぐもちゃんが吸収されちゃった。しかも空を見上げれば暗くなって色々な所にウルトラホールが現れて、アローラ中にウルトラビーストが出て来ているらしい。助けに来てくれたお兄さんにアローラは任せてネクロズマには逃げられたので追う事に。ウルトラワープライドは正直目に悪い。

辿り着いた先は人口の光で照らされた真っ暗な世界ウルトラメガロポリス。ネクロズマによって光が奪われてしまったこの世界の様に私達の世界も光が失われ始めているので急いで上を目指した。

ネクロズマの元に辿り着くと更にネクロズマの姿が変わって輝き出したんだけど、凄いね。お兄さんは昔『ラスボスは3回変身する』って言ってたけど、まさにそれだね!これ以上は変身しなかったけど。

スプリングは鋼タイプでとっても固いから攻撃を何とか受けられてたけど、何回か攻撃をした所でやられちゃった。でもね、ここでアリエルが進化したの、ロトム図鑑がアシレーヌって名前だって教えてくれた。それで何とかネクロズマを倒して元の世界に戻ってきた。こっちの世界では私が戦っている間トレーナーやキャプテン島キング達総出でウルトラビーストを追い返していたらしくて、一番活躍していたのはお兄さんだったとか。ウルトラビーストを千切っては投げ千切っては投げの破竹の活躍で凄かったとシロナさんがPoketterで呟いて凄い拡散していた。

あ、帰ってくる前にウルトラ調査隊の人からべベノムを貰った。名前はパーピィちゃん!紫だからパーピィなの。その後ほしぐもちゃんにバトルを挑んで仲間になってもらった。本当の名前はルナアーラらしい。でも名前はほしぐものままにした。折角リーリエが付けた名前だもん!それにとっても可愛い名前だからね!!

 

C月L日

昨日は試練を行ったり別の世界に行ったりして凄い疲れた。他の人たちは大丈夫だろうか。

その後になってマツリカさんが試練をやると言ってきた。えぇ、試練やらないんじゃなかったの?アローラ中のキャプテンにまた勝ってくる?期限は一週間?ライドポケモンなら半日で島を移動出来る?

取り合えずマツリカさんを倒してメレメレ島へリザードンに乗って向かう。着くのは明日になってからかな?

 

C月N日

深夜日が明ける前にメレメレ島に着いた、ポケモンセンターで仮眠を取ってからイリマさんを探す事になった。ハウオリ霊園へ突撃しイリマさんとバトルしそのままアーカラ島へ向かった。

日が暮れてから何とかアーカラ島に着いた。シェードジャングル近くのポケモンセンターに泊まり道具を揃えたりポケモン達の体調を整えたりして過ごす。

 

C月M日

朝になりシェードジャングルに向かいスイレンマオの二人とバトルした。その後ヴェラ火山に向かいカキとバトル。お昼を食べた後ウラウラ島に向かって飛び立った。日時が変わる前にウラウラ島に到着、そのまま近くのポケモンセンターに飛び込み眠りに就く。

 

C月O日

オクラニ天文台に向かいマーマネから花びらを貰い下山。そのまま15番道路に向かいクチナシさんとバトル。昼過ぎに道具を買い足してマツリカさんの所に飛んでいった。

 

C月P日

海の民の村に辿り着きポケモンセンターで仮眠を取った。ここまで長かった、日記を満足に書いている暇等ないくらいに時間を切り詰めた試練だった。起床してからマツリカさんの家で集めた物を渡すとぬしポケモンのアブリボンが現れた。これが強いのなんの、連日の激闘によって心身共に参ってる私達だったけどギリギリの所で何とか勝てた。友情!努力!!勝利!!!

いよいよアローラ最後の大試練、ポニ島の島クイーンハプウとのバトルが始まる、明日!今日はしっかり休んでゼンリョクで戦うよ!

 

C月Q日

ナッシーアイランドでのポケモンバトル、ハプウは他の島キングやクイーンと同じ様に強かった!地面タイプの使い手だけど、地面だけじゃなくてゴーストやドラゴンとかのポケモンもいて固いし強いしで大変。この戦いの最中にパーピィが進化!アーゴヨンってポケモンに進化したんだけど一気に大きくなったね。それでハプウに勝って全ての試練と大試練をクリアして無事に島巡りを終わらせた。

 

C月R日

ポケモンセンターでのんびりしていると町に放送が流れだした。『アローラ初のポケモンリーグの大会が半年後に開催。島巡りを終わらせた者が対象だが、島巡りが終わっていない者も島キングやキャプテンに指名されれば参加可能。他の地方のトレーナーも認められれば参加可能』という放送が流れた。久しぶりにPoketterを開いてみれば、お祭り騒ぎである。『アローラで大きな大会が開かれる』『遂にアローラも他の地方の様に』『他の地方並になるのはもっと先だろうけどね』といったコメントも流れていた。他の地方のトレーナーって事はお兄さんも参加出来るのでは?でもお兄さん目立つの嫌いみたいだしなぁ……。

SNS上では参加を表明するトレーナーが出て来ていたが、私って自分の島巡りに一生懸命過ぎて他の人の事とかよく知らないんだよね。前にハウに『~島の生まれの~ってトレーナーが強いよ』と何度か話していたのは覚えているが名前とか忘れてしまっている。大会前には事前に準備しなきゃ、お兄さんからも『大会等に参加する前にきちんと大会のルールや参加するトレーナーの事を把握しておく。全員じゃなくて強いと注目されているトレーナーだけで良いから調べておく。そうしなければ大会なんて勝ち上がれないからな』と何度も言われてるからね。油断しないよ。

 

え、お兄さん入院してたの?




何話か前に主人公とオリ主の日記が4話ずつって書いたけど、編集してたら3話ずつになってしまったゾ。お兄さん許して!次のオリ主日記で島巡り編は終わり!


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UKGDその1

今月は初投稿です。
0721に間に合わせるために頑張りました、なので日記はガバガバで短いです。お兄さん許して!
次の話?ストックなんてあるわけないだろ!いい加減(ry。お兄さん許して!
UKGDはウルトラカントーガールダイアリーの略だゾ。


D月☆日

あの戦いから早数週間経った。私は5か月後に迫った大会の為にアローラの色々な所に回ってバトルを行っている。今日は久しぶりにお兄さんに会った、お兄さんはすぐ無茶な事をするから怪我してないかキチンと確認しなきゃね。お兄さんのお父さんも言ってたけど男の子らしく身体に気を遣い大人しくしていてほしい。これを言うとお兄さんは拗ねちゃうから言わないけど。

それよりもお兄さん日焼けしてる!?しかも体を鍛えてたらしくて筋肉付いてる!!どうしたの?イメチェン?私はお兄さんならどんなお兄さんも好きだからね!!

お兄さんと一緒にショッピングに向かったのはいつもの所なんだけど、途中でお兄さんがバトルを挑まれた。相手はハウが教えてくれた女性トレーナー、確かそこそこ強いらしい。そこそこっていう曖昧な表現らしく微妙な実力であった。お兄さんは相手に合わせて一匹ずつ交換しながら戦っていた。使用したポケモンは全部で六匹、カイリュー、ギャラドス、キングドラ、ボーマンダ、ガブリアス、ジャラランガ。ドラゴンタイプや飛行タイプを中心にしていた。ドラゴンタイプって我が強い所為で扱いづらいポケモンであり、育てるのすら難しいと言われてる。なのにそのドラゴンを五匹にあの凶暴で有名なギャラドスを揃えてきちんと指示を出していた。トレーナーとしてのレベルの高さを再度知る事が出来た。

 

D月★日

今日もお兄さんと出掛けた。昨日に続いてお兄さんは挑まれていた。今回の手持ちはラッキー、ハピナス、カビゴン、ミミロップ、タブンネ、トリミアン。ノーマルを中心にした編成でラッキーハピナスカビゴンタブンネトリミアンは相手の攻撃を受け切ってからの至近距離での攻撃というカウンターの様な戦法。残ったミミロップは高速で相手を翻弄しながらの攻撃という真逆の戦法。

昨日今日で出した十二匹。きちんと記録しておけば大会で当たっても優位に進められる筈、というか今まで自分が見た分と映像を集めて対策しなきゃ勝てそうにない。

というか育ててるポケモンの数が多過ぎるよね?まぁお兄さんならこのくらい出来るよね!流石お兄さん!!

 

 

 

 

 

D月α日

今日はポケモンセンターでひたすらお兄さんのポケモンバトルの映像を見続けた。その所為で目が痛くなった。お兄さんが今まで使ったポケモンは多い。映像に残っているのは十二匹しか使っていなかったが、アローラに来てからの使用ポケモンは情報にあるだけでも三十六匹。合計で四十八匹。それぞれがかなり鍛えられており一匹一匹がそれぞれの長所を伸ばし戦っている。だが中には頭一つ抜けた物凄く強いポケモンがいる、例えばフーディンとかヤドランとかだ。あれらは正直言って今のままでは勝てる気がしない、多種多様なポケモンによる幾つもの戦法を攻略しなきゃいけない。

しかもあのレベルのポケモンを隠し持っている可能性を考慮すると勝てる可能性は限りなく低くなる。しかもお兄さんだけではなく、他のアローラ内外のトレーナーもいる訳で、厳しくなるぞ~!!

 

D月β日

お兄さん以外のトレーナーならハウやグラジオも強いけど、他にも強い人は幾らでもいる。アローラ外ならカトレアさんやシロナさんも参加するみたいだし。

現役チャンピオンと四天王、当たらない事を祈ろう。

 

D月γ日

そういえばあの日ネクロズマを倒した日なんだけど、アローラ中にUBが現れて大変だった訳だけど。ハラさん達曰くお兄さんのおかげで被害が少なくなったそうだ。

何でもエスパータイプのポケモンに指示を出して各地にテレポートが出来る様にして、島を瞬時に移動しては多くのUB達を相手にしていたらしい。一人だけ撃破数が高く目撃情報だけでも100を超えるUBを倒したんだとか。私はUBと戦ってないから分からないけど、相当強かったらしい相手を100匹とか流石お兄さん!でもそれで怪我しちゃうのは駄目!

 

 

 

 

 

D月A日

今日も今日とでポケモンバトル!今日は強い人が沢山いるというバトルツリーって所に来たんだけど、勝って負けて勝って負けての繰り返し。でもこれくらいじゃまだまだ、もっと強くならなきゃ上に行けない!!

あ、カントーからレッドさんとグリーンさんが来てたので挑んだらボロ負けしたよ!二匹しか倒せなかった。

 

D月B日

今日も今日とでポケモンバトル!連敗続きでメンタルがボロボロだよ!本当は一週間位通い詰め様と思ったけど今日でツリーから帰ろうと思うの。そもそも最近はバトルばっかりで私もポケモンも疲れ気味だから休息をしよう。

 

D月C日

ポケモン達とバトルをしないのんびりとした一日を過ごした。気を張っている時にも感じてはいたが、大会が宣言されてからアローラ全体が少しピリピリしている。トレーナーや手持ちのポケモンが大会に向けて頑張っている証拠でもあるのだが、それに触発されて野生のポケモン達も緊張している様だ。ある所では野生のポケモンの群れ同士での衝突が月に三回は起きているらしい。

 

D月D日

一日休んで思ったのは、私は色々焦り過ぎていたという事。電話でお兄さんにも指摘されたけど、強くならなきゃいけないという事に目が行き過ぎていて無理をしていた。こんなんじゃ大会が始まる前に潰れてしまう。私達は私達に合ったやりかたで頑張ろう。

今日は再度ツリーに上りバトルをし続けた。負けても何がいけなかったのかを考えてしっかり次へ繋げていかないとね。

 

 

 

 

 

D月あ日

大会ルール:使用するポケモンは6匹までだがそれ以下の数でも問題は無し。大会が始まる1時間前に使用するポケモンと道具を運営へ報告しなくてはならない。試合後手持ちを他のポケモンにするのは可能。持たせられる道具は被りなし。トレーナーの傷薬等の回復道具の使用は禁止。バトル中のポケモン交代は一試合に3回まで。トレーナーへの攻撃は禁止。

後は色々あるけれどまぁ大切なのはこんな所かな。6匹使用で試合が終われば別のポケモンに替えてもOK、このルールで一番メリットがあるのはお兄さんだと思うな。後はシロナさんとか?あの人も色々なタイプのポケモンを使うから厄介なんだよね。1タイプのみを育ててる人だと弱点が被って大変だと思うの。私は今7匹しかいないから交換も何もないから勝ち進めば進む程に大変になる。

 

D月い日

今日も色んなトレーナーとバトルして色んなタイプのポケモンと戦ってたんだけど、うちのユンゲラーのケリィはどうやって進化するんだろう。一応うちのパーティーの二番目の古参だからかなり強いんだけど。ポケモンってバトルし続ける事で進化したり特別な石を使って進化したりと色々謎が多いけど、ユンゲラーはどうやって進化するのだろうか。

明日お兄さんに聞いてみよう。

 

D月う日

お兄さんに聞いたら進化出来ると言われたので一回会う事になった。お兄さんに会った後ユンゲラーの入ったボールを貸してほしいって言われて渡したら、お兄さんは持っていたボールを渡して来た。その後すぐにお兄さんがボールを返して来てこっちも貰ったボールを返した。ケリィを出してみなって言われたからそれに従って出したんだけど、出て来たのはフーディン。いつの間にかユンゲラーからフーディンに進化してたの!もうすっごい驚いちゃって。お兄さん曰く手品で進化させたらしいけど、何をやったのか不思議でならない。調べてみたけど、いつの間にか進化していたとかブリーダーに渡したら即進化していたとか友達とポケモン交換したら進化した。なんて本当か嘘かも分からない情報があっただけ。ポケモンを交換するのが進化の条件なら凄い不思議だなぁって。

あ、カビィは進化しないのか聞いたら進化はしないって。ミミッキュは進化しなくて残念だなぁって思ってたら『これ以上進化したら……』って言ってたけど最後は聞き取れなかった。

 

D月え日

ケリィが進化した事で戦力が補強されて勝率が上がっている。

アシレーヌのアリエル、フーディンのケリィ、ジバコイルのスプリング、アローラキュウコンのアーロン、ミミッキュのカビィ、アーゴヨンのパーピィ、ルナアーラのほしぐも。この7匹しかいない今、残り3か月で他のポケモンを捕まえて育てるのは難しいので今いる子達だけを育てていこうと考えている。

タイプを統一しない事で色んなタイプに対応出来るけど、交換は一試合に3回までだから気を付けないと。

 

D月お日

それぞれの強さだけじゃなくて覚えている技も磨いていかなきゃならないんだけど、もっと強い技を覚えたい。でもどうやって覚えてもらえば良いのか。技マシンは高いからあまり手が出せないんだよね、拾った物が幾つかあるけど覚えられなかったりあまり強くなかったりで。

適当に今持ってるのを売って新しい技マシンでも買おうか。その前に誰にどんな技が必要なのか考えてからだね。




前にシロナ云々書いてください何でもしますから!って視聴者兄貴がいたので一応書き切ったのがあるけど、自分でも何書いてるのか途中から分からなくなった内容ウルトラガバガバ恋愛モドキなので投稿するかは(分から)ないです。


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UKGDその2

8月は初投稿です。
以前からですが、主人公の行動によって色々キャラの行動やストーリーが変化しています。
昨日のポケモンでベベノムの世界が観れたけど、蜂の巣みたいなデッカい巣があってやっぱり蜂なんすねぇ^〜って感じ。
他のキャラ視点の話書きたい書く絶対書く。でも書き始めるまではやる気あるけどいざ書き始めるとだらけるの、あるあるだよなぁ?


E月A日

私がアローラで冒険している内に世界中で色んな事が起こっていたようだ。カントーだと警察とポケモン協会が協力しあってロケット団を壊滅したらしい。他の地方でも色んな悪の組織が摘発されて消えていったとニュースで見た。

その過程で一部の地方で天変地異が起こり、あわや大惨事になり掛けたとか。

後に組織の残党が再起したりもあったが、それも捕縛されて世界は平和になったとさ。

そういえばアローラにも元ロケット団の人がいたっけ。

 

E月B日

昨日の日記はフラグだったみたいだ。突然アローラ中のテレビがジャックされて。

『我々はレインボーロケット団だ!』

って放送が始まっちゃった!アローラは軽くパニックだよ!

後、Poketterのアローラトレンドでは速攻でレインボーロケット団が堂々の1位に!

『ザッケンナコラー』『こっちには色んな地方の猛者達がいるんやぞ!?』『チャンピオンがいるからへーきへーき』『UB相手に無双してた内の一人であるユーキがいるから問題ないな!』って書き込みが結構あった。でもお兄さんには今回は関わってほしくはないなぁ。だってまた怪我するかもしれない、もしかしたら死んじゃうかもしれないし!

 

E月C日

マーマネからフェスサークルというお城みたいな施設に招待された。王女様の私は城下町で暮らすお兄さんを娶る、二人はいつまでも幸せに暮らす…なかなか良いんじゃない!?なんて考えていたらロケット団に占拠されちゃった!他のトレーナーに協力してもらって何とか撃退した。

というかフェスサークルで行われる離れたトレーナーとのバトルってどうなってるの?どうやって遠く離れた所の人とバトルしてるの?

その後エーテル財団をロケット団が占拠したらしいとリーリエから連絡があって、いざ財団に向かえばビッケさんからルザミーネさんが連れ去られたと言われた。

突入は明日の早朝に行う事になった。

奥のお屋敷は悪の組織のアジトになってた、魔女の城みたいな?

 

E月D日

朝に準備を済ませていざ突撃。ロケット団がいっぱいいて大変だったけど、リーリエが一緒に戦ってくれた。いつのまにピッピなんて捕まえたの?

その後はグズマさんを初めとした元スカル団の人達が応援に来てくれて、大人数でのバトルが始まったの。その隙に真っ赤なお城の一室へリーリエと駆け込んだ。

中にはいっぱいロケット団がいたり、不思議な仕掛けが多くて大変。

その先で出会ったのはアクア団のアオギリっていう男の人。別の世界からやってきたみたいで、この世界も可笑しくしちゃおうとしてたから戦ったの。カイオーガっていう凄い強いポケモンが出て来て水のバトルフィールドが壊れるわ、天井が崩れて大雨が降るわ。

何匹も倒されちゃったけど、最後は勝てたんだ!

 

E月E日

昨日に続いてロケット団の城を進んだ。

大人数で襲いかかってきたロケット団だけど、一人一人はそこまで強くなく、前に進んでいけた。

昨日のアオギリさんと同じようにこの世界にやってきたマグマ団のマツブサさんと戦った。

この人も凄い強くて、グラードンってポケモンは広いフィールドの岩とかを一瞬で溶かしてマグマに変えたりして、有利な筈のアリエルが倒されるくらい凄かった!

 

E月F日

心って何なんだろ?今日も今日とでレインボーロケット団アジトを駆け回ったんだけど、ギンガ団のアカギさんとバトルをした。

その人が「心は不完全な物だから、心を消し去る事で世界は完全になる」って言ってた。何で心は不完全なの?心以外にも不完全な物はないの?どうして不完全はダメなの?そもそも完全って何?

アカギさんはパルキアというポケモンを出してきた。あっという間に追い詰められたけど、ギリギリで勝てた。

アカギさんとバトルしてると、何だか悲しい気持ちになった。

 

E月G日

世界を破壊する装置、そのスイッチを押せと言われた。二つに一つ、どちらを押せば良いのか。取り敢えず青い方を押したが間違っていたらしく、すぐに作動しちゃう!?早くもう片方を押さなくちゃ!ってなってからフレア団のフラダリさんが邪魔をしてきた。

イベルタルは空を飛んで、なかなか攻撃が効かず私にも攻撃してきていた。

昨日のアカギさんは世界を作ろうとして、今日のフラダリさんは世界を破壊しようとしていた。正反対に見える二人でも同じような考え、思想っていうのかな?それを持ってた。でもやろうとしてる事は悪い事だって私にも分かったよ!

 

E月H日

ゲーチスさん!本当に悪い人だった!他の四人はそれぞれが悪い事だけど思想を持って行動していた。人々のためポケモンのためにと、でもこの人は自分が世界を支配したい、自分一人だけ上に立てれば良いという自分本位な人だった。

ゼクロムは電気とドラゴンの強力な技を使ってきて凄く大変だった。

リーリエを人質に取られてしまった時はもうダメだと思ってしまったけど、アクロマさんのおかげで助かったよ!

 

E月I日

全てが終わった!途中で「いつ終わるんだろう…」って弱気になってしまったけど、無事にロケット団のサカキさんを倒してお兄さんとルザミーネさんを救い出せた!

いやぁ、まさかお兄さんまで拐われているとは思わなかったよ。

別の世界の悪の組織を束ねるだけあってサカキさんは凄く強かった。

ミュウツーっていうポケモンは途中にメガシンカをして更に強くなるし!でもこっちも負けてなかったよ!メガシンカをしてくるなら、こっちはZ技!ってね。みんなのZ技を連続でぶつけて何とか勝てた。

最後は城が元の状態に戻って、サカキさんは他のボスの人達と同じ様に消えていった。でもサカキさんだけは自分で好きな様に世界を移動出来ている様だ。

 

そういえば、サカキさんはバトルが始まる前にお兄さんには特別な力があるって言ってたけど、何の事だろう?お兄さんに聞いてみようかな?

 

E月J日

今日は国際警察?の二人組ハンサムさんとリラさんがやってきて話を聞かれた。エーテル財団でレインボーロケット団という組織がいた事、その組織には複数の世界からやってきたボス達がいた事、ロケット団のボスサカキさんは自由に世界を渡れそうだった事。自分が知った事、思った事を全て伝えた。

お兄さんだけど、怪我をしていたので昨日検査入院している。昼間にお見舞いに行ったらシロナさんとカトレアさんがいた。いつ入院したのを察知したのか、ストーカーさんなのかな?かな?お兄さんのためにどうにかしなきゃね!

 

 

 

 

 

E月K日

あれから数日経った、お兄さんも退院して平和になったと思ってたらそうでもなかったようだ。

レインボーロケット団の残党がアローラに潜伏しているらしく、ハンサムさん達はアローラ中を周り残党を逮捕していくと言われた。

アローラの警察も大勢駆け付けてアローラ中に広がっているのだが、腕が立ち信頼の置けるトレーナーの力を借りたいという事で私が手伝う事に。

ロケット団のボス達を倒した事で私が強くなっているとお兄さんに証明出来たと思う。でも私をアピールするためにはもっと活躍してもっと強くならなくちゃ!

 

E月L日

今日はウラウラ島でロケット団の捜索を行った。聞き込みからポータウンの方に怪しい集団が向かったという!

さっそく向かえばグズマさんとプルメリさんとクチナシさんが戦っていた。

クチナシさんとハンサムさんはギスギスというか、あまり仲が良さそうではなかった。

リラさんは凄くポケモンバトルが強くて、若くして国際警察に配属されるくらいに凄いらしい。

そんな時、突然UBが現れてさぁ大変!周りに攻撃をし始めてもう大騒ぎ!

そしたら何故かお兄さんが現れて手助けしてくれた。お兄さんがUBをウルトラホールに追い返して終わった。

 

E月M日

朝起きてみんなの所に向かうとリラさんがお兄さんに詰め寄っていた。

何でもお兄さんが話した単語が気になったのだとか。クチナシさんとハンサムさんが眉を顰めてどういう事だ?って顔でお兄さんを見てるし、そのお兄さんは慌ててるしで。

お兄さん曰く『ホウエン地方でバトルフロンティアと呼ばれる大きなポケモンバトルのための複合施設が作られるらしく、その中にバトルタワーと呼ばれる施設が出来る予定』らしく、バトルタワーかぁと呟いたのだとか。

リラさんは10年前にポニ島に流れ着いてから記憶がなく、覚えているのは名前とホウエン地方出身でどこかの塔を守っていた事だけらしい。バトルタワーと聞いた瞬間に何かを思い出せそうだったのだという。

今日はメレメレ島までロケット団を送るための護衛で船に乗った。

リラさんがお兄さんにバトルフロンティアについて話を聞いたり、バトルしたりして常に一緒にいた。お兄さんに向ける視線がちょっと変かなぁって思ったけど、自分の過去の事もあるから今日だけ譲ってあげよう!

 

E月N日

国際警察の人達がロケット団を飛行機で送っていった。クチナシさんとハンサムさんは凄く仲良くとはいかないまでも、そこそこ仲良くなってたと思う。

それで、リラさん?何でそんなにお兄さんに近付いてるのかな?昨日私が離れている間にそこまで仲良くなったのかな?これは私が油断したせいで招いた結果として反省しよう。

それじゃあ、じゃあね!二人とも!!

 

E月O日

観光旅行に来ていた他の地方の有名人は職務があるからなのか、アローラを発っている。カントーのレッドさんとグリーンさんがそうだ。

中にはシロナさんとかカトレアさんといった一部の人が残っている。

大会に参加するトレーナーは数日前には帰ってくるだろう。彼女達に負けないためにもっと強くならなくちゃ!

うちの7匹はそれぞれの長所を伸ばしてきた。これからは短所、弱点をどうにかしていきたい。




オリ主「(この人とはバトルフロンティアで戦ったっけ、確か…)バトルタワー…」
リラ「えっ…今なんて!」
二人「んあ?」
主人公「…」ゴゴゴゴ…
オリ主「んニャビー、よく分かんないです」
  「んニャビー警察だ!」
四人「!?」
オリ主「誰だ今の」



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UKGDその3

一周年なので初投稿です。
アクジキングの色違い?2匹出たゾ〜。ついでにテッカグヤも2匹目の色違いが出たゾ。色違い出ない兄貴、息してる?(煽り)


F月A日

今日は特性について考えながらバトルをした。お兄さん曰く「特性にはメリットとデメリットがあり、それを活かせるようになればジムリーダーと同程度になれる」らしい。ポケモンが持つ技やタイプとは違った要素。どんなポケモンがどんな特性を持っているのか、それを把握していかなくてはならない。

と言っても、タイプ相性や使ってくる技を考慮しなくちゃいけないのに加えて、特性まで考えてバトルするのは正直凄い大変。

お兄さんはどう考えてバトルしてるんだろう?お兄さんの事だからどうすれば良いのか一瞬で思いついてバトルしてるのかも!

 

 

 

 

 

F月B日

3対3のバトルで相性が悪く負ける事が増えた。これは狙い撃ちされてるね!まぁ私も強くなってるから?アローラの危機を救っちゃう系女子だから?対策されちゃうのも仕方ないね!でも、相性で負けている様じゃチャンピオン達に勝てない!どうにか策を立てなきゃね!

まぁそれは置いておいて、今日はお兄さんのPoketterでの書き込みがポケっていた。お兄さんが呟く事はあまりないけど、毎回イイゾとリポケートが1万を超えてる。だけど今日のは珍しく両方とも10万を超えていた。

内容はカロス地方のチャンピオンであるカルネさんが主役の恋愛モノの映画について。たった一行でこれだけの数字が稼ぐとは、流石お兄さんだ!

でも、お兄さんもこういうの見るんだ。お兄さんは「恋愛?今はポケモンバトルかなぁ」って前に言ってたから興味ないんだと思ってた。ちょっと前にあんな事があったから、尚更観ないとばかり。

今度会ったら誘ってみよう!

 

F月C日

タイプ相性は覚えた!複合タイプはたまに分からなくなる!

弱点を突いたと思ったらそこまで効かなかったり、抜群だ!と思ってたら無傷だった時もある。ラグラージだったかな?水タイプだと思ってスプリングで雷を当てたけど、ピンピンしていた。

後で調べてみたら水と地面の複合で、他にもヌオーっていう水色のポケモンも水地面タイプらしい。二つのタイプを持っているポケモンは弱点の判断が遅れる事があるし、自分のタイプと同じタイプの技を二つも撃てるから、敵になるとかなり厄介。でも複合の所為で弱点が増える場合とか、ラグラージやヌオー後はナットレイだっけ?みたいに弱点と弱点が重なる場合もあるから、複合だけが良いって訳じゃない。ってお兄さんが言ってた!

 

F月D日

昨日書くの忘れてたけど、明日っていうか今日だけど撮影があった。

大会のPRの為の動画と写真を撮りたいんだとか。お兄さんも来るみたいだからルンルン気分で行ったら、お兄さんがカトレアさんに絡まれていた!あの人は自分が四天王だからって調子乗り過ぎじゃないのかな!?と思ったけど、ああいうタイプは自分がどんな地位にいようと変わらなそう。

撮影はバトルをしている所を撮って、それを使ってCM用に編集したり広告にしたりするらしい。

私はハウとバトルした。お兄さんはカトレアさんとバトルをした。二人のバトルはそれはもう凄かった、ドッカンバッコンとフィールドに大きな音が響いてて揺れも凄いのなんの。

広告用の写真ではポケモンに指示を出している姿や、立っている姿、何故かお兄さんの水着姿も撮っていた。

観光協会とポケモン協会の協定だかで、大会の宣伝だけでなくアローラの観光に関してもついでに宣伝したいと説明された。

お兄さんの水着だけど、ブーメランタイプのそれと胸を隠すだけのお腹と肩と背中が丸出しの露出が高い物で他のトレーナーやスタッフさんがみんな見ていた。それでも少し困った様にしただけで、撮影が始まるとしっかりと笑みを浮かべて指示に従っていた。

お兄さんって何でも器用に熟せて凄い!流石お兄さんだね!

でももうこんな依頼は受けないでね?

 

F月E日

アローラ オニイサン ハナレル

 

イッカゲツ ソト シュギョウ

 

タッタイマ ポケート アッタ

 

イマ レンラク ツカナイ

 

F月F日

昨日は何も手が付けられなかった、お兄さんが長期間離れると分かった所為で。

でも最近そこそこの頻度で会ってたから忘れてたけど、お兄さんがカントーでジム巡りしてた時も長期間会わなかったし、ネクロズマが解決した後も一月会わなかったし、重く受け止め過ぎ?いや!お兄さんと一月も会えないとか、何度も起こっていい事じゃないよね!

