精霊剣士 (ライト66)
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プロローグ

ぼちぼち上げてくので広い心で呼んでください


プロローグ

 

ある日の朝……ふと目覚めるとそこは……異世界だった……

 

その前に、僕は草薙晶(クサナギショウ)少し運動が出来るくらいの平凡な高校生。

でもそんな僕でも自慢を持てる特技がある、それは剣道だ!

話を戻そう。

なぜ!ここが、異世界なのか?

その理由は今から説明する。

時は遡りまだ異世界に来る前の頃……

僕は晩御飯を食べて友達と話してそして布団で眠りについたはずだ……なのになんで外にいるんだ!というより夢だなこいつは……ずいぶんとリアルな夢だそして周りを見回すと獣耳の男女数人が僕を見てる

 

獣耳?……獣耳だと……?えええぇー!

話しかけた方がいいのか!?

いやそもそもここで日本の言語が通じるのだろうか!?

まぁいい、話しかけてみるとしよう。

「あのーすいません」

 

そこの人は答えた

「はい、なんでしょうか?」

 

「あのーここは何処ですか?」

 

「ここはグラリカ共和国よ」

 

……グラリカ?グラリカってなんだよ俺は日本にいたはずだ、なのにここはグラリカ?はぁ?意味がわからない。なぜだ?俺は自分のベット寝てたはずなのに

 

「ぐ、グラリカですか」

 

「?そうよここはグラリカ」

 

「日本ではなく?」

 

「日本?そんな国どこにもないわよ」

 

日本がない?はぁ?しかもまじでグラリカってどこだよ?ファンタジーかよ……はぁー……

 

すると次は向こうから質問してきた

 

「あなたの格好はここら辺じゃ見ないけどどこから来たの?」

 

どこからって日本だよ、いや待て日本がないなら日本に近いところがあるかもしれない!なんか歴史にある邪馬台国的なやつが……でもここで邪馬台国と言って伝わるのかいや伝わんないだろう……ならどう言えば…………わかんないやどうしようか取り敢えず聞いてみようかな

「えっと……東京の新宿」

 

「えっと新型の兵器ですか?」

 

「兵器じゃないよ!?」

 

「兵器じゃないんですか?」

 

「いやいやなんで俺の住んでるところが兵器の中なんだよ」

 

「見ない服なのでついついすいません」

 

確かに俺の服装は異常なのかもしれないここの人はみんななんて言うか獣の皮を服にしてる感じだからどうした物か

 

「いえいえこちらもいきなり話しかけてしまいすいませんあのどこかに泊まれるような施設的なところはありますか?」

 

「あるけどお金あるの?」

 

…………お金そういえばないなど、ど、ど、どうしよーこのままじゃ野垂れ死にだよそうだよ金かないんだよ

 

「お恥ずかしいのですが一銭も持ち合わせて無くて……」

 

「なら私の家でよければ泊まります?あなた見たところ悪い人には見えないから!」

 

「良いんですか!?……でもただって言うのは気が引けるので何か手伝いできることとかありませんか?」

 

「なら家事してくれればいいよ」

 

そうして俺は今日の宿を手にいれた。

少し手が痛いがそのうち取れるであろう……




初投稿……緊張


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日常

感想など書いていただけるととても嬉しいです!


日常

 

「んーよく寝た」

 

まだ右手が痛い、てか昨日より痛みが強くなっている、「そう言えばあの人の名前聞いてないなてか俺も名乗ってないし時間あれば聞こう、うん、そうしよう

 

 

トントンとドアがノックされた

 

「入っていい?」

 

と扉の外から聞かれた

 

「大丈夫です」と言うと

 

ガチャっと音を立てて扉が開いた

 

 

「よく眠れた?」

 

「はい、ぐっすり眠れました」

 

「名前聞いてなかったけど聞いていい?あ、私の名前は夏希 結涼 (ナツキ ユズ)友達からはユズって呼ばれてるからそう読んでね!」

 

「はい、えっと俺の名前は……名前は……?」

 

 

思い出せないあれ?俺誰だっけ?

