ダンジョンに最強の先輩がいるのは間違っているだろうか? (厨二病なりかけ)
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原作前
プロローグ


とても文字数が少ないです。はい。


彼は異常な人間だ。

 

生まれた時から常人とは違う感性をしていた。それは例えるならば「厨二病」という言葉がしっくりくるだろう。その感性はこの世界では極めて異質だった。彼の容姿は十人中十人がみれば美少年と答える程の持ち主である。彼が生まれた家はいわゆる貴族だった。

彼は自分の感性が他人とは全くもって異質だと感じ、自身の行動全てに気をくばり正に完璧な美少年と他人が褒め称える程になるまでに自分を律した。

その上彼の頭は良かった。それゆえに嫉妬され実の兄弟にさえそのような感情を向けられた。

それゆえに彼は常に睡眠に逃げ込んでいた。夢では自分を一切偽る必要もなく、他人から感情をむけられない唯一の時間だった。彼がまだ小さい頃、毎日のように夢を見た。そしてそれら全ては未知なものだらけだった。年を重ねるにつれ夢を見る回数は少なくなっていった。

 

だが彼が9歳の誕生日を迎えた日、悲劇が起きた。父が王国に献上するはずだった魔石が全て消えていたのである。

 

彼の家はいわゆる狩人で、レベル3相応の実力を持つものも数人いるオラリオ外では珍しい家であった。彼らはよくモンスターが湧く場所を狩場とし、モンスターたちを狩りまくり、それによって魔石を大量に手に入れたりして生計をたてていた。ただしその者達も次々と引退し今では戦闘できるのはたった2人しかいなくなった。

父は今まですっと先代たちの蜜ばかりすって生きてきたので貧乏な生活など考えられず、この状況でも貴族でいつづけようとした。魔石は幸い残っていたので父の代だけでも十分貴族でいつづけることはできただろう。

 

しかしその魔石が全て消えた今、父は怒り狂い目につくもの全て壊し尽くした。彼の9歳の誕生日は地獄となった。彼の家族は怒り狂っている父から逃げるようにして、どこか遠い田舎へと目指した。ただし彼の家族はゴブリンとさえ戦えないほど弱く、唯一戦えるのは主人公天神九鬼斗ただひとりだった。彼は何年もの間モンスターから家族を守っていた。兄弟からは一切感謝もされてはいなかったが。ある日、九鬼斗が食料を手に入れるために森に出かけた間、彼の家族はモンスターに襲われていた。彼らはあるだけマシな程度の護身術でモンスターから逃げおおせた。九鬼斗が帰ってきた頃にはもぬけのからだった。彼の家族と離れることとなった。ただし彼はこの状況に感謝を抱いていた。やっと退屈な家から抜け出せたと。彼はこの時、昔から行きたかった迷宮都市オラリオへと進んだ。

この物語は不幸?な主人公が描く最高のストーリーである。

 

 

 

 




だいぶ抜けている部分はありますが、国語力が低い作者に免じて許してください(Iー_ーI)
アンケートの答えって書けないんでしょうか?
もしも可能なのであればそれができる方法を教えて下さい。
せっかくアンケートに答えてくれてたのに消されていたので聞きます。
どうか是非教えてください


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彼の修行の仕方は間違っているだろうか?

今回も文字数少なめです


彼の名は天神九鬼斗。天神家は代々天神流とよばれる武術、剣術、体術などと幅広く扱っていた。彼は一目見ただけで模倣できるような天才であるためそれらを当たり前のように使いこなしていた。ただし彼の体は完全には出来上がっていないためうまくその力を引き出せないでいた。そのため彼はオラリオへといく途中数々の修行を積んだ。

その内容は毎日スクワット1000回、上体起こし1000回、そして毎日100kmもの距離を休憩なしで走ることだった。彼は毎日欠かさずこの修行を繰り返しやりつづけた。

彼が追い求めるは、昔夢でみたどんなモンスターも一撃でやっつける最強のヒーロである。彼は元々強かったためか、最初の一週間は地獄のように感じていたがそれを過ぎると習慣のようになり、この修行を毎日欠かさず続けて一年経つと彼はその修行をわずか30分でこなせるようになった。

 

彼はこの修行をしている時、夢ででてきたヒーローのようにはげないようにも気をつけていた。ただし、その予想は外れ、彼の髪色は白と黒が入り混じったような髪色となった。(イメージ的には東京グー#の佐々木コーヒー君の髪です)彼はこの修行の他にもオラリオへ行くまでの道のりの途中で村を襲っていたモンスター等を討伐する等して生計を立てていた。

 

天神流は極めればレベル差2までならひっくりかえせると言われるほど強く、モンスター相手にもその実力は遺憾無く発揮しているが対人戦となると更にその驚異さが際立つ。もしもレベル4相応の実力があるものでも武道の心得に近いものを一切持っていなければ恩恵を受けていないものでも天神流を極めているとかてるとまで言われている程有名である。そのため彼の家には強き戦士がいたのである。

 

彼は不幸にも家族と別れたところはオラリオまで約40000kmもの距離があった。彼はこの修行を1年と1ヶ月やってようやくオラリオへとたどり着いた。彼のこのときの容姿は正に美青年で、修行の成果なのか彼の筋肉はいい感じにひきしまっており、服の上からは見えないが彼の体はいい感じに出来上がっていた。髪の色は黒と白がいい感じに混じっており、見た目ももはや神の域にまで達しているのではないかと思うほどの美青年となっていた。彼はあの修行の成果で足の速さは音速を超え、ひとたび本気で殴れば風圧だけで山を破壊しそうな程にまでなっていた。天神九鬼斗はこの一年間とちょっとでその天神流を極めたといっても過言ではないほどに鍛え上げていた。彼は長い年月をかけてようやく迷宮都市オラリオへとたどり着いた。果たしてあのサイ#マの修行の十倍ものハードトレーニングを積んだ彼は一体オラリオでなに為すだろうか?

 

 

 




すいません今回のも字数少なめです。次の話では文字数が増えると思うので次の話に期待してください。


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彼がロキファミリアに入るのは間違っているだろうか?

今回は前回言っていた通り字数多めです。


彼—天神九鬼斗はひどく疲れていた。

九鬼斗「はあ…」

彼が街を歩けばとても目立ち、色々な女性からアプローチをかけられた。

彼はそれらをなんとか回避し、やっとの思いで摩天楼(ギルド)へとたどり着いた。彼は今でも十分ダンジョンに潜れる力はあると踏んでいるが、やはりそれでもどこかのファミリアへと入りたいのでファミリアを紹介してもらうためにここに来ていた。

 

九鬼斗「ここがギルドかー」

彼は周りを見渡し、そして感嘆した。

九鬼斗「なんてかっこいいんだ!」

 

ギルドで働いている一職員であるエイナはその様子をみて微笑ましく思った。そして彼女はその様子から始めてきたのだろうと思い声をかけた

 

エイナ「あのー、ちょっといいかな?」

九鬼斗「はいなんでしょうか?」

エイナ「君はもしかして、冒険者になりにきたの?」

九鬼斗「はい、そうですが」

エイナ「どこかファミリアには入っている?」

九鬼斗「いえ、まだ入っていませんが」

エイナ「だったら、何個かファミリアを紹介してあげる。私はギルドで働いているからかなりファミリアの情報は持っているけど、どうする?」

九鬼斗「是非、お願いします」

エイナ「じゃあ、ついてきて」

 

彼がエイナにつれていかれたのは彼女の個室だった。

 

エイナ「じゃあ、一つ聞きたいことがあるけど、いいかな?」

九鬼斗「はい、どうぞ」

エイナ「じゃあ、きみはどんなファミリアに入りたいの?」

九鬼斗「やっぱり、探索系がいいですね。」

エイナ「わかったわ、だったら一回リストアップするから少し待っていて」

 

彼女はそういうと資料がいっぱいはいっている棚からあるファイルを取り出してこっちに来た

 

エイナ「とりあえず、この中に書いてあるファミリアのところにいってダメだったら戻っておいで」

九鬼斗「つまり、誰でも入団できるわけではないのですね」

エイナ「そういうことになるわね」

九鬼斗「もしもどこか入れたら報告しにきます」

 

彼はそういうとファイルにはいっている情報からまず大手ファミリアのロキファミリアへと足を運んだ。そこには大きな館があり、門の前には二人の門番が立っていた。

九鬼斗「入団希望者なのですが、はいってもよろしいですか?」

門番A「ダメだ、明後日になったら入団試験があるからその時にこい」

九鬼斗「おかしいですねー、ギルドの資料によるといついかなる時も入団希望者がいれば通すと書かれているのですが。なぜ門前払いされねばいけないのですか?」

門番A「貴様には関係ない、明後日にくればいいのだからいいだろう」

門番B「まあ、通してやればいいじゃないか」

門番A「ここは天下のロキファミリアなのだぞ、入団希望日すら知らない田舎者が入れるところじゃない!」

門番B「まあまあ、それを決めるのはロキ様だろ?通してやればいいんだよ」

九鬼斗「では、お言葉に甘えて失礼します」

 

彼は門をくぐり抜け館の扉を開けようとしたとき

 

ロキ「ぎゃー、もうリヴェリアママの説教は嫌や――」

リヴェリア「今回という今回はもう許さんぞ」

ロキ「やからもう堪忍してー…ん.誰や自分?」

九鬼斗「入団希望者です」

リヴェリア「そうか、ならばちょうどいい。今は団長もいるのでな、こっちに来たまえ。」

ロキ「うちもいくでー」

リヴェリア「まあ、一応これでも主神だからな。よいかロキが居ても」

九鬼「問題ありませんよ」

 

そして彼はとても大きな部屋で少しの間待つこととなった。

少しのあいだたった頃、四人が部屋に入って来た。二人はさっき見たが、もう二人はまるで対照的な体格を有していた。一人はいわゆる小人族で、もう一人はドワーフなのだろう。

 

小人「僕はロキファミリア団長フィンだ。よろしく」

ドワーフ「わしの名前はガレスという」

リヴェリア「私の名前はリヴェリアーリヨスーアールヴという。ここロキファミリアの副団長をしている。

ロキ「最後に、うちはロキ。ここの主神をやっとる」

九鬼斗「僕の名前は天神九鬼斗といいます」

フィン「ではさっそくで悪いんだけど入団試験を行う。今から30分後に中庭で僕と模擬戦を行ってもらう。それとそれまでにロキファミリアにある武器庫から好きな武器をとってきてもいいよ」

九鬼斗「分かりました」

 

——30分後

 

フィン「準備はできたかい?」

九鬼斗「ええ」

フィン「それとすまない。僕と模擬戦すると聞いて他の者達がきてしまった」

九鬼斗「いえ、全く問題はありませんよ。観客がいたほうが面白くなりそうじゃないですか」

フィン「それと君は武器がいらないのかい?」

 

彼は手に一切何も持っていなかった

 

九鬼斗「大丈夫ですよ。自分には拳があるので」

フィン「そうかい、じゃあ模擬戦のルールを言うよ。一つ:僕に一撃でもきめたら君の入団を認めよう。一つ:君の敗北条件は君の心が折れるまでだ。もしも負けて重症を負っていたらポーションを使うから遠慮せずにかかってくるといい」

リヴェリア「では私が合図をしたら始めだ。————始め!!」

 

合図がなった瞬間九鬼斗は動き出していた。かれのその動きは恩恵無しでは到底出せないような速度を有していた。彼はその速度のままに流れるように拳撃を繰り出していた。端から見ればフィンは完全に押されていた。

 

フィン「なめないでもらおうか!」

そういうとフィンは槍で彼の拳撃を受け流し体制を整えた

 

九鬼斗「へー、今のは流石に躱せるか」

フィン「君本当に恩恵無しなのかい?」

九鬼斗「ええ、そうですけど」

フィン「まあいい、今からはちょっと力を出させてもらうよ」

彼はそういうととてつもない速さで九鬼斗に近づき槍の持ち手の部分を使い彼を吹き飛ばした。

 

観客A「おいおい、あいつ大丈夫かよ」

観客B「あーあ、もう終わりかー」

 

観客がそう口ぐさんでいると彼の笑い声が聞こえた。

 

九鬼斗「へー、こんなもんか。じゃあ僕もちょっと力出しますね」

彼はそういうと拳を構え、いつも怪物を一撃で倒すヒーロを思い浮かべてこう言った

九鬼斗「普通のパンチ」

そういって彼が腕を振り切るとその風圧だけでフィンは吹き飛んだ。

 

九鬼斗「これでいいですか?」

リヴェリア「….ん、ああいいぞ。結果天神九鬼斗はロキファミリアへと入団する!」

観客達「お…おおーーーーー」

「あいつすげー」「何もんだあいつ」「天神なんて名前聞いた事ねえぞ。極東のやつかな」

「かっこいい…」

等と色々聞こえてくるが彼はロキファミリアへ入る事ができるということにとても喜んでいた。

ロキ「んじゃ、ウチがファルナ刻んたるからついてきー」

 

彼がその場から離れた後、ある四人の小さな子達は彼を自分達のグループに入れてダンジョンに潜りたいと思った。

 

——ロキの部屋

 

ロキ「ちょっと散らかっとるけど気にせんといてなー」

九鬼斗「えっと、ファルナってどうやって刻むんですか?」

ロキ「背中にウチの神の血(イコル)を使って刻むねん」

九鬼斗「分かりました、では服を脱ぎますね」

彼が服を脱いだ後ロキは彼の筋肉の凄さにおどろいていた。

 

ロキ「(なんやねんこの完成された肉体は!)んじゃ刻むからこっちきー」

九鬼斗「はい」

彼はベッドの上で背中を見せる形で寝転がった。

 

ロキ「(うわ、背筋もスッゴ!)刻むでー」

ステイタスを見たときロキは仰天した「なんやねんこのスキルの多さは!しかも魔法まででとる。」

 

 

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv1

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

『スキル』

 

『阿修羅』#

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

 

『勇者』

何かを救うごとに全ステイタス少補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどより互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展アビリティを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

 

『』

『』

 

 

ロキ「自分一体何もんなん?」

彼は一拍おいてこう答えた。

 

九鬼斗「唯の人間ですよ」

 




かいていて楽しくなっちゃって文字数がすごいことになっているオ(—__—)
もはや人間じゃない主人公。これからもっとチートになっていきます。
ただし、そのうち弱体化させる予定です。まあまだ確定はしていませんが。
未だ国語力が低く読みにくいかもしれませんが今後もよろしくおねがいします。
#はこのスキルは隠されているという意味です


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彼がダンジョンにソロでもぐるのは間違っているだろうか?

今回も長めです。


彼、天神九鬼斗はエイナさんにロキファミリアへ入れたと報告するためにギルドへと向かっていた。

その同時刻、女神フレイヤはバベルの塔最上階から人を見下ろしていた。彼女は人の魂の色を見ることができる。そして彼女はとても興味深い魂を見つけた。そのとき九鬼斗は誰かから見られていると感じ、上を見上げそして笑った。フレイヤはそれを見てさらに興味がわいた。

 

フレイヤ「ねえ、オッタル、彼いいわ。今はまだ未熟だけれども。彼の成長を促すための前準備をしときなさい」

オッタル「仰せのままに」

 

そして彼は動き出す。

 

九鬼斗「さっきの視線なんだったんだろう。まあいいか」

 

そして彼はギルドまで行きエイナさんと出会った。

 

九鬼斗「エイナさーん」

エイナ「あら九鬼斗くん、どうしたの?」

九鬼斗「ファミリアに入ることができました〜」

エイナ「ふふ、おめでとう。それとどのファミリアに入ったの?」

九鬼斗「ロキファミリアです!」

エイナ「ん?もう一回言ってもらってもいいかな?」

九鬼斗「ロキファミリアに入ることになりました」

エイナ「え〜〜〜〜!そ、それはおめでとう。入るのとても難しいって有名だから驚いちゃった。ごめんね」

九鬼斗「大丈夫ですよ。後それと冒険者になるための手続きをお願いできますか?」

エイナ「うん、分かった。じゃあこっちに来てね」

 

そして彼は冒険者手続きが終了し、ロキファミリアへと戻った。そして真っ先にロキの部屋へと向かった。

 

九鬼斗「ロキ様—。ステイタスの更新おねがいできますかー?」

ロキ「ええでー、なんかあったん?」

九鬼斗「ええ、まあ少し」

ロキ「じゃあ、更新しよか。ええっと、なんでこんなステイタスになっとんねーん!」

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv1

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :H 197

俊敏 :G 201

魔力 :SS 1001

 

『スキル』

 

『阿修羅』#

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

 

『勇者』

何かを救うごとに全ステイタス少補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

 

『』

『』

 

ロキ「自分こうなること分かっとったん?」

九鬼斗「いいえ、まさかここまでステイタスが上がるとは思いませんでした。老若男女で魔力はのびるだろうとは思いましたがここまでとは。それとなにも盗んでないのに怪盗の効果が発現しているのはなぜでしょうか?」

ロキ「人の心を盗んだとかちゃうか?」

九鬼斗「あ、なるほど」

ロキ「まあ、それでも伸びすぎやとは思うけどなあ」

九鬼斗「あと、冒険者の登録も完了したので明日からダンギョンに潜ってもいいですか?」

ロキ「二階層までやったらええでー」

九鬼斗「ありがとうございます。後僕はどこで寝ればいいですか?」

ロキ「そやなー、あ、ここの部屋の向かい側に空き部屋あるからそれ使い」

九鬼斗「了解しました。お休みなさい」

ロキ「おう、お休みー」

 

——次の日

 

彼は自分のステイタスを副団長であるリヴェリアに伝えた上でダンジョンにいく許可を得た。しかし、行くまでにダンジョンの知識をみっちり叩き込まれて少し時間を浪費したがそれでもダンジョンに来ることができた。いくまでの途中で同じファミリアである同い年ぐらいの一人の少年と三人の少女に一緒にいかないかと誘われたが彼らのレベルは2なのでそれを理由にやんわりと断りをいれた。九鬼斗はまだ彼らの名前すら知らない….

 

——ダンジョン1階層

 

九鬼斗は1階層でゴブリンやコボルト等を大量虐殺していた。彼は一時間ほど1階層にいたが物足りずすぐに2階層へと向かった。2階層でもあまり変わらずに虐殺していた。彼のスキル『一撃男』で全ての敵は文字通り一撃で死に至っていた。彼は魔石も集めていたが、持ってきていたポーチがいっぱいになると、言いつけを破って3階層へと足を踏み入れた。ただしそれでも全く彼の相手にはならなかったので更に下へ下へと進んでいった。そして彼は今7階層に足を踏み入れていた。彼はキラーアントがどのようなモンスターか知らなかったので魔石だけとって死体は放置していた。そのせいで死体が放つフェロモンで7階層の天井を覆い尽くすぐらいのキラーアントが彼目掛けてやってきた。更にパープルモスという毒を振りまくモンスターも現れた。そのとき彼は人生で初めて恐怖を抱いた。彼はその恐怖を打ち殺し敵に向かって攻撃を続けた。

いくら強くても数の暴力で押し切られ魔法を使っても一体だけでは意味をなさなかった。

 

九鬼斗「はあはあ、(俺こんなとこで死ぬのかなー?嫌だなー)」

 

死ぬべきではない人間ならばここで誰かが助けに来るのだろうが現実は残酷だ、彼はかなりの致命傷を負いそれでもなお増え続けるモンスターに彼はほぼ諦めていた。彼は唯一スキル『阿修羅』の存在は知らなかった。なぜならロキがこのスキルは危ないと思い隠していたからである。そんな彼に死への恐怖がないわけでもなく、彼はその命尽きるまでずっと戦い続けた。彼はその状況下により死に直面しているため『阿修羅』が発動し、

腕は9本となっていたが彼はそれに一切気がつかず無意識でそれらを使っていた。何故か手には武器があったが、この状況では一切そのようなことに気をくばれる余裕などなかった。9本のうでがあるからか流石にモンスターの数もだいぶ減り、遂には全て討伐した。ただし彼はもはや生きているのも不思議なぐらいの状態になっていた。そして彼は死んだ….

——『阿修羅』発動

彼は万全な状態で生き返った。彼はとても困惑した、そして彼は自分が持つ天才的な頭脳を使い、

これはスキルによるものだと推察した。

彼はリヴェリアに怒られるだろうなーと思いながら家(ファミリア)へと帰った。

 




疲れたー。やっと文字数もいい感じになってきたと思います。
次回、彼のステイタスがやばいことになってます。お見逃しなく(—_—ノ)


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彼のステイタスが高すぎるのは間違っているだろうか?

今回は前回よりもは字数少なめです。


彼—天神九鬼斗は万全な状態で帰還していたため、その様子を見てエイナさんは彼のことを心配することはなかったのだが、この後に起こる出来事を考えると運の尽きだったのかもしれない。

 

——ロキファミリア

彼は館へ戻ると、一番にロキの部屋へと向かった。そして………….

 

九鬼斗「ロキーー!なんでスキルなんて隠したんだー!」

ロキ「ん、自分なんで気づいたん?あのスキル、安全にダンジョン行っとったら絶対気い付かんスキルやねんけど。ほんま自分なんで気づいたんや」

九鬼斗「それは俺が二階層よr『り下にいったからやろ』

自分に悪態をつけながら「そうだ」と答えた。

そして彼は自分に起きたこと全て偽りなく伝えた。それとロキは彼にもう一つ隠しているスキルがある、それは『大嘘付き』である。ロキは眷属(子供)の支えになりたいと思っているのにこのスキルがあると隠し通されてしまうからである。子供は神に嘘が付けないというのを覆してしまうのは辛いものがあった。それゆえに彼女は九鬼斗に見せるとき『阿修羅』と『大嘘付き』は隠していた。

しかし今回の件でもう『阿修羅』については隠し通せないので正直に『阿修羅』は写そうと考えた。

 

九鬼斗「今回の件については本当にすいませんでした。本来だったらこんなずうずうしい事は言えませんが、ステイタス更新してください。今回は隠したスキルについても」

 

ロキは正直に移した。ただし『大嘘付き』は隠したが、この事実に彼女は負い目を感じたが、

彼に嘘をつかれないためにはこうするしかないのだと言い聞かせた。

 

ロキ「ふっ、もう驚きわしな…なんでこうなっとんねーん!」

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv1

力  :SSS 2324

耐久 :SS  1098

器用 :SSS 3584

俊敏 :SSS 3158

魔力 :SSS 1904

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り:8

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

 

『勇者』

何かを救うごとに全ステイタス少補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

 

『』

『』

 

 

トータル一万オーバーという破格のステイタスを得た彼はとても驚いていた。流石にここまで上がるとは思わなかったのである。そしてスキル『阿修羅』をみて彼は驚きもし、本当に一回死んだのだという事実にも驚いていた。そして彼は耐久が少ないと思い、彼はチームを組もうと決心した。

彼のスキル『守護者』は仲間がいないと自分には効果がないので組もうと考えた。

そしてこの後リヴェリアに怒られた後にどうするのだと聞かれるだろうと踏んでいたのでその時の答えのためにも組む必要性があると考えた。『勇者』との相乗効果もあるだろうとも踏んで。

そして彼は今朝誘ってくれた同じファミリアの子達と組もうと思っていた。

 

九鬼斗『あ、名前まだ聞いてない』

 




あ、「一方通行」のネタ一切使ってない.....
という事で次回は「一方通行」使いまくります


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彼がダンジョンにチームで潜るのは間違っているだろうか?

今回はかなり長いです


彼—天神九鬼斗は悩んでいた。彼の魔法『ステイド』はとてもではないが一対多の場合はそこまで使える魔法ではない。実際そのせいで一回死んでしまったのだから。ただし彼は考えたこれはもっと使えるのではないかと。例えば対象は一つだけだが心臓を対象とした場合どうなるのかと。心臓が急に止まると人間は即死する。この用途でモンスターもといきたかったがモンスターの場合心臓は魔石であり、さらにそれは止まったところでどうにもなるわけではなさそうだ。それに今まで試してないが本当に心臓もとまるかはわからない。そう考えるとやはりこれは一対一ぐらいにしか使えないと思った、ただしこの考えはすぐに変わる事となる。

 

彼は中庭へと向かったチームに前誘ってくれていた彼らに会いに。九鬼斗は彼らが中庭に十中八苦いるだろうと思った。なぜなら前彼らにあったのは中庭だったからだ、それと彼らのその時の言動からよく中庭にいるのだと考えたからだ。そして彼の考え通り彼らはそこにいた。彼は彼らのチームに入れてくれと頼んだ。レベル1で足を引っ張ってしまうかもしれないがそれでも頼むと。

彼らは快く迎えてくれた。更にリーダーになってほしいとまで言ったのだ。九鬼斗は理由を聞いた。

彼らは一時リヴェリアからダンジョンのことについて習っていたのだが、とても厳しく途中で諦めてしまったらしい。彼らはせっかくレベル2になったにもかかわらずソロでは12階層よりも下へは行けないとの事。チームを組めば良いといわれチームを作ったのだが誰もリーダーシップを取れないのでチームワークはないに等しく結局12階層にすらたどり着かなかったという。

そんな時、彼らはリヴェリアに相談しにいった。そしてこう答えた

 

リヴェリア「最近入った九鬼斗という子をリーダーにするといい。彼は実力も申し分ないほどあるしリーダーシップも取れるだろうからな。」

 

リヴェリア、フィン、ガレスたちはロキから九鬼斗のステイタスについて一切包み隠さず伝えており実力もレベル1でありながらもうレベル2魔力特化の冒険者くらいのステイタスを有しているとの事。

更にあの有名な天神流も極めておりレベル3にも勝てるのではないかというぐらいだとか。フィンも加減していたとはいえ、恩恵がない時ですらあれぐらいの実力があったのだから問題ないだろうと踏んでいたが、ついこないだ一回死んだと聞き驚いた。『阿修羅』があったからいいもののあれほどの実力がありながらなぜ死んだのかと疑問を抱いたほどだったのだが状況も状況であったためそうなのだろうと考えている。まあこれは彼女がリーダーにするといいと言った後の事だが。結論からいうとリヴェリアは彼の実力はとても高く買っている。

こういる発言があったためと彼らは説明した。

 

まあ、九鬼斗的にもリーダーをやってみたいという気持ちもあったのでその提案を呑んだ。

 

そして彼らはダンジョンへと潜った。メンバーは 九鬼斗、ベート、ティオネ、ティオナ、アイズというメンバーである。

 

そのグループはレベル2が四人とレベル3相応の実力をもっているレベル1というメンバーのためものすごい早さで12階層までたどり着いた。九鬼斗のリーダーシップの高さからか全員がいつもより動けていたのである。

 

——12階層

 

九鬼斗「ベート、ティオナは前方にいるシルバーバッグ3体をティオナが囮となってベートはその間に首をかっ切れ、ティオネは投げナイフで援護をしつつ、ハード・アーマードを倒せ。アイズはオーク2体を足止めもしくは討伐しろ!俺はバットパットを倒す」

彼はこのような指示を的確に取れ彼らは順調に進んでいた。だが、運命のきまぐれとはこのような事をいうのであろう。なんとインファントドラゴンが3体現れたのである。インファントドラゴンといえば希少モンスターであり、階層主がいない12階層では実質インファントドラゴンが階層主である。それが3体も現れたというのは不幸としか言い表せないだろう。他の四人は驚いている中九鬼斗の行動は早かった。まず一体を『ステイド』で止めつつそれを力のベクトルを操りそれをもう一体にぶつけ同士討ちさせた。

 

九鬼斗「なにぼっさりしてる、もう一体のほうを四人で協力して素早く仕留めろ!残りの2体は同士討ちが終わらないように俺が対処する」

彼らは今回でチームワークとは何かを理解したため前回の時のようなことはなく、まるでいままでずっと一緒に戦ってきたかのようなチームワークを見せ、わずか1分程度で決着がついた。

その間に九鬼斗はスキル『一方通行』を使い、こちらも同じく1分程度で終わった。その様子をみた彼ら四人は彼が自分達より強いと確信し、彼を追い越すと心に誓った。

九鬼斗は同士討ちがたまたま上手くいっただけだよと言ったが彼は実際ほとんど『一方通行』を使い終わらしていた。

彼は今回ダンジョンを潜る前に彼はベクトルについて調べていた。ようはベクトルを操るために本来は演算する必要があり、その上で一糸間違えずにそのとおりに操らなければいけないものだがこのスキルはその手順をすっ飛ばし操ることができるというものであった。このスキルを完全発動している限り日光ですら反射してしまう。彼はインファントドラゴンの力のベクトルを無茶苦茶にすることで死にいたらしめた。もうひとつは一回今回もってきた唯のナイフで少し傷を作った後、そこからでた血にふれそのベクトルを変えることで血が急に逆流したためこちらも死に至った。彼はこのスキルは発動するタイミングを見極める必要があると考えた。何故ならこれは文字通り全てを反射してしまうため苦労しそうだからである。効果にあった通り格上には通用しないと書いてあるためステイタスが強くなければ格上からの攻撃などは反射できないのだろう。彼はこのスキルを要注意した。

 

——ロキファミリア

 

彼らは戻ると一斉にロキの部屋へと直行し、更新するようにいった。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv1 (ランクアップ可能)

力  :SSS 5145

耐久 :SSS 4989

器用 :SSS 7802

俊敏 :SSS 7120

魔力 :SSS 2345

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り:8

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

 

『勇者』

何かを救うごとに全ステイタス少補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。

 

『指示者』

指示がとても的確に言えるようになる。指示をだされたものの全ステイタス補正

指示する人数が多いほど自分の全ステイタス補正

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

 

『』

『』

 

 

ベート ローガ

 

種族:ウェアウルフ

 

lv2 (ランクアップ可能)

 

力  :A 810

耐久 :C 628

器用 :B 712

俊敏 :S 999

魔力 :I 0

発展スキル:狩人I

『スキル』

『一匹狼』

一人で戦うほど俊敏高補正

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

アイズ ヴァレンシュタイン

 

種族:ヒューマン

 

lv2 (ランクアップ可能)

 

力  :A 888

耐久 :C 697

器用 :B 700

俊敏 :S 901

魔力 :B 782

発展スキル:狩人I

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

『魔法』

 

『テンペスト』

超短文詠唱「テンペスト」

風を纏う。

 

ティオナ ヒリュテ

 

種族:アマゾネス

 

lv2 (ランクアップ可能)

 

力  :S 999

耐久 :B 783

器用 :E 402

俊敏 :C 601

魔力 :I 0

発展スキル:狩人I

 

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

 

 

 

 

 

ティオネ ヒリュテ

 

種族:アマゾネス

 

lv2 (ランクアップ可能)

 

力  :B 717

耐久 :D 521

器用 :S 999

俊敏 :C 680

魔力 :I 0

発展スキル:狩人I

 

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

ロキ『ランクアップきたーーー!!』

 




次回、みんな楽しみ神の会です。ロキが超はしゃぎます。
ベルが来るのは大分後です。
ベルファンの皆様すいません(ー_ー)

それと、誰かアイズ、ティオネとティオナのオリジナルスキルを書いてくれませんか。
できればチートにはならないようにお願いします。

締め切りはクリスマス夜9時までです。感想のほうに書いてください。
お願いします


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彼が目立つのは間違っているだろうか?

