セッシーと兎のショタコン紀 (セシリア様に踏まれ隊)
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第1話
最初の1〜3話位、設定的なものが多く続きます。本編にはまだは入れません。
シャーーーー
「ムッフフフフ〜」
鼻歌を歌いながらシャワーを浴びる少女。
長い金髪ロールに碧眼。均衡のとれた、だがしかし、出るところは出ていて引っ込むべきところは引っ込んでいる理想的体系を持つ少女。
名はセシリア・オルコット。
ある人と出会うまでは、女尊男卑を体現したかのような性格や立ち振る舞い。また、己自身の非凡な才覚に溺れた人間であった。
“ある人”と会うまでは。
ピタッ
シャワーを浴び終わり、彼女は会いに行く。
しかし、そこには……
「たっくん!!スリスリ-」
彼女の見知った兎が居た。
篠ノ之 束は天才である。
そして……重度のショタコンである。
それはもう、世界各家庭の男の子の映っているホームビデオをもどうやってか入手し、毎日毎日眺めるほどに。
可愛い男の子を眺めるだけで、ご飯3杯はイケちゃう人間である。
しかし、眺めるだけ。襲いはしない。彼女は見る専である。
おねショタ系の動画を漁り、そこに出ている雌どもに自分自身を頭の中で投影させる。それだけで、結構イケてるのだ。
あくまでも見る専。そう思っていた彼女は、イギリスととある名門貴族の令嬢が使用人と(一方的に)イチャイチャしている所を見て時が止まった。
“(性的に)食べたい”
初めてそう思った。
そこからの彼女の行動は速かった。
世界を遠巻きに観察するのを止め、同じくショタ好きの同志であり、娘でもある女の子と一緒にいろいろ裏取引をしてその貴族の家に転がり込んだのだ。
そう、“オルコット”家へと。
「もー!!束さん!!たーさんは私のものでもあるのですわ!!束さんには確かにいろいろよくして頂いてますが、たーさんだけは譲れません!!」
セシリアは急いでその少年を奪い取り、その胸に抱く。はわわと声を上げたのはその少年だ。
「お嬢様……苦しいです…」
「あーごめんなさいですわ!!この位でいいかしら?ナデナデ」
抱きしめる力を弱めて、自らの膝の上にのせる。彼の頭が、丁度彼女の胸に包まれるポジションだ。その上で、彼の頭頂部を優しく撫でる。
「ん」撫でられて気持ち良さそうな声をあげる。
「ずるいー!!たーくんは束さんのものでもあるのだー!!」
あろうことか、天才はセシリアごと少年を抱きしめた。自らの胸が丁度彼の頭に埋もれるポジションをとって。
「む、む、む、、、」呻き声をあげる少年。
「束さん!!たーさんが窒息しそうに!!!」
「むふふ。たーくんは苦しいのか〜しかし、すごーく残念な事に、この大天才束さんでもこれをどうにかするのはすごーくむずかしいのだー」
棒読みで答える天才。
そして、小声でセシリアに
「たーくんをこうしてサンドイッチするのもいいでしょ?ちょっと苦しそうにして暴れようとするけど、優しいたーくんはそれが出来ないから少し動いて反抗の意思を示す。けれど、その動きがまた、私達にとってすっごく気持ちがいい事になるのだよ…」ニヤリと笑う天災。
「束さん…やはり貴方は天才ですわね…」
セシリアは天才の事を本当に尊敬している。
そして、二人が抱きしめ合うのも数分。天才は思い出したかのように、爆弾を放った。
「あ、そういえば、来年からセッシーIS学園に通うんでしょ?
たーくんも生徒として通うから。ついでに私もIS学園で働くから。」
奇跡的にショタコンという繋がりで得た、二人の絆。
独り善がりではない天災と、女尊男卑の気もだいぶ薄れて、それと反比例するように努力をより積み重ねたエリート。
その二人の間に挟まれる少年。
この3人はきっと未来をも変えるだろう。
少し書いて見るだけで18禁になってしまう。
主人公(?)の少年を動かせないよ…
ここで、一応設定を。
主人公の少年は、親がとある男色の男の家に売り、男性からの性的虐待を受けてきました。そんな中、少年はなんとか逃げ出しそれをセシリアが保護した形です。ボロボロの少年を見て、とりあえず貴族の義務のして助けら過程でチョロい彼女は堕ちました。少年はタダで居座るのは申し訳ないと執事として働いています。(学校は行かず、束さんのスーパー教育プログラムでそのぶんを賄っている)
少年にとって、セシリアや束さんは愛ある触り方をしてくれるので二人が大好きです。まだ出ていないですが、クロエは少年を見た時、これ以上近付いたら大変なことをしてしまうと感じ、束さんからお使いをして、世界を飛び回っています。
セシリアと束さんによるおねショタは妄想が止まらない。
ラウラ×ショタの背伸びをするラウラ姉さんもいいけど、
シャル×ショタの快活にお世話をするシャル姉さんもいいけど、
セシリアと束さんのおねショタが一番妄想が止まらない……
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