DDFF学園生活 (arutairu)
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修学旅行編
第一話 夢とキャラ崩壊の物語


どうもアルタイルです。ハーメルンでの投稿は初めてなのでよろしくです。作品説明としては,会話文主体です。そんなところです。



中間テストも無事(?)に終わり早二日が過ぎ,新たな一日がはじまろうとしていた。

 

 

 

ティナ「大変。遅刻遅刻!今日テスト返されるのに………ひゃう!?」ドカッ

イケメン「いてて,大丈夫かい?君どこか怪我はしてない?」

ティナ「えっ・あ,はい大丈夫です。こちらこそすみません。(すごくカッコ良い人だなぁ)」

イケメン「いや,もし何かあったら大変だ。僕が学校まで送ってあげるよ」ヒョイ

ティナ「ひゃっそ・そんなお姫様だっこだなんて…はずかしいです…」

イケメン「何を言ってるんだい?君は僕のお姫様だろ?」

ティナ「えっ」

イケメン「さあ,ティナ早く起きるんだ。」

ティナ「ふぇっ!?」

オニオンナイト「ほらティナ,早くおきなよ。」

ティナ「・・・・・・・・・・」

ティナ「なんだ,夢だったんだ…」

オニオンナイト「ん?どうかした?」

ティナ「ううん,なんでもない。(さっきの人オニオンナイトに少し似てたかも。)」

皇帝「私の授業で居眠りとは,良い身分だな。」

ティナ「せ,先生!」

皇帝「フン,まあいいだろう。ほらたまねぎ,この問題を解け。」

オニオンナイト「えっ僕ですか!?…,はい。」

ティナ(オニオンナイトにお姫様だっこされてもいいかも・・・///)

オニオンナイト(さっきからすごいティナの視線を感じる…)

 

    一時限目終了

バッツ「よし,うっぜぇ英語の授業も終わったし,おーいジタン野球しようぜ。」

ジタン「お,いいねぇ。ヴァンもやるか?」

ヴァン「おう。もちろん」

ジタン「あれ,でもボールが無ぇなあ。ヴァンもってるか?」

ヴァン「もって無いけど…あれ,ボールじゃね?」

バッツ「お,ほんとだ。すげえめっちゃはねるこのボール。よし じゃあ投げるz」

wol「おいお前らそれシャントット先生じゃないか!!」

バッツ「え・・・」

           カキーーーーーーーーーーーーン!!!

 

 

 

シャントット「えー,では次の問題をそうですわね・・・セシルやってごらんなさい。

セシル「せ,先生あの彼らは…」

ヴァン「」

バッツ「」

ジタン「」

シャントット「自業自得ですわ。それともあなたも彼らと同じように黒こげにされた後にブリザガで氷漬けにされたいんですの?」

セシル「い…いえ…」

シャントット「わかったらさっさと前に出てこの問題を解いてくださいな。」

 

 

         二時限目終了

クラウド「さて,二時間目も終わった訳だが…」

ジタン「お~いバッツちゃんばらしようぜ!」

バッツ「よし!受けて立つぜ!どっからでもかかってきやがれ!!」

ヴァン「おーい俺も入れろって」

ティーダ「おれもやりたいっス!」

クラウド「・・・・・・あいつらに学習能力はあるのか…」

フリオ「ま・まあ楽しそうだし良いんじゃないか?」

スコール「俺の邪魔さえしなければ問題ない。」

 

wol「おいお前ら!そんなに騒ぐな!備品が壊れたらどうするんだ!」

ライト二ング「貴様らそんなにはしゃぎたいなら外でやれ。ここは皆に迷惑だ。」

 

フリオ「wolもライトも頑張るな。」

スコール「まああいつらに言ったところで馬の耳に念仏だがな。」

クラウド「ところでスコール三時間目の教科はなんだ?」

スコール「三時間目?何を言ってるんだ?」

フリオ「今日は修学旅行前だから早めに帰るんだろ」

ティファ「えっクラウドしらなかったの?」

スコール(お前もさっきユウナに聞いて驚いていたじゃないか…)

ユウナ「もう明日から修学旅行ですかぁ…楽しみですね。」

クラウド「興味無いね」

フリオ「うそつけ」

スコール「さっきの授業の時ずっとしおり見ながら何か考え事してたじゃないか。」

クラウド「あ・・あれは…」

ティファ「何考えてたのよー教えれないことなの?」

クラウド「ち…ちg」

    ピーンポーンパーンポーン

フリオ「校内放送?」

校内放送「今日,カオス校長の机にうんこをした人がいます。心当たりのある生徒は職員室まで。」

ユウナ「誰がそんな事を…」

ティファ「あ,もしかしてクラウドこの事zy」

クラウド「違うっ!!」

ティファ「あやしいな~」

       ピーンポーンパーンポーン

フリオ「また校内放送?」

校内放送「えー,先ほどのうんこの件ですが・いま泣きながら校長が職員室に…」

一同「校長どうした!?」

スコール(こんなのが校長の学校で大丈夫なのか?)

 

 

ジタン「そっか明日から修学旅行かーお前らなにもっていくの?」

wol「光の心」

フリオ「のばら」

オニオンナイト「まんが」

セシル「兄さん     の写真」

バッツ「エロ本とpsp」

ティナ「しおりに書いてあるもの,かな,かな?」

クラウド「興味無いね」

ティファ「色々」

スコール「最低限のものだ。」

ティーダ「ボールっスかね~」

ユウナ「召喚獣です」

ヴァン「飛空挺」

ライト二ング「しおりに書いてあるものだ」

ジタン(・・・・・・・・)

ジタン「修学旅行大丈夫かな・・・」

 

   続くですとも

 




あ~眠い。きわめて眠い。久しぶりにこんな感じで書くとやっぱりつかれますね。会話文主体でしたがどうでしたか?次回は修学旅行編を書こうと思うのでこれをみたあなた。どうかそれも見てください。それが私のたった一つの願いです。


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第二話 ジタン「帰っていいか?」

どうもアルタイルです。前作を読んでくれた方はまた来ていただきありがとうございます。今回も会話文主体です。後修学旅行編です。いきなりですが,学校行事的にはこの順番なんです。


    修学旅行当日 ・教室

ジタン「う,嘘だろ…?」

バッツ「いきなりかよ!」

  黒板   『今日朝持ち物検査』

ティーダ「ん?どしたっスか?二人とも」

ジタン「どうしたじゃねえよこれ見てみろよ!!」

ティーダ「なになに?えーともち・・も・のけん・・さ?」

バッツ「そうだよ」

ティーダ「・・・・・・・」

ジタン「おいどうした?」

ティーダ「まずいっスやばいっス一大事っス!!これは皆に知らせないといけないっス!」

バッツ「あ・ああそうだな。とりあえず他になんか持ってきてそうな奴らに教えておくか」

 

 

     教室前 廊下

ヴァン「え?持ち物検査?」

ジタン「そうなんだよ何かいきなりやるらしくてさ…」

ティーダ「だから没収される前になんとかしようって話っス!」

バッツ「そういえば皆なに持ってたんだ?」

     

 

バッツ「pspとvitaは全員でティーダはボールも。そして全員が・・・・」

バッツ,ティーダ,ヴァン,ジタン「エロ本」

ジタン「まずいな・・・」

ティーダ「どうするっスか?」

ヴァン「賢そうな奴に聞いてみたらどうだ?」

・・・・・・・・・・

ジタン「それ,いいかもしれねえな。」

バッツ「そうだな。ここにいる俺たち全員偏差値30代の集まりみたいなもんだしな。」

ヴァン「でも,誰にきくんだ?」

ティーダ「そりゃあもうあいつしかいないっスよ!」

 

 

 

 

wol「それで,私にどうすればいいか聞きに来た,と言う訳か?」

ヴァン「そうだよ。」

ジタン「たのむ!エロ本持ってきてるのなんかバレたりしたら俺たちに明日は無いんだ!」

バッツ「仲間の頼みだどうか!!」

wol「・・・・・・・・・・・・」

ティーダ「やっぱり,だめっスかね・・・?」

wol「・・・・・・・ぞ」

ジタン「え?」

wol「今回だけだぞ。次は無いからな。」

・・・・・・・・・・・・・・・

バッツ「あ…」

バッツ「…ありがとう!やっぱり君は最高の友達だよ!!!」

ヴァン「ほんっとにありがとう!!!」

ジタン「借りはいつか返すからな!」

ティーダ「ほんとうにありがとうっス!」

wol「礼は要らない。ではその不要物を渡してくれ。」

ティーダ「あいよっス!」

wol「これで全員か?」

ジタン「あぁ,頼んだぜ!」

 

 

 

 

 

 

      教室

バッツ「それにしても…あいつどこに隠したんだろな。

ジタン「あぁ。あいつの事だから大丈夫と思うけど…」

コスモス「それでは持ち物検査を始めます。まず出席番号一番のwol君から」

wol「ああ,頼んだ」

・・・・・・・・・

コスモス「まあしっかり整理されていますね。それに不要物もはいっていませんし,完璧ですね。」

wol「当然です。」

   ~十分経過~

コスモス「セシル君,これはなんですか…///]

セシル「兄さんの×××の写真です!!!」ドヤッ

コスモス「これは没収します」

セシル「どうして!?兄さんの『ドキューン』な所や『バキューン』な兄さんを眺めることの何がいけないんです!?」

コスモス「…わかりました。この写真集はお返しします。」

セシル「ありがとうございます。これで今日もいい夢が見られそうだ・・・ウフフ…」

 

 

ゴルベーザ「!?」ゾクッ

エクスデス「どうした?ゴルベーザ」

ゴルベーザ「いや,少し嫌な予感がしたんだが,気のせいだったようだ。

エクスデス「そうか」

 

 

   ~更に二十分経過~

コスモス「さて,全員の検査が終わりましたが,ここのクラスは優秀ですね。だれも不要物などを持ってきていないなんて。」

スコール「・・・」(それはただあんたが甘いだけだろう・・・・セシルのあの写真集とか普通は没収物だぞ!?)

コスモス「では魔列車も来たようですしそろそろ行きましょうか。」

 

 

 

ジタン「なあ,wol!!」

wol「ん?どうした」

ティーダ「俺たちのものは?」

wol「ここにある。ほら持って行け。」

ティーダ「サンキューっス!」

ジタン「なあこれってどこに置いてたんだ?」

wol「教頭のところだ」

バッツ「教頭ってガーランド先生のことか?」

ティーダ「なんでそんなとこに?」

wol「ああ,なんだか生徒会がガーランド教頭の弱みをにぎっているらしくてな。なぜか生徒会の生徒の言う事は大抵なんでも聞いてくれると聞いていたんだが…まさか本当だったとはな…」

ヴァン「それにしても弱みって何なんだろうな?」

ジタン「どうせ恋愛関係だろ?顔があれだから望み薄そうだけど。」

ティーダ「後で本人に聞いてみるっスか?」

wol「他人の傷口をえぐる様な事はやめておけ。それより,もう魔列車が出発するぞ。」

ジタン「あっそうだwol!」

wol「ん?なんだまだ何かあるのか」

ジタン「教師ってだれが来るんだ?」

wol「どういう意味だ?」

ジタン「ほら、よく修学旅行中に学校に残る先生とかいるじゃん?だから誰が来るのかなって思って」

wol「全員来るが?」

ジタン「ぇ…て事はクジャも?」

wol「そうだが、それがどうかしたのか?」

ジタン「」

バッツ「おいどうした?顔色が悪いぜ。どうかしたのか?」

ジタン「・・・・・・・・か?」

バッツ「え・なんて言った?」

ジタン「帰っていいか?」

 




DDFF学園生活第二作目読んでいただきありがとうございます。次は修学旅行編の魔列車移動編です。見ていただけたら幸いです。後、コメントを下さった方々、この場を使ってお礼を言わせていただきます。ありがとうございます。


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第三話 カオス校長「ぶるあぁぁぁぁあぁ!!」

どうも、アルタイルです。DDFF学園生活も三作目となりました。今回は開会の挨拶&魔列車編前半?です。恐らくまだ書き損じなどがあると思いますが、どうか暖かい目でご了承ください。


    ~前回の続きだよ、だよ?byティナ~

バッツ「おいどうしたんだよ急に!」

ジタン「いや、帰ると言ったらかえる!あいつと一緒にいると俺の身体がもたない!!」

ヴァン「クジャ先生と一緒にいるとか?」

wol「いやそれよりも、身体がもたないとはどういう事だ?」

ジタン「・・・・言わなきゃダメか?」

ティーダ「興味あるっす!」ワクワク

バッツ「俺も気になるな。」

ジタン「ハァ…わかったよ…でも後悔すんなよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジタン「と、言うわけだ。」

wol「なんと…」

バッツ「そりゃあ俺でもイヤだな…」

ティーダ「うわぁご愁傷様っス…」

ヴァン「ようするにジタンはクジャに阿部さんよろしく公園でやらないかだったと。」

バッツ「おまっ空気読めよ!」

ジタン「いやいいよ。でも俺ほんとに今日行きたくないんだけd…」

wol「さっきの話を聞いてからで悪いが、クジャ先生は今日来ないぞ。」

ジタン「え!?なんでだ!?」

wol「何でも今日はクジャ先生がいるところはひどい豪雨らしくてな。今日来られないらしい。」

ティーダ「確か沼の洞窟の辺りだったっけ?」

wol「ああ、あの近くは昔からそういった事が多かったからな。」

ジタン「・・・・・・」

バッツ「まあそういう訳だ。修学旅行めいっぱい楽しもうぜ!!」

ジタン「おう!!」

ティーダ「それじゃそろそろ校舎前にいくっス!開会式始まっちゃうっスよ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ~DDFF学園校舎前~

セフィロス先生「それでは校長先生、式辞を一言お願いします。」

カオス「ぶるあぁぁぁぁあぁ!!!」

セフィロス先生「貴重なお言葉ありがとうございます。」

生徒一同「えーーーーーーーーーっ!?」

フリオ「いくらなんでも短すぎるだろ!?」

クラウド「ほんとに一言しか言っていないな。」

ジタン「いくらなんでもあれは無いだろ!?」

ジェクト先生「おいお前ら!静かにしろ!」

       しーーーーん

セフィロス先生「それでは生徒指導のジェクト先生に今修学旅行の諸注意をしていただきます。」

ジェクト先生「ゴホン、そいじゃあちゃっちゃといくぜ。」

ジェクト先生「まず一つ目。今日から行くのはあくまでも修学旅行だ。ハメを外さねぇようにすること。」

生徒一同「はーーい」

ジェクト先生「それと行った先の人達に迷惑をかけねえこと。後は思う存分楽しめ。以上だ」

   パチパチパチパチ

セフィロス「魔列車も丁度来たようなので出席番号別に乗ってもらう。クラウドは私のもとへ来い。」

クラウド「断る!!」

セフィロス先生「ショボーン」

 

 

 

 

     ~魔列車の中~

    

      ワイワイガヤガヤ

ジェクト先生「おいお前ら貸切状態だからってふざけすぎるんじゃねえぞ!」

バッツ「わかってるって」

ジタン「よし、先生もいなくなったし、…」

全員「自由だーーーーーーーーーー!!!」

ヴァン「なあジタン、モン○ンしようぜ!!」

ジタン「おっいいね!バッツもティーダもするだろ?」

バッツ「もっちろん!」

ティーダ「もちろんっス!」

 

フリオ「おいwol、大丈夫か?」

wol「ああ、この程度・・・なんてこと・・ない・。

セシル「大丈夫かい?もし何かあったらすぐ言ってね」

wol「かたじけ・・・ない」

 

ライト二ング「お~いお前らこれから王様ゲームするぞー。」

全員「!?」

 

  

      (続くらしいな…)byスコール




DDFF学園生活第三作目見ていただき本当にありがとうございます。いつもより少し文章が少なめなのはすこぶる体調が悪いからです。季節の変わり目ですからねぇ…。これをよんでくれている方もくれぐれもお体にはお気お付けください。あと次は魔列車移動編(王様ゲーム編)です。風邪もなるべくはやく治して頑張りたいと思います。


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第四話 王様ゲームは二度とやらない…

どうもアルタ(ry)です。もうそろそろいいですよね。作品の説明で言うと、前回のライト二ングの発言の続きです。相変わらず会話文主体です。



ライト二ング「おーいお前ら王様ゲームするぞー」

全員「!?」

フリオ「お、王様ゲームだって!?」

バッツ「って言うかこれ全年齢対象だよな。大丈夫なのか?」

wol「それより・・・ライトがそんな事・・言いだすなんて・珍しいな・・・ウプ…」

セシル「大丈夫かい!?乗り物酔いは外を見ると良いらしいよ?」

wol「あ・・・ありがとう」フラフラ

ライト二ング「ティナが言いだしたんだ。物置で見つけたからぜひやってほしいって」

ティナ「よく分からないけど楽しそうだから…ダメでしたか?」

オニオンナイト「いや、そんな事ないよ!…でも…」

クラウド「王様ゲームか…」

ジタン「王様ゲームっつったら1番と3番が○○○しろー、とかそういうやつだろ?」

バッツ「ああ,大体合ってるな」

スコール「わかっているとは思うが、変な命令はするなよ。」

ティナ「?、変な命令って?」

ティファ「ティナは汚れてないねぇ…」

ユウナ「うらやましいです。」

ティナ「え?どうして?」

 

ライト二ング「よし、これで全員分配ったがかなり余ったな」

ヴァン「面白そうだし先生たちにも配ったら?」

ティーダ「それ良いっスね!」

ライト二ング「じゃあ私が先生たちに言ってくるから待っていてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ライト二ング「よしじゃあ一斉にくじをひいてくれ」

ジタン「王様だーれだ?」

ヴァン「あ、俺だ」

スコール(変なこと言うなよ…)

ヴァン「じゃあ8番の人が大空にはばたけ!!」

フリオ「おいさすがにそれは…」

ティファ「それっていわゆるここから降りろって意味でしょ?」

ヴァン「まあ冗談はこのぐらいにして本題に・・・」

 

???「カメェェェェェェッ!!」

一同「!?」

オニオンナイト「い、今の声は…」

一同「エクスデス先生!?」

 

 

   ~魔列車教師側~

ライト二ング「エクスデス先生!大丈夫ですか!?」

皇帝先生「ん!?君たちか!?」

セシル「何があったんですか!?」

フリオ「そういえばエクスデス先生が見当たらないが」

コスモス「そ、そうなんです!いきなり奇声を発して列車から飛び降りたんです!」

ジタン「エクスデス先生って自殺志願してたっけ?」

バッツ「聞いたことないな」

ティナ「・・・・・・・」

オニオンナイト「どうした?」

ティナ「ごめんなさい!!」

オニオンナイト「え!?どうしてティナが謝るんだ!?」

ティナ「多分それ、呪いの王様ゲームだと思うの…」

バッツ「なんだそれ聞いた事無いな」

ティナ「本で読んだ事があるんだけど、その王様ゲームで出された命令は絶対に従わなきゃいけないらしいの。」

スコール「だからエクスデス先生は飛び降りた、というわけか?」

ティナ「うん、多分」

全員「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

バッツ「おい、あれ何か見えねえか?」

フリオ「何か光の輪みたいなのが見えるが…」

ジタン「おい!どんどん近付いてくるぞ!?」

エクスデス「ファファファ!!」

コスモス「エ、エクスデス先生!?大丈夫ですか!?」

エクスデス「なんてことは無い。だが気が付いたらいつの間にか列車から飛び出していたのだよ。」

一同「・・・・・・・・・・・」

クラウド「と、言う事は…」

ティファ「これは正真正銘の呪いの王様ゲームって事になるわね…」

wol「これは危険だ。棄てるか何かしよう。」

セシル「あ、wol元気になったんだ。」

wol「ああ、外の景色を見ていたらだいぶ楽になった。」

ライト二ング「それよりも、どうする?燃やすか?」

フリオ「それが一番かもな。」

ヴァン「えー、つまんないよ。もう少しやろうぜ。命令は軽いのをやればいいじゃん!」

ライト二ング「そういう問題では・・・」

ジタン「ん?ライト二ング、どうした?」

ライト二ング「そういえば、今の王様は誰だ?」

ジタン「え?ヴァンだけ…ど…」

バッツ「どういう意味?」

ライト二ング「バッツ、呪いの王様ゲームのルールを言ってみろ」

バッツ「え?王様の命令に絶対に従わなきゃいけないんだろ」

ライト二ング「それじゃあ分かるだろ?」

スコール「要するに俺たちはまだ王様ゲームを続けなきゃいけない訳だ。」

クラウド「そうなるな…」

ティーダ「まあそう暗い風に考えんなって。プラスに考えりゃあその気になりゃあ何だって好きな人に命令できるんだぜ!?」

スコール(どうして、そうなるんだ…)

クラウド「・・・・・・・・・・」

フリオ「・・・・・・・・・・・」

オニオンナイト「・・・・・・・」

ティーダ「ど、どうしたっスかみんな?」

クラウド「やろう」

ティーダ「へ?」

フリオ「別にやばい命令をしなければいいんだろ?」

オニオンナイト「悪くないね」

ライト二ング「おい!お前ら正気か!?」

オニオンナイト「正気も正気大正気さ。」

クラウド「フ、興味あるね。」

そうして、彼らの壮絶な王様ゲームが幕をあけた。しかし、全年齢対象を目標としている筆者が自主規制した事は言うまでもない。

 

   続くんだけど、興味無いね byクラウド

 




すみません。王様ゲームと聞くとどうしてもアレな事しか考えられないので省かせてもらいました。もし期待していた方。そういった様なものは読み切りで出そうと思っているのでもし更新したらぜひ見てください。後、ネタが尽きた…。まぁいっつもぶっつけで書いてたようなまのなんだけどね。


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第五話 ガブラス「私は帰ってきたー!」

どうも、アルタイルです。この作品も第五話目となります。
たいした変化も無く書いていますが、これからも宜しくお願いします。


前回から始まった王様ゲームは何とか終わりを迎えた。しかし、その犠牲は決して少なくなかった。

 

 

 

ライト二ング「なんとかしてこの(くそみたいな)王様ゲームを終わらせた訳だが…」

多数「・・・・」ボロボロ

ライト二ング「そして・・・」

フリオ「」

バッツ「」

wol「まさか死者まで出るとは…」

ティーダ「そりゃあ死ぬのもしょうがないっスよ」

ジタン「ああ、目の前でガーランド先生とエクスデス先生のガチムチパンツレスリングなんて見せられたら…」

スコール「想像しただけで寒気がするな…」

ティファ「そういえばその先生たちは?」

ライト二ング「先生達ならさっさと抜けて車両にもどったが?」

ヴァン「勝ち逃げかよ!」

ティファ「あぁあ!!思いだすだけでイライラする!」

クラウド「皇帝先生のことか?」

ティーダ「あの人のやり方はすごかったスね~」

オニオンナイト「あそこまで汚く勝利する人初めて見たよ…」

ティファ「しかもあの人を小馬鹿にした様な態度!先生じゃなかったら殴り飛ばしてたわ!」

スコール「・・・そんな事よりあの二人をどうにかするべきなんじゃないか?(車両の真ん中で横たわられたら面倒だ)」

ユウナ「そ、そうですね。ではティナさんレイズお願いします」

ティナ「うん。・・・・・レイズ!!」パアアアア

 

 

バッツ「やめろよファリス!レナとお前の百合小説なんか書いたらまた俺が疑われるじゃねーか!!やめろーーーーーーーー!!!」

フリオ「だ、だめですヒルダさん・・そんなに激しくされたら・・・もう・・!!」

バッツ&フリオ「あれ?」

ジタン「二人とも大丈夫か?バッツはうなされてたしフリオはすごく気持ち良さそうだったが」

バッツ「なんだ夢か…最悪殴ってでも止めるつもりだったよ・・・」

フリオ「夢だったのか…あと少しだったのに…」

セシル「本当に二人とも大丈夫かい?」

ライト二ング「・・・・・それよりフリオニール?」

フリオ「ん?何だ急に」

ライト二ング「さっきのヒルダって誰だ?」

フリオ「え!?前に世話になった人だけど、それがどうかした?」

ライト二ング「いや、少し気になってな。夢に出るほどだからよほど大切な人なのだろう。・・・・ところでその人は男性か?」

フリオ「ん?女性だけど」

ライト二ング「…そうか」

ティーダ「おーいのばらウノしようぜ!」

フリオ「ああ、今行く。それじゃまた」

ライト二ング「ああ、またな」

 

 

 

ライト二ング「・・・・・・・鈍感な奴・・・」

 

 

 

 

  魔列車内  ???

???「今回のミッションは修学旅行のス二ーキングミッションだ。」

ガブラス「ああ、分かっている。」

???「最低限の物はそのバックパックに入れてある。後スタミナには気をつけるんだよ?」

ガブラス「ああ」

???「幸運を祈る」プチっ

ガブラス「・・・・」

 

ガブラス「イヤアアアアアアアア!!!!」(EXゲージチャージ)

ガブラス「私は帰ってきた‐‐‐‐!!」

 

 

 

 

 

 

     魔列車外       旅館パンデモニウム前

コスモス先生「出席を確認してください。」

 

 

wol「全員います」

セフィロス先生「では今後の予定を皇帝先生にしていただきます。」

ティファ「出た!!ぶちまけられてえかーー!!」

クラウド「ちょっと、落ち着けよ」

皇帝「それでは言う。大事な話だ心して聞け。」

ティファ「ほら!あの態度!」

クラウド「だから落ち着けって」

皇帝「今日の予定はここで荷物をおろしてまず混沌の大陸にいくつもりだったが…」

バッツ「いきなりとんでも無いところに行くんだな」

皇帝「大きく予定を変更してすぐに旅館に泊まることにする」

生徒全員「・・・・・・・」

皇帝「話は以上だ。楽にしていろ」

生徒全員「ィヤッターーーーー!!!!」

 

ジタン「そういえば部屋割りは?」

ジェクト先生「部屋割りぃ?んなもん男子と女子に分かれるにきまってるじゃねえか」

ジタン「いやそれは分かるけど」

バッツ「誰がどの部屋なのかってやつだよ」

ジェクト先生「あん?んなもんしおりにかいてあるだろ」

ジタン「あ、そうだった」

バッツ「じゃあおれにもみせてくれよ!おれしおりわすれちゃってさぁ」

ジタン「ああ分かった・・・・・・・・・・」

バッツ「ん?どうした?もしかしてカタブツのwolとかといっしょか?」

フリオ「本人の目の前で言うなよ…」

wol「私はそんなにカタいか?」

セシル「そ、そんなことないよ!・・・・・・・・・・・多分・・・」

wol「?」

バッツ「なあジタンおれにも見せてくれよ!」

ジタン「あ、ああ」

バッツ「えーと、どれどれ」

 

しおり『男子全員 梅の間   女子全員 松の間』

バッツ「OH・・・・・」

 

 

まだまだ続くよ!  byオニオンナイト




短文こそ全て!短文こそこの世の理!とこの頃考え始めたアルタイルです。ちなみにDDFFではかきのたねと言うユーザーネームです。もしも見つけたら「あ、あいつだな」と思ってください。次回は何と純愛ものの恋愛あり!?かもしれません…。


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第六話 ティファ「フリオの事好きなんでしょ?」ライト二ング「う、うん」

どうも、アルタイルです。前回での話の続きですが、このDDFF学園生活~修学旅行編~は恐らくまだまだ続きます。説明としては多分つぎからR指定です。後会話文100%です。このやり方を変えるつもりはありません。・・・・・・・・何かここまで会話文しかないと逆に達成感が湧くな!・・・・・・・・フウ。


しおり『男子全員 梅の間  女子全員 松の間』

ヴァン「・・・なにこれ」

フリオ「いくらなんでもアバウトすぎるだろ…」

wol「先生、何ですかこれ?」

皇帝先生「仕方ないだろう。ただでさえうちの学校は予算が足りんのだ。むしろ部屋二つ取れただけでもありがたく思え。」

セシル「ちなみに部屋一つ何畳あるんですか?」

ガーランド先生「確か120畳だったな」

スコール(逆によくとれたなそんなデカイ部屋…)

ジタン「そんな事いいからさ、はやく部屋に行こうぜ!さっさとこの荷物も降ろしたいし」

クラウド「そうだな、いつまでも旅館の前に立っている訳にはいかないな」

 

 

 

 

     ~旅館パンデモニウム  梅の間~

バッツ「うおーーーーー!!広ぇーーーーー!!」ドタドタ

ジタン「よし、端から端まで競争しようぜ!!」ダッ

バッツ「いいぜ!受けて立とう!」ドタドタ

ヴァン「オイヨ!俺も入れろって!」ドタドタ

スコール(騒々しい奴らだ・・・)

 

wol「おいお前ら!そんなに畳ではしゃぐと…」

     ガッ

バッツ&ジタン&ヴァン「あべしっ!!!」

wol「ハァ、言わんこっちゃない・・・」

フリオ「大丈夫か?立てるか?」

ジタン「ああ、ありがとう」

バッツ「じゃあ次はなにをして遊ぶか?」

ジタン「う~んそうだなあ」

ヴァン「またモンハンやろうぜ。まだラージャンが途中だし」

ジタン「そうだな!まだ全然部位破とかしてないし」

フリオ「あいつら本当に楽しそうだな」

スコール「ただのバカなんじゃないか?」

オニオンナイト「まあそう言わずに」

wol「・・・・・・」

フリオ「んwol、どうかしたか?」

wol「フリオ、少し話がある。付いてきてくれ」

フリオ「?」

 

 

    ~旅館パンデモニウム  松の間~

ティファ「単刀直入にきくわ!!」バンっ

ライト二ング「な、なんだ急に?」

ユウナ「フリオニールさんの事好きなんですよね?」

ライト二ング「んな・・・・」

ライト二ング「ななな何を言ってるんだ!?私とフリオはたまたま花のことが好きというのが同じなだけであってだな・・・!」

ティファ「他には?」

ライト二ング「クラスの配り物とかをいつも手伝ってくれたり、帰りが遅い時とかまってくれたり…、ていうかそもそもなにを根拠に私があいつのことを好きだと思うのだ!?根拠はあるのか根拠は!?」

ティナ「そのすごく取りみだしているとことかかな?」

ティファ「後その冷や汗」

ユウナ「それにすごく顔も赤いですよー?」

ライト二ング「う・・・」

ティファ「まあ観念しなさいって、このティファ様はぜーんぶお見通しなんだから☆」

ライト二ング「うう…最後の「☆」がすごい腹立つ」

ユウナ「まあそれはそうと、どうしようと思っているんですか?」

ライト二ング「?何をどうしようと思うんだ?」

ユウナ「告白ですよ!愛の告白❤」

ライト二ング「はああああ!?」

ライト二ング「イヤイヤイヤ!まだ心の準備が・・・それに・・・」

ティナ「それに?」

ライト二ング「その、タイミングと言うか、言う時間が無いというか・・・」

ティファ「・・・・ハアー、私も甘く見られたものだね・・・」

ライト二ング「!?ま、まさか!」

ティファ「そう!そのまさか!!もう手はまわしてるわよ!明日の夜の花火大会。あんたの思いをあいつにぶちまけちゃいなさい!!」

ライト二ング「あ、ありがとう///」

ユウナ「フフ。礼はいりませんよ。」

ティナ「女子一人の悩みは・・私達全員の悩み」

ティファ「さ、すっきりする為にも、まずお風呂にでもいくか!!」

ライト二ング「う、うん///」

 

 

 

 

 

     ~旅館パンデモニウム 梅の間~

バッツ「あ~やられた!」

ヴァン「くっそーラージャン強すぎるだろ…」

ジタン「破壊光線に属性やられとかいじめだろ・・・」

バッツ「なぁそういえばさ,フリオ達遅いな」

ジタン「そろそろ帰ってくるんじゃないか?」

 

wol「今戻った。」

ヴァン「あれ?フリオ顔赤くね?」

フリオ「あ、ああ少し、な///」

セシル「熱があるんじゃないかい?」

フリオ「ああ、そうかもしれないな。今日は早めに寝るよ」

wol「・・・フリオ、頑張れよ・・・」ボソッ

フリオ「うん、ありがとう」

ジタン「えーフリオ寝ちまうのかよーつまんねーなー」ブーブー

クラウド「どうしたんだ?急に」

オニオンナイト「どうせまたくだらないことかんがえてたんでしょ?」

バッツ「く、くだらないってはっきり言うな!!」

スコール「で、なんだ?(あまり期待はせんが・・・・)」

バッツ「よくぞ聞いてくれた!」

ジタン「俺たちはこれからこの世の楽園にいくんだ!!」

オニオンナイト「楽園?」

wol「そんな名前の部屋はなかったと思うが」

ジタン「違う違う、今から俺たちが行くのは…」

ジタン&バッツ「女風呂さ!!!」

男子多数「!?」

wol「お、おいさすがにそれは…」

オニオンナイト「やめときなって!バレたら生きて帰ってこれないよ!!」

バッツ「とめるでない少年よ!我々はこの地上に咲いた華麗なる天使たちをみなければならないのだ!」

クラウド「そ、それはつまり、ティファのその、裸体をだなこう…」

ジタン「お!クラウドも興味あるか?」

クラウド「きょ、きょきょきょ興味無いね!!」

バッツ「でも本当は?」ニヤニヤ

クラウド「少しある・・・」

スコール(まったく、どいつもこいつも…)

ジタン「よし!決まりだな!スコールはどうする?」

スコール「行かせてもらおう」

バッツ「よし、じゃあ出発進行ーーー!!」

オニオンナイト「あ!待ってよ置いてかないでよ!!」タッタッ

 

 

 

 

wol「・・・・・・」

セシル「行っちゃったね・・・・」

wol「ああ・・・・・」

セシル「これ、全年齢対象だよね…?」

wol「ああ・・・」

セシル「・・・・・・・・」

 

 

 

フリオ「zzz・・・ライト・・・フフっ」

 

続くのだーーーー!!ホワーーーホッホ!!byケフカ




全年齢を目指していたが…まさか早くも六話目で終わってしまうなんて…。意志弱いなー。
多分次はR-15ぐらいかなあ。あっはっは・・・・・・・はぁ。
後王様ゲーム編の番外編とDDFF学園のなつやすみをそろそろ出そうと思っています。もし投稿されていたら是非見てください!


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第七話 ティーダ「…我が人生に・・一片の悔い無し…」

どうも、アルタイルです。←(もうこれが一番しっくりきます。)作品の説明としては会話文主体と言うのはいつも通りとして今回は多分R-15くらいいくんじゃないかと思います。なるべくそういったのは控えめにするつもりです。


バッツ「さて、悠々と部屋を出たはいいが…」

ヴァン「問題はどうやって覗くかだな…」

ジタン「みんな、これは分かっていることだとは思うが、これにもし失敗した時に俺たちに待っているのは・・・・・・・」

ジタン「死だ」

バッツ&その他男子「・・・・・」ゴクッ

ジタン「だからリスクは最小限に抑えなきゃならない…」

クラウド「そうだろうな」

スコール「だがどうする?見るという時点でもうすでにこちらも見られていると言うリスクを背負っている訳だ」

オニオンナイト「じゃあビデオカメラ的なので…」

ダメ男子一同「持ってない」

オニオンナイト「うーん…」

 

 

ジタン「おい、お前ら俺に良い考えがあるんだg…」

クラウド「聴かせてくれ」

スコール(何だこのクラウドの妙な熱気は…!?)

ジタン「鏡を使うんだよ」

バッツ「鏡?」

オニオンナイト「鏡をどうするんだい?」

ジタン「まあ簡単に言うと鏡の反射を利用してみようってわけだ」

バッツ「でも鏡を設置するのってこれ以上無いほどリスクが高くないか?」

ジタン「ああ、だから運動能力の高い奴が必要だ」

クラウド「そうなるな」

オニオンナイト「じゃあ誰が行く?僕は無理かなあ…」

スコール「俺もここまで危険な任務は初めてだ…」

バッツ「う~ん・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

ジタン「くっくっくっ…」

クラウド「おい、どうした?ジタン」

ジタン「まだわからないかい?」

バッツ「何が?」

オニオンナイト「もったいぶらずに教えてよ!!」

ジタン「どうして今ここにティーダがいないか分かるかい?」

バッツ「あ!確かにあいつがこの話に来ないのはおかし…ハッまさか!?」

ジタン「そう!そのまさかさ!!ティーダの運動能力を見込んで彼には鏡の設置をたのんでいるよ」

スコール「確かに奴の運動神経ならば…」

ジタン「多分そろそろ来るころかな」

 

 

 

ティーダ「お~い皆終わったっスよ~ってクラウドとかもやるんっスか?」

クラウド「ああ!」

スコール「もちろんだ」

ジタン「よしじゃあ善は急げだ早く行こうぜ!!」

ダメ男子共「おう!!」

 

 

     ~女子大浴場 のとなりの部屋~

バッツ「それじゃあまずおれからな…」

ジタン「ああ…心して見ろよ・・・」

バッツ「それじゃあ、遠慮なく…」フウ

バッツ「いざ!参る!」バッ

オニオンナイト「ど、どう?見える?」

バッツ「うおおおおお!!見える!見えるぞ!敵の動きが魂の鼓動が!全てが見える!!!」

ティーダ「俺もみたいっス!!」

バッツ「ああ!あまりの美しさに気絶すんなよ!」

ティーダ「大丈夫っス!そういったのにはもう耐性がついているっス!」

クラウド「頼もしいな」

ティーダ「ではまずユウナ様の身体から拝ませて……ふべらぱっ!?」ブシャアアッ

ジタン「!?おいティーダ!大丈夫か!?」

ティーダ「…我が人生に・・一片の悔いなし…」ガクッ

スコール「どういうことだ…!?まさか気づかれ・」

オニオンナイト「いや、今のはただ純粋にティーダが情報を処理できなかっただけだと思うよ」

ジタン「そうか…良かった…」

クラウド「じゃあ次は俺だな」

バッツ「ティーダみたいにぶっ倒れんなよ?」ニヤニヤ

クラウド「フ、心配するな。こういった時のために日々訓練を…」

ジタン「訓練を?」

クラウド「・・・・・・・」ドタッ『クラウドはしんでしまった!』

バッツ「何が日々の訓練だ!倒れるどころか昇天しちまってんじゃねーか!」

オニオンナイト「想像以上にやばそうだね…何か」

スコール「では次は俺がいこう…」

 

スコール「・・・・・・・・・・・」

ジタン「どうだ?」

シコール「・・・・・・・・・・・」

バッツ「おい!お前名前!自分の名前!なんかやばい事になっちまってるぞ!?」

シコールではなくスコール「…っは!?俺は一体なにを?」

ジタン「あやうくR-18にするところだった…」

ヴァン「そいじゃあ残りの奴もさっさと見ちまおうぜ!」

 

 

 

 

 

       ~女子大浴場~

ティナ「ねぇ、ユウナさん…」ゴシゴシ

ユウナ「?何ですか?」

ティナ「何かすごく見られてる気がするんですけど…」ザパア

ユウナ「え!?のぞきですか?怖いですね…」

ティナ「多分気のせいだと思うけど…」

 

 

ティファ「おーいそこ早くはいりなよー!」

ユウナ「あ、はい!」

ティナ「・・・・・・・・・・」

ティファ「?どうしたの?」

ティナ「…この力で…!」メルトンチャージ

ライト二ング「は!?」

ティファ「ちょっティナ何を!?」

ティナ「やああ!!」『メルトン』

   どがあああああああああん

バッツ「うおわああ!?」

ジタン「うわ!?」

     どさっ

ティファ「きゃーーーー!のぞきよのぞき!!」バシャッ

ティナ「…やっぱり」

ユウナ「バッツさん、ジタンさん、これはいったいどういうことですか?…」

ライト二ング「返答しだいでは貴様らに明日は無いぞ?」ジャキン

ジタン「いや!ちがうんだ!!ほかにもあいつらが…」

         『スコール達はにげだした!』

バッツ「うおーーーーーーーい!?」

ユウナ「あいつら?どこにいるんです?」ニコッ

ジタン「あ…が…」

ライト二ング「どうやら決まったようだな…」

      

バッツ&ジタン「アッーーーーーーーーー!!!!!」

 

 

続くという夢を持ち続ける! byフリオニール

 




はあ…なんとか下ネタを最小限におさえることができた…。よし、これで全年齢対象はまもりきれたハズ!!・・・・・・・・・え?守れてない?まあ細かいことはいいとして今後ともよろしくお願いします!!!


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第八話 ライト二ング「わたしの~おはかの~まーえで~♪」

どうも、アルタイルです。ネタも尽き、パソコンの調子がすこぶる悪いなかでかいています。
いつも通り、会話文です。


    ~旅館パンデモニウム 廊下~

オニオンナイト「はあ、はあ…ここまでくればさすがに…大丈夫でしょ」

クラウド「ああ、いつの間にかもう梅の間のすぐ前に来たな。」

ヴァン「あれ?クラウド?」

クラウド「もし見つかった時のためにリレイズをかけておいたんだが、まさかこんな形で役に立つとは…」

ヴァン「ま、なにはともあれ結果オーライって事でいいんじゃね?」

スコール「そうだな(バッツとジタンはどうなったんだろうか…)」

オニオンナイト「ほらほら、こんなとこでつっ立ったってないで早く中に入ろうよ」

 

 

   ~旅館パンデモニウム 梅の間~

wol「ん?どうした。やけに早いじゃないか」

クラウド「いや、まあ色々あって…」

セシル「…まあ大体は察したけど…そういえばバッツとジタンは?」

ヴァン「・・・・・・」

クラウド「・・・・・」

セシル「えっ!?まさか置いてきちゃったのかい!?」

ティーダ「まあはっきり言うとそういうことになるっスね…」

wol「・・・・・・・・・・・・・」

セシル「・・・・・・・・・・・・」

オニオンナイト「だ、大丈夫だって!あいつら前シャントット先生の魔法受けても大丈夫だったし」

クラウド「そ、そうだな!!あいつらのしぶとさはゴキブリ並みかそれ以上だからな!」

スコール「あいつらのことだ!きっと普通にかえってくるだろ!!うん!」

セシル「いや、僕たちが言葉を失ったのは…」

wol「そのバッツとジタンが帰ってきてるぞ…」

ティーダ「え!?」

バッツ&ジタン「・・・・・・・・・」ズタボロ

ティーダ「え、えーとその…お早いお帰りで…」

バッツ「・・・・・・・・」

ジタン「・・・・・・・・」

クラウド「その、すまなかったな。勝手に置いていってしまって」

バッツ「いや、それはもういいよ…」

ジタン「もう過ぎた事だしな」

オニオンナイト「あ、ありがとう」

セシル「それにしてもよく生きて帰ってこれたね。」

バッツ「いや、無事じゃなかったんだ」

ティーダ「え?じゃあ幽霊か何か?」

ジタン「いやそういうのでもなくてな…」

バッツ「要は四、五回ボコボコにされた後にレイズで生き返らされたんだ。」

ジタン「正直生きた心地がしなかったぜ…」

バッツ「まあオレは二回目だし若干なれてたけどな」

クラウド「そうか」

wol「あ、そうだ。いきなり話を変えるがそろそろ夕食の準備が終わる時間だ一階の大広間に集まろう。」

ティーダ「もうそんな時間っすか?」

バッツ「そうだな!こういうのはうまいもんでも食って忘れちまうのが一番だな!」

ジタン「それが一番だな!よ~し!じゃあ大広間まで誰が早いか競争な!」バッ

ヴァン「望むところだぜ!」ダッ

ティーダ「オレもまけないっスよ!」

WOL「おいお前ら!」ダッ

クラウド「じゃあ俺たちも行くか」

オニオンナイト「うん、そうだね」

スコール「ああ」

 

フリオ「う~~~ん…」

セシル「あ、フリオニール丁度いいね。そろそろ夕食の時間だよ」

フリオ「ん、…もうそんな時間なのか」

セシル「うん、皆は先に行っちゃったから早めにいこう?」

フリオ「そうだな」

 

 

  

  ~旅館パンデモニウム 厨房~

シェフ1「あれ?どこに置いたっけ?」

シェフ2「ん?どうした?」

シェフ1「ここに先生方に出す用の飲み物をここに置いてたはずなんだが…」

シェフ3「そこに置いてたのならさっき生徒たちが持っていったが?」

シェフ1,2「えええええ!?」

 

  

 

      ~旅館パンデモニウム 大広間~

カオス校長「あ、それではぁみいぃぃんなでぇぇぇぇ」

全員「かんぱーーーーーーーーーーーい!!!」

     ゴクッ

          「?」

 

バッツ「あれなんだこれ、ビールじゃね?」

フリオ「オレのはワインだぞ。おかしいな、ファンタを頼んだはずなのに」

ガーランド先生「わしのはオレンジジュースだぞ」

皇帝先生「だれだ、ワインのかわりにファンタを持ってきた奴は」

        ガヤガヤ

 

 

ティファ「ちょっライト二ング落ち着きなって!」

ライト二ング「うるさい!!これが飲まずにいられるか!」

ユウナ「困りましたねぇ…ライト二ングさんがこんなに酒癖が悪い人だなんて…」

ライト二ング「わたしの~おはかの~まーえで~♪」

ティファ「今度は歌いだしたわよ!?しかも想像を絶する低歌唱力で」

ティナ「放っておいたらそのうちおとなしくなるんじゃないかな、かな?」

ティファ「そうね、それが一番・・・・・」

       ガッシャアーン

ユウナ「今度はなんですか!?」

 

皇帝先生「も、もう飲めな…」

???「あ~?私の酒がのめねえってか?おらくちあけろおらあ!!!」

皇帝先生「ウボア-」ガクッ

フリオ「な!?あれは!!」

一同「コスモス先生!?」

コスモス「うー、ひっく、おらどんどん酒もってこいやあ!!」

セフィロス先生「せ、先生そのくらいで…」

コスモス先生「あ~?キモロン毛は黙っとけって」

セフィロス先生「きも!?」

 

コスモス先生「おうエクスデスゥ全然飲んでねえじゃねえか」

エクスデス先生「いや、今休刊日で…」

コスモス先生「気にすんな!パーっと行けって」

エクスデス先生「カメェェェェ!!!」

コスモス先生「おらまだ足んねえぞ!?もっともってこ…」コテン

WOL「先生!大丈夫ですか!?」

コスモス先生「きゅう…」

セシル「完全に酔いつぶれているみたいだね…」

WOL「では負傷した人は救護室に」

フリオ「ああ、分かった」

WOL「一旦夕食は中断して自室待機、ということでいいですか?」

ガーランド「うむ」

 

 

 

    ~旅館パンデモニウム 梅の間~

ジタン「何かコスモス先生の以外なところ見ちゃったな」

バッツ「ああ、あんなの初めてだよ」

ティーダ「だってさっきセフィロス先生に向かってキモロン毛とか言ってたっスよ!」

クラウド「何それ凄く見たかった」

 

 

 

ジタン「なあ、今待機中なんだよな」

バッツ「ああ」

ジタン「じゃあもうあれしかないだろ?」

フリオ「あれ?」

ジタン「ま・く・ら・な・げだよ!!!」

バッツ「俺とした事が!そんなメインイベントをわすれるとは!!」

WOL「何をいってるんだ!!いまは待機中だと…」

ジタン「はーい、ほいじゃ始めー!」

セシル「嫌な予感がする…」

 

              続く

 

 

 




う~ん。疲れた。あしたもいろいろあるッていうのにすごく疲れた。皆さんも体は大切に!多分次は4日後ぐらいにだします。多分


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第九話 枕投げは二度とやらない…

どうも、アルタイルです。今回はもうこれと言っていうことはなにもありません。というか何も変化が無いって言うのかな?


