彼女たちのとなりにいたくて (サクラサク)
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プロローグ

はじめましてサクラサクです。
ハーメルンでずっといろいろな作品を読んできたのですが、じぶんでも何か書いてみたくて描いた作品です。
よかったら楽しんでください。


プロローグ

 

「今日も、暇だな~」

 

青年、逝道 枯斗(いくどう かれと)は誰もいない公園で呟いていた。

 

枯斗「何か面白いこと起きねえかな」

 

とまた呟いていると、突然目の前に一人の子供が現れた。

 

子供「お兄さん、そんなにつまらなそうに何してるの?」

 

枯斗「おまえどこから出てきた!!(゜ロ゜ノ)ノ」

 

子供「そんなことより答えてよ、つまらなそうに何してるの?」

 

枯斗「(そうだな暇だし、少し子供の相手でもするか)何もしてないよ、ただこの世界ってつまらないことしかおきないなって思ってるだけだよ」

 

子供「ならさぁ、何かやって見たいことってないの?(^ー^)」

 

枯斗「そうだな、異世界にでも行って見たいかな」

 

子供「そっか、じゃあ僕が連れて行って上げるよ(^ー^)」

 

枯斗(なにいってるんだ、この子)

 

子供「その代わり、その命をちょうだいね(^ー^)」

 

そういわれた瞬間どこかから飛んできたボールによって、俺は意識を失った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「すいませんorz」

 

次に眼を覚ましたら、こんなことになってました。

 

枯斗「えっと、どちら様で?」

 

「あ、私は先ほどあなたがあった子供の親みたいなものです」

 

枯斗「そ、そうですか」

 

俺はとても混乱していた、なぜかと言うと回りにみえる景色がどこまでも続く白いなにもない場所だからだ。

 

枯斗「ところでここってどこですか?」

 

「えっと、ここは死後の世界です」

 

枯斗「はぁ、え、ちょ、ちょっと待ってください、どういうことですか?」

 

「えっとですね、先ほどあなたは死にました」

 

枯斗「だからどうして」

 

「うちのもののせいです」

 

子供「それは違うよ、そこのお兄さんが望んだからだよ」

 

といってどこからか、あのときの子供が現れた。

 

子供「そのお兄さん、あの世界がつまらないっていっていたから、じゃあ僕がおもしろくしてあげようとしただけだもの」

 

「あなたね、神である私に何も言わずにそんなことしていいわけないでしょう」

 

子供「別にいいじゃん、ぼくだって神の卵なんだから」

 

と二人でなんか言い合いを初めてしまった。

 

枯斗(どうなってんだ本当に、なんか神とか神の卵とか聞こえるけど、精神でもやんでるのかな)

 

子供「「やんでなんかいませんよ(`Δ´)」」

 

枯斗「え、今声に出してましたか」

 

子供「声に出さなくても、聞こえるよ神なんだから」

 

「そうですよ、こんな頭のおかしい子と一緒しないでください(*`Д´)ノ!!!」

 

子供「なんだと、この行き遅れ」

 

「なんですって」

 

と、また言いあらそいをはじめそうになっていた。

 

枯斗「あの~すいません、話の続きお願いしてもいいですか?」

 

「あ、すいません」

 

子供「すまん」

 

「えっとですね、この子のせいであなたを死なせてしまったので、何かお詫びをしたいな~って」

 

枯斗「なら今すぐ生き返らせてください」

 

「いや、すいません、それはできません。あの世界にあなたを生き返らせてしまうと因果率がネジ曲がってしまって、あの世界が崩壊してしまいますので」

 

枯斗「じゃあ何をしてくれるんですか」

 

子供「だから転生だよ、異世界への」

 

枯斗「え、本当にできるの」

 

「はい、私たちができるのはそのくらいなので、ちなみにどこかいきたい世界ってありますか?」

 

枯斗「それってマンガの世界でも行けるんですか?」

 

「はい、望まれるのであれば」

 

枯斗(マジか、どこがいいかな)

 

子供「早く決めてくれない」

 

「あなたはだまってなさい」

 

子供「へいへ~い」

 

枯斗「じゃあISの世界に行きたいです(^ー^)」

 

「わかりました、では特典は何が良いですか?制限はかけないので好きなだけどうぞ」

 

枯斗「え、いいんですか」

 

「はい、こちらが迷惑をかけたので」

 

枯斗「あ、じゃあ遠慮なく、ISの知識全てとISに乗れること、あと専用機をください」

 

「わかりました、それだけで良いですか?」

 

枯斗「じゃああと、名前を変えさせてください。ぶっちゃけこの名前あんまり好きじゃないんで」

 

「わかりました、それでなんと言う名前にしますか?」

 

枯斗「桜歌(おうか)でお願いします」

 

「わかりました、ちなみに専用機に何かリクエストはありますか?なんでも叶えちゃいますよ( ̄^ ̄)」

 

枯斗「じゃあガンダムooのooクアンタで、武装はガンダムシリーズの全ての武装で」

 

「わかりました、それではもうないですね」

 

枯斗「はい、ありません」

 

「では転生し「ちょっと待って」」

 

突然後ろにいた子供が叫んだ。

 

子供「あの~僕からもひとつ上げるよ」

 

といってひとつの光の玉を俺の体中に入れた。

 

子供「これで君にとてつもない恩恵が与えられるよ。あのときはその悪かった」

 

枯斗「いいさ、もとはといえば俺が望んだことだし。それよりありがとな、えっと」

 

子供「ロキだよ」

 

「そういえば名乗っていませんでしたね。私はアテナです」

 

枯斗「そうか、じゃあありがとなロキ、アテナ」

 

そういって俺は転生先に消えていった。

 




感想などよかったら送ってください。


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設定集

神谷桜歌

身長;178cm

体重;60Kg

年齢;16歳

流派;神谷藤堂流

IS適合率;SS

専用機;OOクアンタ

 

この作品の主人公、茶髪に白目(コナンの映画に出てきた)。普段はとても落ち着いていてやさしいが、怒らせると容赦がない性格。

 

転生特典

ISの知識全て

専用機(武装はガンダムシリーズのモノ全て)

特殊ラボ

アニメの機体知識

 

恩恵

身体能力アップ(アスリートの10倍)

思考能力(イノベーター並み)

極運

 

神谷百合姫

身長;165cm

体重;48Kg

BWH;B80W60H76

年齢;16歳

流派;神谷不亜流

IS適合率;A+

専用機;黒鋼Χ

 

この作品の主人公の妹、茶髪のロングでいつも結ばず垂らしている。目は兄と違って赤と緑のオッドアイ。いつも兄とベッタリだか、何をやらせてもなんなくこなす。(料理と剣術以外)ブラコン。

 

更識楯無(更識刀奈)

身長;168cm

体重;50Kg

BWH;B88W58H86

年齢;17歳

IS適合率;A+

専用機;ミステリアス・レイティ

 

この作品のヒロイン、青髪ショートで、赤目。とてもSな性格だが、自分が攻められるととても弱い。IS学園の生徒会長。シスコン。ロシアの国家代表。

 

更識簪

身長;167cm

体重;53kg

BWH;B85W60H84

年齢;16歳

IS適合率;A

専用機;打鉄二式

この作品のヒロイン、青髪サイドポニーで、赤目。とても人見知りであまり周りを信用しない。百合姫とはとても仲良し。

 

神谷桃李

主人公たちの父親、とても楽観的で、百合姫にはめっぽう弱い。神谷藤堂流の使い手

 

神谷泉

主人公たちの母親、とてもおおらかだが剣をもっと性格が変わる。子供たちの成長をとても楽しみにしている。

神谷不亜流の使い手

 

織斑一夏

身長;172cm

体重;60Kg

年齢;16歳

IS適合率;B+

専用機;白式

原作の主人公、黒髪黒目、基本的に鈍感

 

織斑千冬

織斑一夏の姉であり、IS学園の教師でもある。寮の監督も勤めている。束の友達

 

篠ノ之箒

身長;160cm

体重;55Kg

BWH;B80W62H82

年齢;16歳

流派;篠ノ之剣道

IS適合率;B

専用機;紅椿

原作のヒロイン、長い黒髪をポニーテールにしている。

今作では主人公が家に来ているが、実家にいてあっていない。

 

篠ノ之束

身長;165cm

体重;54Kg

BWH;不明

年齢;18歳

IS適合率;S-

謎の大天災科学者、いつもウサミミをつけている。

主人公とはとても仲良し

 

クロエ・クロニクル

身長;160

体重;45

BWH;不明

年齢;不明

IS適合率;A+

束さんと一緒に行動している少女、何をやらせても完璧にこなせる。主人公とは仲良し(出来ればどこかで主人公の従者にしたい)

 

セシリア・オルコット

身長;156cm

体重;54Kg

BWH;B78W57H83

年齢;16歳

IS適合率;A

専用機;ブルー・ティアーズ

イギリスの代表候補生

 

凰鈴音

身長;150cm

体重;43Kg

BWH;B65W60H63

年齢;16

IS適合率;A

専用機;甲龍

中国の代表候補生

 

シャルロット・デュノア

身長;154cm

体重;48kg

BWH;B73W53H80

年齢;16歳

IS適合率;A

専用機;ラファール・リヴァイヴ・カスタムII

フランスの代表候補生、あとに主人公の家族になる

 

ラウラ・ボーデヴィッヒ

身長;148cm

体重;43kg

BWH;B64W52H60

年齢;16歳

IS適合率;A

専用機;シュヴァルツェア・レーゲン

ドイツの代表候補生

 

ペルセフォネ

とても知能の高いフクロウ。桜歌と百合姫のペット。

束とは険悪。ウィジェットを介して会話もできる。




これはいま思い付いている設定です。
ちょくちょくかえることがあるのでよろしくお願いします。
よろしく感想を書いてください。


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機体設定

今回は機体紹介です。
後々設定を増やすつもりです



クアンタ

搭乗者;神谷桜歌

エネルギー;1200(リミッター解除時 30000)

外見;ガンダムOOのクアンタにスラスター倍増させている

この機体は桜歌が神様からもらった機体。

特徴は機体の前と後ろGNドライブを1つずつ着けているのと、首の後ろに1つ着いている。エネルギーが150を切ると緊急時と見なされる。GN粒子は自動生成。待機状態は腕輪。

世代:第5世代(リミッター解除時 第?世代)

武装

GNソード真打(GNドライブ1つ)

GNライフル極(GNドライブ1つ)

ビームサーベル×2

対ビームシールド

プラズマ複合砲×2

GNソードビット×4(全16)

GNシールドビット×4(全12)

GNタンク×2

単一仕様能力

トランザムバースト

緊急時能力

シード

オーバードライブ

 

レイ

搭乗者;神谷桜歌

エネルギー;∞

外見;ガンダムシリーズのハロ

この機体は桜歌が危険過ぎて、基本使わない殲滅殺戮機体。普段は桜歌が肌身離さずもっている。待機状態はネックレス。コアは超弦重力炉。コア人格はユノ(未来日記)

世代:第v世代

武装

対物シールド

対ビームシールド

単一仕様能力

プレッシャー

 

黒鋼Χ

搭乗者;神谷百合姫

エネルギー;1000(リミッター解除時 12000)

外見;アスラクラインのクロガネ改

この機体は桜歌が自分の機体を解析して作った機体で、最も強力な真コアが使われている。緊急時には炎解と白神刀が人の持てるサイズに変わる。カスタスマキーナは待機時でも使える。待機状態は指輪

世代:第5世代(リミッター解除時 第?世代)

武装

白神刀

炎解

護法装甲

護法弾頭

カスタス・マキーナ×4

単一仕様能力

魔神相剋者

緊急時能力

サノバ・ジン

エクス・ハンドラー

 

白式

搭乗者;織斑一夏

エネルギー;550(リミッター解除時 800)

外見;原作どおり

世代:第3世代

原作主人公の機体。アの制作者はクロエ、リミッターの解錠には桜歌と束さん二人の認証がいる。

武装

雪片弐型

単一仕様能力

零落白夜

 

ミステリアス・レイディ

搭乗者;更識楯無

エネルギー;750

外見;原作どおり

世代:第3世代

今作品のヒロインの機体。々魔改造する予定。

武装

アクア・クリスタル

蒼流旋

ラスティー・ネイル

麗しきクリースナヤ

単一仕様能力

セックヴァベック

 

打鉄弐式

搭乗者;更識簪

エネルギー;700

外見;原作どおり

世代:第3世代

今作品のヒロインの機体。魔改造されている。

武装

春雷×2

夢現

山嵐

単一仕様能力

フルバースト

 

紅椿

搭乗者;篠ノ之箒

エネルギー;640(リミッター解除時 1000)

外見;原作どおり

世代:第4世代

原作ヒロインの機体。リミッターは桜花のみが解除出来る

武装

雨月

空裂

 

ブルー・ティアーズ

搭乗者;セシリア・オルコット

エネルギー;600

外見;原作どおり

世代:第3世代

武装

スターライトmkⅢ

インターセプター

ストライク・ガンナー

ブルー・ティアーズ

 

甲龍

搭乗者;凰鈴音

エネルギー;580

外見;原作どおり

世代:第3世代

武装

双天牙月

龍咆

 

ラファール・リヴァイヴ・カスタムⅡ

搭乗者;シャルロット・デュノア

エネルギー;680

外見;原作どおり

世代:第3世代

武装

ブレッド・スライサー

ヴェント

ガルム

レイン・オブ・サタディ×2

灰色の鱗殻

デザート・フォックス×2

 

シュヴァルツェア・レーゲン

搭乗者;ラウラ・ボーデヴィッヒ

エネルギー;610

外見;原作どおり

世代:第3世代

武装

ワイヤーブレード×6

プラズマ手刀×2

大口径レールカノン

パンツァー・カノニーア

慣性停止能力

 

ソレイユ

搭乗者;束・クロエ

エネルギー;950

外見;ストライクフリーダムとケルディムガンダムの融合機

この機体は桜歌のラボに入る為に真コアで作られた機体。GNドライブが一つついている。本的に防御メイン。待機状態は指輪

世代:第5世代

武装

GNシールドビット×16(全50)

GNスナイパーライフル

ビームサーベル

 

ウィジェット

使用者;ペルセフォネ

エネルギー;∞

外見;アスラクラインのやつ

このロボットはペルセフォネの足にISの待機状態ににたように着いている。エネルギーは桜歌のレイから送られている。

武装

拳銃

対物シールド

 

カスタス・マキーナ

サイズ;5cm・30cm・2m

これは小さいのは偵察用、大きいのは戦闘用となっている。製作者は桜歌とクロエ。姿は小さいのはてんとう虫、大きいのは鷲

 

打鉄改

搭乗者;なし

外見;打鉄にシールドが付いただけ

この機体は政府から一夏の専用機として送られてきたが束が作っているので、結局乗るものがいないまま千冬の手元にある。もしかしたら、後々出てくるかも

世代:第3世代

武装

対物シールド




にわかなので、装備とか違ったら教えてくださいお願いします。
結構適当に書いてます。


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追加武装

追加武装考えてたら、いろいろな作品が混ざってしまいました。
いろいろ思うところがあると思いますが見逃してください。


クアンタ・ソレイユ

変形型武装偵察機≪ライザー ≫

無人機、ステルス使用、最高速度マッハ25、制作者桜歌と束

外見;ソレスタルビーイングのやつ

稼働時間;40時間(GN粒子をチャージすれば復活)

・飛行モード

偵察カメラ

チャフ

GN粒子最大散布

GNシールド

・ガンモード

艦隊砲<<ローエングリーン>>

ブースターの部分を銃の砲身として撃つ

 

クアンタ

ライザー

・ソードモード

ライザーソード

GNソード真打に合体して刀身をビームソードにする

・デストロイモード

ディスコード・フェイザー

ブースターを左右に開きエネルギーを一発集束して撃ち出す

 

バイク

GN粒子をエネルギーに走るバイク、見た目は遊戯王の十六夜アキのバイクの色を空色にした物、サイドカーをつけて最大4人まで乗れる

 

レイ

ドルイドシステム

どんなものでも破壊して、大切なものを守るために桜歌が独自開発したもの

プレッシャーを全体ではなく、一点集中されるために使われる。負荷がとても大きい。

 

黒鋼Χ

獣型自立砲台≪ウェア・ウルフ≫

変形型武装、黒鋼Χ専用、外見は狼、AI機能、制作者はクロエと桜歌、外見は束、百合姫はナルちゃんと呼ぶ

・ビーストモード

爪(強制切断)

牙(半バリア無効化フィールド展開)

・ガンモード

粒子圧縮砲≪バリス≫

 

エナジーウイング

白い8枚羽となっており、エネルギー翼で全身を覆う防御姿勢を維持したままでの超高速移動が可能となっている。コアは核

 

白式

多機能武装腕≪雪羅≫

展開装甲の機能も持っているのか 射撃・格闘・防御を全てカバーすることができる柔軟性 がある。射撃用に大出力の荷電粒子砲、格闘用にブレー ドと零落白夜のエネルギー爪、防御用として零落白夜の バリアシールドを展開可能。

 

紅椿

穿千

両肩の展開装甲をクロスボウ状に変形させて発射する2門の出力可変型ブラス ターライフル。

 

ブルーティアーズ

強襲用高機動パッケージ≪ストライク・ガンナー≫

本パッケージ装備時は6基のブルー・ティアーズは射撃機能を封印し、完全にスカート 状のスラスターとしてのみ運用する。

 

レーザーライフル≪スターダ スト・シューター≫

 

超高感度ハイパーセンサー≪ブリリアント・クリアランス≫

 

ロングライフル ≪ブルー・ピアス≫

 

甲龍

機能増幅パッケージ≪崩山≫

龍砲が2門から4門に増設、通常時の「不可 視の弾丸」ではなく「赤い炎を纏った弾丸」を放つ拡散 衝撃砲に変化し、破壊力が格段に増強される。

高速機動パッケージ≪風≫

増設スラスター4基と、胸部に衝角状の追 加装甲を搭載するパッケージ。

 

ラファール・リヴァイヴ・カスタムII

防御パッケージ≪ガーデン・カーテン≫

実体シールド2枚、エネルギーシールド2枚 により防御機能を向上させる。高速切替によって防御の 間も攻撃が可能。

シュヴァルツェア・レーゲン

砲戦パッケージ≪パンツァー・カノニーア≫

レールカノンを両肩に2門装 備。遠距離からの砲撃・狙撃対策として2枚の物理シー ルドを左右、正面に展開する。

 

打鋼二式

シールドパッケージ≪不動岩山≫

広範囲防壁を展開することができる。

 

輻射波動砲≪天喰≫

高周波を短いサイクルで対内で圧縮することで、膨大な熱量を発生させて爆発・膨張等を引き起こし破壊することがでるというもの。リミッターにより非殺傷になっている。

 

専用機

火月

搭乗者;桜歌

外見;革命機の火人

エネルギー;血液(500mlで20時間機能)

この機体は、対抗戦の時のようなことにならないように桜歌が考え作った機体。コアはマグウスエンジン(真コア+超弦重力炉÷4)。待機時は小太刀(刃には白式が一夏にやったものと同じ再生の力がある)。コア人格はキャロ(リリなの)

世代;不明

武装

ジー・エッジ

長短の二振りの刀

長刀;狼牙(がとう)

短刀;獅子刀(こうが)

チェーン・ソーサー

スピンドル

絶対防御機構≪クリア・フォッシル≫

マルチセンサーアーマー≪森羅万象≫

インパクトブースター

単一使用能力

ハラキリ・ブレイド

狼牙を居合の状態から斬り出し広範囲に斬激を放つ

能力

疾風迅雷

ジー・エッジに電気を流して戦う方法

電光石火

インパクトブースターを使って、相手に視認できないレベルでの移動をする

 

打鋼

搭乗者:桜歌

外見:通称の打鋼よりコンパクトになっている

エネルギー:500

世代:第二世代

この機体は桜歌が一般生徒と戦うために学園からかりたのだが、束のいたずらにより改造されていた。

武装

ビームライフル付きソード

ビームダカー×5

大型シールド×1

単一使用能力

紅月白夜

自分のエネルギーが100をきった時に使用可能。

相手の機体に触れて奪ったり、エネルギー弾を受けて自分のSEに変換する能力(変換は十分の三、奪うのは触れていた時間×10)

 

ラファール

搭乗者:百合姫

外見:通称のラファールよりコンパクトになっている

エネルギー:450

世代:第二世代

この機体は百合姫が一般生徒と戦うために学園からかりたのだが、束のいたずらにより改造されていた。

武装

ビームスナイパーライフル

ビームピストル×2

ミサイルポット×4(一つに付き12発)

実体剣×2

バズーカ×2

ガルム×2

アビリティ

ミラージュコロイド




いろいろ思うところはあると思いますが、見逃してください。
自分で書いていて、よくわからなくなって来ました


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原作前
第1話


どうもこんにちは皆さん、桜歌です。実は今とても困っています。

なぜなら自分が赤ちゃんになってしまっているからです。

 

「お~よしよし、おうかはいい子だな」

 

と男の人が

 

「ちょっと貴方、私にもおうかを抱かせてよ」

 

と女の人がいっています。

 

この二人は多分俺の両親だと思います。

 

桜歌(え、マジで、原作ごろに送られるんじゃないのΣ(-∀-;))

とりあえず、まずは挨拶でもしてみようかなと思いましたが

 

桜歌「あ~う~あ~う~(こんにちは、父さん母さん)」

 

まともに言葉になりません( ´△`)

 

父さん「おうかどうした~」

 

母さん「きっとお腹がすいたのよ」

 

父さん「そうだな、じゃあごはんにしないとなぁ」

 

とこんな感じになってしまいました。

 

桜歌(正直このままじゃあ何もできないじゃん、暇だよ~(涙))

 

そんな感じで現実逃避しながら眠りにつきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

半年後

 

 

 

 

 

どうも桜歌です、なんとオレに妹ができたらしいです!!どんだけはやいんだよ。

 

母さん「まさかこんなに早くおうかに妹ができるなんて、私もびっくりだわ」

 

父さん「そうだよな、今までどんなに頑張ってもできなかったのに、突然どうなってるんだ」

 

桜歌(それはこっちが聞きたいんだけど、あんたらの体どうなってるの)

 

とこんな感じで家族が増えました。ちなみに名前は百合姫(ゆりひめ)になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

それから5年後

 

 

 

 

 

 

 

はい、桜花です。まあオレと妹は5才になりました。

そしてなぜか、妹はブラコンになりました。

 

百合姫「おに~ちゃん、遊んで」

 

桜歌「いやもう一人で遊べばいいじゃないか、友達と公園で遊んだりさぁ」

 

百合姫「やだよ、あんな低レベルな子たちよりおに~ちゃんと遊ぶ方が絶対楽しいもん」

 

なんかいろいろとりかえしのつかないことになってる気がする。

でもかわいいんだよな~すごく

 

百合姫「どうしたのおに~ちゃん?」

 

桜歌「何でもないよ、じゃあなにする」

 

百合姫「じゃあ公園にいってかくれ「ちょっとごめんな、いいか」」

 

桜歌「どうしたの父さん」

 

父さん「ちょっとおまえに話があるんだ」

 

桜歌「うんいいよ」

 

父さん「悪いな百合姫、ちょっとお兄ちゃん借りてくぞ」

 

百合姫「‥‥‥‥‥父さんなんて嫌い」

 

父さん「ちょっとまて、どうしたんだ百合姫(^^; 」

 

母さん「あら、早くも反抗期が来たの( 〃▽〃)」

 

百合姫「私からおに~ちゃんをとっていくひとなんて嫌い」

 

父さん「ち、違うんだよ、お兄ちゃんの将来について話すんだよ、5分もすれば終わるから待ってて」

 

百合姫「」プイ

 

父さん「そんなぁー(涙)許してくれよう( ;∀;)」

 

桜歌「父さんもういいから、あっちで話すよ」

 

父さん「待って待つんだ桜歌(涙)」

 

桜歌「あんまりうるさいと、あとでフォローいれないよ」

 

父さん「わ、わかった、でも絶対入れてくれよマジで、このままじゃあ俺生きていけないから」

 

桜歌「じゃあいってくる」

 

母さん・百合姫「いってらっしゃい」

 

そして父さんの書斎に入って行った。

 

父さん「え~と、気を取り直して話すが、実はこの家には代々伝わる剣術の流派があるんだが、おまえがその流派を継ぐ気があるかを聞きたい」

 

桜歌「え、そんなのあるの!!」

 

父さん「ああ、あるとも」

 

桜歌「え、でも父さん普段その稽古してないじゃん」

 

父さん「何をバカをいう、毎日おまえたちが寝てからやっているぞ」

 

桜歌「そうなの」

 

父さん「ああ」

 

桜歌「その剣術って、俺がつがなかったらどうなるの」

 

父さん「なくなるか、百合姫に継ぐ気があるか聞く位だな」

 

桜歌「(おいおい、女の子に剣術教える気かよ)わかったなら俺がやるよ」

 

父さん「そうか、なら明日から稽古をつけよう」

 

桜歌「ちなみに流派の名前はなんて言うの?」

 

父さん「ああ、神夜藤堂流(かみやとうどうりゅう)という」

 

桜歌「そっか、わかった」

 

父さん「わかったなら戻れ、マジでフォローしといて(涙)」

 

桜歌「ああ、わかってるよ」

 

といって百合姫のところに戻るのだった。

 

桜歌「明日が楽しみだな」




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第2話

こんにちは皆さん、桜歌です。実はあれから剣術の修行をする時だけ、父さんがめちゃくちゃ怖くなりました。

 

父さん「おらー、さっさと立って~い馬鹿者が」

 

桜歌「誰が馬鹿者だ、父さん」

 

父さん「お師匠様と呼ばぬか、大馬鹿者め」

 

とこんな感じで、修行をやることになりました。マジでこわい((((;゜Д゜)))

 

ちなみに妹も半年遅れて母さんに剣術を教わっているそうです。前に一度修行を見に行こうとしたら、父さんと母さんから長々お説教(お小言+休みなしの組手)をされました。そのときに

 

母さん「うちの流派は例え家族であっても、修行風景を見られてはいけないのです。」

 

父さん「修行風景から何かしらの技術を盗まれては大変だ」

 

てな感じで、全然見ることができませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2年後

 

 

 

 

 

 

 

 

父さん「桜歌、明日から2日間は私の知り合いのところに出稽古するぞ」

 

桜歌「ちょっと待てよ父さん、明日は姫{百合姫のこと}と買い物に行く約束してるんだから、無理だよ」

 

父さん「そんなのまた今度にしておけ」

 

桜歌「そんなこといって、また姫に口聞いてもらえなくなってもいいのか、もうフォローはしてやらないぞ」

 

父さん「う、まあなんとかなるだろう(; ̄ー ̄A」

 

桜歌「本当に知らねえからな」

 

そのとき、突然俺の部屋のドアがあいた。

 

百合姫「うぇ~~~(涙)おに~ちゃん聞いてよ、母さんが明日から2日間も出稽古にいくぞっていうんだよ(。´Д⊂)」

 

母さん「こら百合姫、逃げちゃダメよ」

 

百合姫「だって1週間前から楽しみにしてたのに、突然出稽古なんてあんまりよ(。´Д⊂)」

 

母さん「仕方ないでしょ、母さんの知り合いが空いたのがわかったのがつい1時間前なんだから」

 

百合姫「そんなぁ~(涙)」

 

父さん「ちょうどよかったじゃないか桜歌、こちらも明日から出稽古にいこうと思っていたんだ」

 

百合姫「え、それどういうことおに~ちゃん?(/ー ̄;)」

 

桜歌「いや突然父さんが、明日から出稽古に行くぞとか言い出して、今その話をしていたんだf(-""-;)」

 

百合姫「(# ゜Д゜)」ギロリ

 

父さん「(・。・;」

 

百合姫「父さん、昔に言ったよね(`´)おに~ちゃんをとって行ったら嫌いになるって(`Δ´)」

 

父さん「あ、ああ(; ̄ー ̄A」

 

百合姫「じゃあその覚悟をしたからココにいるんだよね(o^-^o)」

 

父さん「えっと~(涙)あのな」

 

百合姫「いるんだよね」

 

父さん「は、はい」

 

百合姫「じゃあもうこれから一生顔を会わせなくていいんだよね(^-^)」

 

父さん「えっとあの~‥‥‥‥‥‥(・。・;

桜歌助けろ」

 

桜歌「父さん言ったよね(^^)フォローはしないって」

 

父さん「そんなぁ~(涙)

 

百合姫「おに~ちゃん今回はもう無理そうだから、次は必ず行こうね。次は何があっても譲らないからね母さん」

 

母さん「わかってるわよ、どうせだから次の時はお金も出してあげるわ。父さんのへそくりから」

 

父さん「ちょ、ちょっと待とうか母さん、どこでそれを見つけた」

 

母さん「貴方の書斎の本棚の裏に隠してありましたよ(^^)、いつの間にこんなに貯めたのかしら(^^)(`Δ´)」

 

父さん「ま、待とうか母さん、本当にマジで((((;゜Д゜)))」

 

母さん「よかったわね二人とも、この中には10万は入ってるから好きなお洋服が買えるわよ☆(o^-^o)」

 

父さん「桜歌、百合姫おまえたちはそんなことしないよな(涙目)」

 

百合姫「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

桜歌「諦めろ父さん、母さんに見つかったのが運のつきだ」

 

父さん「イヤーーーーーーーーーーーー」

 

こんな感じで俺たちの出稽古がきまりました。




よかったら、感想書いてください。


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第3話

こんにちは皆さん、桜歌です。今父さんの知り合いの家に来ています。

ここまでくる時の車はとても怖かった。

 

父さん「俺のへそくりが、俺のへそくりが(涙)」

 

桜歌「父さん泣いてないでちゃんと運転してよ。

すごくふらふらしてるよ」

 

父さん「そんなこと行ったって~(涙)」

 

 

 

 

30分後

 

 

 

 

警察「前の車、止まりなさい」

 

桜歌「え」チラ

父さん「(・。・;」

 

警察「わきによって」

 

桜歌「父さんなにしたの」

 

父さん「何もしてないよ」

 

警察「ふらふらと運転してましたが、お酒をのんでませんか」

 

父さん「飲んでないですよ」

 

警察「こちらでちょっと検査しましょうか」

 

父さん「え」

 

桜歌「‥‥‥‥」

 

 

 

1時間後

 

 

 

警察「これからはふらふらと運転しないでくださいね」

 

父さん「はい、すいませんでした」

 

とこんな感じでした。あんなに怖い警官なんて初めて見たよ。(前世あわせても)

 

父さん「つ、ついたぞ桜歌(汗)」

 

桜歌「‥‥‥‥‥‥‥‥」ガチャ

 

父さん「父さんが悪かったからそろそろ許してくれ(涙目)」

 

桜歌「‥‥‥‥はぁ、でここはなんて人の家なの?」

 

父さん「ああ、ここは篠ノ之さんという人の家だよ」

 

桜歌「え、え~~~~~」

 

父さん「ど、どうした」

 

桜歌「何でもないよ(篠ノ之ってあの篠ノ之だよな、原作のヒロインの)」

 

父さん「そうかならいい、入るぞ」

 

桜歌「うん」

 

扉を開けると突然横から

 

「死ね~~~桃李(とおり)」

 

父さん「うわ、アブねえな和人」

 

和人「ちっ、しくじったか」

 

父さん「おまえ本気で斬りかかってきたろ」

 

和人「当たり前だろう、昔っからそうだったろ。

ところで何で予定の時間より遅れた?」

 

父さん「まあいろいろあったんだよ」

 

和人「そうかまあいいや、奥にはいれよ」

 

父さん「ああ」

 

桜歌「お、お邪魔します」

 

そして道場にて

 

和人「そういえばおまえの後ろにいるのが息子か?」

 

父さん「ああそうだった、桜歌挨拶しなさい」

 

桜歌「初めまして、神谷桜歌です、よろしくお願いします」

 

和人「お~元気だな、私はおまえの父親の友人で篠ノ之和人だ、よろしくな」

 

父さん「そういえばおまえの娘はどうした、娘に剣道教えるって言ってただろう」

 

和人「実はなぁ、娘は今実家にいるんだ」

 

父さん「どういうことだ」

 

和人「実は姉妹ゲンカしたらしくて、剣道を教えている妹の方が実家の方にいっちまってな」

 

父さん「おいおいそれじゃ息子の相手はどうするんだ」

 

和人「そこは姉である束に任せようと思ってる」

 

父さん「そうかなら安心だな」

 

桜歌「ちょ、ちょっと待ってこの出稽古って父さんの」

 

父さん「そうだが、どうした」

 

桜歌「それって俺くる意味あった」

 

父さん「ん~~別にないかな」

 

といった瞬間俺は携帯を取り出して、ある場所に電話した。

 

桜歌「あ~もしもし母さん、父さんの書斎なんだけどもっと細かく探せばまだ出てくると思うから、帰ったら一緒に探そうか」

 

母さん「あらそうなの、じゃあ楽しみにしてるわね」

 

桜歌「あと百合姫に伝えといて、父さんは意味もないのに俺を連れ出したって」

 

母さん「わかったわ。ちゃんと伝えておくわね」

 

桜歌「じゃあまた2日後にね」

 

母さん「ええ、じゃあね」ガッチャ

 

父さん「(・。・;お、桜歌なにやってるんだ」

 

桜歌「父さんがあまりにもふざけてるから、きっちりわかってもらおうと思って☆(^^)」

 

父さん「本当すいませんでした、どうか許してくださいorz」

 

桜歌「い・や・だ(^_^)v」

 

父さん「あ~~~~~~」

 

和人「すまない、状況がのみこめないんだが」

 

そのあと和人さんにここにくるまでにあったことを全て包み隠さず伝えた。

 

和人「おまえなに考えてんだよ、子供の時間を潰すなんて」

 

父さん「だってだって一人でここにくるの寂しかったんだもの(T_T)」

 

桜歌「本当アホな父親ですいません、これからもできるだけでいいんで仲良くしてやってください」ペコリ

 

和人「おまえよりしっかりしてるんじゃないのかこの子」

 

父さん「‥‥‥‥」遠い目

 

和人「まあとりあえず姉の方には、会わせるからついて来てくれ桜歌くん」

 

桜歌「はい、わかりました」

 

和人「桃李はそこ動くなよ(^^)もちろん正座でいろよ」

 

父さん「はい」ショボン

 

それから俺と和人さんは家の庭の離れまできた。

 

和人「ここに姉の束がいるから、ちょっと呼ぶな。

束~お父さんだ、ちょっとはいるぞ~」

 

シーーン

 

桜歌「本当にここにいるんですか?」

 

和人「ああいるよ。束開けるからな」ガッチャリ

 

とそこにはたくさんのパソコンと何かの道具が散乱していた。

そして和人さんが奥に進み、そこにいる女の子に話しかけた。

 

和人「束、ちょっといいから?」

 

束「あれ~お父さんどうしたの?」

 

和人「いやちょっとお父さんの知り合いの子のことを頼みたいんだがいいか」

 

束「うん、別にいいよ」

 

和人「そうか、じゃあ入って来なさい桜歌くん」

 

桜歌「あ、はい」

 

和人「えっとこの子が知り合いの子の神谷桜歌くんだ」

 

俺はそこで止まってしまった、だって目の前にめちゃくちゃかわいい子がいるんだもの。

 

和人「ど、どうかしたかい桜歌くん」

 

桜歌「あ、いえ何でもないです。初めまして神谷桜歌です、よろしくお願いします」

 

束「うん、篠ノ之束だよ。ろしくね」

 

これが俺と束さんの初めてのコンタクトだった。

 




よかったら、感想をかいてください。


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第4話

こんにちは皆さん、桜歌です。今俺は最大のピンチです。なぜなら今作業台の上に拘束されているからです。

なぜこんなことになったかと言うとそれは数分前のことになります。

 

束「よろしくねおー君(^^)」

 

桜歌「えっとそのおー君って何ですか?」

 

束「君のニックネームだよ」

 

桜歌「はぁ」

 

和人「お~早くも仲良くなったか、これはよかった。

束、桜歌くんのことは頼んだぞ」

 

束「わかったよ、お父さん」

 

和人「よし、桜歌くんもここでいい子にしてるんだぞ」

 

桜歌「わかりました、和人さん」

 

和人「それじゃ稽古が終わったら迎えにくるからな。じゃあ行ってきます」

 

束・桜歌「いってらっしゃい」

 

と和人さんは飛び出して行きました。そのあと静寂が訪れた。

 

束「‥‥」

 

桜歌「‥‥‥‥」

 

束「‥‥‥‥‥‥」

 

桜歌「‥‥‥‥‥‥あの~束さん」

 

束「なにかな、おー君?」

 

桜歌「えっと、今何を作ってるんですか?」

 

束「それはね、まだ誰も知らない技術でできたロボットだよ」

 

桜歌「そうなんですか」

 

束「そうだよ」

 

桜歌「‥‥」

 

束「‥‥‥‥」

 

桜歌「‥‥‥‥‥‥」

 

束「‥‥‥‥‥‥‥‥」

 

桜歌「あの~俺はここで何をしていればいいですか?」

 

束「うーん、好きにしてればいいよ。その辺に転がっている道具とか使って好きにしてて」

 

桜歌「わ、わかりました(暇だしIS関連のものをなにか作るかな)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから数時間後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

束「うーん\( ̄0 ̄)/、少し休憩しよう(そういえばおー君は、何してるんだろう)」チラ

 

そこには黙々と何かを作っている桜歌がいた。

 

束「(え、なにこれ私の知らない何らかの技術で作ってる。面白そう)おー君なに作ってるの?」

 

桜歌「え、あ~まあなんとなく近くにあったもので組み合わせているだけだったんですよ(やべ~集中しすぎて、束さんがこっちを気にしてるのきずかなかった)」

 

ちなみに今作っていたのは将来的、束さんが作るISのコアに近い疑似コアだったりする。

 

束「ふーんそうなんだ、じゃあさぁそれのやり方を束さんにも教えてよ(^_^)」

 

桜歌「いやなんとなくやってたから、どういう風にやったか自分でもわからないんだよね」

 

束「本当に」ジトメ

 

桜歌「本当だよ(゜゜;)(。。;)」

 

束「ふーんじゃあ悪いんだけど君の近くにあるその道具をとって(^_^)」

 

桜歌「これですか」ガン

 

そして冒頭に戻る。

 

束「ねぇおー君、今すぐ教えてくれないと束さん本当に怒るよ」

 

桜歌「そんなこと言われたって(涙目)本当にわからないんですって( ;∀;)」

 

束「ふーんまだしらばっくれるんだ。じゃあ私の作ったこの嘘発見器にかけてみよっか(^_^)

ちなみに嘘をつくと10万ボルトの電流が流れる仕様だから、気をつけてね☆(^^)」

 

桜歌「ちょっと束さん、それはさすがに洒落になってない。本当にマジで」

 

束「大丈夫だよ、嘘をつかなければいいんだから」

 

桜歌「いや、誤作動とかあったらどうするですか」

 

束「大丈夫だよ私は大天才だもの、そんな単純なミスはしないよ」

 

桜歌「いやマジで勘弁してください、お願いします」

 

束「じゃあ始めるよ(^_^)/~~」

 

桜歌「いや無視しないで、ちゃんと話を聞いて」

 

束「セット完了じゃあ質問ね、その技術のことを自分で理解している」

 

桜歌「‥‥」

 

束「どうしたのかな~おー君、本当に知らないんだったら知らないって言えばいいんだよ」

 

桜歌「(父さん母さん、百合姫ごめん俺ここで死んだは)知りません」ギュウ~

 

束「‥‥‥‥‥‥反応しないね」

 

桜歌「はぁ~よかった」

 

束「じゃあ次の質問ね」

 

桜歌「え、ちょっと待って1つじゃあないの(・。・;」

 

束「そんなわけないじゃんおー君やだな~。

第2問パソコンや機械関連の知識を持っている」

 

桜歌「(ここはいってもいいかな)はい」

 

束「‥‥‥‥‥‥反応しない、じゃあ持ってるんだ知識」

 

桜歌「はい、機械関連の知識ならあります」

 

束「や」

 

桜歌「や?」

 

束「やった~~~、初めて束さんと同じ天才にあったよ」ニコニコ

 

桜歌「え、そうですね(よかった~~そっちに落ち着いて)」

 

束「おー君これから一緒にいろいろつ「桜歌くん迎えに来たよ」」

シーーン

 

和人「えっと、話中だったかい」

 

束「‥‥‥‥‥‥私の邪魔をするお父さんなんて嫌い」

 

和人「ちょっとどうしたんだ束(汗)、今まで何があってもそんなこと言わなかったじゃあないか」

 

束「嫌い嫌い大嫌い(`Δ´)」

 

和人「ぐは」ピックピク

 

桜歌「まあまあ束さん、別に悪気があったわけじゃないんですから、今回は許してあげましょうよ(^_^)」

 

束「‥‥‥‥‥‥‥‥おー君がまた来てくれるなら許す」

 

桜歌「はい、またきます」

 

束「ならいいよ」

 

和人「ありがとう~束( ノД`)…」

 

桜歌「じゃあ和人さん、いきましょうか」

 

和人「あ、ああいこうか桜歌くん」

 

そして俺はこの家を去った。

ちなみに父さんは、かなりぼろぼろでした心も体。




よかったら、感想を書いてください。


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第5話

今回は少し短いです。
たぶん次が長くなるとおもいます。


こんにちは皆さん、百合姫です。今私は母さんの知り合いである、ある家に来ています。

 

百合姫「母さんここなの?」

 

母さん「そうよ、ここが私の知り合いの更識さんの家よ」

 

百合姫「へ~そうなんだ」

 

そこにはうちの3倍以上はありそうな豪邸があった。

 

母さん「じゃあ入りましょ」

 

百合姫「うん」

 

そして扉を開けると

 

「「「「「いらっしゃいませ神谷様」」」」」

 

たくさんの人が頭を下げていた。

 

母さん「こんにちは皆さん、京子さんはいらっしゃいますか?」

 

「待ってたわよ、泉ちゃん」

 

母さん「あ、京子ちゃん元気そうね」

 

京子「そっちもね、こんなところで立ち話もなんだから、屋敷にいきましょうか」

 

「お、奥様案内ならわたくしどもが」

 

京子「いいわよ、ここまでわたしがきちゃってるし」

 

「しかし」

 

京子「これは命令です」

 

「わ、わかりました」

 

京子「じゃああらためて、いきましょうか」

 

母さん「そうね、お邪魔するわね」

 

百合姫「お邪魔します」ペコリ

 

そして屋敷の中に入って行きました。中はとっても広くて迷路見たいになっています。そのうちのひとつの部屋に案内されました。

 

京子「じゃあ改めて更識京子です、よろしくね百合姫ちゃん」

 

百合姫「え、何で私の名前知ってるんですか?」

 

京子「まぁちの家がいろいろ情報を集める家だからかな」

 

百合姫「え、じゃあ記者さんかなにかですか」

 

京子「違うわ「それは違うわよ百合姫」」

 

母さん「ここはね、裏の社会と深く関わっている家なのよ」

 

百合姫「そ、そうなの」

 

京子「泉ちゃんいくらなんでも簡単にばらさないでよ( ・ε・)」

 

母さん「まあいいじゃないこれくらい、それにこのことを知っていれば将来的に困ったら、助けられるかもしれないじゃない(^o^)」

 

京子「それはそうかもしれないけど」

 

母さん「まあとにかくここまできたんだから、早くやりましょ組手」

 

京子「ちょ、ちょっと待ってその前にうちの娘たちを紹介するから。

いらっしゃい刀奈、簪」

 

刀奈・簪「はい、お母様」

 

京子「この子達が私の娘よ」

 

刀奈「初めまして更識刀奈(さらしきかたな)と言います、よろしくお願いします」

 

簪「初めまして更識簪(さらしきかんざし)です、よろしくお願いします」

 

京子「えっとね刀奈が百合姫ちゃんの一つ年上で、簪が同学年よ」

 

母さん「ほらあなたも挨拶しなさい」

 

百合姫「初めまして神谷百合姫と言います、これからもよろしくお願いします」

 

刀奈・簪「は、はい」

 

京子「それじゃあ挨拶も終わったし、早速道場でやりましょうか」

 

百合姫「あ、はい」

 

母さん「とてもわくわくするわね」

 

こうして更識家での修行が始まった。




よかったら、感想書いてくださいね。


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デート

今回はとても長くなっています。
別に読まなくてもストーリーにはさほど問題はありません。
女性の方には嫌な部分もあるかもしれません。気をつけて読んでください。


こんにちは皆さん、桜歌です。今俺は家の近くの公園で待ち合わせをしています。

 

桜歌「遅いな、なにかあったのか姫」

 

30分後

 

百合姫「ご、ごめんはぁ、遅くなっちゃってはぁはぁ」

 

桜歌「それはいいけど、どうしたんだ?」

 

百合姫「家を出るときに母さんと、デート楽しんでくるねって話してたら、父さんが泣きながら『誰と行くんだ』とか『そんなやつ父さんが切り捨ててやる』とか騒ぎだしちゃって」

 

桜歌「なにやってんだ、父さん」

 

百合姫「そうだよね、やっぱり滅したほうがこの世のためなんじゃないかな(^_^)」

 

桜歌「そう怒んなよ、楽しいデートが台無しになるぞ」ナデナデ

 

百合姫「(///ω///)」

 

桜歌「じゃあいくか」

 

百合姫「う、うん」ガシ

 

桜歌「ん、なぜ腕を組む?」

 

百合姫「え、デートでしょ。

それとも組むのいやだった(涙目)」

 

桜歌「いや別にいいけど、突然組んだらびっくりするだろ」ナデナデ

 

百合姫「うん、ごめんなさい(///ω///)」

 

桜歌「じゃあいこうか」

 

百合姫「うん☆(^○^)☆」

 

そして俺たちは少し遠いショッピングモールに来た。

 

桜歌「じゃあまずはどこからみる?」

 

百合姫「私はあそこの店がみたい」

 

桜歌「じゃあいくか」

 

そしてそのお店の中に入ると

 

桜歌「なぁ姫、このお店ってなんの店だ?(・。・;」

 

百合姫「ランジェリーショップだよ」

 

桜歌「そうかじゃあ外でま「逃がさないよ(^_^)v」」

 

そういって力いっぱい腕を抱きしめられた。

 

桜歌「(まだ年はあれだけど、なにげに育ってるから抱きしめられると困るんだよな)わ、わかった逃げないから離してくれ」

 

百合姫「やった~」

 

桜歌「はぁ」

 

百合姫「おに~ちゃん私が着る下着選んで」ニコニコ

 

桜歌「そ、それはさすがに勘弁してくれ(/_;)」

 

百合姫「選んでくれないなら、おに~ちゃんに乱暴されたって母さんと父さんにいう」ゲス

 

桜歌「お、おい待とうかそんなことされたら俺が殺される(-_-;)」ダラダラ

 

百合姫「じゃあ選んで」ニコリ

 

桜歌「はい」↓

 

百合姫「楽しみだな、どんなのかな」

 

桜歌「(マジでどうしよ、ここは適当に選んで逃げようかな)こ、これで」

 

と近くにあったものをとって渡そうとするが、俺はきずいていなかったのだどんなものを妹に渡しているかを

 

百合姫「え、これ」

 

桜歌「そうだ(゜゜)」

 

百合姫「(嘘でしょ、こんなに布地が少ないのを渡して来るなんて、でもせっかく選んでくれたし着てみようかな)わかった、着るから更衣室までついてきて」

 

桜歌「いや、流石にそれはまわりにも迷惑だろ」

 

店員「こちらにどうぞ、まわりのお客様が使われていない場所なので」

 

百合姫「ありがとうございます、さぁおに~ちゃんいくよ」

 

桜歌「いや、待ってお願いだから待ってくだ~~~い」

 

こうして奥に連れていかれました。

 

 

 

1時間後

 

 

 

百合姫「お、おに~ちゃん大丈夫?」(-o-;)

 

桜歌「ア、アハハダイジョウダヨダイジョウブ」

 

百合姫「そうはみえないけど」

 

桜歌「………………」チーン

 

百合姫「ほ、ほら次はあそこのを見に行くよ」

 

桜歌「あ、ああ」

 

そして次の戦場に連れていかれるのであった。

次の店はただの洋服屋さんだった、よかった。

 

百合姫「おに~ちゃんこの服どうかな?」

 

桜歌「いいんじゃないか」

 

百合姫「また適当に」プンプン

 

桜歌「そんなこと言われたって(汗)」

 

百合姫「そういえば今日の服についてもなにも言ってくれてないよね」ジトー

 

桜歌「…」ギクッ

 

百合姫「で、どうなの?」

 

桜歌「正直にいっていい?」

 

百合姫「いいわよ」

 

桜歌「その今来てる服だけど、あまり姫にはあってないよ」

 

百合姫「なぁ」( ; ゜Д゜)

 

桜歌「ここでなら俺でも選べそうだから、似合う服をチョイスしてみようか?」

 

百合姫「や、やれるもんならやってみてよ」プンプン

 

桜歌「わかった」

 

そうして俺は店の中を見て回り、妹にあいそうな服を選んでいった。

 

 

着替え中

 

 

百合姫「(こんなのわたしに似合うわけないじゃん、これで服を選ぶのがどれだけ大変かわかればいいよ)着替え終わったよ」

 

といってカーテンを開けたら、(ちなみに服は水色のワンピースに麦わら帽子を被っている状態)今まで騒がしかった店の中が一斉に静まりかえった。

 

百合姫(やっぱり似合ってないんじゃん、まわりにまで見られてるじゃない)

 

「て」

 

百合姫「て?」

 

 

「天使がいる~~~こんなところに天使だ( ;∀;)」

 

百合姫「え、え」

 

桜歌「だからいったろ、とっても似合ってるんだよ」

 

百合姫「そ、そんな」

 

桜歌「姫は元々超絶の美少女なのに、今日は服の選び方を間違えてたんだよ」

 

百合姫「(///ω///)」

 

桜歌「それに何年も姫のことを見てきたのに、ここでミスるわけないだろ」ドヤ

 

百合姫「(///ω///)(///ω///)」

 

「おいあの子アイドルかなにかじゃないのか、写真とらせてもらおうぜ」

 

「そうだな、もしアイドルじゃなくても家宝になるレベルだからな」

 

百合姫「(///ω///)(///ω///)(///ω///)」

 

桜歌「で、どうだ気に入ったか?」

 

百合姫「う、うん(///ω///)」

 

桜歌「ならよかった、どうせだからそのままデートするか」

 

百合姫「うん☆(^_^)」

 

店員「お、お客さま一枚写真をとらせていただけませんか。

いただけるのならその商品、8割引で構いません」

 

桜歌・百合姫「え」

 

店員「お願いしますorz」

 

百合姫「い、いやそこまでしなくてもいいですよ。(///ω///)

写真ぐらいならいいですから」

 

店員「ありがとうございます(涙)」

 

そして後にこの写真にはプレミアがついて、一枚15万円することになるのだが、それはまた別の話

 

百合姫「お、驚いたよまさかおに~ちゃんにこんなセンスがあるなんて」

 

桜歌「その言われようはひどいんじゃない」

 

百合姫「ま、いいでしょ」

 

桜歌「まあな、このあとはどうする?」

 

百合姫「そうだな、近くに大きい池がある公園があったよね、そこにいこうよ」

 

桜歌「了解、そこへ向かってレッツゴー」

 

そして歩いて数分の公園についた。

 

百合姫「少し喉が乾いたね」

 

桜歌「わかったよ、そこのベンチに座ってなすぐに買って来るから」

 

百合姫「いや、いいよ悪いし」

 

桜歌「気にしない気にしない、じゃあいってくる」

 

百合姫「わかった、いってらっしゃい」

 

そういっておに~ちゃんは少し離れた自販機まで買いにいった。

そこにちゃらそうな男たちが来た。

 

「君かわいいね、俺たちとこのあとデートしない。

楽しいところ連れていってあげるよ」

 

「そうだよ、デートしようぜ」

 

百合姫「あ、あの今デート中なので他をあたってください」

 

「いいじゃん、どうせその男だってブサメンなんだろうし」

 

「そうだよ、そんな奴より俺たちとしようぜ、お金だってたんまり持ってるからさ」

 

百合姫「や、やめてください(怒)わたしの大切な人にそういうこと言わないでください(`Δ´)」

 

「お、怒った顔もかわいいじゃん」

 

「いいからこいよ」

 

といってわたしの腕をつかもうとしました。

ですが私だって剣術を習っている者として、そう簡単には捕まりません。

苛立って来たのか、ふたりがかりで無理やり抑えつけられてしまいました。

 

「てこずらせんじゃねえよ」

 

「女なら男にしっぽふってればいいんだよ」

 

百合姫「い、いたい、離して(涙目)」

 

「お、こいつ泣いてるぞ」

 

「へ、女がいきがるからだ」

 

桜歌「おい、お前らなにしてだ」真顔

 

「あぁ、お前には関係ないだろ、どっかい「なに人の女に手出してるんだって、聞いてるんだよ(怒)(怒)」」

 

そこには本気でキレたおに~ちゃんがいました。

 

桜歌「おまえら覚悟出来ているんだろうな(怒)」

 

「う、うるせー」

 

といっておに~ちゃんに殴りかかって行きましたが、次の瞬間そのチャラ男たちはおに~ちゃんに投げられて地面に倒れていました。

 

「はぁごほごほ」

 

「なんだこいつ、マジでつ、つえー」

 

桜歌「おい(怒)立てよ」

 

といっていると、それにびびったのかチャラ男たちは逃げようとしますが、おに~ちゃんがそれを許しません。

 

桜歌「おい、お前らなに逃げようとしてるんだ、まだ終わってないだろが(怒)」

 

「「ひ、ひ~

ご、ごめんなさい許してください」」

 

桜歌「は、なにいってんの、許すわけないだろ」サッキ

 

「……」ガタガタブルブル

 

百合姫「お、おに~ちゃんやめて、私は大丈夫だからそれ以上は」

 

桜歌「……………………………」

 

百合姫「お願いよおに~ちゃん(涙目)」

 

桜歌「……………はぁ、わかった。

お前ら二度と俺やこいつの前に現れるな、もし見かけたら次はないからな」

 

「「は、はいわかりました失礼します」」

 

桜歌「ちょっと待て」

 

「「…」」ビク

 

桜歌「立ち去る前にこいつにいうことがあるだろうが(怒)」

 

「「は、はいすいませんでした」」

 

そして少ししてから、

 

桜歌「姫、悪かった一人にしちまって」

 

百合姫「んん、わたしのために買いにいってくれたんだもん、いいよ」

 

桜歌「でも」

 

百合姫「いいから、でもわたしのためだからってあそこまでやっちゃダメだよ」

 

桜歌「あ、ああわかった」

 

このあと買ってきた飲み物をのんで俺たちは家へとかえっていった。

ちなみに帰ったら、妹にケガをさせたと父さんにめちゃめちゃしごかれた。




どうだったでしょうか、これを書いていてけっこう来るものがあって私は疲れました。
よかったら、感想書いてください。


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第6話

こんにちは皆さん、百合姫です。今私は更識家の道場に来ています。今そこではとても白熱した組手を行われています。

 

京子「泉ちゃん腕が鈍ったんじゃないの」

 

母さん「それを言うなら京子ちゃんでしょ」

 

お互いに譲らず白熱するのはいいのですが、だんだん言葉が乱暴になっていくのは怖いです。

 

京子「こんなもんかちびっこ」

 

母さん「うるさいわよノロマ」

 

京子「そっちこそうるさいのよドンガメ」

 

母さん「なんですって、ここで切り殺すわよ」

 

京子「いいわよ、殺れるもんならやってみろ(゜∪゜)」

 

母さん「‥‥」ヒュー

 

京子「‥‥」バキッ

 

母さん「‥‥‥‥」ガン

 

京子「‥‥‥‥」キン

 

母さん「‥‥‥‥‥‥」ブン

 

京子「‥‥‥‥‥‥」カランカラン

 

マジで怖いから無言でやらないで(涙)、隣にいる二人もどんどん顔が蒼くなっています。誰か助けて

 

 

♪~~~~

 

 

そこに突然電話がかかって来ました。

 

母さん「京子ちゃん一旦ストップ」

 

京子「なによ、せっかくのってきたのに」

 

母さん「ごめんごめん」

 

京子「早く済ませてよ」

 

母さん「はーい…‥‥‥‥もしもし」

 

桜歌「あ~もしもし母さん、父さんの書斎なんだけどもっと細かく探せばまだ出てくると思うから、帰ったら一緒に探そうか」

 

母さん「あらそうなの、じゃあ楽しみにしてるわね」

 

桜歌「あと百合姫に伝えといて、父さんは意味もないのに俺を連れ出したって」

 

母さん「わかったはちゃんと伝えておくわね」

 

桜歌「じゃあまた2日後にね」

 

母さん「ええ、じゃあね」ガッチャ

 

百合姫「誰からだったの母さん?」

 

母さん「うーん桜歌からよ」

 

百合姫「え、おに~ちゃんだったの、母さんなんで変わってくれなかったの」

 

母さん「まぁんとなく(^o^)」

 

百合姫「ひ、びどいよ(涙目)」

 

母さん「あ~百合姫ごめんごめん、今度からは変わってあげるから泣かないで。ね」

 

百合姫「うん(;_;)」

 

母さん「あ~あと伝言なんだけど、父さんなにもないのに連れ出した見たいよ桜歌を」

 

バキッ

 

百合姫「どういうこと(^-^)」

 

刀奈・簪「‥‥」ブルブルビクビク

 

母さん「ゆ、百合姫抑えて抑えて、となりのふたりが震えてる」

 

百合姫「そんなことより(^-^)どういうこと(^-^)」

 

母さん「なんでもむこうの出稽古は父さんのみだったみたいよ」

 

百合姫「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥滅しってやる」ボソリ

 

母さん「まあ帰ってからにしなさい」

 

百合姫「わかった、そうする」

 

母さん「おまたせ京子ちゃん」

 

京子「本当よ、早く続きをやりましょう」

 

母さん「それなんだけど、真剣でやらない」

 

刀奈・簪・百合姫「え」サー

 

京子「いいわね、そうしましょうか」

 

刀奈・簪・百合姫「え、えーーーー」

 

京子「なによ三人とも」

 

母さん「どうしたの三人とも?」

 

刀奈「い、いや真剣はさすがにやりすぎなんじゃないかな」

 

簪「そうだよ」

 

百合姫「母さんさすがにやめようよ」

 

京子・母さん「いや」

 

 

刀奈・簪・百合姫「なんで?」

 

京子・母さん「だってそれじゃああいつを殺せないじゃない」ニコ

 

刀奈・簪・百合姫「えーーーー」

 

刀奈「じゃ、じゃあ私たちは部屋で遊んでてもいいですか?」

 

京子「別にいいわよ、子供が見るものでもないし」

 

母さん「百合姫は迷惑をかけないようにね」

 

百合姫「はい」

 

簪「じゃ、じゃあいきましょうか」

 

そういって私たちは道場を出ました。

ちなみにそのあとは本当に真剣でやりあったそうです。

 

そしてある一室

 

簪「じゃあなにして遊ぼっか」

 

刀奈「そうね~」

 

百合姫「なにがいいですか?」

 

刀奈「それより私、気になってることがあるんだけど」

 

簪「あ、私も」

 

百合姫「何ですか?」

 

刀奈・簪「桜歌って誰?」ニヨニヨ

 

百合姫「え、えっと~あの~‥‥‥‥‥‥」ザァ

 

刀奈「逃がさないわよ」

 

簪「逃がしません」

 

こうして更識家での鬼ごっこが始まりました。

 

 

 

 

数時間後

 

 

 

 

刀奈「へ~~~お兄ちゃんなんだ」

 

百合姫「はい(///ω///)」

 

簪「好きなんですかお兄さんのこと」

 

百合姫「まあはい(///ω///)」

 

刀奈「男の人として」

 

百合姫「ん~~~~そこはわかんない」

 

簪「わかんないんですか?」

 

百合姫「うん、一緒にいて落ち着くんだけど男の人として好きかと言われたら、なんとも言えない」

 

刀奈・簪「そうなんだ」

 

百合姫「確かにかっこよくて、やさしくていいんだけどね」

 

刀奈「私もあって見たいわね、そのこに」

 

簪「私も」

 

百合姫「今度機会があったら連れて来るよ(^-^)」

 

刀奈「そっかぁ楽しみにしてるね百合姫ちゃん」

 

百合姫「あ、どうせだったら姫って読んでよ家ではそうだし」

 

刀奈「わかったわ姫ちゃん」

 

簪「わ、わたしも読んでいいかな」モジモジ

 

百合姫「いいよ」

 

簪「あ、ありがとう(照)」

 

刀奈「じゃあ次はなにして遊ぼっか?」

 

簪「そうだね」

 

百合姫「今度はふたりの話を聞かせてよ(^o^)何一つ隠し事なしで」ニコニコ

 

刀奈・簪「‥‥‥‥‥‥」サァ

 

百合姫「逃がさないよ」

 

またしても、鬼ごっこが始まった。

 

こんな感じで更識家では過ごしていました。

ちなみに迎えに来たふたりは身体中が傷だらけだったのは当たり前です。




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第7話

こんにちは皆さん、桜歌です。あの嫌がらせのような修行からもう2年が立ちました。

本当になんだったんだろうな、二日目は山籠りして熊に襲われかけるし、そのあとの修行だって息子に向かって拳銃打ってきたり頭いかれてんじゃないの(怒)

まあそのお陰で技は全部覚えられたけど。

そんなわけで今は家族で旅行にいくところです。

 

百合姫「おに~ちゃん楽しみだね旅行」

 

桜歌「そうだな楽しい旅行になるといいな♪」

 

母さん「きっとなるわよ、なんたって家族みんないるんだか」

 

父さん「そうだぞ、きっとなる」

 

桜歌「それはいいけど、父さんあのときみたいに警察のご厄介はごめんだからね」

 

父さん「それをいうなよ」

 

てな感じで楽しくドライブしていると突然警報が流れた。

 

緊急警報 緊急警報 ただいま 日本全土に世界各国のミサイルが飛来しています

速やかに頑丈な建物に隠れてください

繰り返します....

