東方殺華人 (Fs:cKamui)
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第1話

初投稿です。見にくいかもしれませんが、これから改善していきたいです。


どうもこんにちは、はじめまして。

俺が誰だか知らないと思うけど、あとで紹介するから、待ってくれ。

 ではまず、俺のプロフィールから。

 

名前 ルビウス ・メイザー (昔の名前を使いたくないし、他のやつと合うときはこの名前にしてるだけ)

 

種族 元人間(今はわからない、人間ではないことはわかるので、人外にしている)

 

性別 男 性転換可能

 

住んでいる場所 魔法の森

 

年齢 ここに来てからだと27

 

能力は、男 追加と削除を司る程度の能力

 

 女 もとの姿と能力に戻す程度の能力、静と動を操る程度の能力。

 

要は、形にできるものを増やしたり、減らしたりできる。

正直言って、化物能力。博麗の巫女もとい博麗霊夢も含めて、この能力を使った状態だと、負けなし。そりゃそうだね、弾幕オール消去なんてされると勝てないよね。

能力なしだと、霊夢に3勝5敗くらい。決闘とかの武器は、物理武器全般で決闘する。銃の乱用は控えるけど。

 

女の方の能力は、見たまんま。すごくシンプルかつ強力。

 

霊力とかそういうたぐいはないはず、と思っていたけど、霊夢に、どこでそんな量の霊力を?、と聞かれたので、どこかで手に入れたらしい。

 

最近は、家の前に作った罠に捕まったやつを食ってる。魔理沙も近所で、時々会う。

 

ここへ来たきっかけは、現世で殺人願望があったので、殺戮しまくれる場所を探して、博麗大結界ぶっ壊して作り直してきた。人里では、一応良好関係にあるが、好かないやつが、わざわざ夜に外に出てまで潰そうとしてたら、殺す。人里のやつにはバレてないらしい。最悪能力使ってそいつの存在ごと消すだけ。まあそれすると3分くらい気絶するからしない。一応見えないものだからね。

 

自己紹介終わったし、何しようかな。

 

 忘れてたけど戦闘狂じゃない。殺戮願望はあるけど、戦闘はしたくない。隠密で殺したい。

 

 マジで暇だな。ちょっと地下室作るか。

 

2時間後

 

 やべ、作りすぎた。一人じゃこんなに使わないのに。地上部分消すか。あとは入り口作って完成。

 

 うーん。それでも暇。どこか行こうか。まあどこに行くか決まらないけど。いつも行かない湖に行くか。

 

 その頃、霧の湖では二人の妖精と妖怪が、勝負をしていた。

 

side ルビウス

 

 さーて、ついたか。と言っても、あからさまにドンパチやってる途中なので、ちょっと待つ。お、終わった?まあ行ってみるか。

 

sideチルノ

 

 チルノ「やった、あたいの勝ちよ。」

 

 リグル「悔しい〜次は負けないからな。」

 

 ルビウス「ちょっといいか?」

 

 チルノ「うわっお前誰だ?ここはあたいの場所だぞ。」

 

 ルビウス「何してた?」

 

 チルノ「人の話を聞け!で、あたいたちは、勝負してた。」

 

 ルビウス「まずお前ら人じゃないだろ。で、勝ったってことは強いってことだろ?なら、俺と勝負しろ。」

 

 チルノ「ええ、いいわ。だってあたいは最強だもん。負けて泣かないでよ?」

 

 ルビウス「スペルルール知ってるだろ?残機3スペル3

 これでいいか?」

 

 チルノ「ええ、いいわよ。」

 

 sideルビウス

 

 勝負が始まったので、とりあえず、ショットガンを作って拡散弾を撃つ。これでは被弾しないだろ、と思っていたら、初体験らしく、2、3発で被弾。おいおい、これじゃ俺スペルなし縛りと変わらないじゃん…そう思っていたら、相手が怒って、

「何今の?あたいも負けられないから使うよ。スペル発動!氷符「アイシクルフォール!」」

 なんか上から氷の弾丸が降ってきた。正直言って、密度ほぼ0なので、気にしない。できるだけ早く終わらせてあげたいので、srとナイフを作る。被弾後の無敵判定は3秒なので、そのタイミングで当てようと思う。一旦距離を取って、狙撃。当てたので、そのまま突っ込む。ナイフが当たる距離まで来たところで、氷が飛んできたので、自身の姿を消し、後ろに回って、ナイフを投げて当てて終了。なんか後ろで喚いているので、そばにいたやつに、名前を教えてもらって、俺の名前と住んでいるところを言って、すぐにさる。

 

 手応えは、あまりなかったけど、暇つぶしにはなったかな?

 

 まだ昼だけど、夜は、妖怪を潰す(戦闘無しで)をするのにちょうどいいので、家についたら即座に寝る。それでは次回まで、おやすみ。



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1章 第2話

これから、会話文は「〜」で、心の声は、(〜)で表そうと思います。それでは、第二話どうぞ。


 ルビウスが霊夢、魔理沙以外と対人戦(?)をした16日後、謎の赤い霧が、幻想郷を覆う。

その時、人外はこうつぶやいた。

 

 「俺が此処に来て2回目の異変か。」と。

 

 その頃、博麗神社では、2人の人間が話をしていた。

 

 side霊夢

 

 今、私は、2つのことに悩んでいる。1つは、目の前にいる魔理沙が喋りやまないこと。別にこれは、脅せばすぐ止めるからいいが、問題はもう一つのことである。朝起きて、暗いから雨でも降ってるのかと思ってみたら出ていたこの赤い霧、こいつである。こいつがやまないと、洗濯物が干せないから、巫女の仕事に影響が出るからだ。正直、行きたくないけど、仕事に影響を出したくないので、行くことにした。場所は、朝紫が、

 

 「この霧は、霧の湖あたりの大きな建物が発生源よ。」とだけ言って帰ってしまったので、場所は知っている。

 

 そして、私は魔理沙に言う。

 

 霊夢(以下霊)「魔理沙、行くわよ。この霧を止めに。」

 

 side魔理沙

 

 私が、霊夢に朝から出ている赤い霧についてのことを言っていると、突然霊夢が、

 

 「魔理沙、行くわよ。この霧を止めに。」と言ってきた。いきなり過ぎて、わけがわからない私は聞く。

 

 魔理沙(以下魔)「霊夢、やる気があるのはいいが、なんでそんないきなりなんだ?」と。

 

 霊「だって巫女の仕事に影響を出すわけに行かないし。」

 

 魔(霊夢らしいな。)

 

 魔「…分かった、行こうか。」

 

 そうして二人の人間は、空に消えた。

 

 その30分後

 

sideルビウス

 

 ルビウス(以下ル)(これからどうしようか。霊夢たちは、もう行った?行ってないなら行こうかな。うーん。でも場所がわからないな。でも、最近新聞で、新しい館が湖の近くにできたってあったな。そこなのかな?まあ、行動しないと始まらないし、行くか。)

 

 "ピカッ" 一瞬そんな光がしたあと、ルビウスの家の周りにも中にも、誰もいなかった。

 

 ル(さて、多分ここかな?んで、着いたはいいけど、門の近くの地面が抉れてて、その中に妖怪らしきものがいるのですがどうしろと?)

 

 実は、ルビウスがここにつく10分前に、霊夢、魔理沙は、ここで、その妖怪を秒殺した。その際、オーバー気味にやってしまったので、こうなっているのだ。そして、彼は、どうすればいいのかわからなくなり、結局、その妖怪を、建物の中まで持っていくことにした。

 

 その建物の中では、一体の吸血鬼が、二人の人間を相手にしていた。

 

 3分後

 

 ル「ふう、これでいいかな?ん、向こうにまた誰か転がっている。めんどいけど、運んで治療だな。」

 

 その10分後、彼は二人から感謝された。名前を聞いたところ、門の近くにいたのが紅 美鈴(ほん めいりん)、建物の中に倒れていたのが十六夜 咲夜(いざよい さくや)と言うらしい。

 

 更に10分後(その間に美鈴は門に帰りました。)

 

 ル「んで、今はその異変を起こした張本人とあのば火力野郎二人組がやりあってるってことか?」

 

 咲夜(以下咲)「ええそうよ。」

 

 ル(とりあえず、帰ったらお仕置き(srでの頭ぶち抜き)だな。)

 

 咲「次私から、いいかしら?」

 

 ル「どうぞ。」

 

 咲「なぜあなたは私を助けたの?」

 

 ル「助けるのが普通だと思ってるから。これで納得行く?」

 

 咲「いいえ。私達とあなたは友好関係にはない。なのに助けるのはおかしい。」

 

 ル「別に異変を止めてほしいだけで、死ねなんて思ってない。だから助けた。と言うかそろそろアイツラのところ行きたいから行っていい?このことは後で話す。」

 

 咲「…絶対よ。それじゃあ、案内するわ。」

 

 ル「ありがとう。」

 

 その2分後

 

 咲「ここよ。あとは自分でなんとかしなさい。」

 

 ル「ありがとう。」

 

 そしてその1分後、凄まじい音とともに、二人の人間は倒れた。



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第3話

 二人が倒れた場所、その場所に立っていたのは、他でもないルビウスだった。

 

 

 ル「こんにちは、お嬢さん。そこのバカ二人が、ここの住人二人も殺害しかけててすまない。これはそのお詫びだ。」

 

 レミリア(以下レ)「お嬢さんじゃない。私には、レミリア・スカーレットという名前がある。」

 

 ル「そうか…レミリア、なんの目的でこんなことした?」

 

 レ「…お前みたいなやつには言いたくないけど、言わないと、後ろに担いでる物騒なもので何されるかわからないから、言うわ。私達が、昼でも外に出れるようにするためよ。」

 

 ル「…レミリア、日傘をさすっていう選択肢は?」

 

 レ「忘れてた。気づいたときはもう異変の最中だった。」

 

 ル「なんだよそれ…じゃあ勝手に霧は晴らせたから。ところで、私達って言ってたよな。他にいるのか?」

 

 レ「ええ、いm」

 

 ピチューん!

 

 下の方から、被弾音がする。

 

 ル「…その妹が暴走し始めたのか?」

 

 レ「ええそうよ。どうやって止めようかしら、あの様子だと魔法じゃ無理だし…」

 

 ル「…幻想郷崩壊するのも困るから、気絶させていい?」

 

 レ「多分あなたじゃあ、1分で死ぬと思うけど、それでもいいなら。」

 

 ル「そうか、なら本気でやっていいかな。」

 

そう言って、ルビウスは、音が騒がしい方へ消えていった。

 

 

 sideルビウス

 

 (ここだね。んで、明らかに暴れてるやつがいるな。SG(ショットガン)適正距離まで持っていくのは無理だから、LMG(ライトマシンガン)SR(スナイパーライフル)でやることになるな。まあ、やってみないことには始まらないし、始めようか。)

 

 ル「お嬢さん、殺し足りないのかい?もしそうなら、俺に本気でこい。」

 

 ???「アハ!コワレニクソウ!コレナラシバラクタノシメル!」

 

 (…あれは普通じゃどうしようもないな。まったく、あの姉は一体何をしていたんだか。…まあいいか。その戦闘力を0にしてやろう。そして、1分以内に決着をつけよう。)

 

 とりあえずLMGを乱射する俺。これで、様子見をしていると、相手がいきなり、剣を出して突っ込んできた。突っ込んでいる間に回避行動を取るか試したいので、srで胴うち。うーん、突っ込んできた。と言うか、やたらと剣が大きいので、回避のしようがない。仕方がないので、srを放し、LMGを後ろに切り替えて、能力でサーベルを作る。ここまでて7秒。そしてサーベルを剣に当て、押し合い。最初は俺が押していたが、まさかの相手が分身する事件。この時点でどうしようもないことが分かるので、剣を離して浮く。どう考えても避けられないような弾幕をはなたれる前に終わらせないといけないので、剣を25本作成、5x5にして投げる。すると、分身が消え、本体も怯んだ。ここまでで29秒。でも、その後すぐに移動し、手放したsrを持った。そして、かなり的確に撃ってくる。その後、足と頭に1発ずつもらい、休憩がてら倒れる。

 

 相手は、「イツモヨリハタノシイケド、テゴタエガナイ。」とか言ってた。まだ死んでないから。4秒休憩を取ったら、頭と足を作り直して、LMGで撃つ。気づいて驚いてるので、床に固定して、バイポを立てて、放置。近づこうとしてたので、剣を作って投げつけたら、案外あっさり当たって、気絶した。ここまでで53秒。間に合った。

 

 そして、気絶した相手を起こし、治療をした。なんか、狂気的なものがなくなってるんですけど…そして、その後お互い自己紹介した。相手はフランドール・スカーレットと言うそうだ。なんでも495年幽閉だとか。レミリアしばいていい?

 その後、スペルルールを教えた。なんか、また狂気に染まりそう、とか言ってたので、俺の召喚スペルを作って渡した。無言で渡して、分かるかな、と思ったが、なんとなく理解してた。あと、外に出たいみたいだから、魔法の森に家を作ることも約束した。よっぽどレミリアが嫌いみたい。レミリアに断って、死体2つを家に運んだ。これは一人でした。バレると困るから。そしてその後、二人で外に行った。そのときに、魔法の森のどこらへんがいいか聞いたら、深めの場所に一人で立てる、と言ってた。あと、完成したら、俺に見せてくれるらしい。その後、バカ二人を起こして、治療して、説教した。

 

 side霊夢

(どうしてこうなった?)異変の元凶と決闘してたら、いきなり頭だクラっとして意識なくなるし、起きたらルビウスの説教聞く羽目になったし。で、彼が言うには、門番とメイドの殺害が原因らしい。といっても、邪魔したら殺害が当たり前じゃないの?と聞いたら、もう一回対物ライフルにやられたい?と聞いてきた。魔理沙は、理解したようだった。で、私が、「なんで殺害したから私達を殺害したの、と聞くと、「殺害した償い」と言ってた。

 

 まあ、その後は、レミリアがみんなを呼んで、お詫びの宴会的なことをした。しかし、ルビウスは来なかった。

 

 sideルビウス

 今俺は、フランの家造りを手伝っている。というのも、フランが能力をうまいこと使えず、木が切れないので、俺が材木を作った。あと、家ができるまで、フランは野宿をするそう。あと、なんかレミリアがパーティをするらしいが、俺は行かない。妹を495年幽閉したやつのパーティーなんかには行きたくない。しばらく作業してたらフランが、「なんで向こうに行かないの?」と言ってきたのでか「495年幽閉した奴はどうでもいいから。」といったら、すごく目をキラキラさせてた。その後、家が完成。2ldkだった。よくこんな間取り考えるな、と思った。だってリビングからすべての部屋に行けるような間取りを初見で考えたから。そしてそこから数週間、フランは能力の練習。結論、かなり強くなった。負けるのとはないにしても、強い。その後、レミリアがフランの捜索をしているらしいが知らん。魔理沙にも言ってない。とりあえず、俺とフランの紅霧異変はここで終わった。




はい、というわけでフランさんが紅魔館を離れました。次は、レイマリの紅霧異変を流します。と言うかルビウスの指導の仕方が怖い…


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第4話

レイマリの紅魔郷です。ほとんどシナリオ通りなので、見なくても構いません。


 幻想郷が霧で覆われた直後、動き出したのは、代替わり後初の異変となる博麗の巫女と、その親友の魔法使いだった。そして彼女たちは、対策をねっていた。

 

 霊「で、相手について整理すると、相手は霧を幻想郷中に出すほどの理由がある。また、それとともに実力もあるはず。真正面から言っても瞬殺されるかもしれない。真正面から言ってためだと考えるなら、裏しかないんじゃない?」

 

 魔「でも、裏って?そんな場所わかるのか?」 

 

 霊「さっきから、霧から妖力を感じるわ。つまり相手は妖怪。だったら、昼間に行くべきじゃない?」

 

 魔「たしかにな。」

 

 霊「それじゃあ行くわよ。」

 

 その言葉とともに、二人は飛び立った。

 

 20分後 紅魔館上空

 

 魔「あれがゆかりの言ってた館か?」

 

 霊「おそらくはね。」

 

 魔「くそ、赤い霧の上に赤い館だから、目がチカチカするぜ。」

 

 霊「本当にね。さっさと終わらせるわよ。」

 

 霊「ところで、あそこで寝てるのは、門番?」

 

 魔「おっそうみたいだな。どうする?門から入るか、上空から侵入するか。」

 

 霊「どっちでもいいわ。」

 

 魔「じゃあ、正面から入ろうぜ。正々堂々。」

 

 霊「わかったわ。」

 

 そんなことを言いながら、地上に降り、門から入ろうとしたその時、門番がいきなり顔面に蹴りを入れてきた。

 

 霊・魔「いたっ」

 

 霊「何邪魔するの?早くこの霧を止めたいんだけど?」

 

 ???「申し訳ありませんが、ここを通すわけには行かないので、あなた方には、帰還願います。」

 

 魔「そう言って戻るやつがいるかよ。私も早くしたいから、霊夢、あれ頼む。」

 

 霊「わかったわ、行くわよ。」

 

 霊・魔「スペルカード発動。」

 

 霊「霊符『夢想封印』」

 

 魔「恋符『マスタースパーク』」

 

 二人がそう唱えた瞬間、7つの大きなホーミング弾と、極太ビームが、名前もわからない彼女を襲った。そしてその後は…

 

 霊「魔理沙、行くわよ。」

 

 魔「ああ。」

 

 見るも無残なものだった。

 

 その後二人掛かりで巨大な扉を開けると、ナイフが飛んできた。二人共即玉を当て相殺するが、今度は、どこからともなく人が現れた。

 

 霊「また邪魔するの?早く終わらせたいんだけど。」

 

 ???「それは無理な話です。なぜなら、あなた方は私に倒されるかr」

 

 一切無言だった魔理沙が、完全な不意打ちをかけて、瞬殺。

 

 これは、ルビウスから教わった、二人のときの基本である。

 

 霊「ナイス魔理沙。」

 

 魔「いいってことよ。そんなことより、止めに行くぞ。」

 

 その後、2会の大きな扉を開けた二人は、吸血鬼を見つける。

 

 霊「あなたが犯人?」

 

 魔「霊夢、ストレートすぎるぜ。」

 

 ???「ええ、そうよ。ようこそ紅魔館へ、私はここの主、レミリア・スカーレットよ。」

 

 霊「この霧を止めろって言って止まるわけ無いから、勝負よ。」

 

 レミリア「いいわ。スペル5、被弾5、そっちは共有でどう?」

 

 霊夢「いいわ。始めましょう。」

 

 第2話に続く



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第5話

レミリア視点onlyです。


紅霧異変終了後3ヶ月がたった。その間、幻想郷は実に平和であった。…一部を除いては。

 

 sideレミリア

 

 今、私は一人でフランを探している。場所は魔法の森。あとの場所(竹林以外は)この三ヶ月の間に探しきったから。竹林を奥に歩いていくと、1つの穴があった。

 

「お邪魔しまーす。」そう言って入り、階段を降りると、なんとフランとルビウスが楽しそうに話をしていた。「誰だ?」ルビウスが聞いてくる。「レミリアよ、フランがいるなら返して」というと「…それは無理だ」と帰ってきた。「なんで!」反射的に叫ぶ私。「…フラン、少し中で待っててくれ。」そういう言葉が聞こえると同時に、外にテレポートさせられる私。その直後、ルビウスが出てきて、「『なんで!』だっけ。答えは2つ。お前が495年間幽閉したこと、フランが希望したから、の2つ。疑問ある?」と言ってきた。全て事実なので、何も言い返せないでいると、「まあ力ずくでも取り返したいだろうから、決闘するか。スペル2被弾2ok?」なんて言ってる。いいわ、乗ろうじゃない。「いいわ、どこでするの?」すると、「別世界のここ」と聞こえた直後、視界が歪み、

 

「始めるぞ」

 

という声と同時に前面に超大量の銃弾が飛んできた。これを必要最低限のたまで相殺し、そのまま弾幕を展開していると、「2つでも行けそうだな。」とルビウスがいい、その瞬間から、更に弾幕の密度が増す。正直限界なので、早めにスペル使って、有利になりたい。なので、「スペルカード発動。神槍『スピア・ザ・グングニル』」と宣言し、自分のての上に出てきた槍を本気で投げる。最悪、槍でなくても周りの弾幕で被弾する、と思っていたが、銃弾にすべて相殺され、やりも、きれいにかわされた。更にその後、「スペル発動。幻影『デスチョイス」と言われその後、25この部屋が目の前に出現した。「25のうち2つだけ幻影。あとは本物の刀が部屋に入った瞬間当たるまでずっと壁や天井、床から発射されます。制限時間25秒。」という説明を受け選んだのは、5x5のうち、上左ともに2番目の部屋。入ると…、刀が飛んてきた。でも、当たらないと本物かどうかわからない上、進まないので、途中で避けるのをやめ、当たってみる。…痛い。外れだったらしい。これで私は被弾1。そして、スペルブレイク。そして、しばらくの間が空いたあと、とんでもない速度の銃弾が飛んできた。相殺したけどかなりビビった。そして、「スペル発動。収縮『正20面体。』」すると360度全面に弾幕が出現し、「頑張ってアンチ見つけてね。」と聞こえる。無論、時間が足りず、被弾。私の負けだ。「乙〜。」それじゃあ、といって、家の中に入るルビウス。

 

待って! そう叫んだのはまさかのフラン。その後、フランが出てきて、「勝手に出ていってごめんなさい。でも閉じ込めたことは許さない。もとには戻らない。帰って。」とだけ言われた。どうしようもない私は、家に帰った。




次回はルビウス視点です。


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第6話

第5話のルビウス視点です。どうぞ。


どうもこんにちは、ルビウスだ。今、どこで何してるかというと、俺の家(地下)で、フランと話している。内容は、弾幕とスペルについてだ。フランに似合ったスペルを探しているが、どれも威力が高すぎるので、それをどうにかできないかという議論だ。

 

 ル「威力を意図的に弱くはできないのか?」

 

 フラン(以下フ)「多分無理。すると恐ろしく遅くなるから。」

 

 ル「うーん、じゃあ、普通に威力が桁違いなのを何枚かと、その威力が桁違いなのを超遠くから打って威力減衰させるのと、2つ作ったほうがいいな。」

 

と言った感じで、議論していると、

 

 「お邪魔しまーす。」

 

 誰かが来たようだ。

 

 「誰だ?」

と聞いたら、

 

 「レミリアよ、フランがいるなら返して。」

といったことをほざいてきた。

無理だ的なことを言ったら、「なんで!」と言ってるので、「フラン、少し中で待っててくれ。」

 

 とだけ言って、レミリアを能力で移動させる。(やり方は、レミリアの全てをコピーしたのをその場所に作ると同時に前のを消し、意識を移動させる。)

 

 さて、俺も移動したところで、理由を説明。

 

 495年閉じ込めたこと、フランが希望しているから無理の2つ。それを言って、どうせ弾幕勝負になるので、あえて仕掛けた。スペル、残機2ずつで勝負したら、被弾してしまったので、誰にも使わなかったスペルを使って、瞬殺。

 

その後、家に戻って、ル「フランいるか?」

 

フ「いるよ〜。」

 

 ル「今回は俺がいたからいいけど、いつもそうとは限らない。」

 

 フ「うん」

 

 ル「そこでだ。フランは、弾幕での戦い方の他に、格闘戦もやってもらおうと思う。」

 

 ル「弾幕の方は、明日行く神社におそらくいる白黒野郎にしてもらってくれ。格闘の方は、俺がやろうと思う。」

 

 ル「今日はもう帰れ。じゃないとレミリア(あのカス)がまた来るからな。」

 

 フ「わかった。じゃあね、また明日。」

 

 ル「おう、また明日。」

 

 翌日

 

 

 ル「よし、それじゃあ行くけど、俺について来れるか?」

 

 フ「吸血鬼をなんだと思ってるの?行けるわよ。」

 

 ル「いや、いま昼…」

 

 フ「日傘さしながら飛ぶ。」

 

 ル「ふーん、なら行くぞ。」

 

 そう言って、それぞれ飛ぶ。(そういえば俺って、なんで飛べるんだ?)

 

 15分後

 

 ル「はい、着いた」

 

 霊「誰かと思ったら、あんたとレミリアの妹?ね。」

 

 ル「霊夢、魔理沙は?」

 

 霊「いつもこの時間に来るし、そろそろじゃない?」

 

 そのタイミングで、箒が俺向かって一直線。

 

 もちろんぶつかる前に、物理弾幕をお見舞いし、本題に移る。

 

 魔「ふーん、要は、そのフランってやつに弾幕の稽古しろ、と。」

 

 ル「そうだ。」

 

 魔「じゃあ交換条件。ルビウスが、私のスペルが完成するたび実験台!」

 

 ル「いいよ。」

 

 霊「いいの?こいつのスペル、火力はすごいわよ?」

 

 ル「別にいい。最悪能力使って、威力軽減する。」

 

 魔「それじゃあ決まりだな、フラン、やるぞー!」

 

 霊「あいつでいいの?」

 

 ル「家は近いほうが都合がいいからな。それじゃあ俺も、新しいスペルを開発するか。」

 

 霊「そもそもあんたって、スペル持ってるの?」

 

 ル「一応。2枚だけだけど、その二枚が強すぎて、使ったらほとんど確殺だからな。」

 

 ル「だから、基本的にスペル被弾ともに3でやってる。」

 

 ル「それじゃあ帰るわ、フランは終わったら魔理沙と一緒に変えるよう言っておいて。」

 

 霊「ええ、またね。」



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2章 第7話

学校のキャンプが大雪で帰るのが遅れたうp主です。今日から復帰します。


 ???「探したぞ。27年も。」

 

 そう言って幻想入りした背中にデストロイヤー(WatchDogsに出てくる対物スナイパーライフル)を担いだ少年。彼を待つものとは何か。

 

 その頃の魔法の森

 

 ル「よーしフラン。今日はここまでだ。あとは魔理沙のところに行ってこい。」

 

 フ「はーい。」

 

 その30分後。

 

 フ「それじゃあ、行ってきます。」

 

 ル「おう。」

 

 フランが去ったあと

 

 ル「久しぶりだな。うp主。」

 

 うp主(以下う)「その観察力、どこで手に入れた?」

 

 ル「知らん。と言うよりなんでここに?」

 

 う「幻想入りしたらここにいた。」

 

 ル「…そうか。ここのルールは知ってる?」

 

 う「下調べしないやつがどこにいる?」

 

 ル「昔のお前。」

 

 う「…たしかに。」

 

 う「ところで、俺の能力ってわかる?」

 

 ル「さあ?でも、昔あれだけあった体力がなくて霊力が膨大にあるから、力を変換する程度の能力とか?正直、わからん。」

 

 う「……」

 

 ル「そんなに黙り込んで、どうした?」

 

 う「…俺としては、これで霊力を妖力に変えたつもり、どう?」

 

 ル「たしかに変わってるな。これなら多分能力は、力を変換する程度の能力で間違いないな。」

 

 う「ちなみにお前は?」

 

 ル「追加と削除を操る程度の能力。」

 

 う「…チートだな。」

 

 ル「そうだな。ところで、泊まる場所ある?お前の。」

 

 う「んなもんねえよ。」

 

 ル「んじゃ、うちに泊まる?」

 

 う「いいのか?」

 

 ル「別に稽古も済んだからいいよ。」

 

 う「そんじゃ、お言葉に甘えて。」

 

 翌日

 

 フ「ね~ルビウス、この人誰?」

 

 ル「こいつは俺の古い友人のうp主。格闘技が苦手だけど、あからさまにエイムはいい。」

 

 フ「じゃあ、その後ろに担いだ銃で当ててみてよ。」

 

 う「これは対物用だからダメ。吸血鬼でもイチコロの銃だから。それでもやりたいなら、ルビウス、kar98k持ってきて。」

 

 ル「ほいよ。」

 

 う「俺がこれで当てたら勝ち。あんたが避けたら負け。球は1つ。ok?」

 

 フ「わかった。じゃあ飛ぶよ。」

 

 う「吸血鬼は羽で飛ぶから、 羽ばたくとき 一瞬落ちる。そのときに弾速と風を考慮して打てば、余裕。」

 

 そう言って、うp主が引き金を引いたその直後、あたりに落ちたのは、血、だった。

 

 フ「うーん。負けちゃったか。残念。」

 

 う「このぶんの血は?」

 

 フ「ルビウスからすってる。」

 

 う「じゃあお前は?」

 

 ル「んなアホなことがあるか。俺は幻想入りした時に種族を人外にしたから大丈夫だ。」

 

 う「そういうものか?」

 

 ル「そういうものだ。」

 

 ル「それじゃあ、フランもつれて、全員で博麗神社行くぞ。」

 

 う「俺飛べないけど?」

 

 ル「じゃあ飛ぶ練習しながらこい。」

 

 う「めちゃくちゃだよ。」

 

 




kar98kは第二次世界大戦で使われた実銃です。


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第8話

博麗神社にて

 

 れ「それで?新しいのが増えた、と。結界は?」

 

 う「多分透過した。」

 

 れ「は?」

 

 う「いやだから、透過した。」

 

 れ「マジ?」

 

 う「マジ。」

 

 れ「えー?!また結界貼り直さないといけないじゃない。ゆかり呼んでくるから、境内で自由にしてて。」

 

 ル「うp主、スペルを考えた?」

 

 う「考えたけど、種族変更とか、体力でなにか作ったりしかできないけど?」 

 

 フ「この人ルビウスより強いの?」

 

 ル「さあ、本気でやりあったことないし。」

 

 ル「まあでも両方共、紫ぐらいなら余裕かな?」

 

 ル「多分5秒くらいで終わるかな?でも、スペルルールなら時間がいるな。」

 

 う「スキマなんかじゃ止められないからな。」

 

 ル「まあ、もうやることないし、帰るk」

 

 レ「待ちなさい。うp主は勝負したことないからしてから帰りなさい。」

 

 う「ルールは?」

 

 れ「スペルルール、と言いたいけど、何でもありのコロシアイでいいわ。」

 

 う「ok」

 

 れ「じゃあ行くわよ」

 

 う「ルビウス、めんどいからデストロイヤー使っていい?」

 

 ル「どうぞご自由に。」

 

 れ「喋らないで集中しろ!」

 

 そう言っていきなり空からかかと落としをする霊夢。 

 

 う「the ends.」

 

 そう言ってかかと落としを避けたうp主が引き金を引いた直後、あったのは人肉だった。

 

 ル「やりすぎ。俺がいるからどうにかなるけど、復活させられるのは幻想郷で俺一人だからな。」

 

 そう言って霊夢を復活させに裏へ行くルビウスと、

 

 う「わりぃわりぃ、やりすぎた。」

 

 そう言ってヘラヘラしてるうp主。この光景を目の当たりにしたフランは思った。(絶対この人たちは敵にしてはいけない)と。

 

 れ「まさかまじで殺されるとは思ってもいなかったわ。」

 

 ル「まあ幻想郷には銃ってほとんどないからな。仕方ない気もするが。あと霊夢、死んだ感覚は?」

 

 れ「すごく変。体の感覚がなくなって、意識が消えるところまでしか覚えてない。」

 

 ル「よく肉になって数秒間は意識があったよな。」

 

 れ「二度とその銃は私に使わないでね。」

 

 う「ok.」

 

 ル「フランは家にもどれ。俺らは紅魔館へ行く。」

 

 う「なんでだ?」

 

 ル「不意討ちでAWM撃ちたいから。」

 

 う「蘇生は?」

 

 ル「ときと場合によってはしない。」

 

 う「ひどすぎる。」

 

 ル「というのは冗談で、咲夜に挨拶。ていうか、デストロイヤーブッパしたお前が言えることじゃない」

 

 

10分後

 

 ル「そろそろ行くか。飛べるか?」

 

 う「一応。」

 

 ル「じゃあ行くぞ。」

 

 30分後

 

 ル「着いた。」

 

 う「真っ赤だな。」

 

 ル「上から行くぞ。門番は無視だ。」

 

 シュッ 

 

 咲夜(以下咲)「こんにちは、ルビウスさん。こちらはどなたですか?」

 

 ル「こいつはうp主。28年前、俺が外にいたときの友達。」

 

 咲「十六夜咲夜と申します。よろしくお願いします。」

 

 う「うp主だ。よろしく。」

 

 咲「ルビウスさん。お嬢様が中で待っておりますが、どうされますか?」

 

 ル「外からあるものぶち込みたいけど、よすか。じゃあ、案内して。」

 

 咲「かしこまりました。」

 

 10分後

 

 咲「お嬢様、ルビウスさんその他一名を連れてまいりました。」

 

 レ「ありがとう。ルビウス、入りなさい。」

 

 ル「よう。」

 

 レ「フランを返しなさい。さもなくば、運命を改変するわよ?」

 

 ル「だーかーらー返さないって言ってるよね?返すわけねーだろバーか」

 

 ル「孤独で495年過ごしてきたらいいよ。能力でそんな状況にしてあげようか?」

 

 ル「チートとか言うなら言っとけ。言ったところで俺の能力を変えることは無理だけど。」

 

 ル「話すことが終わりなら、俺は帰る。でもその前に用がある人がいるからそいつだけ会いに行く。じゃあな。大罪人。」

 

 10分後

 

 咲「は?お嬢様を無視しろ?」

 

 ル「あいつにフランのさびしさを教えるならそれしかない。1週間、レミリアを完全に無視しろ。美鈴と妖精メイドにも言っておけ。」

 

 咲「…わかったわ。」

 

 ル「ありがとう。じゃあな。」

 

 更に10分後

 

 パチュリー(以下パ)「は?レミィを無視しろ?なんで?」

 

以下略

 

 ル「小悪魔にも言えよ。」

 

 パ「…わかったわ。」

 

 ル「ありがとう。じゃあな。」

 

 40分後ルビウス宅にて

 

 う「ありがとう。今日も。」

 

 ル「そんなに気にするな。でも近いうちに家建てろよ。」

 

 う「わかった。ところで、何個か使ってない部屋があるのはなんで?」

 

 ル「使ってないんじゃなくて、アッコに外の世界のものを収納してる。正確にはあの部屋の壁の裏に。」

 

 その後、話は夜明けまで続いたそうだ。



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第9話

かなりの間が空いてしまいました。すいません。それでは9話、どうぞ。


 えっと、今僕は、前撃ち抜いたフランっていう吸血鬼と一緒にこの幻想郷での勝負の練習をしている。戦績は、フランに対して5勝4敗、ルビウスに対しては完封負け。スナイパー禁止はきついよ…スナイパー有りにすると、幻想郷で負けるやつが3人しかいないらしい。というのも、外にスナイパーはないかららしい。そしてやっと、練習が終わる。

 

 う「おーい、ルビウス?」

 

 呼んでみるが返事がないので、フランと一緒に家まで行くと、1つの張り紙が。

 

 「レミリアをガン無視するよう紅魔館のやつに言って大体1週間経つから様子を見てくる。暴走していたら、勝負するけど、血みどろになるかもだから、そのときはよろしく。」

 

二人「はぁ?」

 

 う「えっと、何したらいいんだ?」

 

 フ「とりあえず帰りを待とう?」

 

 う「昼、なにか食べたい?」

 

 

 

その頃紅魔館では、

 

ル「クッソなんだよこいつ、スペル宣言無しでグングニルとか、頭おかしい決闘(殺し合い)のし方してるんじゃねーよ。移動早いから、かかと落としできないし。最悪攻撃判定無効化で秒殺できるとはいえ、できれば使いたくない。なら俺もスピードを上げるか。」

 

 そう言って、いきなりルビウスは速度を上げ、飛び蹴りをする。しかし、レミリアはそれに気づき、すぐ回避。その後いろんなそくど、みつどのだんまくをいっきにだし、全てルビウスにホーミングさせる。

 

 ル「はっ?俺を殺したいの?まあいいか、必殺技、発動。革命、弾幕発射者強制変更。」

 

 もちろんレミリアはこれを避けきれず、被弾しました。その後は、ルビウスが蹴りとLMGブッパを繰り返して、フルボッコ。

 

 ル「咲夜、ごめん、いろいろと。紅魔館はもとに戻すけど、レミリアはもう無視しなくていいよ。」

 

 咲「…わかったわ。」

 

 ル「あと、そろそろ異変を起こそうと思うけど参加する?レミリアは抜きだけどね。フランのほうが圧倒的に戦力になる。」

 

 咲「考えておくわ。お嬢様以外には言ってもいい?」

 

 ル「いいよ。決心が固まったら、5日以内に俺の家まで来い。」

 

 ル「それじゃあ、また会うときに。」

 

そう言って、片方の肩から血を流しながら、ルビウスは帰っていった。

 

 30分後

 

 今、俺はこいつらに感謝している。なんと、俺が帰ってくるまで、昼飯も食べないで治療キットを準備して、待機していた、というのだから。家に帰った俺は、うp主に止血作業を受け、フランに丁寧に包帯を巻かれた。というか、フランは途中で俺のこと「お兄ちゃん」って言ってたような…そして、すぐ寝かされた。やりたいことあるのに…まあ、その夜抜け出して、軽く妖怪の血を浴びてきたけどね。さて、異変の準備。今回は、異変解決組をフルボッコにして、修行させないといけないから。



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第10話

ル「フラン、うp主、今から異変を起こすけど、参加する?」

 

 突拍子もなくこんなことを聞くルビウス。普通の人ならためらう。しかしこの二人は…

 

 二人「もちろん。」

 

 即決で参加を表明した。 

 

 ル「じゃあ、今日からの相手は俺だ。能力はあり。本気でこい。」

 

 2週間後

 

 ル「じゃあ、始めるけど、今回のメンバーは、1面中ボスうp主、1面ボスフラン、2面中ボス昨夜とフラン、2面ボス俺。目標は霊夢をこてんぱんにすること。ok?」

 

 一同「ok!」

 

 ル「じゃあ異変起こすぞ。今回は、とりあえず、2,30日くらい雨を降り続かせる。そこまで各自、練習しとけ。」

 

 23日後 博麗神社

 

 霊「また雨か。もううんざりだわ。」

 

 魔「おーい霊夢、なんかこんなものがあったぞ。」

 

 〜今回の異変は俺が起こした。止めてほしくば魔法の森に来い。

Rより。

 

p.s.魔理沙はどっちでもいいけど、霊夢は絶対に来い。〜

 

 霊「これって、まさかルビウス?」

 

 魔「わからんが、行ってみようぜ。」

 

 霊「…そうね。ここまでなめられたもの、ぶっ潰すわよ。」

 

 そう言って、二人は神社をあとにした。

 

 30分後

 

 霊「ここね。」

 

 う「こんにちは。博麗霊夢、霧雨魔理沙。いや、先生、といったほうがいいかな?まあ、今回はあなた方の足止めに来ました。」

 

 霊「…誰?」

 

 魔「私が弾幕ごっこを教えてたやつ。そこまで強くないから、私が相手するぜ。」

 

 う「そうですか。ならスペル2、被弾2。いいですか?」

 

 魔「ああ。始めようぜ。」

 

 う「それでは。」

 

 そう言ってうp主がいきなり高速弾と低速弾の複合を撃ってくる。もちろん魔理沙は避ける。そして急接近して、ほうきごと突進。容赦なく迫ってくるが、うp主は回避しない。うp主に箒が触れる。しかしそこにうp主の本体はいない。

 

 sideうp主

 

 さて、避けたわけだが、どうしよう。混乱しすぎじゃない?スペルはあまり撃ちたくないから、被弾させるか。とりま速度速い弾で被弾させた。やっと気づいて喚いてるけど、うるさいからすぺるw グヘッ いきなりマスパはダメでしよ。んじゃ、俺もスペル使うか。「スペル発動。混在 雪火義炎陣。」このスペルは、開幕に打ったやつを増やして性質を変えまくったもの。さあ、どうする?って、煙で見えん。……ん?あれは?うわっブレイジングスターかよ。\(^o^)/じゃあフラン、頼むよ。

 

 心の中でそううp主が思った瞬間、うp主は吹き飛ばされた。

 

 その頃 魔法の森の少し奥

 

 霊「さあ、もう一回退治されなさい。吸血鬼。」

 

 吸血鬼と人間の再戦が行われようとしていた。

 

その頃 魔法の森更に奥

 

 ル「とりあえず、最終兵器完成。これで負けはたぶんないな。」

 

 咲「そんなに強いの?」

 

 ル「まあな。極論、これ一枚だけでも勝とうと思ったら勝てる。



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第11話

…おそすぎる。いくら咲夜とはいえ、あの二人には勝てないはず。探して治療しないとだめかな?はぁ、メンド。と思ったら勝ったらしい二人が来る。…あからさまにきつそうにしてるけど。

 

 「どうぞ、休憩するならしといていいですよ。待つので。」親切と皮肉両方を交えて言ってみる。

 

 「そんな煽られて休憩するかよ(わけないでしょ)!」

 

 あー、休憩すればいいのに。まあ、どっちみちあなた方に待っているのは負けだけ。じゃあ、本気でやっても問題ないでしょ。というわけで。

 

 「スペル5被弾2そっちは二人で共有。ok?」

 

 霊「いいわ。始めましょう。」

 

 そうして、俺と霊夢の何気に初めて俺が本気出す勝負を始めた。魔理沙?知らんな。というのは嘘で、針と札と星型弾幕とレーザーかいくぐるのはきつい。まあ、勝負というのは耐久が基本だと思ってるので、しばらくスペル使わず避ける。そして時たま超高速弾を打つ。まあ、基本何かと相殺するけど。それが10分くらい続いたとき、

 

 魔「あーもうめんどくさい、とりあえず一つ持っていく。スペル発動!恋符「マスタースパーク!」」

 

 そこでマスパ撃つか?あいつ、なんでレヴァリエ使わんの?いやまあ、木は倒れてくるけど。というか、もう踵落とししたい。でもあの弾幕を避けるとなると、相当きついよな。はぁ。俺も弾幕打つのか。しかも物理じゃない。まあ、打つんだったら全力で打つ。というわけで、夢想封印を打たせたいから、一気にまとめて300発近く撃つ。もちろんオールホーミング。というか魔理沙は落としたいな。落とさないと、体力が尽きる。

 

 とここで、変なたまがかなり寄ってくる。夢想封印撃ったかな?まあいいか。俺もスペル撃とうか。

「スペル発動。分離「戦場完全分離」」

 

このスペル、俺をもう一体追加して、それぞれが一人ずつの相手をする。効果時間は無限。結論から言って、めちゃくちゃ強い。まあいいか。じゃあ、続けよう。

「霊夢、お前の相手はこっちだ。」

そう言って軽くおびき出す。

side本体

 

というわけで続き。「霊夢、スペルは残りいくつ?」

「3よ」

「それは二人で?」

「もちろん。」

「じゃあ何個お前は使う?」

「2よ。これは私への挑戦状でしょう?なら、私を多くするわ。」

「…続けるぞ。」

 

まあ、予想通り。もうここからは、物理弾とか関係なし。俺も銃使う。というわけで、M249取り出して、戦闘再開。(M249はライトマシンガンです。)

初めて、物理と通常弾幕を織り交ぜて撃つ。

霊「それはチートじゃない?」

とか言いながら避けてるけど、無視。大体、銃弾避けれるなら、弾幕は簡単だろ。まあ、どんどんくる弾幕が減ってくる。避けるのに必死かな?そんなこんなで1分。ここで互いに、

「スペル発動。」

霊夢「夢想封印 集」

ルビウス「夜生人の導き」

この小説のタイトルの由来のスペル。(メタ発言。)というか、いちいち避けながら説明するの手間だな。このスペル、俺の真正面以外相殺不可弾幕を出し、最後に真ん中にスペル以外相殺不可弾幕を出す。つまり、切り札を向こうは出すか、被弾するか。今回は…

 

霊「スペル発動。「夢想転生」」

 

スペル使用。自信があるのかな?というか、弾幕避けないのに被弾してないな。ふーん、無敵系スペルか。じゃあ、俺も切り札使うか。

 

「スペル発動。「強制スペル使用者変更。」」

 

名前の通り。霊夢さんが凄い慌ててるねw。まあ、頑張ってください。俺の無敵が切れたら、あなたは負けですけどw。適当にM249ブッパして勝った。まあ、しばらく使わないでおこう。強すぎる。

 

さて、ここまでは前座。本題はここから。

 

ル「霊夢、お前は才能は先代よりもあるのに、修行をしないから、先代に戦闘力で負けてるぞ。そもそも先代の頃は肉弾戦ばっかだったけど。というわけで、午前中は俺が用意するサンドバッグに殴って蹴ってを繰り返せ。その後家事はしろ。後、無想転生の使用を禁止。まあ俺だけでいいけど。これを3ヶ月こなしたら俺と肉弾戦。言うまでもないけど、弾幕、スペルは禁止。いいか?」

 

 霊「きつすぎるわよ!食費とかは負担してよ!このメニューするけど!」

 

 ル「いいよ。あ、一つ質問。夢想転生ってどうやってる?」

 

 霊「わからない。感覚。」

 

 ル「マジか、できたら真似しようかな、とか思ってたのに。あと、この異変はお前だけへのもの。咲夜とかも協力してくれたけど。お前が自分はまだまだ強くないことを理解したらそれでいい。」

 

 霊「えっそうだったの?」

 

 ル「頑張った残りのやつに感謝だな。俺はほとんど力使ってないから。」

 

 霊「コイツ誰なら倒せるの?」

 

 ル「知らん。幽香3人プラス紫とか?」

 

 霊「バケモノね。」

 

 ル「じゃあ、雨を止ますか。」

 

幽香か。そろそろぶちのめそうかな?

