珍狐鎮守府 (修羅場海峡)
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プロローグ
1話・訳あり元ブラ鎮と提督と初期艦様


今回と果たしたら次の話もエロ無し。

先ずは取り敢えず考えた設定やら、何やらを知能数を中学〜高校ぐらいまで下げて見てってくださいませ〜

んな訳で、どうぞ


2019/03/06 タイトル変更
2019/03/07  内容微修正


数年前、突如海から現れた侵略者、通称・深海棲艦。彼らは自分達の目的を言わず、言葉での対話も行なわずに侵略を開始。彼女たちが侵略を開始した当時の技術、兵器では歯が立たず人類は半年で海を失った。人類は地上の境に戦線を貼り、侵略を踏み止めようするも海と空の兵器が効かなかった彼女たちには陸の兵器が効くはずも無く、着々と陸土も侵略されて行った。誰もが侵略をただ見守るしかないと諦めた時、世界中のとある特定の場所で彼女たちも姿を現した。

 

艦娘。かつての軍艦の名前とその最後の記憶を持つ少女達の事をこう呼ぶ。彼女達が装備している、かつてその名を意味する軍艦に装備されていた物を模した武器・艤装は、今まで人類側が多数の攻撃を行うも、平然としていた深海棲艦を軽々と撃ち抜き、海に沈めてみせた。

 

そこから劣勢だった人類は艦娘と協力し、敵を残滅。本土に侵略していた奴らを海上まで押し戻す事に成功する。そして、同時期に世界各地で奇妙な小人の発見が相次ぎ、それらは”妖精”と呼ばれ、艦娘達曰く、それを目視できるのは自分達を指揮してくれる”提督”の適性があると言う。この事は全国的にテレビや新聞で報道され、各国の軍が募集をかけたところ、軍の基地前には妖精が見えるという者達が大勢集まったと言う。

 

しかし、実際その中には妖精が見えるものはほんの僅かで、深海棲艦の侵略により会社が軒並み倒産、又は深海棲艦の攻撃や人類側の防衛で会社自体が破壊され就職難に陥った人達にとっては、敗北の場合、命の危険が伴う為、高給取り。や、女性(しかも、ほぼ美人で自身には殆どが好意的)に囲まれて仕事が出来るという不純な理由で集った者達だった。政府はこれらを厳しく批難し、虚偽の報告で提督に志願した者を罰するとし、募集を改め、妖精さんの目視は勿論の事、国防省が出す試験をクリアした者を提督に任命するとした。

 

しかし、人間とは意地汚い生き物で美女揃いで、就職難のこのご時世に高給取り...こんな上手い職場を簡単に諦める筈もなく、軍のお偉いさん方を買収し、妖精の目視は愚か、テストまでもスキップして、提督になる者達が現れる。彼らは真面な鎮守府経営は行わず、自身が艦娘にとっての上司ということを利用して、セクハラ、パワハラは基本で強制的な夜枷、レイプ、暴力、艦娘らに配られる給料の横領、違法風俗で働かせ、紹介料や強制的にだが働かされている彼女達に支払われる筈の給料の着服、違法サイトや闇市で奴隷としての人身売買等々、外道や鬼畜等では言い表せられない胸糞悪いものや、鎮守府を運営していても、休息無しでの出撃や捨て駒戦法、神風特攻や回天のような命を軽視しているとしか思えない作戦等、こちらも胸糞悪い案件があり、これらの様な艦娘の尊厳を考えない者が運営する場所をブラック鎮守府と呼ぶ。

 

 

 

円峰寺 Side

 

ベシッ

 

ッテ...

 

紙の束が頭の上に軽く当てられ、声を漏らす。上を見上げると空色の髪を伸ばし、頭の上にビーコンをウサギのよう二つ着けた(浮かべている)少女がこちらをジト目で見ながらで立っていた。

 

「・・・アンタ、なにしてんの」

 

あぁ、何か懐かしいものが出てきてね...それを読んでるんだが?

 

ベシッ!

 

さっきより強めにしかも見上げているのでもろに顔を紙で叩かれる。

 

「見たらわかるわよ。私が言いたいのは突然『模様替えしよう』って言った本人が一向に動かないから、何をしてるのかって聞いてんの!」

 

まぁまぁ、そうカリカリしなさんな。シワが増えOK、落ち着こう。そんな体重をかけて今から振り下ろさんとしなくてもいいから。

 

少女をドウドウとたしなめる。

 

「・・・で?」

 

ん?

 

「結局、何読んでたわけ」

 

?...あ〜、大したものでは無いぞ。軽い歴史のおさらいみたいなもんだよ。

 

彼女の名は特型駆逐艦・吹雪型五番艦・叢雲。とある理由で田舎から強制的に連れてこられた哀れな俺に手を貸してくれる女神様(自称)らしい。

 

「そんなのここに来る前にさんざん叩き込まれたでしょ?今更読む必要なんてあるのかしら?」

 

わかってねぇな、こういうのは掃除してる時に見つけちまうから、読んじまうんだろ。

 

「・・・意味わかんないわよ」

 

・・・今少し考えたろうがよ。

 

すると、俺の反論を遮るかのように首にそっと腕を回し、背中に抱き着く叢雲。

 

「折角、貴方も私も非番で久しぶりにイ、イチャ...夫婦の時間が過ごせると思ったのに。」

 

夫婦といっても実際に籍を入れている訳では無い。大本営が開発した艦娘の能力の限界突破の為に造られたシステム・ケッコンカッコカリ。指輪型の何かをどこかにはめるかどこかにつける事で効果を得られるもので、システム名を考えた者か上の奴らのたちの悪い冗談だ。

 

だが、そんなたちの悪いものをオレは叢雲としている。

 

・・・悪いね。

 

