やはり俺に本物へと導いてくれる友人がいるの正しいのだろうか。 (diamond dust)
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本編
第1夜


________________________________________________________________________________________________________________________________________________

はぁ、、、、、ヤケクソで書きました。


 『目が醒めると俺はベッドに寝かされており、視界には見慣れない天井があった。

 

「そうか、、、、、」

 

 思い出した。俺 比企谷八幡は入学式に行く途中、犬を助けようとして

 

「車に跳ねられたんだ。忘れたのか?」

 

 突然右側から声が聞こえた。

 

「おいこら壱頌。ナチュラルに人の心読むのやめてくんない?」

 

 額あたりと左もみあげあたりから二束だけ特に伸びた髪の毛は、全体的に長く、少し青みを帯びている。アシメヘアというやつか。一度本気で睨まれるとトラウマになりそうなほど鋭い目つきがメガネの奥からこちらを見ている。制服を着崩しており首には何かの動物の歯がぶら下がったチョーカー。彫りが深く整った顔立ち、、、。その男、市川壱頌にそうツッコむと、心なんて読んでないからな?そんな軽口叩くぐらいなら大丈夫だな〜。と言いながら壱頌はナースコールを押して意識が戻りましたー。と言った。心なんかって心以外ならなに読んでんだ?とあるラノベの二次創作とか?

 

「いま何時だ?」

 

「15時半。入学式終わってから小町ちゃんからのメールで知ったから来た。比企谷の親父さんとかは今どっか行ってる。あ、まだまだ先だけどさ、お前のクラスは1Cだ。」

 

「そうか。てかクラスの情報いる?」

 

 喋っている市川壱頌は俺の幼馴染だ。日本で一番大きな警備会社の社長さんの長男で、2人の妹の兄でもある。見た目は前述の通りだ。まあ、なんで俺がそんな金持ちぼっちゃまに見舞いに来てもらえるような関係なのかはまたいずれ。一言で言えば腐れ縁というやつだろうか。だから幼馴染でも友達でもない。エリートぼっちの俺に友達なんか、、、いやなんか悲しくなってきた。やめよう。

 

「や、遅れてきてクラス間違った時おまえが変な笑い方して通報されたら嫌だしな。にしても、比企谷は変わらんな。犬をかばうために車に轢かれるとは。自己犠牲は好きではないがまあ、回避は無理だもんな。」 真顔でそういう壱頌。

 

「心配くらいしてくれよ」

 

「人間不信であるお前が心配されることを望むのか?それに折本の時もそうだった。」ε-(‘∀’; )

 

 

 そうかもな、、、、、やっぱおr「「八幡!」」

 

「お兄ちゃん!やっと目が覚めたね。その時には入れなかったけどよかったよ〜。ほんとごみぃちゃんなんだから、、、」。゚(゚´Д`゚)゚。ダキー

 

 うわぁ、感傷に浸ってるところに突っ込んできやがった。後小町、傷開くから抱きつくのやめてくんない?親もなんなんだよ。普段は放置主義なくせに。

 

「ふ。小町ちゃん心配していたんだぞ。だから傷開くぐらい我慢してやれ。じゃ俺今日は帰るわ。また来る」

 

 人の心を読んでから壱頌は病室を出て行った。まじでやめろよ。嫌われんぞ。

 

 

 

 

 ***

 

 二週間後

 

 

 カエルみたいな顔の医者の診断を受けてもう大丈夫とお墨付きをもらった俺は明日から学校に行くことになった。二週間分のノート等は壱頌が届けてくれていたので問題ないが、、、高校でぼっちライフが始まるのか、、、

 




1/29 挿絵追加しました。見ない方が、、、、


【挿絵表示】


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第2夜

本編っす!(大志風に

1.5,話とは別なんで、めぐりんとヒッキーは知り合ってません。



事故で思い切りスタートを遅らせた俺であったが、壱頌の授業ノート、クラスの情報、スクールカースト相関図などのアイテムにより、総武高校について多少理解していた俺はぼっち故のステルス性能を最大限に生かして、初登校を果たした。幸い誰にもバレず席に着いた俺はイヤホンを耳に突っ込み−もちろん音楽は流さないが、周りを見る。あいつって実はいいやつなんだよ。

すると驚くことに、壱頌からもらったカースト相関図は恐ろしく正確だった。なんで三角関係の詳細までわかるんだよ。三角関係ってことまでは俺でもわかるけどさ、そのうちライバルAとライバルBが同じ幼稚園、Aと主役が同じ中学、Bと主役が同じ小学校とかいう恐ろしくめんどくさい事情までわかるんだよ。誰も気づいてねえぞ。

すると通知音がイアホンから聞こえた。俺に連絡する奴は家族以外1人しかいない。無視しようとも考えたが、そんなことしたら後が怖い。なんであいつの連絡スルーしたら小町が口聞いてくれなくなんの?怖いよ。八幡怖い。

 

『三角関係のことは誰にもいうな。ちょい違法な手も使って調べた。』

 

態々犯罪犯させてまで教えてほしいネタじゃねえよ。むしろ俺に面倒ごとが降りかからんかったらなんでもいい。そもそもタイミング良すぎだろう。やはり彼奴にはテレパシー能力、千里眼が備わっておるようだな。だが我に秘められたきんだn

 

『モノローグでも厨二病には気をつけろ。ついでに言えば俺に千里眼はない』

 

絶対あるだろこれ、

 

『持ってないってば』

 

打つの早ぇ。

 

『予め用意しとけば簡単だろうが。』

 

予想できちゃうのかよ。だとしたら俺どんだけ単純なんだよ。

 

『単純だろうが。』

 

いや、エリートぼっち舐めんなよ。人が流れてこない日陰探すためにちょい複雑な思考かいr

 

『単純だよ。この後1,2分くらいやっぱ単純かな。俺って。とか考えるところまで予想できるぞ。そのあとは小町ちゃんとマッカンだろうな』

 

ヤバいバレてる!なにこれウケ、、、っぶね!自分でトラウマ掘りかえすところだったわ。

 

『ふ、まさか1話会話がないだけの話にさなるとはな。なにこれウケる!』

 

伏兵はお前だったのかよ。泣くぞ。しかしそうだ、そうなのだ。俺はまだ、一言も喋っていない。それでいてすでに925文字を迎えている。

 

『なにが基準で925だよ。そうだ。屋上きてくれ。』

何が悲しくて屋上いきゃなきゃならん。

 

「相談がある」

 

「ひひゃい」

 

なんで急に直接話しかけてくんだよ。

 

「なんだ。気持ち悪い」

 

「呼び出しといてなんだよ」

 

「ああ、実はな」

 

この後、1週間ほどタメがあった。




あ、あれ。めぐりんが出てこなかっただと!



