こうして比企谷八幡はSAOで本物を知る。 (OzUkI)
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第一章 SAOからの目覚め 1話SAO帰還

処女作です。
皆さんが面白いと思えるような小説を書いていきたいと思うのでよろしくお願いいたします!


「さらばだ、ハチマンくん。アスナくん。キリトくん。」
最後にヒースクリフ 茅場昌彦がそう言って
八幡、明日奈、和人の意識は暗転した。


八幡 side


目が覚めると目の前には病院の白い天井が広がっていた。
なんとか体を起きあがらせようとしても筋力が衰えているからか力が入らない。
そうこうしてやっと起きあがったとき一人の人物が目の前に現れた。
「お兄ちゃんっ!!!」
泣きながら抱きついてきた女の子は俺の愛する妹‥小町だった。俺は枝のように細くなった手で小町を抱き返した。
「小町大きくなったな‥」
「お兄ちゃんもね!ちゃんと生きて帰ってくれて小町すごい嬉しいよ!あっ!今の小町的に超ポイント高い!」
「そのポイントは相変わらずなのな‥」
「変わってなくて安心したでしょ?じゃあ小町は看護師さん呼んでくるね!」
小町の姿を見て実感できた事はただ1つ。
(あぁ‥現実世界に帰ってこれたんだ‥)
この思いだけだった。

翌日、看護師さんの指示によりリハビリが始まった。
小町に助けてもらわないと歩くことすらままないほどまで衰えた自分の体を少し情けなく思ったしまった。
「クッソ‥やっぱり現実だと体が重いな‥」
「VR空間だと体が軽くて思うように動くからいいよね」
「あれ?小町ってVRやってたっけ?」
「うん‥お兄ちゃんがSAOに入ってからアルヴヘイム・オンライン 通称(ALO)ってていうゲームが発売されたんだ‥あっ!もちろんナーブギアじゃなくて安全なアミュスフィアっていう機械ね!小町はお兄ちゃんがどんな世界にいるのか見てみたくなったんだ‥」
「そうか‥ところでアルヴヘイムって言うとやっぱり妖精がモチーフなのか?」
「えっ!お兄ちゃん何で知ってるの!?」
「バッカ、アルヴヘイムっていったら北欧神話に出てくる地名だろ?こんなの馬鹿じゃなきゃ皆知ってる」
「お兄ちゃん‥今の発言は小町的にポイント低いよ‥」
「そういえばお兄ちゃん。看護師さんから面会OK出たから今日はたくさん来るからね!」
「マジかよ‥」
そんな会話を1時間ほどしてリハビリを終えて小町も家に帰ってしまったので病室でくつろいでいるとコンコンとノックが鳴ったので早速来たかと思い‥
「どうぞ」
と言うとそこに現れたのは‥‥













知らない男だった。
side out
明日奈side

ハチマンくんと別れて目が覚めるとそこは
病院の白い天井‥‥ではなく鋼鉄の檻の中だった。
「えっ‥ここはどこなの!?ハチマンくん!ハチマンくん!」
そう叫びここがどこなのか調べようと歩き回ろうとすると自分の足と打ち立てられた杭に鎖が繋がっていて歩き回る事は出来なかった。
たまたま近くに鏡があったので姿を確認してみると
そこには確かに自分がいたのだがよく見てみると背中に羽が生え耳が少しとんがっていた。
「こんな事をしたのはいったい誰なの!?絶対許さない!!」
その時鋼鉄の檻のドアがカチャっと開いた。
「おーおー怖いねー僕の愛しのティターニアちゃん?いや、結城明日奈さん?」
「!?」
自分の本名を呼んだ全く面識の無いであろう男がそう言ってとても嫌らしい目線を投げ掛けるので明日菜は警戒心をMAXにして話しかけた。
「あなたは誰なの?私をこんな風にしたのもあなた?」
「そうだよ。それにしても面識が無いように言うなんてひどいなぁ。僕は須郷だよ。覚えてるかな?」
そう言われて明日菜ははっと思い出した。
「あのめんどくさかった人ね。それで何か用?」
「そんな言い方をしないでくれよ。もう少しで僕たちは結婚するんだから。」
「は?」
「今君はアルヴヘイム・オンライン通称ALOという世界にいる。そしてALOの運営を行っているのが私のいるレクトだ。つまり君の命は僕の手中とも言える。結婚ぐらいの見返りがあってもいいだろう。」
明日奈は正直この気持ち悪い男と話すのさえ嫌だったが
聞きたいことがあったので声を振り絞った。
「SAO生還者の中でも私だけこうなの?」
「違うよ。あと100人ほど君のように目覚めてない。」
「100人を目覚めさせてないのには意味があるのでしょ?」
「さすがは僕の嫁になる存在だぁ!!君の言うとおり僕には目的がある‥それは‥」



【人間の感情や思考を意のままにコントロールする方法の研究をするためだよ。】
「‥‥‥‥‥‥‥」
明日菜は何も言う気にならなかったが須郷は続けた。
「SAOのサーバーに細工をし、君を含む一部の参加者をALOに監禁する。そして、閉じ込められた参加者の意識に外部から意図的に刺激を与え、その反応を調べるなどして研究を重ねるんだ。最終的には会社ごと研究成果をアメリカの軍需関連企業に売り渡そうと考えているけどね。」
「‥最低っ‥」
「あぁ??調子に乗んなよ?この技術を使えば記憶さえもコントロール出来るんだ!そうすれば君は僕のものになる!!」
(お願い!!ハチマンくん助けに来て!!)
そう明日奈は願うしかなかった。


sideout
キリトside
キリトもハチマンと同様な状況だった。
目が覚めると目の前には妹のスグがいて翌日はリハビリをしていた。一点違うと言えばキリトには面会に来てくれる人があまりいないという点だが‥
キリトは現実に戻ってからハチマンやアスナや◻◻◻の事ばかり考えていた。その中でもキリトは
(早く◻◻◻に会いたい!!)
と考えていた。




















しかしその◻◻◻は‥‥
アスナ同様目覚めていなかった‥



小説書くのってこんな大変なんですね‥
キリトヒロインが◻なのは決まってないからです。()
候補はたくさんいるんですけどね‥
次回は俺ガイルキャラ勢の面会まで行こうと思います!
是非感想お願いいたします!
読者様の意見を聞いてより良いものにしていきます!


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2話面会

キリトのヒロインを二つまで絞りました。
サチかリズベットです。
こればっかりは決められないので読者様達に決めてもらおうとおもいます。
どちらのストーリーがいいかコメントお願いします!


八幡side
「えっと…誰ですか?」
「これは失礼。私は菊岡です。」
彼はそう言って名刺を渡してきた。
『総務省通信ネットワーク内仮想空間管理課職員 菊岡 誠二郎』
「元々はSAO対策部隊に所属していたよ。」
「SAO生還者の俺に話を聞きに来たってところですか。」
「よく分かったね。」
「でもなんで俺なんですか?」
「そりゃあ八幡君はSAO四天王の一人じゃあないか。」
「それだったらアスナとキリトがいるでしょ。」
「初めにキリト君のところに行ったら『そういうのはハチマンのほうがうまく説明できますよ。』って言ってたからさ」
「あの野郎…まあいいですけどアスナは?」
「実はアスナ君はまだ目覚めていないんだ」
「どういうことですか!?」
「原因は不明。アスナ君以外にも100人ほど目覚めていないんだ。今政府が急いで解決目指してる。君はアスナ君と付き合っているみたいだね?本当に申し訳ない」
「別に貴方たちのせいじゃないんですし謝らなくてもいいですよ。ですがなるべく早く解決してください」
「分かった。それじゃあSAO内の出来事を話してくれるかな?」
「分かりました」
そういってあのデスゲームでの2年間を語ろうとした時、勢いよくドアが開いた。
「ヒッキーイィィ」
「うわあ!?」
総武高校時代のクラスメイト 由比ヶ浜結衣はいきなり自分のところに飛び込んできた。俺はその豊満な胸に埋もれる事になり必死で抵抗したが、やはりまだ筋力が足りないらしい。
「うういい!(苦しい!)」
「ほらほらガハマちゃん。比企谷君が苦しそうだよ?」
「ああ!ヒッキーごめん!!」
救世主到来!?いいえ、そこにいたのは魔王 雪ノ下陽乃でした。
「今比企谷君とっても失礼なこと考えていなかった?」
「いいえ、滅相もございません。」
なになに?この人エスパーなの?
「ちょ!結衣先輩何やってるんですか!?」
「そうよユイユ…結衣さん?そのエロ企谷君に胸なんか押し付けたら何されるかわかんないわよ?」
そう言ったのは元総武高校生徒会長 一色いろはと奉仕部部長の 雪ノ下雪乃だ。
っていうかあれ?今雪ノ下ユイユイって呼ぼうとしてたよね?
「ヒッキーマジキモイ!!」
「俺はそんなことしねえよ…」
「あはは、皆すごいね…」
そんな濃いキャラ達に埋もれて空気になった菊岡さんが言った。
「「「「菊岡さん!?」」」」
「やっと気付いたね…」
「あれ?お前らは菊岡さんと面識あるのか?」
「えぇ。貴方がSAOにいる間この病室によく来ていたのよ。」
「そうなのか。んで菊岡さん。早く終わらせたいんで別室いきましょ。こいつらいると邪魔だろ?」
「別にいいよ。君たちも彼のSAOでの話聞きたいよね?」
「聞きたい聞きたい!!」
「はあ…まあいいか。そういえば俺からお前らにお願いしたいことがあったんだけどいいか?」
「内容によるわね。」
「今度から俺のこと八幡って呼んでくれないか?」
「「「まさか愛の告白!?」」」
「何でそうなるんだよ…ただSAOで2年間ハチマンって呼ばれてたから他の呼び方だとなれないからだ。しかも俺彼女いるしな。」
「「えええ!?!?!?」」
この発言は彼女たちにとってかなりの爆弾発言だったらしい。
「はははは八幡君?いくら何でも勝手に彼女作って妄想するのはどうかと思うわ??」
「そうだよ八幡!!」
「そうですよ八幡センパイ!!」
「お前ら早速呼び方変えてくれてありがとな。そこの菊岡さんに聞けばわかると思うぞ」
「「「本当なんですか!?」」」
「本当だね。」
そういった瞬間雪ノ下さん以外の3人が倒れてしまった。こいつらまさか俺の事好きなのか?いいや、勘違いはよくないな。
「ほら、起きろ」
「「「八ッ!」」」
「そのことも含めてちゃんと話すからよく聞けよ。じゃあまずは俺たちがデスゲームに囚われたと知ったところから始めるか。」
「じゃあ比企谷君お願いね。」

こうして俺はあのデスゲームについて語りだした。




感想、意見お願いいたします!
良ければ評価を押していただけると幸いです。
次回はアスナと出会うところまで!!
次は一週間後かな?


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第二章 混濁の二年間 3話 デスゲームの始まり

思いのほか早く投稿できました!


「リンクスタート!!」
そういって比企谷八幡はSAOの世界へと入っていった。
SAOの世界に入ってまずしてみた事はモンスターとの実戦だった。
βテスターでは無かった彼は初めてVRMMOを体験しているのだ。
モンスターと一早く戦ってみたかったのだろう。
そうして15分ほどモンスターと交戦していると二人の男が話しかけてきた。
「よう!初めまして!俺はクラインだ!」
なんか戸部みたいでめんどいな…と思いつつも人柄は良さそうだったので話を聞いてみることにした。
「初めまして。俺はキリトだ。」
もう一人は俺のようなボッチっぽい少年だったため話すのに苦はないと感じた。
「初めまして。俺はハチマンだ。ところで何の用だ?」
「あぁ…俺はβテスターなんだがこのクラインは初めてSAOをやるみたいでな。さっき戦う姿を見てたけど君もβテスターだろ?こいつに教えてくれないか?」
「お前が教えればいいだろ」
ど正論をぶちかましてやったと思ったら
「キリトは教え方が悪いから全然分かんねえんだよお!なあ頼むハチマン!教えてくれないか?」
すぐに論破されました。めんどくさい。
「生憎俺はβテスターじゃないしVRMMOさえ初めてだ。」
「「え!?」」
「君はそれであの動きか…すごいね」
「そうか?」
すると突然雑魚の群れが襲ってきた。
数は12、かなり多い。
「おいハチマン。共闘するぞ。」
「分かった。」
俺とキリトはは目の前の5体をスキル【レイジスパイク】で薙ぎ払う。
しかし残りの2体がクラインの方へ向かってしまった。
それを見た俺は咄嗟に
「剣を振ろうとする動作を溜めてみろ!そうすればあとは勝手に発動する!」
その必死の叫びが功を奏してクラインはスキル【レイジスパイク】を使い敵を殲滅することが出来た。
「やったな、クライン」
「ありがとな!ハチマン!よかったらフレンド交換しないか?」
そのぐらいなら良いかと思い
「ああいいぜ」
「キリトもしようぜ。」
「おう!」
こうして三人ともフレンド交換をしてそれぞれ今後のSAOでの生活に夢見てた。
それがデスゲームになるとは知らずに。
3時間ほど狩りを続けているとすっかり7時になっていたので
「わりいな、飯だからいったん戻るわ。」
「OK。また9時ごろ合流な!」
そういって左手を操作してログアウトしようとするも…
「ログアウトボタンが無い?」
「俺もだ…確かSAOはこのボタン以外でログアウトすることは不可能だったはず。」
「まじかよ…まあバグならそろそろ運営からメッセージと届くと思うぞ。」
その時全員の体が光だした。
「なんだこれは?」
「テレポーションだ。おそらくどこかに収集される。」
ログアウトの説明でもあるのかと思いテレポーションされた先は
アインクラッド第一層 始まりの町の広場だった。
おそらく全プレイヤーがここにいるみたいだ。
ざわざわとざわつき始めた時にプレイヤーたちの頭上にある一人の男性が現れた。
「私は茅場晶彦だ。」
そう言うと周囲はさらにざわつき始めた。
なんせSAOの創作者が目の前にいるのだ。
そして彼はデスゲームの始まりとも言える宣告をプレイヤーに伝えた。
「君たちはすでにメニューからすでにログアウトボタンが消滅していることに気付いていると思う。しかしこれは不具合ではない。もう一度言う、これは不具合ではない。ゲーム上の仕様だ。」
その発言を始めとして彼は絶望ともいえる発言を次々としていった。
(HPが0になったら現実でも死ぬだと…ふざけんじゃねえぞ…)
ハチマンは珍しく切れていたがこんな状況なら切れるのも当たり前だろう。
「では私から君たちにプレゼントだ。アイテムストレージを確認してくれ。」
そこあったのは…手鏡だった。
すると突然クラインの体が光はじめた。
「「クライン!!」」
二人はそう叫ぶと自分たちの体が光はじめたことに気づいた。
三人とも体の光がなくなり安否を確認すると
「「「お前ら大丈夫か!!って…どちらさま?」」」
「まさかクラインとキリトか?」
クラインは赤毛こそ変わっていないものの長髪が短髪になっていてキリトは青年の顔からどっちかというと大天使戸塚のような中性的な顔だった。
「そういえばナーブギアは顔の形をスキャン出来る…」
「ところであいつはなんでこんなことをしたんだ?」
「すぐに答えてくれるさ…」
そういうとキリトの言ったと落ち茅場晶彦はそのことについて語り始めた。
「諸君は今なぜ私がこんな事をしたのかと疑問に思っているだろう。私の目的は既に達成している。私はこの世界を作り出し君たちを鑑賞するためだけにSAOを作った。」
「「茅場ッ!!」」
「以上でSAOのチュートリアルを終了する。健闘を祈る。」
そういって茅場晶彦は消えた。
「嫌ああ!!!」
一人の少女の叫びから群衆は騒ぎ始めた。
「ハチマン、キリト」
「分かってる。行くぞ!」
そういって三人は路地裏へと向かった。



アスナまで行けなかったあああああ
すみません……
次回は必ず行きます!
感想、評価、よろしくお願いします!!


