捻くれ者とスクールアイドル (ショコラMEN )
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1話
至らないところがありますが暖かい目で見てくれたら嬉しいです!
俺は比企谷八幡だ。(知ってるか)
今は静岡県の沼津に来ている。なぜかって?
それは………………………………………………
「あつ〜〜〜い!!」
由比ヶ浜の声が部室に響く。
「どうしたのかしら?由比ヶ浜さん」
「ゆきの〜ん!あついよ〜!!」
「それは何回も聞いたのだけれど……」
「あっ!そうだ海行こうよ!」
「(うわっ、なんかめんどくさくなりそう……)」
「私は構わないのだけれど」
「ヒッキーは?」
「いや、俺には用事が……」
「じゃあ今週の日曜空いてる?」
「いや、俺行くって言ってないけど?」
「どうせシスタニくんの事だから暇ではないのかしら?」
と、こんなことがあり無理矢理連れてこられた。
「てか、なんで一色までいんの?」
「えー、ダメなんですか〜?」
「あざといからな」
「それ理由になってませんよ!」
それにしても沼津とかに来るの何十年ぶりだよ。
そういやあの時のあの子元気かな?
「どうしたの?ヒッキー」
「なんでもないぞ」
………………………………
その後3人にさんざん振り回されこの世の終わりかと思ったぜ☆
海で遊んだあとは色々ぶらぶらしていた。
その後今日泊まる宿へと向かった。
「ここは自然がいっぱいでいいですねー」
「そうだね!」
確かにそれは一理あるな。でも、マッ缶がないのはマイナスだな!
「あれかしら?」
雪ノ下が尋ねてきた。
「あぁ、たぶん」
その後は特に何もなく淡々と過ごしていた。
「俺ちょっとコーヒー買ってくるわ」
そう言って部屋をでた。せっかくだし外の自販機に行くことにした。
「たまにはブラックでもいいか……」
マッ缶マジでなんでないんだよ!!
「(風気持ちいいな)」
やっぱりここの空気はいつ来ても落ち着く。
その理由は未だに分からない。
その後帰ろうとした時……
女性が後ろから不意に抱きついてきた。
「ずっと会いたかったずら」
「怖いよこの人……ずら?)」
「忘れちゃったの?はちくん」
はちくんって言う奴っていったら……
「花丸!?」
「会いたかったよ〜、はちくん」
あんまり抱きつかれるとその柔らかいものが当たるのでやめて頂きたいところなんだが……
「久しぶり、花丸」
「久しぶり、はちくん」
このあと色々話をしていた。どうやら花丸は今有名なスクールアイドルをやっているらしい。
俺にはわからんが、いつも本ばっかりだった花丸がこんなにも変わるとは……
「またね!」
「おう」
そう言って行ってしまった。ラインも追加してもらいこれでいつでも会いに……何考えてるんだろ?
これが彼女との再会
続く
読んで下さりありがとうございます!
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2話
あと、かなり本編とはズレている点もあると思いますがあたたかい目で見てくだされば助かります!
ご指摘してもらいましたところを修正しときました!
どんどんご指摘してください笑笑
ではではどうぞ!!
あの日、花丸に会ってからは何もなく……もなく。
かなり花丸と話し込んでいたのか帰ってくるなり3人に
「あら、遅かったのねオソ谷くん。」
「なにしてたのヒッキー?」
「なんか言ったらどうですか?せ・ん・ぱ・い」
「ダレカタスケテー!!」
結局助けを求めても「チョットマッテテー!」は聞こえてこず。まぁ、あとは察してくれ……
そして今は夏休みが終盤に入ってきた。
全国の小中高生は今頃「宿題終わってないし!」とか言っているのだろうが俺は違う!夏休みを有意義に過ごすために夏休みに入る頃には終わらせておいたのだよ!
「ゲームして寝てるだけなのにねー」
「おい、地の文を読むな」
「何の事かな〜?」
これは我が愛しの妹小町だ。ほんと小町ってエンジェルたよな!
「ねぇ、ごみぃちゃん!」
「なんだ?」
以外とその言い方傷つくな(涙)
そう思ってコーヒーを口に含んだ時だった。
「花丸ちゃんにあったんだってね!」
「ぶっーーーーーーー!」
衝撃的な発言に思わずアニメのようにコーヒーを吹いて
しまった。
「なんで知ってるんだよ?」
「そりゃ、花丸ちゃんの連絡先持ってるからだよ!」
「なんで持ってるんだ?」って言うベタすぎる質問はしないでおこう。どうせ「お兄ちゃんのために小町の力をフルパワー使って交換したんだよ!あっ今の小町的にポイント高い!」とか言うんだろうな。
「小町のセリフ読んじゃうとか小町的にポイント低〜い!」
「小町ちゃん、さらっと心の中読まないで。」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
八幡と会った日の夜……
今日は小町ちゃんから連絡があってはちくんが沼津に来るって聞いて探したけどあんなにあっさり見つけちゃうとは思わなかったずら。小学校以来に会っけどなんかカッコよくなってたずら……
マル何考えてるんだろ///
「また会いたいな……」
でも、いつでも会えるよね!はちくんと連絡交換したし!ちょっと連絡してみようかな?
少し緊張しながらスマホと向き合った。誤字がないか確認した。
『今大丈夫ずらか?』
返ってくるかな?……
『おう、大丈夫だぞ。』
き、きたずら!
『その、ちょっとお話したいかなっと思って……』
『いいぞ』
言葉が素っ気なく感じるけど、それは昔から変わんないずら。でも、はちくん優しいから素っ気なくしている感じを装っているだけってすぐ分かるずら!
それから1時間ぐらいは話してたかな?
やっぱりはちくんと話してると楽しいな〜
なんだろ………………
オラやっぱりはちくんのことが……………………………
続く
読んで下さりありがとうございます!
2話まではかなり短めの話になっていますが、次回からはこれよりは長い話になると思います!(あんまり過度な期待はやめてね笑)
僕が学生ということもありまして投稿が遅くなることがあると思いますのでご了承ください。
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3話
最近スクフェスで毎回1ミスを叩きだしている作者です(笑)今回は主に八幡の視点です。
それではどうぞ!!
あれからはずっと携帯での連絡が続いた。
小町に「ニヤニヤしながら携帯見てるとか小町的にポイント低いよお兄ちゃん……」なんて言われても負けないもん!負けるな八幡!頑張れ八幡!次回八幡死す!デュエルスタンバイ!!あ、もうこれで物語終わってもいいんじゃ……「止まるんじゃねぇぞ」
おっと、オ○ガ団長にここまで言われたら断れないな。
「やっと着いた」
頭の中でカオスな妄想を繰り広げていると今回の目的地に着いた。
ここは、今回行われるラブライブの東海地区予選の会場だ。普段なら来たいとは思わないのだが……
3日前……
『花丸って、スクールアイドル?やってたよな?』
『そうずらよ』
毎回思うが、この子L○NEする時も語尾にずら付けるよな。うん、可愛い。
『実は3日後にラブライブの地区予選があってね。』
『そうなのか。なんかそんな時に連絡して悪いな。』
『そんなことないよ!はちくんと話してると楽しいし。』
『お、おう』
なんか俺恥ずかしくなってきたわ///
あれ?俺キャラ崩壊してね?
『その、よかったら地区予選見にきてほしいずら!』
『べつに予定はないし、いいぞ。』
『ほんとずらか!?ありがとうずら!』
〜回想終了〜
てなわけで俺は今ここにいるわけだ。
「うむうむ、貴様の事情はよくわかったぞ!」
「なんで材木座がここにいるんですかね?」
「決まっているだろう。スクールアイドルを見るためだ!」
「あっそ」
「え、なんか反応薄くない?」
「あれ?俺さっきまで誰と話してたっけ?……」
「ぐっ!さすがの我でも、心に刺さるぞ!?」
とりあえずライブまで時間あるしテキトーにぶらぶらしとくか……
「おっと、我は少し用事があるからまた後でだな友よ!」
「俺はお前を友だとか思ったことは微塵もないぞ?」
「……」
その後結構しょんぼりしている材木座とは別れて会場から近いところをぶらぶらしていた。
「腹が減ったな」
スマホの時計を見れば時間が正午を表示していた。
「はちくん?」
落ち着いたやわらかい声が聞こえてくる。ついに俺にも幻聴が……
「無視しないでほしいずら!」
「おう、すまん。」
「来てくれてありがとうずら♪」
「おーい!花丸ちゃん何してるの?」
「あ、千歌ちゃん」
「(俺このままここにいたらまずい気がするんだが…)」
「花丸ちゃんこの人誰?」
「はちくんずら!」
「はちくん?」
いやいや、花丸さん。そこはフルネームとかで言ってよ!
「あ、どうも。比企谷八幡といいます。花丸とはただの知り合い……」
「はちくん?」
そんなジト目で見ないで!怖いよ花丸様!
「はちくんとは幼馴染みたいなものずら」
「そうなんだ〜、あっ私は高海千歌!よろしくね!」
高海千歌だっけか?なんかこの子めっちゃ元気いいな。
ぼっちを極めた俺とは正反対だな。
「じゃあ私ほかのとこ行ってくるからお二人さんまたね〜」
そう言ってどこかへ走っていった。
「なんか勢いがすごい人だな」
「あはは、そうずらね」
ぐぅ〜〜〜とお腹がなる音がした。
「///」
何これ、可愛い。
「時間あるか?」
「うん」
「どっか飯でも行くか?俺が奢るから」
「いいずらか?」
目をキラキラさせながら花丸は言った。
「おう」
結局あの後飯を食ってそろそろライブの時間前になった。
「はちくん行ってくるずら!」
「おう、その……」
「?」
「が、がんばれよ。応援してる……///」
「ずら!///」
それにしてもここの会場大きいな。入ってくるなりビックリしたわ。
「我も最初はビックリしたぞ!」
「なんでいるんだよ。あと、勝手に心の中を読むな」
あっ、そういえばAqoursっていつ出るんだっけ?
「最後だぞ」
「助かった。じゃなくて勝手に読むな」
あっという間にAqoursの出番となった。ほかのスクールアイドルを見ていたがかなり迫力があった。なんというかみんな魅力的だった。
「八幡よもうはじまるぞ!」
「へいへい」
てか、横でサイリウム振り回すのやめてくんないかな。
肩に当たりまくっているんだが……
その時ステージにひとつの光が照らされた。
メンバー全員でこれまでの軌跡を語っているようだった。あまりの斬新さに驚いたのは俺だけではないだろう。
「うぅ」
「えっ、材木座泣いてんのか?」
「当たり前であろう!こんな話聞いたら……うぅ」
そんなやり取りをしていると曲が始まった。曲名は、
「MIRAITICKET」だったよな。なんだろうな……
何故か感動してくるんだよなぁ。
ダンスもすごい。本にしか興味のなかった花丸がスクールアイドルを楽しそうにしている。俺にはあまりにも眩しすぎた。
「良い歌であったな!」
「そうだな」
ライブも終わり今は会場の外にいる。帰ろうかと思った時に花丸から電話がきた。
「もしもし」
「あ、もしもしはちくんずら?」
「おう」
「その、今日は来てくれてありがとうずら!」
「おう、良かったぞ」
「えへへ、ありがとうずら♪」
「じゃあそろそろ帰るわ……」
「あっ、はちくん」
「なんだ?」
「その、駅まで一緒に行きたいかな……なんて///」
「いいぞ」
「ほんとずらか!?」
その後花丸と合流して駅へと向かった。その道中は不思議と話がはずんだ。
「そういえばはちくんって何か部活入ってるずらか?」
「入ってるぞ。奉仕部だ。」
「奉仕部?」
「簡単に言うと人助けみたいなものだ」
「はちくんは優しいからお似合いずら♪」
「優しくねーよ」
「ふふふ♪」
「どうしたんだよ?」
「またこうやってはちくんと話すことができてマルは嬉しいずら♪」
「そ、そうか」
突然くるのやめて!今一瞬ドキッとしたわ!
「あ、着いた」
そう言うと花丸は少し悲しい顔をした。
「あの、はちくん」
「なんだ?」
「今度ははちくんのところに行きたいずら」
「べつにいいぞ。小町も喜ぶと思うし……」
「ありがとうずら!」
パァッと笑顔になった。破壊力スゲーなおい。
「またね!はちくん!」
「おう、じゃあな」
10年ぶりにあった幼馴染は今日とても輝いてた。
でも、その一方で何故か置いていかれそうで少し不安になった……
「行っちゃったずら……」
また会えるって心の中では分かってるのに、やっぱり寂しいな。胸がキュッてする。早くはちくんのところに行きたいずら。マル、はちくんのせいでちょっとだけわがままになっちゃったみたいずら……
続く
読んでいただきありがとうございます!
3話でかなり進展していますがまだ読者が求めている結果にはいきません(笑)
あと、投稿が不定期なのでいつ出すとかは気まぐれです。そのへんのご理解申し上げます。
ー追記ー
私事ではありますが、ツイッターをやっております!
ショコラMENと検索して頂ければ分かるかと思います。
よろしければフォローお願いします!笑
感想や指摘などそちらでも受けるつもりです。よろしくお願いします!
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4話
今は考えがひとつにまとまっていない状況なので微妙だとは思いますが読んでくださればありがたいです。
ではではどうぞ!!
「っ、だりーな……」
今日は夏休みが終わり登校日だ。また社畜生活が始まると思うとこの先が怖くなってきたぜ☆
「小町おはよう」
「お兄ちゃんおはよう!」
うん、今目の前に天使がいるよ。今日もいい天使っぷりだな。さすが我が妹だけはある。
「「ごちそうさまでした!」」
いつも通り食事をすまして、いつも通り学校へ行く。
そしていつも通り小町は俺の自転車の荷台に乗る……
は?