 

 

 

 

 

F月G日

お兄さんが近くにいない、そう思うだけでこれ程までに身が入らないのかと自分で驚くほど。

Poketter上でお兄さんがどこに行ったのかという話題がホット。空港での目撃情報もないし、海港でも特になし。一体どこにどうやって行ったのか。

 

F月H日

今日もツリーでバトルしているとカトレアさんがやってきた。今までの所業を思い返したら「四天王さんは暇なんですね」と無意識で煽ってしまった。カトレアさんはそれに無反応であったのがムカつく。

お兄さんの行方を聞いてきたが、それは私も知りたいよ。と思ったら「貴方も知らないようね」と心を読まれた。エスパー対策が必要かな?

その後も「昔から一緒にいるの?なのに何も言われずに離れていったの?」とか「貴方は彼を知っているつもりでも、何も知らないのね」とか言ってきた。何だこいつ!なんだこいつ!何を分かった様に!ドヤ顔で言ってんだ!腹立つしムカつくしイラつくし!最初の煽りの仕返しか!

その後はしっしっと追い払って気が済むまでバトルをし続けた。いつもやってる反省会もやらず、今こうして日記を書いている。

あの人は一体何の目的があってやって来たのか、何であんな事を言ってきたのか、全く分からない。でも凄くムカついた!

 

F月I日

私のお兄さんセンサーによれば、お兄さんはアローラにはいない!でも本当に他の地方にいるのかな?アローラにはいないけど、別の地方に行ってるとは思えないんだよねぇ。根拠はないよ?漠然としたものだけど違うと思うの。女の勘ってやつだね!

 

F月J日

今日はバトルはお預け。手持ちのポケモン達に持たせる道具を考えようと思ったの。

 

アシレーヌのアリエルにはアシレーヌZ

ジバコイルのスプリングには突撃チョッキ

フーディンのケリィには達人の帯

キュウコンのアーロンには気合いの襷

ミミッキュのカビィには命の珠

アーゴヨンのパーピィには拘りスカーフ

ルナアーラのほしぐもには拘りメガネ

 

色々と試行錯誤した結果これになった。でも今更だけど、色んな考えが出てきた。

カビィに気合いの襷を持たせれば絶対に2発耐える事が出来るからそっちの方が良いのかな?フーディンに襷を渡すのも良いね。

 

F月K日

今日は昨日考えた道具を持ってもらい、バトルツリーを登った。

以前とは違う道具に慣れるまで負け続きだったけど、慣れてからは快勝続き。

道具の他にも木の実を使ってみても面白いかもしれない。ダメージを減らしたり回復したり、色んな考えが浮かんでくるよ〜。




本日は2話投稿予定。
前回の投稿から5日後くらいに色違いは出た。その後他の色違いが欲しいからウルトラホールの中をグルグルしていたら、テッカグヤかアクジキングの所ばっかり出てもう気が狂う。暇潰しに色違い粘ったらリセット10回目でアクジキングの色違い、150回目でテッカグヤの色違いが出て来てあぁ^〜たまらないぜ。
今は書きながらデンジュモクの色違いを粘ってるけど1週間出て来ないぜ。


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UKGDその4

今年は初めてなので初投稿です。

え?新作後数日で発売されるの?ってなったらそりゃ筆も進みますわゾ(お嬢様部)


G月A日

お兄さんが何か巻き込まれている気がする!根拠はないけれど、お兄さんが悪い事に巻き込まれている気がする!!

そんな気がすると久しぶりにあったリーリエとハウとグラジオに話したら呆れた目で見られた。自分でもいきなり何を言ってるんだ!と思うけど、絶対そうだって!私のお兄さんセンサーが反応している!と言ったら病院をお勧めされた。

 

G月B日

少し前にあった撮影の時の写真とかイメージビデオ?だったかな、それが出来たからってらアローラリーグの運営委員って所からデータが送られてきた。

私はお兄さんのバトルしている姿が映り興奮と熱気が画面からでも分かるくらいに出ていた!真剣な眼差しでフィールドを見つめポケモン達に指示を出すお兄さんは本当にカッコいい!

もう一つのビデオにはあの場にいたトレーナーがプールサイドや海岸で遊んでいる姿が。お兄さんは周りの視線を集めながら歩き、笑顔で誘うようなポーズを決めたりしていたその後に出てきた「旅行なら〜航空へ!」というロゴ。

大会のPRだけじゃなくて旅行会社のPRに使われているのはどういう事かな?

 

G月C日

今日はアリエル達の技について考えて色々調べたんだけど、あまり良い案が浮かばなかった。

1.技マシンを買う

2.技を教えてくれる人を探す

このどちらかで新しい技が覚えられるんだけど、技マシンってかなりの高額でなかなか手が出しづらい。買っても覚えられなきゃ無駄になるしどうしよう。

二つ目の教えてくれる人っていうのは、たまに「ポケモンに珍しい技を教えている人がいる」って話を聞いたからなんだけど、誰がどこにいてどんな技を教えてくれるのかが分からない。本当にいるのかも分からない。眉唾物なんだよ!

どうして技なんて調べてるのか書いてなかった、忘れない内に書いておこう。

今の技だけじゃなくて他の色々な技を覚えたらもっと戦える様になるんじゃないかって考えたの!以上!

 

G月D日

アローラリーグまで残す所後4ヶ月!準備は少しずつだけど出来てるよ!

今からワクワクし過ぎて本番でエネルギー切れにならなきゃいいけど。でも準備って言っても、これからバトルしていく内にどんどん問題点が出てくるだろうし、それを直すのに時間が掛かるだろうし。その都度準備し直さなきゃいけないと思うと面倒だなぁって感じながら楽しいなぁってなる、この気持ち!私もお兄さんみたいなトレーナーに近付けてる証拠だよね!

 

G月E日

昨日の問題点といえば!アリエルは歌が上手くて歌とか声の技を良く使ってたんだけど、それを無効化しちゃうっていう相手がたまにいる。そういう相手だとアリエルが何も出来なくなっちゃう!だから歌じゃない技を覚えさせたり技を鍛えたりしている。

 

G月F日

今日は息抜きの日って事でマンタインサーフィンをやった!

マンタインサーフィンっていうのはその名前の通りマンタインに乗ってサーフィンをする!っていう競技でアローラだと色んな島で行われてて年に一度大会まで開かれているらしい。

マンタインと息を合わせなきゃいけないから最初は難しかった。

ここで驚いたのはなんとなんと!あのお兄さんがここでマンタインサーフィンをしていたって事!初めてやった筈なのにすぐにマンタインと仲良くなって乗りこなして、新記録を出したって!2位とかなりの点差があって凄い。

 

G月G日

昨日のマンタインサーフィン、何とか慣れたから今日は本気でやった。

ミスが所々あったけど、かなりの点を稼いで第2位になれた!お兄さん超えを目指してたんだけどそんな簡単に勝てるレベルじゃなかった。3位の人の点よりそこそこ高いって言ってもお兄さんの記録に比べれば遥かに低い。

でもこれでお兄さんと私のワンツーフィニッシュ!他の子達とは違うのだよ他の子とはね!

 

G月H日

全身筋肉痛と日焼けの痛みで良く眠れなかった。

一昨日昨日とはしゃぎ過ぎたみたいだ。アリエル達も疲れが残っているみたいだから今日も休みにした!後4ヶ月もあるんだからこんな日があったって構わないでしょ?お兄さんも「休みは重要で必要!」って言ってたからね。

 

G月I日

アローラにはいないがカントーにはカモネギというポケモンがいた。植物の茎を持っていて武器にする鳥ポケモン。この植物はカモネギの名前から取って「ネギ」と名付けられたらしい。この茎をどこから持ってきているのかは分からなかったけど、最近見つかったらしい。ニュースでオーキド博士が説明していたのには驚いた。

カントーとジョウトを中心に生息しているカモネギなんだけど、他の地方ではこのカモネギちゃんが進化するらしい。環境が違うから進化したのかな?凄いね!

 

G月J日

カントーだとキュウコンは炎タイプでアローラだと氷とフェアリーの複合タイプ。カントー出身の私からすると「キュウコンは炎タイプ、氷フェアリーのキュウコンが珍しい」と感じているだけで他の地方だと違うタイプのキュウコンがいて、その地方だと「こっちのキュウコンが普通、炎も氷フェアリーの方が珍しい」と思われているのかもしれない。

そろそろ筋肉痛が治ってきたから明日にはちゃんと動けると思う!

 

G月K日

体の調子が良くなったからさっそくいつものタワーに、とはいかないのが私の成長した所!

今日はなんと!なんとなんと!普通にアローラの島を回ってタワー以外のトレーナーと戦おう!という事なのだ!

私の考えとしては「いつものタワーでレベルの高い相手と戦うだけじゃなくて、それ以外の相手と戦う事で、普段とは違う環境が合わさって、色々な場面で動ける様になる!」って事なんだけど、上手く文章に出来ない。頭の中では形になってるんだけど、これを書き出そうとするの難しいんだよね。

 

G月L日

トレーナーを求めて彷徨っているとマンタインサーフィン協会の人から話し掛けられた。私のサーフィンの腕を見込んで仲間にならないかって話だった。でもトレーナーだから断った。

 

G月M

お兄さんの歌とは?今日はマオとスイレン、後ライチさんとバトルをした。その後の会話でお兄さんが前に一人で歌を歌っていたという話を聞いた。お兄さんの歌とか私ですら聴いたことないのに羨ましい!!で、その歌なんだけど三人とも聴いた事のない歌らしくて調べたらしいけど、それらしい曲が見つからなかったからお兄さんオリジナルの歌かもしれないって。ますます聴きたくなってきた!

マオとスイレンの手持ちがいつの間にやら進化していて驚いた!みんなすっごく強くなってるのにも驚いた!!




次もさっさと投稿して次回作を手にする前に終わらせられる訳がないけど終わらせる勢いで‪イクゾー!!デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! ペーペペペーペーペーペーペペペペッペー ペッペッペペペーペペペッペッペーペペー (デッデッデデデデ!〈カーン〉デデデデ!) ペーペペペーペーペーペーペペペペッペー ペッペッペペペッペーペッペーペーペペー (デッデッデデデデ!〈カーン〉) テレレーレーレレーテレレレーレーレテレレッテー(カーン) テレレーレーレレーテレレレーレーレテレレッテー(カーン) テレレーレーレテレレーテレレレレーテレレレレー (ドドドド!) パラパーパラパーパラパパパーパラパー パラパパパラパーパラパーパパパパパー パラパーパラパーパラパパパーパラパー パラパパパラパーパラパーパララー (ドン!) デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ! デッデッデデデデ!(カーン)デデデデ!‬


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UKGDその5

ポケモン剣盾ほんへクリアしたので初投稿です。


H月A日

書いたっけ?書いた記憶がないから多分書いてないんだと思う。今更書くけど、なんとアローラにはオーキド博士の従兄弟の人がいたの!ナリヤ・オーキドさんって言ってリージョンフォルムについて調べてる研究家なんだって。

これも前に書いたけど、悪タイプのペルシアンとか、フェアリー氷タイプのキュウコンとかの話を聞けて、ついでにガンテツボールっていうのをいくつかくれた。

ラブラブボールにはアーロン、ヘビーボールにはスプリング、ほしぐもちゃんにはムーンボール、カビィにはレベルボール。

アリエルは元々入ってたモンスターボール、パーピィはウルトラボールに入っている。

 

H月B日

昨日書き忘れてたけどケリィはハイパーボールに入ってる、身体の色とボールの色が似てるから!

大会まで残り後3ヶ月になったんだけど、今日になって新しい対戦方法?ルール?が追加された。トーナメントを行う前にバトルロイヤルが追加された。

初めは他の地方の通りにトーナメント方式で進めようとしてたらしいんだけど、参加人数が多過ぎて大会の日程が長期化するから、一度大規模のバトルロイヤルで人数を減らすのだとか。

ハラさんやククイ博士達が盛り上げようとお祭り気分で増やし続けた結果、6000を超えるトレーナーが参加する事に。これでも慎重に選んだらしいのだが多過ぎでは?この人数でトーナメントをしたら場所が足りないし何日も掛かるのは私でも分かるんだけど。

 

H月C日

バトルロイヤルはバトルロイヤルだけど、このバトルロイヤルは4人でやるバトルロイヤルじゃなくて200人ずつでやる大規模なバトルロイヤル。バトルロイヤル書き過ぎてバトルロイヤルってこんな字だったっけ?ってなる。

参加者は最終的に6400人になったから一つの島で1600人、島にある8ヵ所の大型バトル場で200人ずつバトルロイヤルを行う。

バトルロイヤルだと複数人を相手にするから強いトレーナーでも負ける可能性が高くなるから、どうなるのか楽しみだってククイ博士が言っていた。

 

H月D日

バトルロイヤルで勝ち残るのは一つの場所に32人→一つの島で合計256人→島ごとにトーナメントで4人勝ち残る→四つの島で合計16人→トーナメント本戦。って流れなんだけど、こうなると1対1じゃなくて複数を相手にする事も考えなくちゃいけない。

この3ヶ月で調整をしてきたトレーナーも大変だなぁ。私も色々考えてきたけど考え直さなきゃいけないから大変なんだけど。

やっぱり威力の高い技だけじゃなくて範囲の広い技も覚えてもらった方が良いかな?いやそれだと勝ち上がった後のトーナメントで戦えない?どうしよう。

 

H月E日

昨日は色々考えたけど、やっぱり今のままで行こうと思うの。今更色々変えても中途半端になるだけだから、技とかはそのままでバトルロイヤルに対応していこうと思う!

明日はアーカラ島に飛んでロイヤルアベニューに向かおう!ロイヤルドームでバトルロイヤルに慣れよう!

 

H月F日

ライドポケモン登録をしていたほしぐもちゃんに乗って移動する事数時間、ほしぐもちゃんは協会のリザードンより速く飛べるからあっという間に着けた。

でも今日はほしぐもちゃんを休める為にバトルはお休み!なので!今日は観戦だけ〜。

なんだけど、ロイヤルアベニューの周りは前に来た時よりもかなり混んでいた。何故なのかと思ってたら来ていたハウとグラジオから「大会のトーナメントの前にバトルロイヤルがあるからバトルロイヤルでお馴染みのここに人が来てる」ってさ。

バトルロイヤルやったり観たりして複数の相手と戦うのに慣れたいのはみんな同じなんだね!

 

H月G日

今日はバトル!バトル!ロイヤルバトル!そういえば今日はククイ博士じゃなくてロイヤルマスクがやってきてロイヤルバトルについて話をしたり指導をしたりしていた。

ロイヤルバトルに慣れてないトレーナー達もこれには安心!ドーム内にある4つのバトルフィールドで4人ずつバトルしていて、ポケモンも観客も盛り上がっていた。

私も他のトレーナー達とバトルしたんだけど、1匹だけに集中して他のポケモンから攻撃を受けたり、協力されてやられる事もあった。4人バトルの時点で今まで以上に頭を使わないといけないのに、この何十倍も本戦で相手にしないといけないのかと思うと大変だ。でも頑張ってトーナメントに進むよ!!

 

H月H日

一人が影分身したらもう一人が影分身して、フィールドがポケモンだらけになった。最後の一人が地震で一気に倒してくれたけど、複数で影分身すると滅茶苦茶になって大変になるのに気を付けよう。

ハウやグラジオも手持ちのポケモン達がどんどん進化したり新しい技を覚えたりして強くなっていた。みんなアローラリーグで優勝する為に頑張ってる!私も負けられない!その後は気合を入れ直してバトルに挑んだ。

 

H月I日

アリエルのア〜は〜アノプスのア〜。今日は久し振りにお母さんに会った。お母さんに会うのはあの事件が終わった時以来だ。

お母さんは島を回って観光をしているらしく、今はアーカラ島を巡っているのだとか。お母さんの手持ちのニャースのニャンマルはかなり強いから野生のポケモンに襲われても安心だ。

お母さんは昔トレーナーでお父さんとバトルしてから仲良くやって付き合ったんだとか。私もお兄さんとバトルを通じて更に仲良くなりたいね!

 

H月J日

お兄さんと連絡が取れない。話をしたいんだけど通話もメールもPoketterのダイメックスも届かない。

今さっきシャワー浴びてきてそろそろ日記を書こうかと思ってたら「お兄さんって修行に出るって言ってどこかに行っちゃったからバトルロイヤルの事知らないんじゃ?」ってなったから伝えようとしたんだけど通じない。

そういえばお兄さんいつ帰ってくるのか何も言ってない。もしかしたら大会の少し前に帰ってきてバトルロイヤルの事を知る事になるかもしれない!そうなって実力が出せなくて負けちゃったら可愛そう!なのに連絡が出来ないなんて!!

 

H月K日

お兄さんの事が心配でバトルに集中出来なかった、負けなかったから良かったけどこれじゃあダメだ!ってなって一度休憩を挟んで考えてたんだけど、よくよく考えるとお兄さんって色んなポケモンを持っているし、かなり強いからきっとバトルロイヤルも勝ち抜けると思うんだよね。お兄さんなら簡単にトーナメントに行ける。なら心配しても無駄なんじゃないのかなって。

 

H月L日

今日は久し振りにグズマさんとプルメリさんと会った。グズマさんは悩みとかが解決したらしく凄く強くなってた。「過去を吹っ切れた!枷が無くなった俺は強いぞ!」と凄い気迫があった。

グズマさん達もハラさんから推薦されており参加すると言っていた。

二人と話をしているとウルトラビーストがやってきた時に、スカル団の人達を助けていたのだとか。

お兄さんは何者なのかと色々聞かれたが、ありのままを答えたんだけど何故か呆れられた。変な事言ったかなぁ?ただお兄さんが優しくて凄くてカッコいいって事を話しただけなのに。




シールド始めて、⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎⬛︎(ネタバレ防止)倒して後はチャンピオンだけなのにそこから先に進めなくて、ソードやり始めてクリアが遅れ。
「次でクリアなんだ」ってなると進めなくなる「ラスボス倒したくない病」になって手持ちのレベルこわるる^〜。


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UKGDその6

令和2年の西暦2020年の2月2日の22時22分なので初投稿です。


I月A日

大会まで残り2ヶ月になった。相変わらずお兄さんから連絡はない。修行に没頭してしまっているのだろうか。お兄さんがカントーを巡っている時は毎回ちゃんと返信してくれたし、向こうから電話してくれたのにね。ジム巡りの時よりもアローラポケモンリーグに力を入れているのかもしれない。アローラだけじゃなくて、他の地方からも強い人が参加してるから熱が入っているのかも。

お兄さんはカントーにいた頃ポケモンリーグに参加したりしなかったから、そういうのに興味ないと思ってたからまさか参加するなんて思わなかった。

お兄さんとゼンリョクでバトルがしたいな。

 

I月B日

今日も色んな人から話し掛けられた、アローラの人じゃなくて他の地方から観光に来た人から。

ウルトラビースト絡みの事件は公表されてないからみんな知らないけど、レインボーロケット団の時の事件では何故かその様子を全国ネットで放送してたみたいだから、それを解決する為にバトルしてた私もバッチリ映ってて世間に私の名前が広まってしまった。

バトルを挑まれるのは良いんだけど、握手とかサインとか写真とか言われても困る、恥ずかしいし。

というかなんでロケット団の人はテレビで放送してたんだろう、自分達の悪行を広めたかったのか目立ちたかったのか。

 

I月C日

まだ大会まで2ヶ月あるのにアローラは過去類を見ない程の盛り上がりを見せています!ってテレビでやっていた。

どの島も人が多いのなんの。そのおかげで店が繁盛しているとマオとライチさんが喜んでいた。でもライドポケモンの事を知らない人が自分のポケモンに乗って飛んだり、ゴミが捨てられてるとか色々問題が起きている様だ。まぉ地方が違えばルールも変わるから仕方ないとはいえ大変だ。ハラさん達やアローラのポケモン協会の偉い人が毎日忙しなく働いているのだとか。

 

I月D日

今日はフーディンをメガシンカさせるメガストーンと手に付けるメガシンカ用の腕輪を貰った!このメガストーン、なんとフーディンを進化させる物らしく!

ポニの古道っていう所で観光客の人からバトルを挑まれて勝ったんだけど、そのお礼にってくれたんだよね。これって結構貴重な物なんだよね?それを簡単にくれるなんて、凄く良い人!

ケリィに達人の帯を持たせてたけど、メガストーンと交換する事にした。後2ヶ月でメガシンカに慣らす事が出来れば更に強くなれる!

 

I月E日

ケリィをメガシンカに慣らす為にバトルをしてるけど、これがなかなかね。強くなった力に少し振り回されてる感じ。ケリィ自身も強くなってるのに喜び半分、空回りして困惑半分なのが伝わってくる。

メガシンカしたポケモンにはメガって付けるから、フーディンはメガフーディンになる。つまりケリィはメガケリィになるわけだ。だけどバトル中「メガケリィ!」って呼んだら変な目で見られた。良いと思うんだけどなぁ。

 

I月F日

メガケリィもといケリィによる戦力アップ、みんなもそれに釣られてやる気アップしてくれてる。私も頑張らなくちゃってなる!

バトルはほぼ勝っているけど、たまに負ける。負けるって言ってもこっちの手持ちの対策をしている相手にだけど。でも対策されてもその上から倒す事もあるから、問題はないと思う。

参加者は6400人、ポケモンは最大6匹だから38400匹。数字にするとかなりの数に思えるけど、試合が行われるたびに瞬く間に少なくなっていく。誰も彼もが勝ちたいと思うけど、そのほとんどが負けてしまう。日記書いてるだけなのにちょっと感傷的になっちゃったね。もう寝よう。

 

I月G日

今日は一日休憩の日。最近はバトルし続ける日と休む日を交互にしている。バトルを挑まれたらトレーナーだから受けるけど、休みの日は基本休んでる。

今日はのんびりと浜辺を散歩して過ごしたり、ポケモン達とお昼寝したり、テレビ見て雑誌見てPoketter見て過ごした。

街は観光客でいっぱいだし、それ以外はトレーナーでいっぱい。今最も熱い地方はこのアローラだ。

何気なく寄ったカフェで見た雑誌には誰が優勝するのか〜って予測が出てた。SNSでも誰が優勝するのか色々と書かれてたけど、その中に私の名前が出てて驚いたの!

レインボーロケット団事件の時の活躍がどうたらって書いてあったけど、書くの忘れてたけど私だけじゃなくて他の人達も戦ってたんだよね。グズマさんとかハウやグラジオ、島キングや島クイーンもみんな色んな所で戦ってたからみんなの事も出てた。

 

I月H日

Z技の弱点は技を出すまでの長さよ!あのポーズをしてる間に倒されでもしたら大変!隙を作って打ったり相手のZ技に合わせて打ったりしなくちゃ。そこを分かってるトレーナーは大体実力者なんだけど、8割くらいの人は相手に隙を突かれて技を出せなかったりしている印象。いきなりZ技を使おうとしてきたから先にこっちから技を打って倒すなんて事もあった。

島巡りをしているからってみんながみんな強い訳じゃないし、島巡りしてなくてZリングを持ってないけど強いって人もいる。相手の強さの見極めもキチンとしなくちゃね。

 

I月I日

お兄さん

 

I月J日

昨日は眠過ぎて書いている途中で寝ちゃった。途中というか、最初の数文字で寝落ちしちゃったんだけどね。

お兄さんについて書こうと思ってたんだろうけど、何書こうとしてたのか思い出せない。

昨日は普段の倍はバトルし続けたからヘトヘトになってたからね。

今日も変わらずバトルし続けるだけ。なんて言えば良いのか分からないけど、色んな人とバトルしてるおかげでその場その場でしっかり相手に合わせて指示を出せる様になってきた感じ。

 

I月K日

今日はすっごい人とバトルしたよ!なんと!あのレッドさん!!

10年前、ロケット団をグリーンさんやワタルさんや有名なトレーナーと一緒にロケット団を壊滅させた凄い人!その後はポケモンリーグを勝ち抜いて優勝してるチャンピオン!

でもすぐにどこかに行っちゃった不思議な人でもあるんだよね。

そんな人とバトル出来たんだけど、これが凄い強くて手持ちを4匹しか倒せなかった。こんなに強い人と同じくらい強い人がたくさん大会に出ると思うとワクワクしてくるね!

 

I月L日

昨日の私とレッドさんのバトルがPoketterに流れていた。まぁ周りに人が大勢いたし撮ってる人もいるよね。

それは仕方のない事だと思うんだけど、それで更にフォロワーが増えてPoketterのアプリの上に何万って数字が付いてる。通知も止まらないからすぐに切った。

島巡りし始めてから少しずつ増えていって、あのレインボーロケット団の事件からいつも気に増えて、今回のバトルで更に増えて嬉しいような何とも言えないようなそんな感じだよ。

お兄さんはあの動画見てくれてるかなぁ?




コンビニで買い物したら2022円で運命を感じた(小並感)


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アローラ観光日記/アローラ冒険日記
アローラ観光日記その1


誕生日の次の日だからって景気よくピザ頼んで食べたら胃もたれしたので初投稿です。


あ月あ日

ボールの技術を応用した特殊バッグは割と高い、ボールが一つ数百円なのに対して数十万もするのだ。だが俺はいつの間にかそれを持っていた、前世にて捕まえたポケモン達と手に入れた道具が入っていた。人前に出すと問題になりそうな危険な物まである為誰にも見せて来なかった物である。

何故こんな事を書いてるかというと非常に便利だからだ。見た目はどこにでもあるバッグだが無限に物が入り何を入れても重さはバッグのみ。今までは他人に開けられる可能性を考慮していた為に表に出せなかったが、目を離さず近くに置いておきポケモンに監視させておけば問題ないだろうという事で使う事に決めた。いやはや便利過ぎる、手を突っ込めば欲しいアイテムが取り出せるまさに四次元ポケット。謎技術過ぎて少し怖いが便利過ぎる。

話は変わるが、予約したチケットが届いた。数日後にはカントーに俺という男はいなくなるのだ。ジョウトならともかく、流石にカントーの連中がアローラへやってくる訳ないだろうし、これで面倒な奴等とはおさらばだ。

 

あ月い日

アローラ行きを決意してから数日間、俺は次々送られてくるメールや電話に対応し続け、色々な町で自分を捜索している人間から隠れ、立ち代わり入れ替わりで居場所を特定しやってくるジムリーダーや四天王の相手をし、遂にこの日を迎える事が出来た。空港ではいつもの面々が待ち構えていたがマスコミに「四天王やジムリーダーが何やら集まっている」と教えておいた為記者達がわんさかやってきていた。記者の前では手出し出来ず、指を咥えて眺めるのみ。最後にワタルがカントーに危機が訪れれば協力を仰ぎたいとか言っていたけど、特別な血を引いていないあくまで一トレーナーに何言ってんだか。てかアローラ行くんだよ?飛行機で何日掛かると思ってんだ?テレポートを使えと?無理じゃないけど面倒だわ。

それじゃあなカントーの諸君wwwピッwwピwカwチwュwウwwww

 

オイオイオイオイ、面倒だわ俺。優雅な空の旅を思い浮かべてたのに一気にナイトヘッドだわ。

一番高いクラスの一人部屋で伸び伸び過ごそうとルンルン気分で乗り込んでたら廊下で他の地方の四天王にすれ違った。サンムーンにあいつはいねぇ筈だろ、どうしてカントーからアローラ行きの飛行機に乗ってるんですかねぇ……。ゲームの記憶なんてロクに使えないと思ったのはこれで何度目だろうか。

 

あ月う日

飛行機生活2日目。チャンピオンクラスは基本一人一部屋でありトイレに風呂まで完備されているので外に出る必要がない。優雅に過ご

 

あ月え日

飛行機生活3日目。昨日は途中で来客があり少し席を外していた為に中途半端に終わってしまった。

昨日日記を書いている途中に飛行機に乗り込んだ際にすれ違った相手が来た。相手はイッシュ地方の四天王カトレア。何故相手が分かったのか、それは変装をしてはいるが目立つ髪型と対サイコメトラー用の防壁が反応した事から推測した。普通に人の心の中を覗こうとするとか、この人頭可笑しい……。しかも向こうからやってくるとは。

強引に部屋に入って来た際に『男の部屋に許可無しに入ってくるのは淑女のする事でしょうか?』と煽ってみたが聞く耳を持たず、四天王の非常識さを再度思い知らされた。

このお嬢様には何を言っても通じそうになく、渋々お話をする事に。といっても向こうから投げ掛けられる質問に適当に答えるのみで真面目に取り合わない。自分は貴方に辟易しているという事を伝えるだけではなく、心の内を言動から捉えられたくないが為であった。

自分の友好関係は女ばかり、だから男性の友人が欲しいと言われたので『もう少し常識的な男性の扱い方を学んでから来てくださいね』と冷たい表情を意識しながら再度煽ってやったが更に笑みを深めてきた。お、Mか?

