やはり俺が帝都最強と肩を並べているのは間違っている。 (中林(弟))
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出オチ

帝都 宮殿

 

俺がこっちに飛ばされてから、ずいぶん経った。この腐った世界に慣れてきたところだが、ナイトレイドとかいう殺し屋集団のおかげで面倒なことになりそうだ。でだ、その対策会議に遅れましたとさ・・

 

いや、仕方ないじゃん。なれたといっても、前はヒッキーだったもん。体は覚えているんだよなぁ・・

 

さて、俺の前には明らかに激おこぷんぷん丸のブドー大将軍となぜかにこにこしているエスデス将軍。あと、部屋の隅でガタガタ震えている材木座。最後のは除いて、帝都最強の二人を前にしてどう切り抜けろと。

 

「あの・・」

 

「貴様、やはり賊の者か」

 

ブドーが俺の言葉を牽制する。

 

「まあ待て、それよりどうこいつを苦しめるか決めようじゃないか」

 

お前が待て。話が飛びすぎなんだよなぁ・・

 

「そうだな・・おっ!そういえば近々、武芸大会があるじゃないか!お前にはそれに出てもらうぞ!」

 

普通のお仕置きという名の拷問よりはかなりましだが、それはそれで鬼じゃないですかねぇ・・

あっ、今更タウンですね。

 

「ともかく、さっさと始めるぞ」

 

ブドウが言うと、全員が席に着く。

 

ふと、エスデスが口を開いた。

 

「八幡よ」

 

「はい・・」

 

「先日、臨時で出したイオカルの警護の報告を」

 

「ああ、あれですか。貴方の予想通り、狙われていました。かなり遠く、暗かったですがピンク色の何かが見えました。ちなみにイオカル殿は無事です。撃たれましたが、こいつの波衣(はごろも)を付与させてたんで」

 

俺に向けてドヤ顔かましてきた材木座はブドーににらまれて顔が引きつっている。

 

「そうか、イオカルを狙うほどの奴、となればナイトレイドが狙ったとみていいだろう」

 

いいやつをまた紹介してもらおう、とかいうのは気のせいだろう。決して、エスデスが拷問する人をイオカルから紹介してもらうという意味ではない、と思いたい。

そして、ナイトレイドという言葉にブドーが反応した。

 

「八幡、その狙ったやつは排除したのか?」

 

「・・帝具起動させてませんでした」

 

「貴様、やはり賊かぁ!」

 

いや、その前の日はエスデスのストレス発散の相手とあんたとの訓練で死にかけてたんだよぁ・・だから、眠くても仕方なかったよね。

 

「もういいだろうブドウ、本題に入るぞ」

 

エスデスさんマジ神。罵倒されるまでこの恩は忘れない。ところで全く内容について具体的に聞かされていないし。

 

「今現在での各々の能力の確認だ」

 

ブドー

雷神憤怒・アドラメルク

籠手型の帝具。電気を操れる。

 

エスデス

魔神顕現・デモンズエキス

北の果てに棲んでいたという超級危険種の生き血。これを飲んだことにより自身が氷を操れるようになったという。

 

 

 

 

材木座義輝

蹂躙波動・オールブレイカー

指ぬきグローブ型の帝具。衝撃を操れる。

 

比企谷八幡

絶対暗黒・シェイド

スマホ型の帝具。電源ボタンを押すことで八幡自身がk

 

 

 

 

 

お互いののうりょくお

 

 

 



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