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第4話 アスナとの出逢い

路地裏に行くとキリトが口を開いた
「クライン ハチマン 俺と一緒に次の村に今すぐ行くぞ。俺は安全なルートの行き方を全部知ってる。」
「でもよぉ‥あんなこと突然言われても‥」
「茅場の言っていたことは全て事実だ」
「俺は他のゲームで知り合った仲間と徹夜で並んでこのゲーム買ったんだ。あいつら、今広場にいると思うんだよ‥」
「それは何人だ?」
「4人だ」
そう聞くと神妙な顔つきになったキリト。俺にはその意味がよくわかる。4人も足手まといが増えてしまうと
全員安全に連れてくのは無理だ。
「お誘いありがとな!キリトはハチマンと二人で行ってくれ!」
「分かった‥」
そう言って別れようとしたとき
「おいハチマン!お前目は腐りまくってるけど意外と顔立ちいいな!」
「余計なお世話だ」
「キリトも可愛い顔してんじゃねえか!結構好みだぜ!」
ふん。大天使(とつか)様を見たらそんなこと言えないぞ!
「お前もその仏頂面の方がお似合いだよ!」
そして本当に別れるとキリトが口を開いた。
「早速次の村に行くぞ!」
「待てキリト。」
どうやらこいつは分かってないらしい
「何でだよ!」
「行くのはまだだ。」
「お前わかってるのか!?こうしている間にも俺達の現実での時間は失われていくんだぞ!」
「分かってないのはお前だ!!」
怒鳴ったハチマンを見てキリトは驚いた。そしてハチマンは続ける。
「いいか?勇気があって剛胆なやつが最後まで生き残れるのはフィクションの世界だけなんだ。現実で生き残る事が出来るのは慎重で石橋を叩いて渡るようなやつだと思っている。」
「‥‥‥そうだな。俺は焦っていたのかもな‥」
「おう。とりあえず周辺の敵狩ってから近くの宿に泊まるぞ。」
「そうだな!」
そうして2時間ほど狩りをした後に二人は宿で眠りについた。


そこから1ヵ月。
SAOでの死者は既に2000人を越えていた。
しかし未だ一層さえクリアされてない‥
ところが今日キリトの情報によると
第一層ボスの攻略会議があるらしい。
俺らは向かうことにした。
キリトと別行動していたため待ち合わせ場所に向かっていたのだがその途中フードを被った性別が分からない人がモンスターの群れに襲われていた。
それをみて即座にスキル 【バーチカルアーク】を使い敵を一掃した。
「おい。大丈夫か?」
「ありが‥とう」
どうやら女らしい
「ねぇ。どうしたらあの強さを手に入れられるの?」
「あ?そんなもんひたすらレベル上げだよ」
「違う。貴方の強さはそれだけじゃない。私それを知りたいのよ!私とパーティーを組みなさい」
「は?」
「いいから組みなさいよ!」
そういうとパーティーの誘いのメッセージが来た。
(まぁこのままほっとくと危なっかしいし闘い方ぐらい教えてやるか)
そう思いしぶしぶ認証した。
どうやら彼女の名前はAsunaと言うらしい。
「ちょうどそこに敵がいる早速戦うぞ」
「うん!」
「スイッチは知ってるな?」
「ボタンなんてないよ?」
まさか知らないとは‥
「スイッチって言うのはパリィした瞬間に攻守を交代することだよ。そうやって攻守を交代することで回復などを順番にしていくんだ。俺がパリィするからその瞬間にスイッチしてくれ」
「分かったよ!」
そう話していると敵が襲ってきたので隙だらけの攻撃をパリィした。
「今だ!アスナ!」
「はぁぁぁ!!」
アスナはとても素早く正確な【リニアー】を突き出し相手はポリゴン粒子となった。
「やったな!」
「ねぇ君。何でさっき私の名前分かったの?」
えぇ‥それも知らないとは‥
「パーティー組むと左上の辺りに名前が出てるだろ?」
「え?‥あははは!全然気がつかなかったよ!君の名前はハチマン?ハチマン君って呼ぶね!」
「お、おう。」
そう言うと彼女はそのフードを外した。
そこにいたのは綺麗な橙色の髪をした美少女だった。
(はぁぁぁ!?こんなかわいかったの!?)
雪ノ下にも劣らないレベルの可愛いだ。
そんな子に教えてたなんて‥
俺はすぐに帰りたかったため
「わりぃな。もうそろそろ第一層ボスの攻略会議があるんだよ。それにいかねぇと」
「まってハチマン君!!私も連れてって!」
「別に来たけりゃ勝手に来い」
そう言って全速力で草原を駆け抜け待ち合わせ場所へと向かった。



感想や意見をお願いいたします!
次回はビーターまで行きます。


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第5話 ビーター

全速力で走って10分ほどで待ち合わせ場所についたらキリトはまだそこにいなかった。「キリトめ…遅刻しやがって。」
「ふーん。キリト君っていうんだ」
「うわあ!?」
そこにはさっき全速力で振り切ったはずのアスナがそこにいたのだ。
(あの速さに初心者がついてこれるって…こいつ本当の天才か?)
そんな事を思っているとキリトがやってきた。
「おーいごめんハチマン!遅れた…ってその女の子は誰!?まさか彼女か?でもハチマンに彼女なんてありえない…」
「違うし失礼だ。さっきここに向かおうとしてた時にたまたまであったやつだ。」
「でもなんでここに?」
「私はアスナ。よろしくね。私がここにいるのは第一層ボス攻略会議があるって聞いたからだよ!」
「お、おう。俺はキリトだ…」
キリトも俺同様に美少女に弱いのか少しキョどっている。
「そろそろ時間だ。行くぞ」
「分かった」
そうして俺ら3人は第一層ボス攻略会議をする広場へと向かった。
広場は丸型で周囲に椅子が並んでいて中心に広場がある小さい東京ドームみたいな構造をしていた。
椅子に座りしばらく待つと一人の男が中心に立った。
「今日はこの会議にこんなにもたくさんの人が来てくれてうれしいよ!僕はディアベル!気分的に騎士やってまーす!」
ああ、こいつは俺の苦手なリア充というやつだな?俺とは疎遠の人物だ。
しばらく話を聞いていると一人の男が前に出てきた。
「おいおいちょっと待ってくれやディアベルはん。」
そういって前に出てきたとんがりヘアーの男はつづけた。
「ワイはキバオウや!その話の前にまずはあのゴミどもが俺たち新規プレイヤーに謝らなあかんやろ。」
「えっと…そのゴミっていうのはβテスターの事かな?」
「そうに決まってるやろ!!あいつらは周辺の狩場を独占して俺ら新規プレイヤーにアイテムや金が行かないようにしている!!こんなかにもβテスターはいるんやろ?はよ謝れや!」
一部は事実だがかなり見当違いなことを言っている。
何より”仲間”のキリトの事が馬鹿にされているのを聞いて我慢できなかった。
「ちょっといいか?」
「なんや!」
「俺はハチマンと言うものだ。確かにβテスターはお前のいったようなことをしている。それも事実だ。だけどβテスターがいなけりゃお前らは何にもできないだろ?」
「なんやと!」
「βテスターは自分で自ら危険を冒してダンジョンの攻略本を無償で配布している。
βテスターに謝罪させるって言うのは見当違いなんじゃないですか?ウニ頭さん」
すると突然皆が噴出し笑い始めた。あれ?俺なんか変なこと言った?
そう言われると真っ赤になったキバオウは
「もういいわ!気分悪うなった!」
と吐き出して席に戻っていった。
「ありがとな。ハチマン」
「別にいいぞ。俺が言いたかっただけだしな」
そういった俺の顔は少し赤かったらしい。
「じゃあ改めて攻略会議を続けるね」
ディアベルは作戦やフォーメーションを伝えその日の攻略会議は終わった。
その数日後俺らはついにボスの扉の前まで来た。
「絶対に勝つぞぉぉ!!」
「おお!!!」
そして俺らはボス戦に突入した
「「我、ボス戦に突入す!!」」
「キリトくんとハチマンくんは何を言ってるの?‥」
ごほん‥気を取り直して
ボスの名前は【イルファングザコボルトロード】
βテスターの言った通りだ。
そうして10分ほど戦い残りHP僅かという所に追い込んだところでディアベルが一人ボスに突撃していった。
どうやらディアベルはラストアタックボーナスが欲しかったらしい。
しかしその瞬間ボスは赤ゲージになったことによる新しい攻撃を繰り出した。
その事がβテスト時代の物とは違うという事に気付いたキリトは必死に叫んだが間に合わなかった。
その攻撃を直接うけたディアベルはポリゴン粒子となって消えていってしまったのだ。
その直後キリトがラストアタックを取り
戦いは犠牲者1人を出して終わった。
「勝ったぞぉぉぉ!!」
皆が喜ぶ中一人キリトに物申す者がいた。
ウニ頭の関西人ことキバオウだ。
「おいキリトはん!何であの攻撃の事を教えなかった!」
どうやらウニはキリトが最初から知ってて教えなかった物だと思ってるらしい。
「おい、キバ‥」
「大丈夫だハチマン」
ラストアタックボーナスのアイテム【コートオブミッドナイト】を来てキリトは言った
「元βテスターだって?俺をあんな素人連中と一緒にしないでもらいたいたいなぁ。SAOのベータテストに当選した1000人のうちのほとんどはレべリングのやり方も知らない初心者だった。今のあんた等のほうがまだましさ。でも俺はあんなやつらとは違う。俺はβテスト中に他の誰も到達できなかった層まで登った。ボスの刀スキルを知っていたのはずっと上の層で刀を使うモンスターと散々戦ったからだ。他にもいろいろ知っているぜ。情報屋なんか問題にならないくらいにな。」
「そんなんチーターじゃないか!チーターにβテスターでビーターだ!」
「ふん。ビーターか‥いい響きだな。」
そう言ってキリトはその場を去った。


ハチマンは気付いた。これはいつも俺のやっていた自己犠牲だと。そして俺は恩師の数々の言葉を思いだした。
「比企谷、誰かを助けることは君を傷つけていいことにはならない」
「君のやり方では、本当に助けたい誰かに出会った時助けることができない」
俺はこの言葉の意味が今はっきりと分かった。




次回はオリキャラ登場です。
ハチマン君が絶望の淵まで追い込まれてしまいます。


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第6話 白虎の里

オリキャラのヒロイン エレン登場です!
オリジナルストーリーに移ります。
キリトのヒロインはサチに決まりました。
サチ生存ルートとなります。


第一層攻略から3ヵ月。
俺はその日第18層に来てひたすらレベル上げをしていた。しかしそこで事件は起こった。
第18層の森林の中に本来レベル20程度の敵しか出てこないはずなのにレベル35のモンスターのが6体出てきたのだ。今の俺のレベルは42。4体までならいけるが6体は正直キツい。あいにく結晶は一つも持ってないので逃げることも出来ない。文字通り絶体絶命だった。
死を覚悟で戦おうとした瞬間目の前の敵が一体ポリゴン粒子となって消えていって後ろには5人のプレイヤーがいた。
「大丈夫ですか?」
「ああ、大丈夫だ。助かった。」
見たところギルドらしい。
助かったと思ったのも束の間でリーダー以外は戦い方がてんで駄目だ。
するとギルドメンバーの中でも唯一の女性がモンスター2体押し倒され殺されかけてた。
「危ない!」
俺は体術スキルを会得していたので
スキル【閃打】を使い敵を吹っ飛ばすと宙に浮いて身動きの取れない敵を殲滅した。
「大丈夫か?」
「ありがとう」
その後リーダーが残りの一体を倒して勝利を収めることが出来た。
するとリーダーが俺に話しかけてきた。
「君強いんだね。さっきの戦いを見てたら強いって分かったよ!」
「そんなことねぇよ。さっきだって実際やられそうになってたろ?」
「そりゃああのレベルの敵にあんな囲まれてたらね‥
ところで一つお願いがあるんだが俺達のギルドに入ってくれないか?今アタッカーが俺とそこの女の子のエレンしかいないんだ」
「まぁ助けてくれた恩があるしな。別にいいぞ。」
そう言うと目の前にギルド招待のメッセージが届いた。
名前は【白虎の里】と言うらしい。
そしてギルド招待を認証するとメンバーの自己紹介が始まった。どうやら【アスト、バーツ、ロッキー、ダン、エレン】と言うらしい。
「俺の名前はハチマンだ。よろしく頼む」
「あぁ。よろしくな。じゃあ早速ギルドハウスに行こう。」
家なんてあるのかよ‥と思いつつそのギルドハウスへ向かった。
「ようこそ!我がギルド【白虎の里】へ!」
家を見ると結構広い。高かったんだろうな‥
「ところでハチマン?お前レベルは何だ?」
「ん?28だよ」
本当の事を言って変に期待させても困るからな。
「んでハチマン。エレンに槍の使い方を教えてくれないか?」
「俺は槍なんて使ったことねぇぞ。だから教える事は無理だ」
「じゃはやっぱりこのバーツが教えるのが一番いいぞ!」
「バーツは教えんの下手だからやだ。あんたのこと嫌いだし」
「ハゥッ!!」
「ここで痛恨の一撃ィィ!!」
俺はこのSAOという世界でこんな馬鹿騒ぎが出来るこいつらのアットホームな雰囲気がとても居心地が良かった。
そして俺は思ったのだ。



ここなら"本物"を見つけられるのではないかと。



キリがいいんでここで終わらせます。
絶望回は7話で!
まぁどんなことが起こるのかはお察しだと思いますが‥
またサチとキリトは月夜の黒猫団に入っておらずたまたま出会う。つまりハチマンとアスナとの出逢いのような感じの設定で進めていきます。


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第7話 そしてハチマンは見つけかけた本物を失う。

時間設定ミスって30分早く出しちゃいました‥


俺が白虎の里に加入してから1週間後。
突然エレンが失踪したとリーダーからメールがあった。
団員は必死に探していたが俺は盗賊スキルを使うことで10分ほどでエレンを見つけ出す事が出来た。
そこは森奥深くの寂れた廃墟だった。
「おいエレン。何してんだよ。早くギルドハウスに帰るぞ。」
「ねぇ。ハチマン。一緒に死のう」
「は?何いってんだよ。」
「私怖いの。この世界にいることが。ならいっそもう死んじゃった方が‥」
「馬鹿か!!お前が死んだら悲しむやつもいるんだ!!しかも軽々しく死ぬなんて言うんじゃねぇよ!!」
ハチマンの突然の怒号に驚いたのか体を震わせていた。
「エレン。お前やお前達の事は俺が絶対に守る。だから安心しろ」
「‥‥そうだね。ありがとうハチマン!戻ろう!」
エレンはすっかりいつも通りの元気を取り戻したようだ。安心した俺はエレンと一緒にギルドハウスへと戻っていった。



そしてそこから3日後俺らは27層へと来ていた。
こいつらには高すぎると思うがどうしても取りたい物があるらしい。まぁこいつらも充分に強くなったしも恐らく大丈夫だろう。ただ1つ心配なのはリーダーが居ないという事だけだが‥
「よーし!!今日も余裕でダンジョンクリアするぞー!」
「「「おー!」」」
その掛け声と共に俺らはダンジョンへと進んでいった。
それが惨劇になるとも知らずに‥



こいつらの戦いを見てると始めに比べて本当に強くなったと思う。この層の敵を圧倒している。
そして10分ほど敵を倒しているとバーツが隠し部屋を見つけたらしい。
そこで俺は思い出した。



4日ほど前にキリトからメッセージが届いたのだ。
その内容は
「20層から30層までのダンジョンには気を付けろ。大体ダンジョンの隠し部屋にあるチェストはトラップだ。俺もこの間引っ掛かったが結晶が使えなかったからかなり苦しい戦いになった。ハチマンのレベルじゃ倒せるとは思うけど気を付けてくれよな」

そうだった。俺ならともかくあいつらならヤバい!!



「待て!!!」
「え?」カチャ
すると突然部屋が赤くなり20体ほどのモンスターが出てきた。
「転移結晶を使え!!」
「ハチマン!!ここ使えないよ!!」
しかも敵のレベルが高すぎる。俺は必死で戦って2,3体倒したところで最悪の現場を見てしまった。
「ダァァァン!!!」
ダンはモンスターに後ろから真一文字に裂かれポリゴン粒子となっていった。すると次々にロッキー、バーツが殺されてしまった。まだ生きているエレンだけでも助けようとしたがもうその時には遅かった。
「エレェェェェェン!!!!」
「ハチマン‥‥◻◻◻◻◻◻◻◻◻◻◻◻」
パリィィィン
「‥‥」
その後の事は全然覚えていない。残っていた敵を殲滅して不在だったリーダーに報告すると俺に呪いの言葉を吐いてリーダーは自殺してしまった。
当然も当然だ。
俺は虚偽のレベルを伝えていた上にあのダンジョンの隠し部屋の事を知っていた。そもそもあんなレベルの高い所に連れてっては行けなかった。




俺は‥見つけかけた"本物"を失ってしまった。




そして俺はこの腐った世界に絶望した


そこから1週間俺は自暴自棄になっていた。
常に最前線で敵と戦いいつ戦ってもおかしくないような戦い方をしていた。
今は47層のダンジョンにいる。少し奥深くへと進んでいくと頭がクラクラし始めた。
「クッソ‥この世界にも疲労何てあるのかよ‥」
そう言い残してハチマンは倒れた。
目を覚ますとそこは知らない場所だった。
誰かの家なのか?‥
「こんにちは。ハチマン君」
「うわぁ!?」
「驚かせてごめんね。キリト呼んでくるから待ってて」
誰だ今の‥そんなことを考えているとキリトがやって来た。
「よう。やっと目覚ましたか。」
「俺どうなってたんだ?」
「お前があそこにいるかもって思って俺もあのダンジョンに入っててな。やっとお前を見付けたんだがお前はまるで死んでもいいような戦いをしていた。配だったから後をつけてたらお前が急に倒れたからここまで運んだんだよ」
「そうか‥ありがとう。それにしても何でそこに俺がいると思ったんだ?」
「あぁ‥それはな‥」




次はキリト視点になります。
感想や評価よろしくお願いいたします!!


