仮面ライダー雷皇⚡️ (星本祭矢)
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1話 戦いの始まり

ライフコントロール:世界最高峰の研究機関。人々の生活に対する研究を得意とする。人々の生活を良くしていこうとする企業。
ヒューマノイザーシステムが最近人間自体を変えてしまったため、注目を集めるも、暴走するリスクがあることが判明したため、信用を落とさないためライダーシステムを作ったのが芥川と夏目である。

芥川と夏目は、人々の暴走を食い止めることができるのか。


私の名前は、芥川龍英。(あくたがわりゅうえい)年齢は28歳の177センチ。

LIFE CONTROLという世界最高峰の研究施設に勤務する科学者で役職は主任である。

 

私は、人をヒューマノイザー化してしまうマイクロチップを開発した天才と呼ばれ、その研究をメインに任されている。

ヒューマノイザー化した理由は、人々が何かを叶えたいという多くのストレスを抱えることを、ヒューマノイザー化して何かを叶えてしまうことでストレスを緩和してしまった方が世の中のためではないかと思い、ヒューマノイザーチップを開発した。

 

これは、かなり簡単な仕様で、外見はマイクロSDとなっている。こいつをヒューマノイザーにしたい人に向けると、その人からマイクロSDを差し込む挿入口が現れる。挿入口が現れたら差し込むだけで人はヒューマノイザー化する。

開発初期では適合出来ずに死んでしまう。あるいは人のままの人がいるが、今はそう言った不適合者がなくなり、ただ人の欲望を実現するようなチップとなっている。

 

有効活用できていればいいが、中には強力なチップの力に暴走してしまう人が現れる。

そこで、暴走阻止用のライダーシステムを作成してるのである。

暴走阻止用のライダーシステムは、ざっくり4エレメント用意した。

 

まず、パワー重視の炎、これは力は優れるが他に比べると遅い傾向がある。炎技が得意で最終的には、ヒューマノイザーの身体ごと燃やして、破壊するタイプと言える。

これはもうすぐできるが、副作用的に女性には向かない。

男性のがいいだろう。

 

次に、バランス重視の雷。炎に比べるとパワーが劣るがスピードにはまさる。雷技が得意で、最終的にはヒューマノイザーの根源であるチップを、ショートさせて破壊する。

これは今調整中なので、炎より時間かかるが、こちらの方が副作用が弱いので、女性が選ばれた場合でも生活に支障はない。

 

3つめにテクニカル重視の水である。スピードは雷より優れるが、

パワーは雷に劣る。

早いが、相手に炎や雷を打ち込むのと違い、火力不足なので、

上級者以外使いこなせないタイプである。

これも調整中である。

 

4つめは、バランスの重力タイプ。パワーとスピードは雷と同等だが、

重力操作が可能で、水よりも使いやすいところがある。

これも調整中である。

 

この4タイプの装着者はまだ未定。男かもしれないし、女かもしれないが、どちらにせよライダー装着した後に副作用が生じてしまうのは確かだ。

 

龍英、この実験終わったよ。そんな彼女の名前は夏目希という女だった。彼女は身長165センチで、現在私と同様主任である。

どうやら、研究バカなのか私と同様ヒューマノイザーの研究に熱心である。

 

実験が成功したことがわかり、私はライダーシステムの調整のため、夏目と同様徹夜した。

翌朝にライダーシステムの調整は完了し、私と夏目は研究室のシャワールームで身体を流した。

 

研究室のシャワールームは男女の隔たりを無くすため男女の脱衣室は同じなので、私は彼女の裸姿はもはや見慣れている。

研究生活長いから、もはやこの研究室には仮眠ルームのようなものや、寝巻きや下着も用意されている。

 

彼女も私との生活に慣れているのか、特に私の裸を見ても何も思わないのである。

私と夏目はちょっと仮眠し、目を覚ました。

その後、会社からある指令が出た。

 

都内でヒューマノイザーが東京タワーの付近、スカイツリーの付近で大暴れ。今すぐ制御しにいかないと日本の電波塔が危ういですという指令が出た。

 

龍英は、ヒューマノイザーシステムの調整はできた。私はパワータイプで攻めるから、希はバランス型で行こうと言い、希は先にライダーベルトをとった。

ライダーベルトはスマートフォン型のベルト。それに付属するのはスマートウォッチ型のブレスレットである。

希が選んだライダーベルトは炎を上げた。

うっ、うっ、うっ、熱い

と少しして炎が収まると希のベルトには、炎のマークがついた。

の、のぞみ。

 

どうやら、ライダーベルトは希がパワータイプになることを選んだ。

じゃあ俺は。

バチバチバチバチと大量の静電気が龍英に現れる。

少しすると龍英のベルトには雷のマークがついた。

 

これで戦ってみるかと、2人は戦闘服に着替え、ヒューマノイザーの元に向かった。

龍英はスカイツリー周辺のヒューマノイザーを生身で戦った。

元々戦闘力が高いから無傷でヒューマノイザーをボス含め倒した。

 

東京タワー付近では、希も生身でヒューマノイザーと戦っていたが、

鍛えていたけど女性の力、かつ徹夜の影響で生身で対抗するには限度があった。

 

そこで希は、炎マークのスマホを腰に当て、立ち上がり、

スマートウォッチを押して、

変身!!!

と言った後、希の周りは炎で包まれた。

炎で包まれた希は、次第に希の身体に炎が吸収し、

赤い戦士が現れた。

仮面ライダー炎帝だった。

 

身体には炎が出まくっているのか、ヒューマノイザーは希に触れた瞬間消滅してしまった。

希はその爆発的なパワーに耐えきれず、身体から大量の炎を吹き出し、ボス以外は片付いてしまった。

 

その後、希は少し落ち着いて、ベルト付近の炎のマークを押し、

ボスに必殺技を叩き込んだのだった。

そのパワーで、ボスはやられたが、その瞬間希は

炎帝システムは解除されてしまった。

 

希の身体にライダーシステムの副作用が出てしまったようだ。

彼女は、無事でいられるのか?

 

次回に続く



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2話 女性のライダーは高リスク

前回ライフコントロールに勤めている芥川龍英と夏目希は、ライダーシステムを装着し、現地に向かった。
芥川は生身でヒューマノイザーを倒し、夏目は仮面ライダー炎帝に変身して倒したが、倒した瞬間、夏目は変身が解除されてしまった


変身解除された夏目からは、煙が立っていた。

炎の影響で戦闘服がはがれてしまい全裸状態だった。

 

慌てて駆けつけた芥川は、夏目の裸を見て、

炎帝システムの力が使いこなせてないことを知った。

急いで研究所に戻り、精密検査を行った。

 

研究所の医師に診断してもらった。

夏目希、彼女の身体の筋肉は変身の副作用なのか2.5倍程になっています。男性であればここまで激しく筋肉は増加しません。

一時的なものでしょうが、体重55キロ、筋肉42キロの女性に、

105キロの筋肉になれば、動けなくなっても不思議ではありません。

 

元々女性の身体に無理して男性向きのライダーが備わった影響からか、適合のために変身中に異常な男性ホルモンの量が夏目さんの身体に降り注いでいたと見ます。

 

それに炎ライダーの影響からか身体の表面温度が100度を超えているため、触るとやけどしてしまいます。

適正は雷の方だけど、ライダーベルトは希に炎を指定した。

実験段階で、装着直後に男女ともに死ぬことはあるが、

女性の場合、タイミングはそれぞれだが、いずれ女性器がペニスになってしまう。

 

女性の場合、死ぬかペニスが備わるかという恐ろしい副作用を持つ仮面ライダー炎帝に夏目希を変身させてはならない。

 

夏目はあまりのライダーシステムになかなか起き上がることができなかった。少ししてなんとかライダーシステムの影響が落ち着いたのか起き上がれた。夏目の筋肉は落ち着いても1.25倍だったので、10キロ以上増えた身体は重かった。

 

一回風呂に入るためにバスタオルを触れると、バスタオルが燃えてしまった。ライダーシステムの副作用である。

コントロールできないと、触れたものが燃えてしまうのである。

 

炎帝の力は強いので、副作用を初回でコントロールできたものは男女ともにおらず、悩んだ。

 

無事、芥川にシャワーをしてもらい、無事研究できるくらいには火事作用は落ち着いたが、今度はコップを掴むと割れてしまった。

力のコントロールもできないようだ。

 

しかし、炎帝については、装着解除もまだ見つかっていないため、夏目には炎帝で過ごしてもらうしかなかった。

世界を守るために変身したつもりが、副作用で生活を破壊してしまう性能にショックを受けていた。

 

芥川はまだ変身しないことにし、水タイプのベルトを調整している。

夏目は暴走すると危険というのを忘れていた。

 

芥川は水のタイプは女の方がいいと考えていたが夏目には適合出来なくなった。

 

少し落ち着いた研究室ではまた研究再開になった。

おおよそ男女半々くらいである。

 

しかし、ここの女性、白衣の中は全員パンツスーツであった。

これは、とある女性主任の改革らしいが、今は違う処理が優先なので、また後になった。

 

ライダーシステムの改良からか、芥川と夏目は会社に泊まる日が増えた。夏目は、研究に没頭していたからか、少しシャワー浴びて研究を再開した。

夏目は、些細な変化なのかクリトリスの皮が少し剥け出してるのに気付いた。

クリトリスがややでかくなっていると。しかし、まだ個人の差だと思い、放置した。

 

少しして街で、チップを入れた会社員がいた。

会社員は、リストラ間近だったので、自分が無能じゃない証明に、

ヒューマノイザーシステムで、自分がいないと会社が回らないことを証明しようとしていた。

 

ヒューマノイザーシステムの効果からか、彼をリストラしようとしたのは間違いだと会社は謝った。しかし、リストラしようとした恨みは大きく、退職勧奨に関わった人を投げ飛ばし、彼は会社で暴走し始めた。

 

芥川、夏目、横浜でヒューマノイザーが現れた。急がないと被害者が増える言うてすぐ向かった。

芥川が、おまえは副作用でかいから休んでろと夏目にいった。

しかし、ここでも夏目の副作用なのか、身体が言うこと聞かず戦闘に繰り出した。

 

夏目希はとうとう戦闘続けなければならない副作用がでたようだ。

現地に到着し、夏目は仮面ライダー炎帝に変身した。

2回目なのか、少し炎の爆発はおさまったが、下半身には妙な膨らみがあった。

芥川がおぞましいことが起きたという考えだが、気にせず生身でヒューマノイザーをバタバタ倒していった。

ボスは、芥川。おまえ生身で戦ったらどこかで勝てなくなるぞと

言った。

その後、芥川は、

知ってる。生身でどこまでやれるか知るためにこれまで変身しなかった。しかし、この雷皇システムに興味があるから、そろそろ試させてもらう。

 

変身!!!

と言った後、芥川には大量の雷が落ちた。変身の雷の影響でボスもダメージを受けた。

 

大量の雷をはねのけ現れたのは、仮面ライダー雷皇である。

さあ、今からおまえを倒すと言って、変身の雷が痺れて動けないボスにライダーパンチを一発食らわせ、ボスを倒したのだった。

 

倒した後は、雷公システムから戻った芥川。

また、夏目も戻ったが、かなり辛そうであった。

 

夏目希、かなり危険かもしれない。変身副作用で、横浜に火事が発生したのだった。

雷はまだ調整できていたが、炎帝は変身するとリスクが高い。

それに、炎帝の股には一時的なではあるものの、男性のおちんちんに似たものが浮き出てたという。

変身時にかなり男化してしまうダメージは、女の子が使いこなすのは厳しいかもしれない。

 

うっ、

芥川は、雷皇の影響からか、一瞬放電してしまった。

あんま人の世話ばかりしてる余裕はないか。

 

夏目の肉体は急速に変わり、気付いたら1.4倍の筋肉のため、

夏目は異常な重さを感じた。

 

しかし、現状希が最強ライダーだから、芥川はそれ以上言わなかった。

初めて変身した龍英に、変身後の副作用であばれだす希。

突如そんな中で現れた男、医療部の主任の太宰悠は俺も加わろうと言った。

 

太宰は果たしてどんな力を発揮するのか!?

 

次回へ続く



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3話 水のライダー 水后と雷皇のライトニングスピード

炎帝システムの操作が困難だった夏目だが、多少暴走は落ち着いたように見えたが、戦いを止められない副作用が出た。
彼女は、炎帝に変身後、股にはペニスに近いものが見えたがそれがなんなのかは不明。

その横目に、芥川は雷皇に初変身で軽くボスを倒した。
芥川はやや副作用が出るも、制御できる程度のものだった。

夏目はどんどん制御が効かなくなってきた。
そんな中現れた医療部の主任太宰悠とはどんな男か。


夏目希さん、あなたはしばらく戦闘に出てはいけません。

と言っても副作用強くてわからないか。

 

彼女のライダーは男のライダー故に、異常に男性に進化するような処理が戦う上でなされてます。

戦闘での股の膨らみは彼女から生えたペニスです。

あまりの男性化を進めるために一時的にペニスが生えてしまうまで身体が侵されてきています。

今、彼女のクリトリスは、女性に戻っても半分くらい剥けた状態。

元々はクリトリスは全て被っていた彼女が、短期間に手術もなしに半分剥けるのは異常です。

 

女性が異常に男性化が進むとこんな状態になるんです。

芥川が炎帝になるべきだが、ベルトプログラムは誰をどのライダーに選ぶかわからない。

本来女性が男性用のライダーになることもある。

男性が女性用のライダーになることがある。

雷皇はどちらがなっても性別かわることはないが、炎帝は女性がなってはいけないライダーだ。

 

水については、女性向けなので男がなると女性化が促進する。

しかし、あとは重力か水だけだ。

そしてライダーシステムの種族は性別ではなく、

その人の適性で決まるから、確かに夏目さんのタイプは、

芥川よりは熱血な人間。それにまだ水と重力のライダーが調整できてないという状況では、夏目希は炎のライダーと相性がいいと判断したという解析結果が出ている。

これは芥川、君の責任だよ。

君が人間の中身ではなく、性別も考慮しておけば、

夏目は男に近づかなくて済んだ。

君の責任だと芥川を責め立てた。

 

まあ、過ぎてしまったことを責めても何も解決しない。

夏目はどんどん女性じゃ無くなってきている。見てごらん。

女性なのにヒゲも生えてきた。

ライダーになっただけでこの副作用は、かわいそすぎる。

 

医療部はそんな女性作らないように私は注意している。

確かに、上の命令で女性はスカートやヒール禁止、

スーツ以外禁止、ブラジャー着用禁止

下着は男女ともにボクサーパンツのみ、

髪はショートカットより伸ばしてはいけない

身だしなみの指定は過剰だが、

医療部の女性は女性の範囲超えない程度ではあるぞ。

 

というか、下着まで確認できない気がするが、ここはヒューマノイザー作るような会社。

警備員については、社員の裸さえ透視できる技術がある。

これで、規定違反された女性社員がセクハラされたのだから、

厳重に守らないとクビになるのがこのライフコントロールという会社だ。

 

風呂まで男女共同だし、変にセクシーな下着よりは、男性と同じものなら、性欲落ち着かせる意味では有効なのでしょう。

ルール決めたのは、女という噂だがね。

 

ライフコントロールという会社の振り返りは置いといて、

夏目の身体は復活したな。

やはり身体の戦いのエネルギー消費を抑えるのは時間がかかる。

芥川、もう夏目が出る前にヒューマノイザーをやっつけてしまえばいいと言うが、闘争心高まった夏目は暴走がとまらなかった。

 

落ち着け夏目、まずは水を飲めと水を飲ませた。

夏目は、落ち着いたが、夏目のクリトリスを見るとさらに少し膨らんでいた。

元々1センチくらいしかなかったクリトリスは2.2センチになった。

太宰は夏目がだんだんまずくなることを悟った。

 

暴走を止めたが再度戦闘指令が出た。

太宰は、ライダーベルトを一つとり、太宰に水のマークがついた。

太宰、おまえ女になってしまうぞと忠告したが、太宰はその対策を

持っていた。

水后の女性ホルモンの量は、実験結果で想定済み。

俺は夏目みたいに情報なしに変身するやつじゃないと言った。

戦闘にいき、夏目が変身しガンガンに戦っている状況を太宰は分析していた。

こりゃ、やばい。どうにかしないと男になってしまうと思ったが、ここで芥川が雷皇に変身した。

敵は少し強くなっているのか、やや軽くは倒せなくなっていた。

 

そんな頑丈になってる的に対し、炎帝は爆発する力で

バーニングハンマー!!!

と約700tの必殺技を食らわせ、倒した。

 

雷皇は、やや手間取るなと思い、この日を待ってましたと

言わんばかりにスマートウォッチ型のブレスレットを押した。

そこから、

ライトニングスピード!!!

と言い、雷皇は光の速度で動いた。

 

光の速度で動き、約600t程の必殺技を敵に叩き込むから、

敵は勝てるわけもなく、やられてしまった。

 

それを見た太宰は怒ってしまう。太宰は変身前に1本1リットルのペットボトルを飲み尽くし、変身した。

 

太宰には大量の水しぶきが現れ、仮面ライダー水后に変身した。

 

赤がシルエットの炎帝、黄色がシルエットの雷皇、青がシルエットの水后だ。

太宰は、タイミング的にいきなり夏目に襲いかかる。

夏目さん、なんでですか。

 

おまえは本来炎帝になるべきではない。炎帝は、芥川がなるものだ!

夏目、おまえはちょっと固まってろ!

水后、フリーズゼロ!

と炎帝を氷漬けしてしまった。

 

その間、太宰は芥川に襲いかかる。

おまえが炎帝使えば夏目ちゃんはああはならない。

かわいい夏目ちゃんがいずれちんこ生やしてしまうなんて

俺はやだ。芥川いますぐ雷皇を夏目ちゃんに渡せ。

おまえみたいなクールなやつが炎帝になるべきだ!

と言った太宰。

 

太宰、いつも冷静沈着なおまえが今日はおかしいぞ!

と芥川はいったら、

いつもとライダーバトルは違う。俺はおまえみたいなやつがいると

迷惑なんだ。夏目ちゃんの治療すんのは俺たち医療部なんだよ。

その苦労を知らないで多くの犠牲者出してるおまえが正義面してるのがムカつくんだよ。

 

そもそも、あんな人を襲うのを作り出したのもおまえじゃないか。

おまえがいなきゃヒューマノイザーが生まれなかったから、ライダーも作らなくてよかったんだよ。

 

夏目ちゃんをちゃんとした女の子に戻せと、芥川を殴りながら言った。

 

そんな中、夏目は炎帝の熱から氷漬けを溶かし、背後から水后に向けて攻撃仕掛けようとする。

 

この3人のライダーバトルの結末はいかに

 

次回へ続く



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4話 ライダー副作用の対策

暴走した夏目の動きを止められないことに悩む太宰悠。
ある程度横にして夏目は落ち着いたが、回復したのではなく、男性の肉体の方へ落ち着いている方にショックを受けた。

もはや、止めようがない夏目を考えてた最中にヒューマノイザーが現れ、夏目の闘争心からさらに仮面ライダー炎帝のパワーは上がる。
また、仮面ライダー雷皇はとうとうライトニングスピードという
光の速度まで加速する雷皇のみが使用できる技でヒューマノイザーを叩き込む。

あっさりヒューマノイザーを倒せた雷皇と炎帝の前に太宰が現れ、
仮面ライダー水后に変身する。
仮面ライダー水后の力で、仮面ライダー炎帝は氷漬けになり、雷皇にライダーバトルを挑みだす。やはり属性のせいか雷皇相手に水はあまり効果はなく、苦戦してる間に、仮面ライダー炎帝は氷を溶かして反撃に向かう。


水后と雷皇が殴り合いをしている中、氷漬けが溶けた炎帝は、

自分の炎剣で水后の後ろを狙う。

 

属性として、氷漬けは炎で溶けてしまうので、あまり意味はなかったのだ。炎にも電気にもあまり意味はない水后は不利になった。

氷が溶けた炎帝からの襲撃を察知した水后は即座にブレスレットを押した。

 

水后!リキッドフォーム!!!

 

びしゃーーーー

と水しぶきを切る音が炎帝の前に聞こえた。

 

水しぶきを切った後、すぐさま水が集まり水后は復活した。

危ない、なんとか逃げ切った。

 

これは、かつての水の特性で、無効にする技かと

炎帝は水后に力技が無効だと知った。

 

パワーは一番の炎帝だが、総合的には一番弱い可能性を考えた炎帝。

水しぶきで体力奪われた結果、変身解除された夏目。

 

太宰、芥川の2人も変身解除をした

やはり、夏目ちゃんには炎帝は厳しいのか?

と考えていた。

 

そんな中、夏目ちゃんは、炎帝の力が止まらず、診断でさらに男性化が進んでいた。ヒゲも止まらず、クリトリスは2.6センチとなった。

 

これ、まずくないか?夏目ちゃんのオス化は止まらなかった。

オス化をとめたい2人は、夏目ちゃんと炎帝を引き離すことを考えた。

しかし、なかなか技術的に厳しい。

 

芥川は研究室に戻って思考を巡らせた。

芥川、おまえのマシンでヒューマノイザーの制御をコントロールできてるなら、発生したタイミングで戦闘しにいかずに止めればいいじゃないかと、太宰は言った。

 

確かにそれは正論だ。しかし、戦闘になるようなパターンというのは

このロボットで止められないパターンのみなんだ。

暴走が軽ければ、遠隔制御で戦闘は発生しない。

暴走が重いと、遠隔制御で止められる状況ではなくなり、

今の段階ではもはや、破壊するしかない。

 

破壊すればそいつの命はこの世から消えるが、暴走とまらないヒューマノイザーは、残酷だが今はその方法しかない。

その言葉を聞いて、太宰は落ち込む。

 

太宰の身体はどうなんだ?おまえは女に変わってしまうタイプだろう。

と確認すると、ぼくは大丈夫と答えた。

夏目と違い医療部だから女性化食い止める薬を先に投与してるからねと、太宰は答えた。夏目ちゃんについては、計算外だった。

ぼくがきちんと薬を出していれば夏目ちゃんの身体は男化が始まらなかった。それに、ライダー的に水后よりも肉体変化が激しいから、もはや夏目ちゃんがオスになってしまうかは時間の問題だ。

あの処置で夏目ちゃんの肉体の変化を半分以下にしている。

止めてなかったら夏目ちゃんのクリトリスはすでに4センチ超えてるんだぞ。本来なら10回の戦闘で夏目ちゃんは9センチペニスで卵巣が精巣になり、睾丸へと表に表出するが、それより遅いのはぼくがきちんと抑止してるからだ。正直これ以上遅めるのは不可能。

夏目ちゃんには強力な抑止剤を投与しているので、これ以上遅めると、夏目ちゃんは死んでしまう。

 

それくらいこの炎帝というライダーの副作用は強いんだ。わかったか?

と太宰から聞かされて、さすがに戻さなきゃやばいと感じた芥川は、

夏目と炎帝を引き離すシミュレーションを翌朝まで繰り返した。

しかし、抑止剤の力もあまり強い効果ではないのか、

夏目のクリトリスは3センチになった。

 

そんな朝方、シミュレーションが上手くいき、シャワーを浴びに言った芥川。

起きた夏目は、お疲れ様と言いながら、芥川の身体を洗ってあげた。

芥川は、シャワーから出て、仮眠室で寝ていた。

 

1人になった夏目は自分の身体を見てショックを受けていた。

クリトリスがまたでかくなった。

とうとう3.4センチになったクリトリス。

だんだん男性化に身体が馴染んだのか抑止剤を打っても、

どんどん肉体変化がとまらない。

 

そんなある時、太宰は芥川のライトニングスピードについても指摘した。

雷皇の本来のスピードの約100万倍にあたる光速を電撃が流れながらに使用することは、身体を破壊してしまう可能性がある。

使用回数を制御しないと芥川も危ないぞ

と太宰は指摘する。

 

太宰、それは自分でも気付いている。

私のモニタには雷皇の技をあとどれ程使えば破壊してしまうのかが載っている。これによりぼくは一歩先の戦闘ができるわけさ。

 

そんな中、強くなりたい女子中学生の暴走があった。

おまえらは私を馬鹿にしているのかと

同級生をどんどん傷つけ、いじめられた人に復讐をしていった。

どんどん重傷者が増えたが、なんとか戦闘に間に合った芥川、夏目、太宰。

 

しかし、芥川は、夏目おまえは戦うなと言った。

いや、変身する。変身しなければ私はおかしくなったと述べた。

3人は変身しようとしたら、夏目だけ変身できなかった。

 

夏目はなんでと言ったら、芥川は

おまえのチップはこっそり預かったと言い、

雷公のブレスレットにある雷のチップを取り出し、夏目のチップを挿入した。

その後、雷皇はフレイム技を使用できるようになった。

なんと、電撃と炎の組み合わせは、いじめられっ子は強力過ぎて耐えられず、あっさりいじめられっ子のチップは壊れた。

 

チップだけ壊すことに成功したことで、いじめられっ子を守ったのだった。

 

私暴走してました。こんなことしなくても、見返せるように頑張りますと言った。

この時、戦闘に参加しなかった夏目は、男性化が止まった。

しかし、男性化しなかったことで、夏目の身体から不思議なチップが登場した。

このチップはなんなのか?

 

次回へ続く



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5話 警視庁による新ライダー

暴走が止まらない夏目を抑えようと、太宰と芥川は口論をした。

太宰は、医療部として夏目の男性化を抑えようとしていた。
芥川も夏目の男性化を止めようと、ベルトの力を抑制していたりした。
しかし、夏目の男性化は止まらない状況だった。
それほどまでに炎帝の力は女性がまとってはいけないエレメントであった。

2人は模索するもいい方法が見つからず、自分のクリトリスがでかくなってきてるのに涙する夏目であった。
そんな中ヒューマノイザーが現れ、3人で変身しようにも夏目は変身できなかった。
実は芥川がチップだけ抜いて、自分の雷エレメントの応用に使ったのだった。仕様を知ってる芥川ならではの解決法を見出したのだ。

雷と炎のパワーであっさりヒューマノイザー問題を解決したが、
夏目の身体からチップが現れた


希からでたチップ。これは鋼属性のエレメントか。

分析したところ炎エレメントは変身しなかったら、そのエネルギーを身体で抑えることができず、身体から表出することがあると。

 

このエレメントドライバーは、本人の適性を分析して、

それに属したエレメントが決まる。

しかし、別のエレメントが出るのは驚きだ。それほどまでに炎は定期的な変身が必要とは、驚きだ。

 

お取り込み中すみません。私、警視庁の宮川紗也です。

ここのところヒューマノイザー事件が多いから、気になってたけど、

あなた方はなんかよくわからないベルトしてるわね。

これ、危ないから警視庁で預かります。

 

と、宮川が芥川のベルトに触れると、大量電流が流れた。

宮川は電撃のショックで、おしっこを漏らしてしまったようだ。

ちょっとしたトラブルはあるけど、ただならぬベルトね。

 

預かるのも危険そうだからベルトはいいわ。

そのチップを預かります。

 

と、芥川が持ってるチップを回収した。

チップだけをひとまず回収し、宮川は警視庁に戻った。

 

あのお姉さん大丈夫かなあ?鋼エレメントは、炎より男性化が強いから、使用しないことを祈る。

我々は、さらに希を調べるため、ライフコントロールに戻った。

そんなある時、芥川は同期の社内コンプライアンス部主任の直江麗央にであった。

見た目はかなりボーイッシュで、174センチあるキャリアウーマンだった。

 

あら、芥川さん、研究は順調?

直江さんこそ今日は素敵で。

 

私は同期として、あなたには素晴らしい環境で研究してほしいから、

社内の統制を整備してるの。

私は、夏目ちゃんのように女を捨てきれない女じゃないから、

戦闘で必要になったらいつでもよんでいいわよ。

と言った。

直江さん、あなたの力を使わなくても回っているので、

ご心配なく。

 

直江は自席に戻り、スーツを脱いでトレーニングを始めた。

やはり、夏目はあまちゃん。夏目の状況見て戦闘準備進めなくては。

直江はトレーニングが終わり、外に出た。

 

警視庁の宮川と直江は会う約束をした。

直江は、警視庁の宮川さんですか。私はライフコントロールの直江です。

 

170センチの自分よりやや大きい直江を見て驚いていた。

あなた、警視庁でも悩んでいるんでしょう。そんな顔をしている。

女性のあなたにはヒューマノイザーと戦うには厳しいものね。

警視庁の装甲ではヒューマノイザーには勝てない。

あれは、人間を強化したような存在。暴走してしまったらピストルなんて豆鉄砲と変わらない。

 

そんなあなたにはある実験をしてほしいの。

と、直江はよくわからないドライバーを宮川に託した。

これは?

 

これは今開発中のモノエレメンドライバーです。

純粋な彼らが持っていたエレメントドライバーが強力な仕様故、

可能な限り出力は抑え副作用が少ない仕様ですが、属性によってはかえってパワーアップさせてしまう可能性があるため、副作用が大きいかもしれません。

モノエレメントドライバーは、エレメントドライバーと違い、

他の属性との組み合わせはできない仕様になっています。

 

しかし、使いようによっては安全に使えるのだから最高の製品だとも言えます。実際使うかは警視庁のあなたの判断に任せますと言って、直江は離れた。

 

宮川は、警視庁に戻り着替えた。

正直、パンツ濡れたのにはびっくりした。履き替えよ。

と宮川は変えのボクサーパンツに履き替えた。

 

宮川は、直江からもらったドライバーを見て、何かを考えていた。

 

芥川は、鋼エレメントを出してから、夏目の身体には特に変化が起きなかったことに気付いた。

やはり、これ以上の男性化は勘弁という気分であった。

夏目の検査をしてるとき、ヒューマノイザーが現れ、3人で向かった。

 

街中ではヒューマノイザーが暴れており、芥川達はいつも通り、ライジングスプリードや、絶対0度、プロミネンスバーストのように大量破壊する技繰り出すも、中々ヒューマノイザーが減っていかない。

 

どうやら敵も大量にヒューマノイザーを作り出す技を身につけたようだ。

やっと宮川が現場にかけつけた。

警視庁の力がようやく必要になったようね

と宮川がいったら、モノエレメンドライバーを腰に当て、

チップを中に差し込んだ。

モノエレメントは一気に鋼仕様となり、宮川の身体の自由を奪う。

 

これがライダーになるということかと言いながらも、宮川は

 

変身!

 

と言い、変身を行なった。

仮面ライダー鋼士が生まれた。

宮川は、一気に大量のヒューマノイザーに突っ込み、破壊していった。鋼により敵は混乱していき、まるで一人でヒューマノイザーをやっつけてしまい、宮川は素晴らしいデビュー戦となった。

 

これが、あの鋼のエレメント。炎よりも力強さを感じ、

実質ヒューマノイザーからしたらさらなる天敵が増えたのだった。

宮川は、鋼のパワー披露したあと、消えていった。

 

変身解除した後、宮川は気を失っていた。

なんと、鋼士のパワーが強過ぎて身体に負荷が強過ぎたのだ。

その力は、自分の指だけでピストルが壊れてしまうくらいの

暴走状態。よたついているが、手すりにつかまると

手すりが壊れ、まさに力が制御できていないのだ。

 

警視庁になんとか戻りシャワーを浴びようとすると自分のクリトリスが5センチくらいになってしまっていた。

宮川は女性として活躍を願ったが、ライダーシステムのあまりの副作用の強さに女性は厳しいかもしれないと考えていた。

 

宮川のこのトラブルは果たしてどうなるのか?

