Fall Outぽい世界 (無理っす)
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Ep 0 転生
よろしくお願いしますm(._.)m
「あぁ~疲れた。」
俺はとある会社員(社畜)27才独身
現在久々の休みで自宅にて久々にゲームに勤しんでいた。
やっていたゲームは【フォールアウト4】だいぶ前に発売されたゲームで久々のフォールアウトシリーズのナンバリング作品だ
今更、なんでやっているかって?
社畜には時間が無いんだよ(怒)
「もう0時か...そう言えば、飯まだだったなぁ~」
思いついた様に腰を上げ冷蔵庫へ向かう
「げっ!?なんも無いじゃねぇか!...しゃーねぇ吉〇家にでも行くか。」
冷蔵庫にビールしかなく食べ物が全くと言って良い程無かった
仕方無しに財布と携帯、鍵を持って自宅のボロアパートを出る
「明日も仕事か~かったり~」
ぶらぶらと上の空で夜道を歩く
しかし、これが行けなかった
《パパァーーーー!!》
クラクションの様な音がなりそちらを向くとトラックが猛スピードで突っ込んで来た
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「うわあぁぁぁぁぁぁ!?ってあれ?」
気がつけば見た事無い真っ白い空間にいた
「なんここ?俺確かトラックに引かれて...」
ーここは"転生の間"貴方は不幸な事故に合い亡くなりました
「!」
(なんだ直接頭に声が聞こえる)
とりあえず周りを見回すが何もいない
「なんだ...気のせいか。」
ー気のせいではありません
「!!」
某スニーキングアクションゲームの敵兵士がス〇ークを見つけた効果音が出るくらいびっくりする
「なんだこの声、直接脳内に...周りは誰もいないのに...」
ー私は貴方の目の前に居ますよ?
そう言われて前方に目を凝らすと白いもやの様なものがある
(白い空間に白いもやってカモフラ率高けーなおい)
ーまあ、確かに見えにくいのは認めます。
「!?.......考えている事が分かるのか?」
ーそれは、そうですよ。私は貴方方人間の言うところの"神"の様な存在ですから
「......は?」
(神?神だと!?英語でいうGODか!?)
ーはい。その神です。
主人公混乱中&神(自称)説明中ーーーーーーー
「なるほど...大体把握した。つまり貴方は神なんだな?」
ーですからさっきから言っているではありませんか...
(どうやらこの目の前にいる白いもやの様な物...略して白もやは、神(自称)らしい)
ー自称じゃありません!?
「コイツ直接脳内に...」
ーそれさっきも言ってましたよ?言いたいだけでしょ!
「バルたか。」
ーお巫山戯はこれぐらいにして、何故貴方がここにいるか説明しましょう。
神説明中ーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーという訳です
「大体把握した。つまり俺は死ぬはずではなかったが死んでしまったから転生させると。」
ーはい。しかし、元の世界は無理なので別の世界になります。
「因みに転生する世界はどんなとこ?」
ー科学技術が発展した世界でしたが、ある事が契機となり荒廃した世界です。
(荒廃...あることが契機...フォールアウトの世界なのか?死ぬ前にフォールアウト4をやっていたのが、原因か?)
「大体分かった。」
ーでは転生前に特典を選んで下さい。
(特典、特典ねぇ...)
「質問いいか?」
ーなんでしょう?
「その特典とやらはアイテムとかでもいいのか?それと幾つまでok?」
ーアイテムでも構いません。そして特典は5つまでです。
「よし。じゃあアイテムを2つくれ。1つは"ピップボーイ"、もう1つは"ソリッドアイ"をくれ。」
ー"ピップボーイ"?と"ソリッドアイ"ですか?