ジタン「さ~て、ほいじゃ早速分かれてはじめよっか!!」

セシル「あ、ぼくはパスで」

wol「私も遠慮させてもらう」

バッツ「何でよ!?」

セシル「また何か起こりそうな気がして…」

wol「私はただ純粋に関わりたくない」

バッツ「何と…」

ティーダ「じゃあ二人には審判をおねがいするっス!!」

wol「?枕投げって審判などあるのか?初耳だが」

フリオ「何か本格的なやつには審判があるらしいぞ?」

セシル「う~ん…そうはいっても何が得点なのかよく分からないし」

wol「まあ初見だしな」

ジタン「うん、じゃあ人に当たったら1点でその人がぶっ倒れたら5点ってことで」

クラウド「何だ、そのテキトウな決め方は…」

バッツ「もうそういうのいいからさ!さっさと始めようぜ!!!」

ジタン「ん、そうだな。じゃあグーとパーで別れようぜ!」

 

 

 

 

 

 

スコール「…決まったようだな」

  バッツチーム    バッツ,ジタン,ヴァン,ティーダ

  クラウドチーム   クラウド,スコール,オニオンナイト,フリオニール

バッツ「こりゃあもう決まったも同然だな!」

ヴァン「おう!あっさり勝っちまおうぜ!!」

ジタン「あ!そうだ!じゃあいっそのこと小さめのものなら枕以外の物を使っても良い事にしようぜ!」

スコール「?かまわないが」

 

 

wol「はい、それじゃあはじめー」←やる気なし

ジタン「よっしゃあ!速攻でカタつけるぞ!」バッ

バッツ「食らいやがれーーーー!」バッ

フリオ「うわ!…あれ?」

スコール「これ枕じゃないぞ」

オニオンナイト「なにこれ…本・・みたいだけど」

      『女子高生監禁!24時間○辱日記』

      『レ○プ天国~終わらない快楽』

フリオ「なっ…これは///」

クラウド「フ、興味しかないね」バサッ

スコール「おい!これは敵の罠だ!惑わされるな///」

 

ティーダ「いまのうちっス!さっさとやられるっスよ!!」

ヴァン「隙ありぃぃ!!」

フリオ「ぐはっ」

クラウド「ぬうっ!?」

シコール「はっ!」

オニオンナイト「ちょっスコールまた名ま…ぐあっ」

    バッツチーム   8点

    クラウドチーム  0点

クラウド「くっ大丈夫か!皆」

スコール「フリオが…ダウンだ」

フリオ「きゅう…」

オニオンナイト「以外に手ごわいね…」

 

ジタン「イエーイ、作戦成功~!」

バッツ「ちょろいもんだぜ!」

ヴァン「こりゃあすぐ終わるな!」

ティーダ「ちょろいもんっスよ!」

クラウドチーム「カチン」

クラウド「言わせておけば…」

スコール「ほらっ返してやる!」ブンッ

ティーダ「ほいっス!」さっ

バッツ「え?…」

    ―この時オレは察したね。うん。馬鹿のオレでも分かった。二度ある事は三度あるってね―

       ドガっ

ジタン「バッツゥゥゥゥ!!」

バッツ「」

ヴァン「今バッツ何回死んだっけ…」

ティーダ「多分二回じゃなかったっけ」

wol「三回だ」

クラウド「それよりどうする?もう一旦中止するか?」

ジタン「・・・・・・・・・・・・」

スコール「おい?どうしたジタン」

ジタン「うおおおおおお!!バッツのかたき!!」

ティーダ「おれもいくっス!」

クラウド「おい!おまえら落ち着けって…」

スコール「今はこいつらを黙らせるぞ!!」

オニオンナイト「ぼくも手伝うよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

クラウド「何とか終わったが…」

ジタン「」

ティーダ「」

セシル「ど、どうするの!?」

クラウド「どうする?決まっているじゃないか」

スコール「あいつらを復活させるんだ」

wol「でもどうやって?」

クラウド「皆で力を合わせれば!」

セシル「何かもう吹っ切れてきたね…」

クラウド「皆!オレに力を分けてくれ!」

オニオンナイト「…しょうがないなぁ」

ヴァン「オレも手伝うよ!」

クラウド「皆!ありがとう!・・・・・じゃあいくぞ!!」

    「うおおおおおおおおおおおおおお!!!!」

 

 

 

 

 

 

       ~旅館パンデモニウム  松の間~

ティファ「…で結局こっちに来たわけね」

クラウド「てへ☆」

ティファ「やめろ気持ち悪い」

ユウナ「はい、終わりましたよ」

ティナ「バッツ…死に過ぎ…」

バッツ「いやあ何かもう清々しくなってきたよ!」

ジタン「う~んやっぱりまだ慣れねーなこの感覚…」

ティーダ「何か・・・・・すごかったっス・・・」

スコール「そういえばライト二ングは?」

ティファ「ああ、あいつならあそこで…」

ライト二ング「zzz…」

フリオ「なるほど」

 

 

 

 

 

ティファ「あ、そうだ。先生達から夜食用のパンを男子のももらってたんだった」

クラウド「おお、ありがとう」

ティファ「じゃあクラウドとスコールと玉ねぎ君とフリオはジャムパンと野菜ジュースね」

クラ&スコー&オニオン&フリオ「ありがとう」

ティファ「で、ティーダ君とヴァン君とセシルとwolはクリームパンとコーヒー牛乳ね」

ティー&ヴァン&セシ&wol「おお」

ティファ「んでバッツとジタンはワサビパンと青汁ね」

バッツ&ジタン「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        ~旅館パンデモニウム  ????~

???「どうだい?調子は」

ガブラス「現時点ではこれといって…」

???「そうか、また何か分かったら教えてくれ」

ガブラス「分かった」

 

 

 

 

 

まだ続くよ?byセシル

 




もうこれで最後の一ケタ作品となります。次は第十話!!!涙の最終回!?いやある訳ないけどね!


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第十話 ティファ「いや、だからバッ…」

どうも、アルタイルです。このDDFF学園生活もようやく十作目…。これといった変化もないですが見てくれてくださっている方!!本当に感謝の言葉しかありません!


バッツ「何これ!?何この黄緑のパン!」

ジタン「俺たちもふつうのがいい!!!」

ティファ「うっるさいわねえ、あんなことされても恵んでやってるんだから感謝しなさいって」

ユウナ「そうですよ!先生達にも言わずに穏便にことを済ませてあげたんですから」

ジタン「穏便!?あれが穏便!?」

バッツ「人にブレイクかけた後にサマーソルトしておいて何が穏便だ!」

ジタン「それに見てたやつは他n…」

クラウド「少し黙ろうか?」

スコール「壁とでも話してるんだな」

ジタン「・・・・・・・」

バッツ「・・・・・・・」

ティファ「よし、やっとおとなしくなった」

バッツ「うっせえ!クリームパンをあきらめられるか!!」

ジタン&バッツ「パーン!パーン!パーン!パーン!パーン!」

wol「全く…この年になってこれか…」

セシル「もう諦めなって…」

ジタン&バッツ「パーン!パーン!パーン!パーン!」

ライト二ング「パンパンパンパンうるさいぞ!静かにしろ!!」ガバッ

フリオ「あ、ライト起きたんだ」

ライト二ング「あれ!?フリオ来てたの!?」

フリオ「まあ、色々あって…」

ティナ「それよりライト…さっきのすごく卑猥…」

ライト二ング「ええ!?どこが!?私さっき変な事言った!?」

ティナ「パンパンって…///」

そこにいた全員「・・・・・・・・・・・・・」

ティファ「ティ、ティナ!?どうしたの!?今までエロのエの字すら知らなかったのに!」

ティナ「廊下で、こんなの拾って///」

男子全員「!?そ、それは!!!」

         『女子高生監禁! 24時間○辱日記』

ジタン「お、おいバッツ…あれお前のじゃね?」

バッツ「・・・・・・」

バッツ(まずい!まずすぎる!!!今もしここでオレが名乗りをあげたら…)

 

 

バッツ『あ、それ実はオレの…』

ティファ『この変態!!』

ユウナ『不潔です!』

ライト二ング『懲りない奴だ…』

ティナ『もう一回、死んでみる?』

バッツ『いや、もう三回ほど…』

    バツン!!

バッツ『』

  

 

 

バッツ(ッて事になりかねねえええ!!)

バッツ(い、いやでも!ここでオレが名乗りをあげなければ…!)

ティファ「あれ?これでも裏に名前書いてるじゃん」

バッツ「・・・・・・・・」

バッツ(詰んだ…完璧に詰んだ)

ユウナ「えーと…バ…」

セシル「あー!!それ!!」

ユウナ「!?」

セシル「それ多分学校の近くのバルバリシアさんのだな!うん!」

ティファ「いや、だからバッ…」

セシル「しょうがないなあ!!これは僕がちゃんと返しておくよ!!」バッ

ティファ「あ…」

セシル「それじゃあそういうことで!」

クラウド「お、おうそうだなそれじゃあこれで」

ティーダ「おじゃましましたーっス!!」

         ガラッバタン

ティナ「…行っちゃった」

ティファ「・・・・・・・・」

ライト二ング「・・・・・・」

ユウナ「じゃあ、もう寝ましょうか?」

ライト二ング「そうだな」

 

 

 

 

 

 

 

      ~旅館パンデモニウム  梅の間~

バッツ「うおーーーーー!!皆ありがとう!!!」

セシル「はあ…僕も殺されるんじゃないかと思ったよ…」

フリオ「あの時のセシルはすごかったな…」

ティーダ「すっごく堂々としてたっス!」

セシル「そ…そうかな…///」

スコール(というより、もうヤケクソ。って感じだったがな)

 

 

クラウド「それはそうと、もう夜食用のパンを食べてしまわないか?」

ヴァン「おわ!もう九時過ぎてる!!」

フリオ「そうだな。早めに食べてしまおう」

  

 

  

 

 

wol「ん?バッツとジタンは食べないのか?」

バッツ「ほしけりゃくれてやるよ…」

ジタン「何が悲しくてワサビパンと青汁を食わなきゃいけないんだよ…」

セシル「まあまあ…僕の少し分けてあげるからさ…ね?」

ティーダ「オレも少しならいいっすよ!」

バッツ「うう…みんな、ありがとう…」

ジタン「恩に着るぜ…」

 

 

 

wol「食べ終わったらちゃんと歯みがけよ?」

バッツ「わかってるって」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クラウド「もう時間も時間だし、そろそろ寝るか」

スコール「そうだな」

バッツ「今日一日でオレは一体何回死んだんだろう…」

wol「確か三回だな」

フリオ「真面目に答えるなよ…」

セシル「じゃあ明日は今日より良い一日になればいいね」

ジタン「お!良い事言うねえ!!うん!そうだな!今日あったことを一旦リセットしてから明日を迎えれたらいいな!」

クラウド「リセットしたら今日やった馬鹿な事をまたやるんじゃないか?」

バッツ「違う違う!今日の失敗を生かすんだよ!」

ジタン「同じ失敗は繰り返さない!!」

ティーダ「もう一回枕投げしようっス!!!」

バッツ「お!またやるか!!」

クラウド「おい」

 

 

 

 

 

    ~なんだかんだあって旅館パンデモニウム 梅の間~

ティーダ「ほいじゃ、電気消すっスよ~」

フリオ「ああ、頼む」

      パチッ

wol「フリオ、明日、頑張れよ」

フリオ「ああ、かならず成功させてみせる」

バッツ「何の話してるんだろ?」

ジタン「どうせ俺たちにはわからない難しいことだって」

ヴァン「じゃ、みんなおやすみ~」

クラウド「ああ、おやすみ」

オニオンナイト「おやすみー」

バッツ「おやすみ~」

wol「zzz…」

セシル「zzz…」

ジタン「あいつらねるの早えなー」

スコール「うらやましいな。オレはなかなか寝付けなくてな…」

ティーダ「じゃあ頭の中で羊を数えると良いっス!!」

スコール「何歳だと思ってるんだ…遠慮させてもらう」

ティーダ「えー効果あるのに…羊が一匹,羊が二匹…あれ?次何匹目だったっけ?」

スコール「・・・・・・・・」

セシル「兄さんprpr」

男子多数「!?」

セシル「zzz…」

フリオ「ね、寝言か…」

オニオンナイト「びっくりしたあ…」

ジタン「じゃあもうオレ寝るわ」

バッツ「おう、じゃあオレも」

男子全員「zzz…」

 

 

 

 

   ~旅館パンデモニウム ?????~

???「どうだい?例のものは入手できたかい?」

ガブラス「ああ、心配するな。バッチリだ」

???「そうか。じゃあ君にもう一つやってほしいんだ。それなりに報酬は出す」

ガブラス「?かまわないが」

 

 

 

続くんだよ? by???




ふう、次回DDFF学園生活~修学旅行編~多分、多分!最終回です。後これも多分ですが???のキャラもネタバレすると思います。ちなみにオリキャラではありません!!!


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第十一話 ライト二ング「わ、私も、フリオの事…」

どうも、アルタイルです。今回で、このDDFF学園生活~修学旅行編~は最終回です。最後の最後まで、全年齢対象目指して頑張ります!!!


    ~旅館パンデモニウム 梅の間  朝~

セシル「う~ん。よく寝た…」ガバッ

クラウド「やっと起きたか、かなりの寝坊だぞ。」

セシル「ええ!?僕そんなに寝てた?」

フリオ「ああ、とても気持ちよさそうに寝てたから起こすに起こせなくて…」

セシル「大丈夫だよそんなに気遣わなくても…それより今何時?」

wol「六時四十五分だ」

セシル「え?でもそんなに立ってないじゃない。それに集まりは七時集合のはずだよ?」

wol「ああ、本当はそのはずなんだが…」

フリオ「昨日色々あっただろ?」

セシル「え?…ああ、うん…・」

フリオ「そんな事が重なって今日は早めに帰るんだそうだ」

セシル「何と……」

クラウド「それともう一つ言うことがある」

ヴァン「もう一つ?」

スコール「オレは聞いてないな…」

クラウド「バッツとジタンがいない…」

 

   ・・・・・・・・・・

wol「そのうち帰ってくるだろ…」

ジタン「おい!少しは心配しろよ!!」

ティーダ「あれ?生きて帰ってきたっス!」

バッツ「そんなオレ達がいつも死んでるように言うなよ…まあ軽くかなり死んでるが…」

オニオンナイト「で?どこに行ってたの?」

ジタン「いや、それがさ…おれの歯ブラシと昨日はいてた下着がどっかいってさ…バッツと一緒に探してたんだよ」

セシル「それで、みつかった?」

バッツ「いや全く」

wol「そろそろ集合だ。あきらめて早く行くぞ」

ジタン「そうだな…」

 

 

 

 

      ~魔列車内部~

ヴァン「また魔列車で移動かよ」

wol「また乗らなきゃダメなのか…」

セシル「あ、そういやwolは乗り物に弱いんだっけ」

wol「ああ、だから旅館で酔い止めを買ってきておいた」

セシル「そう、売ってて良かったね」

 

バッツ「なあ、次どこ行くんだ?」

ジタン「え~と次は…クリスタルタワー行ってその後に天衝の鎖行って最後に月の渓谷で花火見て終わりだな」

バッツ「ふ~ん」

 

ティファ「良い?いきなりいったらダメだからね!少しづつでいいからね!!!」

ライト二ング「お、おう…まかしてくれ」

ユウナ「絶対に邪魔はさせませんから!」

ティナ「だから…行くところまでイって…」

ティファ「ティナのいくは意味が違うから!」

 

クラウド「なあ、後どれぐらいで着くんだ?」

スコール「そうだな…恐らくあとニ、三十分ぐらいだろう」

 

 

 

        ~クリスタルタワー 頂上~

オニオンナイト「うわ~…高~い」

ジタン「おい、どうした?バッツ、顔が真っ青だぞ」

バッツ「オレ高所恐怖症なんだよ…」

ジタン「あ、そうなの?知らなかった」

ヴァン「うひょー!高えーーーー!」

ティーダ「空気が薄いっス!空気が薄いっス!」

フリオ「あ、こんなところにも花が咲いてる」

バッツ「はあ…はあ…」

ジタン「おいおい…マジで大丈夫かよ」

バッツ「全然大丈夫じゃない…」

セフィロス先生「じゃあクリスタルタワーを降りて次の場所に行きましょう」

バッツ「た、助かった…」

 

 

 

 

        ~天衝の鎖~

クラウド「すごい大きなクリスタルだな…」

セシル「なんかしおりによると70メートルあるらしいよ?」

オニオンナイト「あ!ティーダ、バッツ!あまりクリスタルに近づかない方が良いよ?」

バッツ「なんで?」

オニオンナイト「ブレイブ(生気)を吸収されるから」

バッツ「早く言えよ!!」

ティーダ「オレなんか触っちまったっスよ!」

ティファ「あんたなら大丈夫なんじゃない?生命力にあふれてそうだし」

ティーダ「なんか…ありがとうっス」

 

 

クラウド「次は月の渓谷だったか?」

スコール「ああ、そうだが?」

ティナ「ライト、頑張ってね…いざとなったら押し倒すぐらいの勢いで…」

ライト二ング「いやいや押し倒さないから!」

wol「フリオ、分かっているな?」

フリオ「ああ。」

wol「なら大丈夫だ。幸運を祈っているぞ」

フリオ「ありがとう」

コスモス先生「はーい。ではみなひゃんばふにのってくらしゃい」

セシル「コスモス先生大丈夫かな…」

ジタン「ありゃカンペキに二日酔いってやつだな」

 

 

 

 

 

       ~月の渓谷 花火大会会場~

シャントット先生「あら、やっと来ましたの?」

ジタン「あれ?シャントット先生って来てたっけ?」

シャントット先生「初日から花火の準備をしてたのでしてよ」

バッツ「どうりで一回も出てこない訳だ」

フリオ「じゃあオレ達も自由にまわるかな…」

ライト二ング「あ!フリオ!良かったら私と一緒に…」

フリオ「え…///い、良いけど」

ジタン「なーフリオ!おれ等と一緒に…」

ユウナ「サンダガ」

ジタン「あばばばばばばば!」

ティファ「あんたはバッツらと行ってなさい」

ジタン「お…おう」プスプス…

 

 

 

 

 

 

      ~月の渓谷  離れ~

フリオ「そういえば…まだ呼び出した理由を聞いてなかったね///」

ライト二ング「あ、これは///その…///」

フリオ「…」

ライト二ング「…」

フリオ「…」

ライト二ング「…」

 

 

 

フリオ「……フー…よし…ライト、こっちを向いてくれないか?」

ライト二ング「な、何だ?///…んむ!?」

ライト二ング「!?…んくっ…んっ…///」

フリオ「ん…ちゅっ…ぷはっ///」

ライト二ング「・・・・・・///」

フリオ「ライト二ング、君のことが好きだ」

ライト二ング「わ、私もフリオの事…好きだよ」

フリオ「ありがとう///」

ライト二ング「そ、それよりも///…」モジモジ

フリオ「?」

ライト二ング「さ、さっきの続き…してほしい///」

フリオ「・・・・・・・・・うん。分かった///」

 

 

 

 

 

 

ジタン「あれ?あそこにいるのってフリオとライトじゃね?」

バッツ「なんで二人で?」

ティーダ「気になるっスね」

ヴァン「んじゃあさ、ちょっといってみようぜ!!」

ユウナ「『ぜんたいか』」

ティナ「『デス』」

ジタン&バッツ&ティーダ&ヴァン「ん?」

        パシュッ

ジタン「」

バッツ「」

ティーダ「」

ヴァン「」

ユウナ「ふー…危なかったですね」

ティナ「じゃあこれ、かたずけてくる」

ユウナ「あ!ちょっと待ってください!そろそろ花火はじまりますよ!!!」

 

 

 

 

 

              ヒューーーーー

            ドーーーーーーーーーーーーーン!!

ユウナ「うわぁ…きれいですね…」

ティナ「うん」

 

クラウド「あ、花火だ」

スコール「本当だ」

クラウド「…」

スコール「…」

オニオンナイト「何この空気…」

 

wol「きれいだなあ…」

セシル「これを兄さんと一緒にみれたらなあ…」

 

 

 

美しい花火の光は生きた者にも死んだ者にも、平等に降り注ぎ心を癒した。しかしこの花火は先生方が必死で作り上げたものであるということを、彼らは知る由もなかった。

 

 

 

 

 

 

    ~????  ?????~

ガブラス「今帰還した」

???「やあ、意外と速かったね。それでちゃんと持ってきてくれたかい?」

ガブラス「ああ、もちろんだ。……しかしこんなジタンとやらの下着やらをどうするつもりなんだ?」

ガブラス「クジャ…」

クジャ「君が知る事じゃないよ。…ほら報酬だ。もう用は済んだろう?早く帰ってくれ」

ガブラス「…分かった」

  

 

クジャ「………ウフフフ…僕の…マイハ二―…」

 

修学旅行編、終了しちゃったけどまだまだつづくかな、かな? byティナ

 

 




ふう…やっとこの長かったようで短かった修学旅行編が終わった…。まあでも、これが終わってもまだ球技大会やら文化祭やらがあるからあと40話くらいは軽くあるんだけどね☆
まあ何にしても今まで見てくれていた方!感謝の言葉しかありません!


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グラウンドワン編
第十二話 ユウナ「サンバのリズム!?」


どうも、アルタイルです。前回の修学旅行編から見てくれている方、今回はその続きです。多分全年齢対象です。はい。


   ―たくさんの思い出を残し、たくさんの死者を出した修学旅行も終わり、皆すっかりくつろいでいた………?―

   

     ~学生寮バッツ&ジタンの部屋~

ジタン「…暇だ…暇すぎる。どうしてこうもする事が無いんだ…」

バッツ「宿題の感想文はそっこうでファイガで燃やした…もう何もする必要は無い…だがその『何もする必要は無い』、これがこんなに暇だとは…」

 

 

 

 

ジタン「ここにいてずっと男二人でエロゲするのもいいかげん飽きたな…かれこれ二時間だぞ」

バッツ「なあ、少し外に出ないか?少しは気が紛れるだろ?」

ジタン「そうだな…あ、ちょっと待って」

バッツ「?」

ジタン「ハーレムエンド来たーーーー!!」

バッツ「はいはい」

 

 

 

    ~学生寮廊下~

バッツ「う~ん、改めて見るとけっこう汚ねえんだなうちの学校」

ジタン「今気づいたんだがうちの学校って全部和式なんだよな…使いづれぇ…」

バッツ「なんかもう暇すぎてやる気がまったくねえな」

ジタン「そりゃあそうだろ、こんな時に元気はつらつな奴なんて…」

バッツ「ん?どうした?」

ジタン「何か聞こえる…」

バッツ「う~ん…おれもきこえるような聞こえないような…」

バッツ「けっこう近いな…多分この階だな」

 

 

 

 

 

 

 

ジタン「ここ、だな」

バッツ「ここってフリオの部屋じゃん」

ジタン「あれ?ドア開いてる……ほいじゃちょっと中を」

バッツ「あれ?でもこの声どっかで聞いたことあるような…」

 

???「あっ///フリオそんなに激しく揉まれたら…私、変な気持になっちゃ///……あっそんな吸っちゃ///すごく……感じ…ちゃう、から、あ///」

バッツ「な、あれは…!!」

ジタン「ライト二ングじゃねえか!!」

バッツ「ばか!!大声出すんじゃねえ!!!バれるだろうが!」

ジタン「わ、悪い…だけど驚かずにはいられねえだろ!」

バッツ「確かに…あのエリート学級委員様がねえ…」

ジタン「・・・・・・・」

バッツ「おい、どうした?ジタン」

ジタン「なあ、思ったんだけどさ、ここで見るのは何かとまずくないか?」

バッツ「まあ、そうだな確かに二人肩車でドアの前はかなり怪しいな」

ジタン「と、いう訳で…」

バッツ「?」

ジタン「今回もいくぞ…あの作戦を…」

バッツ「ま、まさかまたあの作戦をするのか?」

ジタン「他に何があるっていうんだ?」

バッツ「ああ、やろう!!」

ジタン「それでこそおれの親友だぜ!」

 

 

 

 

 

 

ジタン「…という訳で」

ティーダ「またオレが鏡を設置してくると?」

ジタン「そういうこと~♪」

バッツ「考えてみなよ、ライトとフリオのキャッキャウフフなところが見放題なんだぜ?」

ティーダ「わかったっス!いってくるっス!!」ダッ………スタスタ

 

バッツ「あれ?もう帰ってきた」

ジタン「やけに早いな。その手の訓練をしてたのか?」

ティーダ「どんな訓練っスか…そうじゃなくて…」

 

 

 

ジタン「はあ?もうすでに鏡が設置してあった?」

ティーダ「そうなんスよ。多分反射の関係からして…多分この倉庫っスね」

バッツ「誰だ?おおよそクラウドかシコー…いやスコールあたりかな」

           ガチャ

ティナ&ティファ&ユウナ「あ…」

バッツ「・・・・・・・・」

ティーダ「・・・・・・・」

ジタン「・・・・・・・・」

ティファ「あ、あんたたちなんでこんなところに?」

ジタン「その言葉そっくりそのままリボンでも付けて送料込でおかえししてやるよ…」

バッツ「どうせ鏡でライトとフリオのを見ようとしようとしてたんだろ?(オレ等もしようとしてたけど…)」

ティナ「ギクッ…なぜそれを」

ユウナ「そんなこと言ってあなた達も似たような考えでしょう?」

ジタン&バッツ&ティーダ「うん、そだよ?」

ティファ「きっぱり断言するなよ」

 

 

バッツ「それにしてもよく考えたな鏡なんて…(オレ達も同じことしてたケド)」

ティファ「でしょでしょ!?やっぱり私ってば頭いいのかな~」

バッツ「やっぱり考えたのはティファか…」

ティファ「そうそういないってこんなこと考えられるの!!」

ジタン「いや、以外といるもんだぞ?…結構身近に…」

ティファ「ん?何か言った?」

ジタン「いや、なんでも…」

ティーダ「シッ…誰かくるっス…」

ティナ「先生かな、かな?」

ティーダ「いや、先生達はこんなサンバのリズムで走ってきたりしないっス…」

ユウナ「サンバのリズム!?」

 

 

 

            ガチャッ

スコール「本当に大丈夫なのか?クラウド」

クラウド「心配ないだろう、どうせジタンかバッツ辺りがしかけたもんだろ」

そこにいたやつら「・・・・・・・・・・・・・・・」

クラウド「ティ、ティファ!?どうしてここに!?」

ティファ「その言葉、そのままリボンでも付けて送料込でおかえしするわ」

バッツ「なあ、あの言葉今はやってんの?」

ティーダ「さあっス」

クラウド「ふ、ふふ深いいみは無いさ…なあ、スコール?」

スコール「あ、ああおれ達はただこう…風の導きによってだな…」

ティファ「何がどうなったらサンバのリズムで倉庫に行けなんて言う導きが来るのよ…」

クラウド「違う!あれはサンバではなく南米に伝わる伝統の踊りうっひょひょいバターコーン…」

ティファ「ああもう口を開くな!」

ユウナ「クラウドさん顔は良いんですけど考えてる事が…」

ティーダ「あ、ちなみにサンバ…ではなくうっひょひょいうんたらかんたらのリズムで来たのはスコールもっスよ」

ジタン「どこで知ったんだよそんな怪しいもの…」

スコール「ユーチューブで」

ティナ「最近のユーチューブなんでもありだね…」

バッツ「ていうかオレ達なんでここにいるんだ?」

ジタン「ん?そりゃあライトとフリオの……ああ!?」

クラウド「どうしたジタン!?まさか○○○までいったのか!?」

ティファ「黙りなさい、鳥頭…『サイレス』」

クラウド「---!?--!?」

バッツ「で、どうしたんだ?ジタン」

ジタン「どうしたもこうしたも!もうヤルことヤってもう部屋から出ちまってんだよ!」

ユウナ「何と…」

 

        ガチャッ

フリオ「何してるんだ?こんなところで」

ライト二ング「ここは基本的に生徒の立ち入りは禁止だぞ?」

ティファ「あ、いつものライトだ」

ライト二ング「?何の話かわからんが早く出ろ」

ジタン「へいへーい」

ティファ「あ、そうだ明日さグラウンドワンに行かない?」

ユウナ「そうですね。明日も休みですし」

クラウド「------!?-------。」

ジタン「なんて言ってんの?」

ティナ「それは良い考えだって言ってます」

ティファ「それじゃ決まりね!!明日の12時に集合ね!」

スコール「それじゃあおれはwolとセシルの部屋とヴァンとたまねぎの部屋に伝えてくる」

ティナ「嫌な予感しかしない…」

 

 

まだまだ続くんだとよ、バッツ? byファリス

 

 

 




いやー久しぶりの投稿だなー!なんかやっててたのしかったな!!←もう完全に吹っ切れています。


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第十三話 クラウド「どうしてこうなった…」ティファ「パート1」

どうも、アルタイルです。今回も相変わらず会話文主体です。書いている本人が言うのもなんですが、女子勢強すぎる…


       ???   ???????

ジタン「な、何だお前らは…」

???「オレの名は珍佳須丸だ」

???「私の名は地致墓院です」

ジタン「出会っていきなりなんだよ…っていうかお前らの名前…」

珍佳須丸「今、この世界は危機的状況にある。」

地致墓院「それを救うことができるのは、脱糞丸、あなたしかいないんです」

脱糞丸「なんだよ!脱糞丸って…って名前変わってる!?」

珍佳須丸「さあ!オレ達と共に!!」

地致墓院「真の悪に立ち向かいましょう!」

脱糞丸「いや勝手に話を進めるな…っていうか本当に名前!!オレはジタンだーーーーー!!!」

 

 

            ガバッ

ジタン「ゆ…夢か…」

バッツ「zzz…」

ジタン「なんだよ脱糞丸って…どっかの変人みたいじゃねえか…」

ジタン「そういえばあの地致墓院って奴ガーネットに少し似てたな…」

ジタン「高校に上がってから学校変わっちまったからなぁ…今何してるんだろ」

バッツ「ピザでも食ってろよデブ…ムニャムニャ…」

ジタン「…オレもオレだけどバッツはバッツでどんな夢見てんだ…とりあえずきょうは早めに行くからもう起しとくか」

 

 

 

 

       

          ~グラウンドワン~

ティファ「はーい!皆集まった~?」

スコール「いや…ライトとフリオがまだ…」

ティーダ「あ!今来たっスよ」

ライト&フリオ「キャッキャウフフ」

wol「OH…」

セシル「まあ…仲が良くて良いんじゃない?」

ヴァン「なーフリオ!後でおれ等とカラオケ行こうぜ!!」

クラウド「…空気読めよ…」

ティナ「『メテオ』」

ヴァン「のおおおおおおおおお!!!」ガツンガツンガツン

ジタン「ちょっ…おれ等にもあたって…」

バッツ「あ…察した…」

 

 

 

セシル「…で結局」

ヴァン「」

バッツ「」

ジタン「」

ティナ「…『レイズ』」

ヴァン「死ぬかと思った…」

オニオンナイト「イヤ死んだんだよ!?」

スコール「…(まだ入口にすら入ってないのにすでに三人死亡するとは…)」

ティファ「はいじゃあ気を取り直して誰がどこに行くのかきめよっか?」

ジタン「じゃあオレとバッツとティーダとヴァンとスコールはカラオケで」

スコール「おい勝手に入れるな」

ジタン「良いじゃん別に」

スコール「………」

オニオンナイト「あ、じゃあぼくもカラオケで」

ティファ「んじゃ私と他の女子はボウリングで良い?」

ユウナ「もちろんです」

wol「私とセシルはこのあたりにいるから何かあったら呼んでくれ」

バッツ「あれ?ライトとフリオは?」

クラウド「もう先に行った」

バッツ「ああ…はい」

 

 

 

ジタン「クラウドはどうするんだ?」

クラウド「そうだな、じゃあオレもカラオケに…」

ティファ「あ、店員さんあそこの鳥頭の人もボウリングで」

クラウド「は?」

店員「かしこまりました」

クラウド「いやいや待て待てオレはカラオケに…」

ティファ「つべこべ言わずに早く来る!!!」

クラウド「はい!!」

 

      ~グラウンドワン ボウリング場~

クラウド「どうしてこうなった…」

ティファ「いいからいいからはやく投げる球選んで」

クラウド「…じゃあおれは13ポンドを…」

ユウナ「え~とじゃあ私は…この132860ポンドのやつにします♪」

ティファ「う~んじゃあわたしは180000ポンドで」

ティナ「私力無いから100000ポンドにする…」

クラウド「・・・・・・・・・・・・」

クラウド「180000ポンドで…」

 

 

 

       ~グラウンドワン ボウリング場23番席~

クラウド「ぬおお…お、重い…」

ティファ「なにしてんのよだらしないわねー」

クラウド「運ぶだけで筋肉痛になりそう…」

ティファ「じゃあ一番手は私ね!それじゃ…」

ユウナ「ちょっと待ってください」

ティファ「?」

ユウナ「『オーラ』」

ティファ「あ、ありがと…それじゃ」ブンッ

         シュパン

クラウド「180000ポンドの球が空気摩擦に耐えきれずに蒸発した…」

ティファ「あちゃーそんなに力入れてないんだけどなー」

クラウド「あれで本気じゃないだと…」

ユウナ「じゃあ次は私ですね」

クラウド「頼むから普通のボウリングをしてくれ…」

ユウナ「えい☆」コロン

クラウド「ふう…やっとまともに…」

    ズガガガガガガガガ!!!

クラウド「なんで球が地面をえぐりながら進むんだ…」

       グチャッ

クラウド「そしてなんでピンが粉々になるどころか消滅するんだ」

ユウナ「あ、少しやりすぎましたね…『リターン』」

クラウド「あ、もとに戻った」

ユウナ「次、クラウドさんですよ?」

クラウド「どうしてこうなった…」

 

 

 

 

 

      ~一方そのころ  グラウンドワンカラオケ~

ジタン「もしかしてだけど~♪」

バッツ「もしかしてだけど~♪」

ジタン「もしかしてだけど~♪」

バッツ「もしかしてだけど~♪」

ジタン「それっておいらを」

ジタン&バッツ「さそってるんじゃないの~?♪」

スコール「帰りたい…」

       ~グラウンドワン UFOキャッチャーコーナー~

フリオ「キャッキャッ」

ライト「ウフフ」

 

     ~グラウンドワン ゲームコーナー~

wol「ここもかなり平日なのにかなり混んでるな」

セシル「そうだね…ん?」

セシル「ブ○イブルー?」

ジ○『楽しもうか兄さん』

ラ○ナ『ジ○!てめえ馬鹿か!?』

セシル「・・・・・・・・・・・・・・」

wol「どうした?セシル」

セシル「シンパシーを感じる…」

 

 

 

続くんだぜ!!ゴラァ!!byナイン

 




今回も見ていただきありがとうございます。多分しばらくこの話は続くと思います。多分…


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第十四話 クラウド「どうしてこうなった…」ティファ「パート2」 

どうも、アルタイルです。今回の説明としては会話文主体、あとライト&フリオ、wol&セシルは出ません。そんなところです。


      ~グラウンドワン ボウリング場~

ユウナ「次、クラウドさんですよ?」

クラウド「どうしてこうなった…」

ティファ「早く投げなさいよー」

クラウド「持ってるだけで全身の骨が悲鳴をあげてる…」ミシミシッ

クラウド「だがここで逃げたら…」

女子勢「キラキラ」期待の眼差し

クラウド「オレの全てを断ち切られる!!」

クラウド「て言うか自分でキラキラとか言うなよ…」

 

 

 

ティナ「なかなか投げないね…」

ティファ「変な儀式かなんかしてんじゃないの?ほら、前のうんからかんたらバッカルコーンだったっけ?」

ユウナ「違いますよ。うんたらかんたら…」

クラウド「頼むから集中して投げさせてくれませんか?」

ティファ「あっごめん!」

 

クラウド「ふう……うおおおおおおお!!!」

クラウド「アッガイ!!!」ブンッ

ユウナ「アッガイ!?」

      カコーーーーーン

ティファ「あららー、一個残っちゃったねー」

クラウド「ハア…ハア…」

ユウナ「だ、大丈夫ですか?」

クラウド「いや…大丈夫じゃない…」

クラウド(あんなものをティファは蒸発!?どうなってんだ!?)

ティナ「じゃあ次は私かな…」

クラウド「ああ…そうだな…(ティナは非力な方だし大丈夫だろう)」

ティナ「…やあっ」コロコロー

クラウド「今度こそ普通に…」

ティナ「『グラビデ』」

      カランカラン

クラウド「・・・・・・・・・・・」

 

 

 

         グラウンドワンカラオケ

ティーダ「こ~の大空に~♪」

ヴァン「キャプテン」

ティーダ「翼~をひろ~げ」

ヴァン「おならで」

ティーダ「とんで~いきた~いよ~」

ヴァン「かなかなかなかなか~なかな」

ティーダ「悲~しみのない」

ヴァン「おかわり」

ティーダ「自由なそ~らに」

ヴァン「まつわか」

ティーダ「翼~はため~か~せ~」

ヴァン「誰かのお金で焼き肉」

ティーダ「いきたい~」

スコール「もういい…マジで帰る…」がたっ

ジタン「お?スコールどこ行くんだ?」

スコール「少しドリンクバーに」

ジタン「ああ、そうか」

スコール(ふっ…ちょろい)

バッツ「コップ持って行って無いじゃん」

スコール「・・・・・・・・チッ」

ジタン「オレ少し疲れたから寝るわ」

バッツ「おう!順番来たら教えるから」

ジタン「分かった…」

 

 

ジタン「zzz…」

 

 

 

       ???  ??????

珍佳須丸「来たか…脱糞丸」

ジタン…ではなく脱糞丸「もういいよ…それで…あれ?女子の方は?」

珍佳須丸「カノジョは今少し用事があるのでな」

脱糞丸「そうか………後気になったんだけどさ」

珍佳須丸「?」

脱糞丸「なんで下何もはいてないんだ?」

珍佳須丸「何を言ってるんだ。いつもこうだったじゃないか」

脱糞丸「いつもこうだったの!?」

珍佳須丸「前一緒にファミレスに行ったじゃないか!」

脱糞丸「これで!?」

珍佳須丸「戦う時もこうだっただろ?」

脱糞丸「下半身の防御薄すぎだろ…」

珍佳須丸「それより、どうだ?オレ達と共に世界を…」

脱糞丸「あ、カラオケ順番来たから戻るわ」

珍佳須丸「ふっ…いいだろう脱糞丸。私はいつでも待っているぞ…」

 

 

 

      ~グラウンドワン カラオケ~

バッツ「お、丁度いいな」

ジタン「珍佳須丸…」

バッツ「・・・・・・・・・・は?」

ジタン「いや!何でもない気にすんな!」

バッツ「お、おう…じゃ何歌う?」

ジタン「とりあえずニコニコ流星群で!」

オニオンナイト「とりあえず歌う曲じゃないよそれ…」

ヴァン「あれ?そういえばスコールは?」

ティーダ「あれ?ホントだ何処行ったんだろ」

 

      ~グラウンドワン カラオケ前~

スコール「ふう…案外ラクな任務だったな…」

???「あのぅ…すみません」

スコール「ん?なんだ悪いがオレは今忙しいんだg…」

???「バッツって人知りませんか?」

スコール「!?…知らないな…」

???「ふふ…知ってるって顔に出てますよ?」

スコール「……だったら何なんだ?」

???「どこにいるか教えてくれませんか?」

スコール「こういってああいってそこいったところだ」

???「…案内して下さいよぅ…」

スコール「・・・・・・・・」

???「ありがとうございます☆」

???「おーい!ファリス姉ちゃんこの人が教えてくれるって!」

ファリス「おお!?まじか!?いやー悪いな!ハッハッハ!」

スコール(何だ…この男勝りな女は…)

ファリス「おい!レナ!!この人が教えてくれるってよ!!」

レナ「もう!大声出さないでください…」

スコール(何なんだこいつら…)

???「あ!わたしクルルっていいます」

スコール「そうか…覚えておこう(二秒ほど)」

ファリス「ほらほら早くバッツのとこおしえてくれよ!!!」

スコール「…耳元で大声出さないでくれるか…」

ファリス「わるいな!もとからこんなんだ!ハッハッハ!!」

スコール「…行くぞ」

 

 

 

       ~グラウンドワンカラオケ~

バッツ&ジタン「真っ赤な~誓い~♪」

        コンコン

ティーダ「ん?誰ッすか?」

スコール「オレだ」

バッツ「あ、マジで!?ちょっと演奏中止で」

ジタン「ああ」

 

      ガチャッ

バッツ「おい!スコール!!お前帰ろうとしただr…」

クルル「バッツお兄ちゃーーーーん!!」だきっ

バッツ「く、クルル!?…てことは…」

レナ「ご無沙汰してます」

ファリス「よう!バッツ!!」

バッツ「」

ジタン「おい、死んだふりすんな」

バッツ「くそっくっそ!」

ヴァン「一気に大人数になったな…」

スコール(来るんじゃなかった…)

 

 

続きます

 

 




今回のはDDFF以外からも少し出させて頂きました!FF5が大好きな自分にとっては書いてて楽しかったです!