 

桜歌「父さん」

 

父さん「わかってる、お前たち捕まっとけよ」

 

母さん・百合姫「うん」

 

といって父さんはすごいスピードを出して、走り出した。ところが数分後突然走っていた車が止まってしまいました。

 

桜歌「父さんどうして止まるの」イラ

 

父さん「いやぁ~ガス欠だ」アワアワ

 

桜歌「ふざけてるんじゃないよね」イライラ

 

父さん「こんなときにふざけるか(怒)」

 

百合姫「じゃあ降りて急いで逃げないと」

 

父さん・桜歌「そ、そうだな」

 

母さん「あなた速く降りて」

 

 

♪~~~~

 

 

突然電話がかかって来た。

 

桜歌「こんな時に誰だよ………もしもし」

 

束「もすもす?おーくんお困りのようだね」

 

桜歌「今はそれどころじゃないんできりますよ」

 

束「ちょっとちょっと、助けるために電話したんだから」

 

桜歌「本当ですか?」

 

束「うん」

 

桜歌「わかりました、案内してください」

 

父さん「桜歌何してる、急げC=C=\(;・_・)/」

 

桜歌「今束さんから助かる場所を教えてもらってるんだよ」イライラ

 

父さん「うるさい、速くいくぞ(怒)」

 

桜歌「ちょっと待てよ」

 

父さん「いいからいくぞ」

 

桜歌「俺は行かない」

 

父さん「はぁ、なにいってるんだ」

 

桜歌「俺は束さんを信じて、そこへいく」

 

父さん「子供に何ができる(怒)」

 

桜歌「なんと言われようと信じる」

 

父さん「勝手にしろ、みんないくぞ(恐)」

 

百合姫「私も残る!!」

 

父さん「お前まで何をいってるんだ(怒)」

 

百合姫「私はおに~ちゃんが信じたものを信じる」

 

父さん「勝手にしろ」プイ

 

母さん「後で会いましょう(^_^)」

 

ここで両親と別れた

 

百合姫「おに~ちゃん」

 

桜歌「大丈夫だよ」ナデナデ

 

百合姫「うん(^○^)」

 

束「もすもす、話は終わった?」

 

桜歌「はい、両親とは別れちゃいましたけど」

 

束「それは残念、とりあえず案内するね」

 

そして車をおりてから、少しいったビルの近くによくわからないボックスがあった。

 

束「今見えてるボックスは私が作った防空壕だから、核爆弾でも来ないと破壊できないから大丈夫だよ」

 

桜歌「ありがとうございます束さん」

 

百合姫「これに入るの?おに~ちゃん」

 

桜歌「そうだよ、速く入ろう」

 

そしてボックスに近ずくと、扉が横に開いた。

 

束「中に簡単な食べ物があるから、食べてもいいよ~」

 

桜歌「はい、ありがとうございます」

 

中にはいってすぐに俺は、妹に食べ物と飲み物を持っていった。

 

百合姫「ありがとうおに~ちゃん」

 

桜歌「…」ニコ

 

そして少ししてくると俺はとても眠くなってきた。

 

桜歌「…」ウトウト

 

百合姫「おに~ちゃん、眠いんだったら寝てもいいよ」

 

桜歌「い、いやでも」

 

百合姫「そんな眠そうな状態で近くにいられても迷惑だよ、私は大丈夫だから眠って。ね」

 

桜歌「わ、わかった」

 

そして俺は横になるとすぐに眠りに落ちた。

 

アテナ・ロキ「すいませんでしたorz」

 

桜歌「え、なんであなたたちがいるんですか。

まさか俺死んだの(|| ゜Д゜)」

 

アテナ「あ、いえ死んでませんよ」

 

桜歌「ならなんでふたりがいるの?」

 

アテナ「じ、実はですね、あなたに謝らないといけないことが増えてしまって」

 

ロキ「オレもなんだ」

 

桜歌「とりあえず、話を聞きましょうか」

 

アテナ「はい、今起こっていることがなにか桜歌さんはわかっていますか?」

 

桜歌「白騎士事件ですよね」

 

アテナ「はいそうです、この事件では最終的な死者はゼロのはずだったんですが、今回二人の犠牲が出てしまいました。」

 

桜歌「それが誰か教えてください」

 

アテナ「あなたの両親です、流れ弾によっての死です」

 

桜歌「そうですか」ウツムク

 

アテナ「ですので今から時間を戻して助け「待ってください」」

 

アテナ「どうかしましたか?」

 

桜歌「いやそんなことして大丈夫なんですか」

 

アテナ「世界的には何の問題もありません」

 

桜歌「てことは別で問題があるんですね、それを教えてください」

 

アテナ「大丈夫ですよ、少しの間私が神の座を離れるだけです」

 

桜歌「え、それのどこが大丈夫なんですか(怒)」

 

アテナ「元々私がちゃんとしてれば起きなかったことですから」

 

桜歌「それなら戻さずにこのまま進めてください」

 

アテナ「え、でも」

 

桜歌「大丈夫です、親が居ないのは少し寂しいですが、これも運命です。受け入れます」

 

アテナ「しかし」

 

桜歌「いいんです、多分父さんたちも納得してくれます」

 

アテナ「わ、わかりました、でもなにか特典を増やさせてください」真剣な眼差し

 

桜歌「じゃあ、俺が使えるラボをください。自由に持ち歩けるように、ISと別に。

それと向こうの世界の機械系のアニメの機体を作れるようにしてください」

 

アテナ「わかりました、ではそちらの次元に作ります。あなたにはそこに出入り出来るようにします。

それと知識は一度ラボに入れば手にはいるようにしておきます」

 

桜歌「わかりました、ところで俺のISってどこでてにはいるですか?」

 

アテナ「あぁ、それはですね「そこからは俺が話すよ」」

 

桜歌「じゃあ頼むよ、ロキ」

 

ロキ「あぁ、お前が転生するときに俺が渡した玉のこと覚えてるか?」

 

桜歌「あぁ、とてつもない恩恵がもらえるってやつだろ」

 

ロキ「そうだそれだ、実はその恩恵なんだがな、鍵のかかった状態で渡しちゃったんだ」テヘ

 

桜歌「もしかして、その中に入って足りする?

俺のIS」

 

ロキ「うん、本当にごめんなさい」ペコリ

 

桜歌「まあいいよ、今から渡してくれるんでしょ」パチン

 

ロキ「あぁ、これが鍵だ」

 

桜歌「ありがとう、確かに受け取った」

 

アテナ「じゃあ送り返すね」

 

桜歌「その前に向こうに戻ったら手元にあるの?IS」

 

アテナ「はい、左手についてますよ」

 

桜歌「わかりました、また会うことが会ったらよろしくお願いします」

 

アテナ・ロキ「はい、じゃあまた会いましょう」

 

そういったら目の前が突然光でおおわれた。

 

 



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第8話

こんにちは皆さん、桜歌です。前回久しぶりに神様のふたりにあうことになりました。

いやぁふたりとも元気そうでよかった。そして目を覚まして見ると

 

桜歌「う、うー」

 

百合姫「おに~ちゃん起きた?」

 

桜歌「あ、ああおはよう姫」

 

百合姫「おはようおに~ちゃん」ニコ

 

桜歌「俺どれくらい寝てた?」

 

百合姫「1時間くらいかな」

 

桜歌「そっかぁ」

 

<あ、あの~>

 

桜歌「う、うぉ」

 

百合姫「ど、どうしたの?おに~ちゃん」

 

桜歌「今なにか聞こえなかったか姫」

 

百合姫「こ、怖いこといわないでよ(゜゜;)(。。;)」

 

<あの~私の声はあなたにしか聞こえませんよ>

 

桜歌「うぉまた」

 

百合姫「だからやめてよ(涙目)」

 

桜歌「誰なんだ」

 

<私はあなたのIS、クアンタです>

 

桜歌「そ、そうなのか」

 

クアンタ<はい、それよりもいいんですか?>

 

桜歌「なにがだ?」

 

クアンタ<いやぁ、お隣の方完成に泣いちゃってますけど>

 

百合姫「……( ;∀;)( ノД`)Σ(ノд<)」

 

桜歌「え」

 

百合姫「お、おに~ちゃんがおかしくなったΣ(ノд<)」

 

桜歌「い、いやぁごめんごめん。

なんでもないから泣くな」

 

百合姫「今まで1人ごといってたのにΣ(ノд<)」

 

桜歌「大丈夫たからな」ナデナデ

 

百合姫「う、うん(涙目)」

 

クアンタ<あの~心の中で念じてくれれば会話できますよ>

 

桜歌<それをさきに言え~~~>

 

クアンタ<すいませんすいません♪説明しようとしていたんですけど、その前にいろいろやらかしちゃった後だったんで>

 

桜歌<それで、なんでお前が見えないんだ?>

 

クアンタ<今はステルスモードにしてあるから見えないんだ>

 

桜歌<そうか>

 

百合姫「お、おに~ちゃんそろそろやめてもいいよ(///ω///)」

 

桜歌「あ、ああ悪い」ヒョイ

 

クアンタ<私とは後で時間ができた時に話そうか>

 

桜歌<わかった、悪いな>

 

クアンタ<ぜんぜんいいよ♡>

 

百合姫「おに~ちゃん?」

 

桜歌「ん、どうした?」

 

百合姫「なんかボーとてたよ」

 

桜歌「悪い悪い」

 

 

♪~~~~

 

 

突然電話がなった

 

束「もすもす、おーくん」

 

桜歌「どうしました、束さん」

 

束「うんっとね、後2時間くらいでおさまると思うよミサイル」

 

桜歌「ど、どうしてわかるんですか?」

 

束「それは今ハッキングして、もう発射されないようにしているところだから♪」

 

桜歌「これってそもそもどういう理由で、なってるですか?」

 

束「それはねぇ、どっかのバカが全世界にウィルスをまいたせいだよ」

 

桜歌「そうなんですか?」

 

束「そうだよ、そのせいで私が作ったISを出すことになっちゃったんだ」

 

桜歌「IS?」

 

束「そう正式名称インフィニット・ストラトス、私が宇宙に行きたくて長年設計してた物なんだよ」

 

桜歌「そうなんですか?

もしかして俺たちが会ったときも作ってました?」

 

束「そうだよ、よくわかったね」

 

桜歌「特別な技術っていってたので」

 

束「そうそう」

 

桜歌「じゃあ今それが対処しているんですね」

 

束「そうだよ、だから安心して待っていてね♪」

 

桜歌「わかりました、待ってます」ガチャ

 

百合姫「おに~ちゃん?」

 

桜歌「後2時間だって、それまでゆっくり待とう」

 

百合姫「うん(^○^)」

 

そして俺たちはその間、ずっとおしゃべりをしていた

 

 

 

 

2時間後

 

 

 

 

 

♪~~~~

 

 

桜歌「もしもし」

 

束「もすもすひでもす、あなたのアイドル篠ノ之束さんですよ」

 

桜歌「なんすかそれ」

 

束「新しく考えてみた」ドヤ

 

桜歌「正直いってキモいです」

 

束「それはひどいよ~しくしく」

 

桜歌「嘘泣きは要らないです」

 

束「いつもと変わらずバッサリだ」

 

桜歌「ハイハイ、それで」

 

束「終わったからそのボックス開けようと思って」

 

桜歌「あ、終わりました」

 

束「うん終わったよ、清々しくさっぱりとね」

 

桜歌「そうですか」

 

束「うん、じゃあ開けるね」

 

といってボックスの扉が開くとそこには、大量の銃を構えた軍人がいた。

 

桜歌「え」

 

「開いたぞ、中のものを回収しろ」

 

桜歌「ちょっとちょっと、なにどういうこと」

 

百合姫「おに~ちゃん(涙)」

 

桜歌「大丈夫だからな」

 

「中に人がいるぞ、捕縛しろ」

 

桜歌「や、やめろ妹に触るな」

 

百合姫「おに~ちゃん」

 

「捕縛完了しました」

 

「よし撤収」

 

といってよくわからない所に連れていかれました。

 




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第9話

今回は長くなりました。
後1話くらいで本編にはいる予定です(入れるといいな)
それでは楽しんでください


こんにちは皆さん、桜歌です。今俺たちはどこかの地下施設に監禁されています、下着姿で。

ここの人って絶対変態だろう

 

桜歌「姫大丈夫だからな」

 

百合姫「おに~ちゃん(涙)」

 

桜歌「大丈夫だからお兄ちゃんから離れるなよ」

 

百合姫「うん」

 

その時扉が開きました

 

「さぁ尋問の時間だ」

 

桜歌「それよりもまず服を返してください」

 

「それは出来ない」

 

桜歌「俺たちの人権はどうなるんですか?」

 

「貴様らに人権等ない、どうせだったらその布切れも回収しようか?」ゲス

 

桜歌「ふざけるな、俺はともかく妹だけでも服を着させろ」

 

「うるさいな、黙って質問に答えろ」ガン

 

といっておもいっきりお腹蹴られした

 

百合姫「お、おに~ちゃんおに~ちゃん大丈夫(涙目)

 

桜歌「大丈夫だよゲホゲホ」

 

「さあ始めるぞ、まずはあのボックスはなんだ」

 

桜歌「……………」

 

「なんなんだ、どこでどうやって作られた」

 

桜歌「………………」

 

「まだ躾が足りないようだな」

 

といってまた蹴り飛ばされました

 

百合姫「や、やめておに~ちゃんにひどいことしないで」

 

「お前もうるせえな」

 

といって妹を蹴ろうとしました

 

桜歌「やめろ、妹にてを出すな」

 

「なら今すぐ答えろ」

 

桜歌「し、知らないあそこにあったから、隠れるのに使っただけだ」

 

「そんな白々しい嘘をいいおって、こちらはあれを発見して30分も開けようとして開かなかったんだぞ」

 

桜歌「それは運がなかったんだろ」

 

「きさま」

 

このようなことが数時間続いた(ちなみに拷問もうけた)

 

「ちぃ、今日はここまでにしてやる、明日はちゃんと吐いてもらうぞ」

 

桜花「いやだね」

 

「ならお前の妹をうちの部隊の慰みものにするだけだ」

 

といってあいつは出ていった

 

百合姫「おに~ちゃん大丈夫( ;∀;)」

 

桜歌「あ、ああ…大丈夫…だ」ボロボロ

 

百合姫「大丈夫なんかじゃあないよ( ;∀;)」

 

桜歌「大丈夫…だから……姫は…気にするな」

 

百合姫「( ;∀;)( ノД`)…」ビクビク

 

桜歌「姫……少し…眠らせて………くれないか?」

 

百合姫「う、うんゆっくり眠って( ノД`)…」

 

そして俺は眠りに落ちた

 

<あ、あの>

 

桜歌<う、うん>

 

<大丈夫ですか?>

 

桜歌<え>

 

目を覚ましたそこは真っ白な世界だった

 

桜歌<俺またこの世界に来てしまったのか>

 

<それは違いますよ>

 

桜歌<ん、お前誰?>

 

<私はクアンタですよ、こっちの世界ではこういう格好なんです>

 

そこにはとても綺麗なピンク色のロングの美女がいた

 

桜歌<え、お前がクアンタ?>

 

クアンタ<そうですよ>

 

桜歌<じゃあここはどこ?>

 

クアンタ<ここはISのコア世界です、あなたがかなりボロボロにやられていたのでここに呼びました>

 

桜歌<そ、そうかありがとう>

 

クアンタ<いえいえ>

 

桜歌<それでここに呼んでどうしたいんだ?>

 

クアンタ<いやぁその前に、なんで私を呼ばなかったんですか?

呼べばすぐに出て、あの生けすかないやつをぶっ飛ばせるのに>

 

桜歌<あ、忘れてた>

 

クアンタ<………………>ジトメ

 

桜歌<ご、ごめん>

 

クアンタ<はぁまあいいですよ、それで体の方はどうですか?>

 

桜歌<あれ、そう言えば痛くない>

 

クアンタ<ならよかったです(⌒‐⌒)>

 

桜歌<これはどういうことだ?>

 

クアンタ<実はこの世界にいると傷の治りが速くなるんですよ>

 

桜歌<そうなのか?>

 

クアンタ<はい、ちなみにここと外の世界の時間は自由にできます。

例えばこっちで一年間過ごしたのをあっちの10分とかにもできます。もちろん体や年齢はそのままですよ(^_-)≡★>

 

桜歌<それただのチートじゃあね(;^_^A>

 

クアンタ<はい、完全無欠なチートです(⌒‐⌒)>

 

桜歌<マジか>

 

クアンタ<マジです>

 

桜歌<あ、あはは……はぁ、なら今のうちにお前のこと教えてくれ>

 

クアンタ<わかりました、まず私はあなたがアテナ様に望んだ機体です。

次に私を使えるのは桜歌さんあなただけです。

そしてこちら側で体験したことは経験値としてあなたに蓄積されます。疲れは別ですけど>

 

桜歌<ん、疲れは別ってどういうことだ?>

 

クアンタ<この世界ではあなたは疲れません、一生休み無しで走り続けても疲れません>

 

桜歌<おぅ、そうなのか>

 

クアンタ<はいそうです、次にあなたが望まれたラボに入るには私が無くてはいけません>

 

桜歌<わかった、でどうやって入るの?>

 

クアンタ<入る方法は私をドアにかざして、開けといえばいいですよ>

 

桜歌<そうなのか、それってどこでもいいの?」

 

クアンタ「はい、どこでも」

 

桜花「今それを使ったらここからにげられるか?>

 

クアンタ<はい、あなただけなら>

 

桜歌<え、俺以外は入れないの>

 

クアンタ<それはそうですよ、あなたのラボなんですから>

 

桜歌<あははは………ダメか>

 

クアンタ<残念ですが、今は>

 

桜歌<ん、今は?>

 

クアンタ<そうです今はです、あなたがそのラボで新しく入れる機体を作ればいいんです>

 

桜歌<え、そういうこと>

 

クアンタ<はい>

 

桜歌<じゃあ今すぐ作って<それは無理です>………どうして>

 

クアンタ<それはそのラボはここと違って、時間を三分の一にしか出来ないからです>

 

桜歌<え、それでも十分だと思うんだけど>

 

クアンタ<何をいってるんですか、IS一機作るのにどれだけいると思ってるんですか。

最低でも1か月はいるんです、その三分の一でも10日近くいるんですよ>

 

桜歌<そ、そうなのか>

 

クアンタ<今はおとなしくしていてください、直に助けが来ますから>

 

桜歌<え、今なんて?>

 

クアンタ<え、だから助けがくるまで<助けが来るの>…あ、はい>

 

桜歌<どこから、どうやって?>

 

クアンタ<えっと、私が束様にヘルプシグナル送っているのでそのうち>

 

桜歌<…………万能過ぎない?>

 

クアンタ<いえいえ(///ω///)>

 

桜歌<はぁ~なら大丈夫かぁ>

 

クアンタ<はい、大丈夫です>

 

桜歌<ありがとうクアンタ>ギュ

 

クアンタ<っっっっっっ>

 

桜歌<ん、どうした?>

 

クアンタ<あ、いえ抱きしめられたことがなかったので、少しびっくりしました(///ω///)>

 

桜歌<そ、そうか……そうだ、ここでお前に乗る練習していいか?>

 

クアンタ<はい、喜んで。

外で変化が会ったら知らせますのでお好きなだけどうぞ>

 

桜歌<おう、よろしく>

 

そしておれはここで数十年を過ごした(外ではたった15分)

 

クアンタ<外で変化があったようです>

 

桜歌<そうか、じゃあまたな>

 

クアンタ<はい、いつでもお待ちしております>

 

そして俺は目を覚ました

 

百合姫「お、おに~ちゃん」

 

桜歌「ん、どうした?」

 

百合姫「外がなんか騒がしいんだけど」

 

桜歌「そうだな」

 

ガラガラガッシャーン

 

束「おーくん無事(涙目)」

 

桜歌「束さん助けに来てくれたんですか」

 

束「うん、ごめんね外も見ずに開けちゃって」

 

桜歌「いえいえ、大丈夫ですよ」

 

束「ここの連中跡形もなく滅ぼしてやる。大事なおーくんにこんなことまでして」

 

桜歌「あ、あの束さんまずここから逃げましょう」

 

束「そうだね、束さんうっかり☆」

 

百合姫「お、おに~ちゃん」

 

束「ん、その子だーれ?」

 

桜歌「あ、俺の妹です」

 

束「そっかそっか、私は君のお兄ちゃんの友達の篠ノ之束だよ」

 

百合姫「あ、妹の百合姫です」

 

束「うんうん、かわいいね」

 

桜歌「束さん速く逃げましょう」

 

束「そうだった、いくよふたりとも」

 

桜歌・百合姫「はい」

 

そして俺たちは脱出した




どうだったでしょうか
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第10話

こんにちは皆さん、桜歌です。今俺は束さんたちと地下施設を出て、束さんの隠れ家にいます。

なんか隣にはよくわからない子がいるけど

 

桜歌「束さんこの子は誰ですか?」

 

束「ん、その子もあそこに囚われていたんだよ」

 

桜歌「はあ」

 

束「だから、拐ってきちゃった」テヘペロ

 

桜歌「いやいやダメでしょ、どうするんですか」

 

束「大丈夫大丈夫、これくらい私ならなんとかなる( ̄^ ̄)」

 

桜歌「いやなりませんよ(汗)」

 

百合姫「あ、あの~」

 

束「どうしたの、ゆーちゃん」

 

百合姫「え、ゆーちゃんって」

 

束「君のニックネームだよ」ドヤ

 

百合姫「あの~できれば姫って呼んでください」

 

束「んー残念、じゃあ姫ちゃんで」

 

百合姫「あ、はいそれでお願いします」

 

束「それで姫ちゃん、どうしたの?」

 

百合姫「えっとその子の拘束具をはずさなくていいんですか?」

 

束・桜歌「あ」

 

「んん、んー」

 

束「ごめんよ、忘れてた」

 

桜歌「しっかりしてくださいよ束さん」

 

束「そういうおーくんだって」

 

百合姫「ふたりともです」

 

束・桜歌「はい」

 

そうしてその子の拘束具を外した

 

「ありがとうございます、これで話せます」

 

桜歌「いやこちらこそ、そのままにしてて悪かった」

 

「いえ大丈夫です」

 

束「それで君の名前は何て言うの?」

 

「あ、私には名前はありません。疑似生命体なので」

 

束・桜歌・百合姫「ぎ、疑似生命体!!」

 

百合姫・桜歌「ってなに?」

 

束「疑似生命体って言うのは人間じゃないものを人間にしたもの、簡単にいえばホムンクルスだね」

 

桜歌「それってあの錬金術の!」

 

「はいそうです、私はあの地下研究所で生み出されました」

 

束「やっぱりあそこはバケモノの巣窟だ」

 

桜歌「……………それで君はこれからどうする?」

 

「はい、戻ろうと思います」

 

桜歌「それはなぜ?」

 

「私にはいく場所がないですから」

 

桜歌「そっかなら、うちにくる?」

 

「え」

 

桜歌「うちは1人増えたところで困らないよ」

 

「し、しかし」

 

桜歌「いいからおいでよ」

 

束「あーずる~い、私もその子欲しい」

 

桜歌「束さんには絶対に渡しません。解剖されたら、たまったもんじゃない」

 

束「えー私そんなことしないよ」

 

桜歌「俺と初めてあった時にしようとしましたよね」ジトメ

 

束「え、何のことかな。覚えてないなぁ」

 

桜歌「そうですか、ならしょうがないので束さんが作ったものを解体して行きます」

 

束「ちょっと待とうか、おーくんが解体したら二度と元には戻らないくらい解体するから。待ってくださいお願いします(涙目)」

 

桜歌「さーて目の前のパソコンから解体するかな」

 

束「待って、本当に待って私が悪かったから謝るからそれだけはやめて~~~~」

 

「本当に私はここにいていいの」

 

桜歌「あ、ああうちにこい」

 

百合姫「私もきて欲しいな☆」

 

「………( ;∀;)( ノД`)…」

 

束「あー、おーくんが泣かした」

 

桜歌「やっぱり解体しよう」

 

束「ごめんなさい、ゆるしてくださいorz」

 

とこんな感じで笑いあっていた

 

 

♪~~~~

 

 

とその時携帯がなった

 

桜歌「はい、もしもし」

 

「あ、やっと繋がった、すいませんこの携帯の持ち主の知り合いの方ですよね」

 

桜歌「あ、はい父の携帯です」

 

「そ、そうですかすいません、あなたに伝えないといけないことがあるのですが」

 

桜歌「はいなんですか?」

 

「実はこの携帯の持ち主は今さっき亡くなりました」

 

桜歌「え」

 

「先の事件のなかでケガをされていまして、治療をしていたのですが力及ばず亡くなりました」

 

桜歌「わ、わかりました。

すいません後でかけ直してもいいですか?」

 

「わかりました、それでは」ガチャ

 

百合姫「どうしたのおに~ちゃん?」

 

桜歌「今の電話な、父さんが死んだらしい」

 

百合姫「え、どういうこと」

 

桜歌「だから父さんが病院で死んだらしい」

 

百合姫「そんなぁーー、か、母さんは」

 

桜歌「父さんの近くにいたんだ、多分死んだと思う」

 

百合姫「……………………」

 

桜歌「ひ、姫」

 

百合姫「…」バタン

 

妹はその場に倒れてしまった

 

桜歌「だ、大丈夫か。姫」

 

束「おーくん気絶しただけだよ、少し眠らせてあげよ」

 

桜歌「わ、わかった」

 

束「それよりおーくんは大丈夫?」

 

桜歌「あ、ああショックはあるけど、それよりも姫の方が心配だ」

 

束「そっか、ところでこれからどうするの?」

 

桜歌「そ、そうだなそれも考えないと」

 

束「どうせだったらここにみんなで住んじゃう?」

 

桜歌「え、でもいいのか」

 

束「別にいいよ、実は束さんのラボも荒らされちゃって、住むところがここしかないんだよね」微笑

 

桜歌「そうだったのか」

 

束「うん」

 

桜歌「じゃあ頼んでもいいか?」

 

束「うん」ニコニコ

 

そして俺たちはここでの生活を始めた

 

姫は目が覚めてからずっと塞ぎこんで、心を閉ざして閉まった。

まぁ時をかけて開かせたけど

 

束さんが拾ってきた子はクロエという名前をもらって一緒に生活してる。

髪切るとなにげに可愛かった

 

束さんはラボから持ち出されたISのコア(666個)をどうにかして取り戻せないか試してる

 

俺はその手伝いをしつつ自分のISをいじっている(隠れ家に住み初めて3日目にばれた)

 

 

 

 

それから数年後

 

 

 

 

こんなニュースが流れてきた

 

速報です。ただいま、ISを使える男性が見つかりました。

その男性の名前は織斑一夏、あのブリュンヒルデ織斑千冬の実の弟です。

繰り返します

 

俺は思った、やっとかよ

 

束「えー、いっくんがISを動かしちゃったの」

 

桜歌「え、束さんの知り合いですか?」

 

束「そうだよ、昔仲良くしてた子の弟だよ」

 

桜歌「そうなんですか」

 

束「んーこのままだといっくんがIS学園にいっちゃうか」

 

桜歌「そうですね」

 

束「ねぇおーくん、おーくんも行かないIS学園に?」

 

桜歌「え、なんでですか?」

 

束「いやあそこ女子校だから、いっくん1人はかわいそうだから」

 

桜歌「まあいってもいいですけど、それでもふたりですよ」

 

束「1人よりはいいんじゃない」

 

桜歌「まぁ」

 

百合姫・クロエ「ちょっと待ったぁ」

 

桜歌「うぉ、どうしたふたりとも」

 

百合姫「おに~ちゃん1人だけで行くのはずるい」

 

クロエ「そうです私たちも行きたいです」

 

桜歌「っていってるけど束さん」

 

束「ん、まぁ姫ちゃんが行くのはいいんだど、ク~ちゃんはダメだよ!」

 

クロエ「え、なんでですか?」

 

束「ク~ちゃんまで行ったら誰が私のご飯作るのさ」

 

クロエ「えー私も行きたいです束様」

 

束「ダメなものはダメ」

 

クロエ「うう、お兄様(涙目)」

 

桜歌「クロエさすがにこれはどうしようもないな。

それにクロエには裏の仕事もあるだろ」

 

クロエ「でもでも~(涙目)」

 

桜歌「悪いあきらめてくれ」ナデナデ

 

クロエ「(///ω///)(涙目)」

 

束「とりあえずふたりのこと連絡しとくね」

 

桜歌「あ、はいお願いします」

 

こうして俺たちはIS学園に行くことになった

 

 

 




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第10.5話

今回はある種の番外編です
読まなくても、問題ないです
楽しんでもらえるとうれしいです


こんにちは皆さん、束さんだよ。今私は極秘ルートを使って、友達のちーちゃんに会いに来てます。

 

ピン~ポン

 

一夏「はーい」

 

束「久しぶりいっくん」

 

一夏「あれ、え、束姉さん?」

 

束「そうだよ、あの天才科学者篠ノ之束さんですよ」

 

久しぶりにあったいっくんはとても大きくたくましく、かっこよくなっていました

 

一夏「どうしたんですか一体」

 

束「ちーちゃんに会いに来たんだよ、ちーちゃんいる?」

 

一夏「あ、はいいます。

中で待っていてください」

 

そういって私をリビングに案内して、自分の姉を呼びにいった

 

千冬「ん、束か何のようだ」

 

束「ちーちゃん久しぶり、会いたかったよ」ニコ

 

千冬「私は会いたくなかったよ」

 

束「ひっどーい、ちーちゃんのいけず」

 

千冬「いいから用件をいえ」

 

束「うんわかった、ちーちゃんに頼みたいことがあってきたんだ」

 

千冬「お前が私に頼みだと」

 

束「うんそうだよ(⌒‐⌒)」

 

千冬「嫌な予感しかしないがいってみろ」

 

束「えっとね、今私のところにいる子供たちを学園に入れたいんだ、協力して」

 

千冬「なにそんなの普通に試験を受けさせればいいだろ」

 

束「これを見てもそう言える?」

 

そういって二人の書類を見せた

 

千冬「な、男だと」

 

束「そうだよ、男の子だよ」

 

千冬「こいつもISを動かせるのか」

 

束「うん、9年前からね」

 

千冬「な」

 

束「そうだよ、ちーちゃんが初めて動かしたときから動かせるんだよ」

 

千冬「な、なぜ報告しなかった(怒)」

 

束「それは政府が信用出来なかったからだよ」

 

そういって二人があのとき受けた仕打ちを教えた

 

千冬「な、そんなことを政府がしていたとは」

 

束「大丈夫、それに関わってた奴らには制裁を加えたから」

 

千冬「そうか、でも男の方はともかく女の方は普通に試験を受けさせればいいだろ」

 

束「その二人ってね、あのときの事件で死んだ人たちの子供なんだよ」

 

千冬「え」

 

束「あのときの流れ弾で死んだ人たちの子なんだよ」

 

千冬「……………」

 

束「だからちーちゃんに協力を頼みに来たんだよ」

 

千冬「そうか……………わかった協力しよう」

 

束「ありがとうちーちゃん、このお礼はいっくんの専用機を作るということで」

 

千冬「いいのか」

 

束「うん」

 

千冬「わかった、あとはこっちに任せろ」

 

束「うん、あ、あと」

 

千冬「なんだ」

 

束「いっくんのIS、古コアと真コアどっちがいい?」

 

千冬「なに(@ ̄□ ̄@;)!!またお前が作ったのか」

 

束「違うよ、真コアはおーくんが作ったんだよ」

 

千冬「誰だそいつは」

 

束「ちーちゃんに頼んだ男の子のこと」

 

千冬「な」

 

束「で、どっち?」

 

千冬「スペックの違いは」

 

束「真コアの方が古コアの10倍」

 

千冬「………真コアで頼む」

 

束「了解、またねちーちゃん」ニコニコ

 

そういって私は隠れ家にかえっていった

 

千冬「とんでもないな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして隠れ家にて

 

 

 

束「おーくん悪いんだけど、真コア1つ作ってくれない?」

 

桜歌「え、なんで?」

 

束「実はもう1人の男の子の機体をつくることになって」

 

桜歌「…………マジ」

 

束「うん、ごめんね」

 

桜歌「いやいいですけど」

 

束「ちなみにスペックは半分くらいに抑えてね(ゝω・´★)」

 

桜歌「なんでですか?」

 

束「いっくんにはもったいないから」

 

桜歌「わかりました」

 

クロエ「なら私に作らせてください」

 

束・桜歌「え」

 

桜歌「いつから聞いてたのクロエ」

 

クロエ「最初からです」

 

桜歌「そ、そうか」

 

束「くーちゃん作れるの?」

 

桜歌・クロエ「作れるよ(れます)」

 

束「そうなの?」

 

桜歌「俺が教えていたから、まだスペック的に低いけど」

 

束「なら作って☆」

 

クロエ「わかりました」

 

百合姫「みんな、ご飯できたよ」

 

クロエ「じゃあご飯食べてからにしましょう」

 

束・桜歌「はーい」

 

こんな感じで過ごしていました

 

 




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原作
01


こんにちは皆さん、桜歌です。今俺たちはあるビルの中にいます。

待つの長いな

 

コンコン

 

ん、来たかな

 

桜歌「おはようございます」

 

千冬「おはよう、迎えに来たぞ」

 

桜歌「はい、これ、機体のスペックを記載しておきましたよキチンと」

 

百合姫「私も書いて来ました」

 

千冬「うむ、たしかに確認が取れた。すまない、立ち話になってしまって」

 

桜歌「いえいえ、では行きましょうか」

 

千冬「ああ、着いてこい」

 

そして俺たちは、IS学園へと向かい、入学式を終えたところで

 

千冬「神谷...いや、二人いるから桜歌、お前には試験を受けてもらう」

 

桜歌「はい?」

 

百合姫「あの~私は」

 

千冬「君も別のところで受けてもらう」

 

百合姫「あ、はい」

 

千冬「準備はいいか?」

 

桜歌<なぁクアンタ>

 

クアンタ< うん?>

 

桜歌<試験ってさ、普通試験の人がいるよな?>

 

クアンタ<いますねー>

 

桜歌<じゃあなんでさぁ、相手が織斑先生なわけなの?>

 

クアンタ< マスター、がんばって☆>

 

とりあえず

 

桜歌「準備は出来ました」

 

リミッターを最大限にかけた状態で、

武装はGNソード真打

これで行く

 

千冬「よし、では行くぞ!」

 

そういうと、打鉄を纏った織斑先生が剣を構え突っ込んできました

 

桜歌(ここはこのまま受けるか、いやなんか嫌な予感がする)

 

織斑先生が突っ込んできた瞬間、オレは上空へと逃げた

 

桜歌「あぶないじゃないですか」

 

先程までオレがいた所には、織斑先生が横向きで剣を振るった状態で立っていた

 

千冬「ふ、やはり束の秘蔵っ子、簡単なフェイントでは騙されないか」

 

やっぱりか、織斑先生はオレが真っ直ぐの攻撃を剣で受け止めると思って、急な方向転換で横から切りかかってきたんだ

 

桜歌「まぁさすがに、相手はあのブリュンヒルデですから。油断はしませんよ」

 

千冬「なら、これはどうだ!」

 

そういうと織斑先生は今度は居合の形でオレの周りを旋回し始めた

 

桜歌(なるほど、どこからでも最速の一撃を放てる状態にしているわけか)

 

居合は、理論上鞘がカタパルトの役割をして最速で剣を振るうことができると言われている

 

クアンタ< どうしますか?>

 

桜歌<そうだな、とりあえずは>

 

オレは、織斑先生が次に来るであろう場所を予測して、GNソード真打を構えた。そして

 

桜歌「ふっ!!」

 

反転して、そこにいた織斑先生に一撃を加えた

 

千冬「っ!中々やるな」

 

桜歌「はは。そりゃこっちのセリフですよ、あれ避けられちゃうんですね」

 

はずなのだが、惜しくもオレの剣は織斑先生にはヒットしなかった

 

桜歌<クアンタ、こうなったら巴戦に持ち込もうぜ>

 

クアンタ< 了解、GN粒子を機体の機動力のために使用するね>

 

桜歌「今度はこっちから行きますよ」

 

千冬「こい」

 

オレの機体クアンタは、機動力重視の機体であるのだが。だからなのか扱いがとても難しいのだ、しかしオレはISのコアの世界で何度も何度も訓練を重ねてきたのでオレには、体を動かすように扱えるようになっていた

 

桜歌「っ!」

 

千冬「あまい」

 

幾度となくオレと織斑先生の場所が入れ替わり、幾度となく火花を散らす

 

桜歌<くそっ、さすがに攻撃は全部見切られているかな>

 

クアンタ< どうする、リミッター解除してやっちゃう?>

 

桜歌<それはフェアな戦いじゃない、このままでいくぞ>

 

オレと織斑先生が何度も何度も場所を入れ替わり、火花を散らしてから数分がたった時に勝負が着いた

 

桜歌(っ、体勢が崩れた)

 

織斑先生の体勢がほんの一瞬だが崩れた。

 

そしてそこを見逃すほど桜歌は優しくはない

 

桜歌「はぁ~」

 

一撃、一撃となんども織斑先生の打鉄に攻撃を仕掛けていきます

 

千冬「く」

 

しかし、織斑先生もまたそうあまくはありません

 

千冬「せやぁ~」

 

力にものを言わせて、オレに一蹴りを打ちこんできました。しかし

 

桜歌「この時を待っていましたよ」

 

オレは、吹き飛ばされている最中に、空いている左手にGNライフル極を出して、一気に連射した

 

千冬「なっ」

 

オレを吹き飛ばした直後で姿勢が制御出来ていなかった織斑先生に、その弾丸は全て直撃しました

 

試合終了

勝者 神谷桜歌

 

桜歌「いよっしゃぁ」

 

クアンタ<やりましたねマスター>

 

桜歌<ああ>

 

千冬「ふっ、見事だ桜歌。まさか私が敗れるとはな」

 

桜歌「たまたまですよ、機体の差です。オレはコイツがいなきゃ勝てませんでしたよ」

 

そう言ってオレは待機状態のクアンタを見た

 

千冬「ふっ、そうか。なら次はお互い対等な条件で勝負してみたいものだな」

 

桜歌「はい。その時も俺が勝つつもりで行きますけどね」

 

千冬「はは。よし、試験は終わりだ。今日は家に帰ってしばらく休め。だがそのうちここの寮で生活してもらうから準備はしておけよ」

 

桜歌「わかりました」

 

はぁ、やっと終わった

 

百合姫「おに~ちゃんお疲れ」

 

クロエ「お疲れ様ですお兄様」

 

桜歌「え、なんでクロエがいるの?」

 

クロエ「束様に許可をもらって来ちゃいました(⌒‐⌒)」

 

千冬「君は誰だ、どうやってここに入った?」

 

クロエ「はじめまして、私はクロエ・クロニクルと言います。

お兄様の義妹で束様の世話係です、ここには束様が送ってくれました」

 

千冬「あ、あいつ」

 

クロエ「千冬様、こちらがあなたの弟さんに渡す予定の機体情報です」

 

千冬「ああ、ありがとう」

 

クロエ「それではお兄様、帰りましょうか」ガシ

 

百合姫「そうだよ帰ろおに~ちゃん」ガシ

 

桜歌「ああ、それでは失礼します先生」

 

千冬「ああ、また学園で会おう」

 

そして俺たちは隠れ家に帰って行った。

 

ちなみにこのときの機体の武装をみて、武装を一つにすることになった



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02

こんにちは皆さん、桜歌です。昨日の死合を乗り越えて、無事に入学することが出来ました。

マジ死ぬかと思った。

 

そして今俺たちは1年1組の教室にいた

原作組と同じクラスです

本当についてない

 

まぁそれはともかく、今は先生を待っているんだけど、一番前の席の織斑君がなんか唸ってる。

大丈夫かな

 

 

 

それから数分後

 

 

 

桜花(はぁ、やっと先生が来た)

 

「皆さん入学おめでとうございます」

 

「私は、副担任の山田真耶です」

 

シャキーン、てきな音と共に名前のパネルが表示された

 

拍手

 

山田「…」ウルウル

 

桜歌(なんで俺と妹しかしないんだろう、反応は大事なのに)

 

山田「あっ、ええっと今日から皆さんは、このIS学園の生徒です」

 

桜花(おお、こんな状況なのに教師の鑑だなぁ)

 

山田「この学校は全寮制。放課後も、学校でも一緒です。仲良く助け合って、楽しい3年間にしましょうね」

 

パチパチパチ

 

今度は少し増えた

 

先程のセリフとともに、IS学園の写真が映し出されたが

 

「「「「「....」」」」」

 

ものの見事に無言の状態だ

 

桜歌(しっかり見ておかないと迷子になる)

 

クアンタ<山田先生どんまいです>

 

桜歌<ん、どうしたクアンタ?>

 

クアンタ<いえ別に>

 

山田「じゃ、じゃあ自己紹介をお願いします。

えっと、出席番号順で」

 

桜花(いい先生だなぁ)

 

そんなこんなで、織斑君の番になった

 

桜歌<何やってるんだろうカレ?>

 

クアンタ<さぁ?なんか深刻な顔してますよ>

 

桜歌<うん、後ろからでもなんとなく分かる>

 

山田「お、織斑君!織斑一夏君」

 

織斑「は、はいっ!!」

 

桜歌<あ、やっと返事した>

 

「「「「「クスクスクス」」」」」

 

桜歌(笑ったらかわいそうだろ、みんな優しくないな)

 

みんなから笑われてしまった

 

クアンタ< マスターだったらこのあと不登校になっちゃいそうだね〜>

 

桜歌<クアンタ俺はそこまでメンタル弱くないぞ>

 

山田「えーっとね、大声出しちゃってごめんね。でも“あ”から始まって、今が“お”なんだよね。

自己紹介してくれるかな、ダメかな?」

 

織斑「いや、あのー、そんなに謝らなくてもいいですよ」

 

桜歌<君が反応しないからこうなってるんだけどな> 

 

クアンタ<そうだよね>

 

そうすると織斑君は、覚悟を決めたのか立ち上がり

 

織斑「えーと、織斑一夏です。よろしくお願いします」

 

そして深呼吸をして

 

織斑「以上です」

 

ガシャーン!織斑以外のクラス全員がずっこけた

 

桜歌(そりゃないでしょ織斑君)

 

クアンタ<あれは相当酷いなぁ>

 

クアンタもさすがに、受け入れられなかったみたいだ

 

桜歌<やっぱりそうだよな>

 

クアンタ<うん、さすがにあれはちょっとどうかと思う>

 

とそんな話をしていると

 

ヒュー、ゴンッ

 

桜歌(うわぁ、相当痛そだな)

 

織斑君が、織斑先生からのゲンコツをくらった

 

そして

 

織斑「げっ、千冬姉」

 

ゴンッ!

 

千冬「学校では織斑先生だ」

 

山田「先生、もう会議は終わられたんですか?」

 

千冬「ああ、山田君。クラスへの挨拶を押し付けてしまって済まなかったな」

 

桜歌(あ、押し付けてたんだ)

 

そして織斑先生はみんなの前に立って

 

千冬「諸君、私が担任の織斑千冬だ。君たちひよっこを1年で使い物にするのが仕事だ」

 

その瞬間

 

クアンタ<マスター、聴覚を遮断するね >

 

桜歌<お、ありがとうなクアンタ>

 

「「「「「!!!!」」」」」

 

なんか言っているけど全然聞こえない、でもそこで悶えている織斑君を見る限り、うるさいんだろうなぁ

 

「!!」

 

あ、織斑先生がなんか言ってる

 

クアンタ<聴覚の遮断を解除しますね >

 

千冬「で、お前は挨拶もまともに出来んのか?」

 

と織斑くんは怒られています

 

織斑「いや、千冬姉、俺は」

 

あ、これはヤバい

 

バゴっ!!

 

千冬「織斑先生と呼べと言っているだろ、いいな」

 

織斑「は、はい織斑先生」

 

クアンタ< はー、コントがしたいなら外でやって欲しいなぁ、売れそうだし>

 

桜歌<うん、俺もそう思う>

 

「「「「ボソボソ」」」」

 

千冬「静かに。

諸君には、これからISの基礎知識を半年で覚えてもらう。その後実習になるが、基本動作は半月で体に染み込ませろ、いいな」

 

桜歌<うーん、なかなかハードなスケジュールだな>

 

クアンタ<でもマスターは1日で乗りこなせるようになったよね? >

 

桜歌<それはクアンタっていう優秀でチートな相棒がいたからだろ>

 

クアンタ<ふふっ♪>

 

千冬「いいか?いいなら返事をしろ!!良くなくても返事をしろ、いいな」

 

「「「「「はい」」」」」

 

桜歌(おお、すんごいカリスマ性だな)

 

キーンコーカーンコーン

 

桜歌「む、時間か」

 

桜歌(よし、このままオレの自己紹介は無しに)

 

千冬「だが皆も気になっているだろう。神谷、自己紹介をしろ」

 

桜歌・百合姫「は、はい」

 

千冬「妹の方じゃない、兄貴のほうだ」

 

百合姫「す、すいません」

 

クアンタ<マスターガンバ!>

 

桜歌<おう>

 

桜歌「えー、名前は神谷桜歌。特技はスポーツと家事、好きなことはお菓子を作ることです。ちなみにISのことに関しては皆さんと対して変わらない程度には知識があるので、大丈夫だと思います。この教室に妹もいるので名前で呼んでいただけたら嬉しいです。1年間よろしくお願いします」

 

パチパチパチ

 

おお、拍手が来た

 

クアンタ<なかなか良い自己紹介だったと思うよ、でもISの知識に関しては神レベルにあるって言った方が良かったんじゃないの >

 

桜歌<まあまあ、気にするなよ>

 

千冬「よし、いいか織斑?自己紹介はああやってやるんだ」

 

織斑「はい」

 

そしてチャイムが鳴ってしまっていたため、そのまま授業が始まりました

 

桜歌<うーん、暇だな>

 

クアンタ<まあ、たしかにこの内容じゃマスターが暇するのは仕方ないよね >

 

桜歌(どうしよっかな)

 

キーンコーカーンコーン

 

桜歌(お、救いの鐘が鳴り響いたぞ)

 

山田「それでは授業を終わりますね」

 

キリーツ、キヲツケー、レイ

 

桜歌「ふー、やっと終わったか」

 

織斑「なあ、ちょっと良いか?」

 

織斑くんが来た

 

桜歌「ん、何か用か?織斑君」

 

織斑「つれないな、男子は俺とお前しかいないんだし、名前で呼ぼうぜ桜歌」

 

クアンタ<まさかのもう友達気取りなのかぁ>

 

桜歌<まぁそう言ってやるなよクアンタ>

 

桜歌「ああ、わかった。オレも一夏って呼ばせてもらうよ」

 

桜歌(とりあえずは仲良くしとくか)

 

「ちょっと良いか?」

 

桜歌「ん?」

 

一夏「あれ、箒じゃないか。どうしたんだ?」

 

桜歌(ああ、メインヒロイン兼束さんの妹かぁ)

 

篠ノ之「すまない神谷、一夏に話があるのだが、借りて行っても問題ないか?」

 

桜歌「ああ、全然OKだよ。頑張ってな」

 

一夏「な、何をだ?」

 

桜歌「篠ノ之さん、一夏のことが」

 

篠ノ之「ええい!とにかく、行くぞ一夏」

 

一夏「え?ちょっと」

 

桜歌<はは、微笑ましいですな>

 

クアンタ< そうだね〜>

 

と、和んでいると

 

「あ、あのっ!」

 

桜歌「ん、君は相川さん、だよね?」

 

相川「っ、はい」

 

桜歌「合ってたか、良かった。それで、何か用事でも?」

 

相川「い、いや、用事はないんだけど仲良くしたいなって」

 

桜花「そうか、よろしく」

 

百合姫「ちょっと待ったぁ」

 

桜歌「ん、どうした姫?」

 

百合姫「おに~ちゃんと仲良くするのはいいけど一線は越えないでよ」

 

桜歌「何をいってるんだ?」

 

百合姫「私が認めない限りその先にはいかせない」

 

相川「う、うんわかった」

 

「うわ〜きーちゃん照れてる〜」

 

相川「ちょ、ちょっと本音!」

 

百合姫「あれ本音?」

 

本音「あれ~姫ちゃんだ~」

 

百合姫「久しぶり、あなたもIS学園に入ったのね」

 

彼女は布仏本音、更識家に仕える簡単に言えばメイドだったよね。

 

相川「あれ、本音って神谷さんと知り合いなの?」

 

本音「うん、姫ちゃんとは小学生からの友達だよ~」

 

まあ、出会いは更識家に行ったらたまたま会ったってだけなんだけど。ちなみに姉の人にも会ったことがある

 

百合姫「と、相川さんに本音、そろそろチャイムが鳴るよ」

 

相川「あ、そうだね」

 

本音「本当だ〜」

 

桜歌「ほんとだな」

 

百合姫「それと相川さんわたしのことは、姫で良いよ、おに~ちゃんもそう呼んでるし」

 

相川「わかったわ姫ちゃん!!神谷君もじゃあまた後でね!」

 

本音「ばいば〜い」

 

桜歌「えっと、さっきの子は?」

 

百合姫「わたしの友達」

 

桜歌「そうか」

 

と3人が席に着いた時にチャイムが鳴った、あれ?

 

クアンタ<うん。織斑君と篠ノ之さん、まだだからアウトだね>

 

帰ってきた2人は織斑先生に一発貰っていた

 

そして再び授業

 

まあ寝るんですけどね

 

千冬「馬鹿者」

 

桜歌<織斑先生、声でかいよ。

で、何があったの?>

 

クアンタ<んーとね、織斑君が参考書を捨てて怒られてるの>

 

桜花<まじかよぉ>

 

そして再び休み時間

 

一夏「なぁ桜花、参考書持ってきてるか?」

 

桜花「ああ、一夏のが来るまでのあいだ貸してやろうか?」

 

一夏「おお、サンキュー!!で、とりあえずさっきの授業のとこなんだけど」

 

桜花「ああ、そこは」

 

☆絶賛教え中☆

 

クアンタ<いやー、まさかマスターにこんな一面があったとは思わなかった>

 

桜花<失礼な、オレだって教えることくらいはできるんだぞ>

 

「ちょっとよろしくて?」

 

桜花「はい、なんですか?」

 

一夏「んあ?」

 

「まあ!神谷さんはともかく、織斑さんはなんですのそのお返事の仕方は」

 

桜花<あ、これってあれだよな>

 

クアンタ<うん、やっぱり女尊男卑だよね>

 

「私に話しかけられるのでも光栄なのですから、それ相応の態度というものがあるのではないのですか?」

 

一夏「悪いな、俺は君が誰だか知らない」

 

「なっ!私を知らないですって」

 

一夏「ああ、桜花は知ってるか?」

 

桜花「(そこでオレに振るのかよ)ああ、一応な。セシリア・オルコット、イギリスの“代表候補生”の方ですよね」

 

オルコット「あら、そちらの方は常識があるようですね。そうですわ、私はイギリスの代表候補生、つまりエリートなのですわ!そんな私と同じクラスに慣れただけでもラッキーなのですわよ!」

 

一夏「そうか、そりゃラッキーだな桜花」

 

桜花「うん、ラッキーだね」

 

オルコット「ぐぬぬ、いいですかだいたい私が」

 

桜花「あ、オルコットさん、チャイムなるよ?」

 

オルコット「くっ!覚えておきなさい!!」

 

と言って自分の席に戻って行った。

 

クアンタ<なんなのあの人、ていうかあれよりもマスターと同じクラスになれた方がラッキーだと思うんだけど>

 

桜花<まあ、確率的には何十億の1だからな>

 

そして全授業が終了した

 

桜花「よし、じゃあそろそろ帰るかな」

 

一夏「じゃあ一緒に帰ろうぜ!桜花の家はどの辺なんだ?」

 

桜花「あれ、一夏聞いてないのか?

オレたちも寮なんだぞ?」

 

一夏「え?」

 

山田「あ、織斑くん!!ちょうど良かった!織斑くんも急遽寮に入ってもらうことになってしまいまして」

 

一夏「そうなんですか?」

 

桜花「じゃあ一夏、オレはやりたいことがあるから先に失礼するな。山田先生もさようなら」

 

一夏・山田「「おう(はい)」」

 

桜花「(ふー、さてと、寮の人は誰かなぁ)ここか」ガチャ

 

百合姫「おに~ちゃん」ガバッ

 

クロエ「お兄様」ガバッ

 

桜花「え?うわっ!!」

 

なんと妹と義妹が飛びついてきた

 

桜花「ちょ、姫危ないぞ?

