修羅の艦隊これくしょん ~鬼神が護り、共に生き続ける者達~ (黒い阿修羅)
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第零話 主人公設定

はじめまして♪陸奥修羅守辰巳と申します♪pixivで書いていたのをこちらでも書くことにしました♪これから宜しくお願いします♪まだ慣れてないところもあるので、何卒宜しくお願いします・・・


登場人物

 

※ネタバレ超注意

 

陸奥修羅守鬼一(むつ しゅらのかみ きいち)

 

 

年齢:正確には数えてないが46億歳は確実

 

容姿:「修羅の刻の陸奥鬼一を一回り身体を大きくしたバージョン」

 

身長:2m20cm

 

体重:300kg

 

好きなもの:愛する艦娘、愛する深海棲艦達

 

地球が生まれたときから生きている為、とても長生きしている、その為、歴史にはかなり詳しいつもり、そして、長く生きてる為、時に説教臭くなってしまうこともある…そして何よりも人斬り稼業ををしていた時期がとても長かったので、人を殺すことに何の躊躇いもない…『人斬り鬼神』と呼ばれ、大昔から現代まで長く長く影、闇、裏から恐れられていた…その立ち振舞い、風貌、顔付き、雰囲気からして他の誰のとも一味も二味も違う雰囲気を醸し出しており、普通の人間は好んで近付こうとはしない…深海棲艦に止めを刺される直前で艦娘達との出逢いで、艦娘達に一目惚れする、そして、腐りに腐りきった海軍本部を壊滅させ、彼岸で倒れていた深海棲艦も助けて、深海棲艦にも惚れる、結構惚れやすい男、艦娘達と深海棲艦sも鬼一の事を愛しており、皆で共有する事も素敵な事だと言って、納得している…鬼一は地球が産まれた時から存在しているので、環境適応能力がかずば抜けて高い、そして、不老不死、光速回復能力も備わっているため、基本絶対に死なない…様々な能力にも目覚めており、今ではチートクラスにまで鍛え続けた…今現在、艦娘達と深海棲艦sを地上、海上でも鍛練をしており、鬼一も、愛する者達と共に過ごせる幸せを噛み締めながら毎日を楽しく、幸せに過ごしている…♪

 

 

 

 

艦娘

 

深海棲艦に対抗できる唯一の存在、ある鎮守府に所属していたが、その鎮守府が所謂ブラック鎮守府呼ばれ、艦娘に暴力、罵倒、食事を与えず資材だけで食べさせる、挙げ句の果てには艦娘を性奴隷している始末であった…そのブラック鎮守府に所属していた彼女達だが、今は鬼一がいるだけで幸せと感じており、今は幸せな毎日を送っている…何時か、鬼一と深海棲艦の皆と一緒に結婚出来ないか画策している模様…♪

 

 

 

 

深海棲艦

 

突如海に出没し、海の制海権を奪い、今は世界中に戦争を仕掛けて暗躍している、鬼一が海辺でかなり酷い状態で拾った深海棲艦も当時艦娘達と同じ扱いを受けていたらしく,最初は殺気を丸出しで警戒していたが、段々鬼一を好きになり、いつの間にか惚れる、そして、今では深海棲艦も鬼一の事を愛しており、艦娘達とも仲良くやっているらしい…艦娘達同様、毎日が幸せと感じており、幸せな毎日を送っている…何時か、鬼一と艦娘達と一緒に結婚出来ないか画策している模様…♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第壱話に続く




如何だったでしょうか?何か間違っていたら感想で言っていただけると幸いです、また何か感想があれば、宜しくお願い致します・・・


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第壱話 人斬り鬼神と艦娘達、深海棲艦の邂逅

皆さん、大変長らくお待たせしました… スランプ気味で投稿もままなりませんでした… 誠に申し訳ありません… 記念すべき第一話です、まだまだ小説は初心者ですので暖かい目で見てくだされば幸いです… それではどうぞ


第壱話

 

 

 

 

 

 

時は、西暦2076年、世界に深海棲艦が海に出没し人類は制海権を失う、そして、その深海棲艦に唯一対抗できる存在、艦娘が出現し、艦娘が唯一の戦力となっていた…しかし、それとは違い裏では一人の…否、一匹の鬼が、裏の外道共を屠っていた…あるヤクザの本拠地では…

 

 

チンピラ「クソックソッ!!どうしてだ!!どうして当たらない!?」

 

 

無闇矢鱈に振り回しながら銃を撃っている…そんなものに当たるほど、俺は甘くない…ちゃんと狙いをつけて撃てよ…

 

 

鬼一「当たるわけなかろうが…死ね…」

 

 

一振りの刀を振りかぶり、一刀のもとに敵を袈裟斬りして両断する

 

 

チンピラ「ぐぇっ!!!」

 

 

鬼一「ふんっ…さあ、次はどいつだ?」

 

 

刀に着いた血を払って納刀して次の相手の催促をする、するとこのヤクザの本拠地の親玉が姿を表す

 

 

組長「貴様か…最近ここいらでうちのシマを荒らしてくれてるのは…こんな事をして生きて帰れると思うなよ?」

 

 

鬼一「この死体の量を見てまだ力の差が分かってないようだな…やれやれ…まあいい、どの道皆殺しにするのは変わらねえからな…」

 

 

組長「調子に乗りやがって…おいてめえらっ!!いつまでボサッとしてやがる!!殺せっ!!奴を八つ裂きにしろっ!!!!」

 

 

鬼一「はあ…身のほど知らずが…良いだろう…掛かってこい…ただしその頃にはお前らは逆に八つ裂きになってるだろうけどなっ!!」

 

 

組員一同「ほざけぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!!!」

 

 

他の奴等もその掛け声に士気を高めて一人は刀で、一人は銃で、色んな武器を装備した状態で一斉に鬼一に向かって攻撃を仕掛ける…だが…

 

 

鬼一「てめえらに明日を生きる資格はないっ!!!!全員あの世で後悔しながら死ねっ!!!!オラオラオラっ!!!」

 

 

一斉に攻撃を仕掛けられているにも関わらず次々にその弾幕を華麗に避けながら敵を攻撃していき組長の最後の兵隊に攻撃を加えそして……

 

 

鬼一「北斗百方斬!!!!

 

 

組員一同「あべしっ!!!!ひでぶっ!!!!」

 

 

組員一同に経絡秘孔を突いて全ての兵隊を爆散させた

 

 

組長「ばっバカな…全員やられただとっ!?」

 

 

鬼一「後はてめえだけだ……辞世の句でも読むかい?」

 

 

組長「クソがっ!!!!死ねぇい!!!!」

 

 

組長が拳銃を引き抜き鬼一に向かって発砲、しかしその弾丸はかする事もなく通過していき組長の懐深くまで一気に距離を詰める

 

 

組長「バッバカな…あの距離を一瞬で詰めやがったのか…」

 

 

鬼一「もう終わりだ…死ねっ…」

 

 

手刀で組長の首をはねて組は完全崩壊し任務を達成

 

 

鬼一「ふう…やれやれ…任務も完了した…依頼主に連絡しとくか…」

 

 

後に依頼主に任務完了の報告をして報酬も受け取り、アジトで一日を終えた……

 

 

 

 

~三日後~

 

 

ある埠頭にて海を見ながらボ~ッとしている

 

 

鬼一「ふう…やっぱり海は良いな…こうして眺めてるだけでも何とも言えない感じがいい……ん?なんだありゃ?」

 

 

そこには、ある激闘が行われていた……

 

 

 

艦娘side

 

 

 

そこはある海域、そこでは私達が護る海があります…ですけど…それも敵に奪われるのも時間の問題…どうにかしてこの状況を変えなければっ……でないと…また皆がっ……

 

 

暫く砲撃戦が続き、一瞬…その一瞬で遂に保っていた均衡が崩れる…戦艦の山城が敵からの砲撃に直撃してしまい大ダメージを受けて大破した…

 

 

山城「きゃあっ!! いっ痛いっ…やっぱり不幸だわ……」

 

 

夕立「山城っ!!!このぉっ!!!!」

 

 

白露型駆逐艦の夕立が山城を撃った敵に砲身を向けて撃とうとするが……

 

 

カチッ…カチカチッ……

 

 

夕立「……えっ…そっそんな…こんな時にっ!!!うわぁああっ!!!」

 

 

その無情なる音がしてとうとう艦娘側の弾薬が底を尽き始めた…そして、夕立も砲撃が出来ないのを見透かされ砲撃を喰らい大破…

 

 

時雨「山城っ!!!大丈夫?…あうっ!!!!」

 

 

白露型駆逐艦の時雨が山城の援護をしようとした隙を狙われ、敵の砲撃をまともに喰らってしまい大破してしまった…

 

 

大井「うっ…くぅ…北上さんっ!!!!このままじゃあ…」

 

 

北上「大井っち…くっ…確かにこのままじゃあ……扶桑さんっ!!!こりゃあ撤退しないとヤバイかもよっ!!!」

 

 

扶桑「くっ…分かりましたっ……通信、提督へっ!!提督っどうか撤退の指示をっ!!このままでは全員沈んでしまいますっ!!どうか撤退の指示をっ!!」

 

 

扶桑が自分の所属する鎮守府の提督に撤退の指示を乞う、しかし…

 

 

黒提督「撤退は許可しない」

 

 

扶桑「……えっ…そっそんなっ!!!」

 

 

黒提督「これは命令だ…歯向かったらどうなるか分かってるな?貴様らの代わりなど幾らでもいるのだぞ?俺の経歴に泥を塗るな…さっさと敵を撃滅してこい…」

 

 

扶桑「しっしかしっ!!!もうみんなの弾薬がありませんっ!!!」

 

 

黒提督「なら体当たりでもして敵を沈めてこい…無駄な時間をとらせるな…ならいっそそこで沈め…貴様の不幸を私に移すな…もう終わりか?なら通信終わり」

 

 

扶桑達を切り捨て一方的に通信を切った…

 

 

扶桑「そっそんなっ……そんなっ!!!!」

 

 

通信を切られた扶桑は絶望に涙を浮かべその場で座り込んでしまう

 

 

時雨「扶桑っ!!!!」

 

夕立「扶桑っ!!!!」

 

大井「扶桑さんっ!!!!」

 

北上「扶桑さんっ!!!!」

 

山城「姉様っ!!!!」

 

雲龍「扶桑っ!!!!」

 

他の五人が扶桑の元に駆け寄って扶桑を援護するその姿を見て敵深海棲艦達は…

 

 

ーーー深海サイドー

 

 

港湾(姫)「……アイツラモ…私達トオナジ……」

 

戦艦(姫)「エエ…デモ、私達モ殺ラナキャ…マタアイツニ……」

 

ヲ級(エリフラ級)「……ヲ…」

 

レ級(エリ級)「……セメテ一撃デ楽ニシテヤロウ……」

 

 

満身創痍の艦娘達に止めを刺しに砲弾や艦載機を雨霰のように発射する…

 

 

ーーー艦娘サイドーー

 

 

 

扶桑「皆…ごめんなさいっ…ごめんなさいっ……!!」

 

水面に座り込み泣きながら五人に謝る…全て自分の責任だ…自分のせいでこの娘達を沈めてしまう……

 

山城「謝らないでください姉様、私、また一緒にいられて楽しかったですよ…あの屑に復讐できないのが心残りですが、姉様とまた時雨と一緒に沈めれるなら本望です」

 

時雨「扶桑、今度は一緒だよ、もう…一人は嫌だから…今度は一緒だよ」

 

扶桑「皆……うぅ…ぐすっ…」

 

他の三人も同じように頷き覚悟を決めた顔をしていたそして、五人は扶桑の周りを囲みようにして抱き合い、最期の瞬間に備えていた、砲弾艦載機が扶桑達を直撃するまで、後1秒…そして今着弾しようとしたその時…

 

???「…………ぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!

 

 

 

 

 

六人の前に一人の"修羅"が現れた……

 

 

 

 

 

 

第二話に続く




書きたいことがありすぎて書ききれるか心配… なるべく完結できるように頑張ります……もう少し文字数長くした方が良いですかね?感想に増やした方がいいかこのままがいいか、選んでください、宜しくお願いします


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第弐話 艦娘の涙、怒れる修羅

文才がほしい……(切実)相変わらず雑な文ですけど、どうか寛容な心で読んでいただけると幸いです、それでは、本編のほうをどうぞ


第弐話

 

 

???「ブレングリード流血闘術、百十七式、絶対不破血十字盾(クロイツ・シュルトゥンツェ・アブレヒリヒ)

 

巨大な血の十字盾が出現し艦娘達から砲撃、艦載機攻撃を逃れた

 

棲艦s「ナッ!?!?」

 

艦娘達「……えっ???」

 

両人、何が起きてるかわからないと言う顔をして呆けている艦娘達は腰を抜かして自分達を護ってくれた巨人を目の前に放心状態、棲艦sは自分達の攻撃を防いだ巨人を見て目を見開き放心状態

 

???「おいあんたら、大丈夫……そうではなさそうだな…酷い傷だ…」

 

謎の人物は艦娘達の状態を分析し早急に手当ての必要ありと認め、治療を始める

 

???「少し動くなよ?なぁに安心しろ、取って喰おうってんじゃない…じっとしてろよ?ふう…クレイジー・ダイヤモンド!!!!

 

自分のスタンドの中の一つ、クレイジー・ダイヤモンドで艦娘達の怪我を一瞬にして治してしまった、ネジ曲がった砲身や、破壊された魚雷菅、航空甲板も綺麗に元の形に戻してしまった

 

扶桑「あっ…あれだけ大破してた私達の装備が…」

 

山城「貴方、一体何者なの?」

 

時雨「服まで全部綺麗さっぱりに…」

 

夕立「ぽ~い…」

 

北上「何か元気も出てきちゃった」

 

大井「治して頂いてありがとうございます…所で貴方は?」

 

???「ああ、こりゃ失敬、名乗ってなかったな、俺の名は鬼一、陸奥修羅守鬼一と言う者だ、名前長いから好きに呼んでくれ」

 

扶桑「では、鬼一さん、改めて、助けていただいてありがとうございました、あのままでしたら私達は沈んでいました」

 

鬼一「別に大した事じゃないさね、俺はやりたいからやった、ただそれだけさ、礼を言われるほどの事はしてないさ」

 

山城「いいえ、ちゃんとお礼を言わせてください…本当に、本当にありがとうございましたっ…」

 

鬼一「ふっ…そうか♪なら、有りがたく受け取っておこう、所で…あの娘も君達の仲間かな?」

 

艦娘達「え?」

 

振り替えるとそこからまた一人の艦娘がこちらに近づいていた

 

あきつ丸「扶桑殿~~~っ!!無事でありますか~~~っ!!!!」

 

扶桑「あきつ丸ちゃん!?どうしてここに…」

 

あきつ丸「屑提督との通信を聞いて、居てもたってもいられなかったであります…無事で良かったであります、この御仁は?」

 

時雨「僕達を助けてくれた人なんだ」

 

夕立「スッゴい強いっぽいっ♪」

 

北上「あれは凄かったねえ…」

 

大井「ええ、あれがなければ本当に私達沈んでましたからね」

 

あきつ丸「そうでありましたか…あっ、まだ名前を名乗っておりませんでしたな、私はあきつ丸、揚陸挺として建造された艦娘であります」

 

鬼一「こりゃまたご丁寧に、ならば俺も名乗ろう、俺は陸奥修羅守鬼一と言う者だ、名前長いから好きに呼んでくれ」

 

あきつ丸「では鬼一殿と、皆さんを助けてくれてありがとうございました」

 

鬼一「気にするな、当然の事をしたまでだ」

 

あきつ丸「謙虚なのでありますな、まあ何はともあれ、皆無事で良かったであります」

 

棲艦s「イイ加減…私達ニモ気付ケ!!!!!!」

 

棲艦sはまた一斉に攻撃を仕掛け、あらゆる砲弾、艦載機、魚雷を発射して目標を始末しようとする…だが…

 

鬼一「やれやれ、まだ撃ってくるか…仕方ない…卍解!!!!!!

 

卍解と言う言葉から鬼一の後ろから巨人が現れる

 

棲艦s「ナッ!?!?」

 

艦娘達「……………orz」

 

 

艦娘達は最早空いた口が塞がらない状態であった

 

鬼一「黒縄天譴明王(こくじょうてんげんみょうおう)!!!!!!」

 

戦艦(姫)「クッ……マダダッ!!撃チマクレッ!!!」

 

棲艦sは何度も飽和攻撃を仕掛けるが…

 

鬼一「無駄だ、お前らの攻撃じゃあ俺の黒縄天譴明王は打ち砕けない……」

 

棲艦s「黙レッ!!!」

 

棲艦sは聞く耳持たずで攻撃を続けるが無論、黒縄天譴明王はこの程度では貫けず、纏った鎧に弾かれるだけだ……

 

鬼一「やれやれ、負けず嫌いもここまで来ると清々しい……だが、退いてはくれんか?このままだと弾の無駄だろう?」

 

戦艦(姫)「五月蝿イ!!!!ココデオマエヲ倒サナケレバ……アノ子達ガ…」

 

鬼一「?…あの子達?」

 

港湾「ココデオマエヲ倒サナケレバ…他ノ子達ガマタ酷イ目二合ウ……」

 

その言葉を聞き、艦娘達は驚愕した、自分達と同じ立場の艦が敵側にもいたとは思いもしなかったからだ

 

扶桑「……この人達も…私達と同じ……」

 

時雨「…扶桑…」

 

扶桑「ええ、時雨ちゃん…分かってるわ……」

 

夕立「……多分私も…同じ思いかも…」

 

大井「…そうですね……多分、ここにいる皆…そうだと思います…」

 

鬼一「……………」

 

棲艦s&艦娘達「……えっ…」

 

鬼一を見るとなんと大粒の涙を流していたのだ、自分達の事なのに自分達以外には関係のない話の筈なのに…

 

あきつ丸「……どうして、貴方が泣いているのですか?」

 

鬼一「敵側にも…味方側にも、そんな屑共がいると思うと…胸が張り裂けそうな感覚に襲われるんだ…こんな悲惨で悲しいことあるか…ふざけんな…お前達は命を賭して自分達の平和のために戦っていたと言うのに…よし決めた…二つの勢力よ、聞いてくれ…お前達、俺が代わりにお前達の指揮官になる…っていうのはどうだ?」

 

棲艦s&艦娘達「………えっ!?!?」

 

鬼一「不満か?」

 

扶桑「いっいえ、そう言う訳ではないのですが…」

 

港湾「ソモソモ…ドウシテ関係ノナイオ前ガ、私達二ソコマデスル…裏デモアルノカ?」

 

鬼一「まあ疑われるのは当然だわな…だが、俺はただ放っておけない……ただそう思っただけだ、それに、もし偽善は止めろと言うならいくらでも言え、俺は、やらない偽善よりやる偽善だと思ってるからな…」

 

棲艦s&艦娘達「…………(この人が提督/指揮官だったら…もしかしたら…変わるかもしれない……)」

 

扶桑「……」チラッ

 

戦艦(姫)「……」チラッ

 

互いを見て頷き

 

艦娘達&棲艦s「鬼一さん…どうか、私達の提督になってください」

 

鬼一「任された、命に代えてでもその任、果たさせて貰おう…」

 

 

こうして、まだ着任はしてないが、新たに提督が一人、着任することとなった…提督と言っても、"最凶"の称号がついでに来るが…

 

 

鬼一「だが、二つ同時に鎮守府を攻略するのはいくら俺でも難しい、一つずつ、確実に攻略、制圧する…安心してくれ、時間は掛けんさ…先ずは艦娘側の鎮守府を制圧する、棲艦側は何かあるか?」

 

 

戦艦(姫)「具体的に、どれだけの時間がかかる?」

 

鬼一「そうだな…大体多く見積もって一時間だ」

 

棲艦s「………はい?」

 

鬼一「長すぎたか?」

 

棲艦s「滅相もない、是非お願いします」

 

鬼一「そっそうか…艦娘側も問題ないか?」

 

艦娘達「はい、問題ありません」

 

鬼一「よし、早速鎮守府に帰ろう…と言いたい所だが、俺は君達の鎮守府の場所を知らない… 案内(あない)を頼めるか?」

 

扶桑「ふふ♪了解しました♪お任せください」

 

鬼一「すまん、よろしく頼む…それと、お前達もこい…」

 

ヲ級(エリフラ級)「えっ…でも…」

 

戦艦(姫)「どうして?」

 

鬼一「仮とは言え拠点が欲しいだろう?だからそこで少しでも休めいいな?」

 

港湾 「分かったわ、宜しくね」

 

鬼一「無論だ、さあ、早速出発しよう、艦娘の皆、先行頼むぞ俺は光学迷彩で棲艦達一緒に姿を消す、後ろからは着いていってるから安心してくれ」

 

艦娘達「了解!!」

 

 

 

~~そして、光学迷彩で棲艦sと自分を隠しながら艦娘達に着いていく…

 

 

暫くして三時間後、遂に艦娘達が所属する鎮守府に到着した

 

 

鬼一「…ここか…」

 

あきつ丸「そうであります、ここに…あの屑がいるであります…」

 

あきつ丸を見ると、余程酷い目に合わされたのか、身体が震えていた…

 

鬼一「……怖いか?」

 

あきつ丸「っ……正直に言うと、とても怖いであります…また、あいつに暴力を振るわれ、仲間にも手を出されると思うと…とても怖いであります…」

 

あきつ丸の頬には涙が一筋流れ落ちていた…それ見た鬼一は、激しい怒りの感情が爆発した…

 

鬼一「……あきつ丸」

 

あきつ丸「はい、何でありますか?」

 

鬼一「俺が必ず……奴を葬り去る…お前のその涙に誓って…俺の命を賭けて…だから泣くな、折角の美人が涙で汚れちゃあ台無しだ…」

 

鬼一はあきつ丸の涙を指で拭い、しっかりとあきつ丸を抱き締め、頭を撫でる

 

あきつ丸「ふえっ!?!?/////きっ…鬼一殿!?!?/////」カオマッカ

 

鬼一「大丈夫だ…大丈夫…約束するよ…」

 

あきつ丸「あっ…/////あう/////」プシュー

 

あきつ丸の顔はゆでダコのように真っ赤に染まり、大人しくなってしまった…それ見た他の艦娘や棲艦sは…

 

扶桑「あらあら…」

 

山城「………」ムス

 

北上「………」ムス

 

大井「………」ムス

 

時雨「むぅ…良いなあ…」ムス

 

夕立「むぅ…先を越されたっぽい…」ムス

 

戦艦(姫)「うふふ♪」

 

港湾「アワアワ」

 

レ級「ヘ~」

 

ヲ級「ヲ…」ムス

 

防空(姫)「ヘェ~」

 

雲龍「じゃあ私は、鬼一の背中を貰うわね」

 

艦娘達&棲艦s「えっ!?」

 

鬼一「ん?」

 

雲龍「えい…」

 

鬼一「おろっ!?」

 

あきつ丸を抱き締めて頭を撫でていたら雲龍から背中に抱き付かれる

 

雲龍「……うん、悪くないわね、寧ろ凄く良い…この背中…とても落ち着くわ…」スリスリ

 

あきつ丸「雲龍殿!?」

 

鬼一「おっ…おろろ…」オロオロ

 

暫くあきつ丸を抱き締め、雲龍に抱き締められる状況が続き

 

鬼一「えっと…そろそろ離れてくれないか? まだやることあるんだし… 」

 

雲龍「むぅ…仕方無いわね…」

 

鬼一「あきつ丸、俺がしておいてなんだが、あきつ丸もそろそろ離れないか? 」

 

あきつ丸「むぅ…もう少し堪能したかったでありますが…仕方無いでありますね…」

 

抱き付いてた二人を引っぺがし、切り替えて目標を目指す

 

鬼一「さて…後は俺に任せて、皆身体を休めろ」

 

艦娘達&棲艦s「えっ…でも…」

 

鬼一「約束しただろう?必ず奴を葬り去るって…」

 

艦娘達&棲艦s「あ……」

 

鬼一「汚れ仕事は俺の専売特許だ、大丈夫だ♪帰ってくる頃には終わってるはずだ、だから気にせず行ってこい」

 

扶桑「……分かりました、では皆さん、行きましょう…戦艦さんや港湾さんの事も、何より、鬼一さんの事を皆に伝えないと」

 

山城「……分かりました、じゃあ皆、行きましょう」

 

艦娘達&棲艦s「……了解」

 

鬼一「ゆっくりでいいからなぁ~…」

 

そうして他の皆をこれから起きるであろう惨劇を見せないため、敢えて皆を離した…

 

鬼一「さあ、これで準備は整った…さてと……殺るか…」

 

 

一人の修羅が、今まさに 一匹の悪を滅ぼさんと、持っていた日本刀の鯉口を切った…

 

 

 

 

 

 

 

第参話に続く




この分だと五千字突破しそう……皆さんはどれくらいが読みやすいのかな…どれくらいが読みやすいかは感想で書いてください、宜しくお願いします


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第参話 修羅、提督に(強引に)着任す 前編 艦娘side

もう年末、時間が経つのは早いものですなあ……この話では前編後編分けます、それではどうぞ


第参話

 

 

 

 

 

鬼一「さあ…行くか…フンッ!!!!」

 

 

自身が持っていた日本刀の鯉口を切り、抜刀、大きな扉をバラバラにして侵入した。

 

 

黒提督「なっ…なっ…何者だ貴様!?!?」

 

鬼一「修羅よ…否、貴様の命を狩る死神とでも言うべきか…」

 

黒提督「なっ何!?俺を殺すだと…?そうか…あいつらが…貴様俺の出世の邪魔をする気か?このどこぞとも知れぬ馬の骨がぁっ!!!!」

 

鬼一「そんな下らんものの為に艦娘達を痛め付け、挙げ句の果てには、沈めようとまでしたそうだな…」

 

黒提督「それがどうしたぁ!!!!あんなもの、艦娘なんてものはただの化け物共に過ぎん!!!!大体あんなやつら幾ら沈もうが、俺に影響なんて、出ねえんだよぉ!!!!!!」

 

鬼一「……この…カスが…この悪魔めっ!!!!てめえっ…!!!てめえはっ…!!!!てめえの血は、何色だぁぁぁあああああああっ!!!!!!」

 

黒提督「っ!?ヒィっ!?」

 

 

あまりにも密度の濃い殺気を受けて黒提督は椅子から転げ落ち尻餅をつく、その姿に滑稽さを浮かべながらもさっきはいっこうに緩めない。

 

 

鬼一「さあ、どうするんだ?お前は…どうするっ?」

 

黒提督「この…化け物がぁっ!!!」

 

鬼一「っ…やはり…お前もそうなのか…土に這いつくばる、下らない生き物がっ!!!」

 

黒提督「ほざくなぁっ!!!!あんなくそ共後でたっぷりと仕置きして犯して捨ててやるっ!!!お前を殺してからなあっ!!!」

 

鬼一「喧しいっ!!!!……てめえはただでは殺さねえ…他の誰にもやらせねえ…お前は…お前と言う男だけは、俺が殺る…」

 

黒提督「けっ…てめえなんざ怖くねえ!!!!」

 

鬼一「どうした、さっさと掛かってこい!!!!」

 

黒提督「野郎ぶっ殺してやらぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!!!!」

 

 

黒提督は掛けてあった日本刀と自分で持っていた拳銃で襲い掛かる、一気に間合いを詰めて日本刀で斬りかかる、が…

 

 

鬼一「遅い…」

 

 

振りかぶられた日本刀の側面をそっと捌いて中国拳法の一つ、八極拳独特の肘撃ちで黒提督の脇腹に突き刺す

 

 

黒提督「ごはっ!?!?」

 

 

脇腹に強烈な肘鉄を食らい、地面に倒れ伏せて悶える

 

 

黒提督「ぐっ…ぐおっ…あがっ…おごっ…」

 

 

黒提督の悶える姿を見てはたはた失望した、この程度で倒れ苦しみ悶えるとは…こんな奴があの子達の指揮官だったと思うとほとほと後悔した、だが、それもここで終わる

 

 

鬼一「なっさけねえなあ…もっと根性見せんかい!!!!」

 

 

黒提督「なっ……舐めやがって…死ねぇえええええ!!!!」

 

 

必死に刀や銃を使って殺そうとするも、避けられ、或いは捌かれ、更には弾かれた…攻撃が通らない焦りから銃を捨て刀を大きく振りかぶった

 

 

黒提督「くそッ…いい加減に…死ねぇえええええ!!!!」

 

 

鬼一「はあ…芸がねえよ…出直してこいっ!!!」

 

 

上段に振りかぶってきたのに合わせてカウンターの肘撃ちで顎を的確に撃ち抜き、黒提督は地面に沈む

 

 

鬼一「はあ…期待外れも良いところだ……もういい、お前には飽きた、もう死ね…」

 

 

地面に這いつくばってる黒提督を上に蹴り飛ばし、上がった黒提督を強烈ラッシュでフルボッコにする

 

 

鬼一「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!!!!!」

 

 

最後の一発は右手のストレートで黒提督の顔面を捉え、黒提督は壁に叩きつけられ床に沈む、全身の骨をあのラッシュで砕かれ黒提督は満身創痍だった

 

 

黒提督「やっ……やめ……」

 

鬼一「そう言って何人の艦娘達を沈めようとして来やがった……こんなもんじゃねえぞ…こんなもんじゃねえ……まだ怒り足りねえぜ…」

 

 

修羅の怒気は収まらない、寧ろ更に怒気は大きくなり、膨れ上がっていく…

 

 

黒提督「まっ……待て…いの…ち…だけは…なっ……何が…望……みだ…金か?…権…力か?そ…れとも、女か?」

 

 

鬼一「そんなものは必要ない…俺がほしいのは…」

 

 

ーーーーー 一銭の価値もない、貴様の命だ……

 

 

そう言って黒提督の頭を無情なる拳の一撃を浴びせ、貫き砕いた…その様子の全貌を裏でこっそり自分の存在を知らぬ艦娘達に覗かれてることも知らずに……

 

 

艦娘side

 

 

霞「………」ボーゼン

 

龍田「………」ボーゼン

 

曙「………」ボーゼン

 

叢雲「………」ボーゼン

 

他艦娘達&棲艦s「………………」ボーゼン

 

 

先程の鬼一が黒提督の頭を拳で粉砕した映像は、あらかじめ全員集められた状態で見せられた。全員が呆然とし、鬼一の姿を見ていた、その姿は、まさに修羅、鬼神の如く強く、容赦がなかった…だが、黒提督の死亡を確認すると、急いで死体を処理して異空間を出現させ、それに投げ消した…

 

 

鬼一「ふう…綺麗になったな…さてと…これからどうするか…」

 

 

死体の処理が終わりソファーに座って考え事をする、先ずはこの鎮守府の修繕を行わないといけない、外からは全く気にすることもなかったが、中に入るとえらい荒れ果てていたので先程"反響マップ"を使い、鎮守府全体の建物を見たら艦娘寮までもガラスは粉々、窓も全損してて今の時期、とても寒いはずだ、これからは急いで鎮守府を直さないといけない

 

 

鬼一「ふう…まあ、やれるだけやろう……自分達の住む部屋があんなんじゃ休めるものも休めん…」

 