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第十五話 クラウド「どうしてこうなった…」ティファ「パート3」

どうも、アルタイルです。余談ですが最近肌寒くなってきましたよね?体調はどうですか?自分はばっちり風邪をひきました!!。後いつも通り会話文主体です。


 

        ~グラウンドワン カラオケ~

 

クルル「でねー、学校でこんなことがあってね!」

バッツ「あー、うん!へーそうか(棒読み)」

ジタン「おい…バッツ大丈夫か?何か体が変色してないか?」

ティーダ「ホントっス!カメレオンっス!」

ファリス「あー…バッツは昔からこんなんだ」

レナ「不思議なことに私達が離れるとすぐに良くなるんですよねえ…」

ジタン「へ…へえ」

ジタン(こいつら、バッツが自分達のことを嫌ってるということに気づいてねえのか?)

バッツ「…」

バッツ(早く帰れーーー!!!この馬鹿姉妹共!!せっかくの休日を邪魔すんじゃねえ!!)

 

 

 

ファリス「あ、そうだ!ガラフのじっちゃんから伝言もらってきといたんだった!!」

バッツ「あ?ああ。あの爺さんか……まだ生きてたんだ…で、なんて?」

ファリス「ええとなあここに手紙が……あったあった!じゃあ読むぞ…ゴホン」

ファリス裏声「ディア、ガラフ」

バッツ「最初から違う!!そこはディアバッツだろ!?しょっぱなからちがう!!」

ファリス裏声「ろくに彼女もできないまま中学生活を過ごし、この高校生活ものほほんと悠々自適に過ごしている事と思います。」

バッツ「なんか腹の立つ言い方だな…もっとマシな言い方は無かったのかよ…」

ファリス裏声「そんな夢も希望も彼女もない愚息にこのガラフお爺ちゃんがひと肌ぬいであげることになりました…」

バッツ「なりましたじゃないだろ!他人事見たいじゃねえか!」

ファリス裏声「少ないですが、これで美味しいものでも食べてください」

バッツ「あ、文章クソだけどありがたいなあ」

バッツ「最近金欠だったしなぁ…確かに親ってありがたいなあ」

ファリス「ほい」

バッツ「いくらぐらい入ってるのかなあ…って」

バッツ「箸かい!!!!!!」

バッツ「っていうか箸に多いも少ないもないだろ!」

ジタン「まあまあ落ち着けって…」

ファリス「そんな事よりなんか歌おうぜ!」

バッツ「そ、そうだな…じゃあ『紅蓮の○矢』でも歌うか?」

ジタン「お!それならオレもうたうぜ!」

ヴァン「オレも!!」

オニオンナイト「それなら僕もうたえるよ!」

レナ「あれ?そういえばあの元気な子は?」

ジタン「あいつならドリンクバーに行ったよ」

レナ「ああ、そうですか」

 

 

    ~グラウンドワン ドリンクバー~

ティーダ「なにこれ!?なにこの発見!!コーヒーとこれがこんなに合うなんて!!……なんかこう…色んな味が合わさって…うま!うままま!!!」

幼女「おかあさーん、あのおにいちゃん…」

母親「シッ!見ちゃいけません!」

 

 

 

 

         ~グラウンドワン  ゲームコーナー~

wol「お、おいセシル…お前…」

セシル「・・・・・・・・・・」

          ○ン=キサラギWIN!!

wol「しかもパーフェクト勝ち…」

セシル「まだだ…もっと6Dを確実に当てられるようにならなければ…」

wol「・・・・・・・・・・・」

 

 

 

          ~グラウンドワン ボウリング場~

ティファ「どうする?もう一ゲームする?」

クラウド「いや…もういい……」

ユウナ「ええ~~!でもまだ四ゲームしかやってないじゃないですか!!」

ティナ「まだここからが本番…」

ティファ「そうよ!ほらほら、男なんだからレーンのど真ん中で体育座りで感傷的になってないで!!」

クラウド「・・・・・・・・・」

ティファ「もう仕方ないわねえ……」ずるずる…

クラウド「・・・・・・・・・」

 

 

       ドグチャッ

ティファ「イエーイ!!ストライク(?)!!」

クラウド「ああ…そうだな…」

ティファ「次あんたよ?」

クラウド「そうか……」よろよろ

ユウナ「大丈夫でしょうか…クラウドさん」

ティナ「ティファが行って手伝ってあげるのが良いと思う…」

ティファ「もう…しょうがないなぁ」

クラウド「すまな…い……ん?」

ティファ「?どったの?」ばいーん

クラウド「///いや!何でもない!!」

ティファ「そう?(フフフ…さりげなく胸をちらつかせて誘惑作戦成功…)」

クラウド「ああ…ティナ、投げるから少し後ろに…」

ティファ「え?どうして?」

クラウド「え」

ティファ「あんたもう投げる気力も残ってないじゃない。だから私が手伝って…」

クラウド「断る!!」

ティファ「なんで?」

クラウド「う…それは……」

ティファ「あれれー?何かかたいものが〈棒読み〉」

クラウド「らめえええええええええええ!!!」ダッ

ユウナ「あっ……クラウドさん!?」

ティナ「前下半身を押さえながら必死に走るクラウド…」

ティファ「やめい」

 

 

 

 

 

 

ティファ「チッ逃したか…」

ユウナ「あと一歩でしたね」

ティナ「おしかった…」

ティファ「よし!じゃあそろそろラストスパートといきますか!!!」

女子勢「オオーーーーーーー!!!」

 

 

 

      ~その頃グラウンドワン前~

         ウィーン

スコール「馬鹿馬鹿しい…帰るか…ん?」

スコール「新発売のジュースか…しかもおまけとして萌ッ娘フィギュア付き!?」

スコール「…」周りの確認

スコール「ま、まあ一個くらいなら」

 

 

 

つ・づ・く。




どうでしたか?もう完全にオリジナルストーリーで書いているのでネタが尽きたりなどと様々な事が起こっていますが今日も元気にモンハンしてます。


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第十六話 クラウド「どうしてこうなった…」ティファ「あきた。」クラウド「!?」

どうも、アルタイルです。最近気づいたんですが犬って片足上げずに排泄することもあるんですね…。ハイ、どうでもいいですね。すみません…


    ~グラウンドワン トイレ~

クラウド「ハァ…ハァ……」

クラウド「あ、危なかった…もう少しで社会的地位を失うところだった…」ギンギン

クラウド「くそっ鎮まれ!オレのクリスタル!!」

クラウド「・・・・・・・・・・・」

クラウド「でも、ティファ無防備すぎるだろ…前の修学旅行前の時も…」

 

 

   ~第一話 教室~

ティファ「えっ!クラウドしらなかったの!?」ムネチラッ

クラウド「お、おう…///」

 

    ~グラウンドワン トイレ~

クラウド「…といったようにティファは自分の周りの事を全く考えていない!!!この数年間オレはあいつの無防備さに何度も苛まされてきた!!!」

クラウド「…………」

クラウド「オレは今誰に話してるんだ…。とりあえず場所を変えるか」

 

 

 

    ~グラウンドワン カラオケ~

クルル「今日は楽しかったね!お兄ちゃん!!」

バッツ「…エエソレハマアトテモトテモ」

ジタン「おい大丈夫か!?」

バッツ「大丈夫だぁ…オレはこの通りピンピンしてるぞ…」フラフラ

ヴァン「いや…全然大丈夫には見えないけど…」

ファリス「じゃああたし達はじっちゃんの面倒見なきゃいけないからもう帰るから」

レナ「何かあったらまた連絡してね~♪」

バッツ「ああ…分かった(絶対にしねえ…)」

クルル「じゃあ私達もう帰るから!お兄ちゃん!それとお兄ちゃんのお友達もまたね!!」

ジタン「はいよー。またな!!」

ヴァン「またな!!」

オニオンナイト「うん!また会えたらいいね!」

      バタン

ジタン「さて…時間も時間だし…そろそろオレ達もおいとましましょうか」

バッツ「はあ…疲れた…」

ヴァン「バッツはその…何だ…気の毒だったな…」

オニオンナイト「それにしてもなんでバッツはそんなに嫌なの?」

バッツ「それはいずれ明かされるだろ?」

ジタン「さては作者まだ考えてないな?」

バッツ「さあ?それよりも早く帰る準備しとこうぜ!ティファとか待たせると後々が怖いぜ…」

オニオンナイト「そうだね…」

ジタン「そうだな………?」

バッツ「ジタン?どうした?」

ジタン「バッツ…悪いがオレちょっと用事できたわ」ガチャッバタン

バッツ「あ!おいジタン!!…行っちまったよ…」

 

 

      ~グラウンドワン カラオケ前~

ジタン「おい!ガーネット!!!」

ガーネット「え!?」

ジタン「やっぱりガーネットだったか!」

ガーネット「じ、ジタン君!?どうして!?」

ジタン「それはこっちが聞きてえよ!!お前結構遠い高校に行ったんじゃなかったか?」

ガーネット「ああ、今日はたまたま。友達一緒に来たの」

ジタン「そうだったのか…」

 

 

 

 

 

 

ジタン「高校、うまくやってるか?」

ガーネット「うん、それなりに。ジタン君は?」

ジタン「オレもそれなりにうまくいってるよ……もうすでに5、6回死んでるけど…」

ガーネット「え!?」

ジタン「あ!気にすんな!何でもねえ!!」

ガーネット「そう…ならいいけど…ジタン君昔っから怪我とか多かったから…」

ジタン「そうだったけか?う~ん…あんま覚えてないなぁ…」

ガーネット「でも!体には気をつけてね!!ジタン君が怪我するの…私…すごくイヤだから…」

ジタン「ん?何か言った?」

ガーネット「う、ううん!!何でもない!!…あっ!皆待たせてるから私もう行くね!」

ジタン「おう!頑張れよ!!」

ガーネット「あ、ありがとう///」

 

 

 

 

ジタン「・・・・・あ、ヤベ電話番号聞きそびれた」

 

 

 

     ~グラウンドワン ゲームセンター~

アナウンス「今日行われたBBCP大会の優勝者は○ン=キサラギを使い、決勝戦でもパーフェクト勝ちの圧巻の強さを誇ったセシルさんです!!」

セシル「始まった瞬間にもう勝つ自信がありました」

wol「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

      ~グラウンドワン トイレ前~

ティファ「状況報告!!」

ユウナ「はい!!目標のクラウド君の補獲に成功。以上であります!!」

ティファ「よろしい!!」

クラウド「くそっ離せ!!」

ティファ「ふっふっふっ…そうは問屋が…なんだっけ?」

クラウド「おい!!作者辞書使え!!!」

ティファ「まあ何にしてもここで引き下がるわけには…」

ヴァン「そこで何してんのー?」

クラウド「た、助かった…」

ティファ「チッ…空気野郎が…」

ヴァン「え…」

ティナ「一生オイヨイヨでも言ってれば…?」

ヴァン「・・・」

 

 

ジタン「やっと追い付いた…ってヴァンどうした?ハトがアルテマ食らったみたいな顔してるが」

バッツ「いやいや!ハトがアルテマ食らったら素粒子すら残らねえから!!」

オニオンナイト「そういえばwolとセシルは?」

クラウド「噂をすればなんとやらってやつか」

wol「皆集まったようだな」

バッツ「え?まだフリオとライトと…あとスコールも来てねぇじゃん」

セシル「フリオとライトはちょっと前に二人で行きたいって言って行ってしまったよ」

ユウナ「まあ」

ティファ「せめてホテルに行かない事を祈るしかないわね…」

バッツ「じゃあスコールは?」

wol「さっき自分の部屋の写真を送ってきた」

ジタン「あんにゃろうやっぱり先に帰ってたのかよ…」

オニオンナイト「…ちょっと待って!ティーダは?」

クラウド「言われてみれば…」

    ピーンポーンパーンポーン

ティファ「アナウンス?」

アナウンス「DDFF学園のティーダ君のお知り合いの方、至急受付まで来てください」

そこにいた全員「・・・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

その後ドリンクバーで飲みすぎたティーダが発見された。

 

 

 

 

 

 

 

     ~ガラフの家~

ガラフ「ファリスや。飯はまだかのお」

ファリス「もうおじいちゃん!ごはんはさっき食べたでしょ?」

ガラフ「お?そうじゃったか?」

クルル「もうボケがはじまってる…」

 

 

つづく

 

 

 

 

 




今回でグラウンドワン編は最後です。次から普通の話にするつもりです。多分…ね。


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家庭科編
第十七話 バッツ「家庭科、か…」


どうも、アルタイルです。今回からやっと軌道修正して普通の学園生活にしていきたいと思います。


        ~次の日 教室~

セシル「おはよう、ジタン、バッツ」

ジタン&バッツ「おう!」

セシル「今日からまた学校だね」

バッツ「あ~…何か久しぶりの教室な気がするな~」

セシル「まあ修学旅行もあってその後皆で遊びにいったからね。多分五日ぶりぐらいじゃないかな?」

ジタン「でも全然ピンとこねえなぁ…」

セシル「確かに…」

バッツ「そういえばクラウドとかは?大抵スコールと一緒に早めに来るはずだが…」

セシル「あはは、多分クラウド達もまだ休日気分が抜け切れていないんだよきっと……………あ、噂をすればなんとやらだね。クラウド、スコールおはよう」

 

クラウド「ああ、おはよう」

スコール「・・・・・・・」

バッツ「スコールは相変わらずだな!」

スコール「余計なお世話だ」

 

 

 

 

 

セシル「ところで、もうみんな感想文は書いた?」

クラウド「ああ、一応はな」

スコール「オレもだ」

バッツ「用紙を燃やした」

ジタン「同じく」

セシル「バッツ…ジタン…今日が提出期限なんだよ?」

ジタン「気にすんなって!!」

バッツ「それに、もう朝礼始まるぜ!さっさと席に着こうぜ!!」

 

 

 

 

wol「これから、朝のHRを始めます。起立、気を付け、礼」

     「よろしくおねがいしまーす」

コスモス先生「はーい、皆さんおはようございまーす」

コスモス先生「まずは欠席者の連絡からですね。…ええと、今日はフリオニール君とライト二ングさんがお休みです」

ティファ「なんで?」

コスモス先生「なんか二人とも下半身が大変なことになって動けないから休むだとか…」

ティファ「あの後結局ヤッたんかい…」

コスモス先生「事情はよく分かりませんが、二人とも大事にならなければいいんですが…」

スコール(いや…あんたが知らないうちにあいつら大事じゃ済まないところまで突っ走ってると思うが…)

wol「先生、その他の連絡は?」

コスモス先生「ええと…他には……あ!忘れてました!一つ大事なことを言い忘れてました」

コスモス先生「今日の家庭科は全員家庭科室に集まってください。以上です」

wol「これで、朝のHRを終わります。起立、気を付け、礼」

     「ありがとうございましたー」

ティナ「ねえ玉ねぎ君、今日の家庭科って何時間目?」

オニオンナイト「確か一時間目だって気がするけど」

ティーダ「マジで!?しょっぱなから飯がくえるっスか!?」

ジタン「そういうことになるな」

ヴァン「でも、何作るんだろうな?」

ジタン「それは行ったら分かるだろ?ほら!出発進行ー!!」

 

 

 

 

       ~一時間目 家庭科 家庭科室~

ジタン「で、今日作るのは…」

コスモス先生「はい、カレーになります」

スコール(いきなり腹にガツンとくるものが来たな…)

ティファ「で先生、班分けは?」

コスモス先生「班分け?…あ、ごめんなさい…材料買ってくるのに気を取られすぎてすっかり忘れてました」

スコール(大丈夫なのか…この教師)

ティファ「もう!しっかりしてくださいよ!!」

コスモス先生「すいません…まだ新任なので…」

バッツ「じゃあさ、好きにグループ作っていい事にしようぜ!」

ジタン「お!それいいな!!それでいいだろ!先生」

コスモス先生「あ、はい」

ティーダ「それじゃ決まりっス!」

 

 

 

     ~バッツ&ジタン&ヴァンチーム~

バッツ「じゃあジタンとヴァン!一緒にやろうぜ!」

ジタン「全然構わねえぜ!!」

ヴァン「何か楽しそうだな!!」

ジタン「ていうかカレーってどう作るんだ?」

バッツ「とりあえず切ればいいんだろ切れば!」

 

 

 

 

 

     ~オニオンナイト&ティナ&セシルチーム~

ティナ「玉ねぎ君、一緒にやろ?」

オニオンナイト「うん!いいよ!!セシルも一緒にどう?」

ティナ「え…」

セシル「良いのかい?じゃあ遠慮なく」

ティナ「うん…一緒に頑張ろ(チッ余計なものが)」

 

 

    

      ~ティファ&クラウド&スコールチーム~

ティファ(ククク…ついにこの時が来た……男を射止めるにはまず胃袋からって言うしね!!昨日のグラウンドワンではうまく逃げられたけど今回はものにしてみせる!!)グッ

クラウド「スコール、野菜の皮剥けるか?」

スコール「人並みには」

ティファ「ちょっあんた達なんで目の前に女子がいるってのに何全部やろうとしてんのよ!!ちょっと!!」

 

 

 

      ~ティーダ&wol&ユウナチーム~

ティーダ「ユウナが作ってくれるんだったらオレ何でも食べれるっス!!」

ユウナ「ティーダがそう言ってくれると私も頑張れるよ///…あ、そうだwol君こっちこっち」

wol「なんだ?」

ユウナ「『ブレイク』」

wol「!?・・・・・・」カチ―ン

ティーダ「?wolどうしたっスか?固まって」

ユウナ「ちょっと調子が悪いみたいなんで私が椅子に…よいしょ」ガツン

          ポロっ

ティーダ「今、wolの腕がもげたような…」

ユウナ「気のせいです☆」

ティーダ「そ、そうスか…」

ユウナ(あ、あぶなかった…)

 

 

 

 

      ~ティファ&クラウド&スコールチーム~

ティファ「皮剥き貸しなさいよ!私もやるから!」

クラウド「いや…ティファお前絶対…」

 

 

 

ティファ『さーてやりますか!!』

      グチャッ

ティファ『もう!持っただけでつぶれるなんて腐ってるわねこのニンジン』

クラウド「と言う事になりかねん…」

ティファ「なりません!!スコール!!貸して!!」

スコール「ほい」

ティファ「見てなさい!!私の華麗なテクを…」

      グチャッ

ティファ「あ・・・・・・・」

クラウド「・・・・・・・・・・」

スコール「・・・・・・・・・・」

ティファ「い、今のは少し力みすぎて…」

クラウド「スコール、野菜を切る時は猫の手がいいらしいぞ」

スコール「ああ、小学の時に習った」

ティファ「待ってーーーーーー!!!」

 

つづく

 




何か久しぶりだなー。家庭科なんて言葉を聞くの…。自分家庭科にあんまり良い思い出ないからなあ…。ミシンで指を縫ったり、ミシンで指を縫ったり…。でも本当は楽しいものなんですよねえ…


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第十八話 バッツ「ヒャッハー!!切り刻むぜえーー!!!」

どうも、アルタイルです。今回は前話の続きです。全く…家庭科なんて全部寝て過ごしていた筆者にとっては至難の業です…。


前回からの続きです

  

     ~ティファ&クラウド&スコールチーム~

ティファ「お願い!!後もう一回チャンスちょうだい!!」

スコール「そうは言ってもな…」

クラウド「もうすでに野菜の皮剥きは終わってしまったし…(一つはもう使い物にならんが…)」

ティファ「じゃあ私野菜切るの手伝うから!!」

クラウド「野菜を切る?全てを断ち切るの間違いじゃないのか?」

スコール「皮剥きよりひどい事になる事が容易に想像できるんだが…」

ティファ「・・・・・・」

クラウド「ティファ、悪いがここはオレ達に任せて…」

ティファ「うっ…うっ…」

ティファ「ふえぇ……」ポロポロ

クラウド「ティ、ティファ!?」アセアセ

スコール「お、おい!どうする!?」

クラウド「どうすると言われても…」

ティファ「えぐっひぐッ…」

クラウド「…ティファ!手伝うのは別に構わないからどうか泣くのはやめてくれ!!」

ティファ「…本当?」

クラウド「ああ!」

 

 

ティファ「よっしゃーー!!それじゃあチャッチャと作っちまいましょうか!!」ケロッ

クラウド「は?」

ティファ「ほらクラウド!早くしないとビリになっちゃうわよ!!」

クラウド「お、おう…(心配して損した。全然平気じゃねえか…」

ティファ(危ない危ない…さっきはガチの方で涙出ちゃった…)

 

 

 

 

 

      ~ティーダ&ユウナ&wol(石化中)チーム~

ユウナ「ティーダ、野菜は切り終わった?」

ティーダ「もちろんっス!!全部できたっス!!」

ユウナ「わあ…ティーダってもしかしたらお料理とか得意なのかもしれないね!」

ティーダ「ゆ、ユウナにそう言ってもらえるとうれしいっス!」

ユウナ「フフフ…じゃあ今度は私が頑張ろうかな」

ティーダ「楽しみっス!!!」

ユウナ「えーと…まずお肉を炒めて…」

ティーダ「わくわく」

ユウナ「次に野菜を炒めて…」

ティーダ「わくわく」

ユウナ「隠し味にマヨネーズとタバスコを入れて…」

ティーダ「わくわ……ん?」

ユウナ「それと甘みを付ける為に砂糖おおさじ10杯と酸味を付ける為に青酸カリを…」

ティーダ「『スリプル』!!」

ユウナ「最後に私の愛情を…むにゃむにゃ…」

ティーダ「あ…あぶ、あぶねえ…ユウナの愛情を頂く前に昇天するところだった…」

ユウナ「zzz…」

ティーダ「さて、と…どうしよっかなあ…。ユウナは起こせないしwolは全然石みたいに動かないしなんか片腕がプランプランしてるし……」

wol「」カチ―ン

ティーダ「・・・・・・・・・・・・・・・・」

ティーダ「仕方ない!!オレがつくるっスか!!大体は作り方頭に入ってるし何とかなるっしょ!!」

 

 

 

 

 

     ~オニオンナイト&セシル&ティナチーム~

ティナ「玉ねぎ君、違うよ野菜とかお肉を切るときは手をこうして…」

オニオンナイト「あ、うん。ありがとう///(ティナ顔近い顔近い!!良い匂いが!!)」

ティナ「うふふ…」

セシル「ねえ、オニオンナイト。この野菜はどうする?」

オニオンナイト「///…あ!セシル!!その野菜は…」

ティナ「…チッブラコン野郎が…」ボソッ

オニオンナイト「びくっ…ティ、ティナ?何か言った?」

ティナ「あ、ううん!何でもないよ!!(つい口に出てしまった…)」

オニオンナイト「そう?ならいいんだけど」

 

 

 

 

     ~バッツ&ジタン&ヴァンチーム~

バッツ「ヒャッハー!!!切り刻むぜえーー!!!」

ヴァン「いっけーー!!!」

ジタン「ザクッと行っちまえ!!」

 

バッツ「うおらららららららら!!!」

         ダラララララララララ!!!!

ジタン「おお!何という包丁さばき!!」

ヴァン「すげえ!!すげえよ!!!手の残像すら残すことなく超高速で切り刻んでる!!」

バッツ「まだまだ加速するぜ!ヒャッホウ!!」

ジタン「え…おまえそこ…」

バッツ「ん?どうした?ジタン」

ジタン「それ前の班が使ったゴミじゃね?」

バッツ「え…」

      ぐちょぐちょぐちょぐちょべちゃあっ

ヴァン「うおおおおい!?なにやってんだよバッツ!?」

ジタン「あ…ヤベ間違えてごみもろとも鍋に入れちまった…」

バッツ&ヴァン「おい!!!どうするんだよ!?」

ジタン「だ、大丈夫だろ?どうせ熱で殺菌されるんだろ?」

バッツ「まあ…確かに…」

ヴァン「言われてみれば…」

ジタン「ほら…だから大丈夫だって…ん?」

バッツ「どうした?」

ジタン「いや…鍋が…」

ヴァン「鍋?別になんとも…」

       ボウンッ

バッツ「ギャー!!鍋のまがまがしい物体からなんか危なそうなガスが!!」

ヴァン「くさっくっさ!!」

ジタン「目があけてられねええ!!!」

バッツ「どっかに調味料あるだろ!?それをテキトウにぶちこめば何か反応して収まるだろ!?」

ジタン「おお!!ナイスアイディア!!!確かこの棚の中に…」

バッツ「早くしてくれ~!!臭くて死ぬ!!」

ジタン「う~ん…目がしょぼしょぼして良く分からねえが…これだ!!!」

  『シャントット先生の超超超超超危険すぎる調味料』

バッツ「よく見えねえがもうそれでいいよ!!全部突っ込め!!」

ヴァン「このままだと他の班にまで被害が及ぶ!!!」

ジタン「ああ!分かった!!食らいやがれーーーーー!!」ボタボタッ

 

             ピカーーーーーッ

ジタン「カレーから閃光が!?」

            シュウウゥゥゥ

ヴァン「お、おさまった?」

ジタン「それにさっきまでとはうってかわってすごい良い匂いがするぞ!!」

バッツ「そうだな!じゃあ少し味見を…」おたまIN!!

         ドロォ…

バッツ「ギャー!!おたまがドロドロに溶けやがった!!」

 

 

 

 

 

ヴァン「お、おい…何かすごい嫌な感じがするんだが…」

ジタン「ああ、オレも感じるぜ…この感覚…」

バッツ「何度も死んできたから分かる(←今までで約10回以上死んでます)…この感覚は…」

バッツ&ジタン&ヴァン「オレ達に死亡フラグが立つ時!!」ドンっ

 

       カレーがどおおおおおおおおおん!!!

バッツ&ジタン&ヴァン「きゃっほい☆」

 

 

 

つづく




どうでもいい話ですが、そもそもカレーってどうやって作るんでしたっけ?


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第十九話 バッツ「てめえ!裏切りやがったな!?」

どうも、アルタイルです。よく辛いものを食べると口から火が出る描写がありますよね?昨日そんな夢を見ました←(どうでもいい)


また前回からの続きです

 

         どおおおおおおおおおおおん!!

 

 

 

 

 

         ~クラウド&ティファ&スコールチーム~

クラウド「な、なんだ!?」

スコール「どうやらバッツ達の班の方からだが…(あいつら、またやらかしたか…)」

ティファ「え?何?何かあったの?」

クラウド「あー…ティファは鍋から離れないようにしといてくれ。カレーが焦げるから」

ティファ「あ、うん!!任せて!!」ぎゅう

         グニャッ

ティファ「あ、また混ぜる為の何かしゃもじみたいなのが曲がっちゃった♪」

クラウド「これで何本目だ…それを壊したの…」

ティファ「う~ん…分かんない☆」

クラウド「・・・・・・・・・」

スコール「・・・・・・・・・」

ティファ「うう…そんな目で見ないでよ…こっちだって頑張ってんだから…」

クラウド「スコール、ティファから目を離さないようにしといてくれ」

スコール「あんたはどうするんだ?」

クラウド「オレはちょっと様子を見てくる」スタスタ

スコール「あ!おい!…行っちまったよ…」

 

 

 

 

   ~ティーダ&ユウナ&wol(石化中)チーム~

ユウナ「zzz…ん、あれ?」

ティーダ「あ、ユウナ起きたッすか?」

ユウナ「あの、もしかして私、寝ちゃってました?」

ティーダ「ぐっすり眠ってたっスよ!!」

ユウナ「そう…ごめんなさいティーダにばっかり迷惑かけちゃって…」

ティーダ「全然関係無し!!」

ユウナ「そう言ってくれてありがとう…今度は私の手料理食べさせてあげるからね?」

ティーダ「あ、ありがとうっス…」

ユウナ「?」

ティーダ「そうそう!!迷惑といったらwolっス!!!全然手伝ってっくれなかったっス!」

ユウナ「あ(そういえばいたんだこの人…)」

ティーダ「全然動かないのになぜか片腕だけはプランプランしてるっス」ツンツン

wol「」カチ―ン

ユウナ「アッ!触っちゃだめです!そこテープで留めてあるだけですから!!」

ティーダ「え!?」

ユウナ「あ!…いえ何でもありません・・・・・・一応『エスナ』」

wol「はっ!私は一体何を…」

ティーダ「あ!もとに戻ったっス!!」

ユウナ(腕がちゃんと治ってますように…)

 

 

 

 

 

 

      ~バッツ&ジタン&ヴァンチームだったところ~

クラウド「何がどうなったらカレーが大爆発を引き起こすんだよ…って言っても…」

バッツ「」

ジタン「」

ヴァン「」

クラウド「当の本人達は死んでるし…」

ティナ「何があったの?」

wol「ひどい有様だな…」

コスモス先生「何があったんですか?」

クラウド「wolと先生とティナか、丁度良かった。この馬鹿どもを生き返らしてくれないか?」

ティナ「え?また死んだの?バッツ達」

クラウド「ああ…」

ティナ「…(こんなことで時間使いたくないんだけど…)『レイズ』」

      パアアアアアアアッ

バッツ「う、う~ん…」

ジタン「あれ?」

ヴァン「オレ達、さっきカレーの爆発食らって…ん?」

wol「状況を説明してもらおうか?そこの三人!」

ジタン「説明しろって言われてもなぁ…」

バッツ「急にカレーが爆発したとしか言いようが無いんだよな…」

ヴァン「そうそう」

wol「貴様らそれが理由になるとでも思っているのか!?…先生!どう思いますか」

コスモス先生「え~…私新任だからこんな時にどんな対処をすればいいのか分からないんですよ…」

クラウド「あんた本当に教師かよ…」

 

 

 

 

 

 

 

wol「…とにかく!!こんなことをした犯人は誰だ?」

ヴァン「バッツとジタンです」サラっ

バッツ&ジタン「!?」

wol「よし、お前ら職員室行くぞ」

バッツ「てめえ!裏切りやがったな!?」

ヴァン「ゆるせ。オレハショウキ二モドッタ」

ジタン「何のネタだよそれ!?おいヴァン!!後で覚えとけよ!?」

        ガラッバタン

クラウド「行っちまった…」

スコール「おい、クラウド、カレーできたぞ」

クラウド「そうか…あ、ヴァン」

ヴァン「何?」

クラウド「お前もうカレーないだろ?だから一緒に食べないか?」

ヴァン「マジで!?良いの?」

クラウド「ああ」

スコール「意外と優しいんだな、あんた」

クラウド「そういう訳じゃないさ。ただ…」

スコール「ただ?」

クラウド「ティファが作ったものをオレ達だけではとても食べられそうになかったから…」

スコール「ああ…なるほど」

ティファ「そこー!!早く食べないと覚めちゃうわよ!?」

クラウド「はいはい…」ぱくっ

 

 

 

 

       ~オニオンナイト&ティナ&セシルチーム~

オニオンナイト「う…」

ティナ「さ、一杯食べてね///」

オニオンナイト「う、うん(何だこのバイオとグラビデとデスを混ぜ合わせたようなものは!?)」

オニオンナイト「いただきます…」ぱくっHP9999/9999

ティナ「どう?」

オニオンナイト「う、うん…とても美味しいよ…」HP9999/7200

ティナ「本当!?良かった!!」ニコッ

オニオンナイト「う、うう…」ぱくっHP9999/5700

ティナ「そんな…泣いてまで喜んでくれるなんて…」

オニオンナイト「ううう…」HP9999/3000

ティナ(これが幸せってものなのかな?フフっ)

 

 

オニオンナイト「ご、ごちそうさま…でし…た」HP9999/1

ティナ「全部食べてくれるなんて…」

セシル「将来が恐ろしいな…」

 

 

 

 

     ~ティーダ&ユウナ&wolチーム~

ティーダ「ど、どうっスか?」

ユウナ「ええ!とても美味しいです!」

wol「ティーダにこんな取り柄があるとは…」

ティーダ「喜んでもらえてこっちもうれしいっス!」

ユウナ「ティーダってスポーツもできて料理もできるんだね!私憧れちゃうな~」

ティーダ「そ、そんな///」

wol「あとはもう少し勉強を頑張らなければな」

ティーダ「うう…それは言わないでほしいっス…」

ユウナ「フフッ」

 

 

 

 

 

       ~クラウド&ティファ&スコールチーム~

クラウド「!?」

ティファ「ど、どう?」

クラウド「う…」

ティファ「う?」

クラウド「うまい…」

スコール「ああ…確かに…これは文句なしでうまい」

ヴァン「オレおかわりで!!」

ティファ「ほ、ホントに!?……良かったぁ…」

スコール「泣くなよ…」

クラウド「ティファの以外な一面を見た気がする…」

 

 

 

 

 

 

 

    ~その日放課後  教室~

バッツ「おい!ヴァン!!てんめえよくも!!」

ジタン「あの後オレ達反省文5枚くらい書かされたんだぞ!?」

ヴァン「ホント悪かったって!!お詫びに何かおごるからさ!」

バッツ「マジで!?」

ジタン「それなら別に…」

バッツ「じゃあ何奢ってくれんだ?」

ヴァン「じゃあこ○イチでカレー奢ってやるよ!!」

ジタン「お!良いねぇ!!!」

 

 

 

 

 

 

家庭科ヒャッハーてめえ!裏切り(続きます…)     byアルタイル

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




何とか丸く収める事ができた…


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ゴキブリ編
第二十話 エクスデス先生「大変ですぞ!先生方!!カメェーーーーー!!」


どうも、アルタイルです。今回は教師側がメインです。


~ある日  生物室~

エクスデス先生「~~♪…ん?……!!こ、これは…!!」

エクスデス先生「い、一大事じゃ!!早急に他の先生達に知らせなくては!!」

 

 

 

 

        ~職員室~

          ガラッバタン

エクスデス先生「大変ですぞ!先生方!!カメェーーーーーッ!!」

セフィロス先生「いやカメェー!じゃあ分かんないです。何があったんですか?」

エクスデス先生「じ、実は…」

       かくかくしかじか

エクスデス先生「と言う訳であって…」

セフィロス先生「なっ…」

皇帝先生「貴様…」

アルティミシア先生「なにやってるんですか…あなたは…」

セフィロス先生「と、とにかく全校放送を流しましょう!!犠牲者が出る前に!!」

 

 

 

 

 

 

         ~教室~

バッツ「でさ~、作者のひざが悲鳴をあげてさあ…」

ジタン「マジでか…」

     ピーンポーンパーンポーン

フリオ「こんな時間に校内放送?」

クラウド「そういえば放送係はセフィロス先生だったな…オレの呼び出しじゃなければ良いが…」

セフィロス先生『えー。とても重要な事です。よく聞いておいてください』

ジタン「重要な事、ねえ…宿題の居残りとかじゃなければ良いけど…」

バッツ「あ!そういえば前の修学旅行の感想文結局まだ出してねぇ!!」

ジタン「オレもだ…そのことじゃなければ良いけど…」

セフィロス先生『今日未明、エクスデス先生が大切に飼っていたゴキブリ2000匹が逃げ出したそうです』

ティファ「はあ!?」

ユウナ「今、なんと…」

セフィロス先生『繰り返します。今日未明、エクスデス先生が大切に飼っていたゴキブリ2000匹が逃げ出したそうです。』

 

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

バッツ「なんだ。居残りの事じゃなかったのか!!ならあんしn…」

ティファ「ぜんっぜんよくなあああい!!」ドガっ

バッツ「ひでぶっ」

バッツ「」

ティナ「『レイズ』」

      パアアアッ

バッツ「い、いきなり何すんだよ!!」

ジタン「もうティナレイズ使うタイミングばっちりだな…それにしてもティファ、急にどうしたってんだ?」

ティファ「あ、あんた達は平気なの!?そ、その…こう…」

クラウド「ティファ、ゴキブリがどうかしたのか?」

ティファ「その名を言うなあああ!!」

クラウド「ええええええ!?」

 

 

 

 

 

 

 

バッツ「まあとにかく、状況を整理すると…」

ジタン「エクスデス先生が飼っていたゴキブ…じゃなくてGが大量に逃げ出したと…」

ユウナ「全く…余計な事を…」

スコール「それでいてユウナとティファは虫が苦手と」

ティファ「うう…なんであのクソ爺よりによってGなんか逃がすのよぉ…」

       ピーンポーンパーンポーン

ヴァン「また校内放送?」

wol「全部捕まったのか?」

オニオンナイト「そうだと良いけど…」

セフィロス先生『えー。先ほどの放送に訂正があります。ゴキブリ2000匹が逃げ出したと言いましたが、正しくは20000匹の間違いでした。繰り返します~…」

ティファ&ユウナ「…」トサッ

ティーダ「ユ、ユウナ!?大丈夫っスか!?」

クラウド「おい!ティファ!!しっかりしろ!!」

セシル「多分さっきの情報にショックを受けて気絶しちゃったんじゃないかな?」

クラウド「そ、そうか…ならいいが…」

 

 

セフィロス先生『最後に一つ、」

ジタン「まだ何かあんのか?」

バッツ「今度は20000じゃなくて20000000匹でしたってか?」

ティーダ「もしそうだったらユウナが聞いてなくて良かったっス…」

セフィロス先生『どうやらエクスデス先生がゴキブリ100匹を持ってきたら内申を少しあげてくれるそうです』

     ・・・・・・・・・・・・・・・・・

バッツ「まじか…でも…ゴキブリ探しか…」

ジタン「でも、オレ達に内申アップは大きすぎるご褒美だぜ…」

wol「おまえら、ホントにゴキブリ探しをするのか!?」

ティナ「でも、あそこの人も…」

wol「あそこ?」

 

 

 

ライト二ング「フリオ、私ゴキブリって苦手なの…」

フリオ「ああ!任せてくれ!!たがが昆虫!すぐに全部捕まえてあげるよ!」

wol「フリオニールまで…」

セシル「いや、それだけじゃないみたいだよ?」

 

 

 

 

スコール「20000匹か…クラウド、どうする?」

クラウド「きょ、興味無いね…」

スコール「足が震えてるぞ?」

クラウド「う…」

スコール「オレ達はヴァンとティーダとオニオンナイトと一緒に探しに行くが、あんたはどうするんだ?」

クラウド「いや…でもティファが…」

スコール「ティファ達はセシル達に任せてある」

クラウド「そうか…それなら…」

スコール「決まりだな」

 

 

 

 

wol「全くあいつら……」

セシル「そういえばティナは行かないの?」

ティナ「私、ここで待ってる…」

wol「そうか」

 

 

 

 

 

 

 

        ~職員室~

皇帝先生「……」

コスモス先生「すごいですね…皇帝先生こんな時に優雅に紅茶飲んでますよ…」

セフィロス先生「いや………よく足元を良く見てみろ」

コスモス先生「足元?」

 

        『ゴキブリホイホイ超強力!!!』×20

コスモス先生「うわあ…」

セフィロス先生「これはまだマシな方だ…アルティミシア先生なんか…」

 

 

アルティミシア先生「悪霊退散…悪霊退散…」

セフィロス先生「もう悪霊扱いだ…」

コスモス先生「そういえばクジャ先生は?一番あの人が反応しそうだったんですけど…」

ガーランド先生「あの人ならさっき廊下で見かけたが?」

コスモス先生「あ、ガーランド先生…は何ともなさそうですね」

ガーランド先生「まあな」

コスモス先生「あ、ゴキブリ」

教師全員「!?」

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 




ゴキブリってなんであんなにしぶといんでしょうね…


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第二十一話 ジタン「ひっこんでろ!」ゲシッ クジャ先生「あうん!」

どうも、アルタイルです。今回は前回の続きです。


前回の続きです。

 

コスモス先生「あ、ゴキブリ」

教師全員「!?」ガタタッ

皇帝先生「どこだ!?どこにいる!?」

アルティミシア先生「皇帝先生!!普通の○ースジェットなんかじゃ無理です!!この超強力○ースジェットを!!!!」

ガーランド先生「いや!!この硫酸弾を使え!!」

コスモス先生「ちょ!落ち着いて!!ガーランド先生どこからそんなの持ってきたんですか!?ゴキブリなんていませんから!」

皇帝先生「は?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルティミシア先生「…要するに私達がどんな反応をするか面白半分でやった事と…」

コスモス先生「まあ…大体は当たってます」

ガーランド先生「懲戒免職にするぞ」

コスモス先生「ええ!?そこまで!?」

皇帝先生「全く…次は無いと思え」

コスモス先生「す、すみません…」

アルティミシア先生「そういえばエクスデス先生?」

エクスデス先生「何ですかな?」

アルティミシア先生「なんでゴキブリなんか飼ってるんですか?」

皇帝先生「それは私も疑問に思った事だ」

エクスデス先生「そう急に言われましてもなぁ…」

         ガラッ

ジェクト先生「はよーっス!!お前ら!!」

暗闇の雲先生「…遅刻だぞ。」

ジェクト先生「まあそう硬い事言うなって!!…というか何か今日はやけに辛気臭い空気だな。何かあったのか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジェクト先生「なるほどねぇ…だから今日はやたらとゴキブリが多かったのか。ホント踏まないように歩くの大変だったぜ!」

皇帝先生「お前は虫とか全然平気そうだな…」

ジェクト先生「お?あんたはダメなのか?」

皇帝先生「ああ、無理だな…あの六本の足でうごめく様と動く時のあの不気味な音…あの生物が絶滅するならば私は日々の日課のこの紅茶も一週間はやめる事ができる…」

セフィロス先生「たったの一週間ですか…」

皇帝先生「これ以上すると私の身体に以上をきたして会話が全て『ウボア-』になってしまう」

セフィロス先生「どんな禁断症状ですか…それは……まあとにかく、私も皇帝先生の意見には賛同ですね」

アルティミシア先生「私も激しく同意です」

暗闇の雲先生「私はそれほどでも無いな」

ジェクト先生「別にたかが虫だろ?気にしなけりゃいいだろ?」

アルティミシア先生「まあ、見た感じ平気そうですからね」

暗闇の雲先生「?」

 

 

 

 

 

アルティミシア先生「ああ、そういえばエクスデス先生、まだ理由を聞いていませんでしたね」

エクスデス先生「まあ…飼いやすい事ですかな?」

      「・・・・・・・・・」

皇帝先生「そんな下らん理由だったのか?」

アルティミシア先生「ふざけているのですか?」

エクスデス先生「え?これでもまじめに考えて…」

セフィロス先生「まあ、あまり期待はしてませんでしたが…」

エクスデス先生「え?かわいいじゃないですか。ゴキブ…」

ガーランド先生「張り倒すぞ…」

エクスデス先生「何かすみませんでした!?」

 

         ガラッ

ケフカ先生「じゃじゃーん!!ここでまさかのケフカ先生登場!!」

皇帝先生「自分でまさかのとか言うなよ…」

アルティミシア先生「何の用ですか?副校長」

セフィロス先生(なんでこんな人が副校長なんだろう…)

ケフカ副校長「話は聞かせてもらいました…なんとまあ面白…ではなく深刻な事態の様ですね…」

ガーランド「今本音が少し出なかったか?」

ケフカ副校長「気のせいでーす☆」

ガーランド先生「(うぜえ…)」

ケフカ副校長「まあ何にしても!!この状況は何とかしないとマズイよねーww」

皇帝先生「なにか策があるのか?」

ケフカ副校長「ピンポンピンポーン!!大正解!!」

ジェクト先生「何か嫌な感じしか漂ってねえんんだが…」

皇帝先生「私もだ」

ケフカ副校長「もう!心配性だなあ皆!!」

コスモス先生「で、どんな方法なんですか?」

ケフカ副校長「まずは―…」

 

 

 

 

         ~廊下~

ジタン「おい!!そこの変質者!」

クジャ先生「変質者!?僕はただのしがないゴキブリだよ?」

バッツ「嘘だ!!」

クジャ先生「ほらほらジタン、いや僕のマイハ二―?この僕を君という檻の中え閉じ込めてくれよ?」

ジタン「ひっこんでろ!!」ゲシッ

クジャ先生「あうん!」

バッツ「おい…仮にも教師だろ?大丈夫か?」

ジタン「このぐらいしとかないとこいつまた這い寄ってくるからな!!」

クジャ先生「やだなマイハ二―、僕をそこらの汚い虫けら何かと一緒にしないでくれるかい?」

ジタン「いや…今お前自分でさっきしがないゴキブリって言ってたじゃないか…」

クジャ先生「以外に細かい事を気にするんだねマイハ二―?」

ジタン「うるせえなあ…っていうかそのマイハ二―って呼び方やめろ!!うぜえ!」

クジャ先生「フフフ…これを見てもまだそんな事が言えるのかな?」サッ

バッツ「!?そ、それは!!」

ジタン「なんだその異様なほどの数のゴキブリは!?」

クジャ先生「ざっと2000匹はいるよ?」

バッツ「に、2000匹も!?」

クジャ先生「今から僕はこれを君達に全部あげるよ」

バッツ「マジでか!?」

クジャ先生「ああ、僕には無用の長物だからね…でも、条件がある」

ジタン「何だ!?オレで出来る事なら…」

クジャ先生「その言葉が聞きたかったよ…マイハ二―?」

ジタン「え?ちょっタンマ!!バ、バッツ!た、助け…」

バッツ「大丈夫!!骨は拾うぜ☆」

ジタン「待ってーーーーーーーーー!!!」

 

      しばらくお待ちください

 

 

 

 

 

 

 

 

クジャ先生「悪くなかったよ?マイハ二―?」ツヤツヤッ

ジタン「…」ゲッソリ

クジャ先生「約束通りこれはあげるよ…またねマイハ二―とそのお友達?」

バッツ「あ、ありがとう…よ、良かったなジタン?」

ジタン「…」

バッツ「ジタン?」

ジタン「返事が無いただのしかばねのようだ」

バッツ「いきてるじゃねえか」

ジタン「でもホントに死ぬかと思った…」

バッツ「あの人本当に激しいな…オレだと五分と持ちそうにないぜ…」

ジタン「まあ、オレは慣れてるからな」

バッツ「そんな事慣れるなよ…あ!そうだこれ持っていこうぜ!!」

ジタン「そうだな!!…でもこれどこに持っていくんだ?」

バッツ「うーん…職員室でいいんじゃね?」

ジタン「そうだな!」

 

 

つづく

 

 

 

 




書いていた本人が言うのもなんですがゴキブリ何千匹もどうやって持ってるんだ?


