迷い込んだのはリリカルな世界 By Build (Plusdriver)
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First: Blank 1.始まり

初めまして、Plusdriverことプラドラと申します。
これからよろしくお願いします。

それでは本編をどうぞ


 やあ!皆さんこんにちは。佐野 巧と言います。

 いきなりで悪いけど仮面ライダーって知ってる?

 沢山の物語があるんだけどネタバレをしたくないから説明を省くね。

 その中でもビルドが好きなんだ。ダブルみたいに二色なんだけどとにかくストーリーが気になるんだ。

 まあ、それは置いておこう。

 今、僕はとんでもない状況にある。それは...

 

 〈ビルドドライバー〉〈東都フルボトル20本〉〈手紙〉

 〈ビルドのライダーズクレストの描かれた巨大なアタッシュケース〉

  

  

  

  そして...〈エニグマ〉...

  

 

  ....いや、なんでさ!100歩譲ってビルド関連のアイテムは許そう。

  だが、なぜここにエニグマがあるんだ。しかも赤と青両方とも目を向かい合わせている。

  僕はベットを降りる。あれ...白衣なんて来てたっけ...しかもどこかで見たことのある場所だなぁ...

......最上魁星の研究所だ!でもなんでこんなところに? とりあえず机の上の手紙を読むことにしよう。

  

 

 

    

 

 

  ~~~佐野巧君へ~~~

 

  君がこれを読んでいるならまずは謝まろう。君の体にネビュラガスを注入してしまった。本当にすまない。

  自己紹介をしよう。私は最上魁星。平行世界の研究をしている。まあ、君なら知っていると思うが。

  時間がないので手短に説明しよう。今君は狙われている。だが、安心して欲しい。

  エニグマが君が目を覚ましたら30分後に起動するようにしておいた。君には平行世界で新たな世界で...

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

  ビー ビー ビー ビー

 

 

  なに、まだ手紙を読んでいる途中なのにエニグマが起動したのか⁉

  

  二台のエニグマがその目を開き、研究所の物を吸い込んでいく

 

 

 

  そこで僕は気を失った___

 

 

 

 

 

 

  

100101010101010101010101010101010101010101010101001010101010101010101010110101010101010101010101010101010101010101010100100100101010010101010101001010101010010101000101010101010100101001010101010101010101010101010101010100101010101001

101010101010101010101010101010101010101

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  そして目を覚ますとマンションの一室に手紙とエニグマ以外の

  物が散らばっていた。

 



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2.判明

平行世界への転移は様々な被害を出した。主に部屋の中で。

 「これはひどい」

そう言わずにはいられない。

部屋中に散らばる紙切れそして明らかに壊れたとしか言いようのないエニグマが

そこには広がっていた

「そういえば手紙はどこだ?」

転移前に持っていた手紙がなくなっていた。探していくが

細々とした紙切れしか見つからない。

まさかと思ったが手紙らしきものがあった。

_______________

 

~~~佐野巧君へ~~~

どうやら無事に到着したみたいだね。君のためにさっさと済ませよう。

アタッシュケースに銀行口座の手帳と服、部屋の鍵が入っている。好きに使ってくれて構わない。

そしてこの世界についてだがここは〈魔法少女リリカルなのは〉の世界ということを

理解してもらいたい。なお、アタッシュケースには君のハザードレベルが上がるとロックが

外れて、新たなアイテムを使えるようになる様にプログラムしてある。

君自身が決めるといい。自分の信じた正義のためにね。

 

   P.S.---君の戸籍を作っておいた。桐生 戦兎。君の新たな名前だ。

 

                        ~~~葛城 巧~~~

______________________________

 

リリカルなのは?なんだそれ?どこかで聞いたことがあるような...

 

でもとりあえず、

 

桐生 戦兎...仮面ライダービルドの主人公の名前を僕に......

よし、これから僕は....いや、俺が戦兎だ!!!!

 

とりあえずまずは

 

「掃除からかな」

 

__________ 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

____________

 

あれから2時間半で掃除を済ませて、着替えてから一生遊んで暮らせるレベルの手帳を持って外へ出た。

ここは本当に自分のいた世界ではないようだ。知らない街並みが流れていく。

歩いていくと、翠屋という喫茶店についた。

 

「なんだろう?何かを感じる...」

まあ、入ってみよう...

 

「いらっしゃいませ」

かっこいい兄さんに話しかけられた

「一人で来ました。お昼ご飯食べに来ました。」

そう言うと奥へ案内された。メニュ―から食事を決めて注文した。待つ間にこれからのことを考える。

~~~~~

~~~~~

~~~~~

~~~~~

食事をおえて、会計を済ませ外へ出る。

「ありがとうございました。」

出たらすぐ何かに当たった。

「にゃっ、痛たた...ごめんなさいなの。」

にゃ?なの?そしてゆかりさんボイス......ま、まさか....

 

「高町.......なのは?」

「あ、はい。そうですけど...」

ま、まずい...思い出したぞ...管理局の白い悪魔...OHANASI....

ヤバイ...ヤバイヤバイヤバイ!!!!

リリカルなのはだ!!!!思い出した。

どうやってここを切り抜けるか...

 

「あの、大丈夫ですか?」

「!?」

しまった、ものにふけっていたから怪しまれたか...

「いや、さっきその名を聞いたんだ。」

「そうだったんだ。ならなのはの名前を知ってたんだね。」

納得してくれたみたいだ。

「それじゃ、もう用があるから」

隣をぬけていく。

「あ、待って。名前教えて欲しいの。」

 

聞かれたなら答えないとな...

 

「俺は桐生 戦兎。」

 

これが俺たちの初めての出会いだった。



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3.鋼のムーンサルト

あの後生活必需品を買い占め郵送を頼んだ。

更に出会った高町なのはが知っている姿より

幼いことに気がついた。今はどうやらA‘sまでの

空白期間らしい。今のうちに戦いなれるべきなのかもしれない。

でも、何故俺が実験を受けてこの世界に来たんだ?

肝心なところを読み逃している上に手紙はもう読めない...

とりあえずアタッシュケースのビルドマークに手を置く。

どうやらここに手を置くとハザードレベルを計測できるみたいだ。

 

「んっ、どうやらハザードレベルは3.0みたいだな。」

 

そう言うと、どうやらロックが外れたようで中からスパークリングの缶がでてきた。

 

「これって〈ラビットタンクスパークリング〉じゃないか!」

 

本来ならばパンドラボックスがなければ作ることが出来ないものだ。

 

「もうこれが使えるのか。」

 

考え深いものだ。これはマスタークことブラッドスタークに勝つための切り札なのだ。

「もしかして、こっちの世界にいるのかよ。」

未だに真の目的が分かっていないのだ。居たら厄介でしかない。

 

「とりあえず変身してみるか。」

 

ビルドドライバーを装着しフルボトルを選ぶ。

 

「初変身だし、やっぱりこれで。」

 

そう言ってラビットとタンクのフルボトルをパンドラパネルから外す。

頭が動かないように左右交互に振る。そしてドライバーにセット。

 

『ラビット』『タンク』『ベストマッチ!』

 

そして言いたかったセリフを言う。

 

「ベストマッチキターーーーーー!!!!!」

 

そしてハンドルを一気に回す。そしてスナップライドビルダーを展開、成分を加工し待機音が鳴りやんだらファイティングポーズをとる。

 

『ARE YOU READY?』

「変身!」

 

スナップライドビルダーに前後から挟まれ、変身を完了する。

 

『鋼のムーンサルト ラビットタンク』『Yeah!』

「変身、出来た...」

 

感動だ...仮面ライダーになったんっだ...

でも、気が重い...何かを背負うことになるのか...ライダーの宿命だからな.....

 

「まあ、とりあえず

 

その瞬間、世界が闇に包まれた。

 

______________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________

 

「なのは、おかえり」

「ただいまなの」

 

お父さんと軽く話してから自分の部屋へ向かう。

 

「ユーノ君、ただいまなの」

「やあ!おかえり、なのは」

 

フェレットに変身しているなのはの魔法の先生なの」

 

「なのは?何を話しているんだい?」

 

おっと、声に出てたの。

 

「何でもないよ。それよりも魔力を持ってる人にあったよ。」

「えっ、本当かい?」

 

ユーノ君が私の方に乗りながら話していると強力な魔力を感じた

 

「こ、これはジュエルシードと同じ、ロストロギアの魔力だ!!」

「それは大変なの!急いで行かないと!」

 

わたしのデバイス、レイジングハートを使ってセットアップし、

バリアジャケットに身を包み、飛行魔法で移動する。

すると、世界が闇に包まれた。

 

 

 

 

 



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4.天空の暴れん坊

タイトル詐欺な気がする


えっ」

 

突然目の前が真っ暗になった。急いで部屋の電気をつける。

 

「何が起こったんだ?」

 

外を見ると暗闇が広がっていた。

唐突に携帯の着信音がなり響く。どうやらアタッシュケースの中かららしい。

開けるとビルドフォンが鳴っていた。どこに入っていたのだろう?

取り合えず電話に出る。

 

「はい、もしもし」

「よう、おはようさん。佐野巧いや、桐生戦兎。俺が誰かわかるか?」

 「なっ」

 

忘れられない声が聞こえてきた。

 

 「.......ブラッド.....スターク...なのか?」

「正解だ、戦兎。だが、俺はお前の知ってる者ではない。

 別の次元の人間だよ。」

 「なんだって!?」

 「悪いな、さっさと要件を済ませようぜ?時間が無くなっちまうぞ?」

 「くっ...」

「魔法少女の向かった先にスマッシュが現れるぞ。

 止めたいならさっさと行け。」

 

 スタークからの一方的な電話が終わり、考える。

明らかにスマッシュがこの世界に現れたのは自分のせいだ。

なら、

 

「行くしかないだろ!」

 

変身したままビルドフォンとフルボトルを持って窓から外に出る。

 

『タカ』『ガトリング』『ベストマッチ』

 

フルボトルを交換しハンドルを回して、フォームチェンジする。

『ARE YOU READY?』

「ビルドアップ」

『天空の暴れん坊 ホークガトリング』『YEAH!』

 

空から高町なのはを探す。探しながらホークガトリンガーが呼び出せるか確かめる。

 

「おっと、出せるみたいだな」

 

どうやら念じると出てくるみたいだ。羽を羽ばたかせかなり先に高町なのはを目視する。

 

「まずは、実験台になってもらおうかな」

 

 

地上に降りてビルドフォンをバイクにし、フルボトルをラビットタンクにもどし、

運転していく。目標はスマッシュ。何故か人のいない道を行く。

 

 

___________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_____________________

 

 

なのは達は結界を張って移動していた。

 

「ここだよね、反応があったのは。」

「そうだよ。だけど何もないなんて」

 

飛行魔法で移動してきたの。

でも、ロストロギアが見当たらないの。

 

「っ、なのはよけて!」

「っっ...」

 

ギリギリで攻撃を避ける。

 

「誰なの?」

 

 

「..................」

 

喋る様子が一切見られない異形が、そこには立っていた。

 

____________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

____________

 

 

バイクを走らせていく。

ラビットタンクだからかよく音が聴こえる。高町なのはの声と攻撃音が。

どうやらもうスマッシュがいるらしい。

 

「じゃあ、いきますか」

 

ドリルクラッシャーをガンモードで呼び出し、トリガーを引く。

第一話で出てきたスマッシュを打ちまくる。

 

「ガアアアアアアアアアアアアア!」

 

どうやら効いているようだ。

 

「あ、あなたは...?]

 

 おっと、気がついたようだ。さてと.....

 

「俺は仮面ライダービルド。『創る』『形成する』って意味のビルドだ。」

 




 


グダグダしたいなぁ....



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5.輝きのデストロイヤー

「仮面...ライダー?」

 

突然現れた赤と青の戦士に、私たちは驚いた。

ほとんどダメージを与えられなかった怪物に対して

確実に攻撃を決めているのだ

 

「な、なのは。あの人からロストロギアの反応があるんだけど...」

「そうなの?」

 

どうやらあの人、ビルドはロストロギアらしい。でも、

 

「暴走してないよね」

「うん、完全に制御しているよ」

 

凄い、ジュエルシードのような物を完全に制御しているんだ。

ミッドの魔術師SSSランクよりも強いかもしれない。そうユーノが考えていると

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

 

ビルドが異形を倒していた。

 

_________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

_________________

 

 

 

俺は二人の前に移動しようとするとどこからか足音が聞こえてきた。

 

「................................」

 

振り向くとそこにはナイトローグが立っていた。

 

「.......フルボトルをよこせ」

 

トランスチームガンを射ってくるのでフルボトルを換える。

 

『ゴリラ』『ダイヤモンド』『ベストマッチ』

 

ハンドルを回す。

『ARE YOU READY?』

 

「ビルドアップ」

 

『輝きのデストロイヤー ゴリラモンド』『Yeah!』

 

すぐにハンドルを回して弾をダイヤモンドに変える。

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

 

ゴリラアームでダイヤを殴り、ナイトローグを撤退させたようだ。

 

「ふう.....」

 

一息ついて変身を解除した。

 

「君たち、大丈夫だったかい?」

「「は、はい...」」

 

二人はそう返してきた

 

「あ、今日お店に来ていた...」

「おっと、名乗っていなかったね。俺は桐生戦兎。またの名を仮面ライダービルドだ。」

 

「僕はユーノ・スクライアです。さっきの怪物といい、ビルドとは何ですか?」

 

ユーノに質問されたので答えることにする。

 

「あいつはスマッシュ。特殊なガスを注入された人間さ。

  ビルドはこのベルトにフルボトルをセットし、変身した姿さ。」

「なっ..」

 

驚愕だったのだろう。黙り込んでしまった。

 

「あの、何故私の名前を知っていたんですか?」

「ああ、それはP.T.事件を知ってたからだよ。」

 「あれ、名前は黙認されているはずですが...」

「この地にいたからな。悪いけど見させてもらってたよ。」

 

噓だけどね。今は本当のことは話さなくていいだろう。

 

「とりあえず、家に帰るといい。もうすぐ6時だからね。」

「そうですね。明日、翠屋に来てください。」

「分かったよ。ほら、乗って。送っていくよ。」

 

彼らを送り、家に帰る。

一日目からこれだからな...先が思いやられるな....

 



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6.シノビのエンターテイナー

皆さんは三連休ですよね。
私は留学生なので普通に学校がありました。
誰かどこでもドア作ってくれないかな.....

本編どうぞ。


家にあったベッドから起き上がる。

今日は原作キャラの家に行くことになっている。

情報交換して友好関係になっておきたいなぁ。

そう思いながら調理していたため

目玉焼きが焦げていた。

 

______________________

 

 

 

時は過ぎ午前8:30。

俺は翠屋に来ていた。

ビルドフォンを使い念話を送る。

 

[おはよう、高町なのは。ユーノ・スクライア。]

[あ、おはようございます。桐生さん。]

 

昨日の夜ビルドフォンを調べている時に

デバイスモードのアプリを発見したのだった。

どうやら一度でも魔力のある者に会うと名前と共に登録されるようだ。葛城巧スゲー。

一応すぐユーノに送ってみたのだ。

 

[夜遅くに済まない。ユーノ・スクライアか?]

[あ、はい。念話使えたんですね?]

[これが初めてでな。確かめたかったんだ。]

[そうですか。分かりました。それでは明日、翠屋で会いましょう。]

[ああ、お休み。]

[はい、おやすみなさい。]

 

とまあ、使えるから店に入る前に家に入れてもらえるか確かめているのだ。

 

[なのはに扉を開けるように言いました。しばらく待ってください。]

[了解した。]

 

念話を終えて扉が開くのを待つ。30秒もしないうちに扉が開いた。

 

「おはようございます。桐生さん。中へどうぞ。」

「ああ、ありがとう。」

 

中に進むと見慣れない男に会った。

 

「俺は高町恭也。なのはの兄だ。なのはの知り合いという事は魔法使いなのだろう?」

「いえ、魔法は少ししか使えません。」

「お兄ちゃん、桐生さんはとても強いんだよ。」

 

余計な事を.....!

 

「ほう、そうなら相手をしてもらうかな。」

 

戦闘民族高町家め!!!

 

「ん、何か言ったか?」

「いえなにも。さっさと始めましょう。」

 

相手は剣術使いだったはず。

道場に移動し、ベルトを使ってもいいか問う。

 

「いいぞ。全力でこい。」

 

実験台になってもらおうかな。

ベルトを装着しフルボトルを振る。

 

『ニンジャ』『コミック』『ベストマッチ』

 

ハンドルを回してファイティングポーズ。

 

『ARE YOU READY?』

「変身!」

 

スナップライドビルダーに挟み込まれてすぐさま念じる。

 

『シノビのエンターテイナー ニンニンコミック』『YEAH!』

   〈4コマ忍法刀〉

「ほう、お前も剣を使うのか。」

 

手早く勝つ。時間が惜しい。

 

「桐生戦兎。15歳。またの名を仮面ライダービルド。」

「仮面ライダーか。高町恭也。19歳。小太刀二刀御神流。」

「いざ尋常に

「「勝負!」」

 

小太刀と刀がぶつかり合った。

 

 




感想ありがとうございます。

まだまだ募集していますので

これからもよろしくお願いします。


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7.たてがみサイクロン

誤字報告に話数を入れて下さると
とてもありがたいです。

それでは本編をどうぞ。


始めから飛ばしていく。

 

『分身の術』

 

5人に分身し、畳み掛ける。

 

『『風遁の術』』『『火遁の術』』

 

一気に終わらせるためにフルボトルを振る。

 

『『火炎切り!!』』『『竜巻切り!!』』

 

分身たちが囮になっている間にフルボトルをセットする。

 

『ライオン』『掃除機』『ベストマッチ』

 

いつものようにハンドルを回す。

 

『ARE YOU READY?』

「ビルドアップ」

 

『たてがみサイクロン ライオンクリーナー』『YEAH!』

 

分身が消える煙の中ハンドルを回していく。

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

 

左手の掃除機でこちらに引き寄せ、右のガントレットから気絶する以上の衝撃波を放つ。

どうにか気絶してくれたらしい。目の前に付きの構えのまま立っている恭也の姿がある。

手加減以上に生身の人に使うことはないと思っていたが、

ここは人外魔境海鳴市だ。またこうなるかも知れない。

 

「お兄ちゃん!」

 

気絶した兄に近寄るなのは。俺は変身を解除した。

 

「ただ気絶しただけだよ。」

「そうですか...じゃあユーノ君を呼んでくるの。」

________________________

 

 

ユーノが降りてきてそのまま道場で本題に入る。

俺はアルハザード出身と偽り、ビルドドライバーやフルボトルは代々の家宝と説明した。

どうやらA‘s開始の半年前らしい。

とんだ誤算である。どうやらフルボトルはこの世界でいうロストロギアだそうだ。

募集されると大変困る。だが、振らければ、少しだけ魔力を持っているだけらしい。

不要な時は振らないようにしよう。

  

「アルハザードが本当に存在していてそこに人がいるなんて....」

 

なのはは黙り込んでいる。気になっているだろう。

だが、俺が来たのがプレシアの転移前だったからな。フェイトのためだろう。

いいこだな。未来の白い悪魔だが。

 

_______________________

 

お互いに情報交換した後、図書館へ向かう。

八神はやてに会うためだ。早めに仲良くなるのがいいと判断したからだ。

 

「ここか、祭りの場所は。」

 

朝倉が出てきた。奥深くにしまっておく。

突然ビルドフォンが鳴りだした。

 

「もしもし」

「昨日はどうだったかな戦兎。」

「何の用だ、スターク。」

「おまえ、八神はやてに会いに行ってるんだってな。」

「それがどうかしたか。」

「いやなに、問題がないかの確認だよ。」

 

図書館から窓の割れる音と共に悲鳴が上がる。

 

「なにをした!!!」

「ガスを打ち込んでやった。スマッシュの登場だぜ?」

 

そして、あのスマッシュが出てきた。



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8.封印のファンタジスタ

平行世界といえばこの人。
そう考えるライダーファンが多そう。
それでは本編をどうぞ。


出てきたスマッシュに見覚えしかなかった。

 

「スターーーーーーーーーーーーーーーーーーク!!!!!!!!!!!!」

「おいおい怒るなよ。あの時はあいつだったろ?」

 

それは原作で唯一ハザードレベル1.0で消滅した

万丈龍我の彼女、小倉香澄が変身させられたスマッシュだった。

 

「どこだ、どこにいる!!!!!」

 

「怒ると周りが見えなくなるのは同じか。

  まあいい、さっさとスマッシュを助けてやれ。」

「おい!」

 

スタークに一方的に切られた。アイツの電話番号は特定できない。

調べても他人が出てくるのだ。しかも1分もない間に変わっていくのだ。

 

「ん、そういえば...」

 

誰かがスマッシュにされた。俺の目的を知っていたから出してきた因縁のスマッシュ。

そして植田佳奈さんボイス.....まさか......!

 

「スタークめっ....趣味の悪いやつだ。」

 

実際に会ったらぜってーオクトパスライトでいってやる。

 

「助けるからな、少し我慢してくれ八神はやて。」

 

ビルドドライバーを装着、力任せにフルボトルを振る。

 

『ドラゴン』『ロック』『ベストマッチ』

 

ハンドルを回して走る。

 

『ARE YOU READY?』

「変身!!!!」

 

『封印のファンタジスタ キードラゴン』『YEAH!』

 

スナップライドビルダーに挟まれてすぐに鎖を放つ。

さらに蒼い炎を纏いブレイズアップモードになる。

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

すぐさまハンドルを回す。

 

『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

 

かめかめ波のポーズから炎を固めた物を叩きつける。

 

「うあ、あ、あ.....」

 

スマッシュから成分を抜き取る為にドラゴンフルボトルを向ける。

すると、無事に八神はやてが出てきた。

 

「早く病院に....ぐあああああああああああああ!」

 

ドラゴンハーフボディが蒼い雷を発する。

強制的に変身を解除された。

倒れ込むように俺は気を失った。

 

___________________

 

 

 

おや、気絶するなんてさ。

まあ目的のお宝が集合したのは好都合だね。

 

「海東さん!」

 

おや、どうやら邪魔が入るみたいだね。

 

「おや、君かい。士に邪魔するようにいわれたのかい?」

「ええ、そうですよ。まあ、自分の意思で来ましたけどね。」

「じゃあ、力尽くで止めたまえ少年。」

「いきます!」

 

彼はベルトを装着し相棒を呼び出す。

 

「いくぞ、クローズ!」

 

特徴的な鳴き声と共に手に収まる機械龍。

それにフルボトルをセットし、ベルトのスロットに置き

そのままセット。

 

『クローズドラゴン』

 

待機音に鳴き声がはもる中ハンドルを回す。

さて僕も動くことにしよう。

スロットにカードを装填して銃身を前にスライドし空へ向ける。

 

『KAMEN RAIDE』

 

彼はファイティングポーズをとる。

 

「「変身!」」

 

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!』 『Yeah!』

『DEEND』

 

青同士の戦いが始まる。

 

 

 




さて万丈役が遂に登場!

間もなく締め切りさせて頂きます。

2018年2月14日15:00までにお願いしますね。

あ、一海役の募集と共に
彼のデバイスの名前を募集します。

グリスとクリスになりかねないので

それでは お待ちしております。


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9.クローズドラゴン

さて、ついに決まった万丈役。

さらに私は女子高に一人で行くことに。

ラノベの主人公は大変だなと実感し、

現実は小説よりもヤバイことになっています。

経験のある方いるんでしょうか?

おっと、話がそれましたね

それでは本編をどうぞ。


戦闘を開始する。海東さんはどうやらすぐに引くことが

多いらしい。そうなることを考えてしまった。

何故か力が湧き上がる。ボトルとシンクロしてるのか?

 

「ふむ、どうやら少しおかしい事があるのかな。」

「!!!」

 

ばれた。早すぎる。

 

「いってらっしゃい。僕の兵隊さん。」

 

ライオトルーパー3体を呼び出して消えてしまう。

 

「くっ、邪魔だ!」

 

ハンドルを回し、蒼龍を呼び出し拳を3体に叩きつける。

 

『ドラゴニック・フィニッシュ』

 

倒したが、海東さんに逃げられた。

 

「クローズ.....?」

 

後ろから声がした。

 

 

_________________________

 

 

騒がしい。

が、お陰で目が覚めた。

 

「八神はやては?」

 

すぐ近くに横たわっているのを確認する。

 

『ドラゴニック・フィニッシュ』

 

なんだって!?

クローズがいるのか?

 

無理やりにでも立ち上がる。

手には熱をもったドラゴンフルボトルがあった。

 

 

________________

 

 

 

 

 

 

 

振り返ると桐生戦兎似の赤青の服を着た少年が立っていた。

 

「何故俺のことを知っている?」

 

何者だ、こいつ。ってそうじゃねえ、怪我人が先だ。

変身を解除しながら駆け寄る。

 

「なっ!」

 

どうしたんだ?

 

「万丈、龍我?」

 

ん、ああ、そんな名前だったな。

 

「悪いな、俺は龍我じゃなくて龍斗だ。お前は?」

「お、俺は桐生戦兎。」

 

戦兎か。良い名だな。

 

「こいつを病院へ連れて行くぞ。話はそれからだ。」

「分かった。もうそろそろ救急車が来るはずだ。」

「そうか...」

「おい、何持ってるんだ?」

 

戦兎の手が光っていた。

 

「こ、これは....!!」

 

手を開くとフルボトルが飛んでくる。

 

「ドラゴンフルボトル?何で2本もあるんだ?」

 

光が強くなり、形が変化していく。

光が収まるとゼリーがあった。

 

「なんだこれ? ドラゴンスクラッシュゼリー?」

 

飲み物か?

 

_________________

 

 

龍斗はスクラッシュゼリーを知らないみたいだ。

こいつは一体何者だ?

 

「なあ、万丈。スクラッシュドライバーって知らないか?」

「なんだそれ?新しいベルトか?」

 

知らないのか。ならいいけど。

 

「それはビルドドライバーじゃ使えないからな。」

「そうなのか。それじゃあ、ほい。」

 

こっちに渡してきた。

 

「いいのか、お前しか使えないんだぞ?」

「別にいい。お前ならうまく使えそうな気がしてな。」

 

こいつは、本編通りの馬鹿か。会って数分だぞ?

 

「分かった。預かる形で持っておくよ。」

「そうか。」

 

裏表のなさそうな笑顔でそう言ってくる。

 

「そういえばこれは海東さんがやったのか?」

「海東?海東大樹のことか?」

 

なぜその名が出てくるんだ?

 

「知っているのか。で、どうなんだ?」

「関係ないぞ。全部スタークのせいだ。」

 

スタークを知っているだろうか?

 

「誰だそれ?」

「知らないのか。すまないが、後で話そう.....」

 

そしてまた気を失った。

 

_____________

 

 

急に倒れ込んで来やがった。

救急車も来たみたいだから少し離れた所にいた人に女の子を

任せる。戦兎は光写真館に連れていくことにした。

 

「よっと。」

 

戦兎を背負ってもと来た道を戻った。




さて、万丈の名前が決まったので
遂に光写真館であの人と会うことに。

龍斗の秘密が早速分かります。

戦兎の方はまだ秘密です。

一海とそのデバイスの名前はまだ

募集しています。

よろしくお願いいたします。

それでは次回『レスキュー剣山』でお会いしましょう。


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10.レスキュー剣山

シリアスかもしれない。

今回はとても大事な話。

それでは本編をどうぞ。


目が覚めると、知らない天井が見えたので

言ってみたかったセリフを言う。

 

「知らない天井だ。」

 

ノルマ達成の瞬間である。

 

「あ、目を覚ましたみたいですよ。」

「夏みかん?」

 

見慣れた人が出てきた。

 

「士くんと同じことを...?士くん、この子に会ったことありますか?」

「いや、覚えてないからな。知らないが正解だな。」

「士さん、戦兎は俺の力の事を知ってたんですよ。」

 

門矢士もいるのか。ってことは...

 

「ここは、光写真館ですか?」

「それも知っているのか。」

「どうゆうことです?」

 

俺は自分が何故知っているのか、さらにこの世界について説明した。

 どうやら一晩寝ていたみたいだ。なのは達と連絡をとらなければ...

 

「また海東のやつ、お宝探しか...」

 

本編後も盗みまくっているらしい。

 

「俺がこの世界でのやるべき事はスマッシュを倒しきることか。」

「曖昧ですがそうでしょう。」

 

そういえば何故龍斗が旅してるんだ?

 

「龍斗、なんでお前は旅してるんだ?」

「ん、ああ。俺は転生者なんだ。」

「なんだって!?」

 

転生者だと?旅をする中で龍斗のいた世界に行ったのか。

 

「ある日突然目が覚めたら辺り一面真っ白な空間にいてよ。

  お前は転生者だって聞こえてきてベルトの入ったアタッシュケースを開けたんだ。

 そしたら仮面ライダービルドの事が頭に流れ込んできたんだ。で、ベルトを取り出したらここの前にいたんだよ。」

 

どうやらこいつは強制的に転生させられたみたいだ。

 

「万丈龍斗って本名か?」

「ああ、転生前から変わってねえよ。で、士さん達と旅しながらベルトを使えるようになったんだ。説明書がなかったライダーの名前すらわからなかったぜ。

  移動したから散策してたら海東さんを見付けて追いかけてたんだ。

逃げられたがな。」

「そういえば八神はやてはどうなった?近くに倒れていたはずだが。」

「近くに来た人と救急車まで運んできたぜ。お前はこっちに連れてきたがな。」

 

良かった....待てよ。近くに海東大樹がいたんだよな。ってことは....

 

「士さん、海東大樹の狙いがわかりました!八神はやての持つ闇の書です!」

「闇の書?物騒な名前だな。」

「その名の通り危険なものです。海東さんが手に入れる前にどうにかしないと。」

 

面倒なことになった。

 

 

__________________

 

 

 

 

 

こいつ、桐生戦兎はどうやらこの世界に来た人間みたいだな。俺達と同じように。

龍斗のことも知っているみたいだしな。アイツはユウスケと海東、俺に鍛えられたライダーだ。

こいつの旅はここから始まるのかもな。もう大丈夫だろう。

 

「戦兎、お前はこの世界のライダーで良いんだな?」

「はい。実を言うとライダーのこと以外の昔の記憶がないんですよ。」

「それはお前が言っていたネビュラガスのせいか?」

「はい。ハザードレベルを上げる事でライダーに変身する事が出来る様になるんです。

  龍斗、これに人差し指を当て続けてみろ。」

「おう。」

 

ビルドフォンの画面に数字が表示される。

 

「ハザードレベルは3.2か。変身出来る様になってからも特訓をしたんだな。」

「おう!ユウスケさんに鍛えてもらったからな。」

 

こいつはこの世界で置いていく。こいつの居場所はここなのだろう。

 

 

_____________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

______________________

 

「火事だ!逃げろ!!!!」

 

光写真館のあるこの場所は先月、謎の火災によって炎上していた。

急に爆発し、建物は原型をとどめてはいなかった。

 

「この子を未来へ送る。」

「そうね....もっと母親らしいことがしたかった....」

「この子が幸せになることを祈ろう。」

 

彼らは手に目が付いた機械を起動させた。

 

 

_____________________________________

 

 

『レスキュー剣山 ファイアーヘッジホッグ』

 

「博士、どこですか博士!」

 

俺は探した。博士達は見つからない。ホースから出る水で消火しながら進む。

 

「-------どこだ、どこにいる!!!」

 

ハリネズミのアームを振るう。壊して壊して進む。

 

探しても探しても探しても探しても探しても探しても

探しても探しても探しても探しても探しても探しても

探しても探しても探しても探しても探しても探しても

探しても探しても探しても探しても探しても探しても

探しても探しても探しても探しても探しても探しても

探しても探しても探しても探しても探しても探しても

................................................

 

見つかることはなかった______________

 

 

「うああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

 

 

『不死身の兵器 フェニックスロボ』

 

 

 

焼け落ちてしまう建物の中で、危険な兵器が動き出した。

 

 

 




いかがでしょうか。

前半と後半で全く異なる物語を
展開することにしましたが、
人によっては重苦しいかもしれません。

ですが、次回からは元に戻ります。

過去編は次の空白期間に...ね.....。


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11.定刻の反逆者

修正しなきゃいけないかな。

それでは本編をどうぞ。


「何が目的だ。スターク。」

 

またもやスタークに会ってしまった。

士さん達との情報交換を終えて明日、なのは達を連れて行くことになった。

その帰り道にこれである。

 

「オイオイ、そんなに睨むなよ。」

「アンタ、なにもんだ。」

 

ベルトを装着しながら話す。

 

「そんなにも俺の正体が知りたいか?」

「ああ、石動惣一じゃないんだろ?」

「正解は、アイツらを倒したら教えてやるよ。」

 

俺の後ろからナイトローグとガーディアンがやって来ていた。

 

「終わったらちゃんと話せよ。」

「わかってるよ。」

 

睨みを効かせながらフルボトルを振る。

そのままベルトにセットする。

 

『海賊』『電車』『ベストマッチ』

 

ハンドルを回しながら考えた。

 

「今日はとんだ厄日だ。」

 

本気で行く。

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

『定刻の反逆者 海賊レッシャー』『YEAH!』

 

海賊ハッシャーを呼び出しすぐさまビルドアロー号を引く。

 

『各駅電車・急行電車・快速電車・海賊電車!』

 

手を離し、ビルドオーシャン号と共に発射される。

 

『発車!』

 

エネルギー弾は複数いたガーディアン全てを貫き破壊した。

 

「ナイトローグ.....何の恨みもないが、俺の周りに近づくな。」

 

殺気だって言う。だが、

 

「フルボトルをよこせ。」

 

あの時と何も変わらない。

 

「お前の正体も知りたかったんだ。」

 

お互いに銃撃戦に入る。

 

『各駅電車・急行電車・快速電車』

『ライフルモード」

 

準備が完了したナイトローグが先に放ってきた。

 

『スチームショット! バット!』

 

負けじとこちらも放つ。

 

『海賊電車』『発車!』

 

お互いの光弾がぶつかり合う。

煙で見えない中、羽を広げたコウモリが飛んでくる。

 

『エレキスチーム』

 

雷撃のこもったミストを刀身にまとわせ斬りかかってくる。

それをかわしてハンドルを回す。

 

『READY GO!』『ボルテック・フィニッシュ』

 

ビルドオーシャン号にエネルギーを収束し、

アロー号を引きながら狙いを定め、離す。

 

「はあ!」

「ぐあああああああああああああ!!!!」

 

見事に命中しコウモリが落下してくる。

 

「お見事~~~。」

 

スタークの拍手と共に霧がはれる。

 

「なっ!!」

「どうやら僕を知っているみたいだね。」

 

 

 

 

 

ティアナ・ランスターの兄、

ティーダ・ランスターがそこにはいた。

 

 

 

 

 

___________________

 

 

アイツのトランスチームシステムじゃここまでが限界か。

彼がスパークリングを持ち出さなかったのが吉だったな。

確か、後は私の苦手なタコのベストマッチだったか。

 

「よくやった!戦兎。約束通りに教えてやるよ。」

 

変身解除する。

 

「何が起きている!」

 

「なんだよお前と同じ顔が気に食わないのか?」

「違う!お前の本当の顔を見せろ!」

「悪いがまだそれは出来ない。代わりにいい事教えてやるよ。」

「何?」

 

食いついた食いついた。

 

「今回のこの騒動、全てこの世界の最上魁星がやったことだ。」

「なんだって!?」

 

驚いてる驚いてる。

 

「ちなみにお前の世界のやつは、無理やりカイザーリバースにされて

  融合させられたみたいだな。」

「倒せば、融合は解除出来るのか?」

「おっと、ここから先はお前がもっと強くなってからだ。」

 

面白くなりそうだ。

 

__________________

 

 

 

 

どうやら士さん達の事は知らないみたいだな。

 

「これは君にあげるよ。ほら。」

「おっと」

 

ティーダからバットフルボトルを渡される。

 

「またね。妹には会ったことは言わないでくれ。」

「アンタは何が目的なんだ?」

 

正体がわかったからこそ聞きたかった。

 

「君が知る必要はないよ。まあ、もうしばらくしたら....ね。」

 

そう言ってスタークと共にスチームの中に消えていった。




これが全部一日だと、長いので修正してきます。

それでは次回、『ぶっ飛びモノトーン』でお会いしましょう。


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12.ぶっ飛びモノトーン

3.7、3.8、3.9、4.0!

ようやく次の段階に行けるな。

それでは本編をどうぞ。


あの後、すぐにユーノ達に連絡し、

怪物を送り込んでいた犯人について話した。

そしたら緊急事態になったと聞いた。

 

[お兄ちゃんが、怪物に!]

 

急がなくては。

 

__________________

 

 

 

お兄ちゃんが怪物になっていた。

理解が出来ない。

 

「なのは?俺はどうなっている?」

 

姿は変わったがお兄ちゃんに変わりはないみたい。

 

『ぶっ飛びモノトーン ロケットパンダ』

「なのは、大丈夫か?」

 

戦兎さんが飛んできてくれた。

 

「ハードスマッシュ......しかもスタッグか....」

「戦兎さん、何か知ってるんですか?」

「ああ、極まれに意識を保ったままスマッシュになることが出来る物がいる。

  恭也さんはその一人なんだ。恭也さん、左手腕に何かついてませんか?」

 

戦兎さんからの指示で確認しているお兄ちゃん。

 

「これは?」

 

腕にフルボトルがくっついていた。

 

「そのボトルの成分を体内に取り込むことで

   変身できるようになったんでしょう。でも、どうしてそのボトルを?」

「ああ、さっき拾ったんだ。お前の落し物だと思ったんだがそうじゃないみたいだな。」

 

じゃあ、誰のなんだろう?

 

「推測になるんですが、スタークがやったんだと思います。」

 

お兄ちゃんに自分の事とそのスタークって人について戦兎さんが話してくれた。

 

「意識をボトルに集中させて下さい。力を籠めるように。」

「こ、こうか?」

 

そうするとあっさり元のお兄ちゃんに戻った。

 

「これで良し。とっ」

「なのは、悪いが明日放課後についてきて欲しい。会わせたい人達がいるんだ。」

「それって....」

「俺についてと新たな味方についてさ。明日朝にユーノを預かりにくる。それじゃあまたね。」

「はい、おやすみなさい!」

「お休み。」

 

戦兎さんは飛んで行った。

 

 

 

 

_____________________________

 

 

良くないのは理解しているがベランダの窓の鍵開けといて正解だったな。

 

「ふう.....」

 

軽く変身を解除しながら一日ぶりの我が家へ帰還する。

 

「ただいま~」

 

一人暮らしでもたまに口にする。嫌な癖だ。

ビルドフォンを起動させ、ユーノに念話を送る。

 

[ユーノ、なのはに聞いていると思うが....]

[はい、明日の朝ですね。]

[それもあるんだが....]

 

話は30分程続いた。

 

__________________

 

 

 

 

 

 

____________________________________

 

「龍斗。」

「ん?なんすか士さん。」

 

風呂上がりの龍斗に話しかける。

 

「お前をこの世界に置いていこうと思う。」

「えっ、....」

 

驚いているが無視して話を進める。

 

「この世界にはお前と同じベルトを使うライダーがいた。

  つまり、お前はこの世界にいるべきなんだ。」

「でも!」

「聞け!俺達は仲間だ。どんなに離れていても、お前は一人じゃない。」

「....わかってる。わかってるけど....」

 

納得いかない表情で俺から離れていった。

 

「士くんはこれでよかったんですか?」

「ああ、良かったと思うがな。」

 

夏みかんと俺は目を合わせる事が出来なかった。




今回もサブタイトル詐欺の様な気がする。

頭が痛いな.....


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13.イナズマテクニシャン

昨日会った人がいい人過ぎて桐生戦兎化してしまいました。

フムフム、おわかりいただけただろうか

スタークがさっさと撤退を始めるサブタイトルである。

それでは本編をどうぞ。


ユーノを預かる前にボトルを選んでいく。

オクトパスライトは必須だよな。

スタークがいつどこでやって来るかわからないからな。

選別を済ませ手持ちに加える。

 

「おっと、そろそろかな。」

 

7:00に家を出た。

 

_______________

 

 

 

 

_______________

 

 

「なのは、おはよう。」

 

7:20頃、戦兎さんがやってきた。

 

「ユーノを借りるぞ。魔法を覚えさせたい奴がいるんだ。」

「そうなんですか?」

 

誰だろう、魔力を持っている人がいるなら気がつくと思うんだけどな。

 

「恭也さんに変化はなかったか?」

「はい、特に何もありませんでした。」

「そうか。それじゃあ放課後、学校に向かいに行くから待っていてくれ。」

「分かりました。それじゃあユーノくん、行ってくるね。」

「うん、いってらっしゃい。」

 

ユーノを手渡され準備が済んだ。

なのはがバスに乗るのを見送り、自分の家に戻った。

 

 

 

________________

 

 

 

 

________________

 

 

なのはがバスに乗ってきた。

 

「なのは、こっちこっち。」

「おはようすずかちゃん、アリサちゃん。」

 

隣の席に招く。

 

「さっきの男の人、ユーノを抱いてたけど知り合い?」

「うん、ユーノ君を一日預かってもらうことになったの。」

 

気になる。なんでだろう?

 

「あ、今日は一緒に帰れなくなったの。」

「なんで?」

「さっきの人が迎えに来るの。」

「そうなんだ。」

 

なのはから聞き出してみようかな。

 

 

 

 

 

_________________

 

 

 

さて、ユーノを連れ歩いて帰る訳だが.....

 

「♪~~~~~~~~~~」

 

なんでいるの、クローズドラゴン。

 

「何ですかあのドラゴン?」

「知り合いの相棒だ。でもなんでこんなところに....」

 

ドラゴンが俺の前に来てこっちに来いと言わんばかりに服の裾を引っ張ってくる。

 

「悪いな、ユーノ。寄り道するぞ。」

「分かりました。」

 

飛んでいくドラゴンを追いかける。

 

「どこへ行くんだろう?」

「多分、アイツの主のところかな。」

 

走っていくと、

 

「おまえ、こんな所で何やってるんだ?」

「戦兎~~~~~。」

 

公園の端っこで小さくなっている龍斗に会った。

 

_______________

 

_______________

 

 

とりあえず龍斗とドラゴン、ユーノと共に家に帰ってきた。

 

「で、何があったんだ?」

 

龍斗に温かいココアを差し出しながら聞いた。

 

「.........士さんがさ、俺をこの世界に置いていくって言うんだ。」

「.........そうか.........」

 

/(^o^)\ナンテコッタイ。

  聞かない方が良かったのかもしれない。

 

「理由は...知っているのか?」

「ああ、お前が居るからだってよ。」

 

士さん、助けて!

俺には重すぎる。ユーノ!

 

「ちょっ、やめてくだ......」

 

無言の龍斗に捕まって撫でまわされていた。

癒しか、癒しが必要だったのか。

 

「フム」

「うなずいてないで助けてください......」

 

ユーノを生贄にしよう。

 

 

_______________

 

 

 

 

_______________

 

 

「スターク!」

「ようやくここにたどり着いたか。」

 

狙いがばれたか。

 

「カイザーはどこだ?」

「アイツとは考えが合わないんでね。情報交換しかしないんだ。」

 

探してるのは最上か。おおよそ自分の過去を知るためか。

 

「そうか。だが、お前はここで倒す。」

 

フルボトルを取り出し振る。

そしてベルトにセットする。

 

『オクトパス』『ライト』『ベストマッチ』

 

ハンドルを回して走り出す。

タコか...

 

「俺の嫌いなもので来るか。」

「ああ、変身!」

 

『イナズマテクニシャン オクトパスライト』『YEAH!』

 

「全く、相手してやるか!」

 

スチームブレードを構えて迎え撃つ。

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

すぐさまドリルクラッシャーをかまえてきた。

 

 

____________

 

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

こう走ってるのは理由がある。

それは数時間前まで遡る。

 

 

 

 

 

「それで、魔法を教えたい人って....」

「ああ、この落ち込んでる龍斗だ。」

 

 

気まずい。

 

「ええと、取り合えず飛べるようにしてくれ。」

「分かりました。だけど....」

「まだくよくよしてるのか...」

 

はあ、親のように慕っていた人から別れを告げられたのだ。

つらいのだろうが、こいつを育てておく必要がある。

 

「おい、龍斗。このままでいいのか?」

「なに?」

「このままだと、士さん達においてかれてもしょうがないぞ。

  それでもいいのか?」

「んなわけあるか!だけど...どうやって....」

 

やる気になったかな。

 

「お前は魔力がある。それを使えるようにするんだ。」

「まほうって?」

 

食いついた食いついた。

 

「今からユーノに教えてもらえ。その間に朝食の準備をしてくる。」

 

後ろからフェレットが喋ってる!とか自己紹介の台詞と騒がしい中、

キッチンに移動した。




次回、万丈龍斗は魔法使い

/(^o^)\ナンテコッタイ

ってサブタイトルにしようか...迷う...。


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14.龍斗の悲劇

だいたい、スタークがわるいんだ...

かんじつかえない....

それではほんぺんをどうぞ。


そういえばなんで記憶がないんだろう?

そう唐突に思った。

誰に料理の仕方を教えてもらったのか。

闘い方もだ。俺は自分について知らなすぎる。

 

「戦兎、朝飯まだか?」

 

大きな拾い物をしたもんだ。

 

「戦兎さん、龍斗はデバイスを持っているみたいです。」

「なんだって、それは本当かい?」

 

こう、ライダーネタが出てくるのもわからないな。

 

「このドラゴン、デバイスみたいなんです。」

「そうなのか。」

「なあ、デバイスってなんだ?」

「ユーノ、後は頼んだ。火使ってるから、これ以上は離れられない。」

「了解しました。」

 

デバイスの説明を3回繰り返し、飛行魔法の練習を見ながら

ベーコンエッグを完成させた。

 

_______________

 

 

 

_______________

 

 

龍斗の食事後、家の中で飛行魔法の練習が続く。

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

「そんなに力入れなくていいから!」

 

ユーノは叫んで指導。どうやらこいつは本編よりも馬鹿らしい。

バリー――――ン

 

「「あ」」

「........」

 

See you 窓ガラス。さて....

 

「龍斗.....」

「ま、待ってくれ!わざとじゃないんだ!」

「そうですよ、元は部屋の中で練習して窓に特攻する龍斗が悪いんですよ。」

「ちょ、フォローじゃないのかよ!」

 

ギャーギャー言ってる二人を尻目にビルドフォンで電話を掛ける。

 

「あ、もしもし。士さんいますか?」

 

保護者に連絡なんだぜ。

 

________________

 

「そういえばお前は何歳なんだ?」

「俺か?今は15だぜ。」

「ちょっと待て、ユーノがいるだろう。」

 

戦兎さん達なにを話してるんだろう?

僕には教えてくれないんだろう?

まだまだ疑問は尽きない。

 

「ユーノは今10歳だよな。」

「うん、そうだよ。」

 

龍斗もアルハザード出身みたいだ。

あのベルト、凄い技術でつくってあった。

でも、二人は知り合いじゃなかったみたいだ。

 

__________________

 

「光写真館?」

 

どうしてこんなところに?

ここは確か火事になって空き地になっていたはず...

何か建つならすぐに気が付くはずなんだけどな....

 

「ここが俺の家だ。みんなで旅してるんだ。」

「旅?」

「説明は後で。おじいさんが昼食をつくって待っているみたいだからな。」

 

そこまで食事が大事なんだね。

 

「ただいま~」

「「お邪魔します。」」

 

すると、

 

「おや、龍斗くんのお帰りのようだね。」

 

おしゃれなおじいさんが出迎えてくれた。

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

軽く今日を振り返っていると

 

「戦兎!加勢するぜ!」

「龍斗!?」

 

ベルトを装着した龍斗がクローズドラゴンを

使って変身してくる。

 

「戦兎、あいつがブラッドスタークか。」

「ああ、なにかあるのか?」

「アイツ、俺の部屋を荒らしていきやがったんだ!」

「へ?」

「お陰で夏美さんに怒られるは、片づけに時間はかかるわ。

  さらに、士さんには突然の別れを告げられるわで、今物凄く腹が立ってるんだ!!!!」

「お前が犯人なのはわかってる。お前の蛇の尻尾が見えたからな!!」

 

スタークのやつ、何を探してたんだ?

 

「おやおや、もうちょっと冷静にいこうぜ?」

「うるせえ!」

『ビートクローザー』

 

武器を取り出し逃げるスタークを追いかけていくクローズ。

切り札を取り出し軽く振る。準備は万端だ。今度こそアイツの顔を見てやる!

 




戦兎くんの求める答えは作者である私が知っている。

さ、聞き出してみろ!

戦兎『ハザード・オン』

ちょ、無言のままハザードトリガー使わないで
それにまだ登場してないよね?!


まっ_________________



じ、次回、『シュワッと弾ける』で、お、お会いしま

『ボルテック・ブレイク』

Areeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee.........


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15.シュワッと弾ける

時間がなくなってきました。

最新が遅れると思われます。

ご了承ください。

それでは本編をどうぞ。


「ただいま、じいさん。昨日はすいませんでした。」

「良いんだよ。若い頃に同じような事をしたしね。」

 

おじいさんと龍斗の会話が始まった。

こいつにとっては本当のおじいちゃんそのものだろう。

 

「おっと、お客さんを待たせてしまったね。」

「いえ、自分達は龍斗を送り届けに来ただけなので。士さん達はどこに?」

「ああ、夏美と一緒に翠屋って所に行ったよ。君、この前うちで寝ていた子かい?」

「はい。あの時はどうもありがとうございました。」

「良いんだよ。士君も似たようなことになった事があるしね。」

 

ありがたい。このままここに居させてもらうことにしよう。

 

「すみません、4時頃に用事があるのでこの子を預かって貰えますか?」

「フェレットかい?いいよ、君も3時半位までくつろいでいくかい?」

 

願ってもない。

 

「お願いします。」

「わかったよ。」

 

光写真館の中に入る。昼食も食べていってくれと言われ、頂く事になった。

 

 

_________________

 

 

 

 

 

_________________

 

 

「長生きしてみるもんだね。本当に魔法が存在しているなんて。」

「あまり知られていない方がいいのですが、龍斗の保護者ですからね。」

 

じいさんとユーノが話している。今、俺は倒れている。

魔力を使いすぎたらしい。そんな俺の周りを飛び回ってるドラゴン。

 

「お疲れ、そろそろ向かいに行ってくるよ。」

「おう、さっさと回復して姉弟子にあいさつしないとな。」

 

しかも、この姉弟子がどうやらこの世界の鍵になっているみたいだ。

 

「じゃ、迎えに行きます。」

「「「いってらっしゃい」」」

「さあ、ユーノくん。君の世界について教えてくれないかい?」

「わかりました!」

 

師匠、こっちの10代みたいになってるな。

 

「クローズ、仕上げていこうぜ!」

「♪~~~~~~~~~~」

 

立ち上がりクローズと共に練習を再開した。

 

 

 

 

______________

 

 

 

 

______________

 

 

バイクを走らせる。フォン状態で場所の確認をしたら

メット内に道案内が出てきたのだ。それを使って私立聖祥大附属小学校へ向かっているのだ。

 

「っと」

 

ここを曲がってっと..。

 

「ここか......。」

 

無事に目的地に到着した。

 

「3時50分か。そろそろかな。」

 

邪魔にならない所にバイクを移動させ、校門で学校が終わるのを待った。

 

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_______________

 

 

 

「ねえ、あれって朝の....」

「戦兎さん、もう来てるの。」

 

早いわね。もう迎えに来てるなんて。

 

「バイクで来たみたいだね。」

「待たせたら悪いの。私はもう行くね。」

「バイバイ、なのはちゃん。」

「またね、なのは。」

「うん。また明日なの。」

 

なのはは走って行った。

 

 

_____________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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「おりゃ!」

「おっと、ガムシャラに振り回しても当たらないぞ?」

「わかってら!」

 

龍斗に追いついた。いよいよ使う時だ。

ハンドルを回す。

 

「龍斗、避けろ!」

「!わかった!」

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

 

クローズがスタークから離れたのを確認しライトハーフボディの肩のライトを強く発光させる。

その内にオクトパスハーフボディのタコから墨を吐き出してドーム状にしスタークを拘束する。

そして龍斗に合図する。

 

「今だ!」

「おう!」

『スペシャルチューン』

 

ビートクローザーにロックフルボトルをセットしてグリップエンドを3回引く。

 

『ヒッパーレ!ヒッパーレ!ヒッパーレ!』

 

『♪~~~~~~~~~~』

 

ビートを響かせ、トリガーを引く。

 

「おりゃあ!』

『メガスラッシュ!』

 

「ぐあああああああああああああ!」

 

スタークに命中してる今のうちに缶を取り出し振る。

 

『♪~~~~~~~~~~』

 

そしてベルトのボトルを外して缶のシールディングタブを引く。

炭酸飲料の開封音が鳴り響く。

 

「なんだそれ?」

 

龍斗に聞かれたので答える。

 

「スタークを倒すための切り札さ。」

 

そう言ってベルトにセットする。

 

『ラビットタンクスパークリング』

 

ハンドルを回してビルドマーク型のスナップライドビルダーを展開する。

 

『ARE YOU READY?』

「変身!」

 

前後から挟まれ、両腕を少し横に広げる。

すると、炭酸を彷彿とさせる水滴が散る。

 

『シュワッと弾ける! ラビットタンクスパークリング! イエイ!イエーイ!』

「いくぞ、スターク。これが今の全力だ!」

 

今度こそスタークを倒す!




次回、あの人が変身する。

またお会いしましょう。


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16.READY GO!

前回の次回予告であの人が変身すると言ったな。
あれは嘘だ。

本当に申し訳有りません。
パソコンが壊れてしまい、スマホから
投稿しております。
さらに展開に問題があり、あの人の変身を次回へと変更させていただきます。

身勝手ではありますが、何卒ご理解を宜しくお願いします。

それでは本編をどうぞ。


「戦兎さん!」

 

なのはが走ってきた。沢山の生徒に見られているな。

 

「やぁ、なのは。悪いけどコレを被って後ろに乗ってくれるかな。」

「わかりました。」

 

なのはに子供用のヘルメットを渡し、

バイクの後ろに乗せる。

 

「しっかり捕まって。」

 

バイクのエンジンを起動させ、走りだす。 

目的地は光写真館!

 

「ニァァァ!」

 

何か聞こえてくるが、無視する。

 

 

あっと言う間に光写真館に着く。

着いたはいいのだか…

 

「にゃ〜」

 

ヘルメットの中で目を回しているなのは。

慣れてないみたいだ。

 

「大丈夫か、なのは?着いたぞ。」

「〜〜〜んっは!つ、着いたんですか?」

「ここ、光写真館にユーノを預けてある。」

「あれ?ここって....」

 

何か思う事があるんだろうが、ディケイダーがここに停めてあるからな。早めに中に入らなきゃ。

 

「どうした?行くぞなのは。」

「...は、はい。」

 

扉を開けると飛べるようになった龍斗とユーノに飛ばせてもらっているおじいさん。さらに、奥でコーヒーを飲む士さんが迎えてくれた。

 

 

____________

 

ユーノ達に士さん達の事と目的、更に龍斗の事を説明した。流石に転生者と俺の事は話さなかったが。

 

しばらくして、突然電話が掛かってきて

スタークに近くの廃工場に呼び出され今に至る。

 

 

 

____________

 

 

 

「遂に使って来たか…そのアイテムを!」

 

ドームを破壊しスチームブレードを構えた

スタークが出てくる。

 

『4コマ忍法刀』『分身の術』

 

忍法刀を呼び出し、4人に分身する。

 

『ドリルクラッシャー』『ホークガトリンガー』

『海賊ハッシャー』

 

それぞれ武器を呼び出し、攻撃をする。

 

『10,20,30,40,50,60,70,80,90,100!

 Full Bullet!』

 

ガトリンガーを待機させ、構える。

 

「ふっ!」「はっ!」

 

忍法刀とドリルクラッシャーを持つ自分が

組み合わせるように攻撃する。だが、完全に防がれた。

 

「オラァ!」

 

龍斗がビートクローザーで斬りかかるが、

スタークに弾かれてしまう。

 

「邪魔だ!」

『エレキスチーム!』

「ガァァァァ!!」

 

スチームブレードをモロにくらい、

龍斗はぶっ飛ばされ変身が解除される。

 

「龍斗!」

 

海賊ハッシャーを持った自分が近づくが、

スタークに射たれそうになる。

 

「クローズについてはもう調べがついたか…

 アイツはまだまだ強くなるぞ。

 上手く育てろよ、戦兎?」

「言われなくても分かってる!」

 

海賊ハッシャーを構えすぐさま放つが、

防がれてしまう。

 

「なぁ、お前ならいい加減に俺の正体に気が付いてるんじゃないのか?」

 

ああ、予想はついている。だが…

 

「それは自分で確かめる!」

「いい心掛けだ!」

 

スチームガンとブレードで、ハッシャーとクラッシャーを持った自分たちが消された。

 

「今だ!」

 

消えた自分たちの後ろからガトリンガーを発射する。

 

「くっ!、上手いこと分身を使って来たな!」

 

防ぎ切れなかった銃弾が、確実に当たっていることが

確認できた。

 

『火遁の術』『火炎斬り!』

 

忍法刀を使い火炎斬りを発動させる。

瞬時にガトリンガーをリロードさせようとするが、

スタークのアイススチームショットをくらい消滅する。

すぐさまブレードに分離し、エレキスチームを使ってくる。

 

「真剣勝負ってヤツだな。」

「はっ!」「……くっ!」

 

お互いに走りだしすれ違いながら斬る。

どうやら、どちらもまともに入ったみたいだ。

 

「…まだだぁ!!!」

 

スタークが2匹の巨大なコブラを出現させた。

そいつらによって俺は痺れたまま拘束されてしまう。

 

「ふぅ…ハザードレベル3.5か…まだまだ伸びるな…」

 

スタークがため息を吐きながら近づいてくる。

今だ!

 

「ふっ!」

 

コブラ達の拘束をとき尻尾掴みスタークに投げつける。

 

「…マジかよ…くっ…」

 

よし、これで…

ハンドルを回し、コブラ達とスタークを白いリングが連なるトンネルに拘束する。

 

『READY GO!』

「ハァァァァ!!!!」

『スパークリング·フィニッシュ!』『YEAH!』

 

上へ飛び、空中でキックのポーズを取りながら

トンネルの中を進んでいく。

 

「グッ……アアアア!!!」

 

コブラとスタークを通り越し、反対側の出口から出てきて着地する。

 

「ハァ、ハァ、…」

 

息切れしながらも後ろを振り向く。

そこには以前と同じ様に俺と同じ顔をした男が膝立ちのから、立ち上がろうとしていだ。

 

「流石だ……桐生戦兎…お前なら…あれが……いや、無理か…。」

 

なにかをつぶやいているが、声が小さく聴き取る事ができなかった。 

 

「…さっさと最上を倒せ…お前が次のレベルになるまで、俺は手を出さないからな。」

 

「待て!」

 

男はフルボトルを振り、何処かへ飛んでいってしまった。

緊張が解けたのか変身を解除して吹っ飛ばされた龍斗の近くに座る。

 

「…たくっ…俺も人の事が言えないな…」

 

今回、スパークリングを使ったのは正体を表さないスタークに切れてしまったからだ。

龍斗と似たもの同士なのかもしれない。

そう思いながら、士さん達に連絡した。

 

結局、最上の居場所は分からなかった。

 

 

 

 

 

 




今度はちゃんと書きますから。

えっ、その人じゃない?

何言ってるんですか?

まだ変身してないのはこの人でしょう?


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17.カイザー

やあ、未来編ばかり筆がすすむ作者だよ。

悪いとは思ってるんだけど、書きたかったから

仕方ないよね。

それでは本編をどうぞ。


「よう、戦兎。いい事教えてやるよ。」

 

スタークとの戦いが終わり、龍斗を光写真館に送ってから

なのは達を家に送り届けたあと家に帰ってすぐにスタークから電話がきた。

 

「何のつもりだ?」

「最上魁星の事だ。」

 

願ってもない情報が流れ込んできた。

 

「最上は閉鎖されたトンネルに研究所を構えている。

あいつを倒してその先へ行け。」

「その情報は本当か?」

「さあな、信じるも信じないもお前の自由だ。チャオ♪」

「おい!」

 

いつも道理に電話してきたスターク。

アイツは何を狙っているんだ?

明日、光写真館に行って士さん達と行くことにしよう。

そう思いながら眠りについた。

 

___________________________

 

「おはようございます。」

「ああ、おはよう。戦兎くん。」

 

おじいさんと挨拶してから士さん達と昨日の電話の内容について話した。

 

「今からいこうと思っています。力を貸してください。」

「分かった。案内してくれ。」

「待ってくれ!俺も行く。」

「龍斗...」

「最後の、最後まで一緒に戦わせてください!」

「....好きにしろ...」

 

すぐに外へ出る。すると、

 

「待ってたぜ、士。」

「私達も行きます。」

 

夏美さんとユウスケさんがバイクに乗って待っていた。

 

「ったく、いくぞ。」

「ほら、龍斗。さっさと乗れ。」

「おっと、おう!」

 

龍斗にヘルメットを渡してバイクに乗り起動させる。

乗ったのを確認して先頭を走る。向かうは廃棄トンネル!

 

 

_______________

 

「ここか....」

「はい、ここにアイツがいるはずです。」

 

バイクから降りてトンネルの中を進む。

その先にエニグマがあった。

 

「何故この場所が分かったのか。聞いてもいいですか?」

「スタークに教えてもらったんだよ、最上魁星!」

「ほう、どうやら君は別世界の人間らしいな。依然取り込んだ私の記憶の中にいるようだ。

名は、佐野巧。16歳と言ったところか。」

「やっぱり、スタークのやつが言った通りか。」

 

士さん達には依然、最上については話してあるが、龍斗は余り理解できていない様子。

 

「まあいい。今から私はもう一つの平行世界へ行き、世界を破壊して我が物にする。

その邪魔だけはしないでくれ。」

「ふざ..「ふざけんじゃねえ!」

 

士さんに無言で止められる。龍斗は止まらない。

 

「お前なんかに世界を破壊されてたまるか!その世界にはな、俺の大切なダチの記憶があるかもしれないんだ。それをお前なんかには渡さない!」

「よく言った、龍斗。いくぞ、本当の破壊者の実力を見せてやる。」

 

士さんは既にベルトを装着していた。俺たちもビルドドライバーを装着する。

既に構えていたカードをセットする。クローズドラゴンをベルトに添えて一気にセットする。

ラビットタンクをセットして龍斗と共にハンドルを回す。

アークルを呼び出しベルトにそってサイドのスイッチに腕を添える。

 

『KAMEN RAIDE』

『クローズドラゴン』

『ラビット』『タンク』『ベストマッチ』

 

『変身!』

 

『DECADE』

『鋼のムーンサルト ラビットタンク』『YEAH!』

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!』 『Yeah!』

『♪~~~~~~~~~~』

 

夏美さん以外の変身が完了する。

 

「一人除いて全員仮面ライダーか...この力を試すには丁度いい。」

『~~~~~』

 

聞き取れない音声と共にネビュラスチームガンにギアをセットする。

 

「.....」

 

無言のままトリガーを引く。

 

『ファンキーマッチ』『バイカイザー!』

「さあ、私の実験台になってくれ!」

 

戦いが始まった。

 

____________

 

 

____________

 

すぐにエニグマの破壊に向かった俺だが、バイカイザーに道を防がれてしまう。

 

「おおおおおおおおおお!」

「今だ!早くいけ!」

 

士さんと龍斗のお陰で前に進めるようになる。

 

「ありがとうございます!」

 

ドリルクラッシャーを呼び出し、ハリネズミフルボトルをセットする。

 

『READY GO!』『ボルテック・ブレイク』

「はああああ!」

 

エニグマを貫こうとするが、ガーディアンが沢山転移してきた。

おかげで攻撃は届かなかった。

 

「この、邪魔を、するな!」

 

余りの数でとても破壊するには時間がかかり過ぎる。そんな時だった。

 

「はあ!」

「おりゃあ!」

 

夏美さんことキバーラとクウガが助けに来てくれた。

 

「ここは私たちが道を作ります!」

「早く装置を破壊してくれ!」

「はい!」

 

道を駆け抜けていき、ハンドルを回す。

 

『READY GO!』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

「おりゃああああ!!!!」

 

今度は無事にエニグマを貫通し、すぐさま離れる。

 

「皆さん!ここから脱出してください!崩壊します!」

 

「うああああ!」

 

クローズを拾いながら走る。トンネルから全員がでた事を確認しタンクの足で壁を蹴り壊す。

だが、やつはネビュラスチームガンを連射しながら出てきた。

 

「佐野巧。貴様だけは絶対に許さん!」

「俺もだ!」

 

反論をする中でディケイドのブッカーからブランクのカードが6枚出てきて

完成する。

 

「なるほど、どうやらこの為だったみたいだな。」

 

その中から2枚のカードを選びセットする。

 

『FINAL FORM RIDE C,C,C,CROSS-Z B,B,B,BUILD』

 

「ちょっとくすぐったいぞ。」

 

俺は、俺達は不思議な体験をすることになる。




大体予想できるんじゃないかな。

次の話。


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18.さらば優しき先輩方

賛否両論、人それぞれです。

それでは本編をどうぞ。


「「へ?」」

「なんじゃこりゃ~!」

『ラビット』『ラビット』

『タンク』『タンク』

『クローズドラゴン』

 

俺の体が二つに別れてそれぞれマイティブラザーズのようになった。

クローズはドラグレッダーのようなドラゴンになっていた。

 

「いくぞ!」

「はい!」「おう!」

 

クローズはキバーラとクウガを乗せ、残りのガーディアンに向かっていく。

俺達はドリルクラッシャーを呼び出しバイカイザーに攻撃を仕掛ける。

 

「なんだそれは?!」

「「悪いが俺達にもサッパリだ!」」

 

どんどん攻めていく。ここだ!

