ヴィランのヒーローアカデミア (カオス)
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転生

暇つぶしに書いてみた。

みんなの暇つぶし作品になったらいいな。

つまりに何がいいかと言うと…

超不定期更新&駄文でもOKな奴等は着いて来い!




??「突然だがお前は死んだ!」

 

 

突然、俺の前に爺が現れて唐突に当たり前の事(・・・・・・)を言い渡された。

 

 

俺「はぁ…」

 

 

??「信じちゃおらんじゃろ」

 

 

俺「いや自分が死んでしまった事ぐらい覚えているが?」

 

 

??「はぁ!?じゃあわしの事は?」

 

 

俺「順当に行けば二次創作とかの髪とか世界の管理者とかそんな類のものだろ?」

 

 

??「ちょっと漢字変換がおかしくないのか?わしが神なのは否定しないが……」

 

 

俺「じゃあ紙であっているだろ?」

 

 

髪(紙)「まぁいいじゃろ。…でおぬしには転生してもらう!」

 

 

俺「俺を?」

 

 

俺は数回瞬きをして少し驚いた。

 

 

髪(紙)「そうじゃ!記憶を持ったまま別世界に転生じゃ!」

 

 

俺「何で俺なんだ?」

 

 

髪(紙)「わしがお主をあの世界に転生させたら面白そうだと思ったからじゃ!」

 

 

俺「まぁ別に元いた世界に未練は無いからなぁ…別にいいよ」

 

 

なんていったって元の世界では色々ヤンチャな事をたくさんしたからなぁ……

 

 

俺「それで俺は何処の世界に行かせるんだ?魔法と剣の世界か?それともアニメとか漫画の世界か?」

 

 

髪(紙)「うむ…お主にはアニメの世界に転生してもらう!」

 

 

俺「アニメかぁ……ジャンプのアニメなら知っているぞ。ジャンプ持っていたし。(暇つぶし目的で)」

 

 

髪(紙)「それではお待ちかねの特典選びタイムじゃ!」

 

 

俺「自由に決められるのか?それともくじか?

 

 

髪(紙)「くじじゃ!さぁこの箱から一枚紙を引くのじゃ!」

 

 

目の前に俺と同じぐらいの大きさで手を入れられるぐらいの穴がついている箱が現れる。(俺の身長176cm)ためしに腕までを突っ込んでみたら大量の紙が入っていた。はっきり言って腕の上にある凄い数の紙のせいで腕が抜けにくい。というか抜けない…

 

 

俺「じゃあこれ…」

 

 

結論:勢いよく引っこ抜いた(腕が千切れるかと思った)

 

 

髪(紙)「うむ………Shadowverse(シャドウバース)の能力だな」

 

 

俺「シャドウバースっつったらあのPCのオンラインカードゲームか?」

 

 

髪(紙)「そうじゃ♪」

 

 

俺は苦虫を噛みつぶしたような表情をして

 

 

俺「あのエルフの害虫(ゴキブリ)マジ糞…アリサもゴキブリ(害虫)を出し入れして気持ち悪くないのか?そもそもあれもっとコスト高くするべきだよ本当に…せめてコスト5ぐらいにしろよ・・・マジで」ボソッ

 

 

髪(紙)「知っておるなら問題ないな!じゃあ転生させるぞ!」

 

 

俺「少し待てよ。…何処に転生させる気だ」

 

 

髪(紙)「僕のヒーローアカデミアだ♪」

 

 

俺「確か主人公がヒーローを目指すやつだろ?もしかして俺をヒーローにするつもりか?笑えない冗談もここまでくると一週半回って笑える話だな。俺はどちらかといればヴィランだろ?」

 

 

冗談めかしに肩を竦めながら言う。

 

 

髪(紙)「そうじゃな。なんせおぬしは……前世で146人殺し、盗みは278件もした極悪人だからな。」

 

 

神はニィと俺に笑顔(?)を向ける。

 

 

俺「お前…まともな神じゃあないだろ」

 

 

神「わしはアポフィスじゃ」

 

 

俺「ちっ…面倒な奴に目をつけられたな」

 

 

俺はまた苦虫を潰したような表情をしながら軽く睨む。

 

 

アポフィス「まぁそう言うな。お主にはヒーローになってもらう予定じゃからな」

 

 

俺「!?…お前確か邪神だったはずだろ!?なら俺がヴィランになったほうが都合がいいんじゃあないか?」

 

 

アポフィス「悪を正義にする……それも一種の悪だ」

 

 

確かにあいつに言い分にも一理ある。言ってしまえば正義をヒーローを悪にするという悪の所業の逆転したバージョン。悪は正義のヒーローになんかなりたくない奴が大半だと俺は思う。だって悪って言うのは自分勝手、世間のルールには従わないやつのことを言う。それを無理やり正義のヒーローなんかにしたら世間一般からしたら改心をして人を思うようになったと思い評価は少しずつだが上がっていき最終的には正義のヒーローにされるだろう。だが悪である奴は地獄でしかない。やりたくも無い人助け。したくも無い奉仕活動。そしてどうでもいい人命救助。もう一度言おう…悪である奴は地獄でしかない。

