檀黎斗神のFGOプレイ日記 (ふむゆる)
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神、FGOを始める

え?なんでもう一個の方が第1話しかできてないのに新しいのを投稿すんだ、だって?
書きたくなったからね、しょうがないね
だから石を投げるのはやめてくださいお願いします


 

 

 

 

「さて……」

 

薄暗く、鉄の床に鉄の壁のその部屋に1人の男がいた

 

その男の名前は檀黎斗……いや、

檀黎斗神

この世界で起こったとある事件の元凶であり、原因である

 

「流石にバグスターウイルス関連も落ち着いてきた、暇だな」

 

ほとんどお前が原因だろと言いたくはなるが、この男はかつてバグスターウイルスと呼ばれる人に感染するコンピューターウイルスをばら撒いてそれを実の父親に責任を擦りつけた男

 

今は流石にそんなことはしない……いや、できないのだが

 

娯楽も何もないこんなところではいつかは暇になるのが人間……まぁ檀黎斗神はもう人間ではないのだが、それはまた別のお話

 

「さて……どうするか……」

 

檀黎斗神が溜息をつくと、ホロモニターのように映像が現れる

 

そこに写っている人物は檀黎斗神が知っている人物だった

 

「日向恭太郎……何の用だ」

 

日向恭太郎、日本政府の衛生省の中心人物であり、元は臨床の医師という経歴を持つ男である

 

『檀黎斗、今回はある物を支給する為の説明だ』

 

「檀黎斗神だァ!……ある物というのはなんだ?」

 

檀黎斗と言われ即訂正するが、説明を聞こうと質問をする

 

『これだ』

 

恭太郎がそういうと、檀黎斗神の前に薄い長方形の黒い板が現れる

 

「……スマートフォン?」

 

『そうだ、流石にその筐体の中では娯楽も何もないという事でな』

 

檀黎斗神が今いる場所、それは幻夢コーポレーションという檀黎斗神が以前社長だった会社が作ったリズムゲームの筐体、『ドレミファビート』の筐体の中だった

 

まぁ今回の支給の裏には『娯楽がないと何をしでかすかわからない』という事情があるのだが

 

『実際のスマートフォンは現実にあり、流石にインターネット関連は制限してあるがゲームのアプリケーションくらいなら大丈夫だろうという事で支給する事になった』

 

「ふむ……なるほど」

 

『要件はそれだけだ、初期設定は終わっていてアプリケーションを入れるときは申請を送ればいいようになっている、それでは』

 

そう恭太郎が言い終わるとホロモニターが消える

 

「……スマホのゲームというのはやったことがないが、まぁ楽しめるならなんでもいいか……」

 

檀黎斗神はスマートフォンを手に取り、電源を入れ、早速アプリケーションを探す事にした

 

 

 

 

〔しばらくして〕

 

 

 

「ふぅむ……ん?これは……」

 

檀黎斗神が見つけたのは、某会社が配信しているゲームであった

 

「Fate/Grand order……?」

 

金髪の少女がアイコンに映っているそのゲームは、通称FGOと呼ばれるゲームであった

 

「……まぁなんでもいい、とりあえず申請を送るか」

 

この判断が檀黎斗神をこのゲームの沼に引きずり込む事になるとは、この時檀黎斗神は思ってもいなかった……

 

 

 

 

〔「よし、まだ育成しなきゃいけないサーヴァントはいっぱいるし……」〕

 

 

 

 

「よし、インストールが終わったか」

 

申請が受理され、インストールが終わったため檀黎斗神は早速アプリケーションを起動する

 

「……インストールの後にもダウンロードがあるのか」

 

 

 

 

〔ダウンロード終了〕

 

 

 

「流石にもうないか……」

 

ダウンロードが終わり、タイトル画面になったので檀黎斗神は画面をタップする

 

「これは……雪山か?この施設をカルデアというのか……まずはチュートリアルからか」

 

会話を進め、檀黎斗神はチュートリアルを開始する

 

 

 

 

 

「コマンドカード制……なるほど、それぞれのカードに効果があるのか」

 

「相性……ポケ○ンのタイプのようなものか」

 

「宝具……いわゆる必殺技か」

 

 

 

 

〔チュートリアル完了〕

 

 

 

「よし、チュートリアルは終わったな……なんだこの生物は、犬?兎?」

 

チュートリアルを終わらせた檀黎斗神のスマホに現れたのは兎のような犬のような、白い体毛の動物だった

 

「選択肢が現れたな……どちらでも変わらなそうだが、こっちを選んでおこう」

 