そう言って、俺の肩を肘置きにしている叢雲の頭にゆっくり手を置き、優しく撫でる。擽ったそうに小さくンッと言葉漏らし、目を細める叢雲。どうやらお気に召してくれたようだ。

 

「・・・・・・ねぇ、あなた」

 

ゆっくりと叢雲の白く細い腕が胸を撫で、下に伸びていく。

 

「今日、その...ど、どうかしら?」

 

・・・ごめん、待たせすぎているのはわかっているんだけど、まだ少しだけ待ってくれないか。

 

「・・・・・・そう」

 

首から腕をすっと抜き、早々と掃除の再開をしようとする叢雲の手を掴み、手の甲に唇を落とす。そして向き直り、叢雲を抱き締める。

 

・・・今はこれくらいしかできないけど。近い日に俺からお誘いするから。

 

「バカっ/////」

 

互いに出会っては1年、夫婦になって三ヶ月。一般的な夫婦が夜行う行為を俺達はまだ片手で足りる程しかしていない。

 

・・・うし、ならさっさと片付けますかね〜

 

「ん、了解よ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

AM2:00

 

・・・叢雲にはまだ言わない。

 

ンッ♡

 

いや、言えない。

 

フッー♡フッー♡あっ♡

 

 




このまま書けば普通に復帰小説として真面目いけそうなんだけどね〜

・・・しかし、エロが入るんですよね〜(しかも、男受けが...)


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2話・寝坊と提督から初期艦様へ夜のお誘い

この次からエロいけるようになりゃあいいな〜...( = =)

追記・まさかの導入最後が反映されてなかったとは、自動保存の時間ちゃんと見ないとダメですね。2017/12/21 17時頃

追記・一部セリフの変更 4話と5話が投稿された頃


2019/03/06 タイトル変更
2019/03/07  内容微修正


叢雲との模様替えから数週間。個人的な理由を盾に叢雲を抱くことは、この数週間1度も無かった。叢雲は俺から誘うという言葉を信じ、我慢してくれている。しかし、日に日に叢雲が俺を見る目が飢えた獣の様になっていく。ここら辺が頃合だろうかと思う今日この頃、俺は朝から鎮守府内を爆走していた。理由は単純・・・

 

 

寝坊である。

 

 

昨日、叢雲を抱かない理由の末端の”とある事”に夢中になり、少し遅めに就寝したのが原因だ。少しでも寝る時間が遅くなれば、寝坊するのはガキの時からの悪い癖である。提督になってからは気を付けていた、残業がある日はその日と次の日の寝るのに決まった時間まで起きて、何とか誤魔化していたのだが...今回限りは本当に失敗した。

 

緊急の際以外使われていない非常階段を一段飛ばしで駆け下り、食堂へ本気で走り、裏に回る。そして、裏の勝手口をまず2回、三秒程置いて1回叩く。すると、戸が開き、中から水色の髪が顔を出す。

 

ごめん、伊良湖。寝坊した。

 

「え、め、珍しいですね。提督が寝坊なんて...」

 

この子の名は給油艦・伊良湖。この鎮守府でもう一人の給油艦と共に艦娘達のご飯やおやつを作ってくれたり、給油艦にしか出来ない特殊な調理法で作ったアイス又は最中で艦娘達のコンディションを上げたりと鎮守府を支える裏方だ。

 

俺自身、情けなさや、驚きで一杯だぜ。

 

「ぷっ、何ですかそれ」

 

仕方ないだろう、俺自身初めての寝坊なんだから...して、伊良湖や、今中は?

 

「ふふ...えぇ、今は大丈夫ですよ。先程まで空母の方々が来られていましたが、今は大分落ち着いていますので。」

 

そうか、なら悪いが今日はおにぎりを3つ程握って貰えるか。具は...伊良湖君のセンスに任せよう!

 

「ふふ、何ですかそれ。でも...お任せされました、提督殿!少し待っててくださいね」

 

ニコニコと笑いながら中に戻る伊良湖。元々伊良湖はここに配属されていた艦娘では無く、俺が要請を出して着任してもらった子だ。ここがブラックだった事は着任前から知っていたが、まさか最初から着任していた給油艦が料理を忘れる程まで酷かったとは。

 

着任して一年だが、未だに前任の爪痕が見え隠れする鎮守府。俺はそれを見るたびに、どす黒い感情が芽生える。

 

「お待たせしまし...って、どうしたんですか、提督!?」

 

おにぎりを握り終え、包んで持って来てくれた伊良湖が心配そうに俺の顔を見つめてくる。俺はすぐに張り付けたような笑みを作る。

 

何、少し考え事をしていただけさね。おにぎり貰っていくよ。

 

手の平に載せられてある小包をひょいと掻払い、来た道を軽く走りながら戻る。掻払った時、小さく「あ、」と聞こえたが、先程の事を聞くつもりだったんだろう。すまん、伊良湖。君が前任に会ってないとはいえ、ここの子にはもう奴の事を考えては欲しくないんだ。

 

お昼にはまた来るよ。

 

後ろに振り返り、手を振る。その時見えた伊良湖の表情は何処か悲しそうだったが、気の所為にする事にした。

 

伊良湖から朝食を貰い、業務開始前だが執務室に入る。すると、既に叢雲が来ており、業務前に来た俺に対し、目を丸くして驚いていた。しかし、事情説明するとやれやれとした表情で鼻で笑われた。

 

―――

――

 

朝食を食べ終わり(叢雲に一つ食われた…ちくせう)、叢雲が容れてくれたお茶を呑んでいると、突然扉が開き、その扉の前には叢雲の姉妹艦である深雪と白雪が立っていた。

 

叢雲はやれやれとしていたが、二人の顔色はどんどん青くなっていく。これはマズイなと思い、声をかけようとすると、

 

「し、司令官!これは私が悪いんだ!だ、だから白雪は関係ないから罰するならわ、私だけ罰してくれ!」

 

