神之剣 (白月姫)
しおりを挟む

大和

なんかこんな感じのキャラがいればいいなと思って書かせてもらいました。


右の腰に長さ30センチ程の刀を差し、科学の街であるここ、学園都市のある少年の所を目指し歩いている。その隣にはとても可愛いらしいショートカットの女の子が歩いていた。

 

「大和。今から行く場所分かってます?」

 

「あー五和と行くならね…」

 

「私の事はどうでもいいんで今から上条さんの所に行きますよ!」

 

「このクソ鈍感隠れ巨乳。」

 

ボソッっと僕は言った。

 

「はい?何か言いました?」

 

「別に何も。そんな事より上条の所行くんだろ。早く行くぞ。」

 

「はい。」

 

そんなたわいもない会話をしていると上条の家についた。

 

ピンポーン♪

 

「はいはい、上条さんになんの用でしょうかn」

 

「よお。上条」バタン!

 

勢いよく扉を閉められた。

 

「は?…しかたねぇ。」

 

「かみじょお!」

 

俺は一つをおくとこう言った。

 

「扉を修復出来ないほど壊されるか話を聞くために今すぐ扉を開けて俺らを家に入れるかどっちがいい?入れてくれれば1週間分の禁書目録の食事代なら出してやr」

 

ドンッと扉を勢いよく開けた。

 

「いやーいらっしゃい大和くん!今日は一体何のようですか?」

 

「とりあえず上がらせてもらうぜ。ちなみに五和も居るからさ。」

 

「こ、こんにちは。上条さん。」

 

「おう。五和。とりあえず2人とも上がってくれ。禁書目録なら今居ないからゆっくり出来るから。」

 

「おう。とりあえずお茶寄越せよ。麦茶とか出しやがったらこの街壊すから。」

 

と俺は冗談交じりに言う。

 

「お前がそれ言ったら本当にできそうで怖いぞ。五和はどうする?」

 

「あ、私はお構いなく。」

 

「おっけ。とりあえずそこ座ってな。」

 

 

「ほら、大和は緑茶で、五和は麦茶でいいかな?」

 

「おう。」

 

「はい。ありがとうございます。」

 

俺と五和がお茶を1口飲み、一息ついた。

 

「んで今日俺らがここに来た理由話すけどいいよね?」

 

「どうせ話してくれなきゃ帰らないんだよな。」

 

「もち。」

 

「はあ…不幸だ…」

 

「こんな可愛い女の子が家にいるのになにが不幸なんだよ。とりあえず俺は建宮さんに状況報告してくるから。五和あとよろしく。」

 

「は、はい。(か、可愛いって言われた///)」

 

「んじゃな。」

 

俺は一言置くと部屋を出た。

 

 

〜五和side〜

 

「まあ簡単に状況を説明するとですね、神の右席の1人が上条さんを殺しに来ます。」

 

「え?」

 

「だ、大丈夫ですよ!必ず私達が守ります!」

 

「そ、それはいいんだがそれってまさか…」

 

「前回のヴェントやテッラより強いです。しかもそのテッラも彼に、後方のアックアに殺されました。」

 

「あ、あのテッラが!?」

 

「はい。しかも綺麗に四等分にされてですよ。」

 

「ひぇえ…」

 

「今回は建宮さん達も参戦しますので上条さんの身はしっかりと私達天草式で保証しますので!」

 

「よろしく頼むよ。」

 

「はいっ!」

 

〜大和side〜

 

「はい。とりあえず上条の家についたので報告にと連絡しました。」

 

「わかったのよな。そのまま上条宅に待機で行動する時は天草式の面々で上条の四方八方で監視するのよな。」

 

「了解しました。それでは失礼します。」

 

そうして俺は携帯電話を閉じた。

 

「はぁ。とりあえず部屋に戻るかな。疲れたし寝たい。」

 

そうして俺は上条の部屋に戻った。

 

────────────────────────────────────────

 

「とりあえず日用品揃えたいのですが…」

 

「え?」

 

上条が呆れたように呟く。

 

「もちろん俺達は護衛対象の家に泊まるぞ。とは言ってもあれだから俺と五和は土御門の家でも借りるから。」

 