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第3夜

ふははっはははははhUA3000越えであるぞ皆の者!今後とも我の眷属としてUAを増やし………………もはっははこれはしたり、、、




今話で一年生終わりな!オリキャラの生徒会生活書いたってしょうがないし………八幡くん何もなっかたし。


八幡「ゴボァ」


やあみんな!みんな大好き八幡くんだよ?さあ一緒にぃ…………こっんにっちわー。

 

 

 

 

 

さて、今俺は知り合い以上幼馴染及び友達以下の市川壱頌に連れられて屋上に来ている。まさか高校生活最初の屋上呼び出しが男だと「不満か?」

 

 

「いやいやいや、全っぜん。」

 

 

いやー……………怖かった!なんか高校生の持つふいんきじゃない。

 

 

雰囲気(ふんいき)な。みんな間違える。」

 

へいへい

 

「で?なんだ?」

 

 

「いやー実はさー。せいとかいにさそわれちゃってさー」

 

「棒読みやめようぜ…。でも選挙なしに生徒会とかあんのかよ」

 

「生徒○役員共であっただろ。」

 

あっ。そう、生徒会役員○で津田タカト○は天草シ○の星で無理やり…………。

 

 

「経緯は1.6話参照な。」

 

「え?ごめん何言ってるかわかんない。」

 

 

「まあ、それは読者の記憶の隅の方に置いといて、率直に言おう。代わりに生徒会やってくれ!」

「だが断る!」

 

 

「…………………………うわぁぁぁぁぁん八幡の馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁぁ。」

 

 

「」

 

 

 

 

 

このあと俺はものすごい罪悪感に包まれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてことはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

___________________________

 

 

 

 

 

 

 

【『高校生活を振り返って。 』 2年J組 市川壱頌

 

 

 

青春とは、嘘であり欺瞞である。

 

俗に言うりやじゅうとやらは、あらゆるものを肯定的に捉え、失敗をも青春の1ページにする。

 

リア充は群れ、他者を信用しているように見せるが、その中で、本当に相手を信用し、信頼している奴は居るであろうか。恐らくいないであろう。

 

学校とは小さな社会である。故に、相手を信頼しているように振る舞う練習をするのは良い。実際自分もしている。。しかし、後の戻れないほど、その欺瞞を募らせたとき、それは青春となり、嘘となる。そんなものを食い尽くすくらいであれば、うな重でも食い尽くした方が良いであろうことは、安易に想像できる。

リヤ充か、うな重か。ときに仲間という存在、自分の築いてきた王国を崩壊させる原因を生む、リヤ充、片や、ただ美味しいだけのうな重。

 

これはもう城迴生徒会長を選ぶしかないであろう。彼女の女神のよ】「待て待て待て待て」

 

私は雲行きが怪しくなったあたりで作文から目を離した。確かに市川の主張はよくわかる。私だってうな重を選ぶ。それに城廻の女神の微笑みについてもよく理解できることではある。しかし、それで原稿用紙3枚っていうのはどうなんだ。城廻のこと好きすぎだろう。ん?原稿用紙の端っこに……えーっと

『好きなもんはしょうがないですよ?』

よし決めた。先ほど目に付けた比企谷と市川は呼び出すことにした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、総武高校に恐ろしく非情な平塚静の声が響き渡った。

 

 

 

 

 

 

 

 



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第4夜

本日めぐりんが端っこの方で出る模様。


「さて、お前たち」

 

どうも、比企谷八幡です。2-Fに所属しています。今日は平塚先生に呼び出されて職員室に来ています。〜市川壱頌と共に〜

 

壱頌よ。お前は何をした。

 

「まず比企谷。……………なめてるのか?」

 

「いえ、俺は事実を……」

 

「だとしたら君は相当ひねくれてるな。」

 

いやそれ平塚先生の……

「おいそれ私の台詞…………そもそもなんで君は高校生活どころか人生振り返ってるんだ。とは言ってもまあ私には原作と違って時間がない。どっかの要らんアホが妙なことを書いたからな。」

 

「じゃあ帰っても……」

 

「良いわけないだろう。」

 

チッ

 

「平塚先生。あまり押しが強すぎると生徒にまで逃げられてしまいますよ。アラサー塚先生。」

 

壱頌お前いらんことを。平塚先生はピキリと拳を鳴らすと

 

「衝撃のぉぉファーストブリットぉぉ」

 

俺に向かって拳を………ん?俺に向かって?

 

「グボあ」

 

「比企谷すまん。今のは想定外だった。」

 

「なに想定してたんだよ。」

 

「フンッ」

 

いや俺悪くないよね⁉︎

 

「次に市川…………だれが惚気ろとか言った!」

 

「いいじゃないですか。めぐりさんは可愛い。これ事実なんですから!」

 

「わかってるよ!」

 

わかってるのかよ

 

い、壱頌くんって私のことそんな風に………

 

なんか聞こえたけど空耳だよな。ハチマン、ウソ、ツカナイ。

 

「なんか目ぇ泳いでんぞ。ウソ、ツカナイ。んじゃないのか?」

 

「読むなよ。」

 

「誰が悲しくてこんな二次創作読まなきゃなんねぇ。」

 

「漫才はほどほどにしておけ。さてと、比企谷。君の捻くれた考え方を矯正するために罰を与えよう。比企谷。君は部活に所属しているかね?」

「いいえ」

「なんで市川が答えるんだ。じゃあ部活動は?」

 

「していません。」

 

「だからなんで市川が答えるんだ。じゃあ二人ともついてきたまえ。」

 

「え。俺もですか?」

 

むしろなぜお前はこなくてもいいんだよ。呼ばれたんだから「こないという道理はないだろう。生徒会には話を通してある。」

「先手を打たれたならしょうがない。めぐりさんの意向だろうな。」

 

なんかこいつめぐりさんとやらに死ねって言われたら死ぬんじゃないか?