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第8話 エレンからのプレゼント

はい。
自分がめちゃめちゃ尊敬してる「ハチマンくんとアスナさん」の制作者様にお気に入り登録してもらえてハイになってるOzUkIです。

シリアスな話となっております。



「あぁ‥それはな‥」

キリト side ~一週間前~
一週間前突然フレンドからハチマンが居なくなった。
急いで生命の碑を見に行ったがHachimanの名前に斜線は引かれて居なかった。つまり生きてはいるのだ。
俺は今では攻略組にいるサチに情報収集をしてもらいつつ片っ端から探していった。

その1週間後。βテストからの知り合いの情報屋 アルゴから重要な情報を聞いたのだ。
「ハッチーなら最前線で戦ってるの見たゾ?」
「それは本当か!?」
「俺っちは嘘つかないゾ」

その直後サチからもメッセージがあった。
【今最前線で次々とソロプレイヤーがダンジョンをクリアしてるって言う情報があるの。見た目は170-180ぐらいの身長で目が腐ってるって!!これってハチマン君だよね?】
【あぁ。そうだ。情報ありがとう】
返信を返すと急いで47層のダンジョンを片っ端から探していった。


「それで今に至るって訳だ。」
「なるほどな」
「あまり詮索する気は無いが何があったのかぐらいは教えてくれないか?」
「分かった‥‥‥」
俺はハチマンから事の顛末を聞いた。
ギルド全滅?‥‥ハチマンがこうなるのも無理はない。
だけど‥‥

「今の話を聞いたら立ち直れないのは分かる。だからってお前が死んでいい事にはならない」
「俺は別に死んでもいいんだ。せっかく見つけた本物を自分のせいで失った。そんな俺に生きてる資格何てな‥」
「そんなわけないだろ!!お前が死んで悲しむやつもいるんだ!!」




「お前の言う本物が何なのかは分からない!!‥‥そして失った本物を取り戻すことは出来ない‥だが、その本物を新しく見つける事は出来る。俺が一緒に見つけてやるよ!!!俺は死なねぇからな」

「ありがとう‥キリト。少し落ち着いたよ」
「そりゃあ良かった」
そこでふとキリトは思い出した。
「そういえばハチマン?町の噂で聞いたんだがクリスマスの夜モミの木の下に【背教者ニコラス】って奴が出るらしいんだ。そいつが蘇生アイテムをドロップするらしい」
「それは本当か!?」
「あくまでも噂だからな‥でも信憑性は高いと思うぞ。でもここで問題が出てくる。どう考えてもレベルが足らない」
ハチマンのレベルは47だった。

「少なくとも60少しは無いとダメみたいだ」
「分かった。今すぐ下層でレベル上げしてくる」
「待て!俺も行く。一緒にって言ったろ?」
「おう、ありがとな」
そう言ったハチマンの顔は………少しだけ晴れていた。

ハチマンside

そしてクリスマス当日。ハチマンとキリトのレベルは64になっていた。そして【背教者ニコラス】の現れるだろうモミの木に向かっていった。その途中索敵スキルを発動させていると数人が尾行していることに気づいたため立ち止まった。
「尾けてるのは誰だ?」
すると盗賊スキルを解除したのかそこに出てきたのはクライン筆頭のギルド風林火山だった。
「おい。ハチマン、キリト。お前ら二人で行くつもりなのか?」
「嫌、俺一人で行くつもりだ。」
「何ってんだ!?ソロじゃ死んじまうぞ!俺たちと一緒に行くぞ!!誰にドロップしても恨みっこなしだ」
「なんでだよ!?一緒にって言ったろ!!それにソロじゃお前が死んじま…」


「黙れよ」
「これは俺一人がやらないと意味がないんだ」
そう俺は一人じゃないと意味がない。蘇生アイテムを使いエレンの最後の言葉を聞かなければならないのだ。
それがどんな言葉だとしても。


すると突然大量の軍隊が出てきた。
「ゲ!こいつらレアアイテムのためなら一線さえ超えるって有名な聖龍連合じゃねえか!」
「ハチマン!ここはキリトと俺たちで食い止める早く行け!」
「クライン……」
俺はその場をキリトと風林火山に任せ急いでモミの木の下に向かった。


クリスマスの鐘が鳴った時上からすさまじい雄叫びとともに【背教者ニコラス】が落ちてきた。

「うるせぇよ‥」
そう吐き捨てて俺は斬りかかった。



10分ほど戦った所で回復結晶が無くなってしまった。
だがモンスターの体力もあと一撃が二撃分。
「ハアァァァァ!!!」
俺は最後の力を振り絞って真一文字に切り裂き
【背教者ニコラス】はポリゴン粒子となっていった。

ドロップしたアイテムを急いで確認すると
そこには蘇生アイテムがあった。
だが喜んだのも束の間。アイテムの説明を見て俺は絶望した。


キリトside

聖龍連合と交戦すること20分。俺達の決死の抵抗により聖龍連合は去っていった。
「あぁ‥疲れたぜぇ‥」
そうクラインが言った直後ハチマンが戻ってきた。
その手には蘇生アイテムらしき物がしっかりと握られているのだがハチマンの眼がおかしい。
腐ってるのは普段だとして完全に絶望仕切ってる眼だ。


「おいハチマン。それ‥蘇生アイテムなんだよな?」
「‥‥そうだ‥」
すると手に持っているアイテムをこちらに投げてきたので受け取ってアイテムの説明を見てみると驚愕の内容が書かれていた。
「死んでから10秒以内‥?」
まぁ当たり前と言えば当たり前だ。
HPが0になったら脳が焼かれるのだからそこから蘇生等とは当然無理なのだ。

余談だがこのアイテムの説明は後にとても重要な情報となる。

「キリト。それは今度お前の目の前で死んだやつに使ってくれ」
そう言ってハチマンが去ろうしたところを
クラインが止めた。
「ハチマン。お前だけは絶対に生きろよ!!」
クラインは涙ぐみながら言った。きっとハチマンの顔で事情を察したのだろう。そういう所だけは気が利くやつだ。
「じゃあな。クライン、キリト」
そう言ってハチマンは去っていった。


ハチマンside

俺は再び絶望した。蘇生アイテムがあると言う淡い期待を持っていたのだ。良く良く考えたらそんなに都合の良いものが有るわけがない。それなりに条件があるはずだったのだ。
俺はこれからどうすればいいのだろう。
(とりあえず頭の整理をしたいから寝るか)
そう思い左手で操作して装備を外そうとすると
一犬のプレゼント入りメッセージが入っていた。
それは何と死んでしまったエレンからだった。
どうやら時限式でクリスマスの日に届くようにしたらし。俺はメッセージを聞くことにした。



「メリークリスマス、ハチマン!これをハチマンが聞いている時には私はもう死んでしまっているでしょう。私本当はずっと怖かったんだ。でもそれをハチマンが救ってくれたんだよ?実を言うと私はハチマンのレベル知ってたんだ」
そう言うと彼女は続けた。
「さて、ハチマンはあの日からずっと私は死なない。ずっと守るって言ってくれたよね。だから私が死んだ今ハチマンはきっと自分の事をすごく責めてるでしょう。だけどそれは私個人のせいなの。
だからハチマンは頑張って生きてね。
生きてこの世界の最後を見届けて、この世界が生まれた意味、私みたいな弱虫がここに来ちゃった意味、
そして、君と私が出会った意味を見つけてください。それが私の願いです。
じゃあね、ハチマン。 君と逢えて、一緒にいられて、本当によかった。じゃあ時間も余っちゃったし歌でも歌うね!」
フンフフフンフンフンフーン
「最後に私からのプレゼント!ハチマン、来てる服がダサかったから私がプレゼントしてあげる!それじゃあ時間が来ちゃったから本当にお別れだね。もう一回言います。君と出逢えて本当に良かった!」
そう言うと記録結晶は効力を無くした。
そして俺はエレンの最後の言葉が分かってしまった。




「ありがとう。さようなら」
パリィィィン





「バカやろう‥‥」
俺は泣いた。
その涙がクリスマスの夜中に枯れることは無かった。






感想と評価よろしくお願いいたします!


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第9話 シリカとの出逢い

号泣シーンからの続きです。


「ん‥」
朝起きるともう11時になっていた。
どうやら泣き寝入りしてしまったようだ。
俺はエレンの言葉のおかげで自分を取り戻すことが出来た。


「そういえばプレゼントあるっていってたな‥」
メッセージのプレゼントを開けるとそこにはコートが入っていた。
名前は【ソウルズ・オブ・グレーエイツ】
エリの辺りに8つの勾玉がある灰色のコートだった。

「なかなかいいセンスしてんじゃねぇか」
そう言って俺はそのコートを着てまずはキリトに謝りに行こうと思い宿を出てキリトに謝罪の文と共にメッセージを打った。
どうやらキリトは今ロザリアというプレイヤーが筆頭のオレンジプレイヤーの集まるギルドを黒鉄宮へ送ってもらうように依頼されたようで今は28層にいるようだ。
俺は今33層。少し敵を狩ってから行こうと思い33層の森へと向かった。

10分ほど敵を狩っていると女の子の悲鳴が聞こえたためすぐに向かうとそこには今にもモンスターに切り裂かれそうな小さな少女がいた。

「危ない!!」

俺はすぐに動きモンスターに斬りかかるとモンスターはポリゴン粒子となっていった。
「大丈夫か?」
「はい。私は大丈夫ですけどピナが‥」
「ピナって言うのは?」
「小さなドラゴンです。私ビーストテイマー何ですけど私が殺されそうになったときにピナが代わりになってくれたんです。私のせいでピナが‥‥」
「ちょっと待て。そのピナから何か遺留品が落ちなかったか?」
「えっと‥‥ピナの羽があります」
「何か遺留品があれば47層の思い出の丘って所に咲く花で蘇生出来るぞ」
「ほんとですか!?でも‥47層何て私のレベルじゃ無理ですよ‥」
「‥しょうがないな。俺が一緒に行ってやるよ」
「嫌‥でも悪いし‥」
「お前見てると妹思い出してほっとけないんだよ」
「あはは!分かりました。ありがとうございます。私の名前はシリカです」
「俺の名前はハチマンだ。よろしく」

そう言ってシリカを助けることに俺は協力することにした。もう夜が近かったためその日は宿に泊まろうと町を歩いていた。
するといかにもケバい女がこちらに来て話かけてきた。
「あーら。シリカさんじゃない。あの森から抜け出せたのね。あれドラゴンちゃんは?もしかして死んじゃった?」
「確かにピナは死にました‥でも生き返ります!!」
「ふーん。思い出の丘に行くんだ。でも貴方のレベルじゃ無理よ」
「だから俺がついてくんだよ」
「貴方もこの女にたらしこまれたの?こんな腐った目の男に何が出来るんだか」
確信した。こいつはウザい。こいつに関わるのは面倒なので無視して早く宿へ向かう事にした。
「シリカ。面倒だし早く行くぞ」
「は、はい!」
そう言って俺らはあの女達と別れた。


「何なんだあの女は?」
「あの人はロザリアさんと言う前まで一緒に戦ってた人です。でも感じが悪かったので私はそのグループから抜けました。」
(ん?ロザリア‥どこかで聞いた気が‥)
「あ!思いだした‥」
「何をですか?」
「シリカ。あの女とは二度と関わるな。あいつはオレンジプレイヤーだ」
「え?まさかロザリアさんが‥」
「まぁ関らなければ問題ないしな。宿も着いたしとりあえず休むぞ。後で明日の予定話すために部屋に行くからな」
「分かりました!」
そう言って宿で俺らは別々の部屋で休んだ。
「さて、キリトに連絡するか。」
【ロザリアを33層で見つけたぞ。ケバい女の事だろ?】
するとすぐにメッセージが帰ってきた。
【そいつだ!情報ナイスだ!!】
【また情報あったら教えるわ】
そう返してシリカの部屋に向かい作戦を説明し始めた。

どのルートで進むのか話している途中に気配がしたので索敵スキルを使うとドア越しに誰かが居るのが分かった。

俺はシリカとの会話を止めて一気にドアまで詰めて思いっきりドアを開けたがそこには誰も居なかった。

「えっと‥ハチマンさん?どうかしましたか?」
「今誰かいた。多分話の内容は全部聞かれたな」
「でもドア越し何て‥」
「聞き耳スキルをある程度極めてるとドア越しぐらいなら聞こえる」
「でも一体誰が‥」
「さぁな」
そうハチマンは言いつつ実は誰が聞いていたか分かっていた。
(恐らくロザリアの仲間だな‥ん?じゃあ上手くいけば‥)
そう思いハチマンはキリトにメッセージで作戦を伝えた。


翌日俺らは宿から出て47層に向かっていた。
「いいか?危ないと思ったらすぐ逃げろよ?俺が殺るから」
「大丈夫ですよ!」
「ほんとかなぁ‥‥」
そんな事を話しつつ俺らは47層へと着いた。
そこには綺麗な花畑が広がっていた。
「うわぁ!!綺麗ですね!」
「そうだな。早く行くぞ」
「待ってくださいよぉ!!」


途中の道でシリカがモンスターに絡まれたり等トラブルがあったが何とか目的地の思い出の丘に着くことが出来た。少し遅れてシリカが着くとその時綺麗な一輪の花が咲いた。
「これがそうだ。ここじゃ危ないから帰ってから使ってくれ」
「はい!本当にありがとうございます!!」
(さて‥もうそろそろかな‥)
俺は索敵スキルを使用すると案の定草むらに隠れている奴らがいた。
「おい。そこにいるやつら出てこい」
「何だい。待ち伏せしてるのが分かってたのね」
「まあな。レアアイテムが大好きなロザリアさんなら絶対に奪いに来るとは思ってたからな。ってことで増援呼びました。」
「何!?」
「キリトー出てこーい」
そう言うと反対側の草むらからキリトが出てきた。どうやら隠蔽スキルで隠れていたらしい。

「ロザリア。お前を黒鉄宮送りにしてもらうよう依頼されてる。大人しく言ってもらうぞ」
「ふん!たかが二人に何が出来るんだい。殺しちゃいな!お前たち!」
「黒のコートに‥‥片手直剣‥‥ロザリア様!!あいつ攻略組の黒の剣士ですよ!!」
「そんなわけ無いだろ!!こんなところに攻略組何て!早く行かないとお前達を殺すよ!」
「分かりました‥おりゃぁぁ!!」
そう言って5人ほど俺たちに掛かってきたが俺らは無傷だ。
「何で無傷なんだ!?」
頭の弱いこいつらに俺が説明してやった。
「あのな?お前ら精々レベル30だろ?俺は76でキリトは78だ。ここまでレベル差があるパッシブスキル自動回復で攻撃を食らっても実質無傷になるんだよ」
「そんな‥」
「ってことで傷つくか大人しく黒鉄宮行くかどっちかにしろ。俺らはソロプレイヤーだから数日オレンジになろうがどうでもいい」
「分かりました‥‥」

そう言うとロザリアの部下たちは降伏したのか武器を捨てたので黒鉄器送りの転移結晶で先に送った。
「ロザリア?お前はどうするんだ?」
「‥‥‥‥クッ‥分かりました。」
「じゃあこっちに来い。早く送ってやる」
「はい‥」
そういうとロザリアはこちらに来たが突然短剣を取り出してシリカに襲いかかった。
「死ねぇぇぇ!!」
するとキリトが一速く反応してロザリアに転移結晶を張り黒鉄宮へと送る事が出来た。
「ありがとうございます!」
「すまなかった。君を囮にするような事をして」
「いいですよ別に!助けてくれたじゃないですか!」
「そう言って貰えると助かるよ。それじゃあ早く帰って蘇生させてあげな」
「はい!本当にありがとうございました!ハチマンさん!キリトさん!」

そうシリカは言って俺達と別れた。



感想や評価よろしくお願いいたします!

すみません‥風邪になってしまったので少しの間更新遅れます‥


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第10話 アスナとの再会

投稿が遅れると言ったな?
あれは嘘だ。
でも本当に内容は薄いです!
風邪で頭回らないんですみませんm(__)m


シリカと別れた後俺はキリトにまず謝罪した。
「キリト。本当にすまなかった。あの時はあんな態度取っちゃって‥」
「いいんだよ別に。それよりお前が立ち直れて良かったよ」
「ギルドメンバーの一人から時限式のメッセージが届いてな。それで少し落ち着いたんだ。それでキリト‥‥一度あんな態度取った身だが俺と゛本物゛を見つけて欲しい」

ハチマンは断られるのは覚悟していた。
それが当然とも言えるような態度を取ってしまったのだ。

「アハハハハ」
「何笑ってんだよ。こっちは真面目なんだぞ。」
「悪ぃな。お前のその顔見たら面白くなっちゃって。そんなん一緒に見つけてやるに決まってんだろ。俺達親友なんだからよ」
「そうか‥俺達親友だもんな。ありがとうキリト。じゃあまずは何処に行くんだ?」
「じゃあ攻略組の所に行くか。今の最前線は58層だな」
「了解。じゃあ行くぞ【黒の剣士】」
「その二つ名はやめろ!!お前にもその内附けられるからな!!俺の予感がそう言ってる!!」
「はぁ?んな訳無いだろ。アホな事言ってないではよ行くぞ」
「ったく‥」

そんなこんなで二人は最前線へと向かった。
余談だがハチマンはこの後本当に二つ名を付けられることになる。



58層に着いた二人は今攻略組の会議が真っ最中だと言う宿へと向かった。

「おい。ほんとに俺なんか入っていいのか?」
「良いに決まってんだろ。っていうかお前攻略組の即戦力だぞ。」
そんな話をして宿へと着くとキリトが思い切りドアを開けた。

「会議の途中だぞ!!何開けてる‥‥って【黒の剣士】!?」
「その呼び名は止めろ」
「久しぶりキリト君。後ろに居るのは‥もしかしてハチマン君!?久しぶり!急にフレンドから消えたから驚いたよ!」
おお‥俺の名前を覚えていてしかも俺の事を心配してくれてるとは。
やだ、ハチマン惚れちゃう。まぁ冗談なんですけど。


ハチマンが入るとヒソヒソ話しているのが聞こえたのでそれを見てキリトが言った。
「この男、ハチマンは現在79レベル。俺の次に高いから即戦力のはずだ。今日から攻略組に積極的に参加するみたいだからよろしくな。因みにこいつもソロプレイヤーだ」
「えっと‥よろしくな」
やった!噛まずに言えたぞ!
「分かった。よろしくねハチマン君!じゃあ会議を続けようか」

会議の席に座ろうとすると俺を看病してくれたサチがいた。
「この間は本当にありがとな。助かった」
「別にいいよ!これからよろしくね!」
そんな会話をしてから席に座りある程度会議を聞いていると村の住人達を囮にして魔物を罠に嵌めると言う案がアスナから出た。
当然俺は反対だ。

「ちょっちょ待ちぇ!」

最悪だ‥噛んでもうた。
おいそこ。キリト笑わない。
「えっと‥俺は反対だ。住人達を囮にするなんて」
「所詮NPCよ。死んでも直ぐに蘇るの」
「それでも俺は反対だ。」
「俺もだな」
そう言ってキリトも同調してくれた。
「駄目です。攻略組にいる以上私の命令には従ってもらいます」
ここである疑問が1つ湧いた。
「何でお前がそんなに仕切ってるんだ?」
そう言うと突然周りがざわつき始めた。
あれ?何かおかしいこと言った?
すると一人の男が立ち上がった。
「馬鹿者かお前は!!アスナ様は攻略組最強ギルド【血盟騎士団】の副団長だぞ!そして私はこのアスナ様の護衛役に付けられたクラディール様だ!!身の程を知れ!」

嫌、お前は聞いてない。
「あのアスナがねぇ‥始めの頃は「スイッチ?ボタン何て無いよ?」とか天然キャラやってたのに‥」
「それは言わないでハチマン君!」
段々コメディー見たいになってきたから流れ戻そ。
「話を戻すけどその作戦なら俺は反対だ。参加しないぞ」
「俺もハチマンと同じだ。帰らせてもらう」
そう俺たちは言い放ってその場を去っていった。



感想や評価よろしくお願いします!!