 

 

アポフィス「ちなみにヴィランになっても最終的には必ず(・・)ヒーローになるから♪」

 

 

俺「はぁ!?」

 

 

アポフィス「では頑張って来い♪」

 

 

俺「糞ッ!」

 

 

俺の意識は暗闇へと消えていった……

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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主人公設定

Shadowverseの能力設定などを書いていきます。
ネタばれなどはないので安心してみてください。


名前:影詩(かげし) 召夜(しょうや)

 

ヒーロー名:無し

 

好きなもの:自分を楽しませてくれる奴、ラーメン

 

嫌いなもの:ヒーロー、つまらない奴

 

個性:召喚

 

説明

 

使えるクラス

ニュートラル、ウィッチ、ロイヤル、ビショップ

 

基本説明

戦闘が始まるとコスト1のカードから使えます。1分ごとに使えるコストが増えていきます。手札は無く使えるコストを超えなければカードはいつでも使えます。同じカードは1時間に3回まで使えます。(どんなカードでも)一度カードを使ったらそのカードだけはまたコストを支払うだけの時間を待たなければなりません。例としてあげるなら2コストのカードを使ったら2分後に同じカードを使う事ができます。連続で同じカードを使う事はできません。それ以外のコスト2のカードであるなら問題はありません。デッキアウトで死亡はありません。戦闘開始2時間後にはコストは全てリセットされ5コストのカードからの戦闘になります。

 

フォロワー

フォロワーカードは自分を強化をするカードです。攻撃力は上がりますが(一部を除く)防御力は上がりません。(一部を除く)フォロワーが持っている能力も付加されます。フォロワーが持っている武器も使えます。付加盤面は最大5枚まで。アミュレットも含む)自分に付加する盤面の事を付加盤面と呼びます。

例:疾走やフォロワーを出すなど。

 

フォロワー(スペル、アミュレット)

フォロワーカードではなくフォロワーのファンファーレや進化の効果やラストワード、スペルやアミュレットの効果でフォロワーを出した場合自分に能力を付加をするのではなく現実世界にフォロワーが存在できます。最大30体まで出すことが可能です。現実世界の盤面をリアル盤面と呼びます。

 

攻撃力

付加しているフォロワーの攻撃力の総量で主人公の攻撃力が変わります。大体オールマイトが攻撃力30だと想定してください。

 

体力

傷を負ったら傷のでかさでフォロワーの体力が無くなっていきます。(ダメージを肩代わりするわけではありません)フォロワーの体力が無くなったら強化が消えます。大体の目安として1~2が掠り傷、3~4が軽症、5~7が中傷、8~10が重症です。攻撃を受ける順番は本家の盤面を想像して一番左のフォロワーから消えて行くと思ってください。

 

進化権

1日3回まで使えます。(例外あり)進化はいつでも出来ます。進化後の1分間は最初の攻撃力1.5倍(重複無し、突進との重複も無し)

 

疾走

1分間行動を1.5倍早くします。(重複はしない)

スペルなどで出した現実世界のフォロワーは上記と同じ効果です。

 

必殺

必殺はなしとします。

 

突進

最初の攻撃力を1.5倍にします。(重複はしない)

スペルなどで出した現実世界のフォロワーは上記と同じ効果です。

 

チョイス

使えるカードが増えます。

 

エンハンス

コストを多く支払う事で強い能力や攻撃力などが付加されます。

 

守護

守護を持っていないフォロワーを攻撃から守ります。これも一番左の守護をもつフォロワーから受けていきます。守護を持っているフォロワーがいる限り防御力1.5倍します。(重複しません)

スペルなどで出した現実世界の守護持ちのフォロワーは守護を持っていないフォロワーだけではなく自分も守ってくれます。防御力は上がりません。

 

潜伏

相手から認識されなくなります。あくまでも認識されない程度なので攻撃などは食らいます。一度攻撃や大きな物音を出すと潜伏の付加がなくなります。(重複無し)

スペルなどで出した現実世界でのフォロワーは上記と同じ効果です。

 

スペル

様々な効果を持ったカードです。スペルで出したフォロワーは現実世界に出てきます。○○を破壊するなどのカードはありますがこのSSでは相手は死にません。

 

スペルブースト

スペルを発動するたびにコストが下がったりスペルの威力が上がったりできます。しかしスペルの威力を上げる事はできますがとてつもなく強力な攻撃などは出来ません。

 

アミュレット

攻撃力や体力を持たないカードです。様々な効果を自分に付加さしたりフォロワーを現実世界に出します。アミュレット破壊はオーディンなどアミュレット破壊効果のあるフォロワーやスペルを出せば破壊可能です。

 

カウントダウン

カウントダウンを持つアミュレットは、記載されている数字分のカウントを持って場に出ます。自分のターン開始時に1つずつ減っていき、カウントが0になると自動的に破壊されます。ラストワードにフォロワーをだしたり相手に攻撃をしたりします。

 

サタン

無しとします。アポカリプスデッキも存在しない事にします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




説明下手でゴメン・・・


名前の由来分かった人いたかな?
シャドウバースのシャドウは影という意味
シャドウバースのバースは詩歌などの意味
(Google先生に聞いた)
だから影と詩で影詩

召夜の召は召還の召
召夜の()は…シャドウバースって(よる)って言うイメージがあったからw


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RE:ヴィランから始まるヒーロー生活

まだ原作には入りません。
次から入ります!