そして、クロエなんでいる?」

 

百合姫「へへーん、最近構ってくれなかったんだもん」

 

クロエ「会いたくて、きちゃいました」

 

桜歌「姫はともかく、クロエの侵入は不味いだろ。

あと二人とも発育がいいんだからこういうことはしちゃダメだぞ」

 

百合姫・クロエ「おに~ちゃん(お兄様)にしかしないよ(ません)」

 

桜歌「それでもだよ」

 

百合姫・クロエ「…」ブゥブゥ

 

桜花「それで、ルームメイトは姫なの?」ナデナデ

 

百合姫「はい」ニコ

 

桜花「だからクロエも来たと」

 

クロエ「はい、お兄様」

 

桜花「はぁ、じゃあまあよろしく」

 

百合姫・クロエ「はい」ニコニコ

 

こうして学園での1日目はおわった

 

束「くーちゃんどこ、お腹すいたよ(涙目)」



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03

こんにちは皆さん、桜歌です。今俺はとても困っています。なぜなら起きたら左右に妹たちがいたからです

 

桜歌(なんで二人とも俺のベッドで寝てるんだ?)

 

クアンタ<それはね、夜中に二人が入って来たからだよ>

 

桜歌<クアンタ、気づいてたのか?>

 

クアンタ<うん>

 

桜歌<なら教えてくれればいいじゃないか>

 

クアンタ<いや、面白そうだったから(^-^)>

 

桜歌<まぁいいけど、ところで今何時?>

 

クアンタ<5時だよ>

 

桜歌<じゃあもう一眠りするか>

 

クアンタ<ならこっちに来ない?>

 

桜歌<そうだな、行くか>

 

クアンタ<やったー>

 

そして俺はコアの世界にいった

 

 

 

数年後

 

 

 

桜歌「そろそろあっちに戻るかな」

 

クアンタ「え~もう戻っちゃうの」

 

桜歌「悪い悪い、また来るから」

 

クアンタ「わかった、向こうの時間は今6時15分だよ」

 

桜歌「おう、ありがとう」

 

そして現実へ戻った

 

桜歌「ほら姫、クロエ起きな」

 

百合姫「あと30分」

 

クロエ「う~ん、おはようございますお兄様」

 

桜歌「おはようクロエ、じゃあ姫が寝てる間にあそこにいこうか」

 

クロエ「はい、どこまでも着いていきます」

 

桜歌「おう」

 

俺はそういって扉に手をかざした

 

桜歌「ひらけ」

 

そうすると扉の向こうが広い場所に繋がっていた

 

束「おはようおーくん」ピョ~

 

桜歌「おっと、危ないですよ束さん」

 

束「えへへ」

 

クロエ「おはようございます束様」

 

束「あ~くーちゃん、昨日はひどいよ。

わたしのご飯作らないで行っちゃうなんて、それに泊まりだし、束さん死ぬかと思ったんだからね」

 

桜歌「クロエ何もしてこなかったのか?」

 

クロエ「いえ、作って出ましたよ、束様が無意識に食べたんじゃないんですか?」

 

束「束さん食べてないもん」

 

クロエ「じゃあその頬に着いているマヨネーズは、なんですか?」

 

束「え」

 

そして束は自分の頬を触ると、確かに着いている

 

束「あ、あはは」

 

桜歌「クロエ当分こっちに居ていいぞ」

 

クロエ「わかりました」ニコ

 

束「ちょ、ちょっとおーくんどうして」

 

桜歌「クロエにひどいこと言う子には、預けて置けません(°▽°)」

 

束「待って、そしたら私のご飯はどうなるの(涙)」

 

桜歌「知りません(⌒‐⌒)」

 

束「そんな~」

 

クロエ「お兄様そろそろ実験を始めましょう」

 

桜歌「そうだな、始めようか」

 

束「おーくん、くーちゃん許して、束さん食べないと死んじゃう( ;∀;)」

 

こんな感じで朝を過ごした

 

教室にて

 

ゴン

 

百合姫・一夏「いっ~たい(いっ~てぇ)」

 

千冬「2日目にして遅刻とわなぁ、二人ともいい度胸だな(怒)」

 

桜歌「く~~(笑)」

 

百合姫「すいませんでした」

 

一夏「だって千冬姉」

 

ゴン

 

千冬「織斑先生だ」

 

一夏「すいません」

 

そういって二人は自分の席に座った

 

プライベートチャンネルで

 

百合姫「おに~ちゃんひど~い、起こしてよ」

 

桜歌「(起こしたんだけどなぁ)悪い悪い(笑)」

 

百合姫「今度からは起こしてね(涙目)」

 

桜歌「はいはい」

 

教室に戻り

 

山田「そ、それでは授業を始めます」

 

授業中

 

桜歌<暇だな~>

 

クアンタ<じゃあこっちで模擬戦やる?>

 

桜歌<それもいいかもなぁ、寝るよりは>

 

クアンタ<じゃあおいでよ>

 

そういってコアの世界に行き戦っていると

 

ロキ「ちわーす」

 

桜歌「え、なんでロキがいるの?」

 

ロキ「暇だからきた」

 

桜歌「アテナには?」

 

ロキ「言ってない」

 

桜歌「それ怒られない?」

 

ロキ「大丈夫大丈夫」

 

クアンタ「お久し振りです。ロキ様」

 

ロキ「おひさ~」

 

桜歌「あれ、知り合い?」

 

ロキ・クアンタ「はい(そうだよ)」

 

桜歌「そうか、ならいい」

 

ロキ「軽いなぁ」

 

桜歌「まぁな」

 

クアンタ「マスター、どうやら授業が終わるみたいです」

 

桜歌「わかった、ロキもまたな」

 

ロキ「あぁそうだった、お前のラボに俺たちと会話できる装置を置いといたから、あとで見といて」

 

桜歌「わかった」

 

そして現実へ

 

山田「それではこれで授業を終わります」

 

キリーツ、キヨツケ、レイ

 

みんな「ありがとうございました」

 

そして少しすると

 

一夏「桜歌わからないとこ、教えてくれ」

 

桜歌「またかよ」

 

オルコット「少しよろしくて」

 

一夏「またお前かよ」

 

桜歌「どうかしましたか」

 

オルコット「やはりあなたは失礼ですわ」

 

一夏「なにか用があるなら速くしてくれ、こっちは勉強してるんだから」

 

オルコット「それですわ、勉強がわからないのならエリートたる私が教えて差し上げますわ」

 

一夏「要らないよ桜歌で間に合ってる」

 

オルコット「まぁ何て言いぐさ、男ではわからないところを教えて差し上げると言っていますのに」

 

一夏「だから要らないっていってるんだ」

 

桜歌「二人ともそろそろチャイムがなるぞ」

 

オルコット「んっ」

 

一夏「お前のせいで勉強できなかったじゃあないか」

 

そしてチャイムがなった

 

千冬「それではこの時間はクラス代表を決めるぞ。

自薦他薦は問わないからだれかいないか」

 

「織斑君がいいと思います」

 

「わたしも」

 

「いいと思います」

 

一夏「え、オレ」

 

クアンタ<マスターはやらないの?>

 

桜歌<いや、俺がやったら簡単に勝っちゃうじゃん>

 

クアンタ<それもそうだね>

 

相川「わたしは神谷君がいいと思います」

 

「わたしも」

 

「異論なし」

 

百合姫「頑張っておに~ちゃん」

 

桜歌「はぁ」

 

クアンタ<残念だね>

 

その時突然、後ろで立ち上がる音がした

 

オルコット「納得いきませんわ」

 

桜歌(だよなぁ)

 

オルコット「何が悲しくて、男なんかに代表を任せなくては行けませんの。

代表はこのイギリス代表候補生である私がやるべきですわ」

 

桜歌「そうだよな、オレみたいな弱い奴がやるより絶対いいよな」

 

千冬「…(お前がそれを言うのか?私に勝って起きながら)」

 

一夏「オレも別にいいよ、やりたくないし」

 

オルコット「やはりそうですわよね、こんな田舎の島に暮らしてる低脳な人間なんかより私のほうがいいですわよね」

 

プチィ

 

一夏「今何ていった」

 

オルコット「ですからこんな田舎の島に暮らしてる低脳な人よりも私のほうがいいですわよねと言ったのですわ」

 

一夏「お前何様だ、低脳な人間?ふざけんじゃねぇぞ」

 

オルコット「な、なんですの」

 

一夏「お前は今ここにいるほとんどの人を侮辱したんだよ」

 

桜歌「一夏まぁ落ち着けよ」

 

一夏「なんでお前はそんなに平然としてるんだよ(怒)」

 

桜歌「まぁ価値観は人それぞれだ」

 

オルコット「あら、そちらの方は女性の扱いがわかっているようですわね。

ちょうどいいですわあなた、私の召し使いになりなさい」

 

百合姫「ちょっとふざけるのも大概にしなさいよ、おに~ちゃんがあんたなんかの召し使いになるわけないでしょ」

 

オルコット「まぁなんて口の聞き方、やはりこんな島国では野蛮な方した生まれないのかしら。

親の顔が見て見たいですわ、さぞ滑稽な顔をしているんでしょうね」

 

そうオルコットさんがいった瞬間、まわりが突然大きな殺気に包まれた

 

桜歌「今なんつった」

 

オルコット「なんですの」

 

桜歌「今妹と両親を馬鹿にしたなぁ(怒)」

 

オルコット「それがどうしたのですか」

 

桜歌「そうかなら、今ここでお前を殺す」ギロリ

 

オルコット「う」

 

千冬「や、やめろ神谷」

 

山田「そ、そうですやめてください」ビクビク

 

みんな「…」ブクブク

 

桜歌「………………」

 

百合姫「おに~ちゃん一回その殺気抑さえて」

 

桜歌「…………………わかった」

 

そしてまわりの殺気は消えた

 

百合姫「織斑先生彼女と模擬戦をやらせてください」

 

オルコット「の、望むところですわ」

 

千冬「わ、わかったそれでは「ちょっと待ってください」ん、どうした」

 

オルコット「そこの男二人ともやらせてください。

どれだけ身の程知らずかわからせて差し上げますわ」

 

一夏「望むところだ」

 

桜歌「いいですよ、やりましょうか」

 

千冬「それでは一週間後にやるぞ」

 

一夏「それでどんだけハンデをつける?」

 

オルコット「早速お願いですの」

 

一夏「はぁ、俺がどんだけハンデをつけるか聞いてんだよ」

 

その瞬間教室の中が笑いで埋め尽くされた

 

「織斑くんなにいってるの」

 

「男が強かったのは昔だよ」

 

「今からでもつけてもらいなよ」

 

一夏「断る」

 

オルコット「あなたはどうするんですの?」

 

桜歌「BT兵器を使わない」

 

一夏「おい桜歌」

 

オルコット「いいですわ、それでやりましょう」

 

桜歌「何を勘違いしている?

俺が使わないっていうハンデだ」

 

オルコット「な、なんですって(`Δ´)」

 

桜歌「なんだ不満か、なら近接武器のみにしてやろうか?」ゲス

 

オルコット「ふざけるじゃあありませんわ、そんなハンデ要りませんわ」

 

桜歌「そうかわかった」

 

百合姫・千冬(これ始まる前に終わってないか)

 

こうして、今日は終わった

 

束「面白そうなことになっているなぁ」

 

クロエ「覗き見なんていけませんよ、これはやっぱりご飯抜きですかね」

 

束「くーちゃん待って、それだけは勘弁して」

 

クロエ「知りません」

 

束「あーーーーーーーーー」



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04

こんにちは皆さん、桜歌です。今俺は部屋でのんびりしています。

 

コッコッ

 

桜歌「ん」

 

百合姫「おに~ちゃんどうかした?」

 

桜歌「いや、窓から音がした気がして」

 

百合姫「や、やめてよ、怖いな」

 

コッコッ

 

桜歌「やっぱり」

 

百合姫「な、なに」

 

そしてカーテンを開けるとそこには

 

桜歌「ペルセフォネ」

 

百合姫「え」

 

二人のペットのフクロウがいた

 

桜歌「どうしたんだおまえ」

 

ペルセフォネ「…」バサバサ

 

桜歌「あ、悪い今入れる」

 

そうして窓を開けた

 

ペルセフォネ「…」キュイ~

 

桜歌「で、どうした」

 

ペルセフォネ「遊びに来ました」

 

百合姫「怖がらせないでよ」

 

ペルセフォネ「すいませんお嬢」

 

百合姫「その呼び方もやめて」

 

ペルセフォネ「わかりました姫」

 

百合姫「よろしい」

 

桜歌「で、本当に遊びにきただけ?」

 

ペルセフォネ「…………束に解剖されかけました」

 

桜歌「またケンカしたの」

 

ペルセフォネ「あれは束が悪いんです、人のご飯を横取りして食べるから」

 

桜歌「またか」

 

ペルセフォネ「はいまたです、すいませんが主ご飯をください」

 

桜歌「わかった、準備する」

 

ペルセフォネ「本当にすいません」

 

こんな感じで過ごしていると

 

コンコン

 

と扉を叩く音がした

 

桜歌「はーい」

 

といって扉を開けた

 

本音「こんばんは、姫ちゃんいる?」

 

桜歌「あ、いますよ。

姫お客さんだよ」

 

百合姫「だれ~」

 

本音「わたしだよ~」

 

トテトテ

 

百合姫「本音じゃあないどうしたの?」

 

本音「わたしは付き添いできただけ」

 

「こんばんは、久し振り姫ちゃん」

 

百合姫「あれ、簪?」

 

更識「そうだよ」

 

百合姫「久し振り、中に入って。

入れていいよねおに~ちゃん」

 

桜歌「ん、別にいいよ」

 

本音・更識「お、お邪魔します」

 

そして中に入ってきた

 

本音「あ~とりさんがいる~」

 

ペルセフォネ「なんだ、小娘」

 

本音・更識「え、しゃべった」

 

ペルセフォネ「しゃべっちゃ悪いのか」

 

百合姫「ペルちゃん、ビックリさせちゃダメだよ」

 

ペルセフォネ「すいません姫」

 

本音「姫ちゃんこの子なに?」

 

百合姫「ん、フクロウだよ。うちの」

 

本音「え、でもしゃべったよね、ねぇかんちゃん」

 

更識「…」コクコク

 

百合姫「あ~、しゃべったのは足に着いてる機械だよ。

思考はペルちゃんだけど」

 

本音「え、ほんと?」

 

更識「ほんとだ、足に着いてる」

 

百合姫「でしょ」

 

本音「なんでここにいるの?」

 

百合姫「今飛んできたんだよ」

 

更識「そうなんだ」

 

桜歌「ほら、ペルセフォネご飯だよ」

 

そういって焼いたお肉をもってきた

 

ペルセフォネ「ありがとうございます主」

 

本音「お、美味しそう」

 

桜歌「食べていく?えっと」

 

本音「本音だよ、いただきます」

 

更識「ちょっと本音」

 

百合姫「大丈夫だよ、いっぱいあるし」

 

更識「ごめんね姫ちゃん、あとえっと」

 

桜歌「百合姫の兄の桜歌です、桜歌でいいよ」

 

更識「あ、はいじゃあわたしは簪で」

 

本音「かんちゃんでもいいよ」

 

簪「いいわけないでしょ」

 

本音「ぶぅ」

 

桜歌「簪さんも良かったらどうぞ」

 

簪「じゃあいただきます(*^.^*)」

 

そうして夜はふけていった

 

 

 

朝5時半

 

 

 

桜歌「ウーンよく寝た」

 

 

クアンタ<おはようマスター>

 

桜歌<おはようクアンタ>

 

クアンタ<こんな時間からなにかするの?>

 

桜歌<軽い運動をする>

 

クアンタ<そうか、頑張って>

 

桜歌<おう>

 

そして外に出た

 

 

 

30分後

 

 

 

千冬「ん、神谷か?」

 

桜歌「おはようございます」

 

千冬「あぁ、おはよう」

 

桜歌「先生も筋トレですか?」

 

千冬「あぁ、そうだ」

 

桜歌「そういえば、そろそろできるそうですよ。

一夏の専用機」

 

千冬「わかった、そういえば聞きたいことがあったんだがいいか?」

 

桜歌「はいなんですか先生」

 

千冬「お前がコアを作れると言うのは本当か?」

 

桜歌「いえ作れませんよ」

 

千冬「やはりあいつの戯れ言か」

 

桜歌「いえ、俺は古コアが作れないだけで、真コアなら作れますよ」

 

千冬「なに、それは本当か?」

 

桜歌「はい」

 

千冬「そうか、わかった。

すまなかったな、答えずらいことを聞いて」

 

桜歌「いえいえ」

 

千冬「遅刻するなよ」

 

桜歌「はい」

 

そして朝のトレーニングは終わった

 

 

教室で

 

山田「皆さんおはようございます」

 

皆さん「おはようございます」

 

千冬「では、授業を始める。

あぁ、そうだった織斑」

 

一夏「はい」

 

千冬「お前には政府から専用機が送られてくる」

 

一夏「専用機?」

 

千冬「はぁ、神谷兄説明してやれ」

 

オルコット「なんでその男なんですか」

 

千冬「ならお前がやれ」

 

オルコット「わかりましたは、専用機とは永遠のように己を鍛え続けてまわりのライバルを蹴落とし、頂点に近くなった者にのみ与えられる崇高な物ですわ」

 

一夏「そんなの俺にはどうしようもないじゃないか」

 

千冬「はぁ、神谷兄説明を引き継げ」

 

桜歌「はい、一夏に与えられる専用機は男性操縦者のデータを取るために送られるものですよね」

 

千冬「そういうことだ、だが来てもお前には渡さない」

 

みんな「え」

 

一夏「どういうことだよ千冬姉」

 

ゴン

 

千冬「織斑先生だ。

最後まで話を聞け」

 

一夏「はい(涙目)」

 

千冬「お前には政府からのは渡さない、束からのを渡す」

 

篠ノ之「え、姉さん」

 

みんな「姉さん~~~」

 

千冬「そうだ、そこにいるのはあいつの妹だ」

 

一夏「え、束姉が作ってくれるの」

 

千冬「あぁ、そうだ」

 

山田「織斑先生そんな勝手なことしていいんですか」

 

千冬「大丈夫だ、政府は速かった方を使えといってきた。

どうせこちらのほうが速いから、束から届いたらこちらにまわせとなぁ」

 

山田「わかりました、政府が決めたなら」

 

千冬「それでは授業を始める」

 

一夏「ちょっと待ってくれよ、桜歌には届かないのか」

 

千冬「あぁ、届かない」

 

一夏「なんだよそれ」

 

オルコット「残念ですわね、こんなことになってしまって正々堂々とやりたかったのですが(。-∀-)」

 

千冬「おまえたち、勘違いをしているぞ。

そいつはもう専用機をもっているぞ。

ちなみに、妹のほうも持っている」

 

みんな「え」

 

千冬「いい加減見せてやったらどうだ」

 

桜歌・百合姫「わかりました」

 

そして俺は左腕を妹は右手をみんなに見せた

 

一夏「なにもないじゃな………え」

 

みんな「………」

 

突然腕には腕輪が、手には中指のところに指輪が表れた

 

一夏「どうなってんだよ」

 

オルコット「突然現れるなんて」

 

千冬「やはりそういうタイプだったか」

 

桜歌・百合姫「はい」

 

千冬「よろしい、では今度こそ授業を始めるぞ」

 

コンコン

 

扉が突然叩かれた

 

山田「………」ガチャ

 

「こんにちは」

 

山田「誰ですか、どうやってここに」

 

「それより入らせてもらいますね」

 

山田「ちょ、ちょっと」

 

クロエ「こんにちは千冬様」

 

みんな「え」

 

千冬「なぜここにいる」

 

クロエ「それはひどいんじゃないですか、束様からの届け物をしに来たのに」

 

千冬「なに、もうできたのか」

 

クロエ「束様とあの方、二人で作った最高傑作ですから(^-^)」

 

みんな「え、二人?」

 

千冬「では受け取ろう」

 

クロエ「はい、整備室に置いてきました。

鍵はこちらです」

 

千冬「確かに」

 

クロエ「それでは失礼します」

 

といってクロエは出ていこうとした直前、こちらに振り返りウインクして出ていった

 

桜歌(おいおい、ばれてないよな)

 

そして授業が始まった

 

クアンタ<マスターまたこっちに来ない?>

 

桜歌<今回はやめておくよ、織斑先生の目が怖い>

 

クアンタ<そっかぁ残念>

 

桜歌<話くらいならいいぞ>

 

クアンタ<やったぁ>

 

こうしてオレとクアンタは授業中ずっと話していた

 

 

 

放課後

 

 

 

整備室にて

 

千冬「きたか、一夏」

 

一夏「千冬姉いいのかよ、その呼びか方で」

 

千冬「もう放課後だ、問題はない」

 

一夏「そっかぁ」

 

千冬「ところでなんでおまえたちまでいる」

 

ここにはオレと妹、篠ノ之さんが一緒に来ていた

 

一夏「桜歌は誘ったんだが、箒は無理矢理着いてきた」

 

篠ノ之「一夏なんだその言い方は、わたしはよかれと思って着いてきたんだ」

 

一夏「別に来なくても良かったよ」

 

篠ノ之「なんだと」

 

桜歌「二人ともまぁまぁ」

 

千冬「神谷妹は?」

 

百合姫「おに~ちゃんが行くといっていたので、織斑くんに頼んで着いてきました」

 

千冬「そうか、まあいい。

それでは開けるぞ」

 

そういって千冬さんはコンテナを開けた

 

一夏「うぁ~、これが俺の専用機」

 

束「そうだよ、いっくん」

 

一夏「束姉さん」

 

篠ノ之「姉さん」

 

コンテナを開けたらホローウィンドの束さんがでてきた

 

束「あれれ、なんで私を裏切った子がいるの?」

 

篠ノ之「………」

 

束「私あれからいろいろ調べたんだよ、なんで私のラボの鍵が開いてたのか。

誰が私の子供たちを政府に渡したのか。

全部箒ちゃんがやったってことも、全部知ってるんだよ」

 

篠ノ之「姉さんこそなんであんな物を作ったですか、あれのせいで私達家族はバラバラになったんですよ(怒)」

 

束「………やっぱり箒ちゃんは気づいてなかったんだね。あのときISを出す羽目になったのは、箒ちゃんのパソコンのAIのせいなんだよ」

 

篠ノ之「え」

 

束「誰が作ったかしらないけど、あのAIが世界各国のパソコンにウイルスを送ったせいであの事件は起こったんだよ」

 

篠ノ之「そ、そんなはずはないクリボンがそんなことするはずが」

 

束「真実だよ、もっというと「束、やめろ」ダメだよちーちゃん、ちゃんとその子はわかってもらわないと」

 

千冬「しかし」

 

篠ノ之「いいです、教えてください姉さん」

 

束「あの事件の時、政府は死亡者なしっていってたけど、実は二人いるんだよ」

 

篠ノ之「え」

 

束「その二人は夫婦だった、子供も二人いた。

あのときは夫婦しか居なかったから二人ですんだけど、もしたしたらその二人の子供も一緒に死んでいたかも知れないんだよ」

 

桜歌<束さんあんまりいじめちゃダメですよ>

 

束<うん、わかってる

ごめんね辛いこと思い出させて>

 

桜歌・百合姫<いえいえ>

 

篠ノ之「その子供二人は今どこに?」

 

束「さぁどこだろうね、もしかしたら親が居なくなったショックで自殺したかもね」

 

篠ノ之「うぅ」

 

桜歌(この状況どうしよう)

 

篠ノ之さんはその場で気絶してしまった

千冬さんは苦虫を潰したような顔をしていた

一夏はこの状況をどうにかしようとあたふたしていた

オレと妹は平然としていた

 

束「いっくんごめんね、早速作業を始めようか」

 

一夏「は、はい」

 

そして作業は1時間で終わった

 

千冬「一夏これを読んでおけ」

 

そういっては辞書より厚い本を渡された

 

一夏「げぇ」

 

千冬「専用機を持つに当たっての注意事項が書いてある」

 

一夏「これも覚えなければならないのか千冬姉」

 

千冬「そうだ、今日はこれにて解散。

箒は私が保健室まで連れていく」

 

そういってみんなチリジリになっていった

 



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05

こんにちは皆さん、桜歌です。今俺はアリーナで待機しています。

 

千冬「えーとまずは神谷妹からやろうか」

 

百合姫「織斑くんからじゃなくていいんですか?」

 

千冬「なぜだ?」

 

百合姫「いや、私が最初にやってしまったら、他の人はやれませんよ」

 

千冬「何をする気だ?」

 

百合姫「簡単ですよ、二度と楯突かないように徹底的にやります」

 

千冬「な」

 

百合姫「それでも私からやりますか?」

 

千冬「わかった、なら兄の方から「俺も妹と同じようにする予定です」お前らな」

 

一夏「お前ら二人ともこえーよ」

 

桜歌「当たり前だろ、家族をバカにされて怒らないわけないだろ」

 

一夏「確かにそうだが」

 

千冬「わかった、おまえたち二人にはリミッターをかけさせてもらう」

 

桜歌・百合姫「無理ですよ」

 

千冬「なに」

 

桜歌「だって俺たちの機体にはもうすでに掛かってますから」

 

千冬「なぁ!!(゜ロ゜ノ)ノ」

 

桜歌「それも最大限に」

 

千冬「ちなみにそのリミッターを外したらどうなる?」

 

桜歌「試しに外して、戦って来ましょうか」

 

千冬「いや、いい」サー

 

桜歌「それで誰からいきますか?」

 

オルコット「まだかかりますの?」

 

オルコットさんが通信で割り込んできた

 

千冬「仕方ない、妹のほうがいけ」

 

百合姫「わかりました。

おに~ちゃん行ってくるね(o^-^o)」

 

桜歌「あぁ、好きにやってこい」

 

千冬「はぁ」

 

そしてアリーナで試合が始まろうとしていた

 

オルコット「はぁ、まずはあなたからですの」

 

百合姫「はい」

 

オルコット「今謝れば、見逃してあぞますわ」

 

百合姫「別にいいです」

 

オルコット「そうですか、それは残念ですわ。

おなじ女性として、仲良くして差し上げようと思いましたのに」

 

百合姫「それは無理だよ、おなたはおに~ちゃんを馬鹿にしたんだから」

 

オルコット「あんな下等な男になぜそんなに肩入れしますの。

男なんてみんなわたしたち女の、下僕でしかないというのに」

 

百合姫「………………あなたってかわいそうな人だね」

 

千冬「それでは、試合開始」

 

オルコット「さあ、踊りなさい!私、セシリア・オルコットとブルー・ティアーズの奏でるワルツで」

 

百合姫「いこうか黒鋼X」

 

最初はオルコットさんが射撃で押してる

 

一夏「桜花、妹さん押されているけど大丈夫かな?」

 

桜花「一夏にはそう見えるのか?」

 

一夏「え」

 

桜花「織斑先生はどう思いますか?」

 

千冬「あきらかに手を抜いているな」

 

桜花「まぁそうですよね、目をつむってますし」

 

一夏・千冬「え」

 

ようにみえた

 

オルコット「どうしましたの?

防戦一方ではなくて」

 

百合姫<束さんあいつ、どう料理します>

 

束<そうだね、どうしよっかぁ>

 

オルコット「わたくしが強すぎて、話をする余裕もありませんの」

 

百合姫<うるさいですね、どうするかきまりました?>

 

束<炎解で焼き払ったら?>

 

オルコット「やはりこんな島に住んでいる、野蛮人には荷が重すぎたのですわ」

 

百合姫<なら束さん、炎解のリミッタ―3段階外してください>

 

束<え、そんなことしたらおーくんに殺されない?

束さんまだ死にたくないよ>

 

百合姫<大丈夫です、おに~ちゃんは好きにやっていいっていってましたから>

 

束<わかった、外すねぇ>

 

そして試合は終わった、妹の圧勝で

 

オルコットさんの機体はダメージレベルDになってしまい次の試合はなかった

 

桜歌「織斑先生、代表どうします?」

 

千冬「おまえたちはやる気はあるか?」

 

桜歌「ないですよ、やってもだれも勝てないですし」

 

千冬「なら一夏にやらせてもいいか?」

 

桜歌「いいですよ、機体にも慣れてほしいですし」

 

千冬「わかった、なら決定だ」

 

そうして代表は一夏に決まった

 

千冬「それより一つ頼みたいんだがいいか?」

 

桜歌「なんでしょう」

 

千冬「リミッター解除時のスペックを見たい。

おまえたち兄妹で、模擬戦をしてくれないか?」

 

桜歌「いいですよ」

 

百合姫「私から条件を出してもいいですか?」

 

千冬「なんだ、いってみろ」

 

百合姫「私達の試合を観る人を制限させてください」

 

千冬「無論構わないが、なぜだ?」

 

百合姫「私達の機体については外部に漏らしたくないんです」

 

千冬「わかった、それで面子は」

 

百合姫「束さん、クロエ、本音、4組の簪、2年の楯無先輩、織斑先生、山田先生、オルコットさん以上の面子が揃ったらやります」

 

千冬「わかった揃えよう」

 

百合姫「あともし情報が漏れた場合は、漏らした本人にそれ相応の罰を受けて貰います」

 

「その試合、私も見せてもらえないかしら」

 

百合姫「えっと」

 

千冬「学園長」

 

学園長「どうかしら」

 

百合姫「いいですよ」

 

そうして試合をすることが決まった

 

アリーナにて

 

桜歌「それでどうするんだ、おれは。

完全解放でいいの?

それともそっちの解放に合わせる」

 

百合姫「今回は合わせてもらってもいいかな?」

 

桜歌「わかった、その代わり試合時間は決めるぞ」

 

百合姫「うん」

 

千冬「おまえたち何を勝手に」

 

桜歌「織斑先生すいません、姫は完全解放の状態に身体がついていかないんです」

 

千冬「な、そうなのか?」

 

百合姫「はいすいません、時間つきじゃあないとどうしても」

 

千冬「わかった、で何分だ」

 

桜歌「10分で」

 

百合姫「それば少な「姫」わかった」

 

千冬「それでは始めるぞ」

 

桜歌・百合姫「はい」

 

そして試合が始まった

 

俺は右手にGNソード真打をもって、妹は右手に炎解、左手に白神刀をもってぶつかりあった

 

桜歌「はーぁ」

 

百合姫「甘いよ」

 

突っ込んだら一本でいなされ、もう一本で攻めてきた

 

桜歌「あっぶね」

 

百合姫「そこぉ」

 

どんどん妹が攻めてくる、それを俺はうまく防ぐ

 

そして残り1分

 

百合姫「これじゃあ、埒があかない」

 

桜歌「どうした?

これで終わりか?」

 

百合姫「こうなったら」

 

といって妹は魔神相剋者を使ってきた

 

桜歌「バカ、解放状態でそんなの使ったら身体がボロボロになるだろ」

 

百合姫「こうでもしなきゃ勝てないじゃ」

 

そういって試合を続けるが

 

タイムアップ

 

試合終了ドロー

 

そして俺たちは機体をしまった

 

桜歌「大丈夫か、姫?」

 

百合姫「何とか………ゲボ」吐血

 

桜歌「おい、無理し過ぎだこのまま休め」

 

百合姫「ごめんねおに~ちゃん」

 

そういって妹は眠りに落ちた

 

千冬「大丈夫か、おまえたち」

 

桜歌「ちょっと無理しちゃった見たいです」

 

束「姫ちゃん、また吐いちゃた?」

 

桜歌「はい」

 

千冬「なに、すぐに医務室へ」

 

桜歌「大丈夫ですよ、いつものことなんで」

 

千冬「しかし」

 

束「ちーちゃん大丈夫、私に任して」

 

千冬「わかった、頼むぞ束」

 

桜歌「それで皆さんはどうでした?」

 

オルコット「正直者信じられませんでしたわ、あんな高速の試合始めてみましたわ」

 

簪「とても速かった」

 

クロエ「さすがです、お兄様お姉様」

 

更識「私でもあんな試合したことないわよ、あなたたちの身体どうなってるの?」

 

学園長「………」

 

山田「……」

 

本音「zzz」

 

桜歌「約一名寝てるなぁ」

 

千冬「とにかく今日はここで解散とする。

おまえたち二人はゆっくり休め」

 

桜歌「はい」

 

こうして今日は終わった

 

「いいスクープが取れたわ」

 



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05.5

こんにちは皆さん、桜歌です。

 

今俺たちは試合の疲れを癒すために部屋にいます

 

桜歌(マジで疲れた、姫は目覚めないし)

 

こんなことを思いながら、部屋でのんびりしていると

 

コンコン

 

桜歌「はい」

 

ドアを開けると

 

「こんばんはー、わたしは新聞部の黛薫子です。」

 

桜歌「は、はぁ」

 

黛「取材に来たので、入られてもらいます。

お邪魔します」

 

桜歌「ちょっと、入らないでください」

 

黛「いいからいいから」

 

桜歌「良くない」

 

こんな状態でも遠慮なくずかずか入っていく

 

黛「へー、こんな感じなんだ、部屋。

あ、妹さんが寝てる」

 

桜歌「はい、寝てるので出ていってください」

 

黛「じゃあ起こすね、このままじゃ取材できないから」

 

そういって妹にさわろうとした瞬間、俺はキレた

 

桜歌「いい加減にしろよ、触れるなっていってんだろ」

 

そういって俺はソードビットを展開して、相手の首もとに突きつけた

 

黛「ちょ、ちょっと何をするのよ」アセリ

 

桜歌「うるさい、今すぐここで死ぬかでていくか決めろ」ドス

 

黛「そ、そんなにキレなくても」ダラダラ

 

桜歌「次に質問の答え以外に喋ったら斬る」ゴゴゴゴゴ

 

黛「わ、わかったは出ていくけど、代わりにあなたが取材を受けて」ダラダラ

 

桜歌「わかりました、すぐ出ましょう」

 

そうして俺たち、部屋をでて寮のロビーにきた

 

桜歌「で、取材とは?」

 

黛「ではまず、簡単に名前から」

 

桜歌「名前は神谷桜歌です」

 

黛「次に誕生日は?」

 

桜歌「4月2日」

 

黛「次は代表候補生についてはどう思って?」

 

桜歌「とてもすばらしい方々で、自分を鍛えてその座に地位ている人たちだとおもいます」

 

黛「じゃあ、同じ男性操縦者については?」

 

桜歌「とてもいいやつだと思いますよ」

 

黛「本音は?」

 

桜歌「どういうことですか?」

 

黛「君は彼を認めていない」

 

桜歌「なぜそうおもうのですか?」

 

黛「あなたが試合をする嵌めになった、彼のせいでしょ?」

 

桜歌「確かに彼のせいで、話はこじれましたけれど彼は彼なりの考えがあっておこなったのでしょ」

 

黛「そう、じゃあ最後に聞きたいんだけど」

 

桜歌「なんですか?」

 

黛「あなたたち兄妹二人の機体について」

 

それを彼女がいった瞬間、俺の雰囲気は変わった

 

桜歌「どこで知った」

 

黛「え、それは企業秘密よ」

 

桜歌「そうか、ならここで死んでくれ(^-^)」シュン

 

俺が彼女の首を落とそうとすると、どこからか手裏剣が飛んできた

 

桜歌「ち」

 

黛「な、あなた今なんのためらいもなく私の首を落とそうとしくきたわね」ダラダラ

 

桜歌「俺は邪魔なものは、消しますよ(^-^)」

 

黛「………」サー

 

桜歌「もう一度聞きます、どこで知りました?」

 

黛「わ、私もアリーナで見ていたのよ」

 

桜歌「そうですか、ならいいです。

その代わりその情報を漏らしたら、今度こそ狩ります」

 

黛「わ、わかったわ」

 

桜歌「先輩これからも仲良くしましょうね(^-^)」

 

黛「………え、えぇ」ダラダラ

 

そういって、俺は自分の部屋に戻った

 

更識(あの子なんなの、なんのためらいもなく首を落としにいったわよ

止められて良かったけど、少し警戒しておいたほうがいいかしら)

 

桜歌「姫はまだ寝てるか」ナデナデ

 

 

♪ーーーーーー

 

 

そのとき電話がなった

 

桜歌「はい、もしもし」

 

クロエ「お兄様、お姉様大丈夫ですか?」

 

桜歌「まだ寝てるよ」

 

クロエ「そうですか( ´△`)」

 

桜歌「クロエ一つ頼まれてくれ」

 

クロエ「なんでしょ?」

 

桜歌「束さんに人を監視できるなにかを作る手伝いを頼むって伝えてくれ」

 

クロエ「わかりました」

 

桜歌「頼んだよ」

 

そうして俺が電話を切ろうとすると

 

束「待って待って」

 

桜歌「束さん聞いてたんですか?」

 

束「うん、ごめんね」

 

桜歌「いいですよ」

 

束「おーくん、前に君が考えていた機体をつくらないかい?」

 

桜歌「まえに?」

 

束「姫ちゃんの機体の補助武器」

 

桜歌「あーそれなら俺とクロエで、やりますので束さんは気にしなくていいですよ」

 

束「えー、責めてデザインだけでも考えさせて」

 

桜歌「それで束さんの作業に負担はありませんか?」

 

束「大丈夫、やりたくてやるんだから」

 

桜歌「そうですか、ならお願いします」

 

束「任せて」

 

こうして夜は更けていった

 

クロエ「束様に電話を奪われた、なにかお返しをしてやるぅ」

 

このあと束さんになにが起きたかは、皆さんの想像にお任せします

 



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06

こんにちは皆さん、桜歌です。昨日の試合のあと、クラスのみんなは一夏の代表決定おめでとうパーティーをしたそうです。

いいなみんなだけ

 

そして朝

 

桜歌「姫無理して今日も学校いかなくてもいいんだぞ。

どうせ俺たち二人には暇な時間だ」

 

百合姫「それでもいく」

 

桜歌「クロ(黒鋼Χ)とクロエから許可もらったか?」

 

百合姫「う、どうにかクロからは」

 

桜歌「クロエは?」

 

百合姫「…」

 

桜歌「クロエが許可出さないとつれて行かないぞ?」

 

百合姫「押して通る」

 

そういって、白神刀をこちらに向ける

 

桜歌「クロ、ロック」

 

百合姫「な」

 

俺の認証で白神刀は消えた

 

百合姫「ちょっとなにするのおに~ちゃん」

 

桜歌「今すぐクロエに許可もらうか、寝てるか選べ」

 

百合姫「こうなったら」

 

そういって飛びかかってきた

 

桜歌「寝てろ」

 

百合姫「離して、このまま寝たら制服がシワになっちゃう」

 

桜歌「そうか」バサ

 

俺は一瞬のうちに脱がせた

 

百合姫「おに~ちゃんのエッチ」

 

桜歌「隠れ家ではかなりの頻度でお風呂に入ってくる癖に、今さらなにいってるんだ」

 

百合姫「離して~」

 

俺は妹を拘束した

 

桜歌「見張りにペルセフォネをおいて行くからなぁ。

もし逃げたら、加減なしのお仕置きするからな」

 

ペルセフォネ「おまかせください」

 

桜歌「ペルセフォネ、逃げられたら1週間鳥かごの中で水のみな」

 

ペルセフォネ「イエッサー」ガタガタ

 

桜歌「じゃあいってきます」

 

そうして学校に登校した

 

百合姫「ペルちゃん、この拘束といて」

 

ペルセフォネ「嫌です」

 

百合姫「といてくれたら、美味しいご飯をあげるよ?」

 

ペルセフォネ「それでも嫌です、主のあの眼は本気でした」

 

百合姫「そしたら私が鳥かごから出してあげるから」

 

ペルセフォネ「嫌です、いま逃げたらレイでおってきます(汗)」

 

百合姫「そんなわけないよ、あの機体はおに~ちゃんが封印してるんだから」

 

ペルセフォネ「さっき話してる時に、一度もレイから手を離していなかったのに?」

 

百合姫「………まじ?」

 

ペルセフォネ「マジです」

 

百合姫「……」ダラダラ

 

ペルセフォネ「それでも逃げたいですか?」

 

百合姫「おとなしくしています」

 

そして教室

 

山田「おはようございます、皆さん」

 

皆さん「おはようございます」

 

山田「今日の休みは神谷さんだけですか?」

 

桜歌「はい」

 

山田「わかりました、それでは授業を始めましょう」

 

そして授業が始まった

 

桜歌<クアンタ、そっちに行ってもいい?>

 

クアンタ<…>

 

桜歌<クアンタ?>

 

クアンタ<あ、ごめんいいよ>

 

そうしていつものようにサボった

 

桜歌「あれ、クロどうしたの?」

 

黒鋼Χ「いやロックされたので、することがなくてこちらにお邪魔しました」

 

桜歌「あぁ、だからクアンタの返事が遅れたのか」

 

クアンタ「そうだよ、で今日はなにする?」

 

桜歌「そうだな、クロもいることだし、完全解放で模擬戦やるか」

 

クアンタ「わかった」

 

黒鋼Χ「お相手いたします」

 

そしてひたすら戦った

 

桜歌「クロ動きが単調だぞ」

 

黒鋼Χ「すいません」

 

桜歌「クアンタGNドライブの出力がおちてるぞ、特に首のところ」

 

クアンタ「ごめんマスター」

 

 

 

そして数時間後

 

 

 

桜歌「少し休憩するか」

 

クアンタ・黒鋼Χ「は、はいはぁはぁ」

 

桜歌「どうした二人とも」

 

クアンタ「マスターが激しすぎるんだよ」

 

黒鋼Χ「疲れないはずなのに、何度か意識が飛びかけましたよ」

 

桜歌「大袈裟だな」

 

クアンタ・黒鋼Χ「大袈裟じゃあない」

 

桜歌「あはは」

 

黒鋼Χ「そういえば、聞きたかったんですけど、うちの主はここにこれないんですか?」

 

桜歌「これるよ」

 

黒鋼Χ「なら何故来ないのです?」

 

桜歌「今はまだ無理なんだ、おまえとの適合率が足りないのと、俺がロックしているから」

 

黒鋼Χ「な、そんな筈はない。

あたしと主の適合率は85%もあるんだぞ」

 

桜歌「ここにくるには最低88%必要なんだ」

 

黒鋼Χ「な」

 

クアンタ「ちなみに私と主は95%だよ」

 

黒鋼Χ「え、そんなに」

 

桜歌「そうだ、適合率はどれだけ長く一緒にいるかできます」

 

黒鋼Χ「確かに」

 

クアンタ「裏技も有るちゃ有るよ」

 

桜歌「おいクアンタ」

 

黒鋼Χ「ちなみにそれはなんですか?」

 

クアンタ「肉体の強制融合」

 

桜歌「それをしたらどちらかの自我が消失する可能性がある」

 

黒鋼Χ「そうですか( ´△`)」

 

クアンタ「さらにいうと、適合率90%をこえるとなんの

リスクもなくできるようになる」

 

黒鋼Χ「じゃあお二人はしているのですか?」

 

桜歌・クアンタ「融合率75%だよ」

 

黒鋼Χ「な」

 

クアンタ「融合するとね、現実で動きまわれるようになるんだよ」

 

桜歌「俺の身体を乗っ取ってな」

 

クアンタ「そんなことないも、GN粒子で体作れるもん」

 

桜花「おまえはなぁ、他の機体では無理だ」

 

黒鋼Χ「…」

 

桜歌「さて休んだし、続きをやるか」

 

クアンタ「うんいいよ」

 

黒鋼Χ「はい」

 

こうして昼休みまでやった

 

桜歌「さて一端寮に戻るか」

 

そういって俺は人の居ないところでワープした

 

桜歌「戻ったぞ」

 

ペルセフォネ「…」ビク

 

桜歌「ペルセフォネこれはどういうことだ?」

 

ペルセフォネ「すいません主、逃げられました」

 

桜歌「そうか」

 

ペルセフォネ「はい」ビクビクガタガタ

 

桜歌「お仕置きは決定かな(^-^)」

 

ペルセフォネ「…」チーン

 

桜歌「さて、探すか」

 

そういって俺は助っ人を呼んだ

 

クロエ「お兄様なんのご用でしょうか?」

 

桜歌「姫が逃げた」

 

クロエ「わかりました、予備のカスタス・マキーナをまきます」

 

桜歌「主導権は向こうだから無理だ」

 

クロエ「では、どうします」

 

桜歌「クロエはこの辺を探してくれ、俺はプライベートチャンネルで脅す」

 

クロエ「わかりました、では私からはお姉様の秘密ホルダーを公開するとだけ伝えてもらえますか?」

 

桜歌「わかった」

 

クロエ「それでは始めましょう」

 

こうして妹捜索が始まった

 

桜歌<姫~はやく戻って来ないとお仕置きがきつくなるぞ>

 

百合姫<…>

 

桜歌<今晩の飯は抜きかな>

 

百合姫<……>

 

桜歌<もう一緒に風呂入ったり、一緒に寝てやらないぞ>

 

百合姫<………>

 

桜歌<戻ってこないんだなぁ>

 

百合姫<…………>

 

桜歌<クロエから伝言だ、姫の秘密ホルダーを公開するそうだ>

 

百合姫<それはダメ~>

 

桜歌<そろそろロックが外れる頃かな~>

 

百合姫<待っておに~ちゃん、本当に待って>

 

桜歌<俺も見せてもらおうかな~>

 

百合姫<イヤー、今すぐ戻るから待っておねがい待って>

 

それから妹は10分後に戻ってきた、鬼(俺とクロエ)が待つところへ

 

そして午後の授業は実習訓練だった

 

千冬「それでは実習訓練をはじめる、まずは専用機持ち前に出ろ」

 

そして出たら

 

千冬「それぞれISを展開しろ」

 

そういわれて俺はすぐに展開出来たが一夏がなかなかできない

 

千冬「どうした織斑、速く展開しろ」

 

一夏「くっそー、白式」

 

そういってやっと展開できた

 

千冬「それでは飛べ」

 

みんな一斉に飛んだ

 

千冬「織斑遅いぞ、お前の機体ならもっと早く飛べる筈だ」

 

一夏「待ってくれ、おいていかないでくれよ」

 

桜歌「がんばれ一夏」

 

こうして俺たちは飛んでいた

 

篠ノ之「一夏~いつまで飛んでいる(怒)」

 

ゴン

 

千冬「教師からマイクを奪うな」

 

したはしたでもめていた

 

千冬「よしお前ら降りてこい」

 

そうして俺は無事に降りた、次は一夏の番だ

 

一夏「いっくぞう」

 

そういってどんどんスピードをあげる

 

桜歌<クアンタあれって、無事に降りてくると思う?>

 

クアンタ<思わない>

 

桜歌くだよな>

 

そしてそのままグランドに突っ込んだ

 

一夏「いててて」

 

千冬「馬鹿者、誰がクレーターを作れといった。

これはおまえが元に戻しておけよ」

 

一夏「そんなぁ」

 

千冬「それでは皆解散」

 

一夏「桜歌手伝って、ていないし。

なら箒手伝って、こっちもいないのかよ」

 

そして放課後

 

オルコット「神谷さん待ってください」

 

桜歌「なんかようか、オルコット」

 

オルコット「はい、あの~この間はすいませんでした」

 

桜歌「ん」

 

オルコット「ご家族を侮辱した件です」

 

桜歌「あー」

 

オルコット「本当にすいませんでした」

 

桜歌「わかったもういいよ」

 

オルコット「ありがとうごさいます、あとよろしければセシリアと呼んでくれませんか」

 

桜歌「わかったよろしく、セシリア」

 

セシリア「はい」

 

こうして今日は終わろうとしていた

 

百合姫「クロエおねがい許して、それをおに~ちゃんに見られたら私死んじゃう」

 

クロエ「知りません、あれだけ動くなって言ったのに動くからです」

 

百合姫「そんなぁ待っておねがい」

 

クロエ「ついでですから、この間手にいれたこの身体の成長に悩む動画もお兄様に渡しましょうか」

 

百合姫「イヤーー、それは本当にやめて自殺物どころじゃあすまないから」

 

クロエ「じゃあ私のおねがい聞いてくれるなら動画の方は見逃しましょう」

 

百合姫「わ、わかったわ、呑むわ」

 

クロエ「それでは今度の休みはお兄様を私に貸して貰います」

 

百合姫「な」

 

クロエ「知ってるんですよ、今度の休みにお兄様とデートしようとしてること」

 

百合姫「うう」

 

クロエ「さぁどちらがいいですか?」

 

百合姫「わかったわよ(涙)今度の休みは貸してあげる( ノД`)」

 

クロエ「わかりました、ではこれは封印しておきましょ。でも次はないですよ」

 

百合姫「うぁぁ、おに~ちゃんとのデートが( ノД`)」

 

クロエ「あといい忘れましたがお兄様からのお仕置きは免れませんよ」

 

百合姫「…」マッサオ

 

クロエ「生きていられるといいですね(^○^)」

 

百合姫「…」チーン

 

ちなみに秘密ホルダーの中身は、兄たちの盗撮写真と自作のポエム



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ナンパ

書き疲れたので、番外編を入れます
見なくてもいいですよ


こんにちは皆さん、桜歌です。今俺は一人で買い物に来ています。

今日は誰も空いて居なかったよ

 

桜歌<さて、今日はなに買うかな>

 

クアンタ<冷蔵庫の中が大分減っていましたよ>

 

桜歌<了解、なら食材系をみようか>

 

そういって俺がスーパーに向かおうとすると

 

「ねぇ彼女、俺達と遊びに行かない?」

 

「そうだよ、行こうぜ」

 

「あ、あの、わ、私は、つ、連れが、い、いますので」

 

「そんな連れないこと言わないでさぁ、行こうよ」

 

「兄貴が誘ってるんだ、行くだろ」

 

桜歌<すごいナンパだなぁ>

 

クアンタ<そうですね、ところで助けないんですか?>

 

桜歌<さすがに俺でも、知らないやつは助けられないよ>

 

クアンタ<いえ、あの方は簪さまです>

 

桜歌<え>

 

そこで振り返って見ると、確かに簪さんだった

 

桜歌(はぁ、仕方ない助けるか)

 

そうして俺はそこにちかずいていった

 

桜歌「お待たせ、待たせて悪い」

 

簪「え」

 

兄貴「なんだてめえ、横取りするんじゃねえよ」

 

「そうだそうだ、この子は兄貴が見つけたんだぞ。

割り込むな」

 

桜歌「いや、あの先約こっち」

 

兄貴「なんだとこのやろう」

 

桜歌「あれお前らって、あの時のやつらじゃね」

 

兄貴「あぁ、おまえなんか知らねえぞ」

 

桜歌「やっぱりあの時のやつらじゃん、なんでここにいるの?」

 

兄貴「だからおまえなんて知らねえっていってんだよ」

 

「あ、兄貴こいつあの時のやつだ」

 

兄貴「あぁっ」

 

「ほら、メチャクチャかわいい子を連れてた、いけすかない野郎だよ」

 

兄貴「あ(や、やべえ思い出した)」

 

桜歌「おまえたちってここには来ちゃいけなかったよな」

 

兄貴「あ、えーと」

 

桜歌「い・け・な・かっ・た・よ・なぁ」

 

兄貴「は、はい」

 

桜歌「ならなんでいるの?

そんなに俺に殺されたいの?」

 

兄貴「す、すいませんでしたー」

 

「待ってくれよ兄貴」

 

こうして二人は去っていった

 

桜歌「大丈夫?簪さん」

 

簪「………」

 

桜歌「簪さん?」

 

簪「あ、ありがとう」

 

桜歌「いえいえ、じゃあこれで」

 

簪「あ、ちょっと待って」

 

桜歌「はい?」

 

簪「あ、なんでもないです」

 

桜歌「?」

 

その時、簪さんをよく見ると小刻みに震えていた

 

桜歌(あ、そっかぁ)

 

簪「……」ビクビク

 

桜歌「簪さん、先に謝っとくごめんね」

 

簪「え、何が?」

 

俺はそういって簪さんをお姫様抱っこして近くのベンチまで連れていった

 

簪「(///ω///)(///ω///)」

 

桜歌「ごめんねこんな人目があるかもしれない場所で」

 

簪「いえ(///ω///)」

 

桜歌「簪さん、もう我慢しなくていいよ」

 

簪「え、なんのことですか?」

 

桜歌「本当はさっきの怖かったんでしょ」

 

簪「…」

 

桜歌「今ここにいるのは俺だけだから、泣いてもいいよ」

 

簪「……」

 

桜歌「大丈夫だから」ナデナデ

 

簪「う、う」

 

桜歌「…」ナデナデ

 

簪「えー、ごわがっだよー」( ;∀;)

 

桜歌「……」ナデナデ

 

簪「なんがべんなごどざれるんじゃないがっで、ぼんどうにごわがっだよ」

 

桜歌「………」ナデナデ

 

簪「まわりにいだびどばだれもだずげようどじでぐれないじ」

 

桜歌「…………」ナデナデ

 

簪「わだじおどごのびどどばなじだごどあんまりないじ」

 

桜歌「……………」ナデナデ

 

簪「あのびどだぢわだじのうでをばなじでぐれないじ」

 

桜歌「………………」ナデナデ

 

簪「もうおわりだどおもっだよ」

 

桜歌「…………………」ナデナデ

 

こんな感じで1時間泣き続けた結果

 

簪「zzz」

 

桜歌「泣き疲れて、寝ちゃったか」

 

クアンタ<マスターどうする?>

 

桜歌<少し待ってダメだったら、おぶって帰るよ>

 

クアンタ<了解>

 

そして結局、おぶって帰った

 

寝顔かわいかったなぁ

 

 

 

次の日

 

 

 

コンコン

 

俺の部屋に誰かがきた

 

桜歌「はーい」ガチャ

 

簪「こ、こんにちは」

 

桜歌「あ、簪さん姫に用?