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第11話 お昼寝の時間

「キリト悪かったな。俺が変なこと言ったせいで‥」
「俺も本当に思ってたことだしいいんだよ」
「そうか‥これからお前はどこ行くんだ?」
「俺は家に戻ろうかな。この間ハチマンを連れてったころ」
「お前ってサチと付き合ってるの?」
「ん?付き合ってるっていうか結婚してるぞ」
「へーそうな‥‥結婚!?クソ野郎‥お前は俺と同じエリートボッチだと思ってたのに‥見損なった」
「何だよそれ‥っていうかお前にはアスナがいるだろ?」
「は?何いってんの?馬鹿なの?」
「はぁ‥‥まぁいいけどハチマンはどうするんだ?」
「俺はそこら辺ぶらぶらしてるよ」
「そうか。じゃあなハチマン」
「おう」

そう言って俺達は別れた。

少し歩いていると眠くなってきた。今日は日差しも天気も最高の設定だ。そう思ってるとちょうどいい草原があったのでそこで寝転がることにした。
本当に寝ると睡眠PKという寝てる間に相手の手でデュエルを仕掛けて殺されることもあるみたいだから寝ると言っても目を瞑る程度だ。
5分ほどそうしてると聞き覚えのある声がした。
「攻略組の皆がダンジョンに潜ってると言うのに貴方は何をしてるの?」
アスナか‥
「馬鹿なの?今日はゲーム設定が全部最高なんだよ。日差しとか天気とかな。こんな日にダンジョン潜ってられるか。アスナも寝転がって見ろよ。最高だぞ」
「分かったわよ‥」
そう言って寝転ぶとブツブツ文句を言っていたのに突然聞こえなくなった。
どうしたのかと思い目を開けて見るとそこには爆睡している副団長(笑)が居た。
「睡眠PKが怖いし見といてやるか‥」

3時間たってもまだ起きない。流石に寝すぎじゃないか?
そんなことを思っているとガサッと音が聞こえてきた
「ん‥‥」
そこにはよだれを垂らしている寝起きの副団長(笑)が居ました。言葉を間違えると死なない程度に殺されるため慎重に俺は発言することにした。
「よぉ‥気持ち良く寝れたか?」
そう言うとそこには顔が真っ赤なアスナがいた。
あれ?何か間違えた?
「一回奢る‥」
「ん?」
「一回奢るって言ってるの!!それでチャラにして!」
「分かったよ‥じゃあ今から行くぞ」


10分ほど歩くとサイゼのようなNPCレストランがあったのでそこに行くことにした。

「やっぱここが落ち着くわ」
「何で?」
「あ?安くて上手い洋風のレストラン。サイゼみたいだろ?」
「サイゼ‥行ったことないんだよね‥」
「お前田舎者なの?」
「千葉だから田舎かもね‥」
「おい。千葉県民として田舎と愚弄することは許さんぞ」
「え?ハチマン君もなの?っていうかそろそろリアルの話はやめよ!」
「そうだな」
「キャァアァァァアァ」
すると突然女性の悲鳴が聞こえてきた。
「何事だ!?」
「ハチマン君!行くよ!」
「分かった」
俺達は悲鳴の方向へと急いで向かった。



時間圏内事件の終盤まで行けるかな?


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第12話 圏内事件

悲鳴のする方向へと行くとそこには体に剣を突き立てられ身動きの取れない武装した男がいた。

「アスナ!俺は下で受け止めるからアスナは上に行ってくれ!」
「分かった!」

しかしアスナが階段登っている途中に虚しくも男はポリゴン粒子となって消えていった。

「野次馬達!!デュエルのwinner表示を探してくれ!!圏内殺人ならそれしかない!」
「どこにもないぞそんなの!」
「ハチマン君!一番上まで来たけど誰も居ないよ!とりあえず凶器持ってそっち行くね!」
「分かった‥」

デュエルじゃない?
まさか‥圏内PKで新しい方法が生まれてしまったのか‥

「この中で死んだ男と知り合いの奴は出てきてくれ!」

そう言うと一人の女性がこっちに来た。
「私はヨルコと言います。彼の名前はカインズ。カインズとは元ギルドメンバーでした。今日は彼と食事に行く約束をしてたんです。ですが途中ではぐれてしまって‥それであの現場に遭遇しました」
「それじゃ最初の悲鳴も君が?」
「はい‥‥すみません‥気持ちを落ち着かせたいので話すのは明日で良いですか?‥」
「分かった。アスナ、俺達と同じ宿に行くぞ。出来ればアスナはヨルコさんと同じ部屋に居てやってくれ。」
「分かった。ヨルコさん‥行こ?」
「はい‥」


宿に着いて部屋に入るなり俺は考えを張り巡らせた。
(新しいPKの方法なのか?‥待てよ‥そもそも死んでなかったら‥確かポリゴン粒子のようなエフェクトは死んだ時と‥‥‥‥防具が壊れた時‥!)
そしてある1つの仮説を建てた。
ただこれを確信するには情報が無さすぎるので
その日は寝ることにした。


翌日俺はアスナにやることがあると言って事情聴取は任せた。

俺はまずエギルの所へと向かった。

「いらっしゃいま‥‥お客さん以外は呼んでないぞ」
「客だよ。エギル、先日圏内PKが目の前であったんだがそれが厄介でな‥」

俺はエギルに全て事情を話した。
「デュエル無しって‥出来るのか?」
「分からない。だからまずこの凶器を調べて欲しい。もしかしたら何か特殊能力が着いてるかも知れないからな。」
「こりゃまた禍禍しいな‥えっと名前は【罪の茨】か‥
プレイヤーメイドだが聞いたことない前だ。名前は‥グリムロックだ」
グリムロックね‥

「ありがとなエギル。それじゃあまだ調べることあるから行くわ」

次に俺は生命の碑へと向かった。ここには死者には斜線が引かれてる。
カインズだからCainzか‥
‥‥やっぱりな。思った通りだ。
カインズは死んでない。

すると突然メッセージが届いた。
アスナね‥
【大変!ヨルコさんが誰かに後ろから誰かに刺されて窓に落ちちゃった。場所はさっきまで泊まってた宿だよ!】
【ちょっと待ってろ。もうすぐ行く。】
ヨルコさんはYorukoだよな‥
やっぱり引かれてないな。
ということはやっぱり死んでない。
あのポリゴン粒子は防具が壊れた事によるものだ。
あそこから消えたのは転移結晶か何か使ったのだろう‥
肝心なのは何故こんなことをしたかだ。
それは事情聴取をしたアスナが知っているはずだ。
俺は急いでアスナの所へ行くことにした。



「あ、ハチマン君!」
「おう。そこの男は誰だ?」
「シュミットさん。ヨルコさんとカインズさんの元ギルドメンバーだよ」
「そうか。じゃあヨルコさんから聞いた内容を教えてくれ」

こうしてアスナはギルド【黄金林檎】に起きた悲劇を語りだした。



感想と評価をよろしくお願いします!!
次回はラフィンコフィン登場です、


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第13話 ラフィン・コフィン

「なるほどな。【黄金林檎】でレアドロップを売却するかしないかで揉めて結局多数決で売ることになったと。そしてリーダーのグリセルダさんが売りに行っているときに何者かにグリセルダさんが殺されたってことか。」
「うん。要約するとそんな感じ」
「そういえば俺の調べてた事だが凶器に使われた剣を調べてた。この剣の名前はギルティーソード【罪の茨】だ。プレイヤーメイドで作った人の名前はグリムロックだ。そこの男、この名前に聞き覚えは無いか?」
「グリムロックは‥【黄金林檎】のギルドメンバーでグリセルダさんの結婚相手だ」
「なるほどな‥圏内殺人‥グリセルダさんの幽霊かもは」
「そんな‥俺も殺されちまう!」
「もし心当たりがあるのならグリセルダさんの墓に行って謝罪してこい。そうしないと本当に殺されるぞ」
「実は少しだけあるんだ‥分かった。行ってくる」

「さて。邪魔者も居なくなったし本当の事を話そうか」
「うん。本当は幽霊なんかじゃなくてグリムロックさんの復讐ってことだよね?」
「違うぞ。俺は今日凶器を調べたあと生命の碑に向かったんだ。そこでカインズさんとヨルコさんの名前を見たんだが二人とも斜線が引かれてなかった。つまり死んでないって事だ。」
「でも確かに!」
「俺の推測はこうだ。あのポリゴン粒子は死んだ事によるものではなく防具が壊れた時によるもので壊れた瞬間に転移結晶を使いどこかに行った。」
「なるほど。そうすれば死んだように見えるかも。でも何でそんなことしたの?」
「さっきシュミットって奴が心当たりがあるって言ってただろ。多分グリセルダさんが死んだ事件の真相を調べてるんだ」

そう言ってハチマンはあることに気づいた。
(待てよ‥だとしたらヤバイ!)

「アスナ!!グリセルダさんの墓の場所は分かるか?」
「分かるけど‥」
「場所を教えてくれ!!後来れるだけの攻略組を来させろ!」
「何で?」
「このままじゃあの三人は多分殺される!グリムロックにな!」
「ええ!?」

俺は急いでグリセルダさんの墓へと向かった。

シュミットside
ハチマンが墓へと向かっている時にシュミットは墓の前で
謝罪をしていた。

「グリセルダさん‥止めてくれよ!これ以上殺さないでくれ‥俺が悪かったよ。俺は誰かが紙切れ残していて、
その指示に従って報酬を貰ったんだ!その指示はグリセルダさんの部屋に侵入できるように「回廊結晶」の位置セーブをしてギルド共通のストレージに入れるっていう指示だった。本当に悪かった。謝る‥だから殺さないでくれ!」
《それは本当か?》
シュミットは驚いた。墓から声がしたのだから。
「本当だ!本当に悪かった!」
そう言うと目の前にはシュミットのよく知る人物が二人居た。
「カインズ‥ヨルコ‥何でだ?‥死んでなかったのか‥」
「あぁ悪いがお前を嵌めさせてもらった」
「そうか‥」
そう言うとシュミットは後ろからいきなり衝撃がした。
麻痺属性のついた剣で切り裂かれたのだ。
「何だ‥お前は‥」
「グリムロックの依頼だよ。じゃあな」
「何でグリムロックが‥」
シュミットは死を覚悟して目を瞑った。
しかしシュミットが死ぬことはなかった。
代わりに自分を殺そうとした男の手が消えている。

「間に合って良かったわ。お前らは殺人ギルド ラフィン・コフィン【笑う棺桶】だな?」

ハチマンside
グリセルダさんの墓が見えると自分の想像してた最悪の状況が起きていた。
「クッソ‥やっぱりラフィン・コフィンが絡んでたか‥」
このままじゃ間に合わないと悟ったハチマンは最近少しだけ上げていた投剣スキルを使ってシュミットを殺そうとしていた男の手を切り落とした。

「誰だお前は‥」
「俺はハチマンっていう名前だ。見たところお前がリーダーみたいだな」
「あぁレッドギルド ラフィン・コフィンのリーダーPohだ。早速だが邪魔をするなら殺すぞ」
「痛い目見ないと止めないんですかね?なら戦ってもいいけど」
「俺は現役の軍人だ。舐めない方がいいぞ餓鬼」
「そうですか。じゃあやろうか」

こうしてハチマンvsPohの戦いが繰り広げられる事になる。




感想や評価をよろしくお願いいたします!


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第14話 所有欲

戦ってみるとこの男は中々強い。
やはり現役軍人なだけはあるな
だけどな‥

「やっぱりレベルが低いな」
ハチマンはPohの攻撃をいとも簡単に避けて剣でもう片方の腕も切り裂いた。
「現役の軍人だろうが何だろうがこの世界じゃレベルが全て何だよ。このまま後ろの二人も入れて戦ってもいいが後5分で攻略組が25人来る。今の内に退くか攻略組と戦うかどっちか決めろ」

「チッ‥‥ハチマン。貴様は絶対殺す。次に会うときはそこがお前の墓場だ」
「中二臭いのありがと。さっさと消えな」
そう吐き捨てるとPohたちラフィン・コフィンは森の中に消えていった。

「ふぅ。ヨルコさん、カインズさん、シュミット、大丈夫か?」
「ありがとうございます。私たちは大丈夫ですが何故ここに?」
「貴方達の圏内事件の絡繰りが解けたからですよ。ここで質問したいのですが貴方達の防具を破壊した凶器はいつグリムロックからもらいました?」
「私達がこの作戦を計画した時にです。フレンドだったのでメッセージで連絡を取ってもらいました」
「なるほどね‥さっきラフィン・コフィンが言ってたように貴方達を殺すように仕向けたのはグリムロックです」
「何でそんなことを!!グリムロックさんは私達に協力してくれたんですよ!」
「それはこれから話してくれると思いますよ?アスナそろそろ出てこい」
「分かった」
そう言ってアスナはヨルコ達のよく知る人物を連れて森から出てきた。
「「グリムロック(さん)!?」」
「やぁ。久しぶりだね」
「さっきラフィン・コフィンの言ってた事は本当ですか?」
「そうだよ。本当はグリセルダが死んだ事件を黄金林檎の関係者を全員殺すことで抹消しようとしたのにこいつらの邪魔が入ったからね。」
「グリセルダさんはお前が殺したのか?」
「違うよ。さっきのラフィンコフィンの人たちに依頼したんだ」
「何故グリセルダさんを殺した。指輪が欲しいだけの理由じゃないんだろ?」
「ハチマン君だったかな?その通りだよ。理由はそれだけじゃない。グリセルダと僕は現実でも結婚していた。」
「なっ!?」
俺は自然と怒りが込み上げてきた。
「現実でのグリセルダは実に良かった。僕に何でも頼ってくれて幸せな生活を送っていたよ。それがSAOに来てから一変したよ。彼女は勇ましくなった。この世界に怖がっていた僕と違ってね。だから殺したんだ!現実でのグリセルダはもう居ない!それならいっそ殺した方がいいと思ったんだよ!」

「歪んだ愛情ね‥」
「アスナ君?歪んでなど居ないさ‥ちゃんとした愛情だよ」

流石にキレたので俺は低い声でグリムロックにいい放った。
「お前がグリセルダさんに抱いていた感情は愛情じゃない。単なる所有欲だ」
「貴様に何が分かる!?」
「そんなのは‥"本物"じゃない。こいつを見てると虫唾が走る。早く黒鉄宮に送ってくれ」
「分かった。それじゃあさようなら。おとなしく牢獄に行ってなさい。」
こうしてグリムロックが転移結晶で飛ばされ圏内事件は幕を閉じた。



次回からオリストからのリズ登場です!
感想や評価をよろしくお願いします!


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第15話 何とかディールさんとのデュエル

次回にリズと言ったな?あれは嘘だ。
今回はギャグキャラのあの人です。
後お気にいり200ありがとうございます!!


