蜘蛛男のヒーローアカデミア (本好きの図書委員)
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1

初投稿です


気付けば真っ白な空間にいた。

 

(何処だここ!?)

 

俺は確かゲーム買いに行く途中で・・・・・・

どうなったっけ?

 

そうだ、確かデカいトラックが俺の方に突っ込んできて

あれ?俺死んだんじゃね?

 

「ホッホッホ、そのとおりじゃよ若人よ」

 

 

・・・・・・なんか変なじいちゃん居る

 

 

「変とは失礼な、儂は神様じゃよ」

 

 

心読まれてるし!!

ん?神様??

 

 

「なんじゃその顔は、とゆうよりその目をやめんか」

 

 

母さんが言ってたんだよ、ボケだご老人はなにをするかわからないわよって

 

 

「ボケとらんわ!ホントに失礼な若人じゃのう、まぁよいわ、実はのうお主は転生することができるようになったんじゃよ」

 

 

HAHAHAHAHAHA、まったくこのおじいちゃんは何を言ってるのかまるで訳分からんなwww

 

 

「まだ儂を神様と認めんつもりじゃな、仕方あるまい、これを見てみい」

 

 

ん?なになに??うわ!グロいもん見せてんじゃねぇよ!いろんなとこ180度回転してるし、ってよく見たらこれ俺じゃねーか!

 

 

「だからお主は死んだんじゃよ、理解したか?」

 

 

( 'ω')マヂカヨ...

え、じゃあなに俺は今からあの世行き?

 

 

「だからさっきから言っとるじゃろうが、お主には転生する権利があると」

 

 

え?その話まじなの!?

 

 

「まぁ転生する世界は決まっておるがの」

 

 

何処!なんの世界!

 

 

「僕のヒーローアカデミアじゃ」

 

 

(ΦωΦ+)ホホゥ....

 

 

「なんじゃどうした急に目を輝かせて」

 

 

そりゃあね大ファンだからね

 

 

「そうかそうかそれは良かった、あとちなみに個性もお主が決められるぞ」

 

 

マジで!!

 

 

「転生特典とゆーやつじゃな」

 

 

ふむぅ何にするか

あ、そうだ

 

 

「おっ、決まったのかのう」

 

 

イエス!

 

 

「で?なんなのじゃ」

 

 

蜘蛛の能力で!!

 

 

「なんじゃツマラんのう、もっとチートな個性かと思っておったのに」

 

 

ヒドイな!

いやいやス○イダーマンになれるんだよスパ○ダーマン!

 

いやもう伏字いらねぇな

 

 

「はいはい蜘蛛の能力でいいんじゃな」

 

 

ちょ、ちょっと待ってよ!

 

 

「なんじゃよ」

 

 

あの、一応聞くけど見た目も蜘蛛にするとかないよね

 

 

 

「( ˙-˙)スッ」

 

 

おいコラ目をそらしてんじゃねぇよ!

 

 

「ええじゃないか、ちょっとくらい」

 

 

嫌だよ!断固拒否する!!

 

 

「(・д・)チッ」

 

 

舌打ちするな!

 

 

「本当につまらんやつじゃな」

 

 

じゃかあしい!!

 

 

「では、転生させるぞ」

 

 

あっ!

 

 

 

「今度はなんじゃ!!」

 

 

いや最後にお礼言おうと思って

 

 

「ほほぉ」

 

 

いろいろとありがとうございました

 

 

「ホッホッホ構わんぞい、それじゃさらばじゃ」

 

 

そうして俺の視界は暗くなっていった

 

 

 

 

 

 

「ふぅ久しぶりに面白い人間だったのう、まぁ頑張るがよいぞ」

 




感想お願いします
初めてなのでなにかアドバイスなどがありましたらよろしくお願いします


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2

二話目です、どうぞ、あと一応
大蜘蛛アラタ︰個性 蜘蛛
蜘蛛っぽいことならなんでもできるぞ!常人の40倍の反射神経、身体能力の増加、手首からの糸射出、壁に張り付く、謎の第六感等があるぞ!ちなみに毒は持ってない

容姿
バンドリの蘭を男にしたような人を想像してください


はい、とゆうわけでやってきました雄英高校、本日は入試当日ですね

 

ん?なに?今まで何をやっていたかだって?

 

HAHAHAまぁいろいろあったのさ、

 

さて入試の話に戻ろう

雄英高校は偏差値79倍率300と、ある意味アタマおかしい高校である

いやもうホントに頑張ったよマジで、だから大丈夫なはず・・・・・・大丈夫だよね

 

 

あとは実技演習試験だけどまぁこれは大丈夫でしょ

なんたって俺の個性はスパイダーマンと同じだからね!

試験会場もビルいっぱいあるし独壇場だね!

さてとそろそろ校門につくころだな

ん?校門のあたりにいるあのモサモサ頭の少年は緑谷少年じゃないか!!

おっと緑谷君倒れそうだな、助けなきゃ

 

 

と背中に糸を放とうとするが

 

 

あ、そう言えば麗日さんが助けるんだっけ?

危ない危ない

 

お、麗日さん助けたね

 

「大丈夫?ごめんね、うちの個性なんだー。やっぱり転ぶなんて縁起悪いもんね?」

 

 

「あ、っ、ありがっはっ…」

 

 

緑谷君めっちゃテンパってる

 

さてそろそろ行くかな

 

 

「君?大丈夫かい?」

 

「あ、はい大丈夫です」

 

「君危なかったねー入試の日に転ぶとかめっちゃ縁起悪そう、君たちも雄英高校受験だよね、ヒーロー科?」

 

「そ、そうです!」

 

「はっはっは、じゃあお互い頑張ろうね、君たち名前は?」

 

「あ、えっと僕は緑谷出久です」

 

「わ、わたしは麗日お茶子って言います」

 

裁縫道具みたいな名前だよねチ○コペンシル

 

 

「緑谷出久に麗日お茶子だね、俺は大蜘蛛アラタどうぞよろしく!」

 

さて自己紹介も終わったし

 

「そうだ!一緒に行こうぜ!」

 

 

 

 

 

 

講堂にて

 

『今日は俺のライブにようこそー!!!エヴィバディセイヘイ!!!』

 

「「「「「・・・・・・」」」」」

 

誰か返事してあげてよぉぉ

 

『こいつあシヴィーー!!!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!!アーユーレディ!?』

 

『YEAHH!!!』

 

 

結局自分で言ってるし、悲しくならないかアレ

現在筆記試験が終わりプレゼントマイク(山田www)が実技試験の説明をしていた

 

試験内容は原作と同じだね

 

てか緑谷君ブツブツ言い過ぎ

あのメガネ君にも言われてるし

 

あ、説明終わった

 

 

「ドンマイ緑谷君www、てか会場何処になった?」

 

「僕と大蜘蛛君は違う会場だね」

 

「そっかー、じゃそっちもそっちで頑張れよ」

 

「う、うん」

 

 

 

試験会場にて

 

 

はいやって参りました実技演習試験

とゆうか雄英ホントに街作ってるよスゲェ

 

 

ん?、なんか少し騒がしいな

その方向に目を向けると髪型も言葉遣いも爆発wwwしている爆豪君がいた、原作キャラだけど今はぶっちゃけあんま関わりたくないね、触らぬ神に祟りなし

 

 

とまぁそこんとこは置いといて問題は0ポイント敵どうするかなんだよなぁ

 

俺緑谷君みたいな超パワーないしスルーするのが妥当かな

 

 

「さぁ!時間だァ!スタートォォォォ!」

 

みんな呆然としてるな

俺は原作知ってるから速攻スタートしたけど

 

「どうしたどうした?!実践に合図はねぇぞ?!」

 

 

糸使ってスパイダーマン式移動法を使って勢いを付け仮想敵を壊しつつ救助ポイントを稼いでいる

 

てか爆豪君暴れすぎでしょ、仮想敵の破片飛んでくるんだけど

 

そこそこポイント稼いだかなと思ったら出てきましたよ0ポイント敵、実際に見るとめちゃくちゃデカいな怖すぎる、さっさと避難しよ

 

と、思っていたんだが0ポイント敵の足元に仮想敵が破壊したビルの破片で足が挟まり避難できてない人がいた

 

嘘だろ、原作の緑谷君と同じ展開じゃねぇか!

主人公は緑谷君だろ!こんな展開いらねぇよ!

あぁもうチクショー!助けに行くしかねぇじゃねぇかよ!

 

 

「おい!お前なにしてんだよ、あんなのに勝てるわけねぇだろ、さっさと逃げるぞ!」

 

「仮想敵の足元見てみろよ!助けに行くんだよ!!」

 

「でも」

 

「俺はヒーロー目指してんだ!だったら助けに行くのは当たり前だろーが!!」

 

そう言って0ポイント敵の元に向かうが

 

くそ!!どうしよう!!!!

 

取り敢えず大量に糸で仮想敵とビルを繋いで動きを止めるが多分そんなに持たないだろう

 

今のうちにどうにかして助けないと、俺じゃコイツ倒すの無理だ!

 

瓦礫に足が挟まった人の所に向かい、瓦礫を持ち上げようとするがやはり重い

 

「ア、アンタなんしてんの!!早くにげろよ!!」

 

「アホか!あんた置いて逃げるわけねーだろーが!!

こちとらヒーローになろうってんだ!!助けられる人助けなくてどーする!!」

 

クソッタレーー!!おーもーいーーー!

 

ヤベぇそろそろ糸切れそうだ!

上がれぇぇぇぇ!

 

すると瓦礫が少し上がり何とか助けることに成功した

 

「よし早く逃げるぞ!」

 

「ごめん!足が!」

 

「うわ!仮想敵動いてる!!早く行くぞ!」

 

「え!あ、うん」

 

糸が限界をむかえちぎれると同時に俺はその人を抱えて走り出す

 

 

うおぉぉぉぉ、こえぇぇぇ!

 

 

『終了~~~~』

 

た、たすかったーーーー!

