ツナのお兄ちゃんです (みとね)
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プロローグ

初書きです


  

 

やっと京子とゆっくり出来ると思ったのにさ

「にーちゃーん!きょーにぃたちきたよー!」

「はいよー、つーくんコート着たぁ?」

うん!と返事をしてニコニコ笑うつーくんこと綱吉

いこ!と俺の手をにぎる可愛い弟は

 

 

俺、沢田家継の前世である

 

 

 

 

 

 

 

前世で俺は沢田綱吉としてイタリア最大のマフィア・ボンゴレの10代目になり、念願であったボンゴレを解体し、自警団にすることが出来た。

そして息子である慶喜にたくし、60になってはれて自由となった

子ども達は結婚していたから、京子と2人ゆっくりして居たのもつかの間、たった2年で死んでしまった俺は、トリニセッテであるボンゴレリングに魂が移った。

 

 

「デーチモ、よくがんばってくれた」

「初代・・・」

歴代のボス達がずらりと並ぶ先頭に立つ初代が静かにいった

 

「と、いうことで他の世界の支えとなってきてくれ」

 

ふーん

 

 

 

 

「・・・・・・・埋めるぞ」

「ちょ!ひどくないか!」

「あ、すみません、ちょっと本音が」

てか、こんな性格だったんだ初代

「本音っていっちゃった!」

「いや、突然言われたらそーなるでしょ」

「いやな、パラレルワールドの一つが不安定でな、その影響がどの世界にも影響しそうでな」

真剣な顔をしていう初代に本気ということがうかがえる

「そんなに大きな力なんですか?」

「ふむ、バランスが悪いのだ」

「バランス?トリニセッテのバランスが悪いと?」

「いや、実はその世界にはすべての世界の均衡を保つMODO(モンド)というものがあってな、その保持者が居なくなってもう100年。正直トリニセッテだけでは保てなくなっている」

「MONDO・・・その世界が中心に動いていたと?」

モンド、イタリア語で世界だ

 

「そうだ、世界の、すべての始まりであったもしもの中心、この世界もそこから枝分かれした世界だ。その世界が崩れそうになっている」

「なるほど?」

「そのモンドの保持者にはデーチモ、お前が選ばれていた」

「いた?その世界の俺は死んだのか?」

「違う」

「は?」

「お前が選ばれているんだ」

まっすぐ俺を見ていった

「・・・・・ちょっと待って下さい?!」

「そうだ、沢田綱吉では無く、お前自体が選ばれている」

「別世界で選ばれていることなんてあるんですか」

すると眉間にしわを寄せて初代はためいきをついた

「そこなんだ、わたしも驚いた。お前が生まれたとき、半分違う力があることに気づき、その力を調べた結果なのだ」

「うまれっ・・・・・・なるほど、あの声はそうゆう」

「ほぅ、モンドの声を聞いていたか」

「なんとなく、何度か大空ではない力が出るときがありました」

「そうだな、その度に抑えていたが漏れていたのだろう」

わたしもそのモンドについてはあまり詳しくない、その世界にいって力を貸してくれ

 

 

 

 

ということで

 

 

「にーちゃん?」

「ん?あ、ごめんごめん、行こっか」

 

そうして俺はこの世界に生まれ落ちた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





1話目すぐ更新できると思います


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1話


つっくんて可愛くてかっこいいよね


 

 

 

 

 

「おまたせー」

玄関にいたのは幼なじみの2人

「おはよ、いっくん」

「いえつぐおにーちゃんおはよー!」

「おはよ、優子、京子」

 

二人は笹川優子とその妹京子

「了平はボクシング?」

「うん、朝から元気だったよー」

そっかー

相変わらずな人だ

前世で晴れの守護者であった笹川了平は早めにボクシングに熱中したらしい

 

きゃっきゃと笑いながら弟たちの後をついて行く

「平和だねー」

にこにこと言う優子に微笑ましくなる家継

「そうだねーこれから物騒なところに行くのにねぇ」

「物騒だねぇ」

「恭司家に出入りするだけで恐ろしいんだけどな、ほんとは」

「雲雀家だしねぇ、でもこーやって一緒に歩けることは嬉しいから」

ふふ、と笑う彼女はほんとに嬉しそうで

「ありがとう・・・俺も・・嬉しいよ・・」

彼女、笹川優子は前世笹川京子であった

マフィアだと知ってもなお一緒にいてくれ支えてくれた。なかなか一緒に入れなかったから幸せに出来ていたのかどうか不安だったがこっちで再会したときに貴方と一緒になれただけでも幸せだったと笑顔で答えてくれた。こうしてこっちに生まれ変わって一緒に居るのも死んだ後にもっと力になりたいと願ったからだそうだ。

嬉しいことこの上ない

「にーちゃんゆーねぇといちゃいちゃしてないではやくいこー!」

「おねぇちゃんたちラブラブねー」

ねーと顔を合わせる貴方たちも手をつないでるあたりすでにラブラブですよと思いながらはいはいと急ぐ

「俺あんなだったかなー」

「つーくん小さい頃もうちょっとウブだったねぇ」

「・・・・・そうだね」

 

実は前世で幼稚園から一緒だった京子、その頃は一度も話したことが無く女子となんて話せなかった

そんな俺がこっちでは思い人と手をつないでいるなんて思いもしなかった

 

 

 

 

 

ぴーんぽーんと鳴らすチャイム

そこは日本邸のような大きな屋敷

ガラガラと空きいらっしゃいと出てきたのは黒髪の兄弟

「おはよ」

「おはよ、恭司、恭弥」

「おはよー!」

 

雲雀恭司、その弟、恭弥

雲雀家は代々並盛を中心に活動している家で、警察にも顔が通るほどの権力者だ

 

いつものように奥に進む

階段を降り、地下に進んでいく

ここはボンゴレ地下と同じような作りになっている

ここは俺らの修行場になっていた

 

 

 

 

 

「さて、今日は誰からやる?」

「ぼく-!」

「はーい!」

「僕」

ちびっ子三人が手を上げた

「じゃあ3人で戦ってみようか」

「「「はーい!(うん)」」」

 

3人は組み手をはじめる

殴るけるはもちろん足払い、後ろからの手套等々・・

そのたびシュッ、バシッ、ドン、と普通の体術ではあり得ない音が出ていく

 

「もーそろそろいこっか」

 

 

その言葉で綱吉と京子はいそいそと指輪とグローブをはめ、恭弥はトンファーを構える

 

「・・・・GO!!!」

 

ドゴォォォォン!