転生してから14年経った。名前は影詩(かげし) 召夜(しょうや)になった。容姿はシャドバースに出てくるカイルを黒髪にした感じだ。個性は召喚…簡単に言ってしまえばシャドウバースの力を手に入れたわけだ。

 

生まれた家は暴力団の幹部の家だった。母の個性は付加。あらゆる属性を身に纏うことが出来る個性で、父の個性は人形創造。人形を作りそれを操る個性だ。戦闘能力こそさほど高くは無いが大量に作れると言う利点があり時間稼ぎや目くらましなど結構幅広い活用方法があり暴力団は父の個性を重宝している。

 

この14年で色々な事をした。暴力団だからといって一般市民をむやみに攻撃しないが主に喧嘩を売ってきた他の暴力団やヴィラン相手に何回も殺人や窃盗をした。そして13歳の頃暴力団同士の喧嘩(殺し合い)の中、ヒーロー……オールマイトが来て二つの暴力団を捕まえた。父と母は暴力団に殺されたが別にさほど気にしては無い。別に愛されてなかったが虐待とかも受けていなかった。なので生んでもらった事と育ててくれた事に感謝をこめて両親を殺した相手には死んでもらった。仇を討ったともいえる。その後俺は逮捕され大人ではなかったので少年院に入れられた。

まぁ少年院に入れられたところで簡単に抜け出して店にある物を盗んでまた少年院に戻るといった事を繰り返して1年間を過ごした。

 

 

そしてもうすぐ普通の中学生が高校選びに本気で悩む頃……

 

 

??(1)「校長、本当に彼を雄英の…しかもヒーロー科に入れるんですか?」

 

 

??(2)「そうだよ。彼は殺人を犯したといっても暴力団組織の人間だったりヴィランだったりと犯罪履歴がある人しか殺してないから考え方を改めさせることができればこれ以上とないヒーローとなると私は思っているよ」

 

 

??(1)「私は反対です。彼を少年院から出すなど…」

 

 

??(2)「そうは言ってもね彼、少年院を無断で出たり入ったりしているみたいなんだよ。少年院にいるヒーローたちも手を焼いているみたいなんだ。それに実力はオールマイトが認めるほどの力もあるしさ」

 

 

??(1)「なんと……」

 

 

??(3)「大丈夫だよ!相澤くん!彼がもし暴れたとしても私がいるからね!」

 

 

??(1)「……少年院で好き勝手させるぐらいなら目の届く所に置いて監視、可能であればヒーローにさせる…ですか…そういう事情ならわかりました」

 

 

??(3)「……無視?」

 

 

 

 

 

 

 

 

少年院にいるヒーロー「おい!お前にお客様だ。くれぐれも粗相のないようにな!」

 

 

俺「俺に?」

 

 

 

 

 

 

面会室にきて二人と一匹がいた。オールマイトとたしか…アナザーヘッドだっけ?ジャンプを読んでいたが僕のヒーローアカデミアはパラ読みをしていたので大まかな設定しか覚えていない……確か一匹のほうは校長だっけ?あれ理事長だっけ?…忘れた。

 

 

俺「これは驚いた。俺を捕まえたオールマイトがまさか俺に用があるとは……」

 

 

オールマイト「実はね君に少しお話があってきたんだ」

 

 

俺「俺に?ヴィランの俺に話って事情聴取ですか?」

 

 

??(2)「いいや。君に折り入って頼みたいことがあってね。」

 

 

俺「お前は?」

 

 

??(2)「失礼、私は雄英の校長をしている根津と言うんだ」

 

 

校長だったか…

 

 

俺「雄英?ヒーロー量産所の校長が俺に頼みたい事とは?」

 

 

根津「実はね君に雄英のヒーロー科に入っても貰いたいと思って来たんだよ」

 

 

俺「俺がヒーローに?馬鹿馬鹿しい。確かに俺が殺してきたのはヴィランだったり暴力団の連中だったりしたがそんなことで俺をヒーローにしたいのか?」

 

 

なるほどここが神が用意したヒーローとなるための一方的な分岐点。さぁどんな事を言ってくるかどんな強制力が働くのか少し楽しみだ。

 

 

??(1)「それだけではない。少年院を抜け出したりして少年院にいるヒーローを困らしているそうではないか」

 