 

 ル「霊夢、もし能力で対策とったら、能力消すからな。」

 

 あと、そろそろ酒が飲みたい。うp主に頼もうかな。まあ、とりあえず異変起こした側でワイワイガヤガヤしようかな。でも、AWMとかKarとかの練習とか、M416の連射練習いるな。(AWM,Karはスナイパーライフル、M416はアサルトライフルです。)まあ、やりたいことを少しずつ消化していけばいいか。

 

 こうして、地味に人里の人間が困っていた異変は終わった。皆その名を、『長雨異変』と呼んでいる。



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第12話

長雨異変から3ヶ月。霊夢は修行をし、魔理沙は新しい魔法の開発に勤しみ、紅魔館組は平和な毎日を過ごす中、ルビウスとうp主は…

 

 ル「やっと完成した〜!」

 

 う「おっ、マジか。」

 

 あるものを作っていた。

 

 ル「とりあえず説明すると、こっちのいかにもってやつが羽で、自分で迷彩とか塗装できるようにした。でそっちは、その羽を体に埋め込むための手術装置だな。」

 

 う「いや、それにしてもよくこんなの作ったな。3ヶ月で。」

 

 ル「俺はもう塗装は決めて先にしたから、装置で埋め込むわ。」

 

 う「それじゃ、その間に俺が決めればいいのかな?」

 

 ル「そういうこと。いって、15分で終わるけど。」

 

 30分後

 

 ル「お前、完全に夜用の柄じゃん。昼はどうするの?まあ、紺と黒の俺が言うことでもないけど」

 

 う「昼は自力で飛ぶ。」

 

 ル「そうか、博麗神社行く?」

 

 う「お披露目に?」

 

 ル「まあしてもいいけど、そんな好んではしたくない。まあ、とりあえず行こうか。」

 

 50分後

 

 ル「羽使ったほうが圧倒的に早いな。帰りは使おうっと。」

 

 霊「ガン無視、ダメ、絶対。」

 

 ル「ゴメン。では問題。少しだけ身体の形が変わってるのはなんででしょうか?」

 

 霊「さっき言ってたじゃない。羽を体に取り付けたからでしょ?」

 

 ル「ではその羽はどこでしょうか?」

 

 霊「肩あたりにしまってある。」

 

 ル「正解。みたい?」

 

 霊「一応。」

 

 ル「そんじゃ。よっと。はい、出したよ。」

 

 霊「わりかし大きくない?」

 

 ル「まあ飛ぶようだからな。」

 

 霊「お前もとから飛べるだろ。」

 

 ル「こっちのほうが早いか試してた。けっかは、圧倒的にこっちのほうが早かった。」

 

 ル「ところで、どれくらい強くなった?」

 

 霊「そこらの妖怪及び妖精は拳だけで行けるわよ。」

 

 ル「ふーん。じゃあ、俺と勝負したら?」

 

 霊「身体能力化物の貴様に勝てるはずがない。」

 

 魔「オーっすって、ルビウスになんで羽が生えてんだ?」

 

 ル「もっと早く飛ぶなら羽がないとかなりきつくなるから。」

 

 魔「普通そんだけの理由で身体改造までするやつがいるか?」

 

 ル「俺。」

 

 ル「あと、地味に屋根の上にいるうp主。」

 

 霊「うわっ、いつの間に?」

 

 ル「これ使ってスペル作ろうかな?」

 

 魔「ところでお前とうp主の種族は?」

 

 ル「うp主は改造しても人間。俺は改造する前から人外。」

 

 魔「二人の関係は?」

 

 ル「俺が幻想入りする前からの友人。幻想入りしてからは時たま会いに行って、今回行きたいって言うから連れてきた。」

 

 霊「幻想入りした原因は?」

 

 ル「多分交通事故。」

 

そんなこんなで、会話をするうちに、一日が終わった。



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第13話

???「これで準備完了よ。」

 

 ???「いよいよ、ですか。」

 

 ???「今こそ妖怪が力を取り戻すとき。このチャンスを逃さず行きましょう。」

 

 

 

 sideルビウス

 

ここ最近妖怪が襲ってこない。俺ってそんなに強かったっけ?まあ、夢想転生止めてるからな…

それでも変すぎると思う。俺はともかく、うp主が無傷はありえない。はぁ、また異変起こしたのか?俺ってスペルがあからさまに強いだけで、あとは普通なんだけどな…まあ、博麗神社いきゃわかるだろ。

 

side霊夢

 

 妖怪たちがおとなしい。いつも体術の訓練に使ってるから、これじゃあできない。まあ、そのうちくるでしょう。そう思って、私は妖怪に見立てた土の入った袋を殴る。

 

5日後

 

sideルビウス

 

なんか突然400匹ぐらいで襲ってきたんだが。

「おーい、うp主!」

 

 う「なんだよ、って、これはもうやること確定じゃん。」

 

 ル「後ろはよろしく、なんでもしていい。」

 

 

 

かなり久しぶりに雑魚と戦闘。と言っても、刀作ってひたすら振ってるだけ。なんか突っ込んでくる脳筋ばかりだから、対処が楽。

 

 sideうp主

 

……暇だ。適当にライトマシンガンブッパするだけの作業。もうだるいから、これ重機関銃に変えてオート打ちさせようかな。そんなことを思ってたら、終わった。

 

はー、寝るか。

 

翌日 博麗神社

 

ル「霊夢、昨日妖怪が襲ってきた?」

 

 霊「いいえ、こっちは来なかったわ。」

 

 ル「今から解決に行くけど、何があっても来るな。どうせ犯人はあいつだろうから。最悪、この幻想郷ごと壊すけど、そのときは外に逃がしておく。それじゃあ、帰るわ。またな。」

 

霊「は?」

 

50分後

 

ったく、異変を起こすことになんの意味があんだよ。変なやつなしの異変なら5分で終わらせてやろう。

 

と、ブツブツ言いながら飛んでたら、ついた。

 

 「オイゴラ、出てこい。」

 

どうせこれで通じるだろう。

 

 ???「何よ。」

 

 ル「お前らを止めに来た、って言えばわかるか?」

 

 ???「名前は?」

 

 ル「ルビウス。」

 

 ???「紫、ルビウスだってさ。」

 

 紫「今から行くわ。」

 

 1分後

 

 紫「おまたせ。」

 

 ル「お前、名前は?」

 

 幽香「風見幽香。幽香、って呼んで。」

 

 紫「私を無視するな。」

 

 ル「はいはい、どうせ元凶はてめえら二人だろ?」

 

 紫「そうよ、妖怪が少なすぎるもの。少しぐらい暴れさせてもいいでしょう?」

 

 ル「ふーん、なら、それで俺の日々を邪魔されたから、手加減なしでいいな?」

 

 そう言って、特殊部隊員の服装に身を包んで、臨戦態勢に入るルビウス。

 

 紫「仕方ないわね、幽香、本気でいいわよ。」

 

 幽香「何も人間相手に…」

 

 紫「こいつ人間の格好した人外だから。」

 

 幽香「はぁ、まあ、久しぶりに本気出せそうだけど。」

 

 ル「幽香は格闘かな?、なら一対一がしたいから、紫、のけ」

 

 紫「…わかったわ。」

 

 ル「じゃあ始めようか。改めて、幻想入りして27年。入ったときは人間だけど、知らん間に化物呼ばわりされるから、人外と今は名乗る、ルビウスだ。対妖怪の殴り合いは初めてだ。」

 

 幽香「花妖怪、風見幽香、所詮元人間じゃ叶わないってことを、教えてあげる。」

 

 そう言い終わるか終わらないうちに、ルビウスが上空に。いつも通りなら、踵落としだが、今回はその場所が違う。

 

 ル「いつも踵落としばっかしてるけど、これは誰も食らったことがないだろ、とりあえず様子見だ。」

 

そう言って、地面に踵を打ち付ける。すると、半径15m位に波動が出た。幽香はよける。もちろんそのスキを狙って、ダッシュからの左アッパー。ルビウスは、余裕の表情で、待っている。そして、当たった。しかし、たしかにあたったはずのルビウスの姿は、どこにもなかった。

 

 ル「この能力強すぎだな。後でリミットかけよう。」

 

そう言って、元いた場所に現れるルビウス。しかし、今度はうp主も一緒だ。

 

 ル「うp主、後ろはよろしく。」

 

 う「相変わらず突然だな。いいけど。」

 

 ル「紫も入っていいぞ。」

 

 こうして、男対女の勝負が始まった。

 

 その勝負は、格闘の数センチの隙間に弾幕を通すような、し烈な勝負だった。格闘の方では、ルビウスが羽で目隠しをしつつ、回し蹴りと右フックをガードさせたところで、

 

 ル「フラン、使わせてもらうぞ。キュッとしてドカーン!」

 

まさかのフランの能力を一部使用して、強引にめを潰して、KO。

 

 弾幕側では、紫が弾幕を隙間に入れるので、わざと密度を減らした弾幕を送り、大きな隙間を開いたところで、うp主自身が入り、中から、隙間を破壊した後に、強引に弾幕を当てに行って、最終的に、膝をみぞおちに入れて、強引に浮かばせて、最後に脳天をかち割って地面にたたきつけて、終了した。 

 

 ル「おつ。帰るか?」

 

 う「コイツラは?」

 

 ル「…治療だけして謝らせて帰る。」

 

 1日後

 

 ル「疲れた〜」

 

 ル「んで、言うことは?」

 

 女二人「すいませんでした、二度と起こしません。」 

  

 ル「ほんじゃ、帰って宴会するか。俺んちで」 

 

 う「おっいいね。んじゃ、準備してるわ。」

 

 ル「じゃあ、いろいろ呼んでくるか。」

 




次回は戦闘前の会話を詳しく書きます。


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第3章 第13.5話

戦闘前の会話です。どうぞ。


紫「昔、幻想郷は妖怪のほうが多かった。でも、ルール上人間を襲えないので、恐怖で妖力を補充していた妖怪たちは、かなり減ってしまった。そこで、減った妖怪を増やすために、こうして異変を起こしたわ。霊夢のスペルルールも、少しは効果があったみたいだけど、やっぱり少なかったからね。」

 

ル「ふーん、てことは、お前ら妖怪の自己防衛の一種、ですか。だからって、雑魚共に俺の家に脳筋凸させるのは、どうかと思うが?」

 

紫「それは、妖怪達に襲いに行く方法を任せたからよ。」

 

ル「だったら、俺とか霊夢に言って人里やってくればいいだろ。そうしたら、俺らも防衛できるから。種族の問題自分で解決しようとして、俺をわざわざ出張させるな。少なくとも20年以上前から知ってるだろ?」

 

幽香「えっ、紫ってこいつと20年以上前から知り合いだったの?」

 

紫「そうよ、知ってはいたわ、実際にあったのはここ数年だけど。」

 

ル「これ以上の面倒ごとになる前にやめることを進めるが?」

 

紫「ここまで来てやめるわけに行かないのよ。」

 

ル「なら、戦闘しようが、何しようが、構わんな?」

 

紫「戦闘しましょう。ルールはスペルルール?」

 

ル「いや、せっかくだから、スペルとか一切関係なしの、殺し合いで。」

 

幽香「いくらなんでも、それでは死ぬぞ?」

 

紫「こいつが死ぬときは幻想郷の終わりってレベルで生命力はあるから。」

 

ル「特殊弾幕も自由。これなら、全員やりたいようにできるだろ?」

 

紫「ええ、そうしましょう。」

 

ル「ところで、なんで俺だけか知ってるか?」

 

紫「単に、強いからでしょう?」

 

ル「まあそれもあるけど、霊夢とか魔理沙は、殺し合いさせたくないからな。スペルルールじゃ、どうせ懲りずにまたやるだろうし。だから、殺し合いをしに、俺だけで来た。」

 

紫「ふーん。でも、異変解決は、博麗の巫女の仕事じゃ?」

 

ル「じゃあ魔理沙は?」

 

紫「あの子は…」

 

ル「でしょ?異変解決は、別に誰でもできる。その代表が、博麗の巫女。単にそれだけ。だから、単身で乗り込んでるんだ。」

 

ル「それに、霊夢には博麗大結界守っといてもらわないとね。今からやる戦闘、下手したら、幻想郷壊すから。」

 

ル「幽香に質問。なんで協力した?」

 

幽香「暴れ足りなかったし、いい機会だと思ったからよ。」

 

ル「最後に質問。やった目的は?」

 

紫「妖怪の力を取り戻しためよ。」

 

ル「わかった。じゃあ、俺の理由。お前らに俺の日々の邪魔をされた。だから、本気でやってもいいな?」

 

13話に続く



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第14話

 ル「やっとついたー、なんだけど、いつまで俺についてくるんだ?緑の髪した妖怪少女。」

 

 そういうと、後ろに緑の髪した妖怪少女が出てきた。

一応目線の高さまで合わせて、

 

 ル「君、名前は?」

 

 こいし「古明地こいし。こいしって読んで。おにーさんは?」

 

 ル「ルビウス ・メイザー。ルビウスって呼んでくれ。俺はここに住んでるけど、こいしはどこに住んでるんだ?」

 

 こいし「地底だよ。ねぇねぇ、なんで嫌がらないの?」

 

 ル「嫌がる理由ないから。サードアイごときで嫌がるやつの気がしれない。」

 

 こいし「外で受け入れてくれたの、おにーさんが初めて。ありがとう。」

 

 ル「お礼を言われることしてない。んで、今から何するつもり?」

 

 こいし「特に考えてないよ〜。」

 

 なら、やることは一つ。うp主とフランに合わせる。

 

 ル「じゃあ、今からあるところ行くけど、来る?」 

 

 こいし「行く行く。」

 

 5分後

 

 そういえば、うp主の家がどこか紹介してないので。俺んち(魔法の森)から徒歩5分(魔法の森)フランの家との間。

 

 ル「おーい、うp主。」

 

 う「なんだ、ようか?」

 

 ル「紹介したいやつがいるから。ほい、自分で言えよ。」

 

 こいし「私、古明地こいし。こいしって呼んでね。」

 

 う「こいつの友人。通称うp主。よろしく。」

 

 こいし「私のこと嫌がらないの?」

 

 う「なんで嫌がるの?」

 

 こいし「サードアイつけてるから。」

 

 う「は?サードアイごときで嫌がるやつの気がしれないね」

 

 こいし「ありがとう。」

 

 う「別に何もしてないけどね。」

 

 ル「こいし、もう一件あるけど、行く?」

 

 こいし「もちろん。」

 

 10分後

 

 ル「おーい、フラン。」

 

 フ「何?」

 

そう言いながら玄関から出てくる。

 

 ル「紹介したいやつがいるから。自分自身で言えよ。」

 

 こいし「私、古明地こいし。こいしって呼んでね。」

 

 フ「私、フランドール・スカーレット。フランって呼んでね。」

 

後は以下略。

 

 15分後

 

 ル(さすが女子同士の話は長いな) 

 

 ル「こいし、終わったら自由にしてていいぞ。」 

 

 これ以上邪魔したくないので、退散。

 

 15分後

 

 ル「げっ、食料がないな。罠にも最近捕まらんし、買うか。」

 

 1時間後

 

 というわけで、人里に来た。とりあえず、肉と野菜と米が買いたい。というわけで、まず八百屋にて。

 

 ル「おばさん、大根と人参とごぼうと玉ねぎ3つずつ、買いたい。」

 

 おばさん「はいよ、5円ね。」

 

 ル「はい。」

 

 おばさん「毎度あり。」

 

 幻想郷では、明治時代くらいで時が止まっているので、コレクターと交渉して、この時代の金を買った。

 

 外でも買ってこよう。

 

 30分後

 

 ル「終わった。帰ろうかな。」

 

 ???「ちょっといいか?」

 

 ル「?まあいいけど。」

 

 ???「名前は?」

 

 ル「ルビウス ・メイザー。通称ルビウス。」

 

 ???「上白沢慧音。」

 

 ル「なぜ引き止めた?」

 

 慧音「妖力を持っているからだ。その膨大な量で、気づかないわけなかろう?」

 

 ル「そういえば、霊夢にはどこでこんな霊力を?って聞かれたけど。」

 

 慧音「はて、私には妖力にしか見えぬが?」

 

 ル「そもそもなんの種族か忘れたけど。」

 

 慧音「とりあえず、怪しくないから、いいぞ。」

 

 ル「そんじゃあな。慧音。」

 

 慧音「ああ、また会おう。」

 

 謎だ。俺がなんの種族なのか、20年以上わかってないし、見る人によって、持つ力が変わる。両方持っているかもしれないけど、あの口調からして、それはない。まあ、後日考えよう。



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第15話

家につくと、こいしがいた。おいおい、もう夕方だぞ…

 

 

「おにーさん、今日、宴会ってのをやるんでしょ?私もしていい?」

 

なるほど、宴会に参加したいのか。

 

 「別にいいぞ。巫女とか魔法使いくるけど。」

 

 あっ、顔が固まった。よっぽど不安なんだな。サードアイ。

 

「じゃあ、目をつぶってろ。」

 

「こう?」

 

「そう」

 

えーと、他人の意識からサードアイを消せばいいから、不可視化するか。

 

「いいぞ。」

 

「あれ、変わってないけど。」

 

「別にいい。そんじゃ、巫女呼びに行くけど、来る?」

 

「行く行く」

 

50分後

 

「霊夢、宴会だぞ。」

 

「宴会ですって?どこで?」

 

「魔法の森。」

 

「よし、今から行くわ。」

 

お前、どんだけ酒飲みたいんだよ。

 

「ところで、後ろにいる子は?」

 

「古明地こいしって言うの。こいしって呼んでね。」

 

「博麗霊夢よ。霊夢って読んで頂戴。」

 

そう言って、霊夢は飛んでいった。どんだけ酒飲みたいんだか…

 

その夜

 

「霊夢、その調子だ。もっと飲めよ!」

 

何言ってんだこのキチガイ

 

「いいわよ、飲んでやりましょう。」

 

それに乗るてめえもだ

 

「みんな楽しそうだね。」

 

「こいしは酒飲まないのか?」

 

「うん。」

 

「全く、あの二人にも見習ってほしいよ。」

 

「そういえば、おにーさんはどうしてここに来たの?」

 

「聞きたいか?」

 

「うん。」

 

「じゃあ、言うけど、公開するなよ?」

 

「あるとき、一人の人が死にました。その人は自殺でした。しかしその時、別の人が偶然その場にいた事と、たまたま使われたナイフに指紋がついていたので、その人は死刑になりました。当然、その人は検察を恨み、刺し殺しました。その後、死刑になり、死ぬ直前に、その人は、みんなの頭の中から存在を消すことを望みました。すると、全員がその人の事を忘れました。死刑から脱出はしたものの、誰からも無視され、孤独に生きることとなったその人は、幻想郷に回収された。」

 

「で、その人ってのが…」

 

「そう、俺だ。つまり、俺は殺人をしてるし、だから殺すことにためらいがない。」

 

「んで、うp主は、俺が唯一俺のことを忘れないでほしい、と願った人物。」

 

「ちなみに、俺は13、うp主はそこから24年だから、37。見た目は13当時にしたけど。」

 

「で、そのうp主は、今、よっていると」

 

「ルビウスって、かなり悲しい過去を持っていたんだね。」

 

「いや、そうでもないぞ。」

 

「えっなんで?」

 

「だって、孤独には、孤独なりの楽しみ方、遊び方があったもん。極論、犯罪してもバレなかったし。」

 

「じゃあ次私ね」

 

「私がサードアイを閉じた理由は、心を見たくないってのがあったけど、それよりも、友達を作りたかった。サードアイを閉じて、心を読めないアピールをしたよ。」

 

「結果は?」

 

「やっぱり嫌われたよ。仕方ないけど。」

 

「じゃあ、強引に開かせるか。」

 

「えっ?」

 

「その理論なら、友達を作りたいんだろ?なら、人里にいじめられてるやつがいたから、そいつとなれば?」

 

実は、15分くらいで終わる買い物を長引かせた理由は、これにあった。友達を作りたがっているけど、いじめられていて、妖怪とでも仲良くできそうなやつを探していたから。

 

「うん。なってみるよ」

 

そんな他愛ない会話をするうちに、夜は老けていく。

 



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第16話

 …暇だ。ちょっと結界壊して、外の世界のパソコンとかを作って、遊んでるけど、暇。(霊夢に怒られた)

せっかく、あの時から進化したゲームしてるけど、ゲームで人殺しても、あんまり願望は満たされない。

 

 

 仕方ないから、夜に里の外に出るバカを救助or殺害するか。まあ、基本は殺害だけど。ということで、ゲーム内の小型偵察ドローン(通称MAV)を作って、飛ばす。というか、俺って、画面の中のもの見て作れるのか。これは、チートに拍車がかかりそう。そんなことを思いながら、MAVを飛ばしてたら、森の中に、人がいる。里の近くなら、返してやろうと思わんこともないけど、森まで入るってことは、俺を殺害したいと思ってるかもしれないので、ようしゃなく殺す。当たり前だけど、俺の霊力か妖力かわからんものを使って作っているので、回収できる。

 

 「じゃ、行きますか。」

 

ということで、その人の近くまでの距離を削除して、瞬間移動。一応、誰かいないか確認して、殺害スタート。出来れば華のように美しく、また派手に散らせたい。ということで、浮遊弾をぶつけて、浮かせて、その周りに25色ぐらいの炸裂弾合計50個用意する。驚いて、20mくらいまで上がったら、一斉に、炸裂弾を破裂させる。したら、花火の出来上がり。もっとも、人はバクサンしたうえ炎上からの落下とかいう鬼畜コンボだけど。くっそきれい。そのうち普通に花火大会やろうかな。まあ、殺人願望は達成したので、帰ろうとしたら、なんか猛獣?ぽいのが脳筋凸。睡眠弾ぶつけて、退散。あれは旨くない。

 

 

 というわけで、帰還。したら、なんでかこいしがいる。ほんとに、なんでだよ…

 

 「なんでいる?」

 

 「いや?」

 

 「別に。ただ気になっただけ。」

 

 「気がついたらここにいた。」

 

 「なんじゃそら。ところで、能力とか聞いてなかったな。俺は、追加と削除を司る程度の能力。こいしは?」

 

 「私はね、無意識を操る程度の能力だよ〜。」

 

 「ふーん。夜も遅いけど、どうする?」

 

 「ここで寝る。」

 

おいおい、マジかよ…一応布団2セットあるけど。

 

 「じゃあ、そこから布団出して寝てていいぞ。」

 

 「おにーさんは?」

 

 「自分の部屋で寝る。男と女だから、流石に来るなよ。いいな?」

 

 「は〜い。」

 

 

 まあ、念の為かぎかけるけど。最近徹夜でいろんなゲームやってるから、眠いはずだけど、一時的にこいしの聴覚の一部を奪って、防音室で音ゲーしよう。あと、俺の眠気も。

 

2時間後

 

ん〜、流石に遅いな。ねるか。じゃ、色々戻して切って、goodnight.

 

 



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第17話

 朝起きてみて、鍵を外してみると、こいしが押し入れで寝てた。色々変なことがおきなくてすむと、ホッとした自分がいる。

 

 基本的に、起きたら、朝食作りからなので、作る。と言っても、基本的にサンドイッチが普通。小麦は、育てたり、買ったりしてる。みんな使わないから、在庫もあるし。

 

 つくったので、こいしを呼ぶわけだけどめざまし持ってないので、パソコンのアラームを鳴らす。したら、起きた。

 

 「おはよ〜」

 

 「おはよう。朝はそこにあるのどうぞ。」

 

 「は〜い」

 

 

 そう言って、こいしは食べていく。

 

 「帰らないのか?」

 

 「う〜ん、そろそろ帰ろうと思うよ。」

 

 「そうか」

 

 うーん、暇。基本は遊んでるけど、なんか乗らない。うp主呼ぶか?

 

 まあ、呼ぶなら早く呼ぼう。というわけで、一時的にときの流れを無くして、移動。うp主も動くようにして。

 

 「よう。お前がここに来る前やってたならだが、ゲームするか?」

 

 「いいのか?」

 

 「いろいろ迷惑かけたから。そのお詫び。」

 

 「なら、遠慮なく。」

 

 これで留守にできそう。

 

 「留守番よろしくしていいか?」

 

 「いいよ。」

 

 というわけで、博麗神社へ行こう。今日は、またてんやわんやしそう。

 

 道中、なんか石が飛んできた気がするけど、無視。

 

 というわけで、ついた。まあ、いるよね。ということで、炸裂弾をちょっと中で破裂させれば…

 

 「あーもう、何よ。怪我するじゃない!」

 

 こんな感じで釣れる。まあガン無視カマして、怒らせるのもいいけど、今回はもう一発。

 

 「何よルビウス、喧嘩売ってるの?/のか?」

 

 「売ってる。」

 

 「じゃあその喧嘩、買うわね。/買うぜ。」

 

 「スペル被弾3、そっちは共有。能力は一部封印でオケ?」

 

 「いいわ、始めましょう。」

 

やっべ、武器作ってなかった。こうなったら、一気に投げる。と言う事で、距離を消したが、これではすぐ反応されるな。まあ、もう一回距離を作って体制立てるだけだけど。ということで、相変わらずライトマシンガンを作って勝負。まあ、乱射するだけだけど。んで、銃弾にめちゃ似せた炸裂弾で被弾を狙う。まあ、見抜かれるけど。でも、そろそろスペル使われそうなんだよなー。一応新作(?)はあるけど。あ、止んだ。てことは…

 

 「恋符【マスタースパーク】!」

 

やっぱり。正面だから避けるけど、霊夢の針が邪魔。なんとか避けるけど、密度濃いな。相殺必須ぽいので、超高密度のたまを一定周期で出す。これで心置きなく撃てるので、暫く撃ってみる。

 

 …やめるきないな。じゃあ、新作使って、被弾させますか。

 

「スペル発動。火翼【リゼレクトリフレイトフレア】」

 

 



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第18話

空を飛べたらな〜、とか書いてる途中に思いました。


「火翼【リゼレクトリフレイトフレア】」

 

翼を分離して火をつけ、何回か飛ばす技。これは、それ自体は厄介じゃないようにできている。でも、飛んでる間に、逃げ場を減らすように飛ばすので、そこに弾を飛ばして、被弾させる為のいわば妨害スペル。

 

みた感じ、魔理沙は気づいてないっぽいので、どんどん追い詰める。

 

 「やば、逃げ場がない。」

 「気付くのが遅いのが悪いんだよ。バーカ」

 「バカはチルノだけだ!」

 「そうこう言ってる間に、逃げ場なくなったけど。」

 「あっ」

 

ということで、当てた。もっとも、霊夢の針と札が邪魔で仕方ないけど。

 

 標的を二人に変えて、再開。速さが不規則に変わるたまで撹乱しつつ、軌道が変わるたまで狙う。まあ、そんなにうまく当たらんけど。当然、このままではジリ貧である。どうしようか考えながらしていると、霊夢がカードを取り出した。ここでぶち込んでおかないと、このあと恐らくすごく苦しくなるので、特攻。ナイフを作りながら。

「スペルkグッフォァ。」

 

あ、ヤベ、切り込みすぎた。ガッツリ血が吹き出してる。それも肩から。切った瞬間戻したはずなのにな〜。でも、勝負には関係ないので、容赦なく続ける。被弾まだしてないから、気が楽。取り敢えずスペル使う。

 

 「斬符【レフリーザー】」

 

衝撃波の三十連発。というか、これ全て血を流しながら避けきる霊夢さん何者?まあ、それでも霊夢狙うけど。

 

15分後

 

長い。どんだけスペル撃ちたくないんだよ。詰ませるぞ。

 

「スペル発動。確率【生存8%】」

 

 ということで、ラストスペル。異空間へ移動させ、25この扉のうち23こハズレで被弾するまで刀が飛んでくる鬼畜スペル。時間無制限。2つのあたりのうちどちらかを引いたら、スペル終了。今回は、魔理沙だけ移動させた。結果がわかるまで、霊夢の弾幕をひたすら避ける。そうこうしてるうちに、刀ですごいことになってる魔理沙が出てきた。お疲れ。治療だけして帰ろう。

 

 30分後

 

「ふぁ〜。霊夢。ルビウスは?」

「私もさっき起きたのに、知らないわよ。」

「じゃあ、お互いの傷が治ってるのは?」

「あいつが治療したんじゃない?」

 

 その30分後

 

「あ〜疲れた。」

「そりゃ、あの二人相手にするからでしょ。」

「違う。耐久戦になったからだ。」

「そーかいそーかい。」

 

というわけで、今、家。久しぶりにゲームで二人で対戦。こいつ強すぎて、勝てないけど。後で音ゲやらせてみよう。

 

明日以降は何しよう。こいしに家の近く連れて行ってもらおうかな。



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第19話

取り敢えず、こいしの捜索から。どうも、妖力の形は全員違うようなので、こいしの妖力の形を覚えておいて、徹底的にスキャン取るのが早いだろうけど、生憎覚えてないので、とりあえず地底にgo。

 

2時間後

 

はぁ、はぁ、案外時間かかった。全力なのに。地上と地底の境界にいたやつは姿消してスルー。

 

ていうか、地底にも町ってあるんだな。鬼ばっかだけど。「おうおう、なんだ、新入りか?」

「いや、地上から遊びに来た。」

「橋のやつは?」

「姿消してスルー。」

「なら、オレと勝負して、勝ったら、ここにこれからも来ていいぞ。負けたら、二度とくるな。」

「なんで決められないといけない?」

「そんなことはどうでもいい。始めるぞ。」

 

はあ、殴り合いか。どうせ力じゃ負けるしな。最悪銃出すけど。でも、やるだけやってみたいので、若干不意打ち気味に胸狙って殴ってみた。

 

「どうした。その程度か?」

 

ですよね。怯みもしない。でも、どんな生物でも、全力を出せば、誰とも渡り合える。ただし、道徳心とか捨てたら。まあ、人を殺してきてきた俺に道徳心はない。つまり、リミッターは外せる。だから、外す。勝つために。

 

「今、なんっつた?」

「その程度か、といった。次はこちらが行くぞ。」

「……」

 

相手がモーションに入ったところで、完全不意打ちの、でも、霊力で威力、速度、その他諸々を上げた左アッパーを顔面にぶち込む。

「ブボラァ。」

のけぞったので、即移動からの、強引に膝をみぞおちに打ち込む。血が出まくっても。最後に高く飛んで、お決まりの踵落とし。でも、威力は上げる。それを顔面にぶち込んで、終了。

 

「グェ、ぼうげんがじがげまぜん。」

 

血を吹き出しながらしゃべるな。んで、なんか周りで見てた鬼たちがヒソヒソしてるけど、無視。服についた血を削除。じゃ、こいし探しますか。というか、観衆の鬼共に紛れて、いた。

 

「よう。」

「おにーさん、あれはやりすぎじゃない?」

「抵抗なしのやつに喧嘩しかけるやつが悪い。」

 

なにかに体を乗っ取られるわけじゃなく、自分の意思で決断したこと。別に、覚醒したとかそういうわけでもない。まあ、ホントの本気を意図的に開放したけど。

 

「おにーさんは何しに来たの?」

「家族がどんなのか気になるのと、地底に来てに見たかった。」

「まあ、しばらくは旧都でかいものかな、もしくは喧嘩をするか」

「じゃ、私もついていく。」

「グロいのがいいなら、いいよ。」

 

まあ、流石に、恐れられて、喧嘩ふっかけられることはなかった。

 

「じゃ、そろそろおまえの家族に会ってみたいんだが。」

 

「いいよ。」

 



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第20話

 「ここだよ。」

 「…でかくないか?」

 「う〜ん、いつもいるから、わかんない。」

 「ちょっと待ってね。」

 

そう言って、こいしが中に入っていった。家族を呼びに行ってるのかな?と思ってたら、戻ってきた。

 

 「この人、おねーちゃん。」

 「始めまして、こいしが世話になってます。姉の古明地さとりです。」

 「ルビウス・メイザー。昔の名前は、捨てた。種族的には一応人間。ただし人外を名乗ってる。よろしくお願いします。」

 「なぜ一応なのですか?」

 「察せ。サードアイでわかるだろ。」

 「…そういうことですか。」

 「ここがこんなに広いのは、なんでだ?」

 「ペットをたくさん飼っているからですよ。ところで、鬼の一人がつい先程、かなりの重症をおっていましたが、関係はありますか?」

 「当事者だ。売られた喧嘩を買った。」

 「なぜあそこまでしたのですか?」

 「道徳心がないから。あとは分かるだろ。」

 「……。もうこれからはやり過ぎないでください。」

 「てっきり追放かと思ってたんだが。」

 「しましょうか?」

 「遠慮します。」

 

その後もいろいろ話した。ただし心同士で。一応練習してたからな。読心術。こんなところで役立つとは思ってなかったけど。その後、もう一回旧都へ。 またふっかけられるかなと思ってたら、肩を叩かれた。

 

 「なんだ。」

 「私は鬼の四天王。星熊勇儀という。先程、鬼をフルボッコにしたのはお前か?」

 「そうだけど?」

 「私とも一回、やり合わないか?」

 「俺、鬼に力で勝てるわけじゃないよ。そんな力での雑魚とやるの?」

 「だからこそ、興味があるんだよ。」

 「負けても失うものをなしにしてくれるなら。」

 「どういうことだ?」

 「殺すなってこと。」

 「いいぞ。」

 

そう言い合ってるうちに、鬼共が集まって、姐さん、姐さんって言ってる。俺がボッコボコにしたやつとこいしも。そして賭けてる。まあ大体が勇儀にかけてるっぽい。でも、倒したやつとこいしとかは俺に入れてる。じゃあ、その金、増やしてやろうじゃねーか。

 

 「俺の二つ名は!現在の幻想郷最凶人物!ルビウス・メイザー!」

 

 「私の二つ名は!鬼の四天王!星熊勇儀!」

 

 「「いざ尋常に」」

 

 「「勝負!!」」

 

ということで始まったが。勝てる気がしない。そうこう悩む間にもどんどん殴りかかってくる。まあ、半分無意識で避けてるけど。しばらく観察。今回は、ほとんどすきがないから、狙って殴りに行けない。だったらやることは一つ。俺も力押し。勿論霊力とかめちゃくちゃ使いながら。しばらく殴ってると、大体筋が見えてくる。なら、ソコに固くした腕をおいておけば…いった。無理だわ。これ。どう考えても俺の腕が潰れる。しばらく耐えることはできても、勝つのはこのままだと無理。仕方ないので能力使って強引に後ろに回って回し蹴り。…あんま効果なさそう。強引に倒すのは無理なのか。仕方ないけど、ボッコボコにするのがいいかな?いや、でも、まだマシにできそう。向こうも少し疲れてきてて、若干ムラがある。そこを狙って…

 

今だ!強引に中指を鳩尾に。軽くグヘグヘ言ってるけど、無視。ひたすら膝を入れる前に、気絶狙いで踵落としをみぞおちに。あっ、気絶した。



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第21話

 「おーい、大丈夫か?」

 「大丈夫じゃないに決まってるだろ。」

 

 …それを笑いながら言うなよ。

 

 「いやー、負けた負けた!おまえさんは何者だい?」

 「勝負前に言った。人外。人にして、その道を外れたもの。」

 「その道とは?」

 「殺さないこと。」

 「なるほど。」

 

 「ところで、全力じゃないだろ?」

 「バレたか。」

 「人間だから、手加減されても仕方ないかな、とは思ってるから、いいよ。」

 「まあ、鳩尾二連発は 痛すぎる。」

 「それは知ってる。だから、狙う。決まれば、力勝負に持っていかないで済む。」

 「どうする、酒でも飲むか?」

 「別にいいが、酒は初体験だぞ。」

 「よし、ならすぐそこに酒場があるから、そこで飲もう。」

 

10分後

 

うわぁ、すごい飲んでるよこの人。あっ、人じゃなくて鬼だった。これアルコール9割でしょ?薄めてもそこそこきつかったぞ。薄めて4割で一切酔わない俺も俺だけど。しかもかなりお酒に強いようで。さすがは鬼。あっ、包帯してるやつがいる。

「おーい。」

 「なんだ。」

 「こっち来て飲まんか?酌はする。」

 「いいのか?」

 「いいぞ。」

 

 「お前、あれは痛すぎるよ。鬼でも耐えられん。」

 「まあ、過去に殺人して道徳心とかそういうリミッターが一切ない殺しにかかった一発だからな。仕方ない。」

 「その後の膝と踵も。」

 「いやぁ、喧嘩売るアホを一回フルボッコにしてみたかったから。そしたら売ってきたのがお前だった。」

 「単に運が悪かったのか。」

 「そう。」

 

 「よく俺に賭けたな。」

 「俺をあんなにまでしたから。」

 「まあ、せめて治療費ぐらい楽にさせてやりたいから、それも兼ねて本気で勝ちに行った。」

 「人間に気遣われるとは。」

 「元をつけろ元を。」

 「これはすまない。」

 「何盛り上がってんだい?」

 「さっきの俺とあんたの勝負のときのかけの話。」

 

3時間後

 

 やっべ、飲みすぎた。酔わないけど。今度から飲み過ぎに注意して、ここ来よう。

 

 1時間後

 

 は~疲れた。とりあえず酒臭いのをミントのうがい薬で消して、あっ、能力で消せたじゃん。それじゃ、遊びますか。

 

 次の朝

 

 やっべ、ほぼほぼ徹夜。結構体力はあるけど。ちょっと寝て、今日から里のお守りを軽くするか。(なんでか知らんけど、霊夢を通じて依頼が来た。)

 

 夜

 

 暇。妖怪ワンパンだし。猛獣マネキンに釣られるし。24年前のほうが強かったぞ。

 

 「少しはなしをいいか?」

 「どうぞ。」

 「なんでお前はここに来た?」

 「今か24年前か。」

 「両方だ。」

 「今の方は、霊夢を通じて里から里護衛の依頼。24年前は、俺が殺人して、死刑回避したいから、存在を忘れるように願った結果忘れ去られたから、向こうにいれなくなった。能力は、その時の副産物。めちゃ強いけど。」

 「なるほど。私は50年前ここに来た。当時は全然信用されなかった。そこから地道にここまで来た。今もかなり怯えながら生活しているよ」

 「今は羽装備してるけど、一応人間。そんな俺が人間より妖怪を好む理由、わかるか?」

 「わからん。」

 「俺は、他人と同じが、嫌だった。だから、外で殺人するし、こっちでも妖怪とかと一緒に過ごしてる。もっというと、こっちでも人殺したし。」

 「それはいつだ。」

 「5ヶ月前と、つい最近。」

 「なぜだ。」

 「里では、人の体して里にすまない俺を不審がるものがいる。んで、夜魔法の森にいるものは、討伐に来た恐れがあり、危険だから。」

 「伝えといてくれ。魔法の森に入るな、と。」

 「私はお前を許したくはない。でも、自己防衛だから、仕方ない。これは、どう割り切るべきなんだ?」

 「考えろ。俺も残るだけ残る。」

 

そう言ってルビウスは、慧音に朝までそばについていたのだった。



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第22話

…慧音には、悪いことしたかな。

 

 朝食を食べつつ、考える。なぜ、最初、人里に住もうとしなかったか。慧音にいったのはでまかせ。何故殺人をするのか。これが最大の疑問。殺人願望?自己防衛?