 

次回へ続く



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6話 芥川についたメイド

前回夏目から排出された鋼のチップを回収した宮川は、
直江からもらったモノエレメンドライバーと組み合わせて、
仮面ライダー鋼士に変身した。

鋼士は、雷皇、炎帝、水后が大量のヒューマノイザーの処理に苦戦する中、鋼の力であっさりとたたみかける圧巻な強さを見せた。

そんな圧巻の力を得た警視庁の女性、宮川紗也は、
変身後強烈な男性化という副作用が起きてしまった。


私の身体は、こんなに男性化してしまうなんて。

この力を1回使っただけで、腕が男性みたいになっていた。

 

このまま、鋼士の力で戦うか悩む紗也だった。

 

そんな身体のデータを影で見てるのは、直江だった。

彼女の身体は急激な男性化が起きている。炎帝より強い。

本来、エレメントドライバーより低出力となるモノエレメンドライバーでさえ、炎帝よりも男性化が進んでしまうのだから、

エレメントドライバーでは、大変なことになってしまう。

 

とは言え、芥川や太宰、夏目のようなエレメントドライバーの仕様がわかってるプロでさえ、エレメントドライバーの副作用対策には苦戦している。

太宰は、医療部ということとあり、女性化が激しい水后を副作用なしで使いこなしている。

 

芥川は、性別は変わらないが、電気人間になってしまう副作用がある雷皇の副作用は、最初こそあったものの、やはりヒューマノイザー、エレメントドライバーの製作者だけに日常では制御できるようになった。

 

問題は夏目だ。彼女に炎帝はかなり厳しいものがある。

3つの中で一番火力が高いが、一番副作用が強い。

本来なら、エレメントドライバー作った芥川が使用し、

ただ電気人間程度の副作用の雷皇を夏目ちゃんが使えば良かった。

しかし、夏目ちゃんの性格は、芥川、太宰よりも熱血が故に、

雷皇、水后は適合しなかった。

これは、調整をうまくしなった芥川の責任でもあるが、

炎エレメントの力を見る限り、炎人間になり、男性化してしまう力の副作用を無くすと、炎エレメントの火力は半分以上落ちてしまう。

芥川ばかりも責められない。

 

という思考をめぐらせる直江主任であった。

 

そんな中、宮川は苦しんでいた。

うっ、うっ

なんと直江に金属がくっついてしまった。

あまりの鋼エレメントの力なのか、モノエレメンドライバーでさえ、

宮川を鋼人間化を制御できなかった。

 

これはまずいと感じたが、トイレに行きたかったので、トイレに向かった。

しかし、ドアノブを壊してしまった。

どうやら、副作用が強過ぎて、ドアノブを壊すほどのパワーになってしまった。

宮川はやむを得ないから扉を押すと、扉さえ壊れた。

しかし、壊れたドアノブが手にくっついていた。

 

女子トイレに入り、個室を閉めると、力が強過ぎて個室の扉が壊れてしまった。

周りには誰もいないが、とりあえずトイレを済ませようと宮川は便器に座った。

すると、宮川の尿は上向きに飛んで行ったのだ。

どうやら、上向きに服をかけるフックがあるせいで、フックの磁力に尿が影響を受けたのだ。

 

鋼士の力は必要と感じているものの、その力によって日常生活が厳しくなっていった。

しかし、宮川は、警視庁に勤めているプライドから、この力を制御してやろうと決めていた。

 

そんな中、直江は芥川の元にきた。

芥川くん、いつになったら、私にライダーベルトできるのよ!

 

な、直江さん。直江さんのライダーチップは他の3つと違い、

直江さんレベルでも制御するのが現段階で難しいから、

まだ渡せないんです。

と言ったら、直江はキレた。

 

私はそこにいる夏目と違って、力に反する女じゃないのよ。

私は、ライダーの力が得られれば、男になるのと日常で暴走してる副作用くらい受け入れるわよ。

 

じゃあ、芥川、交渉ですよ。

夏目が使い物にならないから、あなたに一人女性社員を与えます。

この織川舞也という女性社員をメイドにしていいです。

その代わり、夏目の今使用しているドライバーを重力ドライバーが調整できるまで、私に貸しなさい。

私に任せれば炎帝の力を使いこなせます。

と、直江はいった。

 

夏目は、私よりも適性者がいれば、その人が使えばそれでいいです。

と言った。

芥川、決まりね。私が炎帝を使います。

 

そう言われた、芥川は夏目のエレメントドライバーを直江に渡した。

 

それを受け取った直江は芥川の前をさった。

とりあえず、夏目は女性に戻るために寝てろ。

ライダーに変身しなければ男性化は軽くなることは、

再現済だから、寝てれば男性化は落ち着く。

 

それよりも、舞也をメイドにしてみるか。

さ、このメイドチップを入れるよと、

舞也にメイドチップを挿入した。

 

メイドチップは、元々メイドにするためのチップだから、男性化という副作用はなく、メイドだけになってくれる仕様である。

しかし、舞也はどういうわけかふたなりという不思議なメイドに変貌してしまった。

これまでのメイドチップは、性別は変わらずただメイドになるだけのマシーンになるはずなのだが、何故だ?

と芥川は疑う。

 

それを遠隔的に見ていた直江は、笑っていた。

通常、芥川が作ったメイドプログラムは性別が変わらない。

しかし、私が渡したメイドチップは、女性がふたなりになる仕様に私が改造したメイドチップ。

天才芥川は、このメイドチップは、芥川以外作れないものだと思い、改造されている事実を疑わなかった。

情報の統括でチップの細かい設計図等も芥川以外権限ない状況である。

 

だから、夏目ちゃんは一緒にやっていても、細かい仕様を知らず、医療部でもない夏目ちゃんは男性化してしまった。

夏目ちゃんは、芥川が作り出した複雑な設計図を理解できないから、研究者のレベルはクリアしてるものの、芥川の補助を抜け出せないでいる。

 

しかし、私はこれより前に芥川のパソコンの画面を見た時、彼のメイドチップの設計図はチラ見で理解できた。

このチラ見で、メイドチップにふたなり化するという改造を加えた。

おそらく、芥川は私が改造したと気付くので驚きはないだろうが、

炎帝の力がない夏目は自分より力強いメイドを見たらどうなってしまうのかね。楽しみだ。

 

織川は、ふたなりメイドになってしまったものの、

芥川に奉仕を続ける。龍英さんの筋肉、物凄いこってらっしゃいますから、揉みほぐしてあげますね。

メイドのマッサージは上手く、龍英は気持ち良さのあまり、射精してしまった。

 

龍英さんの疲れが取れたみたいですね、とメイドは言って、

龍英をお風呂に入れた。

これでもう一度マッサージしてあげますからね。

と芥川の身体を流し終わった後、再度マッサージをした。

起き上がった芥川はまるで別人かのように身体が軽くなった。

 

そんな疲れが取り終わった後にいきなり、

ヒューマノイザーが川崎に現れました。急いでください。急いでください。

慌てて川崎に向かい、芥川と太宰は変身した。

戦闘が始まったので、宮川は副作用が気になりながらも、

変身して戦った。

 

敵はかなりの防御であるものの、目の前に現れるヒューマノイザーを

雷皇と水后はなぎ倒す。

ライトニングブレード

ライトニングスピード

ライトニングスラッシュ

 

このライトニング3コンボは敵からしたら、

電気で流れているチップに許容以上の電気を短時間で流し

ショートさせる鬼畜技である。

 

あまりに大量に流れる電撃に、敵は一気に倒れる。

 

鋼士は、

メタルバインド

メタルプレス

メタルボンバー

 

これにより、敵は鋼士の鋼のパワーに圧倒され、

破壊されていく。

 

水后は、

フリーズゼロ

ハイドロブレード

ハイドロカッター

 

まさしく、3人で1万体以上増殖したヒューマノイザーを倒した。あとはボスだけだ。

さあ、このボスを倒そうとするも、意外と堅くなかなかいい一撃を決めるのに時間がかかっている。

 

そこにいきなり、

お三方、なかなかヒューマノイザー戦に時間かかっているようね。

このヒューマノイザーの硬さは、8000万度の熱でも傷一つつかず、

戦闘機の攻撃を1万発食らってもキズ一つないパワーである。

 

芥川、宮川あなたがたの力は強いが、残念ながら今回は電気は吸収してしまい、鋼は鋼自体が壊れてしまう。

水はそもそも今回のヒューマノイザーの適性には合わない。

私の出番ね!

 

と直江はエレメントドライバーを装着し、炎帝に変身した。

ふっ、

と言いながら、夏目よりも戦闘慣れしているのか、

スピード向きではない炎帝を雷皇のスピード並みに操作し、

火力も元々の炎帝の倍くらいを引き出してしまった。

炎帝はライトニングスピードが使えない。

ならば、私の鍛えたスピードで対抗すればいい!

 

と直江は雷皇のライトニングスピード並のスピードで、炎のパンチキックを繰り出し、8000万度を超えた熱が加わり、

敵を破壊した。

 

直江さん、強い。

と直江は変身解除したが、夏目のような反応はしなかった。

しかし、夏目のような男性化が進んでいった。

 

直江さん、あなたまで男性化に進んではいけないと

芥川が言ったら、

このバトルは倒すか倒されるかそれだけ、

それが終わって、男になったとしても、倒されなければ、

勝ちなんだ。

相手が倒される代償が男性化くらいで済むなら安いものだ。

と、夏目と違い、男性化してもいいという直江だからこそ、

あれほどの炎帝の力が引き出せたと感じた。

 

その後、宮川はさらに男性化が進み、クリトリスが6センチとなってしまった。宮川は危険を察知していた。

2回でふくらはぎにも影響が出てしまい、男性化が著しい。

 

そんな宮川は警視庁に戻り、長い会議になると思いトイレを済まそうとしていた。

しかし、宮川は女子トイレの個室を破壊したことで、男子トイレの個室じゃないのを使えと言われてしまった。

 

宮川はやむを得ず男子トイレに入った。

たまたま、誰もいないのでズボンと履いていたパンツを脱ぎ、

このまま出した瞬間。

 

あれ、いつもと違う。

なんと宮川は、クリトリスから立ちションができてしまった。

宮川は自分の身体の変化に恐怖を感じた。

 

宮川は、果たしてどうなるのか?

 

次回へ続く



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7話 電気の力を得たOL

仮面ライダー鋼士の副作用が強すぎて力が制御できない宮川は、
警視庁のものを無意識に破壊してしまった。
そんな中、夏目もまた、炎帝の副作用を抑えるために、寝込んでいることにさせられる。

だらしない夏目をみた直江は夏目のエレメントドライバーを貰うのを条件に、織川舞也という女性社員とふたなりになるメイドチップを渡され、織川はふたなりのメイドになってしまった。
これは、直江が男性化してしまうくらいで、戦わない夏目のための挨拶みたいなものだった。

そんな時、ヒューマノイザーが現れ、パワーアップしたヒューマノイザーに苦しむ雷皇、鋼士、水后だが、その状況を
直江は炎帝になってあっさりと倒してしまった。

直江の圧倒的な戦闘力の前に3人はかたまる。

戦闘が終わると、宮川は自分の身体の変化に苦しみ出していた。
そんな中宮川は女子トイレ破壊したということから、
宮川は女子トイレの使用が禁止となり、やむを得ず
男子トイレで用を足すことにした。

そこで、宮川は何故か立ちションができるようになったことに気付いてしまった。


宮川は、立ちションが終わると走って男子トイレから去ってしまった。

警視庁の医務室に行き検査をしてもらった。

宮川紗也さんか。肉体は男性になっています。物凄いスピードで。

現代医学でこのスピードを抑えるのは困難です。

抑える方法はありますが、やはり副作用が強い。

副作用を抑えるために、さらに強い副作用が出ては意味がない。

 

それに、このクリトリス、残念ながら宮川さんの尿道とつながってしまっているようです。睾丸はないにせよ、女性でいられなくなるのは時間の問題でしょう。と医師はいった。

 

すかさず、宮川はライダーベルトを出した。

ふむ、これはモノエレメンドライバー。噂では聞いていた。エレメントドライバーのパワーが強過ぎるから、パワーを抑制するために、

ライフコントロールが作り出したベルト。

ん?鋼か?

鋼エレメント、肉体を鋼のように強くし、鋼の力で敵をなぎ倒す。

その反面、鋼のように変化してしまうため肉体が鋼化してしまい、女性が装着すると男性化してしまうエレメント。

 

力を抑えるモノエレメンドライバーでさえ、この力。

エレメントドライバーであったら、さらに火力があがるから、

彼女は今頃男になっていた。

 

宮川さん、あなたの男性化は現状どうしようもありません。

医師としてクリトリスが小さくなるまでライダーになってはいけません。それでなくても今勃起して12センチなのだから、

慌てて次ライダーとして戦ったら女性に戻れる保証はありません。

と宮川は平和を守るために警視庁に入ったのに、それをストップされた怒りが溜まっているが、本当に男になってしまうことを思うと我慢せざるを得なかった。

 

それを遠隔で見てた直江は、笑いながら宮川はまだまだ戦闘に対する覚悟が足りないと笑いながらいった。

戦闘は殺し合い。力を得るためには副作用が出て当然。

私は今回炎帝の力を使ってクリトリスが7センチになったけど、

元々クリトリスが6センチだから大した問題ではない。

むしろ、副作用でクリトリスがペニスになってしまうなら、ペニスになってくれても構わない。

勝負は戦闘前からついている。女性で男がいる殺し合いに参加するのだから、男性並の肉体改造してから戦いに入るのが筋なのよ。

と言った後、直江は大量のプロテインを摂取し、筋トレを始めた。

 

芥川達は、その頃前回の戦いを振り返った。

炎帝に全部持ってかれたが、芥川は本当に苦戦してたの?と太宰は聞いた。

いや、その気になれば、雷皇の力だけであのくらいの敵には勝てた。

他の世界のライダーの敵と比較すると、最終ボスの10倍は強いのがこないだの敵。最初俺が生身で倒したのはライオンヒューマノイザー

これは実力的には他のライダーの世界では最終ボスにあたるレベルの力だ。

2戦目に戦ったスパイダーヒューマノイザーは、1戦目より少し弱い

3戦目に戦ったドラゴンヒューマノイザーは、他の最終ボスの3倍の強さにあたる。

しかし、あそこで雷皇の力をフルに出すと街が破壊されてしまうことがある。

 

雷皇は、雷の力が必要。それは、力を使えば使うほど街の電気を消費することになる。

それに、水后は、水の力故に水を使い過ぎると、街の水が無くなってしまう。

それに比べて炎帝は炎だから、炎帝が力を発揮すると街の火事がなくなる。だからこそ、力を発揮すればするほど放火事件のようなものが解決する。

それ故、炎帝は力を制御せずに戦える。

 

雷皇と水后はさらに火力を上げられるが、あそこで上げたら

街のインフラは止まってしまう。

考えてみろ、あそこで雷皇が本気出したら街の電気は全て止まり、世の中は停電になる。

また、それほどのパワーを使ったら、私は変身解除後に電気人間の暴走が止まらなくなる。

 

そこでだ、このモノエレメンドライバーの出番だ。

モノエレメンドライバーは、エレメントドライバーよりも低出力で作られているが、ヒューマノイザーくらいはなんとか倒せるくらいの力で戦えるように改良した。

モノエレメンドライバーはそいつの適性で対象の属性が出るが、

こないだの宮川紗也みたいにチップが既にあるタイプであれば、

属性判定よりも所持チップが正となり、変身できるようになる。

 

それがモノエレメンドライバーのいいところ。

複合が可能なエレメントドライバーは、チップ持っててもそのチップは正にならない。純粋に判定される。

とりあえず、雷も水も今持ってはいないが、2つくらいモノエレメンドライバー追加で作れた。

 

舞也ちゃん、このモノエレメンドライバーを1つはOL、もう1つはサラリーマンに配布してきなさい。

了解しましたー。と、メイドは言った。

 

某女性化粧品会社にきた舞也。

舞也は視野から戦闘能力を確認し出している。

舞也判定にはバツが続く。

細かく判定するのも大変なので、ビル内の女性の戦闘能力を一気にサーチした。

おっ、12階か。

 

舞也は、化粧品会社のセキュリティゲートの仕様を人工知能で解析し、

それに見合ったセキュリティカードを作成した。

舞也ちゃんは、セキュリティカードでビルに入った。

12階に行き、対象フロアを突破し、目的に向かって歩いた。

 

あなたは瀧川麗也さんですね。あなたの心は女性故に女性として戦いたい。パンツスーツの眼鏡かけた身長158センチの女性であった。

戦闘能力のポテンシャルは高いが戦闘経験は無い。

なるほど、経験ないなら、経験させればよい。

麗也さん。あなたにこれを渡します。

もしも、あなたが何か襲われたらこれを使ってみてください。

 

と、麗也に渡したら舞也は去っていった。

それを遠隔で見ていた芥川はこれで1人ライダーの検証が増えた。

しかし、増え過ぎても困る。

今くらいの数ならまだいいか。

増やし過ぎたらライダーを破壊するまでさ。

と言う芥川。

 

モノエレメンドライバー渡された麗也は意味がわからず歩いていた。

そんな中、ムササビヒューマノイザーが現れた。

ムササビの力で空中攻撃を得意とし、人間はあっさりと気絶してしまう。

ムササビヒューマノイザーが麗也に襲いかかろうとしたその時、

さっき舞也に渡されたモノエレメンドライバーから電撃が放たれた。

し、しびれる。

 

麗也の手には何も印がなかったところから、雷エレメントがついたモノエレメンドライバーが出た。

腰に当てた瞬間舞也はビリビリと変身した。

雷属性ではあるが、雷皇のように変身したときに雷が落ちないようだ。

 

わ、私のこの姿は何?と疑問に思う瀧川。

そんな瀧川に襲撃したムササビヒューマノイザー。

しかし、雷皇とは違い、触れただけではヒューマノイザーはしびれないようだ。

破壊してやる、仮面ライダー雷士

と、瀧川に襲いかかる。

 

少し時間がかかって雷皇と水后が現れたが、ムササビに向かって雷や氷を放つと、雷士に当たってしまうと思い攻撃はやめた。

 

雷士は、戦い方がわからないので、武器の雷スティックでムササビの羽を叩いた。

ムササビヒューマノイザーはその痛さと電撃に悶絶してしまい、動けなくなる。ムササビはしびれ、動けなくなったスキに雷スティックでムササビのチップを貫いて倒した。

 

雷士は変身解除するも、夏目、直江、宮川のようなトラブルが見当たらなかった。

雷士は、雷皇のような電気人間っぽい暴走が起こらず、

雷皇を安全にしたようなライダーだった。

 

次第に増えてくライダーだが、研究の結果、雷士のような

雷皇の力をセーブできたライダーが登場した。

 

このような新時代のライダー登場により、

ライダーとヒューマノイザーの運命はどうなるのか?

 

次回へ続く



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8話 水の中の戦い

男性が激しい宮川紗也に、戦いを止めてしまった医師。
おかげで宮川は戦闘にいけなかった。
そんな宮川に男性化程度で、医師に診てもらうような女だと思い呆れていた。

さらに、直江のベルトと思われるエレメントの調整に時間がかかっているため、いまだに変身お預けの夏目がいる。
そんな中、芥川はモノエレメンドライバーをメイドの舞也に男女それぞれ届けて欲しいと頼んだ。

舞也は、瀧川麗也という化粧品会社に勤めてる女性に渡した。
彼女のエレメントは雷が故に仮面ライダー雷士に変身し、なんとか
モモンガヒューマノイザーを倒したが、変身後の副作用はなかった。


瀧川麗也か。戦闘能力が現状普通の女性。

あまりに微妙な被験者にクビを傾げる直江だった。

 

まあ、ヒューマノイザー倒せたんだから、今回は見逃すことにした。

 

そういや、ヒューマノイザーって、種類ありましたっけ?

今のところ、3種類くらいいる。

暴走状態のヒューマノイザーが、ボスヒューマノイザー

ボスヒューマノイザーから出すヒューマノイザーが

ソルジャーヒューマノイザー

どちらでもないような人間に適合したのを、

ノーマルヒューマノイザーだ。

 

ノーマルヒューマノイザーならば人に害は与えない。

しかし、ボスになるともはや止めるのが難しいと芥川は述べた。

 

ヒューマノイザーは全滅させる気はない。

全滅したら、ヒューマノイザー化して通常レベルまでいった人まで

破壊せざるを得なくなる。

元々能力低い人間が強化されて暴走せずに普通になったのなら、

破壊の対象ではないと言う。

 

相変わらず夏目は変身できないのが苦しくなっていた。

夏目のクリトリスは変身してないため、3.6センチくらいであるが、

やはり変身しないと夏目は壊れてしまう気がしたが、直江からは奪い返せないでいた。

 

宮川は、医師から止められてたので1戦我慢した。しかし、それでも男性化はとまらず、宮川の太ももが男性化した。

周りは抑えると宮川のパワーアップする力に対抗できず、

屈強な男が吹き飛ばされた。

宮川は理性が壊れたようだ。

 

そんな中夏目の身体から新たなチップが出た。

炎の鳥というチップだ。何を意図してるかわからないが、

現状は保管した。

 

しかし、その2人からもチップが出た。

雷の虎と水の海豚というチップ。

不思議なチップは気になったのでエレメントドライバーに差し込んだ。

がおーと虎の音が聞こえる。虎をポチっと押すと、電気を放った虎がバイクに変化した。

 

どうやらバイクに変化するチップのようだった。

そのタイミングで戦闘が始まった。

 

2人は海豚と虎のバイクでヒューマノイザーの元に向かった。

既に瀧川が戦闘を始めてた。

今回のヒューマノイザーは水中が得意なので癖がきついのである。

 

誰もが対策が難しい状況である。

 

今回、水中で暴れる敵がきて、水中対抗できてない麗央と希。

そんな力に直江と宮川は対抗できなかった。

対抗できず、宮川の力はますます男性化が進んだ。

もう僕の中のヒーローだが、宮川は水の対策がなかったので

あっさり男性化が続いて行く。

また、直江は避けられないからすぐに対策を考えなきゃいけなかった。直江は炎エレメントのせいか水エレメントのヒューマノイザーには弱く、一方的にダメージを受けていた。

 

そんな中、芥川と太宰が登場し、雷皇と水后で対抗する。

水なので、属性的には雷皇が有利だが、太宰の水后のせいで、

敵は貯水によりダメージを回復してしまった。

 

また、オクトバスヒューマノイザーは、雷皇のパワーをコピーし、

電気技で水后に攻撃したのだった。

水后は本来雷無効の力があるが、同種族の雷仕様には対応していなかったという弱点があり、雷のダメージをもろに受け、変身解除されてしまった。

 

雷皇はこのままだと電気技すら通じない状態だが、

ここで雷皇は太宰に水エレメントのチップを貸せと要求した。

 

芥川、正気か?今水エレメント通用しなかったんだぞ。

と太宰は言うが、俺に任せろと自信満々な芥川だった。

 

芥川は、雷エレメントチップを外し、水エレメントチップを挿入した。雷皇はあまり変化見られないが、戦うのだった。

 

仮面ライダー雷皇 リキッドモード

 

なんと雷皇は、水后と同様、水化してしまい、

敵の体内に入り込んだ。

オクトバスヒューマノイザーの体内の中のチップのありかまで入り、

チップを雷皇の電気技でショートし、破壊した。

 

その勢いでオクトバスヒューマノイザーは爆破したが、

雷皇は一瞬にしてオクトバスヒューマノイザーの体内から逃げた。

 

周りは雷皇のリキッドモードに驚いたのだった。

それは雷皇自身が初代ライダー並(パンチ60t、キック90t)の火力がありながら、光の速度で動けるライトニングスピード

エレメントドライバー標準装備のスポットステイ

※必殺技を食らわす時に、敵の動きを固定する装備

相手または自分から敵に触れると敵に大量の電流が流れる

大量の電磁波

火力不足の時には、炎のエレメントで火力を強化して破壊

標準雷皇で対応できなければ、水のエレメントで、

体内に入り込み破壊する。

 

これが戦いの中で判明した雷皇の戦闘ポテンシャルだからだ。

雷皇の潜在能力をここまで引き出せた芥川の力は凄かった。

しかし、リキッドについては水の力だけかと言われると怪しい。

 

雷皇については、水や炎にしなくても身体を粒子化できる機能がある。つまり、雷皇だけでも小さくなって今回チップを破壊できたのだが、今回は水のフィールド。芥川は雷皇自身の技を増やすより他のエレメントの使用で様々な戦いができるように進化させたのだ。

 

火力にまさる炎帝、鋼士だが、トータル的にみたら雷皇のが上なので、正面衝突は避けたのだった。

芥川はまだ雷皇の力を引き出しきれていないが、現状の力でも

勝てるライダーはかなり少ない。

 

直江の分析では、電撃無効の初代、同じ電気のストロンガー、不思議なことがおきるBLACK RXあたりでないと止められないと予想した。

 

そんな最強に近い雷皇に、遅れてきた雷士が現れた。

雷士は、同じ電気の雷皇に勝負を挑んだ。

雷士は攻撃をするも、雷皇は電気を吸収するので、無効どころかパワーアップしてしまった。

雷皇は、1秒に300mの速さを持つが、雷士が攻撃しまくるせいで、

速さが3倍になってしまったのだ。

雷士は、キレた雷皇にあっさりやられ変身解除されてしまった。

 

雷皇は強くなったが、ライダーの力さえも奪う破壊者なので、

雷士レベルで倒そうとするとやられるのは当然だった。

 

暴走した雷皇は、鋼士に挑み掛かる。

宮川、俺はお前を優秀な女警察だと聞いている。

だが、俺より火力高いライダーを女が得るのは許さない。

お前は一回消え失せろ。

 

と宮川と勝負した。

宮川は警視庁故に、戦い慣れしているが、ライダースペックよりも

生身で戦い慣れしている芥川の力があまりにも強く、

キレた芥川は、宮川にスポットを仕掛けた。

スポットを仕掛けられたからか宮川は動けない。

 

宮川、これで終わりだと空から宮川に向かって大量の雷が落ちる。

雷が落ちまくってる勢いで、芥川は垂直に落ちながら

必殺技のライトニングライダーキックを宮川に決めた。

 

宮川は、変身解除され、ライトニングライダーキックの力が強すぎたのか、いくら鋼でもドライバーからしばらく変身不可能

の音声が鳴り止まない。

 

宮川をライトニングライダーキックでダメージ与えた後、

芥川は変身解除して、全てのライダーを俺が破壊してやると言った。

 

生身で、直江に

れお、俺と勝負してみるか?

炎帝で女捨ててるお前なら俺に勝てるだろと、

直江を挑発した。

直江は、売られた喧嘩を買う女なので、

生身の芥川に襲いかかった。

 

果たして炎帝と雷皇の運命は!?

 

次回へ続く。



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9話 男になってしまった女

ヒューマノイザーに様々な種類があることがわかり、
ライダー同士の争いが続いてきた。

宮川は、戦い続けると男になるという医師の忠告があり、
休まざるを得なかった。

しかし、少し休んだ後、オクトバスヒューマノイザーの戦闘のため、宮川と直江は戦闘に向かったが苦戦した。

同族の太宰も仕掛けるがあっさりやられてしまった。
芥川は、宮川の水のチップを手にし、雷皇のリキッドモードで、
オクトバスヒューマノイザーの体内に入り、内部からヒューマノイザーのチップを破壊し、倒したのだ。

周りは、雷皇の強さに驚いてしまった。
しかし、雷皇は強くなりすぎたのか、到着した雷士を倒し、
鋼士も倒した。

そして、生身で炎帝に襲いかかったのだった。


炎帝、お前本気か俺に見せてみろと生身で戦いだす芥川。

直江は容赦なく芥川を殴った。

やはり、そういうとこが直江らしい。変身!

 

雷皇で、直江と戦いだした。雷皇と炎帝は殴りあいをしていたが、

劣勢になる炎帝。

やはり、鍛えてるとは言え、女性。

スペック低い雷皇相手とは言え変身者が、ライダーシステム作った芥川では、勝てるわけもなかった。

 

炎帝は、キレて二刀流のファイヤブレードで襲いかかったとき、

雷皇は分離した。

雷皇が3人!?

 

なんと、雷皇は分身が可能だった。

炎の雷皇、雷皇、水の雷皇と3種類の雷皇に囲まれた。雷皇のパワーでライトニングスピードを仕掛けられ、炎の雷皇に大量のパワーを与えられてしまい、水の雷皇で大量の水攻撃を浴び、

最後に雷皇に雷の必殺技を食らわせられた炎帝。

 

結果的に炎帝は変身解除してしまった。

芥川は変身解除し、研究所に戻った。

 

ボロボロになった瀧川は雷皇のダメージが強過ぎて会社を休んでしまった。

 

宮川は、ボロボロになったので、警視庁に戻り精密検査を受けた。

宮川さん、ちょっとダメージがひどいです。

骨折はないですが、業務できる状況ではありません。

今日は休んでてください。

 

宮川は、回復のため寝ていた。

目がさめると宮川の傷は全て治っていた。

 

その頃、直江は、

あいつ私をれおと呼び捨てにしやがって。

クソ!炎帝の能力であんなチートライダーに勝てるわけないだろ。

分身して3ライダーになり、ライトニングスピードでチート持ちの3ライダーの攻撃を受け続ける。

炎モードで炎が吸収できない短時間でダメージを与え続け、ダメージ蓄積された後、大ダメージになる水を使いまくり、

水びたしになった導電性が高まった私に雷でとどめをさす。

最悪なコンボ攻撃だわ。

 

私に重力チップがあれば、雷皇に対抗できたのに、

まだ調整中かよ、あの男は。渡す気あんのか!?

 

怒り狂いながら夏目のもとに向かう。

おい、夏目希。お前のエレメントドライバーは返す。

この程度の力じゃ今の雷皇に勝てん。

な、直江さん。と言いながら直江は消えた。

 

まぁ、直江が切れるのも無理はない。

今の芥川の強さは異常だ。

あの炎帝、鋼士を圧倒してるからなあ。

せめて分身かライトニングスピード、火力の一つだけであればよかったが、雷皇は全てある。

それに、変身者が作ったやつだ。

いくら戦闘のプロの直江でも相手が悪過ぎたかもな。

と太宰は言う。

 

芥川は、

直江は、そこら辺の女とは考えていない。

あいつは男より強い女だ。入社したときのあいつの体脂肪率は10%

今は7%と言われている。

女性でありながら、ここまで筋肉をつけられるやつはレアだろう。

あいつは、戦う時は女でなくなるリスクくらいは受け入れられるやつだ。なんせ、戦闘だと死ぬこともある覚悟の上で挑んでいる。

夏目ちゃんとはまるで覚悟が違う。

 

炎帝ドライバーを装着しまくった直江の身体は今やばいことになっているだろうさ。

直江専用のドライバーは、後少しの調整であいつに渡せる。

今渡せるような調整ができていない。

これはだいぶ強いチップだから仕方がない。

ちょっと直江ちゃんのドライバーの調整に集中したいから、

俺は今回戦わないでおくよ。

と芥川はドライバーの調整しだしていた。

 

そんな中起きた宮川に変化が訪れた。

あれほどの重症は回復した。私は業務に戻れる!

よし、業務に戻ろうと立ち上がった瞬間、宮川は違和感を感じた。

あれ、股間がいつもと違う。と宮川はズボンを脱いだ。

 

宮川のパンツには、謎の膨らみがあった。

宮川は履いていたボクサーパンツを脱ぎ、下半身をみた。

え、うそ!

 

宮川の下半身には睾丸が備えられてしまった。

じょ、女性の割れ目がない。私は男になってしまったの?

なんと、顔以外は、筋肉で太くなった手と足。シックスパックに割れた腹筋、大きくなっている胸筋。

股から突き出たペニスが宮川の前に現れた。

 

どうやら前回の戦闘で、鋼士の副作用である男性化が強くなり過ぎたのだ。通常の戦闘のみであれば、女性のままだった。

しかし、雷皇の戦闘で、宮川のダメージを軽減するために、

鋼士は副作用である男性化強めれば、宮川の身体を生かせると判断した結果、宮川は男のような肉体になってしまった。

 

そんなと泣き崩れた宮川。宮川は自分のペニスをしごいてみて、本当に男になったかを試した。

宮川は、ペニスが16センチくらいになったのに驚いてしまった。

宮川はその感覚に慣れておらず、勢い余って射精してしまった。

その時宮川は、男の肉体になってしまったと、感じていた。

 

それをみた直江は、笑っていた。

男の肉体になったくらいで泣くとは、まだまだアマちゃんな女ね。

私があの肉体を手に入れたら、最高に嬉しいのに。

鋼士は、男性になることが嫌な女に持たせた芥川が悪い。

私の肉体も早く男にならないだろうか。

と、もはや肉体改造しか考えていない直江であった。

 

雷皇に大ダメージ受けた瀧川は、なんとか起きることできた。

喉が渇いた瀧川は水を飲み干していた。

しばらくすると瀧川はトイレに行きたくなったが、

雷皇のダメージのせいか、立ち上がることができない。

なんとか立ち上がると足が雷皇に襲われた恐怖動かなくなり、

漏らしてしまった。

 

雷皇を見るのが怖い。次の戦闘で殺されるという恐怖。

 

そんな中、カブトヒューマノイザーが現れた。

復帰した夏目と、太宰が変身し、対抗した。

 

夏目ちゃんは虫相手なので優勢に進められた。

太宰は芥川の戦闘をみて、リキッドでカブトヒューマノイザーの中に入った。

太宰は、中の昆虫エレメントを大量に奪い、カブトヒューマノイザーが、普通のヒューマノイザーへと変わる。

ヒューマノイザーのチップを破壊した太宰は

あっさりとヒューマノイザーから逃げ、勝利してしまう。

昆虫エレメントが10枚。どうなることやら。

 

ヒューマノイザーとの戦闘があっさり片付き、自信がついた夏目と

テクを覚えた太宰は、ヒューマノイザー相手は楽勝だと気付く。

 

研究所に戻った2人を前に、芥川は笑っていた。

調整終わった。これで、直江の本格デビューがみられるぞー!

直江はこのドライバーでどんな戦いするのかわくわく。

 

れおちゃん、芥川だけど!ようやくドライバー調整できたから、

研究所にきてね!

 

と連絡した芥川。

その報告に笑う直江。

 

直江が手にするドライバーとは!?

