ガンダムビルドファイターズトライ《シューティングスター》 (ナカタカナ)
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オリキャラ設定 およびオリ機体

 主人公設定 名前 多々良(たたら) 星奈(せな)

       旧名 星崎(ほしざき) 星奈

 

 第十一回ガンプラバトル世界大会準優勝選手 異名 流星(シューティングスター)

 

 使用ガンプラ シューティングガンダム(コード解放時シューティングスターガンダム)

 

 ガンプラのイメージ、ユニコーンガンダムのユニコーンモード時の姿(一回り程大きい)

 

 コード解放時は、ストライクガンダムベースのユニコーンガンダム(デストロイモード)

 

 武装は、シューティングガンダムの時は、ビギニングJガンダムの剣+ビームライフル

     シューティングスターの時は  ビギニングJガンダムの剣×2

                    

カラーは、シューティングの時は、白でほとんどユニコーンと一緒だが、シューティングスターに変わると黒に

なり、重装甲が吹き飛ぶ(イメージは仮面ライダーカブトのキャストオフ的なあれ)

 容姿は黒髪で少し長め、女顔でよく女子と間違われる。瞳の色は、赤色でガンプラバトル時は琥珀色

ガンダムバトル中は口調が変わり、普段とは比べ物にならないくらいの口調になる。

背はさほど高くなく、百六十ちょっとしかない。

 

 家族構成、両親は交通事故で亡くなっており、親戚に引き取られた。

年齢は、十四であり中学二年生である。

 

 

 

         多々良 夏目

        

 星奈の引き取り先の家の娘、年齢は十五であり、中学三年生

容姿は、黒髪のポニーテール、普段はおっとりとしているが、怒るとめちゃ怖い

 

 使用ガンプラ クリスタルウィングガンダム

ウィングガンダムの羽のパーツをクリアパーツに変えており、武器もバスターライフルが強化され

バスターライフル改を基本とし、ビームサーベルを二本装備している。

更に、ブースターを改造し、飛行携帯でなくても、それ並みの速さになっている。

カラーは、クリアパーツが水色と黄色だけで、それ以外は通常のウィングガンダムのカラー

 

         多々良 冬美

 星奈の引き取り先の娘で、夏目の妹年齢は十四で中学二年生、星奈と同じクラスになった。

容姿は、栗色をした髪にアホ毛がチョコンとあり、うれしかったら犬のしっぽのように動く。

 

 使用ガンプラ メテオエールストライク

エールストライクガンダムをベースとして、バックパックを改造し、サザビーのファンネルとソードビット

などの、武器を搭載している。

基本の武器はビームライフルとシールド、コンバットナイフを使って戦う

 

 カラーは、青を明るい青に変更し、赤い所を紫にしている。

 

 多々良家では、親が両方出張で居ないため、家では三人暮らしで生活している。

三人の仲は非常によく、夏目と冬美は恋心を抱いている。

 

 呼び方 星奈は夏目の事をナツ姉と呼んでいる。冬美の事はフユと呼んでいる。

 

     夏目は星奈の事を星奈ちゃん、冬美の事を冬美と呼んでいる。

 

     冬美は星奈の事をお兄ちゃん夏目の事をお姉ちゃんと呼んでいる。



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第一流星 シューティングガンダム起動☆

 フユ「お兄ちゃん、早くしないと学校に遅れるよ」

僕「うん、今行くから待ってて」僕は、そう言いながら家を出た。

 

 皆さん、初めまして、僕の名前は多々良星奈です。今日から聖凰学園に転入する予定です。

一か月ほど前に、僕の両親は事故で亡くなり、その後親戚である多々良家にお世話になるようになりました。

 

 僕の前の名前は、星崎星奈、ガンプラが大好きな中学二年生です。

そして、さっき僕の事をお兄ちゃんと呼んだのは、僕を引き取ってくれた多々良家の次女の多々良冬美

僕と同い年の中学二年生、何でお兄ちゃんって呼んでるかだって、知らないよ、勝手に読んでるだけだから

 

フユ 「遅いよ、お兄ちゃん」

 

僕 「ごめんごめん、あれ、ナツ姉は」

 

フユ 「日直だから先に行ったよ」

 

僕 「そうなんだ、それじゃ一緒に行こうか」

 

フユ 「うん」

 

 そう返事すると、フユのアホ毛は犬のしっぽのように動いていた。

 