去り際に別荘へ招待したい事、シロナも会いたがっていたという言葉を残していったが身の危険を感じるので遠慮しておいた。

 

あ月お日

飛行機生活4日目。ジムリーダーや四天王等は副業を行っていたりSNSにて情報を発信して金を稼いでいる事がある。何が言いたいのかというとカトレアがPoketterにて昨日の事を呟いていたのだ。おう実名で書き込むのやめーや、悪目立ちするやんけ。

そんな感じで悶々としていると昨日に引き続きカトレアがやってきた。今度は自分の部屋でお話がしたいそうだがPoketterへの書き込みについてどうなのかと責めるついでにお引き取り願おうかと思ったのだがあれよあれよと言う間に連れ込まれてしまった。

これには手持ちのポケモンも怒りがハイボルテージ。サーナイトを始めとする機内で出す事の可能なメンツが現れて軽い騒ぎになった。

 

あ月か日

飛行機の旅5日目。アローラへは後数時間で到着する予定だ。昨日の一件以降手持ちのポケモンが何をする時も必ず2m以内にいるという状態となっていた。今はサーナイトがソファーに腰掛けフーディンが壁に背を預ける様に立って警戒している。

 

アローラに着いた。二匹に両脇を固められながら降りていく気分はさながら連行される犯罪者の気分である。アローラは話に聞いていたように暑い。暑さが厚くて熱い。

サーナイトの凍える風が一人と二匹を包む前へとカトレアがやってきた。隣にいるウチのフーディンは俺が持つ一般ポケモンの中で最強格である、意表論理の物理型等ではない正真正銘の純粋な特殊特化の最速個体だ。

四天王故にこいつの強さを肌で感じているのか、睨まれるとぶるりと身体を震わせたが直ぐに余裕な表情となり話し掛けてきた。すまないが好感度の低い相手とのバカンスはNG、と伝えて離れた。

空港を出て街へ向かうとスカル団という悪ガキ達がYO!YO!言いながら周りにイチャモン付けたり馬鹿みたいに騒いでいた。島国特有の風習によるドロップアウト怖いなぁポケリフレすとこ。

 

あ月き日

俺は色違いのポケモンが好きだ。特別感というか異色な感じが好きなのだ。ただしカイリュー、テメェは駄目だ。リザードンさんを見習ってこい。育成に関しては物理か特殊か育成論が決まっている方ではない方に極振りする意表型を好んでいる。色違いと意表、この二つを合わせたポケモンを育成する事に情熱を捧げていた時期があった。

いじっぱりフルアタ色違いヤドラン、いじっぱり三食パンチ搭載型色違いサーナイト、いじっぱり三食パンチ搭載型色違いゴース等々。ゴースに関してはレート戦にてガブリアスと先鋒でぶつかり殴り合いの末勝利を手にしているという実績もある。なおその試合には負けた。

まぁきちんとレベルは上げているし、色違いであるが普通の型の奴もいるし、Not色違いで普通の型の奴もいるので一般トレーナーとのバトルに関しては抜かりはない。

先程もスカル団の下っ端に絡まれたがひかえめ色違いコモルーが全て吹き飛ばしていた。他愛なし。

 

あ月く日

ガラスに映る美少年は麦わら帽子と白い肩出しシャツにハーフパンツを身に着けており、南国の日差しに中てられて爽やかな印象を与えていた。自分で自分を美少年というのはアレだが、今の俺はイケているのではないだろうか。

案の定水着姿の日焼けしたお姉様方にナンパされたので『私、ポケモンバトルが強い女性が好きなのぉ』と上目遣いで言った所海岸にてポケモンバトル大会が開催された。

調子乗った結果がこれだよ、やれやれ。そう心にもない事を思いながら勝ち上がった女性とバトルをし見事に勝利した。AD振りトリミアンを使用したが、Bに振っていないとはいえこいつに対して物理技は通用せんよ。最後に『もっと強くなったらまたやりましょうね』とウィンクを一つ飛ばして離れる。その姿はさながら余裕たっぷりな小悪魔系美男子である。南国の風に中てられて気分が高揚した結果だが、今考えると滅茶苦茶恥ずかしい事をしていた。

 

あ月け日

昨日の出来事以降チャラいお姉さんを始めとした色々な人にポケモンバトルを挑まれる。Poketterでアローラ地方の話題に絞ると俺の話題がチラホラと。カントーから来た実力者という事が広まっている様子。バトルの所為だけではなく、カトレアの書き込みの所為でもある。

ポケモン協会が態々出向き四天王が呟く存在なんて狙いの的だ。バトルしている姿やらサインしている姿がSNSに乗って出回っていた。シャツの下から臍が見えており生足がセクシーに映るローアングルの写真まであって草を禁じ得ない。

まぁ、ここに永住する訳でもないから多少目立ってもへーきへーき。

 

あ月こ日

アローラ入りしてから5日目。ホテルの近くをウロウロしているとアローラの博士であるククイ博士に出会った。ポケモンバトルを挑まれたので了承したが出して来たのはイワンコ。ゼンリョクと言っておきながらこれである、手の内は見せたくないのだろうか。博士に倣いこちらはヒマナッツを出してやった。

ククイさんは『向こうも手の内を隠しているのだろう』と思ったのだろうが、そんな気持ちは直ぐに消し飛び真剣そうな顔になったかと思えば最終的に冷や汗を浮かべ『こいつやべぇ』みたいな顔になっていた。こいつはただのヒマナッツではない。レベル100の最速ヒマナッツである。

その素早さは何と驚異の174。これはレベル50のひかえめ最速フーディンの172を2をも上回り、レベル50のおくびょう最速ゲンガーの178より4しか低くないという驚きの数値。

しかも日が強ければその素早さは二倍の348となる。最も速いと言われるスピードフォルムのデオキシスがレベル50で最速だと素早さは255となるがそれを余裕で超えている。バトンタッチなどで素早さを6段階上昇させれば日が強い状態だと174×4×2の1392となる。1000を超えると俺の目で追えなくなるので指示なんて出来ない。

攻撃は159だが6段階上昇すると数値は159×4で636。攻撃が最も高いメガミュウツーXがレベル50の際の攻撃数値は266であり、ヒマナッツはその二倍以上を余裕で超えている。

防御が最も高いレベル50HB特化メガボスゴドラを効果がいまひとつになるZタネばくだんで乱数一発で倒せる可能性があるという脅威的な攻撃力。

今回は攻撃のみ6段階上昇させて日本晴れを使うだけであったが無双するには十分。ヒマナッツが跳ねる度に砂浜が陥没し爆風と砂が周りに広がりポケモンが弾け飛ぶ光景は壮絶である。

A636、S348という伝説級へと成長したヒマナッツを止められる者は誰もいなかった。

 

あ月さ日

ククイ博士から子供達に何かあった際には力を貸してほしいと言われた。俺はただバカンスで来ただけとは伝えたがまぁ吝かではない。あの子がいるしね。

昨日のポケモンバトルだがあれもTraiTubeに上げられていた。俺のヒマナッツが超高速で砂浜を駆けるだけではなく空中や水面を走る様をきちんと撮れている所に驚きを隠せなかった。爆走兵器と化したヒマナッツに弾き飛ばされるポケモンに対して心配する声が上がったがククイ博士自らポケモンは大きな怪我もなく元気に過ごしているというコメントを書き込んでおり、バトルに関してのあれこれも書いていた。

俺もPoketterやってるし何か呟くかと思い適当に呟いておいた。

 

あ月し日

この世界には色々な組織が存在する。組織と言っても悪の組織の事ではなく、ポケモンだいすきクラブとかタイプ別愛好家団体とかそういった存在だ。

TraiTubeにて投稿された動画、Poketterに投稿した俺の書き込み。それが上手く作用して俺のPoketterでのフォロワー数は1000万を超えていた。以前は0人だったので驚きである。書き込む前まではアカウントは作ったがそのまま放置しており、昨日になって画像を変えたりプロフィール欄をきちんと書いたりした結果とんでもない数になった。俺の偽物の垢の何百万倍のフォロワー数で笑う。ついでにククイ博士のアカウントを調べると前日より5万人程増えて121万となっていた。

その影響かは知らないが前記した団体から声が掛かって来ていた、草タイプ愛好家団体、天候観測隊、高速戦闘ポケモンの会等々。しかし草タイプ愛好家団体からの熱烈なラブコールはドン引きである、俺は君たちと違って草ポケモンに一日5回もチュッチュしていないし蜜を吸っていたりはしない。

団体には入らずに一人で豊かで静かに居たいという旨の投稿をしておいた。

 

あ月す日

ヒマナッツ対策かは知らないが今日は虫、炎、飛行のポケモンが多かったのでキマワリで戦った。虫はめざ炎、炎は大地の力、飛行はタイプ一致のソーラービームで焼き払った。

レベル100特殊特化であるキマワリの特殊攻撃力は339、大抵の敵は一撃で消し飛んでいった。

そういえば、買い物の帰り道でスカル団に絡まれた。YO!YO!言ってくるので『YO!YO!YO!YEAH!』とハイテンションで返してやると驚かれたが、何だかんだでバトルが始まった。相手は二人組な為久しぶりのダブルバトルでちょっとドギマギした。

ニャースとコラッタの二匹に対してこちらが出したのはラッキーとヒマナッツ。ラッキーが盾となりメロメロで二匹の動きを止めヒマナッツは剣の舞を積む。その光景を見ていたスカル団がげげぇという叫びを発したのを見て、スカル団にすら広まっているのかと呑気な事を思った。ラッキーが日差しを強くしヒマナッツが高速で動きニャースを吹き飛ばし、最後にラッキーが大文字でコラッタを燃やして終わった。

最終的に『ダイナモ感覚!ダイナモ感覚!YO!YO!YO!YEAH!』と勝鬨を上げて去った。

 

あ月せ日

アローラに来て9日目。そろそろ次の島にでも行くかと荷物を整理してホテルを出る、街の外にある空港を通り過ぎ向かったのは海港。船のチケットを購入し次の島に向かう船へ乗り込んだ。船はそこそこの大きさであり、屋外にはポケモンバトルが行える場所まで設けられており、若者二人がバトルに興じていた。

手摺に背を預けながらそのバトルを遠巻きに見ているとルザミーネに話し掛けられた。ル ザ ミ ー ネ に。

エーテル財団の最高責任者である女性。二児の母とは思えないプロポーションを持つスレンダーな美女。俺はシロナとは真逆な人物だと思っている。そんな人物が何故ここにと驚いた。

「これはこれはエーテル財団のルザミネーさん、お会いできて光栄です」と返し話をする傍らどうしてここに?と問えば「根を詰め過ぎてはいけないからと言われ少し財団から離れた」と。明後日には戻ってしまうそうだ。

色々見て回った事でここはSMではなくUSUMであるのは知っている為、ウツロイドに操られていないのは分かっているがどんな変化があるか分からない。なのでこれから用心していきたい。しかしルザミーネは酷かった。

 

1.15を超えたばかりの青年に積極的に話し掛ける40歳を超えた女性。

2.歯の浮くような甘ったるい言葉を投げ掛け続ける。

3.最終的に自分の所に来ないかという誘い。

4.ギラギラと輝く瞳。

 

怪しさの四槓子である。いきなりの48000点で俺の持ち点を消し飛ばしにきやがった、二児の親だけに48000点だ。何が目的か分からない、流石に拙いと丁重にお断りしておいた。

 

日記を書いていた際にルザミーネ船上でのディナーに誘われ断り切れずホイホイ着いていってしまい途中で日記が終わっていたので、続きを書いていきたい。

ディナーではアルコールを滅茶苦茶勧められたが、偶然同じ船に乗り込んでいたというカトレアに助けられた。本当に偶然なんですかねぇ?飛行機での出来事がある為疑ってしまう。俺を放っておいて二人がヒートアップしてきたので何とか二人を宥めて話が出来る様に取り持った。

流石に疲れた。精神的に疲れたが何とかここまで日記に書く事が出来た。寝る。




日記形式なので話がトントン進んでいく。
この数ヶ月で一応島巡り編は書き終えてる。主人公サイド、オリ主サイドで4話ずつです。他には雑誌の記事みたいな話とか書いてる途中。
その後他のキャラ視点の話を書いて、それからポケモンリーグ?大会?な話の予定。でも話が書けない。
あくまで予定なので某虹色との戦いとか割り込んできてグダグダになってエタったら2年後にシャボンディ諸島で。


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アローラ観光日記その2

投稿しようとしたら別の二次作品の方で間違って投稿してしまい、慌てて消して再度こっちに投稿したので初投稿です。


か月あ日

二人に誘われ朝食へ向かったのはいいが、左にルザミーネ右にカトレアという両手に華という状態での食事、これは朝から砕ける精神。二人の間に迸る視線光線には滅入った。それ以降は問題もなく船が港に到着。ルザミーネは別れ際に俺の手を取りそこに口付けをしこっちが恥ずかしくなる言葉を吐くと一枚のカードを渡して来た。お、イタリア人か?ちなみにカードには電話番号とメールアドレス、その他諸々が書かれていた。カトレアとウチのポケモン達のテンションがヤバイ。あぁ気が狂うぜ。

一緒に島を巡らないかと言ってきたカトレアに断りの言葉を言いながら、ポケモンに守られ今日泊まるホテルへと向かった。だがここで問題が起きた。パパラッチである。南国にまでやってくるパパラッチがこちらの承諾もなく写真を撮りまくる。インタビューを受ける事を余儀なくされたのだが、何が『一緒に旅行ですか?』だ。こちとら美女や美少女がガンガン攻めてきて精神的に疲弊してるんやぞ。ちょっと冷たく応えちゃったけど、大丈夫だよね?変に報道されないよね?

そこでカトレアさんとは別れ足早に予約した部屋に入った。その後は一緒に居てくれたサーナイトとフーディンに礼を言って頭を撫で一緒にベッドで横になった。ポケモン達は撫でられるのがお好きな様で機嫌が6段階上昇していた。

カトレアはこのホテルとは違うもう片方のホテルに泊まるとかで別れたのだが、別れ際にルザミーネと同じ様にカードを渡して来た。最近のトレンドなのかな?

 

か月い日

今日もアローラは暑い、湿度が低いおかげでカントーの夏とは違いジメジメしないのがせめてもの救いだろうか。

カントーと言えばレッドやグリーンはもうこっちに来ているのだろうかとPoketterで検索してみると目撃情報ありという書き込みがかなりあった。他にもシロナやミツル等が既にアローラ入りしているらしい。70や80を超えるレベルのポケモンの使い手相手に50や55にしてあるレート用のポケモンでは太刀打ち出来ないだろう、100にしてあるお気に入りポケやネタポケで厨ポケやメガシンカポケを相手に出来るかも怪しい。でも伝説なんて使おうものなら間違いなく面倒な事になる。負けず嫌いだから負けたくはないのだがどうしよう。

 

か月う日

ホテル付近の海岸でマンタインサーフィンが体験出来るらしく向かった所『お坊ちゃんの様な線の細い子だと怪我しちゃうかもしれないよ~wwwあ、この後時間ある?1時間だけでいいからさぁ』とギャルに馬鹿にされたので、その後滅茶苦茶マンタインと飛んでやった。

まずはマンタインと接して仲良くなる、その後マンタインに乗って水中を駆ける事に慣れる、最後はマンタインと共に飛ぶ。マンタインサーフィン会場ではドローンか飛行ポケモンを飛ばして波に乗る姿を海岸のデカいビジョンに映しているらしいが、この時の俺は目立っても一向に構わんッッ!とキレていた為、もう何も怖くなく心が軽い状態であった。

 

ランターン360+スターミートルネード!

 

 スターミートルネード+アシレーヌフリップ!

 

  スクリューサクラビス+スクリューハンテール!

 

   オーバーザギャラドス+コイキングスペシャル!

 

マンタインへの指示出しはエスパーによる脳内への語り掛けによって行っていた為意思疎通はスムーズに行えていた、まるでサトシとサトシンカゲッコウガみたいだぁ……。

得点は怒涛の12万3000点。歴代入賞者を軽く凌駕する得点にビーチは大盛り上がりであった。流石マサラ人の肉体だ、初めてやるスポーツでも十分に対応出来るとは。

ビーチに戻ってから『お姉さんは僕みたいに線が細い子よりも凄いんですよね~?』と煽ってやると苦笑いを浮かべて裏へ行ってしまった。もう二度とあのビーチには行けないね。

 

か月え日

マンタインサーフィン協会とエーテル財団からメッセージが来た。マンタインサーフィン協会略してマンサー協会からは是非専属のサーファーになってくれという内容であったが『サーフィンする前にそちらの方に煽られたので嫌です』と断り、財団からはご招待したいという内容だったが『検討しておきます』と断った。

今日は牧場へとやってきたが、広過ぎる。きっとあの子達もポケモンに乗って進んだのだろう。ケンタロスとミルタンクが柵の中だけではなく草むらの中でも走りまくる光景を見ながらコンビニで買ったサンドイッチを食べる。のどかな光景にほのぼのとしながらも食後は5番道路へと向かっていった。

 

か月お日

久しぶりにスカル団三人組に声を掛けられた、後ろから掛けられたので振り返ると『げげぇ!?』と叫ばれた。俺の顔は順調に広まっているらしいが、相手を確認してから話し掛けろよ。

やべぇよやべぇよと三人組が話していると更にスカル団がやってきた、スカル団の幹部?グズマの片腕?なプルメリだ。ガングロギャルなケバケバしさマックスな姉御の登場にアタフタしていた三人はビシッと背筋を伸ばし挨拶していた。今思ったけどアタフタとフルアタって似てる、ふふふ……。

プルメリとバトルかと思ったけど、どうやら手持ちが疲弊しているようで三人とバトルする事に。三体一という数的には不利だが、ポケモンの実力的にはこっちが超有利という事なので『こちらは一匹しか出さない、そっちは三匹出してきな』と挑発してやると『やってやんYO!』と簡単に釣れたので『ダイナモ感覚!ダイナモ感覚!YO!YO!YO!YEAH!』と絶叫してやるとビビられた。

向こうが出して来たのはラッタ、マケンカニ、ニョロゾ。こちらはサマヨールを選出した。ラッタが電光石火でぶつかってくるがサマヨールの身体を通り抜けて地面を転がった。オイオイオイ、こいつ相性を知らないぜ?そうこうしているとサマヨールは無防備なラッタを掴むと地面へと三度叩き付ける、殴り掛かって来たマケンカニには態と打撃を受け逆に殴り返す、ニョロゾは近付かない様にと指示を出され遠距離からバブル光線を撃ってきたがそんなものはサマヨールに通用せずココナッツバックブリーカーで痛めつけられて終わった。『まだやるかい?』と聞くが誰も動けず何も言わず。ラッキーを呼び出して三体の傷を癒し、三匹に声を掛け頭を撫でてやり立ち去った。流石にレベル10台のポケモン相手にレベル100のサマヨールが技を使おうものなら惨劇ショーの幕開けである。最悪ジュンサーにお世話になってしまう事を考慮して、ある程度の差がある時には手持ちには手加減しろとは伝えている。たまにやり過ぎるがへーきでしょへーきへーき。

 

か月か日

せせらぎの丘は思っていた以上に美しかった、何層にもなった段差に水が溜まり下の層へと流れていく様は絶景だ。澄んだ水を眺めているとバッグの中からスイクンの声が聞こえた。久しぶりに水辺に出たいそうだ。周りに人がいないかを確認するが人影は見えず、エスパーポケモンに調べてもらったがかなり離れた所に一人いるだけ。カントーやジョウトの人間が昔アローラに来てうんぬんかんぬんという話はあったが伝説のポケモンに関しての話は全く伝わっていないのは確認済み、ここなら誰かに見られても大丈夫だろう。と考えスイクンを出してしまった。

数十分水辺を堪能したスイクンは海からやってきたサメハダーやシザリガーを凍らせ茹でて追い返していた、ついでに挑んできた群れたヨワシを叩きのめした。ここにせせらぎの丘最強が決定した。

そんな様子をボケーっと見ているとやってきた水タイプのキャプテンであるスイレンに話し掛けられた。

『あのポケモンさん強いですねぇ……貴方の手持ちですか?』『知らん』

『あのポケモンさんは何という名前なんですか?』『知らん』

『強いですねぇ』『そうだな』

『スイクンですよね?』『ファッ!?』

『やっぱり知ってるんですね』『……』

こんな感じの会話をした。水タイプ専門なら知っているだろうと思っていたので適当な驚きの演技をする。向こうも演技に気付いている様子であった。強力な水タイプという事で興味があるそうだが『スイクンについては聞かないでくれ、君の記憶を消したくはない』と脅迫しておいた。スイクンに興味を持っていいのは古今東西を延々と駆けずり回る覚悟と気概がある者だけだ。まぁそんな奴でも最終的にスイクンを手にする事はなく横から掻っ攫われたがね。

 

か月き日

さっそくポケモンバトルを挑まれたので戦った、相手は日に焼けた女の子、キャプテンの一人マオ。俺の噂をPoketterで見て、スイレンにも聞いていたらしく挑んだそうだ。普通にバトルを了承した。

先鋒はこちらはキュウコン、相手はボクレー。木の実を持っているのを見て弱点の炎技のダメージを下げられる可能性を考慮し騙し討ちを仕掛けさせた。レベル50の騙し討ちには敵わずに倒されるボクレー、『炎技じゃないの!?』という叫びからどうやら本当にダメージを下げる木の実だった様子。でもどっちにしても炎技で落ちてたな、これは。

次に出てきたのはマシェード。キュウコンの代わりに出したのはビークイン。キノコの胞子を飛ばしてくるのを避けさせ攻撃指令で小さな蜂を使い遠距離から攻撃させ最後には胞子を受けながらも近付かせ燕返しで倒した。

最後の相手はアママイコ、こちらはキングラー。タイプ相性では不利であり、それを相手は分かっており葉っぱカッターで攻撃してくるがその程度の攻撃はうちのキングラーには効かぬ。高速で近付いてからのシザークロスで一発フィニッシュ。20を超えるジムを制覇した俺に隙はない。

まぁ今はごり押しでどうにでもなるが、それは成長途中なトレーナーなだけ。これから先どんどん強くなってくる事を考えると無双は夢想になってしまうのだろう。とか思っているとスイレンがやってきた、どうやらこの二人はあの子と友達になったらしいのだ。まぁストーリーが進む事とあの子の性格から考えて友達になるに決まっているか。

サインを書いたりポケモンに関しての質問等を受けたりした。でもこっちもまだまだ未熟だからあまり深い事聞かれると分からんよ。適当ではないが当たり障りのない回答しか出来なかった。

 

か月く日

そういえばあの子が次の島へ向かった事を書いていなかった。今日の昼には着いているだろう。今頃は何をしているのか、恒例となっているだろうハウとの対戦だろうか?それともこちらも恒例となっているスカル団との戦いだろうか?まぁ何があってもあの子は乗り越えるだろう。

今日はマオの得意な料理を食べさせてもらった。正直人間が食べる料理じゃないという感想しか浮かばなかった、もっちゃもっちゃして酸っぱくてねりょっとしていて甘くてヤバかったが食べ切れた。一方離れたテーブル席には島クイーンのライチが美味しそうに同じ物を食べていた。得意な料理を好むのは特異な人だけなのだろう。

その後はライチと挨拶を交わして色々と話を聞いた。アローラの特色、ポケモン達について、ここに住む人々の暮らし等、情報で知っていた事でも実物を知っている人物から聞く事で改めてアローラについて知る事が出来た。

そんな中ライチから明日ポケモンバトルをしないかと誘われた。今更だが人もポケモンもバトルを好き過ぎると思うの、戦闘狂である。

ライチさんは島巡りのトレーナー用ではなく、ゼンリョク用のポケモン達を用意するから好きなポケモンを六体用意してほしいそうだ。今日はここで別れてポケモンセンターに戻り手持ちを選ぶ。

ドククラゲ、キマワリ、ギギギアル、キレイハナ、ヨワシ、ヤドランの六体に決定。

 

か月け日

待ちに待った島クイーンとのバトル当日、楽しみと不安でなかなか寝付けなかったが何とか睡眠時間は確保出来た。朝飯を食べさっそくコニコシティ内の広場へと向かう。どこから話が漏れたのか、バトルフィールド外には街の住人だけではなく観光客までが見物にやってきていた。

ライチがやってきて早速バトルが始まった。

先鋒はアーマルドとギギギアル。ギギギアルはギアチェンジで攻撃と素早さを上げる。その隙にアーマルドがシザークロスを放ちモロに食らったがダメージは1割程度、隙を突きギアソーサーで一撃。

次鋒はギガイアスとドククラゲ。砂起こしによって視界悪く雨乞いで視界を戻すが地震を打たれドククラゲの体力が2割強削られた。お返しの熱湯で一撃。

中堅はユレイドルとキマワリ。雨の中なのにどうして日差しを力に変えるキマワリをというマオの声が聞こえてきた、日が無くても強いからさ。ヘドロ爆弾と大地の力で倒す。

副将はルガルガンとキレイハナ。ここまでくると雨も止む。太陽の光と雨の湿気が合わさりじんわりと熱くなり汗が出る。蝶の舞を積んだ所に岩Zであるワールズエンドフォールを放たれるが体力は3割も削られず。平然とした様子で岩を砕き現れたキレイハナに観客から驚きの声が上がり、ライチもマジかよみたいな顔。巨大なエナジーボールを生み出し一撃で吹き飛ばした。

大将戦はダイノーズとヨワシ。ヨワシに向かいパワージェムが飛ぶがどこ吹く風な様子なヨワシ、熱湯を二回ぶっ掛けて倒した。

圧倒的な火力と耐久によって島クイーンを撃破した。ライチさんからは生半可じゃない硬さだと気に入られ周りからは喝采の歓声が溢れていた。

 

か月こ日

アローラでの生活の為にお偉いさんが仕切る組織では住人へのポケモンの貸し出しを行っている、それがライドポケモンだ。島巡りや生活に欠かせないポケモンであり、観光客に貸し出す事で収益を得ているそうな。ライドポケモンは良く教育されたポケモンでバトルと危険な行動を自制する事が出来る優秀な存在だ。だが貸し出しされたポケモンだけがライドポケモンかというとそういう訳ではなく、自身が捕まえたポケモンでも訓練や検定を受ければライドポケモンになる事が出来る。

その特性上、アローラではライドポケモン認定を受けていないポケモンに乗る事は禁止されている。その為俺はアローラ入りしてから直ぐに認定を受けに行っていた。陸はノーマルキュウコン海はヨワシ空はボーマンダ。ライドポケモンを決める際にポケモン達で一悶着あったが負傷者は出ずにこの三匹に決まった。しかし人型タイプは何故陸に立候補したのか、サイコキネシスで浮かせるのか?それとも王子様抱っこでもしようとしたのか?

 

か月さ日

今日はメモリアルヒルへと向かった。アローラの偉人達が眠る場所らしい。墓場であるが色鮮やかな花が咲き誇り、青空が広がっているおかげで静かではあるが湿っぽい雰囲気にはならない不思議な場所である。そもそもアローラでは死とは終わりではなく、新しい世界への旅立ちだと言い伝えられており葬儀も盛大に明るく行うと聞いた。だからこその雰囲気なのだろう。

今日は俺以外の人間はおらずポケモン達も草むらの奥に行っている。こんな時には歌の一つでも歌ってみようかとルンルン気分で歌を歌いいざターンを決めるとそこにはライチスイレンマオが。滅茶苦茶恥ずかしかった。その所為で言い訳を並べたのだが何と言ったか覚えてはいない。どうしてこうなった。

その後はライチに誘われてジュエリーショップへ、ある程度の地位に居ようと副業をしなくては生きられないのはアローラも同じかとカントーを思い出した。ついでなのでキーストーンをネックレスにしてもらった。普通に手に持って進化させるのはダサいし無くしかねない。

 

か月し日

マオの料理はメニュー通りに作るのなら美味いのだが、創作メニューを作ろうとするとそれはもう凄い事になってしまう。真面な料理と創作料理の両立が出来ている時点で可笑しいのだが。まぁマオ特製メニューは頼まない。ウチのポケモン達も美味しいと食べていたが、草タイプには特に受けていた。ヒマナッツがキャッキャしながらご飯を食べる姿は和む。

スイレンの妹さんはゲームだと見た目他の幼児と同じであったが滅茶苦茶似ていた、リトルスイレンちゃんですわ。抱きついてきた二人なのだが『オマセさんなんだから、ダ・メ・よ?』とウィンクを放ってやると顔を赤くして離れていった。どうよ俺のセクシービームは、女の子に効果抜群なのよね。

 

か月す日

メガシンカは伝説を相手した時以来使っていない、失礼な事を言ってしまうがメガシンカを使うレベルの相手に会っていないからだ。キャプテンや島クイーンは未だ発展途上。

だがフーディンにはメガストーンを渡している、何が起きるか分からないからだ。突然世界の危機が起こるのはポケモンではよくある事。

今日は海でヨワシの群れに運ばれながらのんびりと過ごした。海を行くというのなら激流に身を任せ同化せざる得ないと言わざるを得ない。このヨワシ、フルアタである。

書く事がないので群れたヨワシのステータス書こう。

H:232 4

A:316

B:394 252

C:316

D:369 252

S:80

なんやこの厨性能!?これがレベル50時点のステータスなら良いのになぁ。ん?何故AやCに振らずにBD極振りなのにフルアタなのかって?もともと高い攻撃と特殊、それに加えて耐久もある、だがHPは低いのがヨワシ。S?Sなんて必要ねぇんだよ!考えた結果耐久に振ってしまえばいいという謎理論に辿り着いた。性格呑気のBD極振りフルアタ色違いヨワイ。色違いをベトベトンに捨てている。

持ち物は先制の爪である。先制の爪を持たせているので時折あの巨体で高速移動する姿は圧巻だ。

 

か月せ日

そろそろ次の島に行こうと考えている。ライチさんとのバトル以降挑んでくる物好きも少なくなったしね。そういえばあの子の試練がどの程度進んだか分からないけど、そろそろエーテル財団に向かう時期ではないだろうか。一度自分はルザミーネに会っている、それによって何かストーリーが変わっている可能性がある。この世界にも『ホウエンでアゲハントが羽ばたくとその羽ばたきはカロスで嵐になる』とう諺もある。次の島に行くのは待った方が良いのでは?エーテル財団の本部であるエーテルパラダイスに向かった方が良いのでは?