適当に選択肢を押し、会話を進めていく

 

「マシュ・キリエライト……モブキャラでは無さそうだな」

 

メガネをかけた薄紫の髪の少女と出会ったり

 

「レフ・ライノールか、見た所好青年のようだが……」

 

帽子を被った青年と出会ったり

 

檀黎斗神がある程度会話を進めると、いよいよ名前と性別の決定にうつる

 

「ふむ……名前か、檀黎斗神でもいいのだが……」

 

しばらく悩んだ末、ゲンムと入力する

 

「しかし……これだと何かが違う……そうだ」

 

ゲンムの後ろに神と入力し、性別が男性なのを確認し進める

 

 

 

 

〔私こそが神だァ!「いや喧しいな神」〕

 

 

 

 

「……居眠りして所長に追い出されるとは」

 

またある程度会話を進めた檀黎斗神が次に出会ったのは……

 

「ロマニ・アーキマン……ただのサボりか」

 

そんなこんなで進めていると

 

「ん?警報……?」

 

ゲーム内で警報がなり、何かの異常事態が起こったことがわかる

 

「神の才能が必要になったかァ……」

 

 

 

 

〔「そういや最近永夢が何かに熱中しているな……」〕

 

 

 

 

「……先ほど見たのとは違って真っ赤だな」

 

檀黎斗神が見た灰色の丸い球体が赤く染まっており、やはり異常事態が起こっていることが察知できる

 

「それにマシュ・キリエライトがいるな」

 

先ほど見たメガネをかけた少女が血を流していたが、それはさて置き

 

「レイシフト……2004年というと結構昔だな、冬木という土地も聞いたことがない」

 

またしばらく会話を進めていると、画面が切り替わる

 

「特異点F……一番最初のステージのようだな、よし、攻略していこう」

 

 

 

こうして、檀黎斗神による人理修復の物語が始まった……

 

 

 

 

「あー、種火周回しなきゃ……」




因みに、ところどころで登場(?)した人は今後登場します

最後の人は……まぁ予想はついているでしょう


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神、チュートリアルガチャを引く

前回のあらすじ

1.神、スマホを貰う

2.神、FGOを入れる

3.神、特異点Fに突入する←New!!


 

 

 

 

「ふむ……赤いな、燃えているのか?」

 

前回特異点Fに突入した檀黎斗神

タップしろと書かれているアイコンを押し、クエストに行く

 

「まずはストーリーか……またか」

 

また真っ暗な画面に白い体毛の生物が現れた

檀黎斗神は多分こいつも重要なんだろうと思いつつ会話を進める

 

「……なるほど、レイシフトで過去にやってきてしまったと。それでこのマシュ・キリエライトはデミサーヴァントという存在なったのか……サーヴァントという存在がいまいちよくわからないが」

 

そんな事を思いながら檀黎斗神がストーリーを進めていると、戦闘が開始する

スケルトンという敵が2体現れ、味方のサーヴァントにはクラス、シールダーのマシュ・キリエライトがいる

 

「なるほど、序盤はこの少女と戦闘を進めていくのか……カードが二枚しかないが、まぁいいだろう」

 

マシュ・キリエライトが描かれたカード2枚と何も書かれていないカード1枚を選択し、戦闘を開始する

 

「同じサーヴァントのカードのみだと1体にしか攻撃しない……一体だと効率が悪いな、そのうちサーヴァントが後2人手に入ると思うが……」

 

マシュ・キリエライトの盾で殴って骨を倒す戦闘スタイルに檀黎斗神は少し驚くが無視し、そのまま後一体の骨を盾で殴り倒す

 

そしてクエストクリア、聖晶石が1つ手に入る

 

「ふむ……次か」

 

そのまま檀黎斗神は次のクエストに行った……

 

 

 

「……途中で私を追い出した所長が出てきたり、ロマニ・アーキマンが暫定的に指揮をとってあたりはしたが……とりあえずこのクエストもクリアした、サーヴァントを呼び出すようだな」

 

そして、神はこの世界(FGO)の闇の原因をやることになる

 

「……なるほど、サーヴァントを呼び出すのはガチャ形式なのか。10回引けるようだが……とりあえず引くか」

 

檀黎斗神は10連召喚のボタンをタップし、ガチャを引く

 

「……概念摘出?なぜ麻婆豆腐が……」

 

一番最初に引いたのは概念礼装の麻婆豆腐、Fateをよく知らない人間にとっては何故麻婆豆腐と思うだろうが……それは別のお話

 