 

次回へ続く



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10話 雷皇と同等の力をもつ重力ライダー

雷皇と炎帝の対決に敗れた直江麗央は、炎帝の力では雷皇に勝てないとしり、夏目に炎帝を返した。
勝つためなら麗央は女を捨てるくらいはいとわないと述べた芥川。
芥川は、直江のドライバー調整に集中するため、戦いは夏目と太宰に任せたのだった。

宮川紗也は、雷皇に大ダメージを受け、負傷は治ったが、
身体が男になってしまった。
男にならなければ死んでいたという事実に泣き崩れた宮川。
雷皇に襲われた恐怖に立ち上がることすらできなくなった瀧川。

雷皇の暴走で多くの女性は、崩壊しつつある。
復帰した夏目と太宰は連携してヒューマノイザーを倒した。

そんな中、芥川は直江のドライバーの調整が終わり、直江にドライバーを渡すアポをした。


はあ、はあ、はあ、はあ、はあ

腕立て500回、腹筋500回、背筋500回、スクワット1000回

マラソン20キロ

シャドーボクシング5分10セット

 

これだけのメニューはもはや日常。どうにか雷皇に勝つには

もっともっと身体を鍛えなければ。

と述べる直江。

 

激しいメニューをクリアした後、芥川からドライバーの調整ができたとの連絡がきた。

直江は大量に汗が出ており、シャワーを浴びた。

私のクリトリスも結構でかくなってきたなあ。通常9センチか。

これだけ鍛えてもなお、女のままとはあいつ炎帝に私が男にならないように調整したのか?

と疑問を持ちながら、いつも通り、男性の下着をつけ、

ブラはつけず、スーツを着て芥川の元にいく。

 

芥川くん、着ました。早くドライバーをください。

れお、慌てるな。今渡す。

 

調整終わった重力チップだ。

単純な火力自体は、雷皇と同じ。

細かい仕様は長くなるから使ってみればわかるだろう。

 

ほう、なかなか言うね。

と直江は試しにドライバーをつけると、

重力マークが現れた。

 

認識しました。直江麗央、メインエレメント、重力エレメント作動

とドライバーが反応。

 

ほう、メインってことは、サブもあるのか?芥川くん?

そう。サブもある。こないだ自分が使った炎と水がサブにあたる。

エレメントドライバーには全てサブエレメントが使える仕様だが、

直江は炎帝でその力を使えなかったみたいね。

 

そりゃ、気付かなかったよ。だって、サブって炎と別の力だろ?

あるか?あの戦闘で?

芥川くんの雷奪うくらいしかないが、芥川くんがあそこまで強かったら奪えないよ。

ありがとうね。重力の力試してみる。

 

直江は、笑っていた。

私の本当のデビュー戦、戦闘の素人どもに見せてやる。

 

ある時暴走したサイヒューマノイザーは、鋼の力があるのか、警察のピストルすら破壊する。

また、エレファントヒューマノイザーで警察をやっつけていく。鋼の幹部、メタルアンドロイダーが登場。

サイとエレファントで苦しめ!

ははは。

 

そんな中、鋼士と炎帝が登場。鋼士は男になった後なのか、絶好調であり、炎帝も強い。

そんな劣勢のサイとエレファントだが、どうやら無効であった。

攻撃した瞬間リフレクターを食らわされ、変身解除してしまった。

駆けつけた芥川はのんびり傍観していた。

 

芥川さん、戦ってくださいよと、駆けつけた太宰は1人で応戦する。

太宰は、前回行ったリキッドで入り込もうと試みるも失敗した。

後から駆けつけた瀧川は、鋼なら、雷で落とせる。

倒してやると雷を打ち付けるも無効だった。

 

雷皇クラスの雷であれば有効だが、雷士は雷皇のパワーセーブしたライダーだから、電撃打ち込む発想自体無謀だった。

 

芥川が笑いながら、今日の主役がくるくると言ったら

メタルアンドロイダーは、芥川、おまえ笑ってないで戦えと述べた。

 

まあ、今日は私の出番無いんだし、今日の主役に任せてるんですよ。

 

何を言ってる、あいつは生身だ、やれ、サイ、エレファント!

とメタルアンドロイダーは言った。

 

サイ、エレファント、あなたの相手は私よ。

芥川は私の獲物、かかってらっしゃい。

 

直江麗央、女か。サイ、エレファント、さっさとあの世に送ってやれ!

ふっ、なめてもらっては困る。変身!

グラグラグラグラグラグラグラグラ

 

な、な、な、な、なんだ?

おいっ、地震だぞ。と強烈な地震の後、

直江の身体は変化していき、変身した。

仮面ライダー重皇

 

仮面ライダー重皇だと!?おい、サイ、エレファント、

どうした、やれ。

え!?

 

メタルさん、う、動けないです。

なんだと!?あ、俺も動けない。

 

ふっ、あんたらの重力を操作した。

あんたらの足の重力は通常の1万倍に増幅した。

今から面白い事をしよう。

 

じょ、上半身が上がる。ちぎれそうだ。

ふふふ、今上半身には通常の1万倍軽い重力にした。

軽い重力と重い重力であんたらの感覚は引きちぎれる浮きそうで浮かない不思議な感覚になっている。

上半身は許してやろうと通常の重力に戻した。

 

その後、次元歪みを発動。上半身にも1万倍の重力を再度かける。

どうだ?次元歪みで上と下に1万倍の重力で引っ張る感覚は?

 

メタルアンドロイダーは、装甲が剥がれ出し、チップを9枚落としたので、身の危険を感じ、逃げてしまった。

 

サイとエレファントは、今にもおかしな感覚であった。

さようなら、サイとエレファントさん。

 

とスポットをかけ、

空間歪みで重皇は2つになり、グラビティライダーキックを決めた。

 

あまりの強さに周りは驚いた。

メタル9枚は私のもの。これで、鋼の力も取り込めると言った後、宮川は重皇に変身して殴りかかる。

 

あらあら、あなたこれおちんちん?

とうとう男になったのねえ。しょうがない。

ヘビープレス!!

と宮川に100万倍の重力をかける。

ほら、芥川くんと同じ状況になればあなたはさらにオスになれる。

 

男になるのを受け入れなさい、宮川紗也!!!

重力が強過ぎて宮川は動けない。

空間歪みを発動し、宮川は重力感じながらも、

地面になんども叩きつけられる。

 

重力かんじたままたった状況になると、今度は宮川だけマグニチュード100クラスの地震を体感されられてしまう。

宮川のドライバーは、ピンチです。ピンチです。変身解除します。

と変身解除の警告が出ていた。

宮川、警告が出たからもうやめるわ。と宮川の変身が解除された。

 

そんな、強烈なデビュー戦を飾った宮川。

変身解除し、どう?芥川くん、私の戦いは?

 

デビューにしては、やり過ぎじゃないか?

と芥川は言うと、

そう?私はこのくらいが戦うものとしては普通

と直江は言った。

 

この重力チップは面白い。メタルアンドロイダーという幹部まで圧倒したし、もう少し試してみよう。

 

そんな戦いを終えた宮川は、シャワーしてるとき、ライダーの副作用で立ちションができるようになったのに気付いた。

クリトリスから立ちションか。ふむ。

ようやくオスに近付いた。あとは睾丸がつけば完璧。

肉体もライダーの副作用で一回り筋肉がついた。

 

宮川、瀧川、夏目

今のところ女のライダーは私入れてこの3人。

宮川は、ペニスが生えたなら、あとは瀧川だけか。

あの女弱いくせにしぶとい。

モノエレメンドライバー使ってるようなライダーは勝てないことを私が教えてやる。

 

あとは、芥川との全面対決だけ。

 

そんな中、以前芥川のメイド舞也が男に届けたモノエレメンドライバーが始動しようとしている。

どんなライダーなのだろうか?

 

次回へ続く



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11話 新たなる男が現る。

重力チップとエレメントドライバーを直江麗央に渡した。
念願のデビュー戦に向けてデビューする麗央だった。

そんな中ペニスが生えてしまった宮川紗也とそのほかのライダー達は、サイ、エレファントヒューマノイザーに立ち向かう。
それとあわせて、幹部のメタルアンドロイダーが現る。

サイ、エレファントのパワーにパワーアップしても叶わず、
狙いはバトルを観戦していた芥川に向かう。
芥川に襲いかかろうとした時、麗央が登場した。

麗央は、仮面ライダー重皇に変身し、相手の空間を局所的に操作する技を繰り出した。
重皇の重力操作、空間操作にはさすがのサイ、エレファントもなすすべがなくやられてしまった。

戦いが終わり、紗也にペニスが生えてしまったことを見抜き、
麗央は紗也をさらに男性化させるために、
紗也に対して上下100万Gの力を与えてしまった。
強すぎる力に対し、一番引っ張られてる中心に向かって
グラビティライダーキックを放たれた紗也は変身解除されてしまった。

麗央のイカれたパワーに周りは警戒するようになった。

そんな中、舞也に依頼したモノエレメンドライバーの提供で、
新たなる男が鼓動するとは誰も予想できなかった。


千葉翼、男性。会社員勤務。身長180センチ。

体力は並以上あり熱い男なので、モノエレメンドライバーは、

炎になる可能性あり。

 

か。

ま、私はエレメントドライバーの力を得たから、

モノエレメンドライバーはどうでもいいわ。と直江は言った。

 

にしても、芥川くんと対決できなかったのは悔しい。

正直、ライダーは芥川と私で事足りるように思う。

宮川は、せっかくいいライダー手に入れてもあんま使いこなせてないし。夏目は、ヘタレだし。

だから女性が舐められんのよ。それにしても、今回のライダーは女性が半分以上か。

男は芥川と太宰だけで、

女は、私と宮川と、夏目と、瀧川か。3分の2が女だが、

瀧川以外は男になる運命だから、宮川を男にカウントすれば、

ちょうど半々になる。

 

にしても、私はまだ重皇の能力使いきれてないなあ。

どうなることやら。

 

そんな中、宮川は完全に男になってしまった自分の肉体を見て愕然とする。

私の胸筋、腹筋、足、腕、

重皇にやられた副作用でさらにマッチョになってしまった宮川。

おまけに、ペニスのボッキはおさまらない状況。

おさまらないと女でなくなったことが警視庁にばれてしまう。

と悩む宮川は、ペニスを抑えたが、大量男性ホルモンの影響で、

大量に射精をしてしまう。

落ち着いても、直江の倒し方がえぐかったために、宮川の勃起はおさまらない。

 

ふふふ、宮川紗也。受け入れなさい。あなたは好きで戦いの道を選んだのだから、男に変化する副作用はまだ軽いのよ。

と直江は、宮川を見てぼやいていた。

 

夏目は、炎帝システムの影響が小さくなったのか、ある程度力を発揮しても、男性化が目に見える形ではなくなった。

よかったね、根本解決ではないけど、夏目ちゃんの男性化が落ち着いてきて、この研究所もほっとしてるよ。

と芥川はいった。

にしても、宮川紗也が男性化したというのは、驚いた。

本来エレメントドライバーよりも出力下げているのだから、

進行度は強力な炎帝もつ夏目ちゃんのが早いはず。

それでも夏目ちゃんより早くなった。

モノエレメンドライバーに欠陥があるのかわからない。

 

おっ、ヒューマノイザーが、うりゃ、うりゃ、うりゃ、うりゃ

何してんですか?芥川さん。

と夏目は言う。

ヒューマノイザーは、世界各地に現れている。

コンピュータ制御でヒューマノイザーの暴走は制御しているが、

一部それが間に合わないヒューマノイザーがいる。

 

しかし、全てのところにいくのは物理的に不可能なので、

エレメントドライバーで、現れたヒューマノイザーをタッチし、

遠隔操作で倒す。

ぼくが雷属性だから、遠隔操作で局地的に雷を起こし、

破壊していく。

これなら、あまり戦闘に出向かなくていい。

 

と芥川は言った。

ふふふ、芥川の発想は面白いわね。

私も今どんどん破壊してる。

と、直江も重力で破壊していった。

 

エレメントドライバーの持ち主は便利なのである。

直接でもつよいくせに、遠隔でも戦えるというのは、

卑怯である。

 

そんな様子をみていた千葉翼は、

世の中雷と重力操作ばかり、

このままだと、人間が生きていけない。

と、千葉はモノエレメンドライバーを腰に当てた。

認証しました。

炎エレメント、千葉翼!!

 

俺は炎か、炎の力を見せつけてやる。

そんな中、水の幹部、ウォーターアンドロイダー、エレキアンドロイダー、クラゲヒューマノイザーが現れた。

 

雷サイコー、とクラゲヒューマノイザーは、雷を吸収した。

複合ヒューマノイザーだから、面白い。

元は毒だが、ウォーターとエレキがテコ入れをし、

毒、ウォーター、エレキが混じるようになった。

雷皇はバカだ。雷の後雨が降った。

この雨はぼくがいっただきー。

なんと水でもパワーアップする。

 

雨と雷が起きたら、パワーアップするという性能により、一気に強くなり、街の人を襲った。

クラゲ、クラゲ、クラゲ、

分身!

クラゲは分身したのだった。

5ヶ所に現れたクラゲは、各ライダーが6ヶ所に登場した。

雷皇と重皇、鋼士は1人で楽勝で倒す。

夏目は、弱点であるものの炎によりやけどさせることに成功する。

夏目は、前回こっそりメタルアンドロイダーより鋼チップを一つ奪ったので、パワーアップした。

炎帝 メタルモード。

鋼鉄の炎帝は水と雷を通さない硬さを手に入れた。

炎帝は、無効だけでなく、メタルモード リフレクターを使い、

敵の技を跳ね返し、

最後は炎帝のライダーパンチで破壊した。

 

水后はやや苦戦するも、水后もメタルチップを奪ったので、

メタル化した。

水后 メタルモード。

メタルモードで体内に入ったため、ヒューマノイザーの身体に風穴が空いた。

チップを破壊し、水后も勝った。

 

ただ、雷士は電撃で火力も弱いため、

あっさり劣勢になる。

そこに向かってみんなが駆けつけたそのとき、

俺はこいつに勝って、モノエレメンドライバーの力を証明する。

マッチョな身体をしている千葉翼が現れた。

 

さあ、おまえの相手は俺だ!

変身!!!

ババババババババババババババババババババ

仮面ライダーボルケーノ!

登場。

 

仮面ライダーボルケーノだって!?

今まで鋼士、雷士という名前だったのに、

ボルケーノというのが誕生したとは。

うりゃー、どんどんこいや。

弱い弱い。

 

水とはそんなものか。炎はこんなもんだ!

ぼーっ、

異常な強さをみせた

 

しかし、雷士は納得いかなかった。

私がいるのに危ないじゃない。

身体全体からマグマの爆発が出て、

その火力はアンドロイダーには強過ぎて、水では勝てないとしった。

 

雷士はありがとうとボルケーノに言ったら、

てめえもライダーだろ、てめーのケツくらいてめーでふけと述べた。

雷士はあまりのボルケーノの態度に驚いた。

おいおい、こんな攻撃じゃ死んじゃうぜ!

本来、雷皇よりスペック劣るボルケーノは、

千葉の力により芥川並の強さを与えることにできていた

 

そんな戦いで、半殺しにされた雷士は、

自分も雷皇並のライダーを願うも届かなかった。

 

この戦いで徐々に雷士が一番弱いことがわかってきた。

ライフコントロールに戻った直江は、

楽しくなってきたね。

ライダーもっと増えろ、幹部もっと増えろ。

私が破壊してやるからな。

あの幹部から私は水と雷のチップを奪った。

雷のチップはでかい、

雷と重力のコンボ、つまり雷皇の力を私が取り込める。

私が頂点のライダーができるのだ。

あはははは。

 

直江に新たな力が予想された状況。

果たして、運命は!?

 

次回へ続く。



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12話 ワイルドエレメントという力

前回、千葉翼という男が現れた。
千葉はモノエレメンドライバーの力を手にした。

宮川は、直江の襲撃の副作用で完全に男性の肉体となってしまい、
動けずにいた。
夏目はあまり、炎帝の副作用が弱まったのか、
男になるという事情は落ち着いた。

そんかなかクラゲヒューマノイザー、水と雷のヒューマノイザーが現れ、ライダー達を襲う。
ほぼ1人のライダーで破壊するが、雷士だけは1人で倒せず、
仮面ライダーボルケーノで倒した。

ボルケーノはスペックは微妙だが、千葉翼のスペックからか、
スペック以上に強かったのだ。

そんな中、直江は水と雷のエレメントを手にした。



水と雷のエレメント

面白い組み合わせだ。

本来、力とは電気、重力、強い力、弱い力

というのが物理の4つの力。

私は重力、そしてこのエレメントは電気。

代表される2エレメントが融合すれば怖いものなどない。

と直江は言った。

 

直江は、スーツで芥川のところに向かった。

芥川くん、シミュレーションの機械だして。

芥川はシミュレーションの機械を出した。

直江は、全裸になった。

直江、おまえ身体が男と変わらんが大丈夫か?

 

大丈夫、まだ、割れ目がある。

それ以外はクリトリスが大きいというのもあり、男にしか見えなかった。

服など、ライダースーツを身に纏うのだから、動きにくくてしょうがない。ベルトを装着して、変身した直江!

 

直江、今からヒューマノイザーの世界に切り替えます。

世界が切り替わったシミュレーションは、大量のヒューマノイザーが出現。

ふっ、喰らえ!次元バースト!!!

ば、ば、ば、ば、ば、ば、ばん

ヒューマノイザーが存在している空間を歪め、ヒューマノイザーの身体がちぎれたことで、大量にやられてしまった。

鬱陶しいから、みんな重力でやられてしまえ!

と100万Gの上下の力で引っ張る。

 

さらに面白く!

重皇、時間次元歪み!

これで奴らは1秒がかなり長く感じる。

重皇はライトニングスピードは使えない。

ただ、時間軸をいじれば、ライトニングスピードと

同じスピードに調整できる。

 

ここで、雷を使おう!

グラビティ取り出し、雷エレメント転送!!!

仮面ライダー重皇 ライトニングモード!

必殺グラビティライトニングキック!!!

 

全てのヒューマノイザーがやられてしまった。

 

シミュレーション終了。お疲れ様、直江。

と、直江は裸に戻った。

 

直江、パンツくらい履けよ。他の女だったらセクハラ扱いになってるぞ、俺。

ふふふ、殺し合いは時に裸で戦わなきゃいけないことがある。

それも含めて今日は全裸で戦った。研究所にいる時くらい裸でいいでしょうが。

そこの夏目というヘタレとは違うんだし。

と、直江は言う。

 

芥川くん、なんで今回は女性のライダーが多いんだ?

と直江は聞くと、

別に女性を多くしてるつもりはない。

男女ごとのライダーになった違いをみたいから、半々くらいのバランスで振り分けてるつもり。

統計的にバランスよくやらないと、男と女どちらが強いか明確にわからないからな。

そもそも、宮川という女に私はドライバーを渡したつもりはない。

あれは本来男が使用するドライバーだ。

 

元々男が使用するつもりで用意していたが、どこの誰かしらんが盗んであの女に渡したんだろうと芥川は述べた。

まあ、宮川くらいは、いつでも倒せるから渡しても倒してサンプルから除外すればいいだけだから、影響はない。

 

そうすればちょうど男女半々だし。

色々試したい力はあるが、今回はワイルドエレメントという力がある。

男女それぞれに試したいから2つ用意した。

舞也ちゃん。男女それぞれランダムに私にいきなさい。

ご主人様、了解しました。

 

某女子大に到着した。学生の石原光(ひかる)という女性の前に

舞也が現れた。

あなたにこのエレメントドライバーを渡します。

これであなたは戦わなくてはいけません。

石原は、よくわからないけど手にとった。

 

スマートフォンみたいですね。

 

そうでしょう。エレメントドライバーはそう見える。しかし、このスマートフォンに見えるのを腰に当てると、

ピカーン

石原光、女性。適性、ワイルドエレメント

インストールしました。

スマートフォンに、ワイルドエレメントが映し出された。

あれ?手には!?

 

これはスマートウォッチに見えるが、ドライバーつけたら、

このスマートウォッチみたいな機械を押すだけで、

変身ができる。

ここで変身したらまずいけど、あなたにこれをあげる。

 

その後、舞也はまた別の大学にいき、

榊邦弘さんですね。あなたにはこのワイルドエレメントの力を与えます。と榊に力を与えた。

ドライバーを腰にあて、

榊邦弘、男性、ワイルドエレメント起動。

起動完了しました。

 

榊もワイルドエレメントの力を得た。

 

舞也ちゃん、配り終わったかね?

 

配り終わりました。女性と男性に。

しかし、ドライバーを与えすぎじゃないですか?

 

舞也ちゃん、何言ってるの?増え過ぎたら破壊するだけ。

まだまだ被験者を増やす。

そして、このワイルドエレメントは、強いけど

性別変化の副作用はない。

 

これは、水后の男から女、炎帝、鋼士、重皇の女から男

というのが発生しないようにエレメントを作成した。

エレメントドライバー自体は、素晴らしい出来なので、

改良点はないのよ。

 

いずれ舞也ちゃんにも変身してもらうからそのつもりで、

と言って芥川の通信が終わった。

 

ヒューマノイザーは穏やかだが、戦闘民族の直江は、

他のライダーを待っていた。

ライダーさえこないとかつまらん。

 

しょうがない、暇つぶしに誰かヒューマノイザーにするか。

こいつにしよう。

 

おまえの力、暴走させなさい。

ビリビリビリ!

 

きゃー、きゃー、

破壊王 ベアーヒューマノイザー!

これは倒しがいがある。変身!

 

直江は、自分の作成したヒューマノイザーと戦った。

このヒューマノイザーあんま強くないなあ。

電気もいいけど、こいつにはパワーの違いを見せつけよう。

重皇 メタルモード

 

メタルモードで、ベアーのツメは壊れてしまった。

パンチ繰り出そうとしたその時、インナーメタル!

と、ベアーの体内をメタルとした。

メタルグラビトンパワー

100万Gで破壊されろ!

なんと直江はテクニシャンなのか

下半身を100万G、上半身を1兆Gという次元変換で、

ベアーを動けなくした。

 

さあ、潰れてもらおうか。

重皇 ライトニングモード

 

重皇 粒子化!とベアーの中に入った。

チップを破壊する。さらばだ!

 

と、雷でチップを破壊し、ベアーを倒した。

雷皇いなくても回せるな。

 

そんなところに現れたのは石原光!

あなた何してんの?人を化け物にして倒すとか頭おかしいんじゃないですか?

 

そこのお嬢ちゃん、あんま調子に乗ると、殺すよ?

と光の身体を投げ飛ばした。私は覚悟のない女は嫌いなんだ。

絡んだからには戦っていけ!

 

初めてだけどやむを得ん。変身!!!

仮面ライダー光王!!!

 

ふっ、おまえ程度で勝てるかな?

グラビティプレス!!!

 

コピー、グラビティ!!!

グラビティ無効!

 

え?なんだこいつ。

グラビティの歪みの対抗でグラビティタイプになっただけ。

 

くそ、ならばライトニングだ。

重皇 ライトニングモード

 

コピー、ライトニング!!!

 

ライトニング無効。

 

グラビティもライトニングも無効になってしまうこいつ、

かなりいかれている。

このままだと無意味だ。この続きはどこかでな。

 

いい手が思いつかない重皇は勝負を終わらせたのだった。

 

なんとか研究所に戻った直江に変化が起きた。

やった、これはいい。

 

なんと、直江の割れ目が無くなり、男性器となった。

もはや、女の要素は無くなった。

よし、鍛えるぞ。

 

変化終わった女子大生の石原光は、特に副作用が発生しなかった。

せいぜい変身後身体がちょっとあったかくなる程度の副作用で、

日常には影響がなかった。

 

少しシャワー浴びるか。と

石原は自分の来てたTシャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、

ボクサーパンツを脱いだ。ブラはしていなかった。

 

シャワーの様子を直江が見ていた。

この程度の女子大生なら、鍛えれば勝てる。と

ベンチプレス150キロを動かしながらいっていた。

 

あいつを交えてどのライダーが勝つのか楽しみだ。

 

次第に増えてくライダー。

そんなライダー達に対し芥川はある波乱を用意していた。

芥川の仕掛ける罠とは。。。

 

次回へ続く。



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13話 ワイルドの集約方法

直江は、さらなるパワーアップを目指し、ヒューマノイザー練習マシンで新しいコンボの練習をしていた。
どうやら重力と雷の組み合わせに惚れ込んでいた直江。

ある程度戦いが進む中、女性ライダーの多さに疑問持った直江だが、
男女半々の実験のためと芥川から聞いた直江は納得した。

また、新たなワイルドエレメントの力を観察するために男女ともにワイルドエレメントを渡すよう舞也に指令した芥川。

石原光という女子大学生と、榊邦弘という男子大学生にワイルドエレメントとエレメントドライバーを渡された。

この時はヒューマノイザーが出なさすぎていらついていた直江。
怒り狂った直江は、とうとう自分からヒューマノイザーを作り、
倒してしまう。

ヒューマノイザーをあっさり倒した後、直江に現れた石原は
仮面ライダー光王で迎え撃つ。
エレメントを自由に変化できる光王に苦戦する直江。
結局引き分けに終わった。


研究所に戻った直江は、股が男性器になり、
完全な男になり、さらに鍛えていた。

また、戦いが終わった石原は副作用がないことがわかり、
安心していた。

このワイルドという力を使いこなせるのか?



直江:「鍛えても鍛えても、足りない!!!

私の身体は完全に男に変化したのになぜだ?

ワイルドという力はなんなのかわからないが、

雷皇と同じくらいあいつは邪魔な存在だ。

私は完全に女から離れてもいい!あいつに勝つなら、

肉体改造を考える」

 

直江は太宰の元に電話をかけ、医療部にいった。

 

太宰:「直江さんですか?話は聞きました。

ライフコントロールの医療部でこの手術は可能ですが、

寿命を縮めますよ。

この手術を実行した女性は、手術成功しても、

1年以上生きたという話を聞きません。

 

そもそも、今自分の身体にある筋線維の太さ自体を倍にするならば、

期間かけてじっくりおこなうのでまだ安全ですが、筋繊維の数を4倍にするのは、身体にかかる負担が大きすぎます」

 

そう忠告した太宰に直江はこう述べた

 

直江:「見りゃわかるでしょ。私には股がペニスになってしまった。

女から男になるという恐ろしい変化で高リスクの生活をしているの。

今更身体の筋肉が増えるリスクが増えたところで私にはなんら

デメリットはない。

気にするな!私の身体に筋肉を4倍と言わず極限まで増やしてしまいなさい。

ついでにこのペニスも他の男に負けないくらいもっと大きくしなさい。

身体を筋肉で覆い尽くし、他の男よりも大きいペニスで、私がどんな屈強な男よりも強いことを証明するの!?」

 

あまりの直江の覚悟に、太宰は手術を始めた。

 

太宰:「これより、直江麗央の手術を始める。

直江の筋肉はかなり強いがまだ弱い。最終的には6倍の筋繊維増加手術をする。

ペニスは現在通常12センチ、太さ4センチ、亀頭5センチ、タマは4.5センチ

これを全て2.5倍サイズにする。

本来は、ここまででかくすると、不整脈のリスク等があがり、

医師としてはやりたくはないが、直江はその覚悟があるので、

目標はこの数値でやる。

また、筋肉だけ増やすと疲労骨折リスクが上がるので、

骨も太くする」

 

と、12時間に渡る直江の肉体改造手術が始まった。

 

直江:「ここは、どこだ?あ、ライフコントロールか。

身体が猛烈に重い。

うっ、痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!痛い!

しかし、この痛みに耐えれば最強になれる!

うっ、腹が減った」

 

手術後ということもあり、直江の身体の節々は6倍程になった身体のコントロールがまだきかずに、激痛が走っていた。

 

太宰:「直江さん、手術は成功しました。しかし、あまりにも筋肉を増やしたため、少しの間は筋肉が慣れるまでは激痛が伴いますので、

2日は入院が必要です。

とりあえず病院食ですが、あまりにも筋肉増やした消費量が多いので1日1万5000キロカロリーはとらないとやせ細ってしまいます。

また、筋肉増やしたてなので1日2万カロリーは、この2日で摂取必要です。

これはある程度バランスよくはつくりましたが、

7000キロカロリーです。

とりあえず食べてください

あとは、筋肉キープのための運動メニューもありますので、

こちらも対応してください」

 

直江は慣れるまで、筋トレと食べることにした。

そんな二日間に現れたヒューマノイザーは芥川と夏目があっさりと倒した。

瀧川は、戦闘ポテンシャルが低いのか、ここでも活躍できずにいた。

その後ワイルドエレメントの光王が来たが、そこに

榊が現れた。

 

榊:「俺もライダーだ!変身! 仮面ライダー天王」

ふたりは戦ったが、どうにも同じエレメントが使えない状況にあった。

勝負がつかないのでふたりは変身を解除した。

芥川と夏目は研究所に戻った。

夏目:「どうしてふたりは同じエレメントが使えないんだ?

ワイルドエレメントと共通してるじゃないか!」

芥川:「希!熱くなるな。そんなだからおまえは炎帝になってしまったし、男性化が進むんだ。

いいか、基本的には、エレメントドライバー、モノエレメンドライバーは人間が副作用はあれど、チップを問題なく使えるようにしたもの。

そのための出力は、エレメントドライバーの場合、75%

モノエレメンドライバーの場合、50%

に設定してある。

設定はさらにあげられるが、エレメントドライバーの出力をさらにあげると、どんなに完璧と言われている人間でも日常で副作用で暴走する。人間程度ではコントロールできる力を超えているからだ。

 

対してワイルドエレメントチップは、本来一つのチップ!

これを使えば戦いに応じてエレメントドライバー、モノエレメンドライバー、平成ライダー、昭和ライダーの全ての力で戦うことができる。しかし、この全ての力をエレメントドライバーで使うとどうなるか?

全ての設定をするとエレメントドライバーでは処理が多過ぎて、

ドライバーもチップも壊れてしまう。

そこで、2台用意してワイルドエレメントで使えるライダーを半分に設定する。

そうすることで、ドライバー崩壊リスクが防げる。

また、こないだ重皇で戦った石原はコピーの多様。

コピーであれば副作用はない。

 

ただ、今回コピーではなく、重皇、炎帝で天王に対抗してしまったから、石原が少し男性化した可能性が高いが、

ワイルドフォースが働いてるので、実際は重皇、炎帝の半分程度の副作用と言われてる」

 

その頃石原は、

石原:「私、ちょっとクリトリスが膨らんだかな?

ちょっとだけなら、明日には治るか」

男性化するほどの副作用はでなかったようだ。

 

そんな戦いが終わり、直江は完治していた。

直江:「おお、最高の筋肉。私ここまでマッチョになった。

ペニスもいい感じ。30センチ定規さえ超えるとか、

いいね!

軽く握力計を握ってみたら握力計壊れたし。

これじゃ、ボクサーパンツも小さいかもなあ。

しょうがない。スパッツをそのまま履くか。

 

ふふふ、これで私が最強誇るとこを見せてやる。」

 

そんな中、世間では凶悪事件が起きていた。

連続無差別殺人事件が多発しています。

今5件起きて、被害者は150人いることがわかりました。

ただしこれは、毎日増えているので、まだ正式な数字ではありません。

男女関わらず無差別に殺す男は、警視庁は警戒態勢だった。

宮川はこう言った。

宮川:「指名手配がこいつだって!?こないだ牢屋に入れたばかりなのに、また脱獄した。こいつは脱獄12回もやった男よ。

逮捕しても、この犯人じゃ牢屋くらい突破できて、また脱獄されてしまう。並の犯人とは違うから射殺を許可してください」

 

そこまでの要求を求めた宮川に、警視庁は一般市民巻き込む連続殺人なので、射殺を拒否していた。そんな犯人はどこかの隠れ家で

警察の様子を楽しんでいた。

 

犯人:「人を殺すのはゲームだ!殺せば殺す程、パワーアップする。

しかし、一般市民では僕のレベルでは弱い。もう少し歯応えのある相手を殺したい!どうやったら、もう少し歯応えあるやつでてくるかな?楽しみ、楽しみ!

 

おっ、指名手配だから警察殺しちゃおっかなー。

特に宮川紗也!!!

あの女は俺を何回も牢屋にぶち込んだ最低女だ。

俺を逮捕したくらいで正義のつもりになってるあの女、

一般市民がみてる目の前でズタズタのバラバラに殺してやるよ!」

 

さらに強化した直江と人を殺すことを楽しむ連続殺人犯。

連続殺人犯は宮川と激突を考えていた。

果たして宮川の運命は?

 

次回へ続く



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14話 連続殺人犯の暴走

仮面ライダー光王に引き分けになった直江は、
自分の肉体を極限まで強化する手術をした。
手術は成功したが、あまりに筋肉を鍛え過ぎたので、
入院を余儀なくされた。

そんな中、夏目と芥川は戦闘をあっさり勝ち、
遅れて光王と天王が現れたが、エレメントが一致しないことに夏目は気付く。

芥川は、ドライバーの出力制御をしているが、
ワイルドエレメントは特殊なので、そのまま使うと壊れてしまうのだという。
戦闘後、炎と重力を使った石原だが、ワイルドは副作用を半分に抑える効果があるため、クリトリスが幾分大きくなった程度の男性化で済んだのだった。

少し入院終わった直江は、自分の強化された筋肉とペニスを見て、
最強を確信した。

そんな中、世間では連続殺人犯の事件で持ちきりで、
宮川は殺人犯を射殺しようと考えるも上に断られてしまった。


果たして、宮川の運命はいかに?