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第二十二話 コスモス先生「あ、ゴキブリ」

どうも、アルタイルです。最近うちの近くで霜が降りてました。もうすっかり冬って感じがしますね…。


また前回からの続きです

 

バッツ「う~ん…職員室でいいんじゃね?」

ジタン「そうだな!」

 

 

 

 

 

 

 

    ~その頃職員室~

コスモス先生「この年になって…じゃんけんですか…」

ジェクト先生「お?なかなかおもしろそうじゃねえか!!」

皇帝先生「フ、楽勝だな…」

 

 

教師全員「最初はグー!じゃんけんポン!!」

 

 

皇帝先生「決まったな…」

ケフカ副校長「んじゃあここに残るのが皇帝先生とぼくちんとアルティミシア先生とジェクト先生で後の人はみーんな探索って事で☆」

コスモス先生「うう…私運悪いなぁ…」

暗闇の雲先生「今ここにいない教師はどうする?」

ガーランド先生「まあエクスデス先生は強制的に探索として、今いない者はそのままで良いだろう」

コスモス先生「そういえば、今何匹ぐらい捕まってるんですか?」

エクスデス先生「さっき生徒達が持ってきたのを合計するともう18000匹になりますな。ほらここに…」

ゴキブリ×18000「カサカサ」

ガーランド先生「うわ!!人前に出すな!汚らしい!!」

皇帝先生「とりあえずその虫かごは机の下にでも置いてろ!私の前に二度と出すな!!いいか!?」

エクスデス先生「は、はあ…何かすいませんでした」

アルティミシア先生「でも後2000匹もいるんですよねこの学校に…」

皇帝先生「やめろ想像させるな吐き気がする」

 

 

 

 

 

 

コスモス先生「あ、ゴキブリ」

ガーランド先生「本当に懲戒免職になりたいのか?」

コスモス先生「いやホントですって!!ガーランド先生の肩に!!」

ガーランド先生「え…マジで…」

ゴキブリ「どもっス」カサカサ

ガーランド先生「ぎゃああああ!!」

ゴキブリ「!?」カサカサ

皇帝先生「おいバカ者!!こっちにやるな!!」

ジェクト先生「こうなったら○ースジェットで…」

エクスデス先生「やめろ!!ゴキ美を殺す気か!?」

ジェクト先生「殺す気だよ!?って言うかなんだゴキ美って!!」

エクスデス先生「このゴキブリの名前だが何か?」

アルティミシア先生「何か?じゃありませんよ!早く何とかしてください!!」

エクスデス先生「何とかしろって言われましてもなぁ…」

ゴキブリ「!!!」ブーン

ケフカ副校長「ほんぎゃ!!今度は飛んじゃったよ!?」

 

 

      どったんばったんがっしゃん

 

          ガラッ

ジタン「エクスデスせんせーい!!持って来ましたよ…あれ?」

      どったんばったんどたんばたん

バッツ「うわあ…地獄絵図…とりあえずエクスデス先生の机に置いてさっさと帰ろうぜ」

ジタン「そうだな…えーと、たしかここら辺が…」

コスモス先生「ジタン君!ちょっとそこどいて!!」

ジタン「うわ!!…あ、虫かごが」

バッツ「ちょっ!!それはマジでしゃれにならねえんじゃ…」

       ゴトッそれと同時にゴキブリ×2000同時にわさわさ

ジタン「ぎゃああああ!!」

バッツ「どうすんだよこれ!!」

皇帝先生「はやく非難を!!」

バッツ「お、おう!!」ガッ

バッツ「ん?何か今蹴ったような…」

暗闇の雲先生「それ…」

バッツ「……」

アルティミシア先生「エクスデス先生のところにあった虫かごって確かゴキブリが…」

バッツ「…」

ゴキブリ×20000「…」

ガーランド先生「みんな、いいか?良く聞け…私がいまから三秒数える…そしたら一斉にあのドアに向かって走るんじゃ…」

皇帝先生「あ、ああ。分かった」

ガーランド「それじゃあ行くぞ…1………」

ゴキブリ×20000「カサカサ×20000」

ガーランド先生「2、3!!それ皆走れえい!!」

ジタン「ちょ、2と3の間隔せますぎんだろ!?」ダッ

コスモス先生「いやあああ!!追ってくるんですけど!?」ダッ

バッツ「ちくしょおお!!なるようになりやがれ!!」ダッ

 

 

 

 

 

 

         ~職員室前廊下~

皇帝先生「ハァ…ハア皆いるか?」

アルティミシア先生「全員います…あ、エクスデス先生を忘れてた」

バッツ「あの人とろいからなぁ…」

エクスデス先生「お~い!!待って下され~!!」

皇帝先生「…」ドアロック

エクスデス先生「え?」

バッツ「ほ?」

皇帝先生「許せ…墓参りには行く…」

エクスデス先生「ちょおおおおお!?」ドンドン

アルティミシア先生「さすがにこれはやりすぎでは…」

皇帝先生「あのままだったらゴキブリにも来られていた…やむを得なかったのだ」

 

 

 

ジタン「なあ、バッツ」ツンツン

バッツ「ん?何だ?」

ジタン「見えるか?」

バッツ「何が?」

ジタン「ガラス越しで良く分からねえが…エクスデス先生らしきものがどんどん黒く染まっていく…」

バッツ「めちゃくちゃばっちり見えるんスけど…」

ジタン「……」

バッツ「……」

ジタン「あ、エクスデス先生転んだ」

バッツ「ホントだ」

ジタン「そしてそれに追い打ちをかけるようにどんどんゴキブリが這い寄ってくる…」

バッツ「ホントだ」

ジタン「……」

バッツ「……」

ガーランド先生「君達そんなとこで突っ立ってないで誰か先生を呼んでこんかい!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

      ~職員室前廊下~

シャントット先生「久しぶりに戻ってみれば、教師全員職員室前で体育座りとは…何かありましたの?」

ガーランド「実は…かくかくしかじか…という訳で」

シャントット先生「そんな事ですの?」

ジタン「そんなことって…じゃあ先生何とか出来るのかよ…」

シャントット先生「当たり前ですわ!少しまっていなさいまし」

バッツ「?」

~十分後~

シャントット先生「はい。これですわ」

アルティミシア先生「シャントット先生、これは?」

シャントット先生「これは生き物にのみ吸引力がある特別な掃除機ですわ。いつもは私が不真面目な生徒に対してのお仕置き用に研究室に置いてあるんですが…特別の特別に!使わせてさしあげますわ」

皇帝先生「それでは早速…」

シャントット先生「ええ、そうですわね。私もここには用がありますし…それではスイッチ…オン!!」ポチっ

 

               ウィイイイン

ジタン「すげえ!!ゴキブリがどんどん吸われていってるのに他の物は全く動いてねえ!!」

バッツ「さすが生き物にだけ反応する掃除機オレはあれに何度吸われた事か…ん?待てよ?」

バッツ「なあ先生?」

ガーランド先生「なんだ?」

バッツ「エクスデス先生どうするんだ?」

教師全員「あ」

コスモス先生「ちなみに今エクスデス先生どうなってる?」

ジタン「今必死に柱にへばりついてる…けど…あっ」

ジェクト先生「なにがあった!?」

ジタン「柱から離れた…」

皇帝先生「…と言う事は…」

 

 

 

エクスデス先生「カメェーーーーーー!!」

        シュポン!

ジタン「す、吸われた…」

シャントット先生「まああの人の事だからどうせ生きてるでしょう」

バッツ「先生軽!!」

暗闇の雲「大丈夫だ…もともと自分でまいた種だ」

シャントット先生「まあこのゴミ袋は時限転送で生物教室に輸送っと…これで大丈夫ですわ」

コスモス先生「あー…死ぬかと思った…」

皇帝先生「全くだ…なんやかんやあってもうこんな時間だし…もう今日は全員午前帰宅で…」

ジタン「マジで!?」

 

 

 

 

 

 

 

        ~教室~

ティファ「う…ん。あれ?私…」

ユウナ「あ、気が付きました?」

ティファ「うん。…そっか私気絶して…!!そういえばGは!?」

ティナ「全部捕まったって…さっき放送が」

ティファ「ホント!?あー…良かった」

ユウナ「それに今日は教師達も疲れたから午前帰宅だそうですよ?」

ティファ「ホントに!?まさに災い転じて福となすって奴ね!」

ユウナ「今回ばかりはGにも感謝しなければなりませんね」

ティファ「それだけは絶対イヤ!!」

 

カサカサカサ…

ティファ「!?…まさか、ね…」

 

 

 

 

 

大変ですぞ!!ひっこんでろ!!あ、ゴキブリ     byアルタイル




このゴキブリ編を書いた理由はただ単純に家でゴキブリが出るからです。深い意味はありません。


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一学期末テスト編
第二十三話 ジタン「テスト一週間前だ!!………で?」


どうも、アルタイルです。多分このテスト編は修学旅行編並みに続くと思います。…多分


       ~別の日  朝のHR 教室~

コスモス先生「今日は皆さんに話しておかなければならない大切な話があります。」

ティーダ「またゴキブリっスか?」

コスモス先生「…もうあの事については忘れてください…今日言いたい事はそんな事ではありません」

スコール(何の事だ?)

コスモス先生「家庭科でなぜかカレーが爆発したりなぜか学校中にゴキブリが大量発生したりなどと色々なことがありましたが今日から…」

コスモス先生「テスト一週間前です!!!」ドドン!

生徒一同「・・・・・・・なん…だと…?」

コスモス先生「テスト直前になって慌てることの無いようにしっかり今のうちに復習をしておいて下さいね?」

 

 

 

 

 

       ~一時間目前 教室~

バッツ「マジか~今日から一週間前か~…」

ジタン「まあでもオレ達は大丈夫だな!!」

バッツ「ああ!少なくとも生物はエクスデス先生が評定上げてくれるし!!」

クラウド「お前らまだそんな事言ってたのか…」

バッツ「そんなって言うな!!オレ達にとってはそれだけでも十分…」

スコール「そうではなくて、あの評定の話は無くなったんだ」

ジタン「は?」

バッツ「なんで!?」

クラウド「あの時先生掃除機に巻き込まれただろ?(←前話参照)」

バッツ「え?あ、ああ、まあ…」

クラウド「その時に軽い記憶喪失を引き起こしたらしいんだ」

スコール「だから今近くの病院で療養中だ」

ジタン「マ、マジか…」

バッツ「で?それには何か付き添いの人とかいる訳?」

クラウド「シャントット先生が行ったが?」

ジタン「そうか…生きて帰ってこないな…エクスデス先生」

スコール「?」

 

 

 

       ~その頃  近くの病院1919号室~

エクスデス先生「…………ん?わ、私は一体…」

シャントット先生「あら、随分とお早いお目覚めですこと」

エクスデス先生「?どちら様ですかな?」

シャントット先生「私の顔も覚えていないなんて…まあ無理もありませんわね…あんな密室で真っ暗な中で何万という蟲と一緒にいれば」

エクスデス先生「良く分かりませんが…あなたとは面識が?」

シャントット先生「ええ、いかにも」

エクスデス先生「こんなに小さくて丸っこい中年の女性は全く記憶にないんですが…」

シャントット先生「…」ブチっ

エクスデス先生「?どうかなされましたか?」

シャントット先生「いえ少しね…すぐに記憶がもとに戻る方法を思いつきましてね…」

エクスデス先生「ほ、本当ですか?では是非!!」

シャントット先生「今もう準備しておりましてよ?」

エクスデス先生「なんで呪文を詠唱しているんですか?…っていうかその魔法!!」

シャントット先生「あら、記憶はお戻りになられました?」

エクスデス先生「ええもうバッチリです!……でなんでまだ詠唱してるんですか?」

シャントット先生「それはあなたにブチ当てる為ですが何か?」

エクスデス先生「何かじゃありませんよシャントット先生!!その魔法使ったらこの病院はおろかこの星一つ滅びますよ!?」

シャントット先生「ご安心を。ちゃんと加減してここの病室のみを完全に消し去って差し上げますわ」

エクスデス先生「ちょっ待っ!!て言うか私何かしました!?」

シャントット先生「そういった反省は素粒子になってからしっかりとしなさい!!」

シャントット先生「『アルテマ』!!」

        ドドンガド~ン!!

 

 

 

 

       ~そして一時間目前  教室~

          グラグラッ

バッツ「うお!?地震!?」

クラウド「ティファ、何かしたか?」

ティファ「失礼ね!!私そんな力…」壁をドンっ

     ぼーーーーーん!!

ジタン「壁が吹っ飛んだ…というよりは消し飛んだ…」

クラウド「・・・・・・・・」

ティファ「ち、違うから!!確かに今のは私だけど…!!」アセアセ

クラウド「いや…そんな事より壁…」

ティファ「ああ!それなら…『リターン』!」

バッツ「壁が元通りになった…」

スコール(女子勢なんでもありだな…)

 

 

 

ジタン「でさ、話を戻すけどさ、テスト勉強とかしてる?」

クラウド「まあそれなりには」

スコール「おれも人並みに…」

ジタン「まあこのお前らはするとして…バッツとティーダは?」

ティーダ「全然!!」

バッツ「テスト勉強?何それ?食えんの?」

ジタン「うぇーーーいwwですよねーww」

バッツ「当たり前だろ!?」

ティーダ「やる気が出ないんスよね~」

バッツ「わかるわかるww」

 

 

クラウド「…この馬鹿トリオが…」

スコール「このテスト赤点だったら確実に夏休みは無くなるぞ?」

バッツ「大丈夫大丈夫!!なんとかなるって!」

スコール(容易に赤点を目の前にして立ちつくす姿が想像できるんだが…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「そういえばさっき先生が言ってたけどもうテスト近いのよね…」

ユウナ「じゃあ勉強してるんですか?」

ティファ「いや…しようとはするんだけどね…」」

ユウナ「けど?」

 

         ~昨日ティファ&ライト二ングの部屋~

ティファ「ライトはフリオのところで勉強教えてもらってるし…(←何の勉強かは分からないけどね)私もテスト勉強しよっと!!」

ティファ「まずは簡単な問題集辺りを…」バキャッ

ティファ「…シャーペンが折れた…」

ティファ「き、気を取り直して次…」バキャッ

ティファ「・・・・・・・・・・・」

 

 

 

 

 

 

ティファ「…て事があってね…」

ユウナ「はあ……大変ですね」

ティファ「もうすでに30本ぐらい犠牲になっちゃったわよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

wol「セシル、来週からテストだが何か対策はしているか?」

セシル「まあとりあえず一日最低4時間は勉強してるよ」

wol「さすがだな」

セシル「そんな事ないよ。wolはどのぐらいしてるの?」

wol「恐らく12時間だな」

セシル「お、おう…。そうかい…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティナ「ねえ、玉ねぎ君、今日空いてる?」

オニオンナイト「え!?…もちろん!!」

ティナ「じゃ、じゃあさ…一緒にテストに向けて頑張らない?…あっもし無理ならいいけど…」チラッ

オニオンナイト「そんな事ないよ!!でも、どこでするの?」

ティナ「私の部屋…フフ」

オニオンナイト「?」

 

 

 

 

 

フリオ「ライト、今日は何の教科の復習が良い?」

ライト二ング「んー、今日は…」

ライト二ング「保健・体育!!」

 

 

つづく

 

 

 

 

 




世の学生達は今必死にテスト勉強か…。頑張れ!!


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第二十四話 クラウド「ティファ、貧乏ゆすりやめろ」

どうも、アルタイルです。そもそも貧乏ゆすりって何だ?(←書いてる本人)


前回からの続き

 

ライト二ング「保健・体育!!」

フリオ「ライト、それは昨日実技でしっかり復習しただろ?」

シコール(実技!?保健・体育で実技で復習だと!?)

クラウド「落ち着けスコール」

ライト二ング「だってぇ…もっと勉強したいんだもん」

フリオ「ハハ…分かったよ。じゃあ数Ⅲと現代文の勉強をしてからね?」

ライト二ング「もう…フリオのイジワル…///」

ティファ「はい、そこのお二人さんもうそろそろ授業始まるから席に着こうか…後スコール、あんたどんどん社会的地位が失われていってるわよ?…」

スコール「大丈夫だ。問題ない」

ティファ「いや、問題しかないから…」

 

 

 

 

 

 

          ~一時間目 英語~

皇帝先生「であるからしてこの英文は関節疑問詞を文章のここにもってくるやや特殊な英文なので…」

wol「ふむふむ…なるほど…」

クラウド「・・・・・・・・・」

スコール「どうした?クラウド、全く進んでいないが…」

クラウド「ああ、いや英語はどうも苦手で…。物理だとか漢文とかはそれなりに取れるんだが、英語と数Ⅱばかりは無理なんだ…」

スコール「そうか……。なんなら今日からオレが付き添いで教えてやろうか?」

クラウド「ほ、本当か!?」

スコール「ああ。幸いにも英語は得意科目だからな。かわりにクラウド?」

クラウド「なんだ?」

スコール「すまんが漢文を少し教えてくれないか?」

クラウド「それぐらいなら全然大丈夫だ」

スコール「ありがとう」

皇帝先生「そこ、何を話している。授業に集中しろ」

クラウド「す、すいません…」

スコール「すいませんでした」

 

 

 

             グラグラッ

皇帝先生「む?」

ティーダ「また地震っス!!」

オニオンナイト「今日はやけに多いね…」

ヴァン「地球滅亡が近づいてたりしてたりして!」

バッツ「んな訳ないだろ?」

wol「いや、可能性は否定出来ん…」

 

          グラグラッ

wol「おっと…」ポロっ

セシル「wol!?片腕が取れたよ!?」

wol「ああ、大丈夫だ。問題ない」

ジタン「問題しかねえよ!?どうなってんだそれ!!」

wol「何か前の家庭科(←第十七話らへん参照)から腕が取れるようになったんだ…」

セシル「それ、痛みとかあるの?」

wol「いや、痛みとかは無いが感覚はあるんだ」

ユウナ「…」

ティナ「ユウナ、どうしたの?顔色悪いけど…」

ユウナ「あ!いえ、何でもありません!(どうしよう…絶対にあの時かけた『ブレイク』のせいだ…)」

ティナ「ホントに大丈夫?……!あ、もしかして」

ユウナ「!!」ドキッ

ティナ「あのwolの腕が気持ち悪いんでしょ?」

ユウナ「!?え、ええ!!まあ…」

ティナ「やっぱり…wol!!」

wol「何だ?」

ティナ「それユウナが気味が悪いって言うからやめたげて?」

wol「む…これはすまない…」

ユウナ「あ、いえ…」

バッツ「まあ確かにこれは女子には少しきついかもな!」

ジタン「でもさ、これってロケットパンチみたいに腕とばせるんじゃね?」

バッツ「おお!!それ面白そ…」

皇帝先生「いい加減授業を再開させる…」

バッツ「チッ。つまんねえの」

 

 

皇帝先生「それではこの問い5の問題を…」

 

        グラグラッ

ライト二ング「また地震か…」

ジタン「おいおい…本当になにか起こるんじゃねえか?」

バッツ「怖い事言うなよ…」

クラウド「・・・・・・・」

フリオ「どうしたんだ?クラウド」

クラウド「これは……地震じゃない!!」

フリオ「ええ!?じゃあ何なんだ?」

クラウド「ティファ、おいティファ!!」

ティファ「ん?何?」

クラウド「ティファ、貧乏ゆすりをやめろ」

ティファ「え!?…はい」

 

 

 

ティーダ「揺れがおさまったっス!!」

クラウド「やはりな…」

ジタン「でもすげえな…貧乏ゆすりで地震並みだとか…」

バッツ「一緒に過ごしてたら命gいくつあっても足りねえな…」

ライト二ング「え?全然大丈夫だが?」

バッツ「いや、あなたは…ねえ?」

ジタン「ティファの蹴りなんか食らったらオレ達99999999999999999999999999999999999999999999999999999のダメージだからな…」

バッツ「ジタン、もう一回言ってみろ」

ジタン「え?だから99999…ダメだ!!言えない!!」

ティファ「私そんなに力強いかなぁ…」

皇帝先生「…普通に授業がしたいんだが?」

ティファ「あ!す、すみません!」

皇帝先生「全く…では続きを再開…」

            キーンコーンカーンコーン

皇帝先生「なんで今から授業を再開しようという時に限ってチャイムが鳴るんだ…まあいいこれで今日の授業は終わりだ。宿題は今日やった事が出ている98ページから102ページまで。以上だ」

wol「起立、気を付け、礼」

生徒一同「ありがとうございましたー」

 

 

 

 

       ~二時間目前  男子トイレ前~

        ジャーーーー  バタン

ジタン「あー…英語全然分かんねえ」

バッツ「激しく同意。」

wol「ここにいたのか!お前ら」

バッツ「あれ?wol、どうしたんだ?」

wol「どうしたんだ?じゃない!お前ら修学旅行の感想文を出せ!!」

ジタン「あ、ヤベ…忘れてた」

バッツ「出せって言われてもな…もうオレ達あれ燃やしちまったしな…」

wol「何を訳のわからん事を言っている!!出せないのなら今日居残ってでも出してもらう!!」

バッツ「な、そ、それだけは勘弁…!!」

ジタン「ていうか他に居残りになってる奴いんの?」

wol「今ライト二ングがヴァンとティーダのところにいっているが?」

ジタン「wolで良かった…」

wol「どういう意味だ?」

バッツ「そのまんまだよ?」

wol「何を言って…」

ジタン「バッツ!それ今だ!!走れ!!!」

wol「な!お前ら!!」

バッツ「ハハハ!!残念だったな!!」

wol「くっ…こうなったら…」

 

 

 

 

バッツ「なあ…何か嫌な予感がするんだが…」

ジタン「ああ…オレもだ…」

 

 

wol「『ロケットパンチ』!!」ドシュッ

バッツ「ひでぶっ」

ジタン「あべし!」

 

 

つづく




教室に一人はいますよね…こういうwolみたいな奴。


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第二十五話 ジタン(ユウナ)「だ、大丈夫だぜ!このやろう!!」

どうも、アルタイルです。最近我が家の近くでカマキリのメスを見ました。秋の風情だな、と思って眺めてると近くに腹から上に無いオスのカマキリがいました…。朝からテンションだだ下がりでした。


前回からの続き

 

wol「『ロケットパンチ』!!」ドシュッ

 

ジタン「ひでぶっ」

バッツ「あべしっ」

 

   ヒューーーーーーーーーーーーーーーーー……

wol「あ、やりすぎた…」

 

 

 

 

        ~二時間目前 教室~

     ドゴーーーーーーーーーーーーーン!!

フリオ「な、なんだ!?」

スコール(なんでここの学校の壁は一日に二度も壊れるんだ…)

ヴァン「すげーー!!この壁の穴トイレ前まで続いてるぜ!!」

オニオンナイト「で、それを掘り進んできたのは…」

バッツ「」

ジタン「」

セシル「まあ、予想はしてたけどね…」

 

wol「おーーーい!!聞こえるかー!?」

セシル「wol!?」

wol「私が『ロケットパンチ』で吹っ飛ばしてしまったんだ!!すまない!」

セシル「そ、そうだったんだ…」

ヴァン「…で、その腕は?」

wol「その近くに落ちてないか?」

ティーダ「ここには無いっスよーー!!」

wol「そうか…今そっちに行く」

 

 

 

 

 

   ~五分後~

フリオ「どうだ?wolの腕は?」

セシル「廊下の方も見てみたけど、無かったよ…」

ティーダ「黒板の上にも無かったっス!!」

wol「そうか…」

オニオンナイト「そういえばさ…取れても痛みは無いけど感覚はあるんでしょ?今どんな感じ?」

wol「う~ん…なんだか…ひんやりしてて……後は良く分からん…」

クラウド「手掛かりはそれだけか…」

スコール「情報が少なすぎる。もう少し分からないk…」

ティファ「捜索中のところ悪いけどさ、そこにある(バカ)二人はどうするの?」

バッツ「」

ジタン「」

セシル「あ…そういえば」

クラウド「大丈夫だろ?ティナがいるし…」

ティファ「その肝心のティナがいないから困ってるんじゃない…」

ヴァン「あれ?ホントだティナがいない」

ユウナ「あの人学習係ですからテストに向けての集まりかなんかで授業に遅れるらしいんですよ…」

ティーダ「ええ!?じゃあつまりこの二人が死んでるのをごまかしながら授業を受けなければならないっスか!?」

wol「そういうことになるな…」

クラウド「大変だ!!もう授業開始まで残り一分しか無い!!!」

フリオ「ど、どうする!?どこかに隠すか!?」

wol「いや男子学生二人を隠せるような場所この教室には無い!」

ティファ「いやいや、丸めて圧縮すれば…」

クラウド「ティファ、…いやティファさん」

ティファ「は、はい?」

クラウド「これはあくまで人の身体です。興味本位で人を肉団子にする事は絶対にやめてください(年齢対象的な意味で)」

ティファ「はぁ…」

スコール「おい!!残り三十秒だぞ!!」

セシル「・・・・・・」

wol「セシル?」

セシル「僕に一つだけ考えがあるんだ…」

 

 

 

 

 

      ~二時間目  国語~

wol「起立、気を付け、礼」

生徒全員「よろしくおねがいしまーす」

ガーランド先生「ふむ……ん?ティナ君は学習係の用事で授業に遅れると聞いているが…スコール君とユウナ君は?」

バッツ「何か気分が悪いから保健室に行ったみたいです」

ガーランド先生「そうか…」

 

 

 

オニオンナイト「ねえ…本当に大丈夫なの?」コソコソ

セシル「成功する事を祈るしかないよ…」コソコソ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ~二時間目が始まる直前  教室~

ユウナ「はぁ…二人羽織り、ですか…?」

セシル「そう、あの一人が普通に座ってもう片方が羽織りの中に入ってあたかも座ってる方がその行動をしてるように見せるものだよ」

フリオ「確かにそれなら簡単にごまかせそうだが…」

スコール「難しいな……」

オニオンナイト「難しくてもやるしかないよ!!……でもどうやって決める?」

クラウド「それに死んでるから明らかに首がすわってないんだが…」

ティファ「ああ…それなら…」

          ゴキッメキッ

ティファ「はい!これで完璧!!」

クラウド「一瞬首が普通ではあり得ない方向に曲がったようなきがするが………まあとりあえずやる人をじゃんけんで決めよう。」

ティーダ「え~…じゃんけんっスか~?」

wol「それなら均等にあたる確立があるだろう?…それじゃ」

 

    「最初はグー!じゃんけんポン!!」

セシル「…と言う訳で」

オニオンナイト「スコールとユウナさんがすることになりました」

スコール「くっ…」

ユウナ「なんでこんなことに…」

ティファ「ほら!!先生来ちゃうから!!そこの二人早くスタンバイ!!」

 

 

 

 

 

 

      ~そして二時間目 国語~

スコール(くっ…動きづらい、が慣れてしまえば…)

ユウナ(うう…どうして私が…)

 

ガーランド先生「ジタン君、バッツ君、大丈夫かね?さっきから砂浜に打ち上げれた死んだ魚の様な目をしているが…」

ジタン(ユウナ)「え…ええと……」

ティファ「ユウナ!!なるべくジタンになりきって!」コソコソ

ジタン(ユウナ)「は…はい!!」

ジタン(ユウナ)「だ、大丈夫だぜ!この野郎!!」

ガーランド先生「この野郎!?大丈夫か!?ジタン君!」

ジタン(ユウナ)「全然大丈夫じゃないんだぜ!オレは危険な男だこの野郎!!」

ティファ「ユ、ユウナ!?間違ってる!完全にキャラ間違ってるから!!」コソコソ

ジタン(ユウナ)「そ、そうですか?いっつもこんな感じだと思ってたんですが…」

バッツ(スコール)(日頃ジタンをどんな目で見てたんだよ…)

 

 

 

ガーランド先生「ま、まあとりあえず授業を始める…教科書の78ページを…」

wol(来た!!ここで一番の難所が来たか!!本を開く!!ページをめくる!!一見当たり前に見えるこの行動も前が見えない二人にとっては至難の業!!…どうなる?)

クラウド「お、おい…あれ」

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 




ああ…ひざが痛い。


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第二十六話 ジタン「目があぁぁぁあああ!!」

どうも、アルタイルです。


前回からの続きです

 

クラウド「お、おい…あれ…」

セシル「まずあの二人教科書がどこにあるかすら分かってないよ!!?」

WOL「何ぃ!?だからやる前に机の状況を整理してからやれといったのに!?」

オニオンナイト「いや…多分二人ともまず机の状況は整理はしたと思うよ……でも…」

ティーダ「あの二人の机の中から教科書を取り出せって言われても見えてるオレ達ですら取り出すのは難しいと思うっス…」

 

 

バッツ(スコール)(くそっどこだ!?どこにあるんだ!?ていうかなんで机からこんなゴミ箱を漁るような音がするんだ!?)ガサゴソ

ジタン(ユウナ)(なんで机の上にバナナなんかおいてるんですかぁ!!サルなの!?あの子サルなの!?)

 

フリオ「…大苦戦してるみたいだな…少し手伝うか?」

WOL「いや、ここで動くと逆に怪しまれる…」

クラウド(すでに十分怪しまれてると思うが…」

 

 

 

バッツ(スコール)「よし!!やっと見つけた!!」

WOL「よくやった!スコール!!……」

バッツ(スコール)「…?だがこの教科書なんかページが開けないな…」

ヴァン「ス、スコール!!それバッツの口の中に思いっきり入ってる!!」コソコソ

バッツ(スコール)「何ぃ!?い、今どうなってる!!?」グッグッ

オニオンナイト「どうなってるといわれても…さらに口の中に教科書が吸い込まれていってるとしか…」

バッツ(スコール)「くそっ!」

ティファ「ああ!そうこうしてる内にどんどんガーランド先生の頭に?が浮かんでいってる!!」

ティーダ「そういえばジタン(ユウナ)は?」

クラウド「あっちはさらにひどい…」

ライト二ング「シャーペンを教科書と思いこんでいる…」

 

 

 

ジタン(ユウナ)「ふむふむ…なるほど…」

セシル「ユウナ!?それは教科書じゃないよ!!」コソコソ

ジタン(ユウナ)「え!?じゃあ…これですか?」コソコソ

WOL「それはバナナだ…」

ティーダ「というより体のいたるところに何本かシャーペン刺さってないっすか?」

ヴァン「え!?マジで!?……うわあ…ホントだ……すごい出血してる…」

ジタン(ユウナ)「じゃあ………これ?」ブシャァーー!

WOL「それは消しゴムだ…というかさっきからわざとやってないか?」

ジタン(ユウナ)「ち、違いますよ!!あ!これですね!教科書」ブシャァーーー!

WOL「そうだが…というよりその出血をどうにかしてくれ…」

 

 

ガーランド先生「バッツ君、ジタン君…ホントに大丈夫かね?」

ジタン(ユウナ)「全ッ然大丈夫だぜこの野郎!!オレはピンピンしてるぜ!!」ブシャァーー…

ガーランド先生「嘘つけい!!確かにさっきから声ははっきりとしているが目は死んだ魚の様だしシャーペンの出血のせいか顔も真っ青ではないか!!…それとバッツ君も大丈夫かね?さっきから教科書が口の中に入っているが?」

バッツ(スコール)「大丈夫だ。問題ない」

ガーランド先生「なんで口の中に分厚い教科書が入っておるのにそこまではっきり言えるんだ!?」

バッツ(スコール)「念力です」

ガーランド先生「おお…そうか…念力なら、まあ」

バッツ(スコール)(納得した!?)

ガーランド先生「だがどう見ても今日はいつも以上に様子がおかしい!!……まあいつもこんなだった様な気もするが…」ツカツカ

ティーダ「マズイ!!先生が来たっス!!」コソコソ

クラウド「くっ…万事休す、か…」

 

 

 

        

 

           ガラガラ

ティナ「すいません…遅れました~…あれ?」

オニオンナイト「た、助かった…」

ガーランド先生「おお、ティナ君か。理由は聞いているから席に着きなさい」

ティナ「はい」

ガーランド先生「言われてみれば確かにこの二人はいつも通りの様な気がするし…授業を再開するぞ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガーランド先生「~また、季白は杜補と同じく唐時代に活躍した詩人であり彼らが残した多くの詩には…」

 

ティファ「ティナ、これ」

ティナ「何これ…手紙?…誰から?」

ティファ「私からよ。とにかくそれに書かれてる事を今すぐ!!」

ティナ「う、うん。分かった………まず…スコールとユウナを『テレポ』で教室の外に転移させる、と…『テレポ』」

 

               シュンッ

 

ティナ「そして次にバカ二人を『レイズ』で生き返らせる…」

ティナ「『レイズ』」

        パアアアアッ

ティファ「よしっ!!でかした!ティナ!後はスコール達が帰ってくる!!」

 

         ガラガラ

スコール「すいません、保健室行ってて遅れました」

ユウナ「私もです」

ガーランド先生「ああ、じゃあ席に着いて」

 

 

ティファ「後はあのバカ二人がどうなるか…」

 

 

バッツ「う、ううん…!?は、はんじゃほりゃああーー!?〈なんじゃこりゃああーー!?〉」

ジタン「あれ、なんでオレ達教室に、さっきオレ達トイレ前で…というか何かすごいフラフラするんですけど…」

セシル「多分さっきのシャーペンでの出血だね…」

ジタン「というか目があぁぁぁあああ!!オレの目があぁぁぁあああ!!ていうかこれなんて言うの!?目血!?目血っていうのこれ!?」

ティファ「ちょっ血をまき散らしながらこっち来ないでよ気持ち悪い…」

ジタン「す、すみませんした…でも!!なんで気が付いたらこんなことになってんだ!?お前ら絶対オレ達が安らかに眠ってる間になんかしただろ!!」

スコール「さあ?何の事だか〈棒読み〉」

バッツ「うひょふけ!へったいはんかひふあふぁろ!?」

ティファ「え?何?あんだって?ジタン通訳!」

ジタン「え?だから『うそつけ!絶対なんかしただろ!?』だろ?」

クラウド「おまえすごいな…」

ジタン「まあバッツとは付き合い長いからな……というかバッツお前口の中の本取れ」

バッツ「?ああ…ふぁい」ンデュロリ

オニオンナイト「うわ…気持ち悪い効果音…」

ヴァン「ていうかその出てる液は胃液なの唾液なの?どっちなの?」

wol「いや、教科書が半ば消化されているあたり胃液だろう…信じたくないが……」

バッツ「んな事より誰か拭くもの持ってないか?オレもってないからさ…」

全員「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

スコール(仮に持っていたとしても絶対に貸したくない…)

バッツ「皆冷たいなぁ…良いじゃん別に」

ティナ「イヤ…」

ユウナ「私も…」

ティファ「イヤよ、臭いしキモいし汚いしキモいし手汚れるしキモいし…」

クラウド「今何回キモいって言った?」

 

 

 

 

 

バッツ「大丈夫だから!!ほら触ってみろよ!!聖水だからオレの体液は聖水だから!!」

ティーダ「わざわざ二回も言わなくてもいいっス!!うわっ!て言うかこっち持ってくんなっス!!」

 

 

 

        ワーワーギャーギャードタンバタン

 

ガーランド先生「…もうダメだこの学校……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ~その日の放課後  教室~

ジタン「全く今日は災難だったぜ…」

バッツ「全くwolも余計な事してくれるぜ」

フリオ「何言ってるんだ。もとはと言えば感想文を出してないお前達の責任だろ?」

バッツ&ジタン「う…」

クラウド「まあ、そういう事だ、wol。壊した壁もユウナにもとに戻してもらったから大丈夫…?どうした?」

wol「腕が見つかった…」

ティーダ「ええ!?どこにあったスか!?」

wol「それが…………私の机の中だ」

ティファ「は?」

セシル「そんな身近な所にねぇ…」

クラウド「灯台もと暗しってやつだな」

wol「皆、すまない…」

ライト二ング「気にするな、人間だれしも間違いはする」

wol「そう、だな…ありがとう。私はもう自室に帰るよ。皆はどうするんだ?」

ティファ「そっかもう部活ないのかー…じゃあ私も帰ろっと」

クラウド「オレ達はどうする?」

スコール「無論帰る」

クラウド「そうだな、今日は皆早めに帰ろう」

フリオ「そうするか、テスト近いし」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       ~女子寮  ティファ&ライト二ングの部屋~

ライト二ング「じゃあ私ちょっと行ってくる」

ティファ「あーい!行ってらっしゃい!!……さて、今日は何をやろうかな?」

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




アルタイルとしては珍しく3000文字超えました。


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第二十七話 ティナ「嘘だ!!」

どうも、アルタイルです。なんかどんどん全年齢対象じゃなくなってる気がするなぁ…


前回からの続き

       ~女子寮 ティファ&ライト二ングの部屋~

 

ティファ「さて、今日は何をやろっかな~?」ガサゴソ

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「うん!丁度机の上に置いてあった国語にしよっと!」

ティファ「昨日はシャーペンが折れまくったりしたけど、今回はちがうわよ………」

 

 

 

 

 

ティファ「じゃーーん!!なんと!!全部がダイヤでできたシャーペン!!…どっからそんなもの持ってきたかって?……そりゃあもちろん…」

ティファ「皇帝先生の机!!」

ティファ「あの人が持ってるものって大抵が百万くだらない品ばっかだし、シャーペンの一本くらい良いわよね!!」

 

 

      ~その頃 職員室~

皇帝先生「…~♪ん?……なあセフィロス先生」

セフィロス先生「なんですか?」

皇帝先生「私が使っていたシャーペン知らないか?」

セフィロス先生「いや、知りませんね。何か特徴みたいなものはありますか?」

皇帝先生「いや、特徴らしい特徴は…全部がダイヤで出来ている事ぐらいしか…」

セフィロス先生「十分すぎる特徴ですよ…それ……でも、私は見てないですね」

皇帝先生「そうか…仕方ない諦めるか」

セフィロス先生「あ、ちなみにそれっていくらしたんですか?」

皇帝先生「ん?値段か?…確か…二千七百万円ぐらいだ。たいした額じゃないだろ?」

セフィロス先生「お、おう…そうっすね………」

 

 

 

 

    ~また女子寮 ティファ&ライト二ングの部屋~

ティファ「さて、テキストもあるし、丈夫なペンもあるし、久しぶりにまじめにテスト勉強しますかな!…」

        

          コンコン

ティファ「もう…せっかく今からやろうと思ってたのに…………入っていいよー!!」

           ガチャリ

ユウナ「お、お邪魔しまぁす…」

 

ティファ「あれ!?ユウナ!?どうしたの!珍しいじゃんユウナがこっちに来るなんて!」

ユウナ「それが…色々と訳がありまして…」

 

 

 

 

 

 

ティファ「あ、お茶いる?」

ユウナ「ありがとうございます」

ティファ「ふ~ん、それにしてもティナが玉ねぎ君自室に連れ込むなんてねー…なかなかやるじゃない」

ユウナ「ただ勉強教えてもらってるだけですよ?」

ティファ「じゃあなんでユウナは空気読んでこっちに来たの?」

ユウナ「それは…まあ、ちょっと」

ティファ「まあ話は変わるけど…いいな~ライトの彼氏は甲斐性があって!」

ユウナ「?ティファさんにはクラウドさんがいるじゃないですか」

ティファ「いやいや…まだそこまで発展してないんだな、これが」

ユウナ「あれ?そうだったんですか?私てっきり…」

ティファ「それ以上は言うな…」

ユウナ「あ、すみませんでした…」

ティファ「こっちはこっちだけどそっちはそっちでどうなの?うまくいってるの?」

ユウナ「まあ、そこそこ、です///」

ティファ「?何か良い事あったの?」

ユウナ「はい!!前に家庭科があったじゃないですか(←第十七話らへん参照)」

ティファ「ああ、あったわね、そういえば」

ユウナ「あの後、私ティーダに手料理作ってあげたんですよ…///」

ティファ「なん…だと」

ティファ「で、反応は?」

ユウナ「え?反応ですか?そりゃあもう!!泣いて喜んでくれましたよ!!!私すっごく嬉しくて…!」

ティファ「そ、そう…それは、良かったわね…(それは嬉し涙ではなく別の涙だと思うけど…)」

ユウナ「だから、明日の分も作っちゃいました☆」

ティファ「へ、へえー…が、頑張ったのね…(ティーダ君逃げて~!!)」

ユウナ「でも、少し余っちゃったんです。良かったら…」

ティファ「ゴメン!!私今お腹いっぱい!!」

ユウナ「そうですか…残念です」

 

 

 

 

 

 

 

         ~男子寮 バッツ&ジタンの部屋~

バッツ「zzz…」

ジタン「zzz…」

バッツ「zzz…」

ジタン「zzz…」

 

 

 

 

 

         ~男子寮 セシル&オニオンナイトの部屋~

セシル「……」カリカリ

 

          コンコン

セシル「?…どうぞー」

wol「こんな時間にすまん」

セシル「ああ…今日も…」

wol「ああ、ライトが私とフリオの部屋に来たから…」

セシル「あはは、もう慣れたよ…」

wol「すまん…ん?そういえば今日はオニオンナイトがいないが?」

セシル「オニオンナイトは今日なんかティナに勉強を教えてもらうんだって」

wol「ふむ…そうか」

セシル「だから今日はオニオンナイトの机が空いてるからそれを使えばいいんじゃないかな?」

wol「良いのだろうか?勝手に使って…」

セシル「オニオンナイトは優しいしきっと許してくれるよ。……それに、今日は帰りが遅くなるだろうし…」

wol「ん?何か言ったか?」

セシル「いや、何も。じゃあ勉強しよっか」

wol「そうだな」

 

 

 

 

 

        ~女子寮 ティナ&ユウナの部屋~

ティナ「で、ここの問題はどうすれば良いの?」

オニオンナイト「あ、ああ!だからこれはこの公式をあてはめて解けば簡単にできるよ!…」

ティナ「うん!!ありがとう!」

オニオンナイト「どういたしまして」

 

 

 

 

ティナ「……」カリカリ

オニオンナイト「……」カリカリ

ティナ「ねえ、玉ねぎ君、どうしたの?顔が赤いよ?」

オニオンナイト「え!?そ、そう?」

ティナ「熱があるんじゃないかな、かな?ティナが診てあげるね?」

オニオンナイト「だ、大丈夫だから!!熱とか無いから全然大丈夫だから!!」ササッ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティナ「…ねえ、どうして逃げるの?私に何か隠してる事があるの?」

オニオンナイト「か、隠しごとなんか…」

ティナ「嘘だ!!!」

オニオンナイト「!!」びくっ

 

ティナ「ティナは知ってるよ?玉ねぎ君がさっきからずっと私の事ばかり見てた事…」

オニオンナイト「…そ、そんな事……」

ティナ「ううん、それだけじゃない。玉ねぎ君の性なる剣エクスカリバーからエクスカウパーが止まらなくなってることも…」

オニオンナイト「ティ、ティナ!?何を言ってるの!?」

ティナ「じゃあなんでさっきから手で押さえているの?」

オニオンナイト「こ、これは…」

ティナ「友達だったら隠し事なんかしないよね?」

オニオンナイト(な、何だか今日のティナは……めちゃくちゃ怖い!!)