 

アナウンスが鳴り0ポイント敵も止まり何とか無事だった

 

 

 

 

 

数十分後に1人のおばあさんが現れた

妙齢ヒロイン『リカバリーガール』だ

 

 

「はいはいお疲れ様、ハリボーお食べ、怪我をした子はいないかい」

 

「すいません、こっちお願いします」

 

「おやまぁ任せなさい、チューーー」

 

 

リカバリーガールの個性てキスされた人の怪我が治っていく

 

 

そういえば

 

「すいませーん、コッチに足怪我した人いるんで治療お願いします!」

 

「ふむ、怪我してるのはその子かい?」

 

チューーー

 

うわー、実際見るとすごいなすごい速さで治ってるし

 

さてと俺はそろそろ行くかな

 

 

「あ、ちょっと待ってよ」

 

 

ん?なんだ?

 

 

「あのさ助けてくれてありがと」

 

あれ?この人よく見たら耳郎響香じゃね

気づかんかった

 

 

「別ヒーロー目指してんだから助けるのは当然だろ!」

 

 

笑いながら言うと

 

 

「それでもだよ、ありがとう」

 

 

あ、あれなんか可愛いな!

まて俺はこんなチョロくないはずだ!!

 

「お、おう、そ、それじゃあ!」

 

俺はダッシュで逃げた

 




ぶっちゃけスパイダーマンの能力で0ポイント敵倒すの無理かな、と思ったため倒しませんでした


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3

すいません間違って4話投稿してしまいました
3話目です!どうぞ!

あと青山君にはB組に行ってもらいました
出番は多分ない


はい!合格発表の日です!

だぁぁぁーキンチョーするーー!

 

あ、封筒届いたみたいだ!

 

 

 

 

封筒が届いたってことは合格ってことか?まさかの不合格とかないよね

 

 

開けると何やら丸い機械が出てきた

こ、これは!

 

 

その機械の裏のボタンを押すと

 

 

『私が投影された!!』

 

 

どわっ!!

めっさビックリしたわ!!

いやね目の前にオールマイトが出てくるんやで、知ってても驚くわ!!

 

 

『ハーーッハッハ!!何故私が出てきたんだ、と思っているだろう。それは私が今年から雄英に教師として勤めることになったからさ!!』

 

 

ハイハイ知ってます知ってます

 

 

『ム、なにやら馬鹿にされたような気が』

 

 

なんで分かったの!?

 

 

『まぁいい、大蜘蛛アラタ君、君は合格だ!!』

 

 

イヨッシャ!!

 

 

『さて、既に合格を言い渡した君からあまり興味がない話かも知れないが、実は先の実技試験、何も敵Pだけを見ていたわけではないんだ』

 

 

救助ポイントですね分かります

 

 

『君は「俺はヒーロー目指してんだ!だったら助けに行くのは当たり前だろーが!!」と言っていたね!まさにそのとおり!ヒーローとは人を助けるのが仕事だ!よって!審査制による救助活動ポイントが君に与えられる!!0ポイント敵は倒せなかったが!被害を最小に抑えなおかつ!女の子の救助も行った!!よって君は敵ポイント41ポイント!救助活動ポイントの40ポイント!合計81ポイントで入試トップだ!!おめでとう!!』

 

 

ま、まじか、入試トップて、やりすぎた

ヤバい、爆豪君に難癖つけられるぞ!どうする!

ま、まぁ合格してないよりかはいいはずだ!!

そうポジティブに捉えるんだ俺!!

 

 

『さて、送った封筒に入学に関する資料がはいってるはずだ!!それに目を通しておいてくれ!!では次は学校で会おう』

 

 

取り敢えず入試トップなのは黙っておこう

家族に報告もしないと

 

 

 

 

 

 

 

さてここで俺の家族を紹介しておこう

 

俺の家族は四人家族である!

 

父と母に妹1人だ

 

 

二人とも個性は虫で母が『軍隊アリ』の個性で人を使うのが上手く結構上の役職らしい(女王アリだね)、父は『蛾』だ、しかしただ糸を出せるだけ、ちなみに専業主夫だ

多分父と母の個性で俺の蜘蛛の個性が出来たのだろう

 

そしてもう1人の妹は大蜘蛛ミツハ、今は中学二年生だある

そしてその個性は『蜂』である、爪の先から毒をだせるらしい

そして大変クール?な方でいらっしゃいます

 

どれくらいかとゆうと

 

「父さん、雄英合格したぜ!」

 

「本当か!?凄いじゃないか!!」

 

「だろ!どうだ妹よ兄はすごいだろう!」

 

「はいはいオメデトウ(棒)」

 

こんなふうだ!

 

「ちょ、酷くないか妹よ、もっと褒めてもいいんだぞ!」

 

「うっさい」プス

 

「え?今何したの、体動かないだけど」

 

「ただの麻痺毒」

 

この有様である

ちなみに蜘蛛の天敵は蜂らしい

 

ちなみに家は女性の方が発言権は上だ!!

 

 

 

 

 

 

 

入学式だせイエーーイ!!

はいごめんなさいいきなり家族紹介から飛びましたね

まぁそれは置いといて

今日は雄英入学式である、今雄英高校についてクラスを確認したが案の定Aクラスでした。原作の中心クラスで良かったとゆうべきか今からいろんなことに巻き込まれいくことに覚悟決めるべきか揺れているがいいだろう

 

振り返ると緑谷君がいた

 

「あ、君はあの時の!確か大蜘蛛君だっけ」

 

「そうだぜ緑谷出久君、ここにいるってことは君も合格したんだろう」

 

「うん、そうなんだ!敵ポイントは取れなかったけど救助活動ポイントのおかげで」

 

「はっはっは、良かったな緑谷君!」

 

「あ!そのモサモサ頭と赤と黒の髪の人!」

 

あ、麗日お茶子さんやんけ

 

「君も合格してたんだね麗日さん」

 

「うん、2人も?」

 

「う、うん僕は救助活動ポイントだけでギリギリだったけど、あと麗日さんあの時はありがとう」

 

「い、いやいやそんなの全然、緑谷君は私のこと助けてくれたし」

 

「それでもありがとう」

 

「うぅ照れるなぁ、そ、そうだ大蜘蛛君はどれくらいポイントとったの!」

 

「い、いやボチボチだよ、それより教室に行こう、麗日さんのクラスは!」

 

「あっAクラスだ!」

 

「じゃあ同じだね一緒に行こうか」

 




家族設定出しました。頑張って林間合宿の先まで出したいです!(家庭訪問)
あと、妹はちょくちょくだせたらいいなぁと

あと活動報告にて耳郎響香と芦戸三奈のどちらがヒロインがいいか迷ってるのでご意見お願いします


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4

4話です!
前回の後書きで書きましたが耳郎響香と芦戸三奈のどちらにヒロインしようか迷ってます、ご意見お願いします


はいやって来ましたヒーロー科1年A組

 

 

てかやっぱ扉でけぇな

 

よし!入るか!

 

 

ガラガラ

 

 

「君!偉大な先輩方が使ってきた机に足をかけるとはどういう事だ!悪いと思わないのか!」 

 

 

「思わねぇな!てめぇ何処中だあぁ??」

 

 

「ぼ、俺は市立聡明中学校の飯田天哉だ!」

 

 

「聡明〜?!クソエリートじゃねぇか、ぶっ潰しがいがあるなぁ!」

 

 

「なっ?!ぶっ潰しがい?!君、本当にヒーロー科志望なのか?!」

 

 

もうすでに帰りたい

 

 

視界に入らないように向こうに行こう

 

緑谷君あとは頑張れ!

 

 

「なにやってんのかっちゃん、ってあれ大蜘蛛君は?」

 

 

「ム、君はあの時の僕は、」

 

 

うん、緑谷くん順調に絡まれてるな 

 

っと、俺の席はと

 

 

「あれ?アンタの入試の時の」

 

 

あ、耳郎響香さん

 

 

「あの時はありがとね、ウチは耳郎響香」

 

 

「俺は大蜘蛛アラタ、よろしく」

 

 

「なになに2人は入試の時に何かあったの?あ、私は芦戸三奈よろしくね!」

 

 

芦戸さんも来たね

 

 

「入試で0ポイント敵出たじゃん、その時危ないところを助けて貰ったんだよ」

 

 

「へぇ~!すごいね、大蜘蛛君、ヒーローみたいじゃん」

 

 

なんか恥ずかしい!

 

 

「いやいや危なかったから助けるのは当たり前だって!」

 

 

「あの時もそんなこと言ってたよね『助けられる人助けなくてどーする!』って」

 

 

「おぉー!カッコイイね!!」

 

 

堪忍して!!

 

ヤバい羞恥心が

 

 

 

「―――お友達ごっこしたいなら余所へ行け、ここはヒーロー科だぞ」

 

  

 

あ、このセリフは

 

 

「はい、君たちが静かになるまで8秒かかりました。君たちは合理性に欠けているね。」

 

小学校でも聞かなかったぞコレ

 

 

 

((((((誰?))))))

 

 

 

「君たちのクラスの担任の相澤です。早速だがこれを着て外に出てくれ。」

 

 

そう言って寝袋から体操服を取り出している

 

てか、なんで寝袋から!?

 

 

 

 

 

運動場?にて

 

 

『個性把握テストォ!?』

 

 

「これから君たちには、個性ありの体力テストをしてもらう。」

 

 

原作どおりだね

 

ん?ちょっと待って原作どおりなら、ヤバい次は!

 

 

「受験成績1位の大蜘蛛に投げてもおう」

 

 

1位なのバレたーー!!

 

背後から殺気を感じる、爆豪君だねコレは

 

緑谷君とか麗日さんに耳郎さん芦戸さんも驚いてるね

 

てか背後からくる殺気をどうにかしてください相澤先生

 

 

「中学のソフトボール投げ、個性無しで何メートルだった」

 

 

「えっと見た目は普通ですけど一応異形型の個性なんで105メートルでした」

 

 

「そうかじゃあ2位の爆豪」

 

 

順位強調しないで!!また殺気が強くなったじゃないか!!

