それでは第一話ゆっくりとお楽しみください
激しい雨が降っている、そんな中で目が覚めた。
デイビット「ここは?一体?」
ここが何処なのか、何故ここに居るのか、そこだけがどうしても思い出せない
デイビット「俺は確か...あの時、任務で敵の基地に向かっていた、その為に森を歩いていたら..急に目の前が真っ白になって..駄目だ!そこからが思い出せない...そうだ..俺の仲間!もしかしたら、この近くに居るかもしれないな..よし..探しに行こう..装備は?ちゃんとあるな、行こう!」
そう言ってデイビットは歩き出した、目を覚ました場所が深い森の中だったため
まだ昼間なのだろうが、背の高い木が日の光を遮ってるため、とても薄暗い。
デイビット「この森は、薄暗いな..」
そんなこと言いながら歩いていた、あれから結構な時間歩いたのだろう...気がつけば、雨が止んでいる。
デイビット「ん?雨が止んだな、少し休憩しよう..」
そう言ってデイビットは木の影にこしを下ろした、その休憩の際にもデイビットは色々なことを考えていた、ここが一体何処なのか? 隊員は全員無事だろうか?そもそもこの近くに居るのか?そんな不安がデイビットを悩ませていた。
デイビット「考えていても始まらない、さて、そろそろ出発するか」
デイビットが立ち上がった次の瞬間、辺りが一瞬して、闇に包まれた、突然の出来事にデイビットは言葉を漏らした
デイビット「一体?これはどうなってるんだ!」
混乱するデイビットのすぐ側の木の影にこの現象の張本人が立っていた
???「フフフ...」
自分のすぐ側の木の影から笑い声が聞こえたので、素早く振り返ると、一人の少女が立っていた。その少女は黒い服を着ていて、両手を大きく広げてにこにこしている。
混乱している頭の中を整理して、少女に話しかけてみた。
デイビット「お嬢ちゃん、一体こんなところで何してるんだい?」
少女の口からデイビットが..いや...人が人との会話で予想出来ない言葉を発した。
???「あなたは食べても良い人?良い人なら私、お腹空いてるから食べた~い♪」
デイビット「!?」
生きてる間にこんな質問をされるとは、思ってなかった...だが..このままおとなしく喰われる気もない
デイビット「待った!君はお腹が空いてるのか?」
???「そうよ、だからあなたを食べるの♪」
デイビット「(心の声)お腹が空いてるのなら...満たしてやれば喰われずに済むじゃなか?」
そう思ったデイビットはリュックの中から、軍事用のインスタントカレー、粉末ジュース等を出して、こう言った
デイビット「俺なんかより、美味しいものが一杯あるぞ?..なんなら今から作ってやるから
飯にするか?」
デイビットがそう言う、少女は目を輝かせて。
???「本当に!やった~」
と、大喜びだ。どれ程腹が減っていたのだろう?そんなことを考えていたら、辺りを包んでいた闇が少女が喜んだと同時に消えた、だが闇が消えても外はすでに日が沈んでいた
デイビット「今日はここで野宿だな」
森の中で焚き火をして、夕食を取ることにした少女には、軍事用のインスタントカレーと粉末ジュースを作って食べさせた、とても満足そうだ。
二人で夕食を食べながら、話している内に色々分かってきた。
まず、少女の名前はルーミア...さらに、先程一瞬にして、辺りを闇に包んだのは、ルーミアの能力だと言う、なによりも驚いたのは自分のいる場所が、幻想郷というところらしい、この幻想郷では人間と妖怪と別れているらしい、ルーミアは妖怪のようだ、なかにはとても恐ろしい能力を持った者、能力を持っているが、人間と言う奴も居るそうだ、そしてこの幻想郷は現実世界で幻想になったものが来る場所らしい、そしてこの幻想郷は俺たちの住んでいた、現実世界と隔離されてると言うこと、どうすれば、この幻想郷から現実世界に戻れるのか?そして仲間達は無事なのか?何処に居るのか?そんな事を考えていたら、ルーミアが。
ルーミア「人里につれってあげようか?」
デイビット「なんだ?その人里ってのは」
ルーミア「人里ってい言うのはね...あなた達みたいな、外の世界から来た人間が多く暮らしてる場所だよ?」
人里..そこに行けば、何か有力な情報が手に入るかもしれない。
デイビット「じゃあ明日そこに連れってくれ」
ルーミア「分かった...ふぁ~眠い...」
確かに今日は疲れた、早めに寝て明日ルーミアと人里に行くのに備えないといけないな
二人で夕食の後片ずけをして、今日はもう寝る事にした
第二話に続く
どうでしたか?楽しんでいただけたのなら、とても嬉しいです!
これからも頑張っていくのでよろしくお願いします!続編にご期待ください
それでは、また楽しんでくださいね
追進
人物紹介をあらすじにこれからも書き続けるか、もう書かなくて良いかのご意見ください、お手数ですが、よろしくお願いします
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