今回も長めです。


ロキ「じゃあ、ランクアップすんでー。九鬼斗はランクアップ早過ぎひんかー、ほんまに」

 

まあいいけどと彼女が言いこぼすと、更新したステイタスを見せた。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv2

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

『発展アビリティ』狩人I耐異常I神秘I剣士I

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り17

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

 

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『』

ベート ローガ

 

lv3 

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

発展スキル:狩人I 耐異常

『スキル』

『一匹狼』

一人で戦うほど俊敏高補正

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

 

アイズ ヴァレンシュタイン

 

lv3

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

発展スキル:狩人I 剣士

 

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

『魔法』

 

『テンペスト』

超短文詠唱「テンペスト」

風を纏う。

 

ティオナ ヒリュテ

 

lv3

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

発展スキル:狩人I 打撃I

 

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

 

ティオネ ヒリュテ

 

lv3

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

発展スキル:狩人I 耐異常I

 

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

ロキ「みんなすごい早いランクアップやなー、九鬼斗に至っては三日やし、アイズたんも半年やし、この中で一番時間かかったティオネ、ティオナ、ベートでも9ヶ月なんやでー」

 

九鬼斗は純粋に早くランクアップできて嬉しいと思っていたが他の四人の気持ちは浮かなかった。

九鬼斗はたったの三日でランクアップしたのだからすぐに追いつかれてしまうだろうと思ったからだ。そして彼らは良くも悪くも二つ名の事などきにもしていなかった。九鬼斗はまず存在を、四人は強くなることしか頭になかった。四人はもう九鬼斗のことをリーダーとして認めているがこのままだとチームではいられなくなってしまう程の差がつきそうだから彼らは早く強くなりたいと思っているのだ。

 

その一方、ロキはステイタスの更新が終わった後神の会に行くための準備をしていた。彼女のファミリアはゼウスファミリア、ヘラファミリアを除くと他のもう一つのファミリアと一、二を争うほどのファミリアである。今ゼウスとヘラのファミリアは世界三大クエストへ挑んでいた。

このこともあってか神の会ではその話題で持ちきりとなった。そしてそんな話をしている途中で今回の司会担当の神ヘルメスは大きな声で、

「二つ名を決める時間だー!」

その声を聞いたのちほぼ全ての神が湧き立ち今回はどんな面白おかしい名前にしようと考えていた矢先、今回のランクアップ者は偶然にも五人しかおらず、しかもその五人は全員ロキファミリアだった。更に、

『ランクアップ』所要時間三日——!??彼らは九鬼斗の異常さに目を配っていた。

神「おいロキお前神の力使ったのか?」

ロキ「そんなわけないやろ。それは本当に彼の力だけでなったもんや」

神たちは写真をみて、この恵まれた奴めと思っていたが、ロキファミリアである以上ちゃんとした名前をつけなければならない。

 

世界記録保持者(レコードホルダー)、リア充の鏡、英雄(ヒーロー)、超人、優男、クレバー等色々な案がでたがピンと来るものはなかった。

ただし、ある神の進言により大きく変わる。

神「俺のファミリアのやつが7階層で彼を見かけたらしくて助けに行きたかったがあまりにも数がおおすぎて無理だったんだが彼が見た瞬間に死にかけだとわかる程のきずを負っていたんだがその時に彼の腕が9本に見えたらしい。

 

じゃあ、『阿修羅』でいいだろという声が上がったが、

神「いや、それだとひねりが足らない、それだったらいっその事『阿修羅観音』っていうのはどうだ?」

神たち「決定!」

他の四人はまた色々話合われた結果

 

アイズ:剣姫(けんき)

ベート:狂狼(きょうろう)

ティオナ:純粋(ピュア)

ティオネ:追跡者(チェイサー)

となった。

 

 

 

 

ロキ「はあ、まあ、まだマシの方か..」




最近きづいたのが、ステイタス書くとものすごくいい文字数稼ぎになってるというね。
他の作者さんのような書く力があったらいいんだけどなー


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彼が武器を作るのは間違っているだろうか?

今回はかなり長いです。
今までで一番文字数が多いです。


彼ら五人のグループはランクアップした後、更に深く潜る事をリヴェリアと九鬼斗の担当ギルド職員であるエイナさんから許可をもらったので彼らはお互いの力を引き出しあった素晴らしいチームとなった。前のランクアップから一ヶ月経った頃には五人全員がもうランクアップの条件を満たしており、あと何か偉業になるようなことをすればランクアップするほどに至っていた。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv2

 

力  :SSS 7684

耐久 :SSS 8002

器用 :SSS 7211

俊敏 :SSS 6821

魔力 :SSS 2198

 

『発展スキル』狩人H耐異常H神秘D剣士A

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り17

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える.

対象にできるもの:視認しているもの。

 

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『』

 

彼はちゃんとしたリーダーシップを発揮し、一度ピンチに陥った時は自分のファミリア副団長であるリヴェリアの魔法を発動し、皆をピンチから救った。彼が彼女の魔法を知っているのは、

一度リヴェリア、フィン、ガレス達が一緒に下層についてきたからである。その時一度彼女の魔法

『レア.ラーヴァテイン』をみてスキル『完成』の効果からか聞いただけで覚えその後は自分の持っている模倣魔法で使うようになった。レベル6の彼らの動きを模倣しそれを完成させた彼はレベル2ながらもレベル5相応のポテンシャルを持っている。彼は最近『発展スキル』である『神秘』を使い彼自身と他の四人の仲間に対し、かつて自分の夢に出てきていたもの達の武具を頑張って作成している。

 

最近の中でやっと完成したと言っていたのは『立体機動装置』というものだった。

それは扱うのはとても難しいが、上手く扱えれば単騎でもゴライアスを倒せるものだとか。

他にも彼は失敗作と言っているものはたくさんあるがそれらも普通に使えるものばかりだった。

それゆえに一部のものは彼を『創造者』という名で呼んでいた。

彼は最近ちゃんとした武器を作るために発展スキル『鍛冶』もとろうとしていた。

このようなことがあってかそこまで頻繁にはダンジョンにチームではいけなくなった。

更に彼は自分の作った物の試運転も自分で行うため、ダンジョンに行く時間もかんがえると彼は睡眠を三時間程度しかとらなくなっていった。彼はこの睡魔はもしかしたら耐異常でどうにかなると皆に伝えているが一切その効果は発揮しておらず普通の者なら倒れているぐらいの重労働を彼は毎日行っていた。当然ながらファミリアのみんな、特にリヴェリアからは強く止められていたが

「これは自分の趣味でやっていることだから気にしないでくれ」といいもはや誰も彼を止めなくなった。ただし、それは彼が近いうちに作り終わるからといったからである。彼の仲間達はそれを信じ、そして彼を待った。彼は自分のつくった作品を仲間に使って欲しくて作っていたのを彼のファミリアのメンバー全員が知っていたのも一つの理由だ。

 

仲間の四人は彼がいない間のこれみよがしにダンジョンへ潜り、遂には彼ら全員がランクアップするという事態にまで発展した。この事実は九鬼斗を焦らせ、彼らがランクアップした三日後に彼らと自分専用の武器を作り上げた。

 

ベートには、昔自分が見た、元人間でありながら最強の死神に至った者がつかっていた

『真の斬月』

という名の長刀と短刀による二頭一体型を作り、彼の長所である素早さを損なわないため

フィンから深層で手に入る特殊な金属を貰い、それを『神秘』を使ってとても軽くした。ただし、その切れ味はとてもすごく深層でも十分通用するレベルだった。幸いにもベートは今まで長刀を使ったことがないにもかかわらずとても気に入り、更に上手く使いこなせていた。彼はこの剣を双月と名付けた。

 

アイズには、かつてドラゴンを倒したと言われている

『アスカロン』

をモチーフとし、レイピアのように鋭く、日本刀のようによく切れる細剣をつくった。

彼女は黒龍に恨みみたいなものがあると彼女のママみたいなリヴェリアから聞いた。

だからアスカロンをモチーフとした。それには『龍殺し』の能力を付加した。

龍以外にも申し分ないほどに強い武器だが、龍に対しては威力がその倍になるようにした。

彼女はこれを深く気に入り、『デス.ペレート』と名付けた。

 

ティオナには、とりあえず彼女の力に振り回されないようにと威力を高めるという二重の意味で重くした。この剣は『不壊属性』とまではいかないがとても壊れにくい仕様になっている。

この武器に関しては九鬼斗のオリジナルである。武器の大きさはかなりでかく大剣と呼ぶに相応しい武器となった。彼女はこれを『大震撼』と名付けた。

 

ティオネには、大量のククリナイフ、双剣と大剣を作った。ククリナイフは下層で通用するレベルらしく更にその数三百も作った。双剣と大剣に関しては『ゴブニュファミリア』に立体機動装置のデザインをあげるかわりに主神直々に作らせた。ゾルアスという名の双剣とハルバードという名の大剣だった。それらは深層でも通用するほどの性能をほこっている。

 

そして九鬼と自身には超硬質ブレードがついた立体機動装置と、神秘のスキルを極限まで生かしきり作った進化型武器兼防具を作った。それは魔力を使うことによって色々な形に変化するものであり、かれの頭脳と魔力を持ってすれば1秒以内に複雑な構造の武器や防具が作れる。それは普段小さなチップみたいなものだが魔力を使えば自分が思い描いた通りの構造へと変化する。 大きさの限度は魔力により決まる。そしてもう一つは、これまた魔力を使うものである。

見た目はかっこいい首輪みたいなものだが、その実はこちらの世界でいうところの人工知能みたいなものである。彼はこのアイディアをスライムに転生した者をいつも助けていた天の声みたいな者が自分もほしく作った。その首輪からはイアホンみたいな物があり、それを耳に付けることで効果を発揮する。更にこれはとても的確に指示するため彼も楽ができるようになった。更にロキに頼んでロキの血『神の血』を使って自分のスキルの使用権を渡し、今まで意識して使っていたスキルが全て任せられるようになった。そのイアホンみたいな物は一応両耳にもつけられるようになっているが、基本的に片耳にだけ付け、仲間にも耳を傾けるようにしている。これを彼は量産したかったのだが素材全てが貴重なのと作るのに時間がかかるということで作れなかったが、彼は遠くにいても連絡が取れるようにと、似たような首輪を作り仲間に渡した。それには連絡機能があり、連絡がとれる距離は半径50kmとかなり広い。彼は他にも腕時計と呼ばれる時間をダンジョンでも確認できるように作った。壊れないようにと超合金ハルコンをつかって。邪魔にならないよう軽くもしてあり、防御性能も抜群なため小さな盾みたいな使い方もできるようになっている。

 

これらの装備全てを九鬼斗は半年で作り終えた後実に半年ぶりにステイタス更新をおこなった。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv2

 

力  :SSS 8321

耐久 :SSS 9200

器用 :EX  12198

俊敏 :SSS 7301

魔力 :SSS 3789

 

『発展スキル』狩人H耐異常H神秘SS剣士A

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り17

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える.

対象にできるもの:視認しているもの。

 

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『』

 

 

ロキ『あいつ、何目指しとんやろ?』

 




発展スキル『剣士』がAなのは天神流を極めているからです。

次回、九鬼斗ランクアップ!


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彼が仲間を失ったのは間違っているだろうか?

びっくりするかな?
後、今回も文字数多めです。
これからは更新ペース少し落ちます。


九鬼斗「あ、あ、あ、ああああああああーーー!!!」

彼は叫んだ。

 

 

 

 

——九鬼斗は半年ぶりに四人と一緒にダンジョンに潜ることになった。

 

彼らは半年ものブランクがあるにもかかわらずチームワークは全く衰えておらず、ものすごい早さでダンジョンへと潛って言った。彼ら新たな装備を手に入れいつも以上のパフォーマンスを見せていた。九鬼斗もブランクをものともせず的確な指示を伝えていた。

九鬼斗はレベル2のままだが、他の四人はレベル4になっており2もの差があったが九鬼斗のステイタスは本当に高くレベル差を無視したかのような実力をほこっていた。

前までは輪を乱さないように彼が中心に立ち指示とフォローを入れていたが、今は連絡手段があるため立体機動装置を使いモンスターを殲滅していた。

彼らは一見順調だと思われていた。しかし彼らが三十二階層にいた時に悲劇は起きた。

前方にどこかのファミリアの遠征部隊らしきものが見えた、そして彼らは何かから逃げているようだった。五人はその様子からにげようと思った瞬間彼らのメンバーの一人がいきなり魔法をアイズに向けて放った。その魔法はとても早くそして鋭かった。その魔法はアイズの足を貫いた。

その刹那——九鬼斗は魔法を打ったものをすぐに見つけ攻撃したが、そこの団長とおもわしい人物がそれを止め、ベート達四人はポーションを使いアイズの回復を待っていた。その間九鬼斗はこのファミリアのものと争っている暇はないと感じ、すぐに大量のモンスターへと攻撃を開始した。

 

九鬼斗「お前らは先に帰って救援を呼んできてくれ!これはリーダーの命令だ!俺もすぐに戻る」

 

そう言い残すと彼はモンスターに彼が放てる最強の魔法を詠唱した。

 

「権限せよ——間もなく、焔(ひ)は放たれる。忍び寄る戦火、免(まぬが)れえぬ破滅。開戦の角笛は高らかに鳴り響き、暴虐なる争乱が全てを包み込む。至れ、紅蓮の炎、無慈悲な猛火。汝は業火の化身なり。ことごとくを一掃し、大いなる戦乱に幕引きを。焼きつくせ、スルトの剣――我が名はアールヴ 『レア・ラーヴァテイン』」

彼は高速詠唱ができるのでこの長い詠唱文を五秒で詠み終え、そしてマインドをかなり込めて放ったそれは本物となんら変わりはないほどに完成されていた。

これによりモンスターは全滅した——かのように思われた。焔の中から一閃の光が通りそれは彼の仲間四人の元に向かっていき、爆発した。

彼は仲間は大丈夫だと自分に言い聞かせて爆発の元へと向かった。そこにあったのはさっきのファミリアメンバーの死骸と、自分が彼らに渡した武器と彼らの死体があった。

嘘だと思った。ただし現実は現実だった。彼は短い付き合いの中でも確かに友情を感じていた。

そして彼は彼らの遺留品を全て回収し、ロキファミリアへと戻った。

 

ロキ「自分どうしたん?そんな暗い顔してー。後アイズたん達はどこなん?一緒に行ったんやろ?」

九鬼斗『………..』

ロキは彼がもっているものを見て信じられないような顔をしながら彼に聞いた。

ロキ「死んだとか言うんちゃうやろうなー」

そんな彼女の言葉には無理して言ったものだとわかるようなほど暗い声だった。

 

彼は頷いた。

ロキ「ふざけるんちゃうで!あいつらがそんな簡単にやられる玉か!どうせ隠れてるんやろ?はよ出てきいやー」

 

九鬼斗はただただ下を向いていた。そして呪った。なぜ自分があのような指示を出したのかと。責めつづけた。そして彼はロキにステイタスの更新をするように言った。

 

ロキ「自分ふざけるなよ!!なんでこんな時にまでステイタス、ステイタスやねん!!」

九鬼斗「あるんだろ。もう一つ俺に隠してるスキル。俺の推測だとあいつらを生き返らせることができるはずだ。だから頼む!!この通りだ」

彼女は『大嘘付き』のスキルの内容を思い出した。たしかあれにはなかったことにできる力があったと。ランクアップするごとに効果が強くなるのだから可能性はあるかもしれないと思い更新した。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv2 『ランクアップ可能』

 

力  :EX 13571

耐久 :EX 11321

器用 :EX 13459

俊敏 :EX 10046

魔力 :SSS 6984

 

『発展スキル』狩人D耐異常E神秘SS剣士S

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り17

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

嘘を見抜きやすくなる。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:1

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える.

対象にできるもの:視認しているもの。

 

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『』

 

彼はこのステイタスを見た直後彼らの『死』をなかったことにした。そうすると九鬼斗がもってきていた遺留品の所に彼らがいた。彼らに話しを聞くと、間違いなく本人だとわかったが、記憶はどうだと聞くと、爆発に巻き込まれた所から記憶はないと答えた。

ロキと九鬼斗は涙を流し歓喜した。それとロキがランクアップしたステイタスを見せてくれた。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv3

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

『発展スキル』狩人D耐異常E神秘SS剣士S 万能I 魔道I

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り26

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:1

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。

ランクアップするごとに対象にできる数が増える。

対象にできるもの:感じたもの全て

 

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『』

 

ロキ『相変わらずめちゃくちゃやなー』




主人公チート過ぎてどうしよ。
スキル多すぎてネタ回収ができない。

減らそうかなー。
減らしたほうがいいか、それとも増やしたほうがいいか感想ください。
なんかスキル書いてくれたら採用するかもです。
アイズ達のほうもお願いします。


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彼のランクアップが早すぎるのは間違っているだろうか?

クリスマス友達四人と遊びに行ったんですが、僕だけでした....彼女いないの。この悔しさからコン畜生めーと思いながらこの作品を書きました。行かなきゃよかった.....リア充にはなれなかったよ。
彼らは今頃性なる夜を楽しみ終わった後でしょう。クソッタレー(ヘタレ王子)
もうクリスマス嫌だ(〜_〜)


彼らが一度死んでからフィン、リヴェリア、ガレスからベート達は二週間ダンジョンに潜るのを禁止された。そしてその時間でダンジョンの知識をリヴェリアからみっちり学ぶ事となった。

九鬼とには特に何もなかった。彼が指示した事はわるいことではなかったが、たまたまそれが彼らの死へと繋がったため注意はそこまでされなかった。彼自身が残ったというのは褒められたことでは無いがそれでも彼は死力を尽くしたのだからという理由で大丈夫だった。

九鬼斗はその二週間ダンジョンに籠もった。強くなるため…ただそれだけのために。

彼は最終的に四十階層まで足を運んだ。彼はその時のために全力を遺憾無く発揮するために装備を更に改良していた。神秘がSSになったことにより某アニメの四次元ポケットみたいなものを作り出しその中に色々な装備が入っていた。彼は前作った首輪、腕時計と例のチップを先に装備していた。

彼は全ての武器が扱えるが彼の天神流に一番合っているのは双剣であるため、彼は作った。

最高傑作といえる物を。彼が装備をベート達に渡す前に神ヘファイトスの元に双剣を作ってもらうためへと向かった。彼は色々な失敗作と言われた物を売っていたのだがそれらが意外にも高い値段で売れたためヘファイトス直々のオーダーメイドを頼めるぐらいまで稼いだ。

彼はその剣が成長できるよう頼んだ。そしてその双剣をもらった後、それを自分のステイタスに合うまで成長させた。彼がダンジョンに籠もった時に十八階層に一泊し、自分の持てる力全てを注ぎ込み改良させた。その双剣の名は白い色の方を『白天竜』黒い色の方を『黒地龍』と名付けた。

それらは研ぐ必要が無い。何故なら切れば切るほど 万全な状態の時よりも切れ味が上がるからだ。

それはそれぞれに龍殺属性や光属性、闇属性などなど色々ついている。更にこの双剣を持った状態で『龍解』というと思考力が少し鈍くなる代わりに自分の全ての力が十倍になり、両方とも手から離れても『来い』と願うだけで手に戻る。彼はその双剣を持って四十階層までいった。

 

九鬼斗「そんなに苦戦するような相手はいないな。なあ、イヴ」

イヴ「はい。マスター。ここら辺にはマスターを苦戦させるような相手はいません。あ、前方からポイズン・ウェルミスの群れ来ます。『一撃男』の能力のチャージ実行権を発動します。十秒後に全力で剣を振り切ってください」

 

イヴとは首輪についている人工知能の名前である。

このようにして二週間気をつけながらダンジョンに篭り、そしてロキファミリアへと帰ってきた。

彼はチップを使い、家みたいな物を作りそこに籠もっていた。なんとも便利な道具である。

 

九鬼斗「ただいまー」

彼がそう言った途端、涙顔をしたアイズ、ティオナ、ティオネがやってきた。

 

ア・ナ・ネ「やっと帰ってきた〜。九鬼斗が死んだと思ったー」

と涙を流しながらそう訴えてきた。

九鬼斗「ごめんって」

ロキやフィン達は彼がダンジョンに籠もっていることを知っていたが伝えなかったらしい。

この時初めて九鬼斗は彼らに怒りを覚えた。

ロキ「まあまあ元は自分も無茶したのが悪いんやし堪忍してーなー。後更新もするし」

まあそういうことならと九鬼斗は怒りを収めた。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv3 (ランクアップ可能)

 

力  :EX 12876

耐久 :EX 12111

器用 :EX 19874

俊敏 :EX 15874

魔力 :SSS 4895

 

『発展スキル』狩人A耐異常B神秘SSS剣士SS 万能S 魔道A

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り26

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:1

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

 

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『』

 

ロキ『……..ランクアップおめでとー。それとランクアップしたのがこれや』

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv4

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

『発展スキル』狩人A耐異常B神秘SSS剣士SS 万能S 魔道A達人I

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り35

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』#

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:2

 

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

 

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『』

ロキ「はあ、次の神の会行きたくなくなってきたわー」

ベ・ア・ナ・ネ「もう追いつかれた(だと!?)(((の!?)))」

 




まあまあの文字数じゃないですかねー。26と27は更新できません。すいません。


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彼が誘惑されるのは間違っているだろうか?

ストックしたのを投稿しましたが、もうないのと用事が入って29まで書けないので更新は30からになります。待ってくれると幸いです。
もしも時間を見つけられたら書きます。


——神の会

 

いつも通り神達ははしゃいでいた。更に今回は美の女神であるフレイヤが来ていたため男神達はこうふゴフッはしゃいでいた。はしゃいでいたらはしゃいでいたのである。(どういう意味でかは想像にお任せします)

 

今回もやってきた二つ名を決める時、皆珍しく今回は真剣に考えていた。

なぜなら今回は『猛者』オッタルがレベル6から今まで誰も到達したことのないレベル7へとランクアップしていた。他にもフィン、リヴェリア、ガレス達もランクアップしてレベル6になったからである。更に所要時間たったの二週間でレベル3から4へとランクアップをしたことは誰もが驚いていた。何故なら彼は一回装備を作るために半年ほど休んでいたためその時の所要時間は半年と十分早いが遂に底が見えたと思っていた直後にこれである。普通ランクアップするごとに次は更に多くの経験値(エクセリア)を必要と為るため速度は落ちるはずなのだが、彼は早くなっていた。

フレイヤも含めほぼ全ての神が九鬼斗を欲するようになった。彼が作った魔道具はどれも素晴らしいものだが、ロキファミリアの者はそれよりも遥かに性能が高い装備をオーダーメイドで作られているというので、皆彼を引き入れてやろうと思っている。若干一名はそのような意味で欲しいわけではないが。まあなんにせよ皆彼をこの期に認めた。彼はすごいのだと。そして二つ名はこうなった。

 

オッタル:そのまま

フィン:勇者(ブレイバー)

リヴェリア:九魔姫(ナインヘル)

ガレス:重傑(エルガルム)

九鬼斗:覇王

 

というラインナップとなった。他のモブ共はどっかの神が適当につけて神の会は終わった。

その後、

 

フレイヤ「ねえ、オッタル彼—天神九鬼斗が欲しいわ。彼にこの招待状を渡してくれないかしら。

オッタル「はっ。仰せのままに」

フレイヤ「ふふ、誘惑して手に入れた後はどうしましょうか。ふふ迷うわ」

 

彼女は淫らな笑い声をあげた。

 

九鬼斗「ひっ」

ベート「どうしたんだよ?」

九鬼斗「誰かから変な感情を向けられている気がしただけだよ」

ベート「けっ、くだらねー。そんなもん無視すりゃいいだろうが」

九鬼斗「そうだね。そうするよ」

彼ら二人は今ダンジョンに潜っていた。といっても肩慣らしのために来たのだが。

ただしその肩慣らしとはゴライアスと戦うことである。

 

ゴライアス「ごああああーー!!」

ベート「ああ、うっせえな。手ェだすんじゃねえぞ!いいな!」

九鬼斗「了解」

 

そういって九鬼斗は周りにいる雑魚を新しく作った手榴弾で爆殺していた。

 

九鬼斗「うーん、これだったら深層でも使えるかなー」

 

その手榴弾はたった一個でミノタウロスとアルミラージの群れを全滅させた。

まあそれもそのはずである。彼はそれを深層でも使えるかというテストをしていたのだから。

彼はそれを今回五十個ほど持ってきていた。

ベートも難なく『真の斬月』を使って倒した。

 

ベート「これじゃあ肩慣らしにもなりゃしねえ」

九鬼斗「じゃあさ、ウダイオスを倒しに三十七階層にいかねーか?」

ベート「はあ?何言ってんだ。時間かかるだろうが」

九鬼斗「ふっふっふ、こんなこともあろうかと立体機動装置を持ってきているのさ」

と四次元ポケットから二つ取り出した。

ベート「お前そのポケットの中ぐちゃぐちゃにならねえのか?色んなもん入ってるんだろ?」

九鬼斗「その点においては大丈夫さ。それを取りたいと願えばそれが出てくるようになっているんだ。最近はこれを改造して昔夢でみた『英雄王』っていうやつが使っていたやつのように剣をポケットの中から高速で射出できるようにしたんだ。こないだチップからたくさんの強い剣を模造したからそれを射出しているんだ。更に飛ばしても帰ってこれるようには設定してあるしね。使い勝手が凄くいいよ。こないだヘファイトスファミリアとゴブニュファミリアからもいい剣いっぱい買ったし万々歳さ」

ベート「お、おう。そいつはすごいな。それとそれになんぼかかったんだ?」

九鬼斗「ざっと十三億ヴァリスぐらいかな」

 

ベートはそれを聞き、聞くんじゃなかったと後悔したのであった。

 

——三十七階層

立体機動装置を使い、たったの一時間でウダイオスのところにやってきていた。九鬼斗はダンジョンに籠もっていた時に一回倒しており安全であると考えていた。それと手榴弾もどこまで通用するのかをちゃんとテストするにはちょうどいい相手だった。

かくいうベートは少し恐怖を抱いていた。おそらくフィン達でも苦戦するであろうソレは見下すようにベートをみていた。そんな時…..

九鬼斗「ジャスタウェイ!」

と叫び一個手榴弾をウダイオスの口の中へと入れ、それはウダイオスの体をぼろぼろにした。

九鬼斗「うん。これなら使えるな」

そう言いながら彼は大量の手榴弾をウダイオスに向けて投げつけ結局それだけでウダイオスは死に至った。ベートは唖然していた。

九鬼斗「帰るか!」

ベート「そうだな」

そして彼らは館へと帰って行った。

ダンジョンから出て、ウダイオスの魔石を監禁し終えて館へ戻ろうとした時前に大きな男が立っていた。

オッタル「貴様にこれを」

それだけ言って彼はその場から去った。

九鬼斗「なんだこれ?」

ベート「うわっ、キスマークついてるぜ」

九鬼斗「神フレイヤからの招待状みたいだ。ロキも一緒にってかいてある」

ベート「じゃあ、大丈夫なんじゃねえか?ロキも連れて行っていいらしいし」

九鬼斗「そうだな」

そういって彼らは館へとつき、まず最初にステイタスを更新した。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv4

 

力  :SSS 8697

耐久 :SSS 8498

器用 :SSS 9798

俊敏 :SSS 8790

魔力 :SSS 7891

 

『発展スキル』狩人A耐異常B神秘SSS剣士SS 万能S 魔道A達人I

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り26

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

『全ては零から始まる』

どれだけ経験値が溜まっていてもランクアップしたら数値は0となる。ただし強さはちゃんと反映される。

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:2

 

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

 

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『』

 

ベート ローガ

種族:ウェアウルフ

 

lv4 

 

力  :S 920

耐久 :C 621

器用 :C 659

俊敏 :SS 1312

魔力 :G 280

発展スキル:狩人E 耐異常H

『スキル』

 

『一匹狼』

一人で戦うほど俊敏高補正

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

『魔法』

『ハティ』

長文詠唱【戒(いまし)められし悪狼(フロス)の王】

【一傷、拘束(ゲルギア)。二傷、痛叫(ギオル)。三傷、打杭(セビテ)。】

【餓えなる涎が唯一の希望。川を築き、血潮と混ざり、涙を洗え】

【癒せぬ傷よ、忘れるな。この怒りとこの憎悪、汝の惰弱と汝の烈火】

【世界(すべて)を憎み、摂理(すべて)を認め、涙(すべて)を枯らせ】

【傷を牙に、慟哭(こえ)を猛哮(たけび)に―喪いし血肉(ともがら)を力に】

【解き放たれる縛鎖、轟く天叫。怒りの系譜よ、この身に代わり月を喰らえ、数多を飲み干せ】

【その炎牙(きば)をもって―平らげろ】

【「ハティ」】

 

九鬼斗は更新が終わった後招待状をオッタルから渡されたことを伝え、それに自分とロキが呼ばれているという趣旨を伝えた。それは今夜であり今すぐ支度しなければ間に合わないほどだった。

ロキ「あいつのことは気にいらんし、九鬼斗に一人でこいって言うてたらしばいとったけどまあこれやったら行ってもええか。フレイヤファミリア相手にするんわ骨折れそうやしな!」

ということで彼らは向かった。

向かった先はバベルの四十八階にあるレストランだった。

 

フレイヤ「ふふ、来てくれて嬉しいわ」

彼女の見た目は控えめにいっても絶世の美女と言われるであろう美貌を兼ね備えていた。

彼らは最初は普通に世間話をしていたがディナーが終わるといきなり九鬼斗にキスをした。

その行動にはこの場にいる全員が驚いた。

ロキはしまったと思った。

フレイヤ「ふふ、これで彼は私のものよロキ」

ロキは悔しそうな顔を浮かべた。彼女は美の神である。その彼女がキスをするとどんな男でもたちまち魅了されるからだ。しかし彼は異常である。

 

九鬼斗「レディ、お気持ちは嬉しいのですがその要望には答えられません」

なんと彼は正常を保っていたのである。そのことに関してはオッタルでさえ感嘆したほどだった。

九鬼斗「じゃあロキ様帰りましょうか」

ロキ「…..そやな。帰ろか!じゃあなーフレイヤまた今度なー」

と勝ち誇ったような顔を浮かべて言った。

フレイヤ「オッタル、これからダンジョンに潜りもっと強くなってきなさい。アレン、ヘグニ、ヘディンも連れて行きなさい。強くなったらロキファミリアに『戦争遊戯』を仕掛けるわよ!私に屈辱を与えたことを後悔させてやるわ」

オッタル「は、仰せのままに」

 




今回はなんと4000字を超えました〜。


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彼の成長速度は間違っているだろうか?