俺「なるほど…俺を監視、可能であれば考え方を改めさせる。まだ子供である俺ならそれが可能性が無いわけではないと思っての行動か…でお前は誰だ?」

 

 

オールマイト「彼はイレイザーヘッド。彼もヒーローさ」

 

 

イレイザーヘッドか。ならアナザーヘッドって何だよ。……思い出した。確かワンピースのフィギュアのトラファルガー・ローの奴だわ…

 

そんなことはともかく実際よく出来ている。誰も平和の象徴(オールマイト)がいるところで犯罪を犯そうなど考えない…と思う。確かに俺だって10分経ってからならオールマイトと互角以上の戦いが出来るがもし戦闘になったら一瞬で片が付く。そしてヒーローが何たるかを三年にわたり学び、更生させようとしているのか…

 

 

俺「じゃあ俺がここでNOと断ったら?」

 

 

根津「君には残念だけど無限牢獄に入ってもらう」

 

 

はぁ?無限牢獄と言えば原作では確実に無かった要素。そこに入った瞬間、確実に脱獄不可能。無期懲役で死ぬまでそこにいるという地獄。噂では糞を食っているほうがマシとも言えるほどまずい飯。睡眠時間は3時間。休み時間無しでの重労働……冗談ではない!そんなことをしているぐらいなら死んだほうがマシだ!

 

 

根津「出来ればと言う言葉を本当は使いたいのだが…今ここで答えがほしいな」

 

 

俺「……殆ど脅しているようなものではないか?」

 

 

イレイザーヘッド「嫌なら断ればいい。まぁその代わり無限牢獄が待っている」

 

 

俺「入学にあたって幾つか妥協点が欲しい」

 

 

根津「私たちも鬼ではない…出来る限りのことは妥協しよう」

 

 

俺「妥協点は全部で三つだ。一つ目の妥協点は、テストの免除」

 

 

根津「いいでしょう。免除しよう」

 

 

俺「二つ目の妥協点は授業中ヒーローに関わらない授業は基本的に受けない。または寝る」

 

 

根津「ヒーローに関わる授業は受けるんですね?」

 

 

俺「あぁ…しかし計算力とか語学力とかの理由で数学や現代文、英語や理科、社会といった授業は受けろというのは無しだ。まぁ気が向いたら受けるとしよう」

 

 

根津「…学校行事には出てくれますか?」

 

 

俺「…体育祭や救助訓練、強化合宿といったものにも出る。クラス内での決まりごと…クラス委員長決めやそういったやつは極力出よう。」

 

 

根津「なら了解したよ。君は頭の回転がかなり早い。見た所、学力的には高校で学ぶ学力にはもうすでに達していると見える」

 

 

俺「最後だ。入学試験を免除しろ」

 

 

根津「それは駄目だよ。君の実力を確かめるためにある程度は倒してもらわないとね。大体30ポイントぐらい倒してくれたらいいからさ」

 

 

俺「30ポイント?倒す?何の事だ?」

 

 

根津「それは受けてくれるなら話すよ。それで雄英を受けるか決まった?」

 

 

俺「…チッ。面倒だが行ってやるよ。雄英に!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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あの時見たヒーローの名前を僕はまだ知らない

自身に能力を付加するほうの盤面を付加盤面と名づけました。
リアルでフォロワーが出てくるほうの盤面をリアル盤面と名づけました。


少年院を出た後、雄英が用意した寮にいた。一人で生活をするには全然問題の無い広さの寮だ。料金のほうは雄英が持ってくれるそうだ。そして今日がその雄英の入学試験日。はっきり言って糞がつくほど面倒臭い。けど行かないと無限牢獄……鬱になるわ。

 

 

~入学試験会場~

 

 

会場に入ってみるとほぼ空いている席が無い。どうしようかと悩んでいたら壁際の席が一つだけ空いていた。しかし隣が女か……しかたない

 

 

俺「隣良いか?」

 

 

?「え、あ…良いよ。私の名前は耳郎響香。辺須瓶中学出身だよ」

 

 

俺「俺は影詩召夜。好きに呼んでくれ」

 

 

耳郎「わかった。よろしく」

 

 

耳郎と喋っていたら黄色いリーゼント頭の人が会場に入ってきた。

 

 

?「レディースアーンドジェントルメーン!!アーユーレディ!!」

 

 

シーーーーン

 

 

…うるせぇ。

 

 

?「今日は俺のライヴにようこそー!!エヴィバディセイヘイ!!」

 

 

シーーーン

 

 

うるさい声で始まった実技試験の説明会。筆記?あんなもん100点ぐらい普通に取れる。まぁ100点は目立つので90点ぐらいにしておいたが……というかお前のライヴじゃねーよ。

 

 

?「こいつぁシヴィー!!受験生のリスナー!実技試験の概要をサクッとプレゼンするぜ!!アーユーレディ!?YEAHHHH!!!」

 

 

シーーーーン

 

 

と言うかこいつ誰だよ。自己紹介ぐらいしろよ…

 