以前ルザミーネに来ないかと誘われてるし行ってみるか?何も知らずに後から誘いに乗って来たと思い込ませられればイケるでしょ、まだ伝説とかは出て来ないし行ける行ける。

そんな訳でライチさん達に別れを告げて財団行きの船に乗り込み、あの子に今どこまで進んだのかをメールする。『これからスカル団がいるポータウンに向かう所』と来たので『無理して怪我しないでね』とメールを再度送った。

取り合えず買い込んだ道具をもう一度確認し、ベルトに着いている6個のボールにいるポケモンとカバンの中のポケモンにこれから危ない所に向かう事を伝える。もしもの時は頼んだと告げておいた。

 

か月そ日

さて、財団についた。今日は日記というかメモになるな。他の島同様広さと造りが異なる為、地下に降りてもどこに何があるのか分からない。壁に貼ってある地図も研究室等は載っていなかった、機密保持の為とかそういうのかな?まぁストーリーだと地下に向かった後ルザミーネのいる奥の建物に向かうのだから知らなくても大丈夫でしょ、地下は三人組に任せよう。エントランスに一般人がいるという事はまだあの三人は来ていないのだろう。職員に話し掛けられたので案内を頼んだ。

財団の基本理念やら活動内容を聞いているとアナウンスが入った。内容はエントランスを閉鎖する事、一般職員は一般人をエントランスから1階の外に誘導し待機する事であった。話をしてくれていたお姉さんに誘導されている。ちょっとこれから先は書いていられそうにない。

 

エーテルパラダイスでの出来事は一段落付き、今俺は財団から貸してもらった部屋で休んでいる。いやぁ久しぶりに連続でバトルしたわ、でもこれでもゼンリョクじゃないのよね。

エーテルパラダイスでの戦いは思った以上に激戦であった。エーテル財団とスカル団合わせても十数人くらいでしょ、と思ってたのだが予想以上に出て来てビビった。職員の中には一般職クラスと研究職クラス等のクラス分け等に分けられており、中には戦闘を行う事に重きを置いた職員がいるそうだ。その数は300人だとぺらぺらザオボーが話していた。全戦闘員がいる訳ではなかったのが幸いであった。

あの後どうなったかというと、誘導された後手すりから飛び降りた俺はヨワシに担がれながら海を進み船着き場へと辿り着き、三人組と出くわした。そこからはもう凄かった、複数のポケモン対ポケモンによる集団戦、敵味方入り混じっての乱戦だ。俺はフーディン達のサイコパワーで三人や三人のポケモン、それから敵のポケモンの位置を把握しながらひたすらに三人の隙を埋める様に戦った。

ポケモン達はそれぞれがフーディン達からの情報を元にした俺の指示に従って戦いを有利に進め、船着き場をごり押しの元見事に突破。その後にはザオボーとのバトルがあり初めて他のトレーナーとダブルバトルを行う事に。ウチの子はそんなの関係なく突っ込んでたけど。

で、今度はスカル団。ラッキー達を互いに回復させながら壁にして、隠れて後ろから攻撃し続けるという策によって向こうは半壊。残った残党を三人が相手にしグズマと対面、ウルトラ調査隊員も出て来たけど皆倒して先に進んだ。

奥のコレクションルームではたくさんのポケモン達が氷漬けにされているという悲惨な光景が広がっており、凍ったヤドンを見てウチのヤドランがマジ切れ、俺も不快感が強かったね。

出てきたルザミーネは最初は大人しかったがどんどんボルテージが上がり最終的に金切り声を上げた。愛する夫は消えて一度切り捨てたとはいえ残った家族からは考えを否定され、その怒りを理不尽にも隣で黙るこの子にぶつけていた。だがまぁそれは良い、良くはないけど。でもなぁんで俺がそこで出てくるねん。確かに拒否したけど何でこの子にそれをぶつけるねん、と思ってたらどうやら俺について調べたら知り合いだと分かったかららしい。何言ってんだこの人。

それでバトルになったんだけど、いやぁ白熱のバトルでしたね。最後にルザミーネがウルトラホールを開いてグズマと一緒に行ってしまった。この時にも『貴方の力が必要なの』と誘われたが丁寧に拒絶しておいてやった。だってこのまま着いて行ったらネクロズマと衝突不可避だし、コレクションにされるかもしれないしね。

断るとルザミーネがメッチャ睨んで来ていた、隣の主人公を。俺の所為で更に理不尽に怒られてて可哀そうだったけど、内心ナゾノクサまみれやグラスフィールド不可避。

でまぁそんなこんなで終わったのであった。お休み。




ルザミーネさんは色々精神的に参っててヤバコイルな状態故に主人公を求めてます。
カトレア?カトレアは色々考えはあるけど「トレーナーの腕はあるし、見た目もなかなか良い男の子がいるやんけ!ちょっかい掛けたろ!」の精神です。リアル世界でもチャラ男じゃなくても可愛い子に声掛けるでしょ?そんな感じ。


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アローラ観光日記その3

これから男5人で鍋を囲むので初投稿です。


さ月あ日

エーテルパラダイスでの激戦を見事に戦い抜いた女達の顔を見たか?凛々しさが1段階くらい増していたと俺は思うの。三人からすれば自分と同等もしくは格上との連続バトル。良くもまぁ勝てたなと。あ、俺のおかげかぁwwwんんwwwボwwwボカチュウwww。豆知識ですが、ネット界隈ではどうやら我は夜の役割を持てているらしいですぞwwwありえないwww。

一皮剥けた女達は次の島を目指す。未だルザミーネとグズマが行方不明な為色々とやらなければならないみたいだ。この辺りのストーリー全然覚えてないのら。こっから先は試練が終わればネクロズマと二回戦う事になるからねぇ、連続で戦うなら三連続にしてほしかった。形態変化は二回するべきそうすべき。

まぁ重要な戦いを代わりにするとレベルアップに繋がらない恐れがあるから、俺の役目は雑魚は任せろバリバリーってな訳よ。

皆起きてきてそれぞれ食事とか済ませると、ウラウラ島からやってきた船に乗って次の島であるポニに向かう。試練を受けたり修行したり、後ウルトラ云々で動くみたいだ。俺?俺はこの後アローラ中にウルトラビーストが現れるからその対処かな。色違いとかいれば捕まえたいしね。ちなみに伝説とかはホワイトなプレミアボールで捕まえたいトレーナーなので30分くらい掛けるつもりだお!

エーテル兄妹に話し掛けられたので「え、母親とはどこで知り合ったか?同じ船に偶然乗り合わせたらすげぇグイグイ来たのよ。ヤヤコマみたいな声とかミロカロスの様に美しいとか言われたよ」とそのまま伝えると自分の母親にドン引きしてしまうので、オブラートに包んで教えてあげたがドン引きしていた。すまねぇルザミーネ、オラの力じゃオメェの黒歴史を止められなかったぞ。俺なら、狂いそう……って闇堕ちしてる、母親と子供のどっちの立場でも。

 

ヤバかった。自由時間に自分の部屋に戻ってから飲み物買いに外に出たらシロナとカトレアにエンカウントしたわ。速攻ボールから出て来たいつもの二匹を下がらせて話をしたのだが。うん、知ってた。お上品なカトレアやルザミーネと同じ様に教養はあるが、シロナは研究者故に世辞の言葉は飾り気のない直線的なものであった。ストレートに綺麗とか、よせやい。

周りにギャラリーが出来てざわつくがそんなのどこ吹く風で話し掛けられる。途中で幼馴染ちゃんが来なきゃ恥ずかしさで倒れてたわ。

で、四人+二匹で話をしていた所バトルする事に、チャンピオンシロナと。ふえぇ。。。チャンピオンはこわいんだよぉ。。。

三対三のバトルになったのだが、はっきり言うとトレーナーのバトルセンスというかタクティクスで明らかに負けている。俺のポケモン達は伝説のポケモンが生み出した不可思議空間で無駄に死闘を行ってきた結果戦闘面では申し分ないのだが、俺自身の実力不足が足を引っ張っている不具合。でも負けると四次元バッグからヤバいのが出て来てお叱りを受ける事になるのでここは勝つ。戦わなければ生き残れない!

という訳で戦いました、結果は引き分け。向こうの選出はミロカロスガブリアスルカリオでこっちはラッキーサーナイトヤドラン。終わってから思ったけど、サーナイトとヤドランは物理型とかいう意表型という時点でヤバい。それに加えて相手の三匹の内二匹が物理の時点でラッキーが役割を持てていない。んんwwwまさにボッキーですぞwww勃〇なんてしたら押し倒されて〇〇〇不可避www絶対×××なんかに負けない!→勝てなかったよ……の即堕ちですぞwww。え?何故この三匹にしたのかって?やっぱり自分には真面目に戦うのは向いていないと思うの、だから意表型のポケモンを使ったのだよ。強いポケモンに微妙なポケモンで勝つのはロマンである。まぁ何だ、全員レベル100超えだったおかげで引き分けになれたし結果オーライでしょ。てか今までで一番日記書いてるわ、日記の範疇を超えてるね。

 

最初にシロナはミロカロスを出して来た。バトルは始まったばかりで後二匹は何を選んだかは分からないけど、向こうにはガブを始めとした強力な物理がいるのでここはラッキーを選出。ミロカロスのタイプ一致ハイドロポンプを受けながらどくどくで毒に。次に眠ったので日本晴れで陽射しを強くし水ダメージを減らそうとすると、ポケモンを入れ替えてきたので遅れてこっちもサーナイトに交換。

向こうの次鋒はガブリアス。サーナイトをメガシンカさせた所を炎の牙で噛みついてきたので冷凍パンチを叩き込む。頭を殴られ踏鞴を踏むガブリアスに再度冷凍パンチを打ち込み殴り飛ばす。地震で動きを封じながらダメージを負わせて来た後、逆鱗で突撃してくるガブにフェアリータイプと化したギガインパクトをカウンターでぶち込む。ガブリアスはシロナの横を通り過ぎてバトルフィールドの壁に減り込み気絶、サーナイトも後ろに吹き飛んだがフーディンがサイコキネシスで受け止めてくれた。両方動けずで次へ。

シロナさんが出して来たのはミロカロス、こちらはラッキー。タイプ一致ハイドロポンプを受けながらどくどくを打ち込む。再度ハイドロを打ってきたのでここで大文字を打ち込み微妙に体力を削る。ここからは大文字とハイドロポンプの打ち合いとなり、最終的に毒の助けもあってラッキーが生き残った。次に出て来たのはルカリオ、速攻メガシンカしてきたのでその隙を突いて大文字を打ち込むが簡単に避けられインファイトでラッキーが沈んだ。

ここで最後に登場したのがヤドラン。互いが互いを見つめ警戒し緊張感が空気を締め付ける。シロナの言葉に倣いルカリオはバレットパンチで攻めてくるが、それを受けながらかわらわりを脳天に叩き込む。ガブリアス同様にフラついた所で地震を打ち込み吹っ飛ばす。向こうも負けじと速さを活かしてヒット&アウェイで責め立てる。最後は地震を避ける為に飛び掛かりながらのインファイトを仕掛けてきたのでアクアテールで迎撃させた。

二匹は互いの身体を支える様にしながら倒れてしまい、引き分けに終わり周りからは大きな歓声が上がった。

色々と端折りながら書いたから適当だが、まぁ大体こんなものであった。くぅ~疲れました!wこれにて試合終了です!w。

 

さ月い日

ボニ島に辿り着いた。ハウとグラジオはルザミーネ救出の為に何か出来ないかを探しながら修行、女の子二人も似たようなもの。シロナカトレアコンビは山の奥で発見されたという遺跡を見に行くのだとか。俺は色々見て回りたいと言い早々に飛び立った。シロナ達に誘われたけど拒否、だって二人の大人と青少年が洞窟に行くとかシチュエーション的に駄目でしょ。元の世界なら『出会ってそこそこな二人組の男が10代の女の子を人の目が付きにくい場所に誘う』って事になる訳で、二人がジュンサーに捕まる事請け負いである。

それに準備したい事があるからね。

 

さ月う日

二人から笛を手にしたという連絡を受け、向かった先ではルナアーラとネクロズマが激しい空中戦を繰り広げていた。ヤバイ威力の光線が空を駆け俺が乗っているボーマンダに当たり掛けてマジでビビったのは秘密。リーリエ達の元に向かい助けに入ったが、いやはや伝説級は強い。前にも書いた気がするが伝説とか幻のポケモンはゲーム以上のステータスと能力を持っていて控えめに言って滅茶苦茶ヤバイ。その後は空が暗くなったり無数のウルトラホールが現れ始めたので、アローラの事は任せろと伝え二人を送り出した。

アローラの上空に無数のウルトラホールが現れ、島の住人や観光客達は呆然としていたがそこから謎の生物が現れた事でパニック。まぁいきなり謎の生物がそこらの物を壊し始めたり食べ始めたらパニックになるわな。各所でUB達が動き始めポケモンバトルが行われていた。だがレベル50を余裕で超えるUBに敵う訳もなく怪我人が続出しポケモンセンターは天手古舞。各島の島キングやらキャプテンもUB相手に戦っているが如何せん数が多い、腕に覚えのあるトレーナーも駆り出されているが状況は絶望的。

この島にはハプウやマツリカだけではなく、ハウやグラジオやシロナカトレアコンビもいるので他の島を重点的に攻めていく事に。事前に各島それぞれ数か所にテレポートを使えるポケモンを配置しておいたので、こちらからまずは他の島へテレポート→UB倒す→近くのエスパーにテレポートを→UB倒す→近くの(ryという感じでアローラを駆け抜けた。

マサラ人の肉体強度は高く俺にもそれは適応されている。悪路だろうと長距離だろうと走り続けるだけの足とスタミナに加え、怪我を負っても動き続けられるだけの戦闘続行能力。マサラ人って凄い、僕は改めてそう思った。そんな訳でマサラ人の肉体を有効活用しながら戦った。

時折他の地方のトレーナーも見かけたが構っている余裕はなかった。一瞬視線を合わせるだけで個人で対処し続ける。てかウチの子達優秀過ぎない?俺の指示だけじゃなくて自分の意思でも動けてるとか、もう俺要らなくね?アローラ中に俺のポケモンを撒けば良いんじゃないの?と日記を書いている今思いついた。

俺の活躍を客観的に見ても鬼神のそれである事は確定的に明らかな訳だが、流石に目立ちすぎたかなぁ……なんて考えてたら怪我を負った。流石にこれ以上アローラを駆けるのは無理かな?と思っていると、UB達がウルトラホールに吸い込まれるように帰っていく姿が。

油断した結果がこれだよやれやれ、と地べたに横になり呑気してたら空に明かりが戻っていった。アローラ中から歓声が上がる中、右腕を空に掲げて「やったぜ。」と勝鬨を上げると狂おしい程に達成感が気持ち良かったんじゃ。気が狂う!

なおその後病院に担ぎ込まれた。今は病院に運ばれ手術を受けた後。身体が痛むが日記が書けているので問題はないだろう。

 

さ月え日

病院生活1日目。マサラ人の肉体と言っても所詮は人の子よ、怪我もするし死ぬ事もある。「俺は不死身だぁ!」と地上最強の親子喧嘩を至近距離で見ようとする群衆の様に近くで指示出してたら戦闘の煽りを受けて「あぁぁっと!森崎君吹っ飛ばされたぁ!!」という感じになって怪我を負ってしまった。痛いは痛いがそこまでの事ではと思っていたのだが「病院だよゥッッ!」と搬送されたのである。素人が怪我の事を決めつけてはいけないと言われてしまった。病院内に怪我人は多かったがその中で一番の怪我人は俺だと言われたがうっそだろお前wって感じだ。

俺は六匹以上のポケモンを同時に出しており規定違反なのだが「異常事態だった」「彼のおかげで被害が最小限になった」という事でお咎め無しどころか表彰される事となった。あ、俺の怪我の事とかはあの子達には伝えてない。俺に任せとけ!って言ったのにこの様とか恥ずかし過ぎるでしょ。それに万が一俺の怪我の事で島巡りに支障が出ても困るからね、これからの展開的に考えて。UBの後はアローラ四天王達を倒してチャンピオンになるし、クリア後はあの人達の件とかあるし。

 

さ月お日

病院生活2日目。マツリカの試練は一週間掛かるそうだ。一週間掛けて四つの島を回りキャプテンやらを探してバトルするというもの。ポケスロンかな?

全てのポケモン達がポケモンセンターから帰って来た、ポケモン達は俺の事を心配してたらしいがそう大した怪我じゃないと告げてボールに戻した。

 

さ月か日

病院生活3日目。暇。今日もいい天気。

あの子の試練はどの程度進んだのか。かなりの距離を移動し続けるので身体には気を付けてほしいのだが。

 

さ月き日

病院生活4日目。ナースさんの比率は8対2で男性が多い。むさいお兄さんの手助けは正直キツイお。

 

さ月く日

病院生活5日目。Poketter上ではアローラの情報で持ち切りだ。『謎のポケモン達が来襲』『空に光がなくなる』『他地方のチャンピオンや四天王が戦っていた』『悪の組織の陰謀が』等と書き込みされまくり。で、俺の書き込みも当然ある訳で『あのトレーナーもバトルしてた』『最近話題の彼は超強い!』『チャンピオンシロナと互角のトレーナー』等とまぁ滅茶苦茶Pokeetされていたのだが、病院に運び込まれた云々の書き込みもチラホラあった。

『【悲報】話題のトレーナー病院に運ばれていた』『ファッ!?これマジ?』『マジに決まってんだろステハゲ』『誰か詳細教えてください!何でもシママ』『ん?』『今何でもするって』『言った』『プリン大明神』『よね?』『誰だ今の』といった書き込みが続いており、終いには画像やら動画やらも出回ってお祭り状態であった。あの子達が見なきゃいいけど。

 

さ月け日

病院生活6日目。体調も良くなったので退院する事に、自宅療養みたいなものだ。家なんてこっちにはないけど。痛む身体を動かして退院準備を進めていると遺跡コンビがやってきた。規制をしてもSNSに一度出回った情報は消しきれなかった様子。

三人で病院を出ていくなど馬鹿のする事であり、目立つのは嫌であると言ったが二人は譲らず。結果目立ちながらの退院となった。メッチャ恥ずかった。甲斐甲斐しく接してくれるのはありがたいのだけど、流石に利き腕は使えるのであーんとか止めてほしい。恥ずかしくて顔が熱かった。

その後はポケモンもいるからへーきへーきと強引に誘惑を振り切りなんとかホテルに辿り着いた。

 

さ月こ日

アカン、あの子に入院してたのバレたやんけ!ちょっとした検査だから、よく分からない生物の攻撃で何か変化がないかの検査で数日通院しただけだから、と誤魔化したが数日入院してたのバレたら凄い怒られそう。

そういえば、テレビでもやってたけどアローラポケモンリーグが始まるらしい。アローラでも島同士の交流という事で大小様々な大会が開かれているのだが、今度の大会は今までの大会とは比べる事の出来ない程に大きなものにするそうだ。第一回という事は初代アローラチャンピオンが決まるという事である。そういえばカントーの初代チャンピオンはオーキド博士だったか。

ここで注目してほしいのが『他地方のトレーナーも勧誘されれば参加可能』という事。案の定誘いのメールが来ているけど、どうしようか。最近バトルする機会が多かった所為でバトルしたくてウズウズしているので出たいのだが、まぁ出るだけなら良いか。でもここで参加したらカントーポケモン協会から苦情がやってくるんだろうなぁ。

この大会について知る前はアローラ初代チャンピオンはあの子だと思ってたけど、こうなるとあの子が成るのは難しいだろう。

開催まで後半年もあるのか。いや調整の事を考えるのならば後半年しかないのかと考えるべきなのか。

それにしても、やはりゲームとは違うのだと改めてそう思った。

 

あの子達の島巡りが無事に終わったので一旦日記は置いておく事にする。観光は止めてちょっと修行に集中したいからだ。まぁ合間合間にちょびっとずつでも書いていこうとは思っているが。

この日記はここでお終い!長かったなぁ。

 

 

 

『日記作成者:ユーキ・トレニウス』




これにて島巡り編終わりです。日記形式だと主人公とオリ主視点でしか進まないから勘違いとあべこべが難しいねんな。
これからも何話か日記形式でやっていこうと考えているけど、日記ではないおまけ話を数話投稿予定。日記形式のタグを消すべきか否か。ストーリーがひと段落着いたので勘違い要素とあべこべ要素をもっと増やしていきたい(未定)
あ、投稿した後の編集でオリ主の名前を入れておいたゾ。ここで出さないとタイミングが来ない気がするから、多少はね?
Q.どうしてこの名前なのか。A.適当。ユーキはシンプルに考えた結果。トレニウスはトレーナーから転じた感じ。
主人公ちゃんの名前をどうするか、ミヅキかコウミかムーンかそれ以外か。


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アローラ冒険日記その1

これからの展開をどうしていけば良いのか、自分でも分からない。なので心機一転して初投稿です。
ストック?書けたと同時に投稿する俺に、そんなものはないです。


た月あ日

久し振りに日記を書く。アローラに帰って来られた記念カキコである。長く苦しい戦いだった…。

僕ちゃん修行として今日までアローラから離れていたのら。どこに行ったと思う?ヒントは伝説のポケモン、答えは異世界です。異世界というと他のゲームとか漫画の世界を想像するが、そんな訳もなくポケモン世界の中の別の世界である。

例えばギラのいる『やぶれたせかい』、ディアパルついでにアンノーンがいた『時空の狭間』、UBが住む『ウルトラスペース』、メタ的な『ハイリンク』空間や『夢世界』。その他にも『異次元』『別世界』『霊界』『鏡の国』『クレッフィーの鍵世界』等多数存在している。

まぁ行ったのはウルトラスペースと別世界と過去の地球位である。

本当は行きたくなかったのよ?でもね、負けなかったとはいえ引き分けという結果を残した所為で、伝説ポケモン主催の『Legend Boot Camp』に強制参加する事になった訳よ。チャンピオン相手に善戦したというのにこいつらときたら。

『お前らポケモンじゃねぇ!』『許さんぞ、伝説のクズめ!』と抵抗したが無事拉致られました。

 

た月い日

昨日に続き今日は体を休める休養日である。あの地獄の日々を生き抜いた俺の体を見てくれ、こいつをどう思う?凄く、筋肉です…。細いモデル体型から一転、日に焼けて筋肉がそこそこ付いて、オラこんなになるとは思ってなかったからおでれぇたぞ〜。

ガッチガチではないけど、見事に腹筋割れてるしこれもマッシブーン様々ですわ。

何故トレーナーなのに体を鍛えているのか?『貧弱一般トレーナーなぞに付き従うのは嫌である』と伝説から言われたからだ。いやいやいや、あの攻撃は誰だって怪我を負うわ。負わなかったら人間じゃねぇから!と言っても聞く耳を持たず。

こいつらのトレーナーに対する条件厳し過ぎへん?もっと高みへ?うるせぇ!バァカ!

まぁそんな訳で怪我が治り切る前から異世界に渡りポケモンバトルを行い、怪我が治れば俺の特訓も行うという一年を送ってきたのである。

あ、こちらの世界ではまだ一月しか経っていない。

 

た月う日

周りは一月だが、俺だけ一年も過ごしていた。そう考えるとこれってズルくないか?と自分で思ってしまう。一般人では手が届かない伝説の力を借りて、修行の時間を増やして。明らかに平等ではないよね。

まぁ、もう遅いんですけどねwww。流石に周りに可哀想なのでこの月は鍛錬は行わないでおこう。

そもそも努力しているとはいえ、レジェンドトレーナー達は多大な才能を持っている。そう考えると一般トレーナーからすれば他の奴らも不公平の不平等だからセーフだよね?ね?

今日は特に何もない日であった。

 

 

 

 

 

た月か日

外を出歩いていると前よりも声を掛けられる。アローラにて英雄と呼ばれる様になったが故である。

自分があーだこーだしなくとも、本来の登場人物達の力だけで事態を収束出来たのだろう。変な正義感と色違いゲット欲をかいた結果、色違いは出て来なかった挙句怪我を負うという正に『骨折り損のくたびれもうけ』に終わったのが馬鹿らしく感じる。

そういう経緯があるので、英雄だと言われても恥ずかしさがあって苦笑いである。

後、ナヘキリカネとかカウイイカイカって誰だよ、へし切長谷部とカウチポテト族の親戚か何か?

 

た月き日

久し振りにあの子にあった。相変わらず元気溌剌としていて微笑ましい、まるで自分の娘を見るような親心を抱いてしまう。まぁ子供なんていた事ないけど。

20代後半くらいのお姉さんにバトルを挑まれこれを了承、いざぁ!

今回の手持ちはドラゴン統一、え?ギャラドスがいる?何の問題ですか?

バトルの後『流石ユーキ様』等のバックコーラスに手を振り返す。いやぁ、人気者は困っちゃうねぇ!

 

た月く日

今日もあの子とお出掛け。今日はノーマルの気分なのでオールノーマルパーティ。

バトルした後に気付いたけど、一緒にいるポケモンをホイホイ出してるのってヤバくない?対策とかされるんじゃないのか?非常にヤバーイ!前にシロナと戦った時は一方的に相手を知っていた事でどうにか引き分けにまで持っていけたが、次はそうならないのは確定的に明らか、俺の勝機が鬼なる。

余裕そうな相手には既に使用しているポケモンを、ヤベー奴には未使用を。そんな感じでやっていこう。

 

 

 

 

 

た月さ日

風の噂によるとあの子がバトルツリーに向かったそうだ。遂に来たか!ようこそ、修羅の国へ。そんな呑気してる場合じゃねぇ!残り5ヶ月で仕上げに来てるんだろうなぁ…もしかしたらレッドやグリーンと同等かそれ以上になるかもしれん。手の内が分かるとはいえ、手持ちに伝説がいるので注意しなくては。

勝てる気せぇへん、だって主人公やし!

 

た月し日

数十体のポケモンを育ててきた、しかしそれはテンプレをトレースしたものやほんの少し手を加えただけ。確かに強いが、俺自身に使い熟せるだけの力はなかった。それ故に異世界に渡り修行漬けとなったが、そこまで進歩しているのかは自分では分からない。俺は強くなっているのだろうか。

あ、そうだ。ゲームでの最終レートは954です。低レート生まれ!魔境育ち!実況者達とは大体友達!YO〜!

 

た月す日

電話が来た。色々悩んでそうだったので焦るなよとアドバイスしておいた。現在進行形で焦ってる本人のアドバイスが有効かどうかは分からないが、何も言わないでおくのは忍びない。

夜、涼しくなって来た頃を見計らい外に散歩に出た所で、プルメリに出会い『ツラ貸せよ』とクラブに連れて行かれた。会ってからの第一声がツラ貸せよって怖過ぎィ!つい『はい』って応えてしまった。

で、クラブなんだが。壁が崩れていたり、照明が所々壊れていた。完全に不良の溜まり場となっており非常に危ない雰囲気。帰りてぇなぁ俺はなぁと思っているとプルメリとその他不良達に謝罪と感謝をされた。謝罪は今までちょっかい掛けたりして迷惑掛けた事、感謝はこのクラブがUBに襲われた時に助けたかららしい。……んニャビー、やっぱり思い出せないですよね。

色んな所を短時間で巡っていたので、正直覚えてないです。まぁ両方受け取っておいた。

軽く飲んで良い感じに酔えた帰り道、ギャル女3人組に声を掛けられたりしたが軽くあしらってホテルへと帰ってきた。

 

 

 

 

 

た月た日

大会ルールを見ると交換は1試合に3回までらしい。如何に優位に立てるポケモンを出せるのか、その優位を保てるのかがポイントだろう。

大会ではどのようなトレーナーが来るのだろうか。多種多様なタイプを揃えているタイプも厄介だが、タイプ統一もかなり厄介だ。

統一する事による恩恵は多い。同じタイプという事でその長所を満遍なく伸ばしやすいし、弱点が重なる事で弱点への対策を立てやすくなる。その逆にデメリットもあるが、色々なものに手を出すトレーナーよりも厄介だろう。

俺も選出考えなきゃなぁ。

 

た月ち日

今日は特に何もなかった。バトルは水タイプ統一で頑張った。

あの子から電話が来た。明日会わないかと誘われたので了承。あの子のバトルの様子でも見られればいいが。

そういえば大会参加者を調べてみたが、参加人数が6000人を超えていた。

 

た月つ日

ユンゲラーを進化させたいらしいので進化させた。え?敵になる奴の戦力を上げても良いのか?確かにフーディンは厄介だけど、戦うのなら本気の相手と戦いたいだろ?と調子に乗るのは負けフラグ。これ絶対後悔するゾ。こ無ゾ。死ゾ。

ユンゲラーを受け取り代わりに手持ちを渡し、再度交換すれば完了。進化していて驚いているのが面白かった。

で、バトルしている所を見せてもらったのだが…どんどん強くなっているのが分かる。これこのまま腕が上がっていったらマジでヤバイ奴だわ、伝説怖いなぁ…。

 

 

 

 

 

た月な日

いきなりだけど。原作主人公であるあの子と大会で当たったとしよう、どうなるでしょうか?

A.その時、不思議な(ry

主人公補正が働くに決まってるだろ!こちらの努力や策を嘲笑うかの様に踏み潰して行くのが見える見える。伝説のポケモン達を使えば良いのだが、面倒な事になる事請け負いだ。でも向こうも伝説使ってるから、だから一体二体は良いかな?駄目?やっぱ無し。

 

た月に日

今日も平和な1日であった。だがここであの組織を思い出す。色んな組織のボス達が集まった歴代最強最悪の組織『レインボーロケット団』。

こいつらも俺が手を出さなくとも、あの子達が対処するだろう。触らぬ神に祟りなし、虹の飛翔体団怖いなぁとづまりすとこ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

た月ぬ日

ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ。

 

拐われました、何だこのキャラの濃ゆい奴等!誰か助けちくり^〜。




何故『アローラ冒険日記』なのか。観光が終わりいよいよ次のステージへ。そうすると観光から変わるわけでして、なら何に変わるのか?大会?大会はまだ始まってない。バトル?バトル以外も書きたいし。色々考えた結果冒険に。観光日記の時点で観光についてあまり書いてないし、それと同じように冒険も適当に考えて付けました。
USUMは殿堂入りして以降レートに潜るか育成しかしていないので、それ以降のストーリーとか分からん。なのでゲーム進めながら書いていくから、かなり遅れます。これもう完走できるかわかんねぇな?
一応どうしていこうか大雑把に考えているけど、これがなかなか形にならないんや。あぁ^〜気が狂うぜ。
何故か「アローラ観光課に勤務する社畜主人公の無自覚ハーレム物」「親友と転生したが自分だけTS、親友は内心主人公にヤンヤンしてて、その親友を狙う女トレーナーもヤンヤンしてて心労が続く主人公」みたいなアイディアが浮かぶ浮かぶ。いつか書きてぇなぁ……。
話は変わるが、やっぱりポケモン世界ってポケモンの羽根とか体毛から服を使ってるんだろうね、なら伝説ポケモンで作った服はどれほどの価値があるのか……。


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アローラ冒険日記その2

本日は野獣の日なので初投稿です。



な月あ日

俺は普通のトレーナー、ユーキ・トレニウス。同行しようとするポケモン達を振り払って、朝方の街を散歩していた。

散歩するのに夢中になり、背後から近づいてくるロケット団に気付けなかった。俺はその下っ端に殴られ、目が覚めたら…。

 

どこかに囚われていた!