この日はヒューマノイザー話題が何もない日だった。

たまには、世の中もヒューマノイザーの話題がでないこともあるようだ。そんな中犯人はある目論見をした。

 

犯人:「ふむ。今日は六本木が混んでいるのか。

ふふふ、六本木周辺で殺人事件起こしたら面白いな。

行ってみよう!」

 

殺人犯は、誰かの車を奪い六本木に向かった。

犯人:「ふふふ、ここが六本木か。面白い。

今、この街を血の街に染めてやるぜ!!!」

といって六本木に到着した。

 

どこかのテレビのアナウンサー:「みなさん、六本木で犯人が現れました。今リアルタイムで人を殺しています。

何という迫力でしょう。あああ、やばい。

みんな逃げてください。犯人は日本刀を使い出しました。

逃げないとみんな死んでしまいます。

あっ」

 

なんと、アナウンサーとカメラマンは犯人に殺されてしまった。

六本木には警察が到着したが、到着した警察官は弱いのかあっさりと

全員病院送りになってしまった。

 

犯人:「雑魚ばっかり。いくらか金盗んでくか」

ところした人の財布を根こそぎ盗み逃げていた。

 

その様子を車から見ていた芥川がこう言った。

芥川:「こいつ面白そうだなあ。こいつに新しいエレメントドライバー渡したら絶対楽しいだろうな。

そろそろ、瀧川も用済みだし。瀧川リタイアのためにこいつにライダーになってもらうか。

 

犯人の車の近くに芥川の車があり、芥川は犯人にこう言った。

芥川:「おまえの荷物は全てうつした。

俺の車に乗れ!?」

犯人:「おまえも殺されたいのか?

まぁ、車同じだと危険だしやむを得ん。乗るわ」

 

犯人を車に乗せた芥川。犯人はこう聞いた。

犯人:「おまえ、変わったやつだな。俺を車に乗せるなんて死んでも文句言えないぞ。後悔すんなよ!」

芥川:「後悔?ははははは。なーに言ってんだ。俺はおまえに期待してんだよ。

テレビで見てるぜ。六本木で日本刀で斬りつけまくって、

10分たたないうちに、1000人以上の重傷者出したってね。

その殺陣のうまさに感動しちゃってねえ。

あんた相手なら俺は殺されてもいいと思っている。

でもね、所詮一般人だろ。

もっと歯応えある世界あることを教えてやる」

 

と述べた。犯人はこう言う。

犯人:「おい!おまえも血祭りにしてやろうか?

生きて返さないぞ!!」

と犯人は芥川を斬りつけようと、日本刀を握った。

その時日本刀から大量の電流が流れた。

 

芥川:「あんたなら、そのくらいやるとわかってたよ。

だから今一瞬で日本刀に大量電流流れるように仕込んだんだ」

 

芥川は開発者故の独自仕様で、自分だけブレスレットを押さなくても、一瞬で変身できる仕様に変えていた。一瞬で変身したと同時タイミングでライトニングスピードを発動し、雷皇がもつ電気の力を大量に日本刀に送りつけ、

感電してしまう日本刀につくりあげていた。

 

犯人:「あんた食えないやつだな。その歯応えない世界を教えてもらおうじゃないか。」

芥川:「その言葉を待っていた。今おまえにこのエレメントドライバーをやる。これはライフコントロールという会社が作った仮面ライダーに変身できるドライバー。

もっとも、その開発者は俺だから、誰にどのチップを渡すか決められるが、あんたにはうるさい女を2人始末して欲しいから、俺と同じ火力を持つライダーを選んどいた。

ま、あんた程の戦闘能力あれば、俺さえもやられかねん」

 

犯人:「仮面ライダーとはそんな歯応えのある世界か。

で、誰だ?そのうるさい女2人というのは?俺は、宮川紗也という女が

大っ嫌いだ!あいつは何度も俺を牢屋に入れた最悪な女だ!」

芥川:「あんたと生き方は随分違うから考え合わないと思ったが、

宮川紗也を殺したい気持ちは一致したようだな。

1人は、瀧川麗也という女だが、こいつはライダーの中で足引っ張ってる雑魚だから、サクッと殺して構わない。

宮川紗也、こいつはライダーに参加している。

スペックとしては、パンチ力80t、キック力120tの性能を持つ

鋼性能の仮面ライダーを使用している。

鋼だから戦えばわかる。

ただ、副作用が男性化するというのがあるから、あいつは男と戦ってるつもりで殺してくれても構わない。」

 

犯人:「あんた面白いなあ、わかった。宮川紗也の息の根を止めてやるよ!」

 

さあ、ついた。ここは、青山のとある料理店だ。

ここで、ライダーバトルを仕掛けよう。俺はのんびりと中に入ってるよ。

車からおりた犯人と芥川、芥川はのんびりとパスタを頼み

犯人の様子を見ていた。車を戻すのは舞也ちゃんが行った。

 

犯人が店に入ると店員が叫ぶ

店員:「あ、あなたは、連続殺人犯の桜田和希ね!

殺されるからみんな逃げてー!

今のうちに110番」

 

なんと犯人は桜田和希という男であった。しかし、

とある料理店の店員は危険を感じ110番を押した。その時、

店員:「電話がつながらない。そんなバカな!!!」

芥川の心の中:「この店の回線は雷皇に変身してつながらない調整をした。さらに雷皇の力でこの店は今俺以外の携帯は圏外にしている。

外の連絡手段はない」

 

店は、完全に芥川と桜田が操作していた。

桜田は他のお客さんを人質にとった。

桜田:「おまえら、金を出せ!さもなくば全員殺す!!!」

 

みんな桜田に殺されたくないので、今の所持金を全て出す。

そんな中泣き出す子供が現れたお店。

芥川は桜田に拳銃を渡した。

桜田:「あんた、俺に随分と友好的じゃないか。拳銃なんて俺に渡してよお」

芥川:「別に友好的でもない。本来違法だが、警察は俺が違法行為をやっても逮捕はできない法律となっている。

なぜなら俺が逮捕されてしまうと、その間この世の中に溢れかえるヒューマノイザーを操作できるやつが俺以外いないから、俺を逮捕することはできないんだ。

なんでもいい、とにかく警察を威嚇しろ」

桜田:「でも警察呼べないのでは?」

芥川:「俺が呼んだ。宮川を引きづり出すためにな」

桜田:「面白いやつだよ!じゃあ、威嚇してやるわ」

 

外では、警察が警戒態勢になっていた。

警察:「桜田和希!!!出てきなさい。おまえがそこにいるのはわかっている」

桜田:「出てきてやった!おまえらが威嚇したら、今この子供の命はあの世へ行く。俺の言うことを聞けば、こいつを生かしてやる。」

 

警察は、あまりのことに立っていることしかできない。

その様子を見た直江は、

直江:「あの店にはライダーが2人、こんな面白いところに私が仲間ハズレなんて許すもんですか!」

 

と直江は、店の中に向かう。

警察官:「君!危険だからやめなさい。人質がいるんですよ!」

直江:「それがどうかしたか?

六本木の10分以内で千人規模の連続殺人犯の行動を勉強するためよ。

あんたらクラスじゃわからないだろうね」

 

と警察官を数人倒し拳銃を2本奪った。

その姿を見て桜田はワクワクしていた。

直江:「桜田和希!あんたの立てこもり、私も手伝うからね!

もっと大暴れしてね」

桜田はアドレナリンが高まり、威嚇のために警察に向かって発泡した。警察はビビった。

 

これほどまでに危険な殺人犯にエレメントドライバーを渡し、立てこもりに協力してしまう芥川と直江!

果たして、店のお客さん達の運命は!?

 

次回へ続く



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15話 激突!!!宮川vs桜田

世間では連続殺人犯騒ぎで沸いていた。
そんな中、犯人は六本木に乗り込み10分で1000人以上
日本刀で病院送りにしてしまう事件がおきた。

犯人が逃げようとしたとき、芥川は犯人の車に乗せた。
犯人の日本刀の戦闘スキルに惚れ込み、芥川は犯人にエレメントドライバーを渡した。

犯人といくらか話したあと、芥川は青山のとある料理店に行き、
犯人と一緒に立てこもってしまった。
犯人の名前は桜田和希。とうとう立てこもりも楽しくなり、
直江はそんな2人を見て自分もヒートアップし、警察官を半殺しにし、
直江も立てこもりに協力してしまった。


世間では青山の立てこもりがリアルタイムで行われていた。

青山の立てこもりは、全国全てのテレビ局でリアルタイムで流れていた。

 

そんな中、中では直江が一般市民を脅していた。

直江:「あんたらが一般市民である証明のために全員裸になれ!!

もしも、桜田以上の危険なやつがいたら、今ここで私が殺す!」

 

市民は動くことができないので、直江がどんどん他の人の服を脱がし始めた。

直江:「芥川と桜田以外の全員がスッポンポンになったところで、この服とバックは全て預かる。

スッポンポンだから、逃げられないな。」

 

と完全に抵抗できないようにした直江。

その後、芥川は舞也ちゃんを呼んだ。

芥川:「舞也ちゃん、こいつらの手首、足首を動けないようにし、口をふさげ」

舞也:「承知しましたご主人様」

 

あっという間に市民の身動きは取れない状態になった。

そこに桜田は銃で威嚇していた。

恐ろしい状況だった。

市民は、裸で拘束されていた。

裸で拘束されていて殺される恐怖のせいか、1人女性がお漏らししてしまった。それを見た犯人は切れて、女性の膀胱を強く蹴り飛ばした。

 

桜田:「おい、てめえ!おしっこ漏らしてんじゃねえぞ。

他の人質はトイレ我慢してんだろうが。次やったら

今度は脳を拳銃でぶち抜くからな!」

 

その仕打ちにさらに恐怖を感じた人が増えたのか、お漏らしした人が続出した。桜田はお漏らしした人を蹴り飛ばしていた。

 

桜田:「ったく、こいつら殺してもあんま意味ねえなあ!あいつ呼ぶか!おい!!!芥川!!!携帯持ってんだろ?貸せ」

芥川:「そんな威嚇しなくても貸しますよ。どーぞ」

 

桜田は携帯に電話した。

携帯官:「もしもし、桜田か?」

桜田:「もしもし、桜田だよ!

人質は殺さないが要求がある!?

警視庁宮川紗也を俺の前に連れてこい!」

 

少しすると、宮川は現場に到着し建物の中に入った。

こっそり、うちらもと警察もついていこうとしたら、

警察官達は電撃で痺れてしまった。

 

宮川:「桜田、あんたから呼び出すなんて面白いじゃない。

何の用?」

桜田:「ふっ、警視庁のあんたはもう少し遊んでやるよ。

あんたの命がなくなるまでな。」

店は真っ暗になり、桜田にブレスレットとベルトが光る。

 

宮川:「おまえ、それは!?」

桜田:「うるさい。これでおまえと勝負だ!変身!!」

宮川:「桜田とは一生付き合ってかなきゃならんか、変身!」

 

桜田のライダーの特殊能力によりどこかの廃棄ビルのフロアにきた。

桜田:「仮面ライダー闇王!!暗闇の中の王様。

俺にふさわしいネーミングだ。さあ、宮川、勝負だ」

 

桜田は宮川を容赦無く攻め、宮川に反撃の隙を許さない。

桜田の剣と銃さばきのうまさに圧倒され、宮川は一気に変身解除されてしまった。

 

そこに芥川が登場し、雷皇に変身した。

芥川:「やはり宮川を一気に畳み掛ける強さは見事だ。しかし、

今日宮川をこんなあっさり倒してしまってはおまえもつまんないだろう。宮川が復帰するまで俺と勝負しろよ」

桜田:「いいだろう、勝負してやる」

 

桜田と芥川は互角に戦い続ける。そこにきた直江は、

直江:「あんた警視庁だろ?戦い続けろよ。でないと殺す。

そもそも、戦いにこんな服を着てる時点で覚悟が足りない。

服を脱げよ!」

 

と戦いに覚悟決めた直江は、宮川の前で裸になる。

その姿に宮川は驚き

宮川:「な、直江さん。おちんちんが。。。

あなた女性なのに。しかも筋肉までマッチョで」

直江:「うるさいな、おちんちんなんて関係ない。おまえも脱げ!」

と宮川も脱いだ。

 

直江:「ふふふ、やっぱりあなたにも生えてきたのか。おちんちんが。

おちんちんが生えたということはどういうことか!?

おまえも男ってことで戦わなきゃいけないんだよ!変身!」

宮川:「変身!」

 

2人は戦い出していた。しかし、宮川は直江のパワーに圧倒されていた。強化された直江はもはや屈強ライダー6人にボコボコなパワー故に防戦一方だった。

 

そこに直江の呼んだ夏目、太宰、石原、榊、千葉、瀧川が現れた。

直江:「はあ、芥川くんもライダーを随分増やしたものね。

すでに10じゃ1人くらい消したい気持ちもわかるわ」

 

直江は、混戦していた6人の元に現れて、

重皇の力で畳みかけていた。

 

夏目、太宰、石原、榊は回避できたのでなんとか保てたが、千葉、瀧川は大ダメージを受けてしまった。

そんな中、宮川は桜田と戦い続けた。

宮川:「女をなめないでよ!あんたみたいなやつは私がまた牢屋にぶち込んでやるんだから」

桜田:「女ねえ、おちんちんが生えたんだろ?いつまでこだわってんのさ?直江みたいに男に変わった生き方にシフトしろよ。

少なくとも俺は、おちんちんがついてるようなやつは、

男として扱うけどね。だから、徹底的に殺す」

 

桜田の暴走は激しくなるが、鋼士の副作用なのか、

宮川はさらに男性化が高まり、防戦から互角になる。

宮川:「ああ、もう私は女でなくなったような警察さ。

こんな身体ならもう男だと思われても構わないよ」

と宮川は、女で生きられなくなってきたストレスでどんどん、

桜田を追い込む。

 

桜田:「ほうほう。ちょっと追い込まれてきたが、こうでなくちゃ。ライダーは。食らいやがれ」

と宮川に暗闇で身体の力を奪い、斬りつけた。

 

宮川:「桜田、あんたがライダーになったらこんなにも暴走することは予想できた。そうかい、そうかい、なら私もあんたをぶっ潰すよ」

 

きれた宮川は桜田にまた反撃をする。

 

そのようなカオスな状況の中、他のライダーをボコボコにする重皇。

そこに加わった雷皇。

芥川:「おい、雷士。おまえにはもう用はない。おまえはライダーとして消し去ってやる」

 

と芥川は雷士にライトスピードをしかけ、必殺技を100万発放った。

雷士はあまりの速さに蓄電できず、倒れる寸前だった。

 

雷士のモノエレメンドライバー:「これ以上の戦いは危険です。出力オーバー!制御するため、出力をエレメントドライバーまであげます」

 

とうとう、そんな雷士の危険に、宮川は切れていた。

宮川:「うわーーーー、桜田必ずぶっ殺す」

宮川のモノエレメンドライバー:「出力をエレメンドライバーまであげます。危険です。危険です。メタルでの出力上昇はドライバー破壊してしまうリスクあるため、危険です。」

 

ドライバー破壊してしまうリスクをもろともせず、鋼士は

出力を高め、全体の必殺技を繰り出した。

宮川のモノエレメンドライバー:「破壊は免れましたが、これ以上の戦闘は危険なので、自動修復モードに入ります。

変身を解除します。」

元に戻った宮川はその場から消えた。

 

雷皇と重皇、炎帝、水后はどうにかディフェンスでもった。

千葉、瀧川、石原、榊はモロにダメージを受けた。

 

瀧川のドライバー:「危険です。危険です。エレメントドライバーの出力も超えました。変身解除しないと壊れてしまいます。」

瀧川は重皇の必殺技、雷皇の必殺技、鋼士の必殺技を喰らいまくりすでに意識がなかった。

 

そんな瀧川にいきなり、ダークなスポットが当たった。

瀧川のドライバー:「変身解除実行中ですが、変身解除できません。

スポットから逃れてください。ドライバーが壊れます。」

桜田:「ふっ、これから壊すドライバーは黙ってろ

3大武将に合わせて俺もホトトギスつくるか。

 

弱いなら!

殺してしまえ!!!

ホトトギス!?

ホトトギス句を言い終わった後、闇王の必殺技が、瀧川に浴びせられた。モノエレメンドライバーは限界がきて変身解除してしまった。

 

瀧川のモノエレメンドライバー:「変身不可、変身不可!自動修復できないためチップ救出します!」

と、チップだけ出て、瀧川のベルトは爆破した。瀧川は

爆発の勢いで服がもげてしまい、傷だらけの裸となった。

 

桜田:「これが雷士のチップか、まぁもらっとこうか。

こりゃ人殺しより面白い。人殺しは簡単に人を殺せるけど、

ライダーは簡単にライダーを殺せない。

新しいゲーム見つかっちゃったね!

俺は宮川を倒すまで死ねないな!」

 

連続殺人犯桜田和希が変身する仮面ライダー闇王は、

暗闇の中で戦うライダーだった。

鋼士のモノエレメンドライバーが出力オーバーになったり、

雷士を退場させてしまうという恐ろしい強さを発揮した。

 

そんな、闇王にやられ、スッポンポンの瀧川麗也

は果たして生きているのか?

 

次回へ続く



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16話 ライダーの力を失った瀧川の末路 前編

連続殺人犯の桜田和希の立て籠りに協力していた芥川と直江。
警察に12回逮捕され指名手配されている男に対し、
なんの恐怖感もなく、普通に接する芥川と直江。

立て籠りはエスカレートし、一般市民が抵抗しないよう全員全裸にし、拘束までした。トイレにさえいけず、恐怖の殺人犯がいる状況から失禁するものが現れ、桜田は失禁したものに暴力をふっていた。

桜田は、一般市民では雑魚すぎたのかとうとう、宮川紗也を連れてくるよう警察に依頼した。
宮川がきた立て籠りの現場に芥川、直江、桜田は楽しくなっていた。
少し会話したあと、突如真っ暗になり桜田は仮面ライダー闇王に
変身した。

宮川も状況理解し仮面ライダー鋼士に変身して対抗した。
しかし、仮面ライダー闇王は、スペックは雷皇、重皇と並ぶものの、
変身者が連続殺人犯という影響からかスペック以上の強さが宮川に
与えられていた。
あまりの桜田の猛攻に、宮川はあっけなく変身解除されてしまった。
火力最強に近い宮川のライダーをあっさり解除した桜田の力に驚いていた宮川。
宮川が呆然とする中、暇だった芥川は、桜田の力を試そうと闇王に対抗していた。
呆然としていた宮川に直江が勝負をしかけ、お互い全裸で変身した。

その後、続々とライダーが現れライダーバトルが始まった。
しかし、雷皇、重皇、闇王ばかりの力が目立つばかりで、他のライダーは空気に近かった。
重皇は弱い奴が嫌いなので、一気に空気になっていたライダーをボコボコにしていた。
雷皇は他のライダーに目もくれず、雷士だけターゲットにライトニングスピードで必殺技をかけた。

その後、盛り上がる桜田と宮川の戦いに宮川の出力は上がり、宮川は必殺技を出し、雷士はもろにダメージを受けた。
全員ダメージを受けたが、雷士は変身解除レベルまできてしまった。

そんな中、桜田は必殺技のスポットを雷士にあてたせいで変身解除できない。
結果的に桜田の必殺技をくらい、瀧川は変身解除され、
変身できなくなってしまった。

ライダーバトルが連続殺人より楽しいことに気付いた桜田の
デビューであった。



ライダーバトルが終わった直後、芥川と太宰以外は逃げていた。

芥川:「やれやれ、瀧川は全裸か。どこかの女性ライダーと違って

本当に肉体が女だな。ん、なんかにおう」

太宰:「仕方ない。下手したら死んでる可能性がある女だ。

嘔吐や脱糞等、あの4人の技を受けたせいで、身体の中にある

ものが全て出たのだろう。とは言えこれじゃ汚な過ぎるから一回洗い流すか、変身」

 

水后に変身し、瀧川から排出されたものを全て洗い流した。

瀧川の身体を綺麗にした後、太宰は研究所に連れて行った。

 

瀧川:「ここは、どこ?私、生きてる。あれ、太宰さんと芥川さんがいる。私の身体痛みがとれてる」

太宰:「気付いたかい?ライダーバトルでボコボコにやられたので、

傷を直していた。芥川曰くドライバーは壊れてしまったので雷士に変身はもうできないがな。脱糞とかもしてたから、身体の汚れは洗い流したが気になるならシャワー浴びればいい。

服は、ライダーバトルで爆発して燃えてしまったから、

とりあえずお風呂で用意される服は着るの自由だから着ればいい」

 

瀧川は、全裸のままシャワールームにいった。

シャワールームで、出た後バスタオルと自分のサイズにあった服を出すように指定した。

しかし、何も飲んでいなかったので、シャワー前に大量に水分を摂取した。

 

瀧川:「もうライダーになれないなんて。これからどう生きればいいの?あの犯罪者のせいで危うく死にかけた。

しかし、街中で日本刀を振り回るのも躊躇わないような相手にリベンジするのが怖い。ライダーとはあんな生体のやつらばっかりなのか?

芥川に相談してみよう。」

 

とシャワーし終わりシャワールームから出た瀧川。そんな瀧川に

舞也がバスタオルと服を渡した。

 

瀧川:「にしても、ライフコントロールはいい会社だなあ。

シャワー後にバスタオルと服まで用意してくれるなんて。

ふぅ、じゃあ着替えるか。

Tシャツに、黒ズボンにボクサーパンツか。

ブラは無いし、私普段ボクサーパンツは履かないし、

とは言え、全裸に比べたらマシか。」

 

と言いつつ、瀧川は渡された服を着替えて髪を乾かした。

 

瀧川:「なんか、ブラがない分いつもより楽だなあ。ボクサーパンツ

って、ショーツより楽だなあ。研究所でたら少し買ってみるか」

 

と、意外とこのファッションも悪くないと感じていた瀧川はある相談を芥川にした。

 

瀧川:「芥川さん、雷皇の力を私に使わせてください。

連続殺人犯をやっつけたいんです。お願いします。」

芥川:「貸すだけならいいけど、そもそも瀧川さんに適合できるか分からない。一回変身できるか実験してみよう。

 

雷皇のドライバーとブレスレットを瀧川に渡し、実験室に向かった。

危険なため、瀧川は全裸になった。

瀧川:「いきます!雷皇に変身!!うっ、うっ、うっ、う、

し、シビれる!」

雷皇の変身で大量の雷が瀧川に投与されたせいで身体が痺れてしまう瀧川。あまりにも強力な痺れで少しオシッコが漏れてしまった。

その後、どうにか雷皇の身体になった。

 

瀧川:「こ、これが雷皇の身体!うっ、うっ、動くと身体全体に電流が走る。芥川さんはこんなので普通に戦ってたのか、止まると電流が大量に流れた。

うっ、うっ、うわーーーー」

 

大量に瀧川の身体に電流が流れ、その勢いで再度失禁してしまった。

ドライバーは瀧川自身が耐えきれないことを感じ、変身解除した。

 

瀧川:「私に雷皇は厳しいかもしれません。ちょっと一日休ませてください。」

芥川:「わかった。今日はここにいていいから、とりあえず服を着ろ」

 

瀧川は急いで渡された服を着て、ライフコントロールの来客用の宿泊ルームにいった。同じ電気なのに雷皇という力を扱えないことを考えていた。

 

太宰:「いいんですか?彼女ライダーに戻れないかもしれませんよ」

芥川:「大丈夫!あいつなりに決断出すだろう。

あまりにも受けた4発がデカ過ぎたと考えればいい。

 

それよりも、こっそりそこら辺の渡した水のモノエレメンドライバー

はだいぶ活躍しとる。火力は雷皇より劣る水后をさらに抑制してるから、雷士よりはスペック低いが、水の力の影響でスペックの低さをカバーすることがわかってる。

やはり、桜田といい、こいつといい、直江といい、ライダーの強さはライダースペックよりも、相手をぶちのめすことに慣れてるやつのが強いな。」

太宰:「はあ。芥川さんも十分強いですが、あんまり戦いに行かないですね。どうしてです?」

芥川:「俺は、雷皇のデータが取れればそれでいい。ライトニングスピードや分身、小さくなったり、電撃を放ったり、

そう言ったデータはある程度とれた。雷皇の力はまだ未知数だが、通常の力にはもう興味はない。

それよりも、俺は今ドラゴンの力に興味がある。」

 

芥川はまた頭のおかしいことを考えていた。それを見た太宰は首をかしげた。

 

芥川:「太宰では理解できないだろうが、今ドラゴンの力を

目覚めさせる実験をしている。すでに2つは検証済みだ。

2つは、炎龍と雷龍だ。あとは2-3個ほどあると言われてるが、

全て復活できるとは限らない。

 

この炎龍チップを、新しく作成したドラゴンドライバーにセットすれば、炎龍の力で戦うことができる。

ただし、これはエレメントドライバーより出力あげた100%の

出力なので、人によっては変身直後に死ぬあるいは、

重症になるリスクがある。

 

これは、エレメントドライバーよりも危険だから、

結果がわかるまで使わないのさ」

 

太宰:「そんな恐ろしい力が、、、

芥川の考えは凄いな」

直江:「芥川くん、その力、私の分もあるんでしょうね。

私は、前にも言ったけど、変身後は死んでも構わないから、

そのくらいのリスク、受け入れるわ」

芥川:「まあまあ、直江さん。そう焦るな。これはかなり強い力だから簡単にはできないよ。検証終わった二つもまだ実戦で使えないし

 

にしても、直江さん、副作用が強すぎるのか、直江さんのペニスが立派過ぎて目のやり場に困る」

直江:「ま、いいじゃないの。男性よりでかいペニス生えてる女がいても。とりあえず、ドラゴンの力は楽しみにしとくわ」

 

その頃宮川は、暴走した力で警視庁で休んでいた。

医者:「宮川紗也は、ちょっと男性化が進み過ぎていて、このままでは心臓破裂してしまう。身体の変化に対して、心臓の供給が追いついていない。一回、休む必要がある」

 

そんな医師の通達から宮川は、体内の男性ホルモンの数値を減らすために、女性ホルモンを大量に投与されていた。

 

宮川:「私の身体の筋肉が少し減った。ペニスが小さくなった。

これは女性ホルモンの影響か。しばらく休むとは桜田に対抗できなくなる」

 

泣き崩れる宮川に、立て籠り現場をみた警察達。

警察:「こりゃひでえなあ。みんな衰弱してる。

全裸で長いこといりゃ、衰弱するわな。もうちょい調べるか」

 

様々なことが錯綜する世の中に、

新たな風の予感が。

 

次回へ続く



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17話 ライダーの力を失った瀧川の末路 後編

ライダーバトルで、ライダーの力を失った瀧川麗也は、服は無くなってしまったものの、どうにか芥川、太宰に救われ、救済された。

ライフコントロールで少し回復し、桜田の復讐のために、
雷皇の力を借りようとする瀧川。
しかし、雷士よりもパワーがある分、変身に苦痛を伴うことを知った。
あまりにも疲れていた瀧川はライフコントロールで一泊することとなった。
そんな中新たなドラゴンの力を研究していた芥川。
この力はなかなか解明されてなかった。

宮川は、あまりにもライダーバトルによる副作用が強過ぎて、警視庁の病院で大量の女性ホルモンを投与され続ける治療を受けていた。


〜〜〜警察のフェーズ〜〜〜

警察官:「これはひどい現場だ!立て籠りしたはずなのに、

一般市民しかいないのはどうにも不可思議な現象。

桜田やら宮川あたりいればなあ。どうやって逃げたのか。

 

それにしても、服まで剥がし拘束する桜田の徹底ぶりはやばいな。

金さえないの一般市民だけは、やり方がえぐい。拘束物を取ろう!」

 

拘束物を取ろうとした警察にある罠が作動した。

 

監視ロボット:「抵抗する奴は、抵抗できなくしてやる!!

警察官の服、全員引き剥がす。」

 

そう言って監視ロボットからあるビームが放出され、警察官は全て全裸にさせられた。

 

警察官:「うわああああ、これじゃみんな裸になってしまうから、救えないじゃないか。どうしよう。どうしよう。」

ロボット:「救われる方法はあるが、全員は助からない。

それにはまだ時間がかかる。検証が終わるまで待ってろ。」

 

その後、救急車もきたが、救急隊も全裸にさせられてしまった。

その頃、研究所では、

 

〜〜〜研究所のフェーズ〜〜〜

研究所では、ドラゴンの力の解放に熱心になっていた芥川

芥川:「ドラゴンの力!!!今3つ解放した。4つ目もいい感じだ!

おっ、できた!?これでドラゴン解放する。」

 

その後、研究所ではドラゴンが4体立ち並ぶ。

そのドラゴンは、一気にドラゴンチップに治った。

芥川:「これは、大迫力!よし、舞也ちゃん。

この4つのドラゴンドライバーを、立て籠りした人達に男女半々に渡しなさい」

 

それを聞き、舞也は立て籠りの現場に向かった。

そんなドラゴンドライバーが完成した後、瀧川がきた。

瀧川:「私、雷皇で桜田にリベンジします!桜田と戦わせてください!

これでダメなら私はライダーの世界から身を引きます」

 

そう聞いた芥川は、エレメントドライバーを瀧川に貸し、

芥川は、桜田に瀧川と戦うよう呼びつけた。

 

〜〜〜桜田の待つ場所〜〜〜

桜田:「芥川のお願いだからきてやったが、相手は瀧川か。

芥川は俺としては珍しいお友達だから、芥川を潰したかったんだがなあ。ま、いっか」

 

そうぼやいた桜田の前に、芥川と瀧川が現れた。

芥川:「桜田!今日の相手はこの桜田という女だ。

俺は観戦にまわる。じゃ、瀧川頑張りな」

 

そう言った後、芥川は観戦スペースにいった。

瀧川:「桜田、おまえに潰された怒り。私が絶対潰してやる。

変身!」

 

ラフなTシャツに動きやすい伸縮性の黒ズボン(戦闘用に芥川が支給)からボクサーパンツが少し見える格好で雷皇に変身した。

変身中に、衝撃に少し耐えられないのかちょっと漏らす瀧川

 

桜田:「ほう、芥川に何か吹き込まれたか。ま、雷士は、

普段普通の女の子というのが俺のドライバーにきてたから、

こんな戦いやすい格好でおまえの覚悟を感じた。

たとえ、変身の反動でちびったとしても、強い力を使おうとする

おまえの覚悟、面白い!変身」

 

そんな形で、桜田と瀧川の試合が始まった。

瀧川:「なめんなよ、私は以前の私じゃない。雷皇で叩き壊してやる」

 

瀧川は、そう言った後、ライトスピードを発動して、

闇王に挑む。通常の100万倍早く動けるライトスピードで畳みかけようとしたその時、

桜田:「通常ならばライトスピードは通用するが、俺も舐められたもんだ。今、相手にしてる敵は誰だと思ってんだい?」

 

そう言って、闇王からのダークソードを食らってしまった。

瀧川:「そんな、バカな。ライトニングスピードが通用しないなんて。」

桜田:「俺は連続殺人犯!つまりは、早いスピードで人と戦闘することにはなれている。ようはそんな特殊な能力使わなくても、ライトスピードくらいの早さには対抗できんだよ」

と、一気に闇王が瀧川に対して逆転してしまった。

 

雷皇は触れると電撃が流れてしまうが、闇王は対策を練っていた。

桜田:「雷皇に触れたら電撃流れることは知ってた。

だからこそ、おまえから出た雷士のチップ、こいつを複合したのさ。

雷士は雷だから、雷皇の電撃は無効!