「そうそう。ピップボーイはフォールアウトに出てくる小型端末で左腕に取り付けられる奴で、ソリッドアイはメタルギアソリッド4に出てくる左目に付ける眼帯型機器だ。ああ、それとピップボーイの情報等はソリッドアイで見られる様にして欲しいのと、ピップボーイには同じくフォールアウトに出てくるワークベンチや武器作業台、防具作業台等の機能と武器等を購入できるショップ機能を取り付けてくれ。」
ー...分かりました。
「次に戦闘スキルをくれ。具体的には"ビックボス"並にしてくれ。」
ー"ビックボス"?
「メタルギアソリッドに出てくる人物だよ。」
ー分かりました。
「あとはその世界の物資と技術スキルくれ。」
ー分かりました。物資はそのピップボーイとやらに入れて置きます。
ーでは最後になりますが、職業を決めて下さい。
「...え?」
(職業?なんのこっちゃ!?フォールアウトにそんな設定あったっけ?...まあいいや。)
ー職業はこの中から選んで下さい。
目の前にコンソールの様な物が現れる
(うわ~色々あるなぁ...運び屋、傭兵、農民、勇者、商人etcetc...多すぎる。.....これでいっか。)
気に入った奴があったので、コンソールをタッチする
ーこれで全ての手続きが終了しました。では来世でも頑張って下さい。
徐々に意識が薄れていく
俺は抵抗すること無く意識を手放した。
つづく...
誤字、脱字、駄文、感想、大歓迎ですが主は社畜なので対応しきれない時があると思います。
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Ep 1 別世界
休みがあるっていいよね~(笑)
「あぢぃ~」
某ゴムゴムの実を食べた少年が砂漠で吐いていたのと同じ弱音を吐きながら絶賛徒歩で移動中...
あれから、別世界へ転生された俺はなんと荒野のど真ん中に転生された
「普通、荒廃のド真ん中に放り出すか?どんなRPGでも初心者の街的なところの近くから始めるだろ...」
ボヤきながらとりあえず日差しが遮れそうな場所に移動している
ピップボーイの地図を見るとココから数キロ進んだ先に、街ぽいのが見えたのでその方角目指して徒歩で移動、自動車通勤してたリーマンにキツいぜ☆
しばらく歩くとまだ街まで着いてないが大きな岩場があったので一休みついでにピップボーイの確認を始めた
まずは定番SPECIALの確認...をしようとした。
SPECIALとはフォールアウトにおいての基本アビリティでポイントを割り振る事により能力が変わり、さらにPARKSと呼ばれるスキルに派生するのだが...何故かピップボーイにはSPECIALやPARKSは無く代わりにレベルとアビリティ的な何かがあった。
????
職業:BOSS
Lv.1
力:50 C
耐久:1 F
器用:94 A
俊敏:78 B
射撃:89 B
近接:74 B
魔力:0 F
技術:99999999 EX
カリスマ:1000 S
スキル:
・BIG BOSS
異世界の英雄の戦闘技術を行使可能。敵がコミュニケーション可能な場合、優れたカリスマにより味方に引き入れる可能性が高まる
・MAD SCIENTIST
ありとあらゆる技術を行使可能。失われた旧文明の遺産を復元、改造等ができる。
魔法:無し
装備品
頭:無し
胴:シャツ
腕:無し
足:チノパンツ スニーカー
「技術は俺が頼んだからいいとして...魔法って何さ...」
そう呟いた俺は悪く無い。
だってフォールアウトの世界でしょ?
銃とか近接武器主体じゃないの?
一通り考えた挙句とりあえず放置して他の確認を進めた。
決して現実逃避した訳ではないからね!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次に確認したのは所持アイテムである。
アイテム欄には...
アイテム:
ワークベンチ
武器作業台
防具作業台
ケミストリーステーション
クッキングステーション
パワーアーマーステーション
ロボットステーション
ソリッドアイ
「白もやの奴、ピップボーイに機能を付けてと説明したのに作業台丸々突っ込んでやがる...さては面倒くさがったな?」
「ん?待てよ...武器が1つも無いじゃね~か!某RPGでもヒノキの棒と鍋の蓋はくれるのにアフターサービスわりーなおい!」
とりあえずソリッドアイをだし左目に装着した。
次に武器を手に入れる為、ショップを選択した。
しかし、ここでアクシデントが起こる。
「買えねーじゃねぇか!?」
武器の購入が出来ずにいた。
ヘルプによると敵を倒したりするとポイントが手に入りそのポイント分だけ武器を購入出来るようになるらしい。
つまり、最初は丸腰で敵を倒せと言っているのだ。
それなんて無理ゲー?
仕方無しに次にピップボーイに資源の欄を確認すると見るのも面倒な数の各種資源がズラリとあった
「鉄や木材とかは分かるが、ウランやらパラジウムは何なんですかね~...ん?まてよ?資源はあるからこれで武器作れんじゃね?」
確認すると武器の制作は可能だった。
「まあとりあえずこの資源で取り敢えず武器を作りますか。」
武器作業台と防具作業台を出し制作に取り掛かる。
武器作業台につくとメニューが目の前に現れた。
メニューを見ると自分の世界の武器から見たことも無い武器までズラリと並んでいた。
「とりあえずハンドガンを作るか...ス〇ークが使っていた武器は...っとあったあったガバメント。」
ガバメントとは大戦中にアメリカ軍で使用された傑作自動拳銃の事である。
正式名はコルトM1911A1といい。
軍からの「1発でも、敵の動きを止められるだけの威力がほしい」という要望に基づき、ジョン・ブローニングが考した、.45ACP(.45Auto Colt Pistol)という大口径弾を使用する拳銃で、そのストッピング・パワーの高さから信頼され長年アメリカ軍の第1線で活躍し続けた。
装弾数はシングル・カラム・マガジンによる7+1発である。
メニューのガバメントを選択すると勝手に手が動きあっという間に完成した。
「たしか武器作業はアタッチメントも作れたよな? 武器改造が...あった!バレルはネジ切りしてサプレッサーを付けれるようにして...」
とりあえず諸々の改造を施し弾丸と予備マガジンやサプレッサーを作りハンドガンの作成を終えた。
鏡の様に磨き抜かれたフィーリングランプ、強化スライドだ的なネタは割愛(笑)
「結構、資源使ったな...あまり効率的では無いし元々資源は兵器や拠点を作るために貰った物だしあんまり使いたくねぇな。早めにショップを使えるようにしないと...」
資源で武器制作する場合、かなりの資源を使うので極力使用は控えたい
サブアームは作ったので次にメインアームを作る。
最初はM4系列にしようと思ったが、荒野が続くこの環境には相性が悪いと思ったのでAKシリーズを制作する事にした。
作ったのはハンガリーで作られたAKの派生系AMD-65である。
少しカスタムしてあの頼りないハリガネストックは外し代わりにしっかりとしたストックに変更、マガジン装填の邪魔になるフォアグリップは外して代わりに20mmレールを取り付けデルタタイプグリップに変更、更に上部にも20mmレールを付けEotecのホロサイトを取り付けた。
「あとは、近接様にナイフを作って武器はOKだな。防具は...砂漠タイプのデジタル迷彩AOR-1のBDU上下と...弾倉ポーチ付きのタクティカルベストと...タンカラーのブーツと...ヘルメットは邪魔だからAOR-1のベースボールキャップでいいや。」
装備を一通り装着して準備が完了した。
ハンドガンのホルスターは作らないのかって?ピップボーイの武器お気に入りにしたらホルスターは要らないんだよ(笑)
「っともう暗くなっているな...早めに寝るか...」
作業台を仕舞いワークベンチで寝袋を作り早めに寝ることにした。
「明日は街まで行くか...そうすりゃ人ぐらいいるだろ。」
この時はまだ自覚が無かった。
ここが荒廃している世界だと言うことに...
つづく...
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