 それで、ナツ姉って言うのは、多々良家の長女で、僕の一個上で中学三年生

名前は多々良夏目、普段はおっとりとしているが、怒ると一番怖い

 

 そして、今は二人の親は仕事で海外に出張しているため、僕とナツ姉、フユの三人で暮らしている。

 

フユ 「ねえ、ねえ、お兄ちゃんは部活何に入るの」

 

僕 「うーん、分かんない、僕はガンプラバトル部か、模型部があればそこに入部したいんだけど」

 

フユ 「へえ、でもうちのガンプラバトル部って弱いんだよね、しかも一人しか部員いないみたいだし」

 

僕 「そうなんだ、ってもうついちゃった、それじゃまた後で、僕は職員室に行って先生に聞いてみるから」

 

フユ 「分かったであります。それじゃお兄ちゃんバイバイ」

 

 そう言って、フユは校舎へと入って行った。フユを見ていると、和む

 

 職員室に着くと先に一人赤い髪の子がいた。

僕「失礼します。今日この学校に転入することになっていた、多々良星奈ですけど先生いますか」

 

先生 「ああ、君が転入生か、それじゃ君は」

 

赤髪の少年「実は、一か月か月前に転入する予定だったんですけど、修行の旅で遅れました」

 

先生 「一か月、ちょっと待って、学年主任の先生に聞くから、君名前は」

 

カミキ 「カミキセカイです」

 

先生 「カミキ君ね、ちょっと待ってて」

 

カミキ 「ここの生徒さんですよね」

 

ホシノ 「三年のホシノフミナよろしくね転入生君」

 

僕 「僕は、多々良星奈って言います。よろしくお願いします」

 

ホシノ 「よろしくね」

 

カミキ 「お前も転入生か、俺と一緒だな」

 

カミキ 「ところで先輩、ここって空手部ってありますか」

 

ホシノ 「残念だけど、うちの学校格闘技系の部活って無いの」

 

カミキ 「ええ、俺それじゃどの部活に入ればいいのか」

 

ホシノ 「ねえ、二人共、ガンプラ好き?」

 

僕 「はい、大好きです」

 

カミキ 「ガンプラって何ですか」

 

ホシノ 「ガンダムのプラモデルもしかして、知らない」

 

カミキ 「はい、師匠と一緒に所業の旅に出てましたから」

 

ホシノ 「そうなんだ、でもまあ二人共もしよかったらガンプラバトル部に入らない」

 

僕 「僕は、うーん、どうしよう・・・」

 

ホシノ 「究極のバトルが出来るわよ」

 

カミキ「究極のバトル、なんだ格闘技系の部活あるんじゃないですか」

 

ホシノ「あはは、ごめんね、さっ、部室に行きましょう」

 

僕 『うわ、あの先輩後輩をだましている』

 

ホシノ 「さぁ、さあ、君も行きましょう」

 

僕 「ちょ、僕はまだ入るなんて一言も言ってないんですけど」

 

 僕がなんて言っても、ホシノ先輩は離してくれない、そして僕はそのまま部室へと連れていかれた。

 

 そして、今は、僕とカミキ君はロープで椅子に縛られていた。

それを実行した先輩は、ニコニコしながらガンプラの説明をしていた。

 

ホシノ 「それじゃ、試しに動かしてみましょうか」

 

ホシノ 「セカイ君、そこにあるのから好きなの選んでね」

 

カミキ 「はい」

 

ホシノ 「あれ、セナちゃんは選ばなくていいの」

 

僕 「はい、自分のがあるんで」

 

ホシノ 「そうなの、良かったら見せてくれない」

 

僕 「はい、どうぞ、シューティングガンダムって名前です」

 

 先輩は目をかぁ焼かせながら僕のガンプラを手に取り、数十秒固まり、叫んだ。

 

ホシノ 「すごい、このガンプラ」と

 

僕 「あの、恥ずかしいんで、もういいですか」

 

ホシノ 「へっ、あ、ごめん、ありがとう『何、あのガンプラ完成度がユウ君と同じくらいだなんて』」

 

ホシノ 「それにしても、何でそんなに装甲が厚くなってるの」

 

僕 「恥ずかしながら、操縦は苦手でして、だから装甲を厚くして攻撃が当たっても耐えられるようにしているんです」

 

ホシノ 「そうなんだ、セカイ君は、決まった」

 