オニオンナイト(何とかしてここから逃げないと!そんな魂の警鐘が聞こえる!!)

 

 

オニオンナイト「ティナ、僕少しトイレに…」ガチャッ

オニオンナイト「あれ?」

 

 

          ガチャッガチャッ

オニオンナイト「あ、開かない!?なんで!?」ガッガッ

ティナ「どうしてそんなに焦ってるの?」

オニオンナイト「う…うあ……あ」

ティナ「大丈夫、そんなに怖がらなくても良いんだよ?」

オニオンナイト「怖がるなと言われても……その手に持ってるものは…!!」

ティナ「大丈夫、痛くしないから…」

オニオンナイト「いや、そういう問題じゃなくて……ちょ、待っ…!!」

ティナ「あはははははははははははははははははははははははははは!!!」

 

オニオンナイト「アッーーーーーーーーーーーー!!」

 

 

 

 

つづく

 




ヤンデレって二次元だけ特権ですよね?
…後多分次の話かなり卑猥…。良い子は見ちゃダメ絶対


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第二十八話 バッツ「zzz…」 ジタン「zzz…」

どうも、アルタイルです。一週間空けてすみませんでした。それともう一つ、前卑猥な話になるかもしれないと言いましたが、なりません。理由は全年齢対象じゃなくなってしまうからです。


前回からの続き

 

ティナ「あははははははははははははは!!!」

オニオンナイト「アッーーーーーーーーーー!!!」

 

 

 

       ~女子寮 ティファ&ライト二ングの部屋~

  『アッーーーーーーーーーー!!!』

ティファ&ユウナ「!?」びくっ

 

ユウナ「い、今の…聞こえましたか?」

ティファ「う…うん…」

ユウナ「あの悲鳴、玉ねぎ君のですよね……?」

ティファ「た、多分…。隣の部屋で聞こえたし…」

ユウナ「………」

ティファ「……」

 

 

 

 

 

 

ユウナ「新たなカップルの誕生ですね…」

ティファ「う、うん…。そうだね」

ユウナ「…?どうしたんですか?」

ティファ「いや、思ったんだけどさ……」

ティファ「この中でヤってないのって私とユウナだけじゃね?…」

ユウナ「え!?………いやでも!!それだけが愛情表現って訳じゃないですし……それに…!」

ティファ「言い訳はやめなさい、ユウナ。見苦しいわよ」

ユウナ「う、ううぅ…」

ティファ「そう悲しい顔をするなや。今日は飲もう」

ユウナ「…はい…」

 

 

 

 

 

 

 

      ~男子寮 バッツ&ジタンの部屋~

     『ァッーーーーーーーーーーーー!!!』

 

ジタン「zzz……んあ?今何か断末魔の叫びがきこえたような……なあバッツ?何か聞こえなかったか?」

バッツ「zzz…」

ジタン「おーい!バッツ!!」

 

 

バッツ「…………なんだよ急に…まだ起きる時間帯じゃないだろ?」

ジタン「いや、そうじゃなくてさ、さっきなんか誰かの悲鳴みたいなの聞こえなかったか?」

バッツ「なにそれ怖い。…でもオレはそんなの聞いてないな。って言うか寝てたし、聞き間違いじゃね?」

ジタン「いやいやはっきり聞こえたんだよ!!」

バッツ「おおかたフリオが欲情してライトのケツにでも挿しちまってそれにライトがキレたんじゃないの?」

ジタン「なに言ってんだあの時はライト『むしろご褒美です』とか言って喜んでたじゃねえか」

バッツ「そうだったっけ?」

ジタン「フリオじゃないとしたら……う~ん、誰だろう…結構遠くから聞こえた気もするんだよなぁ…」

バッツ「なあもう寝ようぜ?テスト勉強もしたし(五分ほど)」

ジタン「…そうだな!今日はバッチリテスト勉強したしな!!(五分ほど)」

 

バッツ「じゃ!またおやすみー」

ジタン「おう、おやすみ」

 

 

 

 

 

 

 

 

        ~また女子寮 ティファ&ライト二ングの部屋~

ティファ「ハァ…まさか本当に私達だけになるとは……」

ユウナ「なんか取り残された感がすさまじいですね…」

ティファ「いっその事誘ってみる?」

ユウナ「いやぁ…それはちょっと…そんな風に思ってたんだって思われたくないですし」

 

 

ティファ「ま、気長に行きましょまだ時間はあるし」

ユウナ「…そうですね、気を紛らわすためにももう一回教科書でも読み直しますか?」

ティファ「そうね…それが一番……」

ユウナ「どうしましたか?」

ティファ「いや、ちょっと、ね」ガサゴソ

ユウナ「何か探し物ですか?」

ティファ「もしかして私、筆箱学校に置いてきたかも…」

ユウナ「え!?でもさっき妙にキラキラしたシャーペン持ってたじゃないですか!」

ティファ「ああ、これ?これは皇帝先生から盗ってきたものよ」

ユウナ「さらっと言いましたけど…それ犯罪ですよ!?」

ティファ「細かい事はいいからいいから!!」

ユウナ「全然細かく無い気がするんですけど…」

ティファ「でも、どうしようかなー…幸いここ寮だし学校近いけど…」

ユウナ「けど?」

ティファ「怖いなぁ…」

ユウナ「ああ、確かに。夜の学校ってホントに何か出てきそうな雰囲気ありますよね…」

ティファ「しかもうちの学校ちょっとぼろいし趣あるからイヤなのよ…」

ユウナ「確かに女子一人っていうのは…」

ティファ「そうよねえ…ん?女子一人?」

ユウナ「どうかしましたか?」

ティファ「良い事思いついた!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

      ~DDFF学園 男子・女子寮前~

クラウド「で」

クラウド「もうすぐ夜の二時になろうという時に寝間着姿で寮の前で整列させて何の用ですか?」

ティファ「いやー、良い事聞いてくれた!!話は簡単!」

ティファ「筆箱忘れてきたから取ってきて!!」

クラウド「は?」

スコール(なんでそんな事でオレ達を呼び出した…)

ティーダ「ま、マジっスか…」

バッツ「zzz…」

ジタン「zzz…」

ティファ「ほらそこのバカ二人!たったまま寝ない!!」

クラウド「バカはお前だ!!そんなもの自分で取ってくればいいだけの話だろ!?」

ティファ「クラウド君ひどい!!こんなか弱い女子に一人で真夜中に出歩けだなんて!!」ウルウル

クラウド「お前全然か弱くないだろ!?むしろ怨霊でも悪霊でもなんでも片っ端から消滅させていってるイメージがあるんだが…」

ティファ「だーかーらー!!私お化けだとか化け物だのは私すっごい苦手なの!」

スコール「自分の存在が化け物だろうに…」ボソッ

ティファ「スコール君何か言いましたかー?」

スコール「いや、何も」

 

 

 

ヴァン「え?で何?オレ達は学校行ってティファの筆箱をとってくるためだけにここに集められたの?」

ティーダ「まあ、そういうことっスね…」

クラウド「それよりオレ達以外の奴らは?なんでここにいないんだ?」

ティファ「ライトとフリオ、玉ねぎ君とティナはお取り込み中」

ティーダ「もう、深くは言及しないっス」

ティファ「で、セシル君とwolは勉強頑張ってたから邪魔しちゃ悪いかなー、なんて思っちゃって」

クラウド「おい待てコラ…オレ達だってしっかり勉強してたんだが?」

ティファ「で、ヴァン君とティーダ君とそこで立ったまままだ寝てるバカ二人は寝てたから来てもらいました☆」

クラウド「おい人の話を聞け」

ティファ「あ、ちなみにクラウドとシコール…じゃなくてスコールは何か面白そうだったから!」

クラウド「…」

スコール「…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スコール「仕方ないこうなったら覚悟を決めるしかないな…」

ヴァン「え~~…マジで行くの?」

クラウド「お前だって蒸発はしたくないだろ?」

ヴァン「そりゃあそうだけどさぁ…ほら、今時間帯的に」

ティーダ「時間?」

ヴァン「だって今、俗に言う丑三つ時だろ?」

  

全員「…………………」

クラウド「ティファ、いやもうこの際ティファさん」

ティファ「はいなんでしょうか?」

クラウド「やっぱりあんたが行っt…」

ティファ「イヤです☆」

クラウド「…」

ティファ「あんた達男でしょ?さっと行ってさっと戻ってくれば良いだけの話でしょ?」

スコール「その言葉そのままリボンでも付けて送料込で送り返してやるよ…」

ティファ「はいはい分かった分かった。早く行って来なさい」

 

 

 

クラウド「…皆、行くぞ…」

スコール「そうだな…」

ヴァン「ハァ…めんどくせえ」

ティーダ「まあそう言うなっス」

バッツ「zzz…」

ジタン「zzz…」

 

ティファ「そこの二人はいい加減目を覚ませ…そしてさっさと行け」ギリギリ

バッツ「あdgるいれxvふどsy!?」

ジタン「ちょっ絞まってる!!絞まっちゃいけないところが絞まってる!!」

ティファ「ほらさっさと行って来んかい!!」

バッツ&ジタン「ヒー!!」

 

 

 

 

 

ティファ「さて、と筆箱はあいつらが取ってきてくれるし…私は…」

 

ティファ「ユウナがもう準備してくれてるし倉庫にでもいこっかな!!」

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       




一週間も空けるとけっこう感覚が鈍るもんですね。
後、全年齢対象って何だったんだろう…


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第二十九話 スコール「出ぎゃはああああああああ!!」

どうも、アルタイルです。夜の学校、聞くだけでなんかありそうですよね…


前回からの続き

 

 

ティファ「あ、大事な事言い忘れてた」

 

 

 

 

 

ティファ「ねえ!!クラウドーー!!!ちょっと待ってーー!!!」

クラウド「そんな大声出さなくてもそんなに遠い距離じゃないから聞こえてる…で、何だ?」

ティファ「私の席ってどこか分かってる?」

スコール「当たり前だ。確か…」

ティファ「確か?」

スコール「…」

ティファ「ほら、分かってないじゃない!」

バッツ「いやそうは言ってもいちいち他人の席とか覚えてねえって!」

ジタン「確か一番真ん中の右側の一番後ろじゃ無かったっけ?」

ティーダ「それはジタンの席っス」

バッツ「ちなみにオレの席はその隣だ」

ティファ「そんな事分かってるわよ。大抵問題起してるのあんた達だからイヤでも頭の中に入るのよ」

バッツ「失礼な!オレ達がどんな問題をしたっていうんだよ!?」

ヴァン「エロ本を持ってきてそれを枕投げに使った(←修学旅行編参照)」

ティファ「ほっほーう?やっぱりあれはあんたらのだったんだ?」

ジタン「な!?ご、誤解だ!!あ、あれは…」

ティファ「まあ、過ぎた事だし…良いわそれは」

バッツ「ホッ…」

 

 

ティファ「で、肝心の席の話だけど…」

クラウド「ああ、そうだった…確か…真ん中の席だった事までは覚えてるんだが…」

ティファ「真ん中の左の前から二番目よ」

クラウド「真ん中の左の前から二番めだな、分かった」

ティファ「あ、後取ってきたらそれ私の部屋の机の上に置いといて」

スコール「?あんたはここにいるんじゃないのか?」

ティファ「え?何言ってんの?寮に戻るに決まってんじゃん、寒いし」

スコール(女じゃなかったら思いっきり顔面を殴りたい…)

ジタン「てかちょっと待てよ!!お前部屋にいるんだったらお前に渡せばいいじゃん!!」

ティファ「わ、私が部屋にいなかったらの場合よ…」

バッツ「そんなに夜中に出歩く事無いだろ?」

ティファ「お、女の子は色々とあるのよ!!」

クラウド「ふーん、そう」

ティファ「な、何よ!その目!!席が分かってんならさっさと行って来なさいよ!!」

ジタン「へいへい、皆、行こうぜ」

 

 

 

 

 

 

 

        ~DDFF学園 校舎前~

ヴァン「鍵開いてるのか?こんな時間に」

スコール「住み込みでいる教師もいるから開いてるんじゃないのか?」

バッツ「誰がこんなおんぼろ校舎に住み込んでるんだよ…」

スコール「シャントット先生だ」

バッツ「なんでシャントット先生が?」

スコール「うちの学校はなれに研究室があるだろ?シャントット先生のだけど」

バッツ「え?あったっけ?そんなの」

ジタン「ほら、あの生物にのみ吸引力のある掃除機置いてるところだよ」

バッツ「ああ!!はいはいあそこね!」

スコール「で、ここからが一番近いからってらしいんだが、最近は夜も研究室に居る事が多いな」

ティーダ「何の研究してるんスかね?」

スコール「さあな…………ダメだ、前の扉はかぎがかかってる。裏口から入るしかないな」

ジタン「ハァ…遠回りか…めんどくせぇ…」

ヴァン「なあこの扉壊せねえの?」

クラウド「ティファじゃないんだからそんなの無理だ」

バッツ「じゃあ早く行こうぜ。最悪夜が明けちまう」

クラウド「そうだな、少し急ごう」

 

 

 

 

 

 

         ~DDFF学園 一階廊下~

ジタン「裏口から普通に入れたな…」

バッツ「しかもご丁寧にドア全開で…なんかすっきりしすぎてむしろ気持ち悪いな」

ヴァン「何かオレ達を学校に導いたって感じがするな。何かが」

スコール「おい怖い話はやめろ。肩がグラグラしてきた…」

ジタン「なんでお前は怖いと肩が外れるんだ!?」

スコール「他にも嘔吐、気絶、発狂などのバリエーションがあるが?」

バッツ「いらねえよ…そんな無意味なバリエーション」

スコール「わりと脱臼がくせになってる」

ジタン「知るか!!勝手に外してろ!!」

ヴァン「なあ、もう行こうぜ?ここオレ達の教室から一番遠い廊下だし」

バッツ「あ、ああそうだな!!……ん?なあスコール、さっき何かトイレから女のすすり泣きが聞こえなかったか?」

吐コール「おぼろしゃあっ!!」ゲロロロロロロ…

ジタン「ぎゃあああああ!!ホントに吐きやがったこいつ!!さりげなく名前も変えやがって!!」

 

 

クラウド「……行くぞ」

ティーダ「ええ!?これ(嘔吐物)置いていくっスか!?」

クラウド「ここはオレ達の教室から一番遠いから別に疑われる事も無いだろう…それよりスコール、大丈夫か?」

スコール「ああ、大丈夫だ…問題ない…」

ティーダ「問題しか残って無い気がするけど…まあいいっス」

 

 

 

 

 

ジタン「なあ、バッツ?」

バッツ「お?どうした、ジタン」

ジタン「お前ってさ、この学校の七不思議って知ってるか?」

バッツ「いや、知らないな」

スコール「おいやめろ!!肩がグワングワンいってきたじゃないか!!」

ジタン「じゃあお前は耳でもふさいでろ!!」

バッツ「んでジタン、話の続きは?」

ジタン「あ、ああオレが知ってるのは二つしか無いんだが…まず一つが…」

スコール「ああーあーあー!!聞こえませーーーん!!!!」

ジタン「…少し黙っててくれ…スコール…………で話を戻すがまず一つ目が…」

      『廊下を這う黒い人型のなにか』

ティーダ「なにか?もっとはっきりしないっスか?」

ジタン「いや、オレが聞いたのはこうとしか…」

ヴァン「で?二つ目は?」

ジタン「えーっと…で確か二つ目が…」

        『多目的教室から聞こえる呪詛』

ジタン「って奴だな。オレがしってるのはこんなもんだ」

ティーダ「でもこの二つって今どちらも遭遇することがあるんスよね…」

バッツ「え?なんで?」

ティーダ「だってここ多目的教室の隣の廊下じゃないッスか」

ジタン「ま、マジか…」

クラウド「そういえばオレもこんなのを聞いたことがあるな…」

        『誰もいないはずの廊下から聞こえる女の声』

スコール「おいおい、そんなのあるわけないだろ?…仮にあったらオレの肩が間違いなく脱臼じゃなくなるな…」

ジタン「おい、フラグたてんな!!」

 

 

 

 

女の声「あら、あなた達」

バッツ&ジタン&クラウド&ヴァンティーダ「出たあああああ!!!」

スコール「出ぎゃはああああああああ!!!」

 

 

 

つづく

 




ていうか自分が行ってた学校に七不思議なんかあったっけ?う~ん…思い出せん…。


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第三十話 女の人「ブチ切れましたわあ!!!」

どうも、アルタイルです。筆者は一度リコーダー忘れて取りに帰った事ありますけど…まあ怖い怖い…。あんまり忘れ物はしない方が良いですよ…ホントに。


前回からの続き

 

スコール「出ぎゃはあああああああああ!!!」

女の人「きゃ!!な、なんですの急に!!」

バッツ「それにしてもなんて言うんだろうこの妖怪…」

女の人「ちょっと待ちなさい誰が妖怪ですの?人の話をちゃんと聞きなs…」

ジタン「う~んこんな小太りでちっちゃい中年の妖怪見たことないなあ…」

女の人「ブチ切れましたわあ!!!」

ジタン「あれ!?この声どっかで聞いたことあるような……………あ!!思い出した!確か…」

女の人「『ホーリー』!!」

バッツ「」

ジタン「」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女の人「全く…まずはなんでここにいるのかから話して頂きましょうか?」

バッツ「ええと…たしか…」←フェニックスの尾で生き返った

ジタン「あれ?なんでここにいたんだっけ?」←フェニックスの尾で生き返った

クラウド「お前らそんな事も知らないでここまで来てたのか?…」

ジタン「いやさぁ…そんな事言われてもオレ達集められた時も寝てたしさぁ。覚えてるのはティファに咽喉を締めつけられた事だけなんだよ」

ティーダ「まああの時首が明らかにおかしいところまで曲がってたっスからね…そりゃあイヤでも覚えるっス…」

 

 

 

女の人「で、質問に答えて下さるかしら?」

クラウド「ああ、すみませんシャントット先生。…で実はかくかくしかじか…と言う訳でし

て…」

シャントット先生「なるほど。全くあの小娘も人使いが荒いこと」

ヴァン「でさ、なんでシャントット先生ってこんな時間にこんなとこにいるんだ?」

クラウド「おいそれさっきスコールが説明したぞ?」

ヴァン「あれ?そんなのしたっけ?された様なされて無い様な………ていうかその肝心のスコールは?さっきから全然あいつの声が聞こえねえんだけど」

バッツ「もとからあいつ言葉数少ねえからあんま変わんねだろ?…でも確かにあいつどこにいったんだ?」

 

スコール「ここにいる…」

バッツ「どこだよ?確かに声は聞こえるんだが…結構近くから」

スコール「お前の足の下だ…」

バッツ「おわ!?マジか!?……て言うかスコール、なんでお前こんなとこで横になってんだ?」

スコール「腰が抜けて動けないんだ…すまんが手を貸してくれ」

ティーダ「全く世話が焼けるっスね……よいしょ!これで大丈夫っスか?」

スコール「すまん…」

 

 

 

 

 

 

シャントット先生「ああ、そうそう。あなた達」

ジタン「何ですか?反省文なら書きませんよ?」

シャントット先生「そうじゃありませんわ。少し注意してほしい事がありましてね」

クラウド「注意してほしいこと?」

シャントット先生「あなた達、この学校の五不思議は知っていまして?」

バッツ「五不思議?七不思議じゃなくて?」

シャントット先生「理由はよく分かりませんがこの学校には昔から五つの怪現象があるらしいんですのよ」

スコール(ただ作者が七つも作るの面倒くさいだけだろ…)

ジタン「へえ…で、オレ達は何を注意しろと?」

シャントット先生「簡単な話ですわ。この中のうち一つが今よく起こっているから用心しなさいという事です」

スコール「なん…だと」ガクッ

クラウド「おい!!しっかりしろスコール!!また腰抜けたら運ぶオレ達が苦労するんだぞ!?」

ヴァン「多分これ気絶だな、今度は」

クラウド「そうか…なら安心………じゃないな、どっちにしろオレ達が運ぶことに変わりは無いな…ハア」

ジタン「でさ先生、その起きてる事ってどんななんだ?」

バッツ「まさか死者まで出てるとか?」

ティーダ「おいおいあんまりスコールが怖がる事言うなっス!最悪ショック死するっス!!」

バッツ「大丈夫だってそんなに人は弱くねえから気にすんなって!!」

クラウド「死亡回数最高記録に『人はそんな事じゃ死なない』なんて言われても全く説得力無いな…」

バッツ「う、うるせえ!!死にたくて死んでる訳じゃねえんだよ!!」

シャントット先生「で、話を戻してよろしいかしら?」

バッツ「あ、ああ…どうぞ」

シャントット先生「その五不思議の一つは別名『隙間さん』なんて呼ばれていましてね。いつのまにか会話の輪にはいっていたり数えてみると一人人数が多かったりという他愛の無いものですわ」

バッツ「まあ結構ありそう七不…じゃなくて五不思議だな」

ジタン「ふうん…でそれが最近妙に流行ってると?」

シャントット先生「そうなんですの。まあそんな非科学的なもの私は信じていませんから実際に存在するのか最近からこの学校を調べていたんですけど…収穫はゼロですわ」

ヴァン「そりゃあんたが近ずけば妖怪でも何でも逃げ出すって!!」

シャントット先生「何か、言いましたかしら?」

ヴァン「あ、いや。何も」

シャントット先生「まあ何にしても、せいぜい急ぐ事ですわね。もうそろそろ三時過ぎですわよ?」

バッツ「ま、マジか!!?おい早く行こうぜ!!」

クラウド「そ、そうだな!!…その前に」

バッツ「?」

クラウド「スコールを運ぶのを手伝ってくれ…」

バッツ「はあ!?あんのお荷物野郎!!」

ジタン「そんな事言ってる暇無えぞ!いいから早く教室いって…で何をするんだっけ?」

クラウド「ティファの筆箱取ってくるんだよ!!!」

 

 

 

 

 

 

      ~教室~

ジタン「着いた着いた。でも…」

バッツ「なんかいつものにぎやかさが無いってだけでここまで不気味になるんだな…」

ティーダ「しかも今すごい暗いっスからね…怖さも倍増っスよ」

スコール「だったら電気でもつければ良いだろ?」パチッ

                パッ

ジタン「あ、明るくなった」

バッツ「で、どこだったっけ?ティファの机」

クラウド「だからお前ら人の話はちゃんと聞けっ…そうだったお前ら寝てたんだったな」

スコール「確か真ん中の左の前から二番目だった気がするっス」

クラウド「ああ、多分それで合ってると思う…………あった。恐らくこの筆箱だろ…!?」

ジタン「?どうしたクラウド?」

クラウド「筆箱が重すぎて持ちあがらない…軽く200キロは超えてると思う…」

ジタン「はあ!?あいつどんだけ日々体を鍛えてんだよ…」

スコール「どうだ?一人で持てるか?」

クラウド「ここから寮までの距離は…すこし難しい」

スコール「そうか…」

バッツ「どうする!?こんなとこまで来て諦めるか!?」

クラウド「いや…一つ考えがある…」

ジタン「もうこの際どんな考えでも良いよとにかく早くう!!夜が明けちまう!!」

 

 

 

 

 

 

クラウド「皆持ったか?」

ヴァン「ああ、ちゃんと持ったよー」

スコール(一つの筆箱に学生多数が群がって担いでいるなんて事滅多に無いな…)

バッツ「よし!!それじゃさっさと行こうぜ!!」

 

 

 

 

 

ティーダ「ていうか、バッツとジタンはなんでそんなに急いでいるっスか?」

ジタン「そんなのさっさと寝たいからに決まってんじゃん」

ヴァン「テスト対策は?」

ジタン「バッチリです」

ヴァン「そう、ならいいけど」

クラウド「そんな事言ってる間にもう裏口に着いちまった…」

 

 

 

 

 

 

      ~女子寮 ティファ&ライト二ングの部屋~

           コンコン

クラウド「おーい、入るぞー……ってホントにいねえし…」

スコール「仕方ない…言われていた通り机の上に置いておけばいいだろう?」

クラウド「そうだな…じゃあ」ポスッ

       ミシミシミシッ

ジタン「机が今にも壊れそうな音を出してるが…まあいっか。帰ろ帰ろー!」

バッツ「その前に全員そろってるか確認しようぜ?」

ジタン「え~…なんで?」

バッツ「だって気になるじゃん!!『隙間さん』、だったっけ?」

ヴァン「確かいつのまにかいるんだったっけ?」

ティーダ「じゃあクラウドから順に点呼していくっス!!」

 

 「いるぞ」「同じく」「あいよー」「いるよー」「いる~」「いるっスよ~」「いる」

バッツ「………」

ジタン「………」

ヴァン「な、なあ今…」

ティーダ「……」

スコール「明らかに一人…多くなかったか?」

クラウド「お、おい嘘だろ?」

 

 

 

ジタン「なあ…ジタン感じるか?」

バッツ「ああ、感じるぜ。死亡フラグとは違う恐怖をな…」

クラウド「いいか、いっせいのさんで一斉に後ろを振り向くんだぞ?」

ヴァン「ええ~!?なんで!?」

クラウド「そんなの興味本位だ!!」

ヴァン「興味本位で見るもの違う気がする…」

スコール「おい、もしオレが気絶したら皆助けてくれよ…?」

ティーダ「わ、分かったっス…」

 

 

クラウド「それじゃ行くぞ…いっせいの、さん!!!」

        バッ

ティファ「おりょ?どうしたの急に?」

男子全員「………」

クラウド「なあティファ、いつからそこにいた?」

ティファ「え?いつってさっきからだけど?」

クラウド「そうか…」

ジタン「え?じゃあさっきのは?」

スコール「恐らく聞き間違い、じゃないのか?」

バッツ「聞き間違い、か。そ、そうだよな!?」

ティーダ「というかなんでティファはどこに行ってたっスか?」

ティファ「トイレよ」

クラウド「そうか…」

ティファ「あとカバン取りにきたの」

ジタン「え?なんで?」

ティファ「だってもう朝じゃん!」

 

男子全員「………………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隙間さん「………」

隙間さん「ククッ」

 

 

つ・づ・く

 

 




今回はアルタイルとしてはめずらしくまた3000文字超えました。


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第三十一話 皇帝先生「だから皇ちゃんって呼ぶな!!」

どうも、アルタイルです。今回は教師がメインです。生徒は出てきません。


前回からの続き?

 

       ~その日 職員室 朝~

     「おい!そのプリントそっちにまわしてくれ!!」

     「こっち早くコピーしてくれ!!後がつかえてるんだよ!!」

     「誰だ!?コピー機にみかん突っ込んだ奴は!?」

 

           ワイワイガヤガヤ

コスモス先生「なんか……すごいにぎやかですね…」

アルティミシア先生「テスト前は大体こんな感じですよ。…まあ今回は期末テストですから中間よりはすこし騒がしいですね」

ガーランド先生「と言うか何でコスモス先生の机にはテストが出来ていないのだ?テストは今週の金曜だからあと四日しか無いのだぞ?」

アルティミシア先生「というか自分の私物しか散乱していませんが?」

コスモス先生「ああ、これですか?これはバトルドームと言う超エキサイティ…」

ガーランド先生「そんな事はどうでもいい!!なんでこんな時にもなってテストが出来ていないのかを聞いておるのだ!!」

コスモス先生「何だ、そんな事ですか?」

ガーランド先生「で、なんで作って無いんだ?」

コスモス先生「それはですね……作るのがめんどくさかったのでもう家庭科の調理実習だけでもう点数付けちゃったんですよね~…」

アルティミシア先生「全く…お気楽な人…」

クジャ先生「全くだよ…」

コスモス先生「あ、クジャ先生」

ガーランド先生「確かクジャ先生は数学の教師でしたかな?」

クジャ先生「ああ…でも今回は範囲がものすごく広いからね…作るのにも苦労しているよ」

コスモス先生「いっそのこと全部答え『解無し』にすれば良いじゃないんですか?」

クジャ先生「それもいいかもしれないね……でもそんなのにしても20点とか普通に出すのがいるからね…」

アルティミシア先生「バカ四天王(バッツ&ジタン&ティーダ&ヴァン)、ですね?」

クジャ先生「ホント…マイハ二―ももう少し勉学に勤しんでほしいものだよ」

ガーランド先生「補習には来ない、赤点を取っても勉強をする気も無い、追試ではカンニングが横行…最悪だな」

クジャ先生「毎回毎回、祈るような気持ちでテストを作っているよ…頼むから平均点は取ってくれとね…」

皇帝先生「祈っても何も変わらんだろう…」

クジャ先生「ああ、皇帝先生。テストのコピーはもう済んだんですか?」

皇帝先生「ああ……終わったは終わったんだが、どこの誰かはしらんがコピー機の中にみかんを突っ込んだバカのせいでプリント一枚一枚に柑橘類の良い匂いが染みついてしまった…ほれ」

コスモス先生「どれどれ…くんくん……うわっめっちゃ良い匂い!!」

皇帝先生「どんなに簡単な記号問題を出しても間違える者は必ずいるんだ………何故あんな問題が分からないんだ…!中一で習った現在進行形の公式だぞ!?」

アルティミシア先生「まあまあ…少し疲れていたんでしょうその日は」

皇帝先生「私も最初はそう思った…だが次のサービスのそのまたサービス問題でアルファベットを書かす問題を出したんだが…」

クジャ先生「高校生に出す問題じゃ無いね…」

皇帝先生「なんでAの後にGが来るんだ!!!」

コスモス先生「え?違うんですか?」

皇帝先生「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

暗闇の雲先生「セフィロス先生、お茶いりますか?」

セフィロス先生「ああ、すみませんね」

暗闇の雲先生「いえいえ」

エクスデス先生「…」

 

 

セフィロス先生「あの、暗闇の雲先生?」

暗闇の雲先生「何だ?」

セフィロス先生「さっきからずっと気になってたんですけど、何でエクスデス先生ずっとテンション低いんですが?」

暗闇の雲先生「さあ?…聞いても『いや、違うんですホントに大丈夫ですから……はい…はい…』としか言わないんだ」

セフィロス先生「そうですか……まあそっとして置きましょうk…」

 

          ガラガラガラー

ケフカ副校長「は~い!!皆さん!!元気かな~~~~!?」

セフィロス先生「言ってるそばから絶対にそっとしない人が出てきた…」

ケフカ副校長「あれれ~?エクスデスく~ん、あんた今日元気無いじゃな~いの?もしかしぃて~だいぶ、お疲れ~?」

エクスデス先生「いや、違うんですホントに大丈夫ですから……はい…はい…」

ケフカ副校長「何やら深刻そうな模様~…これは少し…そっとしておきましょうかね~ハイ」

セフィロス先生「ホッ…良かった」

 

 

ケフカ副校長「ああ!!そうそう皇帝先生!」

皇帝先生「何ですか?」

ケフカ副校長「……」

皇帝先生「どうしたんですか?今度は急に黙り込んで」

ケフカ副校長「う~ん……皇帝先生って呼ぶのもなんか重苦しくて面倒臭いなぁ……あ!そうだもうこの際皇ちゃんって呼んで良いかな?」

皇帝先生「良い訳あるか!!」

ケフカ副校長「ええ~…ノリ悪~い!」

皇帝先生「合コンか!?」

ケフカ副校長「王様ゲ~ム!!」

皇帝先生「だから合コンか!?ふざけてるんですか!?」

ケフカ副校長「僕ちんがふざけているのはいつもの事で~す!!」

皇帝先生「む、…ま、まあ確かに…」

ケフカ副校長「……皇ちゃん」

皇帝先生「だから皇ちゃんって呼ぶな!!!」

ケフカ副校長「じゃあこの際僕ちんの事はケフちゃんって呼んでいいから!!」

皇帝先生「誰が呼ぶか!?……というか、今日何しに来たんですか?」

ケフカ副校長「何しに来たように見える?」

皇帝先生「だから合コンか!?なんで私が当てなければならないんだ!?」

クジャ先生「…というより、副校長、ホント今日は何で来たんですか?」

ケフカ副校長「え?そりゃあもちろん皇ちゃんをからかいに…」

皇帝先生「ほう?」

ケフカ副校長「…ではなく校長から預かった伝言をお伝えに参りました」

皇帝先生「じゃあさっさとその事から話して下さいよ…こちとらとんだ無駄骨ですよ…」

ケフカ副校長「まあまあ、皇ちゃんケフちゃんの仲じゃない」

皇帝先生「…もう突っ込まんぞ…」

暗闇の雲先生「で本当に用件は何なんですか?」

ケフカ副校長「知りたい?それなら………教えなーーーーーーーい!!!」

教師一同「…」

ケフカ副校長「すみません…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クジャ先生「はあああ!?」

ジェクト先生「マジかよおい……テスト日が変更で明日!?」

ケフカ副校長「僕ちんも急な変更でびっくりしてるんだよ~…」

アルティミシア先生「ちょ、ちょっと待って下さい!!まだテストの範囲まで進んで無い教科はどうするんですか!?」

ケフカ副校長「さあ?」

ガーランド先生「とにかく今日で急ピッチで教えるしかあるまい…それに」

皇帝先生「テストも今日中に全て作らねばあるまい…」

教師全員「……」

セフィロス先生「…朝のHRまで後何分ありますか?」

クジャ先生「ぱっと見十五分ってとこかな?」

セフィロス先生「そう、ですか…ですがもうこうなったらヤケでもおわらせるしかありませんね…」

ガーランド先生「総員戦闘配備!!明日の一時間目までにテストを完成させること!!」

教師全員「オオーーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

     あいつもこいつもどこそこかしこでいがみ合い。他人の机を騒然荒探し。これどこのプリント?これどこが範囲?時間は緊迫イライラ絶頂出来るか!?期末テスト!!

 

教師全員「ああああああああ!!!!」

 

 

 

つづく

 

 

 

 




やっとテスト編らしくなってきた…。


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第三十二話 ジタン「スニーキングミッション開始だ!!」

どうも、アルタイルです。更新不定期ですみません…。


前回からの続き

 

           ~職員室 朝~

ケフカ副校長「それじゃ、僕ちんはこれでおいとましようかな~」

クジャ先生「ああ、さようなら」

皇帝先生「あなた、ホント何しに来たんですか…」

ケフカ副校長「も~う厳しいなあ皇ちゃんは!!」

皇帝先生「ゼロ距離で『フレア』ぶっぱなしますよ…?」

ケフカ副校長「おっほww怖い怖い!じゃあ僕ちん他にもたくさんの用事があるんで…バイバーイ!!」

 

 

 

       ガラガラバタン

 

 

ガーランド先生「……帰ったか…」

アルティミシア先生「ホント…何であんな人が副校長なのか不思議でしょうがないですよ…」

クジャ先生「まああの人なんだかんだ言って生徒にはそこそこ人気ありますし、それにあの人の技術力と行動力は確かなものですからね…」

皇帝先生「後はあの性格さえなんとかしてくれればな…」

アルティミシア先生「え?私にはあんな感じじゃないんですけどね?」

ケフカ副校長「それはもちろん!!紳士な僕はレディファーストだからでーす!!」

セフィロス先生「まだいたんですか……まだたくさんの用事があるんじゃないんですか?」

ケフカ副校長「あ、それね。まあ良いんですよハイ、そんなに大した用事じゃないんでね、ハイ」

皇帝先生「帰れ!!」

ケフカ副校長「ショボーン…」とぼとぼ

 

 

 

 

皇帝先生「…今度こそ、帰ったか…」

暗闇の雲先生「ええ、階段の方向にさっき……」

皇帝先生「そうか…」

クジャ先生「と、いうよりこんな事している場合じゃないよ!!早くテストの作成を済ましてしまわないと!期限は明日なんだから!!」

ガーランド先生「そ、そうだった!!こんな事で時間を費やしている場合では無い!!」

 

 

セフィロス先生「あ、僕少し席はずします」

皇帝先生「?…ああそうか確か放送係だったな……次に鳴らすのはなんだ?」

セフィロス先生「次が朝のHRの五分前予鈴ですから一時間目が始まるまで後二十分ありますね」

 

 

            ガラガラー

ジェクト先生「遅れた!すまねえ!!」

皇帝先生「全くのんきな奴だ…貴様明日が期末テストに変更になったから今日中にテストを作制しなければならんのだぞ?」

ジェクト先生「あん?テスト?テストなら昨日もう作り終えたぞ?」

ガーランド先生「何!?」

アルティミシア先生「え?て言うかあなた昨日一回もコピー機さわって無かったじゃないですか!コピー機もつかわずに一体どうやったんですか?」

ジェクト先生「コピー機なんか使わなくても手の筋肉と根気さえあれば生徒全員分のテストぐらいすぐにできるぜ!!」

クジャ先生「はあああ!?」

皇帝先生「つ、つまり貴様は昨日全部手書きで生徒全員分のテストを書いてきたのか…?」

ジェクト先生「おうよ!!ボールペン20本ぐらい使ったぜ!!請求書は全部学校宛てにしといたから!!」

皇帝先生「自分で買え…それぐらい…」

コスモス先生「で、その全部手書きのテストは?」

ジェクト先生「ああ、これだ」

コスモス先生「どれどれ……おうっふ!…字汚っ!!!」

セフィロス先生「これ、生徒読めるんですかね………っとじゃあホントに予鈴のチャイムに行ってきます」

ガーランド先生「ああ…そういえば一時間目が担当は誰でしたかな?」

皇帝先生「私ですが…まだ範囲まで行ってないからハイペースで終わらす予定です」

ガーランド先生「そうですか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ~そして一時間目 英語~

皇帝先生「ここの問題は回答を見てやれ。次の問題は教科書に答えが書いてあるからそれを見てやれ。以上だ」

wol「せ、先生?」

皇帝先生「何だ?」

wol「今日はどうしたんですか?いつもだったらここまでやるかというぐらい詳しくやるのに、今日はテキトウ過ぎやしませんか?」

皇帝先生「仕方がないだろう、明日がテストなんだから今日中にテスト範囲まで行かねばならんのだから」

セシル「ええ!?テストもうちょっと先じゃありませんでしたっけ!?」

皇帝先生「何か知らんが変更は変更だ」

クラウド「そう言う事早く言って下さいよ…」

皇帝先生「そうは言っても今日の朝私達も教えられたのだ。」

セシル「誰からですか?」

皇帝先生「カオス校長かららしい…」

ヴァン「校長って確か修学旅行編の最初らへんでちょびっとだけ出てきてそれから一回も出てきてねぇだろ?」

ティーダ「というかもう顔も覚えてないっス」

ティファ「あんた記憶力悪すぎでしょ!!…で校長の名前なんだったっけ?」

クラウド「おい」

スコール「というかそんな急な変更でテスト大丈夫なのか?」

皇帝先生「全然大丈夫じゃない。むしろ超危機的状況だ」

ユウナ「でもこれでテスト範囲が短くなる事は…」

皇帝先生「無い」

ユウナ「ですよねー」

 

 

 

 

セシル「ねえフリオ」

フリオ「ん?どうしたセシル、急に」

セシル「今回のテスト大丈夫?(身体的に)」

フリオ「ハハ、大丈夫だよ、ライトに分からない事は教えてもらったし、事前復習もしたからそれなりに自信はあるよ!」

セシル「そう、か(そうじゃなくて身体の心配なんだけどな…)……最後に一つ、テスト前は体に気をつけるんだよ。激しい運動は厳禁だよ?」

フリオ「?あ、ああ……あ?」

 

 

 

 

 

バッツ「なあ、ジタン!」ニコニコ

ジタン「なんだ?バッツ」ニコニコ

バッツ「アハハ…」

ジタン「アハハ…」

バッツ「…………」

ジタン「…………」

バッツ&ジタン「やべえええええええええ!!!」

ジタン「やべえよマジでやべえよこちとらカケラも勉強してねえよ!!」

クラウド「ついに本音言ったな…」

バッツ「もう小・中と居残り補習は慣れっこだが追試だけはごめんだ!!!」

ライト二ング「だったらせいぜい今日しっかり勉強する事だな。…まああまり期待はできそうにないがな」

ジタン「うぐっ…心に深く突き刺さる言葉どうも…」

 

 

 

 

 

ヴァン「そういえばシャントット先生っていっつも研究室にいるんだろ?テスト大丈夫なのか?」

皇帝先生「あの人はもう一週間前に出来ている」

ティファ「早い!仕事が早い!!」

ユウナ「というかあの人の問題難しすぎますよ…ピタゴラスが考えた定理を可能な限り述べよとか普通大学でも出ませんよ…」

wol「でもあの人の出す問題は大抵公式さえ覚えておけば良い様な問題しか出さないだろう…セシル、加速する物体の力の法則は?」

セシル「え?X+Y=兄さんでしょ?バッチリだよ」

wol「いや全然バッチリじゃない…むしろ危機感を覚えろ…」

セシル「あれ?違ったかな?いっつも兄さんのこと考えてたから少し混乱していたらしいよ…ハア…兄さんに会いたい…合ってprprしたい…」

その場全員「・・・・・・・・・・・・・・・」

ティナ「最後に言った事は…聞かなかった事にしておこう…」

ティファ「そ、そうね…」

皇帝先生「そ、そうだな!!授業を再開する!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    ~その日の夜 男子寮 バッツ&ジタンの部屋~

バッツ「どうしたんだジタン、そんな全身黒タイツなんか着て…。もしかしてそういう趣味に目覚めたか?」

ジタン「一体どんな趣味だよ…と言うか、ほら、お前も着ろ!」

バッツ「え~…なんで?」

ジタン「ばれにくくする為だよ!!」

バッツ「ばれる?誰に?」

ジタン「だーかーらー!!あ、というか説明していなかったな。ちょっと耳貸せ!!」

バッツ「お?おう…ふんふん…はあ……はあ!?」

ジタン「…と言う訳だ」

バッツ「いや、と言う訳だ。と言われてもテストの回答を盗ってくるってのは少しハードルが高すぎやしねえか!?」

ジタン「バカ!!でけえ声で言うな!」

バッツ「あ、すまん…」

 

 

 

 

ジタン「…で、どうする?行けるか?」

バッツ「おいおいジタン、オレはたとえ地獄だろうと生理中でイライラしているティファの部屋でも、どこだって着いていくぜ!!」

ジタン「ありがとう……よし」

ジタン「スニーキングミッション開始だ!!」

 

 

つづく

 

 




あれ?結局また夜の学校?


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第三十三話 女子「えっと…その、私………隙間と言います…」

どうも、アルタイルです。また夜の学校です。


前回からの続き

 

 

ジタン「スニーキングミッション開始だ!!」

バッツ「で、?スニーキングミッションって何だ?」

ジタン「な!?お前スニーキングミッションって言葉しらねえのか!?確実に人生の三分の一は無駄のしてるぞ!!」

バッツ「マ、マジっすか……こちとら睡眠と同じ割合の人生無駄にしてた訳か…」

ジタン「いいか?バッツ、オレも詳しい事は分からねえがとにもかくにもスニーキングミッションって奴は敵に自分の存在を知られる事無く任務を遂行させることだ!!…多分!!きっと!!」

バッツ「要するにM○Sみたいな感じだな」

ジタン「そうそう!!だから今のオレ達は暗がりで人の目に写りにくくするためにこうして全身黒タイツと言う訳だ」

バッツ「なるほど!!……んじゃあ早速学校に…」

ジタン「待て、バッツ。何か大切なものを忘れていないか?」

バッツ「大切なもの?……いや、特には」

ジタン「おいおい忘れてるだろ!?大事なものを!!」

バッツ「………すまん、全然分からん」

ジタン「段ボールだよ!!段ボール!!」

バッツ「なんで段ボールを?…ってしかもしっかりもう持ってるし…てかそれ何に使うんだよ」

ジタン「かぶるんだよ!!身を隠すために!」

バッツ「それで~?むしろバレやすそうなんですけど…」

ジタン「ああもういちいちうるさい奴だなあ!!いいからかぶれそして行け!!」

バッツ「ハァ…分かったよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

        ~男子寮 廊下~

ジタン「よし、第一関門はクリア、だな」

バッツ「ちょっ!ジタン!!ちょい待ち!!」

ジタン「何だよそんなにうかうかしてれねえんだぞ」

バッツ「お前この段ボール持って超不安定な状況でよくそんなにスピード出せるな…!」

ジタン「敬愛すべき偉大なる『蛇』から教わった…ゲームだけど…」

バッツ「へえ……マジか」

ジタン「さ、行こうぜ!まあこの格好だからばれる事もないだろうけd…」

セシル「あれ?バッツ、ジタンどうしたの?段ボールなんかかぶって」

ジタン「…」

バッツ「…」

バッツ「な、なんで分かった…?」

セシル「え?こんな事するのバッツとジタンぐらいしか考え付かなかったから……で、なんでそんな事してるの?」

バッツ「ええっと…それはだな…」

バッツ(マズイ!!セシルはカンが良いから最悪オレ達が何するつもりか最悪気づかれる!!)