一気にぶつかる3人の力

 

 

「いやーすごいな炎」

「綱吉、また炎圧上がったんじゃない?」

「3にんともコントロール出来るようになって良かったね」

 

生まれたとき、3人とも生命エネルギーである炎があまりにも強かった

それは3にんを抱き上げた時に気づき、押さえたのである

どう考えてもその力は幼い三人に取って危険であった。

そのため3人にはコントロールが必要となったために仕方なく修行をつけることとなったのだ

 

「ツナには最低限体術って思ってただけなんだけどな」

「恭弥は強くさせる気だったけどね」

「京子なんてもっとじゃない?」

「「それな」」

3人は悠々と話しているが、近くで炎のぶつかり合いがあるのだ、この状況で話していること自体あり得ないのだが・・

ちなみに、雲雀恭司も転生者であり、前世は雲の守護者雲雀恭弥であった

プリーモの気まぐれにより恭弥も転生していたのだ

余談だが、綱吉に雰囲気が似ている京子もなんだかんだ恭弥のお気に入りであった

 

 

「ストップ!」

ドゴォォォォォン・・・・・

 

 

「一発食らったや・・・」

「僕は3発だ」

「え!ほんと!?私も3発!きょーくんと並んだ!」

あのスピードでその程度で済むあたり次元を超えているのだが

「ツナ、足下ぐらついたでしょ、体感きたえないとね、あと炎圧の押さえ方をもうちょっと考えたら体力持つと思うよ」

「恭弥はもう少し降る範囲押さえな、それかはやく腕を引かないと脇があくよ、あと炎をまとうタイミング注意しな」

「京子は蹴りが甘いかな、あと反射神経もうちょいきたえないとね」

「「「はい!」」」

 

 

「次は僕らだね、ちゃんと見ときな」

 

 

 

シュッ、ドゴッ、バゴッ

「すげー」

「僕らもあのくらい出来ないとね」

 

パンチを繰り出しそれをいなされてもすぐニーキックが繰り出され、それを家継の肩を使い上にジャンプし後ろにいた優子にキックを食らわすもそれを右腕で受け、瞬時に腕をつかみ後ろに放る、左手で家継を殴るがそれを右手で受ける

その繰り返しだ

 

ズサッ!と3人は離れ武器を出す

 

 

ドンッと炎圧と殺気が出る

 

「うっ・・・すごいね」

「っ・・超えられるかな、にーちゃん達のこと」

「できるよ・・きっと」

 

 

ドッ!と3人は走り出し、ドカンとぶつかり合う

 

ガキン!ドン!ドゴォ!

 

 

 

炎とトンファー拳がぶつかる

普通のマフィアでさえこの殺気と炎圧は耐えられない環境に彼らは居るのだが、それでもたっていられるのは、京子の幻術で保護されているためだ

京子は、晴れの属性が強かったが、他に霧の属性も持っていたため、そっちも鍛えているのだ

 

 

「すとぉーっぷ!」

ツナの声で、ぴたりと止まる

 

 

「ふぅ・・・もうそんな時間か、お昼にしよっか」

「その前にお風呂だね」

「そだね」

 

 

お風呂の後は、勉強だ

全員小学生のため宿題がある

ちなみに、家継達上三人は6年生、恭弥は2年生、綱吉、京子は1年生だ

「これはー?」

「これはさっきのこれと同じようなので・・」

「あ、ノートが・・」

「さっき買ってきたでしょ?」

「あ、そーだった、ありがとおねーちゃん」

 

 

 

 

これが、俺らの休日

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ユーチューブ見ながらやってたら朝だった・・・


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2話

戦闘シーンはほとんどかけないと思います
強ツナくん最高


 

 

 

 

 

「つなよし、きょーこ」

「「ん?」」

 

いつも通り修行を終え、お風呂に入りお昼を食べ終わり、上3人がやることがあると席を外し3人で遊んでいたとき、恭弥が2人に声をかけた

 

「明日さ」

「明日?なんかあったっけ?」

「明日・・・?」

二人は首をかしげた

 

「僕らが、僕が君らと会ってちょうど1年になるんだ」

「あ!そっか!2月10日・・・・だ・・・」

綱吉の顔が少し泣きそうになる

「あの事件は仕方なかった、けどそれがきっかけで僕らは出会った。それと同時に兄さんたちの強さを目標にしようとした日だ」

「あのときのおねーちゃんかっこよかった!」

「にーちゃんも!」

うん、と優しく微笑む

「だからね・・・・・・」

 

 

 

恭弥の提案に、2人が顔を明るくさせ、うん!とうなずいた

 

 

 

そのころ

 

 

 

 

 

「初代によれば、だいぶ世界は安定に向かっているらしいよ」

「よかったー!」

「というか、これで安定しなかったら、あの人の気まぐれと偶然に噛み殺しに言っていたところだよ」

「そーだよね、ほんと・・・・埋めるところだ・・」

「もー二人とも物騒だなぁ」

恐ろしい顔をする二人に優子はふふっと笑う

ここは修羅場にでもなりそうな勢いなのだが

 

すると、あ、と家継がつぶやいた

「「?」」

「なんかいいこととめんどくさいことが起こる気がする」

「なにそれ」

「めんどくさいことは・・・・4日くらい後かな、いいことは・・・明日?明日なんかあったっけ・・・」

んーーー?と3人は悩むが思い当たらなかったためとりあえずちびっ子たちのもとへ戻ることにした

 

 

 

 

小さな光が反射したネックレスをしまいながら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日

 

 

 

 

 

 

 

 

この日は平日、さすがに1、2年生と6年生では時間割的にずれるため、先に4人は雲雀邸に行っている

優子と家継は授業が終わり、雲雀低に向かうため一緒に教室を出た

ちなみに、恭司は風紀委員の仕事があると少し残っていくというため二人で居るのだ

「あと1ヶ月で卒業かー」

「そだねー」

「ぜってぇリボーン来ないんだけどね」

「そうなの?」

「こっちの初代が9代目に助言してくれたらしい、まぁモンドがあるから、それに俺がボスになっちゃったら隼人とか来られなくなっちゃうしね」

1ヶ月・・・とふと立ち止まる家継

優子はどうしたの?と聞くとんーと悩む家継

するとふふ、と笑い優子に顔を向けた

「・・・・恭司のとこいこ?」

「いいけど・・」

「なんか今日は3人で帰った方がいい気がする」

 

ちょっと楽しそうに応接室に向かう家継、その隣をその姿をちょっと楽しそうに歩く優子

 

 

ガラッ!

「きょーじー」

「?家継、優子・・先に帰ったんじゃ無いの?」

「ちょっとねー」

「ああ、もしかしていいこと?」

「おう!」

 

そして3人で仕事を片付け、帰路につく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「「ただいまー」」」

 

「おっかえり!」

かわいらしくニコニコと笑って出迎える綱吉

「あれ?つーくんずっとここに居たの?」

「ううん?なんとなく帰ってくるかなーって」

そっかーとなでる家継

(((超直感パねぇな・・・)))

はい!と渡すツナの手に握られていたのは目隠し

「つけて!」

3人は言われた通りにつけ手を握り、ツナの誘導で進んでいく

 

 

「はずしていいよー」

 

 

パンパパン!

「「「「にーちゃん、おねーちゃん!いつもありがとう!」」」」

 

そこにはクラッカーを鳴らした3人がにこにこと笑っている

部屋はごちそうと、折り紙などであしらわれた飾り物があった

 

(((天使か!!!!!)))