 

「士さん!」「わかった。」

 

カードを2枚セットし、バックルを回転させる。

 

 

『FINAL ATTACK RIDE C,C,C,CROSS-Z B,B,B,BUILD』

 

「龍斗!」

「おう!」

 

俺達は二つのグラフを呼び出しバイカイザーを挟み込む。

そしてそこに龍斗と共に流れるようにグラフに入る。

さらにディケイドのカードが10枚並んでその中を通り抜けキックをする。

 

『『ボルテック・フィニッシュ』』『『YEAH!』』

「「おりゃああああ!!!」」

 

貫通したかのようにバイカイザーの後ろに降り立つ。

 

「これで終わりだ...最上魁星...」

「_______巧君、この後ですぐにトンネルの中にあるアタッシュケースを持っていくんだ。必ず、君の役に立つはずだ。最後に、ありがとう。私を止めてくれて______」

 

バイカイザーからおそらく自分の世界の最上の声が聞こえてきた。そしてすぐに爆発した。

俺はただ後ろを振り向けずにいた。

 

 

_____________

 

 

全員が変身を解除してから最上魁星の残したアタッシュケースを開けた。

そこには俺宛の謝罪の手紙とある物の設計図が入っていた。

これは自分が大切に保管すると話した。

 

「.....これで、この世界での俺たちのやるべき事は終わった。夕方にこの世界を去る。」

「...そうですか...」

「龍斗、俺の家に来いよ。これから一緒に過ごして強くなろう。そしてまた会うんだ、士さん達に。」

「......ああ!」

「ふっ...帰るぞ、ユウスケ、夏みかん。」

「士....」

 

さっさとバイクに乗って行ってしまう。俺は龍斗を連れて光写真館に向かった。

 

~~~~~~~~~~

ユーノとなのはに士さん達が旅立つ事を念話で伝えた。

学校が終わり次第、こっちに来るそうだ。

 

俺は黙々と作業していた。一旦家に帰って設計図の物を作り始めたのだ。

幸い、材料は殆ど家にありそれを組み立てていた。

昼12時を指す時計からかちりと音がした。

 

 

_______________

 

 

「皆さん、今日までありがとうございました!」

 

俺は自分の部屋を片付け荷物の用意をして皆に別れを告げていた。

 

「皆さんに会えて、本当に良かったです!」

 

泣きながらじゃ、うまく言えてるかわかんないな..

皆さんがこれからの事を話してくる中、最後に士さんが近づいてきた。

 

「龍斗、お前はこれから人生を自分らしく生きていけ。俺達はまだまだ旅を続ける。またどこかで会えるさ。」

「士さん....」

「お前はこれから戦兎を支えてやれ。アイツは自分をそこまで大切にしていないみたいだからな。」

「はい!!!」

 

もう少しでここから離れるとなると、なにかが引っかかっていた。

 

「龍斗くん、まだ悩んでいるみたいだね。」

「じいさん..」

「依然士くんにも行った事があるんだけどね、

どんな旅にも無駄はないよ、どんな人生にも無駄がないのと同じようにね。

だから、君は君自身の旅を続けるんだ。大丈夫、また会えるからね。」

「...ありがとう、じいさん。頑張るよ、俺。」

 

ああ、引っかかっていた物が取れた気がした。

そして戦兎がやって来た。

 

 

__________

 

「俺達はいつまでも仲間だぜ。」

「はい!」

 

ユウスケさんと龍斗の会話を聞きながら作ってきた物を見せる。

 

「なんだ、この小手?」

「これは最上魁星の研究の集大成。平行世界移動マシン、エニグマ。それを装着可能にして、サイズも小さくしたものです。アタッシュケースの中にあった設計図を元に作ってきました。」

「これを使って何をする気だ?」

「龍斗と旅に出ようと思っています。この先、どんな敵が現れるかわかりませんし..」

「そうか...」

 

士さんは何か思うことがありそうだが、何も言わなかった。

 

「「お邪魔します~~」」

 

ユーノとなのはが来たみたいだ。

 

~~~~~~~~~~

 

ユーノはユウスケさん達に遊ばれている。

なのはは夏美さんと何かを話しているみたいだ。

 

「さて、そろそろ....」

「もう、行くんですね...」

「まだまだ旅は続くんだ、一定の世界にはとどまっていられないんだよ。」

「そうですよね...」

 

二人そろって龍斗の方を見る。

 

「アイツを頼んだぞ、戦兎。」「...はい!」

 

なのは達に声をかけ光写真館から出た。

 

「じゃあな...」

 

ふと振り返るとそこにはただ空き地が広がっていた。

 

「..いくぞ、戦兎。翠屋でなんかおごれ。」

「わかった...ほら、なのは達も。」

「「はい!」」

 

優しくも不器用な先輩に導かれ、万丈龍斗は進んでいく。

俺はそれを支えていく。そんな未来を夢見て歩いて行った。

 




カイザーはほとんどやられ役になってしまいました。

また次回、お会いしましょう。


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19.旅立ち

始まる新章。

だけど原作から離れて行く。

それでは本編をどうぞ。


あれから1週間たった。俺は龍斗と共に恭也さんとの特訓をしていた。

お互いにボトルの力を引き出した戦いが出来る様になってきた。

そんな中、エニグマが完成した。だから、なのは達を呼んでそのことを伝えた。

 

「これを管理局にもっていってくれ。中には俺たちについての記録が入っている。」

「分かりました。」

「寂しくなるの。」

 

この1週間毎日、デバイスとユーノ、龍斗と共に魔法の練習をしていたのだ。寂しくもなるだろう。

 

「姉弟子、俺も旅の中で強くなってきますんでそっちももっと上手く魔法を扱える様になってください!」

「うん、わかったの!」

 

仲がいいのはよろしいっての。

 

「明日には出るが、11月には戻ってくるつもりだ。」

「それじゃあ...!」

「ああ、そんなに長くは離れないよ。なのはの言ってたフェイトって子にもすぐに会えると思うよ。」

「よかったね、なのは!」

「うん!」

 

これからの予定と特に意味のない雑談は途中から来た恭也さんも入れて長々と続いた。

 

 

________________

 

 

 

翌日、龍斗をドラゴンに起こしてもらって朝のトレーニングに向かう。

ランニングコースは1週間変わらない光写真館のあった場所を通るといったものだ。

だが、今日は違った。

 

「士さん、俺も旅をします。新たな仲間と共に。」

 

龍斗はここに来ても余り彼らについて言わなくなった。自分なりのけじめなんだろう。

 

「よし、いくか!」

「おう!」

 

走る速度を上げ、サッサと家に帰り準備を始める。

 

「忘れ物はないな?」「おう、必要な物は持ったぜ。」

「それじゃあいくぞ?」「おう!」

 

俺は腕に装着したエニグマを起動させる。

 

「こいつについては説明したよな?」

「ああ、過去にも行けるんだってな、試したことはないみたいだけどな。」

「流石に過去はやばいと思ってな。よし、転移開始!」

 

俺達は旅に出た。守護騎士達や闇の書に勝てるように。

 

 

____________

 

 

 

「事故は付き物ってか....」

「マジかよ、ここって....」

 

転移先に設定したミッドチルダには着いた。だけど、

 

「「古代ベルカはないだろ!!!!」」

 