バッツ「ああーーーーーーーー!!あんなところにあなた様のお兄さんが!?」

セシル「何だって!?兄さん!!帰ってきてたんだね!!?」バッ

バッツ「おい!!今のうちだ!!さっさと寮を出るぞ!!」ササッ

ジタン「お、おう!!そうだな!」ササッ

 

 

 

セシル「…いないじゃないか……多分何かの見間違いじゃないの?ってあれ?バッツとジタンがいない………まあいっか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           ~DDFF学園 裏口前~

バッツ「必死で走ってる内に裏口前まで来た…あのセシルはもう追ってきてはいなかった…」

ジタン「でもここからが本番だ」

バッツ「え?なんで?後は職員室からテストの回答かすめれば良いだけの話だろ?」

ジタン「それが問題だ。この学校のテストの回答はこの学校の金庫に保管されているんだ…しかもそこにたどり着くまでにもたくさんのセンサー、落とし穴など数多のトラップがある…」

バッツ「なんでそんなに厳重に…」

ジタン「簡単な話だ。オレが何度も盗ってるからどんどん厳しくなってきただけの話だ」

バッツ「このバカ!!」

 

 

 

バッツ「まあなんにしても裏口は開いてるからそこから…」

ジタン「待て」

バッツ「あ?何だよ急に?」

ジタン「あそこに、防犯カメラがあるだろ?…絶対に写るんじゃ無えぞ?」

バッツ「バカ野郎!!写ってなんぼだろ!?」

ジタン「若手芸人か!?」

バッツ「ちょっと待って下さいよ~!!」ツカツカ

ジタン「だからお前若手芸人かっての!?写ってどうすんだよ!!足着くだろうが!!」

バッツ「ごめん」

ジタン「全く…どっちにせよ今日はこっちから行くぞ」

バッツ「?…壁じゃん」

ジタン「ここを押すと…」カチッ

 

          ゴゴゴゴッ

ジタン「ここから天井裏に行ける。ここから行くぞ」

バッツ「お前!!すごいな!?」

ジタン「何度もやってるから隠し扉も見つけちまったんだ」

バッツ「すげええ!!さすが死亡回数第二位!!」

ジタン「うるせえ第一位…とそんな事言ってる時間無いな。さっさと行こうぜオレが先導するから着いてきてくれ」

 

 

 

 

 

 

 

          ~DDFF学園 天井裏~

バッツ「天井裏ってすごい狭いんだな……這って行かねええと頭打ちそうだぜ…」

ジタン「ああ、まあ一応何度かここは通ってるがここだけだな、高さが極端に低いのは」

バッツ「そうなのか?」

ジタン「ああ、もう少しすれば少し楽になる…」

バッツ「おい?どうした?ジタン」

ジタン「バッツ…ホントにすまないんだが…」

 

 

ジタン「屁が出そうなんだ…」

バッツ「はああああああ!?今這って進んでるからお前ケツこっちに向けてんだぞ!?」

ジタン「もう我慢出来ん!!」

バッツ「もう我慢できんじゃねえええ!!うおおおお!!させてたまるかあああ!!」

 

         ガスっ

ジタン「いった!!お前ケツ殴んのは反則だろ?」

バッツ「うっせえ!!これしか方法が無かったんだよ!!」

ジタン「明日から☆型のうんこが出たらどうするんだよ…」

バッツ「お、面白いじゃん…」

ジタン「ていうかいつの間にか便意も収まってるし…行くか」

バッツ「ちょっと待てお前今便意と…」

ジタン「気にすんな!さっさと行くぞ!」

 

 

 

 

 

 

 

           ~DDFF学園 金庫前~

バッツ「途中赤外線センサーとかあったけど…天井裏から行ったら楽勝だったな…」

ジタン「だろ?じゃあオレは見はっとくからお前は金庫を開けてくれ」

バッツ「分かった!!お安い御用だぜ!!」

バッツ「……………ぐあ!!」

ジタン「どうした!?罠か!?」

バッツ「静電気」

ジタン「紛らわしいわ!!そんなでけえ声だすんじゃねえよ!罠かなんかかと思ったじゃねえか!!」

 

        カチカチカチカチカチカチ………カチンッ

バッツ「ふっ…」

ジタン「開いたか…」

 

        カチカチカチカチカチカチ

ジタン「開いてねえのかよ!?何だ今の笑みは!?」

バッツ「全然わからん」

ジタン「もう良いよお前いったん変われ!!」

       

         カチカチカチカチ……カシュン

            ガチャッ

バッツ&ジタン「おお……」

バッツ「百万だ!!」キャッキャッ

ジタン「子供か!?普通に一千万超えてんだろうが!!」

バッツ「え~!?じゃあチョコボール何個買える?」

ジタン「だから子供か!?なんでしかもチョコーボール換算なんだよ!!っていうかオレ達の目的はテストの回答の回収だろ!?」

バッツ「あ、そうだった。危ない危ない…危うく目的を見失うところだった…」

ジタン「ったくしっかりしてくれよ……………よし、これで全教科分だな。後はこれを持って帰れば…」

 

 

         ヴィーーン!!ヴィーーン!!

バッツ「な、何だ!?警報!?もしかしてバレたか!?」

ジタン「今はとにかく天井裏に退避だ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッツ「…どうだ?」

ジタン「五分待っても先生達が来ない…多分シャントット先生も今日は研究室だな」

バッツ「ホッ…良かった」

ジタン「それにさっきの警報は恐らくオレ達のじゃ無いな」

バッツ「え?なんで分かんの?」

ジタン「だって音の発生源が遠かったし」

バッツ「え?じゃあオレ達以外に盗りに来た奴らがいるのか?」

ジタン「かも、な。行ってみよう、多分ニ階の方だな」

 

 

 

 

          ~廊下~

          モソモソ

バッツ「うお!?何かが網に引っ掛かってる!?」

ジタン「どう見たって人だろ?…ぱっと見女子っぽいが…」

バッツ「じゃあ内のクラスじゃ無いな、あいつらだったらオリハルコンでできた檻でも簡単にブチ壊すからな」

ジタン「それもそうだな…っと早く助けてあげようぜ」

 

 

 

 

ジタン「じゃあ行くぞ…せーのっ」

        バサッ

バッツ「痛ッ!!すこし擦りむいちまった……まそんな事より…大丈夫ですか?」

女子「!!わ、私ですか?」

ジタン「あんた以外に誰がいんだよ?っていうかなんでこんな時間にこんなところに居るんだよ?」

女子「わ、私は……少し…散歩中で……」

バッツ「散歩!?こんなへんぴなところで!!?」

女子「はい………でその時何かに引っ掛かって…」

ジタン「今に至るって言う訳ね」

女子「はい……ホントに助けて頂いてなんてお礼を言ったらよろしいか…」

バッツ「良いって良いって!!オレ達もそんなに急いでる訳じゃないし…というかまだ名前聞いて無かったな!君、名前は?」

女子「わ、私の名前ですか……?それは……その…」

ジタン「何?もしかして覚えてないの?」

女子「ちゃ、ちゃんと覚えています……」

女子「えっと…その、私………隙間と言います…」

バッツ「隙間?変わった名前だな!!…ん?隙間?」

隙間「!?」びくっ

ジタン「どうした?バッツ」

バッツ「いやな、どこかで聞いたような気がしたんだが……気のせいだったようだ」

隙間「ホッ」

 

 

 

 

ジタン「じゃあオレ達はもう帰るから!!気をつけろよ?」

隙間「はい…ありがとうございます…」

バッツ「じゃあさっさと……痛ッ!」

ジタン「バッツ!?大丈夫か!?若干血ぃ出てるが!?」

バッツ「ああ、ちょっと擦りむいただけだからつばでも付けときゃ治るって!」

隙間「あ、あの…」

バッツ「ん?何?」

隙間「よ、宜しければ……このハンカチ…使って下さい…」

バッツ「え?いいのか?」

隙間「はい……使う事も無いので…」

バッツ「ありがとな!!これいつか返すから!!」

隙間「え………あの!……行っちゃった…」

 

 

 

 

 

 

          ~男子寮 バッツ&ジタンの部屋~

バッツ「よし!じゃあこの持って帰った回答を徹夜で覚えるか!!」

ジタン「ああ!……でも…いいな~バッツは、女子の私物ゲットかよ」

バッツ「しょうが無いだろ?怪我してるんだし!」

ジタン「隙間さん、だったっけ?…オレもどっかで聞いた事ある気がするんだけどな~…」

バッツ「だろ?けっこう有名な人なのかなあ…」

ジタン「さあ、な。まあそんな事より速く始めようぜ!」

バッツ「そうだな」

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 




またまた隙間さん登場…


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第三十四話 wol「これより今回のテスト対策講習会を行う!」

どうも、アルタイルです。モンハン4やってたらアッと言う間に更新するつもりだった水曜を過ぎてしまいました…。余談ですが今モンハンは全身ゴアSでシャガル狩りをやっています。スキル・バイオドクター最高です!


前回からの続き

 

        ~男子寮 クラウド&スコールの部屋~

 

         チュンチュン

クラウド「う……んもう朝、か……おいスコール、起きろ」

スコール「大丈夫だ。もう起きている」

クラウド「ならよかった」

 

 

 

 

 

 

 

 

スコール「クラウド、何しているんだ?」

クラウド「寝ている間にメールが来てないかチェックしているんだが…」

スコール「だが?」

クラウド「ティファから60件近く届いてる…」

スコール「……全部削除すれば良いじゃ無いか。どうせいたずらにやっているだけだろう?」

クラウド「オレも最初はそう思っていたんだが何か全メールが文章軽く10行超えてるし内容もとてもじゃないがいたずらにやっているとは思えないんだ…」

スコール「…後でお礼かなんか言っとけよ」

クラウド「ああ、そうする」ピロリン

 

 

スコール「また、ティファからメールか?」

クラウド「いや、今度はwolからだ」

スコール「wolから?珍しいな。あいつ滅多にメールしてこないのに」

クラウド「…ふんふん……多分これスコールにも関係あると思うから一応読み上げるぞ」

スコール「?何か忘れ物か?」

クラウド「いや、そういうったのじゃ無い…ええと『今日の七時三十分より教室でテスト対策の講習会を行う。来るのならなるべく早く来い』…だそうだ」

スコール「テスト当日の朝に?」

クラウド「ああ、今さら感がすさまじいが…まあ行って損は無いだろうし…」

スコール「今七時十分か…早々に着替えを済ませれば間に合わない事も無いだろう」

クラウド「そうだな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

         

 

           ~教室~

            ガラガラー

クラウド「お、結構集まってるな…」

wol「ああ、……まあ呼んでない奴もいるが…」

ティファ「あっクラウド達遅い!!三分遅刻!!!」

クラウド「…なんでティファがいるんだ…意味無いだろ」

ティファ「おいもう一回言ってみろよ私の真の実力も知らずに…」

クラウド「平均点50より上になってからそういう事は言おうか?」

ティファ「うっさい!!今はまだ本調子じゃ無いだけよ!」

スコール(そう言い続けてこれで三周年目か…)

ユウナ「お取り込み中失礼しますけど…ティーダ達に会ってませんか?」

スコール「ティーダ?悪いが見ていないな」

ユウナ「そうですか…」

セシル「何かあったの?」

ユウナ「ええ…今日の朝メールしてみたんですけど返信がなかなか帰ってこなくて…私気になって電話かけてみたんですけどやっぱり何とも…」

wol「それは少し心配だな…」

ティファ「て言うか何で心配なら自分の足で行かないのよ」

クラウド「イヤと言うほどメールを送ってきたお前が言うか…」

ティファ「あ!あれは!!…ちょっとだけいたずらしてやろうかなー、なんて思ってした事よ!!」

クラウド「今ここでお前のメール読み上げるぞ?一通ずつ」

ティファ「それだけは勘弁!」

ユウナ「ハハ…お二人とも仲が良いですね…。でも、ティーダどうしてるんだろ…」

フリオ「全く、ティーダもユウナにばっかり心配かけさせて…」

          ガラッ

ティーダ「逆っスよ逆!!」

ユウナ「ティーダ!!!」

wol「どこにいたんだ?部屋にいなかったが?」

ティーダ「ちょっとヴァンを病院に…」

クラウド「病院!?あいつなにかあったのか?」

スコール「あいつそんなに体弱くないだろ…というかどこに連れて行ったんだ?内科?外科?泌尿器科?」

ティーダ「最後は絶対違うっス…精神病院っスよ」

ティファ「精神病院!?この勉強バカのwolならともかく、なんでヴァン君が?」

wol「勉強バカ!?」

セシル「wol、今のは褒め言葉だよ褒め言葉」

wol「思いっきりバカと言われたが…」

セシル「気にしたら負けだよ」

wol「そうか…」

 

フリオ「で?なんでヴァンが精神病院に?」

ティーダ「昨日の勉強のストレスに耐えかねて…」

スコール「何時間したんだ?」

ティーダ「一時間三十分っス」

スコール(精神崩壊するか!?それで!!)

ティファ「あー確かにそこまでやってたら精神いかれるのも納得だわー」

スコール(でなんでこいつは同調してんだ!)

クラウド「お前昨日どのくらいやったんだよ?…」

ティファ「三十分」

クラウド「先生達と楽しい夏休みをお過ごしください」

ティファ「ちょっ…決めつけないでよ…不安になるじゃない」

wol「そんな事より、ヴァンはテスト大丈夫なのか?」

ティーダ「限りなく絶望的っスね…」

wol「そうか……まあなんにしても、これで全員揃ったな」

ティーダ「え?何言ってるっスか、まだバッツとジタンが…」

セシル「気にしたら負けだよ」

ティーダ「え…え~…」

 

 

 

wol「まあ何にせよ、これより今回の期末テストの対策講習会を行う!」

クラウド「具体的に何をするんだ?」

wol「今さら問題の復習何かしても無駄だからな、各教科ごとの問題の傾向や解き方などをしていこうと思う……早速一番最初の英語から行く」

ティナ「いきなり最難関だね…」

wol「ああ、先生が皇帝先生なだけあって、やはり長い英作文を書かせて来たり、読解問題の場合は作者に心情を英語であらわせなどと…超難関だろうな」

オニオンナイト「で、それはどう克服しろと?」

wol「大問1と2は飛ばせ、以上だ」

クラウド「か、簡単だな…でも何でだ?」

wol「あれは大学の専門知識を持ってしても難しい。恐らく正答率は5%を切るだろう…それにあそこで時間を費やして時間切れになる事あるからな」

フリオ「ああ、あるな…」

wol「だろう?しかし英語にはもう一つ特徴がある」

セシル「それは?」

wol「後半になるに従って問題が容易になってくる、というものだ」

クラウド「それはオレも少し感じていたんだ。大問1でここまで難しいのを出しておいて最後に急に中一の問題が出てきたりするからな、ビックリするよ」

スコール「でもすごいな、wol。全教科の特徴を網羅しているのか…」

wol「まあな。そうでもしないと学年一位はキープできないからな……さあ!この調子で全教科行くぞ!!」

         「はい!!」

 

 

 

 

 

            ~そのころ男子寮 バッツ&ジタンの部屋~

ジタン「お~いバッツー!!おーきーろー!!遅刻するぞ!」

バッツ「…」

ジタン「全くしょうが無い奴だな…着替えここに用意してるから後オレちょっとトイレ行ってくるから!」

 

 

 

 

 

 

バッツ「…」

バッツ「…(やばいやばいやばいってこれ!!金縛り!?全然体が動かねええ!!)」

バッツ「…(しかも何か上に人が乗っている感じがするし、おまけに声も出ないし…ていうか何でテスト当日にこんな事になってんの!?オレ!!)」

バッツ「ちくしょーー!!オレは学校に行きたいんだーー!!」ガバッ

ジタン「うお!?いつにも増して元気の良い目覚め!!」

バッツ「ハァ…ハア…なあジタン?」

ジタン「あん?なんだ?」

バッツ「オレの肩に何か憑いてないか?」

ジタン「いや、何も」

バッツ「そうか、良かった……あ!ヤベ!!もうこんな時間だ!早く行こうぜ!」

ジタン「お、おう!!そうだな!」

 

 

           スーーッ

ジタン「!?」

バッツ「どうしたジタン!!ほら急ぐぞ!!」

ジタン「あ、ああ…今行く!!(今一瞬昨日の夜会った女子がバッツの後ろに居たような……気のせいか)」

 

 

 

つづく

 

 

          




小説とは全く無関係ですけどゴア・マガラってシャガルマガラの幼体なんですよね~…。


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第三十五話 ジタン「今回はギャグ無しで話の進行のみ、か」

どうも、アルタイルです。今回は話を進ませるだけです。あまりギャグなどわありません…


前回からの続き

 

 

        ~寮から学校までの道~

バッツ「急いで出てきたけど全然歩いても間に合う時間帯だったな…」

ジタン「ああ…そうだな…」

 

 

バッツ「なあ、ジタン?」

ジタン「あ?何だ?」

バッツ「まだ見えるのか?その、昨日会った隙間さん、だったっけ?」

ジタン「ああ、そうなんだよでもバッツには見えないんだろ?」

バッツ「ああ全然」

ジタン「オレ目おかしくなっちゃったのかなぁ…」ゴシゴシ

バッツ「で今隙間さんは何しているように見える?」

ジタン「えっとなぁ…バッツに抱きついてる」

バッツ「は!?マジで!?」

ジタン「それに頬ずりもしてる」

バッツ「おお、そうか…まあ悪い気はしないな…」

 

 

 

 

 

 

ジタン「でさお前昨日隙間さんからハンカチ貸して貰わなかったか?」

バッツ「ああ、これだろ?汚れたまま返すのもなんだから昨日ちゃんと洗ってきたよ!」

ジタン「ふ~ん、あ、何か隙間さんが『何で洗うんですかぁ!?』と言わんばかりに掴みかかっている風に見える…」

バッツ「お前…相当目疲れているのな…」

ジタン「ああ、正直自分でもかなりヤバいと思ってる…でも昨日そんなに目の疲れた事はしてねえんだよなあ…」

バッツ「昨日の勉強で脳に障害が来たんじゃいか?」

ジタン「そうかもしれない…」

 

 

 

 

 

バッツ「でも何でそんな事になったんだろうな?」

ジタン「ホントに幽霊だったりしてな!」

バッツ「ちょっ…怖い事言うなよ!!」

ジタン「だってさぁ…あんな真夜中の学校に一人で散歩とかどう考えてもおかしいだろ?」

バッツ「た、確かにな…でも…」

ジタン「でも?」

バッツ「あんなかわいい幽霊なら別に憑かれても良い気がするなぁ…」

ジタン「お前…頭大丈夫か?」

バッツ「うるせえなぁ、彼女いない歴自分の年のオレはもうそこそこ顔と性格が良ければもうモルボルでも構わねえよ、って言うぐらいなんだよ…」

ジタン「おお、そうか…まあなんにしてももう学校着くぞ!」

バッツ「あ、ホントだ全然気が付かなかったな…」

 

 

 

 

 

                 ~教室~

                ガラガラー

ジタン&ジタン「はよーっス!!」

ティファ「うお!!出た!」

wol「何で来たんだ?お前ら」

バッツ「何で来たんだって…ここオレの教室!!」

ティファ「あ、そうだったすっかり忘れてたわ」

ジタン「クラスメイトの存在忘れんじゃねえよ!!」

フリオ「お前ら今日がテストだって分かってきたんだよな?」

バッツ「当たり前だろ!?」

wol「ほう…覚悟はできているようだな…」

ジタン「覚悟?なんの?」

wol「指定者補習」

ジタン「いやいやまだ決まった訳じゃねえだろ!?て言うかそんなだったらオレ達以外にも補習かかりそうな奴とかいんだろ!?」

ティファ「例えば?」

ジタン「あ!?んなもんきまってんだろティf…」

バッツ「まてジタン!!」

ジタン「なんだよバッツ急に」

バッツ「それ以上言うと命に関わる」

ジタン「あ?なんで?」

バッツ「ティファに対してお前も指定者補習は死亡フラグだ、死亡回数一位のオレが言うんだ間違いない」

ジタン「おお、そうか…」

ティファ「で?誰が補習かかりそうだって?」

ジタン「え?だ、だからティ…」

ティファ「ティ?」

ジタン「ティーダだって!!あいつは全然勉強してないっていうバカオーラ出しまくりだからな!!」

ユウナ「ティーダはバカじゃありません!!」コンッ

ジタン「ふべらぱっ!?」

バッツ「死は避けられなかったか…」

 

 

 

 

 

 

     

 

 

        ~テスト開始五分前 教室~

wol「じゃあ出席番号順に席変わるか」

オニオンナイト「じゃあ普通に考えて僕が一番前だね!」

ジタン「じゃあオレは……え~!?オレスコールとクラウドに挟まれてんの!?オレまで根暗になる!!」

クラウド「わるかったな根暗で」

バッツ「オレは……かなり後ろの方だな」

セシル「今日で全部のテスト終わるんだよね?」

スコール「ああ、全部で七教科あるからかなりの時間がかかるだろううな」

ジタン「まじで!?そんなにかかるのか!?…だり~休めば良かったな~!!」

バッツ「て言うか一時間目何だ?」

ティーダ「英語っスよ英語」

バッツ「うん終わったな」

クラウド「あきらめるの早えな…もう少し最後の意地とか無いのかよ…」

バッツ「ねえよそんなのそんなのあったらとっくにやってるよ!!」

ジタン「あ、先生来た」

                  ガラガラ

アルティミシア先生「もう席には…着いているいる様ですね」

ジタン「監督の先生はアルティミシア先生か…楽勝だな…」

クラウド「ジタン、何か言ったか?」

ジタン「いや、何も」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アルティミシア先生「もうテストは配り終えましたね、では時間は五十分間。始め!」

 

 

 

つづく

 

 

 




次はかなりのギャグ話にするつもりです。多分明日更新!


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第三十六話 アルティミシア先生「ねえこれテスト中だよね?ねえ」

どうも、アルタイルです。いつの間にか年も明け、何の変化も無い2014年を迎えております…


前回からの続き

アルティミシア先生「始め!!」

 

         

 

 

            カリカリカリ…

クラウド(やっぱり最初の問題はさっぱりわからんな………ちょっとカンニングにならない程度に他の奴らがどうしているか見てみるか…)

 

 

クラウド(まずは一番心配なバッツから…)

 

バッツ「zzz…」

アルティミシア先生「こらバッツ君、起きなさい今は寝る時間じゃありませんテスト中ですよ」

クラウド(うん予想通り)

クラウド(ていうか今回のバッツはいつも以上に落ちるのが早いな…いつもだったら最後のあがきで五分くらい粘るものだが……今回のテストガチの方で棄ててるのかこいつ…)

クラウド(…となると次に気になるのはジタンとティーダだな。あいつらは…)

 

 

ジタン「…」カリカリ…

ティーダ「…」カリカリ…

クラウド(あいつらは珍しいな…いつもだったらテスト中にモンハンしようぜ☆とか言いながら教室闊歩してるのに…)

 

ティーダ「…(これでもし補習になったらユウナとの一対一でお勉強…一見パラダイスに見えるけど…)」

 

 

      ~もしティーダが補習になったら~

ユウナ「はい、ティーダ差し入れ持ってきたよ///」

ティーダ「今日は何を持ってきてくれたっスか…!?」

ユウナ「今日は魚にはDHAが豊富だと聞いたのでカツオの頭を…後頭には糖分これ基本!ですから今日の差し入れはカツオのお頭生クリーム添えだよ!!」

ティーダ「う、うわあああああああああああああああああ!!!」

ユウナ「ど、どうしたの!?ティーダ!!ティーダ!!!」

 

 

 

 

 

 

 

ティーダ(…という事になりかねないっス…だから今回のテスト、絶対の赤点だけは免れなきゃいけないっス)

 

 

 

 

 

クラウド(後他に心配な奴は………ティファか…ティファはどうなんだ?)

 

 

ティファ「アハハ…空が青いなあ~…もうこんなの見てたらテストも今の冷めきった社会もどうでもよく思えてくるよ……」

クラウド(あいつ本当に今回のテスト大丈夫か!?…そんな事より今は空が見えない曇り空なのに…あいつ一体何を見てたんだ?)

クラウド(…まあいい……そんな事よりまずは自分の事を終わらせなければ……)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「ああもう!!ぜんっぜん分からへん!!」

スコール(なんで急に関西弁に…)

ライト二ング「ティファ、今はテスト中だ、そういった会話もカンニングに含まれるんだぞ」

wol「それに、日頃からちゃんとしておけばそんなに困る事も無かっただろうに…」

ティファ「ああもう!!うるさいうるさいうるさーい!!」グッ

 

         バキッ ヒュンッ

スコール「うお!?何か飛んで来た!!」

クラウド「皆、気をつけろ!暴走したティファが折ったシャーペンの芯はスナイパーライフルを超えたスピードで飛んできている!!」

フリオ「なんとカオスな…うおっまた飛んできた!!」

バッツ「zzz…」

         ビシュッ

バッツ「」

ジタン「おい!!バッツが本当に永遠の眠りに着いちまったぞ!?」

ティナ「一応『レイズ』かけとくね?」

         パアアアッ

バッツ「zzz…」

スコール「まだ寝るか…」

クラウド「おいティファやめろ!!けが人どころか死者が出てる!!」

 

 

ティファ「脳内の不要情報を廃棄中…執行…執行…執行…執行」

ジタン「おいなんか本当にやばくないかこれ!!」

オニオンナイト「どうすんだよ!!さっきよりどんどんシャ―芯が飛んでくるよ!?こんなんで死んでもたとえ生き返られるとしてもとてもじゃないけど浮かばれないよ!!!」

 

 

ティファ「執行…執行…執行…」

           バキッ ヒュンッ

クラウド「おわ!こっち来た!」

wol「!クラウド危ない!!『ロケットパンチ』!!」

 

          ドヒュン

クラウド「シャ―芯とwolの『ロケットパンチ』の衝撃で衝撃で閃光が発生した…」

wol「大丈夫だったか?」

クラウド「オレは大丈夫だが、お前の腕は大丈夫だったのか?」

wol「常軌を超えた痛みだったが幸い腕にたいした損壊は無いようだ」

クラウド「あれ?なんでちゃんとwolの腕に戻ってきてるんだ?前はどっかいって探すハメになったが…」

wol「ああ…あんな事があったからな、腕に丈夫糸を結びつけておいたんだ」

クラウド「おお!何と用意周到な!!」

 

 

 

 

セシル「それより、このいかれた…じゃなくて少し頭のねじが緩んだティファをどうする?」

ティナ「私に任せて…」

オニオンナイト「え、ティナがやるの?」

ティナ「うん、多分テレビと同じ原理だと思うから…」

オニオンナイト「テレビ!?それはどういう…」

ティナ「ええい!!!」シュバッ

ユウナ「ティファの頭に手刀を!?」

ティファ「あいた!!……いたた~、何なのよ一体…」

セシル「元に戻った…」

ライト二ング「なあティナ、今のどうやったんだ?」

ティナ「うん、60°の絶妙な角度がポイントなんだよ?」

ライト二ング「60°?なんの?」

ティナ「えっとね…まず頭の位置を0°としてね…」

 

 

 

アルティミシア先生「ねえこれテスト中だよね?ねえ」

wol「先生お許し下さい…彼らにまじめにテストを受けろと言う時点でもう無理があります…」

アルティミシア先生「ハァ…じゃあ私もう職員室に戻っていますからテストはあなたが職員室に持ってきておいてください…」

wol「?先生はどうされるんですか?」

アルティミシア先生「すこし気分を落ち着けに…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ジタン「…」

ジタン(クク…これで邪魔者もいなくなった…誰がまじめにテストなどやるものか!!)

ジタン(バッツやジタンには悪いがオレもさすがに夏休みを無くす訳にはいかないのでな……バッツの今日の朝食には少しだが睡眠薬を混入させてもらった…それにオレにはとっておきの秘密兵器がある!!)

ジタン(第七話の女湯のぞきでも第十二話のフリオとライトの行動を監視する時に使った作戦…その名も…)

ジタン(『鏡de盗撮作戦』だ!!)

ジタン(これさえあればオレは一切計算も何もすることなく好成績を修める事ができる!!)

ジタン(今この教室の天井には複数の鏡がある。全てオレが仕掛けたものだ…そしてオレが持っている消しゴムには小さいが鏡が埋め込まれている。そしてこれを定位置に水平に置くと…)

ジタン(wolの答案がこの鏡に写る!!…そしてこれを左に傾けると…!)

ジタン(何とセシルの答案も丸見えだ!!これでオレが赤点をとる事は無い!!卑怯でも何でも構わない!!オレは何としても夏休みを手に入れる!!)

 

ティナ「…」

 

 

 

 

バッツ「zzz…」

 

         カリカリカリ…

 

 

 

 

 

 

 

wol「よーしじゃあテストを後ろから前に送ってくれ。その後端の列は真ん中に集めたテストを渡してくれ。」

 

 

 

スコール「wol、ありがとう」

wol「何がだ?」

スコール「お陰で今回の英語はそれなりに良い点が取れた気がする…できれば今後もしてほしいんだが…」

wol「ああ、あんな事で役に立てるのなら喜んでならいくらでもしてやるさ」

スコール「…!ありがとう」

 

 

 

 

 

 

ジタン「おいおいバッツ~!お前今日ずっと寝てただろ?大丈夫なのか~?」ニヤニヤ

バッツ「オレもさすがにマズイと思ってさ答案見てみたんだけどこんな事になってて…」

ジタン「おおこれはこれはきれいにびっしりきれいに書かれた答案…ってはああああああ!?」

セシル「どうしたの?ジタン」

ジタン「いや、どしたもこうしたも、ジタンの答案が…全部…埋まってんだよ!!」

ティファ「ええ~!?嘘でしょ!?どうせテキトウでしょ!?うん!そうに違いない!!」

クラウド「なんでお前はそんなに必死なんだ?」

ティファ「だってこいつだけに負けるのだけは死んでもイヤ!!」

バッツ「うるせえよ…そんなならお前のはどうなんだよ?」

ティファ「プライバシーの侵害!!!」

クラウド「じゃあ逆に問おう、プライバシーって何だ?」

ティファ「え?だからこう…プライしてこう…なんかバシーッてする感じの?」

クラウド「さあ皆次のテストに向けて教科書か何か読んでおこう」

ティファ「え!?違うの!?…ちょっとクラウド!!どう意味なのかだけでも教えなさいよ!!ねえ!」

ティーダ「次の教科何っスか?」

セシル「多分国語だよ」

ティーダ「よっしそこそこ得意教科!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッツ「おっかしいなあ…絶対に寝てたはずなのに…まさか隙間さんが?…」

バッツ「……いやいや、それは…無いな、うん」

 

 

 

つづく




今回も小説とは何の関係もありませんが、高難度のラージャンニ頭鬼畜すぎる…破壊光線が飛び交うなんて…あんなん回避性能+3付けても意味無いじゃん!!


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第三十七話 隙間さん「…次回は……私が…」ボソッ

どうも、アルタイルです。しばらく休止します。理由は読んでいただければ分かると思います…


前回からの続き

 

       ~二時限目テスト 国語~

ジタン「んで監督の先生が…」

皇帝先生「私だ」

ティファ「こりゃまた厳しそうな人が来たわね」

皇帝先生「当然だ。カンニングをしようなどというバカな考えは今のうちに棄ててしまった方が身のためだぞ?…というよりティファ」

ティファ「あい?」

皇帝先生「貴様が持っているそれは私のシャーペンではないのか?」

ティファ「ぎくっ!!」

皇帝先生「その反応からするとやはり私のだったか……」

ティファ「ち、違うわよ!これはたまたま私が拾ったのが先生が持ってたのに似てただけだから!!」

皇帝先生「それはどこで拾ったんだ?」

ティファ「職員室」

皇帝先生「職員室のどこで拾ったんだ?」

ティファ「皇帝先生の机…あっしまっ……」

皇帝先生「自供したな…ほら返せ」

ティファ「ムリムリムリ!!!これ取られたらここにいる人全員に被害が及ぶわよ!?」

皇帝先生「何を訳のわからん事を…」

wol「先生、テストが終わるまでの間だけでもティファに貸して頂けませんか?」

皇帝先生「なんで貴様まで同調しているんだ?」

wol「生命に関わるからです」

スコール(ほんの数ミリのシャ―芯で壁にめり込むほどの威力なら、シャーペン自体が飛んできたら……想像するだけで寒気がするな…)

フリオ「先生、僕からもお願いします」

バッツ「さすがにテスト中にニ回も死ぬのはご遠慮願いたいからな…オレからも頼むわ」

皇帝先生「貴様ら………分かった、今回のテストが全て終わるまでそれはティファに与えよう」

ティファ「あざーっす!!」

皇帝先生「しかし貴様は軽い窃盗罪だ。だが今回は初犯、よって今回は担任指導で済ましてやろう…有難く思うがいい」

ティファ「やっぱり指導は避けられなかったか…」

クラウド「当たり前だ。生徒ならともかく教員の私物盗ったんだからむしろ指導で済んだだけ奇跡みたいなもんだろ?」

ティファ「む~…」

 

 

皇帝先生「まあ何にせよテストを始める。制限時間は五十分だ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ~そしてなんやかんやすったもんだあってテスト編終わり 教室~

セシル「ついに作者テスト編あきらめたね…」

wol「仕方あるまい。作者は今モン○ン4に完全に毒されているからな…」

ジタン「へえ…名前なににしてんだ?」

wol「たしか『かきのたね』って名前にしていたと思うが…」

ジタン「ハァ…アルタイルといいかきのたねといいこの作者が付けるユーザーネームの意味がわからん…」

クラウド「心配ない。作者自体名前の意味が分かって無いんだから」

バッツ「マジか…」

クラウド「しかも今作者は完全にモン○ン中毒でな…以前友人に『今何時?』と聞かれて『ババコンガ』と答えたらしいぞ」

ジタン「うわあ…」

セシル「それに今作者が使っているパソコンの調子がポンコツ以下の以下ほどいかれているから、今度修理に出すそうなんだ」

バッツ「へえ…でそえにはどれくらいかかる訳?」

セシル「ざっと十日ってとこかな?」

ジタン「作者発狂するぞ?」

セシル「マッド○ーザーができないのは作者にとっては重傷だけどまあやっぱりモンハ○があるから大丈夫なんじゃない?」

クラウド「そんな事より十日間も空くんだろ?この小説大丈夫なのか?」

セシル「え?全然大丈夫じゃないよ?」

クラウド「OH…やっぱり」

 

 

 

ティファ「何固まって話してんのよ男子勢は?」

クラウド「ああ、作者の話をな…」

ティファ「ついにネタが完全に尽きた挙げ句PCが事あるごとに落ちてついに画面を殴ったら下半分が消えて放心状態の奴の事でしょ?ホント、バカな事やらかしたわよね~」

クラウド「その数十倍ひどい事しているのはどこの誰なんだか…」

ティファ「ああ!?」

クラウド「そんなに怒んなって…それにティファの事だとは一言も言って無いだろ?」

ティファ「こういう時は十中八九私の事を指して言ってんのよ!!」

クラウド「よくおわかりで」

ティファ「このっ…!!」

ジタン「まあ落ち着けって…そんな事よりこのテスト編が終わったら次何編になるんだ?」

バッツ「夏休みは…まだ少し早いな」

スコール「主役とかいるんじゃないか?」

隙間さん「…次回は……私が…」ボソッ

 

 

全員「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

次回……やっと出番… by隙間さん

 

 

 




すみません…もうほんとにネタも尽きパソコンもしばらく御留守なものですから速攻でテスト編終わらせました…そして次の話は、お察しください!


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隙間さん編
第三十八話 ティファ「新たな仲間の誕生ね!!」


どうも、アルタイルです。今回はかなりロングです…


ある日の放課後 教室~

ティファ「おかしい!!これは絶対おかしい!」

ライト二ング「はあ?何が?それともようやく自分がいかにおかしい事をしているか気付いたのか?」

ティファ「そんな事じゃ無いわy…って言うか私そんなおかしい事やらかした覚えないんだけど!?」

 

 

クラウド「なあスコール、一番怖い嫌がらせってどんなのか知っているか?」

スコール「いや、知らないな」

クラウド「それはな、全く悪意のない嫌がらせだ」

スコール「ああ、なるほど…激しく同意するな…」

ティファ「何しみじみ納得してんだよおいこらそこの根暗二人!!……あっいややっぱりクラウドは抜きで…べっ別にクラウドが特別とかそういう意味じゃなくてクラウドはマシなだけっていうか……」

クラウド「何さっきからもごもご言ってるんだ?変なもんでも食ったか?…それとも頭でも打ったか?」

ティファ「ち、違うわよ!この馬鹿クラウド!!」ポカッ

           ドギャンッ

クラウド「はぐあっ…ティ、ティファ…お前のパンチはたとえ1000000分の1の力で殴ったとしても軽く城塞を突破できるぐらいの威力はあるからせめてもう少し…」

ティファ「あっごめん!!」

クラウド「ま、まあ分かってくれれば…それで…」

 

 

 

フリオ「~♪」ニヤニヤ

ライト二ング「フリオ?なんだか嬉しそうだな、どうした?」

フリオ「いや、なんだかんだ言ってもクラウドとティファって仲が良いなって思ってな」

ライト二ング「ああ、あいつらは小さい頃からの幼馴染だってティナから以前聞いた事がある」

フリオ「へえ、そうなのか…まあさすがにオレとライトほどじゃあ無いけどな!」

ライト二ング「全く、学校でのそういう発言はよしてくれ。続きは寮の戻ってから、だろ?」

フリオ「ハハ…分かってるって」

 

 

 

 

 

 

 

 

バッツ「あ、そういえばさ!さっきティファお前何かおかしいとか言ってたけど、結局何だったんだ?」

オニオンナイト「バッツ達が前のテスト(三十六話らへん)で補習のかからなかった事なんじゃない?」

セシル「確かにあれは僕も目を疑ったよ…」

ヴァン「というか今回誰も補習無しだろ?ある意味奇跡だろ」

ジタン「もう奇跡を通り越して別の何かだろ」

 

バッツ「んでティファ、その事なのか?おかしい事って」

ティファ「う~ん…確かにその事も確かにおかしい事だけど…私が言いたいのはそんなじゃないのよ」

クラウド「じゃあ何なんだ?すまんが本当に分からん」

ティファ「この机の並びの事よ!!」

スコール「机?机がどうしたんだ?普通にきれいに並んでいるが?」

ティファ「でも机とかの整理整頓係ってティーダとヴァンよ!?絶対やりそうにないじゃない!」

ティーダ「ちゃんとやってるっスよ!!…最後に整理整頓の係の仕事やったの覚えてないけど…」

ユウナ「それにwolさんとかライト二ングさんがやってくれたのかも…」

ライト二ング「悪いが私は他人の物品にはあまり触りたくないんだ。…それにwolは放課後すぐに職員室に行ったからな」

バッツ「じゃあ誰がやったんだ?」

ティナ「隙間さん…」ボソッ

バッツ「え?」

ティナ「知らないの?最近学校で結構有名なんだけど…」

バッツ「へ~…あの人結構有名な人だったんだ…知らなかったな…」

クラウド「何を言ってるんだ隙間さんはこの学校の『五不思議』の一つだぞ」

バッツ「は?何言ってるんだよオレ前学校で会って……あれ待てよ?そういえばそういうの前シャントット先生から聞いた覚えがあるぞ……て事はオレ達幽霊助けた事になるのか?」

ジタン「その隙間さん今お前の真後ろにいるぞ?」

クラウド「?…ジタン、オレには何も見えないが?」

ティファ「私も全然…ちょっとジタン!嘘ついてんじゃないのー?」

ジタン「嘘じゃねえって!」

ティファ「じゃあなんで私達には見えないのよ!!」

ジタン「そ、それは…」

ティファ「はい嘘けってーーーーーい!!」

ジタン「だから本当だっての!!」

 

           ワーワーギャーギャー

         

 

               ガラガラー

wol「今戻ったぞ…というかお前ら何しているんだ?」

スコール「ああ、wolか、いや実はな…」

 

 

 

wol「なるほど、事情は大体分かった…要するに今その隙間さんはここにいるのだろう?」

ジタン「まあそうだが…」

wol「なら今この場で姿を見せてくれる事は出来ないのか?」

ジタン「え!?」

wol「いや、ムリならそれでいいんだ」

ジタン「多分ムリなんじゃ…」

 

 

          スーーーー…

ティファ「あ!何かでてきた!!」

隙間さん「!!?」スーー…

バッツ「あっちょっと待って消えないで!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ティナ「…で」

ユウナ「まずはお名前から教えて下さるとうれしいんですが…」

隙間さん「…隙間、といいます……」

ユウナ「ああ、分かりました…それで、えっと私達の自己紹介とかいります?」

隙間さん「…!それは、いい…です。……ずっと見てましたから大体分かります」

スコール(ずっと、か…じゃあ○○二ーとかしてるのも全部見られてるのか…マズイな)

ユウナ「じゃあ質問を変えますね?では何で私達の事を見ていたんですか?」

隙間さん「…そ、それは……!」

ティファ「お前ら全員を呪い殺す為だーー!…なんちゃってね」

バッツ「おいおいそんな訳ないだろ?」

ティファ「見かけだけで判断しちゃだめなんだよ!!女は怖いんだから!」

バッツ「それはもう毎日イヤと言うほど実感させられてる」

クラウド「おいバッツ、ティファは女子というよりはもうファイナルウェポンに近しい存在だろう?」

ティファ「誰がファイナルウェポンよ!!」

 

 

 

 

 

 

 

隙間さん「………………………………………です…」

ジタン「…え?なんだって?」

隙間さん「こうして皆と一緒に居たかったんです…」

全員「………」

 

 

 

 

セシル「隙間さん、で良かったかな?」

隙間さん「はい…」

セシル「君はどれぐらいの間この学校にいたのかな?」

隙間さん「さあ…多分かなり長い間…っとは言っても5、6年の時間です…」

ティファ「そんな事はどうでもいいから!まずあなたは幽霊なの!?」

隙間さん「…はい」きっぱり

ティファ「うぐっ…そうきっぱり言われると…」

ジタン「でもこうしているって事は何かこう…未練とかそういったのがあるんじゃないのか?」

隙間さん「……それが…私の生前の記憶は全く無いんです…」

クラウド「名前も?」

隙間さん「はい…」

wol「では隙間さん、というのは本名ではないのか…」

ティーダ「じゃあ自分の名前もぜんっぜん覚えていないっスか?」

隙間さん「そういう訳じゃ…ありません……一応名は…」

ティファ「なんていうの?」

隙間さん「『流石』、といいます…」

ティファ「<さすが>?」

隙間さん「それよく間違われました……<ルシ>っていうんです…」

ティファ「ふぅん、じゃルシちゃんでいい?なんか隙間さんっていうのも堅苦しいし…」

隙間さん「どちらでもかまいません…呼びやすい方で読んで頂ければ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「ま、話を聞いた限りじゃどっちにせよ、ルシちゃんは私達の話の輪に入って楽しい事がしたいと?」

隙間さん「!そ、そうです!!」

ティファ「フフ…このきちがi…じゃなくて曲者ぞろいの中に新しく幽霊の女の子…なかなか良いんじゃない?」

クラウド「さっきから何ぶつぶつ言ってんだ?」

ティファ「ねえどう?これからこの子を私達の新たなクラスメイトに迎えるっていうのは!!」

隙間さん「い、良いんですか!?」

ティファ「別に良いんじゃなーい?詳しい事は分かんないけど見た感じ制服はここのだし」

wol「転校届けなどのそういった面倒な書類などは私がなんとかしよう」

バッツ「席とかは男子寮の倉庫にある奴をオレ達が持ってくればいいしな!」

ジタン「ああ!!」

 

 

 

 

隙間さん「すみません…色々と私のわがままで……」

ティファ「ああーーー!!もうそういった辛気臭いのは無し!!これからあんたもこのクラスの一員なんだからもっとシャキッとしないと!!」

隙間さん「……はい!」

ティファ「ん、よろしい」

ティファ「新たな仲間の誕生ね!!」

 

 

 

 

 

 

 

ジタン「んじゃあさ、隙間さん…じゃなくてルシちゃんの歓迎会かなんかしようぜ!!」

バッツ「お!それ良いな!…でもオレ今持ち合わせが無いんだが……」

ティファ「んじゃあさ!!軽く何かして遊ばない?そっちの方がルシちゃんも良いでしょ?」

隙間さん「…はい!……でも何をするんですか?私走ったりするのはちょっと…」

ティファ「う~ん…じゃあまずはシンプルにじゃんけんでもする?」

クラウド「お前がじゃんけんを持ちだすとは珍しいな…でも何かあるんだろ?…例えば負けたら脱衣とか……」

 

 

 

           ~クラウドの脳内イメージ~

ティファ「もう…クラウド強いんだから…///」ファサッ

ユウナ「もうお嫁にいけません///」ファサッ

ライト二ング「フッ…フリオにしか見せた事ないのに///」ファサッ

ティナ「もう…クラウド君のエッチ///」ファサッ

隙間さん「こんなの見て……何が面白いんですか…///?」ファサッ

 

 

 

 

 

 

            ドゴッ

クラウド「ひでぶっ!」

ライト二ング「女子の前…ましてや初対面の前での発言とは思えんな…」

ティファ「も~ぅ…クラウドのエロバカ!!!」

隙間さん「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

クラウド「…で結局、こーゆーの<肉弾戦系>になっちゃう訳ね…」

ティファ「やっぱり若いうちは体動かさないとね!…っていうか脱衣よか健全よ!!」

スコール「それにしても、『たたいてかぶってじゃんけんポン』のセットなんてよく学校にあったな…」

ヴァン「教師達の日常風景が思いやられるな…」

 

 

wol「道具もはりせんからバットまで様々だな…」

ティファ「後ティナにも一つ前使ってたものを持ってきたもらったの」

オニオンナイト「まさかとは思うけど鉈とかじゃないよね?」

ティナ「そ、そんなもの持って来ないよ!!…私が今日持ってきたのは…」

ティナ「これ!!」←釘バット

全員「……」

バッツ「お前これ何に使ったんだよ!?」

ティナ「昔使ってたのをアレンジしてみたんだよ!」

オニオンナイト「アレンジが釘って…」

クラウド「おいティファ!これありなのか!?」

ティファ「んー?まあ良いんじゃない?(どうでも)」

クラウド「そんな殺生な…」

ティファ「まあそんな事は良いとしてもちろんルールは追加ね!!!」

 

 

 

 

 

 

バッツ「はあ?じゃんけんで負けた側も攻撃OK?」

ティファ「そ!そっちの方がスリルがあるでしょ?」ブンッ

フリオ「あぶなっ」

ユウナ「それじゃ対戦する人をくじかなんかで決めません?」

ティナ「もちろん『呪いのおう様ゲーム』(←修学旅行編参照)でね…」

バッツ「途中中断はできないってか……良いね!!そっちの方が緊迫感があるってもんだ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

        ~第一回戦 隙間さんVSユウナ~

           パシンッ

隙間さん「きゃふっ」

ユウナ「どうですか!!私のはりせんさばき!!」

隙間さん「容赦無さ過ぎです…」

ユウナ「勝負とは非情なものなんですよ?」

ティファ「じゃあとりあえず一回戦はユウナが勝利っと…」カキカキ

 

        ~第二回戦 バッツVSジタン~

ジタン「日頃の恨み!今ここで!!」バッ

バッツ「いやいやいや!?オレ何も心当たり無いんですケド!?」ガキィン!