あきつ丸「鬼一殿……もう、終わったのでありますか?」

 

鬼一「おぉあきつ丸か、ああ、終わったよ…もう大丈夫だ。」ニコッ

 

あきつ丸「っ…」ギュッ

 

鬼一「おろ、おいおい、あんまりこう言うことすると、勘違いされるぞ…」

 

あきつ丸「構わないであります…」

 

鬼一「……え?」キョトン

 

あきつ丸「やっと…やっと、皆さんと、一緒に…ご飯を…一杯に…だべれ"る"んであ"り"ま"ずがら"…グスッ…鬼一殿、ありがとうであります…自分は鬼一殿と出会えて、本当に良かったであります…」

 

鬼一「ふっ…役に立てたようで何よりだ♪」

 

 

そう言ってあきつ丸の頭を優しく撫で、確りと抱き締める。

 

 

あきつ丸「ん///…鬼一殿…」

 

鬼一「ん?」

 

あきつ丸「自分は、幸せであります♪」

 

鬼一「その言葉はまだ言うには早いぜ、あきつ丸、これからが大変なんだからな…それと…そろそろ離れてくれると嬉しいんだが… 」

 

あきつ丸「?何故でありますか?」キョトン

 

鬼一「その…セクハラになるけど…さっきから…あきつ丸の…胸が…///」セキメン

 

あきつ丸「…ふふ♪意外と初心なのですな♪」クスクス

 

鬼一「かっからかわんでくれ…///結構気にしてる…///」

 

あきつ丸「当ててるのでありますよ♪」サラニギュー

 

鬼一「え"…」

 

 

あきつ丸の放漫な巨乳が更に抱き締められることによって更に押し付けられ、あきつ丸の放漫な巨乳が形を変える。

 

 

鬼一「おっ…おろろ///」カオマッカ

 

あきつ丸「鬼一殿になら…自分の初めてを捧げたいであります…」

 

鬼一「ぶっ!?!?///」

 

あきつ丸「本気であります、自分は…鬼一殿に一目惚れし、愛しております…お慕い申し上げます…鬼一殿…」

 

鬼一「あきつ…丸…(ずっ…随分押しが強いなこの子…)」

 

金剛「ちょっと待つネーーーーー!!!!」

 

あきつ丸「くっ…予想より早い…」

 

鬼一「どわぁ!?今度はなんだぁ!?」

 

金剛「あきつ丸、私も鬼一提督の隣は譲る気はないネーー!!!鬼一提督のハートを掴むのは、私デーーーース!!!バーニングラァアアアアブ!!!」

 

鬼一「グハッ!?!?」

 

 

金剛も鬼一の腹にめがけて大ジャンプをかましてきたもので、何とか受け止めれたものの、かなりの衝撃だったので結構痛い。

 

 

鬼一「あいてて…えっと…君は…」

 

金剛「WOW…自己紹介がまだでしたネ、私は金剛型一番艦、ネームシップの金剛デーーーース!!!鬼一提督、覚えててくださいネ♪」

 

鬼一「金剛か、よし、覚えたぞ」

 

金剛「ふふ♪鬼一提督、良い匂いがするネ♪」

 

鬼一「いやいやいや… さっきまで殺しあいしてたのにか? 」

 

金剛「違いマス、何て言うか…優しい匂いがしまス…」スンスン

 

鬼一「そうか、後、あまり匂いを嗅がないでくれ…こしょばい…」

 

金剛「それは良いことを聞いたデース♪」

 

鬼一「あっ…(やらかしたかも…)」

 

あきつ丸「フンフン…ほう…確かに金剛殿の言うとおり、優しい匂いがするであります…」スンスンギュー

 

鬼一「おっ…お前らなあ…」

 

 

数分クンカクンカされながらも何とかひっぺがした

 

 

鬼一「はあ… やれやれだぜ…」

 

金剛「鬼一提督」

 

鬼一「ん?」

 

金剛「私も、あっきー同様に私の初めては…貴方じゃなきゃイヤね…」

 

鬼一「こっ金剛… お前までもか…」

 

あきつ丸「モテモテでありますなぁ~~?♪鬼一殿?♪」

 

鬼一「うぬぬ…」

 

艦娘達&棲艦s「入るわよ」

 

鬼一「おぉ、君達が扶桑の言っていた…」

 

天龍「ああ…俺は天龍、助けてくれてありがとよ、あのままだったらチビ達は確実に殺されてた…ありがとう…」

 

鬼一「気にするな、ほら顔をあげな、優しいんだな天龍は♪」

 

 

律儀に下げてる天龍の頭を上げさせて優しく撫でる

 

 

天龍「ん…///」

 

龍田「………」チョンチョン

 

鬼一「ん?」

 

龍田「………」テツカミ

 

鬼一「…君は…天龍の妹の龍田か…ん?…君は……まさかっ…」

 

天龍「…ああ…妹の龍田だ、だけど…龍田はうちの元クソ野郎に歯向かったせいで舌を切られちまって喋れねえんだ…」

 

鬼一「あの野郎…こんな美少女になんて…何て惨いことをっ…!!!」

 

龍田を優しく、かつ確実に抱き締め、大粒の涙を溢す

 

鬼一「あいつは消しておいて正解だったな…龍田、怖いだろうが、口を開けてくれるか?舌の状況がみたい…」

 

天龍「お前、治せるのか?」

 

鬼一「ああ、治せる…またすぐに喋れるように確実にな…龍田、いますぐとは言わんが、俺を信じてはくれんか?」

 

 

鬼一は龍田の目を確り見て見据える龍田もその目を見て決心目を鬼一に送る

 

 

鬼一「ふっ、覚悟はできたって面だな、ありがとう龍田、じゃあ、口を開けてくれるか?」

 

 

龍田は口を開き、中の状況を見せてくれた、その状況は予想していたよりも酷いものだった、まるでカミソリを口の中に突っ込まれ、それを無理矢理喰わされたような、兎に角、口の中はズタズタな状態だった…

 

 

鬼一「…ここまでとは…予想よりも酷い状況だったが範疇内だ…さあ…治療を開始するか…クレイジー・ダイヤモンド!!

 

 

自分のスタンドの一体、「クレイジー・ダイヤモンド」を出して龍田の口内を治療していく…慎重にかつ確実に治していく…そして……

 

 

鬼一「………よし…治療術式…完了だ…」

 

天龍「っ!!!龍田っ!!!」

 

龍田「てん…りゅう…ちゃん?」

 

天龍「ああ龍田っ!!!…龍田っ!!!」

 

龍田「天龍ちゃんっ…天龍ちゃんっ!!!」

 

 

久し振りに妹の声を聞き、涙を流す姉、そして、漸く声を取り戻し姉と喋れるようになった妹…漸く…漸く戻れた喜びに、二人は抱き合い涙を流す。

 

 

鬼一「ふ…♪良かったなあ二人とも」

 

天龍「ぐすっ…ああ、ありがとう鬼一、俺の妹を治してくれて」

 

鬼一「当然の事をしたまでだぜ。」

 

龍田「ありがとう…鬼一さん…もう二度と、天龍ちゃんとは…皆とは話せないと思って諦めかけてたの…でも、いまこうやって話せるのは貴方のお陰よ…ありがとう…鬼一さん♪」

 

鬼一「おう♪…さて…ここはもう解放した…建物は影分身に修復させるとして…次は深海の方を何とかしなきゃな…」

 

長門「…行くのか?」

 

鬼一「ああ、もう皆の所にも届いているだろうが…俺は両方を助けるつもりだ…否、つもりじゃないな…助けるんだ…」

 

大和「ふふ♪そう言うと思ってました♪」

 

武蔵「ふっ♪行ってこい♪鬼一♪」

 

鬼一「おう…行ってくるぜ♪」

 

戦艦(姫)「さあ、案内するわ」

 

 

戦艦他多数の深海棲艦に着いていき、一同は、深海の拠点に向かった……

 

 

 

 

 

 

 

 

第肆話に続く




もっと文才が欲しい… (わがまま)皆様応援よろしくお願いします♪


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第肆話 修羅、提督(強引)に着任す 後編 深海side

書きたいことや艦これ以外でも書きたいものがありすぎて纏まらないwwっと言うわけで第肆話です、この物語は主人公最強の物語です、我慢できなければブラウザバック推奨ですそれではどうぞ


第肆話

 

 

 

鬼一「よし、それじゃあ行こうか」

 

戦艦(姫)「お願い……あの子達を…助けて…」

 

港湾「裏切り者と蔑まれても良い…あの子達を護れるならなんだってすがってやる…」

 

防空「もう…あんな地獄は嫌よ…」

 

鬼一「……お前達の覚悟、悲しみしかと受け取った…着いたらあとは任せろ…他の皆の説得は頼むぞ。敵と間違われて撃たれたりしちゃかなわん」

 

戦艦(姫)「了解よ、気をつけて…」

 

鬼一「ふっ、俺の心配より他の子達の心配をしろ…でも、ありがとな♪行ってくるぜ…」

 

 

他の棲艦達を艦娘達と同じように別の場所に移動させ、先ずは傷を直してもらう、そして鬼一は…

 

 

鬼一「さて…殺るか…大忙しだなあ…まあ、こう言うのも悪くない、例えこれが周りから偽善者呼ばわりされようが、人でなしと言われようが人殺しと言われようが…どうでも良い…それで…あの娘達を護れるならば…俺はそれで良い…よし行こう…決めるぜ…覚悟っ…」

 

 

深海の指揮官室に着いて、そして鎮守府の提督室でやったときと同じように、刀の鯉口を切った…"修羅が罷り通る"

 

 

屑深海提督(女)「ふんっ…今頃あいつら、沈んでる頃ね、さて…今度はどうやってあの子らを虐めようかしら♪」

 

 

"斬っ……"

 

 

深海屑提督(女)「……えっ…」

 

 

何かが斬れる音がしたと思いきや更に斬撃が加えられ扉はバラバラになった……

 

 

深海屑提督(女)「………なっ…」

 

鬼一「なんだよ…深海のほうはもっと扉硬いと思ってたんだが…てんで歯応えないな…つまらん…」

 

深海屑提督(女)「なっ…何者よ貴方!!!!」

 

鬼一「あぁ?」

 

深海屑提督(女)「男のくせに…しかも人間でどうやってここまできた!!!!」

 

鬼一「さあな…これから死ぬ奴に教える義理はない…」

 

深海屑提督(女)「私を殺すですって?ふざけるんじゃないわよっ!!!!お前ら人間なんか滅ぼしてやる…そしてここにいる奴等も私の玩具として遊び尽くしてから殺す…お前ら人間なんかじゃあ私達に太刀打ち出来るはずがないのよっ!!!」

 

鬼一「……つまらん演説は終わったか?」

 

深海屑提督(女)「~~~~っ!!!!!!このっ…猿がっ!!!!」

 

鬼一「あぁ~あ…ギャーギャーギャーギャー喧しいんだよ、発情期かてめえ…」

 

深海屑提督(女)「~~~~っっ!!!!!!殺すっ!!殺してやる!!!!」

 

鬼一「出来るもんならやってみろ、ただしその頃には…お前は八つ裂きになってるだろうがな…」

 

深海屑提督(女)「黙れ…人間風情が…黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!!!!!!」

 

鬼一「やれやれ…煽られ耐性ゼロかいな…どうしようもないな…」

 

深海屑提督(女)「っ!!!!もう許さない…お前を八つ裂きにしてそこらの深海魚の餌にしてやる!!!!!!」

 

鬼一「もうどうでも良いから来るならとっとと掛かってこい…言っておくが…女だからって手加減してもらえる、自分は死なないと思うな…外道に加減や情けは必要なし…死ね……地獄に落ちて悔い改めてこい」

 

深海屑提督(女)「上等よっ!!!ただじゃあ殺さないわ……なぶって切り刻んでぐちゃぐちゃにしてやる!!!!」

 

 

鬼一は構えて敵の出方を伺い、対する深海屑提督(女)は棲艦sと同じように艤装を展開し対峙する

 

 

深海屑提督(女)「さあ、これで足を撃ち抜いてあげるわっ!!!」

 

 

艤装から重巡クラスの砲弾を撃ち出し、鬼一の脚をぶち抜かんと放つ……が…

 

 

鬼一「態々的を教えるバカがどこにいるんだよ……しっ…」

 

 

なんと、重巡クラスの砲弾を片手で楽々と止めてしまった。

 

 

深海屑提督(女)「なっ!?!?ばっ…バカな…人間風情が私の砲撃を止められるはずがないっ!!!!」

 

鬼一「現に止められてるやろがい……どうした?もう終わりか?戦場ごっこ遊びは好きじゃないんだ…そんなごっこ遊びはよそでやれ……」

 

深海屑提督(女)「ごっこ遊び…だとぉ!!!!」

 

鬼一「俺から言わせればこんなのごっこ遊びだ…どうした?とっとと掛かってこい…一瞬で終わらせてやる…」

 

深海屑提督(女)「貴様だけは…貴様だけは殺すっ!!!!」

 

鬼一「激情するだけして背後がお留守なのはお構い無しか?シッ!…」

 

 

背後から拳をぶち当て吹っ飛ばして間合いを詰めて下から更に蹴り上げる、そしてその顔面に渾身の拳を叩き込む

 

 

深海屑提督(女)「あっ!?…ぐはっ!?……がっ!!!あがっ!!ああ…私の顔が…私の美しい顔が…貴様…よくも…よくも私の美しい顔を…」

 

鬼一「はっ…最初からブッサイクのてめえにはお似合いの顔だぜ…さて…もうそろそろ飽きた…もう死ね……」

 

深海屑提督(女)「ひっ……おっおねがい…どうか命だけはっ!!…命だけはっ!!!」

 

鬼一「はあ…何度も言わすな…てめえみたいな屑は生かす価値なし…ダメだね……DIE(死ね)」

 

 

"修羅が罷り通る"

 

 

鬼一「斗流血法(ひきつぼしりゅうけっぽう)…カグツチ、刃身ノ百一(じんしんのひゃくいち)焔丸三口(ほむらまるさんこう)、シナトベ、刃身ノ弐(じんしんのに)空斬糸(くうざんし)龍搦め(たつがらめ)………天羽鞴(あまのはぶき)

 

 

雁字搦めにした状態から焔が上がり、そして追い討ちを掛けるように風で焔の勢いが増し、焔の竜巻が上がる……

 

 

深海屑提督(女)「あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!!!!!」

 

 

叫び声が上がり、焔に全身を焼かれ、そしていつしか叫び声も上げられず、炭化していき、最終的には骨すら残らず消滅した…

 

 

鬼一「焔に焼かれるが良い…地獄で閻魔様に宜しくな…」

 

 

死体も何も跡形もなく消し去り、消滅した…

 

 

鬼一「……さてと…そろそろ行くか…」

 

 

敵を消し去り、跡形も無くなった事を確認してその場を後にした……この様子もまた、他の深海棲艦達にも見られていたのにも気付いて…

 

 

ネ級「……終わった…の…?」

 

リ級「…みたい…」

 

軽巡棲姫「……やっと…やっとこの地獄が終わった…長かったよぉ…」ポロポロ

 

 

みんなで涙しながら解放されたことを祝った、やっとこの地獄から解放された…これでやっと…無理に戦わないで済む……

 

 

鬼一「ここにいたか……皆、よく耐えた、もう大丈夫だ♪奴は始末したもう奴はいない」

 

港湾「本当にありがとう、これで漸く、貴方達に協力できる…」

 

戦艦「やっと、貴方のために戦える…」

 

鬼一「ああ♪だが今は身体を休めろ、ちゃんと休まんといざってときに力が出ないぞ、それじゃあ本末転倒だ…な?ほれ、今日のところはもう休め…明日明後日も休みで良い…暫く戦いは休止だ、艦娘達にも伝える♪」

 

棲艦s「はいっ!!!!」ケイレイ

 

鬼一「うむ♪さあ、飯にしよう♪今回は俺が作ろう♪全員、食堂に集合だ♪」

 

 

艦娘食堂にて、かつて敵だった者達と互いに手を取り合い、助け合って行くことを誓う意味合いもある食事会…だがそれとは裏腹に……

 

 

艦娘達&棲艦s「………………」ググゥ~~ヨダレダラ~

 

 

補給艦の間宮や伊良湖も食堂で座ってただただ待つのみ……ただ、どうしてここまで皆が沈黙を守り、よだれも垂らしているかと言うと……使ってる食材は、先ずこの世界のものではない……「センチュリースープ」「ジュエルミート」ここまで来れば皆さんもお分かりでしょうが、そう…食材は「トリコ」の世界の食材を使っています、なんで関係ない世界な筈なのにこの食材があるのかって?

 

 

 

 

気にしちゃダ~メ☆

 

 

赤城 (くっ……何ですかこのすごく美味しそうな匂いは…もう匂いを嗅いでるだけで…何て凶器を持ってきたんですか鬼一さんんんんんん…!?)

 

戦艦 (うぅっ…今すぐあの厨房に入って料理を食べたい…こんなの下手な拷問よりも効くわよ…)

 

 

それから数分後、漸く完成した料理を皆の前に出す

 

 

鬼一「さあ出来たぞ♪皆、ここまでよく踏ん張った、これからはお互いに協力しながら助け合っていこう!!さあ、食べようか♪最初はやっぱり肝心だからな♪音頭は俺が言おう…さあ皆、この世の全ての食材に感謝を込めて…頂きます…

 

艦娘達&棲艦s「…頂きます……

 

 

そして、一斉に料理に手をつけると、一瞬時が止まったような感じで固まる

 

 

鬼一「ん?あれ…どうした皆、もしかして…美味しくなかったか?(汗)」アセアセオロオロ

 

 

更には全員涙を流しながら料理を食べていた…

 

 

鬼一「……………」

 

白露「美味しい…美味しいよぉお…」ポロポロ

 

ほっぽちゃん「うん…」

 

鬼一「…そうか♪遠慮なく食べな♪おかわりも沢山ある…一杯に、腹一杯に食いな♪」

 

白露「う"ん"っ"!」

 

 

そして、全員が残さず料理を食べ、食事会を含めた懇親会は無事、幕を閉じた…そして、悪夢は覚め、新しい朝が来た…その日差しは雑魚寝で眠っている艦娘達、棲艦sを優しく見守っていた………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第伍話に続く………




艦娘sideで約五千字行ったのに後編はこの体たらく… マジで色々書きたいことがあるなあ……まあ先ずはこの艦これ編を終わらせなきゃ話にならんし……まあおいおいで


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第伍話、巨悪の海軍との大決戦 準備篇

やっとこさここまで来た… さてと……おはこんばんちはッス♪黒い阿修羅です♪もっと色々書けるように修行中です、相変わらず他の投稿者より断然下手ですがどうか暖かく見守ってください、それでは本編どうぞ


第伍話

 

 

 

 

(OP、「仮面ライダーアマゾンズ season2」より、DIE SET DOWN)

 

 

 

あれから一週間、寮は完全に修復完了して全員にはしっかり療養してもらって、怪我とかが酷い娘達はそれ以上に時間が掛かるが命に別状はないので問題はない、皆、この一週間は自分達が思うままに過ごしていた……

 

 

鬼一「………」

 

長門「………」

 

鬼一「……なあ、長門…」

 

長門「なんだ?鬼一」

 

鬼一「もうそろそろ離れても良いんじゃないか?」

 

長門「嫌だ、暫く鬼一成分を補給だ…」

 

鬼一「それがどんな成分かはさておきもうそろそろどいてくれんと修業が出来んのだが…(汗)」

 

長門「私といるのは嫌か?」

 

鬼一「そうじゃないが…(汗)」

 

長門「では問題ないな♪」

 

鬼一「ぬぅ……」

 

陸奥「そうよぉ♪こんな美女二人にこうしてサンドして貰えてるんだから♪味わわなきゃ損よ♪」

 

鬼一「俺は日課の修業をしたいんだがなあ…(汗)」

 

 

現在鬼一は長門と陸奥の姉妹二人に後ろからと前から前を長門、後ろを陸奥ががっちりホールドして抱き締めていた

 

 

陸奥「もう…鬼一ったら私達の事はもうどうでも良いの?」

 

鬼一「違う違う…(汗)日課の修業をやってないと後々身体が鈍っちまうからな…少しでも身体を引き締めいたいのだよ」

 

長門「それ以上素敵になってしまうと私達が持たなくなってうしまうから勘弁してくれ…(汗)」

 

陸奥「もう女として襲いたくなっちゃうから却下」

 

鬼一「理不尽だ……(汗)」

 

白露「あぁ~~~~~っ!!長門さん達が鬼一を独占してるぅ~~っ!!」

 

山風「パパ……私にも構って…」左腕ギュウ

 

鬼一「あぁはいはい…ヨシヨシ…」山風アタマナデナデ

 

白露「鬼一~~あたしも~~~」右腕ギュウ

 

鬼一「……動けん(汗)」

 

長門「ふふ♪正にハーレムだな♪鬼一よ♪」

 

鬼一「からかうな長門……(汗)」

 

陸奥「ふふ♪鬼一の背中はおっきくて安心するわね~♪」

 

鬼一「そうか……」

 

 

そして、とある一報で、状況が変わる……バタバタと慌ただしい雰囲気で大淀がドアを開ける

 

 

大淀「鬼一さん!!!」

 

鬼一「どうした大淀、そんなに慌てて…」

 

大淀「それが……海軍本部の大将がこちらに来てます…」

 

艦娘達「っ!!!」

 

鬼一「……やれやれ、いよいよ来やがったか…」

 

大淀「どうしますか?」

 

鬼一「俺が何とかするから、全員寮にて待機、安心してくれ…ここを明け渡す気なんざ更々ない……」

 

その場にいた全員「了解っ!」ケイレイ

 

 

そして暫くして……

 

 

大将「ふんっ……ボロいところだ…こんなところ私の艦隊ならばすぐに潰せる……」

 

鬼一「ほう…見た目であまり判断するんじゃねえぞカスが…」

 

 

大将の前に鬼一が仁王立ちで立ちはだかる…

 

 

大将「貴様か…ここの鎮守府を運営してるのは…」

 

鬼一「だったらどうした?」

 

大将「ならばこれは要求ではなく命令だ…即刻この鎮守府を明け渡せ」

 

鬼一「断る」ソクトウ

 

大将「…貴様ちゃんと頭使って喋ってるのか?命令と言ったのだぞ?」

 

鬼一「てめえこそ頭使ってるのか?俺は断ると言ったんだ…同じ事を何度も言わせるな、それともなんだ?そんな事を態々伝えるためにここに来たのか?海軍様は余程暇と見える…やることなくて暇なんだろうなあ?えぇ?」

 

大将「貴様…それ以上私を侮辱するならば容赦せんぞ…」

 

鬼一「どう容赦しないんだ?」

 

大将「海軍総出でこの鎮守府を消滅させる…」

 

鬼一「あっそ、で他は?ないならとっとと帰ってくれないか?邪魔」

 

大将「貴様…やはりちゃんと頭を使って喋っていないようだな…海軍総出だぞ?つまり、全日本の鎮守府が貴様の鎮守府を潰すといっているのだぞ?」

 

鬼一「だからなんだ?そんな些末な事はどうでもいいだよ、用がすんだらとっとと帰れっていってるんだよ……ここで死にたいか?」

 

 

大将に極密度の殺気を放ち、萎縮させ

 

 

大将「っ……くっ……貴様なぞどこかでの垂れ死んでしまえ!!!」

 

鬼一「死ぬのはお前らだ…俺の嫁達に手ぇ出したら、その瞬間てめえらは死ぬ……覚悟しとけ…」

 

 

大将はそのまま海軍本部へ逃げながら帰っていった

 

 

鬼一「……はあ…やれやれ、大将があんなんじゃ期待はできそうにないな…はあ、やっと帰ったか…なら俺も相応のものを準備しないとな……」

 

 

そして鬼一は自分の部屋に閉じ籠り、海軍との決戦の準備を開始した…

 

 

鬼一「……………」

 

 

鬼一は自分の得物の状態を確認しながら準備を進めていた、今の腐りに腐りきった海軍を消せれば少なくとも今まで不当に扱われてきた艦娘達を救える…

 

 

鬼一「やるしかねえ……何がなんでも…俺がやらなきゃ誰がやるってんだ…」

 

 

伊勢「やっほー♪鬼一、そう煮詰めてても良い考えは浮かばないよ?ごはん食べに行こう♪」

 

鬼一「ぬ……もうそんな時間か…そうだな、そうしよう」

 

日向「決まりだな」

 

 

移動中、案の定二人から両腕をがっちりホールドされてる状態で食堂へいく姿はまるで連行されてる姿に他ならない

 

 

鬼一「……なんかまるで俺が連行されてるような感じがするんだけど」

 

伊勢「気にしない気にしない♪」

 

日向「男が小さい事を気にしてはいかないぞ♪」

 

鬼一「あっそう…(汗)」

 

 

そして食堂につき、鳳翔や間宮、伊良湖ちゃんも加わっての食堂だ

 

 

伊勢「鳳翔さあん♪連れてきたよぉ♪」

 

日向「ああ♪きっちり逃がさないようにな♪」

 

鳳翔「ありがとうございます♪鬼一さん?あまり根を詰めすぎるのもダメですからね?根を詰めすぎるといつか倒れちゃいますよ?」

 

鬼一「善処するよ」

 

鳳翔「そうしてくださると助かります、さあ、出来ましたよ♪召し上がってください♪」

 

鬼一「ありがとう♪頂きます♪」

 

 

食堂でお昼ごはんを食べ、暫く他の艦娘達や棲艦sと雑談でもしていき、自分の部屋に戻った……

 

 

鬼一「よし、腹も膨れたところで再開と行くか…」

 

 

そしてまた暫く自分の得物の状態を確認しながら作業を進めてると、他の艦娘達や棲艦sがやって来た

 

 

加賀「鬼一さん、少し大丈夫でしょうか?」

 

鬼一「加賀か、良いぜ、鍵は空いてる、入ってくれ」

 

加賀「失礼します」

 

ヲ級「ヲっ♪」

 

鬼一「二人揃ってどうした?」

 

加賀「ヲ級が鬼一さんの作業してるところを見たいと言っていたので連れてきて貴方に聞いてみようと思ったの」

 

鬼一「そうだったのか、だったら問題ないよ、好きなだけ見ていきな♪加賀も見ていたければ見ていて良いぜ」

 

加賀「では、そうさせて貰うわ♪」

 

ヲ級「ヲっ♪ヲっ♪」ピョンピョン

 

鬼一「ふ♪…………」カチャカチャ

 

加賀「鬼一さん、何を弄っているのかしら?」

 

鬼一「俺の愛銃だ、念入りに整備してるんだ…」

 

加賀「それは…二丁拳銃ですか?しかもかなりの大型の…」

 

鬼一「ああ…ある人からの物を真似て俺が作った、これのオリジナル作った人凄い腕だよ…魂を感じるよ……」

 

赤城「それを造った人は…」

 

鬼一「……もういない…」

 

赤城「あっ…すみません…」

 

鬼一「いや、こちらこそすまなかったな、湿っぽい話をしてな…だが…これを造った人は、今も天で銃作ったりしてるかもな♪」

 

天国のガンスミス「へっきし…あぁ~…最近寒いかねえ…?」

(このガンスミスの詳しい話は小説版Devil May Cryで是非読んでみてください)

 

飛行場姫「そうかもね♪」

 

 

そしてそれから暫く自分の得物の状態確認作業をしながら適当に雑談もして解散…お開きとなった

 

鬼一「……よし、これで良い………決行は明日だな…皆に伝えなきゃな…」

 

 

放送マイクで全員に召集を掛け、食堂に集まる

 

 

鬼一「皆集まってくれてありがとう、まどろっこしいのは嫌いなので単刀直入に言おう、今の海軍を潰すときが来た…」

 

 

その一言で一同騒然として動揺が隠せないようだ…だがそれに構わず話を進める

 

 

鬼一「決行は明日、俺は明日、海軍本部に殴り込みに行ってくる、因みに俺一人でだ」

 

 

更に爆弾発言で皆大騒ぎになった

 

 

鬼一「静かにっ!!話はまだ終わってないっ!!」

 

 

鬼一の一喝で場を納める

 

 

鬼一「そこで、俺の留守の間、皆にはここ、俺達の鎮守府(いえ)を守ってほしい、俺がいない間にここが襲われる可能性があるからな…だから俺がいない間、皆で力を合わせて俺達の鎮守府(いえ)を守ってくれ…これはな、皆にしか頼めない…非常に勝手な願いだけど、頼む…」

 

 

深々と頭を下げ、皆に懇願する

 

 

天龍「…なあ鬼一、本部を潰すのは分かったけど、流石に一人じゃ無茶じゃないか?相手は海軍の中枢、本部だぜ?幾らなんでも…」

 

摩耶「そうだぜ鬼一、数じゃ分が悪すぎる、せめて戦艦を連れてった方が…」

 

鬼一「いやダメだ、さっきも言った通り、俺がいない間に誰かに襲撃されてここが全滅してしまったらそれこそダメだ…念には念を…って奴だ…」

 

サラトガ(以降、サラと呼称)「では…私達が貴方に出来ることは何もないのですか?」

 

鬼一「それがここを守ることに繋がる、ここを守ってくれれば俺は安心してくれ戦いに行けるんだ…だから、皆に重ねてお願いする…ここを…俺達の鎮守府(いえ)守ってくれ…頼む…」

 

大和「……分かりました…貴方が必ず帰ってくると信じて待ちましょう…ですが、約束してください……絶対に…絶対に勝って私達の元に戻ってくると…」

 

鬼一「ああ、必ず帰ってくる、約束だ」

 

 

皆と約束を交わし、それぞれの部屋で休ませて鬼一も眠りについた…決行は明日の朝3時…明け方を待たずして出撃する……さあ、準備は整った……

 

 

~深夜二時~

 

 

鬼一「………」パチッ

 

 

深夜に目を覚まし、戦いの準備に取り掛かり、装備もちゃんと装備して鎮守府の玄関から外に出る、だが、鎮守府の正門前に艦娘達や棲艦sが既にいた…

 

 

鬼一「寝ていて良かったってのに…見送りなんてしなくて良かったのに…」

 

扶桑「そうもいきません、これから鬼一さんが戦場に向かうと言うのにそれを見送らない子達はここにはいません」

 

鬼一「……やれやれだぜ♪」

 

長門「全員っ、鬼一に敬礼!!!」ケイレイ

 

艦娘達&棲艦s「………」ケイレイ

 

 

鎮守府正門から出て振り返り

 

 

鬼一「……行ってくる」ケイレイ

 

艦娘達&棲艦s「行ってらっしゃいっ!!」

 

鬼一「……ふっ!!」

 

 

皆に敬礼を送ってから地面に自分の足跡がくっきりとつくほどの踏み込みから走り出した……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第陸話に続く……




自分が知ってる作品でのハーレムもの小説があまりないんだよなあ……と思ってだったら自分で書こうと思って今の現状ですwwwなるべく完結するまで頑張ります、応援、感想、お待ちしてます♪ただし、誹謗中傷のコメントは無視しますので悪しからずご了承下さい


