進撃のライダー未完 (悪魔の実)
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第1章 幼少期編
0話 オリ主紹介


〜オリ主設定〜

前世

 

名前 武藤隆二

 

年齢 18歳

 

享年 18歳

 

学年 神岡高校3年生

 

性別 男性

 

容姿 10人中7人がイケメンという容姿

 

髪の毛 黒髪

 

性格 優しく仲間思い

 

趣味 アニメ鑑賞,運動,筋トレ

 

特技 料理

 

好きな物 仮面ライダー,友達,家族,柔道

 

嫌いな者 友達を泣かすやつ,人を裏切る奴(しっかりと反省しているなら大丈夫!)

 

クラスでの立ち位置 オタクだかチョイイケメンなのでクラスメイトからは引かれていない。

 

死因 進買いに出かけ信号無視で突っ込んできた車から少女を守り当たりどころが悪かったため搬送先の病院で死亡した。

 

補足

高校から柔道を習い始めみるみる柔道の実力をあげ柔道の大会で3連覇を成し遂げたのだった。柔道を習い始めてから喧嘩を売られると柔道の技をかけてしまうのが悩み。

 

〜転生後〜

 

名前 カール・キル

 

年齢 16歳

 

学年 104期訓練兵団所属

 

志望兵団 調査兵団

 

性別 男性

 

性格 やさしく、仲間思い、時々ドS

 

好きな物 104訓練兵団の仲間達、調査兵団の仲間達

 

嫌いな者 104訓練兵団or調査兵団の仲間達を侮辱する者、人を簡単に裏切る奴(しっかりと反省しているなら大丈夫)

 

容姿 10人中9人がイケメンと言う容姿

 

髪の毛 黒髪

 

104期訓練兵団での立ち位置 エレン達主要人物達と同室になりエレン達の悩みを素直に聞いてあげたり訓練でのアドバイスをしているため男子からも人気で女子からも人気である。

 

調査兵団での立ち位置 調査兵団ではリヴァイ班に所属しておりオルオにドS発言している。そして、壁外調査では多くの調査兵団の兵士達の命を救っているため歳上からも年下からも慕われている。

 

特典 仮面ライダークウガ〜仮面ライダーエグゼイドまでのベルト

 

能力 前世から引き継いだ原作の知識(時々忘れる事もある)

 

〜オリキャラ紹介〜

 

名前 女神(後にアリアと総司に名付けられる)

 

性別 女性

 

種族 女神

 

職業 女神で転生を担当している。

 

年齢 ここに載せたら作者が闇討ちされるので非公開です。

 

性格 やさしい

 

好きな物 人間

 

嫌いな者 悪事を働く者

 

容姿 女神すぎて美人

 

髪の毛 金髪

 

趣味 人間観察

 

特技 女神なのでだいたいのことは何でもできる。

 

オリ主を転生した理由 オリ主が自分の命を捨てて少女を守ったから。

 

この小説での立ち位置 たまぁーに、進撃の巨人の世界に降りてきてわオリ主にちょっかいを出している。

 

〜この小説を読む上での注意〜

・ ヒロインはこちらで決めさせてもらいます。

 

・ クウガとアギトのベルトは既に体の中にあります。

 

 

・ 文才が無いためこの小説は駄作になります。

 

・ オリ主は対人でも結構強いです。強さ的に表すとミカサより上リヴァイのよし下です。

 



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1話 転生完了

彼の名はカール・キル11歳の少年だ。キルは何処からどう見てもまた幼い子供なのだがキルにはある秘密がある。その秘密とはキルは神によってある世界に転生された転生者だったのだ。

 

キルが転生された“ある世界“とはキルが転生される前の世界で人気マンガだった“進撃の巨人“の世界だったのだ。

 

 

 

 

 

「おいおい・・・マジで転生しちまったよ・・・」

 

キルは現在進撃の巨人の主人公エレン・イェーガーが住んでいる町シガンシナ区に居るのだった。

 

「おい、異端者お前まだその世界には海があるって思ってんのか!!?」

 

「ん?この声確かアルミンを虐めてた悪ガキ達の声だな……取り敢えず行ってみるか……」

 

キルが転生した事に対して一人で驚いているとキルの近くにある路地裏から怒鳴り声が聞こえてきたのだった。キルは怒鳴り声の正体がエレンの親友アルミンを虐めていたいじめっ子達と気づいたキルは様子を見るために路地裏に入って行ったのだった。

 

〜路地裏〜

キルが路地裏に入ると路地裏ではアルミンがいじめっ子3人組に囲まれていたのだった。いじめっ子3人組のリーダー格がアルミンに殴りかかろうとした時……

 

「おい、お前らそこら辺にしとけよ」

 

「はァ?誰だお前?」

 

それに見かねたキルがリーダー格に声を掛けた。キルに声を掛けられたリーダー格は怒りを表しながらキルに怒鳴ったのだった。

 

「俺は、カール・キル12歳だ。というか俺の事よりそこの子をいじめるのを辞めろよ、カッコ悪いぞそんな事してると」

 

「つっ……うるさいんだよ!!」

 

キルは自分の名前を名乗ったあともう一度リーダー格にアルミンをいじめるのをやめろと言ったのだった。リーダー格はキルの発言に怒りを覚えたのかリーダー格は怒鳴りながらキルに殴りかかったのだった。

 

「はぁ〜〜〜、なるべく暴力は振るいたくなかったんだけどなっ!!!」

 

「グハッ!!」

 

キルはため息をつきながら自分の顔を殴ろうとしてしたリーダー格の手を掴み柔道の背負投の容量で地面に叩きつけたのだった。リーダー格は地面に背中を強打してしまい余りの痛みにもがいていたのだった。

 

「ヒッ……に……逃げろ!!」

 

「ば……化け物だ!!」

 

「お、おい、待ってくれよ!!」

 

