Biological disaster ~誠一郎たちの長い夏~ (阪奈瑞洋)
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登場人物と世界観(読まなくてもある程度わかるように書きます)

お久しぶりです。阪奈急行改め阪奈瑞洋です。今回から新作を投稿していきます。前回の失敗(?)を踏まえて頑張っていきたいと思います。

今回は登場人物や物語の舞台となる世界についてまとめてみました。


オリジナルキャラ

 

山本 誠一郎(やまもと せいいちろう)(17)

今作の主人公。身長183cm。2024年生まれ。どこにでもいそうな高校二年生だが人型機動兵器『ティタン』の運用に関しては学年トップの成績である。そのため専用機体を所持している。部活は射撃部に所属し、県大会で二回優勝しているため生身での射撃の腕には自信がある。サバイバルゲームが趣味なため狙撃に加え運動神経もけっこう鋭い。性格は温厚で優しく真面目だがたまに常人では考えられない行動をやってのかす。生身で使用する武器はアサルトライフルやマグナムといった典型的なものを使う。

似たような内容のゲームをプレイしたことがあるためゲームの内容によく似た今回の騒動にはあまり怖がっていない。

 

中田 由花(なかた ゆか)(16)

誠一郎の従妹で幼馴染。身長163cm。2025年生まれ。ミディアムロングの茶髪ポニテとナイスバディが特徴。誠一郎に恋心を抱いている一人。性格は真面目で明るく勉強も運動も得意(学年上位に入る成績とは言ってない)。ティタンの総合的な運用に関しては誠一郎に劣るものの学年3位の実力を持つ。彼と同じく専用機体を所持している。生身での戦闘力はサバゲー仲間でもある誠一郎程ではないが高くまた応急処置に関しては葵並に詳しい。生身で主に使用する武器はハンドガンや小型のサブマシンガンである。誠一郎からは由花、葵からは由花ちゃん、飯田たちからは中田と呼ばれている。

 

竹内 葵(たけうち あおい)(17)

誠一郎や由花たちの友人でヒロインの一人。身長160cm。長い黒髪とお嬢様結びが特徴。頭が良く、性格は表裏がなく清楚で優しく健気。成績も優秀な優等生でティタンの総合的な運用に関しても学年2位と由花よりも上であるが彼女曰く訓練での成績と割り切っている。もちろん専用機体を所持している。日常生活の中での運動神経や行動力はあるが、今回みたいな非日常的な状況では最初、恐怖感を抱いてしまうが自ら克服しようとしている。誠一郎たち男子からは竹内さん若しくは竹内、由花からは葵ちゃんと呼ばれている。

 

飯田 篤史(いいだ あつし)(17)

誠一郎の友人。身長179cm。誠一郎とは勉強の面で助けてもらっている仲。しかし今回は彼や仲間たちを守るため戦うと決心している。性格に関しては熱血漢の塊といった感じ。野球部に所属しておりキャプテンの経験もあるためいざという時の臨時リーダーになることがあるが感情的に動いてしまうこともある。ティタンの総合的な運用に関しては学年7位と好成績である。そのため実戦では性格も相まって切り込み隊長みたいなポジションに立つことが多い。誠一郎たち男子からは篤史、由花や葵たちからは飯田君と呼ばれている。

 

永井 裕稀(ながい ゆうき)(17)

誠一郎の友人。身長169cm。いつも何かと自慢話をするヘタレ。彼の父親は会社の社長である。篤史と同じく誠一郎には特に勉強の面で助けてもらっている。原作でいうスネ夫ポジション。普段の性格に関してはヘタレだが非常時には咄嗟の勇気からの実行力が出てくる。ティタンの総合的な運用に関してはヘタレでビビりな性格からか学年で70位と5人の中でダントツに低いが狙撃という項目では学年8位と好成績である。そのため実戦では主に援護に回ることが多い。どこで身に着けたかは知らないがハッキングが得意。誠一郎たち男子からは彰男、由花や葵たちからは永井君と呼ばれている

 

 

 

その他生存者たち

 

秋山 亮(14)

誠一郎と由花が卒業した中学校の生徒。名家の出だが何故か髪を金髪にするなど少々グレている。誠一郎たちからは亮と名前で呼ばれる。

 

樋口 翔太(6)

誠一郎が通っていた小学校の一年生。まだ幼いため戦えないこともあって健治とともに行動することになる。誠一郎たちからは太郎と呼ばれる。

 

中園 康則(60)

誠一郎たちの高校がある町の町内会長だがかなりの臆病者。自分だけが助かりたいという自己中心的な考えを持っているため他人とはほとんど行動しない。

 

 

 

