ソードアート・オンライン After Story with GGO (岩沢さん)
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序章『ようこそ!GGOへ!』

俺の名前は松永透。

 

どこにでもいる高校1年だ

 

クラスのみんなの話題といえば今度発売になる

GGO【ガンゲイルオンライン】だろう。

 

このゲームはVRMMOを使ったフルダイブ式のゲーム。

過去作であればALO【アルヴヘイムオンライン】

そしてデスゲームとして有名な

SAO【ソードアート・オンライン】

 

ALOの人気も凄まじい。人間所詮は喉元過ぎれば暑さ忘れるだろう。

SAOの事件があったにも関わらずVRは危険なものという認識も薄れてきた。

ALOからは政府が監視のもとで運営となったが、なにか信用はできない。

俺もSAOは買ったが結局やらずじまいで友人にあげた。その友人はもちろん生還できなかったが・・・。

 

そういうことであるにも関わらず今や大人気だ

 

まあ俺も買うかどうかは迷ってたりはする。

確かにSAOのベータテストは面白かったし、好きなジャンルではあった。

だけど忙しさにかまけてやらずじまい。

結果的にそれが正解だったんだが・・・

難しい顔をしていると

すると男子生徒が俺の所へやってきて

 

『よう!なんだよ難しい顔して〜』

 

こいつは 高梨 圭人 俺の幼馴染で腐れ縁だ。

 

『何がじゃないだろうが。今考えてる事はひとつしかないだろう?』

 

俺がそう言うとケラケラと笑いながら言う

 

『あーわかってるさ?GGOだろ?真面目に来てみる気になったかー?』

 

そんなふうに言われても値段もだろう?とは思ったが・・・まあ行くだけ行って飽きたらやめればいいかと思い

 

『わかったよ。行く行く。』

 

そう返事をすると圭人が

 

『おー!やっとその気になってくれたかー!よかったよ!最悪の場合はあいつで釣ろうとしたがなw』

 

そう言って指さした先にいたのは

瑠璃川 美由紀(るりかわ みゆき)だ。

あいつも幼なじみで俺が絶賛片思い中の美少女だ。

 

『てかあいつも来るのか?無理に誘いやがって』

 

そう言うと圭人は

 

『いいや?あいつは最初から来る気満々だったぞ?』

 

そうなのか・・・なら行くことにして正解だな。

すると美由紀がやってきて

 

『おっ?とおるんは、くることになったのー?』

 

だからその呼び方・・・少し嬉しいじゃないか(照)

 

『ああ。やっとなーこいつも勧誘できたし、あとはクラスのマドンナだけだなー』

 

あいつまで勧誘するのか・・・

そう思いじーっと見つめてると

 

『ん?どうしたの?とおるん?』

 

こいつはうちのクラスのマドンナもといアイドルでもある

菊花院 明香里 (きっかいん あかり)だ。

 

『あかりもGGO来るのかー?』

 

そう聞くとあかりは

 

『んーあんまりゲームは得意じゃないけど・・・楽しそうだなぁとは思ってるよ?』

 

そう答えて間髪入れず

 

『まあ少なくとも、とおるん、みゆき、けいとが行くなら行くかな?』

 

そう答えた

 

これは行くっきゃない!!

 

ということで明日発売。そして明日は土曜日、勉強が捗りそうにないなwww



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第1話『ログイン』

さて早速買ったことだし、ログインしてみよう。

 

俺たち4人はほぼ同時にログインした

 

そこに広がっていたのは・・・

 

中央にでっかい城?みたいな建物、入り組んだ道。

 

『すげーや・・・』

圭人があんぐりしていた

 

『ほんとに来たんだね・・・GGOに・・・』

美由紀もしみじみとしてした。

 

その中で明香里が言う

 

『とりあえず・・・みんなフレンド登録しちゃおっか?』

 

そうだった・・・それを忘れるとソロプレイヤーまっしぐらだ、

『おっけーならそれだけしちゃおうか。街の探索はその後でもいいからな。』

 

そう言って全員フレンド登録をする。

 

圭人→ケイト(keito)

美由紀→ミユキ(miyuki)

明香里→アカリ(Akari)

透(俺)→トオル(tooru)

 

それぞれ性別も現実だし名前も同じだ。わかりやすい。

中には性別も名前も違う人も多い。

でもゲームってそんなものな気がする。

 

さて早速お互いのホームへ行くことにした。

ホームの中は・・・おお・・・広い。

 

『いやー広いねー』

 

なんてミユキが言う

するとケイトが言う

 

『ならトオルのホームをみんなで集まる場所にしようか?』

 

なるほどな。みんなで作戦会議をしてフィールドに出るということか。

 

『いいんじゃないかな?みんなで集まって話もできるし』

 

アカリはそう言って部屋を見回す

 

『うん!そうだね。それがいいかも』

 

そういうのはミユキだ。

ミユキと同じ部屋なんて、初めてだ。少し緊張する。

そう思いつつも話を先に進める

 

『ならさー早速SBCグロッケンを見て回るかー?』

 

そう言うとみんな賛同した

 

かくしてホーム外へ出てSBCグロッケンを見に行く。武器屋はホームのすぐ横の道沿いにある。

 

なるほど・・・対面式ではないのか。ネットのように選んで買う。そんな感じか・・・

 

『うわっ・・・高い・・・』

 

そう漏らしたのはミユキだ。

たしかにどの武器をとっても5000C以上だ

ちなみにこの世界の通過はC(クレジット)だ。

 

『でも逆にこれだけ高いってことは・・・フィールド出たらお金は沢山手に入ったりするんじゃない?』

 

そう分析したのはアカリだ。

確かにそうだ。まあレベリングついでに貯めればいいんじゃないかな?

 

さてと・・・そろそろ他のところを見て回るか・・・

そう呟き4人でまた歩き出す。

真ん中は総督府だ。

長い階段を上ってロビーにはいる。

 

『ここからPvPやB.o.B、フィールドへ移動、サブクエスト、武器屋もあるみたいだな。品ぞろえは特に変わらないか・・・』

 

それにしても広い・・・広すぎる・・・疲れた。

 

さて次はフィールドか・・・



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