「み、深雪ちゃん!」

 

なんだそれは。俺と、二人の妹でもある叢雲も思った事だろう。

 

・・・自己犠牲で自分を差し出す奴なんてなんて、俺の艦隊にはいらないぞ。

 

俺の一言に深雪涙を流しながら、茫然としており、白雪はそんな深雪の背をさすりながら、俺を睨みつけていた。

 

・・・勘違いがあるみたいだから言うけど俺は前任みたいに、目の付いた者に乱暴なんてしないし、思い付きで誰かを呼び出して乱暴なんてこともしない。俺が言いたかったのは悪い事をしたと思うなら、先ずしっかり謝れって事。

 

そう言うと二人は豆鉄砲を喰らった鳩みたいな顔をになり、叢雲はそんな姉妹を見て、苦笑いを浮かべながら、やれやれと首を振っていた。

 

さぁ、それをふまえて何か言うことは。

 

「い、いきなり、それも思いっきり執務室の扉を開けてご、ごめんなさい?」

 

何で疑問系なんだ・・・まぁ、いいか。今日は業務前に俺が居たからこうなってるけど、次からは俺が居なくても扉はゆっくり開けるように以上・・・んで、叢雲に用があるんだろ業務前だから、好きに連れていきな。

 

「・・・アンタ、私は貸出の文庫本やDVDじゃないんだけど?」

 

・・・”悪ぃな、こいつは俺の所有物だ”とでも言って欲しかった?

 

「・・・べ、別にそんな事言わなくてもいいわよ」

 

・・・間が開いてるし、どもってるぞ。

 

(言って欲しかったんだな)

(言って欲しかったのね)

 

「う、うるさい!!」

 

顔を紅くしながら足早に出ていく叢雲とそれに続く姉二人。俺はそれを見送ると、拳を握り締める。、

 

本当にメンドクセェ置き土産だぜ

 

見たこともない前任に対し、悪態をついた。

 

―――

――

 

叢雲の姉妹強襲事件(大袈裟)から幾時間流れ、時刻は1800。今朝の一軒以来業務は何事も無く終わった。昼時に伊良湖の所に寄り、昼を頂くが朝の事を掘り返さず、普段通り接してくれた。

 

そして、今は夫婦の時間を過ごしている。叢雲はソファーで横になり、同じソファーに座っている俺の膝に頭を乗っけて、眠っている。一つ上の姉妹・初雪のせいだろうか、叢雲も眠るのが好きで、俺はよく膝を貸している。そんな、俺は叢雲が膝にいるせいで行動も制限されるため、あらかじめ近くに置いたスマホと本を片手で交互に入れ替え、もう片方の手は叢雲の頭の上でゆっくりと動かしている。

 

全く毎度気持ち良さそうに寝やがって、こっちまで眠くたくなるっ...あ~

 

楽な体制で気持ち良さそうに眠る叢雲のとある部分に目がいき、しれっと目をそらす。

 

そろそろ限界そうだなし、やるなら...今日だな。

 

チラッと執務室のカレンダー見ると明日の日付にバツが付いているのを確認する。そして、たまたま目に写った時計を見ると夕食の時間が近付いていた。

 

おーい、初期艦様、そろそろ飯だぞ〜

 

「・・・・・・んん〜...ありがとう」

 

俺の膝から頭を起こし、少しだけボーッとしていたが、自分の身体の一部に気付き、スカートを抑えながら足早に出て行こうとする叢雲。俺はそんな彼女を呼び止める。

 

なぁ、叢雲

 

「・・・何よ」

 

その...今日、シないか?

 

俺のムードもセンスの欠片も無い一言に叢雲は身体はおろか頭さえもコチラに向けず、ドアノブに手をかけた状態で固まり、一方の俺は自分で誘うって結構恥ずかしいと頬を熱くしていた。二人の間に流れる沈黙のせいで数秒が数分にも感じるこの空気で、かける言葉を探していた俺に対して、叢雲はただ一言、

 

「そう、楽しみしてるわ」

 

淡白な返事を返し、執務室を出て行った叢雲。執務室を出る時にチラッと見えた彼女の顔は比喩なしで林檎のように真っ赤だった。

 

―――

――

 

駆逐艦達は寝静まり、酒呑み艦娘達は騒ぎ出すこの頃。

 

俺は自室のベッドシーツを新しいのに変え、枕元の引き出しに今日使うであろう物を入れる。学生時代に当時付き合ってた彼女とそういう行為をしようと約束した日、カッコつけて棚にゴムやらなんやらを入れてたら、かなりドン引きされたのは今でも消し去りたい過去だ。

 

・・・やばい、正直初夜の時より緊張する。初夜の時は二人とも初めてで(学生時代の彼女は途中で萎えて、挿入してないのでノーカン)ゆっくりと確かめ合うようにお互いにの身体に触れ合い、ムードも欠片もなくお互いの気持ちのいいところを聞きあって、果てて、果てさせて貰いながら事を終えた。

 

それから2回ほど行為に及び、互いの気持ちいい所がわかりはじめた時、叢雲の身体に異変が起きた...おめでたでは無いとだけ言っておこうか。

 

その時、叢雲は俺に見捨てられると思っていたようで露骨に俺との接触や関わりを避けた。思いを確かめ合った人、ましては仮とはいえケッコンしている女性に避けられるのは正直キツイもので、何気ない一言にカッとなって皮肉混じりの言葉を吐いた...いや、あれはほぼ暴言だったな。そこからは二人で大喧嘩。その一軒で俺らの間には亀裂が入り、書記艦を変えたり、俺からも叢雲への接触避けるようになったけど、お節介焼き共がお節介を焼いて、事態は直ぐに収束した。

 

その後、仲直りSEXと称した、何とも頭の悪いSEXは数回しか行ってない行為で1番の気持ちよさだった。

 