とんでもないことになってしまった。

 

~~~~~~~~~~~~

 

取り合えず戸籍を偽装する。名前はそのままにしてだ。

 

「またエニグマが使えるようになるまでに三ヶ月ある。その間に強くなるんだ。」

「だけどよ..このままだと流石にな..」

「いい考えがあるんだ...」

 

目線は聖王オリヴィエの城に向いていた。突撃してみるとしよう。

 




本編なのに始まるベルカ編。

本編完結はかなり時間がかかりそうです。

それでは次回もお会いしましょう。


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ベルカ 20.出会い

書けば書くほど消えていく。

何故だ!

あ、ゲンムVSレーザー見ましたよ。

まだまだ物語が続きそうなストーリーでした。

さらば、神!

それでは本編をどうぞ。




「変身!」

『ぶっ飛びモノトーン ロケットパンダ』『YEAH!』

「つかまれ、龍斗。突撃するぞ。」

「えっ...」

 

エニグマを外してビルドドライバーを装着し、ロケットパンダに変身して垂直に上昇した。

そこから一気に城に突撃していった。転移に失敗したなんて言えばどうにかなるだろうと思いっきり突っ込んでいった。すると、広い場所に出たので龍斗を落とした。

 

「おい!なにすんだ!危ないだろうが!」

「多少の無茶は問題なし、それよりもだ。ここがどこか聞いてみようぜ?この身分の高そうな人達によ。」

 

オリヴィエとクラウスがそこにはいた。

 

「何者だ、貴様ら!」

「拘束する!」

 

兵隊がこっちに来るがロケットを飛ばして気絶する程度の力で吹っ飛ばした。

 

「あまり攻撃しないでいただきたい。私達は話がしたくて来たのだ。聖王オリヴィエ、無礼を承知の上で聞いていただきたい。」

 

エニグマが再起動する事ができるまでの3ヶ月。うまくいけば、俺も龍斗も最も強くなれるはずだ。

オリヴィエとクラウスに変身を解除しながら言う。

 

「私の名前は桐生戦兎。ここで威嚇しているのが万丈龍斗。「おい、どうゆうつm」黙っていてくれ龍斗。私達はこの時代からはるか先の未来から来た。」

 

この掛けが吉とでるか凶とでるかそれは俺にも分からなかった。

 

_______________

 

 

聖王と覇王が集まりし玉座の間にとある者達が侵入した。

 

《創成王》と《龍王》

 

後にこう呼ばれる王たちの日々が記されている古書、双王物語。

 

無限書庫に眠るこの書物には重大な秘密がある。

 

だが、書物は特定の人達にしか開くことが出来ない。

 

レリックの封印がしてあるこの書物。

 

スタークいわく、俺の目的の物が封印されているとか。

 

ジェイル・スカリエッティは語る。ゆりかごの本当の姿にするために必要だったと。

 

そんな封印を解くカギは今でもとある少女の手首で光っている。

 

______________

 

 

「あいつら、過去に飛んだか。全く、A‘sまでは大人しくしてるつもりだったのに...」

 

スタークはそう言いながらフルボトルを振った。

 

「まあ、いいじゃないですか。この旅で彼らは更に強くなるはずですよ?」

「ああ、それは確信している。だからこそだ。何のために万丈の部屋を漁ったと思っている?」

「わかってますよ。ハザードレベルを常時こちらから確認できるようにしたんでしょう。またゲームが面白くなりそうですね。」

「お前はそれだけじゃないだろう?妹を_____」

 

ティーダ・ランスターとブラッドスタークの会話は止まらない。

 




小さな感想

ゴッドマキシマムマイティX

良かった。

レーザーX

何で今日本にいないんだ。

次回も遅れるかもしれません。

それではまた。


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21.襲来

この話は後に編集し詳しく、さらに話数を増やすつもりです。


「おりゃああああ!!!!」

「ふっ...はっ!!!」

 

あれから一ヵ月位たった。オリヴィエとクラウスは俺達の話を信じてくれて住む場所を提供してくれた。だから、

俺達はアルハザード出身という事で技術を提供する事になった。

 

「ミカ、これとこれを運んでくれるか?」

「はい、わかりました!」

 

この子はミカ。こんな名前だけど男だ。街中を歩き回っていた時に出会い、オリヴィエに頼んで弟子として技術を教えている。主に魔法とフルボトルについてだ。驚くことにこの時代にはパンドラボックスがあった。パネルはあるものの肝心のフルボトルがなく、ネビュラガスからボトルに成分を抽出し浄化までを教えた。曖昧ながら記憶があって良かった。

 

「覇王断空拳!」

「ぐあああああああああああああ!」

「あ~あ、またやってるよ。」

「龍斗さん、相変わらずですね。」

「そうだな。」

 

今日もかわらずクラウスによってどこかへ行く龍斗。以前よりも長い間戦える様になったみたいだ。

今アイツは変身していない。軽い魔法とフルボトル、己の体のみで戦っていた。

 

「ん、ああ。二人ともまた研究の材料を運んでいるのか?」

「はい!今日はフルボトルのパーツになりそうな物を街で手に入れたんです!」

「そうか、いよいよ師匠を超えるか?」

「まだまだですよ。頑張ります!」

 

クラウスがこっちに来てミカと話す。そう言えば...

 

「クラウス、そろそろ龍斗にベルトを使用させようと思うんだが..」

「ああ、いいかもしれないな。午後から始めよう。」

 

フハハハハハ、龍斗。君の成長を見せてくれ。ってな。

 

「....随分と楽しそうだな、戦兎。」

『!?』

 

突然聞こえてきた声に皆が反応する。

 

「...どうしてここにいる、スターク!」

「オイオイ、俺は迎えに来てやったんだぜ。」

「なに?」

 

クラウス達は警戒をとかない。

 

「お前たちが元の時代からいなくなってからもう3ヶ月以上たってな。もうA‘sが始まったんだよ。」

「!本当か!?」

 

思ったより時間がない。

 

「万丈龍斗を連れてこい。そして俺からこれを奪え。」

 

スタークは2本の白いフルボトルを取り出した。それはエニグマの起動に必要なエネルギーが入ってた。

 

「クラウス、兵隊とミカを連れて離れろ!」

「俺も戦k「ダメだ!」!」

「スタークは何をするか分からない。オリヴィエにも何かしているかも知れない。」

「...わかった。」

 

黙ってオリヴィエの元に向かっていった。俺はベルトを装着し、ラビットタンクスパークリングを取り出す。

 

「ミカ、離れてくれ。」

「は、はい!」

 

離れたのを確認しプルタブを開ける。

 

「いいのか?俺は前よりも強いぞ?」

「わかっている!変身!」

『ラビットタンクスパークリング! イエイ!イエーイ!』

 

変身を済ませて殴り掛かる。

 

「またハザードレベルが上がったのか、いいぞいいぞ!最も俺を楽しませろ!」

「はああああ!」

 

交わされたり防がれたりしてまともに攻撃は入らない。

 

「おりゃああああ!!!!」

「!!!」

「龍斗!」

 

クローズに変身した龍斗が乱入してくる。

 

「兵隊から聞いた!またなんでお前がここにいやがる!」

「お前もハザードレベルが上がってるな。こいつは凄いな。」

「だったら当たれよ!」

 

俺も龍斗も攻撃しているのに何も当たらない。

 

「...!十分だ。よっと。」

 

スタークはサラリと俺達から離れる。

 

「逃げるのか!」

「お前らの成長を見込んでこいつはやる。」

「おっと、」

 

俺にフルボトルを投げ渡してきた。

 

「ついでにいいことを教えてやる。俺が一人で来たと思ったか?」

「!まさか!」

「?なんだ?」

「それじゃあな、チャオ!」

 

スタークはエニグマを起動させ消えてしまった。

 

「オリヴィエとクラウスがヤバイ!」

「!狙われたってことか!?」

 

走りながら龍斗にも事の大きさを伝える。

 

「オリヴィエ!クラウス!」

「なんだよ...これ....」

 

着いた玉座の間は無残にも破壊され、兵隊は死に、オリヴィエとクラウスは倒れていた。




最悪、頭の片隅に残っているといいかもしれない。


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22.未来へ

そろそろ追いつけるかな。


オリヴィエとクラウスに近づくが、一切の反応がない。まるで死んだように気を失っているのだ。

 

「..う、うあ..」

『!』

 

まだ生きている兵隊がいた!何か言っている...

 

「ワニ...ワニだ...そいつに..オリヴィエ様と..クラウス様は.......何かされた...」

「おい!しっかりしろ!!...遅かった...」

 

龍斗が話しかけるも息絶えたようだ。!、ミカは...!

 

「なんでこんなところに...パンドラボックスがあるんだ?」

 

移動させた覚えのない箱が何故かここにある。その奥に...

 

「ミカ!これって....」

 

ビルド本編で石動美空が腕に付けていたバングルがミカにくっついていたのだ。

 

「....せん..せい?」

「..!ミカ、気が付いたか!何があったんだ!」

 

ゆっくりとミカは話してくれた。俺との会話の後で玉座の間に行くと紫の戦士にあったらしい。必殺技を喰らってオリヴィエとクラウス、さらにこの間ごと破壊されそうになったが、そいつが持って行こうとしていたパンドラボックスに触れたら辺りが光り輝いて気を失ったみたいだ。このバングルについてもよくわかっていない。俺が話している間に龍斗がオリヴィエとクラウスを運んでくれたみたいだ。

 

「龍斗...どうする?」

 

俺は聞いた。今すぐ元の時代に戻りなのは達を助けに行くのか。それとも、この時代に残りオリヴィエ達が回復してから行くのか。

 

「...俺には決められねえよ...」

「そうか...」

 

だが、世界は待ってくれなかった。

 

『!?!?!?!?』

 

突然、エニグマが起動した時に現れる空間が開かれる。

 

「おい!エニグマはまだ起動しないんじゃないのかよ!」

「ボトルはここにあるのに何で...!」

 

取り出した2本のフルボトルが背後へと飛んでいく。振り向くとそこには、

 

「ミカ...なのか?」

 

ミカがエニグマにフルボトルをセットしていた。

 

「...くっ!」

「なんだよこれ!」

 

バングルの力か、ドンドン後ろの空間へ押入れられていく。

 

「ミカ、やめるんだ!」

「まだ何も返してねえんだよ!」

「...エボルトは動き出した...これ以上、あなたたちがこの時代にいる必要はない。」

 

ミカの目が緑色に光り急に話し出す。

 

「エボルト?何なんだそれは!?」

「まず...」

「龍斗!」

 

龍斗が先に空間に吸い込まれてしまう。俺も時間の問題か!

 

「....先生、今までありがとうございました。」

 

ミカの片目が元に戻り話し出す。

 

「何言ってるんだ!...まだ、教えてないことがたくさんあるだろうが!」

「良いんです。身寄りのなかった僕に、生きる希望を与えてくれた。それだけで十分なんです。」

 

器用に片目だけで泣くミカ。一層押される力が強くなる。

 

「最後に...エボルトには気をつけてください。何をするかわかりませんから....」

「ミカ!ミカああああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

俺は空間に吸い込まれた。

 

_____________________________

 

「すいません、こんな別れ方で...」

『...良いんですよ。さあ、皆さんの傷を治さないと』

「分かりました。」

 

そう言ってバングルの付いた腕をオリヴィエ達に向ける。すると、あっという間に傷が癒えていく。

 

「良かった。」

 

そうつぶやきミカは倒れた。




バングルはまた本編にて登場します!

A`s始まります!


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Second:A‘s 23.帰宅

さあ、番外編も書いていくぜ!!!


「やはり仕事が早いな、ティーダ。」

 

「この姿の時はそう呼ばないで欲しいんだ。」

 

「ハイハイわかったよ、仮面ライダーローグ。」

 

過去での仕事を終えたスタークとローグ。彼等の手には二つの煌びやかに光るフルボトルがあった。

 

 

___________

 

「ぐええええええ....」

「あ、わり。すぐどくよ。」

 

強制的に転移されたら自宅にいたのだが。俺は先に行った龍斗の上に着地したらしい。

 

「....ミカはどうなった?」

 

「お前が転移された時とかわらずさ。」

 

「そうか....」

 

お互いに変身解除してデジタルの時計を見る。それには12月1日と表示されていた。

 

「まずいな、予定よりも1ヵ月も遅くなっちまったな。」

「しかももう夜だぞ。」

 

外を見た龍斗がそう返してくる。この部屋は大家さんに一年分の家賃を払ってあるため俺達が住んでいた時と変わらないのだ。すると急に身体が浮くような感覚が襲ってきた。

 

「結界?どうしてこんなもんが...」

 

「強力な魔力を感じる。何かあったのかも知れない。」

 

「行ってみるか!」

 

何故か一緒に帰ってきていた荷物を置いて外に出る。目指すは結界を張った人物だ!

 

 

_____________

 

 

フェイトちゃんが助けてくれた。久しぶりの再会なのに私は動けない。

 

「なのは、動かないで。回復魔法をかけるから。」

 

人型に戻ったユーノくんが回復してくれるけど...

 

「...!ちっ」

 

攻撃してきた子が離れてゆく。

 

『Full Bullet!』

 

急に銃弾が連射される。フェイトちゃんが警戒するけど、これって...

 

「なのは!ユーノ!大丈夫か!」

 

戦兎さんが来てくれた。

 

 

________

 

どうやら間に合ってはないようだ。バイクで来たのだが飛んでる奴が多くて龍斗をおいてホークガトリングで飛んだのが正解だったか。

 

「戦兎さん、帰って来たんですね!」

 

「悪いな、予定よりも遅くなったんだ。っと、こっちにデバイスを向けないでくれ。味方だ。」

 

「...話はこの後アースラで聞きます。」

 

「了解と!」

 

ユーノとフェイトと軽く会話してから銃口を守護騎士達に向け射つ。

 

「そう簡単には当たってくれないか...!」

 

あぶねー!リンカーコアを取られるところだった。

 

「!!誰だ!」

 

仮面の男!忘れていた!攻撃されてから思い出すなよ! ....脅してみるか...

 

「俺はお前たちの正体と目的を知っている。ここで大声で叫んでやろうか?」

 

「.........」

 

だんまりか...しょうがない。

 

「龍斗!」

 

『ドラゴニック・フィニッシュ』

 

「!!!」

 

「ちっ逃げたか...」

 

龍斗に必殺技で下から狙ってもらったが転移で交わされたみたいだ。

 

「......全員引いたみたいだな。」

 

「姉弟子たちに合流するか?」

 

「ああ。」

 

地面に降りて龍斗を抱えてから飛び破壊されたビルの屋上に移動する。

 

「戦兎さん、こっちです!」

 

待っていたのはユーノだった。




アースラへいくぜ。

設定集っていりますかね?

感想お待ちしております。


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24.アースラ

なのはさん、お誕生日おめでとうございます!

この小説ではエピソードはありませんのであしからず。


「お~!ここがアースラか~」

 

龍斗が言う通りアースラにきている。アニメよりリアルだな。当たり前か。

 

「戦兎さん、龍斗もこれから司令室に行くよ。」

 

「師匠が人型だ...」

「そこなの?」

 

ユーノに案内してもらいながら司令室を目指す。案外早く着いたな。

 

「リンディさん、二人を連れてきました。」

 

「ありがとう、ユーノくん。さあ、座って頂戴。」

 

「すみません。」「わかりました。」

 

俺達は変身を解除してから座る。

 

「私はこのアースラの艦長をしているリンディ・ハウライオンと申します。」

 

「桐生戦兎。またの名を仮面ライダービルドです。」

 

「万丈龍斗。同じく仮面ライダークローズです。」

 

「まずはお礼を。なのはさん達を助けてくれてありがとうございます。」

 

「いえ、こちらは予定よりも帰りが遅くなっているので...」

 

どうやらユーノが既にリンディさんに連絡してくれたみたいでサクサクと話が進んでいく。

 

「まさかアルハザードが本当にあるなんて...」

 

「俺達はアルハザードで育ったのではなく、産まれただけなんですよ。だから殆ど記憶がないんです。」

 

情報交換もする。

 

「ロストロギアで魔法を使うと?」

 

「いえ、そうではなく...」

 

勿論、あの事も。

 

「カイザーにナイトローグ、そしてブラッドスターク..」

 

「今の所、殆どの事件の黒幕です...」

 

「俺は次元を流されて...」

 

「そんなことが...」

 

「それで僕が魔法を教えたんです..」

 

士さん達の事も詳しくは話さない。勿論、古代ベルカの事も。

 

「リンディさん、今魔導士を襲っている者達が何者なのかについてなんですが。」

 

「知ってるんですか?」

 

「彼らは闇の書の守護騎士達です。」

 

「なんですって!?」

 

驚愕したみたいだ。まあ、今魔法陣の解説で正体を探ろうとしていたのだろう。まだなのは達から情報を聞いていないみたいだ。

 

「あの魔法陣は古代ベルカ式の物です。闇の書を確認しました。」

 

「....そうですか...」

 

思うところがあるのだろう。仕方が無い。

 

「仮面の男を知っていますか?」

 

「いえ、彼らについては何も。」

 

「そうですか...」

 

情報交換を終えて、なのはの寝ている部屋に案内してもらう。フェイトもそこにいるらしい。

 

「なのは、戦兎さん達を連れてきたよ。」

 

「ユーノくん。戦兎さんに龍斗も。あ、紹介するね。私の友達のフェイトちゃん!」

 

「どうも、フェイトです。なのはから話は聞きました。さっきはごめんなさい。」

 

「しょうがないさ、あんな状況だったしね。俺は桐生戦兎。」

 

「姉弟子の友達なんですってね。弟弟子の万丈龍斗っす。」

 

「戦兎さんに龍斗さん。」

 

「やめてくれ、俺は呼び捨てでいいからさ。」

 

龍斗がそう言うとフェイトも

 

「私も呼び捨てでいい。よろしく、龍斗。」

 

「おう!」

 

仲良くなるの速くない?

 

「僕たち、空気な気が...」

 

「ユーノ、それは言わない約束だ。」

 

「はい...」

 

フェイトと龍斗となのはが楽しそうに話す中、俺達は空気と化していた。

 

 

________________

 

「そうなのか...なあ戦兎、デバイスってどうにかならないか?」

 

「俺はデバイスマイスターじゃないからな。お前のと俺の以外はどうにもできない。」

 

「そっか...」

 

「レイジングハートとバルティッシュが帰って来てからかな。」

 

守護騎士達の話になって、自分達の力不足で悩んでいるみたいだな。龍斗だけなら...

 

「龍斗、お前は戦えるだろ?ライダーシステムなら..」

 

「その手があったな。戦兎、頼めるか?」

 

「...わかった。それなら今すぐにでも、な?」

 

「おう!」

 

さてと、リンディさんに頼みますかね。




修正が必要だと思うなら

知らせて下さい。

なるべく早く直します。

感想お待ちしてます。


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25.特訓開始!

部屋荒らし妖怪スターク。

その目的とは?


「すいません、急に部屋を貸してくれなんて言ってしまって。」

 

「いいのよ、丁度あなた達の実力が見たかったのよね。」

 

リンディさんに頼んで少し広めの部屋を貸してもらった。

 

「ユーノ、これで結界を張ってくれ。」

 

「わかりました。えっ...」

 

気が付いたかな?

 

「戦兎さん、このデバイスを使うと簡単に強力な結界が張れるんですが...」

 

説明を始めるかな。

 

「これはビルドドライバーと同じでアルハザードの物なんだ。更にビルドの名の通り形成する魔法が使いやすく魔力の消費が少ないんだ。」

 

「これもロストロギアかも...」

 

あらららら。すると、龍斗が部屋に来た。

 

「さあ、早く始めようぜ!」

 

「わかってるよ。ユーノ、そこのアイコンを押してくれ。」

 

「はい。」

 

ユーノによってなのはの部屋に通信が繋がる。

 

「見えてるか~フェイト、姉弟子~」

 

『見えてるよ、龍斗。』

 

『頑張ってなの。』

 

「おうよ!」

 

龍斗は気合十分なようだ。お互いにベルトを装着し向かい合う。フルボトルを振ってと。

 

「あれがフルボトル..ロストロギアね。」

 

『ラビット』『タンク』『ベストマッチ』

 

ハンドルを回してスナップライドビルダーを展開、装甲を形成してから回すのをやめファイティングポーズを取る。

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

『鋼のムーンサルト ラビットタンク』『YEAH!』

 

「これが変身...生で見るとすごいわね。」

「そうですよね。」

 

前後から挟み込まれ変身を完了する。

 

「ラビットタンクでいいのかよ?」

 

「こちらはフルボトルを変えて行く。なら始めはこれでしょ。」

 

「違いねえな、相棒!」

 

『♪~~~~~~~~~~~~』

 

クローズドラゴンにフルボトルがセットされベルトにセットされる。

 

「こっちは音声にアレンジが入っているのね。」

「そういえば初めて見るな龍斗の変身。」

 

同じ様にハンドルを回してスナップライドビルダーを展開するが、ビルドとは異なり追加にパーツが形成される。俺とは少し異なるファイティングポーズを取る。

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!』 『Yeah!』

 

『おお~、ビルドととは違って追加パーツがあるんだね。』

『どこまで戦えるかな?』

 

前後から挟み込まれさらに背中から追加パーツで頭部と胸部、背中に追加される。

 

「さてと、リンディさん。」

 

「指示お願いします!」

 

「ええ、わかったわ。それでは...始め!」

 

初のライダー同士のバトルが始まった。

 

 

___________

 

「またかい?飽きないね君も。」

 

「ああ、それよりもやることがあるだろう?」

 

「...ブロス達に計画を話してくるよ。」

 

「行って来い。さて、ようやく今のあいつらの戦いが見れるな。」

 

スタークの持つ端末にはクローズから見たビルドが映っていた。




ざっくり気がついていた人いそう。

明日も投稿できるかな?

なのはさん、お誕生日おめでとうございます。

だから、こっちにレイジングハートを向けないでください!!!!


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26.遭遇(二つの意味で)

近未来の物語を粗方読んだ人には

「ここでか~」

となる話。


「順調にハザードレベルを上げているな。万丈龍斗が3.9、戦兎が3.7か...過去での特訓で大きく差が出てきたな。」

 

カメラが激しく揺れるが気にすることなく映像を見るスターク。全く、何が目的なのやら...

 

「ローグ、今回は俺だけでやる。悪いが準備を頼めるか?」

 

「わかった。珍しいね、君が一人で出るなんて。」

 

「面倒なことになったからな。後始末は自分でするさ。」

 

スタークは座っていたソファーから立ち上がり、それだけ話してどこかへ行ってしまう。僕も準備を始めるかな。

 

スクリーンは写っていた画像が固定化され、動かなくなっていた。

 

___________

 

パリン!

 

唐突に何かが割れる音がする。特訓の途中クローズのベルトに一撃を加えると何かが外れて落ちてきた。

 

「あ?何だこれ?」

 

龍斗が何か拾い上げる。それは小型のカメラだった。

 

「それは...!龍斗、光写真館のお前の部屋が荒らされたのを覚えているか?」

 

「ああ、夏美さんに怒られたときだろ?たしかあれはスタークが...!これはスタークが付けたのか!?」

 

「たぶんな。あと少しするとあいつが...」

 

「万丈龍斗にしてはよくわかったな。」

 

後ろからスタークが話しかけてきた。

 

「スターク、何の用だ?」

 

「俺はお前らのハザードレベルを上げに来たんだよ。」

 

「何?」

 

「今のお前らじゃこの事件で生き残る事が出来ないぞ。」

 

痛いところを付いてくるスターク。仮面の男にはスパークリングでも勝てるか分からない。それは戦っって分かったことだ。

 

「貴方がブラッドスタークね。」

 

ビルドフォンを構えるユーノ。さらにリンディさんが声を掛ける。

 

「おお、これはこれはリンディ・ハウライオン提督。私の名を知っているようで。粗方戦兎から聞いたのでしょう?」

 

「ええ、前回なのはさん達が巻き込まれた事件の重要参考人ね。ユーノさん、バインドを。」

 

「はい。」

 

ユーノがバインドを掛けようと魔法陣が展開するがすぐさま砕けた。

 

「何をしたの。」

 

俺たちも戦闘態勢に入る。するとスタークが何かを投げてきた。

 

「これは俺からの謝罪料さ。とあるデバイスに入れてやれ。」

 

「お、おい!」

 

霧の中に消えていったスターク。それは....

 

「カートリッジ、なんでこれを?」

 

 

魔力の溜めたカートリッジだった。

 

『リンディさん、急に通信が途絶えたのですがどうかしましたか?』

 

「...いえ、ちょっと大事な話をしていただけよ。」

 

リンディさん...その誤魔化し方は...

 

 

________

 

次の日、俺達はアースラから家に、地球に帰ってきた。龍斗はまた魔法を覚えたいそうでユーノの所に行っている。だが、俺にはまた新たな問題が発生したのだ。

 

『..........』

 

「どうしたん、シャマル、シグナム?」

 

「...........」

 

「えっ.......」

 

買い物に来たら八神家に出会ってしまったのだがどうしたらいいのだろうか?あと八神はやてよ、そんなにもこっちを見ないでくれ!!!!




番外編と並行して書いてるからか内容がマザルアップ!

してしまい、中々先に進まない。

感想お待ちしております。

それでは次回でお会いしましょう。

チャオ♪


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27.二人の男

カッティング!

ヤベーイ!ハエーイ!

来たけど玩具めっちゃうるさいこれ。


スーパーで会ったこの人、少し雰囲気が違うけどあの人にそっくりだ。

 

「...すみません、知り合いに似ていたもので...」

 

私がそう言うと彼は軽く返してくれた。

 

「いえ、急に視線を感じたので振り返っただけなんです。気にしないで下さい。」

 

するとシグナムが

 

「すみません、主。少し用事を思い出しました。」

 

「そうなん?分かったわ。」

 

離れていくシグナム。気付くと男の人はいなくなっていた。

 

 

________

スーパーの裏でシグナムに会う。

 

「待たせたな。」

 

「ふん、何の用だ?」

 

素っ気なく話すシグナム。

 

「魔力でばれたか...」

 

「ああ、すぐさまあの戦士だということには気付いたが何が目的だ?」

 

「俺もこの街に住んでいるんでね。食材を揃えるのは当たり前のことじゃないのか?」

 

疑問に疑問で返す。

 

「....まあいい。名を教えろ。」

 

「.......桐生戦兎。」

 

「桐生か...名を覚えておこう。」

 

リンカーコアを取る事なくスーパーの中に戻っていった。

 

_________

 

「そういえばはやてちゃん、さっきの人を知っているの?」

 

唐突にシャマルが話してきた。あの人にそっくりな人か。

 

「シャマル達が家に来る前、私が一緒に暮らしていた人がいたって話したやろ。あの男の人がその人にそっくりなんや。」

 

「そうなのね...」

 

黙り込んでしまうシャマル。

 

「シャマル?」

 

「いえ、あの部屋にあんなにも物があったのかが納得いってね。でも、なんで今一緒に暮らしていないの?」

 

それは....話しておく必要があるな...

 

「....行方不明になったんや...あの人..佐野巧さんは....」

 

__________

 

 

さっきの人は桐生戦兎。かなりの魔力を持っているはずなのに会ったら戦っているよりも少なかった。なんでなんだろう?

 

 

【シャマル、主はどうした?】

 

【図書館に行くって】

 

【分かった。私が車椅子を押そう】

 

【頼んだわ、私は調べることが出来たから。】

 

【桐生の事か?】

 

【それともう一人、佐野巧さんについてよ。】

 

【さっき主の話していた...】

 

【ええ。】

 

桐生戦兎の事も気になるがそれよりも佐野巧さんの方が先かもしれない。シャマルは荷物を持ってシグナムとはやてが図書館に行くのを見送った。

 

 

__________

 

「計画は順調か?」

 

「ええ、かなり進んできています。でもこれはどうしましょう?」

 

「クラウスのフルボトルか......!良いことを思いついた。これも奴に回せ。」

 

「やはりですか...」

 

スタークとローグの話は止まらない。その目線にはビルドドライバーに似た何かが作られており、さらにその奥で一本の長いフルボトルが有った。

 

「あいつなら使いこなせるかな?」

 

 




この時万丈龍斗はなのは達と一緒にギル・グレアム提督に会っていますが

原作と変わらない会話なのでカットします!



......最近、クローズの扱いがひどいような...


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28,レベリングスタート

オリジナルボトルを考え中。

もう一本が決まらないんだよな。

本編をどうぞ。


「よお、こうやって話すのは久しぶりか?」

 

「ああ。」

 

スーパーからの帰りにスタークから電話が着たのがついさっきなのだが。

 

「最近、アタッシュケースを開けてないだろ?もう既にお前のハザードレベルは制限を超えている、開けてみろよ。」

 

「....分かった、そうする。」

 

「それから、一人でこの場所に来い。お前のハザードレベルを上げる手伝いをしてやる。おっと、今回は手を出さないと言っただろ?必ず一人で来いよ。」

 

何が目的だ?俺の、俺達のハザードレベルを上げてどうするか。

 

「......」

 

「無言は肯定と取るからな。じゃ、チャオ♪」

 

スタークとの会話が終わる。一応リンディさんに話しておかなければならないな。

 

「.......どういう風の吹き回しなんだ...」

 

俺の声は昼間の町中にこだました。

 

 

__________

 

「....開いた....」

 

家に帰った俺はアタッシュケースを開けていた。新たなフルボトルがきれいに並んでいた。

 

「まだ60本全部はそろわないか....」

 

出て来たフルボトルは18本。足りない2本のフルボトルはなんだっただろうか?

 

 

戦兎は思い出せなかったがそれは....

 

 

_________

 

 

「うへ...コーヒーまっず....」

 

「そんな所まで石動惣一と同じなんだな。」

 

「ん、ああそんなことか....話さないからな。」

 

「...。」

 

リンディさんにスタークと会うことを連絡してからここに来たのだ。俺が破壊した最上魁星の研究所の廃棄トンネル前に来ていた。

 

「どうやら準備はいいみたいだな。」

 

『コブラ』

 

スタークはコーヒーを机に起きスチームガンにフルボトルをセットしながら話す。俺もビルドドライバーを装着してフルボトルを振る。

 

『ローズ』『ヘリコプター』『ベストマッチ』

 

「アタッシュケースを開けたか...ビルドの利点はその多様なベストマッチにある。それを利用して戦い方とハザードレベルを上げる。それはわかっているんだろう?」

 

ハンドルを回しながらスタークの話を聞き流す。

 

『ARE YOU READY?』

 

「わかっているつもりだがな、変身!」

 

「蒸血」『ミストマッチ』

 

『情熱の扇風機 ローズコプター』『YEAH!』

 

『コブラ…コッ・コブラ…ファイヤー!』

 

「さあ、始めるぞ。」

 

スタークとのベストマッチを使ったハザードレベルを上げる特訓が始まった。俺はここでハザードレベルを上げ、新たなアイテムを手に入れる。例えそれがどんなに危険だったとしても誰かを救えるなら....!




この間龍斗はなのは達と行動を共にしており、管理外次元にて仮面の男たち、守護騎士達と戦っていますが原作と同じ様になのはのリンカーコアが取られるのでカットします!

あ、龍斗のハザードレベルはここで上がります。

_____龍斗の扱いがビルド本編のクローズのようだ__



感想お待ちしております。それでは!


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29.ベストマッチバトル

フフフフフフフフフ......


....決まらない~~~~~


ボトルを決めたいのに~~~



あ、本編をどうぞ。


『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

 

「はああ!!!」

 

「くっ!やはりベストマッチは底が知れないな。」

 

ヘリコプターのプロペラに薔薇の蘿を巻き付けて加速しながらスタークを切り裂きに行くがかすっただけだった。

 

『タートル』『ウオッチ』『ベストマッチ』

 

「ビルドアップ」

 

『時をかける甲冑 タートルウオッチ』『YEAH!』

 

フォームを変えたばかりだがすぐさまハンドルを回す。

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』

 

左手から大きな時計を作り出し、スタークに右腕の甲羅で叩きつける。

 

『YEAH!』

 

「なに、う、動けない....」

 

今のうちにボトルを交換する。

 

『クジラ』『ジェット』『ベストマッチ』

 

「ビルドアップ」

 

『天翔けるビックウェーブ クジラジェット』『YEAH!』

 

更にドリルクラッシャーをガンモードで呼び出し、ガトリングフルボトルをセットする。ハンドルも回して照準を止まったスタークに合わせる。

 

『『READY GO』』『『ボルテック・フィニッシュ』ブレイク』『『YEAH!』』

 

「くらえ!」

 

スタークが弾丸の雨を正面からくらう。だが、

 

『スチームアタック・フルボトル』

 

「いい気になるな!そんな戦い方だから過去でオリヴィエ達を守れなかったんだろ!」

 

スタークの技をもろに喰らってたおれてしまう。悔しいこと言ってくれるじゃないか。俺は立ち上がりながら言う。

 

「俺は弱いさ!だからこそ、守るために必死に戦ってるんだろうが!!!」

 

「ぐっ!」

 

背中のジェットを使いスタークと共に空高く上がりスタークだけ叩き上げフルボトルを変えてハンドルを回す。

 

『キリン』『扇風機』『ベストマッチ』

 

『嵐を呼ぶ巨塔 キリンサイクロン』『YEAH!』

 

更にハンドルを回していく。

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』

 

「おらあ!!!」

 

「ちっ!」

 

キリンの首を模したエネルギーを生成しスタークに叩きつけるがとっさに取り出したスチールブレードで防御されてしまう。

 

「そら、今度はこっちからだ。」

 

地面に降り立ったスタークがライフルモードにしたトランスチームガンを構え俺を狙う。

 

『スチームアタック・コブラ』

 

「ほらよ!」

 

スチールの発射したエネルギー弾がコブラに変化して飛んでいる俺を追ってくる。かなり速い!

 

「ぐあああああ!!!」

 

追いつかれ、コブラに嚙まれながら地面へと落下する。まだ、俺は戦える..。

 

『クマ』『テレビ』『ベストマッチ』

 

「.....ビルドアップ!!!!!!」

 

やけになりながらもフォームチェンジする。

 

『ハチミツハイビジョン クマテレビ』『YEAH!』

 

「はあ、はあ、くっ...」

 

ハンドルに手をかけるが回すことが出来ない。どうやら落下した際のダメージがかなりあったらしい。

 

「辛そうだな、やめるか?」

 

「なに言ってる、まだだ!」

 

ハンドルを回して巨大化した。

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』

 

「マジかよ...」

 

さすがのスタークでも一歩引くがスチームブレードを構えている。

 

「おらあああああああ!!!!!!!」

 

「くっ.......がっ!」

 

クローでアッパーを食らわせる。サイズの違いからかスタークは防ぎ切れなかったようだ。

 

「つぁ.....」

 

元のサイズに戻ったが、気を失った。

 

 

__________

 

 

「ふぅ...まだまだ成長するな。あと7日で5.0に持って行く、か。俺の方が持つかな?」

 

こいつには悪いがハザードレベルを上げ、禁断のアイテムを使えるようにする。それが俺の目的だ。だが....

 

「こんなんでよく戦ってるな....。」

 

変身解除した戦兎のシャツをめくると全身が青白くなっていた。

 

「....治しておくかね、今日のお礼さ。」

 

スタークが手をかざすとすぐさま戦兎の怪我は治っていった。




そろそろ追いつきますね。


感想お待ちしております。

それでは次回お会いしましょう。


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30.ベストマッチバトル2

フルボトルが足りない....

あ、この世界にはパンドラボックスはありません。

(完全に無いとは言ってない)

パネルはアタッシュケースの中にあるのであしからず。

それでは本編をどうぞ。


まだ試してないのはスマホウルフか...

 

あれから沢山の時間が過ぎたがまだスタークとの特訓が続いていた。

 

『ウルフ』『スマホ』『ベストマッチ』

 

「変身!」

 

『繋がる一匹狼 スマホウルフ』『YEAH!』

 

ハンドルを回して変身する。ここ数日でどれだけのフルボトルを変えたのだろう。気絶して起き上がる度に身体が軽くなっているんだ?

 

「いいな、この戦いでお前のハザードレベルは4.5になるだろう。それなら新しくアタッシュケースを開けられるはずだ。」

 

「ああ、だからこそ勝つ!」

 

「熱いのは嫌いじゃないぜ!」

 

右腕から銀色の光刃を発生させスタークに切りかかる。

 

『エレキスチーム』

 

「おらぁ!」

 

スタークに防がれた。何度も見慣れた光景に思わず苦笑いがこぼれてしまう。

 

「まだまだ!」

 

左腕のスマホ型も強化シールドで液晶が割れながらもスチームブレードを受け止める。

 

「があ!」

 

受け止めたスチームブレードをあらぬ方向へ投げてベルトのハンドルを回す。

 

「READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』『YEAH!』

 

自分の周囲にアイコンを映写し、そこから狼型のエネルギー波を出現させてスタークにけしかける。

 

「おおっと、元気の良い犬が多いなぁ!!」

 

だがそのほとんどをスタークが叩き切ってしまう。

 

「まだだ!」

 

『カブトムシ』

 

『READY GO』『ボルテック・ブレイク』

 

「くらええええ!!!!!!!!」

 

「がぁぁぁぁ!!」

 

ドリルクラッシャーを呼び出してカブトムシフルボトルをセットし、ドリル部分にカブトムシ型のエネルギーをまとわせ殴りつける。狼達に気を取られて攻撃が当たる。

 

「....ふぅ...」

 

スタークの変身が解除されて煙の中から出てくる。

 

「最後の一撃は効いたぜ。ハザードレベルを確認してみろ。」

 

アタッシュケースに手を当てハザードレベルを確認する。すると4.5と出て新たなフルボトルが出て来た。

 

「あれ、フルボトルが4本足りない。スターク、知っているか?」

 

「いや、俺は知らないなぁ。....うぇ、まずい....」

 

またコーヒーを飲んでいるのは置いておき、フルボトルを確認する。56本か...やっぱり足りないなぁ。

 

「ま、ここまで来たら5.0までハザードレベルを上げるか?」

 

願ってもない誘いだ。受けない意味もないが、龍斗達が気になるな。

 

「悪いがここまでだ。龍斗達が気になるんでな。」

 

「そうかい。まだまだ強くなって俺を楽しませてくれよ?じゃ、チャオ♪」

 

そう言って煙の中に消えていったスターク。利用された気がするが、気にしないでおこう。今回は手を出さないらしいが警戒はしておこう。

 

「さて、俺も帰りますかね。」

 

ビルドフォンをバイクに変えてヘルメットを被る。久しぶりの我が家。龍斗はどうなったかな。

 




ベストマッチ確認しよう。

感想お待ちしております。

次回もよろしくお願いいたします。


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31.桐生戦兎は行方不明

ユニレイサー、ビートルカメラ、ドッグマイク、メリークリスマス、ハチマリン、スパイダークーラー、ゴールドスコーピオン、シカミッド、ペンギンスケーター、マグゴースト、サイドライヤー、F1ザウルス、クロコダイコンは出てくる予定は今のところありませんのでご了承ください。

一部変更になると思われますのでよろしくお願いいたします。

それでは本編をどうぞ。


「全然情報が集まらない...」

 

シャマルは困り果てていた。主であるはやてに関わった佐野巧という人物について。そして、その人物に似ているという桐生戦兎についても調べていたのだが、集まらないのである。それもそのはず、戦兎はしばらくしかこの街に滞在していないし、佐野巧については以前はやてから聞いたことぐらいしか分からないようになっているのだ。このことにシャマルが気付くことはない。

 

「わかっているのは佐野巧さんが記憶喪失である研究所で働いていたのとその研究所が燃えて、彼も行方不明になったということ、だけね。」

 

知り合いにやインターネットから情報を手に入れるが殆ど似たようなものばかりだ。シャマルはもう一つの手に出た。

 

「聞いてみようかしら。」

 

はやての担当医である彼女なら知っているかも知れないと次の検診についていくことにした。

 

 

__________

 

 

戦兎が俺を楽しませてくれたからな。その帰りに寄り道をすることにした。

 

「おやおや、これはギル・グレアム提督。お初にお目にかかります。」

 

「何者だ!」「何処からここに!」

 

「.......何者かね、君は?」

 

俺はグレアム提督の元を訪れていた。

 

「俺はブラッドスターク。貴方に話があってきました。」

 

「私は君と話すような事はないが「闇の書」!」

 

「仮面の男...ありゃそこのお嬢さん方が変身魔法を使ってるんだろ?」

 

「....何のことかね?」

 

あくまでも知らないふりをするんだな。それなら...

 

俺は腕から毒針を伸ばしてグレアム提督の首元を指す。

 

「がっ!!!!!!!」

 

『お父様!』

 

「おっと、今から言う事に従ってくれれば解毒してやるよ。」

 

さて、あいつらに楽させてやるかな。

 

 

__________

 

 

「戦兎、お前ボロボロじゃねえか!」

 

「あ、HAHAHAHAHAHA.....」

 

「笑って誤魔化すな!」

 

家に帰ってからすぐにアースラに転移してもらうと龍斗が待っていて怒られた。どうやらスタークと一緒にいたのが気になっていた所に俺がボロボロの状態で来たのでこうなってしまった。

 

「にゃはははは.....」

 

「........」

 

なのはとフェイトは苦笑いである。助けてくれないかな。

 

「姉弟子も何か言ってやってください!こいつはいつも無茶するんですよ。」

 

「えっ、え~っと~...」

 

ほら、なのは困っているじゃん!黙り込んじゃったじゃん!

 

「コホン、龍斗くん。それくらいにしておいてくれないかな?」

 

ナイス!リンディさん、ナイスです!

 

「通信が繋がらない上に危険人物といるとはどういうことですか!!!!!!」

 

忘れてた...リンディさんに連絡した時、一方的に話しちゃったからなぁ。

俺に通信ができなかったのは多分スタークのせいだろう。以前も電波がおかしくなったし。

 

 

俺が説教から抜け出したのは2時間後だったりする。

 

「あとここアースラじゃないからな。」

 

「へっ?」

 

「俺たちの部屋の隣だぞ、ここ。」

 

固まってしまった。

 

_______

 

あれから数日、二人のデバイスは治った。その上で強化されているようだ。

 

俺とユーノのは時空管理局の無限書庫に来ていた。

 

「ユーノ、そっちは頼んだ。こっちは俺がやる。」

 

「分かりました。」

 

以前来たということが噓だとばれないように偽の登録証をコミックフルボトルの効果で制作し、ビルドフォンからハッキングして履歴を造る。裏でこんなことになるとは思わなかったな。

 

俺たちが探している中、多分龍斗達は戦闘をしているだろう。

 

「こっちにはないわ。次にいくわね。」

 

「お願いします!」

 

今話しかけてきたのはリーゼロッテ。向こうにはリーゼアリアがいる。闇の書にかかわる仮面の男達なのだが、今は証拠がないため誰にも話せていない。動き過ぎると存在がばれてしまうからな。

 

「ん、これは...」

 

双王物語?なんだこれ?こんな物もあるんだな。軽い気持ちで開いたら...

 

「なっ!!!!」

 

本から光が溢れ出す。不味い!

 

「悪いユーノ!ちょっと行ってくる!」

 

「戦兎さん!」

 

俺は光に包まれた。

 

 

________

 

戦兎さんが無限書庫から消えてから直ぐに報告をしたが改めて報告した。

 

戦兎さんの持っていた情報をさらに詳しくしたがどうやって対処するかが未だにわかっていない。

 

戦兎さんはどこに行ったんだろう?




この時すでにフェイトは留学生として学校に通っています。

4話くらいかな。

さて、戦兎はどこに行ったのでしょうか?

感想お待ちしております。

それでは次回をお楽しみに。


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32.封印された箱

サブタイトルは気にしないで下さい。

間もなく追いつきますよ!

しばしお待ちください。

それでは本編をどうぞ。


「ここは....」

 

何もない...。

 

しばらくして記憶がはっきりして来た。

 

「闇の書について調べていたっけ...」

 

すると小さな箱がこっちに来た。これは...!

 

「パンドラボックス!どうしてここに...」

 

パンドラボックスは意思を持つように俺の周りを飛び回る。

 

「この時代にはないはずなのに...!まさかここに封印されていたのか!」

 

頷くように俺の周りを加速しながら飛び回る。

 

「...ミカが封印したのか...」

 

確実にそうだろう。あの子は腕にバングルをしてたからな。

 

「!ど、どうした!」

 

パンドラボックスから光が漏れてきた。

 

「またこれかーーーー!!!!」

 

再び光に包まれた。

 

 

___________

 

「いって!!!」

 

戻ってきたら魔法が切れていて無限書庫の中で落下した。

 

「....もう皆いないのか...」

 

どうやら既にユーノ達はアースラに戻っているのだろう。あれからどれだけ過ぎたんだ?

 

「取り合えず連絡は出来ない、っと。行くしかないか...」

 

ビルドフォンを起動させ魔法陣を展開し自宅へ転移する。

 

「マジかよ...」

 

帰るともう夜で今日が12月23日だった事に驚いた。

 

「ん?ヤベ、連絡がこんなにもたくさん来てるとは、ってええ!」

 

又もや転移。説教来るな....あきらめるかな。

 

 

__________

 

「よう、戦兎。お前はどれだけ行方不明になるんだ!!!」

 

お、おう....龍斗の話を流すようにして聞く。するとリンディさんが

 

「原因はこれね。双王物語、古代ベルカに関する本ね。でも、魔力の反応はないんだけど...」

 

今はそれどころではない。

 

「龍斗、お前ビルドドライバーはどうした?」

 

クローズドラゴンから魔法の使用の履歴をビルドフォンから確認できるのだが、ビルドドライバーの使用が急になくなったのだ。

 

「ああ、前に仮面の男と戦闘した時に破壊されちまった。直せるか?」

 

そういって龍斗から明らかに壊れたビルドドライバーを受け取る。

 

「治せなくはないな。時間がかかるぞ。あと、ハザードレベルを測れ。」

 

「分かった。」

 

ビルドフォンを手渡し龍斗のハザードレベルを確認させる。

 

「4.0か...この後アタッシュケースを開けるぞ。」

 

「ああ、頼んだぜ。」

 

「おう。」

 

俺もハザードレベルをっと、5.0?あの時は4.5だったはず...まさかパンドラボックスの光で上がったのか?

 

「リンディさん、今から俺は龍斗のビルドドライバーを修理します。なので何かあったら連絡してください。」

 

「ええ、龍斗にするわ」

 

「あ、はい。」

 

リンディさん.....怒ってるな....

 

 

____________________

 

 

早くも家に戻り修理を開始する。魔力が無い...のか?

 

調べながらベルトの外装を修復する。

 

寝れないな、これ...

 

龍斗は何処かに行っしまった。

 

 

________

 

「士さん、俺はこれで良かったのでしょうか...」

 

俺は光写真館のあった場所、猿渡研究所の跡地に来ていた。

 

「アイツを支えられるくらいには強くなりました。だから....」

 

龍斗は違う世界にいるであろう士に決戦の時が近いことを語っていた。




ふぅ...終わりが近い...


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33.12/24


これからも沢山の修正をするつもりです。

その為ストーリーが異なる場合があります。

ご了承ください。


12月24日。世間的にはクリスマスイヴだ。

 

この前確認したら俺のハザードレベルが5.0、龍斗は4.0になったため、お互いにアタッシュケースの新たな鍵を開けた。

 

「.......」

 

「なんだこれ?ベルト?」

 

龍斗はスクラッシュドライバーを手に入れた。対して俺は...

 

「...ハザードトリガー...か....」

 

「戦兎は..なんだそれ?」

 

仮面ライダービルド本編にて暴走を続ける万丈を止める為に使用した禁断のアイテム。

 

「ハザードレベルを強制的に上げることが出来るものだ。だが、これはネビュラガスを利用した万能強化剤プログレスヴェイパーによる強化だ。だから浸透レベルが危険域に達すると脳が刺激に耐えられなくなり、理性を失い目に映るもの全て破壊しようとする暴走状態になる。」

 

「なんだよ..それ...」

 

「ハザードトリガー...またの名を禁断のアイテム。」

 

アタッシュケースをかたずけ作業に入った。俺は夕方に控えた闇の書の管理人格との戦いに備えて準備していた。龍斗のビルドドライバーが仮面の男達との戦闘で故障してしまったのだ。ベルトの魔力が空っぽになったためフルボトルを使ってため直していた時だった。

 

突然、人払いの結界が張られたのだ。すぐさま外に出ると夕方に現れるはずのリインフォースが空にいた。

 

やられた。そうとしか思わなかった。依然、シャマルが俺のリンカーコアを狙ったものの吸収に失敗したと思っていたが、それはどうやらフルボトルから吸収したみたいだ。あの時は10本しか持っていなかったからよかったものの、60本全ての魔力を吸収されたら闇の書の完成は最も早くなったのかも知れない。

 

「いくぞ、戦兎!」

 

まだ変身出来ないビルドドライバーを持って行こうとする龍斗。だから

 

「龍斗、ほら」

 

「おっと、これは?」

 

ゼリーとベルトを投げ渡す。

 

「そのベルトはスクラッシュドライバー。ゼリーを使う事で変身出来るからな。ハザードレベル4.0のお前なら使えるはずだ。でも、そのベルトには副作用がある。俺が支持するまで使うなよ。後これも。」

 

「わかった。これはなんだ?」

 

バットフルボトルとスイッチも渡す。

 

「どうしても戦うと言うならこのスイッチを変身後に押せ。お前を空に転移させてくれる。さらにこれを使えば空も飛べるはずだ。うまく使えよ?」

 

「おう!」

 

「あと、俺はこれを使うかも知れない。だから、暴走したら止めてくれ。」

 

「禁断のアイテム...わかった。いくぞ!」

 

龍斗が魔法陣を展開し、アースラへ転移した。

 

 

 

____________

 

戦兎にあれは渡したし、あいつらには原作通り、いやさらに佐野巧に化けて八神はやてにヴィータを消滅させる所を見せつけさせた。

 

「闇の書の完全起動だ....ん?」

 

 

部外者がいるみたいだな。忘れていたな。

 

「助けに行くか...」

 

俺はグレアム提督の毒を解毒してから地球へ向かった。

 

 




さあ、実験を始めようか?


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34.戦闘開始

書いたらどんどん原作から離れる...

それでも、書いていくつもりです


アースラでリンディさんに会う。

 

「なのは達はもう戦っていますか?」

 

「ええ、もう始まっているわ。」

 

「遅かったか!」

 

遅かれ早かれ戦闘になるとわかってはいたがこんなにも早いとは。

原作のお見舞いの時間が早まってしまったのか...

 

「リンディさん、これを。」

 

「!これって...」

 

「俺から渡せる切り札です。貰って下さい。」

 

「...わかったわ。」

 

俺はスパークリングのような缶を渡す。ビルドドライバーの修理と共に創っておいたのだ。どう使うかはリンディさん次第だが。

 

「クロノ、話がある。」

 

「なんだ?」

 

「まずはこれを。お前にとグレアム提督から貰った。」

 

俺はデバイス、デュランダルを渡す。これは家に帰った時にアタッシュケースの上に置いてあったのだ。ご丁寧にスタークからの手紙と一緒に。そこにはスタークがグレアム提督達を操り闇の書を封印させようとした。と、書いてあった。アイツは何を企んでいるんだ?

 

「いつ会ったんだ?」

 

「話は後だ。それよりも頼みがある。闇の書は呪縛することができるんだがそれにわざとかかってくれないか?そうすれば内側から闇の書の主、八神はやてに接触できるはずだ。」

 

「...君からの頼み事だ。断る理由もない。やらせてもらうよ。」

 

「ありがとう。さて、俺も出ます!転移をお願いします!」

 

『トラ』『ユーフォ―』『ベストマッチ』

 

ベルトを装着し、フルボトルをセットする。

 

「まて、俺も出る!」

 

「ダメだ。お前は俺たちの支持がきたら出てきてくれ。」

 

「........わかった。」

 

龍斗にとどまる様に言いハンドルを回す。

 

「空中に転移します。準備はいいですか?」

 

『はい!』

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

俺はなのは達が戦っている近くに転移した。

 

_____________

 

『未確認ジャングルハンター トラユーフォー』『YEAH!』

 

「くっ..」

 

慣れないフルボトルで空を飛んでいるため、少し安定しない。

 

「時間がない!」

 

「いくぞ、クロノ!」

 

「ああ!」

 

それでも加速させた。なのは達の元へ。

 

 

__________

 

「なによ、これ..」

 

私はすずか達とはやてのお見舞いに来ただけなのに...

 

「なのはとフェイトが...飛んでる...?」

 

そんな中で急に景色が変わった。

 

____________

 

「まったく、世話の焼ける。」

 

「あ、あなたは...」

 

「おっと、気にするな。それよりも見ろよ、お友達が戦ってるぜ。」

 

「えっ...」

 

私達はさっきまで見ていたはずの病院の屋上にいた。

 

「安心しろ、ここにいることは誰にもわからねえよ。じゃあ、少し野暮用があるんだ。」

 

男の人は何処かに消えてしまった。

 

______________

 

 

[なのはさん、フェイトさん。今戦兎がそっちに向かっているわ。]

 

[わかりました!][戦闘を続けます!]

 

どうやら戦兎さんが向かっているみたいだ。すぐに声が聞こえてきた。

 

「なのは、フェイト!お待たせ!守護騎士達は俺が相手をするから二人は闇の書を頼む!」

 

「わかりました!」「私も一緒に戦います!」

 

戦兎さんとフェイトちゃんが守護騎士達の相手をしている中、私は闇の書に語りかける。

 

「貴女を止めます!」

 

「眠れ、そうそれば永遠に夢を見続けることが「私には夢がない。」...」

 

「それでも夢を守ることができるって言ってくれた人がいた!だから、貴女を止めてみんなの本当の夢を守るの!」

 

「それは単なる幻想だ。現実はそんなにも甘くはない。」

 

「それでも私は自分の出来る事をするだけなの!レイジングハート!」

 

[Yes,my master!]

 

「バインドで動けなくしてからディバインバスター!」

 

[All right!]

_________________

 

 

「今だ、離れろ!」

 

「はい!」

 

飛んだままトラの腕で切り裂く。だが、そこまで効いていないようだ。

 

「フェイト、シグナムは任せた!」

 

「了解です!」

 

ヴィータとシャマルを引き付けフェイトから離れる。

 

「グラビティ!バインド!」

 

魔法をかけて二人を飛べなくしバインドで拘束しようとする間にスパークリングを取り出し、振ってすぐにタブを開ける。そしてセットする。

 

『ラビットタンクスパークリング』

 

ハンドルを回し、ビルドマーク型のスナップライドビルダーを展開する。

 

『ARE YOU READY?』

「ビルドアップ!」

 

前後から挟まれ、両腕を少し横に広げる。すると、炭酸を彷彿とさせる水滴が散る。

 

『シュワッと弾ける! ラビットタンクスパークリング! イエイ!イエーイ!』

 

「いくぞ!」

 

戦闘は続く。

 

『ドリルクラッシャー』

 

『ユニコーン』

 

『ボルテック・ブレイク』

 

「はああああ!」

 

フルボトルをセットしてヴィータの魔力弾を貫く。それでも、二人を止めることはできない。

 

「やるしかない...のか...!」




次回、「ハザードトリガー」でお会いしましょう。

.....ハザードトリガー大好きなのかな...


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35.ハザードトリガー

A‘sの途中の話です。
先に書いてしまったので投稿しておきます。
ネタバレ注意です。
イヤな方はブラウザバックをどうぞ。



追申


ここから先は作者の根気との戦いです。

何でも許せる!って方はどうぞ。

あ、ゆるさん!て方もどうぞ。



暴走する闇の書。リインフォースを止める方法はあるにはある。

 

「戦兎さん!」

 

フェイトに呼ばれて思考を戦闘に戻す。

勝てるには勝てるだろうが、暴走するかもしれない。

だが、迷っている場合ではない。

 

「二人とも、時間を稼いでくれるか?」

 

「は、はい。わかりました!」

 

「分かったの。」

 

二人に守護騎士達の相手をしてもらう。

 

「もう、どうにでもなれ!!」

 

スパークリングを外してから

ハザードトリガーを取り出し、蓋を外してスイッチを押す。

 

『ハザード・オン』

 

乗りが良さそうな音声が響く。

そしてビルドドライバーにセットする。

そしてラビットタンクのフルボトルをセットする。

 

『ラビット』『タンク』『スーパーベストマッチ』

 

いつもと違う音声が鳴るなか、ハンドルを回す。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

待機音とともにハザードライドビルダーが前後に形成された。

もう、後戻りはできない。

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

そして俺は黒に染まった______

 

__________________

 

 

 

___________________________________

 

『アンコントロールスイッチ ブラックハザード』『ヤベーイ!!!』

 

後ろから聞きなれない音が聞こえてた。また新しい姿に変わったのだろう。

そう思いながら振り返る。

 

「「えっ..」」

 

なのはと声が被ってしまう。それもそのはず、見慣れない真っ黒なビルドが立っていた。

 

「何...あれ?]

「魔力が上がってる.....」

 

驚愕している間に守護騎士達に抜かれてしまった。

 

「戦兎さん!」

 

叫んだ時にはもうデバイスを振りかぶっていたが、

戦兎さんは簡単に受け止めていた。

 

「さて、八神はやて!自分を見失うな!」

 

そう言うと戦いに戻る戦兎さん。

凄い。その一言だけだった。

簡単に4人を相手にしているのだ。

 

「二人は闇の書本体を頼む!」

 

「「はい!」」

 

なのはと共にすぐさま戦いを再開した。

 

______________________

 

 

 

___________________________

 

さて、どれだけ自我を保っていられるのか。

このままでは自分は暴走するだろう。その前に片を付ける。

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

4人に出来る限りのラッシュを叩き込む。

だが、バインドを受けて

魔力弾に当たりまくってしまった。

 

「や、やめろおおおお!!!!」

 

脳内にとてつもない衝撃を受ける。そして俺は理性を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

____________

 

 

スイッチを押してハンドルを回す。

 

『マックスハザード・オン』

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『READY GO』『オーバーフロー』   『ヤベーイ!!!』

 

黒い靄が出てきて四人の動きが止まった。そしてまたハンドルを回す。

 

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『READY GO』『ハザード・フィニッシュ』

 

そして4人目掛けてキックを放つ。

爆発が起こり、その場所には何も存在していなかった。

 

「えっ」

 

なのはは驚いていた。戦兎が守護騎士達を消滅させたからだ。

更にビルドがこっちに向かって走りながらフルボトルを変えてきた。

 

『タカ』『ガトリング』『スーパーベストマッチ』

 

ハンドルを回してホークガトリングハザードフォームにチェンジ。

さらにスイッチを押し、ハンドルを回す。

オーバーフローの音声と共に羽が生えて飛んでくる。

おかしい。明らかにおかしい。魔力が先程よりも多くなっている。

戦い方もおかしい。荒々しくなっている。

 

「うわっ!」

 

一番近いなのはに攻撃を仕掛けてきた。

 

「戦兎さん!」

 

「何でなのはに攻撃を?」

 

まるで見えてるものを破壊しているようだ。そんな中で闇の書に私は狙われてしまった。

 

 

_____________________

 

不味い、闇の書がフェイトを狙っている!戦兎が言っていた通りなら...

 

「フェイト!」

 

「っクロノ!!!」

 

俺はフェイトの代わりに呪縛を受けた。

 

__________

 

 

「はっ.......はっ.......」

 

戦兎のやつ、禁断のアイテムを使いやがった。

不味い。あれが暴走したら誰も止めれない。

だけど...

 

「.......」

 

走りながら手元を見る。

青いフォルムにスロットが一つだけのベルト、

 

 

 

〈スクラッシュドライバー〉

 

 

 

ハザードレベルが4.0になった俺ならこれが使える。だけど...

 

「やるしかないのか.....!」

 

黄色いゼリーを片手に走っていった。






感想お待ちしております。


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36.潰れる 流れる 溢れ出る!

スクラッシュゼリーもっと出て欲しかった。


戦兎のやつ禁断のアイテムに手を出しやがった。

すぐさまビルドドライバーを取り出す。

 

「リンディさん、俺も出ます!!」

 

放置する訳にはいかねえ。アイツを止められるのはあれが使えるものだけ。しかも、勝てるか分からないときた。

 

「ダメよ、龍斗くん。今のあなたじゃ危険すぎる。」

「くっ...」

 

俺たち仮面ライダーは変身中は魔法がうまく使えなくなる。だが、手はある。戦兎に貰ったスイッチとバットフルボトルだ。

ナイトローグを倒した時の戦利品らしい。あと、このゼリーなら....

 

「すいません、勝手に行動します!!!」

 

ビルドドライバーをしまう。

そしてスクラッシュドライバーを装着する。

 

『スクラッシュドライバー』

「それは何?」

 

エイミィさんに聞かれたが無視する。

ゼリーのキャップを正面に向けてからベルトにセットする。

 

『ドラゴンゼリー!』

 

待機音が鳴り響く。

 

「変身!」

 

掛け声と共にベルトについたレンチを押し下げる。

潰されたゼリーから成分が流れ出し、タンクにチャージされる。

 

「ぐあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

痛みと共にビーカーの形をした物が作られ、

下から成分が入った液体が上がりながら螺旋状に

包まれてアンダースーツを装着する。

頭上から液化装備・ヴァリアブルゼリーを全身に浴びる。

 

『潰れる』 『流れる』 『溢れ出る!!!!』

 

頭部、胸部、両肩の装甲・クロスアーマーを形成する。

 

『ドラゴン in クローズチャージ!』

 

『ブラァ!!!』

 

「はっ...はあっ...」

 

どうやら変身できたらしい。

このベルトはとても危険らしいが。

 

「龍斗くん、その姿は?」

 

「すいません、質問に答える時間はありません勝手に出ますから!!!」

 

戦兎からもらったスイッチを押す。

 

「「なっ!!」」

 

俺の下にぽっかりと穴があき、落ちていく。

 

「説教なら後で聞きます!!!」

 

ベルトにバットフルボトルをセットしてレンチを押し下げる。

 

『チャージボトル!』 『チャージクラッシュ!』

 

コウモリの羽が生えてきたので、それで飛ぶ。

 

「待ってろ!戦兎!!!」

 

________________

 

「エイミィ、アルカンシェルを使うわよ。」

 

「!!!!」

 

リンディさんがとんでもないことを言い出した。

 

「ですがあれは.....」

「大丈夫よ。戦兎くんの差し入れの中にこれがあったの。」

 

それはスパークリングの缶に似ていた。

 

「これは?」

「フルボトルの魔力を貯め込んだ物だそうよ。

  切り札として使ってくれって。」

 

リンディさんが振るとシュワッと音が鳴る。

フルタブを開けると今のビルド並の魔力が溢れてきた。

 

「これで闇の書、及びビルドを倒せ。だそうよ。」

「なっ!」

 

こんな物を食らえばビルドでもただでは済まないだろう。

 

「いくらなんでもそれは.....」

 

「戦兎くんが言ってたのよ。

  [俺の切り札は使うと後戻りできない程のものです。

    正直言って使いたくないレベルです。でも、それで八神はやてを、夜天の書を救えるなら。]

 って。自己犠牲の多い子よ。あの子は。」

 

リンディさんはため息をはく。

クロノが吸収されてはいるが諦めてないみたいだ。かく言う私もだが。

 

「さて、皆。生きて帰るわよ!!!!」

 

艦長の背中が遠くに見えた。

 

 

 

 

________________

 

 

 

 

先輩が空から飛んできた。アースラから降りて、いや落下してきたのだろう。

以前見た記録の中で落ちていった時間なのだろう。戦兎を止めるために。

 

だけど、今の先輩じゃ完全には止められない。だからこそ父さんが俺を送り込んだんだ。

 

「心火だ。心火を燃やしてぶっ潰す!」

 

ぶっつけ本番だがどうにかなるだろう。

そう思いながらベルトを装着した。




次回、グリスが登場!

更に新たなハザードフォームも登場予定!


誰かクロコダイルクラックボトルを譲ってくれませんかね?


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37.アンコントロールスイッチ

オーバーフロー!

ラビラビ!タンタン!


『ロボットゼリー』

 

変身待機音の鳴り響く中、走り出す。

展開されたビーカー型ファクトリーと共に移動する。

そしてレンチを押し下げる。

 

「変身!」

 

潰されたゼリーから成分が流れ出し

下から成分が入った液体が上がりながら螺旋状に

包まれてアンダースーツを装着する。

頭上から液化装備・ヴァリアブルゼリーを全身に浴びる。

 

『潰れる』 『流れる』 『溢れ出る!!!!』

 

頭部、胸部、両肩の装甲・クロスアーマーを形成する。

 

『ロボット in グリス!』『ブラァ!!!』

 

こっちに来てから初めてだったけど、問題はないみたいだ。

ジェットフルボトルを取り出し振る。そしてベルトにセットしレンチを押し下げる。

 

『ディスチャージボトル』『ディスチャージクラッシュ!』

 

「おりゃあ!」

 

背中にジェット機の羽を形成し、飛んだ。

待っててくれ、戦兎!

 

 

_________________

 

 

_________________

 

 

 

 

 

 

 

「「!」」

 

突然知らないライダーが飛んできた。

 

「姉弟子、フェイト、よけろ!」

 

龍斗だ。間違いない。

 

『ツインブレイカー!』

 

「おらあ!!!!」

 

武器がぶつかった。が、ビルドは何事もなかったかのように銃口を龍斗に向けた。

 

「ぐあああああああああああああ!」

 

もろに弾丸を受け、離れる。それでも向かっていく。

 

「目を覚ましやがれ!!!!!!!!!!」

 

だが、ビルドはその場を離れた。

 

「戦兎さん!!!!」

 

はやての声が聞こえてきた。

 

 

_______________

 

 

 

戦兎さん。あの人に似た、いや本人だろう。

お兄さんみたいに慕っていた人。

突然、声が聞こえたんだ。

 

「さて、八神はやて!自分を見失うな!」

 

って。あれ、おかしいな。なんでここには巧にぃはいないんやろ?

 

「主、起きてください。主...」

 

誰?私を呼ぶのは...?

 

「っは!えっ、ここはどこや?あなただれ?」

 

起きるとすぐに

 

「八神はやて!」

 

男の子が降りてきた。

 

「何者だ、貴様。」

 

「僕はクロノ・ハウライオン。戦兎の友人だ。」

 

「なんやて?」

 

戦兎さんの友人?どうしてここに?

 

「説明は後だ。闇の書、君を拘束する。」

 

闇の書?この人がか?

 

「八神はやて、君には目覚めてもらわなければならない。」

 

「なんでや?」

 

「主、話を聞いてはいけません!」

 

「今、戦兎は君を助ける為に禁断のアイテムに手を出した。」

 

闇の書を無視して話を進めるクロノ。

 

「禁断のアイテム?なんやそれ?」

 

「使ったら最後、自我を失って目に入った物を破壊し尽くすまで止まらないそうだ。

 さらに、止まらない可能性まである。」

 

「そんな....」

 

私のせいで.....

 

「だが、止める方法はあるそうだ。」

 

「!その方法は?」

 

あるなら使わないと、戦兎さんを止めなきゃ!

 

「君ならそう言うと彼は言っていたよ。それならまず、ここから出なければならない。」

 

「それはどうやって?」

 

「君が闇の書を管理できる。ここから出たいと思えば..」

 

そう言ってクロノは消えてしまった。

 

「いくよ、闇の書。いや、リインフォース。」

 

「ですが....リインフォース?それは..」

 

「もちろんあなたの名前やで?闇の書なんて似合わない名よりも、 祝福の風。こっちのほうがあってるやろ?」

 

「は、はい。ありがとうございます。」

 

「で、どうすれば出られるん?」

 

「主、本当によろしいのですか?」

 

「私は止まらない。無茶してる兄貴分を止めに行かなきゃいけないから。」

 

「わかりました。それでは『ユニゾン・イン』と言ってください。」

 

「わかった。いくよ、リインフォース!」

 

「はい!」

 

『『ユニゾン・イン!』』

 

私は光を見た__________

 

 

___________________

 

 

戦兎に言われたとうりにはしたがこれで良かったのだろうか?

そう考えていると落下が始まった。

 

「!」

 

呪縛が解けると、信じがたい事になっていた。どうやら時間がかかり過ぎたらしい。

ビルドはハザードトリガーを使っていた。

あいつの言うとおり龍斗はスクラッシュドライバーを使用している。

それでも、相手になっていない。禁断のアイテムは本当にとんでもない物のようだ。

 

「クロノ!」

 

「フェイト!龍斗となのはを連れて離れろ!」

 

「!分かった!」

 

さて、離れてくれたみたいだな。

戦兎の言う通りなら....。

 

『ドラゴン』『ロック』『スーパーベストマッチ』

 

きた!

 

「八神はやて!守護騎士達と共に離れろ!やばいのが来る!」

 

指示道理に離れてくれる八神はやて達。

お構いなしにハンドルを回すビルド。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『ARE YOU READY?』

 

『アンコントロールスイッチ ブラックハザード』『ヤベーイ!!!』

 

俺達では勝てない。そう思わせるような危険な状態のビルドが完成した。

 

 

 

 

 

 




戦兎とクロノの出会いは説教後に会って、話しているうちに仲良くなっております。

本編では描かないのでご了承ください。


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38.キードラゴンハザード

皆気付く、キードラゴンハザードはマジでヤベーイって事に。


「はやてちゃん、守護騎士達も無事戻ってこれたんだ。」

 

残るは戦兎さんただ一人。誰かのために戦う。そんな人が暴走しているのだ。

 

「どうすればいいの?」

 

「なのは、方法はあるぞ。」

 

「本当?クロノくん。」

 

「ああ。あいつが言っていた。『暴走したら、トリガーを外せ』と。」

 

「でも、どうやって....」

 

暴走する黒い2人。ぶつかり合うなか何かが飛んできた。

 

 

 

 

_____________

 

 

「遅かったか!」

『ツインブレイカー!』

 

間に合わなかった。キードラゴンハザードは今の俺じゃ勝てない。

切り札を使うしかないのか...!

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

『シングル』

 

ツインブレイカーにロケットフルボトルをセットしてトリガーを押す

 

『シングルブレイク!』

 

攻撃が当たった。どうやら効いているようだ。

 

「もう一回!」

 

『ツイン』

 

今度はロボットゼリーを追加でセットする。

 

『ツインブレイク!!』

 

また当たる。これなら!

 

『時計』『ディスチャージボトル』『ディスチャージクラッシュ!』

 

時計フルボトルをセットしてレンチを押し下げる。

さらにツインブレイカーのボトルをセットし直す。

 

『ツイン』

 

「おりゃああああ!!!!」

 

『ツインブレイク!!』

 

攻撃が当たりビルドが止まる。

もう一体にも!

 

『ビームモード』

 

『ディスチャージクラッシュ!』

 

止まった。

 

「おい、おまえ。なにもんだ?」

 

先輩に声をかけられた。

 

_______________

 

「俺は仮面ライダーグリス。未来から来ました。この時計フルボトルの力で。」

 

なんだって!?未来からだと?そんなことが....。

 

「皆さん、ビルドを止めるのを手伝って下さい。」

 

「どうやって?ハザードトリガーを外す以外方法は...」

 

「大丈夫です。俺は切り札を持ってきたんです。」

 

「「「切り札?」」」

 

「せん、龍斗さん。」

 

「なんだ?」

 

俺に何かあるのか?

 

「一緒に戦兎を止めてくれますか?」

 

何聞いてんだ。

 

「俺はあの人達と約束したんだ。戦兎の力になるんだってな!」

 

士さん達との約束は絶対に守る!

 

「よかった。間もなく効果が消えます。皆さんで闇の書の暴走プログラムを破壊して下さい。俺と龍斗さんはビルドを止めます!」

 

「「「「了解!」」」」 「「「「分かった!」」」」

 

「3、2、1、きます!」

 

2つの黒が動き出した。

 

______________

 

 

______________

 

ビルドは蒼い炎に纏いブレイズアップモードになる。

ハザードのままになったので黒い靄もまとっていた。

 

「龍斗さん、離れて攻撃して下さい!」

 

「分かった!」

 

『ビームモード』

 

「「おら!」」

 

同時にビームを放ち、ビルドから離れる。

すると、ハザードトリガーを使おうとしてきた。

 

「不味い!」

 

『マックスハザード・オン』

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『READY GO』『オーバーフロー』   『ヤベーイ!!!』

 

遅かった!早く離れないと...!そうだ!

 

「龍斗さん!このまま打ち続けて闇の書に誘導しましょう!」

 

「おう!」

 

オーバーフローモードのままあいつに当てれると、確実に暴走プログラムを破壊できるはず!

 

「皆さん!このままビルドを誘導して暴走プログラムを破壊してもらいます!」

 

「でも、そんなことをしたら...」

 

「暴走中のビルドはその間の記憶がありません。破壊できたらすぐに俺が切り札を使います!」

 

「うまくいくのか?」

 

「やらないと、この世界が全て破壊されてしまいます!」

 

「わかっているけど...」

 

「なら俺だけでも!」

 

背中のジェットを使い加速させ、ナハト・ヴァールに向かう。

 

「こっちだ!」

 

ビルドがこっちを見たのを確認し、タイミングよく離れる。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『READY GO』『ハザード・フィニッシュ』

 

ロックの能力でナハト・ヴァールが動けなくなる。

そんな中で右拳で殴る。蒼と黒の靄が溢れ出し、たった一撃でバリアを全て破壊してしまう。

 

「なっ....!」

 

とんでもない威力だ。それでもビルドは止まらない。

もう一度ハンドルを回してキックの体制に入る。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『READY GO』『ハザード・フィニッシュ』

 

「グアアアアアアアアアアアアア!」

 

轟音と共にナハト・ヴァールが消滅する。

 

「戦兎!!!!!!!!!!!!!!」

 

俺はすぐに切り札を使用しようとしたが....

 

 

 

_________________

 

『マックスハザード・オン』『ラビットタンクスパークリング!』

 

『ビルドアップ』

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『ARE YOU READY?』『オーバーフロー』

 

『シュワッと弾ける! ラビットタンクスパークリング!』『イエイ!イエーイ!』『ヤベーイ!!!』

 

なに、あれ..........。

 

「戦兎.....さん.....?」

 

そこには白が混ざり合ったラビットタンクハザードが立っていた。




グリスの本名は番外編で明かします。
それまでお待ちください。


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39.たどり着いた狂気

未来編その5。


スパークリングの頭部にボディにギザギザとした白いパーツが追加された。

 

「あんなの、俺は知らない...最悪の組み合わせだ!」

 

すぐに俺の前にきた。すぐに腹部に鋭い痛みを感じ、気を失った。

 

_______________

 

「おい、グリス!おい!」

 

戦兎に殴られて海に落ちていくグリス。

俺以外は誰も動けなかった。理由は簡単だ。

ビルドから感じる闇と魔力が計り知れないのだ。

そのせいで守護騎士達とクロノ以外、震えが止まらなくなっている。

飛んでいるのがやっとのことだ。もうさがったほうが良いだろう。

 

「シャマル、震えている奴らを連れて病院に戻れ。」

 

「でも...そしたら...」

 

「早くしろ!グリスを回収してすぐ戻る!」

 

「僕たちは龍斗の援護となのは達の防衛だ。」

 

「私がはやてを守るから早くしろ!」

 

「わかってらあ、ヴィータ!」

 

サメフルボトルを取り出し、バットと交換する。

そしてレンチを押し下げる。

 

『チャージボトル!』 『チャージクラッシュ!』

 

背中と足にヒレを展開し、海に落下する。

 

「うおおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

潜っていく。グリス、待ってろよ!

 

 

__________________

 

 

 

__________________

 

 

「さて、そろそろ時間か....。」

 

「「えっ?」」

 

私達を守ってくれた人が離れて行く。

 

「待って!」

 

「.....なんだ?」

 

「貴方の名前を教えて。」

 

「......良いだろう。」

 

変わったボトルを取り出して振る。

更にどこからか取り出した銃のスロットにセットする。

 

『コブラ』

 

待機音が鳴り響きトリガーを引く。

 

「蒸血」

 

『ミストマッチ』

『コブラ…コッ・コブラ…ファイヤー!』

 

姿が変った!

 

「!」

 

「スターク......ブラッドスタークだ。」

 

ブラッドスターク?血まみれ?

 

「俺はもうここを離れる。戦兎に伝えてくれ。アルハザードで待つってな。」

 

「どこよそれ?」

 

「じゃあな、チャオ♪」

 

スタークは黒い煙の中に消えていった。

 

_________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

__________________

 

 

龍斗から念話がきた。

 

[クロノ、戦兎は何を狙ってる?]

 

ふと、ビルドの目線を追った。不味い。

 

[龍斗、ビルドの狙いはアースラだ!]

 

[なんだと!]

 

狙われたのはアースラ本艦か!

 

[クロノ!]

 

「母さん!ビルドの狙いはアースラです!」

 

[なんですって!?しょうがないわね....]

 

「母さん?」

 

[クロノ、なのはさん達に伝えて。今からビルドにアルカンシェルを使用するって。]

 

「!そんなことをしたら戦兎が!」

 

[分かっているわ。でもこれは戦兎くんに頼まれたことなの。ビルドを倒せって。

 あなたは知っていたのでしょう?戦兎くんの切り札のこと。]

 

「はい、黙っていてすいません。」

 

[いいのよ。なのはさん達の方に移動して。だれも飛び出してこれないように。]

 

「まだ龍斗が戻ってきていないんです!このままここを離れるわけには....」

 

[時間がないわ。後3分。それが過ぎたらもう打ち込むわ。]

 

「....わかり、ました...時間を稼いできます!」

 

[任せたわよ。]

 

ビルドの前に移動する。

 

「戦兎、俺が相手になる!」

 

早くしろ!龍斗!

 

 

___________

 

 

海の中、オイルの匂いを頼りに探すが見つからない。

 

【くそっ!】

 

海底に着いたが見当たらない。するとクローズドラゴンが出てきた。

そうだ!こいつとなら....

 

【ここにセットされてくれ。】

 

了解!と言うように頷きツインブレイカーにセットされる。

 

『READY GO!』『レッツフィニッシュ!』

 

蒼いドラゴンを海の中に打ち込み、海が明るくなる。

見つけた!グリスを見つけたが、動けなくなる....

 

【あれ....目が....】

 

 

 

 

 

 




次回、アルカンシェルがビルドを襲う!

果たしてビルドは止まるのだろうか?


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40.切り札は......

今こそ審判の時...

『仮面ライダークロニクル!』

変身!

『バグルアップ!』




ビルドを誘導して宇宙まで運ぶ。それができなくても

地球に垂直にした状態でアルカンシェルを放てば地球への被害は少ない。

だけど戦兎くんは......

 

「それでも、やって下さい。それが唯一ハザードへの対抗策だから。」

 

一の犠牲と多の救い。それは、正義の味方のあり方だと彼は言っていた。

 

「間もなく3分経過します。!」

 

「アースラを予定位置に移動。そして、クロノ執務官とビルドを方針にロックしなさい!」

 

『了解!』

 

頼んだわよ、クロノ。

 

_____________

 

 

 

 

_____________

 

間もなく3分が経過する。どんどんと戦う高さを上げていき、

いよいよアースラがすっぽりと入る高さまで来た。

あの後から龍斗と連絡が取れなくなっている。

 

[クロノ、間もなく時間よ!]

 

「わかっています!」

 

龍斗、早くしろ!

すぐにアースラが転移してきた。いよいよ時間がない。

 

[クロノ執務官、今すぐそこから離れなさい。]

 

「くっ...了解。」

 

ビルドに氷結魔法を当てすぐに病院に戻る。

 

「クロノくん、どうにかならないの?」

 

なのは.....

 

「すまない、もうこれしかないんだ....」

 

「龍斗、龍斗は?」

 

「連絡が取れなくなっている....」

 

「そんな....」

 

[皆さん、衝撃がきます。防御魔法の準備を。]

 

「リンディさん.....」

 

[これは、戦兎くんからの指示よ。ビルドを倒せって。]

 

「なんで.....」

 

みんな、涙を飲んでいる。

そのなかでも八神はやては....

 

「はなして!シグナム!ヴィータ!ザフィーラ!

私は行かなあかん!巧にぃを止めにいかな!」

 

「ダメです主!」「ごめん、はやて!」

 

未だに震える足でビルドを、戦兎を助けに行こうとしていた。

 

「えっ....?」

 

八神はやてと闇の書のユニゾンが解除された。

 

「どうして?どうしてや、リインフォース! 私は、私、は、巧にぃを助けたいだけやのに!」

 

「わが主、以前佐野巧はこう言ってました。

【しばらくすると、俺は多分無茶をする。その時にははやてを守って欲しいんだ。】

と.....」

 

「........なんやねんそれ.....それじゃあ巧にぃが救われないやんけ!」

 

[発射するわ、みんな伏せて!]

 

世界は光に包まれて、ビルドは____________

 

 

______________

 

 

 

「光?ここは...」

 

思い出した。グリスを追って海の中に来たんだった!

 

「グリスは..っと」

 

すぐそこだ。俺は泳いで近づき、軽く刺激を加える。

 

「おい、しっかりしろ!おい!」

 

「.........せん、ぱい.....?」

 

目が覚めたみたいだ。

 

「切り札を貸せ!俺が使う!」

 

すると、グリスは2本のフルボトルを取り出した。

 

「これを.....ビルドに..見せて...下さい。」

 

「それだけでいいのか?」

 

「はい...」

 

グリスに潜水艦フルボトルを使い、海面に上がらせる。

さてと、

 

「いっちょ盛大にいくか!なあ、相棒?」

『♪~~~~~~~~~~』

 

準備よし!じゃあいくぜ!

 

『READY GO!』『レッツブレイク』

 

「おりゃああああ!!!!」

 

地面にツインブレイカーを叩き付けた。

 

______________

 

 

 

______________

 

 

光が晴れるとそこには傷ついたビルドが出てきた。

 

「なっ!」

 

ボロボロになった装甲からアルカンシェルの威力が分かる。それでもビルドは動こうとしていた。

 

「もうやめて!」

 

八神はやてが叫ぶが、聞こえていないのかアースラに攻撃しようとするが。

 

ゴゴゴゴゴゴゴ____

 

地面が鳴り響く。

 

「じ、地震!なんでこんな時に?」

 

揺れが続くなか、アースラの近くからマグマが噴き出る。その上に誰かが乗っていた。

 

「うおりゃあ!受け取れ戦兎!」

 

龍斗が出てきた。

 

『ええええええええええええええ⁉』

 

みんなが叫ぶ中、フルボトルを投げる龍斗。それを見たビルドの動きが止まった。

 

「があああアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!」

 

戦兎の声が響き渡る。すると、変身が解除され、海に落ちていった。

 

「巧にぃ!」

 

八神はやてが飛びだそうとするのを止めるシグナム。

 

「主、危ないです!」「戦兎おおおおおおおおおお!」

 

龍斗が追いかけて海に落ちていった。

 

[これにて、この作戦を終了、します。動ける人は2人の救出を!]

 

 

母さんの連絡により、闇の書事件の幕は閉じた。

 

だが............

 

 

____________

 

 

数日間、戦兎は目を覚まさなかった。

 

 






『天を掴めライダー!刻めクロニクル!今こそ時は極まれり!!!』

さあ、絶版タイムだ。光栄に思え。

