大野くんと花海さんは付き合ってみた (萊轟@前サルン )
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ー始まりー

プリキュア小説2つ目です!


現在、連載中のDreamSeeker 夢追う者もよろしくお願いします!


今日はサッカーの試合、俺は勝ちに貢献することができた。2試合目の途中、観客席を見るとまたアイツ(はーちゃん)がいた。

 

 

「はー!壮太は今日も絶好調だね!」

 

「はーちゃん!いると思ったぜ。今日も見に来てくれてありがとうな!」

 

フィールドの壮太、観客席のことはは試合中にも関わらず話していた。

 

「壮太‼︎試合に集中しろ!」

 

チームメイトからの注意で壮太は試合に戻った。そして、2試合目も終わり、壮太はことはの元に行った。

 

「はーちゃん、なんでいつも見に来てくれるんだ?忙しくないのか?」

 

「壮太のカッコイイ所が見たいから毎回来てるんだよ!」

 

壮太はことはのその一言で顔を赤くしてしまった。

 

「壮太、顔赤いよ?熱でもあるの?」

 

「べっ、別に何もないけど!」

 

ことはにそう聞かれた壮太は赤くした顔を直し、元の顔に戻った。

 

「なら良かった!具合悪い時ははーちゃんに言ってねー!」

 

「わかったよ!」

 

ことははみらいの家に帰り今日の事をみらいとリコの2人に話していた。

 

「えぇー‼︎み、みらい..これって....」

 

「そんなわけ....あるのか⁉︎」

 

2人は驚いていた。だが、ことははどういう事か分かっていなかった。

 

「まぁ、いいや!私、お風呂に入ってくる!」

 

ことははそう言い、風呂場に向かっていった。ことはが部屋を去った後、みらいとリコは話していた。

 

「みらい!し、しばらくの間、はーちゃんと壮太を観察をしようを観察しようと思うんだけど、どうかしら?」

 

「えっ!えーと...いいんじゃないかなー?」

 

「じゃあそうするわ!」

 

「リ、リコ....」

 

そして翌日、リコの観察が始まった。リコは教室、廊下、移動教室の時など2人にバレないよう隠れながら2人の様子を見ていた。

 

「今のところ、変わった様子はなさそうね...」

 

隣にいたみらいがリコに小声でこう言った。

 

「リコ、やめようよ!2人にバレたらまずいって...」

 

「あら、みらい。私、いつでもあなたと別れてもいいのよ。別れたいのかしら?」

 

「リコさん、すいません...!観察を続けましょう...。」

 

リコはことはと壮太の観察を続けた。みらいはリコに脅され何も言えずにいた。

 

 

一方、2人は休み時間、教室で話をしていた。

 

「壮太、はいこれ!」

 

ことはは壮太にマフラーを渡した。

 

「はーちゃん、まさかお前が...?」

 

「うん!私、頑張ったよ!今は寒い時期だしマフラーがぴったりだと思ったの!そのかわり、指は傷だらけだけど....」

 

「ありがとな!はーちゃんは優しいんだな!」

 

「はー!優しいだなんて、嬉しいなぁ!」

 

その日の練習、壮太はことはの編んだマフラーを巻き、サッカーをした。

 

「今、気づいたけどサッカー中にマフラーって昔の吹雪○郎みたいだな...」

 

「壮太、頑張れ!」

 

今日も俺ははーちゃんに応援されながらサッカー頑張っています!

 

 

 

to be continued.....



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ーLINEー

どうやら、はーちゃんがカバー画像を変更したようです。


「最近、タイムラインとか見てないなぁ〜。よし!たまには見るか!」

 

みらいはそう言ってスマホを手に持ちタイムラインを確認する。すると、はーちゃんと壮太がカバー画を変更していた。それをよく見るとまるでリア充のように2つで1つのような画像に変えてあった。

 

「はーちゃん⁉︎まさか...‼︎」

 

みらいは部屋から飛び出しリコに報告しにいった。

 

 

「はーちゃん⁉︎これは確定だわ!はーちゃんはリア充よ!」

 

リコは興奮しながらそう言う。

 

「で、でもまだ決まったわけじゃないからね。」

 

