絶対に笑ってはいけないカルデア24時 (まーぶるちょこ)
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プロローグ

それはまさに地獄の始まりであった


 

某日6:30

マスター(ぐだ男)の部屋に4人の英霊が召集された。

 

エミヤ「おや、ロビン。君もマスターに呼び出されたのか」

ロビン「おっ、どうやらお前さん呼ばれたらしいな。全くこんな時間に呼び出しとなるとまーた新たな特異点でもできちまったんですかねぇ・・・」

エミヤ「もし仮にそうだとしてもわざわざマスターの部屋に呼び出す

よりもレイシフトルームに呼ぶ方が早いだろう。」

そんな話をしていると

 

槍ニキ「おっ。お前らもマスターに呼ばれたのか。」

新シン「あれま。アンタらも来てたのかい」

クー・フーリンこと槍ニキと新宿のアサシンもマスターの部屋にやってきた。

 

エミヤ「君たちもマスターに呼ばれたのか。それにしても妙だな。なぜ呼び出したマスターがいない。」

槍ニキ「マスターなら30分ほど前にマシュの嬢ちゃんとダ・ヴィンチとなんか話し合ってたのを食堂で見かけたが」

エミヤ「それは私も見かけたよ。だがマスター達がいたのはほんの10分ちょっとだったぞ。何かコソコソと小声で話し合ってたみたいだったな。そういえば今日やたらみなの様子が変だったな。どこかそわそわした様子だった。いつもは食堂でもやかましいバーサーカー達も今日に限っては不気味なほど大人しかった。それに今日の朝早くブーディカから『あんたも災難だね・・』とやたらかわいそうなものを見る目で見られたんだ。正直嫌な予感がするのだが」

槍ニキ「言われてみれば今日メイヴに出会い頭『クーちゃん!今日は覚悟しておきなさい!!』といきなひわけわからんことを言われたな。うっ・・何故か俺まで頭痛がしてきやがった」

エミヤとクー・フーリンがこれから起こる災難に頭を痛めていると

 

「お、みんなもう来てたんだ。」

とマスターがマシュと一緒にやってきた。

 

ロビン「旦那、一体今日は何の用だ?」

とロビンがめんどくさそうにマスターに尋ねる

マシュ「それは私の方から説明します。皆さんは今からある企画に挑戦してもらいます。」

ロビン「・・企画?今日なんかあったっけ?旦那の誕生日パーティとかならこの前やったしな」

マシュ「いえ、今回の企画はこれから24時間はなにがあったとしても決して笑ってはいけない。というものです。」

 

 

4人「「「「・・・・・・・・・はい?」」」」

 

 

マスター「・・・なにか問題でも?」

 

4人「「「「大ありだよ!!」」」」

 

エミヤ「そもそもなぜ我々なのだ」

マスター「え?そりゃあ・・・・ツッコミスキルが高いから?」

4人「「「「・・・・・・・」」」」

4人は苦虫を潰したかのような顔をしている。

マスター「では改めて説明するよ。今から24時間はエミヤ、ロビン、クー・フーリン、新シンの4人はなにがあったとしても笑わないこと、もし笑ってしまった場合キツイ罰ゲームがあります。あ、あとアウト判定はマシュに任せてるよ。」

エミヤ「罰ゲームか・・・なんか既視感があるような」

マスター「・・・・気のせいじゃないかな。もちろん4人を笑わせるためのトラップも沢山あるよ。」

ロビン「・・・仕掛けは旦那が考えたのか?」

マスター「企画と立案は殆ど俺がやった。あとマシュやサーヴァント達にも協力してもらった。」

新シン「つまりカルデアにいる俺たち4人以外の奴ら全員が仕掛け人ってことか。随分と手間かかってるっぽいな」

マスター「まぁそういうことだね」

槍ニキ「ようは笑いの仕掛けに対して笑わなきゃいいんだろ?」

マスター「うん。この企画正直にいうとかなりカルデアの予算費やしてるからやってもらわないと困るんだけど」

槍ニキ「・・・気に乗らないが、やるしかねえようだな。」

ロビン「ま、どんなトラップだとしてもやってやろうじゃないっすか」

新シン「最近忙しくてやたらバタバタしてたからねぇ。ま、一種の余興だと思えばなんてことないでしょ。」

エミヤ「フッ・・・別に一回も罰ゲームを食らわずに終わっても構わんのだろう?」

 

どうやらなんだかんだ言いながらやってくれそうなのでとりあえずは一安心だ。

 

マスター「みんななんだかんだ言ってやる気になってくれてよかったよ。今から4人の待機ルームに移動するから案内するよ。この俺の部屋を出たらスタートだ。」

マシュ「皆さん頑張ってください。」

 

 

槍ニキ「んじゃ。いつまでもここにいるわけにはいかねぇし早速待機ルームに行くとしますか。その前にお前らここから先は笑ったら罰ゲームだ。俺たちは協力関係だ。よって俺たちの間でわざと笑かそうとしたり嵌めようとする行為はなしにしようぜ。」

新シン「俺も賛成だな。俺たち以外は全員が仕掛け人なんだ。用心するに越したことはない。」

エミヤ「ふむ、そうだな。私も賛成だ。」

ロビン「俺も異議はありませんよ」

 

こうして4人の間で協力関係が結ばれた。

 

4人はマスターの部屋を出た。

4人とも余裕そうな表情をしている。

 

 

 

 

 

だが、これから多くの笑いの刺客が4人を苦しめることはまだ知るよしもないのであった。

 

 

 

 

 

 

7:00

絶対に笑ってはいけないカルデア

スタート

 

 

 

 

 

 

 