 

 

「個性なしで何メートルだった」

 

 

「67メートル」

 

 

「じゃあ、個性使って投げてみろ。」

 

 

そう言ってボールを手渡し、爆豪君が投げるが

 

 

「死ね!!!!」

 

 

ヒイイイイィィィィ!!(゜ロ゜ノ)ノ

 

 

「705.2メートルか中々だな」

 

 

「705!?」

 

「飛びすぎだろ!?」

 

「でも何か楽しそう!!」

 

 

あっ!そのワードは!

 

 

「楽しそう?」

 

 

ほらァァー!

 

 

「君たちはそんな腹積もりでこの3年間を過ごすのか?ここはヒーロー科だぞ。」

 

あーあ知ーらね

 

 

「生徒の校則も自由なら、先生も自由ということだ…そうだな、これで記録がビリだったものは除籍とする…」

 

 

うわぁ顔怖ぇー

 

 

「先生!流石に横暴すぎではありませんか?!」

 

 

飯田くんのこの言葉にも

 

 

「ここの校訓はPlus ultraだ、乗り越えて見せろこのくらいの障害」

 

 

全然取り合わないし、まぁ実際除籍誰も出ないからいいんだけどね

 

 

さて気を取り直して体力テスト行くか! 

 

 

 

 

 

50メートル走

 

 

「4秒12」

 

 

俺の個性のおかげで身体能力上がってるからね、飯田くん程ではないが俺だって速い 

 

爆豪君の記録よりほんの少しだけ速いのは狙ってない!

 

狙ってないから爆豪くん殺気送るのヤメテ!!

 

 

 

立ち幅跳

 

 

「12.25メートル」

 

 

これも同じ理由

 

とゆうか記録がクリスマス

 

 

 

 

 

握力

 

 

「327キロ」

 

 

まぁ糸握って移動してるから握力には自信がある!

 

 

 

 

 

反復横跳び

 

 

「71回」

 

 

蜘蛛の個性だが足元砂だから滑るんだよ!!

 

 

 

 

 

長座体前屈

 

「71センチ」

 

 

スパイダーマンになるために柔軟性を鍛えたからな

 

反復横跳びと数値同じだね!

 

 

 

 

 

上体起こし

 

 

「69回」

 

 

まぁまぁだね

 

感想が少ない?うるせぇ!

 

 

 

 

 

持久走

 

 

「5分32秒」

 

 

 

 

 

原チャリには勝てなかったよ

 

 

 

 

 

そしてソフトボール投げ

 

 

「496メートル」

 

( ´∀`)フハハハハ

記録が大幅に伸びたぜ!

何をやったかだって?

ボールに糸付けてブンブン振り回して投げたんだよ、イメージは投石器

 

 

 

 

 

さて全て終わって結果は3位だ!

途中で相澤先生の以外な弱点があったが

 

 

アカン!爆豪君からの殺気がすごいことになっとるがな!結果は僅差なのに!!

 

 

あと緑谷君の雰囲気がヤバい、若干燃え尽きてる

 

 

「ちなみに除籍はウソな」

 

 

『!?』

 

 

「君らの最大限を引き出す、合理的虚偽」

 

 

相澤先生がニヤニヤしながら言っている

緑谷君なんて作画変わってるぞ

 

 

「あんなの嘘に決まってるじゃない、ちょっと考えればわかりますわ」

 

 

ホントはする気満々だったって知ったらどうなんだろ

 

 

「そゆこと。これにて終わりだ。教室にカリキュラム等の書類あるから目ぇ通しとけ。それと緑谷、ばあさんのとこ行って治してもらえ。明日からもっと過酷な試練の目白押しだ」

 

 

緑谷君指バッキバキに折れてたね

 

 

「緑谷君大丈夫か?」

 

 

「大蜘蛛君、うん大丈夫」

 

 

実際見るとホントエグイな

 

 

「そういえば大蜘蛛君て入試トップだったんだね、なんで黙ってたの?」

 

 

「イッシンジョーノツゴーデス」

 

 

言えない爆豪君に目つけられないようにだって

 

 

「?何か分からないけど事情があるなら仕方ないね、じゃあ僕は保健室に行くね」 

 

 

「おう、いってらー」

 

 

さて体力テストも終わったし明日から俺のヒーローアカデミアが始まるぜ!!

 

 




感想待ってます


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5

今週のヒロアカ見ました?緑谷君カッコイイですよね!
では5話目です!どうぞ!


雄英高校2日目が始まるぜ!

 

すいませんテンションおかしいですねはい、

気を取り直して今日から普通の授業も始まるので一応早めに学校に来ているが特に何もすること無かった。

 

といって寝てたらホームルーム直前だった

なぜ誰も起こしてくれぬ

まぁいいとゆうわけで午前中の授業頑張るぜ!

 

 

 

 

 

はい午後です

え?午前中はどうしたかだって?普通に授業だったよ、何も言えることがないくらい普通だった

 

だがしかし!午後からはヒーロー基礎学が始まる!

気合い入れて行こう!

 

 

「わーたーしーがー!! 普通にドアから来た!!!」

 

 

オールマイトめっちゃ元気ですね、教師として初めての授業だから張り切ってるのか?

オールマイトはシルバーエイジのコスチュームを着ている。てか切島君が言ってるみたいに画風違いすぎる

 

 

「それでは授業を始める!私が担当する授業は、ヒーロー基礎学!単位数も最も多いぞ!」

 

 

オールマイトは、『BATTLE』と書かれたプレートを手に

 

 

「早速だが今日はコレ!! 戦闘訓練!!ヒーローはやっぱり戦闘技術は大事だからね!!入学前にみんなに希望をもらっていたコスチュームを着て演習場に集合してくれ!」

 

 

来ました!コスチューム!!まぁ読書の皆さんは何となく予想がついてますね(メタい)

 

 

「では、演習場で待っているぞ!」

 

 

「「「「「はーい!」」」」」

 

 

 

 

 

演習場にて

 

 

「ヒーローってものは、格好から入るって言うのも大事なんだぜ!少年少女!自覚するんだ…!今日から自分は…ヒーローなんだと!ーーーーー来いよ!有精卵共!」

 

 

「おー皆カッコイイね」

 

 

「あの」

 

 

「ん?どうした?」

 

 

「もしかして大蜘蛛君?」

 

 

「おう!!どうだ!似合ってるか!」

 

 

「「「「「・・・・・・・・・・・・」」」」」

 

 

アレみんなの反応おかしくないか?

 

 

「どうしたんだよ皆」

 

 

「いやだって物凄いハデな全身タイツの人がいたらこうなるよ」

 

 

皆さん分かっていると思うが俺のコスチュームはもちろんスパイダーマンのまんまだ!!

 

 

赤と青の蜘蛛の巣の模様がついた全身タイツだ!

 

 

うん、知らない人が見たら驚きますわコレは

 

 

「とゆうかちょっと変質sy」

 

 

おっと耳郎さんそれ以上はいけない!

 

 

「俺のことはもういいよ!緑谷君のソレはオールマイト?」

 

 

「うん、そうなんだ」

 

 

「―――さあ!! 始めようか、有精卵共!!!」

 

 

おっと、そろそろ始まるみたいだ

 

 

今日行われる訓練は屋内の対人格闘訓練、基本、敵との

戦闘は屋外が印象的だか実際は屋内が多いらしい

隣で緑谷君が教えてくれた

 

 

「君らにはこれから『敵組』と『ヒーロー組』に分かれて、2対2の屋内戦を行ってもらう!!」

 

 

「基礎訓練もなしに?」

 

 

「その基礎を知る為の訓練さ! ただし今度は、ブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ」

 

 

そうなのだ相手がいくら凶悪な敵だろうと殺すことはおろか重症を負わせることも基本してはならない

 

 

「勝敗のシステムはどうなります?」

 

「ブッ飛ばしてもいいんスか」

 

「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……?」

 

「分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか」

 

「このコスチュームそんなに変ですか」

 

 

「んんん~~~、聖徳太子ィィ!!」

 

 

ちなみに最後のは俺だ

 

 

「あと大蜘蛛少年、私からは何も言えないな!」

 

 

聞こえてたのかよ!あとその感想もヒデェよ!!

 

 

ルール?は

 

『敵組』がアジトに核兵器を隠してあり『ヒーロー』がそれを処理しようとしている、とゆう設定だ

 

『ヒーロー』の勝利条件は、『敵』を二人の捕縛または『核兵器』の回収(触れるだけでいい)

 

『敵』の勝利条件は『ヒーロー』を二人の捕縛、もしくは制限時間まで『核兵器』を守り切ることだ!

 

捕縛には配布されている『確保テープ』を使うこと、これを相手に巻きつければ捕縛完了となる

 

制限時間は15分。

 

 

最初の訓練は、爆豪飯田ペアと緑谷麗日ペアだが普通に原作通りに終わった

 

そう言えばなんか途中『頑張れって感じのデクだ!!』

って言っていたが、いいのかよ緑谷君

 

 

そして批評の時間

 

「つっても…今回の最優秀賞は飯田少年だけだけどな!」

 

 

「どうして?勝った緑谷ちゃん達じゃないの?」

 

 

「ンーー、何でだろうねぇ?わかる人!」

 

 

「はい!オールマイト先生!」

 

 

「それは飯田さんが1番状況を理解し適切な行動をしたためです、緑谷さんは核があるとは思えない攻撃、麗日さんは気の緩み、爆豪さんにいたっては私怨丸出しの独断行動」

 

 

 

 

 

爆豪君が八百万さんの批評を聞いて俯く

 

 

「さて、批評はここまでにして次のペアn」

 

 

「あの、ちょっといいですか?」

 

 

「どうしたんだい?大蜘蛛少年」

 

 

「いえちょっと爆豪君に聞きたいことがありまして」

 

 

「ふむ、訓練の途中だかいいだろう、聞きたいこととはなんだい!」

 

 

「ねぇ、爆豪君」

 

 

「なんだよ!」

 

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()

 




次回作者の個人的な意見?が入ります


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6

6話目です!どうぞ!