「つ、土御門はどうなるのでせうか?」

 

「そりゃ俺が必要悪の教会脅して…」

 

「え?」

 

上条の目が点々になってる。

 

すると五和が

 

「だ、大丈夫です。必要悪の教会の方にもしっかり話を通してますから。」

 

「そ、そうか。」

 

「んじゃ俺と五和がいつでもこの部屋に入れるように転移術式貼ってくから。」

 

「お、おう。」

 

「とりあえず日用品買いに行くか。上条も来いよ。」

 

「え?」

 

「飯おごってやるから。」

 

「よし!行きます!連れてってください!」

 

現金な男だなと思う大和であった。




五和がヒロインだっていいじゃない!


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

襲撃

もうなんか面倒臭いから襲撃掛けちゃお♪


あれから3人で買い物をして家に帰ろうと夜の学園都市を歩いていた。すると、

 

「五和。」

 

「はい。人払いの気配があります。」

 

「建宮さん達に連絡してくれ。」

 

「お、おい。どうしたんだ。」

 

「来たぞ。」

 

俺は上条に言った。

 

「アックアが来た。」

 

カツンカツンと足が地面を蹴りあげて前に進んでくる音だけが聞こえてくる。周りに人が俺たちに居ないからだ。

 

「そこの後ろのが上条当麻であるか?」

 

「あ、ああ。」

 

「そうか。」

 

アックアのその一言で戦闘が始まった。

 

「その命、貰うのである。」

 

ゴッ!と俺が地面にクレーターが出来るほどの力を踏み、殴りかかる。

 

それはガードされて腕を掴まれて投げ飛ばされた。

 

「五和!」

 

「なんですか!」

 

「上条連れて逃げろ!ここは俺が引きつける!神崎も居るからそこにいれば少なくとも安全だ!」

 

「大和を置いては…」

 

「いいから行け!」

 

五和はなにかを決心し、上条の手を引っ張りその場を後にした。

 

〜大和side〜

 

「おらっ!」

 

この拳もアックアに交わされて、さらにカウンターを入れられた。

 

「ごばっ!」

 

俺はアックアに受けた一撃に耐えられずに倒れてしまった。

 

「うむ。貴様ではつまらぬな。弱すぎる。」

 

「はあ、はぁ。」

 

俺は方で息をしてしまう。

 

「済まないなアックア。」

 

「何故だ?貴様はここで私が…」

 

「上条の輸送は終わった。俺はばいばいだ。」

 

転移術式を発動してその場を後にした。

 

 

俺はアックアとの戦闘が終わって天草式の面々、神崎、上条の居る小さな公園に固まっていた。

 

「はあ、はあ。」

 

「だ、大丈夫ですか!?」

 

神崎が勢いよくこちらに来て言う。

 

「あ、あぁ。多分だ…」

 

「そ、そうですか。貴方にもしもの事があったらとなると…」

 

これはあのままつづけてたら神崎は大丈夫なのか?と思ってしまう大和だった。

 

すると五和がいきなり抱きついてきた。

 

「うわっ。」

 

「どうして、どうしてあんな無茶をしたのですか!たとえ神の力を振るうとしても相手はそれを全開で使えるのですよ!あなたのような武器を使って神の力を使うのではなく…」

 

すると五和は泣き始め

 

「でも、大和が…無事で良かったです。」

 

俺は五和の頭を抱きしめながら優しくなでた。

 

「ありがとな。」

 

「はい!」

 

────────────────────────────────────────

 

「皆さん。こちらを向いてください!」

 

神崎が話をするためにみんなからの注目を浴びる。

 

「これから皆さんにはある術式の準備をしてもらいます。要はそこの2人です。」

 

神崎は建宮さんと五和の方を指さした。

 

「その術式は、聖人崩しといいます。これは天草式でしか出来ない特別な術式です。」

 

「俺は何をすれば?」

 

大和が神崎に聞いた。

 

「貴方は私と2人でアックアの注意をこちらに引きます。」

 

「やっぱ使わなきゃいけないかな。」

 

「決戦は明日なので各自準備をするように!解散!」

 