『ポーズ』

『キメワザ!』『クリティカル・クルセイド!』

『終焉ノ一撃!』

ときめきクライシスは絶版だ。

『リスタート』


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41.目覚め

この時すでにはやては退院しリハビリを始めて軽く歩けるようになっています。


事件終了から数日がたった。12月31日。

 

その日は、カラッと晴れた空が広がっていた。

 

___________

 

「ここは....?」

 

目が覚めると、俺の知らない天井が広がっていた。

 

「......っ!」

 

机に置いてあった2本のフルボトル。それは.....

 

「.....なんで....忘れてたんだろう.....」

 

俺の記憶の鍵だった。フェニックスとロボットがそこにはあった。

 

「ここは...アースラの中か...なら...」

 

ビルドフォンにフェニックスとロボットを交互にセットする。ロックが外れた。

 

「ユニゾン・イン」

 

ユニゾンする事ですぐさまビルドドライバーが転移してくる。

 

「いこう.....全てを思い出す為に...」

 

『フェニックス』『ロボット』

 

「変身....」

 

『不死身の兵器 フェニックスロボ』

 

「転移...猿渡研究所...」

 

俺は転移した。

 

_________________

 

 

 

 

_________________

 

 

 

「!何者かによってビルドドライバーが転移されてます!」

 

「なんですって!?」

 

見たことのない魔法陣が展開されベルトは転移してしまう。戦兎くんが目覚めた可能性がある。グリスが話していたのだ。

 

「戦兎が目覚めたら、早く皆に連絡をしてください。あの人は最後の鍵を手に入れにいくはずですから。」

 

その後グリスはどこかへ行ってしまい、消息不明になっている。

 

「なのはさん達に伝えて、この事を!」

 

すぐさま連絡した。

 

 

______________

 

______________

 

「......ここか.......」

 

そこには光写真館のあった場所だった。士さん達が旅立ったあと、もう来ていなかった場所。

 

「......博士....美空さん...一斗...」

 

俺は膝から倒れていく。

 

「ごめん、ごめんなさい....!」

 

変身が解除され泣き叫ぶ。

 

「うあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ____」

 

後悔だけが残っていた。

 

 

_________________

 

 

病院から既に退院し歩くリハビリをしていた私は、

朝4時、アースラからの連絡で起こされた。

 

「緊急事態ですか?」

 

もう、理由はわかってる。それでも....

 

[戦兎くんが目覚めたんだけど、転移してどこかへ行ってしまったの。座標を送るわ、すぐに向かって!]

 

「!ここは....」

 

あの人が居なくなるまで働いていた場所、猿渡研究所だった。

 

_________________

 

全員に連絡がいき、朝日が登り始めるなか、私達は走っていた。

 

「戦兎さんが目覚めたんだけど、光写真館のあった場所に向かったみたいだ!」

 

「なのはちゃん!」

 

はやてちゃん達も集まり、走っていく。

 

「ここを曲がればすぐに...」

 

そこには俯いたまま動かない戦兎さんがいた。

 

__________

 

「......」

 

「戦兎さん!」

 

はやて、いやはやてちゃんが走ってくる。

良かった。歩けるようになったんだ。

俺は立ち上がりながら言う。

 

「......久し振り、はやてちゃん。」

 

振り返りながら言うと、驚いた顔が見えた。

 

「巧にぃ?」

 

「うん、しばらく連絡出来なくてごめんね。」

 

「う、うああああん!」

 

はやてちゃんが抱きついてきた。他の人達は知らないから困惑しているみたいだ。

 

「皆に改めて自己紹介しよう。佐野巧。16歳で元々はやてちゃんと一緒に暮らしていた者さ。」

 

『ええええええええええええええ!』

 

驚愕の叫び声が5時前の街外れで響いた。




忘れちゃいけない...

これ朝の5時前(大晦日)なんだぜ?


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42.佐野巧の過去







「ごめん、巧にぃ。あれから1年もたってるんやね。」

 

「ああ。長い時間忘れていてごめん。」

 

はやてが泣きやんでから話を進める。だけど、

 

「こんな時期の朝は冷えるからね。転移で移動するよ。」

 

大きなビルドマークがある魔法陣を展開し全員を家に転移させる。

 

「ただいま、龍斗。」

 

「!やっと帰ってきたか、戦兎。って全員集合かよ!」

 

龍斗がソファーでくつろいでいる所に帰ってきたせいか、慌ててソファーから飛び起きる。

 

「お前、なんか吹っ切れたか?」

 

「ああ、記憶を取り戻したよ。あ、あとゼリーをクローズに食べさせてくれ。」

 

「ん?わかった、やってみる。」

『♪~~~~~~~~~~』

 

急にドラゴンが消え、龍斗の目が赤くなる。

 

「ん?どこ行った?」

 

「ユニゾンできたみたいだな。」

 

「なに、こいつユニゾンできたのか?」

 

「俺からのプレゼントさ。止めてくれてありがとう。」

 

「....また暴走したら、止めてやる。」

 

「ああ、そうしてくれ」

 

全員に温かい飲み物を出して、俺は自分の過去を語り始めた。

 

 

______________

 

今から一年前、俺がまだ佐野巧だった時。俺は葛城巧と最上魁星の研究の助手のアルバイトをしていた。

 

そんな中で学生だった俺は夏休みに入った。だから、長期間のバイトをすることにした。

 

最上博士の知り合いが平行世界でとある研究をして、子供が産まれて人手が足りなくなったので俺が行くことになった。

 

だが、転移中に事故が起こってしまう。エニグマが熱暴走し、知り合いの家ではなく全く違う場所に転移してしまった。

さらに、そのショックからか俺は一部の記憶を失った。そんな時、ある少女に出会った。

 

それが、はやてちゃんだった。自分が何者であるかも忘れてしまった俺を3ヶ月間一緒に暮らさせてくれた。

 

暮らしていたある日、俺は街を歩いていると、ある夫婦に会ったんだ。

 

猿渡研究所、俺のバイト先になるはずだった所に住んでいる博士達だったんだ。どうやら最上博士達があの事故の後すぐに連絡をしてくれたみたいで俺を探していたらしい。

 

お陰で、博士達からの連絡で記憶を取り戻した。が、はやてちゃんの元を離れることになった。

 

だけど、俺ははやてちゃんの元を離れなかった。たった一人で暮らすには若すぎると思ったからだ。

 

その為、はやてちゃんには仕事に就いたと話して研究所と行き来した。

 

そんなある日、研究所が何者かに狙われた。未だに何者かはわかってはいない。

 

俺は実験用に持たされたビルドドライバーを使い、ファイアーヘッジホッグに変身して助けに向かった。

 

既に研究所は炎に包まれていた。それでも俺は助けに向かった。でも、誰も助けることが出来なかった。

 

俺は使う事が出来なかったはずのフルボトルを使い暴走した。そのまま強制的に元の世界に強制的に転移された。

 

勿論、はやてちゃんにも連絡できずに。

 

元の世界で俺が立ち直れない中で博士達が政府に狙われた。政府が研究データから新たな兵器を開発しようとしていたのだ。

 

俺も狙われた。それを見かねた最上博士が俺の記憶を一時的に消して平行世界に転移させる事にしたのだ。

 

俺はそれを受けた。猿渡博士達が研究していた魔法の力。それを頼る様にね。

 

平行世界はそれぞれ時間の流れるスピードが異なることがある。その為俺の世界の2週間がこちらの世界では一年が過ぎ去っていたのだ。

 

こうして俺はこの世界で再び暮らし始める事になった。

 

________________

 

 

「ざっとこんなもんかな....」

『........................』

 

お茶を飲みながら一息入れる。皆は黙りきってしまった。

 

「...この話には続きがある。」

 

『!?』

 

俺はとある可能性について話す。

 

「猿渡博士達の息子が、何処かで生きている可能性があるんだ。」

 

 




この話は『レスキュー剣山』を読んでいただくと

さらに理解できると思います。


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43.終わりの音が鳴り響く

近未来の物語を多々修正し、A`s編に変更しました。

この話でA`s編は完結です。


「博士たちの息子の名前は猿渡一斗。生きているとすれば未来で生きているはずなんだ。あのエニグマは未来へ繋ぐ研究に使用されていたからな。」

 

「じゃあ、こっちもエニグマを使えば..」

 

なのはがそう言うがそれは出来ない。

 

「俺のエニグマは過去、現在、未来と安定して転移することができないんだ。」

 

「それじゃあ...」

 

はやてちゃん、ごめんね。

 

「俺は旅に出るつもりだ。」

 

『!』

 

「....俺もついていくからな...」

 

龍斗はついていくと言ってくれる。嬉しい限りだ。

 

「巧にぃ、またどこか行ってしまうん?」

 

「ごめんね。でももう君は一人じゃない。離れていても俺達は家族だよ。」

 

「.....」

 

頭を撫でることしか出来ない俺を許してくれ。それに...

 

「リインフォース。」

 

「はい、貴方は気づいていたんですね。」

 

「....お前も旅に出るんだろう?」

 

「はい。」

 

『!』

 

リインフォースは自分の中にまだ闇の書の闇が残っていて自分が消えることで全てが終わると話した。

___________

 

アースラに転移した俺は早速だがリンディさんに土下座していた。

 

「勝手に抜け出して申し訳ございませんでした!」

 

「いいのよ。それよりもビルドのことなんだけど...」

 

この事件では龍斗が協力者という事にして俺のことは隠密にされた。このままだと封印もあり得たらしい。リンディさん様様だ。

 

「アルハザード出身じゃないそうね。」

 

「ええ、俺と龍斗は別の平行世界出身です。」

 

「そう...後悔しないようにね。」

 

「はい。」

 

俺は司令室から出てすぐにクロノに会った。

 

「今日行くのか?」

 

「ああ。」

 

「そうか...何かあったら連絡しろ。」

 

「わかってるさ。ありがとな。」

 

「.......」

 

俺は魔法陣を展開し家に帰った。

 

__________

 

 

「士さん、また俺達は旅に出ます。」

 

龍斗はまた光写真館の跡地に来ていた。思えばここが彼らが出会うきっかけを作った場所でもある。

 

「俺は支えきってみせますよ。あなた達に会うまで。その先も....」

 

 

最後の方は殆ど聞き取ることが出来ない程に小さな声で呟いていた。

 

________________

 

大家さんに来年2月には出ていく事を話した。これでもうここを離れることは出来る。だけど....

 

「これでよかったのかな...」

 

 

一人で準備を進める中、部屋に切なく響いただけだった。

 

_________

 

 

「嫌や!リインフォースも巧にぃも、折角会えたのに...」

 

俺達は移動して街を一望できる丘へと来ていた。

 

「すみません、主。」

 

リインフォースははやてを引き離しシグナム達に預ける。

 

「夜天の魔導書の終焉の時だ。」

 

なのはとフェイトがデバイスを起動させ、魔法陣を展開する。

 

[Ready to set.][Stand by.]

 

「短い間でしたが皆さんに世話になりました。」

 

[Don`t worry.][Take a good dream.]

 

「主はやて。」

 

「...なに?」

 

泣きながらでも答えようとするはやて。

 

「最後の最後に、私はあなたから綺麗な名前と心を頂きました。」

 

「....」

 

「騎士たちも傍にいます。だから、私は笑って旅立てます。」

 

「これから..もっと幸せにしなきゃあかんのに....」

 

リインフォースははやてに近づいていく。

 

「大丈夫です。私は世界で一番幸福な魔導書ですから。」

 

「リインフォース....」

 

「主はやて、一つお願いがあります。」

 

涙をぬぐってからはやては話す。

 

「なに?」

 

「私は消えて小さな無力なかけらに変わりますが、そのかけらにではなく、貴方がいずれ手にするであろう魔導の器に私の名を送っていただけますか?」

 

「祝福の風、リインフォース。私の心はきっとその子に宿ります。」

 

「リインフォース....」

 

はやての返事を待たずにリインフォースは離れていく。

 

「主はやて、守護騎士達、小さな勇者達。そしてかの戦士達よ。ありがとう。そして、さようなら。」

 

その言葉を最後に闇の書は白い粒子に変わり天に昇って行った。そして空からかけらが落ちてきた。

 

「忘れないよ、絶対に...」

 

はやてはそれを拾い上げると抱き締めた。

 

 

___________

 

リインフォースは先に旅立った。だから俺たちもそろそろ出発だ。少しずつ人がここに集まり始めた。俺はユーノに声を掛ける。

 

「ユーノ、これから無限書庫で頑張れよ。」

 

「はい!」

 

「姉弟子、フェイトを頼みます。」

 

「わかったの!」

 

「えっ!?」

 

俺達は旅立つ前にみんなに別れを告げていた。

 

「シグナム、シャマル、ヴィータ、ザフィーラ。はやてちゃんの事を頼んだよ。」

 

『はい。』『おう。』

 

「リンディさん、大変お世話になりました!」

 

「いいのよ。元気でね。」

 

『はい!』

 

「クロノ、エイミィさんと仲良くな?」

 

「な、なにを言っているんだ...またな」

 

「おう。」

 

「姉弟子の友人たちもお元気で」

 

「またね。」「風邪引くんじゃないわよ。」

 

「なのは、魔法少女頑張れよ。」

 

「にゃはははは。あと、アリサちゃんたちが話があるって..」

 

何だろうか?

 

「話?何かな?」

 

「ブラッドスタークから伝言。アルハザードで待つですって。」

 

「.....わかった、ありがとう。」

 

スターク....今度は何を...ん?

 

「恭也さん...」

 

「何かを決心した目だな。行って来い。」

 

「はい!」

 

 

みんなとの話は進んでいく。

 

最後に...

 

 

「はやてちゃん、君にはこれから沢山大変な事が待っている。」

 

「うん。」

 

「それでも諦めないで。君の未来でまた会おう。」

 

「っうん!」

 

泣きながらでもちゃんと返してくれるはやてちゃん。ホントは離れたくない。だけど、やらなきゃならないんだと自分に言い聞かせる。

 

「龍斗、最終確認だ。本当に俺についてくるのか?」

 

わかってる。それでも聞きたかったんだ。

 

「俺はお前を支えなきゃなんねぇ。それが約束だからな!」

 

「...ありがとう。それじゃあ皆、未来で!!!」

 

『未来で!!!』

 

俺はエニグマを起動させた。

 

 

 

__________

 

戦兎さん達が行ってしまった。

 

『『はやて』ちゃん...』

 

「もう大丈夫やで。さあ皆、家に帰ろうか!」

 

笑顔で振り向くはやての手には皆が写った画像が表示されたカメラがあった。

 




次回より新たな空白期間を始めます。

感想お待ちしております。

これからもよろしくお願いします。


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10年間の物語 44.寄り道

strikersまで戦兎と龍斗と旅を描いていきます。


「っと、ここは....」

 

「近代的な建物が見えるな。」

 

未来に転移したのだが、ホントに転移出来てるのだろうか?

 

「なあ戦兎、ここ未来だけど、微妙に現在と近いぜ。」

 

「へっ?」

 

早速ですかい。

 

「俺達が旅に出たのが12月だろ?今は6月だぜ。」

 

「マジかよ....」

 

転移には成功したがほんの少しの未来に来ただけじゃないか。

 

「取り合えず街に行くか。」

 

「おう。」

 

ビルドフォンをバイクに変えて乗る。

 

「情報収集と行きますか!」

 

 

バイクは走り出した。

 

 

___________

 

 

どうやらここはミッドチルダらしい。魔法が一般的に使用されていたから確定した。

 

「戦兎、俺これに出てみたい!」

 

「DSAA?格闘技世界一を決める戦いか....」

 

正直言って時間は有り余る程にある。寄り道していくか。

 

「わかった、出ていいぜ。でも、どうするかな.....」

 

「何がだ?」

 

「衣食住が整っていないからどうにかしなきゃならない。」

 

「あ~、忘れていたぜ。」

 

「てか、格闘技に興味があったんだな?」

 

「ああ、前にリンディさん達に勧められたんだよ。」

 

「へ~」

 

申し込みにいくか。戸籍とか作らなきゃ。

 

____________

 

戸籍も作り終わり、申し込みも済ませた。後は衣食住はどうにかしますかね。

 

不動産屋へ行き部屋を借りた。後はこいつの特訓かな。

 

「さあ、明日から頑張れよ?」

 

「おう!だけど、またお前と戦いたいな。」

 

「俺は戦う気ないから。」

 

めんどくさいし..

 

「別にいいじゃんかよ~」

 

「俺にもやることがあるの!一斗の行方をDSAAが終わるまでに調べ上げなければならないんだ。」

 

「..分かった。一人でやる。」

 

わかってくれたのかな?何だか悪寒がするんだが....

 

「優勝すれば....もしくは...」

 

龍斗のつぶやきはとても小さく、戦兎の耳に入ることはなかった。

 

 

 

__________

 

あれから1ヵ月が過ぎ、DSAAは始まった。龍斗は勝ち続け、決定戦にまできてしまった。予想を遥かに超えてきた龍斗には驚きを隠せないでいた。あ、俺は龍斗のビルドドライバーを修復し終わらせた。ついでにエニグマも強化した。

 

「行って来い!」

 

「おう、勝ってくらぁ!」

 

龍斗はリングへ向かった。

 

 

________

 

 

『さあ、期待の新人、万丈龍斗選手の入場だぁぁぁぁ!!!!!!』

 

司会のコールにより観客が沸き立つ。初出場で決勝まで上がってきた期待の星に皆期待をしているようだ。

 

『対するは我らがチャンピョン!********選手!この戦いに勝ちベルトを死守できるかぁぁぁ!!!!』

 

チャンピョンの入場により更に観客たちは沸き立つ。セコンドの俺はとてもアウェイな気分だ。

 

「しゃあ!よろしくお願いします!!!」

 

『3、2、1、試合開始!!!!!!!!』

 

龍斗の試合が始まった。




お前に一度は負けたこのガシャットで。

『ギリギリチャンバラ!』

変身!


『ガシャット!!!』

『バグルアップ!』

『ギリギリ』『ギリギリ』『チャンバラ!!!』



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45.DSAA

感覚だぜ。


観客席から無数の声が聞こえてくる。今日はDSAA決勝。龍斗が選手として参加してここまで来たのだ。

 

『か、勝った。勝ちました!初参戦の万丈選手が、優勝を果たしました!!!!!!』

 

俺はセカンドでアイツの戦いを見ていたのだが、龍斗がとんでもない事を言い出した。

 

「ベルトは相手には悪いけどいらねえ! 今から特別戦を申し込む!!!!」

 

『おおおおおおおおおお!チャンピョンにならずに万丈選手は新たな相手に挑むようだ!

相手は誰なのか!!!!!!!!!』

 

...嫌な予感がする。今すぐここから離れたい...

 

「俺は俺のセカンド、戦兎を指名する!!!!!!!!!!」

 

ヤベーイ! 逃げられな~い!  すぐにスポットライトが当たる。

 

「さあ、戦兎!ようやくだぜ!」

「戦ってみたいって言ってたけど、まさかここでとはな...」

 

諦めてビルドフォンで龍斗の傷を完治させてリングに上がる。

 

『!!!!!!!!!!お、おおおっと!!!戦兎と呼ばれた青年によって万丈選手の傷が全て治った!!!一体、どんな魔法を使ったんだあああああ!!!????!!?!』

 

騒がしいな...ビルドのことは情報を漏らしていなかったからな...

 

「やるぞ、龍斗。」「おう!」

 

龍斗と共に向かい合いながらビルドドライバーを装着する。

 

『二人共ベルトを装着したぞ!!!!』

 

アイツはクローズドラゴンにフルボトルをセットしベルトに沿える。

俺はフルボトルを振る。

 

『何が行われようとしているのか!!!!』

 

『ラビット』『タンク』

『クローズドラゴン』

 

お互いにベルトにセットしハンドルを回す。そしてファイティングポーズを取る。

 

『変身!』

 

展開されたスナップライドビルダーがお互いを前後から挟み込む。

 

『鋼のムーンサルト! ラビットタンク!』『YEAH!』

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!』 『Yeah!』

 

『す、姿が変わったあああ!!!強化魔法なのか!!!???』

 

龍斗が審判にルールを説明してくれる。

 

「審判!ルールはどちらかが降参するか又は変身が解除されるかだ!」

「すみません、よろしくお願いします!」

『わ、わかりました!』

 

さてと...

 

「桐生戦兎。ビルド式の魔導士。」

「おう、万丈龍斗。同じくビルド式の魔導士!」

 

『ビルド式??!!新たな魔法が判明したぞ!!!!!!!』

 

カウントダウンが始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『3』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『2』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『1』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『GO!』

 

「おらああああああああああああ!!!」

「はあああああああああああああ!!!」

 

お互いの拳がお互いの頬をとらえようとしていた。

 

 




常に考えるのは最強の自分だ!


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46.寄り道の結果

「ぶっ!!!!!!!」

 

はやては飲んでいた紅茶を吹き出した。

 

「わ、はやてちゃん!どうしたのです?」

 

リインフォースツヴァイははやてにタオルを持って行く。

 

「リイン、みんなに連絡や!2人が見つかったって!」

 

「は、ハイです!」

 

リインフォースは皆に念話を送る。

 

「...巧にぃ、こんなところにいたんだ...」

 

旅に出たまま帰って来ない兄を見つけたはやて。

 

彼女が見つめる先にはビルドとクローズの戦いが映し出されていた。

 

 

___________

 

「おらぁ!」

 

「ふっ」

 

俺はフルボトルを変える。

 

『ラビットタンクスパークリング』

 

「ビルドアップ!」

 

『シュワッと弾ける! ラビットタンクスパークリング! イエイ!イエーイ!』

 

『おっと、ビルドの姿が変わったぞ!!!!!』

 

観客達は急に立ち上がりまじまじとビルドを見つめる。

 

「早速きたか!じゃあ俺も。」

 

龍斗もベルトをスクラッシュドライバーに変える。

 

『ドラゴンゼリー』

 

「変身!」

 

『潰れる』 『流れる』 『溢れ出る!!!!』

 

『ドラゴン in クローズチャージ!』 『ブラァ!!!』

 

「しゃあ!いくぜ!!」

 

『さらにクローズの姿も変わったぞ!!!!!この戦い、どちらが勝つのかぁぁぁ!!!』

 

『ドリルクラッシャー』『ビートクローザー』

 

「おらぁ!」「がああ!」

 

お互いの武器をぶつけ合い、つばぜり合いになる。

 

「お前とはもっと戦いたかった!」

 

「無茶言うな!こっちの身にもなってみろ!」

 

「知らねえな!」

 

武器にフルボトルをセットし離れる。

 

『スペシャルチューン』『ヒッパーレ!ヒッパーレ!ヒッパーレ!』『メガスラッシュ』

 

『READY GO』『ボルテック・ブレイク』

 

『おらぁぁぁぁ!!!!!』

 

お互いに攻撃がヒットし、爆発が起こる。

 

『煙で二人の確認ができない!一体どうなっているのかぁぁ!!!』

 

煙の中で立っていたのは....

 

『お、おおぉぉぉぉっとぉぉ!!!二人共立っています!!』

 

観客達も歓声を上げる。決着が着こうとしていた。

 

「これで最後だ、龍斗!」

 

「戦兎、勝つのは俺だ!」

 

ビルドはハンドルを回し、クローズはレンチを押し下げる。

 

『READY GO』

 

『はあぁぁぁっぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』

 

お互いに貯めに入る。貯め切った同じタイミングで飛びキックを放つ。

 

『スパークリング・フィニッシュ』『スクラッシュ・ブレイク』

 

「おらぁぁぁぁ!!!!!」「はあぁぁぁっぁ!!!!!」

 

『お互いのキックが空中で打つかり合う!!!勝利はどちらの手に!!」

 

『おりゃああ!!!!!』

 

ビルドとクローズチャージのキックはお互いを捉えて、二人を地面へと返す。

 

「がっ!」「ぐっ!」

 

変身が解除されてしまう。

 

「変身が解除された事によりこの戦い、引き分け!!!!」

 

審判によりジャッジが下される。

 

『け、決着!!!!!!!!!この戦いは引き分けで終わりました!!!ですが、この戦いで我々は新たな戦いを見ることができまし....って、ええ!!!管理局!なんでここに!』

 

まずい、今管理局に会うと明らかにはやてちゃん達に捕まる!仕方ないな....

 

「龍斗、逃げるぞ。動けるか?」

 

「わり、動けねえ。」

 

「仕方がないか...緊急だ!逃げ切ったらトリガーを外せ!」

 

『ハザード・オン』

 

ベルトにハザードトリガーを取り付けフルボトルをセットする。

 

『タカ』『ガトリング』『スーパーベストマッチ』

 

ハンドルを回してハザードライドビルダーを前後に形成する。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身」

 

前後から挟み込まれ変身を完了する。

 

『アンコントロールスイッチ ブラックハザード』『ヤベーイ!!!』

 

「龍斗、いくぞ!」

 

脇に龍斗を抱えて片手でホークガトリンガーを上に構え天井に穴を開ける。

 

「脱出!そして逃走!」

 

羽を広げて天井から脱出、借りている部屋を目指した。

 

 

 

管理局の魔術師が現場に到着したのはそれからすぐだった。

 

「巧にぃのあほ~~~!!!」

 

虚しくもはやてのセリフは観客達の歓声とスタッフ達の会話に揉み消されてしまった。

 

「にゃはははは...」

 




『ゴッドマキシマムマイティX』

「変身。」

『ガッチャ―ン』『不ー滅ーー!!!』

『最上級の神の才能!
  クロトダーン!クロトダーン!』

『ゴッドマキシマームX!』


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47.逃げた先

戦兎と龍斗は勘違いをしています。

彼らは旅に出た日から4年が経過している時代に転移しています。

まあ、気が付くのはStrikersからですけどね。

それでは本編をどうぞ。


「な、何とか帰ってこれたぁ。」

 

ひと安心で思わずため息がこぼれる。俺達は無事に帰宅する事が出来た。ニュースを見ると、新たな魔法の登場で内容が埋まっていた。

 

「やらかしたな、これ。」

 

「........」

 

龍斗は連戦だった為に動けなくなっていた。

 

『これはビルド式って言います。』

 

「!」

 

テレビからの声に驚いてしまう。それは

 

『私の兄が開発したものなんです。』

 

はやてちゃんだった。オワタ。

 

 

________

 

はやてちゃんが詳しくビルド式について語っている中、俺は一斗の位置を特定させた。このままだとはやてちゃんどころか、ミッドチルダ全体から逃げる必要があるからだ。捕まれば自由に動けなくなってしまう。

 

「龍斗、悪いが今すぐ転移する。」

 

龍斗は喋れないから手を挙げて指示を出した。

 

「「OK」っと、転移!」

 

俺達は部屋ごと転移した。

 

 

 

 

「管理局の者だ!大人しk...」

 

管理局の魔術師が部屋を訪れた時、中はもぬけの殻だったという。

 

_______

 

ディスプレイにはでかでかと戦兎の顔が写っている。

 

「面白いね、彼。」

 

「ドクター、顔がすごいことになってますよ。」

 

「アハハ!HAHAHAHAHAHA....」

 

スカリエティの研究所には高らかな笑いが響いたという。

 

「うるさいですよ、ドクター!!」

 

怒られたという。

 

 

_________

 

 

「転移成功か?」

 

軽い衝撃が部屋全体に響く。

 

「...多分な。」

 

喋れるようになった龍斗がそう返してくる。部屋の外に出ると....

 

「これは...」

 

失われた文明、アルハザードが広がっていた。

 

 

一斗はここにいるはずだ。探し出してこの旅を終わらせる。部屋に戻って龍斗に言葉をかける。

 

「少し探索に行ってくる。部屋から出るなよ?」

 

「...わかってらぁ。」

 

龍斗をおいてアルハザードの探索を始めるためビルドドライバーを装着する。ホークガトリングで空から探すのだ。

 

『タカ』『ガトリング』『ベストマッチ』

 

「変身。」

 

『天空の暴れん坊 ホークガトリング』『YEAH!』

 

「さてと、ふっ!!」

 

羽を広げて空高く上昇しタカの能力でサーモグラフィーで確認を行う。

 

「反応は..有り!だけど、4つ?」

 

1つは一斗だろうが他はなんだ?警戒を怠らずに一番近くの反応が有った場所に向かう。

 

「...いた.....博士達にようやく頭を下げれるな...。」

 

静かにカプセルの中で寝ている一斗を発見した。カプセルごと運べそうなので掴んで運ぶ。時間がかかるも何事もなく移動出来た。

 

「戦兎、この子か?」

 

龍斗がカプセルの中の一斗を見ながら話してくる。

 

「ああ、俺がお世話になってた猿渡研究所の夫婦の子供だよ。何度も会っていたから覚えている。」

 

俺は変身を解除して膝から地面に降りてカプセルによしかかった。

 

「良かった....本..当に...」

 

泣き崩れてしまう。身体を小さくして顔を伏せる。

 

「.....良かったな。」

 

俺は泣き続けた。

 

 

___________

 

「全く、アルハザードに来ていたとはね。」

 

『サッサと仕事を済ませて帰ってこい。後は俺がやる。』

 

「了解しましたよ。」

 

ローグはカプセルと共に転移する。その中には

 

更にカプセルが入っており、それを抱えるようにして眠る女が浮いていた。




『ガッチャ―ン!』

『マザルアーップ!』

『悪の拳強さ! 闇のパズル連鎖! 悪しき闇の王座!
  
 パーフェクトノックアウト!』


うん、エグゼイドロスだね、これ。


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48.オクトパスライトハザード

少しタートルウオッチの設定が異なっているみたいですが、このままで行かせて頂きます。


それでは本編をどうぞ。


訂正

スタークとの会話に文章を追加しました。


「よお、久しぶりだな戦兎。」

 

「スターク...」

 

泣き止んだ俺にスタークが話しかける。立ち上がりカプセルから離れる。

 

「お前、本当にアルハザードにいたんだな。」

 

旅を始める前にアリサちゃん達から聞いた伝言道理にここにいる。その理由が気になった。

 

「戦兎、俺が...」

 

「疑問に思っただろ?何故アルハザードにいるという情報を与えた上で俺がここにいるのか。お前たちには教えておこうと思ってな。」

 

龍斗が警戒して俺の前に立ってくれる。あいがたいけどそれよりも。

 

「何の真似だ?」

 

「オイオイ俺達の仲じゃないか。効くだけでいいんだよ。」

 

怪しさしか感じ取れない。

 

「ジェイル・スカリエティという男を知っているか?」

 

「スカリエティ?誰だ?」

 

こいつは....また何かを始める気か!

 

「戦兎は名前だけは知っているだろ。奴がビルド式に目を付けた。だがこの世には対応したデバイスは二つしか存在していない。ビルドフォンとクローズドラゴン。奴はそれらを狙っている。」

 

ニュースでもはやてちゃんが話したからかスカリエティの耳に入ったみたいだ。益々ミッドチルダに戻れない。だが

 

「それはお前がアルハザードにいる理由にはならない。」

 

「そのとおり。俺がここにいるのはある二人を手に入れる為だ。お前ならわかるんじゃないのか?」

 

アルハザード出身は物語で登場したのは一人だけ。さっきのサーモグラフィの情報からだと...!

 

「....プレシア・テスタロッサとアリシア・テスタロッサか?」

 

「正解だ!流石にこれだけ情報がそろっていればわかるだろ。」

 

だが、残りの反応を一斗とすると、俺が探索していない方向から来たスタークじゃない誰かがいる?

 

「...二人を手に入れさせたのか...ナイトローグに。」

 

「残念ながら不正解だ。頼んだんだよ、ローグに。」

 

ローグ!その呼び方って事は既に...

 

「ティーダにクロコダイルクラックを渡したのか。」

 

「ああ。アイツは魔法よりも強力な力を求めていたからな。お前に負けた事で自ら仮面ライダーになる事を選んだんだよ。」

 

ティーダ...彼は何のためにスタークに手を貸している?

 

「あと、話は聞いていると思うが俺がグレアム提督を利用したことを。」

 

「ああ。リーゼ達を操ってまでなにを?」

 

「お喋りはここまでだ。そのカプセルも回収させてもらうぞ!」

 

スタークが発砲してくる。カプセルを安全な所に移動させなければ!

 

「龍斗!スタークを頼む!」

 

「おう!」

 

『ドラゴンゼリー』

 

「変身!」

 

『潰れる』 『流れる』 『溢れ出る!!!!』

 

『ドラゴン in クローズチャージ!』 『ブラァ!!!』

 

『ツインブレイカー』

 

龍斗が変身しツインブレイカーで牽制をしてくれている間にフルボトルをベルトにセットする。

 

『ニンジャ』『コミック』『ベストマッチ』

 

「変身」

 

『シノビのエンターテイナー ニンニンコミック』『YEAH!』

 

『4コマ忍法刀』

 

「ふっ!」

 

『隠れ身の術』『ドロン!』

 

すぐさま忍法刀を呼び出し隠れ身の術を発動させ離れた場所に転移する。さらにコミックフルボトルの力で周りからばれないように擬態させた。すぐに龍斗の元へ戻る。

 

「はっ!」

 

「戻ってきたか...」

 

スタークは既にクローズチャージを倒しており、離れた所に倒れている。幸い変身解除はされてないようだ。スタークは以前よりも強くなっている。いや、以前は手加減をしていたのだろう。

 

『ハザード・オン』

 

使うしかない!

 

ベルトにハザードトリガーをセットしフルボトルを変える。

 

『オクトパス』『ライト』『スーパーベストマッチ』

 

ハンドルを回してハザードライドビルダーを展開する。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『ARE YOU READY?』

 

まるでエコーするように覚悟はいいか?と聞こえてくる。最悪撤退だけでもさせられればいい。

 

「ビルドアップ」

 

前後から挟み込まれハザードへと姿を変える。 

 

『アンコントロールスイッチ ブラックハザード』『ヤベーイ!!!』

 

「来たな。」

 

「はぁ!」

 

オクトパスライトハザードは攻撃を仕掛けるがことごとくガードされる。だがハザードだからか、以前よりもダメージは入っているようだ。だがハザードは待ってくれない。

 

「ぐっ...身体が..いう事を効かない...!」

 

『マックスハザード・オン』

 

勝手にスイッチを押しハンドルを回す。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

 『READY GO』『オーバーフロー』  

 

「いう事を、聞け!」

 

自我を保てているいうのに身体が勝手に戦っている。

 

「自我を失うことなく暴走したか!」

 

スタークは猛攻を受けているのに嬉しそうに話す。

 

 『ヤベーイ!!!』

 

 

「がぁ!」

 

スタークを吹っ飛ばした。

 

「...ハザードレベル5.3...どんどん上がっていく。これが禁断のアイテムの力か!」

 

あれだけの打撃を食らっているのに何であんなにも元気なんだアイツは!

 

「...これ以上は時間がないか...」

 

段々とスタークが薄くなっていく。

 

「じゃあな戦兎。チャオ♪」

 

あっという間に消えてしまった。だが、俺の身体は暴走したままだ。このままだとクローズを狙ってしまう。

 

「龍斗、逃げろおぉ!」

 

倒れているクローズ目掛けて勝手に足が動く。

 

「う、うあ、ぁ」

 

龍斗の声が聞こえるが身体は止まらない。

 

『マックスハザード・オン』

 

「や、やめろおおぉぉぉぉぉぉ!!!!」

 

拳を握り締めて黒い靄が発生する。そのままクローズを殴ろうとする。だが

 

「あっ...」

 

力が抜けて膝から崩れ落ちる。

 

「戦兎、止まったか...」

 

龍斗がギリギリのタイミングでハザードトリガーを取り外してくれただめ、そうなったのだ。

 

「ありが...とう...」

 

俺は気を失った。

 

________

 

「止まったか...」

 

戦兎がハザードトリガーを使ってまでスタークを撤退させた。

 

「俺ももっと強くならなくちゃ...」

 

守りたいものさえ守れないのはダメだ。

 

「コントロールが出来ない...か...」

 

さっきスタークと戦った時にどんどん身体がいう事をきかなくなった。戦兎にスクラッシュドライバーの副作用については教えてもらっている。

 

フルボトルの成分を最大限まで活かすことでビルドドライバーを遥かに超える力を発揮できるが、その分ネビュラガスの影響をより強く受けるという。使用すればするほど好戦的な気質がむき出しになり、使用者は戦闘に取り憑かれるようになるらしい。

 

「覚醒か...」

 

戦兎の話によると覚醒できると身体のコントロールが出来るようになるらしい。それが出来れば...

 

「特訓、するかな。」

 

目標はまず、覚醒してコントロール出来るようになる!

 




『時をかける甲冑 タートルウオッチ』『YEAH!』


....ガンバライジングのカードが欲しい..


他のスーツのないベストマッチどうしようかなぁ



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49.時間は流れる

ザックリ時間をカット!

まだまだオリジナル展開していきますよ!


あれから6年がたった。あの後でカプセルから一斗を出して育てた。彼は転移の際にどうやら人体実験をされているようでハザードレベルが確認できた。彼が未来ライダーになるかもしれない。

 

アルハザードの時の流れは早く、1年でミッドの2年が経過していた。その為2年前にミッドチルダに戻った。一斗の教育の為に戻る必要があるからだ。今は偽の戸籍を作り以前と同じ部屋を借りて住んでいる。

 

人前で俺と龍斗は顔と名前を変えている。事情は一斗に説明してあるから問題はない。今ではSt.ヒルデ魔法学院の初等科二年生になっている。

 

今年はStrikersの始まる時代だ。このままはやてちゃん達から離れ続けるか、それとも原作に関わるか。まあ、今日の授業参観の方が大事なんだが。

 

「おい、戦兎。あそこに...」

 

「ん?」

 

龍斗が指した方向を見る。教室の窓から廊下を移動するはやてちゃんが見えた。

 

「どうする?」

 

「どうするって何も...」

 

今俺達は教室の中に居るから移動しない方がいいのだろう。

 

「はい。今日は管理局からお客様が来ています。入ってください!」

 

先生の話で我に返る。管理局からのお客?まさか....

 

悲しくもこれが現実である。その客は教室の扉を開けて入ってきた。

 

「紹介に上がりました、八神はやてです。皆、よろしくな!」

 

..........最悪だ。ここで動いたら怪しまれてしまう。

 

「今日は魔法式を紹介しに来たんだ。みんなは何種類魔法式があるか知ってる?」

 

『3つ~』

 

まだ二年生だからか、そろった声はより幼く聞こえる。

 

「正解やで!ミッド式とベルカ式、そしてビルド式やな。みんなはどれがいい?」

 

サラッとビルド式が出て来た。俺は未だに管理局に狙われている。何でもビルド式を正式に魔法式として発表したが、使用者が見つからため子供達から使用者を増やす気らしい。

 

「ミッド式とベルカ式については以前授業で習ったそうなのでビルド式について説明するよ。」

 

はやてちゃんが話を簡単にしながらスクリーンを使ってビルド式について説明している。他の保護者の皆様も頷いている。

 

「あとこの魔法式を作ったのは私の兄さんが作ったんだよ。」

 

本人はここにいます!と龍斗が話したそうにするがどうにか止める。が...

 

「桐生戦兎。今この人を管理局は探してるんや。だから、この顔を見たら連絡してな。」

 

でかでかと俺の顔がスクリーンに出る。思わず龍斗と一斗が吹き出してしまう。

 

「君、名前はなんて言うの?」

 

「僕のことですか?」

 

一斗に話しかけるはやて。俺は大変な事になっております。実に胃が。

 

「桐生一斗と言います。」

 

「一斗...やって!?」

 

あ、ヤベ...

 

「今両親はここに来てる?」

 

「はい、そこに。」

 

しまった。誰か逃げているかは話していなかった。はやてちゃんはこちらに視線を向けてくる。

 

「.......」

 

「八神さん?」

 

先生がはやてちゃんに話しかけるが、こちらから視線を外さない。

 

「...すみません、先生。急に管理局から仕事が入ってしまいました。」

 

噓だ!絶対に噓だよ、先生!

 

「そうですか...仕方がないですよね。皆さん、ここで八神さんは用事があるそうなので管理局に行くそうです。」

 

先生の話ではやてちゃんは教室から出ていく。終わった..のか.....?

 

「龍斗、俺たちもしばらくしたら教室から出るぞ。」

 

「分かった。」

 

だがしかし、俺たちが一斗と廊下に出ると...

 

「待ってたで。巧にぃ。」

 

仁王立ちしたはやてちゃんが待っていた。

 

 

 




親バカ?になりかけている戦兎。

龍斗は影ながらも鍛錬を続けています。

一斗は....まだ只の小学生です。まだね。

さあ!逃走中が始まりますよ!


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50.捕獲

逃げれると思いましたか?

残念、狸からは逃げきれない。


廊下に出るとはやてちゃんが待っていた。更に後ろから機動六課の面々がやって来た。

 

「言い逃れ用としても無駄や!もうマンションの部屋には人を向かわせている。逃げられんで?」

 

既に退路は殆ど無くなっている。まだ方法が...

 

すると、突然龍斗に後ろから羽交締めにされる。

 

「龍斗!?」

 

「悪い戦兎。俺も姉弟子のSLBは食らいたくないんでな。」

 

既に念話でなのはに確保するように指示されていたようだ。管理局の白い悪魔からは逃げられないってか。もう魔王じゃないか。

 

「さあ、管理局まで来てもらうで?巧にぃ?」

 

俺は諦めてはやてちゃん達に機動六課に連れてかれた。あ、ちゃんと一斗は授業を受けてますよ?

 

 

__________

 

「ごめんね、龍斗。こんな事させて。」

 

「いえ。そろそろ限界だと思ってたんすよ。丁度良かったんです。」

 

龍斗はなのはと話している。内容はこれまで何をしてきたかなど。

 

「で、今アイツは親になったんすよ。」

 

「あ、ごめんね。勝手に聞いて。」

 

「大丈夫だフェイト。いずれ話すだろうしな。」

 

フェイトも話に入っていく。だが俺は...

 

「聞いとるん?巧にぃ。全然帰って来ないから私たち探したんやで!」

 

現在進行形で説教を聞いています。現実逃避出来なかった...

 

ちなみにこの後聞いてなかったのがばれて説教が長引いた。

 

 

___________

 

部隊長室に機動六課の局員が集まっている。

 

「皆、今日から雇うことになったメンバーを紹介します。ほら、巧にぃ。」

 

背中を押されて少し前に出る。あの後はやてちゃんに色々と聞き出され機動六課で雇われることになりました。勿論龍斗も。

 

「シャーリーなら知っとるやろ?桐生戦兎って。」

 

「はい!ビルド式を作ったはやてちゃんのお兄さんですよね。」

 

「この人が桐生戦兎や!」

 

はやてちゃんがドヤ顔で紹介してくれる。嬉しくない...

 

「え、でも今巧にぃって。」

 

素朴な疑問が部隊長室に来ていたスバルの口から零れる。

 

「ああ、桐生戦兎ってのは偽名で本名は佐野巧っていうんや。なあ巧にぃ。」

 

「うん。そうだけど...」

 

目の前で震えている子が怖い...一体どうなt

 

「本物だ!!!!!すいません、ビルド式のデバイスを見せて貰ってもいいですか?」

 

「あ、ああ、どうぞ。」

 

急に大きな声を出すシャーリー。

 

「ひゃほおおぉぉぉぉぃ!!!!」

 

完全にスイッチが入ったようだ。ビルドフォンを渡すとすぐに部屋から飛び出していった。

 

「あ~。ちゃんと返してな~。」

 

「わかってます!」

 

説得力がなさすぎないかな。

 

「えっとな。龍斗も予備戦闘員として雇うからな。」

 

「おう。万丈龍斗だ、これからもよろしく。」

 

俺よりもちゃんと自己紹介してるよ。

 

「さ、巧にぃも。」

 

「うん。さっき紹介されました桐生戦兎です。一応技術部で雇うみたいです。これからよろしくお願いします。」

 

取り合えず他の人たちの自己紹介をしてくれる。

 

「ティアナにスバル、キャロにエリオか。これからもよろしくな。」

 

『はい!』

 

俺達は食堂に連れて行かれた。




次回からStrikers編が始まります。

完結目指して書いていきますのでこれからもよろしくお願いします。


次回、『機動六課』でお会いしましょう。

ではまた。


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Third:Strikers 51.機動六課

ああ、これで救われた....


私のゲームに...終わりはない....


皆が食堂に移動した。そこで昼食をとる。

 

「はやてちゃん~お待たせいたしました!」

 

ふわふわと小さな女の子が飛んでくる。

 

「お帰り、リイン。」

 

はやてちゃんがそう言ってようやく理解する。彼女はリインフォースなのだと。

 

「巧にぃに紹介するな。リインフォース・ツヴァイ。リインフォースの妹やで。」

 

「リインフォース・ツヴァイであります!佐野巧さんですね。よろしくです!」

 

ああ、これで彼女が救われたのかも知れない。

 

「今は桐生戦兎だ。よろしくリインフォース。」

 

食事にがっつく龍斗もその手を止め挨拶する。

 

「俺は万丈龍斗。よろしくなリイン。」

 

「はいです!」

 

和むなぁ。

 

「さて、皆揃ったことだしこの後で模擬戦でもしよか!」

 

....へ?

 

「そうだね。今の龍斗の実力も気になるし。」

 

「姉弟子、俺も強くなっていますからね!」

 

「わかってるよ。」

 

.....待て待て、このままだと俺も...

 

「巧にぃ、シグナムと模擬戦してもらうからな♪」

 

「.....はい。」

 

残念ながらタヌキからは逃げられない。

 

「.....貴方が戦わないなら誰が代わりに戦うと思う?...龍斗だ。」

 

「オワタ」

 

辞めよう、考えるのを。どうにでもなれ.........てか、もう龍斗が戦うことは決定されているし。

 

 

____________

 

た、助かった...シャーリーが俺のデバイスを持って行っているため、先に龍斗が戦うことになった。

 

「フム、初めて剣を交えられると思ったのだがな。」

 

隣でシグナムがそうつぶやく。

 

「俺はそう戦いたくはないんだがな。全く、これも全部乾巧って奴のせいなんだ。」

 

「なんだってー!それは本当かい?」

 

はやてちゃんがそう返してくれるが、ここは...

 

「嫌、狸のせいなんだ。」

 

「シグナム、やっておしまい。」

 

「ちょっ」

 

「了解しました。」

 

ハザードトリガー使用不回避か...

 

__________________

 

ビルドドライバーを装着した龍斗が建物の上にいる。

 

その先にはセットアップしたなのはが。

 

「姉弟子、よろしくお願いします!」

 

「久しぶりだからね、本気で行くよ!」

 

「相棒、いくぞ!」

 

『♪~~~~~~』

 

クローズドラゴンが何処からともなく飛んできて龍斗の周りを飛び回る。龍斗はフルボトルを振ってドラゴンにセットする。

 

『Wake up!』

 

『クローズドラゴン』

 

ベルトにドラゴンをセットしてハンドルを回す。するとスナップライドビルダーが展開される。

 

「あれって...」

 

スバルがそうつぶやくので、解説をするとしよう。

 

「6年前のDSAAを知っている?」

 

「一応、何となくは。」

 

「そう、アイツは...」

 

ファイティングポーズを取り叫ぶ。

 

「変身!」

 

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!』 『Yeah!』

 

「仮面ライダークローズ。俺の仲間でなのはの弟弟子だよ。」

 

タイミングよく変身完了する龍斗。

 

「さあ、始めようか!」

 

「おう!」

 

龍斗vsなのはの模擬戦が始まった。

 

 

___________

 

「ふぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!生クローズだぁぁぁ!!!」

 

シャーリーがビルドフォンを持って模擬戦を見に聞いたのだがクローズを見た瞬間、またネジが吹き飛んだ。

 

「はやてちゃん、これって...?」

 

「あ~、シャーリーはデバイスマイスターなのは言ったやろ?それでビルド式のデバイスを作ろうとしたらしいんやけど、ビルドとクローズのDSAAの戦いを何度も見たそうなんや。それで..」

 

「こうなったと。」

 

シャーリーがこうなったのは俺達の戦いが原因らしい。

 

「ビルドもこの後で戦うんですよね!?」

 

「近い近い。ああ、この後でシグナムと模擬戦するけど...」

 

俺に近づいて話すシャーリー。

 

「はやてちゃん、あとで動画下さい。」

 

「了解や。」

 

いや、はやてちゃんもなんか...

 

「諦めて、巧にぃ。」

 

「あ、はい。」

 

仕方がないのかな?

 

「あぶねー。さてと、ここらでこいつの出番だ!」

 

ふと模擬戦を見ると龍斗が地面にビートクローザーを刺してスクラッシュドライバーを装着していた。

 

『ドラゴンゼリー』

 

「変身!」

 

龍斗はベルトにスクラッシュゼリーをセットしてレンチを押し下げる。

 

『潰れる』 『流れる』 『溢れ出る!!!!』

 

ビーカーの形をした物が作られ、下から成分が入った液体が上がりながら螺旋状に包まれてアンダースーツを装着する。頭上から液化装備・ヴァリアブルゼリーを全身に浴びて頭部、胸部、両肩の装甲・クロスアーマーを形成する。

 

『ドラゴン in クローズチャージ!』 『ブラァ!!!』

 

『ツインブレイカー』

 

「今の俺は、負ける気がしねぇ!」

 

クローズチャージはツインブレイカーとビートクローザーの二刀流で戦うようだ。

 

「あ、決勝戦でビルドと戦っていた...」

 

おや、スバルは思い出したようだ。

 

「全く、あの時は巧にぃ達が会場壊してまで逃げるから大変やった。」

 

「面目ない。」

 

仕方がないじゃないか。当時はまだ一斗を探していたんだからな。

 

『READY GO!』『レッツフィニッシュ!』

 

『スペシャルチューン』『ヒッパーレ!ヒッパーレ!ヒッパーレ!』『メガスラッシュ』

 

「おらぁぁぁぁ!!!!!」

 

「全力全開!スターライト....ブレイカー!!!」

 

俺達が話している間に模擬戦は大変なことになっていた。




辞めてこれ以上模擬戦を続けたらはやてちゃんの胃が死んでしまう!

死なないではやてちゃん!これが終われば俺とシグナムの模擬戦が待っているんだから!


次回、八神はやて 死す。

デュランダル、セットアップ!!!



…噓ですからね?


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52.模擬戦

龍斗となのはの模擬戦はなのはの勝利で終わった。さすがのクローズチャージも魔王のSLBにはかなわなかったとだけ話しておこう。で、俺はビルドフォンを返してもらい...

 

「さあ、早く変身しろ。」

 

とても楽しみにしていたと言わんばかりにレヴァンティンを構えている。

 

【巧にぃ、思いっ切りやっていいからな。】

 

【了解だ。】

 

あまり嫌だがやるしかないようだ。

 

「ユニゾン・イン」

 

ビルドフォンとユニゾンしビルドドライバーを装着する。フルボトルは...ラビットタンクでいいか。

 

『ラビット』『タンク』『ベストマッチ』

 

フルボトルをベルトにセットしてハンドルを回す。久しいなこの感覚。前後にスナップライドビルダーが展開されベルトから音声がなる。

 

『ARE YOU READY?』

 

ファイティングポーズを取って準備完了。

 

「変身!」

 

掛け声と共に前後から挟み込まれ変身を完了する。

 

『鋼のムーンサルト ラビットタンク』『YEAH!』

 

『模擬戦、開始!』

 

開幕早々に動くとしよう。

 

「早速だけど、シグナムには地面に降りてもらおうかな。」

 

さっきの龍斗は魔法を使わずに建物の上を飛び回っていたからな。

 

「グラビティ」

 

「がっ!」

 

シグナムを地面に叩きつける。魔法陣を展開したが、見えないほどの大きさでだ。

 

「流石だな。リインフォースに戦士と言われただけあるな。」

 

殆どダメージはないようだ。簡単に烈火の将は負けてくれないらしい。

 

『ドリルクラッシャー』

 

「さてと。」

 

ドリルクラッシャーを呼び出しシグナムの近くまで建物から飛び降りる。

 

「レヴァンティン、カートリッジロード。」

 

『ユニコーン』『READY GO』『ボルテック・ブレイク』

 

「紫電....一閃!」

 

何とかカートリッジロードに対応できたがこちらの攻撃は無効化されてしまった。魔法陣を破壊されたので飛行魔法で飛んで行ってしまう。

 

『フェニックス』『ロボット』『ベストマッチ』

 

「ビルドアップ」

 

『不死身の兵器 フェニックスロボ』『YEAH!』

 

フルボトルを変えてフォームチェンジする。炎には炎ってね。

 

「はっ!」

 

ハンドルを回しながらシグナムよりも高く舞い上がる。

 

『READY GO』『ボルテック・フィニッシュ』

 

「紫電...一閃!!」

 

俺は炎に包まれてシグナムに特攻するが、シグナムも

 

 

「お互い最後の一撃で決めるとしよう。」

 

「ああ。」

 

彼女は戦闘狂。あれにも触れてきた。

 

「依然見た映像に映っていたあの黒い姿でこい。」

 

ハザードトリガーを使うか....

 

【龍斗、ハザードトリガーを使う。】

 

【分かった。】

 

龍斗に頼んでからハザードトリガーを取り出しカバーを外す。

 

『ハザード・オン』

 

『フェニックス』『ロボット』『スーパーベストマッチ』

 

ハンドルを回しハザードライドビルダーを展開する。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『ARE YOU READY?』

 

「ビルドアップ」

 

顔を俯かせながらそう言い、挟み込まれる。

 

『アンコントロールスイッチ ブラックハザード』『ヤベーイ!!!』

 

「いくぞ!」

 

「こい!」

 

再びハンドルを回す。その間にシグナムは無数のカートリッジをロードする。

 

『READY GO』『ハザード・アタック』

 

キックを空中で構えてシグナムへ向かっていく。

 

「紫電....一閃!!!!!」

 

キックとレヴァンティンがぶつかり合う。結果、火花がちりながらお互いが威力を上げていく。だが、

 

 

 

「ぐあああぁぁぁぁ!!!」

 

勝ったのは俺だったが、身体がいう事を聞かなくなっていた。

 

_______

 

 

『マックスハザード・オン』

 

「やべぇ!!はやて、シグナムを引かせろ!」

 

ビルドが暴走を始める前に指示を出すがはやては動かない。

 

「あ....あぁ..!!」

 

はやてだけでなく姉弟子達も動けなくなっている。ハザードにトラウマがあるのか!

 

「仕方がねぇ、変身!!!」

 

『ドラゴン in クローズチャージ!』 『ブラァ!!!』

 

俺はすぐに変身しビルドを止めに向かった。

 

__________

 

「やばい....シグナム、逃げろ!」

 

俺の身体はいう事を聞かずにシグナムへと向かっっていく。だが、

 

「おらぁぁぁぁ!!!!!」

 

『スクラップ・ブレイク』

 

龍斗が俺にキック放ってくれたお陰で俺は止まった。だけど、お決まりの気絶が待っていた。

 




そろそろあれの登場です。


オリジナルも出す予定なので

ご了承下さい。


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53.出張任務

どんどん行くぜ!


さあ、ショ―タイムだ!

『インフィニティ・プリーズ』

『ヒースイフウドー・
   ボウザバビュードゴーン』

俺が...最後の希望だ!!!!


目が覚めると医務室だった。シャマルが近づいてくる。

 

「あれから何時間たった?」

 

「1時間くらいよ。」

 

ハザードの暴走は未だ制御できない。自我を失う事はなくなったがその代わりに身体がいう事を聞かなくなるのだ。フルフルラビットタンクボトルなら制御出来るが、アタッシュケースに更なる鍵が掛かっているようには見えないのだ。つまり、あのアタッシュケースはもう空っぽということになる。自分でも開発する事は出来ると思う。だが、時間がかなり必要だろう。

 

すると、龍斗が部屋に入ってきた。

 

「戦兎、ハザードのせいであいつらはトラウマを持っているぞ。」

 

「やはりか....」

 

予想は付いていた。ハザードトリガーを使って暴走した時に無差別に破壊したのだろう。だから恐怖が抜けてないのか。

 

「あと、部隊長室に来いってさ。仕事だとよ。」

 

「了解したよ。」

 

シャマルに挨拶をしてから医務室を後にした。

 

 

_________

 

どうやら1週間後に出張任務で地球の海鳴市にレリックを封印、回収しに行くらしい。

はやてちゃん達は少し震えながらも話してくれた。早めに作らないと俺がハザードを使う度に固まってもらっては危険だ。早急に設計図を書いた。その為、本当は出張任務についていかないつもりだったのだが一斗が行ってみたいと言ったので行くことになった。勿論一斗も一緒にだ。

 

で、今は

 

「桐生一斗です。今日からよろしくお願いします。」

 

一斗がヘリの中で自己紹介をしている。あっという間にエリオと仲良くなっている。年が近いからかな?

 

「そういえば戦兎さん達は地球出身なんですよね?」

 

ティアナが話しかけてきたので返答する。

 

「ああ。でも俺と龍斗は少し違うかな。」

 

「何が違うんです?」

 

まあ、気になるよね。

 

「俺は平行世界の地球出身で、龍斗は平行世界を旅する人達と一緒にいたからか出身といえる世界がないんだよな。」

 

「ああ、別に俺は地球出身だと思ってるぞ。」

 

「龍斗。」

 

はやてちゃんもこっちに来る。

 

「そんなこと言ったって、巧にぃはうちの家族や。」

 

「...ありがとね。」

 

「どういたしまして。」

 

「はい。リィンちゃんのお洋服。」

 

「わー!シャマルありがとです!」

 

隣でリインフォースとシャマルの会話が耳に入って、皆がそっちを向く。明らかにリインフォースの服のサイズより大きな服をシャマルが渡していた。

 

「あの、リィンさん。その服って...」

 

「はやてちゃんのおさがりです。」

 

「いえ、それは普通の人のサイズなのでは...」

 

ああなるほど。

 

「地球にはリインフォースの大きさの人間はいないからか。」

 

「そのとおりです!あと、リインでいいですよ?」

 

「分かったよ、リイン。」

 

「というわけでシステムスイッチ、アウトフレーム・フルサイズ!」

 

リインが小さな女の子くらいの大きさに変化する。

 

『おお~』

 

ティアナ達が声をそろえている。いつの間にか一斗も一緒になっていた。

 

「そろそろ集団転送ポートにつくで。」

 

 

__________

 

 

 

集団転送ポートに乗り、目的地へと転送される。

 

久しぶりに帰ってきた地球、海鳴市なんだけど....

 

「本当に地球か?」

 

龍斗が俺の代わりに告げてくれる。

 

向こう側からエンジン音が聞こえてきて、俺達の少し離れた所で止まり、中から女性の人が降りてきた。

 

「自動車?こっちの世界にもあるんだ」

 

「ティアナ、それは酷い」

 

「え?」

 

一斗がそう突っ込む。流石にひどいんじゃないかな。

 

ちなみに車の方から降りてまっすぐなのはの元へ向かっている。

 

 

「なのは!フェイト!」

 

「アリサちゃん!」

 

「アリサ!」

 

どうやらアリサちゃんらしい。龍斗も気づいたみたいだ。

 

「なによも~。ご無沙汰だったじゃない?」

 

「にゃはは。ごめんごめん。」

 

「いろいろ忙しくって。」

 

「アタシだって忙しいわよ?大学生なんだから。」

 

ご無沙汰って言ってたから本当に久しぶりに再開したんだろうな。年相応に話ししてるからか、後ろでスバルとティアナの目が点になっている。

 

「アリサさん。こんにちわです!」

 

「リイン!久しぶり!」

 

「は~いです!」

 

今のうちに離れるかな。龍斗に声を掛ける。

 

「スバル。俺達はこれから用事があるから、後はよろしくね。」

 

「は、はい。」

 

スバルが軽く混乱している間に一斗と龍斗を連れて離れる。

 

目指すは猿渡研究所。等々真実を伝える時だ。

 

 




次回、一斗覚醒。

ぜってぇ見てくれよな!


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54.過去との

きっとそれは...


正義の味方になりたかった男の...



あ、勿論本編と関係ありませんからね?


それでは本編をどうぞ。


俺達は街に来ていた。街並みに変化が感じられる。

 

「戦兎、今年って...」

 

「ん、なぁ!?」

 

旅立ってから10年も立ってる!龍斗が掲示板を見なかったら勘違いをしているところだった。

 

「父さん?龍斗もどうかしたの?」

 

「いや、ミッドチルダに来る前にここを離れたのが10年前だって事に気が付いてな。」

 

「ふうん。」

 

一斗に話しかけられそう返す。だけど..

 

「ここは未だに空き地か....」

 

「そうだな。」

 

猿渡研究所跡地。ここは変わらずに空き地のままだった。

 

「帰って来ましたよ、士さん。」

 

龍斗がふと話す。すると一斗が反応する。

 

「士さんって誰なの?」

 

「俺の...なんだ..父さんのことだよ。今は旅に出ていてどこにいるのやら。」

 

「おじいちゃんか...会ってみたいなぁ。」

 

「会えるよ、きっと。」

 

「おう。」

 

大事な話を始めよう。

 

「一斗、俺はお前の本当の父親じゃない。」

 

「えっ?」

 

混乱しているけど伝えてしまおう。

 

「お前の本当の両親はここで眠っている。今まで伝えられなくてごめん。」

 

「.......それでも今は、父さんが父さんでしょ?」

 

「!」

 

ああ、本当に....

 

「父さんが俺の父親であることには変わりはないよね。」

 

「....ありがとう、一斗。」

 

「その代わりに俺の両親について教えてよね。」

 

「ああ。」

 

 

やりましたよ...博士、美空さん...あなた方の息子は、とても強い子です。

 

 

___________

 

一斗に全てを伝えた。それで終わるわけじゃない。

 

「一斗、これを。」

 

「これってスクラッシュドライバー?」

 

「ああ。お前用に作っておいた。これがお前の力になってくれるはずだ。」

 

「ありがとう、父さん。」

 

一斗にドライバーとロボットゼリーを渡す。一斗は既に人体実験を受けてしまっている。だからこそ、ビルド式を今のうちに使い慣れておくのがいいと思ったからだ。

 

「俺と同じだな。先輩になるのかな?」

 

「先輩?これから龍斗を先輩って呼ぶ!」

 

龍斗と一斗の何気ない会話に目が潤んでしまう。

 

ガタン!!!

 

『?』

 

急に物音が聴こえる。何かが落ちてきたようだ。

 

「龍斗、一斗と待っていてくれ。俺が確認してくる。」

 

「分かった。気を付けろよ。」

 

「ああ。」

 

跡地に足を踏み入れ進む。しばらくすると地面に刺さるカプセルを発見する。

 

「これってフルフルラビットタンクボトル?」

 

回収してカプセルを開ける。するとメッセージが流れてくる。

 

『やあ、元気にしているかな?もうあれから10年たったねぇ。おっと、これはアタッシュケースに入れ損ねた物だ。君が研究所に近付いたら転移するようにしておいたよ。

 

僕は元気でやっているよ。君が幸せになってくれることを祈っているよ。

 

葛城巧より。』

 

葛城さんからのメッセージだった。

 

「久しぶりに、声を聴いたかな。」

 

カラッと晴れた空を見上げて俺は泣いていた。

 

 

_________

 

龍斗と一斗にフルフルラビットタンクボトルを手に入れたことを伝え、観光に入る。

 

今は翠屋に来ていた。

 

「ここは変わってないなぁ。」

 

「そう簡単には変わらないよ、こういう所は。」

 

そう話しながら店の中に入る。

 

「いらっしゃ..戦兎くんじゃないか!!」

 

「あ」

 

『?』

 

忘れてた...ここって高町家のお店だった。だから...

 

「お久しぶりです、恭也さん。」

 

スタークにハードスマッシュにされたこの人に再会した。

 

 

__________

 

 

こってりと恭也さんに話させられた。龍斗と一斗は既にシュークリームに手を付け終わっている。

 

「長いですよ...恭也さん...」

 

「済まない。だが急に旅に出たりするから中々戦えなかったんだ。今日こそは!」

 

「それはこの後でお願いします...」

 

思ったよりも戦闘狂だこの人...!

 

____________

 

 

なのはが帰省したり、スバルに詰めかかられたりされたが今は...

 

「ちょっとスバル!あんたさっきからお肉食べ過ぎ!」

 

 

 

「え~だってぇ~...ってあぁぁぁ! ね、狙ってたお肉がぁぁぁ!!!」

 

 

 

「ふっ、甘いでぇスバル。バーベキューの網の上は常に戦場や!周囲を警戒し、尚かつ自分の領分をしっかり守る。それがバーベキューの基本中の基本や!!!」

 

「了解です!八神部隊長!」

 

「ヴィータ。お前も少し食べすぎだぞ! 貴様っ!私の焼いていた肉を全て取りおって!」

 

「ハッ、あまいんだよシグナム。はやても言ってただろ?『バーベキューの網の上は常に戦場』だってな。」

 

 

このとうりバーベキューをしております。あっちは戦場のようだ。

 

「一斗、これも食え。」

 

「ありがとう、先輩!」

 

「フリード、クローズ。お前たちの分だぞ~。」

 

こっちはこっちで凄いけどね。ドラゴン達が美味しそうに食べているのを見るとなんだか和む。

 

「見つけたぞ戦兎君!さあ、俺と戦え!」

 

おっと、戦闘狂に見つかってしまった。せっかくだから実験相手になってもらおう。

 

「いいですよ。そっちの方でやりましょう。」

 

「ありがたい。新しい力を手に入れたのでね、その相手になってくれ。」

 

お互いがお互いの力を試すことになった。




次回、ハイスピードジャンパー!



俺は俺のやり方で葛城巧を超える!!!


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55.紅のスピーディージャンパー

( ´ー`)フゥー...

移動に時間がとられてとても短いです。


食事を終えて俺はビルドフォンとユニゾンして結界をはる。これで準備完了だ。

 

「恭也さん、本気で来てください。」

 

「わかった、お前も本気でこい!」

 

恭也さんはフルボトルを振り腕に刺した。すると、以前と違う色のスタッグスマッシュが登場する。自らの力でハザード化したのか。

 

ビルドドライバーを装着した俺はハザードトリガーを取り出す。

 

『マックスハザード・オン』

 

スイッチを押した時点で何人かの動きが止まる。それでもハザードトリガーをベルトにセットする。更にフルフルラビットタンクボトルを振ってから二つに折り曲げてベルトにセットする。

 

『ラビット&ラビット』

 

『ビルドアップ』

 

ベルトから待機音が鳴りし、俺はハンドルを回す。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

ハザードライドビルダーが展開されて結合し、俺をラビットタンクハザードへと変身させる。

 

『オーバーフロー』

 

さらに背後から赤いエニグマが現れる。

 

『♪~~~~~~』

 

兎型のユニットが転移してくる。ユニットが変形して強化装甲となり、ビルドが装着しにいく。

 

『紅のスピーディージャンパー ラビットラビット』『ヤベーイ!』『ハエーイ!』

 

これで変身完了だ!

 

「今の俺の全力、受けてください!!!」

 

実験が始まった。

 

___________

 

 

戦兎さん、ハザードトリガーを使っているのに暴走していない?

 

「姉弟子、これがあいつの覚悟ですよ。」

 

「えっ?」

 

覚悟って...

 

「以前自分のせいで出来たトラウマをコントロールする事で治すつもりなんです。」

 

「速い..『神速』!」

 

お兄ちゃんが神速を使った!それでもなおビルドの方が速い。

 

「戦兎さん...」

 

ハザードのトラウマは直さなければならない。だけどあの圧倒的な強さに勝てるのかな?

 

「これで決めます!」

 

「こい!」

 

戦闘は終盤に入っていた。

 

_________

 

 

フルフルラビットタンクボトル内部に充填された万能調整剤スタビライザヴェイパーでプログレスヴェイパーを抑制する。

葛城さんらしい考えだ。

 

トリガーの出力を最大にすると共に、常に自我を保ったままオーバーフローモードと同じの状態での戦闘が出来るのだ。

 

その為ただでさえ速いスマッシュの動きについていく。

 

「ふっ!はあ!」

 

「速い...」

 

ドンドン早くなっていく拳。だがそれは相手も同じ。

 

 

「『神速』!」

 

来た。更に速くなるため着いていき戦闘を続ける。

 

拳は互いをとらえずに流されていく。だが、一撃をもらってしまう。

 

「ふ、フルボトルバスター!!」

 

武器を呼び出して構える。しかし既に双剣を構えたスタッグが向かってきている。

 

「はっ!」

 

バスターキャノンモードに変形させてエネルギー弾を射つ。

 

「がっ!」

 

防御は間に合った物の吹き飛んでいく。今のうちに!

 

『ラビット、ゴリラ、タカ』『ミラクルマッチでーす!』

 

「はっ!」

 

強力なエネルギー弾を発射する。

 

「当たらなければ問題はない!」

 

神速を発動したスタッグは交わしてくる。だが、

 

『フェニックス』『アルティメットマッチでーす!』

 

「これでぇぇ!」

 

当たるがいなされてしまう。

 

「がっ!」

 

双剣を食らって少しよろける。だがお互いに限界らしい。

 

ハンドルを回して構える。

 

「これで決めます!」

 

「こい!」

 

『ハザード・ フィニッシュ』『ラビットラビット・フィニッシュ』

 

俺は高く飛び上がり右脚をスタッグ目掛けて伸ばす。

 

「伸びるのか!」

 

攻撃が当たらないのでカウンターをしようとするが、右脚を元の長さに縮めながらキックを叩き込む。

 

ギリギリ双剣でガードされるがキックの威力でスタッグが吹き飛んでいく。

 

「はぁ...はぁ....」

 

無事に着地するが、よろけて膝をつき変身が解除され結界が維持出来なくなってしまう。

 

「ぐっ...」

 

「戦兎!」「父さん!」

 

龍斗と一斗が走ってきて身体を支えてくれる。

 

「やったよ....コントロールできたんだ。」

 

「ああ...」

 

支えられながらみんなのもとに戻った。

 

恭也さんは気絶をしていなく変身が解除されただけだった。のちにまた戦いたいと言っていたのは別の話。

 




次回、温泉回!


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56.戦いの後

エイプリルフール、FGO GO Aが配信されたのに海外の為ダウンロードすら出来ず。

悔しいなぁ。


戦いが終わり、そろそろ移動することになった。戦いの後、俺の知らない所で温泉に行くことになっていた。

 

「さて、機動六課一同。着替えを準備して、銭湯の準備を!これより、海鳴市のスーパー銭湯に向かうです!」

 

「スーパー...」

 

「せんとう?」

 

あらら、ミッドには無いから不思議に感じるよね。あとリインのドヤ顔可愛いなぁ。

 

「父さん、銭湯って?」

 

「大きな風呂のことだよ。今から移動するからスバル達と一緒に移動して。」

 

「わかった。」

 

一斗に説明してから他の六課メンバーと一緒に車で移動させる。俺はビルドフォンにバイクフルボトルを挿入してバイクに変形させる。

 

「龍斗、乗れ。俺達はこっちだ。」

 

「ん、ああ。」

 

「じゃ、先に行くよ。」

 

「了解や。また後で。」

 

はやてちゃん達が車に乗り込むのを確認してから移動する。しばらくして龍斗が話しかけてきた。

 

「なぁ、戦兎。」

 

「なんだ、運転中だから短くしてくれよ?」

 

「わかってる。あのボトルってさ、お前のいた世界から届いたんだよな。だったら帰れるんじゃないのか?」

 

「.....帰れるには帰れるだろうさ。だけど、あっちの世界では俺は追われる身。子連れなら尚更帰る訳にはいかない。」

 

「.....そうか。お前が良いならそれでいい。」

 

お互いに会話が止まり静かな街並みをバイクは駆け抜けていく。

 

 

__________

 

 

「おお、来たな。」

 

「お待たせや~」

 

はやてちゃん達も銭湯に到着する。ん、あれって...

 

「アルフも来ていたんだな。」

 

「よっ、戦兎。久しぶりだね。さっきの戦い見ていたよ。」

 

「恥ずかしいなぁ。」

 

「ハハハ。」

 

アルフと久しぶりに会う。アースラの中で会ったのだが描写が一つもなかったが。

 

「父さん、早く行こう!」

 

「おっと、走ると危ないぞ。」

 

一斗が走って銭湯の中に入っていく。俺たちもぞろぞろと移動した。

 

「は~い。いらっしゃいませ。海鳴スパラクーアへようこs...団体様ですか~?」

 

「えっと...」

 

大人は俺、龍斗、はやてちゃん達と守護騎士達、子供は一斗、リイン、アルフ、エリオとキャロか...

 

「大人15人、子供5人です。」

 

「は、は~い。ではこちらへどうぞ~」

 

店員に案内されて、皆が進んだ先は普通にロビー。そこから男湯、女湯に分かれていた。少し遅れて会計を済ませたはやてちゃんがやって来る。

 

「広いお風呂だって。楽しみだね? エリオくん。」

 

「あ、うん。そうだね。スバルさん達と、一緒に楽しんできて。」

 

「えっ?エリオくんは?」

 

「えっ!?ぼ、僕は、その、一応、男の子だし...」

 

「でも、ほらあれを見て?」

 

『女湯への男児入浴は、11歳以下のお子様のみでお願いします。』

 

エリオとキャロの会話を聴きながら利用規約を見る。これは積み...かな?

 

「せっかくだし、一緒に入ろうよ?」

 

「ふぇ、フェイトさんまで!?」

 

あ、更に積んだ。エリオは10歳。見事に問題なく、法律的にもセーフだ。

キャロはこんなことに気がつくとか、凄いな。だけど、ただエリオと一緒に入りたいだけだろうから、エリオも断りにくそう。助け舟を出したいが...

 

「エリオ、俺達は先に行くから。」

 

「じゃあな~」

 

「戦兎さん!龍斗さんまで!」

 

大義の為の犠牲となれってね☆ミ

 

うん、使っていておかしいなこれ。

 

「エリオ、頑張って!」

 

「待ってよ一斗~~~~!」

 

俺達よりも一斗が先に男湯に入っていく。

 

「頑張れ男の子。」

 

「まあ、若いうちだけだからなぁ。」

 

服を脱いでタオルを持って脱衣所から出ようとする。

 

「ハァ....ハァ....」

 

「ん、エリオ。無事だったか。」

 

「ひ、ひどいじゃないですか....おいていくなんて...」

 

「お前の自由だからな。じゃ、先に入ってるから。」

 

エリオが走ってきたのか大分疲れて脱衣所に入ってきた。

 

「おお~、かなり広いな。」

 

「父さん~」

 

「お待たせ。楽しんでいるみたいだな。」

 

エリオを置いて風呂場に入る。一斗が呼んでいるからかけ湯をして浴槽に入る。程よく温かいお湯が身を包む。戦いの後だからか色々と緩んでしまう。

 

「はぁぁぁぁ~~~~~」

 

「大丈夫?」

 

「あ、ああ。気が楽になってな。」

 

「そう。」

 

しばらくして龍斗とエリオが入ってきた。が、そのあとがエリオにとって問題だった。

 

「エリオ君~!」

 

「へ?きゃきゃ、キャロぉ!!?」

 

タオルを巻いたキャロが入ってきたのだ。何の恥じらいもないキャロと、耳まで真っ赤になるエリオ。若いっていいなぁ。

 

「父さん?」

 

「ん?どうした一斗?」

 

「キャロはこっちに来ていいの?」

 

「ああ、利用規約には男の子についてしか書いてないが、女の子もいいみたいだな。」

 

「ふうん....あ!そう呼ぼ!お~い、エリオ!キャロ!洗いっこしよ~」

 

「あらら....」

 

一斗が向かっていった。

 

 

俺は子供たちのやり取りを聴きながら龍斗と共にくつろいだ。

 

 




何だかんだ言って今はイースターホリデイです。

話を書きたいのですがやることが多すぎで....


でも頑張って書いていきます!

それでは次回!

あ、感想お待ちしております。


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57.鋼鉄のブルーウォーリアー

遂に奴が登場!


ビルドドライバーを装着した俺はハザードトリガーを取り出す。

 

『マックスハザード・オン』

 

スイッチを押しハザードトリガーをベルトにセットする。更にフルフルラビットタンクボトルを振ってから二つに折り曲げてベルトにセットする。

 

『タンク&タンク』

 

 

 

『ビルドアップ』

 

ベルトから待機音が鳴りし、俺はハンドルを回す。

 

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

 

ハザードライドビルダーが展開されて結合し、俺をラビットタンクハザードへと変身させる。

 

 

『オーバーフロー』

 

 

さらに背後から青いエニグマが現れる。

 

7輌の青い戦車型ユニット型のユニットが転移してくる。ユニットが変形して強化装甲となり、ビルドが装着しにいく。

 

 

『鋼鉄のブルーウォーリアー タンクタンク』『ヤベーイ!』『ツエーイ!』

 

「僕の目的のために彼には犠牲になってもらう必要があるんだ。」

 

「俺が絶対にそんなことにはさせない!」

 

何故海鳴市でローグと戦っているのか。それは数時間前に遡る。

 

_________

 

銭湯から出たら直ぐに放っていたサーチャーに反応が有った。

 

で、河川敷のグラウンドに来たんだけど...

 

「なんだこれ?」

 

某RPGゲームに登場しそうな見た目のスライムが大量発生していた。

 

「父さん~これとっても柔らかいよ~。」

 

あれ?原作ではこんな見た目だったかな?ヤバイ、もう思い出せなくなってる....

 

「一斗~、俺達は先に戻るぞ~。」

 

「わかった~。」

 

龍斗の声で我に返る。いけない。

 

「姉弟子達が封印するみたいだから戻ろうぜ、戦兎。」

 

「ああ。」

 

三人で先に帰るはずだった。

 

 

___________

 

コテージへの帰り道、俺達は...

 

「....どうしてここにいる、ナイトローグ。」

 

ティーダ・ランスターに出会っていた。

 

「!」

 

龍斗が戦闘態勢に入り、一斗を後ろに下がらせる。いくらベルトを持っていても一度も使ったことのない今のまま戦うのは不味いと判断したのだろう。

 

「僕はスタークに頼まれたからここにいるんだけどな。それに...」

 

『デンジャー!』

 

フルボトルのキャップを回転させスクラッシュドライバーにセットする。

 

『クロコダイル』

 

「...変身。」

 

レンチを押し下げて左右のプレスパーツでボトルを割るとボトルの成分がタンクにチャージされる。

 

その後ビーカーを模した小型ファクトリーが展開され、ヴァリアブルゼリーで満たされると、左右から巨大なワニの顎が現れ小型ファクトリーを噛み砕く。

 

『割れる!』『喰われる!』『砕け散る!!!!』

 

その衝撃でゼリーが飛び散ると同時にクロコダイラタンアーマーが形成され、頭部をワニの顎型の装甲が噛み砕きひび割れが入るようにマスクを形成する。

 

『クロコダイル in ローグ』

 

『オーラァ!!!』

 

「今の僕は仮面ライダーローグ。ナイトローグじゃない。僕の目的はその子だ、桐生一斗。君が必要らしい。」

 

なんだって!?

 

「龍斗!一斗を連れて逃げろ、俺がやる!」

 

「頼んだぞ!!」

 

「父さん!父さん~!」

 

一斗が叫んでいるが気にしない。それよりもこいつだ。

 

「一斗をスタークが狙ってるんなら...あいつに伝えろ。俺は何時でも相手になってやる!」

 

「分かった、必ず伝えるよ。」

 

そして冒頭に繋がる。




ローグが出てきたからそろそろまたグリスを登場させないとなぁ。

まぁ、気長にお待ち下さい。



FGO の二部がついにスタート!

ガチャ回そうかな...


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58.割れる 喰われる 砕け散る!!!

さあ、過去と未来をつなげようか。


「お前の目的は何なんだ!」

 

「君に教える必要はない!」

 

タンクタンクとなった俺とローグに変身したティーダの拳がぶつかり合う。本編のローグよりも強いのか少し押されている。

 

「ちぃ、フルボトルバスター!」

 

「!」

 

お互いに離れて武器を構える。俺はバスターキャノンモードに変形させて構え、ローグはネビュラスチームガンを構えている。

 

「ついでに君のフルボトルもいただきたいなってね!」

 

「やらねぇよ!」

 

お互いのエネルギー弾がぶつかり合い軽く爆発が起こる。

 

『ディスチャージボトル!』 『潰れな~い』『ディスチャージクラッシュ!』

 

急に防壁が間に出てくる。これはまさか.....!

 

「フム、使う気はなかったんだけどな。君は強い。だから姑息な手で行かせてもらう。」

 

ローグの周りに防壁があり、その隙間からライフルモードのネビュラスチームガンが顔を出す。キャッスルフルボトルか...

 

「ちい、こうなったら...」

 

俺は正座をする。そうすることで戦車形態になりフルボトルバスターを構えて防壁の周りを移動しながらエネルギー弾を発射する。ローグはそれに対応してライフルモードを向けるが今の俺にはダメージはない。

 

「フルボトルで強化されてない攻撃なら無意味だぞ!」

 

「それなら...」

 

『ロストマッチ』

 

『ファンキーショット』『ロストマッチ』

 

フクロウフルボトルで強化してくるがそれが俺の狙いだ!

 

『タンク、ダイアモンド、ガトリング、ロケット』

 

『アルティメットマッチでーす!』

 

すぐさまフルボトルをバスターにセットして構える。

 

『はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』

 

俺達の攻撃はお互いの身体に当たり爆発がおこる。

 

『ぐあああああぁぁぁぁ!!!!!!!』

 

お互いの変身は解除されなかったがローグはとんでもないことを言い出す。

 

「....既に桐生一斗の元には私の仲間、ブロス達が向かっています。時間稼ぎはしましたからね。」

 

「何!」

 

『クラックアップ・フィニッシュ』

 

「はぁ!」

 

「んがっ!」

 

気を取られた隙に右脚にエネルギーを纏わせてサマーソルトキックを繰り出され決められてしまう。

 

「ぐっ..」

 

フルフルラビットタンクボトルがベルトから抜けてハザードフォームに戻ってしまう。

 

「...頼む!」

 

タンクタンクのアーマー達にローグの足止めを頼みハザードトリガーのスイッチを入れてフルフルラビットタンクボトルを再び折り曲げてベルトにセットする。

 

『ラビット&ラビット』

 

『ビルドアップ』

 

『ラビットラビット』『ヤベーイ!』『ハエーイ!』

 

「間に合ってくれ!!」

 

俺はラビットラビットに変身し腕や足を伸ばして加速させ龍斗達を追いかけた。




狙いは一斗!


しばらくの間、一斗には物語から退場してもらいます。


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59.あれ?リモコンブロスはどこだ?

サブタイトルは特に関係がない。強いて言えば、方向音痴である。


何とか追いつけたがエンジンブロスと龍斗が戦っている。

 

「父さん!」

 

「無事か...仕方がない...一斗!」

 

「何?」

 

飛ばすしかない...!

 

「今からお前を平行世界に転移させる。過去で葛城巧という男に会え。俺のことを話せば協力してくれるはずだ。」

 

「でも...」

 

「あいつらの狙いはお前だ。だから、俺が迎えに行くまで待っていてくれ。」

 

「...分かったよ、父さん。」

 

「ありがとう。」

 

俺はすぐさまエニグマを転移させて腕に装着する。そして一斗に手のひらを向ける。

 

「...必ず、迎えに行く。」

 

「....行ってきます、父さん。先輩もまたね。」

 

「おらぁ!行って来い一斗!」

 

「うん!」

 

すぐさま葛城さんの研究所近くに座標をセットしてエニグマを起動させる。

 

「転移した先に葛城巧の研究所があるはずだ!先ずはそこへ行け!」

 

「はい!」

 

子供一人分の穴を広げて一斗が転移したのを確認する。エニグマを片付けてっと。さて....

 

「覚悟はいいなぁ、スタークぅぅぅぅ!!!!!!!!」

 

「.......俺がいるのを知っていたのか?」

 

 

スタークが物陰から出てくる。

 

「このアーマーは兎の強い成分でできているからな、お前の音が聞こえたんだよ!」

 

『ラビット、タカ』『ジャストマッチでーす!』

 

「くらえ!」

 

2本分のエネルギー弾を発射するが、上手くかわされてしまう。

 

「っと、危ない危ない。折角俺が迎えに来たのに転移させちまうんだもんな?」

 

「当たり前だ、俺の息子には幸せに暮らしてほしいんでね!」

 

攻撃をしようと銃口を向けるがスタークは構えない。

 

「どうした?」

 

「いや、目的も達成できないからな...今日は引くことにしよう。エンジンブロス。」

 

「了解。」

 

「!待て!」

 

クローズがツインブレイカーでビームを放つが先に煙に包まれて撤退されてしまう。

 

「またな、チャオ♪」

 

「....」

 

俺が構えたまま、スタークは煙の中に消えていった。

 

_____________

 

「龍斗、俺も行ってくるよ。学校への連絡は頼んだ。」

 

「....分かった。姉弟子達にも話をしておくよ。」

 

「悪いな、こんな事ばかり頼んで。」

 

「いいんだ。今の俺はあの人達とお前で出来てんだ。じゃ、早く帰って来いよ。」

 

「ああ。」

 

スターク達が撤退しタンクタンクアーマー達がエニグマで転移したのを確認後、俺も一斗の後を追おうとエニグマを起動させ、魔法陣を展開する。

 

「なるべく早く帰って来る!」

 

そう言って平行世界へと向かった。

 

 

_____________

 

「いてっ!」

 

着地に失敗して身体を打ってしまう。

 

「!父さん!」

 

「おっと、お待たせ一斗。さてと...」

 

転移先で一斗に会い、立ち上がる。広がっていたのは....

 

「ただいま、俺の世界。」

 

戻ってきたのだ....見慣れたこの世界に....

 

 




あ、人がいないのはロストロギア発見時に人払いの結界を張っているからです。

ローグさんも撤退しています。


しばらく平行世界の話が入りますよ。


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60.葛城巧

遅くなり申し訳ございません。

またゆっくりと最新していくのでよろしくお願いします。


とりあえず一斗と一緒に葛城さんの研究所まで行く。生憎エニグマがオーバーフローしてしまい転移出来なくなっているからだ。

 

「父さん、ここがそうなの?」

 

「ああ、ここが研究所だ。」

 

着いたは着いたのだが、あるのは古びたビルのみ俺は一斗の手を引きながら奥へ進む。

 

「確かここら辺に.....有った!」

 