アンドロイド・サイボーグ

 

Y-01X 『マイ』

22世紀の家庭用アンドロイドの試作型の長女。由花の子孫が開発した。淡い紫色の髪と青い瞳が特徴。感情はあるが常に冷静沈着な三人の司令塔的存在で、戦闘にはアサルトライフルやマシンガンといった高火力なものを使う。パンデミックによって荒廃してしまう世界と中田家の未来を変えるため2040年の時代に送り込まれた。誠一郎を『マスター』と呼び慕っている。

 

 

Y-02X『エリカ』

マイとは違いサイボーグだが三姉妹の次女。元々彼女には両親がいたがとある爆破事件により死亡。彼女自身も瀕死の重傷を負うが両親の知り合いでもあった由花の子孫(マイたちの開発者)による決死の救出により助けられた。その後、彼により脳と一部の臓器以外が機械化され彼のもとで預けられていた。赤い髪と橙色の瞳が特徴。何故か顔つきが由花とそっくりだったりする。性格は至って普通でこれといった特徴はないが戦闘力は三人中最強である。戦闘にはハンドガンやサブマシンガンといった比較的軽めで取り回しがしやすいものを使う。マイと同じ目的で過去に来ており、誠一郎を『誠一郎さん』と呼び慕っている。どうやら三人の中でも特に彼に対して特別な感情を抱いているらしい。

 

 

Y-03X『ミホ』

マイとは別タイプのアンドロイドで三人の末っ子的存在。金髪と茶色の瞳が特徴。性格は活発で甘えん坊だがたまにドジをやらかす。ハッキングや重機の操作に長けているため上記の二人よりもキャバリーの操作が上手い。他にもミニガンやロケットランチャーといった重量級のものを使用する。マイらと同様の目的で過去に来ており、誠一郎を『ご主人様』と呼び慕っている。

 

 

世界観

1944年までは現実と同じだが1945年の4月頭に大日本帝国は連合国に降伏している。

1954年にはゴジラが東京に襲来し、1966年まで様々な怪獣が出現するものの、その都度自衛隊により撃退、駆除されてきた。1966年には特生自衛隊法が施行され特生自衛隊が発足したため怪獣駆除は特生自衛隊が行うようになる。

1990年代に入ると世界的にレイバーと呼ばれる人型の重機が大量に製造され、さらに1998年には当時警察で使用されていた最新型レイバー『イングラム』の陸自仕様である『ヘルダイバー』を陸自と特自が配備した。その後の2003年と2004年には三式機龍とゴジラが戦っている。さらに2013年には謎の武装生物が太平洋に侵攻してきたりしているが特生自衛隊が駆除している。その後、様々な異世界の生物や人間が侵略してきたため政府は特定の高校に教育過程として銃器関連の科目や異世界侵略対策として配備され始めた新世代型レイバーとも称される機動歩行戦闘車両『キャバリー』を使用した演習科目の設定を義務付け、一般市民でも最低限の戦闘ができるようにした。

また、1995年から2004年にかけて呉港と広島湾の沖合に三つの人工島から成り立つ海洋新都心『瀬戸内新都市』が開発され、特生自衛隊の基地が新設されている。2040年現在、瀬戸内新都市は国内で四つ目の都市圏『瀬戸内都市圏』を形成するまでの大規模都市へと成長している。

 




いかがでしたでしょうか。設定を見た感じ某ロボアニメと某ゲームを掛け合わせたような感じです。
さて、次回から本編が始まります。第1話 長い一日の始まり お楽しみに。


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第1話 長い一日の始まり(改訂中)

阪奈瑞洋「というわけで最初の話が完成したぞ。」
誠一郎「ついに僕らの無双が始まっちゃうわけですね。」
由花「というより先生は例のフリーゲームをやったことはあるんですか?」
阪奈瑞洋「やったことはあるけどけっこう序盤で死にまくったな。」
誠一郎&由花「「だめじゃん!」」
誠一郎「じゃあ先生が得意なゲームってどんなのがあるんですか?」
阪奈瑞洋「艦〇れのような戦術シュミレーション、あとはデ〇ステやミリ〇タのような音ゲーとかかな。ってそんな話じゃなくてもう始めよう!」
誠一郎&由花「では僕ら(私たち)の脱出劇、ご覧ください。」



2045年7月28日の昼前、広島湾沖にある人工島、瀬戸内新都市の竹が丘区にある高層マンションの一室に虹色に光るゲートが現れる。そしてそこから中田由花、永井彰男、飯田篤史、竹内葵、山本誠一郎、ミホ、エリカ、マイが出てくる。彼らは1週間沖縄でバカンスを楽しんできたのだ。

「いやぁ、すっげー楽しかったな。」

「やっと母さんに会えるよ。」

「でも1週間も旅行していたから疲れちゃった。」

篤史、彰男、由花が口々に話す。

「初めて沖縄に行けて良かったわ。ありがとう山本さん。」

葵が誠一郎に礼を言う。

「それはよかった。でも企画したのは僕だけど実際に連れていってくれたのはマイたちなんだよね。ありがとうみんな。」

誠一郎がマイと呼ぶ未来製のアンドロイドたちに礼を言う。

「例には及びませんよ。」

と紫色の髪のマイが冷静を保ったまま言うと

「誠一郎さんにお礼を言われるなんて嬉しいです!」

「ご主人様にお礼言われちゃった!えへへ」

と赤髪のサイボーグであるエリカと金髪のアンドロイドであるミホが照れる。

「それにしてもやっぱりすごい技術だぜ、世界中どこでもこのゲートを使えば行けちゃうんだからな。」

「ほんと、君たちが使う技術には驚かされるよ。」

「そうですね、確かに皆様の認識ではありえないような技術、道具であるのは間違いないですね。」

「でも実際私たちの時代ではもう当たり前のようにある技術だから、こうして皆さんの役に立てるように使っているんですよ。」

「確かにこうして未来の世界は便利になっているんでしょうけど、こういった便利な技術や道具が悪用されるんじゃないかと思うとそれはそれで不安です。」

「確かにそうだね、例えば今使ったテレポート技術とかは犯罪者の手に渡れば警察の追跡も振り切れちゃうし、密室殺人といった完全犯罪も確立しちゃうね。」

「うん、実際にご主人様の言うようにこの技術を使った完全犯罪は結構起こっているの。」

「ですが、私たちが作られた時代はパンデミックやその後の様々な生物による侵略によって荒廃した世界なので、治安が悪いのは当たり前なんです。」

「マイたちがいた世界ってムキムキマッチョのイケメンが体術だけで敵を爆発四散させ、厳ついモヒカンらが奇声を上げながらバイクで襲い掛かってくるような『ザ・世紀末!』みたいな世界なのかよ!」

「大丈夫ですよ!さすがに100年後の世界でも警察のような治安維持組織はありますから60年前にブレイクしたアニメのようなことは起こっていません!」

とたわいもない会話を交わしていると、突然外で大規模な爆発が発生する。

「なんだなんだ!」

「突然爆発ってなんだよ!」

「結構大きいよ!」

「ああっ、皆さんあそこを見てください!」

葵が指した先には先ほどの爆発で粉々になった民家があった。

「ちょ、ちょっとエリカさん、本当にここは僕たちが住んでいる瀬戸内新都市なの!?テレポート中にどこかの時間軸に巻き込まれたとかじゃないよね?」

「は、はい。確かにここは永井さんや誠一郎さんたちが住んでいる世界線の瀬戸内新都市です。」

どうやらここは誠一郎たちが元々暮らしていた世界線で間違いないようだ。

「この状況、もしかして他国から侵攻を受けている感じなのかしら?」

「ううん、外を見た感じだとミサイルみたいな飛行物体は見えないよ。」

「ということは何か異世界からの侵攻の可能性があるね。」

葵、由花が考察を巡らせる。

「ここから直接視認できるだけの情報でこの騒動について分かるはずないだろ。まずは情報収集、そうだろ誠一郎。」

「ああその通りだ。まずは手分けしていろいろなメディアから情報を集めよう。」

篤史と誠一郎の提案により、まずは家にある媒体を使って各自で情報を集め始めた。

 

10分後・・・

 




阪奈快急「後書きです。ちなみに前書きと後書きにはその話にかかわる人たちが登場します(全員とは言ってない)。」
誠一郎「てか僕のメンタル強すぎじゃないですかね?」
阪奈快急「仕方ないじゃないか。1話で01と会って学校まで逃げないといけないんだから。」
A-01「つまりめんどくさいから省略したわけですね。」
阪奈快急「はい、実はそうだったりもします。」
和博「それよりも最後のシーン、設定考えるのがめんどくさくなったからあんな感じにしたんだろ。」
阪奈快急「まあそうなんだけど、それよりそんな細かいこと気にしないで次回予告するぞ。」
のび太「はい。ついにドラえもんの世界に転生した和博はドラえもん、ジャイアン、スネ夫、しずかちゃんと3日間無人島でバカンスを楽しむことに。そして帰ってきた時、彼らは地獄を目にする。次回、のび太のBIOHAZARD Different Hero Edition First Mission:学校に避難せよ お楽しみに」


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