「何言ってるのよ!みらいと私だってこんな感じのペア画なんだからリア充に決まってるわ!」

 

「リコ....」

 

2人が話しているとことはが2人の元へ来た。

 

「さっきからドタバタしてるみたいだけどどうしたの?」

 

「はーちゃん‼︎リア充なの⁉︎」

 

「リア充ってなに?」

 

ことははリア充という言葉を知らない。

 

「まぁいいや、とにかく!壮太とペア画って一体、何があったの⁉︎」

 

「あーあれはね...」

 

 

・ことはと壮太のラインのやり取り

 

 

「はーちゃんって手を繋いでる画像とか好きか?」

 

「急であんまり理解できてないけど仲良しな所が写ってる写真は全部好きだよ!」

 

「じゃあ、こういうのはどうだ?2つで1つの画像!男の人がもう片方の画像の女の人と手を繋いでる画像!」

 

「はー!いいね‼︎」

 

「だろ!これをカバー画像にしようぜ!俺とはーちゃんの仲良しの印って事で!」

 

「いいよ!」

 

 

 

 

「って会話してだだけだよ!」

 

それを聞いた2人はことはから少し離れた場所でコソコソ話した。

 

「壮太め...言葉巧みにはーちゃんを彼女みたいにしやがって...」

 

「大事な私達の娘を無断で取るなんて許せないわ!」

 

ことははコソコソしている2人の近くに行こうとするがモフルンが塞いでいた。

 

「聞いちゃダメモフ!2人は今、発言がとてもブラックモフ。」

 

「そっか。じゃあ、私は部屋に戻ってるね!」

 

ことはそう言い、部屋に戻っていった。

 

 

一方、壮太は自室のベッドに寝転びながら最近流行りの黒犬プロジェクトというアプリをやっていた。やりながらブツブツ独り言を言っていた。

 

 

「はーちゃんどうおもってるかな?まぁ、これでまた一歩前進だ!直接伝えるのはまだ難しいけど...」

 

どうやら、ペア画になったのは壮太の作戦だったようだ。それにしても大胆な行動、壮太のことはに対する想いはそれほどあるようだ。

 

 

何分後、壮太がアプリをしているとLINE通知が絶えることなくき続ける。それは、みらいとリコからのスタ爆だった。

 

「うるさ!あいつらめ、覚えとけ!」

 

 

みらいとリコは怪しく微笑んでいた。

 

「ふふふ...これで壮太は眠れないはず。」

 

 

そう思っていた2人だったが壮太はスマホの電源を切っていたので全く害にならず、ぐっすり寝ていた。

 

 

翌日、壮太のスマホに通知がたくさん来ていたのは言うまでもない。だが、一件、2人のものではない通知があった。ことはから「壮太おはよう!」とLINEで送られて来ていた。壮太はこれを見て今日も元気に登校していった。

 

 

 

to be continued....



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ーバレンタインー

はーちゃんが台所で何かを作っているようだ...


「明日はバレンタインデーだね!」

 

「えぇ!楽しみだわ!」

 

みらいとリコが話しているとことはがやってきた。

 

「みらい、リコ!バレンタインデーってなに?」

 

「好きな人や仲のいい人に女性からチョコレートとかを渡す日だよ!」

 

 

「はー!じゃあ早速、チョコレート作ろっと‼︎」

 

「えっ...まさか!」

 

ことはがチョコレートを作っている時、みらいとリコはことはについて話していた。

 

「はーちゃん、壮太にチョコを上げるつもりなのかな⁉︎」

 

「そうかもしれないわね。みらい、阻止するわよ。」

 

「リコ...」

 

「みぃ〜らぁ〜い〜♪」

 

リコは怪しげに微笑みながらみらいに言った。リコは微笑んでいても何か不気味なオーラを放っていた。それに気づいたみらいは怯えていた。

 

「す、すすすみません!リ、リ、リコさんに従いますぅ...!」

 

2人はまず、ことはに作ったチョコをどうするかについて聞くことにした。

 

「教えな〜い!あっ、ちなみに2人はどうするの?どっちが渡す役なの?」

 