 

「こっちだ。」

 

平塚先生は特別棟の方に向かってコツコツハイヒールを鳴らして歩いていく。

 

「比企谷。あれはピンヒールだ。りぴーとあふたーみー。pin heel」

 

「ピンヒール」

 

謎にめちゃくちゃなことを言われたが真面目に返す。「あれは男性の(自主規制)を潰すためにあそこまで細くなっている。」のだそうだ。壱ぺディアさんぱねぇ。

 

 

「ここだ。」

 

アホなことしているうちにその罰する場所に着いたようだった。空き教室。特別棟。人、あまり居ない。

 

「拷問ですか?」

 

「比企谷。号館の間違いだろ。」

 

「強€か。」

 

「は?何言ってるんだ?ここは2号館なんだよ。」

 

「誤字かと思った俺が馬鹿みたいじゃねえか。」

 

「君たちほんと仲良いな。友達じゃないなんて嘘みたいだ。…………失礼するぞ。」

 

「平塚先生だったのですか?強姦だとか言っていたのは。」

 

そこにいたのは、絶世(笑)の美女だった。

 

「ておい。俺らがせっかく伏せてた単語そんな簡単に…………」

 




UA5000達成しました。お気に入りも20件以上、、、ありがとうございました!






追記また投稿話間違えちゃった。適当なことしたらいけないですね。


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第5夜

く!

後ちょっとで30人お気に入り。。。

( ・∇・)無理そう

だって減ったりするんだもん


「平塚先生だったのですか? 」

 

「おいそれ俺らが必死に避けていた単語」

────────────────────

 

こんなことがありました。

 

 

「さてと雪ノ下、君に依頼がある。こいつらの更生だ。」

 

「お断りします」

 

だよなーこんな腐った目ぇした男がきたら断るよなー........ハア

 

「ま、まあ即答しないで聞いてくれ」

 

「聞くだけですよ.....。それで、その蒼い髪の後ろにいるぬぼーんとした人は?」

 

「いや、依頼の片割れなんだが。」

 

え?もしかして俺数えられてなかったの?」

 

「ふ、比企谷。数えられてたら吃驚だよ。」

 

声に出てたあああ

 

「あら、市川君。貴方ここに来てから一言しか喋らなかったからもしかして言語系に障がいが?と思っていたのに。ちゃんと喋れるじゃない。」

 

「雪ノ下が・・・・コミュニケーションをとれているだと・・・・・。」

 

「あら、貴方こそ呼び捨てで呼べる友人がいたのね。」

 

「おっと。友人がいない奴に言われたくねえな。」

壱頌と言い争い始めやがった。てか

「平塚先生。俺忘れられてませんかね」

 

「ハッ 比企谷!すまない」

 

「おい」

 

________________

 

 

 

 

「2年F組の....」

 

「比企谷八幡だ」

 

緊張したー

 

「市川壱頌だ。知ってるよな」

 

 

「当たり前じゃない。」

 

あ、ふーん

 

「なに察してるんだよ」

 

「彼の父の会社の建物を私の父の会社が施工しただけよ。」

 

「それでこいつの会社のパソコンのセキュリティーシステムを俺がプログラミングしただけよ。」

 

結構関係あるじゃねえか

 

「今日は、もう終わりましょう。」

 

 

「そうだな。明日辺り早速以来がありそうだしな。」

 

「未来予知?」

 

「まあな、」

 

壱頌にはそういうことがある。昔からそれからありそうなことを予測したりするのだ。

その内容に根拠はないのだが、よく当たるのだ。

 

つまり依頼人はくるのだろう。

 

「あら、なら厄介なものは避けてほしいものね。既にあなた達という酷い依頼があるのですもの。」

 

「そうだな。だが俺は生徒会もある。明日は生徒会の集まりで遅くなるからよろしく。比企谷。」

 

「おう」

 

ここであれ?てことは俺明日の前半この美少女と2人きり?とならないところがぼっちの特徴である。それよりも。

「お前ら何気に酷い依頼のことスルーしようとしてないか?」

 

「気のせいだ。若干心に傷ができたからスルーしてるなんて気の所為だ」

 

黒だな。黒だ。

 

「では後50文字何をするか決めましょう。」

 

「じゃあめぐりさんの………」

 

「いやよ。」

 

「絶対やだ。なんなら」

 

「悪い比企谷。1000字超たからここまでな。」

 

最後まで言わせろやー




ダアアアアア。Androidウチニクイヨ!


まあ、そんなわけで遅れました。

すんません。

つーか。

酷すぎてこの話までこれる猛者いねえんじゃねえか?

このあとがき読んだ方、マックスコーヒー飲んで脳みそを綺麗にして下さい。死にます。

「致死性って.....」


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第6夜

今回、ガハマさん登場

放ったらかしていてすまない。


今日も1日が終わった。 

うん。世界じゃなくてな。

 

HRを寝て過ごし、解散と同時にさっと教室を出る。

 

奉仕部?そんなえっちぃ部活知らねえな、、、、

 

ささ、平塚先生来ない間に帰r「比企谷。部活の時間だ」

 

壱頌の首根っこを掴んだアラサー教師が現れた!