カミキ 「はい、俺これにします」

 

ホシノ 「ジオン軍の重MAのドムね、渋いチョイスじゃない」

 

ホシノ 「それじゃ、始めよっか」

 

 それからしばらく、試運転を行っていると、模型部の部長(カマキリ)が喧嘩を売ってきた。

 

 その喧嘩を買った、僕達は、僕とカミキ君で一緒に組んで、バトルするってことになった。

 

 カマキリのガンプラは、模型部の部長なだけあって、中々の出来栄えだった。

 

ホシノ 「流石、模型部部長作りこまれている」

 

カマキリ 「なーに、模型部の部員であればこれくらい二日もあれば出来る」

 

 そう言いながら、カマキリは攻撃してきた。

 

 カミキ君はぎこちないが、うまく避けた、僕は、ギリギリで躱した。

 

カミキ 「大丈夫か、多々良」

 

 カミキ君は、そう言いながらバズーカを放った。

 

僕 「うん、大丈夫、でも前にでたら」

 

 カミキ君のガンプラは、カマキリの攻撃を受け後ろに吹き飛ばされた。

 

 僕は、追撃してくるカマキリの攻撃を、Jソードで受け止めた。

 

カマキリ 「君、模型部に来ないか、そのガンプラ中々綺麗に出来てるじゃないか」

 

僕 「考えときます」

 

カマキリ 「まあ、学園生徒会は、ガンプラバトル部を廃部させる予定らしいが」

 

ホシノ 「なんですって」

 

カマキリ 「しかも、廃部の条件が、模型部よりも、バトルが弱かったら、という条件でだ」

 

ホシノ 「だからこんなバトルを、何て卑怯な」

 

カマキリ 「君が、拒否ばかりするからだろ」

 

 僕 「先輩、ガンプラバトル部を廃部させたくないですか」

 

ホシノ 「そんなの、あたりまえじゃない」

 

 僕「分かりました、それじゃ少し本気を出させてもらいます」

 

 僕は、意識を自分の内側に向けて、もう一人の自分に向ける。

 

 僕『お願い、力を貸して』

 

 俺『あぁ、良いぜ、なんたって、俺はお前なんだからな』

 

 カマキリ「くらえ」カマキリの攻撃がシューティングガンダムに当たる・・・

 

 カキン、と金属音と共に、攻撃ははじき返された。

 

 俺「すぅー、はぁー、久しぶりだぜ、この感覚」

 

 カマキリ「なっ」

 

 俺「行くぜ、カマキリ野郎、覚悟しろよ」

 

 シューティングガンダムは、Jソードを持って、カマキリのガンプラを斬りつけた。

 

カマキリ 「どうして」

 

 俺「ははっ、こんなもんかよ」

 

 更に二撃目三撃目と続けて、攻撃する。

 

 すると、後ろから、武器を捨てたカミキがカマキリに攻撃した。

 

カミキ 「俺も、行くぜ」

 

 カマキリ「丸腰で、何ができる」

 

 カマキリは、急いで俺から逃げると、後ろのカミキに攻撃を仕掛けた。

 

 しかし、その攻撃を白刃取りで防ぎ、武器を破壊した。

 

 カミキ「次元覇王流 聖拳突きぃぃぃぃぃ」

 

 諸にくらったカマキリの機体は、ところどころねじれ吹っ飛ばされた。

 

 カマキリ「僕の作品が」

 

 ホシノ「初めてのガンプラバトルであの動き」

 

ラルさん「七年前を思い出す。あの少年レイジ君の再来か」

 

 カミキ「どうだい、俺の拳は、これが次元覇王流だ」

 

 しかし、カミキのドムは後ろからの狙撃をくらった。

 

 後ろから、狙撃したのは、見ただけで、すごいと分かる機体だった。

 

 カミキ「不意打ちなんて、良くもやってくれたな」

 

 そのまま、ツッコミドムは撃ち抜かれたが、中から見覚えのあるガンプラが出てきた。

 

 俺「あの機体は・・・」

 

 間違いない、ビルドバーニングガンダム

 

 しかも、動きまでもが再現されている。

 

カミキ 「次元覇王流 疾風突き」

 

 あり得ない粒子放出量でシステムの外まで運んだ。

 

カミキ 「もういっちょ」

 

 だが次の瞬間、システム内に人が入ってきた。

 