今回でもの凄く話しが進みます。


あの食事会から一年後——ロキファミリアはとても大きくなっていた。

この一年でメンバーは五十名程増え、その中で才ある者をその時期レベル5へと昇格していた九鬼斗が指導していた。この間ベート達は追い抜かされたことでもうチームを組んでくれないことを恐れそれぞれダンジョンにランクアップするために籠もっていた。そのこともあって彼らも無事レベル5へとランクアップしていた。その同時期—フレイヤファミリアの主戦力もフレイヤの命により護衛も後回しにしてダンジョンへ潜っていた。このことによりレベル4だったガリバー兄弟はランクアップしてレベル5となり、レベル5であったヘグニとヘディンもレベル6となった。オッタルは流石にランクアップしなかったがそれでもかなり強くなっていた。その一方九鬼斗は指導に徹した。

そのかいもあって指導されていたラウル、レフィーヤ、ナルヴィとクルスはかなり早くランクアップした。ただし彼も指導だけしていたわけでも無く、彼は半年指導した後トレーニングメニューを作って彼もダンジョンへと潜った。その結果、ベート達はせっかく追いついたのにもかかわらず彼らがランクアップした三日後にもう抜かされることとなった。そんな彼らは順調に強くなっていった。

ある者はただ強くなるために。またある者は追いつくために。またある者は主神のために。

これらの思惑が渦巻く中ある脅威がオラリオへと襲うことになる。

 

かつてゼウスファミリアとヘラファミリアが協力して討ったヘビーモスとリヴァイアサンそして重症を負ったはずの黒龍はある白い龍の力により万全となっていた。その白い龍は万全にするだけでは無く、それらのモンスターを更に強くした。それによってかつてより更に強くなった龍達はオラリオへと向かった。

 

あと、九鬼斗はその籠もっている時に七十一階層まで足を運び、その間三十三回も死んでいた。

九鬼斗は勿論怒られたが、それをファミリアを守るためと言い、レベル6へランクアップした後も

もう半年ほどダンジョンに籠もっていた。そしてかの龍達がくる前にレベル7へと昇格した。

そのことには流石に誰もが呆れて、彼に何も言えなかった。

彼がレベル7になったとギルドへ報告した直後にギルドの観察隊が黒龍達がこちらに向かってきていると報告した。このことによりギルドは強制任務としてロキファミリアとフレイヤファミリアに倒すよう発注した。他にも招集はかけたがこのクエストには高レベルの冒険者でなければ歯もたたないだろうから必須条件としてレベル4以上の冒険者に限定された。

皆それぞれが龍達がくる前に準備をした。力がないものは逃げ、力があるものは龍達がくるまでの間にできる限りの力を蓄えた。

 

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv7

 

力  :EX 14593

耐久 :EX 12114

器用 :EX 21345

俊敏 :EX 17321

魔力 :EX 10331

 

『発展スキル』狩人SS 耐異常S 神秘SSS 剣士SSS 万能SSS 魔道SS 達人B 龍殺S 全治A

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り9

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:4

 

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

対象に出来るもの:自分が感じるもの全て

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『七つの大罪』

長文詠唱—

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

 

第一【傲慢】の罪

我が身は如何なる事象も弾く万象の盾也

【傲慢の罪・神全反射】

[ギルティ・スペルディア《カウンター・アンノウン》]

第二【嫉妬】の罪

我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る

【嫉妬の罪・終贈の祝逝】

[ギルティ・インウィディア《デッドエンド・アフター》]

第三【憤怒】の罪

我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす

【憤怒の罪・喰煉之怨罪】

[ギルティ・イラ《ヴォルカ・ドライグレイブ》]

第四【怠惰】の罪

我が身は不動(うご)かず、汝等もまた不動(うご)かん

【怠惰の罪・強制不動の陣】

[ギルティ・アケディア《バッドシャープ・フルスキン》]

第五【強欲】の罪

万物を贄となりて我が物となり我が武具(もの)となれ

【強欲の罪・皇邪の宝物庫】

[ギルティ・スペルディア《キング・アイテムボックス》]

第六【暴食】の罪

我知識を喰らう者

【暴食の罪・脳色晩餐】

[ギルティ・バイト](ハンガリー)

第七【色欲】の罪

我恋焦がれる者故感情に飢えた獣なり

【色欲の罪・感情の呪い】

[ギルティ・ルスト】(フル・セクシャル)

 

最終詠唱

『我元に七つの大罪を示せ』

七つの武器が権限する。

 

彼は自分で魔道書(グリモア)を作り、それを自分で読んで新たに魔法を手に入れた。それには七つもの『詠唱連結』があり、最初の長文詠唱をした一時間ほどは七つもの魔法を自在に使うことができるようになるというものだった。

それら全てに破格の効果がある。九鬼斗の切り札。彼はレベル7でも強いステータスを手に入れるためにたくさん死んだ。彼は命を9つ残して龍達へ挑む。

 

ベート ローガ

種族:ウェアウルフ

 

lv5 

 

力  :A  811

耐久 :B  712

器用 :S  999

俊敏 :SSS 1412

魔力 :F  384

発展スキル:狩人E 耐異常H 拳打E 餓狼F

『スキル』

 

『一匹狼』

一人で戦うほど俊敏高補正

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

 

 

『魔法』

『ハティ』

長文詠唱【戒(いまし)められし悪狼(フロス)の王】

【一傷、拘束(ゲルギア)。二傷、痛叫(ギオル)。三傷、打杭(セビテ)。】

【餓えなる涎が唯一の希望。川を築き、血潮と混ざり、涙を洗え】

【癒せぬ傷よ、忘れるな。この怒りとこの憎悪、汝の惰弱と汝の烈火】

【世界(すべて)を憎み、摂理(すべて)を認め、涙(すべて)を枯らせ】

【傷を牙に、慟哭(こえ)を猛哮(たけび)に―喪いし血肉(ともがら)を力に】

【解き放たれる縛鎖、轟く天叫。怒りの系譜よ、この身に代わり月を喰らえ、数多を飲み干せ】

【その炎牙(きば)をもって―平らげろ】

【「ハティ」】

 

『クリムゾン』

超短文詠唱

3分ほど全ステイタス超高補正。血をつかう。

 

彼もまた九鬼斗が作った魔道書(グリモア)により魔法を新たに手にした。クリムゾンを使っている間はレベル6の高位程のステイタスを発揮する。

 

 

アイズ ヴァレンシュタイン

種族:ヒューマン

 

lv5

 

力  :A 871

耐久 :B 778

器用 :B 790

俊敏 :A 817

魔力 :B 702

 

発展スキル:狩人A 剣士A 風舞士D 精癒C

 

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

『魔法』

 

『テンペスト』

超短文詠唱「テンペスト・エアリアル」

風を纏う。

 

ティオナ ヒリュテ

 

lv5

 

力  :SSS 1561

耐久 :A  879

器用 :C  672

俊敏 :B  781

魔力 :I  0

 

発展スキル:狩人A 拳打B 耐異常C 破砕B

 

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

『狂化招乱(バーサーク)』

戦いに集中するほど力に高補正。

 

『大熱闘(インテンスヒート)』

自我を失っている時に力超高補正。

 

ティオネ ヒリュテ

 

lv5

 

力  :A  889

耐久 :B  790

器用 :SSS 1231

俊敏 :S  912

魔力 :I  0

 

発展スキル:狩人A 耐異常C 拳打C 治力B

 

『スキル』

 

『目指す者』

目指している限り全ステイタス補正。

 

『ロッキング・トレース』

対モンスター専用。魔石の場所を把握し、場所が分かるようになる。投擲武器を使えば、魔石に向かってホーミングする。分厚い装甲などで妨げられるなどしない限り、魔石に当たるまで止まらない。

 

『空間把握』

ルーム(小さめ)一つ分の広さの状況を把握出来る。慣れるまでは大まかに。

 

といった感じになった。

 

 

そしてー龍達はオラリオにやってきた...................

 

龍達『グギャアアアアアアアア!!!!』

 




ちょっと急展開すぎたかな。
まあ、後悔はしていない。
更新遅れてごめんなさい。
これからは普通に投稿できるので楽しみにしてください。


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彼が最強な冒険者なのは間違っていない

やりすぎてしまった。


皆この瞬間戦慄した。龍達の威圧というのも含まれているが、もう一つの理由はイレギュラーが起こっているからである。どう考えても龍は四体おり、今まで報告もされていなかったであろう白い龍は神々しいオーラを放ちながら舞い降りた。

そして——四体の龍全てがブレスのようなものを一箇所に集まっていた冒険者達にはなった。

その結果、予想外だったため対応が遅れ、100名程いた冒険者は一気に30名ほどしか戦えそうな物はいなかった。幸い、全員死は免れており、良かったが一気に体制は崩れた。

 

フィン「皆、焦るな!!残っているレベル4の冒険者達は倒れている冒険者達を安全なところまで運べ、それ以外は一気にかかれーー!!」

そういった瞬間全ての冒険者がそれに従い行動した。

九鬼斗はこの中でトップクラスの実力を持っているためたった一人でベヒーモスを抑えた。

それ以外の者は各個撃破を目指しているためリヴァイアサンに集中放火しようとしたその刹那——

白い龍が凄まじい風を起こし全員を吹っ飛ばしたかのように見えたが九鬼斗とオッタルだけは耐え抜き九鬼斗の場合は反撃もした。吹っ飛ばされた冒険者達はもう全員満身創痍となっていた。オッタルに関しても耐えたはいいもののその間にベヒーモスとリヴァイアサンの攻撃をくらい重症を負っていた。この間僅か十秒、たった十秒で九鬼と以外全員がもう戦闘続行できないほどに陥っていた。

九鬼斗は戦闘不能となった者達を道具の一つである四次元ポケットを使って転移させた。あのポケットはなんでも入れることができ、半径10km以内ならば転移できるようになっている。

そして、これから九鬼斗一人対最強の龍四体となった。

 

九鬼斗「はあ〜、こうなるか〜。まあいいや。これで他の奴らを気にする必要もなくなったし。

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

よし行くか!』

 

両手にそれぞれ『黒地龍』、『白天龍』を持って叫んだ。

 

『龍解』

そういった瞬間九鬼斗から圧倒的な力が溢れた。

 

九鬼斗『さあ、いこうか!』

 

戦闘は熾烈を極めた。九鬼斗は上手く四体を翻弄し、できる限り相手のペースに乗らないようにした。そのこともあって九鬼斗は順調に戦闘を進めた。三十分たったころにはリヴァイアサンとベヒーモスはかなりの傷を負っていた。白竜に関しては無傷だったが。九鬼斗は内心いけると感じていた。

イヴの指示もあってかとても順調にすすんでおり油断しなければこのままベヒーモスとリヴァイアサンは倒せると思っていた。しかし、その予想は覆る。九鬼斗にその二体からとてつもない威力の攻撃をくらってしまった。更にその二体は九鬼斗が万能薬を飲んでいる間に白竜からなにかを受け、全快していたのである。

 

九鬼斗『これはないわー』

九鬼斗はそう呟いた。内心彼はとても焦っていた。さっきは死なずにすんだがあれを連発されると9つの命もあっという間になくなってしまうと。その間ベート、アイズ、ティオナ、ティオネは自分の無力を呪っていた。なぜこんなにも差があるのかと。彼にあまつさえ助けられてしまっていたのだから尚更である。この間も彼はただ一人で戦っていると考えると心が痛んだ。そしてもっと強くなると固く心に誓った。

 

——戦闘

 

九鬼斗『ちい、『我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る』!』

 

彼は切り札である魔法を使いなんとか四体と渡り合っていた。彼は常に白竜に目を配り続け、リヴァイアサンを真っ先に倒すと決めていた。そんな時、いきなり黒龍が九鬼斗を喰らうために体当たりしてきた。そして大きな牙で噛み砕かれて死んだ。

 

——阿修羅発動

万全な状態で生き返り黒龍の体内で魔法を放った。

 

九鬼斗『我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす』

このことにより黒龍は致命傷を負った。彼が新たに作った剣技であるブラッディクロスを放ち黒龍の中から出た。これにより黒龍は完全に死んだ。九鬼斗は白竜に死んだ者を生き返らせることが可能なのだと推察していたため、白竜に向けて攻撃を開始した。リヴァイアサンとベヒーモスの攻撃を何度もくらったがその攻撃は白竜にも被害を出しており、そのまま力任せに白竜を押し切り、死の直面に立っている瞬間に最終詠唱を行った。

九鬼斗『我元に七つの大罪を示せ』

そして七つの大罪それぞれに見合った武器が登場し、阿修羅の効果によって9本になった腕でそれぞれ掴んで彼が放てる最大火力を白竜に叩き込んだ。その結果、見事白竜を倒したが残った二体にまた殺された。もう一回生き返った後残りある命を使ってなんとか残りの二体も倒した。

 

九鬼斗『はあ〜。やっと終わった。後一回死んでたら終わってたな俺』

 

この日の出来事により九鬼斗ただ一人がランクアップした。このことにより九鬼斗は今まで人類が到達できなかったレベル8となった。このことからフィンは九鬼斗にもう団長の座を渡そうとしたのだが彼は拒否し、まだ幹部でいたいと発言した。この出来事はベル・クラネルがオラリオに来る半年前の事だった。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv8

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

『発展アビリティ』狩人SS耐異常SS神秘SSS剣士SSS 万能SSS 魔道SSS 達人S 究極I 天地I

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り10

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:5

 

『終わりし者』

二回分のランクアップを能動的にすることができる。もうこれ以上この能力以外ではランクアップしない。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

対象に出来るもの:自分が感じるもの全て

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『七つの大罪』

長文詠唱—

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

 

第一【傲慢】の罪

我が身は如何なる事象も弾く万象の盾也

【傲慢の罪・神全反射】

[ギルティ・スペルディア《カウンター・アンノウン》]

第二【嫉妬】の罪

我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る

【嫉妬の罪・終贈の祝逝】

[ギルティ・インウィディア《デッドエンド・アフター》]

第三【憤怒】の罪

我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす

【憤怒の罪・喰煉之怨罪】

[ギルティ・イラ《ヴォルカ・ドライグレイブ》]

第四【怠惰】の罪

我が身は不動(うご)かず、汝等もまた不動(うご)かん

【怠惰の罪・強制不動の陣】

[ギルティ・アケディア《バッドシャープ・フルスキン》]

第五【強欲】の罪

万物を贄となりて我が物となり我が武具(もの)となれ

【強欲の罪・皇邪の宝物庫】

[ギルティ・スペルディア《キング・アイテムボックス》]

第六【暴食】の罪

我知識を喰らう者

【暴食の罪・脳色晩餐】

[ギルティ・バイト](ハンガリー)

第七【色欲】の罪

我恋焦がれる者故感情に飢えた獣なり

【色欲の罪・感情の呪い】

[ギルティ・ルスト(フル・セクシャル)

 

最終詠唱

『我元に七つの大罪を示せ』

七つの武器が権限する。

 

 

ロキ「ついに自分も流石にもうこれ以上はこの速度での成長は無理そうやな」

九鬼斗「そうですね。まあこれからはステイタスだけ強くした後で二回分のランクアップをして終わるって感じですかね」

ロキ「まあ、自分はまだ若いんやし、それに『大嘘付き』の能力使えばランクアップもできるんちゃう?」

九鬼斗「まあ、それは最終手段っていう事で。これからは物造りにでも専念しようかと思います。彼奴らももっと強くなるでしょうしね」

ロキ「そやな〜、うちはとっても期待してるんやで彼らが君を抜かす事を」

九鬼斗「そうなった時はもっと強くなるだけですよ」

ロキ「くえんやっちゃなー」

九鬼斗「まあ、それが僕ですから」

 




弱体化しようと思ったんだけど、まあ後でいいですよね。ね!
すいません。今弱くするとネタがなくなりそうなので許してください。


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原作第1章
彼がベル・クラネルに興味を持つのは間違っているだろうか?


これからは急展開をなくします。せっかくの原作なので。


あの出来事から半年後—ロキファミリアは名実ともにオラリオ一のファミリアとなった。

フレイヤは前からやろうと考えていた「戦争遊戯」をすることを決断した。その理由としてはどちらがオラリオ一かはっきりしようというものだった。しかし、九鬼斗もいるのでは芸がないといって九鬼斗を抜いたロキファミリアとフレイヤファミリアが戦い、勝った方に九鬼斗が移動もしくは止まるということになった。しかし、これだと不平等なのでもしもロキファミリアが負けたとしても、

九鬼斗が望むのであれば、彼一人対フレイヤファミリアといった形でもう一回して、その時に九鬼斗が負けたら潔く入るといった物となった。ロキファミリアは負ければ九鬼斗を失い、フレイヤファミリアは何もないという形になったがロキはこれを承認した。なぜなら九鬼斗はオラリオ最強の冒険者であるため一番強いファミリアに入った方がいいという考えからだった。それに九鬼斗だけが強いわけでは無いと証明もしたかったからである。それに、九鬼斗一人でも万に一つも負けは無いだろうと踏んだからである。ベート、アイズ、ティオナ、ティオネらがレベル6になったこともあり、辛くも勝利を収めた。このことにより九鬼斗は残ることとなった上に、これで九鬼斗がいなくてもロキファミリアがオラリオ一だという証明ができた。かくいう九鬼斗はあの四体の龍達のドロップアイテムを使って更に彼の双剣を強くしていた。更にその素材の一部をヘファイトスファミリアとゴブニュファミリアに渡す代わりにその龍達の素材を使った武器を作り渡すよう言った。このことにより彼の武器は更に強くなり、ダンジョンにも籠もったりもして、五ヶ月使ってステイタスをカンストさせた後ランクアップし、レベル9となった。その後はダンジョンに潜ったり、ラウル達を指導したりなどしていた。その時のステイタスは

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv9

 

力  :SSS 2990

耐久 :SSS 2934

器用 :SSS 3111

俊敏 :SSS 2478

魔力 :SSS 1345

 

『発展スキル』狩人SSS耐異常SS神秘SSS剣士SSS 万能SSS 魔道SSS達人SS

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り19

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:6

 

『終わりし者』

二回分のランクアップを能動的にすることができる。もうこれ以上この能力以外ではランクアップしない。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

対象に出来るもの:自分が感じるもの全て

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『七つの大罪』

長文詠唱—

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

 

第一【傲慢】の罪

我が身は如何なる事象も弾く万象の盾也

【傲慢の罪・神全反射】

[ギルティ・スペルディア《カウンター・アンノウン》]

第二【嫉妬】の罪

我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る

【嫉妬の罪・終贈の祝逝】

[ギルティ・インウィディア《デッドエンド・アフター》]

第三【憤怒】の罪

我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす

【憤怒の罪・喰煉之怨罪】

[ギルティ・イラ《ヴォルカ・ドライグレイブ》]

第四【怠惰】の罪

我が身は不動(うご)かず、汝等もまた不動(うご)かん

【怠惰の罪・強制不動の陣】

[ギルティ・アケディア《バッドシャープ・フルスキン》]

第五【強欲】の罪

万物を贄となりて我が物となり我が武具(もの)となれ

【強欲の罪・皇邪の宝物庫】

[ギルティ・スペルディア《キング・アイテムボックス》]

第六【暴食】の罪

我知識を喰らう者

【暴食の罪・脳色晩餐】

[ギルティ・バイト](ハンガリー)

第七【色欲】の罪

我恋焦がれる者故感情に飢えた獣なり

【色欲の罪・感情の呪い】

[ギルティ・ルスト(フル・セクシャル)

 

最終詠唱

『我元に七つの大罪を示せ』

七つの武器が権限する。

 

といった感じになった。因みにステイタスは99999以上あがらなかったためその分繰り上げした形となった。発展アビリティももう出てこなくなっていた。

 

この頃、後に最強の先輩にしごかれることとなるベル・クラネルは無事ヘスティアファミリアへと入っていた。

 

 

ある日——

 

ベル「ひゃあ、なんでこんなところにミノタウロスが!?」

そう叫んだ後彼は全力で逃げた。

その時、ロキファミリアは遠征からの帰りだった。因みに九鬼斗は一緒には行っていない。

 

アイズ「(早くミノタウロスを追わないと死人が出る!急がなきゃ)」

ミノタウロスはアイズ達からしたら雑魚だが、レベル1では絶対勝てないモンスターである。

ミノタウロスは五階層まで逃げていた。五階層にはレベル1の冒険者がいるところなので早く処理しないと何人かの冒険者が死んでしまうだろう。そのことによりアイズは魔法すら使って全力で追いかけていた。その同時期—

 

九鬼斗「あいつら俺がいきなり現れたらびっくりするだろうなー」

彼は五階層にいた。彼の発展スキルである『達人』には感知能力も備わっているため、ミノタウロスがこの階層にいることを知った。

 

九鬼斗「なんでこんな階層にミノタウロスが?まあいいかとっとと倒しに行こう」

と急いで自分が感知したところへいった。

 

ベル「あわわ、(僕こんなところで死んじゃうのかな)」

 

ミノタウロスがベルに拳を振りかざした瞬間ミノタウロスは切られていた。

 

ミノタウロス『ヴォ?』

あまりにも情けない声を上げた後すぐにそれは死滅した。

 

アイズ「大丈夫?」

ベル「う、うあああああ」

 

そして彼はその場から逃げ出した。

その様子を九鬼斗は少し遠くから眺めていた。

 

九鬼斗「面白いな、あいつ。今度話しかけてみるか」

 

そしてベルはこの出来事によりアイズに好意を抱いた。

 

 

ベル・クラネル

種族:ヒューマン

lv1

 

力  :H 121

耐久 :H 102

器用 :I  97

俊敏 :H 192

魔力 :I  0

 

『スキル』

 

憧憬一途(リアリス・フレーゼ)

早熟する。

懸想(おもい)が続く限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

 

ヘスティア「なぜなんだ〜ベルく〜ん。そんなにもアイズなんちゃらが大事かい!ぷん!」

ベル「どういう意味ですか神様?」

ヘスチィア「ふん、ベル君なんか知らない!」

ベル「そんな神様〜」

 

そんな様子を九鬼斗は見て微笑ましく思った。

因みに彼はその様子を10km離れたところから見ていた。彼の新しい発明品である双眼鏡でくっきりと見えていたのである。それに彼自身の目でも普通には見えるのだが、双眼鏡では自在にズームを操れるため多用していた。

 

九鬼斗「今度は魔眼でもつくってみようかなー」

 

そして彼はその日館へ戻った後『神秘』を使って義眼を作り出していた。

 

九鬼斗「あ、俺普通に目あるじゃん」

そう思い出した瞬間、彼は自分の目を潰して取り替えた。

 

九鬼斗「うん、ばっちり見えるな」

なんともマッドサイエンティストらしくなったものである。

その魔眼には一秒先まで見える機能が搭載されていた。彼はもう片方の目には様々な効果があるコンタクトレンズを作り、それをはめた。その結果彼の目はオッドアイとなった。

左が青、右が赤といった感じである。だんだんと強くなっていく九鬼斗だった。

 

九鬼斗「今日見たあいつ用にもなんか作るか」

彼は才能を使い余しているのであった。

 




エンディングがうまく決まらない。


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彼がロキファミリアをやめるのは間違っているだろうか?

今回はなんと5000文字を超えました。
それと皆様2018年もこの作品を宜しくお願いします。


九鬼斗「う〜ん、もう朝か〜。ふぁあ〜眠。とりあえずダンジョンに潜って彼も探してみるか」

そういって館を飛び出すのだった。

 

ベルは今日早朝からダンジョンに向かっていた。その途中——

 

ベル「うわっ」

シル「きゃっ」

ベル「すいません前を見てなくて」

シル「いえ、構いませんよ。それとこれを落としましたよ」

そういって小さい魔石を差し出す。

ベル「うわ、本当だ。昨日全部監禁したはずなんだけどな〜。あ、あとありがとうございます」

シル「いえいえ、構いませんよ。こんな朝早くからダンジョンに潜られるんですか?」

ベル「ええ、まあ」

そう言った時ベルの腹の音が鳴った。

『グ〜〜ギュルルル』

ベル「はわわ、ごめんなさい。朝ごはんを食べなかったもので」

シル「だったら、これをどうぞ」

と弁当を差し出した。

ベル「いえいえ、悪いですよ。貰っちゃうなんて。それにコレあなたの朝食なんじゃないんですか?」

シル「大丈夫ですよ。私が働いているお店でまかないがでるので。それと悪く思っているのなら今夜うちに食べに来てください。それじゃダメですか?」

と上目遣いをしながら言った。

ベル「(う、ずるい)それじゃ断れないじゃないですか。それでしたら遠慮なくもらいます」

シル「ええ、頑張ってくださいね〜」

ベル「はい!」

そういってダンジョンへと向かったのだった。

 

九鬼斗はダンジョンの入り口で彼のことを待っていた。彼の感知能力を使った結果、あの少年はダンジョンにはまだいなそうだったので待っていた。

 

九鬼斗「あいつ、今日来るのかな〜?」

 

そういう様子を他の冒険者は見ていて戦慄していた。それもそのはずである。かの有名な冒険者であり、その上彼が作る魔道具はとても素晴らしい効果を誇っているのだから。

ついた二つなは『覇王』。その名にふさわしい功績も納めている。単独での四大龍撃破や、七十階層到達などもはや生きる伝説となっていた。そんな彼を普通の冒険者が見ればそれは戦慄するだろう。

九鬼斗は十分ほど待っていると彼がやってきた。

瞳の色は紅く、神は真っ白な青年が。そして—

九鬼斗「君なんていう名前なんだい?」

そう聞かれた時ベルも驚いた。ベルは英雄を目指しており、そのためもはや英雄みたいな彼と出会ったことに感激を受けていた。

 

 

ベル「えと、あのー。『覇王』天神九鬼斗さんが僕に名前をきいているんですか?」

九鬼斗「そうだけど」

ベル「え、ええっと僕の名前はベル・クラネルと言います。ヘスティアファミリア所属です」

九鬼斗「ヘスティアファミリア?聞いたことないな」

ベル「ええっと、団員は僕一人だけなのでまだ弱小で知らないのも無理はないと思います」

九鬼斗「そうか、ますます興味が湧いてきたな。なあベルって呼んでいいか?俺のことは九鬼斗でいいからさ」

ベル「ええ?!じゃあ九鬼斗って呼ばせていただきますね」

九鬼斗「別に敬語もいらんぞ。年もそんなに離れてないだろうし」

ベル「そうですか..じゃなくてそうだね」

九鬼斗「別に無理はしなくていいぞ。自然体で話してくれたら十分だし。後今日は俺と一緒に潜らないかい?君がどこまで戦えるのか見てみたいんだ」

ベル「いいですけど、なんでこんな僕に興味をもったんですか?」

九鬼斗「それは昨日君がミノタウロスに襲われているのを見たからさ。助けてあげたかったけどあの距離からじゃアイズのほうが早かったからね」

ベル「そうなんですか。それとさっきアイズさんのことを呼び捨てにしてたんですけど彼氏かなんかなんですか?」

九鬼斗「い〜や、昔一緒にチームを組んでて仲良くなった友達みたいなもんさ」

ベル「ほっ、なら良かったです。あ、後それとアイズさんに彼氏はいるんですか?」

九鬼斗「いや、いないはずだぜ。っていうかベル、お前アイズに一目惚れでもしたのか?」

ベル「いやいや、そんなことあるはずがないじゃないですか〜」

と顔を真っ赤にさせながら言った。

九鬼斗「そんな顔じゃ説得力がないんだが」

ベル「そんなに分かりやすいですか?」

九鬼斗「ああ、だいぶ分かりやすいよ。まあそれは置いといて、ベル『置いとかないでくださいよ』

まあまあ、俺がさヘスティアファミリアに入りたいって言ったらベルの主神は許してくれるか?」

ベル「はい?」

九鬼斗「だ〜か〜ら〜俺がヘスティアファミリアには言ってもいいかって聞いてんだよ」

ベル「え、え、えええええええ〜〜〜〜〜〜〜!!!」

九鬼斗「そんなにおかしいことか?」

ベル「おかしいですよ!それと大丈夫なんですか?抜けても?」

九鬼斗「まあ、止められるだろうけどコンバートできるように説得するさ」

ベル「なんでそこまでするんですか?」

九鬼斗「お前がすごく強くなりそうだから」

ベル「そんなに僕強くありませんよ。魔法も使えませんし」

九鬼斗「いいんだよ、別に。それと俺がヘスティアファミリアに入ったらお前のことをビシバシしどうしてやるから覚悟しとけよ〜」

ベル「ええっと、どれだけ厳しいんですか?」

九鬼斗「大丈夫だよ。どんだけ怪我してたって死ななければ万能薬使って直してやるし、無理はさせることはさせるがまあ、体が追いつくぐらいにしか無理はさせないから」

ベル「それって、体さえ追いつけば無理させまくるってことじゃないですか〜!」

九鬼斗「うん。そうだよ。まあ覚悟しときな」

ベル「はい」

と諦めた顔で返事をした。

 