 

 

 

 

 

 

 

          ~そして決勝戦 クラウドVSティナ~

クラウド「女子勢には今まで運よくあたらなかったが…やはり決勝戦は避けられねえか」

ティナ「クラウド君、胸を借りる気持ちで行くよ…」

ユウナ「なんですか?この緊迫感…」

ライト二ング「それだけ奴らも必死なんだろう」

ティファ「…(いーなーティナ、クラウドとできて…)」

 

 

 

 

クラウド&ティナ「最初はグー!じゃんけんポン!!」

バッツ「クラウドが負けた!!」

ティーダ「そして使うのは…」ゴクッ

ティナ「く・ぎ・バ・ッ・トーーーーーーーー!!」

         メキャッ

クラウド「ひいいいいいいいいいいい!?」

セシル「あ、危なかった…もう少しでクラウドが脳漿炸裂ボーイになるところだったね…」

 

ティナ「クラウド君…避けちゃだめだよ?」ユラァ…

クラウド「いやいやオレ今受けるものがないんですけどー!?」

ティナ「体があるよ☆」ニコッ

クラウド「ひいいっ!!天使の様な笑顔で恐ろしい事を!」

ティナ「じゃあじゃんけんするよ?」

クラウド「お、おう…(もう負けられない…)」

 

クラウド&ティナ「最初はグー!じゃんけんポン!!」

wol「またクラウドが負けた!?」

ティナ「大丈夫だよクラウド君、痛いのは一瞬なんだから」クスッ

クラウド「そういうのマジしゃれになってないからね!?」

ティナ「それっ!」ブンッ

 

            ガキンッ

ティナ「!?…なんの真似なのかな?」ギギッ

ティファ「あいにくだけどあんまり死者は出したくないのでね…」ググッ

スコール(どの口が言うんだか…)

 

         キーンコーンカーンコーン

ティナ「あ、チャイムなっちゃったからもう終わりだね?」

ティファ「え、ええ…そうね」

 

 

クラウド「ティファ」

ティファ「え?何?」

クラウド「お前ホントカッコイイよな!!女にしておくのがもったいないくらいだ!!」

ティファ「あ、ありがと…(これでもし立場が逆なら危機を救ったヒーローなのにぃ…もうクラウドのバカ!!)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「あ、そうだ思ったんだけどさこうやって遊ぶのを週に何回か定期的にやるってのはどう?」

ジタン「別に良いんじゃないか?面白いし」

セシル「そんな事より隙間さんの部屋どうする?」

ティファ「あ!すっかり忘れてた……倉庫で良いんじゃない?」

ティナ「そ、それはいくらなんでもひどすぎる気がするよ…」

ライト二ング「ここは隙間さんに決めてもらった方が良いだろう」

wol「そうだな、……隙間さん、誰と同じ部屋が良い?」

隙間さん「わ、私は……バッツさんとジタンさんの部屋が良いです///」

全員「……」

全員「はああああああああああ!?」

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 




流石とかいて<ルシ>と読みますからね。間違えないように!


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第三十九話 隙間さん「イカ臭いってどういう事ですか?」

どうも、アルタイルです。今回から不慣れですが少しずつ会話文以外にも状況説明も取り入れて行こうと思います。


前回からの続き

 

隙間さん「わ、私は……バッツさんとジタンさんとがいいです…」

全員「……」

全員「はあああああああああ!?」

バッツ「な、なんで!?」

隙間さん「あ……やっぱり…駄目、でしたか……?…」

もとから蚊の無く様な声だったのが、さらにか細くなっていく。

バッツ「いや、そういう訳じゃなくてだな…一つ屋根の下健全な高校生男子であるこのバッツさんやジタンさんと一緒に過ごすというのは…ちょっと…」

ティファ「そうよ!ルシちゃん!!絶対こいつらの部屋イカ臭いからやめといた方が良いって!」

ジタン「はああ!?お前何勝手に決めてんだよ!!」

ティファ「じゃあ違うの?今からあんたの部屋行ってゴミ箱の中漁ってその中のティッシュに含有されているものを調べても良いんだけど?」

ジタン「ぐっ……?いや待てそんなのどうやって調べるんだ?」

バッツ「そもそも誰のかなんてDNA鑑定とかなんとかしなきゃならないんだろ?どうやって確かめるんだよ!?」

ティナ「私の『ライブラ』で一発だよ?」

『ライブラ』とはFFの魔法で対象の現状を詳しく知る事が出来る魔法である。だからゴミ箱の中の乾いたカピカピのティッシュの付着物がいつ誰によって解き放たれたのかもバッチリ分かる

 

ジタン「くそっ…このチート野郎どもがっ!」

ティファ「フフン、褒め言葉と受けっとっておこうかしら?」

隙間さん「あ、あのう……すみません…」

自分の制服のリボンをいじりながら、隙間さんはおどおどとした様子でティファの前に立つ

 

ティファ「うん?何?」

隙間さん「イカ臭いってどういう事ですか?……私よく意味がわからなくて…」

全員「……」

 その場にいた全員の動きが止まった。

隙間さん「バッツさんとジタンさんはイカがお好きなんですか?…わ、私お刺身とかそういったのは苦手ですけど……そんな事全然気にしませんから……」

その言葉に真っ先にバッツが答えた。

バッツ「いや!隙間さんちがうんだ!!ここで言うイカ臭いっていうのは本当のイカじゃなくてだな…その、なんというか……」

隙間さん「?」

バッツの曖昧な答えにますます頭の中に?が浮かぶ

ティファ「ハァ…もう私がズバッと答えてあげるわよ」

隙間さん「お願いします…」

ティファ「要するにバッツ達が汚い乳でかババア共の画像やらなんやらで興奮して自分の分身を必死にしごいt…」

クラウド「それぐらいにしようか?」

ティファ「ブー!ここからが面白いのにー!」

バッツ「面白いのはてめえだけだ!こっちは社会的地位を失うんじゃないかってひやひやしてたんだよ!!」

ティナ「まあもとからミカズキモ以上ミジンコ以下の地位だからあんまり変わらないんだけどね…」

バッツ「オレミジンコ以下!?」

ティファ「良かったじゃないバッツ達!何とかミカズキモよりは上をキープしているわよ!!」

バッツ「ちなみにゴキブリはどんぐらいのランクなんだ?」

ティファ「ミジンコの上の上のそのまた上ね」

ジタン「せめてゴキブリ以上にしてくれえええ!!」

 

 

 

 

 

 

 

wol「話がかなり大きくそれたが…要するに隙間さんはバッツ達と同じ部屋が良いんだな?」

隙間さん「は、はい……」

ライト二ング「本人が行きたいって言ってるんだし別に良いだろう?バッツとジタンもさすがにこんなことで問題は起こさないだろう」

ティファ「いやいやぁ…分かんないわよぉ?寝てる間に縄跳びかなんかで手足を拘束してあられも無い姿を…」

ライト二ング「…少し黙ってくれないか?」

ティファ「ごめんなちゃい☆」

セシル「それにバッツとジタンは先に帰った方が良いんじゃないかな?」

バッツ「はあ?なんで?」

セシル「片づけておかないと後後まずいものとかあるんじゃないの?」

ジタン「!?そうだった!あぶねぇあぶねえ!!」

隙間さん「後後まずいもの?バッツさん、まずいものってなんですか?」

バッツ「え?…そりゃ色々と…こう…爆発しそうなものとか(←オレの性欲がな)」

隙間さん「ば、爆発ですか!?そんなに危険なものどうして……」

ジタン「色々と役に立つんだよ(←収まりが付かなくなった時とか)」

隙間さん「へぇーー…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隙間さん「あの?…バッツさん……私はどうすれば…」

バッツ「あー…そうだな……んじゃ今から30分後ぐらいにオレ達の部屋に…っていうかオレ達の部屋分かるか?」

隙間さん「し、しっかり覚えています…!」

バッツ「ならよかった。行こうぜジタン!んじゃまた後でなー」ヒラヒラ

隙間さん「はい……また後で…」

 

軽い挨拶を済ましてからバッツとジタンは自分の寮に向かって走っていった。

 

 

 

 

         ~DDFF学園 下駄箱~

 

 

            ポツポツ……ザーーー

     さっきまで小雨だった雨がいよいよ本降りになりだした。

ティファ「うっわ!!すごい降ってんじゃん!!これ帰れんのかなー?」

ユウナ「私折りたたみのやつ持ってきていますから」

そう言ってユウナはカバンから折りたたみタイプの小柄のカサをとりだした

ティファ「あんたってホント用意周到よねー…今日の予報晴れだったじゃん」

ユウナ「こんな事もあろうかと常に常備しているんですよ?」

 

 

 

 

 

    一言、二言話すとユウナは下足置き場をあとにした

ユウナ「じゃあ私先に帰りますね?雨、止むと良いですね」

ティファ「う、うん…ありがと」

ティファ「…」

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「あー…全然やむ気配無いんですけど…ていうかむしろ激しくなってきているような…」

ティファ「いっそのこと私の気合で雨雲割っちゃおっかな~………でも前それして至近距離にあった学校が木端微塵になっちゃったからあんまりしたくないんだよな~…」

ティファ「この雨と言い、今日の『叩いてかぶってじゃんけんポン』といい、私ついてないな~…」

 

 

 

 

 

 

ティファ「ハァ…今日は濡れて帰るか…」

 

その時、ティファの前にカサを持った人影があった。

 

ティファ「え?」

クラウド「何やってんだ、濡れるぞ?」

ティファ「いや、アハハ…その、カサ忘れちゃってさ…」

クラウド「そんな事だと思った……ほら」

 

そういってクラウドは自分のカサをティファに差し出した

 

クラウド「入るだろ?」

ティファ「う、うん…ありがと///」

クラウド「さっきはこっちもありがとうな。」

ティファ「いっ良いわよあんぐらい!!」

 

 

 

ティファ「~~~!!」

クラウド「~~…」

 

 

 

 

 

 

 

 

そのやり取りを下足置き場から眺める人影が二つ

 

ティナ「なんだかんだ言ってあの二人も青春を謳歌してるんじゃないかな?かな?」

オニオンナイト「うん、そうだね」

 

 

ティナ「玉ねぎくん?私もあれしてほしいな…」

オニオンナイト「カサ持ってんじゃん」

ティナ「これはカサじゃないよ!高機能ビーム砲なんだよ?」

オニオンナイト「どこが!?」

ティナ「ホントだよ!うんとね、ここの取っ手の部分をひねると…」

        ズビーー!!

カサ…ではなく高機能ビーム砲から発せられたビームは、床に直径3メートルほどのクレーターを作った

 

オニオンナイト「OH…」

ティナ「ね?だから一緒に入ろ?」

オニオンナイト「うん、分かったよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜もいよいよ更け、そろそろ12時になる頃。消灯時間もとっくに過ぎているのに、煌々と電気が付いている部屋があった。

 

          ~男子寮 バッツ&ジタン&隙間さんの部屋~

バッツ「…」

 

バッツは気まずい時間を過ごしていた。

 

ジタン「zzz…」

 

ジタンはもうダウンして自分のベッドでもう力尽きている。

 

隙間さん「…?」

隙間さんはちょこんと部屋のまんなかのクッションに座っていた。

 

バッツ「…で?どうする?」

隙間さん「何がですか?」

バッツ「どこで寝るかだよ!」

隙間さん「え?……私は別に床で良いですよ?前からそうでしたし…」

バッツ「いや!さすがに女子に床で寝させて自分はベッドで寝るっていうのは紳士であるバッツさんにはできません!!」

隙間さん「じゃあ…どうするんですか?」

バッツ「オレが床で寝る」

隙間さん「!?……ダメですよ!…あれ慣れないうちは体痛くなりますよ!?」

バッツ「明日辺りに布団買えば良いだろう?今日ぐらい良いよ別に」

隙間さん「ダメです!!!」

バッツ(すごい剣幕だな…これは従った方が良さそうだな…)

バッツ「分かったよ…でもどうするんだ?さっき言った様に隙間さんが床で寝るのはNGね」

隙間さん「一緒に寝ましょう」

バッツ「ぶっ」

隙間さん「ど、…どうしましたか?…」

バッツ「いや、唐突だったから……」

隙間さん「でも……これならお互い床で寝る事ありませんし…」

バッツ「いや…そうなんだが……良いのか?」

隙間さん「?、何がですか?」

バッツ「そのだな…オレと一緒に寝る事が…」

隙間さん「…と、とんでもないです!………むしろご褒美ですよ…」ボソッ

バッツ「え?」

隙間さん「な…なんでもありませんから…!早く寝ましょう!……明日も…朝早いですから」

バッツ「お、おう!そうだな!」

 

 




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第四十話 全員「………」

どうも、アルタイルです。今回は特に説明はありません。


前回からの続き

 

 

 

      ~男子寮 バッツとジタンと隙間さんの部屋 朝~

バッツ「んう…昨日はなんやかんやあったが……目覚めは良いな…」グッ

無意識にバッツは二段ベッドから降りようとした、がなにかに止められて…できなかった

バッツ「ん?」

隙間さん「スゥ…スゥ…」

隣には隙間さんがバッツの寝間着をしっかりと握って、規則正しいリズムで呼吸をしていた。

 

バッツ「そういえば昨日一緒に寝たんだった……。す、隙間さん?できればその起きてその手を離してほしいのですが?」

軽くゆすって起こそうとする…が、反応は無い

隙間さん「スゥ…スゥ…」

バッツ「あの、隙間さん?」

もう一度華奢な体を軽くゆするバッツ

隙間さん「んう?……」

軽く薄目になり、辺りを見回す隙間さん

バッツ「フゥ…やっと起きた…あの、できれば手を離し…」

隙間さん「スゥ…スゥ…」

バッツ「ちょ、もう寝てるし!!…仕方ない、ジタンに手伝ってもらうか……おーい!ジターン!!」

 

 だが、ジタンからの返事はなかった。

バッツ「あ、あいつ先に行きやがったな…………どうすんだよこれ…無理やり起こすのもなんか悪いしなぁ…」

隙間さん「スゥ…スゥ…」

 

 

 

 

バッツ「……仕方無い、オレももう少し寝るとするかな!!」バサッ

そう言ってバッツはまた布団を深くかぶった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                ~教室~

コスモス先生「…で、HR終わり五分前にのこのこと登校してきて理由が『一緒に寝ていた女子を起こすのもなんか悪いからそのままにしていたら自分も寝てしまって学校に遅れた☆』、とは…バッツ君、嘘をつくならもう少しマシな嘘を…」

バッツ「だーかーらー嘘じゃねえって!!」

コスモス先生「ハァ……ここは当の本人に聞いてみましょう。ええと、新しく入ってきた…確か、隙間さん、で合ってますか?」

隙間さん「…は、はい……」

コスモス先生「ではさっそく聞きますがさっきバッツ君が言っていた事は本当ですか?」

隙間さん「はい……私が…うっかりバッツさんの裾を持ってしまっていたので……」

コスモス先生「…嘘をついているようには聞こえませんね…まあ今回は冤罪という事にしておきましょう」

バッツ「だからホント何もしていないって!!」

隙間さん「バッツさん……ホントにすみません…!あの、…私いっつも夜に行動していたので……あう…朝はまだ苦手で…」

 

いつもの様におどおどとした口調で必死に謝罪する

バッツ「いやいやそんなに気にしてねえって!それにそういった事に気付けなかったオレにも少なくとも非があった訳だし…」

コスモス先生「話を変えますけど、隙間さん、年頃の女の子が夜遅くまで起きているのはお肌の大敵です!そんな事していると後々後悔しますよ!」

スコール(あんたが今猛烈に後悔しているからな…)

隙間さん「?大丈夫ですよ…私ゆうr…」ティファ「はい先生!!早くHR終わらせましょう!!次の授業始まってしまいます!」

隙間さんの失言をうまくフォローする為に、ティファが割って入る

 

コスモス先生「それもそうですね。…では今日のHRはここまでで…」

 

 

 

 

 

 

 

 

       ~一時間目前 教室~

ティファ「あんたいきなり昨日まで幽霊でした☆なんて言って大の大人が信じてくれる訳無いでしょ!?」

隙間さん「た、確かに……すみません…」

ティファ「ハァ…全く、もっとはっきりしなさいよ」

クラウド「お前ははっきりし過ぎだ」

すかさずクラウドがツッコミを入れる

 

 

 

 

 

バッツ「朝からとんだ災難だ…」

ジタン「まあまあ、でも悪い気はしなかっただろ?かわいい女子と一緒に寝れるなんて…!」

バッツ「それはまあ…て言うかジタン!!なんでお前オレ置いて行ったんだよ!!」

ジタン「いやぁ…何かまあ、こう邪魔しちゃ悪いなー的なオーラがすっごい出てたから…」

バッツ「……どんな感じだったんだ?」

ジタン「ホントもう端から見るとまるで彼氏と彼女の関係だったぜ?」

バッツ「やめてくれよ///」

 

 

 

 

ティファ「まあとにかく!あなたの事を知っている人以外にあなたが死人である事を話したりしないようにね!良い!?」

隙間さん「は……はい…」

 

 

バッツ「んで、次の授業は何なんだ?」

             ガラガラー

シャントット先生「私の授業でしてよ?」

小柄な見た目に山の様なプリントを持って、この学校、ではなくこの世最強の魔導師がやってきた

バッツ「えー…一時間目から理科かよー…まじテンション下がるわー……」

シャントット先生「あらあらそれはいけませんねぇ…ではバッツ君が居眠りするほど退屈しないようにもっとスリリングにして差し上げましょうかしら?」

ジタン「居眠りしただけでファイガ以上とか…」

バッツ「いや、それはマジ勘弁!!」

シャントット先生「あら、残念ですわ…」

悪魔の様に不敵な笑みを浮かべるシャントット先生、…がすぐに驚嘆の顔に変わった

 

シャントット先生「あ、あな…あなたは…」

あまりの驚きに持ってい山積みのプリントを全て落としてしまった

 

wol「せ、先生!?プリントを拾いましょうか?」

シャントット先生「そんなことは後でもよろしいですわ!!」クワッ

wol「!?」

まるで鬼神のような形相で歩み寄るシャントット先生。その先には隙間さんがいた

 

隙間さん「ひっ!?…」

シャントット先生「あなた…どうしてここに!?」

隙間さん「え?…どうしてっと言われても…私……え?」

シャントット先生「答えなさい!!あなたの肉体は…ではなくあなたはすでに死んでいるはずでは?」

ティファ「え?シャントット先生知ってたんですか?」

シャントット先生「え!?…え、ええ……で、ルシさん?あなたどうやってここに?」

隙間さん「…わ、分かりません…でも多分幽霊になっちゃったんだと思います……」

シャントット先生「はあ?幽霊?」

隙間さん「はい……ひゅうドロドロのやつです…」

シャントット先生「……まあ良いですわ…。授業を始めましょうかしら?」フラ…

  痛む頭を抑えながら教壇の前に立つ。

wol「先生、落ちているプリント拾いましょうか?」

シャントット先生「プリント?…ああ、そんなものありましたわね…すみませんが拾って下さるかしら?…ハァ…」

wol「は、はい…」

セシル「ぼ、僕も手伝うよ…」

 

ヴァン「なあティーダ、シャントット先生どうしたんだ?」

ティーダ「さあっス…トイレから戻ってきた時からずっとああっス」

ヴァン「ふぅん」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       ~そして放課後 教室~

ユウナ「今日のシャントット先生どうしたんでしょうか?」

ライト二ング「ああ、なにか思いつめている様だったな…」

ティファ「婚期を逃した人は大変だねぇ」ケラケラ

クラウド「おまっ……先生いたらブチ殺し確定だぞ…」

隙間さん「それにしても…何だったんでしょうか……私の事、何か知っていそうでしたけど…」

フリオ「ああ、確かに授業中もしきりに隙間さんの方を見ていたしな」

ティファ「うげぇ…もしかしてレズって奴ー?ひくわー…」

          ガラガラー

シャントット先生「勝手に引いてなさいな…」

ティファ「うひゃあ!?せ、先生!?」

シャントット先生「全く、影でこそこそと悪口とは…教育がなっていないのでは?」

スコール「会話を盗み聞きとは、先生も人が悪いのでは?」

シャントット先生「勘違いしないでほしいですわ、私はたまたま通りかかっただけですので……それと」

隙間さん「?」

シャントット先生「…くっ…それではまた」ぺこり

     礼儀正しくおじぎをして、その場を後にする

 

 

 

 

 

      

 

                 ~廊下~

     研究室への長い渡り廊下を無言で、速足で急ぐシャントット先生

シャントット先生(どういう事ですの…?精神体が分離してこの世に居座るならまだしも、この現世で肉体を作り出すなんて……でもどうやって?)

シャントット先生(錬金術?…しかしその方法で生み出すにはもう片方の肉体を犠牲にしなければならない……まさかあんな娘にそんな事出来る訳が……)

シャントット先生(そもそもあの娘の身体は私がもっているはず…)

シャントット先生「ふぅ…情報が足りなさすぎますわ……もう少し、ルシさんが亡くなったあの事件、調べた方が良さそうですわね……」ツカツカ

 

 

 

 

 

 

         ~放課後 教室~

クラウド「んで?今日も昨日みたいに何かするのか?」

ティファ「もちろん!今日のテーマは……これよ!!」

そういってティファはカバンからたくさんの割りばしの様なものが入った筒の様なものを取り出した

オニオンナイト「な!!…そ、それは…」

ティファ「そう!あの皆のトラウマ、『呪いのおう様ゲーム』よ!!」

フリオ「確か、王様の言った事には何があっても従わなければならないっていう曰くつきのだったっけ?」

バッツ「お前それ処分したんじゃなかったのかよ!?」

ティファ「えー?だってなんか楽しそうだったしー?棄てんのもったいなかったしー?」

wol「やめろ、また死者が出る(←第六話あたり)」

ティファ「大丈夫だって今度は違う使い方するから!!」

 

スコール「どんな?」

 

 

 

 

 

ティファ「『いつ・どこで・だれが・なにした』って知ってる?それぞれ紙に書いて一枚ずつ引いて書いてある事をする罰ゲーム!!」

ジタン「今さらっと罰ゲームっつったな?」

wol「ようするにどういう事だ?」

ティナ「やってみれば分かると思うよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フリオ「…で全部書いたが…これをどうするんだ?」

ティファ「書いた人はそれを『呪いのおう様ゲーム』の棒に結んでって!」

クラウド「それでくじにする訳か…引く人は?」

ティファ「私に決まってんじゃん!」

クラウド「…じゃあさっさと引け」

ティファ「はいはーい…んじゃ記念すべき一番目」ぬきっ

テキトウに四本を抜いていくティファ

 

バッツ「あれ?でもこれって最悪『いつ』やるかとかかぶったりするんじゃねえか?」

ティナ「『呪いのおう様ゲーム』に、不可能は無い…」

バッツ「便利なもんだな…」

 

 

 

 

ティファ「じゃあ読み上げるよー!…えーと何々?いつかは『放課後』!」

ライト二ング「おお」

ティファ「どこでかは『教室』!」

ジタン「何か普通になりそうだな」

ティファ「んで次の誰かは『セシルとwol』!」

wol「ん?」

セシル「え?僕?」

ティファ「んで最後になにをしたか……え?」

クラウド「どうした?早く読めよ」

ティファ「……う、うん『放課後、教室で、セシルとwolが』…」

ティファ「『ウホッした』…」

全員「………」

 

 

 

つづく

 

 




最近ネタも尽きてきたなぁ…


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第四十一話 クラウド「……………これは!?」

どうも、アルタイルです。更新かなり遅れました…すみません……。


前回からの続き

 

全員「……」

バッツ「書いた奴マジで誰だよ…」

ティナ「はい?」

そう言ってティナはおもむろに手を挙げた

ジタン「ティナさん…」

クラウド「なんでこんな事書いた…仮にも男×女だったらとんでもない事になってたぞ!?」

ティナ「えー?、だってこの教室が一度で良いから肉欲渦巻く愛と欲に満ち溢れたハッテン場にならないかなぁと思ってー?…」ホジホジ

バッツ「んなもん玉ねぎとヤっときゃ良いだろうが!!」

ティナ「あぁ?…」

まるで鬼神のような眼でバッツを睨むティナ。もし小動物なら見られただけで死んでしまうんじゃないかという気迫である

 

バッツ「はい…すみませんでした……調子に乗りました。産まれてきてすみませんでした…」

その場で土下座をするバッツ

ティナ「分かれば良い…」

 

隙間さん「あの~?……バッツさん?」クイクイ

土下座しているバッツの背中の方のシャツを軽く引っ張る

バッツ「…できれば裾の方を引っ張ってくれませんか?思いっきりパンツさらす事になるんで…」

隙間さん「あっ…すみません…」

バッツ「良いよ良いよ。で、どうした?」

隙間さん「肉欲渦巻くってどういう意味ですか?」

バッツ「はあ!?」

   隙間さんが持っていた所を振り払うようにして、半ば強引に起きあがるバッツ

隙間さん「ひっ!?…す、すみません!……私…なんか変な事言いましたか?」

バッツ「いや~…そうではなくてだな……何と言うか肉欲っていのはだな…こう、肉欲は…」

ティファ「肉欲肉欲うるさいわ…///!」

隙間さん「…あ、分かりました!」ポン

  意味がわかったらしく、軽く嬉しそうに手を叩く

バッツ「マ、マジで!?」

隙間さん「はい!…要するに…ティナさんはお腹が減っていたんですね?」

ティナ「…は?」

  予想外の答えに驚きを隠せないティナ

隙間さん「つまり『肉欲』と言うのはお肉を食べたい衝動の事ですね!?」

ティナ「フッ…まあ見ていなさい…今すぐに意味が分かるから」

 

 

 

 

セシル「何だろう…なんだか体の中がどんどん熱くなっているよ///」

wol「私もだ…くっ…こんな事!してはいけないと分かっているがっ!」ガバッ

  そう言うが早いか、wolはセシルに覆いかぶさった

wol「やらないか」

 

 

バッツ「はい、アウトーーー!!!」

ティファ「総員撤収!!R-15になる前に!!」

スコール「R-18の間違いなんじゃ…とまあこんな事言ってる場合じゃないな…」

ティファ「さっ!早くティナも…」

ティナ「<●><●>」

ティファ「ティナ眼ぇ怖っ!?…っていうか早く出るわよ!!」

ティナ「イヤ!!私はここで全てを見届ける!!」

ティファ「なにふざけた事言ってんの!?」

ティナ「ふざけてない!!いたって正常!!」

 

 

 

 

 

ティファ「………こうなったら仕方無いわね…」

ティナからすこし遠ざかるティファ

ティナ「や、やっと理解してくれ…?」

ティファ「どおおりゃああ!!!」

ティナ「うぐっ!?」

 間髪いれずに鳩尾にとび蹴りをかます。ティナの華奢な体はノーバウンドで壁を4、5回はねて止まった。

 

ティナ「こ、こんなところ…で……」ガクッ

ライト二ング「クラウドはティナを頼む!!」

クラウド「ああ!分かった」

オニオンナイト「僕も手伝うよ!」

 

                  ガラガラ ピシャッ

 

 

セシル「アッーーーーー!!」

 

 

             ~廊下~

バッツ「頼むから普通の学園ライフを堪能させてくれ…」

スコール「もうそんな幻想捨てろ」

 

 

ジタン「修学旅行の時もそうだったが、すげーな…これ…」

ティーダ「あんなに高揚したwol、初めて見たッス…」

ティナ「あれからが本番よ」ひょこっ

オニオンナイト「ティナ復活早!?」

ティナ「私の身体は常に『オートリジェネ』『オートプロテス』『オートトランス』がかかっているから!」

ヴァン「うわー…チートに磨きがかかってやがる…」

ティナ「ルシさん、分かったでしょう?肉欲の意味…」フフ

隙間さん「はい!やっぱり私の言った通りでした!」

ティファ「いや、お肉無かったでしょ?教室に」

隙間さん「でもセシルさんとwolさんは持ってましたよ?wolさんの方が大きかったですけど…」

バッツ「うん隙間さん、もうそのくらいでやめようか?何の話をしているのか大体わかったよ」

隙間さん「何でですか?」

バッツ「とにかく、ダメなんだ…」

隙間さん「?」

 

 

 

 

 

 

ティファ「んまあとりあえず二人離脱って事で、二回目いきまーす!!」

  またテキトウに四本を抜き取ろうとするティファ

クラウド「おいおい…まだやるのか?」

ティファ「んー…ホントは五回くらいやりたかったんだけど…今のを見ちゃったらねぇ…」

ジタン「じゃ、じゃあもうやめようぜ?」

ティファ「そうする?」

フリオ「ああ!それが良い!!うん!」

ティファ「フウ…分かった…」すっ

  手に持っていたくじを離す

バッツ「ホッ…」

ティファ「だが断る!!」

  今度は本当に四本抜き取る

バッツ「ぎゃあああああああ!!!やっぱりだよ!!一瞬でも期待したオレがバカだったあああ!!」

 

 

ティファ「じゃ今度は一気に読み上げるね?えーとまず時間帯は『放課後』で場所は『職員室』!んで誰かは『全員』!で何をするかは………『教師に腹パン』!!」

バッツ「流れる様にサラっと言いましたが…できるかあああ!!?」

ライト二ング「できるかな?じゃねえんだよ…やるんだよ」

バッツ「は…はひ…」

フリオ「いつにも増してライトが怖い…」

クラウド「というかオレ達それしたら最悪全員揃って退学もしくは停学処分なんじゃ?」

ティファ「大丈夫!!下の方に小さく『これで先生に怒られる事は無い』って書いてあるから」

ティーダ「なんと用意周到な」

クラウド「なら問題無いな」

 

 

 

隙間さん「バッツさん、腹パンってどんなパンですか?」

バッツ「ハハ…食べ物じゃないんだけどな…」

ジタン「単純に腹を殴れ、それだけだ」

隙間さん「食べ物じゃないんですか…少しがっかりです……で、でもい、良いんですか?…そんな事して……」

ティナ「何度も言うけど『呪いの王様ゲーム』は絶対…」

ティファ「それにプラスに考えればあの先公共に一発かませられるんだから!悪い事は無いでしょ?」

隙間さん「私は別に恨みとか無いんですけど……」

ヴァン「そういえば今汚取り込み中の二人はどうするんだ?」

ティファ「あの二人はリタイヤに含めるから連れてこなくていいわよ?て言うか連れてこないでマジでぜったい臭いkら」

オニオンナイト「ひどいなぁ…ティファが引いた結果なのに…」

ティファ「だってそんな事かいてるなんて思わなかったもん」

ユウナ「もう、早く行きませんか?こう言う事は早く済ませた方が良いですし…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                 ~職員室~

               ガラガラー

ティファ「お邪魔しまーす」

  ぞろぞろとティファに続いてバッツ達が入る

皇帝先生「何だ?ここはそんなに広くないから用があるならさっさと済まして帰れ。無いなら今すぐ帰れ」

 

ティファ「じゃあ皆さっき決めたところにね」

wolとセシルを除いたクラス全員「はーい」

  そう言ってティファは皇帝先生の前に、ジタンはクジャ先生の前に、クラウドはセフィロス先生の前にと言う風に、それぞれ色々となじみのある先生の前に立った

 

 

クジャ先生「なんだいマイハ二―?…はっもしかして愛の告白!?」

ジタン「今すぐにその幻想をブチ壊してやんよ…」

 

皇帝先生「何だ?質問ならば聞くg…」

ティファ「先生方!!!お許しください!!」

           

 

             ドブッ

 

 

 

 

    ティファがそう言ったと同時に職員室に鈍い音が響く。そしてティファが腹パンした皇帝先生は壁を突き破り、空を割り、重力を振り切り、大気圏に突入した。

 

 

クジャ先生「うごはっ!?……マ、マイハ二ー…なかなかの愛だよ///」

ジタン「そこで頬を染めんな!!気持ち悪い!!」

 

隙間さん「あの……痛くありませんでしたか?」オロオロ

エクスデス先生「いや、全然。気遣ってくれてありがとう」

隙間さん「あ…良かった……」

 

 

 

ティファ「それじゃ!お邪魔しましたー!!」←最高の笑顔

クラス全員「お、お邪魔しましたー…」

腹を押さえて悶絶する教師達を置いて、ティファ達は職員室を後にした。

 

 

 

 

                 ~廊下~

ティファ「いや~!最ッ高の気分!!」

ユウナ「皇帝先生大丈夫でしょうか?ほうき星になってましたけど…」

ティファ「大丈夫大丈夫!!多分明日になりゃ戻ってきてるから」

 

 

 

 

 

バッツ「んじゃあオレと隙間さんは先帰るわ」

ティーダ「おお!?出会って数日でもうそこまでっスか!?」

ティナ「以外とお盛んなんだね…?」

隙間さん「ぁ…勘違いしないで下さい…!……今日は私の日用品を買いに行くだけですから…」

ティファ「あ、そういやそうだったわね」

ジタン「ちぇーつまんねえの。てっきりホテルにでも行くのかと…」

バッツ「たとえ親友でもぶっ飛ばすぞ?あ?」

ジタン「じょ、冗談だっての!」

バッツ「ま、そう言う訳だからお先~」ヒラヒラ

クラウド「ああ、じゃあな」

 

 

 

 

 

 

クラウド「そういえばお前らカバンとかは?」

ティファ「持って来たわよ?今日はまたあの教室入りたくないし」

クラウド「フリオ達は?」

フリオ「オレ達も同じく」

クラウド「マジか…オレだけか……少し待っててくれすぐ戻る」

スコール「ああ、部屋で待ってる」

クラウド「ちょっ…」

スコール「ふっ、冗談だ。早く行ってこい」

クラウド「ああ」

 

 

 

 

 

 

 

              ~教室~

クラウド「入るぞー………イカくさっ!?」

クラウド「しかもあいつら先に帰ってやがるし…」

クラウド「あいつら帰ったついでに教室も掃除しておけよ!HRの時とか先生に疑われるだろうが!!」

クラウド「……まあ良い。なんとかなるだろう…」

 

 

 

 

 

 

 

クラウド「よし。オレもそろそろ出るか………ん?なんだこの紙?」

クラウドが見つけたのはいかにも研究者が使う類のクリップで留められた紙だった

クラウド「シャントット先生が落としたのか?明日届けておくか…」

おもむろにパラパラとページをめくる

クラウド「なんだ?このでかでかと書かれた…『SD-0号事件』?」

クラウド「…………………これは!?」

クラウド「…明日、直接聞いてみるか…」

 

 

 

 

 

 

             ~廊下~

ティファ「カバン持ってくるだけのわりのは時間かかったじゃない」

クラウド「あ、ああ…筆箱の中身が出てしまってな…。それで時間を食ってしまった」

ティファ「もう!しっかりしなさいよ!!」

フリオ「よし、揃ったな。じゃ下校時間も近いし帰るか」

クラウド「ああ…」

 

 

 

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




これからしばらく普通に週一ペースで書いていくつもりで頑張ります


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第四十二話 クラウド「が…く…そ……」

どうも、アルタイルです。


前回からのつづき

 

 

クラウド「………皆…すまない。ちょっと忘れ物をしたから先に帰っててくれないか?」

ティファ「え~~!?わざわざ待ってたのにーー!時間の無駄じゃないのー!ブーブー」

ライト二ング「そう言うな。クラウドも人間だ。忘れ物をする事ぐらいあるさ」

スコール「オレ達は先に帰るが、クラウド、ホントに大丈夫か?…何かさっきから思いつめてる様な気がするが…?」

クラウド「大丈夫だ。問題無い。気にし過ぎだ」

フリオ「そうか……。じゃあオレ達は先に帰るが、暗くなる前には帰ってこいよ?」

クラウド「いやいや、忘れ物を取りに行くだけだからそんなに長居はしないさ」

 

 

 

 

 

 

 

ユウナ「それじゃ、クラウドさん、また明日」

スコール「鍵開けとくから早めに帰ってこいよ?」

ティファ「バイバーイ!クラウド!!」ヒラヒラ

クラウド「ああ、また明日な…」ヒラヒラ

 

 

 

 

 

  皆が帰ったのを確認してからクラウドは、教室とは全く逆の方向に歩きだした

クラウド「………………………明日でも良かったが、早いに越したことは無いからな…」

クラウド「……確かあの人の研究室は渡り廊下を渡ってすぐの場所だったな…」

クラウド「…………行くか」

 

 

 

 

 

 

 

        

             ~お、値段以下二トリ前 夕方~

  夕方の人通りが多い中、たくさんの大きな買い物袋を持った男子と女子が店を後にした

バッツ「いや~…それにしてもかなり買っちまったな……これでしばらくジャ○プは立ち読みで我慢するか……ハァ」

隙間さん「…す、すみません…。私なんかのために、色々と付き合って頂いて買ったものも持ってもらってしまって……」

バッツ「良いって良いって!確かにこの重量は確かにキツイが筋トレかなんかだと思ってやればなんてことない!!」

  今バッツの両手には隙間さんが寝る為の掛け布団、敷布団、枕。他にも日用品がぎっしり入った袋がある。

隙間さん「フフ……頼もしいです」

バッツ「おう!どーんと任せなさい!!」

バッツ(…とは言ったもの、正直キツイな…)

  今いる場所は寮まで歩いて約10分とそれほど遠い距離ではないが、日頃運動などしていないバッツにとってはこれだけの物を持ってたどり着ける自信は無かった。

バッツ(誰かもう一人ぐらいいればよかった…。女子に手伝わせるってのはオレのプライドが許さないし…)

バッツ「というか、ホントにこんな安もんで良いのか?贅沢はできないがもう少し女子らしい物買っても良いんだぜ?…全部無地って……」

隙間さん「良いんです。私死ぬ前からそんなに服とか気にしない方でしたし……。そんなことより、今日の夕食はどうしますか?まだ決まって無いんでしょう?」

バッツ「あー…そうだな。どっか食べに行ったらジタンに後でどうこううるさいし、今日は寮の下の食堂で良いや。隙間さんもそれで良いだろう?」

隙間さん「え、ええ。…でも……」モジモジ

バッツ「ん?どうした?トイレか?」

隙間さん「…ちっ違います!…えと…そのできれば……私が夕飯を作ろうかな…と思って……」

バッツ「え!?良いのか?」

隙間さん「は…はい……。そっちの方が安上がりですし……」

バッツ「おお!!是非お願いするぜ!!いやー!一回隙間さんの手料理食べたいと思ってたんだよ!!」

隙間さん「え///そ、それはどういう…………」

 

 

 

 

???「あれ?アニキじゃね?お~い!!」

バッツ「あ?誰だ?」

隙間さん「あ…」

ファリス「おいおい!自分の姉妹の名前忘れんじゃねえよ!!」

バッツ「いやいや、覚えてるってファリス…。確か最近グラウンドワンでも会ったよな?(←第十五話参照)」

ファリス「あ、覚えてた?ミジンコ並みの知脳でよく覚えてられたなあ…感心感心!!

