ウルトラマンジード 魔法の桜の奇跡 (拓P)
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第1話「始まりの予兆」

初めまして拓Pです。

これはもし朝倉リク/ウルトラマンジードが初音島にやって来たらという小説です。
多分由夢やななかが中心になります。
もちろん、ゼロも登場します。



 ̄ ̄ ̄その日、僕は不思議な夢を見た・・・・・。

 

リク「ここは・・・・どこだ・・・・?」

僕は見知らぬ場所にいた・・・・。

そこは、辺り一面に広がる桜の風景だった。

リク「凄い、なんて美しい光景なんだ・・・・。」

綺麗に舞い散る花びら。そして幻想的な美しい桜の樹木・・・・。

リク「あれ?あの人達は一体・・・・?」

リクが気づくと木の周りには見知らぬ少女達が次々と桜の樹木に手に触れると消え、入れ替わるかのように少女が桜の樹木に手を触れていた・・・・。

最初は和服を着た二人の男女・・・・・。

次は老婆とツインテールの小さな女の子・・・・・・。

そして、さっきのツインテールの女の子と一人の男の子・・・・・・。

さらにさっきの男の子と泣いてるリボンを結んだ女の子・・・・・。

それから制服を着たツインテールの女の子にリボンを結んだ少女に歌を歌う少女等・・・・・・。

リク「何をしているんだろう一体・・・・・?」

彼女達は一体、この桜の木に何をしているんだろう・・・・・・・。

一体、何を・・・・?

「その答え、いつか分かる時が来るよ。」

えっ・・・・・・?

貴女は一体・・・・・・?

すると突然、僕の意識が消え失せていった・・・・・。

リク「ハッ!なんだ、夢か・・・・・。にしても不思議な夢だったな・・・・。まぁいいや、寝ようっと。」

僕はまた、眠った。

にしても、あの不思議な夢は一体何だったんだろう・・・・・・。

 

翌日、星雲荘・・・・・。

リク「・・・・・・。」

ペガ「リク?」

ライハ「どうしたの?また、何か悩んでるの?」

リク「大丈夫、悩んでなんか無いよ。実は・・・・。」

リクは気になっていた。

昨日見た夢の中の不思議な光景からいまだに頭から離れていないのだ。

そこでリクはペガとライハにその事を話した。

ライハ「桜の木?」

リク「そうなんだ。こんなデッカイ桜の木に和服を着た男女や女の子達がその桜の木に手を触れていたんだ。」

ペガ「幻想的な夢だね。」

ライハ「そもそも、なんでそんな夢を?」

リク「それはさすがに・・・・・。」

すると、基地のエレベーターから幼なじみでモアが来た。

モア「りっくん!りっくん!」

リク「どうしたの、モア?」

モア「りっくん!今日はドンシャインのプラモデルの発売日だよ!」

リク「えぇ!?しまった!今日はドンシャインのプラモデルの発売日だった!速く行かないと!レム、プラモ屋までお願いできる?」

レム「承知しました。プラモ屋ですね。」

ペガ「僕も着いてくよ。」

リクはレムに頼んで、急いでプラモ屋まで向かった。

何故ならリクが好きな番組「爆裂戦記ドンシャイン」に登場するヒーロー、ドンシャインのプラモデルの発売日だからだ。

ペガもリクの影に入って、一緒について行く。

ライハ「また、ドンシャインのグッズが増えちゃうわね。」

モア「まぁ、良いじゃない。」

リクの興味にさすがに呆れるライハ・・・・。

その頃、レイトは取引先の会社に向かっていた。

レイト「さてと、そろそろ取引先の会社だ・・・・。」

取引先の会社に向かおうとするレイト、

だが、謎の怪僧がレイトを密かに監視していた・・・。

ゼロ(待てレイト)

レイト「どうかしましたか?ゼロさん?」

ゼロ(何者が俺を監視している・・・・。)

レイト「監視?誰も見ていないようですが・・・・・?」

ゼロ(いや、おかしいぜ。さっき俺は嫌な殺気を感じた。この殺気は以前に感じた事があるからな・・・・。)

レイト「はい・・・・?」

怪僧「・・・・・・・。」

ゼロが感じていた嫌な殺気・・・・・。

それは一体なんなのだろうか・・・・・・。

 

一方、リクはプラモ屋にたどり着いた。

リク「えぇ!?売り切れ!?」

主人「すいません、今日入荷されたドンシャインのプラモデルは完売です。」

リク「そんなぁ・・・・・。」

なんと、肝心のドンシャインのプラモデルは売り切れだった。

ドンシャインのプラモデルが買えなくてショックを受けたリクはプラモ屋から出てった。

リク「まさか売り切れとは・・・・。」

ペガ「ドンシャインもかなり人気があるから仕方ないよ。」

リク「そうだな。」

星雲荘へ戻ろうとするリクとペガ・・・・・・。

たが屋上から、リクの背後を監視する謎の怪僧が姿を表した。

怪僧「あれがベリアルの息子、朝倉リクいや、ウルトラマンジードか・・・・・。よし、行けダイダラホーシ。」

???「ダイダラホーシ!」

謎の怪僧はジードライザーの形をしたアイテムを使って、タイム超獣ダイダラホーシを召喚した。

すると上空に亀裂が入り、空を割ってタイム超獣ダイダラホーシが市街地に出現した。

ペガ「リク、怪獣だよ!」

リク「えぇ!?今回はヘンテコな怪獣か?」

レム「あれは怪獣ではなく、超獣ダイダラホーシです。」

リク「超獣?」

レム「怪獣よりも強いとされる怪獣、それが超獣です。」

市街地に出現したダイダラホーシは周囲の建造物を次々と破壊していった。

怪僧「ダイダラホーシよ。ジードを引き寄せるため、もっと破壊するのだ!」

怪僧は屋上から、ダイダラホーシを操っていた。

そこへ、A.I.Bのシャドー星人ゼナとモアが駆けつけてきた。

シャドー星人ゼナ「動くな!A.I.B.だ!」

怪僧「フッフッフ・・・・・来たなA.I.B。」

シャドー星人ゼナ「あのダイダラホーシを操っているのは貴様だな。」

怪僧「その通りだ。ジードを呼び寄せるためにな・・・・。」

モア「ジードを呼び寄せる・・・・・!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




最初はD.C.シリーズの冒頭でお馴染みの夢から始まる展開にしてみました。
最初の和服を着た男女、泣いてるリボンを結んだ女の子、歌を歌う少女、D.C.ファンならきっと分かります。
ちなみにペガ君や星雲荘の仲間達も登場します。


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