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第陸話、巨悪の海軍との大決戦 海軍本部壊滅篇

お待たせしました♪五千字越えた…(驚)まあなにはともあれ、第六話です♪皆様楽しんで誹謗中傷は控えて読んでいただければ幸いです♪それではどうぞ


第陸話

 

 

 

深夜二時、ある町では異変が起きていた、それは遠くから何やら地響きのような音が聞こえてくるのだ…しかも、段々こちらの町に近付いてくる…そして、その音の正体がなんと人間が走ってる音だったのだ…

 

 

鬼一「……もうちょいで着きそうだな…急ぐか…」ドンッ

 

 

更に加速して衝撃波が発生して周りの住宅やビルの下層の窓ガラスが原因不明の破損事故がその町であちこちで起きていた…

 

 

ーーーーそして、ついに海軍本部にたどり着き、その巨大な施設をぶっ壊すべく中に入ろうとするも門番に見つかり咎められる

 

 

 

門番1「止まれっ!!貴様何者だっ!ここを海軍の本部と知っての事か!?」

 

門番2「貴様のような得たいの知れん馬の骨をここにいれるわけにはいかん、とっとと帰れっ!!」

 

鬼一「悪いがそうもいかんのでなあ…お前達に恨みはないが…推し通る…」

 

門番1「ほう?うん?ははっwww今時今更侍気取りか?なんだこれは?ちゃんばらごっこなら他でやりな…」

 

 

門番の一人が鬼一の刀の鞘を警棒で軽く叩き間合いに入る……

 

 

鬼一「うん?ふふ…これか?面白いぞ?もっと近くで見てみろよ…」

 

門番2「へえ?……っ!?ぐぁぁああああああっ!!」

 

門番1「なっ!?あぁあぁ……」

 

鬼一「おぉ~……」

 

 

不用意に刀をまじまじと見る門番にあらかじめ仕込んでおいた火薬が爆発し、刀が射出され、門番の顎を撃ち抜いて上空7mほどまで吹っ飛ばす。

 

 

鬼一「……ん?」

 

門番1「うっ…うわぁああああ!!!!」

 

鬼一「よっ…はっ!!」

 

 

門番の警棒を軽く避けて鞘当てで怯ませ、一気に間合いを詰めて門番を足場にさっき刀に吹っ飛ばされた門番の方向へジャンプする…そして…

 

 

鬼一「おおぉぉぉぉぉぉ……せいやぁああああああっ!!!!!!」

 

 

上空にあった刀を取り、同じく上空にいた門番を真っ二つに斬って着地した…。

 

 

門番1「くっ…はああっ!!」

 

 

門番も負けじと応戦しようと警棒を振りかぶる…が…

 

 

鬼一「…ふんっ………」

 

門番1「あっ…あぁ……」

 

 

着地した状態から円運動のように斬りつけ、もう一人の門番も斬り伏せる

 

 

鬼一「………はあ~あ…」

 

 

刀を振って血を払い、納刀する、そして漸く斬られた事を自覚して上半身がずれていきそして落ちる、下半身はそのままの状態で崩れ落て上下に別れ、その身体から夥しい量の血を噴水のように噴出させて倒れる…そして退屈そうに血が着かないように横を歩き、海軍の正門へと向かう、そしてその後ろで残るのは、見るも無惨な死体と夥しい量の血だけが残るのみだった……

 

 

鬼一「はあ…こんなもんならここのやつらもたかが知れてるな…本部ってだけあってまあでかい門だな…まあ…ぶっ壊すんだがな……」

 

 

ーーーー"虚刀流四の構え、「朝顔」"

 

 

鬼一「虚刀流四の奥義、柳緑花紅…

 

 

虚刀流四の構えから片方の拳を腰元に構え、門に対して身体を捻り背を向けた状態になり、そこから身体の捻りを開放して拳を門に叩き込む、そして、門の裏にあった閂だけをぶち抜いて破壊して門を開ける……

 

 

鬼一「やれやれ…もうちょいマシな門は作れなかったのか…」

 

 

閂を破壊して本部内に侵入すると事前に情報が漏れていたのか既に臨戦態勢が整っていた…しかもかなりの人数で

 

 

鬼一「…ほう…まるで俺がここに来るのが分かってたような配置だな…」

 

屑元帥「そうとも…全てお見通しよ…"人斬り鬼神"…」

 

鬼一「……へぇ…俺の事を知ってるのか?」

 

屑元帥「知ってるも何も、裏ではお前ほど有名な者はおるまい…たった一人であらゆる組織からも狙われながらも全て返り討ちにし、自分に牙を向けた者には容赦しない徹底ぶり…これで有名にならないわけがなかろうに…」

 

鬼一「よく調べてるようで…で?俺の事を知ってるなら後は自分がどうなるか分かってるよな?」

 

屑元帥「貴様…どうやらこの状況が分かってないようだな?ここにいるのは全員儂の直轄の精鋭十万じゃ…幾ら"人斬り鬼神"が強いと言ってもこれだけの数ではどうしようもないだろう?」

 

鬼一「…はあ…表面上の事しか知らんのか…」

 

屑元帥「……何?」

 

鬼一「こんな雑魚共何人いようが同じだって言ってるんだよ…こんなの物の数にも入らん……俺殺すならもっと数寄越したらどうだ?まあ寄越したところでまた屍の山が増えるだけだがな…」

 

屑元帥「やはり貴様は状況が分かってないようだな…この状況を見ろ、十万対一だぞ?この歴然の差が分からんのか?」

 

鬼一「…はあ…だからなんなんだ?」

 

屑元帥「…何?」

 

鬼一「だからなんだって言ったんだ……もういい…もうお前の汚らわしい声は聞き飽きた…これ以上の対話を望むなら…暴力と言う言葉でのみ応えてやる…全員……皆殺しだ……

 

屑元帥「ふん…ほざけ…命令を下す…奴を殺せ…貴様など、儂がてを下すまでもないわ…」

 

鬼一「はあ…いつまで能書き垂れてんだ……さっさと掛かってこい…

 

屑元帥「あ?」

 

鬼一「掛かってこないなら…こっちから行くぞぉっ!!!!

 

海兵全員「うおぉぉぉぉぉぉおおおおおっ!!!!!!」

 

 

 

 

(イメージ戦闘用BGM、龍が如く0より)「怨魔の契り」

 

 

 

海兵が全員纏めて鬼一に向かい、鬼一自身も海兵達の波に向かって走り出して突っ込み…

 

 

鬼一「風遁、螺旋丸っ!!」

 

 

一人の海兵に螺旋丸を叩き込み、そのまま螺旋丸ごと海兵を投げ、螺旋丸を炸裂させて更に他の海兵も巻き込む。

 

 

鬼一「これじゃあ中々減らんか…ならば…」

 

 

上空に飛び掌にチャクラを集中させて今度は螺旋丸よりも威力も範囲も桁違いな風遁、螺旋手裏剣を作る。

 

 

鬼一「喰らえ、風遁、螺旋手裏剣!!!!」

 

 

螺旋手裏剣をぶん投げ、粗方の敵を巻き込み爆ぜさせ、大体3000は消滅させた。

 

 

鬼一「このまま続けて殺っても良いんだがそれじゃあつまらんよなあ?」

 

 

地上に降りて海兵達に向かって走り出し、一人の海兵をスリングブレイドで投げ飛ばし、海兵の武器を利用したり、打撃ありとあらゆる近接格闘術を駆使して敵を駆逐していく…

 

 

鬼一「148…237…386…419…527…651…773…862…905…1003……」

 

 

近接格闘だけで1000人以上も屠り、近接では勝てないと踏んだ海兵達は遠距離から銃や砲であらゆる重火器を鬼一に向けて放つが……

 

 

鬼一「ブレングリード流血闘術、117式、絶対不破血十字盾(クロイツ・シュルトゥンツェ・アブレヒリヒ)!!!!!!

 

 

地面に殴り付け、そこから自身の血で作った巨大な盾を展開させ、重火器の攻撃は全て弾かれる。

 

 

鬼一「おいおい…もう終りか?じゃあこっちの番だな…そらっ!!!!へっ…行くぞぉ…FIRE!!!!!!」

 

 

懐から「厄災兵器、パンドラ」を展開して、モード「アーギュメント」で大量のミサイルを飛ばし、そこかしこに無差別攻撃を仕掛ける、そしてこの攻撃で約二万は吹っ飛んだ…。

 

 

鬼一「ひゅう…やっぱりパンドラは威力半端ないな…一瞬で至るところにクレーター作っちゃったよwww」

 

 

(因みに、原作のパンドラより大分威力上げてますwwww)

 

 

屑元帥「……」パクパク

 

 

あまりにも一方的な展開に屑元帥は驚きを隠せない、たった一人、たった一人の勢力で自分が手塩にかけて育てた兵士が一瞬で散らされていく…そして気づけば、もう3割もの兵士たちが奴によって消された…。

 

 

屑元帥「ばっ……化け物…」

 

鬼一「俺から言わせれば…お前の方が化け物だぜ?てめえらは全員俺があの世に送る…まあ、全員漏れなく地獄行きだろうがな…鬼灯さんには結構迷惑かけるが…まあその時は直接出向いて手伝わなきゃな……」

 

屑元帥「なっ…何を言ってる……」

 

鬼一「これから死ぬてめえには話す義理なしだ…さあ、そろそろ辞世の句でも出来たか?」

 

屑元帥「なっ……何をやってる!!!!殺せっ!!!奴を殺せぇ!!!!」

 

鬼一「やれやれ…もっと根性見せろよ…」

 

海兵「でやぁっ!!!」

 

鬼一「……ふんっ…」

 

 

 

四方八方からの攻撃を鞘当てで剣を弾き、「閻魔刀」を鞘から抜刀、その映りから後ろからの唐竹割りをする敵が行動を起こす前に素早く後ろの敵を叩き斬り、その返しで薙ぎ払い、周囲の敵を上下真っ二つにして敵の身体が上下に別れて倒れるまで待ち、そして血を払って納刀、そして横から剣を振り下ろしてくる敵に対しては身体の筋をずらしてかわして柄で敵の土手っ腹に叩き込んで吹っ飛ばし、横にいた敵を鞘で脚を払って空中に浮かせてその浮いてる胴体に刀身を滑り込ませて斬る、ガードの構えで待っていた敵には剣ごと叩き斬り返しの太刀で胴体を斬る、そしてもう一人の脚を払って空中に浮かせて、一度閻魔刀を納刀してから浮いてる敵の先のいる数人も纏めて抜刀術で纏めて斬り伏せた…辺りには胴体を斬られて血が噴水のように噴出させて文字通りの「血の雨」を降らせて鬼一の髪を赤黒く染めて行く…

 

 

 

鬼一「……おあぁああああああああ!!!!!!」

 

 

 

前方に向かって走り出して閻魔刀を振るい、バッサバッサと敵を斬り刻みながら走り抜け、最後は閻魔刀を振り抜き斬り伏せられた敵は真っ二つにされ崩れ落ちる……そして持っていた天然水ペットボトルを頭からかぶりって血を落とす…

 

 

鬼一「ふん……」

 

 

そこら辺に落ちていた血に染まっていない薄汚れた大きい布を羽織る…まだまだ敵は現れ続け、立ちはだかる…それを見てそっと閻魔刀の鯉口を切る……

 

 

鬼一「………」キンッ

 

海兵「おりゃあ!!!!」

 

鬼一「……」

 

 

背後から剣を振り下ろしてくる敵をかわして布を上に投げて目眩ましして海兵を袈裟懸けに斬って一瞬で遠い所に瞬間移動する…そして…

 

 

鬼一「はぁぁ……」スゥゥ…キンッ

 

 

移動したところからゆっくりと閻魔刀を納刀した瞬間、やっと斬られた事を自覚して敵は崩れ落ちる…そして漸く鬼一の存在を認識して振り返る…

 

 

海兵「なっ!?いつの間に…」

 

鬼一「……」

 

 

 

一気に間合いを詰めて一人を斬り伏せて身体を回転させながら一人、また一人と斬り、鞘を後ろに投げて一人の海兵の腹を貫きそのまま後ろに吹っ飛んでいくそれを追うかのようにまた一瞬で間合いを詰めて左切り上げ、袈裟斬りの順番で一人一人を屠る……そして最後は閻魔刀を投げて回転させて周りの敵兵を斬殺していき、帰って来た閻魔刀を掴み、飛んできた鞘に寸分の違いなくすっぽりと納めて敵から納刀した鞘ごと引き抜いて髪をかき揚げて不敵に笑う…

 

 

 

鬼一「はぁ…ふん…」ニヤッ

 

海兵「くそがっ!!!!」

 

海兵「調子に乗るなよっ!!!!」

 

 

 

空中から奇襲を掛けて倒そうとするも鬼一は全くの動揺もせず上を見て飛び上がる…そして。

 

 

鬼一「うおぉぉぉぉぉおおおおおおおおおっ!!!!!!うおおぁっ!!!!!!」

 

 

飛んで抜刀して回転しながら周りの敵を片付けていき、目の前にいた敵には踵落としを喰らわせて地上に叩き落とし、最後は空中で回転しながら地上に叩き落とした敵目掛けて閻魔刀を振り下ろし、敵を真っ二つにした…。

 

 

鬼一「はぁぁぁぁぁ……」キンッ

 

 

閻魔刀を回転させて血を払い、静かに…でも確実に納刀……。そして周りにはただの屍と化した骸がそこらじゅうに横たわっており、その数は実に二万……もう半数にまで削られて敵も慌てだし、あるものは戦闘を放棄して恐怖のドン底にいてガクガクと震えるものが殆どだった……

 

 

 

鬼一「ふう…良い感じかな……さてどうする?もう半分だぜ?言っておくが…俺は必ず全員皆殺しにする…どう足掻こうが、そしてどう逃げようが…必ず見つけ出して殺す……一人残らずだ…」

 

海兵「ひっ…ひぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!!!」

 

海兵「じょっ…冗談じゃねええぇぇぇぇっ!!!!」

 

海兵「死にたくねえ…死にたくねえよぉ…」

 

海兵「そうだ…これは夢だ、夢なんだ…」

 

海兵「あいつのせいだあいつのせいだあいつのせいだあいつのせいだ……」

 

鬼一「はあ……もういい…もう良いよお前ら…全員地獄に叩き落としてやる…地獄で鬼灯さんと閻魔さんにたっぷり地獄味わってこい……お前ら纏めて……殺す…

 

 

閻魔刀を構え、何やら力を溜めている様子でじっと構えている…

 

 

屑元帥「はっ…おい貴様らっ!!!!今が好機だっ!!!!今奴は隙だらけだ、今の内に殺せぇ!!!!!!」

 

鬼一「やれやれ、十万の敵って言うのは分かってはいたが処理が大変だ……ここら辺リアルに血の海になりそうだ…相手すること自体は別に構わんのだが…さて…もうそろそろ読者も飽きてきただろうし…もう終わらせてやる…」

 

 

何やらメタい話が聞こえてきた気がしてならないがまあきにせず続けよう。

 

 

海兵「そうだ、生きて戻るんだ……だから殺す…」

 

海兵「生きるんだ…だから殺す…殺す…」

 

海兵「殺す…殺す…殺す…」

 

海兵「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す…」

 

鬼一「……哀れな…もう死ね…お前ら…」

 

 

鬼一のもとに残りの海兵達が集まっていき一ヶ所に集まるそしてそこから放たれる技は…その範囲にいた者は瞬く間に絶命する…その名は「次元斬・絶」

 

 

鬼一「I'need more power!!!!!!(もっと力を)

 

 

鬼一がいた場所から消え、そしてそこらじゅうに散らばり配置される斬撃、そして戻ってきた鬼一が膝をついた状態で閻魔刀を回転させて静かに納刀したと同時に斬撃が解放され、残りの五万人は一瞬で消された……

 

 

鬼一「……ふん…呆気なかったな…」

 

屑元帥「………」パクパク

 

 

あまりの状況に唖然とするばかりの屑元帥…だが、そんな隙を見逃すはずがなく、鬼一は一気に屑元帥の間合いの中に入る。

 

 

屑元帥「っ!!!!貴様……どうやっ……」

 

鬼一「虚刀流奥義……

 

 

虚刀流四の構え、"朝顔"の構えからの接続技で四の奥義、柳緑花紅での拳を屑元帥の土手っ腹に叩き込む。

 

 

鬼一「七花八裂……

 

屑元帥「ごぼっ……」

 

鬼一「改!!!!!!

 

 

 

先ずは四の奥義、柳緑花紅から一の奥義、鏡花水月による心臓への強烈な掌打、両手を合わせてから開きながらの五の奥義、飛花落葉での両掌底、飛び上がってから回転を加えての踵落としを脳天に叩き込む七の奥義、落花狼藉、 水月(鳩尾)への飛び膝蹴りの三の奥義、百花繚乱、両水平手刀で屑元帥の両脇腹に打つ六の奥義、錦上添花、そして最後に屑元帥の心臓に逆の手の貫手で心臓を貫く二の奥義、花鳥風月で止めを刺し、屑元帥の背中が弾け大量に出血して喀血しながら倒れる……

 

 

 

屑元帥「がはっ……」

 

 

 

 

これにて海軍は壊滅、この騒ぎは世間にも大々的に公表され、世間では「海軍を襲った悪夢、血の海地獄作られる」と報じられ、世間を大変に賑わせ、犯人は誰だ、裏の人間の犯行か、屑な海軍が消えてこれから新しく艦娘さん達に優しい海軍ができれば良い…などなど様々な意見や憶測が交わされるのはまた別のお話……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第漆話に続く……




色々ゲームとかの再現も入れましたwwwww感想とかくれれば喜んでうp主のモチベーションが勝手に上がります、どうか感想とかよろしくお願いします♪


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第漆話 帰ってきた新しい日常

お久し振りです♪いやぁ新年開けて漸くかけました… お待たせしてしまって大変申し訳ございません… もっと早く投稿できるように心掛けます、それではどうぞ♪感想お待ちしております♪


第漆話イチャイチャ回です♪

 

 

 

海軍本部、その他ブラック鎮守府を全て根こそぎ滅ぼしてから一月近く経った、ブラック海軍が滅んでテレビをつければ海軍壊滅事件の特集をまだやっていた…

 

 

あれから一月も経とうと言うのにいい加減飽きる…因みにこの報道は世界中にも駆け巡り大層世間を驚かせ、賑わせた…自分の鎮守府以外でブラックの報告はもう上げられていない。ーーー

 

 

まあ嘘の報告をしようものならその瞬間その提督は消されるので、例え偽造しようとしても即座にバレるようになっている…だが、そんな心配はよそに案外新しい提督司令官とは上手くやっているようだった…

 

 

そして深海棲艦達の動きもここのところ大人しく、この一月の間で全く出てくる気配がなく、皆平和な一時を過ごしていた…そんなある日、鬼一は執務室で昼寝をこいていた。

 

 

鬼一「Zzzzz…Zzzzz…」グースカピー

 

 

静かな寝息を立てながらソファーで寝転がって眠っている、そこに丁度艦娘が執務室に入り鬼一の様子を見る

 

 

夕立「ぽい?提督さん寝ちゃってるの?ぶ~…せっかく一緒に遊ぼうと思ったのに…あっ、そうだ♪ふふ♪お邪魔しま~すだっぽい♪」

 

 

夕立は鬼一の寝ている上に乗っかり、その上で寝転がる。

 

 

夕立「ふっふ~ん♪良い感じっぽい~♪」

 

 

上機嫌で鬼一の胸元にスリスリして抱き締める。

 

 

鬼一「Zzzzz…Zzzzz…」グースカピー

 

 

夕立「はぁ~…良い匂い♪なんだか私も眠く…なって…Zzzzz…」

 

 

夕立も鬼一と一緒におねんねの時間になって一緒に眠りについた、そこから数十分後ーー

 

 

鬼一「ん…ふぁぁ~~~あ…ん?夕立?いつの間に…ふふ、寝顔も可愛いもんだ♪」

 

 

夕立の頭を撫でながら起こさないように身体をずらし、ソファーから脱出する

 

 

鬼一「ふう…夕立無防備過ぎやしないか…?(汗)幾ら俺が海軍本部を滅殺したってもチョロすぎやしないか…?(汗)やれやれ…夕立は分かってるのかねえ…夕立自身、その身体は凶器でもあるのに…//」

 

 

駆逐艦の中では比較的大人に近いその身体は充分に出るとこは出ていて引っ込んでるところは引っ込んでいた、所謂「ボンッキュッボン」を体現していると言っても良い

 

これは白露型全員に言えることだが、皆スタイルは超抜群、顔も超がつくほどの美人さん、おまけに性格も良しと来た…

 

(例えるなら某絵描きさんのりゅー◯さんの作品に出てくる白露型身体を想像してくれれば分かりやすいだろう…。)通常の成人男性ならまず間違いなく襲ってるところだろう…

 

 

鬼一 (まあ、俺は襲う気持ちは…ないとは言えないが我慢はしてるつもりだ…正直生殺しも良いとこだが…(汗))

 

 

そんなこんなであらゆる思考を巡らせてる内に次の刺客が来た。ーーー

 

 

時雨「鬼一さん、いま良い?」

 

 

鬼一「時雨か…良いぞ、夕立寝てるから静かにな…」

 

 

時雨「やっぱり夕立ここにいたんだ♪分かった失礼するね」

 

 

鬼一「おう、いらっしゃい」

 

 

時雨「うん♪全く夕立は…そのままじゃ風邪引いちゃうよ…鬼一さん、仮眠室から布団だして良いかな?」

 

 

鬼一「ああ、それぐらいなら俺がやるよ…寛いでいてくれ♪」

 

 

時雨「そうかい?じゃあお言葉に甘えさせてもらうよ♪」

 

 

仮眠室から布団を引っ張り出して夕立に掛ける。

 

 

時雨「ごめんね鬼一さん、手間をかけさせちゃって」

 

 

鬼一「気にするな、俺もちょうど暇してたしな」

 

 

時雨「そっか…ねえ鬼一さん、今更なんだけど、あの時は僕達を助けてくれてありがとう♪」

 

 

ソファーから鬼一に向かってお辞儀をして

 

 

鬼一「前も言ったが、気にするな♪俺は俺のやりたいようにやっただけだからなお前たちが無事で良かったよ…」

 

 

時雨の頭を撫でながら笑顔で答える。

 

 

時雨「…////ねっねえ…鬼一さん…」

 

 

鬼一「うん?どうした?」

 

 

時雨「ちょっとそこに座って欲しいんだ」

 

 

鬼一「隣か?良いけど…」

 

 

時雨は鬼一を隣に座らせるや否や、覆い被さるように鬼一の首に腕を回して所謂対面◯位の体勢で鬼一の膝の上に乗っかっていた。

 

 

鬼一「ちょっ!?時雨!?」

 

 

時雨「鬼一さん…僕は君が好き…大好き…愛してる…いつも夜になるとね、夢の中で君の事で頭が一杯になっちゃうんだ…他の艦娘の皆だって、鬼一さんに惚れて好きになってるんだよ?あんな場面で助けられて、護るって言われたら誰だって惚れちゃうに決まってるじゃないか…だからね…僕は君を逃がさない…逃がしてなんかやらない…こうやって独占できる時間は少ないかもしれない…でもね…僕はそれでも良いんだ、鬼一さんなら、君一人だけを愛すことは出来ないって言うだろうしね♪僕はそれでも構わない…ちゃんと僕も愛してくれればそれで良いんだ♪」

 

 

頬を赤らめながら鬼一の眼をしっかり見据えて鬼一を見る。

 

 

鬼一「時雨…ありがとう…そこまで思ってくれて…そして、ごめんな…こんなクソ提督で…」

 

 

時雨「もう…どこかの曙の真似かい?鬼一さんは全然クソなんかじゃないよ…僕達を救ってくれたヒーローなんだから♪」

 

 

鬼一「ヒーロー…ね…俺には程遠いものだ…」

 

 

時雨「そうもいかないよ、ちゃんと君を僕達のヒーローだって思えるようにしてあげるから♪」

 

 

鬼一「ふっ…楽しみにしてる…♪」

 

 

時雨「うん♪そうしてて♪」

 

 

夕立「ん…ふぁぁ~あ…あっ…あぁあああっ!!時雨ずるいっぽいぃぃぃぃっ!!夕立も鬼一さんにだっこされたいっ!!」

 

 

鬼一「だっこしてるって言うか俺が迫られてるんだが… 」

 

 

時雨「おや?もしかしてこう言う体勢がお好みかい?」

 

 

鬼一「勘弁してくれないか時雨… 」

 

 

時雨「ふふ♪」

 

 

夕立「もぉぉぉぉっ!!夕立を除け者にしないでっ!!」

 

 

鬼一「あぁすまんすまん… ほら時雨、退いた退いた」

 

 

時雨「ふふ♪残念だ♪」

 

 

そうこうしてるうちに夕立が目を覚まし、鬼一の膝を掛けて夕立と時雨が(って言っても夕立が一方的に噛みついて時雨はそれを流してるだけだが)バトルを開始する。

 

 

鬼一「ほれ夕立、おいで♪」

 

 

夕立「わぁいっ♪」

 

 

勢いよく鬼一の土手っ腹にタックルを仕掛けそれをしっかり受け止める。

 

 

夕立「んん~~~♪」

 

 

時雨「夕立、危ないじゃないか、もし鬼一さんが怪我でもしたらどうするの?」

 

 

鬼一「俺は問題ないぜ時雨、そう叱ってやるな…それに、俺はそこまで軟弱でも貧弱でもないぜ♪」

 

 

夕立「ふっふ~ん♪」

 

 

時雨「はあ…まあ良いけど、あまりやり過ぎないでよ?夕立」

 

 

夕立「は~い♪」ポイポイ

 

 

鬼一「ふふ♪可愛いもんじゃねえか♪」

 

 

夕立「ふふん♪」フンスフンス ポイポイ

 

 

夕立は鬼一の胸にスリスリと頬擦りして甘え、鬼一も鬼一で夕立の頭をまるで犬を可愛がるように撫で回す。

 

 

夕立「んん~~~///」キュウ

 

 

鬼一「さて、俺もそろそろ鍛練に出るから、夕立、そろそろ退いてくれないか?」

 

 

夕立「えぇ~~~…」シュン

 

 

鬼一「そうしょげるな、また遊んでやるから…な?」

 

 

夕立「ぶ~…分かったっぽい、絶対だよ?鬼一さん…」

 

 

鬼一「ああ約束だ♪」

 

 

夕立と指切りしてその場は解散、鬼一は鍛練場へと向かう…

 

 

 

ーーーーー場所は変わって鎮守府のとある場所にて

 

 

 

鬼一「……さて、始めるか…」

 

 

とある場所にて修業を始める鬼一、両手には六振りの刀を指と指の間に挟んでいて、まるで龍の爪のように持っている。

 

 

鬼一「おおぉぉぉぉぉぉおおおああああああああああ!!!!!!」

 

 

六振りの刀を自在に操り、龍の爪が迸る…そして…。

 

 

鬼一「焼かれ焦がされてみろ…黒き龍の猛り狂った殺意に!!!はあぁあああああ!!!!!!俺を赤黒く…染めてみろ……」

 

 

かめはめ波の構えを取って放つものは黒い龍がうねりを上げて周りに走っていく、そして鬼一に喰らいつかんとするその瞬間、黒龍は消える。

 

 

鬼一「……ふう…良い感じだ…」

 

 

そしてそこから三時間程鍛練を続けてると声が掛かる。

 

 

鳳翔「鬼一さ~ん、そろそろお昼の時間ですよ~~」

 

 

鬼一「ぬっ、もうそんな刻限か…分かった~すぐ行く~」

 

 

時計を見ると確かにそろそろ昼の良い時間になる、今日の鍛練をここまでにして、鬼一は鎮守府に帰ることにした。

 

 

そして食堂にたどり着くと、既に食堂内でも多くの艦娘達や棲艦達も一緒になって食事を取っていた、何を食べようかと迷ったいたところに丁度昼時と言うのもあって艦娘達が続々と食堂に集まってきていた。

 

 

アトランタ「あれ?鬼一来てたんだ」

 

 

鬼一「ああ、腹へったから鍛練切り上げて来たんだ、アトランタは?」

 

 

アトランタ「私も同じようなもの、アイオワ達も来るよ」

 

 

鬼一「そうか♪和食とか合うか?」

 

 

アトランタ「寧ろとても気に入ったよ♪ホウショーが作ってくれたやつだからかもだけどとても美味しいから♪」

 

 

鬼一「何よりだ♪」

 

 

ビスマルク「あら、鬼一じゃない、貴方もお昼?」

 

 

鬼一「ああ、そんなところだ」

 

 

ビスマルク「なら一緒にどう?プリンツもマックスもレーベも喜ぶわ」

 

 

鬼一「ふむ…そうだな♪そうしよう、じゃあお邪魔させて良いか?」

 

 

ビスマルク「もちろんよ♪みんな聞いたわね?」

 

 

ドイツ艦勢「OK♪」

 

 

今日の昼は大盛きつねうどんにほか数品だ、対するドイツ艦達は自分達の国の料理(名前忘れました… )を食べていた。

 

 

鬼一「…………」ガツガツバクバク

 

 

ビスマルク「ホント、前から思っていたけど、貴方、結構大食いなのね?」

 

 

鬼一「ん…ゴックン、まあな、これくらい食っておかないと力が入らんのでな♪」

 

 

マックス「一杯食べる君も好き♪」

 

 

レーベ「力強く食べる君が好き♪」

 

 

プリンツ「沢山食べる貴方が好き♪」

 

 

ユー「食べてるときの幸せそうな顔が好き♪」

 

 

ビスマルク「貴方の全てが愛しい♪」

 

 

ドイツ艦勢「貴方の全てを愛してる 」

 

 

鬼一「ングッ!?…ゲホッゲホッ…どっどうした皆急に…」

 

 

ドイツ艦勢「ホントの事だから♪」

 

 

鬼一「あっ…そっすか…まあ…ありがとうな♪」

 

 

そこから他愛もない雑談をしながらお昼を食べ終え、執務も終わらせ、暇していた時にお声が掛かる

 

 

神通「あっ、鬼一さん、丁度よいところに♪」

 

 

鬼一「おぉ神通か、どうしたんだ?」

 

 

神通「少し鍛練でもしようかと思ったんですが練習相手が見つからず困っていたんです。」

 

 

鬼一「成る程な、でたまたまここに来た俺に白羽の矢が立ったわけだ、良いぜ、お相手しよう♪」

 

 

神通「ありがとうございます♪手加減しませんよ♪」

 

 

夕立「ポイポイポ~イ♪趣向は変わっちゃったけど、やっと戦って遊べるねっ!!」

 

 

武蔵「おぉ、鬼一と手合わせか…♪私も参戦しよう♪今日こそ鬼一に勝ってやる♪」

 

 

摩耶「今日こそ鬼一に勝ってギャフンと言わせてやるっ!!」

 

 

鬼一「ふふ♪良いぜ♪じゃあ、やろうか…」

 

 

そして道場にて四人を一度に相手して鬼一の圧勝、何度戦っても結果は同じ…そして手合わせを終えて執務室で書類作業を軽くこなして良い時間になったので夕食をとり再びに食堂へ…