「あぁ!?どーゆー意味だ!!」

 

 

「いやだからホントに爆豪君がヒーローになりたいのか聞いてみただけだよ」

 

 

「なりてぇに決まってんだろうが!!俺はオールマイトを超えてトップヒーローになるんだよ!!」

 

 

「じゃあ君にとってのトップヒーローとは何?最強無敵の存在?それだけなら君は多分トップヒーローにはなれないよ」

 

 

「なんだと!!」

 

 

「君さヒーローを勘違いしてない?ヒーローってのはさ強いからヒーローと呼ばれるんじゃないんだよ、ヒーローは()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()!」

 

 

僕はあまり爆豪君が好きではない、なぜなら

 

 

「君さその個性で誰かを助けたいとか守りたいとか思ったとこある?ないよね?個性を自分が最強だってことを証明するものだとしか考えてないよね」

 

 

「んだとゴラァ!」

 

 

「だって入試のときだってそうだったでしょ、君が破壊した仮想敵の破片で色んな人が怪我しそうだったの知ってる?確かに雄英の試験で怪我するのは仕方ないと思う、けどさ、もし君がヒーローになって全く同じ状況で街が襲われたらどうするの?試験の時みたいに破壊して回る?けどさ、そこにいるのは受験生じゃない、()()()()()()()()()()()()なんだよ!」

 

 

「『大いなる力には大いなる責任が伴う』とあるヒーローの叔父がそのヒーローに向けて言った言葉だ!君はその力の責任が持てるのか?その力を勝つためにしか使えないならその力はただの暴力そのものだ!」

 

 

「そしてそんなやつがトップヒーローになれるとは僕は思えないし敵とも変わらない、それでも変わらないってんなら君はヒーローなるのやめた方が・・・」

 

 

「大蜘蛛少年そこまでだ!」

 

 

「・・・・・・すいません、言い過ぎました」

 

 

「いや君は間違ってないよ『大いなる力には大いなる責任が伴う』その通りだ、だからこそ私達は自分たちはどうあるべきなのか考えなければならない、爆豪少年君にはヒーローになれる力がある、だからその力をどうするべきか少し考えて欲しい、以上だ!さぁ、次の訓練に移ろう!」

 

 

 

 

 

 

 

授業終わったぜ!!

さっきのシリアスな空気はどうしたって?そんなん気にしないくてもいいだろ、俺は本心言っただけだし、まぁ最後は言い過ぎだったが

 

 

ちなみに俺のペア芦戸さんで相手は耳郎さんと上鳴だ!

俺たちが敵組で耳郎達がヒーロー組だ

結果はまぁ勝った、どうやったかとゆうと

 

 

「くそ!蜘蛛の巣邪魔すぎんだろ!」

 

 

屋内に蜘蛛の巣張りまくった

俺の糸はカーボンナノチューブぐらいの強度があるからそう簡単には進めないし突破しても

 

 

「何これ!滑る!」

 

 

芦戸さんの弱酸によるツルツルエリアが待っている

結果核が置かれた部屋にもたどり着けず俺たちが勝った

 

 

「やったね、大蜘蛛君イエーーイ!」

 

 

「イエーーイ!!」

 

 

2人でハイタッチしてるとそこに耳郎・上鳴ペアが来る

 

 

「あんたら容赦なさすぎ」

 

 

「そうだぞ!核のある部屋にたどり着くどころかおめぇらにも会ってねぇよ」

 

 

「そりぁな、上鳴君には絶対会いたくなかったし」

 

 

「それどうゆう意味!?」

 

 

「いや褒め言葉だって、上鳴君の個性の制圧力は高いからね、2人でいる所で放電されたらその時点でアウトだったから足止めに徹したんだよ」

 

 

「そ、そうか?なんか照れるな、あと俺のことは呼び捨てでいいぜ!」

 

 

「そうかじゃあ俺も呼び捨てでいいよ、よろしくな上鳴」

 

 

「おう!よろしくなアラタ!」

 

 

「お疲れさん!緑谷少年以外大きな怪我はなし!しかし真剣に取り組んだ!はじめての訓練にしちゃ、みんな!上出来だったぜ!」

 

 

 

「相澤先生の後にこんなまっとうな授業…なんか、拍子抜けと言うか…」

 

 

「ごめん!ちょっと行ってくる!反省会は参加するから良かったら待ってて!」

 

 

「まっとうな授業もまた!私たちの自由さ!」

 

 

これで戦闘訓練は終わりだな

 

 

「大蜘蛛君このあと放課後反省会するんだって」

 

 

「ごめん、今日用事あるからもう帰らなきゃ」

 

 

「そうだったんだー残念じゃまた今度ね!バイバイ!」

 

 

「うんじゃあね」

 

 

まぁ嘘なんだけどね

いや用事はあるか

 

 

「やぁ爆豪君」

 

 

彼にね

 

 

 

「んだよ」

 

 

「さっきのことさ、最後は言い過ぎたと思って」

 

 

「・・・・・・」

 

 

「でも俺はあの時言ったことが間違ってるとは思わない、それだけを言いに来たんだ、それじゃあね」

 

 

「オイ」

 

 

ん?

 

 

「たしかにお前が言ったことは間違ってねぇんだろう

だかそれでもトップヒーローになるのは俺だ!」

 

 

なんか少し笑ってしまった、別に馬鹿にした訳ではなくあれだけのことを言っておいてなんだけどこんなにも立ち直り早いとは思わなくて、それに今の発言も爆豪君らしかったし

 

 

「そう?じゃあ頑張ってね、俺より順位下の爆豪君?」

 

 

「ンだとゴラァ!」

 

 

願わくばこれで爆豪君が良い方向に行けばいいね

 




他の人のヒロアカの小説面白いですよねー!
今ハマったのは『いずく1/2』です
あと「こうして欲しい!」等の意見があったらください
面白そうなものはドンドンやってみたいと思います!


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7

すいません!
昨日は夜に用事があって投稿出来ませんでした
7話です、どうぞ!


みんなおはよう!大蜘蛛アラタだよ!

今日は雄英3日目!今日も張り切っていこう!

何故こんなテンション高いかって?そりゃあ校門にマスゴm・・ゴホッゴホッ、マスコミの方達がいるからね!テンション上げないとやってらんないよ!

 

さて俺のテンションは置いといて実際どうしよう、めっちゃ面倒くさいよね、もう壁登ろうかな、そうしよう!

 

 

「なにやっての大蜘蛛君」

 

 

「おう、おはよう緑谷君、見ての通り壁を登ってるんだよ」

 

 

「いやだからなんで?」

 

 

そんな目で見ないでくれよ!

俺は無言で校門を指差し、緑谷君は、うわぁと言った顔つきになる

 

 

「とゆうわけだ緑谷君、頑張れよ!」

 

 

「いやだから」

 

 

ん?なんd・・・アバババババババ!!

 

 

「ここは雄英高校だよ、壁登って侵入出来ないように対策してあるでしょ」

 

 

よくよく考えればそうだね、あと自業自得かもしれないがもっと早く教えて欲しかった

 

 

「よしこうなったら」

 

 

「今度は何?」

 

 

「見てろ!あんなの簡単に突破してやるぜ!」

 

 

緑谷君そのアホを見る目をやめろ!見てろよ

 

 

「オールマイトが教壇についている様子について一言お願いします!」

 

 

「( ˆᴗˆ )ニコッ」

 

 

「いや、ですから、オールマイトについて」

 

 

「( ˆᴗˆ )ニコッ」

 

 

「あ、結構です」

 

 

必殺無言の笑み!これで無事に突破出来たぜ!マスコミの人達は危ない人を見る目だったがな!

 

 

そしてホームルーム

 

 

「昨日の戦闘訓練おつかれー、映像と成績見させてもらったぞ、爆豪、お前もうガキみてぇな真似すんな能力あるんだから」

 

 

「わかってる」

 

 

「えー…今日のホームルーム急で悪いが、君たちに…」

 

 

あ、そうだった今日は

 

 

「学級委員長を決めてもらう」

 

 

「学校っぽいの来たーー!」

 

 

まぁそりゃあね、初日から体力テストだったからね

実際入学式あったらしいし

 

 

「「「「「ハイハイハイハイハイハイ!」」」」」

 

 

なんか全員授業参観の時の小学校一年生みたいだな

俺はちなみに上げてない、何故かって?昨日調子に乗って爆豪君に『俺より順位下の爆豪君?』とか言ってしまったからね!爆豪君の目付きが朝から怖いんだよ!だからもうこれ以上目立たない!

 

 

「静粛にしたまえ!」

 

 

お、飯田くん 

 

 

「他を牽引する責任重大な仕事だぞ!やりたい者がやれるものでは無いだろう!周囲からの信頼あってこそのものだ!民主主義に則りみんなで決めるというのなら!これは投票で決めるべき議案!」

 

 

うん、いいこと言ってるけどさ

 

 

「「「「そびえ立ってんじゃねぇか!」」」」

 

 

そびえ立ってるね、手が

 

 

「なぜ提案した?!」

 

 

「日も浅いのに信頼もクソも無いわ飯田ちゃん。」

 

 

蛙吹さんそんなバッサリと言わなくても

 

 

「みんな自分に入れらァ。」

 

 

普通はそうだよね

 

 

「だからこそ!そこで票を得た者こそが相応しいものなのではないだろうか!先生!よろしいですか!」

 

 

「なんでもいいけど早くしろよ…」

 

 

投票形式になったね原作どおり

俺は飯田くんに入れようかなぁ

 

 

投票結果

 

緑谷3票

八百万2票

大蜘蛛2票

飯田1票

 

アイェェェナンデ!?ナンデオレ!?

 

 

「1番票が多いのは緑谷だな、委員長は緑谷でいいとして、副委員長はどっちだ?」

 

 

「俺辞退します!!!」

 

 

「あ、あぁ、なら副委員長は八百万でいいな」

 

 

ふぅ危なかったぜ

てかホントになんで俺2票?