バッツ「てめえ…実の兄に対する言葉じゃあねえな…」

ファリス「ハハッ!!さっきオレの名前がとっさに出なかったお返しだよ!」

隙間さん「…お姉さんですか?」

バッツ「いや…よく間違われるが、オレの方が年上なんだ」

ファリス「実際は権限も私の方が上なんだぜ!?」フンス

バッツ「全く、相変わらずだな………そういえばレナとクルルは?」

ファリス「あいつらは家だよ。今は最年長のあたしがあのボロ屋を切り盛りしてるんだぜ!!」

バッツ「ふ~ん……。じゃあ12×12は?」

ファリス「1212」ドヤァ

バッツ「やべえ…すげえ心配……」

 

 

ファリス「い、今のは急に言われて戸惑っただけだって!……ていうか隣にいる人誰?彼女?」

バッツ「隙間さんっていうんだが、別にそういうのじゃねえよ。一緒に日用品買いに来ただけだから別にそういうのじゃないからね!?」

隙間さん「そうきっぱり言われると、傷つきます……」

バッツ「あ、か、勘違いしないでくれ!!別に嫌いという訳じゃないんだ!!」

隙間さん「じゃあ…どうなんですか?」グイッ

バッツ「うっ…(上目遣いは反則だろ!?こんなの『ああ、好きだよ』って言うしかねえじゃねえかああ!?)」

ファリス「おーおー、青春だねえ!あ、じゃあこっちは妹達の飯とか用意とか色々あるから先に帰るわ」

バッツ「ああ、またな!!あいつらにもよろしく言っといてくれ」

ファリス「あいよー」

 

 

 

 

バッツ「よし、んじゃオレ達も帰るか…」

           グイッ

バッツ「ん?」

隙間さん「さっきの事……まだ聞かしてもらってません…」

バッツ「だあああ!!待て!!その事はいずれ話すから!絶対!!」

隙間さん「まあ……いずれ話してくれるなら………」

バッツ「ああ、それより、早オレ達も帰ろうぜ?帰るのが遅いとジタンに誤解される」

隙間さん「そうですね…。何を誤解されるかはしりませんが…」

 

 

 

 

 

 

            ~その頃職員室~ 

               ガラガラー…

  力無くゆっくりとドアを開けて、よろよろと皇帝先生が教室に入る

皇帝先生「今戻った…」

アルティミシア先生「あら、以外と早かったですね。明日ぐらいに帰ってくると思ってましたが」

皇帝先生「ほぼ垂直に打ち上げられていたから『いんせき』に乗って割りと早く帰れた…が私の衣服はボロボロだ…」

ガーランド先生「まあ、無事で良かった」

コスモス先生「……まず皇帝先生が打ち上げられて宇宙空間を漂っていた事には誰も突っ込まないんですか…?」

セフィロス先生「この学校で宇宙空間に吹っ飛ばされる事自体滅多な事ではありませんからね」

コスモス先生「どうしよう…私この学校でやっていく自信がないわ……」

 

 

 

クジャ先生「そういえばエクスデス先生は?渡したい書類があるんだが…」

ガーランド先生「ちょっと前にトイレに行ってくると言っていたが、もうかれこれ10分は経っているな…」

暗闇の雲先生「どうせ大きい方だろう」ズズー

  お茶をすすりながら暗闇の雲がそっけなく答える

アルティミシア先生「あまり女性が言う言葉ではありませんね…」

暗闇の雲先生「そんな事いちいち気にしていても疲れるだけだ。思った事は口に出した方が良い」

コスモス先生「おお…何気に深イイ言葉……」

 

セフィロス先生「ところでクジャ先生、渡したい書類って何なんですか?」

クジャ先生「大したものではないさ。まあ、この書類は明日渡しておくかな。急ぎの物でもないし…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

             ~シャントット先生の研究室~

クラウド(来ちまった……。でもここまで来たからには、真相を知る必要がある、いや知らなければならない!)

クラウド(見るからに人体実験の一つや二つ、していてもおかしくない感じのところだな…)

  研究室には怪しげな培養槽、どどめ色の薬品が並ぶ棚、作者名が書かれていない本が並ぶ本棚などとてもじゃないが理科の学校の先生の部屋だとは思えない

クラウド(確か、あの紙に書いていたのは……ここ、だったかな)

  クラウドはおそるおそる本棚の一冊だけ目立った、赤い本を押す。すると……

         ゴゴゴゴゴ…

  さっきまでなにもなかった場所に大きな階段らしきものが現れる

クラウド(ほ、ホントにあった…!地下研究室!この下に……)

 

 

クラウド(隙間さんの肉体が安置されている…)

クラウド「行ってどうすれば良いかは分からないが…行ってからどうにかしよう」

 

 

 

 

 

クラウド「…行くk……」

         ヒュンッ

クラウド(!?…何ださっきまで人の気配なんかしなかったし、もしもの為に鍵もかけた。人が入ってくる事はありえな…)

          ガッ

クラウド(え…肩……掴まれ…)

          ブウンッ

  クラウドは訳も分からないままそのまま数メートルぶん投げられ、受け身をとる事もできずに壁に叩きつけられた

クラウド「う……があっ!…げほっげほっ…(くっなんて力だ!でも掴まれたときの手の大きさからして女子とは考えられない……なら、誰なんだ?)」

クラウド「せめて顔だけでも…!」

  クラウドはせめて顔だけでも覚えようと顔を上げた…が、顔を上げきる前に鳩尾に思いっきりアッパーを食らい、再びその場でうずくまる

クラウド「ぐふっ!?…う…うう……(考えろ、考えるんだ!!この状況を打破する為の考えを…)」

         ガッ

クラウド「!?」

  無防備のガラ空きの首にするどい手刀を下ろされる

クラウド「が…く…そ……」ドサッ

  クラウドの意識はそこで途切れた

 

 

 

 

 

 

 

???「……」

シャントット先生「あら、いつからそこに?エクスデス先生」ひょこっ

  クラウドが出した階段からシャントット先生が顔を出す

エクスデス先生「いや、ここにさっき侵入者が入ったのを確認しましてな。暗かったのでよく分かりませんでしたが」

シャントット先生「侵入者、ねぇ…どれどれ……ってこれはクラウド君じゃありませんの!!」

エクスデス先生「え、ええ!?」

シャントット先生「ハァ…いくら暗がりでよく分からなかったとはいえ、生徒に暴行を加えて気絶させるなんて…!」

エクスデス先生「す、すみません……?クラウド君、何か手に持っていませんか?」

シャントット先生「何言い訳をおっしゃって……あら、ホントに何か持っていますわね…紙、かしら?」

  シャントット先生がその紙を取る

シャントット先生「ああ!?こ、これは!!」

エクスデス先生「!?ど、どうされましたか!?」

シャントット先生「い、いえ。何でもございませんわ……そ、そんな事より!さっさとここ数時間の記憶を消す準備をなさい!」

エクスデス先生「え?さっきの事だけなら数分前でも良いのでは…」

シャントット先生「良いから早く!!」

エクスデス先生「は、はい!!…ではクラウド君の友人達には何と言って送り返せば良いですかな?」

シャントット先生「それくらい自分で考えなさいな……。まあ研究室の近くで気を失っていたとでも話しておきなさいな。幸い目立った外傷はありませんし」

エクスデス先生「分かりました」

 

 

 

シャントット先生「フウ……あ、危ないところでしたわ……」

シャントット先生「あの子達がこの事を知るのは、まだ少し早すぎますわ……だからもう少し、もう少しだけ………」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         

           ~男子寮バッツ&ジタン&隙間さんの部屋 夜~ 

ジタン「へ~、今日は隙間さんが作ってくれんのかー。楽しみだぜ!!」

バッツ「でも大丈夫か?数年間包丁すら持ってないんだろ?」

隙間さん「多分、大丈夫です……体が覚えてると思うので……」

バッツ「そうか…なら安心だな」

 

 

 

つづく

 

 

 




なんかギャグから遠ざかっている気がするんだよ…


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第四十三話 バッツ「へ!?」

どうも、アルタイルです。


前回からの続き

 

バッツ「で、何作ってくれる訳?」

隙間さん「材料もありますし今日は無難にカレーでも作ろうかと……」

ジタン「カレー、かぁ……いや、全然構わないんだけどね?こう…」

隙間さん「あっ……やっぱり前の家庭科の事ですか…?」

バッツ「!?な、なんで隙間さんあの事(第十七話あたり参照)を知ってんだ!?」

隙間さん「なんでって……私…あの場にいましたし……」

バッツ&ジタン「えええええ!?」

隙間さん「そ、そんなに驚かなくても……」

ジタン「じゃあオレ達がヘマしたりティファにグッチャグチャにされてるのも全部見られてたって訳か……」

隙間さん「…み、見てましたけど……そ、そんなストーカーみたいに言わないでくださいよぉ……私もずっとあなた達のクラスをずっと見てた訳じゃありませんから……」

ジタン(ホッ……じゃあ良かった…じゃあ多分オレがテストでした事はバレてないはず…)

隙間さん「でもジタンさん、ふ、不正は良くないと思います…!」

ジタン(やっぱりばれてたか……)

バッツ「ん?ジタンお前またなんかやらかしてたのか?」

ジタン「ん?あ、ああ…まあそんなとこだな……」

 

 

 

 

 

 

        トントントン…

  丁寧なリズムで野菜を切る音が部屋に響く。

隙間さん「よかった……忘れてても大体は体が覚えているものですね。作り方が自然と分かってきます……」

バッツ「オレは五年もろくに料理していなかったら絶対にダークマターを作る自信があるな」

隙間さん「そういえば、お二人はお料理とかするんですか?……いや、深い意味は無いんです……台所がきれいだったので…少し気になって……」

ジタン「料理か?…まあ週に2、3回はここで作ってるなぁ…」

隙間さん「へぇ………あ、ちなみによく何を御作りに?」

         ジュージュー…

バッツ「オレ達みたいな学生は毎日が財政難な訳ですよ」

隙間さん「は、はあ……」

バッツ「だから少しでも金銭を温存する為にそこら辺から段ボールを拾ってきて加工して食べてんだ」

隙間さん「へぇ…っええ!?……そっそんなのお腹壊しますよ!?」

バッツ「大丈夫大丈夫!!最初の内は抵抗あったけど慣れると結構うまいもんなんだぜ?」

ジタン「特にお湯で溶かして色々調味料を加えると結構うまいし腹も膨れるから重宝するんだ」

バッツ「冬ごろになるとホームレスの方々と段ボールをめぐった闘争があるからこっちも命がけなんだよな~…まああっちも自分の家の断熱材に使うから大抵手に入れたら半分に分けて和解してるけど」

隙間さん「す、…すごい環境で生活しているんですね…お二人とも……」

ジタン「そうかぁ?普通だと思うけど?」

隙間さん(普通の人はホームレスと段ボールを争う事なんてありませんよ……)

バッツ「それより、カレー大丈夫か?さっきからずっとこっちで話しているが…」

隙間さん「あっそ、そうでした!!火止めて来ないと……!きゃ!!」

  急に走り出した為、カーペットに足を取られ、こけそうになる

バッツ「うお!!大丈夫か!?」

  とっさに手を出して隙間さんの手を掴む

隙間さん「あ…ありがとうございます……どうしました?」

バッツ「あ、いや…大した事じゃないんだけどよ……やっぱその、体は冷たいんだな……って思っちゃってさ」

隙間さん「あっ……すみません…悪い思いさせちゃって……」

バッツ「いや!悪い思いなんてしてねえよ!!ただ…」

隙間さん「ただ?…」

バッツ「隙間さんが普通の女子ならなぁ…なんて思っちゃってさ…ハハ…すまねえな……勝手な事考えちまって…」

隙間さん「い、いえ……そんな事ないです…。それにできれば私も幽霊じゃなく一人の『人間』がいいです…。そしたら///」

バッツ「そしたら?」

隙間さん「いいえ…何でもありません。私台所行ってきます…ハァ」

バッツ「お、おお…」

バッツ(オレなんか悪い事言ったか?)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    

        ~男子寮 クラウド&スコールの部屋~

     

              ガチャッ

エクスデス先生「スコール君、いるかね?」

スコール「はい、いますが?…ってクラウド!?どうした!!」

エクスデス先生「いや何、渡り廊下の近くで倒れているのを見つけましてな。一応部屋に送り届けに来た訳ですぞ」

スコール「そうでしたか。わざわざすみません……でもおかしいな、クラウドは教室に忘れ物を取りに行くと言っていたから教室に行ったはずだが…」

エクスデス先生「ふむ……そうか、なら目が覚めたらクラウド君に何故研究所の近くにいたのか聞いてくれないかな?(まあ、記憶は消してあるから何故かは覚えてはいないだろうが)私としても少し心配なのでな」

スコール「あんたは起きるのを待たないのか?」

エクスデス先生「いや、私はまだ職務が残っておるのでな」

スコール「そうか、じゃあ起きたら何があったか聞いてみるが、あんたに話しておいた方が良いか?」

エクスデス先生「いや、別に構わんよ」

スコール「分かった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

          ~男子寮 バッツ&ジタン&隙間さん~

バッツ&ジタン&隙間さん「「「いただきます」」」

バッツ「五年間料理作ってないって言ってたけど、普通にうまいぞ?これ」

隙間さん「よ…良かったです……お口に合わなかったらどうしようかと…」

バッツ「口に合わない訳無いだろ?隙間さんが作ってくれたんだから」

隙間さん「えっ……それは……」

ジタン「ほうほう?」

バッツ「いや!深い意味は無い!!ただ隙間さんは料理が得意だな、って言おうとしただけだから!!」

ジタン「恥ずかしがらずに素直に言えば良いのに~」

バッツ「お前は少し黙ってろ」ガスッ

ジタン「いて~~」ヒリヒリ

 

 

 

 

 

隙間さん「あ、バッツさん、口元にご飯粒付いてますよ?」

バッツ「え?マジで?…どこどこ」

隙間さん「…もうちょっと上の方です……」

ジタン「隙間さんが取ってやれよ」ニヤニヤ

隙間さん「え///私がですか?」

バッツ「てんめえ!!また余計な事を!」

ジタン「そうは言ってもお前あんまり嫌そうに見えねえなぁ…。もしかして期待してんのか?」

  いたずらっぽく更にジタンが問い詰める

バッツ「ばっ…き、期待なんかしてねえよ!!これっぽっちも!!」

ジタン「ふ~ん…。でも、あっちはノリ気みたいだぜ?」

バッツ「あっち?」

隙間さん「バ、バッツさん///動かないで下さいね?///」

バッツ「お、おう…(ま、まあ考えればティッシュかなんかで口の周り拭いてもらうだけじゃねえか…別にどうって事…)」

 

              ペロッ

バッツ「へ!?」

隙間さん「ど…どうしましたか?あ……やっぱり…イヤでしたか…」シュン…

バッツ「いや、そんな事はないけどよぉ…ま、まさか口でするとは…」

隙間さん「い、言わないでください……すっごい恥ずかしかったんですから………」

バッツ「す、すまん」

 

ジタン「これを眺めてるだけで軽くカレー三杯はいけますなww」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

           ~シャントット先生の研究所~

               ヒュンッ

エクスデス先生「クラウド君を無事送り返してきましたぞ」

  学校の生物の先生でもあるエクスデス先生は次元の狭間、空間を行き来できる。いつもはとろくてデカブツででくの棒であるエクスデス先生も本気を出せば軽く大陸一つを相手にしても勝つのは容易である。

シャントット先生「そんな事いちいち報告しに来ないで下さいまし。そんな事でいちいち研究の邪魔をされるのが、一番気に障るんですわよ?」

エクスデス先生「す、すみません…」

シャントット先生「まあ、こっちも研究が行き詰っていますし…少し休憩しますかしらね」

エクスデス先生「では、私がその間部屋の整理を…」

シャントット先生「レディの部屋に気安く入らないでほしいですわ。というか、それぐらい私もできますので」

エクスデス先生「はあ……では私はこれで」

シャントット先生「御待ちなさいな」

エクスデス先生「まだ何か?」

シャントット先生「あらあら、そんなに身構えないで下さいな。わざわざこちらに出向いてくれましたんですし、少し紅茶でもいかがでして?」

エクスデス先生「良いんですか?」

シャントット先生「これも淑女のたしなみですわ」

 

 

 

 

  こうやって、DDFF学園の他愛も無い一日は過ぎて行った…

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




何かもうギャグじゃないんだよ…


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第四十四話 「もうお婿に行けない……」

どうも、アルタイルです。前回、前々回と何かシリアスな感じになってしまったので、またギャグに戻そうと思っています。


前回からの続き

 

        ~教室 五時限目 英語~

 

          ミーンミンミンミー…

  今、日本が冬であろうが春であろうが、DDFF学園は猛烈な夏である

 

クラウド「…殺人光線、だな……溶ける…」

バッツ「へ、甘いぜクラウド…オレはもう溶けてるぜ……」

クラウド「窓際で頑張っているオレを見習え…カーテン越しでこの暑さ……」

隙間さん「あともう少しで授業終わりますから……頑張りましょ…?」

 

 

 

ジタン「なあ先生、なんでうちの学校にはエアコンが無いんだ…?」

皇帝先生「こんなボロ学校にむしろエアコンなんていうものがある方があり得ないだろう?。ちなみに言えば職員室にはある。最新式のが」

ティファ「なにそれひでぇ……」

 

         ミーンミンミンミー…

スコール「せみは元気だな……オレにはとてもマネできない…」

クラウド「まああいつらはわずか一週間の命だからな。その短い一生を精一杯楽しもうとしているんだろう」

スコール「なるほど……深いな」

 

 

 

バッツ「そういえばさ、この学校って水泳の授業が無いよな?」

wol「ああ、もともと収入も少ないしこの建物自体のローンみたいなものも築60年となった今だに払えていないからな。プールなんてものとてもじゃないが作れなかったんだろう…」

オニオンナイト「でも、こんな暑い日にはプールに入りたいよね」

            バンっ

ティファ「よっし!!今日の放課後は皆でプールにしよう!!」←※授業中

ユウナ「ティ、ティファさん今授業中…」

ティファ「そう考えたらテンションあがってきたああああ!!!」

皇帝先生「授業中ぐらい静かにできんのか!!」

          スパァン!!

  間髪いれずにティファの眉間に一寸の狂いなくチョークが飛ぶ

 

 

ユウナ「でも、いいですね。水遊び」

ティファ「でしょでしょ!?涼しめて楽しめて一石二鳥!!」

 

ティファ「男子達もそれで良いよね?」

ティーダ「自分、水泳は得意っスよ!!」

バッツ「ああ、良いね!オレは賛成だぜ」

フリオ「ライトの水着姿…………ああ、やろう」

ティファ「クラウド達は?」

クラウド&スコール「「あ、ああ……もちのろんだぜ(棒読み)」」

 

ティナ「大丈夫だよ、二人とも。人間泳げなくても生きていけるから」

ティファ「ええ!?クラウド、カナヅチなの!?」

 

クラウド&スコール「ああーーーーーー!!」

皇帝先生「静かにする事ぐらいできんのか!?」

            スパァン×2

 

 

 

 

         ~教室  放課後~

ティファ「…てな訳で、今日は女子寮の倉庫にあったプールで屋上で遊ぶから準備終わったら呼ぶから隙間さん達はここで待っててね?」

隙間さん「え…いえ……手伝える事があるなら私も手伝います……」

ティファ「大丈夫、大丈夫。私達だけでなんとかなるからさ」

ユウナ「ところで、あそこで意気消沈している人はどうしますか?」

ティファ「高校生にもなってカナヅチとかホントありえないわよね~」

クラウド「うるせえよ……」

スコール「カナヅチがどうした!?そんなもの気合とその場で克服してくれるわ!!」←ヤケクソ

ティファ「はいはい、せいぜい頑張って~」

 

ヴァン「つか屋上でやるっつってもさ、水はどうするんだよ?」

ティナ「私がフラッド使えるから…心配いらない」

ティファ「じゃ、男子達は非力で使えないからここで待機ね」

バッツ「悪かったな…非力で使えなくて」

 

 

 

            -十分後-

ライト二ング「お~いお前ら、準備できたぞー」

セシル「プール一つに随分と時間かかったね?」

ライト二ング「出すのは簡単だったんだが、水入れるのにかなり時間がかかってしまってな」

ヴァン「まあ10分ちょいで出来上がるぐらいなんだからそんなに大したもんじゃねえだろ?」

オニオンナイト「多分交代で入る事になるんじゃないかな?」

バッツ「かもな…と、そんな事より、早く行こうぜ?」

 

 

 

              ~屋上  放課後~

ジタン「なんだ、こりゃ……」

  そこにあったのは、タテヨコ軽く10メートルを超える巨大なプールだった

ジタン「おまえらこんなバカでかいのどっから持って来たんだよ!?」

ティファ「だーかーらー!女子寮の倉庫にあったっていってんでしょ!!」

クラウド「いや待て、こんな大きいのまずドアで詰まるだろ…。どうやって入れたんだ?」

ティナ「色々とめんどくさかったから『テレポ』でさっさと転送したの…」

wol「というかよくこんなもの寮の倉庫なんかにあったな……」

ユウナ「いや~、私も見つけた時はビックリしましたよ~」

 

 

 

 

 

 

ティファ「あ、そうそう私達これから着替えるから。あんた達も今のうちに着替えちまいなさいよ」

 

   そういってティファは屋上の柵にビニルロープをくくり、その上にブルーシートを被せて、仕切りを作った

 

ティファ「言っとくけど、前みたいに覗いたりしたらブチ殺しだけじゃ済まないからね?」

フリオ「オレそんな事した覚えないぞ?」

ライト二ング「した事あるバカ共がいるんだよ…(←修学旅行編参照)」チラッ

フリオ「ふ~ん…まあ大体予想は付いているが…」

バッツ「そこで迷い無くオレ達を見るなよ……まあ当たってるが」

ティファ「あんたらちゃっちゃと脱いでちゃっちゃと着替えられるでしょ?だからこのボールとか膨らましといてくんない?」

クラウド「まあそのぐらいなら…」

ティファ「いや~私もやったんだけどね?何かすぐに破けちゃってさー。不良品なのかなー?」

  そう言ってティファは無残に木端微塵になった哀れな浮き輪を取りだした

クラウド「そんなもん見せんな…」

ティファ「何か見せびらかしたくなっちゃって」

クラウド「そう言うのは後でギネスにでも送っておけ」

ティファ「あんたバカじゃないの?」

クラウド「バカにバカと言われたくない!!」

ティファ「こんなんでギネスにのる訳ないじゃない。もっとこう……なんかもっとバカでかい事をした人が載るのよ、ああいうのには!」

クラウド「分かった、分かった。そんな事より速く着替えてこい」

ティファ「クラウド、覗いたらダメだかんね?」

クラウド「誰がお前の事なんか…」

ティファ「も~、クラウドも素直じゃないんだから~!!」

クラウド「うるさい、早く行け」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バッツ「にしても……ここまで厳重に隠す必要があるか?」

  今男子達と女子達を隔てているのは、柵から柵にかけてでかでかと貼られた『立ち入り禁止』のシール、軽く2メートルを超える大きなブルーシートの壁である。

ジタン「オレ達、そんなに信用ならねえか?」

セシル「少なくとも、君とバッツの事は微塵も信用していないと思うよ?」

バッツ「ったく…良いじゃねえかあんぐらい……ちょっとした出来心じゃねえか」

セシル「女の子は繊細なんだよ、きっと」

ジタン「…にしても、ホント女って着替えんの遅えよなぁ…男だったら三十秒ちょいですぐ着替えられんのに…」

セシル「女の子は繊細なんだよ、きっと」

ヴァン「セシル、さっきから同じ事言って無いか?」

セシル「ハハ…」

wol「まあ良い、さっきティファ達が言ってた様にほら、ビーチボールだ。あいつらが着替えてる間にさっさと膨らまし終えてしまうぞ」

スコール「そうだな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  『こうやって見ると、やっぱりティファさん胸大きいですねー』

男子全員「!!」ピクッ

  『ははは、そんな事ないって~!!っていうかユウナもだいぶ成長してんじゃないの~~?どれどれ…』

  『ひゃあ!?ティ、ティファさん!?…そっ…そこは……ひゃうぅ!!』

  『私はどっちも十分成長していると思うがな。まあ私には及ばないが』

  『チッ……勝ち誇りやがって………その無駄な空気抵抗を全部やすりの鬼目の部分でそぎ落としてやろうか…』

  『ティナさんはまだ良いですよ……もう私死んでますからもうこのまま一生大きくなりませんよ……』

  『ほうほう?じゃあこのティファさんが揉んであげようかぁ~?』ワキワキ

  『ひ、ひゃぁ///そ、そんな激し…あふっ…』

  『やめんかーー!!』

           スパーン

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「いや~~男子達!お待たせ~!!」

ユウナ「あら、隙間さん帽子持ってきてたんですか?」

隙間さん「紫外線は女子の大敵……」

ティナ「玉ねぎ君、おまたせ…?」

ライト二ング「なんでお前ら全員もうすでにプールに入ってるんだ?」

男子全員「暑いから(頼む!!来ないでくれえええ!!)」

ティナ「ティファ、ライト、きっと男の子の事情なんだよ…」ニマァ

オニオンナイト(ティナさんんんん!!??)

 

 

ティファ「なんでもいいけど…あんたらまだ準備体操してないでしょ?」バシャッ

クラウド「え?あ、ああ大丈夫だ、問題無い(や、やばいこっち来た!何とかしないと!!)」

ティファ「だめだめ、何かあったら大変だよ、ね?クラウド~~?」←クラウドの下半身ガン見

クラウド(ティファ、てめえええ!!)

 

 

 

ユウナ「ほら、ティーダも!!もお、世話が焼けるんだから///」ガシッ

ティナ「玉ねぎ君も、一緒に組体操しよ?」ガシッ

 

スコール「ちょっ…まっ…オレ達はホントに良いから…!!(マズイ!!今立ち上がったら確実に見られる!!いやもう勃ち上がってんだけどねwwってそんな事言ってる場合じゃ…)

ティファ「おらあ者共!!男どもをプールから引きずり出せぇ!!」

女子勢「ラジャー!!」隙間さん「ラ、ラジャー…?」

 

 

男子全員「ああああああああ!!」

 

 

 

    「もうお婿に行けない……」

 

 

つづく

 




やっぱこういう方が書きやすいわ~…。


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第四十五話 ティナ「プールから上がったら殺す…」ボソッ

どうも、アルタイルです。
更新めちゃくちゃ遅れました…orz
パソコン新しく買い換えたんですけど…その時パスワードをうっかりすっかりこってり忘れてしまっておりまして…今度からはまた定期的に更新していくつもりです。


前回からのつづき

 

 

クラウド「全く、男子のすっぽんぽんなんか見て誰が得するってんだ…」

ティナ「絶賛私が得してる……この記憶をもう少し脳内にとどめておきたい…」ボタボタ

オニオンナイト「ティ、ティナ…ほら鼻血拭いて…」

ティナ「こっ…これは玉ねぎ君のティッシュ……!ずっと玉ねぎ君のズボンのポケットに入って玉ねぎ君のにおいが染み付いた…玉ねぎ君の…」ブパアッ

オニオンナイト「うわああっ!?ティナが更に悪化した!!」

ユウナ「ティナさんは私が何とかしますから、みなさんはもう楽しんじゃってください。…ほら、ティナ、行きますよ?」

ティナ「う~~~ん……」ズルズル…

 

 

 

 

ティファ「さてと、気を取り直してまあ各自思う存分遊んじゃって?話は以上!!」

バッツ「おう!!ようし!!!大物釣りあげてやるぜえ!!」

セシル「プールに魚はいないよ…」

バッツ「何言ってるんだよ。ふつうに泳いでるぞ?」

セシル「え!?」

  実際に、今プールにはかなりの魚が泳いでいた

セシル「え!?なんで!?ここプールなのに!?…っていうかこのプールの水どこから引っ張ってきたの?」

ティナ「私の『フラッド』の水だよ?」

wol「確かティナの『フラッド』はシャントット先生程魔力が無いからどこかから水を『テレポ』で転送しているんだったか?」

ティナ「ちなみに私はおそらく無くならないであろうから海水を転送してるよ?」

ティーダ「あ、なるほど…だから魚もいるしこんなにしょっぱかったっスか~…」

ユウナ「プールの水飲んだらおなか壊すよ…」

ティファ「大丈夫よ!バカはなんとか、っていうじゃない!!」

ティーダ「ティ、ティファには言われたくないっス…」

クラウド「サメは……いないな…良かった」

ライトニング「いたってティファがどうにかしてるだろ?」

クラウド「まあな…」

ティファ「その時はクラウドに助けてもらっちゃうんだから!!」

クラウド「ハハ…何があってもお守りしますよ、姫君、…こんな感じか?」

ヴァン「うお……クラウド大胆…」

クラウド「ただの冗談だっての…本気にすんなって」

 

 

 

 

 

バッツ「なあティナ、釣竿使うか?」

ティナ「え?人数分持って来たの…?」

バッツ「ん~~…金かかるから全部オレの手作りだよ割りばしとタコ糸で作ったんだ!!自信作だぜ?」

ティナ「なんかすぐ壊れそう………まあ私泳がないしちょっと貸してもらおうかな?」

wol「私にも貸してもらおうか」

セシル「あ、僕も」

 

クラウド「んじゃオレたちはあっちの方で泳いだりいろいろしているから絶対こっち側で釣りすんなよ?」

ジタン「わかってるって!…オレたちもそこまでバカじゃねえって!!」

フリオ「バカもここまでくるとむしろ微笑ましいね…」

ライトニング「そうね…」

ジタン「そこ!うるさいぞ!!」

 

 

 

 

 

     -二十分後ー

 

ヴァン「ん~~…全然引っかからないなぁ…」

ティーダ「エサがかきのたねなのが悪いんじゃないスか?」

ヴァン「そんな事言ったってさっきフリオが釣ってたじゃん」

ティーダ「バッツがな……」

ジタン「『なんか自然に体が動いちゃってさww!!気が付いたら釣り上げられてたぜ!』…とか言ってたよ…」

 

 

 

ジタン「なあライトー!!お前釣り得意か?」

ライトニング「教室でその人の悪行をネタに吊り上げるのなら得意だが?」

ジタン「なんかすみませんでした…」

ライトニング「?…よくわからんが私は隙間さんのところに行ってくるから、何か言っておいた方が良いか?」

ジタン「んじゃあさ、バッツが呼んでたって伝えといてくれよ」コソコソ

バッツ「お~い!!ジタン!!オレちょっとあっちに場所変えてくるわー!」

ジタン「わかった~~!!…んじゃあ頼んだぞライト!!…ちなみに今隙間さん何してる?」

ライトニング「あいつなら今カニと戯れてたぞ?」

 

 

    -その頃の隙間さんー

隙間さん「カニさん、カニさん♪どうして横にしか歩けないの?」

カニ「…」ブクブク

 

 

 

ジタン「なんと微笑ましい…んじゃ、任せたぞ?」

ライトニング「ああ、分かった」

 

 

 

 

 

ジタン「あ?バッツ帰ってくんの早いな?どうした?」

バッツ「釣り糸絡まってwolに怒られた~…」

ジタン「あ~……もうあっち行くな」

バッツ「分かった…あ、でもさっきwolにエサ貰ってきたんだ!!」

ジタン「おおでかした!!…………かきのたねか…」

バッツ「それしか無いんだとよ…」

ジタン「こんなんで魚が釣れるかよ…単細胞生物ぐらいしか釣れねえよ…」

バッツ「アメーバとか?」

ジタン「お前だよ…」

 

 

 

ヴァン「全然釣れねえ……お?」

     ヴァンの釣竿には、わずかながら糸を引く反応が

ヴァン「よっしゃああ!!釣れたあああ!!」グイッ

ティナ「きゃあああああ!?」ドボン

ティーダ「ん?何かティナがプールに落ちたっスよ?」

ヴァン「ん?ほんとだ。アハハ、ティナもバカだなぁ………」

ティナ「……」ブクブク

ヴァン「ほら、この釣竿つかまれよ…以外とティナも抜けてるとこあるんだな~」

ティナ「…!」プチン

 

 

ヴァン「よし、じゃあひきあげるz」

ティナ「プールから上がったら殺す…」ボソッ

ヴァン「ひっ!?キャッチアンドリリーース!!!」バッ

   さっきまで持っていた釣竿ごとを離す。そしてティナもまたプールへ

ティナ「うわっ…」

          ボチャーン

ティナ「……」バシッ×∞

ヴァン「いだだだだだ!!?しなりが効いて死ぬほど痛いいい!!」

ティーダ「ヴァンがティナに無言でしばかれてる…」

 

 

ティナ「もうこのぐらいで良いかな?」

ヴァン「」

ティーダ「ヴァン、ご冥福をお祈りします…」

ティナ「終わったらちゃんよ『レイズ』で生き返らせるから、それまで待っててね?」

ティーダ「お、おうっス……良かったな、ヴァン?」

ヴァン「」

 

 

 

 

          ~プール 泳ぎ側~

 

クラウド「あっちはあっちで楽しそうだな…」

スコール「いや、ふつうに死人出ている時点で楽しいもクソも無いだろ…」

ティファ「……」

ユウナ「どうしたんですか?ティファさん?」

ティファ「い、いや…なんでもないわよ…」

クラウド「さっきまでバカみたいにはしゃいでたのにどうしたんだよ?もしかして腹でも壊したか?」

ティファ「ちっ…違うわよ!!」

クラウド「じゃあさっきからなんで俺等のとこからどんどん離れてってんだよ?………はっ…!もしかしてもう腹下してでちまっt…」

ティファ「それ以上言うな!!っていうかさっきも言ったけど違うっての!!!」

スコール「じゃあどうしたんだ?」

ティファ「うぅ…(言えない…調子に乗ってはしゃいでたら水着どっかに流されたなんて…恥ずかしくてとてもじゃ無いけど言えないよぉ……あ、でもクラウドに話したら一緒に探してくれるかも…でもなんて言えば良いの?……う~ん…)」

 

 

クラウド「おい、さっきから顔も赤いけど…本当に大丈夫か?」バシャバシャ

ティファ「ちょっ///こっち来んじゃにゃいわよ!変態!!」バシャッ

   とりあえず手当り次第に近くの水をかける。だがティファの怪力によって発生した水しぶきは大きくその場の水を切り裂いた

クラウド「危なっ!?」

   間一髪で辛うじてよけるクラウド

ティファ「あっごめん!!生きてる?」

クラウド「ああ、なんとか……もうお前といると吸血鬼やら化け物なんかにも普通に対応できそうな気がするよ…」

ティファ「それほめてんの?それともけなしてる?」

クラウド「両方だ」

ティファ「もう!!」

クラウド「…と言いつつもこっちには来ないんだな」

ティファ「アハハ…」

 

 

 

 

     

 

      ~その頃釣りサイド バッツ&ジタン~

バッツ「全然釣れねぇ…このままじゃ今日もまた段ボールが皿に並ぶことになる……」

ジタン「もうかきのたねじゃなんも釣れねぇって事がようやくわかったぜ…」

バッツ「オレの釣竿なんてもう一ミリも揺れてね…ん?」

ジタン「どうした?バッツ」

バッツ「なんか引っかかったあああ!!!」

ジタン「マジか!?」

バッツ「今日の食材ゲエエエエットオォォォ!!!」

          バッシャアア

    そして上がってきたのはどこかで見たことのある布だった

バッツ「あ、あれー?」

ジタン「さ、最近の魚はか、変わった形をしているなぁ(あれ、これどっかで見たことあるような…)」

 

 

 

???「ちょっとーーーー!?あんた達ーーー!!それさっさとかえせやああ!!!」

バッツ「え!?この声は…ティファ!?」

 

 

 

 

クラウド「ってことは今のティファは上はすっぽんp…」

ティファ「それ以上言ったらたとえクラウドでも殺す…」

クラウド「っと…すまない…」

 

 

 

~~~~~~

 

バッツ「ほいティファ」

  釣竿に引っかかったまんまのそれをティファに手渡す

ティファ「もう…見つからなかったらどうしようかと思ったわよ!!」

ジタン「すっぽんぽんでおよげb…ふべらっ!?」

バッツ「ジタンがいきなり吹っ飛んだ!?」

ティファ「ただの気弾よ。すぐに良くなるわ」

バッツ「気弾とか……ドラ○ンボールかよ…」

 

 

 

 

 

     -下校終了時刻近くー

 

ティファ「じゃあそろそろ寒くなってきたしずらかるとしますか!!」

 

 

バッツ「結局一匹も釣れなかった…」

ジタン「まあかきのたねが手に入っただけ大きな収穫だよ…」

バッツ「ハア…隙間さんに泣いて謝るか……」

???「バッツさーん!!」

バッツ「お?」

 

 

 

隙間さん「ハア…ハア…すみません……呼んでくださっていたのに気付かなくて…!」

バッツ「は?オレ呼んだ覚えなんかないz…」

ジタン「良いって良いって!!…それよりなんでこんなに時間かかってたんだ?プールにも入ってないし…」

隙間さん「はい…!あの……私、仮にも居候?…じゃないですか……で、ですから…少しでも役に立とうと思って…一杯食べれそうなものを…集めてきたんです!!」

バッツ&ジタン「!?」

 

バッツ「隙間さん…」

隙間さん「やっぱり…迷惑でしたか?」

バッツ「むしろその逆だよ!!本っ当にありがとう!!」ギュっ

隙間さん「はわあ!?…い、いえ…どういたしまして……です(手…手を握られちゃいましたぁ///)」

 

ジタン「じゃあ新鮮なうちにさっさと食っちまおうぜ!!」

バッツ「そうだな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

         ~そして 夜 男子寮 バッツ&ジタン&隙間さんの部屋~

バッツ「隙間さん……」

隙間さん「っは!はい……!」

バッツ「ヒトデは食えないよ……」

 

 

 

プール編 おわり

 

 

 

 

 




久しぶりすぎてなんかよくわかんないや☆


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第四十六話 ティファ「スキ、キライ、スキ、キライ…」

どうも、アルタイルです。もうこの作品は書くことはないかななんて思ってたんですが、少しずつ続きを書いていこうと思います。ちなみに今回は短編です。


前回からのつづき

 

          ~お昼休み近くの DDFF学園~

ティファ「スキ、キライ、スキ、キライ、スキ…」プチップチッ

 

 

 

クラウド「おいジタン!お前前貸した物理の参考書、貸してから今だに帰ってきてないぞ!!?」

ジタン「あぁあれね?あれ前小遣い足りなかったから質に入れちまったわ☆」

クラウド「おいぃぃぃい!?参考書テスト明後日なんだが!?」

ジタン「んなもん気にする事ぁねえって!!」

クラウド「うるさい!こうなったらお前の今の所持金から新しい参考書買う分の金額もらうぞ!!!」

ジタン「へっへ~~!そうはいくかっての!…おいバッツ、逃げるぞ!!」

バッツ「は?オレも?」

ジタン「当たり前だろ?さ、行くぞ!!」ぐいっ

バッツ「お、おい!そんなに引っ張んなって!」ダッ

 

 

クラウド「おらーーー!待てやコラーー!そして金払えーー!」ダッ

隙間さん「バッツさーん……ジタンさーん…お昼ご飯には戻ってきてくださいね~~…」ヒラヒラ

 

 

 

ティファ「スキ…キライ…スキ…キラ……」プチッ

ティファ「…………チッ」

 

ティファ「スキ…キライ…スキ…キライ…」

 

 

 

 

クラウド「ジタンの奴、机の上に財布忘れてるじゃないか……。ホントにあいつバカか?…中身は、と………うわ、250円と子供銀行の小汚いお札がいっぱい………見てるこっちの胸が痛くなる……まぁ取るのはやめておくか…オレのせいでやつらの生活費を奪うのは少し気が引ける…」

セシル「ああクラウド、さっきジタンたちが職員室前で廊下走ってたのつかまってたから行くなら今だと思うよ?」

クラウド「セシル、教えてくれたのはありがたいが、もう良いんだ。すまない」

セシル「あれ?もう仲直りしたのかい?」

クラウド「いや…まあ色々心の問題だよ…」

セシル「?ならいいけど…」

 

 

 

 

 

ティファ「スキ…キライ…スキ………」←最後にキライの花びら

ティファ「クラウドこの野郎!!!!」

 

 

 

クラウド「ええ!?ティファ、オレなんかしたか?」

ティファ「あ、クラウド、ご、ごめん。なんでもないよ…」

 

 

 

 

ティファ(危ない危ない…うっかり声に出ちゃってたよ……今度からはもっと大人しk…)

ティナ「<☆> <☆>」ジー…

ティファ「きゃっはぁあ!?」

ティナ「ティファちゃんがさっきしてたの…花占い、だよね?」

ティファ「は、花占い!?何それ?こ、これは内職だよ!!」

ティナ「仮に内職だとしたら花びらちぎるのが内職なの?…」

ティファ「い、いや…えっと…うー、なんていうかさ…最近ライトがさ……」

ティナ「ライトニングが?」

 

 

 

           ~最近のライトニング~

ライトニング「フリオは私の事がー…」

 

ライトニング「スキ…キライ…スキ…キライ…………………スキ!!!」

ライトニング「キャハアアァァア//////!!好きだってもおぉぉおお!!!!」バシバシ

ティファ「うん、うん……良かったね……てか地味に痛い……」

 

 

 

 

 

 

 

 

ティファ「…てなっててさ…」

ティナ「最初に始めたのライトだったんだ~」

ティファ「そっそれでね!!私も誰でも良いからやってみようかな~~、なんて思ってね…試しにクラウドでやってみたんだけど………」

 

 

ティファ「…五回中五回とも、キライってなって………なぜだかものすっごくムカついてね……」ゴゴゴゴゴ…

ティナ「ティファちゃん、殺気もれてる♪」

 

 

 

 

ティナ「……?というかティファちゃん、もしかして花占いスキから始めてる?」

ティファ「え?えーと…うん。たぶん」

ティナ「だからだよー、さっきからティファちゃんが使ってる花びらって6枚だから。スキで始めるとキライで終わっちゃうんだよ、これならキライから…」

ティファ「でもさ…なんか枚数を計算してから占うっていうのもなんか……ねえ?」

ティナ「あ、じゃあこれ使う?」

 

 

 

 

ティナ「これなら花びらが多くて占いのし甲斐があると思うよ☆」

 

                 【大輪の菊の花】

ティファ(ティナ!?)

 

 

 

 

 

 

                ~そして時間は 昼休み~

ティファ「それじゃ、私食堂行ってくるからー」

クラウド「ああ、分かった……あ、そうだジタンの今日の昼飯いるか?」

ジタン「させねえよ!?」

ティファ「ひでぇ…」

 

 

 

               ~DDFF学園 中庭~

 

ティファ「………」てくてく

ティファ「………」キョロキョロ

 

ティファ(ティナからもらった菊……持ってるとかさばるし……今なら都合よく誰もいないし…)

 

 

 

ティファ「スキ……キライ…スキ……」プチプチ

 

ティファ(う、占いを鵜呑みにする訳じゃないけどさ、…一方的にキライって出るとなんか腹立つんだよね……でっでも別にクラウドの事とかは全然意識したりとかしてないんだからね!!)

 

 

ティファ「スキ…キライ…スキ…キライ(いや余計な事は考えずに花に集中して……)」プチプチ

 

ティファ(………………今晩の夕食どうしよう…)

ティファ(確か冷蔵庫の中に豚のロース肉があったな……)

 

 

ティファ(豚ロースか…豚汁…生姜焼き……汁物は豆腐の味噌汁にして……豚ロースは生姜焼きにして…じゃあ豆腐買ってこなきゃ……よし、今夜は生姜焼きだ)

 

 

ティファ「というか…何で私夕飯のおかず占ってんだ…結構むしっちゃったよ……」

 

ティファ「ま、さっきのは無かったことにして…つーか無理に集中しちゃうと逆に変な雑念が…」

ティファ「くそっ…今度こそクラウドに勝ってみせる!!」←占いの趣旨が変わってきてる

 

 

 

 

ティファ「スキ、キライ、スキ、キライ、スキ、キライ(後もう少し…)」

 

 

ティファ「スk…」

クラウド「……」

ティファ「……」

クラウド「……」

ティファ「…///」

 

ティファ「っク、クラウド!?いつからそこに?」

クラウド「晩飯は生姜焼きの頃から」

ティファ「マジっスか…」

 

 

 

 

クラウド「もうそろそろ休憩終わりそうなのに帰ってこないからさ…捜索しに来たんだけどさ…」

ティファ「あ、そうなんだ…」

クラウド「ほら、そろそろ帰るぞ…みんなも心配してるぞ、たぶん」

ティファ「たぶんて…」ビキッ

 

ティファ「あ、私まだご飯食べてない…」

クラウド「お前ホントに今まで何してたんだよ…」

ティファ「急いで食べてくるからクラウドは先に帰ってて!!(占いまだ終わってないし!!)」ソワソワ

クラウド「あ、ああわかった…(というかなんでこいつさっきから花ちぎっているんだ?)」

 

 

 

クラウド「なあティファ、お前もしかして…」

ティファ「え!?(あ、バレタ……)」

 

 

 

クラウド「食える草でも探してたのか?」

ティファ「そ、そう///……じゃなくて、はぁ?」

クラウド「ならあっちにスズナとかがあったぞ?」

ティファ「そ、そうじゃなくって………ふっ」

クラウド「ん?どうしたんだ?」

 

 

 

ティファ「いや、なんでもない!」ニコッ

ティファ(今はこの距離感でも良い……でも、いつかはきっと…)

 

 

 

 

ちょっと短編、花占い編 終わり

 

 




今はこっちともう一つのブレイブルーのほうも書いています。もしそちらも見ていただけたら幸いです。


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