 

?「入試要項通り! リスナーにはこの後! 10分間の『模擬市街地演習』を行ってもらうぜ! 持ち込みは自由! プレゼン後は各自指定の演習会場に向かってくれよな!」

 

 

……え、本当に自己紹介しないの?まぁどうでもいいけど。

 

 

?「演習場には仮想敵を三種、多数配置してありそれぞれ『攻略難易度』に応じてポイントを設けてある! 各々なりの“個性”で“仮想敵”を行動不能にし、ポイントを稼ぐのが君達リスナーの目的だ! もちろん、他人への攻撃等アンチヒーローな行為はご法度だぜ!?」

 

 

チッ…受験者の邪魔してやろうかと思っていたのに…

 

 

?「質問よろしいでしょうか? プリントには四種の敵が記載されています! 誤載であれば日本最高峰の恥ずべき痴態です! 我々受験者は規範となるヒーローのご指導を求めてこの場に座しているのです!」

 

 

しかし一名を除くってね。…どうせこれも説明するだろ。少し待って質問タイムが始まってから質問しろよ…

 

 

?「ついでにそこのちぢれ毛の君。先ほどからぼそぼそと…気が散る!!物見遊山のつもりなら即刻ここから去りたまえ!」

 

別にいいじゃん。独り言ぐらいって思うのは俺だけか?

 

 

 

 

説明が終わり各会場に向かう。

 

 

耳郎「影詩、アンタ会場どこ?」

 

 

俺「俺は…Cだな」

 

 

耳郎「私もCだよ。お互い受かるように頑張ろうね」

 

 

俺「……そうだな」

 

 

耳郎「?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~C会場~

 

 

?『ハイッ、スタートォ!』

 

 

唐突にして始まった実技試験。みんなは呆然として立っている。

 

 

?『どうしたあ?実戦じゃあカウントなんざねぇんだよ!!走れ走れぇ!!!賽は投げられてんぞぉ?!!』

 

 

---!!!??

 

 

黄色リーゼントの言葉を聞いて受験生が一斉に走り出す。面倒なので俺は歩いて後ろについていく。

 

当然ながら完全に出遅れたというよりサボった俺は破壊するロボットがそんなにいない。まぁもう3分経っているからいい線は良くと思うが…

 

 

『殺ス、殺ス!!!標的ヲ補足。抹殺スル!!!』

 

 

1機ロボットが突っ込んできたが…

 

 

俺「渾身の一振り!」

 

 

ロイヤルの渾身の一振りで1Pのロボットを破壊する。そして明らかに敵のほうが多いのでナイトが現実世界に出てくる。

 

 

ナイト「隊長!任せてください!」

 

 

俺「武装強化!」

 

 

俺は武装強化をナイトに施しナイトのステータスをアップさせる。

 

 

俺「じゃあ、あのようなロボットを倒してきてくれ」

 

 

ナイト「お任せを!」

 

 

……ナイトで破壊したロボットは俺のポイントになるのだろうか?

 

 

俺「まぁいいや。面倒だがロボット掃除開始だ」

 

 

今の俺のステータス

 

付加盤面

 

0/0

 

リアル盤面

 

ナイト 3/3

 

 

結構心もとないな……もう少し強化するか。

 

 

俺「研磨の魔法、ゴーレムの練成、抜刀する執行者タージ、風の軍神・グリームニル」

 

 

今の俺のステータス

 

付加盤面

 

タージ 1/1 疾走効果発動中

 

グリームニル 2/3 守護効果発動中

 

俺の攻撃体力の合計 3/4

 

リアル盤面

 

ナイト5/3

 

クレイゴーレム 2/2

 

 

まぁこんなもので良いだろう。

 

 

俺「クレイゴーレム!ロボットたちを破壊しろ!」

 

 

クレイゴーレム「□△×○」

 

 

クレイゴーレムはそこらへんのロボットたちに向かって(遅いけど)走っていった。さて俺もそろそろ頑張りましょうかね。拳や蹴りで低いポイントを集めていく。

 

 

30Pぐらい集まった頃、突然ナイトの反応が消えた。誰かに倒されようだがここじゃあアンチヒーローはご法度。つまりロボットが倒したという事になる。それなりに強化しておいたナイトがそう簡単に倒されるということはあれが出てきたのか。…0P敵。

 

 

モブA「うわー逃げろー」

 

 

モブB「あんなの勝てるわけがねー」

 

 

峰田「無理ゲーだよ!鬼畜ゲーだよ!畜生ーー!」

 

 

峰田だ!峰田がいる!パラ読みだったが峰田は印象がメッチャ強いので覚えていた数少ないキャラだ!てかあいつ本当にちっさいな(笑)

 

 

?「痛った……」

 

 

かすかにだが知っている声がした。耳郎の声だと思うが一応周りを見渡す。…瓦礫に体を挟まれていた。まぁあいつは隣の席を譲ってくれた恩があるし助けるか…

 