あと飯田くんが不思議そうな顔してるな、まぁ自分は緑谷くんに入れたはずなのに1票入ってるからそら戸惑うよな

 

 

 

 

 

 

私アラタサン今教室にいるの

 

何がしたかったんだ俺

いや教室にはいるんだけどね

あ、菓子パンうまい、まぁほとんど食堂に行ってるから俺1人だがな!俺もランチラッシュの飯食いたかった

明日からは食堂で食うけどな、今日はマスゴミの人達の侵入のせいで食堂大変なことになるからこっちにいるだけ

お、アラーム鳴ってんな今頃飯田くんがピクトさんになっているだろう

 

 

 

 

 

「委員長はやっぱり飯田くんが良いと思います!あんな風にカッコよく人をまとめられるんだ、僕は飯田くんがやるのが正しいと思うよ」

 

 

「何でも良いから早く進めろ時間がもったいない」

 

 

「委員長の指名ならば仕方あるまい!!」

 

 

良かったな飯田くん

 

 

「任せたぜ非常口!」

 

 

やっぱりピクトさんになってたんだな

まぁなにはともあれ

 

 

「良かったな、飯田くん」

 

 

「大蜘蛛君か、ありがとう!」

 

 

「せっかく君に投票したんだから頑張ってくれよ」

 

 

「僕に入っていた1票は君だったのか!重ねて礼を言うよ」

 

 

「いいって、これから頑張れよ」

 

 

「ああ、クラスの代表として相応しい行動を心掛けよう」

 

 

うんうん頑張ってくれ、あと

 

 

「飯田くん非常口て呼ばれてるけど大丈夫?」

 

 

「だ、大丈夫だ!」

 




11時にもう1話投稿します


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8

8話です!どうぞ!


「今日のヒーロー基礎学だが、俺とオールマイトそしてもう1人の3人体制で見ることになった」

 

 

(なった?特例なのかな)

 

 

「ハーイ!なにするんですか?」

 

 

遂にこの日が来た!

 

相澤先生がRESCUEのプレートを取り出し

 

 

「災害水難何でもござれ、人命救助訓練だ」

 

 

そう今日は人命救助訓練だ

そして敵連合襲撃の日だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回敵連合が襲撃することは誰にも報告しない、というより今後もこういったことについては基本報告はしない

理由は2つ、

1つは、多分だが信じてもらえないため

もう1つは、何が変わってしまうか分からないためだ、

 

 

原作では敵連合から数々の襲撃をうけ、怪我人は出るが、A組は誰一人として死んでいない、だがもし変えてしまった場合、どうなるか分からない、最悪の場合誰か死んでしまうかもしれない

だから今回の敵連合襲撃に関しても何もしない

 

だが、それでも・・・・・・

 

 

「・・お・・ぐ・・・ん、大蜘蛛くん!」

 

 

「んおっ!なんだい!緑谷君」

 

 

「なんか考えごとしてたみたいだったから、なんかあったの?」

 

 

「いや、このあとの人命救助訓練について考えてたんだよ、俺の個性で何ができるかなって」

 

 

「気になったんだけど、少しいいかしら?」

 

 

「ん?蛙吹さん?」

 

 

「梅雨ちゃんと呼んで、大蜘蛛ちゃんの個性は何?糸をだせるの?」

 

 

「いや、俺の個性は『蜘蛛』蜘蛛っぽいことなら大抵できる、あと俺もアラタでいいよ」

 

 

「そう、私と似てるのね」

 

 

「梅雨ちゃんの個性は?」

 

 

「『蛙』よ、蛙っぽいことならできるわ」

 

 

「確かに似てるな」

 

 

「緑谷ちゃんの個性はオールマイトに似てるのよね」

 

 

「へあっ!?そそそそそうかな!?いや僕はそのえー」

 

 

「まてよ梅雨ちゃん、オールマイトは怪我しねぇぞ、似て非なるアレだぜ、あと俺は切島鋭児郎個性は『硬化』だ、対人じゃ強いんだかいかんせん地味なんだよなー」

 

 

「僕はすごくかっこいいと思うよ、プロにも十分通用する個性だよ」

 

 

「プロなー!しかしやっぱヒーローも人気商売なとこあるぜ!?」

 

 

「派手で強えっつったらやっぱ轟と爆豪だな」

 

 

「爆豪ちゃんはキレてばっかだから人気でなさそ」

 

 

「ブッ!」

 

 

「んだとコラ!だすわ!」

 

 

「この付き合いの浅さで既にクソを下水で煮込んだような性格と認識されるってすげぇよ」

 

 

「ブハッ!アッハッハッハッハッ!!!」

 

 

「てめぇのボキャブラリーはなんだコラ!殺すぞ!あとクソ蜘蛛野郎!てめぇも笑ってんじゃねぇ!!」

 

 

「アッハッハッハッハッハッハッハ!!」

 

 

やべぇツボった!

 

 

「このクソが!!!」

 

 

「もう着くぞいい加減にしとけ」

 

 

「「「「「ハイ!!」」」」」

 

 

 

 

 

「すっげーーーーー!」

 

 

「USJかよ!!?」

 

 

「水難事故、土砂災害、火事・・・etc、あらゆる事故や災害を想定し、僕が作った演習場です!その名もウソ(U)災害(S)事故(J)ルーム!!」

 

 

((((USJだった!!))))

 

 

USJにいた!!ってか名前いいのかよ!なんか内装もUSJっぽいし!

 

 

「スペースヒーロー『13号』だ!災害救助でめざましい活躍している紳士的なヒーローだ!」

 

 

なんで11号じゃないんだろう

 

 

「えー始める前にお小言を1つ2つ・・3つ・・・4つ・・・・・・」

 

 

((((増える))))

 

 

「超人社会は、個性の使用を資格制にし厳しく規制する事で、一見成り立っているようには見えます。しかし一歩間違えば容易に人を殺せてしまう、行きすぎた個性を、個々が持っている事を忘れないでください」

 

 

「相澤さんの体力テストで、皆が秘めている可能性を知り。オールマイトの対人戦闘訓練で、それを人に向ける危うさを体験したと思います。」

 

 

「この授業では、心機一転! 人命の為に、個性をどう活用するかを学んでいきましょう! 君達の力は、人を傷つける為にあるのではない。救ける為にあるのだと、心得て帰ってくださいな」

 

 

かっこいいよな・・・・

 

 

個性『ブラックホール』、どんなものでも吸い込みチリにしてしまう個性持ちながらその力で災害救助を行うヒーローのその言葉にはそう思える何かがあった

 

 

「以上ご清聴ありがとうございました」

 

 

「そんじゃあまずは・・・」

 

 

 

ズッ・・・

 

 

「・・・・?」

 

 

ズズズズズズ!!

 

 

「ひとかたまりになって動くな!!」

 

 

人命救助訓練という人の命を救うための授業で

 

 

 

「13号!生徒を守れ!!」

 

 

「なんだ、ありゃ?また入試ん時みたいなパターン?」

 

 

「動くな!あれは・・・・・・

 

 

敵だ!」

 

 

とてつもない悪が襲いかかる!

 




前に書いてたヒロインについてですが林間学校の前まで募集するので活動報告でのご意見よろしくお願いします


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9

感想に転生の際の前世の記憶についての指摘がありました、なので設定は一応記憶はあるが15年経ってしまい覚えているのは大まかな出来事しか
(例えば敵が来るのは知っているが、何時来るのかや何の敵が来るのかは知らない)
ということにしました、ご都合展開になってしまい申し訳ありません




「敵ン!?馬鹿だろ!ヒーローの学校に入り込んでくるなんてアホすぎる!」

 

 

普通に考えたらそうだろう、だが

 

 

「13号先生!USJには侵入者用センサーは!?」

 

 

「もちろんありますが」

 

 

「現れたのはここだけか、学校全体か。何にせよセンサーが反応してねぇって事は、向こうにそういう事が出来る奴がいるって事だ」

 

 

それに

 

 

「先生、USJって毎時間使ってたりしますか?」

 

 

「いえ、そんなことはありませんが・・・・・・」

 

 

「おい、どういうことだ?」

 

 

切島が困惑したような声を上げ

 

 

「学校の授業がある時に偶然にも敵が侵入してきましたってことがあると思うか?じゃねぇか?」

 

 

「馬鹿だがアホじゃねぇこれは、何らかの目的があって用意周到に画策された奇襲だ」

 

 

普通だったら避難、だが校内に敵が出現したため、放置して全員で避難することも出来ない、放置してしまうと敵が学校内に潜伏してしまうかもしれないからだ

 

 

「13号、避難開始! 学校に連絡試せ!センサーの対策も頭にある敵だ、電波系の奴が妨害している可能性がある、上鳴! お前も個性で連絡試せ!!」

 

 

「っス!」

 

 

「先生は1人で戦うんですか!?いくら個性を消すといってもこの数が相手では!」

 

 

「イレイザーヘッドの戦闘スタイルは、個性を消してからの捕縛だ。正面戦闘は」

 

 

「一芸だけじゃヒーローは務まらん、13号!生徒を任せたぞ」

 

 

俺と緑谷君の説得にも冷静に言葉を返し、そのまま広間にいるかなりの数の敵の元に行ってしまった、

だが

 

 

「凄い!多対一こそ、先生の得意分野だったんだ」

 

 

予想に反し、多勢に無勢な状況にも関わらず敵達を倒していた、発動型や変形型の個性の敵だけでなく個性を消せない異形型の敵にも当身による牽制から他の異形型にぶつけるなどして撃破していた

 

だが

 

 

「緑谷君、相澤先生ってドライアイだったよね」

 

 

「うん、もしかしたら長期戦になるとまずいかもしれない、早く他の先生の応援を呼ばないと」

 

 

「分析している場合じゃない!! 早く避難を!!」

 

 

 

「させませんよ」

 

 

先頭の13号先生の前で黒いモヤが広がった

 

 

「初めまして、我々は敵ヴィラン連合、僭越ながらこの度はヒーローの巣窟、雄英高校に入らせていただいたのは」

 

 

「平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思っての事でして」

 

 

「本来ならば、ここにオールマイトがいらっしゃるはず、ですが、何か変更があったのでしょうか?まぁそれとは関係なく、私の役目はこれ・・・・・・」

 

 

13号先生の指先が開き、戦闘体制に入るが

 

 

BOOOOOM!!!

