仮面ライダーW 〜失われたJ/新たなる風〜 (都筑 綴)
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失われたJ/新たなる風

新作作ってるときは最高に楽しいのに…

続編が書けないのは何故だろう(´・∀・`)


降りしきる雨の中をひたすらに走る影が一つ。

 

「はぁ、はぁ、はぁ…クッソ!」

 

「もっともっと!壊したい、僕に壊させろ!!」

 

両手に鈍器のような物を持った怪物が彼に向かい攻撃する。

 

せっかくの帽子や服も雨で台無しだ。

 

「やるっきゃねぇのかよ、おい!フィリップ!!変身だ。」

 

言うが早いかダブルドライバーを腰につける。

 

それと同時にフィリップの声が脳内へと響きはじめた。

 

「そんなことより知っているかい?翔太郎…

モダン焼きという食べ物を!!中華麺をお好み焼きの具材として焼いて…「あぁ!!もういい!」

 

どうやらタイミングが悪かったらしく、

 

フィリップは検索の真っ最中だった。

 

そう言いロストドライバーへとベルトを付け替え構える。

 

「お前なんか、俺一人で十分だ。」

 

『JOKER(ジョーカー)』

 

メモリをドライバーへと挿しこみ倒す。

そして翔太郎の顔に涙のようなラインが浮かび、

黒のライダー 仮面ライダージョーカーへと変身した。

 

「な、なんだお前は!」

 

「俺は、仮面ライダー…ジョーカー。」

 

「僕の邪魔をするな!」

 

両手を地面に叩きつけその衝撃を飛ばしてきた。

 

それをジョーカーはジャンプで躱し、素早い蹴りで反撃する。

 

「グワァ!?」

 

動きが鈍い怪物は体勢を崩され倒れ込んだ。

 

起き上がりなおも攻撃しようとするが、身をかわされてしまう。

 

そしてジョーカーの連続攻撃により、大きな隙が生まれた。

 

「さぁて、お片づけだ。」

 

ジョーカーはドライバーからメモリを抜き、腰のマキシマムスロットにJOKERメモリを入れた。

 

《JOKER MAXIMUM DRIVE》

 

拳を構えて怪物へと向きなおり…

 

「ライダーパンチ」

 

飛び上がりパンチを喰らわそうとした…瞬間!

 

「僕の邪魔は、絶対にさせない!」

 

どこから取り出したのかガイアメモリを再度自らの腕へと挿入した。

 

『ARMED PLUS IMPACT』

 

物凄い轟音とともに衝撃波がジョーカーへと襲いかかる。

 

しかし、空中では避けるすべもなく…

 

ドライバーへと直撃し変身が解けてしまった。

 

そんな中衝撃波による破壊は終わらずに周囲を破壊していき、

 

翔太郎の身体を巻き込みながら一帯を崩壊させた。

 

ーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

数日後 鳴海探偵事務所

 

 

私は照井 亜樹子 鳴海探偵事務所の所長だ。

 

数年前まではここで翔太郎くんやフィリップくんとともに

 

ドーパーントによる事件を解決してきた。

 

今は竜くんと暮らしていてここにはあまり顔を出さなくなっていた。

 

でも今回は特別だ。

 

フィリップくんの相棒であり、この街風都の顔でもある

翔太郎くんが行方不明になった。

 




思いつきで書きはじめたのでかなり荒い文章になっています。

批判やアドバイスなどよろしくおねがいします


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Iは盲目/相棒の行方 (1)

言えない…アカウントにログインできなかったなんて言えない。


仮面ライダーW、今回の依頼は…。

 

ーーーーーーーー

 

ー鳴海探偵事務所ー

 

亜希子「…え!? フィリップくん翔太郎くんが何の調査に言ったのか聞いてないの?」

 

あの事件依頼ほぼ引っ越し状態の事務所に所長の絶叫が響き渡る

 

叫ぶだけでなく俺の肩をガシッと掴みゆさゆさと大きく揺らした。

 

照井「落ち着け、所長。」

そう言い落ち着かせるように肩に手を置く

 

「フィリップが検索している最中に依頼が来て左が独断で動いたそうなんだ。知らないのも無理はない。」

 

亜希子「でも…。」

所長は納得のいかないどうすればいいのかわからないそんな顔を浮かべた

 

照井「それに、一番参ってるのはフィリップだろう。あいつは左が失踪する直前までドライバーで意識が繋がっていたんだからな。」

 

この街の顔。仮面ライダーWの一人、

左翔太郎が行方不明になってから早くも一ヶ月が

たっていた。

 

検索が終わり部屋から出てきたフィリップが不審に思…う事はなく、たまたま近場に寄った亜希子が俺に連絡した事で初めて事態が発覚。

すぐさま捜索願が出された。

しかし、未だに足取りは全く掴めない。

 

唯一とも言っていい証拠はフィリップがドライバーを通じて感じた風景。それををもとに現場を特定。

現場検証を行ったのだが…、そこには災害にあったのかと思われるほど無惨に破壊され尽くした工場であったであろうものが散乱していた。

 

警察も町の人間も総出で情報をかき集めているというのに…

 

照井「…どこにいるんだ! 左!!」

思わず俺は机に拳を叩きつけた

 

 

ーーーーー

 

同刻、リボルギャリー格納庫

 

ーーーーー

 

「翔太郎、君は知っているかい? モダン焼きという食べ物を!」

 

「あぁ!!もういい!」

 

降り頻る雨の中を走る、僕の記憶じゃない…これは、、、。

 

フィリップ「翔太郎!?」

 

自分の叫び声で目が覚める。

 

あの日のことをまた思い返していた。

僕が変身しなかった理由はアレもあるが、彼を翔太郎を信頼していだからだ。

そう考えていたわけではないが今更考えるまでもない…

 

フィリップ「相棒、だから。」

 

あの日から照井竜やあきちゃん、沢山の人の情報や話をもとに検索をかけた。全てがわかる星の本棚…すぐに見つかると確信していた。

だが、何もわからなかった。

誰かを追い詰めていた、というのは僕自身がよく知っている。

この身で感じたからだ。

問題はその後…、おそらく翔太郎は負けた、それも恐ろしい敵に。

 

そこまで考えて、思考を止める。

久しぶりだった「わからない」と思ったのは。

 

もしまたドーパントが出たのだとしたら僕は戦えるだろうか。

翔太郎、僕の相棒のいないこの町で、仮面ライダーWとして。

 

ーーーーー

 

???

 

?「Armed Plus Chip」

「その名に怯えるがいいさ、仮面ライダー。 お前には倒せない。」

 

 



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