「ど、どうしたの?突然(あーかわいい、過去の自分なのに可愛いすぎるよ!)」

「あのね、私たちがあって1年たつの」

「っ・・・そうね、もう1年だったね」

すこし悲しそうな顔をする3人

「でもね、あの事件があったから僕たちが会えたし、強くなれたんだ」

「そうだけどっ・・・」

「おにーちゃん、ぼくね、すっごい怖かった・・」

「うん・・」

 

綱吉、恭弥、京子、了平がまっすぐ3人を見た

「でもね、そのおかげで自分の力もしれた」

「俺もそれでボクシングでもっと強くなろうと思ったんだ」

「私も自分の悩んでた力が他の人にもあるって知れた」

「僕も自分の弱さと目標が見つかった」

 

「「「「だからありがとう、これからもよろしくおねがいします!」」」」

 

 

 

シン・・・となる部屋

 

「え?やばい、泣きそう、泣きそうだよ!!」

「1年生だよね!2年生だよね!いいこすぎる!いいこすぎるよ私たちの弟たち」

「どうしよう、なんかもう自分の過去が恥ずかしい・・・・!」

 

「ふぇ!?おにーちゃん大丈夫!?」

「おにーちゃん!おねーちゃんがお顔隠して座り込んじゃった」

「ね、ねぇちゃん大丈夫か!?」

「にぃさん?!ど、どうしたの!?」

 

足から崩れ落ちた3人にちびっ子達が心配そうに駆け寄る

 

「ああマジ天使すぎてどうしよう大好きつーくん(大丈夫だよ、ありがとう)」

「こんなにも私の弟たちがかっわいすぎてつらい大好き(大丈夫だよ了平、京子、ありがとう)」

「恭弥がかわいいほんとつらい大好き(大丈夫、恭弥、ありがとう)」

「「「「ホントに大丈夫?」」」」

「「「マジ天使(大丈夫)」」」

 

 

 

きゃっきゃと楽しむちびっ子達をみながらジュースを飲む3人

 

「1,2年とは思えない思考になったねこの子達」

「私たちが子どもじゃ無いからね、その影響なのかな」

「1年も修行してるんだ、弱音を一切吐かなかったのはその気持ちがあったからなんだね」

ああ、と家継がつぶやいた

「ほんとに危険で怖くて俺らを避けてもおかしくなかったのに、全部受け止めたんだ、この子達は俺たち以上に強くてしっかり全体を見渡せるファミリーになるだろうね」

「ふふ」

「ふっ」

なんだよ、と家継が眼を細める

「「今ボスの顔だった」」

「っ!!!恥ずかしっ!!」

真ん中にいる家継は下を向いて顔を覆う

「いいじゃない、綱吉・・君はいつでも大空でやっぱり僕らのボスだ」

「うん、つっくんはいつでも包んでくれる最高のボスさんで、私の大好きな旦那様だよ!」

「っっっっっっっ!!!!!なんなのもう!二人して!恭弥だって俺の大切な守護者で仲間だよ!京子も最高のファミリーで大好きなお嫁さんだよ!」

ふへっっと3人は笑い合った

 

恭司と優子は家継が不安がってストレスがあったのは、前世の時から分かっていた。

どれだけ上層部からの嫌みの含んだ言葉を言われたか、他のファミリーとの腹の探り合いをし、精神が削られたのか、そして良い旦那、良い父親になれたか、ずっと眉間にしわを寄せていたのだ

恭司は性格から言ってなかなかそうゆいことはいえなかった

優子は言葉でしか支えられなかった自分にやきもきしていた

 

泣きそうな家継に2人はここぞとばかりにどんどん言葉を続けた

「もう上に立つ必要は無いんだ、僕らに頼らないと怒るからね」

「つっくんだけが悩む必要ないの、私たちは記憶を持ってるからだけでココに居るわけじゃ無いんだよ?」

「「綱吉/つっくんだから、一緒に居るんだからね」」

「も、ほんとやめて・・・」

「君がこの世界で背負うものは僕らも一緒に背負うんだから」

「そーだよ、私たちももともと選ばれてた、1人じゃなく3人が選ばれてたの」

「・・・そうだね」

「僕らの覚悟は綱吉と一緒だ、迷惑じゃ無い、むしろ嬉しいからね」

「つっくんと同じでいられて嬉しいんだよっ!」

 

「ありがとう・・・がんばる・・・頑張ろうあと少しなんだ・・・そして」

 

「「「ボンゴレ10代目ファミリーを支える」」」

 

覚悟はすでに決まっている

 

3人の力が世界の支えに成り、かわいい弟たちが無理なく、誰も死なないように

 

 

 

 

 

 

 

 

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

「沢田綱吉、お前をボンゴレファミリー10代目にするためにきたんだぞ」

 

 

 

 

 

始まっていくトリニセッテの一角であるアサリ貝の物語

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 






恭弥さんのキャラ崩壊が激しい・・・


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3話



ちびっ子達のお兄ちゃんお姉ちゃん大好き物語・・書こうか迷うけど原作へ!


 

 

 

 

 

「あいつが来るよ」

「もうか・・・」

「しばらく集まること出来ないかもね」

「別に隠してとかいって無いからどうなんだろうね」

「「とりあえず風紀委員には入るって言ってた」」

「・・・・だろうね」

((あ、嬉しそう))

 

 

 

 

 

 

inイタリア

 

 

「リボーンか・・・またオヤジに呼び出されたようだな」

たばこを吸う男がトビラのあく音に反応し、言う

「人気者はつれーなー、今度はローマか?ベネチアか?」

日本(ジャッポーネ)だ」

「なに!!オヤジのやつ等々ハラ決めやがったのか」

「長い旅になりそうだ」

 

 

そういう背中は小さく、大きかった

 

 

 

 

 

 

in並盛

 

 

「ツナパスいったぞ」

「ん」

トスッ、シュッ

 

 

「「おっしゃー!」」

 

 

 

 

「いやー今日もかったー」

「あ、やっべ、今日呼び出しされてたんだ」

「あーいいよ、掃除俺やっとく」

「まじかわりーな!」

 

ぞろぞろと出て行くクラスメイト

 

 

 

「なぜに全員出てった・・いいけどさ」

掃除をしながら朝からのいやな予感を考える

ふと外を見ると幼なじみの京子と親友の黒川花がいた

「?つーくん?」

「お、さすが」

「ふふ、つーくんのことだもん」

「そっかー」

 

にこにこーと笑う二人にはぁとため息をつく黒川

 

 

「あんた達それでよく付き合ってるって気づかれないわね」

「別に隠してないんだけどね」

「だからといって言うと俺が殺されちゃいそう」

「なんで?」

「京子は知らない方がいいと思うよ?」

にっこりと笑うツナに京子がそう?言う

「あ、そういや、持田先輩居るじゃん?」

「うん」

「なんか勘違いさんだから気をつけた方がいいと思うよ」

わかったーといって分かれる3人

 

 

 

この後案の定持田に絡まれ、京子はやっぱりつーくんすごいなーと思いながら持田と話すことになる

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまー」

「おかえりなさいつーくん、家庭教師さん来てるわよー」

「・・・・・・・ごめんちょっと意味が分からない」

「今日から家庭教師さん来るって・・・あら?言ってなかったわね」

あらあら-?と首をかしげる母・奈々に綱吉はそっかーと言う

「じゃーしかたないねえー」

綱吉もなんともなさそうに笑う

 

「お前らまじか」

 

「この子?」

「そーよー」

 

このこと言われた赤ん坊は一瞬で悟る

 

(あ、この家族やべぇ、ガチだ)

 

 