 カミキ「ね、姉ちゃん」

 カミキ姉「セカイ、何してんの、先生たちが探してたわよ」

 

カミキ 「忘れてた」

 

俺 「ちょ、俺もだ、やべ」

 

 それに続いて、俺も職員室に向かった。




 感想、誤字脱字報告待ってます。


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第二流星コード解放、シューティングスターガンダム★

 『ありがとう、もういいよ』

『おう、いつでも助けてやるよ、それじゃまた危なくなったら呼んでくれ』

 

 そう心の中で会話をし、もう一人の自分は深い意識の中に消えていった。

僕は、生まれつき二重人格だった、昔はすごい大変だった、もう一人の自分が問題を起こしたりして、だけど

ガンプラバトルに出会ってからは、ガンプラバトルの時は彼が、日常では僕がと言った感じで入れ替わってる。

 

 あのバトルの後は、職員室に戻り、先生方にこっぴどく説教をくらい、帰った。

そして、次の日になり、転入する教室まで来た。

 

 なんと、カミキ君と同じクラスだったのは、驚きだった。

 

 先生「それでは、本日のホームルームを始めたいと思います」

 

ユウマ『昨日見たガンプラかなり改修されているようだったが、あれの原型はビルドバーニングガンダムだ

僕には分かる、しかしなぜあいつが、あの機体を、それに、もう一人の女の子、あの子が持っていいたガンプラの完成度は、すごかった、世界れゼるは確実にあった、いや下手をしたらそれ以上かもしれない、僕やあいつにも

負けていない機体だった、あの子はいったい誰なんだ、でもどこかであの機体を見たことがあるんだがどこだったかが、思い出せない』

 

 先生「それから、今日から皆さんと一緒に勉強する転入生を二人紹介するわね入って」

 

カミキ「どうも、どうも」

 

  僕は、まだ呼ばれてないので、廊下で立っている。

 

 周り「ざわざわざわ」

 

ユウマ『あいつらは』

 

 先生「自己紹介してもらえる」

 

カミキ「転入性のカミキセカイです。趣味っつうか、全身全力で次元覇王流拳法をやってます。

その気があるならいつでも相手になるぜ」

 

 先生「カミキ君、何言ってるの」

 

カミキ「試合ですよ、試合、ブドウの試合のお誘いですって」

 

 先生「我が学園では、そのような事は認めていません」

 

カミキ「そう聞いたんで、部活はガンプラバトル部に入ることにしました。入部希望者募集中らしいです。

みんな、よろしく、よろしくよろしく、よろしく」

 

 先生「はい、カミキ君静かにしてね、まだもう一人いるんだから、入ってきて」

 

  男「やったー、美少女だぁぁぁぁぁ」

 

  女「キャー、可愛い」

 

 先生「はい、自己紹介してください」

 

  僕「多々良星奈です。好きな事はガンプラバトルです。これからよろしくお願いします。あと、何か勘違いしてませんか」

 

 フユミ「あっ、お兄ちゃん(・・・・・)、一緒のクラスなんだ、やったー」

 

 周り「・・・へっ」

 

  僕「僕は、男ですよ」

 

 周り「え・・・えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ」

 

カミキ「お前、男だったのか、全然分からなかった」

 

 先生「えーと、ごめんなさい、私も勘違いしてたみたい」

 

  僕「一応、ちゃんと、男って書いて学校に提出したんですけどね」

 

 先生「ごめんなさい、それじゃ二人共、空いてる席に着いて」

 

カミキ、僕「「はーい」」

 

 それから、授業は進み、昼休みになった。

先輩が、教室まで来た。

 

ホシノ「セカイ君、セカイ君」

 

 カミキ君を起こしている。ってゆうか、何で転入初日で居眠りが出来るのか不思議でならない。

 

カミキ「はぁ、先輩」

 

ホシノ「もう、おひるごはんの時間よ」

 

ホシノ「ねえ、今後の事も話したいし、一緒にランチしない、セナちゃんも一緒に」

 

  僕「良いですけど、もう二人いるんですけど良いですか」

 

ホシノ「全然おk」

 

  僕「ありがとうございます。おーい冬美一緒に食べよう」

 

 フユミ「うん、やった、お兄ちゃんと一緒に食べられる、あっ、でもお姉ちゃんは」

 

???「私なら、ここに居るわよ」

 

  声のする方を見ると、黒髪の綺麗な美少女、というより、姉が居た。

 