「ちょ……化け物って……酷くない……」

 

リーダー格を倒されたいじめっ子2人はキルに恐怖を覚えたのか叫びながら路地裏から逃げて行ってしまったのだ。そしていじめっ子2人が逃げた後リーダー格もヨロヨロと立ち上がりいじめっ子2人を追うように路地裏から逃げて行ったのだった。いじめっ子の1人が言い放った“化け物“という言葉にキルは少ショックを受けていたのだった。

 

「さてと、おい君大丈夫か?」

 

「あ……うっ……うん……」

 

「おい!!お前アルミンから離れろ!!」

 

キルは数分後立ち直り唖然としているアルミンに手を伸ばしアルミンが手を掴もうとしたその時路地裏の入口から入ってきた進撃の巨人主人公エレン・イェーガーが叫びながらアルミンに手を伸ばしているキルにいじめっ子のリーダー格のように殴りかかったのだった。

 

「ちょ……俺違っての!!」

 

「グホッ……」

 

「あっ……やべ……やっちまった……」

 

キルは反射的に殴りかかってきたエレンを大外刈りで地面に倒してしまったのだった。

 

「お……おい、だいじょ……」

 

「エレン!!よくもアルミンとエレンを!!」

 

「ちょ……ちょっと待ってくれ!!これは不可抗力だ!!それとアルミンを虐めてたわけじゃない!!」

 

キルは地面に倒してしまったエレンを見て声をかけようとした時エレンの後から遅れてやって来た進撃の巨人ヒロイン?ミサカ・アッカーマンがエレン同様にキルに殴りかかってきたのだ。キルはミカサの拳を避けたあとエレンの事は不可抗力でアルミンの事は虐めていた訳じゃないとミカサに訴えたのだった。

 

「嘘をつくな……」

 

「嘘じゃねぇよ!!」

 

「ミ……ミカサその子が言っていることは嘘じゃないよ!!その子は僕を虐められていたのを見ていじめっ子達を追い払ってくれたんだ!!あとエレンはそんなことを知らずに殴りかかってきたからその子はしょうがなくエレンを倒したんだと思う……」

 

キルの訴えはミカサには通じずもう一度ミカサはキルを殴ろうとしたその時今まで黙っていたアルミンが口を開きキルの無実をミカサに言ったのだった。

 

「イテテテ……そうだったのか悪かったないきなり殴りかかっちゃって」

 

「私もスマナかった……」

 

アルミンの発言を聞いたエレンは立ち上がりいきなり殴りかかった事をキルに謝ったのだった。エレンが謝るの見たミカサも一言謝ったのだった。

 

「イイって、俺も君を倒したのは悪いと思ってるし、俺はカール・キル、キルって呼んでくれ」

 

「俺はエレン・イェーガー、エレンって呼んでくれ」

 

「私はミカサ・アッカーマン」

 

「僕はアルミン・アルレルト、さっきは助けてくれてありがとう」

 

キルは謝罪してきたエレンとミカサを許し自己紹介をした。それに対してエレンとミカサも自己紹介をし最後にアルミンがいじめっ子から助けてくれた事のお礼を言ったあと自己紹介をしたのだった。

 

「なぁ、キルお前も一緒に外のことの本を読まないか?」

 

「えっ?良いのか?」

 

「あぁ、いいぜ!!なぁアルミン,ミカサ!!」

 

「うん、いいと思うよ」

 

「……私も」

 

エレンは外の世界の事が書かれている本をキルも読まないかと誘いキルは自分も本を読んでもいいのか?と聞きそれに対してエレンはOKを出しアルミンとミカサもOKを出したのだった。



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2話 日常

キルは現在仲良くなったエレン達と共に近くの水辺に居たのだった。

 

「へぇ〜この本には色んな事が乗ってんだな」

 

「うん!この本はおじいちゃんがどこかで手に入れたって言ってたよ!!」

 

「しかも、この本にはこの壁の外の事も書いてあるんだぜ!!」

 

キルはアルミンが持ってきた本を見て一言関心の言葉を呟いた。エレンが言うにはアルミンの本にはこの壁の外の事が沢山書かれているのだ。

 

「それに見て見ろよ、このページ!!この世界のほんとんど塩で出来た海囲まれてるんだぜ!!凄いだろう!!」

 

「へぇ〜、海か……ちょっと見てみたいな……」

 

エレンはキルの手からアルミンの本を取るとページをペラペラとめくり“この世界は海に囲まれいる“と言うページをキルに見せ自慢げに海の事をキルに説明したのだった。キルはエレンの説明を聞き“海を見てみたい“と呟いた。

 

「でも、壁の外には出られないんだ……」

 

「えっ?何で出られないんだ?」

 

「それは……この町を囲んでいる壁は巨人が侵入しないために作られたから壁の高さは50mもあるんだ……この壁を超えるには兵士がつけている立体機動装置を使わないとダメなんだ……」

 

「マジかよ町を囲んでいる壁50mもあんのかよ……」

 

キルの呟きが聞こえたのかアルミンが外に出るのはほとんど不可能だと断言したのだった。何故外に出られないのかその理由は人類を壊滅の危機においやった巨人が侵入しないため壁の高を50mにしたからだ。キルは壁の高さが50mと聞き驚きの言葉を呟いた。

 

「でも、俺はいずれ調査兵団に入って壁の外にいる巨人を1匹に残らず駆逐すんだ!!その時はキルお前も一緒に海に行こうぜ!!」

 

「…………あぁ、そうだな」

 

エレンは急に立ち上がり自分が調査兵団に入ったら壁の外に居る巨人を1匹に残らず駆逐すると言い切ったのだった。エレンそう言い切ったあとキルの方向を見て笑顔で一緒に海を見に行こうと約束したのだった。

 

「エレン……調査兵団に入る気なの?」

 