さ、逆転かな?」

 

雷皇に変身しても全く通用しない瀧川は次の手が思いつかなかった。

思いつかない瀧川は、雷皇を100体に分身してライトニングスピードを放った。

瀧川:「100万がダメなら1億倍だ。これで闇王を破壊できる。」

 

しかし、闇王は戦闘慣れしてるのか、戦場を暗闇にした。

暗闇の中、瀧川は対抗したが、数増やしたことで分身はまとめて破壊され、瀧川は大ダメージを受けた。

瀧川に対し、闇王はスポットを当てた

 

桜田:「どうやら疲弊してるね。はっきり言ってあんたは芥川クラスじゃないから、さっさとライダーから身を引いた方がいい。さようなら、瀧川麗也」

瀧川:「動けない、動けない、このままじゃ、闇王にやられてしまう。」

 

逃げられなくなった瀧川は、闇王の必殺技を食らい、

変身が解除された。

そのままエレメントドライバーは芥川に戻った。

瀧川は、気絶するように倒れた。

 

桜田:「芥川、だから言っただろ?瀧川じゃレベル足りないと。

俺に喧嘩売るのは厳しいな」

 

そんな中、4つのドラゴンドライバーが現れた。

芥川:「おいでなすった。変身」

 

芥川は雷皇になり、闇王とともにドラゴンドライバーの敵と戦った。

雷皇はライトニングスピードで畳みかけようとするも、

ドラゴンには通用しなかった。

芥川:「やはりな。ドラゴンではこんな程度じゃ通用しないか。

このドラゴンの力、俺も使えるように鍛え直すか」

 

芥川はその強さに驚き、闇王は闇の力でドラゴンを潰そうとしたが、

なかなか倒せない。

桜田:「こいつ強いな。闇王の力持ってしてもノーダメージとは。

この力欲しい、絶対欲しい」

 

ドラゴンドライバーの持ち主:「雷皇、闇王!おまえらの力はわかった。おまえらはエレメントドライバーをそれなりに使いこなしているし、戦闘能力もかなり高い。しかし、それだけでは、我々には勝てない。今日のところはこんなもんにしてやる」

 

そう言ってドラゴンの力は消えた

さ、うちらも撤収だ。

芥川と瀧川は研究所に戻った。

 

〜〜〜研究所〜〜〜

瀧川の負傷を戻し、再度瀧川をもう一泊とめていた。

瀧川は、用意されたTシャツ、Gパン、ボクサーパンツ、靴下、スニーカーを身につけ、研究所を後にすることを決めた。

瀧川:「芥川さん、ありがとうございました。桜田のリベンジはかないませんでした。私は、普通の人生に戻ります。」

 

そう言って、研究所を後にした瀧川は、泣きながら自宅へと帰っていった。雷皇使っても闇王に惨敗する自分の実力の無さに泣いていたのだ。

芥川は、全く気にせずドラゴンの力を分析していた。

 

果たして、このドラゴンはライダー達の戦いにどう影響するのか?

 

次回へ続く



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18話 危険なドラゴンの力

雷皇の力で桜田に勝負することを考えている瀧川をよそに、芥川はドラゴンの力を目覚めさせることに集中していた。

そんな芥川の徹夜作業から、4つのドラゴンの力がドラゴンドライバーに備わった。
その力を舞也に立て籠りの被害者に届けさせることを命じた芥川。

徹夜明けの芥川の眼中に復帰した瀧川麗也。
彼女はこのライダーバトルを最後にすることに決め、ライフコントロール支給のラフな格好で勝負に挑んだ。

変身した後、多少の反動はあったものの、
桜田に対して、雷皇での戦闘準備ができた麗也。
雷皇の力で桜田を短期決戦で片付けようと試みたが、やはり脱獄すら慣れている連続殺人犯の犯人だけあって、あっけなく勝負に負けてしまった。

そんなあっさりした敗北に諦めついた瀧川は、ライダーから身を引いた。

瀧川の敗北の後、芥川と桜田の前に現れたドラゴンの力は彼らを圧倒していた。
この力を欲しがる彼らに、ドラゴン達はどう答える?


〜〜〜ドラゴンドライバーの行方〜〜〜

芥川たちに圧倒的な力を見せつけた4つのドラゴンの力。彼らは警察の元に戻った。

 

警察:「君たちのおかげで助かった。雷皇とかいうのを圧倒し、その後一瞬で日本中で暴れている100万体以上いるヒューマノイザーを5秒で倒した君たちは最強だ。

 

警察からご褒美をやろう」

 

その後、4つのドラゴンドライバーが暴走した。

 

警察:「やめろ、やめろ!!強いのは知っているが、この力で街を破壊するな。我々は君たちを犯罪者にしたくないから、落ち着いてくれ」

 

警察がそう言い出した後、4つのドラゴンドライバーは変身解除され、そのまま還らぬ人となった。

 

警察:「ドライバーの副作用は強ければ強いほど危険だと聞くが、このまま命絶える程の力まで解放するなんて、芥川はどうかしている。」

 

〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

夏目、太宰、芥川はドラゴンの力を観戦していた。あまりの強さに3人は感動していた。

 

夏目:「芥川は天才だわ。副作用が絶命するのはやり過ぎだが、その反面普通にしてても一国くらいは破壊してしまう破壊性能、直江さん好きそうだなあ。

直江さんは、命尽きるリスクくらいなんともないから、大した副作用じゃないし。

私もドラゴンの力欲しいもん。」

 

太宰:「やめとけ!いくら強くても、戦い終わったら命がないんだぞ。医師として、ドラゴンの力を使用するのは認めない。

それが芥川であってもだ。」

 

芥川:「まあまあ、気にすんなよ。ドラゴンでなくても我々は大なり小なり副作用持ちなんだ。今更命の一つを失う副作用など、大した副作用ではない。」

 

太宰:「言うねえ。死んでも知らないからな」

 

芥川:「ま、対策は立てたから任せておけ。俺と夏目ちゃんなら対抗できるからな!

 

それにドラゴン相手には特殊能力が無効。

つまり、俺のライトニングスピード、

直江のグラビティディメンション、桜田の

ダークナイトメアのような技は無効となる。

我々は素の能力で対抗せねばならない。これがドラゴンの戦いにくいところ」

 

芥川はドラゴンについて分析し尽くしてたようだ。

 

〜〜〜瀧川のフェーズ〜〜〜

ライダーから足を洗い、いつもの日常に戻った瀧川は、朝目覚めていた。

瀧川:「朝か。なんか戦闘しなくていいと思うと不思議な気分。

今日は会社だから着替えよう」

 

そんな瀧川は、朝気分良く着替えていたが、

ライフコントロールの影響を引いてたのか、ラフな格好に気付いた。

 

瀧川:「ブラもしてないし、ボクサーだし、

ま、たまには中はこれで会社に行くか」

 

瀧川は、その格好でスーツをはおい、いつもの日常に戻ったのだった。

 

瀧川の女上司:「瀧川さん、バリバリ仕事してるわね!?どうしたの?

これまでにないくらい。」

 

瀧川:「私の人生を変えた出来事があったの!あれほどの逆境を耐えた私は、なんでもできる気がする」

 

瀧川の上司:「そう。ま、頑張って」

 

瀧川は、雷皇、重皇、闇王、鋼士の力を受けてもしななったことが自分の自信につながったようだ。

 

〜〜〜ドラゴンフェーズ〜〜〜

ヒューマノイザーは1億体以上現れ、街はパニックになっていた。そんな中、ドラゴンドライバーはあっさりとヒューマノイザーを倒した。

 

水、雷、炎、鋼、重力のアンドロイダー:「

あれほどいたヒューマノイザーが何故やられた?俺たちは大量に作ったはずだぞ!

わずか10秒で全滅とは」

 

雷のドラゴンドライバー:「これがドラゴンの力だ。ヒューマノイザーだけでなく、お前達もかなりダメージ受けてるな。弱い幹部かな?破壊してやろうか?」

 

アンドロイダー達:「覚えてやがれ、このドラゴンめ」

 

幹部逃げてる途中に芥川に出くわした。

雷のアンドロイダー:「芥川さん(泣)

ドラゴン強いよ。本来なら敵だが、俺らを作ったのは芥川さんだ。

芥川さんにこのイニットチップを与える。

2枚あるがこれは、雷と炎が持ってたコピーチップ。

芥川と夏目、いつもは敵だけど、今日は味方だからな

 

あのドラゴンを俺たちが取り込むとやられてしまう。

俺たち幹部が絶命したら、ヒューマノイザーはドラゴン相手に絶滅してしまう。

それは、芥川さんののぞむべき理想ではない。そう思って俺たちは芥川さんのために、ヒューマノイザーチップを人々に挿入したんだ。」

 

それを受け、芥川と夏目、太宰は雷后、炎帝、水后に変身した。

変身した芥川達に任せた幹部達は逃げていった。

 

変身後、3人は猛烈に対抗した。そんな中雷皇がライトニングスピードで仕掛けた。

ドラゴン:「無駄言うてるだろうが」

 

芥川:「そうかな?今日は、重力の力を組み合わせてみたぜ」

ドラゴン:「何故だ!?効かないはずが!!」

芥川:「ドラゴンの力は確かに特殊を無効にする!しかし、変身者のあんたには1万分の1秒スキがあった。

重力が100万倍時間歪み、ライトニングスピードで100万倍の加速。つまりは1万分の1秒のスキは俺からしたら1億秒。

これは3年ちょいのスキみたいなものなのさ」

ドラゴン:「雷皇、お前やはり開発者故のアドバンテージを」

芥川:「もう遅い。イニットチップ、認識!」

 

芥川のイニットチップには、雷龍が刻まれた。そして芥川はドラゴンドライバーを出した。

芥川:「お前らに対抗するため、目には目を、

歯には歯を!ドラゴンドライバーにエレメントドライバーを融合!」

 

なんと、ドラゴンドライバーにエレメントドライバーのブレスレットが内蔵された。

芥川:「さあ、雷龍!雷のドラゴンとして雷皇をパワーアップしてくれ!

雷龍チップ、ドラゴンドライバーに挿入!!」

 

ドラゴンドライバーに挿入し、ブレスレットの上部を押すと、上部から大量の雷が放出された。ドラゴン達は、雷が当たってしまい、大ダメージを受けた。

 

芥川:「今まで拘束されていた雷皇の力よ、

ドラゴンの力を得て、解放しろ!!

解放した雷の力は全てのものを貫く。それがたとえ電気無効のものであっても。

今目覚める!仮面ライダー雷皇 雷龍モード!!」

 

とうとう雷龍の力を雷皇に取り込んでしまった芥川!

パワーアップした雷皇は、どれほどの強さがあるのか!?

 

次回へ続く



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19話 夏目と芥川の覚醒

ドラゴンドライバーの力で他のライダー、ヒューマノイザーを圧倒したが、力と反して副作用が大きく、街を破壊した後、変身解除とともに亡くなってしまった。

そんなドラゴンの力にドラゴンの力を狙う芥川、夏目、太宰だが、太宰はリスクの高さにストップを要求。
しかし、太宰を無視し、どんどんドラゴンの力を分析する。

その頃瀧川は通常の世界で働いていた。
ライダーの戦いで生き残ったのが自信になったようだ。

そんな中、街中で1億体という大量のヒューマノイザーが現れたが、
10秒で全滅した。その力にアンドロイダー達は恐怖を感じた。
アンドロイダーは、このパワーの前に芥川にイニットチップを渡した。
その意図を読んだ芥川は、重力チップと雷チップのコンボで、
雷龍から特殊無効にならないスキで攻撃を加えた。
その間にイニットチップで雷龍チップの力を取り込んだ。

ドラゴンドライバーとエレメントブレスレットを合わせ、
そこに雷龍チップを挿入し、仮面ライダー雷皇 雷龍モードになった。


〜〜〜ドラゴンの力覚醒〜〜〜

雷皇 雷龍モードの変身の威力は強かった。

変身した後の放電で、街にあるビルを全て破壊した。

破壊規模は半径50キロ規模となっていた。

芥川の言う雷無効さえ壊すのは本物で、東京の電車は地下鉄含め、全て止まってしまった。

 

恐ろしい強さに多くの人が恐怖に感じていた。

あまりの破壊力に、全テレビ局がニュースとして報道した。

そこに宮川やその他のライダーが登場した。

 

宮川:「なんて力なの!東京半径50キロただの焼け野原に変わってしまったわ。こんな力まともに受けたら、どれほど生存できるの!?

半径50だったら東京超えてるわよ。とりあえず、止めるわ!変身!!!」

 

宮川達はライダーに変身したが、芥川の暴走は止まらず、

100万発の雷を一気に出した。

その破壊力に、宮川達は、変身解除されてしまった。

ワイルドドライバーの石原、榊、モノエレメンドライバーの炎と水は

変身不可能の致命傷を受けた。

宮川と直江は、変身解除は免れたが、身体が痺れて動けなくなってしまった。

その頃、夏目も仕掛けようとした。

 

夏目:「炎龍さんよ、芥川に気を取られて遅くなってるぜ!

お前もそろそろ終わりかな?」

炎龍ドライバー:「なめるな、うっ、うっ、くそ!雷皇め。あいつの電撃で身体が痺れる」

夏目:「お前はその程度というわけか。私は炎の力で地面を破壊し、

その電撃ストーンがお前に当たって大ダメージというわけさ。

さ、一回おとなしくなれ!」

 

そうして、炎帝の重力モードの力で炎龍は動けなくなった。

夏目:「よしいまだ!イニットチップ、炎龍を吸収しろ」

 

炎龍のチップを吸収できた夏目は、一気に芥川と同様ドラゴンドライバーにブレスレットをセットした。

夏目:「猛烈な炎の力は全てを焼き尽くす!!!

たとえそれが火に強いものだとしても、それ以上の炎が暴れ出す。

甦れ!火炎の力!炎龍!!!

炎龍チップ挿入!

仮面ライダー炎帝 炎龍モード!うわわわわわわー」

 

炎龍の力を得た夏目は、とてつもない噴火を見せた。

宮川:「みんな、逃げて、まともに受けたらライダーでさえ命がもたない」

 

とてつもない破壊力に、ドラゴンドライバーのライダー4人は大ダメージを受け、変身解除されてしまった。

その後、ドラゴンドライバーで変身したものは亡くなってしまった。

 

アンドロイダー達は、凄まじい力に、自分達が取り込まなくてよかったと感じていた。

そんな焼け野原の中、力が抑えられない芥川と夏目はお互い殴り合い出した。

激しいマグマの放出のような爆発が殴り合うたびに起きていた。

殴り合いの暴走がゲージを超えたのか、2人は変身解除され、

そのまま気絶してしまった。

 

街は100キロ規模で電気と炎だけになり、

多くの人が避難した。

 

その後、太宰は2人を研究所に戻した。

 

〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

研究所に戻った2人は意識失ったまま寝ていた。

あまりの力に変身解除されたことで裸になってしまった。

ふと2人は目を覚ました。

 

太宰:「目を覚ましたか?2人とも異常だぞ。

変身しただけで街を破壊した炎と雷は恐怖だぞ。

地震、雷、火事、オヤジいうじゃん。

雷と火事が起きたんだぜ!もし、直江も変身できた日には、

この日本が壊れてしまう。」

 

芥川:「あはははは、だからどうしたってんだよ。俺はなあ、これで十分だぜ。生きてるんだからいいだろうが。強い力を取り込むにはこのくらいの反動はやむを得ん」

 

直江:「芥川くん、あと一歩で私の命も危なかったのよ。

でも気に入った。これほどまでに本気で殺しかかる力、私も取り込みたいわ。

夏目も見直したわ。あれ?夏目ちゃん?それは。」

 

なんと、直江がみたものは、夏目の股に男性器が生えてしまったのだった。

夏目:「きゃー、なんでよ。なんで私のあそこが男のものがついてんのよ。」

 

今まで、穏やかになっていた炎帝ドライバーの男性化がドラゴンの力で激しくなり、通常の男性よりやや長いものが生えてしまったのだ。

夏目:「ごめん、こんなの私じゃない。シャワー浴びてくる」

直江:「やれやれ。女という貧弱な生き物卒業できたというのに、

まだ女に戻りたがっている。

いつか気付くだろう、男に変わってよかったと」

 

シャワーから出た夏目は、いつも通りボクサーパンツに股を通した。

しかし、いつもとは違うパンツの膨らみに生えてきたものを外そうとしていた。

夏目:「炎帝なんかにならなければ、私はまだ女のままだった。

いや、ライフコントロールになんか入らなきゃよかった。

でなきゃ着る服もこんなに少なくなかった。」

 

泣きながら、後悔していた夏目。しかし、そうしないと後悔していた自分もいた。

 

黙々とドラゴンの力を分析をする芥川。

芥川:「ほう、意外とパンチ力やキック力の火力自体は低い。

しかし、ドラゴンの力でスペックよりもはるかに高い力が出ていた。

 

・雷皇 雷龍モード

パンチ力:80t(ドラゴンの勢いで160t)

キック力:120t(ドラゴンの勢いで240t)

必殺技:800t(ドラゴンの勢いで1600t)

 

・炎帝 炎龍モード

パンチ力:100t(ドラゴンの勢いで200t)

キック力:150t(ドラゴンの勢いで300t)

必殺技:1000t(ドラゴンの勢いで2000t)

 

うーん、雷皇があんま強くないなあ。ドラゴンだとライトニングスピード使えないし。変身したらあんだけの反動得るし。

とは言え、ヒューマノイザーも強くなるから、雷皇だけでは限度あるしな。難しい。

 

あとは、夏目は女の子が変身するライダーにしては火力が高過ぎる。

夏目こそ雷皇のがよかったが、そうはならず生えてしまった。

戦略が難しいなあ」

 

焼け野原になった東京からどうにか研究所に逃げた芥川達。

しかし、異常なドラゴンの力に男性化増幅し、ペニスが生えてしまった夏目。強いからドラゴンを簡単に使ってはならないと気付く芥川。

 

そんな変化の強い力を果たして使いこなせるのか?

 

次回へ続く



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20話 焼け野原となった東京のライダーバトル

雷龍チップを操るドラゴンドライバーから、雷龍の力を吸収し、雷皇 雷龍モードになった芥川は、変身の反動である放電だけで、東京を無に近い状態にした。

その強さから4ライダーがダメージを受け退場となった。その放電は炎龍もダメージを受けてしまい、その隙に炎帝が炎龍に大ダメージを与える。
動けなくなった炎龍から、イニットチップで炎龍の力を吸収した。

炎帝もまた、仮面ライダー炎帝 炎龍モードに変身し、戦いは世紀末に近い状態になった。
変身解除した2人はその力の反動で服を失い、裸で気絶した。

アンドロイダー達は、自分達が力を取り込まなくてほっとしていた。

研究所に戻ると、命は助かった2人。
しかし、ドラゴンの力の副作用は強く、
夏目の股に男性と同じものが備わってしまった。

そんな夏目の苦しみに無関心な直江と芥川。
芥川は淡々とドラゴンの分析を続けていた。


〜〜〜分析後の日常〜〜〜

芥川はドラゴンについて、一通り分析ができた。芥川と夏目が生きられたのは、ドラゴンの絶命するという副作用を雷皇、炎帝を間に挟んでいたから、気絶だけで済んだのだという結論に至った。

 

直江:「やはりライダーになるものは、男の要素がないとここまで生き残れないみたいね。

今生き残っているのは、夏目、宮川、私。

元は女なのに全員、あそこから男性のものが生えた。

そのくらいのリスクを受け入れられない女は、瀧川みたいにあっさりリタイアとなる。

あの女は、所詮女を捨てられなかった程度の実力!

だから、雷皇の力を借りても、桜田に追い込まれたんだよ。芥川くんは、雷皇の力で桜田と互角なんだから、戦闘力の低さが露呈されたのよ」

 

芥川:「れお、語るねえ。現実そうだとしても、普通に言う奴がいるかねえ。

俺は、ドラゴンの力使って疲れた。

 

いくらドラゴンが強いとは言え、ライダーで制御できるキャパをこえて毎回あの力の放出が起こるという仕様だから、ライダーでは制御できず、街を壊すというのがわかった。

 

ドラゴンの出力を抑えれば、力の放出は止められるが、その場合はわざわざ雷龍モードになる必要がない。

 

戦いたかったら直江と桜田で頑張って。」

 

芥川にそう言われ、直江はヒューマノイザーのところへ戦いにいった。

 

〜〜〜ヒューマノイザーとのバトル〜〜〜

あれほどのヒューマノイザーをドラゴンで倒したはずなのに、まだ大軍で出てくるドラゴン。

しかし、この状況を楽しんでいたのが桜田と直江だった。

 

桜田:「あはははは、こりゃ爽快だ!

人間と違って、いくらやっつけても犯罪にはならない。ほらほら、どんどんこいよ、

おまえら全員あの世へ送ってやるぜ。」

 

直江:「桜田ご機嫌ねえ。私はご機嫌斜めよ。

芥川が私にドラゴンをまだよこさないのよ」

 

桜田:「あんたまでドラゴンになったらこの国は世紀末になるぜ!既に東京が焼け野原なのだから。俺は何度も牢屋送りにした宮川さえ殺せればそれでいい。」

 

直江:「それがあなたのポリシーなの。ま、犯罪者でも身体の隅々まで犯罪者のあなたを私は尊敬しているわ。

他の犯罪者は、どこか犯罪者として中途半端。

あなたは、人殺しという意味では、躊躇いもなくやる。

あなたを最初に知ったのは、関東大虐殺事件という1人で1ヶ月50万人以上殺したという事件で全国規模で桜田和希という男が史上最恐な殺人犯だと示すには十分過ぎた。

後にも先にも、そんな人を私はまだ知らない」

 

桜田:「話が長い女だねえ、宮川が到着した。

ヒューマノイザーはまだまだたっぷりいるんだ。あんたそんなに戦いたいならこのヒューマノイザーの大軍を1人でやっつけな。

 

俺は宮川と戦う」

 

直江:「わかってるわよ、このくらい全て地獄に落としてやる。

ディメンションライトニング!」

 

直江の力でヒューマノイザーは一気に絶滅した。しかし、直江はあまりに力を使い過ぎたのか、変身解除後、裸で気絶した。

 

そんな中、桜田と宮川のバトルが続く。しかし、雷士の力さえ取り込んでいる桜田のパワーに叶うわけもなかった。

そんな宮川にスポットが発生。

 

桜田:「宮川、おまえもリタイアさせてやるよ。ライトニングスピードダークバスター」

 

桜田は雷士が雷皇の劣化版だと気付いていたので出力を雷皇並にし、ライトニングスピードを使えるようにしていた。

そして、ライトニングスピードにより、

闇王の力を100万回宮川にぶちのめすことに成功した。

100万回やっつけた後、一気にライトニングライダーキック100万発で、宮川は変身解除してしまった。

 

宮川のドライバーから鋼士のチップが抜け、宮川のドライバーが破壊され、宮川は裸のまま、気を失った。

 

桜田:「俺の目標だった女がこんなにあっさりやられるとはつまらん。何はともあれ、鋼士の力も俺のものさ。

おまえはもう変身できないんだよ、あはははは。」

 

さらなるパワーアップに桜田を誰も止めようがなかった。

 

〜〜〜戦い後の研究所〜〜〜

芥川は致命傷を受けた2人を研究所に転送した。芥川は、直江と宮川の様子を見た。

芥川:「直江はどうにかドライバーが生きている。まだどうにかなるだろう。

しかし、宮川はまずい。モノエレメンドライバーが壊れてしまった。少し治療をしよう」

 

医療部で治療をした太宰。

 

太宰:「芥川、こいつらは命だけは救われた。

直江はまだ男性化維持したままだが、宮川は

男性のシンボルを失っている。

 

やはり、鋼士の副作用で男性化されていたんだ。宮川は退場になるのか?」

 

芥川:「あはははは、なわけないだろ。

俺は天才だぜ。俺の発明で宮川は蘇る!

楽しみにしてな。」

 

芥川は、新しいドライバーを持ち、そのように述べたが、男性のシンボルを失った宮川を蘇らせる方法とは!?」

 

次回へ続く



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21話 女に戻った2人の想い

芥川はドラゴンの力で疲れてしまい、ヒューマノイザーのバトルを休んで、直江と桜田に任せることにした。

直江と桜田は大量のヒューマノイザーに対し、一気に畳み掛けた。
しかし、直江はパワーが限界にきたのか、変身が解除され、
裸で気絶した。

対する桜田は宮川と戦うが、雷士のパワーもあり、
宮川を圧倒。宮川に対してあっという間に畳み掛け、
宮川の変身を解除してしまった。
宮川は鋼士の力を失い裸のまま、力を失う。

なんとか、ライフコントロールにて一命救われた2人。
直江はなんとか男性化維持したが、鋼士を失った宮川は、
男性のシンボルを失い、女性に戻ってしまった。

そんな宮川を復活する方法とは?


〜〜〜医療部からの目覚め〜〜〜

気絶していた宮川と直江はなんとか目が覚め、宮川は自分の姿に驚いた。

 

宮川:「なんで私裸なの?男性のシンボルが無くなったのはいいけど、私変身できないし。

うっ、うっ、トイレに」

 

宮川は男性のシンボル失った反動でトイレが近くなってしまった。あまりにダメージを受けた身体ゆえ、動いた途端に宮川は漏らしてしまった。

 

芥川:「ま、警視庁には黙っといてやるよ。それよりあんた、ライダーの力取り戻したいんだろ?」

 

宮川:「取り戻せるなら取り戻したいわよ。

でも無理でしょ?」

 

芥川:「おい、宮川。俺の力なめんなよ。

おまえのために新しいドライバー開発したんだからよ。

これを使え!ワイルドドライバーだ。」

 

宮川:「ワイルドドライバー?」

 

芥川:「そうだ。これは破壊されたワイルド2人の力を一つに集約したドライバー。

俺や桜田あたりは使う予定はない。それに鋼士の予備チップをセット。

 

出力はエレメントドライバーと同じだが、

ワイルドの力自体が危険だから、このドライバーはこの状態でも変身後にドライバーを失うリスクがある。

 

これは、おまえ専用だ。使うかどうかは、宮川に任せるよ。」

 

宮川:「ワイルドドライバー、危険だがこの力で復活できる可能性が。」

 

芥川:「宮川、回復したとは言えまだ完治ではない。ライフコントロールで一日休め。」

 

宮川はその後、シャワーを浴び、ライフコントロールで一日休んだ。

 

〜〜〜舞也とのひと時〜〜〜

久々に激しい戦いが落ち着いていたので、

芥川は、舞也とのんびりしていた。

 

芥川:「舞也ちゃん。たまには息抜きでメイドチップを外してやるな」

 

舞也:「お願いします」

 

芥川は、舞也からメイドチップを取り外した。舞也に生えていた男性器は消え、普通の女性となり、気を失った織川舞也だった。

しばらくすると舞也は目を覚ました。

 

舞也:「芥川さん、私はメイドチップなんか無くてもあなたのメイドですよ。

こないだあなたと一夜をともにし、

私はあなたの子を作りたいと思った。」

 

芥川:「おまえはメイドチップの後遺症が出ているだけだ。本心は違うんだろ?」

 

舞也:「私はあなたに憧れたから、ライフコントロールに入社したんです。

でなきゃ、入社試験でパンツスーツでノーブラでボクサーパンツというのを女が身につけないし。

憧れのあなたに好かれるためなら、ヒューマノイザーになったっていい。

 

その覚悟を持って、私はあなたからメイドチップを挿入されることを許したんです」

 

芥川:「俺は、今日一日舞也の男になるために、メイドチップを外したんだ。

 

俺はいずれ舞也と結婚するだろう。

だから織川舞也という女にメイドチップを

入れる気になった。」

 

ここにきて2人は、お互いの気持ちをぶつけあい、実は好きだったことが判明。

 

芥川:「舞也、これはおまえに対するお守りだ。

舞也のための指輪と、エレメントドライバーを渡す」

 

舞也:「この指輪は、5000万の指輪。

指輪はいいけど、何故私にエレメントドライバーなんか?」

 

芥川:「ライフコントロールは実力主義だから、できる人間は通常では考えられない高い給料が渡される。

ぼく、初任給は1億からスタートだから、

5000万円とか大した額じゃない。

 

どんなに実力があっても、出世するスピードは変わらない。

夏目は大して優秀じゃないから、平からスタートして20代後半でやっと主任だ。

かたや俺と直江は新入社員の段階から主任スタートだ。主任スタートだから最初から部下いるし、今年までの実績で出世するかが決まるが、俺は既に上から言い渡されてる。

 

俺と直江は、次の昇格で部長になる。

30前で部長さ。本来の会社であれば嫉妬とかがあって潰されるが、ライフコントロールは違う。

今の部長は俺よりも無能だから、俺が出世する条件に子会社に飛ばされたのさ。

 

この徹底した実力主義が、ライフコントロールが頂点でいられる理由さ。

 

飛ばされた子会社ですら追い抜かれたものは、世間に無能ということで公表され、

転職が不可能な人間となるのさ。

 

ま、ぼくは人間の身体をコントロールできるレベルの技術力があるから、ライフコントロールからは生涯リストラ候補にならない特権を得た。

 

そのくらいの男、世の中どこを見回してもないがな。」

 

舞也:「待って、待って。芥川さん、話が長い。

年収が余裕なのはわかった。

しかし、芥川さんがそれほど優秀だから、私は好きになった。

けど、ドライバーはなぜ?」

 

芥川:「俺はそういう意味で自分の研究の仕事で忙しい。舞也ちゃんを守ろうとは思うが必ずしも守りきれるとは限らない。

だからこそ、自分を守るために、エレメントドライバーを渡した。

舞也なら、できるはずだ。」

 

芥川が自分のことを考えていることを知り、

2人は熱い夜を過ごした。

芥川は舞也に自分の女になったことに満足し、再び舞也にメイドチップを入れた。

舞也は再び、ふたなりになる感覚になり、

叫んでいた。

 

舞也:「芥川さん、またあなたのメイドに戻りました。」

 

舞也がメイドに戻った後、街ではヒューマノイザーが現れた。

このヒューマノイザー達に対し、

新たなライダーの予感が!?

 

次回へ続く



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22話 復活した女の力

命からがらの宮川は女に戻っていた。
久々の女の肉体に変身できなくなったことに気付いた。
さらに、その作用から宮川はトイレが近くなるという症状が発生した。

そんな宮川に対し、芥川は宮川にワイルドドライバーを渡した。
ワイルドドライバーは、出力はエレメントドライバーと同じであるものの、危険なドライバーであると述べた。

ワイルドドライバーを渡した後、芥川は舞也からメイドチップを外し、女の舞也として一日過ごした。
自分のステータスを舞也に述べ、舞也が好きだとアピールした。
そんな舞也にエレメントドライバーを渡し、舞也自身が戦えることを願った。

一日女として過ごした舞也に再びメイドチップを挿入させ、
再びふたなりメイドとして自分のメイドとして配下につけた。

そんな中、世の中ではヒューマノイザーが溢れかえっていた。


〜〜〜とまらないヒューマノイザー〜〜〜

増殖の手を緩めないアンドロイダー。

大量増殖したヒューマノイザーは、東京を覆い尽くした。

 

とてつもないスピードでヒューマノイザーが増え、ヒューマノイザーは1兆体に及んだ。

異常増殖したヒューマノイザーに街は恐怖に怯えた。

 

そんな中、直江と桜田、ドラゴン達は苦戦していた。

ドラゴンの力の処理よりも、直江や桜田の処理をしているが、ヒューマノイザーはそれを上回る増殖スピードかつ再生型なので、通用しなかったのだ。

 

復活した宮川は、舞也とともに先頭に向かった。

宮川と舞也はドライバーをつけた。

宮川のワイルドドライバーに、鋼の力が備わった。

舞也のエレメントドライバーに自然のエレメントが備わった。

2人は変身した。

 

宮川:「仮面ライダー鋼士 ワイルドモード、うわわわわわーー、いくぞー」

 

舞也:「仮面ライダーネイチャー!自然の力を見せてやる!」

 

舞也は、雷と竜巻を同時に起こし、あっさりと再生ヒューマノイザーを封じた。全て痺れた状態で舞也は火炎で燃やし尽くした。

火傷だらけのヒューマノイザーに上下左右押しつぶす重力を発生させ、ヒューマノイザーを全て倒した。

 

そこから、仮面ライダー鋼士は、メタルアンドロイダーを、

パワーアップした力で倒し、メタルチップ7枚を手にいれた。

 

宮川:「あと1枚はどこだろう?ま、5枚あればある程度パワーアップ検討できるか。」

 

舞也のネイチャーの力で東京は元に戻ったのだ。

 

とてつもない舞也と宮川のパワーアップに世の中は震撼した。

2人は研究所に戻った。

 

〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

芥川:「舞也が想像より強いライダーになったか。

しかし、まずいな。ネイチャーで戦うとチップ崩壊するリスクを伴う。その証拠に舞也のメイドチップは、消耗している。」

 

舞也:「本当に!まずいなあ」

 

芥川:「そう、だから舞也は戦うタイミングを選ばなきゃいけない。

むたみやたらに変身できるものではない。

それに人間ではネイチャー自身のチップが消耗するリスクを伴う。

基本的な火力は雷皇と同じだが、その他が強力過ぎて、変身できる回数が少ない。

変身するときは本当にやばい時に限定しろ」

 

そう言われた舞也は、ネイチャーチップの強さが怖くなった。

それ以外の副作用は目で見える形では出てなかった。

 

芥川:「問題は宮川か。どうだ?新しいドライバーは?」

 

宮川:「力は凄いです。ワイルドモードは、一瞬の攻撃で、

炎、雷、重力の3つを鋼とともに与えたパワーは感動しました。

 

また、水の力で周りを絶対零度にし、重力と雷と鋼の力で破壊しまくったパワーは、前の鋼士では考えられない力です。

それに、パワーアップした副作用なのか、また男性の肉体になりました。」

 

芥川:「やむを得ない変化だな。ワイルドモードでドラゴンの力も吸い込んだようだから、力の暴走が怖いかもな。

それほど強い力をたくさん抑え込むのは厳しい。

必ず暴走する。俺だって暴走したから、今戦わないでいる。」

 

2人はまだスローペースなのか、力の暴走はなかった。

 

そんな中、直江は重力のアンドロイダー、桜田は闇のアンドロイダーを追い詰め、イニットチップを奪った。

 

イニットチップを奪った直江の前に重龍、桜田の前に闇龍のドライバーとの対決が始まった。

 

〜〜〜重龍・闇龍の力〜〜〜

イニットチップを奪った重皇、闇王は重力と闇のドラゴンドライバーの相手と勝負した。

 

やはり、力が強い。重皇上回る重力と時間操作、闇王上回る闇の操作により思い通りの展開にならない。

闇龍は闇王の視界さえ奪った。

視界もなくなり、空間感覚も時間感覚も無くなった2人に、

ダメージが止まらない。

 

しかし、桜田は連続殺人犯の勘が働き、闇龍と重龍に対抗し出した。

闇龍:「雷でさえ、暗い放出の中、対抗できるのか!?