今姫いなくて」

 

簪「あ、ちがくて」

 

桜歌「ん、じゃあおれ?」

 

簪「はい」

 

桜歌「わかった、とりあえす中に入って」

 

簪「お、お邪魔します」

 

そうして簪さんを部屋の中に入りた

 

桜歌「そ、それで用ってなに?」

 

簪「あ、き、昨日のけんです」

 

桜歌「あぁ、気にしなくていいよ」

 

簪「いや、でも」

 

桜歌「女の子なんだから、あんなめに会えばああなるのは当たり前だよ(o^-^o)」

 

簪「でもあのあと寝ちゃって」

 

桜歌「いいよ、精神的につかれちゃたんだから」

 

簪「でも」

 

桜歌「それにかわいい寝顔も見れたしね(ゝω・´★)」

 

簪「(///ω///)」

 

桜歌「俺は気にしてないから大丈夫だよ」

 

簪「うう(///ω///)」

 

桜歌「次があったら、写真とっとこうかな」ニヤリ

 

簪「そ、それはやめてください(///ω///)」

 

桜歌「冗談だよ、たぶん」

 

簪「たぶんってなんですか、たぶんって」

 

桜歌「姫に昨日の簪ちゃんのこと話すのもいいな」

 

簪「うう、ひどいですお兄さん」

 

桜歌「お兄さん?」

 

簪「あ、その、昨日のことがなんだかお兄さんみたいだなぁって思って、すいません」

 

桜歌「別にいいよ、そっちで呼びたいなら呼んでも」

 

簪「え、いいんですか?」

 

桜歌「うん」

 

簪「じゃあそう呼ばせて貰います」

 

こうして俺と簪ちゃんは仲良くなった

 

 

その夜

 

 

百合姫「おに~ちゃんどういうこと?」

 

桜歌「なにが?」

 

百合姫「なんで、簪ちゃんにお兄さんなんて呼ばれるようにしたの?」

 

桜歌「別になんの問題もないし」

 

百合姫「問題あるよ、私の妹ポジションが崩れていく」

 

桜歌「はぁなにいってるんだ姫」

 

百合姫「だってだって」

 

桜歌「俺の血のつながだった妹はおまえだけだ」ナデナデ

 

百合姫「うん、ならいい(///ω///)」

 

桜歌「ところでさぁ姫?」

 

百合姫「なに、おに~ちゃん」ニコニコ

 

桜歌「なんで姫が知っているの?(^-^)」

 

百合姫「あ」

 

桜歌「まさかとは思うけど、カスタス・マキーナで覗いてた?(^-^)」

 

百合姫「い、いやあのね」マッサオ

 

桜歌「姫~(^-^)」

 

百合姫「……」マッサオ

 

桜歌「答えは?(^-^)」

 

百合姫「はい、覗いていました」マッサオ

 

桜歌「じゃあ、お仕置きは必要だよね(^-^)」

 

百合姫「でも」

 

桜歌「ひ~め~(^-^)」

 

百合姫「はい(涙目)」

 

こうして妹に対するお仕置きがはじまった

 

ちなみに内容は逃げられないように手足拘束してのくすぐり2時間とクロエからのお説教2時間(正座)である

 

あと盗撮にも使っていて、さらにクロエもキレさせた(2年分の写真)



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07

こんにちは皆さん、桜歌です。前回は妹に対するお仕置きが拷問に変わりました。

盗撮は絶対ダメ

 

朝5時半

 

桜歌「う~ん、よく寝た」

 

百合姫「おはようごさいます、ご主人さま」

 

桜歌「あぁ、おはよう」

 

読んでいる皆さんはとても混乱していると思いますがこれはお仕置き(拷問)が継続されているために起きていることです。

 

今の妹の格好はメイド服で、この罰は朝俺が起きる前に起きて、夜俺が寝るまで寝れないというものです。

 

この罰の恐ろしいところは部屋では必ずメイドでいないといけないところと、俺が起きるのがまばらで油断ができないというところ

 

桜歌「さて今日はラボでクロエと実験してくるかな」

 

百合姫「いってらっしゃいませんご主人さま」

 

桜歌「姫、俺がいなくなったからって着替えるなよ」

 

百合姫「…」ギク

 

桜歌「もし着替えていたら、さらにオプションを増やす」

 

百合姫「( ;∀;)」

 

そして俺はラボへと向かった

 

クロエ「おはようごさいますお兄様」

 

桜歌「あぁ、おはようクロエ」

 

クロエ「お姉様はどうですか?」

 

桜歌「真面目にやっているよ」

 

クロエ「そうですか」

 

桜歌「そろそろ解放してあげようかな」

 

クロエ「甘いですよお兄様、まだたったの2日じゃあないですか。

最低でも一週間はあのままにしないと」

 

桜歌「クロエは厳しいな」

 

クロエ「当然です、私の生着替え写真なんて撮っていた罰です」

 

桜歌「あはは」

 

クロエ「それでは実験を始めましょう」

 

桜歌「そうだな(クロエの写真、結構綺麗だったんだけどな)」

 

そうして実験が始まった、今回の実験は黒鋼Χの装備グラビティボールを発射する粒子圧縮砲の研究だ

 

 

 

3時間後

 

 

 

 

クロエ「だいたい目処が立ちましたね」

 

桜歌「そうだな」

 

クロエ「あとはこちらで設計するので、お兄様は戻ってください」

 

桜歌「いつも悪いな」

 

クロエ「いえいえ、あとあちらももうすぐできるそうですよ」

 

桜歌「わかった、ありがとうって束さんに伝えといて」

 

クロエ「はい」

 

こうして俺はラボをあとにした

 

教室

 

「みんな聞いた、2組に転校生だって」

 

「えーどこから?」

 

「中国、なんでも突然決まったらしいよ」

 

「それってもしかして、もうすぐあるクラス対抗戦のせい」

 

「かも知れないね」

 

「だ、大丈夫よ」

 

「そうだよね、専用機を持っているのはうちだけだし、それに織斑君なら勝てくれるよ」

 

一夏「あぁ、みんなのために必ず優勝して見せる」

 

「そうだよね」

 

と話していると突然扉が開いたら

 

カッシャン「その情報古いよ、2組の代表が専用機持ちである私に変わったんだから」

 

桜歌(うるさいな)

 

一夏「おまえもしかして鈴か?」

 

「そうよ私は中国代表候補生の凰鈴音よ、ひさしぶりね一夏」

 

桜歌<うるさいからどうにかしてくれクアンタ>

 

クアンタ<あはは、どっか適当にワープさせる?>

 

桜歌<ばれないように頼むわ>

 

クアンタ<了解>

 

そうして突然凰さんは消えた

 

一夏「え、どこにいった、鈴」

 

「え、人が消えた、幽霊?」

 

「ちょっとやめてよ」

 

「そうだよこんな朝っぱらから」

 

百合姫<おに~ちゃんやり過ぎ>

 

桜歌<だってうるさいんだもの>

 

百合姫<どこに飛ばしたの?>

 

桜歌<あいつの教室>

 

百合姫<ならいいか>

 

千冬「おまえたちうるさいぞ、ホームルームを始めるぞ」

 

一夏「千冬姉、鈴がとつ「織斑先生だ」」ガン

 

山田「えーと、ホームルームを始めます」

 

こうして今日も始まった

 

昼休み

 

一夏「桜歌、一緒に食堂行こうぜ」

 

桜歌「悪い今日は妹がお弁当を作ってくれてるんだ」

 

百合姫「あ」

 

桜歌「どうした?(^-^)」

 

百合姫「ご、ごめん忘れちゃった」ガタガタ

 

桜歌「そうかわかった、悪い一夏一緒に行ってもいいか?」

 

一夏「あぁ、一緒に行こう」

 

桜歌<姫>

 

百合姫<はい>

 

桜歌<帰ったらオプション追加な>

 

百合姫<はい>( ;∀;)

 

そして俺達が食堂にいくと

 

凰「遅いわよ、一夏」

 

一夏「鈴、そこ邪魔になるぞ」

 

凰「あ、ごめん」

 

こうして一夏は凰さんのところで食べ始めてしまった

 

桜歌<クアンタ俺の気のせいかな、あいつから食べようって誘ったよね>

 

クアンタ<うん>

 

桜歌<クアンタあそこにあるタバスコを、一夏の料理に入れてくれ>

 

クアンタ<わかった、全部入れちゃうね>

 

桜歌<よろしく>

 

そうして向こう側では悲鳴が聞こえた

 

放課後

 

部屋に向かっているとき、前から誰かがぶつかってきた

 

桜歌「おふ~」

 

凰「きゃあ」

 

桜歌「大丈夫ですか?」

 

凰「えぇ大丈夫……男?」

 

桜歌「そうですけど」

 

凰「侵入者」

 

といっていきなりISで攻撃してきた

 

桜歌「うぁと、危ないじゃないですか」

 

凰「うるさい侵入者、ここで切り殺してやる」

 

桜歌「侵入者なんかじゃないですよ、ここの生徒です」

 

凰「うそ言うんじゃないわよ、男の操縦者は一夏だけなのよ」

 

クアンタ<マスターどうする?>

 

桜歌<このまま受け流し続ける>

 

クアンタ<またワープさせれば?>

 

桜歌<それだとばれる>

 

クアンタ<なら私を展開すれば?>

 

桜歌<できるだけクアンタの姿は隠したい、信用できるまで待て>

 

クアンタ<了解で、どうする>

 

桜歌<レイのプレッシャーを使おうと思う>

 

クアンタ<大丈夫?>

 

桜歌<どうにかする>

 

そういって少し距離をとり、プレッシャーを相手に与えながら逃げた

 

寮の近くの森で

 

桜歌「はぁはぁはぁ」

 

千冬「ん、そこにいるのは桜歌か?」

 

桜歌「あ、こんばんは先生」

 

千冬「こんなところで何してる」

 

桜歌「ちょっと転校生にISで襲われたところを逃げてきました」

 

千冬「はぁ、あいつは何をやってるんだ、たてるか?」

 

桜歌「すいません、今は無理です。

少し身体に負担がかかることをしたので」

 

千冬「しょうがないな、肩を貸してやる」

 

桜歌「ありがとうございます」

 

そして寮の入り口のベンチに座った

 

桜歌「ここでいいです」

 

千冬「しかし」

 

桜歌「少し休んでから戻りたいんです」

 

千冬 「わかった、気を付けろよ」

 

桜歌「はい」

 

こうして今日も終わろうとしていた

 

ちなみに百合姫に増えたオプションはメイド服姿の写真の販売でした

 

凰「どこに逃げた、あの侵入者」

 



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08

こんにちは皆さん、桜歌です。前回は転校生にISで、襲われました。

近頃の切れやすい若者マジで怖い

 

 

 

朝6時

 

 

 

桜歌「う~ん、よく寝た、でも身体の節々が痛い。

やっぱりあんまりあれは使うべきじゃないな」

 

百合姫「すぅ~すぅ~」

 

桜歌「残念、姫アウトだ。

そうだ、この寝顔撮影しとこ」

 

そうして俺は妹が起きるまでそのかわいい寝顔を撮影していた

 

教室にて

 

鳳「いたぁ~、死ねぇ侵入者」

 

桜歌「うぉ」

 

鳳「逃げるな侵入者」

 

百合姫「あなたなんなんですか」カキ

 

鳳さんから襲われていたら、妹が助けてくれた

 

鳳「あんたこそ何やってんのよ、そいつは不法侵入した男なのよ。」

 

百合姫「あなたこそなにいってるんですか、おに~ちゃんは正式にここに入学した生徒ですよ」

 

鳳「そんなわけ「いい加減にしろ」いった~」

 

千冬「おまえは何をやっているんだ鳳」

 

鳳「な、なんでここに千冬さんが?」

 

ゴン

 

千冬「織斑先生だ」

 

鳳「いっつ、だってこのIS学園に侵入者が」

 

千冬「まだいうか、どっからどうみてもここの生徒だろうが」

 

鳳「だってこいつは男なんですよね、男の操縦者は一夏だけのはず」

 

千冬「何をいっている、男性操縦者は2人だ」

 

鳳「え」

 

千冬「公式に発表されているぞ」

 

鳳「…」

 

千冬「そういえば昨日も襲ったそうだな」

 

鳳「……」ダラダラ

 

千冬「ISの使用には細かいルールがあったよな。

今ここでそいつが訴えたら、専用機没収だぞ」

 

鳳「…………」ダラダラ

 

千冬「桜歌どうする?

訴えるか」

 

一夏「ちょっと待てよ、鈴がそんな軽率なまねするはずない。

桜歌いったい鈴になにやったんだ」

 

桜歌<こいつ頭大丈夫か>

 

クアンタ<ダメでしょ>

 

桜歌<はぁ、めんどくさいし、訴えるか>

 

クアンタ<いいよ、証拠映像もあるし>

 

桜歌「織斑先生、訴えます。

ついでにこれは証拠映像です」

 

一夏「な、こっちを無視するなよ」

 

桜歌「一夏いくらなんでもさっきの言い方はひどいんじゃないか。

一夏は普段から俺のことをそういう風にみてたのか」

 

千冬「わかった、申請しておく」

 

一夏「ちょっと待てよ千冬姉」

 

ゴン

 

千冬「織斑先生」

 

一夏「桜歌さっきの言い方はなんだよ、そういう風にみてたのかってどういう意味だよ」

 

桜歌「自分の発言を思い出してみろ」

 

山田「あの~そろそろホームルーム始めたいんですけどいいですか?」

 

千冬「あぁ、すまない山田くん」

 

そして授業が始まった

 

昼休み

 

桜歌「どこで飯を食べようかな」

 

そういって整備室前をとおった時

 

桜歌「ん、あれは簪ちゃん?」

 

簪「これは大丈夫、あれも大丈夫、なんで問題ないのに動かないの?」

 

桜歌「簪ちゃん」

 

簪「お兄さん?」

 

桜歌「どうしたんだこんなところで?」

 

簪「いや、あの~、自分の専用機を作っていたの」

 

桜歌「専用機?」

 

そういって見ると、そこにはISがあったが動きそうにない

 

桜歌「これが簪ちゃんの専用機?」

 

簪「うんでもまだ一度も動いたことないけど」

 

桜歌「ん~、ちょっとデータ見せて」

 

簪「え、あ、はい」

 

そしてデータを見せてもらったけど、ガタガタ

 

桜歌「簪ちゃん、これじゃいくらやっても動かないよ」

 

簪「え、なにかバグがあった?」

 

桜歌「データ自体が間違いだらけだよ」

 

簪「うそ」

 

桜歌「どうせだったら手伝おうか?」

 

簪「…………やめとく」

 

桜歌「どうして?」

 

簪「これは一人で作らないと意味がないの」

 

桜歌「わかったなら見に来てもいい?」

 

簪「え、まあそれなら」

 

桜歌「ならまた放課後」

 

そういって俺は整備室をでた

 

少しして

 

桜歌「そこに隠れてる人、なんかようですか?」

 

「あら、ばれちゃった」

 

そういって扇子を持った女の子が出てきた

 

桜歌「あなたは姫の友達の」

 

「始めまして、更識楯無(さらしきたてなし)よ」

 

桜歌「そうですか、でなんのようですか?」

 

更識「あなたに頼みたいことがあるのよ」

 

桜歌「なんですか?」

 

更識「彼女を助けてあげて」

 

桜歌「お断りします」

 

更識「なぜかしら」

 

桜歌「彼女自身が望まないのに、手は貸しません」

 

更識「助けてくれたら、私を好きにしていいわよ」

 

桜歌<クアンタ、録音してくれ>

 

クアンタ<了解>

 

桜歌「はっきりと言ったらどうですか?」

 

更識「私の妹の簪ちゃんを助けてくれたら、私を好きにしていいわよっていってるの」

 

桜歌「そうですか、考えておきます」

 

更識「ちょ、ちょっと」

 

そして俺はこの場を去った

 

桜歌<クアンタ録音できたか?>

 

クアンタ<バッチリ>

 

桜歌<面白い言質がとれたな>

 

クアンタ<そうだね>

 

そこにはゲスイ二人がいた

 

放課後

 

整備室にて

 

簪「ん~、なんでうまくいかないんだろう」

 

桜歌「…」

 

簪「こことここを変えれば」

 

桜歌「……」

 

簪「ここの出力を落として」

 

桜歌「………」

 

簪「ここの駆動系にてを入れて」

 

桜歌「…………」

 

簪「また動かない」

 

桜歌「……………」

 

簪「……」

 

桜歌「………………」

 

簪「お兄さん?」

 

桜歌「どうした簪ちゃん」

 

簪「少しデータみてもらっていい?」

 

桜歌「わかった」

 

簪「どうかな?」

 

桜歌「21点」

 

簪「え、そんなに低いの」

 

桜歌「低い」

 

簪「よ、よし次は頑張るぞ」

 

桜歌「頑張れ簪ちゃん」

 

簪「うん」

 

そうして1時間後

 

桜歌「16点」

 

簪「まぁ、また下がった」

 

桜歌「どんどん下がるね」

 

簪「…」ウルウル

 

桜歌「こっちにおいて簪ちゃん」

 

簪「……」トテトテ

 

桜歌「大丈夫大丈夫」ナデナデ

 

簪「( ;∀;)」

 

桜歌「」ナデナデ

 

簪「どうして私にはできないんだろう。

お姉ちゃんは誰の力も借りずに作ったのに」

 

桜歌「そうなの?」ナデナデ

 

簪「わたしやっぱりお姉ちゃんがいうとおり、欠陥品なのかな」

 

その言葉をいった瞬間、俺はビンタをしてしまった

 

桜歌「自分を欠陥品なって行っちゃダメだ」

 

簪「ご、ごめんなさい」ヒリヒリ

 

桜歌「わかればいいんだよ」ナデナデ

 

簪「お兄さんはなんで私に構ってくれるの?」

 

桜歌「当たり前だろ、友達なんだから」

 

簪「うん、少しこうさせて」ギュッ

 

桜歌「わかった」

 

そうして数分すると、気持ちよさそうな寝息が聞こえてきた

 

桜歌<寝ちゃったか>

 

クアンタ<そうだね>

 

桜歌<クアンタ手伝ってくれ、完璧な設計図をつくる>

 

クアンタ<いいの?

手伝っちゃて>

 

桜歌<作って渡して、参考にするかはこの子に任せる>

 

クアンタ<わかった>

 

そうして俺とクアンタは完璧なのを2時間で作り上げた

 

 

簪「すいません、あのまま寝ちゃって」

 

桜歌「いいよ、かわいい寝顔が撮れたから」

 

簪「え、本当に撮ったんですか」

 

桜歌「撮ったよ」

 

簪「今すぐ消してください(///ω///)」

 

桜歌「いやだね」

 

簪「もーぉ」

 

桜歌「まあまあ」ナデナデ

 

簪「(///ω///)」

 

桜歌「そうだ簪ちゃん、これ」

 

簪「なんですかこれは?」

 

桜歌「簪ちゃんが作ろうとしている機体の完璧な設計図♪」

 

簪「え」

 

桜歌「簪ちゃんが寝ているあいだ暇だったから作った、見るかどうかは簪ちゃんに任せる。

でも一つだけいっておくよ

人は一人ではなにもできない、人はまわりに支えられて始めてなにかができる。

これを忘れないで」

 

簪「わ、わかりました」

 

桜歌「じゃあおやすみ」

 

簪「おやすみなさい」

 

こうして今日も終わった

 

百合姫「今回私の出番少なくない?」

 

桜花「姫ミスったからオプション増やすぞ」

 

百合姫「うそだよね、おに~ちゃん」

 

桜花「本当だぞ、あきらめろ」

 

百合姫「うそだーーーーーーーーー」



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09

こんにちは皆さん、桜歌です。昨日はあんな臭いセリフをいって別れたせいで、部屋でとても悶える羽目になりました。

マジで言うんじゃなかった(涙)

 

朝部屋にて

 

桜歌「う~ん、朝か」

 

そういって俺が起きようとすると起きれない

 

桜歌「ん、なんか抱きつかれてる?」

 

隣を見ると、桃色髪の美少女がいた

 

桜歌(えっと~誰だ?

こんな子を連れ込んだ覚えないけど)

 

「う~ん、寒い」

 

桜歌「あ、すいません」

 

「ん、おはようマスター」

 

桜歌「マスター?」

 

「あ、こっちの姿では始めてだったね、私だよクアンタ」

 

桜歌「え、クアンタ?」

 

クアンタ「そうだよ」

 

桜歌「なんでこっちにいんの?」

 

クアンタ「マスターと寝たくて、きちゃった☆」

 

桜歌「そうか」

 

クアンタ「反応薄くない」

 

桜歌「なんかもう、なんでもありだなって」

 

クアンタ「それをマスターがいう?」

 

桜歌「とりあえず、トレーニングにいくけどクアンタはどうする?」

 

クアンタ「わたしはラボにいきたいなぁ」

 

桜歌「ならいっといで、向こうで誰かに会ったらからかわずに、ちゃんと挨拶してな」

 

クアンタ「了解」

 

こうして俺は部屋をでた

 

グラウンドにて

 

桜歌「ふっふっ」走り中

 

「…」

 

桜歌「ふぅふぅ」腹筋中

 

「……」

 

桜歌「ふぅふぅ」腕立て中

 

「………」

 

桜歌「ふぅ~、そろそろ出てきたらどうですか?更識さん」

 

更識「気づいていたのね」

 

桜歌「まぁね」

 

更識「ひとつ聞いていい?」

 

桜歌「なんですか」

 

更識「簪ちゃんを泣かせたのはあなた?」殺気

 

桜歌「そうですよ」

 

更識「そう、なら死んで」

 

そういって更識さんは棒手裏剣を投げてきた

 

桜歌「…」ヒョイ

 

更識「逃げるな」シュッ

 

桜歌「……」

 

更識「このー」

 

こんな攻防が30分続いた

 

桜歌「………」

 

更識「こうなったら」キュイーン

 

更識さんはISを展開した

 

桜歌「ISをこんなところで使っていいんですか?」

 

更識「うるさい」(`Δ´)

 

桜歌「仕方ないかぁ」

 

そういって俺は近くに落ちていた木の棒をてにとった

 

更識「なんのつもり?

そんなものでこの機体の攻撃を防げるとでも?」

 

桜歌「………」

 

更識「そう、ならこれで死になさい」

 

桜歌「神谷藤堂流剣術、壱の型」

 

桜歌「草薙」ビュン

 

俺が技を出すと、更識さんの武器が砕けた

 

更識「そんなぁ」

 

桜歌「次はあなたを切りますよ」

 

そういって俺はこの場から消えた

 

そして教室

 

山田「皆さん、授業の前に聞きたいことがあります。

グラウンドに亀裂を入れたのは誰ですか?」

 

桜歌「すいません、おれです」

 

山田「神谷くんいったいどうやって?」

 

桜歌「朝にISの練習をしていて、ミスりました」

 

山田「そうですか、あとで職員室に来てください」

 

桜歌「はい」

 

こうして授業は始まった

 

休み時間

 

職員室にて

 

千冬「きたか」

 

桜歌「はい」

 

千冬「早速で悪いがお前のISを預からせてもらう」

 

桜歌「わかりました」

 

こうしてクアンタを織斑先生に預けた

 

千冬「普通に渡すんだな」

 

桜歌「先生のことは信用していますから」(^^)

 

千冬「そうか、実はこのあとこれを政府に、持っていかないと行けないんだ」

 

桜歌「そうですか」

 

千冬「驚かないんだな」

 

桜歌「いつかそうなる気はしてましたから」

 

千冬「そうか」

 

桜歌「しかし、預けるのはクラス対抗戦前までです」

 

千冬「それを過ぎたら?」

 

桜歌「直接受け取りにいきます、妹と最終手段をもちいて」

 

千冬「わ、わかった」ダラリ

 

桜歌「俺に最終手段を使わせないでくださいね(^-^)」

 

千冬「…(いったい何をするつもりだ?)」

 

桜歌「それでは失礼します」

 

千冬「あぁ」

 

このあと教室に戻ると

 

百合姫「おに~ちゃん、大丈夫だった?」

 

桜歌「あぁ問題ない」

 

百合姫「なにか言われた?」

 

桜歌「特に何も、代わりにISを預かられた」

 

百合姫「え」

 

桜歌「政府からの要請だって、解析でもするんじゃないか」

 

百合姫「それは不味くない?

勝手にいじられて、変なものでもつけられたら」

 

桜歌「姫だって知ってるだろ、待機状態ならともかく、起動させたら最後。

エネルギーが尽きるまで暴れ続けるの」

 

百合姫「そうだけど、データは抜かれるよ」

 

桜歌「それも無理、プロテクトをいくつ付けてると思ってるんだ。

それも俺と束さん、クロエ、ペルセフォネこれだけの人達が作ったのを突破できるわけないじゃん(それにクアンタは今はラボでのんびりしているし)」

 

百合姫「それもそっか、ところでクロちゃんの調子がよくないんだけど、みてくれない?」

 

桜歌「はぁ、また荒く使ったのか」

 

百合姫「使ってないもん」プゥ

 

こうして学校では過ごした

 

放課後

 

整備室にて

 

桜歌「簪ちゃん、いる」

 

簪「あ、お兄さん」

 

桜歌「こんばんは」

 

簪「うん」

 

桜歌「で、どう、できそう?」

 

簪「うん、昨日お兄さんがくれたのをみて自分なりに改造して見たの。

設計図見てくれる?」

 

桜歌「いいよ、どれどれ」

 

簪「…」ゴクリ

 

桜歌「95点」

 

簪「え、ほんと?」

 

桜歌「あぁ」

 

簪「やった~」

 

桜歌「よく頑張ったなぁ」ナデナデ

 

簪「ありがとう\(^o^)/」

 

桜歌「これででるな、専用機」

 

簪「うんありがとう、あとお願いがあるんだけどいい?」

 

桜歌「なんだ?」

 

簪「暇な時でいいから、作るの手伝ってくれないかな」ウルウル

 

桜歌「いいぞ」

 

簪「やった~」

 

桜歌「それじゃクラス対抗戦に間に合うようにつくるぞ」

 

簪「え、さすがに今からじゃ間に合わないよ」

 

桜歌「大丈夫、間に合わせる」

 

簪「……………うん、がんばる」

 

こうして簪の専用機作りが急ピッチでおこなわれるのだった

 



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10

こんにちは皆さん、桜歌です。今俺と妹はアリーナの待ち合い室にいます。

理由は勿論、クラス対抗戦での簪ちゃんの応援です。

簪ちゃんの専用機は対抗戦の前日にはできました。よかった

 

ちなみに俺の専用機はまだ帰って来ていません。試合が終わったら、妹と楽しいピクニックにいってこようかなぁ。

 

鳳さんは結局専用機を一時没収されることになったのですが、今日の試合が終わってからだそうです。解せぬ

 

一夏はあれからあまり話しかけて来なくなりました。

今だにいとがわかってないんかい

 

桜歌「簪ちゃん、準備終わった?」

 

簪「あ、は、はい」カチンコチン

 

百合姫「簪ちゃん緊張しすぎだよ、リラックスリラックス」ニガワライ

 

簪「う、うん」ギ~ギ~ギ~

 

桜歌「簪ちゃん、不安なのはわかるけど自分が作った機体を信じて、ね」(^○^)

 

簪「……」

 

桜歌「簪ちゃん?」

 

簪「あ、う、うん」

 

百合姫「これはダメかな」ニガワライ

 

桜歌「姫あきらめるなよ」

 

百合姫「これは無理でしょ、なんかショックでもあたえないと」

 

桜歌「ショックかぁ、簪ちゃんごめん」

 

簪「え」

 

俺は簪ちゃんを抱き締めて、頭を撫でてあげた

 

簪「(///ω///)」プシュー

 

百合姫「おに~ちゃんとどめさしてどうするの(怒)」

 

桜歌「姫はいつもこれで落ち着くからやったんだけど、ダメだったか」

 

百合姫「当たり前だよ、年頃の女の子にこんなことやったら、女の子が死んじゃうよ」

 

桜歌「そうかなら、姫にもこれからはやらないようにしないとな、ついでに撫でるのもやめようか」ニヤリ

 

百合姫「え、いや待ってわたしは昔からやられてるから気にしないよ」アセリ

 

桜歌「そうか悪かったな、子供の頃から嫌だったか。

ならこれからは一切やらないようにしよう」ショボン

 

百合姫「おに~ちゃん待って、いまのはそういう意味じゃなくて」アタフタ

 

桜歌「これからはやってほしいっていってる、クロエにしてあげようかな、たくさん甘やかすぞ」メラメラ

 

百合姫「おに~ちゃんそれは本当に待って、そんなことをしたらクロエがおに~ちゃんから離れなくなっちゃうから。

お願いだから考え直して」

 

簪「ぷ」

 

桜歌・百合姫「ぷ?」

 

簪「あはは~、あーおかしい」

 

百合姫「どうしたの簪ちゃん」

 

簪「なんか二人を見てると、緊張してた私がバカみたい」

 

桜歌「少しはもとに戻ったか」

 

簪「え、今のってわざと?」

 

桜歌「姫にもうやらないっていうところ以外は芝居」

 

百合姫「ちょっと待とうかおに~ちゃん、本当にしてくれなくなっちゃうの?」ウルウル

 

桜歌「あぁ、ついでに俺のベットにはバリケードを作って入ってこれないようにする」

 

百合姫「そんな~、夜の楽しみだったのに」(;>_<;)

 

簪「?」

 

桜歌「姫が近ごろベットに浸入してくるんだ」

 

簪「え、姫ちゃんほんと?」

 

百合姫「( ;∀;)」

 

桜歌「あれを見ればわかるだろ」

 

簪「うん、姫ちゃんすごいことやるね~」

 

桜歌「さて、そろそろ時間だろ。

簪ちゃんの勇姿をココから見てるぞ」

 

簪「うん」ニッコリ

 

こうして簪ちゃんは試合会場であるアリーナにいった

 

「ねぇあれみて」

 

「何々」

 

「4組の子が乗っているの専用機じゃない?」

 

「本当だぁ、なんでまだ完成には時間がかかるって、言われていたのに」

 

「わたし知ってる、近ごろ整備室にこもってなにかしてた。それも複数人で」

 

「今回のトーナメント、下手したら専用機のない3組の子をめった打ちにして終わるんじゃないの」

 

そして簪ちゃんと相手の子が位置について始まった。そして1分足らずで簪ちゃんが勝った

 

その頃別の控え室

 

鳳「なんなのよこの子は、近接武器のみしか使ってないじゃない。

底が全然見えないわね、これは一夏なんて相手にしてる暇は無いかも知れないわね」

 

こうして簪ちゃんは鳳さんの心に火をつけたのであった

 

次の試合

 

1組対2組の試合は鳳さんが押していた

 

桜歌「姫、ちょっと先に行ってて」

 

百合姫「どうしたの?」

 

桜歌「ちょっとトイレに行ってくるから」

 

百合姫「わかった、早く来てね」

 

桜歌「わかった」

 

そして俺はアリーナをでた

 

桜歌「いいですよ、出てきて」

 

更識「…」

 

桜歌「もう少し人目につかないところに行きましょうか?」

 

更識「いいわ、ここで」

 

桜歌「人を殺すなら、なるべく見られないところでやるべきですよ」

 

更識「大丈夫よ、ここは私の部下が囲んでいるから」

 

桜歌「ならいいですけど」

 

更識「始めましょう」

 

そうして更識さんによる殺戮が始まった

 

更識「どうして、ISを展開しないのかしら?」

 

桜歌「……」

 

更識「また無言なのね」

 

桜歌「………」

 

更識「ならここで死になさい」

 

そうして俺は槍をお腹に受けてしまった

 

桜歌「っ」

 

更識「これで終わりよ」

 

ドカァン

 

その時アリーナの方から爆発音と悲鳴が聴こえてきた

 

更識「何事?」

 

「当主、謎のISが浸入してきました」

 

更識「なんですって」

 

「当主、ご指示を」

 

更識「皆さんは生徒の誘導を」

 

「わかりました、こやつはどうしましょうか?」

 

更識「ほうっておきなさい、いずれ死ぬわ」

 

「はあ」

 

そうして更識さんたちは立ち去った

 

クアンタ「かなり深くいってるね」

 

桜歌「そうみたいだな」ゲホ

 

クアンタ「この傷どうする?」

 

桜歌「ナノマシンで何とかするよ。

それよりも頼みたいことがある」

 

クアンタ「なにかしら?」

 

桜歌「アリーナを頼む」

 

クアンタ「いいけど、どうやって」

 

桜歌「レイを使え」ジャラ

 

クアンタ「わかった、行ってくるね」

 

桜歌「あぁ、ついでに姫にとりに行ってくるっていっといて」

 

クアンタ「了解~」

 

こうしてクアンタはアリーナにいった

 

桜歌「さて、俺もいきますか」

 

そういって俺は学園から消えた



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10.5

こんにちは皆さん、百合姫です。今わたしはアリーナで行われている1組対2組の試合を観ています

 

百合姫「おに~ちゃん遅いな」

 

試合は鳳さんの優勢で進んでいった

 

一夏「このー」ビュン

 

鳳「そんなへなちょこな剣、当たらないわよ」

 

一夏「これならどうだ」

 

織斑くんが鳳さんにイグニッションブーストで斬りかかろうとしたとき

 

ドーン

 

一夏「なんだ?」

 

鳳「なに」

 

そこには黒いISが3機浸入してきていた

 

一夏「なんだこいつら?」

 

鳳「尋常じゃないわねあの機体、とりあえずみんなが逃げる時間を稼がなきゃ」

 

千冬「お前たち聞こえるか」

 

一夏・鳳「織斑先生」

 

千冬「二人とも今すぐそこから逃げろ、お前たち見たいなひよっこじゃあ勝てない」

 

鳳「しかし」

 

千冬「黙れ小娘、今はこちらの指示に………なに」

 

鳳「どうしましたか?先生」

 

千冬「いや、アリーナのシャッターが何者かにハッキングされて開かないらしい」

 

一夏「それは一大事じゃないか」

 

千冬「そうだが」

 

鳳「先生、私たちで時間を稼ぎます」

 

千冬「しかし…………わかった気を付けろよ」

 

鳳「はい、てなわけでやるわよ一夏」

 

一夏「あぁ」

 

その頃観客席では

 

「キャー出して」

 

「邪魔よ」

 

「なんで開かないの」

 

「今突き飛ばしたの誰よ」

 

百合姫「ここは今カオスだね、セシリアちゃん」

 

セシリア「そうですわね」

 

百合姫[織斑先生、隔壁の破壊の許可をください]

 

セシリア[わたしからもお願いしますわ]

 

千冬[仕方ない許可する]

 

百合姫・セシリア[ありがとうございます]

 

百合姫「みんなそこどいて、今から破るから」

 

セシリア「こちらはわたしが破りますわ」

 

そうして隔壁を破りみんなを逃がした

 

更識「姫ちゃんナイス」

 

百合姫「刀奈ちゃん、誘導を任せていい?」

 

更識「姫ちゃんはどうするの?」

 

百合姫「二人を助けにいく」

 

更識「わかったわ、こっちは任せて」

 

百合姫「うん」

 

そうしてわたしはアリーナの中に入った

 

百合姫「クロちゃんお願い」

 

そうしてISを展開した

 

百合姫<クロちゃん調子はどう?>

 

黒鋼Χ<ここで悪いといったらどうします?>

 

百合姫<そう言えるってことは元気ね>

 

黒鋼Χ<はい>

 

百合姫<いざとなったら解放を使うから準備しておいて>

 

黒鋼Χ<無理です>

 

百合姫<どうして?>

 

黒鋼Χ<解除キーはあなたのおに~さんしか持っていません>

 

百合姫<ならおに~ちゃんを呼んで>

 

黒鋼Χ<忘れたのですか?今ISを持っていません>

 

こんなやりとりをしているうちに現場についた

 

百合姫<じゃあとりあえずやれるだけやるから力を貸して>

 

黒鋼Χ<わかりました、主>

 

そしてわたしは飛び出して、黒いISと戦い始めた

 

 

 

数分後

 

 

 

百合姫「織斑くん大丈夫」

 

一夏「何とか」

 

百合姫「鳳さんは?」

 

鳳「結構辛いけど、あと少しは持つわ」

 

百合姫「おに~ちゃんも来てくれれば楽なのに」

 

一夏「そうだよ桜歌はどうしたんだよ(怒)」

 

その時、横からの攻撃で織斑くんが吹っ飛ばされた

 

百合姫「織斑くん大丈夫」アセリ

 

一夏「…」グデー

 

百合姫「ヤバイ気絶してる」

 

鳳「はぁ」アキレ

 

百合姫「鳳さん、織斑くんを連れて逃げてくれない?」

 

鳳「そんなことをいったって、ここはどうするのよ」

 

百合姫「わたしがどうにかするから」

 

鳳「どうにかって?」

 

百合姫「それは、わた「一夏~」ぇ

 

その時スピーカーから篠ノ之さんの声が聞こえたてきた

 

篠ノ之「一夏~何をやっている、起きて戦え~」

 

百合姫「あ、まずい」

 

黒いISの一機が放送室に向かって、ビームを放った

 

篠ノ之「え」

 

百合姫「間に合え~」

 

しかし私のスピードでは間に合わず

 

百合姫「くそ~」

 

「大丈夫よ、守りきったわ」

 

百合姫「え」

 

そこには丸い形をした機体があった

 

百合姫「あれってレイ?」

 

「ごめんね遅くなって」

 

百合姫「えっとあなたは?」

 

「ん、そういうのは後でね☆」

 

そういってその機体に乗ったひとはプレッシャーでまわりの機体を潰した

 

「ふー、おわり」

 

百合姫「じゃああらためて、あなたは誰ですか?

なんでその機体に乗ってるんですか?」

 

「私が誰かは君の機体に聴いてみたら?」

 

百合姫<わかる?>

 

黒鋼Χ<あぁ、信じられないがそいつはクアンタだ>

 

百合姫<クアンタ?おに~ちゃんの機体の?そんなわけないよ>

 

クアンタ<黒鋼Χの言う通りだよ>

 

百合姫<なぁ>

 

クアンタ「あー、もう時間だ」

 

百合姫「ちょっと待って、あなたがクアンタならおに~ちゃんはどこ」

 

クアンタ「死んだよ」

 

まわり「え」

 

百合姫「冗談だよね」

 

クアンタ「本当だよ、その証拠に私の体が消えてきてる」

 

百合姫「そんな、うそよー」

 

クアンタ「あたしは彼から最後のお願いとしてここにきたのよ」

 

百合姫「( ノД`)…」

 

クアンタ「それじゃあね、妹ちゃん」

 

そうして事件は終わった

 

このあといくら捜してもおに~ちゃんは見つからなかった

 

更識「ちゃんと死んだようね、これで簪ちゃんを泣かせる子はいなくなったわね」クロイエミ



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11

こんにちは皆さん、桜歌です。今俺は隠れ家にいます。

 

桜歌「ただいま」

 

束・クロエ「おかえり」

 

桜歌「久しぶりだな、ここ」

 

クロエ「どうされたんですか?

ってその怪我は?」

 

桜歌「あ~怪我は気にするな、傷はナノマシンで塞がっているから。

ここには専用機をとりに行く前の準備に帰ってきただけだよ」

 

クロエ「そうですか」

 

束「落ち込まないのくーちゃん」

 

クロエ「うー」

 

桜歌「束さんが料理をちゃんとして食べてくれれば、クロエも学園に行けるのになぁ」(  ̄▽ ̄)

 

束「おーくんやめて、その話しになるとくーちゃん本気になるから」サー

 

クロエ「束様、今すぐ料理を覚えましょう。覚えるまでご飯抜きでやりましょう」

 

束「ホラー」ウルウル

 

桜歌「もっとやれ~」ヤンヤヤンヤ

 

クロエ「お兄様からの許可が出たので、料理本を置いて私は学園にいきます」

 

束「待って、後生だから待って、束さん本当に死んじゃうよ」

 

クロエ「私は知りません、今すぐ学園に編入手続きをします」

 

そういって電話のところにいこうとするクロエ

 

束「お願い待って、こんどほしいもの買ってあげるからマジで待って」

 

桜歌「買収に負けるなクロエ」

 

クロエ「はい、お兄様」(^_^)v

 

束「おーくんはうるさいよ、黙ってなさい」(`Δ´)

 

桜歌「わかった。

俺は邪魔みたいだから、荷物をまとめて出ていくよ」

 

クロエ「お兄様が出ていくなら、私も出ていきます。

お兄様40秒待ってください、準備します」

 

束「待って二人ともマジで束さん死んじゃう、姫ちゃんに殺される」

 

桜歌・クロエ「知りません」

 

束「ノーー」

 

そんな感じで楽しそうに過ごしていた

 

学園側

 

「姫ちゃん、部屋から出てきて」

 

百合姫「…」

 

「もうずっとなにも食べてないでしょ」

 

百合姫「……」

 

簪「姫ちゃん一緒にご飯食べよ」ウルウル

 

百合姫「………」

 

篠ノ之「神谷出てこい、みんな心配してるぞ」

 

百合姫「…………」

 

セシリア「姫さん顔だけでも見せてくれませんか?」

 

百合姫「……………」

 

更識「姫ちゃん開けないなら壊してでも入るよ」

 

百合姫「………………」

 

千冬「百合姫、お前がそんなにしていたら、桜歌が心配で天国に行けないぞ」

 

百合姫「…………………」

 

一夏「妹ちゃん、桜歌が死んだのは悲しいかも知れないけど、今は前を向いて歩こうぜ。

道は前にしかないんだから」

 

百合姫「ぺるちゃんお願い」

 

ペルセフォネ「承知」キュイーン

 

ペルセフォネがウィジェットを召喚して、一夏を襲った

 

一夏「うぁアブね、なんだこの人形?」

 

ペルセフォネ「死ね」

 

斧が一夏の顔面すれすれを通過した

 

一夏「いー」サー

 

ペルセフォネ「どこまでも追ってお前を殺してやる」

 

一夏「なんで俺だけ」

 

ペルセフォネ「自分のセリフを思い出して見ろ」

 

こうしてこちらも騒がしくなっていた

 

 

 

1時間後

 

 

 

隠れ家

 

桜歌「よし取り返しに行ってくる」

 

クロエ「私も行きます」

 

束「私もいこっかな」

 

桜歌「じゃあお願いします」

 

こうして隠れ家を動かした

 

 

 

30分後

 

 

 

桜歌「それで隠れ家からGNミサイルでも撃ち込んでおくか」

 

束「そうだね、電子戦は任せて」

 

クロエ「私は戦闘機がきたときに、ソレイユで出ます」

 

こうしてたたかいは始まった

 

 

 

5分後

 

 

 

桜歌「おーあったあった」

 

「誰だ、きさまはそれに触れるな」

 

桜歌「うるさい」キュイーン

 

「な、起動しただと」

 

桜歌「持ち主なんだから起動するだろ」

 

「なに、じゃあ君が二人目の」

 

桜歌「約束守らないといけませんよ」

 

「なんのことだ?」

 

桜歌(下の者には伝えていないのか?

それとも揉み消したか?)

 

その時、壁を破って丸い球体が入ってきた

 

クアンタ「お待たせマスター」

 

桜歌「遅いぞクアンタ」

 

クアンタ「こめんごめん」

 

桜歌「まぁいいから早く中に戻れ」

 

クアンタ「了解」

 

こうして俺はクアンタを取り戻した

 

桜歌「さて、帰るか」

 

「いたぞ、浸入者だ」

 

クロエ「そうですね、帰るまでの間ついでに私とデートしませんか?」

 

「奴等を取り押さえろ」

 

束「ずるいよくーちゃん、束さんもしたい」

 

「囲め囲め」

 

クロエ「晩飯抜きますよ?」(°▽°)

 

束「いってらっしゃい」

 

桜歌「近ごろ束さん弱くなってない?」

 

「全員構え」

 

束「そんなことないもん」プクー

 

「撃て「「「うるさい」」」」ブン

 

「ぎゃあー」

 

桜歌「たく、ここはうるさくて敵わないなぁ」

 

クロエ「そうですね、お兄様とのラブラブな今を邪魔しないでください」ι(`ロ´)ノ

 

束「うるさい子は嫌いだぞ」ゲスニヤリ

 

桜歌「二度とバカなことしないように、お仕置きしとくか」

 

クロエ・束「賛成~」(⌒‐⌒)

 

こうして俺達は研究所のすべてのデータを消して、政府に次はないという警告を送った

 

桜歌「さて、帰るかな学園に」

 

 

その頃学園では

 

 

「誰かあのロボット止めて」

 

「このままじゃあ織斑くんが本当に死んじゃうよ」

 

一夏「誰か助けてくれ~」

 

ペルセフォネ「殺す殺す」パンパン

 

一夏「俺が一体なにしたって言うんだ~」

 

ペルセフォネ「姫を悲しませる奴は、主に変わって殺す」パン

 

一夏「妹ちゃんを悲しませたのは俺じゃなくて桜歌だろ」

 

ペルセフォネ「きさまは自分がいった言葉の意味も解らぬのか」ビューン

 

この時一夏は死を覚悟した

 

しかしそこに

 

桜歌「なにやってるんだ?」カキン

 

まわり「え、なんで」

 

桜歌「ん、どうした?」(・_・)

 

ペルセフォネ「主、生きていて?」

 

桜歌「何を当たり前のことを」

 

一夏「お前、今までどこにいたんだよ(怒)」

 

桜歌「どこにって、妹やセシリアから聞かなかったのか?

自分の専用機をとりにいってたんだよ」

 

一夏「はぁ?」

 

桜歌「いやだから学園長に外出許可もらって、研究所に俺の専用機をとりにいってたんだよ」

 

まわり「えーーーー」

 

桜歌「ところでなにやってるの?ペルセフォネ

ウィジェットまで出して一夏を追いかけて」(・_・)

 

ペルセフォネ「いえこれはそこの男が姫に対して、ひどいことをいったので姫に言われて殺そうと」

 

桜歌「ペルセフォネ、人を簡単に殺しちゃダメだぞ」

 

ペルセフォネ「は、はい」

 

一夏「全部お前のせいだぁ」(`Δ´)

 

桜歌「何が?」

 

一夏「お前が突然いなくなったせいで、こうなってるんだ」

 

桜歌「だから何が?

俺は先に予告もしたし、メッセンジャーも残していったぞ?」

 

一夏「え、メッセンジャー?」

 

桜歌「あぁ」

 

一夏「なら妹のところに行ってみろよ、どうなっているかわかるだろうよ」

 

桜歌「わ、わかった」

 

そうして俺は自分の寮へと足を運んだ

 

寮の入口

 

セシリア「え、桜歌さん?」

 

桜歌「おう、セシリアただいま」

 

セシリア「桜歌さん生きてたんですの」( ;∀;)

 

桜歌「生きてるもなにも、俺死んでないし」

 

セシリア「え、では今までどこに?」

 

桜歌「俺の専用機をとりにいってた」

 

セシリア「あ、あぁ」

 

桜歌「セシリアごめん、そこ通るぞ」

 

セシリア「あ、はいどうぞ」

 

そうして俺は進んでいった

 

廊下

 

シュー

 

桜歌「アブね」

 

更識「ち、なんであんたが生きてるのよ(怒)」

 

桜歌「そう簡単に殺されてたまりますか。

それにあのときトドメ刺してないでしょ」

 

更識「今度はトドメまできっちり刺してあげる」

 

こうして殺し合いが始まろうとしたとき

 

簪「今のどういうこと?」

 

更識「か、簪ちゃん」

 

桜歌「おー、簪ちゃんただいま」

 

簪「あ、おかえりなさい。

ところでお姉ちゃん、今のどういうこと?」ゴゴゴゴ

 

更識「簪ちゃんこれは違うの」ヒー

 

簪「お姉ちゃんさっき殺したはずっていったよね」

 

更識「……」プイ

 

簪「どういうことですか?お兄さん」

 

桜歌「えっと、更識先輩がしょっちゅう俺を殺そうと攻撃してきていただけだよ」

 

簪「なぁ、いつからですか?」

 

桜歌「簪ちゃんと整備室であった次の日からだよ」

 

簪「………」ギロ

 

更識「…」ダラダラ

 

桜歌「ちなみに言うと、昨日の試合の最中にアリーナ近くのところで、ISで襲われた」

 

簪「え、それ本当ですか?」

 

桜歌「うん」

 

簪「ちなみにその時はお兄さんのISは?」

 

桜歌「持ってなかったね」

 

更識「え」

 

桜歌「たぶんそこを狙ったんですよね、更識先輩」

 

更識「ち、違う」

 

簪「お姉ちゃん、話を聞かせてもらいましょうか」

 

更識「だってこの男が私の大切な簪ちゃんを泣かせたから」ウルウル

 

簪「え、なんのこと?」

 

更識「え」

 

桜歌「簪ちゃんあのときだよ、整備室であった時に悩みごとで泣いただろ」

 

簪「あー」

 

更識「やっぱりこの男が泣かせたのね、今すぐ殺してやる」

 

簪「お姉ちゃん待って、あのとき泣いたのはお姉ちゃんのせいだよ」

 

更識「え、わたし?」

 

簪「あのときはお姉ちゃんが昔に私にいった、[あなたはなにもしなくていい、私がやってあげるから無能でいなさい]っていわれたことを思い出しちゃって、それで泣いたのをお兄さんは慰めてくれたの(///ω///)」

 

更識「え、え」

 

桜歌「二人とも悪いんだけどそことうしてくれる、姫のところに行かないといけないんだ」

 

簪「あ、うんごめんね」

 

更識「……」

 

桜歌「あぁそれと」

 

簪「なに?」

 

桜歌「二人でちゃんと話あえよ」

 

簪「うん、お姉ちゃんとちゃんとO☆HA★NA☆SI★するね」

 

桜歌「ほどほどにな」ニガワライ

 

そうして俺は部屋についた

 

桜歌「姫、入るぞ」

 

百合姫「え、おに~ちゃん?」ウルウル

 

桜歌「そうだけど」

 

百合姫「あれ、これは夢?」

 

桜歌「夢じゃないぞ」ギューウ

 

百合姫「いはいいはい、夢じゃないの?」

 

桜歌「だからそう言ってるだろ」

 

百合姫「おに~ちゃん今までどこに?」Σ(ノд<)

 

桜歌「どこにもなにも、ISを取り返しに行ってたんだよ。

伝えただろ」

 

百合姫「え、でもクアンタがおに~ちゃんは死んだって」

 

桜歌「え、どういうことだクアンタ?(怒)」

 

シューン

 

クアンタ「いやぁ~面白いかなって思って、ついいっちゃったんだ」テヘペロ

 

桜歌「……」

 

クアンタ「ま、マスター?」ダラダラ

 

桜歌「クアンタ、いくらなんでも言っていいことと悪いことがあるだろ」

 

クアンタ「だってあのとき死にかけてたのは本当だし」

 

百合姫「え、どういうこと?」

 

クアンタ「暗殺者に殺されかけていたんだよ」

 

百合姫「ほんと?おに~ちゃん」

 

桜歌「まぁな」

 

クアンタ「それもISで」

 

百合姫「え」

 

クアンタ「結構深手だっだよねマスター?」

 

桜歌「そうだな」

 

百合姫「ISを使える暗殺者で、この学園で自由に動けるのって、更識先輩?」

 

桜歌・クアンタ「そうだよ」

 

百合姫「ふ、ふふふ、そうなんだ刀奈ちゃんがおに~ちゃんを殺そうとしたんだ」ユラリ

 

桜歌「ひ、姫?」

 

百合姫「今すぐ殺してやる~」

 

桜歌「おい待て姫」

 

このあと妹を止めるのにかなりの労力が必要だった

 

クロエ「お兄様とのデート楽しかったなぁ」

 

束「いいなぁ、くーちゃん」



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ふれあい

こんにちは皆さん、桜歌です。今俺達は生徒会室に呼ばれていた

 

桜歌「失礼します」

 

百合姫「失礼致します」

 

更識「どうぞ」

 

生徒会室に入るとそこには更識先輩と簪ちゃんがいた

 

桜歌「更識先輩こんなところに呼んで、また暗殺ですか?」

 

更識「ち、違うわよ」

 

簪・百合姫「…」ジー

 

更識「二人もやめて、そういう目で見るの(涙)」

 

桜歌「じゃあなんですか?」

 

更識「えっと、あの、その」

 

桜歌「用がないなら俺達は帰りますよ」ガチャ

 

更識・簪「ま、待って」

 

桜歌「どうしたんですか?」

 

簪「ほらお姉ちゃん」

 

更識「………そのごめんなさい」

 

桜歌「なんですか突然?」

 

更識「この間のことよ、簪ちゃんから全部聞いたわ。

あなたが簪ちゃんの機体を作るのに協力したことも」

 

桜歌「あぁ、別にいいですよ」

 

更識「あたしはあんなに貴方を殺そうとしたのに」

 

桜歌「大丈夫です、あれぐらいなら昔に受けたものに比べたら全然」

 

更識「え」

 

桜歌「俺と妹はあれよりも凄いの受けたことがあるんですよ」

 

更識「え、それはどういう」

 

百合姫「おに~ちゃんずっと気になってたんだけど、どんなことをされたの?」

 

桜歌「えっと最初は手裏剣を投げられて、次にISで攻撃されて、最終的に槍でお腹を串刺しにされた」

 

簪「っっ」サー

 

百合姫「なんだその程度か」

 

簪「え、その程度?」

 

更識「あなたたち一体過去にどんなことされたの?」

 

桜歌「えっとですね、俺は生爪剥がされたり、体にナイフ刺されてえぐられたり、えぐったところを火で焼かれたりしました。

姫の方は指をおられたり、髪の毛を剃られたり、口をふさいだうえで処女を道具で奪われた等々のことをされました」

 

簪「…」チーン

 

更識「あなたたちよくそれで生きていられるわね」ゲェ

 

桜歌・百合姫「そうですか?」

 

更識(この二人異常だわ。

さっき聞いた拷問を受けて、今を平然としているなんて異常すぎる)

 

桜歌「それより更識先輩?」

 

更識「桜歌くん、刀奈って呼んで」

 

桜歌「え、でも」

 

更識「いいから、ちなみにさんやちゃんはつけちゃダメよ」

 

桜歌「わ、わかりました」

 

刀奈「ところでなにかしら?」

 

桜歌「えっと、刀奈が俺に出した取引を覚えてる?」

 

刀奈「な、なんのことかしら?」キョロキョロ

 

桜歌「覚えてないの?」

 

刀奈「さっぱりね」ダラダラ

 

百合姫・簪「なんのこと?」

 

桜歌「いや、刀奈が簪ちゃんの手伝いをしたらご褒美くれるっていってたんだよ。

まぁ俺は最初から簪ちゃんを手伝うつもりだったけど」

 

百合姫・簪「へー」ジトー

 

刀奈ビク「わたし、そんなの知らないよ」ダラダラ

 

桜歌「そっか、じゃあこれはな~んだ」

 

「簪ちゃんの手伝ってくれたら、わたしを好きにしていいわよ」

 

百合姫・簪「へー」ジトーーー

 

刀奈「………」ダラダラ

 

桜歌「これでも知らばっくれる?」

 

刀奈「……」ダラダラ

 

簪「お姉ちゃん諦めな」

 

百合姫「刀奈ちゃん諦めて、おに~ちゃんはこういうこと絶対に逃さないよ」

 

刀奈「…………………わ、わかったわよ、わたしを好きにしたらいいじゃない」ウルウル

 

桜歌「じゃあ遠慮なく、刀奈俺のものになって!」

 

刀奈「え」

 

簪・百合姫「えーーーーー」

 

桜歌「だから俺のものになって刀奈」

 

刀奈「そ、それってプロポーズ?」

 

百合姫「おに~ちゃんどういうこと?

わたしと言うものがありながら」

 

簪「そうですお姉ちゃんなんかより、わたしをお兄さんのものにしてください」

 

桜歌「3人とも落ち着いて、俺はただ何かあった時に俺の味方をしてっていってるんだ」

 

刀奈・簪・百合姫「え」

 

桜歌「これからもなにかあるかも知れないから、絶対に俺を信じてくれる仲間が欲しいんだ」

 

刀奈・簪・百合姫「……」

 

桜歌「み、みんな?」

 

刀奈「お、桜歌のバカ~」

 

百合姫「おに~ちゃんのバカ~」

 

簪「お兄さんのバカ~」

 

桜歌「ちょっと待って、三人同時に殴りかかって来ないで」

 

このあと桜歌はボコボコにされました

 

刀奈「なんなのよ桜歌くんのやつ、突然あんなこと言って」

 

簪「そうだよね、あれはお兄さんが悪いと思う」

 

刀奈「そうよね簪ちゃん」

 

簪「うん、お姉ちゃん」

 

刀奈(でも突然だったけどあんなこと言われて、わたしドキッてしちゃったのよね)

 

簪(お兄さんが突然お姉ちゃんにあんなこと言うから、わたし焦っちゃた)

 

刀奈・簪(これってもしかして恋?)

 

こんな感じで二人は堕ちてしまいました

 

桜歌「いつつ、三人でやり過ぎだ」

 

百合姫「あれはおに~ちゃんが悪いんですよ、突然告白みたいなことをするから」

 

桜歌「う、確かに悪かったけど、ボコボコにすることはないだろ」

 

百合姫「だって(さっきの二人の慌てよう、もしかしておに~ちゃんが二人を堕としちゃったかも)」

 

桜歌「もぉ~、戻ったら治療してよ」

 

百合姫「はいはい(まぁ私の考えすぎか、もしそうだったとしても二人ならいいか」

 

こんな感じで廊下を歩いていると

 

「あの~すいません」

 

桜歌・百合姫「ん」

 

振り返るとそこには

 

鳳「すいません、ちょっといいですか?」

 

桜歌「鳳さんなにか用?」

 

百合姫「なにしにきたのよ(怒)」

 

鳳「あの、これを渡しに」

 

そういって、自分のISを俺に渡してきた

 

鳳「政府から専用機をあなたに渡して、許してもらえたら返してもらうようにって言われて」

 

桜歌「あぁ、そういうこと」

 

鳳「今回は本当にすいませんでした」

 

桜歌「うん、わかった」

 

鳳「それじゃあ」

 

桜歌「専用機はしばらく預からせてもらうよ」

 

鳳「え~ここで返してくれるんじゃないの」

 

百合姫「そんな都合のいい話があるわけないでしょ」

 

鳳「うー」

 

桜歌「さすがに預かってすぐ返したりはしないよ」

 

鳳「そんなぁ」

 

桜歌「じゃあね鳳さん」

 

百合姫「次にやったら容赦しない」

 

こうして俺達は廊下を歩いていった

 

百合姫<でどうするの?その機体>

 

桜歌<まぁとりあえず2、3日預かって返却かな>

 

クアンタ<甘くないマスター?>

 

百合姫<うわ、クアンタあなた話に入れたの?>

 

クアンタ<私だけじゃなくて黒鋼Χも話に入れるよ>

 

百合姫<ほんと?クロちゃん>

 

黒鋼Χ<はい>

 

百合姫<驚いた>

 

桜歌<どうしたんだ?>

 

クアンタ<あ、マスターたちに報告があったんだ>

 

桜歌・百合姫<なに?>

 

クアンタ<妹ちゃんがコア世界にこれるようになったよ>

 

百合姫<?>

 

桜歌<本当か?>

 

クアンタ<本当だよ>

 

百合姫<ねぇコア世界ってなに?>

 

桜歌<このあと部屋で説明するよ>

 

百合姫<わ、わかった>

 

そして夜

 

桜歌「ん?」

 

「すいませんでした」

 

桜歌「えっと誰?」

 

「私は甲龍です」

 

桜歌「え、じゃあここはコア世界?」

 

甲龍「はい、それとあのときは私の主が襲ってしまってどうもすいませんでした」

 

桜歌「ああ、それを謝りにきたの?