「なんで乗ってるの?」
「え〜、お兄ちゃんはこんなか弱い妹を歩かせるの?」
意地悪な顔で言うがもう慣れてしまったのでとりあえずそのままにしといた。
学校に着くなり俺は寝る体勢をとった。すると……
「おはよう!八幡!」
「…………」
こ、ここにも天使が
「八幡?」
「毎朝、俺のみそ汁作ってくれ」
「えっ、どういう意味八幡!?」
「すまん忘れてくれ」
こんな緩い会話をする。それにしても地区予選からあんまり花丸に連絡することがなくなったな。あっちから連絡がくるわけでもないしな。なんか今度こっち来るとか何とか言ってたがいつ来るんだろうな。
「八幡そろそろ始業式だよ!」
「おう」
そういや今日は始業式だけだしはやく帰れるな。
「あっ!ヒッキーやっはろー!!」
「断る」
「まだ何も言ってないし!」
「直感だ」
「今日学校終わったらゆきのんと一緒にららぽ行くんだけどヒッキーもどうかなって」
そんな上目遣いでお願いしないでくれますかね?
すげー断りにくいんだが…………
「なんか面白そうだね!僕も行っていいかな?」
「彩ちゃん来てくれるの!?ありがとう!」
「由比ヶ浜、俺も行く」
「ヒッキー……」
少し落胆した感じの由比ヶ浜。
「ともかく!学校終わったら校門前で集合ね!」
「うん、わかったよ!」
「おう」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「やっぱり朝日は気持ちいいずら〜」
今日は登校日ずら!結局ラブライブの地区予選では落ちてしまったけどみんなで頑張ったから不思議と清々しいかったずら。あとは、はちくんが見に来てくれたことが頭から離れないずら///
あれからちょっとしか連絡取れてないけどまた会いたいなぁ。
「あ、そろそろ時間ずら!いってきます!」…………
「あ、ルビィちゃんおはようずら!」
「花丸ちゃんおはよう!」
「あと善子ちゃんもおはようずら〜」
「善子いうな!ヨハネ!!」
「はいはい、わかったずら善子ちゃん」
「だからヨハネよ!!」
ルビィちゃんと善子ちゃんといつものような絡みをする。なんかパターン化してるずら。
「だから善子いうな!」
「心の中を言うのはやめるずら♪」
「あ、はい……」
「花丸ちゃんが怖いよー」
今日は始業式が終われば学校はまた明日ずら。練習も今日はないし家で本を読もっかな?
あ、はちくんに連絡してみよっかな?………………
続く
読んで下さりありがとうございます!
次の話からはまた八幡と花丸の絡み入れていくんでお許しを!(笑)あと、Aqoursがあんまりというか全然出ていませんがほぼサブのようなものなので、あんまり出ません!すいません!次回もよろしくお願いします!
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5話
あと、かなり修正しました!夜中に書いていたのでかなり誤字が多かったですねwww
ではでどうぞ!!
あの後俺は由比ヶ浜たちから逃れるためにはやく学校から出ようとしたら……
「どこへ行くのかしら?」
「ヒッキー?」
「すいませんでしたぁぁぁ!」
はい。このざまである。前の話で行くとか言ってた?
戸塚が急に行けなくなったって言われたんだよ。この3人で行くのかよ……
「あっ!先輩方!!」
「いろはちゃんだ!やっはろー!」
「こんにちは!ところで何してるんですか?」
なんかこの展開まずいな。
「実はね、今日3人でららぽ行こって言ったのにヒッキーが帰ろうとしたから止めてたんだよ〜」
「そんなんですか〜。先輩最低ですね!」
「そりゃどうも」
「由比ヶ浜先輩、私も一緒にららぽ行っていいですか?」
「大歓迎だよ〜!ねっ?ゆきのん!」
「えぇ、大歓迎よ。」
「ありがとうございます♪」
やっぱりこの展開だよな。絶対作者を許さん……
「とりあえずお昼にでもしよっか?」
「そうですね〜」
「そうね」
「そうだな」
昼か、やっぱりアレだな。
「よし!俺がオススメのところに連れてってやろう!」
「えっ、ヒッキー美味しいところ知ってるの!?」
「ほんとですか!?」
「あてにならなそうなのだけれど……」
「ねぇ、ヒッキー」
「なんだ?」
「サイゼ以外の選択肢ないの?」
「はぁ?ないに決まってんだろ」
「もういいです!ここにしましょ!」
「そうね。」
やっぱりサイゼ最高だな!安いし美味いしもう完璧だろ!ここに一生住みたい……
「ダメ人間ですね」
「人の心を勝手に読むんじゃねぇよ」
その後はなんか服やら雑貨やらウロウロしていた。
べつに何かあった訳じゃないがこういう普通なことが味わえるのは俺にとってかなり嬉しかった。
「んじゃ、そろそろ帰るか」
「そうだね〜」
「そうね」
「また明日も行きますか〜?」
一色がすげー悪戯顔で言ってるんだが……無視だな!
「行きたいのは山々なんだけど明日は家族と出かけるから無理かな。ごめんね!いろはちゃん。」
「私も少し用事があるから無理だわね。ごめんなさいね。」
「いえいえ!また今度行きましょう♪」
今は電車に揺られている。ガタンゴトンと少し気持ちのいい揺れが俺たちを襲う。眠い!!
まぁ明日と明後日休みだからずっと寝るけどな!
「あ、着いたか……」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「やっと終わったずら!」
「鞠莉ちゃんすっごく熱く語ってたもんね。」
「まさか!?ラグナロク!?」
「ちがうずら♪」
「でも、またラブライブに挑戦出来るんだね!」
「うん!」
「そうね!」
「頑張ろうね!」
そう、マルたちAqoursはまたラブライブを目指すことになった。もっと頑張らないとずら!
「(う〜ん今日は学校も終わったし図書館にでも行こうかな)」
マルはいつも通り日差しがよくあたる席について本を読む。こうしている時間が1番落ちつくずら。でも日差しが気持ちよすぎて寝ちゃいそうずら。
「ん?」
スマホが振動していたのに気づき一旦席を外して外にでた。画面に映し出されている名前は比企谷小町と表示してあった。
『もすもす?』
『あっ!花丸ちゃん?久しぶり!!』
『どうしたの小町ちゃん?』
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「喉かわいたな」
そういや向こう側に自販機あったよな?マッ缶売ってろよ!なかったらその自販機ぶっ潰す☆
「ん?」
あれはナンパってやつか?
「ねえねえちょっと遊ばない?」
「い、いやです……」
「いいじゃん!いいじゃん!」
うわー、ラノベとかでよくあるやつだな!ここは俺の良心が痛むが無視だな、うん。
「マルはこれから会わないといけない人がいるので……」
マル?ん?はい?
「そんなこと言わずにさー」
そう言って男は花丸の腕を強引に握った。
そして俺は耐えきれなくなった……
「おい、その手はなせよ」
「あぁん?誰だお前?」
「俺はこいつの友達だ。」
「だからなんだよ!」
「その手をはなせって言ってるんだよ。」
「君たち何してるんだ!」
「あっ、ヤベー!」
男は警察官を見るなりすぐ逃げていった。
「おい、大丈夫かはなま……る!?」
突然花丸は俺に抱きついてきた。なんか柔らかいもの当たってるぅぅぅぅ!!
「ん?」
よく見ると花丸は少し目から涙を流していた。
それもそうだな。いきなりあんなことされたらな。
俺はついつい小町にやるように花丸の頭を撫でた。
「(はちくんに頭撫でられてる///)」
少し落ち着いた花丸を連れて近くの公園のベンチにもたれかかった。
「ほら」
「ありがとうずら!」
やっぱりマッ缶はしみるぜ〜!!
「今日は助けてくれてありがとうはちくん!!」
「気にするな。」
そういえばなんで花丸が千葉にいるのだろうか?
「花丸はなんでここにいるんだ?」
「はちくんの家に泊まるためずら♪」
「…………はぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
続く
読んでいただきありがとうございます!
上にもあったようにしばらく休ましてもらいます。
テストが終われば今以上にバンバン書けると思うのでそれまでお待ちを!!
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6話
あと、いつの間にか通算UAが7000近くやお気に入りが70とかなり増えてました!笑
何もかも読者様のおかげです。ありがとうございます!
こんな日本語を分かってないクソ野郎ですが、今後ともこの作品を見てくれたら幸いです!
ではではどうぞ!
あのクソナンパチャラ男DXにナンパされていた花丸を助けだし(警察のおかげ)今公園にいるのだが……
「泊まるのぉ!?」
失礼しました花陽ちゃんが出てきてしまいました。
「小町ちゃんがね、勉強合宿で今日と明日はいないからはちくんのことよろしくって言われたずら」
そういやあいつそんなこと言ってたな。小町のところ夏休みが終わるの早かったしな。
「でも、なんで花丸なんだ?」
「ダメ……ずらか?」
いやいや、そんな潤った目で上目遣いしないでくれますかね?八幡に効果抜群ですよ!
「べつにいいけど」
「よかったずら〜♪」
ほんと花丸さんずるくないですか?
これじゃあ俺のSAN値が減っていく自信しかないな!
「あ、はちくん何か食べたいものとかあるずらか?」
「てか、花丸が作るのか?」
「そうずらよ」
「なんか悪いな……」
「そんなことないずらよ?」
「お、おう」
「それで、何か食べたいものあるずらか?」……………
今は花丸と一緒に近くのスーパーに来ている。
来るのはいいんだが……
「あらあら若いっていいわね〜」
「そうね〜」
「羨ましいわ〜」
「「恥ずかしい!(ずら!)」」
八幡死にたい……
穴があったら入りたいってよく言うがほんとに入りたい気分だ。
「は、はちくん!?」
「な、なんだはなまりゅ!?」
お互い緊張しすぎてこんな感じだ。俺にいたっては噛むレベル!
「ふふっ」
「どうしたんだよ?」
「はちくん思いっきり噛んでたから……ふふっ」
「笑うなよ」
「ごめんずら……ふふっ」
なんだかんだいってあの変な緊張はどこかへいった。その後買い物イベントを終わらせてから少し暗くなった空を見上げながら道を歩いている。
「そういやスクールアイドル?はどうなんだ?」
「楽しいずら!今度またラブライブがあるからそれに向けて頑張ってるずら!」
「そっか」
「はちくんは?」
「んー、まぁぼちぼちだな」
「なんかあんまりいい感じじゃなさそうずら」
「う、うるせー!」
「図星ずら♪」
和やかな会話をしていると我が家に着いた。
「お邪魔します」
「誰もいねーんだけどな」
そう、俺の母親と父親は社畜として立派に頑張っている。しかも今日に限っては出張である。なんなら小町もいないんだよなー。花丸と2人………………まずい。何がまずいかって?お前らはこの状況を望んでるかもしれないが年ごろの男女二人っきりでとか色々ヤバいんだよ。
「どうしたずら?」
「っ、なんでもない」
「じゃあさっそく作るずら!!」
「何か手伝ことあるか?」
「大丈夫ずら!はちくんはテレビでも見てて!」
「おう」
じゃあさっそく録画してたポピテピピックでも見ますかね。ほんとあの独特な世界観いいよな!
「〜♪」
「(花丸が嫁にしか見えねぇ……)」
そんなこと考えてたらいい匂いが俺の鼻を通った。
「はちく〜んできたずらよ〜♪」
今俺の目の前に天使が…………!
「「いただきます!」」
「!?これ美味いな」
「ほんと!?よかったずら〜」
お世辞とかじゃなくてほんとに美味しかった。
嫁スキル極めてるな!
「「ごちそうさまでした!」」
「マジで美味しかったわ。ありがとな花丸」ニコッ
「っ!どういたしまして///」
「あ、風呂どうする?」
「ふぇ?」
「(えっ、何それかわいい)」
「どっちが先に入るかって事だよ」
「はちくんからでいいよ?」
「わかった。じゃあ入ってくるわ」
「いってらっしゃいずら〜」
「ふぅ〜」
我ながらおっさんみたいに言ってしまう。それにしても今日はほんと俺には刺激が強すぎぃぃぃ!!
まぁ楽しいからいいか……
「でたぞー」
「あ、おかえりずら」
「花丸も入ってこいよ」
「ずら!」
「はぁ〜」
今湯船に浸かってるんだけどこの湯船さっきまではちくんが入ってたんだよね…………///
なんか変な感じずら///
「お風呂ありがとうずら!」
「おう、じゃあ寝るか」
「あの……」
「ん、どうした?」
「……今日一緒寝てもいいずらか?///」
「…………えっ?」
なんだこの状況は!小町の部屋で寝てもらおうと思ったのになぜこんなことになってるんだ!?
「はちくん起きてる?」
「起きてるぞ」
「今日はごめんね。マル迷惑だったよね……」
急にそんなシュンとして言わないでくれよ……
「そんなことないぞ。その、あれだ……」
「?」
「今日は来てくれてありがとな……」
「!?」
「おやすみ」
「ふふっ、おやすみなさい」
続く
お読みいただきありがとうございます!!
結構かなり焦って書いているので急な展開が多いですが許して下さいね?笑
感想などあればよろしくお願いします!
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7話
部活とかで忙しかったのが理由です。
今回は短めです。
では、どうぞ!!
「すぅすぅ」
「……」
ひとつのベッドに2人。俺と花丸……ん?
花丸?花丸……花丸!?