 

 

鬼一「ふう…まあまあ良い感じに終わったな…」

 

 

鳳翔「あっ♪鬼一さん、お疲れ様です♪今日は何を食べますか?」

 

 

鬼一「そうだなあ…じゃあ鳳翔のおすすめで♪」

 

 

鳳翔「かしこまりました♪いつもの大盛ですね♪」

 

 

鬼一「ああ、頼む♪」

 

 

 

 

 

 

そうして夜ご飯も食べて、また寝るときに一騒動あるのは、また別のお話♪

 

 

 

 

 

 

 

 

第捌話に続く…to be continued




ちょいと久し振りなもので酷い有り様かもしれませんがどうかご了承下さい… それではありがとうございました♪


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第捌話 修羅との修業 鬼一VS艦娘&棲艦合同連合

投稿する前に情報みたらお気に入りが30件越えていてビックリしました…こんな小説でも面白いと思ってくれてとても感謝です♪なんとか頑張って完結させるので皆様応援よろしくお願いします♪


第捌話

 

 

 

 

 

ある日の事、それは突然に来たーーーー

 

 

 

鬼一「俺に修業をつけて欲しいだと?」

 

 

榛名「はい、私達と深海の皆を鍛えて欲しいんです」

 

 

鬼一「そりゃまた何で突然…」

 

 

防空「私達はまだまだ弱い…ずっと貴方に護られてるだけじゃあ駄目だっておもって…少しでも貴方の力になりたくて…強くなりたいの…」

 

 

雲龍「貴方の背中を護れるように…」

 

 

戦艦(姫)「貴方と共に戦いたいから…」

 

 

全員「私達を…どうか鍛えてくださいっ!!」

 

 

皆一斉に頭を下げて鬼一に頼み込んだ…自分達が強くなるならこれ以上の相手はいないだろう…。

 

 

鬼一「……ふむ、そこまで頼み込まれたら断るわけにもいかんな…よし分かった、修業の相手をさせて貰おう…」

 

 

了承されて皆歓喜に沸く、だがしかし…

 

 

鬼一「ただし…俺は修業では手は抜かない…やるからには死ぬ気でついてこい…たとえ未来の嫁さん達でも修業では俺は一切合切手は抜かない…良いな?くどいようですまないけどもう一度言っておく、死ぬ気でついてこい…」

 

 

全員「はいっ!!!」

 

 

鬼一「よし、修業は明日から始める…今日は確りと身体を休めておけ…明日は地獄を見るぞ…」

 

 

全員「はっ…はいっ!!!」

 

 

鬼一「いい返事だ♪…嬉しく思うぞ…向上心が良いと修業メニューが捗る♪」

 

 

全員「おっお手柔らかに… 」

 

 

鬼一「手は抜かんといったろう?♪」

 

 

 

 

 

ーーーそして翌日。

 

 

場所は富士の樹海、この広大な樹海で艦娘&深海棲艦達は修業の前座として樹海で数十㎞もの距離を艤装を装備した状態+各艦娘&深海棲艦達の艦種に合わせて最大2トンの重さを掛けながら(2トンにした理由は艤装を外した状態と艤装状態では出せるパワーが違うのでこちらにしました)樹海を走らされ、更には鬼一の上空から気弾が雨あられのように降り注ぐという地獄の修業を課していた。

 

 

鬼一「ホラホラどうしたぁ!?まだまだ先は長いぞっ!!走れ走れ!!!!」

 

 

駆逐(姫)「くっ…負けてたまるもんですかっ!!諦めないっ!!」

 

 

天城「はあ…はあ…自分で決めたんですっ…こんなところでへばってられないんですっ…」

 

 

長門「くっ…なんて攻撃が激しいんだ…だが負けんっ…この長門、惚れた男の背中くらいっ預けてもらえるほど、否っ…私が護れるほどに強くならなければっ!!!」

 

 

 

それから三時間後、全かなり気合いが入っていて重さを掛けられても尚進んでいき全員でゴールを走りきり、次の修業に移るーーーーーーー

 

 

鬼一「…よしっ全員たどり着けたな…それでは前座はこの辺りにして本番を始めるぞ…」

 

 

そう言って全員瞬間移動で海上へ連れていく。

 

 

鬼一「さあ、こっからが本番だ…全員、艤装は着けたままだな?それでは今から行う修業はあの巨大兵器(AF)と俺で攻撃を仕掛ける、こっからは本当に死ぬ気じゃないと本当に死ぬぞ?実弾装備して掛かってこい、でなけりゃあれは壊せないぞ?それでは始めっ!!!!!!」

 

 

(戦闘用BGM Devil May Cry2より Evil Tower)

 

 

先ずは巨大兵器(AF)が物量での攻撃が艦娘&深海棲艦達に降り注ぎ、連合軍はこれを全力で回避していきながら巨大兵器(AF)に近付いていく…艦載機ではあの物量攻撃から逃れられず全滅してしまうので空母の皆は回避に専念して巨大兵器(AF)に近づく。

 

 

武蔵「くっ…何という攻撃の物量と濃密さだ…だが、負けんぞ…相棒…いや、私の夫にも負けっぱなしは性に合わんのでなっ!!!!」

 

 

大和「っ!?ミサイル来ますっ!!戦艦全艦っ三式弾装備っ!!!!撃てぇっ!!!!!!」

 

 

ミサイル系統の攻撃は大和達戦艦組の三式弾で次々と落とされていく…そして、巨大兵器(AF)にたどり着き、懐から一斉攻撃を仕掛ける。

 

 

陸奥「さあ、懐に入ったわよっ…全砲門…撃てぇ!!!!!!」

 

 

戦艦(姫)「沈めっ!!」

 

 

鬼一「易々と沈めさせると思うか?俺がいるのを忘れないで欲しいな?三刀流、千八十煩悩鳳!!!!!!」

 

 

連合軍が砲撃を始めようとしたその瞬間、上空から巨大な斬撃が飛んでくる。

 

 

山風「っ!!!避けて!!!」

 

 

防空「くうっ!?」

 

 

鬼一「ふむ…誰も喰らわなかったか、まあ当てるつもりで放ってないからな…さあ、ここからだ…さあ…死ぬ気で掛かってこい!!!!!!」

 

 

全員「はぁぁあああああああああ!!!!!」

 

 

そこから先は正に地獄だった、誰も鬼一に一撃も入れることができず轟沈判定、大破まで一撃で持っていかれる…そして最後の一騎討ちは大和であった…

 

 

大和「強い…やはり強いですね…貴方の強さの秘訣って何ですか?」

 

 

鬼一「大したことじゃない…ただ人より大分長生きで…経験が勝ってるだけだ…」

 

 

嘘は言っていない…事実、もう何十億年過ごしてきて戦などやりにやり抜いてる、だから経験で、技で相手を圧倒するなど造作もないことであった。

 

 

大和「…実際おいくつなんですか?鬼一さんは」

 

 

鬼一「…信じちゃくれないかもしれんが…46億歳だ…地球が産まれてから俺は生きてる」

 

 

全員「…………」ボーゼン

 

 

鬼一「まあ、そんな顔もするわな…それより大和…何を呆けてる、終わらせるぞ……」

 

 

大和「はっはい……超弩級戦艦、大和型一番艦大和、行きますっ!!!」

 

 

鬼一「ふっ……ならば俺も名乗るのが礼儀だよな…修羅鎮守府所属、提督の陸奥修羅守鬼一(むつしゅらのかみきいち)だ、来ませい!!!!!!」

 

 

そして、二人がぶつかり……。

 

 

大和「……」

 

 

鬼一「……」

 

 

結果としては大和の完全敗北であった、一撃入れることも叶わず一方的に蹂躙された…大和は海の上で浮かんでいた。

 

 

大和「……せめて、一矢報いたかったですね…」

 

 

鬼一「今のお前らじゃ無理だ、これからはこの修業をベースに続けるぞ…何事も継続だ…全員にいっておく、いつか俺に一撃入れてみろ…マグレじゃなくて確実な一撃を一発、俺に叩き込んでみろ…そしてそれを2、3と増やせ、俺もそれに負けないくらいに修業するからな…さあ、今日は終わりだ、各自明日に備えてゆっくり休むように…」

 

 

 

そして全員鎮守府に帰り、修復や補給も済ませ皆会議室で鬼一に対する対策を講じていた。

 

 

 

大和「…正直言って化け物です…一矢報いれる気がしません…」

 

 

北上「まあ、真正面でゼロ距離から46cm三連装砲の砲弾をよりにもよって手刀で斬ってたらそう思うのも無理ないかもね…あたしもあそこまで綺麗にやられるとは思わなかったし…」

 

 

大井「ほんっとうに人間なのか疑いたくなりますよ…」

 

 

 

回想ーー

 

 

北上「このぉっ!!!!」

 

 

鬼一「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄!!!!!!」

 

 

北上の渾身の魚雷も鬼一の前ではただの有象無象の一つでしかなく、全て上空へとんでそこから拳の拳圧で全て爆発させたのだから

 

 

北上「うっ…嘘っ…」

 

 

鬼一「余所見とは余裕だな?」

 

 

北上「っ!?しまっ…」

 

 

大井「北上さんっ!!」

 

 

鬼一「ふんっ!!!!」

 

 

大井の援護も間に合わず、刀の峰で腹を打たれ蹲る北上、大井も負けじと反撃するがそれすらも全て回避、または迎撃されて大井も鬼一の技の前では無力であった。

 

 

鬼一「さあ、次は誰だ?」

 

 

扶桑「行きますっ!!!!」

 

 

山城「胸をお借りしますっ!!!!」

 

 

空母(姫)「行くわよっ…」

 

 

ヲ級「負けないっ…」

 

 

 

巨大兵器(AF)懐に入られながらも弾幕を張り続け艦娘&棲艦連合を釘付けにして近接では鬼一が艦娘&棲艦連合を叩きにいく…空母も巨大兵器(AF)の物量作戦と同じように大量の艦載機を飛ばして殆どを巨大兵器(AF)の弾幕対処に当てて、残りの艦載機を鬼一に向かって攻撃を仕掛けるが鬼一も鬼一で斬撃を飛ばして艦載機の弾幕を弾き、または撃墜していく…

 

 

 

防空巡(姫)「はあ…はあ…一撃くらい貰いなさいよ…」ゼェゼェ

 

 

鬼一「バカもん…戦場でも同じ事を言う気か?余計な考えは捨てろ…でなければ命取りだからな…」

 

 

雲龍「…そう言いたくもなるわ…私達の総攻撃をものともしないで…後でたっぷりと癒してよね…鬼一の身体…抱き心地良いから…」ハアハア

 

 

雲龍以外全員「あっズルいっ!!!!」

 

 

鬼一「ああもう…修業終わったら俺ができる範囲で何でもしてやるから…集中しろ…」

 

 

全員「っ!!はいっ!!!!!!」

 

 

全員がやる気が上がったところで鬼一からの攻撃の濃度は跳ね上がった…巨大兵器(AF)からの更に濃密な弾幕射撃が連合軍に降り注ぎ、鬼一はそれを華麗に交わしながら次々となぎ倒していき撃沈判定をもぎ取っていく…そして、そこから三時間後ーーーーー

 

 

鬼一「……中々頑張ってるようだがそろそろ終わらせる…」

 

 

全員「っ!!」

 

 

鬼一「影分身の術……飛天御剣流…九頭龍閃…」

 

 

影分身で人数を増やし、人数×九頭龍閃を放ち、残りの連合軍を撃滅判定して今日の修業は終了した…

 

 

 

回想終了ーーーーーーー

 

 

 

夕雲「私達相手でも容赦してなかったわ…」

 

 

巻雲「あうう…鬼一様あの時は怖かったです…」

 

 

島風「私にも追い付いたから速いよ…鬼一さんは…振りきれなかった…」

 

 

長良「あの圧倒的な強さ、正しく「鬼神」の名に恥じない動きでした…もっと、もっと強くなりたい…」

 

 

武蔵「ああ…長良、お前の言うとおりだ…私も…まだまだ精進が足りなかった」

 

 

北上「悔しいなあ…あそこまで徹底的にやられると清々しくも感じるけど…やっぱり悔しい…」

 

 

大井「はい…とても…悔しいです…」

 

 

天龍「…強く…ならねえとな…」

 

 

鬼一「……なあ…」

 

 

大井「何ですか?鬼畜の鬼一さん?」

 

 

鬼一「その話は俺のいないところで普通やるべきだろ?なんで態々俺の部屋でやる必要がある… 」

 

 

ヲ級「…癒されに…」

 

 

鬼一「今することか?俺風呂入ってないから臭いぞ?」

 

 

ル級「問題ないわ、とても良い匂いよ♪」

 

 

鬼一「やれやれだぜ……」

 

 

防空巡(姫)「ふふ♪これだけの美女美少女に囲まれて…まさにハーレムね♪」

 

 

鬼一「うぬぬ…////」ホホソメ

 

 

 

そしてその後は暫くからかわれながらも雑談を交わして何を思って出たのか急に下ネタで猥談しはじめて鬼一は逃げようとしたところ捕らえられ、引きずり込まれるように部屋に消え、その日の夜は全員と大層揉みくちゃにされたとさ…。

 

 

 

翌日ーーーーーー

 

 

 

鬼一「………ここのところなんでこんなに異様に疲れるんだ?ちゃんと寝てるはずなのに休めてない…」ゲッソリ

 

 

 

ゲッソリした姿で部屋から出てきて全員に盛大に揉みくちゃにされて疲労困憊になりながらも食堂へ向かう、鬼一が起きた頃にはもう皆いなかったのでそれぞれあの修業をしに向かったのだろう…あの修業とは、先日挑んだ巨大兵器(AF)と模擬鬼一との戦闘…これを連合は挑んでいる。因にだが、昨日の修業を行った結果、全員の練度が30から90と一気に馬鹿げた上がり方をしたので今訓練に行ってる一回を終わらせれば確実に99まで上がるので頭おかしい訓練だ。

 

 

 

鬼一「それにしても…結婚か……俺が…結婚…想像できないな…」

 

 

一人ご飯を食べながらそんなもの思いに耽る…そして昼食をとり、埠頭で嫁達の帰りを待つ…そして…

 

 

鬼一「……おっ…帰ってきたか…」

 

 

海岸から漸く嫁達の姿をとらえて皆を迎える。

 

 

鬼一「お帰り♪……うん、練度は99にまで上がったようだな♪皆おめでとう……自分の事のように嬉しいぜ…」

 

 

全員「はいっ!!ありがとうございますっ!!」

 

 

鬼一「よし、皆、俺から指輪を贈るのはもう少しあとにして今から一時間ほど休憩をとる、完全装備で一時間したら海上で俺と勝負だ…良いな?今の俺の本気を見せてやる…」

 

 

全員「はいっ!!!!」

 

 

 

そしてそこから一時間後、全員完全装備での布陣で海上にいる鬼一に向かって出撃する…。

 

 

 

鬼一「…来たか…」

 

 

長門「艦娘、棲艦連合、ただいま馳せ参じた」

 

 

鬼一「ご苦労さん、まだろっこしい事は抜きにして早速始めるぞ…」

 

 

全員「はいっ!!!!お願いします!!!!」

 

 

鬼一「よし……行くぞ…覚悟は良いか?

 

 

 

声が震え、辺りの海面が慌ただしく揺れ始める…、そして鬼一の姿が段々と変わっていく…髪は真っ白な白銀の髪から真っ黒に染まり、赤、青、黒の混ざりあったオーラを放ち、肌色だった身体の色が真っ赤に染まった…その姿…正しく"鬼"、"修羅"であった…。

 

 

 

鬼一「頼むから…一振り二振りで撃沈判定になってくれるなよ?

 

 

雲龍「あの姿は…」

 

 

ほっぽちゃん「お兄ちゃん…怖い…っ…負けない…お兄ちゃんにだって!!!」

 

 

空母(姫)「ほっぽ…」

 

 

千歳「…あの子が身体張ってるのに…私達が引くわけにいかないわよね?千代田…」

 

 

千代田「うん…千歳お姉…行こうっ!!!」

 

 

 

全員が決意を固めてる間に鬼一自身は気や魔力を溜めていた…鬼一の足の周りの海水だけ()()()()()()かのような様子だった…まるでそこだけが何もないような…

 

 

 

全員「…っ!?!?!?」

 

 

鬼一「どうした?さっさと掛かってこい…敵はここだぞ?俺はここだ…ここにいる…さあっ!!!…敵はここだっ!!!!ここにいる…お前達はそこにいて…俺は…ここにいる…

 

 

長門「……全員、撃て…撃てっ…撃てっ!!…見敵必殺(サーチ&デストロイ)見敵必殺(サーチ&デストロイ)だっ!!!!!!」

 

 

 

 

 

戦闘用BGM、龍が如く0誓いの場所「Two Dragons」

 

 

 

 

 

全員「はあああああああああああああああああっ!!!!!!」

 

 

鬼一「行くぞおらぁあああああああああ!!!!!!

 

 

ボスバトル、修羅鎮守府提督、階級元帥、陸奥修羅守鬼一

 

 

長門の号令で全員砲門を開き砲弾を鬼一向けて一転集中で放つ、空母や潜水艦は艦載機を発艦させたり魚雷を鬼一に向かって一転集中で一斉射させて攻撃を仕掛ける。

 

 

 

鬼一「火遁(かとん)業火滅却(ごうかめっきゃく)!!!!!!水遁(すいとん)大水鮫突破(だいすいこうとっぱ)!!!!!!

 

 

 

一転集中に集約された砲弾を火遁、業火滅却で蒸発させて、魚雷は巨大な鮫のチャクラの気弾を飛ばし魚雷を次々と撃ち落とす。

 

 

 

金剛「Shit!!これでも通じないなんて…」

 

 

比叡「諦めてはダメです姉様!!!」

 

 

榛名「まだまだ行きましょう!!活路は見えるはずですっ!!」

 

 

霧島「勝って行きましょうっ!!!いつまでも彼に護られるだけでは駄目なんですから!!!!」

 

 

金剛「…そうネ…行きましょう!!!!」

 

 

比叡&榛名&霧島「はいっ!!!!!!」

 

 

吹雪「私達も負けてられないよっ!!!!全力で戦おう!!!!」

 

 

叢雲「逃げるわけにはいかないわっ!!!」

 

 

古鷹「せめて一撃…一矢報いて見せます!!!!」

 

 

加古「あたし達の意地を見ろぉ!!!!」

 

 

全員「絶対に勝つ!!!!」

 

 

 

あれからかれこれ半日は戦っていただろうか、艦娘達は疲弊し、憔悴しきり、立ち上がるのがやっとであった、しかし目は死んでおらずまだ戦えると言わんばかりの眼光を鬼一に向ける。

 

 

 

鬼一「……良い気合いだ♪…だが……残念ながら…もう終わりだ…」

 

 

全員「ーーーーーーえっ…」

 

 

 

 

 

ーーーーーーー終わりは唐突だった…皆何をされたか分からずに視界が真っ白になり、海面に崩れ落ちる、鬼一の手には一振りの刀が持たれいた…そして峰打ちで一瞬で艦娘&棲艦連合の全てを断ち切っていた…長さは大太刀クラスの中でもかなり大きい方で真っ黒な黒刀を持っていた…

 

 

 

鬼一「羅天御影流(らてんみかげりゅう)…「十字斬葬(じゅうじざんそう)

 

 

 

この技で全員が撃沈判定をくらい、連合が全滅と言う結果になった…

(技のイメージとしては戦国BASARAの石田三成の斬滅と片倉小十郎の霹靂が合わさったような技です。)

 

 

 

鬼一「…中々楽しかったぜ」

 

 

 

気絶した皆を運び、お風呂にぶちこんで休ませる。

 

 

 

鬼一「…ふう…」

 

 

皆をお風呂にぶちこんでから数十分後、皆が自分の部屋に入ってきてまた雑談をかわす。

 

 

浜風「はあ…強すぎじゃありませんか?いくら歳を重ねても身体的限界は来てた筈なのに…」

 

 

鬼一「まあ、そこら辺は主人公補正という事で」

 

 

秋月「旦那様メタいです」

 

 

鬼一「まあまあ、今日は皆お疲れ様♪ゆっくり休んでくれよな」

 

 

全員「はいっ♪」

 

 

 

 

それから毎日、地獄の修業を潜り抜け、漸く結婚へと踏みきり、艦娘&棲艦連合の皆を鬼一の嫁として正式に迎えて幸せに暮らし始めましたとさ♪めでたしめでたし♪

 

 

 

鬼一「いやまだ続くからね!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第玖話に続く




さっき確認したらもうお気に入りが40件になっててマジかって思いました、感想とかも頂けると更に頑張れます♪不定期な更新ですけど頑張りますのでどうかよろしくお願いします♪


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第拾話 修羅、ケッコンカッコガチす

第拾話

 

 

 

 

 

 

 

 

よう、この鎮守府で提督として着任してる陸奥修羅守鬼一だ、今日は俺と艦娘、深海棲艦達との結婚式だ…この時をどれ程待ち望んだか…皆に惚れてから俺は嫁達を鍛えながら俺なりにアタックしてきた…そして、その努力が実を結んで俺は晴れて艦娘、深海棲艦達を娶ることが出来た…。ーーーーーーー

 

 

 

俺は彼女達を護るためなら自分を省みない覚悟も彼女達を一生護り、自分もたまには護られ…共に生きる覚悟も出来てる…それは彼女達も同じ気持ちだ…今まで俺は独りで生きてきた…地球が産まれてから俺も同じくこの世界に生を受け46億年間、様々な出会いと別れがあった…。ーーーーーーーー

 

 

 

そして今までずっと裏の世界での戦いに実を投じてきた俺にとって、結婚は正直気が進まなかった…裏で人には言えない汚れた仕事を今までずっと続けてきて人を殺し続けてきた俺の手は血にまみれている…今でもこうして皆がいるだけで幸せなのにこれ以上を求めてどうする…そんな事を考えていた…。ーーーーーーーー

 

 

 

だが、そんな事は彼女達にとっては些事でしかなく、モタモタ考えてるうちにドンドン外堀は埋められていき、最終的には「あれ?俺もう詰んでね?」と言う形で結婚に至ると言う事になった…こうなれば、俺も腹をくくらねばな…折角の結婚式だ…必ず皆を幸せにしてみせる…。ーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

そして式場にて、そこでは既に準備を終えた花嫁姿の艦娘達や深海棲艦達がいた…。

 

 

 

 

 

鬼一「……綺麗だぜ、皆♪」

 

 

全員「ありがとうございます♪旦那様(あなた)♪」

 

 

 

一人一人のドレスが一人一人の個性を存分に引き出していてその一人一人の魅力を大きく上げていた。そして式場にて誓いの言葉、誓いのキスを済ませて後は式場パーティーで大いに盛り上がった、そんな中……。

 

 

 

司会者「さて、ここでサプライズショーです♪新婦の皆様、どうぞステージへ、新郎様はそのままその席でお待ち下さい♪」

 

 

鬼一「ん?」

 

 

司会者「それでは新婦皆様、準備はよろしいですね?新婦皆様による合唱、新郎様、お聞きください…「提督との絆」……」

 

 

鬼一「っ!!」

 

 

それは、ここにいる艦娘、深海棲艦…否、これからを共に歩く嫁達による感謝の気持ちと、これからずっと共に歩いていくための歌…

 

 

鬼一「……っ…っ……」

 

 

俺は…気付けば顔を抑えて涙を流していた…不意打ちって言うのもあったかもしれないが兎に角嬉しくて顔が視界が涙で濡れて前を見れなかった…そして、曲はいよいよクライマックスに入り…。

 

 

全員「手を握っていて…」

 

 

鬼一「っ!!!」

 

 

誰が離すものか…ずっと握っていてやる…もう…お前達を離さないからな…だから…この言葉を言わせてくれ…皆…。

 

 

鬼一「ありがとう…そして心から愛してる…」

 

 

全員「っ…はいっ!!末永く幸せにしてくださいっ♪旦那様(あなた)♪」

 

 

 

 

そしてこの鎮守府がこれから先最強の鎮守府、艦娘、提督がいたと未来永劫語り継がれていくのはまた別のはなし……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第拾壱話続く




う~ん… かなり時間をかけた割には文字数少なすぎる… これじゃあなあ…もっと文才が欲しい…


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第拾壱話、世界の終わり、アメリカ大陸奪還…ウルトラマンの出撃!!

お久しぶりです♪出すの遅れて大変申し訳ありません… いやぁ… 最近忙しくてまともに執筆出来てませんでした… 誠に申し訳ない… 今回は殆どがウルトラマンの回になります、出てくるウルトラマンはうp主の個人的に大好きなウルトラマンの出演なので、どうかご容赦ください… それでは本編どうぞ♪


第拾壱話

 

 

 

 

俺達の結婚式から一月経ったある日、世界は戦乱の時代になった…他の多世界から新たな敵がこの世界に侵略してきた…ある奴は妖怪、魔物とか、ある日はサイボーグのようなもの、挙げ句の果てには怪獣やら悪魔や神までこの世界に好き勝手やってる、これを重く受け止めた政府は緊急事態宣言を全世界に発信、そして世界の軍と言う全ての軍属のもの達を緊急出動させた…。

 

 

…しかしそれも一時の時間稼ぎにしかならず、自分達の兵器が一切通用せず約一ヶ月ほどで世界の軍は壊滅、武器は全て破壊され、世界中の軍施設も根こそぎ破壊された…だがそんな中ただ一つだけ、この世界にとっての希望が残っていた…それは……。

 

 

 

鬼一「やれやれ…ここまでこの世界の軍は弱かったのか?だらしねえ…」

 

 

アイオワ「そう言っちゃダメよキイチ、彼らだって頑張ったんだからそう意地悪言わないの♪」

 

 

鬼一「はあ…まだ結婚して間もない新婚だってのに…まあどのみち、俺たちがやるしかないみたいだしな…」

 

 

ビスマルク「そうね…私達で…」

 

 

天城「敵を…」

 

 

全員「全員撃滅します!!!!(してやる)

 

 

鬼一「先ずは日本を解放する…ここを解放しないことには話にならん…海外艦の皆に関してはもう少し待っててくれ…すぐに解放してやるからな…」

 

 

サラトガ「もうここは私達の故郷です♪気にしないでください♪」

 

 

プリンツ「貴方がいない故郷なんて故郷じゃない…私達の故郷は…ここです♪」

 

 

ポーラ「もうここの暮らしが気に入っちゃいましたからね~♪」

 

 

 

…とまあ様々な意見が飛び、最終的には元の国には戻らず、ここを自分達の家、そして故郷とするようだ、それはそれで嬉しいけどそれでいいのか海外艦達よぉ…恐らく自国のお偉いさん泣いてるぞ… 

 

 

 

諸外国 (解せぬ……)

 

 

 

何か聞こえた気がしたが聞こえない振りをする、うん、俺は何も聞いてませんよっと…まあ帰す気もない、もう俺の嫁となったからにはもとの国には帰さない…帰ったら解体されてポイされるのがオチだからな…

 

 

 

夕立「ぽい?」

 

 

鬼一「夕立、君じゃないぜ?…そっそうか…まあいい…さて…そろそろ始めるぞ…奴らを一匹残らず狩り尽くせ…」

 

 

夕立「ぽい~…♪夕立と一緒に…素敵ナパーティーしてアソビマショ?簡単に壊レナイデヨォ?」

 

 

……うちの嫁今日はどうした…やけに張り切ってるな…(汗)

 

 

村雨「うふふ♪だって結婚して初めて旦那様の前で活躍できるからよ♪私だって頑張っちゃうんだから♪ちゃんと見ててね♪」

 

 

鬼一「…ああ♪行ってこい、今のお前達の力を見せてやれ、遠慮はいらない…ぶちのめせ…」

 

 

夕立「ポイ~♪」ニタァ

 

 

村雨「ハイハ~イ♪」ニヤァ

 

 

 

……うちの嫁達普段は可愛いのに戦闘になると笑顔が怖い…あまり怒らせないようにしよう…そう俺は固く誓った…。

 

 

 

鬼一「…(汗)まあいいや…さて…解放するぞ…」

 

 

先ずは日本、自分達のいる国を解放しなければ話にならない…東京から進行していき、瞬く間に全都道府県を解放、日本を奪還した、そしてアジア諸国を解放してから次はアメリカ大陸だ、向こうの数がかなり多かったためにてこずっていた、アメリカ両大陸では怪獣が実に数千体も跋扈していた…

 

 

 

鬼一「ちぃ…まさかコッヴやレッドキング、果てには宇宙恐竜ゼットンまでいるとは…しかも他にも怪獣いそうだな…こりゃあキツいな…」

 

 

比叡「ヒエ~っ…大きすぎますっ…こんなのどう戦えばっ…(汗)」

 

 

鬼一「慌てるな比叡…安心しろ…俺がやる…」

 

 

霧島「あなた…」

 

 

榛名「鬼一さん…」

 

 

金剛「ハニー…」

 

 

鬼一「安心してくれ、すぐ帰ってくる♪さあ…行くぞ…影分身の術!!!!」

 

 

 

影分身を出して他の自分が本体とは違う別のアイテムを手に取る。

 

 

 

鬼一(本体)「行くぜ…ゼロ…」

 

 

 

そう言うと本体はなにやらアイテムを取りだし、それを自分の目に装着した。

 

 

 

鬼一(本体)「デアッ!!!!」

 

 

 

ウルトラゼロアイを装備してボタンを押して光の巨人に変身する…赤と青と銀の光の戦士…一匹狼を気取りながらも仲間を大切にする最強のイケメン戦士…その名はウルトラマン……

 

 

 

鬼一(本体)「ゼローーーーーー!!!!!!

 

 

ゼロ「ブラックホールが吹き荒れるぜ!!!!

 

 

 

本体はウルトラマンゼロに変身して分身の一体はウルトラゼロアイと似たウルトラアイをゼロに変身するときと同じように目に装着して、変身する、赤と銀の光の戦士、額のアイスラッガーを使い敵を切り裂く…ゼロの父にして生涯現役を掲げる真紅のファイター…その名も…「ウルトラセブン」……。

 

 

 

分身「デュア!!!!!!

 

 

 

分身の一体はウルトラセブンに変身してもう一体の分身はリング状の機械を取りだし、リングがひかり…。リングの中にカードを差し、歴代のウルトラマンの力をお借りし…二つのパワーで戦えっ!!!!「ウルトラマン」……。

 

 

 

分身「オーーーブ!!!!!!

 

 

分身「ウルトラマンさん!!!!」

 

 

ウルトラマン!!ヘアッ

 

 

分身「ティガさん!!!!」

 

 

ウルトラマンティガ!!チャッ

 

 

分身「光の力、お借りします!!!!」

 

 

フュージョンアップ!!!!

 

 

ウルトラマンオーブ!!!!スペシウムゼペリオン!!!!

 

 

オーブ「俺の名はオーブ、闇を照らして、悪を討つ!!!!