「ええと...みらいが私に渡すのよ!みらいの手作りチョコ楽しみにしてるわ!(聞き出せなかったか〜....)」

 

 

「は、はははーちゃん!女の子の友達に渡すんだよね...?」

 

「違うよー!」

 

ことはがそう言うと2人は部屋の隅に座りコソコソ話をしていた。

 

「みらい、聞いたかしら?渡すのは男。ってことは.....」

 

「あわわわ...ゾクゾクもんだぁ...!」

 

部屋の隅でコソコソ話してるので不自然に思ったことはが2人の元へいこうとするとまたモフルンが立ちふさがった。

 

「親の秘密の会話を聞くのは良くないモフ。それより、モフルンはお腹が空いてるモフ!モフルンにもチョコを作ってモフ‼︎」

 

 

「ごめんなさい...どんなこと話してるか気になっちゃって...。」

 

ことははそう言いチョコ作りに戻った。モフルンのナイスアシストにより会話は聞かれずに済んだ。

 

 

その頃、壮太は変な妄想をしていた。

 

・壮太の頭の中

 

 

「壮太!はいこれ‼︎」

 

「はーちゃん...!まさか、俺の事が...」

 

「うん、大好き!あっ、その....」

 

「ん?顔赤くしてどうしたんだ?」

 

「壮太...私と付き合ってくれないかな...?」

 

「はーちゃん...‼︎もちろんだ!俺もお前のこと好きだからな!」

 

「はー!ワクワクもんだし!」

 

 

と、こんな感じの展開を思い浮かべていた。

 

 

「えへへへ...///」

 

壮太がニヤニヤしていると壮太の母が部屋に入ってきた。

 

 

「あんた‼︎いつまで起きてるの!早く寝なさい‼︎」

 

壮太は母に怒鳴られその日は寝ることにした。バレンタインは明日だというのに壮太の心臓はバクバクだった。

 

 

翌日、学校で待っているとことはが登校してきた。だが手にはチョコレートがなかった。

 

「あれ?はーちゃん、誰かにチョコ渡さないのか?」

 

「うん!渡さないよ‼︎」

 

「(ガーン...マジか。すごいショック...)」

 

「壮太?どうしたの?落ち込んでるみたいだけど。」

 

「あ、あぁ!何でもないよ...」

 

壮太はチョコのことを気にしながら1日を過ごした。そして、放課後になり、教室でことはと2人きりになった時、ことはが壮太を呼んだ。

 

 

 

「壮太!はいこれ‼︎」

 

ことははチョコレートを出し壮太に渡した。

 

「はーちゃん...!まさか、俺の事が...」

 

壮太は自分の妄想通りになり、つい興奮してしまい口を滑らせた。

 

「な、なぁ...キスしていいか...?」

 

「キスってなに?」

 

「教えてやる...」

 

そう言い、壮太がことはの唇に自分の唇を近づけたその時だった。

 

「待ちなさーい!」

 

リコは猛スピードで教室に入り、言葉を吹き飛ばした。それにより壮太はリコとキスをした。

 

「...‼︎あんた、唇を離しなさい!」

 

壮太は目をつぶっている為キスしている相手がリコだと気づかない。

 

「(まずいわ...このままじゃ壮太に惚れちゃうわ...///)」

 

「はー!リコが浮気してるー!みらいに言わなきゃ♪」

 

「えっ...」

 

ことはの声が聞こえた壮太は唇を離し目の前を見る。目の前にはリコがいた。

 

「リコ‼︎いつの間に⁉︎」

 

「いつの間に⁉︎じゃないわよ!みらいだけの私の唇を奪った罪は重いわよ‼︎」

 

「あぁ....俺の初キスがぁ...」

 

「まぁ、いいわ。事も済んだし今日は帰るわ!」

 

リコはそう言い下駄箱方向に向かって去っていってしまった。

 

「チョコ、食べてみるか。」

 

1人になった教室の中で箱を開ける中にはI LOVE YOUと書かれたチョコが入っていた。

 

「はーちゃん...///」

 

と教室で顔を赤くしながらチョコを食べていた。

 

 

一方、みらいの家では、さっき学校であった事をことはがみらいに言った。

 

 

「リコぉぉ‼︎」

 

「すいませーん!」リコがみらいに追いかけられていた。」

 

「はー!おもしろーい‼︎」

 

ことははそれを見て楽しんでいるとともに壮太に渡したチョコの事を考えていた。

 

 

「(私のチョコ美味しかったかな?I LOVE YOU(私は、あなたを愛しています)が伝わったかな?」

 

 

 

 

こうして、ドキドキのバレンタインデーは幕を閉じた。今度はホワイトデー、ことははその日を楽しみにしていた。

 

 

 

to be continued.....



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ー胸の鼓動ー

はーちゃんには何か悩み事があるようだ。


「壮太...」

 

最近、ことはの頭から壮太が離れないらしい。ことははみらいとリコに相談しにいった。

 

 

「......って言う感じなんだけど、これって何だろう...?」

 

「はーちゃん!それはね、壮太に恋してるって事なんだよ!」

 

みらいがそう言うとリコが話に割り込む。

 

「何言ってるのよ、みらい‼︎はーちゃんはまだそんなんじゃ....」

 

「リコ、はーちゃんの顔を見てみて!あれが証拠だよ...!」

 

みらいにそう言われリコはことはの顔を見る。ことはの顔は真っ赤に染まっていた。

 

「はーちゃん...しょうがないわねぇ、ここまで来たら私も応援する側にまわるわ!」

 

 

「みらい!リコ!ありがとう‼︎私頑張るね!」

 

「はーちゃんの恋が実るようにいちごメロンパンにお願いするわよ!」

 

「今、いちごメロンパンって言いました⁉︎」

 

「言ったわよ!みらい、はーちゃん、モフルン!早速、買いに行くわよ!」

 

「(いちごメロンパンにお願いするって...いちごメロンパンって神様モフ?)」

 

 

いちごメロンパンをたくさん買い、部屋の机で袋から4個いちごメロンパンを取り出した。

 

 

「はー!やっぱりいちごメロンパンは美味しいなー!」

 

「はーちゃん!明日アタックしなさい。大丈夫!きっと成功するわ!」

 

「え、ええーと....わ、わかったよぉー...///」

 

 

そして、翌日の放課後、運命の時はやってきた。

 

いつも通り、教室に残って話すことはと壮太。廊下から見守るみらいとリコ。

 

 

「そ、壮太‼︎」

 

「急に大声で呼んで...どうしたんだよ?」

 

「私ね、そのー...///」

 

ことはは顔を赤くしてしまった。壮太は言葉が顔を赤くしてることに気づきこの後のことを察してしまい壮太自身も顔を赤くする。

 

 

「待て!俺に言わせろよ...///」

 

「えっ...」

 

「はーちゃん、お前の事が....事が.....」

 

「好きだったんだよ!」

 

「壮太...///」

 

「前、リコにしたやつ、お前にしてやる...///」

 

 

壮太はそう言いことはに急接近しことはの唇に自分の唇を重ねる。

 

ラブラブな光景には廊下にいるみらいとリコまでドキドキしていた。

 

「はーちゃん...///」

 

「ダメだわ!私、抑えられない‼︎みらい!私達もするわよ...///」

 

あまりのドキドキに抑えがきかなくなったリコはみらいの唇にキスをする。

 

 

「相変わらず百合な夫婦モフ...」

 

 

そして、ことはと壮太は唇を離した。

 

「壮太!大好き‼︎」

 

「俺もだぜ!」

 

そう言い2人は再び唇を重ねた。

 

そしてその日の夜、ことは一睡もすることなく、壮太とずっとLINEでやり取りをしていた。

 

一方、みらいとリコは今日の事について話していた。

 

「ふふっ...はーちゃんもついにリア充かぁ...!」

 

「流石は我が娘だわ!あっ、そういえばはーちゃん妹が欲しいらしいわ!だから、その...頑張りましょう!」

 

「リ、リコ...///よーし!今からやろう‼︎」

 

「えっ、あっ、ちょっ!みらい...///」

 

 

2人がどうしたのかはご想像にお任せします。

 

 

こうして、ことはと壮太は付き合う事になった。

 

 

 

to be continued...

 

 



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