ビルに入って食堂の冷蔵庫を探し扉を開ける。すると地下の研究所に続く階段がその奥に有った。

 

「父さん、これって...」

 

「葛城さんのアイデアでな。ここに研究所を作ったんだよ。」

 

一斗を一人でこさせなくて正解だったな。ここはよく来ていた俺でもわかりづらい。

 

「一斗、先に階段を下りてくれ、後ろから着いていく。」

 

「うん。」

 

階段を下りていくと今にも爆発しそうな実験を行っているらしく、強い光を感じた。

 

「一斗、伏せろ!」

 

「うん!」

 

伏せるとすぐに大きな爆発が起こり煙が大量に発生する。

 

「ゲホゲホ...一斗大丈夫か?」

 

「な、何とか...ゲホっ」

 

煙を軽く吸ってしまい咳が出てしまう。すると

 

「おや、今日はお客さんがいるみたいだね。」

 

階段の下から声がきこえて誰かが階段を上ってくる。

 

「......葛城さん....」

 

「久しぶりだね、佐野君。どうだい、フルフルラビットタンクボトルの使い心地は?」

 

「あってすぐに発明品の話とか....変わらないですね。」

 

「人はそう簡単に変わることはないよ。それよりもこの子は?」

 

一斗のことが気になっているみたいだ。

 

「この子は一斗ですよ。」

 

「ん?今一斗と言ったね、ということは...」

 

「ええ、やりましたよ。時間はかかりましたけど。ほら一斗、自己紹介。」

 

一斗に挨拶をさせる。

 

「えっと、桐生一斗です。今は初等部二年生で、父さんと龍斗と暮らしています。」

 

「桐生...ああ、名前を変えたんだっけね?お父さん?」

 

「貴方が考えたんでしょうが....」

 

「何、よく行く床屋のバーバ『桐生』と最初に作ったフルボトル『ラビットタンク』を上手くつなげただけさ。」

 

今明かされる衝撃の事実!俺の名前って...

 

「あ」

 

「ああ、父さん、そんなに落ち込まないで!」

 

息子がいい子過ぎて...ううう....

 

「まあ、こんなところで長話をする訳には行かないな。下の研究所に案内しよう。」

 

 

____________

 

俺達は葛城さんに着いていき研究所の奥にやって来た。相変わらず何を作っているのやら....

 

「さて、戦兎君。君は何の為にこちらの世界へ戻ってきたのかな?」

 

「それが...」

 

俺はここに来るまでの経緯と一斗を狙うスタークについて話した。

 

「おや、トランスチームシステムはここにあるんだがな。」

 

「でも、プロトタイプですよね。」

 

「そのとうり、プロトタイプだからかハザードレベル関係なしに変身できるんだけど...」

 

「その分反動があると」

 

「ああ、その反動のせいで僕は変身できなくなったからね。」

 

「えっそうなんですか?」

 

一斗がそう聞くと葛城さんは

 

「うん、でも良いんだ。僕には物理学者が合っていると思っているからね。君の両親についても話そうか...」

 

葛城さんは猿渡夫婦の話を聞かせてくれた。

 

「一緒に飲みに行くとよく一海が話していたよ。『俺の子には教えたい言葉がある。『心火』だ。自分の決めた事をやり通せってな。』」

 

「父さんがそんなことを.....」

 

「........」

 

一斗はあの人の言葉を継いだ。俺はあの場でそう感じた。




リアルが忙しいんです。


もうすぐ一学期が終わるせいか...

何だか先生達の様子が以前と違うんですよね....


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61.警告!警告!

今回は一部読めない部分があります。


ご了承下さい。


「そのエニグマは大分使い続けているんだね。この際だから僕が新しいのを作ろうか?」

 

「お願いします。」

 

「了解。新しいシステムも追加して正確な時間、平行世界への転移を出来るようにするよ。まあ、かなり時間がかかるけどね。」

 

「十分です。あと、こっちの世界で最上博士は....」

 

「......旅立ったよ。」

 

「そうですか....」

 

矢張りあのカイザーになった最上魁星に取り込まれてしまったのだろう。

 

「.............」

 

「父さん?」

 

「!済まない、考え込んでしまった。」

 

一斗の声が聞こえなければまだ物にふけっていただろう自分を反省しながらビルドドライバーを取り出す。

 

「すいません、これのメンテナンスも頼めますか?」

 

「ああ、そこに置いておいてくれ。エニグマより先に終わらせよう。」

 

ビルドドライバーも見てもらう。その間に

 

「一斗は学校に通えない間の勉強をしようか。」

 

「ううう....はい。」

 

俺のビルドフォンを渡して少ししゅんとしながら勉強の為に起動させる。

 

『マ.................マ.............ス......................』

 

「?父さん、ビルドフォンから声が聞こえる...」

 

「なんで?」

 

するとビルドフォンの液晶画面が光だし音声が響きだす。

 

『警告!警告!鍵が揃いました。このデバイスはまもなく¥0+87-い4979z8z8

8eogejgok[8+h44nyo\5y@5\955 \446iu04u-6]jiejgew-/*mc0位―vt「tjgj-5-3h09位おqhh0ggpgj9g-h5kh@kh@h9fkp@dk「いふぃ@以後@k@pfk@pk@p㎏@wkg@pkg@pk@gk@pgg@pk@kg@p㎏@機hh99ンhんg9身y6いy05い0い9-+*7qhkoj09b9j9utew]』

 

 

 

「なんだよ、これ!?」

 

「父さん!!!」

 

「!二人共こっちへ!」

 

光に気が付いた葛城さんが立てかけてあったシールドの裏に俺と一斗を入れてくれる。

 

「一体何が...」

 

「こっちでもわからない。だがわかっているのは....」

 

『?』

 

「....あれからパンドラボックスと同じ力が観測されている。」

 

「!」「?」

 

俺は驚き、一斗はパンドラボックスが分からなくて頭に?を浮かべている。

 

「あのままだと『警告!警告!jbauithp@@plzpxkokbofdkpnld[l@kv,;,jcijokc:;kjvpjpjpojiov;]:8+7+4+4+4+64+8:@[m-ioj jopj opgj0jihyr0832u5qy569 obb j0u90ih j09u 95h i0^i 0-hju09u-04it-i40- i0pi [hi[54hhh o-^‐0時0位j0-j0-k0-j0-j0^g「ぢふぉうhhvygvjhこykmふぃjろklめ、w。sdpxcf@ヴぉいbヴgtkjfgびヴ8ygへbんdmfg、h;lpj@んm、「7475686+え5r3t24y1」h@pじょにbkjrmfdんj』

 

不味い!皆伏せて!!!」

 

大きな音と共に大量の煙が発生する。

 

「いっ...一体何が....!」

 

俺たち以外にいないはずの研究所に足音が響く。

 

「くっ。戦兎君、これを。メンテは済んでいるから。」

 

「ありがとうございます、一斗を頼みます!」

 

煙から現れたのは_________

 

『リモートコントロールギア!』

 

「すいません、ここってどこですか?」

 

 

あの時に戦いに参戦してこなかったリモコンブロスだった。






本編で万丈にボコられたリモコンブロスきた!


これで勝つる!


あ、次回はビルドフォンの秘密についてですよ~。


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62.リモコン姉さん

リモコンブロスは天然系のお姉さんにしたい。



サブタイトルはかなり適当です。


な、なんでここにリモコンブロスが!?

 

「すいません、話を....ああ、変身を解除していませんでしたね。」

 

そう言ってネビュラスチームガンからギアリモコンを外す。

 

「お待たせしました。私は鷲田翼。ここはどこですか?」

 

「あ、ああ。俺は....」

 

待て、本名を名乗っていいのか?奴らの狙いは一斗だ。だから...

 

「俺は佐野巧。ここは葛城さんの研究所だ。」

 

「葛城?それは..」

 

「私が葛城だ。君は一体どこから来たんだい?」

 

如何やら葛城さんは俺がこっちの名前を名乗った理由を理解しているみたいだ。ちゃんと話しておいてよかった。

 

「一斗...今は一海って呼ぶから。」

 

「わかった。」

 

小声で後ろにいる一斗に名前を偽ることを話す。幸い顔を知らないみたいだし。俺も静かにベルトを外す。

 

「えっと、海鳴市で道に迷って....突然これが光り出したらここにいました。」

 

そう言ってネビュラスチームガンに目を向ける。

 

「なるほど...その光が気になるな。済まない、その銃を調べてもいいだろうか?」

 

「はい、どうぞ。」

 

何の疑いもなくネビュラスチームガンを葛城さんに渡す鷲田さん。天然なのか?

 

「その子は...名前を聞いてもいいですか?」

 

「佐野一海です。よろしく鷲田さん。」

 

「翼って読んで下さい。余り苗字だと反応出来ないのです。」

 

「わかったよ、翼さん。」

 

名前呼びができるようになったな。俺はビルドフォンを拾いに行く。

 

「まだ光ってやがる。」

 

かなり弱くなったものの光は発生しており、操作することができない。どうしたもんかな。

 

「佐野君、それをこっちに持ってきてもらえるかな。」

 

「あ、はい。」

 

葛城さんにビルドフォンを持っていく。だが

 

「これは....機械としてはどこも故障が見られない...済まない、魔法の方は専門外でね。」

 

「いえ、これは戻ってから専門家に見せてみますね。」

 

治せそうにないか...仕方がないか。

 

「お待たせ、この銃には見覚えがあってね。すぐに分かった...」

 

普通に話しているように見える葛城さんだが少しずつ一斗を下がらせている。一体何が分かったんだろうか?

 

 

 

「君、人間じゃないね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「.....よく、気が付きましたね。」

 

「簡単なことさ。」

 

葛城さんは先程の沈黙を気にすることなく話す。

 

「ネビュラスチームガンは只の人間では使用することができない。この事はスタークから聞いていなかったみたいだね。」

 

「ええ、彼は私たちにしか使えないとしか言ってくれませんでしたから。」

 

「ふむ、それじゃあネビュラスチームガンについて話しておこうか。これは最上博士と協力して開発したが、誰も使用することができなかったんだ。勿論ネビュラガスを投与していてもだ。これはハザードトリガーに近いシステムを使っているからね。」

 

長々とネビュラスチームガンについて話す葛城さん。しかし、背を向けた作業台の上で再びビルドフォンが光り出す。

 

「またか!」

 

『!』

 

「この光は...」

 

暫くすると光が弱まったのでビルドフォンを確認しようとするがそこには無かった。代わりに...

 

 

 

 

「お久しぶりです、先生。いやマスター。」

 

 

リインフォースと同じくらいのサイズのミカが作業台に腰かけていた。




ついにあの内容の薄いベルカのキャラが再登場!

これでビルドフォンがユニゾンデバイスな理由が明らかに!



ビルドフォン誕生秘話とかやりたいなぁ...


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63.vs リモコンブロス

最近、あのいちかわいい人の復活に心躍らせる作者です。

この作品も少しずつですが評価が付いて、嬉しい限りです。


これからもこの作品ともども完結までよろしくお願いします。


それでは本編をどうぞ!


前回までのあらすじ!

 

一つ、桐生戦兎は一斗と共に元の世界へ転移し葛城巧の研究所を訪れた。

 

二つ、ビルドフォンが光り輝きリモコンブロス、鷲田翼がやってきて彼女の正体が判明した。

 

三つ、再びビルドフォンが光り輝きリインフォースサイズのミカが作業台に腰かけていた!

 

と、俺の中での第一次メダル大戦を彷彿とさせるあらすじが頭をよぎる。あ、第二次は妖怪なメダルをウオッチ!ってやつさ。

 

「マスター?聞いてますか?」

 

「あ、えっと、ミカだよな?」

 

ヤベーイ!っと、ミカ?に話しかけられるまで何か変な事を考えていた気が...

 

「....見つけました、バングルを付けた女の子。」

 

突然閉じていた口を開いたのは翼さんだった。

 

「その子を頂きます。ネビュラ!」

 

『マスター認証、リモコンブロス。セットアップ。』

 

叫んだ事によりネビュラスチームガンに眠っていたデバイスが目を覚ます。すぐさま主の元へ飛んでいく。

 

『ギアリモコン!』

 

「潤動。」

 

手に取るとすぐにギアをセットしてトリガーを引く。黒い煙と共に緑色のギアが複数出現しアンダースーツに装着されていく。

 

『リモートコントロールギア!』

 

「そのデバイス、いただきましょう!」

 

リモコンブロスが起動した。

 

「一海、その子を連れて葛城さんと逃げろ!」

 

「父さんはどうするの?」

 

「今からこいつの足止めをするから、早く!」

 

強く当たってしまうが仕方がない。クソ、ミカ?と一斗がスタークの狙いかよ!

 

「佐野君、任せたよ!」

 

緊急脱出装置は相変わらず設置してあり、すぐさま地上へと出られるだろう。

 

『マックスハザード・オン』

 

ビルドドライバーを装着してと....

 

「あんたとは戦いたくないんだがな...退いては

 

「退く気はありません。私たちが生き残る為には、彼女が必要なんです!」

 

おっと!」

 

すぐにネビュラスチームガンで俺の動きを封じようとしてくる。交わしたて隠れたがやれやれ、やりずらいな...覚悟を決めるか!!!

 

『タンク&タンク』

 

フルフルラビットタンクボトルを振り折り曲げてベルトにセットする。 

 

『ビルドアップ』

 

「変身!」

 

『オーバーフロー』 

 

ハザードフォームに変身しタンクタンクアーマー達が来るのを待つ。

 

「なっ!くっ、」

 

来た!如何やらリモコンブロスに攻撃してくれているみたいだ。俺は見えないがな。

 

『タンクタンク』『ヤベーイ!』『ツエーイ!』

 

走りだしすぐさまタンクタンクアーマーを装着する。これが遅い場合は、やっぱり暴走するのだろうか?

 

「やはりあなたがビルドでしたか...ということはあの子が桐生一斗ですね。」

 

「ちっ...」

 

気が付かれるか奪われるかだったら間違いなく前者を選ぶね。

 

「フルボトルバスター!」

 

「あれは..」

 

フルボトルバスターを呼び出すがここじゃせいぜい出来ることが限られて...!あるじゃないか!こいつだけでもここから転移させる方法が!

 

時間が必要だな...

 

『ロケット』

 

一本目!

 

「そんなものをここでは使えないみたいですね!」

 

「あぶねっ!」

 

リモコンブロスは再び俺に向かって射ってくる。

ふぅー、当たらなくてよかった...あれアーマーがあっても痛いんだよな。

 

『ガトリング、タンク』

 

二本、三本目!後は...

 

『ウオッチ』

 

四本目!これで...

 

『アルティメットマッチでーす!』

 

よし!

 

「はっ!」

 

すぐさまリモコンブロスの前に立ち狙いを定める。

 

『アルティメットマッチ・ブレイク』

 

「ただではやられません!」

 

『ファンキー・アタック』『ギアリモコン』

 

リモコンブロスもファンキー・アタックを発動させる。彼女のアーマーのギアにエネルギーが集まり巨大化していく。

 

『はぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!』

 

お互いの必殺技がぶつかり合う。だが...

 

「未来へ吹き飛べぇぇぇぇ!!!!!!」

 

俺の方が威力は上だ!

 

「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

 

攻撃はギアを破壊してリモコンブロスに当たる。すると背後に夜のミッドチルダらしきものが見える。

 

「これでぇぇ!!!!」

 

すぐさまバスターキャノンからブレードに切り替えて最後のダメ押しとして攻撃する。

 

「........ふぃ~」

 

無事に未来へリモコンブロスを転移できただろう。俺は変身を解除s...

 

「階段、壊れてる...」

 

ラビットラビットで研究所から脱出したのは別の話。




リモコン姉さん、一時離脱!

今度は強化して出したいなぁ。

ここいらでプロフィール。


鷲田 翼

年齢は不明だが人間じゃないとか。

リモコンブロスになったのは弟のためとか...

スタークに仕方なく従う天然系お姉さん。


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64.10年ぶりの再会

いちかわいい(挨拶)
 
書くことよりも読むことが好きな作者です。

今回はとても短いです。

あ、普段から短いか…


「父さん!」

 

「マスター!」

 

「佐野君...彼女は?」

 

一斗と葛城さん、ミカ?が研究所から少し離れた先に待っていた。

 

「翼さんは未来へ行ってもらいました。」

 

変身を解除してラビットラビットアーマーが変形する。

 

「お前もお疲れ様。」

 

『♪~~~~~~』

 

どういたしまして。と言わんばかりに跳ねるラビットアーマー。

 

「乗ってもいいかな?」

 

『♪~』 

 

「へ〜、乗り安いんだね」

 

一斗に頷いて背中に乗せてくれるラビットアーマー。なんかいいな、これ。

 

「如何やら私の研究所はもう使えないようだね。」

 

「すいません、思ったよりも攻撃が部屋に当たってしまって...」

 

「ああ、かまわないよ。」

 

「マスター、よくご無事で。すいません、起動したばかりなのでお役に立てず申し訳ございません。」

 

飛んでおり空中で器用に頭を下げてくるミカ?。そういえばまだ聞いてなかったな。

 

「お前は、ミカなのか?」

 

「はい。説明すると長くなるので、簡単に話しましょう。」

 

「ん、了解。」

 

どうやら俺達が現代へ戻った後にデバイスを創り、そこに自分の意識を落としたらしい。全く無茶をする。

 

ラビットアーマーと一斗の戯れを横目で見ながら葛城さんとミカと話す。

 

「___余りゆっくりはしてられないな。すぐにエニグマの改良をしに戻ろう。あ、君たちは自宅に帰ってみてはどうかね?」

 

「いいですね...あ、まだ俺達って指名手配されてませんか?」

 

「ああ、忘れていた...」

 

魔法で俺だけ顔を変えて行くことになった。ついでに食料の調達も頼まれた。

 

「じゃあ、お前は待っていてくれ。」

 

『♪~~~』

 

ラビットアーマーに研究所で待ってもらい、俺と一斗、ミカは街に出た。

 

 

__________

 

「地球にそっくりだね、ここ。」

 

「まあ、地球だからな。」

 

「えっ?」

 

一斗にここが平行世界で、俺の出身世界だと説明する。ミカはビルドフォンに戻っていて俺のポケットの中だ。

 

「へ~、てことはおじいちゃんとおばあちゃんがこの世界に?」

 

「ああ、いるだろうな。」

 

「マスターのご両親ですか…一度位は挨拶して起きたいですね。」

 

10年前とそう変わらない住宅地を三人?で歩いていく。

 

「ここだ、俺の家だ。」

 

「ここが?」

 

「この世界の一般的な家ですね。」

 

俺達はそう長い時間歩く事なく家に到着する。

 

「行くか?」

 

「うん!」

 

「はい!」

 

俺達は扉を開けた。

 

『ただいま~!』

 

「えっ?」

 

また会えるとは思わなかったな...

 

「巧?」

 

「....ただいま。母さん。」

 

10年ぶりに、母さんにあった。




遂に再会。

次回は両親との絡みと息子と義理娘


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65.さらば愛しき日々よ

お久し振りです!

私事が多くしばらくの間執筆時間がなく、即興で書いたものになっております。

それではどうぞ



「えと...ただいま、母さん。」

 

「...巧なのね?...」

 

「ああ。巧だよ。」

 

母さんが玄関まで出てくる。

 

「....指名手配はどうしたの?」

 

「未だに指名手配中だよ。色々あってね。こんな機会二度とないかもしれないからこの子達を連れて来たんだ。」

 

そう言って一斗を前に出す。

 

「えと、こんにちは。僕は桐生一斗。父さんの息子です。」

 

「娘のミカです。初めまして、おばあ様。」

 

ミカが何時の間にかビルドフォンから子供の大きさに戻っていた。全く気が付かなかったぞ。

 

「ええ、こんにちは。お父さんは今までお父さんしてた?」

 

「はい。」「もちろんだよ!」

 

照れくさいな....

 

「ほら、このまま玄関で長話をするのもなんだしさ。上がってもいいかな?」

 

「.....何言ってんの。ここは貴方の家でもあるのよ?」

 

「!」

 

敵わないな...

 

「..ありがとう。」

 

「フフフ。さあ、あなた達も上がって頂戴。お父さんの話を聴かせて?」

 

『はい!』

 

子供達と共に家に上がる。10年過ぎたとはいえ、変わらない風景にしんみりとしてしまう。

 

 

....母さんに話さないとな。今迄俺がどこで何をしてきたのかを。

 

覚悟は既に決まっているんだ!

 

 

 

_________________

 

 

これ....ミカは人型になれなかっただけで、今迄の俺を見てきてるんじゃないか?

 

 

「....お父様はこの時....」

 

「あら....お父さんしているのね~。」

 

ミカと母さんの話を軽く聞き流しながら一斗と仏壇の前に行く。

 

「.....久しぶり、父さん。」

 

「......おじいちゃんはもう....」

 

そうだ。俺こと佐野巧の父親、佐野純一郎は俺が中学に上がるとすぐに亡くなった。正確には遺体は見つかっていない為に亡くなったと言っても過言ではないのだろう。

 

「父さんは何処までも真っ直ぐな人だった。だからかな...一斗には自分のやりたい道に進んでほしい。」

 

「.....分かったよ。」

 

それからしばらくの間会話は無く、只々火を付けた線香からの煙が外へ流れていた。

 

 

_____________

 

 

「....もう行っちゃうのね。」

 

「仕方がないさ、この世界では指名手配されているからね。」

 

時間の流れは早くあっという間に夕方でそろそろ研究所に戻らなければ葛城さんに心配をかけてしまう。

 

「それではおばあ様、お元気で。」

 

「またお話ししましょうね。」

 

「はい!」

 

ミカと母さん、かなり仲良くなったみたいだ。

 

「一斗も元気でね?」

 

「うん!」

 

一斗からは俺が父親になった理由を聞いたみたいだ。何を話したのか気になるな...

 

「それじゃあ母さん、行ってきます。」

 

俺は魔法で顔を変えて玄関から出ようとする。

 

「行ってらっしゃい、巧。いいえ、桐生戦兎。」

 

母さんからの言葉は直前までの懐かしさがあるものではなく、覚悟の決まったものだった。だから

 

「行ってきます!母さん!」

 

『行ってきます!』

 

「はい、行ってらっしゃい!」

 

俺達は先程よりも大きな声で返して家を出た。きっとまた....帰ってくるから。今度は龍斗も一緒に。

 

 




 
クローズマグマ、来ましたね。

あ、大事な事を書いておきましょう。

佐野純一郎は宇宙飛行士で有ったが、主人公が中学の時に火星へ行っています。

ですが、行方不明になったのは地球に帰って来てからです。

それでは次回でお会いしましょう。


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66.新たな仲間

やりたかった事をやった。


葛城さんに頼まれた買い物を済ませて研究所に帰って来た。正直この世界に残っていたいがそうも言ってられない。龍斗達の事もあるがこっちには一斗もいるのだ。余り長い間学校に行かせない訳には行かないからな。

 

っと考えているのが母さんと10年ぶりに再会してから既に二日が経過している今日である。

 

葛城さん曰く今日中には新たなエニグマが完成するとか。

 

と、いうわけで....

 

「一斗にはベルトを返してもらうぞ。」

 

「まぁ、まだデバイスは持たせて貰えないよね。」

 

....気のせいだろうか?一斗に犬耳と尻尾が生えてまるで子犬が落ち込んでいるように見えるのだが....

 

「マスター、それは本物です。私がやりました。」

 

リインフォースサイズのミカがふよふよと飛びながら話してくる。

 

「あれ?俺声に出してたか?」

 

「いいえ、声には出てませんでしたよ?」

 

声にはですが

 

「ん?何か言ったか?」

 

「いいえ。」

 

取り合えず魔法を解除して一斗からスクラッシュドライバーとゼリーを回収する。

 

 

その代わりにとアタッシュケースの中身と入れ替えるようにある物を取り出す。

 

「一斗のハザードレベルは2.9。まだベルトは使えないからな。だから...」

 

既に飛んで行っちゃったか...

 

『♪~~~~~~~』

 

「えっ、これって...」

 

「さて、説明よろしく。俺は昼ご飯作ってくるから。」

 

「了解です。」

 

さて、今日は何にしようか...

 

_________

 

「それでは説明したいのですが大丈夫ですか?」

 

「うん、大丈夫だよ。」

 

父さんにベルトを返したら先輩のクルーズドラゴンみたいなのが飛んできたりしてる。

 

「彼らはマスターが一斗の為に開発した『キャッスル』と『フクロウ』です。名前は決まっていないのでお好きに決めて下さい。」

 

「へ~。」

 

僕の肩には『フクロウ』が止まっている。体に複数のスピーカーがあるみたいだね。

名前は『フク』かな。

 

『♪~』

 

この子が『キャッスル』かな。二つのシールドが前脚に付いていて四足歩行みたいだ。

背中には一つの固定砲台がある。フォートレスって言うのがあいそう...

 

「君は...フォレスで君はフクだね。これからよろしく。」

 

『♪~~~~』

 

二体とも気に入ってくれたみたいだ。

 

「名前は決まったようですね。彼らはこれから一斗がデバイスを持てるようになるまで身を守ってくれます。更に、簡易デバイスのように魔法が使用できます。ですが、彼らが魔法を使うには一斗の許可が必要です。」

 

「なるほど。まぁ、使わないけどね。」

 

「ええ、それが正解です。さて、これからよろしくお願いしますね。」

 

『♪~~~~』

 

ミカの言葉を完全に理解しているみたいだ。何だかホントに先輩みたいになってきた。

 

 

「昼ご飯できたぞ~、今日は炒飯だ。」

 

「はい!」

 

「おや、これはいい。少し休憩にするかな。」

 

「さ、フクもフォレスも。ご飯にしようか?」

 

『♪~~~~』

 

僕たちは父さんの待つダイニングルームへ向かった。




  

作者は決して三羽烏を忘れない。

だからこそこの物語に全員登場させました。


そろそろアンケートをしようと思っています。


それでは次回でお会いしましょう。


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67.葛城の悲劇

サブタイトルに深い意味はありません。


「お待たせしたね。これが新しいエニグマだ。」

 

日が傾き始める時間が近い中、俺は葛城さんの元にいた。

 

「これがエニグマですか?まるで小さなフルボトルバスターですね。」

 

「その通りさ。フルボトルバスターのようにフルボトルの力を使って次元、更には時間もを正確に転移できるようになったのさ!!!!!」

 

「あ~あ.....」

 

テンションが可笑しくなっているな。多分この所寝ていないからだろう。

 

「ハイハイ葛城さん、ベッドに行きますよ~」

 

「HA☆NA☆SE☆!!!」

 

あらら、某王様みたいになっているなぁ。

葛城さんをベットへ運ぶ。この人相変わらず軽いなぁ。

 

___________

 

「父さん、葛城さんは?」

 

「ん、エニグマを完成させたんだけど全然寝てなかったみたいだからベッドに運んで来たんだ。」

 

葛城さんを運び終えたら一斗に話しかけられた。その表情から葛城さんの奇声が聞こえていたのが伺える。

 

「マスター。転移用の魔法陣をエニグマに登録し直しますので渡していただけますか?」

 

「ほい。」

 

ミカにエニグマを渡す。魔法で自分が持てるサイズに変化させて魔法陣を登録していく。あっという間に登録し終え、軽く放ると転送魔法で手元に帰ってくるを二回程繰り返す。

 

「お待たせしました。登録完了です。」

 

「おう、ありがとな。さて一斗もミカも聞いてくれ。明日の朝には元の次元、ミッドチルダに帰ろうと思っている。こっちでやり残したこととかはないな?」

 

「うん!」

 

「はい、ありません。」

 

「じゃあ、葛城さんが起きたらそれを伝えるから。それまでは各自自由!」

 

その台詞を最後に各自それぞれが自分のやりたいことをし始めた。

俺はビルドドライバー、ラビットタンクスパークリング、ハザードトリガー、フルフルラビットタンクボトルと各ベストマッチウエポンのメンテナンスに入る。帰ったら翼さん、リモコンブロスとの決着を付けなければならないからだ。

 

一斗はフォレスとフクと遊んでいる。今日はもし魔法を使用することになったらという設定で特訓している。ミカはそれを見ながらアドバイスをしているみたいだ。

 

 

さて、夕飯を作るまでに半分分のメンテは終わるかな?

 

 

______________

 

「一斗~、葛城さんを起こしてきてくれ~」

 

「うん!行こうか、フォレス、フク」

 

『♪~~~~』

 

結果だけ伝えると無事に半分以上のメンテが終わっている。今は夕飯を作り終えて葛城さんを一斗に起こしにいって貰っている。

 

「マスター、これを。」

 

「なんだ?耳栓か、どうしてこれを?」

 

「話はあとです。早く付けて下さい。」

 

「お、おう。」

 

俺は両耳に耳栓をしっかりと取り付けた。すると直ぐに不協和音が研究所に鳴り響いた。俺は鳴りやむと直ぐに耳栓を外してミカに話しかけた。

 

「な、なんだ今の音!」

 

「フクが軽く魔法を使ったんです。正確には目覚ましに。」

 

にしてはうるさくなかったか今の。仕方なく俺たちも寝室に向かう。すると...

 

「............」

 

「.....やりすぎたかな?」

 

ああ、やりすぎただろうな。如何やらフォレスがバリアを張ったからか音による後遺症は残っていないみたいだ。だが葛城さんが白目を向いて気絶しているのは正直見てられない。

 

「少しやりすぎだ。ミカと一緒に先に戻っていてくれ。」

 

「はい...」

 

気が沈んだからか小さな声で返事をする一斗。後で悪かった点を直そうな。

 

「ほら、葛城さん!起きてください!」

 

 

結局起きず、先に夕飯を食べてから一斗、ミカ、フォレス、フクと一緒に反省会をした。魔法が何でもできる代わりに何でも奪うことができることについて話し合ういい切っ掛けになったと思う。

 

 

 

ちなみに葛城さんが全く起きないのでエニグマを使ってみたところ、ゲートが開くと同時に目を覚まして全力疾走でこちらに向かてきた。あれ、昔ミカにやられたんだよな...

 




フォレスとフクの見た目ですが

ハードスマッシュの見た目を可愛くした感じになっています。



活動報告にてアイデアを募集し始めました。

詳細は確認してもらえると嬉しいです。


感想もお待ちしております。


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68.ミッドチルダへの帰還

ついに絡んでくるあの物語。

いよいよあの子が登場する!



普段と変わらない朝を迎えたはずなのに、この世界から離れたくないと思ってしまう。それは俺が母さんと再会したからなのか、こちらの生活に慣れてしまったのか、自分自身でもよくわかっていない。だけど今言えるのは....

 

 

「葛城さん、二週間程お世話になりました!」

 

「なりました!」

 

『♪~~~~』

 

「ありがとうございました。」

 

「やめてくれ、僕はそういうのは慣れていないんだ。」

 

葛城さんに向かってみんなでお礼をしていた。もう既に準備を終えていよいよ出発になったからだ。

 

「ふむ、じゃあ最後に一つだけ...」

 

『?』

 

葛城さんが口を開いた。

 

「今君が持っているフルボトルは僕が作ったものではない。」

 

「!」

 

そうか!これでつながった!やはりベルカにパンドラボックスが有ったのはそういうことだったんだ!

 

「葛城さん、俺は平行世界の過去でパンドラボックスを見ています。」

 

「!そうか...つまりその時代から現代に転送されたのか...」

 

「多分そうだと思います。」

 

一斗の相手をミカに任せて少し話し込んでしまう。だが、これでまたスタークの正体がわからなくなった。

 

「父さん?」

 

「あ、ああ。行こうか。」

 

俺はエニグマに時計フルボトルをセットしてトリガーを引く。転移先はミッドチルダ、機動六課の近くの桜並木!

 

「開いたか...」

 

上手くゲート越しにスバルたちの訓練が見える。

 

「葛城さん...」

 

「行っておいで」

 

「!...はい!」

 

俺達はゲートをくぐる。

 

「葛城さん、ありがとうございました!」

 

「またおいで。」

 

「またお邪魔させていただきます。」

 

「ハハハ、お手柔らかにね。」

 

『♪~~~~』

 

「君たちもまた会おう。」

 

一斗、ミカにフォレスとフクと次々にゲートをぬけていく。

 

「佐野君。」

 

「はい。」

 

俺は葛城さんに止められていた。

 

「ここから先、君は絶対に怒りに、復讐に飲まれてはいけないよ。僕の、僕たちの希望は君なんだ。だから、幸せになってくれ...!」

 

葛城さんは泣いていたのかもしれない。返事をする前に背中を押されてゲートをくぐり抜けてしまったからどうだったかは分からない。

 

ただ言えるのは...

 

「....この戦いを終わらせる...」

 

「マスター?」

 

「父さん?」

 

この子達の未来のために...

 

「なんでもないさ。さあ、みんなのもとに帰ろう。」

 

「うん!」

 

「はい!」

 

俺は俺の幸せを守るために戦う事を再度決意した。

 

 

_____________

 

「桐生戦兎とターゲットが帰還したみたいだよ。」

 

「そうか、二か月...随分と長かったじゃないか...」

 

彼らの視線の先には以前よりも完成に近づいたベルトとフルボトルがあった。

 

 




気づいた人もいるだろうからの説明。


一斗と戦兎が転移したのは現代よりも少し前の過去です。


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69.休暇(休むとは言ってない)

俺達はミッドチルダに帰って来た。
直ぐにミカはビルドフォンに戻ってしまう。
俺達は朝練中のフォワード組を見ていたのだが直ぐにはやてちゃんに捕まってしまい今は外で正座をさせられていた。
そこでとんでもないことを教えられた。


ヤベーイ!俺たちが里帰り(逃走目的)している間に二か月もたってるじゃないか!

 

「あ、あああ....」

 

「何か言い残す事はある?」

 

「えっと、実家に顔を出していました...」

 

「.....」

 

無言にならないでよはやてちゃん!俺はこのまま正座しっぱなしはキツイよ~

 

「...まぁ、いい機会だったから...私も行きたかったな..」

 

「ん、何か言った?」

 

「何でもないよ。」

 

そうかな、最後の方が聞き取れなかったんだけど...

 

「それよりも、今日はフォワードのみんなには休暇をあげたから。」

 

「へ?」

 

「戦兎さんには仕事があるので頑張ってくださいね~」

 

ちくせう。仕方が無いか、龍斗も休暇が与えられて筋トレに向かったみたいだ。

 

「一斗君はこっちな。」

 

「はーい!父さんも頑張ってね。」

 

「ああ。」

 

はやてちゃんは一斗を連れて行ってしまう。明日から復学になるから勉強会をするらしい。

 

_____________

 

 

「ふぅー、やっと終わった....」

 

昼前には書類を終わらせられたかな。一斗の復学も伝えたし、あの二匹もつれていけるようにしたしね。まぁ、待機状態になってカバンの中にいてもらうことになるけど。

 

「マスター、お疲れ様です。」

 

机の上に置いてあったビルドフォンが光り輝き、ミカになる。見慣れないな...

 

「この後、龍斗様が来るそうなので私について話そうと思っています。」

 

「ん、了解だ。それまではゆっくりしていてくれ。」

 

ミカはビルドフォンに戻りスリープモードに入った。そう言えばこの開発部に来た時に凄い震えていたのは何だったんだろう?

 

「そういえば....あった。」

 

俺はだいぶ前に貰ったカートリッジを取り出す。今見ればフルボトルにしか見えないのだ。今はこれを使用できるアイテムを考えている。俺が使うんじゃなくて龍斗が使う事も考えようかな...

 

『マスター、龍斗様から緊急連絡です。事情の説明は後で今すぐに来て欲しいと。』

 

ビルドフォンからミカの声が聞こえる。如何やら彼らの休暇は終了らしい。

 

「今すぐにはやてちゃんに連絡をしてくれ。すぐに出る!」

 

すぐさま機動六課からでてバイクで目的地に向かった。

 

_____________

 

下水道に下りてバイクをとばす。

 

「戦兎、こっちだ!」

 

龍斗の声が聞こえた。如何やら俺の位置を把握しているみたいだ。俺は間違えないように交差点を曲がる。

 

「お待たせ。で、どうゆうこと何だこれは?」

 

「ああ、只わかっているのは...」

 

到着してすぐにヘルメットのバイザーを上げて話し掛ける。俺達が見たのはレリックが入っていると思われるケースを鎖で足に取り付けられた、薄着の女の子だった。

 






さあ、あの子の登場だ!

喜べ~!!!

因みにタンクタンクは機動六課(龍斗も含む)の人は誰も知りません。


気が付いたらビルド本編みたいに切り札にできそうになっていた...


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70.4人の再会(一人はクローン)

サブタイトルに悩む今日この頃。


アイデア募集はまだ続きます。ですが、そろそろあの人を動かしたいので早めにお願いします!





「戦兎さん、帰って来たばかりですがこの子をお願いしてもいいですか?」

 

「了解、さっき隊長から連絡があってなのは達とヘリで来るみたいだから俺はここに残ろう。みんなはこの子がここに来た理由を探してくれ。」

 

『はい!』

 

既にセットアップしてバリアジャケットをまとったティアナ達にボロボロになっている女の子を預かる。彼女達に辺りの捜索は任せた。

 

「この子がヴィヴィオ...しょうがないか.....オリヴィエに似ているのは。」

 

「ん、この子が依然話していた女の子なのか?」

 

「ああ。」

 

俺はこの十年間の中で自分の知っている原作知識を知っているだけ龍斗に話してある。お陰で余り驚いてないようだ。

 

「龍斗、帰ったら話がある。はやてちゃん達に、ベルカに行った事を話すぞ。」

 

「何か進展があったのか?」

 

「ああ、スタークの目的と正体のカギを握るのはあの時代なんだ。だからこそみんなに協力してもらう。」

 

「....わかった。俺も覚悟は出来てる。」

 

「ユニゾン・イン」

 

俺はミカとユニゾンしておく。俺は龍斗と違って素の戦闘はできないからな。今のうちに魔法陣を展開してっと。

 

「ちっ...転移できるほどの魔力がないのか...」

 

「仕方がないな、俺が守ってやるよ。」

 

「済まない。」

 

「報酬は最近発売したプロテインラーメンで。」

 

何だそのとんでもラーメンは!?

 

「きたぞ!防御だけはしろよ!」

 

「わかってら!」

 

俺はバリアを張り龍斗はスクラッシュドライバーを装着する。

 

『ドラゴンゼリー』

 

「変身!」

 

走りながらレンチを倒してゼリーを潰す。正面からバリアブルゼリーが体全体に広がるように展開し変身する。

 

『ドラゴン in クローズチャージ』『ブラァ!!!』

 

『ツインブレイカー』

 

「おりゃあ!!」

 

やって来たガジェット達にアタックモードを叩き付けすぐさま破壊する。アイツ、俺達がいない間にハザードレベルを上げやがったな。

 

『マスター、まもなくヘリコプターが到着します。地上への転移は可能なので実行しますか?』

 

念話がミカからくる。迎えが来たみたいだから直ぐに龍斗に声を掛ける。

 

「迎えがきたから地上に転移する。お前はどうする?」

 

「俺はこのまま探索をする!姉弟子達によろしく!」

 

「了解だ!」

 

俺は転移した。

 

________

 

「っと、ミカ。周囲に敵はいないよな?」

 

『はい、今のところは。』

 

転移したのに不安が残るな。スカリエッティはこの子とレリックを狙ってくるはず。

 

『戦兎さん、こっちは到着しました。今から迎えに行きます。』

 

「頼んだ。」

 

原作だと移動中のヘリコプターが攻撃されそうになるんだよな。ならデバイスを貸して病院に転移させてもらうのが正解かな。

 

「お待たせしました!」

 

タイミングはバッチリさ。






原作を破壊する。

フハハハハハ!!!!!!!!!!!!!


エボルがカッコイイ!!!!

あ....げんと君!!!!!!



......復讐するなら手伝いましょうか?


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71.懐かれた!?

って待てよ。確かスバルの姉のギンガが捕まるのはいつだったっけ?

 

「戦兎さん?」

 

「ああ、悪い。考え事してた。」

 

知っているのに見捨てるのはいつだって辛い。アインスの時も時間があれば...いや、過去への介入はしないことにしたんだ。何があったとしても。

 

「なのは、俺をこのまま病院に転移させてくれ。」

 

ユニゾンを解除してデバイスを渡す。

 

「....はやてちゃんから許可を貰いました。今から転移します。」

 

「ありがとう。」

 

俺は病院に転移したのだった。

 

 

______________

 

 

結果から伝えよう。

 

「パパ.....」

 

ヴィヴィオに懐かれた。ヤベーイ!どうしよう!?

 

『諦めてください。これが貴方の運命です。』

 

ここにいないはずのミカの声が聞こえる気がする。念話は使えないはずなんだよな....

 

『王が眠そうにしています。このままおんぶしてでも機動六課に帰ってきてください。』

 

んな無茶苦茶な。ってか念話だよなこれ。

 

『は・や・く!』

 

「ハイハイ....」

 

声が出ちまったじゃねえか。俺はヴィヴィオを背負って機動六課に向かった。

 

________________________

 

何事もなく無事に帰ってこれたのだが....

 

「嫌だぁぁぁl!!!!!離れたくないぃぃぃ!!!」

 

『________』

 

「え、えと...」

 

「父さん?」

 

「巧にぃ?」

 

ちょ、一斗はこの子が気になっているみたいだけどはやてちゃん、その目はヤバイ。まるで嫉妬の炎が燃えているのがハイライトの消えた目から伺える。

 

「ヴィヴィオ、悪いけど下りてくれ。離れはしないから。」

 

「本当?」

 

「ああ。」

 

しゃがんで直ぐに下りてくれたのだがすぐさま足にくっついてしまう。

 

「その子は...」

 

「病院から連れて帰って来たんだけど、何か懐かれてな...」

 

『あ~あ。』

 

えと、皆さん?何を納得しているのですか?

 

「だってここで子供がいるのは戦兎さんだけだし...」

 

「お父さんだからね...」

 

聞こえてますよ~。あと自然に心を読まないでください。

 

「で、どうするんだ戦兎。このまま話すのか?」

 

「ん~、しょうがない。話すしかないよな。」

 

俺達はヴィヴィオ、ギンガも含めた全員で会議室へ向かう。皆が椅子に座ったのを確認してから、戻って来たビルドフォンを机の上に置く。

 

「ミカ、もういいぞ。」

 

『はい。』

 

『!』

 

皆が驚くなか光り輝くビルドフォンはすぐさま形を変える。

 

「初めまして。マスターこと桐生戦兎様のデバイス、ビルドフォンことミカと言います。」

 

机の上にミカがリインフォースサイズで現れる。

 

『ええ~~~~~!!!!!!!』

 

仕方が無いよな、まだ龍斗にも説明してなかったし。

 

「戦兎、ミカが何故ここにいるんだよ!だってアイツは...」

 

「あ、やべ」

 

「ベルカの、お前の弟子だったろうが!」

 

『ベルカ!?』

 

オイオイ、やばいぞこれ。

 

「巧にぃ、

 

『説明してくれるよね?『ださいね?』』

 

 

「えっと、どこから話したもんかな...」

 

俺はなのは達に説明した。旅に出たら古代ベルカの時代に転移したこと。そこでしばらくの間暮らしたこと。そして、あの時代にもスタークが攻めてきたこと。

 

「スタークって誰ですか?」

 

「目的不明の危険人物だ。今回の、スカリエッティにも関わっているはずだ。」

 

以前から知っている人は納得がいっているみたいだ。だけど、知らない人には龍斗が説明してくれた。

 

「で、ミカ。お前が何故デバイスになったのか、説明を頼む。」

 

「はい。私は...」

 

ミカはあの後死にかけていたらしい。その為意識だけをあの時代で作ったビルドフォンのプロトタイプに残したらしい。で、パンドラボックスを本に封印してボトルは未来の葛城さんの研究所に送ったらしい。また俺に会えると信じて。

 

「私は後に一斗の両親、猿渡夫婦の元に行きビルドフォンの完成を頼みました。」

 

魔法について研究してたんだよな。それでデバイス制作を行っていて...

 

「マスター、あの家事は....スタークによって起こりました。」

 

「......」

 

ああ、予想はしてたさ...どう考えたってあんな不自然に外側から燃えていたわけだ。

 

「パパ?」

 

「父さん?」

 

「あ、ああ。何でもないよ?」

 

嫌、全然大丈夫じゃない。あの二人を殺したのがスタークがやった事が分かったのだ...

でも

 

「俺は復讐には進まないよ。罪を憎んで人を憎まず。償わせるつもりだからね。」

 

『戦兎さん....』

 

____________

 

ある青年は悩んでいた。

 

 

『もうすぐだ、もうすぐで完成するぞ!』

 

『間もなくエボルドライバーを再び....」

 

「.....僕の目的は....」

 

彼の目的は妹の夢を叶えること。そのためになら自分が悪者を演じる。だが、その目的もここでは達成できないのではないのか。彼は悩む。

 

彼は間もなく決意する。自分の目的を達成する為に。

 

 

 

 

 

 

 




物語は加速する。

彼が動き出すのは、あと少しなのだから...


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72.ナックル!(使うとは言ってない)

今日は一斗の復学の日。如何やら今日はフクを連れていくらしい。その為

 

『♪~~~~』

 

「フォレス、こっちだよ~」

 

ヴィヴィオと遊んでいるフォレスがいるのだ。あの話し合いの後で連絡があってはやてちゃん達は聖王教会に行っている。フォワード組は各自のトレーニングだ。

 

「マスター、書類が進んでいないようですが..」

 

「ん、今からやるよ。」

 

なのはに懐くはずのヴィヴィオが俺に懐いている。これは原作と異なる為にこの先どうなるかが分からない。

 

「ただ、今は仕事をしなきゃな。」

 

俺は机の上の書類に目を通し始めた。

 

___________

 

昨日は何もなかったが今日は新しい人が機動六課に配属された。

 

「陸士108部隊ギンガ・ナカジマ陸曹です。よろしくお願いします!」

 

そう、ギンガだ。

 

「一応名乗っておくか。桐生戦兎だ。まぁ、魔術師なら知ってると思うけどな。」

 

「はい、話は聞いています。ビルド式の開発者ということですが....」

 

仕事混ざりな会話を軽くした後、龍斗にあるものを投げつける。

 

「龍斗、ほれ。」

 

「よっと、おお~!完成したのか!!」

 

「何ですかそれ?ナックル?」

 

以前から拳を使った武器の開発を進めていたのだ。それがようやく完成したから渡したのだ。

 

「クローズマグマナックル。まだフルボトルが使えないがこれも持っておけ。」

 

「おう!」

 

あのフルボトルも渡す。きっと必要になると思ったから。

 

『マスター、早く戻ってきてください。ヴィヴィオが目を覚まします。』

 

「おっとまずいな。悪いけど使い方は実践で試してくれ。それじゃ!」

 

俺は直ぐにヴィヴィオの元へ移動する。泣かれると、こっちが気まずくなるからな。が...

 

「あ、お帰りなさい。戦兎さん。」

 

ヴィヴィオがフェイトに抱きついていた。

 

「あ、パパ~。フェイトママがお菓子をくれたんだ!」

 

おお、原作道理にできるかもしれない。それよりもフェイトには聞きたいことがあったんだ。

 

「なぁフェイト。」

 

「なに?」

 

「お前、龍斗のことどう思っている?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、えと、と、友達、だよ?」

 

「いや、絶対にそれ以上の関係に...」

 

「わ、わわわわぁぁぁ!!!」

 

ヴィヴィオはフェイトの表情変化を見て笑う。

 

「フェイトママ、顔真っ赤だよ~」

 

「う、うん...」

 

こいつは、恋に落ちてますな。きっかけは闇の書事件の俺がいない間だろう。

 

「まぁいいや。さっさとくっついてしまえよ。じゃないと....」

 

「じゃないと?」

 

「年上の人に取られちゃうかもよ?」

 




このままフェイトと龍斗の恋愛物語を書きたいのですが、それは番外編で。


まだまだストーリーは進んで行きます。


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73.なのはママ、誕生!!!

原作道理に進めるように試行錯誤する主人公。


なのはをヴィヴィオのママにする。簡単なようで難しい事だ。

 

「なのはママ~~。」

 

「なに?ヴィヴィオ。」

 

嫌、簡単でした。なのはが魔法を使用している所を見せたらあっという間だったよ。全く、何を心配してたんだか...

 

「戦兎、これ滅茶苦茶使いやすいな!」

 

「ああ、今迄のお前の戦い方から使い易く作ってあるはずだ。」

 

「っしゃあ!」

 

嬉しそうだな、おい。まだまだ全部の機能を使えないのにな。

 

「ん~、龍斗...パパ?」

 

「!」

 

フェイトさんや、何を想像したんです?またまた顔が真っ赤ですぜ。

 

 

今はいつもの朝練が終わり、それを見ていた俺とヴィヴィオ、フェイトが外で散歩をしている途中の風景だ。

 

「姉弟子、そろそろティアナ達を待たせるのは...」

 

「うん、それじゃあ戻ろうか。またね、ヴィヴィオ。」

 

「いってらっしゃーい!」

 

おう、娘がいるのも....イヤイヤ、俺には一斗がいるじゃないか。

 

「そろそろ私も仕事があるから...」

 

「ん、ほらヴィヴィオ。フェイトママにサヨナラしよっか。」

 

「はーい!いってらっしゃい!フェイトママ!」

 

「はい、行ってきます!」

 

フェイトも仕事に戻っていった。

 

「さあ、部屋に戻ろうか。」

 

「うん!」

 

あ、ヤバイ。親のままでいいかも知れない。

 

 

____________

 

 

ただ、平和な日々は続かない。

 

「対象者の内、三人を確認。」

 

「....また会うなんてね。一斗君。」

 

俺達は機動六課で今日は寝泊まりするはずだったのだ。一斗もマンションではなくこちらに帰ってきている。

 

「ヴィヴィオを連れて離れてろ。」

 

「父さん...」

 

翼さんに多分弟と思われる男性。同時に来られると流石に辛いな。

 

「フク、あれを取ってきてくれ。」

 

『♪~~~~』

 

頷き割れた窓から外へ出ていくフク。頼んだぞ。

 

「翼さん、あなた達目的は何なんですか!」

 

「姉さん、話す必要はないよ。」

 

「そうね。ネビュラ!」

 

『マスター認証、リモコンブロス、エンジンブロス。セットアップ。』

 

『ギアリモコン』

 

ネビュラスチームガンにギアをセットしてトリガーを引く。すぐさまギアを取り外し弟に渡す。

 

『ギアエンジン』

 

『ファンキー!』

 

『潤動』

 

弟もギアをセットしてトリガーを引く。2人によって放たれた黒いガスは潤動という言葉をキーに彼らをブロスへと変えた。

 

「先ずは王様が優先よ。」

 

「ああ。確実に連れて帰る。」

 

「やらせるかよ...!」

 

『マックスハザード・オン』

 

すぐさまユニゾンしビルドドライバーを装着する。ハザードトリガーもセットしてフルフルラビットタンクボトル振る。

 

『ラビット』

 

割ってさす!

 

『ラビット&ラビット』

 

『ビルドアップ』

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

『オーバーフロー』

 

『ラビットラビット』『ヤベーイ!』『ハエーイ!』

 

守り抜いて魅せる!




次回、囚われる2人!

助けられるのか?


いやほんと、ビルドが面白すぎるぅぅ!!!


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74.破壊された日常

あの子が遂に!!!


いくらラビットラビットでも2対1は戦いずらい。片方を倒せばもっと楽になるんだがな。

 

「はあ!」

 

しまった、リモコンブロスの攻撃を受けている間にエンジンブロスがヴィヴィオの元へ行ってしまう。

 

「パパ....助けて...」

 

「大丈夫、お兄ちゃんが何とかするから...」

 

「何を言っている。二人共確保する。」

 

だがな、問題はないんだよ!

 

『♪~~~~』

 

「フク!」

 

よし!フクには一斗のベルトとゼリーを取ってきてもらったんだ。

 

「フォレス、何を...」

 

アイツがいればハザードレベルを一時的に上げられる!

 

「フク!お前もやるんだ早く!」

 

ベルトを渡すとフォレスと同じように腕に装着されて装甲を形成する。

 

「今なら使える!一斗、お前がヴィヴィオを守るんだ!」

 

「!、僕が....仮面ライダーに...」

 

ベルトを装着して無意識にゼリーのキャップを正面に合わせる。ゼリーをベルトにセットすると同時に衝撃波が起こりエンジンブロスが吹き飛ばされる。

 

『ロボットゼリー』

 

レンチを押し下げゼリーを潰す。

 

「....変身!」

 

クローズチャージと同様にビーカー型のファクトリーが展開されバリアブルゼリーが下からせり上がってくる。

 

『潰れる!』『流れる!』『溢れ出る!』

 

アンダースーツが装着されて頭部からバリアブルゼリーが装甲を形成していく。

 

『ロボット in グリス!』『ブラァ!!!』

 

「絶対に、ヴィヴィオを守る!」

 

覚悟は既にできてるみたいだ。

 

「何!?」

 

「一斗君が、仮面ライダー!?」

 

動揺が隠せてないな。俺はリモコンブロスを軽く吹っ飛ばしてグリスの横に並ぶ。

 

「....行けるか?」

 

「うん。やれるよ。」

 

「そっちは頼んだぞ!」

 

「うん!」

 

俺はリモコン、一斗はエンジンへと向かって行く。

 

『ツインブレイカー』

 

「はああぁぁ!!」

 

「がっ!!」

 

エンジンブロスは腹部にアタックモードをもろに喰らう。さすがだな。龍斗と特訓してた時期もあったからだろう。

 

『マグネット』

 

俺はフルボトルバスターにマグネットフルボトルをセットしてトリガーを引く。

 

「くっ!」

 

流石に人はつぶせないので地面にはいくつばらせる。

 

『グラビティ』

 

「がっ!」

 

追い打ちにミカが魔法を発動させる。AMFがあろうとビルド式には効かない。魔法じゃないからだ。

 

「くっ....」

 

「...もうやめよう、翼さん。俺達が争ったところでスタークは...」

 

「弟は....翔は、スタークの毒に....身体を侵されて...います。」

 

「何?」

 

なんだと?毒?取り合えず動けないがしゃべることが可能なくらいに重力を弱める。

 

「スタークは私達に出会うとすぐに翔に毒を打ち込みました。私は、解毒を約束に協力しているんです。」

 

「脅されてたのか。」

 

「はい。対象の3人の内一人でも確保できればいいと。翔はこの毒が自分の中にある事を知りません。」

 

「.....が!!!!!」

 

突然何かに蹴飛ばされて変身が解除されてしまう。

 

「....スターク。」

 

「何をしている?さっさと王様を捕まえろ。」

 

「はい。」

 

重力も解除されてしまった。リモコンブロスがヴィヴィオへと向かって行ってしまう。

 

「すいません。」

 

ヴィヴィオは気絶させられてエンジンブロスに連れていかれてしまう。

 

「ヴィヴィオぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!」

 

「撤退だ。もうそいつは必要ない。」

 

「了解。」

 

『エレキスチーム』

 

「がっ!」

 

エレキスチームをくらい変身が解除されてしまう一斗。

 

「まさか強制的に覚醒させるとはな...さすがは葛城巧の助手ってところか。」

 

「ヴィヴィオを、ヴィヴィオを返せ!」

 

「無理な事だ。王様は計画に確実に必要だからな。その代わりにこいつをやるよ。」

 

スタークは動けない俺に新たなフルフルボトルを投げてくる。

 

「そいつで取り戻しにこい。じゃ、チャオ♪」

 

「スターーーーーーーーーーーークぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!」

 

取り残されたのは破壊された機動六課と気絶した一斗、そしてスタークの残したボトルだけだった。

 




強制的にハザードレベルを上げられる。

だがそれは代償があった。


次回、俺達の正体


スターク、俺はぜってぇ許さねぇ!!!


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75.俺達の正体

襲撃によりギンガが捕らわれてしまう。

結果暴走したスバルは龍斗によって止められたが精神的に彼女は追いこまれてしまった。


戦闘機人とガジェットによる地上本部の襲撃により管理局は本部の機能を停止させられた。

 

敵ながら見事とも言いたくなる。同時に敵が施設や警備の全てを知っていたのではとも考えられる。

 

機動六課のメンバーにも被害はあった。機動六課は俺達がいたにも拘わらず崩壊、重傷者が多数出てしまった。

 

ヴィータの相棒であるアイゼン、スバルのマッハキャリバー破損してしまった。リインもヴィータをかばった為に今は眠ったままである。俺も怪我は軽いものの、ヴィヴィオを連れていかれてしまっている。今は医務室で一斗が目を覚すのを待っている。

 

「一斗....」

 

流石に無茶をしたのだ。本来ならばハザードレベルが基準値に上がるまで使えないベルトを一時的とはいえ使ったのだ。更には、フォレスとフクが停止してしまったのだ。エネルギーの使い過ぎにより、彼らもしばらく動けない。チャージには一斗の魔力が必要だから。

一斗がグリスとして戦うのは無理ということだ。

 

「戦兎、話がある。」

 

スバルについて龍斗が話に医務室を訪れた。目の前で姉であるギンガがさらわれ体の方にも重傷と呼べる外傷を受けている。更には自身の隠していた事がばれてしまったらしい。

 

「だからさ、俺達が....人でない事をどうしようもなくなったら言おうと思うんだ。」

 

彼なりの償いなのだろう。スバルの目の前でギンガが捕まるのを見ていた龍斗の声は何時もの声よりも低く、小さくなっていた。

 

「...分かった。」

 

 

「姉弟子がさ...クマのぬいぐるみを見つけたんだ...」

 

ああ、俺にも見覚えのある。ヴィヴィオが気絶するまで大事に抱いていたものだ。なのはが今朝プレゼントしたものだったはず。

 

「....スバルの所に行ってくる。」

 

「ああ...」

 

俺は声を押し殺して泣いた。力強く、フルフルボトルを握り締めながら。

 

 

____________

 

「スバル、龍斗だ。入るぞ。」

 

俺はスバルの元を訪れた。既にティアナが来ていた。大方姉弟子かシグナムあたりが見舞いに行って来いと言ったのだろう。エリオの姿はない。ティアナが来たから部屋から出たのか。キャロもいると聞いていたから多分エリオと一緒に居るのだろう。動き回れるのなら取りあえずは一安心かな。

 

「龍斗さん、身体の方は大丈夫なんですか?」

 

「ああ、昔っから何かと怪我をしてたからな。直りは早いんだ。」

 

「そういうのは当てにならないんです。ちゃんと検査しましたか?」

 

「おう、ちゃんと正常だったぜ。」

 

「ならいいんですが....」

 

ティアナは俺のことも心配してくれた。うれしいことだが今は...

 

「スバル、身体の方はどうだ?」

 

「....大丈夫ですよ...神経ケーブルが逝っちゃってたので....左腕はまだ上手く動かせないですけど」

 

「そうか...悪かったな」

 

原因は俺にもある。暴走したスバルを止めるためとはいえ、マグマナックルで左腕を殴ったのだ。だから俺は頭を下げた。

 

「何で龍斗さんが誤ってるんですか?それは...私がすることのはずです。私がみんなの忠告を無視して先行してなければ....」

 

「どうあったとしても、今のその傷は俺が付けたものも混ざっている。だからこれは、俺のわがままなんだ。」

 

「でも...!」

 

「スバル、今回はあんたが折れなさい。」

 

「ティア、だけど...」

 

「あんたがあんたで思うところがあるんでしょうけど、龍斗さんにも龍斗さんで思うところがあったのよ。それに、お互いが悪かったってことで終わるのよ。だから、今日はあんたが折れなさい。」

 

心身ともに弱っているであろう相棒に対して何とも容赦のない言葉をかける。それは相棒だから故になのだろう。

 

ただまあティアナのおかげで、スバルは納得できないという表情を浮かべながらもどうにか納得しようと考えてくれたみたいだ。これならさっきみたいな繰り返すだけの会話にはならないだろう。

 

「それにしても余り普段と変わらないですね。」

 

「俺も変わらないようにしているだけさ。」

 

「いえ、私が言いたいのはそこじゃなくて変に気を遣ってると話が進みそうにないので簡潔に言いますけど、龍斗さんは今回の一件でスバルの体ことを知りましたよね?」

 

俺は戦兎から原作について聞いている。その中でスバルの正体も聞いている。

 

「俺はスバル達の体のことは知っていた。」

 

「え...スバル、あんた龍斗さんには言ってたわけ?」

 

「ううん...ティアから止められてたし、龍斗さんに言った覚えはないよ。」

 

「俺に話してくれたのは戦兎だ。」

 

俺の言葉にスバルとティアナは驚きの表情を浮かべる。無理もない。

 

「何で戦兎さんが...」

 

「それには俺達の事が関係している。まず初めに、この事は絶対に他の人に話してはいけない。それでも聞くか?」

 

二人は顔を合わせて揃って頷いた。

 

「先ず、俺達は人間じゃない。俺達はネビュラガスという特殊なガスを注入されている。だから、ライダーシステムを使用でき、戦うことが出来た。」

 

 

俺はネビュラガスの事などを話した。そして

 

「戦兎は元々、この次元嫌、この世界の住人じゃない。」

 

「えっと、それはなのはさん達と同じ地球出身ってことじゃ...」

 

「そうじゃない。同じ地球じゃないんだ。アイツは平行世界の地球から来たんだ。」

 

俺も似たようなものだが、旅ができたのは士さん達がいたからだ。そのことは話さなくてもいいだろう。

 

「その世界では、とあるアニメが放送されていた....『魔法少女リリカルなのは』...タイトル通り姉弟子が主人公のアニメだ。」

 

「そんなの、どの次元世界でも放送されていない..!」

 

ティアナは直ぐ調べたが出てこない。当たり前だ。平行世界のものだからだ。俺は戦兎に聞いた物語を話す。勿論、俺達が経験した本当のことも話した。

 

「俺達はネビュラガスを注入された時点で、スマッシュになるはずだったが人で入れているだけだ。」

 

考え方を変えれば俺達は戦闘機人よりも戦闘能力があるため、本当の意味で兵器とも言えるだろう。

 

俺に出来るのは俺の気持ちを真っすぐにスバルに伝えるだけだ。

 

「俺は、スバルがどうであれ人として見ている。まあ色々と有るけど、お前が最も聞きたい部分で言えばお前の体のことで人間として認めないつもりはない。俺はお前も他のメンバーを変わらない人間だと思っている。」

 

「そう言ってくれるのは嬉しいですけど...でも本当にそう思ってるんですか? 私は普通の人間とは違います。別に何を言われても平気ですから本当のことを言ってください!」

 

「何度言われても俺の答えは変わらない。ただ...そんな事を言ったら俺も、戦兎も人間じゃないことになるぞ。」

 

「.......」

 

納得いかないのだろう。だけど..

 

「確かにお前には戦闘機人としての力....触れるだけで外側だけでなく内側も破壊する力がある。それは事実だしそれ自体は危険な力になる。だがそれは別にお前だけに言えることじゃない。俺達にだって似同じようなことが言える。」

 

スバルは俺の言葉に首を傾げるが、続きを聞けば理解できるだろうと話を進める。

 

「俺には戦闘機人としての力はない。が『仮面ライダー』っていう力がある。更には『魔法』も」

 

「え、でも...」

 

「ああ、片方はスバルやティアナを含めて魔導師なら当たり前の力だ。けれど一般人からすれば恐怖を覚える可能性があるだろう。それを仮の話として考えてみろ...もしも俺が非殺傷設定を切って本気で攻撃したらお前らはどう思う?」

 

「それは...悲しいだとかそういうことを考える前に」

 

「うん....怖くて仕方がないと思う」

 

魔法がある世界で過ごしていると常識や当たり前の力として魔力を持つ人達は忘れてしまいがちになるが、魔法という力も戦闘機人としての力と変わらない人を傷つけることが出来る。ふたりの表情を見る限り、きちんとそのことを再確認してくれたようだ。

 

「ライダーシステムも同じだ。実際に敵にもライダーシステムを使うものがいる。なら分かっただろう?スバル、お前の戦闘機人としての力も魔法だろうと結局はただの力。扱い方次第で簡単に人を傷つける事ができる。だから戦闘機人としての力があるからってあれこれ考えるな」

 

「でも....それを抜いても」

 

「人工的に造られた身体を持っている人間は世の中に五万と居る。戦闘機人はその先のような存在だ。何よりスバル、お前には姉弟子への憧れやティアナ達への信頼や思いやり、自分の体に対して思うところや気持ち...それらをまとめた自分の『意識』がちゃんとあるだろう?」

 

人形だとか兵器だとか呼ばれる存在に自分の意思なんてない。それは士さん達から学んだ。だからこそ生身の人間であってもその言葉は使われるんだ。なら逆に言ってしまえば自分の意思があるんなら機械の体を持っていようと人間である事に変わりない。

 

「スバル、俺はお前と同じじゃないからお前が自分の事をどう思っているのかを完全に理解することは出来ない。でもこれだけは言える。スバル....お前はティアナ達と何も変わらない。お前のことを戦闘機人だとか兵器だとか言う人間はいるかもしれないが、俺にとってお前は『スバル・ナカジマ』っていうひとりの人間で俺の仲間だ。」

 

「....龍斗さん...」

 

「泣きたいときは泣けばいい、困ったことがあれば話せばいい。俺も知識は足りないが、明るくて元気な俺の大切な仲間のひとりなんだ。」

 

スバルは泣き始めてしまう。それをなだめるように俺は話す。

 

「俺が、絶対にギンガを取り戻す。約束だ!」

 

「...はい!」

 

彼女の顔は先ほどとは異なり、何かを乗り越えた顔だった。

 




ムズイ...内容的に戦兎達の正体を入れる必要が果たしてあったのかと思ってしまう。


もしかしたら書き直すかもしれません。


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76.通信

あの人が味方になるのは....


機動六課が崩壊してから一週間がたった。無事に一斗は目を覚まして今は学校に通っている。だが、まだヴィヴィオの事を引きずっているみたいだ。俺もだが。

 

スカリエッティ一味とスターク達により拠点を失った俺達は廃棄寸前だったアースラを新しい拠点として使っている。俺はこの事件を終わらせなければならない。

 

血の繋がりがある本当の親子というわけじゃない。今の俺はあの子の保護責任者。一緒に過ごした時間はわずかだけど俺にとって大切な存在になった。それだけにあの子が、痛い目に遭っていたり怖い目に遭っているんじゃないかと考えると体が震えそうになる。でもそれは俺だけじゃない。みんな何かしらの不安や恐怖を感じている。それに負けないようにみんな過ごしているんだ。

 

「....」

 

今俺はアースラのコントロール室に向かっている。はやてちゃんがこれからについて決めたらしい。到着すると既にみんなが集まっていた。

 

「巧にぃも来たな」

 

如何やら俺を待っていたみたいだ。

 

「地上本部による事件の対策は相変わらず後手に回っています。理由としては地上本部だけの事件調査の継続を強行に主張し、本局の介入を固く拒んでいるからです。よって本局からの戦力投入はまだ行われません。また同様に本局所属である機動六課にも捜査情報は公開されません」

 

 地上本部と本局の仲が悪いのは原作で知ってはいたがここまでとは...今の状況から考えれば互いに協力するのがベストだって思うはず。立場に違いはあれど管理局員ということには変わりはないんだから。それで簡単に事が進むのならそもそも仲が悪くなったりしてないんだろう。

 

「そけやけどな、私達が追うのはテロ事件でもその主犯格のジェイル・スカリエッティでもない。ロストロギアである『レリック』。その捜査線上にスカリエッティとその一味、スターク達が居るだけ。そういう方向や...で、その過程において誘拐されたギンガ・ナカジマ陸曹と戦兎さんの保護児童ヴィヴィオを捜索・救出する。そういう線で動いていく...何か意見があれば聞かせてほしい。」

 

俺たちにとって動きやすい。だが、うまくはいかない。

 

「はやて隊長、通信が入っています!」

 

「だれからや?」

 

それは、彼が動き出した証拠だった。

 

「....『ティーダ・ランスター』からです!」

 

「えっ...?」

 

ティアナはすぐさま反応した。それが6年前に死んだはずの兄からの通信だったから。

 

『手短に説明する。ビルド、スターク達からギンガ・ナカジマを奪還した!だから...僕の話を聞いてほしい...!』

 

「....あ.....ああ....」

 

そこには、10年前に会った時と変わらない、ギンガを抱えたティーダが映し出されていた。




げんと君。作者は君の伏線に気が付いていたさ。

だからこそ、スターク達にはライダー4人で挑んでほしいんだ!


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77.兄妹の再会

俺は六課の外に出ていた。勿論、さっきのティーダからの連絡があったからだ。

 

「待たせたね、ビルド....」

 

ボロボロになりながらもギンガは無傷で運んで来たティーダ。

 

「どういうことだ?お前がスターク達を裏切るなんて...」

 

「僕の目的が果たせそうになくなったからね。これ以上は、ティアナから離れるのも無理だし...」

 

シスコンここに極まれりってか。

 

「兄さん!」

 

「ティアナ....」

 

ティアナがティーダの元へ走る。俺はギンガを預かり背中を押す。

 

「感動の再会だ。邪魔はしないよ。」

 

「ありがとう...」

 

抱きついたティアナは泣き出す。

 

「何で...生きていたなら連絡してよ...」

 

「僕の身を隠さないといけなかったんだ...」

 

ティーダは語った。自分は死なず、スターク達に助けられたらしい。自由に過ごせと言われたためティアナの夢をかなえるために力を尽くそうとしたらしい。自らが悪者、ローグになることによって。

 

「そんなの....私が叶えることなのに...」

 

「僕はあの時死んだんだ。今は人間じゃないしね。」

 

「!」

 

ティアナはスバルと共にライダーシステムを使用すために必要な事を知っている。今は自分の兄の発言が納得いかないんだろう。

 

「兄さんは...兵器じゃない。仮面ライダーなんだから...またみんなの為に、戦って!」

 

「僕は...罪を犯し過ぎた...」

 

口は出さないつもりだったんだがな。

 

「ティーダ、君はこの事件の後に、罪を償うんだ。妹を、ティアナをこれ以上悲しませないように...」

 

「う、うあぁぁ!!!!!!!」

 

みんなが様子を伺いに来た時には仲良しな兄妹がベンチでなきつかれて寝ていた。

 

_____________

 

俺はギンガを医務室へ連れて行った。

 

「特に異常は見られないわね。」

 

「そうか...」

 

シャマルはそう話すが、如何やら目が覚める様子はうかがえない。暫くは眠ったままだろう。

 

「ギン姉!」

 

「スバル、静かに。」

 

「あ、はい。」

 

スバルは走ってきた為に息を整える。

 

「良かった...ギン姉...」

 

俺はシャマルに後は任せて医務室を後にした。

 

 

___________

 

感動の再会には余り時間がなかった。目を覚ましたティーダから話を聞こうとすると緊急の連絡が入ったのだ。

 

『戦兎、スカリエッティ一味のアジトが見つかった!』

 

「いよいよか...」

 

スカリエッティ一味、スターク達との戦いは終盤を迎えている。終止符が打たれるまでに次々と心が折れる出来事がある。これからの未来のために俺はそれを乗り越えてみせる。だがスカリエッティは、出し惜しみするつもりはないのか、管理局側の気持ちを砕く為に更なる一手を使ってきた。ルールーの召喚が確認出来たと思うと、彼女が召喚した無数の虫達が地鳴りを起こし始める。それと同時にスカリエッティからの映像も流れ始めた。

 

『さあ、いよいよ復活の時だ!私のスポンサー諸氏、こんな世界を作り出した管理局の諸君、偽善の平和を謳う聖王教会の諸君....見えるかい?君達が危惧しながら恐れていた絶対的な力を!』

 

「しまった!ゆりかごが起動したんだ!」

 

ティーダは、作戦を聞いてきたみたいだが、この感じだと余り説明されてないみたいだ。

 

スクリーンには破壊された地面の一部が浮かび上がる。

 

『旧暦の時代、一度は世界を席巻し、そして破壊した古代ベルカの悪夢の英知!』

 

名前は『聖王のゆりかご』。

 

古代ベルカ時代にに聖王軍から開発を手伝ってほしいと言われたものだ。勝利へと導いた超大型質量兵器。あれがスカリエッティの切り札か?じゃあスタークは何を...

 

『見えるかい? 待ち望んだ主を得て古代の技術と英知の結晶は今その力をがっ!!!』

 

そこで画面は切り替わり、何故か苦しむスカリエッティが映し出される。

 

『な、何を...!』

 

『お前は用済みだ....じゃあな。』

 

『がぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!』

 

スタークによって毒を撃ち込まれ、紫色の粒子となって消滅する。

 

『さあ、ショータイムの始まりだ!!!!!!!』

 

聖王のゆりかごの内部と思われる映像を映し出され玉座のような場所に浮かぶひとつの小さな影。目を閉じて玉座に座っている幼い顔立ちと金色の髪の少女は、つい先日まで俺達と共にに居たヴィヴィオだった。

 

『...!?痛い...いや、怖いよ! ママ、パパぁぁ!』

 

泣いているヴィヴィオの傍にいてやれないのが、悔しくてしょうがない。

 

『うぅ...痛い、痛いよぉぉぉ! ママぁぁぁ、パパぁぁぁぁ!』

 

...スターク、俺はぜってぇお前を許さねえ。

 

俺の手に握られていたフルフルボトルは少しずつだが熱を帯びていた。




これからが書きずらくなっていく。


それでも、最終回まだ描き続けます。


今後ともよろしくお願いいたします。


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78.最終決戦前に

これが、一番やりたかった!!!


俺達は直ぐにアースラの中に転移し会議室に集められた。そこで艦長席に居るはやてちゃんから今後の方針についての話を受ける。

 

「理由はどうあれレジアス中将や最高評議会は、異形の天才犯罪者ジェイル・スカリエッティを利用しようとした。だけど、スタークによってスカリエッティは殺害された。どこからどこまでが誰の計画で何が誰の思惑なのか、それは分からへん」

 

最高評議会の3人は旧暦の時代、まだバラバラだった世界をまとめた者達であり、その役割を継いで現在も活動している時空管理局を見守るために評議会制を作ったはずだ。最高評議会の連中がどういう奴らなのかは知らない。だがスカリエッティなんて男を利用して平和を築こうとしたあたり、信用できる善人ではないだろう。俺からすれば、単なる偽善者にしか考えられない。だからこそ...

 

「だけど今、巨大船が飛んで街中にガシェットと戦闘機人が現れて市民の安全を脅かしてる。これは事実、私達は止めなあかん」

 

俺達がなすことは分かってるだからこそ、

 

「ゆりかごには本局の艦隊が向かっているし、地上の戦闘機人やガジェット達も各部隊が協力して対応に当たる」

 

「だけど高レベルのAMF戦をできる魔導師は多くない。私達は3グループに分かれて各部署に協力することになる」

 

それじゃあまだ、スタークを倒せない。

 

「はやて隊長、お願いがあります。」

 

「何ですか、戦兎さん。」

 

「俺達仮面ライダーに、ゆりかごの事は任せてくれませんか?」

 

『!』

 

「俺には、過去でゆりかごの製作に関わった為に内部の記憶があります。だから...!」

 

はやてちゃん、これは俺のわがままだ。自分が仮面ライダーでいるからこそ、ここでみんなの未来を守らなくちゃいけないんだ。

 

 

「....分かりました。戦兎さん、龍斗さん、ティーダさんはゆりかごへ、私達は地上のガジェット、戦闘機人の対処に当たります。...これでええ?」

 

「ああ、ありがとう。」

 

「貸やからね。」

 

他は原作と変わらず変更はない。俺達はアースラの転移ゲートまで移動する。

 

「準備はいいな?」

 

「おう!」

 

「はい!」

 

だがまだ一人足りない。

 

___________

 

僕は学校にいるはずなのに、スカリエッティっていう僕を狙った人が映るスクリーンを見詰める。クラスメートが先生の指示に従って移動する中、僕はフクとフォレスに話しかけた。

 

「僕も、戦える。行くべきなのかな?」

 

『♪~~~~』

 

何だか、自分で決めろって言っているみたいだ。なら...

 

「先生!」

 

「何ですか、一斗君。君も早く...」

 

「僕は、行かなくちゃならないんです。」

 

「.......分かりました。絶対に帰って来なさい!」

 

「、はい!!!」

 

僕は魔法陣を展開してアースラに転移した。

 

 

_____________

 

「っと、来たな。」

 

「父さん~先輩も。後、だれ?」

 

「僕も仮面ライダーさ。」

 

「成程、分かりました。よろしくお願いします!」

 

「ああ、ローグだ。」

 

「グリスです。」

 

ホントに全員揃ったな。

 

「今からミッドチルダの一番高い、タワーの頂点に転移する!」

 

『はい!「おう!」』

 

俺達はアースラから転移した。

 

___________

 

 

この日、管理局が管理する次元世界全てのありとあらゆるスクリーンに、4人の男が映し出された。

 

あるものはDSAAで語り継がれた者、あるものは死んだとされ悪者を演じた者、一見、どこにでもいるような小学生にしか見えない者、そして、ビルド式を創り上げた科学者。

 

彼らはそれぞれがベルトを装着して同じ言葉を叫んだ。

 

『変身!』

 

これが語り告げられるJ・S事件の、仮面ライダー達の戦いの記録の始まりである。

 

 




やりきったぞ!!!!!!


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79.同時変身

これぞ多人数ライダーの定番!


無限書庫の中で一冊の本が光り輝き始める。それは以前も戦兎を巻き込んで、ミカを起動させたあの本である。

 

誰もいない中で転移していった。

 

_____________

 

「行くぞ、皆!」

 

 

俺達はそれぞれのベルトを装着してボトル又はゼリーをセットする。

 

『デンジャー!』

 

『クロコダイル』

 

『ドラゴンゼリー』

 

『ロボットゼリー』

 

『マックスハザード・オン』

 

俺はトリガーをベルトにセットしてフルフルラビットタンクボトルを折り曲げてセット、ハンドルを回す。

 

『ARE YOU READY?』

 

『変身!』

 

レンチを倒して押し潰す、又は砕く。

 

スクラッシュ組はビーカー型のファクトリーをそれぞれ展開しバリアブルゼリーが下からせり上がってくる。俺は前後にハザードライドビルダー展開し、エニグマによってラビットラビットアーマーが転移してくる。

 

『割れる!』『食われる!』『砕け散る!』

 

『『潰れる!』』『『流れる!』』『『溢れ出る!』』

 

『オーバーフロー』

 

ティーダはファクトリーの左右から巨大なワニの顎が現れ小型ファクトリーを噛み砕く。

 

一斗と龍斗は液体が上がりながら螺旋状に包まれてアンダースーツを装着し頭上からヴァリアブルゼリーを全身に浴びる。

 

俺は挟まれアーマーを装着する。

 

『クロコダイル in ローグ』『オーラァ!!!』

 

『ドラゴン in クローズチャージ』

 

『ロボット in グリス』『『ブラァ!!!』』

 

『紅のスピーディージャンパー ラビットラビット』『ヤベーイ!』『ハエーイ!』

 

各自の変身が完了する。俺はユニゾンしているミカにスバルの使うウイングロードを模した魔法を使う。

 

「道は出来た。行くぞ!!!」

 

『おう!』

 

俺達は上のゆりかごへ向けて走り出した。

 

 

____________

 

 

「まだ、あとあれがあれば完成するのに...!」

 

スタークはまだ開発を続けていた。それはパンドラボックスの力を効率よく使うことができる究極のドライバー。

 

まだ肝心のパンドラボックスが見つかっていなかったのだ。だが...

 

「は、ハハハ....ハハハハハ!!!!!!!!!遂に見つけたぞ!パンドラボックスぅぅぅぅ!!!!!!!!」

 

彼の見ているスクリーンには、本からの封印が解かれ飛んでいるパンドラボックスだった。

 

______________

 

「戦兎、あれ!」

 

「なっ!?」

 

俺達がゆりかごへ向かう中、パンドラボックスが飛んできた。この期に及んで一体何を...

 

「そいつをよこせぇぇぇ!!!!」

 

「スターク!」

 

ティーダがゆりかごから落ちてきたスタークの足止めをしてくれている。

 

『......』

 

パンドラボックスは静かに光り出し、スタークが渡したフルフルボトルと龍斗のボトルが変化し始める。

 

「これって...」

 

龍斗にはドラゴンマグマフルボトル、俺には...

 

「『フェニックス』?」

 

まさか...!

 

ここでパンドラボックスはミカが転移魔法でアースラへと飛ばした。これならスタークが手に入れることはないだろう。

 

「邪魔だぁぁ!!!!!!!!!!」

 

スタークはローグを吹っ飛ばしてこちらに近づいてくる。俺は龍斗にローグを頼み、一斗は先に進むように指示する。

 

「お前が....俺にこれを渡した事を、後悔するんだな!」

 

俺はスタークの相手をする。さっき出来上がったこのボトルで!!!

 

『マックスハザード・オン』

 

 

再びトリガーのスイッチを押してボトルを振り割って指す!

 

『フェニックス&フェニックス』

 

 

『ビルドアップ』

 

俺はハンドルを回す。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

 

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

 

 

ハザードライドビルダーが展開されて結合し、俺をフェニックスロボハザードへと変身させる。

 

『ARE YOU READY?』 

 

『オーバーフロー』

 

 

新たなエニグマが火の鳥を呼び出した。バラバラになった火の鳥を装着する。

 

『不死身のディスティニーソルジャー!』『ツインフェニックス!』

 

これが、俺だ!

 

『ヤベーイ!』『マジヤベーイ!』

 

「スターク、お前はここで終わらせる!」

 

ビルド、ツインフェニックスフォーム。これが俺の全力だ!

 

______________

 

「お~い!一斗!」

 

「あ、先輩!」

 

ローグを助けた後、俺達はゆりかごへ走っていた。

 

「そういやぁ、ブロス達はどうした?」

 

「この感じだと、中で待機してると思います。」

 

ティーダはティアナの為に悪者を演じた。これだけでこいつは信用できる。

 

「!父さん!」

 

ビルドが見たことのない姿で飛び回っているのだ。

 

「飛んでる...」

 

「思いっきりスタークを圧倒しているじゃないか...」

 

流石、そうとしか言えない。ライダーシステムの初使用者だけはあるな。だから

 

「俺達はこのまま乗り込むぞ!」

 

『はい!』

 

俺達は背中を任せ、走り出した。

 

________________

 

「がっ...パンドラボックスがぁぁぁ!!!!」

 

「諦めろ。これは、俺達が受け継いだ力だ!」

 

俺はこのフェニックスに見覚えがあった。猿渡研究所で働いているときに見た設計図に書かれていたからだ。

 

誰か...猿渡夫婦が完成させていたのなら、これは俺だけの力じゃない。一斗の力もあるはずだ。

 

「落ちろ!」

 

俺はバスターブレードモードを振りかぶりスタークへ切りかかる。正気ではないスタークは直撃を喰らい吹き飛ばされる。

 

「これで!」

 

俺は一回だけハンドルを回す。

 

『READY GO』

 

『ハザード・フィニッシュ』

 

『ツインフェニックス・フィニッシュ』

 

背中のアーマーから大きな火が出てきて翼を形成する。俺はそのまま落下し始めているスタークへ向けてキックを放つ。

 

「はあぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

「俺は....おれはぁぁぁぁ!!!!」

 

ブラッドスタークから俺に似た姿に戻ったスタークはキックの威力でゆりかごの、自身が落ちてきた所へ直撃した。

 

「.........」

 

気絶では済まなかっただろう。俺はスタークを放置し、先に向かった一斗達の後を追った。




スタークはボロボロに。

究極のドライバーも完成せず、完全に負けて貰いました。


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80.スタークの罠

フハハハハハ!!!!!!

大きな力には代償が付き物なのだよ!


「ここがゆりかごの中....」

 

「戦兎がくれた情報だとここを真っ直ぐに行くと玉座に行けるみたいだ。行くぞ!」

 

『はい!』

 

俺達は無事にゆりかごの中に入ることが出来た。だが、

 

「ここから先へは」

 

「行かせません。」

 

ブロス達が出てきた為に戦闘に入っていた。

 

「しょうがない、クローズ!君は先に進んでくれ!」

 

「先輩、先にお願いします!」

 

「分かった!」

 

俺だけ先に進むことになった。

 

 

______________

 

「翼さん、父さんから話は聞いています。」

 

「そう...だからと言って手加減はしないわ!」

 

リモコンブロスがネビュラスチームガンで乱射してくるが、ほとんどをツインブレイカーで無力化する。

 

「私は止まれない...あの子を救うために!」

 

「それは僕も同じです!ヴィヴィオを、妹を助けに行かなくちゃいけないんだ!」

 

僕達はお互いの意見をぶつけ合い、戦った。だが...

 

「これで!」

 

『スクラップ・フィニッシュ』

 

僕がキックを放とうとした時に、問題が起こった。

 

_______________

 

「何故裏切りなどと....」

 

「僕の目的は、ここにいては達成できなくなってね。だから裏切った。元々君たちのやり方は気に食わなかったんだ!」

 

「あなたは、姉さんの彼岸の為に犠牲になってもらう!」

 

「それは僕も同じだ!」

 

翔は姉のためなら何でもしそうな位に溺愛していた。彼らが連れてこられた10年前に比べたら身長も近くなり、精神的にも成長したのだろう。ある一点を除いては。

 

僕はレンチを倒し技を発動させる。

 

『クラックアップ・フィニッシュ』

 

「がぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

 

両脚を足のように変化させ三回程挟み込む。すると、元の姿に戻ってしまう。

 

『スクラップ・フィニッシュ』

 

如何やらあっちも決着が付いたらようだ。

 

僕は、ビルドが話していた事を話した。

 

 

「翼は、君がスタークの毒に侵されていると言っていたが、知っているかい?」

 

「....何?俺は姉さんがスタークの毒に侵されていると....」

 

「あ~あ、ばれちまったか...」

 

「スターク!」

 

以前から見たことの有った桐生戦兎そっくりの姿でスタークが現れた。

 

「お前はビルドが相手をしていたはずだ。どうしてここに!?」

 

「...俺はアイツには負けた。だが...」

 

「ぐっ...ああああああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

スタークが手首をひねると急に翔が苦しみだす。

 

「お前はもう利用できそうにないからな....ここで消えろ」

 

「翔!!!!!!!」

 

「姉、さん....」

 

その言葉を最後に翔は消滅してしまった。落下したギアエンジンの音が、艦内に響いた。




あ~あ、ブラコンが残っちゃったぞ。どうしてくれる?