ど、どうやって!?」

 

桜田:「指名手配12回、脱獄11回した男の力を舐めてもらっては困る。暗闇の中で生きる術はあんたらより上でな。

暗闇の中の雷の放出であんたらの居場所はわかったのだよ。

 

視界も暗い、重力も時間も歪んでる中あんたらの位置を特定する手がかりは、音だ!!

 

雷を放出してから当たるまでの音の時間がわかれば、だいたい距離がわかる。いくら強いあんたらの力とは言え、音までかき消す力はないようだな。

 

音をかき消すには、反対の音を出さなければならないが、

反対の音を出す瞬間のわずかな誤差の音は反動でかき消せない。

それにあんたらのパワーになると無音で攻撃するのは不可能。」

 

あまりの桜田の解説に闇龍、重龍は固まった。

その一瞬をつき、桜田と直江はイニットチップで闇龍、重龍の力を吸収した。

 

闇龍:「ここまでの分析能力があるのに、殺人犯で生きてるとは。

勿体無いやつだ。

むしろ、おまえみたいなやつが警察やったら、数々の難事件をあっさり解けそうだ」

 

直江:「確かにな。こいつはあんだけ殺人しておきながら、今まで現場に指紋残したことはない殺人のプロだ。

血も一滴も残していないから、血痕操作もできないし、

髪の毛も残さないから、DNA操作もできない。

隠しカメラさえも破壊してしまうから、監視カメラに映像も残っていない。

しかし、そこまでの完全の大量犯罪故に、警察では犯人が特定されるレベルなのさ。

 

ほらっ、桜田!ドラゴンドライバーだ」

 

そう言い渡して、重皇、闇王は、ドラゴンの力にパワーアップした。

パワーアップした重皇 重龍モード、闇王 闇龍モードは、

周りの視界を全て暗くし、空間を歪めた。

 

時間さえ歪みだし、ドラゴンドライバー達は危険を感じ緊急テレポートをした。

 

しかし、変身したタイミングで東京全てが暗闇になったため、

ニュースになってしまった。

 

ドラゴンの力を4ライダーが使えてしまった状況に

どれほどのライダーが生き残るのか!?

 

次回へ続く



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23話 桜田の過去

東京に大量に現れた再生型のヒューマノイザーは、桜田、直江、ドラゴン達を苦しめた。

そんな中、舞也と宮川が現れ、仮面ライダー鋼士 ワイルドモード、
仮面ライダーネイチャーに変身し、大量のヒューマノイザーを倒した。

あまりの力に副作用も近く、むやみに変身しないように注意した
芥川。

そんな頃、直江と桜田は重龍と闇龍に挑み、あまりの力の差に驚くも、なんとかドラゴンの力を得て、仮面ライダー 重皇 重龍モード、
仮面ライダー闇王 闇龍モードに変身した。

ドラゴンの力を得て、さらにパワーアップした2人はどうなるのか?


〜〜〜ライダーの激しい副作用がでてしまう〜〜〜

ドラゴンから変身解除した2人の様子はおかしくなっていた。

直江は重力操作で空を飛べるようになった。

 

これまではただ男性化が激しかったが、歩くたびに人が宙を浮いてしまう。直江の近くの人間は常に100mくらい宙に舞い、

そのまま自由落下で還らぬ人となる。

 

桜田は、闇王の副作用が強くなり、どんどん人を殺していく。

闇王は一回変身するのに、ライダー以外の人間を1人は殺さないと

闇王の力を失う仕様であった。

しかし、人を殺しなれている桜田には大したコストではなかった。

 

暴走する桜田の周りに警察が寄って来るが、宮川以外の警察官を葬った。

しかし、宮川は、こんな桜田の過去がどんなだったか興味を持ちたがっていた。

 

〜〜〜研究所での様子〜〜〜

芥川や夏目、太宰は、桜田の暴走に疑問を持っていた。

そんな時、宮川が現れた。その様子を直江は筋トレしながらみていた。

 

芥川:「にしても、こいつ人殺しが過ぎないか?

毎日殺人事件だらけじゃないか。」

 

宮川:「そこがわからないのよ。彼が何故ああなっているのか。」

 

太宰は、突然ピンときて、自分のPCから桜田を検索し出した。

 

太宰:「桜田のデータを見つけた。」

 

宮川:「どんなデータ?私は警察よ」

 

太宰:「宮川、慌てるな。今から読み上げるから。

 

桜田和希。7月7日生まれ。東京都出身。

両親は東京帝國医大学の大学病院の先生で、

いじめられた過去はない。

細かい部分は、話が長くなるのでカットする。

 

むしろ、成績は優秀で、小さい頃は神と呼ばれ、

日本一の東京帝國大学医学部に現役で合格した。

 

あまりの優秀さに、医療の腕は神と呼ばれていた。」

 

宮川:「え!?医学部だったの?意外!」

 

太宰:「落ち着けよ。彼は、優秀なので、医師の国家試験を

トップ合格したという話だ。前例を見ない満点合格だったそうだ。

 

そんな桜田は、世界最先端の医師が揃うメディカルエボリューションに内定した。彼は医者として華々しくデビューしたのだ。

メディカルエボリューションは、俺の能力を持ってしても内定出来なかったから、どれほど優秀かがわかる」

 

宮川:「あいつ、考えのない殺人犯だと思ってたけど、かつては医者だったんだ。驚いた」

 

太宰:「まぁ、話はまだある。

一応、ライフコントロールの医師業務も受験している。

同期ではないが、これはトップ内定をしている。

 

医師ということで芥川同様、専門度が高いので初任給が2億円かつ

課長級からで課長手当もつく内定だ。

ライフコントロール史上、課長級で内定した新入社員は初めてだが、

メディカルエボリューションのがいい条件だったようで断られてしまった」

 

宮川:「課長級で、初任給2億円かつそこから役職手当つくのに、内定を断る。それ以上の条件出せるメディカルエボリューションが凄いな。

警察なんかそれに比べたら、安月給だよ、安月給。」

 

太宰:「まだある。メディカルエボリューションに入った桜田は1年目から数々の難関手術を治してきた。桜田が執刀医であれば、

手術は全て成功すると言われていた。

 

また、新たな医薬品分野にも熱心で、ライフコントロールとの

共同開発した商品も多くある。自分は一緒に仕事したことはないが、

ライフコントロールの医師の彼に対する評価は10点満点中15点がついている。

 

彼は時々ライフコントロールにも勉強会の講師としてきていて、

その評判も上々。

医師業界では、1000年に一度の医者と言われた。」

 

宮川:「へぇ。じゃあ、そのまま医者やってたら今ごろは、

世界で活躍する医者だったのかなあ?」

 

太宰:「おそらくそうでしょう。当時でさえ、医師革命が起きたと世界レベルで話題になってたのだから。手術のために外国出張もあったと聞く。

 

手術の失敗記録はないが、そんな世界的に優秀だと言われている時に、突然辞めている。どういうわけだ?」

 

宮川:「私も気になった。手術の失敗が無いのなら辞める必要はないのでは?」

 

2人が疑問になる中、芥川は調べ出した。芥川は桜田の持っている

ドライバーより脳内に迫ることに成功した。

 

芥川:「ふむ、なるほど。これは、桜田に対する嫉妬のようだ」

 

太宰:「嫉妬?これほど、優秀な医師なのに?」

 

芥川:「彼は、両親が医者というのもあるが、自分の優秀な力を自分のためではなく、人の命を助ける力に使いたいという思いで医者になったようだ。

 

それは、桜田の名声が上がっても気持ちは変わっていなかった。

しかし、彼が手術を成功するたびに、患者は彼の執刀だけを求めるようになった。

 

それにより、他の医師の手術する機会は減り、他の医師が育たなくなったそうだ。

彼自身もそれに気付き、執刀を奪われた医師に研修でレベルアップしようという熱心さはあった。

 

本来優秀で粒ぞろいのメディカルエボリューションの医師達が、自分より若手にあっさりと抜かれてしまったことで、桜田に手術させないように運動しだした。

 

抱えていた患者は全員桜田を要求したが、メディカルエボリューションは桜田でなくても優秀な医師がいるからと桜田に手術させないようにした。

 

しかし、メディカルエボリューションにくる患者は、ライフコントロールよりも難しい患者ばかり。

桜田に回さないようにした結果、皆桜田よりも手術するスピードが遅いので死んでいく患者が続出した。

 

メディカルエボリューションは、内部でそのような状況だが、

桜田の執刀の元、手術したことによる医療ミスとマスコミに公表した。

 

1000年に一度の医師による医療ミスで、メディカルエボリューションは、彼を医療ミスした医師と追放するようになり、

彼は医者をやめたのだった」

 

宮川:「・・・

あの男にそんな過去が。確かに外科医だったと考えると、

現場に指紋がない。髪の毛や血も残ってないというのは

納得できる。」

 

芥川:「宮川、落ち着け。

 

桜田は、自分が担当すれば死ななかった患者が、

自分が他の医師の嫉妬で手術できなくなり、あげくの果てには

自分が執刀して殺してしまったという病院の作り話により、

医者をやめなきゃならない事に、人間というものに失望したそうだ。

 

人の命を助けても、感謝されるどころか裏切られる現実に、

人間を生かしてもしょうがないという思考に変わってしまった。」

 

宮川:「確かに、医者だと毎日人の生き死にの中、彷徨っている人を助けるのが仕事だしね。患者相手だけでもおかしくなりそうなのに、

桜田の医師の最後を考えると、ああなっても仕方ないのかと思えちゃう。平和を守るのが仕事だけど。」

 

桜田の過去があまりにもギャップがあり過ぎて、だんだんと同情してしまう研究所

 

宮川:「確か、私が最初に逮捕した桜田の事件の被害者は全員医者だった。桜田はその時黙秘権を使って何も言わなかったけど、

その時、桜田からこの話を引き出せていれば世の中変えられたかもしれない」

 

宮川は、医者を殺した桜田が悪だと思い、逮捕した。

しかし、本当の悪は、本来人の命を真摯に救う桜田という医師を

悪に変えた医師達を逮捕するのが本当の正義だということに気付いていた。

 

芥川:「言わなくても言いたいことはわかる。正義と悪は確かに難しい。そんなこと言ったら、警察は正義ではあるが、正義という立場を利用した悪になるやつもいる。

 

雷皇は正義の味方だと思えるが、電気の力を奪う分、一部の人からみたら悪だ。

また、ヒューマノイザーからしたら、自分の仲間が殺されてんだぜ?

ヒューマノイザーからみたら俺らは悪なんだよ。

 

正義を主張するのはこの辺の背景まで読み解かないと誤認逮捕につながりますよ、宮川さん」

 

芥川のあまりの複雑な解釈に悩む宮川。

そんな中太宰がいきなり桜田の指名手配をやめろと言い出した。

 

果たして太宰は何を考えたのか?

 

次回へ続く



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24話 復活した桜田による手術!

凶悪な殺人犯として世間に恐怖を与えた桜田は、ドラゴンの力を得ることで人を1人殺す副作用が発生した。

そのリスクに耐えられず人を殺しまくる桜田と、通常でも無意識に人を重力操作できるようになった直江は、危険人物と扱われるようになった。

このマズさに、宮川は桜田の過去を知ろうとするが、文献がなかった。
やむを得ず、ライフコントロールに忍び込み、情報を仕入れ出した。

医療部の太宰は、桜田を検索すると
かつてはメディカルエボリューションに所属していた太宰よりも、優秀な医者であったことが判明した。
太宰は、桜田は外部の勉強会やら新しい技術にも熱心な医者だったと述べる。
また、そこまで優秀かつ手術ミスという記録は残っていなかった。

世界的に求められている医者で、患者全てが桜田の手術を希望する中、病院は桜田に手術させるのを拒否した。
桜田を使わずして対応した病院は、数多くの死者を出したのだった。

その死者が出た原因を、桜田が執刀したからだと言いがかりをつけられ、桜田は医者を辞めざるを得なかった。
そんな現実に、桜田は自分の力で人を救っても裏切られるだけだと思い、あらゆる人間を殺害してしまう殺人犯へと変貌した。

宮川は、桜田をただの殺人犯としか思っていなかったが、桜田の心境の変化に正義と悪は難しいことに気付く。

太宰は、そんな桜田に何かしようと考えていた。


〜〜〜太宰の考え〜〜〜

太宰はあいつがそもそも人を殺し出したのは、医師の世界の裏切りだと考えた。

元々、数々の難易度の手術を成功した医療のプロをどうにかライフコントロールで雇えるかどうかを画策していた。

 

太宰:「前置きは長くなったが、桜田の医者としての実績は本物だ。

 

治療が困難な進行型がんの手術でさえ、再発が起きない技術力を持っていたんだ。

桜田という男がライフコントロールの医師として採用できれば、ライフコントロールにおける医療部は高い評価を受ける」

 

芥川:「気持ちはわかるが、あれだけ人殺ししていればさすがに医師免許は剥奪されているだろう。

俺としては、1人でも優秀な医者が入れば、

会社としてはいい話だが、直江に断られるだろ。」

 

直江:「甘いね、芥川くん。

桜田という男の話聞かせてもらったわ。

 

さっき日本医療会に確認したら、桜田の医師免許は剥奪されていない。

それに桜田がオペミスと言われている手術は、日本医師会も見ていたから、彼の公式手術記録には、カウントされていない。

 

つまり、唯一無二の優秀な医者だから、いつでも戻ってこれるように、何回逮捕されても医師免許の剥奪はなかった。

 

これは危険な賭けです。

太宰くん。あなたが桜田を連れてきなさい。

それが彼の採用条件」

 

太宰は、桜田を探しまくった。

また巷で人を殺しまくっていた。

 

〜〜〜桜田を捉える〜〜〜

桜田:「太宰か、なめんなよ!変身」

 

太宰:「変身!桜田倒してやるよ!」

 

変身した桜田に対し、水龍が地上から暴発した。その迫力に桜田は固まった。

 

桜田:「てめー、なめんなよ」

 

太宰:「仮面ライダー水龍!テクニックならおまえに負けない。絶対0度。ウォータードラゴンスピン」

 

太宰のドラゴンの力に押された桜田だった。

桜田は変身解除し、逃げそうになったが、

太宰に捕らえられた。

 

太宰:「桜田、ついてこいよ!」

 

太宰についていき、ライフコントロールについた桜田」

 

〜〜〜本採用からの初手術〜〜〜

宮川や芥川、直江の努力により、ライフコントロールの医者として採用された桜田。

 

直江は、桜田に要求をつけた。

 

直江:「あなたは、犯罪者だったのだから、

宮川の監視の元、活動しなさい。

 

また、あなたの最初の患者はこの男。

この男は太宰がどう手術したらいいかわからないレベルの男だ。

 

できるかな?」

 

そう直江が述べた後、桜田は患者のレントゲンを要求した。

 

桜田:「なるほど、ガン患者ですか。

肺がん、胃がん、食道癌、それに

32歳と若い。

 

その辺付近の胆のうもガンとなっている。

 

それに心筋梗塞と脳梗塞か。

普通の医師であればお手上げだが、

私が復帰する手術であればちょうどいい」

 

宮川:「ちょっと、末期でも殺さないでよ。

あなた今までみたいに殺しちゃう可能性あるから。」

 

桜田:「まあ、見てなさい」

 

〜〜〜ICUフェーズ〜〜〜

ライフコントロールの集中治療室にうつった。そこには、芥川、夏目、太宰、直江、宮川が観戦ルームへとついた。

ライフコントロールの病院は世界3位を誇る技術力で、手術の様子はネット公開されていた。

 

直江:「さ、殺人犯くん。この超難易度の人助けをしてみなさい」

 

宮川:「太宰さん、これはどれほどの難易度なんですか?」

 

太宰:「そもそも心筋梗塞と脳梗塞の時点で一歩間違ったら死ぬ。

それだけなら俺もできなくはないが、食道、肺がん、胃がん、胆嚢がんとここまでくると手術時間も長くなり、

ガン摘出が広範囲だから、患者の身体をかなり切除しなければならない。

 

そのリスクを加味すると、今の自分のレベルでは対応しきれない。救いたいけど、

自分では救えないレベル」

 

宮川:「世界で通用する太宰さんレベルでもそんななんですね。」

 

直江:「手術が始まろうとしてる!」

 

桜田:「今から手術を開始します。よろしくお願いします。 メス!」

 

そうメスを受け取った桜田。一気に腹を切除し、ペース係に心拍数を0にするよう指示した。

 

宮川:「は?何考えてんだ、桜田は!

患者を殺す気か!?おい、太宰。プロとしてダメだろ。」

 

太宰:「宮川、やつは正しい。俺でも最初は心拍数を0にして手術を開始する。

 

そもそもが心筋梗塞を抱えた患者だから、

元々の心臓が動いていると、手術中に心肺停止のリスクを伴う。

 

心臓から派生した脳梗塞さえ進行させてしまう恐れがある。心臓を止めるので時間は短いが、一気に血栓を処理というのは間違っていない。」

 

宮川:「そうなんだ、私医者じゃないし、

桜田は殺人犯だから殺そうとしたのかと思った。」

 

直江:「お二人さん、お喋りしてる間に、

桜田は血栓を処理したみたいだよ。

血栓できやすいとこもみつけ、そこにワイヤをいれて、今後の血栓対策もし終わったとは。かなり早いな。」

 

太宰:「あいつ、そこまでやったのか!?

俺のレベルではまだ血栓処理できてない時間だ。できやすいところにワイヤいれたとか、

神のスピードだ。」

 

ここで、桜田は一回患者に心臓マッサージを施し、心拍数を戻した。

 

桜田:「脳と心臓は処理した。腸までは派生してないようだ。

呼吸が必要な肺は最後にして、まずは食道、胃がん、胆のうを処理する。」

 

そう言って、桜田は、患者の皮膚を一部切除し、いくつかのシートを用意していた。切除した部分にそのシートをはりつけた。

 

桜田:「あとは、肺か。一回肺を切除する」

 

そう言って肺を切除し、肺をある液体につけた。

 

宮川:「あれは何?わからない」

 

直江:「あれは、ライフコントロールが作成した肺がん向けの液体よ。

 

あの液体の中に肺を1分漬け込むと、患者の肺にあるガン細胞を全滅することができる。

あれは、桜田との共同開発で作った製品か。」

 

そうこうしているうちに肺の処理もおわり、気管支にはガンがなかったため、桜田の手術は終わった。

 

太宰:「噂には聞いていたが、これが桜田和希か!?

これほどの手術を30分以内で処理なんて神か!」

 

太宰、直江は、桜田の医者としての実力の高さに思わず拍手してしまった。

 

直江:「さすがは、メディカルエボリューションの第一線でやってたプロ!

このレベルをサクッと処理できるのなら、

桜田に難しい手術を任せよう」

 

太宰:「その方がいいです。この実力の医者の手術は非常に勉強になりますし」

 

宮川:「お二方、危ないから私が犯罪を起こさないか見るからね」

 

そんな中、手術が終わった桜田が帰ってきた。

 

桜田:「みなさん、これは挨拶がわりですよ。

とは言え久々にメスを握れて嬉しかった。

 

舞台はライフコントロールにはなってしまったけど、医者として患者を治せるのなら、

俺の力で多くの命を救ってみせる。

 

そのためには、みなさんの力が必要です。

今まで、寄り道してしまったけど、

これからは医者として、みなさんのお役に立てればと思います。

 

これから、よろしくお願いします。」

 

復活した桜田の医師としての手術が成功し、

周りはまだ劣っていなかった実力に桜田を認めた。

 

復活した桜田を加えたライフコントロールは、今後どうなるのか?

 

次回へ続く。



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25話 思い知らされる桜田の天才性

連続殺人犯である桜田を、ライフコントロールで雇おうと画策した太宰。それに対し直江は、桜田をここに連れて行き、自分が難しいと感じた手術を成功させれば、桜田を医者として採用してやるという条件になった。
しかし、連続殺人犯という過去があるだけ、しばらくは宮川の見張り付きであることも条件となった。

太宰は、新たな水龍の力で桜田を確保した。
やはり力弱くてもテクニック型の水のテクニックには、
桜田も負けてしまった様子。
おそらく水龍の迫力にびっくりしただけだろうが。

そんな桜田は、太宰が困難としていた、心筋梗塞、脳梗塞、肺がん、胃がん、胆嚢癌かつ患者は30代という超大型手術を任された。
最初心臓を停止するという措置により、太宰以外は犯罪者だから殺すつもりだと疑ったが、心臓止めている間に血栓を全て取り除くという
桜田の思考だったので、実は問題なかった。

桜田の完璧以上の手術により、一瞬で手術が終わった。

この手術成功により、桜田はライフコントロールの一員となった。


〜〜〜ある日のヒューマノイザーとの戦い〜〜〜

とある会社員達は、ヒューマノイザーとなって自社ビルを破壊していた。どうやら会社倒産しかけていることにより、2000人リストラということで、リストラ要員された社員達の暴走のようだ。

 

そんな、ヒューマノイザー達を倒そうとする芥川、桜田、夏目、直江

 

会社員達の代表:「こんな頑張ってきたのに会社のために働くなんてまっぴらごめんだ。事業部長となって会社に貢献したのに、その結果がリストラだなんて、俺はもう会社を信じられない。

会社を破壊してやる」

 

桜田:「おまえの気持ちは痛いほどわかる。職は違うが、

俺だって医者としてたくさんの命を救った。しかし、病院側の都合で俺は医者をやめなきゃいけなかった。

 

人の命を扱う仕事をしているのに、なぜそのような立場のものが

お互いの立場を守るために潰しあわなければならないのか!?

こんな自分の利権しか考えられない奴らしか、人の命を救う仕事を

続けられないなら、俺はもうこんな世界にはいられないと

思った。

 

だから、その恨みの反動で多くの人間を殺してしまうような状況になっていた。」

 

会社員の代表:「医者も大変なんだな。」

 

桜田:「あんただってできる。俺だって犯罪者という底辺から、

医者の世界には戻れた。

久々のメスを握ったのは怖かったが、刃物は

人を殺せるし、人を救えることを改めて再認識した。

 

事業部長ほど上り詰めた実力者なら、違う会社でもやり直せる。

おまえを認めてくれる実力者がいる。

地獄に落ちてもやり直せるんだ!!」

 

その桜田の問いかけに、ヒューマノイザー達は自分達に埋め込まれたチップを外し出した。

 

雷と炎のアンドロイダー:「おい!やめろ!!

おまえらは、ヒューマノイザーとして力を得たんだぞ。

 

芥川達に負けてしまうではないか。戻せ!チップを戻せ!!」

 

その問いかけに無視する会社員達

 

会社員達の代表:「俺らは自分の実力で勝負する。

これ以上俺たちは下に落ちない。だから、あとは上に上がれる。

俺たちの力を証明してやるんだ!」

 

雷と炎のアンドロイダー:「勝手にしろ。ヒューマノイザーの力を自ら失った馬鹿は知らん」

 

そう言ってアンドロイダーは逃げた。

 

芥川:「桜田、おまえにしては変身せずによくヒューマノイザーに立ち向かったもんだ。やはり、似た境遇は強いな」

 

桜田:「やめてくれよ。ただ、人を救いたかっただけだ。

これまでさんざ多くの人を殺しちゃったんだ。

これからは、人の命を救う。」

 

〜〜〜ライフコントロール医療部〜〜〜

桜田の1時間6件の手術は成功し、医療部は驚いてた。

 

ライフコントロール医者1:「太宰さん。こいつすごいな。これ全て世界で治せる医者が一桁台の手術ですよ。こないだまで、連続殺人犯というのが信じられません。」

 

太宰:「殺人スキルも日本一であるが、医療技術は世界3本指に入ると言われている。桜田の頃はこのレベルがあれば世界一だが、今はこれでもまだ世界一ではないんだ。

アメリカのマックス・ハーバーという男が現在の世界一。

 

やつは今年からアメリカに現れた天才的な医者。一年目にして、

こないだの桜田の癌程度の手術はもちろんのこと、どんな肉腫系の手術も10分あれば直してしまうスーパーホープ。

 

桜田もデビューからそんなこと言われていたが、奴のスキルはあんなもんじゃない。

あいつは、切開が桜田の半分以下。桜田も患者の負担軽減によりメスの小さいが、あいつは極限レベル。

手術によっては、桜田よりも手術時間が短い。

 

あいつがいるから、桜田のスキルは今のところ世界2位だろう。

それでも、十分神だからいいが。」

 

そうこうしているうちに、桜田は次の1時間で10人の患者を治してしまった。

 

太宰:「まじか。こいつ神だ。俺なら1人2時間かかる手術を6分だなんて」

 

医者1:「世界に通用する太宰さんクラスでも2時間かかるのでは、

我々では治せません。メディカルエボリューションもこんな凄腕の

医者を担当に外して医者をやめさせるなんてもったいない。」

 

桜田は手術ルームから出て休んでいた。

 

太宰:「桜田、お疲れ。やっぱり凄いな、おまえ。

ほれ、缶コーヒーだ」

 

桜田:「サンキュー。今日の手術は終わりだから、あとは残った手術以外の仕事する。」

 

太宰:「そっか、にしても桜田、おまえパソコンでガリガリプログラム組んでるみたいだが、何作ってんだ?」

 

桜田:「ああ、これは、医療用のAIだよ。今8割できた。

これに作るプログラム言語は俺が開発した独自のもので、

その言語を使って必要なプログラムを作る。

 

また、これに使うデータベースとサーバも俺が独自に開発した。

これを使って大量データを扱うつもりだ」

 

太宰:「話がついてけない。そもそもおまえは医者だろ?なんでそんな芥川みたいなことができるんだ?」

 

芥川:「太宰、知らないのか?こいつ医者極めるためにIT技術も習得したんだぜ。にしてもここまでやれれば、医療部以外にも活躍できそうだ。」

 

太宰:「やめろよ、桜田とるのだけはやめろ。こいついなくなると医療部は戦力ダウンだ。」

 

芥川:「桜田は医者だから、医療部から取る気はない。

ただ、俺らの研究も手伝って欲しいと思ってる。

 

兼部は許されてるので、直江に交渉するだけよ。いいよな、桜田!?」

 

桜田:「別にロボット開発も嫌いじゃないのでいいですが、

元々は医者なので、緊急手術とか医療業務以外手伝うという方針にしていただければ兼部しますよ。

 

人の命が最優先ですし」

 

芥川:「おまえ変わったな。その条件でいいだろう。」

 

芥川は直江と交渉し、兼部により給与上乗せでOKを得た。

 

〜〜〜医療AIの完成〜〜〜

桜田は徹夜して医療AIを完成させた。桜田は必要手術が終わった後、

医療部の人間集めてプレゼンした。

 

宮川:「あんたこんな凄いやつだったんだ、ちょっと尊敬しちゃう」

 

桜田:「うるさいな、これからプレゼンなんだよ。」

 

ぼさいてた中、直江、芥川、夏目が観戦しにきた。

 

桜田:「医療部のみなさん、私が開発した医療AI、カリキュレートメディカルを紹介します。

 

ライフコントロールでは5つの人工知能を開発しましたが、

人を超えられませんでした。

しかし、このカリキュレートメディカルは人を超えます。

 

まず、医者が問診したデータと、独自のレントゲン結果を投入します。

レントゲン情報は、問診データと組み合わせて3Dデータ化し、

3Dデータ内で患者の細部まで操作してみる。

 

患者の細部までの操作を行った際の進行具合は、独自のレントゲンからとった細胞レベルの情報から再現する。

 

それにより、患者の病気を解析し、病気を特定を搾り出すことができる。

特定した病気から今回行う手術方法を過去の手術データや、現在発見されている手術方法により割り出す。見つからなければ、

システム内でどのような手術が有効かをシミュレーションして、

新しい手術法を見つけ出す。

 

割り出した手術法から、誰が担当した方が適切か、

いつまでに手術しないと間に合わないかなどの情報を洗い出し、

手術のミスを最小限にすることができる。

 

これは、計算量が多いので通常のプログラムではかなり遅いが、

独自に開発したプログラム言語、データベース、サーバにより、

1人につき1分あれば適切なものが割り出せる。

 

細胞レベルまでの計算なのでテラ単位どころか京単位となる超ビックデータとなるが、このビックデータを1分で処理できる機構にした。

 

ただ、データ量が多いので、システムは5年が限度の想定。

これは、ライフコントロールの過去10年間からの一日の平均患者数から割り出した想定使用量を計算した結果だが、患者数によっては絶対ではない。

 

そのために今後このシステムを改良するつもりです。

改良したら第二弾をやりますが、今回はこれで終了します。」

 

医療部は大量の拍手とともに、失業する可能性を恐れた。

桜田が人工知能を作れるとは思っていなかったからだ。

 

宮川:「あんたさ、凄いもん開発したね。警察のも作ってよ!」

 

桜田:「いいけど、高いよ。牢屋にいたときには警察の内情知ったから、そのくらいちょろいよ」

 

宮川:「全くあんたは。高くても別にいいわよ。説得するから」

 

手術どころか、医療用AIまで作り出した桜田。

警察のAIまで依頼された桜田はどこまで凄い技術をみせるのか?

 

次回へ続く



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26話 暴れ出すアンドロイダー達

リストラ要員からヒューマノイザーに変化した会社員達は、
かつて似た境遇の桜田に説得され、ヒューマノイザーをやめてしまった。それを見かねた雷と炎のアンドロイダーは、あっさりと逃げた。

ライフコントロールで、世界トップクラスの凄まじい医療技術で
他の医者達は驚くが、今は彼を持ってしても世界2位レベルという太宰。
アメリカの天才医師マックスという男の医療がさらに上を行ってるのだという。

凄まじい医療を見せつけるのとあわせ、最新の医療用AI作成に成功した桜田は、ライフコントロールでは唯一無二の男となった。


〜〜〜ライフコントロール研究所の場面〜〜〜

桜田の凄さに驚き、桜田を加えた研究者達。

桜田は、ドライバー使用後の副作用を消すことに成功した。

 

芥川:「やはりプロの仕事だねえ。副作用消せるとか、太宰でもできなかった。しかも半日か。」

 

桜田:「いやいや、大した仕事じゃないですよ。ヒューマノイザーのソースコードをみたら、変身後に副作用を作り出すプログラムが書いてあった。

それをなくすとシステムがぶっ壊れるみたいなので、副作用の影響箇所にデータパッチを施すプログラムをあとから付け加えただけです。

 

後にもプログラム続いてましたが、それに影響しないように、よしなにプログラムをつけました。」

 

芥川:「どれどれ?あーこれか。

この処理なら確かに副作用だけ消えて、それ以降に影響を与えることはない。俺のコード解析できるとかおまえ凄いなあ。

 

って、こないだ似たようなの作ったばかりか。」

 

桜田:「ですね。すいません、ちょっとそろそろ寝ていいですか?

こないだの医療の人口知能から寝てなくて、

宮川さんの警察のAI作りに1徹夜、これで半日だからもうすぐ3徹なんですよ。ちょっと寝ますわ」

 

芥川:「おやすみなさい」

 

そう言って桜田は寝てしまった。

 

〜〜〜警視庁フェーズ〜〜〜

桜田の新たなAIに警視庁は驚いていた。

殺人犯が作ったとは思えないレベルであった。

 

警視庁関係者1:「宮川、これ本当にあいつが作ったのか?」

 

宮川:「1徹はしましたが、作ったみたいですよ?

