バトルガールハイスクール〜PROJECT ZEORYMER〜 (BLACKRX)
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終わりの日と始まりの日

なんとなく作ってみたよ


とある都市、そこで……あるパワードスーツにより人々は大量虐殺されていた、その中で変わった格好をした数人の少女がその虐殺を止めるべくそのパワードスーツに挑み戦っていた。

 

「はぁ‼︎‼︎……あぐ……」

 

「この程度か!これでは我が風のランスターの敵ではないな‼︎このまま塵となるがいい‼︎‼︎デットロンフゥゥゥン‼︎‼︎」

 

「うわぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」

 

「きゃああああ‼︎‼︎」

 

だが、数人の少女たちは風の嵐に巻き込まれてその身体は風化され塵となる。

 

「ふん、所詮は人の身か……」

 

「やぁぁぁぁぁぁ‼︎‼︎‼︎」

 

「ほう、覚醒した星守か……パワーが先ほどの連中とは違うな、だが……」

 

だが、その中で先ほどの少女たちとは格好が違う一人の少女がハンマーを振るい風のランスターと名乗ったパワードスーツに立ち向かっていく、だが……ハンマーは当たるもののあまりダメージを与えられている様子はなく少女の表情は先ほどと比べて戦意が削がれていた。

 

「その程度では話にはならないぞ!デットロンフゥゥゥン‼︎‼︎‼︎」

 

「うわぁぁぁぁぁ‼︎‼︎」

 

少女はなんとかその一撃を対応しなんとか致命傷を免れるが身体中は骨折し動けない体となっており気絶していた。

 

「さて、これで終わりだ……星守」

 

そのパワードスーツは一歩一歩威圧感を放って近づくと手に風の力を溜めて少女を消し飛ばそうとする。

 

「昴先輩から離れろ‼︎‼︎みんな、私が時間を稼いでいるうちに昴先輩を‼︎‼︎」

 

「分かったわ」

 

だが、その前に手に武器を携え先ほどの少女と同じ姿をした少女たちが風のランスターに飛び掛かり足止めをしながらそう伝える、少女たちは昴先輩と呼ばれた少女を抱きかかえるとその場を離れていく、そして少女たちは風の一撃によりやられていく。

 

これは絶望の物語、抗ったが抗えずそして敗北した世界……百人近くいた星守と呼ばれた星の守護者たちはたった八機のパワードスーツ、八卦衆により壊滅させられるまで来ていた。

 

「み、みんな……な、なにを……」

 

「昴先輩、並行世界へ逃げてください‼︎」

 

「ここは私達が引き受けますから‼︎」

 

「だ、だめだ……みんなを残していかないよ……みきや遥香と約束したんだ、私は戦うって……わたしだけ逃げられないよ……」

 

「大丈夫です、お姉ちゃんそして昴先輩の意思は私が受け継ぎます」

 

「みく……」

 

「だから神樹様、お願いします……昴先輩を希望がある世界にそして、奴らに打倒できる人達と巡り会えますように」

 

「待って!みんな……」

 

そして、これは希望の物語……終わり行く世界から一人の少女が今、消えゆく仲間たちから託された願いを胸に今、世界を渡る。

 

バトルガールハイスクール〜project ZEORYMER〜

 

ーーーー☆

 

闇神樹との戦いから数週間後、神樹ヶ峰女学園……

 

「ふぁ……」

 

一人の男性教師が欠伸を書きながら書類作業をしていた、中身は数学の中間試験のテスト……応用問題などが多く毎日真面目に授業等を聞いていれば割と簡単に解ける問題が多い。

 

「さて、内容はこれでいいかな……」

 

彼はあるクラスの担任をしており、担当科目もしている……今日は休みで、いるのは理事長と同じようにテスト問題を作ってる教師たちだろう。

 

「さて、帰ろうかな……ん?」

 

「待っていましたよ、先生」

 

「神峰理事長⁉︎それに御剣先生に、八雲先生まで⁉︎なにかあったんですか?」

 

彼は職員室を出ると目の前に神樹ヶ峰の理事長である神峰牡丹、同僚である御剣風蘭と八雲いつきの二人が立っていた、それを見た彼はそう尋ねると理事長は口を開いて答えた。

 

「イロウスとは違った脅威が迫ってきています、星守にはすでに招集してあります、来てください」

 

それを聞いた彼はうなづくと三人と共に司令室へと向かう。

 

「先生、お待ちしておりました!」

 

「うん、おまたせ!」

 

司令室へ向かうと総勢19名の星守たちが席に座って待機していた、ここで星守とは何かについて簡単に説明しておこう、星守とは文字通り星の守護者という意味だ、だいたい中学生〜高校生ぐらいの女の子が選ばれイロウスと呼ばれる怪物と戦い星を守る使命を持った女の子たちである、またその中でもある条件を満たすと覚醒と呼ばれる現象が起こり真の力が解放される、彼はその星守たちの担任である。

 

「理事長、新たなる脅威とはなんなのですか?」

 

そしてミーティングが始まると同時に一人の少女、楠木明日葉がそう理事長に尋ねると彼女はうなづいたあとにこう答えた。

 

「その件を伝える前に一つ報告があります、来てください」

 

「「⁉︎」」

 

「ま、まさか……」

 

「昴ちゃん⁉︎」

 

すると扉が開きそこから一人の少女が出てくる、その少女はある少女に似ていた。

 

「私はこことは違う並行世界からきた若葉昴、みんなに協力しては欲しい……この世界も私たちの同じ目に合わないために」

 

to be continue……




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