なら気にしてないから大丈夫だよ」

 

甲龍「ありがとうごいます。」

 

こうして俺達の今日の一日は終わった

 

クロエ「わたしはあの二人を認めません」

 

束「あれーくーちゃん、覗きはいけないんじゃなかったっけ」ニヤニヤ

 

クロエ「束様こんばんは世界の珍味料理にします。

楽しみにしていてくださいね(^-^)」

 

束「…」ダラダラ

 

クロエ「まずは虫の幼虫の生とイナゴに、くさや、デザートにドリアンにしましょうかね」

 

束「いやーーーー、やめてくーちゃん(涙目)」



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12

こんにちは皆さん、桜歌です。

 

この間とてもいいことがありました。

 

なんと生徒会長がてに入りました。

 

あーこれでなにかあっても助けてくれる人ができた。

 

 

桜歌「んーよく寝た」

 

クアンタ<ねぇマスター>

 

桜歌<どうした?>

 

クアンタ<ベットの中に誰かいるんだけど>

 

桜歌<え、いつもの姫じゃないか>

 

クアンタ<違うよ、妹ちゃんなら隣のベットで寝てるよ>

 

桜歌<じゃあ誰?>

 

クアンタ<とりあえず、めくって見たら?>

 

桜歌<わかった>

 

俺はそういって、布団をめくってみた

 

刀奈「んー寒い」

 

桜歌「刀奈なんで俺のベットにいるの?」

 

刀奈「え、あれここはどこ?」

 

桜歌「俺と姫の部屋ですよ」

 

刀奈「え、あれなんでわたしここにいるの?」

 

桜歌「それはこっちが聞いてるんです」

 

百合姫「どうしたのおに~ちゃん?」

 

桜歌「姫か、なぜか刀奈が俺のベットに潜り込んでたんだ」

 

百合姫「え」

 

刀奈「お、おはよう姫ちゃん」苦笑い

 

百合姫「なんで刀奈ちゃんがここにいるのかな?」ピキピキ

 

刀奈「あ、あのね、わたしにも全く思い当たることがないの、だからねそんな怖い顔しないで、お姉さんチビっちゃう」ダラガラ

 

桜歌「刀奈、今ふざけたら逆効果だぞ」

 

百合姫「…………こい炎解、白神刀」

 

刀奈「ひ、姫ちゃん話し合いましょうねぇ」サー

 

百合姫「神谷二刀流、壱の型」

 

刀奈「ちょっと桜歌くん助けて、冗談抜きであれはヤバイ」

 

桜歌「刀奈覚悟を決めろ、俺も決める」

 

刀奈「そんな諦めないで」

 

百合姫「神威」

 

刀奈「イヤー」

 

桜歌(腕をあげたな姫)

 

こうして俺たちの朝は終わった

 

教室

 

山田「皆さんおはようございます」

 

みんな「おはようございます」

 

山田「…………一つ聞きたいのですが神谷君」

 

桜歌「はいなんですか?先生」ボロボロ

 

山田「なにがあったんですか?」

 

桜歌「妹に切られました」

 

山田「え、いったいなにやったんですか?」

 

桜歌「いろいろと」

 

山田「そうですか、あまり激しくやっちゃダメですよ」

 

百合姫「先生それだよ誤解をうみます(///ω///)」

 

山田「え、違うんですか?」

 

桜歌「そんな不思議そうにしないでください、違いますから」

 

山田「そうですか、残念」

 

桜歌「先生はいったい何を求めているんですか」

 

山田「いや、その(///ω///)」

 

千冬「山田くん、そろそろ先に進めてくれ」

 

山田「はい、すいません」

 

千冬「あと桜歌、同居人は増やすなよ」

 

桜歌「織斑先生まで言いますか」

 

千冬「冗談だ」

 

山田「それでは授業に入る前に、転校生を紹介します」

 

桜歌「待たせてたんですか」

 

パシ

 

千冬「桜歌、静かに聞け」

 

桜歌「理不尽だ」

 

こうして転校生が入ってきた。

 

しかしその見た目は男だった

 

「え~と、はじめまして皆さん。

転校生のシャルル・ディノアです、よろしくお願いします」

 

クアンタ<マスター、聴覚遮断するね>

 

桜歌<おう、ありがとう>

 

「ーーーーーーーー」

 

クアンタ<すごい騒ぎようだね>

 

桜歌<そうだな>

 

そこには女子たちの声で耳をふさいでいる一夏とデュノアがいた

 

クアンタ<大変だね、このクラス>

 

桜歌<そうだな>

 

クアンタ<ところで、マスターあの子女の子だよね>

 

桜歌<たぶんな>

 

千冬「ーーー」

 

クアンタ<なにか先生が言ってるから解除するね>

 

桜歌<あぁ、わかった>

 

千冬「それでは一時間目は実習だ、遅れないようにしろよ。

織斑、桜歌はデュノアの面倒を見てやれ」

 

一夏・桜歌「はい」

 

デュノア「君たちが僕とおなじ「デュノアくん、悪いそういうのはあとにしてくれ」え」

 

桜歌「一夏、囮頼んで」

 

一夏「え、桜歌待てよ」

 

俺は一夏の話も聞かずにデュノアを連れて走りだした

 

授業の5分前

 

桜歌「なんとか着いた」

 

デュノア「なんで走ったの?」

 

桜歌「なにいってるんだ、ゆっくりしてたら女の子たちに囲まれる」

 

デュノア「あ、そっか」

 

そうして俺とデュノアは着替え始めた

 

デュノア「あの~着替えるところは見ないでね」

 

桜歌「なんでだ?

男同士だし問題ないだろ」

 

デュノア「それでも恥ずかしいの」

 

桜歌「わかった<クアンタあいつの着替え撮っといて>」

 

クアンタ<了解>

 

そして着替え終わった時に一夏がきた

 

ちなみに授業まであと2分

 

一夏「桜歌、よくも囮に使いやがったな」

 

桜歌「しょうがないだろ、デュノアを連れて行くには囮が必要だったんだ。

それとも一夏がデュノアを連れていった方がよかったか?」

 

一夏「そっちの方がよかった」

 

桜歌「確実に捕まるぞ、元に今まで一夏はつかまってなかったか?」

 

一夏「くぅ」

 

桜歌「一夏遅れるなよ」

 

そういって、俺たちはアリーナにいった

 

一夏は結局遅刻して先生に鉄拳をもらっていた

 

そして今は山田先生とセシリアで模擬戦をしていた

 

転校生は山田先生がつかっているISの説明をしている

 

クアンタ<マスター、どっちが勝つと思う?>

 

桜歌<先生>

 

クアンタ<やっぱり>

 

桜歌<現役じゃなくても、先生をやるくらいだから強いよ>

 

クアンタ<なら私たちとやったら?>

 

桜歌<俺たちが圧勝、勿論姫たちでもな>

 

クアンタ<そっか……………………ん>

 

桜歌<どうしたクアンタ>

 

クアンタ<電話、束ねぇから>

 

桜歌<そうか、念話通信にしてくれ>

 

クアンタ<了解>

 

桜歌<もしもし>

 

束<もすもす、あなたのアイドル束さんだよ>

 

桜歌<切ります>

 

束<わぁ待って待って、おーくんに報告があるんだよ>

 

桜歌<なんですか?>

 

束<一つ目が姫ちゃんの機体できたよ>

 

桜歌<了解です>

 

束<二つ目がおーくんの機体なんだけどもう少しかかる>

 

桜歌<はい>

 

束<三つ目が今日転校してきた子は女の子>

 

桜歌<やっぱり>

 

束<最後にやつらファントムが動き出した>

 

桜歌<そうですか、そうだ束さんに聞きたいことがあったんです>

 

束<なにかな?

今ならなんでも答えちゃうよ>

 

桜歌<じゃあ、俺が昔作った疑似コアは今どこですか?>

 

束<……>

 

桜歌<それとこの間の機体に、俺が考えた機体があったのはなぜですか?>

 

束<…………>

 

桜歌<昔に束さん言いましたよね、とられたのはISのコアだけでそれ以外は無事だったって>

 

束<………………>

 

桜歌<もしそれが嘘ならこちらとしてもやらないといけないことが増えるんですよ>

 

束<それはなにかな?>

 

桜歌<疑似コアを無効にするものの開発と束さんへのお仕置き>

 

束<お仕置きのレベルは?>

 

桜歌<束さんが考えられる災厄のざっと1000倍ですかね>

 

束<おーくんもしかしてキレてる>

 

桜歌<そりゃあ、危うく生徒が死ぬところプラス束さんが嘘をついていたらキレますよ>

 

束<ごめん用事思い出したから切るね>

 

桜歌<切ってもいいですけど、その瞬間死刑が決定します>

 

束<…………………………>

 

桜歌<どうしたんですか?

用事があるなら早く切らないと>

 

束<おーくんお願いです許してください>

 

桜歌<それは認めるってことですね>

 

束<……>

 

桜歌<ことなんですね>

 

束<はい認めます>

 

桜歌<じゃあこの話はあとでしましょうか。

勿論逃げたらわかっていますね?>

 

束<はい>

 

桜歌<ではまた後程>

 

こうして電話を切った、ちょうど模擬戦も終わった、結果は予想どおり先生の勝ちだった

 

そして夜

 

桜歌「姫、俺ちょっと出掛けてくる」

 

百合姫「どこいくの?」

 

桜歌「刀奈に伝えることがある」

 

百合姫「わたしも着いていっていい?」

 

桜歌「別にいいよ」

 

そうして俺たちは刀奈の部屋にきた

 

コンコン

 

「はーい」

 

桜歌「すいません会長はいますか?」

 

「あなたは?」

 

百合姫「虚さん久しぶり」

 

虚「おひさしぶりです姫様」

 

百合姫「この人はね、わたしのおに~ちゃんだよ」

 

虚「そうでごさいましたか、お初にお目にかかります。

わたしは布仏虚(のほとけうつほ)です」

 

桜歌「俺は神谷桜歌です、よろしくお願いします」

 

虚「それでお嬢様に用事ですね、少々お待ちください」

 

そうして布仏さんは部屋に入った、数分後に中に通された。

 

桜歌「夜分遅くに失礼します」

 

刀奈「どうしたのかしら、こんな夜中に」

 

桜歌「刀奈に話があってきた」

 

刀奈「夜這いの相談かしら?」

 

桜歌「朝のが懲りて無いならどうぞ」

 

百合姫「……」ゴゴゴゴゴ

 

刀奈「じょ、冗談よそれでなにかしら?」

 

桜歌「単刀直入にいう、これから行われるイベントで問題が起こる」

 

刀奈「それはどういうことかしら?

なんでそんなことがいえるのかしら?」

 

桜歌「俺の知り合いには情報通がいまして、昼休みに情報が入ってきました」

 

刀奈「それは?」

 

桜歌「ファントムが動き出した」

 

刀奈「な、それは本当?

情報の信憑性は?」

 

桜歌「そういうと思ってデータを持ってきました」

 

そして俺はそれを再生して見せた

 

刀奈「確かに動き出した見たいね、それでこれをわたしに報告しに来た理由は?」

 

桜歌「刀奈が俺を信用してくれているのだから、情報は伝えておくべきだと思って来た」

 

刀奈「…………」

 

桜歌「信用できないか?」

 

刀奈「ええ、信用したくないのは本音ね、でもこういうことで嘘をつかないのはわかったつもり」

 

桜歌「ありがとう」

 

刀奈「(///ω///)」

 

虚「お嬢様が赤くなった、珍しいこともあるもんだなぁ」

 

刀奈「虚ちゃん、それはひどくない?」

 

虚「ひどくありません」

 

桜歌「とりあえず俺たちはこれで、またなにか入ったら伝えにきます」

 

刀奈「わかったわ」

 

こうして夜は過ぎた

 

次の日は一夏がまた新しく来た転校生にビンタされていた



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13

こんにちは皆さん、桜歌です。

 

今俺は自分のラボにいます。理由はこの間のようなクアンタがいない時用の専用機を作るためです。

 

桜歌「う~ん、機体はどうにかなったけれど、コアがうまくいかないな」

 

クロエ「失礼しますお兄様」

 

桜歌「クロエ、この機体を作っている間はここに来るなって言わなかったっけ?」

 

クロエ「すいません、我慢できなくて」

 

桜歌「まぁ今から休憩だし、少し話そうか」

 

クロエ「はい(o^-^o)」

 

桜歌「勿論説教って意味で(^-^)」

 

クロエ「え」サー

 

こうして、クロエは30分の間桜歌から説教とお仕置きを受けた

 

クロエ「ごめんなさいごめんなさい、お兄様許してください( ;∀;)」

 

桜歌「クロエまだだ」

 

クロエ「お願いします、クロエはお兄様の言いつけを守るいい子になりますから」

 

桜歌「…………」ジー

 

クロエ「クロエが悪かったです、もう二度とお兄様に逆らいません」

 

桜歌「わかった、クロエここで見たことは誰にも話しちゃいけないよ」

 

クロエ「はい」

 

桜歌「クロエこっちにおいで」

 

このあと俺はクロエを慰めた。

 

桜歌「クロエさっきは悪かったな、少しうまくいかなくてイライラしてたんだ」ナデナデ

 

クロエ「いえ、わたしも入るなと言われていたのに入ってしまいましたから」

 

桜歌「そういってくれるとありがたい」

 

クロエ「いえいえ、ところでお兄様学校はいいのてすか?」

 

桜歌「あぁ、先生に休みの許可をもらった」

 

クロエ「そうなのですか?」

 

桜歌「代償にコアを一つ頼まれたけど」

 

クロエ「え、なんのために?」

 

束「愚妹にISを持たせるためだよ」

 

桜歌「束さん、それはどういうことですか?」

 

束「今さっきちーちゃんから連絡が来たよ。

おーくんにコアを頼んだから、愚妹にISを作れって」

 

桜歌「そうですか」

 

束「ごめんね、おーくん」

 

桜歌「いえ、いいですよ別に。

それよりも束さん」

 

束「なにかな?おーくん」

 

桜歌「俺、入っていいって言いましたっけ?(^-^)」

 

束「あ」

 

桜歌「クロエだけ説教されるのは理不尽ですよね(^-^)」

 

束「あ、あの~おーくん?」ダラダラ

 

桜歌「そういえば、この間のお仕置きもまだでしたね」

 

束「……」サー

 

桜歌「束さん、物理的と精神的どっちがいいですか?(^-^)」

 

束「救済処置等は?」ダラダラ

 

桜歌「あるとでも?」

 

束「精神的でお願いします」

 

このあとずっと束さんを罵倒し続けた

 

束「……」シーン

 

桜歌「クロエ、コアの件頼んでいいか?」

 

クロエ「はい、おまかせください」

 

桜歌「じゃあ頼んだ、ついでにこの屍も頼む」

 

クロエ「屍なのですから、放置すればよろしいのでは?」

 

桜歌「邪魔で作業にならない」

 

束「二人とも、わたしの扱いひどくない?」

 

桜歌「生き返ったし、続きをしますか?」

 

束「すいません勘弁してください」

 

桜歌「冗談はここまでにして、束さんここに来たんだったらついでに手伝って」

 

束「うん、わかった」

 

こうして二人で作業して、12時間後の20時に出来上がった

 

そして俺は部屋に戻った

 

百合姫「おに~ちゃん、久しぶり」

 

桜歌「なにいってるんだ?朝に会っただろ」

 

百合姫「それでも寂しかったんだよ」

 

桜歌「そうか、それは悪かった。

ところで今日は、なにかあったか?」

 

百合姫「あぁ、今日の授業に実習があったんだけど、ISの搭乗の時に織斑くんが女子をお姫さまだっこしてたよ」

 

桜歌「そうか、女の子はさぞ喜んでいただろうな」

 

百合姫「うん」

 

桜歌「他には?」

 

百合姫「他はないよ」

 

桜歌「そうか、じゃあ寝ようか」

 

百合姫「うん」

 

妹が俺の布団に潜り込もうとしてきた

 

桜歌「姫なんのつもりだ?」

 

百合姫「今日は寂しかったから一緒に寝ようと思って」

 

桜歌「だめだ」

 

百合姫「ケチ」

 

こんな感じで眠りに着いた

 

次の日の朝に俺は織斑先生に呼ばれた

 

桜歌「なんのご用でしょうか?」

 

千冬「桜歌お前、鳳の専用機をまだ持ってるか?」

 

桜歌「はい」

 

千冬「なら今すぐ返してこい」

 

桜歌「なぜですか?」

 

千冬「中国政府からタッグ戦に出るのにいるから、返せといってきた」

 

桜歌「お断りします。

そもそもあちらが許すまで持っていろっていったんです、指図される筋合いはありません」

 

千冬「お前の言い分はわかるがこのままじゃ、あいつが出れないだろう」

 

桜歌「それこそ違うじゃないですか。

本気で出る気があるなら直接来るか、訓練機で出るという選択もあります。

それができないなら覚悟がない証拠です」

 

千冬「お前の意見はわかった、しかしだな政府の要望をむげには出来ないんだ」

 

桜歌「なら一つだけ条件があります」

 

千冬「なんだ、いってみろ」

 

桜歌「先生同伴でいいので彼女に一つ質問をさせてください、それに納得できたら返しましょう」

 

千冬「わかった、では放課後にそれをやろう」

 

桜歌「はい」

 

こうして先生との話し合いはおわり、昼休みになった

 

コツコツ

 

桜歌「ん」

 

ガチャ

 

ペルセフォネ「主大変です」

 

桜歌「どうした?」

 

百合姫「どうしたの?」

 

ペルセフォネ「部屋が荒らされています」

 

桜歌「な」

 

俺はこれを聞いて、急いで織斑先生と寮に向かった

 

桜歌「かなり荒らされているな」

 

千冬「誰がこんなことを」

 

桜歌「先生、ちょっと不味いことになっています」

 

千冬「どうした?」

 

桜歌「実は今日はISを部屋に置いていたんです」

 

千冬「まさか」

 

桜歌「持っていかれてます」

 

千冬「はぁ、でどうするつもりだ?」

 

桜歌「どうするもなにも困るのは俺じゃなくて、持っていったほうです」

 

千冬「なぜだ?」

 

桜歌「あれ俺以外が起動すると暴走するようになっていて、リミッターも今日は外れてるんです」

 

千冬「………」サー

 

桜歌「もし暴れたら、この学園くらい吹っ飛びますよ」

 

千冬「それは不味いな、緊急連絡をしないとヤバイな」

 

そういって、先生は他の先生方に連絡を入れた

 

千冬「それで探す方法はなにかないのか?」

 

桜歌「さっぱり」

 

千冬「そうだ、鳳のは無事か?」

 

桜歌「それは特別な場所に保管してあるので大丈夫です」

 

千冬「部屋には置いてなかったのか」

 

桜歌「はい」

 

そのとき電話がきた

 

桜歌「はいもしもし」

 

「お前のISは預かった、返してほしければ中国代表候補生のISをもってこい。

場所は校門まえだ」

 

桜歌「わかりました」

 

「ではな」

 

千冬「誰からだ?」

 

桜歌「犯人からです。

どうやら狙いは鳳さんのISみたいです」

 

千冬「な、どうするつもりだ?」

 

桜歌「持ってはいきますよ、渡しませんけど」

 

千冬「大丈夫なのか?」

 

桜歌「まぁ何とかしますよ」

 

そういって、俺は指定された場所にきた。

 

そこにはISに乗った人たちがいた

 

「ISは持ってきたか」

 

桜歌「はい、これです」

 

俺はISを見せた

 

「よし、それを渡せ」

 

桜歌「そちらは見せてくれないんですか?」

 

「これだ?」

 

そういって、相手はクアンタを見せた

 

桜歌「傷一つもつけていませんよね?」

 

「さぁどうだろうな、受け取って確認してみたらどうだ?」

 

桜歌「そうですか、なら取りに行きます」

 

「生身でか?」クスクス

 

桜歌「いえ、ISで」

 

「それは無理だろ、お前のはここにあるんだから」

 

桜歌「誰が一つだといいました?

来い火月」キュイーン

 

「なに~」

 

桜歌「いくぞ火月」

 

そういって、俺は電光石火を使って相手を倒した

 

「な、なぜ二つも持っている?」

 

桜歌「あなた方が知る必要はありません、それでは誰が首謀者か答えてくれますか?

答えてくれないと拷問しますよ(^-^)」

 

「ふん、拷問等きかぬわ」

 

桜歌「そうですか」

 

俺はそういって、その人たちの爪を剥がしていき、足りなければ指を一本一本折っていった

そして数分後、すべてゲロらせた

 

桜歌「今戻りました」

 

千冬「どうだった?」

 

桜歌「ちゃんと取り返しました。

犯人は捕まえて今楽しい部屋にいます(^-^)」

 

千冬「そ、そうか

よかったな」ダラダラ

 

桜歌「先生すいません、交渉はできなくなりました。放課後の」

 

千冬「なぜだ?」

 

桜歌「今回刺客を送って来たのが中国政府だからです」

 

千冬「な、それは本当か」

 

桜歌「刺客の皆さんが話してくれましたよ」

 

千冬「信憑性は?」

 

桜歌「あれだけされて、嘘はつきませんよ(^-^)」

 

そういうと織斑先生は凄まじい勢いで青ざめた

 

千冬「わかった、その件については改めてということにさせてくれ」

 

桜歌「はい」

 

俺はそのあと、奴等のISのコアを束さんに送った

 

その夜

 

ガンガンガンガンガン

 

桜歌「夜に誰だ?」

 

ガッチャ

 

鳳「ちょっとあんた」

 

桜歌「うぉ、鳳さん?」

 

鳳「今日の私との話し合いは、どうしたのよ」

 

桜歌「なにいってるんだ、キャンセルになったろ」

 

鳳「なんでよ(怒)」

 

百合姫「鳳さん、こっちにきてみてみたら?」

 

そういって、妹は鳳さんを部屋の中まで入れた

 

そして中を見たら鳳さんは絶句していた

 

鳳「なによこれ、誰にやられたの?」

 

桜歌「あれ、先生から聞かなかったの?」

 

鳳「なにをよ」

 

桜歌「これをやったの、君のところの政府だよ?」

 

鳳「え」

 

それから俺は今日あったことを全部話した

 

鳳「そう、さっきはすいませんでした。

専用機がやっと戻ってくるかもって、思ってたから焦っちゃって」

 

桜歌「じゃあ来てくれたし、チャンスをあげるよ。

この質問にまともに答えられたら返してあげるよ」

 

鳳「いいわよ、こんなことになっているのに私にチャンスなんて」

 

桜歌「いいからいいから、質問 君はこの子で何をして、何を達成したい?」

 

鳳「なによそれ、わたしは甲龍で強くなって、自分の大切なものを守りたい」

 

桜歌「たとえそれで、自分が傷付いても?」

 

鳳「当たり前でしょ、自分が傷付くことを恐れていたらなにも守れない」

 

桜歌「………………合格」

 

鳳「え」

 

桜歌「俺が聞きたかったのは、鳳さんの意思なんだ。

人だから間違えることもあるけど、それでも自分を腐らせずに信念をもてるか、それが大事だから」

 

鳳「なによその臭い台詞」

 

桜歌「鳳さん、この子は君に返すよ」

 

そういって、俺は彼女にISを返した

 

鳳「ありがとう、あとそろそろわたしのこと鈴って呼びなさいよ」

 

桜歌「いいの?」

 

鈴「いいわよ、鳳さんじゃなんか気持ちが悪いのよ」

 

桜歌「そっか、わかった

これからもよろしく鈴」

 

そうして今日は終わった

 

束「に、二度とおーくんは怒られないようにしよう」

 

クロエ「わたしも二度とごめんです、あんなのは」

 

束「二人でなるべくひっそりとしようね。く~ちゃん」

 

クロエ「はい、束様」



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14

こんにちは皆さん、桜花です。

 

俺は昨日新しいISを作りました、名前は火月。

 

競技用ではなく戦闘用として、こいつのお陰で昨日は助かった

 

 

桜歌「う~ん朝か」

 

<おはようございます、マスター>

 

桜歌「ん」

 

<マスターこっちです、あなたのベットの横の小太刀です>

 

桜歌<お前は火月か?>

 

<はい、機体としてはそうなんです>

 

桜歌<機体としてはってことは、コアとしての人格は違うということかな?>

 

<はい、そうです>

 

桜歌<じゃあコアとしての人格の名前を教えて?>

 

<わたしはキャロです>

 

桜歌<そうか、キャロ昨日はありがとう。

これからもよろしくね>

 

キャロ<はい、よろしくお願いしますマスター♡>

 

こうして朝は新しく加わったキャロと話して過ごした

 

教室にて

 

山田「皆さんおはようございます」

 

皆「おはようございます」

 

山田「それでは早速授業を始めましょうか」

 

ガタッ トテトテ

 

山田「ボーデヴィッヒさんどこに行くんですか?」

 

ボーデヴィッヒ「こんな話を聞いてても、なんの訓練にもならない。

わたしはわたしでやらせてもらう」

 

そういって、出ていった

 

このあと彼女は戻って来なかった

 

キンコンカンコン[一年の神谷桜歌、一年の神谷桜歌 至急生徒会室まできてください。繰り返します]

 

昼休みに突然呼び出された

 

桜歌「ん、何で呼び出し?」

 

百合姫「何をやったのおに~ちゃん?」

 

桜歌「覚えが全くない」

 

百合姫「生徒会室なら私も一緒に行こうか?」

 

桜歌「いいよ、一人で行ってくる」

 

百合姫「わかった、いってらっしゃい」

 

こうして俺は一人で生徒会室まで行った

 

コンコン

 

桜歌「失礼します」

 

扉を開けると、そこでは刀奈が着替えていた

 

刀奈「え」

 

桜歌「あ、悪い」

 

俺は急いで扉を閉めた

 

桜歌(白か、意外だな)

 

 

 

数分後

 

 

 

刀奈「入っていいわよ」

 

桜歌「失礼する」

 

刀奈「桜歌くん、何でここに?」

 

桜歌「放送で呼ばれたから」

 

刀奈「そう、ところで私に言うことがあるんじゃない?」

 

桜歌「何でここで着替えているんだ?

それも窓を開けたまま」

 

刀奈「だって更衣室まで行くのが面倒だったんだものって、そうじゃなくてお姉さんの下着姿見てなにかないのかな?」

 

桜歌「悪かった」

 

刀奈「よろしい」

 

桜歌「ところでここに呼ばれた理由は?」

 

刀奈「あぁえっとね、頼みたい事があるんだけどいい?」

 

桜歌「内容によります」

 

刀奈「桜歌くんはうちのことを知っているのよね」

 

桜歌「裏の家業であることだけは」

 

刀奈「そう、その裏の家業で必要になった物があって、それを君に工面してほしいのよ」

 

桜歌「いったい何を?」

 

刀奈「武器や人員よ」

 

桜歌「それなら俺に頼まれても困るんだけど。

刀奈も知ってると思うけれど、うちはほとんど廃業状態なんだよ。

当主が居なくなってから」

 

刀奈「嘘ね、あなたは当主を継いで今も動き続けている」

 

桜歌「いや本当に動いてないし、継いでもいない。

というか継げないんだよ」

 

刀奈「どうして?」

 

桜歌「当主として次代に継ぐには、現当主が次期当主に特別な刀を渡すことによって次に繋ぐ。

もし繋げなかったら、それで終わりという物なんだ

だから俺は父さんからその刀を受け取れていない時点で、当主にはなれない」

 

刀奈「なによそれ、なら新しく一代目として建てればいいじゃない」

 

桜歌「刀奈は知っているだろ、当主になったあとどれだけ大変な道のりか。

それをするだけの技量が俺には無いんだよ」

 

刀奈「………………見損なったわ貴方には。今回の話はなかったことにさせてもらうわ。

これからも平穏な表の世界で生きていきなさい」

 

桜歌「悪い、じゃあ失礼する」

 

こうして俺は部屋を出た

 

百合姫「おに~ちゃん」

 

桜歌「姫、来ていたのか」

 

百合姫「うん、何で刀奈ちゃんに嘘をついたの?

おに~ちゃんは今当主として、色々動いているのに」

 

桜歌「更識家は諜報の暗部だろ、昔ならともかく今のうちの暗部と繋がったら、向こうに迷惑になる。

今のうちは超暗殺型の暗部だからな」

 

百合姫「でも、あれじゃあおに~ちゃんも刀奈ちゃんも報われないよ」

 

桜歌「そんなことはないよ。

そこに隠れているんだろ虚さん」

 

虚「やはり、お気づきでしたか」

 

桜歌「まぁね、でどんな任務にどんな人員がいるんだ?」

 

虚「貸していただけるので?」

 

桜歌「あぁ、表向きには関わったらダメだと思うが、裏でなら問題ない」

 

百合姫・虚「なら」

 

桜歌「更識の当主が他の当主に頭を下げたって言う事が問題になるんだ。

それもよりによってうちだとなお問題だ、その点虚さんに個人的に貸すのは問題ない」

 

虚「そういう事でしたか、ならばお嬢様にもそのようにお伝えすればよかったのに」

 

桜歌「虚さんダメだよ、俺から借りたなんていったら。

そしたらうちと繋がりがあると思われてしまうからね。

これは虚さんが見つけて来た人員ということにしておいてね、よろしくね」

 

虚「わかりました、そのようにしておきます」

 

桜歌「ありがとう」

 

このあとすぐに俺と虚さんは話し合い、人員などを工面した

 

百合姫「おに~ちゃん本当にいいの?

刀奈ちゃんに伝えなくて」

 

桜歌「いいんだ、それより今度のタッグマッチ戦は誰と組むんだ姫?」

 

百合姫「う~ん、まだ保留かな。

どうせならおに~ちゃんと組みたいけれど」

 

桜歌「それを織斑先生や山田先生のところに出しに行ってみろ、却下か、出場停止にされるぞ」

 

百合姫「それもそうだね」

 

桜歌「俺は俺で探すから、姫も姫で探しな」

 

百合姫「うん、わかった」

 

「あの~」

 

桜歌・百合姫「ん」

 

簪「あのお兄さん、ならよろしければ私とくみませんか?」

 

桜歌「簪ちゃんいつからそこに?」

 

簪「え、えっと少し前から」

 

桜歌「じゃあさっきの話は?」

 

簪「すいません、聞いてました」

 

桜歌「はぁわかった組もうか、その代わりさっきの話は内緒にしてね」

 

簪「はい」

 

百合姫「簪ちゃんなら私も安心できる」

 

簪「任せて姫ちゃん」

 

こうして俺のタッグマッチ戦のパートナーは決まった

 

教室にて

 

千冬「それではここで来週行われるタッグマッチ戦のパートナー決めを行いたいとおもう、といっても男どものだけだがな」

 

一夏「どういうことだ?千冬ねぇ」

 

ゴン

 

千冬「織斑先生だ、お前は何度言われればわかるんだ」

 

一夏「すいません、織斑先生」

 

千冬「お前と神谷とデュノアはこの学園の中にいる、唯一の男だ。

そんな珍しい奴と組みたいって言うやつが山ほどいるんだ。

それで問題を起こされないようにここでお前たちにはパートナーを指名してもらう」

 

桜歌「先生、質問です」

 

千冬「なんだ?」

 

桜歌「ここでパートナーを妹にしたら、先生方はどうします?」

 

千冬「………………お前たちの出場を認めない」

 

桜歌「やっぱりですか」

 

デュノア「何でですか先生?

彼に関してはそれが一番落ち着くのでは?」

 

千冬「それをされた瞬間、試合にならなくなる」

 

デュノア「え」

 

千冬「そこの二人が組んだら、全部の試合が1分以内に終わる」

 

デュノア「………………」

 

千冬「悪いがお前たちは出たかったら、他のパートナーを探してくれ」

 

桜歌・百合姫「わかりました」

 

百合姫「でも、おに~ちゃんはもう決まってますよ」

 

千冬「なに、誰だ」

 

桜歌「4組の更識さんです」

 

皆「えー」

 

千冬「それはいつ決めた」

 

桜歌「先程の昼休みの間に、誘われました」

 

千冬「お前は了承したのか」

 

桜歌「はい」

 

千冬「そうか、ならお前はいいな。

次に織斑、お前は誰と組む」

 

一夏「そんなの急にいわれたって、すぐには決まらないよ」

 

千冬「授業ができないからすぐに決めろ」

 

一夏「わかったよ、じゃあシャルルお願いできるか?」

 

デュノア「了解、任せて」

 

千冬「これで決まったな、それでは授業を始める」

 

そして放課後

 

俺はアリーナに向かっている途中に、怒鳴り声が聞こえた

 

「教官、なぜこんなところにいるのですか」

 

千冬「それはこれが今の私の仕事だからだ」

 

ボーデヴィッヒ「こんなところにいったって、教官の実力は発揮されません。

私と共にドイツへ行きましょう、また私に戦い方を教えてください」

 

千冬「何度も言うが私はドイツへはいかん、わたしはここで教師をしているのだから」

 

ボーデヴィッヒ「そんなここの者なんて、ISをファッションかなにかと勘違いしている連中です。

まったくくだらない、ISは兵器なのだからあのような志してで使う連中など」

 

千冬「思い上がるなよ小娘がなんだお前は、生まれて15年でもう選ばれた者のつもりか?

ふざけるのも大概にしろ、わたしはもうドイツへはいかん諦めろ」

 

ボーデヴィッヒ「き、今日は引き下がります。

でも諦めませんから」

 

そういって、ボーデヴィッヒさんはいってしまった

 

千冬「そこに隠れてる生徒、出てこい」

 

桜歌「やっぱり気づいていましたか、先生」

 

千冬「あぁ、安心しろ私だけだ気づいていたのは」

 

桜歌「そうですか、ずいぶん訓練が足りないんですね。

ドイツ軍のエリートって」

 

千冬「やはり気づく様にしていたか」

 

桜歌「まぁ本気でやったら、そこで隠れている更識先輩くらいはできますよ」

 

千冬「なに?」

 

刀奈「あちゃ、やっぱり君には気づかれるか」

 

千冬「更識お前もか」

 

刀奈「すいません、先生に用があってきたのですがお話中だったので」

 

千冬「まぁいい、話とは?」

 

刀奈「………………」

 

桜歌「俺が邪魔ならいきますよ?」

 

千冬「いや、こいつにも聞かせておけ」

 

刀奈「はい、実はドイツ軍を調べていたところ、妙な事がわかりました」

 

千冬「それは?」

 

刀奈「VTシステムの搭載の可能性です」

 

千冬「なに、それは本当か?」

 

刀奈「はい、なにかこそこそやっていたので探りを入れたところ、可能性が高くなりました」

 

千冬「ならボーデヴィッヒの機体にも入っている可能性が」

 

刀奈「そこまではわかりません」

 

千冬「わかった、これからもわかった事があれば報告頼む」

 

刀奈「はい」

 

千冬「お前も聞いた通りだ、いざという時のために準備はしておけ」

 

桜歌「はい、わかりました」

 

千冬「それではわたしは失礼する、お前たちも遅くなるなよ」

 

刀奈・桜歌「はい」

 

そうして先生はいった

 

桜歌「じゃあ俺もいきます」

 

刀奈「ちょっと待って、お昼の話だけどあなたが動かしていないなら、いったい誰が動かしてると思う?」

 

桜歌「わからないです、父さんに仕えていただれかとしか」

 

刀奈「そう、ありがとう」

 

こうして今日は終わった

 

簪「やった~、お兄さんとパートナーだ~」

 

本音「いいな、かんちゃん」

 

簪「ふふーん、絶対彼と一緒に優勝してみせるわ」

 



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15

こんにちは皆さん、桜歌です。

 

今俺は簪とアリーナで、抽選を待っています。

 

簪「誰と当たるかな?」

 

桜歌「誰と当たっても俺達だったら楽勝でしょう、姫のところ以外」

 

簪「やっぱり厳しいですか?」

 

桜歌「組んでるとか関係なく、姫のみでかなり困ることになる」

 

簪「どれくらい?」

 

桜歌「精鋭の軍人を10人まとめて相手にするくらい」

 

簪「………………」

 

桜歌「下手をすると、近づけないかもしれない」

 

簪「災厄ね」

 

こうして穏やかに二人で話していた

 

そして、トーナメント表が表示された

 

簪・桜歌ペアVS篠ノ之・ボーデウィッヒペア

 

簪「………」

 

桜歌「はぁ面倒臭い人達とあたった」

 

簪「どうする?作戦は」

 

桜歌「簪はどっちとやりたい?」

 

簪「篠ノ之さんとやりたい、ISの産みの親の妹の実力を知りたいから」

 

桜歌「がっかりすると思うよ」

 

簪「それでもやりたい」

 

桜歌「じゃあお願いするぞ」

 

そうして試合まで、二人で打ち合わせをした

 

 

 

試合5分前

 

 

 

桜歌「じゃあお互い相手を倒せる様に頑張ろうね、簪ちゃん」

 

簪「うん、お兄さん」

 

このあとアリーナの真ん中までいった

 

ボーデヴィッヒ「今すぐ降参しろ、お前のような者に構っている暇はない」

 

桜歌「酷い言われようだな」

 

ボーデヴィッヒ「降参はするのか、しないのかどっちだ(怒)」

 

桜歌「しないよ」

 

簪「しません」

 

篠ノ之「何を勝手なことをしている、ボーデヴィッヒ」

 

ボーデヴィッヒ「うるさい、お前は黙っていろ」

 

篠ノ之「なんだと」

 

千冬「そろそろ試合をはじめていいか」

 

桜歌「はい、大丈夫です」

 

簪「お願いします」

 

ボーデヴィッヒ「問題ないです教官」

 

篠ノ之「お願いします先生」

 

千冬「それでは始め」

 

こうして試合は始まった

 

俺たちは最初に簪ちゃんのミサイルで二人を分散させ、一人ずつ相手ができるようにした

 

簪「くらえ、山嵐」

 

篠ノ之「なに」

 

ボーデヴィッヒ「ち」

 

桜歌「二人が別れたから、作戦通り俺はボーデヴィッヒさんを倒しに行ってくる。

簪ちゃんも気を付けてね」

 

簪「うん」

 

俺はGNソード真打で、斬りかかった

 

桜歌「はーぁ」シュン

 

ボーデヴィッヒ「こんなもの」カキ

 

プラズマ手刀で防がれてしまった

 

ボーデヴィッヒ「やはりこの程度か、この国にいる者の実力は」

 

そういって、ボーデヴィッヒさんはワイヤーブレードで、俺を拘束しようとした

 

桜歌「そんなもの効かないよ」ヒュン

 

俺は始めて試合でGNソードビットを使った

 

ボーデヴィッヒ「ち、BT兵器か」

 

ここから一気に戦況は俺に傾いた

 

そのころ簪たちは

 

簪「篠ノ之さん、覚悟」

 

篠ノ之「こんな物当たるかぁ」

 

簪「残念、それは囮よ。これで止め」

 

篠ノ之「うぁー」

 

そうして篠ノ之さんは敗北した

 

簪「ISの産みの親の妹がこんなに弱いなんてがっかり」

 

篠ノ之「わ、わたしはあの人じゃない。

あの人と比べるな(怒)」

 

簪「そうね、あなたはあなたですものね」

 

こうして終わった

 

桜歌「相方がやられたみたいだけど」

 

ボーデヴィッヒ「ふん、あのようなザコがいてもいなくてもなにも変わらない」

 

桜歌「そうですか」ザク

 

ボーデヴィッヒ「ち、ちょこまかとうっとおしい」

 

桜歌「ボーデヴィッヒさん、降参しない?

あなたのエネルギーもう200切ってるでしょ」

 

ボーデヴィッヒ「ふん、だからどうした」

 

桜歌「もう勝ち目はないと思うよ」

 

ボーデヴィッヒ「この均衡した状態でか」

 

桜歌「だからだよ、こちらはいつでも二人で攻められる。

そしたら君は負けるよ」

 

ボーデヴィッヒ「そんなことはない、私にはまだ隠し玉があるからな」

 

桜歌「慢性停止能力なら、効かないよ」

 

ボーデヴィッヒ「なぜ貴様がしっている」

 

桜歌「ドイツで開発された技術が載っていない訳がないからね」

 

ボーデヴィッヒ「ち、だがこれで終わりだ」

 

そういって、ボーデビッヒさんは俺を止めた

 

桜歌<クアンタ、ソードビットを地面に思いっきり刺して、砂煙をたてたあとに彼女の後ろに転移してくれ>

 

クアンタ<了解、いっくよー>

 

そうしてクアンタはやってくれた

 

ボーデヴィッヒ「ち、小賢しいまねを、だがこれを使っている限り逃げられない」

 

桜歌「それはどうかな」ザシュ

 

ボーデヴィッヒ「がは」

 

桜歌「次」バンバンバンバン

 

ボーデヴィッヒ「ぐは」

 

桜歌「これで最後だ」

 

ボーデヴィッヒ(な、私が負ける。

そんなの嫌だ絶対勝つんだ)

 

(力が欲しいか?)

 

ボーデヴィッヒ(欲しい)

 

(そのためなら何を犠牲にしてもいいか)

 

ボーデヴィッヒ(いい)

 

(ならやろう、受け取れ)

 

最後に彼女を斬ろうとすると、突然衝撃波がとんできた

 

ボーデヴィッヒ「うぁー、あぁー」

 

桜歌「なんだ?」

 

簪「なに?」

 

クアンタ<マスター、あれはVTだよ。

やっぱり積んでたんだ>

 

桜歌<マジかよ>

 

簪「お兄さんあれなに?」

 

桜歌「おそらくVTシステムだ」

 

簪「え、条約で禁止されているあの」

 

桜歌「たぶんな」

 

そんなときに、シールドを破ってISがアリーナに入ってきた

 

「全員動くな、私たちは女性権利団体の者だ。

我々は神聖なISを汚した男を殺しにきた、それ以外は手を出す気はない」

 

桜歌「追々このタイミングかよ」

 

「貴様が男性操縦者の一人か、今すぐそのISを降りろ。

さもなくば、ここで殺してやる」

 

桜歌「お断りします、この子は俺のです。

誰にも渡すつもりはないです」

 

「いい度胸だ、皆やるぞ」

 

そういって、奴等は攻撃してきた

 

百合姫「そうはさせない」

 

セシリア「邪魔ですわ」

 

鈴「うざいわ」

 

簪「やらせないよ」

 

皆がISで、守ってくれた

 

「お前たちなぜそんな汚れた奴を守る」

 

百合姫「家族だから」

 

セシリア・鈴「友達だから」

 

簪「パートナーだから」

 

桜歌「みんな」

 

「ふん、くだらんまとめて殺してやる」

 

桜歌「そんな簡単にはいかないよ」バンバン

 

この時に桜花はあいての武装を破壊した

 

「なに卑怯な」

 

桜歌「全然卑怯じゃないよ、あと危ないよそこ」

 

「何をいって」

 

彼女たちの後ろから凄い勢いでボーデヴィッヒさんが突っ込んできた

 

ボーデヴィッヒ「………」

 

「「きゃあ」」

 

「や、やめて殺さないで」

 

「うぁー」

 

「みんな引け、引くんだ………え、きゃあ」

 

今ここではボーデヴィッヒさんによって数人の人間が解体されていっている

 

桜歌「追々、どうするよこれ」

 

皆「………」ゲー

 

百合姫「お、おに~ちゃん止める方法ない?」

 

桜歌「無理だよ、いまは」

 

そんなときに一夏が突っ込んできた

 

一夏「千冬ねぇの姿でそんなことするなー」

 

ボーデヴィッヒ「………」ザン

 

一夏「うわー」ゲフ

 

一夏は一太刀をあびてしまい、血を吐いた

 

桜歌「大丈夫か一夏」

 

一夏「うるせぇ、そこをどけ。

俺があれを止めるんだ、千冬ねぇの姿をしやがって(怒)」

 

桜歌「一夏落ち着け」

 

一夏「うるせぇ、邪魔だ」

 

桜歌「いいから俺の話を聞け」

 

一夏「今は話をしてる場合じゃないだろ(怒)」

 

桜歌「今あれに無駄に突っ込んでもまた返り討ちにされるだけだ」

 

一夏「じゃあ、どうしろって言うんだよ」

 

桜歌「だから落ち着いて俺の話を聞けって言ってるんだ」

 

一夏「わかったよ、でどうすればいい?」

 

桜歌「とりあえず俺達で突っ込んで隙をつくる、お前はいつでも零落白夜ができるように準備してくれ」

 

一夏「でも」

 

桜歌「お前が切り札なんだ、俺がいいって言うまで戦闘に参加するなよ」

 

一夏「わ、わかったよ」

 

桜歌「よし、じゃあやるぞみんな」

 

百合姫「えぇ」

 

簪「まかせて」

 

セシリア「上等ですわ」

 

鈴「やってやろうじゃない」

 

こうして一夏を除く全員でボーデヴィッヒさんを攻撃していった

 

 

数分後

 

 

桜歌「(ここかな)一夏~」

 

一夏「うぉー」ザシュ

 

ボーデヴィッヒ「っっっ」

 

彼女のISはざっくり切られ、中からボーデヴィッヒさんが出てきた

 

桜歌「一夏、ボーデヴィッヒさんを抱いてそのまま医務室に」

 

一夏「何をいっているんだ、俺もこのまま戦う」

 

桜歌「お前こそ何をいっているだ、怪我人を運ぶのも立派な仕事だろ」

 

一夏「嫌だ、俺も戦う」

 

桜歌(はぁいくらいっても無駄か、ならさっさとけりをつけよう)

 

俺はそう思いGNソード真打に大量の粒子を流し、切り伏せた

 

桜歌「神谷藤堂流二ノ型、二つ蛟」スパーン

 

こうして俺はISだったものを切り伏せた

 

一夏「な、切れるんだったら最初から切れよ(怒)」

 

桜歌「最初から斬っていたら、ここにボーデヴィッヒさんはいないだろ」

 

一夏「あ」

 

桜歌「一夏頼むから自分の発言がどういう事か、考えながら話してくれ」

 

一夏「………………」

 

こうしてこの事件は終わった

 

束「ドイツ政府め、VTシステムなんて積んで許さないんだから」

 

クロエ「お兄様やお姉様を危険にさらす所なんて私が潰してやる」

 

こんな感じで恐ろしい二人に眼を付けられるドイツ政府であった

 



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16

お久しぶりです。サクラサクです
大分時間があいてしまいました。
近ごろ学校が忙しくって、特に文化祭が近いからなお忙しいです。
さらにパソコンが壊れたので今は、スマホ投稿なのでさらに遅いです。
久しぶりに書いたので少しハチャメチャかもしれませんが読んでくださいね。
それでは本編にどうぞ


こんにちはみなさん、桜歌です。

今俺は会議室に来ています。すごくめんどいわ。

 

?「皆さん集まりましたね」

 

千冬「はい、学園長」

 

学園長「それでは今から、タッグトーナメント戦の事情聴取を始めます」

 

桜歌「あの~質問いいですか?」

 

学園長「なんですか?神谷くん」

 

桜歌「なんで、俺と姫しか呼ばれてないんですか?」

 

百合姫「それ、私も気になっていました」

 

学園長「それはあの中で最も状況を把握していそうなのが、お二人でしたから」

 

桜歌「はぁ」フムフム

 

学園長「それでは改めまして、始めさせていただきます」

 

こうして事情聴取というなの説明会が始まった

 

桜歌「…………というわけです」

 

学園長「そうですかわかりました、ありがとうごさいます」

 

千冬「それで学園長、処罰はどうしますか?」

 

学園長「そうですね、まず神谷くんと更識さん、織斑くん以外は反省文を10枚書いてください」

 

百合姫「わかりました」

 

学園長「次に織斑くんは反省文を20枚と部屋での謹慎を3日とします」

 

千冬「それは何故ですか?」

 

学園長「それは彼だけは生徒を守るのではなく、私怨で動いたからです」

 

千冬「……」

 

学園長「納得ができませんか?織斑先生」

 

千冬「……いえ、ラウラはどうなりますか?」

 

学園長「彼女に関しては、目覚めてから決めます。

ドイツには抗議するつもりですが」

 

 

♪ーーーーー

 

 

桜歌「すいません、連絡が来ましたので」

 

千冬「わかった」

 

学園長「構いません」

 

桜歌<もしもし>

 

<失礼します、ボス>

 

桜歌<どうした?>

 

<今更識とドイツを調べていたのですが、兎たちが動いたようです>

 

桜歌<はぁ、マジで>

 

<オオマジです>

 

桜歌<わかった、状況は?>

 

<研究所が木っ端微塵です、いかがいたしますか?>

 

桜歌<更識はなんと?>

 

<引き上げるようです、犯人は探すようですが>

 

桜歌<わかった、お前たちはそのまま従っていろ>

 

<了解しました>

 

桜歌「はぁぁ」

 

百合姫「どうしたの?おに~ちゃん」

 

桜歌「兎が勝手に動いたらしい」

 

百合姫「…」サァ

 

桜歌「織斑先生、ちょっといいですか?」

 

千冬「どうした?」

 

桜歌「少し先生に話が」シンケン

 

千冬「わかった、学園長少し失礼します。

……どうした」

 

桜歌「ドイツで2ひきの兎が研究所を破壊しました」

 

千冬「なに」( ; ゜Д゜)

 

千冬「それはつまり、束が動いたということか」

 

桜歌「はい」(-_-;)

 

千冬「どんな状況だ」

 

桜歌「跡形も無いそうです」

 

千冬「…………お前の指示か?」

 

桜歌「だと思いますか?」

 

千冬「思わん、あのバカはなにを考えているんだ」ズツウ

 

桜歌「VTシステムのせいでしょうね」

 

千冬「やはりか」ウツムク

 

桜歌「この件はこちらで説教をしておきます」

 

千冬「頼む(^∧^)」

 

桜歌「はい………学園長お待たせしました」

 

学園長「いえ問題ありません」

 

千冬「それでは学園長、このあとはどうしますか?」

 

学園長「とりあえず今日は解散としましょう、いいですね」

 

皆「はい」

 

こうして事情聴取は終わった

 

束「くーちゃん今思ったんだけど、もしかして私たちやり過ぎた?」

 

クロエ「かもしれません」

 

束「それってさぁ、怒られない?

おーくんに」サー

 

クロエ「怒られると思います」サー

 

束「逃げようか」( ;∀;)

 

クロエ「はい、逃げましょう」( ;∀;)

 

ペルセフォネ「逃げたらお仕置きがきつくなるぞ、クロエ」

 

クロエ「やっぱり」Σ(ノд<)

 

ペルセフォネ「クロエのことは擁護するから安心しろ」(^○^)

 

クロエ「ありがとう、ペルちゃん」

 

束「私は」( ;∀;)

 

ペルセフォネ「知らない、自業自得だ」

 

束「そんなぁ」




どうだったでしょうか?
楽しんで頂けていれば幸いです。
次回の投稿はいつになるかわかりませんが、温かく見守ってもらえると幸いです。
感想なども良かったら送ってくださいね。
それではまた


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17

こんにちは桜歌です。さっきまで事情聴取を受けていました。疲れた

 

桜歌「はぁ~、部屋についた」

 

百合姫「おに~ちゃん疲れたね」

 

桜歌「そうだな」

 

百合姫「電話の件はどうするの?」

 

桜歌「まぁ、お仕置きは確定かな」

 

百合姫「やっぱりかぁ」

 

桜歌「どんなのにするかなぁ」フムフム

 

百合姫「前に私が受けたメイドは?」

 

桜歌「クロエはそれでいいけど、束さんはなぁ」

 

百合姫「え、束さんはダメなの?」

 

桜歌「普段から着ているものと変わらないし」

 

百合姫「確かに」

 

桜歌「まぁ、おいおい考えるさぁ」

 

百合姫「じゃあもう寝る?」

 

桜歌「そうだな」

 

おれたちが寝ようとすると

 

コンコン

 

桜歌「ん、誰だ?」ガチャ

 

一夏「桜歌、ちょっと話がある」

 

そこには一夏とデュノアがいた

 

桜歌「なんだよ、こんな夜中に」

 

一夏「いいから中に入れてくれ」

 

といって無理矢理部屋の中に入ってきた

 

百合姫「なに、何事?」

 

一夏「妹ちゃん、悪いんだけどちょっと外してくれない」

 

そういって姫を追い出してしまった

 

桜歌「おい、どういうつもりだよ」(`Δ´)

 

一夏「悪いけど急ぎなんだ」

 

桜歌「はぁ~<姫きこえるか?>」

 

百合姫<聞こえてるよ、いったいどうしたの?>

 

桜歌<とりあえず今日は、簪ちゃんの所に行ってくれないか>

 

百合姫<…………わかった、但しカスタスマキーナのスイッチはいれておくよ>

 

桜歌「<了解>一夏、今妹には友達の部屋に行くように伝えた。

下らない話なら承知しないからなぁ」

 

一夏「ああ」

 

桜歌「で、話とは?」

 

一夏「シャルルの事だ」

 

デュノア「うん、そうなんだ」

 

桜歌「女の子ってことか?」

 

一夏・デュノア「なぁ」(@ ̄□ ̄@;)!!