「あぁ、そうだ!!だけどこの事は母さんには言うなよ!!」

 

今まで黙っていたミカサがエレンの“調査兵団に入って……“の部分を聞くとエレン同様立ち上がりエレンに調査兵団に入るのかと聞いた。エレンは入ると答え自分が調査兵団に入る事は自分の母親に言うなとミカサに念を押したのだった。

 

「…………エレンそのお願いは聞けない...今すぐカルラさんの所に行って報告する」

 

「はァ?待てよ!!ミカサ!!」

 

ミカサはエレンにそう言うとそのままエレン家に物凄いスピードで走って行ってしまったのだった。エレンはミカサが走り出してからミカサを止めようとミカサの後追いその場から居なくなってしまった。

 

「えーと、取り敢えず俺らは帰るか……」

 

「う……うんそうだね、じゃまた」

 

「あぁ、また会おうな」

 

残されたアルミンとキルはそう言い自分達の家に帰って行ったのだった。



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3話 救え

キルが進撃の巨人の世界から転生して1週間の月日が経ちキルはエレン,ミカサの親達と親しくなったのだった。そして今日キルは転生初日の日のように水辺で雑談をしていたのだった。

 

 

 

「で、ミカサ母さんにチクって俺めちゃくちゃ怒られてさ……」

 

「それは、エレンが悪いよ、ねぇキル」

 

「あぁ……これはエレンが悪いな……」

 

「なんだよ!!アルミン,キル!!お前らはミカサの味方かよ!!」

 

エレンは昨日ミカサにイタズラをしそれをミカサがエレンの母カルラにチクリエレンはこっぴどく怒られたのだった。そしてエレンが怒られた原因を聞いたアルミンとキルは同時にミカサの味方をしたのだった。因みに今この場所にミカサは居ない。

 

「まぁまぁ、エレン落ち着けって……今度まき拾いを手伝ってやるからさ」

 

「ほ……ホントか?」

 

「あぁ、ホントだ」

 

キルは拗ねてしまったエレンにそう言うとエレンはすぐさま機嫌を直したのだった。

 

「エレン、そろそろまき拾いを始めないよ日が暮れてしまう」

 

「おっ、そうだな、じゃキル早速まき拾いを手伝ってくれ!!」

 

「今かよ……まぁいいけど」

 

「ハハハッ、頑張ってねキル」

 

キル達が雑談をしているとまきを入れるカゴを背中に背負っているミカサがエレンをまき拾いに誘ったのだった。エレンは1度空を見やげたあと立ち上がりキルにまき拾いを手伝ってくれとお願いしキルはそれを承諾しその光景を見ていたアルミンは笑いをこぼしたのだった。

 

──ドガーン──

 

「な……なんだ今の音……!?」

 

「地震か……?」

 

「いや、近くで聞こえたみたいだ!!見に行ってみよう!!」

 

「エレン待って」

 

「ちょっと、エレン待ってよ!!」

 

「お……おい……クソ待ってよ!!」

 

キルはエレンとミカサと共にまき拾いを始めるために立ち上がったその時何が壊れる音と地響きがキル達を襲ったのだった。キルは音に驚きアルミンは音と地響きの正体を地震か?と疑っている中エレンは音が近くで聞こえたと言いそのまま音が聞こえた方向に走って行ってしまったのだった。エレンが走り出した瞬間ミカサがエレンを追いかけその後をアルミンが追いかけ遅れてキルが追いかけたのだった。

 

 

 

 

 

「おい、いきなりどうし…………ってなんだよアレ…………」

 

「そんな……!!あ…あの壁は……ご…50m…だぞ……」

 

キルがエレン達を追いかけエレン達に声をかけようとした時キルは驚愕した。何故ならシガンシナ区を囲んでいる壁から明らかに人間では無い何がこちらを覗いていたからだ。アルミン壁より大きい何を見て驚愕していた。

 

「…あ…………ヤツだ……巨人だ!!」

 

「…………!!おい、避けろ!!」

 

壁から顔を出している何かその正体は100年前人類を滅亡まで追いやった生物巨人だった。キルは50mに壁より大きい巨人に驚愕しているエレン達に向かって叫んだ。

 

──ドゴオォォォォォォォォォォォ──

 

キルが叫んだその時大型の巨人は壁の外で足を振り上げシガンシナ区を囲んでいる壁に蹴りを放ち壁に大きな巨大な穴を開けたのだった。大型の巨人が蹴り破った壁の瓦礫はものすごいスピードでシガンシナ区に降り注いだのだった。

 

「ひッ…!!」

 

「うわあああ!!」

 

シガンシナ区の住人達は壁に穴が空いたのを見ると悲鳴を上げながら壁から遠ざかって行ったのだった。そう早く逃げないと大型の巨人が開けた穴から外いる巨人が侵入し巨人に食われる可能性があるからだ。

 

「逃げるぞ三人とも!早くしないと次々と巨人がはいってくる!!」

 

「「「エレン!!」」」

 

アルミンはエレン,キル,ミカサに声をかけながら後ろを振り返るとエレンがすぐさま走り出していたのだ。

 

「壁の破片が飛んでった先に家が!!母さんが!!」

 

「!!」

 

「ミカサ!!」

 

エレンの言葉を聞いたミカサもエレン同様走り出したのだった。その理由は壁の破片が降り注いだ先にはエレンの家があるからだ。

 

「ど……どうしよ……キル……エレンとミカサが……」

 

「……仕方ねぇ……アルミンお前は先に逃げろエレンとミカサは俺が何とかするから」

 

アルミンは震えながらキルに言った。キルはため息をついたあとにアルミンにそう言いエレンとミカサ達の後を追ったのだった。

 

 

 

 

 

 

「…………まさか、これをこんな早く使う時が来るとはね……」

 