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81.暴走する地獄

ガジェット達は先に入ったヴィータとなのはが戦ってくれています。


因みにスタークはスカリエッティに成りすまして戦闘機人を動かしています。


ヴィヴィオ戦までは原作通りです。


「....あぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

翼さんがギアを拾い上げて泣き叫ぶ。スタークは何事もなかった様に話し出した。

 

「はっ、ただお前が俺との契約を破っただけじゃないか?」

 

「そんなの...聞いてない!」

 

彼女は変身を解除して泣き崩れてしまう。

 

「スターク、お前は今何をしたのかわかっているのか!?」

 

「ああ。道具を処理しただけだが?使えなくなったら、お前も捨てるだろう?」

 

「黙れぇぇぇ!!!!!!!!!」

 

『クラックアップ・フィニッシュ』

 

ローグさんはその言葉が言い終わる前にレンチを倒してキックを放つ。

 

が、散らばっていたガジェットを盾によけられてしまう。

 

「お前だけは....!?」

 

気が付かない間に翼さんが立っていてローグさんの肩に手を置いていた。

 

「私が...やる。こいつだけは....絶対に!」

 

『マスター認証、リモコンブロス......ヘルブロス』

 

以前とは違うデバイスの言葉に違和感を覚えた。

 

『ギアリモコン』

 

翼さんはギアをセットしてすぐさま抜き取り別のを指し直す。

 

『ギアエンジン』『ファンキーマッチ』

 

「潤動!!!!!!」『フィーバー!』

 

放たれた黒い霧からは白と緑のギアが現れお互いを接触させ火花を散らせる。そしてブロスのアンダースーツに装着されていく。

 

『パーフェクト!』

 

「ヘルブロス、見参!」

 

ああ、これが怒りなのだろうか。マスクの下にある隠れた彼女が、全てを破壊するために動き出した。

 

_________

 

 

「ヘルブロス!?そんなのを使ったら君が!」

 

「ティーダさん、先に行ってください!この男の相手は、私だけで十分です!」

 

彼女はそう言うと、ブラッドスタークへと姿を変えた彼に向かていった。

 

「....ローグさん、先に進みましょう。」

 

「...ああ、そうだね。」

 

一斗君に話しかけられるまで、僕はその場から動けなかった。

 

_______________

 

「ああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

「そうか...これがお前の怒りか!」

 

どうして、どうして、どうして翔は死んだの?

 

「ハハハハハ!!!!!!!!!もっとお前の力を見せてみろ!」

 

そうだ、この男。スタークのせいだ。だから.......

 

 

「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す

殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す__」

 

早く、もっと強く、こいつを確実に壊せる様に....殺せる様に!!!!!!!!!!

 

「がぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」

 

「期待外れだ....ここまで怒って置いてこの程度とは...弟の方が良かったな...」

 

「お前が、翔を語るなぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

 

私は、スタークを殴った。殴り続けた。それでもなお、空いた穴は埋まらない。翔が生きていてくれさえいれば...それだけでいいのに...

 

______________________

 

 

俺がゆりかごの中に入ると、ガジェットを淡々と殴り続けるブロスがいた。

 

「一体何が....!」

 

こっちにも攻撃してきた。

 

「かわすなぁ!!!」

 

!、翼さんか!?

 

「止まってくれ。俺だ、桐生戦兎だ!」

 

「黙れええぇぇぇぇ!!!!!!!!」

 

まるで、見るものすべてを破壊し続けるハザードフォームみたいだ。

 

「弟を、翔を返せ!!!!!」

 

俺はその言葉で理解してしまった。理解しざるをえなかった。

 

「弟が...殺されたのか.....」

 

「......があああぁぁぁぁ!!!!!」

 

殴りかかる対象を壁に変更する。いくらゆりかごとはいえ、こんなにも殴られ続けたら凹み始める。

 

「そいつはもう直ぐ死ぬぞ。」

 

「スターク...」

 

「ヘルブロスは、時間制限がある。それを過ぎると、身体が持たなくなり死んでしまう。」

 

「そうなったら...」

 

俺には弟がどう死んだかは分からない。でも、ここで翼さんを死なせる訳には行かない!

 

「止まれ、止まってくれ翼さん!」

 

「GAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!」

 

「諦めろ、そいつはもう「諦められるか!」

 

「弟がどう死んだかは俺には分からない。でも、この人に生きて欲しいと願って死んだはずだ!」

 

少ししか話していないけれど、この人は自分を犠牲にしてでも弟を救おうとしていた!

 

だから!

 

俺はフルボトルバスターを呼び出しロックフルボトルをセットする。

 

『ロック』

 

「止まっていてくれ....」

 

放ったエネルギーは鎖に変化しヘルブロスに絡みつき動きを止める。

 

「スタークは...」

 

ヘルブロスを一時的に無効にしたころには、スタークは居なかった。

 

「....絶対に、助け出すから」

 

俺は彼女を助け出すことは出来ず、先に進む事しか出来なかった。




僕とローグさんが先輩と合流したのは、先輩はガジェットと戦い終わった時だった。

「先輩!」

「お、おう。わりぃ。先に行ってくれないか?」

先輩の変身は解除されてその顔から疲労が見える。

「先に行ってます!」

「僕も行くよ。」

自ら残ることを選んだ先輩は、

「これを....使うか....」

スクラッシュドライバーからビルドドライバーに付け替えていた。


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82.極熱筋肉

タイトルはお察しの通り!


「龍斗!」

 

ビルドドライバーを装着した龍斗に会った。

 

「わりぃ、何か力が入らなくてよ...」

 

「何やって、え?」

 

気が付かない間に毒針に刺されていた。俺はそこで倒れてしまう。

 

「スターク、何を...」

 

「気が付いていたか。毒を打ち込んだだけだ。さぁ、万丈龍斗。このままだと戦兎が死ぬぞ。それでもいいのか?」

 

「いいわけあるか!...」

 

既にゼリーが、ガジェットの攻撃により破壊されていたのだ。だから龍斗はビルドドライバーを...

 

「お前が戦えないなら、もうこいつは殺そうかな。」

 

「ぐ、があああぁぁぁぁ!!!!!」

 

スタークがそう言うと、生きているかのように苦しみが強くなる。

 

「やめろぉぉ!!!」

 

龍斗はそう言うとクローズへと変身しマグマナックルで殴りかかる。

 

「今のお前じゃ、無理だ。」

 

「なに!?がっ!!!」

 

簡単に防がれてしまい更には、変身も解除されてしまう。

 

「....龍斗....がっ...」

 

「...やめろ、もういいだろ!?戦兎は関係ないだろ!?だから...これ以上は....」

 

「駄目だ。」

 

「ぐああっぁああああああああああ!!!!!!!!!」

 

「スタークぅぅぅ!!!」

 

俺は苦しむ事しか出来なかった。もがき続けることしか...

 

「やめろぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!!」

 

『ボトルバーン!』

 

『ボルケニック・ナックル』

 

「なに!?」

 

突然、スタークが吹き飛ばされ少しだけ楽になる。

 

「もう、どうなっても知らねえぞ!」

 

『クローズマグマ』

 

ナックルのグリップを変形させベルトへセットすると正面のパーツが展開される。

 

「りゅ、龍斗、何を...」

 

「下がっていてくれ、戦兎。」

 

ハンドルを回しながら話す龍斗の後ろ側からナックルを模した特殊取鍋マグマライドビルダーが現れる。

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

掛取鍋がひっくり返って中にある流体装備・ヴァリアブルマグマが龍我に浴びせ掛かり、龍型の溶岩を纏った装甲が形成され更には、ドラゴンが複数溶岩から出てくる。

 

溶岩を背後の取鍋が前後に移動し砕くことで変身が完了する。

 

『極熱筋肉!クローズマグマ!』

 

『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

「クローズ...マグマ...」

 

「力が漲る、魂が燃える....」

 

アイツ、自分の....

 

「俺のマグマが迸る!!!」

 

限界を超えやがった...

 

「スターク、今の俺は.....」

 

ああ.....

 

「負ける気がしねぇ!!!」

 

これが万丈龍斗だ!!!

 

「これだけで終わらせる!!」

 

龍斗は一回、たった一回ハンドルを回す。

 

『READY GO』

 

『ボルケニック・アタック』

 

8体のマグマライズドラゴンを召喚して共に上空に舞い上がり、急降下しながら龍型のエネルギーを足に纏いスタークにキックを叩き込む。

 

「おりゃあアアアアアアアア!!!!!」

 

「ぎゃあぁああああああああああああ!!」

 

又もやスタークが吹き飛ばされる。だが...

 

「...ハハハ、良かったのか?万丈....」

 

「何がだ!」

 

「俺が倒されると...戦兎の毒が完全に身体を犯しきるぞ?」

 

ああ、そうだろうな....先程よりも強い苦しみが俺を襲う。だが、これでいい...

 

「戦兎!」

 

「だい....じょうぶ...だ...」

 

なんだって今の俺は...不死鳥なんだぜ?

 

龍斗がしゃがんで俺の身体をゆすってくる。

 

「戦兎、おい!おい!」

 

「死んだか....万丈...お前が殺したんだ....」

 

「う、うあああぁぁぁ!!!」

 

スターク、そいつは違うんだな...!

 

「うるさいぞ、龍斗。」

 

「へ?」

 

俺は全身を炎で包み込まれる。始まったか...

 

「何が....まさか!?」

 

俺は立ち上がりしゃがんでいる龍斗に話し掛ける。

 

「忘れたか?フェニックスは不死身なんだぜ?」

 

「ハハハ...心配かけさせやがって!」

 

「悪い、確信がなかったんだけど、試してみたくてな。」

 

「ひでえ...」

 

「さてと...スターク、言い残したことはあるか?」

 

「さっさとやれ。」

 

「...龍斗、先に行ってくれ。俺はこいつと話すことがある。」

 

「....分かった。」

 

先に行ってくれたのを確認してからスタークとの答え合わせを始める。

 

「さて、お前は...俺の父親、佐野純一郎の身体を使っているな?」

 

「ハハハ、ばれてたか....」

 

「ああ、あんたの姿が俺の家で見た若い頃の父さんの写真そっくりだったんだ。それで革新が付いた。お前は...何者だ?」

 

「俺の身体の正体を当てたから報酬に、俺の目的について教えてやるよ。」

 

ようやくだ....

 

「俺の名はエボルト。星を破壊する、全ての次元世界を破壊する者だ。」

 

ちょっと待て、わかってたけど...スケールデカすぎねえか!?

 

 




ここからは自分との戦いになりそうです。

最新が遅れるかもしれませんが、

これからもよろしくお願いします。

追加でお知らせします。

活動報告の方で募集中のアイデアについてですが、期限を決めさせていただきました。

大変勝手ながら詳しくは活動報告をご覧ください。


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83.機械仕掛けの破壊者

これで決まりだ!


「で、俺の正体と目的を知った訳だが、これからどうするつもりだ?」

 

俺に出来る事、それは....

 

「父さんごと、お前を倒す。」

 

「それは殺すってことでいいんだな?」

 

「嫌、そうじゃない。母さんには悪いけど父さんごとお前を封印する。」

 

父さんが火星に行った時にパンドラボックスに触れている事を仮定すれば、そう簡単にエボルトは身体を変更できないはずだ。なら...

 

『ロック』

 

「これで...」

 

「....さらばだ...巧....」

 

父さん....さらばエボルト....

 

俺はフルボトルバスターをにロックフルボトルをセットしてトリガーを引く。封印するためにブランクのフルボトルをセットするのを忘れない。

 

「封印!」

 

『SEAL!』

 

スタークの下に魔法陣が展開されバインドにより固定化されエネルギー弾を直撃する。

 

光が晴れると...

 

「........」

 

父さんだけが残っていた。無事にエボルトだけを封印できたみたいだ。コブラが描かれたフルボトルは、動き出そうとしているみたいに見える。だから鎖を巻いてしまう。

 

「.....っと。」

 

父さんをアースラへ転移させ、俺は龍斗の後を追う。後はヴィヴィオを救い出すだけだ。

 

_______________

 

 

「ヴィヴィオ!」

 

俺が到着した時は大人モードのヴィヴィオとクローズマグマが戦っていた。なのはは如何やら

 

 

 

変身が解除され、気を失いかけている一斗に近づく。

 

「父さん...」

 

「一斗、大丈夫か?」

 

「うん、ヴィヴィオをお願い...」

 

ロボットのボトルを渡される。救い出すよ、絶対に。

 

「がっ!」

 

クローズマグマがこちらに飛んでくる。

 

「せ、戦兎!ティーダはヴィータの所に向かってる!姉弟子が敵を探している。だから、俺と時間を稼いでくれ!」

 

「分かった。」

 

俺は部屋の外に一斗を運び終えると、フルボトルバスターを呼び出す。

 

 

「聖王の鎧は硬い。なら...」

 

俺はフルボトルバスターにフルフルフェニックスロボボトルをセットする。

 

『フルフルマッチでーす!』

 

「龍斗、よけろ!」

 

『フルフルマッチ・ブレイク』

 

トリガーを引きエネルギー弾を放つ。ギリギリに交わしてくれたからか、ヴィヴィオは反応できなかったみたいだ。

 

「きゃあ!」

 

悲鳴は聞きなれない。俺はすぐさま炎の羽を広げ飛び上がりクローズマグマの隣りにつく。

 

「ヴィヴィオを助け出す為に、俺はこいつのもう一つを使う。」

 

そう言ってフルフルフェニックスロボボトルをベルトから取り外す。

 

「ああ、時間は稼いでやるよ!」

 

龍斗がヴィヴィオに向かっていく中、床に降りた俺は振りながらもトリガーを押す。

 

『マックスハザード・オン』

 

折ってベルトにセットする。

 

『ロボット&ロボット』

 

ああ、やはり博士は...俺と一斗の事を考えてくれてたんだな...

 

『ビルドアップ』

 

『ドンテンカーン』『ドンテンカン』

 

『ドンテンカーン』『ドンテンカン』

 

俺はハンドルを回す。トリガーのメーターが振り切れているが気にしない。

 

『オーバーフロー』

 

エニグマは最後の、ロボットロボットアーマーを転送してくる。俺はフェニックスアーマーを外してバラバラになったアーマーを再度装着していく。

 

『機械仕掛けのクラッシュウォーリアー!』

 

これが俺と一斗の力!ヴィヴィオを救うための力だ!

 

『ツインロボット!』『ヤベーイ!』『マジツエーイ!』

 

「龍斗!」

 

「おう!」

 

『ボルケニック・ナックル』

 

「くっ!」

 

ヴィヴィオに攻撃をして後ろへ引いてもらう。なのはへ攻撃がいかないようにだ。

 

「パパ....パパを返せ!」

 

「....洗脳か....止まってくれ。」

 

俺はロボットアーマーの装甲でパンチを防ぐ。

 

『マスター、グラビティを使用しますか?』

 

ああ、タイミングバッチリだ!

 

俺はミカと共にグラビティを発動させる。勿論、ヴィヴィオが飛べなくなるくらいの威力でだ。

 

「あああああ!!!!!!!!!!」

 

「....ごめんな、あの時守ってやれなくて...俺が力不足だったから....」

 

地面に降り立ったヴィヴィオに歩いて近づく。歩く中で打撃を複数喰らうが止まらない。

 

「来ないで!!!」

 

「...悪いがそれは出来ない....俺が君の親だからな...」

 

そう言って抱きつく。ヴィヴィオは攻撃をしなくなった。

 

「.....会いたかったんです...あなたにも、龍斗にも....」

 

「また会えたじゃないか。」

 

「今の私は、オリヴィエじゃ...」

 

「それでもだ...」

 

たった一つだけ、言えることがある。それは...

 

「君はヴィヴィオだ。泣き虫で可愛いものが大好きな、たった一人の人間だよ。」

 

「パパ......」

 

「だからこそ、君を救い出す。痛いのは我慢できるね?」

 

「うん...」

 

洗脳は俺が解除したけど、戦闘機人には犠牲になって貰おう。

 

「ディバインバスター・エクステンション!!!!!」

 

突然の大きな音で少しビックリしてしまう。無事に壁抜きに成功して倒せたのだろう。

 

「戦兎、こっちは終わったぞ!」

 

「了解だ。」

 

俺はベルトのハンドルを回す。

 

「今から君が強制的に発動させているレリックを破壊する...準備はいいね?」

 

「うん!」

 

『READY GO』

 

ああ、少し見ない間に成長したんだな。

 

『ハザード・フィニッシュ』

 

『ツインロボット・フィニッシュ』

 

フルボトルバスターを構えてエネルギーが収縮されるのを待つ。もう覚悟は出来た!

 

「はっ!」

 

放たれた黒いエネルギーはバスターの名の通り砲撃を放つ。なのはのように綺麗な色ではなく、俺と一斗の力が合わさったロボットの成分の漆黒だった。

 

「きゃあああああぁああああああああああああ!!!!!!」

 

悲鳴にも目を空したくなるが空らさない。これは俺への罰なんだから。

 

砲撃が終わると、なのはが駆け寄っていく。だが...

 

「...だいじょう、ぶ。ヴィヴィオは、強い子だから...」

 

一人で吹き飛ばされた所から立上り俺達の前に移動しようとする。なのはが駆け寄って、抱きかかえた。

 

「ヴィヴィオ....」

 

 

泣き始めたなのはを見ながら変身を解除する。

 

『♪~~~~』

 

「お前もありがとな。フェニックスにも伝えてくれ。」

 

『♪~~~~』

 

エニグマにて何処かへと転移していった。ふう...あ、

 

 

「戦兎!」

 

「悪い、これ以上は動けそうにない...」

 

俺の身体も限界が来ていた。立っているのがやっとだ。

 

「......終わったんだよな....これで....」

 

「巧にぃ!なのはちゃん!」

 

はやてちゃんがヴィータを連れてやって来た。如何やら動力源の破壊に成功したらしい。ティーダが一斗を背負っている。

 

だが、簡単には帰らせてくれない。ゆりかごのシステムにより部屋の外に出られなくなってしまい、魔法まで使えなくなってしまった。俺はユニゾンが解除され、さらに力が身体に入らなくなってしまう。

 

「俺がこいつで破壊すれば....!」

 

変身解除している龍斗がナックルで破壊しようとするが俺はそれを止める。

 

「....聞こえるんだ....俺達の戦いの終わりが....」

 

それがモーターの音だとは分かっていた。だけど、言わずにはいられなかった。この十年に決着が付いたから。

 

閉じ込められていた扉を破壊する音が聞こえる。

 

「皆さん、助けに来ました!」

 

俺が最後に見たのは、初めて会った時よりも格段に成長したスバルとティアナだった。




格設定とかやろうかな。


あ、まだ本編は続きますよ~


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84.終焉ノ一撃

俺が目を覚ました時に見た天井は実に見覚えがあった。ここはアースラの医務室だろう。俺は重くなった身体をお越しベッドから降りる。俺のポケットにはあのフルボトル、コブラエボルボトルが入っていた。あの後何があったのかは分からない。ただ、ここにはシャマルは居らず、同じく眠ったままの一斗に視線を向けながらこの部屋を後にした。


「龍斗様、マスターが目を覚ましたようです。」

 

「本当か?」

 

「はい、間違いありません。ですが、何処かへ移動中のようです。」

 

ゆりかごでの最終決戦から2日が経過した。スカリエッティ、いやスタークによって操られた戦闘機人達により管理局は崩壊寸前だった。何とか町の復興は進み始めている。今は事務の出来ない俺はこの事件、S.S事件の重要参考人である戦兎が目覚めるのを待っていたのだ。

 

「何処に向かってる?」

 

「....パンドラボックスの保管場所のようです。」

 

「何?保管している所は教えていないはずなのに...」

 

当たり前だ。アイツが気絶してから決まったことだし知る由もないはず。それにシャマルは今ミッドに降りて怪我人の治療に専念しているはずだ。

 

「取り合えず行くぞ!」

 

「はい。」

 

俺達は戦兎が目指している場所に先回りすることにし、走り出した。

 

 

_______________

 

 

 

なんでだろうな....知らないはずなのに、足が勝手に動くんだ。

 

「戦兎!」

 

「マスター!」

 

ああ、龍斗にミカの声が聞こえる。だけど、俺は止まらない。止められないんだ。

 

「ここには、パンドラボックスがある。だけど、お前はここを知らないはずだ。」

 

「....身体が勝手に動くんだ...」

 

分からない。何故俺がここに来たのか。どうして身体がゆうことを聞かないのか。

 

「マスター、これ以上はダメです。貴方の持っているそのボトル、エボルトによって身体を操られているのです。」

 

そうか...こいつのせいか....

 

『ビルドドライバー』

 

「戦兎、一体何を....」

 

こいつさえいなければ.....

 

『ハザード・オン』

 

「!」

 

『フェニックス』『ロボット』『スーパーベストマッチ』

 

『ドンテンカーン』『ドンテンカン』

 

ハンドルを回す。ただそれだけのことだ....

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身...」

 

『アンコントロール・スイッチ!』『ブラックハザード!』『ヤベーイ!』

 

『ドリルクラッシャー』

 

『ゴリラ』

 

俺はゴリラフルボトルをドリルクラッシャーにセットしてハンドルを回す。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

「....エボルト、昔ベルナージュが言ってましたよ。『貴様の最後は無残にも自分の力の一部で終わるだろう』と。」

 

ミカが何かを言っているが耳に入って来ない。左手の中で暴れ出すボトルを力強く握りしめて狙いを定める。

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

  『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『『READY GO』』

 

『ボルテック・ブレイク!』

 

『ハザード・アタック!』

 

音声が静かなアースラの廊下に響き渡る。俺は誰もいない所にコブラエボルボトルを放る。そして、右手に構えたドリルクラッシャーにゴリラの腕のようなオーラを纏う。さらに、不死鳥の炎と機械のオイル、黒い靄も纏っていく。

 

『やめろおおおぉぉぉぉ!!!!!!!』

 

スタークの声が飛んでいるボトルから聞こえた気がした。だが、俺は止まらない。

 

『あああああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!』

 

ボトルにドリルクラッシャーは当たり、ゴリラの特性である即死が発動する。破壊されたボトルからコブラが出てこようとするが、炎とオイルによって燃やし尽くされた。

 

「.....サヨナラ、エボルト。次に会うときは_________」

 

_______________

 

 

戦兎によってボトルは破壊された。変身を解除した戦兎に俺は肩を貸しながら医務室へと進んで行く。

 

「龍斗、俺の旅はここでひと段落した....ここからどうする?」

 

「......俺は....」

 

決まっている俺のやりたい事。それは...

 

「旅を続けることだ。いつか、士さん達にまた会えるように。」

 

「.....変わらないな...」

 

「おまえもな。これから、未来の為に戦っていくんだろう?」

 

「....ああ、ラブ&ピース。これがどれだけ脆い物であっても、それでも歌い続ける。それが俺が幸せなる為に必要な事だ。だから....

 

俺達の言葉は重なる。

 

「「これからもよろしく、相棒。」」

 

俺達の旅はまたここから始まるんだ。




これでこのルートは最終回を迎えます。


ですが、まだまだ物語は続きます。


これからもよろしくお願いします!


それではまた!


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85.エピローグ

これにて終了!

最後に予告?が有りますので、読んでいただけると幸いです。


ジェイルスカリエッティ・ブラッドスターク事件、通称S.S事件から3ヶ月が経った。今日は4月28日。今日をもって機動六課は解散され各自がそれぞれの道を歩んで行く。そんな中、修復が完了した機動六課のオフィスで俺は過ごした部屋を訪れてはこれまでを振り返っていた。

 

「マスター、そろそろ時間です。」

 

「ん、了解。」

 

ミカからの指示で俺は機動六課の局員全員が集まる集会場を目指す。俺は思い出しながら歩いていた。エボルトを倒してから目まぐるしく日々は過ぎていった。戦闘機人は4人を除いて更生施設に入った。スカリエッティに造られた彼らは自ら進んで行く道を決めているらしい。ただ、後の4人は病んでしまった。スカリエッティにどれだけ執着していたのかが分かるが、彼らも被害者なのかもしれない。途中でスカリエッティがスタークに操られている事に気が付いていれば或いは______。いや、これは俺ではどうにもできない。

 

救い出したカプセルの中にいた人達はそれぞれの家族の元へ帰っていった。勿論、フェイトの元にはプレシアさんとアリシアが。

 

俺達の方はと言うと、ヴィヴィオの保護者が決まった。原作通りになのはが保護者なのだが、俺のことも未だにパパと呼ぶのだ。事情を知らない人に聞かれたらとんでもないことになりそうだと話したのだが彼女は変えるつもりはないらしい。え?龍斗とフェイトがどうなったかだって?どうにもこうにもフェイトのアピールに龍斗が気が付いていないようなんだ。早く気づいてやれと思う訳で。俺は最近はやてちゃんからのアピールが強くなってきている。以前、たまたま廊下で聞いてしまったのだが一斗がはやてちゃんを母さんと呼んでいたのだ。外と内から逃げられなくされそう。まぁ、彼女がいいと言うのなら....っと、俺が思い出したりしている間に扉の前まで来ていて気が付かなかったらぶつかる距離まで来てたのだった。

 

「マスター、大丈夫ですか?」

 

「ああ。さぁ、行こう。」

 

「はい。」

 

俺は扉を開けて局員達の後ろに並ぶ。横には

 

「遅かったな、戦兎。」

 

「色々と思い出していたんだよ。」

 

龍斗が立っていた。ほぼ全員が揃い俺達は話し込んでしまうがはやてちゃんが来たことにより静かになった。そして、最後の集会が始まる。

 

「_________皆もどうか頑張って。」

 

はやてちゃんの台詞が終わり拍手が沸き起こる。局員が解散していく中龍斗に呼び止められた。

 

「この後、フォア―ドメンバーを集めるらしいからお前も行い。」

 

「ん、わかったよ。」

 

 

俺達は外へ移動した。

 

_______________

 

 

俺達は外で立っていた。そこは地球の桜並木の様だった。

 

「なぁ、戦兎。今日まで色々あったよな。」

 

「ああ。」

 

エボルトっていうスタークの正体があって、目的は惑星の破壊で。俺の父さんの身体を乗っ取った上に平行世界の、次元世界すべてをも破壊しようとするとはな。ビルド本編でもここまでは.....言ってそうで怖いなぁ。

 

父さんは俺が元の世界へ送っていった。そしたら母さんが泣くもんだからなぁ。因みにエボルトによって俺と同じくらいまで若返っている。ついでに俺達の指名手配も解かれていた。理由は不明だが。多分葛城さんが何かしたんだろう。

 

俺達の思い出話は続いていく。途中ではやてちゃんとフェイト、ヴィータにシグナムが話に加わり、少し恥ずかしい話も出たりした。

 

「戦兎さん。」

 

「ん、ティーダか」

 

彼は俺の助手でスカリエッティとスターク達に関して潜入調査をしてもらっていた事にし、彼が死んだと言う事実はなくなった。まぁ、彼もまたスタークと共に時間を行き来しまくったらしく、年が16歳で固定化されていたらしい。今はもう年を取り始めているとか。

 

「僕を無罪にして頂きありがとうございました。」

 

「いいんだよ。君もある意味被害者だったからね。」

 

 

被害者といえば翼さん。彼女は今、俺の元で魔術師をしている。彼らの住んでいた施設に戻るかどうかだったのだが、彼女は断っていた。弟を失った悲しみ。それを乗り越えて今は身寄りのない子供達の為に働いている。今日は別次元へ出張だそうだ。ん?彼女は部下じゃないのかって?今は俺の娘ってことになってるよ。

 

「一斗は今日、ヴィヴィオとこっちに帰ってくるん?」

 

「ああ、そうするみたいだよ。」

 

一斗は怪我を直してからは今までの学生生活に戻っていった。だが、人によっては挑まれるらしい。仮面ライダーだってことがばれているからだろう。ヴィヴィオも今は初等部の1年に所属して今日も授業が終わったらこちらにくることは前もって知らされていた。

 

「そういやぁ、フェイト。スバル達の進路って...

 

「うん、もう決まっていて...えっと_____」

 

スバル、ティアナ、エリオ、キャロは原作通りに進路を決めたみたいだ。フェイトもなのはもはやてちゃんも原作通りに進むみたい。

 

「皆~お待たせ~」

 

「お、姉弟子がスバル達を連れて来たみたいだな」

 

「そうだね。」

 

「おっと、そろそろ準備せなあかんな。」

 

「準備ってなんだ?」

 

「フフフ、内緒や。」

 

何だろう、嫌な予感がする。

 

「兄さん?戦兎さんにちゃんと挨拶した?」

 

「したよ?心配性だな、ティアナは。」

 

「もう!」

 

何時もの兄妹のやり取りから目をそらし、空を見上げる。雲一つない晴天が広がっている。

 

「さて、フォワード一同整列!」

 

『はい!』

 

ヴィータが声をかけてなのはと共に最後の話が始まる。

 

「_____お前ら、まぁ、随分と強くなった。」

 

珍しい事もあるんだな。あのヴィータが生徒を褒めるなんて。

 

「皆本当に強くなった。四人とも皆立派なストライカーだよ。」

 

あらら、ヴィータも含めて皆泣き出しちゃったよ。

 

でだ...湿っぽいのは合わないのかデバイスを取り出し始める。まさか...

 

「全力全開、機動六課で最後の模擬戦!」

 

嫌な予感はこれだったか....俺と同じく知らなかったフェイトはあたふたしている。

 

「チーム分けはスバル、ティアナ、エリオ、キャロ、龍斗が同じチームで、私達は私とフェイトちゃん、ヴィータちゃんとシグナムさんに戦兎さん。」

 

おう、これは酷い。リミッターが解除されているって言ってるし。

 

「しゃあ!」

 

『♪~~~~』

 

クローズドラゴンとのユニゾンを済ませた龍斗がマグマナックルにフルボトルをセットする。あ、フルボトルに関してだが、俺達が持っているのは封印されずパンドラボックスが封印されることになった。まぁ、何が起きてもおかしくないベルカ時代からのレリックだからな。

 

『ボトルバーン!』

 

『クローズマグマ』

 

ハンドルを回すのを見ながら俺もベルトを装着して既に取り付けたトリガーを起動させる。

 

『マックスハザード・オン』

 

フルフルラビットタンクボトルを振る。フェニックスロボの方はあれから使用しようとしたのだが、何故か起動してくれなかった。だが、それでいいのかもしれない。あの力は俺にはまだ強すぎた。そう思っている。

 

『ラビット!』

 

折り曲げてセット!

 

『ラビット&ラビット』

 

『ビルドアップ』

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

『ガタガタゴットン!』『ズッタンズタン!』

 

これも久しぶりだな。もう一月程使用してなかったハザードフォームへと変身するべくハザードライドビルダーを展開する。エニグマによって転移してくるラビットラビットアーマー。

 

龍斗の背後からマグマライドビルダーが現れ俺達の台詞が被る。

 

『『ARE YOU READY?』』

 

『変身!』

 

俺は挟み込まれ龍斗は頭上からバリアブルマグマを被る。マグマは地面を伝うため近くにいたスバル達が離れる。

 

『オーバーフロー』

 

俺はラビットタンクハザードフォームへ姿を変え、龍斗はマグマで出来た複数のドラゴンと共に冷え固まりマグマライドビルダーが前後する事で砕かれる。俺はバラバラになったアーマーを装着する。

 

『極熱筋肉!』『クローズマグマ!』

 

『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

『紅のスピーディージャンパー!』『ラビットラビット』『ヤベーイ!』『ハエーイ!』

 

「俺達は、『何時でもいける!』」

 

「さあ、皆も行くよ?」

 

『セットアップ!』

 

はやてちゃん、さっき来たギンガ以外がバリアジャケットを展開する。

 

「それでは.....」「READY?」

 

はやてちゃんとギンガが始まりの合図を出す。

 

『GO!』

 

_____________________

 

 

 

『八神はやて二佐』

 

進路は原作通り。新しい家族を増やす為に日々奮闘中。

 

 

 

『フェイト・テスタロッサ・ハラオウン執務官』

 

原作通りに次元船行部隊に復帰した。ただ、今までよりも仕事を効率よくこなしているらしい。

 

 

 

『ティアナ・ランスター執務官補佐』

 

執務官になる為に実務研修中。兄との再会で、前よりもやる気に満ち溢れているらしい。

 

 

 

『ルーテシア・アルビーノ』

 

原作と変換点はない。母や召喚獣と共に暮らしている。

 

 

 

『キャロ・ル・ルシエ二等陸士』

 

『エリオ・モンディアル二等陸士』

 

原作通りに辺境自然保護隊へ。龍斗を兄として三兄弟でいる所が最近見られた。エリオは着々と身長を伸ばしているらしい。

 

 

 

『高町ヴィヴィオ』

 

『桐生一斗』

 

二人共同じ学校へ通う。親に見守られながらも普通の人生を歩み始めている。

 

 

 

『ギンガ・ナカジマ陸曹』

 

原作通りに戦闘機人達への更生プログラムに参加。順調に進行している。

 

 

 

『スバル・ナカジマ一等陸士』

 

原作通りに特殊救助隊のフォワードトップとして活躍。龍斗曰はく、姉弟子に似てきたとか。

 

 

 

『高町なのは一等空尉』

 

S.S事件の活躍により昇進の所を自ら辞退した管理局の白い悪魔。いな、魔王。現場に残り続け、次の世代を育てている。ユーノと関係が進んでいるとかなんとか。

 

 

『ティーダ・ランスター』

 

事件の後、今は戦兎の元で働いている。ビルド式の講師役を買って出ることも。今はフリーの魔術師としても働いている。

 

 

 

『鷲田翼』

 

弟の死を乗り越えて戦兎の元で働いている。今は保母を目指し勉強中。

 

 

『万丈龍斗』

 

事件の後、格闘家としての道に進むように。相棒とデバイスと共に日々を送っている。最近、フェイトといるところをよく見るようになった。

 

 

 

『桐生戦兎』『佐野巧』

 

自らデバイスマイスターの資格を取り、更にはビルド式を教える講師として日々を送っている。ユーノと共に仕事をする時も。偶に平行世界と連絡を取り合っている。はやてにより外からも内からも追い詰められて、いよいよ....

 

 

 

『仮面ライダー』

 

彼らは正体が管理された次元世界全体に知れ渡っているが、彼らがまた表立つ事は何のかもしれない。最後にこう記そう。

 

彼らは正義の為に戦うんじゃない。人間の自由の為に戦うのだと。




これにてGOOD ENDルート完結です。

後は設定を書き下ろして完結です。

ですが、別ルートがまだ続きます。

なのでこれからもよろしくお願いします!

それではまた!


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資料集

ここでは作品オリジナルキャラクターについて触れていきます。

原作キャラ?

.....オリジナル要素に触れるだけになります。ご了承ください。


『佐野巧』『桐生戦兎』

 

現在26歳

 

高校生の時に葛城巧、最上魁星の助手をしていた。実験に参加して平行世界へ行くことに。

そこで記憶を失い、はやてと出会うことになる。記憶を取り戻すも事故により元の世界へ強制送還され、一時的に引きこもってしまう。それを見かねた博士達が記憶を消して平行世界へと送り込んだ。殆どが葛城巧が行っている。

 

本作品における主人公。作者に似てキャラクターが安定しないのが特徴だったりする。

 

仮面ライダーファン。本編開始時はビルドを視聴しており、大体ラビットラビット・タンクタンクが登場したあたりまで。少しネタバレを見ている。

 

『万丈龍斗』

 

現在24歳

 

転生者の少年。過去編は短いがやる予定。

 

転生先である光写真館で暮らすことになる。師匠兼家族として門矢士達と共に10年程旅をしていた。ある時にリリカルなのはの世界へ来た時に同じベルトを使う戦兎と出会い、残ることになるが、再会出来る日を夢見て頑張っている。

 

ビルド本編とは異なり筋肉バカではないが何処か似ている。

 

ある意味戦兎よりも原作と関わった第二の主人公。

 

『葛城巧』

 

天才物理学者

 

ビルド本編を視聴した際にビルドドライバーを製作する事に。フルボトルはベルナージュによって平行世界の過去から送られている。

 

『最上魁星』

 

平行世界を研究していた。だが平行世界の自分に利用され散った。本編でのエニグマを主人公に渡す大事な役。

 

 

『猿渡夫婦』

 

平行世界へと飛んだとんでも科学者夫婦。主人公の記憶を取り戻させ、はやてとの生活を暖かく見守っていたが、火事により亡くなる。主人公のトラウマを作った人達。

 

エニグマの初実験に参加して平行世界で暮らしていた。

 

『桐生一斗』

 

現在4年生

 

猿渡夫婦の息子。エニグマで未来へ転移する際にネビュラガスを注入されて仮面ライダーになることになった。今は主人公の息子として暮らしている。

 

グリスの旅はvivid編にて描かれることになる予定。

 

『士さん達』

 

ディケイドの旅を続ける仲間達。龍斗を保護して共に暮らしていた。彼らは未だに旅を続けている。本編に再登場するかといえば.....

 

『エボルト』

 

ビルド本編と同じ様に惑星を滅ぼすある意味ヤバイ破壊者。火星に来た主人公の父親に乗り移り地球へやって来るも事故により平行世界の最上魁星によって強制的に転移した。そこでトランスチームガンを手に入れブラッドスタークへと姿を変えた。

 

 

『鷲田翼』『翔』

 

完全なるオリジナルの元に生まれたキャラクター。因みに最初は二人共亡くなる予定だた。お互いにスタークに施設から誘拐された上に脅され、利用され続けた被害者。

 

これからを生きていく中で作者が覚えていて貰いたい人達。

 

きっと経験しているだけで違ってくるはずだから。




作者の言葉は余り真に受けず流してもらえると嬉しいです。


まだまだ作品は続きます。

次回でお会いしましょう!

それではまた!


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BAD ENDルート 79.5.究極のドライバー

ここからBAD ENDルートの始まりです。

79話の途中からの分岐となります。


「戦兎、あれ!」

 

「なっ!?」

 

俺達がゆりかごへ向かう中、パンドラボックスが飛んできた。この期に及んで一体何を...

 

「そいつをよこせぇぇぇ!!!!」

 

「スターク!」

 

ローグが受け止めようとするも受け止めきれず、パンドラボックスがスタークによって回収される。

 

「遂に、最後のパーツが揃った!!!」

 

「待て!」

 

スタークはすぐさまガスに包まれた撤退していった。

 

「パンドラボックスが取られた...」

 

これが何を意味するのか、俺はわかっていなかった。

 

_____________

 

「遂に揃った。これで....」

 

スタークがパンドラボックスに触れることでオーラが発生する。それはどんどんビルドドライバーに似たベルトに吸収されていく。

 

「完成だ!」

 

『エボルドライバー!』

 

ここに究極のベルトが完成した。

 

「計画は最終段階に入った!これで俺の目的は達成される!」

 

高笑いがゆりかごの中に響いた。

 

 

___________

 

 

俺達は走り続けてゆりかごの内部に入ることに成功した。だが...

 

「ここから先は...」「行かせません。」

 

エンジンブロス、リモコンブロスに沢山のガジェット達により足止めを食らっていた。

 

「ここは俺達が食い止める。だから早くいけ!」

 

「父さん、早く!」

 

クローズ、グリス、ローグに道を開かれた俺は先に進んでいく。先に乗り込んだなのは達を追い付いた。

 

「戦兎さん!」

 

「なのは、ここまで魔力を温存しておけ。俺がガジェットの相手をする!」

 

ガジェット達にラビットラビットにより伸縮自在になった手足で攻撃をし破壊していく。

 

「ここだ、玉座の間!」

 

「ここに、ヴィヴィオが...」

 

扉の前に到着したのだが、内側から音がする。

 

「なぁ、何か聞こえないか?」

 

「いえ、なにも....!」

 

音は次第に大きくなっていき、ついには扉が破壊される。

 

「きゃあああああぁああああああああああああ!!!!!!」

 

「ヴィヴィオ!」

 

俺はとっさに反応しているヴィヴィオを受け止める。如何やら気を失ったようだ。

 

「.....随分と遅かったじゃないか、戦兎。」

 

「スターク、ヴィヴィオに何をした!!!」

 

「簡単な事だ。聖王を辞めて貰っただけだ。」

 

確かに彼女は今、オリヴィエにそっくりな姿をしている。でも....

 

「ゆりかごの設定は変更不可能のはずだ!」

 

「残念ながら可能だ。だから....」

 

スタークは話しながら玉座へと進んで行く。そして振り向きながら言った。

 

「俺が王だ。」

 

『エボルドライバー!』

 

装着したベルトからは異様な気配を感じる。

 

「なに、それ...」

 

「俺が開発した究極のドライバーだ。準備運動の相手にはなってくれよ?」

 

『コブラ』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

スタークはベルトにフルボトルをセットしハンドルを回す。すると、3つの金色の環状のフレームが現れる。更にはビルドと同じ様なライドビルダーが展開される。

『ARE YOU READY?』

 

「変身」

 

両手を胸の前で交差させ前に向けながら前後から挟まれる。

 

『コブラ!』『コブラ!』『エボルコブラ!』

 

フレームが合体、天球儀の様に回転し変身完了と同時に吹き飛んでいく。

 

『フッハッハッハッハッハ!』

 

「エボル、フェイズ1」

 

最終兵器が今、起動した。




やりたいことをする為に犠牲になって貰おうか!

「やめ、やめろぉ!」

だが私は謝らない。

「キングのラウズカードを持っているからか!」

ああ。

「畜生めぇぇぇ!!!!!!!!!」

これにて終了。

次回もよろしゅうな~。


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80.最終兵器エボル

遂に起動したマジヤベーイ!やつ。

ここから彼の計画が進みまくるぅぅぅ!!!


「エボル、だと?」

 

エボルトの名は以前聞いたことがあった。ビルド本編でベルナージュによって操られた美空が話していたからな。

 

「仮面ライダーエボルだ。短い時間だがよろしくな?」

 

「何を言って....!」

 

は、早い!ハエ―イ!と言われたラビットラビットで追いつけない程の、瞬間移動と言える速さだ!

 

「なのは!」

 

「え?きゃあああああぁああああああああああああ!!!!!!」

 

エボルによって背後からキックを喰らい吹き飛ばされてしまう。何とか防御魔法を展開しているのが確認できるが、完全には受け止められていないようだ。俺もヴィヴィオを壁に立てかけて直ぐに戦闘態勢に入る。

 

「なのは!」

 

「まだ大丈夫!」

 

俺は武器を構えようとするがそれすらも敵わない。構えた途端に武器だけ引き飛ばされてしまった。

 

「がっ!!」

 

俺も吹き飛ばされ壁に埋まる。なのはがまた防御と攻撃を繰り返すも意味なく終わる。

 

「お前はもう用済みだ。落ちろ、エースオブエース。」

 

『READY GO!』

 

『エボルテック・フィニッシュ!』

 

エボルの右足の裏から生み出したエネルギーを右脚に蓄積させてなのはに蹴りを叩き込む。

 

「きゃあああああぁああああああああああああ!!!!!!」

 

『チャオ!』

 

「これで一人目...」

 

バリアジャケットが解除され、レイジングハートも破壊されて気絶してしまう。

 

『交響曲第9番第4楽章』が鳴り響いている気がした。

 

「さて、次の段階へと進む事にしよう。」

 

 

その言葉は俺には聞こえず、直ぐに大きな音でかき消されてしまった。

 

「戦兎!なっ、姉弟子!」

 

龍斗がやって来たが、既に遅し。気絶し、傷ついたなのはを目の当たりにしてしまった。俺は変身が解除されていないものの動くことは出来ず、只々叫ぶことしかできなかった。

 

「龍斗、逃げろぉぉぉぉぉ!!!!!!!!」

 

これも意味をなさないのに気が付いたのは....ずっと後の事だった。

 

『READY GO!』

 

『レッツブレイク!』

 

「おりゃあぁ!!!」

 

龍斗がツインブレイカーにクローズドラゴンをセットし打撃を放つが、ダメージは見られない。

 

「....そんなもんか、万丈?」

 

「なに?」

 

「お前に用はない。戦兎を先に潰すのが先だ。」

 

クローズには興味がない様に龍斗は吹き飛ばされ変身が解除されてしまった。

 

「ぐ、おまえは...何がしたいんだよ!?」

 

「簡単な事だ。俺は世界、惑星を破壊する。その為に戦兎にはここで死んでもらわないと困るんだよ!」

 

俺に対してトランスチームガンによる射撃が飛んでくる。変身を解除していないとはいえ、気絶は免れないだろう。だが、

 

『ボトルバーン!』

 

「オラァァ!!!!!」

 

龍斗がボトルをセットしたナックルを弾その物に投げ当て破壊してくれた。すると、ぶつかったからかセットされたフルボトルが変化し光を放ち始める。

 

「遂に覚醒したか!万丈!!!」

 

龍斗は不意に立上り俺に背中を向けて仁王立ちをした。

 

「戦兎は..姉弟子は俺が守るんだ!」

 

俺はエボルが何処か嬉しそうにこちらを見ている気がした。




まだまだ行くぜ!


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81.離れ離れのベストマッチ

原作サブタイトル!

勿論この話では....


龍斗はベルトを交換してナックルのグリップを変形させベルトにセットする。

 

『クローズマグマ!』

 

ベルトのハンドルを回す龍斗の顔を俺は見ることができないが、何となくあいつの覚悟が感じ取れた。

 

「変身!」

 

俺と龍斗の間に現れたマグマライドビルダー。龍斗の頭上からバリアブルマグマを流していく。

 

すると複数のドラゴンが形成される。

 

『極熱筋肉!』『クローズマグマ!』

 

マグマが冷え固まり前後にマグマライドビルダーが移動してその塊を砕く。

 

『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

「マジか...クローズマグマ....」

 

龍斗は全身から炎を纏う。

 

「行くぞ、スターク。覚悟はいいなぁ!!!!!」

 

龍斗は殴りかかるが交わされ打撃を受けそうになる。だが、それを防ぎまともにダメージを与えることに成功していた。

 

「ハハハハハ!!!!!やるなぁ、万丈。」

 

「当たり前だ!戦兎と姉弟子の仇は取らせてもらう!」

 

だが、それは出来なかった。何故なら....

 

「ほう、そういうことか...なら!」

 

ある方向から魔力弾が飛んでくる。それは....

 

「...私の仇なんて取らなくていいよ。それは...」

 

ああ、知りたくなかった。それは俺にとっても、龍斗にとっても絶望の始まりだった。

 

「俺がお前を倒せばどうなるのか??」

 

何時も見てきた彼女とは異なり目を赤く染めた...

 

「姉...弟子?」

 

「龍斗!そいつはなのはじゃない、スターク、エボルトだ!!!」

 

俺が叫んだ時には、なのはが龍斗に攻撃を仕掛けていた。

 

______________

 

「があああぁぁぁぁ!!!!!」

 

姉弟子が乗っ取られた。それだけで俺は...

 

「.....っ!!!!」

 

この怒りを、ぶつけずにはいられない!!!!!!

 

「スターク!!!!!!!!」

 

「ハザードレベルが上がったか。4.7。怒りっていうのは面白いな。」

 

「同感だ。実に興味深い。」

 

姉弟子がスターク嫌、エボルトと共に並ぶ。

 

「そこからどけなのは。俺の攻撃が当たっても知らねえぞ!!!!!!」

 

『ボトルバーン!』

 

俺はベルトからナックルを外してフルボトルをセットし直す。

 

『ボルケニック・ナックル!』

 

「どけえええええぇぇぇぇ!!!!!」

 

だけど、俺の拳はエボルトには届かない。なのはが防御魔法を展開したからだ。

 

「ふむ、この体はデバイスなしだと魔法が使いずらいな。」

 

それはやはりというか、他人事の様に話すなのはの顔をした誰か。

 

「なのはを返せ!」

 

「そいつは無理だ。お前が俺に勝てれば考えてやるよ。」

 

「いったな!」

 

俺はベルトに再びナックルをセットしハンドルを一回だけ回す。

 

『READY GO!』

 

『ボルケニック・アタック!』

 

「まずいな、こいつのなけなしの魔力でっと...」

 

次の瞬間、俺となのはの技がぶつかり合った。

 

____________

 

「ぐっ........」

 

なのはを乗っ取ったエボルトが放ったスターライト・ブレイカーと龍斗の蹴りがぶつかり合う。龍斗の召喚したドラゴン達が螺旋を描くようにブレイカーに絡みつき威力を抑え込んでいく。

 

「どりゃあああああああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」

 

「ハ、ハハハハハハハハ!!!流石だ万丈!どれだけ俺の予想を上回る気だ!」

 

なのはの口からエボルトの声が聞こえる違和感を気にしないようにしながら衝撃波を耐える。俺の後ろで気を失うヴィヴィオに危害が及ばないように。

 

「.......ハザードレベル4.9」

 

俺にはその呟きは聞こえることはなく辺りが光で見えなくなり、再び目を開けるとそこには....

 

「はぁ、はぁ....」

 

息を荒くした龍斗、完全に戦闘不能となったなのはだけだった。

 

「っ、エボルト!」

 

「俺に当たらないで欲しいなぁ。」

 

お互いがベルトのハンドルを回し右拳にエネルギーを貯めていく。クローズは更に全身を炎で包み込みボルケニックモードに入る。

 

『『READY GO!』』

 

『ボルケニック・フィニッシュ!』

 

『エボルテック・フィニッシュ!』

 

『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

互いの拳がぶつかり合い、俺は遂に耐えられず吹き飛ばされてしまう。

 

「くっ、どうなった!?」

 

発生した煙が消えていくと、そこには....

 

「龍斗、勝ったのか....」

 

いや、アイツじゃない!こいつは....!

 

「戦兎、こいつの体はもらったぜ?」

 

『エボルドライバー!』

 

『ドラゴン』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

あ、ああ、俺には....もう....

 

『ドラゴン!』『ドラゴン!』『エボルドラゴン!』

 

『フッハッハッハッハッハ!』

 

「フェイズ2、完了」

 

絶望以外、残されていないのかも知れない。




うちのエボルトさんの体は別の人の中に有ります。その人が乗っ取られた暁にはこのルートは完結致します。


え?ハザードレベルが上がった理由?全て怒りによる底上げです。

戦兎は、この世界はどうなってしまうのか?

次回、『破壊へのカウントダウン』でお会いしましょう。

それではまた!


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82.破壊へのカウントダウン

さあ、最後の実験を始めようか?


ああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!

 

「さあ立ち上がれよ、戦兎。俺を止められるのはお前だけだぞ?」

 

分かってる!そのことぐらいすぐにはわかった。龍斗が来た後からこのゆりかごは静か過ぎる。はやてちゃん達は動力源の破壊ができたのか、一斗とティーダはブロス達との戦いに勝ったのか。俺にはそれすらも分からない。だけど...

 

「....もしも、まだ可能性があるのなら

 

俺が話し出そうとすると、壁を破壊して誰かが部屋の中へ入って来る。

 

「僕が出来るのはここまでだ。後は君が....」

 

「はい!父さん!」

 

ああ、如何やら勝ったみたいだ。ゆりかごの中で迷ってでもいたのだろう。

 

「ふむ、ローグか。裏切り者は始末しなければな。」

 

その後瞬間移動によりエボルトを見失ってしまう。

 

「がっ!」

 

「お前はもう用済みだ。」

 

『エボルテック・フィニッシュ!』

 

エネルギーが瞬時に拳に集まり、ローグが殴られた。

 

「....後は...頼みます...」

 

ティーダは吹き飛ばされ変身解除された上に血を吐きながらそう言い倒れる。

 

「よくも、よくもローグさんを!!!!」

 

俺は驚いた。あの一斗から沢山のオーラが出てきたのだ。

 

「ハザードレベル4.5。無理やり挙げているとはいえ、流石だな。」

 

「何言ってるんですか!!!」

 

『ツインブレイカー!』

 

「そんな先輩みたいな姿をしないで下さい!」

 

一斗は続けて攻撃をするが当たらない。そんな中、とんでもない爆弾がエボルトによって投下された。

 

「お前は自分が何者なのか知らないだけだ。俺はそれを知っている。」

 

「!」

 

一斗の攻撃が止まる。

 

「僕は、桐生一斗。それが...」

 

「それはお前にとってだ。俺にとっては同じなんだよ、桐生一斗。」

 

「お前は俺だ。エボルトの一部に過ぎないんだよ!」

 

投下された爆弾はまだ小さな少年の心を砕くには十分すぎる威力だった。

 

___________

 

「.....」

 

エボルトのその言葉。それは今まで気になっていた事を殆ど証明してくれた。実際にエニグマの転移だけではハザードレベルが上がる事はないはず。それなのにハザードレベルが3.0を超えている。その答えがスタークと同じ...以前、俺は予想している事があった。それはマスタークは人ではないというものだったが、革新が付いてしまったのだ。つまり....

 

「ぼ、僕は...桐生一斗だ!エボルトなんかじゃない!」

 

「それはお前が思い込んでいるだけだ。俺はお前で、お前は俺だ。」

 

「う、うるさいうるさい!」

 

一斗は混乱して変身が解除されている。今攻撃されたら....!

 

俺は動かない体を無理矢理動かして、一斗の元に走った。

 

____________

 

『エボルテック・フィニッシュ!』

 

「....................」

 

僕は攻撃を受けた。そのはずだった。

 

「父、さん....」

 

その攻撃は僕には当たらず父さんが背中に受けており、変身が解除されて僕によしかかってきた。

 

「父さん!」

 

「....これでいいんだよ.....これを....」

 

僕は父さんのベルトを受け取ることしか出来なかった。

 

「....エボルト、提案だ....」

 

「なんだ?」

 

「....龍斗の身体を返せ。俺の身体を変わり使え!」

 

僕は泣き続ける事しか出来なかった。エボルトと呼ばれた人が変身を解除すると、傷ついた先輩が出て来た。

 

「お前は知らなかったな。俺はどんな奴でも乗っ取れるんだよ。」

 

先輩が父さんの背中に触れた後後ろに倒れてしまう。僕の身体が何を思ったのか急に父さんから離れた。

 

「俺が乗っ取れる事を知ったうえでここまで回避されるとはな。」

 

父さんの口からは違う声が聞こえてきた。

 

「ゼリーは使い物にならないな。どうする?打つ手なしか?」

 

気が付かないうちにゼリーに穴が開いていた。僕に今使える物は腕にくっついた二人と父さんの残したベルトだけ....やるしかない!

 

『ビルドドライバー!』

 

「ほう?」

 

「僕にはこれしか残っていないんだ!」

 

そう言ってもらっていたフルボトルを振る。小さいときに教えてもらった父さんの動きに合わせて!

 

『フェニックス』『ロボット』『ベストマッチ!』

 

ハンドルを回してファイティングポーズ!

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

『不死身の兵器 フェニックスロボ!』『YEAH!』

 

「これが僕のビルド!父さんの力だ!」

 

僕に出来る精一杯!これで勝つんだ!

 

『エボルドライバー!』

 

「そうか、それじゃあこれだな。」

 

『ラビット』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

『ラビット!』『ラビット!』『エボルラビット!』

 

『フッハッハッハッハッハ!』

 

絶望へのカウントダウンが始まった。




原作の万丈の立ち位置を一斗にあてるという滅茶苦茶。


自分でやっててこれでよかったのか気になってくる。


いつか書き直ししようかな。


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83.止まらぬ破壊、壊れた少年

ここがもう一つの特異点


あれから何分たったんだろう....?

 

僕は今、ビルドに変身している。だけど、エボルトを止めることができたわけじゃない。

 

あっという間に吹き飛ばされて、動けなくなってしまう。

 

「............」

 

分かっていることは一つだけ。もう誰もエボルトを止めることは出来ない。僕以外には。

 

手はある。僕がこの体を差し出すことだ。そうすればエボルトに破壊する事をやめてもらえるはず....

 

 

『一斗、このままだとお前の大事な人が死ぬぞ?』

 

「!、辞めろ!!!!!」

 

考えている時間なんてなかった。エボルトが急に連絡をして来たと思ったら、はやてさんに止めを刺そうとしていたからだ。

 

「エボルト、取引だ.....」

 

『....なんだ?』

 

こうなったらやるしかない!

 

「約束だ!僕の体をあげるからこれ以上、父さんの体を使って僕たちの大切な物を破壊しないで!」

 

『.....ようやくその気になったか。いいだろう、俺はお前がこっちに来るまで待ってやるよ。』

 

通信はそこで途切れた。僕は背中を預けていた壁から離れ、足を引きずりながらゆりかごの動力源に向かった。父さんの残したマップを使って。

 

「...来たな。」

 

外に出るとはやてさんが赤いオーラで拘束されて浮いていた。バリアジャケットも解除されていて、リインさんが僕の足元で気絶している。

 

「その人を離せ。話はそれからだ!」

 

父さんがやった様に。これが最善だと信じて。

 

「いいだろう、ほれ。」

 

はやてさんが拘束を解除されて床に崩れ去る。僕は近づいてまだ生きている事を確認する。

 

「まだ破壊してねぇよ、安心しな。俺は約束を守った。さぁ、早く取引と行こうぜ?」

 

僕に出来る事はこれ以上何もない。

 

「ああ、父さんの体から出てけ!」

 

「いわれなくとも!」

 

ああ、僕の中に何かが入って来る。それが何か確認する前に僕は....

 

 

__________________

 

 

「は、はははは!!!!!遂に、戻ってきたぞ!!!!!!!」

 

どんなにこの世界を次元世界を探しても見付からなかった俺の体を、ようやく取り返したんだ。これ以上に喜ばしい事はあるだろうか?

 

『♪~~~~!』

 

なんだ?変身を解除したら腕に付いていたユニットが外れて俺を攻撃してきやがった。確かこいつらのお陰でハザードレベルを上げていたんだったか。

 

「うるさい、邪魔だ。」

 

破壊しておこう。こいつらに頼らなくても俺にはこいつがある。

 

「さぁ、今度こそ完全復活の時だ!」

 

『マックスハザード・オン』

 

こいつが持っていたトリガーを起動させ、自分自身に刺す。

 

「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!」

 

そうだ、これでいい。これで俺は!

 

「はぁ....はぁ....ハザードレベル5.0.......」

 

一気に上げ過ぎたか。身体が持たなく....!

 

「いいものが落ちてるじゃないか....」

 

俺はそこに落ちていたユニゾンデバイスを持ち上げる。ついでに機能を停止させたビルドフォンも。

 

それを俺は........

 

 

ライダーエボルボトルの成分として粒子化させて吸収した。

 

これで俺は仮面ライダーに変身出来る。

 

『エボルドライバー!』

 

ああ、本当に長かった。今まで数え切れないほど星を破壊してきたが、ここまで時間がかかったのはここが初めてだ。まぁ、これからなくなるんだがな。

 

『コブラ!』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

 

装着したベルトのハンドルを回す。

 

『コブラ!』『コブラ!』『エボルコブラ!』

 

さぁ破壊を

 

『フッハッハッハッハッハ!』

 

始めようか?






次回、エピローグ。



残ったのは、破壊された・・のみ。

アイツの目的達成までの物語。


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84.エピローグ

お待たせしました!

BAD ENDルート完結です!


「はぁ、なんで俺はこの星にこんなにも時間をかけていたんだろうな....」

 

 

俺がつぶやいても誰も返してくれない。いや、返してくれる相手がいないのだ。手に持つこの頭ももういらない。

 

 

今俺の目の前に広がっているのは、以前破壊した火星のように砂だけになった地球だったもの。この星に広がっていた緑や大きな海。それらも既に存在していた過去のものだ。何、気に病む事は無い。久しぶりに見たから俺の身体が興奮を抑えきれなくなっているんだろう。

 

 

一斗との取引の後に転がして置いた女に地球外の毒を打ち込んだ。そしてアースラに俺は乗り込んだ。何、乗っていたのはただの雑魚ばかり。毒を打ち込んでやったら消えていったよ。難無くフルボトル58本とパネル6枚を回収し、パンドラボックスにパネルをセットしてミッドチルダにパンドラタワーを作ってやった。そこからはあっという間さ。パンドラボックスを完全に起動させ、この世界の生命体を全て砂に変えてやったよ。ついでにだが建物も壊れた。

 

「さてと、この世界の破壊も終わったことだし次の次元世界に行くか。」

 

ん、地球にも同じ事をしてやったさ。日本列島の本州にパンドラタワーを建てて起動。

 

たったこれだけでいいなんて何をしてたんだろうな、俺。

 

「戦兎との戦いは悪くなかったな。」

 

さて、今度の次元世界には俺を楽しませてくれる奴はいるかな?

 

 

__________________

 

 

『エボルト』

 

完全に次元世界を破壊しつくし再び破壊の旅へでたヤベーイ奴。

 

本来の体を取り戻した上に究極のドライバーが完成したためにこうなった。

 

別の姿が後4つ程あるのだが登場はしなかった。

 

ビルド本編でも、全部こいつのせいだと言われる未来が見えている。

 

 

 

『桐生一斗』

 

GOOD ENDルートでは明かされなかった秘密があった被害者。

 

 

『佐野巧』『桐生戦兎』

 

息子に全てを託したはずが世界が滅びてしまった可哀想な人。

 

 

『万丈龍斗』

 

操られたなのはを倒すも待っていたのは....

 

ビルド本編では今後どうなっていくかが作者の楽しみである。

 

 

 

『高町ヴィヴィオ』

 

 

完全に忘れ去られた子。

 

 

『八神はやて』『リインフォース・ツヴァイ』

 

最後の取引にて助けた後、片方は苦しみ、片や即消滅という運命になった。

はやての最後の台詞は愛する人の名を述べたらしい。

 

 

『高町なのは』

 

今作オリジナルであるエボルトの多重憑依により体を乗っ取られた後、

龍斗に助けられたものの体は魔法を使わない限り治らない程に破壊された。

 

 

『高町恭也』

 

父親と共にエボルトに挑むも倒された。残った頭部の角は無残にも折れており、刃こぼれもしていた。

 

 

『佐野純一郎』

 

エボルトに一番最初に乗っ取られ自我を失った。龍斗の体を乗っ取った後、消滅せずに地面に転がった。

パンドラタワーの衝撃で破壊された。

 

 

『ミカ』

 

ベルカ時代にて生きていた少女。戦兎を師としてデバイスなどの事について学んだ。

ビルドフォンのプロトタイプに意識をインストールした時にベルナージュとは別れており、意識は今もバングルの中にあるとかないとか。肝心のバングルはある所に封印されている。まぁ、このルートではビルドフォンを破壊された為にその命を散らした。

 

 

『仮面ライダー』

 

次元世界においての禁句。それは希望になったはずだった味方のライダーが全てエボルトが変身する『敵』である『仮面ライダーエボル』によって完全に破壊されたからである。使ってもよいが、その先にあるものは....

 




いよいよ残るはTRUE ENDルートのみ。

番外編をやって完結の予定なのですが、

「vivid編もやれば?」

と友人に言われました。

どうしましょう?

感想お待ちしております。

それではまた!


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TRUE ENDルート 83.まだ、終われない

BAD ENDルートの82話の続きとなります。


僕は戦い続けた。

 

『ハザード・オン』

 

「はぁ!」

 

『アンコントロール・スイッチ!』『ブラックハザード!』『ヤベーイ!』

 

ハザードトリガーを使って戦った。勝てなくても、絶望しないために。

 

「ハザードレベル4.9。あと少しだ....」

 

エボルトが何かを言っているけど、気にしてられない。ハザードトリガーを使っているせいか頭痛が酷く、暴走が近づき始めていたのはわかった。

 

「....っ!時間がない!」

 

「暴走しかけているのか....なら!」

 

エボルトは僕の身体が必要だ。それならこのまま暴走してでも....!

 

『マックスハザード・オン』

 

「!自ら暴走する気か!」

 

ばれた!でも止まれない!

 

『オーバーフロー』

 

あ、..........................

 

 

______________

 

 

「厄介な事をしてくれたな....」

 

ビルドが目の前の物を破壊しようとしてくる。まぁ、攻撃は当たらないがな。

 

「利用してやるか。」

 

このまま暴走に付き添えばハザードレベルを5.0まで上げられる。

 

「あと少し、あと少しなんだよ!」

 

ああ、中々ハザードレベルが上がらない!4.9まで来てると言うのに!

 

「くっ!」

 

ちぃ、攻撃を食らってしまった。が、ハザードレベルが上がり切ったようだ。

 

「じゃあな、戦兎。俺の遊び相手にしては滅ぼしたくないんだがな。」

 

俺はハザードフォームのアンテナを掴み、動けなくしたところで素早くハンドルを回す。

 

『READY GO!』

 

『エボルテック・フィニッシュ!』『チャオ!』

 

変身を解除させながら俺は体を入れ替える。遂に、俺と一斗は融合を果たした。

 

___________

 

身体が軽い。俺に憑依していたエボルトはどうなった!?

 

「ん?大した精神力だな。こんなに早く意識を取り戻すとはな。」

 

一斗?嫌、違う!こいつは...!

 

「エボルト、一斗の体に入ったのか.....!」

 

「ああ。遂に俺は元の身体に帰ってこれたんだ。破壊を始めるから邪魔すんなよ?」

 

投げ捨てられたビルドドライバーはあちこちが破壊されており、使うことはできないだろう。でも!

 

『ビル....ドラ...バー....!』

 

「はぁ。邪魔すんなよ。」

 

『エボルドライバー!』

 

まだ俺にはこれがある。フルフルラビットタンクボトルを振る。

 

「そいつはもう使えないぞ。」

 

「何を...!」

 

なっ!

 

フルフルラビットタンクボトルが急に熱を持ち、内部から破壊されてしまう。それなら!

 

『マックスハザード・オン』

 

「この期に及んでまだ抵抗するか....」

 

『ラビットタンクスパークリング』

 

ハザードフォームででも!

 

俺はハンドルを回す。だが、ライドビルダーが展開される事はなかった。

 

「もう仮面ライダーにすらなれないか。終わりだな。」

 

『コブラ』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

「ここで散れ。桐生戦兎いや、佐野巧!」

 

まだ、終われない。こんな所でみんなの犠牲を.....

 

「無駄には、できないんだよ!!!!!!!!」

 

 

ここに来て、最後の希望が俺を待っていた。





TRUE ENDルート遂に始まる。


エボルトとの決着に向けて、

どんどんと強くなる戦兎をお楽しみ下さい。


それではまた!


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84.対最終兵器

ここから先は、ビルド本編にて投稿時には未登場のフォームが出てきます。


かなりのネタバレになります。

それでもよろしいのならこのまま読み進めて下さい。


戻るならここで。ですよ?
















ブラウザバックしなかった方、本編をどうぞ!


「何故ここにある!?」

 

エボルトが何かをわめいている。そうだ、これは何でここに....

 

 

 

 

「パンドラボックスぅぅぅ!!!!!」

 

 

 

 

俺はその光輝きながら転移してきたこの禁断の箱に触れる。

 

『マスター、ようやくです。これでベルナージュの願いが叶います。』

 

「ミカ、その願いって.....!」

 

 

俺に流れ込んできたのは、ベルナージュの記憶。

 

 

彼女の兄にエボルトが憑依して、パンドラタワーを建てて火星を滅ぼした。そのすべてが今さっき体験したかの様に頭に流れ込んでくる。

 

ベルナージュがバングルに意識を込め息を引き取る前に、とある一族の生き残りに願いを託していた。

 

【もしエボルトが貴方の末裔達の星を滅ぼそうとするなら、この力を使いなさい。貴方達に全てを託します。】

 

 

誰だ?何故か顔が見えないベルナージュの話を跪きながら聞くこの男は....!

 

 

 

 

 

「俺?」

 

 

 

 

 

 

「ああ、ようやく分かったよ。俺が何で仮面ライダーになる運命だったのか。それすらも。」

 

『マスター、行きましょう。』

 

「ああ!」

 

俺は、あの日エボルトにばれないようにベルナージュが封印したアイテム二つの片割れの封印を解いた。

 

「俺にあいつを、エボルトを倒せてみんなを救える力を!」

 

ここに、もう一つの禁断のアイテムが動き出した。

 

 

 

________________

 

 

 

「何が起こっている!」

 

こんなはずじゃなかったんだろうな。エボルトにとってもこれは予想外なんだろう。俺が封印を解いたと同時に俺の身体の傷とベルトが修復されていく。

 

 

「!.....また、俺の邪魔をするのか....ベルナージュぅぅぅ!!!!!!!!!!!」

 

うるさいな、さっさと俺の息子の体を、返してもらおうか!!!

 

俺は封印から解除されたパンドラボトルをベルトにセットする。すると、近代的な見た目似へと変化した。

 

『ジーニアス!』

 

天才か....俺には勿体無い名前だ。でも!

 

『イェイ!』『イェイ!『イェイ!』

 

『イェイ!』『イェイ!『イェイ!』

 

ハンドルを回してビルドマーク型のライドビルダーを前後に展開させる。

 

『ARE YOU READY?』『覚悟はいいか?』

 

ああ、俺はもうできている!

 

前後からライドビルダーに挟み込まれ変身を完了する。

 

「なんだその姿は?ただ白いだけじゃないか!」

 

まだ変身を完全に完了したわけじゃない。

 

「!なんだ!?何が起きてっが!!!」

 

どこからかフルボトルが飛んできてエボルトに攻撃してから俺の身体の指定の位置にセットされていく。

 

成分がボトルから流れ出し真ん中のビルドマークにて混ざっていく。

 

『完全無欠のボトルヤロー!』『ビルドジーニアス!』

 

『スゲーイ!』『モノスゲーイ!』

 

 

行くぞエボルト。俺の、俺達の最強は、

 

「ちっとばかし響くぞ!」

 

 

対最終兵器、起動。





読んだ皆様、こちらにて登場したジーニアスはビルド本編と異なることでしょう。

ですが、それぞれを分けて見てください。



次回、『目的は衝突し合う』でお会いしましょう。


「チャオ♪」


ん、今何かk(粒子となって消滅する音)


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85.目的は衝突し合う

等々決戦へと進む二人。ここからどうなってしまうのか!?


「オラァァ!」

 

 

なんだこの力、もの凄く大きい。それでも!

 

「エボルト、お前にはここで倒れてもらう。」

 

「.....なんなんだよ!?お前のその力はぁぁぁ!!!!!!!」

 

 

お前の望む回答を俺が知るわけないだろう。わかっているのは....

 

 

「この力はお前を、エボルトを滅ぼす為にある!」

 

「対俺専用って分けかぁぁぁ!!!!!」

 

『タンク』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

この期に及んでまた何かしでかす気か!?

 

「フェイズ4、変身!」

 

『タンク!』『タンク!』『エボルタンク!』

 

「お前がどんなにフェイズを上げても、俺はその先を行く!」

 

タンクフォームになった所でエボルトの力は俺には及ばない。何故なら...

 

「俺はお前と違ってみんなの、守るべきモノの為に戦ってるんだ!」

 

「俺はぁぁぁ!!!!破壊することでしかいきれないんだよぉぉぉ!!!!」

 

そうか、それがエボルトの目的。俺の目的がそれぞれの拳に宿ったかの様に拳が衝突し合う。

 

「俺は、こんな所で止まってられないんだよぉぉぉ!!!!」

 

「があああぁぁぁぁ!!!!!」

 

どんなところからこんな力が...!

 

「お前には、お前だけには負けられないんだよ!戦兎!」

 

『ロック』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

「フェイズ5、変身!」

 

『ロック!』『ロック!』『エボルロック!』

 

吹き飛ばされている間にフォームチェンジされた上に、こちらに向かいながらもハンドルを回しているのが確認できる。

 

俺はハンドルを回す余裕がない為腕を胸の前で交差させて防御の姿勢を取る。もう少しでこの力を理解できそうなのに!

 

『エボルテック・フィニッシュ!』

 

「終わりだああぁぁぁ!!!!!」

 

走りながら飛び上がりキックを放たれてしまう。ガード出来たものの身体が動かなくなってしまう。

 

「これは....ロックフルボトルの能力か!」

 

「正解だ!やっとお前を捕まえられた。こいつを使う前にいい事を教えてやろう。」

 

エボルトがハザードトリガーのような形をした石を取り出してくる。なんなんだろうか。

 

「.....ぐっ!」

 

「おっと、その鎖はそう簡単には切れないぞ。お前の使うその力は封じた。ジ・エンドってところか。」

 

「.......」

 

「それでいい。お前はその力が何なのか理解してないみたいだからな。軽く説明してやるよ。」

 

願ってもない事だ。聞きながらでもエボルトをどうやって倒すかを考えていく。

 

「それはベルナージュから託されたんだろうが、俺のこれを作るために作った試作品だ。俺以外が使うとどうなるか分からない。それでも使うか?」

 

そんなの、決まってるだろうが!

 

「ああ、それでも戦うさ!」

 

『ゴリラモンド!』

 

「!」

 

力の使い方は今さっき理解した。このまま倒す!

 

『バットエンジン!』

『サイドライヤー!』

『マグゴースト!』

 

「これは翼さんの弟とティーダの分!」

 

「があぁぁぁぁっ!!」

 

フルボトルの力を最大限に活かす事ができる戦い方は、攻撃をやめないこと!

 

俺は能力を発動して拳にベストマッチの力を貯めて放ち続ける。ガードされてもやめることはない。

 

『サメバイク!』

『ハチマリン!』

『ペンギンスケーター!』

『シカミッド!』

 

使ったことすらないベストマッチ達。それでも俺に力を貸してくれた。

 

「これは陸で闘い続けているスバル達の分!」

 

殴る。それぞれのベストマッチの力は確実にロックボトルの能力の限界を超えようとしていく。

 

「何!?力が抜けていく!?」

 

「気づいたようだな。この力でお前はドンドン弱くなっていってるんだ!」

 

「がっ!」

 

守るのをやめれば待っているのは変身解除。その上で消滅させられると考えているのだろう。

 

『キリンサイクロン!』

『クジラジェット!』

『トラユーフォー!』

『スパイダークーラー!』

『ビートルカメラ!』

『タートルウオッチ!』

『ドッグマイク!』

『クマテレビ!』

『ローズコプター!』

『ユニレイサー!』

 

「これは今まで一緒に戦ってきた機動六課の仲間達の分!」

 

10のベストマッチはそれぞれ実体化して攻撃をしてくれる。俺はその中でハンドルを一回回す。

 

『READY GO!』

 

こいつで決める!

 

『ジーニアス・アタック!』

 

「ライダー....パンチ!」

 

俺の拳にはジーニアスの力が貯まる。こいつで、殴る!

 

「があああああああアアアアアアアアアアアアアアアアあぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

防ぎきれずに吹き飛ばしたエボルフェイズ5は変身を解除されて一斗へと元に戻る。

 

「これで終わりだエボルト。サッサと一斗の中から出てこい!」

 

「フフフ.....ハハハハハハハハハハハハハ!!!!!」

 

急に笑い出すエボルト。

 

「何が可笑しい。」

 

「ああ、何。これで、俺は最終兵器として完成する!」

 

エボルトが片手で掲げたそれは先程までとは違い、色を得ていた。

 

『オーバー・ザ・エボリューション!』

 

「これが本来の俺だ!」

 

スイッチを押された瞬間、衝撃波が飛んできたせいで近づくことができない。

 

『コブラ』『ライダーシステム』『レボリューション!』

 

ベルトにセットされたハザードトリガーに似た黒白のトリガーにより、ハザードライドビルダーに似たライドビルダーが展開される。

 

『ARE YOU READY?』

 

「フェイズ6、変身!!!」

 

俺には挟み込まれるのを見てる事しか出来なかった。

 

『ブラックホール!』『ブラックホール!』『ブラックホール!』『レボリューション!』

 

『フッハッハッハッハッハ!』

 

白黒のアーマーに身を包んだエボルが出て来た。




最終兵器が最終形態へと変化を遂げた。

ビルドも最終フォームに姿を変えたものの、勝てるかどうか分からない。

それでも彼は、一斗達の未来の為に戦うことを辞めない。

次回、『限界突破』

決着の時は近い。


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86.限界突破

エボルト、遂に最終形態へ!


「なんだよ、その姿...」

 

エボルはコブラフォームに似ているものの頭部にあった星座盤が消えて胸部と同じ漆黒に染まっている。その枠組みが白と赤のラインでイメージが先程と違い過ぎる。

 

「こいつはエボルトリガーっと言ってな。お前のハザードトリガーを俺なりにアレンジしたものだ。こいつはハザードフォームと同じ様にもう一段階パワーアップ出来るぜ?」

 

俺は構えるがそんなことを気にしないように俺に近づこうとしてくる。

 

「ここで負けるわけにはいかないんだ!」

 

『フルボトルバスター!』

 

「無駄なことを....」

 

『ドリルクラッシャー!』

 

お互いに武器を召喚し、剣撃がぶつかり合う。

 

「今の俺はその名の通りブラックホールそのもの。お前の力も全て吸い込む事ができるんだよぉ!」

 

「なっ!」

 

フルボトルバスターがエボルの胸部にある漆黒の穴に吸い込まれて行ってしまった。

 

「武器は無くなった。後はお前だけだ。」

 

手がないわけじゃない。

 

『スマホウルフ!』

『オクトパスライト!』

『海賊レッシャー!』

『ライオンクリーナー!』

『ロケットパンダ!』

 

「まだ抵抗するか....」

 

ああ、

 

「まだ俺は諦めない!俺が戦わないなら誰が戦うんだってんだ!」

 

「お前のそういう所、初めて会った時から嫌いなんだよぉ!」

 

エボルトは武器を捨て、お互いが能力を使って脚部にエネルギーを集中させる。

 

「抵抗虚しく砕け散れ!」

 

「はあぁぁぁぁ!!!!!!!!」

 

互いがベルトのハンドルを回す。

 

『『READY GO!』』

 

『ブラックホール・フィニッシュ!』

 

『ジーニアス・ブレイク!』

 

「「おらああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!」」

 

俺達のキックはぶつかり合う。ブラックホールによって吸い込まれていくエネルギーを補う様に能力を発動させる。

 

『ニンニンコミック!』

『ホークガトリング!』

『ファイアーヘッジホッグ!』

 

「とどけえええぇぇぇぇ!!!!!」

 

「フフフ、ハハハハハハハハ!!!!!!」

 

エネルギーを吸われながらもキックは互いの身体を吹き飛ばした。

 

「っとまだ俺を楽しませてくれるのか、戦兎ぉ!!!!」

 

「はぁ、はぁ、はぁ、....」

 

これでもまだ倒せないか....

 

「お前には俺の究極体を見せてやる。」

 

『オーバー・オーバー・ザ・レボリューション!』

 

まだ残っていた。俺にはこれが....

 

『フィーバー・フロー!』

 

『フッハッハッハハハ!』『フッハッハッハハハハハ!』

 

最後の戦いだと、感じ取れた。

 

「これが俺の究極体だ!」

 

全身から溢れ出る赤くどす黒いオーラ。

 

アーマーに追加された赤は漆黒の宇宙の崩壊を意味している様に感じ取れた。





残された力でエボルの攻撃に耐えた上に勝つことが出来るのだろうか?

戦兎の悩みには誰も答えを返してはくれない。

それでも戦い、歌い続ける。ラブ&ピースを。

次回、『終焉ノ時』

またお会いしましょう。


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87.終焉ノ時

決着はあっけなくつくことが多い。

互いがぶつけ合ったそれぞれの目的はどちらが達成するのか。

待っているのは平和か、それとも破壊か

最後の実験を始めようか?

『迷い込んだのはリリカルな世界 By  Build』

始まります。


「これが俺の究極体、ファイナルフェイズのビッグバンフォームだ。」

 

これがエボルトの本来の力だろうか。圧倒的なエネルギーを感じ取れる。宇宙で起こる星の爆発自体がエボルト自身であるかのように。

 

「簡単に壊れてくれるなよ?」

 

俺に残されたもの。それをすべて使ってでも勝たなければ、一斗達の未来を掴み取る為に。

 

「はぁ、最悪だ。」

 

「何?」

 

俺はビルド本編の桐生戦兎の台詞を使う。

 

「こんな所であいつらに気が付かせられるなんてな。」

 

俺は最初から気づいてた。あいつらの、ラブ&ピースは....

 

「俺が守るんだ!」

 

『ラビットタンク!』

 

葛城さん、最上博士。力をお借りします!

 

「まだ残っていたか。」

 

今残っているのは、俺たちの旅の終着点!

 

『キードラゴン!』

 

「今の俺は、負ける気がしねぇ!」

 

龍斗、お前の力を貸してくれ!そして...

 

『フェニックスロボ!』

 

「心火を燃やしてぶっ潰す!」

 

一斗と俺の力だぁぁ!!!!!!

 

「ハハハハハハハハ!!!!!!まだそんな力が残っていたのか!!!!!!!」

 

行くぞ、エボルト。これで最後だ!

 

「いいだろう、乗ってやるよ!」

 

お互いがベルトのハンドルを素早く回していく。

 

『『READY GO!』』

 

これで本当に、

 

「終わりだあぁぁ!!!!!!!!!」

 

『ジーニアス・フィニッシュ!』

 

『ビッグバン・フィニッシュ!』

 

飛び上がり正面からぶつかり合った俺達の最後のキックは次々とゆりかごを内部から破壊していく。

 

「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

「ハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

響く俺たちの声はきっと外の皆にも聞こえていただろう。

 

「これでお前との遊びも終わりだ!」

 

ビッグバンにより全てのスペックを跳ね上げてくる。それでも俺は負けられないんだ!

 

「力を、貸してくれええぇぇぇ!!!!!!!!!」

 

俺のその言葉で全てのベストマッチがキックの威力を上げていく。

 

「まだ、まだ上がるのか!!!!!!!!」

 

「アアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

爆発によりお互いの姿が確認できなくなる。エボルトは、どうなった....

 

『マスター!マスター!』

 

「ミカ......エボルトは、どうなった....」

 

『....あちらで、変身が解除されています。』

 

「そうか.....」

 

エボルトは完全には倒せない。それなら、封印しかない。

 

俺は無理矢理に立ち上がる。ゆりかごの天井はさっきの威力で吹き飛んでおり、青空が照らしていた。

 

最後の、一仕事だ。バラバラに散ったフルボトルを一つ拾ってして突き刺さっていたフルボトルバスターに手を伸ばす。

 

俺はそれを引き抜いて引きずりながらも一斗へ、エボルトへと歩んでいく。

 

「これで終わりだ、エボルト。」

 

「.....俺は何で,..お前に...勝てなかった?」

 

それはお前が持ってなかったものだからな。

 

「理由は簡単だ。お前には破壊することしかできなかった。違う事も出来たら良かったのにな。」

 

エボルトは傷ついた身体を動かすことは出来ず、最後に顔を俯かせた。

 

「そういう事か.....ああ、あと少しだったのに....な....」

 

気を失ったのか...

 

『ロック』

 

『フルフルマッチでーす!』

 

フルフルボトルのブランクとロックフルボトルをセットしてバスターキャノンを一斗へと標準を合わせる。

 

「じゃあな、エボルト。」

 

『フルフルマッチ・ブレイク!』

 

俺は引き金を引いた。

 

 

___________

 

 

 

あの後、俺は瓦礫に背中を預けていた。

 

『マスター、皆さんの転移が終了しました。残るは私たちのみです。』

 

あの一撃によりエンプティボトルにエボルトの意識を封じ込めることに成功したのだ。

 

その為残された一斗も転移させるのに少し時間が掛かっていた。

 

「録音は?」

 

『完了しています。ですが、本当によろしいのですか?』

 

「ああ。ミカ、今までありがとうな。」

 

『私はこれからも、先生の側にいますから。」

 

俺はクロノが乗っているアースラに通信をつなげた。

 

『やぁ、意外とボロボロじゃないな。』

 

「何言ってるんだ。全く、ゆりかご内からは俺以外もう誰もいない。今から転移したら射ってくれ。」

 

『了解だ』

 

通信はそれで切れた。上手く俺が外にいるように見せれただろう。映っていたのは青ぞらだけのはずだし、それにアースラなどへの位置情報はデバイスから発信されている。だから、ミカだけ転移させれば、俺が残っている事には気がつないはずだ。

 

『マスター、間もなく魔力が底をつきます。』

 

「そうか....」

 

如何やら時間らしい。

 

「あいつらを、頼んだぞ。」

 

『はい!』

 

ミカも転移していった。残っているのは俺とエボルトのみ。

 

「これでよかったんだよな。」

 

つぶやいても返事が返ってくるわけでもない。帰って来たのは俺の手の上でカタカタと動くボトルだけだった。

 

「今度は、破壊者じゃなくて......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大切なモノを守れる友として会おうな。」

 

 

次の瞬間、俺達は光に飲まれた。

 




もうあとがきで書く事はないでしょう!

とう言うわかけで

次回、『エピローグ』


これが本当の最終回だ。


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88.エピローグ

StS編完結です!