 

「平塚先生!だから俺今日生徒会の集まりだって言ってるじゃないですかあ!」

 

平塚先生に掴まれてジタバタする壱頌。見苦しすぎる。

 

「本当か?」

 

平塚先生に聞かれる壱頌。

 

目を逸らす壱頌。

 

しぶしぶ口を開く壱頌。

 

「めぐりさんに聞いてくれれば、、、、、」

 

「いいだろう。いけ。」

 

いいなーはぁ。

 

「お前もサボろうとしていないよな?」

 

「そんなわけなないですよ」

 

帰ろうとなどしていない。うん。

 

じゃ、さっさと行け。と言って平塚先生は背を向けた。

 

壱頌はいつの間にか消えていた。

 

 

 

 

 

 

「あら、今日も来たのね。サボるとばかり思っていたわ。」

 

奉仕部に着くとまずそう言われた。

 

「ああ、平塚先生に釘刺されたからな。」

 

そう言って取り敢えず雪ノ下の反対側に座った。

 

雪ノ下

┌──────────────┐

└──────────────┘

俺氏

 

雪ノ下に倣って俺もラノベを取り出す。

 

「そういえばこの部活って何してるんだ?」

 

「当ててみなさい」

 

簡単な問題だな

 

「本読んでる」

「そんなわけないじゃない」

 

へーそういえば昨日壱頌が依頼とか言っていたな。

 

「探偵」

 

「違う」

 

「わからん」

 

だって依頼といえば探偵じゃん。........っは。

 

「殺し」

 

「はぁ。我が奉仕部の活動は、困った者に魚の釣り方を教えることよ。魚を与えるんじゃなっくてね。」

 

よくわからん。取り敢えずそうか、と返して本の世界に入っていった。

 

 

 

 

「えっと、、、失礼します」

 

しばらくすると一人の少女(?)が入ってきた。

 

明るく脱色された髪、首で揺れるチョーカー、ギリギリまで開けられたボタン。どう見ても校則違反だった。

 

ん?髪の色が地毛かどうか以外同じじゃねえか。ならいっか!

 

「ってなんでここにヒッキーがいるし!」

 

「おいなんだその失礼なあだ名は。俺には親からもらった八幡というありがたい名前があるんだ。」

 

「何言ってんの?ヒッキーはヒッキーじゃん」

 

あかんこれ何言ってもダメなやつや。

 

「それで依頼があるのかしら?」

 

「あ、うん平塚先生に紹介されて、、、、、、」

 

そう言ってチラっとこちらを見る由比ヶ浜。なるほど。つまり

 

 

「飲みもん買ってくる。自分の」

 

そう言ってそそくさ足くさ部室を出る。

 

一階の自販機でマッカンを買って再び戻ってくると家庭科室に来いというメモがあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

取り敢えず家庭科室に来てみたが。

 

 

そこでは美少女2人がおかしず栗に勤しんでいた。俺が入ってきても目だけで挨拶して作業に戻る。

 

やがて型に生地を入れた──そこでクッキーと分かった。オーブンで焼き始める。

 

そこでやっと話を聞けた。どうやら誰かにお礼のクッキーを焼きたいらしい。

 

一通り話を聞き終わるとちょうど焼けたクッキーが出てくる。片方はとても綺麗に焼けているのだが

 

「……………これは?」

 

「木炭。かしら?」

 

「2人ともめっちゃ失礼だし⁈」

 

いやどう見ても木炭だろ。むしろ木炭の方がうまそうまであるな。

 

と、そこで壱頌が入ってきた。

 

すんすんと鼻を鳴らしスマホでゲームをしながら。

 

 

 

 

悪夢が、始まった。

 

スマホから目を離さなかったため、距離を誤り、食べようとした際手を伸ばしたのは由比ヶ浜のもの。そのままクッキーの異変に気づかず口に放り込んだ!

 

 

ジョリ

 

 

 

「Q〜」

 

 

と言いながら壱頌は目を回して倒れた。




なんかスマホでは見取り図が変らしい。スンマセン。


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第7夜

なんか前回の座席表スマホ版だとずれてしまうようですが、原作通りの席ですのでお気になさらないでください。


 

 

人はどういう時に気を失うのだろうか。

 

 

生命の危機に瀕した時では無いだろう。そんなところで気を失ったりしたらヤバイ。ならば意識を持つことが難しくなった時なのか。でもそれならさっさと楽に死ねって自分の体に言われているような気がする。つまりだ。

 

おそらく答えなどないだろう。しかし、それでも、目の前で気を失った人間を見れば何故だかわかってしまう。明確な答えは無いはずなのに。

なのに、、、ああ、臭かったのか、、、とか、、、まずかったのか、、、とか..............

 

 

例えば、市川壱頌が気を失ったのは、まだ名前を知らぬお団子頭の少女のクッキーのせいなのであろう。

 

 

結論を言おう。

 

 

 

 

食わなくてよかった.....................

 

 

 

「q〜」

 

 

あまりにも突然の出来事に反応できない俺たち3人。

 

目が渦巻き状になっている壱頌は全力で?ばたんきゅ〜している。

 

病人をほっとくわけにはいかない。特に家庭科室で記憶を失う人間が出るというのは、理科室や次に学校が注意すべきものだ。それを具現化したようなこの状況。

 

「おい、大丈夫か?」

 

取り敢えず安否確認だけはしっかりな。と、壱頌の顔を覗き込む。

 

「あ....aau.......wouuu......საქაჯფხsdqmz’mmmm’......」

 

もはや日本語すら怪しいぞこいつ。そこまでヤバイのか。食わなくてよかった。

 

「うdaლოუეჰხბზმატქეყდ熱旨ジョージア語です、、、」

 

.......................俺はマッカン派なんだが ?