「また概念摘出か……死霊魔術?枠が金色だな、それに星が4つ付いている……レアなのか?」

 

ある意味らしいといえばらしい概念礼装を引いたり

 

「線が三本だな……英霊召喚?サーヴァントの事か?……エウリュアレー……聞いたことがないな、枠は銀色で星が3つか」

 

メドゥーサの姉である神様を引き当てたり

 

そして最後に……

 

「銀色か……金色になったな、槍を持った人間……エリザベート・バートリー?血の伯爵夫人が登場するのか」

 

確定枠で星4のサーヴァントを引き当て、ガチャは終了した

 

そして檀黎斗神が終了を押すと当てたサーヴァントのセリフが流れる

 

「エウリュアレー……なるほど、女神か……女神を引き当てるとは、やはり神の才能に不可能はない!」

 

エウリュアレーはそんなにレア度は高くないのだが、今この場にそれについて突っ込む人間は誰もいなかった

 

「さて、ストーリーの続きを……」

 

『黎斗さん、何やってるんです?』

 

「檀黎斗神だァ!……永夢か、何の用だ?」

 

またクエストを進めようとした檀黎斗神だが、突如現れたホロモニターの声に妨げられる

 

ホロモニターに映る永夢と檀黎斗神が呼んだ白衣の青年はため息をつく

 

『いや、急に神の才能に不可能はない!って聞こえたので何かしてるんじゃないかなと……またなにか企んでたりしませんよね?』

 

「そうだな……スマホが支給されたのでな、それでゲームをプレイしていた」

 

『……本当ですか?』

 

「いつからそんなに疑り深くなったのか……なんなら画面を見せるが」

 

檀黎斗神が特異点Fのマップが映った画面を見せると、永夢と呼ばれた青年は画面を見て硬直する

 

『……FGO、なるほど』

 

「……どうかしたのか?」

 

檀黎斗神がそう問うと……

 

『……さっきの熱中具合からして沼にハマるかな?』

 

「待て、沼にハマるとはどういうことだ」

 

『こっちの話です。それ、自分もプレイしてるんですが……フレンド、なります?』

 

「なるほど、宝生永夢、君もプレイしてたか……フレンド機能もあると?」

 

『えぇ、よかったらなりませんか?』

 

宝生永夢と呼ばれた青年がそう言うと、檀黎斗神は笑みを浮かべる

 

「そう言われたら断れないな、どうやってなればいい?」

 

『ええっと、まずメニューを開いて……』

 

 

 

 

〔「2人とも、何してるんだろう……?」〕

 

 

 

 

檀黎斗神は驚愕した

 

「……金の枠で星が5つ……それが8人だと……!?」

 

『あぁ、チュートリアルガチャでは確か星4と星3しか出ませんでしたね……まぁ第1部のラスボスまでには星5が何体か引けてるでしょう』

 

その理由は星が5つのサーヴァントが8体、しかも全てのサーヴァントが高いレベルであったからだ

 

『まぁもうすぐ第2部始まりますし、別のも育てないとなんですが……』

 

「これでもまだ育て足りないと」

 

『まぁ公式が色々なサーヴァントを育てておけって言ってましたし……塩○は控えめに言って○んでほしいですが』

 

「君が○んでほしいと思うのか……相当だな」

 

『まぁ色々とありまして……FGOプレイヤーには○川を恨んでいる人は結構いるでしょう……』

 

「……」

 

 

 

 

 

 




うまく性格を表せているのか不安ですが……なんとかなる精神でやってます、次回はもうしばらく後です


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神、ゲームに解説される

前回のあらすじ

1.神、特異点Fの攻略を開始する

2.神、チュートリアルガチャを引く

3.宝生永夢がFGOをやっていた←New!!


 

 

 

 

「とりあえずフレンド登録はできたが……次はどうすればいい?」

 

『そうですね……暫くはストーリーを進めるのがいいかな、そうしないと参加できないイベントもありますから』

 

前回、永夢のサポート欄に驚愕した檀黎斗神だが永夢の助言を受けストーリーを進めることになった

 

『それじゃあちょっと僕はやることがあるので……』

 

「わかった、とりあえずストーリーは進めておこう」

 

『それじゃあ』

 

永夢がそういうとホロモニターは消え、また檀黎斗神は1人になる

 

「さて、進めるか……」

 

そう呟いた神は再びスマホの画面に向かう

 

 

 

 

〔「ゲンムと話してたみたいだが、何かあったのか?」「ちょっと黎斗さんが……」〕

 

 

 

 