 

まあ、そんなこと考えても仕方ないから、外でなにかしよう。

 

 とは言っても、基本やることがない。久しぶりにあそこに行くか。フラン連れて。

 

 15分後

 

 「フラン、いるか?」

 「なに?」

 「紅魔館行くけど、来る?勿論、ある程度は仕返ししていいよ。」

 「ある程度って?」

 「レミリアの部屋ぶっ壊す程度。」

 「じゃあ行く。」

 

 2時間後

 

 「流石だな。」

 「これでも吸血鬼よ。舐めないで」

 「じゃあ本気でやり合うか?」

 「それだけは勘弁。」

 

 「咲夜、いるか?」

 「なに?って、妹様いるじゃない。報告に行くわ。」

 「やめろ。今回は、フランがレミリアに仕返しに来ただけで、戻らないから。最悪、俺の能力使ってでも、フランはあいつ自身の家に届ける。」

 「…わかったわ。の前に、このカス門番をフルボッコにしたいから、手伝って。」

 「オケ。」

 

 そう言って、ナイフを俺に対して構える咲夜。投げたので、美鈴向かって、跳ね返す。2本目は、上にトスして、キャッチからの急降下。

 

 結果、美鈴が全治2週間の傷を負いました。

 

 15分後

 

 「入るぞ。」

 「どうぞ。」

 キーっと大きな音を立てて開いた扉の先には、いつもどおりのレミリア。

 

 「フランを返しなさい。」

 「ヤダ。」

 「力づく、四肢をもいでてもやるわよ。」

 「は〜、フラン、やっちゃっていいぞ。」

 「うん。キュッとしてドカーン!」

 

 その瞬間、レミリアの部屋の床が抜け、壁や屋根が崩れ落ちた。…全員飛んでるけど。でも、レミリアは日傘を用意してなかった模様。フランは持ってきている。「咲夜!早く持ってきなさい。じゃないと、溶けちゃうわ。」

 

そう言いながら溶けて復活してを繰り返すな。気持ち悪い。

 

 「フラン、帰るぞ。咲夜、すまんけどよろしく。」

 「…請求するわよ。」

 「どうぞ。金なら出す。」

 

 2時間後

 

 「お疲れ。どうだった?」

 「すごくスッキリした。」

 「ならいい。それじゃ、またな。」

 

 午前中はこれで暇を潰せたけど、午後はすることない。別に何しようとか考えてない。基本無計画。まあ、基本家でなんか作ってるか手加減をいかにするかとか考えてる。それか、本気出せるくらい強い相手が来たときようのトレーニングか。あとは、成り行きで過ごしてる。それでも、チョイチョイ夜に森に来るアホを殺すけど。今日は、新銃作って寝る、と言っても、いつもどおり実銃を真似る。



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第4章 第23話

今回は、22話までから1年ほど過ぎてます。


 …最近、他のやつが弱く感じるのは気のせいか?酷いと弾数縛りで対決してる奴もいるぞ。まあ、チートが言うことではないか。勇儀との肉弾戦が今一番白熱してる。基本戦術で攻める俺と、パワーでゴリ押す勇儀。割とやってて楽しいし、地底の鬼のイベント(賭け事)の一つになってるらしい。んで、今日は何するわけでもなく、暇してる。(ほぼ毎日)…霊夢が食料切らしてそうだし、なんか持っていくか。

 

 10分後

 

 なんだかんだで早くなったな。(移動が)

 

 「おーい、霊夢、食料持ってきたぞ。」

 

 「ありがとう、そこにおいといて。」

 

 あ、そう、この一年で、霊夢がかなり変わって、仕事めちゃするようになった。神社から里まで安全な道作るぐらいだしね。それでもあんまり来ないみたい。

 

 10分後

 

 食料届けたけど、何しよう。霊夢以外ほとんど変わってないし。ん?

 

 「誰だ?」

 

 「私よ。」

 

 「入れ。」

 

 「あなたよく一年もひましながら過ごしてたわね。」

 

 「それはテメエもだ。紫。」

 

 「そこでよ。未来の幻想郷、行く?」

 

 「断る。」

 

 「なんでよ。」

 

 「知るのはその時でいい。というか、行きたかったら俺一人で行けるわアホが。」

 

 「それもそうね。んで、本題はこれじゃないのだけど。」

 

 「おう、言いやがれ。」

 

 「どんだけ機嫌悪いの?実は、あなたとその友人…うp主といったっけ、が持ってる実銃を少し貸してほしいの。」

 

 「俺はいいが、あいつのは何が何でも触らせん。」

 

 「なんでよ。」

 

 「対物ライフルあるから。」

 

 「じゃあ、あなたのを貸して。」

 

 「どうぞ。ただし、人撃ったら、すぐ俺わかるからな。」

 

 「どうして?」

 

 「振動装置あるから。もっというと、そのタイミングで爆破とかできるぞ。」

 

 「わかったわ。じゃあ、借りるわ。じゃあね。」

 

 …なんなんだよあいつ。まぁ、貸したのは実銃でもなんでもない俺が作った複製だけどな。撃てるには撃てるからいいだろ。

 

 スペルは、あれから数枚増えた。と言っても、そこまで凶悪なのは作ってない。最初のが凶悪だからね。せいぜい細いレーザー数本出してそれを操作してハメ殺すくらい。そこまでひどくない。夢想転生とか初見じゃ勝てないからね。

 

 そうこうしてるうちに、また依頼っぽい。掲示板をカメラで撮って確認してるけど。あと、依頼は俺ではなく霊夢にしろ。依頼料ないからってそれはよしてほしい。今回は、昼も暴れまわる里の外の妖怪の退治依頼か。なんで俺ら見えてないんだ?(里行くとき)

 

 その夜

 

 は~、で、ここですかその目撃情報は。って、物騒なもの持った奴らいるんだけど。なんで里のやつが俺を退治したいの?一応幻想郷最凶だよ?

 

 「んで、お前らは俺を殺しに来たのか?」

 

 「そうだ、ルビウス・メイザー、その命、ここで頂戴する。」

 

 「…そうか。今なら、帰ってもいいよ。ただし、武器はここに捨てろ。それでもやるなら、楽しいデスマッチの始まりだけど?」

 

 「俺帰る。」

 

 「俺も。」

 

 

 …んで、残ったのはざっと50か。

 

 「聞きたいことがある、いいか?」

 

 「なんだ?」

 

 「どうしてお前らは俺の殺害に来た?」

 

 「同じ人間のくせして魔法の森に住むからだ。」

 

 「いや、他にもいるぞ。人間で森に住む奴。」

 

 「その代表が貴様だ。ここに来てから、一度も里に住んだことがない人間は、お前ともう一人、貴様の友人だけだ。」

 

 「ふーん、で?俺に殺されに来た、と。」

 

 「馬鹿め、殺されるのは貴様だ。皆のもの、カカレ!」

 

 1年前の異変かな?まあいいや。

 

 「ソコマデコロシテホシイノナラ、コロシテヤルヨ。」

 

 あえて片言。若干怯えながら突撃してるよ。まあ、素手で気絶させるだけ。首謀格には死をもたらすけど。

 

 ということで、なんか集団で囲んできたので、かすったタイミングで空に。まあ、当然味方に刺さりかけて乱闘になってる。俺はその間に首謀格のとこに。

 

 「覚悟はいいか?」

 

 

 「私はお前に、殺されない。」

 

 「じゃあ始めるか。」

 

 徹底的に殺すためにわざわざミニギロチン持ってきた。あ、出す前にCQCで気絶させました。というわけで、脚にギロチンをセットして、これまた持ってきたチェーンソーを準備。またまた持ってきた逆トラバサミを頭につけて、準備完了。なんかもがいてるけど、気にせず始めよう。というわけで最初はギロチンから。

 

バヂッ

 

 「アー!!!」

 

 その次に逆トラバサミで頭を開け、

 

ってこのままチェーンソー行こうとしたらもう死んでた。まあ、やるけど。チェーンソーで腹を切る。死体は、まあルーミアあたりが食べるだろ。って思ってたらいた。

 

 「食べるか?」

 

 「食べる。」

 

しばらくして

 

 「俺さ、お前ってそ~なのかぐらいしか言えないと思ってたw」

 

 「私も喋れるわよ。いつでも。」

 

 「正直、今勝てない相手お前だけだしな。覚醒したお前。」

 

 「え、私はもともとそんなに強くないよ。」

 

 「全く、何がって、ルビウスが血まみれなんだが?」

 

 「慧音、来たか。はい、依頼のフリして討伐に来た首謀格をかなりグロく殺したぞ。」

 

 「他の奴らは?」

 

 「互いの攻撃あたりかけて乱闘。」

 

 「ルーミアは?」

 

 「肉分けた。」

 

 「お前、こんなことよく平然と言えるな。」

 

 「俺の性格だし。処刑内容、聞くか?」

 

 「遠慮する。」

 

 「いや、それにしてもあれは酷いな。完全なハッタリだもん。」

 

 「ふーん、もうするなよ?」

 

 「来なければな。」

 

 「ルーミアはいつから?」

 

 「…ルビウスが殺してるところから。」

 

 「うわ、大丈夫か?かなりグロいぞ。あれは。」

 

 「ルビウス、後で内容教えてくれ。」

 

 「いいよ。」 

 

 「ルーミア、話が変わるが、俺はぶっちゃけるところ今のルーミアと話したい。基本孤独だからな。だから、毎週水曜日にここに来てくれないか?慧音も一緒に。」

 

 「私もか?」

 

 「大人同士で話さないからな。」

 

 「お前の友人は?」

 

 「基本別生活。」

 

そんなことを話す間にも、夜は老けていく。



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第24話

 なんか知らんけど、人里で嫌われてた。んで、討伐隊をフルボッコにしたわけだけど、俺、嫌われることしたか?借りにも依頼をこなしてる身なんだがな。そのうち慧音にきいてみよう。変装はなんぼでもできるし。

 

 「って言う訳だ。なんかしたか?やってないなら何か知らないか?」

 

 「分からないわ。もちろんやってないし。」

 

 「またあの吸血鬼が異変起こす気なのか?」

 

 「さあ?」

 

 「神社は?」

 

 「そこそこ来て、賽銭も増えるには増えたわ。」

 

 「そうか。んじゃ、帰るわ。」

 

 「じゃあね。」

 

 「又会う日まで。」

 

 side霊夢

 

 あいつが帰ったけど、なんかまた来そう。他の奴が。

 

 「霊夢、少しいいかしら?」

 

 「メイドじゃない。なんのよう?」

 

 「咲夜よ。そろそろお嬢様が妹様が帰らないことにガチギレそうなんだけど、どうしたらいいかしら?」

 

 「フランはフランで一人でやってるみたいだしね〜。放置でいいんじゃない?」

 

 「それでお嬢様が切れそうだから来てるの。」

 

 「諦めたら?」

 

 「また紅霧異変起こすかもよ?」

 

 「別に関係ないし。」

 

 「じゃあ、どう説得したらいいか、考えてよ。」

 

 「普通に諦めさせる。もし暴走したら、あいつにふっ飛ばさせる。」

 

 「それじゃあ解決にならないでしょ。」

 

 「じゃああいつに理由説明させて、納得できなかったらいつも通りリンチ?」

 

 「いつも通りってのもおかしいけど、まあそれにしましょう。後であいつの家行くわ。」

 

 「気をつけなさいよ。」

 

 「飛ぶのも慣れてるわよ。」

 

 「いや、あいつ人里で襲撃されてから、犯人にレミリア疑ってるから。」

 

 「…わかったわ。」

 

sideルビウス

 

 「んで、俺のとこきたと。」

 

家に帰ったら、咲夜がいたので、中に通して話。

 

 「なんとか説得してくれないかしら?」

 

 「またあいつのリンチになるけどいいか?」

 

 「まさか?」

 

 「説得はするけど、暴走したら、全員ではっ倒せ。数の暴力でなんとかなるだろ。」

 

 「私達は貴方じゃないわよ。」

 

 「じゃあ最初から倒す前提で銃かそうか?」

 

 「尚更暴走するでしょ。」

 

 「じゃぁ死合してこい。銃はどっかのタイミングで投げる。」

 

 「結局は戦うの?」

 

 「そうなるだろうな。」

 

 「もっと穏便に済ませてよ。」

 

 「無理。」

 

 「なんでよ。」

 

 「俺が幻想郷に来る前の話になるし、めちゃくちゃ長いから、話したくない。」

 

 「全く繋がらないけど?」

 

 「俺がこんなに戦闘を好む理由だからでしょ?」

 

 「…なるほど。」

 

 「それじゃ、明日行くから、今日はゆっくり寝るよう言っとけ。もちろん全員に。」

 

 「わかったわ。じゃあね。」

 

 「おう、明日な。」



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第25話

 というわけで来たわけですけど、なんか相変わらずうるさい。相手するぶんにめちゃくちゃだるい。わざわざ一日で睡眠薬とってきたし、咲夜に入れてもらうか。

 

 「咲夜、紅茶入れてもらっていいかしら?」

 

あ、自滅した。

 

 「ちょっと用を足してくる。」

 

 ふう、とりあえず部屋からは出たな。

 

 「咲夜。紅茶を入れるとき、睡眠薬あるから、ポットに混ぜといてくれないか?」

 

 「…なんでよ。」

 

 「戦闘したくないから。」

 

 「わかったわ。貸して。」

 

 「ほいよ。」

 

 5秒後

 

 「お嬢様、紅茶をお持ちしました。」

 

 「ありがとう、下がってなさい。」

 

 ずずーっ 紅茶を飲む音の後、レミリアは、寝ていた。

 

 「咲夜、ちょっとレミリアベットまで持っていってくれないか?そのあと、お前の立会のもと、レミリアをコテンパンにする。ただし精神的に。」

 

 「わかったわ。」

 

 1分後

 

 「はい、何するの?」

 

 「最近俺がハマってるホラゲーの音声流して、殺人鬼って100回囁く。」

 

 「それしたら?」

 

 「恐らくあいつは夢の中でうなされるだろうな。悪夢に。」

 

 「んで、起きたら、これを渡してほしい。」

 

 「これは?」

 

 「クソうまい紅茶。でも、紅茶で眠ったアイツは人間不信になって、飲めない。」

 

 「そこで最後にとどめ、貴様はこれをしていた、それも孤独にした上で、と言えば、しばらくはうずくまるんじゃないか?」

 

 「分からないのね。」

 

 「だって催眠術とか初めてだし。」

 

 「じゃあ、始めようか。」

 

 2時間後

 

 

 「どうなった?」

 

 「凄く面白いぐらい、誰も信じてないわ。」

 

今、家から、直接咲夜の脳に会話してる。ちょっと霊力の入れ方を工夫したら、出来た。

 

 「じゃあ、種明かしして、それでも返してほしければ、今日の夜に人里の前に来いって言っといて。」

 

 「わかったわ。」

 

 15分後

 

 「ということだ。あいつはまだお前と一緒に暮らしたいみたいだけど?」

 

 「ゼッタイ嫌よ。」

 

 「じゃあ、名前変えたら?」

 

 「そんなことしていいの?」

 

 「幻想郷はすべてを受け入れる。」

 

 「分かった、考えるね。」

 

 「もししたかったら、直接対決させてもいいよ。」

 

 「する。」

 

 「じゃあ、今日の夜人里の前に来て。」

 

 「分かった。」

 

 と言う訳で、人里の前で吸血鬼が殺し合い。これは、楽しくなりそう。里のやつへのちょっとした威嚇にもなるかな?

 

 その夜

 

 「きたのね、フラン。」

 

 「私はもうあなたの妹じゃない、そんな軽々しく呼ぶな。」

 

 「じゃあ、意地でも、取り返すわよ/振り払うわよ。」

 

 という掛け声で始まった。

 

 「咲夜、レミリアが怪我したら、よろしく。」

 

 「ルビウスこそ、フランさんのときはよろしく頼むわよ。」

 

 「妹様って呼ばないんだな。」

 

 「彼女が自分で紅魔館を捨てたのなら、私達はそれを受け入れる。幻想郷はすべてを受け入れる。」

 

 「まあ、ああやってその流れに逆らう奴がいるんだけどな。」

 

 

 

 少し不利ね。カード無制限の気絶勝負だから、最悪封殺。早く撃ちましょう。

 

 「神槍(スピア・ザ・グングニル)」

 

 

 

 知ってた。基本これで済ませてるもん。じゃあ、

 

 「禁忌(フォーオブアカインド)」

 

 さらに、

 

 「禁忌(レーヴァテイン)」

 

 

 「アハハ!」

 

 「レミリア」

 

 「一体」

 

 「どうするの?」

 

 しかも、槍投げた。これは、四人で剣一斉に落とせば、勝てる。

 

 ブンッ!

 

 

 

 その剣が上がると、レミリアが平然とたっていた。



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第26話

ストーリーの1つ目は「13日の金曜日」を参考に、(半分パクった)2つ目は完全オリジナルです。


 えーと、レーヴァテイン食らったレミリアが今立ったところから。

 

 まあ、ここからは体術勝負かな?と思ったら、フラン速攻で封殺まで持ってったんですけど。四人相手に俺も勝てるのかちょっと気になる。またいつかやってみよう。

 

 「咲夜、後処理よろしく。」

 「はいはい。」

 「フラン、帰るぞ。」

 「は〜い。」 

 

 15分後

 

 「お疲れ。」

 「ほんとに疲れたよ。特に四人一斉にレーヴァテイン振るとき。」

 「んで、そこにいつまでいる、こいし。」

 「あ、もう寝ていいぞ。」

 「じゃ、おやすみ。」

 

 

 「おにーさん、今日は来ないの?」

 「今から行くが?」

 「じゃ、一緒に行こ。」

 「目瞑れ。」

 

 2秒後

 

 「というわけでついたぞ。」

 「待っていたぞルビウス。」

 「じゃ、始めますか。」

 

 宣言はカット

 

 「ところで、なぜ鬼は地底に降りた?」

 「天狗のせいだ。」

 「わかった、それ以上言うな。」

 

 そう言いながら、殴って殴られてを繰り返す。最近やっと勇儀のパンチとか受けきれるようになったからね。ちょっと意図的に意識をずらしたいので、あえて利き手の左で軽くフック。利き手が分かってるから勇儀がストレート入れようとしてる。とここで、速度変化をつけた右パンチ。勿論鳩尾。

 

 「グッフォ!」

 「勝ちだな。」

 「そうだな。」

 

 なんでこの鬼はみぞおち食らってすぐ復帰するの?

 

 「というか今回あっさり負けを認めたのはなんでだ?」

 「お前と酒が飲みたいし、喋るのが楽しいからな。」

 「次は長期戦にしよう。」

 「勿論。」

 

 「そういえば勇儀、お前って、誰かのために自分の命って捨てられるか?」

 「無理。」

 「だよな。当然俺も。今回の話は親の無念の為に殺人をした殺人鬼の話。」

 「ふーん。私も用意しておくよ。」

 「ありがと。」

 「ある湖の近くに男子が住んでいました。そいつは泳げなくて、顔がすごく変形していた。そんな男子がキャンプ場の湖で溺れた。キャンプ場の係員は助けなかった。その母親がキャンプ場の係員を殺害。そして、溺れた男子は生きていた。その男子が20数年後にキャンプ場が閉鎖されて再開したときに係員の卵達を次々に殺害したって話。」

 

 「かなりすごいストーリーだな。」

 「どうやったらそういう解釈になるのか知りたいね。」

 「次は私か。鬼って、昔は弱かったんだよ。でも、ある鬼が言ったんだ。鬼の人間より優れている点はなんだ。角が生えているだけなのか、と。そこで考えた結果と訓練の末、鬼はここまで力が強くなった。」

 「んでその鬼が、」

 「私達の師匠だよ。」

 「なるほど。師匠とは戦いたくないな。」

 「なんでだ?」

 「俺はまだお前を完封できていない。」

 「は?」

 「挑戦資格はお前を完封できるようにすることだ。」

 「どういうことだ。」

 「だから、お前を完封できたら、師匠に挑むってこと。」

 「それは、楽しみにしているよ。」

 「さて、そろそろ帰るか。飲みすぎたし。」

 

 今、俺の前には瓶が4本。3本はアルコール90%。一本はアルコール40%。勿論40%の方を飲んだ。

 

 「おう、じゃあな。」

 

 「こいし、どうする?」

 「おにーさんの家に泊まる。」

 「はいはい、準備はしておくから、早く寝ろよ?」

 「はーい。」

 



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第27話

 ある日、ルビウスの家にて

 

 「紫、いるか?」

 

 「ええ、私はいつでもどこでもいるわよ。」

 

 「質問。俺が大量に所有しているのは、霊力か、妖力か。」

 

 「妖力よ、どうしてそんなことを聞くの?」

 

 「霊夢には、霊力、って言われた。と言うことは、俺は見るものによって種族が変わる存在。」

 

 「魔理沙は人間、フランは妖怪、パチュリーは魔法使い。今まで聞いてきたのは、人間と妖怪だけ。あとは言わなくてもわかるだろ?」

 

 「わかったわ、連れてくる。」

 

 数分後

 

 「で、ここはどこよ。」

 

 「昔、あなたが霊夢と戦った時にもしかしたら名前は出てきたかな?ルビウス・メイザー。種族不明の人外。」

 

 「ああ、あなたが。」

 

 「質問があるが、いいか?」

 

 「はい?」

 

 「霊夢には霊力が、紫には妖力が大量にある、と言われた。じゃあ、あなたには何に見える?」

 

 「なにって、魔力でしよ?」

 

 「分かった。自己紹介してくれないか?」

 

 「アリス・マーガドロイド。パチュリーと同じ生粋の魔法使いよ。」

 

 「ありがとう、アリス。礼と言ってはなんだが、できる限りの質問に答える。聞きたいことがあれば、どうぞ。」

 

 「あなたは、どこで、どんなふうに育ち、どのようにここに来たので?」

 

「長くなるけどいいか?」

 

 「どうぞ。」

 

以下略 

 

 

 「それでは、これからもよろしく。」

 

 「こちらこそ、よろしく。」

 

 「ところで、ここどこ?」

 

 「魔法の森。」

 

 「ありがとう。」

 

 翌日

 

 こんこん、こんこん、

という音で目を覚ました。

 

 「こんな朝からなんだ?」

 「ルビウス、大変なことになった。お前を里のやつが討伐隊を組んで殺しに来るそうだ」

 「んで?」

 「は?」

 「じゃあ瞬殺するだけ。じゃあな。」

 「お前はそれでいいのか?」

 「それでいい。俺がそうしたいと願ったからな。」

 「…分かった。」

 

 なら、オレも一年ぶりの異変を起こしますか。

 

15分後

 

 「ということだが、どうだ?納得してくれるか?」

 「別にいいよ。」

 「なら、4日後、俺んちまで来てくれ。」

 「は〜い。」

 

 10分後

 

 「ということだが、お前もするか?」

 「勿論。あいつら倒してみたいからな。」

 「4日後、俺んちで。じゃあな。」

 「おう。」

 

 その夜

 ドンドン、ドンドンという音。くんの早すぎでしょ。

いつもなら、だいたい誰かわかるし、開けるけど、今日は虐殺かな?

 普通に扉を開ける。

 

 「観念したか。」

 

 そう言ってゆかりが奪った銃持ってるんですけどwじゃあ回収かな。ということで回収。当然アイツらは驚く。じゃあ、LMGで瞬殺かな?ということで、超乱射。負けるわけがない。結果、遺体が40個ほどできた。

 

 「ルーミア。遺体があるぞ。」

 「私は回収業者じゃないよ。」

 「でも実質的にそうじゃん。」

 「なんか加工しておこうか?」

 「じゃあ、氷漬けにしといて。」

 「はいよ。」

 「どうやってるのよ…」

 「教えると思う?」

 「教えるわけがない」

 「いやまあ、能力だけど。」

 「教えるんかい。」

 



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第28話

翌日

 

 今、俺は里にいる。もちろん変装して。来た目的は、買い物と、いつ里のやつがまた来るかな?ということの偵察。そして何よりも異変の準備。せっかくするので、特大花火を用意。当日に打ち上げるよう。でも、することはこんだけ。あとは、レミリアが来たくなるような仕掛けを作る。

 

その日の午後

 

 次にいま俺は、森から近い竹林にいる。俗に言う迷いの竹林。迷わないけど。というわけで永遠亭についた。

 

 「ごめんください。」

 「あら、珍しいわね。ここに人が一人で来るなんて。」

 「迷いの竹林って、人の感覚を狂わせる成分で迷うそうだな。じゃあ、その干渉力をなくせば?」

 「そういうことね。要件と名前を。」 

 「ルビウス・メイザー。要件は霊力回復薬と、どの属性にもきく回復役と、妖力回復薬。金は出す。」

 「目的は?」

 「異変を起こすから、そのときに。」

 「竹林に、藤原妹紅っていう血気盛んなやつがいるわ、そいつも誘えば?」

 「本音わかってるからな。」

 「どっちにしろ、一旦引き取ってほしい。」

 「分かったよ。」

 「薬作るから、待ってなさい。」

 5分後

 

 「できたわ。」

 「よくどの属性にも効くやつとか作ったな。」

 「妖力回復薬の失敗作で、まさか当時はこんな効果があるとは知らなかったわ。」

 「んじゃ、代金はおいとくから、じゃあな。」

 

 3分後

あそこだけ燃えまくってるんだが。

 

 「何やってる。」

 「貴様こそ、一人でこの竹林で何している。 」

 「袋見ろ。」

 「分かった。私は藤原妹紅。よろしく。」

 「よろしく、永琳が言ってたが、なんか毎日永遠亭に行ってるそうじゃないか。」

 「そうだが?」 

 「4日後、異変を起こすから、参加しないか?」

 「やってみたい。」

 「よし、じゃあ四日後に、魔法の森集合。いいか。」

 「分かった。じゃあな。」

 

 2日後

 

 いま、俺は大砲を作成している。ただし、音が一切しないやつ。音を鳴らすと、霊夢が早く来てしまうからね。今回の目的はフランの改称を知らしめることと、カス共をビビらせること。そして、この後にあるフランの自立試験と、俺の限界を確かめること。最初二つはいいとして、あと2つはきつい。限界とか今はほぼないし。試験の監督とかやりながら異変だから。まあ、結局はやるけど。それじゃ、完成した。銃に取り付けるサプレッサーの要領。

 

 2日後

 

 「今回はありがとう。確認だけど、俺を殺したい奴がいるなら、暗殺なりなんなりしてください。では、各自の健闘を祈ります。」

 「はいよ、/は〜い、/もちろん。」

 

 



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第29話

 ズドーーン!

 

 その音と共に崩れ落ちる紅魔館。そこにあったのは、紙のついた砲弾。そこには、

 「魔法の森よりお届けものです。」

 

 と書かれていた。

 

 「咲夜、行くわよ。」

 「はい、お嬢様。」

 

 その頃魔法の森

 

 「何だ何だ?」

 

 大きな音で私は目を覚ました。音の方向を眺めると、紅魔館の近くから煙が上がっていた。

 

 トントン

 

 「誰だ、こんな時に。」

 「久しぶり。魔理沙。悪いけど、少し気絶しといてくれ。」

 「は?ちょなにいっt」

 

 そう言い終わらないうちに視界が暗くなり、意識が遠のいていく。

 

 5分後

 

 なんで魔理沙がここにいるの?しかも眠ってるし。まあ、とりあえず起こさないと。

 

 「魔理沙、魔理沙、起きなさい。」

 「ん、ああ、霊夢か。実はついさっきルビウスが家に来て、急に気絶させてきたんだよ。どうにかしてくれよ。」

 「あんたが行け。」

 「そう言わずに一緒にさ。」

 「仕方ないわね。」

 「助かるぜ。」

 

 その頃魔法の森

 

 「これくらい焼けばいいか?」

 「おう、だいたいそれくらいでいいぞ。」

 「このあとは何を?」

 「7にんほど来ると思うから、ぶちのめす。」

 「具体的に誰だ?」

 「博麗霊夢、霧雨魔理沙、レミリア・スカーレット、十六夜咲夜、優曇華、慧音、もしかしたら永琳も。」

 「なるほど。こっちは4人しかいないが?」

 「あと数人は連れてこれる。それにもう一人ここにいるぞ。そうだろう、こいし?」

 「そうだよ。」

 「わっびっくりした。」

 「顔と言葉を一致させろ。それじゃああとは連れてくる。」

 

 1分後

 

 「ほい、鬼と妖怪。」

 「ここがまほうのもりか。んで、誰と戦えばいいんだ?」

 「ここが魔法の森ね、楽しそうなやつもいるじゃない。」

 「こいしは慧音、幽香は優曇華を頼む。永琳は来たら俺が送り返す。フランはレミリア、うp主は離れて魔理沙。勇儀は逆サイドに離れて咲夜。後三人は負けていいけど、残りは叩き潰せ。霊夢は俺が相手する。こいしは買ったら勇儀に、幽香は勝ったらうp主に加勢してくれ。もし里のやつが来たら適当にあしらえ。殺すことは禁止。では、いいか?」

 「おう/ええ。/うん。/は〜い/もちろん。/当たり前だろ」

 

 sideこいし 

 

 とりあえずおにーさんにいわれたところにきて、姿を消して待ってる。あ、来た。気配を消して後ろから…

 

 「ワッ!」

 「うわ〜、何だ何だ?」

 

 何これかなり楽しい。じゃあ次は、この状態でスペルカード。

 

 「抑制スーパーエゴ」

 

 「は、何だ、進めない、ていうか戻されてる!?しかも弾幕が!」

 

 やった、そろそろ姿表そう。

 

 「楽しんでくれた?」

 「悟りか。スペルカードルールはわかるな?」

 「うん」

 「両方2、負けたら帰りなさい」

 「じゃあおねーさんもね。」

 

 そう言って、何気にはじめての私のスペルカード戦が始まった。



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第30話

 と言うわけで、私のはじめてのスペルカードバトルが始まった。

 

 とりあえず、弾幕を出して、危なくなったら、スペルを使えっておにーさんは言ってたけど、相手が強すぎて、全然出せない。ちょっとずつ出してはいるけど、すぐに避けられちゃう。今は避けられて入るし、スペルはまだ使わない。それに、おにーさんは、「攻撃には後隙が存在する。そこをついて打てば、なんとかなると思うぞ。」

 

と言ってた。だから、相手の弾幕の隙がわかるまではひたすら避ける。

 

 数分後

 

 あれ?なんか今までよりだいぶ避けやすくなったし、攻撃をしやすくなった。そろそろいっこめ使おうかな。

 

 「スペル発動。抑制「スーパーエゴ」」

 「またかよ。これうまいこと逃げられないから、被弾してその間に被弾させよう。」

 

 この結果、私も相手も一回被弾した。だけど、もうここまで来たからには、2つ目も使う。

 

 「スペル発動。本能「イドの開放」」

 「もうか、さすがに早くって、あれ?ステージ箸にいつのまに追い詰められた?これは避けられない。もう詰んだのか…」

 

 ということで、初戦は私が勝った。

 

 side幽香

 …これうどんげくるの?他のやつは来てるけど、優曇華は来ないし。ちょっとルビウスが言ってたうp主ってのを見に行きましょう。

 

 sideうp主

 

 魔理沙来たから、戦ってます。相変わらずパワーのゴリ押しがすごいです。逆に言えば、パワー以外はないし。そこそこ隙間もある。ということで、霊力を物質として変換して、分身作ってしばらく退避。もちろん、上から後ろに回って、弾幕展開。気づいて撃ってきてるけど、数の暴力でゴリ押して一つ。

 

 「おい、流石に今のは見過ごせないな。」

 「何が?」

 「お前に先に一本やられたことだよ。恋符「マスタースパーク!」」

 

 あーあ、撃っちゃった。俺の師匠なんだから、俺に負けないでよ。

 

 「あなたがうp主?」

 「そうですよ、幽香さん。」

 「いらないわね?」

 「もちろん。」

 「なんだよ今の。お前一人で十分ってか?それは認めない、私はお前の師匠だ。」

 「じゃあ僕のスペル避けてくださいね?」

 「もちろんだ。」

 「スペル発動。落符「意識の違い」」

 

 というわけでラストスペル。誘導式の意識を落とす玉を発射。でも、グレイズしても意識が落ちます。また、ある程度の数で撃つので、グレイズ確率がかなり上がってます。

 

 「何だこれ。グレイズ貰うぜってあれ、また意識が遠のいていく。」

 当然この間に第二陣のスペルのたまで被弾させて、勝ちです。

 

 「まあ、ルビウスの前まで運んで、休憩させましょうか。」

 「そんなことして、あいつが負けない?」

 「大丈夫です。あいつはそんなに弱くないし。それにあいつが今回起こした異変の目的を考えれば、手は抜かないでしょうから、3vs1でも勝てますよ。」

 「そうなの。じゃまあ私達は、フランとかを見に行きましょうか。」

 「そうですか。僕は一応中ボスもしてるので、このあと霊夢さんたちと戦ってきます。」



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第31話

 「お姉様、弱くない?いや、言い間違えた。レミリア、あんた弱くない?」

 「実の姉に対してその口の聞き方は何よ。」

 「だって、私もうフランドールじゃないし。私は、フラニスト・リーパー。名前を決めた理由は特にないわ。それでももうわたしはあなたの妹じゃないわ」

 「認めないわ。私が私である限り、あなたは私の妹、フランドールよ。」

 「それは今からわかるよ。レミリア。私はあなたの妹ではない。」

 「姉にまさる妹はいない。私に勝てなければ、まだあなたは妹よ。」

 

 そうやつが言い切ったと後に、再戦。カード残機共に3で始まって、お互い残り1。異変のことはどうでもいい。とにかくこいつに勝ちたかった。だから、今ひたすら弾幕を出してる。ひたすら弾幕を避けながら撃つ。ひたすら相手が折れるのを待つ。じゃないと勝てない。できるならさっさと爆散させたいんだけどね。どう考えても発動まで間に合わない。あ、でも、自分で潰さなくてもいいんだったら、上に投げて落ちるまで耐えれば勝ち。あとは、上げて飛んで足で挟むとか。もう耐えられそうにないし、時間がない、やってみよう。

 

 「キュッとしてドカーン!」

 

とりあえず投げた。急いで飛んで足で挟む。結果は…レミリアの目がメッチャクチャになってた。

 

 「お疲れ。救急キットはあるから、まだ解決したいなら、治療しといて。」

 

 返事がない、ただの屍のようだ。

 

 「…咲夜」

 「なんでしょう」

 「帰るわよ。」

 「…かしこまりました。」

 

 「あれ、私の出番はもう終わりかい?」

 「まだあるぞ。」

 「その声は、ルビウス。」

 「里のやつがなんかちらちら見てるから、リアル鬼攫いやっていいぞ。」

 「分かった。」

 

 「私は?」

 「最後にもう一発、あそこにぶち込んでいいぞ。」

 「わ〜い。」

 

 「私は何をすればいいかしら。」

 「うーん、今から作るフィールドに花を咲かせるのを手伝って。」

 「わかったわ。後は?」

 「そうだな。一応アリスってやつを呼んであるから、二人でお茶してていいぞ。」

 「ありがとう。」

 

 「おっと、そう言ってる間に来たな」

 「またあんたかい。もちろん…」

 「はい、リンチさせて頂くが?」

 「今、私は二回も煽られて、屈辱的なんだ。更に、気絶させられて、森は燃やされて。」

 「気絶したのは注意不足よ」

 「まあ、確かにそうだけど、今回はいつもと違うルールだからな。」

 「まさか…」

 「気絶するまでの死合。宣言なんかいらんし。ただし、血をこの生い茂るひまわりに一滴でもつけたら負け。俺と幽香でリンチ。俺がつけたら、三人でどうぞ。一応ここは幽香の向日葵畑再現したから。小屋もあるよ。小屋の中は血を滴らせていいよ。」