なんとか完結できるよう頑張ります。


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地獄は始まったばかり

前回のあらすじ
エミヤさんが盛大にフラグを建てた


7:00

マスターの部屋から出た一行はマスターの案内によって待機ルームに向かう

 

槍ニキ「しっかしよくこんなことやろうと思ったなマスター」

ロビン「まったく・・巻き込まれたこっちの身にもなってくださいよ・・・」

マスター「あ、あはは最初はほんのちょっとした出来心だったんだけどたまたま聞いてたダヴィンチちゃんが面白いっていって張り切っちゃってね。いつのまにかすごく大掛かりな企画になっちゃったんだ。」

新シン「ここにいる連中はなんというかまぁ、積極的に協力するあたりこういったどんちゃん騒ぎが大好きなんだなぁ」

マスター「否定はしない」

そんなことを話しながらカルデアの廊下を歩いていると

 

「トナカイさん!大変です!!非常事態です!!」

とジャンヌ・オルタ・サンタ・リリィ(以下 邪ンタリリィ)が慌てふためいた様子でマスターに駆け寄ってきた

マスター「ど、どうしたの!なにか問題でも起きたの?」

邪ンタリリィ「め、メドゥーサさんが・・・」

マスター「メドゥーサがどうかしたの?」

現在カルデアにはアナやゴルゴーンを含めた3人のメドゥーサがいるが一体どれのことを指しているのだろうか。

マスター「とりあえず一旦落ち着いて。カルデアには3人のメドゥーサがいるからそれだけじゃ分からないよ。」

と焦っている邪ンタリリィを落ち着かせる。

邪ンタリリィ「ご、ごめんなさいトナカイさん。少し慌て過ぎちゃいました。私がいってるのはアナさんのことです。」

マスター「・・・アナに何かあったの?」

邪ンタリリィ「あ、アナさんが・・もう口で説明するより実際に見たほうがいいです!!百聞は一見になんとやらです!!皆さんも一緒についてきてください!」

そう言うと邪ンタリリィはマスターの手を引っ張って連れて行く。

エミヤ「なにがあったかは知らんが我々もついていってみるか」

マスター「わわっ!一体どうしたっていう・・・ん・・だ・・」

マスターは邪ンタリリィに引っ張られた先にいるアナを見た瞬間に思わず絶句してしまう

エミヤ「どうしたマスター、一体なにが・・ブフッ」

槍ニキ「おいおいどうなって・・・ブファッ!」

ロビン「なーに笑って・・クフッ」

新シン「何がどうなって・・ンクゥッ」

 

邪ンタリリィ「アナさんが・・おっきくなっちゃいました!!」

 

デデーン

マシュ『全員、アウトです』

 

そこにはアナ・・いや、アナの第三再臨の服を着たメドゥーサが顔を真っ赤にしながら涙目で俯いている。服のサイズもアナと同じサイズなのでパッツンパッツンであり正直いろいろ見えてはいけないものまで見えそうである。思春期真っ只中の健全な青少年であるマスターにとっては目に毒だ。

 

槍ニキ「おいおい・・いくらなんでも体張り過ぎだろ・・羞恥心で顔がえらいことになってるじゃねぇか。そういえば罰ゲームってだれがやるんだ?」

 

??「罰ゲームは私がやることにしたわ」

「「「「あっ・・(察し)」」」」

カーミラ様がムチをしならせサディストな笑みを浮かべていた。

 

槍ニキ「おいおいこいつはヤベェんじゃねぇか・・って痛ァッ!」

エミヤ「この企画本気すぎ・・痛ッ」

ロビン「あーあーこれはあかんやつ・・痛ェッ」

新シン「これ24時間も続くのかよ・・痛ッ」

 

4人の尻がムチでおもいきりシバかれた

 

??「あら?何かあそこで面白いことになってるわ」

??「ホント、フフッ面白いことになってるわね」

 

その声を聞いた瞬間さっきまで涙目で顔を真っ赤にしたメドゥーサがビクゥッと震えだした

 

メドゥーサ「ね、姉様・・」

メドゥーサが視線を向けた先にこれまたドSオーラを身にまとったステンノとエウリュアレが新しい玩具を見つけたかのように嬉しそうに微笑んでいる。

 

ステンノ「あらあらメドゥーサったらそんなはしたない格好してどうしたのかしら?」

メドゥーサ「ち、違うんです上姉様。これは・・」

エウリュアレ「違うって、そんなはしたない格好して何が違うのかしら。もしかしてその格好でマスターを誘惑しようとでもしてたのかしら。もはや痴女じゃない!姉として恥ずかしいわ。恥を知りなさいこの雌豚ァッ!!」

 

槍ニキ「こいつはひでぇwww」

ロビン「し、辛辣すぎるwww」

 

デデーン

マシュ『クー・フーリンさん、ロビンさんアウトです。』

 

槍ニキ「痛ッ!」

ロビン「グゥッ!」

 

エウリュアレがメドゥーサに対してまくし立てているのを見ていたマスターと邪ンタリリィはドン引きしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

槍ニキ「はぁ・・・酷いものをみたな」

エミヤ「全くだ。まさかああいった方法で来るとはな・・」

ロビン「こんなのがあと24時間も続くんでしょ?最早地獄っすわ」

新シン「まだ始まったばっかかぁ・・憂鬱だ」

マスター「まぁまぁ。もう少しで部屋に着くんだから元気出してよ。」

エミヤ「そうはいうがなマスターよ。我々でもカーミラにしばかれ続けたらいくらなんでも辛いのだ。」

マスター「あ、見えてきたよ!あそこの奥の部屋が待機ル・・」

 

 

 

???「フォーッフォッフォッ」

 