グリムロックを黒鉄宮に送った後少し遅れて攻略組がやって来た。

「アスナ!‥それにハチマンじゃねぇか!」
聞き覚えの声がすると思ったらそこには侍風の格好をしている男 クラインがいた。
「久しぶりだなクライン」
そう言うとクラインがそっと耳打ちしてきた。
「おう。そのハチマン‥もう大丈夫なのか?」
「まぁ完全には立ち直れてないがキリトのお陰で楽になったよ」
「そうか‥良かったな。まぁお前さんにはアスナもいるもんなぁ!」
「は?意味わかんねぇよ。」


そんな会話をしてると一人の男がしゃしゃり出てきた。
えっと‥この細長い顔は‥何とかディールだ。
「アスナ様!ラフィン・コフィンが出没する可能性があると聞いて来たのですが‥」
「ラフィン・コフィンならハチマン君がリーダーのPohと戦って勝利。そのまま逃げたわ」
「この男が?あり得ません!こんな目の腐った男がそんな強い訳が‥」
「何?そんな目腐ってちゃダメなの?しょうがないだろ?っていうかそこまで言うならデュエルでもする?」
「受けて立とう。最も恥を書くのは貴様だがな」
「ブーメラン飛びすぎだろ‥」

こうして俺と何とかディールはデュエルをする事になった。

「早くやるぞ」
モードは半減決着モード。体力が黄色になったら勝敗の着くモードだ。
「その減らず口を叩きのめしてやる。秒殺でな」
アスナの掛け声でデュエルスタートだ
「よーい‥どん!」
かけっこじゃないですよ‥アスナさん‥


デュエルの結果は何とかディールの言ったように秒殺だった。アイツがだけど。
「こんなはずじゃない!!この腐ってる目の男は心まで腐ってる!イカサマしたんだ!じゃなきゃこのクラディール様が負けるわけが‥」
そうだクラディールだ‥
芋頭=クラディール
この公式を覚えとこう!
「キュイイン」
何の音かと思いきや見てみると芋の顔寸前の所にアスナがレイピアを突き刺したようだ。
「貴方は負けたの。これは事実よ。後ハチマン君の悪口は許さないわ。大人しく引きなさい」
おぉ‥俺の事を庇ってくれるだなんて‥
訓練されたエリートボッチの俺じゃなきゃ惚れて即効告って振られちゃってるよ!!



振られちゃうのかよ‥俺‥‥


「分かりました‥」
そう言ってクラディールはとぼとぼと帰っていった。
「他の攻略組の皆も帰っていいわよ!今日はありがと!」
アスナスマイルに癒されたのか皆上機嫌でかえっていった。
やだ!この子素であざといとか天使なの?
違うわ。攻略の鬼(笑)だったわ。

「俺も帰るわ。じゃあな。ヨルコさん達も元気でな。」
「本当にありがとうございました!」
「アスナも協力ありがとな。んじゃあな」
「ちょっと待って!!」
「ん?」
「フレンドなってよ!」
「あぁ‥分かったわ」
俺はアスナとフレンド交換をすると元居た宿に戻り
今日の疲れを癒すように熟睡した。




次回からオリストです!
感想と評価をよろしくお願いします!!


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第16話 ユニークスキル

俺は今どこにいるでしょーか!
5!4!3!2!1!
正解はここ!ここ!
ここでございまーす!
正解はですね!リア充キリト君のスイートホーム前に居まーす!



このテンション疲れるな‥





何故こんなところに居るのかと言うと
グリムロックの一件から一夜開けた後キリトからメッセージが来ていて急いで来て欲しいとのことだ。
まさか見せつけるための嫌がらせじゃないよな?
だって何回もノックしても出ないんだもの。
居ないのかと思い窓を覗いてみるとそこには何と‥



熱い抱擁をしながら深い接吻をしておるキリト君とサチさんが居ました。しかも着ている服が乱れてる。
魔が指した俺は聞耳スキルを使って会話を聞くことにした。
「キリト君‥激しすぎ‥さっきからノックされてるけどハチマン君じゃないの?今日会うって言ってたじゃない」
「サチが可愛すぎるからいけないんだよ!今夜はもっと激しいよ?まぁハチマンは大丈夫だよ。親友だから許してくれるはず」


‥‥‥‥許さねえぞ
っていうかキリトって肉食系なんですね。
戸塚見たいな顔してるのに。
まさか戸塚もか!?まぁ大天使なら許せちゃうけどね!



「おーい!キリトー!いないのかー?これ以上待たせるとサチさんにお前がナンパしてたこと言っちゃうぞー」
俺は冗談で言ってみると突然外からでも分かるレベルで
家が凍りついた?この感覚は‥雪ノ下と一緒だ。
乙女ってマジ怖い。

5分ほど待つとゲッソリとした顔をしたキリトが出てきた。
「ハチマン!!何であんな嘘言うんだよ!」
「だって人を待たせて抱擁とか接吻とかされちゃってもね‥‥何か服も乱れてたし‥」
「見てたのかよ!!」
「あぁしかも『今夜はもっと激しいよ?』とか言ってたしな‥肉食系なんですね」
「ぁぁぁぁぁぁぁ忘れてくれぇぇぇぇ!」
「まぁお互い様ってことで。んで用件は何だ?お前が呼び出すってことは相当なんだろ?」
「あぁ‥実はな‥‥ユニークスキルが発現したんだよ‥」





は?
「ユニークスキルってあの?」
「そうだ。出現条件が書いてないんだよ。名前は【二刀流】らしい」
「双剣か‥んで何?自慢したかったの?」
「ちげぇよ!両手剣って言うぐらいだから剣のレベルも同じぐらいじゃないと駄目だろ?俺の持ってるエリュシデータと同じレベルの剣が欲しいんだ。だけど生憎知り合いに鍛冶屋がいない。お前の知り合いにマスタースミスは居ないか?」
「エギルは違うしなぁ‥アスナに聞いてみるか‥」
「っていうかハチマン!お前も俺と同じぐらい強いんだからもしかしたらユニークスキルが知らない内に発現しれないぞ!俺もそうだったしな」
「はぁ?アホかよ。んな訳‥‥‥って何このスキル‥」
「冗談のつもりだったんだけどあったの?」
「出現条件が書いてない。名前は‥【大鎌スキル】だ。しかも専用武器の入手方法まで書いてある‥」
「入手方法は?」
「あぁ素材を集めてマスタースミスが武器を作ると100%成功するらしい。」
「んじゃお前も必要だな。アスナにメッセージ飛ばしといてくれ」
「分かった」

アスナに知り合いのマスタースミスを聞くとリズベットと言う名の鍛冶屋が知り合いらしい。場所は町の中心の一角。自分で鍛冶屋を経営してるらしい。

「キリト。場所分かったから行くぞ。早くしないと夜遅くなってお前の楽しみが減るからな」
「その事は言うなよ!」
そんな居心地の良い会話をしながら俺らは鍛冶屋へと向かった。


リズベット武具店ねぇ‥そのままなのね‥
「んじゃ入るか」
カランコローン
「いらっしゃいませ!リズベット武具店へようこそ!‥‥お客様お金持ってます?」

客の見た目で金持ってるか判断すんのかよ!
「持ってるぞ。キリトも持ってるよな?」
「あぁ‥んで早速だがリズベット。この剣と同じレベルの剣を作って欲しい」
そう言ってキリトはエリュシデータを差し出した。

「何これ!魔剣クラスじゃない!同じレベルの剣ならさっき私が作った最上級の剣があるけど‥」
そう言ってリズベットは剣をキリトに渡した。
「んじゃ早速」
あれ?キリト君?売り物に何してるのかな?
エリュシデータの硬さじゃその剣が‥
ほら!リズベットも慌ててる

「そんなことしたら貴方の剣が壊れちゃうわよ!」
‥‥何言ってるのかな?
ピンクの髪の子ってアホな子多くない?ガハマさんとかガハマさんとかガハマさんとか‥

ガキィィィン

予想通り売り物が壊れました。
「あぁぁぁぁ何すんのよ!」
「俺の剣がバッキバッキに折れちゃう剣を頼んだぞ」
「腹立つ!それじゃあクリスタルドラゴンから生成される鉱石を取りに行くわよ!貴方達の名前は?」
「俺はキリトだ。んでそこにいるのはハチマン」
「うっす」
「あれ?いつからいた?」



存在さえ認識されないの?俺はゲームのシステムを超越した存在なの?
「最初からだよ。んでそのクリスタルドラゴンの所には俺も用があるからな。同伴させてもらう」
「あれハチマン?お前の残りの素材ってそれなのか?」
「おう、偶然にな」
「何話てんのか分かんないけどよろしくね!私はリズベット。リズって呼んで!」
女子をあだな呼びとかハードル高杉君じゃないかい?
「お、おうよろしくなリズ」
「よろしくな!リズ!」
キリト‥‥いつからお前は葉山になったんだ。
爽やかスマイルを俺がしたら通報まである。
「ハチマンは何キョドってるのよ!早く行くわよ!」
「うっせぇ‥ぼっちにあだな呼びはキツいんだよ」

こうして俺、キリト、ハチマンはクリスタルドラゴンの居る極寒地帯へと向かうことになった。



ハチマンにもユニークスキルを持たせました!
このユニークスキルで74層とか色々変わる予定です!
感想と評価をよろしくお願いします!!


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第17話 恋する乙女

極寒地帯に来てみたのは良いものの‥
寒すぎね?
VRどこまで進化しちゃってるの?
良く見たらリズが一番寒がってるな‥
俺も紳士だ。上着を貸してやろう。
でも中学の時同じことしたら
「ヒキガエルマジキモい!」って言われてトラウマなんだよなぁ。まぁリズは言わなそうだし意を決するか。

「リズ上着やるよ。俺は寒くないからな」

そう言って渡すとリズは黙ってしまった。
あれ?もしかして嫌だった?俺本当に泣いちゃうよ?

「ハチマンって以外と気が利くのね」
「は?俺が気が利くのは当たり前だ。気が利きすぎて周りから存在を関知されないように過ごしてたからな」
「何それ!どんだけ人間不信なのよ」

「おーーい!イチャイチャしてないで早く来いよ。目的地に着いたぞ」
「イチャイチャしてねぇよ(ないわよ!!)」
リズさん顔真っ赤だよ。きっと霜焼けだよね?そうだよね?

「彼処に眠ってるのがクリスタルドラゴンだ。聞いた情報だと俺とハチマンの二人で掛かれば余裕みたいだ」
「分かった。ってことでリズ。お前は出ていいと言うまでそこの岩影に隠れてろ」
「分かった」
「んじゃ俺が一発切り裂いてくるわ。キリトはその後に続いてく」

そう言い残してはまずドラゴンの尻尾を切り裂くと
ドラゴンが暴れだした。だが俺とキリトにかかれば
ただの中堅MOBだ。後少しで倒せる‥と言う所で
「何よ!余裕じゃない!」
(クッソ‥出てくんなって言ったろうが‥)
当然ドラゴンのターゲットはリズへと向いて氷のブレスを吐き出した。
(間に合えよ!!)
俺は何とかリズを助ける事に成功したがそのまま吹き飛ばされてリズを抱き抱えるようにして穴へと落ちてった








目が覚めるとそこには泣いてるリズが居た。
「あれ?‥死んでねぇのか‥」
「ハチマン!!やっと起きた!!」
急に抱きついてきたので1回匂いを胸一杯に嗅いでから(変態じゃないよ!!ただ疲れてるからリフレッシュするだけなんだからね!!)慌てて離れた。
「とりあえず回復するか‥」
「回復結晶あげるよ」
「ありがとな。もう泣くなリズ。所でここはどこだ?」
「分からない‥」
「キリトはどこだ?」
「あの時離れちゃったみたいで‥」
「んじゃメッセージ取ってみるわ‥ってキリトから100件以上来てるし‥とりあえず返しとくか」
「ほんとに仲良いんだね!」
「まぁ俺が数少ない信用できる人間だしな」
「あんたどんだけ疑心暗鬼なのよ‥私は信用できない側なの?」
「嫌、ピンクの髪の奴は天然でアホだけど信用できるって決まってるからな。お前の事は信用できるぞ」
「何よそれ!!でも信用されてるんだ‥ボソッ‥良かった‥ボソッ」


おい。ボソボソ言ってるけど難聴系主人公の髪のせいで不良に見られちゃう男の子とか数台の専用器で国一つ滅ぼせちゃう兵器にに世界でただ一人乗れちゃう男の子とかじゃ無いんだから聞こえちゃうんだぞ。
勘違いしちゃうからやめてね!


「もう遅いし寝るぞ。ここが何処なのかは明日からだ」
「私寝巻何て持ってきてないよ?日帰りだと思ってたから‥」
「んじゃ俺の使え。俺は地面で寝るわ」
「それじゃあんたに悪いでしょ。そうだ!一緒に同じ寝巻で寝よう!」




ナニイッテルノ?ハチマンワカラナイヨ?
頭がパンクしてる内に急に体に温もりを感じた。
もう入られちゃった?ハチマン君詰みました。
「ちょっと狭いね‥」
狭いどころじゃないいいいい!
ふえぇ‥2つの柔らかいのが当たってるよぉ‥
っていうかこの子もう寝ちゃったの?
寝息当たってるよ?こんなの眠れないよ?
ほんとのほんとにゲームオーバーァァァァァ!!!










(結局寝れなかった‥)
「あ、おはよ!ハチマン!」
「お、お、おはようございます!」
何で敬語になっちゃったんだよ‥

ここで俺はあることに気がついた。
それは地面の事だ。昨日は暗くて分からなかったが良く見ると何かの鉱石だ。その瞬間俺は全てを理解することが出来た。
(なるほどね)
「おいリズ。この下の鉱石を取れるだけ取ってくれ。これが俺たちの欲しかった奴だ」
「え?そうなの?っていうか何で分かるのよ」
「この穴何かがおかしいと思ってたんだよ。んで何の為にあるのかって考えたらあのドラゴンの巣以外考えられない」
「それじゃあ‥この鉱石は‥う○こってこと!?」
「まぁそうだな‥多分もうそろそろドラゴンが帰ってくる。その時に捕まって出るぞ。っていってるそばから来たな」
「わぁ!突っ込んでくる!!」
「リズ。捕まってろよ!」
俺はリズの手を引いて剣をドラゴンに突き刺して何とか食らいついた。
気が付くとその目の前には広大な空が広がっていた。
「出れたぁ!!」
「リズ!ドラゴンから離れるぞ!」
「でもあんた剣は!?」
「もうどうせ使わなくなるからいい!早く離れるぞ!」
「うん!」
俺らはドラゴンから離れて上空1000メートル当たりから垂直落下していた。
「ハチマン!私ね!」
「ん?」
「あんたの事好き!!」
‥‥うん。俺は何も聞こえなかった。
風で聞こえなかったんだ。
「風できこえないぞ!!」
「何でもない!」

その後俺らは無事に助かって駆けつけてきたキリトと一緒に宿へと戻っていった。



感想や評価をよろしくお願いします!!


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第18話 焔月

極寒地帯地帯から帰ってきた後俺らはリズの店へと向かっていた。

「そう言えばハチマンさっき剣は使わなくなるって言ってたけどどういうことなの?」
「あー‥ちょっと待ってくれ‥」
ユニークスキルの事を周りに知られると妬まれて何か事件に巻き込まれるかも知れないからな‥
まぁ俺は元々嫌われてますけど。

「キリト‥リズにユニークスキルの事話していいか?」
「あー‥まぁ作ってもらうんだし他言禁止でいいんじゃねぇか?」
「まぁそうか。俺は作ってもらう時に知られるしな」

「リズ。実は俺らはユニークスキルが発現したんだ」
「‥‥え!?ェェェェ!?ユニークスキルってあの?」
「そうだ。キリトは両手剣で俺は大鎌スキルらしい」
「なるほどね‥それじゃあ腕によりをかけて作らないとね!」
そんな話をしていると店に着いた為リズはキリトの剣から作り始めた。

「キリト!出来たわよ!名前は‥【ダークリパルサー】ね」
「すごい‥剣のステータスもエリュシデータと同じぐらいだ」
「そりゃ良かったわ!次はハチマンね!レシピってある?」
「それならあるぞ。しかもマスタースミスが作れば100%成功するみたいだからな」
「そうなんだ!それなら安心ね!」
そう言ってリズはレシピを見ながら素材を次々に調合していく。5分程立つとリズが嬉しそうにこっちに駆け寄ってきた。
「ハチマン!出来たわよ!名前は【焔月】ね」
その大鎌はその名前に相応しいほど紅く禍禍しかった。
「リズ。あの鉱石はまだ残ってるか?」
「え、うんあるけど‥」
「それじゃあ残りの全部使って盾を作ってくれ」
「どうして?」
「盾でパリィしてからこれで刈り取るって言う戦闘スタイルにしたいからな」
「分かった!でも失敗する確立は高いよ?何せレシピが無いから‥」
「その時はまた素材を集めに行くから大丈夫だ」
「分かったわ!じゃあ作ってくるわね!」
そう言って10分程たった。やはり苦戦してるのだろうか?そんな事を思ってると甲高い声が聞こえてきた。
「ハチマーーン!完璧よ!!盾の名前は「ロスチャイルド」!」
その盾は先程の大鎌と動揺紅く染まっていた。
何であの煌めいてる鉱石からこんな禍々しいの出来ちゃうのかね?
「キリト。ステータスはどうだ?」
「さっきから空気になっていたがやっと出番が来たか‥って何だこの盾‥俺のダークリパルサーでも余裕で耐えられるぞ」
メタいのは控えようね。まぁキリトのお墨付きなのだから大丈夫だろう。
「所でハチマン?お前その大鎌で普段から戦うのか?」
「あ‥完全に忘れてたわ‥リズ悪いが剣を1つ買っていいか?」
「いいわよ!代金も要らないし!」
「嫌‥それは悪いから‥」
「私が要らないって言ってるんだからいいの!!」
「はい‥」
おいそこ。キリト笑うなよ。
「まぁそれにしても本当にリズはすげえな‥ありがとよ」
「どう致しまして!!」
そう言って俺が大鎌を閉まっている時に不意打ちでリズが抱きついて来たため受け身を取ろうとした結果俺がリズを押し倒した様な形になってしまった。
っていうか何でハラスメント警告鳴らないの?

その時に店のドアが開いた。入ってきた人物は‥






俺達に此処を教えてくれた副団長様(笑)だった。
「あんたリズに何してんのよ!!」
高速で放たれた閃光のようなリニアーが俺の腹に突き刺さり俺は意識を失ってしまった。



感想や評価をよろしくお願いします!!