キルはエレンとミカサを追いかけたはずなのに何故か路地裏に居たのだった。キルの手には腰に巻くベルトとこの世界には無いはずの携帯を取り出したのだった。

 

キルはベルトを腰に巻き携帯:ファイズギアの

 

 



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第2章 訓練兵団編
4話 通過儀礼


シガンシナ区を襲ったあの事件から2年の月日が経った。

カルラさんはあれから何とか助かり開拓地でリハビリを行いながら生活をしている。

 

そして、俺,エレン,ミカサ,アルミンは・・・

 

「貴様は何者だ!?」

 

「シガンシナ区出身!アルミン・アルレルトです!!」

 

「そうか!バカみてぇな名前だな!!親がつけたのか!?」

 

「祖父がつけてくれました!」

 

「アルレルト!貴様は何しにここに来た!?」

 

「人類の勝利の役に立つためです!!」

 

「それは素晴らしいな!!貴様は巨人のエサにでもなってもらおう!」

 

「3列目後ろを向け!!」

 

そう訓練兵の通過儀礼を受けているのだ。

訓練兵の通過儀礼はどんどん進んで行きジャンは教官に頭づきをされ座り込みコニーは頭を鷲掴みにされ泡を吹いて気絶をした。

 

そして次は・・・

 

「オ・・・亻・・・貴様は何をやってる?」

 

「?」

 

「なっ!?貴様だ!貴様に言ってる!!貴様・・・何者なんだ!!」

 

「ウォール・ローゼ南区ダウパーむら出身地!!サシャ・ブラウスです!」

 

サシャの順番だった。

 

「サシャ・ブラウス貴様が右手に持っている物は何だ?」

 

と教官はサシャが右手に持っている芋を見ながらそう聞いた。

 

「蒸した芋です!調理場に丁度頃合の物があったので!つい!」

 

とサシャが教官にそう答えると教官は今度はこう言った。

 

「貴様・・・盗んだのか・・・なぜだ・・・なぜ今・・・芋を食べ出した?」

 

この、教官の質問にサシャはこう答えた。

 

「・・・冷めてしまっては元も子もないので・・・今、食べるべきだと判断しました」

 

サシャの答えを聞いた教官は・・・

 

「・・・!?イヤ・・・なぜ貴様は芋を食べた?」

 

戸惑いながらもまたサシャに質問をした。

 

「・・・?それは・・・何故、人は芋を食べるのか?という話でしょうか?」

 

とサシャは訓練兵全員のド肝を抜く答えを言った。

そして、その瞬間長い沈黙が流れた。

その、沈黙の中サシャは・・・

 

「あ!・・・チッ半分・・・どうぞ・・・」

 

舌打ちをした後右手に持っていた芋を半分に分け教官に渡すと教官は・・・

 

「は・・・半・・・分・・・?」

 

そう言いサシャの表情を見るとサシャは”これで満足か”という表情をしていた。

 

「サシャ・ブラウス貴様は死ぬまで走っておけ!」

 

と言いサシャを原作通りに走らせたのだった。

そして、サシャの通過儀礼が終わると教官は俺の方に寄ってきて俺の前で止まった。

 

「おい、貴様は何者だ!」

 

「シガンシナ区出身天道総司です!」

 

と俺はそう答えると教官は・・・

 

「何しにここに来た!」

 

そう俺に問いかけると俺は・・・

 

「俺の前で食われた友の家族のカタキを打つためです!」

 

そう答えると教官は俺の目を見てこう言った。

 

「そうか、お前ならその目的は叶いそうだな!」

 

と言い俺の前から去っていった。

こうして俺達の通過儀礼は無事終了した。



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5話 夜

「オイ・・・あの芋女まだ走らされてるぞ」

 

とコニーが外のグランドを見ながら未だに走らされてるサシャを見てそう言った。

 

「え?すごいな5時間ぶっ通しかしかし、死ぬ寸前まで走れと言われた時より今日はメシ抜きと言われた瞬間の方が悲壮な顔をしたよな」

 

とエレンがそう言った。

 

「あいつの頭の中は食い物しか無いんじゃねぇの?」

 

と俺は呆れながらそう言った。

 

「ハハハッ、そうかもね」

 

と俺の前にいるマルコが笑いながらそう言った。

 

「ダウパー村ってのは確か人里外れた山奥にある少人数の狩猟の村だ」

 

とコニーが俺達にわざわざ解説をしてくれた。

 

「まだ、そんな村があったなんてな・・・」

 

とマルコがコニーの解説を聞き少し驚いた後に・・・

 

「そういえばキミは出身を聞かれなかったけど・・・どこに住んでいたんだい?」

 

エレンにそう質問をした。

 

「こいつとあとそこにいる奴と同じシガンシナ区だそこから開拓地に移って・・・12歳になるまでそこにいた」

 

「俺は13歳までだけどな」

 

とエレンがマルコの質問に答え次いでに俺はそう言った。

 

「・・・そうだったかそれは・・・」

 

とマルコがそう言うとコニーが・・・

 

「じゃ、見たんだろ!超大型巨人!」

 

空気を読まずエレン達にそう聞くとエレンは・・・

 

「・・・あぁ」

 

少し間を開けてコニーの質問に答えた。

 

〜食堂〜

舞台は食堂に移りエレンの前には超大型巨人の話を聞く為に何十人もの訓練兵達が集まっていた。

 

「だから・・・見た事あるって」

 

とエレンは自分達の周りに集まっている訓練兵達にそう言うと訓練兵達は・・・

 

「本当か!?」

 

「どのくらい大きいんだ!?」

 

そう、エレンに聞くとエレンはこう答えた。

 

「壁から首を出すぐらいだ・・・」

 

とエレンが素直に答えると訓練兵達は・・・

 

「何!?俺は壁を跨いだと聞いたぞ!」

 

「私も!?」

 

「俺の村でもそう言ってた!」

 