 

俺「おい、大丈夫か?」

 

 

耳郎「!?影詩!何でお前ここにいるんだ!?」

 

 

俺「なんでって…お前が瓦礫に挟まっていたから?」

 

 

耳郎「私に聞くな!聞いているのは私!っていうか早く逃げろ!0P敵が…」

 

 

ドガーン、バガーン(物を破壊する音)

 

 

俺「うるせぇ…」

 

 

耳郎「かげ…し?」

 

 

殺気を出している俺に驚いたのか急に大人しくなる耳郎。

 

 

俺「凍りづけの巨像!ギガース!」

 

 

付加盤面にアミュレット凍りづけの巨像が配置されすぐにギガースを自分に付加する。凍りづけの巨像の効果でリアル盤面にインペリアルマンモスが出てくる。

 

 

耳郎「マン…モス?」

 

 

俺「インペリアルマンモス!そいつの相手をしてろ!」

 

 

マンモスを見て呆然としている耳郎を助ける。そして2分くらい経ってから

 

 

『終了~~~~』

 

 

実技試験が終了した。

 

 

 

 

 

俺「はぁ~やっと終わった。テミスの審判」

 

 

テミスの審判で両方の盤面を全て消す。さっきまでマンモスを見て大騒ぎしていた受験者も突然いなくなって驚いていた。

 

 

耳郎「お疲れ様。それとありがとね。助けてくれて」

 

 

俺「別に…俺はただ席を譲ってくれた借りを返しただけだ」

 

 

耳郎「それでもだよ…ありがと」

 

 

俺「…すぐに救護班がくるだろ。そこでじっとしておけ。お互い受かっていたら雄英でまた会おう」

 

 

耳郎「あ、ちょ」

 

 

俺は耳郎の返事を聞かずこの場から去った。

 

 

俺「あ、結局あの黄色リーゼントの名前ってなんだったんだ?」

 

 

 

 

 

後日

 

寮にある固定電話が鳴ったことにより快適な眠りを妨げられた事に苛立ちを感じながら受話器をとった。

 

 

?「おはよう、影詩少年!」

 

 

相手はオールマイトだった。というか今何時だよ…7時……まだ夜じゃねーか!

 

 

俺「オールマイトかぁ…でなんかよう?」

 

 

オールマイト「実は入学試験の結果を教えてあげようと思ってね」

 

 

俺「じゃあ早く言って」

 

 

オールマイト「結果から言えば合格だ!よかってね影詩少年!」

 

 

俺「そうか…じゃあな。俺はまだ眠い…」

 

 

オールマイト「え、もう少し待っ」

 

 

ガチャ…(受話器を戻した音)

 

 

俺「…チッ」

 

 

合格した事によりこれからのことを考えて更に苛立ちを感じながら眠りに着いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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影詩召夜の憂鬱

そろそろサブタイトルが何を元に作っているかわかってくるはずだと思います!

……わかってくれないと困る。

ヒロイン枠は、とりあえず耳郎は入れるとしてあとねじれ先輩と何人か入れようと思っています。梅雨ちゃんはいれません!(作者の好みではないから!)
現在迷っているのは梅雨ちゃんを除くA組、B組女子生徒とMt.レディです。

守護の効果1.2倍から1.5倍に変更しました。

リアル盤面は最大30体まで展開することがにしました。

付加フォロワーが持っている武器を現実世界で使えることにしました。

オールマイトの攻撃力を20から30に変更しました。



はぁ……憂鬱だ。今日からピカピカの(高校)一年生。小中学校には行っていなかったが高校に入れたのは校長が手を回したのだろう。幼稚園?それも行ってないよ。俺が行ったのは保育園だからな!と言う事で今明かされた衝撃の事実!俺は小中と行ってなく、保育園しか行った事が無い。当然今世でも前世でもだ。知識としてはあるが実際行った事が無い。つまり何が言いたいかというと……

 

 

影詩「俺はA組……教室入って何処の席に座ればいいんだ?」

 

 

俺は学校の仕組みが分かっているだけで詳細は分からない。教室に入ったら名簿順で座ればいいのか指定されている席に座ればいいのか…いや待てもうすでに座る席が決まっている所を書いている書類をみんなに配られているのか…でも何故?俺のところに来ない?…まさか俺がヴィランだからか!?少年院を抜け出しまくった俺の恨みを少しでもここで晴らしたいと言うのか!?