 

「うぇ、、、、、マッカンあるか?」

 

「え?飲んじまった。ジョージア買ってくる?」

 

「いやいらん。そう、、か、えっと俺って」

 

残念ながら手の中にあるのは空っぽのマッカンだけ。ジョージアは要らないのか、、、じゃあさっき何でジョージアとか言ったんだよ。

 

壱頌の目はまだまだ復活しておらず、焦点が定まっていない。ゆ、雪ノ下さん。なんか言ってやったらど、いや青ざめてるな。求めるだけ無駄だ。そこまでひどいようには見えないのだが。

 

「木炭の方がうまいかもな。」

 

「めっちゃ失礼だし⁈」

 

「むむ」

 

ボソッとこぼしてしまった言葉にお団子頭が反応する。その叫び声に壱頌の目が生き返ってきて、、、、、

 

ゆっくりクッキー?擬きにピントがあって、、、、

 

壱頌の青い目にクッキー?擬きが映され、、、

 

少しずつ、、、、少しずつそれが何かを理解してきた市川壱頌は、

 

 

 

 

 

再び、気を失った。

 

 

 

「なんかほんと失礼だし⁉︎」




気付いたらUA10,000越え、、、、

八幡目指して頑張ろう。

調整平均もっとあげよう。


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第8夜

あははははははは。

書けない病になったんだ。

八幡壱頌雪乃結衣「「「「書かなくていいからさもう、、、、」」」


「つまり、そこにいるお団子頭はクッキーと言う名の殺人兵器を送りたい男性がいると」

 

「比企谷、、、、これはさ、先に葬式の準備しようぜ」

 

壱頌が再び気を失った後、マックスコーヒーで気をつけさせることができたのに気づいたのは幸運だった。ん?そんな奴いない?いたよここに、、、、、

 

そんなことで話を聞いてみるとそのお団子頭は由比ヶ浜結衣といい、クッキーを送りたい男子がいるとのこと。そこで壱頌の口からこぼれでたのが先の台詞だ。

 

「はぁ、やっぱりあたしには向いてないのかなぁ。最近みんなやらないって言うし。」

 

どうやら相当気落ちした様子。おーっとここで雪ノ下が口を開こうとしたがその前に市川が喋り始めてしまった!、、、、このノリやめよう。

 

「くだらねぇな」

 

「そうね。周りに合わせて自分の考えを押しつぶすあなたの態度、嫌いだわ」

 

突然バッシングを始めた雪ノ下。当然のように由比ヶ浜は

「みんなひどい⁈」と言った。

 

「問題はどうやってこいつの魔の手に男子がかからないようにするかだ。」

壱頌が言うには取り敢えずそこらへんをどうにかしてから、由比ヶ浜の料理下手を直すからしい。

俺からの提案はただ1つ。

「由比ヶ浜はもう金輪際料理をしない。」

 

「「それは最終手段だ(よ)」」

 

「それで解決しちゃうんだ⁉︎」

 

「まぁ、大事なのは美味しさじゃねえだろ」

 

「比企谷、どう言うことだ?」

 

「詳しく説明しなさい」

 

「何言ってんの?」

 

由比ヶ浜のこいつ馬鹿なの?と言う視線が痛いよ、

 

「あー。お前らってなんでもできそうだよなー」

 

「まぁ、俺も妹たちも、めぐりさんも、親父も、お袋も」

 

イラつくわーこいつー

 

「じゃあ、ちょっと外で待ってろ。」

 

腹いせを込めて残念そうな顔をする壱頌を邪魔なんだよ、などと言いながら3人を家庭科室から追い出す。さてと、、、、

 

┯╋╋┯20分後┯╋╋┯

 

「.................なにこれ。美味しくなさそう」

 

「いや由比ヶ浜。お前よりマシだから」

ほんっと失礼な娘ね〜。と言いつつも俺のクッキーはたしかに酷いのは認めよう。うん。ところどころ焦げてるし、形も悪いし。でも.................

 

「大事なのは美味しさじゃねえだろっていうのは、気持ちさえあればいいって言うことだよ」

 

「確かにそうだな。

 

 

 

.......めんどくささがよく表れているよ。比企谷のクッキー。」

 

台無しだよ色々ほんっともう。でもこれはあまり、効果的な解決方法ではない。結局の所、やはり由比ヶ浜のクッキーがダークマターを超える兵器でしかないのは変わらないのだ。俺だったら絶対食べないが、それはまぁ、俺じゃないから。食うのはさ。

 

「そっか、、、、、。よしっ。私頑張るよ」

 

ならよかった。取り敢えず依頼解k「まった由比ヶ浜!わさびとからしを混ぜてはダメだ!比企谷も手伝ってくれ!止めないと」

 

つじゃなかったー

 

 




誤字報告ありがとうございます。

4/4 22:22


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第9夜

一ヶ月待たせてごめんなさい。


 由比ヶ浜による市川壱頌連続気絶事件が解決(笑)してから少し…

 

 

 俺は平塚女史の横暴により抵抗を諦め、大人しく1人で奉仕部の部室に向かっていた。と、そこには部室の外から中を覗き見る2人の人影…なんのこともない雪ノ下&由比ヶ浜ですねはい。

 

「お前らなにやってんの?」

 

「「ヒャァ」」

 

 おれが声をかけるとお二人は随分と可愛らしい声を出した。

 

「て、なんだヒッキーか」

 

「あら、こんなところに珍しい動物がいるわね。顔無しヶ谷くん」

 

「ナチュラルに俺の目を黒く塗りつぶすのやめてくんない?」

 

「あら腐っているよりはいいでしょう」

 

 全然可愛くなかったです。嘘ついてごめんなさい。

 

「それよかお前ら何してんの?」

 

そもそも俺が顔無しとか言われたのはこのせいである。いや、別にこのシチュじゃなくてもそうだな。なんなら生活の痕跡が残っているだけで罵られるまである。

 

「部室の中に怪しい人影が・・・・」

 

 

別に大したことじゃねえななんでそんなことで俺はdisられるの〜。あれか?人間だものってか?おいふざけんじゃねえぞ。

・・・などとクソしょうもないことをしつつドアを開けると。

 

「ククク・・・こんなところで会うとは驚いたなっ!我が相棒比企谷八幡!待っていたぞ!」

 

そろそろ夏だというのに暑苦しいコートに身を包み、握った手からキュ、と音がし其れは合成樹皮の指ぬきグローブ。どこからともなく風がふき、コートがはためき何かの髪が部室を飛び舞った。

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

「・・・・あの〜何かしらのリアクション・・・・」

 

「ヒッキーの友達?」

 

「そんなんじゃねえよ」

 

「でも我が相棒って・・・」

 

「体育のときペアなだけだよ。つまるところ俺の同類」

 

「そもそもなぜ会ったことに驚くのに待っていたなんていうのかしら。」

 

「知らねえよ俺に聞くなよむしろ俺が聞きてえよ。」

 

「何で夏前なのにコート着て汗ながしてるの?」

 

「頭おかしいだけだろ。其れかよっぽどのサウナ好きとか」

 

非難の嵐おまともに受けました。不審人物は。

 

「グボァ!!」

K.O.