まだ彼等の物語は終わらない。











あの事件、後にS.S事件が終了してから3ヶ月が過ぎていた。

 

俺は今、とある場所へ向かうためバイクを走らせていた。

 

 

俺こと万丈龍斗は今、一斗の成長を見守りながらフリーの魔術師として働いていた。

 

 

勿論アイツのデバイスであるミカと共に。

 

 

『龍斗様、その先を左折してください。』

 

「了解だ。」

 

 

俺が乗っているのはマシンビルダー。アイツが使っていたバイクだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

桐生戦兎はエボルトと最期を共にした。

 

助けられた俺たちにミカが告げたことは実に残酷な事だった。

 

対最終兵器用のアイテムを使用した副作用で死にかけていたとはいえ、黙って行ってしまうなんて思ってもいなかった。

 

俺達が沈んでしまうのを戦兎はわかっていたのだろう。遺言を残していた。

 

 

それには今迄俺たちに黙っていた事と全員に対する感謝と別れの言葉が残されていた。

 

桐生戦兎という一人の青年が命をかけて守った全ての次元世界に対する言葉を。

 

『ラブ&ピースがこの現実でどれだけ弱く、もろい言葉なんて分かってる。

 

それでも謳うんだ。一人一人がその思いを胸に生きていける世界を創る.....任せたよ次世代』

 

 

俺達はそれを公開した。

 

事件の中で死んた仮面ライダーの言葉として。

 

 

今、あの言葉は殆どの人のココロに残っている事だろう。

 

そしてアイツは、英雄になった。

 

残された秘密の一つ、『創成王』として。

 

 

 

俺も『龍王』として崇められたさ。でも、すぐさま逃げ出した。アイツが死んでまで遺した事で俺が崇めれるのはおかしいと思ったからだ。

 

 

そこから俺はフリーの魔術師として働いている。

 

なのは達はそれぞれ進む道が異なってはいたが、想いは変わらないだろう。

 

 

今俺はフェイトと付き合っている。アイツがみんなの前でばらしやがったんだ。

 

ん?なのははどうなったかだって?

 

ユーノといい感じになってるよ。

 

 

『間もなく到着です。お疲れさまでした。』

 

「ありがとな。」

 

俺はバイクから降りて花束を取り出して歩く。今日は.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひと月振りか、戦兎。」

 

桐生戦兎の命日で、偽りの墓参りに来たんだ。

 

 

 

教会の人達が何時も掃除しているからかこの墓は綺麗だ。ただ、当の本人はここでは眠っていない。

 

 

ゆりかごと共に消滅したはずなのだが、今でも俺はアイツが何処かで生きている気がしてならないんだ。

 

 

「今月で機動六課は解散だとよ。お前が支えた生徒達はそれぞれの夢に向かっていってるよ。」

 

 

勿論、お前の夢もな。

 

なのはと付き合い始めたユーノから、一つ相談を受けた。

 

僕と一緒にビルド式を教える講師にならないか、と。

 

生前、お前がふと漏らしていた事だ。ビルド式を教えてあげたいと。

 

そして俺とユーノは学院を回りながら講師をしている。

 

仕事の合間にだがな。

 

 

 

『龍斗様、はやて様から緊急の連絡です。次元犯罪者が現れたと。』

 

「俺が一番近くにいるってか....」

 

俺はビルドドライバーを装着する。アイツの使っていたのは今、厳重に保管されている。

 

『ボトルバーン!』

 

『クローズマグマ』

 

アイツが遺した技術は、きっと世界をよくしていくはずだから。

 

「変身!」

 

俺は、俺達は戦い続けるよ。

 

 

 

またお前に会えた時、

 

 

胸を張って

 

 

やり切ったって言えるように。

 

 

__________________

 

 

『万丈龍斗』

 

戦兎の後を継いだ主人公。

 

一度は絶望により何も出来なくなってしまうも、フェイトが支えとなることで今を生きている。

 

某破壊者と再会した時に、「成長したな。」と言われ泣き出したらしい。

 

 

『桐生一斗』

 

身体も心もボロボロにされた次世代。それでも、父親の言葉を胸に今を生きている。

 

夢ができたらしい。

 

『ラブ&ピース』を守り、謳い続けるっていう夢が。

 

 

『鷲田翼』『翔』

 

互いに誤解が溶けるが、後にエボルトによってどちらも破壊されてしまう。

 

被害者の中では一番惨い事になった。

 

 

『葛城巧』

 

自分がいる世界から『佐野巧』という人物が居なくなった事に気が付いた人。

 

隠れながら帰って来た純一郎と奏の暮らしを見守っている。

 

 

『佐野純一郎』

 

妻である奏と再会した。今迄の記憶はなく、完全なる一般人へと戻った。

 

何故家に一つ部屋が多いのかが最近の疑問。

 

 

 

『ミカ』

 

ビルド式のデバイスとして最後まで戦兎と共にエボルトと戦い続けた。今は龍斗をマスターとし、普段から仕事まで支えている。一斗の姉のような一面も見られるようになったとか。

 

 

『高町ヴィヴィオ』

 

自分のせいで戦兎が亡くなったと思い込み、一番傷ついたと思われる。それでも今は学校に通いながら、兄を支えに暮らしている。

 

 

『高町なのは』

 

デバイスであるレイジングハートと共に半年に及ぶ入院、リハビリにより復活した管理局のエースオブエース。

 

ヴィヴィオの正式な親として支えながらも、次世代へ教育を続けている。

 

全ては、自分が伝えられる事を伝えきるために。

 

あ、最近ユーノと付き合い始めたとか。

 

 

『フェイト・テスタロッサ・ハラオウン』

 

悲しみを乗り越えて龍斗を支えた。後に付き合いだす。

 

まぁ、自身の気持ちを遺言でばらされた可哀想な人といってもいいかもしれない。

 

戦兎への感謝の気持ちに今も昔も変わりはない。これからも龍斗を支えていくだろう。

 

 

『ティアナ・ランスター』

 

夢へ向かって頑張っている。

 

兄が生きていた事をバネに更なるやる気が見えている。

 

 

『ティーダ・ランスター』

 

罪を償うために更生施設へ。

 

だが罪が戦兎によって軽くなり、もう直ぐ社会復帰出来るとか。

 

将来は龍斗とユーノに継いで講師になる予定。

 

 

『キャロ・ル・ルシエ』『エリオ・モンディアル』

 

お互いを支え合い、龍斗も支えた。彼らも夢に向かって頑張っている。

 

最近、浮かれた話を龍斗が聞いたとか。

 

 

『スバル・ナカジマ』

 

特殊救助隊へ。フォワードトップとして活躍しながら助けた人々にある事を伝えてるとか。

 

 

『戦闘機人達』

 

捜査に協力的な子たちは更生施設へ。原作通りにルーテシア、アギトも一時的だが入っていた。

 

だが、スカリエッティにのめり込んでいた子たちは精神を崩壊させ、それぞれ別の留置場に入れられている。

 

 

『桐生戦兎』『佐野巧』

 

自らの命を引き換えにエボルトとの決着を果たした。最後は残していく人達への後悔があったが、それでもエボルトと共に消えることを願った。

 

 

『仮面ライダー』

 

事件の中で登場した人々。人によっては兵器、又は平和の象徴として認識されている。

 

特にその身を犠牲にしてまで救った桐生戦兎は英雄とされ、ベルカ時代の伝説『創成王』として伝わっている。

 

『ある人が言っていた。俺達仮面ライダーは正義の為に戦うんじゃないと、人間の自由の為に戦うのだと』な。

 




これにてStS編全てのエンディングが完成しました!

各ルートは

GOOD ENDルートが仮面ライダーの物語

BAD ENDルートがエボルトの物語

TRUE ENDルートが対最終兵器の物語

となっています。


ここまで読んでいただいた皆様、

ここまでありがとうございました!

ですが、まだ物語は続きます。

番外編でお会いしましょう。

ではまた!


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番外編 万丈龍斗という男

余り期待しないで下さい。

短いです。

ですが、龍斗が何故転生して光写真館の前にいたのか。

そこまで描こうと思います。


あの日俺はいつも通りに中学へ行って勉強して部活して、帰って寝るという生活を送るはずだった。

 

 

前もって言っておくと、俺の両親は共働きで二人共海外へ出張へ行っていたはずだ。

 

 

いつもの帰り道で裏道として森の中を通る。慣れた感覚の中で、俺は一つ変わった事にあった。

 

 

『♪~~~~』

 

 

機械で出来たドラゴンにあったのだ。

 

 

いや、マジかよ!と俺もなったんだぜ。そしたらこいつ、急に火を吹いてきたからバッグから水の入ったボトルを取り出して掛けてやったんだ。そしたら....

 

 

「へ?」

 

 

突然真っ白な空間に俺だけ飛ばされた。

 

「っちょ、どこだよここ!」

 

俺が叫んでも誰かから返事が返ってくる事はない。

 

「.....どうしたもんか.....」

 

だが、進展は案外早く来た。

 

 

『万丈龍斗』

 

「っ!誰だ!?」

 

『すいません、事情を説明している時間はありません。これを』

 

急に聞こえてきた声はすぐに静かになり、開いたままのアタッシュケースが現れる。

 

『貴方は選ばれました。行きなさい。先輩方が助けてくれるはずです。』

 

「待ってくれ!何がなんだが....」

 

声に俺の言葉は無視され気が付くと....

 

 

「どこだここ.....」

 

普段気に入っていた私服を着た俺は、アタッシュケース片手にある場所の前にいた。

 

「光写真館?」

 

 

「おや、珍しい。お客さんかね?」

 

 

俺と、士さん達の旅はこうやって始まった。

 

 

_______________

 

 

「よかったのですか?」

 

「ん、何が?」

 

「いえ、あのドラゴンを連れて強制的に平行世界に飛ばしてしまっても....」

 

 

「ああ。あの筋肉バカの平行世界バージョンなんだ。ここからでもどうにかなる。それに....」

 

 

話している男女が見つめる龍斗が元々いた世界は....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「エボルトに最後の希望を破壊されたくないからね。」

 

炎の渦に飲まれて、消滅し始めていた。

 

 

 

__________________

 

 

『万丈龍斗』

 

 

とある平行世界の『万丈龍我』で、平行世界の『???????』と『???????』によって最後の希望として士達の元へ送られた。

 

全てはあのドラゴンに気に入られた事によることなのだが、本人は知る由もない。

 

中学一年生にてこうなり、学校ではなくおじいさんやユウスケ、夏美によって勉強をしていた。

 

 

『???????』

 

平行世界の『???????』。龍斗に自分の作ったものを託して散っていった。

 

助手が降り、彼女と共にエボルトに挑んだという。結果は......

 

 

『???????』

 

平行世界の『???????』。龍斗にクローズドラゴンを差し向け、運命を動かした人。

 

助手をしており、雑用なんかもそのうちの一つ。動けなくなった彼の代わりにめんどくさがりながらも行った。

 

『万丈龍我』とは面識があり、龍斗を見かけた時にすぐさま行動に動いた。

 

 

『エボルト』

 

平行世界を巡り自分探し。結局見付からなかったが、遊び相手を見つけた模様。

 

世界を滅ぼした後、遊び相手を滅ぼした。





『???????』って読みずらいですよね。

ですが、察しのいい方は誰かわかっているのでは無いでしょうか?

まぁ、言ってしまえば龍斗は転生者ではありません。

ですが元居た世界が滅びてしまった為、転生者ということにしました。

ついでに言うと、夏美に自分が真っ白な部屋に居たという事を伝えた時に

彼女から転生というものを教えられています。


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Ep 555

番外編

戦兎達が来る前に、なのはとユーノが出会ったとある青年とのお話。


『魔法少女リリカルなのは』

始まります。


やあ、皆。はじめてかな?ユーノです。

 

今回は僕となのはがP.S事件の後、戦兎さん達に会う前にあったある青年の話をしよう。

 

________________

 

 

あの日、僕らはいつも通りの日常を送っていた。

 

なのはは学校へ、僕は家で仕事をしながら過ごしていたんだ。

 

 

「ユーノ君、ただいま~」

 

「キューイ!」

 

あ、僕は今フェレットだからね?話したらダメなんだ。

 

「今日はこの後翠屋にアリサちゃんとすずかちゃんが遊びに来るんだって。だから一緒に行こ?」

 

ふむ、仕事もひと段落付いた上に外に出られる。この誘いを断る理由は僕にはなかった。

 

「キュー!」

 

了承の意味を込めて頷きながら鳴く。

 

「じゃ、少し外で待っててね。」

 

ん?なんで部屋の外にいるかって?なのはは着替えてるんだ。それに僕は男。

 

えっ?男には見えない?まぁ、当時は中性的な見た目だったしね。

 

んん。それは置いておいて僕らは駅前のなのはの両親が経営する喫茶店『翠屋』に行ったんだ。そしたら.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「....................」

 

「えっと....どうしよう?」

 

 

お店の前で誰かが倒れているじゃありませんか。なのはの性格上、助ける事になったんだけどお店に運び込んだ瞬間、お店の中はパニック。

 

なのはのお父さんとお母さんも飛び出してきて、いつも通りとはいかなくなっていた。

 

 

________________

 

 

結局、倒れていた男の人は単なる気絶だった。寝かせておくとしばらくして目を覚ましたんだ。

 

「ここは......」

 

「あ、目が覚めましたか?」

 

「ああ。てか、ここはどこだ?確か俺はあの時....」

 

「あの.....」

 

何か考えごとに入ってしまったみたいだ。

 

「あの、私は高町なのはって言います。」

 

なのはが名前を言うと気が付いたのかこう返してくれた。

 

「名乗ってなかったな。乾巧だ。」

 

倒れていた事情を聴くと乾さんは渋々と話してくれた。

 

ある日自分がいなければ発動しない機械が作動し、無限ループが起こった事。

 

それを止める為に自分が犠牲になった事。その後で何故か翠屋の前で倒れていたという事。

 

 

「あ、俺の近くにバイクがなかったか?」

 

「バイク?なかったですよ?」

 

バイクか....ミッドチルダにもあるけど、こっちでは僕がフェレットの姿だからか気づかれないまま進んできて惹かれかける事が何回かあったな。

 

「マジか....あそこには俺の全財産があるんだけどな...」

 

「私が探してきましょうか?」

 

なのはが提案する。

 

「頼めるか?シルバーと赤のラインがあるバイクなんだが....」

 

 

「大体分かったかな。探してきます!」

 

「あ、あと....」

 

この人が話していたことは普通じゃない。それは聴いていてわかっていたこと。だけどこれにはビックリしたなぁ。

 

「人型になって俺を探してるかも知れない。」




この人が登場することは、一部の人は気が付いていたのかもしれません。

まぁ、変身するかは差し置いてですが....


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Ep 555:2

番外編

青年から聞き出した事を手掛かりにバイクを探していく。

すると案の定、そのバイクを路地裏で見つけた。

『魔法少女リリカルなのは』

始まります。


乾さんからの情報でバイクは見付かった。見付かったんだけど....

 

 

「ユーノ君、あのバイク.....」

 

「人型で歩いてるね.........」

 

しょうがないと思うんだ!

 

この世界には魔法は存在しない。だから彼からは魔力の反応はなかった。それでも....

 

 

 

『............』

 

機械音を鳴らしながら辺りを見渡して何かを探しているようにも見えるあのロボット....

 

 

何処か切なく見えるのは何でだろう?

 

 

「あれが.....『オートバジン』だろうね」

 

「にゃははは....ここまでよくできたロボットを見るのは初めてなの」

 

さて、どうやってここから連れて帰ろうか?そう考えている間に彼?は僕らを見つけたのか近づいてきた。

 

「わっ!へ?」

 

素早く動いた腕が見せてきたのは写真だった。しかも....

 

「これ、乾さん...」

 

河川敷で撮ったものみたいだ。他も色んな人が写ってる。

 

『..........』

 

反応があったからか、オートバジンは僕たちに付いてくるきの様だ。

 

「なのは、このままだと騒ぎになると思うんだ。だから透明になれる魔法をかけておくよ。」

 

「うん。」

 

僕はオートバジンを透明にすると、そのまま歩いて翠屋に戻った。

 

________________

 

 

「お前、今迄何処に行ってたんだよ。ったく.....」

 

『.......』

 

何故だろう?嬉しそうに感じるんだが。

 

「なのはだったか。ありがとな、こいつを探して貰っちまった。」

 

「にゃははは。これくらいなら大丈夫ですよ?」

 

「すまねぇ、こいつを探してきてくれた礼をしたいんだが....」

 

「別にいいんですよ。そろそろ友達が来るんで、行って来ますね!」

 

なのはは外へ行ってしまう。

 

お店の中とはいえ、今は僕と乾さん、オートバジンだけだ。何かが起こるかも知れない。

 

「なあ、フェレット。」

 

「?」

 

なんだろうか?

 

「お前、話せないか?」

 

「!」

 

な、なんでそれを!?

 

「簡単だ。これでオートバジンの集めた情報を確認できるからな。」

 

そう言って携帯を取り出して僕となのはが会話している映像が流れる。

 

「......何が目的です?」

 

「何にもない。あるとすれば、世界中の洗濯物を真っ白にするくらいかな。」

 

その言葉に僕はキョトンとしてしまう。

 

「フェレット、夢を持ってるか?」

 

「ユーノです。夢ですか.....」

 

生憎、僕には夢がない。いや、ただ目的の為に仕事をしているだけ。

 

「俺も夢を持っていなかった気があった。それでも、最後は夢を持てたんだ。」

 

「それで?」

 

僕は、どうすればいい?

 

「それでも、夢を守る事は出来る。だから俺は戦った。誰かの夢を守る為に。」

 

「夢を....守る.....」

 

「まだ難しいかもな。でも、覚えておけよ。きっと役にたつ時が来るからな。」

 

そう言って乾さんはテーブルに置いてあったコーヒーに手を伸ばす。

 

「あちっ!またかよ...」

 

なんだろう、真面目に考えていた僕が馬鹿らしく感じてしまった。

 

「まぁなんだ。あの子を支えてやれよ?」

 

「あっ、待って下さい!」

 

あっという間に部屋から出ていいってしまい、オートバジンが変形したと思われるバイクにまたがっていた。

 

「なのはにありがとうと伝えておいてくれ。それじゃあな。」

 

 

あっという間にどこかへ向かってしまう。

 

「不思議な人だ.....」

 

僕の口からは無意識に声が漏れていた。

 




こんなの乾巧じゃない!

って感じる人もいるでしょう。そういう時は平行世界の乾巧として見てやってください。


もっと作者が上手くたっくんを描ければいいんですがね。


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Ep 555:3

番外編


青年はどこかへ行ってしまった。


彼が残した言葉を伝えたユーノはその日の夜、幸運にも彼に再開する。

『魔法少女リリカルなのは』

始まります。


僕は戻ってきたなのはに乾さんの言葉を伝え、その日は夜を迎えた。

 

 

何時ものと変わらない夜。

 

なのはが眠り、僕も眠る。

 

 

だがあの日は何故か寝付けなかった。僕もなのはも。

 

「ユーノ君、少し散歩に行こうか。」

 

「うん。」

 

僕らは窓から出て魔法で姿を偽る。散歩は今の時期が一番楽に感じる。

 

 

「何でだろう。今日は一段と眠くないの。」

 

「そうだね....!」

 

だが、そんなゆったりした時間もすぐに過ぎて行った。

 

魔力を感じ取ったのだ。それも程よい大きさの。

 

すぐさま感じた座標へ走り出す。

 

セットアップして飛行魔法で移動する。するとそこにいたのは...

 

 

「........」

 

 

全身の赤いラインが発行している戦士だった。

 

___________________

 

「誰ですか?」

 

地面に降りて質問する。

 

「......なのはか」

 

その人が赤い光に包まれる。すると出てきたのは今日翠屋で会った乾さんだった。

 

「何ですか今のは....」

 

「これは555。俺が持つ唯一の戦う力かな。」

 

私は、ユーノ君に聞いたことを思い出した。

 

「乾さん、ユーノ君に話した事を詳しく話してもらってもいいですか?」

 

そう聞くと、乾さんは携帯電話で時間を確認する。

 

「明日が休みで良かったな。それじゃあ、そこの河川敷で話そうか。」

 

私たちは河川敷まで移動した。

 

_____________

 

 

「ユーノには話したよな、俺の夢。」

 

「いいえ、それは....」

 

「あれは俺にとって夢を見つける旅だったんだ。」

 

河川敷で腰を下ろした僕たちに乾さんは語ってくれた。

 

仲間と強大な敵と戦ったこと。その中で一つの答えを見つけたこと。そして、

 

「....世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに、みんなが幸せになれますようにってな。」

 

 

彼の夢は僕たちにとって壮大で、それでいてあこがれを感じられた。

 

「実現できない夢が殆どさ。それでも、俺は願ったんだ。」

 

俺が夢を守る事で、幸せになれるようにって。

 

それは今、明確な夢のない僕らにとってはよくわからないものだった。だけど

 

「乾さん、私にも特別な力があります。それでみんなの夢を守る事ってできるかな....」

 

その疑問に帰って来たのは、何というか乾さんらしいものだった。

 

「俺が知るわけないだろう。でも、俺が守れたんだ。なのはにだって出来るさ。」

 

「うん」

 

会話は止まってしまう。

 

「......お前はさ、その力がなくなったら自分と関わってくれなくなるとか考えてないか?」

 

「!はい....」

 

「やっぱりか....」

 

それを見抜いていたんですね。乾さんは。」

 

「ああ。昔同じ様な目をした奴にあったからさ。」

 

それはどこか寂し気だった。

 

「お前がこのまま無茶を続ければ、お前は壊れてしまう。」

 

「でも!」

 

片手がなのはの口を塞ぐ。

 

「だから、俺からのアドバイスだ。仲間を頼れ。お前は一人じゃない。その力が無くなってもだ。」

 

「う、うあぁぁぁぁ!!!!!!」

 

人が寝静まる時刻に、少女の泣き声が響いた。

 

 

___________

 

「ユーノ、後は頼んだぞ。」

 

「はい。」

 

あの後泣きつかれて寝てしまったなのはを僕は乾さんに運んでもらった。今はもうベッドの中だ。

 

「これで本当にお別れだ。」

 

「はい。色々と、ありがとうございました。」

 

「いいんだ。俺に出来るのはこれ位だからな。」

 

 

そう言ってまたどこかへ行ってしまう。

 

「ありがとうございました、乾さん。これでなのはは....」

 

 

そこからは僕自身もよく覚えていない。

 

 

 

____________________

 

 

こうしてなのはは夢を探す様になった。

 

無茶を減らして自分を守りながら、誰かの夢を守る様に戦うようになった。

 

 

 

え?乾さんは何処に行ったかだって?

 

 

僕は......

 

 




これにて番外編も終了です。


これによって空白の十年でなのはは無茶ではなく、

AMFを初めて使われて対処できずに落ちた事になっています。


ここまでも駄文を読んで下さり、

ありがとうございました。


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七夕

番外編、久々の投稿ですよ~


七夕、それは中国での行事であったものが奈良時代の日本に伝わり元からあった日本の棚機津女の伝説と合わさって生まれたものである。

 

まぁ、それは置いておいて....

 

子供達の為に笹を持って帰ってきた戦兎。

 

「ただいまー」

 

「「おかえりー」」

 

既にリビングではミカと翼、はやてが短冊を制作している。そう、今日は7月7日。

 

「お帰りなさいませ、マスター」

 

「ミカ、これ何処に運べばいい?」

 

「それはそのまま庭に運んでいただいて....」

 

戦兎はミカに言われた通りに笹を運び庭に置いてあった筒に差し込むことで自立させる。

 

「そういえばその笹は何処で手に入れたん?」

 

「ああ、これはね....」

 

一応ミッドチルダでも笹を手に入れることができるのだが、なるべく地球のモノを使いたかった為に戦兎は地球へ連絡を取ったのだが、如何やら葛城さんは深谷七夕まつりへ参加する為に埼玉県深谷市へ向かっているらしく笹をてにいれることができなかった。その為戦兎は恭也さんに連絡して笹を手に入れることには成功したのだ。が、一つ条件を付けられたのだ。

 

「で、戦ってきたんやな」

 

「ハハハハハ......」

 

乾いた笑顔を浮かべて少しずつ気を沈めていく戦兎。何かを得るために何かを犠牲にした男がそこにはいた。

 

「翼は七夕を知ってたんだよね?」

 

「はい。エボルトと行動している時に」

 

如何やらエボルトは地球の文化を楽しんでいた模様。クリスマスもバレンタインも知ってたなと戦兎は意識を現世に浮上させてくる。

 

「マスター、準備を開始しましょう」

 

「ああ」

 

壁に立てかけてあったレールを動かして組み上げていく。

 

七夕はそうめんを食べるのが風習らしい。

 

その為流しそうめん用に作ったスライダーはヴィヴィオ達の友達も誘っても大丈夫なようにかなり巨大なものになっている。二階から流せるようにしつつ、魔法で水を流していく。

 

「よしっ」

 

「そろそろゆで始めるな~」

 

「頼んだよ~」

 

はやてはそうめんを茹で初める。戦兎は作りかけの短冊の穴に紐を通していく。

 

「ただいまー!」

 

「「おじゃましまーす!」」

 

ヴィヴィオがリオとコロナと共に桐生家を訪れる。ミカが迎えに行っているので戦兎は全員分の食器を準備し始める。

 

「「ただいまー」です」

 

「「「お邪魔します」」」

 

一斗、フーカがアインハルトとユミナ、リンネを連れて帰ってくる。それに続くように庭に魔法陣が展開される。

 

「っと、どうも。戦兎さん」

 

「よう」

 

「ヴィヴィオ来てます?」

 

「姉さん、着いたよ?」

 

「もうちょっとだけ...」

 

そこ魔法陣からユーノ、龍斗、なのはにフェイトが転移してくる。フェイトの腕の中にはアリシアがいる。

 

「良く来たね。準備がもう少しだけ掛かるから待っててね」

 

全員にめんつゆを入れたお椀と箸を渡していく。

 

「姉さん、もうみんな集まってるよ?」

 

「.....分かった」

 

しぶしぶフェイトに降ろしてもらうアリシア。そんな彼女にも渡す。

 

「皆~ゆで上がったで~」

 

「待ってたぜ!!」

 

どこからともなくヴィータが顔を出す。

 

「全く、先に行くなヴィータ」

 

「お邪魔しますね、戦兎さん」

 

「お邪魔します!」

 

守護騎士達とミウラが顔を出す。如何やら全員揃ったようだ。戦兎はゆで上がったそうめんを持って二階へと上がる。

 

「始めるぞ~」

 

『は~い!』

 

子供たちの声を聞きながら流れていく水にそうめんを少しずつ投下していく。

 

七夕の夜はまだ始まったばかりだ。

 

 




皆が集まってイベントを楽しむ。

これが戦兎の守りたかった未来。

そして忘れてはならないのがエボルトも各イベントを楽しんでいたこと。




完全に世界に毒されてるな....


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Fourth:vivid 1.物語は続く

新たに始まるvivid編。


こちらはGOOD ENDルートの続きとなっています。



これからもよろしくお願いしますね!


それでは本編をどうぞ!




あれから4年がたった。一斗はSt.ヒルデ魔法学院中等部に上がった。ホントに立派になったもんだ。俺が今何をしているかだって?何、簡単さ....

 

「いい加減に受け入れるんや!」

 

「俺には......まだ無理だぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!」

 

そう、はやてちゃんから逃走中である。S.S事件の後機動六課が解散された時期からか、急にはやてちゃんからのアピールが増えていく様になった。

 

ヴィヴィオと話している時に壁から覗いていた目のハイライトが消えていた時は本当に恐怖を覚えた。

 

まぁ、今もハイライトは仕事をしていないんだが。

 

「お縄につけ~~!!!」

 

 

「俺何かしたっけ!?」

 

わかっている。はやてちゃんの好意が昔から俺に向いていたこと位。だけどね....

 

 

「巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃにぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃにぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ巧にぃ.....何で逃げるんやぁぁ!!!!」

 

「ひっ!!!」

 

誰が予想できるだろうか。昔一緒に暮らしてた義妹がヤンデレになっていたら。

 

実は最近まで俺はデバイスマイスターの仕事でミッドチルダ以外の次元世界に長期間行っていて、今日預けていた一斗を迎えに八神家を訪れたらこれである。

 

「アハハ、母さんと父さんは仲がいいなぁ.....」

 

『........』

 

一斗は何処か目が死んでおり、守護騎士達も無言を貫いている。

 

【誰か助けてぇぇぇ!!!!!!!!!】

 

【...........】

 

念話と視線で助けを求めるが、全員俺から目を逸らし沈黙を貫く。ホントに、リイン助けてぇぇ!!!

 

「リイン、こちらへ。」

 

「はいです~」

 

ああ、最後の希望も自分のデバイスによって壊された。

 

「捕まえたで.....た・く・み・に・ぃ?」

 

「あ、」

 

オワタ。

 




新章早々にはやてに襲われる戦兎。


これは八神家に来ても殆どが守護騎士達としか会わなかったという事もあるのですが、

戦兎が知るのは....



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2.久しぶりの再会

はやてちゃんに捕まった俺は2時間程動けなくなった。その後何とか次来るときに答えを出すと言ってその場をくぐり抜けた。守護騎士達にはあきれられたが。

一斗とも久しぶりの再会だ。色々と聞きたいこともあるが、今はこいつをヴィヴィオに届けなければならない。その為、俺はバイクを走らせた。



『は~い!』

 

「戦兎だ。例のものを届けに来たぞ。」

 

家のインターフォンを鳴らす。中から聞こえてきたのはあの魔王の声。

 

『....今、変な事考えませんでした?』

 

「イヤ、NANIMO?」

 

何でだろう。俺の周りには読心術が使える奴が多いのかな?

 

「なのはさん、ヴィヴィオに会いに来ました!」

 

『一斗君も来てくれたんだ!さぁ、入って入って。』

 

なのはの招きで高町家へと足を踏み入れる。

 

「おっ、やっと来たか。」

 

「待たせたな、龍斗。」

 

龍斗もいる。今日は久しぶりにフェイトが帰って来ていおり、ここにいるみたいだ。

 

「戦兎パパ!」

 

「おう、久しぶりだな。ヴィヴィオ。」

 

再会早々抱きつかれているのはなんでかな?

 

「一兄も、学校振りだね。」

 

「と言っても、何時もあっているけどね。」

 

この二人は本当に仲がいいな。

 

「あ、戦兎さん。」

 

「お邪魔しているよ、フェイト。」

 

フェイトが奥から顔を出してきた。知ってるよ?君と龍斗の仲がドンドン進んでいることを。

 

「さて、本題に入ろうか。」

 

「うん、そうだね。ヴィヴィオ。ヴィヴィオはもう四年生だよね?」

 

「そうだよ?」

 

「魔法の基礎も大分できるようになって来た。だからそろそろ自分のデバイスを持ってもいいんじゃないかなって」

 

「ホント!?」

 

俺がここに来た目的はそれだからな。

 

「俺が今日ここに来たのは、忙しくて来れないユーノの代わりにこいつを渡すためだ。」

 

そう言っておれは小さな箱を持ってきて手渡す。

 

「開けてみてくれ。」

 

「うん!」

 

ヴィヴィオが箱を開ける。

 

「ウサギ?」

 

ウサギの可愛らしいぬいぐるみが入っていた。

 

「そのウサギは外装、アクセサリーだね」

 

「本体はクリスタルタイプだからな」

 

俺はなのはの台詞を少し詳しく説明する。

 

『.......』

 

っと、起動したみたいだな。

 

「と、飛んだ!?動いてるよ!?」

 

あ、それは...

 

「俺とマリーさん、ユーノが創ったオマケだ。」

 

ウサギは俺の言葉に頷きながらもヴィヴィオの正面に移動する。

 

「リサーチしてヴィヴィオに合わせた最新式だが、中身は殆ど空っぽなんだ。だから、名前を付けてやってくれ。」

 

「えへへ、もう決まってるよ。愛称もね。」

 

ほほう、どんな名前を考えたんだろう。

 

「そうだパパ!リサーチしたならアレができる!?アレだよ!?」

 

「勿論できるさ。セットアップしてみてくれ。」

 

なのはと俺はアレが何なのかを知っているが、他は誰も知らないからな。

 

 

マスター認証は庭でする事に。みんなが移動する中、俺は録画の準備を始める。

 

「マスター認証。高町ヴィヴィオ。術式はベルカ主体のミッド混合ハイブリッド。デバイスに個体名称を登録、愛称は『クリス』。正式名称は『セイクリッド・ハート』。」

 

俺はこの一連を撮影しながら思い出す。俺達が守った未来がここから始まるのだと。

 

「いくよ、クリス。」

 

ヴィヴィオは叫んだ。自身のデバイスの名を。

 

「セイクリッド・ハート!セーーット・アーーーップ!!!」

 

ヴィヴィオは光に包まれる。そして少し後には。

 

「ん、やったあーーー!!!ママ!パパ!ありがとー!」

 

大人モードのヴィヴィオがいた。

 

「おめでとう。」

 

「あー、うまくいったね!」

 

『excelllent!』

 

『...........』

 

まあ、知らなかった人達にとっては驚きしかないもんで。

 

フェイトは口を開けたまま、床に座り込んでしまう。龍斗と一斗は驚きで何も言えなくてなっているみたいだ。

 

しばらくして正気に戻った龍斗に俺は質問され、一斗はヴィヴィオ本人に聞きに行っている。

 

フェイトは「なんで聖王モードに!?」とか言いながらなのはとヴィヴィオを行ったり来たりしている。

 

「フェイトちゃん、落ち着いて。これはね?」

 

「ちょっ....一兄には隠していたけど、なんでフェイトママに説明してないのー!」

 

「いや...その...うっかり」

 

「あらら....」

 

「うっかりってー!」

 

 

 

実に賑やかな光景である。俺はそれがひと段落するまで録画を止めなかった。

 




リバースカード、オープン!

『なのはのうっかり』!

その効果で、フィールドに存在している『リリカルなのは』と書かれたカードのコントロールをプレイヤーは出来なくなる!



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3.襲来

サブタイトルが物語るのは、戦兎が再びひどい目に合うという仕様を伝えるものです。


そう、彼女は何処へでもやって来る!




それでは本編をどうぞ!





あれれ?おかしいぞぉ~?

 

「待たせたな。なのはちゃん、フェイトちゃん。」

 

「あれ、はやて?」

 

「何でここに?」

 

っ!....済まない、何処か可笑しいようだ。居ないはずのはやてちゃんの声が聞こえてくるなんて....

 

末期か......」

 

「何が末期なんや~?」

 

「ゲッ!?」

 

やっぱりいたよ、はやてちゃん!俺はすぐさまそこにいた龍斗を盾にする。

 

「おい、俺を盾にすんな!」

 

「ごちゃごちゃ言うな!俺の貞操の危機なんだよ!」

 

俺を支えるんじゃなかったのかよ!

 

「あ~、それは戦いにおいてな。私事は知らん。」

 

「あっ...」

 

ちょっ、盾が!盾が移動して行った!

 

「巧にぃ、約束を果たしてもらおうか....」

 

俺は高町家の壁に追い詰められる。

 

「ど、どうしてここに....」

 

「巧にぃの近くになのはちゃん達がいるのが感じられたから。それに....」

 

はやてちゃんは一度うつむいて笑顔を見せてくる。

 

「サッサと答えを出してもらおうと思ってな♪」

 

ヤバイ、あの笑顔が笑っている様に見えない。それどころか、まるでバインドされているかのように身体が動かなくなっていく。

 

「な、何を....」

 

「何って、このまま...」

 

近い近い!顔が近いよ!ああ、俺の初めてが.....

 

「グラビティ」

 

「ふげっ!」

 

「へ?」

 

俺を助けてくれたのは

 

「はやて様を気絶させました。これより迎えを呼びます。」

 

「ミカ....ありがとう」

 

「いえ......はやて様は色々と過程を飛ばして本番へいく気でしたしね。」

 

全く、知り合いとはいえ人様の家で俺を襲おうとするとか、いよいよ危なくなって来たな。

 

「悪いな、なのは」

 

「別にいいですよー」

 

そう言ってもらえると助かる。

 

結局シグナムが迎えに来て、「済まない、急に外に出た上に魔法を使わずにとんでもない速さで走り出してな....」といいだした時はもう、泣きたくなったよ。

 

はやてちゃん、人間をやめr 、既に歩くロストロギアだったっけ。

 

因みに一斗とヴィヴィオはクリスを囲んで談笑、龍斗とフェイトはデートの予定を決めていたらしい。助けてくれたっていいじゃないか、と言ったら『あの状態のはやてに関わると、ひどい目に合う』とかなんとか言われた。悲しい。

 

 

___________________

 

 

『連続傷害事件?』

 

「ああ、まだ事件とは言えないんだが」

 

「どういう事?」

 

ナカジマ家は巷で噂の連続通り魔についてノーヴェとチンク、ウェンディが話していた。

 

「被害者は主に格闘系の実力者ばかり。そういう人に街頭試合を、申し込んでは...」

 

「フルボッコにしているってわけか....」

 

ノーヴェはそう答える。

 

「あたし、そういうの知ってるっス!喧嘩師とか、ストリートファイターとか!」

 

「ウェンディ、うるさい。」

 

「まぁ、ウェンディの正解だよ。そういう人達の間で話題になっているって、龍斗さんが聞いたんだって。」

 

「私達も狙われるかも知れないってか。気を付けるか。つーか来たら返り討ちにしてやるよ。」

 

「で、これがその容疑者の写真と」

 

「ええ」

 

ディスプレイに映し出されたのはバイザーをした、少し大人びた女性だった。

 

「自称『覇王』イングヴァルト。古代ベルカ聖王戦争時代の王の名前_______」





遂にあの子が動き出す!

今度はノーヴェじゃなくて、龍斗に挑戦だ!


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4.通り魔

管理局の狸が起こした俺の貞操の危機は、我が相棒の手のよって救われた。いくら気絶したとはいえいつ復活してくるかわからない。俺達はすぐさま高町家から出て今は自宅への帰路に入ったところだった。


「やっと見つけました。『龍王』と『創成王』。」

 

曲がり角を曲がり人通りの少ない道に入った時、後ろから知らない声が聞こえてきた。

 

「....それを知っているのは極一部の人間だけだ。お前は何者だ?」

 

俺達は振り返り声を掛けてきた人物を視界に入れる。そこにいたのは薄い緑の髪をもち、バイザーをした人がいた。

 

「カイザーアーツ正統ハイディ・E・S・イングヴァルト。『覇王』を名乗らせて頂いています。」

 

その言葉に俺と龍斗は反応した。最近噂になっている通り魔。それが目の前に現れたのだから。

 

「あれ?この声何処かで.....」

 

一斗が何か言っているが、それを気にしている場合ではない。噂通りなら恐らく....

 

「幾つか確かめたい事があります。あなた方を含めた『王』達についてです。『聖王』オリヴィエと冥府の炎王イクスヴェリナ_______」

 

この疲れている時に限ってこれである。全く、自分の不運を呪いたくなってくる。

 

「そういうのはどうでもいい。冥府の炎王なんて知らないからな。で、それだけじゃないんだろ?」

 

龍斗は何処か挑発するように言い放つ。

 

「ええ、あなたの拳と私の拳、一体どちらが強いのかです。」

 

うあぁ、戦闘狂を思い出させる言葉に思わず声が出そうになる。

 

「いいぜ、知り合いがやられてるんだ。お前の実力を試してやるよ!」

 

『ボトルバーン!』

 

おう、やる気な龍斗を尻目に俺は一斗に話しかける。

 

「このまま先に帰っちゃおうか」

 

「う~ん、少し気になる事があるんだけど...」

 

「何がだ?」

 

一斗に話を聞く。『覇王』を名乗った彼女の声が何処かで聞いたことがあり、思い出そうとしていたらしい。

 

『極熱筋肉!』『クローズマグマ!』

 

『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

「あ、始まった。」

 

夜も遅いのでかなり静かな変身音が鳴り響く。既に殴り合いが始まっているのを除けばそれはどれくらい響くのか計測したいくらいだった。

 

「断空拳!」

 

『ボルケニック・ナックル!』

 

あっという間に決着が付く。立っていたのは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あいつと同じか.....こんな事になるなんてな。」

 

龍斗だった。

 

まぁ、無事に通り魔との戦いに勝ったはいいものの....

 

 

「やっぱり、アインハルトさんだったや。」

 

 

一斗のクラスメイトをこのまま道の真ん中で放置するわけにも行かず、俺はスバルへ連絡するのだった。

 

___________________

 

 

「で、戦ったと。」

 

「悪い悪い。知り合いが倒されてたからな、実力が気になってな。」

 

龍斗とティアナと話している。俺は既に事情聴取を終えて、一斗とスバル、ノーヴェ

の会話を聞きながらものにふけっていた。

 

既に時間は過ぎて次の日の朝9時頃。アインハルトの容態を確認する為に俺達はナカジマ家を訪れていた。事情も事情で運よく休みに入っていた一斗を連れて教会へ行くことになったが。

 

正直言って行きたくない。理由は複数あるのだが、一番ははやてちゃんとの遭遇である。決してないとも言い切れず、さっきクロノに確認を取ってしまった。『まぁ、頑張れ』と俺を軽く慰めてくれたよ。今度お土産もっていくからな。

 

で、時は進んで聖王教会へと俺達は来ていた。

 

庭を進んでいくと見覚えのある顔が並んでいる。

 

ウィンディ、ノーヴェ、ディエチ、オットー、ディード、セインと戦闘機人が勢ぞろいしていた。ヴィヴィオもいる。

 

陛下と呼ばれてるみたいだ。まぁ俺達も教会の信者にあがめられた時はまいったよ。

 

話の内容は俺達には関係なく、流れる時に身を任せた。ここんところ休んでなかったからいい息抜きにはなった。

 

そういえば、何で俺達ここに来たんだっけ?

 

 

 




スバル達を使って聖王教会へ来させ、そこを襲おうとした狸がクロノによって仕事を増やされ嘆いていたとか。


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5.特訓

俺達はミッドチルダ中央市街地へ来ていた。如何やらヴィヴィオの友達が来ているみたいだ。

 

「あ、来た!」

 

「リオ!コロナ!お待たせ!」

 

活発そうな八重歯の似合う子と長めのツインテールをしたおとなしそうな子がいた。

 

「リオは初対面で、コロナはパパと龍斗さんと会うのは初めてだよね。」

 

「うん」

 

っと、如何やら俺達も紹介するみたいだ。

 

「初めまして!去年の学期末にヴィヴィオさんの友達になりました、リオ・ウェズリーです!」

 

「同じく二人の友達のコロナ・ティミルです!」

 

と、リオは龍斗の前、俺の前にはコロナが来た。

 

「せ~のっ」

 

『サインください!』

 

「おう!」

 

「あ、ああ。いいよ。」

 

まさかサインをねだられるとはね。如何やら龍斗がでたDSAAの映像を見て気になっていたみたいだ。コロナはビルド式を使う時もあるからか気になってたらしい。

 

 

「っと、ノーヴェ・ナカジマだ。」「その妹のウェンディっス。」

 

「ウェンディさんは私の友達でノーヴェは私達の先生!」

 

『よっ!お師匠様!』

 

何人かが声を揃えて言うのでノーヴェは赤くなっている。

 

「ヴィヴィオ、先生じゃないって!」

 

「先生だよねー?」「教えてもらってるし」

 

「先生だと伺っています!」

 

外堀は埋められていく。なんだろう、自分を見ている感覚だ。

 

_____________

 

話は進み、龍斗がみんなの練習相手になった。昨日ノーヴェに頼まれていたのだ。俺は一斗と共にこいつらのメンテナンス。

 

『♪~~~~』

 

あれから一斗のハザードレベルは上がり4.0になったから強制覚醒装置を外して、全体的にデバイスへといじっているところだ。フクもフォレスは今日も元気です。

 

「そういえば父さん。」

 

「ん?」

 

「今どんなところなの?」

 

「ああ、あれね....」

 

実を言うと今、次のDSAAで行う予定の特例試合について許可を得ているところだ。

 

今年からはヴィヴィオも出るだろうし、何より龍斗がやりたいと言い出したんだ。やらない訳にはいかないだろう。

 

「一応許可は申請中だ。まぁ、今からでも特訓しておくか?」

 

「いいの?」

 

「ああ。メンテナンスは殆ど終わってるし後はミカに任せてもいいと思うぞ。ミカ、頼めるか?」

 

「了解です」

 

と、いうわけでバリアを張ったリングを空中に呼び出す。これは俺が龍斗用に創った簡易リングなのだが、余り出番がなく、今回も久しぶりの登場だ。

 

 

「ノーヴェ達に連絡よろしく。」

 

「はい」

 

スクリーンでリング周りを飛び回っているカメラの映像がリアルタイムで流れる様になっており、ミカがそれを確認してくれている。

 

「さて、どうする?」

 

「ハザードトリガーは使わずにベストマッチだけでお願い。」

 

「了解」

 

お互いにベルトを装着する。

 

「最初はこれだ。」

 

『ラビット』『タンク』『ベストマッチ!』

 

「やっぱりそれで来ると思った!」

 

『ロボットゼリー』

 

ベルトのハンドルを回し、スナップライドビルダーを展開する。

 

『ARE YOU READY?』

 

『変身!』

 

俺は挟み込まれる。一斗はビーカー型のファクトリーを展開し、アンダースーツを装着、バリアブルゼリーを被ってアーマーを形成する。

 

 

さて、この子はどのくらい強くなったかな?





先のことを考えているせいか、

上手く話がまとまらない。


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6.どこにでもやって来る

そう、忘れた頃にやって来る


「はぁ...はぁ.....」

 

「この前よりも強くなったな。」

 

それは俺はベストマッチしか使用せず、一斗と戦うというもの。

 

一斗がそのベルトの力を最大限に活かして戦えるようにだ。何で特訓してるかって?

 

一斗曰く、「自分の大切なものを守る為に」だそうだ。だから俺も容赦なく戦っている。

 

「一兄、これ。」

 

「あ、ありがとう。ヴィヴィオ。」

 

既にお互いが変身を解除して、リングも高度を下げて地面に降りている。

 

「マスター、お疲れさまでした。既に今回の記録を残しています。」

 

「ああ、ありがとな。メンテナンスはどうなった?」

 

「それでしたら....」

 

ミカが視線を移動させるとそこにはヴィヴィオと一斗にじゃれつくフクとフォレスの姿が。問題なくデバイスへと姿を変え始めているみたいだ。

 

「よう。どうだった一斗は」

 

「ああ、俺がいない間に随分と強くなってたよ。流石だな、龍斗。」

 

「これくらいしかできないからな。」

 

龍斗が話しかけてきたので俺の感想を述べる。

 

一斗は先輩としたう龍斗を師匠とし、どんどんと強くなっていっている。

 

「これなら大会までにかなりいい所まで行けるんじゃないか?」

 

「たぶんな。」

 

それもこれもあの日、ヴィヴィオを守り切れなかった日から続いている一斗の後悔が、あの子は強くなりたい理由だ。俺に出来るのは、それで手に入れた力の使い方を間違わせないように見守ることだけだ。

 

_________________

 

 

翌日、一斗はヴィヴィオ達と共にアインハルトに会ったらしい。

 

まぁ、あいつらの因縁は俺達にも関係があるみたいだからな。何かあったら呼ぶように言っておいた。

 

 

 

 

だが、呼ばれても今日は行けそうにない。何故ならば.....

 

 

「巧にぃ!!!!!!!!!!!」

 

 

絶賛逃走中だからだ。

 

「えと、はやてちゃん?何でここに?」

 

「聖王教会の時はクロノに邪魔されたけど、今日私は休日!だから.....」

 

「それで俺を襲撃してきたと?」

 

「うん♪」

 

そうだねーいい笑顔でいうことじゃないねーー

 

「さらば!」

 

「あ、待たんかーーー!!!」

 

と、いう感じに街にて休暇をエンジョイしようとしていたところに来やがったのだ。

 

「フハハハハハ!!!!」

 

魔法を使てないはずなのになんでこんなにも身体能力が向上しているんでしょうね!?

 

「あぶねっ!」

 

 

はやてちゃんのルパンダイビングをかわし走る。目指すは八神家!

 

「私の家に自ら来てくれるなんて___________」

 

ああ、とんでもない事を考えていそう。サッサとこれに決着を付けなければいけないのかもしれない。

 

 

 

 

 

この後、仕事中の守護騎士達を召喚して事なきを得た。俺は安堵した。戦闘狂が頼みがあるとか言ってきたので、それを聞いてみようと思わせるほどには。

 

 

 





そう、恋する乙女はものごっつヤベーイ!




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7.合宿へ

あれから少し時間が経った。するとなのはから合宿の知らせが来た。俺達にそれを断る理由もなく、その誘いに乗ることにした。だが、忘れては行けない。まだ、問題が残っていることを。


一斗達のテストが終わると直ぐ、休暇に入る。その休暇を利用するらしいのだが、俺には問題があった。それは....

 

 

「お義父さん?どうしたの?」

 

この子、翼に説明しなければならないからだ。

 

S.S事件の後、俺は彼女の保護者になった。だが、それが問題だったのかもしれない。

 

「.......何か大事なことを隠してない?」

 

弟、翔の死を乗り越えて今は保母を目指して勉強中の彼女だが、どこか今のはやてちゃんに似ているのだ。

 

最初気が付いたのは、俺が仕事先で女性と話している時だった。俺が偶々視線を泳がせたとき、彼女の目がその女性に向いていたのだ。ハイライトの消えた目で。

 

「お義父さん?」

 

ほら、今みたいにって!?

 

「あ、ああ。悪い、考え事をしていた。」

 

「そう.....で、何かあるんでしょう?」

 

「ああ、今度一斗がテストを終えたら休暇に入るだろう?そこでなのは達から合宿の誘いが合ってな。それで俺達も行こうと____」

 

「あの女、八神はやてはいますか?」

 

おおう、ハイライトー仕事してくれー

 

「いや、仕事で行けないみたいだ。」

 

「.....そうですか。それなら私も行きます。」

 

 

予想通りはやてちゃんの事を聞いてきた。最初に気が付いた時からどんどんとハイライトが消える事は少なくなっていき、今では滅多に消える事はない。俺が怪我をしない限りは。只、はやてちゃんは例外で、彼女の事を聴くとハイライトがたちまち仕事をしなくなるのだ。困ったものである。

 

「ああ、そういうと思って既に伝えてあるよ。」

 

「了解です。今から準備してきますね♪」

 

既に元に戻っているが、何が起きても可笑しくはなかっただろう。俺は保険として展開していた魔法陣を消した。

 

______________

 

 

で、時の流れは早く今日は合宿初日。俺達は高町家に向かった。既にメンバーは殆ど集まっていて、残りは俺達だけだったみたいだ。

 

「あ、翼さん!お久しぶりです!」

 

「お久しぶりですね、ヴィヴィオ。元気にしていましたか?」

 

「はい!」

 

久しぶりの再会だ。翼は家を拠点に仕事をしてもらっているのだ。基本俺は遠出の仕事をしている。

 

「紹介しますね、友達の_______」

 

 

彼女達は仲良くなるだろう。俺はそれを見ながら許可の得たあの計画を進めるために、物にふけっていた。

 

___________

 

 

合宿先は無人世界カルナ―ジといい、首都のクラナガンから臨行時空船で約4時間。時差は7時間ある世界だ。以前仕事で訪れた事もある。

 

「「みんないらっしゃい~♪」」

 

「こんにちは!」「お世話になります。」

 

 

と、ルーテシアとメガーヌさんが出迎えてくれる。

 

「お久しぶりです、メガーヌさん」

 

「ええ、久しぶりね戦兎くん。あれから進展は有った?」

 

「いやそれが....」

 

以前仕事でよらせていただいた時にはやてちゃんについて相談したのだ。で、あれからの事を伝えると

 

「ふ~ん。まぁ、何とかなるでしょう!」

 

ああ、投げるのね。手に負えないと判断したのかな。

 

今回の合宿に参加しているのは、俺、龍斗、一斗、翼、なのは、フェイト、スバル、ティアナ、ノーヴェ、ヴィヴィオ、リオ、コロナ、アインハルト。

 

まぁ後で何人か来るのだが、今は置いておこう。

 

「久しぶり~、ルールー。元気にしてた?」

 

「ええ、この前戦兎さんが来た時に話は聞いてるわよ。」

 

「え?何か言ってなかった?」

 

「さあね~」

 

和むなぁ~。最近俺の心を癒してくれる存在が少なくなってきたからな~。

 

 

「「お疲れ様で~~~す!!」」

 

おや、如何やら来たみたいだ。

 

「エリオ!キャロ!久しぶり!」

 

久々の再会だ。俺はここから見守っていよう。

 

「よう、二人共。」

 

「あ、お兄ちゃん!」

 

「兄さんも来てたんだ」

 

「ああ、今回は参加できるからな!」

 

依然誘われた時は仕事が立て込んでいて俺達は参加できなかったんだ。唯一行けた一斗も、俺の仕事についてきていたからな。

 

 

「さて、お昼前に大人のみんなはトレーニングでしょ。子供達は何処か遊びに行く?」

 

「先ずは川遊びかな。お嬢も来るだろう?」

 

「うん!」

 

「アインハルトと一斗もこっちに来いよ。」

 

『はい』

 

ノーヴェと翼と共に川遊びへ。さて、保護者は一応いることだし、一杯羽を伸ばさせてもらおうかな。

 

 

 




うちの翼さん。


『桐生 翼』

現在20歳丁度。事件の後立ち直ったのは家族のおかげ。

その家族の為となると.....


偶に潤動していることがある。


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8.偶にはゆっくり、のんびりと

練習場の端の方で眠ていると、少し大きな音が聞こえてくる。

 

目を開けると基礎トレをしているのが見えた。

 

なのはとスバル、龍斗は何でもない感じに話しているがティアナとフェイト、そして俺が寝ている間に合流したであろうティーダが肩で息をしていた。

 

ここまで機動六課時代のメンバーに会うとまた彼女が急に現れるかもしれないと、少し身を構えてしまう。

 

一応自分の周り半径100㎞をサーチしてみる。反応はない。因みにこの魔法、使うととても眠くなる。なので俺は再び夢の中へ向かった。

 

 

 

 

で、昼飯の時間となり俺は食べ物を焼いていく。これくらいはやらないとな。

 

「身体が冷えないようにあったかいものをたくさん用意したからね」

 

『ありがとうございます!』

 

流石メガーヌさん。こういうところまで気が回るのは彼女くらいなのではないだろうか。

 

で、ヴィヴィオとアインハルトが震えているのが見える。

 

筋肉痛にでも襲われているのだろうか。

 

おや、だいぶ焼けてきたみたいだ。

 

「みんな、焼けてきたぞ~」

 

「今日という良き日に感謝を込めて」

 

『いただきます!』

 

もっと焼いていくか!

 

___________

 

 

 

「ごちそうさまでした~」

 

「お粗末様でした」

 

 

久しぶりの大勢でのバーベキューだった。多分起動六課の出張以来かな。

 

 

「片付け終わって一休みしたら大人チームは陸戦場に来てねー」

 

『はい!』

 

大人による戦闘訓練に入るみたいだから、見ながらのんびりしようかな。

 

あ、それよりもあのベルトをいじってみようかな。

 

「メガーヌさん、ここら辺度に仮設基地を立ててもいい場所ってあります?」

 

「そうね....あるにはあるけど何をする気なの?」

 

「いえ、ちょっと.....」

 

アイツの残したベルトを完成させてみようかと。

 

 

__________________

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

再現には成功した。こいつは結局エボルトが使うことはなかった究極のドライバー、エボルドライバー。何故か完成に至っておらず色々と実験した結果、パンドラボックスの力そのものが必要と言うことが分かった。だが、既にパンドラボックスは封印され管理局が厳重に保管しているはずだ。だから俺はベルトが反応しそうなフルボトルを探した。

 

するとラビット、タンク、ドラゴン、ロック、そしてコブラのフルボトルが反応した。

 

俺はそれでこのベルトを疑似的にだが再現することに成功したのだ。アイツの名前通り進化を続けるライダー。こいつの名もアイツの名前から取らせて貰った。

 

ただ、疑似的な再現のせいでスクラッシュドライバーよりのベルトになってしまった。

 

使用者の攻撃的な性格を強調させ、暴走の可能性が出てきてしまった。

 

まぁ、このベルトは所詮再現した偽物でしかない。何処かで一度使ったらお蔵入りだな。

 

 

 

 

 

この時の俺は知らなかった。軽く建てた仮設基地で完成したことを盗み聞きしていた奴がいた事を。

 

 






GOOD ENDルートに登場しなかったあのライダーが登場!


変身するのは勿論この人!

『???????』

あれ?またこれか?

登場人物の名前が大体同じ文字数になることに気が付いた。


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9.疑似最終兵器、起動

活動報告にて皆様が一体StS編でどのルートが良かったのかというアンケートを無期限で行っています。

皆様の感想をお待ちしております。








あ、本編の感想もお待ちしています。


あれから数時間過ぎて今は温泉に来ている。

 

「はぁ~~~~」

 

極楽とはこういうことだろうか。家の風呂に入ることがあっても余り長湯しない俺だが、今日は長湯してみようか。

 

「前来た時にはなかったんだよな.....」

 

そう考えると、メガーヌさんってやっぱり凄い人だと思わざるを得ない。適当に掘って温泉を引き当てるなんて。

 

「待たせたな。」

 

いや、待ってないぞ。

 

と言う事も辞め俺はこの温泉を楽しむ事にした。

 

 

「大分くつろいでますね。」

 

「ああ~ティーダ~お疲れ様~」

 

仕事は終わらせてそのままトレーニングに参加していたのだ。いくらくつろいでいてもこれくらいはね。え?龍斗の時もそうしろって?知らないなぁ。

 

俺は温泉に浸かったまま、エリオと一斗のやり取りを眺めていた。

 

 

_______________

 

 

あれから夕食、デバイスについてなどの話をした。

 

その結果ライダーシステムの一つを公開する事になった。

 

「ティーダ、行ける?」

 

「はい。」

 

ティーダに頼み相手をしてもらう。既にベルトを装着し、フルボトルを構えていた。

 

『デンジャー!』

 

キャップを回してボトルを起動させる。

 

 

「それじゃあお先に。」

 

『クロコダイル』

 

「変身」

 

ベルトにセットしレンチを押し下げる。それによりフルボトルが砕かれる。

 

ビーカーを模した小型ファクトリーが展開され、ヴァリアブルゼリーで満たされると、左右から巨大なワニの顎が現れ小型ファクトリーを噛み砕く。

 

『割れる!』『喰われる!』『砕け散る!!!!』

 

その衝撃でゼリーが飛び散ると同時にクロコダイラタンアーマーが形成され、頭部をワニの顎型の装甲が噛み砕きひび割れが入るようにマスクを形成する。

 

『クロコダイル in ローグ』『オーラァ!!!』

 

この一連の動作を始めてみたみんなは絶句している。仕方がないか。あのボトルからは女性の悲鳴と思われるものが聞こえてくるのも相まってか中々受け入れずらいのかもしれない。

 

「ローグはデザインした人がビルドとは違うからな。」

 

さて、俺もやってみますか!

 

『エボルドライバー!』

 

「エボル!?戦兎、お前!?」

 

「大丈夫だ。あいつのじゃない。」

 

機動六課のメンバーはその名を知っているからか何処か身構えている。

 

俺は二つのエボルボトルを取り出してキャップを正面に合わせベルトにセットする。

 

『コブラ』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

アイツが遺したボトルの設計図を使い、俺はエボルボトルを完成させた。因みにこのライダーエボルボトル、全てのボトルに対応できるビルドドライバーのシステムをボトルに押し込むなんてことをしたために、一年近く掛かっているのだ。葛城さんに手伝ってもらったものの、この掛かりようである。こいつだけは複製できないだろう。

 

ハンドルを回し、3つの金色の環状のフレームが付いたライドビルダーが展開される。

 

『ARE YOU READY?』

 

このベルトのボイスも拘ってあった。アイツが自ら収録したスタークボイスである。

 

「変身!」

 

普段のファイティングポーズではなく両手を胸の前で交差させ前に向けながら前後からライドビルダーに挟まれる。

 

『コブラ!』『コブラ!』『エボルコブラ!』

 

フレームが合体し、天球儀の様に回転し変身完了と同時に吹き飛んでいく。

 

『フッハッハッハッハッハ!』

 

「エボル、フェイズ1」

 

最終兵器エボルが疑似的にだが起動した。

 

 





BAD ENDルートとTRUE ENDルートで登場した恐らくビルド本編でのラスボス、

それに主人公が変身するという事に。


だが、皆さんは覚えているだろうか?


エボルドライバーの使用には

ハザードレベルが5.0に達していなければならないことを。


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10.暴走開始

起動した最終兵器モドキ。

待っているのは破壊活動なのか。

それとも....


ふむ。無事に変身できた上特に問題はなさそうだ。

 

「ティーダ、始めるぞ。」

 

「スタークの声になってるんですね。」

 

変声システムが備わっており、声がスタークと同じものになっている。こればかりは俺の遊び心だ。

 

「いくらアイツが悪だったとしても、俺はアイツがいた事を忘れない。その為にこの声にしたんだ。」

 

「なるほど。兎に角、負ける訳にはいかなそうだ。」

 

アイツみたいな台詞を選ぶならこれだ。

 

「準備運動程度にはなるか?」

 

「......」

 

返事がないのは仕方がない。こればっかりは俺が悪い。

 

 

「済まないティーダ。アイツをイメージしてみたんだが...」

 

「いえ....ただとてもうれしいだけですよ。」

 

へ?

 

「ようやく、スタークとまともに戦えるから!」

 

「おわっ!?」

 

行き成り攻撃を繰り出してきたので交わす。ふむ、このボディは全てに置いて破壊に対するサポートが受けられるみたいだな。

 

「来い!」

 

ティーダがベルトのレンチを押し下げ構える。

 

「はあぁぁぁ!!!!!!!」

 

既にエネルギーは両足に集中し、いつでも発動可能だと思われる。

 

だが、そこに乱入者がいた。

 

『ファンキードライブ!』『ギアリモコン』

 

「がっ!」

 

急にローグの装甲が爆発し、一斗達の方に吹き飛ばされる。横から見ればカタカナのヒの様に見えただろう。

 

「..........敵討ち.......」

 

ギアリモコンのファンキードライブは一時的な迷彩効果だ。それを使えるのは彼女しかいない。

 

「翼.....」

 

迷彩効果が終了し、リモコンブロスを確認できた。明らかに俺が悪いのだろう。今はスタークの声でしか喋れないのだから。

 

「みんな、こっちに翼さんがっ!?」

 

如何やらスバルとティアナといたところに声が聞こえてきてこっちに来たというところか。

 

「貴方は、私が壊す!!!」

 

『ギアエンジン』『ギアリモコン』『ファンキーマッチ!』

 

「潤動!!!!」

 

不味いな、これは。翼はギアを付け替えトリガーを引く。

 

放たれた黒いガスからは二色のギアがお互いをぶつけ合いながらもブロスへと装着されて行く。

 

「ヘルブロス、推参!!!!」

 

彼女が完全に暴走する前に止めなければ。その為にはこちらも躊躇してられない。

 

俺は新たなエボルボトルを取り出し、コブラと入れ替える。

 

『ドラゴン』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

『ドラゴン!』『ドラゴン!』『エボルドラゴン!』

 

ハンドルを回し、一段階進化する。

 

「フェイズ2」

 

近接で一番のスペックを持つこのフォームだが、何処かクローズに似ているのだ。

 

「戦兎ってええ!?クローズ!?」

 

一斗も明らかに様子が可笑しい事に気が付いたみたいでこっちに来た。

 

「龍斗、ここは俺がどうにかする。後は頼んだぞ!」

 

俺はそう言い、ヘルブロスと戦い始めた。

 

 

 




エボルが暴走すると思った?


残念ながら翼さんでした!

彼女の復讐という名の悲しい運命は、再び戦兎によって覆されるだろうか?


感想お待ちしています。


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11.これが本当の決着

戦兎の事をスタークと勘違いしてしまった翼。そして暴走し始めたヘルブロスを止める為戦兎が戦っていた。


格闘戦に強いドラゴンフォースでも戦いずらい。それは義理ではあるが娘となった翼を傷つけるという事に俺は中々決定打を放てずにいた。

 

「いい加減に目をさませ!もうスタークはいないんだ!」

 

「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

この暴走振りに大人達はデバイスを構えている。龍斗はクローズに、ローグと共に何時でも加勢出来るように待機していた。

 

俺は攻撃を防いだり、ビートクローザーを呼び出し攻撃を抑え込んだりと、疲労が貯まり始めていた。

 

ええい、エボルトめ....わかりずらい構造にしやがって。戦いながらだからか探しにくいが俺は変声システムを探していた。

 

『ファンキードライブ!』『ギアリモコン』

 

姿を隠したヘルブロス。ここはチャンスだが、攻撃されれば終わりだ。それでもイチかバチかエボルボトルを交換する。

 

『ラビット』『ライダーシステム』『エヴォリューション!』

 

「フェイズ3、変身!」

 

ハンドルを回して展開したライドビルダーがヘルブロスにより破壊され、変身が解除されてしまう。

 

「っ!やべぇ!」

 

龍斗が駆け出すが、それよりも早く俺はヘルブロスにネビュラスチームガンを向けられてしまう。こうなれば最後の手段だ。

 

『フルボトル』

 

『スチーム・アタック!』『フルボトル』

 

エボルトが想定していた武装の一つにトランスチームガンが有った。それにロックフルボトルをセットしてトリガーを引いた。最大出力で放った反動で俺も吹き飛ばされ、木にぶつかる。

 

俺は駆け寄ってくる龍斗達をぼやけた視界にとらえながら、気を失った。

 

 

 

_____________________

 

 

俺が目を覚ましたのはそれから2時間後だった。目を開けると正気に戻った翼が目いっぱいに入ってきた。それから泣き出してしまい皆が駆けつけてくれた。

 

如何やらエボルトとの戦い、真のS.S事件の深層を話したみたいだ。皆、翼の事を心配したみたいだ。何人かは目が少し充血している。

 

ロックによる拘束後、すぐさまティーダが変身解除へと追いやったらしい。お陰で外側には目立った傷はなかった。そう、外側には。

 

「父さん、ごめんなさい.......」

 

「もう、俺は大丈夫だからさ。」

 

もう何回繰り返しただろう。自分もあまり考えずに行動してしまったと説明したのだが彼女は止まってくれない。

 

「翼。それなら一つだけ、頼みがある。」

 

「....なに?父さん。」

 

泣き続けたからか膨れ上がった目をこすりながら俺の言葉に返してくれる。

 

「翔の事を忘れないでくれ。」

 

「!」

 

一度だけヘルブロスに変身はしなかったものの暴走した時が有った。その時はわからなかったが、彼女は翔の事を忘れようとしていたのだ。今なら分かる。彼女は自分が最初から俺の娘であって翔という弟がいた事を忘れることで、自分が誰にもぶつけられない復讐心を隠したかったんだ。だからこそ今回、復讐すべき相手が現れた事により理性を失ってしまったのだろう。

 

どんなに時間がかかってもいい。いつか、彼女が自らの家族を持つその時の為に。

 

「.....わかってた。私が、最低な事をしていたことなんて。それでも.....」

 

彼女は泣きながらでも言ってくれた。

 

 

 

 

「私は、家族と幸せでいたかった!!!!!」

 

 

 

 

 

「ああ、ようやく聞けた。翼の本音を。」

 

今回の戦いに意味があったのかはわからない。だが、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人の女の子を大人へと成長させた事だけはわかっていた。





翼さんは6歳の頃に施設から誘拐され、弟とティーダと共に10年間を過ごしてきた。

だが、ティーダとは殆ど会う事はなく、大人びているものの精神年齢は実年齢以下であった。


お互いをささえていた弟がいなくなり、それを支えてくれた新たな家族を思う中で、

弟の事を忘れられなかった少女。


今回の合宿でかなりの成長を見せたが、まだまだ家族には甘いらしい。


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12.陸戦試合

ついに始まる!


あの暴走事件の翌日、俺達は陸戦試合をする為に移動していた。

 

如何やらあの後、翼は以前よりも皆に受け入れられたみたいだ。姉というよりも、友達になるといった感覚かな。

 

彼女は変われる。きっとこの先何があったとしてもだ。俺はそう信じてる。

 

『父さん~!』

 

おっと、如何やら我が子供達が呼んでいるようだ。俺は歩くスピードを少し上げた。

 

_______________

 

 

で、俺達仮面ライダーも参加することになったんだけど....

 

「ルールは昨日伝えた通り、青組と赤組に分かれて行います。今回は8人ずつに分かれます。フィールドマッチ形式の試合になります。ライフポイントは今回もDSAA公式試合用タグで管理します。後は皆さん、怪我のないよう正々堂々頑張ましょう。」

 

『はい!』

 

赤組、青組に分かれてそれぞれのリーダーが掛け声をする。

 

「赤組元気にいくよー!」「青組もせーのっ!」

 

『セーット!アーーップ!』

 

全員がセットアップする。俺達はユニゾンしベルトを装着する。

 

 

 

 

チーム編成

 

青組

 

キャロ、ティアナ、フェイト、ノーヴェ、アインハルト、ティーダ、龍斗、一斗

 

 

赤組

 

ルーテシア、なのは、エリオ、リオ、コロナ、ヴィヴィオ、スバル、戦兎

 

 

今回不参加

 

 

ライダーシステムを使用する者はLIFE 3000

 

 

それ以外はそれぞれの役割ごとのLIFE ポイントになった。

 

 

 

『青組』

 

「序盤は多分同ポジション同士の1on 1。均衡が崩れるまでは自分のマッチアップ相手に集中ね。」

 

「だけど、龍斗は何人かとの戦いになちゃうかも」

 

ティアナとフェイトの話し合いで、俺が複数を相手にする可能性があると言ってくれた。俺は問題ないだろうと思い、そのまま伝えた。

 

「姉弟子が来ない限りは大丈夫だと思う。」

 

「分かった。倒せそうなら遠慮はいらないからね!」

 

「おう!」

 

 

 

 

『赤組』

 

 

「向こうは前衛と中盤に突破力の強い子が揃ってる。序盤は守備を固めていこう」

 

俺の提案は飲まれてみんなに伝えられる。

 

「リオちゃんとコロナちゃんは一斗君とティーダの相手をお願い。私はティアナに集中しないといけないから」

 

『はい!』

 

 

 

メガーヌさんにより開始の合図が出される。

 

 

『それでは、皆元気に.......』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『試合、開始~~~!』

 

俺達の陸戦試合が始まった。

 

 

俺が相手にするのは多分、龍斗だろう。

 

だって......

 

 

「戦兎~~~~!!!!」

 

 

こっちに飛んできてるし!

 

 

『バインド』

 

「おらぁ!」

 

「あぶね!」

 

いきなり飛んできたバインドを交わし、フルボトルを振る。こいつでいくぞ!

 

『フェニックス』『ロボット』『ベストマッチ!』

 

ハンドルを回し展開されたライドビルダーによってフェニックスロボのボディが生成される。

 

 

『不死身の兵器!』『フェニックスロボ!』

 

「さあ、来い!」

 

俺と龍斗の戦いが始まる。





ヘルブロスの副作用にて翼さんは参加しません。


4年振りの戦兎と龍斗の戦いです!



感想お待ちしています。


それではまた!


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13.ライダーバトル

陸戦試合が始まった。今回は暴走したために参加してない翼。
そんな彼女がメガーヌさんと見守る中で各自が衝突し始める。

ここに前代未聞のヤベーイ!奴らが誕生する。

「聞いて驚け!」

『魔法戦隊 リリカルビルダー!』


毎週日曜日24:30、放送開始!







































何やってるんだろう?


「早速それか!」

 

『ボトルバーン!』

 

ベルトは装着しているものの変身していない龍斗。空中でマグマになるらしい。

 

『クローズマグマ』

 

ベルトのハンドルを回していくと突然地面の一部がせりあがってくる。まるで龍斗のサポートをするように。その一部の地面に展開されたマグマライドビルダーによりクローズマグマへと姿を変える。現れるドラゴン達も様々な方向を向いている。下を向いている個体もあるな。

 

『極熱筋肉!』『クローズマグマ!』

 

『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

「しゃあ!」

 

俺と龍斗は空を飛び回りながら衝突を繰り返す。だが、流石にこちらの方がLIFE の減りが多かった。

 

戦兎 LIFE  2400

 

龍斗 LIFE  2700

 

 

「空中戦が出来るフォーム.....こいつだ!」

 

久しいこのフルフルボトルを振る。

 

『フェニックス!』

 

「!来るか!」

 

即座に龍斗から距離を取る。追って来ているのは分かる。その間にハザードトリガーを起動させベルトにセットする。

 

『マックスハザード・オン』

 

「ここだ!」

 

『ボルケニック・ナックル!』

 

気付かなかった。俺がベルトにハザードトリガーをセットした瞬間、ボトルを差し替えるこの間に龍斗が飛んでいる俺の下に移動しておりナックルが飛んでくる。今の俺にはかわせない。

 

「うあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

「ヒット!」

 

打撃をくらい、どこかへと墜落してしまう。

 

 

____________

 

 

「ヒット!」

 

俺のナックルが戦兎を捉えた。かなりいい一撃が入ったはずだ。俺は慎重に落下した戦兎の様子を空から伺う。だが、急に何かが飛び出してきた。

 

「来やがったか!」

 

『不死身のディスティニーソルジャー!』『ツインフェニックス!』

 

「いくぞ、龍斗。これが今の俺の....」

 

こいつと戦うのは初めてだ。だからこそ.....勝つ!

 

『ヤベーイ!』『マジヤベーイ!』

 

「全力だ!」

 

不死鳥の鎧を身にまといその力でスタークを倒したあの姿が、俺には大きな壁に見えた。

 

 

________________

 

 

どうにかなった。フルフルフェニックスロボボトル墜落する中でベルトに割って刺す事に成功したことでフェニックスの特徴である不死が発動してどうにかなった。だが...

 

LIFE  1400

 

 

あの一撃で俺は落とされていたのかもしれない。本当にそれぐらいに強い一撃だった。

 

俺は羽を広げて空からこちらを伺う龍斗目掛けて飛び出す。

 

「来やがったか!」

 

わかってたみたいだ。それなら....

 

『不死身のディスティニーソルジャー!』『ツインフェニックス!』

 

「いくぞ、龍斗。これが今の俺の....」

 

俺の今できる精一杯を....

 

『ヤベーイ!』『マジヤベーイ!』

 

「全力だ!」

 

ぶつけることにする!

 

互いが剣を呼び出し構える。

 

『ビートクローザー!』『フルボトルバスター!』

 

「!」「!」

 

加速しあい、何度もぶつかり合う。互いのLIFE は削れる事はなく、終わらない剣の衝突は続いた。だが突然展開が変わる。

 

『戦兎さん!』

 

『お兄ちゃん!』

 

互いに通信がきて同じ事を伝えられた。

 

『集束砲が来ます(くるよ)!』

 

『へ?』

 

次の瞬間俺達の間に両チームの放ったSLBが通る。間違いなく、当たってしまえばそこで終わりだっただろう。

 

「やべぇ.....」

 

「これ....なんて戦争?」

 

俺自身もこれを喰らってしまえば終わるだろう。このツインフェニックスフォームじゃなかったらの話だが。

 

で、今の状況が報告された。

 

 

赤組はなのは、エリオ、スバル、コロナ、リオ、ルーテシアが既にLIFE をゼロにしていた。

 

青組はフェイト、ノーヴェ、キャロ、一斗、ティーダが同じ様にLIFE をゼロにしていた。

 

何とかティアナはSLBの相殺に成功したみたいだ。どうにかLIFE が残っている。

 

「残るはあの子達と...」

 

「俺達ってわけだ。」

 

 

既にティアナは少なかったLIFE を削られた。本当に残すは俺達だけだろう。

 

「なぁ戦兎、こいつで最後にしないか?」

 

龍斗が互いの技をぶつけ合う事を提案してくる。

 

「ああ、良いぞ。」

 

「そう来なくっちゃな!」

 

互いがベルトのハンドルを回す。身体は炎に包まれ、不死鳥のごとく空高くへと上がり、キック体制に入る。龍斗は地面から8体のマグマライズドラゴンを召喚して共に上空に舞い上がり、急降下しながら龍型のエネルギーを足に纏わせ同じくキックの体制へと入る。

 

『READY GO!』

 

『ツインフェニックス・フィニッシュ!』

 

『ボルケニック・フィニッシュ!』

 

『はああああああぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!』

 

俺達のキックは衝突した。その衝撃が周りへと影響を及ぼしているがそんな事はどうでもいい。マグマライズドラゴン達が俺に特攻してくるが、フェニックスの炎とぶつかり合い、爆発していく。そしてお互いのキックがそれぞれの身体へと決まり落下していく。その時に音はなく、しばらくして爆音と衝撃波が陸戦場に響き渡った。

 

____________

 

 

『し、試合終了....結果は両チームとも全員戦闘不能により引き分けなんだけど....』

 

メガーヌさんがこんな風になってしまうのも頷ける。何故ならば.....

 

『あつ、あつつつつつ!!!!!!!!!!!』

 

『あちゃちゃちゃちゃちゃあ!!!!!!』

 

完全に崩壊した陸戦場。その真ん中で互いが倒れ込みながら暑さに苦しむという器用なことをしている二人のライダーが映し出されているからだ。更にはヴィヴィオ、アインハルトが互いのLIFE を削り切った直後だった為に二人共倒れて帯びてしまっている。

 

「これって.....」

 

『.............』

 

全員が目をそらした。その現実から。

 

結局、この後無事に陸戦場は修理されるのだが、その場所には戦兎と龍斗の姿があったという。

 

 






はい、二人共やってしまいました。

メガーヌさん、ご愁傷様です....


この後まだ陸戦試合があるかと思うととても....

久しぶりにオリジナルフォームが出てきましたね。

これからはもう少し登場させていきたいです。

感想お待ちしています。


それではまた!


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14.デバイス

アインハルトってデバイスなしであそこまで魔法が使えるんですよね。




あの俺達の衝突から3回のチーム戦が終わった。

 

俺達は1回戦で体力を使い果たしてしまい参加しなかった。

 

で、今は各自休憩中。

 

ノーヴェ、スバル、ティアナは温泉へ。

 

なのはとメガーヌさんはキッチンで雑談。

 

俺達はルーテシアと龍斗、俺と参加しなかった翼以外筋肉痛で動けなくなっていた。

 

限界を超えて張り切り過ぎたのだろう。まだ軽い方の一斗は全身にマッサージをしている。

 

まあ口は動くから話が進んでいくとふと俺も思い出した。

 

「DSAA公式戦競技会」

 

「出場可能年齢10歳から19歳、個人計算ライフポイントを使用した限りなく実戦に近いスタイルで行われる魔法戦競技にして全管理世界から集まった若い魔導士達が魔法戦で覇を競う....」

 

長々とルーテシアから説明がされる。

 

「インターミドル・チャンピョンシップ!」

 

俺が思い出していたのはこの大会のことである。14年前に龍斗が参加して俺も巻き込まれた大会、その時期が近づきつつあるのだ。まぁ、この大会に俺達は参加しない。ああ、参加はしない。

 

「私達は今年から参加資格があるので出たいねって話してたんです」

 

「そうなんです!」

 

初等科トリオがかなり詳しく語ってくれる。

 

「自分の魔法、自分の格闘戦技がどこまで通じるか、確かめるにはもってこいの場所だよ。ちなみに今回は私も出る!」

 

『わーーー』

 

胸を張って参加することを伝えたルーテシア。彼女が参戦するのは中々見応えのあるものになるだろう。

 

「はぁい、みんな。栄養補給の甘いドリンクだよー。」

 

魔王、なのはの登場だ。ただ、考えた瞬間にこちらを見るのはやめて欲しい。幾つ命があっても足りない。

後ろからメガーヌさんもやって来る。少し目を合わせたくないものだ。自分達のせいとはいえ、陸戦場を破壊してしまったし。

 

なのはによって話は進んでいく。俺と龍斗は今回の事について改めて謝った。気にしなくていいと言われたが、こちらも引くことができない。

 

「あともう一つ、これ今も変わってないわよね?『安全の為にClass S3以上のデバイスを所持して装備すること』」

 

こいつは大変重要だ。これ一つで選手がどうなるか変わってきてしまう。だが

 

「デバイス....持ってないです」

 

アインハルトはデバイスを持ってはいない。通り魔事件の時、ミカにスキャンしてもらったのだがデバイスの反応がなかったのだ。ちなみにこの機能、犯人のデバイスを覚える事で追跡できるというとても便利なものだ。まぁ、アインハルトのような例外には意味がないが。

 

「じゃあこの機会に作らなきゃ」

 

「その....でも真正古代ベルカのデバイスは作るのが難しいと....」

 

「フフフ、私の人脈を甘く見てもらちゃ困りますねー。次元世界に名高い戦兎さんの大家族!」

 

ゲッ、嫌な予感が....

 

「八神家の皆さんに頼めばきっとノリノリで組んでくれるよ!」

 

その代わり俺の貞操の危機が訪れるのですが!と言いたいが教育上よろしくないため俺の中だけにとどめておく。

 

「マスター、メールです。」

 

「ん?誰から?」

 

「はやて様からです。」

 

俺は頭を抱えた。このままでは本当に危ないかも知れない。

 

「えと、ミカ?しばらくブロックしておいて。」

 

「了解です」

 

ミカに頼んでしばらくメールが来ないようにする。これで一時的ではあるものの俺の安全は確保できた。

 

 

_______________

 

 

合宿は3日目に入る。

 

昨日、一斗達に頼み込まれてしまい仕方なくはやてちゃんに連絡を取った。

 

結果は組んでくれるそうだ。まぁ、その代わりに俺が犠牲になりそうだが。

 

で、お互いに顔を見せておくことになった為アインハルトとルーテシアが連絡を取り合う事になったのだが、俺も必要だと言われてしまい、同行する事になった。

 

何故かアインハルトは緊張しているようだ。

 

「アインハルト、緊張するだけ無駄だよ。」

 

「はぁ。」

 

納得がいかなそうだが、そこは仕方がない。今すぐにでも俺はここから離れたい。

 

『あ、オッス。ルールー、戦兎』

 

「おいーっす。アギト」「久しぶりだね、アギト」

 

『デバイスの件だよな?ちょっと待っててくれ』

 

アギトが連絡に出てくれた。彼女はS.S事件の後、シグナムの相棒になり家族になった。前回は少し用事で外していたらしい。今はやてちゃんを呼びに行っているのだろう。

 

で、映ったのは

 

「た、たぬき?」

 

狸がたぬきの面を被っている。これにはアインハルトも気が抜けてしまう。

 

「はやてちゃん....ついにたぬきになったんだね。みんなに散々たぬきって言われ続けたし、それにこれで....」

 

『巧にぃ?まだなる気はないよ?たぬきになる前に巧にぃを_______』

 

ミカが通信妨害をしてくれる。危ない、こっちにはまだ中学生がいるんだぞ!しかも

 

「自分がたぬきっていう自覚あったんだ.....」

 

今明かされる衝撃の事実ぅ!何の得もないけどね!

 

「話が進まないから戦兎さんはここで退場で。」

 

「ああ。」

 

ようやく解放される_________

 

『巧にぃ、帰って来たら覚えときいや。』

 

今のはやてちゃんの言葉は聞かなかった事にしよう。そうしよう。

 

で、如何やら無事に話は進み決まったらしい。

 

俺の日常は何処へと向かっているのだろう。





読者の皆様は口を揃えて言うだろう。

「知ってた」

と。


失礼しました。

感想お待ちしています。

それではまた!


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15.帰宅そして紹介

合宿終了!

あとはインターミドルへ向けて書いていくだけだ!


というわけで本編をどうぞ!


あれからあっという間時間は過ぎて4日目。

 

日程も無事に終了して俺達はミッドチルダへ帰った。

 

早速はやてちゃんがいないかどうかの確認を取る。

 

『問題ないぞ。今日は仕事だからな。』

 

クロノに連絡するとそう返ってくる。また相談に乗ってあげよう。

 

「ミッドチルダに到着~!」

 

『わ~~~』

 

各自がそれぞれの家へと帰っていく。龍斗はフェイトと一緒に高町家に行くらしい。俺と一斗、翼は自宅へと帰る。

 

「ただいまー」

 

4日振りの我が家。家に帰るとすぐに一斗のカバンから二匹が顔を出す。デバイス改造があと少しで終わるから帰ったらやってしまおうと提案したところこの様になったみたいだ。で、俺も荷物の一つであるアタッシュケースを金庫の中にしまう。この中にはあのベルトが入っている。今後使うことはないだろう。

 

「あ、翼。ネビュラを貸してくれ。メンテナンスしておこう。」

 

「はい。」

 

翼からネビュラスチームガンことネビュラを預かる。

 

『よろしくお願いします。』

 

「了解だ。」

 

もう慣れたことだ。翼は今保母になるために勉強をしている。だから俺もそれを踏まえてなるべく少ない仕事を回している。

 

ちなみにティーダは無限書庫へ向かっている。今回の合宿で何か気になる事があるみたいだ。

 

一斗が宿題をする中、俺はメンテナンスと改造を行った。

 

________________

 

数日が経った。如何やらアインハルト用のデバイスが組みあがったらしい。俺の方には最後の調整をして欲しいらしい。らしいと言うのはそれを伝えてきたアギトの声が若干呆れ気味だったのだ。

 

「翼、一斗と八神家に行ってくる。」

 

「はい、行ってらっしゃい!」

 

翼に見送られバイクに乗りヘルメットを着用する。目指すは八神家!

 

で、何の問題もなく着いた。

 

八神家のリビングに入ると既にアインハルト、ノーヴェ、チンクが来ていた。

 

「よく来たな、戦兎。待っていたぞ。」

 

シグナムが言ってくる。俺は肝心のはやてちゃんは何処なのかを聞く。すると

 

「主はやては.....そこにいるぞ。」

 

「へ?」

 

俺の背後から腕が伸びてくる。俺は交わそうとしたが急に現れたリインとミカにより目を塞がれてしまい、動けなくなってしまった。

 

「待ってたで、巧にぃ。」

 