 

 

 

別の分身がオーブに変身してまた更に他の分身が左の薬指に金の獅子の装飾が入った指輪をして構えを取り、拳を突き出して叫ぶ、ウルトラセブンの息子であるウルトラマンゼロを弟子に持ち、更にセブンの弟子である、宇宙拳法を伝授した赤と銀の光の獅子…今顕現する…その名は、「ウルトラマン」……。

 

 

 

分身「レオーーーーーーーっ!!!!!!

 

 

 

別の分身がウルトラマンレオに変身し、また更に他の分身が別のアイテム「コスモプラック」を、天に掲げ叫ぶ……。慈愛と優しさを兼ね備えた深青と銀の光の戦士、時に拳と時には花を…そして戦いの場所は心の中…。心の扉を開けて、自分自身のできることをする…争いをなるべく減らすため、そしてこの地球を護るため戦う…その慈愛の戦士、今ここに誕生する…その名は…「ウルトラマン」……。

 

 

 

分身「コスモース!!!!

 

 

 

計五人のウルトラマンが一同に会し、それぞれの怪獣、宇宙人に向かっていった…。

 

 

ーーーーそれから1時間後。

 

 

最後の敵、原種よりも更に強化された暴君怪獣「タイラント」が出現、全員総出でタイラントに攻撃を仕掛ける…。

 

 

 

セブン「っ…タイラント…」

 

 

ゼロ「しかもかなり強化されてるようだぜ…」

 

 

オーブ「ですが…やるしかありませんっ…」

 

 

レオ「そうだな…行くぞ!!!!」

 

 

コスモス「もう二度と、過ちは繰り返さないっ…ムサシ…見ていてくれっ…」

 

 

 

タイラントに果敢に突撃するが、強化されているとはいえ流石「暴君」の名を冠してるだけあり、五人のウルトラマンの攻撃が大して効いている様子がない…。そして、タイラントの強力な制圧攻撃により、五人のウルトラマンが痛恨のダメージを受ける…。

 

 

 

セブン「ぐわっ…」

 

 

ゼロ「ぐあああぁっ!!」

 

 

レオ「おああああっ!!!」

 

 

コスモス「いやぁあああああっ!!!」

 

 

オーブ「うわああああああっ!!!!」

 

 

 

五人のウルトラマンのカラータイマーが鳴り出し、五人のウルトラマンのエネルギーも残り少なくなってくる…だが諦めない…ウルトラマン達は絶対にくじけない…どれ程恐ろしく、どれ程巨大な災厄が降りかかろうとも、絶対にくじけない…どんなに傷つけられても立ち上がり、必ず、この地球の未来を掴む、それが…ウルトラの使命だからだ!!!!

 

 

 

セブン「ぐぅっ…強化されているとはいえ、流石に強いな…タイラント…だがっ…私達は…何度でも立ち上がるぞっ…」

 

 

ゼロ「へっ…親父と師匠が頑張ってるのに…俺だけ寝てるわけにはいかねえんだよ!!!!」

 

 

レオ「我々は…必ず勝つっ…」

 

 

オーブ「諦めねえ…諦めてたまるかっ!!!」

 

 

コスモス「護るべきものがあるのだっ…私達は!!!」

 

 

 

全員「ウルトラマンだ!!!!!!」

 

 

 

 

オーブ「さあ、この力を受けてみろっ!!!」

 

 

セブンさん!!ウルトラセブン!!!!デュア

 

 

ゼロさん!!ウルトラマンゼロ!!!!デェヤ

 

 

親子の力、お借りします!!!!

 

 

フュージョンアップ!!!!

 

 

ウルトラマンオーブ!!!!エメリウムスラッガー!!!!

 

 

オーブ「知勇双全…光となりて!!!!

 

 

 

オーブはモード、エメリウムスラッガーになり、タイラントに突撃し、ゼロとセブン、レオ、コスモスもこれに加わり見事な連携攻撃でタイラントを追い込む、五人のコンビネーションでタイラントを攻めていて、コスモスはタイラントの攻撃を軽くいなしてかわし、カウンターで攻撃を叩き込みながら、入れ替わってオーブとセブン、ゼロにレオの連携攻撃で攻め立てる…。

 

 

 

コスモス「ハアッ!!!」

 

 

ゼロ「デヤッ!!!」

 

 

セブン「デュア!!!」

 

 

レオ「イヤァッ!!!」

 

 

オーブ「シャアオォッラァッ!!!」

 

 

 

最後にレオとゼロ、レオの三人の拳がタイラントの土手っ腹にクリーンヒットし、これにはタイラントもたまらず怯んで後退する…あれだけの攻撃を喰らって流石にフラフラとしていて次の攻撃をかわす事も不可能になった…これを勝機と見たウルトラマン達はそれぞれの必殺技で暴君怪獣タイラントに止めを刺す。

 

 

コスモスはモードをエクリプスモードへ姿を変えて必殺の光線技、「コズミューム光線」を放ち、セブンは「ワイドショット」、ゼロは「ワイドゼロショット」を…オーブはセブンとゼロの力を借りたエメリウムスラッガーでの「ワイドスラッガーショット」をそして最後に、レオは上空へ高く飛び、そこから炎を纏った蹴り、「レオキック」を光線の間をすり抜けてタイラント目掛けて蹴り放つ…。

 

 

 

コスモス(エクリプス)「ハアッ!!ウオォォォォォ…デヤァアアアアッ!!!!」

 

 

セブン「ワイドショット!!!!」

 

 

ゼロ「ワイドゼロショット!!!!」

 

 

オーブ「ワイドスラッガーショット!!!!」

 

 

レオ「トォォリャァアアアアア…ハイヤァァァァァアアアアアア!!!!!!」

 

 

 

コスモスのコズミューム光線を先頭に、次々と光線がヒットし、最後のレオキックで頭をぶち抜かれ、タイラントは爆発四散した…。これでアメリカ大陸全土は解放され、一旦故郷である自分の鎮守府(いえ)に帰った…。

 

 

 

 

 

 

 

アメリカ大陸、奪還完了

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拾弐話に続く




もっと文才ほしいなあ… (切実)他の皆さんみたいに上手く書けてるかとても不安ですけど頑張っていきます♪最近アルカディアさんの小説が面白くて面白くていいぞもっとやれ展開がよくてとても大好きです♪いつかいろんな人とコラボできたらやりたいですね♪それではまた次回に…感想とかくれたらめっちゃ嬉しいです♪どうかお願いします♪誹謗中傷コメは無視しますので悪しからず


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拾弐話、世界の終わり、アフリカ大陸篇、仮面ライダー…出撃。

また空いてしまった…(汗)もうちょっと早く投稿できるように頑張ります。


拾弐話

 

 

 

(OP L'Arc~en~Ciel don't be afraid)

 

 

アメリカを奪還してから数ヵ月後、次の侵攻先をアフリカに指定した、理由は特にない…片っ端から他の国々を解放していくことにした気まぐれで選ばれたのがアフリカ大陸だ。そこでは怪獣に引き続き今度は怪人がそこらじゅうを跋扈していた…こう言う怪人との戦闘に特化したやつらと言えば…もうあいつらしかいないだろう?

 

 

 

 

鬼一「…やれやれ…怪獣に続いて今度は怪人か…退屈させてくれないねえ…」

 

 

鈴谷「でも、鬼一ならラクショーじゃん?海上だったらまだあたし達艦娘が有利だけど、地上だったらまあまあ活躍できるけど、圧倒的に鬼一が圧勝じゃん?」

 

 

鬼一「まあそうだが…って言うか、お前達も俺の戦闘術仕込んでるんだから戦えるだろう?」

 

 

伊勢「でもねえ…やっぱり鬼一に頼っちゃうんだよねえ♪」

 

 

日向「まあ、そうなるな♪お前の戦いぶりを見てるだけでこっちはうっとりするからな♪」

 

 

プリンツ「その通りですっ♪もう私達は鬼一にメロメロなんですか♥️」

 

 

天龍「女だったら誰でも惚れた男のカッコいい姿は見たいもんだ…察せよバカ…////」

 

 

龍田「あらあら♥️天龍ちゃんったらすっかり素直になっちゃって♥️可愛い」

 

 

天龍「うるせえ////」

 

 

飛龍「ふふ♪モッテモテじゃない♥️まあかくいう私も、もう貴方無しじゃ生きていけないもん♥️ねえ蒼龍?♪」

 

 

蒼龍「そうそう♪もう骨の髄までそのカッコ良さを染み渡らせられちゃったから♥️離れるなんての考えが浮かばない♥️」

 

 

龍驤「ウチももうあんさんの強さに骨抜きにされちった♥️責任取って貰うで♥️」

 

 

鬼一「…やれやれしょうがない…そこまで言われちゃあ期待に応えないわけにはいかないなあ…♪」

 

 

 

そんなこんな話をしてる間に怪人がすぐそこまで大量に侵攻していた…数は数百では足りない…数千、果ては二万ともなる怪人の軍勢がこちらに向かってくる…。

 

 

 

鬼一「さて…そろそろお仕事だ…全員手を出すなよ?」

 

 

日向「分かった、必要ないかもしれんが一応いっておこう…気を付けてな…」

 

 

伊勢「必ず帰ってきてよね…私…もう寂しい思い…したくないから…」

 

 

天龍「絶対だぞ…負けたら承知しないからな…」

 

 

龍田「負けたらオシオキよ~…勝ったらご褒美あげる♥️」

 

 

プリンツ「あっ!?龍田さんズルい!?わっ…私だって、勝てたらご褒美あげます!!」

 

 

鈴谷「ふふ♪モテモテだねえ♪これだけ多くの艦娘侍らせてるんだから…ちゃんと帰ってきてね♪」

 

 

鬼一「分かってるさ…勿論な…必ず帰ってくる…行ってきます♪」

 

 

全員「行ってらっしゃい…♪」

 

 

 

そう言って俺は戦場に向かう…怪人の軍勢2万に対しこちらはたった一人…端から見れば絶望的な状況だが…俺は違う…。

 

 

 

鬼一「多重影分身の術」

 

 

 

影分身を出してそれぞれのライダーに変身する…

 

 

 

本体(鬼一)「行くぜ…ふっ!」

 

 

 

腕をクロスさせてから勢いよく広げて腰から「アークル」が出現、両手をアークルにかざしてから構えを取り、左拳は引き手として構え、右手はゆっくりと空をきるようにかざして叫び顕現する…その名は…

 

 

伝説を塗り替えろ、超変身!!!!仮面ライダー「クウガ」

 

 

 

鬼一「変身!!!!」

 

 

 

本体は仮面ライダークウガに変身し、今度は分身だ、分身の一体が両手を左腰でいったんクロスさせてそして右手を前に突き出し引き、その動作の後に腰に「オルタリング」が出現、そして…右手を空手の型のようにゆっくりと前に出し叫び顕現する…その名は、

 

 

無限に進化し、果てには神すらも越える存在…出でよ、仮面ライダー「アギト」

 

 

 

分身「変身!!!!」

 

 

 

分身の一体が仮面ライダーアギトに変身しまた分身だ、アタッシュケースから「ファイズギア」を取り出し各種武装を取り付けてから腰にはめる、そして一昔あったアナログ携帯のようなものを取り出し開く…そして5の番号を三回押し、ENTERのボタンを押し…携帯型変身装置をベルトの中心部分に差し込んで変身する…

 

 

その戦士は人々の夢を守るために戦う…例え自分が化け物だと蔑まれようが関係ない…ただただ人々の夢を守るために戦う…いざ変身せよ…その名は、仮面ライダー「ファイズ」

 

 

 

機械音「STANDING BY

 

 

分身「変身!!!!」

 

 

機械音「COMPLETE

 

 

 

分身の一体がファイズに変身し、また次の分身が変身の準備をする、分身が一枚のカードを手に取り、そしてなにやら手のひらより少し大きいサイズの機械に差し込んで腹に押し当てると機械側面から蛇腹状のカードのようなベルトが出現、飛び回ってまた腹に機械が収まり、腰に蛇腹状のカードのようなベルトが巻き付き…変身のポーズを取り叫ぶ…

 

 

自分の運命を切り開くため、友を救うため、自分が化け物に変わったとしても…最後まで戦い抜いた戦士…その名は、仮面ライダー「ブレイド」

 

 

 

分身「変身!!!!」

 

 

機械音「TURN UP!!

 

 

 

分身の一体がブレイドに変身し、また次の分身が変身の準備をする…空から何やら虫の羽ばたく音が響き、分身がそのカブトムシのような物が現れる…それは「カブトセクター」…カブトセクターを空中で掴み静かに変身する…。

 

 

未来を掴み、今の世を護るため、天の道を行き、総てを司る戦士…その名は、仮面ライダー「カブト」

 

 

 

分身「変身!!」

 

 

機械音「HENSHIN!!!!

 

 

 

そして変身が完了し、さらにカブトゼクターのホーンを掴み、少し上げる、すると何やら警告音のような音が鳴り響き、カブトの装甲がどんどん少しずつ外れていくそしてホーンを真横に移動させて装甲をパージし、動きやすくなる形態…それは…。

 

 

 

分身「キャストオフ!!!」

 

 

機械音「CAST OFF CHANGE BEETLE!!!!

 

 

 

分身の一体がカブトに変身し、次の分身で最後の変身の準備をする…最後の分身が既にベルトを持っていて、その形状はまるで昭和の仮面ライダーアマゾンを彷彿とさせるデザイン、そしてそのベルトを腰に巻いた瞬間、おどろおどろしい待機音と共にベルトの左グリップを捻り分身は静かに変身する…。

 

 

生きると言うことは何かを殺すこと、そして喰らうこと…誰だって何かを殺してる、この世に生まれた事が消えない罪なら、生きる事が背負いし罰だろう…だがそれでも、俺達は生きねばならない…生きるために戦う狂戦士、その名は、仮面ライダー「アマゾンズ」

 

 

 

機械音「ア・ル・ファ…

 

 

分身「…アマゾン…」

 

 

機械音「Blood & Wild!!!! W W W Wild!!!!!!

 

 

 

全員が変身完了してそれぞれ怪人を終始圧倒、バッタバッタとなぎ倒していき遂には最後の一体が現れる、そして最後の一体、よりにもよって仮面ライダーWでの敵、「ルナ・ドーパント」が相手だった…だがそんな些末なことは気にせず、それぞれの最強フォーム&ライダーキックを同時に放つと言う超鬼畜な攻撃を仕掛ける。

 

 

 

鈴谷「うわ~…これはエグいっしょ…相手方かわいそう…(汗)」

 

 

日向「流石の私でもあれほどのものを喰らってしまったら生きている自信がない…(汗)」

 

 

高雄「旦那様…もう少し手加減と言うものを…(汗)」

 

 

摩耶「あれに加減なんて言葉あると思うかよ姉御…(汗)俺達の修行の際どういう目に遭ったか覚えてるだろう…(汗)」

 

 

鳥海「その時はしょうがないじゃない、だって私達から鍛えてくださいって頼んだんだから…文句言わないの」

 

 

摩耶「へいへい…でも本当容赦ねえなあ…(汗)」

 

 

愛宕「戦場では油断したものから死んでいくって口酸っぱく言われてたからね…でも…やっぱり素敵♥️どうやったらあんな素敵な人が出来上がるのかしら♥️」

 

 

妙高「旦那様も地球が産まれたときからこの世にいる方…やはり経験なのでしょうか…でも…素敵ですから全然何ら問題ないですけど♥️」

 

 

那智「そうだな♪我らの旦那はあれくらいじゃなきゃ務まらん♥️」

 

 

足柄「その内夜のお務めも♥️」

 

 

羽黒「ふぇ~~…////」

 

 

ルナD「よりにもよっては余計よっ!!!!そして貴方達っ、イケメンで強いのねっ…嫌いじゃないわっ!!嫌いじゃないわっ!!」

 

 

摩耶「おいなんか別なの混じってたぞ!?」

 

 

 

嫁達がさっきから色々言っているが今は気にしないことにした、うん…何も聞こえてないぞ、夜のお務めとか聞いてないぞうん…まあそれはさておき、先ずはクウガ、クウガはアルティメットフォームに変身し、アギトはシャイニングフォームに、ファイズはブラスターフォーム、ブレイドはキングフォーム、最後にカブトはハイパーカブトにそれぞれ形態変化(アマゾンズは強化形態がないので割愛)した。

 

 

 

ルナD「あら凄いっ、真っ黒な貴方はとても孤高な力を秘めているのね…嫌いじゃないわっ!!」

 

 

クウガ(本体)「はあ…(汗)なんでこいつに誉められにゃあならんのだ…(汗Jorz...)」

 

 

ルナD「そしてそこの赤と銀のひとはとても神々しいのね、嫌いじゃないわっ!!」

 

 

アギト「…(汗)べつにあんたには関係ないだろ…(汗)」

 

 

ルナD「お黙りっ!!そしてそこの別な機械的な赤と銀のひとは何やら私達の弱点っぽい力を持ってるのね、敵の弱点をついて使えるものは何でも使うSの究極系、嫌いじゃないわっ!!」

 

 

ファイズ「それ誰得よ…(汗)」

 

 

ルナD「そしてそこの白馬の王子騎士のようなイケメンさんは内なるものに相対した力を持っているのね…嫌いじゃないわっ!!」

 

 

ブレイド「もうどう言えばいいやら…(汗)」

 

 

ルナD「そしてそこのカブトムシのようなひとは、結構クールを気取ってるけど実はオラオラ系のSなのね…嫌いじゃないわっ!!」

 

 

カブト「もうなんだか性癖の話になってきてないか?(汗)」

 

 

ルナD「そしてそこの真っ赤な人はとても野生を感じるわ、そしてどこまでも荒々しくとことん突っ走る一本木…嫌いじゃないわっ!!」

 

 

アマゾン(α)「はあ…(汗)もう面倒だぜ…(汗)」

 

 

クウガ(本体)「そうだな…そろそろ決めるぞ…」

 

 

機械音「AWAKENING」(ファイズ)

 

 

機械音「EVOLUTION KING!!」(ブレイド)

 

 

分身「ハイパーキャストオフ!!!!」

 

 

機械音「HYPER CAST OFF!!!! CHANGE HYPER BEETLE!!!!」(カブト)

 

 

 

それぞれが最強形態に変化した後、少しの間連携攻撃でルナ・ドーパントを攻め立てる…だがルナ・ドーパントもいつの間にか数が増えていてそれぞれのライダーに各一体ずつ配置されていた。

 

 

 

クウガ(本体)「せいっ…はっ…おらっ…」

 

 

アギト「はっ…ふんっ…せっ…」

 

 

ファイズ「はっはっはっ…でやっ」

 

 

ブレイド「うぇいっ!!うぉらっ!!」

 

 

カブト「ふっ…はっ…ふんっ…」

 

 

アマゾン(α)「おらっ…ふんっ…死ねやごらっ…」

 

 

ルナD「ああぁんっ…もう…落ち着きなさいよっ!!!」

 

 

 

ルナ・ドーパントの触手攻撃で身体に絡められ、そのまま引きずられる。

 

 

 

ルナD「私が抱き締めてあげる♥️」

 

 

ライダー達「無用!!!!」

 

 

 

それぞれの剣をを手にしてルナ・ドーパントの触手を叩き斬る

 

 

 

ルナD「あぁぁあああっ!!!!切れちゃったぁ!!!」

 

 

 

ルナ・ドーパントの触手を叩き斬った後蹴りを食らわせルナ・ドーパント全員一同に会する。

 

 

 

ルナD「やったわね…」

 

 

ライダー全員「ライダーは助け合いだろ?」

 

 

ルナD「仰る通りだわぁあああああああああああ!!!!!!」

 

 

 

止めの一撃を喰らわせるためにそれぞれの最強ライダーキックをお見舞いする。

 

 

 

鬼一(クウガ 本体)「さあ…行くぞ…これで最後だぁあああ!!!!」

 

 

アギト「ふっ…はぁぁぁ~…はっ!!はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

ファイズ「ふぅ…」

 

 

機械音「READY… EXCEED CHARGE

 

 

ファイズ「うぉぉおおお…はああああああああ!!!!」

 

 

機械音「SPADE X, SPADE JACK, SPADE QUEEN, SPADE KING, SPADE ACE , ROYAL STRAIGHT FLASH!!!!

 

 

ブレイド「はぁああああああ…ぜああっ!!!!」

 

 

機械音「VIORENT STRIKE!!!!

 

 

アマゾンアルファ「うおぉぉぉぉおおおらああああああ!!!!!!」

 

 

ルナD「あああああああああん♥️克己ちゃん…」

 

 

 

一斉にライダーキックを受けて最後に自分のリーダーの名を呼びながら爆発四散した…そして全ての怪人を屠った後、アフリカ大陸全土は解放された…。

 

 

 

 

鬼一「…ふう…終わったぁ…腹減ったぁ…」

 

 

大和「お疲れ様でした旦那様♥️帰ったら私が腕を振るいますね♥️」

 

 

武蔵「よく頑張ったな夫よ♥️帰ったら夜は寝かせないぞ♥️」

 

 

大和「こ~ら…気持ちは分かるけど今は旦那様を休ませなきゃ…度重なる戦闘で疲れきってるのよ?」

 

 

武蔵「な~に…少し搾るだけさ♥️加減するさ♥️」

 

 

大和「そうじゃないでしょ…////旦那様…お疲れでしょうから大和が癒して差し上げます♥️」

 

 

夕立「ああ~~っ!!大和さんずるいっぽい!!!夕立も鬼一さんにぎゅ~ってする~~!!」

 

 

鬼一「おろろ…よしよし…」

 

 

夕立「むふ~(*´ー`*)」フンスフンスポイポイ

 

 

大和「もう…夕立ちゃんったら…」ホホエミ

 

 

鬼一「さあて…俺達の家に帰るか…」

 

 

武蔵「そうだな、鬼一よ…さっきの言葉…嘘じゃないからな♥️覚悟しとけよ♥️」

 

 

鬼一「やれやれ…寝れなくなるのはどっちかな…」ニヤリ

 

 

 

 

 

 

 

そして自分達の家に帰り、俺は嫁達に大層癒された…。続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拾参話に続く…



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拾参話、世界の終わり、オーストラリア大陸奪還、艦娘だって負けてないわよ♥️(ただし艦娘自身の兵器を使うとは言ってない)

また空いてしまった… 本当に申し訳ありません… もっと頑張りますので許してください… ではどうぞ


拾参話

 

 

 

 

 

 

よう皆、俺達はいまオーストラリア大陸に向かって進軍中だ、アメリカZを奪還してからまた数ヵ月と経った後に今度はオーストラリア大陸に進軍した、理由はいつもの通り気分で決めたww

 

 

 

今回俺に同行したのは以下の嫁達だ…。「雲龍」「あきつ丸」「神州丸」「扶桑」「武蔵」「ビスマルク」「加賀」「蒼龍」「長門」「白露」「村雨」「時雨」「夕立」「吹雪」「叢雲」の艦娘勢の計16名だ…

 

 

 

鬼一「やれやれ随分な大所帯だな…」

 

 

武蔵「良いではないか♪それとも、私達では嫌か?」

 

 

鬼一「その質問は卑怯だぞ武蔵…(汗)」

 

 

武蔵「ふふ♪困ってる鬼一も良いな♪」

 

 

鬼一「ベッドの上ではすぐ負けるくせに」

 

 

武蔵「うむ…激しかったなあ♥️」

 

 

あきつ丸「あれを経験したら他の男なんて塵も同じであります♥️まあ元より触れさせる気ゼロでありますが♥️」ウットリ

 

 

雲龍「素敵だったわ♥️」ホホポッ

 

 

扶桑「これ以上幸せになっていいのかしらと思うほどに良かったです♥️」コウコツ

 

 

ビスマルク「あんなに激しかったら…もう♥️」ヤンヤン

 

 

神州丸「夫殿は閨でも無敵でありますな♥️」ムフフ

 

 

加賀「流石に気分が高揚します♥️」ホホポッ

 

 

蒼龍「あっ♥️思い出しただけで…♥️」コウコツ

 

 

鬼一「やめんか…(汗)この小説をR18指定にするつもりか…(汗)」

 

 

長門「だが、良かっただろう?♥️」ニヤリ

 

 

白露「スッゴク気持ち良さそうだったよねえ♥️」アハハ

 

 

村雨「私達はいつでもいいからね♥️」ウフフ

 

 

時雨「皆もうあなたを離さない…離してやらないから♥️」フフ

 

 

夕立「今日の夜も素敵なパーティー(意味深)しましょう?♥️」ニタリ

 

 

吹雪「ふふ♪司令官照れちゃって可愛いです♥️」フフ

 

 

叢雲「私達をあんなに乱れさせたんだから…責任、取りなさいよね?♥️」ニヤニヤ

 

 

鬼一「もう嫌だこの子達…(汗)」

 

 

 

これ以上はまじでR18になっちゃいそうだからやめよう?ね?お願いだから…(汗)

 

 

 

艦娘達「うふふふふ♥️」コウコツポーズ

 

 

 

そんなこんなで俺達はオーストラリアの海域に来ている、まあ来て早速というかなんというか、アフリカの時と同じくらいの海からサイボーグや怪物化け物等々が数千から数万ほどの数が一挙に襲いかかってきた。

 

 

 

鬼一「やれやれ…。懲りないねえあいつらも…さて…暴れるか…」

 

 

雲龍「待って鬼一…ここは私達にやらせて?」

 

 

あきつ丸「言った筈であります、護られるだけは…自分達はもう嫌だと…。」

 

 

ビスマルク「だから…今回は私達で乗り気って見せるわ…あの訓練に比べればこいつらなんか肩慣らしにもならないわ」

 

 

加賀「私達も、もう護られるだけじゃない…貴方の隣で戦うものだと証明して見せるわ…。」

 

 

武蔵「惚れた男の背中くらい護れるようにならなきゃ話にもならんからな…だから…」

 

 

艦娘達「私達だけで戦わせてください…

 

 

 

深々と頭を下げて自分達だけで戦わせて欲しいと懇願する嫁達、そこまで言われたらと自分は一切手出しはしない、思う存分派手にやれと言われ、嫁達は勇んで喜んだ…そしてここからは嫁達のターン…嫁達による蹂躙が始まる…。

 

 

 

艦娘達「もう今までの私達だと思うな!!!!

 

 

 

雲龍「私達の愛の巣を荒らされたら堪らないわ…消えて…そして二度と私の前にその汚い顔を見せないで、貴様らの顔を見るだけで吐き気がする…キエロ…」

 

 

 

雲龍のドスの効いた声で周りを威圧して雲龍の周りに何百振りのドスが宙に浮いており、そしてそのドスをレールガンの要領で超スピードで放つ、放たれたドスは雷を纏い、敵サイボーグに次々に襲い掛かる、ドスの一振り一振りには約5000万Vもの超高電圧が掛かっており、普通ならドスも溶けて消えてしまうところだが…雲龍の周りにあるドスは全てご都合主義の救世主、神鉄オリハルコンで出来ており、壊れたり溶けたりしないのである。(おぉメタいメタいww)

 

 

そして、雲龍が放ったドスが海面に刺さり、更にその周りにいる敵はドスが刺さった場所から半径10m程の範囲で太い雷が落ちる…

 

 

 

雲龍「雷神の雷霆槍…」

 

 

 

そこらじゅうに散らばったドスから半径10mなので投擲した範囲にもよるが下手すれば最大半径1kmは下らない高範囲に雷を落とすことになる…そんな範囲に強力な雷を落とされたらいくらサイボーグでも耐えるどころか塵と化すだけである、しかもこの攻撃は雲龍が全て片付いたと確認するまで降り続けるのでどの道、一度射程距離に入ってしまったら退くどころか逃げることもかなわない…。

 

 

 

雲龍「私達の愛の生活を邪魔をしないで…」

 

 

 

鬼一「槍っちゅーかドスどすけ…「細かいこと気にしない」アッハイ…おぉおぉ…ありゃサイボーグにとっちゃまさしく"恐怖"と"死"そのものでしかないな…だって触れれば確実に即死の雷だもんなあ…さて…サイボーグは雲龍一人で皆殺しにできるな…さて…ほかはどうだ?」

 

 

 

次はあきつ丸と神州丸に扶桑、ビスマルクの合同でドでかい怪物を相手に応戦していた…。

 

 

化け物1「グヘヘ…女ダ女ダ…」

 

化け物2「シカモ上玉ダ…」

 

化け物3「手足モイデ性処理ニ使ッテヤル…」

 

化け物達「ゲヘ…ゲヘヘヘ…」

 

 

 

醜悪な笑いを浮かべて俺の嫁達を見る…今こいつら…何テ言ッタ?誰ヲ性処理ニ使ウッテ?テメエラ…余程死ニタイラシイナ…今カラテメエラバラバラニ斬リ刻ンデ内臓引キズリ出シ回シテクビリ殺シテロウカ?