 

なんか哀れなので。。。

 

「はあ。んで?何しに来たんだ?材木座?」

 

「よぉぉくぞ聞いてくれた!そう!我こそは!室町幕府十・・何台目かの・・剣豪将軍、・・・・材木座・・・・義輝dぐほぉ!」

 

材木座義輝が、最後までセリフを言い終わることはなかった。

 

突然部室に入ってきた青い風──市川壱頌二木刀で成敗されたからだ。

 

・・・・・・・弱えな剣豪将軍。



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メタ編 回想編 オリキャラ主人公編 after another 番外編 !メタ多。要注意!
第1.5夜 オリキャラの思い出話


誤字報告ありがとうございました。


めでたく退院できました。

あのカエル顔の医者絶対とある魔術のinde×のあの人じゃん

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから何かって?

 

 

 

 

いや、それだけ。

 

さて、この小説は見切り発車で書き始めたわけなので。

 

ネタない(๑╹ω╹๑ ).........

 

「おい比企谷。その顔文字キモいぞ」

 

「や、壱頌。だから心読むなって。それと人ん家に勝手に上がってくんじゃねぇ」

 

むしろ今のは作者に無理やり言わされた的な。

 

「作者って誰だ。それにモノローグだろう。じゃ、ここが嫌ならカフェ行こう。」

 

「心読むなって。」

 

でもまじで作者って誰だろな。むしろ俺いま誰に向かって話してんの?

 

というわけで俺たちは一本松公園の近くのカフェに来た。

 

 

「さっきの答えだが、読んでないぞ?ハメルーンて小説投稿サイトでお前のモノローグは3桁以上の数がある。多分俺らはdiamond dustっていうのが喋らせてるな。」

 

ほら、と言いながらみんなおなじみのサイトを見せられる。

 

「酷評されてる、、、、」

 

「見切り発車な上に誤字脱字てにをはがめちゃくちゃだからな。ダイヤモンドってついていたとしても所詮diamond dustはゴミだ。空気の汚れで生まれるものだ。」

 

「お前もなかなかな酷ひ」ょうだな。

俺の言葉はそこで途切れた。ニューフェイスが現れたからだ。

 

「あれー。市川君だー」ホワホワ

 

「壱頌。このホワホワした人誰?」

 

「あー。2話そうそう書くネタないならこの人の話しようか。出来れば次話から二年生になりたい。この人は生徒会副会長の城廻めぐり先輩だ。」

 

「よろしくねー」

 

「ひ、ひゃい。よろしくお願いしましゅ。」

 

「ぷふ、はひ、ひゅーハハハハハファはハハハハハはやややハヒハヒにはあはははは」

 

噛んだぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。わらうな壱頌!

 

「なんでそんな人と知り合いなんだ。」

 

「はーひっあひゃひゃひゃひゃあーっははははひひひははあ"ーごほっごほっごほけほこほこほかはっ。ははははあっはははーひゃっひやっひゃっ。ご、ごめんって、、ふふそんなに睨むな。くくくくくくくはひひひひ。しましゅって。ひはははは。喘息持ちだからあんまり笑わせんなよ。ひはひふっ。はぁー。はぁー。はぁー。ゲホッゲホッ」

 

「市川君?だ、大丈夫?」

 

「めぐりさん。大丈夫ですからそんな心配そうな顔しないで。」

「よかった〜。でも初めて見たよー。市川君が笑うところ」

 

笑いすぎだ。壱頌。後何なのかな副会長様。なんでしれっと壱頌の隣座ってんの?市川壱頌って名前から市川に壱人でたたずんでるのかと思ってたよ。ブルータス(市川壱頌)お前もか!、、、いや、『も』と言えるほど知り合いいねぇわ。

 

「たたずむは字が違うぞ。まぁ、話すとするか。14万9000文字くらいは残っている。多少長くなっても大丈夫だ。まずは俺の家のの家族構成からな。」

 

「14万9000文字?」

 

ことん?と首をかしげる副会長。癒されるわー。

 

いや今回はメタなことが多かったな。

 

 

..................................市川家家族構成

 

市川壱頌 市川家長男、総武高校1J趣味はロボット工学、プログラミング、読書。昼寝。総武本線西千葉駅付近の一軒家に一人で住む。座右の銘「俺が良ければ全て良し。」口癖は「All I need is money」(金こそ全て) これはThe Beatlesの All you need is love 愛こそ全て のオマージュである。16歳 4/6生 一色生徒会の副会長本牧牧人をマキ、書記の藤沢沙和子をフジ、一色をシキと呼ぶ。

 

市川華 壱頌の双子の妹。総武高校1D。座右の銘「困った時にはお兄ちゃん」超重度のブラコン 16歳4/6生

総武本線幕張本郷駅の北東側の一軒家に家族と住む。

 

市川美紗都 壱頌の3つ下の妹。幕張西中学校1-2。座右の銘は「家族がよければ全て良し。」やはり重度のブラコン&シスコン 12歳 8/8生 八幡には誕生日が同じということで親近感がある

 

龍ヶ崎西乃 壱頌の従姉妹 総武高校 3J タウンライナー天台駅付近の高級マンションに住む。座右の銘は「生きているならいいじゃない」17歳 1/9生

 