オーケー落ち着け八幡。これは幻だ。そう幻だ……
「んっ、……はちくんおはようずら〜」
「(幻じゃなかったか……)」
「おう、おはよう」
「今日は楽しみずら〜」
そう、今日はせっかく花丸が千葉に来たのでここら辺のところで遊ぶことになった。なんかデートみたいだな。
「デート!?///」
「勝手に心の中読むなよ」
楽しみにしていたのは花丸だけでなく俺も楽しみにしていたということはここだけの秘密である。
「今日は俺が朝飯作るわ」
さすがに昨日作ってもらったお礼ぐらいしないとな。
「いや、マルが……」
「じゃああれだ手伝ってくれ」
「わかったずら!」
朝飯を終えて今から出かけるのだが……
「どう……ずら?///」
服のことを聞いているのは分かってるんだ。
けど、そんなに赤い顔しないでもらえますかね?
言うの恥ずかしいってばよ!おっとナ○ト出ちゃった。
「その……似合ってるぞ///」
「うん!ありがとうずら♪///」
そのあととりあえずショッピングモールに向かった。
「ん、どうした?」
「な、なんでもないずら!」
「ん?」
花丸はさっきずっと見ていたクレープ屋さんから目線をはずした。さすがの俺でも分かる。
「じゃあ小腹すいたしクレープでも食べるか?」
「うん!」
そのあと選んだ結果
花丸は色々なフルーツと生クリームがたくさんあるクレープで俺がバナナと生クリームがあるクレープにした。
「美味しいずら〜♪」
なにこの子かわいい
「はちくんあーん」
「おい、なんでそうなる!?」
「はちくん食べたそうだったから」
「いや、あのな」
「あーん」
「んっ、美味しいな」
「ずら!」
「んじゃ俺のいるか?」
「うん!」
「あーん」
「んっ、美味しいずら〜♪///」
「そりゃよかった」
ダメだな。多分いつもの俺とは想像出来ないくらいキャラ崩壊してるぜ☆
そのあとは雑貨とかを見て回った。
「これかわいいずら!」
「ブレスレットか」
黄色がメインのブレスレットまさに花丸って感じだな
「ならいるか?」
「えっ?いいよ。ご飯も奢ってもらってるし……」
「別に大丈夫だぞ。」
「じゃ、じゃあマルがはちくんの買うからはちくんはマルのを買って欲しいずら」
「なんで?」
「ペアルック?にしたいから……ずら///」
「……」
何この子!俺じゃなきゃ即死だぞ!
「わかった」
「ありがとうずら!」
そのあとそのブレスレットを付けて顔を真っ赤にしてずっと上機嫌な花丸。そんなに嬉しかったのか?
「ふふふっ♪///」
「あれって………………」
続く
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
書いていて思ったんですが完全に付き合ってる感がありますが付き合ってません!(笑)
幼馴染という設定なのでこれくらい大丈夫と思ったらこのざまです。勘違いしないでください!八幡と花丸は付き合ってません!笑
感想などあればよろしくお願いします!
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8話
あと、最近バンドリを始めたんですがめっちゃムズいですね笑
ではでは、どうぞ!
あのあとは色々とほかの店に寄ったりしていた。
あっという間に時間が過ぎ見送る時に花丸は少し寂しそうな顔をしていた。
「また……会えるよね?」
珍しく語尾にずらがついてこなかった。
「おう」ニコッ
「っ!じゃ、じゃあねはちくん!」
「おう、気をつけてな」
俺は花丸が駅の中まで行く所ところまで見送った。
さてと、帰ったらポピテピピックでも見ますかね。
■■■
「さて、今日からまた学校が始まった。しかも来月には修学旅行とかいうクソなイベントが待ってる。あぁ〜、家に帰りてぇー」
「ははは、大丈夫八幡?」
「戸塚お前だけいれば最高だ」
「あ、ありがと?///」
「あっ、ヒッキーと彩ちゃんやっはろー!」
「おはよう由比ヶ浜さん!」
「相変わらず馬鹿みたいな挨拶だな」
「う、うるさいし!」
こんな日常も悪くないと思ってた時期が俺にもありました。
放課後……
俺はいつものように奉仕部のため部室へ向かった。
そこには何故かすでに由比ヶ浜と雪ノ下と一色がいた。
「うっす……」
あっれ〜?なんか空気が重たいなー。俺なんかしましたっけ?
「比企谷くん」
「ヒッキー」
「先輩」
なんかめっちゃ声が冷たいよ!今にも凍え死にそうだぜ☆
「これはなんですか?」
「ん?」
一色はある写真をスマホで見せてきた。
これは………………………昨日の俺と花丸の写真!?
「……」
「何か言ったらどうかしら?比企谷くん」
「どういうことだし!」
「きっちり説明してもらいますからね!」
このあとめっちゃ聞かれた。
とりあえず幼馴染とは言っておいたら……
「あなたに幼馴染がいたのね」
「なんかかわいそう……」
「物好きなんですねこの子」
なんかめっちゃ俺に対しての悪口にしか聞こえないのだが!
この後は何か特別に何かがあった訳でもなくそのまま終了した。
余談だが帰りに何故か雪ノ下たちにアイスを奢らされた。みんなハーゲンダッツばっか買っていきやがった!
一色にいたっては「これもこれもほしいですー!」キャピッみたいな感じで3個ぐらい持ってきやがったしな。
「ただいま」
「あ、おかえりお兄ちゃん!」
「おう、小町愛してるぞ!」
「キモっ」
「小町ちゃん、キャラ崩壊してない?」
「ともかく早く着替えてきて!」
「お、おう」
あれ?小町っていつからこんなに俺に対してキモイとか言ってきたんだっけ?お兄ちゃん悲しい!
「ん?」
携帯の液晶を見るとそこには由比ヶ浜という表示が。
「もしもし」
「あ、もしもし!ヒッキー?」
「おう、なんだ?」
「あ、あのねまたみんなで沼津行こうって話になったんだけどどうかな?」
「あ、俺は暇じゃないから……」
「わかった!今週の日曜日の10時に千葉駅集合ね!」
そこで電話が切れた。俺の意見は聞かないというわけか……
「沼津か……」
まさかまた行くことになるとはな……
まぁ、花丸に会えるしって何を考えてるんだ俺は……
結局用事があって行けなかったんだがな……
続く
最後まで読んでいただきありがとうございます!
気にいって頂ければお気に入り・評価のほうよろしくお願いします!
今度からはもっと長く書けると思うので期待しといて下さい!(過度の期待はしないでください笑)
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9話
最近かなり投稿頻度が落ちていますがあんまり気にしないでください笑
あと、善子ちゃんのURを当てたのは嬉しいんですが全く花丸のURが当たらないんです。どうなってんねん笑
―追記―
今回は花丸視点です
ではではどうぞ!
八幡の家に泊まってたから1週間後
今日の目覚めは最高ずら!なんか自分で言ってて渋いずら。そのあといつも通りご飯を食べて支度をして家をでて今は学校……
「あ、花丸ちゃんおはよう」
「おはようずら丸」
いつも通り2人はマルに挨拶してくれた。当たり前って思うかもしれないけどこの何気ないことがマルは好きずら!
「おはようルビィちゃん、善子ちゃん」
「善子言うな!ヨ・ハ・ネ!」
「わかったずら善子ちゃん」
「だからヨハネだってば!」
「今日も平常運転だね!」
「ルビィってこんなこと言うキャラだっけ?」
「一応小説の中じゃなんでもありだから問題ないずら」
「どういうことよ!?」
そんな話をしていると担任の先生がきてHRが始まった。
そのあとはすぐに授業が始まり今は昼休み……
「「「いただきます!」」」
「う〜ん!今日も美味しいずら!!」
「「……」」
「どうしたの二人とも?」
「ずら丸アンタ最近太ってきてない?」
「えっ?」
「うん、ルビィもそう思う」
「……」
「ずら丸何黙ってるのよ?」
「花丸ちゃん?……」
「実は……」
ある日……
「このどら焼き美味しいずら〜♪」
「マルちゃん最近食べ過ぎなんじゃない?」
「へっ?そうかな?」
「1回体重測ってみたら?」
「うん」
この時までマルは自信があったずら。
でも┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
「ずらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!!??!」
回想終了
「ってことがあったずら。」
「「自業自得よ(だよね)」」
「善子ちゃんはいいとしてルビィちゃんそんなキャラだっけ?」
「「それよりも!」」
かなりの勢いできたずら。ちょっと怖いズラ……
「私たちは一応アイドルな訳でしょ?」
「そ、そうずらね」
なんか嫌な予感がしてきたずら……
「今日からダイエットよ!」
「うゆ!」
ルビィちゃんの今の「うゆ!」可愛いずら〜♪
「コラッ!ルビィが可愛いのは分かるけど今はダイエットに集中よ!」
「えぇー、ダイエット嫌だよ〜。あと、さらっとマルの心の中見たよね!?」
「それよりも花丸ちゃんはダイエットに集中だよ!」
放課後……
「ということで今日からダイエットよずら丸!」
「な、なんか大変なことになってるねマルちゃん」
千歌ちゃんは苦笑いしながら言う
「ぶっぶー!ですわ!アイドルたるもの体重管理は……」
ダイヤさんは絶対こうだとおもったずら。
「まあまあ、あんまり無理しちゃダメだよ?」
「頑張ってね!」
果南ちゃんと曜ちゃんはもう神にしか見えないずら!
ここからマルのダイエットが始まった……
まずは朝起きてからある程度用意を済ましたら走りに行ってそこから家に帰って学校へ昼ご飯は量を抑えたりしたずら。放課後はAqoursの練習が終わった後家に帰ってからまた走るずら。これを毎日最近やってるずら!
それを終わらせて今は学校の宿題をやってるずら!
けど……
「うーん、ここだけがわかんないずら……」
今やっているのは国語。この部分だけがどうしても出来ないずら。うーん、はちくんに聞いてみるずら!
「あ、もしもしはちくんずら?」
そういえば電話をかけるの久しぶりずら!
「もしもし……」
その声は何故かいつもより暗くそして悲しそうな声をしていた。マルはただただはちくんの声に驚きを隠せないでいた……………………
続く
最後まで読んでいただきありがとうございます!
気に入って下さればお気に入りや評価のほうよろしくお願いします!
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10話
物語はまだまだ続きますが、これからもよろしくお願いします!
⚠今回短めです
ではでは、どうぞ!!
「ごめん。今は1人にしてくれ……」
「えっ?あっ、はちく……」
プープーと電話が切れる音がする。
マルはただただ呆然としているしかなかった。
あそこまで暗くなったはちくんの声を聞くのは初めてでどうしたらいいのか分からなかった。
はちくん………………
■■■
花丸からの電話を切ったあと少し後悔した。
もう少し丁寧に断れなかったのかと。毎度自分の不器用さには呆れてしまう。後で花丸に謝っておこう。
「はぁ……」
今は修学旅行で告白の手伝いをしたところだった。そこで俺は嘘の告白をした。嘘の告白をした俺はそのあと雪ノ下たちに止められそうになったが俺の顔をみて少し驚いていた。葉山たちもだった。今は細い路地に俺1人だ。ずっと泣いていたみたいだ。花丸に本来言わなければいけない言葉なのに……
花丸?なんであいつのこと思い浮かべてるんだ?
そっか俺は…………………………花丸が大好きなんだ。
それからどれくらいたっただろうか。
携帯から着信があったことに気づく。相手は平塚先生だった。メッセージアプリをひらくと『いつ帰ってきてもいいぞ。私はいつでも君のことを待ってる。』
この時は素直に思った……ありがとうございますって。
ホテルにもどると平塚先生がやはり待ってくれていた。
「おかえり」
平塚先生はそう言って俺の頭をわしゃわしゃと撫でた。
そのあとはこれと言って何も言わないでくれた。
戸塚には遅くなったこと謝っておけよと言われたぐらいだった。
「あっ!八幡!」
「おう、遅くなってすまねぇ戸塚」
「もう!早く晩御飯食べに行くよ!」
「おう、ありがとな」
今は帰りの新幹線の中だ。
しかし昨日あまり寝れてないせいかかなり眠たかったので、寝さしてもらうことにした。
夢の中では真っ暗な空間に花丸がいた。
俺が追いかけても離れていく。その差を縮められなかった次第には見えないぐらいに遠ざかっていく。
ああ、ダメだ。行かないでくれ頼むから!
「っ!?」
ここで目が覚めた。
ほんと俺どうしちゃったんだよ……
「八幡大丈夫?」
「あぁ、大丈夫だ」
いや、内心は全然大丈夫じゃない。
もう今は花丸のことを考えるのはやめよ。
そうして窓の向こうの景色を眺めていた……
■■■
「ど、どうしよう……」
マルなにか悪いことしちゃったのかな?
もうマルの心の中は少しパニック状態だったずら。
その時、LINEがきたずら。もちろんはちくんから。
『さっきはすまん。けっこうドタバタしててな』
なんだ、そうな事だったら別に大丈夫ずらね
よかった〜。嫌われちゃったかとおもったずら。
『うんうん、こっちこそ忙しい時に連絡してごめんずら』
そう返信しマルは安心してお布団に入りました。
まだこの時は何も分からなかった。はちくんの身に起こったこと、過去のことそれがはちくんの心を傷つけていたことに……
続く
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11話
最近はスクフェスで1ミスを連発しまくっているところです。誰か助けてください笑
今回はいつもよりは長めだと思います。
シリアス要素とキャラ崩壊入ってると思うのでそこのところよろしくお願いします!
ではではどうぞ!