「えっと、君が家庭教師さん?」

「そうだぞ」

「赤ん坊さん、って家庭教師さん出来るの?」

「なめんな、俺はおめーより長生きだぞ」

「・・・・・・おいたな子?」

「おめぇぶっ放すぞ」

「ひえっ!」

チャキっと銃を出したことに驚く

 

 

 

 

 

 

「俺の名はリボーン、お前をボンゴレファミリー10代目にするためにイタリアから来たんだ」

「はい?」

 

場所は変わってツナの部屋

 

「イタリア?|L'assolo di bambino cavalcare sull'aereo?Sai parlare giapponese?《赤ん坊一人で飛行機って乗れるの?てか日本語大丈夫?》」

「?!お前イタリア語話せるのか?!日本語で大丈夫だぞ」

「うん、にいちゃんが英語以外に何か覚えたいのあるって聞いたから、なんとなくイタリア語覚えたんだ」

「家継か」

「うん、てか、ボンゴレファミリーって?」

「ああ、マフィアだ」

「は?!マフィア!?」

「オレはある男からお前を立派なマフィアのボスに教育するよう依頼されてんだ」

「・・・・・やっぱりおいたな」

「一発撃っとくか?」

「なっ」

また銃を構えた

「でも今じゃ無い」

「!?」

するとギュルルルとおなかの音が鳴った

「あばよ」

「うおい!」

 

ばたんとドアを閉め行ってしまった

 

「なんだあいつ・・・」

あー恭弥と京子と逢いづらくなる気がするなー

と思いながら、下に行きリビングに行くと

「あれ?」

「あ、つーくん今日から住み込みで家庭教師してくれるのよ」

「そっかー」

「ごはんできてるわよー」

「うん」

「あといっくん恭司くんちに泊まるんですって」

「え・・・ずる!俺も行きたかったーーー!ぜったいゆうねぇときょうにぃと遊ぶ(修行)んじゃん!むー」

「恭司?」

「俺らの幼なじみだよ、5人いてそのうちの一人ずーっと一緒に居るんだー」

ふふっと嬉しそうに笑う綱吉にニヒルなわらいをするリボーンはそうかと言い、ごはんを食べる

 

 

 

 

 

 

 

 

「何で着いてくんの?」

ノートを買いに出かけるツナの後、というか塀に上り一緒に歩くリボーン

「ん?これ・・あ」

「あ!やっぱりつーくん!」

京子とばったり会ったのだ

「あれ?この子は?かわいいー!」

塀から降りたリボーンの目線に逢わせ、しゃがむ京子

「どーしてスーツ着てるの?」

「マフィアだからな」

「・・・・おいたなこ?」

「・・・なんかデジャブだぞ」

「ふふ、かっこいいねー!あ、はやくかえんないと」

「なんかあるの?」

「ううん、おねぇちゃん今日いないからごはん作んないと」

「あ、そっか」

「ずるいよねーもー、高校生だからってお泊まりうらやましい」

「ほんとだよね、声かけてくれたっていいのに・・・」

 

うんとうなずいてじゃあね!と分かれた

 

「あの女、家族構成まで知ってんのか?」

「あの女って・・・・別に、関係ないじゃん」

むすっとし、歩く

「ほう、あの女に惚れてんのか」

「・・・かんけー無いじゃん」

 

じゃ、告ってこい

 

は?

 

 

ぱぁん

シュッ

 

 

「は?」

「っぶねぇ!何撃ってんだよ!」

 

こいつ俺の弾をよけやがった!?

 

「なんだよもう、こんなところで銃とかやめてよほんと」

 

 

そのまま歩き出すツナの背中をあり得ないと言う眼で見るりボーン

 

「どうなってんだ・・・調べる必要があるな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

 

「おっと・・・いやな予感」

教室に入る一歩手前で直感する

 

がらっと開けると

 

「お!ナンパ男の登場だ!」

ふーふーとヤジが飛んだ

 

なんでも昨日話していたところを、持田が見ていたらしく、俺の女に!というなんとも心が狭く勘違い野郎らしい

 

 

「沢田綱吉!持田先輩が体育館でお呼びだぞ!」

と無理矢理連れ出される

 

「俺の京子を困らせやがってって息巻いてたぞーー!」

 

「・・・・大丈夫かな・・持田先輩・・」

「京子?突っ込むとこそこなの?」

「ん?だってつーくん」

 

 

今日機嫌悪いんだもん

 

 

 

 

 

 

 

 

「来たな沢田綱吉!俺様の京子に迷惑かけやがって!勝負だ!」

「頭大丈夫ですか?」

にっこり微笑むツナ

「やっぱ機嫌悪いよつーくん」

「何でよ」

「つーくん怒ったりいらいらしてるときって基本笑顔だから」

 

「商品は笹川京子だ!」

「・・・・・」

「あ」

 

ツナから笑顔が消えた

 

「つーくん!あんまりやり過ぎないでね!いえにぃちゃんに怒られちゃうからーー!」

「大丈夫だよ京子」

 

 

一発入れるだけだから

 

「てめ!京子のこと呼び捨てにしやがゴフっ」

一瞬で持田のところに飛び、上から足が降った

 

ドかぁぁぁん・・・・

 

 

 

え・・・・・

 

 

シーンとなる体育館

「・・・・・弱」

「うん、このくらいなら大丈夫だね!」

「だといいなー」

 

「「「「「「「「「「「「「「はああぁぁぁぁぁぁぁあぁあああああ!!!!!????」」」」」」」」」」」」」」」」」」」

 

体育館中に響き渡るこえ

今のなんだ!?きえたよな!?てかあんなだったのか沢田って!

 

「なんだいうるさいよ」

 

響く一つの声に全員が固まる

 

「・・・・群れすぎ・・・君たち授業はどうしたの」

 

「「「「「「「「「「「「「「「「すぐにもどります」」」」」」」」」」」」」」

 

 

 

そこにはすでにツナと京子、花の姿は無かった

 

 

 

ちなみにリボーンは

 

 

「・・・・・・・・何を教えろと?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





つっくんちょー強い


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4話

なんかもう寝ないで仕事行ってもいい気がする


 

 

 

「でも何で俺なの?」

ツナはリボーンから細かく話を聞いていた

「さぁな、おれもなぜ家継じゃないのかは分からないが、お前という指令が下ったんだ(たぶん、こいつがすでに超直感と体術を習得してるからだろうな)」

「・・・・にいちゃん俺より強いよ?」

「?!?お前読心術を?!?」

「?勘だよ、体術とか全部にいちゃん達に教わったんだ」

「そうか・・・・」

あ、と立ち上がり、したに降りていくツナ

「どうしたんだ?」

「兄ちゃん帰ってきたから、文句言いに行く」

「?ドアの音なんて聞こえなかったぞ」

 

したに着いた瞬間、ドアが開いた

「た、ただいま」

「おかえり」

 

家継がおそるおそる入ってきた

「えっと・・・ごめん、リボーンくるって聞いてたから居ない方がいいなーって思った」

「・・・・・・・言ってよじゃあ!」

「ごめんて、母さん俺に言うもんだからツナも知ってると思って」

「もー!」

 

 

はは、と苦笑いする家継

 

「お前が家継か」

「こんにちは、君がリボーンさん・・・・くん?」

首をかしげる家継

「そうだぞ、オレはツナをマフィアのボスにするためにきた、よろしくだぞ」

 

家継は顔を上げ、ツナを見る

 

「おいたなこ?」

ズギャン

 

利ビーンの愛銃が火を噴いた

 

「おめーらそろいもそろってコノヤロウども」

「あははーごめんね」

 

「・・・・・ほんとにお前らいったい」

 

「今ボンゴレ?っていう話聞いててね」

「ボンゴレ?(今?その話聞いてたのってその日のうちだった気がしたんだけど・・なんかしたのかなつーくん)」

「お前遮るな俺の話を」

「あ、あとね」

 

 

リボーンの言葉も無視し、話したいことがあるとウキウキしながら二人で歩く

 

「あいつ・・というかあいつらブラコンか・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日、いつも通り学校に行くが、なんだか心なし生徒数が少ない気がした

 

 

 

 

 

 

 

 

「バレーボール?」

「たのむ!もうお前しか居ないんだ!」

そんな何人もレギュラー欠けるか?

 

今日は球技大会

その中の種目であるバレーボールの謎の腹痛に襲われ、ほぼ休みになったのだという

 

「・・・・・・いいけど」

「やった!じゃあ先生に言ってくるな!」

はぁとため息をついた

「リボーンのせいだろ・・・これ・・」

ぼそっとつぶやくと突然消化器の扉が開いた

「失敬だな」

「お前非常用でつけられてる大切な消化器に何してくれてんだ」

「大丈夫だぞ、オレの後ろにあるからな」

ふっとどや顔をする

あーはいはい、と適とーにあしらうツナ

その後ろ姿を見ながら、今度こそと笑うのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パシン!パシン!

 

「沢田の独壇場じゃねえか・・・」

ツナにボールが渡れば、目にもとまらぬ早さで飛んでいく

いけーとか、3年に勝つぞー!などの声が飛ぶ

 

 

「頼むからオレに死ぬ気弾撃たせろください・・・」

 

 

 

 

 

見事に優勝した1-A

 

 

 

 

 

「つっかれた-!」

「おいツナ」

 

自宅に帰ってきたツナに神妙な面持ちで話すリボーン

「一回でいいから撃たせろ」

「・・・・えー・・・死なない?」

「後悔が無ければな」

「後悔・・・」

 

 

 

ぱぁん!

 

 

パチリと目を開けるツナ

 

「・・・・よけたかオレ」

「なん・・・だと」

 

そこには頭から炎をともし、目をすっと細まっている超モードのツナがいた

「炎・・・出てる?」

サッっと顔が青くなる

 

ふう、と息をつく

すると、頭の炎がきえた

「何?!」

 

「ちょっとやめてよ、なにそれ」

むすっとするツナ

 

「これは死ぬ気弾、今の炎は死ぬ気の炎だ、命の代わりにともされるものだ、本当はパンツ一丁になるはずなんだが」

「パンツ一丁!?やだよ!もうそれ使わないでね!」

 

怒りながら、部屋を出て行き、家を出たツナそれを家の前の塀に上り、歩くツナの後ろ姿を見ていた

 

「どうなってんだオヤジ・・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「つーくん・・・ちょっと行くとこまで行き着いちゃってた形?」

苦笑いをする家綱は、まいっか、と自室に戻った

明日獄寺くんくるなーと思いながら

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なんだったんだろ、いったい」

朝、転校生が来たのだが、突然机を蹴飛ばされたのだ

 

 

 

どんと突然ぶつかってきた

「っ・・・なに・・?」

目の前に居たのは3年の不良だった

 

「おーいて」

「骨折しちまったかもなー」

 

なんとも不良らしい幼稚ないちゃもんをする3年の先輩

 

「骨だいぶもろいですね」

「ああん?!てめぇけんかうってんのか」

「けんか売ってるのそっちじゃないですか」

じゃ、と立ち去るツナ

「おいてめぇよお!」

 

シュタッと走ったツナ

「不要なけんかは避けることっと」

 

 

 

 

 

中庭まで来たところで後ろから気配がした

「ねー、さっきっからなんなの?」

 

 

獄寺くん

 

 

「けっ、あの程度のっ、ふりょっから、にげるなんって、っ、ダサいなっ」

「・・・・・息整えてから話したら?」

 

一緒に走ってきたのだろう、だいぶ息が切れていた

 

「うるせぇ!果てろ!」

突然加えていたたばこの火でダイナマイトに火をつけ投げつけた

 

ズギュゥゥ

 

 

その先端が切れた

 

「チャオっす」

「リボーン?!」

「ちっ、お前が9代目が最も信頼しているヒットマン、リボーンか・・・沢田を殺ればオレが10代目内定というのはほんとだろうな」

「はあ!?何言って・・・お前何考えてるんだよ!」

「戦え」

「はぁ?」

 

 

何でだよ!というツナの声もよそに、大量のダイナマイトを取り出した

 

「あーもう!」

 

だっと駆け出し手からはたき落とす

腕を持ち投げ、そのまま背中から押さえ込んだ

 

「はい!おしまい!」

「え・・・・」

「・・・・さすがだな」

 

獄寺は自分の身に何が起ったのか分かっていないようだった

ツナは獄寺から離れ、教室に向かおうとした

 

「お、お見それしました10代目!オレ、同い年のやつがボンゴレ10代目と聞いて実力を試そうと思ったんです。でも貴方はオレの予想を遙かに超えていた!何なりとお申し付けください!」

「ええええ・・・・」

土下座までして、なんなりとぉぉぉ!と嬉しそうに言う獄寺

「負けたやつがかったやつの部下になってファミリーになるんだぞ」

ファミリーゲットだな☆と陽気な言葉とぐっじょぶと言わんばかりの手の出し方

「はぁ・・・・」

 

 

にいちゃん、恭にぃ、優ねぇ、恭弥、了平、京子

オレはなんだかムカムカして八つ当たりしたい気分です。今度修行に行ったとき、にぃちゃんを独占します。よろしく

 

 

 

この後、さっきの不良が八つ当たりに来て、獄寺がけんかを買おうとし必死に止めるツナの姿があった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




本見ながら打つの結構きつい!
2/17 1:22 直しました


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5話

前の更新から間が開いてしまいました
申し訳ないです


 

 

 

 

「川田、栗原・・」

理科担当、根津が小テストを返していた

 

(結構むずかったんだよなー、言い回しがめんどくさいというか・・)

「沢田」

「はい」

「・・・お前、なんでいつも同じ点数しか取らないんだ、私みたいにエリートコースに進もうと思わないのか」

 

ぴらっと向けたのは、55点という微妙な点数

「全然」

いつも同じ返しをするツナにイラッとした根津

 

すると、がらっとドアが開き堂々と遅刻してきた獄寺がいた

 

「貴様!遅刻だぞ!今頃遅刻してくるとはどういうつもりだ!!」

「ああ!!」

ギロリとにらむ獄寺に少しひるむ根津

あ!っとツナを見て、おはようございます10代目!と頭を下げてきた

ザワッとクラスがざわついた

舎弟?沢田がしゃて・・・いや獄寺か

締められたんだな 何したんだろうな・・

 

   心外な・・・・

 

 

ふっと笑って眼鏡をくいっとあげる根津

「あ、あくまで仮定だが、平気で遅刻してくるやつがいるとする、そいつは間違いなく落ちこぼれだ、そしてそいつとつるんでいるやつも落ちこぼれだ、なぜなら類は友を呼ぶからな」

「ああ!!・・・てめぇオレのことならまだしも10代目の沢田さんを侮辱するやつは許さねえぞ!」

「ひっ!」

 

 

 あ・・・つかみかかっちゃったー

 

 

 

 

「退学だーーーーー!」

(出来ねえよ、義務教育だよ)

「校長!こいつは私に暴力を振るい、こいつはそれを止めること無く見ていたんです!同罪だ!」

「まあまあ・・・退学をそんな即決で決めても・・・」

いや、だからできないって・・と思いながらぼーっと聞いていた

「そうだ、猶予を与えればいいんですよ」

にやりと笑う根津

「猶予ですか・・」

「確か15年前に埋めたタイムカプセル埋めたままが見つからなく、発掘を業者に委託する予定だとか」

「ああ、それが何かね?」

「それをこいつらに」

 

(15年前・・・?ああ、恭弥が)

「・・・・埋めてないんじゃ無かったっけ・・」

ぼそっとつぶやいた

「「!?!?」」

 

「あ、いやたしか15年前例外的に埋めてないから依頼する必要ないってきょ・・・雲雀さんが」

「ああ!そうだった、だから雲雀くんに書類を返されたんだ」

そういう意味だったのか・・・と納得した校長

「え、あ・・くっ・・・」

 

 

「ん・・・?校舎西側表、そばのグラウンド?」

少し流れ込んできた記憶、超直感が発達してからこの頃読心術と融合し記憶まで感じるようになったツナ

「西側?そういえば40年前の記録にタイムカプセルが・・と言うか何で沢田くんがそれを・・・」

すると獄寺が嬉しそうに西側っすね!とかけだしていった

「ちょ、ちょっとまて!」

焦る根津にどうした?と言う顔を向ける二人

 

しばらくしてニヤニヤしながら戻ってきた獄寺

「おまえ自分でエリートコースを幼い頃から進んできたんじゃねーのかよ」

ぴらっと見せたのは一桁だらけのテスト、そこには根津銅八郎と書いてあった

「あ!!」

根津の顔が青くなっていった

「なんで平凡なうちの学校からお前のテストが出てくんだ」

「根津先生!これはどういうことなんですか?!」

「いや、これは、その・・・!!」

 

言い訳なんて出来ない根津

 

「君らは教室に戻りなさい、すまなかったね」

「いえ・・・」

 

すっと根津を見たツナ

 

「こんな点数とってても、せめてもで大学行って教員資格とってちゃんと教えてテスト作れたんだから、頑張れば人に教えられる位になれるって、そう生徒に教えていけば良かったのにね・・もったいな・・」

「!!・・・あ、私は・・・」

絶望の顔で後悔する根津を見ずに教室に戻った

 

その後ろ姿を見ながら獄寺は大きい声でかっけぇっす110代目ぇぇぇぇぇ!と叫んだ

 

 

 

 

 

 

 

その頃リボーンは

「超直感があんなに強化されてるのか・・・あいつは本当にどう育ったんだ」

 

 

その頃家継も

(校庭わらなかったかー、これドクロ病なんのか?)

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的には何でもこなすツナにもほんとにほんとうに出来ないものが一つあった

 

 

 

 

 

「チーム分けできたかー?」

「まだ一人決まってませーん」

「持田先輩とのこともバレーとかもできっけっどな・・・」

「なんでかなーー」

 

 

沢田野球だけ出来ねぇんだよなー

「うぐっ・・・」

 

 

そうツナは壊滅的に野球が出来ない

小学生時代からツナを知るものは語る

バットを握れば必ず空振りし握っている部分がなぜか焦げ、使えなくなる(まだ炎の扱いがうまくなかった)

来たボールはキャッチするどころかもっと別なところに飛んでいってしまう(反射的に飛ばしてしまう)

ボールを投げればものすごい速度で全然違うところに行ってしまう(単純にコントロール壊滅的)

等々

 

 

「じゃー俺らのチームに入ればいーんじゃね?」

にかッと笑うのは山本武

周りにぶーぶー言われてもオレが打たせなきゃいーだろ?と納める

山本は一年なのにもう野球部のレギュラー、すでにクラスから信頼が寄せられているのだ

 

カキーンと大きく上がるボール

わりーな!と笑いながら回る山本

周りからは歓声が上がる(特に女子の)

 

(にいちゃんも苦手なんだよな・・てか遅すぎて無理って行ってたけど、格好はちゃんとしてたんだよな・・何でだろ)

 

 

結局負けてしまった試合

トンボがけも押しつけられた

「めんどくさいなー・・・?山本?」

「お、よく分かったな!オレも手伝うぜ!」

「あ、ありがと」

「オレ、お前に赤丸チェックしてっからさ!」

「赤丸チェック?」

「なんかお前すげーじゃん!それに引き替え、オレなんてバカの一つ覚えみたいに野球ばっかだし」

「バカの一つ覚えでも、それを自慢できるくらいうまいんだしいいじゃん」

「それが最近うまくいかなくってさ」

(あ、これ相談に来たのか)

 

何で?と聞くと、どうも中学一年生にしてスランプらしい

「どうすればいいかな、オレ」

「あー・・・・休めばいいと思うよ無理するときっと大変だから、どんどん悪循環になっちゃう特に山本はその相談するのは同じ学年の野球部の人には相談できないでしょ、初のスタメン落ちとかふざけてんのか、そう言われちゃうもん・・まあ山本だから仕方ないってなるかもだけど、とりあえず俺は休めばいいと思う」

「!・・・・そうか・・・そうだな、ありかとうな」

「・・・・うん・・・」

いやな予感しかしなかった

 

 

 

 

 

 

大変だ!山本が屋上から飛び降りようとしてる!

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

な・ん・で・だ・よ!

 

 

 

 

「つーくん?なんか知ってるの?」

「昨日スランプだって相談されたんだよ、休めって言ったのにさ」

「そうなんだ・・・」

「とりあえずいこっか」

京子と共に屋上に向かった

 

 

入ると、なんでだよーとか、やめてー!と叫び声が聞こえた

「山本!」

「ツナ・・・オレ・・休めなかった・・・やりすぎて・・・骨、おっちった」

すっとつらされている腕をあげた

 

もう、野球できねぇ・・神様に見放された・・このままなら死んだ方がましだ

と言った

 

「・・・・オレにはその気持ちはわかんない」

「っ・・・そうだよな、最近活躍してるツナにわかるわけねぇよな!!」

 

山本の言葉にイラッとした

「・・・・オレだって死にたい時だってあったさ、自分の力で大切な人も守れない、それどころか誘拐されて関係ない人まで巻き込んだ・・・どれだけ泣いてた子がいて、痛みで泣き叫んで違うとそこら辺に投げられて、オレは奥で震えてるだけだった、助けられたとき、ああこの人達みたいになりたいって思った、今、出来なくても・・努力しようって思った、だからオレは気持ちはわかんない」

はっきり強い目で言った

 

 

 

「ゆう・・かい・・?ツナ・・おまえ一体・・・!」

ガシャン!と柵が折れた

「な!」

ばっとツナが手を伸ばしつかんだが、そのまま二人で落ちてしまった

「つーくん!」

きゃーと悲鳴が上がった

 

「やっとオレの出番だな」

ニヤリと笑うリボーンがパン!とうつ、その弾はツナの頭に当たった

 

「痒っ!」

 

するとビヨヨーンと何かかはねた音がし、すたっと両足でたった

「無事だぞ!」「なんだ、冗談だったのか?」「ワイヤーとかじゃね?」

なんだーと屋上から次々に去って行った

 

(あの子・・・・この間つーくんといた子・・)

すっと見てから教室に戻った京子、それにはリボーンは気づかなかった

 

「なんだいまの・・」

「ツナ」

「あ、大丈夫?」

「ああ、やっぱツナってすげえな・・オレ、頑張るよ、ちゃんと直してやり直す!」

「うん、頑張って」

「ツナもなんかあったら相談してくれ!少なからず力になるようにするからな!」

「ありがと」

 

 

笑い合う二人を見ながら、リボーンはさらに不信感を持った

「誘拐なんて資料に無かったぞ・・それに力・・いつからだ・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





家継達出したい!


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6話

更新遅れてしまい申し訳ありません
パソコンが落ち投稿していたはずの6話が更新されていませんでした
すみません


 

 

 

ルンルンと歩くツナ、その横を少し困ったような顔で歩く家継

「うふ、うふふふ・・・」

「つ、ツーナ」

「なあにー?」

「・・・・あんまりはっちゃけないでね?」

「うん!」

 

はぁとため息をついた

うすうす感づいてはいたのだ

リボーンに気づかれてはいないのだが、幼なじみ達は気づいていただろう

最近どす黒い雰囲気を醸し出していることに

 

隣でルンルンと歩くツナを横目に相当ストレスがたまっていたのだろうと思うと寒気を感じた

 

 

 

 

 

 

「たっだいまー!」

「ただいま・・」

「おかえ・・・・りなさい」

「やめて恭司、そんな顔しないで、知ってるから、分かってるから」

「きたの、つなよ・・・し、家にぃ・・おかえり」

「もぉぉぉぉぉ!兄弟そろってやめて!」

「はやくいこ!」

 

腕を引っ張られて地下に連れて行かれる家継

 

「今日機嫌悪いんだね、綱吉」

「最近ずっと応接室に来ないからなんかあったんじゃ無い?」

「・・・そう(なるほど、赤ん坊に警戒心を持ったか)」

 

 

 

 

 

どごぉぉぉぉぉん!

あり得ないほどの轟音と煙が立つ

苛立ちと嬉しさで興奮している綱吉を押さえながらいなしていく

(ツナ、だいぶ純度上がってるけど、これ大丈夫かな)

 

 

 

「つーくん/いっくん!ごはーん!!」

ピタッ

 

声と共に攻撃がやんだ

 

「あり?もうそんな時間?ツナ、この辺でおしまいだね」

「うん」

「すっきりした?」

「ん?うん・・」

にっこり笑うツナの顔は晴れていた

 

 

 

 

 

「つーくん楽しかった?」

「ふふ、うん」

「綱吉・・いい顔してるね」

「ツナ、最近浮かない顔してたからな、安心したぞ」

「・・・なんか心配しすぎじゃ無い?みんな」

「つーくんと遊べなくてつまんないんだってさ」

「綱吉、全然きてくれないし」

「フットワークにも付き合ってくれないぞ」

「う・・・ごめん」

3人は、少しむっとした顔をしてから、

落ち着いたら遊ぼうね

と4人は笑った

 

 

 

 

「やばいうちの子達天使」

「明日の晩ご飯はハンバーグだね」

「オムライスとお肉もね」

「あとカレーね」

「久しぶりにゆっくりしようね」

「そう・・だね・・あと少しで・・」

 

骸がくる

 

 

 

 

深夜、書斎に集まった上3人

 

 

「モンドはどうなの」

「だいぶ戻ってきた、ただ・・」

「ただ?」

「白蘭・・」

「「!!」」

「あいつの能力だけはなー」

「・・・横の時間軸」

「そ、海はその広がりに限りを知らず、貝は代を重ねその姿を受け継ぎ、虹は時折現れはかなく消える、この歌はあまり覚えていなかったんだけど、モンドとしてこの世界に来たとき頭に記憶された・・・そしてもう一つ」

 

 

世界はその中心に一つとしてすべてに生き続ける

 

「・・・続ける?・・え?続けるって」

「・・・・不老不死」

「ちょ、ちょっと待って!だって先代は」

「先代は・・・初代だ・・・」

「初代・・・それもしかして」

「もちろんボンゴレの初代でも、マーレ初代でもアルコバレーノ初代のことでも無い・・・オレが、二代目ってこと」

「初代は何で死んだの・・・」

「死ぬ気の炎がつきたせい」

「何年生きたか知ってるの?」

「・・・・350年」

「さんびゃ・・・姿は」

「こんな感じ」

 

「よ!」

 

 

「「・・・・・」」

「え、やめてそうゆう顔すんの」

 

パッっと出てきたのはボンゴレファミリー初代ジョットだった

 

 

「・・・・なるほど、世界に生き代を重ねたわけだ」

「おお!早いな理解が!さすがアラウディの後継者」

「・・それでツッくん・・あの世界の沢田綱吉という魂がモンドに当てはまったとわかり連れてきた・・」

「そういうことだ」

「・・・ちょっとまって、初代って100年前まで生きてたの?」

「ん?そうだぞ、イヤー悲しかったぞ、幸子にも子ども達にも孫達ひ孫にもひいひい孫にも先立たれた、ほんとにさみしくてな、つい2人も一緒によびだしたらまさかの適合者でな、さすがアラウディの後継者と幸子の血縁者だ」

「んあ?」

「あー」

「・・・・へぇ」

 

 

ん?と首をかしげるジョット

 

「血縁者?」

「ああ、幸子の妹の春子のひいひいひいひいひいひい孫に当たる、春子は素質があったからな、遠く受け継いでたんだろ、私がいなかったら春子だったのだろうが・・おそらく身体が耐えきれず300年持たなかったろう」

「そっか、生まれる前にモンドの説明してきたあの女の人たちその人たちだったんだ」

「ああ、一番最初に説明しようとした時に言ってた」

 

 

 

「ま、そういうことだ、モンドの力はすべて、モンドは横楯、そして点として存在できる、記憶の共有はたやすい、だがその分情報と気力で爆発する」

「限度はあるってことね・・」

「ああ、オレとは違い3分割されている力は計り知れなく長くなる、それが何年そなたらで続くかわからない、それでも・・・この世界に居続けられるか・・」

 

 

しん・・とする

 

 

 

 

 

「何言ってんの」

「今更ですよ」

「っ・・・」

 

困った顔で2人を見る家継

「綱吉、君ねいつまで巻き込んだなんて思ってんの」

「そういうとこ、つっくんの悪い癖だよね」

「でも」

「でもじゃない、いつもそうだ、何でもかんでも先頭に立って綱吉ばかり無理する、どれだけ心苦しかったかわかる?あの駄犬たちが気づかなかったことも知ってたよ」

「う・・ん、いつも先回りされて一緒にやるしか無かったこと、いっぱいあったや」

「子どもたち言ってたのよ、父様いつも一緒の顔してるけどさみしそうな顔してるって、いつも一生懸命皆でごはん作ったんだから」

「うん、いつもその後ろ姿見ると安心したから、頑張って帰ってた」

「「だから、ずっと死ねなくてもいいあなたを/君を支えていくから」」

 

何回この話したんだろうね、懲りないねぇ

笑う二人に安心したように、だってさ、とジョットに笑った

 

そうか、と笑い任せたぞ、と消えていった

 

「で?白蘭が?」

「ああ、そうだった、さすがにあいつの覚醒だけはな、間に合わないし、そもそも横の時間軸に手出しできないし、俺らが未来で戦ったのは50年以上前になる、虹の力のみではこの世界にはねられてたんだ、ただ白蘭の記憶は普通にあっちの白蘭と同じ共有になるだろうから大丈夫だろうし・・・少し強くなってるだろうけど」

「そう・・」

「・・・・・なんかさ」

「うん」

「「「初代登場で白蘭どーでも良くなった」」」

 

「ま、なるようになるでしょ、世界に生きるんだったらそれ相応に関与しないようにしていかなきゃ」

「あの子達の助けだけはするけどね」

「特に未来はね、だいぶこたえてたから」

「ん、ふわぁ・・・もうそろそろ寝よっか、明日は勉強だし・・・寝ちゃいそう」

「ふふ、ツナと了平大変だからね」

 

 

 

 

 

 

あと少し・・あと少しで始まる戦いに・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





「・・・日本に・・・彼らがいる・・・」


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7話

間違えて同じ巻買っちゃった・・・
最悪


 

 

「・・・・」

「・・・ツナー」

 

 

むすっとするツナに布団でごろごろする家継が名前を呼んだ

 

「・・・・」

「つーなー、つーくん」

「・・・・・」

 

はあ、とため息をついた

 

訳は一日前にさかのぼる

 

 

 

 

 

久しぶりの雲雀家お泊まり、それは学校に行きながら3日続いた

ツナはもちろん弟組は機嫌が良く恭弥にいたっては理不尽なかみ殺しが無くなり、仕事がさくさく進み副委員長の草壁はとても喜んでいたのだ

兄組も例外では無く、一緒にいられる時間が長いためとてもほのぼの出来ていた

 

 

 

 

「あ」

「「ん?」」

 

ふと家継が感じたのだ

 

「あー」

目線をツナに寄せ、名前を呼んだ

言いづらそうに言った

 

 

 

 

  リボーン帰ってくるわ

 

 

 

ツナの絶望した顔は今では笑えるが、あのときは修羅場だった

 

 

「え?やだ」

ぎゅっと抱き合うツナと京子、その後ろから恭弥がなんともいえない顔で二人の肩に手を置き、了平がさみしそうな顔で見てきた

 

「うっ・・そんな顔されても帰ってくるものは帰ってくるんだから仕方ないじゃん・・ごめんて・・・」

「そっかあ、リボーンくん帰ってきちゃうんだ・・・」

家継の手を握って寂しそうにする優子

「うん、ごめんね・・」

「いーくんが悪いんじゃ無いんだから謝んないで、これが流れだから・・」

「うん・・京子は多分明日リボーンと会うと思うから、そのまま流れに任せてね」

「家にい・・分かった・・」

 

家継は優しい顔をしていい子、となでた

 

 

きっともうすぐだから

 

 

 

 

 

 

こうして家に戻ってきたのだが・・・・

 

「・・・・」

やっぱりむすーっとしているツナ

 

 

 

「だっ・・・・ねぇにいちゃん・・・」

「・・・・早いねぇ」

 

 

近づいてくる二つの気配・・

片方は小さいく大きい、リボーンだろう、だがもう一つは昔から知っている気配だ

 

 

 

 

しばらくして玄関の開く音が聞こえ、階段を上ってくる

ガチャッと開いた扉

 

 

「お邪魔します、つーくん、家にぃ」

「「いらっしゃい、京子」」

 

にっこりと笑う京子に笑い返す2人

京子の足下にはリボーンがいた

 

「なんだ、お前ら知り合いだったのか」

「いや、知り合いも何も」

「幼なじみだよ、リボーンくん」

「ほう、京子も幼なじみだったのか」

 

 

小さい頃の話をしていると、奈々が入ってきた

 

「あら!京子ちゃん!久しぶりね!」

「議母さん、お久しぶりです。すみません、最近こちらにこれなくて・・」

「大丈夫よぉ!優子ちゃんがたまに来てくれるし、こっちこそツナがお世話になっちゃってごめんなさいねぇ」

「いえ、そんな・・」

「姉妹そろって愚息たちがお世話になってるもの、迷惑かけてない?」

「全然!むしろいろいろ助けてもらっちゃって」

「もーほんといい子ねぇ、ツナ!京子ちゃん泣かせるようなことがあったら母さんが許しませんからね!」

京子をぎゅーっと抱きしめながらツナに言った

嬉しそうに後ろに腕を回し抱きしめ返す京子を見ながら、うん、とつぶやく

んー!と抱きしめ合う二人は本当の親子のようで、もう・・と面白くなさそうなツナ

わかりやすく嫉妬するツナに家継も奈々も京子も少し笑った

 

 

「ママン?どうゆうことだ?」

「あら、リボーンちゃんは知らなかったのね、つーくんと京子ちゃんは恋人同士よ?」

「私のお姉ちゃんと家にぃもだよ!」

ねーと顔を見る2人

 

 

「ほう・・」

 

その後、奈々と京子が作ったご飯をを食べツナは京子を送りに言った

 

 

 

 

「リボーン・・」

「どうした家継」

 

ふたりでお風呂に入った後ほかほかしながら家継の部屋にいた

 

「ザンザス・・・どうしてる?」

「!?!なぜお前がそれを」

「リボーン、オレは分け合って生まれたときからマフィアのことを知ってる、ボンゴレのことも・・・リング・・おしゃぶり・・・トリニセッテのことも」

「・・・なんなんだ、おまえ・・・」

「ツナをボスにしてもべつにいい、拒否しようが受け入れようが、それはツナしだいだ」

「・・・」

「邪魔されると思った?しないよ、そんなこと・・」

 

 

しばらく目を見て、何が言いたいと問うた

 

 

「リボーン、ツナを頼んだ・・」

「・・・どういうことだ」

 

 

「いつかオレは、俺らは、ツナの前から、あの子らの前からいなくなる、その時はきっとお前もツナも理由が分かった後にだ・・」

「本当にお前は一体・・・」

「親愛なるアルコバレーノ・・・オレの弟をよろしくね・・・」

 

にこりと笑って寝転がった

 

 

 

 

 

 

ただいまーと声がした

リボーンはお帰りだぞ・・としか声をかけられず、そのまま眠りについた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「・・・・おしゃぶりで気づかない・・か・・・」

 

 

 

 

 

「何を知ってるんだ・・あいつは・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃくちゃくと準備は整っていく・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 





もうちょいかきたかったけど浮かばない


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