 「まさかとは思ったけど、やることになるなんて。」

 「異変の目的は?」

 「里のやつに恐怖を植えつけること。」

 「それじゃ、ひまわりの根を踏まないように反対に移動して。」

 「はい。」

 「じゃあ始め。」

 



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第32話

 ということで始まった死合。血を垂らせないので、もちろん銃やナイフとかは禁止。それだと、実はかなりキツイ。俺はなんだかんだ銃多用して勝ってたから。じゃあ、何をするのか、答えは簡単、弾幕だけでどうにでもするもしくは、スペルで強制的に小屋に落ちるようにしてスペルで刺すか。ということで、基本はレーザーを二本作って操りつつ戦うか、操らずに手と同じ動きをするようにするか。最後は肉弾戦。踵落とししたら多分勝てるけど。血が出たら負けだから、そうそうできない。

 

 「なんでいつもみたいにしてこないの?」

 

 やべっ、バレた。早すぎる、勝ち目がすごく薄くなる。いや、逆に今からめちゃド派手なのをお見舞いすればいいのか。善は急げ。ということで弾幕量を10倍ぐらいに増やす。そしてその過程でゆっくりと近づいていく。

 

 「霊夢、逃げろ!」

 

 マジ、もうバレたのか。バレたなら、本気でふっ飛ばしに行く。弾幕も針も当たることを気にしない。一気に霊夢の前まで行って、一言。

 

 「敗因は決着をつけようとしなかったことだ。スペル発動。渦殺「今あなたはどこにいる」」

 

 というわけで霊夢は始末。魔理沙は…不意打ちからのテレポートからの殺害でいいか。

 

 5分後

 

 「相変わらず強すぎよ。どう考えても銃なしでも最凶よ。」

 「博麗の巫女ってこんなアホか?」

 「アホって何よアホって」

 「いや、意図ぐらいわかるだろって思ってたんだけど。」

 「わからないわ。」

 「は〜…今回は俺の気分ってのが大きいし、里のやつはどうでもいいし、わからんのも仕方ないか。」

 「まあ今回負けたら一旦向こうに帰ろうと思ってるけど。」

 「はぁ?」

 「来るか?外に。」

 「私は行きたいぜ。」

 「他のやつは?」

 「行きたい。」

 「じゃあ紫に報告だけしてから行くか。」

 「いつから行くの?」

 「別にいつでもいいから、行きたいときにいってくれ。でも今日はダメ。」

 「あともう一つ。能力使用禁止な。」

 「じゃあ明日。」

 「おう。」

 

ということで、明日から現実世界に行く。もちろん今日は遊ぶ訳だが、何して遊ぼうか。あいつら呼んでみるか。

 

 「んで、何?」

 「これは何?」

 「説明書あるから、それ読んだらだいたい分かるけど。」

 「ふーん。で、これで勝負か。どれくらいやり込んでる?」

 「そこまで。フランもやる?」

 「やる。」

 「はいじゃあ最初はこれな。」

 

 五時間後  

 

 「よしじゃあ今日はこれで終わるけど、泊まる?」

 「もちろん。」

 「じゃぁ布団敷くから待ってろ。」

 5分後

 

 「それじゃあこれで終わりだ。」

 「おやすみ。」

 



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第33話

 「ここが外の世界か。すごい高いものがたくさんあるな。」

 「一年ぶりだけど、あんま変わってないな。」

 「俺は24年だから、やっぱり変わってるな。」

 「いいか、間違えても飛ぶなよ。飛んだら、警察に撃たれかねん。」

 「警察って何?」

 「幻想郷で言う霊夢みたいな立ち位置。」

 「へぇ」

 「まあ、今日は好きにしてくれていいけど、日が暮れるまでにここに来いよ。金は俺が渡したのでなんとかしろ。」

 

 「ルビウス、行く?」

 「もちろん。家でやってるのをどこまでやりこんだやつがいるのか楽しみだ。」

 「じゃあ近くにあるし、行こう。」

 「オケ」

 

 30分後

 

 「何だこれ。コイツラほんとに人間?」

 「姿見ればわかるだろ。人間だよ。うますぎると思うけど。それじゃあ、俺らもやるか。」

 「おう、勝負だ。」

 

 15分後

 

 3回の勝負の結果、2-1でルビウスの勝ち。

 「やったぜ。まあかなり危なかったけど。」

 「どこが危なかったんだよ。ほとんど理論値取りまくったくせに。」

 「毎日やってるし、てかお前もかなりのスコアとってて周りからドン引きされてたろ。」

 「もう一回する?」

 「いいぞ。」

 

 

sideレイマリ

 

 「霊夢、何買う?」

 「なんで買うのが前提なのよ。あとその服装どうにかしたら?」

 「それを言うなら、霊夢お前もだろ。」

 「うっ。この話は終わりにしましょう。」

 「それにしても色んなもの売ってるわね。魔理沙、このらぁめんってやつ食べてみない?」

 「別にいいが、そのらぁめんとやらはどうやって食うんだ?」

 「見た感じ、黄色い棒みたいなのが汁の中に入ってて、それを橋ですくって食べるっぽい。あと、その汁は飲めて、汁の上に具材が乗ってるそうよ。」

 「へぇ面白そうだな。食ってみようぜ。」

 

 

sideフラン

 

 「私達は何をしましょうか。」

 「あの激しく動き回ってるのに乗りたい。」 

 「幻想郷には…もちろんないわね。」

 「だから乗ってみたい。」

 「ところであなた、日光は大丈夫?」

 「訓練したから大丈夫。」

 「そういうものかしらね。」

 「じゃあお姉さんも乗ろう?」

 「いいわよ。でももう一人。」

 「こいしちゃんも乗る?」

 「うん。」

 「じゃあ乗ろう。」

 

 30分後

 

 「すごく楽しかった。」

 「ええ、そうね。」

 「うん。」

 「でも、これに乗る為だけにあんなに並ぶことになるとは思わなかったよ。」

 「次は何に乗る?」

 「あれに乗る。」

 「じゃあ乗ろう。」

 

 夕方

 

 「ホイ、じゃあ帰るけど、全員いるか?」

 「ていうか霊夢と魔理沙は何をそんなに買ったんだよ。」

 「向こうに帰ってからのお楽しみよ。」

 「あと幽香がすごいクタクタそうなんだが。」

 「疲れた…。」

 「まあ、今日は休めよ。それじゃあ、今回の異変の宴会はこれにて終了。家にひとりひとり返すから、待ってろよ。」

 



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第5章 第34話

 戻ってきて、やっぱり暇。霊夢と魔理沙(ザコ)の相手をしてもいいけど、前にしたばっかりだし、そんなに激しい運動が好きなわけではない。いっそのこと慧音に講師として雇ってもらおうかな。あ、でもいろいろめんどいし、やっぱし妖怪の山で色々してもらおう。というわけで、出発。

 

 40分後

 

 とりま到着。でも天狗がすげえウロチョロしてる。

 

 「すんませーん。」

 「人間がこの山になんのようだ。ここは天狗以外立入禁止だ。」

 「その天狗に用があるんだけど。」

 「ならん!天狗以外のものを通すわけに行かぬ!」

 「じゃあどうしたら通してくれる?」

 「そこまで通りたいなら我々に勝ってみろ。」

 「何人?」

 「5だ」

 「いいよ、封殺まで持ってってやるよ。」

 「はっ!我々相手に封殺だと?イキるなよ。」

 「それはやってみないとわからないよな?」

 

 というわけで死合かな?を始めることになったので、1vs5でリンチはじめまーす。すごい動き回りながら打撃を入れようとするアホもいるけど、まずはずっと対峙してる真ん前のやつから。ちょっと意地悪だけど、普通に殴られる寸前にガラ空きの腹に一発入れて、それを投げる作業。もっとも、飛びながらあいつらの速度に追いつくために霊力がめちゃくちゃ減ったけど。

 

 「ホイ、勝ったから通行証的なのをくれや。」

 「仕方ない。我々は嘘を嫌う。よってこれをやる。」

 「感謝する。」

 

 15分後

 

 ということで、天狗の街で天狗に聞いて新聞の編集者がここにいると聞いたので。

 

 「すんませーん。」

 「なんですか、この忙しいときにって、あなたは、ちょっと待ってください!取材したいことがあります。」

 「いや、その前に、これをそのまま新聞に載せてくれないか。デタラメ書いたら、俺がぶっ飛ばすだけだけどな。」

 「わかったので、取材させてください。」

 「はいはい、質問は?」

 「まず、なぜ幻想郷に来たのですか?」

 

以下略

 

 「以上です、ありがとうございます。」

 「これも今行ったことまんま写せよ。あと、これもさっきのやつも人里には配るな。」

 「なんでです?」

 「人里と仲が悪いから。」

 「そういえば幻想郷で殺人する唯一の人間ですもんね。」

 「そういうこと。それじゃあ。」

 「送りましょうか?」

 「別に自分で帰れる。」

 

 5分後 

 

 帰りは、あいつ、文と言うらしいの家の裏からワープしてきた。えーと、記事に書いてもらう内容は、スペルカードルールが強くなりたいならが来いって内容。そのための準備を今からする。と言っても、サンドバッグを準備しておくだけ。人が来るのか不安ではあるけど、まあ、妖精とかは来るんじゃないかな?霊夢と魔理沙が来たら、追い返すけど。開催は明後日だから、時間はある。しばらく休憩をとっておこう。

 



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第35話

 「始めるぞ。」

 

例のレッスンに来たのは6人?妖精ってなんて数えるんだ?具体的に言うと、チルノ、リグル、大妖精、ルーミア、ミスティア、こいし。うん、素直に良かった。これで勇儀とかレイマリとか幽香とかが来たらシャレにならん。

 

 「じゃあ、とりあえず1vs1で被弾1、スペル無限で勝負。」

 「えぇー。」

 「勝てないよ。」

 「文句言うな。実力が分からないと何も始まらない。」

 

 

 いちいち書いてたらそれだけで2、3話ぐらい終わりそうなので、カット。 

 

 結果、全勝。チルノから順にスペル使用数は、1、1、0、2、2、3。あれ、こいしがここにいる意味ってある?

 

 「それじゃあ、一人ひとり呼んでいくから、その間各自で練習しろ。チルノはこっち来い」

 「何?」

 「新技を開発する必要はないから、ある程度スペルカードを撃つ順番を決めろ。例えば、アイシクルフォール→パーフェクトフリーズのように。」

 「そうすればあたいさいきょーになれる?」

 「少なくともここにいるやつはこいし以外勝てるんじゃないか?」

 「分かった!あたい、考えてくるよ!」

 

 あいつ、こいしがどれかわかるのか?まあいい、次だ。

 

 「リグル、こっち来い。」

 「はい。」

 「チルノと逆で、新技を作って来い。戦術は悪くないけど、カードが少ないから、決め手にかけている印象がある。逆に、それ以外は少なくともチルノよりはあるんじゃないか?だから、チルノに勝つだけなら、カードを作ってこい。他のやつにも勝ちたいなら、反射神経とたまの密度をあげるといいぞ。」

 「ありがとうございます。」

 

 うーん、ほんとはもうチルノより強いんだけどな。おそらくカードのゴリ押しに負けるんだろうな。

  

 「じゃあ次、大妖精。」

 「は、はい。」

 「チルノを守りたくてここに来たと思うけど、はっきり言って、それだと逆にチルノに守られることになるよ。」

 「じゃ、じゃあ、私はどうすれば…」

 「チルノを守るために自分の命さえも捨てる度胸があるなら、通常弾幕だけ。もし命を落としたくないなら、他にも回避力やらカードの数増やしたにやらしないといけないな。とりあえず、そこに弾幕がでるサンドバッグ作ってあるから、自分が撃つたますべてそこに当てるつもりでやれ。」

 「わかりました。ありがとうございます!」

 

 「次、ルーミア。」

 「なんなのだー?」

 「普通に喋れ。」

 「はい、で、何すればいいの?」

 「誰に勝ちたい?」

 「は?」

 「だから、誰に勝つまで強くなりたい?」

 「あの白黒と紅白の巫女に勝つまで。」

 「おう、それはそこのリボン外してから言え。」

 「というのは冗談で、あいつらの弾幕って、速いか大きいかのどっちかだから、回避をもっとできるようになればいいんじゃない?最後、こいしかミスティアか俺とやることになるけど、言うことは一つ。5こスペルカードを使わせろ。それができたら、基本はオケ。あとはスペル対策だけど、夢想転生はどうしようもないから頑張って避けろ。マスパ系列は八卦炉から出る直前に全力で上に飛べ。それでぎりぎり間に合うはず。あとはサンドバッグがもう2つあるからどっちかでファイナルスパークの対策しておけ。夢想封印は気合で相殺させろ。以上!」

 「最後雑くない!?」

 

 「次、ミスティア」

 「はい、よろしくおねがいします。」

 「よろしく。ていうか強いよ。後ろ三人は。三人でかかられて見えない方向もわからないの中無意識からやられたら勝てる気がしない。ところで、誰に勝ちたい?」

 「里のやつがまとめてかかってきて封殺できるぐらい。」

 「鳥目にさせておしまい。それでも無理なら、歌うたって後ろから封殺。霊夢たち相手にするなら、鳥目にした後羽を一部ちぎってでも弾幕にしておけば一回は引っかかるから、なんとかなると思うぞ。」

 「ありがとうございます。」

 

 

 「俺はこいつに講義することがあるのだろうか…こいし。」

 「俺の最終奥義を耐えれば基本的に負けはない。少なくとも地底では。あとは練習してろ。」

 「分かった、おにーさん」



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第36話

遅くなってすいません。


 あれから少し練習させたので、戦わせてみる。チルノvsリグル、ルーミアvs俺、ミスティアvsこいし。あと2つはリンチする気満々の編成。まあとりあえず、最初のを見てみよう。

 

 「ルールは1機スペル2枚。一枚目は開始から1分以内に使うこと。それでは、はじめ。」

 

 ということで始まった。お互いがお互い、めちゃくちゃ慎重だ。チルノなら脳筋すると思ったのにな。まあでも、リグルのほうが強いね。通常は。スペルは…おそらくチルノかな。あ、スペル打てずに死んだか。仕方ない。次行こうか。

 

 「お疲れ。スペルの数多いのに撃たずに終わってたけど」

 「回避の方向ミスった。」

 「それはドンマイ。」

 

 「それじゃあルーミア、行くぞ。」

 「そーなのかー。」

 「…何も言わないから行くぞ。スペル∞残機2。」

 「そ~なのかー」

 「スタート。」

 急に視界が狭くなってるけど無視。

 と言っても、5つ避けてもらわないとなので、速攻うつ。

 

 「スペル発動 斬符「確率8%」」

ということで30秒待機。けっかは…まあ普通に帰ってきてる。まだまだ行けるのかな、それとも、意外と精神的にきついのか?とりあえず、スペル。

 

 「スペル発動。レーザー「Wツイスター改」」

 感覚でレーザーの方向を変える。まあ、結構うまいこと避けているようですけど。仕方ないので、一気にレーザーを動かす。これでも当たらないらしい。じゃあ次だ。

 

 「スペル発動。「the ripper」」

用はマスパの上位互換を打ち出す。さあ。あっやっぱ避けれないか。まあ、避けるかギリギリのものだしな。もう相手に避けさせるとか関係無しでぶっ潰そうかな。このルールは奥義使えないしね。それじゃあひたすら超高密度の玉を音だけを頼りに出す。残念ながら聴覚はそこそこいいのでね。しばらくしてたらあまりに防戦一方だったルーミアが被弾した様子。それと同時に視界も戻った。

 

 「ルーミアとは初めて戦ったけど意外と何とかなるな。」

 「あんなに攻められたら何もできないよ。」

 「まあ頑張って太刀打ちできるようにはしてくれ。」

 「はーい。」

 

 というわけで最後、と行く前に休憩。スペル3つ一気に撃ったからね。霊力も減ってるんだわ。あれ、霊力最大保有量減った?またいつか検証して修行し直さないといけないのかな…。非常に憂鬱だよ。と考えていたら、

 

 「ねえ。」

 「私達は」

 「いつ」

 「やるの?」

 

 と言われた。疲れてるから休憩したいけど、もうどうにでもなれ!

 

 「スペル残機ともに2」

 「それでは…はじめ!」



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第37話

 「スペル発動。無意識「弾幕のロールシャッハ」」

 

 「スペル発動。猛毒「毒蛾の暗闇演舞」」

 

 残機ニの状態から。どっちも俺は初めて見るスペルですね。はい。よって、どっち有利とかまじでわからない。まあ、ミスティアに関しては少し顔が焦ってるかな?これはもう年齢とかそんないろいろな問題だしね〜。慣れれば勝ちやすい分、こいしが有利かな。そうこういってるうちに、不規則弾にミスティアが被弾したしね。これでお互いスペルストップ。さあ、どっちがさきにだす?まあ、こうなると相手の無意識に漬け込めるこいしが圧倒的に有利になるけど、ミスティアも切り札があるのなら、まだわからない。

 

 「よっと、ここにいるよ〜。」

 「ギャー?!」

 

 あ〜、勝っちゃったか。そろそろ負けを見せたいんだけどね。

 

 「二人ともお疲れ。」

 「お疲れ〜。」

 「はぁ…」

 「こいしが強いのはあるけど、最後のは少し情けないかな。そこら辺は頑張れ。」

 「ですよね。どうすればいいのでしょう…」

 「うーん、外の世界の肝試しをしたところでミスティア自体妖怪だしな〜。仕方ないから、おれが本来ありえないような登場の仕方するから、それに驚かなくなる練習かな。」

 「は、はい、ありがとうございます。」

 「あ、終わったのか?アタイ聞きたいことがある!」

 「ちょっと、チルノちゃん、まだ話してるでしょう?」

 「別にいいよ。して、聞きたいこととは?」

 「なんでこれを開こうと思った?アタイに教えろ!」

 「暇つぶし。」

 「…は?」

 「いやだから、暇だったから。」

 「それでこんな規模のを開催できるルビウスさんの人脈って…」

 「いや、天狗と交渉してたりするけどね。」

 「そうですか。」

 「さぁて、また暇になるな。なんか強いやつ探しとくか。」

 「あなたに負けって、ないのでは?」

 「あるよ、能力がないと霊夢にすら負け越すからね。」

 「じゃあ、解散。各自家に帰れ。」

 

 その数分後

 

 と言っても、地上と地底に負けるやつなんていない。(勇儀と霊夢除く)

 なので、下にいないなら、上に行こう、ということで、天界かな。あと、出会えるなら、神とも戦って、その後の話に華を添えたい。人里との相手もしないといけないけど。まあまず、天界かな。明日行こう。その後、久しぶりの決闘をして、人里に軽いサプライズを。さて、明日行くなら、スペル増やさないといけない。あからさまに負けないスペルばっかりだしね。相手の姿に変身してためらってるところを撃ち落とすスペルとか、普通のひねりがないスペルとか作らないといけない。じゃないと封殺だし、強くなりすぎるのも困る。ということで、作っておこう。これって俺だから時間そこまでかからないけど、霊夢とかだと時間すごいかかるんだろうな…



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第38話

 とりあえず出発。昨日わざわざいろいろ調べて戦う相手決めた。え、誰かって?どうせわかってるでしょ?持ち物は、久しぶりのライトマシンガンと、サブマシンガン、そしてスラグショットガン。ショットガンはスラグじゃないと使えない。もちろん、こんな物騒なもの常に持ち歩くと何があるかわからないから、小型化しておいて、使うときに原寸大にしておく。スペルは新開発のを3枚、その他のを4枚。というわけで、ひたすら上に上昇していく。雲も通過して、かなり下に見えるようになったとき、声をかけられた。

 

 

 「どこにお行きになるつもりで?」

 「天界。天人にちょっかいをかけに行く。」

 「よしたほうがいいですよ。」

 「俺の武装見る?」

 「一応。」

 

 ということで、銃を大きくする。したら、相手…だよ。まあそりゃそうかな。一応装備としては過去最高の重装備だし。

 

 「これでちょっかいかけに行くけど、文句ある?」

 「いいえ、しかし、総領娘様に何かあっては困ります。ご一緒してよろしいですか?」

 「その総領娘をこれでちょっかいかけに行くんだけど?」

 「へ?」

 「いやだから、これでちょっかいかけに行くけど?」

 「本気ですか?」

 「これを見て本気じゃないと思うやつがいるなら、どうぞ。」

 「はぁ…一緒していいですよね?」

 「いいよ。」

 「私、龍宮の使いをしております。永江衣玖と申します。」

 「ルビウス・メイザー。一応最凶の幻想郷戦士。」

 「…何もないなら行くぞ。」

 

 1時間後

 

 うわ、予想より遠かった。まあ、事前に調べたから、やつが地震を起こせることは知っている。と言うことで、ちょっと怒らせたいから、軽めの地震を起こす。起こし方?そんなもの霊力を地面に埋め込んでそれを中で爆発させるだけでしょう。まあ、それをできるやつが俺以外にいるのか知らんが。

 

 ゴゴゴゴゴゴゴ

 

 あ、ちゃんと地震起こせたね。

 

 「だれよ、私以外に地震を起こしたのは。」

 

 …それと同時に来たようですけどね。

 

 「あ、もしかしてあんたが地震起こした?人間のくせして」

 「黙れ腐れ天人こと比那名居天子。」

 「あんた、天人に対してその態度とは、いい度胸じゃない。」

 「じゃあ、俺がぶっ潰してやろうか?」

 「ええ、ぶっつぶせるならね。」

 

 ということで、マシンガンブッパ。まあ体硬いから、全然きいてないけど。そういえばよく考えれば、スペルバトルしないのにスペルなんていらなかったね。まあ、何されてもダメージ受けないようにすれば余裕で勝てるけど、そんなつまらないお遊びはしたくない。だから、ぶっちゃけ邪魔だけど、地面の隆起の影響も受けますか。

 

 「ほらほら、どうした、そんなんじゃ効かないわよ。」

 

 ふーん、じゃあ、上空から狙撃アンドRPGブッパも許してね。ということで、姿を消して、上空へ。必要物を作って、さあ、大虐殺の始まりだ!

 

 1時間後

 

 まだ倒れんのか。もうめんどいから、あいつの霊力とかその他の類を全て消して、重力を増やす。すると…

 

 「あれ、上から押さえつけられてる?しかも飛べない!うわ、これどうすればいいのよ〜!」

 

 とまあ、こんな感じで自らぺちゃんこになる。気絶した瞬間に重力は戻したけどね。さすがの天人も重力には勝てないようです。さあて、なんて言ってやろうか。そういえば、たしか、比那名居一族にだけ扱える要石があったな。いろいろいじって、あいつの家の真下に埋めといてやろう。

 

 10分後

 

 というわけで、完成したので起きるのを待つ。

 

 20分後

 

 「うーん、あれ、ここは?ってあんたは!」

 「どうだ、お前が貶してた人にやられる気持ちは?」

 「すごく悔しい。」

 「だろうな。まあ、勝ちたいなら重力を扱えるようにして、そレを保ちながら地震を起こせるようにしとけ。」

 「ちなみに、やるとこんな感じ。」

 

 天子に5Gほどかけながら地震を起こす。すごい苦しそう。絶対立てないな。それなのに、無理にたとうとしてるよ。馬鹿かな?まあ、解除するけど。

 

 「それじゃあ、勝ちたいならがんばれよ。」

  

 そうして、俺は帰路についた。



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第39話

 あの後、霊力を抜いて重力5倍にしたら、すごいスピードで帰ってこれた。ええと、あとは今日の夜に久しぶりの決闘、その前に何しようかな。正直、人里に仕掛けるトラップって、透明化させた鉛筆ロケットを人里のやつが寝てるときに天井から発射させる程度だから、肩慣らしに昼だけど、この森に入ってるアホを駆除かな?入ってるのはまた大人っぽい。人間の死因の原因となる行動堂々の第一位は病気になんかかからない、事故になんか会わない、という慢心なのにね。やっぱりアホだね。そんなことするから、子供がここに入るんだよ。今回の殺し方は、超高速で羽を使って飛行。うまいこと羽に体が当たるようにしての暗殺。まあ、その後に人里上空から落として、終わりかな?結構地味。というわけで飛行。しばらくはゆっくり飛ぶ。でも、まじで気づかないから、このまま一気に突っ込む。

 

 ヒュン!

 

 「何だなん

 

バラバラバラバラ… 

 ということで、処理完了。あとは、これを上空に持っていって…

 

 ヒューーーーーーーーズドン!

 

 「何だ何だ?」

 「あ、この人、今日の朝森に入っていった!」

 「じゃあ、またヤツの仕業か。」

 「今日こそやつを、討つぞ!」

 「オー!」

 

 その夜

 

 「きたか。」

 「おう。」

 「ルールはいつもどおり、始めるぞ?」

 「わかった。」

 

 初手右足で蹴る。それは相手も同じ事考えてたらしく、互いの左足に直撃。歓声が非常にうるさい。その後、俺が右フック、大内刈り、ジャブをしていたら、勇儀が、かなり強烈な左ストレート。仕方ないので、スレスレで避けたあとに左足で顔面を蹴る。ヒットしたし、かなり痛そうにしてる。でも、すぐに立ち直って今度は組手。俺は組手が苦手。理由は、腕拗じられたらどうしようもないから。まあ、勇儀はそんなことしないけど。しばらくして、あまりにも膠着するので、足をかけて大外刈り。見事にひっくり返ったので、そのタイミングで終了。

 

 「そういえば、勇儀は俺の家きたことないよな。来てみないか?」

 「でも、周りの鬼たちが…」

 「大丈夫っすよ。姐御!」

 「おう!」

 「ということで、いくぞ」

 

 1分後

 今、非常にだるい。勇儀と二人で里のやつ150人くらい相手してるけど、殺してやる、っていう気合が足りなさすぎる。わざわざスラグショットガンでしてるから、一撃くらい入れてほしい。

 

 「ウォーー!」

 なんか一人だけ突っ込んでくるやつがいるので、スラグショットガンじゃなくて素手で勝負してやる。刀に使われないでしっかり刀を使って殺そうとしている。これはok。でも、スピードが足りない。結局、白羽取りを俺がして刀奪って、音速で剣を抜く見本だけ見せながら殺害。その後、騒ぎが終わったあと、俺達は飲み倒した。

 

 

 



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第40話

 只今、博麗神社。なんか、霊夢に少し待ってろ、と言われたから待ってる。

 

 「ほお、お主か。」

 

 いきなり声をかけられ、びっくりした。一応、聞き返す。

 

 「あんた、誰?」

 「普通そちらから名乗るものだが?」

 「ルビウス・メイザー。この世界で負けなしの負け知らず。」

 「我の名は、安倍晴明という。」

 「へぇ、あなたが本にもなった安倍晴明か。」

 「本?そちらの世界では、我のことを記したものがあるのか?」

 「あるよ。」

 「して、我が今日ここに来た目的は他でもない。そなたの討伐じゃ。」

 「理由を伺いたい。」

 「依頼だ。魔法の森に入った人をことごとく無残に殺し、討伐に行った際、皆殺しにされた。という依頼だ。」

 「全て正当防衛でしょ?討伐に来るのは自己責任。魔法の森は、俺の他に妖怪も来るし、人間にとっての毒であり、俺達の縄張り。子供はきちんと返してる。」

 「そこが、問題だ。そなたの言うことは正しい。全て正当防衛だ。だから、われはそなたを討伐など、したくない。」

 「その前に、俺に勝つ確証あるの?」

 「ない!」

 「うん、だよね。」

 「で、討伐するの?」

 「しばらく考える。」

 「決まったら教えてくれ。」

 

 

 「霊夢。依頼人はお前か?」

 「違うわ、慧音よ。」

 「ふーん、やはり里を選んだか。」

 「あと、リミッターかけてやってね。じゃないと彼、悔しがるから。」

 「一応人間だし、封印はされないから、別にいいよ。」

 

 

 「決まったぞ。」

 結果は…

 「やはり、お主とは戦わないことにした。」

 マジかよ、絶対討伐に来ると思ってたのに…

 「そなたが、強すぎるのだ。それと、人間だろう?」

 「ふふ、羽を出せる人間なんてそうそういないけどね。」

 「これはたまげた。」

 

 「おーっす!って、なんか一人増えてないか?」

 「鎖符「LimitedRireshot」」

 「うわぁー!」

 

 はあ…情けない。新スペルは、一本のワイヤーを伸ばし、それからレーザーを出す多段攻撃。めちゃくちゃ強いわけではないし、レーザーは相殺可能。もう少し警戒するっていうことを覚えてほしい。ということで、

 

 「2つとも2」

 「わかったぜ。」

 羽を開いて、いつもと違う飛び方。避けつつ、ひたすら撃ち出す。パワーじゃ勝てないことを知ってるはずだけど、どうするのかな?

 「いくぜ!」

 いや、何をだよ…と思ったら、明らかに不自然な弾幕がある。おそらく、魔力で操作してるかな?でも、それでは、勝てないんだよ。そう思いつつ、片手を前に、片手を後ろに。

 「スペル発動。」

 「反符「リフレクトフィールド」」



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第41話

 「反符「リフレクトフィールド」

 

 その名のとおり、弾幕を反射させる場所を作るスペル。ただし、反射するのは俺の弾幕だけ。別にチートレベルで強くはないけど、そこに弾幕敷き詰めまくると被弾確定を取れるスペル。

 

 「魔符「スターダストレヴァリエ」

 

 反射させての被弾を狙ってるかな?スペルの説明してないのに、少し様子見とかいう考え方はないんですかねぇ

 

 「え、は、なんですり抜けてるんだぜ!?」

 「様子見をしてからスペルを撃て。これは俺の弾幕以外は通すぞ。」

 「なんだよその訳わからない性質は。」

 「俺が普段弾幕に入れてるあるものを検知してる。」

 「それはなんだぜ?」

 「いうかアホが。」

 

 はぁ、めんどくさい。別にゆっくり狙えばいいのに、焦って撃つから。じゃあ、〆ますか。

 

 「絶望「ブラックサーズデイ」」

 というわけで、弾幕が跳ね返る中レーザーの反射も避けきってください。まあ無理なのは知ってるし、ちゃんと被弾したから止めるけどさ。

 

 「なんだよあのスペル、わけわからねえよ。」

 「いやだって、そういうスペルを作ったし。」

 

 ということで、まあ圧勝。

 

 「んで、これが一応俺が勝負するときだけど、やる?」

 「言ったであろう、われはしないと。」

 「そうか、なら俺も無理に勝負を強要しない。」

 「そうしてくれると助かる。」

 「んじゃ、オレ帰るわ。またな、三人とも。」

 

 数分後

 

 「なんで勝負しなかったのよ。」

 「ん、理由は全て言ったはずだが?」

 「あんなので納得すると思う?」

 「敷いていうなら、あそこで戦っていたとしても、その先にあるのは、絶望一色だったからじゃな」

 「そんなものなの?」

 「そういうものである。」

 

 数十分後

 

 今、かなり久しぶりにフランの家の前にいる。理由は至って簡単。どれだけ成長したか確認しておきたいのだ。最近スペルルールにこだわりすぎたので殴り合いでやるけど。

 

 「フラン、いるか〜?」

 「いるよ〜!」

 「久しぶりに勝負しないか?」

 「やるやる〜!」

 「外で待ってるぞ。」

 

 4分後

 

 「お待たせ〜!」

 「ルールはなし、気絶もしくは降参まで、無詠唱スペルありだ。」

 「わかった〜!」

 じゃあ、合図に使うための石を取って、

 「これを投げて落ちたらスタートだ。」

 

 ヒュー、ストン。

 

 ということで開始。殴り合いは久しぶり。とりあえずいきなり顔面に蹴り。

 

 「まだまだそれぐらいじゃ勝てないよ!」

 

 わかってる。んで、レーヴァテイン引っ張り出すのかよ。横から首筋に来た剣に対して、腕でガード。その間に腹に蹴り。腕が切れそう。スペルじゃないけど、ちょっと強引に回復。

 

 互いに殴り、切り裂かれ、血がかなり滴った頃。二人はまだ乱闘していた。と言っても、周りの木は倒れ、妖怪たちが避けるほどなので、かなりどころか、ルビウスは致死量を超えている。

 

 「さあ、これで最後だ。あがくなら足掻け、受け止めるなら受け止めろ。俺は最終奥義を使う。」

 

 はい、宣言しました。なので、死ぬ死なない関係なしの本気をします。まずは両脇にショットガン。さらに羽を出して、上空から突っ込む。切り裂くのが狙い。

 

 「ウォー!」

 「はあー!」

 

 結果、互いに気絶。ルビウスはすぐに起きたが。と言っても、内臓がぐちゃぐちゃで、強引な回復は望めなかった。

 

 「チッ、これすると次の方に負担がかかるからしたくないんだけどな。」

 

 一旦体を分解(削除)して、再生(追加)。

 

 「フランは…。とりあえず持っていくか。」

 とりあえず、血まみれのフランを持って家へ。

 

 1時間後

 

 「うわ、凄いな、どうやったらこんなんになるんだよ。」

 「ショットガン2発当てて、羽で切り裂いた。」 

 「治療は?」

 「できるよ。」

 「じゃあ、治療が追わったら俺が見とくから、お前は寝とけ。」

 「ありがとう。」

 

 

 翌朝

 

 「フラン、起きてるか?」

 「うん、ごめんね。」

 「謝るのは俺の方。かなりひどい傷を追わせてすまなかった。」

 「じゃあ、ご飯食べようか。」

 「おけ、作るから待ってろ。」



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第六章 第42話

 博麗神社にて

 「今日も暇ね。」

 「こんにちわ、霊夢さん。」

 「…あんた誰よ。」

 「フフ、当ててみてください。」

 「手がかりもなしにわかるか。」

 「あなたの近くにいつもいるけど、ある意味遠い存在。」

 「まさか…ルビウス?」

 「そうです。よくこれだけでわかりましたね。」

 「いやいや、何さも当たり前のように話してるの?あんたは男でしょ?」

 「ええ、そうです。じゃあ、問題です。私の能力は何でしょう。」

 「え…追加と削除を操る程度の能力でしょ?」

 「そうです。そしてその能力で私は暴れてきました。」

 「えーと、ごめん、理解できないわ。」

 「簡潔に言うと、性別を削除して追加し直しました。」

 「は?」

 「もちろん、容姿を変えないのも変なので、変えました。」

 「うーん、だいたい理解できたわ。で、力は変わらず?」

 「もちろんです。能力少し変わりましたが。」

 「どんなの?」

 「もとの姿と能力に戻す+動と静を操る程度の能力です。」

 「相変わらずチートね。」

 「大妖怪よりも実質上の能力ですし。」

 「なんであんたが持ってるのやら…」

 「ここに来るまでの理由をもう一回言いましょうか?」

 「いいわ。」

 「次は、紅魔館に行ってみます。ちなみに、しばらくこの姿です。」

 「あまり変えすぎないようにね。」

 「わかりました。」

 

 50分後

 

 女姿だと時間かかりますね。

 

 「こんにちは、美鈴さん。」

 「zzz…はっ!あなたは誰です?」

 「寝るのはやめてください。あと、幻想郷で性別を変えられる人は二人だけですよ。」

 「すいません、その表現ではわかりません。もっとわかりやすく。」

 「今のところの幻想郷王者。」

 「…なんでルビウスさんがここに?」

 「しっかりとした勝負をレミリアさんとしてないから。」

 「わかりました、お通ししまs ぐへっ!?」

 「代わりに案内するわ。」

 「ありがとうございます。」

  

 2分後

 

 「お嬢様、客をお連れしました。」

 「中に入りなさい。」

 「こんにちは、レミリアさん。」

 「…なんで、運命見てもなんでこの姿なのかわからないの?」

 「そりゃ、秘密のことですし。それより、準備はいいですか?」

 「もちろんよ。」

 「両方共4、いいですか?」

 「私こそ、あの人外の裏の姿、ルビウス・メイザー!」

 「私こそ、紅魔館の当主にして吸血鬼。レミリア・スカーレット!」

 

 はい、始まりました、正直ちゃんとやってみたかった人第一位。ぶっちゃけ、弱い。それでもしっかり避ける辺り、さすが吸血鬼。

 

 「紅符「スカーレットシュート!」」

 

 うーん、通常弾幕よりかは避けにくいけど、まだまだ行けるよ。

 

 そう考えた私は、完成してから一度も使わなかった武器を、出した。



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第43話

 その武器、それはレールガン。別に吸血鬼に相性いいわけではない。何ならそこらの水鉄砲のほうが効く。コレの良い点は、暫くその場に電流を残すことができる。これが強い。私は、基本的には直接狙わない。相手の逃げ場をなくして、被弾させる。だから、これはかなり効く。

 

 「紅符「スカーレットマイスタ」」

 

 うーん、非常に避けにくい。このタイミングではスペルは使えない。避けて、弾幕を出す。それの繰り返しをしてたら、スペルの効果が切れた。じゃあ、こっちも行きますよ。

 

 「スペルカード発動。電火「飛天の怒り」」

 

 今回は、そのレールガンに火を追加しました。まあ、被弾させる気はないです。火を残留させたので、次で被弾させます。

 

 「何よこれ、かわしきれるじゃない。」

 「そういう慢心が被弾をうむんですよ。レミリアさん。」

 「何をって、うわ〜!かわしきれない!」

 「だから言ったのに。」

 

 そんなことは気にせずすぐに戦闘再開するレミリアさん。でも、多分、精神的に相当なダメージをくらったと思う。

 

 「お嬢様、食事の準備ができました。」

 あ、やばい、これ終わらせないと、いろいろ手間になりそう。とりあえず、一瞬だけ男に戻して、私をつれてきた咲夜さんを消去する。

 

 ガチャ。

 

 「お嬢様、この方は?そして、なぜスペルカードバトルを?」

 「咲夜、あなたが連れてきたんじゃないの?」

 「いいえ。」

 「あ~、すいません。咲夜さん、お久しぶりです。ルビウス・メイザーです。」

 「え、あなたが?男じゃないの?」

 「今は裏の人格です。と言っても、表は今私が何をしているかわかっています。あと、ちょっと強引に人工生命体を作ってみました。」

 「とんでもないことするわね。」

 「では、暫くの間、レミリアさんをスペルカードバトルに借ります。」

 「は、はぁ」

 

 とりあえず納得してくれたみたい。

 

 「じゃあ続きですよ。」

 「ええ、始めましょう。」

 「チェックメイト」

 「はあ?」

 

 ピチューン!

 

 能力説明してないけど、頑張って避けてほしかった。

じゃないと、私の相手にならない。

 

 「スペル発動。紅色の幻想郷。」

 

 うーん、よけれそうにない。あえて避けずに、無敵時間で潰そう。

 

 ピチューン!

 

 では、いきますよ。とりあえずミサイル発射、あとは体全体に弾幕張って突っ込む。

 

 「いっけー!」

 

 ピチューン!

 もう一回、レミリアさんのまわりで弾幕を固定し、無敵時間が切れたら速攻で攻める。

 

 ピチューン!