 

俺が連れ去られたとポケモン達にばれたら“また”厄災が広がり、アローラに危害が及ぶ。

無い頭をフル回転させ脱出する事にした俺は、汗でベタつくのを感じ、汗を流すために部屋を探り、備え付けのバスルームへの扉を潜った。

 

たった一人で退路を探す見た目は美男子、頭脳は普通、その名は、転生者ユーキ

 

現実逃避はそろそろ止めよう。今現在ロケット団のアジトと思われる場所にいる。手元にあるのはメモ代わりとしても使っているこの日記帳とペン、それから財布だけ。ポケットに突っ込んでいた物しかない状況。

積みでござる、次回のユーキ先生の作品にご期待ください!何故持ち物が押収されていないのかは分からない。モンボがないから何も出来ないと高を括っているのだろうか。マサラ人とはいえただの人、ポケモンがいなくてはこの頑丈な壁や扉をどうにも出来ない。巡回を襲う?常に三人組だ、返り討ちに遭うのが関の山だろう。俺はまだ死にたくないのでおとなしくしておくのら。

【メモ】

巡回は2時間に一度のペース。三人組。モンボ携帯。

食事は朝昼晩の三食。量は普通、質も普通、本当に普通な食事。

部屋は真っ白で壁にはデカイRRの文字。部屋の中にあるのは観葉植物君、クソデカてれびくん、真っ白なソファー、エアコン、監視カメラ×6。

出入り口の扉の反対側の扉の向こうはユニットバス。監視カメラ×4。

 

な月い日

朝、食事と一緒に真っ白なシャツとハーフパンツと下着を受け取った。流石に何日も同じ服では不潔であるかららしい。風呂場で手洗いするかと考えていたのでありがたい。いや、拐われている時点でありがたくはないのだが。

食事を持ってくる奴らも、監視に来る奴らも揃いも揃って不躾な視線を向けて来る。厭らしか!厭らしかよ!!

今日は食事して寝て食事してうんこして食事して風呂入って寝るだけであった。

色仕掛けでもやってみるか?

 

な月う日

色仕掛け作戦を行った。前屈みからの胸チラや胸元パタパタなどでジャブを仕掛けたが、ほとんどが反応していた。だが真面目なのか、上の命令なのか、手を出して来るような奴はいなかった。あと一押しでどうにかなりそうではあるが。

レインボーロケット団イベントがどの程度進んでいるのかは分からない。早くあの子がやってきてロケット団を粉微塵にしてくれないだろうか。

 

な月え日

2日前の自分を殴りたい。何が色仕掛けだくそったれ。何かしらの目的があるから拐われた、だから何もされないだろうと油断していた。

マジで襲われるし、抵抗したら殴る蹴るだクソクソクソ。

三人組はすぐにやってきた他の下っ端達に連れて行かれた。床に飛び散った昼飯だった物はすぐにやってきた清掃係が片付けていった。怪我は医療班と名乗る奴が処置をしてくれた。

ポケモン達がいない今軽率な行動を取るべきではないと学んだ。その対価がこんな怪我とか笑えない。

 

な月お日

ロケット団の下っ端達の服に違和感を覚えていたのだが、その正体が分かった。服の色だ。

アニメでムサシとコジロウの白いユニフォームばかり見ていてそれに慣れてしまっていたせいだ。黒い事に対して変だと感じてしまっていた。実際はこちらの色が正式な物なのだ。

 

な月か日

昨日からそうだが。下っ端達がどこか余所余所しいというか、腫れ物扱いというか。

3日前のあの出来事が関係している可能性は高いのでは?あれ以降だからね、彼女らの反応は。

近付こうとすると離れるし、この間までそこそこ話せていた子が全く話さなくなるし。

 

な月き日

今日も特に何もなく一日が過ぎた。クソデカてれびくんが映すのはアローラのテレビ番組ではなく、ただの映画だ、しかも24時間。耐久映画鑑賞会を行なっているのだ。一つの映画が終われば次の映画、その次も映画、以下エンドレス。

だが流されている映画はジャンルがバラバラであり、シリーズ物は連続で流れる事はない。不規則であるためにランダムに流しているのかと思ったが、一週間分の番組表でいつ何が流れるのか決められていた。

もしかして監視している奴らは、自分達が見たい映画を一週間単位で組み立てているのかもしれない。自分の監視時間に合わせて映画が観れるようにしているのかも。もしかしたら俺には外の情報を流さず、しかし同じ物を流し続けて飽きさせないために、自分が見る映画と同じ物を流しているのかも。

そこまでしないか。

 

な月く日

そういえば昼間に小さな揺れがした。どったんばったん大騒ぎ!しているフレンズがいるのだろうか?すごーい君は頑丈そうな建物を揺らせるフレンズなんだね!

きっとあの子が助けに来てくるたんやろなぁ…ってちょっと待って!ここ色んなボスが伝説のポケモン持ってるやん!ほんま自分つっかえ。アホくさ、辞めたらこのトレーナー?

伝説のポケモンのバトルが始まったらこの建物が破壊されるのでは?そうしたらポケモンのいない自分は死んでしまうのでは?そう考えると上記のエセ関西弁が頭の中で浮かんだ。

でも俺を人質にしたり、何かの実験に使うにしても生きてなくては意味がない。だから大丈夫だよね?ね?

 

な月け日

あの三人組を見ない。他の場所に行ったのか、はたまた消されたのか…んなわけないか。

今日も今日とて揺れた。停電した際に脱出出来るか試そうと扉をガチャガチャしていると通りがかった下っ端に「大人しくしてろ!」と扉を蹴られてビビった。

 

な月こ日

また襲われた。いや今回は俺は何もしていない。また揺れて下っ端達が右往左往してるんだろなぁ、と勝手に妄想していると扉がバァン!と迫真の音を響かせて開いた。食事の時間でも巡回の時間でもないのにだ。

入ってきた下っ端達の血走った目を見た時点でヤバいと思い風呂場へ逃げ込もうとしたが、ウツボットの蔓で捕らえられた。

「もうお終いだ!」「ヤバいトレーナーが来て暴れている」「捕まる前に楽しんでやる」だとさ。前回同様抵抗したら案の定ボコられた。タヒね。

ギリギリの所で下っ端を引き連れた幹部だという女に助け出された。

あのぉ、「奴らは処分する」ってどういう事ですかねぇ?降格処分って事ですよね?ね?

 

な月さ日

痛みで眠れなかった。治りかけた所で更に怪我が被さってきてマジで痛い。前回は浅眠だったが、今回はガチで眠れなかった。

こんな事なら抵抗しなきゃ、いや無理やりは怖いし。

昼間にうつらうつらとしていつの間にか眠っていた。

夢で両親が出て来た、能天気な二人が夢の中でも能天気に手を振っていた。何故か昔の貴族が着てる古臭くも上質な服を着ていた。久し振りに会いたいな。

 

な月し日

もう揺れが定例と化している。

巡回に来た下っ端の女の子が「捕まる前に一発ヤらせてくれいやヤらせてくださいお願いします」と頼みこんで来た。

何でも俺のファンらしい。このままレインボーロケット団が世界を征服しようが、壊滅して捕まろうがその先どうなるかは分からない。だから今のうちにヤりたいのだとか。

悪の組織にまでファンがいるとか、ユーキ困っちゃう☆一発ヤらせてほしいとか、ストレートすぎるゾ〜☆

まぁヤらせなかったんですけどね。

まだ若いんだからやり直せる、まともで強いトレーナーになったらまた外で会いましょうと告げた。彼女は涙を堪えて帰って行った。

 

な月す日

助かった。あの子達が助けに来てくれた。よく分からない機械に繋がれてビリビリさせられたりしたが、生きて帰って来られた。

部屋へ研究者風のロケット団員がやってきて、朝早くから連れ出された。実験がどうとか話をしているのを聞いて3度目の抵抗、無言の腹パンを食らった。貴方、研究者風なのに随分とアグレッシブなのね。

で、上でも書いたけどよく分からん機械に繋がれてビリビリですよビリビリ。アヒィィイイイィィ!逝グゥ!逝ッチャウゥゥ!って感じで死に掛けたわ。しかもあの子達が見てる前でだよ?サカキさんの性癖の歪みを感じました。

あれって何の機械な訳?俺から何かしらのエネルギーを吸ってたの?それとも俺にエネルギーを注入してたの?

ゼクロムに…!で有名な某ポケ漫画みたいにポケモンと融合したり新たなポケモンに作り替えられそうになってたの?

何にしてもヤバそうなので、病院に行くべぇ!

 

な月せ日

病院に行ったが打撲とかの怪我に処置をしただけに終わった。あの機械はサカキと一緒に消えたので手掛かりもなく、ロケット団の研究者達はヒトカゲの尻尾切りよろしく爆発が起こり皆死んでいた、そのせいで何をされたのかは判らず終い。

病院からそのまま財団に戻ってそこでも隅々まで調べたが、結局何も判らなかった。

まぁこっちには伝説のポケモンがいるから何かあれば何とかなるでしょ。てか何が起きたか聞けば判るんじゃない?明日聞こう。

 

な月そ日

ポケモン達に無茶苦茶怒られた。今回は何の考えもなく、一人で出歩いた俺が全面的に悪いので謝罪をした。

でもね、悪の組織に攫われるとか誰が想像出来る?いや出来ない。と考えているとサーナイトさん達の視線が怖くなった。エスパー対策してるのに考えを読まれている。

あ、そうだ。レインボーロケット団のアローラでの活動なのだが、あの子達のバトルしている様子が電波ジャックして普通に放送されていたらしい。

つまり、機械に繋がれ電気ビリビリされながら「電気しゅごいのぉ!!んほぉぉおおおぉ!逝っちゃうぅぅうぅ!!」とかいう誰得な姿も流されたらしい。

黒歴史不可避、てか黒歴史確定ゾ。これ精神的に死ぬゾ、死ゾ。

 

な月た日

色々な事があって書き忘れていた。俺の手持ち達は攫われた日から待ち続けていたそうだ。伝説達が「まだお前達が動く時ではない」と抑えていたのだとか。

彼らの力があれば事態を簡単に解決する事が出来た筈だ。しかし色んな考えがあり動かなかったと言われた。

は?トレーナーがピンチなのに何呑気してんだ?と煽るとぶっ飛ばされた。いっつもそうだ!何かあればぶっ飛ばしやがる!

1.自分達という存在が知れ渡ると面倒な事になる。

2.常に見ているので何が起きても対応出来た。

3.危害が及んでも時を戻したり生き返らせる。

という事らしい。それなら念話やらで俺に教えてくれてもと言えば「向こうにも伝説がいるから察知される可能性があった」からしなかったのだとか。

 

な月ち日

俺に繋がれていたよく分からない機械について尋ねたのだが、驚いた。何とか落ち着いたので日記に書いておく。

あの機械は俺の中にある力を吸い取る物だったらしい。

王族の子孫だとか、特殊な一族の生まれでもない一般トレーナーである俺にそんな力がある訳ないだろ!と反論したが「お前は選ばれし者、力を受け継ぎし者」とだけ言われた。伝説達はそれ以上は語らずにボールに戻ってしまった。

は?何だが。いきなりの事で頭の中で考えがぐるぐるして頭痛がするぜ

色々と疑問がある。

1.選ばれし者、受け継ぎし者とは?

2.どのような力が宿っているのか。

3.何故それを教えてくれなかったのか。

これらをまずは知りたいのだが、教えてくれそうにない。何故?どうして?

神様なんてロクでもないのだから、一々行動に対してとやかく言うのは時間の無駄なのだろう。そう思うのだが、指摘せずにはいられない。

時が来れば分かるのか?これから先何か起こるのか?またサカキor謎の人物が襲ってくるのか?

RRイベントが終わった今、これから先どうなるのかは分からない。それが、未知が何よりも怖い。




そもそも神と呼ばれる伝説のポケモン達なら主人公が拐われる前にどうにかする事が出来た筈。なのに何故何もせずに拐わせたのか。何故主人公が戦っている時に何もしなかったのか。何故何も教えないのか。
伝説達は「オリ主が拐われる事」に対しては何も思ってはいない。それから先を見通しているから。

伝説幻達「お前に良い物を与えよう」

\ギラギラに輝く服/

ユーキ「なぁにこれぇ」

ルギアラティ「下地は私達の体毛を編んだ物」
パルディア「ボタンや装飾は我らの力を宿す宝玉達」
三鳥ホウオウ「首元の羽根は私達の羽根だ」
他の伝説幻「他の部分には我らの力を宿す物があるぞ」

ユーキ「クソ恥ずかしい」


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アローラ冒険日記その3

一周年なので二度目ですが初投稿です。
オスガキわからせ穴……。


は月あ日

カウンセリングってもっと穏やか?安心?な環境でやるもんじゃないのか?病院に入院し治療に専念していた俺へ行われたカウンセリングなのだが、相手はガッチリした体格のおっさんだった。普通の人からすれば何ともないのかもしれないが、俺からするとおっさんからの圧迫感があって落ち着かなかった。

あんな事件があった訳で、それに巻き込まれた訳で、心にも傷を負っていると思われるのは当たり前な訳で。まぁこうなるわなって。

そこまで精神的に参っている訳じゃねぇし、別にやらなくとも良かったのだが。

やる気なさげなのが伝わったのか、おっさん先生は眉を顰めていた。

 

は月い日

怪我の処置とカウンセリング以降様子見で数日間入院しておくことに。色々な人が見舞いにやってきた。今日はマオとスイレンと保護者枠のライチが来たのだが、暇なので前世の歌を歌っていた途中でやってきて凄く恥ずかしかった。誰もいないと思って歌っていたら聞かれていた、前にやらかしたのも合わせて二回攻撃で俺の心にダメージを与えてくる。

二回攻撃といえば、ダブルアタック、ダブルニードル、ダブルチョップ、二度蹴り、ホネブーメラン、ギアソーサーの6つだ。他にもあったか?

 

は月う日

昨日はあれから色々あって書くのを忘れていた。

昨日は三人が帰ってからシロナとカトレアがやってきた。個人情報の保護がなってないよ。まぁこれも有名人故だよね!

で、この二人なんだけど……ウルトラ面倒Zだった。シロナは話への食いつきはヤバかったが比較的まともだった。しかしカトレアは頭可笑しい。いきなりベッドに腰掛け距離を縮めてきた。愉悦が滲む笑みを浮かべて、シーツの上から足を撫でてくる。これもうわかんねぇな。

シロナは突然のカトレアの奇行に顔を赤らめワタワタしていて役に立たず、しょうがないので冷たい言葉で拒絶してもカトレアは笑うのみ。もうこの人通報しても良いよね?セクハラで訴えるわと伝えてもどこ吹く風。

そこにあの子が来て、さぁ大変。カトレアへ噛み付かんばかりにメンチ切ってて怖かったです。

あ、後今日は博士も来てたゾ。

 

は月え日

今日も今日とでベッドの上から動けず。本日の来客はハンサムとリラ、国際警察のお二人です。昨日の時点であの子達への聞き取りは終わっており、今日は自分の番なのだとか。攫われた経緯から話し始めたのだが、流石に呆気なく攫われたのが恥ずかしくて終始俯いてしまっていた。

二人は深刻な顔をしてこそこそ話をしていた。捕まっていた部屋で俺は情報を何一つ見つけられなかったし、連れ出された先での電撃攻めも詳しくは知らないので「時間の無駄やんけ、ほんまつっかえ。辞めたらトレーナー?」とでも思われているのだろうか。すんまへん、地方中に恥ずかしい姿晒しただけで。

 

は月お日

【悲報】世界へ飛び立つ【恥死】

あの時の映像なのだが、録画していたどこかの誰かがPokeTubeに投稿していたらしく、全世界へと拡散した。消しても増え消しても増えでヤバイ。

恥ずかしさで死ねるんだが?入院してから羞恥ばっかやんけ!

 

 

 

 

 

は月か日

退院した。またしてもマスコミやら野次馬やらが待ち構えていたので、テレポートであの子の元へと向かった。あの子は国際警察の手助けをするようだ。いや、あの子は強いよ?でもそれはトレーナーとしての強さであって、悪人を捕まえるなんて危ない真似はしてほしくはないのだが。聞く耳を持ってもらえず。

俺?着いた時に

 

「やはりロケット団か…いつ出発する?私も同行する」

 

って言いながら現れたら

 

「退院したてだから心身共に癒せ」

 

ってクチナシに速攻拒否されたよ。役立たずですまんな。

 

は月き日

本日は晴天なり。昼前までぐっすり眠っていた。

街に出ると人がこっちを見る見る。流石に声を掛けてくる奴はいないけれど、何とも言えない空気をかもし出すのやめろな?

そういえばロケット団イベントの後はどうなっていくのだろう?ゲームだとこれで大きなイベントは終了だった、筈。後は細々としたサブイベントがあるが、今大会に向けて頑張っているあの子がサブイベントに関わるか?いやない。

書いていて思ったが、書く事ないからって日記以外の事書いたらあかんやろ。だが今までのを見返すともう既に初めの頃から手遅れ感が否めん。

 

は月く日

あの子の様子でも見に行くかとテレポートしたらUB達と戦っていた。

あの事件からかなりの日にちが経っている。つまりあのUB達は今の今まで隠れていた事になる。今日までスタンバってました!というヤツだ。

複数体のUB、戦っていたらしいロケット団の残党。流石に怪我人が出るわと思っていると、近くの茂みからズガドーンが現れ問答無用でバトルとなってしまった。ヤドランが速攻あの子達へ襲い掛かっていたUBへと、ズガドーンを弾き飛ばし本格的に参戦する事となった。

結局この時も色違いは存在せず、フルボッコにしてウルトラホールを開かせそこに叩き込んだ。犠牲になったのだ、俺の平穏の為の犠牲にな。

 

は月け日

日が昇り朝飯を食べてから国際警察の三人と話をしていたのだが、リラを見ているとエメラルドを思い出してしまい懐かしくなってしまった。そしたらついついバトルタワーの名前を出してしまい、面倒な事に。

色々と知り過ぎている為、深くツッコまれるのは拙いと適当に言葉を並べたが、相手の何とも言えない表情からバレている可能性がある。

「こいつ隠すならもっと上手く隠せよ」的な顔だろそれ、悪かったな素人でよぉ!

その後も色々聞いてきたが、それ以上話せる事はないので苦笑いですよ。バトルもやったけど、流石元タワークイーンなだけあり強かった。

 

は月こ日

今日は捕まえた残党を本局へ輸送する為に飛行場へと向かったのだが、リラが近い。どうやら俺の事を怪しんでいるらしく、情報を聞き出そうとしているようだ。クチナシとハンサムも遠巻きにこちらを伺っているし、重要参考人?ブラックリスト入り?よく分からないが目を付けられたのは確実。

その後は何も起こらず、ハンサムとリラは飛行機に乗って帰っていった。

 

 

 

 

 

は月さ日

あれ以来周りを警戒していたが監視などはなく、警戒損であった。

本日は雨なので近くの映画館で映画を見る事にした。

タイトルは『メゾン・ド・ポルテで夕食を』

「ミアレシティに住む主人公は、ブティック二階のレストランで夕食を食べるのが日課であった。ある日ブティックにて作家を名乗る男性と出会う。正反対な性格の二人は、互いの性格に新鮮さと興味を抱き、次第に相手を異性として意識して行く…」というあらすじ。

主人公を演じているのがカロス地方のチャンピオンであるカルネという事で、面白いのかなぁと観に行った。内容は恋愛モノであり、カップルが多い事多い事。中盤までは普通の恋愛モノなのだが、合間合間に穏やかではない描写が入り、途中から悪の組織とのバトルモノに代わり、キスシーンからベッドシーン。最後は最初のブティック二階にあるレストランでいつも通りに夕食を摂ってお終い。

うん、普通に面白かった。序盤中盤終盤ときちんとタイトル通りに夕食が入り、話が通っていた。演技も良かった。

天は二物を与えず、とは何だったのか。演技は出来る、バトルは凄い、見た目は良い、ヤバ過ぎるだろ。

Poketterで呟いとこ。

 

は月し日

オイオイオイ、有名人だわ俺。最近通知止まんねーから通知切ってたんだけども。朝アプリ開いたらヤバイ事になってた。「メゾン・ド・ポルテで夕食を 良かった」と書いただけで「イイゾ:114514。リポケート:194810」を記録してヤバイ。フォロワー数も1100万を超えていてやはりヤバイ。

俺の事を心配する書き込みが多く涙ポロリ。でも俺の電撃動画上げて来た奴は絶対許さねぇからなぁ?

 

は月す日

伝説キャンプから既に一月以上経っている。そろそろ真面目に修業するべぇよという考えがナチュラルに浮かんできた。最近頭の中がトレーナーになってきている自分に苦笑いをしてしまう、頭トレーナーなるでほんま。

でも手の内はあまり見せたくない、でもバトルしたい。そう思う時はありませんか?そんな時にオススメなのが、こちら!

 

で〜ん〜せ〜つ〜た〜ち〜(猫型ロボット並感)

 

何百年前の世界に飛んだり、異世界に飛んだり。もうこいつら無しじゃ生きていけないね!

今日は準備だけして明日向かう予定。お休みなさい。

 

は月せ日

本日異世界へと向かう予定でしたが、急遽明日向かう事に。何でも大会の為のPR動画と写真を撮りたいとアローラポケモン協会から使者がやってきた。

アローラのトレーナーだけではなく、アローラに来ている名の知れたトレーナーも召集していると聞き「レッドとグリーンに会えるやん!」と呑気してたらカトレアが待ち構えていて帰りたくなった。

厄災カトレアとポンコツシロナも来ているとは。だがあの子やハウとグラジオ、他にも沢山来ていた。

動画作成に始まり、広告用の写真撮影も行ったのだが…これ水着になる必要あった?衣装も派手めで恥ずかしかったのだが。

 

は月そ日

Poketterに「一月修行に出ます、アローラから離れます」と書き込みいざ異世界へ。

最初に向かったのはこことは違う並行世界。今までいた世界と似たような世界だ。前にも来てたのだが、その時から「海を越えた遥か遠くの孤島からやって来た」という設定で生活していた。

ここでなら羽目を外してポケモンバトルが出来る。

 

 

 

 

 

は月た日

異世界生活一週間目、修行どころじゃなかったんだが?あれか?俺の特性は不運なのか?ハードラックとダンスっちまうのか?

事の発端が起こったこはやってきて三日目の事だった。大会に参加したり、道端でバトルしたり楽しんでいた。ここで問題が起きた。やってきていた地方で暗躍していた悪の組織が世界征服を宣言、警察とポケモン協会vs悪の組織というガチのマジでヤバイ展開となった。まぁ僕ぁ数々の修羅場に巻き込まれたけど、まさか今回も巻き込まれる訳ないやろ、と思っていると案の定巻き込まれたわ。クソガンモ!

一般人を巻き込むなや!とツッコむと「もう既に一般人だから、と言っていられる状況ではなくなった。君のような腕の立つトレーナーには協力してもらう」だとさ。

 

は月ち日

今日はポケモン協会に多額の寄付をしている金持ちの子供の護衛を行った。高飛車お坊ちゃんに生意気お嬢様の相手とかめちゃくちゃ疲れた。どのくらい疲れたかというと、襲撃してきた悪の組織の下っ端集団を相手にしてる時の5倍は疲れた。

金持ってそうなおばさんに「うちの専属トレーナーになる気はないかね?うちの娘のボディガードだ」と金をチラつかせてきた。オメェ、俺のバッグに彗星の欠片が幾つあるか知ってるか?欠片だけで彗星が出来る程あるわ!

なので丁寧にお断りしてしておいた。

 

は月つ日

彗星の欠片という道具は用途はないが、一部のマニアに人気がある為高値で売れるという。基本価格は3万円程度。3万あれば3週間は余裕で食っていける。

一年は約51週間、つまり彗星の欠片が17個あれば一年過ごせる計算となる。山程ある欠片を売り捌けば、俺は死ぬまで遊んで暮らせるだろう。まぁ何かの蓄えとして取っておくんですけどね。

何故こんな事を書いたのかというと、この世界の金を手に入れる為に時々換金しているのだがふと「全部売れば億万長者になれる?」と疑問に思ったからだ。

まぁ一度に買い取れる奴なんていないだろうし、面倒なだけだ。

今日は協会に呼び出され、撲滅作戦だが撲殺作戦だかの説明を受けた。修行の一端になるから良いや!とポジティブに考えたいのだが、死ぬ危険性があるので逃げてぇ。悠々自適にトレーナー生活を送りたいのだがなぁ。

 

は月て日

今日は集められたトレーナー数人とバトルした。強さはそこそこであった、一人を除いて。

その一人の名前は「カンナ」。カンナと言っても俺の世界のカンナではなく、同性同名の別人。見た目全く違かった。

ピカチュウのお面を側頭部、大きなリボンを後頭部に付けた茶髪の女性で、バトル後「強いですね」と話し掛けると「なかなかやるじゃない!!」と返してきた。この人声デカくてテンション高くて疲れる。

使うポケモンのタイプは格闘とゴースト。その実力はシロナと同程度。まさかこんな所で実力者と出会えるとは。この世界も捨てたもんじゃないな!

 

は月と日

やっぱこの世界ってクソだわ。ポケモン協会のお偉方は「組織の根城を見つけたら囲んで、ドン!だ」とか訳分からん事を言い出すし、集められたトレーナーの殆どは「自分は選ばれし者」「さっさと終わらせる」とか息巻いてる。強敵であるカンナは発声する度に「!!」が毎回入るくらい五月蝿い。あんたもう20超えてるんだから大人しくしてろ。

それに加えて怪しげな宗教団体の勧誘が激しい!この世界の神話とか知らねぇから!

もう帰りてぇ!!




ヤバイ、マジで展開思いつかない。次の話は半年後になるかもしれないなぁ、お前どう?


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アローラ冒険日記その4

新作ポケモン発売と新作アニポケ放送祝一週間なので初投稿です。
SSRTAって何だよ(哲学)


ま月あ日

名だたるトレーナー達(私は知らない)と共に集められて数日、決まったルートをパトロールしたり、こそこそ動いている組織の構成員をとっ捕まえて牢にぶち込んでやるぜぇ!しながら過ごす事3日。

捕らえた下っ端は100人を超え、そいつらの手持ちであり保護されたポケモンは400を優に超えていた。しかしこれは氷山の一角に過ぎないと専門家は言っている。何でも構成員は安く見積もっても五千を超えているようで、この50倍は軽く存在していると聞き目眩がした。

いやね、バトルは問題ないのだが如何せん人数が多いので時間が掛かるのがネック過ぎる。

 

ま月い日

数日前に護衛したお坊ちゃまとお嬢ちゃまがボディガードを伴って現れた。

二人曰く「悪の組織が自分達を誘拐する可能性がある為ポケモン協会で保護してもらおうか」という事。お偉いさん達は相手が相手だけに断れず匿う事に。では誰が護衛になるのか?という話になると金と名誉に目が眩んだトレーナー達が出しゃばり始めて揉めに揉めた。最終的にカンナの「はいはぁいッ!!」という一喝によって今日もみーんな救われた。サンキューPPG。

 

ま月う日

捕らえた構成員からの情報の引き出しは上手くいっていない、こんな非常事態でも人権は守らなくてはならない為、エスパーで頭の中をパパッと見て終わり!とはいかないのよ。

そもそも脳内探索読み脳爆発とかいう処置が施されているらしく、見ようものなら部屋中血塗れになるのだとか。ポケモンって怖ぇな?

 

ま月え日

今日も変わらずバトルバトルバトル!それしか出来んのかこのゴウカザルゥ!?

どうしてジムリーダーも四天王もチャンピオンも手伝ってくれないんです?(現場ニャース)と協会員に尋ねると「職務があるから」と、緊急事態になぁにやってんだぁ!協会ィ!

 

ま月お日

本日はカンナとコンビで巡回をしていると「寒いわぁ!」等と言いながら自販機に蹴りを食らわせるという珍事が起こった。「ここの自販機はお金を入れても美味しい水一本出さないのよ!」と怨みの籠もった回し蹴りを放つ姿はなかなかに様になっていた。お前どこぞの厨二のピカチュウ(大嘘)みてぇな事してんな?

蹴りによってミックスオレやら美味しい水やらがわんさか出て来た為カンナを置き去りに逃げた。だがカンナはジュースを山程抱えながら息一つ乱さずにゼンリョクで走る俺に追い付く辺りヤバい(ヤバい)

 

ま月か日

昨日の自販機への暴行事件がまさかフラグになるとは。

教会と警察の調べによって悪の組織は色々な事業に根付いているのが分かり、その一つが自動販売機設置業者である『ワールノリ』であった。お前某少年漫画の略称みてぇな名前してんの?

そんな事が分かっても調べ上げるのは協会員と警察であり俺達荒くれ者(トレーナー)のする事は変わらずにいつもの巡回警備。逆に行動が変わると相手に勘繰られる可能性があるからね、仕方ないね(レ)

で、その後昨日と同じ道を辿っているとカンナが蹴りを加え入れた自販機に群がる怪しい連中……。

 

なんと!その自販機は地下に存在するアジトへの入り口だったのだ!!

 

カンナの蹴りで入り口が開かなくなったらしく、それを組織の下っ端が直していたのだ!!昼間から堂々と自販機をスライドさせて入り口が開くのかを確認すんじゃねぇよバァカ!!

この後無茶苦茶報告した。

 

ま月き日

昨日の今日でいきなり攻め込むのはナンセンス。なので明日にする事になりマンタイン。協会と警察が今日一日を懸けて調査と計画を立てるらしく俺達はいつもの巡回だけ。

カンナはカンナで家に帰ると言いサッーと去ってしまい、暇を持て余した自分に舞い込んできたのは数日前の「金持ちの子供の護衛」という仕事であった。

今この日記を書いている後ろで俺のポケモンと戯れている二人なのだが、典型的なお坊ちゃまとお嬢ちゃんで疲れた。バトルして小遣い全部貰ってやりたい所だが二人は未だポケモンを持っていないという致命的なバグ。

子守は疲れた、寝る。

 

ま月く日

子守2日目、子供二人の面倒を見るのは面倒なのだが、金持ちだけにきちんと教育は受けさせられているから普通の子供よりは大人しく感じる。それでも生意気な所があるのでポケモン達でお仕置きしてやると気持ちが良い。

昨日はアジト発見からの警察と協会の作戦立案タァイムだったのですが、今日は?今日は組織崩壊の日!(UDK)であった。

しかし俺が子守となった為、アジト突撃班の頭はカンナに任せる事となった。アイツなら何とかしてくれるだろうと見送った。

その後、組織の下っ端達の襲撃を受けた訳だが、トレーナー達が出払うのと同時に仕掛けてくるとか、内通者でもいるんじゃねぇのか!?