龍ヶ崎陽雅芝 壱頌の従兄弟 千葉県警一課の敏腕警部補

座右の銘は「邪魔する奴は消していく」 元総武高校生徒会長 25歳 12/24生 クリスマスと誕生日は一緒にされるので嫌い。こんな座右の銘だから周りから下手なことしたら東京湾漂うぞ、と怖がられている。

 

………………………………

 

「こんな感じだ。市川は警備会社の社長。龍ヶ崎はあの憲法9条改正反対で阿部新造と大激論した龍ヶ崎議員。市川夫人と龍ヶ崎の旦那は兄妹だ。」

 

ほー。総武に意外に多いんだな。親族。

 

「まだまだいるから。じゃあ次は俺ん家の周りな。」

 

 

…………………………

壱頌の家の北側、総武本線を挟んだ向かい側には千葉大学がある。

 

………………………

 

「それだけ⁈」

 

「なんか打つのめんどいわ。キーボード。」

 

「作者の憑依?」

だとしたらすぐにタグ付けを、、、、

 

「違うと思うよ〜。そういうの作者さん嫌いだからね〜。」

 

「副会長?そういえばいましたね。ああ、あなたもメタるんですね。メタすぎて清々しと言われるのに憑依嫌いなのかよ。」

 

でもさ俺もよく忘れられるんだよ。小町に。あれ?目から汗が、、、、、、.°(ಗдಗ。)°.

 

「それと市川君家の斜め前は家があるんだよ〜」

 

「まじか壱頌!」

 

「お、おう。そのことについてもいずれ説明しよう。

「じゃあさっさと始めろ。読者が怒るぞ。」

 

「読者⁉︎お前のモノローグわざわざ読む方々居たんだ!」

 

「俺ガイルファンに謝れぇぇぇ」

 

 

☆★☀︎☁︎☂☃♨︎♡♤♥︎♢♣︎♦︎〠

 

市川壱頌は1Jの教室でぼーっと昼休みを過ごしていた。自分の従姉妹西乃は生徒会らしいし、華は1Gの教室で友達作りに励んでいるのだろう。誰も話しかけてこない。しかし人はいる。ここまで安全で素晴らしい昼寝の条件はないだろう。そう思って始業式の次の日であっても壱頌はブレずに昼寝をしていた。熟睡していても周りの音は聞こえてくる。

 

不吉な音がした。

 

その音が聞こえた驚きで一瞬のうちに覚醒状態に引き戻されても狸寝入りにすぐ戻った。しかし現実はそう甘くない。

彼にとっては不吉でしかない扉のノックと開く音も、クラスメイトからしたら注目の的でしかない。開けた生徒が3年生の女子で驚くほどの美人であるならなおさら。

 

「失礼します。3Jの龍ヶ崎西乃です。市川君いますか?」

 

自分の名前が呼ばれても彼は顔を上げなかった。顔を上げたら最後、放課後早く帰れる可能性がなくなるのだから。例の物だけは今日。と、考えていた少年にとってそれはとても酷なことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、不吉とか酷とか例の物とか言ってるけどただ単に従姉妹に会わずに居たかった他だけだからな?新刊のラノベ買いたかっただけだからな?厨二とかいうなよ?な?

 

 

 

 

 

 

 

西乃からお使いを承った数少ない男子生徒の1人は笑顔でありがとう。と言われ、顔を赤らめながらも自分のことを呼びに来る。

 

「あ、あの。龍ヶ崎?先輩が呼んでるよ?」

 

その声に対し、少し頭を動かして目を細めてその生徒を見た。

 

「「「「「ひっ」」」」」

 

どうやらめちゃくちゃ怖かったらしく、その目を見た多数の生徒から悲鳴をあげられる。

壱頌は、内心その動作に傷つきつつも呼ばれたからしょうがないといやいや西乃の元へ向かった。

 

 

「おっひさー」

 

「要件は手短に。」

 

まだ寝ていたいらしく頭をフラフラさせながら壱頌は言った。

「わかったわかった。」

 

それを見てため息をつきながらも要件を言う西乃。クラス中の注目が2人に注がれている。

 

「123456×987654は?」

 

まさかの算数の質問。いくらなんでもこれは無理だろうと思う問題。クラス中がそう考えるのだが、

 

「121,931,812,224」

 

それに反抗するように壱頌は即答した。

 

「「「「「「「「「「はやっ!」」」」」」」」」」

 

5秒かけずにあいつすげーという感想をクラスメイトに持たせた壱頌であった。が、

 

「それだけだよな違うわけないよな昔から家族みんな俺のこと計算機の代わりにしてたもんな6桁かける6桁なんて普通の電卓には無理だもんなじゃあおやすみ」

 

ものすごい勢いでまくしたててまた寝ようとした。

 

「待って待って待って。この際そのことに関しては親族を代表して謝るけど要件はそうじゃないよ。もっと重要なのよ。ちょいきて」

 

壱頌について無口で鋭い目線のコミュ障から美人と知り合いのかっこいい計算機へと認識を改めたクラスメイトを残し、どこかへ連れ去られた市川壱頌であった。まあ、昼休み周りが友達作りに励む中、寝てたらコミュ障ってなるよな。

 

 

続く




不定期更新ですから。

基本土日が多めだと思います。それか予約投稿で。


20180210 ちょい加筆修正しました。ー潮岬から。


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第1.6夜

けぷこんけぷこん。闇に秘められし我が創造の力を解き放ち剣豪将軍、材木座義輝、ここに 見参!

もははは!皆の衆!待たせたな!吾が来たからにはもう恐れることなぞない!