修学旅行から帰ってきてからまた普通の日常に戻る。
すなわち奉仕部があるわけだ。今はあいつらといるのが少し辛かった。あそこにいったら絶対にあのことを思い出してしまう。自分でも分かってる。今の俺はなにもかもから逃げてるって。
それから奉仕部に行かず1週間過ぎていた……
「お兄ちゃん……」
「なんだ?」
「なんかあったの?」
さすがは我が妹だ。いや、俺が顔にだしているからか。
「べつに……」
「絶対ウソだよね?」
「……」
「結衣先輩たちから聞いたよ。あれはお兄ちゃんは悪くないよ!」
「……」
「だからさ、奉仕部に戻ってあげてよ!」
「そういう問題じゃないんだ」
「じゃあ、どういう問題なの?」
「お前には……」
「?」
「お前には関係ない」
「関係あるよ!奉仕部にはお兄ちゃんが必要なの!」
「奉仕部なんて知らない」
「っ!お兄ちゃん!」
その時パァン!と頬を叩かれた。
「お兄ちゃん……最低だよ!」
「……」
そのあとは小町といるのも居心地が悪くなり外にでていた。どう考えたって俺が悪い。でも、今の俺に奉仕部へもどる資格なんてもんはないんだ。勝手に家を出たもんだから電話がすごく掛かってくる。とはいえぼっちだからほんの数名からではあるが、、、
「このままどっか遠くに行きてぇな……」
ついついでてしまう言葉。
「誰もいないところで誰にも邪魔されずただのんびり寝ていられる場所とかないかな」
真っ先に思いついたのは天国だろう。
でも、俺は死にたくないしなんせ天国なんてもんはないと思ってるからな。やっぱ千葉?いや、なんか違う。
…………沼津だなやっぱ。
「よし行くか……」
まだ月曜が終わり火曜日になったばかりの深夜。
家に戻らず1人千葉駅へ向かう。幸いスカラシップで得たお金があり何とか行けそうだ。ただただ行きたかった。理由は特になかった。
朝方になりようやく電車に乗る。
電車にゆられながら思い出す。学校休むって言わなきゃなと。まぁ、沼津着いてからでもいいだろう。
そして沼津に着いた。早速平塚先生に電話をかけた。
「あ、もしもし比企谷です」
「比企谷!お前今までどこに……」
「すいませんしばらくそっちには帰らないのでよろしくお願いします」
「あ、おい!」
要件を言ってすぐに通話をやめた。その時の携帯の着信履歴は小町やら由比ヶ浜やら雪ノ下やらで埋めつくされていた。小町にも言っとかないとな。
「もしもし」
「お兄ちゃん!どこにいるの?」
「当分そっちには帰らないから」
「お兄ちゃん!」
これでよしっと。
でも、やっていて心が傷まないわけがない。
だからなのかマッ缶が全然美味しく感じない……
「はぁー」
大きくため息をついた。来たのはいいけど行くとこないんだよな。とりあえず海行くか。
そのあとバスに乗り海のほうまで来た。
よく海を見ると自分の悩みなんかちっぽけに見えてくるという人がいるが俺にはそう思えなかった。なんせ捻くれているからな。いや、関係ないか。風は相変わらず気持ちいい。なんか眠たいな……
「……うん?」
俺としたことが浜辺で寝てしまうとは!どこの主人公だよ!そして気がついた!
「泊まる場所探すのわすれてたぁぁぁぁ!」
なんという失態!マジでどうする?!
こんなことしてると学生らしき人が数人歩いていた。
「そっか、今日学校普通にあるもんな」
みんなが学校ある日に休むってなんか変な優越感を感じるよな。あと、ちょっとした罪悪感もあるけど。
「てか、あの人たちどっからで見たような……」
「!?」
「(んっ?なんかあの子こっちに来てるような……)」
「はちくん!」
「ひ、ひと違いだとおもいましゅよ!」
「思いっきりかんでるずら……」
「どうしたのマルちゃん?」
あ、この人えっと高なんとかだったような……
「高海千歌だよ!」
「お、おう」
何この子エスパー?
最近の子は他人の考えてることわ分かっちゃうフレンズなんだね!
「うん?どうしたのマル?」
「あ、果南ちゃん」
おいおいなんかぞくぞく集まってきたぞ。めっちゃ気まづいわ!
そのあとAqours?だっけか、自己紹介をすまして今は花丸と公園へ。
「話は小町ちゃんから聞いたずら」
「……」
「別に何があったとかは言わないで言いずら」
「すまん」
「はちくんはいつも抱えすぎずら」
「……」
「ともかく今日はマルの家に泊まるずら!」
「え、それは……」
「大丈夫ずら!」
半ば強引に連れていかれ久々に花丸の両親にも会った。
昔みたいに変わらずいい親御さんだよな。小町にはすでに連絡しておいてくれたらしい。
で、今から寝るわけなんだが……
「なぁ、一緒はまずいだろ」
「どこがずら?」
いやいや俺一応男だよ?なんなの?なんでそんな平然としてられるの?
「はちくんだからずら」
「それは理由になってねぇよ」
「この前泊まりに行った時は一緒に寝てくれたずら!」
「あー、もうわかったよ」
「さすがはちくんずら♪」
なんかいいように操られてるような……
寝る前にちょっと散歩しようって花丸が言ったので行くことにした。
「ねえねえはちくん」
「どうした?」
今は昔よく花丸と遊んでいた公園のベンチに2人して座っている。
「泣いていいずらよ」
「は?」
「はちくんずっと悲しい顔してた」
全然気づかんかったぞ。
俺そんな顔してたのかよ……
「はちくん」
「すまん」
俺は気づいたら泣いていた。まったく俺らしくないな。
花丸は俺を優しく抱きしめてきた。
「はちくんは頑張りすぎずら。もっと甘えたほうがいいよ」
「花丸?」
「昔からそうずら。マルがいじめられてたら助けてくれた。自分が次にいじめられるのわかってるのに……」
花丸も泣いていた。なんて最低なんだろうか俺は。
こんなにも俺のことを思ってくれて泣いてくれる子がいるのに俺は……
「花丸」
「?」
「俺の話聞いてくれないか?」
「いいの?」
「花丸に聞いてほしい」
「いいずらよ」
そのあとは花丸と離れてからのことそして修学旅行のことを全て話した。
「ほんとにはちくんは大バカずら」
「そうか?」
「そうずら。いつも心配ばかりかけてほんとに大バカずらよ。」
「そうかもな」
ほんとに花丸には助けられてばかりだな、、、
「ありがとな」
「?」
「俺の話聞いてくれて。楽になったよ」
「それぐらいいつでも聞いてあげるずら♪」
俺は確信した。花丸はやっぱり俺の中では特別な存在だって。だから決心した。
「な、なぁ花丸」
「どうしたずら?」
「もうひとつ聞いてほしいことがあるんだ」
「?」
「俺は花丸が好きだ。もちろん1人の女の子として。上手く言葉に表せないぐらい好きだ。だから……付き合ってくれないか?」
俺の告白は色々ぐちゃぐちゃしたものだが花丸が好きだという思いはわかってくれていると思う。断られてもいい。そんなんで崩れるほど俺と花丸の関係は弱くない。
「……」
「?」
「そ、そのこちらこそよろしくお願いします///」
「そうだよな断るに決まってるよな……えぇぇぇ!?」
「マルは昔からはちくんのこと男の子として好きだったずら♪」
「そうか……、待たせてすまねぇ」
「ほんとに大バカずら♪」
「そうだな!」
「「あはははは!」」
お互い笑いあった。この時思い出したこの公園での約束を……
幼少期……
「きめたずら!」
「どうした?」
「オラしょうらいははちくんのおよめさんになるずら!」
「はぁ!?///」
「だからこくはくはこのこうえんでしてね!」
回想終了……
「そっかこの公園で約束したもんな」
「告白のことずらか?」
「あぁ」
「今思いかえすと恥ずかしいずら///」
「花丸」
「?」
「これからも、いやこれからずっとよろしくな」
「うん!よろしくお願いしますずら!」
そしてお互いの唇を重ねた。
俺は花丸と恋人になった。花丸を守っていこうと決心した何があっても。
俺は今のままじゃダメだ。だから俺は変わらなくちゃならない………………
続く
最後まで読んでいただきありがとうございます!
なんか急いだ感はありますがようやくですね!
お気に入りや評価のよろしくお願いします!
感想や指摘もお待ちしております!
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12話
それでも読んでいただければ幸いです。
ではではどうぞ!
俺は朝早く起きた。まだ日が出てくるかどうかという辺りにだ。さすがに朝飯までご馳走になる訳にはいかない。部屋から出ようと思った時グッと服の袖を掴んできた感触があった。
「もう……行くの?」
少し寝ぼけてはいるが寂しそうに言う。
俺も寂しいがここは仕方がない。
「あぁ、ありがとな」
「ふぇ?」
おいおい可愛いなそれ
「俺のことで泣いてくれたり話を聞いてくれたり嬉しかった。だから本当にありがとう。」
我ながらかたすぎる言葉ではあるがそれぐらい感謝があった。
「それぐらい当たり前ずら!」
「!?」
「その……はちくんの彼女だから……///」
さっきから可愛すぎやしないか俺の彼女
「ありがとう」
そう言って俺は花丸に抱きついた。
「ずらっ!?///」
しばらくずっとこのままでいた
不思議と安心する感覚があった
「じゃあ行ってくる」
「がんばってねはちくん!」
「おう」
俺は胸を張って花丸の家から出た……
■■■
「やっぱり今日も来ないのかなヒッキー……」
「八幡どうしたんだろう?」
あの修学旅行以来ヒッキーはずっと奉仕部に来ないままで今日に至っては朝のホームルームには来てなくて平塚先生は休みって言ってた。
「(私のせいだよね。私何も考えてあげれなかった……)」
あの後何があったのか聞いた。元々ヒッキーは意味もなくあんなことする人じゃないと分かってたのにあんな態度とっちゃうなんて最低だよね。ゆきのんもかなり気にしてた。
ガラガラ!
かなり大きくドアを引く音がした。
「遅れてすいません!」
ヒッキーだった。今は1時間目の授業中だった
でも、彼の顔は前までの暗い表情じゃなくなっていた。むしろ今は楽しそうにしている感じだった。
■■■
俺はとりあえず休み時間に由比ヶ浜に放課後話があると言っておいた。前までならそんなことせずに避けてたかもしれないが今回は違ったみたいだ。花丸のおかげかもな……
「ふぅ……なんか緊張するな」
今は部室のドアの前にいた。
ずっとこのままではいけないそう思いドアを開けた
「うっす」
「久しぶりね」
「待ってたよヒッキー」
「遅いですよー」
なんで一色がいるの?という疑問はあえて言わないことにしといた。
「それで話とは何かしら?」
「修学旅行の事だ」
「「「……」」」
3人とも黙り込んだ。一色も知ってるぽいな。こいつらは何も悪くはない。悪いのはカッコつけて相談せずに身勝手に犠牲を選んだ俺が悪いだから────
「すまなかった」
「「「!?」」」
「俺が勝手にとった行動でお前らを困らしちまった本当にごめん。」
「私のほうこそごめんねヒッキー」
「私もあなたに頼りきってしまったわ……本当にごめんなさい」
「俺はこんなんだけどこの奉仕部にいていいのか?」
「捻くれてるし目は腐ってるしネガティブだし……」
「おいおい雪ノ下さん俺のことdisってませんか?」
「でも、」
「?」
「あなたはこの奉仕部に必要な部員よ。」
「そっか、ありがとなみんな」
「「「おかえりなさい!」」」
3人ともそう言ってくれた。俺はただただ嬉しかった。
こんな俺を受け入れてくれて本当に感謝しかない。
「ただいま」
「仲直りもしたことですし帰りにどっかよっていきますか?」
「いいねいろはちゃん!ゆきのん大丈夫?」
「えぇ」
「俺も大丈夫だぞ」
「どこ行きますか?」
「サイゼ!」
「「「……」」」
「えっ、何この空気?」
「こういうことろ直して欲しいですね」
「そうだね」
「そうね」
「サイゼこそ正義!」
なんだかんだこの奉仕部が大好きなんだと思う。
後で花丸にお礼言っとかないとな……
続く
最後まで読んでいただきありがとうございます!
気に入っていただければお気に入りのほうよろしくお願いします!ご指摘や感想もよろしくお願いします!
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13話
投稿を停止していた理由もろもろ活動報告に載せていますのでそちらのほうをぜひ
かなり久々に書いたのもあるので今までのより出来は悪いです笑
結局安定のサイゼで雑談をしたあと家に帰ってすぐに花丸に電話した
「もしもし俺だけど」
「どうしたのはちくん?」
「ありがとな」
「へ?///」
「花丸のおかげで仲直り出来たよ」
「マルはただ助言をしたまでずら」
「それでもありがとな」
「な、なんだか今日のはちくんは素直ずらね!?」
「花丸の前でぐらいだけどな」
「なんだか恥ずかしいずら///」
こんな他わいもない会話をする
よく小説とかみてると話をするだけで楽しいということがよく書かれているが本当にその通りだと思う
「あとな……」
「?」
■■■
さて今日は沼津で花丸とデートの日だ
服がジャージとかパーカーしかなかったから柄ではないが急いでオシャンティーな服買いに行ったわ!
「はちく〜ん」
「うっす」
今更だがこうやって花丸とデートするの初めてじゃね?
なんか緊張してきたぞ!