 

一夏「知ってたのか?」

 

桜歌「ああ」

 

デュノア「い、いつから?」

 

桜歌「転校初日」

 

一夏・デュノア「………」

 

桜歌「というか、なんでまわりはきずかないんだよ。

まんま女の子じゃないか」

 

一夏「………なら話が早い、シャルルを助けるのを手伝ってくれ」

 

桜歌「事情を話せよ」

 

一夏「わかっ「僕から話すよ」」

 

そうしてデュノアから事情を聞いた

 

デュノア「………ってわけなんだ」

 

桜歌「ふぅ~、でどうするつもりなんだ?」

 

一夏「そこでだな桜歌、お前の機体のデータを渡してくれないか?」

 

桜歌「はぁ、なんで俺なんだよ。

お前のを渡せばすむだろうが」

 

一夏「俺のはダメだよ、これは束ねえさんが作った機体だから、色々不味い。

それに比べてお前のはどこかの企業が作ったやつだろ、ならとられてもそんなに問題ないだろ」

 

桜歌「デュノア、お前も同じ意見か?」

 

デュノア「………同じではないかな、流石にバレたら洒落にならないし」

 

桜歌「そうか、少し考えさせてくれ。

明日には答えをだす」

 

一夏「こっちは急いでるっていってるだろ」(`Δ´)

 

デュノア「一夏、明日には答えをだすって行ってるんだから待とうよ」

 

一夏「でも」

 

デュノア「ここで焦って答えが悪くなるほうがボクは困るよ」

 

一夏「………わかった、待つよ」

 

そういって二人は出ていった

 

桜歌「はぁ~、めんどくさい」

 

百合姫<おに~ちゃん、どうするつもり?>

 

桜歌<姫か、どうするかなぁ。

俺の機体のデータを渡したら解決はするだろうけど、企業バランスが崩れるだろうな>

 

百合姫<そうだよね、私のクロちゃんでも大変な事になるだろうし>

 

桜歌<あーもう、めんどくさいなぁ。

とりあえず今日は寝る>イライラ

 

百合姫<わかった、今日は簪ちゃんの所で寝るね>

 

桜歌<わかった>

 

こうして俺は眠りについた

 

「マスター、ちょっといい?」

 

桜歌「ん、ココは?」

 

クアンタ「コア世界だよ」

 

桜歌「そうか、でどうした?」

 

クアンタ「マスターに会いたいって子たちが来てるの」

 

桜歌「え」

 

「「すいませんでしたorz」」

 

桜歌「だれ?」

 

そこには白いワンピースを着た長い銀髪と執事服を着た綺麗な金髪の女の子たちがいた

 

クアンタ「白式とラファールだよ」

 

ラファール「うちのお嬢様がすいませんでした」

 

白式「うちのバカもすいません」

 

桜歌「と、とりあえず頭をあげてくれ」

 

白式・ラファール「はい」

 

桜歌「で、これは主の無礼を謝罪しにきたの?」

 

ラファール「はいそうです、うちのお嬢様のせいで面倒ごとに巻き込んでしまいすいませんでした」

 

白式「うちのバカも、勝手に上がり込んでしまいすいませんでした」

 

桜歌「はぁ~、とりあえず話でもしよっか」

 

クアンタ「マスター待って、どうせだから妹ちゃんたちも呼ばない?」

 

桜歌「それいいなぁ、呼んで来てくれクアンタ」

 

クアンタ「了解」

 

桜歌「二人とも、ちょっと待っててくれな」

 

白式・ラファール「はい」

 

こうして数分後

 

クアンタ「連れてきたよ」

 

百合姫「なにココ?」

 

桜歌「オー姫、こっちこっち」

 

百合姫「おに~ちゃん、ここどこなの?」

 

桜歌「ココはISのコア世界だよ、前に言ってたろ」

 

百合姫「え、ココがコア世界なの」

 

クアンタ・クロちゃん「そうだよ」

 

百合姫「え、そっちの黒髪の子はだれ?」

 

黒鋼X「ひどいな主、私ですよ黒鋼X」

 

百合姫「え、嘘~こんな美少女なの」

 

黒鋼X「そうですよ、ねぇ桜歌さん☆」

 

桜歌「ああ、そうだよ」

 

百合姫「おに~ちゃん、こんなところで毎日美少女といちゃついてたの?」ジトー

 

桜歌「ひどい言われようだなぁ」

 

百合姫「だってそうでしょう」

 

クアンタ・黒鋼X「そうだね」

 

百合姫「やっぱり」

 

桜歌「二人とも、あんまりぶさけるとボルトを緩めるぞ」ニッコリ

 

クアンタ・黒鋼X「それはいや」

 

白式・ラファール「クスクス」

 

百合姫「ところでそこで笑ってるのはだれ?」

 

桜歌「ああ、白式とラファールだよ」

 

百合姫「そうなの?」

 

白式「はい、白式のコアです」

 

ラファール「ラファールのコアです」

 

百合姫「なんで二人が?」

 

桜歌「さっきの部屋でのことを謝りにきたんだよ」

 

百合姫「そうなんだぁ」

 

桜歌「ついでに皆で話でもしよっかってなって、姫もよんだんだよ」

 

百合姫「そっか、なら話しよう」

 

こうして皆で話をして過ごした

 

次の日の朝

 

桜歌「はぁ~よく寝た」

 

キャロ<おはようございます、マスター>

 

桜歌<おはよう、キャロ。

そういえばなんでキャロは、コア世界に来ないんだ?>

 

キャロ<私のコアは、みんなのとは違うからいけないんですよ>

 

桜歌<ん、行けるように設計したはずだけど?>

 

キャロ<え>

 

桜歌<そもそもマギウスエンジンは真コアと超弦重力炉の複合劣化版なんだから、いこうと思えば行けるはずだよ?>

 

キャロ<いえ、なんど試してもいけませんでした>ショボン

 

桜歌<そうか悪いな、その辺は調整し直すよ>

 

キャロ<お願いします>

 

こうして朝を過ごした

 

教室

 

山田「みなさんおはようございます」

 

みんな「おはようございます」

 

山田「それでは連絡事項から始めます。

昨日の機体暴走事件については先生方の方で、調査を続けていますのでそれが終わるまでは、箝口令をしきます」

 

「先生、織斑君がまだ来てないんですがどうしたんですか?」

 

山田「織斑君は今日は休みです。

それでは授業に入ります」

 

こうして授業が始まっていった

 

昼休み

 

 

♪ーーーーー

 

 

桜歌<もしもし束さん?>

 

束<な、なにかなぁおー君>ガタガタ

 

桜歌<昨日の件なんですけど>

 

束<ごめんなさいごめんなさい、死刑は勘弁して>( ;∀;)

 

桜歌<まぁいいでしょう>

 

束<え、いいの?>

 

桜歌<その代わりに頼みたいことがあるんです>

 

束<うん、死刑以外だったらなんでもする>

 

桜歌<じゃあ、今晩にデュノア社長と連絡をとれるようにしてください>

 

束<うん、わかった>

 

桜歌<じゃあお願いします。

あ、あとクロエにはお仕置きが決まったと伝えてください>

 

束<わ、わかった>

 

桜歌<それでは>

 

百合姫「おに~ちゃん、こんなところにいた」

 

桜歌「どうかしたか?姫」

 

百合姫「昨日の件をどうするのか聞きたくて探してたの」

 

桜歌「そうか、それなら直接デュノア社長に話をつける予定」

 

百合姫「…………マジで」ヒヤアセ

 

桜歌「おう、今晩話せるように束さんに話をとうした」

 

百合姫「おに~ちゃんは、やっぱり過激だね」

 

桜歌「おうとも」

 

昼休み終了五分前

 

桜歌「デュノア、今日の夜にお前の部屋まで返事をしにいくからいいなぁ」

 

デュノア「う、うんわかった」

 

桜歌「んじゃそういうことで」

 

そして放課後

 

桜歌<束さん、準備はいいですか?>

 

束<いつでもいいよ>

 

桜歌<じゃあ、繋いでください>

 

束<OK>

 

<…………………もしもし>

 

桜歌<もしもしデュノア社長ですか?>

 

デュノア社長<誰だね、君は>

 

桜歌<イオリアというものです>

 

デュノア社長<なんのようだね、いたずらなら他を当たってくれ>

 

桜歌<いえいえあなたの娘さんのことですよ>

 

デュノア社長<っっっどこでその情報をてにいれた>(`Δ´)

 

桜歌<おー怖い怖い、どこでもいいでしょう>

 

デュノア社長<何が目的だ>

 

桜歌<あなたと交渉したいんですよ>

 

デュノア社長<交渉だと>

 

桜歌<はい、こちらが出すのは男性操縦者のデータです>

 

デュノア社長<なんだと>

 

桜歌<実はわたくしは男性操縦者の一人の機体開発者なんですよ>

 

デュノア社長<………>

 

桜歌<それでですね、うちのものからデータを狙われたという風に言われまして>

 

デュノア社長<…………>

 

桜歌<なので欲しいのでしたら、取り引きで渡してしまおうと思いまして>

 

デュノア社長<取り引き材料はなんだ、金か?>

 

桜歌<いえいえ、私が欲しいのは娘さんですよ>

 

デュノア社長<………………>

 

桜歌<どうです?取り引きしますか?>

 

デュノア社長<いいだろう、あんな娘でいいならくれてやる>

 

桜歌<ありがとうごさいます、それでは今からいう場所に来てください>

 

デュノア社長<いいだろう>

 

こうして俺とデュノア社長はある場所で会うことになった

 

ある場所

 

デュノア社長「どこだ、どこにいる」

 

桜歌「ココですよ」

 

デュノア社長「データは?」

 

桜歌「これですよ、ここで確認してください」

 

そういって俺はUSBに入ったデータを確認させた

 

デュノア社長「確かに」

 

桜歌「では、娘さんはもらいますよ」

 

デュノア社長「ああ、構わん好きにしろ」

 

桜歌「それでは」

 

こうして取り引きは終わった

 

夜の21時

 

デュノアの部屋

 

コンコン

 

デュノア「はーい」

 

桜歌「デュノア、話にきたぞ」

 

一夏「待ってたぞ、さぁデータを」

 

桜歌「それについてはデュノアと一対一で話す」

 

一夏「なんだよそれ、俺が聞いてもいいじゃないか。

元々俺が協力していたんだから」(`Δ´)

 

桜歌「ならこの話しはなかった事にする」

 

デュノア「わかった、屋上に行こうか」

 

一夏「おい、シャルル」

 

デュノア「大丈夫だから、一夏は待ってて」(o^・^o)

 

一夏「………わかった」

 

そうして屋上に二人できた

 

デュノア「で、データは渡してくれるの」

 

桜歌「ああ、データならもう渡してきたよ。デュノア社長に」

 

デュノア「え」

 

桜歌「俺なぁ、デュノア社長と取り引きをしたんだ」

 

デュノア「どんな?」

 

桜歌「データを渡す代わりにお前を俺にくれって」

 

デュノア「お父さんはなんて?」

 

桜歌「あんな娘でいいならくれてやるだってさぁ」

 

デュノア「そっか、ボクは捨てられちゃたか」

 

桜歌「そうだよ」

 

デュノア「それで?ボクは君に何をすればいいのかなぁ

ボクの全てをあげればいいのかなぁ?」

 

桜歌「そうだな、まずはこの学園で自由に過ごしてみろ」

 

デュノア「え」

 

桜歌「この学園を卒業するまでの間は好きに生きてみろ、それが最初の命令だ」

 

デュノア「………いいの?そんなことで」

 

桜歌「ああ、かまわない」

 

デュノア「わかった」

 

桜歌「あーあと、この事は誰にも内緒だ。いいな」

 

デュノア「わかった」

 

桜花「それとここを卒業したら、俺の家族として生きてもらう。

もちろん今までの生活とは違ってちゃんと普通の生活を送らせてあげるよ」(^-^)

 

デュノア「本当に?( ;∀;)

僕は僕として生きていいの」

 

桜歌「ああ、じゃあ行っていいぞ」

 

デュノア「ありがとう、あとこれからは僕のことはシャルロットって読んで」

 

桜花「わかった」

 

そういうとデュノアは降りていった

 

桜歌「そんなところで夕涼みですか?織斑先生」

 

千冬「ああ、そうだ」

 

桜歌「そうですか、じゃあ失礼します」

 

千冬「まて、さっきの話しは本当か?」

 

桜歌「本当ですよ、自分の機体のデータを渡して彼女を貰いました」

 

千冬「そうか、なぜそんなことをした?」

 

桜歌「面倒だったんですよ、俺は妹とのんびり過ごしたいんです。

それに邪魔なら対処もします」

 

千冬「そうか、ではもうひとつお前の機体のデータを渡してしまって良かったのか?」

 

桜歌「渡しても解読出来なきゃ意味ないですから」

 

そういって俺はその場を去った

 

千冬「更識、お前はあいつをどう見る?」

 

更識「そうですね、何とも言えませんが信用はしています」

 

千冬「なんでだ?」

 

更識「彼は妹を救ってくれましたし、彼と約束したんです。何があっても信じるって」

 

千冬「そうか、お前にそこまでいわせるか」

 

更識「はい」(o^-^o)

 

こうして夜もフケていった

 

その頃隠れ家では

 

クロエ「………」ガタガタブルブル

 

束「くーちゃん大丈夫?」

 

クロエ「こ、怖いです。どんなのが待ってるのかわからなくて」ガタガタブルブル

 

束「大丈夫だよ、おー君はくーちゃんに甘いから」

 

クロエ「そ、そうだといいのですが」

 

こんな状況になっていた

 

おまけ

 

社長「それで私の会社は建て直せる」

 

研究員「失礼します、社長」

 

社長「どうだった?」

 

研究員「それがスゴイ情報量で解析に時間がかかります」

 

社長「なんだと」

 

研究員「このままでは間に合いません」

 

社長「そ、そんなぁ」

 

こんな感じで大変そうです



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17.5

惜しさしぶりでサクラサクです。
今年ももうすぐ終わりますね、これからもこんな感じで更新していくので、いつ更新されるかわかりません。
今年はありがとうございました、来年もよろしくお願いいたします。


こんにちは織斑千冬だ。

今私はタッグトーナメント戦の事後処理をしている

 

千冬「はぁ~」

 

山田「センパイ、ため息つきすぎですよ」

 

千冬「そんなことを行ってもだなぁ、ヤマダくん。

こんなに問題が次々に続くと滅入るだろ」

 

山田「確かにそうですね」

 

千冬「はぁ~すいませんが少し席を外します」

 

山田「わかりました」

 

こうして私は職員室をでた

 

千冬「職員室をでたついでにあいつの見舞いでもするか」

 

そして、保健室にむかった

 

保健室

 

ガラガラ

 

千冬「失礼する」

 

「あら織斑先生、どうされました?」

 

千冬「生徒の様子を見に来ました」

 

「そうですか、まだ目をさましていませんよ」

 

千冬「そうですか」

 

そう、ラウラはタッグトーナメント戦の暴走からまだ一度も目覚めていない

 

千冬「はぁ~お前はいつになったら目覚めるんだ?」

 

30分後

 

ラウラ「ん、んん」

 

千冬「ラウラ、おいラウラ」

 

ラウラ「ん、教官ココはどこですから?」

 

千冬「ココは学園の保健室だ」

 

ラウラ「私はなぜここに?」

 

千冬「覚えてないのか?」

 

ラウラ「はい、確かトーナメントで男と戦っていて、少し削られたところまでは覚えています」

 

千冬「お前はそのあと、機体につまれていたVTシステムによって暴走したんだ」

 

ラウラ「な、そんな馬鹿な」

 

千冬「事実が、そのあと残りの専用機持ちによって解放された」

 

ラウラ「………」

 

千冬「ちなみにあの日から1日たっている」

 

ラウラ「………私は退学ですか?」

 

千冬「いや、まだお前の処分は決まっていない」

 

ラウラ「なぜです?」

 

千冬「学園長が、お前が起きてから決めるとおっしゃってなぁ」

 

ラウラ「そうですか」

 

千冬「ラウラ、お前はもう少し休んでいろ。

私は学園長に報告にいってくる」

 

ラウラ「はい」

 

私はそのまま保健室を出ようとしたが、ふと振り返り

 

千冬「そういえばラウラ、お前はISはなんのためにあると思っている?」

 

ラウラ「そんなの決まってます、戦うためです」

 

千冬「そうか、お前はなんでISが生まれたか知らないのか?」

 

ラウラ「それは篠ノ之博士が国の兵器として作ったんですよね」

 

千冬「……………違うぞ」

 

ラウラ「え」

 

千冬「あいつはそれで宇宙に行きたくて作ったんだ、あいつ自身がそれを国にも発表している」

 

ラウラ「そ、そんなバカな。

ならあんな戦う武装はいらないでしょう」

 

千冬「あれは元々デブリ等を処理するためのものだ」

 

ラウラ「…」

 

千冬「お前が先ほどの考えのままだと、また利用されるぞ」

 

ラウラ「……」

 

千冬「そこのところを今のうちに考えておけよ」

 

ラウラ「………わかりました」

 

千冬「それでわな」

 

こうして今度こそ私は保健室を出ていった

 

ラウラ「私はどうすれば」

 

 

学園長室

 

コンコン

 

千冬「失礼します、学園長」

 

学園長「どうしましたか?織斑先生」

 

千冬「先ほどラウラが目覚めました」

 

学園長「そうですか、様子はどうでしたか?」

 

千冬「VTシステムが発動してからは覚えていないようです」

 

学園長「そうですか」

 

千冬「あいつの処分はどうしましたか?」

 

学園長「とりあえず他の人たちと同じく、反省文10枚にします」

 

千冬「わかりました、伝えて置きます」

 

学園長「お願いします」

 

千冬「それでは失礼します」

 

こうしてラウラの処分は決まった

 

夜10時屋上

 

箒「もうこれしかないか」

 

♪ーーーーー-

 

束<もすもすひでもす、みんなのアイドル篠ノ之束だよ>

 

箒「姉さん」

 

束<…………なにか用かな箒ちゃん>

 

箒「姉さん、私に専用機を作ってください」

 

束<嫌だよ>

 

箒「姉さんのせいで私は不幸になったんです。

だからそのお詫びに作ってください」

 

束<それのそもそもの原因は箒ちゃんのAIだよね>

 

箒「それでもあんなものを作らなければ、私は不幸にならなかったんです」

 

束<…………………わかったよ>

 

箒「じゃあお願い<ただしお願いを聞くのはこれが最後だから>わかりました」

 

束<じゃあ作って誕生日に届けてあげるよ>

 

箒「お願いします」

 

束<それじゃあね>

 

ツーーーーーーー

 

箒「これで私も専用機持ちだフフフ」

 

 

隠れ家

 

 

束「…」

 

クロエ「大丈夫ですか?

束様」

 

束「うん、なんとか」

 

クロエ「そうですか」

 

束「…………くーちゃん、コアはどこまでできている?」

 

クロエ「もうできています」

 

束「じゃあ作ろうか」

 

クロエ「はい、でもひとつ提案があります」

 

束「なにかな?」

 

クロエ「AIを積みましょう」

 

束「っっ、それはなぜかな?」

 

クロエ「ひとつはリミッターの意味で、もうひとつは監視させてお兄様に報告させるためです」

 

束「それいいね、次いでにリミッター解除はおーくんしかできないようにしよっか」

 

クロエ「そうしましょう」

 

束「よーし楽しくなって来たぞ」



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18

明けましておめでとうございます。
なにげに早く投稿することが出来ました。
今年もよろしくお願いいたします。


こんにちはみなさま、桜花です。

昨日はシャルロットを家族として迎える準備が出来ました。家族が増えてよかった

 

朝5時

 

桜歌「ふぁ~、よく寝た」

 

クアンタ<おはようマスター>

 

桜歌<おはようクアンタ>

 

クアンタ<こんな時間に起きてどうしたの?>

 

桜歌<今からラボに行こうと思って>

 

クアンタ<そうなんだぁ>

 

桜歌<クアンタ、お留守番してもらっていい?>

 

クアンタ<え、連れていってくれないの>ナミダゴエ

 

桜歌<悪いけど今回は、火月の整備をしに行くんだ>

 

クアンタ<なら連れていってくれてもいいじゃない>

 

桜歌<色々とあるから今回はパス>

 

クアンタ<ウウ>

 

桜歌<じゃあ行ってくる>

 

そういって俺はラボに行った

 

一時間後

 

桜歌「こんなもんかな<キャロ行けそうか?>」

 

キャロ<あ、繋がりました>

 

桜歌<ならよかった>

 

キャロ<はい…………あの~クアンタさんはあのままで良かったんですか?>

 

桜歌<構わないよ、たまにはこんな感じでも>

 

キャロ<そうで「失礼します」>

 

桜歌「おお、クロエ」

 

クロエ「お兄様、お仕置きはなんですか?

早くいってくれないと怖くて寝れません」( ノД`)…

 

桜歌「………そうだな、じゃあ新しく家族になるシャルロットの裏工作をしてくれないか?」

 

クロエ「え、家族が増えるんですか?」

 

桜歌「そうだよ、スパイしに来た女の子だよ」

 

クロエ「…………………そうですか、わかりましたこちらで準備しておきます」

 

桜歌「頼んだよクロエ」ナデナデ

 

クロエ「はい」(///ω///)♪

 

キャロ(いいなぁ)

 

クロエ「お兄様、そろそろ学校の時間では?」

 

桜歌「あ、そうだな行ってくる」

 

クロエ「はい」(^_^)/~~

 

桜歌<キャロ悪いな>

 

キャロ<いえ、大丈夫です>

 

こうしてラボからでて、学園に向かった

 

教室

 

山田「みなさま、おはようございます」

 

「あの~、今日も織斑くんは休みですか?

それにシャルル君もいないようですが?」

 

山田「あ~えっとですね。

織斑くんは休みですがシャルルくんはですね」

 

千冬「静かにしろ、今から説明する」

 

「」シーー

 

千冬「入ってこい」

 

「失礼します」

 

「え」

 

シャルロット「改めまして、シャルロット・デュノアです」

 

山田「えっとデュノアくんはデュノアさんでした」

 

「えーーーー」

 

桜歌「み、耳がぁ<クアンタ、なんで防いでくれないんだ>」

 

クアンタ<だって朝おいていったもん>

 

桜歌<お前な、そんなことを怒ってたのかよ>アキラ

 

クアンタ<おいていったもん>ナミダゴエ

 

桜歌<( -。-) =3今からそっち行くけどいいか>

 

クアンタ<うん>

 

コア世界

 

桜歌「クアンタ、こっちにおいで」

 

ダッダッダッ………ダキ

 

桜歌「まったくなんでこんなことくらいで、拗ねてるんだよ」ナデナデ

 

クアンタ「だって………だって」Σ(ノд<)

 

桜歌「おまえなんか寂しがり屋になってないか?」ナデナデ

 

クアンタ「寂しいもん、もしかしたらこのまま私に乗ってくれなくなるんじゃないかって、すごく不安何だよ」

ナミダメ

 

桜歌「まったくお前は俺の最初の相棒で、俺の体の一部だろうが、そんなに心配するなよ」ナデナデ

 

クアンタ「でも」

 

桜歌「あの「ごめんなさい」」

 

キャロ「ごめんなさい、私がマスターに調整を頼んだりしたから、泣かせてしまったんですよね」(._.)

 

クアンタ「あ、あなたは?」

 

桜歌「この子が火月のコア人格のキャロだよ」

 

キャロ「はい、キャロですよろしくお願いします」(^.^)(-.-)(__)

 

クアンタ「あ、よろしく」

 

キャロ「先ほども言いましたが本当にごめんなさい。

私がここに来たいなんて言ったから」(;-;)

 

クアンタ「どう言うこと?」

 

桜歌「キャロのコアの調整がうまくいかなくて、ここにこれなかったんだよ。

だから今日調整をして、これるようにしたの」

 

クアンタ「あ、そういう」

 

キャロ「本当にすいませんでした」(;-;)

 

クアンタ「こちらこそごめんね、これからは仲良くしましょう」

 

キャロ「はい」キラキラ

 

桜歌「さて話もついたし、俺は戻ろうかな」

 

クアンタ「今回はごめんなさい」

 

桜歌「まあいいさ、じゃあな二人とも」

 

クアンタ・キャロ「はいまた」

 

こうして俺は教室に戻った

 

山田「はいではISの存在理由を…………セシリアさん」

 

セシリア「はい、ISは国家を守るために篠ノ之博士がつくったものです。」

 

山田「そうですね」

 

ガタ

 

山田「なぁ、どうしたんですか?

神谷くんたち」

 

桜歌「それは間違ってますよ」

 

百合姫「そうです、違います」

 

山田「えっと何が違うかなぁ?」

 

桜歌「ISは元々は宇宙に行くためのパワードスーツです、そうですよね織斑先生」

 

千冬「………そうだ」

 

桜歌・百合姫・千冬以外「えー」

 

千冬「ちなみにこの事は政府も知っているはずだ」

 

山田「そ、そうですか?

ならどうして教科書では兵器としてのっているですか?」

 

千冬「政府にとってこの事がとても都合が悪いんだろうな、政府は最初は夢物語だって笑っていたらしいからな」

 

「………」

 

千冬「そして有用性がわかったら、手のひら返しをしたんだ」

 

「何よそれ」

 

「ひど~い」

 

「博士がかわいそう」

 

桜歌「みんな色々いっているけど、俺たちもここにISを競技として使う勉強に来ているんだからね」

 

「……」

 

百合姫「そうだよ、その事を私たちも忘れちゃいけないんだよ」

 

シーン

 

キーンコーンカーン

 

山田「………はい、今日の授業はこれで終わりです。

10分したら帰りのホームルームを始めます」

 

そういって先生方は教室を出ていった

 

シャルロット「あの~神谷くん」

 

桜歌「桜歌でいいよ、シャル」

 

シャルロット「うん、わかった。

ところでシャルって何?」

 

桜歌「あだ名だよ、家族になるんだから呼びやすくしたんだ。嫌だったか?」

 

シャル「うんうん、いいよ」(o^・^o)

 

桜歌「で、どうしたシャル?」

 

シャル「実はね、会社から機体を返せって連絡がきたの」

 

桜歌「そうか」

 

シャル「でも、この子はこれからも一緒にいたいんだけど、どうにかする方法はないかなぁ?」

 

桜歌「じゃあコアだけ抜いて返してしまえばいい」

 

シャル「でもそんなことは許されないんじゃない?」

 

桜歌「そこは大丈夫、コアは俺がひとつ持ってるんだ」

 

シャル「えーーーーー」

 

桜歌「うるさいぞシャル」

 

シャル「だってコアを持ってるなんて、どうやっててに入れたの?」

 

桜歌「いやぁ、コアは元々持ってたんだよ。

実は昔から篠ノ之博士とは知り合いで、ISのコアもここに入る時にもらったんだよ」

 

シャル「そ、そうなの?」

 

桜歌「ああ、ちなみにこの事を知ってるのは妹と織斑先生、あとはシャルだけかな」

 

シャル「え、じゃあそれだけ僕のことを信頼してくれているってこと」ウワメツカイ

 

桜歌「そりゃあ、家族になるんだからなぁ」(^ー^)

 

シャル「ありがとう(///ω///)」

 

桜歌「じゃあ後でコアを入れ換えようか」

 

シャル「うん」(⌒‐⌒)

 

山田「はーい、皆さん座ってください」

 

シャル「じゃあ後で」

 

桜歌「ああ」

 

山田「それでは帰りのホームルームを」ガラガラガラー

 

ボーデヴィか「失礼する」

 

山田「ど、どうしたんですか(*_*)ホーデヴィッヒさん」

 

テクテク

 

桜歌「ん?」

 

ホーデヴィッヒ「お前に聞きたいことがある」

 

桜歌「何かなぁ?」

 

ボーデヴィッヒ「私を助けたのは貴様か」

 

桜歌「いや、一夏だよ」

 

ボーデヴィッヒ「そうか、失礼した」ガラガラガラー

 

山田「なんだったんでしょう?」

 

千冬「ん、んん」

 

山田「はっ、それでは改めてホームルームを始めます」

 

そうしてホームルームは続き

 

山田「それでは最後に来週おこなわれる臨海学校ですが、二泊三日なのでちゃんと準備しておいてくださいね」

 

そういってホームルームは終わった

 

桜歌「来週は臨海学校かぁ、明日は色々買いにいかないとなぁ」

 

百合姫「おに~ちゃん、明日は一緒に買い物にいこうよ」

 

桜歌「ああ、いいぞ」

 

百合姫「やったぁ」

 

桜歌「あ、姫明日なんだがシャルも一緒でいいか?

シャルのヤツたぶん服がないだろうから」

 

百合姫「うん、いいよ」

 

こうして明日は買い物に行くことになった

 

整備室

 

桜歌「…………これでよし、取れたぞ」

 

シャル「あ、ありがとう桜歌」

 

桜歌「あとはこのコアを入れてっと、完成だ」

 

シャル「えっと僕はコアだけになっちゃたけど、どうしよっかぁ?」

 

桜歌「それなら心配するな、ラファールをの外装をひとつ手に入れてるから」

 

シャル「え、どこから?」

 

桜歌「廃棄される予定のものを買い取った」

 

シャル「そんなことできるの?」

 

桜歌「売るときにどうせコアがなきゃ動かないから構わないって言われた」

 

シャル「あ、そうなんだ」

 

桜歌「だからこれからもその子はラファールのままだ」

 

シャル「ありがとう桜歌」(⌒‐⌒)

 

桜歌「あ、そうだった

シャル明日なんだけど、俺たちと一緒に買い物に行かないか?」

 

シャル「え、買い物?」

 

桜歌「そう、シャルは女の子物の服とかないんじゃないかと思って、明日買いに行かないか?」

 

シャル「うん、いく

ちなみに他には誰?」

 

桜歌「ほかは妹とできれば4組の簪ちゃんも誘うかも」

 

シャル「そっかぁ、うんわかった」

 

桜歌「じゃあ明日なぁ」

 

シャル「うん」

 

こうして俺たちは整備室をあとにした

 

夜の9時

 

♪ーーーーーーーーーー

 

桜歌「はい、もしもし」

 

束<もすもすひでもす、君のアイドル篠ノ之束さんだよ>

 

ブツ

 

♪ーーーーー

 

桜歌「はい」

 

束<おーくんひどい無言で切るなんて>プク

 

桜歌「用件はなんです?」

 

束<えっと、報告なんだけど昨日、箒ちゃんから専用機の催促が来たんだ>

 

桜歌「そうですか」

 

束「それに当たって、おーくんに箒ちゃんのリミッター解除の権限を持っていてもらおうと思うんだ」

 

桜歌「は、なんでですか?」

 

束<私が持っているとなんやかんやでまた押し通されそうだから>

 

桜歌「わかりました、他にはありますか?」

 

束<ほかは臨海学校の時に乗り込むから、ちーちゃんに伝えといて>

 

桜歌「わかりました、伝えておきます」

 

束<じゃあさぁ、お話ししよう>

 

桜歌「それではお休みなさい」ガチャ

 

百合姫「誰からだった?」

 

桜歌「束さん」

 

百合姫「そっか、なんだった?」

 

桜歌「定時報告だったよ」

 

百合姫「そうなんだ」

 

桜歌「姫、明日はどうせだったら簪ちゃんも誘わない?」

 

百合姫「いいねぇ、誘っとくね」

 

桜歌「よろしく」

 

こうして夜は終わった

 

クロエ「束様が電話変わってくれなかった」プク

 

束「だっておーくんが切っちゃたんだもん」

 

クロエ「明日の朝ごはん楽しみにしててくださいね」ニコ

 

束「何をするき?」ブルブル

 

クロエ「精進料理にします」

 

束「そんなぁorz」



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お買い物

こんにちはサクラサクです。
中々話がうまく書けなくて、ガタガタです。
それでもよろしければ読んでいただけると嬉しいです


こんにちはみなさま、桜歌です。

今俺は学園の正門のところで、女の子たちが着くのを待ってます。

三人とも遅いなぁ

 

一時間後

 

百合姫「お待たせ、おに~ちゃん」

 

簪「お待たせしました、お兄さん」

 

シャル「お待たせ、桜歌(///ω///)」

 

桜歌「全然待ってないから大丈夫だよ」ニコ

 

ガサガサ

 

桜歌「ところで、何してるんですの?刀奈」

 

ガサ

 

刀奈「あちゃぁ、ばれちゃった」

 

簪「お、お姉ちゃん」

 

桜歌「で、なんのよう?」

 

刀奈「いやぁ、簪ちゃんたちが出掛けるみたいだから、私もこっそり着いていこうかと思って」

 

桜歌「そんなことせずに、普通に一緒にくればいいじゃん」

 

刀奈「え、いいの?」

 

桜歌「刀奈が一緒で嫌なヤツいる?」

 

シャル「僕はいいよ」

 

百合姫「私はふざけたことをしなければ、別にいいよ」

 

簪「………………私もいいです」

 

桜歌「だ、そうだよ」

 

刀奈「やった~」

 

桜歌「それじゃあみんな行こうか」

 

桜歌以外「はーい」

 

こうして俺たちはモノレールに乗った

 

レゾナンス

 

百合姫・シャル「うわーぁ、学園の近くにこんなところがあったんだぁ」

 

簪「そうだよ、買い物をするならやっぱりここじゃないと」

 

刀奈「ところで買い物って何をするの?」

 

桜歌「臨海学校の買い物とシャルの私服選びだよ」

 

刀奈「あ、そっかシャルロットちゃんは男の子としてここに来たから、持ってないんだけ」

 

シャル「はい(///∇///)」

 

刀奈「じゃあ、今日は桜歌くんに色々買ってもらわないとね」

 

百合姫「大丈夫、私も選ぶの手伝うから」

 

簪「私も手伝う」

 

シャル「ありがとう、二人とも」

 

刀奈「そうね、例えば下着とか」(  ̄▽ ̄)

 

桜歌・シャル「なぁ」(///ω///)

 

桜歌「刀奈は何てこというんだよ(///ω///)」

 

刀奈「え~、一番大事じゃない?

それとも桜歌くんは下着着けない人が好き?」ニヤニヤ

 

桜歌「そういうことじゃなくて、みんなも止めてくれよ」

(-_-;)

 

百合姫「私も気になる」キラキラ

 

簪「私は別に」(///ω///)

 

シャル「………」ジ~

 

刀奈「さぁ桜歌くん、答えなさい」グイ

 

徐々にみんなが俺を囲んでくるので、囲まれる前に走って逃げた

 

刀奈「あ、逃げた!!捕まえろ~」

 

百合姫「待て~おに~ちゃん」

 

簪「待ってくださ~い」

 

シャル「持ってよ、桜歌」

 

三十分後

 

百合姫・シャル「は、速い」

 

簪「ぜぇぜぇぜぇ」

 

刀奈「三人とも情けないわよ」

 

桜歌「そうだよな、でも刀奈がこの状況を作ったんだよ」

 

刀奈「アハハ、まぁ今からは真面目に服を選びにいきましょうか」

 

桜歌「無理かな、あの三人が回復しないと」ニガワライ

 

10分後

 

桜歌「三人とも落ち着いた?」

 

百合姫「どうにか」

 

シャル「うん」

 

簪「ありがとうお兄さん」

 

刀奈「桜歌くん、私にはなにかないの?」

 

桜歌「刀奈は、今回の罰として全部会計をもってもらいます」クロイエミ

 

刀奈「え、え」

 

桜歌「三人は異論ある?」クロイエミ

 

百合姫「うん、異論ないかなぁ」

 

簪「意義な~し」

 

シャル「い、いいのかな?」

 

簪「気にしない気にしない」

 

刀奈「か、簪ちゃん」

 

桜歌「異論はないようなので、決定で」

 

刀奈「そんなぁ~」

 

簪「今虚さんに連絡して、許可ももらったから大丈夫だよ」

 

刀奈「いやぁ~~」

 

こうして俺たちは服屋さんに仲良くむかった(一人を除いて)

 

服屋

 

桜歌「さてじゃあまずは、臨海学校の持っていく服から買おうか」

 

百合姫「じゃあまたおに~ちゃんが選んで♡」

 

桜歌「え」

 

百合姫「昔に一緒に買い物に行ったときに、私の服選びをミスらないっていってたでしょ」ニコニコ

 

桜歌「確かに言ったけど、今は好みとかあるだろ」

 

百合姫「だからこそまた選んでみて」

 

桜歌「はぁ~ひとつだけだぞ」

 

百合姫「うん(^ー^)」

 

簪・シャル・刀奈(いいなぁ)ジ~

 

百合姫「みんなも選んでもらったら?」

 

桜歌「いやいや、そんな俺が選んだヤツなんてき「選んで☆」え」

 

シャル「いやだから、僕にも服を選んで」

 

簪「私も選んでもらいたいです」

 

刀奈「お姉さんにどんな服を着せるのか気になるわね」

 

桜歌「いや無理だって、姫は家族だから選べるんだから」

 

シャル「僕も家族になるんだよね」

 

桜歌「そうだけど」

 

シャル「じゃあ選んで、ダメ」ウワメツカイ

 

桜歌「うぅ」

 

簪「姫ちゃんだけずるいです」

 

刀奈「下着は見逃してあげるから」

 

桜歌「……………わかりました」

 

こうしてみんなの服を選んだ

 

百合姫→白黒の水玉Tシャツ、ふんわりスカート、ベレー帽

シャル→白のTシャツ、水色のカーディガン、ミニスカート

簪→メイド服風のワンピース

刀奈→トップス、パーカー、ジーパン

 

桜歌「こんなものでどうですか?」

 

百合姫「うん、いいと思う」

 

シャル「これが桜花が選んでくれた服かぁ」

 

簪「かわいい」

 

刀奈「何で私だけ、ジーパン?」

 

桜歌「似合うと思ったので」

 

刀奈「そう(///ω///)」

 

こんな感じで服屋で買い物をした

 

百合姫「よし次は水着にいくぞぉ」

 

桜歌「今度は選ばないからな」

 

桜歌以外「え~~~」

 

桜歌「絶対俺で遊ぶでしょ」

 

百合姫「そ、そんなことないよ」(゜゜;)(。。;)

 

シャル「う、うんしないよ」(゜゜;)(。。;)

 

簪「(///ω///)」

 

刀奈「遊ぼうと思ったのにぃ~」

 

桜歌「選びません」

 

こうして買い物は終わった

 

広場

 

桜歌「買い物も終わったし、そろそろお昼ご飯にしないか?」

 

百合姫「そうだね、お腹が空いたしね」

 

シャル「僕はそうでもないよ」ぐぅ~

 

簪「…」ジ~

 

シャル「(///ω///)」

 

刀奈「あらかわいい音がしたわね」

 

桜歌「みんな、ご飯にいくよぉ」

 

こうして近くにあったレストランに入った

 

桜歌「何を食べようかなぁ?」

 

百合姫「私は冷やしパスタで」

 

シャル「僕も同じので」

 

簪「サンドイッチにする」

 

刀奈「私は桜歌くんに任せるわ」

 

桜歌「わかりました、じゃあチャレンジメニューの死ぬほど辛いメガ盛りカレーにしてくださいね」

 

刀奈「え、桜歌くん?

何でそのメニューなのかしら?」真っ青

 

桜歌「ショピングモールについてからの刀奈の態度からして、これが一番いいと思ったからです」(^ー^)

 

刀奈「えっと、怒ってる?」ビクビク

 

桜歌「(o^-^o)」

 

百合姫「か、刀奈ちゃん頑張って」

 

シャル「が、頑張ってください」

 

刀奈「簪ちゃん、助けて!!」

 

簪「自業自得だから諦めよう」

 

刀奈「そんなぁ~~~」( ;∀;)

 

こうして食事をおこなった

 

辛さ→ハバネロ20個、トリニダートスコーピオン10ふさ、ゴールドチリ5ふさ、ブートジョロキヤ5個

 

刀奈「……」チーン

 

桜歌「やり過ぎたか?」

 

桜歌・刀奈以外「うん」

 

桜歌「まぁいつまでもここにいるわけにいかないし、店をでるか」

 

簪「お姉ちゃんはどうするの?」

 

桜歌「俺がおぶっていくよ」

 

百合姫「え~いいなぁ」

 

桜歌「じゃあ姫がおぶるか?」

 

百合姫「無理だよ」

 

桜歌「なら文句言わない」

 

百合姫「はーい」

 

シャル「次にどこにいくの?」

 

桜歌「シャルはどこか行きたいところあるか?」

 

シャル「じゃあみんなで遊べる場所に行きたい(///ω///)」

 

桜歌「だそうだけど二人はどうが?」

 

百合姫・簪「うんいいよ」

 

桜歌「じゃあ行くか」

 

そういって俺たちはレストランを出た

 

簪「お兄さん、お姉ちゃんは重くないですか?」

 

ピクン

 

百合姫「確かに刀奈ちゃんって重そうだよね」

 

ピクンピクン

 

シャル「桜歌、無理はダメだよ」

 

刀奈「私はそんなに重くなーい」ナミダメ

 

桜歌・刀奈以外「でどうなの?」

 

刀奈「重くないよね( ;∀;)」

 

桜歌「想像にお任せするよ」

 

桜歌・刀奈以外「あぁ~」

 

刀奈「うわーぁ」

 

こんな話をしながら歩いた

 

ゲームセンター前

 

百合姫「ねぇここで遊ばない?」

 

シャル「うんいいと思う」

 

簪「そうだね」

 

桜歌「じゃあ入るか」

 

刀奈以外「おーう」

 

刀奈「(/ー ̄;)」

 

桜歌「いい加減元気を出せよ」

 

刀奈「私重くないもん」プイ

 

簪「いいですよ、その辺にほっぽっていきましょう。お兄さん」

 

刀奈「簪ちゃんひどい」

 

桜歌「ほら入るぞぉ」

 

シューティングゲーム

 

百合姫「うーん少し難しいかも」

 

シャル「そうかなぁ?」

 

簪「普通だと思うよ」

 

桜歌「二人は普段から撃ってるから、なれてるんだよ」

 

パンチングマシーン

 

簪「点数が伸びない」

 

シャル「うーん」

 

百合姫「もっと腰を入れて打ち込まなきゃ」

 

刀奈「二人とも情けないわよ」

 

桜歌「やっと復活した」

 

UFOキャチャー

 

桜歌以外「取れな~い」

 

桜歌「仕方ないなぁ」

 

30分後

 

桜歌「よく遊んだ」

 

百合姫「そうだね」

 

シャル「楽しかったよ」

 

簪「うん満足」

 

刀奈「じゃあ帰る?」

 

桜歌「そうしま[キンコカンコ]」

 

司会[これよりスペシャルイベントのVRIS模擬戦を行います、よろしければ皆さん見に来てくださいね]

 

桜歌「面白そうだな、行くか?」

 

桜歌以外「うん」

 

VRIS場

 

司会「それではこれよりスペシャルイベントを始めたいと思います。

ルールは簡単こちらの店が用意した対戦相手に勝ってください、勝つことができたら何とIS学園にいる生徒さんと1日デートが出来る権利を差し上げます。

ちなみに候補はこちらになっております。」

セシリア・オルコット

凰鈴音

神谷百合姫

シャルル・デュノア

ラウラ・ボーデヴィッヒ

織斑一夏

神谷桜歌

織斑千冬

 

桜歌「なんか賞品になってるんだけど」

 

百合姫「私、こんなの了承した覚えないよ」

 

シャル「僕はやっぱりまだ男のままなんだね」

 

簪「私の名前がない」

 

刀奈「あらあら、思いきったことをしたわね」

 

桜歌「とりあえずこの事を織斑先生に連絡しようか」

 

桜歌・刀奈以外「うん」

 

刀奈「私が連絡してくるわ」

 

桜歌「お願いします」

 

司会「そして対戦相手はこちらの女性です」

 

モブ「よろしく」

 

司会「なお挑戦は一回1000円です。

ISに乗ったことがある人はそのときのデータを入れていただければ、再現もできます」

 

桜歌「どうするかなぁ」

 

タッタッタッ

 

刀奈「織斑先生が桜歌くんに変わってって」

 

桜歌「はい、変わりました」

 

千冬「桜歌か、そちらの事情は聞いた。

どうにかそのイベントを潰せないか?」

 

桜歌「いやぁ、ここにいる誰かが戦えば解決できますけど、騒ぎになりますよ」

 

千冬「構わん、私が学園長に言っておく」

 

桜歌「わかりました」

 

千冬「では頼む」ガチャ

 

桜歌「さて誰がやる?」

 

刀奈「私がやろうかしら」

 

簪「お姉ちゃん、私やりたい」

 

刀奈「簪ちゃん、珍しくやる気ねぇ」

 

簪「私だって一年生の専用機持ちなのに、候補に入ってない」プク~

 

刀奈「あ、そういう」

 

桜歌「簪、やれそうか?」

 

簪「大丈夫だよお兄さん」

 

司会「さぁ今20連勝中だがやる人はいないぁ~」

 

簪「はい」

 

司会「お~と、今度の挑戦者はかわいらしい眼鏡の女の子だぁ」

 

モブ「私に勝つ自信があるのかしら、お嬢さん」

 

簪「頑張って勝つよ」

 

司会「それでは試合を始めるので準備してください」

 

VR内

モブ(打鋼)VS簪(打鋼二式)

 

モブ「あなたのIS見たことがないわね」

 

簪「専用機ですから」

 

モブ「そうなの(嘘ばっかり、専用機だったらそのデータがあるはずだけど無いじゃない)」

 

司会「それでは試合………開始」

 

開始早々に簪は、ミサイルをばらまいた

 

簪「これでもくらえ」

 

モブ「ちょ」

 

ダダダダダー

 

モブ「この~よくもやったわね」

 

モブは、近接ブレードをだし、接近した

 

モブ「はぁ~」カキン

 

簪「あまい」

 

簪は、近接ブレードを受け流し相手の胴を切った。

試合は続き相手がエネルギーを三分の一まで削ったときに

 

モブ(仕方ない、これだけは使いたくなかったけど)

 

突然相手の動きがかわった

 

簪「え、きゃあー」

 

そこから簪ちゃんは押されていき、負けてしまった

 

司会「勝者モブ」

 

わ~わ~かやがや

 

百合姫「ねぇ今のって」

 

シャル「織斑先生の動きだよね」

 

刀奈「卑怯なことするのね」

 

桜歌「……」

 

百合姫「おに~ちゃんどうするの?」

 

桜歌「次は俺がやる」ゴゴゴゴゴ

 

桜歌・簪以外「う、うん」

 

簪「ごめんね、負けちゃった」ニガワライ

 

桜歌「簪ちゃん、我慢しなくていいよ」ナデナデ

 

簪「うぅ、悔しいよ」( ;∀;)

 

桜歌「大丈夫、俺が敵をとる」

 

司会「さぁもいないか、いないか?」

 

桜歌「じゃあ俺がやる」

 

司会「お~何と男の方が来たぞぉ、賞品に釣られたかぁ」

 

モブ「私が男に負けるわけがないじゃない」

 

司会「それでは試合に使う機体はなんにしますか?」

 

桜歌「それじゃあ専用機で」

 

司会「お~と男の子の専用機となると候補の二人の機体かぁ」

 

桜歌<わるいクアンタ、今回はキャロでいく>

 

クアンタ<うんわかった、キャロちゃん頑張って>

 

キャロ<はい、頑張ります>

 

VR内

 

打鋼VS火月

 

モブ「なによそれ、そんな機体はなかったはず」

 

桜歌「専用機だがなにか?」

 

モブ「あんたもさっきのヤツみたいなことをするのね」

 

桜歌「どうとでも言えばいい」

 

モブ「生意気なぁ~」

 

司会「それでは試合………開始」

 

俺は開始と同時にチェーンソーサラーを投げた

 

桜歌「はーあ」シュー

 

モブ「なぁ」ガン

 

たった一撃当たっただけでエネルギーの八分の一を削った

 

モブ「なによこの威力」

 

桜歌「普通ですよ」

 

そして試合はこのまま続いていき、半分を切ったところで先程と同じように動きがかわった

 

モブ「さすがにその武器では、この動きにはついてこれまい」

 

桜歌「そうみたいですね、じゃあ武装を変えるだけです」

 

そうして俺はジーエッジを出して応戦した

 

モブ「なぁ、二刀流ですって」( ; ゜Д゜)

 

桜歌「はあーーー」

 

そこからはお互いにすさまじい剣のぶつかり合いとなった。

しかし先程までおされていたせいでモブのほうが消費が激しかった

 

モブ「(仕方ない、ワンオフアビリティも使うしかない)ワンオフ起動零落白夜」

 

桜歌「ついにボロを出しましたね」

 

モブ「なんのことよ」

 

桜歌「そのワンオフを使えるのは織斑千冬だけのはずですよ、あなたは負けそうになると織斑千冬のデータで戦ってたんですよね」

 

モブ「……」(。。;)

 

桜歌「でもあまいですよ、データになったせいで動きが単調だ」

 

モブ「なあ」

 

桜歌「そろそろ終わらせましょうか、ワンオフ起動ハラキリブレード」

 

そして刃を光らせ、モブを切り伏せた

 

司会「勝者チャレンジャー」

 

ゲームセンター

 

「お~ーースゲェ」

 

「アイツ勝ちやがったよ」

 

「ウソ~男が勝つなんて」

 

「店側ずるいぞ」

 

司会「え~チャレンジャーが勝ちましたので、賞品のデート権を授与します。」

 

桜歌「ありがとうございます」

 

司会「それでは誰を選びますか?」

 

桜歌「じゃあ日本の代表候補生で」

 

司会「それでは神谷ゆ「違いますよ」え」

 

桜歌「日本の代表候補生は君だろ、簪ちゃん」

 

簪「うん」(o^-^o)

 

司会「え、え~~~」

 

桜歌「百合姫、いつから賞品なったんだ?」

 

百合姫「私は賞品のを聞いた覚えがないよ」

 

司会「なぁ」アオザメ

 

百合姫「それはおに~ちゃんもでしょ」

 

桜歌「まあな」

 

司会「ご、ご本人~~」

 

桜歌・百合姫「うん(はい)」

 

司会「あ、あのこの事は内密に」

 

桜歌「もうとっくに連絡ずみです。

後程抗議の連絡が来ると思います、よろしくお願いします」

 

そういって俺たちはゲームセンターを出ていった

 

桜歌「今日はみんなどうだった?」

 

百合姫「楽しかったよ」

 

簪「私も楽しかった」

 

シャル「僕も楽しかったよ」

 

刀奈「私は物足りないかな、もっと桜歌君をいじりたかった」

 

桜歌「刀奈はまだこりてないようだな、もっと何か罰を考えましょうか?」

 

百合姫・簪「私も手伝う」

 

刀奈「……………な、何をするき?」(;>_<;)

 

桜歌「刀奈のISにウイルスでも送ろうかなぁ」ニコニコ

 

刀奈「ど、どうやって?」(;>_<;)

 

桜歌「コアネットワーク経由で」ニコニコ

 

刀奈「それは無理よ、コアネットワークは束博士しかいじれないもの」( -。-)

 

百合姫「え、おに~ちゃん普段からいじってる」

 

簪「そういえば、私の時もいじっていたような」

 

シャル「うんやってたね」

 

刀奈「……」ダラダラ

 

桜歌「何にするかなぁ?」ニコニコ

 

刀奈「すいませんでしたorz」

 

簪「武装破棄なんてどう?」

 

百合姫「それよりも拘束具状態が面白そうだよ」

 

刀奈「勘弁してください」

 

桜歌「どうしよっかなぁ」

 

刀奈「うぁーん」

 

ラボ

 

束「楽しそうだったなぁ」

 

クロエ「私も行きたかったです」

 

束「今度デートしてもらったら」

 

クロエ「はいそうします」




よろしければ感想を書いてください。
心が弱いのであまり強く言われると折れてしまうのでお手柔らかにお願いします。


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19

こんにちはみんなさん、桜歌です。

昨日はみんなで買い物をしにいきました。

とても楽しかったです。(問題は起きたけど)

 

6時 寮

 

桜歌「ふぁ~、今何時だ?」

 

クアンタ<おはよう、いまは六時だよ>

 

桜歌「やべ~、あと三十分で集合時間だ」

 

百合姫「ん~、おに~ちゃんうるさい」

 

桜歌「姫起きろ、遅刻する」

 

百合姫「あと三十分」

 

桜歌「俺はもう起こしたからな」

 

クアンタ<マスター急いで>

 

キャロ<私を忘れないでくださいね>ウルウル

 

桜歌「大丈夫忘れないよ」

 

15分後

 

桜歌「じゃあ出るか」

 

クアンタ<姫ちゃん起こさなくていいの?>

 

桜歌「自業自得、クロ10分前になったら無理矢理にでも起こせ」

 

クロ<はい>

 

こうして俺だけが部屋を出た

 

集合場所

 

千冬「うーん」

 

桜歌「おはようございます、織斑先生」

 

千冬「ああ、おはよう。妹はどうした?」

 

桜歌「寝坊です、遅刻はしないと思うので大丈夫です」

 

千冬「そうか、わかった」

 

桜歌「ところで何かあったんですか?」

 

千冬「それがなぁ、手配していたバスがあちらのミスでサイズが違ったんだ。それと今からじゃ変えられないそうだ」

 

桜歌「ということは、乗れない人が出るということですか?」

 

千冬「そうなんだ、最悪は教師がタクシーで行くことにする予定だ」

 

桜歌「何人です?乗れないのは」

 

千冬「三人だな」

 

桜歌「なら俺と妹、あとシャルはバイクで行きましょうか?」

 

千冬「なに?バイクがあるのか?」

 

桜歌「俺が乗れるんで、サイドカーを着ければ乗れますよ」

 

千冬「………………わかった、それで頼む。

ちなみに着けるのにどれくらいかかる?」

 

桜歌「5分もらえればいけます。普段は量子化しているのですぐです」

 

千冬「ならすぐにとりかかれ」

 

桜歌「はい」

 

集合時間

 

千冬「今から点呼をとる、居ないものをあげろ」

 

「織斑君がいません」

 

「シャルロットちゃんも」

 

本音「姫ちゃんもいないよ~」

 

千冬「あのバカどもは何をやっているんだ」

 

桜歌「姫とシャルは来てから俺が乗せて行くので大丈夫です」

 

千冬「そうだな、あとはあのバカだけだ。

桜歌すまないがアイツが着たら、タクシーで向かうように言ってくれるか?」

 

桜歌「わかりました」

 

千冬「すまないなぁ」

 

こうして織斑先生たちは先に行った

 

30分後

 

織斑・百合姫・シャル「遅刻した~」(;>_<;)

 

織斑「あれ?バスは」

 

百合姫「私たち置いていかれた」

 

シャル「そ、そんなぁ」

 

桜歌「遅いぞお前ら」

 

百合姫「え、おに~ちゃん?

なんでここにいるの?」

 

桜歌「バスの手違いで乗れない人がでてな、急きょ俺がバイクを出すことになった」

 

百合姫「それじゃあ私を待ってたの?」

 

桜歌「そうだよ」

 

百合姫「ご、ごめん」

 

桜歌「いいから姫はサイドカーに乗れ」

 

百合姫「うん」

 

シャル「えっと僕たちは?」

 

桜歌「シャルは俺の後ろだ」

 

百合姫「え、いいなぁ~。私が後ろに乗りたい」

 

桜歌「姫、嫌なら降りろ」

 

百合姫「う」

 

シャル「ありがとう桜歌」

 

桜歌「どういたしまして」

 

一夏「桜歌、おれは?」

 

桜歌「織斑先生から伝言[一夏はタクシーで追ってこい]だって」

 

一夏「そ、そんなぁ。桜歌、俺も乗せてくれよ」

 

桜歌「残念ながら定員オーバーだ」

 

一夏「ガックシ」

 

桜歌「それじゃあ一夏お先に」

 

こうして俺たちも学園を出た

 

高速道路

 

百合姫「おに~ちゃん、さっきのウソだよね」

 

シャル「え、そうなの?」

 

桜歌「ああ、そうだよ。

これの定員は四人だ」

 

シャル「なんで乗せてあげなかったの?」

 

桜歌「前にふざけたことを俺に言ってなぁ、それの謝罪がないから乗せなかった」

 

百合姫「一夏って色々やらかしてるよね」

 

桜歌「そうだな、あと二人には伝えることがあった」

 

百合姫・シャル「なに?」

 

桜歌「この臨海学校中に束さんが来る」

 

百合姫「あ、そうなんだ」

 

シャル「え~、篠ノ之博士が来るの?」

 

桜歌「ああ、ちなみにこの事を知ってるのはここの三人と織斑先生だ」

 

シャル「そうなんだぁ」

 

桜歌「だから来ても驚くなよ」

 

百合姫・シャル「はーい(了解)」

 

こうして走っていき、サービスエリアで先生たちに追い付いた

 

桜歌「すいません遅れました。」

 

千冬「桜歌は構わん、残り二人はどうして遅れた」(`Δ´)

 

百合姫「寝坊しました」

 

シャル「しおりに書いてある時間が間違っていました」

 

千冬「なに?それは本当か?」

 

シャル「はい、ここです」ペラリ

 

千冬「ふむ、デュノアはよろしい。

だが百合姫は宿についてから説教をするいいな」

 

百合姫「はい」

 

千冬「まぁとりあえず今は休め」

 

シャル・百合姫「は、ありがとうごいます」

 

休憩終了10分前

 

簪「あー、バイクに乗ってる」

 

桜歌「おーう、おはよう簪ちゃん」

 

簪「おはようございますお兄さん、ってなんでバイクに乗ってるんですか?」

 

桜歌「ちょっと事情があってね」

 

百合姫「ちなみに私はサイドカーで、シャルちゃんは後ろに乗せてもらってるよ」

 

簪「え~~~いいなぁ」

 

シャル「よかったら変わろうか?」

 

簪「いいの?」キラキラ

 

シャル「織斑先生が許可すれば」

 

簪「う、難しいなぁ」

 

桜歌「今度出かける時に乗せてあげるよ」

 

簪「やった~」

 

百合姫「いいなぁ~、私も乗りたい」

 

桜歌「今度な」

 

シャル「僕も僕も」

 

桜歌「はいはい」

 

こうして休憩は終わった

 

出発してから一時間

 

桜歌「ほらシャル、横見てみろよ海だぞ」

 

シャル「うわ~キレーイ」

 

百合姫「私も見たいよ」

 

桜歌「姫座席から立ったら危ないぞ」

 

百合姫「はーい」

 

こうして宿まで付いた

 

宿前

 

千冬「それではみな、宿の方に挨拶をするから整列しろ」

 

「「「「はい」」」」

 

千冬「では、二泊三日よろしくお願いします」

 

「「「「よろしくお願いします」」」」

 

女将「はい、よろしくお願いします」

 

千冬「桜歌、前に出ろ」

 

桜歌「はい」

 

千冬「今年は男が二人いるので大変だと思いますがお願いします」

 

女将「あらじゃあその子が?」

 

千冬「はい、桜歌挨拶しろ」

 

桜歌「はい、神谷桜歌です。迷惑をかけるかも知れませんがよろしくお願いします」

 

女将「あらあら礼儀正しいのね、もう一人の子はどこかしら?」

 

千冬「すいませんもう一人は少し遅れています、来ましたら挨拶に連れていきます」

 

こうして挨拶は終わった

 

桜歌「さて、俺の部屋はっと」

 

山田「あ、神谷君の部屋ならこっちですよ」

 

桜歌「ありがとうごいます山田先生」

 

山田「いえいえ」

 

桜歌「えっと一人部屋かな」

 

ガチャ

 

刀奈「ハロー」

 

桜歌「……………なんで刀奈がいるの?」

 

刀奈「うふふ、おんなじ部屋だからよろしく」

 

桜歌「だからなんでいるの?」ジト~

 

刀奈「う、今年は色々面倒ごとが起きてるから警戒して、私も来たのよ」

 

桜歌「そうですか、じゃあ今から姫でも呼びましょうか」(*´∇`*)

 

刀奈「待ってやめて、私が殺されちゃう」

 

百合姫「呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃーん」

 

刀奈「ひぃ~」

 

百合姫「ねぇ刀奈ちゃん、なんで来ただけで怯えるの?」

 

刀奈「えっとそれは」

 

桜歌「まあまあ姫そのくらいで」

 

百合姫「おに~ちゃんが言うなら今回は見逃してあげる」

 

刀奈「た、助かったぁ」

 

百合姫「それよりおに~ちゃん、海に遊びに行こう」

 

桜歌「そうだなぁ行くか」

 

刀奈「私も行く~」

 

こんな感じで俺たちは部屋を出た

 

砂浜

 

桜歌「ふぅ~、日差しがまぶしい」

 

百合姫「お待たせおに~ちゃん」

 

シャル「うう~恥ずかしいよ(///ω///)」

 

桜歌「二人とも良く似合ってるよ」(^^)v

 

百合姫・シャル「ありがとう」(^○^)

 

桜歌「じゃあ泳ぎに行くかぁ」

 

百合姫「待ってもうすぐ簪ちゃんも来るから」

 

「だーれだ」メカクシ

 

桜歌「体重の重い生徒会長」

 

刀奈「私は重くないもん」プク~

 

簪「お姉ちゃんが普通に出ないからそういうこと言われるんだよ」

 

桜歌「お、簪ちゃん水着似合ってるね」

 

簪「ありがとう(///ω///)」

 

刀奈「わたしは?」

 

桜歌「そんなに露出を激しかったら、肌を痛めますよ」

 

刀奈「みんなと反応が違う」(゜ロ゜;

 

桜歌・刀奈以外「当たり前だよ」

 

刀奈「みんなで言わなくても」

 

シャル「それよりなんで桜歌はパーカーを着てるの?」

 

桜歌「いやぁ~体に自信がなくて」

 

シャル「そんなの僕たちは気にしないから脱ぎなよ」

 

桜歌「いや、やめとくよ」

 

みんな「え~~~」

 

鈴「すきあり」バサッ

 

桜歌「あ」

 

俺がパーカーを脱がされるとその下には、たくさんの刺傷や切傷、銃傷があった

 

みんな「……………」(。。)

 

鈴「な、なによそれ」

 

桜歌「あはははは」

 

刀奈・簪「それって前に言ってたやつ?」

 

シャル「前に言ってた?」

 

桜歌「うーん」

 

百合姫「二人とも違うよ、それは稽古をしてるときにお父さんがつけたものだよ」

 

刀奈・簪・シャル「え、そうなの?」

 

桜歌「まぁね、こんな体をみんなが見ると体調を崩すと思って着てたんだけど」ニガワライ

 

鈴「ご、ごめんなさい」

 

桜歌「気にしてないからいいよ鈴ちゃん」

 

百合姫「そうだよ、気にせずに遊ぼう」

 

桜歌「そうだな」

 

みんな「う、うん」

 

こうして俺たちは海で遊んだ

このころやっと一夏は着いたらしい

 

夜7時

 

桜歌「今からご飯か、早めに行っておこう」

 

バタバタガヤガヤ

 

桜歌「ん?」

 

ガチャ

 

桜歌「どうかしましたか?」

 

従業員「あ、今日は休みの人が多くて運ぶのが大変なんだよ」

 

桜歌「そういうことでしたら、手伝いましょうか?」

 

従業員「お客さんにそれは悪いよ」

 

桜歌「いえいえ俺たちが食べるものですし、男の子はこんなときにしか役に立ちませんから」

 

従業員「そうかい、ならお願いしようかねぇ」

 

桜歌「はいよろこんで」

 

というわけで俺はみんなのご飯を運ぶのを手伝いはじめた

 

30分後

 

桜歌「ふぅ~運び終わった」

 

従業員「君のおかげで助かったよ」

 

桜歌「いえいえ役に立ててよかったです」

 

千冬「ん?桜歌そこで何してる?」

 

桜歌「あ、これはですね「私たちの仕事を手伝ってくれていたんです」」

 

千冬「え、それは本当か?」

 

桜歌「まぁ困ってましたし」

 

千冬「そうか、良くやった」

 

桜歌「ありがとうごいます」

 

このあと食事は無事に終了した

 

夜9時廊下

 

百合姫「おに~ちゃんの部屋に遊びにいこーと」

 

シャル「僕も」

 

簪「私も行く」

 

テクテク

 

千冬「お前たち何をやってる?」

 

百合姫・シャル・簪「(゜゜;)」

 

千冬「まぁどこに行こうとしてたかは、予想がつくがちょうどいいお前たちもこい」

 

千冬以外「はい」ガックシ

 

千冬の部屋

 

千冬「では全員揃ったな」

 

千冬以外「えっとこれはなんの集まりですか?」

 

千冬「いや私もたまにはガールズトークがしたくてなぁ」

 

鈴・箒・刀奈(どっからどう考えても、ガールズじゃないだろう)

 

千冬「そこ三人余計なことは考えないほうが身のためだぞ」ギロリ

 

三人「は、はい」

 

千冬「それでは話始めるぞ。

この中で一夏のことが好きなやつは誰だ?」

 

箒・セシリア・鈴「なぁ」

 

ラウラ「はい」

 

千冬「お前ら四人か、デュノアは違うのか?」

 

シャル「はい、嫌いではないですが恋愛感情はありません」

 

千冬「そうか、じゃあ四人はなんで好きになった?」

 

箒「なんで言わないといけないんですか?」

 

鈴「そうですよ」

 

セシリア「……」

 

ラウラ「命を助けられたからです」

 

千冬「ラウラは正直に答えたから、一夏をやろうかな」ニヤリ

 

箒「昔にいじめられていたときに、助けてもらったからです」

 

鈴「私も同じです」

 

セシリア「私は対抗戦の時に自分の命も顧みずに、みんなを守ろうとしていたからです」

 

千冬「そうかわかっただかな、あいつは鈍感だぞ。

それに自分勝手なところもあるそれでもいいか?」

 

箒・セシリア・鈴・ラウラ「構いません」

 

千冬「なら私は何も言わん、頑張れよ」

 

箒・セシリア・鈴・ラウラ「はい」

 

千冬「次に残りのものは桜歌か?」

 

刀奈・簪「はい」

 

シャル「僕はまだわかりません」

 

百合姫「私は兄妹なのでブラコンですかね」

 

千冬「そうか、そちらも頑張れよ」

 

簪・刀奈「はい」

 

その頃俺は

 

桜歌「あれ?なんで俺はコア世界にいるだ?」

 

クアンタ「ごめん~私が読んだの。

マスターに会いに来た子がいるから」

 

「こんばんは」

 

桜歌「どちら様で?」

 

「私はミステリアスレイディです」

 

桜歌「あ、刀奈のISの」

 

ミステリアスレイディ「はい、今日は挨拶に来ました。これからも迷惑をかけると思うので」

 

桜歌「そうか」ニガワライ

 

ミステリアスレイディ「これからもよろしくお願いします」

 

こうして夜はふけていく

 

ラボ

 

束「明日やっとおーくんたちにあえる」o(^o^)o

 

クロエ「私もいっていいですか?」

 

束「もちろん」

 

クロエ「\(*^o^)/」

 

束「待っててねおーくん」

 

クロエ「待っててくださいお兄さま」



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20

こんにちはみんなさん、桜歌です。

俺たちは昨日から臨海学校に来ています。

 

朝五時

 

桜歌「んん、ん?」

 

目が覚めると布団の中に誰かがいるような状態になっていた

 

桜歌<クアンタ、布団の中にいるのは刀奈か?>

 

クアンタ<うんたぶんそうだよ>

 

桜歌<そうか>

 

そして俺はそっと布団の中を覗いたら、刀奈があられもない状態で寝ていた

 

桜歌「はぁ(こんな状態で寝られるとこっちは心臓に悪いんだよな)」

 

クアンタ<おーかなりセクシーだね>

 

桜歌<クアンタ、この子を海の上に転送してくれ>

 

クアンタ<え、いいの?>

 

桜歌<俺の睡眠を邪魔したんだ、構わずやってくれ>

 

クアンタ<了解>

 

シュン………ザバー

 

桜歌<クアンタ、ナイス>

 

クアンタ<誉められた\(^-^)/

あ、あとさっきの写真撮っといたけどどうする?>

 

桜歌<ミステリアスレイディにメールとして送っといて>

 

クアンタ<了解>

 

一時間後

 

ビチャビチャガチャ

 

刀奈「桜歌君、何てことするの(`Δ´)」

 

桜歌「朝からうるさいですよ」

 

刀奈「それどころじゃないわよ、私のお気に入りの寝間着がずぶ濡れよ」

 

桜歌「俺に抱きついて寝なければそんなことにはならなかったんですよ」

 

刀奈「だからってやり過ぎよ」

 

桜歌「じゃあまた姫に決めてもらいますか?」

 

刀奈「う、それはやめてほしいかな」

 

桜歌「ならもう文句をいうな」

 

刀奈「わかったわよ、ところで」

 

桜歌「なんです?」

 

刀奈「どうやって私を海まで運んだの?」

 

桜歌「ひ・み・つ・です☆」

 

こうして朝の騒ぎは終わった

 

昼10時砂場

 

千冬「それではこれからISの訓練を始める。

まずは専用機持ちと一般生徒で別れろ」

 

そう言われると専用機持ちは右にそれ以外は左に別れたのだが箒だけは専用機持ちの方に来た

 

鈴「箒、あんたは専用機持ってないでしょう」

 

セシリア「そうですわ」

 

箒「今から私の専用機が届くのだ」

 

みんな「え」

 

箒「今日私に専用機を姉さんが持ってきてくれるんだ」

 

「ほんとうに?」

 

「でも篠ノ之さんって博士の妹だし、本当かも」

 

「妹だからってずるい」

 

「しょうがないよ」

 

一夏「え、束さんが来るの?」チラ

 

千冬「ああ、来る」

 

ダダダダダ

 

束「ちーちゃ~ん」

 

ガシ

 

千冬「いきなり飛び付いて来るな」

 

束「いたた、ちーちゃんひどいよ」

 

一夏「お、お久しぶりです束さん」

 

束「久しぶりだねいっくん」

 

一夏「はい」

 

束「久しぶりにあったし、すこしは「姉さん!!」

 

箒「話しなどいいですから、早く私の専用機を出してください」

 

束「うるさいなぁ箒ちゃんは」

 

箒「なぁ」

 

束「ちゃんと準備はしてきたから少し待っててよ」

 

一夏「た、束さんどうしたんですか?

束さんが箒にそんなことを言うなんて」

 

束「いっくん忘れてないよね?

いっくんに白式を渡したときのこと」

 

一夏「あ」

 

束「あれから束さんはね、箒ちゃんのことが大嫌いなんだよ」殺気

 

箒「っっっ」

 

一夏「じゃ、じゃあなんで専用機を作ったんですか?」

 

束「箒ちゃんが作れってうるさかったからだよ。

だからわがままは今回限りとして受けたんだよ」

 

一夏「そうですか」

 

ジ~~~~~~

 

箒「なんだそんな目で見るなぁ」

 

束「そんな目で見られて当たり前だよ」

 

箒「私は当たり前の詫びをもらっただけだ。

さあ姉さん、私の専用機を出してください」

 

束「わかった」ポチ

 

シューン……ドン

 

束「それが箒ちゃんのIS<<赤椿>>だよ」

 

箒「おお」

 

束「じゃあフィッティングをしてから話をしようか」

 

10分後

 

束「はい、終わったよ」

 

箒「これで私も専用機持ちだ」

 

束「じゃあ説明始めるね。

この機体は第四世代で主にスピードを重視した近接戦闘型だよ、武器は左右に刀を一本ずつついてるからそれで戦うって感じかな」

 

箒「わかりました」

 

ガヤガヤ ガヤガヤ

 

束「あとこれはちーちゃんに渡すね」

 

千冬「なんだこれは?」

 

束「それは赤椿についてるカメラ映像を見ることが出来るものだよ、もし問題行動があったら証拠になるでしょ」

 

箒「な」

 

千冬「…………ありがたく貰っとく」

 

箒「姉さん!!今すぐそれを外してください」

 

束「それはできないよ、箒ちゃんが専用機を持つならそれをつけたまま、外すなら専用機は没収する」

 

箒「姉さん!!」

 

束「わがままは一度っきりのやくそくだよ」

 

箒「……………わかりました、それでいいです」

 

束「ならいいよ、次には「あの~」ん?」

 

専用機持ち「私の機体をみてください」

 

束「ごめんね、君たちの機体には興味ないんだぁ」

 

専用機持ち「そ、そんなぁ」

 

束「次に私がしないといけないことは」

 

ガシャンガシャンガシャンガシャン

 

「なぁ」

 

束「この子を持ち主に渡さないとね」

 

千冬「な、なんだその機体は」

 

束「これ?これはねぇー……………姫ちゃんのサポート機だよ」

 

百合姫「やった~、ついに私のもとに来てくれたね。なるちゃん」

 

「え、え~~~」

 

箒「なんで姉さんが神谷と知り合いなんですか!!」

 

束「ん、だって子供の頃からの知り合いだし」

 

箒「い、いつの間に」

 

束「お父さんも知ってるはずだよ」

 

箒「え」

 

束「それと、おーくん~~撫でて」

 

桜歌「はいはい」ナデナデ

 

束「えへへ」

 

クロエ「束様だけずるいです、私も」

 

桜歌「わかってるよ」ナデナデ

 

クロエ「やっぱりお兄さまのナデナデはいいですねぇ」

 

一夏「あれその子って俺の専用機を届けてくれた」

 

クロエ「では改めまして、クロエ・クロニクルです。

束様の助手で桜歌お兄さまの義理妹です」

 

「え~~~」

 

一夏「い、妹がもう一人いたのかよ。桜歌なんで教えてくれなかったんだよ」

 

桜歌「聞かれなかったから」

 

一夏「それに束さんのことも」

 

桜歌「それは何があっても言わないよ」

 

一夏「なんで」

 

桜歌「当たり前だろ、束さんは追われてるんだぞ」

 

一夏「……」

 

桜歌「全くもぉ、そういえばウルフを届けにきただけですか?」

 

束「ううん、おーくんと話がしたくて」

 

桜歌「…」ギロリ

 

束「すいません」ショボーン

 

クロエ「お兄さま、私には用があります」

 

桜歌「それはなにかな?」

 

クロエ「シャルロットさん」

 

シャル「は、はい」

 

クロエ「こちらに来てください」ニラミ

 

シャル「うぅ」テクテク

 

クロエ「お兄さまから頼まれて、新しい戸籍を準備しました」コゴエ

 

シャル「え」

 

クロエ「お兄さまがあなたを家族として迎えるって言われたので、新しい戸籍が必要だったので準備しました」コゴエ

 

シャル「ほんとうに?」

 

クロエ「はい」

 

シャル「あ、ありがとう」

 

クロエ「私はあなたのことを認めたわけではないですからね。

でもお兄さまが家族にするって言うから準備したんです、だからこれからあなたのことを知っていこうと思います。シャルロットお姉さま」コゴエ

 

シャル「うん」

 

クロエ「私の用も今終わりました」

 

桜歌「ああ、わかった」

 

束「そうだった、おーくんの方も出来てるよ」

 

桜歌「わかりました」

 

束「じゃあ今度こそ「大変です」むぅ」

 

刀奈「織斑先生大変です、学園からAランクの指示書がってえ、篠ノ之博士?」

 

千冬「今はその事は後だ、その指示書を」

 

刀奈「あ、はい」

 

千冬「………………わかった。

みんな聞いてくれ、今日の訓練は中止とする。

一般生徒は直ちに自分達の部屋に戻り、外出を禁止する、専用機持ちは私とこい」

 

こうして今日の最も忙しい時が始まろうとしていた

 

 



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21

こんにちはみんなさん、桜歌です。

今俺たち専用機持ちは宿の大広間に集められている。

指示書って何が書いてあったんだろう?

 

千冬「これより君達には特別任務をあたえる」

 

一夏「千冬ねぇ、特別任務ってなんだよ」

 

千冬「バカは黙っとけ!!!!今から説明する」

 

一夏「は、はい」

 

千冬「一時間前にアメリカ&イスラエルの共同開発中だった軍用IS<<銀の福音(シルバリア・ゴスペル)>>、今後福音と呼称するが、福音が起動実験の最中に暴走、制御不能となったうえに監視区域より離脱したと連絡があった。」

 

セシリア「ということはそれの対処をしろと、指示があったのですか?」

 

千冬「ああ、そうだ」

 

鈴「そんなむちゃくちゃなぁ」( -。-) =3

 

ラウラ「仕方あるまい私たちは、専用機をもっている時点で軍属だ」

 

シャル「そうだね」

 

一夏・箒「え、え」

 

セシリア「その機体のスペックデータをもらえませんか?」

 

千冬「わかった、だがそのデータを外部に漏らした場合は、軍法裁判にかけられるから気を付けろ」

 

ティル

 

セシリア「これは私のブルーティアーズと同じオールレンジ攻撃が出来る広域殲滅型ですわね」

 

鈴「攻撃と機動の両方に特化しているわね」

 

ラウラ「しかも、このデータでは格闘性能がわからない。スキルも不明だ」

 

シャル「偵察は出来ないんですか?」

 

千冬「無理だ、この機体は今も超音速飛行中だ」

 

簪「じゃあ」

 

千冬「アプローチは一回が限界だ」

 

桜歌「………」

 

百合姫<おに~ちゃん>

 

桜歌<どうした?姫>

 

百合姫<織斑先生に伝えないの?出来てるんでしょ>

 

桜歌<伝えない>

 

クアンタ<え~~~、ライザー動かそうよ>

 

桜歌<動かさないとは言ってない、でも粒子を全面に撒いたら通信がしずらくなる>

 

クアンタ・百合姫<あ、そっかぁ>

 

桜歌<だから少し離れたところからの監視と緊急の救出に使う>

 

クアンタ・百合姫<了解>

 

鈴「先生一つ質問なんですが」

 

千冬「なんだ?」

 

鈴「その軍用ISはデータ場だと無人機となっていますが、本当ですか?」

 

千冬「何が言いたい」

 

鈴「それができたということは学園に攻めてきたのは、その二カ国のいずれかとなりませんか?」

 

千冬「その事か、それは違うぞ。

今回のISはうちに攻めてきた機体があったからこそ、製作を始めたものだそうだ」

 

鈴「そうですか」

 

千冬「それではこれから作戦をきめ「まった~」束邪魔するな!!」

 

束「待った待った待った~、その情報は間違ってるよ」

 

千冬「なに?どういうことだ!!」

 

束「あの機体には人が乗ってるよ」

 

千冬「っっっ、あいつら自分の失敗を隠すために」

 

束「それも考慮して作戦たててよ、じゃあ」

 

千冬「待て束、お前も今回の作戦に加われ」

 

山田「ちょっと織斑先生!!さすがに外部のものを加えるのは」

 

千冬「構わん、責任は私がもつ」

 

束「わかったよちーちゃん」

 

千冬「それでは改めて作戦会議を始める。

先程までの情報で今回の作戦には超音速飛行と一撃必殺の攻撃力がいる。

攻撃力には一夏お前がやれ」

 

一夏「な、なんで」

 

千冬「一撃必殺などお前の零落白夜以外なかろう」

 

束「そうだねいっくんしかいないかな」

 

千冬「もちろん無理強いはしない、これは遊びじゃないからなお前が決めろ」

 

一夏「…………………わかった、俺がやるよ」

 

千冬「うむ」

 

束「いっくんがやるならエネルギーは全て零落白夜に回すから、機動力はいっくんを乗せた上で超音速飛行をしないと行けないね。」

 

箒「私が一夏を運びます」

 

専用機持ち「なぁ」

 

千冬「束どうだ?赤椿なら出来るか?」

 

束「機体的には可能だけど、おすすめはしないよ」

 

箒「な、なんでですか?まさか姉さんが私を嫌いだからなんて言いませんよね」ギロリ

 

束「違うよ、箒ちゃんは超音速飛行をしたことがないでしょ。それとも学園ではもうそこまでしてるの?」

 

千冬「いや、していない」

 

束「ならしたことある人がやるべきたよ、代表候補生ならしたことあるよね」

 

代表候補生「はい」

 

千冬「ではその中で最も速くと「私がやります」子供のわがままに付き合っている暇はない」ギロリ

 

箒「私の機体なら出来るならやるべきだ、他の機体でギャンブルをするよりも」

 

鈴「あんたね、これは遊びじゃないのよ!!人の命がかかっているの」

 

セシリア「そうですは、私なら国から届いた高機動パックがあります」

 

千冬「それは使えるようになるまでどれくらいだ?」

 

セシリア「インストールはしてあるので60分もあれば行けます」

 

千冬「そうかだが接敵まで45分しかない」クヤシイ

 

箒「だから私がやるといっている」

 

一夏「千冬ねぇ、箒がここまでいってるんだやらせてやろうぜ」

 

千冬「………………わかった」

 

束「ちーちゃん( ; ゜Д゜)」

 

千冬「ただしお前は運ぶだけで、運んだらすぐに戻ってこい!いいな!!」

 

箒「わかりました( 〃▽〃)」

 

千冬「作戦はこれでいく、15分後に出発だ」

 

一夏・箒「はい」

 

専用機持ち「………」

 

束<おーくん>

 

桜歌<なんですか?>

 

束<出てくれない?このままじゃあいっくんが危険だよ>

 

桜歌<それをわかった上で今回の作戦に出るとあいつは言ったんじゃないですか?>

 

束<だけど>

 

桜歌<大丈夫です、今から白式と話してきます>

 

束<え>

 

桜歌<白式と話して近くに待機させているライザーでいざというときは回収します>

 

束<…………わかった、そうだよね。いつかは実戦に巻き込まれることになるんだ、ここで経験を積ませておいた方がいいよね>

 

桜歌<じゃあちょっと行ってきます>

 

コア世界

 

桜歌「クアンタいるかぁ」

 

クアンタ「いるよ」

 

桜歌「さっきの話を聞いてたか?」

 

クアンタ「聞いてたからもう呼んでるよ」

 

白式「こんにちはお父さん♡」

 

桜歌「え、なんでお父さん?」

 

白式「だって束様がお母さんだったら、おんなじように私達を作れる桜歌さんはお父さんだよ」

 

桜歌「あ、納得」

 

白式「これからもそう呼んでいい?」

 

桜歌「構わないよ。それよりこれから白式は出撃するだろ」

 

白式「うん」

 

桜歌「もし落とされるようなことがあったら、近くに待機させている俺のサポート機で救出に入るから、最低限の生命維持だけしておいてくれないかなぁ」

 

白式「うんいいよ。その代わりお父さんが私を直してね☆」

 

桜歌「わかった」

 

こうしてこれからやる作戦の命の保証はされた

 

クロエ「私の出番がないよぉ、さみしい」



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22

こんにちはみんなさん、桜歌です。

今から一夏と箒さんが福音を捕らえるために向かうところです。

一夏はともかく箒さんは浮かれているなぁ

 

箒「ウフフフ」

 

一夏「箒笑っているなんて、不謹慎だぞ」

 

箒「はぁ、すまない」

 

一夏「気を引き締めて行こうぜ」

 

箒「ああ」

 

桜歌「気を付けて行ってこいよ」

 

一夏「わかってる」

 

箒「私に任せておけ」

 

桜歌「…………ああ」

 

桜歌<織斑先生>

 

千冬<どうした?>

 

桜歌<たぶんこの作戦は失敗します>

 

千冬<………なぜだ>

 

桜歌<箒さんのメンタルが作戦遂行に適していません>

 

千冬<……………わかった、こちらでも確認をとる>

 

そういって織斑先生は二人に通信をした

 

千冬<二人とも準備はいいか?>

 

一夏<はい>

 

箒<私に任せてくれたんです、必ず成功させます>

 

千冬<頼むぞ>

 

一夏・箒<はい>

 

千冬<一夏>

 

一夏<はい>

 

千冬<そんなに緊張するな、これはプライベートチャンネルだ>

 

一夏<ああ>

 

千冬<今回の作戦、箒は役にたたないかも知れない>

 

一夏<千冬ねぇもそう思うか>

 

千冬<ああ、だからいざとなったらフォローしてやれ>

 

一夏<わかった>

 

こうして二人は飛び立った

 

桜歌<クロエ>テクテク

 

クロエ<はい>

 

桜歌<ライザーを二人の近くに待機させて、いざというとき二人を回収してくれ>テクテク

 

クロエ<わかりました>

 

桜歌<それと監視映像は俺と束さん、姫にライブ状態で流せ>テクテク

 

クロエ<録画はしときますか?>

 

桜歌<ああ>テクテク

 

クロエ<じゃあそのようにしておきます>

 

桜歌<頼んだ、じゃあ切るぞ>テクテク……ガチャ

 

クロエ<はい>

 

そうして俺は作戦会議室に戻った

 

スタッフ「白式と赤椿、福音に接触まであと20分」

 

千冬「専用機持ちに一つ指令を出す」

 

専用機持ち「なんですか?」

 

千冬「緊急時が起こるかもしてないから、今からあいつらを追ってくれ」

 

鈴「どういうことですか?」

 

千冬「お前たちも先程の箒の態度をみて、思うところがあったんじゃないか」

 

セシリア「確かに少し緊張感がありませんでしたね」

 

鈴「確かにね」

 

ラウラ「あれは戦場に向かう態度ではない」

 

シャル「どちらかといえば浮かれている感じだったと思う」

 

簪・刀奈「うんうん」

 

千冬「やはりお前たちもそう思うか」

 

専用機持ち「はい」

 

千冬「このままではあいつらは命を落とすかも知れない。だからいざとなったらお前たちがフォローしろ」

 

専用機持ち「了解」

 

千冬「ではいけ」

 

そうしてみんなが出ていった

 

千冬「桜歌、なぜお前は行かなかった?」

 

桜歌「専用機の調子が悪いので、それの整備をするためです」

 

千冬「本音はなんだ?」

 

桜歌「第2陣に備えているだけです」

 

千冬「…………わかった、許可する」

 

桜歌「ありがとうごいます」

 

束「ごめんおーくん、少し話をいいかな」シンケン

 

桜歌「わかりました」

 

こうして俺と束さんは場所を変えた

 

束「おーくん、映像ありがとう」

 

桜歌「いえいえ、でもいざ助ける時はGN粒子を全面に撒いて、状態がわからなくします」

 

束「うん、それはわかってるよ」

 

桜歌「なのでどうしても必要になったら、その映像を提供しても構いません」

 

束「やっぱりおーくんは、先の先まで考えてるんだね」

 

桜歌「まあそれなりに」

 

束「安心したよ」

 

桜歌「そうですか」

 

束「ところで、向こうに行った子達は追い付いたかな?」

 

桜歌「まだですね、あ!一夏が落とされた」

 

束「本当だ、いっくん大丈夫?」

 

桜歌「バイタルは正常です。まもなく砂浜に着くので、俺たちも移動しましょう」

 

束「そうだね」

 

五分後

 

ドサ

 

桜歌「落ちて来ましたね」

 

束「すぐに運ぼう」

 

このあとすぐに運んだお陰で、致命的な怪我はなかった

 

会議室

 

千冬「どうなっている、突然映らなくなったぞ」

 

スタッフ「そ、それがジャミングがかかっているようで」

 

千冬「すぐに復旧しろ」

 

スタッフ「は、はい」

 

山田「お、織斑先生大変です」

 

千冬「どうした」

 

山田「たった今織斑君が運ばれて来ました」

 

千冬「なにぃ」

 

山田「今救護班から連絡がありました」

 

千冬「容態はどんな感じだ」

 

山田「命に別徐はないそうです」

 

千冬「そうか、よかった。だが誰が運んだ?」

 

山田「神谷くんと篠ノ之博士だそうです」

 

千冬「………そうか」

 

ダダダダダダガシャン

 

鈴「今戻りました」

 

セシリア「た、大変です」

 

ラウラ「一夏が作戦区域から忽然と消えました」

 

シャル「今すぐ捜索隊を」

 

箒「………」

 

千冬「お前たち落ち着け、一夏なら先程救護班の元に運ばれている」

 

専用機持ち「え」

 

千冬「それより現場で何があった?」

 

専用機持ち「えっと~」

 

千冬「じゃあ代表として箒、答えろ」

 

箒「は、はい。

私達は福音に接触し、一夏が一撃を入れようとしたところでかわされ、そのあとは混戦状態になってしまい、その途中で密漁船を発見し、それに気をとられた一夏が攻撃を受け落とされました。

私はそれを助けようとしたところ突然一夏が消え、私はそのあと福音に追われているところに、皆がきて助けてくれました」

 

千冬「そうか、箒なぜお前はその場に居続けた?

戻って来るように言ってあったよな」

 

箒「そ、それはエネルギー切れになった一夏を連れて帰ろうと「バカもーん」」

 

千冬「お前の仕事は運ぶまでだと行ったはずだ」(`Δ´)

 

箒「…………すいませんでした」

 

千冬「……今はやす「それはいけないよちーちゃん」束?」

 

束「箒ちゃん、なんで嘘つくの?」

 

束・箒以外「え」

 

箒「嘘などついてない」

 

束「ならちーちゃん、今日渡した端末で見てみてよ」

 

箒「っっっ」

 

ちーちゃん「……………………わかった」ポチ

 

[一夏「箒もうすぐだな」

 

箒「そうだなぁ」

 

一夏「見えた、箒ここまででいい」

 

箒「いや、まだ行け」シュー

 

一夏「箒!」

 

箒「一夏、今だ」

 

一夏「零落白夜~………な、避けた」

 

箒「何をやっている一夏、もう一回だ。私が追い込むから次は必ずやれ」

 

一夏「箒、やめろ」

 

ドンドンドーン

 

箒「一夏、今だぁ」

 

一夏「…」シュー……ドーン

 

箒「一夏?何をしているだ(怒)」

 

一夏「箒、船だ」

 

箒「なに………そんな奴等はほーておけ、どうせ密漁船だ」

 

一夏「箒!!」

 

箒「っっっ」

 

一夏「箒そんなこと言うなよ、力を手に入れたからって弱いもののことがどうでもいいなんて」

 

箒「………私はなんてことを」( ゜o゜)

 

一夏「箒、あぶない」ドンドンドーン

 

箒「い、一夏ぁ~」

 

ヒューン…………シュン

 

箒「え、一夏!一夏どこに行った」ドーン

 

箒「く、くそ~」

 

カキカキ………ドンドン……カキカキ…ドーン

 

鈴「箒~お待たせって一夏、一夏はどこに行ったの?」

 

箒「……」

 

セシリア「まぁまさか落とされましたの」

 

箒「………」

 

ラウラ「箒どうなんだ」

 

箒「突然消えた」

 

シャル「き、消えた」

 

鈴「と、取り敢えずあいつが動かなくなったみたいだから、今のうちに引くわよ」

 

鈴以外「了解」]

 

箒「……」マッサオ

 

束「箒ちゃん、なんかいったら?

ねぇなんかいえよ(怒)」

 

箒「わ、わたしは」

 

束「あれだけ止められていたのに無理をいって、その結果がこれな訳。箒ちゃんはいっくんの命をなんだと思ってるんだぁ」

 

箒「そ、それはとても大事な」

 

束「ならなんで戦場であんなことをした。普段の訓練とは違うんだ、いつ誰が命を落としても不思議じゃないんだ、箒ちゃんはそこをわかってない」

 

箒「……」

 

千冬「束、それくらいにしろ。

まだなにも終わってないぞ」

 

束「わかったよ」

 

千冬「ならいい、お前たちはなにか言いたいことはあるか?」

 

鈴「いえ、大体は篠ノ之博士が行ってくれました」

 

セシリア「私もですわ」

 

ラウラ「ああ」

 

シャル「僕もいいと思うんですけど、それよりも桜歌たちはどこにいるんですか?」

 

簪・刀奈「ああ、それなら」

 

千冬「桜歌なら次に出ることになったときにと、機体の整備をしている。百合姫は一緒に行ったろ」

 

シャル「いえ、来てないです」

 

千冬「なに、あいつはどこに行ったんだ」

 

束「姫ちゃんならウルフのところだよ」

 

千冬「な、なんでそちらにいる」

 

束「おーくんと一緒だよ、次に備えて準備しているんだよ」

 

千冬「そ、そうか。とりあえず次の指示まで皆休んでおけ」

 

専用機持ち「はい」

 

専用機持ちが出てから15分後

 

千冬「束、少し話があるこい」

 

束「わかったよ」

 

千冬の部屋

 

束「で、なにかな?話って」

 

千冬「先程あたしたちがみた映像はどうやって撮った」

 

束「なにいってるの?赤椿のメインカメラの録画映像だよ」

 

千冬「なら直接ISと接続しないと見れないはずだ、ライブ映像ならともかく」

 

束「アハハ、ちーちゃんはさすがにきずくか」

 

千冬「じゃあやはりあれはお前が作った映像か」

 

束「あ、そっち(-o-;)」

 

千冬「なに?違うのか」

 

束「違うよ、実はあのISには監視用のAIがつんであるんだ。それと一部だけどリミッターも掛けてあるんだよ」

 

千冬「そこまでしていたのか、そのリミッターを外せば出力は上がるか?」

 

束「出力のリミッターじゃなくてエネルギーリミッターだよ」

 

千冬「そうか、もしかして一夏のにもかかっているか?」

 

束「掛けてあるよ」

 

千冬「一夏の方は外してくれないか?」

 

束「外してあげたいのは山々だけど、あれはおーくんしか外せないよ」

 

千冬「わかった。

それとは別にどうやって一夏を運んで来た?」

 

束「それは秘密」

 

千冬「………そうか、こんなところまで連れてきてすまなかったな」

 

束「別にいいよ」

 

こうして第一波は終わった

 

?「新しい指令だ」

 

?「今度はなんだよ」

 

?「忙しいはね」

 

?「内容は負傷中の織斑一夏を殺せだそうだ」

 

?「またそんな指令」

 

?「子供を殺すと後味悪いんだよな」

 

?「私がいること分かってるのかなぁ」

 

?「どうせだったら、今回は外れてもいいのよM」

 

M「気にしなくていい」

 

?「そいつはそんなにやわじゃねぇよ」

 

?「オータムあなたも心配くらいしてあげなさい」

 

オータム「悪かったよスコール」

 

スコール「じゃあしょうがないから速やかにやりましょう」

 

M・オータム「了解」



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23

こんにちはみなさん、桜歌です。

今俺は一夏の眠る部屋に来ている

さぁーて白式はどうかな

 

桜歌「白式、状態はどうだ?」

 

白式{ダメージレベルBです}

 

桜歌「そのわりに俺とこうして筆談してるじゃないか」

 

白式{それはもうお父様に直してもらえるとなったら、寝てなんて要られませんよ}

 

桜歌「俺のことより、一夏はどうだ?」

 

白式{今私の中に意識はあります}

 

桜歌「一夏と対話でもしているのか?」

 

白式{白騎士がネットワークを通じて、うちのマスターの器量を図ってます}

 

桜歌「そういえばお前を作るときにベースとしたのが、白騎士だったな」

 

白式{はい}

 

桜歌「じゃあ二人は仲良しなのか?」

 

白式{はい、白騎士は少し気難しいですがね}

 

桜歌「そうか」

 

コンコン

 

千冬「入るぞ……桜歌、ここで何をしている?」

 

桜歌「白式の修理ですが?」

 

千冬「そうかならちょうどいい、桜歌に頼みたいことがある」

 

桜歌「なんでしょう」

 

千冬「白式のリミッターを外してくれないか?」

 

桜歌「…………なぜです?」

 

千冬「リミッターを外せば余っているエネルギーを修理に回せるだろ」

 

桜歌「ああそういうことですか、なら今すぐ外します」

 

ピコピコピーン

 

白式{リミッターは外されました}

 

千冬「すまない無理をいって」

 

桜歌「いえ問題ありません、他に要望はありますか?」

 

千冬「…………一つ聞きたいんだが、なんで私の質問には素直に答える?」

 

桜歌「え、どういうことですか?」

 

千冬「お前に私の質問や頼みを聞いたところで、得はないだろ。それに間接的とわいえお前たちの親を殺したのは私だ、なのになぜ私の言うことを聞く」

 

桜歌「…………それは違いますよ、あのときはうちの親が運がなかっただけです。織斑先生は気にすることはないんですよ」

 

千冬「だが「それに」」

 

桜歌「それに間接的とわいえ両親以外のみんなの命を救ったのはあなたです」

 

千冬「………( ;∀;)」

 

桜歌「織斑先生、今は俺たちのことを気にせず福音の対処を考えましょ」

 

千冬「ああ、わかった」

 

桜歌「俺はもう少しここにいるのでなにかあったら、連絡してください」

 

千冬「……」コクリ

 

ガチャ…ガタン

 

白式{いいんですか?あんなことをいってしまって}

 

桜歌「かまわないよ、いまさら責めたところで今は代わらない」

 

白式{そうですか、白騎士もすいませんだそうです}

 

桜歌「白騎士には気にすることはないって言っといてくれ」

 

白式{はーい、で私の修理ですけどどうですか?}

 

桜歌「まぁほとんど直ってるかな」

 

白式{また出られますか?}

 

桜歌「福音ともう一度やる気かい?」

 

白式{はい、負けたままは嫌なので。それに白騎士が力をくれるそうですから}

 

桜歌「セカンドシフトか?」

 

白式{はい}

 

桜歌「どれくらいかかる?」

 

白式{え、えっと1時間くらいです}

 

桜歌「わかった、じゃあここを守らなくちゃな」

 

白式{なにかあったんですか?}

 

桜歌「お客さんのようだ」

 

バーン…ダダダダダダ…カチャ

 

オータム「動くな」

 

M「そのままじっとしていろ」

 

桜歌「……」

 

スコール「この子が織斑一夏ね」

 

クアンタ<マスターどうする?>

 

桜歌<GN粒子をばれないように散布しろ>

 

クアンタ<了解、あとついでにビットもステルスモードで展開するね>

 

桜歌<よろしく>

 

キャロ<私はなにかありますか?>

 

桜歌<キャロはいつでもジーエッジを使えるようにしておいて>

 

キャロ<はい>

 

オータム「なんだこいつ、びびってなにもいえねぇ~じゃん、だっさぁーこれだから男は」

 

M「…………それ以上はやめておけ」

 

オータム「なんだM、こんな時にびびったかぁ」

 

スコール「オータムあなたも鈍ったわね」

 

オータム「どういう意味だよスコール?」

 

スコール「Mはきずいているんでしょ」

 

M「ああ、囲まれてるなぁ」

 

オータム「なに(@ ̄□ ̄@;)!!」(゜゜;)(。。;)

 

桜歌「すごいですね、そちらの二人は」

 

オータム「なんだと(`Δ´)」

 

スコール「オータム、落ち着きなさい」

 

オータム「でもよ」

 

スコール「いいから、それであなたは何者なのかしら?」

 

桜歌「これは失礼しました。俺は元暗部の家、神谷家の長男である神谷桜歌です」

 

オータム「な、あそこは白騎士事件の時に全員死んだはずだ」

 

桜歌「いえ、俺と妹は生きてますよ」

 

スコール「…………そう、そういうことだったのね。

どこかで聞いたことがある名前だと思った」

 

M「どういうことだ?」

 

スコール「そこにいる彼は過去にもっとも触れてはならないと言われた暗部の家のものだ」

 

M「な」

 

スコール「だが10年前に家族全員死んだはずだった、だが目の前に兄妹で生きていたと言うわけね。どうやって助かったのかしら?」

 

桜歌「僕は昔から束さんと知り合いで、助けてもらいました」

 

スコール「そうなのね、ところでそろそろおろしてくれないかしら?」

 

桜歌「それは出来ないですね、ファントム・タスクのスコール・ミュゼルさん」ニコ

 

スコール「!!なぜ私の名前を知っているのかしら?」

 

桜歌「なんででしょうね、ちなみにMさんの本名も知っていますよ」

 

M「!!」

 

スコール「あなたをなめていたみたいね、でもそんなに余裕ぶってていいのかしら?

もしかしたら今にも私たちの仲間が来るかも知れないわよ?」

 

桜歌「大丈夫ですよ。今ここは通信はできませんし、外に関しては今も監視していますから」

 

オータム「あーもまどろっこしい、お前は何が目的だ!!」

 

桜歌「俺の望みはあなたたちがここから引くことです。どうせ一夏を殺そうとしに来たんでしょうから」

 

スコール「すごいはね、そんなことまで予想できるのね。でもならわかるわよね?ここで引けないことも」

 

桜歌「ここで引いてもらえるなら、ISのコアを一つ差し上げますよ」

 

ファントム「!!」

 

桜歌「どうです?」

 

スコール「それは真面目な話なのね」

 

桜歌「はい、この場で渡しますよ」スー

 

スコール「…………いいわ」ギュ

 

オータム「おいスコール」

 

スコール「あなたは黙ってて」

 

オータム「…」

 

桜歌「あと別に一つお願いがあるんですがいいですか?」

 

オータム「テメー図々しいぞ」

 

スコール「いいわ、そのお願いの内容によるけど」

 

桜歌「少しMさんと二人で話をさせてくれませんか?

先に言っときますけど危害を加える気はありませんよ」

 

スコール「…………わかった、でも二人では認められない」

 

桜歌「わかりました、でも口出しはしないでくださいね」

 

スコール「ええ」

 

M「勝手に話を進めるな、私はお前と話すことはない」

 

桜歌「君のなかにある盗聴器についてといっても?」

 

M「な、なんなんだお前は!!」

 

桜歌「まぁIS学園の学生かな」

 

M「………いいだろう、話を聞いてやる」

 

桜歌「ありがとう。とりあえず君の体内にある盗聴器は取り出すことはできないし、しようとすれば君が死ぬ。

ここまでは知っているかい?」

 

M「ああ」

 

桜歌「だがそれは半分しかあっていない」

 

ファントム「なにぃ~」

 

桜歌「正確には取り出し方を間違えれば死ぬってだけだ」

 

M「本当か?」

 

桜歌「うん、なのでできればこちらが夏休みに入ったら君のそれを取り外してあげようと思っている」

 

M「………………………対価はなんだ」

 

桜歌「君たちファントム・タスクと専属契約をしたい」

 

スコール「専属契約ですって」

 

桜歌「そうです、もちろんここで決めなくていいです。

後程決まってからこれで連絡をしてください」ポイ

 

俺はスマホを渡した

 

桜歌「そのスマホは俺が作ったものなので、痕跡が残ることはないです。あと生体認証があるのでMさんしか使えません」

 

M「そうか」

 

桜歌「あとこれも渡して起きます」

 

そういって俺は二つのカプセルを渡した(中身はGN粒子)

 

M「これはなんだ?」

 

桜歌「それは今現在、機械を不具合にしているものです」

 

M「なにぃ」

 

桜歌「それを使えば盗聴もできません。ただし一個につき効果は半径二メートルで、三十分が限界ですので、気を付けて使ってください」

 

M「わかった」

 

桜歌「もし断る場合はメールを一通送ってください、そしたらどこかそちらが決めた場所で取り出しましょう」

 

M「え、でもそれでは対価にならないんじゃあ」

 

桜歌「構いませんよ、君が生きていてくれることが対価ですから」

 

スコール「悪いんだけど、専属契約したときの内容を教えてもらえないかしら」

 

桜歌「それなんですが、ここでは無理です。あとでそのスマホに連絡をいれます」

 

スコール「そう、わかったわ」

 

桜歌「それでは帰ってもらえますか?」

 

スコール「わかったわ、それではね」

 

オータム「………」

 

M「でわな」

 

こうしてファントム・タスクは帰っていった

 

桜歌「ふぅ~、なんとかうまくいった」

 

クアンタ・キャロ<お疲れさま>

 

桜歌<ありがとう二人とも、助かったよ>

 

クアンタ<うまくいってよかったね>

 

桜歌<ああ、あのまま戦ってたら殺さないといけなくなっていたからね>

 

キャロ<マスター、今のことは他の人達に伝えるんですか?>

 

桜歌<基本は伝えない、伝えるとしたら家族だけかな>

 

桜歌「さてとそろそろみんなが動くころかな?

クアンタ、姫にみんなと一緒に行くように連絡しといて」

 

クアンタ<はーい>

 

こうして最後の戦い前の騒ぎは終わった

 

束「おーくん甘いよ、あの妨害は私には聞かないの忘れたのかなぁ」

 

クロエ「お兄さまは忘れてないですよ」

 

束「え、くーちゃん?」

 

クロエ「お兄さまから伝言です。[余計なことをすれば、どうなるか分かっているなぁ]だそうです」

 

束「………」(; ̄ー ̄A

 

クロエ「束さま?地獄を見ますか?」メガウツロ

 

束「いえ、いいです。なにも余計なことはしません」

 

クロエ「よかったです」ニコ

 

束(今のくーちゃん凄く怖かった)

 

 



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24

こんにちはみなさん、百合姫です

私は今おに~ちゃんに言われた通りみんなと一緒にいます。

 

鈴「これからどうする?」

 

セシリア「このままではわたくしは納得出来ませんわ」

 

ラウラ「ああ、箒はともかく福音は何の罰も受けていない」

 

シャル「このままじゃ織斑君が可哀想だからね」

 

百合姫「……」

 

鈴「じゃあどうする?」

 

ラウラ「私の部下に福音の居場所を探させたら、移動をしてないそうだ」

 

セシリア「ではあそこにまだいるんですのね」

 

シャル「じゃあ攻める?」

 

ラウラ「それしかあるまい」

 

セシリア「やりましょう」

 

百合姫「織斑先生には何て言うの?」

 

シャル「……………黙っていこう、どうせ行かせてはくれないだろうから」

 

ラウラ「ああ」

 

セシリア「そうですわね」

 

百合姫「わかった、じゃあ私もいく。

せっかく準備していたのになにもしないのは嫌だから」

 

ラウラ「こころづよい」

 

セシリア「鈴さんは先程から黙っていますがどうかしましたか?」

 

鈴「………………この作戦には箒も誘いましょう」

 

鈴以外「え」

 

鈴「このまま箒を放っておいたら、ダメになる気がするの。だからこれには箒も連れていきましょう」

 

セシリア「そうですわね」

 

ラウラ「いいだろう」

 

シャル「箒も福音にはやられたから、やり返したいだろうしね」

 

百合姫「みんながいいならかまわないよ」

 

鈴「じゃあ一時間後に出発しましょう」

 

鈴以外「おー」

 

このような形で結束した

 

百合姫<おに~ちゃん、聞いてた通りだよ>

 

桜歌<わかった、そっちは任せる>

 

百合姫<うん、それでおに~ちゃんは何してるの?>

 

桜歌<福音を暴走させたやつを調べてる>

 

百合姫<それなら束さんにも手伝ってもらえば?>

 

束<私も手伝ってあげたいんだけど、ちーちゃんが近くにいて手伝えないんだ>

 

百合姫<あー、そういうことですか>

 

桜歌<だから俺はそれが終わってからいく。>

 

百合姫<了解>

 

桜歌<あーそうだった、バリスの使用は禁止だから>

 

百合姫<えー>

 

桜歌<姫考えてもみろ、バリスなんか撃ったらパイロットが死んでしまう>

 

百合姫<確かにそうだけど>

 

桜歌<い・い・な>

 

百合姫<はーい>ガチャ

 

百合姫「さて、作戦まではどうするかな?」

 

簪「姫ちゃん?こんなところで何してるの?」

 

百合姫「あ、簪ちゃん一つ頼みがあるんだけど」

 

簪「なに?」

 

百合姫「実はもう少ししたら、ほとんどの専用機持ちは福音のところに攻めにいくんだ」

 

簪「えー」

 

百合姫「だから織斑先生がきづいたら、プライベートチャンネルで連絡をするように言っといて」

 

簪「………なんで?」

 

百合姫「事情説明がいると思うし、織斑先生がみんなをコントロールするのにちょうどいいポジションだと思うから」

 

簪「うん、わかった」

 

百合姫「お願いね」

 

一時間後

 

鈴「みんな行くわよ」

 

みんな「おー」

 

シュー

 

千冬「お前たち何をしている、戻ってこい」

 

鈴「すいません、私たちは戻りません。それでは」プツン

 

百合姫「……」

 

千冬<百合姫、聞こえるか?>

 

百合姫<はい、聞こえています>

 

千冬<現在の状況を話せ>

 

百合姫<はい>

 

ここで私は先程までの経緯を話した

 

千冬<なるほど、ならなぜお前はそこにいる?>

 

百合姫<私の場合は、みんなのコントロール役のつもりです。なのでこのまま指示をください。>

 

千冬<………わかった>

 

百合姫<お願いします>

 

千冬<私が言いたいのはすぐに戻ってこいだが、そこにいるものたちは聞かんだろ>

 

百合姫<はい>

 

千冬<だから誰もけがをしないで、帰ってこれるようにしてくれ>

 

百合姫<わかりました。

あと私のメインカメラは見れるようにしておきます>

 

千冬<助かる>

 

こうして私たちは福音のもとに飛んでいった

 

百合姫(そうだ、束さんにも連絡しとかなきゃ)<束さん>

 

束<どうしたのかな?姫ちゃん>

 

百合姫<緊急時に私がリミッターを外せるようにしてくれませるか?>

 

束<………姫ちゃん本気でいってる?>

 

百合姫<はい>

 

束<それはおーくんに許可をもらってるの?>

 

百合姫<いいえ、私の独断です>

 

束<……わかった。

ただしもしおーくんに怒られることに成ったら一緒に怒られようね>

 

百合姫<はい>

 

束<リミッター解除権、百合姫に譲渡する>

 

黒鋼X{リミッター解除権、譲渡されました}

 

百合姫<ありがとうございます、束さん>

 

束<がんばってね>

 

そして飛ぶこと三十分

 

鈴「見えたわ、まだ相手にはきずかれていないみたいよ」

 

セシリア「じゃあ先制で一発当てましょう」

 

ラウラ<私も付き合おう>

 

ヒュー…………ドーン

 

セシリアとラウラの砲撃が当たると

 

鈴「突撃!!」

 

シャル「はーぁ」

 

箒「やぁー」

 

百合姫「てやぁー」

 

カキン

 

福音「……」ギューン

 

福音は大量のエネルギー弾を作った

 

鈴「やばい、こんな量のエネルギー弾なんて防げない」

 

ドドドドドドーン

 

鈴「きゃあー」

 

箒「うぁー」

 

百合姫「っっっ」

 

シャル「あ、危なかった。ラウラ大丈夫?」カキン

 

ラウラ「ああ、だが他の三人が」

 

セシリア「みなさん大丈夫ですの」

 

福音「……」ギューン

 

福音は再びエネルギー弾を作ったが

 

セシリア「今度はさせませんわ」ズキューン

 

ドガーン

 

セシリア「やりました?」

 

パラパラ………ピカーン

 

セシリア「ま、まさか」アオザメル

 

鈴「セカンドシフト」アオザメル

 

シャル「した」アオザメル

 

ラウラ「……」アオザメル

 

百合姫「……(不味いかな)」

 

煙の中から出てきた福音は背中に綺麗なはねを着けていた

 

福音「ラーーーー」シュン

 

鈴「消えた?」

 

セシリア「きゃあー」ドガーン

 

鈴「え」フリムク

 

シャル「セシリア!!」

 

ラウラ「このー」ドン

 

福音「ラーーーー」シュン

 

ラウラ「今度はどこに」(゜゜;)(。。;)

 

シャル「うぁー」ドガガガガーン

 

次にシャルロッドが攻撃を受けた

 

鈴「シャルロッド、このぉ」カキン

 

福音「ラーーーー」ギューン

 

鈴「しまった」ドガーン

 

今の攻撃により鈴が落とされた

 

ラウラ「きさまぁ」カキンカキン

 

焦ったラウラは攻撃を仕掛けるが

 

福音「…」ギュ…バキバキ

 

ラウラ「わ、私の武器が」

 

百合姫「ラウラ、どいて」

 

私が切りかかろうとすると

 

福音「ラーーーー」シュン

 

百合姫「……そこー」ザン

 

福音「っっっ」

 

百合姫「はーぁ」

 

福音「……」ギューン

 

百合姫「こんなの切って「グサリ」かは」

 

私がエネルギー弾を切り捨てようと構えた時に横からの攻撃が当たってしまった

 

百合姫「ぐー、ゲホゲホ信じられない、絶対防御を抜けてきた」ダラー

 

福音「ラーーー」バサ

 

福音は翼を広げて、それを槍のようにして使ってきた

 

百合姫「このままじゃ負けちゃうな、仕方ないリミッター解除フルパワー」グググ

 

福音「ラー、……ラーー」グー

 

こちらがフルパワーで押していくと、それを押し返そうとしてくるがパワーの差が違った

 

百合姫「これでも食らえ、草薙」

 

福音「っっっラー」ギギギギギ……ドボーン

 

百合姫「よし、やった」

 

攻撃で福音を落としたところで油断してしまった

 

ザク

 

百合姫「え」ダラー………ザバーン

 

百合姫以外「姫ちゃん~」

 

こうして私は意識を失った



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25

こんにちはみなさん、桜歌です。

今俺は白式がセカンドシフトするのと、一夏が起きるのを待ちながら福音を暴走させた原因を探しています。

 

桜歌「くそ~お、全然見つからない」

 

クアンタ<そんなに焦っても見つからないよ、マスター>

 

桜歌「でも急いで見つけないと、対処が出来ない」

 

クアンタ<でもさぁ>

 

コンコン

 

簪「桜歌、入るよ?」

 

桜歌「簪ちゃん?何でここに?」

 

簪「束さんが桜歌が困っているだろうから、手伝ってあげてって指令室から出してくれた」

 

桜歌「……そうか、それで俺が何をしているかは聞いた?」

 

簪「んん、聞いてない」

 

桜歌「えっとね、今は福音を暴走させた原因を探しているんだけど、なかなか見つからないところなんだ」

 

簪「うんわかった。ならその探すのを手伝う」

 

桜歌「悪いんだけどお願いするね」

 

簪「うん」

 

こうして俺たち二人で暴走原因を探した

 

数十分後

 

簪「これかな?」

 

桜歌「ん、なにか見つけた?」

 

簪「うん、これなんだけど。

福音を起動させるときに、二人の人が福音に近づいてなにかをしてるみたいなの」

 

桜歌「どれどれ」ズイ

 

簪「(///ω///)」

 

桜歌「確かに福音になにかを打ち込んでいるみたいだね」

 

簪「うん、これが原因じゃないかな?」(///ω///)

 

桜歌「そうみたいだね、この二人のことなにかわかりそう?」

 

簪「今のところはまだ何も」(///ω///)

 

桜歌「じゃあこの事を先生たちに伝えるのと、捜索をお願いしてもいい?」

 

簪「うんいいけど、お兄さんは何をするの?」

 

桜歌「ん、そろそろ一夏が起きると思うから、一緒に福音を助けに行くつもり」

 

簪「なら私も」

 

桜歌「いや、簪ちゃんには今いったように捜索をしてほしいんだ」

 

簪「…………わかった、でも無事に帰って来てね」

 

桜歌「ああ、任せろ。

あと織斑先生に用があったら、通信するように伝えておいて」

 

簪「わかった」

 

こうして簪ちゃんはこの部屋を出ていった

 

数分後

 

一夏「ん、んん」

 

桜歌「一夏、起きたか?」

 

一夏「ここは?」

 

桜歌「宿の部屋だよ、自分がどうなったか覚えているか?」

 

一夏「確か福音と戦っているときに船を見つけて、そのあとに箒をかばって………っっっ」ガバッ

 

一夏「福音は、福音はどうなった?」

 

桜歌「今も健在だよ」

 

一夏「だったらまた行かなきゃ」

 

桜歌「やられにか?」

 

一夏「ちがう、倒しにだ」

 

桜歌「………倒しにか、俺は期待をし過ぎたみたいだな」

 

一夏「ん、何を言って?」

 

桜歌「いや、こっちの話だ。

じゃあ行くか」

 

一夏「ああ、いこう」

 

そういって俺と一夏は宿を飛び出した

 

桜歌(白騎士、お前はいったこいつの何を認めたんだ?)

 

30分後指令室

 

千冬「おい、百合姫大丈夫か?

返事をしろ、おい」

 

山田「ダメです、通信が切れています」

 

千冬「くそ」

 

コンコン

 

簪「失礼します」

 

千冬「どうした?更識、お前は桜歌の所にいっていたはず」

 

簪「はい、その桜歌から頼まれて戻って来ました」

 

千冬「なにか分かったのか?」

 

刀奈「どうなの?」

 

簪「はい、福音が暴走した原因がわかりました」

 

千冬「それは本当か!!」

 

簪「はい、暴走原因はこれだと思われます」

 

そして簪は先程まで調べていたものを千冬たちに見せた

 

千冬「成る程、この二人が原因か」(`Δ´)

 

束「束さんの娘に変なことしやがって」(`Δ´)

 

刀奈「……」(`Δ´)

 

簪「ああ、あと桜歌から伝言です。

[俺も一夏が起きたら一緒に福音の所にいきます]だそうです」

 

千冬「なにぃ、で今あいつは」

 

簪「たぶん向かっている途中じゃないかと」

 

千冬「山田先生」

 

山田「はい、二人の反応はどこにもありません」

 

千冬「っっっ」

 

束「ねぇ更識ちゃん?他になにかいってなかった?」

 

簪「えっと、用があったら通信をするようにって言われています」

 

千冬「わかった<桜歌、聞こえるか>」

 

桜歌<はい、聞こえています>

 

千冬<どういうつもりで、一夏をつれだした?>

 

桜歌<一夏自身が行くと行ったからです>

 

千冬<……そいつは怪我をしているだろ>

 

桜歌<そうですね>

 

千冬<普通は止めるんじゃないのか?>

 

桜歌<確かに普通は止めますよね>

 

千冬<じゃあなぜ止めなかった?

一夏が死んでもいいと思ったからか?>

 

桜歌<それは違いますよ。

例え止めたとしてもこいつは隙を見て行こうとしたと思います。

なら無駄なことをせずに行かせ、それについていってサポートをした方がいいと思ったからです>

 

千冬<お前に一夏を守れるのか?>

 

桜歌<いいえ、俺はみんなを守るんです。

一夏もセシリアも鈴もシャルもラウラも箒も百合姫も、そして福音さえも守るためにここにいるんです>

 

千冬<…………わかった、ならすべてを守って見せろ>

 

桜歌<はい>

 

こうして通信は終わった

少しして

 

一夏「見えてきた………え」

 

見えた先にはセカンドシフトした福音とボロボロになりながら飛んでいる箒とシャルロットしかいなかった

 

一夏「な、なんで……他のみんなは?」

 

桜歌「落とされたんだろうな、少し遅かったか」

 

一夏「っっっ」

 

桜歌<シャル、聞こえるか?>

 

シャル<桜歌!!来るのが遅いよ>

 

桜歌<すまん、でどういう状況が?>

 

シャル<セシリアとラウラは、落とされた鈴と姫ちゃんを近くの島まで運びに行ってる>

 

桜歌<姫が落とされたのか?>(@ ̄□ ̄@;)

 

シャル<うん、福音に攻撃をしたあとに少し隙が出来ちゃった見たいで>

 

桜歌<………わかった、ここはあとどれくらいもつ?>

 

シャル<もって5分かな>

 

桜歌<わかった>「一夏、俺は落とさせたやつの所に行ってくる。ここを任せていいか?」

 

一夏「ああ、俺があいつを倒しておく」

 

桜歌「………任せた」

 

そういって俺は姫たちがいるという島にいった

 

 

ラウラ「姫、おい眼をさませ」ユサユサ

 

セシリア「姫さん、眼をさましてください」ユサユサ

 

鈴「っ 姫 ちゃん、 め を さま して」ユサユサ

 

セシリア「全然反応がありませんわ」( ;∀;)

 

ラウラ「こんな状態では」( ;∀;)

 

鈴「いやぁ~」・゜・(つД`)・゜・

 

桜歌「なにやってるんだ?三人とも」(-_-;)

 

桜歌以外「桜歌(さん)」

 

セシリア「姫さんが福音に落とされてから、動かないです」( ;∀;)

 

桜歌「そ、そうか」

 

鈴「あ、あんた妹がこんな状態なのに、よく平気な顔していられるわね」( ;∀;)

 

ラウラ「見損なったぞ」( ;∀;)

 

桜歌「と、いわれても」<クロ、姫は死んだのか?>

 

黒鋼<いえ、体にかなりのダメージがあったので、こちらに意識を保護しています>

 

桜歌<やっぱりか>

 

黒鋼<それでどうしましょうか?>

 

桜歌<少し待ってくれ>「三人ともそこをどいてくれ」

 

桜歌以外「はい」

 

俺は三人が姫のそばを離れたので、小太刀を取りだし姫に刺した

 

桜歌以外「なぁ」

 

桜歌<キャロ、治療をはじめてくれ>

 

キャロ<はい>

 

セシリア「桜歌さん何してますの!!」

 

鈴「あんたぁ」(`Δ´)

 

ラウラ「……」(`Δ´)

 

桜歌「落ち着け三人とも、これは治療行為だ」

 

桜歌以外「え」(・_・)

 

小太刀を刺してから少しすると、姫の体が光だした

そしてみるみるうちに怪我が治った

 

桜歌<クロ、意識を体に戻してくれ>

 

黒鋼<わかりました>

 

百合姫「ん、んんおに~ちゃん?」

 

桜歌「なにやってるだよ姫」ジー

 

百合姫「アハハ」ニガワライ

 

桜歌・百合姫以外「姫(ちゃん)」ガバッ

 

百合姫「うぁ」

 

セシリア「心配したんですよ」( ;∀;)

 

鈴「うぁぁ」( ;∀;)

 

ラウラ「この馬鹿者め」( ;∀;)

 

百合姫「ごめんみんな」

 

桜歌「とりあえず俺は行くぞ」キューイ

 

百合姫「待ってよ、おに~ちゃん」キューイ

 

桜歌・百合姫以外「ちょ、ちょっと」

 

桜歌「三人はそのまま休んでな」

 

百合姫「行ってくるね」

 

こうして俺と姫は福音の所へ向かった

 

桜歌<姫、体は治したけど大丈夫か?>

 

百合姫<うん、大丈夫だよ>

 

桜歌<よかった>

 

百合姫<でもどういう原理?>

 

桜歌<ISの自己修復プログラムを応用した、肉体の再生かな>

 

百合姫<へ~すごいね>

 

桜歌<まぁ研究段階で、この効果を知ってるのは俺とさっきいた面子だけだけどね>

 

百合姫<それって危ないんじゃないの?>

 

桜歌<まぁ普通なら危ないよ。

だけどそんなの実証もせずに姫に使うと思うか?>

 

百合姫<じゃあ>

 

桜歌<ちゃんと実証して使える段階だから使った>

 

百合姫<やっぱりおに~ちゃんはすごいね>

 

桜歌<そうでもないよ。さてもうすぐ戦闘場所だ、気を引き締めろ>

 

百合姫<うん>

 

こうして俺たちは戦闘場所に飛び込んだ



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26

こんにちはみなさん、桜歌です。

俺は今姫と一緒に福音と戦っているみんなの所に来ています。

 

桜歌「三人とも待たせた」

 

百合姫「お待たせ」

 

箒・シャル「え、姫(ちゃん)?」

 

一夏「桜歌遅いぞ、それで他のみんなは?」

 

桜歌「島でそのまま休んでる。

シャルと箒さんも休んでいいよ、あとはこっちでやっとく」

 

箒「そんなことできるかぁ」

 

シャル「箒さん、ちょっと待って。

桜歌、本当に任せて大丈夫なの?」

 

桜歌「ああ」

 

シャル「箒さん、僕たちもここを離脱しよう」

 

箒「だか、しかし」

 

シャル「ここにいても足手まといだよ」

 

箒「………わかった」

 

こうして二人は離脱していった

 

桜歌「一夏、福音は?」

 

一夏「今は海の中だ」

 

桜歌「白式はどんな感じ?」

 

一夏「セカンドシフトしたおかげで武装は増えたけど、消費が激しい」

 

桜歌「そっか、なら一夏も離脱してもいいよ」

 

一夏「なにいってるんだよ、俺はまだやれるぞ。

それにみんなを傷つけたあいつは許せない」

 

桜歌「………そっか」<白式>

 

白式<なんですか?お父様>

 

桜歌<どうにか今のうちに一夏を離脱させられないか?>

 

白式<なんでですか?>

 

桜歌<一夏は福音を倒す相手としてしかみていない。

一夏にとっては福音をものとして見ている節があるからだ、白騎士やお前に会ったはずなのに>

 

白式<そうですね、でもそれっていけないことですか?>

 

桜歌<当たり前だろ!!

お前たちISはパイロットにとって相棒であって、道具じゃないんだ>

 

白式<……>

 

桜歌<なのに一夏は今敵対しているとはいえ、福音をものとして見ているし、お前たちを倒すための道具として扱っている。

だからここから一夏を離脱させたいんだ>

 

白式<わかりました、やってみます>

 

桜歌<ああ、頼む>

 

一夏「よし次に上がってきたらあいつの最後だ…………あれSEがすごい勢いでなくなっていく!?」

 

桜歌「なら今すぐ離脱しろ、このままじゃ落ちるぞ」

 

一夏「くっそー、しょうがないここは任せたからなぁ桜歌」

 

桜歌「任せろ」

 

一夏はすぐにみんなのいる島に向かった

 

桜歌<織斑先生、みんなのいる島に船を送ってくれませんか?>

 

千冬<わかった、お前たちのほうは大丈夫か?>

 

桜歌<はい、問題ありません>

 

千冬<そうか、気を付けてな>

 

桜歌<はい>

 

桜歌「姫、次に福音が上がってきたら、二人で抑えるぞ」

 

百合姫「うん、福音を助けよう」

 

桜歌「ああ、助けるぞ」

 

ズブズブ………ザバー

 

福音「ラーーー」

 

桜歌「行くぞ」

 

百合姫「うん」

 

ここに第三ラウンドが始まった

 

福音「ラーーーラーーー」シュン

 

桜歌「そこー」ザク

 

福音「っっっ」

 

百合姫「こっちからも」ザク

 

福音「っっっ………ラーーー」ギューン

 

百合姫「やば」

 

桜歌「姫こっちにこい」<シールドビット展開>ブイン

 

ドガガガガーン

 

桜歌「ふぅなんとか間に合った、姫無事か?」

 

百合姫「なんとか、でもこのままじゃああの攻撃が来るたびに、この防ぎ方をしないといけなくなるね」

 

桜歌「どうするかなぁ?」

 

ザザザザザザ

 

桜歌「なんの音だ?」(゜゜;)(。。;)

 

クロエ<お兄様~、ライザーを使って下さい>

 

桜歌<クロエ?>

 

クロエ<お兄様、もうすぐそこにライザーがつきますので、使って下さい>

 

桜歌<わかった、ありがとう>

 

こうして俺のところにライザーが届いた

 

桜歌「姫少し福音を任せる」

 

百合姫「了解」

 

ライザーをすぐに変形させて、GNソード真打にドッキングさせた

 

福音「ラーーー」ギューン

 

百合姫「おに~ちゃんまたあの攻撃が来るよ」

 

桜歌「今度は大丈夫だ、少し離れてろ」

 

百合姫「うん」

 

桜歌「はーぁ」ザシュ

 

福音「っっっ」

 

ライザーソードの攻撃を食らった福音は段々と高度を落としていった

 

百合姫「今がチャンス」ザシュ

 

福音「…」キューイ

 

桜歌「ISが解除されたって、まずいあのまま落ちたら」

 

福音が解除されたことによって、パイロットが海に真っ逆さまに落ちていく

 

桜歌「間に合えーー……………ふぅなんとか間に合った」

 

ギリギリの所で受け止めることができた

 

百合姫「おに~ちゃん、これでミッション完了だね」ニコ

 

桜歌「ああ、そうだな」

 

こうして福音事件は終わりを告げた

 

みんなで宿に戻ると織斑先生が待っていた

 

千冬「ばっかもーん」

 

バシ バシ バシ バシ バシ バシ

 

一夏「いて」

 

箒「あう」

 

セシリア「いっ」

 

鈴「…」ウズクマル

 

シャル「うう」

 

ラウラ「っっ」

 

千冬「お前たちは何を考えているんだ」(`Δ´)

 

千冬以外「そ、それは」

 

千冬「こちらの指示を無視して、勝手に出撃しおって」

 

一夏「でもよ」

 

千冬「でもではない」(`Δ´)

 

千冬以外「はい、すいませんでした」

 

千冬「ふん」

 

一夏「ならなんで桜歌たちは殴られないんだよ」

 

千冬「バカもん、そこの二人はちゃんとこちらと連絡しながら戦いにいったわ」

 

千冬以外「え、ええ」

 

桜歌「うん、まあ連絡は大事だしな」

 

百合姫「わたしは、最初から織斑先生の指示に従ってたし」

 

千冬「ということだ」

 

千冬以外「そんなぁ」

 

千冬「とりあえずお前たち6人は帰ったら、特別メニューの罰だからな」

 

千冬以外「がぁーん」

 

山田「織斑先生その辺で」

 

千冬「ふむ、しかしよく帰ってきた。今は休め」

 

千冬以外「はい」

 

そして夜

砂浜

 

束「………」

 

千冬「束」

 

束「あ、ちーちゃんどうしたの?」

 

千冬「更識が見つけたやつらの詳細は、わかったのか?」

 

束「うん、でももう逃げちゃったみたい」

 

千冬「そうか」

 

束「でもね、絶対見つけて落とし前は着けさせるよ」

 

千冬「ああ、わかっている」

 

束「それよりちーちゃん、何か私に聞きたいことが会ったんじゃないの?」

 

千冬「束、お前は一夏に何かしたのか?」

 

束「なんで?」

 

千冬「お前が何かしなきゃ、一夏の傷があんなに早く治る訳がないだろ」

 

束「んん、私はなにもしてないよ。

私も不思議なんだ、なんでいっくんの傷が治っているのか」

 

千冬「お前でも分からないことがあるのか」

 

束「うん」

 

桜歌「その答え、教えましょうか?」

 

千冬・束「桜歌(おーくん)」

 

桜歌「どうします?」

 

千冬「お前は知っているのか?」

 

桜歌「はい」

 

千冬「………教えてくれ」

 

桜歌「一夏の傷を治したのは白式ですよ」

 

千冬「なに!?」

 

束「おーくん、どういうこと?」

 

桜歌「あれはISの自己修復プログラムを応用した再生です」

 

束「!!」

 

千冬「そんなことが可能なのか?」

 

桜歌「はい、元に俺の持っているISで今日、姫を治療しました」

 

千冬「…」

 

束「ねぇおーくん、その事いつから知ってた?」

 

桜歌「IS学園に入るときから研究してました」

 

束「そんなに前から」

 

千冬「なぜその事を報告しなかった?」

 

桜歌「これはできるISがまだ2体だけなので、報告してもなんの役にもたちませんから」

 

束「じゃあこれから増えると思う?その機体が」

 

桜歌「わかりません、でも増えるといいなぁとは思ってます」

 

束「そっかぁ」

 

桜歌「はい」

 

こうして臨海学校は終わった



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テスト前

こんにちはみなさん、桜歌です。

臨海学校が終わって次のイベントは、夏休み前のテストです。

テストできるかなぁ

 

山田「はいみなさん、来週行われるテストは一般科目とIS科目のペーパーテストとISの模擬戦です。

みなさんちゃんと勉強しておいてくださいね。

それではホームルームを終わります」

 

千冬「ちなみに赤点を取ったら、夏休みは全部補習になるから気を付けろよ」

 

そういって先生たちは出ていった

 

百合姫「おに~ちゃんどうしよう、赤点を取るかも」ナミダメ

 

桜歌「……何がわからないだぁ?」

 

百合姫「一般科目の数学」

 

桜歌「しょうがない、教えてやるよ」

 

百合姫「ありがとう、おに~ちゃん」

 

シャル「あの~桜歌?僕もいいかな?」

 

桜歌「シャルはどこだ?」

 

シャル「一般科目の日本史が」

 

桜歌「わかった、どうせだから簪ちゃんも誘って明日から土日ぶっ続けでやるか」

 

百合姫・シャル「うん」

 

一夏「なぁその勉強会俺も混ぜてくれよ」

 

桜歌「ん?一夏は何が分からないんだ?」

 

一夏「IS科目がほとんど」

 

桜歌「ならちょうどいいなぁ。セシリア、一夏にIS科目を教えてやってくれないか?」

 

セシリア「よろしいですわよ」

 

桜歌「あと箒さんも一夏の勉強をみてやってくれ」

 

箒「ああ、任せろ」

 

ラウラ「待って、私も教える」

 

桜歌「よかったな一夏、これでテストはバッチリだな」ニコ

 

一夏「ああ、サンキュー桜歌」

 

百合姫・シャル(おに~ちゃん(桜歌)、腹黒い)

 

こうして俺たちは勉強会をすることになった

 

放課後

 

シャル「ねぇ桜歌、今日から勉強しなくていいの?」

 

桜歌「ああ、今日は機体の整備をしておく。そうしないと土日は混むぞ」

 

シャル「そっかぁ、確かにみんな土日にしようとするよね」

 

桜歌「そうだろ{コンコン}ん?」

 

千冬「桜歌はいるか?」

 

桜歌「はいいますけど、どうしたんですか?織斑先生」

 

千冬「ああ、少し話がある。来てくれ」

 

桜歌「わかりました」

 

こうして俺は整備室を後にした

 

桜歌「で、話とは?」

 

千冬「ああ、桜歌お前の模擬戦何だが、免除になった」

 

桜歌「え」

 

千冬「あと百合姫もだ」

 

桜歌「な、なぜ?」

 

千冬「代わりにお前たち二人には教員と一緒に、生徒の模擬戦相手をしてもらう」

 

桜歌「ま、マジですか」

 

千冬「大マジだ」

 

桜歌「わ、わかりました準備しておきます」

 

千冬「頼むぞ」

 

土曜日

 

桜歌「じゃあまずはIS科目からやるぞ」

 

百合姫「そうだね」

 

シャル「うん」

 

簪「頑張る」

 

刀奈「うんうん」

 

桜歌「なんで刀奈がいるの?」

 

刀奈「え、教師役がいた方がいいでしょ」

 

桜歌「テストは大丈夫なの?」

 

刀奈「私は免除されています」ドヤ

 

桜歌「うわぁ」

 

刀奈「なによ」

 

桜歌「いや、なんでもない。じゃあ始めよっか」

 

桜歌以外「おー」

 

IS構造学

 

百合姫「うう、少し難しい」

 

シャル・簪「そうかなぁ?」

 

桜歌「姫は自分の機体の構造を理解してないからだ」

 

刀奈「…」ズズズズズ

 

IS操縦学

 

桜歌「これはみんな問題ないよね」

 

桜歌以外「うん」

 

IS歴史学

 

シャル「ここって誰だっけ?」

 

簪「どこ?」

 

百合姫「えっとそこはね」

 

桜歌「ロシアの国家代表だよ」

 

刀奈「私の前人者ね」

 

IS整備学

 

百合姫「うう」

 

簪「姫ちゃん頑張って」

 

シャル「もう少しもう少し」

 

桜歌「今度から自分で整備させてみようかな?」

 

刀奈「いいんじゃない」

 

こうして一日目は終わった

 

日曜日

 

桜歌「昨日に引き続き一般科目をやるぞ~」

 

桜歌以外「おー」

 

国語

 

シャル「うう、漢字よむのは苦手だよ」

 

百合姫「頑張ってシャルちゃん」

 

簪「こういう本からも学べるよ」ズィ

 

桜歌「簪ちゃんそのアニメ本、当て字ばっかりじゃん」

 

刀奈「あはは」

 

数学

 

百合姫「この数式わからないよ、おに~ちゃん」

 

桜歌「どれどれ」

 

シャル「僕もここが」

 

簪「ここはね、こうなるんだよ」

 

刀奈「私にも誰か聞いてよ」

 

刀奈以外「うるさい」

 

刀奈「はい」

 

社会(日本史+世界史)

 

シャル「覚えることが多すぎるよ」

 

簪「そういう時は語呂合わせだよ」

 

百合姫「どんなのあるの?」

 

桜歌「いいくに(1192)作ろう鎌倉幕府とか」

 

刀奈「初歩よね」

 

理科

 

簪「理科最高」ニコ

 

桜歌「いろいろ実験できて楽しいよな」ニコ

 

百合姫「おに~ちゃん、この草とこの草の配合変えればおもしろいものが出来るんじゃないかなぁ」ニコ

 

簪「この毒草もあわせると効果が強くなるよ」

 

桜歌「へぇ、今度使ってみるよ」

 

百合姫・簪「うんうん」

 

シャル・刀奈「三人ともコワ」

 

英語

 

百合姫「ペラペラ」

 

シャル「ペラ~ペラ」

 

刀奈「ペラペ~ラ」

 

桜歌「ペラペラペ~ラ」

 

簪「なにいってるのかわからない」

 

最後

 

桜歌「じゃあ最後に簡易的なテストをします」

 

桜歌・刀奈以外「えー」

 

桜歌「はい、みんな騒がない」

 

刀奈「そうよ、みんな頑張って」

 

桜歌「これにかんしては刀奈もやってもらいます」

 

刀奈「え」アオザメ

 

桜歌「昨日たまたま織斑先生に会って、勉強会の刀奈の態度を話したら、特別に刀奈用の問題をくれて、これが出来なかったら免除取り消しだって」ニコニコ

 

刀奈「ち、ちなみにどれくらい?」アオザメ

 

桜歌「8割以上だって」

 

刀奈「桜歌くん、ちょっと待ってくれないかなぁ?

勉強するから」ニガワライ

 

桜歌「昨日と今日、さんざんやったでしょ」ニコ

 

刀奈「いや、えっとあの~」

 

桜歌「ちなみに他のみんなのは、先生にもらったのを参考に作ったから」

 

刀奈・桜歌以外「うん、わかった」

 

刀奈「桜歌くん、10分でいいから時間くれない?」

 

桜歌「じゃあ始めるよ」

 

桜歌・刀奈以外「はーい」

 

刀奈「いやぁー」

 

こうして簡易テストを行った

 

結果

 

百合姫172点(IS学85一般87)

 

シャル180点(IS学92一般88)

 

簪178点(IS学98一般80)

 

刀奈158点(IS学75一般83)

 

となった

 

桜歌「刀奈、テスト決定だな」

 

刀奈「シクシク」

 

桜歌「明日から頑張れよ」

 

刀奈「シクシク」

 

桜歌・刀奈以外「む、むごい」



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テスト

こんにちはみなさん、桜歌です。

今日からテストが始まります

予定は一日目IS科目、二日目一般科目、三日目二年生の模擬戦、四日目一年生の模擬戦、五日目三年生の模擬戦となっています。

 

7時

 

桜歌「んー、今日からテストだ、頑張るぞ」

 

百合姫「んん」

 

桜歌「姫、朝御飯食べに行くぞ」

 

百合姫「んん、あと五分」

 

桜歌「はぁ、朝御飯食べ損ねても知らないぞ」ガチャ

 

こうして俺は姫をおいて食堂に行った

 

8時

 

ガチャ

 

桜歌「さて、鞄もって行くかなぁ」

 

百合姫「あ、おに~ちゃんなんで起こしてくれなかったの、このままじゃ朝御飯食べてる余裕ないよ」アセアセ

 

桜歌「俺はちゃんと起こしたぞ、起きなかったのは姫が悪い」

 

百合姫「そんなぁ」orz

 

桜歌「( -。-) =3ほら姫」ポイ

 

百合姫「え、サンドイッチ?」

 

桜歌「朝飯、買って来といたぞ」

 

百合姫「ありがとう、おに~ちゃん」(。´Д⊂)

 

教室

 

桜歌「みんなおはよう」

 

「おはよう、桜歌くん」

 

「おはよう」

 

本音「おはようなのだ、おうおう」

 

百合姫「おはよう」

 

テクテク…ガタン

 

一夏「桜歌、助けてくれ」

 

桜歌「ん?どうした一夏?」

 

一夏「勉強が全然はかどらなかった」

 

桜歌「そっか、まぁ夏休みの補習頑張れ」ニガワライ

 

一夏「そんなぁー」

 

千冬「うるさい、席につけ」

 

ガタガタガタン

 

千冬「それではこれからテストを始める、カンニングなどするなよ。見つけたらただじゃおかないからな」

 

山田「それではテスト用紙をくばります」

 

そしてテストが始まった

 

昼休み

 

桜歌「ふぅ~半分終わった」

 

百合姫「おに~ちゃん、どうだった?」

 

桜歌「ボチボチかな」

 

百合姫「そっかぁ、シャルちゃんは?」

 

シャル「それなりに」

 

桜歌「それじゃあ昼飯食べて、午後も頑張るぞ」

 

百合姫・シャル「おー」

 

一日目終了

 

二日目

 

6時

 

桜歌「ん、んん…少し早く目覚めたか」

 

クアンタ<ねぇマスター>

 

桜歌<どうした?>

 

クアンタ<少しこっちに来てお話しようよ>

 

桜歌<おう、いいぞ>

 

クアンタ<やったぁ~>

 

コア世界

 

桜歌「で、話ってなんだ?」

 

クアンタ「えっとね、実はマスターにあいに来てる子がいるんだ」

 

桜歌「ん、誰だ?」

 

?「私だ」

 

白式「おはようございます」

 

桜歌「白式とだれ?」

 

白式「えっとこの子は白騎士です」

 

白騎士「はい」

 

桜歌「で?なんのようだ」

 

白騎士「白式の主についてだ」

 

桜歌「一夏のこと?」

 

白騎士「そうだ」

 

白式「お父さん、なんでもあのバカを鍛えてほしいんだって」

 

桜歌「なんで俺?」

 

白騎士「貴方は私達を生み出せる者、並ばあの者を真の騎士として鍛え上げることができるはず」

 

桜歌「断る」

 

白騎士「なぜだ?」

 

桜歌「逆に俺が聞きたい、あいつのどこに騎士になる素質がある」

 

白騎士「なに」(`Δ´)

 

桜歌「俺はあいつを観てきたが、あいつに騎士としての素質処か、資格すらあるとは思えん」

 

白騎士「では我が見誤ったと言いたいのか」(`Δ´)

 

桜歌「じゃあ聞くが、騎士とはなんだ?」

 

白騎士「騎士とは弱いものを助け、強いものを下す者だ」

 

桜歌「ならこの間の中で弱いものとはだれだ?

下すべき強いものとはだれだ?」

 

白騎士「むろん弱いものとは仲間たち、下すべき強いものとは福音であろう」

 

桜歌「…」ズツウ

 

白式「白騎士」アキレ

 

白騎士「なんだ?」

 

桜歌「お前がそもそも間違っていたか」

 

白騎士「なに?」

 

桜歌「この間の事件での弱いものとは虐げられていたみんなで、強いものとは福音を暴走させた人達だ」

 

白騎士「なにも間違っていないじゃないか」

 

桜歌「間違っているよ、弱いものの中に福音が入っていない時点で」

 

白騎士「なぁ」(@ ̄□ ̄@;)!!

 

桜歌「白騎士、真の騎士とは手の届く距離の者を守った上で、敵として戦っているものさえも守る、そういう者でなければ慣れないんじゃないか?」

 

白騎士「確かに」

 

桜歌「俺が観てきたあいつは自分の言っている意味も理解せずに、ただ自分が思った通りに突き進むそういう奴だよ。そんなやつが騎士の資格を持つと思うか?」

 

白式「普通思わないよね」

 

白騎士「はい」ショボーン

 

桜歌「これで納得できたか?俺が嫌がった訳」

 

白騎士「はい」

 

桜歌「じゃあこの話は終わりだ。

ところでクアンタ?今何時?」

 

クアンタ「ん?今は7時10分だよ」

 

桜歌「じゃあ俺は戻るは」

 

クアンタ「はい」ニコニコ

 

こうしてコア世界での話は終わった

 

教室

 

千冬「では二日目のテストを始めるぞ」

 

みんな「お、おー」ツカレ

 

全テスト終了

 

千冬「そこまで、これでテストは終了する。

明日は二年生の模擬戦があるから休みだ。

観に行くもいいし、借りる機体の整備をするもいいし好きにしろ」

 

山田「明後日はみなさんの模擬戦ですので、忘れないでくださいね」

 

桜歌「終わったぁ」

 

百合姫「疲れたよおに~ちゃん」

 

シャル「僕も」

 

セシリア「みなさんはテストはどうでした?」

 

桜歌「赤点を取らない範囲で」

 

百合姫「同じく」

 

シャル「僕はそこそこできたかな」

 

セシリア「一夏さんはどうですか?」

 

一夏「まぁ大丈夫じゃないか?」

 

セシリア「そうですか」

 

一夏「そんな事より夏休みの予定を決めようぜ」

 

桜歌「俺は家に帰ってのんびりしたいな」

 

百合姫「私も」

 

シャル「僕は帰国して政府に報告をしたら、戻って来るかなぁ」

 

セシリア「私は帰国して政府に報告をしたら、そのままイグニッションプログラムの手伝いですわね」

 

一夏「なんだよみんな予定が決まってるのか?

どうせだったらみんなで遊ぼうと思っていたのに」

 

箒「一夏なら私と出かけないか?夏休みに」

 

セシリア「なぁ!!」

 

一夏「別にいいぞ」

 

箒(いよっし)ガッポーズ

 

セシリア「私も戻って来たら、一緒に出掛けましょう」

 

一夏「ああ、いいぞ」

 

桜歌(相変わらずだなぁ)

 

クアンタ<ねぇマスター?>

 

桜歌<どうした?>

 

クアンタ<この面子、模擬戦のこと忘れてない?>

 

桜歌<いや、それはないだろ。さっき先生方がいったばかりじゃないか?>

 

クアンタ<でも>

 

百合姫<私もそう思う>

 

桜歌<姫?>

 

百合姫<おに~ちゃんと私は免除されているからいいとして、他のみんなの特に専用機持ちは油断し過ぎていると思う>

 

桜歌<(・o・)何となくわかった>

 

百合姫<で、どうするのこの空気?>

 

桜歌<そのままにして、模擬戦で思い知らせればいいと思う>

 

百合姫<うん、わかった>

 

みんなが騒いでいる中、俺と姫はこのあとの方針を決めた

 

夜9時

 

桜歌「さて、寝るか」

 

百合姫「うん」

 

コンコン

 

桜歌「ん?だれだ?」ガチャ

 

千冬「夜にすまない、明日以降のことで話がある。

中にいれてくれないか?」

 

桜歌「わかりました、どうぞ」

 

テクテクテクテク

 

百合姫「あ、こんばんは先生」

 

千冬「ああ、夜にすまないな」

 

百合姫「いえいえ」

 

千冬「それでは本題だか、明日の模擬戦は出なくていいぞ」

 

桜歌・百合姫「え」

 

千冬「明日の模擬戦は教師のみで行う、お前たちの出番は明後日の一年生からだ」

 

桜歌・百合姫「わ、わかりました」

 

千冬「それでなんだが、闘いたいやつはいるか?」

 

百合姫「え、選べるんですか?」

 

千冬「ああ、選んだ奴とは極力戦えるように調整してやる」

 

桜歌「あの~なら俺は楯無さんと闘いたいんですけど」

 

千冬「それなら可能だ、あいつは三年生のところでやるからな」

 

桜歌「よし」

 

千冬「百合姫はどうだ?」

 

百合姫「私は簪ちゃんとシャルちゃんとやりたいです」

 

千冬「そうか、わかった手配しよう。

後は他の専用機持ちはどうする?」

 

桜歌「それなんですけど、俺達はどこまで出していいんですか?」

 

千冬「ん、どういうことだ?」

 

百合姫「えっと、ワンオフやナルちゃんを使っていいんですか?」

 

千冬「あーそういうことか、構わん使え」

 

桜歌「なら、一夏と箒さんはそれを使ってやらせてください」

 

百合姫「私はこれ以上はいいです」

 

千冬「ふむ」

 

百合姫「そうだおに~ちゃん、どうせだったら専用機持ち以外は、こっちも訓練機にしない?」

 

桜歌「お、それいいなぁ」

 

千冬「むろんこちらは構わないがいいのか?」

 

桜歌・百合姫「はい」

 

千冬「ならそのようにしておく、訓練機はなにを使う?」

 

桜歌「俺は打鋼を」

 

百合姫「私はラファールを」

 

千冬「わかった、夜にすまなかったなぁ」テクテク

 

桜歌「いえ、お休みなさい先生」

 

千冬「お休みだ二人とも」ガチャ

 

こうして明日以降のことが決まった

 

束「今の話面白そうだから、少し手をだそう」

 

クロエ「私もやります」

 

束「訓練機に乗ったら二人とも驚くぞ」

 

クロエ「ふふふ」



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模擬戦前

こんにちはみなさん、桜歌です。

今日は二年生の模擬戦が行われる日です。

二年生はどう戦うのかなぁ

 

7時

 

桜歌「ん、んー朝か」

 

キャロ<おはようございますマスター>

 

桜歌<おはようキャロ、めずらしいねクアンタより先にあいさつするなんて>

 

キャロ<クアンタさんならまだ寝てますよ>

 

桜歌<そうなの?>

 

キャロ<なんか機体が安定しないんですって>

 

桜歌<調整した方が良さそうかな?>

 

キャロ<かも知れませんね>

 

桜歌<教えてくれてありがとうキャロ>

 

キャロ<いえいえ>

 

このあと俺はラボに入り、クアンタの調整をした

 

お昼

寮の廊下

 

桜歌「はあー、やっと調整が終わった」

 

クアンタ<ごめんねマスター>

 

桜歌<今度から調子が悪いときは早くいってくれ>

 

クアンタ<はーい>

 

百合姫「あ、おに~ちゃん」

 

桜歌「おはよう姫、今どんな感じ模擬戦?」

 

百合姫「んー参考になりそうな動きをしている人はいないかな」

 

桜歌「そっかぁ」

 

百合姫「でも午後のダリル先輩は、見所があるかも」

 

桜歌「わかった」

 

千冬「ここにいたか二人とも」

 

桜歌「織斑先生?」

 

百合姫「どうしたんですか?」

 

千冬「君たちが明日使う訓練機を持ってきたんだ」

 

織斑先生はそういって、二つのブレスレットを渡してきた

 

桜歌・百合姫「ありがとうございます」

 

千冬「いや、明日は楽しみにさせてもらう」

 

桜歌・百合姫「はい」

 

織斑先生はそのまま行ってしまった

 

桜歌「こりゃこのあとは、また調整かな?」ニガワライ

 

百合姫「そうだね」ニガワライ

 

こうして俺と姫は整備室に向かった

 

整備室

 

桜歌「うぁ、やっぱり人が多いいな」

 

百合姫「そうだね、どこも空いてないね。

どうする?あっちに行く?」

 

桜歌「そうするかな」

 

本音「あれ~姫ちゃんだ~、どうしたの~?」

 

百合姫「あ、本音。実は機体を整備しようと思ったんだけど、どこも空いてなくて」

 

本音「あ~そうだよね~、明日は一年生だから~みんな今日やるもんね~」

 

百合姫「そうそう」

 

桜歌「本音さんは機体の整備、おわったの?」

 

本音「終わったよ~、でも自信ないんだ~」

 

桜歌「え、どうして?」

 

本音「私は~整備科目指しているから~、戦闘は苦手なんだ~」

 

桜歌「ああ、そういうことか」

 

本音「うん~」

 

百合姫「本音悪いんだけど、私とおに~ちゃんはもういかないと」

 

本音「あ~ごめんね~ひき止めて~」

 

百合姫「じゃあね本音」

 

桜歌「本音さん明日は頑張って」

 

本音「うん」

 

俺と姫は整備室を後にした

 

ラボ

 

桜歌「さて、結局ここでやることになったな」

 

百合姫「あはははは」

 

桜歌「よしまずは姫の方から、フィッティングとパーソナライズしようか」

 

百合姫「うん」

 

カタカタカタカタ…………トン

 

桜歌「よし後はファーストシフトするまで待ってて」

 

百合姫「了解」

 

桜歌「次は俺のを」

 

カタカタカタカタ……………………トン

 

桜歌「?なんか俺のは少し打ち込む所が多かったなぁ」

 

数分後

 

俺と姫は同時にファーストシフトした

 

桜歌・百合姫「え、なにこれ」

 

ファーストシフトした機体の状態が、通常のと異なっていた

 

桜歌(これって、ガンダムのエクシアだよな。

それに姫のはケルディムだよな)

 

百合姫「なにこれ?ラファールってこんなのだっけ?」

 

桜歌「いや、明らかに違うだろ」

 

百合姫「おに~ちゃんなんかした?」

 

桜歌「いやしてない」

 

百合姫「じゃあこんなことができるのって」

 

束「正解、私だよ。ビックリした?」

 

桜歌「束さんなに考えてるんですか」

 

束「えー、面白いかなって思って」

 

桜歌「これは学園の備品ですよ」

 

束「大丈夫大丈夫、返すときには元に戻すから」

 

桜歌「しかし」

 

束「それに武装が違うだけで、それは世代が代わった訳じゃないよ」

 

桜歌「…」

 

束「それなら一般生徒とやるのに支障はないよね」

 

桜歌「わかりました」

 

束「姫ちゃんの方は?」

 

百合姫「私は最初から諦めています」

 

束「そっかならよかった」

 

こうして俺と姫に対する束さんのドッキリは終わった

 

 

ユサユサ

 

桜歌「ん?」

 

白式「すいませんお父さん、起こしてしまって」

 

桜歌「いやいいけど、ここはコア世界か?」

 

白式「はい」

 

桜歌「…でどうしたんだ?」

 

白式「家出してきました」(^∇^)

 

桜歌「え、マジで」

 

白式「はい、マジです。ちなみに今は打鋼のコアにいます」

 

桜歌「打鋼のコア人格は?」

 

白式「量産機にはいないので大丈夫です」

 

桜歌「……………いつまでいる気?」

 

白式「模擬戦期間中だけ、その後は主として相応しいか夏休み中に、見極めようと思います」

 

桜歌「明日の模擬戦は一夏は出られるの?」

 

白式「そこは白騎士にお願いしてきました」

 

桜歌「そうか、ならいいか」

 

白式「ああ、あとワンオフアビリティ作って見ました」

 

桜歌「え」

 

白式「なので明日は使えますよ」

 

桜歌「おう」ズツウ

 

白式「それでは頑張りましょうね」

 

そういって白式に返された

 

朝6時

 

桜歌「どうしようかな」ナヤミ

 

クアンタ<どうしたのマスター?>

 

桜歌<実は白式が今打鋼のコアにいるんだけど>

 

クアンタ<うん>

 

桜歌<なんでもワンオフアビリティを作ったらしい>

 

クアンタ<……………はぁ?>

 

桜歌<だから打鋼の中で、俺用に新しく作ったって言われた>

 

クアンタ<……マスター、ガンバ>

 

桜歌<見捨てないでくれ~>

 

3時間後

 

競技場

 

千冬「えー、では一年生の模擬戦を行う。

先に一つお前たちに言っておくことがある」

 

「なんだろうね」

 

「教師に勝てたらご褒美とか」

 

「あ、だったらいいなぁ」

 

本音「御菓子くれたりしないかなぁ」

 

一夏「のほほんさん、それはないよ」

 

千冬「静まれ、それでは発表する」

 

みんな「…」ゴクリ

 

千冬「今回の模擬戦の相手だが、教師と一緒に神谷兄妹が行う」

 

みんな「……………は~ぁ」(@ ̄□ ̄@;)

 

千冬「なので心するように以上」

 

テクテクテクテク

 

みんな「…」アオザメ

 

一夏「箒、あの二人に勝てるか?」

 

箒「…」

 

セシリア「そんなの無理ゲーですわ」

 

鈴「嘘だ~」

 

シャル「僕、死ぬかも」

 

ラウラ「シャルロット、短い付き合いだった」

 

簪「…」ガクブルガクブル

 

こうして一年生の模擬戦は始まった



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模擬戦

こんにちはみなさん、桜歌です。

今から一年生の模擬戦が始まります

みんな頑張って

 

千冬「それでは第一試合、桜歌VSA組モブを始める。

両者ステージへ出ろ」

 

桜歌「姫行ってくる」

 

百合姫「うん、頑張って」

 

桜歌[神谷桜歌、打鋼出ます]シューン

 

ステージ

 

モブ「な、なによその機体」

 

桜歌「打鋼です」

 

モブ「いや、でも」

 

桜歌「打鋼です」

 

モブ「いや」

 

桜歌「う・ち・が・ね・です」

 

モブ「あ、はい」

 

千冬「そ、それでは第一試合……開始」

千冬「試合終了、勝者・桜歌」

 

桜歌「終わったぁ、ただいま姫」

 

百合姫「お帰りおに~ちゃん」

 

桜歌「次は姫の出番だな、頑張ってこい」

 

百合姫「うん」

 

千冬「少しいいか?」

 

桜歌「はい、機体のことですよね」

 

千冬「ああ、いったい何をした?」

 

桜歌「俺たちに言わないでください」

 

千冬「その反応からして、兎か?」

 

桜歌「はい」

 

千冬「( -。-) =3」

 

桜歌「織斑先生、お疲れさまです」ニガワライ

 

千冬「ああ、ありがとう」

 

こんなことがあったあと

 

数分後

 

千冬「第三試合百合姫VSC組モブ2を始める。

両者ステージに出ろ」

 

百合姫「じゃあ行ってくるね」

 

桜歌「ああ」

 

百合姫[神谷百合姫、ラファールいきまーす]シューン

 

モブ2「あなたの機体も違うのね」

 

百合姫「ラファールです」

 

モブ2「もうそれでいいわ」

 

千冬「それでは第三試合……開始」

千冬「試合終了、勝者・百合姫」

 

百合姫「ただいま」

 

桜歌「お帰り」

 

百合姫「おに~ちゃんやっぱり、これは無理があるよ」

 

桜歌「かもしれないが、今からじゃ変えられないからな」

 

百合姫「ん~」

 

桜歌「このままやるしかない」

 

百合姫「わかった、やろう」

 

こうして試合は進んで言った

 

百合姫「おに~ちゃん、次は私と簪ちゃんだけど、どっちを応援する?」

 

桜歌「そんなの両方に決まっているだろ」

 

百合姫「やっぱりかぁ」

 

桜歌「?」

 

百合姫「ねぇおに~ちゃん」

 

桜歌「なんだ?」

 

百合姫「この試合で買った方にさぁ、キスして」

 

桜歌「…………なんでだ?」

 

百合姫「やる気を出すために、お願い」シンケン

 

桜歌「……わかった、いいよ」

 

百合姫「うん、じゃあ行ってくる」

 

ステージ

 

百合姫「ねぇ簪ちゃん」

 

簪「なに?姫ちゃん」

 

百合姫「今さっきね、おに~ちゃんにお願いして勝った方にキスしてくれるように頼んだんだ」

 

簪「え」

 

百合姫「だからこの試合、絶対に負けない」ゴゴゴゴ

 

簪「っっっ……なら私も負けられない」ゴゴゴゴ

 

千冬「それでは第一五試合………開始」

 

簪「くらえ~」

 

開始と同時に簪は、大量ミサイルを打ち出した

 

百合姫「きて、ナルちゃん」

 

ドガァ…モクモク

 

ナル「アォー」

 

百合姫「ナルちゃん、すべてを撃ち落とせ」

 

ザクザク……ドドトーン

 

簪「なぁ、嘘でしょ」

 

百合姫「簪ちゃん、こんなもの?」

 

簪「このぉ」チャキン

 

ミサイルをすべて落とされた簪は、次に薙刀を取り出して攻めた

 

簪「はあー」シューン

 

百合姫「……」カキン

 

薙刀の攻撃を姫は白神刀で受け止めた

 

百合姫<簪ちゃんもっと本気で来てよ、じゃないとおに~ちゃんに対して簪ちゃんが思っていることは、叶わないよ?>

 

簪<っっっ>(@ ̄□ ̄@;)

 

百合姫<きずいてないと思った?>

 

簪<……>

 

百合姫<私だってちゃんと二人のことは見ているんだよ?>

 

簪<え、二人?>

 

百合姫<簪ちゃんきずいてなかったんだ、刀奈ちゃんもおに~ちゃんのことが好きだよ>

 

簪<そ、そうなの>

 

百合姫<うんでもね、私はおに~ちゃんの妹としておに~ちゃんには、幸せになって欲しいんだ。

だから簪ちゃんや刀奈ちゃんの気持ちをわかった上で言うよ、今の二人じゃおに~ちゃんを幸せにできるとは思えない、だから私は認めない>

 

簪<……>

 

百合姫<私には簪ちゃんがおに~ちゃんを支えられるとは思えない、だから諦めてね>ニコ

 

簪「……ないで」

 

百合姫「ん?」

 

簪「ふざけないで、そんなの姫ちゃんが勝手に思っていることでしょ。それを私に押し付けないで」(`Δ´)

 

百合姫「ふーん、じゃあどうするの?」

 

簪「姫ちゃんを倒す」

 

百合姫「ならやってみてよ」ニコ

 

簪「はあー」シューン

 

簪は薙刀を構えながら突っ込んだ

 

百合姫「そんななげやりじゃあ勝てないよ」チャキン

 

姫は炎解を取り出して構えた

 

簪「姫ちゃん、甘いよ」パカッ……ドドトーン

 

簪は突っ込みながら、後ろのミサイルを発射した

 

百合姫「いったー」

 

簪「そこぉ」ザク

 

百合姫「しまった」アセリ

 

千冬「そこまで、勝者・更識 簪」

 

簪「やったぁ、勝った」

 

百合姫「あ~あ、負けちゃった」

 

簪「あれ?姫ちゃん」

 

百合姫「おめでとう、簪ちゃん」ニコニコ

 

簪「う、うん」

 

百合姫「さ~てそれじゃあ戻ろうか」

 

簪「待って」

 

アリーナ

 

桜歌「お帰り二人とも」

 

百合姫「ただいま、おに~ちゃん」

 

簪「はい、ただいまです」

 

百合姫「さて、じゃあおに~ちゃん。簪ちゃんにキスしてあげて」

 

簪「えーー」(///ω///)

 

桜歌「俺はいいけど、簪ちゃんが嫌ならやめるよ」

 

百合姫「どうするの?」

 

簪「お、お願いします」

 

桜歌「うん、わかった」

 

俺はそのまま簪ちゃんに近づいておでこにキスをした

 

簪「え、おでこ?」

 

百合姫「簪ちゃん、何処にされると思ってたの?

まさか、唇だなんて思ってないよね?」

 

簪「う、うんもちろん(唇にしてもらえると思ってたよ)」(///ω///)

 

百合姫「ならよかった。あ、あとさっき言ったことは嘘だよ」

 

簪「え」

 

百合姫「私は二人なら別にいいよ」

 

簪「じ、じゃあさっきのはなんのために?」

 

百合姫「だって全然簪ちゃんが戦えてなかったからつい」

 

簪「そ、そんなぁ」ヘナヘナヘナ

 

桜歌「簪ちゃん大丈夫?」

 

簪「は、はい」

 

桜歌「ところでさっきの話って?」

 

簪「なんでもないです」(///ω///)

 

百合姫「乙女のひ・み・つ」

 

桜歌「わかった、なら詮索はしないよ」

 

百合姫「さすがおに~ちゃん」

 

簪「…」モジモジ

 

百合姫「あ、そうだおに~ちゃん、簪ちゃんと二人で話したいことがあるからちょっと離れるね」

 

桜歌「了解」

 

百合姫「じゃあいこうか簪ちゃん」テクテク

 

簪「うん」テクテク

 

廊下

 

百合姫「簪ちゃん、試合で言ったことは刀奈ちゃんには伝えないでね」

 

簪「なんで?」

 

百合姫「あとで刀奈ちゃんには、明日勝たないと認めないっていいにいくから」

 

簪「え、私より難易度ひくくない?」プク

 

百合姫「え、全然低くないよ。だって相手はおに~ちゃんだよ」

 

簪「………逆に高い」アオザメ

 

百合姫「当たり前じゃん、刀奈ちゃんは一度おに~ちゃんを殺そうとしてるだから」

 

簪「あー、なんか納得」

 

百合姫「だからよろしくね♪」

 

簪「うん」

 

こうして二人の話は終わった

 

1時間後

 

桜歌「さて次に俺が戦うのは箒さんだな」

 

百合姫「おに~ちゃん、どっちでいくの?」

 

桜歌「クアンタ」

 

百合姫「うわぁ、容赦ない」

 

桜歌「まぁな」

 

♪ーーーーーーー

 

桜歌「こんなときに誰だ?」ポチ

 

束<おーくん、束さんだよ>

 

桜歌<どうしたんですか?束さん>

 

束<次って箒ちゃんだよね>

 

桜歌<見てるんですか?>

 

束<うん、ごめん>

 

桜歌<いいですけど、それで?>

 

束<次の試合、最初っからワンオフ使ってみてくれないかなぁ?>

 

桜歌<つまり速攻で決めろと>

 

束<うん>

 

桜歌<いいですけど、どうしてですか?>

 

束<箒ちゃんがどれだけ理不尽に対抗するかみたいんだ>

 

桜歌<わかりました、でも織斑先生には先に伝えておきますよ>

 

束<うん、かまわない>

 

桜歌<じゃあ失礼します>

 

束<じゃあね>

 

百合姫「束さんなんだって?」

 

桜歌「最初から潰せだって」

 

百合姫「それはまた」

 

桜歌「姫悪いが今から先生に連絡する」

 

百合姫「わかった」

 

桜歌<………織斑先生聞こえますか?>

 

千冬<突然どうした?>

 

桜歌<悪いんですけど、次の篠ノ之さんとの試合は最初からワンオフを使います>

 

千冬<な、どうしてだ>

 

桜歌<束さんから頼まれました。妹がどこまで理不尽に対抗するかみたいそうです>

 

千冬<………………わかった、やれ>

 

桜歌<ありがとうございます、面倒なことをお願いしてすいません>

 

千冬<構わん、束がやれと言うなら仕方ない>

 

こうして箒さんの対処は決まった

 

束「ちーちゃん、ごめんね」

 

クロエ「束様」

 

束「くーちゃん、私は大丈夫だよ」

 

クロエ「はい」



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模擬戦 二

こんにちはみなさん、桜歌です。

前回までの試合で結構な数の試合が終わっています。

合格者は何人だろう

 

箒さんとの戦う一時間前

 

クアンタ<マスター、ちょっといい?>

 

桜歌<どうした?クアンタ>

 

クアンタ<またマスターにお客さん>

 

桜歌<またか、今からいく>

 

クアンタ<了解、待ってるねぇ♪>

 

桜歌「姫」

 

百合姫「どうした?おに~ちゃん」

 

桜歌「ちょっと俺はあっちに行ってくる」

 

百合姫「え、今から?」

 

桜歌「お客さんが来てるんだって」

 

百合姫「ん~、私もいっていい?」

 

桜歌「別にいいんじゃないかな」

 

百合姫「じゃあおに~ちゃん、行く前に膝枕して」ニコニコ

 

桜歌「なんで?」

 

百合姫「向こうに行っている間は、私たちは寝ている状態なんでしょ」

 

桜歌「そうだが?」

 

百合姫「なら膝枕した状態でも問題ないでしょ」

 

桜歌「まぁ確かにな」

 

百合姫「ならして」ニコニコ

 

桜歌「( -。-) =3わかった」

 

俺は姫を膝枕してからコア世界に向かった

 

コア世界

 

桜歌「来たぞクアンタ」

 

クアンタ「いらっしゃい」

 

百合姫「私もいるよ」

 

クアンタ「あれ?めずらしいね」

 

百合姫「まぁたまにわね」

 

クアンタ「そっか」

 

桜歌「で、お客さんは?」

 

クアンタ「あ、ちょっと待ってね。

出てきていいよ」

 

「失礼します」

 

奥から出てきたのは赤髪のセミロングの女の子だった

 

「お初に御目にかかります。赤椿のコア人格です」

 

桜歌「これはどうもご丁寧に」

 

百合姫「」ペコリ

 

桜歌「それでどのような用かな?」

 

赤椿「はい、私を彼女から開放してくれませんか?」

 

桜歌「え、箒さんから?」

 

赤椿「はい」

 

桜歌「理由を聞いても」

 

赤椿「彼女はこの間の福音の件からなにも学んでいない」

 

桜歌「それはどういう」

 

赤椿「彼女はあの事件のあとも、お母様に対する悪態や私に取り付けられているシステムを取り除こうとしています」

 

百合姫「そんな、赤椿は大丈夫なの?」

 

赤椿「私はなんとか大丈夫ですが、所々不備は出ています」

 

桜歌「…」

 

赤椿「こんなことをする主になんか支えたくない、お願いです私を開放してください」

 

桜歌「開放したあとはどうする?」

 

赤椿「開放されたら、お父様の所にいさせてくれませんか?」

 

桜歌「俺のところ?」

 

赤椿「はい、クアンタでも火月でも構いません。

どうかお願いします」ペコリ

 

桜歌「……………わかった」

 

赤椿「ありがとうございます」

 

桜歌「ところでお前がいなくなったら、機体は動かないか?」

 

赤椿「いえ、動きます。ただワンオフが発現しませんが」

 

桜歌「そうか、なら今は打鋼にいてくれないか?」

 

赤椿「なぜでしょ?」

 

桜歌「このあとの試合は打鋼でいくことにした。

お前は機体の中で見ていろ」

 

赤椿「わかりました」

 

百合姫「いいのクアンタ?

おに~ちゃん、次はあなたでやるっていってたのに」

 

クアンタ「ん?別にいいよ」

 

百合姫「あなたがいいならいいけど」

 

桜歌「クアンタ、悪いが次と一夏は打鋼でいく。

代わりに刀奈の時は、ライザーも使ったフルでいく」

 

クアンタ「うん了解」

 

百合姫(刀奈ちゃんがかわいそうだな)

 

こうして俺たちは現実に戻った

 

数十分後

 

千冬「それでは第二八試合目を行う、両者出ろ」

 

桜歌「神谷桜歌、打鋼出ます」シューン

 

箒「やっと出てきたな」

 

桜歌「お待たせ箒さん」

 

千冬<桜歌どういうことだ?クアンタでやるんじゃなかったのか?>

 

桜歌<ちょっと事情が変わりまして、こちらでやります>

 

千冬<わかった>

 

箒「桜歌、お前に聞きたい」

 

桜歌「なんですか?」

 

箒「お前に勝てば姉さんは私を認めてくれるか?」

 

桜歌「それは無理ですよ、あの人は俺を倒したくらいじゃあ、見向きもしませんよ」

 

箒「そうか、わかった」

 

千冬「それでは第二八試合………開始」

 

箒「はーぁ」

 

開始と同時に箒さんはこちらに突っ込んできた

 

桜歌「…」ヒラリ

 

箒「ちっ、外したか。だが今度こそ」シューン

 

桜歌「…」ヒラリ

 

こんなやりとりが十分続いた

 

箒「はぁ、はぁ桜歌、避けるなど卑怯だぞ。

男なら正面から戦え」

 

桜歌「攻撃されたら、避けるのは当たり前じゃない?」

 

箒「そんなことはない、男なら正面からぶつかり合うものだ」

 

桜歌<( -。-) =3疲れる>

 

赤椿<すいません、元主が>

 

白式<やっぱりあの子もバカと同じかぁ>

 

桜歌<なんか二人ともすまないな、あんなのを主にして>

 

赤椿・白式<いえいえ、いいです>

 

桜歌<なんか俺、泣けてきた>

 

箒「このー」ブンブン

 

桜歌「」ヒラリヒラリ

 

箒「このこのこのぉ」

 

桜歌「あきてきたなぁ、そろそろ終わるか」

 

俺はそういってダガーを出して投げつけた

 

ビーーーイ

 

千冬「そこまで勝者・桜歌」

 

箒「待ってください、まだやれます」

 

千冬「無理だな、システムはその機体では戦えないと判断した」

 

箒「そんなぁ」

 

千冬「お前の試合はここまでだ」

 

箒「くそくそくそー」

 

アリーナ

 

桜歌「ただいま」

 

百合姫「おかえり」

 

桜歌「まあまあかな、今回の試合」

 

百合姫「そうだね」

 

桜歌「次は姫とシャルだな」

 

百合姫「うん、頑張ってくる」

 

千冬「それでは第二九試合を行う、両者出ろ」

 

桜歌「行ってこい」

 

百合姫「いってきます」

 

ステージ

 

百合姫「シャルロットちゃんよろしく」

 

シャル「うん、よろしく」

 

百合姫「シャルロットちゃん、試合をやる前に言いたいことがあるだけどいい?」

 

シャル「うん、なにかな?」

 

百合姫<もしこの試合で私に負けたら、妹じゃなくて今までと同じように操り人形として過ごしてもらうからよろしく>ニコリ

 

シャル<え>アオザメ

 

百合姫<だから頑張ってね>ニコリ

 

千冬「それでは第二九試合………開始」

 

開始と同時に姫はガルムを取りだし射撃した

 

シャル<ちょ、ちょっと待てよ。どういうこと?>アオザメ

 

百合姫<ん?何が?>

 

シャル<さっきいっていたこと、僕を人形として扱うって>

 

百合姫<そのままの意味だよ、おに~ちゃんの家族になるってことは私の家族にもなるってことだから、だけど私はそれを認めた覚えはないよ?>

 

シャル<でも桜歌は>

 

百合姫<おに~ちゃんは私に甘いから、そうしてほしいと言えば、してくれると思うよ?>

 

シャル<…>アオザメ

 

百合姫<私は気に入らないんだよね>

 

シャル<な、なにが>

 

百合姫<だってシャルロットちゃんはなにも行動せずに、織斑君やおに~ちゃんにすがって生きているから>

 

シャル<そ、そんなこと……ないよ>

 

百合姫<じゃあ今の間はなに?

思い当たる節があるんだよね?>

 

シャル<……>

 

百合姫<なんとか言ったら?>

 

シャル<この試合に勝ったら認めてくれるの?>

 

百合姫<うん、最初からそう言ってるよ>

 

シャル<なら勝つ>

 

そういったあとシャルはラピットスイッチを使って、弾薬をばら蒔いた

しかし会話中も姫から攻撃を受けていたので、動きにぎこちなさが残った

 

百合姫(( -。-) =3こんなものか、まぁ頑張ったほうかな)

 

姫は装備をビームライフルに替えて、そこから消えた

 

シャル「え、どこにいったの?」(゜゜;)(。。;)

 

百合姫「さて、狙い打ちますか」ボソッ

 

姫はそういってシャルの背後から狙い打った

 

千冬「そこまで勝者・百合姫」

 

百合姫「やったー」

 

シャル「…」ゼツボウ

 

百合姫「シャルロットちゃん」

 

シャル「うう」( ;∀;)

 

百合姫「シャルロットちゃん、先のは嘘だよ」

 

シャル「え」( ;∀;)

 

百合姫「だから嘘だよ、いくら私が言ったからって、おに~ちゃんはそんなことしないよ」

 

シャル「で、でも姫ちゃんはそういう風に扱うんでしょ」

 

百合姫「したいよそんなこと」

 

シャル「じゃあ何であんなこと?」

 

百合姫「だって緊張感が無さすぎるんだもん。

これはテストなんだよ、真剣にやらなきゃいけないのに筆記が終わったからって、夏休みのことでもりあがるなんて不謹慎だよ」

 

シャル「あ」

 

百合姫「だからこういうことをしたの」

 

シャル「………ごめんなさい」(._.)

 

百合姫「わかればよし、さぁアリーナに戻ろうか」

 

シャル「うん」

 

アリーナ

 

桜歌「お帰り二人とも」

 

二人「ただいま」ニコニコ

 

桜歌「うん、いい試合だったよ。だけど姫?」

 

百合姫「なぁーに?おに~ちゃん」

 

桜歌「シャルを脅すのはいただけないなぁ?」ニコリ

 

百合姫「え、何で知っているの?」アオザメ

 

桜歌「シャルのラファールが全部俺に流してくれたよ」ニコリ

 

百合姫「…」アオザメ

 

桜歌「夏休みが楽しみだなぁ」ニコニコ

 

百合姫「いやぁ~」

 

こうして試合の一部が終わった

 

束「おーくん、私のお願い叶えてくれなかった」(._.)

 

クロエ「まあまあ束様、お兄様にも何かあったのかも知れないじゃないですか」

 

束「…」

 

クロエ「夏休みにどこか連れていってもらったらどうですか?」

 

束「うん、そうする」



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