「........」

 

「無視するなんてひどいやん....うち結構傷ついたんやよ?」

 

背中には女性の象徴ともいえるものが当たっている。だが、それよりも耳元でつぶやかれているせいで寒気を感じまくっている。このままでは自分の身が危ないことは明確だ。

 

「さあ、一緒に行こ?」

 

俺の返答は聞かずに歩かされる。俺には今ここがどこなのかがわからない。

 

「はやてちゃん、話が進まなくなるからここまでにして。膝枕してあげるから。」

 

適当なことを言って話を進めようとする。視界が晴れるとまたしてもあっけに取られた3人が。

 

少女達よ。こんな風になってはいけないよ?

 

高速で頷いている3人。あれ?俺声に出してたかな?

 

「すいませんマスター」

 

「ごめんなさい、戦兎さん」

 

デバイス二人が誤ってくる。理由を聴くとはやてちゃんが好きな物を作ってあげるからと頼んでいたらしい。

 

はやてちゃんから解放された俺はようやく本題に入る。

 

「約束の覇王の愛機が完成したんでお披露目&お渡し会とゆーことで」

 

はやてちゃんが俺の膝に頭を乗せながら話し出す。既に3人と一斗、守護騎士達はこの現状を諦めてしまっている。ああ、俺の味方はいないのだろうか。

 

「ここにおるで?」

 

「はい、はやてちゃんは説明を続けようね」

 

話がそれてしまいそうになる。どうにか元に戻して話を進めていく。

 

「ユニットベースはリインが組んで」

 

「はやてちゃんがAIシステムの仕上げと調整をやってくれたですよ」

 

「で、外装はアギトの手作り!」

 

「そーなの」

 

と、はやてちゃん達が解説してくれる。すごいな。本当に真正古代ベルカの特別機だ。

 

「ティーダとルールーにお願いしてシュトゥラの歴史も調べてもらってさ。クラウス陛下は豹を飼ってたって聞いてね。それをあってシュトゥラの雪原豹をモチーフにしてみたんだ!」

 

先ず、クラウスがペットを飼っていたことに驚いた。龍斗の奴は知ってるかな?

 

「え?動物型?」

 

「あまり大きいと連れ歩くのが大変では?」

 

「その辺はノープロブレムだ!リイン!」

 

「はいです!さー、アインハルトさん!開けてみてください!」

 

と、リインがアインハルトに一つの箱を渡す。中には...

 

「猫?」

 

皆が黙ってしまう中俺の声だけが響く。これ間違えたとかじゃなくこれがデバイスみたいだ。

 

「ぬいぐるみ外装はちょっとしたお茶目やったんやけど性能はちゃんと折り紙つきやでー」

 

はやてちゃんはそう言うがこればかりはしょうがない。すると猫型デバイスが起き上がってアインハルトを見ている。

 

「あ...」

 

「触れたげて、アインハルト」

 

「....こんな可愛らしい子を私が頂いてよろしいんでしょうか?」

 

「もちろん!」「アインハルトのために生み出した子ですから!」「マスター認証がまだやから、よかったら名前付けたげてな」

 

「はい」

 

「認証は外でやるですよ!」

 

と、リインが庭にアインハルトを連れ出しマスター認証を始める。あれ?何このデジャビュ?

 

一斗と目を合わせると同じ事を思っていたのか何かに気が付いた様な顔をしている。俺は名残惜しそうな顔をしたはやてちゃんを膝から下ろし庭の方へ移動する。

 

「個体名称登録。あなたの名前は『アスティオン』愛称は『ティオ』」

 

『にゃあー♪』

 

「アスティオン、セットアップ」

 

すると、アインハルトが大人モードになる。

 

『おおーー』

 

取り敢えず愛機の取得おめでとう、アインハルト。

 

「ほんならちょこっと調整しよか?」

 

「お願いします!」

 

「巧にぃ、仕事の時間やでー」

 

「これが目的だったね」

 

サッサと調整を開始する。俺は他の人とは違い入力による調整ではなくビルド式を使った調整を行う。ビルドフォンを構えてアスティオンと俺の下に魔法陣が展開する。如何やらあと少しだけずれがあるみたいだ。俺はそれを魔法陣へ情報として流し込み調整する。あっという間に調整終了だ。

 

「終わったよ、アインハルト。」

 

「ありがとうございます!」

 

さて、後は一斗のデバイスをお披露目するだけかな。





アスティオン登場!

残るは一斗のデバイスのみ。とはいえすでに登場しているのでバリアジャケットについての説明などを書こうと思っています。



感想お待ちしています。

それではまた!


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16.フクとフォレス

インターミドル開始までの繋ぎ








アスティオンのお披露目が終わり、次は一斗のデバイスの紹介をする。

 

「一斗、呼んでやってくれ」

 

「うん。フク、フォレス」

 

『♪~~~~』

 

以前のメンテナンスの時は見た目に変化は無かったが、今回はある。フクはより一層フクロウ型に寄らせた。更にフルボトルをセットできるようにもなっている。フォレスの方は背中に有ったキャノンを二丁に増やして全身に装甲を追加、更にフルボトルをセット出来るようになっている。

 

「フクの方は前よりも可愛く、フォレスの方は前よりもカッコよくなったんですね!」

 

「うん!」

 

リインがみんなの言いたいことを言ってくれている。さらに

 

「こいつらは更に変形できるようになっている。やってみてくれ」

 

「うん!」

 

変形は男のロマン。ハッキリわかんだね。

 

「フク、ロックモード!」

 

『♪~~~~』

 

音声認証で登録された言葉を一斗が言うと空中でフクが変形し始める。フクロウ型からベルトにセット出来そうな形へ姿を変え一斗の手に収まった。。

 

「そのロックモードはこのフクロウフルボトルでビルドに変身する為の形態だ。何かあったときにと思ってな。ほら、これ。」

 

「ありがとう、父さん!」

 

フクロウフルボトルを渡す。既に渡してあるあのボトルを取り出すようにも言う。

 

「さて、これで終わりじゃないぞ」

 

「フォレスの方にも何かあるんだろう?」

 

シグナムがそう言ってくるので頷く。

 

「さあ、一斗。頼んだぞ」

 

「うん!フォレス、キャノンモード!」

 

『♪~~~~』

 

飛び上がり一斗の手の上に移動するとフクと同じ様に変形していく。赤くなったツインブレイカーに似た形へと変形した。だがフルボトルは1本しかセットできないが。

 

「キャノンモード。ツインブレイカーよりも威力が上がっている。だがその代わりにフルボトルを1本しかセット出来なくなったんだ。」

 

「これ.....ドラゴンとナックルみたいに2本分のスロットがない?」

 

おや、気気付いたみたいだな。

 

「フォレスも同様にビルドドライバーでの変身を考えてあるんだ。既にフルボトルは渡したしな」

 

「これだね」

 

『キャッスル』

 

一斗がフルボトルをセットする。

 

『フルボトルフィニッシュ!』

 

「はぁ!」

 

一斗が放った必殺技は大きな盾を創り出した。

 

「防御要の技だからな。」

 

「これで相手の一撃を防げばいいんだね」

 

「ちなみにそれはSLBに耐えられるようになっている。」

 

この言葉を聞くと皆がぎょっとした。仕方がない。あの魔王の一撃を防げるのだ。大体の攻撃は防げるだろう。

 

「さて、これから大変だぞ?」

 

アインハルト達はインターミドルに向けての特訓が本格的に始まる。一斗はあの対戦へ向けて翼と戦うらしい。

 

 

今年の大会はすごいことになりそうだ。

 

 

 

 

因みに家に帰る時しがみついてきたはやてちゃんを剥がすのに1時間程かかったのは別の話。





グリスの強化が来るぞ~!


ビルドの映画でカシラがビルドドライバーを装着していたことを知って

「やるっきゃねぇ!」

となっている作者です。

ローグもどうなるのかが分からないから今から楽しみです!

感想お待ちしています。


それではまた!


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17.間もなく始まる

さぁ、さぁさぁ、さぁさぁさぁ!


トントンと進めていきますよ!




一月ほど過ぎた。すでに地区選考会は終わっている。俺達の対戦は本戦の開会式で行うことは決まり、貰った仮のしおりを見ると空白の部分がある。ここに入るらしい。

 

今日はヴィヴィオ達ナカジマジム一同と一緒に地区予選の会場に来ていた。俺にはスタッフと話し合わなければいけないことがまだあるからだ。

 

因みにナカジマジムとはその名の通りジムなのだがそれをノーヴェが始めたのだ。仕事中に連絡がきて少しだけ機材のメンテナンスに行ったが中々良い施設だった。

 

「じゃあ皆、また後でね」

 

『行ってらっしゃいー!』

 

皆に見送られながらスタッフオフィスを目指す。うまくいくことを祈りながら。

 

 

____________

 

 

 

どうも皆さん、一斗です。最近変身すると一人称が『僕』から『俺』に代わるようになりました。何でだろう?意識してないのにな。父さん達に相談してみたけど特に問題はないらしい。

 

「一兄、行こ!」

 

「あ、うん」

 

ヴィヴィオに手を引かれて我に返る。今日はコロナとアインハルトさんの試合があるんだ。僕にはどちらを応援すればいいのかわからない。だから二人共を応援することにした。

 

「あ、こっちだよヴィヴィオ。」

 

「あ、ユーノパパ!」

 

今ヴィヴィオが走っていったのはユーノさんに会うためだ。普段無限書庫の仕事でほとんど休みがないらしいんだけど、よく家に来て父さんと話している。何を話しているかはわからないけど。

 

「友達と一緒みたいだね。こんにちは、僕はユーノ・ スクライア。」

 

『こんにちは!』

 

各自が自己紹介を済ませる。僕は既に知り合っているからね。

 

「今回も参加しないんだってね。」

 

「はい、僕の力は大会とかで使うものじゃないですから。」

 

そう、本来ならば参加してもいいんだけど僕は仮面ライダー。4年前にみんなの前で変身してから以来、知り合いの前でしか変身しないようにしている。理由は父さんから教わった『仮面ライダー』について自分なりに考えたから。先輩も仕事ではベルトは使っていない。それは父さんも、ティーダさんも同じ。皆が『仮面ライダー』だってことを隠しながら生活しているんだ。まぁ、何人かには意味もないんだけどね。

 

「そう.....なら龍斗みたいに格闘技だけでやっていくの?」

 

そう、先輩は己の肉体のみで行う格闘技のプロをやっている。DSSAに比べればあまり人気はないが人によっては『龍王』見たさに身に来るらしい。

 

「そういえば今日も『龍王』対挑戦者っていう試合の日だっけ。」

 

「見に行くの?」

 

「いや、しないよ」

 

僕は先輩と正々堂々と戦いたい。だから僕も翼姉さんとしか戦ってこんなかったんだ。

 

「おや、始まるみたいだよ。」

 

みんなは席について試合に集中していく。僕も自分に使えそうなものがないか見させてもろうかな。

 

 

____________

 

 

 

 

 

____________

 

俺はスタッフとの話し合いを済ませた。特に変更することもなく対戦が行えるそうだ。これなら龍斗も喜ぶことだろう。そう、今回の対戦をしたいと言ったのは龍斗なのだ。以前から俺の旅についてきてくれたりと色々世話になったからな。これくらいはね。

 

試合の方はコロナちゃんとアインハルトが戦ってアインハルトが勝ったみたいだ。話し合いの合間に試合を見せてもらってよかった。彼女達はまた一段と成長していくだろう。残るはヴィヴィオとミウラ選手、リオちゃん対何処かの番長みたいな子の試合があったんだけど余り見ている時間がなかった。魔法で特別リングの調整を繰り返していたからね。今度の休みには俺も最終調整するつもりだから今日中に済ませないと。

 

というわけで全てが終わったのは完全に今日の試合が全て終わった後でした。悲しい。

 

あ、夜にはユーノが家に来ていた。あの本が時々発光するようになったらしい。今度パンドラボックスの様子を見に行ってみることにしよう。





そういえばエボルドライバーがどうなたって?

フフフ、またアイツが出てくるまでお楽しみです。


感想お待ちしています。


それではまた!


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18.因縁

主人公はまた戦いに身を投じることになる。


果たしてどうなるか!?


それでは本編をどうぞ!


予選は進んだ。アインハルトはチャンピョンであるジークリンデ選手に負けた。その後はやてちゃんがベルカ時代からの血を引く色んな人達を集めて過去について話し合う会を開くと連絡してきた。勿論、俺も龍斗も一斗も参加する。ホテルの最上階へ向かう中、ある事を思い出した。そう言えば、ミカの本名を知らないなって事に。

 

ホテルの最上階、夜景が綺麗なワンフロア。そこにはインターミドル都市本選の上位選手とチャンピョン、期待のルーキーに元機動六課部隊長にして現海上司令とそうそうたるメンバーがそろっていた。

 

「やっと来たな、巧にぃ」

 

如何やら俺達が最後だったらしい。取り敢えず席に付きディナーが始まる。

 

自己紹介をしていこう。

 

「さて、今日は集まってくれてありがとな。これから話し合うんやけど名前を知らない人が多いだろうから自己紹介をしようや」

 

その提案で始まった自己紹介。

 

ミカヤ、ハリー、ヴィクター、ハリーの取り巻き3人、初等科トリオ、ミウラちゃんにアインハルト、ノーヴェが自己紹介をしていく。

 

「俺は桐生戦兎。昔色々と合って聖王達と過ごしてた時期があってな。これからそれについても話していくからよろしく。」

 

「ん、俺の番か。俺は万丈龍斗。クラウス達みたいに言うなら『龍王』だ。よろしく!」

 

「僕は桐生一斗。母さんから参加するように言われたのでここにいます。よろしくです。」

 

俺達の自己紹介は終わり、しばらく食事が続く。

 

「さて、みんな食べながらでもいいから聞いてな。」

 

はやてちゃんが話し出したので少し手を止める。

 

「みんなも知っての通り、今日の試合で戦った2人には少し複雑な因縁がある。『黒のエレミア』の継承者ジークリンデと『覇王イングヴァルト』の末裔アインハルト、2人を繋ぐ『聖王女オリヴィエ』。かつて戦乱の時代を共に生きたベルカの末裔がこの時代に集まっている。それにこの場には雷帝ダールグリュンの血統ヴィクトーリアがいるし、『龍王』もさらに『創成王』もいる。後一人、旧ベルカ王家直径の子がいる。これが偶然なのか何かの縁なのかはわからない。それでも私は心配なんや」

 

正直に話すはやてちゃん。

 

「これだけ濃密な旧ベルカの血統継承者達が一堂に会いするのはチョーっと引っかかるんや。インターミドル中の大事な時期なのは分かってる。それでも皆が事件に巻き込まれないように私たちも守っていきたい。その為にもアインハルトやジークリンデ、ヴィヴィオちゃん達が過去について話し合う会に私も参加させて欲しい。同じ真正古代ベルカ継承者同士、行きたい場所があるなら全力で協力させてな」

 

話し合いの中、ここに招かねざる客がいる可能性が出てきた。ビルドフォンに戻っているミカが念話で伝えてくれた。生体反応が一つ多いと。これが意味するのは一体何なのか?

 

 

 




始まる無限書庫編。戦兎はまたあの本に手を伸ばす。

彼等が去ってから何があったのかが語られる________







感想お待ちしています。


それではまた!


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19.彼等に何があったのか

サブタイトルはドライブ風にしてみました。

今回は殆ど説明で埋まっています


それでも良ければ本編をどうぞ!

_追記_

『エレミヤ』を『エレミア』に修正しました。


「クラウスとオリヴィエは、共に仲のいい友人とでした。そして共に鍛錬し合うライバルでもありました。そんなある日未来から来たという『龍王』と『創成王』に会い、友人となりました。ですが、何者かの襲撃にあい2人の王は世界からいなくなった。そしてその従者も。彼女達は『エレミア』とも会い、良き友人になりました。それは戦乱の世の中で束の間の、だけど永遠のような平穏で幸せな日々だった。2人の王との別れの穴を埋めるようにして。あの頃は、本当にそう思っていました。」

 

アインハルトは語ってくれた。自分が引き継いでいる記憶を。

 

「やっぱりウチのご先祖様と知り合いだったんやね。名前覚えとる?」

 

「ヴィルフリッド・エレミア_____『リッド』と呼ばれてる事もありましたね」

 

「ジークは覚えてねえのか?」

 

「申し訳ないんだけど、個人の記憶は殆ど残ってへんから」

 

ハリーがジークリンデにそう聞くと申し訳なさそうにそうかえす。他のテーブルではミウラちゃん、リオちゃんにコロナちゃん、エルスとミカヤが感想を抱いている。俺達が現代に戻ってきてからは何があったのかは知らないからな。

 

「ともあれクラウスとオリヴィエ殿下はシュトゥラで時を過ごして、『エレミア』もまた私達のいい友人でした。でもますます戦火は拡大していき、聖王家は『ゆりかご』の再起動を決めました。既に以前『創成王』によって更なる戦力を手にした『ゆりかご』。玉座に就いた者の命や運命を引き換えに絶対の力を振るう最終兵器。」

 

俺も何も知らずにゆりかごの修理と強化をしていたからな。あの本を読んで後悔したよ。なんであんなことをしてしまったんだろうって。ミカ達に謝りながらも俺は10年間を過ごしたんだ。

 

アインハルトの口からはオリヴィエが何処で生まれ、利用されたのかを話してくれた。勿論、クラウスが止めようとしたことも。

 

「私は彼女を止められなかった。戦ってでも止めようとして何もできずに破れました....」

 

俺と龍斗は同じ事を考えているだろう。あの時スタークが来なければというIFを。自分が居ればその運命さえも替えられたのかもしれないという事を。だが分かっている。いくら過去へいくことが出来ても、簡単に未来を変えるわけにはいかない。そうしてしまうと、今まで生きてきた人達の苦労を無駄にしかねないから。

 

「オリヴィエは国に戻りゆりかごの王になり一年で『諸王時代』は終わりを告げました。でも、クラウスがオリヴィエに再び会う事はありませんでした。」

 

「クラウス殿下とウチのご先祖様はそのあとは....?」

 

「リッドはオリヴィエが国に呼び戻される少し前から姿を消したんです。普段からどこにいるのかわからない人でしたがエレミアの力や言葉が必要な時はいつの間にか傍にいてくれたんです。ですがオリヴィエの決断の後も会う事はなかったんです。」

 

「クラウス殿下は不義理な友人を恨んでたんかな?」

 

「そんな事はないですよね?」

 

不安そうにジークリンデが聞き、ヴィヴィオがそれに反応する。

 

「クラウス殿下は大切な人を何度も失っちゃったわけですから」

 

アインハルトは口を開いた。

 

「そうですね....見つけたら一発は殴ってやりたいと思いました。だけどわかってるんです。リッドが悪いわけではない事を。龍王と創成王、その従者が消えたことも。ともあれその後クラウスと王達が繋がる事はなく、オリヴィエを乗せたゆりかごも姿を消しました。そしてクラウスは戦いの中でその短い生涯を終えました。私から話せるのはこれくらいです。」

 

俺に何かができるわけじゃない。それでも、この時代に集った彼らを...

 

 

「ウチに聞きたいのはリッドについて?」

 

「何かご存知だったらと思ったのですが」

 

「残念やけどウチの実家にもエレミアの資料は余り残ってへんのや」

 

彼女達を見守ることだけだと思う。

 

「今までの話と『エレミア』って名前で思い出したんですが、『エレミア』と名前が冠された武術家の手記を無限書庫で見かけた気がするんです。」

 

ヴィヴィオが話したのは、手掛かりが無限書庫にあるかも知れないという事。コロナちゃんもリオちゃんも見かけているらしい。それで明日、無限書庫を訪れることになった。俺達の仕事は明日は休みで行くことになった。

 

そう言えば、今日ははやてちゃんがおとなしかったな。

 

帰路についてそれを思い出していると背中から襲われたのは別の話。

 

 

 




そう、彼女は空気を読む事が出来たのだ。

帰り道に後ろから幼馴染が飛びついてくる。

いいシチュエーションですね。

それが彼女じゃなければの話ですが。


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20.無限書庫

もうすぐ出てくる魔女っ子。

魔法使いと言えば、ニチアサで使い切ったネタでしたね。


全部見てた自分ってかなりヤベーイ!ってことかな?


翌日、ヴィヴィオに案内されて無限書庫へ行く。一斗は友達との約束で不参加だ。

 

「はい、皆さんこっちです~」

 

今は一般解放区間だ。

 

「目的地はこの先ですよ~」

 

ゲートまで案内される。久しぶりに来たな、ここに。因みにユーノはかなり忙しいらしい。

 

「では、こちらのゲートから入ります!書庫の中は無重力なので慣れないと気分が悪くなる方もいます。そういう時はすぐに伝えてくださいね!」

 

『はーーい』

 

いつから遠足になったのだろうか。まぁ、暗いよりかはいいか。

 

「そういえば龍斗、マグマ持ってきてるよな。」

 

「おう、ちゃんと持って来たぜ。」

 

そういってフルボトルを見せてくれる龍斗。今回時間があればここで保管されているパンドラボックスの様子を見に行こうと思っていたのだ。あの日パンドラボックスによって使える様になった2つのフルボトル。これがカギになりそうなので持ってきたのだが.....

 

『マスター、昨日と同じ様に生体反応があります。』

 

【警戒しておいてくれ】

 

『了解しました。』

 

念話によってミカから情報が伝えられる。一体何者なんだろうか。

 

「それでは.....古代ベルカ区間に、ゲート・オープン!」

 

その言葉の後、皆から驚きが伝わってくる。周りには大量の域を超えた本棚があるからだろう。それが半永久的に続くのもこの書庫の特徴だ。『アンチグラビティ』、この魔法が上手く使った戦い方以前から考えているが中々いいものにならない。

 

始めて来た人、特にミウラちゃんやハリー、ジークリンデは戸惑っているようだ。仕方がないだろう。普通に生活していればこんな異様な光景を目にする事はないだろうからな。

 

「それでは目的のエリアへ行きます!」

 

そんなに離れておらずあっという間に目的地に到着する。

 

「ここが今回の目的の場所です!」

 

「どこかの王様が所蔵していた書物庫らしいですよ。」

 

初等科トリオがそう言っている。彼女達はよく来ているからだろう。そんなことまで知っているとは。

 

流石に広すぎるために手分けして探すことになった。

 

俺は読書魔法を使い本を読見続ける。その間に龍斗が関係のありそうな本をかき集めてくれている。

 

因みに、古代ベルカ語を俺と龍斗は読む事ができる。過去に行った際、エニグマの副作用によって読み書きが出来る様になっていたのだ。まぁ不思議なものだ。改良してもらってから副作用は無くなりエニグマも自宅の重要金庫の中で眠っている。

 

そんな事を頭の片隅で考えながら読み進めていく。だが、それもしてられなくなった。

 

「マスター!ヴィヴィオ様が何者かと戦闘中です!」

 

「いくぞ龍斗!」

 

「おう!」

 

さて、生体反応の正体、見せてもらうぞ。

 

 

 




あの本に手を伸ばせ。そこから彼等の物語は加速し始める。


彼等の意見を無視しながら。


そう言えばミカの本名、予想している人っています?


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21.魔法使い

生体反応の正体とは?

襲われたヴィヴィオ達は?


どうなる第21話!?


『ああ、私のセリフが....』


あ、ミカさん。出番奪ってごめんなさい。


それでは本編をどうぞ!


ヴィヴィオ達のもとに急ぐべく無重力魔法を解除したのだが、何だか良く分からない物を受信したみたいだ。ミカが何故か落ち込んでいる。

 

『いいよなぁ....とっくに涙も枯れ果てた...』

 

ヤバイ、矢車さんみたいになってる。

 

【お~い!ミカ!?大丈夫か?】

 

『ハッ!?す、すいませんマスター。取り乱してしまいました....』

 

如何やら俺の声で我に返ったらしい。

 

『マスター、反応がおかしいです。まるで何かに入れられているみたいになっています。』

 

「お、ホントだな。」

 

ミカが表示した生体反応が表される地図にはまるで何かに入っているような反応が出ている。可笑しい。ここは無限書庫だが、このエリアには個室の様な場所はなかったはずだ。

 

「龍斗、何が起こっているのかが分からない。慎重にな。」

 

「おう」

 

既にベルトを装着しナックルを構えた龍斗は先に落下していっている。このままなら俺よりも先に目的地につきそうだ。

 

「ミカ、複数人が入っているんだよな。」

 

『はい。更に通常よりも小さくなっている可能性があります。』

 

吸収か一時的な封印か。まぁどちらにしろ厄介だな。

 

『アンチグラビティ』

 

「っと、先に行くぜ戦兎」

 

ミカが発動した無重力により先に降り立った龍斗はそのままヴィヴィオ達がいる方向へ走っていった。俺もその後を追う。

 

 

_______________

 

 

「『魔女の誇りを傷つけた者は未来永劫呪われよ』だっけ?」

 

ファビアこと魔女のエレミアの手記探しを中断させたルーテシア。

 

「時代に取り残された魔女、時空管理局嘱託魔道士ルーテシア・アルピーノ!盗聴・窃視及び不正アクセスの件で話を聞きに来ました!」

 

だが、相手は話をするつもりはない。

 

「なら、ルーテシア・アルビーノ、これを見て」

 

ファビアはヴィヴィオ達に使った悪魔を使う。

 

『真名認証、水晶体確認』

 

そしてルーテシアを飲み込もうと巨大化するが

 

「ソニック」

 

ヴィヴィオが飲み込まれる前に抱きかかえてそれを交わす。

 

「名前を呼んで飲み込む...古典的な技だね。これは少し厄介だね。」

 

冷静に分析している様に見えるがルーテシアは内心焦っていた。スピードはないにしろ、あの技が封印の類のものだったら自分もヴィヴィオも飲まれてしまったらどうなっていたか。それを頭の片隅に考えながらもあの子が彼女の腰にある瓶を取り戻してくれるまで時間を稼ぐ。

 

「今の時代はスピードだよ。古い技ばかりに執着していたら取り残されちゃうぞ?」

 

ルーテシアは軽く挑発する。彼女が自分に注目したこの瞬間が勝負どころだ。

 

『にゃー♪』

 

「!」

 

「ティオ、ナイス♪」

 

ファビアがルーテシアを睨め付けた。その懐を駆け抜けたアスティオン。

無事に自身のマスターが入った瓶を取り戻した。

 

「さーて、大人しく降参してくれるとこっちも何もしないよ?そうでないならお姉さんがお仕置きしちゃうぞ?」

 

「余り魔女を舐めない方がいい」

 

______________

 

______________

 

 

「どう?投降する気になった?」

 

「....」

 

ファビアは壁際に捕らえられている。が、何かの詠唱を続けている。

 

「警告だよ。詠唱をやめなさい。でないと公務執行妨害も追加に...!」

 

ルーテシアが右腕を上げるとそこには人形のようなものが張り付いてきた。すると装着していたグローブが花に変わる。更に真上から瓶詰めする際に使用した悪魔がのしかかってきた。

 

「この...っ」

 

「デビルユナイト」

 

悪魔たちがどこからか集まりファビアに取り込まれていく。光だすと、少し大人びたファビアがいた。

 

「魔女の誇りを傷つけた者は....」

 

「未来永劫呪われよって?向かってくるなら.....」

 

 

『グラビティプレス』

 

「ふぉおお!?」

 

突然、ルーテシアは地面に激突する。幸い舌を噛むことは無かったがこれでは動けない。

 

重力発生系、ミッドやベルカ、ビルド式とは随分違うなぁ!

 

案外冷静に分析していた。

 

「撃って」

 

悪魔により槍が放たれる。

 

だがそれはアインハルトによって止められる。そして

 

『ボトルバーン!』

 

『ボルケニック・ナックル!』

 

「スパークスプラッシュ!」

 

驚いているファビアの後ろからヴィヴィオと龍斗が現れ殴り飛ばした。

 

『バインド』

 

そしてやって来た戦兎によって再度捕らえられた。

 

___________________

 

「2人とも目覚めたんだ?あと戦兎さんに龍斗さん?遅いですよ?」

 

「ルーテシアさん、ありがとうございます。」

 

「助けてくれてありがとルールー!」

 

「悪い、道に迷ってな。」

 

「ごめんね、同じく迷ってさ。」

 

 

そこに、新たに一人現れた。

 

 

ちっちゃくなったジークリンデが。

 

 

「魔女っ子どこ行ったー!」

 

「チャンピョン....」

 

「あ、ハルにゃん!」

 

「あの子の魔法にやられちゃったみたいですね。」

 

「う~~恥ずかしながら」

 

「じゃ、魔女っ子に元に戻してもらいましょうか。事情も聴きださないとですし。」

 

ジークリンデとアインハルトの会話を聞きながら、ビルドフォンをいじる。可笑しい。生体反応が一つ多い?しかも魔女と呼ばれた彼女のものじゃない。それじゃあこれは?

 

「私は呪う事をやめない!私達を見捨てた王達を私は絶対に許さないから!」

 

『黙りなさい小娘。貴方は言ってはならない事を言いました。』

 

「!くうぅぅぅぅぅ」

 

「辞めろミカ!何をしているんだ!?」

 

ミカが行き成り魔女に対してグラビティを発動する。

 

『すいませんマスター。ですが、これは彼女達へのバツです。王たちは見捨ててなどいないのだから。』

 

「何を言って....!?」

 

急に人型へと戻るミカ。それを見た瞬間、魔女が驚愕していた。

 

「これくらいで済ませてあげます。あなたたちは何も悪くないのだから。」

 

「.....っ、お待ちください!ミカファール・クロゼルク様!」

 

どういうことだ?それがミカの本名なのか?俺でも教えてもらっていないのに...

 

「私には何も出来ませんでした。だから王達に歩み寄った。だが、貴方はもう知っているはずです。王達も見捨てる気などなかったと。」

 

ミカは俺の方を向き話し始めた。

 

「マスターいや先生、今迄黙っていてすいません。私は...」

 

彼女が何故俺の助手になったのか。

 

「魔女ミカファール・クロゼルクです。」

 

それがようやく明かされると俺は確信した。

 

 

 




というわけでミカさんの本名が明かされました。


次からはミカさんの過去編に入ります。


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22.彼女は何故俺の元に来たのか

ミカさんは語る。自分が何者だったのかを。

自身の過去を。


本編、始まります。


「魔女だって!?」

 

そんなバカな!?過去で彼女と会った時は魔力を感じなかった。ならなんで....

 

「先生、私の過去を話します。聞いてくれますか?」

 

ミカはそれを提案してくる。みんなは黙り込んでいる。驚きの方が大きいのだろう。ルーテシアさえも動けなくなっている。

 

「.....ああ。聞かせてくれ、相棒。」

 

「ありがとうございます。」

 

俺は少し考えた末にそう返した。そして彼女は語り出した。

 

 

______________

 

 

 

 

私は幼くから魔女として育てられました。

 

幼くして長にまでなりました。

 

ある日、私達が隠れて住んでいた街は新たに王が2人誕生したと騒がしくなりました。

 

それが『創成王』と『龍王』。先生と龍斗様です。

 

私達は誰かを偵察に送りこむことになりました。そこで長だった私自身が出向くことになりました。反対はされたものの、皆受け入れてくれました。

 

私はゆくゆくは正体を明し、助力を求めようとしました。

 

理由は私の病気にありました。リンカーコアが年々小さく弱くなっており、あの頃には既に魔力は無く、ただの少女になっていました。

 

それで王達に近づきました。その内、ある王が助手を求めているという話を聞き先生の元へ行きました。

 

先生は身柄の分からない私を大切に思ってくれました。その内、パンドラボックスに触れてしまったのです。

 

私はベルナージュと融合し、バングルを手に入れました。そこで、貴方の運命、正体、そしてエボルトの事を知りました。

 

そして自身の事を明かそうとしました。

 

ですがエボルトに襲われこうなったのです。既に一族には王を頼れと言ったまま。

 

_______________

 

『.......』

 

ミカの言葉は俺達は沈黙でいることしか出来なかった。もし、あの日あの場所でスタークが来ていなければ....

 

「先生、もう過ぎたことなのです。私がこうなったのも私自身が望んだことですし。」

 

「だが...」

 

「貴方は何も悪くありません。言うなれば私が悪いのです。彼女達に黙って逝ってしまったのですから。」

 

その言葉は誰も救わない。

 

「ヴィヴィオ様、アインハルト様、ルーテシア様、ジークリンデ様、気にしないで下さいね。」

 

「でも....」

 

「これでいいのです。過去に犯した罪ですから。彼女達がまだ生きているとは思いませんでしたが。」

 

「私は.....私達は貴方の帰りを待ち続けました。何時、戻ってこられた時に王達に____」

 

「私はそんな事は望みません。」

 

魔女へと足を進めるミカ。そしてしゃがみ込み魔女に抱きついた。

 

「辛かったでしょう。何年もその終わりのない復讐に身を置き続けたのですから.....」

 

「.......」

 

魔女は泣き出した。静かに。そして全てが終わったことに安土するかのように。

 

______

 

「マスター、私は....」

 

既に魔女ことファビアはルーテシアに連れていかれてはやてちゃんと会っている頃だろうか。全員の救出に成功し、龍斗と共に俺達を待っているはずだ。そんな時ミカが聞いてきた。自分はここにいていいのかと。

 

「お前が何者であろうと俺の知っているミカであることに変わりはない。だから...」

 

「!」

 

俺は抱きついく。これしか思いつかなかったから。

 

「ここにいていいんだよ。家族なんだから。」

 

「はい!」

 

彼女の顔は泣いてしまい目元が晴れていたが、曇りのない笑顔だった。

 

 

 




ミカファール・クロゼルク

戦兎のデバイスであるビルドフォンの管理人格。

その正体は元魔女の長。

一族の為に王に近づき力をかりようとするも世界が滅びることを知り、

どうにかしてそれを止めようとした。

だがそれは上手くいかず自身の身が滅びる前に人格をプロトタイプに遺した。

それを手に入れた猿渡夫婦がビルドフォンへと改良を加えた。

その先でロックされていたカギを開けられ表に出ることに成功した。









次回、『アイツが動き出す』



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23.一斗と戦兎の秘密



GOOD ENDルートを読んでいる方はこの話で彼等の秘密が明かされるでしょう。


他のルートを読んでいる方は既に知っているはずなので流して読んでいただけると幸いです。






ミカはビルドフォンへと戻り俺はみんなのもとへ向かった。しばらくするとはやてちゃんがみんなの前にやって来る。

 

「えー、ほんならひとまず一段落ってことで。私たちはこの子を連れて行ったん戻るなー。ほら、ファビア」

 

「......ごめんなさい」

 

「被害者一同どう?」

 

と、魔女っ子ことファビアが謝るとみんなは普通に許してくれた。そうさ、これでいい。これが俺の求めたものだから。他人を許せる強さをこの子達は持っている。それを知れただけで十分だ。

 

そしてファビアを連れてはやてちゃんはこの場を後にした。気が付いたら彼女は俺を見ていた。きっと、ミカのことが気になっているのだろう。

 

【今度会いに行くか?】

 

『はい!』

 

ミカに念話をするとそう帰ってくる。きっと遠くない未来、彼女が笑う姿を見ることができるだろう。

 

俺はとある本を持っていた。

 

『双王物語』

 

かつてパンドラボックスを封印していた本であり、今は俺の手持ちとなったこの本。

 

この本には以前物語が記されていた。だが今は最後の1ページを除いて白紙である。

 

そこには

 

 

『異星からの破壊者はまだ生きている』

 

と記されている。

 

それが意味することを理解している戦兎はみんなと別れ龍斗と共にパンドラボックスの元へ向かった。

 

____________

 

 

第27回インターミドル・チャンピョンシップ。

 

その本選開会式はもう明日に迫っていた。

 

俺達仮面ライダーは既に調整を済ませて、万全の状態でいる。

 

そんな中、ベルナージュに教えられた真実を今日、集った皆で聞くことになっている。

 

なのだが.....

 

「あの....ミカさんや。なんで俺はこのような姿に?」

 

「すいませんマスター。興味があったもので。」

 

「ナイスやミカ!これで巧にぃを独り占め....えへへへへ....」

 

「私、頑張りました。」

 

「よくできましたね、ファビア。」

 

「......////」

 

そう、ミカに動きを止められてファビアの魔法により幼児化させられたのだ。そして今ははやてちゃんに捕まっている。そしてミカに自分の頑張りを伝えて褒められているファビア。彼女が主犯ではない。我が妹はやてちゃんが主犯である。そしてファビアは遊びに来ていたヴィヴィオ達と部屋の外へ行ってしまう。

 

 

「放してくれますか?」

 

「嫌やで?」

 

残念ながらこのまま話を聞くことになりそうだ。

 

既に一斗と龍斗に助けを求めるのは諦めている。

 

「さて、話を始めさせていただきます。」

 

ああ、始まっちまったよ。リインが俺の頭に乗ってくるが気にしない。もう考えないようにしよう。

 

「まずはマスター、桐生戦兎についてですが....」

 

そうだ、俺はただの一般人として生きてきたんだ。一体何が俺に残っているんだ?

 

「ベルナージュが希望を託した一族の末裔です。」

 

ま、

 

「マジかよ.....」

 

こればかりは驚かずには居られない。まさか火星人の血が混じっているとは。

 

「マスター、あなたは最後の希望です。エボルトがいない今、もうエボルトと戦うと7いう使命はないので安心してください。」

 

だが、俺にはまだ気になっていることがある。あの本に記されていたあの言葉。あれが本当の事ならば....

 

「次に、一斗様。あなたには、本当に大変な運命がつきまとっています。」

 

「な、何があるの?」

 

一斗は少しおびえながらも聞こうとする。

 

「貴方は、エボルトと同じ者です。」

 

『!』

 

全員が驚きを隠せない。はやてちゃんなんかは俺を拘束していた腕の力が抜けていった。少し楽になったな。

 

「エボルトの遺伝子は貴方の両親が住んでいた町に放たれました。その結果お腹の赤ちゃんに取り憑いたのですが、全てがリセットされ普通の人間として産まれました。あなたがハザードレベルを持っていたのはそのせいです。」

 

これで納得がいった。何故一斗がハザードレベルを持っていたのか。そして研究所が火事に襲われたのは。

 

「私が教えてもらったのはこれですべてです。」

 

俺はすぐにはやてちゃんの拘束から抜け出して一斗に抱きつく。

 

「父...さん....」

 

「大丈夫。君が何者であっても君は俺の、博士たちの息子だ。だから....」

 

「わかっているよ....」

 

精神が安定していない。そんな一斗をあやすように呟く。今俺は身長が一斗と同じため、抱きかかえる事はできない。

 

「.....ん、もう大丈夫だよ。父さん。」

 

「そうか...」

 

俺から離れていきミカと目を合わせる。

 

「僕は、過去に何があっても父さんの息子だ。それ以外の何物でもないよ。」

 

「.....その言葉を聞いて安心しました。これからもよろしくお願いします、一斗様」

 

「うん!」

 

 

ああ、なんて一斗は強い子に育ったのだろう。昔から誰かのために戦うことが出来る優しい子。

 

きっとこれからも、その本心は変わらないだろう。

 

 

そんな一斗を俺は見守り続けたい。

 

 

そう思いたかった。アイツが戻ってくるまでは。

 

 

 

 

 

 





遂に明かされた秘密。

それを乗り越えた少年。

そんな中始まる大会。


そう、彼らがぶつかり合う。


次回、『総当たり戦』



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24.さあ、実験を始めようか

いよいよ始まるインターミドル本選。

その前に来た大イベント!


そう、このためにvivid編を書いてきたんだ!




俺達は今、インターミドル・チャンピョンシップ本選会場の選手控室にいる。既に各自が準備を済ませてある。メンテナンスも完璧だ。今俺達を見守るのは各自のデバイス。

 

俺にはビルドフォン、龍斗にはドラゴン、一斗にはフクとフォレス、ティーダにはJIM。

 

JIMはティーダが以前使っていたデバイスではなく、戦兎が専用に造ったデバイスである。

正式名称は『Justice in my heart』、彼が決して忘れなかったその精神を名としてなずけた。インテリジェントデバイスなのでティーダの仕事を支えてきた。

 

「ミカ」 「ドラゴン」 「フク、フォレス」 「JIM」

 

「「ユニゾン・イン」」 「「セットアップ」」

 

ユニゾンとセットアップを済ませる。フクとフォレスは腕にくっついてバリアジャケットを展開している。JIMは縦2本線が描かれたエンブレムから銃型へと変形する。そして黒いローブを身にまとう。それがバリアジャケットだからだ。

 

外が騒がしくなってきた。きっと観客が会場内に入ってきたのだろう。始まる.....インターミドル本選が.....!

 

『皆様お待たせしました!!!!これより、インターミドル・チャンピョンシップ、本選を開始します!!!!!!!!!!!!』

 

 

ワアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!

 

聞こえてくる歓声は観客達の試合への期待で満ちている。俺達の試合がある事を知る者は殆どいない。開会式は順調に進み、間もなく俺達が登場する時間だ。

 

「父さん、そろそろ....」

 

「ああ。」

 

俺達は待機していた部屋から出ていく。それぞれがベルトを装着して。

 

「さあ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実験を始めようか」

 

 

俺達は表へと出た。

 

 

『デンジャー!』

 

『クロコダイル』

 

『ロボットゼリー』

 

『クローズドラゴン』

 

『ラビットタンクスパークリング』

 

 

ベルトにアイテムをセットしながら。

 

 

______________

 

 

 

 

 

 

インターミドル本選の開会式は毎年と変わらず行われプログラムを順調に進んでいる。

 

「ねえ、ノーヴェ。この枠何?」

 

「ん?」

 

高町ヴィヴィオは自身の師匠であるノーヴェに質問していた。配られたプログラムにはぽっかりと空いた部分があるのだ。そこに何が入るのかが分からないためきこうとしたのだが

 

「あたしにもわかんねえんだ。」

 

ノーヴェはそう返してきた。

 

そう言えば一斗も龍斗も、戦兎さんも今日は来れないって言ってたよな。

 

彼女の言葉でヴィヴィオは思い出す。自分が彼等を誘った時にも断られた事を。

 

『皆様お待たせしましたぁ!!!本日の最後のイベントを始めます!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

いきなりの事で観客達もざわつき始める。皆自分達と同じ様な事を考えていたのだろう。勿論、チームナカジマのメンバー達も困惑している。そんな中いつも通りに過ごしている人物がいた。

 

「なぁ姉貴、何か知っているのか?」

 

そう、今日一緒に見に来たスバルだ。隣には納得した顔をするティアナがいた。

 

「ううん。でも予想は付いたよ。10年前と同じだろうね。」

 

その言葉を聞いたノーヴェは思い出した。以前スバルと共に見た10年前のDSAAの動画を。それは________

 

 

 

『10年前、ここで行われたあの戦いを今ここで......もう一度..........』

 

 

 

司会者によってその答えが皆に教えられる。それは....

 

 

 

 

『仮面ライダー達による総当たり戦を行います!!!!!!!!!

 

 

 

S.S事件の英雄達による戦いが始まる。

 

 

 

『クロコダイル in ローグ』『オーラァ!!!』

 

『ロボット in グリス』『ブラァ!!!』

 

『Wake up burning! Get CROSS-Z DRAGON!』 『Yeah!』

 

『シュワッと弾ける!』『ラビットタンクスパークリング!』『イエイ!イエーイ!』

 

 




ティーダのデバイスが登場しましたね。

JIMはティーダが持ち続けた心をそのまま実体化させたようなものです。

GOOD ENDルートでゼリーは破壊されているのでクローズチャージは登場しません。




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25.ライダーウォーズ開戦

サブタイトルはビルド本編のもの。

今回対戦順の発表と第一回戦。


それでは本編をどうぞ!


「.........マジかよ.....」

 

ノーヴェの言葉は黙った観客達を代表するようなものだった。

 

会場の真ん中にあるリング。そこに4人のライダーが登場したのだ。驚かないわけがない。

 

 

 

わ、わあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

 

観客達は一気に拍手喝采を贈り始める。4年前のS.S事件で活躍した戦士達の戦いを今ここで見れることに対する歓喜であろうそれは、会場を奮い立たせるには十分すぎるほどに大きかった。

 

 

「やっぱりそうだったか~」

 

「姉貴の言ったとおりだったな....」

 

依然見せられたあの戦い。それを更にグレードを上げて再び行うという荒行に出てきた委員会には驚きを隠せない。だが、よく考えると一斗が戦う事が妙に多かったのはこのことだったのだろうと思えてきた。

 

「今回は兄さんも出るからね。カメラを持って来たわ。」

 

「録画よろしくね。」

 

「勿論よ。」

 

ティアナが唐突にカメラをカバンから取り出す。彼女は既に自身の兄から聞いていたらしい。

 

「一兄.....パパ.....龍斗さん.....」

 

「大丈夫だよヴィヴィオ。きっといい試合が見れるよ!」

 

「うん!」

 

無言のままリングのクローズを見つめるアインハルト。少し不安そうな顔をしたヴィヴィオに声をかけたリオ。コロナはさっきからライダーを見つめたまま動かない。

 

『ルールを説明させていただきます!DSAAの試合とは異なりLIFEはございません!降参又はライダーシステムの解除で勝敗が着きます!!!!!!』

 

司会者により彼等の為のルールが説明される。そして

 

『これより一回戦の組み合わせを発表します!!!!』

 

でかでかと会場に浮かぶスクリーンには対戦の組み合わせが発表される。

 

『一回戦第一試合、『仮面ライダーグリス』VS『仮面ライダークローズ』!』

 

さらに続けて対戦相手が決まる。

 

『第二試合、『仮面ライダーローグ』VS『仮面ライダービルド』!』

 

発表された対戦相手。第一試合の2人を除いてリングを降りていく。

 

 

『それでは試合の前の挨拶を!』

 

司会に寄ってそれは宣言される。

 

「桐生一斗、ビルド式でまたの名を仮面ライダーグリス!」

 

「万丈龍斗、同じくビルド式で仮面ライダークローズ!」

 

 

「それでは、Ready..........」

 

審判により試合が開始される。

 

『GO!!!!!!』

 

 

「心火を燃やしてぶっ潰す!!!!!!!」

 

「俺は、負ける気がしねぇんだよ!!!!」

 

 

開始早々、互いの拳がマスクを捉えた。

 

_____________

 

 

 

俺にはまだティーダさんと父さんとの試合が控えているけど.....

 

 

「ドラァ!」

 

先輩には負けられない!いつも俺の目標だったこの人と戦えるこの機会を絶対に無駄にはしない!

 

 

「オラァ!!!」

 

俺の拳とクローズの拳はぶつかり合う。まるでお互いの強さを確かめる様に。




今週のビルド本編は凄かったですね。

自分もグレートクローズを何処に登場させるか悩んでます。





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26.次世代VS龍

TRUE ENDルートみたいにビルド本編が進んでいきましたね。


エボルトリガーの音声が正式に公開されたらまた書いてみようかな。


グリスとクローズはお互い殴り合いを続けた。互いに思いをぶつけ合いながら。

 

「俺はあんたに勝つ!今迄の恩を込めて!!!」

 

「おう!だが俺も負けてらんねえ!」

 

 

互いが一歩引き合い、武器を展開する。

 

『ツインブレイカー』

 

『ビートクローザー』

 

『アタックモード!』

 

「「ドラァァ!!!」」

 

武器をぶつけ合う。互いに軽く疲労が見え始めた頃。

 

「いくぞ一斗......俺の全力、受けてみろぉ!!!!!」

 

「こい!」

 

『ボトルバーン!』

 

『クローズマグマ!』

 

クローズはマグマナックルを取り出しそれにマグマフルボトルをセットしてベルトにセットする。するとナックルの正面であるドラグバーンナックラーが左右に展開される。そしてハンドルを回している。

 

「こい、フォレス!」

 

『♪~~~~』

 

グリスは自身のデバイスであるフォレスを呼び出す。そして変形させてツインブレイカーと同じ様に構える。

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

クローズは背後に展開されたマグマライドビルダーからのバリアブルマグマを頭上から被る。流石にマグマを被り始めたことで観客達もざわつきだす。だが直ぐにそのざわつきは変化し始める。マグマの中からドラゴンが複数現れたからだ。

 

そして最後に前後にマグマライドビルダーが移動する。そして冷え固まったクローズとドラゴンを砕く。

 

『極熱筋肉!』『クローズマグマ!』

 

『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

「いくぞ オラァ!!」

 

「ドラァ!」

 

現れたクローズマグマはすぐさま試合を再開する。クローズの拳をツインブレイカーと

キャノンモードでガードしながらもスキができるのを待つグリス。そして、

 

「ここだ!!!!!」

 

『READY GO!』『レッツブレイク!』

 

左手に持つツインブレイカーにフクをセットして必殺技を放つ。

 

「ふっとべえええぇぇぇぇ!!!!!」

 

だがその攻撃は両腕でツインブレイカーを挟み込まれてクローズに当たることはなかった。

 

「まだやられねえよ!」

 

「今だ!」

 

『スクラップ・ブレイク!』

 

このチャンスを逃すかと言わんばかりにベルトのレンチを押し下げて必殺技を発動する。エネルギーはツインブレイカーではなくキャノンモードのフォレスへと集束していきトリガーが引かれる。

 

「ぐはっ」

 

発射されたエネルギー弾はクローズマグマの胸部よりやや下、水落ちに入った。その為、クローズはマスクで見えないが大分辛い状況だろう。クローズはリングの端の方へと下がった。

 

「俺の動きを読んで戦えるようになっているとはな......翼のおかげか....」

 

「それだけじゃない。父さんも友達も妹も、あんたも俺に付き合ってくれた。それの集大成を今ここで見せる!!!!!」

 

「そうか.....嬉しいこと言ってくれるじゃねえか!」

 

グリスはフクを再度ツインブレイカーにセットし直す。さらにキャッスルフルボトルをキャノンモードへセットする。待機音が鳴り響く。その中で二人共ベルトへと手を伸ばす。そしてハンドルを、レンチを操作した。

 

『READY GO!』

 

『スクラップ・ブレイク!』

 

『ボルケニック・ブレイク!』

 

二人は同時に飛び上がる。クローズはマグマライズドラゴン達を召喚ながら、グリスはフォレスのトリガーを引き巨大な盾を形成しながら。

 

「「はあああああああああ!!!!!!!!!!!」」

 

グリスは盾を蹴りながらキックを放つ。まるでクリムゾンスマッシュの様に。

 

クローズが放ったキックは盾に当たりながらも勢いをなくすことはない。召喚したドラゴン達がクローズの周りを螺旋状に飛び回りながら盾へと特攻していく。

 

そしてあっという間にドラゴン達と盾が消滅した。

 

「負けられねえんだよぉぉぉ!!!!!」

 

「同じだぁぁぁ!!!!!!」

 

 

お互いのキックはそれぞれをリングの端まで吹き飛ばした。煙が発生してそれが晴れると互いが何とか立っていることが確認できる。

 

観客達は息を吞んだ。そう、決着が着こうとしているのだ。

 

クローズはベルトからナックルを取り外し変形させて構える。グリスは既に構えている。

 

『ボトルバーン!』

 

『READY GO!』

 

「これで.....」

 

「「決める!!!」」

 

各部位に紅炎を纏わせることでボルケニックモードへと移行したクローズマグマはナックル正面のスイッチを押しながら駆け出す。グリスはツインブレイカー・アタックモードのトリガーを引きながら駆け出す。

 

『ボルケニック・ナックル!』

 

『レッツ・ブレイク!』

 

「「おらああああああああああ!!!!!!!!!!!」」

 

二人の放った打撃はお互いを捕らえる。そして

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「はぁ.....はぁ.....」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライダーシステムが解除される。

 

 

 

 

先に解除されたのはクローズだった。

 

 

 

『怒涛の戦いの末、第一試合の勝者は、グリスぅぅぅぅ!!!!!!!!!!!』

 

 

 

 

わあああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

観客達は歓声を贈った。目の前で行われた戦いに対して。

 

 

 

「ありがとう....ございました....」

 

「俺に勝ったんだ.....あいつに勝てよ。」

 

 

「はい!」

 

 

自分の息子の成長は予想以上だった。俺も負けていられないな。




いかがだったでしょうか?


今回は初めて一斗が龍斗に勝つ試合を描かせていただきました。


S.S事件の時よりも強くなり、もしかしたらアイツと良いところまで戦えるかもしれません。。


まぁ、結果は________


感想お待ちしています。


それではまた!


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27.兎と戦車VS 鰐

お、アギトか....いい名前だな(唐突)


え?読み方が間違ってるって?


何言ってんだよあたしの名前じゃねえk_____


[アギトさんはリインフォースとはやてに連れていかれました]


シグナム「柄ではないが仕方ない。本編を始めるぞ。」


『さて続きまして第二試合、『仮面ライダーローグ』VS『仮面ライダービルド』の試合を開始します!!!!!!!!!』

 

観客達は歓声を上げる。先程の試合で完全にスイッチが入ったのだろう。

 

勿論、知り合いたちも入っていてこちらに声は届かないものの応援しているのが口の動きで予想できる。まぁ、予想なのだが。

 

「よろしくお願いします。」

 

「こちらこそ今日はよろしく。いい試合にしよう。」

 

「はい。」

 

俺とティーダは軽く挨拶を済ませる。既にベルトを装着して待機済みだ。

 

「それでは両者構えて!」

 

『デンジャー!』

 

ティーダはフルボトルを起動させベルトにセットする。俺もスパークリングを起動させてセットする。

 

『クロコダイル』

 

『ラビットタンクスパークリング』

 

ハンドルを回す俺に対してレンチを押し下げるティーダ。すぐさま互いにライドビルダーとファクトリーを展開する。

 

『割れる!』『喰われる!』『砕け散る!』

 

『ARE YOU READY?』

 

「「変身!」」

 

ボトルの成分がティーダの真下からせり上がってきて両サイドから展開されたワニの顎によってビーカーごと砕かれる。俺はビルドマーク型のスナップライドビルダーによって形成されたハーフボディに前後から挟み込まれる。

 

『クロコダイル in ローグ』『オーラァ!!!』

 

『シュワッと弾ける!』『ラビットタンクスパークリング!』『イエイ!イエーイ!』

 

ローグは頭部の顎が嚙みつくことで複眼を出現させる。俺は両手を広げて炭酸を彷彿とさせる水滴を散らす。

 

「それでは、READY.....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「GO!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺とティーダの試合が始まった。

 

________________

 

 

父さんはティーダさんと戦っている。今選手控室で僕と先輩は試合を観戦していた。

 

 

「アイツ、中々やるじゃねえか」

 

ローグがビルドを押している。既に武器を使って衝突が繰り返されている。だが、スパークリングではローグに勝つには決定打が足りない。

 

 

『ハザード・オン』

 

 

おっと、見ていたスクリーンからあのトリガーの音が聞こえる。

 

「ここからだよ、ティーダさん。」

 

 

今回は父さんには悪いけどティーダさんを応援させてもらうね。

 

____________

 

 

 

『ラビット』『タンク』『スーパーベストマッチ!』

 

「ビルドアップ!」

 

俺は前後に展開したハザードライドビルダーに挟み込まれる。

 

『アンコントロールスイッチ!』『ブラックハザード!』『ヤベーイ!』

 

「時間はない、サッサといくぞ!」

 

リングに刺しておいたドリルクラッシャーを抜き取り構える。

 

「なるほど、それが出て来ましたか。それなら....」

 

ティーダもJIMを呼び出す。

 

「いくよJIM。『ガンモード』」

 

『GUN MODE』

 

エンブレムから変形していくJIM。トランスチームガンに似た形へと変形した。

 

ローグは片手にスチームブレード、もう片手にJIMを構えている。

 

俺はラビットの能力で地面を蹴り加速しながらローグへと攻撃しようとする。

 

だが生憎相手はアイツ直々に育てられた戦士。簡単に止められてしまう。だが俺も何も出来なかった訳ではない。

 

攻撃はスチームブレードで止められた。その為ドリルクラッシャーをそのまま押し付けながら捨てたのだ。つまり、スチームブレードを吹き飛ばす事に成功した。

 

「がぁっ.........早いな.....」

 

俺は追撃出来る距離にいるのだがバックステップでリングの端へと直ぐに移動する。暴走する前に....

 

すぐさま取り出したフルフルラビットタンクボトルを振りながらローグが放つ弾丸を交わす。

 

『ラビット』

 

『マックスハザード・オン』

 

ハザードトリガーを再度起動させボトルを折り曲げてベルトにセットする。

 

『ラビット&ラビット』

 

「ビルドアップ」

 

交わしながらもハンドルを回していく。

 

『オーバーフロー』

 

すると俺の正面に、ローグとの間に大きな手が現れる。エニグマがラビットラビットアーマーを転移させてきたんだ。

 

『♪~~~~』

 

俺は交わし続けるのを辞め、アーマーがバラバラになるのを待つ。ローグがライフルモードに合体させる隙をついてバラバラになったアーマーを装着していく。

 

『紅のスピーディージャンパー!』『ラビットラビット!』『ヤベーイ!』『ハエーイ!』

 

「ふう.....さあいくぜ!」

 

「.....攻略開始」

 

俺は自分が有利になると思っていた。だけどそれは間違っていた。そう、動きが予想されているように攻撃が当たらず俺だけドンドンダメージを食らってゆく。

 

『フルボトルバスター!』

 

フルボトルバスターを呼び出してラビットラビットの収縮を利用して攻撃をしていく。だが防がれる。何か...打開策はないものか....

 

__________________

 

「今だ!」

 

『クロコダイル』

 

『ファンキー・アタック!』『クロコダイル』

 

JIMにクロコダイルクラックフルボトルをセットしてトリガーを引く。考えて動きが鈍っていたためかビルドは銃撃をうけてしまう。

 

「ぐああああああああああ!!!!!!!!!」

 

そして吹き飛ばされた。その先は煙幕により確認が出来ない。

 

吹き飛ばされたビルドを追いかけるようにローグはその足を進めていく。だが.....

 

『♪~~~~』

 

キャタピラの音がする。すると煙幕から複数の戦車が現れてローグへ向けて攻撃をしていく。そしてある程度砲撃が終わると煙幕がはれてビルドが出てくる。そして戦車達は周りに集まっていく。

 

「ビルドアップ」

 

ラビットラビットアーマーが外れ兎型になりエニグマによって転移していく。そして俺はタンクタンクアーマーを装着していく。

 

『鋼鉄のブルーウォーリア!』『タンクタンク!』『ヤベーイ!』『ツエーイ!』

 

「反撃開始だ!」

 

吹き飛ばされた時から持ったままのフルボトルバスターをバスターキャノンモードに変形させて砲撃を放つ。

 

「ぐっ...がっ!」

 

ローグはその威力を防ぎきれず後退していく。ビルドはそのチャンスを逃さずにフルフルラビットタンクボトルをベルトから取り外し伸ばしてバスターにセットする。

 

『フルフルマッチでーす!』

 

「はっ!」

 

ビルドは下半身を戦車に近い形に変形させる。そしてローグに対して攻撃を放っていく。

 

『ディスチャージボトル』

 

『潰れな~い!』『ディスチャージ・クラッシュ!』

 

だがビルドの攻撃が決まる前にローグはベルトにダイヤモンドフルボトルをセットしレンチを押し下げる。そうすることで巨大なダイヤモンドを出現させる。それで砲撃を防いだようだ。だが、ダメージはかなり入ったようだ。

 

「僕は...罪を背負って明日の未来を切り開くんだ!」

 

「.....それが本音か.....」

 

そう、戦兎は知っていたのだ。ティーダがあれから何年も経っているが、未だに罪を感じ続けていたことに。

 

「だからこそ.....貴方と本気で戦うことでしか....その罪の償いが出来ないんだ!」

 

ティーダは本音を話した。だが

 

「それ以外にも罪を償える方法はある。だから自分を責めないでくれ。」

 

 

「う、うああああああぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!」

 

レンチを押し下げるローグ。ビルドはそれに反応してハンドルを回してバスターを構える。

 

『READY GO!』

 

『クラックアップ・フィニッシュ!』

 

『ハザード・フィニッシュ!』『タンクタンク・フィニッシュ!』

 

「はぁ!!!」

 

ローグは両足でビルドを挟み込もうとするのだがバスターの攻撃で吹き飛ばされて変身が解除される。

 

__________________

 

 

『第二試合、勝者は仮面ライダービルド!!!!!!』

 

 

観客達は沸き立つ。先の戦いとは違いお互いの戦略がぶつかり合うという試合が新鮮味があったのだろう。

 

「戦兎さん.....僕は....」

 

俺は変身を解除しながらティーダの元へ行く。

 

「ティーダ、本当のことを言ってくれてありがとう。だから、俺達と一緒に罪を償っていこう」

 

「はい」

 

ティーダへ俺は手を伸ばす。そしてティーダを立ち上がらせる。これからの事も決まったな。

 

 

「さあ、まだまだ試合は続くぞ。休憩と行こうぜ?」

 

「はい!」

 

 

ティーダ。俺は、もう罪を背負い続ける必要はないと思っているよ。

 

口にした訳ではないが、伝わっているような気がした。

 

 




1話に全部をまとめてみました!


ティーダは自分が犯した罪を背負い続けていましたが、きっとこれからそれを乗り越えていくでしょう。


次はあの2人の試合。


このまま書き続けていられるかな?




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28.次世代VS鰐

第二回戦第一試合、開幕です!


10分程の休憩が入り二回戦が始まろうとしている。

 

『二回戦、第一試合は『仮面ライダーグリス』VS『仮面ライダーローグ』です!』

 

 

既にお互いの手が観客達にも知れ渡っている2人。だが、それはまだ使用していない手がある事を考えさせてくる。

 

「それでは、両者構えて!」

 

『ロボットゼリー』

 

『クロコダイル』

 

二人は揃ってベルトにセットする。

 

「「変身!」」

 

『割れる!』

 

『潰れる!』

 

そしてレンチを押し下げる。押し潰す、砕くとそれぞれエネルギータンクにボトルの成分を貯める。

 

『喰れる!』

 

『流れる!』

 

それぞれを中心にビーカー型の小型ファクトリーが展開され、下からボトルの成分がせり上がってくる。

 

『砕け散る!』

 

『溢れ出る!』

 

ティーダはファクトリーの左右から展開された鰐の顎によってファクトリーを砕かれスーツを装着する。一斗はボトルの成分が螺旋状に纏うことでアンダースーツを装着する。

 

『クロコダイル in ローグ』

 

『ロボット in グリス』

 

ローグは頭部の左右の顎によって頭部が砕かれ複眼を完成させる。グリスは頭部からバリアブルゼリーが吹き出しそれがクロスアーマーを形成していく。

 

『オーラァ!!!』

 

『ブラァ!!!』

 

ここに2人のスクラッシュドライバーを使用するライダーが揃った。

 

「READY......GO!」

 

 

 

試合、開始

 

________________

 

 

始まった試合を俺と龍斗は控室から見ていた。

 

「ティーダの奴、以前よりも吹っ切れて戦えてないか?」

 

「ああ、あの後少し話してな。俺と一緒に罪を背負っていくことにしたんだ。」

 

そう、彼は一つの答えに辿り着いた。

 

自分が悪者を装う事で妹の夢を叶えようとしたが、その過程で罪のない人達を傷つけた。

 

その罪は消えない。だからこそ、次世代に何かを伝えられる様にしたいと。

 

それが彼なりの罪滅ぼしだと。

 

「なるほどな。だからあんなにも力の差を見せつける様な戦い方なんだな。」

 

「ああ」

 

俺と龍斗が見つめるスクリーンには、圧倒的な力でグリスをリングの端まで吹き飛ばしたローグが映し出されていた。

 

___________

 

 

ローグはビルドに負けた。だが、決して弱くないことがここで証明された。

 

「どうしたの?君はこんなものかな?」

 

「なめんなよ、ローグ!」

 

クローズとの戦いでギリギリの勝利を納めたグリスを完全に圧倒しているのだ。武器を使わずに。

 

「ドラァ!」

 

グリスがツインブレイカーで殴り掛かるが手首を掴まれ攻撃は当たらない。それどころか

 

『クラックアップ・フィニッシュ!』

 

「まず...」

 

「はあ!」

 

ローグに必殺技を使用させてしまう。両足を鰐の吻のようなエネルギーの牙で覆いグリスを挟み、その状態でデスロールの様に回転しながら吹き飛ばす。

 

「ぐあああああああああああ!!!!!!!」

 

吹き飛ばされた先でグリスはリングに張られたシールドに背中から叩き付けられる。そして、仰向けになるように倒れ込む。

 

観客は息を吞んだ。先程とは違い完全に差を見せつけたローグに対して。

 

静かになった会場には、只々居心地の悪い空気が流れる。

 

 

「まだ.....負けてねえ......」

 

「そう....それでいい....」

 

だが、グリスは立ち上がった。ローグの台詞はかなり小さく、2人を除いて誰にも聞こえていない。勿論、一斗にも聞こえていない。

 

「俺は....負けられねぇ.....上で父さんが待ってんだ!」

 

『おっと!!!!!!!立ち上がったあぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!』

 

殆ど静かだった実況が放送の枠を超えて会場に響き渡る。この実況はテレビ番組の生放送にしかないものなのに。

 

わあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

会場は沸き立つ。一人の戦士の復活を讃えるように。

 

立ち上がったグリスは話しながらローグはへと少しずつ近づいていく。

 

「友情!厚情!激情!」

 

その声に反応する様に現れるフクとフォレス。そして変形して装備される。

 

『READY GO!』

 

「今の俺は、負ける気がしねぇぇぇ!!!」

 

そしてベルトのレンチを押し下げる。

 

『スクラップ・フィニッシュ!』

 

「おらああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 

「任せたよ......次世代......」

 

エネルギーが装着されたツインブレイカー・ビームモードとキャノンモードのフォレスに集束されていく。

 

ローグは最後の抵抗として必殺技を発動する。

 

『クラックアップ・フィニッシュ!』

 

『レッツ・フィニッシュ!』

 

ローグは右腕にエネルギーを集束しパンチを繰り出す。

 

グリスは両腕を突き出した。

 

互いの必殺技はそれぞれの身体を捉えた。ローグは頬を。グリスは腹部を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「......ぐはっ............」

 

変身が解除された両者。だが先に解除されたのは.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『第三回戦、勝者は仮面ライダーローグぅぅぅ!!!!!!!!!!!!』

 

「ぐっ......いい一撃だった.....」

 

グリスの方だった。

 

 

 




次は10年前にDSAAで行った対戦。

以前は曖昧に終わったが、今回決着が着きます!


どちらが勝つのか予想してみてはいかがでしょうか?


感想、評価お待ちしています。


それではまた!


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29.創成王VS龍王 前編

始まろうとしている二回戦、第二試合。


前回の補足。

グリスの台詞

「友情!厚情!激情!」

は今迄一緒にいてくれた友達、妹達、そしてティーダ達大人に対しての感謝の言葉です。


気絶した一斗は俺と入れ替わるように控室へと運ばれていく。きっと今頃龍斗がティーダに会っている頃だろう。

 

「....勝ってくる。」

 

誰かが返事を返してくれるわけでもないのに俺はそうつぶやいた。

 

暗い廊下の先、見えているのはあの光。俺が決着をつける場所。

 

 

リングへと歩み始めた。

 

____________

 

『二回戦、第二試合は『仮面ライダービルド』VS『仮面ライダークローズ』!!!10年前のDSAAの試合を今ここで再選します!!!』

 

リングに2人の男が上がってくる。

 

「桐生戦兎、ビルド式で仮面ライダービルド」

 

「万丈龍斗、同じくビルド式で仮面ライダークローズ」

 

「それでは両者構えて!」

 

彼等の為の戦いが始まる。

 

『マックスハザード・オン』

 

『タンク』

 

『ボトルバーン!』

 

戦兎はハザードトリガーを起動させ、フルフルラビットタンクボトルを振る。

 

龍斗はナックルにボトルをセットして変形させる。

 

『タンク&タンク』

 

『クローズマグマ』

 

トリガーをベルトにセットしボトルを折り曲げてベルトにセットする。

 

セットしたナックルの正面が開きボトルが姿を覗かせる。

 

ハンドルを回していき展開されるライドビルダー。

 

「「変身!」」

 

互いにファイティングポーズをとり叫ぶ。始まるのだ。

 

戦兎はハザードライドビルダーに挟み込まれてハザードフォームへと姿を変える。

 

龍斗はバリアブルマグマを頭上から被る。

 

『オーバーフロー』

 

転移して来たタンクタンクアーマーをビルドが装着していく。

 

クローズのマグマが冷え固まっていく。ドラゴン達も一緒に。

 

『鋼鉄のブルーウォーリアー!』『タンクタンク』『ヤベーイ!』『ツエーイ!』

 

『極熱筋肉!』『クローズマグマ!』『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

変身が完了した。二人は歩み寄る。

 

「READY.....GO!」

 

「「おらああああああああああ!!!!!!!!!!!」」

 

開幕早々、互いの拳が頬を捉えた。

 

「「がっ.....」」

 

互いが吹き飛ばされる。どちらも倒れず踏ん張る。

 

『フルボトルバスター!』

 

『ビートクローザー!』

 

「「はぁ!」」

 

ぶつかり合う剣。はじけ飛ぶ火花。既に彼らの頭の中に観客達はいないのだろう。

 

『スペシャルチューン!』

 

『タンク』『ガトリング』『ロケット』『マグネット』『アルティメットマッチでーす!』

 

一旦離れて武器にフルボトルをセットする。

 

『ヒッパーレ!』『ヒッパーレ!』『ヒッパーレ!』

 

さらにグリップエンドを三回引くクローズ。

 

『メガ・スラッシュ!』

 

『アルティメットマッチ・ブレイク!』

 

「はああああ!!!!!!」

 

「くらえぇぇ!!!!!!」

 

響き渡る歓声は大きな爆発で聞こえなくなった。

 

互いの攻撃は武器を吹き飛ばすのに十分な威力があった。

 

 

「「あっ...」」

 

互いの後ろに刺さる。だが二人は取りにいかない。それよりも格闘を始めた。

 

互いの拳が防御され、また殴る。ただそれの繰り返し。

 

「俺が勝たせてもらう!この先に待ってる一斗の為にも!」

 

「俺だってティーダを待てせてんだよ!お前が負けろ!」

 

しかもしっかりと会話をしながら。

 

「これでもくらえ!」

 

『ボトルバーン!』

 

ベルトからナックルを外して装備しボトルを再度セットする。

 

『ボルケニック・ナックル!』

 

「ぐあああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

『アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!』

 

繰り出した技はしっかりとビルドの腹部を捉え、空中へと飛ばしていく。

 

「もういっちょ!」

 

『ボトルバーン!』

 

再びボトルがセットされ、正面のスイッチが押される。待機音は次第に早くなっていく。

 

『ボルケニック・ナックル!」

 

「おらあああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」

 

落ちてきたタンクタンクに拳は当たり、リングに張られたバリアへと吹き飛ばす。バリアに当たり、地面へと叩き付けられるビルド。誰もがクローズの勝利を確信した。歓声を上げ始める観客達。クローズはナックルを再度ベルトにセットした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『不死身のディスティニーソルジャー!』

 

会場に大きく響いた音を聞くまでは。

 

「まだ、負けてねえ.....俺はまだ戦える!」

 

行き成りクローズの後ろからエニグマが現れて何かが転移してくる。

 

それは....

 

 

 

「『不死鳥』てか.....来いよ、戦兎!」

 

 

『♪~~~~』

 

不死鳥のごとく炎に包まれたアーマーだった。そしてバラバラになりタンクタンクのアーマーの上から装着されていく。

 

『ツインフェニックス!』『ヤベーイ!』『マジヤベーイ!』

 

「しゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

 

 

ビルド、ツインフェニックスフォームが動き出した。

 

 




やはりここは不死鳥とマグマの戦いを描かなくては!


評価、感想お待ちしています。


それではまた!


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30.創成王VS龍王 後編

スタークを倒したあの姿でビルドがクローズとの戦いに挑んでいく。


果たしてどちらが勝つのか!?


第30話、どうぞ!!!


「行くぞぉぉ!!!!!!!」

 

大きく背中に取り付けられた羽を広げてビルドはクローズへ向けて飛んでいく。バスターを拾いながら。

 

『フルフルマッチでーす!』

 

クローズは受け止める為にビートクローザーを拾いにいく。走りながらもハンドルを一回回しておく。

 

『READY GO!』

 

『フルフルマッチ・ブレイク!』

 

『ボルケニック・アタック!』

 

「はああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」

 

「ぐうううううううう!!!!!!!!」

 

必殺技は衝突した。殆どの人にその光景は遅く見えただろう。当たった瞬間に体重を掛けるように身体を動かしたビルドの姿を。

 

「ぐおおおおおおおおおおお!!!!!」

 

それさえも押し返そうとしたクローズの姿も。

 

「今だ!」

 

その瞬間、ハンドルを回すビルド。エネルギーが更にバスターに集束されていく。

 

『ハザード・フィニッシュ!』

 

「負けるかあああアアアアアアアア!!!!!!!!!!」

 

同じくクローズはハンドルを回す。

 

『ボルケニック・ブレイク!』

 

「「アアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

 

技のぶつかり合いはバリアを破壊する程の威力が出た。衝撃波でリングが破壊されていく。

 

観客達は息を吞んだ。いくら自分達の周りにバリアが三重に貼られているものの、あんなのをくらえば破壊されてしまい自分達が危なくなるのではと。

 

「「がっ!!!!!!!」」

 

2人のぶつかり合いに武器が耐えられなくなり目の前で爆発が起こる。

 

 

クローズとビルドは吹き飛ばされて行く。バリアが無くなったリングから身が投げ出されるが、羽を使いどうにか空中で態勢を立て直す。

 

「なぁ、戦兎。次で最後にしないか?」

 

「いいなそれ。いくぞ龍斗!」

 

互いが空中でハンドルを回す。お互いの身体が炎に包まれる。ボトルの成分が右脚に集っていく。

 

『『READY GO!』』

 

『ハザード・フィニッシュ!』『ツインフェニックス・フィニッシュ!』

 

『ボルケニック・ブレイク!』

 

互いがさらに高く舞い上がる。会場の天井付近まで。

 

クローズは八体のマグマライズドラゴン達が地面から螺旋状に飛んでくる。

 

ビルドは持っているその大きな羽をさらに大きくした。

 

そしてお互いに高度を落としながらキックを放つ。

 

「「はああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」」

 

ぶつかり合う攻撃は何もかもを破壊しようとしている。衝撃波はバリアに当たり大きく揺らした。観客達の悲鳴が聞こえるなか、ぶつかり合う二人は回転し始める。

 

マグマライズドラゴン達はビルドへ向かっていくが回転してるビルドにふれ消滅していく。

 

「「あああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」」

 

そして互いのキックは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クローズのビルドドライバーのハンドルを破壊し、ビルドのアーマーを木端微塵に破壊した。

 

「がっ!!!!!!!」

 

「ぐはっ!!!!!!!!!」

 

二人は地面に落ちていき背中から叩き付けられた。既に戦える限界が来ているだろう二人はなお立ち上がる。

 

 

が、頑張れぇぇぇ!!!!!

 

 

一人の歓声が言葉を失った会場に響き渡った。

 

 

負けるな、クローズ!

 

 

立って、ビルド!

 

 

様々な応援が彼等に贈られる。

 

「......なぁ戦兎....」

 

「.....なんだ?」

 

龍斗は戦兎に話しかけた。ビルドのアーマーは炎と共に復活し始めている。クローズはベルトからナックルを取り外す。

 

「ありがとな、俺のわがままを叶えてくれて。」

 

「.....何言ってんだよ、相棒...」

 

「ふう.....さあいくぜ!!!!!!!」

 

「こい!」

 

スイッチを押しながら走り出すクローズ。ビルドはベルトのハンドルを回しながら走る。

 

『ボルケニック・ナックル!』

 

『ツインフェニックス・フィニッシュ!』

 

炎をまとった拳はぶつかり合った。そして.......

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「..........................」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互い、同時に変身解除しながら倒れ込んだ。

 

 

わあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!

 

 

会場は沸き立つ。今までにない試合を見せてくれた二人に称賛を贈る様に。

 

 

『両者同時に変身解除の為この試合、引き分けですぅぅ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!』

 

 

司会によってこの試合の終わりが告げられる。

 

 

 

 

 

こうして、彼等は名を残した。『王の再来』と。




彼等の戦いに終わりはない。

そしてどちらにも勝利と敗北が訪れる事はない。

それが、彼等なのだから。






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31.次世代VS機械仕掛けの破壊者 前編

ティーダさんを除いて気絶してしまった為、試合は午後へとずらされた。

僕たちは医務室で顔を合わせてくしゃっと笑いあった。

いい試合になったと。

僕は修理された先輩のベルトを借りることにした。

そして、父さんと戦う時が来た。


『第三回戦、第一試合は『仮面ライダーグリス』VS『仮面ライダービルド』!!』

 

 

「それでは両者構えて!」

 

司会、審判の声は僕の緊張をほぐしてくれた。今から父さんと戦うんだ。

 

負けられない。絶対に。

 

既に先輩からベルトを借りてきた。今回はこっちで行く。

 

『ビルドドライバー!』

 

「!使ってくるのか....」

 

父さんは直ぐに僕の狙いに気付いたみたいだ。ハザードトリガーを取り出して僕に合わせてくれているんだ。

 

『マックスハザード・オン』

 

「いくぞ、一斗。」

 

「うん」

 

『♪~~~~』

 

フクが飛んできて僕の手の中におさまる。ロックモードでフクロウフルボトルをセットする。

 

『ネクストジェネレーション!』

 

そしてベルトにセットする。

 

『オウル』

 

ハンドルを回してライドビルダーを展開していく。先輩のクローズドラゴンと同じ様に。

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身!」

 

前後からアーマーに挟み込まれて更に追加パーツを纏う。

 

『Start up Your owl! Change GREASE LOCK!』『YEAH!』

 

「今の俺は心火を燃やし続けて、アンタに勝つ!」

 

絶対に負けられねぇ!

 

__________

 

一斗がフクを使って新たな姿に至った。俺にもこれで戦う礼儀がある。

 

ハザードトリガーをベルトにセットしフルフルフェニックスロボボトルを振る。

 

『ロボット』

 

起動を確認して折り曲げてセットする。

 

『ロボット&ロボット』

 

ハンドルを回してハザードライドビルダーを展開する。

 

『ARE YOU READY?』

 

「変身」

 

ファイティングポーズをとらず顔に影を落とすように俯きハザードライドビルダーに挟み込まれてフェニックスロボハザードへと変身する。

 

『オーバーフロー』

 

『♪~~~~』

 

後ろからエニグマで転移してきたツインロボットアーマー。その両腕をロケットパンチの様に放った。

 

俺は、羽を広げてゆっくりと飛ぶ。飛んできたアーマーを装着して飛んできたクロスアーマーを掴み、腹部に装着する。

 

そして地面に降り立つと同時に足元で待機していた両脚のアーマーを装着する。

 

『機械仕掛けのクラッシュウォーリアー!』『ツインロボット!』『ヤベーイ!』『マジツエーイ!』

 

メットに新たなフェイスパーツが追加される。

 

「準備完了」

 

 

 

「それでは、READY......」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「GO!」

 

「これより破壊を開始する。」

 

今は彼が乗り越えるべき壁を演じよう。

 

_________________

 

 

 

 

始まった次世代と現代の英雄の戦い。それは観客達を不安にした。

 

 

「ドラァ!」

 

グリスが新たな姿でビルドに攻撃をする。だが、アーマーにすらダメージが入ったのすら分からない。

 

エネルギー弾も殆どが弾かれてしまっている。

 

「まだ.....始まったばかりだ!」

 

グリスは全身から超音波を発生させ、ビルドの動きを止める。

 

「こいつの力を試させてもらう!」

 

『READY GO!』

 

『レッツ・ブレイク!』

 

ツインブレイカー・アタックモードを呼び出しフクをベルトからセットし直し必殺技を発動する。

 

「おらああああああああああ!!!!!!!!!!!」

 

「____________!!!!!!!!!!!!!!!」

 

言葉にならない音が会場に響く。

 

「突破されたか......」

 

ビルドは脚部のアーマーにあるキャタピラによって、必殺技には耐えた。だが、一部のアーマーにひび割れが見られる。

 

「いくぞ、一斗!」

 

「こい!」

 

『フルボトルバスター!』

 

 

親子の戦いはまだ始まったばかりだ。




こちらはビルド本編よりも先にグリスに強化を入れていきます。

まぁ、スペック的には以前よりも少し上がったり、下がったりしてるんですがね。


評価、感想お待ちしています。


それではまた!


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32.次世代VS機械仕掛けの破壊者 中編

3分割にしました。

今回、一斗が新フォームを使っていきます!

それに対応する戦兎!

一体どうなってしまうのか!?


それでは本編をどうぞ!


ツインブレイカーとバスターは連続で衝突を繰り返す。少しずつではあるが、一斗が押さ気味だ。

 

「ティーダはこれで良かったのか?」

 

龍斗さんにそう言われて答える。

 

「僕の罪滅ぼしなんです。次の世代に何かを残す。これだけで良いんです。」

 

僕は、何度もやり直せる機会があった。それなのにそれを全て蹴ってまで悪者を、ローグを演じた。ティアナの為を思って。でもそれは違った。彼女は自分の力で夢を叶えようとしたのだから。

 

あの日、ゆりかごが落ちた日、僕は姿を消そうとした。誰にも言わずに。

 

そんな時でも、ティアナは僕を止めてくれた。また以前みたいに一緒にいたいって。

 

ああ、泣いたっけか。柄にもなく兄妹揃って慰めあった。

 

その後、戦兎さんのお陰で無罪になり今まで生きてきた。

 

何をやっていたのだろうか、僕は。

 

既に答えは得ていたというのに。

 

「龍斗さん、負けませんから。」

 

「おう!」

 

僕は龍斗さんにそう言うといつも通りの返事が帰ってきた。

 

全く、戦兎さんみたいなずるい人だ。

 

僕は試合が映し出されたスクリーンに視線を戻した。

 

____________

 

 

「がっ!!!!!!!」

 

「はっ!」

 

ツインブレイカーがグリスの手から弾き飛ばされた。流石に何度もバスターの剣撃を食らい続けてグリップがはじけ飛んだのだ。

 

「今!」

 

「負けられるかよ!」

 

グリスはベルトハンドルを回す。

 

『READY GO!』

 

『ロジック・フィニッシュ!』

 

「があああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!」

 

ビルドはその手に持っていたバスターを落とす。自身の耳を塞ぐ為に。グリスの全身に付いているスピーカーから爆音波が発生したのだ。

 

思わず観客達も耳を塞ぐ。

 

「うわぁ、やばいなこれ.....使いどころ考えないとっと!」

 

直ぐに呼び出して装備したフォレスにフルボトルをセットする。

 

『フルボトルフィニッシュ!』

 

放たれたエネルギーは形を変え盾に大きなスピーカーが追加された物に変わっている。

 

「おらあ!!!!!!!!!!!」

 

出現した盾にグリスが打撃を叩き込む。すると、衝撃波が生まれビルドが吹き飛ばされる。

 

「ひぇっ、これ人相手に使うときは気負付けないとな.....」

 

余りの威力に放った本人が引いてしまっている。

 

「_______________まだだあああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!」

 

『フルフルマッチ・ブレイク!』

 

ビルドは同じ様に吹き飛ばされたバスターを掴み、フルフルラビットタンクボトルをセットしてトリガーを引いた。

 

放たれたバスターキャノンは盾に当たりその盾ごとグリスを吹き飛ばし、盾が維持できなくなったことで発生していた衝撃波が止んだ。そして二人共地面に叩き付けられる。

 

グリスは吹き飛ばされた威力で。ビルドは自身のアーマーの重さで。

 

 

観客達は音がやんだことで耳を塞ぐのを辞めていく。そんな中、グリスが起き上がり、手に装備したフォレスを起動させてフクと入れ替える様にベルトにセットする。

 

『Activation authentication!』

 

『フォートレス』

 

ハンドルを回し先程と同じ様にライドビルダーを展開する。だが違っているのは形成されたアーマーだろう。

ごつい。最初の感想がそれになる人は多いだろう。

 

『ARE YOU READY?』

 

「ビルド、アップ!」