 

 

 

自分の嫁達を醜悪な目で見られ今にもぶちギレて極密度の殺気が周囲にばらまかれその姿正しく鬼神であるかのように鬼一の周りだけ時空が大きく歪んでおりその眼光は今にもその他の神ですら殺せそうな目をしていた…だが嫁達の決意もあり絶対に手は出さないと自分から言ったのでそのもどかしさから組んだ腕を思い切り握りしめその腕に爪が食い込んで皮膚が切れて出血してしまっていた…。

 

 

 

 

 

 

あきつ丸 (…旦那様、派手にキレてるでありますな…頭に青筋が浮き出て眉間にシワが寄りっぱなしであります…でも…こうやって怒ってる旦那様も…とてもそそるモノがあるであります♥️だが…こいつらはもう生かしておかないであります…こいつらは…私達の旦那様を怒らせた…まあそれでも旦那様は一匹も残さず根絶させるでありましょうが…私も…私達も…一匹たりとも…生カシテ帰スモノカ…)

 

 

 

神州丸 (あぁ…旦那様…私達の為にそこまで怒ってくださるなんて…私達は幸せ者であります…帰ったら私達で沢山癒して差し上げなければ…♥️まあその度に私達も癒されてるでありますからWin-Winであります♪さて…その為にも…旦那様と私達を不快にさせ、あまつさえ性処理などと下らない事をしようとしてるこの屑共を皆殺しにしなければ…誰モ…生キテ帰サナイ…)

 

 

 

扶桑 (あぁ旦那様…そこまで私達を他の男に見られたくないんですね…あぁ愛しい…今すぐ旦那様の胸に飛び込んで旦那様の匂いに包まれたい…癒して差し上げたい…♥️でも…今はダメ…まだダメよ扶桑…私達だけで戦わせてほしいと自ら頼んだことなのだから…責任持って奴等を殲滅しなければ…私達の幸せを邪魔するならばどんな相手であろうと始末します…あなた達は旦那様を…いえ…私達を怒らせたその罪は…万死ニ値シマス…死シテ償エ…)

 

 

 

ビス子 (あらあら…あんなに血管浮き出させちゃって…もう可愛いんだから♥️まあ良いわ、それよりも…よくも私達のダーリンを…私の仲間達を…そして私を侮辱したわね…あなた達はもう助からない…命乞いしても聞かないわ…問答無用で苦しませながら殺してあげる…この私がここまで手間をかけて殺してあげるのよ?感謝しなさい…もう一度言うわよ?命乞いは聞かないわ…これは脅しじゃないわ…確定事項ヨ…)

 

 

 

それぞれがそれぞれの得物を携え化け物達を殲滅していく…あきつ丸は二刀流で敵を斬り飛ばしていき、神州丸は一刀で切り崩していき扶桑は双薙刀で敵を薙ぎ払う、そして最後のビスマルクは巨大なレーザーライフル、「KARASAWA」(←ARMORED COREシリーズより)を従来より大幅に威力を上げて艦娘&エネルギー無制限無限弾仕様で更に威力を上げたレーザーライフルを両腕に装備して敵を吹き飛ばしていく生き残った怪物達は必死に命乞いをしていたが当然聞き入られず無惨に殺されていった。そして五分もしないうちに化け物達は全滅した…。

 

 

 

 

あきつ丸「鬼一直伝の二刀流剣術…受けてみろ…ただしその頃には…お前達は八つ裂きになってるでありましょうがな…」

 

 

 

神州丸「同じく鬼一直伝、一刀流剣術…受けてみろ…もうあの時のような事は繰り返させないであります…」

 

 

 

扶桑「旦那様直伝の薙刀術…とくとお味わいなさい…命乞いは聞きません…ここで死になさいっ!!」

 

 

 

ビス子「ホラホラっ!!どうしたのかしらっ?まだまだ撃てるわよこっちはっ!!反撃もできないの?あっ…ごめんなさい、反撃する余地すら与えてなかったわね♪まあ与える気もないから早く死になさい、目障りよ」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

加賀 (あぁ…あなた、私の いいえ…私達の為に…ありがとう…旦那様…ありがとう…私達は一生あなたに着いて添い遂げていきます…そして、一生貴方だけを愛します♥️艦娘以外は誰にも渡しません…♥️そして…よくも私達の旦那様を怒らせたな…よくも私達を愚弄したな…頭に来ました…ココデ沈メ…)

 

 

 

蒼龍 (あぁ…可愛い♥️可愛い♥️私達を独占しようとして激おこになってて本当に可愛い♥️大丈夫だよ鬼一さん、私達は貴方だけ…貴方でしか私達を任せられないもの♥️だから安心していいよ、誰も他のところになんかいかないって♥️ふう…さて…お前達、よくも私達をそんな穢らわしい目でみたな…よくも私達の誇りを踏みにじったな…そしてなによりも…私達の旦那さんを不快な気持ちにさせたな…お前達は八つ裂きにしても足らない…死んだ方がましだと思うほど惨く殺してあげる…死ネ…タダタダ…死ンデシマエ…)

 

 

 

加賀が持つ弓は以前の弓とは大きく違ってこれも蒼龍の弓も鬼一が作った特別製の弓だ、加賀の弓の名は「生弓矢(いくゆみや)」かつてスサノオが使っていたとされる日本神話の神弓である。そして蒼龍が持つ弓も伝説の神話から取った、名を「チャンドラダヌス」インド神話のアグニ神から受け取ったとされる神弓である。この二つの弓に射抜かれたらまず助からない…この二つの神弓は全てを、万物を穿つ…。

 

 

 

加賀&蒼龍「心弓合錬穿(しんきゅうごうれんせん)

 

 

 

加賀と蒼龍のからだが光に包まれその光が矢に集まり、そして放たれた瞬間、たった一矢…たった一矢が全てを穿った…

 

 

 

加賀「憐れね…勝てるとでも思ったのかしら…」

 

 

 

蒼龍「思ってないからこうやって油断してくれたんですから良いじゃないですか♪」

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

武蔵「ふっ…あちらは随分と殺気立ってるな♪敵に何か言われてぶちぎれてるな…そりゃぁああなるさ…」

 

 

長門「そうだな、さて…こちらもこちらでさっさと片付けよう…じゃないと、今夜をお預け食らうぞ?」

 

 

武蔵「それは困るな…長門の言うとおり、敵の殲滅を続けよう」

 

 

長門「まあ…この程度の雑魚に、私のベオウルフはオーバーキルが過ぎたかな?」

 

 

武蔵「それを言うなら私のイフリートも同じことだ…どれ程なものかと思ったらてんで話にならん…」

 

 

長門「ああ…弱すぎる…だが油断はしない…こう言うときに限って余計なやつが出てくるからな…」

 

 

武蔵「ああ…さあ…そろそろ片付けを終わらせるか…」

 

 

長門「勿論だ、愛しい旦那成分を早く補充したい…♥️」

 

 

武蔵「同意だ♥️私も早くあいつの温もりを味わいたい…だから…」

 

 

 

でかい怪物が武蔵と長門を取り囲み一思いに潰そうと思い切り足踏みをする、だが…

 

 

武蔵&長門「そこを退けぇっ!!!!」

 

 

武蔵達がそれを構わずタメのアッパーカットで飛び上がり敵を粉砕していく。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

一方その頃の駆逐艦達はそのスピードと連携を最大限に活かして敵を翻弄、殲滅していった…次から次へと攻撃が矢継ぎ早に来るのでただの烏合の衆と化した…戦闘では指揮するものがいなくても司令塔がいなくても一人一人自分が司令塔だと思え…そして自分がやれることを全てやれと常日頃から口酸っぱく言われてる彼女たちにとってこの大群を相手するのはわけなかった…。

 

 

 

白露 (あ~あ…鬼一さん怒らせちゃった…私知~らないっと…でも、あんなに私達のために怒ってくれるなんて…やっぱり私達…幸せ者だなあ♥️けど…私達もお前達を生かすつもりもない…誰モ…ニガサナイ…)

 

 

 

村雨 (うふふ、あんなに怖いくらいに怒って…ああ…愛しい…愛しくて仕方がない…この戦い終わったら早く鬼一さんと…♥️イヤン♥️私ったらもう…♥️さあ、そうと決まったら…早くこいつら潰さないと…村雨達の行く末に、お前達は必要ないわ…全員…死ンジャッテ?)

 

 

 

時雨 (ふふ…鬼一さんやっぱり優しいなあ…僕、鬼一さんのお嫁さんになれて本当に良かったって思うよ…鬼一さんがいなかったら今ごろ僕達生きてないだろうし…そしてなにより初夜の時…えへへ♥️帰ったら僕達でじっくりたっぷり…癒してあげるからね♥️さて…邪魔なクズ共を…オ掃除シナキャ…)

 

 

 

夕立 (ああ…鬼一お兄ちゃん…♥️怒ってる姿もとってもカッコいいっぽい♥️夕立はもうお兄ちゃん無しじゃ生きていけないよぉ…お兄ちゃん待ってて、早く終わらせてお兄ちゃんを夕立達の魅力で沢山癒してあげるっぽい!その為にも…オ前達ハ邪魔…サッサト消エテ…)

 

 

 

吹雪 (あぁお兄ちゃん…私達のためにあんなに怒ってくれるなんて…私達、本当に幸せです…♥️私達は大丈夫ですお兄ちゃん、こんな奴等に負けるほど私達はやわじゃないって事確り見せますから、終わったらここにいる皆でたっぷり癒してあげますからね♥️さあ…オ前達ハ私達ノ大事ナ人達ヲ愚弄シタ…絶対二許サナイ…消エロ…)

 

 

 

叢雲 (ふふ♪あの人ったら私達のために…どれだけ私達をメロメロすれば気が済むのかしら♥️あぁでも…あまりに怒りすぎて自分の腕握り締めちゃって爪が腕に食い込んじゃって切れちゃってるわ…自分を傷つけるのは頂けないわ、後で私達がたっぷりと分からせてあげるわ♥️さあ…私達の旦那を…そして私の仲間達を侮辱シタコト…後悔サセテヤル…)

 

 

 

駆逐艦達もそれぞれ鬼一に作らせ(おねだりし)た特殊な専用武器で敵達を屠っていく…白露は太刀一振りとソードオフ式ショットガン(勿論弾は無限)を持ち、更にマフラー代わりにマントを装備して敵を華麗に薙ぎ倒していき、村雨は蒼く輝くライトセーバーを二刀流で持ち、更にレーザー銃も装備して敵を焼き斬っていく…時雨は長大なチェーンソー(GOD EATERのチェーンソー装備)を村雨と同じく二刀流で持って敵をぶつ切りにしていく…夕立は小太刀二刀流で敵を切り刻み狂犬の顔をしながら突き進む、吹雪は長大な対物ライフルを装備し超遠距離から移動しながら精密射撃で敵の頭を百発百中でぶち抜いていく、最後の叢雲は従来装備していた槍を変えて更に大きくなった「大神戦槍 鬼神殺し」を持ち次々と敵を薙ぎ払い、串刺しにしていって敵を殲滅していく…。

 

 

 

白露「あはははははっ!!白露いっちば~~ん!!どいつもこいつも私達を怒らせたんだから…簡単に死ねると思わないでねえ!!皆み~んなゴキブリを叩き潰すように捻り潰してあげるからさあ!!」

 

 

 

村雨「村雨の…ちょっと残酷なところ見せてあげる♪お前達は越えてはならない一線を越えた…それだけでお前達は万死に値するわ…精々震えて苦しみながら死ぬことね♪」

 

 

 

時雨「僕達の大切な人達をよくも愚弄してくれたね…君達にはほとほと失望したよ…だからもう死んでいいよ?僕達が死ぬことを許可してあげる…ほら…死になよ…」

 

 

 

夕立「お前達はもう許サナイ…夕立の大好きな人達を馬鹿にして夕立はそれを黙ってられるほど大人じゃない…お前達は…私達が殺す…一思いに殺すなんてしてあげない地獄を味わえ…」

 

 

 

吹雪「お兄ちゃんを怒らせただけじゃ飽きたらず私達を…もうオ前達に慈悲はないよ…まあ初めから無いも同じだけど…絶対二許サナイ…簡単には殺さないよ…生き地獄を味会わせてあげる…」

 

 

 

叢雲「私もヤキが回ったわね…でも…この怒りは収まりそうにないわ…お前達を皆殺しにしてこの鬱蒼とした気分を晴らしたいのよ…だからサッサト死になさい…ほら早く…死になさいよ…死ね…」

 

 

 

 

 

そして…最後の一匹はとてつもなく大きかった…巨大兵器(AF)にも匹敵する大きさであった…だがしかし…。

h

 

 

艦娘「…ただでかいだけの見かけ倒しね(だわ、よ)」

 

 

 

そういうやいなやデカブツ化け物がぶちギレて空から雷雲を発生させバラバラに雷を落としていくだが、これを軽々と避けていきそして止めの一撃は…

 

 

 

吹雪「これで最後…いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」

 

 

 

更に巨大に進化させた対物ライフル「鬼神穿ち」を持ちデカブツの脳天を貫き化け物の頭は爆発四散し、オーストラリアは奪還された…。

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

鬼一「お帰り、お疲れ様♪よく頑張った…そして…強くなったな♪」

 

 

 

艦娘達「はいっ♪」ケイレイ

 

 

 

鬼一「ここまで頑張ったなら褒美をやらないとな、褒美は何が良い?」

 

 

 

褒美と聞いて皆あれやこれやと言って決まったかと思いきやギラリと光らせこちらを見る…まるで獲物を見つけた獣のようにその目は獰猛さを持っていた…。

 

 

 

 

雲龍「ふふ♪分かってるくせに♥️」

 

 

 

鬼一「ん…?」

 

 

 

あきつ丸「もしかして言わせたいのでありますか?♥️」

 

 

 

鬼一「…え?」

 

 

 

神州丸「良いご趣味をお持ちなようで♥️」

 

 

 

鬼一「えっ…ちょっ…」

 

 

 

扶桑「あらあら旦那様ったら♥️」

 

 

 

鬼一「あらあらじゃなくて…」

 

 

 

武蔵「ふっ♪知れたこと…♥️」

 

 

 

鬼一「おっ…おい…」

 

 

 

ビス子「うふふ♥️私達の望みなんて分かってるでしょう?♥️」

 

 

 

鬼一「いや…あの…」

 

 

 

加賀「私達のご褒美は…♥️」

 

 

 

鬼一「ちょっ…」

 

 

 

蒼龍「ベッドの上で鬼一さんが欲しいです♥️」

 

 

 

鬼一「なんでや!?!?」

 

 

 

長門「時雨が言ってくれたように何時でも良いとは言ったが…♥️」

 

 

 

白露「私達が結構ゴブサタだからねえ♥️」

 

 

 

村雨「私達が満足するまで頑張ってもらわなきゃ♥️」

 

 

 

時雨「僕達、今とっても君を襲いたいんだ♥️勿論、性的に…だけどね♥️」

 

 

 

夕立「私達…もう我慢できないっぽい♥️」

 

 

 

吹雪「ねえお兄ちゃん♥️もう良いよね♥️我慢しないで良いよね♥️」

 

 

 

叢雲「うふふ♥️さあ、もっと私達を狂わせて♥️そして…」

 

 

 

 

艦娘一同「私達を…いっぱい愛してください♥️旦那様♥️」

 

 

 

 

鬼一「あぁぁぁぁぁ~~~~~~~っ!!」

 

 

 

 

 

 

そして鎮守府へ帰りベッドへ強制連行され、そこからひたすら朝まで搾られましたとさ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

拾肆話に続く。

 



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第拾肆話 世界の終わり、最終作戦、ユーラシア大陸奪還…深海の私達も負けませんっ

作者「大変長らくお待たせしました…色々スランプな事、そして何よりこの時期に今更PS4デビューすると言うそしてPS4めっちゃ楽しいです…遅れたこと、誠に申し訳ございませんでした」


第拾肆話

 

 

 

 

 

 

よう皆、暫くぶりだな…今は深海の皆と一緒にユーラシア大陸を制圧しに向かってる最中だ、最近は艦娘達を構いすぎていたせいか深海の皆はとてもいかにも不機嫌です~みたいな仏頂面顔で俺の体にしがみつきながら進軍してる。

 

 

 

鬼一「…なあ…最近構ってやれなかったのは謝るから今は離れちゃくれないか?」

 

 

 

深海s「嫌です」キッパリ

 

 

 

鬼一「うぬぅ…」

 

 

 

 

確かにこれは自分のせい、構ってやらなかった自分の責任だ…だが流石にここまでくっつかれると色々自分も辛抱堪らないものがある…それで何日深海sに搾られたことか…まあこの際いい、何度も言うがこれも構えなかった俺のせいなのだから。

 

 

 

鬼一「分かった…だが戦闘になったら必ず離れろよ?」

 

 

 

深海s「はい♥️」

 

 

 

鬼一「ふう…やれやれ…」

 

 

 

 

そして暫く進むとユーラシア大陸が見えてきた、あらゆる港は既に要塞化されており、俺達が来るのを待っていたように迎撃準備されていた、以前は賑やかだったであろうあの港は周りは見たところ軍人がわんさかいた、だがこの世界の住人ではない軍人…異形の化物の軍人が跋扈していた…そしてよく見ると港の地面のありとあらゆる場所が血で汚れていた…恐らくあの異形がここの住人を喰ったのかなぶり殺したか、夥しい量の血で濡れていない場所を見つける方が難しいほど港は血のコーティングがなされていた…そこらじゅう肉片や腐った腕や胴体、喰い千切られた顔や脚などが乱雑に放置されて、拷問や公開処刑、磔にして腹をかっ捌かれた死体もあった…。

 

 

 

 

戦艦(姫)「…酷い…」ウルッ

 

 

 

駆逐(姫)「うっ…気持ち悪いっ…」ウプッ

 

 

 

軽巡(姫)「何て惨いことを…」ウゥ…

 

 

 

 

皆口元を抑えて蹲る、致し方あるまい…この惨状を見れば恐らく誰だって最初は吐くだろう…俺も昔はこんな似たような地獄をみた瞬間吐いた、初見で吐かない奴となれば相当に狂ってる肝が据わってるとみた方がいいだろう…。

 

 

 

 

鬼一「…大丈夫か?」

 

 

 

防空「ダイジョバナイ…」ウエップ

 

 

 

鬼一「だろうな…」ニガワライ

 

 

 

港湾(姫)「鬼一は平気なの…?」

 

 

 

鬼一「…これより酷い地獄を数え切れないほど経験したからな…気に喰わんが慣れちまった…絶対に慣れてはいけないんだがな…」

 

 

 

 

棲艦s「……」

 

 

 

 

棲艦達はどこか悲しい目をしながら自分を見る、だが俺もそんな視線に気付いて無理矢理話題を変える。

 

 

 

 

鬼一「…さて、湿っぽいのはここまでだ…今から作戦を言い渡す、奴等を一匹残らず撃滅する、見敵必殺(サーチ&デストロイ)だ、繰り返す、見敵必殺(サーチ&デストロイ)だ…ここの人達の無念を晴らすためにも奴等は一匹たりとも生きて帰すな…」

 

 

 

棲艦s「了解っ!!」ケイレイ

 

 

 

 

ここの人達の無念を張らすための大義名分も出来たことで敵を皆殺しにする準備が整った…具体的な作戦としては他の艦娘からの報告によれば、ユーラシア大陸の港と言う港は既に全て要塞と化しているらしく、実はこの作戦を決行する少し前、何をどう思って功を焦ったのかアメリカの超エリート特殊部隊がひとつの港の要塞を制圧しようと潜入したのだが、潜入したは良いものの、既に人間の気配を察知していた異形軍人にすぐに見つかり超エリート特殊部隊は全滅、惨殺された、これを皮切りに他の国からもなんとか要塞を制圧に掛かったらしいが日本以外の国の軍は全て返り討ちにあい、これによってこの世界の軍も殆どが殺された…まあ兎に角鉄壁っぷりだったようだ。

 

 

更に要塞の中もかなり厳重で造りもまるで迷路のようになってて面倒な感じになっており、このように通常の人間なら絶対に突破できないような簡単には通れそうにもなかった、そしてその全ての港の要塞の中でもここが一番堅牢で厳重な要塞だったらしく先ずはこの港をどうにかしないと始まらない、この一番最初に一番でかくて難攻不落のような要塞を落として後は雪崩式でドンドン飲み込んでいく、そんな作戦だった。

 

 

 

 

鬼一「さあ、あのアホな他の国の軍のようにならないように俺達もやれることをやるぞ…」

 

 

 

棲艦s「……(汗)」ニガワライ

 

 

 

鬼一「行くぞ…全員光学迷彩装備、開始めるぞ…」

 

 

 

棲艦s「了解…」ピシューン

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

全員光学迷彩で姿を隠し、気配を殺して要塞に近付く…先ずは要塞の前にいる雑兵共を一体一体静かに素早く処理していき上が気づく前に要塞下の敵は全て処理し、次に要塞内部に侵入しなるべく要塞内の敵を気付かれないように処理し、気付けば最後の部屋にたどり着いていた。

 

 

 

 

鬼一「よし、順調だな…だが、なんだ?上手く行きすぎてる…こういう時が一番怖い…油断するな?」

 

 

 

棲艦s「了解…」

 

 

 

 

最大限に警戒しながら最上階まで上り、最後の扉をC4で爆破して突入し光学迷彩を解き、大将の姿を見る、何と大将は…。

 

 

 

 

ウェスカー「久し振りだな…我が宿敵よ…」

 

 

 

鬼一「てめえ…アルバート…ウェスカー…何故っ…何故てめえがここにいるっ!!!!!!」

 

 

 

 

最上階で俺たちを待っていた人物、それはかつて世界をバイオテロを蔓延させた張本人、ウィルスで世界を救済、そして自分が神になるとほざき散らかし、そして俺自身に葬り去られた筈のアルバート・ウェスカーだった…

 

 

 

 

鬼一「てめえ…生きてやがったのかっ…」

 

 

 

ウェスカー「いや、私はあの時完全に死んだよ…貴様に火山のマグマに叩き込まれ更にはRPG-7を二発も叩き込まれ爆散、塵一つ残さずに消滅させられたよ…だが、何の因果か私はこの世界の神に復活させられ今はまたこうして世界をウィルスで救済する準備をしていたのが…また貴様がこうして私に立ち塞がるとはな…」

 

 

 

鬼一「クソが…神が余計なことしやがって…それとてめえのその腐った根性は死んでも直らんようだな…いいだろう、ならば…今度はてめえを二度と復活できないように完全に消滅させてやるまでだっ!!」

 

 

 

ウェスカー「ほざくなっ!!貴様は簡単には殺さん…前の私にやられたことをこの場でやり返してやるっ!!私の邪魔をする奴は誰であろうと容赦はせんっ!!貴様には散々苦渋を飲まされたからな…じわじわとなぶり殺してくれるっ…」

 

 

 

鬼一「ちっ…いつまでも昔の事をグチグチグチグチ文句垂れやがって…いい加減てめえのクソつまらねえ講釈はもう飽き飽きだ…今度こそ…終わりにしようぜ?…アルバート・ウェスカァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

 

 

ウェスカー「貴様との因果もここまでだっ!!!!地獄に落ちろっ…そして私と同じ苦しみを味わえっ…貴様を葬ってからもう一度世界をウロヴォロスウィルスで蔓延させ私は神となるっ!!!!死ねっ!!!!陸奥、鬼一ィィィィィィィィィっ!!!!」

 

 

 

 

ボスバトル、バイオハザードでの全ての元凶、アルバート・ウェスカー

 

 

 

 

 

棲艦sを下がらせ構えてウェスカーとの間合いを詰め正拳突きを放ち、ウェスカーも拳を突き出してお互いの拳が当たり衝撃波が出る、そして少しの間拳を合わせたまま膠着が続き、そして俺の蹴りがウェスカーの顔面を捉えようとしたところでウェスカーが避け、ウェスカーが蹴りを放ち俺が避ける、これを超スピードでの応酬が行われていた、たまにウェスカーがデザートイーグルで俺の頭をぶち抜こうとするがそれも俺は読めていたため、デザートイーグルの銃撃をウェイブで避け更にウェイブを使いウェスカーの土手っ腹に殺意マシマシのウェイブパンチを叩き込みウェスカーは吹っ飛び壁に激突した。

 

 

 

ウェスカー「ごはっ!?ぐっ…ぐぉっ、な…ぜだ…何故っ…勝てんっ!!!」

 

 

 

鬼一「てめえとは闘う動機の格が違うんだよ…ただただ奪うだけのてめえと護るために闘う俺とじゃあ文字通り格が違うんだ…諦めろ、もうお前じゃあ勝ち目はない…結局はウェスカー…お前はその程度だったってことだ…」

 

 

 

ウェスカー「黙れ…黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れっ!!!!どいつもこいつも使えないろくでなし共めっ!!!!何が違うっ!!!!人斬り風情の貴様も同じ穴の狢であろうが!!!!」

 

 

 

鬼一「てめえみたいな屑と俺を一緒にするな、人斬り風情?はっ…そんなの500年前から飽きるほど言われ続けてるよ、そして関係ない…俺に言わせれば俺が人斬り風情ならば…ウェスカー、貴様はクソつまらない神なんかになろうとして化け物に成り下がった愚か者風情だ」

 

 

 

ウェスカー「貴様ぁぁぁぁぁぁぁあああああああっ!!!!何が悪いっ!!!!神になろうとして何が悪いっ!!!!ウロヴォロスウィルスで真に優秀な人間を選別しそして愚かな人間を救済するっ!!!!これのどこが悪いっ!!!!」

 

 

 

鬼一「人間見限った貴様じゃあその答えは永遠に分からない、そして絶対に俺に勝てないさ…俺は人間を見捨てない、悪い人間が大半だろうが真に善い人間なんていないんだ完善な人間なんて…完悪の人間なんてそして、完璧な人間なんていないんだよ、いたらそれこそ争いなんか起こらねえだろ…こんな簡単な事にも気付けないお前じゃあさっきも言ったがその程度だったってことだ…」

 

 

 

 

ウェスカー「五月蝿い五月蝿い五月蝿い五月蝿いっ!!!!貴様の理論は弱者の理論だっ!!!!」

 

 

 

鬼一「言い訳が苦しいぞウェスカーっ!!!!もう終わらせる…これ以上てめえのクソ汚い顔なんざ見たくねえんでな…嫁達も待たせてる…とっとくたばれっ!!!!」

 

 

 

ウェスカー「おのれ…おのれおのれおのれおのれっ!!!!おのれぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!」

 

 

 

鬼一「終わりだウェスカー!!!!覚悟はいいかっ!!!!!!」

 

 

 

一瞬億撃(いっしゅんおくげき)!!!!!!

 

 

 

鬼一「イヤァァァァアアアアアアアっ!!!!!!」

 

 

 

 

ーーーーードドドドドドドドドドドドドドドドドドっ!!!!!!

 

 

 

 

拳がウェスカーの全身を襲い、一発一発が人を確実に死に至らしめる破壊力を誇る拳打が一瞬で約一億回も放たれる、一瞬で一億回もの拳打が叩き込まれるため当然ウェスカーの身体が持つ筈がなく、一瞬でウェスカーの肉体は殺意の拳打によって声も出せず跡形もなく抉りなくなった。

 

 

 

 

鬼一「これぞ…滅殺(めっさつ)

 

 

 

神人 滅 殺 天

 

 

 

 

この作戦の成功、そして勝利がきっかけになり、残りの残存兵力を根こそぎ叩き、ユーラシア大陸も奪還、地球の大陸全てを奪還した。そして世界政府は軍事力の壊滅するほどの打撃を受け、核発射もままならず、超大幅な軍縮からまたいちから軍を拡大することに決定した、そして俺たちはと言うと…。

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼一「…毎度の事ながら…やっぱりこうなるのか…」

 

 

 

港湾「うふふ♥️♥️♥️」ウットリ

 

 

 

戦艦「うふふ♥️♥️♥️」ウットリ

 

 

 

防空「ふふふ♥️♥️♥️」ウットリ

 

 

 

 

あの作戦の後の夜、俺は港湾や戦艦の他の深海達に貪られてましたタスケテ…(切実)このままだと俺はマジで腹上死しかねん…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第拾伍話に続く



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第拾伍話 地獄からの訪問者

お久しぶりです、この度は投稿がとても遅れたこと大変申し訳ございませんでした…リアルが忙しかったのとスランプに入っていたこともありまともに執筆出来ませんでした…なんとか絞り出して難産ですが読んでいただければ幸いです、では本編どうぞ。


第拾伍話

 

 

 

 

 

あの世界奪還作戦から1年が過ぎた…早いものでもうあの事件から1年経った…その間は皆思い思いに鎮守府内、そして外で過ごしていた、かく言う俺も嫁達と思い思いに過ごしていた…そんなある日の事。

 

 

 

 

???「…着きました…やれやれ…あの人は現世では多くの罪人を地獄へ送ってくるので裁くのが大変です…ですが…この仕事は本来我ら地獄の鬼、獄卒が努める筈が…全くあの閻魔(アホ)のせいで余計に時間が掛かって仕方ない…非常に申し訳ないですが…今回はあの方に手伝って頂きましょう…」

 

 

 

 

長くゴッツく…正しく『鬼の金棒』と呼ぶに相応しい金棒を拵え、鎮守府の鬼一の鎮守府の正門前に佇む人物が一人、この人(鬼?)は何を隠そう閻魔大王第一補佐官、鬼の中のトップである鬼一と同じ鬼神である。名前は『鬼灯様、いつも地獄で冷静で超優秀な後始末係りとして地獄を治めている神の傑物。

 

 

 

 

鬼一とは今の閻魔大王がまだ新人で、鬼灯もまだ子供だった頃からの付き合い、大王がちゃんと閻魔大王に就任し、その第一補佐官に最初に勤めてたのが鬼一だった、そして鬼灯はその鬼一の補佐として鬼一をサポートしたり、大王をどついたりしていた…鬼灯や大王が就任してからしばらくして、鬼一が現世で生きながら地獄にいることを二人に明かし、これには大王も鬼灯も度肝を抜かれたと言う、地獄は死んだ亡者しかいない筈なのに生者がいるとは二人も思っておらず、そこから3人で暫く地獄を回していた…そんなある日。

 

 

 

 

鬼灯「え?現世へお帰りで?」

 

 

 

大王「えぇっ!?そんな鬼一君っどうか考え直してくれない?儂も鬼灯君も君がいないと寂しいよ…」

 

 

 

鬼灯「私としても鬼一様にはもう少し地獄でこの閻魔大王(アホ)を取り締まってほしかったのですが…」

 

 

 

大王「ちょっと鬼灯君んんんん…!?」

 

 

 

鬼一「お前達はもう充分大人になっただろう…それに大王、お前に至っては最早おっさんだろうに…それに、もう俺がいなくともお前達と後部下がいるだろう?だったら問題ないだろう?大王、お前は大王は大王らしくどっしりと構えてろ…後、ちゃんとダイエットするようにな?鬼灯、後は頼む…大王シバくのは任せた♪」

 

 

 

鬼灯「…分かりました、致し方ありません…鬼一様、今までお世話になりました…鬼一様の言いつけ通り、この閻魔大王(アホ)の事はお任せください」

 

 

 

大王「ちょっと鬼一君鬼灯君っ!?幾らなんでもそれは酷すぎるよぉっ!?」

 

 

 

鬼一「喧しい、大王がサボろうとするのが悪いそれでどんだけ俺と鬼灯にシバかれたか忘れたか?」

 

 

 

大王「アッハイ」

 

 

 

鬼一「さて…俺はそろそろ現世へ帰る、またなお前ら♪」

 

 

 

 

 

そんなこんなで昔の地獄での日々はかなり充実していたがそろそろ地上が恋しかったのもあり地獄での日々は取り敢えず終わりを告げた…そんな事があってから約1000年後、今現在…鬼灯様が現世へ来て俺に会いに来てくれたのだ♪

 

 

ーーーーーーそんなこんなで鎮守府正門前で鬼灯様が立っていると憲兵に声を掛けられる。

 

 

 

 

 

憲兵「止まってくださいっ!すみませんが…どちら様でしょうか?ここは軍の施設です、一般の方は入れませんっ…ご用件はなんでしょうか?」

 

 

 

鬼灯「ああ、すみません…私、鬼灯と言うものでして…ここの主、陸奥修羅守鬼一殿に鬼灯が来たと連絡を入れてくださらないでしょうか?彼は私の古い恩人なのです…」

 

 

 

憲兵「鬼一元帥の?…分かりました、少々お待ちください…」

 

 

 

鬼灯「お手数をお掛けします…。」

 

 

 

憲兵「いえお構い無く、では元帥に連絡いたしますので今暫くお待ちください。」

 

 

 

鬼灯「分かりました」

 

 

 

 

憲兵が提督執務室に電話を掛け、執務室の電話が鳴る。

 

 

 

ジリリリリリリンッ!!