その時に当然SEXをしているのだから裸になるわけで、叢雲が俺を避けていた理由がわかった。それを見る俺の顔を叢雲は不安そうに見つめていた...だから、俺は自分の思ってる事をストレートに伝えた。結果は大成功。喧嘩が俺らの仲を強く結び直したのか、彼女は俺の言葉に涙を流し、今までの事を泣きながら謝った。

 

SEXが終わり、ピロートークの時と二人で疲れて果てて寝た時、俺は叢雲の中にある欲を垣間見た。

・・・いや、元からその欲に繋がるような兆候はあった。そしてその日、俺はある決意をし、準備の為に叢雲とのSEXを禁じた。

 

叢雲は先日の件前から、よく俺を誘っていたが、それを俺はすべて断っていた。据え膳食わぬは男の恥だが、妻の中の欲を解消させてやるのも俺の、男の、夫の仕事だと言い聞かせ準備を急いだ。

 

だが、これは俺の考えで、判断だ。今までの御預けがこんな理由だと知った時、叢雲はどんな反応をするのだろうか。寂しかったと悲しむだろうか、同情のつもり!?と怒るだろうか、何よそれ。と呆れるだろうか。思い浮かべてしまうのは叢雲のマイナスな表情ばかり...でも、

 

パンっ!と両頬を叩き、負の考えを飛ばす。

 

俺が勝手にやろうと思った事だ、アイツが何か言うなら、それを受け止めてやる!

 

「・・・アンタ、どうしたの」

 

ドア前で俺の独り言に警戒し、たじろぐ叢雲。そんな叢雲を何とか説得し、ベッドに上げ、向き合う。

 

その叢雲さん...

 

「・・・何よ」

 

思いっ切り警戒されていらっしゃる。

 

その、今回のSEX...攻守いや、挿入側を変えてみないか?

 

・・・・・・・・・は?




ようやく導入終わった〜

次からはどうエロく見せるか…喘ぎって表現ムズいんだよな〜


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番外・とある大本営直属憲兵による報告書

本当は3話の冒頭につける筈のものだったんですけど、結構な文字数になったので先に投稿。

報告書っぽく書いてるけど、俺自身報告書を仕事上、書きませんからそういうもの書いてる人から見たらおかしなとこばかりだと思うので、小学生やら中学生が纏めたノート感覚でお読みください。


2019/03/06 タイトル変更


―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 

”報告書”

 

件の単冠湾のブラック鎮守府について一通りの調査が終わったのでお知らせいたします。

 

 

①元提督の艦娘に行った行為

 

・過度の出撃、遠征

 

・上記による不慮の事故では無い艦娘の轟沈(複数回)

 

・出撃や遠征の割合に見合わない休息時間

 

・艦娘への食事の規制

 

・艦娘達へ支払われる給付の着服

 

・軽巡”大淀”の作業妨害及び監禁

 

・工作艦”明石”の作業妨害

 

・給油艦”間宮”の作業妨害

 

・夜伽(未遂)

 

 

 

②元提督の捕縛時と現在の状況

 

・捕縛時・・・酷く暴れ憲兵2名に軽傷を負わせ、連行される際は周りにいた艦娘達に対し、自分を助けるように訴えたり、憲兵を殺すように差し向ける言葉をかけていた。捕縛後もかなり暴れており、通常の檻では収容及び沈静化、困難と判断し憲兵隊宿舎内の営倉へ移送。

 

・現在・・・営倉から釈放し、通常の柵内に収容し、更迭護衛艦娘到着を待っています。暴れなくはなったものの見張りの憲兵に対し、罵詈雑言を浴びせています。(女性憲兵に対してはセクハラ紛いの発言や行動)尋問には全く答えるつもりは一切無いらしく、聴取室で話を聞く際も憲兵を一方的に馬鹿にしている態度をとっている。なので、尋問困難とし、後日艦娘達にカウセリングや対話等を行い、この鎮守府の運営方法や余罪などを報告書にしてお届け致します。

 

 

 

③艦娘達の元提督捕縛時、検査、現在の状況

 

・捕縛時・・・状況的判断からして嬉しさから泣く者、この手でトドメを刺さんとする者とそれを止める者、連行される様見て様々な視線を送る者達等十人十色の反応を示す。しかし、全員から同様に見られる感情は安寧であった。

 

・検査時・・・検査結果は別項目にて詳しく記載するので状況のみ説明。過度の出撃や遠征から来る疲労とストレスにより健康的被害は出ているものの、ほぼ全員他個体と変わらぬ様子。しかし、全員人間不審を起こしており、特に男性への嫌悪感を強く示し、中には憲兵の男性を見るだけで失神を起こす者達も。

 

・現在・・・検査時より少し回復の向上は見られ、一部の人間(メディカルチェック時の医者♀やスタッフ♀)には積極的に話しかける場面も目撃されている。しかし、一方で男性への嫌悪感は拭えない模様。

 

 

 

④艦娘の検査結果

 

・一部の艦娘における寝不足、PTSD、ストレスから来る身体的症状等

 

・一部艦娘の能力低下及び身体能力の低下

 

・軽巡”大淀”の作業能力の低下及び亜種への変化兆候

 

・工作艦”明石”の武装強化技術の低下及び一部レシピの喪失

 

・給油艦”間宮”の料理技術の低下及びコンディション上昇効果の消失

 

・この鎮守府における艦娘への通常個体には見られない身体的バグ

補足・上記に記載した身体的バグについて。

・上記に記した通り通常個体にはないものが身体検査の結果判明。通常通りの女性の見た目に対し、”股間に男性器”が見られる。艦娘達への面談で前提督の仕業ではない事は判明しているも理由は如何せんわからないとの事。工廠で産まれた時には生えており、初期艦や転属艦、海の記憶より呼び出された艦はある日突然男性器が股間に現れたという。現在鎮守府内や近海を他所属の艦娘と調査を進めるも理由は不明との事。

