進撃の羊 ()
しおりを挟む

~羊がもふりたいベスト3~

「初めてーの ■『言わせねーよ!?』ちっ」

疲れた進撃メンバーを癒やしたいがままにできた作品です。

批判・感想待ってます。


 

*

 

 

 

 

 

 

気がつくと森にいた。

なぜかあり得ないくらい体が軽くてテンションが上がったひゃっほほーい!!

 

 

 

 

 

 

……お腹すいたなぁ…

 

森をさ迷う。

 

その時思わず目に入ってきたのは青々とした元気いっぱいなクローバー達。

 

 

 

…うまそう。

 

えっ?

 

俺今なんて…?

 

 

いや、今はそんなことはどうでもいいんだ。

 

そして俺は目の前の無防備なクローバーに……。

 

ムシャア…!(^o^)

 

『めぇぇ(うめぇぇえ!!)』

 

え、どうしよう、すんげぇうまいんですけど。

なにこの…この甘さ控えめのへるしーな草は!(クローバーです)

これはいけない。戻れなくなりそう。いや、こいつらがここに生えてるのがいけないんだ。そうだ。

 

 

そのままもぐもぐむしゃむしゃ腹の虫が収まるまで食っていたが、ふとある問題に気づいた。

 

さっき、めえーつってよね、俺。

 

そうとなれば湖へ!

幸い湖はすぐそこにあったので問題はない。

 

 

覗いてみると。

そこには、守ってあげたくなるような、もふりたくなるような、もふりたくなるような(大事な事なので二回言いました)

かわいいかわいい羊が映っておりましたとさ。

 

 

ノオオオオオオオオオオオオオンンンン!!!!あ¨あ¨ーーー!!ん¨がわ¨い¨い¨ーー!!

 

なにこれ絶世の美女じゃんか。ジャン↑!

 

 

 

ぽく、ぽく、ぽく、ちーん、、カンカン!!

 

 

戦いのゴングが鳴るぅぅううう!!

 

そうだ、そうだ、東方だ!東プロだわこれがあったわ~(ホッ)

 

あ、東方的にマスタースパーク出来ないかな!

なんかたぎってきたぞォォオ俺!!

 

今なら行ける気がする!

よっしゃあ!愛と勇気の!

『(マスタースパーク!!)』

キュイイイン

 

どうぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅんん!!

 

どぎゃーん!!めぇーめぅー!!

 

めええええーー!!

 

ワロタ

 

…ワロタ

 

 

 

 

 

 

あれ、俺名前なんだっけ?思い出せない。

その途端に頭に走るフラッシュバック!!

 

 

 

___やべぇ!見ろよこれ!このハイ●ーション!!

 

__っべーわ遅刻だわ

 

__ゃっぱりサテラさんは綺麗だなぁ…

 

___え、オタクだったんだ。君。

 

______お前、うぜぇんだよ!

 

___痛い

 

____痛い

 

_____痛い

 

 

 

痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いいいい!!!

 

 

ふらり、体がぶるぶる震えて。

 

 

顔が真っ赤になる!

 

 

嗚呼黒歴史。皆にこいつ痛い痛い言われ続けた高校2年!

 

あーもうわすれよう。ありゃあいじめだ。

 

 

落ち着け。

落ち着け。

突然の環境の変化に体がびっくりして嫌な事も思い出してしまったのだろう。うん。

 

 

 

 

うん、そうだそうだ、牛乳に相談だ。

 

って牛乳無いんだったわ…(´・ω・`)

 

 

 

 

 

ーーーーー

 

 

さっき思いついたこと考えた。

それは『東方の二次小説みたいに人間になれるのかというもの。

 

『んめ~(でもこれ妖力いるんだったよな…?)』

 

そのときだった。

 

ガササッ!

 

『!?』

 

「あらもう、心配したのよー!」

 

 

えっ?新手の詐欺かな?

身内のふりして実は…みたいな

 

 

俺の家があるという村(?)への道すがら、いろんなことを聞いた。

 

話を聞いていれば、なんでもその村は今なにか原因不明の襲撃にあったらしく、復興中らしい。

 

…ごめん、それ俺だわ……

 

 

 

 

ガササァ!!

 

「あぐっ…」

 

 

熊さんが羊食ってた。

 

 

逃げるが勝ち。

 

 

 

途中背後で

「畜生…あいつを売」

 

 

え、あの…それって

 

 

俺売られそうになってたのか…!