 

 

影詩「……どうでもいいや。今日はガイダンスだけだろうし。サボるか」

 

 

明日時間ぎりぎりに行って空いている席が俺の席だろう。俺は再び眠りに着いた。

 

 

~学校、終礼時~

 

 

??「先生!何故あの空席があるのですか!」

 

 

イレイザーヘッド「あぁ…それは…………」

 

 

??「…先生?」

 

 

イレイザーヘッド「どうしても外せない家の用事らしい」

 

 

??「そうでしたか!それではいつ頃にくるのですか!」

 

 

イレイザーヘッド「明日には来ると思う……多分」

 

 

 

 

 

~影詩~

 

 

ピロピロピロ……ピロピロピロ…ガチャ…

 

 

突然電話が鳴ったので寝ぼけた頭を最小限動かし電話に出た。

 

 

影詩「はい…zz」

 

 

イレイザーヘッド「俺だ」

 

 

影詩「俺俺詐欺は…犯罪ですよ~zzz」 

 

 

…ガチャ

 

 

俺は再び眠りに入った。

 

 

ピンポーン……ピンポーン

 

 

影詩「…うるさい…zzz」

 

 

ピンポーン…ピンピンピンピンピンポーン…

 

 

影詩「うるさい!ったく誰だよ!俺の睡眠を邪魔した奴は!…というかピンポン連打するな!」

 

 

ガチャ(ドア開閉音)

 

 

影詩「誰だ!ピンポン連打した奴は!」

 

 

イレーザーヘッド「…俺だ」

 

 

影詩「…………」

 

 

…影詩はこのとき全てを悟った。あの電話が誰なのか。そして何で来たのか。何故怒っているのか。全てだ。

 

 

イレイザーヘッド「何故来なかった?」

 

 

影詩「……」

 

 

言える筈が無い。席がわからないので行きませんでした。なんて。だから俺は頭をフル回転させて必死の言い訳を探した。

 

 

影詩「…今日はガイダンスだったはずだ。あんなくだらない物のために行くなんて面倒すぎる。安心しろ。明日からは普通の授業。ヒーロー基礎学もあったはずだ。明日は行ってやるよ」

 

 

イレイザーヘッド「本当だな?」

 

 

影詩「本当だ」

 

 

イレイザーヘッド「…来なければ除籍だからな」

 

 

影詩「分かった」

 

 

ガチャ(ドアの開閉音)

 

 

明日は必ず行こうと思った影詩だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

憂鬱だが…いや鬱病になりそうなぐらいに鬱だが今日は学校に来ていた。時間はぎりぎり。あと30秒弱でチャイムが鳴る。はっきりって色んな事を想定してしまう。もし空いている席が二つ以上あったら?もし席が無かったら?席をない事を思い浮かべたのは前世のドラマでお前の席ねぇから!という女子生徒が言っていたから。あのドラマ見たこと無いけどyou○ubeであのシーンだけ見た。色んな不安が残る中教室に入った。

 

 

一斉に話し声が止まり俺がいる方向に全員の視線がくる。別に見られるのはなんとも思わない。…よかった席一つ空いていた。つまりあれに座ればいいということだな。

俺は空いている席に座った。俺の席は一番前だった。また鬱になった。もう思考がおかしい。後ろの席はピンクの肌をした女子生徒だった。

 

すぐに教師…イレイザーヘッドが教室に入ってきた。やる気なさそうだな。

 

 

イレイザーヘッド「えー今日は昨日休んでいた影詩が家の事情が終わったので帰ってきた。仲良くするように…それと今日から授業が始まる。いつまでも中学生気分にいるな。じゃあこれでホームルームを終わりにする」

 

 

ホームルームが終わり生徒が一斉に俺のところに来る……はずもなく。静かな空間になった。それもそのはず俺に関わるなオーラを俺が出しているからだ。相手にするのが面倒だしな。

 

 

??「よっ」

 

 

影詩「?」

 

 

??「「「「「っ」」」」」

 

 

??「久しぶり。影詩」

 

 

影詩「お前は……」

 

 

??「……まさか覚えてない?」

 

 

影詩「覚えている。ただ思い浮かべられるのに名前が出ないだけだ」

 

 

??「そうだね。そういうときってあるよね。けどさ今私、目の前にいるんだけどっ!」

 

 

耳のイヤホンジャック?を俺に突き刺してきた。

 

 

影詩「あぶねっ」

 

 

寸前の所で避けたが…

 

 

影詩「思い出した!耳郎…だったよな」

 

 

耳郎「何だ覚えているじゃん」

 

 

影詩「…でなんか様か?」

 

 

耳郎「いや様ってほどじゃないけど…なんで昨日休んだの?」

 

 

影詩「先生も言っていただろう。家の事情だ」

 

 

耳郎「ふ~ん…まぁお互い受かったんだしこれからもよろしく」

 

 

影詩「…あぁ」

 

 

耳朗は俺から離れていった。他の生徒は耳朗に話しかけていた。多分俺に関係することだろう。

 

 

授業が始まり俺は受ける気が無いのでとりあえず寝た。というか内容が簡単すぎる。言葉の最初に汚い言葉がつくほど面白くない。誰かが俺のことを叱っていたような気がしたが先生がそれを止めたようだ。

 

 

昼になり学食には行かずに屋上でパンを食べる。クックヒーローランチなんたらが作る飯は低価格でとても美味しいらしいけどなぜヒーロー()の飯を食わなきゃいけない!まぁ俺の持ち理論はともかく屋上は素晴らしい。殆どの生徒はランチなんたらの学食。そして残り少数は弁当持参で友達と食べている。つまり屋上で食べる人はいない。