特徴的な声が聞こえてきた

 

 

声がする方を振り向くとなにかがすごいスピードでこちらにやって来る

 

 

マスター「あ、あれは誰だ?美女か?ローマか?」

 

 

アルテラサンタ「勿論、サンタじゃぞ♡」

 

 

ロビン「あんたかよwww」

新シン「季節外れすぎるwww」

 

デデーン

マシュ「ロビンさん、新シンさんアウトです,』

 

ロビン「痛ェッ」

新シン「痛ッ」

 

マスター「どうしたのアルテラサンタ」

アルテラサンタ「フォッフォッフォ、お前たちはこれから過酷な挑戦をすることになるからな。少しでも手助けをしてやろうとシュークリームの差し入れを持ってきたのだ。」

マスター「へぇ、ありがたくもらうよ!ね、みんな食べるよね?」

エミヤ「あ、あぁ・・せっかくだから貰っておこう。」

(くぅ・・この差し入れももしかして罠なのではないかと疑心暗鬼になってるな。)

アルテラサンタ「そうだ。伝え忘れてたことがあった。」

マスター「ん?どうかしたの?」

 

 

アルテラサンタ「シュークリームは8つあるのだがその内1つだけ激辛麻婆豆腐が入っているらしいぞ。」

 

アルテラサンタのその一言で4人は絶望の淵に叩き落とされた。

 

 

「「「「ナ、ナンダッテー!!」」」」

 

槍ニキ「な、なぁサンタさんよ・・残りの7個はちゃんとしたシュークリームなんだよな(震え声)」

槍ニキは顔が青ざめ脂汗がながれている

アルテラサンタ「あぁ。残りの7個はタマモキャット作の絶品シュークリームだ。一個だけもらったがとても美味だったぞ。スイーツは良い文明だ・・」

槍ニキ(と、とりあえずは一安心だな・・)

エミヤ(彼女は嘘を平気で吐くような性格ではないだろうからおそらく事実だろうな)

ロビン(あんなの食えるやつなんているのかよ・・いない・・よな?)

新シン(こいつは面倒なことになったなぁ・・・)

 

アルテラサンタ「それでは差し入れも渡したことだし私は帰るとしよう。それでは、健闘を祈っているぞ。フォーッフォッフォッ」

 

アルテラサンタはツェルコに乗って猛スピードで去っていった。

 

 

 

が、スピードを出しすぎて曲がり角を曲がりきれず壁に激突した。

 

チュドーン!

 

 

エミヤ「さ、サンタが死んだ!?」

マスター「このひとでなし!!」

 

 

(注意)アルテラサンタはこの日のために特別なスタントアクションの訓練をしていますので無事です。

 

3人「「「ぶふぉぁっ」」」

 

デデーン

マシュ『クー・フーリンさん、ロビンさん、新シンさんアウトです』

 

新シン「ハンッ」

ロビン「ソクッ」

槍ニキ「ダルォッ」

 

 

 

マスター「イ、イヤナジケンダッタネ。」

エミヤ「マスターよ、片言になってるぞ。」

ロビン「それだけで済む問題なんですかね・・・」

マスター「アルテラサンタこの日のために結構訓練してたから大丈夫でしょ(目をそらす)。あ、ここが4人の待機ルームになるよ。それぞれの名札の置いてある席に座ってね。何かあったら呼びに来るからゆっくりしていってね。」

ロビン「ようやく着きましたか・・ここまで来るのにえらく時間かかりましたね。」

エミヤ「ふぅ・・先は長いがとりあえずはゆっくりできるみたいだな」

槍ニキ「おいおい、シュークリームのこと忘れんなよ。誰かが絶対に食べねぇといけないんだからな。」

新シン「なーんかざっと見たところこの部屋も何か仕掛けられてるっぽいな」

 

7:30

待機ルームに到着

 

 

 

待機ルームに移動するまでの間に笑いの刺客に翻弄される4人のサーヴァント。だが本当の地獄はまだ始まってすらいなかった。

そう、待機部屋での恒例行事引き出しネタである。

この引き出しネタよって4人はさらなる窮地に陥ることをまだ彼らは知らないのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




Q.今回の一番の被害者がメドゥーサさんであることについて一言

A.姉様たちにいじられて涙目になるメドゥーサさんかわいいから許してください(土下座)


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恐怖の引き出しネタ(クー・フーリン編)

遅くなってすまない・・・
ネタをいろいろ試行錯誤して変な方向に空回りしてる気が・・


7:30

待機ルームに到着

 

 

それぞれ割り振られた席に着いた4人

エミヤ「さて・・・どうする?」

槍ニキ「どうするって何がだ?」

エミヤ「決まっているだろうこのシュークリームだ。食べるにしてもいつ食べる?」

ロビン「俺は朝食ったばっかですし昼にしません?」

槍ニキ「そうだな。昼まで冷やしとこうぜ。そこに冷蔵庫もあるみたいだしよ」

エミヤ「ふむ、どうやらちゃんと使えるみたいだな。折角だから冷やすとしよう」

エミヤがシュークリームをしまおうと冷蔵庫を開けると

 

エミヤ「クフッww」

 

デデーン

マシュ『エミヤさん、アウトです』

 

エミヤ「ぐおっ」

 

槍ニキ「おいおい何があったんだよ」

エミヤ「これは卑怯だろう・・」

そう言いながらエミヤが冷蔵庫を開けると

 

 

冷蔵庫の中に大量のこんにゃくゼリー

 

 

新シン「なんでwww」

槍ニキ「食べろってことかwww」

 

デデーン

マシュ『新シンさん、クー・フーリンさん、アウトです』

 