 

 

 

⑥現在鎮守府内に居る艦娘の名簿リスト及びリスト内に記された艦娘達の個人の検査結果

 

No1.長門・・・本人曰く練度は高いが筋力や節々の痛みの報告。原因は過度の出撃による艤装疲弊からくる発砲衝撃等の抑制効果の低下から成る身体への負荷。

 

 

以上が件のブラック鎮守府の報告になります。彼女達の処遇は大本営側にお任せしておりますが、本人達にはまだ戦う意志はあるという事と男性不審というところを心に留め、以後の決定をお願いしたく存じます。

 

 

 

大本営直属整備士より

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

 

 




本当は良い子のみんなサンタさんからのプレゼントだよとかいって25日の朝7時くらいに投稿しようと思ってたのは内緒。

番外編だし、一応アブノーマルなR-18小説だからね。
ちかたないね( 。∀ ゚)


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本編
3話・私の失望と提督の思い、特別な名前


今回から一応本番になりますが挿入描写はないです(無慈悲)。前戯描写とでも言うんでしょうか?そちらのみになります。理由は冒頭にこの鎮守府が何でブラックで酷い扱いをされていたか、前話より叢雲の「生えた」のセリフや異変についての補足(タグで丸分かりな件について)を書いている為だからです。

それと、一応保険ですが、色々こういう小説(逆アナル物)や知識見ながら書いており、ほぼ情報がネットだよりですので間違った知識やそんな事したら死ゾって事を書いてたらごめんなさいね┏○ペコッ

追記・・・冒頭部の整備士の報告書を単体で前話に上げているため、いきなりおっ始めています(と言っても、前話からの会話続きあり)が、変わらず挿入描写はないです(無慈悲(2回目))。

追記2・・・今回もエロには辿り着けませんでした(ºωº)


2019/03/06 タイトル変更
2019/03/07 前半内容変更、後半内容微変更


円峰寺said

 

俺の提案を聞いて、叢雲は俺がいるベットではなく、食事用に置いてある机に座った。俺が座ろうかと声をかけた訳でもなく、叢雲が座りなさいと言った訳でもないが、俺はコーヒーを二人分入れて、叢雲の前に座る。

 

「・・・アンタ、自分が何言ってんのかわかってんの?」

 

座ってから終始無言だったが、このままではらちが明かないと思ったのであろう、叢雲はゆっくりと口を開く。しかし、その声色は怒気と微かにだが悲しみが混じっているような気がした。

 

あぁ

 

「・・・そう」

 

短く返事をし、俯く叢雲。すると、ゆっくりと立ち上がりこちらを見据える。元々ツリ目な叢雲だが、今はもっとつり上がっており、その瞳には声と同じく怒りを宿していた。

 

「・・・ねぇ、それって本気で言っているかしら?それとも同情のつもりで言ったのかしら?」

 

流石に何か答えるべきだったが俺は初めて見る彼女の姿に動揺し、声が出なかった。だが、それは今やってはならない一番の悪手だった。

 

「・・・答えなさいよ!!」

 

机を強く叩く。その衝撃でコーヒーを入れたカップが倒れ、机を黒く染める。

 

「答え...なさいよ」

 

先ほどとは打って変わって、声に力がなく、声色には悲しみがのっている。

 

そんなつもりは無い。

 

「・・・ならどうして?どうして貴方はそんな提案をするのかしら?...答えは簡単よね?アンタが同情してるからに決まってるわよね?!馬鹿にしな「雪華」

 

俺がポツリと呟いた言葉。”雪華”これは俺が叢雲にケッコン時に独断で付けた名前だ。鎮守府に着任時、新人提督が鎮守府運営で困らないようにサポートとして大本営より派遣される予備知識が少しある艦娘、通称・初期艦。それに叢雲も含まれている為か、鎮守府の集まりや大本営主催のパーティー等で他の艦娘達と違い、見かける事が多々あった。最初は全然何とも思わなかった。初期艦だし、他所の叢雲と提督の関係を見ると相棒感があって、そこを目指したいなと思った事は何度かはあるが、ただそれだけだった。そんな俺の心が変わり始めたのは、ある日の叢雲とお節介焼き達の宣言で艦娘達を女性として意識しだしてからだったと思う。最初は少し心がチクリとするだけで何とも思わなかった、しかし、集まりに参加するのにつれて、小さなチクリとした痛みは大きくなっていき、トドメは陰でキスをしていた他所の叢雲を見た時だった。直ぐに自分の叢雲では無い事を確かめて、俺は叢雲強引に引っ張り、会場を後にした。急に帰った俺を心配してくれた友人が連絡をくれて、俺は友人にその事を話すと友人は苦笑しながらも、優しく教えてくれた。

 

”独占欲”聞いたときは俺が?となったが、思い当たる節は多々あったので、渋々その事実を受け入れた。だが、受け入れれば自制できるものとは限らない。だが、どうすればと思った時、ケッコンの話を思い出した。だが、それだけでは駄目だと俺の中の醜い独占欲が声をあげる。同じ叢雲でも自分の叢雲は特別にしたくて、してあげたくて...だから、俺はケッコンと同時に『雪華』という名前を彼女にあげた。

 

・・・まぁ、この名前で呼ばれる事を叢雲は嫌がるので(恥ずかしいからと判明済み)、俺が真剣な話や二人きりで行為に及んでいる時にしか使わない。

 

その言葉を聞いて、少し落ち着いたのだろう。椅子に座り、机の上に置いてあったティッシュでコーヒーを拭き取り、カップを立て直す。まだ多少、怒ってはいるだろうが先程までと違って、一方的には話さなくなった。

 

俺の話を聞いてくれるか?