 

ま月け日

昨日の一件からガキ二人は大人しくなった。そら(悪意を持って攻撃されたら)そう(いう風にもなる)よ。

このまま帰したら何言われるか分からんと気分転換の為にポケモンに乗せて空の旅へ。

最初は怖がっていたが、まぁ楽しんでくれて良かった。その後森を散歩したり海に行ったりして過ごした。

 

ま月こ日

カンナ達が帰ってきた、2日掛かった大捕物は大人数の構成員の確保とその他諸々の企業への踏み込みによる逮捕者続出という結果に終わった。しかしながら組織の幹部とボスは捕まっておらず未だ警戒が続いている。

こんだけ大騒ぎしたんだから隠れて出て来ないでしょもう。

カンナは煤だらけで「100匹のポケモンを相手にしたわ!!」とドヤ顔を決めてきた。もしかしてお前も戦ったのか?と問えば「当たり前じゃない!!」と更にドヤ顔。

こやつも戦闘系トレーナーの一人だったのだとここで気付いた、マサラ人かよ。

 

ま月さ日

全国同時検挙、極秘だが大胆に行われたこの作戦によって全てのチャンネルがこの話題で持ちきり。これによって警察も政府もポケモン協会も民衆へのアピールが成功し支持率もドジョッチ登りだとか。残念ながら自分は作戦に参加していなかった為参加した者に配られた手当は出なかったが、協会防衛を行っていたので別に手当てが出たので懐が暖かいなぁ!?

 

ま月し日

ってなんでテレビに俺くんの映像が!?(某コピペ並感)

どうやら数日前の映像を協会本部のカメラマンが撮っていたようで、内容を精査し協会所有の局が流したらしい。他にもカンナ達の勇姿も流れていたが俺の奴も流す必要あった?

 

ま月す日

組織もほぼほぼ壊滅した訳で、根拠は無いが「これで安心だな!」と金持ってそうなおばさんが二人を回収にやって来た。二人が駄々を捏ねるというテンプレ的なやり取りをした後帰っていった。サイン色紙にサイン入りボール、更にダメ押しで帽子やグローブまで持たせる事で落ち着かせた。

最初から最後まで世話の焼ける二人だったが、短い間とはいえ共にいたのだから別れは寂しい。

 

ま月せ日

悪の組織の幹部とボスについては上が何とかするらしく、一般トレーナーは今日で解散となる事に。この戦いを通して自分の力不足を嘆く者や自分の実力の程度を知り今までの行いを恥ずかしむ者もいた。厨二病の黒歴史を抱えた彼ら彼女らがどんな人生を歩むのか、楽しみだぁ^〜。

最後に小規模のバトル大会なんて物を開いて終わったのだが、最終的に残ったのは案の定カンナと俺。バトルは何だかんだあってギリギリ俺の勝ち。前回よりも更に強くなっている辺り、才能の塊なのが分かる。このレベルにいながら未だ発展途上、人間界の600族か?

 

ま月そ日

ホテルから出て修行の旅にでも出ようかと思っていると協会から手紙が。感謝の言葉とまた何かあれば助けてほしいという言葉が。

もう二度と手伝わねぇよ、カーッ、ペッ(biim兄貴の唾の吐き捨てすこ)

まぁ謝礼が多ければ助けてやらん事もない!という精神でこれからも宜しくしていってやろう。

これから向かうのは絶海の孤島、過酷な環境下で生きるポケモン達は強力であるらしい。これを聞いてワクワクしてきている自分はもうトレーナー(戦闘狂)なんだなと思いしみじみと自分に酔っている。

もしかしたらこの島特有のポケモンが手に入るかもしれねぇ、オラワクワクすっぞ!




もう(新ポケ)始まってる!
アニポケゲーポケ始まる前に終われる訳がなぁい!(ヒゲクマ様並感)
GEOでダブルパックを買うと御三家+伝説二体のキーホルダーとランダムで3つキーホルダーが手に入るのだが、私は3つともサルノリでしたぁ…いったいなぁにがいけなかったんですかねぇ?
なので最初の1匹はサルノリ。


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アローラ冒険日記その5

本格的に厳選を始めたので初投稿です。


や月あ日

絶海の孤島、陸より遠く離れたこの島に人間は住んでいない。人が住む場所から離れ過ぎているのと、強力なポケモン達が住む為だ。

外部から近付きにくいこの島には複数の呼び名があり「コウテツ島」「ジヒナシ島」等と呼ばれている。

この島にやってくるのは自分の実力を過信する馬鹿なトレーナーか高みを目指す馬鹿なトレーナーかバトルに命を掛けている馬鹿なトレーナーくらいしかいないのだとか。

真面目に数行書いたけど「シロガネ山みたいな島だなお前な?」という印象しかない。今日はまだあまり島の中を回れていないが、吹雪や落雷もあってポケモンも強いってもうこれはシロガネ山じゃねぇかと。

 

や月い日

厚着をしてきたがとにかく寒い。やっぱり半袖でシロガネ山に篭っていたレッドさんは頭可笑しかったんやねって(煽り)

そういえばレッドさんって亡霊説とかめっちゃ噂されて都市伝説()とかなってましたね(笑)

まぁそのレッドさんはこの世界でもある時期からシロガネ山に篭っていたみたいだけど、今では色んな所に顔を出してはバトルバトルバトルらしい。

今日は寒い中をひたすら歩き回ってバトルしての繰り返し。時折見つけるボールや回復薬等のトレーナーの遺品もとい落とし物を拾いながら進んでいった。

だがしかし、見た事のあるポケモンばかり出て来て目新しさがなく残念だ。迷子にならない様にマッピングをしながら進むのは楽しいのだが、イマイチだ。

 

や月う日

バトルしてる時に他の野生ポケモンが襲って来るのは反則だろ!野生に反則も糞もねぇんだよバァカ!という気概を感じさせて来たので落石ごとまとめて星にしてやった。途中岩の欠片が俺にシュートヒム!してきて怪我を負ったが大した事はなかっ

 

や月え日

手持ちのポケモンに主導権握られるトレーナーってどうよ?日記書いてる途中なのにポケモン達に寝かしつけられた僕が通りますよっと。

日記は私のアイデンティティーなんですよ!なのに書いてる暇があるなら大人しく寝とけって酷いじゃないですか!怪我?この程度大した事ないでしょ!肋骨の一本二本誤差だよ誤差!何よ!人間には215本も骨があるのよ!一本くらい何よ!

 

Foo↑^〜スッキリしたぜ。俺はバトルマシーンや、チャンプになった数時間後に剥奪される奴と比べて、ちと荒っぽい性格でな。激昂してトチ狂いそうになると、文句を書き殴って気を静めることにしているのだ。

 

ウチのポケモン達は過保護過ぎる、君もそう思うだろ?色々怪我してるけどそこまで酷い怪我がある訳じゃないし、骨が折れている所もあるけど大した事ないし。寝るフリして日記書いてたのは悪かったけど引ったくるなんて酷いやん。

 

や月お日

ラッキー is goddess.やっぱり回復役を……最高やな!擦り傷切り傷打撲の数!それはもう治ったかな!(第一世代ED)

まだ骨は治っていないがこれで痛みが減る

から助かった。

そんな訳でまた島を回ろうと思ったのだが、今日も大人しく寝ていろと寝袋に入れられてしまった。みんな過保護過ぎるって!伝説達は無関心なのに!!

 

や月か日

イーブイって凄いよなぁだってあれだけ複数の進化先があるんだぜ?きっとまだ知らない地方で更に増えるんだろう、ドラゴンとかゴーストとか。

腕以外回復したからまた島の中を回ってたんだけど、これが本当の島巡りってか?島巡りってか!?(弐撃必殺)

しかし今回も珍しいポケモンは出て来ず、特筆する事と言えば野生のポケモンにフルボッコにされたトレーナーを助けて陸へ帰してやった事くらいだ。今日は5人助けたのだが、もっと道具とか準備したり慎重に行けとダメ出ししてやった。ボロクソに貶せて実に清々しかった。

 

や月き日

その昔、この島にはある神がいた。人々はその神を崇めながら生活を送っていた。しかしある時外界より邪悪な神が現れ島の神と戦った。戦いによって島は荒れに荒れ果て、人々は外界へと逃げ出していった。

神々の戦いの余波により吹雪が吹き荒び、それにより逃げていった人々は帰ってくる事はなかった。

島で起こった神と神の戦い。どちらの神が勝ったのか、それを知る者は誰もいない。

 

これはこの島に伝わる伝説。元は温暖な気候で年中草木が生茂る島であったが、何かしらの原因によって気候が変わり住人は外へ移っていったと記録が残っているらしい。

島の元住人達が子孫代々語り継ぐこの話が本当の事なのか、昔過ぎて分からないのだとか。

 

まぁ、嘘なんですけどね(笑)

暇過ぎて勝手に話を作りました、はい。

 

や月く日

鼻水も凍る今日この頃、鼻先からつららばりな少女を拾った。真っ赤なお鼻の女の子はトレーナーの様だが、どうやら野生のポケモンにボロクソに負けて逃げ回った挙句凍死し掛けていた様だ。防寒テントに運び入れて温かい飲み物を作って飲ませた。

今日はこの少女の面倒を見る為に冒険は一旦中止。少女は今自分が使っていた寝袋で眠っている。手持ちのポケモン達も弱っていたのでしっかりと回復させて眠ってもらっている。

 

や月け日

朝になって少女から話を聞くと「この島にだけ自生する植物を求めてやってきた、その植物で父親の病気を治してやりたい」のだとか。

真剣な目をしながら話す少女。やってきたのは良いが過酷な環境と強いポケモン達に手も足も出なかった事、自分の力だけでは望みを叶えるのは難しい事を話すと、自分に手を貸して欲しいと言ってきた。少女の境遇を聞いて助けて欲しいと言われて手を貸してあげようかなと思った。いや、この子一人じゃ危ないし、助けた手前見殺しには出来ないし。草を見つけるまでは手助けしてあげようと。

まぁこの子とこの子の手持ちのポケモン達が回復するまでは動けないから何日か後になるけれど。

 

や月こ日

分厚い雲と吹雪の元で過ごすのは大変だ。少女を見つけテントを立てた場所から移動した。風と吹雪を塞げる場所を探した結果切り立った崖の下にあった窪みに防寒テントを貼り過ごせる環境を整えた。ここをキャンプ地とする!(SIYUDUDSU)

野生のポケモン達を警戒して、複数のポケモン達が見張りをしてくれるのはありがたい。ポケモン達がいるおかげで生活が楽になり、一人では出来ない事が出来る様になる。

焚き火を囲んだ向こう側で少女とポケモン達が暖まっているのが見える、かわい子ちゃんとポケモン達の交流は微笑ましい。

今日の晩飯はカレー!ぐつぐつと煮込まれた肉や野菜が香辛料と交わり、OCです。

 



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アローラ冒険日記その6

ゲームばっかやってたので初投稿です。


ら月あ日

新たな仲間(少女1、ポケモン6)と共に過ごす事数日、なんでもなおしではなく薬になるwwwを求めて旅に出た我々の前に立ち塞がる強力なポケモン達。しかし手持ちのポケモン達の敵ではなく、千切っては投げられ千切っては投げられる野生産達。結果、島のポケモンで血気盛んな者以外は姿を見るだけで避けるようになったのである!!

やる気ある奴以外目と目が逢う瞬間好きだと気付いたのかってくらいの早さで避けていく。あなたとは今どうしてもバトルしたくないのという強い意志を感じ取れたよ。

 

ら月い日

今日も草は見つからなかった。そもそもそんな草あるの?てか医者やらが治せない難病を治せる植物が滅茶苦茶強いポケモンが山程いる場所にあるっていうアニメや漫画みたいな展開なんて普通ある?ここはゲームの世界でしたね!!!!!あったんだね!!!!!!!

さながらこの少女はこの世界の主人公ちゃんですわ。もしかしたら新しい漫画やゲームが出たらこの子が主人公なのかもしれん。でも前世の世界の事なんて分からんからね、次の作品やりたかったなぁって。

 

ら月う日

少女と出会う前から島を巡っていた俺の記憶の中に残る草が生えている場所を徹底的に回り、手当たり次第に引き抜き集めた草の種類は30。そこそこ種類があってどれがどれかわかんねぇわとなっていた所で少女が植物図鑑を出して調べてくれた。図鑑に載ってない草があれば薬になる物の可能性が。

結局どれもが既存の物であった。少女と手持ちのポケモン達の落胆振りを見てくれよ、俺の所為じゃないのに罪悪感が胸を引き裂きに掛かってきたぜ?

 

ら月え日

何故ポケモンは自爆技をしてくるのか。ゴローニャさん迫真の大爆発が光る、そんな事しなくていいから……(爆破巻添者並感)

ゴローニャ等の体が岩や鉄で構成されてるポケモンは、爆破の衝撃だけではなくその欠片が飛んできて非常に危ないのでみんなも気を付けよう!

今日も草は見つからなかったです。

 

ら月お日

見つからないんですけどぉ!!!!!!!!草が見つからないんですけどぉ!!!!!!!

島の中で草を求めてぐるぐるしていたが見つからず。もうどこにもそんな伝説の草はないのでは?とみんな悲しげですよやれやれ。

粗方回った我々に残されているのは島の中心部にある高い山だ、前に登った際には草なんて見た記憶がないが為に後回しにしていた。もう一人の体力的な問題で行けなかったのもあるけれど。

今更だが、特別な植物がある島なんだから高い所とか島の中心部とかそういった場所にあるのがテンプレなのは確定的に明らか。初めから俺だけでも探しに来ていれば良かったのではと自問自答。まぁあればの話なんですけどね?

後、伝説のポケモン達がいるんだから、草なんて探さずに直接親父さんの所に乗り込んで治して貰えば良かったじゃねえかこのバカと自己嫌悪。

しかし伝説達にその件を伝えると「気安く頼るな」と突っぱねられた。伝説ポケモンの馬鹿野郎!(サートシ君)

 

ら月か日

興奮が収まらない。日記を書いてる今も体を動かしたい、バトルしたいとそわそわしている。

事の始まりは野生ポケモンの相手をしながら山を登り切った所から始まった。頂上は以前も登った事があるから問題なく進んで来れたのだが、ちょっとした植物すらない岩肌の上をウロウロし続ける事2時間。もう駄目だぁおしまいだぁ……となっていた時、巨大な岩の上に生えている植物を見つけた。急いで岩に登る少女、それを微笑ましく眺める俺。

図鑑を見て載っていない事を確認して大喜びする少女が草を抜いた瞬間、それは起こった。

山が揺れ始めた。岩から落ちた少女を受け止めて辺りを警戒していると、目の前の岩にヒビが入り砕けていく。急いで離れた所で岩が輝き始め思わず目を瞑ってしまった。

そこには巨大なポケモン?が身体を丸めて横たわっていた。細長い身体をしたそいつを見て、ドラゴンタイプかもしれないなと考えているとそのドラゴンは起き上がり雄叫びを上げ、その身体から光が迸り晴れていた空は黒雲に遮られていった。

いきなり揺れるわ、見た事のないポケモンは現れるわ、空は暗くなるわ、突風は吹き荒れるわでもう大混乱。

その直後襲ってきたからバトルする事になった。こちらは複数のポケモンを出しているのに向こうはたった1匹で全てを相手に暴れに暴れ、バトルが終わった頃には山一つ消し飛んでしまっていた。バトルは俺達の勝ちで終わったのだが、ゲットしようとしたそのポケモンは最終的に光を纏いどこかに飛んでいってしまった。

ゲットしたかったなぁ。

久しぶりのヤバイ相手とのバトルで冷や冷やとしながらも、内心バトルモードに突入してしまった為に終わった今もバトルバトルとトレーナーのソウルが燃え滾っている。どうしたものか。

 

ら月き日

一日休んでから少女を送り出した。もう会う事はないだろうから写真を一緒に撮りたいと言われたので撮ってあげた。

迷惑を掛けたと言われたがそのおかげでギリギリのバトルが出来たのだから問題ないと伝

えテレポートで転送した。彼女の父親が元気になってくれる事を祈る。

この島ともお別れだ、というか好き勝手し過ぎてここのポケモン達に嫌われている節があるのでさっさと立ち去りたい。島の外から騒ぎを聞きつけた警察やらがやってきているのもある。

 

ら月く日

じんわりと胸の奥に灯った熱が抜けない。あの時の手に汗握るバトルがあまりにも楽し過ぎた所為だ。今日も目が合うトレーナーに勝負を挑まれバトルし続けたが一向に収まらない。ポケモン達の事を考えて休憩を何度か挟んだが、内心は常にバトルしていたいと思ってしまっていた。

バトルジャンキーまんまじゃねぇか!!!なぁにやってんだオレェ!!!

強者との死闘により我が肉体に流れる血が疼いておるわい!!!

 

ら月け日

突然だが、筋トレを始めた。筋トレによって身体は鍛えられるし、欲求不満を解消出来る。筋トレはいいゾ〜これ!!!

負荷が掛かり筋肉が喜びの声を上げているのを感じた!!!

健全な肉体に健全な魂は宿る故に、俺はまた一段トレーナーとしての階段を登ったと言えよう!!!

 

ら月こ日

ここ数日の書き込みを読み返していたのだが、脳内麻薬がドバーッと出てしまっていた様でテンション高いなオイ。

身体中が筋肉痛で辛い、筋トレなんてしなきゃ良かったと後悔している。

それにしてもあの未確認のポケモンはなんだったのだろうか。あれ以降調べてみたがどこにも情報はなく、飛んでいってから目撃情報も出て来ないので完全に行方を晦ませてしまっている。もう出会えないのだろうか。

血湧き肉躍る戦い、あそこまでの高揚は今まで感じた事がなかった。

アローラポケモンリーグでは同じ様に興奮させてくれるだろうトレーナーが何人もいるし、楽しみだ。

 

ら月さ日

今日はバトルをせずにポケモン達と話し合った。大会に参加する為のパーティを考えてなかったからだ。

結構呑気し過ぎていた俺もこれには驚いた、え?この人バトルしかしてなかったんですか?そうだよ(自問自答)

ポケモン達みんな出たい出たいと騒いで一向に決まらなかった。

伝説と幻?俺の力不足を考慮すれば一考の余地あり、しかしてバトルさせれば周りの目が怖くなる。もう巻き込まれるのは懲り懲りなんじゃよ。

 

ら月し

今日も今日とで決まらない。決まらな過ぎて一匹一匹面接をしたり、集団会議したり、バトルしたりしたが未定。

そういえば一月修行に出るって話だったのにいつの間にか余裕で期限を過ぎてしまっていた。多くの経験を積み強くなったと思うのでもう帰ろうと思う。この世界で見つけた未知のポケモン。他にも探せば見つかるのかもしれないが、元の世界でもまだ行った事のない土地はある。そこに行けば出会いが待っているだろう、だから名残惜しいが帰る。

さらば異世界。いつかまた来よう。

 

ら月す日

一月だけだと言いながらその倍以上音沙汰無しであった為色んな人を心配させてしまっていた様だ。お叱り&心配のメールやら電話やらが多く来ていた。チッウッセーナハンセイシテマース。

関係各所に謝罪したりPoketterで謝罪したりあの子に謝罪したりで、謝罪しかしてないな今日。チカレタ…。

あの日以降アローラは燃え上がっている様であちらこちらでバトルが起きまくり。闘志でむさ苦しいよこの地方。

今日もパーティは決まらなかったよ。

 

ら月せ日

二ヶ月を切ったアローラポケモンリーグ大会。皆が皆自分自身の強みと弱みを考えて仕上げに来ている。

あの子も自分がいなかった間にかなりのレベルアップを果たしている様だ。それだけにあらず、他のトレーナー達も修行を積み未進化ポケモンを進化させていたり、新たな技を覚えさせていたり、トレーナーとしての技術を上げていたり。正直、敵として見てなかった小粒達の牙が刃に化けてきている。俺も一差しされたら殺される事請け負いだ。

 

ら月そ日

数ヶ月ぶりのアローラ数日目。変わらぬ暑さで悶え苦しむ今日この頃皆さん如何お過ごしかな?

今日は誰もいない様な森の奥で一匹一匹の仕上がりを見てパーティを決めていたんだが、乱闘が発生して半径50m程の穴が空いたのを記しておく。俺は悪くねぇ!手持ちが悪いんだ!

みんかやる気満々なのは良いんだけど、もう少し落ち着こうな?

 

ら月た日

トーナメント用の暫定パーティが決まった。あくまで仮定であり未定であり(仮)である。そも試合が終われば次までの期間の間に替えても良いのだ。ならみんなで順番に出れば良い。俺ってあったまいい〜↑

しかし最初はバトルロワイアルで出せるのは一匹だけ、なのでここを決めなくてはいけないのだが。一対一のバトルに意識を裂きすぎてガチめに忘れていた。まぁた決めるのに時間掛けるよ(やれやれ系)




コロナ×旧年度終わり×新年度始め×部署移動=破壊力(HNYMKOR並感)

主人公達が力を付け挑む大会でオリ主はどう動くのか。どう動かすの?最後の展開は考えてはいるけれど、そこに行き着けるのかどうか。一人一人キャラのバトル書いてたら終わるのに5年は掛かるだろうし、そもそもバトル描写なんて書けないからほぼダイジェストになります。


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おまけ
【謎の生物】アローラの危機っぽい?【襲来】


本編ではなくおまけなので初投稿です。


1 名前:名無しのトレーナーさん@グライオン

 何でもアローラ地方で異常現象が起きてから謎の生物が全土に出現してるとか。

 

2 名前:名無しのトレーナーさん@アローラナッシー

 うるせぇ!今それどころじゃねえんだ!俺んちの屋根が消し飛ばされちまった!クソッタレ!

 応戦してるけど全く攻撃が効いてねぇし、誰か助けてくれ!

 

3 名前:名無しのトレーナーさん@キレイハナ

 空が突然暗くなったかと思えば、空中に無数の光の輪?穴?が現れてそこから無数の謎の生物が現れて島のトレーナー総出で戦ってる。なお、防戦一方なもよう。

 

4 名前:名無しのトレーナーさん@レアコイル

 筋肉達磨と戦ってるけどヤバイ。どのくらいヤバいのかというと捕まえたばかりの野生のコラッタで島キングに挑むくらいヤバイ。もうヤバさがヤバイくらいヤバくてヤバイ。他のトレーナーのカイリキーが三体束になってやっとこさ互角に戦えてる状況。

 

5 名前:名無しのトレーナーさん@ポカブ

 これマジ?

 

6 名前:名無しのトレーナーさん@ネイティオ

 マジに決まってるだろステハゲ。

 

7 名前:名無しのトレーナーさん@コモルー

 筋肉と素早いのと半透明なドククラゲみたいなのは確認出来た。筋肉と速いのは接近戦、半透明は遠距離の毒タイプ?かな。

 

8 名前:名無しのトレーナーさん@グラエナ

 何かの催し物とかじゃないの?

 

9 名前:名無しのトレーナーさん@エイパム

 >>2>>4

 ヤバいのか余裕なのか。書き込んでないで逃げろよ。

 

10 名前:名無しのトレーナーさん@ネッコアラ

 アナウンス流れた、謎の生物が現れたから無暗に刺激しない、戦わないで逃げろだってさ。そう言ったって向こうから攻撃してくるんじゃ逃げるのも出来ないわ。って事で戦ったけど、強過ぎ問題。 

 

 

 

 

 

116 名前:名無しのトレーナーさん@ジジーロン

 【速報】チャンピオン、立つ

 

117 名前:名無しのトレーナーさん@ピチュー

 たった1時間でポケモンセンターに駆け付けるトレーナーが急増してる。もう手が足りないからポケセンの外でもトレーナーに手伝ってもらって仮設のテント立てて手当してる。

 

118 名前:名無しのトレーナーさん@バシャーモ

 空から現れたっていうポケモン?はそこまで多くないらしいけど、一匹一匹が強くて太刀打ち出来ないんだとか。

 

119 名前:名無しのトレーナーさん@エアームド

 俺の自慢のエアームドが一撃で倒されたのは正直驚いた。「こいつは固いから時間を稼げる」とか油断してたわ。

 

120 名前:名無しのトレーナーさん@トサキント

 >>116

 ?

 

121 名前:名無しのトレーナーさん@ミジュマル

 トレーナーが頑張ってくれてるおかげでそれ以外の市民やらがパニックを起こさずに退避出来ているという事実。お前らも道具使うとか支援してくれよ……。

 

122 名前:名無しのトレーナーさん@ジジーロン

 俺って今観光客があまり来ない島にいるんだけど、修行する奴ばっかでそこそこ強いのが多いから安心してたら攻撃で天井が崩れて他のトレーナーと分断されたんだわ。で、バケモノがやってきててもう駄目だって思ったら金髪の女二人組が助けてくれたんだ。

 その二人組が何とチャンピオンと四天王だったんだわ。 

 

123 名前:名無しのトレーナーさん@ラッキー

 アカァン、このままじゃウチのラッキーが疲労で倒れるぅ。患者より先にラッキーが倒れるぅ。

 

124 名前:名無しのトレーナーさん@サニーゴ

 背が高くて頭が光ってて電線みたいな黒い触手が身体な奴は電気タイプだと判明。

 今の所判明しているのは。

 1.格闘タイプの赤い筋肉

 2.同じく格闘タイプの白い速い奴

 3.毒タイプの半透明の遠距離タイプ

 4.鋼タイプのデッカイ竹みたいな緑色、遠距離タイプ

 5.電気タイプの光る頭に黒い同線みたいな身体の遠距離タイプ←New!

 

125 名前:名無しのトレーナーさん@ポッチャマ…

 >>122

 すっごい羨ましいゾ。最近アローラに有名なトレーナーが何人も行ってるけど、チャンピオンはシロナかな?確かアローラで目撃情報もあるし。シロナと一緒にいるのは仲が良いカトレアかゾ?

 

126 名前:名無しのトレーナーさん@ドサイドン

 何かすげぇ強いトレーナーとポケモンが化け物相手に闘ってるんだけど、マジで強い。赤いキャップの男性と茶髪の男性なんだけど。 

 

127 名前:名無しのトレーナーさん@ヤヤコマ

 >>124

 サンキューサッニ

 

 

 

 

 

330 名前:名無しのトレーナーさん@ポッタイシ

 【速報】謎の麗人、無双する

 

331 名前:名無しのトレーナーさん@トランセル

 これマジ?突発的な事件に対して対応が迅速過ぎるだろ。エーテル財団が各島で住人や観光客の避難、怪我を負ったポケモンの救助とかやってくれてる。自分も手伝える事ないか聞いてくるお。

 

332 名前:名無しのトレーナーさん@マンキー

 オイオイオイオイ、私死ぬわ。と思ってたら突然黒髪の男の子が颯爽と現れて助けてくれたわ。

 

333 名前:名無しのトレーナーさん@ウデッポウ

 誰か黒髪の男のトレーナーについて教えてくれないか? 黒髪で赤い目で紫のヤドランを使ってたんだが。

 

334 名前:名無しのトレーナーさん@エレブー

 来た!ユーキ来た!これで勝つる!あいつがいればどうにかなるな!負ける気せぇへん、ユーキやし。勝ったな、ポケセン行ってくる。

 

335 名前:名無しのトレーナーさん@コイキング

 >>330

 謎の麗人ってユーキ・トレニウスだっけ?あいつって強いの? 

 

336 名前:名無しのトレーナーさん@ライボルト

 いきなり現れて窮地を救うと何も言わず消え失せていった美少年、一目惚れですわ。

 

337 名前:名無しのトレーナーさん@アシマリ

 『ユーキ・トレニウス』

 カントー地方の田舎町マサラタウン出身の男性。大きな大会には出す、それ以下の大会にのみ出場しており目立った功績はなし。

 多岐に渡るタイプのポケモン達を所持している。一匹一匹の実力は一級品であり、自分自身の手で育て上げたという。

 その実力は未知数。ジムリーダーを始めとした上位トレーナーやポケモン協会からも注目されているという。

 女性ジムリーダーとの噂や他の地方の四天王との関係が噂されている。

 

 見た目も良いしトレーナーとしても強い。そんな存在。

 

338 名前:名無しのトレーナーさん@ブースター

 チャンピオングリーン氏、カントー最強トレーナーレッド氏。謎の生物を複数相手にし勝利を収めたもよう。

 ちな動画 https://p.traitube.com/watch?v=Yj810sNPi1081

 

339 名前:名無しのトレーナーさん@カメックス

 >>334

 申し訳ないがフラグ建築はNG。

 

340 名前:名無しのトレーナーさん@ケッキング

 ヤバイ事になってるアローラの唯一の救いは強いトレーナーが観光に来てた事。

 

 

 

 

 

656 名前:名無しのトレーナーさん@ラランテス

 四天王ギーマと島キングのクチナシのダブルバトル見たか?相手の裏を掻き続けて、それを力押しで潰そうとしてきた相手に「甘ぇよ」って呟きながらの絶妙なコンビネーションとZ技。もう惚れ惚れするね。

 

657 名前:名無しのトレーナーさん@ナットレイ

 これは他の世界からの侵略だ!この世界を侵略しようとする異世界人による先駆け!まずはアローラを支配して他の地方を侵略しに来るんだ!

 

658 名前:名無しのトレーナーさん@サニーゴ

 今判明してる奴ら。

 1.赤い筋肉の塊。力がすごく強い近距離型

 2.白色で体は細いけどめちゃくちゃ速い近距離型

 3.毒タイプの半透明の遠距離型

 4.鋼タイプのデッカイ竹みたいな緑色、遠距離型

 5.電気タイプの光る頭に黒い同線みたいな身体の遠距離型

 6.小さくて何でも切り裂く白い奴。近距離型

 7.デカくて何でも食らう黒い奴。近距離型

 8.頭が球体でそれを投げつけて爆破する細身でカラフルな奴。遠距離型

 9.身体が四角の石?を積み上げて作られているデカイ奴。近距離型

 

 情報を基にして纏めてみた、あくまで情報を基にしてるだけだから当たってるかは保証しかねる。

 

659 名前:名無しのトレーナーさん@ラルトス

 ユーキってトレーナーは頭可笑しいんじゃねぇのか?何であんな距離で指示出来んだよ。てか強過ぎるだろ。

 

660 名前:名無しのトレーナーさん@スターミー

 >>657

 お前いっつも「侵略だ〜」とか「陰謀だ〜」って言ってんな。

 

661 名前:名無しのトレーナーさん@ワニノコ

 これならイケるんちゃう?