彼らはそんな会話をした後一緒にダンジョンへ潜り、ベルを十七階層までつれていき、復活していたゴライアスと戦わせた。結果はもちろん倒せなかったが九鬼斗が支援魔法をかけてくれたおかげでなんとか傷を負わせることに成功していた。

九鬼斗「なかなかやるじゃん」

ベル「これも九鬼斗のおかげだよ!ありがとうね支援魔法をかけてくれて」

九鬼斗「いや、まあ支援魔法つってもベルの武器の強度とベル自身の耐久を上げただけでそれ以外は全部お前の力だぞ」

ベル「そうなの?まあそれでも九鬼斗の支援魔法がなかったら傷を負わせることもできなかったわけだしありがとうね」

九鬼斗「どういたしまして。んじゃ帰るか」

ベル「はい!」

そう言って彼らはそれぞれのホームへ戻っていった。

ベルは九鬼斗のことを報告するために。

九鬼斗はコンバートを認めてもらうために。

 

九鬼斗は早速ロキの部屋に入りコンバートするよう頼んだ。

 

ロキ「なんでうちが自分のコンバートみとめんとあかんねん。フレイヤにでも魅了されたか?」

九鬼斗「いや、そうじゃなくて入りたいファミリアがあったんだ。そこに入りたいだけさ」

ロキ「どこやねん?」

九鬼斗「ヘスティアファミリア」

ロキ「なんやてー!そんなん絶対認めへんからなー。なんでよりに限ってあのドチビのとこやねん。とにかく認めへんからなー」

九鬼斗「はあ、全ての団員分の専用武器も作っておいたし、それで堪忍してくれへんか?」

ロキ「あかん!!どんなに頼んでもあかんもんはあかん。自分はうちのファミリアに入ったんやろだったらうちが決める」

九鬼斗「じゃあ、一年の間だけっていうのはダメか?どうしても鍛えたい奴がいるんだ」

ロキ「別にロキファミリアに残っとったってできるやないか」

九鬼斗「フィン達が許可すると思うか?それとコンバートにもう一つ条件を加えようじゃないか。

一年の間でヘスティアファミリアを最強にする。1年後にそのヘスティアファミリアと『戦争遊戯』してロキが勝ったら僕が戻る上になにかヘスティアから何かを取ればいい。ヘスティアファミリアが勝ったら俺はそのままヘスティアファミリアに残るっていうんじゃダメか?それにベート達は俺に勝負を挑みたそうだったしな。ちょうどいい機会だろ?アイズに関しては黒龍に父親の仇をうつために頑張っていたのに俺が倒しちゃったからな。今は俺に追いつくために強くなっているが最近はもう諦めているようにも見えるからな、同じファミリアだから本気で戦うこともできないわけだしな。

アイズのためにもこれは良い条件だと思うんだがダメか?」

ロキ「良いやろう。自分が思ってるよりフィン達は強いんやで。覚悟しーやー。んじゃコンバート可能にするでー。事情はうちが話しとくし」

九鬼斗「ありがとう、ロキ」

そういって彼は館から飛び出した。彼のステイタスがもうこの時カンストしていたためランクアップもした。

 

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv10

 

力  :S  987

耐久 :SS 1134

器用 :SSS 1578

俊敏 :SSS 1457

魔力 :S 908 

 

『発展スキル』狩人SSS耐異常SS神秘SSS剣士SSS 万能SSS 魔道SSS達人SS

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り28

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:7

 

『終わりし者』

もうランクアップしない。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

対象に出来るもの:自分が感じるもの全て

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『七つの大罪』

長文詠唱—

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

 

第一【傲慢】の罪

我が身は如何なる事象も弾く万象の盾也

【傲慢の罪・神全反射】

[ギルティ・スペルディア《カウンター・アンノウン》]

第二【嫉妬】の罪

我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る

【嫉妬の罪・終贈の祝逝】

[ギルティ・インウィディア《デッドエンド・アフター》]

第三【憤怒】の罪

我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす

【憤怒の罪・喰煉之怨罪】

[ギルティ・イラ《ヴォルカ・ドライグレイブ》]

第四【怠惰】の罪

我が身は不動(うご)かず、汝等もまた不動(うご)かん

【怠惰の罪・強制不動の陣】

[ギルティ・アケディア《バッドシャープ・フルスキン》]

第五【強欲】の罪

万物を贄となりて我が物となり我が武具(もの)となれ

【強欲の罪・皇邪の宝物庫】

[ギルティ・スペルディア《キング・アイテムボックス》]

第六【暴食】の罪

我知識を喰らう者

【暴食の罪・脳色晩餐】

[ギルティ・バイト](ハンガリー)

第七【色欲】の罪

我恋焦がれる者故感情に飢えた獣なり

【色欲の罪・感情の呪い】

[ギルティ・ルスト(フル・セクシャル)

 

最終詠唱

『我元に七つの大罪を示せ』

七つの武器が権限する。

 

これにより九鬼斗はまた新たに人類が到達したレベルを塗り替えた。

 

九鬼斗「さてと、後はベルがうまく説得してくれてたら良いんだけどな」

 

この間ベルは頑張ってヘスティアに事情を説明し、ヘスティアは九鬼斗が本当に入りたいならば許可すると言った。

その少し後、九鬼斗はヘスティアファミリアのホームに到着し、無事ヘスティアファミリアへとコンバートした。コンバートし終えた後『戦争遊戯』のことを伝えるとヘスティアの胃がいたくなったのは言うまでもない。(言ったけどねww)

 

こうして無事?九鬼斗はヘスティアファミリアへと入ることとなった。入った後九鬼斗はホームの掃除を行い、とても綺麗となった。

 

ヘスティア「流石レベル10は違うね」

と感嘆した。

ちなみにヘスティアはステイタスを見た時白目を剥きました。

 




皆様良いお年を!


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ベル・クラネルが強くなりすぎるのは間違っているだろうか?

今年もよろしくお願いします。


九鬼斗「さて、ベル、いきなりだけどお前を強くするためにこれからダンジョンに一週間程篭るぞ」

ベル「はい?」

九鬼斗「ヘスティアから許可もなんとかもらったしな」

ベル「いつの間にそんなことを!?」

九鬼斗「お前がソファーに横べっている間に」

ベル「まじですか…」

九鬼斗「まあ、諦めて篭るぞ。それと俺がヘスティアファミリアに入ったせいでファミリアのランクが高くなって、ギルドに納めるべきお金が増えたからな。俺の発明品を今ヘスティアに売ってもらってるところだ。ヘスティアは甘い所があるから絶対に値段を下げないよう言ったしな。まあすぐに売れるだろうけど。おそらくこれでお金の心配もなくなるだろうし、足りないんだったら俺のポケットマニーから出せば事足りるだろ」

ベル「ちなみにいくらほど持っているんですか?」

九鬼斗「う〜ん、こないだだいぶ使ったから、もう後20億ヴァリスぐらいかな」

ベル「ははは、流石『覇王』と言われるだけありますね」

九鬼斗「まあ、そうかもしれないけど、俺は特別扱いされてほしくないんだ。あんまりな」

ベル「ご、ごめんなさい。九鬼斗のことも気にかけず」

九鬼斗「いや、いいさ。特別扱いされるのも慣れたしな。ただ俺はただ普通に冒険したくてオラリオに来たんだが、そんな上手いこと冒険はできなかったんだ。俺のスキルのせいで俺の成長速度は凄く早くてな。ベート達は俺よりも努力してるし、おれよりも早くファミリアに入ったんだけどすぐに追い越してしまってな。追い越してからというもの、昔はよく一緒にダンジョンに潜っていたのにもう潜ってくれなくなってな。更に俺が特訓の一環で行った場所が人類未踏の階層だったこともあって、遠征すら一緒に行けなくなったんだ。ファミリアの奴らは気がついていたのさ足手まといになることに。別に気にしてないっていうのにな。一時、ファミリアの皆のために専用武器を作っていた時にはもう溝みたいの物が出来ていてな、正直あの時からもう抜けようか考えていたんだけど他のファミリアに行っても同じようなことになりそうだったからコンバートしなかったんだけど、ベルを見て、そしてヘスティアファミリアの様子を見て、気に入ったんだ。これが俺がヘスティアファミリアに入ったもう一つの理由さ」

 

ベル「そんなことが・・・」

ベルはこの時、九鬼斗は確かに心身共に強いが、あくまで人であると思った。この時ベルは、強くなって九鬼斗と肩を並べて、平等の立場になりたいと思った。

ベル「僕を強くしてください!!」

九鬼斗「ふ、元からそのつもりだ」

 

そうして彼らは夜までダンジョンで特訓をした。九鬼斗の指導はとても厳しかったが、なんとか堪え、きっちり全てこなした。このままダンジョンに篭る予定だったのだが、今朝シルに言われたことも思い出し、そのことを話すと九鬼斗は行くことを許可した。それと九鬼斗は今までその店に一緒に行こうとロキファミリアのメンバーに言われたことがあったが今まで一回も行ったことがなかったらしい、そのため九鬼斗とベルは行くのを楽しみにしていた。

 

——豊饒の女主人

 

彼らはその店へとたどり着いた。

 

ベル「来ましたよ〜シルさ〜ん」

シル「覚えててくれたんですね。ありがとうございます。それと隣にいらっしゃるのは?」

九鬼斗「これは失礼、天神九鬼斗と申します」

シル「え、九鬼斗ってあの『覇王』の!?」

九鬼斗「ええ、それで間違っていませんよ」

 

その瞬間豊饒の女主人は静かになった。

それもそのはずである。彼は滅多にダンジョン以外では外に出ないからである。

 

ミア「へ〜、あの『覇王』がうちにくるたあ珍しいこともあるもんさね」

九鬼斗「お邪魔でしょうか?」

ミア「食ってくってお金落としてってくれたら構わないよ」

九鬼斗「じゃあそうさせてもらいます。それにしても美人さんばかりですね〜このお店のウェイトレスさんは」

ミア「ははは、そうだろう。でも手ェ出したら幾らあんたといえど覚悟しな」

とドスが効いた声で言った。

九鬼斗「大丈夫ですよ、俺にそんなおいそれたことはできませんよ。それに俺なんかがそんなことをしたらウェイトレスさんはトラウマになりそうですからね」

ミア「へ〜、まあいいけど。自分を卑屈にするのはやめな。他から見てあんたは十分イケメンさね」

九鬼斗「それはそれは嬉しいことを言ってくださいますね。そのお礼として今回はたらふく食うこととします。じゃあベルもシルさんとイチャ付いてばかりいないで食べましょうか」

ベル「別にいちゃついてなんかないよ!」

と顔を赤くして言った。

九鬼斗「はあ、まったく、そんな顔じゃ説得力ゼロですよ」

ベル「僕そんなに分かりやすいかな〜?」

九鬼斗「まあそれもベルの長所なんだから別に無理して直す必要はないですよ」

ベル「そうかな〜?」

九鬼斗「そうですよ」

 

そんな彼らの様子を見て、この場にいる全員は兄弟か!?と思った。

 

まあそんなことは置いといて(おい!)九鬼斗は大量に料理を頼み、それら全てをすごい速さで食べ尽くした。そんな彼を横で見ていたベルはすごいと声をこぼすほどいい食べっぷりだった。

ベルも負けじとたくさん食べた。彼らがほとんど食べ終わった頃ロキファミリアが店に入った。

 

ロキ「邪魔すんで〜!」

ミア「邪魔するんなら帰りな!」

ロキ「堪忍して〜な〜」

と懐かしい声が聞こえ、九鬼斗は後ろを振り返ると幹部達全員がいた。

 

九鬼斗「(まじかよー)」

 

九鬼斗は少しイメチェンとして髪を真っ黒に染めていた上に、目の色も変わっていたためなんとか気づかれずに済んだ。普通ならフィンたちが気づくだろうが九鬼斗が抜けたことによって、疲れていたため彼らも気づかなかった」

 

九鬼斗「ベルとっととダンジョンに戻ろう。今俺がここにいることがばれたらあいつらに合わせる顔が無い!アイズに会えて嬉しいのはわかるが戻ろう」

ベル「…あ、はい戻りましょうか!」

九鬼斗「ミアさんお金は多く払いますので俺がここにいたことは絶対彼らに言わ無いでください。ついでにほかのお客さんにもそれをウェイトレスと通じて言ってください。おねがいします。また来ますので」

と言い、会計は十万ヴァリスほどだったのに百万ヴァリスほど置いて出て行こうとした時ベートが..

 

 

ベート「なんであいつは俺らを置いて行ったんだ!」

リヴェリア「もうそれは終わった話だ。それに一年後の『戦争遊戯』に勝って聞き出せばいい」

ベート「そうだな。あ、それとアイズ聞かせてやれよあのミノタウロスから逃げてた野郎のこと!

ミノタウロスの血を顔に濡らしてた、あのトマト野郎のことを!」

アイズ「別にあれはしょうがないことだったから…」

ベート「じゃあ質問を変えるぜ、あいつと俺どっちの方をつがいにしたい?」

リヴェリア「おい、よせ。ベート貴様酔っているな」

ガレス「よせいそんな話。酒が不味くなる」

アイズ「そんなことをいうベートさんだけとはごめんです」

ベート「無理しなくっていいってアイズ。強くなければお前の横には似合わねえ」

そう言った途端ベルは走る去った。

アーニャ「あ、あいつ食い逃げにゃ!」

九鬼斗「いーやちゃんとあいつの分も俺払っといたから大丈夫だぜ」

アーニャ「そうなのかにゃー。ごめんなさいにゃのだ九鬼斗」

九鬼斗・ミア「ばか!?」

 

その名前を聞いた途端九鬼斗はロキファミリアの面子に囲まれていた。

 

九鬼斗「不幸だ」

 

この後、朝まで事情聴取をリヴェリアママからくらうはめとなった。(誰がママだ!)

うわっ作者のところまで入ってくんな!

まあ茶番は置いといて、この時ベルは七階層まで足を踏み入れていた。ベートが入っていたことは正しく、アイズさんや九鬼斗の隣にいるためには強くなるしか無いと決心した。

その後ぼろぼろになるまで戦い、一旦ヘスティアファミリアへと戻った。

 

ヘスティア「どうしたんだいその怪我!?九鬼斗くんは何をしてたんだい」

ベル「僕が勝手に行っただけです。神様僕強くなりたいです!!」

 

ベル・クラネル

種族:ヒューマン

lv1

 

力  :B 788 

耐久 :B  769

器用 :A  811

俊敏 :S  989

魔力 :H  178

 

『スキル』

 

『憧憬一途(リアリス・フレーゼ)』

早熟する。

懸想(おもい)が続く限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

 

『英雄の器』

 

英雄に認められている限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

早熟する。

発展スキルを全て取ることができる。

試練を乗り越えるたびランクアップ。

英雄だと思っている者の教えを請うたび全ステイタス超高補正。

 

ヘスティア「これ絶対九鬼斗くんに関係しているよね。このスキルも隠しておくか。おめでとうベルくん強くなってるよ。すごい速さで。それと今は教えられ無いんだけど君にスキルが発現して、それの効果で魔力は増えてるけど気にし無いでね。今君に効果を教えると効果がなくなりそうだから、ごめんねベル君!」

ベル「大丈夫ですよ、神様。神様はこういう時嘘つかないって知ってますから」

ヘスティア「ありがとーうベル君〜。愛してるよ」

ベル「僕もです神様。九鬼斗に剣術を教わったから器用がやっぱり上がってますね!」

ヘスティア「そうだねベル君!(早熟するスキルが2つもあったらこうなるのか。九鬼斗くんにもあったし、本当僕のファミリアの眷属は手がかかるよ)」

 

胃がまた痛くなったヘスティアであった。

 

九鬼斗「(燃え尽きたぜ真っ白にな)」

彼はなんとか黙秘することに成功したが、皆からレベル10だから大丈夫だろという理由で拷問に近いことを受けていた。そうしても口を割らなかったため彼らは仕方なく諦めた。

ベート達はものすごく不満そうな顔をしていたが。

 

九鬼斗「一年後の『戦争遊戯』の時、俺殺されないよな?」

 

今から心配な九鬼斗だった。

 




急展開にして、とっととアポロンファミリアのところまで描きたい気持ちと今奮闘中ですww
早くアポロンファミリアのところ書きてーー。
お気に入り50突破しましたー。UAも5000を超えたのが今でも信じられません


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彼がフレイヤファミリアと戦うのは間違っているだろうか?

最近気がついたら文字数がすごいことになってる件。
今回は5000文字超えてます。


九鬼斗はベルを鍛え上げた後、実に2週間ぶりに地上へと戻った。

ベルはその2週間の間でレベル1の頂点となったと言えるほど強くなっていた。

九鬼とはなにかあと一つ偉業らしきものを達成すればランクアップするだろうと踏んでいた。

さらにヘスティアには稼いだ金を使って、進化する短剣をヘファイトス様に作ってもらえるよう頼んでおいていた。

彼らが地上に戻ったのはモンスターフィリアをみるためであった。九鬼斗は今までせっかくテイムが成功しやすくなるレアスキルをもっているのにも関わらず、一回もテイムをしたことがないのである。今回はどのようにしてテイムをするのかを知るべくきていた。彼らはモンスターフィリアに行く途中豊饒の女主人の店員であり、こないだ九鬼斗がひどい目にあった原因の張本人であるアーニャに財布をシルに届けるよう言った。その時、九鬼斗はもちろん仕返しをした。

まあくすぐっただけだが。

——その同時刻、ヘスティアは疲れていた。彼女は毎日、毎日九鬼斗の発明品を売っていたため、ひどく疲れていた。さらに稼いだお金を破格であり、いちいち彼が作った四次元ポケットなるものに入れるのさえ一苦労だった。その上、ヘファイトスにも頼みに行き、それを作っている過程を一部始終きちんと見ていたのも一つの理由である。そんな時、ベルの顔を見た彼女は今までの疲れを吹き飛ばすかのように彼の元へ走っていき、

 

ヘスティア「ベル君〜〜、一緒にデートしようぜ〜!」

ベル「デ、デートですか?九鬼斗も一緒に行きますよね?」

九鬼斗「い〜や、お前はヘスティア様と一緒に行きな、俺は少し探し物ができたんでな」

ベル「そんな〜」

ヘスティア「そんなに僕と回るのが嫌かい?ベル君?」

ベル「いえ、そうではなくてですね、財布を届けないといけなくて」

ヘスティア「女にかい?」

ベル「え、まあ、そうですけど」

ヘスティア「はあ、まあ、デートしている時に見つかるさ!行こうぜベル君!」

ベル「そうですね神様!」

 

その間に九鬼斗は会場の方から少し違和感があると感じ、向かっていた。

その途中——大剣がいきなり彼の前に突き刺さった。

 

九鬼斗「やっぱ、お前がいるってことはまたフレイヤの仕業か。今度は何の用だ?オッタル?」

オッタル「この先には行かせないということだ」

九鬼斗「まあ、おそらくモンスターでも魅了して、それをベルに襲わせようって魂胆だろ?違うか?」

オッタル「・・・」

九鬼斗「沈黙は肯定とみなすぜ」

オッタル「どうしてわかった?」

九鬼斗「視線だよ。あいつからは気に入ったやつに関しては発情したかの様な視線をバベルの頂上から向けるからな。ベルも視線を向けられていることは本能的に察知していたぞ。今度伝えな、年をとっても発情するなんてド変態がすることだってな」

——その刹那、潜んでいたであろうフレイヤファミリアの面子がいきなり襲ってきた。

 

フレイヤファミリア全員「死ね」

九鬼斗「死ぬかよ。お前らみたいな傀儡なんかに」

そ言った途端、九鬼斗から尋常ならざるオーラが放たれた。それは常人ならばそれだけでショック死しそうなレベルだった。

フレイヤファミリアの主戦力だけあって、耐えていたが攻撃の手は緩めていた。

 

九鬼斗「まあ、今回はフレイヤの行いは見逃してやる。ベルが強くなるには必要だろうしな。その分強いモンスターであってほしんだがな。どうする戦うか?」

フレイヤファミリア全員「もちろんだ。お前は殺す」

九鬼斗「へっ、元気がいいことで。来い、『白天竜』『黒地龍』。お前らと戦うと、経験値が多くもらえそうだしな。相手してやるよかかってきな」

そういって戦闘が始まった。

といってもかなりの一方虐殺に近かったが。レベル5が四人、レベル6が二人とレベル7が一人とかなりの実力者揃いだったが、圧倒的なレベル10の前では歯が立たなかった。

どれだけ連携がうまくても、彼の戦闘技術はそれを軽く上回り、強力な魔法を受けてもなんともなく、その上、それをコピーされてしまった。最強の武人でさえももはや赤子扱いだった。彼らは奮闘したが、三分と持たなかった。

九鬼斗「もっと強くなって出直してきな」

そう言って立ち去った。

その後すぐにフレイヤの元へ向かい、全滅させたことと、試練を与えるのは良いが、手に入れようとした瞬間フレイヤファミリアを潰すぞと脅し、決着が着いた。

 

——一方ベルは檻から逃げ出したモンスターを相手にしたのだが、ヘスティアがステイタスを更新したことと『ヘスティアナイフ』(神のナイフ)を手に入れたことにより瞬殺した。

ベルは察知能力を九鬼斗に鍛えられたいたのでヘスティアを無事な所へ下ろすと、敵を感知した場所へと向かった。その場所ではティオネ、ティオナ、レフィーヤが新種のモンスター相手に苦戦していた。彼女らはそれぞれレベル6二人とレベル4と強い編成だったのだが、檻から逃げ出していたであろうかなり強力なモンスターの魔石を喰らって以降物凄い強さを発揮していたのである。

その上、彼女らはただ遊びに来ていただけなのもあって、武器を持ってきていなかった。

そのことにより、彼女らはピンチに陥っていた。レフィーヤはかつて九鬼斗に教わっていたため

『並行詠唱』も難なくこなしていたのだが、彼女が魔法を放つたびに狙われていたため、だいぶ精神が参っていた。

レフィーヤ「くっ、(もうここまでのかな)」

モンスターの触手がレフィーヤの横腹を貫いていた。そして、そのモンスターがレフィーヤを食べようとしていた時、アイズが駆けつけた。

アイズ「大丈夫?」

レフィーヤ「はい、なんとか」

そういってレフィーヤは念のためのポーションを使い、回復した。

アイズ「後は任せて」

と言いモンスターの元へ駆け出していった。

 

アイズ「テンペスト・エアリアル!!」

そう言って彼女はエンチャント魔法であるテンペストを発動し、モンスターたちを翻弄し、何体化を倒した。しかし、倒したモンスターの中で魔石を残しているのがあり、最後の一匹がそれを食べ更に強くなっていた。それからというものアイズは苦戦を強いられ、最終的には武器が折れてしまっていた。彼女が普段使っている武器は切れ味が落ちてしまっており、ゴブニュファミリアに預けていたため、その代用品とした武器を持ってきていた。このため、アイズは普段通りの乱暴な扱いをしていたため壊れてしまった。

そして、触手がアイズにおそりかかった。そんな時英雄はやってきた。

ベル「大丈夫ですか?アイズさん?」

アイズ「君はこないだのミノタウロスの」

ベル「ここは僕に任せてください」

そう言って彼はモンスターに向かっていった。かつての仲間に似た動きをして。

 

ベル「(短剣だけど九鬼斗のあの技をくり出せれば勝てる!)」

そう思い彼はあの苦しかった訓練の時、九鬼斗が見せてくれた技を再現した。

それは双剣でこそ一番威力は発揮するのだが、短剣でも十分すぎる威力をだせる天神流の奥義の一つだった。その名も

『無閃』

この技は九鬼斗が言っていたある極意を習得していれば完全にな威力を発揮するものだ。

ベルは流石に未熟であり、その極意もまだ習得したとは言えないほどだが近い武道の極意なら習得していたためなんとか再現できた。因みに九鬼斗の言っていた極意の名は『虚無の極意』と言った物だった。まあ、これは後々解説するとして、ベルは己がだせる全力を出しきりその技を繰り出した。

その結果、かのモンスターは真っ二つに切られ、灰となっていた。

アイズ・ティオナ・ティオネ・レフィーヤ「すごい」

と感嘆した。そして..

アイズ「君の名前とファミリアは?」

ベル「ベル・クラネル。ヘスティアファミリアの団員です」

アイズ・ティオナ・ティオネ・レフィーヤ「ええ〜〜〜〜!!!ってことは九鬼斗が行ったところじゃない!」

ベル「ああ、はい。九鬼斗に教わってましたからついさっきまで」

アイズ・ティオナ・ティオネ・レフィーヤ「なんて羨ましい」

まあこんなことがあってそれぞれつかれた気持ちでホームへと戻り、九鬼斗とベルはステイタスを更新した。因みに九鬼斗はありとあらゆることを無かったことにする能力でスキル『終わりし者』を無かったことにしました。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv10

 

力  :EX 89076

耐久 :EX 99087

器用 :EX 99999

俊敏 :EX 78909

魔力 :EX 21345 

 

『発展スキル』狩人SSS耐異常SSS神秘SSS剣士SSS 万能SSS 魔道SSS達人SSS

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り28

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:6

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

対象に出来るもの:自分が感じるもの全て

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『七つの大罪』

長文詠唱—

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

 

第一【傲慢】の罪

我が身は如何なる事象も弾く万象の盾也

【傲慢の罪・神全反射】

[ギルティ・スペルディア《カウンター・アンノウン》]

第二【嫉妬】の罪

我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る

【嫉妬の罪・終贈の祝逝】

[ギルティ・インウィディア《デッドエンド・アフター》]

第三【憤怒】の罪

我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす

【憤怒の罪・喰煉之怨罪】

[ギルティ・イラ《ヴォルカ・ドライグレイブ》]

第四【怠惰】の罪

我が身は不動(うご)かず、汝等もまた不動(うご)かん

【怠惰の罪・強制不動の陣】

[ギルティ・アケディア《バッドシャープ・フルスキン》]

第五【強欲】の罪

万物を贄となりて我が物となり我が武具(もの)となれ

【強欲の罪・皇邪の宝物庫】

[ギルティ・スペルディア《キング・アイテムボックス》]

第六【暴食】の罪

我知識を喰らう者

【暴食の罪・脳色晩餐】

[ギルティ・バイト](ハンガリー)

第七【色欲】の罪

我恋焦がれる者故感情に飢えた獣なり

【色欲の罪・感情の呪い】

[ギルティ・ルスト(フル・セクシャル)

 

最終詠唱

『我元に七つの大罪を示せ』

七つの武器が権限する。

 

ベル・クラネル

種族:ヒューマン

lv1(ランクアップ可能)

 

力  :SSS 1545 

耐久 :SSS 2567

器用 :SSS 2567

俊敏 :SSS 3145

魔力 :SS  1145

 

『スキル』

 

『憧憬一途(リアリス・フレーゼ)』

早熟する。

懸想(おもい)が続く限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

 

『英雄の器』

 

英雄に認められている限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

早熟する。

発展スキルを全て取ることができる。

試練を乗り越えるたびランクアアップ。

英雄だと思っている者の教えを請うたび全ステイタス超高補正。

 

『魔法』

 

『ファイアボルト』

超短文詠唱。

雷属性と炎属性を兼ね揃えている。

『』

『』

ヘスティア「はは、ベル君も壊れちゃった。しかも魔法の欄が増えてるし、魔法が発現してる!?更に九鬼斗くんも異常に強くなってるし、ベルくんはもうランクアップ出来るし、はあ胃が痛くなってきた」

 

九鬼斗「まあ、俺が作った魔道書(グリモア)を読ませたからだろ」

ヘスティア「君のせいか〜!!まあ、もう驚かないこととするよ」

九鬼斗「賢い判断だと思いますよ。それとベルのランクアップを先延ばしにしてくれませんか。ステイタスが強ければ強いほどランクアップした時にもっと強くなりますから」

ヘスティア「わかったよ。じゃあランクアップのことは隠しとくね」

九鬼斗「ありがとうございます。それと俺も近いうちにランクアップすると思いますがその時は宜しくお願いします」

ヘスティア「君はどれだけ僕の胃を痛めつけたいんだい、全く」

九鬼斗「・・・今度胃薬買ってきますね」

ヘスティア「ああ、是非ともそうしてくれないか」

と何かを悟ったかのような声でそう言った




ベルも最近強くなりすぎてる件。
早くアポロンファミリアのとこ書いてボコボコにしたい〜〜!!


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新たな仲間が増えるのは間違っているだろうか?