次々とそう言うと今度は・・・

 

「どんな顔だったの?」

 

そんな質問をエレンするとエレンは・・・

 

「皮膚が殆ど無くて口がでかかったな」

 

素直に質問に答えた。

 

「ウォール・マリアを破った鎧の巨人は!?」

 

と又もや次の質問をした。

 

「それを見たそう呼ばれているけどオレの目には普通の巨人に見えたな」

 

とエレンはこれはまた素直に質問に答えると今度は・・・

 

「じゃ、じゃあ・・・普通の巨人は!?」

 

そんな質問をするとエレンは・・・

 

「ウッ・・・」

 

カラン

 

とスプーンを落としてしまった。

 

「はいはい、この辺でこの話は終わりにしようぜ!」

 

と俺はエレンと訓練兵達の間に割り込み手をパンパン鳴らしながらそう言った。

 

「それもそうだな・・・」

 

「す、すまん!色々と思い出させちまって・・・!」

 

と俺の言葉を聞いた後訓練兵達は次々とエレンに一言謝るとエレンは・・・

 

「違うぞ・・・巨人なんてな・・・実際、大したことねぇなオレ達が立体機動装置を使いこなせるようになればあんなの敵じゃない!」

 

堂々とそう言い切ると何故か俺を方向を向いてこう言った。

 

「総司もそう思うだろ!」

 

と何故か俺にそう聞いてくると俺はそれに対してこう答えた。

 

「あぁ、エレンの言う通り巨人何って弱点が分かれば誰って倒せるんだよそれに巨人も人間同様不死身なわけじゃないしな」

 

「総司が言った通り巨人何って大したことないんだよ!そして、オレ達が調査兵団に入ればこの世から巨人共を駆逐してやる!」

 

と何故か俺まで巻き込んでエレンは堂々とマルコ達にそう言った。

 

「今お前、調査兵団に入って言ったのか?」

 

と横からそんな声が聞こえてくるとエレンと俺は声がした方を向くとそこにいたのは・・・

 

(うわぁ、憲兵団に行きたいとか言って教官に頭づきを食らって地面でもがいていたジャンじゃねぇか)

 

ジャンだった。

 

「!、あぁ・・・そうだが・・・お前は確か・・・憲兵団に入って楽したいんだっけ?」

 

エレンがそうジャンに聞くとジャンは・・・

 

「あぁ、オレは正直者なんでね・・・心底怯えながらも勇敢気取ってやつらよりよっぽどさわやかだと思うがな」

 

そうカッコつけながらそう俺達に言うと・・・

 

「そ、そりゃオレのことか!」

 

「えっ、何”ヤツら”って俺も入ってんの!」

 

エレンと俺はそれぞれそう言うとジャンは・・・

 

「あーすまない!正直なのはオレの悪いクセだ気ぃ悪くさせるつもりは無いんだ」

 

そう言うと手を出しこう言った。

 

「じゃ、これで手打ちにしよう」

 

と言いエレンは・・・

 

「はいよ」

 

と言いジャンの手にポンと右手を起きその間食堂を出ていってしまった。

 

そして、残された俺は食堂の外に出て・・・

 

「パァァァァーン!」

 

「ぎゃああああああ!」

 

馬鹿な事をしているサシャとクリスタを見て・・・

 

「何をやってんだアイツらは・・・?」

 

呆れながらそう呟いた。

そして、それから部屋に戻りルームメイトのエレン,アルミン,ベルトルト,ライナー,フランツ達と話し就寝をし俺達の訓練兵の1日目を終えた。



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6話 適性審査

今俺達はある審査を行っている。

その、審査とは・・・

 

「まずは貴様らの適性を見る!!両側の腰にロープを繋いでぶら下がるだけだ!!全身のベルトで体のバランスを取れ!!これができない奴は囮にも使えん!!速やかに開拓地に移ってもらう!!」

 

そう、立体機動の適性審査だ。

 

「・・・簡単」ピタッ

 

「やっぱり、俺って天才だな!!」グラグラピタッ

 

「夕飯まだですか〜お腹すいたです〜」グラピタッ

 

「お前さっき朝食食ったばっかりだろ!」グラピタッ

 

「思ったより簡単だな!!」グラピタッ

 

「よし、出来た!」グラピタッ

 

「・・・」グラピタッ

 

「おっと、危ない危ない」グラグラピタッ

 

「うっし!出来た!」グラピタッ

 

「な、なんとか出来た」グラグラグラピタッ

 

「なんとか出来た!」グラグラグラピタッ

 

ミカサを始めコニー,サシャ,ユミル,ライナー,ベルトルト,アニー,マルコ,ジャン,アルミン,クリスタは原作通り適性審査をクリアをした。

 

そして・・・

 

「次、総司!」

 

「ハッ!」

 

俺の番がやってきた。

 

「よっと、まぁこのぐらいだろ」グラピタッ

 

「うむ、合格だ!」

 

「ハッ!」

 

俺無事適性審査を合格したがエレンは・・・

 

「何をやっているエレン・イェーガー!!上体を起こせ!!」

 

原作通り出来ていなかった。

 

〜夜〜

「コツだって?悪ぃけど俺・・・天才だから”感じろ”としか言えん」

 

「オレは逆に教えてほしいあんな無様な姿晒しておいて正気を保っていられる秘訣とかをよぉ・・・」

 

「お・・・お前ら人が頭下げて頼んでいるのに・・・」

 

エレンは夜同室のコニーとジャンにコツを聞いたのが2人の答えはエレンを小馬鹿にしているものだった。

その答えにエレンがキレそうになっていると・・・

 

「まぁまぁ、コニーとジャンの他にも上手いって言われてたのはあっちにいる2人だよ。あの2人ならきっと教えてくれるよ!」

 

横に居たマルコがそうフォローをしたり

 