どうかしましたか?」

 

警視庁関係者1:「どうかしましたかじゃない。これは凄い。

サイバー犯罪者がどんどん検挙されている。

桜田以外の凶悪犯罪者を特定し、居場所を推定し、

逮捕者が続出している」

 

宮川:「そんな、なぜ?確かあいつこんなこと言っていた。

今回は自分が犯罪者だった経験をいかし、犯罪者の行動を加味したシステムができたと。

 

実際、医者として内科も一流だから、患者やら犯罪の心理学の基本は知ってたようですが。」

 

警視庁関係者1:「ほお。まぁ、犯人がどれほど賢いかは正直わからんからな。凶悪犯罪者の中には、桜田のような超優秀な人間も見かける。

桜田のような人間が犯罪者になる経緯を知ったとき、人間という生き物の怖さを知った。元々素晴らしいお医者さんを悪の道に突き落とした人間の嫉妬は、ヒューマノイザーよりも恐ろしいかもしれない。」

 

宮川:「にしても本当に完璧なシステムだ。これまでの警察の犯罪履歴と様々なwebサイトや携帯の情報から多くの人間の行動履歴を突き合わせ、これからの犯罪者となりうる人物を推測。

 

危険度が高いトップ10だけピックアップされ、犯罪するまでの想定時間を計算する。

なお、コンピュータ自身がこのシステムの状況を分析し、しかるべきデータパッチを自分でやるので、桜田がメンテナンスすることは発生しない。

 

ただ、このシステムの仕様は更新毎に全て桜田の元に送られる仕様のため、桜田以外はシステム状況を知ることはできない。

 

あんにゃろう、独自仕様かよ!」

 

警視庁関係者1:「街で何か暴れています。止めてきてください。」

 

宮川:「あれは、アンドロイダー!

よし、変身!仮面ライダー 鋼士 ワイルドモード」

 

〜〜〜街中〜〜〜

メタルアンドロイダー:「俺はあと1枚で復活した。おまえに何ができるんだ?

 

宮川:「おまえを倒すだけだ。くらえワイルドメタルソニック!」

 

メタル:「ぐああああ、」

 

メタルアンドロイダーは、進化した力にやられてしまった。

宮川は、メタルの力を集めたが、特に変化は起きなかった。

 

その頃重力のアンドロイダーが来た。

 

宮川:「おまえ」

 

重力のアンドロイダー:「今アンドロイダー達は暴れている。

しかし、メタルアンドロイダーをやっつけたのに何も得るものが無くて残念だったなあ。ま、追加するかしないかは芥川という男が左右する。

あんたはこれ以上パワーアップすることがないまま、チンコ女という恥ずかしい状態で生きていくしかない。あははは。」

 

そこに直江が登場した

 

直江:「チンコ生えた女の何が悪い!私は平気だよ。チンコ女と言われてもね。

私はチンコ女と言われるよりも、あんたからパワーアップの力を手に入れないと気がすまない。

メタルの力は強過ぎたからアンドロイダーにはパワーアップは組み込んでないと芥川くんが言っていた。

ワイルドモードを超えると、誰が変身しても死ぬからな。

 

さあて、倒すか。変身!仮面ライダー 重皇 重龍モード!」

 

〜〜〜桜田達の戦い〜〜〜

そのころ、桜田と芥川は他のアンドロイダーに苦戦していた。

 

桜田:「芥川さん、アンドロイダー強くないですか?」

 

芥川:「当たり前だ。相手は幹部なんだぜ?それに今は倒したらダメだ!」

 

桜田:「どうして?」

 

芥川:「最強の力が欲しいからだ。さ、これで一時的に動きを止める。

雷皇 粒子化」

 

芥川は粒子化してアンドロイダーの体内に入った。

 

芥川:「ふっ、見つけた。雷最強の力!雷神チップ!!

これで、雷神の研究ができる。」

 

雷神チップだけ奪い、体内からでた。

 

雷のアンドロイダー:「お、俺の強い力が。おまえ、ふざけるな。」

 

芥川:「ふざけてない、雷皇パワーアップのための布石だ。

おまえは弱体化するがな。うりゃ」

 

弱体化した雷のアンドロイダーを破壊し、雷チップをアンドロイダーからかき集めた雷皇。

しかし、また一枚雷チップはどこかへ消えた。

 

芥川:「ま、最悪分身してテストできるからこれでいいか。

アンドロイダーは、自分が消えないように一回は一枚だけどこかへ消える仕様だからな。」

 

桜田:「ま、ヒューマノイザーが出なくなったのは不思議だがな」

 

どこかの声:「雷はヒューマノイザーを作れる上限を超えたから充電中なのだよ。アンドロイダーはヒューマノイザーを作りすぎるとヒューマノイザーを作れなくなる。」

 

芥川:「そうなんだー。まあいいや。研究所に戻るぞ、桜田」

 

桜田:「おう」

 

桜田達は研究所に戻った

 

〜〜〜直江達の戦い〜〜〜

直江:「あんたを倒すつもりはない。あんたから強い力が欲しいだけさ。グラビティパンチャー」

 

直江の力にあっさりと強き力を持ってかれた重力のアンドロイダー

 

重力のアンドロイダー:「うっ、うっ、強い力を持ってかれた。

くそー、もう嫌。逃げてやる」

 

重力のアンドロイダーは消え、直江達も研究所に戻る

 

〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

戦闘に行かなかった夏目は研究に集中していた。

どうやら、5人もライダーがいるので、業務停止防ぐために、

3人に限定したのだ。

 

夏目:「できました。直江の最強の力。

これで直江はさらにパワーアップできます。」

 

芥川:「ほう。夏目ちゃんもスキル上げたねえ。

夏目ちゃんレベルでもパワーアップのが作れるようになったとは」

 

夏目:「それほどでも。でも、次は私が戦闘に出るんですから、

芥川さんは休んでください」

 

芥川:「あいよ。炎帝ならアンドロイダーいけるしね。桜田も次はおやすみだね」

 

桜田:「しゃあねえなあ。太宰に任せるか」

 

芥川:「うんうん。で、夏目ちゃん。男性化止まったかね」

 

夏目:「別に止まらないよ。まだ喉仏あるし。

喉仏あると女なのに地声低いから辛いよ。

チンコは最近生えてるままのがいい気がしてきた」

 

桜田:「ま、副作用機能消したから夏目ちゃんの男性化は進行することないよ。

 

チンコそのままでもいいとは、女性にしては下品だが、

性別変えずに、女性の細胞だけで男性器生やす技術は

実現可能なことが検証できた。

 

検証できたのはチンコ生やしたいある女子中学生。

ま、検証はできたがどんな感じだろうね?」

 

芥川:「桜田、変な趣味してんなよ」

 

桜田:「いや、これメディカルエデュケーション時代の研究。

私の内科で携わった女子中学生に試させたんだよ」

 

〜〜〜女子中学生フェーズ〜〜〜

ある女子中学生:「股だけ変わってる。凄い凄い!

誰かに言いたいけど、ドン引きされそう」

 

学校にて

 

ある女子中学生:「ねえねえ、みんなに見せたいものがある」

 

他のクラスの女子中学生:「え?どれ?見せて」

 

ある女子中学生:「じゃーん、おちんちん生やしちゃった」

 

他のクラスの女子中学生:「ほんとだ。いいなー、どうやって生やしたの?」

 

ある女子中学生:「簡単だよ。ライフコントロールの病院に行くだけで生えるよ。これは、保険適用外らしいから、その気になれば

親にもバレない」

 

他のクラスの女子中学生:「じゃあ、私達も生やしてみるね」

 

 

桜田の凄まじいAI技術や女性に生やす技術を見せたことにより

桜田の力に驚く一同。

パワーアップするチップを手に入れた芥川と直江

果たしてパワーアップチップとは何か?

 

次回へ続く



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27話 変化する世の中

桜田の力により、警視庁に非常に高性能な人工知能ができたため、
犯罪者の逮捕が進みだした。

ヒューマノイザーは、ライダー達の力が強過ぎたためか現れなくなり、いよいよアンドロイダーが主体となった。

芥川により雷のアンドロイダーが一度倒され、雷神チップと雷チップを取得。
宮川は、メタルアンドロイダーを倒し、最後のメタルチップを取得。
直江は、重力のアンドロイダーより強化チップを取得。

この力を得た。夏目は、直江用の強化チップ用のドライバー開発を進めていた。自身は男性化治らず、男性器はそのままでいいが、喉仏はなんとかしたいと願った。

桜田は、単に男性器生やすだけの技術なら、メディカルエデュケーションで完成してると述べた。
どうやら、それが一部の中学生に検証でやってるのだという。


〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

研究所で様々なことが起きてた中、これまでおとなしかった舞也に

変化が発生した。

 

芥川:「舞也ちゃん、どうした?しっかりしろ!?」

 

桜田:「診せてください。ん?なに?こいつ赤ちゃん産みそうだが、どういうことだ?俺にはそんな情報流れてないぞ。

途中で検査受けてないから、性別すらまだわからない。

 

研究所だが、動けないっぽいのでここで産む!」

 

桜田のとっさの対応により研究所に妊娠の準備が始まる。

舞也は、メイドチップの作用により生えてた男性器から射精を繰り返し、陣痛の痛みが和らいでたようだった。

 

桜田:「よし、生まれたが双子か。にしても妊娠期間が随分と短いね!」

 

芥川:「メイドチップで子をはらむと、妊娠期間はおおよそ5-10分の1の期間で子どもを作ることができる。

こないだ、舞也ちゃんにタネを仕込んじゃったのがいけなかったかなー?」

 

桜田:「事情はわかった。にしても両方に男性器っぽいのがあるが、

メイドチップか。ちょっと性別は検査かけてみますね。」

 

芥川:「お願いします。」

 

夏目:「なんで、メイドチップで子どもを孕むと性別が曖昧になるの?」

 

芥川:「俺は、ヒューマノイザーと組み合わせた子でも通常の人間と同様女性から性別が変化させる方向でよいと述べたが、直江の方針で

男性から女性に変化しろという方針を命じられた。

 

つまりは、最初おちんちんがある状態からスタートする。

ある時、男女の分岐点ができるが、女の子になる場合でも

メイドの大量の男性ホルモンでおちんちんはそのまま大きくなり、

少しずつ膣が発生する。

つまり、見た目ふたなりと同じ状態に見えるのが、女性。

 

直江曰く、どちらも生やしててよいだろうという。」

 

夏目:「直江さんは極端だからねえ。男女平等にするならなんでもやる人だし。

女性にパンツスーツ、ボクサーパンツというスタイルもあの人が決めた方針だし。あの人の暴走は誰も止められないからねえ。」

 

桜田:「芥川、検査の結果が出た。男女の双子だ。

直江の方針とは言え、メイドから産まれた子の性別判定は難しい。

 

芥川みたいにヒューマノイザーを作ったわけではないから、ヒューマノイザーを完璧に理解してるわけではない。

ただ、性別判定困難な方が女性というのは知ってたが、袋の大きさで一瞬確信が持てなかった。」

 

芥川:「これも直江の方針なんだよ。ぱっと見でわかる性器も平等に近づける。ここまでするのは反対だったがやむを得ないか。

 

言い忘れたが、女性がヒューマノイザーに変化したら、サイズに差はあれど男性器が生える仕様になっている。

 

ヒューマノイザーの子は純粋なヒューマノイザー遺伝子が遺伝子で組み込まれてるので、一度見たもの、聞いたものは忘れることはない。男性を元にしてるため、女の子でさえ男性並の体格に育つ。」

 

ヒューマノイザーの遺伝子の仕様に驚く夏目。

 

桜田:「ん?なんだこれ?ちょっと病院にいってくる。

芥川は子供の名前を決めとくように」

 

〜〜〜病院フェーズ〜〜〜

桜田は病院に並んだ大量の女性達に驚いた。

並んだ女性が全て男性器を生やしたいというものだった。

 

桜田:「困ったなあ。まだ一般には対応してないのに」

 

直江:「検証済んでるならば、一般にも導入しちゃいなさい。

これほど多くの女性が男性器を生やしたいと望んでいる。

 

むしろ、導入した方が、生やさない女性を脅かすことができる」

 

桜田:「ま、うちの会社じゃ直江さんが絶対だから、一般導入しますか。

 

あー、お嬢ちゃん年中さんなのに、これやるんですか?」

 

年中さんの母親:「娘はちょっとトイレが近くて、まだおしめが取れないんです。

ネットで調べたらそういう技術があると聞いて。

別に後悔はしません。」

 

桜田:「そうですか。わかりました。

お嬢ちゃん、ちょっとパイプいれますね」

 

桜田は独自開発のパイプいれた瞬間、その子は漏らしてしまった。

 

桜田:「気にしないでください。たまにそういう方いらっしゃいますから。ちょっとクリトリス剥いて大きくしますね。」

 

桜田の手際良さにより、手術が完了した。

 

桜田:「今日はまだ少しパイプが出ておりますが、明日にはそのパイプ分クリトリスが伸びますから、年中にしては大きいですが、明日にはおちんちんになります。

 

お大事に」

 

次の方どうぞ

 

女子大生:「すいません。私トイレが近くてなかなか集中力続かないので、生やしてほしいです。

授業でも90分我慢できずに漏らすので、いつもナプキンつけてて、

ペニス生やし改善できればと。午後には授業なので急いでください」

 

桜田:「わかりました。サイズはどれにしましょうか?」

 

女子大生:「30センチをください。」

 

桜田:「わかりました。ちょっと我慢してくださいね!」

 

女子大生:「うっ」

 

桜田:「ごめんね、尿道に入れるから初期は漏れちゃう仕様なんだよ。

これでつけて、あとはクリトリスを剥いて特殊な薬を塗って、少し待つ」

 

1時間後

 

桜田:「あっ、生えましたね。17センチか。ちょっと重いかもしれませんが、どうですか?」

 

女子大生:「ちょっと違和感あるけど、大丈夫な気がします。ありがとうございます」

 

桜田:「お大事に」

 

そんなものをライフコントロールは一般販売した。

受験間近や、就活の面接控えた女子大生、長時間労働の女性

が購入していった。

 

その頃街では、、、

 

〜〜〜街中フェーズ〜〜〜

炎と闇と重力のアンドロイダーがあばれていた。

街は火事になり、時空が歪み、常に震度7の地震が起き、暗闇に包まれている。暗闇の中人々は恐怖となる。

 

夏目:「これが炎帝 炎龍だー」

 

夏目は一気に火事を吸収した。

太宰も水龍で火事を押さえる。

直江は重龍で地震と時空の歪みを沈めた。

 

夏目は、アンドロイダー達をやけどさせ、動きを止めた。

 

夏目:「炎のアンドロイダーさん、少し大人しくしてろ!」

 

そう述べて、炎神チップを炎のアンドロイダーから奪った。

 

炎のアンドロイダー:「体の力が奪われる、うっ」

 

夏目:「強力な力消えたヒューマノイザーは大したことない。

消えな!」

 

そうして夏目は炎のヒューマノイザーを倒し、

1枚炎のエレメントがどこかへ消えたが、炎のエレメントを手にした。

 

夏目:「これで、パワーアップドライバーの開発を進めよう。」

 

〜〜〜秘密基地では〜〜〜

幹部1:「アンドロイダーの力なんてせいぜいこんなもんか。

あいつらに貴重な神のチップを一部埋め込んだのに間違いがあった」

 

幹部2:「そうですね。ヒューマノイザーくらいではもうライダー達を止められないのは事実。しかし、ドラゴンのアンドロイダーが出てないってのも不思議だが。」

 

幹部1:「ドラゴンは特殊だ。あいつは暴れたら危険」

 

幹部2:「とは言え、ドラゴンより強いでしょ?我々の力は」

 

幹部1:「そうだな。チップ一つで地球くらいは破壊できる。

ドラゴンなど敵ではない。」

 

新たなるヒューマノイザーの子供や、女性に生やす技術など、ヒューマノイザーの力がわかってきたが、アンドロイダー達は自分より格下と述べる幹部達。彼らの力とは?

 

次回へ続く



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28話 ドラゴンのアンドロイダー出陣

桜田の研究が評価される中、舞也は妊娠していた。
どういうわけか男女の双子を授かったが、どちらもメイドチップの効力で生えていたという。

これは、直江が求めていた仕様だと述べた芥川。
また、女性に男性器を生やす技術が話題となり病院が混雑していたが、これも一般普及しろと言った直江。
これまた、女性の男性器ニーズ多いのかそこそこ売れてしまった。

そんな中夏目、太宰、直江はアンドロイダー達と戦い、夏目は炎のアンドロイダーを倒してしまった。

その力により、さらなる幹部の怒りを買うことになる。


〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

アンドロイダーを倒せるようになってきた芥川達は、

あと残ったアンドロイダーを倒すことを考えていた。

 

芥川:「アンドロイダーは慣れてしまうと実は雷皇の通常でも倒せることがわかった」

 

夏目:「そりゃあそうよ。雷皇は通常でも強さがいかれてる。

というか、チップに対して雷タイプを作ったあんたがおかしい!」

 

芥川:「やっぱり?」

 

夏目:「当たり前。にしてもあんたの2人の子供、頭良過ぎないか?」

 

芥川:「どうやらライダーとヒューマノイザーの融合で、実質ヒューマノイザーよりもアンドロイダーに近い存在だからね。

普通なわけないよ。」

 

夏目:「まあいいけどさ。あんたがヒューマノイザーをもうちょい安全にしたせいで、世間ではチップを入れた人達が増加。

桜田のせいで、女性には、男性器を生やした人が増加。

桜田AIの力で犯罪率も低下し、医療ミスも低下。

 

あんたら2人の力は世間を脅かしてんだよ」

 

芥川:「いい流れじゃないですか。ヒューマノイザーの力を得て、皆ができる人間になる。犯罪も減るし、病気もちゃんと治る。

それに女の子も男性器生やしたことで、男女格差は小さくなった。

直江の理想した世界に近付いている。何の問題がある?」

 

夏目:「それはそうだけど、世の中改造された人間だらけはまずくないか?ヒューマノイザー増えることで、芥川に管理されてる世の中だしさ。あとは桜田にも」

 

芥川:「ま、どうやっても管理するやつは現れる。

それが俺らなだけさ」

 

夏目:「もういい!」

 

芥川:「カッカしやがって、まあ新しいドライバーでも作るか。

桜田は病院に戻れよ」

 

夏目は、芥川、桜田、直江が支配してきている世の中に呆れて、

街に出た。

 

〜〜〜街では〜〜〜

夏目:「あいつら、ふざけやがって。女の苦労をしらんのか。

こっちだって好きで男性化してるわけじゃないっての!」

 

年中の母親:「あなたはライフコントロールの夏目さん。

こないだは娘がお世話になりました」

 

夏目:「どうも、娘さんも一緒なんですね。」

 

年中の母親:「まあ、娘におちんちんつけさせて正解でした。

娘が漏らすことが無くなって、最近じゃ立ちションばかりなんですけどね。」

 

夏目:「それは良かったですね」

 

年中の母親:「でね、私もわりとトイレが近いので、娘に見習って

生やしました」

 

夏目:「お、お母さん。ちょ、ちょっと。

いくらなんでも、やり過ぎですよ」

 

年中の母親:「そう?最近私のママ友はみんな生やしたそうよ。

夏目さんはどうなの?」

 

夏目:「私のことはいいです。周りがやりだしたからって簡単におちんちん生やすのはどうかと思います。あなたには女性としてのプライドはないんですか?」

 

年中の母親:「確かに昔は外性器が生えてるか生えてないかで男女分かれたけど今はそんな時代じゃないでしょ。

 

ん?なにあれ?」

 

ドラゴンアンドロイダーが街を暴れていた。

ドラゴンアンドロイダーは、一瞬にして街を破壊する力を持ってる。

 

夏目:「お母さん逃げて!変身!

仮面ライダー炎帝 炎龍モード!ドラゴンにはドラゴンだ!」

 

年中の母親:「夏目さんが仮面ライダーだなんて!

仮面ライダー炎帝。あっ、男性化する副作用がある。

まさか、夏目さんはもう私と同じものが、生えたということか」

 

ドラゴンアンドロイダー:「弱い弱い!ほらどうしたよ!

炎龍とはそんなものか?」

 

炎帝はスポットをしかけ、炎龍の必殺技を100万発ドラゴンに加えた。

 

ドラゴンアンドロイダー:「ふっ、聞かないよ。お嬢ちゃん!

うりゃー!」

 

夏目はドラゴンのドラゴンテイルをくらい、あっさり変身解除され、

裸となった。

 

年中の母親:「夏目さん、夏目さん。

あっ、夏目さんにも同じものが。だから私に対してあんな態度を」

 

芥川:「おい、ドラゴン。おまえの相手は4ドラゴンだ!

あとは1ワイルドだ。さあ、こいや」

 

ドラゴンアンドロイダー:「無駄なことを」

 

芥川:「雷皇、分身!」

 

ドラゴンアンドロイダー:「効かぬわ!分身など、ドラゴンにしてみりゃ、一つになる。」

 

芥川:「ドラゴンめ、強い。ならば、雷皇 雷龍 ウォーターモード

これで一度あいつを濡らして雷を落としてやる!」

 

ドラゴン:「水で濡らして雷を増幅する。

普通のアンドロイダーはそれでおしまいだが、俺はドラゴンだ。

全員効かないんだよ。」

 

芥川と桜田、直江以外は大ダメージを受けて変身解除された。

4ドラゴンドライバーも参戦したが歯が立たない。

 

ドラゴンアンドロイダー:「所詮俺が作り出したドラゴンチップさ。

純粋なドラゴンに敵うわけないだろ。あはははは」

 

芥川:「いまだ!」

 

芥川は一瞬の隙にドラゴンアンドロイダーの体内に入り込み、一瞬でドラゴンチップを一枚抜き取った。

 

ドラゴンアンドロイダー:「力が、力が。次は必ずあの世に送ってやる」

 

ドラゴンアンドロイダーは消え、街は平和に戻った。

変身解除された彼らはドラゴンとワイルドの反動で皆裸になってしまった。

 

年中の母親:「直江も夏目も宮川も皆、男性化してしまっている。

あああああああ」

 

芥川:「このままでは、通報されてしまう。舞也、転送プログラムを!」

 

舞也:「転送します」

 

舞也の転送は成功し、4人は研究所に避難できた。

 

道端のOL:「なあ、奥さんなに大声出してんだ?」

 

年中の母親:「だって、女性だと思ってた3人に男性器が生えてて」

 

道端のOL:「あー、今どき普通だろ?私も昨日生やしたし。」

 

年中の母親:「なんて世の中なの。。。」

 

〜〜〜幹部達〜〜〜

幹部1:「さすがに芥川はやられなかったが、ドラゴンの力はやはり

納得の強さ」

 

幹部2:「ですね。とは言え、まだ豆鉄砲レベルだろう」

 

幹部1:「そうそう。ま、人間に毛が生えた程度の力がドラゴン。

我々幹部の足元にも及ばない」

 

幹部3:「とは言え、やつらはかなり強い。

芥川がやられなかったから、人間でもドラゴンに対抗できないやつはいよう」

 

幹部1:「で、ドラゴンアンドロイダーの勝率は?」

 

幹部2:「昭和ライダーは、rx以外全滅。平成は全滅ですね。

rxは、バイオで雷皇みたいなことをされて一回やられてますわ。」

 

幹部1:「内部破壊はずるいわ。つまり、雷皇は実質ライダーの頂点か。強いなあ」

 

幹部2:「そうだな。けど、その程度じゃ我々には勝てんよ。

ドラゴンもいつまで持つかわからん。幹部1よ、そろそろ地上であばれてこい」

 

幹部1:「はっ、行ってまいります」

 

とうとうドラゴンの苦戦により、ライダーの腕試しに幹部が動き出した。

 

幹部達の力とは!?

 

次回へ続く



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29話 初披露!恐怖の幹部の力!

桜田の研究や芥川の研究が世の中を変えてしまい、戸惑いを隠せない夏目!
次第に直江が理想とする世界に疲れ、街に出た夏目。

そんな中、こないだの年中の母親に出会い、娘が男性器を生やしたことで、娘がよくなったので自分も生やしたと報告した母親。

夏目は異常事態に少しきれていた。

そのタイミングでドラゴンアンドロイダーが現れ、夏目は炎帝 炎龍モードで対決するも、あっさりやられた。
他のライダーも優勢とまではいかず、雷皇が引き分けに持ち込んだ程度だった。

変身解除された影響で、母親に夏目、直江、宮川が男性器生えていることが母親に見つかってしまった。
それは今時普通と述べたOL。

直江がそんな世の中にしてしまったようだ。

幹部達は、とうとうドラゴンが危険と悟って動き出した


〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

全員裸で戻った研究所。医療部で問題ないことがわかり、

すぐさま通常業務にもどした。

 

芥川:「ドラゴンアンドロイダー強いな。とは言え、まだ世の中には上がいる。どう倒す?」

 

夏目:「わからない。あいつはちょっと異常だしなあ。」

 

直江:「ま、ドラゴン以外のアンドロイダーはあんま強くないわよね。

とりあえず、何が来てもぶっ倒すだけよ」

 

夏目:「あんたは呑気でいいわね。下手したら市民がやられてしまってたかもしれないのに。

それに、桜田のせいで、女性に男性器生やしてるのが普通になっているなんて絶対おかしい。」

 

直江:「それがどうしたの?女の子にペニスねえ。

よし、うちの会社のスタンダードにしよう」

 

夏目:「それは絶対おかしいって!それじゃ、女の子がいなくなる。」

 

直江:「くだらないことにうるさいなあ。今ひとつあんたみたいな女子が減らないから、その撲滅のための考えでしょうが。

男女平等言うてるのに、女の発言ばかり増やすなんて、

ほんと男性化しても変わらないとかよっぽど女に育てられたのね」

 

夏目:「そうじゃない。いざ、男に変わると違和感でるだけよ」

 

直江:「じゃ、いいじゃない。これからの女の子の新人はペニス生えた女の子だけ採用。決定。

ま、うちの便所は男女一緒だから困らないし。」

 

夏目:「覚えてろよ!直江!」

 

直江:「あらあら、カッカしなさんな。今日のところは聞き流してやろう。」

 

そうこうしてるうちに面接が始まった。

 

〜〜〜面接の日〜〜〜

面接の日が来て、直江部長、芥川部長、桜田部長が面接をした。

 

芥川:「なるほどねえ。この子は理系女子か。ま、服装は合格。

面接の受け答えも悪くはない。ペーパーと学歴は足りないがここまで

くるのは何かありそうだ。」

 

桜田:「医療部ではちょっと厳しいかもです。医学部じゃないから、医療行為が厳しい」

 

芥川:「桜田、そこはおまえがなんとかしろよ。」

 

桜田:「そう言えば、こないだこの子に男性器をつけた記憶がある」

 

直江:「ほう、ちょっと脱ぎなさい」

 

女子大生:「はい」

 

女子大生は脱いで、ボクサーパンツから露わになる男性器の膨らみが見えた。

 

直江:「どう?調子は?」

 

女子大生:「なんか、トイレ行く回数が減りました。

今日も漏らすこと考えずに面接望めてます」

 

直江:「桜田、芥川、おまえらが育てろ!

チンコ生えてんのは今のところあんただけよ。

その勇気にこいつを採用する」

 

あっさりと採用された女子大生。

その後、ペニスが生えた珍しい女子大生を採用していった直江。

 

〜〜〜街中では〜〜〜

ドラゴンアンドロイダーが暴走し街中は恐怖が渦巻いていた。

とまらない暴走に警察も動く。

 

宮川:「くそ!球が効かない。なんでだ。」

 

幹部1:「おい!ドラゴンとはその程度か!?」

 

宮川:「きゃー、きゃー、変身!

仮面ライダー鋼士 ワイルドモード」

 

幹部1:「鋼士ワイルドなどザコい。うりゃー」

 

鋼士は手で振り払われただけで、あっさり変身解除された。

 

幹部1:「俺は炎の神、炎のゴッドエレメンタリーだ。

神の力には、アンドロイダーなど、ザコザコ。

うりゃー」

 

炎の火炎放射でドラゴンアンドロイダーは気絶した。

所詮ドラゴンと言えどもこの程度。俺の敵ではない。

 

炎神フレイム竜巻発射!

世界中に炎の竜巻が現れた。世界は恐れをなした。

 

芥川達は対抗するも、炎神にはかなわず、

負けそうになる。

 

炎のゴッドエレメンタリー:「これは炎の神の力だ!

炎の力を極めてるんだ!

ドラゴンの力などは、ただの豆鉄砲となり!」

 

芥川:「なわけない!分身、粒子化、ライトニングスピード、

ライトニングサンダー」

 

炎のゴッドエレメンタリー:「なめてんのか?その程度の力、ただ蚊に刺されたレベルなんだよ。ドラゴン合わせてな。

練習相手にもならない。出直してきな」

 

ゴッドエレメンタリーは消えた

 

芥川:「ドラゴンアンドロイダー!大丈夫か?

今手当てしてやるからな。」

 

ドラゴンアンドロイダーを研究所に送り、炎のゴッドエレメンタリーの力を考える芥川。

 

〜〜〜研究所では〜〜〜

直江:「最近敵が強すぎない?あんな地球崩壊レベルのこられたらきついって」

 

芥川:「やむを得ないだろ。敵は強くなるんだから」

 

桜田:「ドラゴンアンドロイダーは治せるがなかなか重症だ。

むやみに戦闘は避けた方がいい」

 

夏目:「でも倒さないと、負けるし」

 

芥川:「このドライバーができれば対抗できるが、

いつかはわからない。というか、このドライバーつけたら、

死ぬことも覚悟しなきゃいけないんだぞ!」

 

夏目:「どうしてあんたは!いつもそうなの!」

 

芥川:「戦いとは死と背中合わせ。強いものつくると死ぬリスク上がるのは当たり前だろうが。だから研究者としておまえは一人前になれないんだ。」

 

炎のゴッドエレメンタリーのせいで分裂した芥川達。

ゴッドエレメンタリーとは一体何者なのだろうか?

 

次回へ続く



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30話 炎帝よ!炎神と対抗せよ!

ドラゴンの力に驚く芥川達は、次第に敵が自分達に対抗できるレベルであることに気がついた。
明らかに研究所は、戦いしか考えていないが、夏目は次第に疑問を感じていた。

世間の女性が男性器生やしたという流れに直江は、
それを作り出したライフコントロールの女性は、生やした女性だけ採用しようと言い出した。

面接でも、生やした女性だけ選抜した奇妙な流れに夏目の不信は強まる。

街ではドラゴンアンドロイダーが暴れていて、宮川が善戦するものの全く通用しない。
圧倒的な力を前に宮川は鋼士ワイルドになったが、そこには
ゴッドエレメンタリーの炎が登場した。

宮川が全く通用しないドラゴンアンドロイダーを軽くあしらって気絶させた炎のゴッドエレメンタリーは、まさしく炎を極めた神に思えた。

対抗手段に悩む研究所は、ドライバーさえ完成すれば対抗できると述べた。
果たして、芥川達はどうなるのか?


〜〜〜研究所のフェーズ〜〜〜

ドラゴンアンドロイダー修理しつつ、アンドロイダーの力を分析していた芥川と桜田

 

芥川:「なるほど!確かにこれまでの敵とは全然違うな。

あの恐怖の力を持ったドラゴンでさえ、このザマだ。

 

ドラゴンよ、おまえのチップを返してやろう。」

 

ドラゴンアンドロイダーにドラゴンチップを再度入れた芥川

 

ドラゴンアンドロイダー:「うっ、今やっと動けている。」

 

芥川:「大丈夫か?炎のゴッドエレメンタリーにやられてたが。」

 

ドラゴンアンドロイダー:「なんとかな。今おまえらとやり合う力は残ってない。俺ではあいつの力のものさしにはなれなかったかもな」

 

芥川:「いや大丈夫。あんたは十分ものさしになった。

傷口の状態で受けた衝撃の強さが計算できる。

にしても軽く振り払っただけで、地球破壊する火力あるとはやばいな」

 

ドラゴンアンドロイダー:「え!?マジで!俺の全チップある状態のレベルに等しいじゃないか。本気出されたら死ぬわ」

 

芥川:「落ち着け!ここは俺もいるし、医療のプロ、桜田も太宰もいる。アンドロイダーという存在は絶滅させやしない。

人を強くするヒューマノイザーを守るために、アンドロイダーは絶滅してはならないんだ。」

 

ドラゴンアンドロイダー:「やむを得ん。ゴッドエレメンタリーに負けないために、人間と協力するか」

 

芥川:「まあ、俺らもいつまで人間でいられるかわからない。

というかエレメンタリードライバーを使った時点でライダーは

おまえらと同じアンドロイダーと同じ存在。

 

だから、俺は雷のアンドロイダー、夏目は炎のアンドロイダーから力を借りて変身できている。

本来なら、アンドロイダーの強いチップの変身だから、

副作用があるのはそのためだ。」

 

ドラゴンアンドロイダー:「そか、おまえらも俺と同じか。

しかし、ドラゴンの力あっても雷とかなら、恨みはない。」

 

桜田:「なるほど、変身による男性化、女性化の副作用は、

ゴッドエレメンタリーの性別の影響か。

炎のゴッドエレメンタリーを分析していたら、奴はオスのようだ。

炎のアンドロイダーにはその性別が引き継がれてオスになる。

 

水のアンドロイダーはメスだから、水后は女性化が進むという仕様になると。

 

にしても、雷は特殊だな。雷のアンドロイダーは、オスなのに、

瀧川には何も影響がなかった。」

 

芥川:「モノエレメンドライバーは、火力少ないからよほど強力でなきゃ、性別影響は発生しない。」

 

桜田:「でも、瀧川も一度は雷皇に変身したろう。

あの影響は本当に0か?」

 

そう会話している時に瀧川が現れた。

 

瀧川:「あ、芥川さん。なんか私もしかすると。

さ、桜田。きゃー」

 

瀧川は、桜田を見た恐怖で漏らしてしまった。

 

芥川:「随分ボコボコにしたからね、避けられるのはやむを得んだろう。桜田。」

 

桜田:「で、瀧川さん。今日は何の用です?」

 

瀧川:「私、最近クリトリスがどんどん大きくなってるんですけど、

どうしてかわからなくて。雷皇は性別変わらないと言われてるし」

 

桜田:「今から診るから、今きてる服を脱ぎなさい」

 

瀧川は、服を全て脱いだ状態となった。

 

桜田:「とりあえず、そこに横になってくれ。」

 

瀧川は、裸のまま横になり、桜田の検査が始まった。

 

桜田:「なるほど。今6センチのクリトリスか。この原因は、雷皇ベルトの副作用と。

雷士の反動が先に出てたため、戦ってた頃は雷皇の副作用がなかった。しかし、最近になって雷士の力のが弱いので雷皇の副作用に負けてしまった。

 

まあ、確かに、雷皇の大元の力は雷神と言われてる。

雷神のイメージ考えたら男性化しないほうがおかしいわな」

 

瀧川:「桜田さん、私大丈夫でしょうか?