 

662 名前:名無しのトレーナーさん@ケララッパ

 >>658

 サンキューサッニ

 

663 名前:名無しのトレーナーさん@マユルド

 【速報】謎の生物、光の穴に吸い込まれていく。

 これ、追い返せた感じ?

 

664 名前:名無しのトレーナーさん@ヤミラミ

 キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

665 名前:名無しのトレーナーさん@ヤヤコマ

 よっしゃああああああああああああああ!!!

 

667 名前:名無しのトレーナーさん@シママ

 オレ達の勝利だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ

 

668 名前:名無しのトレーナーさん@ヒコザル

 【悲報】謎の麗人、大怪我を負い運ばれる。

 

669 名前:名無しのトレーナーさん@キノココ

 どりゃぁぁぁああぁあぁぁぁぁあああぁぁぁ!!!

 

670 名前:名無しのトレーナーさん@ドータクン

 アローラが救われたんや!!!

 

671 名前:名無しのトレーナーさん@アローラサンドパン

 今日は宴じゃー!

 




掲示板ネタは一度やっておきたかったネタ。
主人公ちゃんの名前だけど、なかなか決まらないからミヅキに決めたゾ。


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weeklyポケモンTODAY Part1

主人公がアローラ入りする前のポケモン雑誌。魔王に嶺上開花でゴッ倒されたので初投稿です。


『カントー期待のトレーナー特集!貴方の推しは?』

 

 カントー出身のトレーナーがどれだけいるかご存知だろうか? トレーナーの数は上昇傾向にありカントーだけでも6千万ものトレーナーがいると言われており、今年トレーナー教育を終え旅立つ新人トレーナーは300万人にも及ぶとされている。

 日々行われているバトル、それに伴い求められるトレーナーのレベルは高くなり、様々な戦法や技術が生み出されてきた。最近ではポケモンの編成だけではなくポケモンの育成にも目が向けられており、トレーナーの0.01%にも満たない数であったブリーダーが注目を集め、ブリーダーを志す者も増えているという。

 今回はジムリーダーや四天王である上位トレーナー、ではなくそれ以外のトレーナーについて纏めてみた。今回は初回という事で5人のトレーナーをご紹介しよう。

 

『キャロル・デ・キュリサード・アーチボルト』

 キャロルと聞けば誰しもが一人の女性を思い起こすだろう。そう、モンスターボールを生産しているシルフカンパニーの現社長であるキャロル・デ・キュリサード・アーチボルトだ。20代でシルフカンパニーに就職し、その後破竹の勢いで業績を上げトップにまで上り詰めた女性である。そんな彼女が30代に入ってから始めたのはトレーナー。目的は自社の宣伝であり、複数の大会で活躍する程の腕によってボール売り上げは先代の頃よりも15%上昇しているそうだ。

 そんな彼女が使うポケモンは一流ブリーダーが育て上げており、主力であるブラッキーとヘルガーの悪タイプツートップは次代四天王候補と呼ばれるトレーナー『カリン』の悪タイプにも勝るとも劣らないと言われている。

 彼女は7つの大会に出場し、第52回カントー選出大会では堂々の準優勝を果たし名実共にトップトレーナーとなっている。

 

『ミヤビ・カラクレ』

 黒の歌姫と呼ばれるミュージシャンである彼女の歌声は全てを魅了するが、それはポケモンバトルでも同じであり、ホウエン地方のジムトレーナーである『ミクリ』にも「彼女のバトルは繊細でありながらもどれ程の相手にも動じない固く強い芯がある。美しい」と言わせる程だ。

 彼女が使用するポケモンと言えばミロカロスとキレイハナであろう。美しさの具現化とも呼ばれるミロカロスと可愛らしいキレイハナ、この二匹の見た目に油断してはならない。ミヤビ曰く「綺麗な花には棘がある。美しきポケモンには技がある」。強力な技をお見舞いされてはどんなポケモンも一撃で落ちてしまう。

 ミュージシャンとトレーナーの両立の為大会に参加した回数は少ないが、参加した全ての大会でトップ8に入る実力を有している。

 

『ハンディエナ・ムエッティ』

 日に焼けた健康的な肌と編み込まれた黄金のドレッドヘアーがトレンドマークな彼女は、トレーナーの傍らサファリパークで働いているサファリ従業員である。サファリの中で鍛え上げられた肉体を持つ彼女だが、ポケモン達も肉体を鍛え上げており生半可な攻撃ではビクともしない。

 彼女が使うポケモンは格闘タイプが中心であり先鋒で必ず選出されるカイリキーと次鋒ルカリオの二匹はマッスルシスターズと呼ばれ並み居る挑戦者達を纏めて薙ぎ払ってきた。

 攻撃に耐えながら持てる力を全て込めた強力な一撃を相手に叩き込む、という戦いを好む為5人の中での勝率は最下位だが、それでもその実力は折り紙付きである。

 

『ロ・リー』

 両親は元々ジョウトの産まれであり、独特な口調が特徴なトレーナー。前述した三人とは違い特別な職に就いている訳ではない普通のトレーナーであるが、その技術は他のトレーナーから頭一つ抜きん出ている。使用するポケモンは一匹のみという驚きのトレーナーである。

 使用ポケモンは、ギャラドス。「幼い頃より共に生きて来た。この一匹のみを育てて来た」とは本人の言葉。その言葉通り今まで参加してきた大会にはギャラドス一匹で挑み、一匹で三匹や六匹を相手にしてきた。しかし最近「新しい仲間を見つける」と一言残し、遠き島国であるアローラへと旅立ってしまった。たった一匹で好成績を残して来たロ・リーが更なる進化を遂げて帰ってくるのが楽しみである。

 大会への参加回数は35回、優勝15回準優勝18回準々優勝2回という怒涛の成績を叩き出している。

 

 

 

 四人のトレーナーを紹介したが、この四人は上位のトレーナーの中でも大会での優勝数が多いトレーナーでありポケモン協会からも注目の人物であると言われている存在である。しかし最近そんな彼女達よりも注目されている男性トレーナーがいる事をご存知だろうか?

 

 ここ最近になって注目を集めてる男性の名前は『ユーキ・トレニウス』という。

 

 

 

『ユーキ・トレニウス』

 綺麗な黒髪と白い肌が特徴の10代の男性トレーナー。見る者を魅了しその全てを飲み込んでしまう様な深い赤色の瞳を持っており、その美貌で世の女性を魅了して止まない。だが注目してほしいのはその美しさだけではない。トレーナーとしての技量と育成に関しての腕は高く、四天王やジムリーダーへのインタビューで注目のトレーナーはと問えば「今注目しているのは、ユーキ・トレニウスである」という回答は多かった。ヤマブキシティジムリーダーである『エスパーの申し子ナツメ』は「彼のエスパータイプは強力だ、今育てているポケモン達やジムで雇っているトレーナーの手持ちを彼に預けてみるのもいいかもしれない」と彼に対して好意的でありその腕を買っているのは明白であった。

 だがそんな彼が何故今になって話題になっているか、それはユーキの行動にあった。彼とバトルをし話す機会があったトレーナーに取材をすると「彼はあまり目立ちたくないらしい」という情報が聞けた。その話の通り、彼はジム巡りを終えた後は各地で行われている小規模中規模の大会に参加するのみであり、大規模な大会や協会が主催する大会には参加しておらずメディアの前にあまり出ていなかった。そういった経緯があり彼は他のトレーナーに埋もれる形となってしまったのである。

 だが記者である私の調査によって様々な情報が集まって来た。彼は他のトレーナーと同じ様に数年間はカントー各地を転々としながらもジムに挑戦しバッジを手にしてきた、ここまでならば普通の事であるが、その速さが問題であった。何と半年の間に手にしたバッジは20を超えていたのである。その時に少し話題に上がり当時の本雑誌でも記事にした程である。(当時の記事は出版社サイトから→www.pokemonnewscompany.co.pk)

 だが最近、時折ジムリーダーや四天王と接触しているという情報が流れ始めた事で再度注目を集めている。最近ではイッシュ地方四天王の一人であるカトレアが「飛行機の中で彼と出会った」とPoketterに書き込んでいた。なお、これ以前にカトレアは出演していた番組内で「アローラに観光へ」という旨の話をしていたのでアローラへ向かったと思われる。ユーキも我々メディアだけではなく、集まっていた四天王やジムリーダーに声を掛けられながら飛行機に乗り込んでいた。そういった情報によって彼への注目度が上がっている。

 そんな彼の使用するポケモンは多く、確認出来ているだけでも大会で使用してきたポケモンは12匹である。それ以外のポケモンを使用していたという情報もあるが真偽は確かではない。一匹一匹が鍛え上げられており、トレーナーの手腕と合わさる事で常に戦いを有利に進めて来ていた。大会等の残っている記録では一度も負けておらず無敗。大きな大会ではないが、彼が勝つ姿を見る者はいても負けた姿を見た者はいないと言われている。しかしそれ以外の情報は少なく、それが【謎の麗人】という二つ名の元となっている。

 

 次号のweeklyポケモンTODAYでは『謎多き麗人ユーキ・トレニウスの謎に迫る!』と題し名の知れたトレーナー達への取材内容をお送りします。彼に関しての情報も随時募集しております(情報はポケモンニュースカンパニーWeeklyポケモンTODAY、トレーナー特集係まで)




元ネタは雑誌【weekly麻雀TODAY】から。


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weeklyポケモンTODAY Part2

前回からの引き続きのWPT(wポT)。健やかじゃないアラサー雀士にトラウマを刻み付けられたので初投稿です。


『謎多き麗人ユーキ・トレニウスの謎に迫る!』

 

 今回取材に応じて頂けたのはシンオウ地方チャンピオンであるシロナ。複数のタイプを使い熟すトレーナーである一方、彼女は名の知れた考古学者であり神話学者でもある。今回の取材は前回の記事で取り上げ反響を呼んだ話題のトレーナーの一人である『謎多き麗人ユーキ・トレニウス』について。チャンピオンの瞳には彼はどの様に映っているのか。

 

 

記者:取材を受けて頂きありがとうございます。

シロナ:大丈夫よ。

記者:それでは始めていきたいと思います。

 

【ユーキ・トレニウスを知ったきっかけは?】

 

シロナ:きっかけはそうね、友人から教えてもらったのがきっかけよ。

記者:その友人とは?

シロナ:イッシュ地方の四天王のカトレアよ。私はチャンピオンだけど考古学者でもあるから殆ど人前に出ないし、人から離れた所にいるから世俗に疎くなるの。

記者:そうなんですね。それでカトレアさんから?

シロナ:えぇ。彼女から「有望な男性トレーナーがいるのだけど、ご存知かしら」って言われたの。その時に話を聞いたのが彼を知る事になったきっかけ。

 

【ユーキの注目している点、どのようなトレーナーか】

 

シロナ:色々と注目するポイントはあるけれど、私が最も注目しているのは彼が育てたというポケモンよ。

記者:ポケモンですか?

シロナ:彼は自分でポケモンを育ていると昔一度だけ取材で言った事は有名でしょ? 「自分の手持ちのポケモン達は自分が一から育て上げた子達です」だったかしら。でもトレーナーに成りたての人があそこまでポケモンを育てられるのかしら? 彼が使うポケモンは一流のブリーターや一流のトレーナーが何年も掛ける事で到達出来るレベルに仕上がっている。そんなポケモンを半年の間に育てる事は出来るのかしら? まぁ彼へのポケモン達の懐き方を見れば真実なのでしょうね。

記者:確かにそうですね。一部からは「トレーナーになる前にブリーダーに育成を依頼していた」等という噂もありますね。ですが彼とポケモンとの接し方やポケモンの様子を見れば彼にとても懐いているのが分かります。

シロナ:真実は彼とそのポケモンにしか分からない。決めつけて物事を言う輩には好きなだけ言わせておけば良いわ。真実はポケモン達が教えてくれているもの。

記者:そうですね。一部からは【謎多き麗人】という異名まである彼はその名の通り謎が多い。

シロナ:彼のポケモン達は強さの水準が高い、それならば彼は? と思って色々と調べたのだけど、分かったのはユーキもレベルが高いという事よ。

記者:彼自身のレベルもですか?

シロナ:ええ、初期の映像資料を見ると拙い部分が見られるけれど、次に見つかった映像を見れば最初の映像に比べて指示出しの早さが格段に上がっているのが分かる。その次に撮られたと思われる映像では思考の早さが更に上がっていて、ポケモン一匹一匹の力を上手く引き出している。ユーキというトレーナーは柔軟な思考を持ち、数多くのポケモンの強みと弱点を記憶し、瞬時の決断によって場を早い段階から有利に進めていく。そんなトレーナーよ。

記者:戦術とポケモンの深い知識を持ったトレーナー、という事ですか。

シロナ:ポケモンの育成やバトルの戦術について、一度彼に会って話してみたいわね。

 

【ユーキの行動について】

 

記者:彼はシロナさんが絶賛する程のトレーナーでありますが、上を目指さずに小規模や中規模の大会に参加するのみです。これに対してシロナさんはどうお考えになるますか?

シロナ:私としてはポケモンを育てる事を中心に考えているトレーナーなのではないかと思っているわ。研究者や探究者タイプっていうのかしら、「あくまでバトルは目的の為の手段でしかない」と考えているのかも。

記者:つまり、「育成をし、それによってどの程度ポケモン達が強くなったのかを測る為にバトルをしている」という事ですか?

シロナ:あくまで私個人の意見だけれどね。もしかしたら「ただ単にそこそこの生活水準を維持する為に大会に出ている」って事もあるかもしれないわ。まぁそれならあれ程のポケモンを用意する必要はないのだけれど。そう考えると生活の維持の為っていうのは無いでしょうね。

 

【彼とバトルするのならどの様に戦うのか】

 

記者:シロナさんならどの様に戦いますか?

シロナ:そもそもポケモンバトルは、チェスや将棋とは違って生きたポケモンとトレーナーによるコンビ同士の戦い。常に戦況が変わり続けているのだから、その時にならないと何とも言えないわ。でも一つ言えるのは、相手が出すポケモンはそれぞれが強力な技を出してくるからその技で弱点を突かれないポケモンを選出したり交換したりして常に優位に立つ事が大切って事かしら。

記者:強力な技ですか。

シロナ:アレくらいになると弱点を突かれたらどんなポケモンも一撃で倒されてしまうでしょうね。それだけならまだいいけど、最悪弱点でなくとも倒される可能性は高いわ。草技には炎を、ドラゴン技にはフェアリーを、みたいにダメージを減らせるタイプや無効に出来るタイプに替えていくしかないわ。

 

【ユーキの噂について】

 

記者:彼には先程にもありましたが「旅立つ前にポケモンを育てさせていたかもしれない」という話がありましたが、それ以外にも噂はあります。例えば「某ジムリーダーと恋仲である」とか「他のジムリーダーに囲われている」「某四天王の若いスバメ」といった噂が流れています。ジムトレーナーのナツメさんの住むマンションへ入っていく二人の姿が見られており、それに対して「夜分に少年を一人歩かせる訳にもいかずゲストルームに泊めた、彼に何かをしたという事実はない」というナツメさんからの言葉があった話は有名ですね。そういった噂に対してシロナさんはどういったお考えがありますか?

シロナ:私が言える事はあまりないですが、謎が多いとはいえ彼程の逸材ですからねお近づきになりたい、自分の所に引き込みたいと思うトレーナーは多いと思いますよ。

記者:シロナさんは?

シロナ:私は一度彼とは会ってみたいと思っていますよ。他者から見える景色と自分から見える景色は違いますから、新しい発見があるかもしれません。彼とは良き友人になりたいです。

記者:噂について他には?

シロナ:噂はあくまで噂です。事実かどうか分からない事を広めるのはあまり良い事ではない。当事者がどう思うのか、それを考えてほしいですね。

 

【ユーキの今後について】

 

記者:彼は今後どの様な道を歩むのか。

シロナ:彼は自分の事をあまり語らないから一概には言えない。それは他の質問と同じですね。でもこのままひっそりとバトルを続けて表に出てくる事なくいなくなる可能性が高いと思うわ。誰かが彼を誘って表舞台に立たせる事もあるかもしれない、もしかしたら自分の意思で出てくるかも。まぁその可能性は低いでしょうけど。

記者:シロナさんならどうしますか?

シロナ:私? 私は彼の考えを尊重するわ。彼が今のままで良いと言うのなら何もしない、彼の人生は彼だけの物だもの。でもそうね、彼が望むのなら舞台を整える位はしてあげるわ、彼の腕ならシンオウポケモン協会の専属トレーナーやブリーダーにしてあげてもいいわ。

記者:何故そこまで?

シロナ:彼は私達と同等の場所に立てる逸材なのよ? 正直な事を言うなら、彼を腐らせる様な事はしたくないわね。

記者:随分と彼を買っているんですね。

シロナ:それ程に凄いのよ。

 

【トレーナーとしてではなく、一人の男性としてのユーキをどう見ているか】

 

シロナ:……これは?

記者:そのままです。男性としてのユーキはどうかという。

シロナ:……そうね、綺麗な男性だと思うわ。あの黒い髪もきめ細かい白い肌も綺麗だわ、顔は整っているしスタイルも良い。あの赤い目もアクセントになっている。

記者:彼氏にするなら彼の様な男性はどうですか?

シロナ:するならって言い方はあれだけど……まぁタイプと言えばタイプね。でもそれはあくまで見た目の話で先ずは中身を知らなきゃ何も言えないわ。

記者:彼はシロナさんの好みのタイプと。

シロナ:いえ、あの、まぁ……そうね。

 

 

記者:2時間という長い間取材に応じていただきありがとうございました。

シロナ:ええ。

記者:また次の機会には。

シロナ:その時にはまた。

 

 以上。シンオウチャンピオンシロナさんへの取材内容でした。

 




ほんへが書けない。流石にマーズい事になってきた(ギエピー並感)
ハリポタ×淫夢で『ジュッセンパイヤーとイキスギのオォンアォン』って話し考えたけど、タイトルでもう出オチ過ぎたので投稿はキャンセルだ。


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weeklyポケモンTODAY Part3

これにて記事ネタは終了です。そんなオカルトありえません!と叫んだら国士無双をブチこまれて消し飛ばされたので初投稿です。


『アローラに巻き起こるウルトラな天災!?』

 

 南国の島国であるアローラ地方。4つの島と1つの人工島、数十という小さな島々が点在しているアローラ。最近ではリゾート地として有名なこの地方であるが、最近ある出来事が起きたのをご存知だろうか? そう、光が失われた事と謎の生物によるアローラ全土の襲撃である。各地で謎の生物とトレーナー達が相対する事となったが、数時間後突如生物達はアローラを去っていった。アローラに大きな傷跡を残した生物を現地の住人達は『生物災害(モンスタータイフーン)』『イノ・コモヘワ(恐ろしき侵略者)』等と呼んでいる。

 この事件の数日後、アローラを中心に慈善活動を行っており、UBの被害者への支援等も事件当日から行っている組織『エーテル財団』が会見を開き、この事件の詳細について発表を行った。

 会見に出て来たのは財団幹部の『ザオボー』と財団所長の『ルザミーネ』。会見が始まった直後二人は謝罪を行なった。「エーテル財団は異世界の住人と協力し謎の生物の研究を行っていた。しかしその研究が上手くいかず、被害を抑える事が出来なかった。被害に遭われた方々には心より謝罪申し上げます。これからもUBの被害に遭った方々への支援を継続して行っていきます」と頭を下げた。財団は事前に謎の生物達を知り行動していたが、対策を講じる事が出来なかったのだという。それからルザミーネは謎の生物について話し始めた。

 次に始まったのは、エーテル財団に異世界の住人が接触してきたという話であった。異世界の住人という言葉に会見にやってきた記者達は騒然とした、到底信じられぬ言葉であったからだ。その住人から異世界の生物について情報を提供され、この生物がアローラにも表れる可能性がある事を知ったエーテル財団は秘密裏に研究を行い始めたと続けた。

 調査によってこの生物や生物が現れた光の穴についての研究が成され、謎の生物はこの世界とは違う世界の生物であり光の穴についてより深く情報を収集していった。この生物たちを総称して『ウルトラビースト』(以下UB)と名付け。光の穴は『ウルトラホール』と呼称した。UBは一匹一匹が強大な力を有しており、中にはかなりの力を持った者も存在しているそうだ。

 ある一匹のUBによってアローラ上空の光が失われ、各地にウルトラホールが現れUBがこちらの世界にやってきてしまった。というのが今回の事件の真相であるとルザミーネは語った。そのUBは特別な存在であり、数百年前にもアローラに現れアローラの守り神と当時のトレーナーやポケモン達によって追い返されたという記録が発見されたという。そのUBは光を食らうという力があり、接触して来た異世界の住人の世界の光を食らい尽くし、次の世界を目指していた。その為被害が増えない様にする為に異世界の住人はこの世界にやってきた。何ともスケールの大きな話であるが、もしそれが本当の事ならばこの世界の光もその異世界の様に、暗闇に閉ざされていたかもしれない。そう考えると危機は去ったとはいえ恐ろしさを感じ肝が冷えてしまう。

 

 UBは複数の種類が目撃されており、赤い体色に筋骨隆々なUBは筋力自慢のカイリキーに力で勝つ、白く細長いUBは目にも止まらぬ速さで走る、といった様な情報が寄せられている。だが全てのUBに共通しているのは強力であるという事であった。アローラの腕に覚えのあるトレーナーでも全く歯が立たず身を守りに徹する事で手いっぱい。そんな存在が複数現れたアローラは阿鼻叫喚となった、しかし運良くアローラにやってきていた名の知れたトレーナー達の助力もあり死者が出る事なく乗り切れたのだという。

 今現在、シンオウ地方のチャンピオンや他の地方の四天王やジムリーダー等がアローラに観光に来ており、UBを相手に戦っていたという目撃情報が複数ある。中には前回本誌にて記事にしたかの『ユーキ・トレニウス』も目撃されており、この事件で最も活躍し数多くの人々を救ったという。その活躍はアローラの各島に渡り、ポケモンにテレポートをさせながら島を巡り暴れるUBを倒し続けたというのだ。最終的には自らも怪我を負いながら、それでも戦い続けた姿は人々の支えとなり死者0という奇跡を起こすにまで至っている。

 アローラポケモン協会は「彼はアローラを救った英雄である」と褒め称え『アローラ特一級トレーナー』の称号を贈り、彼を島キング島クイーン達(他の地方でいう四天王に相当する存在)と同等の扱いとする旨の発表まであった。

 UBとの戦いで、駆け付けては直ぐに次の場所へと向かうその速さから『ナ・ヘキリ・カネ(雷の様な男)』、未だ15歳でありながら物怖じせず勇ましく前線に立ち続けた姿から『カ・ウイ・イカイカ(若く美しき勇敢な戦士)』という二つ名で呼ばれているそうだ。

 

 そんな英雄であるが、怪我を負ったという事でUBとの戦いの後アローラ一の病院へと救急搬送されていた。その事実は彼の近くにいた人々から広まり瞬く間にSNS上に広がった。献身的に戦った彼を心配したトレーナー達がユーキの目撃情報のあった病院へやってくる事で病院前が一時騒然となるという一幕があった。それはシンオウチャンピオンであるシロナによって収められた。

 彼のファンクラブである『ユーキ・トレニウスを応援し隊』はこの事件を切っ掛けにして会員数が劇的に上昇しその収集に追われていたという。クラブ会長であるリワクヤ・リンロ氏は「彼が死ぬ? ありえない。彼は特別な人間ですぞ。心配するだけ無駄」という発言を残している(彼女は独特な話し方をする為、文章を編集しております)。

 数日後ユーキはチャンピオンと四天王に護衛されながら退院しており、取材に対して「そもそもそこまで騒ぐ程の怪我ではなかった。心配をお掛けして申し訳ない」と答えた。

 

 この事件にて彼が使用していたポケモンは80を超えると言われている。80の内の半分はエスパータイプであり、主にトレーナーであるユーキをテレポートさせるのみであったが、その他40体のポケモン達は様々なタイプがおり他のトレーナー達が苦戦していたUBを簡単に倒してしまう程に強大であった。

 アローラで最も使用頻度の高かったヒマナッツは最も足の速いUB以上の速さで地を駆け複数体を同時に相手し、二番手とも言われているヤドランはその拳で全てを薙ぎ払い、エスパー最高峰と呼ばれるフーディンは遠距離から30を超えるUBを同時に倒していた。他にもポケモンが見られていたが、今現在情報の確認中である。

 

 ユーキ・トレニウス。彼の腕は一流であり、彼のポケモンも一流である。しかしポケモン達を見ていると何か可笑しいと感じた事はないだろうか? 例えば、ラッキーの体毛がピンクではなくて薄い緑だとか、同じくピンクな筈のヤドランは紫の体色をしているとか。彼のポケモンは普通のポケモンとは違い『色違い』と呼ばれる存在なのだ。

 色違いとは極僅かな確率で生まれる普通とは体色の違うポケモンの事である。最近の研究で約4000分の1の確率で生まれると分かったその存在は、一部のマニアに好評なのだという。全てのポケモンに色違いは存在しているとされているが、確認されている色違いポケモンの数が少ない為その説が正しいのかは分かっていない。見た目に変化があるだけであり、タイプが変わったり強さが変わったりといった話は今現在は聞かれていない。

 だがその異常性によって野生のポケモン世界では同じ種類のポケモン達から排他されるケースが多く、人の目に触れる機会は限りなく低い。野生で出会えればラッキー以上にラッキーと言えるだろう。

 その色違いを複数所持するユーキというトレーナー。何故これ程までに所持しているのか、どうして色違いばかり使うのか。取材の機会があれば是非聞いてみたい。




ちょっと文章がガバガバ過ぎるので気が向けば手直しします。
途中で出てくる「ヘキリ」とか「イカイカ」とかの単語はハワイで使われる現地の言葉。後、知ってると思うけれど、カプ・コケコのカプは神って意味があるゾ。コケコ?鶏に決まってるダルルォ!?


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Side:最強のドラゴン使い

9月31日なので初投稿です。アクジキングの色違いをリセットしてしまったので俺の怒りは有頂天、堪忍袋がズタズタなんだが?