「はちくん緊張してる?」
「!?」
「そういうところかわいいずら♪」
「なんか踊らされてるみたいなんだが……」
「気にしないほうがいいずらよ?」
「へいへい」
なんか最近花丸に大概言いくるめられてる気がすごいするんだが……
「んじゃ行くか!」
「ずら!」
「ほら」
そう言って手を差し出した
「ずら〜///」
いまだに手をつなぐことには慣れていないがお互いの温もりが感じられていいなって最近思う。
なんかキャラ変わってるくね?……
「着いたずら〜!」
俺たちはショッピングモールに来ていた。戸塚に相談してみたんだが初めてのデートだからここは無難にショッピングモールのほうがいいということに決定した。
「とりあえずぶらぶらしながら気になった店見ていこうぜ」
「ずらっ」
返事する時に「ずらっ」て言うのあざといな……
「このピンクの腕時計かわいいずら〜」
花丸が見ていた腕時計はピンクといえども落ち着いた薄いピンクの腕時計だった
「花丸ってこういうの好きだっけ?」
純粋に聞いてみた
「もうっ、オラだって女の子だから当たり前ずら!」
「あー、すまん」
「ふーんだ」
ほっぺたを膨らまして怒ってるの可愛いな……ってなんてこと考えてんだ俺は
「ただな……」
「?」
「今まで本にばっかりしか興味なかった花丸がこうやってほかの事にも興味を持ってくれたことに驚いたよ」
「Aqoursのおかげずら!」
「だな」
あらためてAqoursが花丸の中で大きい存在だということ認識させてくれた。
「あと、はちくんのおかげ……ずら///」
いやー、そんな顔真っ赤にして言わないでくださいよ。
こっちも恥ずかしくなってきちゃったじゃねえか!
「お、おう」
ほんとに毎回ドキドキさせやがるな俺の彼女は
続く
もちろん次もデート回です
こんな微妙な感じで終わらせるわけないじゃないですか笑
次回もよろしくお願いします
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14話
ではどうぞ〜
「な、なあ花丸さんよ」
「ん?どうしたずら?」
「誠に言い難いんだけどさ」
「?」
「食べ過ぎじゃないですかね?」
「だって美味しいから仕方ないずら」
「あ、はい。」
今は一通り買い物を終えて昼ご飯の時間になったのでバイキングにしようとなって今食べているんだが……
この子バケモンかよ。でもあんだけ食って全然太らないよな。むしろその分あそこにいっているような……
「はちくん食べないずらか?」
「あ、食べりゅぞ」
「なんでそんな噛み方したずらか?」
本当に恥ずかしいかぎりでございます。
「これも!これも美味しいずら〜♪」
「マジ天使」
なんだよ食べてるだけでかわいいって反則ですね
「食べたらどっか行きたいところとかあるか?」
「う〜ん、服を見に行きたいずら!」
「わかった」
にしても花丸がすすんで服を見たいと言うとは八幡嬉しいぞ!
昼ご飯を食べ終えて今は服屋に来ているんだが……
「ねえねえ、はちくん」
「ん、どうした?」
「その、できれば同じ服買わないずらか?///」
ん、この子何を言ってらっしゃるのかな?
つまりペアルックってことですか?
「ペアルックってことか?///」
「そうずら///」
「で、でもな〜」
恥ずかしさのあまり言葉を濁そうとした時
「ダメずらか?」
涙目に上目遣いという最強のコンボがきたために何とも断りきれず……
「どれがいいんだ?」
はい。やっちまいました。
「これとかどうずらか?」
はなまるが取ったのは黄色のパーカーと黒のパーカーだった。デザインはもちろん同じだが色は自分の合う色がいいということになりこれにした。
「これでオラもはちくんとペアルックずら〜♪」
「なんならもう着てみるか?」
「いいの?」
「おう」
というわけでさっそく買ったばかりのパーカーを2人して着たわけだが、花丸のニヤケが全然止まらない。
「花丸さすがにニヤケすぎだろ」
「えっ!?マルそんなにニヤケてたずらか!?」
あ、気づいてなかったんだ
「じゃあそろそろ帰るか」
「うん……」
元気ないな……そんなに寂しい顔しなくても
「なあ花丸」
「どうしたの?」
「またいつでも会えるんだからそんなに悲しい顔すんなよ」
「っ!?」
「そりゃ静岡と千葉じゃ距離はあるけど俺たち恋人同士だろ?」
「そうずらね」
「ほら」
俺は花丸の小さくて柔らかい手を握った。
俺にしてはなかなか大胆だろ?そうだろ?すごいだろ?
「ねえねえはちくん!」
「どうし────ん!?」
「えへへ///キスしちゃったずら///」
可愛いやつめ
「はちくん?────ん!?」
「仕返しだ///」
「ずらぁ〜///」
まだまだ花丸との物語は続きそうだ。
というか永遠に続いてほしい。こんな日がいつまでも続きますようにと俺は切に願った
続く
本当は13話で全部埋める予定でしたが案が浮かばなかったのでわざとわけて書きました。次回はシリアスな描写や、少し残酷な描写になる予定なのでそれが嫌な方は見ないで大丈夫です。(あくまで予定です)
では次回もよろしくお願いします!
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15話
長い間留守にしてすいません!
それではどうぞ!
「なんだこれ?」
小町がポストの中を見て来いと言ったものなので見に来たはいいが住所が書かれていなく比企谷八幡様へとしか書かれていなかった。これは直接入れたんだろう。
「お兄ちゃんなんかあった?」
「いや、なかったぞ」
「そっかー、ありがとね!小町的にポイント高いよ!」
「へいへい」
なんか変な予感がしたんだ。だから小町に嘘をついた。
「なんだよこれ……」
内容は衝撃的だった。なんでいつもこうなるんだろうか?なんで俺はこんなに不幸なんだろうかそう思った瞬間だった。
■ ■ ■
「すいません平塚先生遅れました」
「次からは注意するんだぞ比企谷」
「はい……」
結局あのことが気になって仕方がない……授業にも集中出来ていない。
「なぁ、由比ヶ浜」
「どうしたのヒッキー?」
「今日ちょっと部活休みたいんだが雪ノ下に言っといてくれないか?」
「うん!わかったよ!」
「すまんな」
流石に正常でいられなかったんだと思う。
我ながらいつもこういう時は落ち着けと何度も思っていたのにな。
「ヒッキー大丈夫?」
「あ、あぁ大丈夫だ。問題ない」
なんか今自分が言ったセリフ誰かの真似たよね!
最近自然と真似ちゃうんだよな☆
家に帰る途中いつもなら寄らない公園に寄った。
マッ缶を買ってベンチに腰掛けている。
「あれが本当ならまずいな……」
考えたくもないことを考えてしまう自分をマッ缶を飲んで考えないようにする。けど、逃げてはいけない。
これは俺だけの問題じゃないからな。そして俺は決心して携帯電話を取り出した……………………………………
■ ■ ■
あれからマルたちAqoursは色々なことがあった。
廃校になるかもしれないとなったり、6人の意見がまったく合わなかったり、予選と学校説明会が一緒の日だったけど何とか出来たり、まったく忙しいことばかりだけどAqoursはとても充実していたと思う。ラブライブの決勝大会にも進むことができて今はラブライブに向けた練習をしていた。
「ふぅー、疲れたずら〜」
「そうだね花丸ちゃん……」
「ふふふっ、この堕天使にはって言いたいところだけれど流石に疲れたわね」
流石の善子ちゃんも堕天使ネタが言えないぐらい疲れてたみたいずらね
「ネタ言うな!」
「なっ!?地の文を読むのはプライバシーの侵害ずら!」
「うるさい!ネタって言うのが悪いの!」
「勝手に読むほうがわるいずら!」
「花丸ちゃんと善子ちゃん……」
「だからヨハネだってば!……」
「仲直りしようね(ニコッ)」
「「あっ、はい。」」
最近のルビィちゃんは恐ろしいずら…………
「最近のルビィちゃんなんかこわくない?」
「ヨ、ヨーソロー」
「曜ちゃんはそれ言いたいだけでしょ!」
「(ようちか最高だわ)」
梨子ちゃんが明らかにまずい方向に行ってるのは無視しておいた方がいい……よね?
「あれ?そういえば3年生たちは?」
「3年生たちは生徒会の仕事してくるって言ってたわよ。もしかして聞いてなかったの千歌ちゃん?」
「あはは、面目ないです……」
「あっ!もう最終下校の時間だ!」
「曜ちゃんナイスゥ!よし!みんな早く着替えるよ!」
「千歌ちゃん何そのナイス……」
何とか間にあって今はバスの中、残ってるのはマルだけ。この静けさも好きだけどAqoursのみんなといる時の騒がしさも最近好きになってきたずら
バスから降りるといつもより空は暗くてなんか不吉な予感がしたんだ。でもマルはその時その思いを隅において帰宅した。
「あれ?はちくんから電話きてたずら!」
なかなか会えなくても毎日電話は欠かさずやってくれるあたりはちくんは本当にやさしいずら///
「マルちゃーん、はちくんから電話きてるよー」
「わかったずら〜」
「もしもし?」
「もしもし、花丸」
「?」
何となくおかしかったんだ。声のトーンからしてはちくんはまた自分で何とかしようと思ってるんだってでも、次の一言でマルはそんなこと考えられなくなった……
「……別れよう」
「えっ?……」
一言だけなのにこんなに長くて重いと思った言葉はなかったんだ。
「なんで……なの?」
「ごめん……」
はちくんは理由を言わずに誤って電話を切った。
マルは何もかもが考えられなくなって気づいたら外にでて走ってたんだ。信じたくなかったんだと思う。
マルはずっと泣いて泣いて泣いて……
「はちくん……」
マルからいなくならないでよ……はちくん
続く
残酷な描写では無いよね。うん。
次の投稿も少し先になると思いますがよろしくお願いします!
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16話
とはいえ投稿頻度はほんとにまばらなので気軽に楽しんでくれたらと思います。
途中で第三者視点がありますのでご了承ください。
では、どうぞ!!
マルはもう何がなんだか分からなかった
「別れよう……」
その一言を聞いただけで気が狂いそうだった
「なんで……?」
泣きそうになったけど抑えて何とか聞いてみた
「付き合うのが嫌になったから」
即座にそう答える彼。知ってる。あなたはまた何かからマルを守ろうとしてるんだよね?さっきまで気が狂いそうだったけどこの一言で何となくそう確信した。
「また1人で抱え込むの?」
「……」
「何か言ってよ!」
「俺は……俺は」
「ハッキリ言ってよ!」
あ、やっちゃった……はちくんが何となく嘘ついてるの分かってるのにマルはいつも……
「ごめん……」
この一言だけ言ってはちくんは電話を切った。
残ったのははちくんと別れたという事実。
あれから数日後……
「ねえねえ善子ちゃん」
「ヨハネよ」
「花丸ちゃんなんか……」
「うん、何となく分かるわ」
「……」
「ズラ丸!」
「!?どうしたの善子ちゃん?」
「どうしたもこうしたもないじゃない!最近授業中は上の空だし、練習の時もいつもフラフラでどうしたのよ?」
「そ、そんなことない……」
「花丸ちゃん!」
「ルビィちゃん?」
「いつも1人で抱え込むのはやめよ?ね?」
ちがう。1人で抱え込んでいるのはマルだけじゃない。
はちくんもなのに!
「抱え……込んで ないよ?」
「っ!ズラ丸いい加減に……!」
わかんないよ。なんか自分が壊れているのが分かってる。いや、自分で壊してるんだ。でも昔からはちくんはこれを毎日のように体感してたんだ。それを思うとマルはほんとにちっぽけだよね。
パァン!
乾いた音が3人しかいない教室に響いた
「花丸!」
たぶんこんなこと考えてる間に善子ちゃんがマルの頬をぶったんだろうな。
「花丸しっかりしなさいよ!」
「っ!?」
「アンタが抱え込むところ、いつも1人でどうにかしようとするところが私は嫌いなのよ!だからしっかりしなさいよ!!」
分かってるよ!マルだって分かってるよそんなことぐらい!
「善子ちゃんなんかに分かるわけないよ!!」
「「!?」」
「知ったような言い方ばっかり言ってこれっぽっちもマルのことわかってないよ!!」
マルはそれだけ言うと教室から出ていった。何となくあの場から離れたかったんだと思う。その時ふと2人の顔を見たけど驚いていた。自分でも思った。ここまでハッキリ自分のことを言ったこともなかったし、ましてや怒鳴ったりしたこともなかったから。どこでマルの歯車は狂っちゃったのかな……
■ ■ ■
ここは浦の星女学院スクールアイドル部の部室
いつもなら活気あるれる場所なのだが今はその反対で空気がとても重かった。そして尚且つ今は9人ではなく8人だった。
「やっぱり今日も来なかったね花丸ちゃん……」
まず口を開いたのはリーダーである高海千歌だった。
「何があったんだろう?」
「わからないわ」
渡辺曜、桜内梨子は千歌の言葉につづいて言った。
「花丸さんと昨日お話をしたんでしたわよね?」
「そういえばそうだったわね!」
「で、どうだったの?」
黒澤ダイヤ、小原鞠莉、松浦果南は1人不在の1年生組に聞いた。
「それが……」
「怒らせちゃったみたいで……」
2人とも不安な口調で言った。
「えっ?マルちゃんが?」
「うゆっ」
Aqoursの中でも全く怒ったことのない少女国木田花丸。性格も大人しくておっとりしている。しかし彼女は昨日怒った。しかも怒鳴り声に近い声で。善子、ルビィ以外のAqoursのメンバーにはそれは信じ難いものだった。
彼女に一体何があってあんな風に怒鳴るまでにさせてしまったのだろうか。原因はわからない。しかし間違いなく言えることは、このままでは国木田花丸という少女が危ない状況だとは確信している。だから何とかしたい。しかし手段がない。そんな時だった……
プルルルルルルルッ
沈黙の空間で携帯が鳴る
「あ、私だわ」
善子の携帯だったようだ
相手は善子の母
「ちょっとごめんなさいね……」
申し訳なさそうに部屋を出て行く。
「ほんとに花丸ちゃんどうしちゃったのかな……」
千歌の言葉は当たり前ではあったが、今のこの状況で余計に全員が不安にかられた。神様何とかしてくださいとみんなが願った。
「みんな!!」
「花丸が────」
「行方不明だって!」
全員の不安は運悪く、すぐに当たってしまったようだ。
────神様なんて嫌いだ────
誰もがそう思った瞬間だった。
最近はヤンデレとかにハマってて書いてみようとするんですけど全く上手くいきません!(笑)
投稿頻度はバラバラではありながらも見てくださる方々には本当に感謝しかありません!これからもよろしくお願いします!