 

 「ふう、初陣で被弾してしまいましたか。先が思いやられますね。」

 「よく言うわよ。いつも私を封殺するくせに。でも、被弾させれて気分がいいから、食事奢ってあげるわ。」

 「よろしいのですか?」

 「ええ。」

 「では、お言葉に甘えて。」

 「咲夜。」

 「何でしょう。お嬢様。」

 「ルビウスの分も作ってあげて。」

 「かしこまりました。」



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第44話

 「あなたって、本当は何者?」

 

 こう聞いてきたのはレミリアさん。と言っても、その顔には諦めの表情。

 

 「と言われても、あなたの考えてることと同じですよ。私は人間。若しくは、私は私。」

 「それってどういうこと?」

 「誰かが成り代わることのできない、唯一の存在。」

 「なるほど」

 「で、最近のフランは?」

 「あら、取り戻すのを諦められたんですか?」

 「…そうよ。あの子の人生を、好きにさせるのも、姉としての使命よ。」

 

 …あの、そんな暗い顔で言われても困りますよ。

 

 「本心は?」

 「もう一度、一緒になりたい。」

 

 でしょうね。そんな表情してたら、私でもわかる。まあ、建前上でも諦められるようになっただけ、成長してるね。頑張ってください。これからもその姿、維持してくださいね。隣では、食器の音がする。恐らく、咲夜さんが洗ってるんだろう。ちょっと手伝いますか。

 

 「じゃあ、私はこれで。」

 「また来てね。」

 「ええ」

 

 じゃあ、手伝いに行きますか。

 

 「咲夜さん、手伝いましょうか?」

 「よろしいので?」

 「私に敬語は使わなくていいよ。」

 「いいの?」

 「別にいいよ、時間はあるし。」

 「じゃあ、そこの食器を頼むわ。」

 「わかった。」

 

 と言っても、表は食器洗い全然しないし、裏の私は久しぶりに出てきたから、時間はかかった。皿を割ったりとかはしなかったけど。

 

 「ありがとう。いつもよりかなり早く終わったわ。」

 「じゃ、私は帰るわ。」

 「またね。」

 「そっくりそのままその言葉、返すわよ。」

 

 ていうわけで、今日は女姿の私の披露中。次は、魔理沙かな。明日は、もっと遠くに行こう。

 

 50分後

 

 やっぱり移動は遅くなるわね。あと、戦闘能力も落ちてる。まあ、無事についてるから問題なし。

 

 コンコン

 

 「誰だぜ?」

 「当ててみてください。」

 「声だけで当てるのは無理だぜ。」

 

 ガチャ

 

 「…ごめん、ほんとに誰だぜ?」

 「近くに住んでる」

 「フラン?」

 「今羽ないでしょ。」

 「新しく入ったやつ?」

 「そんなやついない。」

 「ごめん、わからん。」

 「ルビウス・メイザー。」

 「…ええ〜!?」

 「諸事情は中で話します。」

 「お、おう。」

 「お邪魔します。」

 「邪魔するなら帰ってくれ。」

 「では、さよなら。」

 「冗談だぜ。」

 

 数分後

 「私は、裏の人格です。でも、表が何やってるかを知ってます。」

 「ごめん、やっぱり状況が飲み込めん。」

 「大丈夫です。私もなんで表に呼び出されたのかわかりませんから。」

 「大丈夫じゃねえ!」

 「しばらくはこの姿でいます。何かあったら呼んでください。」

 「このあと、何するつもりだ?」

 「家に帰って普通に寝ようかと。」

 「そうか、じゃあな。」

 「魔法の研究の最中に失礼しました。」

 

 なんかめっちゃ驚いてる。いや、あなたいつもそれしてるでしょ。

 

 3時間後

 

 えーと、ちょっと暇なのと、夜なので。今までは、家で適当に遊んでたりスペルの改良をしてました。

 

 コンコン

 

 「は〜い。入って」

 「失礼します。」

 「って、あなた誰?」

 「あなたをここまで強くした張本人。」

 「…なんで性別変わってるの?」

 「なんか表(男のこと)が疲れたからしばらく変わってくれとかなんとか。」

 「で、あなたはそれでいいの?」

 「ええ。なんか裏の性格って、ダークサイドに落ちる人が多いので嫌がられるんですけど、この姿だとそんなこと疑われないですね。」

 「で、実際の性格は?」

 

 すごく興味津々に聞いてくる。特に変なことないよ…

 

 「割と人を殺したいとかそういうのは思わないですね。でも、表よりイタズラやら、手違いやらで人を殺すことは多いかと。」

 「…どんな性格よそれ。」

 

 うん、それは自分が言いたい。ただ、せっかく表に変わって出てきたんだし、何か暴れて痕跡を残したいな〜。



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第45話

 ええと、寝ても変わらないってことは、しばらくやっぱり休むっぽい?まあ、とりあえず今日は地霊殿と白玉楼。先に白玉楼から。移動に時間がかかることは知ってるので、表の私を呼び起こす。

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 「なんだよ、変わってすぐに。」

 「白玉楼まで瞬間移動できる?」

 「できるけど?」

 「じゃあ、それを今やってほしいの。」

 「周りに人は?」

 「いないわよ。」

 「わかった。」

 

 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

 

 「はあ、せっかく休んでたのに。まあ、頼まれたから、さっさとしようか。」

 

 8秒後

 

 「ホイ、あとは自分でやれよ。」

 

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 ええと、ここが白玉楼なのかな?すごく桜がキレイ。で、階段は例の如く飛んで登らない。なんか上に人がいる。

 

 「待て、ここから先は幽霊以外立入禁止だ。どうしても行きたければ、私を倒してから行け。」

 「私の名を聞いてもその口で入れるなら、大したものです。」

 「名は?」

 「ルビウス・メイザー。あとついでに、あなた半霊でしよ」

 「…誠に申し訳ございませんでした。」

 

 うん、でもわざわざ土下座はしなくて良くない?

 

 「面をお上げください、私は幽々子さんに挨拶に来ました。」

 「では、ご案内いたします。ついてきてください。」

 

 しばらくして、大きな部屋の前についた。

 

 「幽々子様、ルビウス様が来ました。」

 

 ……

 

 「失礼します。」

 

 「こんにちは、ルビウスです。」

 「あなたは男のはずよ?」

 「あなたがこの一瞬でどうやって食事を片付けたかは知りませんが、答えます。私は裏の人格。表とは心の中でリンクしています。」

 「なるほどね。よくわかったわ。」

 「では、粗品を持ってきました故、妖夢さんにわたして、かえります。」

 

 

 「なんで私の名前を知ってるのですか?」

 「私の表は、博麗霊夢よりも強く、師匠をしています。だから、幻想郷のことは基本何でもわかります。」

 「ではこれで。」

 

 私は、地霊殿に向かって最高速で飛ぶ。最高速でやっと表の平均速度ぐらいだけどね。

 

 3時間後

 

 コンコン

 

 「入ってください。」

 「お邪魔します。」

 「名前と要件を。」

 「あなたは主故、察してください。」

 「…非常に面白く、興味の尽きない方ですね、あなたは。こいしが興味を持つのも納得です。」

 「今日、一応お披露目に来ました。」

 「ほんとにキレイですね。事実上の理想体型ですよ。」

 「あなたは痩せてます。仕事のし過ぎなので、食事をもう少し増やしましょう。」

 「あなたに言われると、説得力があります。今夜、泊まります?」

 「では、お言葉に甘えて。」

 

 夜

 

 「おねーさん。」

 「よく私のことがわかりますね。」

 「だって、私はかなり前からおねーさん、おにーさんのこと知ってるからね、これくらいはわかるよ。」

 「フフ、そうですね、ところで、何用で?」

 「一緒に寝てほしいの。」

 「…添い寝、ですか。」

 「だめ?」

 「だめではないですけど、私の心では男が眠ってるので、それを刺激しないでくださいね?」

 「うん、わかった。」

 

 あ、多分理解してないな。はあ…



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第46話

 「ふぅぁ〜。」

  

 なんかすごい変なあくびが出た。こいしはまだ寝てるみたい。私は、人の寝顔を見て心をときめかせる趣味は無いけど、こうしてみると、すごくきれいです。さて、私は昨日から服を変えていない。表じゃないから、服を分解して作るのも無理。どうしよう。割とこういう時があるから、表の能力が欲しくなることがある。

 

 「あ、おねーさんいつのまに起きてたの?」

 

 そうこうしてるうちに、こいしもおきてきた。

 

 「ついさっきですよ。」

 「私はもうすぐ帰ろうと思います。こいしもきます?」

 「うん。」

 

 だそうだ。頑張ってこいしを連れながら地獄街道を抜けないといけない。

 

 1時間後

 

 「失礼しました。」

 「こんなところでよろしければ、またお越しください。」

 

 さあ、ここからが一番手間だ。女だからと舐めるやつもいるそうだから、私は売られた喧嘩は全部買う。

 

 こつこつコツコツ…

 

 「お前。」

 「なんですか?」

 「地上のだな。」

 「ええ。」

 「お前なんか、こうしてやる!」

 

 そう言いながら、右フック。残念ながら、モーションでバレバレですよ。

 

 「あなたが喧嘩を売るのは勝手です。でも、買われた際にズタボロにされる覚悟を持ってやってください。」 

 

 そう宣言したからには、本気。こいしを近くの民家に避難させ、避難させる直前に頼んでおいたことをしてもらう。それは、無意識で私の左腕に攻撃させること。まあ、見事にかわされた。

 

 「へっ!所詮そんなものか、それでわしに勝とうなど、1000年早いわ!」

 

 となんか息巻いてるから、現実を見せるために、能力で相手の拳を止める。混乱してるところで、容赦なく腹ゲリ。めっちゃ痛そう。そんなことお構い無しで、げんこつをおろそうとした私に、咄嗟に防御をしてきた。ったく、最初からそれを見せて欲しかった。残念ながら、タイムオーバーだ。時を止めて、相手の後ろに移動。時を動かした瞬間にドロップキック。そして最後にみぞおちに指を2本打ち込んだ。

 

 なんか気絶してるから、その間にこいしを呼んでまた移動。正直もう戦うのは手間だから、やめてほしい。

 

 15分後

 

 なんか願いが通じたらしく、その後は何もなかった。すごい街行く妖怪に睨まれたけど。おそらく、さっきのことが伝わっていたのだろう。そんなこんなで、地上まで出てきた。ここから先に何をするかは決まってない。2重人格ではないけど、全く別の性格。しかも、見るものによって持つ力が変わる。僕、いや、私、いや、私達自身は、一体何者で、なぜ幻想郷に来たのだろう。完全にどこにも存在しない、種族すらわからない、唯一無二の存在。神でもなければ人でも、妖怪でもない。多分、新種族の名を私達自身でつけなければならない日が来るだろう。その時に、なんと名付けるだろう?

 

 地上に出た私は、そんなことを考えていた。するとこいしが

 

 「おねーさん、何考えてるの?」

 

 と聞いてきた。

 

 「うーん、私達の存在について考えていたわ。」

 「それって、どういうこと?」  

 「私、いや、私達は、人間でも妖怪でもない。だから、私達は何なのか、考えてたのよ。」

 

 そういった途端、こいしが静かになった。ありがとう、私はそれでゆっくり考えることができます。その分、しっかりとした答えが見つからなくても、自分なりの答えと、確固たる決意を持とうと思います。そして、私達が安定したとき、しっかりとした名前を持ちたいな。



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第47話

 今日は、表の姿なら、絶対にしないことをしようと思う。それは、人里に行くこと。目的は、団子を食べる、そして、とある屋敷に行くこと。そこで書いておいてほしいものがある。

 

 「こいし、人里行きますか?」

 「私?う〜ん、行く。」

 「わかりました。飛べますよね?」

 「うん。」

 「頑張って、ついてきてくださいね。」

 「わかった、おねーさんには負けないよ〜!」

 

 こいし、私の最高速度に追いつけないでしょ…。

 

 「じゃ、行きますよ。」

 「うん。」

 

 1.5時間後

 

 「わ〜い、勝った〜!。」

 

 ははは、やっぱりこんな可愛い子を泣かせたくない。だから、かなり手加減した。喜んでくれて嬉しいです。

 

 「行きますよ。私は要件があるので。とりあえず、そこで団子食べましょう。」

 

 「すいませーん、団子5つ。」

 「は〜い。団子5つね。どうぞ、料金はこれだけね。」

 「これでいいですか?」

 「うん、確かに。じゃ、ごゆっくり。」

 「こいし、どうぞ。」

 「ありがとう。」

 「隣、いいかい?」

 

 知らない人が来た。こいしのサードアイは表に渡されたかんざしの力で隠してる。

 

 「どうぞ。」

 「じゃ、失礼するよ。」

 「こいし、あと2本どうぞ。」

 「わ〜い、ありがとう。」

 「この辺りじゃ見かけない顔だな。」

 「私、外の世界から来たみたいなんです。ここに来て、興味を持った場所があるので、そこに住もうと思います。」

 「ほう、それはどこかね?」

 「…博麗神社の裏、そこに山があります。そこの中にある湖の畔です。」

 「あそこはやめておけ。妖怪たちがうようよいるぞ。」

 「そうですか?私は、もうあそこで数日天体観測で寝たりしましたが、襲われませんでした。それに、神社自体もかなりきれいでしたよ?道も整備されていて。しばらく行かれてないのなら、今度行かれてみては?」

 「そうか…なら、今度行くとしよう。」

 

 霊夢さん、参拝客は増やしておきます。あとは頑張ってください。

 

 「では、私はこれで、行きますよ、こいし。」

 「お、気をつけてな。」

 

 ふぅ、なんとかバレずに済んだみたい。

 

 「で、今度は何処行くの?」

 「とある屋敷です。ちょっと気味が悪いことが起きますけど、気にしないでください。」

 

 5分後

 

 「ここですね。行きますよ。」

 

 時を止める。この中で動くのは、私とこいしだけ。

 屋敷の中の稗田阿求の部屋を探し、そこについてから、時を動かす。

 

 「ヒァ〜!?どうやって?ここに?」

 「書いてほしいことがあります。稗田阿求さん。私の名は、ルビウス・メイザー。」

 「あ、あなたが、あの悪名高いルビウス・メイザーさん?」

 「はい、今から私の説明を軽くするので、書き留めておいてください。種族不明、性別は自分自身で変えられるので、両方のページを作ってください。まずは男から。性格は、必要ならどんな犠牲すら惜しまない、そして、必要以上に人を殺さない。身長は5尺9寸くらいかな?服装は基本的にYシャツに紺のボトム、じゃわからない?」

 「わかりますよ。大妖怪が見せてくれました。」

 「次に私ね。性格は、基本的に人を殺さない。自分が守りたいと思ったのものを最後まで守ろうと努力する。身長は、5尺5寸よ。容姿は、上半身は白のワイシャツで下半身は縦と横に様々な色の線が入った男の袴の下半身部分を膝のあたりで切ったやつ、でわかる?」

 「だいたいわかりました。こういう感じですよね?」

 「そうよ、ありがとう、なにかご質問はある?」

 「じゃあ、………」

 

 2時間後

 

 「ありがとうございます。帰ります。」

 「お気をつけて。」

 「おっと、そこまでだ。ルビウス・メイザー。」

 「チッ、こいし、帰っておいてください。阿求さんも、下がっておいてください。今から行うのは、血で血を洗うような、決して美しくない人殺しです。」



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第48話

 「はあ…、やりたくないんですよ。殺人。」

 「じゃあ自由に魔法の森に入らせろ。」

 「これからはそうします?自殺願望がある人以外こないでしょうけど。あとはキノコ目当てのアホ。」

 「キノコ目当てで入って何が悪い。」

 「瘴気吸って死にたいならどうぞ。」

 「どちらにせよ。博麗神社にはいってみてください。すごくきれいになってます。あと、この幻想郷は、3人で守っています。そして、あなた方はその誰にも感謝していない。一人目、幻想郷の創始者、八雲紫、二人目、幻想郷の平和を保つため、常に戦う、博麗霊夢、三人目、この幻想郷においてルールを作り、ある意味で抑止力となった、私、ルビウス・メイザー。」

 「へっ、だからなんだ、おめえが来たのは24年くらい前だろうが。」

 「ええ、でも、私はもっと前からこの幻想郷にいます。私は、一旦外の世界で産まれなければならないと閻魔に言われました。そして、転生から15年以内に帰ってきた。私はあなた方にとって害悪でしょうが、私にとっては、教育対象です。それでは、それでもやる気のある方々、勝負です。」

 「だから何だ、ここにいるやつは、全員やる気だぞ!」

 「そうだそうだ!」

 「わかりました、では、行きますよ。私にできる限り美しく、殺してあげます。」

 

 性格を反転。完全にサイコパスに、目の色も赤色に。行きますよ、私を見失わないでください。散々使わなかったけど、私、一応の武器はそろってますよ?

 

 「ウォ〜!」

 

 威勢はいいですね。威勢は。じゃあ次は、その威勢に合うだけの腕をつけてください。一瞬で駆け抜け、サラッと中にナイフを入れた弾幕を連射。もちろん、瞬殺。

 

 「ヒィっ!」

 「怯えるな〜!進め〜!」

 「おお〜!」

 

 殺華。華々しく殺す。ときに花火で人間を打ち上げ、ときに非常に美しく花を作りながら殺す。これができるものは幻想郷にいない。だから、私達は追い求めた。それは一体何か。答えは至極単純だった。それは、その人自身の望む死に方をさせる。つまり、心を読んでそれをそのまま行動に移す。一人ひとりが違う。それをこなすのはひじょうに困難だ。その人の心の内を昔よく使った読心術で読み解き、即席で準備して、殺す。ひたすら、これを繰り返した。中には妖怪もいたから、不意打ち等をしてあげた。怖がらせる方法も教えた。この里が黒に染まるとき、それは恐怖の始まりでもあり、光がいつもあるように感じている人々へのメッセージでもあるのです。光は、常にあるわけではなく、時には闇も通らねばならない、ということを。

 

 そんなことを考えてたら、処理が終わった。阿求さんが出てきたけど、とりあえず性格を戻す。

 

 「誠にお見苦しい物をお見せしてしまい、申し訳ありませんでした。つきましては、あなたの記憶を一部削除させていただきます。」

 「わかりました。」

 

 1分後

 

 「終わりです。またいつか。」

 「はい。」

 

 50分後

 

 「ただいま。」

 「おかえり!」

 



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第49話

誰も同じ部屋にいないのにベットのマットレスを動かす音が聞こえてちょっと見えなくても動かした主と会話したいと思っている今日この頃、お久しぶりですね。では、どうぞ。


 「…ここは?」

 「いつも来てるだろアホ」

 「…精神世界ってことは、交代ですか?」

 「いや、一つ聞きたいことがあってな。」

 

 起きてまで聞くことって、なんですかね。

 

 「どうだ?人を殺して。」

 

 …そんなことかい。いつもなら絶対答えんぞ。

 

 「確実に嫌〜な気持ちになりますね。あなたと違ってサイコパスじゃないので。」

 「俺も違うわこのやろう」

 「あと、ところどころ、迷いが生じます。実年齢40超えてて不惑ができてないとは…残念です。」

 「今度は私から報告です。私達は今存在するどの種族にも当てはまらないので、新種族を作ります。名前の希望はありますか?私は一応あります。」

 

 その名前。神威(かむい)。龍神の権威を地上で表すもの。私達は神ではない。だからこその立場。龍神に許可得てないけどね。

 

 「心の中読んだけど、それでいいんじゃない?」

 「あれ、そんなあっさりでいいの?」

 「別にいい名前だと思ったからだけどね。」

 

 ふーん、じゃあそれにしましょうか。

 

 「ついでに私の名前も決めたいです。なにか案はありませんか?」

 「ない!」

 

 おい、仮にも同じ存在だからな?

 

 「…わかりました。自分で考えます。その変わり、龍神へのコンタクトはお願いします。」

 「わがった」

 「方言使うな」

 

 はあ…じゃあ、現実に帰りますか。たぶんこいしが喚いてる頃でしょうから。

 

 

 

 「ふぁ〜」

 「あ、おねーさん起きた!」

 「さっきまで喚いてませんでしたか?」

 「うん!喚いてないよ!」

 

 ……だめだ。いつも笑ってるからホントかわからん。

 

 「それはそうと、もうこの時間ですか。ご飯作りますね。」

 

 

 50分後

 

 「ありがとう。帰るね。」

 「気をつけて。」

 「うん、あ、勇儀が今日はこいよって言ってたよ。」

 「わかりました。」

 

 あいつは、私が女って分かってるはずなのに、言うのか。鬼か!(あっ鬼だったわ)

 

 さて、なにげにゆっくりできる久しぶりの時間ですね。何しよう。里の子どもたちに正体かくして影から手伝うとか?ちょっと面白そう。やってみよう。

 

 1時間後

 

 「先生、この問題難しくて分からないよ。」

 「自分で考えなさい。」

 

 うわ、慧音鬼かよ。問題の質問突っぱねるなよ。姿消せるし、少し問題移してあいつら助けるか。

 

 1時間後

 

 多いな…まあ、人数分答え書いたから、配るだけ。私は、答えの最後にこう書いた。里に嫌われしものより。これでわかってくれることを祈る。

 

 2時間後

 

 「やっぱりお前がいたか。」

 「そりゃあね、ああゆう芸当、私達以外今はできませんから。」

 「で、なんでまた来た。」

 「あの子達に人生教育を、ね?」

 「何する気だ?」

 「何もしません。ただし、授業の一時間を私にください。そして、あなたも授業を受けてください。意味がわかります。」

 「は、はあ」

  

 20分後

 

 「じゃあ、授業始めるよ。」



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第50話

 「私の名は、みなさんが知る通り、ルビウス・メイザー。種族は…人間でも妖怪でも神でも妖精でもない何か、と言っておきます。」

 「あ、こいつか、くらえ、おと〜さんの敵〜!」

 

 殴らないで、粛清とかしたくないから。仕方無いから、ちょっと軽めに叩く。

 

 「痛っ!」

 「え〜と、私は、いや、私達は、人間の姿で人里に住んでないから、という理由で、殺害対象になりました。ここまではわかる?」

 「「うん!」」

 「「「はい」」」

 「っち」

 「わかるぞ〜!」

 「そ〜なのか〜!」

 

 「じゃあ、人里に住む人間に質問。博麗霊夢、霧雨魔理沙、十六夜咲夜、この三人は?」

 「「「「…」」」」

 

 でしょうね、反論できないだろうね。

 

 「みなさんはこの質問に答えられていない。このことから、私は、差別を受けている、と考えます。人里に住む人間は、大人になった際、この言葉を覚えておいてください。受け入れるかは、自由です。私だって、いや、私達だって、人里の人間をたくさん殺した。それを踏まえた上での話だ。」

 「質問。」

 「正体不明の私に質問できる人間がいるのか…どうぞ。」

 「先生は里のみんなに嫌われるようなことはしなかったの?」

 「魔法の森に来た自殺志願者を殺した。子供は返してるけど。」

 「…あのときはありがとう。先生。」

 「え、君は、私が数年前に助けた子供ってこと?」

 「うん。」

 「フフ、どういたしまして。」

 「あ、それと、理由は、本来、魔法の森って、妖怪と、それに和解できた人間だけが入っていい場所なのね。そこによそ者が入ってきたから、殺した。」

 「君たちも、自分たちの家の敷地に急に知らないジジイがやってきて、「ここはわしの家だ」なんて言われたら、嫌でしょ?」

 「うん。」

 「それと一緒、あと嫌がられるとしたら、人間ではありえない寿命かな?」

 「???」

 「私達、もう100才は超えてるの。」

 「ええ〜!」

 「正確に言うと、生まれて、一回死んで、外の世界で転生して、帰ってきた。」

 「想像より凄い人生を送っているんですね。」

 「まだ質問ある?」

 「質問」

 「どうぞ。」

 「貴方は結局何者なんだ?」

 「私は、一応、神威。という新しい種族に属する。」

 「…」

 「人間、妖怪、神、妖精。すべての特徴を併せ持ち、変幻自在。それはまさしく龍神。ということで龍神の権威を地上で表すもの。という意味で、神威。」

 「…ありがとうございます。」

 「次、アタイアタイ!」

 「なんですか?」

 「なんで先生は女なの?」

 「…これは言いたくない質問ですね。私は本来、男、つまり表、私、つまり裏の2つでできているからですよ。」

 「わからないぞ〜?」

 「後で職員室で説明します。」

 「授業は終わり。私は、仕事をしてきます。」



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第51話

 「何を話した?」

 「そんな大したことではないです。簡単に言うと、私がここに嫌われる理由、またそれについて考えさせました。」

 「ふーん。なるほど、たしかにそっちの話はしてないもんな。」

 「あと、私の名前も変えました。」

 「どういうことだ?」

 「男と女で名前も変えるってことです。」

 「それは、あまり広めすぎると混乱するかもしれないから、知り合いだけな。」

 「その名前、聞きます?」

 「一応な。」

 「シリウス・リスターツ」

 「意味とかあるのか?」

 「ありますよ。シリウスは、私の好きな星の名前、ルビウスは何か知らないですけど。リスターツは、二人の生命を受け持つ体として再スタートした生命体って意味です。リスタートに複数形のSをつけるってことです。」

 「すごく考えて作ったんだな。」

 「そこまで考えてません。思い付いたのを並べて、いい組み合わせのやつを採用してるだけですので。」

 「そういえば、いつ二人に別れたんだ?」

 「ルビウスの話を聞く限り、私達はもともと別の人間だったらしいです。もっとも、ルビウスは更にその昔ここにいましたが…。閻魔の手違いでおなじからだにふたりがはいってしまったので、私の方を封印してたらしいですが、12,3年前に封印をルビウスが解いたことで、今、この体には2つの生命があります。ちゃんと共存できていますし、居心地いいですよ。」

 「今のことは…」

 「誰にも話してないので、秘密でよろしくです。」

 「わかった。」

 

 2時間後

 

 「はぁ、地底まで飛ぶの意外と疲れた…」

 「あんたがルビウスの女版か。」

 「一応、シリウス・リスタートって名前があるので、そっちで呼んでくれません?」

 「わかった。ルールは?」

 「ルビウスとやっていたように。」

 「今回は勝ちたいからね。全力で行くよ!」

 「いつも全力出せよ…」

 

 「ウォ〜!」

 「…」

 拳がぶつかりあうとき、久しぶりに体の周りがピリピリした。これは改造してない体の私にとってちょうどいい。互いにひたすら殴り合うのが予想できるけどね。

 

 …やっぱりかよ。結局相手の好きをうかがって蹴り、拳を入れ合う泥沼に。

 

 「私ももう疲れた。最後、これで決めるよ!」

 「かかってきてください。私の最高のパフォーマンスで返り討ちにしましょう。」

 

 「行くよ!」

 

 「一歩!」

 

 あ、これはやばいね。最後は確実に地面割れるな。今ですらすごい地響き。

 

 「二歩!」

 

 さっきよりすごい。これ、耐えれるのかな?

 

 「三歩!」

 

 どぉぉーん!

 

 うん、それと同時に足の中心から20mくらいの火炎球生成はやめて?避けること自体は余裕だから(私にとって)、カウンター入れれたけど、これ、地面の穴どうやって修復するんだろう…。



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第7章 第52話

 「大丈夫です?」

 「これくらい、平気さ。そういうあんたは?」

 「別に大丈夫ですけど、傷を早く治したいですね。」

 「今夜は…」

 「飲みません。ちょっと自分の限界を探してみたいので。」

 「そうか、また来月に来いよ!」

 「ええ。」

 

 50分後

 

 えっと、スペル無しでどこまでいろいろできるか実験。場所は、偶然近くにあった霧の湖。

 

 「は〜、いきましょうか。」

 「水よ、その粒子の動きを止め給え。」

 

 バギっ!

 

 「…やりすぎだよこれ。余裕でチルノの倍以上の力じゃん。」

 今のは、湖の水の粒子のうごきを止めた。止まって、勝手に一箇所に集まるから、こんな感じ。これ、理論上は火、風、水、土は自由に扱えるのかな?こんな壊れた能力私が使っていいのか…

ついでに、どうやら魔力を扱える以上、魔法もできる?らしい。益々チートだな。とりあえず、湖もとに戻して、次の場所行こう。それは、家のある、魔法の森。

 

 「じゃあ行きましょう」

 

 そう言って握ったのは、一本の枝。

 

 「この枝に告ぐ、周りの木と擦れあい、炎を起こせ!」

 

 ボワッ

 

 ジャー

 

 はいはい、早く鎮火しないと、ここだと大惨事になるからね。うーん、やっぱり強いね。明日から魔法の練習しよう。

 

 おやすみ。

 

 

 

彼女の意識の中

 そういえば、私のステ値どうなってるんだろう。

 「久しぶり。」

 「ええ、そうね。」

 「なんか話のネタをくれ。」

 「じゃあ、私の前世について。」

 

 

 私は、比較的裕福な家に産まれ、育った。霊感があったから、中高は心霊研究部を作って、やってた。でも、大学でバイトとサークルと講義をこなしている最中、バイトで使うパーツが頭に当たり、ただでさえ強かった霊感がさらに強くなった。社会人になっても、それは変わらず、仕事で9連勤の際、どっと疲れが来て、その上で幽霊見えて、ストレスによる過労死。そっから、閻魔に裁かれて、封印されて、開放された。そんな感じ。

 

 

「お前も大変だな。」

 「ほんとによ。」

 

 

 

 

翌朝

 

 じゃあ、始めますか。と言っても、完全手探りでやるのはちょっとキツイから、冥界に行く途中にあるアリス?だっけ?の家に行ってみよう。

 

 1時間後

 

 ここがアリスの家か、私のオンボロの家よりよっぽどしっかりしてるわね。そのうち建て直さないといけないのか…

 

 コンコン

 

 「はい?誰かしら。」

 「おはようございます。初めてお目にかかります。」

 「…え〜と、魔理沙の友達?」

 「どちらかと言うと霊夢を鍛えた本人ですね。」

 「…それホント?」

 「はい。」

 「私はアリス・マーガトロイドよ。」

 「シリウス・リスターツ。人里での呼び名は、ルビウス・メイザー。」

 「どっちで呼べばいいの?」

 「一応シリウスって呼んで。これ魔理沙とかにはまだ教えてないけどね。」

 「それで、そんな強い人がこんなところに何用で?」

 「素直なこと言うと、魔法の練習をしたいけど、魔法とかしたことないから、教えてくれる人が欲しかった。」

  

 

 



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第53話

 「はい?」

 「だから、魔法を教えてほしいんです。」

 「魔理沙に習わないの?」

 「人間魔法使いくらいは能力なしで瞬殺できますよ?」

 「もうそれ魔法いらないでしょう。」

 「私の自己防衛にいるので。」

 「そ、そうなの?」

 「はい。」

 「わかったわ、教えるけど、どれくらいできるか、ちょっと的出すから、当ててみて。」

 

 うわ、ちっちゃいな。

 

 「かなり小さいですね。粉砕はいいですか?」

 「家に当たらなければ、どうぞ。」

 「わかりました。はあ〜、では行きます。」

 

 「的に告ぐ、我は今の幻想郷をすべし者なりや、その脅威におののき、その姿を爆ぜろ。」

 

 ダーン!

 

 どことなく銃の音に似てる…

 

 「質問。幻想郷をすべし者って?」

 「私は、ルビウス・メイザーの裏の姿ですよ。」

 「あと、やっぱり魔法の訓練いらなく無い?ものを内側から粉々にする魔法とか、早々使えないわよ。」

 「まあ、最終的に人工生命を無から作ることが目標ですし。」

 「多分幻想郷の魔法使い全員超えてるよ、言ってることが。」

 「手加減なしだから、微妙だけどね〜。」

 「半径50mの木をなぎはらうくらいの魔法を100mから打つな。後、それで手加減してたら、いろいろとおかしい。」

 

 そんなに凄いの?この魔法。勘でそれっぽい事言ってるだけですよ?

 

 「まあ、私からは何も教えようがないから、生命を作るための本みたいなのはあげるから、家で研究なさい。」

 「いや、ここで脳内記憶しておけば問題ないです。」

 「それはどう考えても無理な量あるから、持って帰りなさい。」

 「…確かに、これは無理ですね。ありがたく、持って帰ります。」

 

 「ありがとう、また来ます。」

 「私も、そっちに行ってみたいわ。」

 

 50分後

 

 「魔法ね〜。私自身は魔法研究そこまでしなかったな〜。よくそれであそこまでの魔法打てたよね。」

 「ほんとに、私にもそんな才能がほしいぜ。」

 

 振り返ると、金髪がいた。

 

 「あら、聞かれていましたか。」

 「教えてほしいんだ、どうやったら人間の私がもともと魔法使いのアイツらに勝てるか。」

 「それを神威の私に言ってどうする。私、魔法使いの習性があるから、魔力あるだけで、訓練は一切してないですよ。」

 「えぇ…」

 「私は、人工生命を作るための本を借りただけですし、体術が無くてもパチュリーは元々瞬殺できるから、攻撃魔法は作るつもりはないです。そのエネルギー弾だよりの勝負をやめておけばよいのでは?」

 「それって?」

 「炎、氷、土、風、光、闇。これらを組み合わせて いかに強い魔法を作るか。私は火と光が専門(さっきの魔法は、爆発だからこう推測)、アリスは見た感じ氷、パチュリーは、…スペル入れたら全て、入れなかったら光と闇?」

 「わ、私は…どれをすればいいんだ?」

 「私を倒すだけなら、水と土、魔法使い全員なら、風と土と闇?かな?」

 「とりあえず、土をすることにするが…協力してほしい、魔法はどういうもので、どのように使うか、位置から鍛えなおしてほしい。」

 「はあ…いいですよ、魔法使いにその他の種族が魔法について教えるとは…」

 

 

 

 

 最近、私以外に統率者を名乗ったやつがいるらしい。そんなやつには、私の力を見せてやる必要なある、さあ行け、我が僕達よ!

 

 「ハ!」



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第54話

 「私、魔法に関しては本当に思いついたことを言ってるだけだよ?」

 「いや、だから、どうやってその言葉を決めてるか、とかだよ。」

 「私は、自分の理想を言葉にして流してます。それで爆発魔法が出る理由も分かりませんが…。」

 「うーん、やっぱり難しいな。」

 「だから私に聞くものじゃないのに。そもそも本来私は暗殺とかのほうが得意で、魔法とかはしなかったからな〜。」

 

 コンコン

 

 「ちょっと出てくる。」

 

 「はい?」

 「ルビウス・メイザー。お前を連行する。ついてこい。」

 

 うわ、ついてこいとか言いつつ、強引に囲んで逃げられないようにしてるよ…

 

 「シリウス!」

 「すぐ戻ります。」

 

 10分後

 なんか大きな魔法陣の前についた。

 「今から、魔界に入る、遺言の一つや2つあるなら、言っても良いぞ。」

 

 そうか…脱出するか。

 

 「では…炎、我が身を焼き尽くし、天にそれを献上せよ!」

 

 ボワッ!

そう唱えた瞬間、私の体が、家からも外からも燃えていく。周りの兵士はなんか驚いてる。全く…腰抜けだ。

 

 最後に能力発動、完全に死ぬと同時に自分の家に自分の体等をもとに戻して復元。あ、博麗の巫女が連れてかれてる。これは、私に来る案件かな?

 

 じゃあ、しばらく休憩。

 

 15分後

 

 死ぬのに時間がかかり過ぎ。

 んで、起こすのやめてほしい。

 

 「うるさい、起きてますよ。」

 「どうやったんだ?あいつらから。」

 「魔界に入る直前で、遺言代わりに魔法使って自分の体燃やして、ここに復元した。」

 「ええ、わざわざ自分の命一回捨てるのか…。」

 「それが一番手っ取り早いので、仕方ないでしょう。あと、霊夢が捕まってるので、私達で行きますよ。立場をわきまえない人には制裁しないとね。」

 

 そう言って、炎を出す、いつもの赤ではなく、血と黒で染まったほうを。

 

 「お、おう、だから、その殺気を隠してくれ。」

 「じゃあ、行きますよ。」

 

 私はとりあえず能力で完全に魔方陣の時間変化、環境変化による魔法陣に関するすべての変化を遮断。

 

 5分後

 

 「今から、乗り込みます。意気込みは?」

 「霊夢を、必ず助ける!」

 「フフ、わかりました。」

 そう言って魔法陣の中へ。特に違いはない。ただ、周りを魔力が包んでる。魔理沙は…今は行けそう。ただ、謎にモブが多い。

 

 「…どうします?マスパで潰します?」

 「手間だしそうするか。」

 

 1分後

 

 「よーし、行くぞ。」

 「行くってどこに?」

 「…」

 「もう少し考えてから行きましょう、私はもう行く場所決まったので、考えておいてください。」

 「どうせなら一緒に行きたい。」

 「…わかりました。おそらく大将はあっちにいるはずです。」

 そう言って私が指さしたのは、右。遥か遠くに街が見える。

 「あの街にか?」

 「そうです。さっさと行きますよ。」

 

 そう言って全力飛行。

 

 「ちょ、ちょっと待ってくれよ〜。」

 

 5分後

 

 「さて、着きましたが、なんかあからさまに対象が近づいてるんですよね。」

 「どうせあなたでしょ?大将さん?」

 

 そう言って指さしたのはただの村人。でも、魔力を理解してるから、もう少し抑えないとバレますよ。

 

 「そうだ、お前か?我が下僕を蹴散らしてきたのは。」

 「はい、もう少し広い場所でなら、別に勝負は受けますよ?」

 「そうか、なら…じゃなくて、そんな偉そうな面するな〜!」

 「はいはい、移動しますよ。」

 

 2分後

 

 「では改めて。私はシリウス・リスターツ。幻想郷の統率者の裏の姿です。」

 「我が名はリスチータ。この魔界を統べるものなり。」

 「私を連れ去ろうとした目的は、幻想郷も統べたかった。違います?」

 「そうだ。その耐えに貴様らを誘拐しようとした、しかし、貴様は抜け出してしまった。」

 

 ふーん、勝てそう?かな?

 

 「じゃあ、いきますよ、私なりあなたに対抗します。」

 「ふっ!我に抗うのか。その愚かな行為、無駄だと教えてやろう!」

 

 果たしてそうでしょうか、私は無駄な行為はこの世に存在しないと思うので、あなたのいってることがまちがいなこともおしえましょう。



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第55話

 「…早く撃ってきてください、私はあまり撃ちたくないんです。」

 「勝負を挑んでそれはないだろ、そちらこそ、早く撃て。」

 「…」

 「…」

 

 うーん、一応魔法できなくはないけど、あいてがね〜、絶対魔法無効化してくるから、やり方を考えないとな〜。

 

 「…とりあえずこれで行きましょう。私の本気では無いですが、これはこれで効くはずです。」

 

 とりあえず、仕方なしの肉弾戦。私はそもそも戦闘力は高くない。そして、そんな人が勝つなら、相手の得意技を潰しますよね?ということで、こっそり一定時間魔法発動不可魔法を相手にかけました。時間は10分ぐらいかな?流石にそれだけあったら足りるでしょ。てかこいつ強いな。一旦振りほどこう。

 

 「さすが大将ですね。私も少し切り替えます。」

 「切り替えるとはなんぞ?」

 「敵に教えるやつはいないでしょ。」

 

 私は魔法使いじゃない。だから魔法は専門外のはず、例外で使ってる。私の本分は、あくまで霊力で潰すことです、さあ、2つ一気に行きますよ、すこし頭痛いけど、どうにでもなるはず。

 

 「扱えるだけの霊力を与える、故にそこにある程度の水を出し敵の動揺を誘え。」

 「やること分かってて動揺するやつはいないでしょ。」

 「…、放電。」

 「ンン、アァー!」

 

 自然法則に基づいて潰しにかかる私の習性に気づいたら今のは回避できたでしょ…これ以上長引いても手間だから、終わらせるけど。無詠唱スペル。

 

 真切化精斬。

 

 意味は…皆さんの想像に任せます、私と一緒のことが想像できた人は、パートナーとしてやっていけるかも、ですね。私の本気は、今からです。ここから肉弾戦part2。でも、片手だけ。もう片方の手は、ある武装の準備。片腕がズタボロになって、もういろんな意味で真っ赤に染まってる。じゃあ、行きましょう。持ち出したのは、私の愛武器、真掃絶。刀です。これの特性は、レーザーを拡大すること、だから、ズタボロになった手で軽くレーザーうってこれで拡大してそのまま切る。

 

 「ストップ、ストップ、参った、人質は返す、だから止めてくれ。」

 「じゃあ今すぐ返してくれますか?」

 

 そう言いながら、軽く雷と火を混ぜた何かを出す。

 

 「ヒィ、こちらです、」

 

 そう言われて連れてこられた先に、霊夢はいた。

 

 「あ、来た。」

 「自力で脱出してよ…、手間だから。」

 「みんなあんたみたいにできるんじゃないのよ。」

 「あと、さっきのやつ。」

 「は、はい」

 「私はこれからもこっちに来るけど、いいか?」

 「どうぞ」

 「なんでだ?」

 「私なりに、魔法の答えを見つけたいからですよ、ここなら、人工生命を作れる人もいるだろうし。あと、これからもよろしくね、こっちに来てもいいよ。」

 「よ、よろしいのですか?」

 「面倒ごとさえ起こさなければね。」

 

 そういえば、私はいつから人格が?今回入れ替わったとき?まあ、今は異変の解決を喜ぼう。

 

 「じゃあ帰りますか。」

 「誰が魔法陣作るの?」

 「どうせ私ですよ、すぐ終わりますけど。」

 

 1分後

 

 「はい、じゃあ行きましょう。」  

 

 みんなゲートに入った。出たところは、それぞれの家の前。すぐ寝てね。

 

 その夜

彼女の意識の中

 

 「…私とあなたは体も分けるべきですかね?」

 「流石にそれはいらないと思う、でも、あまりにも性格が違うのはどうにかしないとね。」

 「わかりました。魔法は教えます。その分、私の知らない体術を夜寝てる間に教えてください。昼に練習します。」

 「わかった。」




無詠唱スペルの意味はコメ欄に書いてみてください。


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第56話

 朝起きたら、外がすごく騒がしかった。

 

 「何用ですか?こんな朝早くから。ってまたかい。もうやりたくないとあれほど言ってるのに、まだします?あれですか?気まぐれで私の討伐隊組んでるんですか?」

 「俺達は、貴様が死ぬまで諦めない、貴様が犯した罪は大きい!」

 「そうだそうだ!」

 「…わかった、一騎討ち、団体、どちらを希望?」

 「団体だ!」

 

 じゃあ、まとめて殺しますか。

 

 くいっ

 

 ドーン!