ベルと九鬼斗は相変わらずダンジョンに潜っていた。しかも三十階層まで足を踏み入れているのである。九鬼斗は今のベルが一番効率良く強くなるのならこの階層が言いと思ったからである。

前、修行していた時もここまで踏み入れており、その事実を他の冒険者から漏れ、エイナさんに伝わった時ベルは人生で一番といっていいほど反省する羽目となった。九鬼斗も連れて行ったことによりエイナさんにこっぴどく叱られた。この時からベルと九鬼斗はもう逆らわないよう思っていたのだが、やはりベルには強くなって欲しいがためだけに三十階層まで他の冒険者にばれないように隠密系の魔道具を新しく作ったほどだった。このことにより彼らは再びこの階層まで行き、修行をしていた。彼らはそあんなことを毎日やっていた。その結果、九鬼斗はスキルによって大分ステイタス上がり、ベルもほぼ全てのモンスターが格上であったため物凄いスピードで強くなって行った。スキルの効果も相まって彼らはなんとステイタスを一ヶ月もしないうちにカンストしてしまい、ランクアップを行った。これによりベルは九鬼斗の記録は塗り替えなかった物の早い期間でランクアップを遂げ、九鬼斗は更に人類が到達したレベルの記録を塗り替えることとなった。

このことにより彼らは更に有名になっていき、もはや誰もヘスティアファミリアを知らない者がいない位となった。そんな中リリという名のサポーターを雇うこととなった。彼らは魔石とドロップアイテム等はキチンと全部四次元ポケットを使って入れていたのだがそれにはかなりの時間を浪費しないといけないため、それをカットするためにと雇ったのだ。ベルは一切気にしていなかったが、九鬼斗は彼女が何か怪しいと思っていた。見事その予感は的中し、九鬼斗が彼女のためにと作っていた魔道具を全部売っぱらっていた。彼女はソーマファミリア所属であり、脱退するためには莫大なお金が必要だった。彼の魔道具を売ったことにより、すぐにその金額に達し、見事ファミリアから抜け出せるようコンバートの許可ももらった。本来ならば、このまま残った資産を使って逃げるところなのだが、一週間ほど彼らと過ごし、その時は心の底から楽しんでいたため許してくれるかどうか分からないが全て話すことにした。彼女は全て語った。どのような生き方をしてきたかを嘘偽り無く伝えた。

そして、返事は

 

九鬼斗・ベル「いいよ」

リリ「え?本当にいいんですか?こんな小汚い小人を許してくれるのですか?」

九鬼斗「許すの何もあの魔道具は売られるだろうと分かってたから、脱退するためのお金分ぐらいの価値が有るやつを作って君に渡したんだけどな」

ベル「僕は最初気がついてなかったけど、九鬼斗から話を聞いて、君を助けたいと思ったんだ。少しの間しか一緒に冒険してなかったけど、僕はすごい楽しかったんだ。だから僕たちは許すよ」

リリ「あ、ありがとうございます。ベル様、九鬼斗様」

と涙を流しながら言った。

九鬼斗・ベル「それとさ、うちのファミリアにコンバートしないかい?」

リリ「こんな私で良かったら」

九鬼斗「後、これから俺とベルで君を護衛しなくちゃいけない。恐らく君のファミリアの奴らだろう」

リリ「えっ」

九鬼斗「だから、このまま三人でファミリアに行くよ。幸いあいつらは俺がいる時に手をだすほどバカじゃないだろうしね。それともう俺らはサポーターいらなくなったんだよね〜」

リリ「えっ、それってどういう」

九鬼斗「俺が作った四次元ポケットを改造して、いろんな所からポケットを出せるようになったから、地面に開けば魔石も全部楽々入るしね」

リリ「それじゃあ私が入っても意味が無いじゃないですか!」

九鬼斗「まあ、今のままだとそうなるから俺が君を直々に鍛えるのさ。今まであんな重い荷物持ててたのって十中八九スキルのおかげだろ?」

リリ「ええ、そうですが」

九鬼斗「だったらどんな重装備もいけるんじゃないかなって思ってさ」

リリ「なるほど、確かにそれは今まで試したことなかったですね。やってみます!」

九鬼斗「その心意気だ。ってことで今から行くぞ」

リリ「ん?今からって聞こえたんですが?」

九鬼斗「合ってるぞ」

ベル「あきらめて僕と一緒に地獄にいこうかリリ」

リリ「そんな〜」

そうやってベルとリリは九鬼斗にしごかれることとなった。

 

彼らが帰っていた時、九鬼斗は死にかけの者を察知した。そして、察知した所には二人の少年少女がいた。彼らはまるで奴隷のような格好をしており、目からは今までの苦労がにじみ出ているかのように濁っていた。

 

九鬼斗「早く回復させないとな」

そういって空中に出現した四次元ポケットから万能薬を取り出し、それぞれに飲ませた。

その後、彼らを急ぎ足でホームまで連れて行った。

彼らの体が強くなるようヘスティアに恩恵を与えるよう言った。そしてそれを行った後、もう一度万能薬を飲ませた。その結果、見事に回復し、意識もちゃんと戻っていた。

 

少年・少女「・・・・・誰?」

と弱々しい声で尋ねた。

九鬼斗「俺の名前は天神九鬼斗。ここヘスティアファミリアの団長をやっている。お前らを助けたのも俺だ」

少年・少女「・・ありがとうございます」

少年「僕の名前はジンっていいます。苗字は覚えていません」

少女「・・私の名前は(さき)っていいます。私も苗字はありません」

九鬼斗「そうか。まあよろしくな。俺も過去には悪いこともたくさんあったが、オラリオに来てからは変わったから、お前らもそのうち幸せになれるし、そうなるよう俺達が頑張るからさ」

ジン・咲「分かった。期待する」

九鬼斗「まあ、まずはシャワー入れ。汚れてるだろ?さっぱりするぜ」

ジン・咲「じゃあ、遠慮なく」

そういって彼らは一緒に入ろうとした。

ヘスティア「ちょーっと待った〜。ジンくん咲ちゃんと一緒に入るのは流石にまずいだろ」

ジン・咲「?」

と顔をかしげた。

九鬼斗「はあ、最初は座学になりそうだな」

こうして彼らに新たな仲間がたくさんできた。リリの事情を知り、ヘスティアはコンバートした。

こうして順調に仲間が増えた。

しかし、

ヘスティア「ジンくんと咲ちゃんのスキルがすごいことになってる!(だけどそんなに喜べないな。どれだけひどい目にあったらこうなるんだ)」

 

ジン

種族:ヒューマン

 

 

lv1

 

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

『スキル』

 

『求愛者』

愛を求めている。

愛を感じるたびに全ステイタス高補正。

早熟する。

 

『停止』

ありとあらゆるものを止める。

同じレベル以下の者しか効果は現れない。

 

『開始』

止まった物を開始することができる。

ありとあらゆることを開始することができる。

 

『恩返し』

恩義があるほど全ステイタス高補正。

恩を返した時全ステイタス超高補正。

大きな恩なほどそれぞれ効果上昇。

 

『疑心暗鬼』

ありとあらゆることを疑うことができる。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『魔法』

 

『時止め』

超短文詠唱

『我時を止める者なり』

時を止める。

魔力がもつ限り止めることができる。

格上の者には効果がない。

解除式『そして時は動き出す』

『』

『』

 

種族:ヒューマン

 

lv1

 

力  :I 0

耐久 :I 0

器用 :I 0

俊敏 :I 0

魔力 :I 0

 

『スキル』

 

『求愛者』

愛を求めている。

愛を感じるたびに全ステイタス高補正。

早熟する。

 

『恩返し』

恩義があるほど全ステイタス高補正。

恩を返した時全ステイタス超高補正。

 

『疑心暗鬼』

ありとあらゆることを疑うことができる。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『悟り』

心を読むことができる。

能動的能力。

格上、もしくは心が強い者にはできない。

 

『魔法』

 

『罪と罰』

短文詠唱

『我罪を知る者』

『罪には罰を』

『相応の罰を受けよ』

対象者の罪を知る。

その罪の重さにより罰は重くなる。

罰はランダムで行われるが、罪が重いほどそれ相応の威力がでる。

『』

『』

 

九鬼斗・ベル・リリ「これはすごいな」

ジン・咲「そうでしょうか?」

ベル「こんなにすごいスキル初めて見た」

リリ「私もです」

ベル「でも、見てもそこまで嬉しくないスキルもあったね」

九鬼斗「そうだな。ジン、咲はこれからベルと俺はお前らの兄ちゃんとなろう。リリはお姉ちゃんでヘスティア様はお母さんな」

ジン・咲「え、いいの?こんな私達が家族で?」

ヘスティアファミリア全員「もちろん!」

ジン・咲「ありがとう」

と涙をながしながらそう言った。

こうして後に最強の冒険者となる者が揃った。

因みにリリのステイタスはこうなった

 

 

リリルカ・アーデ

 

lv1

 

力  :H 112

耐久 :I 78

器用 :H 187

俊敏 :G 221

魔力 :G 278

 

『スキル』

『縁下力持』

一定以上の装備過重時に力補正。

 

『空間把握』

一定の空間にあるものがわかるようになる。

ランクアップするごとに更に詳しくわかるようになる。

 

『救う者』

仲間を救うごとに全ステイタス補正。

早熟する。

 

『魔法』

 

『シンダー・エラ』

『貴方の刻印(きず)は私のもの。私の刻印(きず)は私のもの』

解除式『響く十二時のお告げ』

変身魔法。

体格が大体同じなら化けることができる。

『』

 

こうしてヘスティアファミリアは新たに三人も入った。

 

ヘスティア「ふふ、なんで皆が揃いも揃って普通じゃないんだろう。早熟のスキルは絶対手に入るものなのかい!?はあ、胃がもう持たなくなりそうだよ。まあこんなことよりもジンくんと咲ちゃんは絶対に僕がちゃんと面倒を見れるようになるぞ」

九鬼斗「まあ、座学や戦闘とかに関しては俺が担当するからヘスティア様はあいつらに愛を与えてやってくれ」

ヘスティア「もちろんさ。僕が彼らにとびっきり愛情を捧げるからさ心配しないでくれよ」

九鬼斗「ありがとう。ヘスティア様」

ヘスティア「ふふ、どういたしまして」

ベル「僕がお兄ちゃんか〜ふへへ〜」

リリ「ベル様よろこびすぎですよ〜」

ベル「そういうリリだって喜んでるじゃないか」

九鬼斗「まあ、お兄ちゃんお姉ちゃんになって嬉しいのは分かるが、ちゃんと愛情持って接しろよ」

ベル・リリ「当たり前(じゃないか!)(ですよ!)」

九鬼斗「それなら良かった。俺は座学や戦闘について厳しく教えるつもりだから嫌われそうだな〜はあ」

意外と九鬼斗は嫌われてほしくないのであった。

 




オリキャラ登場。
いや〜出したかったんだよね〜。
それとこの二人のオリキャラのために魔法を考えてくれる方がいれば是非書いて、メッセージの方に送ってください。気にいったら採用します。


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彼らが急成長を遂げるのは間違っていない

今回は過去最高に長いです。なんと6000文字を超えました〜。
恐らくおかしい部分もあると思いますが、その時はぜひどこが間違っているか感想のほうに書いてください。


ヘスティアファミリアのメンバー全員は遠征を行っていた。

九鬼斗がいるためかなりの安全は保障されているとはいえ、レベル2が一人とレベル1が三人だと深い階層に行けば行くほど守る必要が出てくるのだが生憎彼らは普通ではない。

リリはスキルの効果でどれだけ重たい物でも持てることが分かったので、九鬼斗が作った超特大ハンマーを担いでいた。九鬼斗は発展スキル『達人』の効果で武器に属性を付加することができ、そのため色々な属性をハンマーに付けていた。

『不壊属性』『火炎属性』『雷属性』『重力加重』『破壊属性』がついたハンマーであり、威力だけで見れば深層でも十分通用するレベルである。彼らは一時、ダンジョンの大きな隠し部屋に入り、ジンに周りの時を止めてもらったりして、他から見れば一瞬でも彼らはとてつもない長い時間修行していた。もちろんジン一人だけでは負担が大きいため、ジンの魔法である『時止め』を九鬼斗の魔法で扱い、交代交代で時間を止めあっていた。こうした結果、全員は1年間ほどの時間をただ特訓に費やした。そして、

九鬼斗「これでいいだろ。ヘスティア様のところへ戻るか」

他全員「はい」

こうしてヘスティアの元に戻りステイタスを更新した結果全員がステイタスカンストしているという事態になった。さらに皆カンストした後の経験値も十分溜まっていたため物凄いステイタスとなった。

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv12

 

力  :EX 23112

耐久 :EX 58790

器用 :EX 89760

俊敏 :EX 79008

魔力 :EX 14567 

 

『発展アビリティ』狩人SSS耐異常SSS神秘SSS剣士SSS 万能SSS 魔道SSS達人SSS 極限SS 天地SS

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り19

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:7

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

対象に出来るもの:自分が感じるもの全て

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『七つの大罪』

長文詠唱—

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

 

第一【傲慢】の罪

我が身は如何なる事象も弾く万象の盾也

【傲慢の罪・神全反射】

[ギルティ・スペルディア《カウンター・アンノウン》]

第二【嫉妬】の罪

我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る

【嫉妬の罪・終贈の祝逝】

[ギルティ・インウィディア《デッドエンド・アフター》]

第三【憤怒】の罪

我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす

【憤怒の罪・喰煉之怨罪】

[ギルティ・イラ《ヴォルカ・ドライグレイブ》]

第四【怠惰】の罪

我が身は不動(うご)かず、汝等もまた不動(うご)かん

【怠惰の罪・強制不動の陣】

[ギルティ・アケディア《バッドシャープ・フルスキン》]

第五【強欲】の罪

万物を贄となりて我が物となり我が武具(もの)となれ

【強欲の罪・皇邪の宝物庫】

[ギルティ・スペルディア《キング・アイテムボックス》]

第六【暴食】の罪

我知識を喰らう者

【暴食の罪・脳色晩餐】

[ギルティ・バイト](ハンガリー)

第七【色欲】の罪

我恋焦がれる者故感情に飢えた獣なり

【色欲の罪・感情の呪い】

[ギルティ・ルスト(フル・セクシャル)

 

最終詠唱

『我元に七つの大罪を示せ』

七つの武器が権限する。

九鬼斗は自分の命を何回か自分で断ち、強くなっていた。命の数はいくつあってもいいがせっかく強くなるのであれば丁度良いと思っていた。このことに関してはヘスティア様にはめちゃくちゃ叱られた。

 

ベル・クラネル

種族:ヒューマン

lv3

 

力  :SSS 9876 

耐久 :EX 12312

器用 :EX 11908

俊敏 :EX 21345

魔力 :SSS 8902

 

発展スキル 狩人A 耐異常D 幸運A 剣士I

『スキル』

 

『憧憬一途(リアリス・フレーゼ)』

早熟する。

懸想(おもい)が続く限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

 

『英雄の器』

 

英雄に認められている限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

早熟する。

発展スキルを全て取ることができる。

試練を乗り越えるたびランクアアップ。

英雄だと思っている者の教えを請うたび全ステイタス超高補正。

 

『英雄願望』

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『魔法』

 

『ファイアボルト』

超短文詠唱。

雷属性と炎属性を兼ね揃えている。

『』

『』

ベルは圧倒的な速度でカンストしていたため九鬼斗ほどではないが、ステイタスがかなり高い。

 

 

ジン

種族:ヒューマン

 

 

lv2 (ランクアップ可能)

 

 

力  :SSS 8970

耐久 :EX  10098

器用 :EX 11212

俊敏 :SSS 8765

魔力 :EX 18908

 

『スキル』

 

『求愛者』

愛を求めている。

愛を感じるたびに全ステイタス高補正。

早熟する。

 

『停止』

ありとあらゆるものを止める。

同じレベル以下の者しか効果は現れない。

 

『開始』

止まった物を開始することができる。

ありとあらゆることを開始することができる。

 

『恩返し』

恩義があるほど全ステイタス高補正。

恩を返した時全ステイタス超高補正。

大きな恩なほどそれぞれ効果上昇。

 

『疑心暗鬼』

ありとあらゆることを疑うことができる。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『魔法』

 

『時止め』

超短文詠唱

『我時を止める者なり』

時を止める。

魔力がもつ限り止めることができる。

格上の者には効果がない。

解除式『そして時は動き出す』

『』

『』

全てにおいてバランスよく強くする予定だった物の、魔力がずば抜けて高くなった。時止めをかなりの頻度で行っていたからであろう。ランクアップできるのにまだしない理由は一気に2つもレベルが上がると怪しまれるのと、まだステイタスがカンストしていないからである。

 

種族:ヒューマン

 

lv2 (ランクアップ可能)

 

力  :SSS 7654

耐久 :EX  15676

器用 :EX  12321

俊敏 :SSS 6578

魔力 :EX 13456

 

『スキル』

 

『求愛者』

愛を求めている。

愛を感じるたびに全ステイタス高補正。

早熟する。

 

『恩返し』

恩義があるほど全ステイタス高補正。

恩を返した時全ステイタス超高補正。

 

『疑心暗鬼』

ありとあらゆることを疑うことができる。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『悟り』

心を読むことができる。

能動的能力。

格上、もしくは心が強い者にはできない。

 

『魔法』

 

『罪と罰』

短文詠唱

『我罪を知る者』

『罪には罰を』

『相応の罰を受けよ』

対象者の罪を知る。

その罪の重さにより罰は重くなる。

罰はランダムで行われるが、罪が重いほどそれ相応の威力がでる。

『』

『』

 

やはり女の子なので力は他に比べると低い。俊敏も元々足がそこまで早くなかったのでこんな結果となった。あの修行の間で男三人が無理をしていると感じた時魔法をぶっ放していたため魔力は高くなっていた。因みに魔法をたくさん使った結果により『虫を殺した』等の仕方がないようなことでも相当な威力の罰が出るようになった。男達は休まなかったことを罪と定められていた。

ランクアップしない理由はジンと同じ。

 

リリルカ・アーデ

 

lv2 (ランクアップ可能)

 

力  :EX 68900

耐久 :EX 21345

器用 :SSS 8921

俊敏 :SSS 2131

魔力 :EX 12198

 

『スキル』

『縁下力持』

一定以上の装備過重時に力補正。

 

『空間把握』

一定の空間にあるものがわかるようになる。

ランクアップするごとに更に詳しくわかるようになる。

 

『救う者』

仲間を救うごとに全ステイタス補正。

早熟する。

 

『魔法』

 

『シンダー・エラ』

『貴方の刻印(きず)は私のもの。私の刻印(きず)は私のもの』

解除式『響く十二時のお告げ』

変身魔法。

『』

力が一番大事だったためこのようなステイタスになっている。耐久は皆九鬼斗のスキルである『守護者』によってあげられているためまあま高いステイタスとなっている。魔力に関しては九鬼斗から変身魔法の欠点であった体格がちかくなければいけないというのを克服するためにすさまじい回数行って、その欠点がなくなったころにはもうここまで強くなっていた。

ランクアップしない理由はジンと一緒。

 

こうして彼らはとても強くなっていた。

ヘスティアからすればかなり早く帰ってきたかのように思えたが、彼らが長い時間鍛えていたことは気迫から理解した。彼女はもう神の会には行きたくないと思っている。必ずといっていいほど他の神にいじられるだろうからだ。ただでさえ九鬼斗が入ったことで目をつけられていたのにこうなってしまうとヘスティアはもうカバーできなかった。

 

ヘスティア「はあ、もう諦めて行くか」

 

そういって彼女は鬱憤を晴らすために咲とジンを可愛がってから、神の会へと向かった。

 

ランクアップした者の中にヘスティアファミリアのメンバー全員が入っており皆ランクアップの速さに驚いていた。そしてなんやかんやそのことについて騒いだ後、二つ名を決めるのに皆悩んでいた。

もはやヘスティアファミリアはオラリオでトップクラスのファミリアとなっていた。たった2カ月ほどでそうなったのも理由の一つではあるが。

結局ヘスティアが頑張ったおかげで無難な二つ名となった。

 

九鬼斗:『覇王』(前と変わっていない)

ベル:『世界最速兎』

リリ:『小人の女神』

ジン:『Time Rular』(タイムルーラー)

咲:『審判』(ジャッジメント)

となった。

 

ヘスティア「疲れた〜」

 

そのころ、オッタルはフレイヤの命により、インファントドラゴンとミノタウロウスを深層のモンスターの魔石を大量に食べさせ、そのモンスター達を新ヘスティアファミリアにぶつけようとしていた。オッタルはあの戦いの後ランクアップし、レベル8となっていた。アレンとヘグニそしてガリバー兄弟もそれぞれランクアップしていた。このことによりもはやフレイヤファミリアはロキファミリアを超えていた。

 

オッタル「待っていろ九鬼斗。今度こそ倒させてもらう」

 

 

——そうして時間が少し経ち、九鬼斗達は時止めにより更に特訓の時間を増やしていた。

そして、つい最近ジンがスキル『開始』を上手く使い、時間を遅くするというのを習得して以降、

時止めをわざわざずっとしなくて済むこととなった。ジンは魔力が増えたこともあって、1日に一本マジックポーションを飲めば大丈夫なほど燃費が良くなっていた。

こうしてもはやチートと化したヘスティアファミリアは更に強くなっていった。

そして普段通りホームに帰る途中でオッタル達フレイヤファミリアがいきなり九鬼斗に襲いかかった。こうして九鬼斗は仲間と分断された。

 

九鬼斗「またかよ、まあ、いいだろう相手してやるよ。全員でかかってきな!」

そうして戦闘は開始した。

 

——その同時刻、ベル達はインファントドラゴンとミノタウロウスの強化種を相手にしていた。

 

ベル「ミノタウロウスは僕一人に任してくれ。三人はインファントドラゴンを頼む」

ミノタウロウスはベルにとっては因縁の相手なので闘志を燃やしていた。

リリ「全く、しかたありませんね。ジン、咲行きますよ!」

ジン・咲「おう!」

 

こうして戦闘がそれぞれ開始した。

 

——九鬼斗サイド

 

九鬼斗「来い!『白天竜』『黒地龍』・・・『無閃』!!!」

双剣から繰り出されたそれはたやすくガリバー兄弟を倒した。

 

ヘグニ「くっ、もうやられたか」

アレン「仕方がない、ステイタスに差がありすぎる」

オッタル「うおーー!!」

そう言って彼らはまた九鬼斗に挑戦する。

九鬼斗は今までの彼らの努力をあざ笑うかのように一方的に倒していた。

 

九鬼斗「(久しぶりだなイヴ)」

イヴ「(はいマスター)」

九鬼斗「(じゃあベクトルを操ってあいつらを即刻戦闘不能にしてくれ)」

イヴ「(了解しました)」

と彼らは脳内で話していた。イヴはずっと進化をとげており、ついこないだ脳内通信ができるようになったのである。

こうしてイヴの天才的な策略によって、オッタル達はまたもややられてしまった。

 

九鬼斗「まあ、強くなってたぜおまえら」

そう言い残し、彼らにエリクサーをかけた後、その場から去った。

オッタル「くっ、あいつに勝てるビジョンがわかない」

こうオッタルが言ってしまうほど彼の実力は圧倒的だった。

こうして彼らはもう九鬼斗に勝つことを諦めた。

 

この間ずっとベル達は戦っていたが、ベルはなんとミノタウロウスの強化種を難なく倒し、

リリ達の方も一方的にただなぶり殺して終わっていた。

 

九鬼斗「おう、だいぶおまえらも強くなってきたな〜」

ベル・リリ・ジン・咲「当たり前(でしょ)(ですよ)(だろ)(よ)」

九鬼斗「それは良い返事を聞けたな。んじゃ戻るか」

そう言って彼らは戻っていった。

因みにステイタスはかなり上がり、ベルもランクアップ可能になっていた。

そして、九鬼斗はこれだと十分だと感じ、ベル達だけで遠征に行くよう言った。

18階層までの遠征であり、そんなところはもはや彼らにとっては絶対大丈夫な階層なのだが念のためにその階層とした。九鬼斗はこの間ベル達に専用武器を作るらしく、止まることとなった。

九鬼斗は彼らに前からヘファイトス様のおすすめであるヴェルフを一緒に連れていくよう言った。

こうしてベル達は初めて九鬼斗を抜いての遠征を行うこととなった。

 

九鬼斗「大丈夫だよなぁあいつら」

心配だったので九鬼斗がいつもつけている首輪から場所を察知できるよう発信機をそれぞれに渡した。それらも全て首輪の形にして、邪魔にならないよう違和感を全く感じさせないほどの物を作っていた。ヴェルフの分も一応作っておき、渡した。

ベル達はここまでする必要はないと感じたがありがたくそれらをもらった。

彼らが出発した時九鬼斗とヘスティアは同時に同じことを思った。

 

ヘスティア・九鬼斗「(大丈夫かな〜)」

 

なんとも家族思いな二人だった。




おかしくないよね?ね?(威圧)
すいません。(ー_ー)


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第二章
彼らが不幸な目に遭うのは間違っているだろうか?


作者『覚醒』!!
冗談です。はい。
今回は5000文字ちょっと超えたぐらいです。
第二章突入!!
UA一万突破!お気に入りの数78!ありがとうございます。
ここまでくるとは思いませんでした。


ベル、リリ、ジン、咲はまず最初に九鬼斗に言われた通りにヴェルフという名の者に会いにいった。

ベル「ここがヘファイトスファミリアか〜。ヴェルフっていう名の人はいませんか〜?」

ヴェルフ「お、おまえらが九鬼斗が言ってた仲間か。俺がヴェルフだ」

ベル「今日は十八階層まで行きますけど大丈夫ですよね?」

ヴェルフ「ああ、魔剣も作ったし迷惑はかけないと思うぜ」

リリ「どうやってそんな高価な物を?」

ヴェルフ「まあ、俺の家系はクロッゾって言ってな魔剣を作れる家系なんだ。昔は持ち主を置いて、すぐに砕け散る魔剣が嫌いだったから打たなかったんだが、九鬼斗からじゃあ折れない魔剣を作れば良いと言われてな。それからずっと折れない魔剣を作ってようやくこないだ完成したんだ。しかもこれは折れない上に雷属性、炎属性と不壊属性がついた魔剣なんだ。まあこれを作る工程でレベル2に上がらないといけなかったから一応レベルも2だし、大丈夫だぜ」

リリ「折れない魔剣ですか。しかも『不壊属性』まで付いてる。でもどうやって魔剣の効果を放ちつづ付けるんですか?」

ヴェルフ「魔力を使ってチャージするんだ。チャージするだけだから暇な時にでも魔力を込めとけば大丈夫なんだ」

ジン「それはなかなかに良い品物ですね。九鬼斗でも作りませんよ」

咲「熱意を感じます。すごいんですねヴェルフさんは」

ヴェルフ「褒められるとやっぱり嬉しいものがあるな。この魔剣もフルチャージして一気に放ったらゴライアスぐらいは一撃で倒せるぐらいの威力はあるぞ」

リリ「それは心強いですね。じゃあ向かいましょうか」

 

そう言って彼らは進んでいった。

 

やはりレベル3が一人とレベル2が四人のチームは上層辺りでは楽勝だった。

こうして彼らは順調に中層へと足を運んだ。

 

——十三階層

 

ここで彼らは一つ目の不幸に遭う。

 

ベル「ここも楽勝だね」

リリ「油断はしないでくださいね」

ジン「まあ、でもこれだと大丈夫でしょ」

咲「うん、魔法を使うまでもないしね」

ヴェルフ「まあ、ここは俺でも普通に対処できるな」

 

そういった感じで余裕を持って対処していたのだが、近くの道から恐らくどこかのファミリアの者が何かから逃げていた。彼らはこちらの方を向くと苦悩な顔をして上の階段へ行く方へと逃げ込んでいた。そしてーー

 

リリ「まずいです。押し付けられましたね。モンスターパレードです!!」

こうしてかなりの量のモンスターが出現した。

ベルはこの時、先日豊饒の女主人に行った時のことを思い出していた。

 

 

ベル「何か中層に行って気をつけることはありますか?」

リュー「今までも行ったことがあるんじゃないんですか?」

ベル「それが九鬼斗と一緒に超ハイペースで切っては進むって感じだったのでそこまでパーティーとしては使える戦法ではなくてですね。それに注意することも分からないものでして」

リュー「はあ、全く彼は。良いですかクラネルさん、中層は上層に比べモンスターが多く出現します。その上質も上層とは比べものになりません。いくらレベル3でも圧倒的な量の前だと流石に歯が立ちません。ですのでモンスターパレードに陥った場合は逃げるのをオススメします。今回の目的は安全階層の十八階層なのでしょう、いざとなったら縦穴を使って安全な十八階層に行くこともオススメします」

ベル「よく知ってますねリューさん」

リュー「ええ、まあ、昔ファミリアに所属していたことがあるので」

ベル「そうなんですか」

ごろつき「おう兄ちゃんなんかお困りなのかい?俺はレベル2だし一緒に行ってやってもいいぜ〜」

ベル「え、本当ですか!?」

ごろつき「ああ、その代わりに仲間だろ?ちょっと女を貸してくれりゃあ」

リュー「外道が」

そういって彼を吹き飛ばす。

ごろつき「何しやがる!」

リュー「早く去るといい。私はいつもやり過ぎてしまう」

ごろつき「くそ、覚えてろよ〜」

ミア「金は払いな!」

そういって金を置いていって出て行った。

ベル「リューさん凄いですね」

リュー「まあ元冒険者ですので」

 

 

——

 

ベル「(こんなこと考えてる時間じゃないな)ジン時間を止めて!」

ジン「分かった! 」

『我時を止める者なり』

そういって周りの時間を止めた。この間動けるのはベル達5人だけ。

 

ベル「この間に縦穴を使って降りよう」

ジン「そうだな」

リリ「これには私も賛成です。行きましょうか」

 

そういって降りていく。

 

ジン『そして時は動き出す』

ヴェルフ「便利な魔法だな〜。なんで止めてる間に攻撃しなかったんだ?」

ジン「それには長い時間止めないといけないし、止めてる間は攻撃を受けつかないんだ」

ヴェルフ「え、んじゃ逃げる手段としてしか使えないじゃねえか」

ジン「いや、投げナイフを使ったら攻撃できるよ。投げたらそれを僕のスキルで停止して、魔法を解除した後に、停止したのを再開すれば投げた勢いは残ってるからそのまま相手がほぼ気がつかないうちに倒すことはできるよ」

ヴェルフ「お前も大概チート野郎だな」

ジン「まあね」

咲「私の能力も伝えておくね。私は心を読むことができるの。読めない人も一応いるけどね。ただこれはモンスターには使えないかな〜。対人戦だったら強いんだけど」

ヴェルフ「じゃあ、俺の心も読めるのか?」

咲「うん、読もうと思ったらね」

ヴェルフ「本当にヘスティアファミリアは全員チーターかよ。リリ助はどうなんだ?」

リリ「私はこの二人ほどは強くありませんが、スキルのおかげで重たい物も装備できます。このハンマーも普通だったら持てませんしね」

こう言いながらリリはブンブンハンマーを振り回す。

リリ「まあ他にもありますが。それらは全てサポート系の能力です」

ヴェルフ「うん、俺ぐらいだな普通なやつ」

ベル「ヴェルフもヘスティアファミリアに入ったら大概同じになるよ」

ヴェルフ「まじかよ」

そういう話をしながら彼らはかなりの速度で駆けていた。

彼らは下の階層まで逃げたのにもかかわらず、さっきの大量のモンスターが地を破って追いかけてきたのだ。

ベル「もう面倒だし迎撃しようか」

その一言で全員が臨戦態勢となった。

 

ベルは『英雄願望』の効果で力をチャージしていたため彼の魔法はとてつもない威力となっていた。

 

ベル『ファイアボルトッ!!』

 

これだけであれだけたくさんいたモンスターは2割ほど消え去った。

このことによりモンスター達は怯んだもののまた行動を再開した。

リリ「うりゃ!」

リリは自慢の怪力を使ってハンマーを振りかざしていた。

彼女は遠心力を使いハンマーに振り回されているかのように回転しまくって攻撃していた。

それだけでも敵はあらかた片付いた。

咲『我罪を知る者』

『罪には罰を』

『相応の罰を受けよ』

 

 

最後は咲が魔法を放ちモンスター達は全滅した。

 

ヴェルフ「俺の魔剣の出番ではなかったな」

こうして彼らは進んでいった。

 

結局十八階層にはそこまで怪我もなくたどり着いたが皆ひどく疲れていた。

 

十八階層にたどり着くまでに彼らはあのモンスターパレードからもう二回もモンスターパレードに遭い、ゴライアスまで倒していた。

 

ベル「はあ、疲れたな〜」

リリ「それは皆同じです」

ジン「九鬼斗がいないだけでここまできついとは」

咲「油断していたは」

ヴェルフ「まあ、ゴライアスが一撃で倒れてくれなかったのは残念だったな。あいつなんか武術みたいなもん使ってたし、強化種かなんかか?」

ベル「不幸な目に遭いすぎだと思うんだけど。僕一応幸運っていうスキル持ってるんだけどな〜」

リリ「まあ、不幸中の幸いもあったので、いいんじゃないんですか?」

ベル「もう全員一回ここで休もうか」

 

そうして彼らはリヴィアという町にたどり着きそこでロキファミリアの者と出会った。

彼らは遠征の帰り途中であり、仲間が毒を受けていたこともあって残っていた。

 

アイズ「久しぶりベル」

ベル「久しぶりですアイズさん」

とベルは嬉しそうな顔をしながら言った。

ジン「(あいつ色んな奴に好かれてるくせに周りの視線に気がつかないとか鈍感にもほどがあるだろ)」

ベルのそんな様子をみて、リリ、ティオナと咲は嫉妬の視線を向けていた。

リリはベルに助けられたことから好きになり、ティオナはベルの英雄らしい行動をうけてから一目惚れしていた。咲はベルの優しさに惹かれていって異性として好きになっていた。九鬼斗のことも好きだと思っているが異性としてではなかった。

ちなみに咲はかわいい系美人である。

身長はリリよりも少し高く、白いサラサラとした髪を持っており、まるで愛玩動物みたいな可愛らしい顔を持っている。

かくいうジンもかなりの美青年であり、年に似合わず大人っぽくしかし身長がそこまで高くないことからショタコンの者からはとても好かれていた。

因みにこの二人には非公式ファンクラブが存在し、色々な神もそのファンクラブに入っている。

 

ベルはそんな美女三人に好意を向けられているのにも関わらず全くそれに気が着いていない。

ジンはそのことに呆れていた。

ジン「(こないだ男はハーレムだ!とか風呂入る時に言ってたくせに、ハーレムになるチャンスおもいっきし見逃してんじゃねえか!とっとと誰かとくっついてくれ!見てるこっちが歯がゆいわ)」

ジンはかなり鋭い感性を持っている。色々な人が自分に好意を抱いていることも知っている。

前、九鬼斗とリューが話している時に恐らく両思いなのだろうともわかっていた。

意外と九鬼斗は暇な時によく豊饒の女主人に行っている。一回ジンはたまたま一人で行った時二人の様子を見てそう感じた。

ジン「(なんで俺がこんな役割に…九鬼斗は他の奴に向けられている好意とかにはすぐ気がつくくせにリューの好意にはなんで気がついていないんだ〜〜!)」

と思ったこともある。

 

ジン「(はあ、僕だけ知ってる恋事情多すぎだろ!!胃がもたれそうだ)」

 

まあ、こういう話もあった。

 

 

——この頃九鬼斗は専用武器を作っていた。彼は武器を綺麗に収納するべく、刀の切れ味なども戻す機能がついた武器収納庫を作っていた。ベルには短剣を2本。リリには更に重く、属性ももっと付いたハンマーを。咲には杖とレイピアを。ジンには魔銃と太刀を。こうして七つの最高傑作を今作り始めていた。九鬼斗はこういう時のためにとかの四大龍の良い部分を残していた。

 

九鬼斗「よ〜し、あいつらも頑張っているみたいだし、徹夜してでも頑張るか〜」

 

——この同時期

 

モンスターパレードを押し付けた張本人であるタケミカヅチファミリアのメンバーが彼らが危ないと知らせ、このことにより、タケミカヅチファミリアとヘスティアとヘルメスファミリアの主戦力とそれぞれの神を連れ、ベル達を探すこととなった。別になんともないのに。九鬼斗は発信機のことはヘスティアにも伝えておらずこのような事態になった。この罰則によることで九鬼斗はあの七つの武器を作り、疲れた後もまた働くこととなった。

 

ヘルメスはリューの過去を知っている数少ない者の一人であり、ベル達が危ないと知らせ、ついてくるよう頼んだ。因みに九鬼斗もリューと打ち解けあって以来リューから話を聞き、過去を知っている。まあ、九鬼斗はその話を聞いた上でただただ彼女を抱きしめた。この時からだろう両思いになったのは。そんな彼女はかつてアストレアファミリアに在籍しており、レベルは4である。

リューを連れ、彼らはダンジョンへと潜った。ベル達を探すために。

 

 

ベル「なんかひどい勘違いをされているような気がするけど、まあいっか」

 

こうしてベル達はロキファミリアの面子と一緒に少しの間十八階層でゆったりすることになった。

 

リュー達は下に抜けた穴を見て、恐らく十八階層に向かったと推察し、そのまま向かった。

十七階層ではゴライアスがいるはずなのだが、大きな戦闘の跡だけが残っていた。

 

リュー「これは妙ですね」

アスフィ「確かに。これだけの威力を出す人なんてそういませんよ」

その跡はヴェルフの持っている完成された魔剣で作り出された跡だった。

まあそれはそうだろう。威力で見れば深層でも十分通用するレベルなのだから。

因みにあの魔剣は切れ味も良く普通に刀として使えます。

桜花「あいつらは無事そうだな。今まで血の跡は一切見られない」

リュー「確かにそれは同意します」

 

そういって彼らは十八階層へと向かった。

 

そこで見たのは満喫していたベル達だった。

 

ヘスティア「ま〜た、ヴァレンなにがしとつるんでるのか〜!」

ベル「え、神様なんでここに!?」

ヘスティア「心配できたんだよ〜」

ベル「僕達多少モンスターパレードにあったこととゴライアスを倒した以外は別になんともありませんでしたよ」

リュー「え、あのゴライアスを倒したのですか!?」

ベル「ええ、ヴェルフの持ってる魔剣で」

アスフィ「なるほど、魔剣だったら納得がいきますね」

リュー「魔剣…ですか」

ベル「何か気に触るようなことをいいましたか?」

リュー「いえ、大丈夫です。本当にあなたはこんなことにも気をかけるとは、流石私が尊敬に値するヒューマンだ」

ベル「いえいえ、そんな人じゃありませんよ、僕は」

リュー「謙遜もある一種の美徳なのかもしれませんが、自分を卑下するのはやめなさい」

ベル「わ、わかりました」

 

こうして彼らは無事合流した。

これから起こる悲劇に巻き込まれるとも知らず。

 




次は皆が待っている黒いゴライアスです。
ただ原作通りだとただただベル達が無双して終わっちゃうのでゴライアスの数を増やすか、もっと強くさせます。


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ベルと九鬼斗がラッキースケベなのは間違っているだろうか?

今回はまだゴライアスとは戦いません。
あの冒険者達がベルにぼこぼこにされてゴライアスが出現するところまでです。
それと九鬼斗の描写も含まれています。


——ベルサイド

 

ベル「じゃあ、神様はあのタケミカヅチファミリアの話を聞いてここまで来たんですか?」

ヘスティア「そうだよベルくん」

ベル「でも、九鬼斗が僕たちに渡した発信機があればすぐに分かると思ったんですが・・」

ヘスティア「え!?そんなものがあったのかい?」

リリ「はあ、九鬼斗様はどこか抜けてる部分がありますから、伝え忘れたのでしょう」

ヘスティア「まあ、なにはともあれ君達が無事でよかったよ。ジンくんと咲ちゃんも何か怖い目には遭ってない?僕は本当に君達が誰か知らない冒険者についていって変な目に遭うのも嫌だよ」

ジン「僕がそんなにマヌケに見えますか?」

咲「私は怪しい人が声をかけてくるのなら心を読んだ後返り討ちにさせますよ」

ヘスティア「それは心強いね〜」

ベル「ジンと咲は愛されてるね〜」

リリ「ベル様がそれを言いますか・・」

ヴェルフ「ははっ、良い神様じゃねえか」

ベル「ヴェルフのところのヘファイトス様だって良い神様じゃないか」

ヴェルフ「そりゃそうだろ。それにあの人は俺の憧れであり、目標だからな」

ベル「へ〜なんかカッコイイね」

ヴェルフ「そ、そうか?」

ベル「神様を目標にするなんて本当にすごいと思うし、ヴェルフならヘファイトス様に負けないぐらいすごい鍛冶師になると信じてるよ」

ヴェルフ「おう。その時は俺がお前にとびっきりの武器を作ってやる」

ベル「楽しみにしとくよ」

ヴェルフ「まあ、それにはまず九鬼斗を越えないといけないけどな」

ベル「頑張るしかないよ」

リリ「なんか男同志の熱い何かを感じますね」

 

——九鬼斗サイド

 

九鬼斗「ヘックし!誰か俺の噂でもしたか?まあ良い。ついに完成したぞ〜。それにこの最高な状態にする武器を収納する物も出来たし。この武器収納庫ごと持って、向かいに行くか。四次元ポケット作っといてよかったわ〜〜。お〜い、ヘスティア行く前にステイタスを更新したいんだが」

だが、返事は来ない。

 

九鬼斗「(器用が上がっているだろうし、更新したいんだけどな〜。それにここ最近更新してないしな〜。感知できる範囲にはいないしどこにったんだ?ん・なんだこれ?)」

 

そうして彼はヘスティアの書いた置き手紙を読んだ。

 

君は今武器作りに専念してるから言わなかったけどベルくん達がピンチみたいなんだ。

だから僕は一足先にダンジョンに行くよ。読んだら君も来てね!

 

九鬼斗「ふ、ふざけんな〜〜!!イヴあいつらの反応はどうだ?」

イヴ「健康そのものであります」

九鬼斗「(何をどう勘違いしたらこうなるんだ。神がダンジョンに潜るのは規則違反だぞ!俺がいるからファミリアのランクも高いし、罰はかなり重くなるぞ〜。発信機のこと伝えときゃよかった。

ばれる前に急がねば!)」

こうして彼は大急ぎで向かった。

 

——九鬼斗サイドアウト

 

——ベルサイド

 

ティオナ「ベルく〜ん。一緒に水浴びしよ〜」

ティオネ「何バカなこと言ってんの!」

そういって彼女を殴った。

ティオナ「いったーい。なにすんのさ〜ティオネ」

ティオネ「ベルくんごめんね。うちのバカ妹が変なこと言って」

ティオナ「ばかじゃないもん!」

ティオネ「はいはい」

ティオナ「誰か一緒にいかな〜い?」

そういうとアイズ、ヘスティア、リリ、レフィーヤ、咲、アスフィ、命と千草が集まった。

リューも行きたかったが、あいにくブラックリストに載っているので違う場所で一人入ることとした。

 

そうしてベルはティオナから解放された後宿に戻ろうとした時、ヘルメスという神に連れられていた。ジンはなんとなく行き場所を推察し、行かないと伝えた。

 

ベル「(僕と一緒にどこに行くんだろう?)」

ヘルメス「着いたぜベルくん。下を見てみな」

彼らはある木の上に立っていた。

ベル「下ですか?ってうわっ。」

下にあったのは水浴びをしている彼女達だった。顔を真っ赤にした後ベルはこう言った。

ベル「いけませんって。早く戻りましょう」

ヘルメス「ベルくん覗きは男のロマンだぜ」

そう言われた後ベルはかつておじいちゃんに言われた事を思い出した。

おじいちゃん「ベル、覗きは男のロマンじゃ『おじいちゃん!?』ロロロマンじゃああ!!『おじいちゃん!!?』」

そうやってテンパっていたベルはヘルメス様を押し返そうとしたら、逆にバランスを崩し、落ちてしまった。

ヘルメス「うわあ、これはしくったかな」

ベル「早く上がらないと」

命「わっ!」

千草「きゃっ」

ティオナ「なんだベルくんも実は入りたかったの〜?」

ティオネ「あんた見かけによらずやるわね」

ヘスティア「なんだいベル君。そんなに僕の裸が見たかったのかい?」

リリ「きゃっ。ベル様なんでこんなところに!?」

咲「ベル・・どんまい」

咲は心を読んで、どうしてこうなったかを知ったため怒らなかった。ちなみに心が慌てている時は格上でも心を読むことはできるようだ。

レフィーヤ「変態!」

と顔を赤くしながら言った。因みにレフィーアは特段ベルが嫌いというわけではないが。かつての師匠であった九鬼斗に見初められている者ということで嫉妬は抱いており、そんな者に見られたので怒りを露わにした。

アイズ「・・・・」

顔を赤くしながらアイズは恥部を隠し、立っていた。

ベル「あう、ごめんなさーい」

そういってにげだした。

アイズ「あっ。(また逃げた。こないだはカッコよかったって伝えたかったのに)」

アイズは九鬼斗により以外と感情が昔に比べ、豊かになっていた。そのため昔では考えられないような性格になっていた。まあ、そこまで変わったようには見えないかもしれないが。

 

ベルが逃げ出した時ある湖の近くの木で息を切らせていた。

 

ベル「はあはあ、後で僕殺されそうだな〜」

九鬼斗「お〜い、ベル〜。ヘスティアの野郎は他のやつにはばれてないか?」

ベル「え〜っと、ばれてるよ」

九鬼斗「なんてことだ…罰則をくらうのは嫌だな〜」

と涙をうかべながら言った。

ベル「えっ、罰則になるの!?」

九鬼斗「ああ、もうこのさい諦めよう。ベルそこにある湖にでも入るか」

こうして九鬼斗はこれから起こる事を一旦忘れるために湖へダイブした。

リュー「きゃあ!」

 

九鬼斗「えっ、リュー?ご、ごめんなさーい」

 

彼は見てしまった。生まれた頃の姿を。

九鬼斗はかつて父が母に謝っていた時に見せていたDOGEZAをしていた。

そうしている間にリューは着替えた。

リュー「顔をあげてください。別に私は見られてそこまで怒っていません。逆に見て欲しい..なんて

九鬼斗「ん?なんか最後な辺上手く聞こえなかったんだが」

リュー「なんでもありません。これ以上追求したらミア母さんに言いますよ」

九鬼斗「それだけはご勘弁をー。リューと話す機会がなくなってしまうじゃないか!?

リュー「何か最後な辺に言いませんでしたか?」

九鬼斗「いえ何も!(声が出てただと!?)」

ベルは落ち着いていたので二人が最後な辺に言った事もちゃんと聞こえていた。

ベル「(二人って両思いなんじゃ)」

鈍感なベルにも気がつかれてしまうのであった。

この後リューはかつての仲間の墓へと向かった。

ベル「ここは?」

リュー「私の仲間の墓です」

九鬼斗「くっ、いい人達だったのにな」

ベル「えっ、九鬼斗は知ってるの!?」

九鬼斗「ああ、殲滅されたと聞いた時は本当に『闇派閥』を壊滅させてやろうと思ったほどだったからな」

リュー「クラネルさん、私の過去を聞いてくれませんか?」

ベル「え、はい」

リュー「私はギルドのブラックリストに載っています。このことを九鬼斗に伝えた時は驚かれましたが」

九鬼斗「いや、まさかリュー一人で壊滅させたとは思わなかったからな。あの時は俺も激情に駆られていたからリヴェリア達に監視されていたしな。知らなかったのさ」

リュー「私は仲間の仇を討つためにあらゆる手段を尽くしました。闇討ち、暗殺、奇襲、罠。仲間達の仇を討つためにはなんでもしました。私が暗い路地裏で倒れ、死を待つだけだった時シルに助けられました」

ベル「だから豊饒の女主人に」

リュー「ええ。ミア母さんは全てを知った上で受け入れてくれました。すいませんこんな話を聞かせて」

ベル「リューさん。僕はこないだ貴方に自分を卑下するなと言いました。それは悪い癖だとも。僕もリューさんが自分を卑下したら怒ります」

リュー「これは一本取られましたね」

九鬼斗「いうようになったなベル」

ベル「いや、その、すいませんこんなことを言って」

リュー「クラネルさん。貴方は尊敬に値するヒューマンだ」

そういってベルの手を握る。

リュー「今まで私がヒューマンで接触を許したのは貴方で3人目です」

ベル「じゃあ他の二人は?」

リュー「私が在籍していたファミリアの団長と九鬼斗さんです」

九鬼斗「まあ、リューは本当に卑下しすぎだからな。俺だってそんな悲しい表情をしたリューはもう見たくないからな」

リュー「ありがとうございます九鬼斗さん」

 

こうしたラッキースケベが起きた後、ベルは咎められず、元凶のヘルメス様だけが吊るされて事は終わった。しかし、ある事態が起こった。

 

——とある酒場

モルド「くそっ、どんな手品使ってここまで来やがった」

冒険者「おうおう、荒れてるね〜。それにあいつは仲間にも恵まれてるし、レベルも俺たちを通り越して3だぜ」

モルド「それが気に入らねえっつってんだよ!あいつを一人で来させて集団でやればなんとかなるか?」

そこに神ヘルメスが現れた。

ヘルメス「だったらこれを使えば良いと言い、アスフィの作品である『ハデスヘッド』を渡した。

 

ヘルメスがとがめられている間にテントにいたヘスティアが前、ベル達をパーティーに誘った冒険者であるモルド達によって攫われたのだ。ハデスヘッドは透明化する能力があるためこのような事態となった。さらに置き手紙も置いてあった。

神ヘスティアを無事に連れ戻したければ一人で中央樹の真東、一本水晶まで来いと書かれていた。

ベルはそれを読んだ後、急いでそこへ向かった。

九鬼斗はリューと一緒に少し話していたためこの出来事については分からなかった。

こうしてベルは一人でモルドの元へと向かった。

 

その場所に彼はいた。

 

モルド「じゃあ決闘を行うぜ。敗者には勝った者の言う事を聞くってのはどうだ。俺が勝ったらお前の装備品全部奪ってやる」

ベル「じゃあ、僕は神様を返してもらいます」

観客達「ひゅ〜〜ひゅ〜」

モルド「勘違いするなよ。こえは俺のただの一方的な対決なんだからよ〜」

そうして彼は近くにあった小さな水晶を砕き、視界を奪った。

ベル「ん、いない!?まあ、気配はするんですけどね!」

そういってハデスヘッドの透明化をいともたやすくやぶり、そのうえそれを一撃で壊した。

 

ヘルメス「彼は人の良くない部分を知らなすぎると思ったから彼らを向かわせたのに相手にもならなかったね」

アスフィ「さすが『覇王』の弟子というだけありますね」

桜花はベルがこの場所に向かうのを見ていたためそのまま向かっていた。

ヘスティアは気にくくりつけられていたが、リリが魔法でモンスターに化け、そのままヘスティアを救出していた。

ヘスティアはリリから事情を聞いた後すぐにベルがいる場所へと向かった。そして冒険者達が争っているのを見て、神の力を行使して黙らせた。それが悲劇を生んだ。

十八階層はモンスターが生まれないので安全だと言われたのだがそこからイレギュラーか、上から黒いゴライアスと下からも黒いウダイオスが生まれた。

ゴライアスの方は見た感じでもレベル5相応であり、ウダイオスのほうはレベル7、8相応の実力があるだろう。九鬼斗はこの事態を受けて、早速指揮をとり、この場にいる冒険者をゴライアスの方に向かわせ、彼は一人でウダイオスの方を倒そうと考えた。

実際その通りに冒険者達は動いた。ジンと咲にも事情を伝え、ゴライアス討伐に参加するよう言った。あのウダイオスは前戦ったのとは比較できないほど強いとも伝え、誰も手を出さないようにさせた。そして冒険者の皆はこの悲劇に立ち向かう。

 




今回は本当にモチベーションがなくて、書くのに手間どった。
もう作者が本当に書きたかったアポロンファミリアのことを考えるとモチベが上がったのが唯一の支えでした。もう作者疲れた!
まだ頑張って書いていきますが更新ペースはアポロンファミリアのところ書き終わったら落ちると思います。
すいません。


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ヘスティアファミリアの名が轟くのは間違っていない

今回は5000文字超えたぐらいです。


戦闘が今十八階層で行われていた。

ゴライアスは見たところ確かに強いが、ベル達なら十分倒せる力は持っているだろうと九鬼斗は思ってた。

 

九鬼斗「さて、俺はこのやろうをぶっ飛ばすとしますか。来い『白天竜』『黒地龍』一瞬で終わらせてやる」

 

こうして九鬼斗のワンサイドゲームが始まった。

 

彼はまず詠唱を始めた。

 

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

 

もう一気に殺る。

そう思い、彼は自分自身に殺気を放ち、死の直面に立っているのだと体を錯覚させた。

その結果スキル『阿修羅』が発動し、腕が9本となった。

九鬼斗「とっとと終わらせて武器を渡さないとな」

 

『我元に七つの大罪を示せ』

そう詠唱し、双剣で手を埋まっている2本の腕以外にそれぞれの七つの武器を持った。

それには盾もあり、銃、大剣、杖、弓矢、ククリナイフ、短剣がありそれぞれに効果があった。

この最終詠唱は本来ならば一時間ほど七つの強力な魔法を放てるのだが、それを変え、三分間ほどに効果時間を減らす代わりに絶大な力を誇る武器を権限することだった。それにこの間は魔力も増えるためこの状態となった。彼はこの上に『龍解』をし、さらに魔力を高めて新たな魔法を放とうとしていた。それには莫大な魔力を必要とし、この状態までならなければ発動できないものだった。

 

九鬼斗「(俺が新たに作った魔法で一気に仕留める!)」

 

『権限せよ—』

『我全てを解き放つ』

『我に限界など無い』

『限界など突破せよ』

『その先に我がいる』

『対価を捧げるは』

『この歌なり』

『我元に降臨せよ』

『我と成れ』

『汝力を超える力を』

『我に捧げよ』

『我全てを統べる者なり』

『故に我は今ここで』

『全知全能也り』

 

そういった直後彼からさらに強大な力が湧いた。

 

九鬼斗「これ使うとステイタス更新するまでこの力のまんまになるのが欠点だよな〜。効果は強いけど」

因みに効果は彼が知っている限りの全ての能力を使えるようになるというのと、3レベル分ランクアップするというものだった。頭も普段よりよく動き、正に完璧な魔法だった。効果時間は無限であり、この間は魔力も無限である。しかし、ステイタスを更新しないと成長ができないのとこの魔法を止めると1ヶ月間この魔法を使えないというのも欠点に含まれている。まあ、この強さで満足したならばいいのだが。

 

九鬼斗「んじゃ、とっとと終わらせるか。『無閃!!』」

彼の奥義であるそれを放ち、すぐに決着がついた。今の彼はもはや全知全能にふさわしい実力と知能を兼ね備えていた。髪の色は白くなり、神々しさを感じさせるオーラを身に纏っていた。

 

九鬼斗「この魔法,,,,強すぎだろ・・」

あまりにも強すぎる魔法であった。彼はあまりにも強いあまりもうこれでいいんじゃないかとも思ってしまうほどだった。

 

九鬼斗「あっちはどうかなー」

そういって瞬間移動をして、ゴライアスの元へついた。

 

九鬼斗「ベル達が無双してるだけじゃん」

 

彼の言葉通りベル達は唯無双していた。

ジンのスキルによってゴライアスの動きを止め、リリがあの怪力でぼこぼこにし、咲はその援護と同時に他の者を助けていた。この時間の間にベルとヴェルフは一撃で仕留めるためそれぞれ力をチャージし、それを一気に放った。

その結果、他の冒険者は何もすることなく決着がついてしまった。

 

冒険者達「あっけな!」

ヘスティアファミリア全員「モンスターが弱かったから」

とこぼした。

このことは神の会でも話され、一役人気となった。因みに全員ランクアップしていて九鬼斗とベルは新たな二つなを手にいれた。

 

九鬼斗:『全知全能』

ベル:『白兎の脚(ラビット・フット)

となった。

ステイタスはご覧の通りとなった。

因みにヴェルフに見事にレベル3へと昇格した。

二つ名は不冷(イグニス)

 

 

天神 九鬼斗

 

種族:ヒューマン

 

lv15

 

力  :EX 99999

耐久 :EX 99999

器用 :EX 99999

俊敏 :EX 99999

魔力 :EX 99999 

 

『発展スキル』狩人SSS耐異常SSS神秘SSS剣士SSS 万能SSS 魔道SSS達人SSS 極限SSS 天地SSS 全知全能SSS

 

『スキル』

 

『阿修羅』

9つの命を有する。ランクアップするごとに命が9つ増える。

死ぬたびに全ステイタスに超高補正。死ぬ直面に立ったとき阿修羅が取り付き腕が9本となる。

残り28

 

『一方通行』

ありとあらゆるもののベクトルを操る。格上には効果が現れない。

 

『一撃男』

一撃一撃それぞれに力の高補正。一撃で敵を倒すと経験値が多くもらえる。

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『英雄』

何かを救うごとに全ステイタス補正。早熟する。

 

『調教師』

モンスターに懐かれやすくなる。モンスターの調教(テイム)が成功する確率が高くなる。

 

『怪盗』

何かを盗むたびに器用と俊敏に高補正。

 

『老若男女』

人によく好意を向けられやすくなる。好意を向けられるほど魔力が増える。悪意を向けられると効果が薄れる。

 

『完成』

人の技術を見るだけで模倣できる。模倣したものを完成させ自分のものとする。

 

『選ばれし者』

他人から認められるほど全ステイタス補正。認められたものが神もしくは精霊の場合そのものに応じた加護がつく。早熟する。

ロキの加護:モンスターを殺せば殺すほどステイタス一時的向上。

ゴブニュの加護:武具を作るほど力と耐久に補正。

 

『守護者』

誰かを守るごとに耐久に高補正。同じファミリアのメンバーの耐久にも高補正、仲がいいほどもっと互いに補正がかかる。

 

『発展途上』

ランクアップしたときに手に入る発展スキルを全て取ることができる。

 

 

『大嘘付き』

神にも嘘をつける。自分がついた嘘をなかったことにできる。

嘘をつくたび能力が増える。

ありとあらゆることをなかったことのすることができる。回数制限あり。

一回ランクアップするごとに一個増える。

残り回数:10

 

限界突破(リミットブレイク)

限界突破(リミットブレイク)』と唱えるだけで魔法『全知全能也り』と同じ効果を得られるようになった。

レベルの上限を超える。

限界突破するたびにステイタスが更新される。

紙にはもうこれ以上のステイタスが表示されない。

 

『魔法』

 

『ステイド』

超短文詠唱。対象としたものを完全に止める。魔力が続く限り止めることができる。止めたものに応じて魔力の消費量が違う。止める時間が長いほど魔力の消費量が増える。今は一つしか対象に入れられない。ランクアップするごとに対象にできる数が増える

対象に出来るもの:自分が感じるもの全て

『権限せよ——』

先の詠唱文の後に違う魔法の詠唱文を詠むとそれを自分で放てるようになる。その魔法は完成する。

『七つの大罪』

長文詠唱—

『我が身は影 我が身は咎 我が身は罪』

『我が身に宿すは異なる七つの罪』

『それは大罪と呼ばれ、恐れられた』

『ある時は世界を救い』

『ある時は世界を滅ぼした』

『今代の黙示録として大罪を背負う』

『それは原初にして永遠の呪い』

『その怒りを、憎しみを全てを喰らえ』

『我が身は咎人となりその破壊(ちから)を使おうとする者也』

『ギルティ・セブンスレギオン』

 

第一【傲慢】の罪

我が身は如何なる事象も弾く万象の盾也

【傲慢の罪・神全反射】

[ギルティ・スペルディア《カウンター・アンノウン》]

第二【嫉妬】の罪

我が怒りは憎悪となり世界を恨み終焉に至る

【嫉妬の罪・終贈の祝逝】

[ギルティ・インウィディア《デッドエンド・アフター》]

第三【憤怒】の罪

我が一撃は煉獄の炎をも飲み込み喰らい尽くす

【憤怒の罪・喰煉之怨罪】

[ギルティ・イラ《ヴォルカ・ドライグレイブ》]

第四【怠惰】の罪

我が身は不動(うご)かず、汝等もまた不動(うご)かん

【怠惰の罪・強制不動の陣】

[ギルティ・アケディア《バッドシャープ・フルスキン》]

第五【強欲】の罪

万物を贄となりて我が物となり我が武具(もの)となれ

【強欲の罪・皇邪の宝物庫】

[ギルティ・スペルディア《キング・アイテムボックス》]

第六【暴食】の罪

我知識を喰らう者

【暴食の罪・脳色晩餐】

[ギルティ・バイト](ハンガリー)

