我、剣の頂を目指し、悪を滅する者也 (厨二虫)
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彼女(彼)の始

誰かを切る、それ即ち命を背負う
なればこそ覚悟を決めよう、己の為に悪鬼となり
父や友と袂を別つ覚悟を


始めの目覚めは首元の鈍痛だった

別段何処かに転んだなどと言うわけでもない、俺はあの時あの場所で名もない誰かを助けて確かに死を実感したからである

さて、では何故俺は目を開ける事が出来るのか?答は至極単純

俺が憑依転生という物を体験しているからだ

こういったものはスマホの小説で何度も見たので大した驚きも無かった・・と言えば嘘になる

自分がそうなるなどと誰が思うか?俺は元のスペックが高い訳でも無いかと言って顔がいい訳でも無い、どちらかと言えば勉学が悪かったせいで両親に多大な迷惑を掛けてしまったどうしようもない奴だ

更にいえば俺は所詮オタクと言われる種族で色んなものに手を出し挙句に不治の病(笑)に掛かる程の者だった

そして今現在鏡を見て自身の息子が消え失せロリになり絶賛絶望中、そんな俺の名はくいな

そう、あの海軍眼鏡っ娘のたしぎと同一人物なのかと噂されているくいなである、そこから導き出される答はONE PIECEと呼ばれる主人公の一味の過去がもっぱら重いあの漫画の世界へと俺は紛れ込んでしまったのである

 

 

そしてこの首の痛みから察するに「私」は既に階段から落下し死亡が確認された頃なのだからなのだろうすぐ近くで中年の男とまだ小さそうな少年の泣き声が聞こえるのは

さてどうしようか、正直前へ出て彼等を安心されてあげたいが悪魔の実なんてあるこのご時世、偽物と疑われてもおかしくない状況なのである

なので、俺は・・・・

 

 

ここはシモツキ島から二島ほど離れた少し自然が豊かな名も無い島

俺はそこへ逃亡した

理由は簡単、俺は俺の目的があるからだ

自分でも屑だと思う、でもそうまでしてでもやりたい事がある

俺(私)は名もない人たちの防人になりたいのである

ONE PIECEという冒険譚よく見てみると一般市民の死亡数が過去、現在と含めて多いのだ

俺はそのこと気づいてしまった時ピタリと漫画の購読を辞めたのだ

くだらない偽善、勝手な偏見、そんな事の為と思うかもしれない

だが、俺はやる

海賊も海軍も原作主要人物以外は言ってしまえば屑だ(まぁ一部例外はあるが)だから俺はそんな人達を救いたい

俺は俺自身の偽善の為にこの道を行く、故に俺は最強を目指す

だから最後に弱音を吐いても許して欲しい

 

「ごめんね・・ゾロ、約束・・守れないかも」

 

 

修行1日目

誰を守る為には力が必要だ、よって修行を開始する

力は無くとも知識はある、未来のゾロは勿論数多の剣豪達の技が「私」の中にはある、全ては無理かもしれないがやるしか無い

と意気込んで置いてあれだが「私」の体は物凄い才能を秘めていた

視力は勿論、五感が妙に冴え渡る

更に言えば、重い木の棒の一振りが途轍もなく早いのだ

もしかしてだが、死の淵に立った事で「私」の眠っていた才能が目覚めたのかもしれない

前世でも実際例は確かに存在した、ならその可能性に賭けるしか無い

剛は無理でも柔で、つまり力は無くとも速さで勝てるようにしよう

先ずは某一撃男のトレーニングを真似しよう・・この島で10キロを見極めるのは無理な話だろうが

 

修行2日目

筋肉痛が痛い、それはもうすごくだが挫ける訳にはいけない

今日も今日とてトレーニング、そして素振り

後、思い立ったので武術も試してみようと思う

理由は仮に剣を盗られた場合を想定した時、どうしようも無くなる可能性を感じたからだ

思い立ったが吉なので早速開始

拳の名は南斗聖拳、何故かは秘密である

にしても手が痛い、まぁ仕方が無いのだろう

 

 

修行5日目

海沿いに不思議な刀を発見した

刀身は綺麗で刃こぼれもない然し何処か血の匂いを感じる刀だ

手に持つと思った以上に馴染んでいたので鞘にしまい居合の形で樹木に向かって刀を振り下ろした

凄く切れた、此れは偶然にしてはとても良いものだ大切にしていきたい

 

 

修行7日目

今日で修行を始めてから7回陽が落ちた

ふと前世を思い出し涙を流してしまったが、無駄な事だと感じ修行に戻る

因みにもう既に死については経験済みだ・・と言っても動物のだが

動物を臓器ごとに解体し、しっかり感謝して食べたいと思う

 

 

 

 

修行13日目

初めて人を手にかけた

どうやらここは世界でも珍しい動物の住処らしく、その角を狙い海賊どもが上陸してきたのだった

まぁ、仕方のない事だと思った矢先に「私」を見つけた彼等が「私」を犯そうとしてきた為、殺した

これで俺も悪党の仲間入りだと実感してしまったが、例の動物に懐かれてこの命を守る事が出来て良かったとも感じた、後付けかもしれないが俺はそれでも充分なのだ、そして海賊達よ奪った命はしっかりと背負わせてもらう

罪状に後悔しながら、眠れ

船は海軍に見つかるのもあれなので斬った

というかバラバラになった

例に例えるなら凶王三成の様な感じで船がバラバラになった

「私」の才能はここまでなのかと嬉しく思った

最近は船が沈んでもいい様に波紋の練習も追加した

時間が足りない

 

 

修行27日目

漸く剣の型が形になってきた、筋肉も程よい形でついてきた

南斗聖拳はまだまだ未完成、波紋は未だに少しだけしか起こせない

だけど頑張ろう

ちなみに海賊がまた来たので、今度は血が身体につかない様に殺した

自然系の能力者もいたが能力に過信し過ぎか弱かった

そういえばいつの間にか見聞と武装が使える様になっていた

この感覚を忘れないようにしよう

 

 

 

「なんなんだっ!!お前はっ!!!」

自分は最強だと確信していた、ミズミズの実を食べ海すらも手中にし

俺こそが海賊王になれるのだど慢心していた

それがどうだ?俺たち水獄海賊団は俺一人を残して全滅、船もあの化け物にバラバラにされ逃げることすら許されない

どうしてだ?どうして俺がこんな目に!?

最初は唯の餓鬼だと思い何かの盾になればと部下にそいつを攫させようとした

それが全ての間違いだったなんて気付きもせずに

先ず初めにボンベの首が音を立てずに落ちた

そこからが地獄の始まりだった

頭から縦に真っ二つの奴がいた、跡形も残らずバラバラの奴がいた

目を耳を口を削がれ恐怖の顔をしながら死んだ奴もいた

堪らず俺は他の部下も逃がそうとした、だが・・・

 

「逃がしはしません、貴方達はここで終わりですどうぞ死んでくださいな」

その言葉を聞いた途端、俺たちの愛船が音を立ててズレていった

愛船を壊されたことで激昂した俺たちは全員で奴を襲った

所詮は餓鬼、俺の能力の前には無力だと

だが、今こうして俺は腕と脚の両方を落とされ無様に地べたに這いつくばっている、仲間は死んだ・・もう何も残ってはいない

あぁ・・母さん、せめて・・最後に・・

 

「さようなら名前も知らない貴方、貴方の命はしっかりと背負いましょう」

 

「ひっ!」

 

最期に目にしたのは血が一滴も付いていない無表情な少女と四肢がない自分の体だった・・・

 

 

修行59日目

髪を散髪し続けるのが大変になった今日この頃

体のケアを忘れずに今日も今日とて修行の日々である

南斗聖拳は木を薙ぎ倒せる程に、波紋は約30分ほどまで海に浮かぶになった

「私」の才能は何処までなのかが気になる一方、ちょっとした壁にぶち当たっていた、剣の腕が上がっている感じがしなくなって来ているのだ

これも修行の一興として受け入れてはいるが、不安になるもの

なんとかしなければならない

見聞は動物達に手伝ってもらえるのでいいとして武装の力は試しようがない

まぁ、平和であるのなら力など必要もないのだが、今が海賊が猛威を振るう時代故仕方がない

だが、どんな屑になろうと俺は善を殺したりは絶対にしない

それだけは命を懸けても守るものだ

 

 

修行??日目

そろそろこの島を出て俺の目的を果たそうと思う

動物達に別れを告げ、いざ行かん剣の頂

結局はゾロとの約束を守る形になってしまったが、俺は最強の名をただ無垢の民を安心させるが為に貰い受けるだけだ

原作でのあの約束をある意味壊すのは申し訳ないが、やるしかないのだ

さぁ、俺(私)の道を始めよう

因みに蜜柑の匂いに釣られてやってきた村でアーロン一族と思わしき奴を死なない程度に全滅させた事はまぁ・・秘密である

殺さなかった理由はナミやノジコに死体を見せない為

立ち去る途中ベルメールさんに布を取られて顔を見られてしまったが

速攻で立ち去ったのでバレはしないだろう

 

 

 

 




やってしまったチート物、まぁ暖かい目で見てくれると嬉しいです
次回は大分時間が経過する予定
亀です、よろしくお願いします
批判、感想等お待ちしていますでは


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魚人達の悪夢

今年は色々と良いものがたくさんあり嬉しい限りです
まぁとりあえず二話目といきましょう

その日、最強と過信した男は最恐に恐怖する



ーーココヤシ村、そこではまさに魚人達による蹂躙が行われていた

地は荒れ家は壊され、そして少なくない人が犠牲となっていた

そして、蜜柑が生い茂るこの家でも、また1人の犠牲者が出ようとしていた

 

「ナミ!ノジコ!私が居なくても良い子に育つんだよ!」

 

叫んだ女性はベルメール、元海軍であり血の繋がりは無いもののノジコそしてナミの義母をこの上なく努めている人である。

 

「シャハハ!お別れの言葉は済んだか?まぁ?テメェらが今からでも300万ベリーを払うんだったら?俺も鬼じゃねぇ、お前もその娘達も生かしてやるが?」

ベルメールに銃を突き付け最終通告を告げたのは通称『キリバチのアーロン』

人間に恨みを持ち、それ故に魚人の下等種族として軽蔑し己の野望の為に蹂躙を続ける許容出来ない『悪』である。

 

「はっ、それこそ死んでも・・ごめんだね」

 

アーロンの額に血管が浮き出る、それは下等種族に煽られたものかもあるかも知れないがそんなものは今考えたところで、無駄だと言うことをその場にいる誰もが感じた事だった。ーー何故なら彼女の死の運命が既に決まったも同然だと直感したからだ

 

「そうかよ・・じゃあ死ね」

 

「「お母さん!!」」

 

刹那、彼の持って居た銃は丸でそこに存在してなかった様に塵と消えた

 

 

ーー数分前

 

「ふむ・・蜜柑の良い匂いがしたと思って、寄って見たらどうやら随分なお祭りのようで」

 

そう「私」は考える。恐らくはナミの母が死ぬ出来事だと無意識に直感する。

俺は考える。これは紛れも無い『悪』であると。

 

「ならば・・偽善執行、殺しをするつもりはありませんが・・あいにく手加減など苦手な物で、死んでしまったら・・申し訳ありません」

 

そう眼前にいる約20の魚人に向かって告げる、激昂してきた魚人が群れてこっちに向かってくる。

それをーー唯斬る。

ある者は腕を、ある者は足を、目を、耳を、下半身を、殺しはしない今はまだ

殺すのは余りにも無残だ。

だってそれはきっとーー私/俺の仕事では無いだろうから。

 

斬りながら前を進むと蜜柑の匂いが強くなってくる、恐らくはナミの生家へと近づいているのだろう、他の人とは一段違う・・だけどどこまでも欲望にまみれた気配を見聞色で感知できる。

そしてもう1つ、今にも消えそうな暖かいーーもう俺が感じる事は無い気配を感じる

きっとその気配こそがナミの義母であるベルメールなのだろう。

だが、今のままでは確実に間に合わない。

だからーー間に合うように加速するだけ。

 

「・・縮地」

 

 

 

「・・あ?」

蜜柑の葉が舞う、その葉が1枚彼の頬に当たった事で彼は漸く自身の持っていた銃が失っている事に気付いた

 

「ふぅ、どうにか間に合いましたか」

 

眼前には刀を構えた子供、誰が見てもその子供が銃を斬った事と認識せざるを得ないだろう

だが信じられる筈が無い、何故ならそれは子供で尚且つ今正に死を迎えようとした人間と同じ女だからだ

そんな筈が無い、そんな事はあってはならない、下等種族ごときに俺たちが

 

ーー恐怖(・・)などする筈が無い

故に彼は吠える、船長として仲間に魚人としての誇りを今一度見せつける為に

 

「おいおい、餓鬼が・・まさかテメェがやったとか言うつもりはねぇよな?ん?」

 

「斬りましたよ?」

 

「シャハハ!そいつは良くねぇ冗談だ!仮にそれが本当でも嘘でも・・テメェを殺すってのは俺の中でもう決まったんでな、だがまぁ・・テメェ如き俺が殺す必要もねぇ、・・やれハチ、クロオビ」

 

「ニュ〜分かったよアーロンさん」

 

「という訳だ運が無かったな嬢ちゃん」

 

2人の魚人が少女に向かって迫っていく、それを黙って見ているベルメールでは無い、ましてや娘達と歳を近いと予想できる少女を殺させる訳には行かない・・!今多少驚愕した隙に腕から脱出し娘達の側に立った彼女は叫ぶ

 

「逃げな!こいつらはあんたが勝てる相手じゃない!」

 

「・・丁度良い、テメェに見せしめになって貰おうと思っていたが辞めだ

あの餓鬼には代わりになって貰うとしよう」

 

「っ・・!」

 

眼前にはアーロン、どうやっても彼女が助けに行ける隙は存在しない

だが・・

 

「いえ、貴女は娘達の目を塞いでいて下さい、少々残酷な物を見せるかもしれれませんから」

 

あっけらんと少女はそう告げる、もう死を覚悟したのかはたまたこの状況を打破できるとでもいうのか

ーー無理だ、無理に決まっている

ハチというタコは6の腕に剣を持ち、クロオビというエイは明らかに武道の心得があるとしか思えない身のこなしだ

いわば、数と技術の蹂躙、そんなものに多少の剣の心得しかないましてやただの少女が勝てる筈が無い!

 

ーーその考えはあっさりと崩れさる事になると知りもせずに

 

 

ーさて、どう勝ちを取るか

そう俺は考える

敵の数は2、腕は8、普通の人達が見れば明らかに自分が不利なのは当然だ

ーーだが、勝てる

先ず前提が間違っている、「私」がこの程度の人達に負ける筈が無い

これは慢心では無く確信だ、よし決まった

ハチには申し訳ないが一撃の下倒れて貰おう、クロオビは筋組織でも斬っていこう、これで決まりだ

 

「死ぬ覚悟は出来たか?」

 

「ええ、貴方達を斬る覚悟なら」

 

「ニュ〜俺の六刀流におめぇのその1本の刀で勝てる訳ねぇだろがァ!」

 

「六刀流!『蛸足奇剣 』」

 

「・・悪いけど、貴方」

 

ーーーもう斬っているのよね

 

鮮血が、ハチの体から飛び散った

 

 

「ハチ!貴様ァ・・ぬっ!?」

 

「貴方は油断し過ぎです、腕と足のどちらともの腱を断たせて頂きました」

 

「おのれェ!!下等種族風情がァ!!!」

 

「その下等種族に伏せられる気分はどうですか?お魚さん(・・・・)?」

 

「クソがァ!」

 

 

「もういい・・どけ」

 

「ァ・・アーロン・・さん」

 

「もう喋んなハチ、テメェの借りは俺が返す・・おい人間」

 

「なんでしょうか?」

 

「テメェは何者だ?」

 

「答える必要がありません、それに貴方には何を言っても変わらないでしょう?」

 

「・・ハッ、それもそうだなじゃあ死ね、下等種族」

 

「ええ、さようなら鮫さん」

 

キリバチを少女の頭上に振り下ろす、即座に切断される

キリバチを捨て、自身の最強の武器である牙で少女を食い千切ろうとする

避けられた上で腕の一本を持っていかれる

もう一度、今度は上半身を袈裟斬りにされる

もう一度、片腕を斬られる

もう一度、斬られる

 

三度繰り返した時には既にアーロンの脳裏にはある考えが浮かんだ

ーーもうこいつには敵わないのでは無いのか?

そんな筈が無い!!!あっていい筈が無い!!俺は選ばれた種族だ!あいつは選ばれなかった種族だ!そうじゃなきゃ俺は

ーータイの大兄貴の海賊から離れた意味がねぇ!!

 

もう一度、斬られる

もう一度、もう一度、もう一度

もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度もう一度

 

ーそう繰り返せば、既にアーロンという魚人の心は完膚なきまでに斬り伏せられていた

 

ーーもうやめてくれ、もう斬らないでくれ、死にたく無い、怖い、顔も見せずにだが確実に無で斬ってくる少女が怖くて仕方がない

 

「やめて・・くれ」

 

「なんです?何か、言いましたか?」

 

「もう・・斬らないでくれ」

 

「聞こえません」

 

「死にたく・・ない」

 

「そうですか、ではどうすればいいか分かりますよね」

 

振り向けば多くの魚人は消えていた、恐らく逃げたのだろう

当然だ、こんな奴がいるんだったらこの島になんて行きはしなかった

俺だってもう逃げたい、でももう逃げられない

だって、もううごけない、ち ですぎた

きづけば おれは たおれていた

 

「ごめんなさい」

 

そう いった の をさいごにおれはーーおれは

 

 

「なんなんだい・・あんた」

 

「唯の偽善者ですよ」

 

「助けて貰ったのは感謝してるさ・・けどここまでする必要があったかい?」

 

「・・恐らくありませんでしたね」

 

「ならっ・・「ですが」・・っ!」

 

「私はこうすることでしか貴女を助ける事が出来ないと考えました、唯倒すのでは無く、また彼が復讐に来る可能性を潰す為にもこうする必要があったのです」

 

「・・そうかい、ならこれは年長者としての忠告だ」

 

「なんでしょう?」

 

「あんた、今に破綻するよ・・気をつけるんだね」

 

「・・ええ、肝に命じておきます」

 

「後・・」

 

「?」

 

「助けてくれてありがとう」

 

「・・ええ、どういたしまして」

 

その瞬間強い風が吹いた、一瞬フードが取れベルメールが見た少女の顔は

ーーどこまでも綺麗な笑顔だった

 

 

ベルメールを除く全ての島民はこう思う

ーーあの少女こそ英雄(ヒーロー)

逃げた魚人達はこう思う

ーーあの少女は死神だ

そしてベルメールはこう思う

ーーあの子は、何処までも悲しい子だと

 

その後、海軍が到着しアーロン含む多くの魚人が逮捕されていった

その魚人達に特にアーロンは心身共に重傷を負い、今も牢獄の中で恐怖に

怯えている

その中でも特に海軍が気になった一言があった

ーー桜が襲ってくる、と

 

海軍は引き続きその正体を追っていく、名前も姿も解らないナニカを求めて

 

これが後に命名される

ーー『血の時雨』と呼ばれるようになる賞金稼ぎの最初の偽善である

 

 

 

 

 

 

 

 




今回のバタフライエフェクト
アーロン再起不能、人間に多大な恐怖を植え付けられる
ナミの目的が変更、1億ベリーから5千万ベリーへ島の復興金の為とあの時の英雄を探しに泥棒へ、麦わらの一味の加入が容易となる
ベルメール生存

最後まで読んで頂き有難うございました
感想批判等宜しくお願いします
次話投稿は不明ですが暇潰しに目を通して頂ければ幸いです
では


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