「あぁ、確かにマルコ言う通りだ・・・エレンコツを聞きたいのならこんな協調性の無い奴らより仲間思いの奴から聞いた方がいいぞ」

 

と俺がそうエレンに言うとエレンは・・・

 

「それも、そうか!じゃ、聞きに行こうぜアルミン,総司!」

 

そう言い俺とアルミンを無理矢理連れて2段ベットの2段目にいる2人にコツを聞きに行った。

そして、俺は連れていかれる途中コニーとジャンにこう言った。

 

「あと、お前ら協調性を学ばないといざ巨人と戦うことになった時真っ先に死ぬぞ・・・」

 

俺はそう2人に言いエレンとアルミンと共にマルコが進めてくれた2人にコツを聞きに行った。

 

 

 

「う〜〜ん・・・姿勢制御のコツか・・・」

 

「頼む・・・2人もすごく美味いって聞いぞ!ベルトルト・・・ライナー・・・」

 

とエレンはマルコが進めてくれた2人ベルトルトとライナーにコツを聞くと・・・

 

「すまんが・・・ぶら下がるのにコツがいるとは思えん期待するような助言はできそうにないな・・・」

 

「悪いけど・・・僕もないかな・・・」

 

2人の答えは同じだった。

2人の答えを聞いたエレンは・・・

 

「そうか・・・」

 

少し落ち込んでいた。

 

「はァ〜、取り敢えず明日頑張ってみようぜ」

 

と俺はエレンを慰めた。

そしてそれから俺達はベルトルトとライナーと雑談をし中を深めた。

 

〜朝〜

「エレン・イェーガー覚悟はいいか?立体機動装置を操ることは兵士の最低条件だできなければ開拓地に戻ってもらう・・・いいな?」

 

「はい!!」

 

これから、エレンの最初で最後のチャンスがやってきた。

 

「始めろ」

 

キース教官の一言でエレンはどんどん持ち上げられ一定の高さで止められカチャカチャ音を立てながらも何とか姿勢を保ち成功だと思ったが・・・

 

「ああ!!」

 

エレンはまたひっくり返ってしまった。

それを見たキース教官はエレンに近づきこう言った。

 

「エレン・イェーガーお前開拓地に戻ってもらう」

 

この一言でエレンは・・・

 

「そ、そんな・・・」

 

絶望的な顔色になったが・・・

 

「ちょっと待ってくださいよキース教官その装置壊れていますよ」

 

俺がそうキース教官に指摘しキース教官はエレンの立体機動装置を手に持ち何かを確かめると・・・

 

「総司お前の装備を貸してみろ」

 

俺の装置を借りエレンに付けさせてもう一度やらせてみると・・・

 

「で、出来た!」

 

案の定エレンは姿勢を保つことが出来た。

そして、エレンの適性審査が終わりキース教官の指示の元訓練所に向かおうとすると・・・

 

「総司お前は残れ」

 

キース教官にそう言われアルミンとエレンとミカサに先に行っているよりに言いキース教官の言う通りその場に残った。

 

そして、訓練兵達が全員居なくなると

 

「総司、貴様は何故イェーガー訓練兵の立体機動装置が壊れていることに気づいた?」

 

そう質問をされた。

 

「いや、何か音が聞こえてきたのでもしかしたと思い教官殿に報告した次第です!」

 

いくら何でも原作の知識があったからですとは答えられず俺はそう答えた。

 

そして、キース教官はそうかと一言言ってる俺を訓練に戻した。



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7話 Angel

俺は現在エレンとアルミンとライナーとベルトルトと食堂に来ていた。

 

「おい、エレンどうする席が無いぞ」

 

だが、俺を合わせて5人が座れる席がなかったのだ。

 

「うーん、空いてる席はあそこに1人とあそこに2人とあそこに2人見たいだね」

 

とアルミンがそう俺達に言うと・・・

 

「仕方ない今日は各自で食べようぜ」

 

ライナーがそう言い俺達はそれぞれアルミンが見つけてくれた席に行こうとすると・・・

 

「おーい、そこの5人ここ空いてるよー!」

 

俺達を呼ぶ声がし俺達は声がする方を向くと・・・

 

「こっちだよ!こっち!」

 

金髪の女の子が手をブンブン振りながら俺たちを呼んでいた。

 

「なぁ、アルミンどうする行くか?」

 

とエレンがアルミンに聞くとアルミンは・・・

 

「うーん、あそこなら5人全員が固まって座れるし折角呼んでもらってるんだし今回はお言葉に甘えようか」

 

そう言うとエレンは・・・

 

「それもそうか!」

 

そう言いアルミンと共に俺たちを呼んだ金髪の女の子の元に向かって行った。そして、その後を遅れて俺とライナーとベルトルトが追いかけて行った。

 

 

 

俺達は金髪の女の子が呼んだ所につき各自空いている席に座った。

 

席順

エレン|ベルトルト|ライナー|アルミン|総司|

--------------------------------------------------------

空席 |空席 |ユミル |クリスタ|ミカサ

 

そして、俺は席を座り前を確認すると・・・

 

「おっ、ミカサお前そこに居たのか・・・」

 

いつも俺達と行動を共にしているミカサの姿があったのだ。

 

「何私が居るとダメなの・・・?」

 

とミカサは何故か俺に不満げにそう言うと俺は・・・

 

「いや、別に不満じゃないよ。それと隣にいる2人誰だ?」

 

ミカサにそう言い先程俺達をここに呼んだ金髪の女の子と黒髪でソバカスが特徴の女の子に視線を移しミカサにそう聞いた。

 

「私の隣に居るのは同室のクリスタ・レンズで更に隣に居るのがユミル」

 

とミカサはそう俺達に言うと俺は・・・

 

「なるほど、クリスタさんユミルさんよろしくな」

 

そう言うと2人は・・・

 