新シン「マン」

槍ニキ「ガンッ」

 

ロビン「これ、自由に食べていいにしてもこんなにあったら絶対飽きますよ。味はバラバラみたいですけど」

エミヤ「とにかくシュークリームを冷やすスペースを確保するぞ。うおっ・・これ何個あるんだ?溢れ出しそうだぞ」

エミヤはようやくシュークリームを冷やすスペースを確保してシュークリームを冷蔵庫に入れた。

エミヤ「ざっと取り出しただけでも20個以上あるんだが・・これは冷たくなくなる前に最優先に食べてくれ」

槍ニキ「うへぇ・・まぁ食べるけどよ・・っと普通にうまいな」

新シン「初めて食べるが変な食感だなこれ。まぁうまいな」

ロビン「結構味もちゃんとしてる」

 

エミヤ「こんにゃくゼリーを食べるのはいいが少し聞いてくれ」

エミヤが切り出す。

槍ニキ「今度はなんだよ・・・」

エミヤ「思ったのだが我々の今座っているこの机の引き出しになにか入ってるのではないか?」

槍ニキ「・・俺も薄々そんな気はするぜ。この部屋なんか気になるものがいっぱいあるし」

クー・フーリンはそう言うとぐるっと部屋中を見渡す

 

待機ルームには

自分たちが座っている席×4

大画面モニター

DVDレコーダー

番号のふられた大きさが違う鍵のかかったロッカー×4

コーヒーメーカー

レトロなアーケードゲームの筐体

ライオンのぬいぐるみ がある。

 

槍ニキ「なんかこの時点で色々ツッコミたい」

エミヤ「あのゲームの筐体は一体どこから手に入れたんだ・・」

ロビン「あのライオンのぬいぐるみ・・突然爆発とかしないっすよね・・・」

エミヤ「絶対にない・・・とは言い切れないな」

槍ニキ「うし!うだうだ行っても仕方ねぇ、俺が一番槍として先陣切ってやらぁ!」

エミヤ「正気か?ランサー。マスターのことだ何を仕掛けてくるかわかったもんじゃないぞ」

槍ニキ「俺をいじるネタなんてメイヴとか師匠関連だろ?ネタさえ分かっていればなんとかなるだろ」

クー・フーリンが息を呑みながら一番手前の引き出しを引くと

 

槍ニキ「・・・パネル?」

裏返しで置かれているパネル1枚が入っていた。

 

新シン「どうする?先に見といた方がいいのか?」

エミヤ「・・・そうだな。他に入っているかもしれない」

槍ニキ「はぁー、覚悟はしてたがまさか本当に入っているとはな。お前らも見るか?てか見ろ」

ロビン「俺はクー・フーリンの旦那が先に見てからだったらいいっすよ。」

エミヤ「そうだな。一番で見るべきだろう」

槍ニキ「ん?右下になんか小さく書かれてるぞ・・・」

 

 

裏返しされているパネルには右下に小さくこう書かれていた。

『スカサハ師匠をより美人にしてみた』

 

槍ニキ「・・・・」

エミヤ「・・・・」

ロビン「・・・・」

新シン「・・・・」

槍ニキ「な、なぁお前らやっぱり一斉に見ないか?(震え声)」

「「「いや、つべこべ言わず先に逝け」」」

槍ニキ「チクショオオオオオオオ」

非情な3人に嘆きその勢いのままにクー・フーリンはパネルをひっくり返す

 

それを見たクー・フーリンは

 

槍ニキ「ブハハハハハハwwwwwwwwこ、こんなの笑うに決まってんじゃねぇかwwwwwwwwwwwガハハハハハwwwww」

 

 

デデーン

 

マシュ「クー・フーリンさん、アウトです。」

 

槍ニキ「うぐぁっ!!」

 

 

槍ニキ「お前ら、約束通りちゃんと先に見たから見やがれ」

エミヤ「むぅ・・気は進まんが一応俺たちも見ることにしよう」

ロビン「どれどれ?」

 

3人はパネルを覗き込むと

 

浮世絵チックに描かれたスカサハの美人絵

 

作:異星蛸のウキヨエマスター北斎

 

 

3人「「「アハハハハハハwwwwwwwwwww」」」

 

デデーン

 

マシュ『エミヤさん、ロビンさん、新シンさんアウトです。』

 

エミヤ「ゴウッ」

ロビン「ランッ」

新シン「ガァッ」

 

槍ニキ「これは流石に笑うだろ。なぁお前ら」

 

エミヤ「うぐぅ・・ある程度は身構えていたが想像以上の破壊力だったぞ・・・」

新シン「破壊力半端ねぇ・・・」

ロビン「他の引き出しも入ってるんですかね?」

槍ニキ「開けてみるか。2つ目はっと・・何もないな・・3つ目は・・まじか・・・」

クー・フーリンは心底嫌そうな表情で3つ目の引き出しに入っていたものを出す。

 

謎のDVD×1

 

エミヤ「これは一応後で見ることにしよう。最後の1つはどうだ?」

槍ニキ「・・・何もねぇみたいだぜ。俺のところはパネル1つと謎のDVDが1つか・・・」

ロビン「これは一席に2つはあるとみた方がいいのか?」

新シン「1人だけ3つあるとか逆に1つしかない場合もあるかもな」

ロビン「次は俺が行っていいすか?」

エミヤ「別に構わないが先にこのDVDを見よう」

槍ニキ「・・・まじか」

エミヤは嫌がるクー・フーリンを無視してDVDを再生する

 

 

モニターが着くと徹◯の部屋のBGMが流れてきた。

 

 

 

 