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17話
今回は色々と不潔な内容があるかもしれません。(花丸推しには特に)これも話を展開するうえで必要だと思い書きました。苦手な人はブラウザバックを推奨します。それでも見るという人は暇な時間を埋める程度で読んで頂ければ幸いです。
では、どうぞ。
―追記─
ある所を一部修正というか少し変えせて頂きました。
あれれ?ここ何処だっけ?さっきまで学校から帰ろうと思ってバスに乗ってたはずなのに、ここは……
あっ────
1時間前、、、
やっぱり今日も部活には行かないでおこうかな。
すごい迷惑かけてると思うけど善子ちゃんやルビィちゃんにあんな酷いことを言っちゃたし……というかマルなんかみんなの迷惑になるほどの人じゃないよね…
毎日あの時の記憶がしっかり思い出されるから毎日泣いてるような気がする。はちくんの彼女になれて嬉しかったし、もっとはちくんにマルのこと見てもらおうと思って今までしたことがない化粧をしてみたり、落ち着いた服ばかりだったからかわいい服を着たり…………
確かに最高の日々だった。でも、納得いかない!マルはもっともっとはちくんといて、一緒にでけたり、一緒に遊んだりただ単純な事だけどもっとしたい!その気持ちを伝えきれずに後悔して関係の無い子達に八つ当たりしてもうマルはどうしたらいいか分からないよ!
「はぁ、こんな事ばかり考えちゃうずら……帰ろ」
それでマルはバスに乗り込んだ
マルが降りる頃にはマルしかいなくて寂しかったかな?
その時────
「うっ!?」
急に電流が流れたように感じた。一瞬の出来事だったのでマルはそのまま意識が亡くなった……
現在、、、
「マルはあの時だれかに……」
思い出しながらよく見るとマルの手と足がしっかりと紐で固定されていた。
「あっ、花丸ちゃんやっと起きたんだね!」
「あなた……は?」
「だ、だれずら ですか?」
「えっ、本当に覚えてないの?僕のことを覚えてないの嘘でしょ?ウソだよね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?ね?」
この人何か気に触ることしたらダメなやつずらね
「そっか残念だなー。あっ、そういえばさー花丸ちゃんの大切な人いるんだけど会ってみる?」
「えっ?」
ど、どういうことずら!?はちくんがいる?
「よっと、はい、君の大切な人」
「え?」
そこで見たのはボロボロで全身にあざや血がついて傷ついていたはちくんだった────
「な、なんで?はちくん、はちくん返事するずら!はちくん!」
「今は意識を失っているだけだから大丈夫だよ。ま、そのうち殺さないとだけどね(ニコッ)」
「えっ?どういうことずらか?」
この人が何を言っているのか分からなかった。言っていることは分かってるけど信じたくない!そう思ったずら
「この男花丸ちゃんと仲良さそうだったからさー、花丸ちゃんと別れろって手紙で送ったんだけど、聞かなかったから花丸ちゃんに何かあっても知らないよって送ったら、花丸には手を出さないで欲しいって言うからその条件として花丸ちゃんと別れてほしいって言ったんだよ。でも、僕はそんなの嘘だし花丸ちゃんに危害を加えようとしたんだけどコイツに邪魔されたもんだからこうなったんだよ。」
この人異常ずら。マルにはそんな考えだけが浮かんだ
「なんでこんなことするずら!」
「何でって、花丸ちゃんと一緒になるためだよ?」
「そんなのマルは望んでないずら!」
「君が望んでなくても僕はそう望んでいるんだよ!」
パチン!!
あまりのことに状況が把握出来なかったがすぐにわかった頬を叩かれたんだ。
「あぁっ」
「ごめんね花丸ちゃん……でも君と僕がひとつになるには仕方がないんだよ。」
「本当にやめるずら!!」
知らない人にそれもはちくんを傷付けた手でマルの体に触れようとしている
「なんで逃げようとするの?」
手足は言うことを聞かないので自分で地面を滑るように動くけど歩く人には勝てず。その男はまたマルに近づこうとする
「来ないで!」
「大丈夫。そのうち気持ちよくなるよ。花丸ちゃんって処女かな?やっぱり処女だよね?最初は痛いかもだけどゆっくりやれば大丈夫だよ。」
何を言ってるの?やめて!マルはこんなの嫌だ!助けて!助けてよはちくん!
「いい下着だね。」
知らない人に下着を見られた。やっぱり本当にこのままじゃ……でも、手と足はしっかりと紐で固定されていて動かない!どうすれば……
「じゃ、そろそろ見せて」
「いや、いやいやいやいやいや!」
そう言って男がマルのスカートをめくろうとした時────
「俺の花丸に何してんだ」
彼はそう言うと男の体にスタンガンをうちつけた。
「あぁっ!」
男をもがきながら意識を失った。
「花丸……」
久しぶりに見る彼はボロボロで何故かすぐに抱きしめたくなった
「はちくん!」
マルは精一杯はちくんに抱きついた
「ごめんな花丸……辛いことばかり」
「許さないずらよ」
「えっ?」
「マルを幸せにしてくれたら許すずら」
「花丸……善処する」
「本当ずらか〜?」
「あぁ絶対だ」
マルはそんなはちくんが可愛らしく思えてきて────
チュッ
はちくんにキスした。マル自身も驚いてる。まさかマルからやってしまうとは///
「は、花丸さん!?///」
「あ、ま、マル今……恥しいずらぁ〜!!」
「なんでお前が驚いてんだよ!?」
もちろんはちくんの1人で抱え込む性格はマルは好きじゃないけど、マルのことを思ってくれてるのは伝わってくる。だから今度ははちくんの隣にずっとマルがいるから
「あっ、警察呼ばないとな」
「そうだったずらね」
「花丸電話かけてくれないか?」
「マル、スマホ持ってないずら……」
「こいつどうすんだよ……」
この後近くに来た警察官に事情を説明して何とかなりましたとさ
最後まで読んで頂きありがとうございます。
やっぱり花丸は八幡のことが好きすぎるから一瞬で仲直りするのかなと緩い考えがあります。だってこのまま険悪な雰囲気は嫌ですよね?僕は嫌です(笑)という理由で最後はこんな感じで終わらせてみました。いつになるか分かりませんが、次回からはAqoursとの絡みや奉仕部の絡みなど入れていけたらと思っております。(絶対とは言ってない)
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18話
「えへへっ、はちく〜ん」
「……」
ただいま事情聴取のためにパトカーに乗って移動しているのだが、花丸が眠たいと言うので寝かせてあげたらものの1分で爆睡。そして寝言が聞いてる側からしたらくそ恥ずかしい。警官の人も苦笑い。この状況をどうにかしたい、いや、無理だな。
「彼氏さん大変ですね(笑)」
「あはは、そうっすね」
アンタに俺の何がわかるってんだよ!
そんなことを思っていると、また花丸の寝言が始まった。
「はちくん……どこにもいかないでぇ……」
改めて俺は花丸に迷惑をかけてしまったなと思った。というか迷惑どころの話じゃないと思う。なのにすぐに許してくれるあたりガンダム正直嬉しかったが逆に変な勧誘とかに引っかからないかが心配になってきたわ。
「はちく〜ん、のっぽぱん買ってずら〜」
「やっぱり心配だ……」
あの後警察署に行き事情を説明して帰ってる最中。
一応その時に小町とかに連絡したし、花丸の両親にも連絡はとった。ただ今現在ここは沼津なわけで今回は花丸の家に泊まらせてもらうことにした。
「久しぶりにお泊まりずら!」
「目覚めた時気がついたけどここ沼津なんだよな。」
「はちくんはなんであの時あんな所にいたの?」
「ま、それは花丸の家に着いてからにしよう」
「ずらっ!」
そんなこんなで花丸の家に着き花丸の両親にすいませんでしたって謝った。「マルちゃんを守ってくれてありがとね」なんて言われた。なんか恥ずかしくなってふと花丸を見ると何故か花丸も恥ずかしそうにしてた。
あんまりにも色々な事がありすぎて晩御飯は申し訳ないが断らせてもらった。それよりも疲れの方が勝った感じだな。
「はちくん」
「ん?」
場所は変わってここは花丸の部屋
そもそもお前ら恋人同士だったら同じ部屋で大丈夫だろ?って花丸のお父さんが言ったので今花丸の部屋にいる。ていうかお父さん俺のこと信用しすぎだろ……
「あの時の話聞きたいずら」
「ん?あぁ、わかった」
──あの手紙が届いた日──
「花丸に近づくな?イタズラか?」
あの時俺は単なる花丸のファンのイタズラかと思ったんだ。(その時点でもヤバいけどな)
でも、次の日も来るもんだからどうしようかと思ってたら
「は?なんだよこれ?」
手紙には花丸を盗撮したと思わしき写真といつでも花丸ちゃんを僕のものに出来るんだよ?そうなりたくなかったら花丸ちゃんから離れろって書かれたものがあった。
「それでマルから離れようとしたの?」
「……あぁ」
「で、あいつにあった時に鉄の棒で殴られて意識を失ってたらあの場所にいたんだ」
「……」
「ごめんな、辛い思いさせて」
「ううん、マルのほうこそあの時の電話の時に何か隠してるって分かってたのに何も言えなかったずら。だからお互い様ずら。」
「花丸……」
「これからはもっとデートしたいずら」
「わかった」
「いっぱい触れ合いたい」
「おう」
「いっぱい手を繋いで色んなところに行きたい」
「……」
「もっともっとはちくんと色んなことがしたいずら」
彼女の言葉からは確かな本物を感じた。
「あぁ、全部やろう。ずっとこれからも」
「うん!」
彼女は笑っている。
俺も笑ってる。
こんな笑い合える日が永遠に続くように俺と花丸はそう願いながら満月の輝く夜にお互いの唇を合わせた。
花丸はまた嬉しそうにしながらも少し顔が赤くなっている。そんな彼女が愛おしくて息をきらすまで花丸と接吻を交わした。
「はちくんは欲張りさんずらね」
「いや、花丸のほうが欲張りさんだ」
「なっ!?そんなことないずら〜!」
「そんなことあるんだよ」
「むぅー」
どう考えたって花丸は欲張りさん
実は僕が投稿している「内気な少年とみかん少女」という作品について活動報告で伝えたいことがあり書かせてもらったので読んでくださっている方は出来れば活動報告を見てほしいです。
あと、次の投稿からはイチャイチャさせますよぉ!
マジでR18でもだそうかな…
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19話
作者「はい……」
花丸「この前の18話投稿したのいつだったずら?」
作者「8月24日です……」
花丸「投稿するのサボって何してたずら?」
作者「……」
花丸「しかも前の18話だって投稿するの遅かったし、しかも前書きが『久しぶりです笑』みたいな前書きだったし……」
作者「マジすいませんでしたぁぁぁぁぁぁ!!!!」
あの日から数日がたち俺達は元の生活にもどった。
なんか異世界言ってた人みたいになってるが違うからね?
「八幡誰と話してるの?」
「と、戸塚ぁ!!なんでもないぞ!」
「そっかぁー、じゃあお昼一緒に────」
「もちろんだ!」
あ〜、今日も戸塚は天使だ!
やっぱり男の娘最高!
「ん?花丸からか」
携帯のバイブ音がなったのでスマホを見てみたんだが……
『はちくん、浮気はダメだよ?』
こ、こぇー……
とりあえずなんか返しとくか
『大丈夫だ。俺はそんなことは絶対しない。』
「八幡はやくー」
「おう、今行くわ」
花丸に返信してからいつも通りのベストプレイスに戸塚と向かった……
〜そのころ浦の星女学院では〜
「あやしいずら……」
「うぅ、花丸ちゃん怖いよ〜」
「黒いオーラが全身から出てるわね!」
今はルビィちゃんと善子ちゃんとでお昼ごはんを食べてたんだけど、何となく女の勘?ってやつがはたらいて何かを察知したのではちくんに連絡したんだけど。
何か隠してるずら。帰ってからみっちり問いただしてやるずら!