 私の名前はワタル、カントー四天王の一人にして最強のドラゴン使いである。カントーにおいてドラゴンタイプは少ない為、水と飛行の複合タイプであるギャラドスを手持ちにしているが、それには突っ込まないでくれ。

 十年前、ポケモンリーグを勝ち抜き四天王を制覇した少年達がいた。才能に満ち溢れた少年達は四天王を制覇しチャンピオンへと至った。それから十年の間、彼等に夢焦がれた者達が次々に現れ、ポケモンバトルは曾てない程の盛り上がりをみせた。

 その二人の男の再来とも呼べる新たなトレーナーがいると私の元に情報が入った。彼は彼らと同じ町の出身であり、何かしらの運命を感じたりもした。だが彼は彼らとは違いその腕を十全に振るう事はなかった。何故なのか、疑問は私の胸の内で燻り続け、遂に私は彼に接触した。

 

「何故力を隠す。何故上を目指さない」

 

 私は彼にそう問いかけた。それに対し彼はこう返した。

 

「中小の大会が私に合っています」

 

 合っている? それは否だ。試合を行う彼の一挙手一投足を見ていれば、理解出来る。彼がポケモンの動きを制限している事に。

 バトルで実力をセーブし、全てのジムを制覇する事が出来るのに行わず、ポケモン協会主催の大会は出ない。

 バトルを行う事によって、それが記録になる。それを見た者達は手本とする。そういった事の積み重ねによってポケモンバトルは発展してきた、先立ちが築いたものを継承し更に昇華させていく。それが私達トレーナーの宿命。なのに何故彼は……。

 

 それ以降私は彼に度々接触を図っている。だがカントー中を巡る彼を見つけるのは困難だ。大会に出ているという情報から、彼の居場所を特定し会いに行くのが鉄板であった。

 

「今度ジムバッジを20以上持つトレーナーだけが参加出来る大会が開かれる」

「ポケモン協会から君を専属トレーナーにするという話があるのだが」

「ジムリーダーも参加するのだが、君もどうだ?」

 

 話をしながらもこちら側へと促したりしてみたが。

 

「大会は遠慮させていただきます」

「専属トレーナー? 私にはとても」

「その様な大会、恐れ多い」

 

 彼は目を伏せながらそう言うだけであり、こちらの誘いに乗る事はなかった。

 

 

 

 

 

 そんな彼に対して違和感というか、何とも言えない感覚を覚えた。それが如実に現れたのはあの異常気象が起きた時だ。

 

「上空に滅多には現れないクラスの巨大な雲が!」

「広範囲での強風豪雨落雷!サンダーの目撃情報は無しです!」

「人工衛星と未来予知の情報から被害想定早くしろよ。あ、そうだ現地での避難勧告も加え入れろ」

 

 日課となっているポケモンのケアを行なっている時、ポケモン協会から収集が掛かった。ある地域に突如として暗雲が立ち込めたという。ただの嵐ならば四天王を招集などしない、この日の天気は穏やかであり、カントー全域で見ても雨が降る地域が二、三箇所ある程度であった。しかし異常が生まれた。

 現地の情報では、上空に小さな雲が現れたかと思うとあっという間に広がり今に至るという。

 協会本部に到着した私は会議室へと通された。研究者然とした者達がプリントの束やパソコンの画面、壁に投影された映像を見ながら話し合っていた。

 

「サンダーが回遊しているのであればこの現象にも納得がいきます。しかし過去のデータとの相違点が見られますし、サンダーの姿は目撃されておりません」

「今現在確認出来ていないだけでは?」

「あ、おい待てい。肝心な事忘れてるぞ。他の可能性も考慮するべきだよなぁ?」

 

 会議室の中へと足を踏み入れば、そこでは先に来ていた他の四天王も既にやって来ていた。

 

「それで、どの程度話は進んでいるんだ?」

「サンダーの仕業ではないか、って所までよ」

 

 空席に座り隣のカンナに詳しく聞くがあまり進んではいない様子。その後も収集される情報から議論は重ねられ、1時間が経つ前に現地に向かい本格的な調査を行う事となった。

 分かった事は少ない。過去の前例から伝説のポケモン『サンダー』があの辺りを飛行しているからではないか、という可能性が上がった。しかし発生から数時間、未だに雲はその場に留まり続けている。サンダーなら雲が飛行に合わせて動いていく筈。まぁあの辺りを旋回し続けている可能性もあるのだが。

 

「天候が悪い為空路は無理だ。なので陸路を進んでいく」

「陸路で? 2日は掛かると思うが?」

「安全を考慮すれば仕方のない事です」

 

 その翌日準備を済ませた私達は暗雲が立ち込める中心であるトキワの森へと向かった。一団の主役は研究者達であり、私達は護衛。サンダー及び強大な力を持ったポケモンと戦闘になった場合の時間稼ぎである。

 雲の範囲に入れば雨が車体を強く打ち、窓から見える木々は風によって揺れていた。 特殊装甲車両である大型バスの中ではサンダーに出会えると元気に話している伝説関連の研究者、嵐の中に向かうと憂鬱気味の気象庁の研究者、それと我等四天王。

 

「ようやく辿り着いたか」

 

 嵐の中心は鬱蒼と木々が生い茂る森の奥深く、暗雲によって日は差さず嵐と相俟って不気味に感じる。レインコートを被り車内から出る。吹き荒ぶ風と雨が身体を打ち揺らす。周りに危険がないかを確認した所で研究者達がポケモン達と共に頑丈そうなテントを張り機材を運び込む。

 

「この辺りには強力なエネルギーの力場が観測出来ます。強力な力を持った何かがいると思われます」

 

 ここに来る前から何かしらの力を感じてはいた、遠くからでも感じ取れるプレッシャー。やって来た事ではっきりと分かった、ここには強大な力を持ったポケモンがいる、もしくはいたと。

 空を見上げる、空を覆い隠す暗雲が渦を巻き、雨と雷を大地に落としている。

 

「サンダー未だ見つからず。外からの情報でも姿は確認されず」

「観測される膨大なエネルギーからして伝説クラスなのは間違いない筈です」

「あ、そうだ。空を飛ばないポケモンの可能性もあるぞ」

 

 空を飛ばない、そうするとジョウト地方にいるというライコウがもしかしたらカントーにまで来ているのかもしれない。

 得ている情報を再度纏めていく者、車を走らせ周りの散策に出る者、サイコメトラーに周囲の情報を収集させる者。

 そんな研究者達の様子を観察しながら時折やってくるポケモンを追い払っていると嵐に異変が起き始めた。

 

「んん? 風と雨が弱まってきた? いやこれは完全に収まるのでは?」

 

 研究者の一人が発した言葉を皮切りに皆が空を見上げた。確かに嵐が弱まってきている。急速に変わる天気に騒つきながらも観測を続けていく研究者達。

 雨は止み風は穏やかになり、最終的に空を覆い隠していた分厚い暗雲は、あっという間に消え去った。

 散策班からは何も見つけられず、機材班はエネルギーしか捉えられず、エスパー使いは力が強過ぎて感知出来なかった。

 

「ガァルルゥ……」

「どうしたカイリュー? 誰か来るのか?」

 

 ボールから出していたカイリューが警戒する様に一点を見つめ始めた。辺りを警戒していた他の四天王達が集まる中、木々の間から一人の男が現れた。

 黒のスポーツキャップに動き易そうな青のジャージを身につけた男。その男はこちらを視界に収めた瞬間その目を大きく見開いた、今こちらの存在に気付いた様に。

 

「おやおや、最近ワタルがお熱を上げてカントー中を追いかけ回している少年ではないかい?」

 

 隣に控えていたキクコが話し掛ける。だが待ってほしい。熱を上げる? 追いかけ回す? 確かに何度か会いに行ってはいるが、その言い方は誤解を招く。案の定研究者達から向けられる目から冷ややかさが滲んでいる。

 

「へー、可愛い顔してるわね。ワタルはああいう子が好きなの?」

「他人の恋愛にとやかく言う気はないが、ストーカーは見過ごせないぞ?」

「誤解だ! 私にそちらの趣味はない!」

 

 カンナとシバの言葉に反射的に叫んでしまった。いや、こんな茶番をしている時ではないのだ。

 二人に向けていた顔を彼に向け直し問い掛ける。

 

「どうしてこんな森の奥へ?」

「トレーナーですから、修行ですよ」

 

 驚いていた彼も私達が話している間に冷静になったのか、質問に普通に返してくれた。しかし、修行? 今の今まで突発的な嵐が起きてしまい、荒れに荒れていた森の奥へ? 百歩譲って嵐の日に修行に来たとしよう、しかしこの最もエネルギーが高い嵐の中心であったここにピンポイントで来れるのか? それにやってくるのに合わせるように嵐が止むのだろうか?

 

「はぁ……遠回しな質問は避けよう。ここに私達は調査に来ている。この森には大勢の警察や協会職員が待機している。そんな森の中の奥、他の者達に見つからずに来れるのか? しかも今日に限ってね」

「……目的があってここに来たとして、態々貴方方の前に出てくる意味があるのでしょうか?」

「む?」

 

 一つ大きく息を吐いてから彼は話し出した。何かをするために森の奥へとやって来た、それが悪い行いだとしたら態々人前に出てくる訳がないだろう。それ以外だとしても巡回している者達がいる場所に好き好んで向かうだろうか?

 

「重要な目的を達成する為に来たとして、他人が邪魔をしてくるかもしれないと考えれば人前には出ないと思うのです。貴方方の前に出てくれば、目的を果たす前に連行されてしまうのは火を見るよりも明らか」

「……つまり、今日に限って偶然にもこの場所に来てしまったと」

「はい」

 

 分かってくれましたか、と朗らかな笑顔を浮かべる少年。しかし、納得出来ない。

 

「今の今まで嵐だったのよ? 収まると同時にやってくるとか、出来過ぎてないかしら」

「嵐の中で修行? 男の子がそんな危険な事をしようとするとは到底思えない。確か彼の住所はマサラタウン……あの爺さんが絡んでいる……?」

「『過酷な状況で心身を鍛え上げる』とは思わんのか? 俺も若い頃、嵐の中や火山の火口付近で修行に明け暮れた。俺は信じても良いと思うが」

「「貴方はもう少し慎ましくなりなさい」」

 

 後ろで話している3人。確かに彼らの言う通り嵐があった手前信じることは難しい……よし。

 

「私達は数日前から起きていた異常気象の調査でやって来た。高いエネルギー反応がここで計測されている。ここに何かがいた、もしくは何かが起こっていたのは確実。そんな場所にやってくる人物は怪しいだろう?」

「……」

「君が言いたい事は分かる。だが君をこのまま帰す訳には行かない。少しの間だが、取り調べを受けてもらう」

「……はい」

 

 この後テントの中へと彼を連れて行き一時間程話を聞いた訳だが、ここにいるのは研究職やバトル一筋の人間達、情報の引き出し等出来る訳もなく聴き取りは終わった。荷物の中身も調べたがボール類や木の実類等一般トレーナーの持ち物と変わらず、特筆するべき物はなかった。

 

「それではこれで」

「……時間を取らせてしまいすまなかったな」

「いえ、疑いが晴れるのならばこの程度」

「……帰り道には気を付けてくれ、最近はロケット団の残党と思われる者達の動きがある」

「はい、それでは」

 

 もう修行の空気ではないと彼は帰っていった。その後を着けさせたが出身地であるマサラタウンの家へと入っていき、それ以降動きはなかった。

 

「話をしてみたが、君達はどう見る?」

「一度バトルしてみないと俺には分からんな」

「あたしは何か隠してると思ったけれど、何かまではね」

「食事に誘ってみたけど断られちゃったわ。つれない態度はそれはそれで良いのだけど」

 

 シバは相変わらずの脳筋。カンナに至っては聴き取りの合間合間に「好きなタイプは?」とか「好きなポケモンは?」とか「食事に行こう」とか。お前は何を聞いているのかと問い掛けたくなる有様であった。

 

 その後はテントを畳み機材を運び込み帰って来たのだが。私の心の内に違和感だけが残っていた。彼は目立つのを避ける強いだけのトレーナーから、謎のトレーナーへと変わってしまった。優秀なトレーナーを疑いたくはない、しかし偶然にしては出来過ぎているのだ。

 

 

 そんな彼がアローラへと旅立ったのは、それから数ヶ月後の出来事であった。




久し振りに文章書いたけど、文章ってどう書けばいいのかコレガワカラナイ。
アクジキングの色違いを粘って4日、結局あれ以降出ない悲しみ。分かる?この罪の重さ(自問自責)


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Side:エスパー少女

あーねんまつなので初投稿です。


 仕事も終わり買い物にでも行こうかとジムを出た。デパートまでの道を歩いていると、路地裏の入口や影になる場所に怪しげな少女達が屯しているのが見える。

 10年前、あの二人組によって半壊し、警察やポケモン協会によって大勢の構成員が捕まったロケット団。その残党達が未だにコソコソと動いているらしく、不良少女を始めとしたはみ出し者達を取り込み組織を再建しようとしていると、協会のお偉いさん方から教えられたのは新しい。視界の端に映る彼女達ももしかしたらロケット団の団員なのかもしれないと思えてしまう。

 この街にあるシルフカンパニーはロケット団に占領されたという過去があった。解決したと言うが会社の内部に残党が残っているかもしれないと、調査の為にエスパー使いである私が出向いた事もあった。エスパー能力が便利とはいえ、毎度毎度色んな所に連れて行かれるこちらの身にもなってほしい。

 そんな事を考えていると、デパートの近くでチャラチャラとした二人組に絡まれている一人の少年を見つけた。二人組は少年をどこかへと誘おうとしており、少年は二人組を拒絶している。二人組の思考を読み取れば、汚らしく下劣な考えが伝わって来て、愚かな考えを読み取り不快感で肌が粟立った。彼女らに連れて行かれれば彼に待っているのは……。

 

「そこの貴方達、その少年は拒絶しているでしょ。離してあげなさい」

 

 ジムリーダーとしての義務感か、それとも一人の女としてか。少年を助ける為に足は三人へと向かい、少年の肩に手を置きながら声を掛けていた。

 

「あぁん? 何だぁテメェ?」

「お前、人のモノを……!」

 

 少年を後ろに隠す様に前に出ると、ベルトに付けているボールを手に取る二人。

 

「ヘイ、構わん。ぶっ飛ばすぞ」

「ハッ、怖くないねwww」

 

 二人が出してきたのはラッタとオニドリル、二匹とも進化しているポケモン。ただのガラの悪い不良だと思っていたが、ポケモンを進化させており懐いている様子を見て、そこそこ腕の立つトレーナーであったが挫折しドロップアウトしたのだろうと当たりを付ける。

 

 まぁどんな過去があろうと倒すのだけれど。

 

「行きなさい、メタグロス」

 

 地面を揺らしながら現れた鋼の巨体、それに慄く二人と二匹。

 

「ラ、ラッタ! 噛み付く!」

「オニドリルは乱れ突き!」

 

 トレーナーの指示により空と地上から挟み込む様に攻撃を加えてくる。だが……。

 

「ラダァ!」

「オギョェ!」

 

「「!?」」

 

 その程度の攻撃、この子を倒すどころか傷一つ付けられはしない。逆に硬さによって歯や嘴を痛めている始末。

 

「私は弱い者いじめは好きじゃないの。一撃で終わらせるわ」

 

 こちらの意思を汲んだメタグロスは、サイコパワーで二匹を浮かばせると地面へと叩きつけた。

 

「さっさとその子達を連れて消えなさい。もう二度と馬鹿な事はしないようにね」

「どういう事なの……」

「あぁん、ひどぅい!」

 

 逃げ帰る二人、その後ろ姿にため息を吐いてメタグロスをボールに戻す。後ろを振り返ると少年が唖然とした顔で、走り去る二人を見ていた。

 

「大丈夫だった?」

「あ、はい。助けていただきありがとあございます」

 

 そう感謝の言葉を口に出し頭を下げる少年。ん? んん?

 

「あぁ、君はもしかしてユーキ・トレニウスなのかな?」

「……何故自分の名前を?」

 

 一歩後ろに下がる少年。名前と顔を知っていた事で警戒させてしまった。君は有名だからと伝えると、小首を傾げる。

 

「……うん、君は何というか」

「?」

 

 再度首を傾げる少年。その姿を見て一つの思いが胸を過ぎる。

 先程絡まれて困っている姿、警戒し身を縮こませる姿、分からない事に首を傾げる姿。

 

 

  生まれたてのポニータを見る様な、庇護欲を掻き立てる。

 

 

「ごほん、それは置いておくとして。君はマサラタウンの出身よね? 来た事がないのなら知らなくとも仕方ないけど、この街は治安が悪いのよ。男の子一人で出歩くのは辞めた方が良いわ」

「分かりました」

 

 話を聞くに日用品や服を買いに来たのだと言う。正直言うのならこんな無警戒な子を一人で買い物に行かせるのは見過ごせない。

 今日は早い内に仕事が終わっていて良かったと言わざるを得ない。

 

「でもそれじゃあ買い物が出来ない。だから私が一緒に行くわ」

「……え?」

「君が腕の立つトレーナーなのは知っているよ? しかしそれでも何が起こるか分からない。だから買い物に私も同行する」

「いや、態々自分の買い物のために……」

 

 そう言う少年だがこのまま一人で送り出して何かあったらどうするのか、そう言い聞かせ続けた。数分後、無理矢理ではあるが何とか同行する事を許可してもらいデパートへと足を踏み入れていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 少年とはいえ男性だ、男性の買い物は女のそれとは違いかなりの時間を掛けると聞いていた。聞いていたのだが……。

 

「うーん、これとこれとこれで。後こっちのシャツを数枚で良いかなぁ」

「……」

 

 衣類の大型専門店として有名な『ラ・ブリッツェル』、通称『しままら』。名前こそカロス地方を意識し、店の外観もカロス建築を模しているが評判はそこそこであり中の下。しかしそれでも全国展開してるのだから不思議なものだ。それ故に平凡とした芋っぽい渾名を付けられ『しままら』と呼ばれている。

 デパート内のしままらへと真っ直ぐ向かった彼はスマホ片手に店内を周り、籠の中へと服やら下着やらを放り込むとさっさと会計を済ませてしまった。

 異性との衣類の買い物。こういった時には「男性の下着売り場で周りの男性の目が気になって居辛くなったり」とか「男性の買い物に掛かる時間の長さに辟易したり」等といった事が起こるらしいのだが、そんな事はなく淡々と終わってしまった。いや、別に可笑しな考えなどはない。そんな事を夢に見ていた訳ではない。ただ、何というか……こう、女男で買い物に来たのだから……。

 

「いや、これ以上は止そう」

「?」

 

 一つ大きく息を吐き、視線を店の外へと向ける。ガラス張りの向こう側から落ち始めた陽の光が差している。一旦落ち着いてみるとこの少年と出会ってから少しだけだが気分というか気持ちが可笑しい。いつも冷静である自分では考えない様な事を考えてしまっている。

 自分と同じ様に光に眩しく目を細める少年を横目に眺めながら考える。次はどこに向かうのかと。




二ヶ月ぶりの投稿です。
前回前々回で色違いUBを粘った結果、前回投稿後から数時間後に手に入れました。アクジキング×2テッカグヤ×2。それからデンジュモクを粘ってるけれど二ヶ月出ない。ライダー助けて!

恋や愛について皆さんはどう考えていますか?自分は人が他者に好意を抱く過程にはある程度の「何か」が無ければならないと考えています。色々なssを見ているとキャラクター達が大した事もなくオリ主に対して大きく深い好意を抱いている、その事に違和感を感じてしまいます。
その逆に「恋なんて大した理由もなくする。愛なんてちょっとした事で抱く」とも考えています。

何が言いたいかというと、ぼかぁあべこべ世界での恋愛を書きたいんだ。でもそんな二つの考えが渦巻いてなかなか書けないんだ(クソザコ予防線)
「あく恋愛しろよ」と思うかもしれないけどおじさん許しちくり〜。


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Ending No.01"Shirona"√

サンタさんからプレゼントされたので初投稿です。

恋愛要素があるし、その中にそういう描写がほんの少しあるから注意して下さいセンセンシャル。


 白色を基調としたナチュラルモダンな室内、空調から流れる涼しい風が室内を一定の温度に保たせている。ソファーに腰掛けお気に入りの本を読んでいた時、ふと読み始めてからどれくらいの時間が経ったのだろうかと気になり時計を見上げてみれば、昼過ぎを指していた筈の短針が反対側を向いていた。窓から差し込む日の光は室内を赤く染めあげ、あと1時間も経てば闇が広がるだろうと容易に想像できる。

 部屋の奥、日が差し込む窓に目を向ければ開け放たれた窓の下枠に腰掛け、片足を枠の上で伸ばし外を見ている彼が見える。赤い光の中に浮かぶ黒い影に向かい声を掛けた。

 

「ねぇ」

 

 彼がこちらに振り向く。顔が影となっているが、うっすらと表情が見える。暗がりの中で美しい紅の瞳がこちらの目をまっすぐ見つめ「どうした?」と告げていた。

 

「私がアローラに来たのは休暇兼遺跡探索の為という事は知っているわね? その期限がそろそろ終わるの。今まで黙っていたけど明日の夕方の便でシンオウに戻る」

「……」

 

 私の言葉に眉を顰め寂しそうな顔をする彼。それがどうしようもなく悲しく、そして嬉しい。彼も私と同じ様に別れを惜しんでいるのだと思うと堪らなく嬉しい。

 私には研究者としての職務、シンオウチャンピオンとしての責務がある。それを抑え込み、自分が持ちうる力を使いなんとか滞在期限を引き延ばしてきた。しかしそれにも限界があり、残す所後1日となってしまっていた。

 

「シンオウに帰ったらチャンピオンとして取材を受けたり試合に挑む。研究者として学会に纏めた書類を提出したりもするわ。我儘言ったからシンオウ中を回る様に協会から予定を入れられてるから、シンオウに帰ったら忙しくなるでしょうね」

「……」

 

 ここには休暇と研究で来たのに、突然異世界のポケモン達がアローラ中に現れて否応無しにバトルする事になったり、レインボーロケット団なんていう組織と戦ったり、アローラの大会に参加したり。大変だった、でも彼と出会えた事に比べたら大した事はなかった。

 

「明日の今頃には私は空を飛んでいる」

「……そうですか」

 

 アローラに滞在している間に彼と色々な場所に行った。昔から神話とバトルくらいしか興味を持たなかった自分には親族以外の男性と二人きりでどこかに行くという経験はなかった。どこに行けば良いのかや何を話せば良いのかなんて分からずに初めの頃は緊張し続けていた。でもその後彼から「自分も緊張していた」と言われ互いに笑い合った。それから始まった彼との交流。この数ヶ月はかけがいのない思い出となった。

 

「あの、その。あ、後1日しかないから……」

「はい」

 

 しどろもどろになってしまい上手く言葉が出て来ない。そもそも何を言いたいのか自分ですら分かっていない。明日には彼と別れる、それが寂しくて悲しくて辛くて苦しくて。だから別れる前に何かしたい。でもその何かが分からずにもどかしい。考えが纏まらず頭の中が真っ白ではあるが、それでも何とか言葉を紡ごうとした口から言葉を捻り出していく。

 

「い、今から砂浜に行きませんか!?」

「わかりました」

 

 しかし悲しいかな。こんな経験なんてなかった私には、先延ばしにする言葉しか捻り出す事が出来なかった。

 

 

 

 

 

 アローラには大きな4つの島の他に小さな島々が幾つも存在している。その内の1つである小さな島のホテルへと2人は泊まっていた。小さいながらも豪華な内装のホテルは、政治家や金持ちのプライベートで利用される事が多い高級ホテルであった。一泊何十万という高値であったが、プライバシーを守りたいのならこれ程良い場所はないだろうと部屋を借りた。

 ホテルの従業員は日が沈むとホテルの経営会社が所有している他の島へと向かっていった。プライベートに配慮し夜間離れるのだとか。明日の朝まで彼と2人きり。

 

「風が気持ち良い。あれはヤミカラスの群れかな」

「そうね」

 

 ホテルの外の砂浜。昼間の茹だる様な暑さは鳴りを潜め、海からやってくる風は冷たく肌寒い。前を歩く彼は空を見上げ、遠くの空を飛ぶ黒い影達を眺めている。その姿が絵になって見惚れてしまったが、意識を戻し伝えたい事を考える。

 

「貴方はこれからどうするの?」

「……良くは考えてはいません。カントー出身なのでカントーに帰る、とは考えていません。そこまで執着はありません。自分はただのトレーナー、ジムリーダーでも四天王でも協会の関係者でもないですから。特にしたい事はないので、何か思い付くまではアローラに居ようと思っています」

 

 こちらに振り返り彼は小さな笑みを浮かべそう言った。彼は柵の無いトレーナー、誰にも縛られずにいる。彼の腕とポケモン達がいればどこででも生きられるだろう。

 

「シロナさんは?」

「え?」

「シロナさんはこれからどうするんですか? 仕事が溜まっているのは分かりますが、その後は?シンオウに留まるのですか?」

「えぇ、どこかで新しい遺跡が発見されたり他の地方から大会への誘いがあったりすれば他の地方に出向くけれど。一応シンオウのチャンピオンだからシンオウに留まるでしょうね」

 

 月の光が照らす砂浜に見えるのは前を歩く彼と足跡と打ち上げられたナマコブシのみ。砂を踏み締める音、押し寄せる穏やかな波音、ナマコブシの小さな鳴き声。この島で立てられた音は漆黒の海に吸い込まれ瞬く間に消えていく。暗闇の中の海は何もかもを飲み込んでしまうのではと思わせる根源的な恐怖を抱かせる、まるであの『世界の裏側』の様に。

 小さなホテルが建つ砂浜しかない小島を一周した所で彼は立ち止まりこちらを振り返った。

 

「それで、言いたい事は纏まりましたか?」

「……いえ、ごめんなさい。伝えたい想いがあるの、でもそれを上手く纏められなかったわ」

 

 彼は急かせる言葉はなく、私を待ってくれていた。自分の事で手一杯であった私とは違い、他人の事を考えていた。彼はバトルが強いだけではなく、優しさまで持ち合わせている。だからこそ私はそんな彼に惹かれたのだ。

 未だに考えは纏まらない。彼はそんな私の事をまだ待ってくれる。でもその優しさに甘えてばかりではいられない。

 

「最初、貴方を知ってどんなトレーナーなのか興味を持った。アローラに来て貴方に会ってトレーナーとしてだけではなく、1人の人として興味を持った」

 

 そう、初めはそうだった。そこから少しずつ貴方を知りたくなった。

 

「貴方と交流を重ねていく内に、1人の人から1人の男性として見始めて、意識して、好意を持ち始めた」

 

 話をして、バトルをして、色々な場所に行って、もっと貴方を好きになって、もっと一緒に居たいと思って。

 

「私は……私は……!」

 

 私の想いは、願いは1つだけ。

 

「離れたくない! もっと貴方と一緒に居たい! もっと貴方とバトルがしたい! もっと貴方と話がしたい! だって私は──」

 

 

 

 

 

「──貴方の事が好きだから!!」

 

 

 

 

 

 私という女は貴方という男性に恋をしてしまった。どうしょうもない程に、そう心が叫んでいる。心臓が痛い程に脈を打っている。飛び出すのではないかという程に暴れている。握り締めた掌と背に汗が流れる。膝が笑い今にも倒れてしまいそうになるが、それをなんとか抑え込み彼を真っ直ぐに見つめる。

 

「……」

 

 彼は驚いて目を見開いていたが、すぐに目を閉じた。それは数秒であったかもしれないし、数分だったかもしれない。緊張の所為で時間の感覚など分からなくなってしまっていた。

 目を開いた彼は空を見上げ大きく息を吐いてから私に顔を向けてきた。

 

「正直に言いますと、驚きました。まさか貴方から想われていると」

 

 何とも言えない顔でそう言う彼。確かにいきなり告白されれば驚くだろう。

 

「先の告白で貴方がどれだけ私を想ってくれているのか、その大きさが分かりました」

 

 想いを言葉にしようとした結果出て来たのが告白。言い切ってから冷静になると格好の付かない愚直な告白だったと恥ずかしくなる。顔が熱くなってきた。

 

「貴方の様な人からの好意、大変嬉しく思います」

 

 その一言、たった一言で私の心は温かな想いで満たされる。まさか自分がここまで簡単に恋に右往左往し、一喜一憂するとは。でも──

 

「──それじゃあホテルに戻りましょう。アローラでも夜は冷えるわ。私の話を聞いてくれてありがとう」

 

 この気持ちは私の一方的な想い。これ以上を求めるのは私のエゴ。伝えたい事は伝えられた、これで良い。思い残す事はない。このままホテルに戻って眠って、最後の1日に備えなくては。

 

「シロナさん」

 

 ホテルに向かっていた自分の後ろから声が掛かりビクリと身体が震えた。その言葉にどう反応を示せば良いのか分からずに棒立ちとなってしまう。

 

「シロナさん」

 

 再度掛かる声、それでも返事も返せず振り向く事も出来ない。ただ俯くしか出来ず、どうすれば良いのか分からない。

 

 

 

 

 

 ドボン!

 

 

 

 

 

「ッ!?」

 

 背後から声ではない音が聞こえた。まさかと思い振り返る。

 

「ちょ、ちょっと何をしているの! 止ま、とまって! ちょっと待ってってば!?」

 

 視線の先には海へと入っておく彼の姿が。そのまま暗闇を掻き分け進んでいき、こちらの静止に止まる様子はない。

 

「ッ! 冷たい!」

 

 しかし、どうすれば良いのかと混乱している時点で私の身体は動いていた。彼を追い掛け海へと足を踏み出していた。

 黒のパンツが足首から海水を吸い上げ、頭を瞬時に冷やす。彼も私も手持ちのポケモンはボールに入れてホテルの中、既に腰まで海水に浸かる彼、このまま進めば野生のポケモンに襲われるかもしれない。

 逡巡したのは一瞬、そのまま彼の後をおった。パンツどころか下着にまで海水が染み込むが構わずに進む。

 

「お願いだから! 止まって!」

 

 波に押されながらも進み、漸く彼の腕を捕まえた。

 

「やっと……やっと捕まえたわ……」

 

 息が乱れる、彼も私と同じ様に肩で息をしている。水面は顎に届くか届かないかとらいう高さであり、波に浚われても可笑しくない場所に来ていた。

 どつしてこんな事をと問うと彼は「やっと自分を見てくれた」と呟いた。

 

「え?」

「シロナさん。貴方は自分に好意があると、好きだと言いましたね? でも好きだと告げるだけ告げてこちらがどう想っているかも聞こうとせずに帰ろうとした。だからです」

 

 悪戯が成功した子供の様な笑みを浮かべた彼に驚き想わず手を離してしまった。

 

「そ、それだけ?」

「はい」

「それだけの為に?」

「はい」

「こんな危ない事を?」

「はい。でも『それだけ』なんて言葉で片付けてほしくはないですね」

 

 拗ねた様に眉間に皺を寄せた。いや、確かに『それだけ』で済ませてはいけない。わたしの想いに対しての彼の返答なのだから大切な事だ。しかし何もここまでしなくとも良いではないか。そう思う反面、彼の応えから逃げようとした自分に反論する権利などないと口を閉じた。

 

「……」

「……」

「……寒いですね」

「……え、えぇそうね」

「…………戻りましょうか」

「…………戻りましょう」

 

 彼が手を差し出してくる。その掌を握り締め、灯りが点くホテルへ向かい引き返す。冷たい、とにかく冷たい。戻ったら温かいシャワーを浴びて早く横になりたい。あのベッドはふかふかしていて寝心地が良さそうだった。

 

「そういえばシロナさん」

「何かしら」

 

 ホテルへ想いを馳せていた私に彼が声を掛けてきた。視線を彼に向けると笑みを浮かべ──

 

 

 

 

 

「──私も貴方が好きですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 寝起きでぼんやりとする頭。起き上がれば空調から流れてくる冷たい風にぶるりと身体が震えた。視線を下に向ければシーツだけしか身に付けていない自分の身体が。昨日の出来事とその後にした事を思い出し、視線を横に向ける。

 

「すぅ……すぅ……」

 

 起き上がった自分の隣では男性が眠っている。彼の名前は【ユーキ ・トレニウス】。多くのトレーナー達を魅了して止まない男性トレーナー。そんな彼が隣で眠っている、自分と同じ様に一糸纏わぬ姿で。シーツで隠されているその下を見たのだと思うと『やったのだ』という高揚感と『昨日はがっつき過ぎてはいなかったか』という羞恥心が込み上げてきた。

 

「ふぅ……責任、取らなきゃ」

 

 無意識の内に溢れた言葉。責任、せきにん、セキニン。彼とそういう関係になったのだから最後まで責任を取らなくてはならない。

 ならないのだが……。

 

「どうすれば良いのかしら?」

 

『責任を取る』

 

 言葉にすれば簡単だが、いざ行動しようにも何から始めれば良いのか。生まれてこの方バトルと研究ばかりという男っ気のない生活を送ってきた。チャンピオンになってから更に忙しくなりそういった方面の知識が全くない。

 ユーキと一緒になるのだから更に稼がなくてはならないのでは? いや、ユーキと過ごす時間を増やす為に仕事を減らした方が良いのでは? 最近は家事や子育てに関して日夜ニュースで取り上げられているのを見る。夫婦間の問題ですれ違い、破局になるなど考えたくない。その辺りはしっかりとしなくては。

 

「恋人かぁ……周りはどんな反応をするのかしら。マスコミなんて好きに騒ぐでしょうし。なんで人の恋路で騒げるのかしら」

 

 それが仕事なのだから仕方ない。でも人の恋路くらい見守ってほしいもの。そういえばカトレアも彼に対して並々ならぬ興味を抱いていた。他にも彼に好意を向ける女はいるのだろう。そういった者達からの『ちょっかい』はご遠慮願いたい。

 

「ふふっ」

 

 やらなくてはならない事が多過ぎる。しかし考えて行く内に笑みが浮かんでくる。困難がある、それすら彼との生活の一端なのだと思えばプラスに考えられる。特別な人が出来るだけで人はここまで変わるのかと自分でも驚いてしまう。

 

「そろそろここのスタッフが戻ってくる時間ね」

 

 髪は乱れて服は着ていない。空が起きる前に身嗜みを整えなくては。




19:19に投稿しようとしたらバッチェ書き切れませんでした。


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