 

「とっても言いずらいのですが名前が思い出せないんです……昨日までは覚えてたのに……」

 

「ホント!?まずいじゃないですか!?なら新しい名前考えましょうよ」

 

「その方がいいかも知れないな……」

 

実際その方がいいと思う……ずっと自分の名前は何か思い出そうとしてるけど全然思い出せない

 

「なら新しい名前どうしましょう?」

 

「えっとあの……君が嫌じゃなきゃ良いんだけど」

 

と言って少し頬を赤らめた

 

「夏希 珀(なつき はく)って言うのはどうかな?」

少し不安そう顔でこちらを見てくる

 

「夏希 珀いい名前ですねでも同じ苗字貰ってもいいんですか?」

 

「心配ないよ珀には家にいてもらうつもりだから」

 

と言ってにっこり笑った

 

 

「えっ!いいんですか?ここにいても?」

 

「大丈夫だよ〜あ、でもその代わりにちゃんと家事や仕事はやってもらうからね?」

 

「はい!それぐらいならやります!ありがとうございます!」

 

正直ここで定住出来る家があるのは良かった一文無しどこへ行こうか迷ってたところだ。

 

「あの結涼さん」

 

「ん?なにかな?」

 

「ここの仕事ってどんなのがあるんですか?」

 

「えっとね……ギルドの仕事とあとは店の仕事みたいな仕事しかないかな?」

 

「あの〜ギルドの仕事って何ですか?」

 

「んーモンスター狩ったり偉い人の護衛したりとかまぁ少し危険があるけどその分もらえるお金も高いかなハイリスクハイリターンってやつ!」

ならギルドでもいいかもしれないな

 

「でもあんまりおすすめはしないかな1番死にやすい職業だし年に3000人ぐらいは死んでるから」

 

…………まじかよ年に3000人とかやべーじゃん…………いや待てよ死にやすそうなもの受けなきゃ良いじゃん!

 

「俺……ギルド入ります」

 

「話聞いてた?死にやすいんだよ?」

 

「聞いてましたでも死にずらいものを選べばリスク少なく報酬を貰えます」

 

「でも?あなた武術の心得あるの?」

 

「まぁ一応……。」

 

剣道って武術だし……だ、大丈夫

 

「でも絶対死なないことね?やばくなったら逃げる事、深追いしない事!守れる?」

 

「僕も命は大事なのでそこら辺はわかってるつもりです」

 

「つもりじゃダメ!しっかり理解して!」

 

「わかりました……」

 

「よし!」

 

そう言って満足そうに頷いた

 

「なら明日早速登録しに行こうか!」

「はい!」

 

上手く行けばいいな

 

「そうと決まれば装備とか買いに行こうか!」

 

「でも俺お金ありませんよ?」

 

「それぐらい私が出してあげるよ」

 

「いやでもいくらなんでもそこまてましていただくのは……」

 

「んーならギルドで稼いだら少しずつ返してくれればいいよそれでいいでしょ?」

 

と言いながら上目遣いで見てくる。

 

これは反則だそんな目で見られたら誰だって頷いてしまう実際に俺がそうだ

 

「わ、わかりました、それでいいです」

 

「なら早速行こうか!」

 

「そう言って俺の手を引く」

 

そして歩いて30分武具屋の前に来た

「珀はどんな武器が良いの?」

 

「えっと刀ですかね一応剣道やってたので」

 

「刀かー……良し、なら防具は軽装の方がいいよね」

 

そう言って武具屋の中に入るそして武器や防具など一通り買って武具屋を出た。

 

「これで武器と防具は揃ったから明日ギルドに登録しに行こうか」

 

「今じゃダメなんですか?」

 

「もう遅いし」

 

「あ〜そうですね」

 

確かにもう日も落ちかけてる、そろそろ帰った方がいい

 

そして家に着いた、家の前に誰か立っている結涼の知り合いだと思い結涼を見ると……震えていた

 

「結涼大丈夫?」

 

「だ、大丈夫よ」

 

「でも……震えてますよ?」

 

「だ、大丈夫……」




読んでいただきありがとうございます!三話めもぼちぼち投稿していきたいと思うのでよろしくお願いします!