マリー『ヴィヴ・ラ・フラーンス!マリーの部屋へようこそ!今回はゲストとしてふさわしい方に来てくださったわ!』

 

エミヤ「くふっw」

ロビン「ノリノリっすねww」

 

デデーン

 

マシュ『エミヤさん、ロビンさん、アウトです。』

 

エミヤ「グッ」

ロビン「イタっ」

 

???『クハハハハ俺を呼んだか王妃よ!!!俺をゲストとして選ぶとは流石お目が高い!!』

 

 

けたたましい笑い声をあげながら登場したのは巌窟王ことエドモン・ダンテスであった。

 

マリー『今回の特別ゲストは巌窟王でおなじみエドモンに来てもらったわ!』

エドモン『普段であれば断っていたところだが今回は特別だからな』

マリー『貴方とは一度いろいろ聞いてみたいことがあったの。今回はこんな形で実現するとは思わなかったわ!』

エドモン『ふむ・・ところでここから先は本当に何も台本になかったのだが何を聞くつもりだ?』

 

槍ニキ「メメタァwww」

 

デデーン

 

マシュ『クー・フーリンさん、アウトです。』

 

槍ニキ「うぐぁっ!!」

 

マリー『トークの前にまずは軽く彼の紹介をさせてもらうわ。といっても彼のことを知ってる人は沢山いるでしょうから本当に簡単な紹介だけれど』

 

マリー『エドモン・ダンテス。通称巌窟王。宮城県出身。誕生日は12月6日』

 

エドモン『うん・・・・うん?王妃よ、それは本当に俺の紹介か?人違いではないか?』

マリー『いえ、間違いないわ』

 

マリー『続けるわね。趣味はお菓子作り、料理、ゲーム。ラブライバーであり推しキャラは小泉花陽・・』

 

 

 

エドモン『それ中の人の紹介いいいいい!!!!』

(Wikipedia参照)

 

全員「wwwwwwwwwwwww」

 

デデーン

 

マシュ『全員、アウトです。』

 

 

ロビン「アンタがツッコミ役かよww」

槍ニキ「そういうオチかww」

 

 

エミヤ「ガンッ」

槍ニキ「くッ」

新シン「ツッ」

ロビン「オゥッ」

 

マリー『では、紹介も終わったところで、私貴方に一度聞いてみたかったことがあったの。』

エドモン『・・・なんだ』

マリーは深刻そうな顔をしだした。

マリー『・・・』

エドモン『・・・』

 

 

マリー『貴方はマスターのことどう思ってるのかしら?』

 

 

エドモン『王妃、そこ聞きたいとこ???』

 

マリー『ええ!是非!!』

 

槍ニキ「完全にエドモンが呑まれてるwww」

 

デデーン

マシュ『クー・フーリンさん、アウトです。』

 

槍ニキ「ンガッ」

 

 

エドモン『ふむ・・どう説明したものか・・まぁ一言で表すなら俺とマスターは共犯者であるからな!まさに一心同体的な存在だ!』

マリー『へぇ・・』

エドモン『自分から聞いといて反応薄っ!!』

マリー『いや、だってその割には同じ復讐者のジャンヌはマスターから聖杯捧げられてるじゃない。それなのに貴方は・・』

エドモン『やめろぉ!!その話はやめろ!!』

 

 

 

 

 

マリー『そうだ!私貴方のあの決め台詞を一度生で聞いてみたいわ!!』

 

エドモン『・・・決め台詞?どれのことだ?』

マリー『ほら、あるじゃない!貴方の台詞で一番素晴らしいものが!!あら?音源があるみたいね。』

 

 

???『俺は漆黒の翼!ジャッジメントナイツオブサンダー!』

ジャッジ☆メント☆ナイツ☆オブ♪

 

 

エドモン『いやだからそれ中の人おおおおお!!!』

 

全員「wwwwwwwwwww」

 

※既に全員笑いましたがここから最後までご覧ください。

 

マリー『この台詞、やってくださらない?』

エドモン『とんでもない無茶振りだな!!』

マリー『ほら、カンペも巻きでお願いしますって言ってるじゃない』

エドモン『巻きもなにもやったら消されるぞ!麻◯先生に訴訟されたら一発でバッドエンドだぞ!!!』

マリー『ほら、その時は貴方がマスターを救って脱獄すれば・・』

エドモン『リアル監獄島かよちくしょう!!上手いこと言うなこの王妃!!!』

カンペ[メタ発言はやめてください(作者が)死んでしまいます]

エドモン『おいカンペ担当!この企画終わるぞ!・・ってよく見たら帽子深々とかぶっているから顔が分かりづらいがマスターだろ!!やめさせろ!!』

カンペ[お願いします。一回、一回だけでいいから!上手いことやってなんとかするから!!]

 

 

エドモン『グッ・・・一回だけだぞ・・・』

とうとうエドモンが観念した。

 

エドモン『俺は漆黒の翼!ジャッジメントナイツオブ

 

マリー『また次回お会いしましょう!ヴィヴ・ラ・フラーンス!!』

 

 

エドモン『せめて最後まで言わせろおおおおおおお!!!』

 

 

 

らーらーらーらー♪

 

 

 

長い地獄がようやく終わった

 

 

 

デデーン

 

マシュ『全員、アウトです。』

 

エミヤ「ぐあっ」

ロビン「がぁっ」

槍ニキ「ぐぉっ」

新シン「あがっ」

 

 

エミヤ「・・・あれ、大丈夫なのか?」

槍ニキ「一応注意書きしてるし大丈夫だろ。」

ロビン「おお、メタイメタイ」

新シン「にしても巌窟王がツッコミ役とは思わなかったねぇ」

エミヤ「俺たちよりダメージがデカイ気がする。」

槍ニキ「・・次、ロビン行けよ」

ロビン「へいへい。あー罠があるのが分かってて引くのは知らないより恐ろしいもんだ。」

 