 

 

 

 

鬼一「ん?憲兵からか?珍しいな…はい、こちら執務室…」

 

 

 

憲兵「あっ…元帥、すみません、執務中に…」

 

 

 

鬼一「気にするな、もう終わってる…それでどうした?」

 

 

 

憲兵「はっ…先程正門から元帥にお客様が来ておりまして…」

 

 

 

鬼一「俺に客?誰だ…?心当たりがない…名前は?」

 

 

 

憲兵「鬼灯…と名乗っていましたが…」

 

 

 

鬼一「鬼灯っ!?鬼灯が来たのか!?分かった、お通ししろ…俺の古い友人だ♪」

 

 

 

憲兵「畏まりました、お通しします。」

 

 

 

 

電話を切り、改めて鬼灯と対面し。

 

 

 

 

憲兵「お待たせいたしました、鬼灯様、元帥の確認が取れましたので執務室にご案内いたします、それに伴い、誠に勝手ではありますが、我ら憲兵隊が念のために貴方様の監視と言う名目で護衛に着かせていただきます、本当に申し訳ありません…」

 

 

 

 

憲兵は深々と頭を下げ誠心誠意、謝罪の意を示す。

 

 

 

 

鬼灯「いえいえ、元々私がアポを取らなかったのが悪いので…憲兵さん達が気に病む必要はありませんよ…護衛、宜しくお願いします…」

 

 

 

 

鬼灯も頭を下げ憲兵隊達に謝罪、そして執務室にご案内され…

 

 

 

 

憲兵「元帥、鬼灯様をお連れしました」

 

 

 

 

鬼一「おう、入っていいぞ」

 

 

 

 

憲兵「失礼します」

 

 

 

 

鬼灯が執務室に入り、実に千年振りに来た友人を俺は迎え入れる。

 

 

 

 

鬼一「久し振りだな鬼灯、ざっと千年ぶりかね?」

 

 

 

 

鬼灯「誠にお久し振りです鬼一様、そうですね…貴方様が地獄を去ってからざっと千年ですね…そちらではお元気でしたか?」

 

 

 

 

鬼一「見た通りピンピンしてるよwww」

 

 

 

 

鬼灯「鬼一様は本当に姿変わりませんね…強いて言えば髪が白くなった以外変わったように見えません…」

 

 

 

 

鬼一「まあ髪はいつの間にかこんな色になっちまった…多分白髪だろうな全部www」

 

 

 

 

鬼灯「ふふっ…本当にお元気そうで何よりです♪それでは雑談はここまでにして、本題に入りましょう…」

 

 

 

 

鬼一「おし、そうしようか…鬼灯が現世に来るの本当に珍しいからな…それで?」

 

 

 

 

鬼灯「はい、ここのところ亡者が急に増えましてね…恐らく貴方が殺ったんでしょうがそこはいいんです…ただ数が数なので我々だけでは対処しきれなくなってきたのです…ですので、どうか鬼一様のお力をお借りできないかとここに来ました…」

 

 

 

 

鬼一「あ~…(焦)すまねえ…そこまで大変だったとは…分かった、俺がやったことだ、けじめはつけるさ」

 

 

 

 

鬼灯「ありがとうございます、では、明日から地獄に来て頂いても?」

 

 

 

 

鬼一「明日か…明日は夕立達とデートの予定が…う~んどうするか…」

 

 

 

 

鬼灯「ああ…これは大変失礼しました…鬼一様はもうご結婚なされていましたね…」

 

 

 

 

鬼一「ああ…すまねえな…」

 

 

 

 

鬼灯「いえいえ、夫婦の時間は大事なことです、では来週はどうでしょう?」

 

 

 

 

鬼一「ああそれなら大丈夫だ、皆にも話しておこう…所で鬼灯よ?お香とはどうなんだ♪」

 

 

 

 

鬼灯「っ///…いえ…私は特には…」ホホソメ

 

 

 

 

鬼一「ふふっ♪まあ…お前も勇気だして告白でもしてみな…お香もお前の事は好いているみたいだしな♪」

 

 

 

 

鬼灯「…///」

 

 

 

 

鬼一「ふふ♪まあ頑張りな♪さて…来週から地獄だな、了解した、滞在期間はどうするか…」

 

 

 

 

鬼灯「そうですねえ…あの量ですから…大体一月は掛かるでしょうね…」

 

 

 

 

鬼一「だよなあ…(汗)嫁達に何て言おうか…」

 

 

 

 

鬼灯「私も一緒に説得します、ですからあまり気落ちしないで下さい…」

 

 

 

 

鬼一「そうしてくれると助かる…」

 

 

 

 

鬼灯「では、そうと決まれば行きましょうか…」

 

 

 

 

鬼一「ああ待った、それなら全員集めてから説明しよう…その方がいいだろう…」

 

 

 

 

そう言って俺は全体放送のマイクのスイッチを押す。

 

 

 

 

鬼一「全体放送、全体放送…今から10分後にメインホールに全員集まってくれ…少し大事な用が出来た…詳しくはメインホールで話す、繰り返す、今から10分後にメインホールに全員集まってくれ…以上だ…」

 

 

 

 

館内放送で全員を呼び出し、予定通り10分後、全員がメインホールに集まり列を作っていた…。

 

 

 

 

鬼灯「これは壮観ですね…」

 

 

 

 

鬼一「まあ結構嫁出来たからなあ♪ここにいる娘達は全員俺の嫁だ…」

 

 

 

 

鬼灯「鬼一様もいつか本当に死ねて地獄に来たら…鬼一様の場合は、等活地獄では刀輪処、衆合地獄では大量受苦悩処、何何けい処、割刳処に落ちそうですね…。」

 

 

 

 

鬼一「まあ悪いことばっかやってるしな…それに…これだけ嫁達がいるなかでまあ落ちてもしかたないさね…」

 

 

 

 

鬼灯「ですが…貴方は本当に極悪人しか殺めていません…情状酌量の余地はあります…地獄に落ちても物凄く刑は軽くなるはずです…」

 

 

 

 

鬼一「鬼灯…俺はな…生きながらの罪人なんだよ…不老不死の化け物…そして大罪人だ…殺したら…戒を破れば必ず地獄に落ちる…俺は本来であったなら誰も愛してはいけない存在だったんだ…誰も愛さず一人で生きていくことを定められた大罪人…そんなやつが天国に行けると思うか?俺は思わないね…そして俺はその戒を破った…愛してしまった…艦娘達も基本死なないとは言え傷つけられたら死んじまうんだ…だが…俺はもう構わない…地獄に堕ちたら堕ちたでキッチリ罪は償うさ…」

 

 

 

 

鬼灯「鬼一様…」

 

 

 

 

鬼灯は分かっている…そんな事はない…どんな存在であろうと誰かを愛してはいけない何て事はないと…ただこの人は…独りでいる時間がとてつもなく長すぎた…それだけの事だ…誰かと一緒にいる期間が短すぎただけ…それだけだと…

 

 

 

 

鬼一「…皆も聞いていただろう?俺は今でも怖い…お前達を失うのが…だから…側に居てくれ…頼む…」

 

 

 

 

俺が頭を下げ皆に懇願する…長く生きたが…ここまで欲に正直なのも久々だ…だから…側にいてほしい…

 

 

 

 

大和「顔を上げてください…私達はいつまでも側にいます…」

 

 

 

長門「ああ…絶対に離さん…覚悟することだ♪」

 

 

 

鬼一「…ありがとう…」

 

 

 

鬼灯「…よし、ではあらかたイチャイチャも済んだでしょうし…本題に入りましょう…」

 

 

 

鬼一「ちょっと鬼灯!?雰囲気ぶち壊しやで!?」

 

 

 

鬼灯「あまりイチャイチャされるとこっちは砂糖を吐かざるを得なくなりますので…本題に入って私は地獄に帰ります…」

 

 

 

鬼一「やれやれ…まあいいや…それじゃあ皆、聞いてくれ…俺は来週から一月の間、地獄で鬼灯達を手伝うことになった…」

 

 

 

 

周りがざわつき始め、長門が静粛にさせる。

 

 

 

 

鬼一「それに伴い、俺の隣にいる人を紹介しよう…地獄から来た閻魔大王第一補佐官、鬼灯だ鬼の中でもトップの鬼神様である、俺の古い知り合いだ」

 

 

 

 

鬼灯「ご紹介に預かりました、地獄から参りました、閻魔大王第一補佐官の鬼灯です…以後お見知りおきを…」

 

 

 

 

鬼一「この鬼灯から俺に直々の頼みがあってな…それで俺は暫く地獄で亡者達を裁かねばならない…俺が葬った馬鹿どもの始末を着けようと思う…だからその報告も兼ねて、ここに皆を呼んだ…」

 

 

 

 

夕立「質問いいっぽい?鬼灯様?」

 

 

 

 

鬼灯「ええ勿論です、私が答えられる範囲でしたら答えます」

 

 

 

 

夕立「じゃあじゃあ、鬼一さんと鬼灯様、どっちが戦ったら強いっぽい?」キラキラ

 

 

 

 

目を輝かせながら此方を見つめ、他の者達は呆れたり確かにと言う顔をしてるものもいる…鬼灯の答えは…。

 

 

 

 

鬼灯「勿論、皆様の旦那様である鬼一様です、私はこの方に鍛えられて今がありますから…」

 

 

 

 

夕立「スッゴーいっ♪」

 

 

 

それからは鬼灯に艦娘達からの質問攻めにあい、暫くしてからー

 

 

 

 

鬼一「はい皆、鬼灯に対する質問返答はこれで終わる、そろそろ鬼灯も地獄に帰らなければならんからな…それでは俺は来週から一月の間、地獄にて鬼灯達の手伝いをしてくる、皆、暫くの間鎮守府を頼んだぞ、一週間に一回はここに帰ってくるから寂しい思いはさせないからな♪それでは以…」

 

 

 

 

話を終わらせて締めようとしたところに鬼灯からナイスな提案がもたらされた。

 

 

 

 

鬼灯「ああ鬼一様、何も一月の間奥様達と離れ離れになる必要もありませんよ?奥様達も一緒に地獄にお連れしては?部屋は艦娘様達も全員が入るほど余ってるので問題ないです…仕事中、邪魔さえしなければご自由に観光しても問題ありませんので。」

 

 

 

 

鬼灯の一言に艦娘達も歓喜の声をあげる、この提案には俺も流石に驚いた。

 

 

 

 

鬼一「良いのか鬼灯?」

 

 

 

鬼灯「問題ありませんよ、奥様達との時間を貴方様から奪うわけにはいきませんので、当然の事です。」

 

 

 

鬼一「感謝するぜ、鬼灯♪では皆、地獄へは来週行く、準備はしっかりしておくようにっ、以上だっ解散っ!!」

 

 

 

 

艦娘達は敬礼してからそれぞれの準備のためにメインホールから出ていく、残ったのは俺と鬼灯だけになった。

 

 

 

 

鬼一「ふう…鬼灯、本当にありがとうな♪地獄へ帰る前の礼と言っちゃなんだが一杯奢るぜ、どっか店に行こうぜ…そこでつまる話もあるだろうしな♪」

 

 

 

 

鬼灯「ありがとうございます、ですが…流石に遠慮しておきます…私も何分忙しい身ですので…」

 

 

 

 

鬼一「そうか…なら地獄では必ず付き合ってもらうからな♪」

 

 

 

 

鬼灯「はい…それでは、失礼しました…鬼一様、また来週、地獄で」

 

 

 

 

鬼一「おう、それじゃあな♪送るぜ」

 

 

 

 

鬼灯「ありがとうございます」

 

 

 

 

鬼灯を正門まで送り憲兵も正門で鬼灯に敬礼で送る。

 

 

 

 

鬼灯「私のためにここまでありがとうございます。」

 

 

 

 

憲兵「いえいえ、これも礼儀ですから♪」

 

 

 

 

 

鬼灯は地獄へ帰り、憲兵達にも自分達は地獄へ一月ほど行ってくると伝え、その間の守りを任せたその翌週…俺達は地獄へと向かった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第拾陸話に続く




鬼灯の冷徹とのクロスオーバーにしてみました、他にもクロスさせようか検討中です、ではまた次回、なるべく早く投稿できるように心がけます。


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第拾陸話、地獄へようこそ

おはこんばんにちは、黒い阿修羅です♪今回は少し短いですが投稿します♪脱字誤字があればご報告願います♪


第拾陸話

 

 

 

 

 

 

OP地獄の沙汰オールスターズ「地獄の沙汰も君次第」

 

 

 

 

オッス皆、先週鬼灯から地獄の亡者捌きの依頼を受けて約束の日に嫁さん達と一緒に地獄に来た…ここに来るのも実に千年振りだ…皆変わりないかね…

 

 

 

 

 

防空「鬼一…ここってそんなに懐かしいの?」

 

 

 

 

鬼一「ああ…実に千年振りに帰って来た…地獄の獄卒達も変わりないといいが…」

 

 

 

 

港湾「千年…軽く言うけど途方もない時間ね…」

 

 

 

 

高雄「港湾さん、旦那様はかれこれ46億年も生きてるのです、千年くらいわけないかと」

 

 

 

 

鬼一「まあな…最近は特に時間の流れが早く感じる…」

 

 

 

 

ほっぽ「お兄ちゃんお爺ちゃんみたい♪」

 

 

 

 

鬼一「実際爺ぃだからなwwまあそんな事より…着いたぞ…地獄門だ…」

 

 

 

 

???「あら?あらあらあっらぁ~~お久し振りじゃない?鬼一様ぁん♪」

 

 

 

 

???「本当にお久し振りねえ♪ざっと千年振りかしらぁ♪」

 

 

 

 

 

 

 

地獄門の前で佇んでいたのは頭部が馬と牛の巨大な獄卒、知ってるかたは知ってるとは思いますが一応説明を…彼女らの名は「牛頭」と「馬頭」地獄で永いこと獄卒をしてる、彼女達は俺が地獄で最初の閻魔大王第一補佐官として大王を補佐しはじめる前から二人は獄卒として地獄の門番をもう何千年もやっている、だから歳では俺が圧倒的に歳上でも地獄に関しては彼女らの方が獄卒としては先輩なのだ…。ーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼一「ふっ…相変わらず元気だな…そして…久しいな♪牛頭、馬頭…お前達も息災で何よりだ♪」

 

 

 

 

牛頭「イヤン♪もう鬼一様ったら地獄を去ってからスッゴく寂しかったんだから♪」

 

 

 

 

馬頭「その通りですよぉ♪今まで現世で何やってらしたの?」

 

 

 

 

鬼一「まあ色々とな♪今回は鬼灯の依頼でここに来た、一月後にはまた現世へ帰る」

 

 

 

 

牛頭「あらまあ…それはまた寂しくなるわねえ…たまには遊びにいらして?キッチリおもてなししますわ♪」

 

 

 

 

馬頭「そうねえ♪私もきちっとおもてなししますわ♪」

 

 

 

 

 

鬼一「楽しみにしている、そうだ…紹介しよう、うちの嫁達だ♪」

 

 

 

 

 

牛頭「あらあらまあまあ♪鬼一様ご結婚なされたのね♪おめでとう♪」

 

 

 

 

馬頭「本当におめでとうございます♪これは地獄総出で祝わなければなりませんね♪」

 

 

 

 

鬼一「よしてくれ、そんな派手に祝われてもこちらが困る♪」

 

 

 

 

牛頭「本当に鬼一様は控えめでス・テ・キ❤️」ウットリ

 

 

 

 

馬頭「自分を大きく見せずありのままを体現する鬼一様♪本当にス・テ・キ❤️」ウットリ

 

 

 

 

鬼一「はいはい、そろそろ紹介したい、嫁達が固まってるからw」

 

 

 

 

牛頭「あらあら♪これは失礼しました♪あたしは牛頭、この地獄門の門番をしてます♪宜しくね♪」

 

 

 

 

馬頭「私は馬頭、牛頭と同じくこの地獄門で牛頭と一緒に門番をしています、宜しくね♪」

 

 

 

 

 

二人で息ピッタリなポーズを取り挨拶を交わす、あまりにも息がピッタリでこれには艦娘、棲艦達も見事と思わざるを得ず全員唖然とする…

 

 

 

 

赤城「凄い息ピッタリですね…」

 

 

 

 

空母(姫)「そうね…何千年も一緒に門番をしていたら自然とこうなるか…」

 

 

 

 

鬼一「まあな…さて…そろそろ俺は仕事の時間だ…牛頭、馬頭…一月の間だが宜しく頼むぜ」

 

 

 

 

午頭馬頭「お任せあれ~~ん❤️アッハ~ン❤️」

 

 

 

 

 

そして地獄門から地獄の裁判を行う場に来た、ここに来るのも千年ぶりか…懐かしいものだ…

 

 

 

 

鬼一「鬼灯、大王…来たぜ、大王は久しいな♪お前…前より太ったのか?やれやれ…鬼灯後でこの馬鹿搾るから借りるぜ」

 

 

 

 

大王「ちょっと鬼一君!?久しぶりの再会早々にそれは儂死んじゃうってっ!!」

 

 

 

 

鬼一「もう死んでるだろうがよお前らは…さて…まあ大王は後で搾るとして、俺は何をすれば良い?」

 

 

 

 

鬼灯「はい、鬼一様には私達と一緒に地獄の亡者達を裁いて頂きます、基本的には以前に鬼一様が仕事をなさってた頃と変わらないので鬼一様は亡者達を殺しまくっていただきたいのです」

 

 

 

 

鬼一「そこら辺は変わってなかったか…地獄の内容が幾らか変わったとは聞いていたが…まあそこは見て判断するか…」

 

 

 

 

鬼灯「鬼一様…艦娘様に深海棲艦様、本当にすみません…新婚だと言うのに…」

 

 

 

鬼一「良いさ…困ったときはお互い様だ…」

 

 

 

鬼灯「ありがとうございます、では…先ずは鬼一様を今の地獄の者共に紹介しましょう、閻魔大王…」

 

 

 

大王「うん、分かってるよ…皆を集めよう」

 

 

 

 

地獄の獄卒達を閻魔大王の裁定所に集め、俺の紹介が始まる。

 

 

 

 

鬼灯「皆さん、業務中に申し訳ありません、今日から一月の間、ここで獄卒の手伝いをしていただくことになった、鬼一様です、彼は私と閻魔大王の師でもあり恩人、そして古い友人です、因みに彼は人間です、そして鬼一様の横におられるのが鬼一様の奥方様達ですどうか粗相の無いように願います。」

 

 

 

 

 

地獄の獄卒達がざわざわと騒ぎだし、鬼灯の一喝で場を治める。

 

 

 

 

 

鬼灯「静かにっ!!これから鬼一様を紹介します、鬼一様、お願いします」

 

 

 

 

鬼一「あいよ、紹介に預かった海軍修羅鎮守府提督、階級元帥の陸奥修羅守鬼一だ、これから地獄で鬼灯に地獄の手伝いを依頼されここに馳せ参じた、これから一月と言う短い時間だが、宜しく頼む…」

 

 

 

 

なるべく礼儀正しく獄卒達を前に綺麗にお辞儀をし直る。

 

 

 

 

茄子「あのあの、鬼一様っ、早速質問なんですが鬼一様は鬼灯様より強いですか?」

 

 

 

唐瓜「ばっ馬鹿っ…すみませんっ…こいつ自由なところあってっ…申し訳ありませんっ…」

 

 

 

鬼一「ああ構わん構わん、そう言うの気にしねえ質だからな♪気にするな♪それで…さっきの質問だが…どうだろうな…今やりあっても良いが…今のところ千年も経ってるから鬼灯も成長してるだろうし…なんか前まで無かったでっかい金棒まであるから正直分からん…」

 

 

 

 

鬼灯「鬼一様の奥方様にも私に同じ質問をされましたが…私の答えは決まってます…私より断然鬼一様が圧倒的に強いです…恐らく、私では一生掛かっても彼には勝てないと思います…。」

 

 

 

 

衝撃の言葉が鬼灯から飛び出して周りの獄卒達も戦々恐々していた…地獄では裏のNo.1とまで言われてるあの鬼灯よりも更に強い…しかも鬼でなく人の身でありながらだ…そしてよくよく見ればその体つき、体格、身長までもが通常の人間とはまるで違う…全体的に筋肉質でバランスよく極限まで鍛え上げられ、身長も2mを軽く越すような体躯…鬼一の姿を見てある意味納得した者も出てきたが、信じられず疑うものも出てくる…。

 

 

 

 

獄卒「あの人…本当に鬼灯様より強いのか?俄には信じられん…」

 

 

 

獄卒「ああ…あんな長身だと小回り効かないだろう…本当のところどうなんだか…」

 

 

 

 

色々陰から聞こえるが鬼一は気にもとめず、逆に鬼灯は青筋を立てて陰口を叩いていた獄卒を睨む、睨まれた獄卒はすぐに目を逸らし自分じゃないと言わんばかりの態度だ…これでは規律がしっかりしないので仕方なく…。

 

 

 

 

鬼一「ふむ…鬼灯、ならば一手仕合ってみるか?その方が手っ取り早いだろう?」

 

 

 

 

鬼灯「…そうですね…鬼一様の実力、私と戦うことでこの獄卒達に伝わるならやりましょう…手加減致しませんよ?」

 

 

 

 

鬼一「カッカッカwwお前はいつから俺に手加減出きるようになった?まあ良い…どこか仕合うに適してる場所はあるか?」

 

 

 

 

鬼灯「それならば特別に作った闘技場があるんです、そこでやりましょう」

 

 

 

 

鬼一「ほう…そんなのがあったのか、良いだろう…♪だが先ずは仕事を片付けてからだろう?仕事を片付けてから相手してやる♪」クソニヤリ

 

 

 

 

鬼灯「そうですね、先ずは仕事を片付けましょうか…それで皆さん、どうぞ宜しくお願いします。」

 

 

 

 

それぞれがそれぞれの持ち場に戻り、仕事を開始する…俺も久々に獄卒の仕事をするから結構ウキウキしてる♪

 

 

 

 

鬼灯「それでは鬼一様、久し振りの仕事で少々手間取るかもしれませんが、どうか宜しくお願いします」

 

 

 

 

鬼一「あいよ、任せんしゃい。」

 

 

 

 

鬼灯「ふむ…良い機会です、皆さんも鬼一様の呵責をしっかり見学してください、それをレポートして明日までに提出すること、遅れたら、お尻を金棒で百回叩きますよ?」

 

 

 

 

獄卒達「了解しました~~っ!!」ケイレイ

 

 

 

 

 

仕事に入る前に闘技場の様子を見に行った、闘技場は裁判所から少し離れたところにあった、広さも充分、これなら暴れても問題ないだろう…久し振りに鬼灯と戦えるのが楽しみだ♪

 

 

 

 

 

鬼一「さて…お仕事を始めるか…」

 

 

 

 

鬼灯「ええ、あっ…そうだ…艦娘、深海棲艦の皆様、改めまして」

 

 

 

 

 

鬼灯が獄卒達を並ばせ俺の嫁達の前に立ち、お辞儀する。

 

 

 

 

 

 

鬼灯&獄卒達「地獄へようこそっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第拾漆話に続く



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第拾漆話、地獄での獄卒の仕事、修羅の呵責は伊達じゃない

おはこんばんにちは♪今回も短いです…すみません…


第拾漆話 今回グロいの入るかも…(汗)

 

 

 

 

 

 

 

オッス皆、この前鬼灯の仕事を受けるために鬼灯に獄卒の仕事の説明をされてからすぐの所だ、さて…亡者痛め付けるのも久々だから加減できずにいきなりぶっ殺しちゃうかもだが…知ったこっちゃねえな…地獄に来た亡者共は悪いことばっかしてきて反省の色もないような屑ばかりなので安心して痛め付けることができるぜ…クソニヤリ

 

 

 

 

 

 

鬼灯「…鬼一様…凄く悪い顔をしてますよ…全く…これじゃあどっちが鬼なんだか分からないじゃないですか…」

 

 

 

 

鬼一「ははは…いやあ悪いな…何せ久し振りすぎてな…加減できなくていきなりぶっ殺しちまうかも知れんし…まあそんな些末な事はどうでも良いんだ…鬼灯、周りの獄卒達を集めろ…俺が呵責がなんたるかを教え込んでやる…」

 

 

 

 

鬼灯「素晴らしい提案ですが先ずはその怖い顔をどうにかしてください…そこら辺にいる触手よりも気色悪いですよ?」

 

 

 

 

鬼一「ひでえ!?」

 

 

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

 

 

 

唐瓜「はあ…あの鬼一様…正直鬼灯様よりおっかない感じしないか?」

 

 

 

 

茄子「そうかなあ?でも鬼一様ってお嫁さん一杯いるし…結構いい人なんじゃないかな?」

 

 

 

 

唐瓜「えええ…(汗)お前…度胸すごいな…」

 

 

 

 

茄子「えへへ…」

 

 

 

 

 

 

茄子と唐瓜はそんな話をしながら鬼一の話をしていた、だが茄子や唐瓜はある程度鬼一のことを鬼灯から聞いていたので恐れ八割疑い二割って所だった、だが他のモブ獄卒は疑い100%で鬼一の話をする。

 

 

 

 

 

 

モブ獄卒「はあ…かったるいよなあ…今更呵責の見学とか…芥子さんのあれで充分に衝撃だよ…」

 

 

 

 

モブ獄卒「ああ…正直芥子さん以上の呵責を俺は見たことないよ…実際大したことないんじゃないか?」

 

 

 

 

 

 

モブ獄卒達の鬼一に対する評価は今のところそんなに高くない、それどころか舐めている節まである…そんな態度のモブ獄卒に対して茄子や唐瓜は苦笑いしながら内心「そんな事言って後で後悔すると思う絶対」と思っていた、鬼灯様自らが「鬼一様は私なんかより断然強い」とまで言わしめた人なのだから俺達より強いのは当然だと思っていた…

 

 

 

 

 

 

唐瓜「しっかし…実際俺も芥子さん以上の呵責を見たことないからあれだけど…想像できねえよなあ…」

 

 

 

 

茄子「うん…きっと壮絶になるかもね…」

 

 

 

 

唐瓜「おっ…そろそろ始まるみたいだぞ…」

 

 

 

 

 

 

中央に獄卒達を集め俺に注目させる、皆矢張疑いの目がまだあるようだ…まあいい…ここでそれをはっきりとさせてやる…。

 

 

 

 

 

 

鬼灯「さて…皆さん、これから鬼一様の呵責を見学していただきます、先日の芥子さんの呵責よりも間違いなく過激ですので皆さん、ちゃんと見習ってくださいね?」

 

 

 

 

 

鬼灯の言葉に皆唖然としながら俺を見る…芥子とは元々カチカチ山の兎であったもの、親切に育ててくれたおじいさんとおばあさんを狸に殺され、以来"狸"と言う言葉に反応してしまい暴虐の限りを尽くす獄卒となった兎だ…。

 

 

 

 

その芥子の呵責よりも激しいともなるとどのような惨状になるか予想がつかない獄卒達をみて鬼灯は溜息をつく…。

 

 

 

 

 

 

 

鬼灯「良いですか?貴方達は最近弛んでます、この機会に弛んだ根性は叩き直しますのでどうかお覚悟を…それでは鬼一様…お願いします…」

 

 

 

 

鬼一「おう…まあ鬼灯も言っていたが…今の地獄の現状をみて俺は少々失望した…鬼灯が統率してるからまだマシだが昔はこんなもんじゃなかったぞ…俺くらいの呵責はそこら辺の獄卒達と何ら遜色無いくらい過激で凄惨だったからな…お前達にはそれと同等になってもらう…いいか?罪人に容赦なんか要らないんだよ…こんな風になぁああ!!」

 

 

 

 

 

 

そう言って一人の罪人亡者を自身の拳で下突きアッパーカットで亡者の胴体を抉り打ち上げる、そして飛び上がり回転踵落としで亡者の背骨を砕き、叩き落とす…亡者が地面にめり込んで動けない状態から更に自身の体重が乗った膝を亡者の頭に叩き込む、約300kgにもなる巨体からの膝をモロに頭部に受けたらどうなるか…読者諸君は考えるまでもないだろう…俺の膝をまともに受けた亡者はピクピクと動いたが数秒後に完全に動かなくなった…。

 

 

 

 

 

だが…そんなもので済ますほど俺は甘くない…。

 

 

 

 

 

鬼一「おい…何死んでるんだよ…まだまだ地獄は始まったばかりだぞ?さあ…もっと死ねすぐ死ねまた生き返って死ね焼かれて死ね斬られて死ね刺されて死ね叩きつけられて死ね潰されて死ね…ほら…もっと死に続けろ…お前の罪はこんなもんじゃあ償われないぞっ!!」

 

 

 

 

 

 

俺の宣言通り焼いて内蔵を滅茶苦茶に弄んで生皮を剥がして晒したり剥がした亡者の身体を焼いたりして兎に角惨いことを凝縮したような呵責を亡者に与える…呵責を与えられてる亡者はもう殺してくれと言わんばかりに虚ろな顔をしており、うわ言のように殺して殺してとしか呟かなくなったので鬱陶しいから殺さず再生した皮をまた剥がして剥がされた身体をまた火炙り棒で亡者の腕や足に突き刺し殺さず中身から焼いていく…その極めて凄惨な現場に立ち会っていた獄卒達が耐えきれず途中盛大に吐き出す始末…。

 

 

 

 

 

鬼灯「やれやれ…これが本来、我々獄卒の仕事だと言うのに…これくらい耐えないでなんとするんですか?」

 

 

 

 

鬼一「全くだ…お前らそれでも獄卒か?これ出来なきゃ話にならんぞ?今まで鬼灯に叩き込まれてきたんじゃないのか?少しは根性見せねえかっ!!」

 

 

 

 

鬼灯「こう言うぶっ飛んだ獄卒が、最近少ないんですよねえ…はあ…少し私もヤキが回りましたかね…もっと獄卒とはなんたるかを私が教えて叩き込んでやるべきでしたね…」

 

 

 

 

鬼一「まあ良いさ…さて…後はこれを延々と繰り返し、死んでは生き返らせ死んでは生き返らせをこれも延々と繰り返す…まさに亡者にとっては地獄だろ?」

 

 

 

 

 

想像以上の呵責に獄卒全員顔を青ざめ、鬼灯は溜息、俺は亡者をゴキブリをみるかのような目でみる…。

 

 

 

 

 

鬼灯「さて…今鬼一様が言ったように…罪人に遠慮や情けは無用です…ですので皆様には鬼一様並、悪くて私並になっていただきます。」

 

 

 

 

鬼一「おらぁどうしたぁっ!!!!」ドカバキボコ

 

 

 

 

鬼灯「素晴らしいっ!!やはり伝説の鬼神はこうでないと…さて…これで鬼一様の呵責は以上です…皆さん、後に芥子さんのレポートと同じように鬼一様の呵責のレポートを明日までに書いて提出してください、もし間に合わなかったら…お尻を金棒で五百回叩きますからね…」

 

 

 

 

獄卒達「かしこまりましたぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」ビシッ

 

 

 

 

 

そして、翌日のレポートでは見事なまでに俺の恐ろしさしか書かれておらず、想像力の欠如が見られた…やれやれ、よくこれで獄卒が務まるものだ…。

 

 

 

 

 

鬼灯「また想像力の欠如でしょうか…皆揃って前の芥子さんの呵責の時と同じく鬼一様の恐ろしさしか書いてませんね…」

 

 

 

 

鬼一「おっ…こいつめっちゃ絵上手いな…」

 

 

 

 

 

レポートに絵を描いて表現しているレポートをみる、どうやらパラパラ漫画風にしたようだ…名前は…茄子と言う獄卒か…これほど絵が上手いなら画家としても結構いい線行けるんじゃないか?。

 

 

 

 

 

鬼一「え~っとどれどれ…ふむふむ…えっここでか?」

 

 

 

 

鬼灯「仕事の詰めもまだまだですね…」

 