 

 

「その前に俺たちにやられることは考えてなかったのか!!」

 

 

切島と爆豪が黒いモヤの敵に対して不意打ち気味に攻撃し、どこか得意気な言葉を発していたが

 

 

馬鹿だろ!!

 

 

相手は突然現れたことから転移系の個性、物理攻撃ならその攻撃を転移させてしまい無効化してしまうだろう

その証拠に

 

 

「危ない危ない・・・・」

 

 

爆煙が晴れるとそこから無傷の敵が現れ

 

 

「ダメだ!退きなさい2人とも!!」

「切島!爆豪!逃げろ!」

 

 

俺と13号先生が咄嗟に叫ぶが

 

 

「そう、生徒とはいえ優秀な金の卵、散らして嬲り殺す!!」

 

 

目の前の数人に糸を放って引っ張るが、モヤの範囲が広く結局包まれてしまった

 

「皆!!」

 

 

緑谷君の悲鳴が聞こえるが、視界がモヤに覆われ真っ暗になる

 

 

「クソが!」

 

 

思わず爆豪のような悪態をついて、視界が開けると

 

 

「へ?」

 

 

目の前には地面が迫っていた

 

 

「危なっ!」

 

 

何とか受け身をとり地面に転がり周りを見渡すとそこは森の中だった

 

 

「っ!他のやつは!?」

 

 

どうやらここに飛ばされたのは俺一人だったらしい

 

 

「てかここ何処だよ!」

 

 

とりあえず気を登って自分の場所を確認しようとするが

 

 

「おっ、来たぞ」「1人か?」「てかコイツの格好はなんだ?全身タイツ?」

 

 

森の中から色んな姿の人達が現れた

 

そういやあの黒いモヤの敵『散らして嬲り殺す』と言っていた、ならコイツらは

 

 

「よう!ヒーローの卵、てめぇに怨みはねぇがここで死んでもらうぞ」

 

 

敵!

 

目の前の5人の敵を確認し咄嗟に戦闘体制をとるが

 

 

「オイオイヒーロー君、後ろを見てみな」

 

 

敵の1人がそう告げてくる、警戒しながら後ろを向くと

 

 

「お、いるじゃん雄英生」「1人だけかぁ」

 

 

さらに後ろから5人程現れた

 

 

「アハッいたいた」「キャハハハ!」

 

 

さらに右側からも敵が現れ

 

 

「マジかよ」

 

俺は1人で10人以上の敵に囲まれていた

 




お気に入りがいつの間にか100を超えていて嬉しくて少し泣きそうになりました


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10

すいません、少し遅れました
10話です!どうぞ!


前回までのあらすじ

 

黒いモヤの敵の転移系個性で飛ばされ、森のような場所で10人以上の敵に囲まれています、控えめに言ってヤバイ

 

 

どうしよう!本当にヤバいよ!

 

 

頭の中で、ヤバいよヤバいよ、と某リアクション芸人のような反応をしつつ、敵の観察をする

 

 

敵は異形型が多数、顔がまんま蛇のやつや、腕が毛むくじゃらの敵もいる猿かゴリラだろう、動物のような個性が多い

他には黒く表面がテカテカしているって、ちょっとまて!あれまさか!キッチンによく現れる日本中の主婦の敵!Gじゃねえか!くそう!ただでさえヤバいのに精神攻撃とかふざけんなよ!

クソどうす・・・

 

 

「てかコイツの格好なんなんだよ、全身タイツなうえに色が赤と青って」

 

 

・・・・・・ん?

 

 

「ヒーローだったらもっとかっこいいコスチューム来たらどうだ」

 

 

・・・・・・

 

 

「ギャハハハ!コイツプルプル震えてるぜ!」

「どうしたヒーローの卵、怖くなったのか?」

 

 

うん、もういいよね

 

 

「おうちに帰りたくなったんでちゅかぁ!」

 

 

とりあえず

 

 

「ん?なんだ?鳥肌が・・・・・・」

 

 

許さん!!

 

 

「ぶっ飛ばしたらァァ!」

 

 

 

 

 

 

 

セントラル広場

 

 

『ギャァァァァァァァァァァァァァァァァ』

 

 

「ん?なんだ、悲鳴か?それにしても」

 

 

セントラル広場ではまだ相澤先生は戦っていた

 

 

「さすがプロヒーロー、有象無象とはいえこの数の敵相手に善戦してる、だが」

 

 

無数の手を体に貼り付けた敵が走り出す

 

 

「23秒」

 

 

「本命か!」

 

 

炭素繊維の包帯を放つがいとも簡単に掴まれる

 

 

「24秒・・・20秒」

 

 

「チッ!」

 

 

「17秒」

 

 

包帯を引き肘打ちを繰り出すが

 

 

「動き回るのでわかりづらいけど、髪が下がる瞬間がある」

 

 

「!?」

 

 

肘打ちが手のひらで防がれ

 

 

「アクション終えるごとだ、そしてその間隔は段々短くなってる」

 

 

防がれた肘がボロボロと崩れはじめる

 

 

「無理をするのなよ、イレイザーヘッド」

 

 

「・・っ!!」

 

 

咄嗟に顔を殴り距離をとるが近くにいる敵の攻撃がくる

 

 

(肘が崩れた!)

 

 

「その個性じゃ集団との()()決戦は向いてなくないか?君が得意なのはあくまで『奇襲からの()()決戦』じゃないか?それでも真正面から飛び込んできたは生徒に安心を与えるためか?かっこいいなぁ」

 

 

その時イレイザーヘッドの背後に黒い影が迫り

 

 

()()()()()()()()

 

 

 

 

 

緑谷side

 

 

緑谷達3人は水難エリアで敵を撃破し、セントラル広場に来ていた

 

 

「今朝快便だったし奴ら1日はくっついたままだぜ」

 

 

「あれで全員だったのは運が良かった、すごいバクチをしてしまった、普通なら念の為何人か水中に待機させとくべきだもの、冷静に努めようとしていたけど冷静じゃなかった、危ないぞ慎重に・・・・・」

 

 

「緑谷ちゃんやめて怖い、それと次はどうするの?」

 

 

「そうだね、とりあえず救助を呼ぶのが最優先、このまま広場を避けて出口に向かうのが最善」

 

 

「そうね、広場は先生が敵をひきつけてくれてる」

 

 

「うん、でも敵が多すぎる、先生はもちろん制圧するつもりだろうけど、やっぱり僕らを守る為無理をしたんだ」

 

 

「まさか緑谷」

 

 

「邪魔になるようなことは考えてないよ、ただ少し隙を見て少しでも負担を減らせればって・・・・」

 

 

緑谷達は相澤先生をサポートしつつ入口に向かおうとしてが

 

 

「本命は俺じゃない」

 

 

その瞬間相澤先生が謎の黒い脳が露出した敵に抑えられていた

 

 

「!!?」

 

 

「対平和の象徴改人、『脳無』」

 

 

その改人は相澤先生の右手を握り潰していた

 

 

「個性を消せる、素敵だけどなんてことは無い、圧倒的な力の前にはただの無個性」

 

 

さらに改人は左手をも押し潰す

 

 

「ぐあっ!!」

 

 

最後に頭を掴み地面に叩きつける

 

 

「緑谷ダメだ、流石に考え改めただろ!?」

 

 

(どうする!?個性を消せる筈の相澤先生がなす術なくやられてるってことはあの敵は素であの力ってことだ・・・)

 

 

ズズズズ!

 

 

無数の手をつけた敵の背後で黒いモヤが広がり

 

 

「死柄木 弔」

 

 

「黒霧、13号はやったのか?」

 

 

「行動不能にはしましたが、散らし損ねた生徒に1名逃げられました」

 

 

「は?・・・・・・はー・・・・・はぁー・・・・・・」

 

 

死柄木と呼ばれる敵は首元を苛立たしげに掻きむしり

 

 

「黒霧お前、お前がワープゲートじゃなきゃ粉々にしてたよ・・・・・・はぁー、流石に何十人もの、プロ相手じゃ適わない、ゲームオーバーだ・・・・・・あーあ、今回はゲームオーバーだ、帰ろっか」

 

 

「?帰る?あいつら帰るっつったのかいま?やっ、やった!俺たち助かるんだ!」

 

 

「ええ、でも気味が悪いわ緑谷ちゃん」

 

 

「うん、これだけのことをしといてあっさり引き下がるなんて」

 

 

(何をかんがえているだ!?オールマイトを殺すんじゃなかったのか?これで帰ったら雄英の危機意識が上がるだけだぞ!?)

 

 

「けれどその前に平和の象徴としての矜恃を少しでも」

 

 

死柄木が突然緑谷達3人に迫り

 

 

「へし折って帰ろう」

 

 

その手を蛙吹に向け

 

 

「させるかよ!」

 

 

直前で全身タイツのヒーローの卵に蹴り飛ばされた

 




次話では一応大蜘蛛君活躍する予定です


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11

戦闘描写って難しい
11話です!どうぞ!


「梅雨ちゃん、緑谷、えっと変態!無事か!?」

 

 

「おい!」

 

 

「大蜘蛛君!こっちは一応大丈夫!けど先生がやられた!」

 

 

「嘘だろ!?」

 

 

広場を見ると脳むき出しの敵の下に相澤先生がいた

 

 

相澤先生がやられてんのか!?てかなんだあの敵!顔と色以外ハルクじゃねぇか!?

 

 

 

「痛っつ!なんだよ、お前変な見た目してるが雄英生か?」

 

 

「見た目に関しちゃテメェに言われたくねぇよ!」

 

 

「はぁ・・・まぁいい、お前から殺そう」

 

 

「やってみろや!」

 

 

手だらけ敵が思いのほか速く距離を詰めてくる

 

 

 

見た感じ異形型じゃない、ならパワーは多分俺が上か?