フユミ「お姉ちゃん」

 

ナツミ「星奈、早く食べましょ・・・う、何でここにホシノさんが居るの」

 

  僕「ああ、部活の先輩で、一緒に食べようって誘われたから」

 

ナツミ「そ、そうなんだ『なんだ、ビックリしたぁ』」

 

フユミ「お姉ちゃん、お兄ちゃんカミキ君、先輩早く食べましょう」

 

ホシノ「えっ、ええ、そうね」

 

カミキ「ああああああ、弁当が、弁当がない」

 

???「失礼します」

 

 また誰か入ってきた、見覚えがある人だった、確かカミキ君のお姉さんだったと思う。

 

ミライ「弁当忘れてたわよ、セカイのうっかりさん」

 

カミキ「ありがとう姉ちゃん」

 

 周り「姉ちゃんっ!?」

 

 そして、カミキ君のお姉さんも一緒で六人で、昼食を食べた。

 

 

 

 

 昼食後はガンプラバトル部の部室に向かった。

 

カミキ 「先輩、ガンプラバトル部って俺達だけなんですか?」

 

ホシノ 「そうよ。前は三人いたんだけどみんな模型部に入っちゃった」

 

  僕 「まぁ、みんなあれでしょう自分が作った機体が壊れるのが怖いんでしょう」

 

ホシノ 「それもちょっとあるけどね」

 

  僕 「解せぬ、確かに美しい機体は壊れて欲しくないと思いますよ、でも戦闘で壊れた機体も・・・

また、美しい」

 

ホシノ 「あはは、『なんか変な子を連れてきちゃったかも』

 

カミキ 「先輩、模型部って」

 

ホシノ 「昨日バトルした人が部長をしている部活よ」

 

カミキ 「あぁ、あのカマキリみたいな人ですか」

 

ホシノ 「やっぱりそう思う」

 

カミキ 「思う思う」

 

  僕 「あの、後ろに・・・」

 

カマキリ 「誰がカマキリだって」

 

 

 

 

 このカマキリが来た理由はガンプラバトル部と模型部を合体させるために来たらしい。

生徒会の方では最近何故同じような部活が二つもあるのかと疑問に思われていたらしい。

全く、全然わかってないな、模型部はいかに美しくガンプラを作るかで、バトル部はいかに観客を沸かせることのできるファイトが出来るかどうかなのに

 

ホシノ 「それで、要するに模型部にガンプラバトルで勝ったらいいってこと」

 

生徒会 「話が早くて助かるよ」

 

カマキリ 「メンバーは三人、先にこっちのメンバーを紹介しておくよ」

 

カマキリ 「部長の僕と副部長のシノダ・エリ君、そしてコウサカ・ユウマ君」

 

ホシノ 「・・・ユウ君?」

 

カマキリ 「それでは明日のバトル楽しみにしている」

 

 そう言ってカマキリは帰った。

僕達もこの後すぐに帰った。

 

 

 

 

  僕 「ってまぁ、そんな感じで明日バトルすることになった」

 

ナツメ 「そうなんだ、でも勝つよねバトル部」

 

フユミ 「そりゃそうだよ、お兄ちゃんいるんだし」

 

  僕 「僕も負ける気はないけどね、コウサカ君は今年のアーティスティックガンプラのグランプリ取ってるんだよ」

 

フユミ 「そういば、そんな事集会で言ってたような」

 

ナツメ 「でもセナにはそんなの関係ないでしょ」

 

  僕 「あたりまえ、伊達にガンプラバトルで世界一取ったわけじゃないよ」

 

ナツメ 「そうよね、私達も見学しに行っていい」

 

フユミ 「私も行きたい」

 

  僕 「まぁ、良いと思うよ、僕はガンプラのメンテナンスするから部屋に戻るね」

 

フユミ 「お休み」

 

ナツメ 「お休み、あんまり夜更かししたらだめだよ」

 

  僕 「分かってるよ」

 

 

 

 

 僕は自分の部屋に行って、自分のガンプラのメンテナンスをした。

普通のユニコーンガンダムより一回りも大きい十装甲なガンプラ、しかしその下に宿る可能性。

  僕 『どんな顔するかなあのカマキリ先輩』

 

 僕は内心少し黒い考えを持っていた。

 

 

 

 

カマキリ 「メンバーはそろっているね、それでは始めようか」

 