 

 

 

鬼一「やれやれだぜ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第拾捌話に続く



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第拾捌話、地獄での対決、地獄の裏の支配者「鬼灯」VS最古にして最強の人修羅、鬼神「鬼一」

お久し振りです♪長らくお待たせしまして申し訳ありませんでした。待ちに待った鬼灯戦です♪

正直アニメや漫画での鬼灯の冷徹では鬼灯様は戦闘はしてないから描写にちょっと困りました…(汗)まあ何はともあれ、鬼灯戦です、皆様、お楽しみください♪


第拾捌話

 

 

 

 

OP、KANA-BOON「シルエット」

 

 

 

 

 

 

 

 

オッス皆、鬼灯の依頼で久々に地獄にきて獄卒としての仕事を地獄で一月にわたってこなしてきた、そして最終日の獄卒としての仕事を終えたあと、遂に俺は地獄での初日に鬼灯と約束した通りに鬼灯との一騎討ちを始めることとあいなった…さて、鬼灯はどれ程強くなってるか見物だな…。

 

 

 

 

 

 

 

 

会場の中では既に地獄の獄卒達全員、更に俺の嫁達もがアリーナに集まり、鬼灯と俺との勝負を見守る、中には鬼灯が勝つか俺が勝つかで賭けもやってるようだ…全く…勝手に俺と鬼灯で賭けるな…嫁達もちょっと青筋浮かべてるし…(汗)こりゃ急いだ方がいいかも…(汗)

 

 

 

 

 

 

鬼一「はあ、やれやれだ…さて鬼灯、お前がどれ程強くなってるか…見せて貰おうか…」

 

 

 

 

 

鬼灯「はい、お見せしたい所ですが…少々お待ちを…」

 

 

 

 

 

 

 

そう言って鬼灯が賭けを開催していた獄卒に向かってそのバカデカい金棒をぶん投げて一閃、金棒は見事に賭けをしていた獄卒の後頭部にクリーンヒットし、ゴッ…と言う鈍い音を奏で賭けをしていた獄卒はお仕置きされた、これには思わず嫁達もニッコリとしていた、う~ん…やっぱり嫁達の笑顔が一番だな♪っと…嫁達の笑顔に浸ってる場合じゃないな…鬼灯にお仕置きされた獄卒は…?おぉおぉ…ありゃ普通の人間なら即死だな、中々腕を上げたと見える…こりゃ俺もうかうかしてられんな…。

 

 

 

 

 

 

 

鬼灯「大変失礼致しました鬼一様…まだあの研修で何も学んでなかった獄卒がいるみたいで…」

 

 

 

 

 

鬼一「構わねえさ…まだ信用できないなら出来るように…鬼灯、お前を倒すまでだ…」

 

 

 

 

 

鬼灯「そうですね…ですが…私もあれから修業をこなしてきたので…鬼一様、そう簡単に私を倒せるとは思わないでください…少なくとも、貴方を退屈にはさせませんよ…」

 

 

 

 

 

鬼一「そりゃあ楽しみだ♪さあ…始めようか…鬼灯」

 

 

 

 

 

鬼灯「はい…」

 

 

 

 

 

審判「両者、まずは握手っ!!そしたらもとの位置に戻ってください、私の合図で試合開始ですっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

互いに握手を交わし、元の位置に戻る、そして互いに向き合い、それぞれ構える…

 

 

 

 

 

 

 

審判「準備はいいな?……それでは…始めぇぇいっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

激しい銅鑼の音が響き、試合開始を宣告する…それと同時にアリーナ全体が一斉に沸き立ち、大歓声を上げる…。

 

 

 

 

 

 

 

 

ボスバトル、地獄の裏の支配者「鬼灯」

 

 

 

戦闘用BGM「怨間の契り」 龍が如く0より

 

 

 

 

 

 

鬼一「先ずは小手調べだな…」

 

 

 

 

 

お互いに地を蹴って距離を詰め、そしてぶつかり合う…俺は拳で鬼灯は金棒を振りかぶり、互いの攻撃を相殺する…成る程、腕を上げたな…。

 

 

 

 

 

鬼一「成る程…腕を上げたな鬼灯、修業してたって言うのは嘘じゃなかったようだな♪」

 

 

 

 

 

鬼灯「当然です鬼一様相手に手加減なんて考えてたらそれこそ私が殺されますので…」

 

 

 

 

 

鬼一「まあそうだな、戦場では油断したやつから死んでいく…それが戦場だ…だから鬼灯、お前も俺を殺す気で来い…生半可な攻撃しやがったら…わかってるな?」

 

 

 

 

 

鬼灯「ええ…勿論分かってます…さあ…そろそろおしゃべりはここまで…行きますっ!!」

 

 

 

 

 

 

鬼一「ああ…小手調べももう飽きた…来いやぁっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

そこからは文字通り熾烈を極める戦いだった…鬼灯が金棒を振り回し、俺がその金棒をいなしながら鬼灯の腹に拳をカウンターで叩き込む、だが鬼灯も負けじと俺の頭をホームランするかのような勢いで金棒を俺の頭にクリーンヒットさせ俺はアリーナの端まで飛ばされる、流石に金棒でぶん殴られただけあってとても頭がクラクラする…。

 

 

 

 

だが、そんな痛みにも耐えて俺も鬼灯の元に突っ込み、加速も乗せて一気に距離を詰めて拳を反応が遅れた鬼灯の顔面に叩き込み、鬼灯をアリーナの端までぶっ飛ばす、鬼灯も頭を押さえてるがすぐに立ち直りにまだまだと言わんばかりに俺を睨み付け俺の元にすっ飛んでくる、俺の間合いから半歩手前で鬼灯は飛び上がり金棒を上段から思い切り俺の頭蓋を叩き割ろうと振りかぶり、俺もその金棒を片腕で受け止める。

 

 

 

 

 

 

 

鬼灯「全く…はあ…貴方はどこまで…はあ…強くなる…っ…おつもりですか…?はあ…はあ…」

 

 

 

 

鬼一「さあな…だが…少なくとも、嫁達をこの手で護れるくらいには強くなる…それぐらい出来なきゃ俺は男でさえも…いや、そもそも人間じゃなくなる…だから…俺はこれからも強く、世界から恐れられる鬼神でなければならない…もう二度と…俺の嫁達をあんな目に遇わせないためにも…」

 

 

 

 

 

 

 

自分でも気づかない内に極密度の殺気を周りにバラ撒いてしまっていたようでそこらじゅうの獄卒達が殺気に充てられて冷や汗に加えて恐怖も叩き込まれ、中には漏らしてしまった獄卒もいた…。

 

 

 

 

 

 

 

艦娘&棲艦「鬼一(あなた、旦那様)…」

 

 

 

 

 

 

鬼灯「……(やはりこの人は優しい…飛び抜けて優しい…ですが鬼一様、それでは貴方様がいつか疲弊しきってしまいます…ですから、どうか家に帰っている時くらい嫁様達に癒して貰ってください…弱いところも見せていいんです…私では無理でした…私と閻魔大王では鬼一様の弱いところを見ることは出来ませんでした…ですから…どうかご自分の嫁様達の前くらいは…弱いところを見せて癒して貰ってください…艦娘の皆様、大戦時でのご活躍は聞いております、どうか我らの鬼一様を…よろしくお願いします…)…では鬼一様、そろそろ続きと行きましょうか…」

 

 

 

 

 

 

鬼一「おっと…いけねえなあ…また殺気を抑えられてねえ…俺もまだまだだな…」

 

 

 

 

 

 

鬼灯「お気になさらず…行きますっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ーーーーーー互いの武器と拳がぶつかり、まるで鉄が弾けたような音を立てて金棒と拳がぶつかる…どちらも譲らず金棒と拳が激しく交錯する、あの恐ろしいトゲの付いた金棒と拳がぶつかれば普通は拳の方がただじゃ済まない、だが俺は武装色の覇気を纏い、拳だけを硬化させてやっと対等に殴りあえている、まあかく言う鬼灯も金棒に俺と同じ武装色の覇気を纏わせて戦っている。

 

 

 

 

ーーーーーーなぜ鬼灯が覇気を使えるのかを説明するとまあ結果からすると俺が教えたからだ…経緯を説明するならば、俺が地獄に来て数百年経った頃、鬼灯が俺に戦う術を教えてくれと頼み込んできた、それで数十年に渡って覇気やその他俺の当時修得していた武術を鬼灯に叩き込んだ、もし仮に地上で鬼灯に敵う奴は俺ぐらいなものだろう…それぐらいに鍛えに鍛えてある、そしてそこから更に鬼灯は修業を積んで俺に挑んできた…弟子が師匠を超えるかもしれない…。

 

 

 

 

ーーーーーーだが、俺はまだまだ鬼灯に超えられる訳にはいかない…自分の嫁さん達護れずに何が鬼神だ…何が男だ…何が人間だっ…!!俺は誓った…二度と、もう二度と俺の嫁達をあんな目に遭わせないとっ…だから相手が誰であろうとも、何人たりとも負ける事は許されない…鬼灯っ…お前を倒すっ!!!

 

 

 

 

 

 

鬼一「来い…鬼灯ぃぃぃぃぃぃっ!!!!」

 

 

 

 

 

鬼灯「おおぉぉぉぉぉぉぉっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

金棒と拳がぶつかり、また先程と同じ乱撃戦になる…お互いの武器がぶつかりあって鈍い音が鳴り響き、又は互いの攻撃が空を切る音も同時になり、いつどちらかの悶絶ものの攻撃が当たってもおかしくない…そして、決着はすぐに訪れた…打ち合ってから数分が経ったその時、とうとう互いの攻撃が相打ちになり、鬼灯と鬼一がよろめき、鬼灯がよろめきを耐えて強引に鬼一の頭に金棒をクリーンヒットさせた。

 

 

 

 

 

 

鬼灯「おぉぉぉおおおっ!!!!」

 

 

 

 

 

鬼一「がっ!!」

 

 

 

 

 

 

 

吹き飛ばされて地面に突っ伏して立ち上がろうとするも、鬼灯はこれを好機と見なしとどめに金棒を突くように突進してくる、鬼一はそれを逆手に取って鬼灯の金棒突きを寸前でかわし、鬼灯の腕を取って腕ひしぎの要領で抱え込み、逆の手を両足で抑え込んで鬼灯の動きを止める。

 

 

 

 

 

 

 

鬼灯「好機ですっ!!でやぁああああっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

鬼一「二虎流(にこりゅう)水天ノ型(すいてんのかた)双魚之縛(そうぎょのしばり)!!!!

 

 

 

 

 

 

双魚之縛で鬼灯の腕をへし折り、更に鬼灯の頭部に強烈な蹴りを喰らわせようとする。

 

 

 

 

 

 

鬼一「これでどうだっ!!」

 

 

 

 

 

鬼灯「くっ…!!まだまだっ!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

が、その超人的な反射神経でかわしてもう片方の腕で金棒を振り鬼一に当てようとするが…。

 

 

 

 

 

 

 

鬼一「…へっ…残念っ!!」ニィッ

 

 

 

 

 

金棒をギリギリ空中でかわし、先程の蹴りの勢いをそのままに身体を回転させて逆の足で更に踵落としで鬼灯の脳天を思い切り叩き込む。

 

 

 

 

 

 

鬼一「二虎流複合技(にこりゅうふくごうわざ)操流(そうりゅう)火天ノ型(かてんのかた)不知火(しらぬい)!!!!

 

 

 

 

 

鬼灯「ぐおっ!?くぅっ…流石、ですね…鬼一様…はあ…はあ…」

 

 

 

 

 

 

鬼一「鬼灯もやるようになった…俺に二虎流を使わせたんだからな…久々に実戦で二虎流を使った…さあ鬼灯…そろそろ終わらせよう…中々楽しめたがまだまだだな…」

 

 

 

 

 

鬼灯「ええ…悔しいですが…まだまだ鬼一様を超えるのは難しそうです…これで最後にしましょう…この一撃で…終わりにしましょう…」

 

 

 

 

 

 

 

二人とも、最後の一撃を放つためにそれぞれ構える。

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼灯「スゥゥゥゥ……ハァァァァ…」

 

 

 

 

 

 

鬼一「フゥゥゥ……ハァァァァ…」

 

 

 

 

 

 

 

息を整えて、そして睨みあい、そして読み合う…。

 

 

 

 

ーーーーーーそうして睨みあい読み合いが始まって三十分が経ったその時、両者は同時に動いた。

 

 

 

 

 

 

 

鬼灯「おぉぉぉぉおおおおおおおっ!!!!」

 

 

 

 

 

鬼一「ぜやあぁああああああっ!!!!二虎流(にこりゅう)金剛ノ型(こんごうのかた)流刃(りゅうじん)!!!!こぉぉぉおおおおっ…覚悟は良いかっ!!!!

 

 

 

 

 

鬼灯「なっ!?」

 

 

 

 

 

 

 

鬼灯は金棒を上段に構えて距離を詰めて小細工無しの本気で思い切り金棒を振り下ろし、鬼一は鬼灯の渾身の金棒の振り下ろしをギリギリ流刃で金棒を弾いて鬼灯の攻撃をかわす、そして…一気に距離を更に詰めて体当たりし、あの技へと混成接続する。

 

 

 

 

 

 

 

鬼一「はぁああああああっ…一瞬億撃(いっしゅんおくげき)!!!!イヤァァアアアアアアアアアっ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

ユーラシア大陸奪還作戦でウェスカーに放った極・瞬獄殺、今回は試合なので殺しはしないが、それでも充分すぎるほどのダメージ、鬼灯は全身を拳打で圧倒し、鬼灯は倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

 

神人 滅 殺 天

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼一「これぞ…滅殺…

 

 

 

 

審判「勝負ありっ!!!!勝者、鬼一様!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

試合が終わり、アリーナでは大歓声が上がった、嫁達ももちろん喜んでくれたが獄卒達も盛大に盛り上がった様子で歓声を上げていた、そんな中俺は鬼灯を起こしてアリーナを去って病室に担ぎ込んだ、そこでは鬼灯を思っているお香がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

鬼一「ようお香、見舞いか?」

 

 

 

 

 

 

お香「はい…鬼一様…その…鬼灯様は…」

 

 

 

 

 

 

鬼一「大丈夫だ、暫くは起きない…それに、暫くは右腕は使えないだろう…補助する人が必要だろう?側に居てやれ…お前さんが一番適役だ…」

 

 

 

 

 

お香「…////」

 

 

 

 

 

鬼一「ほれ、もうベッドに寝かせてあるから、様子を見に行きな、俺はこれで帰るから…鬼灯が起きたら伝えてくれ、また仕合うぞ、次は俺に勝てるように修業を怠るなとな…♪」

 

 

 

 

 

 

お香「お受けしました、伝えておきます」

 

 

 

 

 

 

鬼一「おう、それじゃあなお香♪鬼灯とお幸せにな♪」

 

 

 

 

 

 

お香「鬼一様っ!!!!////」

 

 

 

 

 

 

鬼一「ふふっ…じゃあな♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして病室を離れ、念のために人払いの結界を張っておく…これで素直になれば御の字だ♪あばよ鬼灯…また来るぜ♪。

 

 

 

 

 

 

そうしてどうにかこうにか、地獄での新婚旅行の予行は幕を閉じた、さて…次は一体どんなこと待ち受けてるやら♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

第拾玖話に続く



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第拾玖話、地獄からの帰還、やっぱり自分の家が一番良い

本に…本当にお久しぶりで御座います…前話あたりで次の話の構想が全く思い浮かばず気付けばこのような長い期間空いてしまいました…誠に申し訳ありません…オマケにこんな短い文章なのでそれでも良いという方のみご誦読下されば幸いです、それではどうぞ…


第拾玖話

 

 

 

 

 

 

久し振りだな♪地獄での罪滅ぼしと手伝い兼新婚旅行の予行を終えて俺達の鎮守府(いえ)に帰って来た…もう随分と長い間帰ってなかった気がするが…(汗)まあ取り敢えず後でうp主はシメるとして(解せぬ…)今は帰ってこれたってことでいいや、やっとこさ俺達の鎮守府(いえ)に帰ってきたんだ、暫くはゆっくりするか…。

 

 

 

 

 

大和「旦那様、帰ってきましたね♪地獄では旦那様の前の仕事振りも見れて私的にはとても満足です♪」

 

 

あきつ丸「そうでありますな♪自分も旦那様の素敵な姿を見れて大満足であります♪」

 

 

鬼一「…///あまり褒めるな…///」

 

 

雲龍「照れる貴方も可愛い♪」

 

 

鬼一「ぐぬぬ…///」

 

 

扶桑「はいはい、旦那様が可愛いのはもう周知の事実でしょう?早く部屋に戻って荷解きして片付けてください♪」

 

 

全員「は~い」

 

 

鬼一「ちょいまて、周知の事実ってなんだ!?」

 

 

山城「姉様、姉様の荷物ももう下ろしておきました♪」

 

 

鬼一「えっスルー!?スルーなの!?」

 

 

白露「はいはい、鬼一お兄ちゃんはこっちだよ♪」

 

 

鬼一「え?あっおい…」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

そう言って白露達に手を取られ、執務室のソファーに座らされ白露が背中を、夕立が右を、時雨を左を、そして山風が俺の膝の上でちょこんと座り白露型丼が出来上がってしまった…。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

鬼一「なんたってこうなった…」orz

 

 

白露「地獄でのあんな大仕事の後に私達の相手もしてたら疲れてるだろうなあって思って♪」

 

 

夕立「だから夕立達がそんなくたくたになったお兄ちゃんを癒してあげるっぽい♪」

 

 

時雨「遠慮はしちゃダメだよ?だって僕達は鬼一兄さんのお嫁さんなんだから♪」

 

 

山風「パパはここのところ地獄でも現世でも働きすぎで目の隈が凄いよ?だからパパ、私達で癒されて♪」

 

 

大和「ですから貴方、ここ暫くは私達に仕事は任せてゆっくりなさってください♪夫を支えるのも妻の務めですから♪」

 

 

あきつ丸「大丈夫であります♪何せこんなに妻はいるのでありますから♪旦那様は少し羽を伸ばして欲しいであります♪」

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

俺は思わず泣きそうになったと同時に情けなくなった、大切な嫁達に気を遣わせてしまった…あぁ…俺はまだ夫としてまだまだってことだな…ならば…

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

鬼一「分かった、ならばその言葉に素直に甘えさせて貰おう…皆、ありがとう…愛してる♪」ニッ

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

皆に心からの感謝とせめてもの笑顔で応え皆は顔を赤くしながら俺を見つめ白露達は抱き締める力を強めてスリスリする。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 

扶桑「もう…///旦那様ったら…///そうやってすぐ私達をホワホワさせるんですから…///」カオマッカ

 

 

あきつ丸「これでは夜が大変であります…///」カオマッカ

 

 

白露「そんなに私達をホワホワムラムラさせてどうするつもりなの…///いつか可愛がってもらうからね…///」カオマッカ

 

 

夕立「うぅ…///生殺しだっぽいぃ…///」カオマッカ

 

 

山城「本当に…///女たらしなんですから…///」カオマッカ

 

 

伊勢「ああもう…今すぐにでも欲しいなぁ…///」ホホソメ

 

 

鬼一「ホントお前達のその知識はどこから仕入れてくるの…」アキレガオ

 

 

 

 

まあそんなこんながありまして嫁達が休めと言うので素直に休む事にした、まあ突然の事だからやることはあまり無いのだが…そうさなあ、少しだけ身体を動かすために鎮守府の中を数周程走るか。

 

 

 

 

鬼一「さて…数周走ったら戻って嫁の飯にでもありつくか…」

 

 

 

 

そうして鎮守府の周り(←半径500km)を軽く数周した後にいい時間になってきたので鎮守府(いえ)に帰り、食堂で昼食を嫁達の飯にありついていた。

 

 

 

鬼一「ふぃ〜喰った喰った…ご馳走様でした…」テアワセ&ハラポンポン

 

 

間宮&伊良湖&鳳翔「お粗末様でした♪」フフッ

 

 

鬼一「やっぱり俺だけの自慢の嫁さんの飯が一番だ♪」

 

 

間宮「もっもう…旦那様ってば…///」カオマッカ

 

 

伊良湖「どれだけ私達を誑せば気が済むのですか…///」カオマッカ

 

 

鳳翔「今日の夜絶対覚悟してください…///」カオマッカ

 

 

鬼一「俺は皆を愛しているだけなんだが…誑かしてる…ってことはまあ言えなくもないが…あと鳳翔、今日は確かにお前の番だが足腰立たなくなるくらい激しくねちっこくしてやるからな♪覚悟しとけ?」ニヤリ

 

 

鳳翔「っ!!!!…////」カオマッカ

 

 

 

ニヤリと鳳翔に妖しい笑みを浮かべ目は獲物を狙う目で見ると鳳翔は顔を真っ赤にしてチラチラこちらを見ながら俯く。

 

 

 

間宮&伊良湖「良いなあ…」センボウノマナザシ

 

 

鬼一「羨望の眼差しを向けてるところ悪いが、明日は二人共も鳳翔と同じくらいかそれ以上にヘロヘロの腰砕けになってもらうから明日は二人共楽しみと覚悟しとけよ?」クソニヤリ

 

 

間宮&伊良湖「っ!!鳳翔さん以上に…/////」カオマッカ&ゴクリ

 

 

鳳翔も間宮も伊良湖も自分が夫に激しく抱かれたあとの事を想像して下を濡らすのであった…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次回へ続く…



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第弐拾話 我らが夫は世界一でその一日密着

大変にお久し振りです、もう何度目かわからないくらい更新遅くなってしまいました…思えば最初から気づくべきだったんですが…艦これってストーリー無いじゃんっ!!と今更ながら気付き、これを反省してこの小説が完結した暁には次はちゃんとストーリーある物語を書こうと思います…更新もなるべく早くするつもりです、どうか見捨てず読んでいただけると幸いです。


第拾玖話

 

 

 

 

 

 

御無沙汰しております、扶桑です、我らが夫にブラック鎮守府から救っていただいて…そして我が夫の妻にしてもらって早いもので二年が経ちました…時が経つのは早いものです…って、あらあら私ったら…ついおばあちゃんみたいな感覚で、いやお恥ずかしいですわ…私達艦娘と志を同じくした深海棲艦達と共に、今は我が夫、陸奥修羅守鬼一様をお支えするため日々邁進しております。

 

 

 

さて、今日は我らが夫と私達の一日についてお話ししたいと思います、先ずは朝…我らが夫はなんと朝五時には既に起床して外周1000kmの周回を始めるそうです、ちょっと桁がおかしいですがあまりお気になさらないでください、それが終わって鎮守府に帰還したら六時になるそうです…一時間の間に外周1000kmを約1000周するそうです…旦那様、いくら何でも速すぎではないでしょうか?しかも海を魔法でもチャクラでもなく純粋なフィジカルのみで走りながらの1000kmを回り続けるのですから相当のものです、しかもそれがただの準備運動…もう私達はツッコむのを諦めました…敢えてコレにツッコませていただけるならば…いくら何でも規格外が過ぎます、旦那様…。

 

 

 

 

そうこうしてるうちに六時になる頃には私達も起床しはじめます、一番早起きなのは…戦艦の中では大和さん、航空母艦では意外にも雲龍さん、あっ…これは内緒にしておいてくださいね?そして私達航戦では私扶桑が一番早く起床します、ある方のお手伝いをするためにですが…話を戻しまして、重巡では矢張りというかなんというか私達の中では予想通りのしっかり者の高雄さんが…軽巡では、これはまた以外でなんと川内さんが一番の早起きです、いつも旦那様に夜戦夜戦とねだって朝昼は寝て夜起きるというスタンスでいたはずなのに最近では朝は軽巡の中では一番の早起きです…恐らく我らが旦那様が一枚噛んでる気がします、…話を更に戻しまして、潜水艦の中ではやっぱりと言うべきか…伊401ことしおいさんが早起きです、彼女のお母さんのような柔和な雰囲気で他の潜水艦達をいつも起こしてるそうです…うふふ、可愛いですね…さて、最後は駆逐艦の皆さん…ここで私はある方のお手伝いの為に私が一番早起きという話はしましたが…その方とは何を隠そう電ちゃんです、彼女が駆逐艦の中で一番の早起きで皆を起こそうと奮闘するのですが中々上手くいかず困っていたところを私扶桑が手伝っているという運びなのです。

 

 

 

 

電「扶桑さん、いつもいつもごめんなさいなのです…」ショボン

 

 

扶桑「気にしないで電ちゃん、私はいつも好きでやってるだけだからね…駆逐艦の皆を起こすのは大変でしょう?だから気にしないでいいわ…」アタマナデナデ

 

 

 

電「はうう…ありがとうなのです…」ニパッ

 

 

 

扶桑「ゔっ…良いのよ…(可愛すぎる…まだ子を産んでないのにママになってしまいます…)」テンシダワ…

 

 

 

電「?…どうしたのですか?」キョトン

 

 

 

扶桑「なんでもないわ、さぁ…皆を起こしましょう?」

 

 

 

電「はいなのですっ…」ナノデスッ

 

 

 

 

 

そうして六時ちょっと過ぎには全員起床し朝ご飯となります、朝ご飯はなんと、我らが旦那様自らが用意してくれるとの事です…と言うより、家事全般旦那様が今までもこれからも全て片付けてしまうので私達が出る幕がありません…旦那様、私達にもなにか仕事を下さい…でないと私達ダメにされちゃいます…(汗)まあそれよりも、全員起床して食堂で全員が自由に席についていよいよ朝食です、旦那様の掛け声に合わせて朝食を取り始めます。

 

 

 

 

 

鬼一「この世の全ての食材に感謝を込めて…頂きます…」ガッショウ

 

 

 

 

全員「頂きます」ガッショウ

 

 

 

 

朝食を取ってお腹いっぱいになったらいよいよ業務開始です……と言いたい所なんですが、これも旦那様が朝起きてご自身の能力で時を止め文字通り全て終わらせてしまっているので業務も何もありません…旦那様…これでは私達の存在意義に関わるのでどうか仕事を下さいませ…(汗)業務の代わりに希望する者がいれば旦那様直々に修業をつけてもらえます、内容はひたすら旦那様が造った強化版のAF(アームズフォート)と戦い強化版AF(アームズフォート)を完全破壊するまでこの修業は終わりません、この修業が終わる頃にはもうお昼です、各艦旦那様が造った強化版AF(アームズフォート)を完全破壊し終えた頃に私を含めた皆さんはもうお腹ペコペコです…強化版AF(アームズフォート)での修業はあの巨大な城から圧倒的物理火力で一国は落とせる程の火力を有します…ただでさえ原作のAF(アームズフォート)だけでも厄介なのに旦那様が作ったのはそれの超強化版です…原作以上の火力なのであれ一つで地球の半分は獲れると言ってます…(汗)

 

 

 

話は逸れましたが、旦那様が造った超巨大兵器を完全破壊する頃にはもうお昼なので私達はクタクタになってお腹を鳴らしながら旦那様の作るご飯をまだかまだかとせがむように待ちます、そして旦那様が作ったご飯が目の前にありますが、必ず旦那様の掛け声に合わせて漸く食べられます…我が艦隊で大食いで有名な赤城さんや大和さん並に私達はこれだけ食べてるのにここのとこ全く太る気配がありません…かく言う私もこのご飯で30杯目です…しかも赤城さんクラスの超ギガ盛りで…(汗)

 

 

 

 

そうこうしてるうちにお昼ご飯を食べ終えて少々休憩して胃の中の食材を消化しながらここからは我らが旦那様が直々に対人戦の修業をつけて下さいます、内容は何も難しくありません、ただひたすらに旦那様と組手するだけです…とは言っても前にも旦那様が仰ったように皆を旦那様を殺すくらいに本気で戦います…でないと戦場に出た際にその感覚がないとあらゆる感覚が鈍るとのこと…さて、私も旦那様を殺す気で修業をつけて頂かなければ…結果としては私達が惨敗も惨敗です…一回くらい殺せるかとも思ったのですけどまさかかすり傷すら付けられずに終わるとは…前の旦那様とAF(アームズフォート)戦の時からまるで成長してないように思ってしまいます…ですが旦那様は…

 

 

 

 

 

鬼一「成長するか心配?寧ろもう成長してないのか心配?とんでもない、馬鹿言うな…驚く程に成長してるよ…全員俺の言いつけをちゃんと守って俺を殺すつもりで掛かってきてる…正直な話、俺的には成長速度がとても早いと思ってる…戦ってみてヒヤリとした瞬間が幾つもある、例えば扶桑が薙刀持って俺が他の連中に気を取られたその一瞬の隙を見逃さず振りかぶったときだ…あれは流石の俺でも冷や汗ものだった、いよいよ人を超え始めたなと…まあまだまだな部分もあるが…たしかに成長してる、誇っていけ…そして心がけろ…常在戦場…これをいつでもな…」

 

 

 

 

 

と皆に温かい言葉を掛けて落ち込んだ心を癒やしてくださいました…ああもう、旦那様好き…お慕い申し上げております…好きっ…愛してます…旦那様♡♡……んんっ…さて、旦那様との組手修業を終えたらもう自由時間です、修業が終われば好きなことしてよしと旦那様が直々に言ってくださったので各自自由に好きなことして過ごしてます…私は妹の山城と共に食堂で少し間食を頂いておりました、丁度間食を頂こうと食堂に行ったら旦那様がいたので試しに何かデザートをねだってみました、するとなんと一流シェフでも出来なさそうな最高級パンケーキ、そこに生クリームといちごも添えて豪華も豪華でした…あぁ小さな幸せとはこう言うことを言うのですね…いや、もう小さいどころじゃありません…すっごく幸せですぅ〜…。

 

 

 

 

 

さて、もう夜になりました…旦那様は部屋に戻って何やら色々なさってる様ですが…今夜は私と山城で旦那様にご奉仕しなければなりません…あぁ…今日はどんな風に山城ともども抱かれてしまうのでしょうか…今からでも顔が熱くなります…そして旦那様の部屋にノックして入り、扉をご閉じ、後はもう…皆様お分かりですよね?そして旦那様の部屋で旦那様の隣に私と山城が交互に抱き合いながらまた夜を明かし、また朝になる…と言う一日です。

 

 

 

 

 

私達は今まで、いわゆるブラック鎮守府にいました…ですが旦那様と初めて出会って、もうなんでもいい…あの子達を救う手立てがあるなら何でもするという藁にも縋る精神状態で私は旦那様にこの鎮守府の提督になってほしいと言いました…旦那様は快諾、そして今に至ります…私達は旦那様に感謝してもしきれない恩が出来てしまいました…無論、それだけで私達は結ばれ結婚したわけではありません…私達が外堀をどんどん埋め旦那様を逃さないようにしてたのもありますしやっぱり旦那様、そこらのジャニーズよりも余程のイケメンでありながらこの世の全てを知っている人…そして旦那様は人斬りでもある…それを全て引っ括めて私達は旦那様に惚れ、少し時間は掛かりましたが無事に旦那様の妻となることが出来ました…私達はとても幸せです…改めてこれからも、どうか私達を繋いで、手を握っていてくださいね?旦那様♡



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