 

 

 

 

 

 

 

 

さっきの湖にて。

 

 

 

まあどうにかして人間になってみよう。こう…ぼわんと。

 

 

ぼわん。

 

 

出来たらしい。

 

俺すごくね?

 

湖を覗きこむ。

 

…こりゃあ鼻血もんやでえ…

 

そこに映ってたのはロリ。

 

ハニーミルク色の髪が眩しい。

オッドアイなのか、淡い紫と水色の瞳がこちらを不思議そうに覗きこんでいる。

 

こりゃあ勃■もんやでえ…でも、これからどうしようか。

 

 

※主人公は自分の名前は分かりませんがオタク知識は覚えてます

そして異世界に転生してるのはちょと自覚してます。でもまだ可能性の範囲内です。

 

(ジャングルかどっかなのかな…アフリカとか)

 

…とりあえず、この森でるか。

 

 

『おっとっとぉ…』

 

二足歩行お帰りなさい!!

なんか気分も上がってきたぞ…!!

 

 

『あ、そうだ食料食料』

 

忘れてた。あーやばかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

『もちろんクローバーだよなっ』

 

四つ葉ってどんな味なんだろ…

 

 

 

じゅるり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その日丸一日探しても出てくるのはおいしいクローバーだけだった。

 

 

 

 




よければ、暇潰しのオトモに。
まぁ、グダグダなんですけどねww


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

【幻想】羊【現実】

読みやすいよう、改善していきたいですね。


 

 

 

 

 

 

 

何故とは問わない。

 

 

 

世の理不尽を知っているからだ。

 

 

 

どうしてとは言わない。

 

 

 

世の美しさもまた、知っているからだ。

 

 

 

 

でも、

  でも。

 

 

 

『これはひどい』

 

 

 

あの後壊滅状態にした村がどうなったか気になって(食料的な意味で)

村に行った訳だが。

いま俺のもこもこの毛をつつくこの指には耐えられそうにない。

 

 

『んめぇ(もっと優しく触りやがれっつーの)』

 

 

そう。

 

 

巨人である。

 

 

最初の絶望は異世界転生を本当にしてしまっていたことについて。

そして二番目の絶望が…

 

 

 

 

 

進撃の巨人の世界かもしれねぇってことだよおおおおおおおおううううう!!!!

 

 

 

俺は今巨人の手のひらに転がされている。アレ?動物には手出さないんじゃなかったの?俺人間じゃないよ?いつの間にかパクリだったらと思うと…ガクガクブルブル

 

グシャッ!

 

あの…これ、今家っぽいの踏みましたよね…?藁や雑草を山にして下に浅い穴を掘ったようなの見えたんで…家かと思ったんですけど…

 

 

もういいや、気にしないでおこう。せめてもの弔いにと、俺はレーザー砲のようなものを作った。愛と勇気のマスタースパーク(笑)の細いバージョンを意識する。

むむっ…中々に難しいが…いけそうか?いくぞーう、

 

キュィィィィン

 

ピュルルル…

 

ドゴォォォォオォ……!!

 

『めめー!(見ろ!人がゴミのようだ!!)』

 

『(んん…?)』

 

頭の中に文字が浮かんで来るようだ…

 

【幻と現を司る程度の能力】

 

えっとだな…妄想が現実にでもなるんですか?

何それクソチート。

 

 

 

てか俺はやっぱり妖怪だったのか…(歓喜)

でも東方じゃ人間でも能力持ってたしな、でもいいや、幻想の羊妖怪でも。

 

 

とりあえずは、忘れかけていたがこの巨人からの脱出だ。飛べるようになろう!

 

 

こう、ふわぁーと、いかないもんかね…?

 

まぁここは、人型のほうがやり易そうだし、人型いってみるか。

 

 

『ふんっ』

 

 

ぼわわん!

 

 

おー、ハイハイロリ巨乳ロリ巨乳。

 

『これが……おっぱい…!』

 

あああ、今はそうじゃない、飛ぶんだった。

 

 

 

 

 

~その後、普通に飛べました~

 

 

 

 

 

 

手頃な木に降りてさっきの巨人を観察する。

巨人はさして気になっているようすもなく、そのまま平原へと歩いていった…………

 

 

 

  [~完~]

 

 

終わらせねぇよ!