「はい、よろしくお願いします!」ニコ

 

「・・・よろしく」

 

そう言ってくれた。

そして、それから俺達は8人で仲良く晩メシを食べていった。

何故か知らないけどクリスタと仲良く話していると毎回ミカサが俺の足を踏んで睨んでくるのが俺の1番の謎になっている。

 

〜報告〜

次の話は立体機動の話にしたいと思います。

多分ですけどそこで調査兵団の精兵達が当時します。



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8話 立体機動と精鋭

俺達は今訓練所の森林の前で集まっている。

何故オレ達が森林の前で集まっているかと言うとその理由は・・・

 

「貴様らにはこれから立体機動訓練を行ってもらう!」

 

そう、立体機動訓練を行うからである。

 

「なお、この立体機動訓練では毎年必ず死者が出る!くれぐれも真面目に取り組んで欲しい!」

 

とキース教官はオレ達にそう伝えると・・・

 

「マジかよ・・・」

 

「そんなに危険な訓練なの・・・」

 

一部を除いた訓練兵達が怯えだしてしまった。

キース教官は怯えている訓練兵達のことをスールしてこう言った。

 

「では、お手本を見せてくれる者達を紹介する!」

 

キース教官のその一言でキース教官の後ろに居た3人の女性が前に出て来た。

 

「この者達は調査兵団の精鋭達だ!」

 

そのキース教官の一言で・・・

 

「おい!総司,アルミン見ろよ!現役の調査兵団の人達だぞ!しかも精鋭の!」

 

エレンはテンションが上がり俺とアルミンの背なかをバシンバシンと叩いた。

 

「エレン痛いよ。」

 

「おい、エレン静かにしろ!それと叩くのを辞めろ!」

 

と俺とアルミンがエレンに注意するとエレンは・・・

 

「わ、悪ぃ」

 

素直に俺とアルミンに謝った。

 

「おい!アルレルト,イェーガー,総司お前達は罰としてこれからお手本を見せてくれるこの者達の速さについて行け!」

 

とキース教官はオレ達にそう指示をするとオレ達は・・・

 

『エーレーン!』

 

そうエレンを睨んだ。

 

「まず、この者達に自己紹介をしてもらう!」

 

オレ達がそんな事をしているとキース教官がそう言い・・・

 

「じゃ、最初は私からね私はペトラ・ラルリヴァイ班の一員よ今日は宜しくね!」

 

とペトラさんはそうニコッと微笑みながらそう自己紹介をした。

 

「次は私ね私は二ファハンジ班の一員よ今日は1日よろしく」

 

と二ファさんが次に自己紹介をした。

 

「最後は私だな。私はナナバミケ班の一員だ今日はよろしく頼む」

 

と最後にナナバさんが自己紹介をした。

 

「自己紹介が終わり次第3人は始めてくれ!それと、イェーガー,総司

,アルレルトもだ!」

 

とオレ達はそう指名されペトラさん達と立体機動の訓練を始めた。

 

〜訓練中〜

「ったく、エレンお前ふざけんなよ。俺達まで巻き添え食っちまったじゃねぇかよ!」

 

と俺はそうエレンに嫌味を言っていると・・・

 

「まぁまぁ、仲良くやろうよ!」

 

ペトラさんにそう言われその間立体機動の訓練に集中をした。

 

〜お知らせ〜

訓練兵編は次で最後にしたいと思います。

ミカサのデートは特別編として今執筆です。



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9話 終わり

オレ達が訓練兵になってから3年の月日が経った。

「本日、諸君らは「訓練兵」を卒業する・・・」

 

そう、オレ達は今日訓練兵を卒業するのだ。

 

「その中で最も訓練成績が良かった上位10名を発表する呼ばれた者は前へ」

 

教官はそう言うと手に持っていた一枚の紙を見て・・・

 

「首席ミカサ・アッカーマン」

 

「2番ライナー・ブラウン」

 

「3番ベルトルト・フーバー」

 

「4番アニ・レオンハート」

 

「5番エレン・イェーガー」

 

「6番ジャン・キルシュタイン」

 

「7番マルコ・ボット」

 

「8番コニー・スプリンガー」

 

「9番サシャ・ブラウス」

 

「10番クリスタ・レンズ」

 

「以上10名・・・」

 

1人1人名前を読み上げていった。

 

「本日を以て訓練兵を卒業する諸君らに3つの選択肢がある」

 

「壁の強化に務め各街を守る「駐屯兵団」犠牲を覚悟して碧外の巨人領域に挑む「調査兵団」王の元で民を統制し秩序を守る「憲兵団」無論新兵から憲兵団に入団できるのは成績上位10名だけだ後日配属兵科を問う

本日は、これにて第104期「訓練兵団」解散式を終える・・・以上!」

 

上位10名を読み上げ終わった教官はオレ達に3つの選択肢を教えてくれオレ達の解散式はここで終わった。

 

〜食堂〜

オレ達は現在食堂で打ち上げみたいなものを行っているのだ。

 

「エレン,ミカサお前ら凄いな上位10名に入るなんってよ」

 

と俺は手に持っているジュースを飲みながら2人にそう言った。

 

「・・・総司も惜しかった・・・」

 

とミカサが無表情でオレにそう言うと俺は・・・

 

「何が惜しかったんだ?」

 

そう聞いた。

 

「総司は確か11位のはず」

 

ミカサは俺の質問にそう答えた。

 

「まぁ〜、そうだけどさお前らは5位と1位じゃん」

 

と俺は笑いながらそうミカサに言った。

因みにオレはわざと11位になったんだ。

その理由は簡単だ原作を壊したくないからだ。

 

「うん?そう言えばアルミンエレンはどうした?」

 

オレはミカサと話し終わりエレンが居ないこと気づき隣に座っているアルミンに聞くとアルミンは・・・

 

「エレンはあそこだよ」

 