「花丸ちゃんが急にニヤつき始めたよ……」
「もはや邪神ね!」
さっきから善子ちゃんがうるさいずら
「そういうえばずら丸最近どうなのよ!」
「ん?なんの事ずら?」
「とぼけても無駄よリア充!」
「なっ!///」
そう、あの後Aqoursに今回あったことを謝った時に事件のこととかも話したんだけどうっかりとはちくんとの関係を言ってしまったずら。そしたら色々と面倒くさくなったずら。特に善子ちゃ……
「ヨハネよ!!」
「地の文を読むのはやめるずら?」
「あっ、はい。」
「(なんかこの光景どこかで見たような……)」
「それにしても善子ちゃん。早くご飯食べないとチャイムなっちゃうよ?」
「えっ?あぁぁぁ!?早く言いなさいよずら丸ぅ!」
「アハハ……」
ルビィちゃんも流石に苦笑いずら
〜場所は戻って総武高校の屋上〜
俺は今戸塚と二人っきりで、二人っきりで!(大事なことだから2回言いました。)昼飯を食べようと思って屋上に向かったんだが……
「なんでお前がいるんだよ」
「うむ?おー!これははちえもんではないか!」
「なんでその呼び方になってるんだよ……」
「材木座こんにちは〜」
「おー!戸塚殿も一緒か!こんにちは!」
「だからなんでお前がいんだよ」
「やはりこんないい天気の時は外で食べたいとは思わないか?」
これあれだな
「教室でひとりで食べるのはきついからな」
「!?ちょっ!やめろぉぉぉぉ!!」
「うるさいから。あれっ?てか名前なんだっけ?」
「えっ、酷くない?ねぇ?酷くない?」
「そんな事より早く食べようよー」
「そんな事!?我にとってはそんな事では片付けられないんだけど!」
「そうだな戸塚!!」
「もうヤダ」
流石は戸塚!アイツの扱い方をよく知っている!
というか戸塚の弁当めちゃくちゃ美味そうだな。
「あっ!そうだ!」
「ん?どした戸塚?」
「今日って八幡部活ないよね?」
「まぁ、そうだが」
「材木座も暇だよね?というか暇でしょ?」
「おのー、戸塚殿?なんかキャラ崩壊してません?」
「この3人で今日サイゼ行こうよ!」
「よし!今からでも行くか!!」
この頃の八幡は家に帰ってからまさか花丸から色々な事(戸塚)を小1時間問い詰められるとはまだ知らなかった……
皆さんお久しぶりです。(そもそも待ってる人いるんか?笑)正直もう消そうか迷いましたがそれは勿体ないと思い続けることにしました。ただ投稿頻度は不定期なので1ヶ月とか2ヶ月空くことはあると思いますがよろしくお願いします!
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20話
花丸「よく頑張ったずら作者さん!」
作者「さぁ!もう1つ書くか!」
花丸「その意気ずら!」
作者「あっ、今日から修学旅行だった……」
「あぁ、戸塚は男の娘だ」
「なんか男の子とは違った意味に聞こえたずら……」
あれから何とか花丸の誤解を解きしばらく学校であったことなどを話す。花丸は俺と付き合っていることがAqoursのみんなにバレてしまい毎回弄られるらしい。
でも嫌じゃないみたいだ。あれっ、花丸ってもしかしてえm、いや、これもろ隠しきれてねぇじゃねえかよ。
「どうしたの?」
「あ、おう何でもない」
「それでね善子ちゃんが────」
そんな話をしてると時計の針は9時を指していた。
花丸は規則正しい子だからもうこの時間には寝るのだ。
俺はたまにオールしてしまうがな(ゲームのせいで)
「今度はいつそのデ、デートできるかな?///」
「うーん、再来週ぐらいかな?まぁ、予定決まったら連絡するわ」
「うん、じゃあはちくんおやすみなさい。あと、大好きずら!///」
「お、おう、俺も大好きだぞ///」
最近この言葉をよく言うようになったが未だに慣れねぇ。
話が終わればいつも通りの光景でも何故か寂しく感じる。はやく会いたい。そんな欲ばかりが最近出ている。でも言わば遠距離恋愛というものを俺と花丸はしている。でも、それでも分かっていてもすぐ会いたいと思ってしまう。
「はやくデートの日になればいいのにな……」
「お兄ちゃーん!録画したい番組あるから録画してあったプリキュア消すね〜」
「小町ぃぃぃ!!それだけはやめろぉぉぉぉ!」
「ウソウソお兄ちゃんお風呂湧いたから先入ってって言いたかったの」
「おう(よかった!プリキュア助かったぞぉぉぉ!!)」
その時俺の携帯が鳴った
「すまん小町先に電話してくるわ」
「了解でありまーす」
わざわざ敬礼しながら言ってやがる!あざとい!
「えっと、平塚先生か……」
なんか色々なことの愚痴を聞くだけになりそうなんだけど……
「もしもし比企谷です」
「もしもし平塚だ。すまんね夜遅くに。」
「なんか用すか?」
「実はだな………………」
翌日
「「「「「「「「「え〜!?」」」」」」」」」
「千葉でライブずら!?」
「そうデース!」
今は部室で鞠莉ちゃんから話があると言われて集まっていた。
「未来ずら〜!」
「ずら丸はいつも通りね!」
それはそうずら。千葉なんだから……千葉?
「ともかくみんな千葉でのライブは2週間後なんだからいつもよりみっちり練習するよー!」
「果南ちゃんきつくし過ぎないでね?」
「千歌ちゃん、がんばルビィだよ?」
「だって〜」
千歌ちゃんはほんとに子どもみたいずら
でも、千葉でライブか〜。またはちくんと会えるずらぁ〜///
「あれ?花丸ちゃん?なんかあったの?」
千歌ちゃんがマルの顔を見て何かを察したようで、ニヤつきながら聞いてくる。ちょっとは反撃しなきゃだよね?
「実は千葉にはマルの大切な彼氏のはちくんがいるから、会えると思うととってもうれしくなったんだ///」
「「「「「「「「…………///」」」」」」」」
「そ、そうなんだー!?(なんか千歌まで恥ずかしくなってきたよ〜!)」
「(壁ドン、顎クイ……って何考えてるの私!///)」
梨子ちゃんは思考が分かりやすいずら
前書きにもありました通り、今日から修学旅行へ行ってまいりますので、多分年内最後の更新だと思います(絶対とは言ってない)
急ピッチで仕上げたので特に最後が中途半端な終わり方にしてしまい申し訳ありません。この20話までは年内に書きたいと思っていたので。それでは一応ですが、良いお年を!!
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21話
「ということで!我々奉仕部は我が学校で行われるスクールアイドルのライブの運営の手伝いをすることが決定した!」
「えっ!スクールアイドルって今流行りのアレだよね!?」
「由比ヶ浜さん少し落ち着きなさい」
「でも〜!」
「平塚先生、手伝うのは構わないんですが奉仕部だけではなりない気が……」
「大丈夫だ!生徒会とボランティアで手伝ってくれる子があつまったんでね」
「なら人数には問題なさそうですね」
「でもなんで来てくれるんだろ?」
「その事なんだが何でも学校の宣伝も兼ねてるらしくてな、全国とまでは行かないが周辺の地域や県でライブをおこなっているらしい」
「さっそく会議を始めるので会議室に集合だ」
「わかりました。平塚先生」
「ん?どうした?」
「比企谷くんがいないのですが……」
「あー、比企谷は今日は用事があって帰ったぞ」
「そうですか」
一方その頃八幡は……
「大丈夫かな?あいつ変なやつに捕まってないかな……ヤバい!心配になってきた!」
俺としたことが平常心を保てないぜ!
実は今日は花丸が泊まりに来るんだよな。
なんせ日曜に総武高校でライブをするらしい。それでちょうど会えるなって話をしてたんだが金曜日練習が終わり次第こっちに泊まりたいと言われて(やましいことはしない)今に至る。
「ちょっと寒いな」
季節は秋、少し肌寒かった。温かいお茶でも買っとこうかね。
「花丸の分も買っとくか……」
─────────
「じゃあ今日は終わり!明日はオフだから明後日のためにしっかり休んでね!」
果南ちゃんがそうみんなに呼びかけた
「じゃあ曜ちゃん!梨子ちゃん!明日沼津の駅の近くに出来たパンケーキ屋さんに行かない?」
「いいねー」
「いいわよ」
「じゃあ決定だぁ!」
みんな久しぶりの休みなのではしゃいでいた。
「ずら丸はどうするの?」
「マルは今から千葉に行くずら!」
「ずら丸ライブは明後日よ?」
「違うずら!はちくんのお家に泊まりに行くずら!……あっ、」
「ふーん(ニヤニヤ)」
善子ちゃん、いつか痛い目にあわせてやるずら。
「ピギィ!花丸ちゃん怖いよぉ〜!?」
「はっ!もうこんな時間ずら!じゃあみんな明後日ずら!!」
「「「「「「「「……これが愛の力」」」」」」」」
その時の花丸の走りの速さは果南を超えていたんだとかなんだとか……
────────────
「着いたずらぁー!!」
我ながらテンションが上がってるずら
それにしてもはちくんはどこだろ?
「花丸」
「あっ、はちくん!」
「久しぶ──って急に抱きつくなよ」
「ふふっ、だって久しぶりにはちくんに会えたんだもん!今日はずっと甘えてもいいよね?」
やめろ!その上目遣いぃぃぃ!!
八幡のSAN値がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?
「お、おう……///」
「あ、今照れたずらね?」
「照れてねー!」
「図星ずら♡」
「んじゃ、行くか」
「うん」
前だったら恥ずかしくて手を繋ぐのも一苦労だったのに、今じゃ難なくできるようになったずら
だからなのか分からないけど、はちくんの手をしっかり感じることが出来るんだ。マルにはない大きくてたくましい手……なんか照れてきたずら///
「ん?花丸顔赤いぞ?」
「ふぇ!?ひょうかな!?」
「なんだ今の?かわいいぞ(笑)」
「はちくんのバカ!///」
やっぱりはちくんはバカずら
読んでいただきありがとうございました!
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番外編 Happybirthday!国木田花丸
僕にとっては今日が3月4日なのです
ではでは、どうぞ!
「「「「「「「「誕生日おめでとう!」」」」」」」」
「みんなありがとうずらー!」
3月4日はマルの誕生日です。この日はAqoursのみんなに祝ってもらいました。マルはこんなたくさんの人達に囲まれて誕生日をお祝いした事が無かったからとっても新鮮ずら。
「みんな今日は本当にありがとうずら〜、誕生日プレゼントもありがとうずら〜」
「大切な仲間だから当たり前だよ」
「いいこと言うわね千歌ちゃん·····でも明日から作詞頑張ろうね?」
「うぅ、梨子ちゃんの笑顔がこわい」
「千歌ちゃん頑張ろうね!」
「曜ちゃんまで!?」
「じゃあもう一度言っとこうか」
千歌ちゃんがそう言うと、みんながマルに向かってもう一度言ってくれた。
「「「「「「「「誕生日おめでとう!」」」」」」」」
「うん!ありがとう!」
こうしてAqoursのみんなが祝ってくれた誕生日パーティは無事終わりを迎えたけど、マルにはもう1つやるべき事が残ってるずら。
「おじゃまします!」
「おう、いらっしゃい」
はちくんの家でお泊まりずら♪︎
「あれ?今日はおばさんとおじさんは?」
「あぁ、今絶賛出張中だから居ないんだよ。あと小町も居ないな。」
「そ、そっか·····」
はちくんと二人っきりって事はもしかして、あんなことやそんなことが·····って何考えてるずらか!?
「花丸顔赤いけど大丈夫か?」
「ふぇ?!だ、大丈夫ずらよ!元気全開DAY!DAY!DAY!ずらよ!!」
「せめて自分のユニットのやつにしろよ」
「晩ご飯作るけどAqoursのみんなで誕生日祝ったんだろ?大丈夫か?」
「マルはまだまだいけるずらよ?」
「(あんだけ食べて太らないってどんな体質なんだろうな·····)」
「???」
今更なんだけど、はちくんって料理作れる設定だったずらか?それはそれでスペックが高いずらね。どこかのはちくんはお肉を焼いてそのままご飯の上にのっけてできたものを料理って言ってたよね。あっ、これじゃカオスずらね。
「できたぞ」
「うわぁー!美味しそうずら〜♪︎」
「「いただきます」」
ご飯を食べながらAqoursのみんなが祝ってくれた話や昔話をして楽しんだ
「「ごちそうさまでした」」
「お腹いっぱいずらぁ〜」
「(花丸の胃袋はどうなってんだ?)」
「あっ、花丸」
「なんずら?」
「これ」
そう言ってはちくんの手には1つの箱があった
「誕生日おめでとう」
「うん、ありがとう!」
「花丸開けてもいいぞ?」
「それじゃあ、お言葉に甘えて·····」
紐を解いて箱を開けると·····
「綺麗·····」
綺麗にひかる黄色の宝石のネックレスがあった。
「はちくん、これ·····」
「実はさ、最近会えてなかっただろ?その間にバイトとかしてたんだよ。これ買うためにな。それに前デート行った時このネックレスずっと見てたからさ」
「はちくん!」
マルは思いっきりはちくんに抱きついた
「うわっ!」
「本当に本当にありがとう!」
「おう」
「これからもマルの大切な人でいてね?」
「当たり前だろ?」
「「ぷっ、あはははは!」」
はちくん誕生日プレゼントありがとう。
誕生日プレゼントも嬉しいけど1番嬉しいのは今日という日をはちくんと過ごせたことだよ。本当にありがとう。
朝·····
「「ち、遅刻だ(ずら)ーーーーー!!」」
あの後ダイヤちゃんにものすごく怒られたのはまた別の話ずら
投稿したりするのが久々で変なところもあると思いますがお許しを!そして国木田花丸ちゃんセンター総選挙1位おめでとう!!
そして今後の投稿頻度ですが1ヶ月に1〜2回程度で考えています。今まで書き溜めていた訳ではなく、勉強をしていたわけです。そして今年から受験生という身を考慮してのことです。それではまた!