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家にて

三話めです!良ければ読んでやってください!


精霊剣士

 

 

家にて

 

 

「いきましょ……」

 

 

「本当に大丈夫なんですか?」

 

 

正直怯えかたが半端じゃない……何かあんのかなぁ

 

 

すると家の方に突っ立てた誰かがこちらを向いた瞬間

 

 

「!?」

 

 

何かわからないが凄くぞっとした……近づいてはいけないような

 

 

「結涼さん……あの人……大丈夫なんですか」

 

 

唐突に出た言葉がこれだった

 

 

「大丈夫……大丈夫」

 

 

 

結涼はただひたすら大丈夫とつぶやきながら歩いている。

 

そしてその結涼の家の前にいる誰かと対峙した

 

「ひ、久しぶりですね……お義姉様……」

 

すると結涼の姉らしき人の口が開いた

 

「ひさしぶりね結涼」

 

 

「この人が……(結涼さんのお姉さん……似てねぇ……)」

 

 

「あら、そこにいる汚らしい子は誰?」

 

 

「汚らしいって……お前よく初対面のやつに言えるなぁ……」

 

 

「!?」

 

 

結涼も結涼のお姉さんらしき人も驚いていた……俺なんかまずい事言ったかなぁ

 

 

「あなた私を誰と心得ているの!?」

 

「え?……結涼のお姉さんでしょ?」

 

 

「結涼!この汚らわしい人に私の事を教えてないのですか!?」

 

 

「お義姉様がこちらに来るなんて考えもしませんでしたから……まだ先でいいかと」

 

 

「そう…なら、教えて差し上げますわ!私はこのグラリカの第1王女アルカード・オーレシアですわ!」

 

 

 

「第1王女……?……第1王女!?」

 

 

おいまて……この国は王政なのか!?

 

「この国は……まだ王政なのか?」

 

 

「王政じゃなくて国民みんなで決めてるよ」

 

結涼が教えてくれた

 

 

「そうか……」

 

国民で決める政治か……日本の政治って……どんなのだっけ……やばい……記憶がない、忘れてるだけか?そんなことより……

 

 

「結涼…お前……王女だったのか……」

 

 

「違いますよ」

 

アルカードさんが言った

 

「え?違うの……だってあんた姉さんなんだろ?結涼の」

 

 

「まぁ、言ってしまえば義姉妹……みたいなものですわ」

 

つまり本当の家族では無いと……

 

 

「なんとなく察してくれたようですね……そう、その子は養子なのよ」

 

 

「そんな事よりお義姉様こそどうしてこちらに?護衛もつけずに」

 

話題を変えたいのか結涼が唐突にしゃべり出した

 

「あなたがその男と一緒に暮らしだしたらしいじゃない?……だから」

 

そう言うとアルカードは徐ろに珀の前にきて

 

 

「試してやろうと思って」

 

 

いきなり珀に殴りかかった

 

 

「え!? 」

 

避けれるはずもなく殴られる

 

 

「痛ってぇ何しやがんだ!!」

 

 

するとアルカードは

 

「試してるの……結涼に見合う人間か」

 

「だからっていきなり殴らなくても言いだろ!?」

 

 

「あなたギルドに入るつもりなんでしょう?」

 

アルカードはどこか嘲笑するように言った

 

「そうだけど」

 

 

「ならやめた方がいいと思いますわ」

 

 

「お前に言われる筋合いねぇよ」

 

 

「死にますわよ?」

 

 

アルカードはきっぱりと言った

 

 

「死ぬ……?」

 

 

「はい、絶対……こんな私のパンチも見切れないようでモンスターと戦えると思っているのですか?」

 

 

「それは……そう……だけど……」

 

 

「だけど?」

 

 

「……」

 

 

「所詮はその程度いまからでもやめるのをオススメしますわ」

 

 

そう言い残すとアルカードは去っていった




読んでくれてありがとうございます!


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