 

 

影詩「屋上最高」

 

 

ガチャ(ドアの開閉音)

 

 

耳郎「ここにいたんだ」

 

 

影詩「耳郎か。俺になんかようか?」

 

 

さよなら……俺のボッチ飯(至福の時間)

 

 

耳郎「うん。さっきは言い忘れていたけど入試の件、本当にありがとう」

 

 

影詩「はぁ…またその話か?別に恩を返すために助けたに過ぎない。だからこの話はこれで終了。で、また何か様があるか?」

 

 

耳郎「えっと…じゃあさアンタの個性教えてよ」

 

 

影詩「俺の個性?」

 

 

耳郎「うん。入試の時マンモスをだしていたじゃん。だから気になって…」

 

 

影詩「…俺の個性は召喚。時間が経てば経つほど強力なモンスターなどが召喚が可能になる。あのマンモスはインペリアルマンモスっていうフォロ…モンスターだ」

 

 

耳郎「それって強くない!?」

 

 

影詩「言っただろ。時間経てばだ。時間が経っていなければ弱いままだ」

 

 

耳郎「それでも強いよ!私の個性はイヤホンジャック。プラグを挿した相手に私の心音を爆音の衝撃波として放つことが出来るの。あと地面とかに挿して気配を探るとか」

 

 

俺は立ち上がり軽く首を捻る。

 

 

影詩「どんな個性も必ず弱点はある。例外はない。そして個性が派手で強い奴ほど力を十分に発揮できない。相手を殺してしまう危険性が高いからな。まぁそこらへんはあの教師ど…教師たちが教えてくれるだろう」

 

 

ピンポーンパンポーン

 

 

影詩「時間だ。俺は先に教室に戻っているぞ」

 

 

耳郎「あっちょっとまてよ」

 

 

耳郎は影詩のあとを追いかけた。

 

 

 

 

 

 

午後の授業…遂にヒーロー基礎学が始まる!本当は始まってほしくないけど……だって契約上ヒーロー基礎学は授業に参加しなければならない。欝だ…

 

 

オールマイト「わーたーしーがー!!普通にドアから来た!!」HAHAHAHA

 

 

??「オールマイトだ…!!すげぇや本当に先生やってるんだな…!?」

 

 

??「銀時代のコスチュームだ…!?画風が違いすぎて鳥肌が…」

 

 

オールマイト「ヒーロー基礎学…ヒーローの素地をつくる為、様々な訓練を行う課目だ!!早速だが今日はコレ!!戦闘訓練!!!」

 

 

??「戦闘……訓練…!」

 

 

オールマイト「そしてそいつに伴ってこちら!!!」

 

 

視線を横に向けると何か出てきている。多分コスチュームだろう。何この無駄なハイテク。無駄に無駄を重ねた無駄だな。つまりに何が言いたいかというと超無駄。

 

 

オールマイト「入学前に送ってもらった個性届と要望に沿ってあつらえた…戦闘服!!」

 

 

「おおおおぉぉ」

 

 

オールマイト「着替えたら順次グラウンド・βに集まるんだ!!」

 

 

遂に本格的に始まってしまう。俺のヒーローアカデミア(地獄生活)が…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




仕事をしていたら鬱になってくる…そんなことありませんか?そんなあなたにはこちらわんふぉーおーるをプレゼント!これさえあればどんな重い荷物も軽々持ち運び可能です!更にヴィランとの戦闘も楽に倒せちゃうお手ごろな商品です!!値段は此方!


値段:1円


安いでしょ~。……駄目だ……仕事が面倒すぎておかしなテンションになっている。。軽くうつ病になって死にたいと少し思ってしまった作者でした。チャンチャン♪



※自殺はしません


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ようこそ実力主義の授業へ

今回は少ない。なぜなら私が仕事で疲れ果てているからだ!


始まってしまったヒーロー基礎学。俺はコスチュームに着替えた。俺のコスチュームにはギミックはあまり無い。黒いロングコートに黒のシャツ、黒のロングブーツだけだ。ギミックはロングコートの左胸に三つの小さな黄色のダイヤ型の光がある程度だ。暗闇になったら俺だけが見えるように細工もしてある。これは進化権の回数だ。別に弱点をばらした所で俺のことよく観察していればすぐにわかるから俺が分かりやすいようにしたまでだ。

 

 

影詩「さてと…いくか…(くそったれな授業に…)

 

 

??「あれ影詩くん授業に参加するんだ」

 

 

影詩「誰だお前?」

 

 

??「あ、そうだね僕の名前は緑谷出久。よろしくね」

 

 

影詩「あぁ…よろしく」

 

 

緑谷「さっきの話に戻るけど午前中の授業すべて寝ていたりいなかったりしていたからヒーロー基礎学はやるんだと思ってね」

 

 

影詩「俺はとある理由でