転生したら八房になった件。《簡略版》 (抹っ茶)
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転生したら八房になった件。《簡略版》

どうも、抹っ茶です。

ちびちび書いてた二次小説を原作アニメ化決定を耳にして急ぎ書き上げました。



山中 衛(ヤマナカ マモル)は社会人の29歳。

休日を利用し、書店で『八犬伝』を購入した。
この物語に出てくる伏姫と八房の関係が好きで、学生の頃は関連した書物に目を通していた程だ。

書店を出た直後、路上で強盗に遭遇した。
格闘技を少しばかりかじっていた山中は強盗を迎えうつが、被害者に意識を向けた隙に包丁で刺される。

今度こそ強盗を叩きのめし完全に沈めるも、血を流し過ぎた衛は死を覚悟する。

(…あぁ……こんな事ならちゃんと稽古を受けて段をとればよかった……)

《確認しました。剣術技能獲得・・・成功しました》

そこへ聞こえてくる謎の声。

その後も、衛の未練に合わせて声が聞こえた。

《確認しました。格闘技能獲得・・・成功しました。剣術格闘技能を獲得した事により、ユニークスキル『武神』にスキルが進化しました》

そして『生体感知』や耐性などが知らないところで追加されてゆき、
ふと、衛の視界に『八犬伝』が写った。

(…そうだ、次に生まれ変わるなら…八房のようになりたい……)

それを最期に、衛の意識は暗転した。

本来ならあり得ない、魔物への転生。山中 衛はその二人目となった。









……だが、それだけでは無かった。

異世界へ行く直前、衛の魂を温かい光が包み込む。

《確認しました。『 』獲得・・・成功しました》

こうして、衛の自覚しない場所でさらなるイレギュラー(奇跡)が起こった。










衛が目覚めると、そこは森の中だった。
混乱する頭で現状を確認しようとした衛だったが、すぐに身体の違和感に気づいた。

人狼……二足歩行する狼の亜人種、狼男になっていた。

自分から見た限り全身が白く、尻尾や背中といった一部は長毛、胸や手足は短い毛に覆われている。
鏡が無い為この時は知り得なかったが、両眼は紅くなっている。

落着きを取り戻した衛が状況を整理しているその時、何処からか遠吠えが聞こえた。
いくら同じ犬系統の生物であっても襲われかねない…と、判断した衛は慌てずに風下を目指してーー狼相手に通用しないかもしれないがーー移動する。

しかし、場所が悪かった。
踏みしめた地面が陥没し、踏み抜いてしまった衛はそのまま穴の中へ落ちていった。



気がつくと、穴の底におり、空がずっと遠くに見えた。

仕方なく手で穴を掘って地上を目指そうとする。そしてしばらく進んだ所で、空洞に出た。そこにいたのは……

《……ほう、今日は珍客が多いな》

《え?オオカミ男⁈》

ドラゴンとスライムだった。

♦︎♢♦︎♢♦︎♢

話してみて解った事は、

ドラゴンの方は"暴風竜"ヴェルドラ。

昔、色々やんちゃして勇者なるお方に封印された割とやばいドラゴン。世界には魔王もいてそいつと喧嘩できるくらいには強い(自称)。

一方スライムは誕生したばかりの名無し……だが、自分と同じく転生してきた元人間らしい。
しかもあの強盗事件の時に衛より先に刺された人。

そしてこの場所はヴェルドラが勇者に封じられた洞窟とゆう事。


三人(三匹?)は、この異世界について情報共有した後、諸々の理由から《スライムのスキルを利用してヴェルドラを取り込み、封印を解いてゆく》とゆう決断に至った。

ヴェルドラの提案で、名前のない衛とスライムに名付けが行われる事になって、衛から提案があった。

《俺の名は、ヤツフサにしてくれ》

狼な見た目になった事もあり、前世で好きだった八房を名乗りたい。
それが衛の要望だった。

そして、暴風竜【ヴェルドラ・テンペスト】、

名無しスライム改め【リムル・テンペスト】、

そして狼男の衛改め、【ヤツフサ・テンペスト】の三義兄弟が誕生した。















「ぷるぷる、ボク悪いスライムじゃないよ!」

「よし、それじゃあいくでガンス!

ヴェルドラをリムルが取り込んだ後、義兄弟二匹は種族ジョークで盛り上がりながら洞窟の出口へと進んで行った。



どうしても最後のネタを使いたかったんだ。(二番煎じじゃない…よね?)
気力が続けばあと二つほど書くかもしれません。
あわよくば連載版も出せるかもしれません。

転スラのアニメは秋、楽しみですね。


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