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第19話 リズの告白

今日遅れた理由は住野よるさんの「青くて痛くて脆い」を読んでいたからです()
とっても感情描写が独特で面白かったので
読んでない方は是非読んでみてください!




追記
3,4年ほど前に兄が別サイトに投稿していた小説を
受け継いだ(?)んでリメイクしてハーメルンに投稿していきたいと思います。不定期更新となりますがそちらの方もよろしくお願いいたします。
初投稿は1週間以内にさせて頂きます。
ちなみに俺ガイルssです!


目を覚ますとそこには必死に謝っているアスナがいた。
「あ!ハチマン君起きた!!本当ごめんね!さっきは勘違いしちゃって‥」
「別にいいけどよ‥突然突いてくるとか暴君かよ‥」
「もう1回やられたいの?」
「すみませんでしたぁぁぁ!!」
綺麗に土下座を決めた俺にリズが話しかけてくる。
「えっと‥アスナとハチマンは知り合いなの?」
「まぁな。リズの事もこいつから聞いたしな」
「そう‥‥なんだ‥その‥ハチマン?ちょっと来てくれない?」
「あ‥あぁ分かった‥」
そう言って俺はリズに連れられて近くの川に行った。

「そのハチマン‥私あんたが好き‥‥」
「そうか‥だけどその気持ちは受け取れない‥」
俺は昔の様に勘違いだの何だの言って逃げる事は止めた‥
だけど俺は‥
「アスナがいるから?」
「アスナは全く関係ない。アスナもお前も同じ様に俺の信用できる友達だ。だけど俺には‥誰かを愛して守ってやる権利なんて無いんだ‥」
そう一度切ってからハチマンは続けた。
「俺はこのSAO内で大切な人を守れなかった。多分そいつに俺は恋愛感情を抱いて居たのだと思う。その大切な人を‥自分の判断ミスで見殺しにしてしまった。」

そう。俺はエレンを見殺しにした。
本物が欲しくても‥
俺はそれを手に入れる権利なんて無い。
それをリズの告白で実感させられてしまった。

「そう‥なのね‥」

「あぁ‥正直告白なんて物は人生で一度もされたことが無かったから嬉しい。だけど気持ちを受けとる事は出来ない‥これからも俺の‥大切な"友達"として居てくれないか?」
「‥‥そこまで言われたら分かったわよ!でもせめて貴方の専属スミスをやらせなさい?」
「嫌それは‥」
「断ったらアスナに今の間如何わしいことされたって言ってもう一度リニアー放ってもらうわよ?」
「分かりましたよ‥‥それじゃあお願いします」
「それでいいのよ!」
「じゃあ早く戻るぞ。そろそろ心配してるだろうしな」
「うん!」

そう言ってリズの武具店に戻った後俺とキリトはユニークスキルを練習する為に大きい庭のあるキリトの家へと向かっていた。

「なぁハチマン‥やっぱりさっき連れられたのって‥告白されたんだろ?」
「あぁ‥まぁな‥でも俺に誰かを愛したりしてやれる権利なんて無いからな‥断ったよ」
「それは‥あの事件の事いってるのか?」
「そうだ‥俺は本物を見付けたい。だけどそれを手に入れる権利は無い。それを今日実感させられたよ」
「そうか‥」
(アスナ当たりがハチマンの苦しみを解放してやれると良いんだがな‥)
そう考えながらもキリトもこれ以上の詮索は控えようとした為会話を打ち切った。


そこからは他愛ない会話しか無く二人とも足早にキリトの家へと向かっていった。



投稿5分遅れ大変申し訳ございません。
感想や評価をよろしくお願いします!!


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第20話 大切な人達

投稿遅くなってすみません!
これ以上評価下がったら豆腐メンタルがぁぁぁぁあ


「アスナ‥ハチマンの事はどう思ってるの?」
ハチマンに告白した後アスナに話しかけた始めの第一声はこの言葉だった。
「え‥?何で急に?」
「さっき私‥ハチマンに告白したのよ。」
「そうなの!?」
「うん‥でもね?断られちゃった‥自分には人を愛したり守る権利が無いんだって言って‥」

恐らくその事はハチマン君が自分の大切な人を守ることが出来なかった事からの言葉だろう。

「アスナ‥ハチマンの事好きとまではいかなくても気になってるでしょ?」
「え‥?」
アスナは自分の心を確かめるように手を胸に置いて
ハチマンの事を考え始めた。
もしハチマン君が他の子と付き合い始めたらどうだろう?
そう考えるとアスナは急に胸が痛み始めた。
(何‥‥これ‥‥)
それは認めようとすればすぐに分かるものだった。
そうか‥‥私は‥ハチマン君の事が"好き"なんだ。

「うん‥多分好きなんだと思う」
「そっか‥じゃあアスナがハチマンの閉ざしてる心に明りを灯してくれないかな?」
アスナはリズの言っている意味が分からなかったが
数秒後リズの付け加えられた言葉で理解することが出来た。

「ハチマンは今人一倍愛を欲している。けどそれを自分が手にしてはいけないって思い込んでるから余計苦しんでるのよ。アスナ‥貴女なら出来る。ハチマンを‥助けてあげて‥」
アスナはリズが涙を頬に伝わしている事に気づいた。
リズはきっとハチマンの事が好き‥愛している。
だから私に頼んだんだ。この涙を流して。

「分かったわ!リズ!絶対に助けて見せる!」

そう言ったアスナの眼には光が満ちていた。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「ハアァァァ!!」
キリトの家に着いた二人は庭でそれぞれスキルを
磨いていた。

「スターバースト‥‥ストリーム‥」
そう言い放って構えを取ったキリトは後の16連撃の奥義友達言える技を放った。
「オリャァァアア‥‥」
7連撃目で急に力尽きたのを見て俺は急いで駆け寄りキリトを受け止めた。
「大丈夫か?」
「ありがとう‥情けない所を見せてしまいすまなかったな」
「お前は頑張りすぎなんだよ。サチさんに迷惑かけないようにしっかり休養取れよ。夜の営みも程々にな。それにしてもさっきの技すげぇな」
「夜は余計だよ‥さっきの【スターバーストストリーム】は本来16連撃の技で最終奥義の一歩手前だな。でもまだ7連撃しか出せてないしな」
「そうか‥なぁキリト。もう少し休憩したらデュエルしないか?」
「お、それあるな!大鎌VS二刀流か!」
お前は折本か‥と思いながら天を見上げた。
小町や雪ノ下や由比ヶ浜。一色に川何とかさんに両親。
俺の大切な人達は元気にしてるだろうか?
俺は大切な人達‥すなわち"本物"を守れる力が欲しい。
その為にはこのSAOと言う世界で何としても生き残らなければならない。
そしてこのSAOでも
リズやシリカやキリトやサチさん。それにアスナ。
この仲間達を誰一人失いたくない。
もう二度と失いたくない。
そんな思考を張り巡らせていると自分の目から涙が流れている事に気付いた。
「ハチマン!どうかしたか!?」
「何でもねぇ‥ちょっと思い出しちまってな。それよりもうそろそろデュエルやるぞ!」
「おう!」

こうしてSAOユニークスキル保持者のデュエルが一つの家の庭で行われる事になった。



感想や評価をよろしくお願いします!!
余談ですがSAOの9-20巻まで読みました。
ここからはネタバレとなります。



































アリシゼーションのユージオが死んでしまうシーンは感動して涙が出るかと思いました。
でもその後赤薔薇の剣でクィネラ(最高司祭何とかかんとかさん)を倒すシーンは圧巻でしたね。
後ガブリエル・ミラーがベルクーリと相討ちした後にキリトのスターバーストストリーム喰らいながら左手切り落としてましたね。チートですか?(語彙力)
早く21巻が読みたいものです。


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第21話 現実世界

「比企谷君‥」
「ヒッキー‥」
「先輩‥」
「お兄ちゃん‥」
四人はSAOに囚われてから1年以上目覚めない八幡の病室に来ていた。

(比企谷君が居なくなると寂しいものね‥もし帰ってきたら罵倒するのは少し控えようかしら‥それにしても‥いつ貴方は戻ってくるの?)

雪ノ下が思考を張り巡らせているとドアがノックされる音がした。

「どうぞ」
「君達は誰だい?」
「私たちは比企谷君と同じ学校のクラスメートです。この子は妹ですが‥貴方こそ誰ですか?」
「そうか!ハチマン君もこんな美女達に囲まれてて羨ましいよ。僕は通称 仮想課って呼ばれてる所に勤めてる菊岡です。要するにSAO対策本部だと思ってくれればいいよ」
「えっと‥菊岡さん。先輩はいつ戻れるんですか?」
「僕達はSAO対策本部何て立派な名前持っちゃってるけど実は何にも出来てないんだ‥面目ない‥でもSAOの少しの現状なら分かるよ。今浮遊城 アインクラッドは半分以上攻略されてる」
「そうですか‥じゃああと一年ですね‥」
「菊岡さん。聞きたいのですが全部のSAOプレイヤーを回ってる訳じゃないですよね?仮想課もそこまで人は多くないでしょうし‥」
「えっと‥」
「雪ノ下です。」
「じゃあついでに自己紹介しますね!由比ヶ浜です!」
「一色です!」
「お兄ちゃんの妹の小町です」
「ありがとね。えっと話を戻すと雪ノ下君は実に良いところに目をつけてる。実は僕達はレベルの高い、すなわちSAOをクリア出来る可能性がある人を回ってるんだ」
「その一人が比企谷君なんですか?」
「彼の実力は恐らくSAO内でトップ4だ」
「えぇぇ!?ヒッキーってそんな凄かったの!?」
「お兄ちゃん何覚醒しちゃってるの‥」
「八幡君は何処のギルドにも入っていないソロプレイヤーだけど普段から同年代の男の子と行動してるね。後たまに同年代の女の子とも」
「ヤバい‥ヤバいよ雪のん‥ヒッキーが取られちゃう‥」
「だ、大丈夫よ‥あの人は姉さんから理性の化け物って呼ばれてるのよ?そんなことあるわけないでしょ?」
そう言いながらも雪ノ下は噛みまくりだし手も震えてる。

(全くゴミぃちゃんは‥こんなに女の子を待たせて‥帰ってきたらお仕置きだね)

「えっと‥皆さん‥?お兄ちゃんの事好きなんですよね?」
そう言うと皆が顔を赤くして俯き始めた。
始めに口を開いたのは由比ヶ浜だ。
「私は‥好きだよ。ヒッキーの事大好き」
「私も‥先輩の事が好きです‥だれにも取られたくありません‥」
「私も女垂らし企谷君と3日以上会えなかったら死んでしまうぐらいには彼に好意を抱いてるわ」


「それじゃあ‥私たちもVRMMOやってみません?」
「「「え?‥」」」
「私‥お兄ちゃんの見てる世界を体験してみたいんですよ‥それにお兄ちゃんの見てる世界が分かればもしかしたらお兄ちゃんと少しでも仲良く出来るかもしれませんよ?」
「それは名案だね‥それじゃあ最近流行りのALOやろうか!」
「私は持ってるよ~実は1ヶ月前からALOはやってるんだ~!」
「結衣先輩抜け駆け禁止ですよ!私はこの後買いに行きます!アミュスフィアですよね?」
「それじゃあいろはさんに私も着いていきますね!」
「私は今AM○ZONで頼んだわ」

(皆食い付きすぎでしょ‥いつからお兄ちゃんにモテ期が来たのさ‥)

こうして3人はVRMMOの世界に入り浸る事になる。

余談だがこの直後にキリトとデュエルをしようとしていたハチマンに妙な悪寒が襲ったとか何とか‥






感想や評価をよろしくお願いします!!


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第22話 同志?

今回から書き方少し変えてみます。
どっちの方が良いかコメントで教えて頂けると幸いです。


ハチマン「それじゃあキリト‥行くぞ‥」
キリト「分かった。それじゃあデュエル申し込むわ」

現実世界で雪ノ下達が暴れている時ハチマン達は
自分達のユニークスキルを駆使してデュエルを行おうとしていた。

キリト「半減決着でいいよな?」
ハチマン「おう。それじゃあ押すぞ」

〔3,2,1,Start!!〕

開始されたと共にキリトが襲いかかってきた。
初動が早かった為俺は反応が遅くなり何とか盾で防いだ物の体勢を崩してしまった。
そこにキリトが剣を切り込んできたが即座に反応し
大鎌スキルの基本技【魂採(こさい)】でキリトの足に大鎌を振りかざした。当然ジャンプして避けられたが其処が狙いだ。二段構えで大鎌スキル【堕蓮(だれん)】で体勢を建て直し切り込んだ。流石に受けきれなかったのか剣で攻撃を防ぐも後ろにふっ飛ばされていった。

キリト「何でお前はこの少しの練習で使いこなせんだよ‥」
ハチマン「何か分かんねぇけど剣よりは断然使いやすいわ」
キリト「そうかい‥それじゃあ俺も体力少ないからあれをやらせてもらうぜ」

そう言うとキリトは先程見たモーションを取った。
キリト「スターバースト‥ストリーム‥」
ハチマン(16連撃だっけか?まぁ問題ないか)
ハチマンはキリトの攻撃を盾で受け止めようとしたが
8連撃目から形勢が逆転した。
キリトの斬り込む素早さや力が格段に上がったのだ。
油断していた俺は隙が生まれてしまい庭に倒れこんでしまった。

キリト「俺の勝ちだな」
ハチマン(あれを使えばここから形勢逆転出来るか…まぁやってみるか…)

ハチマン「一の舞 【刻炎乱舞(こくえんらんぶ)】」
キリト「な!?」
キリトは狼狽えるように後ろに下がっていった。
なぜならハチマンの焔月が炎を纏っているのだから。
そこに追い打ちをかけるように美しいとも言える舞でキリトを圧倒してついにキリトの体力は半分になってしまった。

キリト「負けちまったか…それにしてもさっきの技はなんだよ?心なしか熱く感じたぞ?」
ハチマン「そりゃそうだ。この技は大雑把に言うと幻術だ。実際に燃えていないんだけどな‥」

プログラムの何かで幻を見せているのか?
しかも熱いという感覚まであった。
茅場は本当に恐ろしい科学者だ‥

ハチマン「お前もスターバーストストリーム凄かったぞ。危なかった。ほんとに」
キリト「16連撃放てないと意味ねぇけどな‥」
サチ「デュエル終わったー?ご飯出来たから食べるよ!ハチマン君も!」
ハチマン「じゃあお言葉に甘えて頂きます」
サチ「敬語使わなくていいよ!」
ハチマン「えっと‥それじゃあ頂く」

サチさんの料理を食べてみたが旨い。旨すぎる。
何がどうなったらこんな上手いんだよ‥

ハチマン「もしかして料理スキルカンストしてるのか?」
サチ「さすがハチマン君!キリト君が気付かないところに気付いてくれるね!」
キリト「サチノ‥それは無いだろ‥」
ハチマン「サチノ?」
キリト「あぁ‥いつもの癖でな‥まぁハチマンならいいか‥こいつの名前はサチノって言うんだよ‥」

何か聞いたことあるような‥‥

ハチマン「へぇ‥ごちそうさまでした」
サチ「お粗末様です。コーヒーいる?」
ハチマン「それじゃあマッ缶で‥あーえっと『マッ缶知ってるの!?』え‥?」

何でサチは急に目を輝かせてるんだ?まさか‥まさかなのか?

ハチマン「そりゃあ千葉県民だからな。千葉の水だ」
サチ「私もなの!!私の周りにマッ缶の魅力に気付かない人多くてさ‥同志が居て良かった~!!」

そう言ってサチさんは無意識に俺の手を女性の二つの象徴‥通称PAIOTSUの間に挟んできた‥
待って!!キリトに殺されちゃう!!!
キリト「ハチマン‥‥覚悟ぉぉぉ」
ハチマン「待ってくれ!!ごか‥」

そう言っている時に思いっきり体術で飛ばされた俺は壁に激突した。

ハチマン(またかよ‥)

こうしてハチマンは昨日に引き続き
意識を失うことになった。




どうでしょうか?