「ふむ、ここでサーヴァントについての解説か」

 

檀黎斗神がアイコンをタップし、クエストを開始するとサーヴァントについての解説がなされる

 

「……ふむ、サーヴァントというのは大まかに言えば人類の歴史に残っているものである英霊を使い魔として召喚したものである、と……なるほど、ガチャの時に英霊召喚と出てたのはそういうことか」

 

「地球に発生した情報を人類の利益となる形に変換する……か、過去の遺産を現在の人々が使うのは当然の権利ということには同意できるな」

 

「サーヴァントを使役するのがマスター、要するに主人公か」

 

「7つのクラス……英霊をそのまま再現するにはリソース、メモリが足りないのか」

 

剣騎(セイバー)槍兵(ランサー)弓兵(アーチャー)騎兵(ライダー)魔術師(キャスター)狂戦士(バーサーカー)暗殺者(アサシン)……必ずこの7つのうちのいずれかに英霊は当てはめられると」

 

「英霊としての名前を隠すため……なるほど、ギリシャ神話のアキレウスの弱点は確かに有名だな」

 

「サーヴァントの切り札……恐らく宝具か、必殺技のようだからな」

 

そんなこんなで檀黎斗神が解説を読んでいると、戦闘が始まる

 

「このタイミングでか……まぁいい、神の才能にひれ伏せェ!」

 

FGOに才能も何もないと思うが、檀黎斗神と前回引いた星4サーヴァントであるエリザベートと初期メンバーのマシュ・キリエライトはスケルトン相手に戦闘を開始する……

 

 

 

 

〔「なるほど、こういうゲームか……」〕

 

 

 

 

「よし、勝利だ……次もやるか」

 

檀黎斗神はそのまま次のクエストに向かう

 

今度は主人公が所属するカルデアの説明が始まる

 

「また解説か……まぁいいだろう」

 

「カルデア……魔術だけでは見えず、科学だけでは計れない世界を観測し人類の決定的絶滅を防ぐための施設か」

 

檀黎斗神が解説を読んでいると、戦闘が始まる

そして相手はスケルトン

 

「……骨が多いな」

 

 

 

 

〔戦闘中……〕

 

 

 

 

戦闘で勝利し、ゲームは再び解説に入る

 

「……解説も多い気がするが…………」

 

「カルデアスで未来が観測できなくなり、この所長にはマスター適性がなくてスポンサーや協会から色々言われたと……なるほどな」

 

「アニムスフィア家……この所長の実家か」

 

「……まぁ、この所長も色々と苦労していたようだな」

 

檀黎斗神は解説を読み終わり、この世界(FGO)について知った

それと同時に、所長の苦労も知った

 

「まぁそんな事はどうでもいい、次のクエストを……」

 

苦労は知ったが、それを考慮するわけではないという事で次のクエストに行こうとした檀黎斗神だったが、ホロモニターが現れ声が聞こえることで手を止める

 

『神、何やってんだ?』

 

「九条貴利矢か……私は今忙しいのでな、用なら後にしてくれ」

 

白衣の上にアロハシャツを着た九条貴利矢と呼ばれたその男は呆れたように檀黎斗神を見る

 

『まぁ、特に用があるわけじゃないんだが……何してんだ?』

 

「これか?これはFate/Grand orderというゲームでな」

 

九条貴利矢に檀黎斗神がスマホの画面を見せると、九条貴利矢は驚いたような顔をする

 

『お前がスマホゲームとは、珍しいな……というかそこってスマホ使えるのか』

 

「こういうのをやる暇がなかったからな……まぁ暇つぶしだ」

 

『バグスターウイルスに関しては元を辿ればお前が原因だけどな……』

 

九条貴利矢は呆れたような顔をするが、この神がそんなことを気にするわけもなく

 

「そんな事はどうでもいい、永夢はこのゲームをしていたようだが……」

 

と、言い放つ始末

 

『あぁ、最近あいつがAP消費がどうこう言ってずっとスマホに向かってたのってそれ原因か』

 

「……そんなにガチにやるゲームなのか、これは」

 

『俺にはわからないが……それって面白いのか?』

 

「少なくとも暇つぶしにはなるな」

 

『ふーん……それじゃ、俺はもう行くぜ』

 

九条貴利矢がそういうとホロモニターが消える

 

「少し邪魔は入ったが、まぁいい。続きをするか」

 

檀黎斗神はそういうと、スマホに向かい、次のクエストを始める……

 

 

 

 




なんでこんなにこれ筆進んでるの……?

次回はお昼以降ですかね……


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