 

 「かかれー!」

 「ウォー!」

 「大罪を犯してるのはあなたがたの方だ、どれだけの人を私達討伐に向かわせました?それを考えてから物を言え。神威の頭に慈悲という言葉はない、行くよ。」

 

 即殺羅剣を懐から出して、無双ゲーの始まり。周りから囲まれたときはヒヤッとしましたけどね。回し切りでどうにかなりました。最後に残ったやつに対していった言葉はこう。

 

 「ね、言ったとおりでしょ?慈悲はないから殺すけど、私に勝負挑むなら、霊力、妖力、魔力のうちどれかを使える人を持ってきたほうがいいよ。どうせなら、少しだけ剣術の稽古をつけてやるよ、こい。」

 

 やってきたので、刃のないほうをつかんで、刀を引っこ抜いて、その柄で腹を一突き、倒れた所に刀を投げつけて終了。

 

 「いいか、何をしようが問題ないなら、道から外れろ。」

 

 はあ…死体処理どうしよう…。こんな人間の肉は喰いたくない、今は昼だからルーミアさんもいない。どうしようかな、人里に送りつけるにも冷凍処理が面倒くさい。あ、そうだ、魔法で確か物体消滅ってできなかったっけ?せい!

 

 おー消えた。魔法って便利。めちゃくちゃ使いやすいし、魔力そこまで減らないし、練習したら十分戦えるし。魔法使いより魔法を極めるのは無理かもだけど、頑張ってみよう。さて、いつもよりかなり遅い朝ご飯を作りますか、今日は、前に買った野菜と、運悪く罠にかかってたイノシシの肉で軽くスープかな?

 

 50分後

 

 「さて、私がノープランゆえに起こる現象、やることがない、をどうしようかな。適当に魔法の練習しようにも、どうせなら一緒にやる人が欲しいし、体術はまだ教わってないし、前地底には行ったばっかりだし、特に考えるべきことがあるわけでもない、こんな時にゆかりいないかな〜。

 

 「呼んだ?」

 「ひぃっ、びっくりしますよ。」

 「私あなたと話したいことがあるの、ちょっといいかしら?」

 「どうぞ。」

 「もう起こすつもりはないの?異変」

 「あ〜、起こしてもいいですけど、起こしても恐らくまた勝ちますから、起こす労力がもったいないんですよね。」

 「なるほど、幻想郷の奥地に行こうとは?」

 「考えてないです。」

 「行きたくないの?」

 「なんか、そのうち行くことになるような気がするんですよね、だから、今は行きません。」

 「勉学とかは?」

 「外の世界から数学のベクトルとか持ってきましょうか?」

 「要はやる気がないのね。」

 「はい。どうせなら、遊んで、研究すること研究して過ごしたいですね。」

 「何を研究してるの?」

 「私がここに来てからのこの幻想郷の生体分布表を完成させることと、最近は魔法かな?」

 「完成させたら、ぜひとも私にも見せてね。あと、魔力無いのにどうやって魔法してるの?」

 「みえる人によって力が変わる、それはすべての力を持っているのと同意義だからだよ。」

 「なるほどね〜。」



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第57話

 「…行きますよ、霊夢さん。」

 「私はルビウスに稽古をつけてもらったわ、負けるつもりは、ない!」

 「…私はあなたの師匠の裏ですよ?」

 

 なんでか始まってしまったけど、霊夢さんと初めての気絶するまでの乱闘をやっていきましょう。とりあえず、突っ込んで体術勝負に持ち込むふりを魔法で作った私の分身にさせて、私はその後ろから、超遠距離用魔法をブッパ。もちろん、実際の距離はそんなにないので、洒落にならない威力。本気(笑)ぐらいなら、何回でも出せるから、とりあえず本気(笑)の光魔法と氷魔法を一気に撃つ。なんか常時無想転生状態っぽいけど、そんなのは魔法なしでもどうにかなる。なぜなら、私達は二人で一つ。二人が互いの顔を見ることはないけど、それぞれが互いの事を考えて動いてる。というわけで、表に変えて、私のいる次元軸を1本追加。おそらくこれで攻撃が通る。すごく気持ち悪いけどね。霊夢さんはいつもあんな変な感じで闘うの?すごいよ。なんかいろいろたまを打ってきてる。私も同じ次元にいることに気付いたかな?じゃあ、私も撃ち返しますよ。でも、こっそり作った分身に霊夢さんをふっ飛ばさせる。その先にいるのは私。蹴り上げて、ヘディングをブチかましてやりたかったんだけど、流石にそれは出来ず、飛んでくる途中で霊夢さんが強引にベクトルを変えて、そのまま飛んで帰ってきた。もちろん、その後は互いの体術で殴り合い。腹を殴って、ジュードーをして、CQCをして…そんなこんなでかなり長い間やってきたので、二人共体がボロボロ。私としても、これ以上はしたくないので、最後に、剣を出して、峰でふっとばして終了。落ちてきた霊夢さんも私もそのまま記憶がフェードアウト。

 

 ん、ここは…

 

 「やっと起きたか。」

 「うp主さん?」

 「ああ、そうだ。霊夢とやり合うやつなんかごくわずかしたい無いから、誰かはわかるよ。」

 「霊夢さんは?」

 「いつもどおり治療だけして神社に放ってる。」

 「それで大丈夫なんですか…」

 「さあ?あの人ならケロッとしてそうだけどね」

 「ところで、どうやって血だらけの私の体と服を?」

 「ん?フランに一回任せて、血は処理させた。」

 「絶対その時に多少吸われてますよねそれ…。」

 「かもな。」

 「そういえば、ここはあなたの家ですよね?すごくキレイですけど…潔癖症?」

 「いや、そういうわけではないが、そういう装置を二人で開発してたんだよ。お前の表と。」

 「私の家につけようと思わなかったのは何でなんですかね…。」

 「さあ?あいつのことだから、全部自分で出来るとか思ってそうだな。」

 「二人共の姿が見えるときが来たら、あいつフルボッコにします。」

 「おう、そうか。」

 

 その夜

 

 「紫さん、いるでしょ?」

 「ええ、いるわよ。」

 「あなた主催で、人間、妖怪、妖精、神、その他諸々混合のトーナメントを行ってほしいのです。」

 「なんで?」

 「はっきりさせたいのです。最強は私達だと。」

 「この会話を誰かが聞いてたら溜まったものじゃないでしょうけどね。」

 「賞金に関しては私達で準備します。だから、お願いできますか?」

 「ええ、いいわよ、すぐに天狗に新聞を書かせるわ。決闘方法は?」

 「リングの外に出たら負け、どんな武器、魔法、その他諸々を使用しても構わない。」

 「すごい人数になりそうだけど…」

 「そこは私が調整します。では、お願いします」



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第58話

 「ようこそお集まりくださいました。今回のこの全種族混合トーナメントは、各組で4人で乱闘をして頂き、勝ち残った6人で決勝を行います。今回は、このような広い場所を提供いただいた方々に感謝しつつ、試合を始めます。予選1組は博麗霊夢、レミリア・スカーレット、匿名希望の里の住人が二人で行います。」

 

 「霊夢、負けないわよ。」

 「私こそ、あんたなんかに負けるつもりはないわ。」

 「おいおい、俺達のことも忘れられては困るぜ!勝つのは俺だ!」

 「いや、俺だ!」

 

 「では、スタート!」

 

 ということで始まりましたね、第一試合。里のやつは、剣と全身鎧のトゲ棍棒でどうやってあいつらに勝つつもりなのか…。全身鎧でも、レミリアにけられたらひとたまりもないでしょ…あ、やっぱり壊れてるよ。これで一人は落ちた。もう一人は、凄く霊夢といい具合に戦ってるね。レミリアはそれを放置してみてる。漁夫狙いかな?うーん、結局霊夢が剣を掴んじゃったね。さて、あの二人の一騎打ちは…弾幕なしの体の勝負かい。レミリア有利だと思ってたけど、霊夢が押してる?さすが金のパワーwさて、すぐ私も出番だし、準備しとかないとね。私の本職は何かを教えてあげないとね。

 

 「そこまで。勝者博麗霊夢。予選2組。シリウス・リスターツ、風見幽香、射名丸文、鈴仙・優曇華院・イナバ。」

 

 「負ける気はしませんが、手加減という文字は私の頭の中にないです。」

 「そろそろ現実を教えてあげるわ。」

 「頑張って勝ち上がってとくダネになります!」

 「お師匠様〜!何でこのような大会に参加させたのですか〜!」

 

 「それでは、はじめ!」

 

 じゃあ久しぶりにしましょう、マシンガンブッパ。気絶で済ませれば何でもいいんですよね?だったら本気で殺す寸前までやってあげますよ。あれ、なんだか意識が…あ、そういうことか、全く、意識の波長を止めても意味ないのがわからないのかな?あ、そうか、あったことなかったわ、テヘ。と言うことで意識の波長をもう一回動かして、ブッパ。これで優曇華院は気絶。次は…逃げ回ってるカラスか。残念ながら、私も同じスピードで飛べるから、みぞおち打ち込めるよ。せいっ!あ、皮膚突き破ったわ。でも、それぐらいしないと、気絶はしないか。ふう、後は幽香さん。胸ぐら掴まれて苦しい、後Yシャツ伸びるからやめて。私も私で腹蹴ってみぞおち入れてますけどね…さすが幽香さんです。じゃあ、私がどんな手段使っても死なないでね?と言うことで最終兵器。グレぽん乱射。私の魔力でグレネードは作ってあるから、私はノーダメ。ひたすらもろに食らってる幽香さんはやっぱり苦しそう。でも、勝ちたいので、とどめ。そのままCQC。一応首とかは締めたから、これで気絶。案外死なない程度で済んだかな?

 

 「そこまで。勝者、シリウス。続いて、予選3組に移ります。ルーミア、霧雨魔理沙、比奈名ゐ天子、十六夜咲夜。」

 

 「霊夢を倒すのは私だぜ!」

 「そーなのか〜」

 「天人に地上のやつが叶うわけ無いでしょ、格の違いを思い知らせてあげるわ。」

 「できることなら、お嬢様の相手をしたかったですが、せっかく妹様、いえ、フランさんと勝負できるいい機会です、勝ち上がらせていただきます。」



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第59話

 おっはじまった。さて、ゆっくり見させてもらうとしますか。え〜っと、ルーミアが作った闇の中に魔理沙、その魔理沙は闇雲にレーザーを撃ってる。そして、それを尻目に三人で大乱闘。天子が有利かな?と思ったけど、咲夜も強いね。あっ魔理沙がついに抜け出したね。でも、みんなそれに気づいてない。んて、魔理沙がために溜め込んだ超強化マスパを打って全員場外に出したね。

 

 「そこまで、勝者、霧雨魔理沙。予選4組は、フラニスト・リーパー、星熊勇儀、アリス・マーガトロイド、匿名希望の里の住人の4人で行います。」

 

 「良かった、ちゃんと呼んでもらえた!おね〜ちゃん、私、勝つから見ててね!」

 「賞金で美味い酒を一気飲みしたいねぇ〜。」

 「なんで肉体戦にしかならなさそうな部屋に私が入れられたのか…。」

 「お前ら、先に散った仲間の思い、今ここで果たしてやる!覚悟しろ!」

 

 「それでは、はじめ!」

 

 ええと、ここは、アリスがいかにあの二人に抵抗するかを見る部屋だったかな?ん?里の住人が戦いを避けてる?あ、アリスが落ちた。二人はまだ気付いてないね。漁夫を狙ってるのかな?銃弾がないから1発で仕留めるためかもね。どっちにしても、おそらく負けだけどね…。あ、そうこうしてるうちに、フランが勝ったみたい。そこを撃ち抜いたね。見事に心臓に当たってるようだけど…この戦いって時間無制限だから、決着をつけるのが遅いと、吸血鬼持ち前の回復力でフランが勝っちゃうからね〜。って、拳銃もあるのか。どうやって作ったのかな?そういえば、ルビウスが言ってた本数と若干違ったね。銃。おそらく盗んだね。しあいは、圧倒的にフラン不利。うーん、根性がいつまで持つかな…。お、フランが気合で押し出したね。ちょっと治療に行ってあげましょうか。

 

 「大丈夫?」

 「あ、おね〜さん。結構…痛い…」

 「じゃあ、数十秒で治すから、少し寝といてくれる?」

 「う、うん。」

 

 ちゃんとした治療台に運んで、銅の針の麻酔を撃ち込んで、腹を速攻で開く。医師免許ないけど、許してね?とりあえず、心臓周辺の銃弾を集めて、傷を魔力で塞ぐ。後は…、膝か。ちょっと関節を曲げて、膝のところ開く。うわ、関節の奥の方まで行ってる。魔力が足りなくなることを恐れて、こっちは妖力。一応魔力に変換する魔法は使ったけど、どうだろう。

 

 「はい、終了。」

 「あ、ありがとう。」

 

 「改めて、試合終了。勝者、フラニスト・リーパー。予選5組は、古明地こいし、チルノ、紅美鈴、藤原妹紅で行います。」

 

 「おね〜ちゃん、見てる〜?」

 「あたいサイキョーだからな。誰にも負けないぞ!」

 「紅魔館の門番としての努め、ここで果たします。」

 「少しは私を楽しませてくれよ?」

 

 こいし、見てますよ、全力を出してきてください。



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第60話

 ここは、こいしと妹紅と美鈴の三つ巴になるはずの場所。果たして番狂わせはあるのか。今、すごいグチャグチャな状況。チルノは妹紅に瞬殺されて、美鈴とこいしがやり合ってるところに乱入してる。おかげで3人がグチャグチャに戦ってる。私としては、こいしに勝ってほしいけど、体術じゃこいしは少し弱い気がする。そこをいかにカバーするかな?ん?今回は、自分の存在を無意識の外にするんじゃなくて、戦ってるってこと自体を意識の外側に出してるのかな?すごいね。で、その状態で、こいしが、二人にお願いして線をジャンプしてもらった。これは不戦勝か。ほんとにすごい。

 

 「ええと、勝者、古明地こいし、予選最終組は、魂魄妖夢、ミスティア・ローレライ、里の住人2人で行います。」

 

 「幽々子様の食費の足しにしなくては…」

 「なんで里のやつがいる組といない組があるのかしら。」

 「これで優勝して、俺は里のヒーローになる!」

 「おれは兄の仇をここで取る!」

 

 始まったね。里のやつは、銃と刀二刀流。刀の方は妖夢が瞬殺してるけどね。銃のやつは、ミスティア撃ち抜いて、妖夢とやりあってる。撃っては切られ、撃っては切られる。どっちが勝つのやら。あ、SMGだ。どんだけうちとかから盗んだんだ…。んで、切れそうになくなった妖夢は距離をとってたまを回避。リロード中に一気に詰め寄って切ろうとしたら、SMGでそのたち筋を抑えられた。で、ライフルで腹をついた。でも、妖夢も立って、また小競り合い。ライフルと刀の勝負がしばらくの間続いた。結果としては、押し切られる前にうまいこと力を抜いて倒れ込んだところにぶち込んだ里のやつの勝ち。そして私は治療2件。私医師ならすごい稼ぎだよ?

 

 「勝者、匿名希望の里の人。決勝は、6人全員の乱闘。何をしてもいいです。出場は、博麗霊夢、シリウス・リスターツ、霧雨魔理沙、フラニスト・リーパー、古明地こいし、匿名希望の里の住人の6人です。しばらくの休憩をとって、始めます。」

 

 さて、いよいよ決勝ですか。集中砲火を喰らうだろうな…、その対策を考えなくちゃ。まず、霊夢はおそらくずっと夢想転生状態だろうから、最後。魔理沙は味方に誤爆させるとして、問題はこいし。どうやっても無意識には勝てないんだよね。自分の無意識への全関与を遮断はできないしね〜。最初にこいしをごういんにふっとばしにいくしかないかな。フランは、まあ、最悪表に変わるなり何なりして、手加減なくしたら勝てるね。里のやつは、残念ながら、銃弾止めたら瞬殺。では、行きましょうか。

 

 「では、決勝を始めます。6人はリングへ。」

 

 「最高の舞台で戦えて私は嬉しいです。さて、そろそろ本気で行きますよ?」

 「賞金は私のもの。他の誰にも奪わせないわ。」

 「シリウス、今日こそお前に勝つぜ!」

 「おねーさん、久しぶりの勝負だね!私、負けないよ!」

 「おね〜ちゃんとははじめての勝負だけど、全力で勝ちに行くよ!」

 「今まで散った仲間の思いをここで晴らす。かくごしろ!」

 

 じゃあ行きますよ。私の本気、その身で味わってください。



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第61話

 さて、やりたいのかやりたくなかったのかいまいち分からない決勝。ほんとなら、私の片手だけで何人潰せるかみたいなことやりたかったけど、仕方ないね。全力出すけど、まあ、集中狙いだね。とりあえず私じゃどうしょうもないこいしに向かって猛ダッシュ。無意識の体への干渉をシャットダウンする方法はないから、一気に弾き飛ばして、悪いけど上から場外の本部へシューーーっ!超!エキサイティン!なんて言ってる場合じゃねえ。相変わらずなんか私一人狙いだし。フランは左手握りかけだし。アレだよ?握ったら私死ぬからね?もちろん自殺志願者ではないので、一時的に時を止めて、フランの真後ろに。握り潰す寸前で、照準を外した。で、そのついでに軽く蹴りを入れて浮かせて魔理沙に向かってダイビング。ここまで10秒だからな?ちょっとあの二人は放っておいて、さっきから鬱陶しいんだよ。バンバン撃ちやがって。地面に降りて、走って移動。何かいろいろ撃たれてるけど気にしない。てか、気にしてたら勝てん。とりあえず銃を奪ってそのまま突く。その後後ろ蹴りとドロップキック入れて、首締めて気絶。ついでにそのままその体を補助して立たせて、こっそり持ち込んだグレのピンを抜いて、体と一緒に魔理沙とフランにお届け。魔理沙気絶を超えて死亡。フランはまだ戦えそう。んで、こっそり体を届けるときに霊夢がドロップキック入れてきてて死ぬかと思った。私もう身体の中ぐちゃぐちゃなんだけどね〜。とりあえずフランと殴り合い。腹、腕、心臓、足、頭、いろんなところに殴って、爪を体の中に入れられてかき混ぜられたり。死ぬぐらい痛いぞ。おい。もちろん、肉弾戦で本来勝てるはずないから、最終的に、魔力で作った刀で軽く切ったけど。さて、最後は漁夫の利を狙ってた霊夢さんですか。終わってすぐ殴りかかるのやめてください。体もうぐちゃぐちゃだし、血も5か10Lぐらい出てるよ?もう体の中にある血って、戦いながら霊力その他もろもろ使いまくって超急速再生させてあるやつだよ?

 

 「はぁはぁ、まだまだ行きますよ。」

 「あんたそれでどうやって勝つっていうの?行くわよ。」

 私も次元を増やして勝負をかける。霊夢さんは博麗の巫女。でも、中身は人間。私が本気で殴ってふっ飛ばせばいけるはず。だから、私はただ殴る。肝臓が飛び出てきても、膵臓が飛び出てきても。(自分の)かなり殴ったところで、足を一時的に超強化して、本気で蹴り上げる。さぁ、覚悟はいいかな?そのまま足で蹴り飛ばし、その後下に打ち付けた。打ち付けの直前に飛んで、どうにかしたみたいだけど、なにか忘れてない?私達の必殺技。踵落とし。一気に落ちてきたから、霊夢さん対応できないで顔面の骨折れてる。とりあえず勝ったけど、みんな治療してあげないとね。まず私は、一旦男に戻して、もう一回女にする。これで治らない場所は後。霊夢さんは、私が頭縫って、その後安静にさせたらかなりあとに起きた。てか、フィールドが血の池になってる。これフランに飲ませたら、回復しそう。一応切った部分縫って、起こして、血の池にある血を吸わせた。魔理沙は、完全に死んでたから、なにげに初めて使った、身体作成魔法と幽体融合魔法で蘇生。こいしは無傷。里のやつも魔理沙と同じ。

 

 「何よこれ、優勝はシリウスだけど、フィールドがあまりにもぐちゃぐちゃよ。」

 「金はいらない。私はこれを期待してたからね。」

 「どういうことよ。」

 「この大会、一見ただの大会だけど、フランのストレス発散。魔理沙の運動等のいろんな役割を兼ねてる。だから、みんなスッキリとした顔をしてる。もっとも、私はまだ内蔵が戻ってないし、腕も恐ろしいことになってるから一旦削いだけどね。」

 「大丈夫?その体。」

 「治せるよ。治すときは一人で直したいから直さないけど。」

 「じゃあ何でみんなを先にしたの?あなたのをやってからでいいじゃない。」

 「命はそんな簡単に作れるものじゃない。遅ければ遅いほど作りにくくなる。私は針と糸の操作と、蘇生で魔力が完全に枯渇してるだけ。でも、みんなはもっと致命傷。何ならこの場で腕は治せるからね。」

 「なるほど。お疲れ様。」

 「ありがとう、少しだけ休むわ。」



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第62話

 「さて、休憩できたかな?」

 

 今は決闘が終わって1時間が経つか経たないかぐらい。

 

 「うん。」

 「ええ。」

 「もちろんだぜ。」

 「当たり前だ。」

 「うん!」

 

 返事をしたのは決勝に出た5人。なんかどうしても私を倒したいみたいな目をしてる奴が4人もいるんだけど。

 

 「4人は来てもいいよ。今度は正式に1対4だね。」

 

 「「「「…?」」」」

 

 は?倒したいなら勝負してやってもいいって言ってるんだけどな〜。

 

 「私はやるわ。結局勝ててないしね。」

 「私もやるぜ。こいつを、負かしたい。」

 「私は…やらない。これ以上おねーさんをきずつけたくない。」

 「私もやらない。」

 

 「ん、んじゃ二人はやるのね。今回は何も制限しない。何なら私を殺してもらっても構わない。その代わり、私も本気。持てるすべての手段であなた達を倒す。」

 

 「私達は?」

 「邪魔にならないところで見ていてもらって構いません。勝負に乱入したら、容赦無く相手します。」

 

 「さて、お待たせしました。お二人共やるんですね?」

 

 「ええ。」

 「ああ。」

 

 「わかりました。では…、始め。」

 

 そういった瞬間から、私はとにかく避けに徹することに決めた。理由は2つ。まず1対2で正面から突っ込むだけ無駄。2つ目は、私の魔力がないから、回復に必要な時間を稼ぐ…の予定だけど、霊夢さんが接近戦をしたいらしい。私も接近戦はできないことはないけど、滅茶苦茶強い訳じゃない。仕方ないから、飛んで逃げるふりして急旋回からの蹴り。魔理沙さんがレーザーと通常魔法の混合を撃ってきてる。たしかにその混合って強いけど、FF(フレンドリーファイヤー)もする可能性があるってことを忘れてない?私の次元軸を増やさないで攻撃が通るから、FFもある。一気に霊夢さんの後ろ側に行ったら…よしよし、きっちり当たってるね。で、なんか魔理沙さんに向かっていってるけど、まあ無視。避けて殴ってを繰り返す。どうせたっぷりある時間だ、ゆっくりやっていこうではないか。とにかくひたすら避ける。相手がすごい退屈そうな顔してるけど。

 

 20分後さて、何回かは反撃したけど、ほとんど反撃してないから、相手方は疲れてるはず、さあ、ここからが私の反撃。

 

 「お待たせしました。行きましょうか。」

 「遅いわよ/んだぜ。」

 

 はいはい、遅くてすいませんでした。ということで、ずっと背中向けてたけど、いきなり掴む。掴んで投げる。まあ、そんなのでへたばるはずがないか。また始まる乱闘。蹴って、殴って、作った刀で刺して、針に刺されて。ひたすらそんなことをしていたら、互いに体力がなくなっていたらしい。巻き込まれた魔理沙さんふくめ、みんな息が上がっている。

 

 「さぁ、決着をつけましょう。どんなに夜が長くても、いつかは終わりが来る。」

 「つまりは、長い決闘も、いつかは終わるってことね。」

 「じゃあ、行きますよ。」

 

 「斬殺(本当の太刀筋は見えることがない。)」

 

 「夢想転生」

 「魔砲(ファイナルスパーク)」



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第63話

 刀を出しておいてのスペル。スペルとしては強い方じゃないかな。360°どこから来るかわからない斬撃におびえておくがいい。もっとも、一人でこのスペルをするにはかなり無理がある。そこで、自分は姿を消すと同時に、魔力で動かせる人形を作って、囮をさせる。ファイナルスパークに消されてるけど。

 

 「ん?あいつどこ行った?」

 「魔理沙気をつけなさいよ。」

 

 残念。私が狙うのは、霊夢さんです。次元軸を増やして、霊夢さんの後ろへ。行きましょう。

 

 必殺、華刀流。斜めに切り上げるこの技。避けさせないし、避けられる気がしない。どう足掻いても、無駄だよ。ってあれ?手応えがない…

 

 「やっぱり。掛かったわね。」

 

 あ…そういうことか。決して宣言しただけで、使ってるとは限らないのか。うーん、これはお手上げか?とりあえず次元軸を戻して、魔理沙さんに蹴り。別に体術だけで戦えないことは無いからね。その後は、ひたすら殴るだけ。とりあえず気絶。さて…

 

 「…勝負です。」

 「ええ、勝たせてもらうわよ。」

 「私がそんなに甘いと思いますか?」

 「思わないわ。」

 「じゃあ、手加減はいらないので。」

 

 そう言い切ったと同時に見事に蹴りを入れられた。狙ってたんですか?って位。私も反撃。血が滴ってるけど、気にしたら負け。血で血を洗うような戦いを今までしてきたから、出血は全然怖くない。とにかく殴る。なんか御札も貼り付けられてるけど、私、妖怪じゃないからね?あとは刺されて、切って、殴って、蹴られて。とにかくやってたら、どうやら、魔力が底をついたみたい。妖力と霊力は、元々そこまで量が多いわけじゃないから、どうしようもないかな、とりあえず地上で戦える限りやってみたけど、霊夢さんはまだ行けるっぽい。私はもうだめだから、この勝負、霊夢さんの勝ちかな。ああ、体が…u

 

 

 

 次の朝

 

 「ようって、まだ起きないのか。無理しすぎだろ。二人共。」

 「ええ、二人共、まだ起きないわ。シリウスさんの魔力枯渇は問題無く終わったから、そろそろ起きても問題ないはず…」

 

 「ファ〜っあれ?ここは何処だぜ?」

 「ここは永遠亭だな。」

 「?私達は、森の中で決闘をしてたはず?あ、霊夢とシリウスは?」

 「霊夢は神社にいるよ。シリウスはここで寝てる。決闘結果は、霊夢達の勝ちだってさ。霊夢疲れながら喜んでたよ。」

 「そうか…やったぜ!初めてシリウスに勝てた!」

 

 「はいはい、はしゃぐのはそこまでね。魔理沙は退院できるけど、どうする?」

 「退院するぜ!ありがとな、永琳。」

 「あ、魔理沙は起きてたのね。」

 「その声は、霊夢か。ありがとな。私の分まで。」

 「別に私はあんたの為にやってたわけじゃないんだけどね…」

 

 なんか騒がしい。病人(笑)いるのに、何やってやがるんだ。

 

 「うるさいよ。ほんとに、寝てるふりしてる人がいるのに。」

 「なんだよ、永琳…じゃない、シリウス、起きてたのか?」

 「起きてるよ。あなた達が騒ぐ前から。」

 「あと、霊夢はおめでとう。幻想郷王者の座を奪還したわけだけど、どう?」

 「これから負けられないとなると、逆にプレッシャーね。」

 「なるほどね。まあ、そんなにきはる必要はないと思うけど。あ、永琳とうp主はありがとね。永琳は、はいこれ、お代ね。」

 「ありがと。」

 「俺は?」

 「あるわけないよ。金欠だよ私は。」

 「そんな〜。」

 「どうやって気づいたの?」

 「へ?最初から待機させてたよ?里のやついたでしょ?あれうp主なんだよね。」

 「ええ〜!」

 「気づけよ。フランとこいしは家に返してあるから。」

 「ありがとう。じゃあ、二人に結果報告しに行きますか。」

 



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第8章 第64話

 コンコン

 

 「はぁい。誰?」

 「おはようございます。私です。結果報告です。」

 「あ、そうそう、結局どうなったの?」

 「霊夢さんたちの勝ちですね。」

 「え?負けちゃったの?」

 「はい、恥ずかしながら。」

 「まぁ大丈夫だって、次は勝てるよ。私はおねーさんのことたくさん見てきたからね!」

 「一応最初に見せたのは霊夢さんなんですけどね…。」

 「そうなんだ。」

 「はい。あ、そろそろこいしにも結果報告してきます。」

 「行ってらっしゃい。気をつけてね。」

 「言われなくても。」

 

 さて、行くとしますか。復帰してみて思ったことは、永琳なんか薬仕込んだな。明らかに魔力保有量が増えてるよ。あと、少しだけ移動速度が上がってるね。移動速度は、上がってもめちゃくちゃ嬉しいわけじゃないけど、素直に喜んでおこう。さて、一体どれくらいの時間でつくかな?

 

 1.5時間後

 

 え、こんなにはやくつけるものなのか?あまりにも速すぎると思う。まぁ、それは置いておいて、こいしに結果報告しなくちゃね。

 トントン 

 「はい?なんですか?」

 「よう、地上の人間。覚えてるか?」

 「ああ、あの時の…」

 「また、やり合わないか?」

 「勇儀さんに怒られますよ?」

 「そんな事はどうでもいい。俺は貴様に勝ちたいんだ。」

 「…そのやる気には参りますね。やりましょう。リハビリをしないといけないので。」

 「へっ!リハビリとは、ずいぶん余裕そうだなぁっ?」

 「私に何度も勝負を挑む命知らずに言われたくはない。」

 「それもそうか。」

 「さて、やるからには、普通に剣使いますよ?」

 「構わない。さぁ、決着を付けよう。」

 

 ほんとにやるきかいっ!仕方ないので、回復しきってない魔力で背中に2つの刀を創造。多分、今のところ一番切れ味の良いものじゃないだろうか。それじゃあ、滅多にしない二刀流で切られる準備はできた?

 

 「おっまさか二刀流とはな。」

 「私のフリースタイルだ。その拳で、この剣の太刀筋を止めてみせろ。私にフルパワーを、出させろ。」

 

 あ〜、なんか体の何処かが覚醒してるっぽいね。抑えるのも勿体無いし、行きますよ?

 

 刀を2本とも抜く。かなり重い。いつもとは違うスタイル。銃を使わない時の最高武装。とくと味わうといい。

 

 ということで、とりあえず、右と左で違う高さで軽く振る。きれいに両方共抑えられてるね。

 

 「流石にこれでは落ちませんか。でも、なぜ私が二刀流にしてるか、あなたなら分かってくれますよね?」

 「これぐらいで落ちてたまるかっての!理由?そんなものわかってる。でも、物事に理由は必要ない!そこにあればぶち壊す、それだけだろ?」 

 「フフ、鬼らしい回答が聞けて嬉しいです。なら、趣向を変えてみましょうか。」

 

 はい、刀を同じ手で持って、二刀流という名の一刀流。持つのは両手。最悪魔法は口で発動して、援護射撃させる。あんまり器用じゃないけどね…うーん、これでもやっぱり防がれるね。仕方ない。ホントはこいしさんに早く結果伝えて変える予定だったんだ。なのに、今やみんなが掛けまでしてる始末。あれ、使ってもいいよね?リミッター解除。刀一本捨てて、そのついでに捨てるときに当てておく。で、ちょっと腕を捻ってあげる。ついでに、もう一本の刀でねじった腕に軽く傷を作ってあげる。アハハ、痛い?痛い?そうでしょ?だって、そうなるようにやってるし。それにしても鬼って言うけど、人間と変わらないね。

 

 「っ?お前、何やってやがる!」

 「アハハ、誰も傷つけないとはいってませんよね?そりゃ傷つけるよ。そのプライドごと。アハ。」

 「っ!どうやらお前のつけてはいけない火をつけたみたいだな、俺がその火、責任を持って鎮火する!」

 

 は?何考えてんの?そんな事する前にあなたが死ぬよ?魔法で土柱と突風を起こして、目も駄目にしてやる。さぁ、さぁ、私にどうやって対抗するつもりかな?まぁ、どうあがこうと待ってるのは絶望だけだけどね?

 

 華殺流5連発をしてあいつはどうなってるだろう?まぁ、死んだら仕方ないよね!まあ、そんな事どうでもいいから、スペルでmy worldにあいつを移動させて、閉じ込めて核融合炉を作って中にやつを閉じ込めて稼働させる。さてさて、出てくる頃にはどうなってるかな?

 

 あ、稼動終わった?じゃあ元の世界に戻してあげようね。あと、今のスペルの名前は考えてないよ。

 さて、死体げりになるけど、まあ、やるなら徹底的にやってあげようね。最後に、足に刀投げつけてあげて終了。

 

 ふぅあ、久しぶりにやりたい放題の勝負なんてしたから、疲れたわ。あと、覚醒した時の私自分でも怖いわ。地霊殿ついたら、今日は泊まろう。

 

 15分後

 

 トントン

 

 「は〜い、あ、おねーさん、わ、血だらけじゃん、どうしたの?あと結果は?」

 「ちょっといろいろあってね…結果は負け。霊夢さんの勝ち。」

 「そっか…でも、また次は勝てるよ、頑張って!」

 「はい。さとりさんに会いたいんだけど、いい?」

 

 5分後

 相変わらずここも広いな…

 コンコン

 「はい、どうぞ。」

 「お邪魔してます。」

 「貴方ですか、ついさっき、街の方で、一人の鬼が焼死体になってました。お空はやっていないとやっていますが…」

 「KY(心読め)。」

 「………なかなかえげつないことしますね…周りへの被害は無いみたいですが…」

 「彼は…良いやつだったよ…」

 「アンタそこまで彼と知り合って長くないだろ」

 「それはそうと、今日、ここに止まらせてくれませんか?久しぶりに本気で勝負(にならない死合)をしたものですから…」

 「はぁ〜…どうぞ。部屋はこいしの部屋の隣だけどいい?」

 「ありがとう。あと、図書室にいます。返り血は…あなたの見ないところで治します。」

 「これ以上暴れるのはやめてほしいんだけど…」

 

 

 その夜

 

 あ〜、疲れたわ。さあ、寝ますか。

 

 「おねーさん。」

 「はいはいこいし、何を希望で?」

 「添い寝して?」

 「はぁ〜…わかりました。本頑張って読み切れた…」

 「何を調べてたの?」

 「核融合炉と人工生命と、物体密度100%にする方法についてと、心理学とかかな?」

 「…すごく読んでるね…」

 「まだまだですよ、あと100冊くらいは読まないと…」

 「うわぁ、すごいね。」

 「後は紅魔館かな…紅魔館以外となると…星蓮船かな…」

 「まぁ今はそんなこと考えないで、一緒に寝よ?」

 「はい、じゃあコッチ側ね。」

 「は〜い!」



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第65話

 う〜ん、今何時くらいだろう?

 

 「久しぶりだな。」

 「たしかに全然あってませんでしたね。」

 「もうしばらく表でいるつもりか?」

 「あなたが許してくれるのなら。」

 「わかった。まだまだいいよ。必要になったら呼んでね。この身体を思う存分使ってくれたらいい。」

 「ありがとう。」

 

 

 はっ!

 

 会話が途切れたところで、目を覚ました。あまり寝過ぎも身体には良くないからね。

 

 「うぅ〜ん、おはよーおねーさん。」

 「はい、おはよう。」

 

 そういえば、幻想郷にパジャマという文化は無いのか?そういう私も、パジャマとかこっちに来て一度も使ったこと無いけどね…いや、普段着だと割と寝にくいんだけどな〜。なにせ、下半身はチェックのスカートだし、上半身は俗に言うYシャツだからね…よくいるJKの制服。そりゃ、季節によって変えたりはするけど、基本はこれだからな〜。まあ、それ言うとこの幻想郷でスカート?っぽくないのを履いてる人って、里の男と、うp主以外見たことないね。今度探してみようかな…

 

 「さて、せっかく泊めてもらったけど、後少しで帰らなきゃ。調べたい事が調べきれない。」

 「え〜、もう少し一緒にいたい。」

 「又連れて行ってあげますから。ほら、行きますよ。」

 

 「では、お邪魔しました。」

 「今度来るときは、出来れば暴れないでくださいね。」

 「勝負ふっかけられたらどうしようもないのですがそれは…」

 「それは…手加減してください。」

 「努力する。」

 「それ絶対(手加減)しないやつだわ」

 「するにはするからね?それで倒せなさそうなら、本気出すけど。」

 「やっぱ出してるじゃないですか。」

 「あはは、そうかもね。」

 「そんな軽い問題じゃないんですよ…」

 

 ということで、軽い挨拶を終えて、こっそりこいしを連れて帰る。

 

 「自分で飛んでね。あまり怪しまれたくないから。」

 「は〜い。」

 「あ、昨日のやつだ!」

 「おい、昨日はよくも俺の友人にやってくれたな!」

 

 あ〜、顔変えてくるべきだったかな…。まあ、手間だからもう処理はまとめてやってしまおう。

 

 「はいはい、私を潰したいのは誰?」

 「俺たちだ!」

 「ほとんど命捨ててる訳ですから、その覚悟を示してくださいね?」

 

 はいはい、数がおおすぎるので、あまりやりたくないけど、超極細レーザー。てめえ等の腹にトンネル開けてやるよ。

 

 ジジジジジジ…

 

 スポッ!