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第23話 ハチマンのSAOでの生活は波乱万丈である。

???「マン‥ハチマーン?大丈夫か?」

ふとそんな声が聞こえてきた為情報を整理してみる。

サチが無意識に俺に抱きついた事で胸が押し付けられる

それに嫉妬したキリトに全力の貫手をされる

意識を失う



キリト怖すぎだろ‥

ハチマン「大丈夫だけど加減してくれよ‥」
キリト「悪かったよ‥ついな」
ハチマン「どんだけサチLOVE何だよ‥んじゃもう夜になりそうだし帰るわ」
キリト「分かった。また手合わせしてくれよな!」
ハチマン「分かったけどそんなしょっちゅうは行かねぇよ」
サチ「今度来た時はマッ缶そっくりなコーヒー作っとくね!!」
ハチマン「マジで?毎日行くわ」
キリト「もう1回やるぞ?」
ハチマン「冗談だよ。じゃあな」

そう言って俺は宿に行くために最短ルートで森を抜けていった。

しかしそこで事件は起こる。

???「キャァァァァァ」
森の中で女性の叫び声がしたのだ。
声の声量的にここから1分もかからないはずだ。
そう思い一目散にそこへ向かうとそこには驚くべき光景が目の前で起きていた。
見たことのあるフードを被り手にギルドの象徴の絵を彫っている3人の男が一人の女性を襲っていた。
間違いない。あいつらはラフィンコフィンだ。
その瞬間リーダーのPohが剣を振りかざした。
それを庇うように俺は奴等の前へと表れて大鎌ではなく剣で受け止めた。

Poh「ハチマンッ‥‥!!!」
ハチマン「久しぶりだな。またこんな事やってんのかよ」
???「リーダーこんな雑魚そうなやつ俺に殺らせてください!!」
Poh「待て!!ダヌス!」

リーダーの言うことも聞かずに一直線に向かってきた男はダヌスと言うらしい。この前会ったときに居なかったメンバーだ。

ダヌス「しねぇぇぇぇ!!!」
ハチマン「遅い」

俺は剣を使うことなく貫手でダヌスの鳩尾に一発食らわした。体力が全損する事は無かったがあと少しで死ぬという所まで来ている。

ダヌス「リーダーぁぁ‥回復結晶を‥」
Poh「俺の言う事も聞かずに突っ走って言った奴に高価な回復結晶を使わせる訳にはいかないな。新入りだって言うから期待したのに‥‥」

そう言ってから一息着いてPohは言い放った。

Poh「残念だ。さらばダヌス」

目の前にはにわかにも信じがたい事が起きていた。
Pohが持っている剣でダヌスを突き刺して



殺したのだ。しかも突き刺した剣は返り血を帯びて少し光りその様は嗤っている様に見えた。

Poh「ゴミ掃除の手伝いをありがとな。不思議そうな顔をしてるがこの剣の名前は【友切包丁】でな。人間の返り血を帯びて行く事でどんどん強くなっていく。」
ハチマン「ご説明どーも。んで戦うのか?」
Poh「残念だが今の俺では恐らく勝てない。また出直していつか必ず殺しに行ってやる」
ハチマン「懸命な判断だ。それと俺は殺されねぇよ」

そう吐き捨てるとPoh達は夜の森林の中へと消えていった。

ハチマン「おい。大丈夫か?」
???「大丈夫です。私の名前はサウサー。貴方は‥ってえ!?!?」

何でこんな驚いてるんだ?待てよ‥こいつ見たことあるぞ‥

???「間違ってたらごめんなさい。もしかして比企谷?」
ハチマン「お前は‥相模か?」

俺はこのSAOでリアルの知り合いと出会ってしまった。
しかも俺が総武校内で悪口を言われる様になった原因の一つがこいつだ。

サウサー「やっぱり‥ハチマンって名前を聞いたときからまさかとは思ったけど‥久しぶり」

ハチマン「おう‥」


何でこんな所いるんだよ‥
っていうか
最近になって思い始めたんだけどさ‥





俺のSAOでの生活‥‥‥波乱多くね?



ここで相模を出してみました!!


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第24話 仲直り

相模side

「結局お前は誰かに認められたかっただけなんだ」

あの日屋上で比企谷に言われた言葉が脳裏に蘇る。
比企谷の言っていた通り私は誰かに認められたいだけだった。だから文化祭実行委員の委員長にもなった。
私がトップ層のカーストに居続けるために。


だけど結果は最悪だった。
雪ノ下さんと比企谷の協力があったから成功できたけど
もし二人が居なかったら文化祭は滅茶苦茶になっていただろう。

「お前は誰かに慰めて貰おうと思ってここに来たんだろ?だけど結果はどうだ?最底辺の俺がお前を一番始めにお前を見つけたんだ。この意味が分かるか?皆誰もお前なんかを本気で探してないんだよ」

狡猾な笑みを浮かべながら私に言い放った比企谷は憎く見えた。だから私は翌日学校中に比企谷の悪口を広めた。予想どおり比企谷の評判は悪くなり当時はざまぁみろと思った。



しかしその2週間後私は気付くことになる。


遥「ねぇ‥今思ったんだけどさ‥」
相模「なになに?」
遥「比企谷の事」
ゆっこ「あははwほんとざまぁみろだよねw」
相模「それなw」
遥「良いから聞いてよ!」

普段こんな声を出さない遥に驚き私たちは
素直に話を聞くことにした。

遥「その私達って文実真面目にやってなかったじゃない?そのせいで何度も危なかったし‥」
相模「あー比企谷が助けてくれたこと?それだけは感謝してるよw」
遥「南少し静かにして?話戻すけど運良く文化祭は成功したけどその後私達はどうなってたと思う?」
相模「遥ごめん‥うーんどうだろう?」
ゆっこ「えっと‥‥あ‥‥」

突然ゆっこの顔が青ざめた。

遥「ゆっこは分かったみたいだね。私達が真面目にやってなくて文化祭を危うく滅茶苦茶にする所だったのは文実の誰かから時間の問題で漏れてたと思うの。そして私達は立場が無くなる。でも現状私達の噂は全く立ってない。何でだと思う?」

そこまで言われて私は気づいてしまった。

相模「もしかして‥比企谷が全部庇ってくれたってこと?」
遥「そう。比企谷の悪口のお陰で私達は助かってるのよ。要するに比企谷はあの時助けてくれたってこと」

そう言われた時私は体から血の気が引くのを感じた。
同時に吐き気もしてきた。
その後結局私は具合が悪くなり家に帰ってしまった。



私は最低だ。比企谷が自分に図星を突き付けてきて腹が立ったからって悪口を広めてその上自分達が本来なるはずだった立場を押し付けてしまった。
比企谷に謝りたい。許してもらえるとは思ってない。
そう考えても結局謝ることは無く12/24日になってしまった。





12/24。町はすっかりクリスマス一色に染まっていて賑やかな雰囲気だ。
そんな中私は憂鬱になっている。結局謝れなかった。

そんなことを考えていると兄からメールが届いた。
【今日は彼女の家に泊まるわ!ナーブギア届いてると思うから開けといて。先やってても良いよ!名前もお前の好きな奴でいいから!】
【分かった】

そう返して私はナーブギアを包みから取り出した。
確かフルダイブ型の次世代ゲーム機だ。
ソフトにはソードアート・オンラインというゲームが入っている。確か今日から始まりだ。

【ゲームでもやってたら少しは頭空っぽに出来るかな?】

そう思いナーブギアを始めて私はゲームを始めた。

相模「リンクスタート!!」

そう元気良く言って私はソードアート・オンラインの世界に入っていった。

史上最悪のデスゲームが始まるとも知らずに。


相模sideout

ハチマンside

ハチマン「文実の時以来か?久しぶりだな」
サウサー「そうだね‥えっとひき‥じゃなくてハチマン。」
そう一息置いてからサウサーは言った。
サウサー「文実の時は本当にごめんなさい。私達が迷惑掛けたのに貴方に全て罪を被せてしまった」
ハチマン「その時の事ならもういいぞ。気にしてねぇし」
サウサー「でも許してもらえるとは思ってないけど謝らせて‥本当にごめんなさい」
ハチマン「許すから止めてくれ。っていうか俺が罪を被ったのは俺の狙い通りだ」
サウサー「それでも辛かったはずでしょ?っていうかこんな私を許してくれるの?」
ハチマン「あぁ‥もう良いよ。お前が謝ってくれて嬉しいしな。だから早くいつもの調子に戻れ」
サウサー「‥ありがとう!それじゃあお礼私が寝る所に連れてって上げる!」
ハチマン「嫌‥悪いしいいぞ‥わざわざ気なんか使わなくても」
サウサー「女の子が誘ってるんだから来なさいよ!」

えっと‥誘ってるって言うのは‥まさか‥
サウサー「エロいこと考えてんじゃないわよ!」
そう言ってビンタされた俺は半ば無理やりサウサーに連れられていった。



ツイッター始めました。
@OZUKI0116 URL↓
https://twitter.com/OZUKI0116?s=09

更新状況や遅れるときにはこれで報告するので是非フォローをお願いします!!


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第25話 ハチマン、血盟騎士団に入るってよ。

みんなもっと評価とお気に入りしてってもいいんやで(懇願)


俺は今血盟騎士団の本部の前でサウサーに土下座している。何でこんな事になってしまったのか説明しよう。
俺がサウサーにつれられたところは何故か血盟騎士団の本部だった。そして本部に入ろうとした時に俺がこけてしまったのだ。
その時のサウサーの恰好は血盟騎士団の白い服とは裏腹に赤がベースの服を着ていて下はミニスカだった。
そのせいで俺はリトさんも驚きのスカートの中に顔を埋めつつ両手で胸を揉んでしまった。当然ハラスメント警告がなったのだがサウサーの良心により解除されて現在に至っている。

ハチマン「本当にごめんなさい。こんな蛆虫がサウサー様の高貴な胸を揉み股に顔を埋めてしまって大変申し訳ございませんでした…」

サウサー「改めて言うな!それに謝ってくれたしいいって。さっき私の事ハチマンは許してくれたでしょ?だから気にしないよ!それにハチマンにそういう事されてもいいし…

ハチマン「何か言ったか?」

今のは幻聴系じゃない俺でも聞こえなかったぞ?

サウサー「何でもない!この馬鹿!鈍感!八幡!」

ハチマン「俺の名前を悪口に使うな。まあ許してくれるならこれで終わりにするが償いとして俺のできる範囲で何でも一つ言うことを聞く」

サウサー「分かった!何でも一つね!それじゃあ中に入るよ!」

ハチマン(何か悪い予感がするな…)

そう思いながら俺らは中へと入っていった。
それにしてもサウサーは血盟騎士団と何の関わりがあるんだ?


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


サウサー「ここよ」

『団長室』

ハチマン「は?」

思わず変な声出ちまったよ。何で俺がアインクラッド最強と言われている血盟騎士団の団長と会わなきゃいけないの?罰ゲーム?

サウサー「失礼します。」

アスナ「サウサー!!心配したよ!連絡も付かないし!」

そう言ってサウサーに抱きついたのは血盟騎士団の副団長 【閃光】の二つ名を持つアスナだった。

サウサー「ごめんねアスナ!面倒ごとに巻き込まれちゃった!この男が助けてくれたのよ!」

アスナ「ハヂマンぎゅん!?!?」

そういってアスナは顔を赤くして俯いてしまった。
やめろおおおおお!!勘違いすんだろううううう!!

ハチマン「久しぶりだな…アスナ」

サウサー「あれ?二人って知り合い?なあんだ。ハチマンの昔からの知り合いは私しかいないと思ってたのに」

アスナ「うん。その言い方だとサウサーもSAOの始まった一年前からの知り合い?」

サウサー「あー…実はね…」

八幡sideout

アスナside

驚いた。私の血盟騎士団内での友達のサウサーが私の恋の相手のハチマン君を連れてくるだなんて。
しかも話を聞いたらハチマン君とはリアルの知り合いで高校が一緒らしい。そして一番驚いたのがサウサーの告白だ。
高校の時にハチマン君の悪い噂を流していじめてたという事。正直怒ったけど誠心誠意謝ったらしく当のハチマン君も気にしていないようなので部外者の私が咎めるのもおかしいと思ったので何も言わず受け入れることにした。

サウサー「そういえば団長、副団長。報告です」

サウサーが私の事を副団長と呼ぶときは真面目な話をする時だ。

サウサー「先ほど、この層での森林地帯でラフィンコフィンに遭遇。いたメンバーはリーダーのPohと赤眼のザザと新入りのダヌスというものです。ただしダヌスはハチマンが交戦して勝利してその後リーダーが見捨てて殺しました。その後はハチマンがあいつらを威圧して撃退しました。」

ヒースクリフ「報告ご苦労。それにしてもハチマン君だっけかな?あのラフィンコフィンを退かせるとは中々の実力だね。血盟騎士団に入らないかい?」

ハチマン君が血盟騎士団に入ってくれたら私がたくさんアプローチ出来る!!
でもハチマン君なら…

ハチマン「お誘い嬉しいですけど俺は入りませんよ」

サウサー「それじゃあハチマン!さっき何でも一つでも言うこと聞くって言ったよね?それじゃあ血盟騎士団に入って!」

ハチマン「そこでそれ持ち出すのかよ…まあ約束しちまったしな…分かった。入ってやるよ」

サウサー「上から目線すぎでしょ…」

ヒースクリフ「それじゃあハチマン君には諜報部に言ってもらおうか。実力もあるしね。」

サウサー「私の居るところだから明日案内してあげるね!『ピコン♪』何だろう…あ!今日諜報部で会議あるんだった!ごめんアスナ!ハチマンに宿紹介してあげて!」

もしかしてサウサーって…

そう思ってるとサウサーがすれ違い様に耳元に囁いてきた。
サウサー「私、負けないから。」

アスナ(っ!!)

私も…絶対に負けないよ!

アスナ「それじゃあハチマン君!近くの宿紹介するから行こ!!団長失礼しました!」

そんな気持ちを抱きながら私はハチマン君を半ば無理やり部屋から連れて行った。

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第26話 アスナの家にお泊まりをする事になった。(前編)

アスナside


アスナ「それじゃあ行こうか!」

ハチマン「おう‥んで質問なんだが諜報部って何するんだ?」

アスナ「他の巨大ギルドの動きとか町の動きを調べに行くの。実力が物を言う部署かな」

ハチマン「マジかよ‥絶対嫌なんだけど」

まぁハチマン君ならそう言うよね‥

アスナ「でも諜報部で1番の成績を取ると副団長補佐になれるんだよ?そしたら私が沢山ハチマン君を可愛がってあげるから!」


ハチマン「お前の下に着くとか絶対嫌だわ。まぁ諜報部よりはましだろうけどな」

そんな事言ったら傷ついちゃうよ!
これでも私も乙女なんだから!

ハチマン「そう言えばサウサーは諜報部何だよな?どれくらいの実力何だ?」

好きな人と話してるときに他の女の話されるとムカつくって言うけど本当何だね‥

アスナ「‥サウサーは諜報部No.2よ。それが何か?」

ハチマン「何か怒ってないか?」

アスナ「別に!」

本当に鈍感なんだから‥
まぁ私が積極的に行かないのもあるけど‥
だから今日は‥


アスナ「その‥ハチマン君?今から行っても宿は開いてないと思うの?だからその‥私の家に泊まらない?」

ハチマン「は?」

私は顔が真っ赤になるのを自覚しながらハチマン君に言ってみたらこの反応‥乙女心が分かってないなぁ‥
まぁいきなり泊まりの誘いなんて流石にこうなるよね‥

ハチマン「えっと‥宿は開いてると思うぞ?それにアスナの家に一緒に泊まるなんて俺にはハードルが高杉晋作だ」

ハチマン君って時々何言ってるか分かんないよね‥

アスナ「あぁぁもう!!これは副団長命令です!私の家に泊まりなさい!」

ハチマン「おいそれはずるいだろ!!待って!ランベントライトを出すな!!泊まるから待て!!」

よし!言質は取れた!

アスナ「今泊まるって言ったよね?」

ハチマン「嫌そのそれらその場の流れ「言ったよね?」で‥はい。分かりました」

アスナ「よし!それじゃあ行こう!」

--------------------------------------
ハチマンside

アスナはいきなり泊まれとか言い出して何をしたいんだ?
アスナの事だから俺の事を嵌めるって事は無いだろうし‥本当に意味が分からない‥

そんな事を考えている内にアスナの家に着いてしまった。女の子の家に入るなんて久しぶりだ‥
中学生の頃成り行きで女子の家に行ったら

クラスメイト「ヒキガヤ菌が移るから帰って!!」
って言われたなぁ‥懐しい悪い思い出だ‥

アスナ「ただいま!」

ハチマン「おじゃまします‥」

部屋に入ってみると如何にも女の子っぽい部屋のレイアウトだった。

立派なソファーに棚の上には花瓶が飾ってあってキッチンもしっかり整理整頓されてる。部屋も整理整頓されている為なお清楚感が出ている。アスナと結婚出来る奴は幸せ者だな」

アスナ「え////そんな事急に言われても///」モジモジ

ハチマン「ん?急にどうした?顔真っ赤にして」

こいつさっきも顔真っ赤にしてたよな?
風邪でも引いてるのか?っていうかそもそもSAOに風邪ってあるのか?

アスナ「だって‥ハチマン君が今私と結婚したいッて///」

心の声漏れてたのかよ‥っていうかあれ?少し違くない?何かアスナさんの脳内で勝手に補正されてますよね?