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22話
花丸「へぇ〜、楽ずらか〜」
作者「そうそう!楽なんだよね!書きだめとかしないし、いつも投稿バラバラだったからめっちゃ楽でいいね
〜」
花丸「いつもなんでそんなにバラバラだったの?」
作者「そりゃ、ゲームしてたから·····花丸ちゃん!?いつの間に!?」
花丸「そんな時間あるならもっと書くずら!!」
作者「よ、ヨーソロー!!(こ、こえー……)」
俺ガイル3期制作決定おめでとうございます!!
「あ、花丸」
「どうしたずら?」
「ちょっとスーパー寄りたいんだけどいいか?」
「大丈夫ずらよ!何か買うの?」
「あー、晩ご飯の材料だな」
「そうずらか〜·····えぇーーー!?」
「ちょっ、急に大声だすなよ」
「ごめんなさいずら/// 」
「とりあえず行くぞ」
「それにしてもはちくんが料理できるのは驚いたずら·····」
「そりゃ、将来は専業主夫だからな!」
「それを声を大にして言うのを恥ずかしいと思って欲しいずら」
あれれ?おかしいな〜。
なんで花丸もそんなことを言うんだ?あっ、俺が悪いのか·····
「まぁ、本当は前泊まりに来た時に花丸に頼りっきりだったからって理由なんだけどな」
「そうずらか。それにしても何を作ってくれるずらか?」
今まで見たことがないくらいに目が輝いてるんだけど
「まぁ、無難にカ━━━」
「カレーライスずらか!?」
いや、なんですぐ分かるの?定番といえば定番だけども
「そうだな、あとはスープぐらいか」
「·····」
「ん?黙り込んでどうしたんだ?」
「な、なんか一緒に買い物してると夫婦見たいずらね///」
な、なんてこと言い出すんだよ!恥ずかしくなってきたじゃねーか!!
「お、おう///」
その後スーパーにいたおば様達から「若いわね〜」とか言われたりしてもっと恥ずかしくなったので買い物を済ませてそそくさとスーパーでました。
〜花丸side〜
「おじゃましまーす」
「おう、まぁ入ってくれ」
なんか既視感があると思ったら前にも1回泊まりにきたずらね
「あ、そういえばはちくん今日はおばさん達いないずらか?」
「あぁ、小町も居ないぞ。息子1人を置いてあいつら旅行に行きやがったんだよ。だから材料買ったんだけどな。ま、花丸と会えたからいいけどな」
「なんでそんな恥ずかしいことすぐ言うずら!?///」
「いや、可愛いからだろ」
「はちくんが素直すぎるずらー!」
「そう言えばライブまであと3日もあるのにこんなところ来て学校は大丈夫なのか?」
「それならマリちゃんがこの3日間休みにしてくれたずら」
「えっ、なにその絵に書いたような職権乱用·····」
確かにまりちゃんはやることが規格外すぎるずらね。
けど、こうやってはちくんの家にこられてるのもまりちゃんのおかげずら!ありがとうまりちゃん!!
「ともかく飯まで時間はあるしのんびりしとくかー」
「マルははちくんの部屋にいきたいずら!!」
「いったって何も無いぞ?」
「そんなことはないずら!エッ○な本ぐらいあるはずずら!!」
「あるわけないだろ!」
怪しいずら!はちくんだって思春期ずらよ?絶対どこかにあるはずずら!
「とりあえず入れよ」
「あれ?思ってたより普通ずら」
「それは褒めてるんですかね?というかどんな部屋想像してたんだよ·····」
「もっとアニメ系のポスターとか·····」
「昔はあったけどな」
「なんのずらか?」
「プリキュア」
「·····聞かなかったことにするずら」
「おいまて!なんで急に俺を蔑んだ目でみるんだ!?」
プリキュアは想定外ずら。
ぐぅ〜
「///」
「飯にするか」
「·····ずら///」
〜八幡side〜
「やっぱりこの設定はおかしいずら!」
「なんだよ急に·····」
絶賛料理中なんだが花丸がずっとこんなことばっかり言ってくる。仕方ないだろ?こういう時ぐらいスペック高くても。そこら辺の八幡とかとは違うんだよ!
すいませんでした。
「そんなにわちゃわちゃしてると怪我するぞ」
「分かってるずら!」
あれからお互い話をしながらも料理は完成した。
もちろんカレーライスを作った。出来栄えは上出来である!もう一度言う·····出来栄えは上出来である!!
「自画自賛ずら」
あれれ?ハチマン声に出した覚えないのになぁ?
あっ、もしかしてエスパーか、何かなの?
「いただきます!」
いや、そこは無視しないでぇぇぇぇぇぇぇ!!
「美味しいずら!!」
「そりゃ良かったわ。花丸と一緒に作ったんだけどな」
「それでもはちくんと一緒に作って食べるのは格別ずら!///」
「お、おう///」
やべーい!ここに、ここに天使がいる!
「「ごちそうさまでした」」
「いっぱい食べたずら〜」
逆になんでそんなに食ってんのに太らないんですかね?むしろおっP·····いや、何でもない(※某YouTuberのことではありません)
「この後はどうするずら?」
「どうするっても風呂入って寝るしかないだろ。ちなみにもう湧いてる」
「はちくんが先に入るずら?」
「いや、花丸から入ってくれ」
「別に一緒でもいいよ?///」
「ぶっ!?」
「冗談ずら♡」
最近うちの彼女が大胆な件について
花丸さんは今回大胆な事を言っちゃいましたね〜。
普段おっとりしている彼女が急に積極的になったら男の誰もが怯むはずです(迷推理
そんなことはよくて、最初に月一投稿が楽だと言いましたが、ほんとに楽ですね!(ここだけ聞いてるとただのナマケモノ)
何せしっかり考えて1つのお話を作ることができるので、当分はこの形でやって行きたいと思います。逆に毎日投稿とか、週2日投稿してる作者さんはすごいを通り越してヤバい人達ですね!笑
本当に凄いと思います。
そして次回は花丸ちゃんが遂に·····
つ ・ い ・ に
奉仕部と直接会います!(間隔なげーよ)
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23話
花丸「マルはゲームとか全くできないけどぷちぐるはやってたから無くなるのは悲しいずらね·····」
作者「花丸ちゃんもたまにはゲームするんだね?」
花丸「どこかのヘタレ堕天使のせいずら」
作者「今頃『ヘタレ言うな!』って言ってそうだね·······」
花丸「それよりも最近投稿頻度高くないずらか?」
作者「今日の分は4月分ってことで上げるからはりきってやったんだよ!しばらくは休めるぜ!☆」
花丸「はぁ〜、こっちはこっちで面倒臭いずら·····」
「うん?」
朝目覚めるとそこには紛れもない美少女がいた·····
「いや、なんでいる?」
昨日は別々の部屋で寝たはずなんだが·····
でも、めっちゃ気持ちよさそうに寝てるし、起こすわけにはいかないな。とりあえず布団から出─────!?
「でれねぇ」
ガッチリと花丸さんに腕がホールドされていました。ヤバいね。何がヤバいかって、国木田山脈が俺の理性を山頂アタックしてる事なんだよな!
「無理やりでも出して───」
「んっ、」
ちょっと花丸さん?そんなにえっちぃ声出さないで?お願いだから、ね?
「もう食べられないじゅら〜♪」
やっぱり無理矢理にでもこの腕を抜こう
「うん?あ、はちくん·····おはよう」
まだ眠たいのか目を細めながら挨拶している
「おはよう。そして君は何故ここにいるんだい?」
「何言ってるずら?ここは小町ちゃんの部屋·····じゃないずら?」
「ここは俺の部屋だな」
「えっ///」
おっと、急に顔が赤くなりやがったな!
相当恥ずかしいみたいだな。まぁ、俺もそれなりに恥ずかしいんだけどね。
「ず、ずらぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!///」
その爆音波赤髪ツインテール美少女が担当じゃなかったっけ?
「は、はちくん。」
「どうした?」
「さっきはごめんなさいずら·····」
確かに急に叫んだのは驚いたけど、そこまで落ち込まなくてもいいのになぁ。
「別に気にしねーよ。それよりもなんで俺の部屋にいたんだ?」
「そ、それは〜·····ちょっと恥ずかしいから言いたくないかな?///」
「お、おう」
朝飯食ってるのになんでこんな甘々な空気に包まれてるんだろうね!朝飯が全部甘く感じるわー
「そういえばはちくん!」
「うん?」
「今日は何するずらか?」
「あー、今日はな·····お前ら明後日ライブだろ?それの設営しに行かないといけないんだが、どうする?」
「ついて行くずら!!」
「わかった·····は?」
「楽しみずら〜♪」
えっ、ほんとに来るの?こんな甘々なところ見られたら雪ノ下や由比ヶ浜にどんな目をされるか·····
というか付き合ったことも言ってねぇしなー
「あ、あの花丸さん?」
「はちくんがなんと言おうとマルは行くずらよ?」
えっとね、エスパーなの?もうエスパー通り越してニュータイプなの?
「マルはどっちでもないずら」
「いや、絶対ニュータイプだな」
あれから説得を続けたものの花丸は頑なに行きたいと主張したので仕方なく連れていくことになった。
べ、べつに一緒に学校行くのが実は楽しみなんてこれっぽっちも思ってないんだからね!
「それで何で手繋いでるんですかね?」
「昨日は繋いでくれたずら」
「いや、学校はちょっと·····」
「お願いずら♡」
そんな上目遣いやめて!断れないってばよ!?
おっと、動揺しすぎてどこかの忍者がでてきちまったじゃねえか。
「やっぱり温かいずら〜」
「///」
「ふふっ、はちくん顔真っ赤ずらよ?」
「言わないでくれ///」
このまま結局学校まで手を繋いだ状態で来てしまった·····
離そうとしたらめっちゃ握り返してくるし、腕に柔らかい感触はくるし、あ〜、天国だった·····
「あっ、平塚先生」
「おっ、やっと来たな比企谷とどちらさまだ?」
「あっ、オラじゃなかったえっと、国木田花丸と言います。明後日のライブに出させて頂くAqoursのメンバーです。よろしくお願いします。」
よく方言出なかったな。よく頑張った!後で何か買ってあげよう。
「こちらこそよろしく国木田」
「はい!」
「ところでなんで比企谷の腕に抱きついているんだね?」
「平塚先生それは──────────」
「はちくんはマルの大切な彼氏だからです!!」
いや、そんな堂々と胸を張って言わないでくれ!恥ずかしい!!///
「ははっ、比企谷どうやって騙したんだ?」
「いや、待ってください!なぜそんな方向になるんですか!?」
「比企谷に彼女などいるはずが·····マジなのか?」
「マジです平塚先生」
「そうか·····私はいつまで経ってもできんというのに、比企谷、君だけは許さん!!」
「完全に八つ当たりずら」
「花丸ってそんなに言うタイプだっけ?」
「最近は特にずらね」
「あのー、私の事忘れてないか?」
ともあれ、あの後平塚先生は何とか我に戻って、事情を言うと花丸に学校の許可証をくれた。正直かなりワガママな事情だったんだが平塚先生が優しくて良かった。平塚先生も用事があるらしく、奉仕部まで一緒に行くことになった。
「入るぞ」
平塚先生いつもノックしてから入ってくれって雪ノ下に言われてたんじゃないの?
「平塚先生ノックしてから入ってきてださい」
「すまんすまん雪ノ下」
「こんにちは!平塚先生!」
「こんにちは由比ヶ浜」
由比ヶ浜が珍しくやっはろー!って言わないだと!?
先生の前だから当たり前か。
「こんにちは!」
あれれ?なんで一色いるの?怖いんだけど·····
「うーす」
「あっ!ヒッキーだ!やっはろー!」
「おう」
「もう!反応薄いよヒッキー!」
「こんにちは比企谷君」
「おう、雪ノ下」
「もうっ!無視しないでよー!」
「先輩遅いですよ〜!」
「はいはい、すいませんね」
「よし!全員揃ったことだしスペシャルゲストを呼ぼう!」
待ってくださいよ!いつから一色は奉仕部になったんですかね?てか、生徒会の仕事大丈夫なの?副会長可愛そすぎやしないか?今度ご飯奢ってあげよ(絶対とは言ってない)
「入ってくれ」
「し、失礼しまーす·····」
「「あっ!」」
「由比ヶ浜さん?一色さん?どうしたのかしら?」
「ゆきのん!あの子って今度うちでライブするAqoursの────」
「国木田花丸と言います。よろしくお願いしますずら。」
由比ヶ浜と一色はほっとくとして、花丸方言出ちゃったな。顔が赤いぞ。
「またずらって言っちゃったずら〜///はちくん恥ずかしいずら〜///」
「はぁー、後でコンビニでおやつ買ってやるから」
「ありがとずら〜♪」
おやつという言葉だけでこんなに目をキラキラさせる女子高校生がいるだろうか?それよりもなんか黒いオーラみたいなものが·····
「「「はち……くん?」」」
あら?これはまずい流れでは?
「どういうことかなヒッキー?」
「どういうことかしら比企谷君?」
「どういうことですか先輩?」
いや、なんで俺こんなに怒られてるの?もしかして俺の事好きだったの?まぁ、そんなわけないけどな。うん?花丸急にドヤ顔してどうした?なんか嫌な予感が───
「はちくんはマルの大切な彼氏ずら!!」
「「「·····」」」
「「「えっーーーーーーー!?」」」
「やっぱり花丸にはおやつ抜きだな」
読んでいただきありがとうございます!
今回の分は一応4月分というズルい形です!
ようやく奉仕部のメンバーと花丸が会いましたね!
次回は花丸VS雪ノ下&由比ヶ浜&一色!?
え、ケンカでもすんの?
次回もぜってぇー読んでくれよな!(そういえば誰かの作品でも最後こんなこと言ってたわ笑)
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