男になってしまうのでしょうか?」

 

桜田:「今調べてるから。雷皇の力が身体に入ったから、

治療では治せないか。反作用の水后を導入すれば治るとある。

太宰、水后の力を一時的にかせ」

 

太宰は、エレメントドライバーを桜田に渡した。

 

瀧川:「水后の力で女に治るのならください」

 

直江:「その必要はないわ。桜田くん。

ライダー辞めて平和な世界でのこのこ生きてる女が男性化しだし、

女に戻りたいなんてなめたこと言っちゃって」

 

直江は、男性器を生やす器具を手に持った。

 

桜田:「直江、おまえ正気か!?普通の女性で生きたい女性に、

男性器を生やすなんてどうかしてる。」

 

直江:「桜田、あんたも変わったねえ。こないだまで人を殺しまくってた男の話など興味がない、あんたがどんなに名医でもね。それに劣る太宰はもっと興味がない。

 

私は、この女が普通の女で生きてるのに腹がたつ。

さ、あんたも生やしてしまえ!」

 

瀧川:「ああああああああああ」

 

瀧川は、直江にパイプを尿道に入れられてしまった。

衝撃でパイプの先からおしっこが染み出した。

 

直江:「あははは、パイプ抜けなくなったし、もうあなたの細胞。

クリトリスはちゃんと剥けてるし、パイプをクリトリスにつけて、

あとは薬をぬって、放置!」

 

瀧川:「やめてくれ、やめてくれ。お願いだから。あっ」

 

直江:「クリトリスとパイプも離れなくなった。パイプも彼女の皮膚に変わってきて、これで瀧川は普通の女に戻れなくなったわね、あははは」

 

芥川:「何してんだ?炎のゴッドエレメンタリーと雷のゴッドエレメンタリーが出たみたいだよ。早よしないと街が壊れてまう。

 

直江:「やむを得ん。舞也、瀧川は部屋に休ませとけ。

 

〜〜〜戦闘モードの雷と炎〜〜〜

炎と雷のゴッドエレメンタリーは、暴れまくっていた。

雷が大量に降り注いで、周りは大火事になっていた。

 

ドラゴンアンドロイダー:「俺の力をくらえー。」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「ふいっ」

 

ドラゴンアンドロイダー:「あー、やられた」

 

ドラゴンアンドロイダーは、雷神の軽い電流であっさりやられてしまった。

 

芥川:「これ、雷皇 雷龍でさえ守れない。雷のドライバーさえ、クソ!」

 

夏目:「でもこのままじゃ」

 

芥川:「大丈夫だ!ドライバー受け取れ!」

 

夏目に新しいドライバーを渡した。

夏目はそれをドラゴンとは反対の手に入れた。

 

芥川:「炎神と合わせて、炎エレメント9枚をそこに差し込め!」

 

夏目はうなづき、炎9個、炎神チップを炎神ドライバーをいれた。

 

夏目:「私は、直江を超えるパワーが手に入る。

ドラゴンを超えて、最強の破壊力をもつ炎神となれ!炎帝!

変身! 仮面ライダー炎帝 炎神モード」

 

炎神モードの変身で、世界中のマグマが大噴火し、世界中をマグマに包み込んでいた

 

芥川:「な、夏目。これは危険だ。あんま暴走すると地球が壊れる!」

 

夏目:「うあああああああああああああああああ

噴火しまくれ、プロミネンス!」

 

暴走した夏目は、火星まで吹き飛んだ。

 

炎のゴッドエレメンタリー:「おい、なにしてんだよ。おまえの相手は私だぞ」

 

夏目:「もはや、私に炎の力を。火星ごと砕け散れ!

ファイヤパンチ!」

 

夏目のパンチ一発で火星が壊れてしまった。夏目は爆破した火星の炎を吸収し、再び炎神に戦う。

 

夏目:「こいや、炎のゴッドエレメンタリーよ」

 

夏目は、溢れ出るパワーで炎のゴッドエレメンタリーを吹き飛ばした。

 

炎のゴッドエレメンタリー:「こ、こいつ。俺と同等の力を手に入れたとは。くっ、まずい」

 

夏目:「なあ、おまえのチップ半分奪ったぜ、これを装填すればおまえを超えるかもしれない、うっ、うっ、」

 

炎のゴッドエレメンタリー:「うっ、驚かせやがって。

このまま戦い続けたらやられてしまう。このままおまえその力使うと死ぬぜ、じゃあな。」

 

夏目は、炎と雷が逃げた後、限界がきたのか裸で変身解除してしまった。

 

芥川:「夏目、夏目しっかりしろ!?おい。

夏目にこんな男性器が、どういうことだ?

研究所に戻ろう。」

 

〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

桜田:「炎神モードは、夏目の男性化をより進めている。

この一回で、炎神と同じくらいの筋肉となっている。

 

それにこの男性器は、炎神と同じ程度と言われている。

これは夏目さんは通常の服が着れないな。

炎神の力がそれほど強いということさ」

 

夏目:「私はどうしてここに?私は炎神モードじゃないのか?

え?なんで私にこんなでかい男性器が」

 

桜田:「驚くのは無理もない。おまえは炎神の反動が強すぎたのさ。

ちょっと休め」

 

直江:「ま、夏目ちゃんの筋肉が私並になったじゃない。

どう?女辞めてみない?」

 

夏目:「確かに私はもう女には戻れない。男性化もここまでくれば、

いっそ男で生きる方が楽な気がする。」

 

直江:「やはり女捨てた方が楽なのよ。私もそう言える力を早く手に入れたい。芥川くん、まだ?」

 

芥川:「だから待ってろ言うてるじゃん。直江はかなり強いから時間かかるんだよ」

 

直江:「やれやれ。いいけどさ。それにしても、瀧川はちゃんと男で生きる気になったかな?」

 

瀧川:「直江、本当についてしまったではないか。水后の力を」

 

直江:「甘えんじゃねえよ!負けて普通に生きようだなんて思うな。

敗北はそれなりの責任が伴う。

ペニス生やす代わりにもうライダーにならなくて済む権利が手に入ったんだぞ。」

 

瀧川:「もう、お嫁にいけない。」

 

直江:「お嫁に行きたかったらライダーバトルで勝てばよかっただけ。

勝てなかったおまえの責任。

その責任が生やしてとれるなら安いもの。せいぜい頑張れ」

 

直江は瀧川に、通常のTシャツ、Gパン、ボクサーパンツを渡され、

身につけて研究所を後にした。

 

直江:「やれやれ、ってことは女性ライダーは全て生えたということか。男の世界だねえ」

 

夏目:「起きました。ここまでいくと男性化した方がかなりしっくりくるように思えました」

 

直江:「あの力手にすりゃあな。とは言え、まだ炎神を倒してない。

雷も倒してないし。ゴッドエレメンタリーの力を止める術を探さないと」

 

 

炎神と同じ力を得た夏目は、体格まで炎神となってしまった。

夏目はこの炎神の力を操作できるのか!?

 

次回へ続く



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31話 雷を呼び起せ!雷神モード

芥川達はドラゴンアンドロイダーの治療をしながら、ゴッドエレメンタリー達に性別があることがわかった。
炎や雷はオス、水はメスといった形であり、ライダーになったら、
ゴッドの性別が体に影響出る仕様だという。

そんな中、かつて雷皇に一瞬なった瀧川麗也のクリトリスが肥大化してしまったようだ。雷皇の副作用が出る時期となったようだ。
そんな瀧川に直江は、瀧川のクリトリスを一気にペニスにしてしまった。

街では暴走する炎神、雷神にドラゴンは太刀打ちできなかった。
さすがの芥川でも苦戦していた。
芥川は、夏目に新たなドライバーを渡した。

夏目は、炎帝 炎神モードになり、火星をも軽く破壊するパワーを手にし、炎神と互角の力を得た。
しかし、夏目は、その副作用でさらなる男性化が進み、
もはや、女性でいられることを諦めた。


〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

直江:「夏目ちゃん、なんか筋肉がどんどんついてくわね。

私よりも筋肉がついたなんてまずいわ。

手の太さが女性のウエストくらいあるわよ。

ペニスが女性の太ももみたいだし。玉も女性の足みたいだ。

太ももは男性のウエストくらいじゃ、

こりゃ、大変ねえ」

 

夏目:「こんなに筋肉つくなんて想定外。服はどうなるの?」

 

直江:「特注で作った。これでどうだよ?」

 

夏目:「あっ、ちょうどよい。ライフコントロールって凄いのね」

 

直江:「当たり前よ。芥川くん、私、桜田に太宰がいるのよ。

他は敵なし!芥川くんは何してるのやら」

 

芥川:「やっと、雷神と直江の調整が終わった。

これは、直江がどうなるのやら」

 

直江:「マジっ、調整できたのか!やればできるねえ!」

 

芥川:「しかし、問題が。。。

直江については、雷とあと2つの力が必要」

 

直江:「はあ、不思議なドライバーだね」

 

芥川:「使いこなすのは難しいかもね。」

 

〜〜〜警察では〜〜〜

宮川:「街ではアンドロイダーだけでなく、ゴッドエレメンタリーという化け物が暴れています。

 

みなさん、いつでも変身できるようにドライバーを配布します」

 

警視庁一同:「俺らもライダーですか?」

 

宮川:「当たり前です。ライフコントロールから、

エレメントドライバーが支給されました。

大量生産できる技術が備わりました。人数分用意しましたので、

銃でダメなら変身してください」

 

女性職員1:「エレメントドライバーって、あのペニスが生えるリスクあるやつだよね?怖い、怖い。

確かに街の平和は守りたいけど、男性化するリスク負ってまで、

私、そこまでして戦いたくない」

 

宮川:「これは、街を守るためです。たとえ結果が男性化してしまっても、街を守るのが我々の役割なんです。」

 

そう言って、宮川は女性職員1にエレメントドライバーを当てた。

 

エレメントドライバー:「セット、データマッチング!

メタルエレメントセット!!」

 

宮川:「メタルエレメントですって!?まずい」

 

女性職員1:「あああああ、股がうずく。身体が熱い!」

 

女性職員1はあまりのメタルの副作用に倒れこんでしまった。

 

宮川:「場合によってはこうなることもあるけど、みなさん頑張って

戦いましょう。私はエレメントドライバーにデータ移行しますね。

はあっ、」

 

宮川は、仮面ライダー鋼士のパワーが1.5倍に増幅してしまった。

警察ではいろんなタイプのライダーが現れた。

 

〜〜〜街では〜〜〜

雷神と重神と炎神が暴れていた。

地球は崩壊の一途を歩んでいた。神の力で絶滅の危機となる人類。

 

しかし、宮川達警視庁ライダーが登場した。およそ5万体である。

5万体立ち向かうも、やはり神に比べると大したことなかったので全員変身解除されてしまった。

 

宮川:「これほど強くなってもダメだなんてあいつらどんだけ強いんだ。うっ、筋肉がっ」

 

宮川の筋肉は、夏目の1.5倍肥大化し、やばい状況になった。

 

芥川達が登場した。

 

芥川:「警察がこれほどまでにライダーになっても、全然歯が立たないとは凄いな。」

 

芥川達は変身した。

 

夏目:「芥川くん、私覚悟決めたから」

 

芥川:「あの力は無茶だ!連続して使うな。」

 

夏目:「こうするしかないだろ、人類守るには!

変身! 炎帝 炎神モード!」

 

芥川:「夏目がまた暴走してしまう。おい、直江受け取れ」

 

直江:「ありがとよ」

 

芥川:「夏目、そうかよ!ならば、俺だってやってやるわ!

雷神ドライバーセット!9つの雷エレメントよ、雷神チップとともに覚醒せよ!変身!

仮面ライダー雷皇 雷神モード」

 

変身したと同時に全世界に雷が降り注ぐ!

1秒に1兆発放出される雷は、山を砕き、ビルを破壊し、

道路さえぶち壊す。これはまさに雷の恐怖!

 

芥川:「こい!雷神!!」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「破壊してやる!」

 

芥川:「ゴッドライジングスピード!」

 

芥川は、神のスピードで、雷神や炎神達を追い詰める。

 

芥川:「さ、終わりだ!雷神!うりゃあー」

 

雷神は、残り1チップだけとなり、脱走した。

 

芥川:「あと1チップあれば、雷神だけの力で戦えるか

あとは重神だが、おまえ倒すぜ。」

 

直江:「芥川くん、その必要はない。私が倒す。

重力、雷、鋼、炎、さ、発動せよ。重神!」

 

雷と炎、鋼が揺らぎ、重力による崩壊が起きている。

 

直江:「重皇 重神モード。さあこい」

 

暴走した直江は重神と炎神に致命傷を与えた。

その後、重神と炎神は逃げた。

 

炎神:「神と並ぶ力は肉体を滅ぼす。時期に痛感するだろう」

 

そんなセリフを言い残した炎のゴッドエレメンタリーだった。

 

3人はあまりのパワーに変身解除後、気絶した。

 

〜〜〜警察フェーズ〜〜〜

宮川:「みんな、やられてしまうのはやはり、敵が強過ぎたか、

覚悟が足りない。いいか、もっと命がけで戦うんだ」

 

大量に気絶寸前の警察官達。女性警官達は、今回の戦いの副作用でみんな男性器が生えてしまった。

 

宮川:「もう、この警察には、完全な女がいなくなった。

もう、女性という逃げ道は通用しない。果敢に戦え!」

 

宮川の発破は強くなってきた

 

〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

桜田:「みんなやばいな、夏目ちゃん並になってるのばかり。

あんまゴッド使うと身体もたないぞ。どうにかゴッド使わないで勝つ方法考えろよ」

 

芥川:「仕方ないだろ。雷皇では歯が立たないんだから、ゴッドの力使うしかない」

 

桜田:「しかしだな、芥川はよいとしても夏目ちゃんや直江までこんなにも筋肉隆々になるのは考えものだよ。」

 

芥川:「そりゃ、神の力だからな。仕方ない。

むしろオスの神のエレメントだからいけない」

 

桜田:「ま、いいや、雷をだいぶ弱体化できただけいいか。

雷は地面に弱いと聞くが、あそこまで強くなると地面を砕くのな、こえーぜ」

 

芥川:「もはや、雷神までいけば弱点はないようなもの。

アンドロイダーレベルなら、反動のスパークでやられるさ。」

 

桜田:「あんま無理しないでくれよ。

にしても警察の女性がエレメントドライバーのせいで、

全て男性器を生やしたらしいが。

やはり、女性の使用禁止にすべきだろうか?」

 

芥川:「そうだね。こんなの一つのせいで、男になりたくないのもいるだろうし」

 

直江:「女捨てる覚悟がない女が、戦いに出るほうがおかしい。

仕事なら、そのくらいの覚悟の上でやるのがプロ。

 

男になる副作用が怖くて、殺し合いなんかできやしない。

それに、女が全員男性化してしまったらどうなるか、みてみたいじゃない、ふふふ」

 

 

宮川の発破と、直江の極度な思考。

神の力を得た、直江、芥川、夏目は、

神の副作用が次第に出つつあった。

 

その副作用とはいったいどんなものか?

 

次回へ続く



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32話 芥川の変身しない決断

炎神モードに変身できるようになった夏目は、身体が異常な男性の肉体のようになった。

女性なのに、炎神のような肉体となり、
もはや、女性でいきるかはどうでもよくなっていた。

芥川は、自分と直江の新たなドライバーができたのだった。

警察では、エレメントドライバーの支給が始まり、警察全てがライダーになれるようになった。

街では雷、重力、炎のゴッドエレメンタリーがあばれていた。
さっそく警察がエレメントドライバーで対抗するも全員やられてしまった。

夏目はまた炎神モードになり暴走するが、
芥川はとうとう雷皇 雷神モードになった。

雷神モードは、雷神にかなりのダメージをあたえた。

直江の重神は、地球を崩壊するレベルのパワーを発揮し、炎神、重神は逃げてしまった。

そんな恐ろしいパワー制御に限度があり、
3人は気絶した。

警察は、エレメントドライバーの副作用により、女性警察の人は全て男性器が生えてしまった。

ゴッドエレメンタリーの力に、戸惑いを隠せない芥川達。
そして、女警察が生やしたのを聞いて喜ぶ直江。

ライダーの力で世の中はどうなるのか?


〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

芥川は、謎が多かった敵の存在の根幹を捉えつつあった。

 

芥川:「ゴッドエレメンタリー、神と呼ばれるエレメントで、エレメントリーと呼ばれる集団の中では幹部にあたる存在。

 

ゴッドエレメンタリーの下にいるのが、アンドロイダーと呼ばれる存在。ゴッドエレメンタリーによって増殖可能であり、アンドロイダーにより、街の人たちにヒューマノイザーチップを与える。

ただし、ドラゴンは、他のアンドロイダーよりも強いとされている。

 

ボスヒューマノイザー、ヒューマノイザーの力が解放し、ヒューマノイザーを自分で作り出せる存在。

 

ヒューマノイザー、人にヒューマノイザーチップを与えた強化型アンドロイド。

立ち位置としては一番低い。

 

人間がどうにか生きていられる存在は、

アンドロイダーまでと言われている。

ゴッドエレメンタリーになると人間レベルでは力を抑制できず、暴走する。

 

戦い後半にきてようやくわかったのは、やばいな」

 

直江:「芥川くん、話が長いわよ。どうしたの?」

 

芥川:「直江、俺は雷神の力を使わず雷皇標準モードで戦う。

雷神も雷龍も使わない。」

 

直江:「あなた、正気?せっかくパワーアップしたのに使わないなんて、馬鹿よ馬鹿!

 

私はねぇ、神の力を使わないなんてことはしない。使わないとか考えられない。」

 

桜田:「いや、やめた方がいい。芥川に標準モードで戦えと指示したのは俺だ。

 

ドラゴンの力でさえ、芥川は本物のアンドロイダーに変わる手前まできていた。

 

ドラゴンでさえ危ないのに、雷神ともなると、芥川はいつゴッドエレメンタリーに変化するかわからない。

使わない戦術があるなら、雷龍も雷神も使わないに越したことはない」

 

直江:「あははは。ま、雷皇は、標準モードでもどんな敵にも対抗できる技が多いからそんなこと言えるの。

夏目だって、炎神以外対抗ないから、また炎神になった。

 

雷皇はパワーアップ無しでも、十分戦えるからいけない。」

 

夏目:「はあ、はあ、はあ、はあ、はあ、はあ」

 

太宰:「夏目は酸欠だぞ。やはりゴッドの肉体は重たいんだ。」

 

直江:「炎神が辛いなら私に炎神を寄越せ。

雷神も寄越せ。私は神の力を恐る女じゃない。」

 

直江の暴走に誰もが翻弄されていた。

 

〜〜〜街中の暴走〜〜〜

9つのゴッドエレメンタリーが現れた。

炎、雷、重力、闇、水、鋼、自然、幻想、風という迫力のゴッドエレメンタリーな、街中を恐怖になっていた。炎神、重神は戦うが勝てなかった。

 

直江:「こいつら、9つのエレメントとは、

知らなかった。知らないのもいくつか。」

 

夏目:「芥川のデータには元々入ってたけどね。この9つの神を得たら、全宇宙を支配する力があると言われている。」

 

直江:「ま、今まで強いとは言え、幹部勢揃いなら、後の敵はこいつらだけじゃない。

こいつらを潰せばお終いお終い」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「おまえら程度では我々には勝てない。俺は雷という力故に、

こいつらの中じゃ強いのさ。

 

こないだは、雷神に追い詰められたが、

想定していたこと。

 

強き力を扱えば、強き力は倒せるが、扱ったものもまた反動を得る。だから、芥川がここにはいないのだろう。

雷神と炎神は、我々と同様9つのチップがなければ、雷神、炎神の力を引き出せない。

 

芥川は、もう一度使うと俺と同様雷のゴッドエレメンタリーになることに気付いている。

それに比べて夏目はどうだ?」

 

夏目:「うるさい!私は芥川と違って頭良くないから、炎神以外の方法を知らない。

炎神で倒せるなら倒してやる!

いくぜ!炎帝 炎神モード!?」

 

炎のゴッドエレメンタリー:「雷神の忠告を聞かない悪い子だ。おまえら、アンドロイダーのエレメンタリーチップを炎に集約したまえ!」

 

夏目に一気にゴッドが作ったエレメンタリーチップが集約し、各種力を使えるようになった。

 

夏目:「あああああああああ、これが最強プロミネンス!

一気に吹き出す力で対抗してやる」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「ま、これを受け入れられる力があるやつとみなした。

せいぜい力に溺れないようにするがいいさ、ははははは。

 

おまえら、今日は撤収だ」

 

エレメンタリー達は逃げていった。

夏目は一気に限界突破し、変身解除した。

 

夏目:「うっ、うっ、なんだこの感覚は。

あ、歩けてるのか?地面に足ついてる感覚がない。あっ」

 

夏目は勢いあまってこけてしまった。

 

夏目:「なぜだ、なぜだ、こけたのに衝撃を何も感じない。」

 

直江:「どういうことだ?とりあえず、研究所に戻ろう」

 

〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

桜田:「身体に触れた感覚が何もないなんて。

該当する病気はあるが、医者としてはいい状態ではない。

 

痛みを感じないというのは、神経がダメになってる可能性がある。

俺なら即入院をすすめる」

 

芥川:「桜田の言い分も医者ならではの視点ということで分からなくもないが、画像を見たら夏目はゴッドエレメンタリー化している」

 

桜田:「芥川の研究には付き合っているが、ゴッドエレメンタリーについては詳しくない。

精密検査してゴッドエレメンタリーの反応は確かにあった。

細胞レベルで、ゴッドエレメンタリーになったのはわかったが、実際ゴッドエレメンタリーの変化は病気としてないから、俺はわからない」

 

芥川:「そうか。桜田からもらったレントゲン見たけどな、夏目はゴッドエレメンタリーの変化が始まっている。」

 

直江:「ふっ、3回使用しただけでゴッドエレメンタリーへの反応が出てしまう。

つまりは、あいつらと対抗すると私もあの化け物と同じになるわけか。

上等じゃない。」

 

芥川:「これは早かれ遅かれ、起きる運命だったのさ。分析したら、雷神が一番強いと出ていた。

雷神は空を飛べ、どんなに重力や時空を歪めても、雷神の雷は重力のゴッドエレメンタリーを破壊してしまうことがわかる。

 

ここまで強い反動で、ゴッドエレメンタリーの変化は炎の2倍だ。次変身したら、夏目どころじゃない。」

 

 

自身のリスクに気付いて、変身しなかった芥川。変身した夏目は、急速にゴッドエレメンタリーの症状が出だした。

 

果たして、ライダー達はゴッドエレメンタリーに勝つことができるのか!?

 

次回へ続く

 



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33話 究極パワーアップ!雷神の力

芥川は後半になって、エレメンタリーという存在に気付いた。

エレメンタリーは、ゴッドエレメンタリー、アンドロイダー、ボスヒューマノイザー、ヒューマノイザーから構成される存在である。

芥川は、雷神の危険性に気付き、雷皇で戦うことを考えた。
夏目は炎神モードに苦しんだが、炎神を直江には渡そうとしなかった。

街には、9つのゴッドエレメンタリー、炎、雷、重力、闇、水、鋼、自然、幻想、風が現れた。
まさしく、エレメンタリーが集まってる形である。

夏目は、雷のゴッドエレメンタリーの言うことを聞かず、炎神モードになった。
9エレメンタリーが入った夏目は歯止めが聞かず、ゴッドエレメンタリー達は逃げていった。

夏目は、反動が強過ぎて変身解除された。
真正面からの衝撃を受けるも夏目は痛みを感じなかった。
桜田はそういう病気はあるが、断定はできないと述べた。
芥川は、ゴッドエレメンタリーになりかけてると分析した。

ゴッドエレメンタリーの進行が激しい夏目はどう戦うのか?


〜〜〜街中フェーズ〜〜〜

街にはある幻想がうつっていた。

なんと、人々がどんどん道端で気絶し始めた。ニュースでは、道端で気絶する現象が報道された。

 

幻想のゴッドエレメンタリー:「ふふふ、

どんどん現実から遠ざかれ。

人間の視界情報、聴覚情報を操作してしまえば、騙される生き物なのさ。」

 

信号が赤なのに青に見える幻想、財布にお金がたくさんある幻想、時間がずれている幻想など、人々にはそのような幻想が暴走している。

 

幻想のゴッドエレメンタリー:「俺は幻想しかつくれない。さ、水の神よ、人々を凍らせよ」

 

水のゴッドエレメンタリー:「はっ!」

 

水のゴッドエレメンタリーにより、人々は絶対0度の氷漬けになった。

 

重力のゴッドエレメンタリー:「時間を操作、これで過去に戻れる。

人々は、ゴッドエレメンタリーになすすべがないのさ!」

 

芥川:「そんなことだろうと思ったよ!

一回休めただけ、俺は前回だ。変身」

 

重力のゴッドエレメンタリー:「雷皇、きたか。しかし、雷皇程度で倒せるかな?」

 

芥川:「倒してみせる!行くぞ!ワイルドモード」

 

重力のゴッドエレメンタリー:「ワイルドとはかけか。」

 

芥川:「潰す!雷皇 仮面ライダー1号モード!」

 

重力のゴッドエレメンタリー:「一号の力で倒せるかな?うっ!?」

 

芥川:「元祖をなめんなよ。これで、てめえのチップは残り1つ」

 

重力のエレメンタリーは致命傷をおった。

幻想のエレメンタリーに対して、仮面ライダー龍騎で対抗した。

 

芥川:「ふっ、雷皇でもミラーワールドで対抗できるが、あんたのようなやつはずっとかがみの世界にとじこめられたらいい。」

 

幻想のゴッドエレメンタリー、ゴッドになってない雷皇に負けそうである。

そんな中、雷のゴッドエレメンタリーが雷皇を襲う。

 

雷のゴッドエレメンタリー:「おまえの中に何度でも現れてやる。何度でもな!」

 

芥川:「上等じゃないか。覚悟はきめた!

雷神モード!?」

 

芥川は仮面ライダー雷皇 雷神モードに変身したのだった。

 

雷のゴッドエレメンタリー:「おまえも夏目みたくなってもしらんぞ。」

 

芥川:「ゴッドエレメンタリーが怖くて、

雷皇やってられるか!

さ、戦うぜ。」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「力に溺れたやつの運命は決まってる。死んでもしらないぞ!」

 

芥川:「ならおまえからチップを奪うだけさ!雷神を目覚めよ!変身!」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「ふん、かかってこい!」

 

芥川:「ゴッドライトニングスピード!

ゴッドライトニングスピード!

ゴッドライトニングスピード!

ゴッドライトニングスピード!」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「光の2乗と言われるゴッドライトニングスピードを4回発動する。光の8乗のスピードか、もうすぐで無量大数に近付くスピードには追いつけない!」

 

芥川:「所詮、あんたは力に制御をかけた結果やられた運命なのさ。

最強の力を誇る力は、リスクは高いが、

使うのを控えるとやられてしまう可能性がある。あんたが雷のゴッドとは笑わせるぜ!

 

これで、俺の雷の雷神チップは10枚!」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「ゴッドライトニングスピード!ふははははは!」

 

芥川:「何が起きた?」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「確かにおまえには最後の一枚をやったがな、光速を超える力は時間を巻き戻せる。おまえも雷皇の段階で使えた力だ!

つまり、俺は過去から9枚と1枚の雷神のちからを得て10枚の雷神チップを手にしたのだ。」

 

芥川:「やはりか、おまえはそうでなきゃ倒す価値がない。俺もちょうど10枚!試してやるぜ!」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「人間には戻れなくなるぞ!?

10枚使うと、人間のままの保証はない。」

 

芥川:「知るか!おまえを倒すためだ!

雷神ドライバーに、雷神チップをメイン以外に9枚セット!

雷神チップメインに1枚セット。

行くぜ!全ての雷神の力!変身!」

 

芥川が雷神のチップを全て入れると芥川は空を飛んだ。空を飛んだ芥川は宇宙空間で変身した。

芥川は、雷神アルティメットモードに変身した影響で銀河系全てに雷が広がり、銀河団の規模までに広がった。

 

芥川:「これが10枚の雷神チップの力か。

雷神よ、これでお前を倒せる。」

 

雷のゴッドエレメンタリー:「おれもお前と同じちからを発動した。

変身した影響で銀河団規模とはな、並んだな。今日のところは引き分けだ。」

 

芥川:「ああ、潰してやるからな」

 

芥川は雷神が消えると、変身解除してしまった。

 

芥川:「なんだ、この感覚は。ああ、あああ、

身体から電気が放たれて、うっ」

 

芥川は倒れる瞬間、雷皇に変身し、

雷皇タイガーで、研究所に戻った。

 

〜〜〜研究所フェーズ〜〜〜

芥川は気を失い、眠っていた。

 

桜田:「とりあえず、幻想と重力のゴッドエレメンタリーの暴走は、おれが食い止めた。

闇王のチップ奪ったから、使いそうになったがな。

 

にしても雷神アルティメットモードは、

使わない方がいいな。下手したら芥川だけじゃなく、人類全て死ぬ。」

 

そう解説してた中、芥川は目覚めた。

 

芥川:「勢いが強過ぎて、気を失っていた。

で、雷神アルティメットだが、これが本来の

雷皇の力さ。」

 

桜田:「なんだって!?」

 

芥川:「かつて、ゴッドエレメンタリーのリーダーは、自分の力が強力過ぎるために、

9つのゴッドエレメンタリーを作り出した。

 

力を分散しても、10枚ある状態では、ゴッドエレメンタリー自体が破壊されてしまうことがある。だからこそ、彼らを9枚で活動させている。

 

破壊されるのもあるが、リーダーである雷のゴッドエレメンタリーが10枚チップで、破壊してしまった銀河がある。

だからこそ、雷神力を制御する必要があった。

 

しかし、チップ減らした雷神でさえ、

地球崩壊してしまう力を持っていた。

だからこそ、雷神の力さえ制御する必要があった。

雷神の力を制御し、戦士として安全なものが雷皇なのさ。」

 

直江:「はははは、面白いなあ。

私もそこまでの力が手に入るなら欲しいな。

雷神アルティメットと並ぶ力、私じゃ再現できないか。」

 

芥川:「やめとけ、ゴッドエレメンタリーになってしまうぞ。

暴走すると、このように電気が放たれてしまうし。」

 

直江:「ま、いいわ。にしても、ゴッドエレメンタリーにボスがいるのね。興味あるわ」

 

〜〜〜街中フェーズ〜〜〜

謎のゴッドエレメンタリー:「雷神が10枚になった。それでも俺の練習相手にならない」

 

水のゴッドエレメンタリー:「うっ、うっ、ぼ、ボス」

 

謎のゴッドエレメンタリー:「お前を作ったのは俺。おまえの強さも調整できるし、性別も調整できるし。

おまえはメス故にテクニックでしか勝負できない」

 

水のゴッドエレメンタリー:「ボス、やめてください」

 

謎のゴッドエレメンタリー:「おまえはパワーアップしろ」

 

水のゴッドエレメンタリー:「あっ、あー

なんで私にこんなたくさん筋肉が」

 

謎のゴッドエレメンタリー:「おまえがやられる可能性があるからだ。テクニックではいつかやられる。

 

おまえには立派なクリトリスがついた。

立派な筋肉がついた。少しは雷神と張り合えるだろう!」

 

水のゴッドエレメンタリー:「街を水まみれにしてやる!はー」

 

雷を最大強化した芥川と雷ゴッドエレメンタリー。

それに危険を感じた謎のゴッドエレメンタリーは、水のゴッドエレメンタリーを強化した。

 

ゴッドエレメンタリーを上回るボスとはどんな存在か?

 

次回へ続く



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