 

 

様々な仕掛けに笑ってしまう一同。

 

次の標的はロビンとなった。

 

果たしてどんな罠が待ちうけているのだろうか。

 

 

次回、恐怖の引き出しネタ(ロビン編)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いろいろ試行錯誤とかしてたらこうなった。
クオリティを求めた結果がこれだよ
ネタを考えるのって難しいね(切実)


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恐怖の引き出しネタ(ロビン編)

最近アズールレーン始めました。

遅くなってしまい本当に申し訳ない


槍ニキ「さて、次はお前の番だぜ。ロビン」

ロビン「わかってますって」

ロビンがまず一番大きな引き出しを引くと

 

ロビン「・・・何もない」

 

新シン「んじゃー次は2つ目だな」

2つ目の引き出しを開けると

 

ロビン「・・・鍵か」

2つ目の引き出しの中にあったのは①の鍵だった。

エミヤ「どうする?先に見ておくか?」

ロビン「今度は全部見てから確認しますよ」

ロビンが3つ目の引き出しを開けると

 

 

ロビン「・・・・嘘でしょ?」

エミヤ「これは・・・」

槍ニキ「あーあー」

新シン「わぁお」

 

 

 

3つ目の引き出しにあったのは謎のDVDが

 

 

2枚入っていた

 

エミヤ「・・・どうする?」

ロビン「・・・4つ目開けてからにしましょ」

 

ロビンが4つ目の引き出しを開ける

 

ロビン「・・・さすがに4つ目は何もないみたいっすね。」

槍ニキ「さーてどうする?どれから片付ける?」

ロビン「・・・鍵の方から片付けますか」

そう言ってため息を吐きつつ①のロッカーに向かう。

エミヤ「①のロッカーはまぁ普通のサイズのロッカーだな。」

槍ニキ「さーて中から何が出てくるやら・・・」

ロビン「んじゃ、開けますよっと・・・ん?」

 

 

ロッカーの中には

 

 

 

 

 

武蔵「・・・」ズズー

 

 

 

 

 

なぜか体育座りで黙々とうどんを食べている大剣豪新免武蔵守藤原玄信こと武蔵ちゃんがいた。

 

 

 

ロビン「・・・・」

エミヤ「・・・・」

槍ニキ「・・・・」

新シン「・・・・」

 

ロッカーの中に体育座りで黙々とうどんをすするシュールな光景に4人は笑いがこみ上げかけるがなんとか堪える。

 

 

 

すると武蔵ちゃんがロッカーを開けられたことに気づいたのか4人の顔をそれぞれ一瞥すると

 

 

 

宮本武蔵「・・・」ズズー

 

 

 

 

まるで何事もなかったかのようにうどんを黙々とすすった。

 

 

全員「「「「まさかのスルーwwwwww!!??

」」」」

 

 

デデーン

 

 

 

マシュ『全員、アウトです。』

 

 

エミヤ「はっ」

槍ニキ「なっ」

ロビン「まっ」

新シン「るぅ」

 

 

 

4人が罰ゲームを受けている間も黙々とうどんを食べていた武蔵ちゃんは食べ終えたのかフーッと軽く息を吐くと

 

 

 

 

武蔵ちゃん「おかわりっ!!」

 

 

 

全員「「「「まだ食うのかよwwwwwww!!」」」」

 

 

デデーン

 

マシュ『全員、アウトです』

 

 

エミヤ「かっ」

槍ニキ「まっ」

ロビン「たっ」

新シン「まっ」

 

 

 

武蔵ちゃん「よーし!じゃ、うどん食べに食堂いくか!!」

エミヤ「最初からそこに行け」

 

去っていく武蔵ちゃんに対しエミヤがツッコンだ。

 

 

ロビン「すごくシュールでしたね」

新シン「何事もなかったかのように食ってたもんな」

槍ニキ「いつからスタンバイしてたんだろうな」

 

それ以上触れてはいけない

 

 

エミヤ「さて・・残るは二枚のDVDだが・・・どちらから片付ける?」

ロビン「いや、こっちが聞きたいんですけど・・・」

新シン「どっちもどっちだと思うが」

ロビン「んじゃ、こっちにしますか。」

 

ロビンは適当に1枚選ぶとDVDプレイヤーに入れる。

 

 

 

 

 

モニターが点くと競馬で流れてそうな曲が流れて

 

 

『カルデアの通路で通りかかった50人のサーヴァントに聞いた!

この4人の中で罰ゲームを受けて欲しいのは誰!?』

 

 

エミヤ「うわ・・こういうやつか・・」

 

タイトルが流れた瞬間顔をしかめる4人

 

 

まず1人目は

 

メディア・リリィ『あれ?どうかしましたか?マスター』

 

メディア・リリィだった

 

メディア・リリィ『え?罰ゲームを受けて欲しい人、ですか?うーんと・・そうですねー。新宿のアサシンさん・・でしょうか。』

新シン 1票

 

新シン「うぇ・・俺かよ・・」

エミヤ「ほう」

槍ニキ「意外っちゃ意外だな」

 

-その理由は?-

 

メディア・リリィ『えーっと。そうですね・・こう言ったら新宿のアサシンさんに申し訳ないんですが・・一番パンケーキ食べなさそうなので』

 

 

 

エミヤ「まぁたしかに甘いものは食べそうにはないな」

新シン「一応どちらかといえば甘党よりかは辛党ですからね」

槍ニキ「じゃああのシュークリーム食えよ」

新シン「あれ辛いの一言じゃ済まないでしょ」

 