 

叢雲はゆっくりと頷く。俺は叢雲の眼を見つめながら、ゆっくりと話し出す。

 

ありがとな。んじゃあまず、初めに言葉足らずで不安を煽る様な事をしてすまなかった。何であんな提案したのかは、別にお前に同情したとかじゃなくて、俺がただ単純にお前に、お前の為に尽くしたいと思ったからなんだ。

 

ジッとこちらを見つめて話を聞いている叢雲。

 

・・・俺はさ、お前から貰ってばっかりなんだ。鎮守府の信用やこの階級、幸せやそのお、お前の初めてやら。

 

感傷深く聞きながら、適当に相槌を打っていた叢雲もこれには赤面。だが、俺はそんな事お構い無しに続ける。

 

だから、俺は...俺はそんなお前に何かしてやりたいと思ったんだ。

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

叢雲said

 

部屋に入ろうとした時、何か気合いを入れているこの人を見て、何かをしようとしていたのはわかった。

 

身体を交じあわせて数回...そろそろこの人も性癖丸出しな行為をするのかと覚悟を決めた時、不思議と不安よりも期待が多くて、すっかりHな女に変えられてしまったのだと自覚した。...でも、まさか提案されたのが私に生えたおちんちんを使ってのSEXだなんて思いもしなかったわ。

 

だから、それを提案された時、本当にそういう性癖でしたいプレイを言っただけかもしれないのに裏切られたという感情で頭の中が一杯になって、私は感情を爆発させた。

 

この人は馬鹿だけど人を馬鹿にしたり、蔑む様な事をしない奴なのは知っている。というか、現に私にコレが生えた時に身を持って味わった。

 

『俺はお前がどんな姿になろうが、記憶を無くそうが、愛を確かめられなくなろうが、冷たい鉄の塊になろうがお前を見捨てない』

 

・・・クサい台詞だけど、これに感動しちゃう私も私よね。このエピソード以外にも、この人の性格の片鱗は出ていたし、もっと言えば着任時に事前情報でここの艦娘達の”バグ”は知っていた筈だから、受け入れた時点でわかっていたのかもしれない。

 

しかし、困惑や怒り、嘘を付かれたなどの負の感情で頭が一杯一杯な私は知っていた筈の事さえ忘れを、この人の提案に物に当たるという最悪な態度で答えた。

 

・・・あの時の言葉や眼は、その次の日からの行動は全部嘘だった...の?

 

彼と過ごして来た1年半が音を立てて崩れ落ちそうになって、頭が真っ白になる。その時、

 

雪華

 

優しくそう呼んだ声に私はハッと我に返る。

 

それは彼が初期艦として他の鎮守府にも多数いる私を彼が彼だけの特別な私にしたくて付けた名前。同じ私でも他の鎮守府には無い、ここにしかない、私にしかない名前。

 

何で私は話を聞かずにこんな事を...この人は、この人はそんな人間じゃない。

・・・どうかしていたのは私の方じゃない。

 

そう自覚した時、目の前の惨状に目が映る。私は何事もなかったかのように、目の前を片付け、彼を見つめる。彼は何も喋る事はなく、私を待っていてくれて、私が落ち着きを取り戻したとわかると、優しく声をかける。

 

俺の話を聞いてくれるか。

 

本当にたった一言だったけど、その一言に私達に見せる穏やかさが伝わってきた。さっきの事もあって少し目は合わせずらいけど、この人は真剣な話をする時は絶対に目を見て話すから(この人が言うには私の受売りらしいのだけれど、私は本の受け売りだ)、私も頑張って目を合わせる。

 

・・・

・・

 

要約するまでも無い簡潔な言葉だったけど、要約すれば”お前からは貰ってばっかりだったから、今度は俺の番だ”って事らしい...本当にこの男は。

 

・・・何よそれ、私からは貰ってばっかりですって?それはコッチの台詞よ!私はアンタから貰ってしかないのよ!アンタはまず私にかつての大戦では余り一緒に入れなかった姉妹に再び合わせてくれて、一緒に生活出来るようにしてくれたわ。姉さん達の前では言わないけど、私嬉しかったんだから!2つ目にかつての仲間と合わせてくれた事ね。これも姉妹達と同じく言ったことはないけど。3つ目は練度よ。戦艦や空母の様な特記戦力にならない私をアンタはこの練度まで上げてくれたわ。4つ目は幸せよ。アンタが嬉しいなら私も嬉しいに決まってんじゃない!言わせないでよ!!

 

もう言いたくない。恥ずかし過ぎる。耳や頬が熱い。

 

・・・でも止めちゃダメだ。今、止めたら人より素直じゃない私は何年かけて思ってる事をこの人に言うつもりなのよ!

 

5つ目、アンタが私の初めてを貰ったなら、私もアンタの初めてを貰ってんのよ!

 

私の貰った物自慢にポカンとしている司令官。これでこの人が例にあげた数は並んだわね...でも、まだまだあるんだから。

 

次はそうね...指輪ね。幸せと被るかもしれないけど私を含めた、”あの8人”から選んでくれたのは本当に嬉しかったわ。

 

この人には私の他にも元ブラック鎮守府を運営する為に手助けしてくれている娘達がいた。その娘達は私と同じ様にこの人が好きで毎日競い合ってアピールしていた。当時のこの人は好意には鈍感でアピールをしても協同で考えた作戦で好意に気が付かせようとしても全てが無駄だった。しかしまぁ、半年以上続けていれば、流石に気が付かないわけもなく、とある日にこの人は私達の好意を知って、その中から私を選んでくれた。

 

・・・本当はまだあるのだけれど、言い出すと限がないから、これで最後にするわね。

 

ゆっくりと席を立ち、彼の膝に座り、首に手を回して、抱き着く。そして、彼の瞳を見つめながら、こう言った。

 