あ、それっぽいのは作者が厨二病だからじゃないよ。


さて。J組から連れ去られてしまった市川壱頌。この後の彼の運名はいかに…

 

「んでなんだ。お昼寝タイムを満喫してたおれを勝手に連れ出されやがって。」

 

彼、市川壱頌は、従姉である龍ヶ崎西乃に問いかける。

 

「まーまー。生徒会室についてからねー。」

 

「」

 

一切要領を得ないこの会話、教室を出てからもう何度繰り返されたことであろうか。流石になにも言わない壱頌を機にすることもなく、西乃は生徒会室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

「さて」

 

生徒会室の鍵を開けて書記と書かれた椅子にどかっと座って西乃は切り出した。

 

「生徒会入んない?」

 

「は?」

 

 

「今までさ、私とめぐりちゃんとはるるんと優姫でやってたのよ。でもお家の都合とかいうめんどくさぁい理由で優姫が引っ越しちゃったのよ」

 

「つまりそのゆうき?とやらの代わりにやれ、と?」

 

「そ、春休み中のことでね、卒業しちゃったはるるんの代わりはめぐりちゃん、副会長は秋葉原明希、それで「責任が増えるにが嫌だった西乃は今まで通りの書記ってか?」ん。察しよすぎるけどその通り。やらない?」

 

「困ってるなら考えとく。役員の人達にも会ってみたいしな。また集まることあるんだったら呼んでくれ。じゃ。」

 

そう言って壱頌は生徒会室を出て行った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あーもしもしめぐりー。会計くん見つかったよー。、、、、うん。あぁ、私の従兄弟だよ。あーあんたとなら仲良くなれるんじゃない?うん。じゃ、明日には会えるようにしとくよ。じゃーねー。………………………あ、もしもし明希ちゃん?新しい役員見つかったよー。うん私のいとこ。うん。いいやつだよっ。まぁぱっと見不良に見えなくもないけどね………………いや?なんでもないよ。うん。明日。時間はまた本人にも確認してから伝えるよ。じゃあばいばーい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

 

 

 

 

着信音〈all i need is money. money is only, all i need is money , i am only.………〉

 

 

 

『From 龍ヶ崎西乃

 

to 市川壱頌

 

件名 明日生徒会室

 

本文 ヤッホー壱頌!☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆明日の放課後生徒会室に来てくれる?(^_−)−☆こなかったら華ちゃんにいうからね!(^з^)-♡』

 

「ウザすぎだろ……………。嫌われてないかな。」

 

 

壱頌さん壱頌さん、着メロが「私は金を欲している。金こそ全て、金こそ唯一の物、俺こそ唯一の者」とかいう歌詞の替え歌使ってるあんたが言えたことじゃないよ。The Beatlesファン聴いたら泣くぞ。

 

「I can't make it through without a way to get teh money. ohh.......」

 

……………もう私はお金を稼ぐ方法なしでやっていけない………………

 

 

 



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第1.7夜

めぐりんやっと登場。


本編にはまだだと思う。




次の日

 

「もしもし」

 

『もしもーし。頼れるお姉さんこと龍ヶ崎西乃だ「切ってもいいか?……」ごめんごめん。お昼休み空いてる?オッケーじゃあよろし「待て待てまだ何も言ってない。」予定があるの?「ないけどさ……」じゃあそういうことでぇ〜』

 

 

 

 

 

 

きぃんこぉぉんかぁんこおぉんきいぃ「もういいから字数稼ぎとか。そんなことしちゃダメだろ。」はぁーい面白くねえな。

 

「ささ。みんな集まってるかなぁー。念願の会計君連れてきたぞぉ!」

 

「おー」

 

「市川壱頌です。」

 

壱頌が頭をさげると。

 

「2年、副会長の秋葉原明希です。」

 

「2年会長の城廻めぐりです。」

 

2人もぴょこんと頭を下げた。

 

「それじゃ〜壱頌くん!どっちが好み?」

 

「えっと、まあ無理やり生徒会に入れって言われて入るの初めてなんですけど、まぁいろいろよろしうお願いします。」

 

「よろしくね〜」

 

「無視?」

 

「んー。言うとしたら優劣つけがたい。」

 

「わぉ」

 

「え///」(明希

「はぅ///」(めぐり

 

「これをフラグというならフラグなんていらない。つーかフラグじゃないよな?立ててないフラグおったりしてないよな?立ててないもんな」

 

「立てた瞬間折っちゃったよ。回収する気配もないし。まぁ、ちょっとした自己紹介でも………」

 

「えっ?帰っちゃいけないのか?」

 

「じゃあまずはめぐりから〜」

 

……………この後、壱頌は一時間における質問攻めにあい、完全下校時刻間際間で監禁されていた。この愚痴を比企谷八幡は3年間聞かされることになるのはまた別のお話。

 

 

 

___________________________

 

 

生徒会役員の日常・・・・台本形式

 

 

 

壱頌「あれ?めぐりさん。部活予算これ申請数多くないですか?0円って何やってるんすか。」

 

めぐり「ああ、総武高12の七不思議の一つだよ〜。」

 

西乃「奉仕部ねー。」

 

明希「奉仕?」

 

壱頌「明希さん?どこ見てるんですか?」

 

明希「いやだって奉仕って(自主規制)じゃないの?」

 

壱頌「現役女子高校生が何言ってるんですか?ほらそこの2人もちらちらこっち見ない。」

 

めぐり「いちかくんの…はぅ////」

 

西乃「壱頌。今の女子高生みんな○女なんて幻想よ。誰だって2回や3回くらいヤッてるわよ。」

 

めぐり「私は処◯です!」

 

明希「私も未経験。」

 

壱頌「すんません。生徒会の経費のスルメイカといも焼酎って誰が買ったんですか?」

 

西乃「スルメイカ?」

 

明希「男性○」

 

めぐり「…………っは!//////」

 

壱頌「ひどい人たちだ。」

 

めぐり「安心して!私はフリーだよー。どんとこい!」

 

壱頌「え?わかりました………ん?」

 

めぐり「ふぇ/////」

 

壱頌「ひと段落ついたんで帰りますね。」

 

西乃「お?恥ずかしくなってきたの?そうなの?」

 

明希「R-15タグいらないよね…………」

 

明希の呟きが空へと吸い込まれていった。

 




まさかの6割エ□トーク。

ひでぇ。


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