 

 「ギ、ギャ〜〜〜!」

 

 はいはい、うっさいからそのまま死んどけ。標準装備のナイフを勝負を挑んだやつ全員に投げつけて終了。いや、11人いなくてよかった。11人だと、手だけじゃ足りないからね…

 

 「こいし、行きましょうか。」

 「…おねーさん、なにかしたの?」

 「昨日、ここに来るときに、私がここに始めてきたときの鬼に喧嘩売られて、リハビリがてら、完全に抹殺した。」

 「あんまりそんなことしちゃ駄目だよ。その鬼の家族とかが苦しむし、お姉ちゃんに迷惑がかかるでしょ?」

 

 そういったこいしの目は、いつもより鋭かった気がする。そのまま私はこいしと一緒に地上に出た。こいしは家族や、被害者想いのいい妖怪だね。そんなあなたに、おねーさんと呼ばれるのが、私は光栄です。でも、悪いけど、私は、被害者やその家族とかのことは考えないし。私には家族自体が無い。もしかしたら、この先に敵対することがあるかもね。でも、あなたに相対する事になっても、あなたに言われたことは守ってあげましょう。私の命に代えて。そう思いながら、私達は紅魔館まで飛んだ。

 



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第66話

 うーん、読みきれる気がしない。今、二人分の許可を貰って、大図書館でひたすら本を読んでいます。でも、圧倒的本の数。私がいつ死ぬか分からないけど、一生かかっても、おそらく読み切れないだろうな〜。もっとも、死ぬのがいつかわからないから、読める本の数も違うと思うけど。さて、流石にお腹が空いてくる。ここで食べるのもいいけど、そろそろ家に戻っておきたい。暇なときに1日丸々潰してできた実験施設をそろそろ使いたい。

 

 「こいし、そろそろ帰りますよ。」

 「は〜い。」

 「パチュリー、お邪魔しました。」

 「この読み上げた本の山は何よ。」

 「あなたの机の上にも、私ほどではなくても、山がありますよ?」

 「グッ、それを言われると…」

 「まぁ、お邪魔しました。」

 

 50分後

 

 さて、久しぶりの家だ。いや、久しぶりにまともに家で調理する、と言ったほうがいいかな?調理する対象は、設置する位置を変えているとはいえ、相変わらず罠にかかるイノシシその他諸々。一々解体するのが面倒とはいえ、普通にいろいろな部分が使えるイノシシって便利だ。今回は、骨と軟骨からスープを取って、そこに相変わらず変装していかざるをえない人里で買った野菜を入れて、簡易スープと、昔作った猪の燻製を使って、ローストビーフサンドならぬローストイノシシサンドを作って、出す。

 

 「何この四角いの。」

 「それは小麦から作られるパンという食材ですね。」

 「パン?」

 「まあ、食べてみれば味は分かるので、どうぞ。」

 「ん〜、これ美味しいね。ありがとう。」

 この人、聞くだけ聞いて食ってたのかよ…。別に困る訳じゃないから、まだいいけどさ…そこは言うまで待つとかしてよ…

 

 「さてと、しばらく実験施設にこもってるので、暇だと思うけどどうする?」

 「あれしたい。」

 

 そう言って指さしたのはパソコン。FPSとホラゲーしか入ってないのに…

 

 「どんな感じでこれで遊びたいの?」

 「何でもいいよ。」

 

 わかったこと。小石はこのパソコン自体に興味があるだけだということ。中身はそこまで気にしてないこと。

 

 「一応、そこに説明書あるはずだから、詳しくはそれ読んでくれたらあとは好きにしてくれたらいいよ。壊さないでね?」

 「は〜い。」

 

 大丈夫だろうか…気にしても仕方のないことではあるので、 気にしないで実験施設へ。わざわざ一から学ぼうと紅魔館の工業系の本を100冊ぐらい暇なときに行って読んでその後作った顔認証システムで、ゲートを開けて、私だけの実験施設へ。中にあるのは、ある程度の耐久力を持った2x2メートルぐらいの鉄の壁と、ある程度動きを再現できるアンドロイドだけ。鉄の壁は、壊れても10秒で元に戻る仕様。また、床に固定されてる。さて、取り敢えずどれぐらいの威力の魔法で鉄の壁が崩れるか検証しないとね。取り敢えず家一戸半焼するレベルの火属性魔法。

 

 ボワッ  

 

 ジュ〜。

 

 あ、まずい溶ける。元には戻るけど、溶けたら意味が無い。じゃあ、それより少しだけ威力の高い水魔法。

 

 ガーーーーーー、キーーーーーーン、ガガガガガガガ

 

 これは貫通するのか。

 

 じゃあ、刀で切れるかな?

 

 キッ、ヒュードーーーン。

 

 うるさいうるさい。ちょっと防音設備後で作ろう。普通に地震並にうるさい。結論は、今の刀でも横から真っ二つに切れる。但し、少しだけ刃こぼれはしてしまう模様。まだまだやってみたいことが沢山ある。ちょっと飽きるまでやってみよう



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第67話

 あのあと色々やってみてわかったことがある。とりあえず、一番強かったのは火属性魔法。次は光属性。一番弱かったのは、まさかの風属性。あれ?前の戦闘ですごい普通に使ってたけどな…。

 

 で、実験施設から出てきたら、こいしがゲームしてた。ホラゲーをやってた。それも殺す側を喜びながら。あれ…この娘、こんな娘だったっけ?傍から見るとサイコパスなんですが…

 

 「おーいこいし。」

 「至近距離でおーいはないでしょ。あ、もう終わったほうが良い?」

 「一応終わっておいて。後で確認はするけど。えーと、今からどうするの?」

 「うーん、帰ろうかな、それともまだここに居ようかな。」

 「私はどっちでもいいよ。今日は、勇儀とやり合わないといけないし。もう肉弾戦やりたくないのにな…」

 「じゃあ、今日の夜まではここにいるね。」

 「わかりました。明日の朝に帰ってね。今からしたいことある?まだ昼だけど。」

 「お昼ご飯食べたい。」

 「わかった。何か食べたいものある?」

 「うーん、これ食べたい。」

 

 そう言って指さしたのは、私が趣味で作る食品サンプルのパスタ。作れるには全然作れるけど、ソースがない。仕方ないから、能力で時間を止めて、1日かけてトマトソースを作った。途中めちゃくちゃ暇だったけどね。で、時を動かして、パスタを茹でて、ソースと粉末チーズをかけて完成。

 

 「はい、これでいい?」

 「うん、ありがとう。」

 

 そう言いながら、すごく美味しそうに食べる。どこでフォークの使い方習ったのかは知らないけど。私は全然お腹減ってないから、食べる気は無い。さあ、とりあえずめちゃくちゃ暇。昨日は徹夜だけど、眠いわけではないし、別にこれと言ってしたいことがあるわけでもない。取り敢えず二人で家から出て、ブラブラしてみる。まぁ、特に何か目新しい出来事はない。この辺りは探索済みだからね。

 

 「どこか行きたい所ありますか?」

 

 取り敢えず、聞いてみた。

 

 「あっち。」

 

 そう言ってこいしは西を向いた。

 

 「じゃあ、行ってみましょうか。」

 

 その後、私達はいつもとは違う景色を求めて、飛んだ。基本的には、竹林の上空を飛んだあとは、しばらく野原が続いた。でも、何故か誰かが通った形跡があった。本来、ここは人里の人は来ないはず、そして、人里にいない人って、ほとんどが飛べるはずなのに…誰か飛べない人っていたのかな…そんな疑問をいだきつつ、しばらく飛んでいると、突然野原が途切れ、崖になった。

 

 「へぇ、こっち側って崖になってるんだ。とすると、おそらくさっきのは阿求だな。」

 「ねぇねぇ、あそこ、なにか見えない?」

 「う〜ん、あ、本当ですね、何かありますね。行ってみましょうか。」

 「は〜い!」

 

 そう言って更にしばらく飛んでいると、???なんだこれ。空中に、城が逆さに立っている。え、これ重力どうなってるの?本当に幻想郷は謎が多すぎる。

 

 「あはは、城が逆さに立ってるよ。おもしろ〜い!」

 

 何が面白いのかわかりませんが…でも、ここから見る景色は予想と異なり、絶景だった。こんな重力無視城に誰か住んでいるのかは分かりませんが。

 

 「入ってみます?」

 「うん。」

 

 ということで、一番上にある入り口へ。

 

 城門を開けて、中へ。

 

 「こんにちは、誰かいらっしゃいますか?」

 「は〜い、下まで降りてきてください。」

 

 どうやら人が住んでいるらしい。こんな城にどうやって住んでいるのか、謎でしかないが。あれかな?永琳の地元の技術かな?そんな事を考えつつ、一番下へ。するとそこには、小人?がお椀の中からひょっこりと顔を出していた。

 

 「こんにちは、あなたがこの城の城主ですか?」

 「そうだ。私がこの城、輝針城の城主、小名針妙丸だ。」

 「じゃあ、私達も。私はシリウス・リスターツ。退屈で空を旅してたらここまで来た。」

 「私は古明地こいし。こいしって読んでね。」

 「シリウスさんにこいしさんですね。わかりました。」

 「さんはいらないよ。」

 「私から質問してもいいですか?」

 「いいですよ。」

 

 とりあえずこの城の真実を知りたい。こんな重力無視な城があってたまるか。

 

 「この城はどうして逆さ向きで建っているのですか?」

 「ああ、それはですね…過去に妖怪が凶暴化したときがあったでしょ?アレの実行犯が私で、それをした影響ですね。」

 

 う〜んと、私が出てきてからそんなことがあったのか?あ、そういえば里のやつが襲撃してきたとき、一部妖怪が混ざっていたな。あれなのかな?



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第68話

 さて、行こうか。

 

 「お久しぶりになるのかな?」

 「ああ、そうだ。今回こそ、私が勝たせてもらう。」

 「そう言って何回私達に負けたんですか?」

 「煽るのは程々にしときなよ。どうなっても知らないからな。」

 「どうもしません。全力で向かうのみです。」

 

 今は夜。あのあと、絶景を眺めて、かえって、地底まで来た。移動しっぱなしな気がするけど、おそらく気のせいだろう。そんな、この勝負にまったく関係のないことを考えながら、殴って蹴って、勇儀さんに対抗している。

 

 「どうした、前回よりハリがないぞ。あれか、体調が悪いのか?」

 「体調なんか全く悪くない。ただ、他のことを考えすぎて、力が入ってないだけだ。」

 「なら、私が他のことを考えてる暇もなくなるぐらい、圧倒してやろう。」

 

 周りの歓声がうるさい。こいつら先に始末したいと思うぐらい。

 

 「はぁ、そんな事ができるならしてもらったらいいですけど、それを失敗したら、まずあなたの負けは決まっているという事を忘れずに。」

 

 とりあえずの精神攻撃。これで収まればいいけど…

 

 「ふんっ!そんなの失敗しなければ良い話ではないか。行くぞ!」

 

 あ〜、逆に火に油を注いじゃったみたい。てか、かなり痛いな。一回一回殴られる度に吐きかける。あと、これあと数回食らったら体の何処か吹っ飛ぶよね?流石に油断しすぎたかな、私も反撃に出る。

 

 「やっとか、待ちわびたぞ。」

 「鬼に姿形は人間のやつが殴り勝つってのは、普通は無理な話ですよね?」

 「おう、そうだな、現に、体吹っ飛びかけてるぞ。」

 「なら、足りないパワーはカバーすればいい。行きますよ。」

 

 しばらくの間、体中全ての魔力を両腕にためておく。これで、私でも対等に殴り合えるはず。互いに殴る。血が出ていることも、互いが一旦ふっとばされても、すぐに復帰して距離を縮めて。おそらく、観客のヴォルテージは最高潮だっただろう。なにせ、ルビウスがシリウスに変わる前から、今日という日まで、二人が本気で殴り合った試合は、一度も存在しなかったからだ。しかし、二人はそんなことを気にしていなかった。目の前にいる、討つべき存在を倒すためだけに、二人共全力を出し続けた。シリウスに関しては、その耐久性の無さから、腕が何回もふっとばされた。でも、その度に時を止めて修復して戦い続けた。また、二人が互いにひたすら殴り合っている間、旧都は一切の機能を持っていなかった。そのような想定外の事態になるまで、二人は互いを殴り、蹴り、締め上げ、回避し、倒す絶好のタイミングを伺っていた。

 

 互いの服が血で真っ赤に染まり、殴り合いをしている最中に互いの攻撃によって出る風によって辺り一体が更地になり、互いの顔が原型を留めることが出来なくなった頃…

 

 「なぁ、私達は、この旧都の歴史に残るような熱戦を繰り広げてきた。」

 

 突然、勇儀が喋った。

 

 「ええ、そうですね、こんな形ですることになるとは決して思ってはいませんでしたが…」

 

 それに対して、応答をするシリウス。

殴りながら辛うじて確認できたその表情は、苦笑いをしていた。それもそのはずである。今回、どちらかが速攻で決めているわけでもなく、かつて無いほどの時間がかかっている。もちろん、その分後片付けと修復にかかる時間も増えるが…。二人は、そんなことお構い無しでずっと乱闘をしている。

 

 「はぁ、はぁ、流石に疲れましたね。これ以上gdgdすると、私の私生活に響きます。そこで、もう私は後3回しか攻撃を仕掛けません。」

 「ほぅ、ほぅ、それで?」

 「それが終わって10数えたあと、あなたが立っていれば、あなたの勝ちです。逆に、あなたが倒れていれば、意識があろうと無かろうと、立てても立てなくても、私の勝ちです。よろしいですか?」

 「ああ、いいさ。私も一旦やめる。」

 

 そう言い終わった時、互いの攻撃の手が止まった。これは、これから始まる終焉の嵐の前の静けさなのだろうか…。それとも、始まりの前の沈黙なのか…。

 

 「では、1回目、行かせてもらいましょう。」

 

 そう言い終わった瞬間、周りを、光と巨大な

 

 ドオォーーーーーン!

 

 という音、そして、爆風とそれによって起こる煙、熱風が襲った。そして、煙が晴れたとき、シリウスの姿はどこにもなく、その爆風の中で立っていたのは、勇儀一人だった。

 

 「ん、あれ、どこに行ったんだ?」

 

 という声が、立ち上がった周りの鬼や妖怪たちから上がる。中には、もう勇儀の勝ちだ。と言うようなやつもいた。しかし、勇儀は警戒していた。あれだけ派手な予告をしておいて、まさかあのシリウスが一つだけで終わらせるはずがない、と。どこかで勝負を掛けるタイミングを待っているのに違いない、と。そして、爆発から30程が経ったとき、どこからともなく、

 

 「ふむ、これぐらいでは流石にやられませんか。なら、2回目、行かせていただきます。」

 

 といった、明らかにシリウスの声が聞こえた。しかし、一向に姿を表さないどころか、宣言をしているのにも関わらず、全く変化がない。あまりの変化の無さに。勇儀はついに警戒を緩め、身体の中に異常がないか調べてしまった。その時。

 

 ボーン!

 

 勇儀におちてきたのは、寺などにあり下さいよくつかれている鐘だった。そして、勇儀を中に閉じ込めたあと、姿を表したシリウスが、いつの間にか手に持っていたハンマーで、鐘に向かってフルスイング。

 

 ゴーーーーーーーーーーーーーーーーーン!

 

 けたたましい音と共に、衝撃波が、中にいた勇儀、外にいる観衆を襲った。どちらも立てたものはいなかった。しかし、判定はあくまで3回目の攻撃が終わってから。終わってからの10。その後、なんとか立ち上がった勇儀。しかし、目、耳をやられており、彼女の体はもう既に極限状態をゆうに越していたに違いない。しかしそこに、

 

 「さて、最後です。私最後にして一番のとっておきの攻撃方法。私の最終手段。あなたのベストを尽くして、絶対に立ってください。」

 

 というシリウスの声。もっとも、既に耳をボッコボコにやられている勇儀にこの声が聞こえていたかは定かでは無い。そして、しばらくの間、再び沈黙が訪れた。観客も静かに事の行方を見守っていた。数えることおよそ30。急に辺りの地面が揺れだした。何事かと、騒ぐ鬼や妖怪に対して、勇儀は何も言わないでいた。彼女は、これからシリウス最後の攻撃が始まるということをすでに察知していた。これはただの前兆に過ぎないのだ、と。

 

 そして、揺れはどんどん大きくなっていき、次第に地面が盛り上がり出した。そして、揺れ始めてから実に100。巨大なツタが旧都に現れ、勇儀を縛り上げた。そして、40か50ほど縛り付けたあと、巨大な蔦は再び生き物のように動き出し、地中に消えていった。その際に勇儀は開放された。しかし、締め付けられており、勇儀の意識が10を数える間に回復することもなく、この勝負はシリウスの勝利で終わった。しかし、シリウスも、地霊殿にこいしが運ぶくらいには魔力枯渇で倒れており、復活に30分程かけることとなった。勇儀は倒れて実に1時間、後半はシリウスの看病のかいもあり、目覚め、回復した。

 

 二人が目覚めて40分後

 

 「ところで、最後のアレはどうやったんだ?」

 「最後のあれって蔦のこと?」

 「そうだ。あとは恐らくお前の得意な魔法でできるが、これだけが不可解でな。」

 「あれは、ただの蔦に私が持つ妖力の9割、魔力の9割を使って、巨大化させた上で操作した。殴り合いで消費した魔力は、体力を消費させることで回避したけど、結果こうなるとはね。まだまだ練習が足りないや。」

 「そういえば、さとりに呼ばれてなかったのか?」

 「あ〜、呼ばれてる。後で片付けは手伝う。今回は家何軒建てるの?」

 「ざっと150ぐらいかな。」

 「わかった。瓦礫は私が処理するから、一箇所に集めておいて。」

 「把握。」

 

 さあ、お呼ばれですね。果たして、なんと言われることやら…。こいしは理解してくれそうだけど、さとりはな〜。

 

 コンコン

 

 「入ってください。」

 「要件は分かってるけど、今回は、決闘で死なないようにするためだからね?」

 「言い訳しないでください。それともあなたの黒歴史を旧都じゅうに振りまきましょうか?」

 「私の得意分野を知らんのか?」

 「知ってますよ、ただの脅しです。」

 「これから片付けと家の新築の手伝いはやるつもりだけど?」

 「えーと、これから決闘をする際に縛りを加えます。勇儀にも伝えてください。縛りは、大型の妖術、霊術、魔法、三歩必殺の使用禁止です。」

 「わかったけど、要はこれだけ?」

 「あなたは言わないでも分かってくれてはいますし、私の信用に値すると考えていますから。」

 「フフフ、そんなふうに言ってくれるのは嬉しいわ。」

 

 

 5分後

 

 「勇儀、いる?」

 「おう、どうだった?」

 「さとりが、あんたは決闘で三歩必殺使用禁止だって。」

 「お前は?」

 「大型魔法全封印。」

 「明らかに代償が違いすぎるな…」

 「まあ、身体強化ぐらいなら許されるでしょう。それで戦います。で、瓦礫はどこですか?一瞬で処理するので。」

 「お、助かる。瓦礫はあっちにまとめさせている。今回は周囲180尺で助かったほうだな。ひどいときは旧都全部なくなるし。」

 「恐ろしい限りだ。」

 

 さあ、どれくらい瓦礫はあるかな?できるだけ瓦礫は出さないようにしてるから、そこまで多くないし、時間もかからないはずだけど…」

 

 

 

 



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第69話

 瓦礫の横に、こいしが佇んでる。何かあったのかな?

 

 「何かありましたか?こいし。」

 「あ、いや、別に?特に何もないよ?ほら、早くこの瓦礫を処理したら?」

 「何か隠してるな。まあ今は良いですけど。」

 

 いや、あの時にきちんと問いただすべきだった。後にシリウスはそう語る。そう、彼女は、こいしの危険性に気づいてはいなかった。

 

 「じゃあ、処理しますか。うまく行くかな?」

 

 今回は、どんな物も元素からできている事を利用する。原子レベルで分解して、全て無害な物質に作り変える。これが今回すること。もちろん初めてする。一応魔法に属するけど、妖力も使用する。私が初めて自分で開発した魔法。詠唱とかは無い。そこに妖力と魔力をある割合でぶち込むだけ。

 

 さっ

 

 手をかざした。これがなんだかんだで一番妖力と魔力を送り込むスピードが早い。妖力は回復しきった全体の3割、魔力は全体の5%を入れる。瓦礫が光を放った。別にきつい光ではなかった。ただ、時間が長かった。50秒も続いた。そして終わったとき、しっかりと瓦礫は消えていた。跡形もなく。

 

 「じゃあ、勇儀の方に向かいますか。こいしは…地霊殿にいるでしょう。」

 

 その後、さっき話した場所へ。

 

 「おお、来たか。」

 「処理は終わったので、家を建て直しましょうか。材木は…勝手に鬼たちが運んでくるので行けそうですね。」

 「なら、そっちを立て直しておいてくれ。私はこっちを建て直す。」

 「はいはい、そういえば、金槌とか使わないの?」

 「そんなものいらん、素手だ!」

 「ワオ、ワイルド。」

 

 残念ながら、私はヤマメさんみたいに器用じゃないし、勇儀さんみたいに力も無いから、トンカチとかその他必要な物を作成する。そして、とりあえず運んでくる材木で必要のない部分をチェーンソーで切る。周りの目線が痛い。残ってる家の形に合わせて作る。向こうは適当っぽそうだけど。私は作るからには全力で作ります。柱が簡単に抜けないように、柱の先に少し細工をして、一々持ち主に一階建てか二階建てかを聞きに行って、周りの家を参考にして建てて…よし、これで一軒目。

 

 「こんなものでも宜しいですか?」

 「うわ、すごい…アンタには感謝しかできないな。ありがとう。」

 

 という訳で、これをひたすらやっていく。頑張って並大抵の衝撃じゃ壊れないようにしてるから、こっち側はしばらく建て直すことはない…と信じたい。実際は分からないからな〜…まぁ、あとはひたすら建てていこうか。

 

 10時間後

 

 うへぇ、流石に疲れたよ。30か40ほど建てたけど、中には3階建てとかあってビックリした。この旧都に三階建ての建物ってあったんだな…

 

 「そろそろ終わりですか?」

 「ん、そうだな。もうほとんど建て終わってるし、帰ってくれていいぞ。」

 

 ということで、今から帰ります。まあ、絶対地上は昼でしょうね。はぁ、2徹…下手したら今日も徹夜があり得るなこれ…そんな事を考えながら、最高速で地上へ。地上へ抜ける洞穴って、どうしてこんな広いのかな?勇儀辺りが昔開拓しようとした際にここをぶち抜いたからかな?勇儀ならやりかねないと思うけどね…しばらくしたら、地上に出た。めちゃくちゃ眠いけど、私もそろそろラストスペルを考えておかないといけない。今までは、通常スペルをラストスペルの代わりに使ってきたけど、前回のレイマリとの戦いで、流石に専用スペルを作っておいたほうがいいな、と思ったためである。とは言っているが、ほとんど一通り全種類のスペルを作れるから、あんまり作るのに苦労はしないかな?むしろ作るより、そのアイデアを出すのに苦労しそう。ラストスペルに使うから、半端な強さじゃ使えない。通常スペルを圧倒するものがラストスペル。今まで作ったスペルが、半分以上斬るというものだったけど、正直不発弾もこの類のスペルは多いから、ラストスペルとしては却下。かと言ったって銃を抜いて相手するのはな〜。そんなん銃乱射だから、スペルの役割ないし。そうなると、やはり魔法が候補になるよね。魔法で何をするか。私のスペルは、全体的に地味なのが多いから、ラストスペルぐらい、ド派手にやりたい。片手にブラックホールでも作ってもう片手にホワイトホールを作る?でも、そんなのただの弾幕回避技。攻撃技を作るなら…アーマーを着てそのアーマーで大爆発を起こすとか?ロックオン式のミサイルをメッチャ突っ込ませるとか?私にはそれぐらいしかアイデアがないや。よし、頑張って二つ合わせようか。とりあえずアーマーを作って、ダメージが溜まったら、緊急離脱装置で上空へ。その間にアーマーに爆発を起こして、その破片を追尾ミサイルとして再活用しようか。やることが多すぎるし、予め、壊れたあとの破片の形を指定してアーマーを設計しなきゃいけないけど。とりあえず、スペルのアイデアとしては完成。よく考えると、スペル使用者変更は、十分ラストスペルとして使えたんじゃないかな〜。まあ、もうアイデアは出したから、あとはそれを頑張って実現まで持っていくだけだね。基本は骨の関節のあたりで分割するつもりだけど、頭は2つね。あとは基本一緒。腹は…3つ?かな。15個。まあ、追尾性は少しだけ性能下げて、他人のラストスペルに合わせようか。名前は…守爆 守装のロックボンバー ぐらいなものでいいか。名前は適当だから、良い名前が思いついたらまた変えようかな。

 



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第70話

 さて、ラストスペルをつくったはいい。でも、作ったところで、実戦で使わないと、このスペルの真価がわからない。今は昼の四時。流石に喧嘩を吹っかけに行く時間じゃない。いくら幻想郷が常識破りとはいえ、流石にそれをするほどじゃない。じゃあ、何をするか。今から3日連続徹夜をするから、徹夜で研究するテーマ決めと、それの準備。とりあえず今日の研究テーマ。何にしようかな。魔法は今ほとんど研究し終えた。生命創造も、やろうと思ったらできるようにはなった。そのおかげで体術で戦う機会が大幅に減ったよ。戦闘は非常に楽にはなってるけど、その分決闘とか死合はやりにくくなったかな。じゃあ、今日の研究テーマは、時々私に来る謎の欲求。なぜ殺人をしたくなるのか。基本は討伐に来る里のやつで済ませてるけどね。さてさて、かなり休んで殆ど回復しきった魔力で準備をって言いたいんだけど、準備って何をするのかな?私がサイコパスな理由って、そういう人格だから以外に答えがないんだけど…強いて言うなら、私の前世がもっと混沌としてたからかな?

 

 平然と大人は銃を握り、自分たちが悪と思えば、容赦なく撃ち殺す…そんな世界で私は生きてきたからね。今のココとは大違い。私は、結局殺人をこれ以上見たくなくて、前世で自殺した。まさか、物の数年で完全に逆の性格になっていたとは自分でも思わなかったよ。 サイコパスって治せるのかな?私は今までパソコンをこの世界で使ってそんな人と会ったことはないけどね。サイコパスを完治させた人。いつか出会えるといいな〜。だめだ、こんな研究したところで何もわかるわけがない。頑張って他の術も使えるようにするか?呪術とか、神術とか。うーん、これ以上使えたところでなんだってのはあるけどね。スペルの使用回数が増えるだけだね。あと呪術ってどんな力を使うのかな?もしかして自分の身体とか使うのかな?。私はどんな部分を捧げても、魔法で回復できるから、身体に影響はないね。じゃあ、呪術を研究できるだけするとしますか。まず、今日の夜ご飯作ってからだけどね。ご飯は軽めのにしておく。理由は、寝ないようにするため。ということで作った。圧倒的な早さと適当さだけど。まぁ、美味しかったししっかり味があったから、どうでもいいかな。

 

 さてさて、本も何もない手探りで始めないといけないから、どうにかしてもう一回紅魔館へ行かないとね。奴らに何言われるかわからないけど。

 

 50分後

 

 「本当にいつも寝てるよね。美鈴って。」

 「まぁ、咲夜のナイフが飛ぶとは思うけど、警告はしようかな。」

 

 と言うことで取り出したるはグレネードランチャー。爆風がギリギリ美鈴をかすめないように位置調整して…発射。

 

 ポンッ! ドオォーん。

 

 別に目が覚めたかなんてどうでもいいから、気にせず中へ。やっぱり庭園も広いな。図書館以外に用事はないけどね。

 

 15分後

 

 「とりあえず、紅魔館に入ってここまでくる記録の最短かな。」

 「そんな最短どうでもいいでしょ。で、なんのよう?」

 「呪術をしようと思って。」

 「またなにかやるつもり?もうやめておいたほうが良くない?」

 「自分の打てる手札は大いに越したことはない。だから、魔術と妖術は使えるようにしてるんだよ。という訳で、自分で本探すね。」

 「その前に、目が真っ赤だけど?」

 「今日で三徹するからね。」

 「良くするわよ…ほんとに。」



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第71話





 「部屋は用意してくれてるみたいだから、自分でケリをつけて寝なさいよ。」

 

 そう言って、パチュリーは自分の部屋に戻った。でも、私は本を読むのを辞めようとは思わない。体はつかれた。でも、未だに動いてる。それに、本当にだめなら、寝落ちするでしょ?だから、ずっと本を読んでる。呪術について、核融合炉について。呪術は、実験台がいないとどうしようもないけど、核融合炉は頑張ればラストスペルの一つに加えられそうかな?ラストスペルが3つもあれば、おそらく対策はそんな簡単にはとられない。問題があるとすれば、スペル使用者変更スペルは、回避できない、核融合炉スペルは、どうやって回避可能スペルにするかという点。回避できないとスペルとしての意味が無いからね。呪術は、恐らく才能があった魔術よりも桁違いで時間がかかりそう。少なくとも2,3ヶ月。徹夜し続けても1ヶ月はかかるね。紅魔館の呪術の本ってじつはそんなに多くない。これは、あそこで教えてもらう若しくは本を何冊か借りてやるほうが効率が良さそう。でも、核融合炉とかについてまだまだ本を読み進めたいから、明日の朝にここを出よう。そこまではとにかくひたすら読む。この世界に電気はないから、ビンと紙を創造して、炎でもやす。

 

 今の私には、1秒1秒が惜しい。その内、里のやつがまたなんかしてくるだろうから。レイマリその他諸々が私に対しての異変を起こしてくるかもしれないし、封印してこようとしてくるかもしれないから。その時の対抗手段は多いほうが良いし、封印されたにしても、少しでも早く封印を解けるかもしれないから。そんな事はあってほしくはない。でも、里の奴らからしたら、おそらくそれを望んでいる。私が何をされるか分からない以上、極力対抗手段は増やす。それに、あと少しで、できるようになるから。私と彼の、自由な切り替え。それができるようにさえなれば、かなり強くなる。でも、彼は確か体術が強い。だから、彼ができないことをできるようになってあげないといけないね。さて、そんなことを考えながら本を読んでたら、またまたかなりの山ができた。小悪魔大変だろうな〜。まあ、そこらへんのことは知らないから、勝手にしておいてください。とりあえず、そろそろ行こうかな。まだ朝になってないけど、別に気にするようなことでもないかな。最後に手紙だけ書いておいて…と。これでよし。もう行こう。向こうでやってるそのうちに4徹とかになったら洒落にならない。とりあえず魔法陣作って…と…よし、行こう。

 

 魔法陣をくぐってついたのは、なんか大きな建物の手前。門番がいる。ちゃんとどこぞの中国みたいに寝ないでやってるね。偉い。さて、その門、通してもらうよ。

 

 「?何者だ。ここになんのようで来た。」

 「リスチータさんにお伝えください。シリウス・リスターツが来た…と。」

 「?何を考えているのか知らんが、一応言ってきてやる。」

 

 さて、記憶力が無いわけじゃなかったら、把握してるよね?まあ、これで把握してないクズなら、私が今度は寝るたびに思い出して一生寝れないトラウマを植え付けてやるから、覚悟しとけよ。

 

 15分後

 

 「おい、シリウスとか言うもの。」

 「なんですか?」

 「通行の許可が出た。通っても良い。このカードを下げていけ。」

 「ありがとうございます。」

 

 さて、通行許可は出たね。まぁ…場所はとりあえず1番大きそうな部屋へレッツゴー。

 

 20分後

 

 さてさて、おそらくここかな?

 

 コンコン

 

 「何者だ。」

 「久しぶりですね。リスチータさん。」

 「その声は…シリウスか。」

 「はい、そうです。今回は私が教えてほしいことがあってここに来ました。」

 「ほう…それはなんだね?」

 「呪術ですよ。」

 「お前…いや、シリウス…本当にするつもりか?」

 「私はいつだって本気ですよ?」

 「この魔界ですら使いこなせるのは私含め10数人の危険な術を?」

 「貴方は悪魔かなにかに契約して体の代償無しでやっているのかな?でも、私は違う。自分の体を犠牲にしてでもしたいことがある。どうかその意志を認めてはくれないか?」

 「ふふふ…アハハハハハ!すごいな。お主、魔法ができることにも驚いたが、まさかそこまで知っていたとは、もうお主に隠すことも拒否をすることもない。いいだろう。教えてやろう。ただし、やはり身体をなくすのは痛いものだ。そこで、お主にも悪魔との契約をしてもらう。」

 「ありがとう。私はあなたのことを信じていました。一応確認。悪魔との契約の際の代償は?」

 「死んだら200年ほど悪魔に食われたり遊ばれたりして酷い運命になることかな?」

 「なるほど。私達は基本死なないからオッケーかな?」

 「達?」

 「あ、なんでもないなんでもない。単純に、私とあなたって事。」

 「おお、そうか。まあ、命あるものいつかは潰えるのだかな…」

 

 そういったリスチータの目はすごく虚ろだった。死にたくないんだね。

 

 「さあ、御主が望んだ悪魔との契約場に行くぞ。」

 「ええ、行きましょう。そこで私は永遠の存在となる。」

 



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第72話

 私達は10分程歩いた。飛ぶなりなんなりしたほうが早いのに、何でなのかな、と思いつつ。歩いていると、祭壇のような場所についた。

 

 「さて、ここで契約するぞ。何か契約したい悪魔はいるか?」

 「じゃあガブリエル」

 「ん、なら始めるぞってそれは天使だろうが。」

 「ナイスなノリツッコミ。真面目なこと言うとハデス。」

 「分かった。さあ、始めるから、祭壇の真ん中に来い。」

 「ここ?」

 「では、今から儀式を始める。まず、そなたが契約をしたい悪魔の名を頭の中に思い浮かべるべし。」

 

 ハデスですね。

 

 「次に、そなたと悪魔を会話できるようにするための貢物を用意する。これは私がやるから、気にしないでおけ。」

 

 気にしないでいいなら、言う必要なくね?あと、どこからかとってきた人里のやつ(生きたまま拉致)を貢物にするな。

 

 「これで、そなたと悪魔が会話できる筈だ。あとは、自分次第だ。」

 

 だ、そうだ。ハデスさん、聞こえます?

 

 

 (我と契約したいと申すのは貴様か?)

 (はい、そうですよ。今のところリスチータさんよりも強い私です。名前はシリウス・リスターツ。)

 (ほぅ…なかなか興味深い個体だ。気に入った、貴様が死ぬまでの間、我が力を貸してやろう。そのぶん、死んだあとは我に付き合ってもらうからな。)

 (ふふ、ありがとう。)

 

 「どうだ?できたか?」

 「契約成立。そもそも私は能力で不死身なんだけどね。」(能力で不死身にしているのはルビウスです。シリウスは、魔法でそうしています。)

 「どうやって不死身になっているのだ?我にも教えてほしい。」

 「今はどうやったか覚えてないね。私自身、この魔法を作ってからそれ以降一切唱えてないし。」

 「そうか…思い出したら、また教えてくれ。さて、本題の呪術だが…呪術では、自分の体の一部を生贄に捧げ、術を起こす。契約してるやつは、契約してる悪魔に肩代わりしてもらう。術の用途は多種多様だ。攻撃に利用するもの、普段生活で活かしているもの…あくまで防衛のみで使っている者。私は自己防衛以外では余程のことがないと使わない。そして、肝心の術の発動方法は、〜〜を捧げる、それの代償として〜〜せよ。これだけだ。」

 「たったそれだけで発動できるの?」

 「するんだ。以外だろう?」

 

 めっちゃ以外。もっと長ったらしい文書を読まないと発動しないと思ってた。でも、短いに越したことはない。別に発動する際のかけ声も難しくないからね。とりあえず、これで行けるのかな?じゃあ、かえってご飯食べて寝よう。

 

 「ありがとう、また帰るね。」

 「今度は私がそちらに出向くとしよう。」

 

 魔法陣を書いて、通過。とりあえず家の中。ご飯を作ってすぐ寝ないとね。からだが持たないから…

 

 2時間後

 

 さあ、寝ますか。なにげにほとんどまともに寝てなかったからね。寝不足を取り返さないとね。

 

 次の朝。

 

 んん〜?なんで周りが真っ暗闇なのやら。ドアもないし。ん〜、考えられるのは、封印、ミスティアの能力。ルナチャイルド3姉妹の能力。その他。その他はおいておくとして、ミスティアも、3姉妹も私に恨みを持つ理由がない。てことは…封印か。こいしが必死にごまかしていたのは、これの準備だったのかな?うわ〜、怪しいな〜とは思ってたけど、目的に気づけないとは…まだまだ私も甘いな〜。うーん、ほんとについ最近習ったばかりで使いこなせそうに無い、呪術で封印を解く??銃?いや、銃は無理だし…とりあえず、魔法で電子時計を作ってと。今は…朝の9時か。里のやつに気づかれるとまずいから、脱出するにしても夜だな。その後こいしとレイマリはしばき倒す。

 

 その夜

 

 そろそろ解禁してもいいよね?異変を起こしたレイマリたちに、私が真の姿を開放したらどうなるたか、身を持って知ってもらおう。絶望しろ。恐怖に慄け。しかし、そうしたところで何も意味はない。それをはっきりと理解してもらおう。じゃあ、この封印を解こうか。知らず知らずの間に、私の目は紅く染まっていた。また、髪も黒から青に変わっていた。さて…始めようか。終わりが見えない殺戮と、光が一切無いその闇の開拓作業を。



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第73話

 まず最初にしたことは、封印を解くこと。封印の種類は、霊夢の霊力でだけだと考える。わざわざ2つの術を使う意味が見当たらない。呪術は…最後のとっておきにしておこう。こんな時のための魔法を用意してるわけじゃないから、魔法じゃなくて魔力そのものを封印してる部分に流し込んで壊す。周りに気づかれたくないから、できるだけ静かに。

 

 シューーーッ ポンッ!

 

 ということで壊してフリーになったので、現状把握から。場所は…う〜んと、竹林の深くにある洞窟の最奥かな?竹林は…迷う前に上に飛んでしまえば問題ない。ポケットライトを作って、移動開始。洞窟の中の足跡はそんなすぐには消えない。足元をライトで照らしつつ、とにかく歩く。恐らく霊夢には伝わってるから、できるだけ早く脱出しないといけない。はず…とにかく歩く。2、30分程歩いた。一応出口らしきところに来た。見事に岩で塞いでくれてるけどね。仕方ないから、出来るだけ早く振れる刀を作って、粉々に砕く。さあ…ここからは敵だらけ。周りに味方は…パチュリーとうp主以外は基本いないと考えたほうがいいかな?それにしてもレイマリはよくあんな場所まで私を起こさないで運んだね。素直に感心するよ。でも、あんな封印で殺せるほど私は楽じゃないよ。それはあなた達が一番よくわかっているでしょう?私を殺したいなら…そういえば無理だったわ。さて…パーティーの始まりだ。そうつぶやいて、すぐに飛んだ。竹林は案外広くて、人里につくまで少し時間がかかったけどね。

 

 さてさて、どうやって殺してやろうか。いや、むしろ私はあいつらが私に恐怖に慄き、夜も眠れないようにするのが目的。なら、別に殺す必要はないよね。私を象徴させる技を一発やればいいよね。家の材質は木材。なら、横から切り倒すまで。作ったのは護身用のサーベルと、切り倒す用の刀。じゃあ、容赦無くやっていこう。ちょうど屋根ギリギリのところを切り倒していく。この人里で暴れてるのは、阿求曰く私一人だからね。これで思い出すかな?と考えて、一気に家を倒壊させていく。被害額?被害者の気持ち?んなもん知るわけない。あなた方が依頼しなければ霊夢は動かない性格してるからね。倒壊した家から、人が出てくる。私は空を飛びながら倒壊させてるから、人間離れしてるって意味で怖がふとは思うけど…ほんと、人間って自分勝手な生き物だよね。ついでに上空から人里に向けて油を投下。そのまま放火。燃えて悶え苦しみながら後悔しろ。私という存在を本気にさせたことを。生き残るやつはいると思う。適当に油まいたから。慧音と阿求のところは意図的にまいてない。残りでもう一回人里を発展させてみろ。私じゃなかったら、こうはならないかもだけど、相手との立場を考えてほしいね。さて…相手しようか。追ってくる影がうっすら見えるからね。ここから近いのは…魔理沙か。相手してあげるとするか。

 

 「遅いですね。私があれぐらいなら抜け出す事ぐらい想定している前提だと思いますよ?」

 「うるさい。時間がなかったんだ、仕方ないだろう。」

 「そうですか、さて、私を殺したい気持ちは山々でしょうが、しばらく待ちましょうか。あと一人…いや二人待たないとね。霊夢とこいしを。」

 「くそっ!こいしがお前のスケジュールを探ってたことも知ってたのか!」

 「知らないと思ってたんですか?考えが甘すぎますよ。私やルビウスと一緒に何年やってきたんだって話。」

 「確か…8年ぐらいか?って違う違う、そんなことはどうでもいい。今度こそ、今度こそ…」

 「お、来ましたね。さっさと始めましょう。史上最悪の殺戮パーティを。」

 「いきなり封印解いて何をするかと思えば人里に放火?どういうことよ!」

 「あ〜、言ってなかったか。あなた達って依頼なしじゃ動かない性格してるのに、それで動いたってことは恐らく依頼があった。私達を殺そうとするのは人里の奴らだけだから、そういう結論に至った。何か異論は?」

 「グッ、その通りよ。」

 「条件があります。私が勝ったら今まで通り接してください。記憶は私が操作します。負けたら…別に何してくれても構いませんよ。」

 「その条件を飲まなかったら?」

 「私が貴方達を遠くに飛ばすだけです。」

 「飲むわ。」

 「私も飲むぜ。」

 「私はやらない。ごめんなさい。でも、霊夢の命令じゃ…」

 「ふ〜ん。なら、ちょっと来て。」

 「うん。」

 

 ポケットナイフは…ないね。貴方のラストワードはナイフ使うからね。

 

 「じゃあ、記憶消すね。」

 「うん。」

 

 え〜と、あったあった。こことこことここをけして…と。これでよし。

 

 「はい、帰っていいよ。バイバイ!お姉さん。」

 「またね、こいし。」

 

 「お遊びは終わった?」

 「終わりましたよ。さて…覚悟は?」

 「今度も負けないわ。」

 「おう!」

 「なら…戻してもいいよね?」

 

 はい、久しぶりにバトンタッチします。ルビウス、よろしくね。

 

 (タイミング悪いな!)