増強系の可能性もあるが増強系の個性のやつは基本鍛えてるやつが多いからそれもない、だったら直接倒して拘束したほうがいいか?

 

 

そう結論づけ、構えるが

 

 

「大蜘蛛君!触れられたらダメだ!」

 

 

「は!?どういう意味だ!」

 

 

緑谷からの警告に一瞬意識が逸れ、気づいた時には目前に敵が居り

 

 

「ゲームオーバーだ」

 

 

「ヤバっ!」

 

 

咄嗟にてを払おうとするが片方の手しか間に合わず右手が首に触れ

 

 

()()()()()()()()

 

 

「・・・・本っ当かっこいいぜ、イレイザーヘッド」

 

 

相澤先生がこちらを睨みつけていた、そして黒い敵に再度頭を叩きつけられ気を失った

 

 

「大蜘蛛君!逃げて!」

 

 

「うおぉぉぉらぁぁぁ!」

 

 

首を掴まれた手を取り思いっきり投げる、死柄木は受け身をとれず少し離れた所に落ちた

 

 

「ガハッ!」

 

 

「死柄木!!」

 

 

「あークソっ!んだよイライラするな、はぁ・・・もういいや、脳無」

 

 

その時なにか頭の中で警鐘が鳴り響いた

 

 

「やれ」

 

 

咄嗟に右に避け、さっきいた場所には相澤先生を抑えていたはずの敵がいた

 

 

「緑谷!梅雨ちゃん!変態!こっから逃げろ!」

 

 

俺は脳無という敵の体に貼り付いた

 

 

ヤバい!コイツ速すぎる!攻撃はギリ見えるが体が回避に追いつかねぇ!離れたら速攻で終わる!だが逆に張り付き背中に回ればコイツの巨体のおかげで俺には手が届かない!それにコイツ速い割には反応が鈍い、だったら

 

 

 

「このまま拘束する!」

 

 

脳無に放射状に広げた糸を貼り付けそのまま包みこんでいく、

 

 

「凄い・・・・」

 

 

20秒もする頃には脳無は白い繭のようになっていた

 

 

「ふぅ、何とかなったな、これだけやったらもう大丈夫だろ、で?どうすんのアンタら?」

 

 

 

「はぁ・・・・脳無」

 

 

後ろをでブチブチとなにかを引きちぎるような音が鳴った

 

 

「マジ・・・・かよ」

 

 

後ろには何事も無かったように脳無が立っていた、そして先程のように頭の中で警鐘が鳴り、その場から飛び跳ねて避ける・・・・・が

 

 

(ヤバい、今の動き全く見えなかった!クソどうす・・・・)

 

 

ドオォォォォン!

 

 

気づいたら地面に叩きつけられていた

 

 

「グフッ!」

 

 

いつの間にか左足を掴まれ持ち上げられ左足を握力だけで折られる

 

 

「グガァァ!」

 

 

「オイオイ大丈夫かよヒーロー、随分痛そうじゃないか」

 

 

「テメェの見た目・・・よりは痛く・・・・ねぇよ」

 

 

息も絶え絶えに言い返すが

 

 

「へぇ、だったらまだいけるよな」

 

 

脳無が右手を握り

 

 

(ヤバい死ぬかも)

 

 

「その手っ・・・離せぇ!!」

 

 

SMASSH!!!

 

 

(緑谷!!)

 

 

(やった!手折れてない!?出来た!?うまくスマッシュ決まっ・・・・)

 

 

その手を脳無が握っていた

 

 

(嘘っ、効いてない!?)

 

 

「緑谷!逃げろ!」

 

 

「うわぁぁぁ!」

 

 

「いい動きするなぁ、スマッシュってオールマイトのフォロー?まぁいいや君も・・・・」

 

 

「緑谷ちゃん!」

 

 

蛙吹が咄嗟に緑谷を助けようと舌をのばし

 

 

(梅雨ちゃん!?クソ!)

 

 

緑谷を助けようとするが足を掴まれ、どうにも出来ない

 

 

「死ね」

 

 

その時

 

 

バァァァァン!!!

 

 

「もう大丈夫・・・・」

 

 

平和の象徴が今

 

 

「私が来た!!」

 

 

現れた

 

 

 

「「「オールマイト!!」」」

 

 

「あー・・・・コンテニューだ」

 




あんまり大蜘蛛君活躍しなかったな


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12

今までで投稿してなくてすいませんでしたァァァ!


平和の象徴オールマイトが到着したことで1年A組の面々は皆安堵していたが

 

(オールマイト!でも俺らは人質に取られてる状態だ!いくらオールマイトでも人質を取られた場合、圧倒的に不利だ!抜け出そうにも簡単に振り払えるとも思えない!どうすr・・・)

 

が、予想に反して人質にはせず、それどころか逆に足を掴んでいた手を離し臨戦態勢を取った。そして掴まえられていた当の本人はというと

 

「へっ?・・・へぶっ!!」

 

予想外の行動と逆さ吊りの状態で足を離されたために、受身を取れず顔から地面に落ちていた。

 

(離して欲しいとは思ったが急に離すとは思わんかった、だがチャンスだ!今のうちに避難しないと、オールマイトの足でまといになr・・・)

 

と立ち上がろうとした時、何かに思い切り引っ張られるような感覚があり、気がつくと近くに相澤先生や緑谷たちがいた。そして目の前にはオールマイト、その遠くに先程すぐ近くにいたはずの敵達が見えた。

 

「え?・・・え??」

 

「みんな早く入口へ、相澤君を頼んだ、意識がない!」

 

一瞬の出来事にフリーズしかけたがオールマイトの指示によって起きたことを理解することが出来た

 

(あの一瞬で4人を助けた!?早すぎだろ!だけどこれで邪魔にはならない、だから)

 

「梅雨ちゃん、緑谷、変態、早く行くぞ!モヤモヤと手だらけだけならともかく、あの脳丸出しがいるんなら俺らただのお荷物だ!緑谷と変態は相澤先生運んで!あとまだ何処かに敵いるかもしれないから気をつけて、俺先に入口行って何人か応援呼んでくるから!」

 

敵はオールマイトが抑えてくれる、俺たちは負傷した俺と緑谷(指がボロボロになってるのを見た)と戦闘能力がなさそうな変態と梅雨ちゃん。さっきも言ったとおり人質に取られるのが最悪のパターン、

 

「でも大蜘蛛ちゃん、足が」

 

「大丈夫、片足でも何とかなるし、走るわけじゃないし、それに下手すると今の俺が1番この中でお荷物かもしれない、だから先に行って呼んでくる、少し待ってて!」

 

幸いにも木や建物は周りにあるので足を使わなくて行けたし、距離もそう遠くなく。そこには数名の生徒と背中側のコスチュームが破壊された13号先生がいた。

 

「「大蜘蛛君!」」

 

「芦戸、麗日、無事だったか!」

 

芦戸と麗日は13号先生を介抱しており、他には瀬呂君と障子君、あとえーっと・・・筋肉マンがいた。

 

「大蜘蛛君も無事・・・じゃない!どうしたのその足!」

 

「今は無視して、それよりそこの筋肉マンと障子君、下にいる梅雨ちゃんと緑谷と変態と相澤先生がいるから今すぐ助けに言ってくれ」

 

「了解した」「筋肉マンて俺か!?まぁ行くけどよ!」

 

パッと見明らかにガタイが良い筋肉マンと個性把握テストで物凄い握力を出してた障子君にお願いした

 

「待って、本当に大蜘蛛君大丈夫なの!?」

 

と芦戸さんが心配そうに言った、目の前で先生が倒れたためか若干涙目で聞いてくる

 

「大丈夫だと思うよ片足だけだし、他には何もな・・・ゴホッ」

 

話す途中で何か吐き気に似た感覚に襲われ、咄嗟に口を抑えると、手の隙間からそこそこの量の血が零れ落ちた

 

(あれ・・・なんで?あぁそう言えばあの時1度地面に叩きつけられたっけ)

 

頭の中が嫌に冷静で原因をすぐ思いつくと同時に、自覚したら意識が薄らとしてきて瀬呂の焦る声や女子2人の泣きそうな声を聴きながら視界が真っ暗になった

 

 

 

─────────────────────

 

「・・・16・・・17・・・18・・・両足重症の彼と倒れたもう1人の子の2人以外は全員無事か、とりあえず生徒の皆さんは教室に戻ってくれ」

 

今回の敵襲撃事件では誰一人として死者はいなかった、だが全員が無事だった訳ではなく

 

「ケロ、刑事さん相澤先生は大丈夫なの?」

 

「それにデク君と大蜘蛛君は!?」

 

「全員命に別状は無いようだ、相澤さんは目に障害が残るかもしれない、生徒の2人に関しては緑谷君は保健室で大丈夫と判断された、大蜘蛛君の場合は1度リカバリーガールに治癒して貰って病院に運ばれたよ」

 

「そう・・・ですか」

 

さらに目の前でクラスメイトが血を吐いて倒れたり、担任の先生が殺され掛けたのを実際に見た何名かの生徒は幾分か暗い雰囲気になっていた。

 

こうして敵襲撃事件は負傷者5名で幕を閉じた。

 

 

そして2日後、事件翌日が臨時休業になったため1日空いたあとのホームルームでは

 

「雄英体育祭が迫っている」

 

「「「「クソ学校っぽいの来たァァァ!」」」」

 

新たな戦いが始まろうとしていた



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13

敵襲撃事件の翌日、俺は病院で目が覚めた。起きた時少し体が怠い気がしたがそれ以外は無事だった。へし折られた左足も支障はなく普通に歩くことが出来た。

 

そして医者にも許可を得て思っていたより早く学校に復帰することが出来たのだが、皆の反応が凄い。なんか幽霊に出会った人みたいな反応をされるのだ。

 

まぁ実際血を吐いて倒れたわけだから2日後に復帰した事を驚くことは分かるのだが、それにしても驚き方が過剰すぎじゃないか!?と思う者が何人かいて、麗日なんか

 