第七【色欲】の罪

我恋焦がれる者故感情に飢えた獣なり

【色欲の罪・感情の呪い】

[ギルティ・ルスト(フル・セクシャル)

 

最終詠唱

『我元に七つの大罪を示せ』

七つの武器が権限する。

 

あの魔法を使ったことにより『限界突破』というスキルがついたのと、もうあの魔法を使わなくてもいいようになった。

 

ベル・クラネル

種族:ヒューマン

lv4

 

力  :EX 21211 

耐久 :EX 23145

器用 :EX 19807

俊敏 :EX 32789

魔力 :EX 10098

 

発展スキル 狩人S 耐異常C 幸運S 剣士S 英雄I

『スキル』

 

『憧憬一途(リアリス・フレーゼ)』

早熟する。

懸想(おもい)が続く限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

 

『英雄の器』

 

英雄に認められている限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

早熟する。

発展スキルを全て取ることができる。

試練を乗り越えるたびランクアアップ。

英雄だと思っている者の教えを請うたび全ステイタス超高補正。

 

『英雄願望』

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『魔法』

 

『ファイアボルト』

超短文詠唱。

雷属性と炎属性を兼ね揃えている。

『』

『』

 

 

 

ジン

種族:ヒューマン

 

 

lv3 

 

 

力  :EX  11231

耐久 :EX  16797

器用 :EX  15321

俊敏 :EX 10087

魔力 :EX  28790

 

『スキル』

 

『求愛者』

愛を求めている。

愛を感じるたびに全ステイタス高補正。

早熟する。

 

『停止』

ありとあらゆるものを止める。

同じレベル以下の者しか効果は現れない。

 

『開始』

止まった物を開始することができる。

ありとあらゆることを開始することができる。

 

『恩返し』

恩義があるほど全ステイタス高補正。

恩を返した時全ステイタス超高補正。

大きな恩なほどそれぞれ効果上昇。

 

『疑心暗鬼』

ありとあらゆることを疑うことができる。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『魔法』

 

『時止め』

超短文詠唱

『我時を止める者なり』

時を止める。

魔力がもつ限り止めることができる。

格上の者には効果がない。

解除式『そして時は動き出す』

『』

『』

 

種族:ヒューマン

 

lv3 

 

力  :EX 11321

耐久 :EX 18907

器用 :EX 19008

俊敏 :EX 10002

魔力 :EX 17890

 

『スキル』

 

『求愛者』

愛を求めている。

愛を感じるたびに全ステイタス高補正。

早熟する。

 

『恩返し』

恩義があるほど全ステイタス高補正。

恩を返した時全ステイタス超高補正。

 

『疑心暗鬼』

ありとあらゆることを疑うことができる。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『悟り』

心を読むことができる。

能動的能力。

格上、もしくは心が強い者にはできない。

 

『魔法』

 

『罪と罰』

短文詠唱

『我罪を知る者』

『罪には罰を』

『相応の罰を受けよ』

対象者の罪を知る。

その罪の重さにより罰は重くなる。

罰はランダムで行われるが、罪が重いほどそれ相応の威力がでる。

『』

『』

 

 

 

リリルカ・アーデ

 

lv3 

 

力  :EX 79880

耐久 :EX 48909

器用 :EX 12111

俊敏 :EX 10987

魔力 :EX 14563

 

『スキル』

『縁下力持』

一定以上の装備過重時に力補正。

 

『空間把握』

一定の空間にあるものがわかるようになる。

ランクアップするごとに更に詳しくわかるようになる。

 

『救う者』

仲間を救うごとに全ステイタス補正。

早熟する。

 

『魔法』

 

『シンダー・エラ』

『貴方の刻印(きず)は私のもの。私の刻印(きず)は私のもの』

解除式『響く十二時のお告げ』

変身魔法。

『』

あの戦いは全員がかなり経験値を手に入れられるほどあのモンスターは強かったらしい。

因みに九鬼斗はファミリアに戻ってからようやく完成した武器を渡した。

神ヘスティアがダンジョンに入ったことからヘスティアファミリアは財産の9割を取られた。

九鬼斗はこのことから深層で魔石を手に入れ金を稼ぐべくダンジョンへとまた足を運んだ。

彼はなんとか彼の傑作を取られないようにポケットの中に入れていたのだが、その分もっと金銭的に取られてしまったので今ヘスティアファミリアは貧乏となっていた。

九鬼斗はギルドの命により、ロキファミリアと遠征に行くこととなった。

目標階層は五十九階層であり、彼一人でも余裕な場所である。

ロキファミリアはこないだの遠征で五十階層にて新種のモンスターと戦い、大きな損失を負い、一旦遠征を中断していた。今回はかつての仲間であった九鬼斗を連れ、未知なるところへ向かおうとしていた。

九鬼斗「はあ、なんでこんなことに」

九鬼斗は大忙しである。

一方ベル達はヘスティアの命により一ヶ月ほどゆっくりすることとなった。

九鬼斗「俺だって休みたいんだぞ〜〜!!」

リヴェリア「そんなことをよく私の前で言えたな」

九鬼斗「ごめんなさい。仕事はキチンとこなしますので許してください(俺過労で死んじゃいそうだ)」

こうなって、九鬼斗は地獄へと足を増え入れた。

 




次回はアポトンファミリアのくだりと九鬼斗のロキファミリアとの遠征の二本立てでお送りする予定です。
九鬼斗弱体化?
そんなんは知らんな(とぼけ)
許して下さい。
弱くなったらもうこの小説の見どころがなくなっちゃう。
ということで弱体化やめまーす。


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彼が闇派閥に狙われているのは間違っているだろうか?

今回は一気に話を入れたので7000文字オーバーという快挙を成し遂げました。
作者をほめ讃えよー。
嘘ですごめんなさい。
評価が高くてびっくりしている俺ガイル。
投票してくださった方ありがとうございます。


かくして九鬼斗はかつての仲間であるロキファミリアのメンバーと共に遠征に行くこととなった。

中には何故ロキファミリアを裏切った者がここに!と思っている者もいた。

そのほとんどが九鬼斗が抜けた後に入った者だが。

九鬼斗「はあ、皆の視線が痛い」

リヴェリア「それにしてもこないだは言わなかったが、何故抜けたのかはロキから聞いた」

九鬼斗「アイズ達には入ってないだろうな」

リヴェリア「ああ、その点に関しては違う言い方をしたから大丈夫だ」

九鬼斗「違う言い方?」

リヴェリア「ああ、ロキがこう言ったんだ。『九鬼斗はうちらが弱いから出て行ったんや。俺抜きでもオラリオ1の座を1年間守りぬいたら認めてやる』ってな」

九鬼斗「おいー!ふざけんじゃねえぞ!それだとあいつらめっちゃやる気っていうか殺る気になちゃってるじゃないか」

リヴェリア「それはロキに文句を言うんだな」

九鬼斗「今度会ったらしばく。それとアイズ達のレベルは今なんだ?」

リヴェリア「アイズがもうそろそろレベル8になりそうで、ベート、ティオナ、ティオネは何か大きな偉業を達成できれば同じくレベル8ってくらいかな。というかかつての仲間なのだからそれぐらいは知っておいてあげてくれ」

九鬼斗「まあ、俺が聞きたかったのは後どれぐらいでレベル8になるか知りたかったのもあるんだがな。でもこのペースは結構早いな。追いつかれるかもな〜 」

リヴェリア「ふ、よく言うな」

九鬼斗「リヴェリア達の方は?」

リヴェリア「まあ、私達の方も九鬼斗は取り戻したいからな。何かと特訓を積んでレベル7には昇格したというところかな」

九鬼斗「抜かれてんじゃん」

リヴェリア「ふふ、違いない」

九鬼斗「んじゃ、遠征なわけだし、仕事しますか」

そういって一秒もたたない間に周りのモンスターを倒した。

九鬼斗「とっとと五十階層まで行くぞ」

九鬼斗の活躍もあり、ロキファミリアとヘファイトスファミリアの椿なども無事たどり着くことができた。新種のモンスターも九鬼斗が一瞬で倒していたため何も問題はなかった。

フィン「では五十九階層に向かうメンバーを発表する!先すは僕、ガレス、リヴェリアそしてアイズ、ベート、ティオネ、ティオナ、九鬼斗だ。サポーターとして、ラウルとレフィーヤを連れて行く。

ラウル「(久しぶりに九鬼斗の戦いが見れるっす)」

レフィーヤ「(久しぶりに九鬼斗さんと一緒に冒険ができる)」

アイズ「(今どれだけ九鬼斗が強いのか確かめなきゃ)」

ベート「(今俺がどこまであいつに近づいてるか確かめるチャンスだ)」

ティオナ「(もう足手まといにはならない!)」

ティオネ「(今こそ力を証明するチャンス!物にしないと)」

九鬼斗「(ベート達から攻撃されたりしないよな?)」

椿「(ヘファイトス様も感嘆するほどの者。是非拝見させてもらうとしよう)」

こういう思惑がある中彼らは向かった。

——五十一階層

 

フィン「ここは一気に突っ切るぞ!」

その言葉通り彼らは無事突っ切った。

フィン「これから先は椿の武器の修繕は頼めないと思え」

椿「それはなぜじゃ?」

ラウル「ここから先は油断してると狙撃されちゃうっすから」

九鬼斗「ああ、ヴァルガングドラゴンの砲撃か」

フィン「まあそういうことだ。ここから先は足を止めると死ぬと思え!」

こうして彼らは走り出した。

地面からの砲撃により何個も穴が空いていた。

椿「なるほど狙撃とはこのことか」

全員が走っている中、ラウルの注意が遅れ、上にいる蜘蛛みたいなモンスターの吐く糸を受けたかのように思えたが..

レフィーヤ「ラウルさん!」

レフィーヤは彼を押し倒すことによりラウルを助けたがその結果彼女が捕まることになってしまった。そんな時、下からの狙撃により蜘蛛のモンスターは死滅したが、その狙撃によってできた穴に落ちてしまった。このことにより、ティオナ、ティオネ、ベートもその穴に落ち、レフィーヤを救っていた。

九鬼斗「俺が行くからもう他のやつはこなくても大丈夫だろ?ということで俺は先に向かうぜ」

フィン「わかった許可しよう」

九鬼斗「ありがとな」

こうして九鬼斗も降りて行った。

何回かベート達は狙撃されていたがそれぞれ武器を使って上手く対処した。

そんな彼らは降りた途端にモンスター達に奇襲をかけ、何体か倒していたが、新たな龍達も出現していた。

ベート「っち、うざってーなー」

九鬼斗「じゃあ俺が倒してしまおう。来い『白天龍』『黒地龍』・・・」

彼は一泊置いたかのように見えたが彼が双剣を鞘に収めたと思った頃には周りのモンスターは全滅していた。

ベート「なんて、めちゃくちゃな」

そうしている間にリヴェリア達もたどり着いていた。

九鬼斗は遊び感覚で新たに出現した新種のモンスターを斬り伏せていた。

九鬼斗「つまんな」

こうして彼らは無事五十八階層までたどり着いた。

フィン「この間に椿には武器を研いでもらうよ」

椿「おう、手前にまかせろ。九鬼斗とやらそなたの武器を貸してくれないか?あれだけ切ったのだから切れ味は落ちているだろう」

九鬼斗「いや、研ぐ必要はない。この武器は切れば切るほど切れ味が増すからな。『不壊属性』も付いているし、この武器はなにも問題はない」

椿「それはすごいな」

そういい終わった後。椿は刀を研ぎ始めた。

フィン「ここから先は僕たちにとって未知の領域だ。ゼウスファミリアの報告では極寒の地であったと聞いたが」

ラウル「はいっす、だからサラマンダーウールも人数分持ってきたっす」

フィン「だけど、それなら何故その冷気が僕らに伝わってこない?」

九鬼斗「俺が行った時はちゃんと寒かったんだがな、何かが起きて変わったのだろうな。こればっかりは行かないことには分からん」

フィン「それじゃあ向かおうか。ここから先は神々でさえ見たことのない未知の領域だ」

そこで彼らが目にしたのは深林だった。

レフィーヤ「まるで二十四階層みたい」

ベート「まんまじゃねえか」

そう言っていると森から大きな音が聞こえた。

そうして彼らが向かうとあるモンスターが大量の魔石を食べていた。

ガレス「強化種か」

そう言っていると花みたいなモンスターは開花し、その姿を現した。

デミ・スピリット「アアアアアアーーーアアアアアアアアアアアアーーーアアアアーーー」

そう叫んでいると九鬼斗以外に全員は頭を押さえた。

フィン「なんていう声だ」

デミ・スピリット「アアアーーアリア!」

アイズ「精霊!」

九鬼斗「へー精霊ってのは初めて戦うなー」

デミ・スピリット「アリア!貴方をたべさせて」

九鬼斗「あいにくお前が言ってるやつはアリアじゃねえよっと」

そういっていきなり攻撃を仕掛け、そのモンスターを半殺し状態にまで追い込んだ。

九鬼斗「弱いな」

そんな様子を見ていたギルドの神ウラノスは驚いていた。

ウラノス「フェルズ!あいつはイレギュラーにもほどがあるな」

フェルズ「全くだ。今度彼に更に下にいるであろうあの精霊の本体でも倒せるのではないか?」

ウラノス「はあ、彼に報酬を用意しろ。恐らくあいつはお金などはいらないだろうから装飾品と古代のモンスターの王と言われていたモンスターのドロップアイテムを報酬としよう。それだったら彼はクエストを受けてくれるだろう」

フェルズ「そうですね。彼ほど強い冒険者は金輪際出てこないでしょうね。彼がもし『異端児』とも交友をとれる人物ならば彼らは救われると思うのですが」

ウラノス「そればかりは分からんな。それにこの戦闘もまだ終わってはいないみたいだぞ」

九鬼斗は一撃を与えた後下からなにか強力な攻撃が来たので躱した。

デミ・スピリット「ア・アア・アアアくっ

【地ヨ、唸レ――

来タレ来タレ来タレ大地ノ殻(カラ)ヨ黒鉄(クロガネ)ノ宝閃(ヒカリ)ヨ星ノ鉄槌ヨ開闢(カイビャク)ノ契約ヲモッテ反転セヨ空ヲ焼ケ地ヲ砕ケ橋ヲ架ケ天地(ヒトツ)ト為レ降リソソグ天空ノ斧破壊ノ厄災―― 

 

リヴェリア「長文詠唱だと!?」

フィン「リヴェリア防御魔法を!親指のうずきが止まらない」

リヴェリア「分かった。【舞い踊れ大気の精よ、光の主よ。森の守り手と契を結び、大地の歌をもって我等を包め。我等を囲え大いなる森光(しんこう)の障壁となって我等を守れ――我が名はアールヴ】」

フィン「全員結界まで戻れ〜!」

こうして彼らは結界まで戻った

 

 

代行者ノ名二オイテ命ジル与エラレシ我ガ名ハ地精霊(ノーム)大地ノ化身(ケシン)大地ノ女王(オウ)】

『メテオ・スウォーム』

そう詠唱し終わった後、無数の弾がとんで周りを全て破壊した。

リヴェリアはギリギリ耐え抜いて見せた。

ベート「けっ。今度はこっちから反撃だ!」

フィン「まだ出るな!親指のうずきが収まっていない」

ベート「なっ。まだあるっていうのか!?」

デミ・スピリット

【地ヨ、唸レ――

来タレ来タレ来タレ大地ノ殻(カラ)ヨ黒鉄(クロガネ)ノ宝閃(ヒカリ)ヨ星ノ鉄槌ヨ開闢(カイビャク)ノ契約ヲモッテ反転セヨ空ヲ焼ケ地ヲ砕ケ橋ヲ架ケ天地(ヒトツ)ト為レ降リソソグ天空ノ斧破壊ノ厄災―― 

代行者ノ名二オイテ命ジル与エラレシ我ガ名ハ地精霊(ノーム)大地ノ化身(ケシン)大地ノ女王(オウ)】 

 

レフィーヤ「な、早い!」

デミ・スピリットの詠唱は確かに早かった。そんな時、

九鬼斗「これじゃあ、防げねえだろ

『権限せよ—』

【舞い踊れ大気の精よ、光の主よ。森の守り手と契を結び、大地の歌をもって我等を包め。我等を囲え大いなる森光(しんこう)の障壁となって我等を守れ――我が名はアールヴ】

彼もまたリヴェリアの魔法を模倣していた。更に高速詠唱で。

リヴェリア「全く九鬼斗には敵わんな」

九鬼斗「これで防御はバッチリだからここに居とけよ」

デミ・スピリット『ファイアストーム!』

その攻撃は見事にリヴェリアの結界を破ったが、もう一枚の結界によって無事守られた。

九鬼斗「『限界突破』」

そういった直後彼は凄まじい力を放射した。

 

九鬼斗「リヴェリア達はあのモンスターを倒してくれ。俺はあのモンスターの本体を倒しに行く。

ついては来るなよ」

そういって彼は詠唱しながら地面を蹴飛ばし、下の方へ降りた。

 

フィン「ふ、実に君らしい。あのモンスターには生半可な攻撃じゃ効かないだろう!よって各自アイズの一撃をあいつに当てるために全力で援護しろ!椿とラウルはリヴェリアが詠唱している間守っておいてくれ。行くぞ!【魔槍よ、血を捧げし我が額(ひたい)を穿て】うおー!!」

こうしてロキファミリアはデミ・スピリットに向けて走り出した。

一方九鬼斗は八十階層にいた。

九鬼斗「お前が本体か・・とっとと倒させてもらうぞ」

デミ・スピリット「ナメルナー!!クラエ!『ファイアストーム!』」

そうして直撃し、デミ・スピリットは勝利を確信したが、

九鬼斗「へ〜あの威力を詠唱なしではすごいな。では俺のを見せてやろう。

『権限せよ—』

『ファイアストーム!』

デミ・スピリット「ギャアーー!!!くっ、マケルモノカー」

九鬼斗「いーやお前の負けだな。必殺『本気殴り』」

彼は限界突破した状態で放ったそれはいともたやすくこのモンスターを倒してしまった。

その様子を見ていたウラノスとフェルズは開いた口が塞がらなかった。

ウラノス「フェルズ、彼が帰って来たらここまで読んできてくれ。彼とは話合わないといけない。

それと例の報酬も即刻あつめよ!」

フェルズ「ああ、そうするとしよう」

ウラノス「なんというヒューマンだ。もはやあれは神の域だぞ」

九鬼斗が倒した後五十九階層に戻るとボロボロになった彼ら達がいた。

九鬼斗「回復してやるからちょっと一箇所に集まってくれ。行くぞ『全回復(リザレクション)』」

リヴェリア「これは!?ふ〜。もはや私は九鬼斗に魔法でも足元にも及ばないようだな」

九鬼斗「この魔法は俺が限界突破してないと使えないから、まあ、まだチャンスはあると思うぜ。さて『リミットオン』コレでよし。」

リヴェリア「さっきまでのオーラが消えたのだがやはりあれにもデメリットがあるのか?」

九鬼斗「いや、効果時間は無限だし、魔力とかもこの状態だと無限だし、このままの状態でもいられるけど頭がずっとスッキリしてるのは逆に気持ちが悪くてな、使ったら解除するようにしてる」

リヴェリア「ははは、もはや貴様は私の物差しでは測れないようだ」

ベート「(こんなんじゃ追いつくなんて夢のまた夢じゃねえか!)」

ティオナ「(そんなに強いなんて)」

ティオネ「(あのモンスターを一人で楽にたおせるぐらいにならないと肩は並べなさそうね)」

アイズ「九鬼斗、なんで九鬼斗はそんなに強いの?」

九鬼斗「うん?別に俺は自分がやるべきことをやってたらこうなったってだけでそこまで強くはねえよ」

アイズ「嘘つき。私達を置いていったくせに」

九鬼斗「それは・・お前達のために・・」

アイズ「ふん、もう九鬼斗なんか知らない!ベルの方がカッコよかったし」

九鬼斗「な、なんだと」

そういって九鬼斗は崩れ落ちた。

ベート「(九鬼斗のやつアイズのことを妹みたいに可愛がってたからな、これは痛手を負ったな)」

ティオナ「私も九鬼斗なんかもう嫌い!」

九鬼斗「ぐはっ!」

ティオネ「このナルシスト」

九鬼斗「ぐふっ」

リヴェリア「さっきのは確かにナルシストぽかったな」

九鬼斗「ぐっはー」

レフィーヤ「九鬼斗さんなんかもう知らない!ぷん」

九鬼斗「レフィーヤまで・・もう終わりだー」

こうして九鬼斗は精神的に大ダメージを負ったのであった。

ベート・フィン・ガレス・ラウル「ドンマイ九鬼斗」

男達は九鬼斗のあの発言は気を使ったものだと気が着いていたが、女達はそうは思わなかったらしい。

こうしてブルーな気持ちで九鬼斗は帰ることとなった。

九鬼斗「(咲にでも慰めてもらおう)」

こうして遠征は幕を閉じた。

九鬼斗はポケットを使って必要な分だけ魔石を取り、先に地上へと戻った。

ベート「あいつ逃げたな。まあ、今回は仕方ないか」

九鬼斗は帰った後、フェルズなる者に呼ばれ、更に報酬を得て、ブルーな気持ちを少しリセットして、ホームへと戻ったのだった。

九鬼斗「ただいまー!あれ誰もいないだと!?あいつらにまで嫌われたら俺はおしまいだー」

 

ーーその頃ベル達はそれぞれのランクアップをヴェルフのおすすめである『火蜂亭』でお祝いをしていた。

 

ベル「ではみんなのランクアップを祝ってカンパーイ!」

リリ、ヴェルフ、咲、ジン「カンパーイ」

ベル「いやーまさか僕がレベル4にまでランクアップするとは思わなかったよ」

ヴェルフ「おれもランクアップしたしな、椿みたいに自分でダンジョンへ潜って。ドロップアイテムを取れると思うと今からワクワクしてきたぜ」

リリ「そこまで調子に乗らないでくださいと言いたいところですが、今回は皆で祝いましょう!」

咲「そうだね、久しぶりだからね。こんなパーティーみたいなの」

ジン「うん・・そうだね」

リリ「どうしたんですかジン?元気がないように見えますが」

ジン「いや、ただ周りの様子が変だなーと思って」

ベル「まあまあ、そんなことは放っておいてじっくり楽しもうよジン!」

ジン「全くうちの副団長は・・(それにしても近くに座ってる太陽のエンブレムを付けているやつらが何かこちらに仕掛けてきそうだな)咲ちょっと頼みがあるんだが」

咲「何?ジン?」

ジン「あそこにいる太陽のエンブレムをつけてるやつの心を読んでくれ」

と小さな声で言った。その時だった。

ルアン「あ〜あ。ラッキーでランクアップしたやつらの祝賀会なんて気持ち悪い」

ベル「なんだって」

ルアン「そうだろお前はずるをしてここまで来たんだろ」

ベル「確かにそうかもしれないね。九鬼斗の力を借りて僕はここまできたけどそれがどうかしたかい?」

ルアン「っち、他のやつらだってずるしてレベル3まで上がったんだろ。なんてせこいやつらだ。お前らなんか『全知全能』天神九鬼斗がいなけりゃ唯の雑魚じゃねえか。はっ」

ベル「なんだって。僕はいい。だけどヴェルフ達に言った言葉は撤回しろ!」

ルアン「はっ、なんで撤回しなくちゃならねえ。ずるをしたやつにずるをしたと言って何が悪い?」

ベル「口を慎めよ」

そういってベルはほんの一瞬で彼の元に近づき殺気を放った。

ルアン「ひっ」

その殺気だけでルアンは気絶した。その時だった。

団長らしき者がいきなり攻撃を仕掛けてきたのだ。

アポロン「我が団員に何をしてくれた!」

ベル「別に彼が一人でに気絶しただけでしょう」

アポロン「私のレベルは5だぞ。レベル4である貴様が敵うはずがあるまい。土下座して謝れ。そうすれば許さんこともない」

ベル「へ〜。僕が土下座して、あの言葉を撤回してくれるなら構いませんよ」

アポロン「まだ吠えるか!実力の差をみせてやろう」

そういって戦闘が始まった。ベルはステイタス的にはアポロンを凌駕しており、技術面に関しても圧倒的なので結果は見に見えていたのだが、他の団員も参加し、ベルを袋叩きにした。攻撃してきたのはレベル4の冒険者達であり、流石のベルも捌き切れなかった。

アポロン「いまだ!やれエイト!」

そうしてエイトと呼ばれた者はベルに大きな傷を与えた。そのあとはリンチされそうになったのだがその前にジンが少しの間時間を止めて助けていた。そして高等回復役をベルに飲ませた。

ジン「そっちがいきなり攻撃してきたとギルドに報告しますよ」

アポロン「まさか、こちらは一人団員をやられているのだぞ。そちらが悪い。後日『戦争遊戯』を貴様らヘスティアファミリアに仕掛ける。楽しみにしてるといい。ちなみに『全知全能』に伝えてやってくれ貴様の弟と妹は我がファミリアに所属していると」

エイト「あの兄貴よりは出遅れたが負けてはいないことも伝えておいてやる。俺のレベルは6だ」

ベル「くっ」

こうして火蜂亭では戦闘が行われ。後日アポロンからヘスティアに二人の眷属を連れていく、神の会の招待状が送られた。九鬼斗はこの話を聞いたあとタメイキをついて明日の神の会に俺もついていくと決定した。よってヘスティアは行きたくなかったが、九鬼斗とベルを連れ、神の会へと向かった。

この神の会で九鬼斗は実に久しぶりに実の兄弟と会うことになった。

九鬼斗「過去とは決別したつもりだったんだがな」

 




アポロンファミリアは原作のままだと話にならないので九鬼斗の兄弟を使ってうまいこと強化させました。
ちなみに兄弟はかなり強いです。九鬼斗にはさすがに遠く及びませんが。


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彼の兄弟が実はいい奴だったのは間違っているだろうか?

今回は前ほどは長くないです。
思ったよりもアポロンファミリアの部分早く終わりそうで怖い。
次はまだ戦争遊戯にはいきません。


九鬼斗「はあ、あの弟がまさかレベル6とはな〜。妹の方もレベル6とかやばすぎだろ」

ヘスティア「君に兄弟がいたことが僕には驚きだよ」

ベル「それにしても今回はアポロン様が主催してるんですよね。悪い予感がします」

九鬼斗「ああ、そら悪い予感はするわなー。俺が帰ってる時に皆でパーティーしてた時に喧嘩吹っかけられて返り討ちにして、そのあとにそいつの連れが『戦争遊戯』を仕掛けるって言ってたんだもんな」

ベル「うう、面目ないです」

ヘスティア「まあまあ、アポロンファミリアも九鬼斗くんの兄弟のおかげで強くはなっているけど九鬼斗くんもいるんだからやっても問題はないと思うよ」

九鬼斗「あのな〜。俺が参加したら結果は見えてくるから絶対あっちはなにかしら条件をつけてくるぞ。こっちから仕掛けたってでっちあげてな」

ヘスティア「そんなことするかな〜?」

九鬼斗「俺は昔気にいられたことがあってな、その時に姑息なマネをして、俺を引き入れようとしたんだ。あいつは気にいった奴はどんな手段を使ってでも奪うような奴なんだぞ。恐らく、あっちは勝利したらベル、ジン、咲、リリ、そして俺をコンバートさせろっていうだろうな」

ヘスティア「な、そんなことは認めないぞー」

九鬼斗「あいつは美形のやつがすきだからな。その分さらに狙われるだろう。俺も一応美形だしな」

ベル「自覚あったんだね」

九鬼斗「まあ、あれだけ好意を向けられたらな」

ベル「じゃあ、周りの人で九鬼斗に好意を向けてる人っている?」

九鬼斗「いないと思うぞ」

ベル「リューさんはどう?」

九鬼斗「な、それはあの人は俺のことは好きではないだろう」

ベル「根拠は?」

九鬼斗「そんなんあるわけねえだろ。っていうか俺はあいつのこと好、好きだし、・・良く見てるからな・・」

ヘスティア「え、九鬼斗くんにも好きな人がいるのかい!?」

九鬼斗「おい、声が大きい!」

ベル「そういう九鬼斗も声でかいよ」

神達「おい、あの『全知全能』にも恋事情ってのがあるらしいぞー!うおー!」

こうして一時の間この話題でもちきりとなるのだった。

九鬼斗「ヘスティア〜恨むぞ〜〜」

ヘスティア「まあまあ許してくれよ」

九鬼斗「こないだは心配だったからってダンジョンに潜ったせいで罰金を食らったから遠征にも行かないといけなくなったんだぞ」

ヘスティア「僕が悪かったから、許しておくれよ〜」

ベル「まあ、神様もこう言ってることですし」

九鬼斗「まずお前もアイズに告白の一つでもしたらどうだ」

ヘスティア「何〜ベル君それはどういうことだ〜!」

こうして、彼らの間で醜い争いが勃発した。

そんな時、

アポロン「皆聞いてくれ!先日私の可愛い眷属がそこにいるベル・クラネルにこのような傷を負わされてしまった!」

そして包帯だらけのルアンが現れた。

 

ルアン「う〜、痛いよ〜」

アポロン「このような傷を負わせたのにも関わらず、ベル・クラネルは一切の謝罪もなかった!よって『戦争遊戯』をヘスティアに申し立てる!」

ヘスティア「ふん、そっちの言い分はそれだけかい?いいだろうこっちこそ受けて立とうじゃないか。こちらはそこにいる子に悪口を言われたのだから〜。対等に戦おうじゃないか」

アポロン「ふざけるな!うちの子供はこのような傷を負っているのだぞ!」

ヘスティア「いや〜こっちもベル君が大きな心の傷ができるいるんだ。お互い様だろう?聞いた話によると殺気にあてられて、気絶しただけらしいしね」

アポロン「ふざけるな!こちらには証人もいるのだぞ!」

九鬼斗「あんたが元々周りにいた客にお金を払って偽装していることはバレバレなんだよ!こちらの方こそ受けて立とうといったんだ。これ以上言い争う必要もないだろう。試合等のルールも後日話し合えばいいだろう?行くぞ、ヘスティア、ベル」

そうして彼らは去った。

ロキ「面白そうやないか〜。九鬼斗に好きな奴がいたとはな〜。これにも驚かされるはほんま」

アイズ「うん、私も気になる」

 

——ヘスティアファミリアホーム

 

九鬼斗「これで対等な条件で戦えそうだな。これなら勝てるだろ。だけど恐らく彼方はこのホームに十中八九攻めてくるな。逃げる準備はしておこう」

ジン「このホームは守らないのかい?こんなに思い出が詰まった場所なのに?」

九鬼斗「それについては結界を張ったから崩壊はしないようになってる。けど必需品とかはもう今のうちに持って行こう」

ヘスティア「そういうことならとっとと逃げようか」

咲「でもどこへ?」

リリ「私の宿はダメですよ!危機にさらせたくないので」

ベル「ん〜検討もつかないな〜」

九鬼斗「これから行くところはいいぞ〜。安全は保障されていて、その上豪華で、修行もつけられるんだからな〜」

ベル「そんな夢みたいな場所が!?」

九鬼斗「ああ、今から向かうぜ」

こうして彼は向かった。ロキファミリアの館へ。

 

九鬼斗「お〜い、ロキ〜!止めさせてくれ〜。今なら咲に少しの間なら抱きついても良い権利をやるから〜」

ロキ「・・・だー。それはほんまか?」

九鬼斗「本当です。咲それぐらいはいいよな?」

咲「(まあ、心をよんでもそこまで悪い人ではないですし)良いですよ」

ロキ「やっふー。んじゃあとで抱きつかせてもらうわ〜。ヘスティアがいるんもまあ許すわ」

ヘスティア「まあ、お世話になるよ」

ロキ「お?礼いえるようになったんかいな〜!」

ヘスティア「まあ、この状況ではこの場所が最適だろうしね。こっちは頼んでいる側だし、礼をいうのは当然だろ」

ロキ「自分、成長したな」

ヘスティア「まあ、これぐらいのマナーも無かったら九鬼斗くんの主神は務まらないからね」

ロキ「あー。なるほどな。うん、分かるでその気持ち!九鬼斗はほんっま心配させるし、自分よりも圧倒的に優秀やし、辛かったわ〜あん時は。今となったら良い思い出やけど」

九鬼斗「おい、人を疫病呼ばわりするな」

 

こうしてヘスティアファミリア一同はロキファミリアの館へと泊まることとなった。

その頃九鬼斗の予想通りアポロンファミリアの何人かがホームをつぶそうとしていたが、もうもぬけのからだと気付くと、やけくそになり、ホームを崩壊させようとしたが、結界で守られているのに、気付いた後逃げるようにその場から去った。

 

九鬼斗はパーティーの時に実の弟から妹も含めて話しをしたいと頼まれ、皆が寝静まった頃に約束していた場所へと向かった。

 

九鬼斗「よう、久しぶりだな。エイト、ミライ」

エイト「久しぶり兄さん。まず言いたいことがあるんだ。小さい頃いじめててごめんなさい!」

ミライ「私もごめんなさい」

九鬼斗「別に謝ってほしいわけじゃないんだが」

エイト「いや、謝らせてくれ。昔はなにもかも恵まれていた兄さんが羨ましかったんだ。その嫉妬からいじめてしまったんだ。謝って許されることではないが、それでも謝らせてほしい。ごめんなさい」

ミライ「私達はモンスターに襲われた時、母が囮となって私達を逃がしたわ。その時にお母さんはもう亡くなったわ」

エイト「その後、昔聞いた迷宮都市オラリオに行こうと決意して、何事もなく無事に着いたんだが、どこのファミリアに入れなかったんだが、アポロン様から気に入られて今となったんだ。これは今からちょうど一年前ぐらいかな。ランクアップが早かったもんだからある程度注目は浴びてたんだけど兄さんが戦ったあの龍のおかげで噂も消えたって感じかな」

九鬼斗「だからか、俺が気づかなかったのは」

エイト「今では苗字を伏せているからね。アポロン様が兄さんに執着していたのを見てね」

九鬼斗「まあ、賢い判断だな」

ミライ「兄さん単刀直入にいうんだけど私達をヘスティアファミリアに入れてくれないかしら?