そう指を指した。

オレはアルミンが指を指した方向を向きその光景を見ると・・・

 

「えっ・・・って何やってんだよアイツら馬鹿か?」

 

オレはそう呆れながらそう言った。

オレが見た光景はエレンとジャンが殴り合いをしている所だった。

 

「はぁ〜、取り敢えずアイツら止めてくるよ」

 

オレはそう言い喧嘩をしているジャンとエレンの所まで行き

物理的に2人を黙らせ踏まれない場所に寝かせてオレは打ち上げを楽しんだ。



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第3章 トロスト区防衛戦
10話 2度目の出現


今オレは何処にいるかと言うと・・・

 

「しっかし、最前線の街だっていうのに人が増えたよな・・・」

 

ウォール・ローゼの街中に居た。

 

「もう5年も何も無いんだもん数年前の雰囲気のままとはいかないでしょ」

 

とエレンの呟きにハンナがそう言い・・・

 

「この5年間で壁もずいぶん強固になったしね!もう大型巨人来ないんじゃないかな」

 

フランツがハンナの言葉に付け足すとそれを聞いたエレンが・・・

 

「何、腑抜けたこと言ってんだ!!バカ夫婦!!そんなことじゃ・・・」

 

そう怒鳴っていると・・・

 

「そ、そんな・・・夫婦なんて・・・」

 

「お似合い夫婦だなんて・・・」

 

『気が早いよエレン!』

 

エレンが言った”バカ夫婦”という単語を聞き照れていた。

 

「なぁ、総司こいつら殴ってもいいか?」

 

とエレンがそう拳を握ながらオレに聞くとオレは・・・

 

「はいはい、殴るのはダメだよ」

 

そう言いエレンを押さえつけていた。

 

〜何日か後〜

オレ達がウォール・ローゼの街中に言ってから数日経った今日オレは・・・

 

「はァ〜,砲台の整備ってめんどくさいよな・・」

 

34班の皆と原作通り砲台の整備を行っていた。

 

「総司、口より手を動かして!」

 

と隣に居るミーナにそう怒られオレは・・・

 

「あいよ、ちゃんとやると」

 

そう言い砲台の整備を始めた。

そして、黙々と砲台の整備を始めた。

 

〜数分後〜

「はァ・・・・・・!?調査兵団にするって?コニー・・・お前8番だろ!?前は憲兵団に入るって・・・」

 

とエレンが原作通りコニーとそんな会話していた。

 

「憲兵団がいいに決まってんだろ・・・けどよ・・・」

 

とコニーがそう言っていると

 

「お前の昨日の演説が効いたんだよ」

 

横からトーマスがそう横からそう言った。

 

「イ・・・イヤ!!オレは・・・アレだ・・・そう!ジャンだオレはアイツと同じ兵団に入りたくねぇだけだれ」

 

と照れながらそうエレン達にいうと・・・

 

「調査兵団に入る説明になってないぞ・・・」

 

トーマスにそうツッコミを入れられてしまった。

 

「うっ・・・うるせぇ!!自分で決めてたんだよ!」

 

とまたもや照れながらそうコニーが言うと

 

「そう照れるなよやるべき事は分かっていても踏ん切りがつかない事もあるさ」

 

「それにお前だけじゃ・・・」

 

とトーマスが何か言いかけた時

 

「あのぅ、みなさん・・・」

 

「上官の食料庫からお肉盗ってきました」

 

サシャが割り込んで来た。

そして、サシャが持っている肉を見ると・・・

 

「サシャ・・・お前独房にぶち込まれたいのか・・・?」

 

「お前・・・ほんとうにバカなんだな」

 

「バカって怖ぇ・・・」

 

エレン,トーマス,コニーがそれぞれサシャに言うとサシャは・・・

 

「後で・・・みなさんで分けましょうスライスしてパンに挟んで・・・むふふ・・・」

 

そんな言葉を気にせずヨダレを垂らしながらそう言った。

 

「サシャ、お肉はね土地が減ってからすごく貴重な食材になったんだよ!」

 

とミーナがそうサシャに言うとサシャは・・・

 

「大丈夫ですよ土地を奪還すればまた・・・牛も羊も増えますから」

 

と砲台の部品が入っている箱を開けながらそうオレ達に言うと

 

「なるほど、ウォール・マリアを奪還する前祝いで食うってことか・・・じゃ、俺は食うよその肉をな・・・で、どうするんだお前ら?食わないならオレとサシャが食うぜ」

 

とオレがそう言うと・・・

 

「お、俺は食うぜ!」

 

「オレもその肉食う!!」

 

「わ・・・私も食べるから!取っといてよ・・・!!」

 

トーマス,サムエル,ミーナがそれぞれそう言った。

 

「ってことだ、エレンさっさと作業を終わらせて肉を食おうぜ」

 

オレはそう言い皆と砲台の整備を再び始めた。

 

 

 

 

 

そうしてオレ達がそんな宣言してから数秒後

オレ達の前に再びあの悪夢を作った現況

”超大型巨人”が現れた。

 

超大型巨人はオレ達が居る壁の上に蒸気を飛ばすとオレ達は壁から落ちてしまった。

 

「みんな、立体機動に移れ!」

 

とエレンのその指示でオレ達は立体機動を使って何とか壁に掴まった。

 

しかし・・・

 

「サムエル!」

 

サムエルだけは小石が頭にあたって気を失ってしまい立体機動を起動出来ず落下してしまった。

 

「ったく、エレンサムエルはオレが助ける!お前あの超大型巨人をやれ!」

 

オレはそう言い急いで立体機動を使いサムエルを助けに向かった。

そして、エレンはオレの言葉を聞き超大型巨人に向かっていった。

たが、丁度オレがサムエルを助けたと同時に超大型巨人は5年前と同じように壁に穴を開け煙のように消えてしまった。



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