名前をくれたのよ。他の私には無い、ここの私にしかない特別な名前を。

 

 

 

―――――――――――――――――――――――――――――――――

 

円峰寺said

 

俺の思いに答えるように、逆に俺から貰ったものを言葉にして並べていく叢雲。言ってる時も恥ずかしかったが、聞いている方がかなり恥ずかしい。が、本来素直ではない彼女が真っ赤な顔で俺に対する思いを言ってくれている姿を見れば、それ程気にならなず、それどころか彼女がいっそ愛おしく思えた。

 

「・・・わかったかしら。アンタもまだ言いたい事があるかと思うけど、それ以上に私はアンタから色々なモノをくれてんのよ」

 

・・・あぁ、俺は幸せもんだな。

 

「こっちの台詞なのよ、バカ」

 

俺の肩に顔を乗っける叢雲。こんなに思い、思われていたのかと再確認すると頬に涙が流れ、叢雲が顔を預けている肩も少し湿っていた。

 

泣いてんのか?

 

「・・・相変わらずデリカシーが無いわね...でも、今は見逃してあげるから、もっと強く抱き締めなさい」

 

仰せのままに

 

・・・

・・

 

・・・んで、何で俺はベットに投げ飛ばされたわけ?

 

今思い出すと恥ずかしいクッソベタベタなラブコメ展開の後、長い間抱き締めあったていた俺達だが、叢雲が急に立ち上がり、俺の手を引いてきた。俺は少し疑問に思いながらがらも、それに抵抗せず着いて行く。すると、ベッド前まで連れて行かれ、いきなり誘導の為に引いていたであろう可愛らしい力とは比べ物にならない力で引き寄せられ、バランスを崩し、ベットに投げ出された。

 

突然の事に理解できず、ベットに投げ飛ばされて、数秒間固まってしまい、ハッとした時、既に俺の股の間には叢雲がいた。

 

「え、今日はアンタのお尻を使ってやるんでしょ?」

 

何さも当然のように...さっきまでのあれは何だったんだ。

 

「何か言いたい事言ったらスッキリしたから別にいいわ」

 

さいですか

 

「・・・まぁ、1つ疑問点があるとすればなんでこう、逆アナルってやつなの?さっきのような理由だったとしても、流石に安易的過ぎやしないかしら?」

 

だって、叢k...

 

叢雲と呼ぼうとした時、ニコニコしながら足を股間に置かれる。

 

・・・雪華がSEXの時は受け側より攻めに回りたい人だから。

 

そう。それが俺の処女を捧げれば恩を返せるのでは?と思った理由だ。叢雲は絶対にSEXの時、主導権を渡さない。前戯で二人で乳繰りあっている時も、俺が膣に挿入ている時でもだ。

 

・・・正直、俺も少し興味があったのは、絶対に言わない。

 

「そ、そうかしら?!」

 

あれで主導権を1回も渡した事に気づいてないと思っている彼女に少し呆れてしまう。

 

あぁ、でも、俺痛いのは嫌だからSMは嫌だし、幼児プレイはヤったあとに何かを喪いそうだしって色々考えて、それに落ち着いたんだよ。

 

「省いた他のプレイに興味はあるし、詳しく聞きたいところだけど、まぁ、いいわ。」

 




素直に俺は行為に入れんのか…
それにまた至らん設定増やすし、流れが純愛だし...

・・・このままだと鎮守府内全員穴兄弟計画出来無いんじゃないか!?


まぁ、ってな訳で次からはしっかりエロに入りまさぁ〜(フラグ)


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4話・前戯と振り切れる理性

もう一応エロ入るぞ、入るぞ詐欺っぽい事をしてる自覚あるんで二本投稿。

ただし、挿入描写は無いです(鉄の意思)


2019/03/06 タイトル変更


「それじゃあ早速やっちゃいましょうか。コッチは2ヶ月分位貯まってるし、お、おチンチンの方はもう半年以上貯めっぱだから、勃たせるとキツいのよね」

 

そうだ...な!

 

いそいそと俺のズボンを降ろす叢雲を腹筋で起き上がり、逆に押し倒すとキャ!!と言う小さな悲鳴が返ってきた。

 

「い、いきなり何すんのよ。ま、まさか、この後に及んで怖くなったのかしら?」

 

え、まぁ、確かに本物を入れんのは初めてだから、やっぱり怖いよ...でも、だからと言って今更やっぱり俺が挿入側やるわってな事は考えてねぇから安心しな。

 

攻守逆転ではないが今度は俺が叢雲のスパッツを下げる。そこには見た目に不相応な凶悪な竿が付いていた。

 

・・・相変わらず男として自信なくす立派なモノです事。

 

太さや長さはさる事ながら、亀頭の大きさまで立派なモノと来たらいよいよ男の立つ瀬は無い。

 

・・・触るぞ

 

一言声を掛け、確認の為に叢雲の顔を見れば、無言で頷いて許可はくれているものの、夕食に行く為執務室を出て行った時のように顔を真っ赤に染めている。

 

竿にゆっくりと握る様に掴めば、小さくンッ♡と声を漏らす...こんなんでこの先の刺激に耐えられるのか。

 

動かすぞ〜

 

ゆっくりと握っている竿を上下に動かす。

 

「ちょ!?アッ♡いきなりィー♡」

 

声は掛けたんだから俺は悪くないと言い聞かせる...しかし本当にこのままでは初めての射精をあと数秒で行ってしまうので、動かしている手を本当に動いてんのか?ってくらいのスピードまで落とす。

 

「ンッ♡イイわね♡それくらいがンッ♡丁度いいわヨッ♡」

 

お気に召してくれた様だ。しかし、困ったな...まさかスパッツを下ろした時が最大サイズじゃなかったなんて。ってか、これが本当に最大サイズなのか?本当はもっと大きくなるんじゃないのか?と1人疑問の渦に捕えられていると、