 (きつくなったら言ってくれたら交代するから!)

 (はいはい…)

 

 どうやら、あいつの体、光ってたらしい。

 

 「久しぶりだな。相手は俺だ。全力でこい。お前らが二度と立ち上がれないぐらいにフルボッコにしてやるよ。」

 「言うわね。どうなっても知らないわよ?」

 「私達は、シリウスにも勝ったんだ。ルビウスに負けはしない!」

 「ほう…なら、もうやろうか。ルールなし。スタート。」



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第74話

 皮膚が破け、腹を貫き、足を割かれ、胴を切った。そんな争いをして5時間。互いが互いに自分の持てる力をすべて回復に回し、身体一つで戦った。俺も、レイマリも。そんな中で、ずっと一人で二人を相手にしてきた俺は、体力の限界が近づいていた。シリウスは、身体の中で作業をしてる。それが終わるまで耐えて、とは言われたけど、何をするのかな?とは考えてみるものの、そんなにじっくり考えようものなら、もう俺は死んでいる。頭の片隅に置いて、ひたすらやってきた。でも、もうかなり体のあちこちが痛い。回復させてやってるから仕方ないけど。戦闘しながらシリウスと会話。

 

 (もういいか?)

 (いいよ。軽く潰してくる。)

 (ずいぶん言うな。して、その方法は?)

 (ちょっとね、特別な術を使うよ。)

 (ふ〜ん。)

 (じゃあ、交代するね。)

 

 会話を終わらせた瞬間、自分の体が光る。またしばらく…いや、ちょっとだけ休憩かな。

 

 

 

 

 さてさて…もう一回復活です。行きましょうか。

 

 「我の目と足をくれてやる。魔法陣を作成し、そこからとある物を出現させよ。」

 

 と言うことで初呪術。私に代償はない。ハデスさんも大丈夫?

 

 (当たり前だ。それよりも、何やら戦っているようだな。気を引き締めろ。)

 (分かりました。)

 

 別に私は魔方陣の大きさは指定していない。まあ、特大のが出てきた。その後、私がとあるものとして先に定義づけておいたこと。巨大な手でレイマリを掴むこと。かなり難易度の高い要求をしたはずなのに、普通にこなすって…あれか?実は知能入ってるな?ということで掴んでもらって、あとは私の独壇場。やっていた作業は、いろいろなものの定義づけ。これからやっていく上で重要だからね。後は、ハデスとの話し合い。私がこき使うのもあれだからね。きちんと礼儀は正して接している。っていうだけ。かなり定義づけに時間がかかったからけっか5時間かかってるけど…。さて、話を戻すと、この掴んだレイマリはその手の付近にHP吸収魔法をひたすら時間をかけておいておけば私の勝ち。と言うわけでちょっとお風呂入ろうかな〜。

 

 「誰が抜け出せないと言った?」

 

 そう声がした。見るとレイマリ両方脱出してる。

 

 「そうですか、考えればそうですけど、私だけが強くなるわけじゃないですもんね。じゃあ続きと行きましょう。」

 

 やっぱりそう言い終わったと同時に霊夢が飛び蹴りを私の腹めがけてやってくる。流石に私も学習するからね。ちゃんと回避するよ。魔理沙はマスパ打ってきて、霊夢は物理戦。もう、ダメージは覚悟した方がいいかな…普通に私を殺しにかかってくる霊夢を止めてたら、魔理沙とか対処のしようがない。普通に首切られる可能性もある。一応、ある程度アーマーはつけて戦ってるから、首刺されて死ぬみたいなことはないだろうけど…私も殺しに行きたいけど、霊夢殺すと…おそらく追放喰らう若しくはこの幻想郷が崩壊するかな…。だから、本気で殺しに行けない。魔法でどうにかしようにも、魔力若干枯渇気味だし…。さて…例の必殺技撃たせる前に潰してあげようね。ということで、久しぶりのマシンガン乱射。ある程度避けられる場所を決めておいて、マシンガンに気を取られてる隙に安置まで一気に行って、蹴り上げ。軽く魔力を含ませた拳で殴る。そんなに滞空時間は長くないから、殴る間にもとの位置に戻る。戻って即掴んで蹴る。二人共再生がそこまで速いわけじゃないから、気絶程度で済ませるためにゴム弾銃を生成、しながらめちゃくちゃ本気で殴り合い。生成したら、ゴム弾を乱射。とりあえずこれで処理完了。



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第9章 第75話

 さて…とりあえず回復は済ませたし、気絶してる間に記憶も消しておいたから、これにて一件落着。気絶したら下に落ちるから途中で抱えるのが地味にキツかったけど。何なんだろう…すごくコレジャナイ感がある。殺意でも何でもない何かが浮かび上がってきて、私を行動させる。その想いに従うままに、私はどんどん空を飛んでいく。日が明けていくのも気にせず。そしてとある地点で、止まった。その下には小さな家があった。とりあえず好奇心旺盛な私はすぐに入る。

 

 「お邪魔しま〜す。」

 「邪魔するなら帰って頂くことはできませんでしょうか?」

 

 そう言って私の前に立っていたのは、私と顔、姿が全く同じ人。

 

 「…確認いいですか?」

 「はい。」

 「妖怪ですよね?」

 「はい。」

 「じゃあ〜…」

 「察しの通り、ドッペルゲンガーです。」

 「私がどうして急にここに来たいっていう衝動に駆られたかってわかる?」

 「う〜ん、流石に分かりませんね。」

 「う〜ん、この時点で謎が多すぎるかな。なぜ私がここに来ようと思ったのか。そもそもどうやって生活してるのか。あと、あなたの名前は?」

 「シーレイ・ランサー。特に意味はない。私が自分の好みでつけた名前。」

 「私は、シリウス・リスターツ。ここに住んでる理由は?」

 「人里の近くだと、またなんか嫌われたり退治の対象になる。」

 「…こうは考えなかったの?退治屋が来ても倒してしまえばいい、と。その様子だと昔は里の近くの何処かに住んでいて、諦めたみたいだけど。」

 「そうだ。でも、誰も私を受け入れてくれなかった。だからこんな所で寂しく生きている。もういっそのこと死んでやろうか!?」

 「死にたいなら勝手に死ねばいい。でも、私はいくら嫌われようと向こうにいる。自分で自分の居場所を作る。作れるか作れないかじゃなくて、作るんだよ。足掻きながら。初対面でこういうこと言うのもあれだけど、

まだまだ全力出してないでしょ?」

 「ぐっ…そりゃそうよ。でも、」

 「でもなんて聞きたくない。ここはあくまで幻想郷。すべてを受け入れる場所。あなたがもう一度向こうに戻ってもあっちは受け入れないといけない。受け入れない奴が異変を起こすなら、潰せばいい。妖怪なんだから、人間ぐらいいけるでしょ?」

 「博麗の巫女はどうすればいいのよ。」

 「わたし呼んでくれたら、瞬殺してあげる。それぐらいはたやすいわよ。ほら、戻りたいなら、一緒に戻りましょう?」

 「…決めた。私はもとは人里の近くで生まれた妖怪。こんなところでくよくよする理由はない。わたしがほんとにやらないといけないのは、人里に溶け込むことじゃないかな。だから、全力で溶け込めるように頑張る。そこに行き着くまでに失敗はあるだろうけど、嫌われることもあるだろうけど、成功するまで何があっても諦めない。」

 「じゃあ、戻るわよ。私達の家に。」

 「たち?」

 「あなた、家もないのにどうやって生活するつもりなのよ。」

 「あ…そういうことか。これからしばらく、お世話になります。」

 「そんなに改まらなくても別にいいのよ。相手は私だし。ほら、日が暮れる前に帰らないと、面倒くさいことになるわよ。」

 

 そんなこんなで、私の家に新たなメンバーが一人加わりました。さてさて…私もあいつら潰しておかないとね。



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第76話

 もと来た道を戻ってきている途中、私は気になっていたことを聞いた。

 

 「そういえば、あっちに移ったのはいつなの?私は少なくとも見たことがないな〜。」

 「今から…おおよそ40年ぐらい前かな?」

 「へぇ、じゃあ、今の人里のやつは覚えてないかもよ?」

 「まさか、流石にそんなにすぐに人は死なないでしょう?」

 「私が封印されて、それを解除した時に、人里全域に放火してるから、そんなに生きてないと思いますよ?」

 「やることひとつひとつがオーバーすぎじゃないですか?」

 「敬語禁止。おけ?」

 「う、うん。」

 「さて、そろそろ家につく頃かな?」

 

 そう言った矢先、目印の木が見えた。

 

 「じゃあ降りるよ。」

 

 そう言って、私はすぐに降りる。すぐ後ろに、ランサーちゃんもついてくる。

 

 「ここがあなたの家?」

 「ええ。私がやりたい事をするために二回も家を改造してるけどね。」

 「例えば?」

 「どの魔法がどのくらい威力が出るかを確かめるために作った地下の地下。」

 「それのためだけに部屋を普通作る?」

 「私は常に常識の外を生きますが?」

 「あ…そうですか。」

 

 そんな会話をしつつ、私の家に入らせる。

 

 「さて…したいことはある?」

 「…私を人里から追い出した…いや、人里どころかその近辺からも居場所を無くしてくれた、あいつらに復讐したい。」

 「わかった。でも、私がつい最近に放火してるから、もうちょっと待って?」

 「うん。その間何しようか…。」

 「私が作るだけ作って、一切使ってこなかった魔法見る?」

 「何それ、ちょっと気になる。私が最初に見ていいのなら、見させてもらっていい?」

 「いいよ、外でようか。」

 

 外に出て、お披露目。ほんとに何気に使わなかった、この魔法。これ使うとかなり荒れるけどね…魔理沙とかにこれ使うと、発狂しそう。

 

 「適当に弾幕出してもらっていい?」

 「こう?」

 

 大きめの玉が4つきた。じゃあ…

 

 「“出''があるなら、消や、吸もある、リーズルヘート・インファーノ。」

 

 唱えきった瞬間、すぐに弾幕が私が開いた右手に向かっていき、私の右手に吸収された。

 

 「こんな感じ。」

 「これ…どうして実践で使わないの?」

 「手加減。後、私だけこんなの使えたら、不公平すぎるでしょ?」

 「なるほど…ところで、まだ隠し事してない?」

 「ギクッ!してるけど何か?」

 「自分の家に招き入れるほどの友人なら、そんな隠し事はしないよね?」

 「ほんと、どこで隠し事がバレたのやら…私は性転換できるよ。」

 「へ?何でそんなことができるの?」

 「今の私はそもそも裏の人格。表の人格に与えられた能力は、追加と削除を操る程度の能力。私は、その能力で改造した表の身体を使わせてもらってる。」

 「なるほど…。あ、表の方は、また後でいいよ。変わるの面倒くさいだろうしね。」

 

 すごい…。図星なんだけど…たしかに私は入れ替わるのは非常にめんどくさいと思ってる。実はこいつさとりじゃないの?

 

 「さて…ランちゃんが言ってたことは明日しようか。今日は早めに寝るか、明日の作戦会議をしよう。」

 「ランちゃん?」

 「うん、あなたのあだ名。私のあだ名も好きに決めてくれていいよ。」

 「じゃ、じゃぁ…リスターツちゃん?」

 「いいよ、じゃあ、どっちにする?早く寝るか、明日の作戦会議をするか。」

 「決まってるでしょ?作戦会議に。」

 「わかった。なら、とっととご飯たべない?私はお腹減ってる。」

 「お、じゃあ先にそうしようか。ご飯作るの手伝うよ。」

 「ありがとう。じゃあ、そこにある野菜のうち半分ぐらい銀杏切りにしてもらっていい?」

 「すべての食材を半分ずつ?」

 「そうそう。私は別のもの作ってるよ。」

 

 こうして、シリウスとシーレイの二人暮しが始まりました。

 




なお、人里では、前回の異変を、仕掛けたものと仕掛けられて解決する立場が逆ということで、逆転異変、と名付けられているようです。


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第77話

 翌日の夕方

 「さあ、準備はいい?」

 「うん、言われたものは持ったよ。」

 「さて、起こしましょうか、大規模異変。そこには何もないのに、いつの間にか人が死んでいる。そこにあったのは一つの手紙。その手紙には、死んだ者の血で書かれたたった一つの文字。そして、見たものは全員、拉致か殺される。そんな恐怖を、与えに行こうか。復興開始して3日も立ってない人里に。」

 「ふふ、実際に言うと、かなり怖い異変ね。」

 「私がやる異変だからね。全部こんな感じ。じゃあ、15人以上やってから、帰ってきてね。妖術で私の魔術を真似るのは初めてだけど、頑張ってね。」

 

 そう、今からやりに行くのは暗殺。下手をすると誰にも気づかれずに人里が壊滅する異変。さて…、真相に近づけるものは誰もいない。目指すはそんな異変。そろそろ夜だし、行こうかな。

 

 30分後

 

 さて…とりあえず手頃な人間は…あの老婆にしようかな。年寄りの妖怪嫌いは、若者すら感化させてしまうからね。

 

 「今日も復興作業お疲れ様です。」

 「ん?誰だねあんたは?」

 「私は…ちょっと通りがかった暗殺者さ。」

 「ぇっ?何をって、ギャ〜!」

 「うるさい。叫ぶな。じゃあ、さよなら。」

 

 ザシュッ!

 

 とりあえず一人始末完了。かなりの数作った注射器のうち1本に、この老婆の血液を入れて、一文字を書く。もちろん、見つからないような場所で書く。書いたのは、カタカナの「シ」。この紙を死体の血液がかからない程度に近くに、置いておく。私は急いで上空へ。なにせ、この異変においては、見つかったら絶対にいけないから、とにかく急ぐ。ということで、見つからない場所まで一気に飛ぶ。

 

 「ん、バア、バア、大丈夫か?」

 「ん、どうしたどうした?あ、今この里でかなりの高齢のお婆が血を流して倒れてる。息は…ダメだ、もうしてない…あれ?なんだこの紙は。血で書かれているぞ。なに何?「シ」?何を言いたいんだ?犯人は。全く…死体を処理したら、里のやつに集会をかけないと…」

 

 あいつが持ってったね。じゃあ、死体処理をしてるタイミングで殺すか。

 

 その後

 

 「これで良し、と。本当に悲しい事件だ。」

 「本当。犯人は何がしたいのか…」

 「?お前、ついさっきまでここにいなかったよな?何のようだ。」

 「死んで?」

 

 ドォーン!

 

 さて、さっきと同じやり方で文字を書くとしましょうか。今回は…「復」にしましょうか。

 

 その頃反対側

 

 わ、もう二人目?早いな〜。私は今から二人目なのに。じゃあ、スナイパーを借りたし、使い方も習ったから、ちょっと使ってみましょうか。狙いは…あいつだな。いま紙を拾ったね。私はさっきの紙に「40」と書いてある。一文字じゃないけど、許してほしい。

 

 ダ〜ン!

 

 よしよし、二人目も処理完了。すぐに注射器で血を吸わないとね。次は…「縛」にしようかな。

 

 さてさて、早く3人目を処理していかないとね。リスターツちゃんに負けたくないもん。でも、これ使うのはやめようかな。外したときの代償があまりにも大きすぎると思うからね。次からは、ひたすら刀と近接をすることになりそうだけどね…さて、次の獲物は…と、あ、リスターツちゃんが、私の獲物を今殺しちゃった。流石に殺すのが早いね。分身の練習でもしてたのかな?分身してるように見えたけど…後で聞いてみようか。じゃあこっちも…ちょっと真ん中を歩いてる人がいるからね。すぐにコロしてあげようね。

 

 スタッ

 

 さてさて…ぐいっと後ろを向かせて心臓を一突き。気泡を注射器で入れて、変わりに血を吸う。で、今度書く文字は、「呪」。書いたら血で濡れないようにして、すぐに上に上昇。みんなが気づいていないうちに。じゃあ、また次を狙っていこうかな。

 

 

 



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第78話

 「さて…/よし…とりあえずこれで紙は使い切ったかな。」

 

 二人共がほぼ同時に言ったとき、異変開始から、大凡1時間が経過していた。人里の長老から若者まで、無差別に殺されていく異変。残されたのは、わずか数枚の紙。この紙に他の文字が書かれている、と報告したものもいるが、犯人の特定には、至らなかった。ある一人を除いては。その一人こそ、我らが博麗霊夢である。霊夢は、この異変の最中、人里から、人が続々と殺人されているという報告を受けた。それですぐに察した。あまりにもバレない犯人、そしてこれを遂行することのできる人物が、彼女には一人しか思い浮かばないらしい。

 

 「はぁ…なんでこんなに起きるかな〜。」

 

 一方その頃、魔法の森のシリウスの家では、報告会が行われていた。

 

 「お疲れ〜。」

 「お疲れ。」

 「なんて書いたの?」

 「リスターツちゃんこそ先に行ってよ。」

 「復讐の怨念 シリウス・リスターツって書いたわ。」

 「じゃあ私も。 40年の呪縛 シーレイ・ランサーって書いたわよ。」

 「もちろん?」

 「全部の紙を見たものは愚か、一部の紙に関しては誰にも見られていずに回収したものすらある。」

 「やっぱり?流石ね。ホントに40年ほど戦闘しなかったのか疑問に思うレベルに手際がいいわね。じゃあ、明日の夜に最後に1仕事しようね。」

 「いいよ、明日は何するの?」

 「こっそり墓地に行って殺したやつの首を取って、生きてるやつの家の布団の近くに置く。まあ、失神するやつはいるんじゃない?」

 「わかった。」

 「じゃあ、遅い晩御飯作りましょうか。」

 

 48分後

 

 「いただきます。」

 「いただきます。」

 

 そこからの会話は非常に弾むもの、のはずだった。例の人が来るまでは。

 

 バンッ!

 

 「うるさいよ、博麗霊夢。ランサーは、適当に隠れて。」

 「うるさいも何もないでしょう?!なんで里の人たちを殺したの?」

 「君の2代前が現役の頃の里のやつが、こいつを里から追い出した。彼女はドッペルゲンガー。見た人と姿が同じに見える。非難、罵声、雑言、いろんなことをされ、人里を追放され、40年間もの間、人里から遠く離れた所で過ごしていた。そこまで言えばなにかわかると思う。じゃあ、ナグラセテ?」

 

 まあ、完全な不意打ちをしたつもりだったけどかギリギリ回避が間に合ったっぽい。仕方ないか、瞬殺戦法使うか。コブラの動く複製を作って、

 

 「あ、コブラ。」

 「ギャーーー!」

 「堕ちろ。そして、そのままおやすみ。」

 

 やったことは催眠術。即席でやった。さて…おそらく幻想郷は私を敵とするだろうな〜。もっとも、それでも友達でいてくれる人が何人かいると信じてる。

 

 「もういいよ。」

 「はぁ、はぁ…ありがとう。」

 「今すぐ引っ越すよ、準備して。行き先は…封印結界を念の為作った霧の湖の奥の森の中でさらに奥の方。結界の通過キーはほんの数人だけに渡す。後来れるのは…八雲紫くらいかな?」

 「えぇ…早口過ぎてわからないよ。とりあえず引っ越すのね?」

 「そう、さあ、急がないとこいつ起きちゃうし、鍵を作って渡す時間がなくなっちゃうからね。」

 「わかったって、私は荷物ほとんどないよ?」

 「う〜ん、2秒待って?とりあえずこの家の構造から中のものまで全て一旦記憶するから。」

 「2秒でできるの?すごすぎない?」

 「ほら、行こう?鍵は投げていくから。」

 

 魔法の森の中にいる間は走った。フランとうp主の家に投げ入れたあとは、一目散に目的の場所まで移動した。ここで、新しい生活、博麗霊夢その他異変解決組と敵対して生きていく生活が、絶対に避けられることのないこの世界をきれいに割る戦いへの一歩が、踏み出されたのだった。



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第79話

 正と負。正義と悪。そんな真逆の立場に、私、いや、私達は成り代わった。八雲紫は自分から来なければ呼ばない。家は前の家を丸々コピーした。前の家は放っておいてるから、霊夢が起きても、どうにでもなると思う。場所なんてわかるわけないし、結界貼ってあるからね。それもみんなの専門外の作り方したからね。そんなにすぐにはこっちには来れないと思う。来たときの対策は…軽めの罠を5個くらいでいいかな。私達がそれにかかった意味がないからね。さて…本格的に幻想郷のほとんど全てを敵に回したね。信頼できるのは、ごく僅かな人、それと自分の腕のみ。もっとも、駄目な時は駄目駄目だけどね。さて…とっとと変装して襲われないようにしますか。ついでに声を少しだけイジってっと。

 

 「どこいくの?」

 「人里。いろいろやりたいことがある。変装しながら行くけど、能力上ランサーは無理でしょ?」

 「うん…」

 「じゃあ、私が行ってくる。なにか欲しいものある?」

 「肉が食べたいかな。」

 「人肉?普通の肉?」

 「普通のだよ。あ、もう夜になるけど、それでも行くの?」

 「むしろ、夜じゃないとできないからね。じゃあね。」

 

 40分後

 

 案外時間かかった…さて、肉買って、野菜買って…、賭博場、行きますか。

 

 「おや、またまた見かけない顔だね。ここの出じゃないね?」

 「ええ、外界から来て、今は博麗神社に泊まってて、なんかおかずが足りないから、お使いに。」

 「へぇ〜。それは大変だねぇ〜。早く帰れるといいね。」

 「いや、ホントは帰りたくないです。外界では、私、寺子屋のような場所で、いじめられてるのです。」

 「あらまぁ、なら、どうするのかい?ここに住むのかい?」

 「まだ決めてません。いつかは帰ると思いますが…」

 「そうかい…強くいきなさいよ。」

 「はい。」

 

 これに似たやり取りを八百屋でもして、いよいよ本命の賭博場へ。ちょうど今から始まるらしい。

 

 「賭博、いいかな?」

 「お嬢ちゃんは若すぎる、帰ったほうがいいぞ。」

 「なら、私と勝負をしてよ。先に蹴りを一発腹に入れた方の勝ち。これでどう?」

 「いいだろう。流石に小娘には、負けねえぞ?」

 

 ということで始まった。ケリを入れれば勝ち。つまり、どんなに殴られても負けじゃない。だから、全身全霊で蹴りを狙いに行く。でも、相手もそれは同じ感じ。だったら、一旦止めてガードしてカウンターで勝ちかな?相手は、互いに相打ちになると考えてたらしく、空中に蹴りを放ってる。あれ、これって勝利確定じゃね?ということで、うつ伏せに這いつくばってる男性の服と地面の間に足を入れて半回転させて伸びてきた足を回避して軽く踏む。あ、ケリだから、踵落としを軽くしておく。これで勝ち。

 

 「さて、通してね。」

 「ちっ、仕方ない、通ってよし。」

 その後、案内人が出てきて、こう言われた。

 「ここでは、なん種類かの賭博がある。サイコロ2つの出目の積を競うもの、それの勝敗にかけるもの、カードに何が書かれているか当てるもの。コイントス、回る円盤にボールを入れ、入った穴で勝敗を決めるもの。そして将棋とそれの勝敗。どれからする?」

 

 さて…最後から二つ目って普通のルーレットじゃんw私はサイコロでいいかな。

 

 「サイコロで。」

 「じゃあこっちだ。」

 

 そう言われてついていくと、賭博場の端に来た。

 

 「それじゃあ、楽しめよ。」

 待ってるうちに、順番が来たので始める。

 「初めてか?」

 厳つい男が聞いてくる。

 「ええ。」

 「なら、説明する。ここは、親の俺と3人を足した4人できそう。サイコロででための積が自分の得点。これが一番大きいものだけが勝ち。積の5分の1をかけた掛け金をもらえる。いいな?」

 「掛け金の上限は?」

 「なしだ。」

 「わかりました。始めましょう。」

 

 なんか周りの男が金を巻き上げる気まんまん。あと、サイコロの重心少しおかしい?まぁ、結果は私は強引に変えられるから、気にしない。適当に全部巻き上げたら今日は帰ろう。

 

 「掛け金は?」

 「1円!」

 「1円50銭!」

 「お前は?」

 「4円で」

 

 行った瞬間、私に全員の顔が向いた。あれ、掛け金高すぎた?まあいいや、勝てばよいのだから。あと、親は10000円ぐらいあるっぽい。

 

 「振れ」

上から順に、

 2.4

 5.3

親は4.3

 

みんなが見てるけど、あまり気にしずに回す。

 

 ちょっと1が出そうだから、不自然じゃない程度に回転数を増やして1を回避。

 

 結果は…

 

 5.5

 

 「やった。5倍だ。」

 「ちっ、ホイ、約束の20円だ。」

 

 すごく楽しい。あと、私が負けることなんてないし、イカサマサイコロ使ってるの分かってるから、ちょっと次の試合始まる前に指摘しようかな。

 

 持つ前から怪しかったけど、持って確信に変わったからね。掛け金どんどん増やして、親の金をかっさらってあげようね。 



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第80話

 「さて、二回目を始めるぞ。」

 「ちょっと待って。」

 「ん?何だ?抜けるのか?」

 「そのサイコロ、中に若干の重りを入れているでしょ?正直に白状したほうがいいと思うけど?」

 「は?何言ってるんだコイツ?そんなわけ無いだろ?」

 「じゃあ証明してあげるよ。まず、普通の重心がどこにも変わっていないサイコロを出す。その次にその2つのサイコロの角を机に当てて回せば…ね?こっちのほうが早く回り終わってる。重心がズレてる証拠だよ。」

 「ク、クソ!」

 「まあ、そんな事は気にしないで続けましょう。私は持ってきた100円全部。」

 「じゃあ俺も持ってきた90円全部。」

 「俺も150円!」

 

 「よし、今度こそかっさらってやる〜!」

 

 4.2

 

 「へっ、ダメダメだな〜。」

 

 3.5

 

 「お前たち、何勝手に抜かす。親の俺が金を失うわけに行かないんだ。」

 

 6.4

 

 「また最後?いいけど…ほいっ。」

 

 6.6

 

 「ええと、7.2倍かな?」

 「くそっ!こんなのインチキだ!」

 「インチキしてる人に言われたくないし、証拠を持ってきて。」

 

 そう言って私は席を立ち、将棋の所へ行こうか悩んだが、ルーレットのほうが効率よく稼げそうだから、やっぱりルーレットにする。

 

 「いいですか?」

 「ん?ここにするのかい?ルールはわかるかい?」

 「見たらわかるからいいよ。始めよう。」

 「じゃあ最初は赤か黒にいくらかける?」

 「黒、10円」

 「はいよ、じゃあ回すよ。」

 

 グルグルグルグル…

 

 カランっ!

 

 15の赤。ハズレ。

 

 「あ〜、外しちゃったね〜。次、奇数か偶数、もしくは3の商のあまりが1,2,0の中から選んでくれ。奇数の方は2倍、あまりの方は3倍だ。」

 

 「余り2、掛け金40」

 「ホイ、じゃあ回すよ。」

 

 ガラガラガラガラ…

 

 赤の35、当たり。

 

 「お、やるね〜。最後は今までのと、数字ピンポイント狙いもokだ!数字は36倍!」

 「23、持ち金の半分360」

 「お、狙うね〜、じゃあ運命のルーレット、スタート!」

 

 ガラガラガラガラ…

 

 「黒の23!大当たり〜!、はい、これが賞金の12960だよ。」

 うわ、適当に言って当たったよ…どうするんだよ…こんなに金いらないってのに…どうしよう…これ外の世界に持っていけないかな…高値で売りさばくなりなんなりしよう。とりあえず今日はもうかなり遅いし、帰るか。

 

 40分後

 

 「ただいま。」

 「結局遅かったね。何してたの?」

 「賭け事。いらないぐらいお金貰ったから、外の世界で換金して来ようかな…とは思ってる。」

 「ふ〜ん、もしかして外の世界行けるの?」

 「外の世界から私達は来たからね。」

 「達?」

 「私の他に、もう一つ人格がこの体に住んでいるのよ。」

 「全くどういう状況かわからないけど、とりあえず飲み込んでおくわ。」

 「ありがとう。さて…晩御飯、作りましょうか。私が調理に関してはするから、下ごしらえやってもらっていいかな、私も手伝うから。」

 「はいはい、じゃあ早めに作ろうね。」

 「もちろん。今日は、私が得意なのを作るわね。ええと、肉は切っておくから、そこにある野菜を茹でておいてもらえるかしら…」

 

 2時間後

 

 

 「ちょっと時間がかかっちゃったかな?まあいいや、食べましょう」 

 「ちょっとどころじゃない気がするけど…まあいいや、お腹空いたし、食べよう。」

 「「いただきます」」

 

 そんな光景は、誰にも知られることは無かった。そう、霊夢からの依頼で寝る時間を削ってまで調査をしていた十六夜咲夜でさえ。そして、シリウスは、外の世界に行って換金だけをするのだろうか。対霊夢用の兵器を持ってきてもおかしくない。そうランサーは心の中で思っていた。

 



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第81話

 夜…シーレイが寝静まった頃、こっそり起きたシリウスは、出発しようとしていた。使うのは、霊術、ではなく呪術。

 (今すぐこの結界を開け私が通ったら閉じ給え。)

 

 どうやら、流石に魔術でも博麗大結界は壊せないようである。そして、シリウスがいなくなったあと、ひとりでにゲートは閉じた。

 

 (さてさて、姿は完全にJKなはず。コレクターにこの余った金を売って、その後なにしようかな、新しいパソコンを買う?それとも自作で兵器を作るための材料を買う?はたまた貯金?悩むな〜。まあ、今はそんなことを考えている暇はないかな、なにせ、久しぶりだしね。外に出るのは。私も行こうかな。ゲーセン。おそらくかなりの大金が入ると思うから、パソコンもゲーセンも兵器作成もしようかな。シーレイを置いてきちゃったけど、まあ、察してくれるかな。私の心にも休暇を与えに行こうね。)

 

 そんなことを、シリウスは時空の狭間で考えていた。ここからは現代…つまり環境は違うと肝に銘じて移動した。

 

 ストン。

 

 久しぶりに帰ってきたかな〜。とりあえずは鑑定士のところ行かないとね。まずはスマホを作って、と。

 

 ここからは電車で10分か。じゃあ姿を消して飛んでいこうかな。電車賃なんか払えるはずがないからね。

 

 7分後

 

 やっぱり直接行ける分電車より速くなるね。さて…鑑定してもらおうか。

 

 ピンポーン。

 

 「はい?どちら様かね?」

 「鑑定士さんがここにいらっしゃると伺っております。見せたいものがあってきました。」

 

 

 10秒後

 

 ガチャ

 

 「遅くなってすまない。とりあえず中へ入ってくれ。」

 「失礼します。」

 「さて、その見て欲しいものとは?」

 「これです。かなり昔の200円札30枚。」

 「んんん?ちょっと待ってくれたまえ。すぐに鑑定してくる。」

 「わかりました。」

 

 30分後

 

 ドタドタドタドタ

 

 「これはすごい!本物じゃないか!どこでこんなにきれいなものを?」

 「祖母の家の蔵を漁ってたら見つかったので許可とって持ってきました。」

 「ぜひとも、私に買い取らせては貰えないか?」

 「別にいいですよ。おいくら出してくださいますか?」

 「うーむ、今の価値に直して6万円が30枚…プレミアもつくと考えると…250万円でどうだい?」

 「別にいいですよ。私はこういうもののコレクターじゃないので。」

 「では…このケースに入っている。どうぞ。」

 「ありがとうございます。失礼しました。」

 

 ガチャ

 

 なんか予想よりも高額だった…とりあえずパソコンを最新パーツのに買い替えて、ゲーセン行こうかな。

 

 4時間後

 

 あ〜、もう6時か。流石にこれだと怪しまれそうだし、服装変えようかな。

 

 1分後

 

 場所を見つけるのに時間がかかったよ…じゃあ、ゲーセン行きますか。スマホのデータにあるけど、ルビウスがやってた音楽ゲームをしようかな。

 

 20分後

 

 ふーん、なかなか楽しいね。でもちょっとあまりにも簡単すぎるかな。とりあえず最高難易度やってみる?なんかルビウスはダメダメっぽいから、私がスコアをあげようね。

 

 5分後 

 

 なんか終わったあとみんなどよめいてるんだけど…え、もしかして

 

 Tia○at e:minorってやつをほとんど理論値出すことって、そんなにすごいことなの?なんかマッチングしたいって人もたくさんいるし…私今日初めてだよ?そんな絶対にうまくないよ?一応やってあげるけどさ…

 

 「マッチングはいいけど、一回勝負ね。選んでくれていいよ。」

 

 なんか会場がワーワー盛り上がり始めた。

 

 怒遁?そんな曲があるのか。てか、相変わらずルビウスのスコア低すぎる…これも最高難易度だけど、やってみるか。

 

 プレイ中

 

 は?何これ。めっちゃ取りにくい配置してるやん。こんなのどうやって取れっていうの?みんな普通に取ってるし…とりあえずコンボは繋がったからいいかな?

 

 終了後

 

 あ、またフルコンボ。負けた人はすごい悔しがってる。とりあえず、一周したら、兵器作成のための材料を買おうかな。




某音ゲーの曲に似た題名の曲がありますが、名前は意図的に間違っています。


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第82話

 さてさて…とりあえず、勝負は一周回したことだし、材料を買いに行こうか。みんなそこそこ強くて、かなり疲れた…。

 

 そんなことはどうでも良くて、今回の材料は、鉄の細いパイプ2本、アルミの細い棒5本、可燃性の液体の油(スプレー入り)、マッチ3セット、小型の空気圧縮装置があればそれも。電気回路は自分で作れるから別に線とかはいい。この装置の欠点は、どうにかして発射したあとは浮かせないといけないことかな。空気圧縮装置とか言ってるけども、どうにかして油圧縮しないと、可燃性ガスが空気中に放り出されることになるからね。マッチで火をつけたら爆発するからね。そうなるともう手に負えなくなるからね。じゃあ、ちょっと買える限り買ってこようか…

 

 2時間後

 

 やっぱり空気圧縮装置はないっぽい。そりゃそんなもの、使いみちがないもんね。じゃあ、ちょっととあるものだけ買っておこうかな?これは普通に使用するからね。これがあると無いとじゃ大違い。組み立ては戻ってからするから、部品だけ買っておこうっと。

 

 1時間後

 

 よいしょ、二人分はやっぱり重いね。じゃあすぐに帰ろうかな。人前だけど、別にバレてもどうってことないから、とっとと時空をいじって帰ろう。行きは呪術だったから、帰りは、強制時空転送魔法、と行きたいけど、残念ながら開発が終わってない。魔族のときに使ったのとは、今回は入る難易度が段違いだから魔族の時に使ったのは使えない。いくら徹夜で魔法の開発してるときも多いとはいえ、カンタンジャナイ。というわけで、仕方ないから、時空を敢えていじらないで、帰ることに。光より速く飛ぶのは無理だから(幻想郷の時代設定(メタ)は明治時代初期)、自分の亜空間を作ってそこに移動して、そこからもう一回移動。自分の亜空間である程度セキュリティを解いておく。これでおそらく行けるはず。

 

 1時間後

 

 「遅いなぁ〜。もう今日の晩御飯私一人で食べちゃったし。お風呂も自分で沸かして自分で入ったし。もうあと寝るだけなんだけどね。」

 

 「ごめんね。遅くなって。」

 

 独り言を呟いていたシーレイ、そのタイミングで音もなく後ろに来れる存在は唯一つ。

 

 「シリウス。遅いよ。それも私をおいていった上で。」

 「ごめんね。説明手間で一人で行ってきてた。あなたの分のも一応あるから、完成したら上げるから許して。」

 「仕方ないな〜。寂しかったんだから、早く作ってね?」

 「ツンデレ?」

 「いや、違いますが?」

 「何だ、ツンデレかと思ったのに。」

 「残念。てか早く作業始めたほうが良くない?」

 「ありがとう、そうするわ。」

 

 ということで、作成開始。まずは油圧縮装置から。とりあえず外気口は、広めに。発射口も、不自然に見えないような形にして広めに。これはこの装置を作る上で非常に重要なので、絶対に変えない。そして、油を密閉した箱に入れたあとピストンで超高密度に圧縮して、固体にして発射する。もう片方は、銃の容量で、マガジンから発射口に行く際に火薬同士で擦れて燃えるようにした。これを右左好きな方に取り付ける。私は右に油、左にマッチ。左右どちらかに持てるボタンで発動配線は服の下に隠す。。使い方は、同時に油とマッチを発射するから、うまいことぶつける。マッチの方の装置に、魔法でマッチを浮かせる魔法を代読させている。録音できるから、妖術のやつも使えるようになってる。作成時間は45時間。丸2日寝てない…もちろんご飯とかは食べてるけど。とりあえず使い方を説明して渡した。今すぐにでも寝たい。でも、まだもう1つ作りたいものがある。それを作ってから寝よう。

 

 作成開始。使うのは、伊達メガネ。これを色々いじって、かなり遠くが見えるようにする。まずはレンズを作って入れ替える。その次に、4K60FPSの小型カメラを作る。人間の視界の画質がどれくらいかは知らないけど、できるだけ近づける。そして、まさかメガネのフレームまで機械まみれになるとは思わなかったけど、極力軽量化した眼鏡から伸びた線を、正しく視神経につなぐ。失敗すれば失明。レンズに映像を移す方法も考えたけど、どう考えてもスペースが足りないので、辞めた。コンタクトにするとカメラが目立つからやめた。視神経に繋げた配線は、麻酔を自分で撃てば5秒で外せる。ここも機械じかけ。その後の穴は、欠乏身体回復魔法で作り直す。逆にさすのは、さっきの魔法を作ったときの副産物で一部消失魔法ができるようになったのでそれを使う。

 

 さっきのも今のもエネルギーは特殊な電池。油は固形のだともう少し圧縮しないと実用性がないので、コンパクトにするために気体に。油は私はスカートのポケットに。かさばらないように両方のポケットに分けている。服の中が配線だらけになってるけど、それに関しては許してくれシーレイよ。相殺不可能な炎の弾幕を100個出せるようにした。かなり使い勝手はいい。練習しないと使いようがないんだけどね。メガネの方は、やっぱり人間の視界よりは画質は悪いみたいだけど、あまり気にならない。見ようと思えば人里から博麗神社まで見えるようにした。これで楽に偵察ができる。




 人里から神社まで、魔法の森まではそれぞれおおよそ50km、魔法の森と神社との距離は70km、いまシリウスが住んでいる所と人里との距離は大体60kmです。みんな早すぎる…


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