「おっすおはよう麗日」

 

「あ、おはよー・・・・・・大蜘蛛君!?生きてたんか!?」

 

「いや勝手に殺さないでね!」

 

なんて言われた。目の前で血を吐いて倒れたとはいえ、このは反応は少し傷ついた。

 

意外だったのが両足が重症と聞いていた緑谷君も学校に来ていたことだ。

病院で目が覚めたあと警察の人に俺が倒れたあとどうなったかを聞き、緑谷君の怪我以外は皆無事だったと知った時は本当に安堵した。まだ少しの間とはいえクラスメイトが死ぬのはツラい。

何はともあれ全員登校することが出来て良かったと思う。

 

そしてホームルームが始まり肌が見えない程包帯を巻いた相澤先生が入り、皆の驚きや心配をよそに「まだ戦いは終わらねぇ」と言い

 

「雄英体育祭が迫っている」

 

と普通に学校行事の発表を行った。2日前に襲撃事件があったとは思えない程学校っぽい連絡に全員が驚いていたが、敵襲撃ごときで中止できない程とても重要な催しであることと警備を強化するという2つの理由から開催するらしい。

 

実際テレビで放送される程に人気で、クラス全体が張り切っていた、その中でも特に張り切っていたのが

 

「頑張ろうね体育祭」

 

麗日である

 

「顔がアレだよ麗日さん!?」

 

「いや待てちょっと待て、ホントにどうした麗日!?」

 

「?、私がどうかした?」

 

「ちょっと鏡見てこい、いつものホワホワした感じが消えてただただ怖くなってんぞ」

 

「生「スパァン」」

 

なんてことがあった。約1名アホがいたが。しかしその日は普通に平和に授業が終わり放課後がおとずれたのだが

 

「な、なにごとだぁぁ!?」

 

なんと、他のクラスの生徒達がA組に集まっていた。

 

「出れねーじゃん、何しに来たんだよ」

 

「敵情視察じゃないかな、僕達ついこの間襲撃事件

あったからね」

 

「けどさ緑谷、体育祭の発表あった当日にこんなにくるか?」

 

「あ、大蜘蛛君、それだけ注目されてるんじゃないかな」

 

まぁ注目されているだけなので大丈夫と思った時

 

「意味ねぇからどけモブ共」

 

問題児が爆弾発言をしてしまった、そして思わずその問題児(爆豪)の頭をはたいてしまった。

 

「何すんだゴラァ!」

 

「そりゃこっちのセリフだわこのバカ豪!」

 

「誰がバカ豪だぁ!」

 

「お前だよ!何いきなり煽りはじめてんの!?」

 

などがあり、他クラスからガッツリヘイトを集め無駄に敵を作り、その日は終わった。

 

雄英体育祭まであと2週間。そしてその2週間はあっという間に過ぎていった。

 

そして雄英体育祭当日、国立競技場ですか!ってぐらい大きな場所で俺たちは入場していたんだが、やはり敵襲撃にあったA組は注目を浴びていた。

 

そして入場が終わり選手宣誓が始まった。実は最初は俺がするはずだったんだが、辞退した。

 

だって無理!こんなに人から注目されてる中でできない!ということで他の人に譲ったのだが

 

「せんせー、俺が1位になる」

 

また爆豪(問題児)がやらかしやがった。

 

「ぜってーやると思った!」

 

「調子乗んなよA組!」

 

「せめて跳ねのいい踏み台になってくれ」

 

とこんな感じで爆豪がA組を巻き込みつつ雄英体育祭がスタートした。

 

─────────────────────

 

閑話

病院で

 

敵襲撃事件翌日、目が覚めた俺は今、いろいろあって正座させられている。しかも床に。そして目の前では何やら怖い顔した母と妹が

 

「いやなんで!?なんで俺正座させられてるの!?」

 

「わかんないの?」「わからないのか?」

 

うん2人とも無表情だ、結構怒ってらっしゃる

いや待って本当にわかんない。目が覚めて、警察の人に話聞いて、再検査して完治したことが分かって、腹減ったのであまり美味しくなかったが看護師の人にお願いして病院食を多めに持ってきてもらい、バクバク食ってた所になんか慌てた感じの家族が病室に入ってきて、2人が俺を見た時に無表情になって、今に至る。ちなみに父は後ろで苦笑いしている。

 

あれ?てことは俺合って1分もせずに正座させられてる!?

「あの、ホントに分からないんで教えて貰えますか?」

 

「「アンタ(貴様)が呑気に飯くってたからだ」」

 

「え!?そんな理由!?」

 

妹に足を踏まれ母に拳骨を貰った、そして2人はそのまま帰ってしまった。

まって!理不尽!俺が何したってのよ!

と打ちひしがれていると父が苦笑いしながら教えてくれた

 

「2人共心配してたんだよ」

 

「じゃあ尚更おかしくないこの状況?」

 

「心配してたのに病室に入ったら何事も無かったように食べてたのが癪に障ったんじゃないかな?」

 

「えぇぇ・・・」

 

「とりあえず家に帰ったら謝るといいんじゃないかい」

 

「りょーかいです」

 

その後家に帰ってから謝ったのだが2人共そっぽ向いて「フン」て言ってた。

 

 

 

 

 

 

 



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14

遅れました、申し訳ございませんm(_ _)m


「さーて、それじゃあ早速第一種目行きましょう!いわゆる予選よ、毎年ここで多くのものが涙を飲むわ(ティアドリンク)!!」

 

18禁ヒーローミッドナイトの合図により、モニターとドラムロールが出る。

 

当然だがこの予選を通り抜けないと上には行けない。後ろで「雄英ってなんでも早速だよね」とか「早速ではないよね」等の緊張感のない会話で気が抜けそうになるが、頑張って気を引き締める。そして

 

「運命の第一種目!今年はコレ!」

 

ミッドナイト先生の決めポーズと共にモニターのルーレットが止まりそこには『障害物競走』の文字があった。

 

思っていたより体育祭っぽくてなんというか少し変な感じがした。障害物競走自体は体育祭でメジャーな競技であるが競走って程競い合うことは無く、むしろ体育祭を楽しむための競技のイメージが強い、だが

 

「我が校は自由さが売り文句!コースさえ守れば()()()()()()構わないわ!」

 

ここは雄英高校、そんな簡単なはずが無い、現に今ミッドナイト先生が言った何をしても構わないと言ったがその()()()()()ってところがこの競技が競い合わせる気満々である。

 

そして生徒達がスタート地点に移動し始め、俺もスタート地点に向かっているのだが

 

「なんかスタート地点狭くないか?」

 

そうスタート地点が狭い、教室のドアと同じで高さはあるのだが横幅が明らかに狭い、このままだとスタートと同時に詰まることは確実だ

だがさっき言った通り高さはある、そして先生の何をしてもいいという発言から、1ついい考えを思いついた。

 

というわけでスタート地点にスタンバイしている人達よりも少し後ろでスタートを待ってる訳だが観客の人達や後ろの生徒達の「何やってんだアイツ?」という視線がツラい、なんかアナウンスでもマイク先生が

 

『1年A組大蜘蛛アラタァ、最後尾よりさらに後ろでスタンバイしてるぜぇー、余裕の現われか!?』

 

とか言ってるので若干「アイツ舐めやがって」みたいな視線も増えてきた、別にそういう意味ではない、ただ今からやろうとしていることが周りに人がいると出来ないため下がっているのだ、のでその視線は辞めて欲しい、いやホントに、

 

とそんなことがあるうちにもそろそろ始まりそうだった

 

ところで、逆バンジーというものをご存知だろうか、上から下ではなく下から上に行くバンジージャンプ?だ、簡単に言えば人間パチンコだ

 

1つ目のランプが着くと同時にスタートの門の両サイドに付け、そのまま踏ん張りながら引っ張る。

そして3つ目のランプが着き先生『スタート!』という合図とともに糸を引っ張りながら離すと反動で吹っ飛び

 

「おっしゃぁぁぁぁぁぁ!」

 

下の集団を追い越し一気にトップへと躍り出た。下の方でいろんな人がおどいた顔していて面白い。若干着地が危なかったが問題ない、そのまま走り出した。

 

(よしよし!上手くいった!とはいえまだ序盤、気は抜けn・・・寒っ!)

 

と思った時、後ろから物凄い冷気が押し寄せた。恐る恐る後ろを見るとスタート地点を凍らせ、ついでに地面も凍らせながら無表情で追いかけてきていた。

 

ウソだろアイツ!?とも思ったが結果的には多くの人の足止めしてくれたんで良い、A組や1部の人達は回避していたが、あと無表情で追いかけてくるのは辞めて欲しいなぁ、なんか圧も感じるし

 

と何やかんやあってそのまま走り続けていると曲がり角まで来ていた。そして曲がるとプレゼントマイクと共に

 

『さぁ!第1関門だ!まず手始めに』

 

どこか見覚えのある

 

『ロボインフェルノォォォ!』

 

巨大なロボットが見えた。

 

「マジかよ」

 

それも一体ではなく複数いる、一体だけでも強力なのが何体もいる訳で普通だったらどうしようもないがこれは障害物競走、そうと分かれば躱して行くだけだ、だが足元は危険だし仮に行けたとしても大きな足が邪魔だ

 

「だったら頭の上行けばいいだけだけどな」

 

現に動きはノロいため攻撃されても簡単に避けれるので1番前のロボットの頭の上に登れた、そして次のロボットに移ろうとロボットから飛んだとき、またしても冷気に襲われ後ろを見ると

 

「はぁ!?」

 

ロボットが氷漬けになっていた、というか飛ぶのがもう少し遅かったら俺も氷漬けになっていた

 

(危っね!轟のヤツワザとか!?ワザとなのか!?)

 

といろんな意味でヒヤッとしたがその後は問題なく通過できた、まだ1位だったがスタート直前よりは差を詰められている、とはいえまだ第1関門、この後何が出てくるか分からない、それと

 

(俺この競技で轟に氷漬けされないよね!?)

 

別の心配ごとご出来た

 



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