九鬼斗「ほう、それはなぜ?」

エイト「入った当時は良かったんだが、アポロン様の強引的な勧誘を見て、抜けたいと思っていたんだが、コンバートは絶対許さないだろうから。頼む『戦争遊戯』でアポロンファミリアに勝ってくれ!こっちが勝ったら九鬼斗達も無理やりコンバートされてしまうだろうから」

九鬼斗「元々勝つつもりだが、アポロンを油断させるためにも俺は参加しないようにする」

エイト「なっ。それだといくらあの人たちでも勝てないぞ!僕らが入って以降皆レベルは高くなっている。僕たちもたたかわないといけない」

九鬼斗「まあ、その点は大丈夫だ。俺は恩恵無しで参加するつもりだ。これを条件にするかわりに勝った時になんでも受け入れることをつけさせる。アポロンは俺が参加したら負けるということは知っている。だからこそ一方的にこっちが悪いように仕向け、俺を参加させないようにしたんだろうが、俺が言い負かしたからな。あっちも案は今頃ねっていることだろう。俺がどうすれば参加させないようにするかと。こっちからその条件を満たしてやるんだからそうなったらあいつは自分の勝利を疑わないだろう。この計画で行こうと思っている。これだったらエイトとミライもうちのファミリアにコンバートできるしな」

エイト「でもそれだと負けてしまうかもしれないぞ。俺は一応仲間であるファミリアの皆は切れないぞ」

九鬼斗「お前らは何も心配する必要はない。俺は恩恵無しで参加するが、恩恵がなくても俺は強いからな」

ミライ「本当に兄さんはデタラメね」

エイト「信じるよ」

九鬼斗「お前らも全力を持ってかかってくるといい、その上で勝つからな」

エイト「楽しみにしとくよ」

ミライ「じゃあねー兄さーん」

九鬼斗「『リミットオン』ふう、心を読んだが嘘はいってないから信頼できるな。まさかあいつらがあんな理由でいじめてたとは思わなかったわ。確かめるようなことをしたら罪悪感が出てきたな。それにしても咲のスキルは便利だな〜」

九鬼斗はくる前にスキル『悟り』を使うべく『限界突破』していた。

全ての能力が使えるので『悟り』も例外ではなかった。

 

九鬼斗「明日はステイタスを封印してもらうか。それとベート達に頼んで鍛えてもらうか」

九鬼斗は生身でも戦えるようになるべくステイタスを封印した状態での戦闘を鍛えるつもりであった。しかし、生身の状態だとベル達を鍛えるのは無理なので頼むこととした。

結果的に九鬼斗はロキファミリアの主戦力全員に鍛えてもらうよう頼んだ。フェルズに貰った報酬の一部を渡すことによって。まあ、それがなくても引き受けてはくれただろうが。

こうしてヘスティアファミリアはそれぞれロキファミリアの幹部達に鍛えてもらうこととなった。

因みに九鬼斗は生身の状態でリヴェリア、フィンに鍛えてもらうこととなった。

ヘスティアは九鬼斗の計画通りに『戦争遊戯』のルールを決めた。

アポロン「はは、言ったな!ヘスティア!もう後戻りはできないぞ!」

ヘスティア「ああ、もちろんだとも。首を洗って待ってな」

アポロン「(流石の『全知全能』も生身ならば少し強い程度の一般人にすぎんだろう。こちらには百人以上いることだし、問題ないだろう。)」

ヘスティア「(アポロン君は大きな過ちを犯したな!なんでも受け入れるといったことを後悔させてやる)」

こうして準備は着々とついていった。

 




最近書くのが遅いし、文章の質も落ちてる感じがする。
スランプかな〜。まあそんなことも気にせずこれからも頑張って書いていきます。


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彼らにハネムーンが起きるのは間違っているだろうか?

今回でカップリングが何個か一気に出来ます。作者の国語力では上手い展開で告白なんて出来なかったよ。
文字数はそこまで多くないです。


こうして彼らは修行を始めた。九鬼斗は恩恵が無い状態でフィンとガレスと組手をしたり、ベルはアイズに剣を教えてもらったり、ティオナと組手をやったりしていた。ジンはベートと何故か意気投合し、お互いに良い関係を築いた上に修行も時止めによりステイタスを三日でカンストまで持って行った。

咲はリヴェリアに魔法を教えてもらったり、杖による戦い方を学んでいた。

リリはティオネに戦術とは何かを教えてもらい、似たようなスキルをもっているのでとても充実した修行となった。ガレスが九鬼斗との組手が終わった後ぐらいに力くらべをしたり等、それぞれがとても充実した修行を行っていた。

 

九鬼斗「思い出すな〜。ロキファミリアの入団試験を」

フィン「そうだね。あの時は一撃をもらってしまったが、この条件でまけるわけにはいかないな」

九鬼斗「いくぜー」

九鬼斗は模擬戦用の木の双剣をつかってフィンと戦っていた。フィンも木の槍を使っていた。

九鬼斗は『縮地』と呼ばれる武術を使ってステイタスの差をちじめていた。かくいうフィンは上手いこと体を使って凄まじい威力をもって、槍を振るっていた。

九鬼斗は武術と経験でステイタスの差を詰め、フィンは自分が持ちうる全てをもって九鬼斗とぶつかった。九鬼斗には昔作った魔眼があり、あれから改良を重ね、五秒先までは見えるようになっていた。そのほかにも全体を見渡す能力や、視界をズームしたりするなどの機能がついているため、それは組手において絶大な効果をもっていた。更に右目はコンタクトレンズで能力を左目の魔眼と繋いでいおり、両目を合わせた上に経験によってほぼ確実な未来を予知していた。

フィンは魔眼があるのはしっていたので、その効果をできるだけ無視するために野生の本能のようなものを引き出して戦っていた。

フィン【魔槍よ、血を捧げし我が額(ひたい)を穿て】

九鬼斗「おいおい、魔法は反則だろ」

こうして彼らはもはや殺し合いに近い形式で組手を行っていた。

最終的には体力面でやはりステイタスを封印されている九鬼斗は負けてしまった。

ガレスには武術がよく合うため、力を全て受け流し、そこでできた隙にちまちまと攻撃を与えて行ったのだが、やはりステイタスの差は大きく、またもや体力面で負けてしまい、大きな一撃をもらって致命傷に至った。九鬼斗はステイタスが封印されているのにも関わらず二人相手に善戦したため、他の団員から驚かれていた。

九鬼斗「まだ、これじゃあダメだ。せめて弟と妹を10分間でも耐えられなければ負けるな。

『龍解』を使わなければ」

フィン「え、九鬼斗、君はステイタスが封印されている状態なのに『龍解』が使えるのかい?」

九鬼斗「まあ、あれはただ持ち主の力を全て10倍に引き上げるものだからな。ステイタスが無くてもそれは変わんねーよ」

フィン「じゃあ『龍解』したら勝てそうかい?」

九鬼斗「彼奴らがどこまで強いのかに限るが、十中八九勝てると思う。このまま修行を続けていけばな」

フィン「付き合うよ」

九鬼斗「サンキュー」

ガレス「わしもあの小人の組手が無い時だったら手伝ってやれるしの〜」

九鬼斗「ガレスもありがとう」

 

——一方ベルはアイズと模擬戦を頻繁にやっていた。

 

ベル「(はあ、何回かは攻撃が入れられるけど、カウンターがあるから勝つのは厳しいな)」

アイズ「(ベル、本当にレベル4?それにしては強すぎる。これでも私レベル7でもうそろそろ8に上がりそうなぐらいなのに)」

そう思いながらも彼らはお互いの最高の武器を使って戦っていた。

ベルは九鬼斗が作ってくれたオーダーメイドの双剣を。

アイズもかつて九鬼斗が作ってくれたものをゴブニュ本人に頼み、更に改良したデス・ペレートを使っていた。

彼らはまさしく真剣勝負をしていた。そのような模擬戦の他にもベルはティオナと一緒に素手での戦闘もやっていた。

ジンはずっと長いことベートと無休で戦い続けていた。致命傷を負った時はスキル『開始』を使って自然治癒力を開始しその時間をとてつも無く早くすることによって、すぐに回復していた。

一方ベートはそんな便利な能力はなく、傷を負っても気にもせず戦い続けていた。

咲はリヴェリアと魔法について学んでいると、九鬼斗から魔道書を渡され新たな魔法を手に入れた。

それは回復魔法と支援魔法の詠唱連結だった。更に短文詠唱と、戦闘中に自分自身に支援魔法や、回復魔法を使うこともできた。咲の杖は九鬼斗のオーダーメイドなだけあって『不壊属性』が付いてある上に魔剣のように魔力をそこにチャージしておくことによって『ショット』と言うだけでその分に応じた砲撃が繰り出されるものであった。属性は『罪と罰』同様ランダムだが、相手に一番効く属性を勝手に選んでくれるので便利ではあるが。こうして咲はリヴェリアから学んだり、体も鍛えるためにきちんとトレーニングを積んでいた。

リリはすごい速さで力をカンストさせ、準備期間である一週間の間に二回もランクアップを果たした。

結果的に九鬼斗は恩恵無しで『龍解』すればなんとかレベル6二人を足止めできるレベルに。

ベルはレベル4で、カンストまであと僅かのところまで来ていた。ランクアップはなぜかその状態でできなかったためレベルは4のままである。

リリは力だけカンストしていたらランクアップしていたのでいつの間にかベルを抜かしレベル5となっていた。ジンは同じくレベル5になり、その上スキルの使い方もだいぶ上手くなっていた。

咲はベルと同じくレベル4に留まっていた。その代わり、『平行詠唱』をマスターし、どの状態からでも詠唱できるようになっていたのと、杖による近接戦闘も格段と上手くなっていた。

更にヴェルフは仲間のピンチだということで、ヘスティアファミリアにコンバートし、これまでの一週間の間に壊れる魔剣だが、高威力を秘めた魔剣を2個作っていた。それらはそれぞれ三回ほど放てるようになっていた。

タケミカヅチファミリアの命も命の恩人であるベル達に恩返しをするべく、コンバートした。

途中で修行に参加したことにより魔法を高速詠唱で言えるようになったのと、ランクアップを遂げ、レベルは3となっていた。

 

九鬼斗は『戦争遊戯』が始まる前の日の夜にリューに参加してほしいと頼んだ。

勝利を確実にするためにと。その上誘導役をやってほしいから憎いであろう『クロッゾの魔剣』

を使って敵を錯乱してくれと。

リューはある条件つきで了解した。その条件とはアストレラ様に合わせてほしいというものだった。

九鬼斗は『限界突破』したら瞬間移動ですぐに連れてくることは可能だったので、急遽アストレア様を呼ぶこととなった。

九鬼斗は事情をアストレア様に話して、来てくれるよう頼んだ。

その結果アストレア様はリューのためならと言ってきてくれた。

 

リュー「アストレア様、本当にすいませんでした」

アストレア「いいです、リューよ、私はオラリオから逃げてしまった。貴方を置いて。そんな私に貴方を責めることなどできません」

リュー「しかしそれでは」

アストレア「では罰を与えましょう。それで納得するのであれば」

リュー「それならば、それで罰はなんでしょうか?」

アストレア「ヘスティアファミリアにコンバートして彼らに協力してあげなさい」

リュー「そ、それは罰ではありません!」

九鬼斗「リュー、リューは人一倍正義感がある人だ。そんな君に僕は甘えたいんだと思う。君を巻き揉んだらいけないようなことなのに。それでもどうしても君に俺のファミリアを救ってほしいんだ。

それと今まで言えなかったんだけど俺はリューが好きだ。俺が落ち込んでいる時にも声をかけてくれ、凛々しい貴方が大好きだ!そんな君にこんなことは頼みたくなかった。断るなら断ってもいい。だけど俺は兄弟もベル達全員を救いたいんだ。こんな傲慢な俺からの頼みを聞いてくれ!」

リュー「本当に貴方はバカな人だ。私は元々助けるつもりでしたよ。それと一つ私も今まで言えなかったことがあります。私、リュー・リオンは貴方のことが好きです。あった時から好きでした。一目惚れというやつなのでしょう。私はこんな汚らわしい過去を聞いても受け入れ、抱きしめてくれた貴方が大好きです」

九鬼斗「えっ///」

九鬼斗は珍しく顔を真っ赤にさせていた。

かくいうリューも顔が真っ赤だった。

アストレア「あのー、感動してるところすまないんだが、リューよステイタスを更新と、コンバート可能にさせてもらうぞ」

リュー「ああ//はい分かりました」

こうして準備は整った。ついでにジンが抱いていた一つの問題も解消された。

リューが更新し終わった後、アストレラ様は戻ることとなった。

アストレア「君達が結婚する時は是非私も呼んでくれよ!」

こうしてリューはヘスティアファミリアへと加わるのだった。

九鬼斗「あのさリュー。俺たち両思いなんだよな//」

リュー「そうですね////」

九鬼斗「その・・言いづらいんだけど、この後どうすれば良いんだ?///」

リュー「え、ええっと接吻じゃないんですか///」

九鬼斗「そうか?じゃあいくよ」

リュー「ええ、では」

チュッ

こうして彼らは見事に付き合うこととなった。

ベル達のほうでも色々と恋沙汰が今夜繰り広げた。

 

リリはなんとフィンに告白された。リリはまだ決められないとだけ言い残し保留とした。リリはベルのことが好きだったが、これが本当に異性としてなのかがわからなくなってしまった上に、修行中にフィンに優しくされたこともあり、保留となった。フィンは一族の復興を祈っており、純粋な小人のリリとぜひ結婚したかったため告白した。その上彼女の戦いに魅了されたのも一つある。ティオネにはばれなかったためイザコザが起きることはなかった。

一方、ジンはなんとレフィーヤに告白され、そのまま付き合うこととなった。

レフィーヤはなんとジンに会った時から一目惚れだったらしい、ジンはベートと戦い終わった後、看病してくれたレフィーヤが好きになり、こうなった。

こうして咲を除いた全員が恋沙汰に巻き込まれた。

咲はロキファミリアの男性陣からかなり告白されたが、どれを了承しなかった。

こうして準備期間最後の夜にハネムーンが起こった。

こうして一夜にして、ヘスティアファミリアでカップリングが三つできた。

ベルはアイズに告白しようとしたのだが、他の大勢のリキファミリアの女性陣に告られそれどころではなかった。このことにはベルはかなり落ち込んでいた。

こうしてそれぞれ恋沙汰が起きた後アポロンファミリアとの『戦争遊戯』が行われた。

 




新しい小説を作ったのですが、書いてる途中にもどかしさを感じながら書いてました。
是非見てね。
祝100000文字突破!!それとお気に入りの数100突破!!本当にありがとうございます。


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彼らが無双するのは間違っているだろうか?

更新遅れてすいません。
作者にも用事があるんです。
今回はそこまで長くありません。
更新遅かったくせにこんだけかよ!と思うかもしれませんがご了承ください。


新生ヘスティアファミリアはまた新たに増えた仲間と共に戦争遊戯の舞台へと向かった。

 

九鬼斗「ベルはアポロンのことだけを考えてろ。バックアップは俺たちがする。リューはまずヴェルフが打った魔剣を使って、とりあえず城を半壊させてくれ。それ以外の者は錯乱、遊撃を行い、とりあえず向こうの一番の武器である数を減らせ!俺があのレベル6の二人を抑える。では行くぞ!」

全員「おう!!」

 

こうして作戦通りに彼らは行動を開始した。その頃——

 

ヘスティアは仇を見るような目をしながらアポロンの横に座っていた。

 

ヘスティア「覚えてるだろうな〜アポロン、僕のファミリアが勝ったら君はいう事を全て聞くんだぞ」

アポロン「ああ、もちろんさ。それにしても本当に良かったのかい?あの『全知全能』のステイタスを封印して。まさか彼がステイタス無しであの二人で勝てるわけもない。今のうちに別れをする時にいう事でも考えたらどうだい?」

ヘスティア「・・・一つ言い忘れてだけど、魔道具(マジックアイテム)は禁止されていないよ。九鬼斗くんがステイタスが無くても戦えるようにしていないわけがないだろう?」

アポロン「は?まさか魔道具(マジックアイテム)だけで勝てるとでも?」

ヘスティア「今のうちにいっておくけど彼は普通にロキファミリア団長であるフィンと渡り合っていたよ、ステイタスがない状態で」

アポロン「はっ、嘘はほどほどにしたまえ。見苦しいだけだぞ」

ヘスティア「今に分かるさ」

 

——司会

 

イブリ「はい、今回この戦争遊戯を実況させていただく『火炎・爆炎・火炎』イブリ・アチャーです。そして横にいるのが我らの『俺がガネーシャだー!』はい今回司会を務めるガネーシャ様ですー。今回の戦争遊戯はどうなると思いますか?」

ガネーシャ「俺がガネーシャだー!」

イブリ「はいでは実況に戻りましょう」

 

 

ロキ「じゃあ、ウラノス〜頼むで〜」

ウラノス「承った」

そう言った直後、神の元に鏡が現れた。

それは『神の鏡』と言い、神の力の一部である。どの状況もその鏡から見通すのである。

こうして『戦争遊戯』の幕は上がった

 

 

——戦闘

 

戦闘が始まった瞬間、リューは手に持った魔剣を使って攻撃を開始した。

 

アポロンファミリア団員「なんだなんだ!?」「これは魔剣だ〜!」

 

リッソス「慌てるな〜!魔剣だと!?誰がそんな忌ま忌ましい物を使っているんだ!」

リッソスはアポロンファミリアの小隊長を務めておりレベルは3である。

そんな彼はこのまま打ち込まれ続けるとまずいと感じ、魔剣を使っている者の元へと向かった。

リューは魔剣を使うことに嫌悪感がなかったわけでは無いが、ヘスティアファミリアを守るために振るっていた。

 

リッソス「な!?貴様なぜエルフなのに魔剣を使っている。しかもそれはクロッゾの魔剣じゃないか!」

リュー「私は彼らを守ると決めたんだ、そのためにはエルフである誇りも捨てよう」

リッソス「この裏切り者が〜!」

そういってかかったが、リューの前では瞬殺だった。それもそのはずである彼女はもうレベル5なのだから。前十八階層に行った時に溜まった経験値で見事にランクアップ可能になっていたのだ。

レベル差が2もある上に戦闘経験もまるで違うのでこうなるのは当たり前だったが。

そのままの勢いでリューは魔剣を振り続けた。壊れた後は自らの力を使い、遊撃手として素晴らしく役割をキチンとこなしていた。

ジン「(ここまでセットアップしたんだ、後は頼むわ)」

——ジンはスキルを使い、敵を倒しつつも九鬼斗が兄弟である二人と戦うのと、ベルがなにも水がささ無い状況で団長のヒュアキントスと戦わせるための準備を、スキルを使って上手くセッティングしていた。一方咲は回復魔法の一つである、体力や傷をじわじわと治していく上にステイタスを向上させる支援魔法を己にかけながら魔法剣士として戦っていた。敵が来るたびに魔法『罪と罰』を使い、広範囲にわたって圧倒していた。その支援魔法は一人にしかかけることができないため、他の者には違う、支援魔法をかけていた。それはただステイタスをちょっと向上させるだけの魔法だが。

咲もまた、遊撃手として動いていた。

咲「(頑張ってね九鬼斗兄とベル)」

 

新しく加わった元タケミカヅチファミリアの命は訓練によって鍛えられた重力魔法を使って、自分を巻き込みつつ大勢を戦闘不能にした。

命「(後は頼みましたよ)」

九鬼斗「さてイヴ、二人対峙したわけだけど勝てるかい?」

イヴ「私の判断通りに戦えば勝てると思います。魔法具を使ったら勝てるでしょうね」

九鬼斗「まあ、立体機動装置は今回ばかりは使えなさそうだね」

イヴ「あの、ありとあらゆる物を生み出す『バース・チップ』を使って延々と剣を投げ続けるのが最初にやるのでしたら一番得策です。今回はあくまで彼ら二人を足止めするのが優先事項ですから」

九鬼斗「じゃあ、こないだも言った通り、全力を以ってかかってこい!」

エイト「言われなくても」

ミライ「いくわよ兄さん!」

こうして戦闘が始まった。

 

——同時期

 

ヒュアキントス「ふ、やはり貴様は味方に恵まれているな。しかし、貴様が負ければこの戦争遊戯は我らの勝ちになる。この一週間でレベル6となった、私の力を見せてやろう。レベル4の貴様とは別格だと思い知らせてやる!」

ベル「・・・コッチから行かせてもらいますよ」

ベルは九鬼斗に貰った双剣『紅閃』『蒼閃』を手に今アポロンと戦闘を開始した。

 

 

因みにヘスティアファミリアは全員最後の最後に更新を行った。九鬼斗はもちろん更新していません。

ステイタスはそれぞれこうなった。

 

ベル・クラネル

種族:ヒューマン

lv4

 

力  :EX 78777 

耐久 :EX 81111

器用 :EX 79909

俊敏 :EX 99876

魔力 :EX 56721

 

発展スキル 狩人A 耐異常D 幸運A 剣士SS

『スキル』

 

『憧憬一途(リアリス・フレーゼ)』

早熟する。

懸想(おもい)が続く限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

 

『英雄の器』

 

英雄に認められている限り効果持続。

懸想(おもい)の丈(たけ)により効果向上。

早熟する。

発展スキルを全て取ることができる。

試練を乗り越えるたびランクアアップ。

英雄だと思っている者の教えを請うたび全ステイタス超高補正。

 

『英雄願望』

能動的行動に対するチャージ実行権。

 

『魔法』

 

『ファイアボルト』

超短文詠唱。

雷属性と炎属性を兼ね揃えている。

『英雄権限』

 

『汝英雄の者なり』

『我願いをどうか聞き入れてほしい』

『汝最強の英雄よ』

『汝の名は——』

先の魔法の後にかつての英雄の名を詠唱すると、その者に応じた能力が5分ほど付加される。

 

『』

 

 

ジン

種族:ヒューマン

 

 

lv4 

 

 

力  :SSS 6711

耐久 :EX  11321

器用 :EX  10098

俊敏 :SSS 4567

魔力 :SSS 8790

『スキル』

 

『求愛者』

愛を求めている。

愛を感じるたびに全ステイタス高補正。

早熟する。

 

『停止』

ありとあらゆるものを止める。

同じレベル以下の者しか効果は現れない。

 

『開始』

止まった物を開始することができる。

ありとあらゆることを開始することができる。

 

『恩返し』

恩義があるほど全ステイタス高補正。

恩を返した時全ステイタス超高補正。

大きな恩なほどそれぞれ効果上昇。

 

『疑心暗鬼』

ありとあらゆることを疑うことができる。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『魔法』

 

『時止め』

超短文詠唱

『我時を止める者なり』

時を止める。

魔力がもつ限り止めることができる。

格上の者には効果がない。

解除式『そして時は動き出す』

『』

『』

 

種族:ヒューマン

 

lv3 

 

力  :SSS  1121

耐久 :SSS  2134

器用 :SSS  2311

俊敏 :SSS  1098

魔力 :EX  11211

 

『スキル』

 

『求愛者』

愛を求めている。

愛を感じるたびに全ステイタス高補正。

早熟する。

 

『恩返し』

恩義があるほど全ステイタス高補正。

恩を返した時全ステイタス超高補正。

 

『疑心暗鬼』

ありとあらゆることを疑うことができる。

嘘を見抜きやすくなる。

 

『悟り』

心を読むことができる。

能動的能力。

格上、もしくは心が強い者には効果が無い。

 

『魔法』

 

『罪と罰』

短文詠唱

『我罪を知る者』

『罪には罰を』

『相応の罰を受けよ』

対象者の罪を知る。

その罪の重さにより罰は重くなる。

罰はランダムで行われるが、罪が重いほどそれ相応の威力がでる。

『癒神』

回復魔法。

詠唱連結。

第一階位『汝癒しの神なり』『全回復』

超短文詠唱

対象の者の状態異常、傷を全て癒す。

第二階位『汝加護を受けし者』 『天の求愛』

多人数にかけることができる。

ステイタスに少し補正。

第三階位『汝に我為す神々の加護を』

対象にできるのは一人のみ。

対象の者を一時的に階位昇華。

癒しの力が効果時間に常に付く。

『』

 

 

 

リリルカ・アーデ

 

lv4 

 

力  :EX 23445

耐久 :EX 11231

器用 :SSS 3421

俊敏 :SSS 2109

魔力 :SSS 5665

 

『スキル』

『縁下力持』

一定以上の装備過重時に力補正。

 

『空間把握』

一定の空間にあるものがわかるようになる。

ランクアップするごとに更に詳しくわかるようになる。

 

『救う者』

仲間を救うごとに全ステイタス補正。

早熟する。

 

『魔法』

 

『シンダー・エラ』

『貴方の刻印(きず)は私のもの。私の刻印(きず)は私のもの』

解除式『響く十二時のお告げ』

変身魔法。

『』

 

このようになった。

 

リリは魔法を使ってヒュアキントスの護衛の者に近づき、九鬼斗が新たに作ってくれたハンマーを使ってそれらを蹴散らした。

リリ「後は頼みますよベル様」

 

こうして全ての準備が整った。正にここまでは計画通りとなっていた。

しかし・・・・

 

九鬼斗「ぐっ」

イヴ「これ以上は危険です」

九鬼斗「ここまで強いとは思わなかった。(やはりステイタスがあるのとないのとでは大違いだな)」

エイト「このままいこう」

ミライ「うん、初めて兄さんにかてるかもしれないね」

九鬼斗「ふふふふ、ははははは。面白い、久々にこんな気持ちを味わった気がするよ。これからは俺のターンだ。来い『白天竜』『黒地龍』」

               『龍解』

九鬼斗「さあ、ショータイムだ!」

ここから九鬼斗の逆襲が始まる。

 

To be continued…………

 




ある資格を取らないといけなくなったので、更新遅れます。
もう全盛期のようなモチベーションが作者にありません。
誰かモチベをくれーーー!!
もう勉強やだ(+_+)


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