そうして俺のアックアへのリベンジマッチが開催されることになった。




もうこの時点で神崎を女教皇にしてます。

大和が神崎の事を呼び捨てで呼ぶのには色々あるのですがそれは書く時になれば書きます。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

リベンジ

五和可愛い。


靴が地面を蹴る音だけが鳴り響く。ここは夜の学園都市。

 

「むっ。まだ懲りなかったか。1人で来たことを後悔させてやるのである。今回は本気でその命を頂戴するのである。」

 

「へっ。今回は本気でやらせて貰うぜ。」

 

俺が初めからその腰に差している剣を抜き戦闘が始まった。

 

 

────────────────────────────────────────

 

キンッっと火花が散る音が辺りに響く。

 

「初めから飛ばすぞ!アックア!」

 

「ふん!」

 

俺がアックアの懐に入り、切りつけるとアックアはそれを避けてカウンターをしてきた。

 

「はて。今吾輩の攻撃は当たったはずだが。」

 

アックアは驚いている。

 

「今のは俺の術式の一つだよ。」

 

そしてっと一つ言って

 

「神剣術式・須佐ノ男」

 

俺がそう言うと俺の背後から青い龍の様なものが現れた。

 

「呑め!須佐ノ男!」

 

俺が剣を軽く振り下ろすと出てきた龍がアックアを呑んだ。

 

「まだまだ行くぞ!」

 

「草薙剣 状態変化。」

 

すると薙刀の様な太刀になった。

 

「都牟刈太刀!」

 

すると龍に呑まれたアックアが出てきた。

 

「吾輩をその程度で倒そうとは。実に滑稽である。だが、今までで戦ってきた奴らの中では一番強い。」

 

「へっ、こちとらまだこの剣を上手くコントロール出来てねぇんでな。」

 

「ふむ。その剣には神の力が宿ってるらしいな。」

 

「この攻撃が俺の最後の攻撃だ。本気で…」

 

「うむ。」

 

「「勝負っ!」」

 

ごっ!と凄まじい音と共に2人が消えた。

 

 

 

 

 

この一撃で勝負は決まった。

 

 

 

 

 

 

俺は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勝った。

 

 

 

 

 

 

「はぁ、はぁ。」

 

俺はあまりにも疲れてその場で倒れてしまい、肩で息をしていた。

 

そこに五和らの天草式の人たちがやって来た。

 

「な、なにが起こったのですか…」

 

「は?アックアと一騎打ちやって俺が勝った。」

 

「ば、馬鹿な!神の右席の一角を倒すなんて…」

 

「俺の剣は神の力が宿ってるからどっこいどっこいだろ。」

 

「え?」

 

 

「「「えぇ!?」」」

 

その場にいる天草式の面々が驚いたように目を見開いている。あれ?言ってなかったかな?

 

「その剣の名を聞いても良いですか?」

 

神崎が震えるように聞いてくる。

 

「草薙剣って言うんだが」

 

「そ、その剣は今頃深海の底に眠ってるはずです!なぜ貴方が!」

 

「まあ…その話はまた今度ってことで…」

 

すると五和が俺の方に寄ってきた。

 

バチン!

 

おれの頬を叩いた。

 

「痛っ…」

 

五和は泣きながら、俺のことをしっかり見ながら

 

「貴方は何故いつもいつも無茶ばっかするんですか!どんだけ心配をかければ気が済むんですか!いつか…貴方が居なくなりそうで…怖いんです…」

 

俺は五和の頭に手を置いてこう言った。

 

「俺は居なくならないよ。絶対に。」

 

すると五和が笑顔で

 

「はい!約束ですよ!」

 

 

 

 

 

俺は五和と話が終わるとアックアの所に行った。

 

 

「よお。お前は俺の本気すらも効かなかったな。」

 

「いや、もう立てないのである。」

 

「アックア。本当の名を教えろ。」

 

「ウィリアムだ。」

 

「そうか。」

 

「お前の名はなんと言う。」

 

「俺の名は大和だ。」

 

「そうか。吾輩が唯一友と認めた男がお前だ。大和。」

 

「ああ。これから宜しくな。ウィリアム。」

 

俺は手を差し出した。

 

「うむ。こちらこそである。」

 

ウィリアムも握手をし、この戦いで友と呼べる存在ができた。




なんとか終わらせれた…(震え声)無理矢理感半端ない。

────────────────────────────────────
今回使った武器、術式の説明


神剣術式→神の力を術式で固定する。

透明術式→最初に攻撃を避けた術式。一部だけを透かして攻撃を避けることが出来る

須佐ノ男→今回は龍の様な形をして出たが、本当の形状は違う。

都牟刈太刀→神の力を宿した1m程の長さの太刀。両手で振るう。

草薙剣→長さ三十センチ程の短剣。神の力が宿っている。

主人公は自分で術式を作り、それを使う。


目次 感想へのリンク しおりを挟む


しおりを挟む

久しぶりの…

UA490程にお気に入り、しおり ありがとうございます!


ちなみに天草式は日本を滞在拠点としてます。

今回は少し大和くんの過去に触れてます。


アックアとの戦闘から1週間経った。

 

神崎から

 

「貴方は今回働きすぎなので2週間の休息を与えます。ゆっくりしてくださいね。」

 

とまあ休息を貰ったからどこに行こうかと悩んだ結果

 

「そうだ!必要悪の教会に遊びに行こう!」

 

となり必要悪の教会に遊びに行くことになった。

 

 

────────────────────────────────────────

 

やって来ました!イギリス!

 

さてさて、必要悪の教会にでも行くかな。

 

「どもー。」

 

軽く挨拶をしながら教会の中に入ってった。

 

「やあ、久しぶりだね大和。」

 

「おお!ステイル久しぶりだな。元気だったか?」

 

「ああ、ちなみに神崎は元気かい?」

 

「おう。元気よくやってるぞ。」

 

「それは良かった。今日はどうしたんだ?」

 

「いや、今回2週間の休み貰ったから必要悪の教会に遊びに来たんだが。」

 

「そういうことなら構わないよ。オルソラにも挨拶してやってくれ。食堂に居るから。」

 

「おう。了解した。」

 

俺はステイルに挨拶をしてからオルソラ達の所に行くことにした。

 

おっと、その前に

 

「ローラと所に挨拶行かなきゃな。」

 

ローラの所に行くことにした。

 

「よお、久しぶりだな。」

 

扉を開けながら静かに挨拶をした。

 

「お、大和か、久しぶりけるのよな。」

 

「おお、2週間ほど世話になるから。」

 

「分かったけりよ。部屋は適当に使っていいけるからな。」

 

「おけ。」

 

俺はローラへの挨拶を終えてオルソラの所へ向けて足を運ぶ。

 

────────────────────────────────────────

 

俺は今食堂に来ていた。

 

「よお、オルソラ。」

 

「あら、大和さん。お久しぶりですね。天草式の方にも慣れましたか?とは言っても10年になりますかね。」

 

「あ、ああ…」

 

やっぱこいつ苦手…嫌なところついてくる。

 

「そ、そう言えば最近新入りが入ったらしいけど。」

 

俺は話題を変えた。このことはもう聞かれたくないし。

 

「はいはい、シスターアニェーゼ達がここに入ったんですよ。」

 

「そいつらはやっぱ戦闘はしないのか?」

 

「いえいえ、アニェーゼ部隊というのがあるほどの実力者ですよ。」

 

ほう、それは一度手合わせを願いたい。

 

「そいつはいまどこにいるんだ?」

 

「今は他のシスターとお買い物に行ってますよ。」

 

「そ、そうか。それじゃあ帰って来たら俺の部屋まで連れてきてくれ。」

 

「分かったのでございます。今日は大和さんも一緒にご飯を食べますか?」

 

「ああ、頂くよ。」

 

「それでは今日は大和さんの好物を用意しましょうね。」

 

と言ってオルソラは厨房の方に入っていった。

 

 

 

 

……やっぱオルソラ苦手だ。

 

 




感想や評価もお待ちしております。

もっとこうしろ、このキャラ早く出せよ!等などもコメントで受け付けますのでどうぞ。

今回もありがとうございました。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。