 

続いて2人目は

 

 

『うぉぉぉ!私以外のセイバーぶっころーす!!』

と物騒なことを言いながらカルデアの廊下を走る謎のヒロインX

 

 

謎のヒロインX『私以外のセイバーはさっさと駆逐して・・おや、マスターではありませんか。どうしましたか?・・えっ?罰ゲームを受けて欲しい人?そんなの決まってるではありませんか。セイバークラスは全員・・えっ?セイバーいないんですか?うーんそうですねぇ・・じゃあ彼にしておきましょうか。』

エミヤ 1票

 

エミヤ「なんでさ」

 

-ほう、その理由は?-

 

謎のヒロインX『正直誰でも良かったんですけどこの中で一番セイバーみたいなことしてるじゃないですか。彼って一応アーチャーですよね?セイバーって言われても違和感はあまりないでしょう?』

 

 

エミヤ「・・・」

ロビン「まぁこればっかりは」

槍ニキ「しょうがないわな」

 

さぁまだまだ続くよ

 

3人目は

 

新宿のアヴェンジャー『』(唸り声)

 

 

全員「「「「言葉通じるどころの話じゃないのが来たwwww」」」」

 

 

デデーン

 

マシュ『全員、アウトです。』

 

エミヤ「ぐっ」

ロビン「痛っ」

槍ニキ「ぐぅっ」

新シン「うっ」

 

-ねぇ○○○○、この中で一番罰ゲーム受けて欲しい人は誰?-

(注意:真名ネタバレになるので伏せさせていただきます。ご了承ください。)

 

新シン「あっ、そっちに聞くのか」

エミヤ「まぁ妥当な判断だな」

 

新宿のアヴェンジャー『(遠吠え)』

 

クー・フーリン 1票

 

槍ニキ「ちょっと待てや」

 

エミヤ、ロビン、新シン「「「wwwww」」」

 

デデーン

 

マシュ『エミヤさん、ロビンさん、新宿のアサシンさん、アウトです』

 

エミヤ「いっ」

ロビン「ぬっ」

新シン「ころぉ」

 

 

-い、意外だね・・理由は?-

 

新宿のアヴェンジャー『(遠吠え)』

[意訳:奴はQ宝具で自分と被るだけでなく単体宝具による即死効果、回避もできるとかなり自分とダブっている。確かに同じQ宝具である新宿のアサシンも捨てがたいが奴はスターを集中したり味方に集中させたりとどちらかといえば自分とは違いサポートもできるタイプのサーヴァントであり(ry]

 

 

ロビン「急に意訳が出てきたwww」

新シン「めちゃくちゃ語りだしたぞwwww」

エミヤ「この訳絶対適当だろうwww」

 

 

デデーン

 

 

マシュ『エミヤさん、ロビンさん、新宿のアサシンさん、アウトです』

 

 

エミヤ「ぐっ」

ロビン「がっ」

新シン「いたっ」

 

そんなこんなでラスト1票を残して

 

 

エミヤ14票

槍ニキ13票

ロビン13票

新シン9票

 

よって新宿のアサシン以外の3人ともまだ罰ゲームを受ける可能性が残っているというすごい接戦である。

 

エミヤ「すごい接戦だな」

槍ニキ「同数の場合はどうなる?」

 

1位は全員罰ゲーム受けてもらいます

 

 

槍ニキ「まぁそうなるわな」

新シン「この中で一番新顔でよかった・・」

ロビン「ほんとっすよ」

 

そして3人の(尻の)運命がかかった最後の1票を託されたのは

 

 

 

『こんにちはマスター。何してるのかしら?』

 

 

セイレムの魔女ことアビゲイルであった。

 

 

 

4人(((なん・・だと・・・))))

 

 

 

 

アビー『罰、げーむ?もう、いけないわマスター。誰か1人を酷い目に合わせるなんて。私にはそんなことできないわ。』

 

-アビー・・-

 

槍ニキ「よくいってくれた!そもそもこんな企画自体間違ってんだ」

エミヤ「助かる・・のか?」

ロビン「・・・」

 

アビーの発言に4人の間に安堵した

 

 

しかし

 

 

 

 

アビー『あぁ、いけないわマスター。誰か一人に罰ゲームをさせるなんて・・・

 

 

 

全員平等に罰ゲームを受けさせるべきだわ。』

 

 

 

その時の顔はまさにセイレムの魔女にふさわしい狂気を孕んでいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

4人「「「「!!!!????」」」」

 

 

 

4人の顔は凍り付いたかのように固まった

 

 

 

―アビー・・・そう、そうだよね。誰か一人に嫌なことを押し付けるなんてこと自体が間違ってたんだ。―

 

 

 

ロビン「言いくるめられてる!!」

新シン「これアカンやつじゃないか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アビー『あぁ・・私ったらいけない子だわ・・・。あ、もうすぐナーサリー達とお茶会する時間だわ。ごめんなさいマスターもうそろそろ行かなきゃいけないの。』

 

 

―うん、協力してくれてありがとう。アビー―

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結果:全員罰ゲーム

 

 

 

 

デデーン

 

 

 

 

マシュ『全員、罰ゲームです。』

 

 

 

ロビン「あれ?いつものじゃないんすね。」

エミヤ「そういえばそうだな。」

 

 

 

マシュが罰ゲームを告げるとなぜか炎のファイターが部屋に流れてきた。

 

 

??「ハーイ!罰ゲームの時間デース!!」

 

 

部屋に入ってきたのは武闘派系金星の女神ケツァルコアトルが笑顔で入ってきた。

 

 

なぜか格闘着を着て

 

 

 

全員「「「「oh・・・」」」」

 

 

その姿を見た瞬間4人の英霊は自分たちの尻がエライことになることを察した。

 

 

ケツァルコアトル「じゃ、さっさと済ませマース!まずは貴方からデース」

 

まずケツァルコアトルがターゲットに定めたのはクー・フーリンであった。

槍ニキ「俺かよ!」

ケツァルコアトル「さっさと尻を出してそのままじっと動かないでくだサーイ!動いたら逆に危ないデース!」

クー・フーリンは諦めがついたのか尻を出す。

ケツァルコアトル「それじゃ、いきマース!!ウォラァァ!!!」

渾身のタイキックをぶちかました

 

 

槍ニキ「あががががあああああああああ!!」

 

 

とんでもない激痛が尻に襲いかかり悶え苦しむ。

 

ロビン「あ、これダメなやつだ」

槍ニキ「あ、ありのまま今起こったことを話すぜ。俺は尻を突き出したと思ったら次の瞬間あまりの激痛で悶えていた。なにを言ってるのか分からねーと思うが、俺もなにが起こったのか分からなかった。尻がどうにかなりそうだった。カーミラの尻ムチだとか、そんなチャチなもんじゃぁ断じてねぇ。もっと恐ろしい金星の女神の片鱗を味わったぜ」

 

 

エミヤ、ロビン「「wwww」」

 

 

 

デデーン

 

 

マシュ『エミヤさん、ロビンさんアウトです。』

 

 

エミヤ「ぐおっ」

ロビン「がっ」

 

心なしかカーミラさんのこめかみに血管が浮かんでいたのは恐らく気のせいではないだろう。

 

 

エミヤ「い、いつもより痛くなかったか?」

新シン「あんなこと言われたからムキになったんじゃないか?」

ロビン「よ、余計なことを・・」

 

 

ケツァルコアトル「さ、次は貴方達の番デース!!ちゃちゃっと終わらせたいんで3人連続でいきマース!!」

 

エミヤ「仕方ない・・アイツも体張ったんだ。我々もやるしかない」

ロビンと新宿のアサシンは軽く頷くと尻を突き出す

 

ケツァルコアトル「物分かり良くて助かりマース!それじゃ、三連発いっきマース!!」

 

 

エミヤ「ポルッ!」

ロビン「ナァッ!」

新シン「レフ!」

 

 

 

3人は激痛に悶えクー・フーリンと同じく床に倒れた。

 

ケツァルコアトル「んじゃ。仕事は済ませたのでさっさと帰りマース!」

 

 

そう言ってケツァルコアトルは部屋から出ていきずっと流れていた炎のファイターも止まり部屋には痛みに悶える4人の英霊だけとなった。

 

 

 

 

 

ロビン「これ、もう一枚あるけどどうします?俺もう見たくないんですけど」

エミヤ「同感だ。どうせろくでもないめに会うことは目に見えている。」

槍ニキ「そうだな。んじゃ、スルーする方向でいくか・・ったく何つーキックだ。まだ痛みが残ってやがる」

新シン「まだあと2人分の引き出し残ってるがどうする?」

エミヤ「あの2人はやってくれたんだ。自分たちもやるしかないだろう。中身を見てあとで考えるとしよう。」

 

 

 

 

 

ロビンの引き出しの中にあったもう1つのDVDは4人の中でスルーすることで決定した。

 

しかしこの選択が後に影響することになろうとはこの時の4人には知るよしもなかった。

 

 

 

 

 

 

 

次回エミヤ編

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちょっとしたおまけ
カルデアで通りかかった50人のサーヴァントと投票先

1.メディア・リリィ→新宿のアサシン
2.謎のヒロインX→エミヤ
3.新宿のアヴェンジャー→クー・フーリン
4.マタ・ハリ→新宿のアサシン
5.エリザベート→ロビン
6.玉藻の前→エミヤ
7.モードレッド→エミヤ
8.不夜城のキャスター→新宿のアサシン
9.シェイクスピア→クー・フーリン
10.ダビデ→ロビン
11.パラケルスス→エミヤ
12.静謐のハサン→ロビン
13.オケアノスのキャスター→ロビン
14.メイヴ→クー・フーリン
15.アルジュナ→エミヤ
16.イシュタル→エミヤ
17.ニトクリス→クー・フーリン
18.風魔小太郎→クー・フーリン
19.エレナ→ロビン
20.ドレイク→ロビン
21.サンタオルタ→エミヤ
22.ジャガーマン→クー・フーリン
23.牛若丸→新宿のアサシン
24.茨木童子→新宿のアサシン
25.アルテラ→クー・フーリン
26.ジャンヌ・オルタ→エミヤ
27.カエサル→新宿のアサシン
28.ディルムッド→クー・フーリン
29.両儀式(殺)→ロビン
30.パッションリップ→ロビン
31.鈴鹿御前→ロビン
32.ヴラド→新宿のアサシン
33.アン・ボニー→ロビン
34.メアリー・リード→ロビン
35.ベディヴィエール→エミヤ
36.ヘクトール→ロビン
37.荊軻→新宿のアサシン
38.アストルフォ→エミヤ
39.天草四郎→エミヤ
40.佐々木小次郎→クー・フーリン
41.新宿のアーチャー→新宿のアサシン
42.織田信長→エミヤ
43.フェルグス→エミヤ
44.アサシン・パライソ→クー・フーリン
45.メルトリリス→ロビン
46.アルトリア〔オルタ〕→クー・フーリン
47.レオニダス→クー・フーリン
48.ゲオルギウス→エミヤ
49.ランスロット→クー・フーリン
50.アビゲイル→全員


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