ハチマン「おーい?アスナ~?」

アスナ「ブツブツブツブツブツブツ」

ハチマン「俺もう帰るわ」

アスナ「待ってェェェェ!!」

ハチマン「痛ってぇ!!思いっきり突き飛ばすな!」

アスナ「帰るなんて言うからだよ!ご飯作るから待ってて!私の物勝手に触っちゃダメだよ!」

言われなくても触りませんよ‥んじゃする事無いしソファーに座って新聞読んでるか‥

『攻略組!今度は70層を攻略!主に神聖剣ヒースクリフ率いる血盟騎士団が主力の模様!』

へぇ‥っていうか後少しでクォーターポイントか‥また死者が数人は出るんだろうな‥
今後の攻略には俺も参加しないといけないし授かったユニークスキルで一人でも救えるように動かねぇといけねぇな‥

アスナ「ご飯出来たよ~!!」

そう言われて席に着くとそこには刺身が並んでいて小皿には謎の液体が入っていた。
謎の液体を舐めてみると馴染み深い味がした。
これは‥

ハチマン「マジかよ‥千葉県が誇る醤油じゃねえか‥この世界にあるとはな‥」

アスナ「私が調合したの。塩だけだと物足りないからね。それじゃ音頭とるね。はい、いただきます!」

ハチマン「いただきます!」

柄になく元気な声を出してしまった俺だが実際かなりテンションが上がっている。あの醤油を堪能出来てるのだから。マッ缶あれば最高なんだけどなぁ‥まぁ俺は食わせてもらってる立場だしあんま文句言えないな‥

アスナ「その‥ハチマン君?今日一緒のベッドで寝ない?」

ハチマン「おう!いいぞ!‥‥‥‥‥‥え?」

あれ?今とんでもないこと口走りませんでしたか?
アスナさんも口パクパクしちゃってるし‥
俺も何気分がハイになってるからって返事しちゃったんだよ。

アスナ「言質は‥取ったからね///ごちそうさま!お風呂湧いてるから先入ってね///」

(これは今日1日を無事に終われる気がしねぇな‥)

そんな覚悟をしたハチマンであった。



評価や感想をよろしくお願いいたします❗


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第27話 アスナの家にお泊りする事になった。(後編)

ほんの若干のシリアス入りました。


アスナside
体を洗い風呂に使っていたアスナは顔が真っ赤になっていた。もちろんのぼせたわけではない。

アスナ(へへへ…ハチマン君に結婚したいって言われちゃった…)

※言われてません

アスナ(ハチマン君もしかして私の事好きなのかな?もう今日告白しちゃおうかな?…でももし私の勝手な勘違いで告白断られちゃったらもう今までの関係ではいられないよね…どうしよう…)

アスナ「ほんと恋愛ってむずかしいなあ…」

誰にも聞こえない声の大きさでそう呟いたアスナだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
アスナsideout
ハチマンside

ハチマン(それにしても今日のアスナはなんなんだ?いきなり家に泊めてくるし同じベッドで寝ようと誘ってくるし…女子が恋愛関係でもない男を夜遅くに自分の家に泊めるなんて事をするのはただ一つの理由しか無いよな…でも俺はアスナの気持ちを受け取る事が出来ない…だって俺には…)

ふとリズに告白された時の言葉を思い出す。

ハチマン「俺は”本物”を手に入れることが出来ないのか?…」

そう考えると自分の事が情けなくなり気が付くと静かに俺は泣いていた。

アスナ「お風呂上がったよー!残り湯で変なことしちゃだめだよ?でもハチマン君ならいい…ってどうしたの!?」

アスナは泣いている俺の事をすっと抱きしめてくれた。俺が何で泣いているのか察してくれたようだ。

アスナ「ハチマン君の苦しみを私はわからない。でもきっと私の想像を絶するものなんだと思う。だからさ…辛い時は一人で抱え込むんじゃなくて私に相談して?私は絶対に君の元からいなくならない。ずっと一緒にいるから…」

そう一息おいた後でアスナは自分の言葉を思い出したのか、また顔が赤くなった。

アスナ「そそそそその一緒にいるって言うのはずっと友達とか相談相手でいるって意味で別にハチマンと一緒に暮らしたりとかそういうわけじゃないからね!?ほんとだよ!!」

ハチマン「分かってるよ。その…ありがとな。元気でたわ。そんじゃあ風呂入って来るからな」

アスナ「うん!」

俺は少し晴れ晴れとした気分で風呂場へと向かった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

風呂を上がってリビングに向かうとアスナは顔を真っ赤にして後ろに後ずさった。何?アスナは最近赤面がマイブームなの?っていうか赤面要素あります?

アスナ「そのハチマン君…ハチマン君は心の準備ができてるかもしれないけど私はまだできてないの!!でもハチマン君が本当にその気ならその…私は…いいよ?」

ハチマン「え?」

そのままアスナはさらなる爆弾発言を投下してきた。

アスナ「初めてだから…優しくしてね?」

その爆弾発言に上目遣いに赤面はずるいだろおおおおおおお!!耐えろ…耐えろよ俺の理性…俺は理性の化け物だろうが…

ハチマン「そのアスナ?俺がバスタオル一枚なのはただ単に熱いからだぞ?男は風呂上りにすぐ服とかは着ないでこうやってクールダウンするんだ。だからアスナが考えてるような事はしないぞ?」

そういうとアスナはぽけーっとした顔で10秒ほどフリーズしていた。まあそりゃあそうなるわな。さすがに女子の前でバスタオル一枚はまずかったか?
あれ?アスナさん手が紫色に光ってません?気のせいですよね?

アスナ「ハチマン君の馬鹿ああああ!!」

ハチマン「グゴォォォ!?」

そのまま俺は壁に打ち付けられた。

ハチマン(なんで俺は一日を無事におわれないんだよ…)

俺はは気絶することはなかったもののしばらく腹を抑えていた。圏内だからってやりすぎだろ…
っていうかまた光ってません?しかも次はランベントライトですよね?

ハチマン「待て!何でもするから!!」

あ、やべ…

アスナ「今何でもするって言ったよね?じゃあ言う事聞いてね!とりあえず早く服着てベッドに来て///もう寝るから///」

ハチマン「分かりました…」

すぐ何でもするっていう癖直さねえとな…

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

服を着て寝室に向かうとそこには下着姿のアスナが居た。上はブラのみで下はパンツの上にさすがに何か来ているようだが目のやり場に困る。ぶっちゃけて言えばエロい。

アスナ「私がいつも寝るときの恰好だから気にしないで!ほら早くベッド入って!」

ハチマン「お、おう…」

言われるがままにベッドに入ったところで状況を整理する。

下着姿の美少女と同じベッドに入ってる。これなんてエロゲー?

アスナ「そのハチマン君にしてもらいたい事は」

そういってからアスナは衝撃的な行動を撮った。

アスナ「今夜私の抱き枕になって?」

アスナが俺に後ろから抱き着いてきたのだ。待って!いろいろ当たっているから!柔らかいし、いい匂いだしいい匂いだし、柔らかいから!!理性とんじゃうって!
落ち着け比企谷八幡…お前は今夜だけ抱き枕になりきるんだ。
俺は無機物俺は無機物俺は無機物俺は無機物俺は無機物俺は無機物俺は無機物俺は無機物……ふぅ取り敢えず落ち着いた。
そしてこのまま寝るだけ「スゥゥゥゥ…」……美少女に寝息かけられて寝て居られるほどまだ俺は人間が出来てません。

ハチマン「今夜は格闘か…」

ぐっすりと寝ているアスナとは裏腹に強い決意?をしたハチマンだった。

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第30話 諜報部の実態

今回は少しだけ他作品出てます!
キャラとかは出ませ


ハチマン「結局一睡も出来なかった‥」

俺はアスナが寝息をかけてきたり抱きついて胸を押し当てて来るせいでまったく眠ることが出来なかった。
マジでお騒がせな副団長様だ。

アスナ「んぅぅぅ‥おはようハチマン君」

下着姿のままで俺に挨拶をしてきたアスナを見ると完全に事後の様に見えるが俺らは全くそのような疚しい事はしていない。本当だぞ?

ハチマン「おう‥早く服着ろ。っていうか何でハラスメント警告が流れないんだよ?本当なら今頃俺は牢獄だぞ?」

アスナ「それはハチマン君に対してのハラスメント警告を切断してるからだよ?設定で出来るし」

確かに考えればそうか。恋人同士がそのような行為を行うときに一々警告がなっていたら興も削がれるし雰囲気もぶち壊される。そこらへんはちゃんと設定されてるんだな‥

っていうか俺に対して切ってるって襲ってくださいってことか?
まぁ俺は度胸ないからしないけど‥

ハチマン「俺が襲ったらどうすんだよ?」

アスナ「ハチマン君ヘタレだしそんな事しないでしょ?


‥‥その通りなんだが異性に言われると何か傷付く。

アスナ「それにハチマン君になら襲われてもいいし‥‥」


ハチマン「冗談は良いから早く服着ろ。俺はもう家出るから」

アスナ「朝御飯ぐらい作るから待ってて!私の服とか勝手に触らないでね!」

ハチマン「分かってますよ‥」

それにしても本当に大変だった‥危うく理性が崩壊するところだったぞ?
この後諜報部に行かなきゃいけねぇけど体力持つか?‥

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アスナside

アスナ(あぁぁぁ!!本当に危なかった!!あれ以上ハチマン君と一緒にいたら絶対顔が赤くなってたよぉぉ!!)

アスナは自分の部屋で絶賛悶絶中だった。

下着はやりすぎたかなぁ。それでもハチマン君襲ってくれなかったし‥理性の化け物すぎでしょ‥この後はサウサーの所に行っちゃうんだよね‥絶対にサウサーには負けたくないからこんぐらいはしても良かったとは思うけど‥それにしてもハチマン君は私の好意には気付いてくれたかな?何か鈍感キャラっぽいしなぁ‥

そんな思考を張り巡らしつつアスナは着替えて朝御飯を作る準備をしていた。

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ハチマンside

アスナの作ってくれた朝御飯を食べて家を出た俺は血盟騎士団諜報部と書かれた看板のぶら下がっている部屋の前にいる。

ハチマン(マジでダルい‥昨日の夜と今日の朝で一日分の体力使い切っちまったよ‥)

それでも行かなくてもいい理由にはならないので仕方なくノックして部屋に入ることにした。

ハチマン「失礼します。今日から所属される事になりましたハチマンで「ハチマン!!」

突然声だされるとうるさいから止めて‥っていうか周りの視線もかなり痛いから止めて。

サウサー「一日ぶりだね!ようこそ諜報部へ!!」

ハチマン「お、おう…よろしくな。」

???「貴様!序列2位のサウサー様に敬語を使わないなんて無礼な真似をするとは!!」

What??序列とか某ラノベのアスタリスクかよ……

ハチマン「序列とかラノベパクッて恥ずかしくないんですかね?所であんたは誰だ?」

???「私は序列6位のリューネハイムだ!!」

名前まで世界の歌姫パクッちゃってるよ…見た感じ20代後半のおっさんだけどぶっちゃけおっさんでその名前はかなり痛くないか?

ハチマン「はいはいリューネハイムさんね。んでサウサーに敬語を使えってか?それは無理だ。諜報部のメンバーという立場の前にこいつとは一応ほんの少しだけ友達だ」

サウサー「ってことだから気にしないでね。みんなも敬語使わなくていいんだよ?」

「「「とんでもございません!!」」」

本当に鬱陶しい連中だな…。それにしても何でこんなにサウサーは崇められてるんだ?序列の関係もあるだろうが俺の知ってるサウサーは一人で何にもできない無能なかまってちゃんなはずなんだが…まあそのうちわかるだろ。

ハチマン「んじゃ仕事内容を教えてくれ」

サウサー「OK!とりあえず大まかな仕事は他のギルドの動きの観察や情報集めかな!でも最近はラフィンコフィンも情報集めばっかりだよ…おかげで私もラフィンコフィンが出没されそうなところに張り付いてたんだけど逆に見付かって危うく死ぬところだったよ」

あの時サウサーは情報集めしてたのか。それにしても逆に見付かるなんてことがあるか?もしかしたら血盟騎士団何に内通者が…まあ憶測だから話さない方がいいな。

ハチマン「だいたい理解した。それで序列はどうやって上げるんだ?」

サウサー「だいたいは情報集めの功績で変わるんだけど2週間に一回【公式序列戦】ってのがそこで入れ替わる事が出来るんだ!まあ実力なんてそんな変わらないからほぼほぼ意味ないんだけどね」

制度までアスタリスクかよ…さすがに驚いたわ…

ハチマン「そういえば1位のやつは?」

サウサー「あぁシンルーさんなら今あ出かけてるよ。今日公式序列戦あんのになあ...」

シンルーとか序列1位の幼女かよ…まさかそいつ幼女じゃないよな?
それよりも…

ハチマン「今日序列戦あるって言ったよな?それじゃあ今日からお前は序列3位だ」

サウサー「何偉そうなこと言ってるのよ。私だって今のところずっとこの地位を守ってるんだからね!絶対負けないから!」

ハチマン「お前何か余裕だわ。お前が俺に勝ってるのはコミュ力だけ「黙れ!!!!!」ん?」

リューネハイム「さっきから聞いていればサウサー様の罵倒ばかりしよって!!目の腐った分際で調子に乗るなよ!俺と戦え!!まぁ俺とお前じゃ一瞬で勝負がつくがな!」

ハチマン「そうだな。お前が一瞬で地に倒れこむ姿が容易に想像出来るわ。っていうかサウサー様サウサー様ってナーブギアが故障して頭がおかしくなったか?こいつはそんな器じゃねえっつうの」

流石に言い過ぎたか?もちろんサウサーにだが。
だがサウサーは喜々としている。
まさかこいつ…

サウサー「Mとかじゃないからね?」

もしかしてサウサーさん心読スキルとか持ってます?

サウサー「確かに私はそんな器じゃないからね。リューネハイムもそこまで言うなら戦ってみれば。ハチマンも公式序列戦の扱いにしてあげるから」

まじか!!こんな雑魚倒して序列上がれるなら安いもんだ。


ハチマン「んじゃ戦う場所に移動しようぜ。リューネハイムも序列落ちするけどいいか?」

リューネハイム「その舐めた口を二度と開かないようにしてやる」

こうして俺はリューネハイムと戦うために闘技場に向かった。



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第31話 ハチマン、崇められるってよ。

闘技場に歩いている途中俺はユニークスキルを使用するかどうか迷っていた。
ユニークスキルが発言したことが世に出回ると逆恨みされて事件に巻き込まれる可能性が出てくる。

ハチマン(まぁこいつ相手だったら拳だけでも勝てるか‥)

そんなことを考えているといつのまにか闘技場に立っていた。

っていうか見てる人多くない?
団長もアスナも居るよね?
ざっと100人は越えてるんじゃないか?

サウサー「何でこんな人数居るのかって顔してるね!それは私が宣伝して暇な団員を集めたからだよ!期待の新人が序列戦に挑むって!」

めんどくさいことしてくれたな‥
後で一発軽く殴るか‥

リューネハイム「半減決着で行くぞ!武器を用意しろ!」

ハチマン「俺は武器なんて用意する必要ねぇよ。体術だけで充分だ」

リューネハイム「舐めやがってぇぇ‥後悔するなよぉぉぉ!!!」

そう言ってリューネハイムは槍を取り出してきた。
剣かと思ったのにな‥
槍があいつの武器か‥リーチ長いし俺が圧倒的に不利だしノーダメ完全勝利は無理か‥

ヒースクリフ「今回の序列戦は【乱閃槍】のリューネハイムVS期待の新人のハチマン君だ。どうぞ見てってくれ。きっとすごい試合が見られると思うよ」

「「「ワァァァァァァ!!!」」」


立派な二つ名まであるのかよ‥
まさか序列1位は万有天羅か‥?

おっと‥試合が始まるな‥

3,2,1, Ready Fight!!

デュエルが始まったと同時にリューネハイムは距離を詰めて首に向かって槍を突いてきた。

ハチマン(確かに槍を突くスピードは早い‥だけどな‥)

ハチマン「動きが直線的すぎる」

俺は喉元まで槍が来たところで避けて槍を掴みすぐさま回し蹴りでリューネハイムの喉を突き
狼狽えた所でスキル【閃打】で鳩尾を殴り体力を半分まで減らした。

Winner Hachiman

「「「ワアアアアアアアア!!」」」

盛大な歓声を受けて舞台から降りようとした時リューネハイムが胸倉を掴んできた。
そんなに自分が負けたのを認めたくないのか?

リューネハイム「貴様あ!!!どんな卑怯な手を使いやがった!!目だけじゃなくて心まで腐ってるのか!?」

ハチマン「お前の実力不足だよ、乱閃槍さん?二つ名の割には弱かったな。こんな有利な状況でお前は公衆の前で負けたんだ。言い訳は出来ねぇよ」

リューネハイム「うるせぇぇぇぇ!!!」

そう吐き捨ててリューネハイムは短剣をどこからか取り出して俺に目掛けて刺そうとした。
しかしその短剣は俺に刺さる事は無く宙に舞っていった。
サウサーが防いでくれたのだ。隣にはアスナもいる。

アスナ「諜報部 ()()7()()のリューネハイム。()()6()()のハチマン君に対しての誹謗中傷や暴行未遂で貴方を副団長権限で降格とします。次の部署が決まるまで本部で待機すること」

めっちゃ序列の所強調するから笑っちまうところだったじゃねえか‥

リューネハイム「そんな…ハチマン様ああああ!!お許し下さい!!数々の無礼な発言。大変申し訳ございませんでしたああああ!!」

なんだこいつは?自分の地位が危ぶまれるとすぐ手のひら返しか?本当にムカつくな。

ハチマン「俺はアスナには逆らえないからな。あいつは副団長な訳だし。副団長の権限を使われたらどうしようもできねえよ。自分を恨むんだな」

リューネハイム「ッッ!!!」

やっぱりリューネハイムも副団長の命令じゃ言うことは聞くのか‥
こんなんばっかだったら諜報部終わってるんじゃね?

ハチマン「おいサウサー。お前と戦いたいんだが良いか?次はちゃんと武器を使って戦うからよ」

サウサー「‥分かった。正直貴方の動きは人間離れしているけど序列2位の座は渡さないわ」

ハチマン「おう。んでお願い何だが観戦者が居ない状態にしてくれないか?少し事情があってな‥俺の戦いかたを回りに見られたくないんだよ」

サウサー「それじゃあもう少し小さい闘技場あるからそこに行こうか!」

ハチマン「それとアスナとヒースクリフ。これはいずれお前らにも言わなきゃいけないことだからな。暇だったら試合を見に来てくれ」

ヒースクリフ「私は大丈夫だよ。アスナ君は?」

アスナ「私も大丈夫!!それじゃあ行こうか!」

俺達4人は小さな体育館程の闘技場に向かうことになった。

それにしてもサウサーの実力はどの程度なのだろうか?‥



今日から1週間投稿できません。テストがあるからです。来週の水曜日辺りには戻ってると思うので確認お願い申し上げます。


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