 

「アッ♡ねぇ、もう刺激ッ♡馴れたから触ッ♡触り始めた速度で擦ってヨッ♡」

 

(コイツめ)

 

コチラはまだ大きくなるかもしれない凶悪なソレにハラハラしているのに、それを持ってる張本人が、先程まで触るだけで悶えていた奴が偉そうに擦る速度の上昇を指示してきた事に少しイラッとした俺は少し意地悪をすることにした。

 

そろそろ違う攻め方をしようと思っていたんだ、少し痛いかもだが我慢してくれ。

 

そう言って皮をゆっくりと剥き隠れていた亀頭を全て出す。皮を剥く時に少し辛そうな声を出していたので、これは竿を持つものの宿命なんだ、頑張れと心の中で応援した。

 

「そ、それでここから何おぉぉ!?!???♡♡♡」

 

奇声を上げながら腰を反る叢雲。それもその筈さっきまで皮で守られていた亀頭を手の平で擦る。本来ならローション的なもの使うべきなのだが、先程の手淫で我慢汁まみれのこの竿にはいらないだろう。

 

そして、それを生えたとはいえ1回も他人から触られた事のない娘にしたとしよう。自慰では感じられない程の快楽...結論は即イキである。

 

「ま、待っでえェェ!!♡♡こ、これヤバヒィ♡♡だ、駄目ェ♡もうで、出るゥ♡♡♡」

 

おっと

 

亀頭から急いで手を離し、限界ギリギリで今にも出てしまいそうな竿を握る様に持ち、射精をさせないようにする。

 

「ふぇ、何れぇ」

 

叢雲さんや、大変可愛らしいけどキャラ崩壊してます。快楽で歪みきった顔で首を傾げる叢雲にニヤッとした笑みを見せる。

 

1発目は最高の形で出してぇだろ?それに俺まだこのSEX禁止してた時期で覚えた技見せてないし

 

叢雲に俺の処女を捧げようと決めた時、その時から俺は最高の形(...まぁ、再度愛は確かめあえたんで)と気持ちよさで童貞を卒業させて上げたくて、自分で開発や性技を習得に走った。幸いにも最近のネットはとても便利なもんで少し調べれば、そういったサイトがあれよあれよ出てくるのだ。

 

口を開き、舌を伝わせて竿に唾液を全体的にかけていく。そして全体的にかけ終えたら、自分の手にも垂らしてその手で竿に馴染ませていく。これだけでも結構な気持ち良さなんだろう叢雲は身体を捻りながら甘い声を出している。

 

んじゃあ、舐めるけどこっちはバイブ相手に練習してただけだから下手くそでも笑うなよ。

 

亀頭にチュ、チュと数回キスを落し、小さく咥えて舌で撫でる。ある程度撫でたら少し深く咥えて、また撫でる。それを繰り返しながらやっていると叢雲は力なく声を漏らす。喜んでもらえて結構だ。

 

しかし、叢雲の竿は咥えて、まだ半分少し手前の長さで口の中が限界になる。

 

(まだ半分も咥えれて無いっての...アレまだやりたくなかったんだけどな。やむ無しか)

 

1回全て口から出し、自分の喉のあたりを少し撫で口を開けば、まだ完璧にではないようだが少しは出来てるようだ。

 

俺はその口を開いたまま竿を口の中に入れていく。さっき限界だった所を無視して入れていく。自然とえずいて涙目になるが、構わず喉奥まで入れる。すると、

 

「ちょ、ウンッ♡な、何よこレッ♡喉奥ッ♡き、気持ちいいッ♡凄ッ♡めっちゃし、締まってるうゥ♡♡だ、ダメ出るッ♡出るッ♡出ちゃうッ♡♡」

 

その言葉を待ってましたと俺は喉奥からスっと竿を抜き、先程までの口淫と竿を思いっきり擦る。

 

「イクッ♡イクツッ♡イグゥゥゥゥ♡♡♡」

 

俺の口の中で果てた竿は口の中で精液を撒き散らしながら暴れる。流石半年分貯めたと言ってただけはある。どんどん口の中が生臭さで満たされていく。ギリギリ口の中に入る量出された俺は自分の両手をお椀にして出された精液を吐き出した。そして、俺はもう1度竿を咥えて、叢雲に声をかける。

 

ふぉふぃふふぶはぁいかふぁな(少し擽ったいからな)

 

そう言って俺はまだ竿についている精液を舐め取る。俗にいうおそうじフェラというやつだ。出したばかりで敏感な竿をチロチロと舐められるのは擽ったいのだろう叢雲は舐める度に甘い声を出しており、尿道に溜まっているものを吸い出した時には竿が生えているとはいえ女の子らしからぬ声をあげていた。それから先程出したものにそれを追加する。

 

叢雲は快楽に浸っているも枕元にあったティッシュを取ろうと手を伸ばす。が、その行動を俺は静止させ、叢雲の目の前で出された精液とおそうじで舐めとって足した精液を、 全てもう1度口に含み飲み込んだ。そして叢雲に口の中が見える様に口を開けて見せる。

 

うへぇ、喉に粘っこくくっつくし、量多すぎ...まぁ、でもごちそーさん、なんとも言えない不思議な味だったよ。

 

プツーン

 

何かが切れる音が聴こえたような気がしたと同時に叢雲に押し倒され、上を逆にされる。そして、その叢雲の顔は獲物を嬲り、喰らおうとせん獣そのものだった。




あ、一応今回は提督自身の攻めが入ってますが、提督はこれから基本的には受けになります(重要)。

提督のスペ等は後日の後書きでご紹介。まぁ、軽く性格だけはご紹介。天然、誘い受け(無自覚)、微マゾ



あっ…(察し)
次回、叢雲の反撃。雌に落とされる提督?!


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