 

そんな漫才をしていると、とおくのさっきの巨人が消えた平野から小さな粒がこちらに向かって来ている。

…人だ!馬に乗っている!

興奮した俺はそのまま身を乗り出して…

ゴキッ

落下しました。

寸前なんとか飛んだお陰で捻挫で済みましたァァァアアア!!!

 

でも痛くてうごけんんんんんんんん!!!

 

『うっ………よっ、とお…い”だぁ”ッ!!』

 

 

 






終わりません。

、、、終わりませんからね?


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

3話

 

 

 

 

 

 

 

『~っ!』

 

 

さっき落ちたときに痛めた足首が凄く痛い。少し動かしただけでもガンガンするし。

 

『治せないかな…?』

 

なんかもうこの体なら喋る言葉は女口調でいいや、でも中身は男でお願いします。壁に耳あり障子にメアリーってことで。

 

俺の能力は『幻と現を司る程度の能力』…司るってことは操るも道義でいいのかねぇ?

『操る』と違い、自分自身を能力そのものにするような感じで、無理なく、それこそ手足の様に使えると言うことなのだろうか…?

 

『今は治療に専念しよう』

 

ん…?上手く使えば、不老不死になれるのではないか?

俺の考えは余りにもバカバカしいし、やってしまえば戻れないかも知れない。

『でも…まーいいや』

 

どこの世界においても死ぬことは終わりには変わらないだろう?

でも、壁があって、巨人がいるのならば。

 

 

 

経験を積んで彼らを手助けするのも。

 

 

 

 

『ようし、いっちょやってみますか~』

 

 

 

悪くないと思ったんだー

 

 

 

コケッ

『いってぇ!』

*******

 

ーと言うことでなれたと思います、不老不死。

じゃあ実験といきましょう!!

 

『ででんでんででん、ででんでんででん』

 

そこらの砕いた石で皮膚を裂く。

 

痛みはなかった。

 

『あれ…?』

 

血は出てるのに、傷口がない

石には血脂が着いているのにない、ない!?

 

ならば、もっと大きな傷口ならば分かるのでは。

 

さっき痛く無かったし、と馬鹿野郎の俺はそのまま妖力を編んで作ったワンピースを捲った。

 

………なんかひyゲフンゲフン。

 

 

ぐっ!ぐぐ…にゅる

 

『!!!??』

傷口がそのまま塞がったのだ!

石を呑みかけた腹の皮が異物感に悲鳴を上げる。

 

『(排出…排出する!)』

ほどなくすると石は痛みもなくずるると出ていった。

 

 

…………これは痛み慣れする必要があるな。

さっき兵団ぽいのを見たし、やばそうだったら助けにいこうか。

あとさっきの能力、幻想卿の住民たちの能力を使えるようだ。幻想繋がりと考えるのが宜しいかもしれないな。

 

 

それでは今は兎のていちゃんの能力を使わせて貰うとしよう。

 

『人を幸運にする程度の能力、ね…いい力だ』

 

たたたたたっ!

 

走る。

 

走る。

 

走り続ける。

 

羊なので疲れない。慣れた山道だから。

 

 

血の匂い、所々煙臭かったりする。

 

 

 

『…!』

なんて光景だ。一番分かりやすいのは、地獄という表現。

この戦場を走り抜けるからには羊の姿では不自由するだろう。そもそもあの姿はリラックスモードとお風呂シーンくらいにしか使わないんだ。

布切れを持って、薄紫の左目に巻いていく。

薄青の右目は、ほかの人にない色と言う訳ではないから、布は巻かない。

 

『準備完了』

 

それでは。

 

『ひつぎ、いっきまーす!!』

 

 

 

 

名前は羊に掛けて『 ひつぎ 』。

 

 

 

うん、いいかもしれない。

 

 

ていちゃんの能力を纏って、私は裸足で駆け出した。

 

 

 

 

 

 

羊«じっちゃん»の名に掛けて!!!

 









「…?」
「どうしたの、メアリー」
「今…名前を呼ばれた気がして…」
「…?なんだろうね?それも美術品かな?」
「さぁ…?」

***

「障子にメアリーッ!メアリイイイッ!!」
ばしん!
『何やってんだおまいはYO』


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。