カミキ 「前置きは良いからとっとと始めようぜガンプラバトルを」

 

 

 

 

 こうして僕達バトル部と模型部のガンプラバトル部は始まった。

そしてGPベースをセットしようとしているとナツ姉とフユミが入ってきた。

 

フユミ 「間に合った」

 

ナツメ 「頑張れー、セナァ」

 

  僕 「任せといて」

 

 そしてフィールドは峡谷、隠れやすいが視界が悪く奇襲攻撃などは気を付けなければならない

 

ホシノ 「ホシノ・フミナ、パワードジムカーディガン、行きます」

 

カミキ 「カミキ・セカイ、行くぜっ」

 

  僕 「タタラ・セナ、シューティングガンダムいっちょやりますかね」

 

ホシノ 「セカイ君、セナ君、私について来て、良いユウ君は狙撃が得意なの気を付けてね」

 

  僕 「作戦はどうします、まずスナイパー沈めますか」

 

ホシノ 「沈めるって、なんか」

 

 するとホビーハイザックが大声を出しながら飛んできた。

 

ホシノ 「何あのホビーハイザック遊んでるの?」

 

 ホシノ先輩は肩についてあるビームライフルを使ってホビーハイザックを沈めた。

 

  僕 「あぁ、壊れ行くガンプラもまた・・・美しいぃ」

 

ホシノ 『やっぱり、変な子入部させちゃったかも』

 

 

 しかし、いきなりホシノ先輩のビームライフルが爆発した。

 

  僕 『へぇ、流石』

 

ホシノ 「あれがユウ君のガンプラの性能」

 

カマキリ 「流石コウサカ君だ援護は頼むよ」

 

 そしてカマキリがガンプラを飛行携帯に変形させるとホシノ先輩の方へ向かった。

その間に僕とカミキ君であのスナイパーを沈める。

 

 狙い通りに、僕とカミキ君はコウサカ君の援護を阻止することに成功した。

 

 ホシノ先輩の方は流石バトル部部長ってだけあって模型部部長に実力を見せていた。

 

 カミキ君はバトルしながらコウサカ君の心で思っていることを口に出しコウサカ君の気持ちを、本心を

さらけ出そうとしていた。

 

 そんな中だった、あのカマキリがレギュレーション違反な大型モビルアーマーを持ってきた。

 

 ラル 「あれはガンダムダブルオーに出てきた大型モビルアーマー

 

ホシノ 「ちょっと選手権では反則よ」

 

カマキリ 「僕達は選手権に出ているわけではない」

 

  僕 「まぁ、確かにそうですね、かと言ってそれはちょっとどうかと思いますよ」

 

カマキリ 「さぁ、明日からバトル部と模型部は合併し、じっくりねっとりと技術を教えてあげるからね」

 

  僕 「うわ、キモ」

 

 つい素で反応してしまった。

 

 そしてホシノ先輩は電撃を受けた。

コウサカ君は何かを決意したのかカマキリを攻撃した。

 

コウサカ 「部長、その機体はレギュレーションに反しています。そんな不正のある戦いを僕は認めない」

 

カミキ 「全く、素直じゃないやつだ」

 

 そして更にカマキリは大型のガンプラを出してきた。

 

カマキリ 「ハハハ、どうだメガサイズのザクⅡだ」

 

 流石のこれには僕もキレた。

 

  僕 「なぁ、カマキリさん流石にそれはあかんと思うけど」

 

カマキリ 「別に勝てればいいんだよ」

 

  僕 「ほんまクズ。コード解放、シューティングスターガンダム」

 

 僕のシューティングガンダムの走行がはじけ飛んだ。

中から現れたのは、ストライクベースのユニコーンガンダム、しかし色は黒くバンシィに近い。

 

ホシノ 「何、あれ」

 

コウサカ 「まさか、いやでも、あの機体は」

 

カマキリ 「なんだその機体は、完成度がおかしい」

 

 ラル 「気が付かなかったが、彼は・・・」

 

フユミ 「やっちゃえー、お兄ちゃん」

 

  僕 「こんなカスに時間取られるわけには行かないんだよね」

 

 僕はガンプラを動かす、すると一瞬でメガサイズのザクⅡはバラバラになった。

 

  僕 「ガンプラバトルを貶すなっ、このクズが」

 

 

 

 

 

 




 機体の設定とか詳しい事は分からないことが多いんで、何か間違っていたら教えてください。


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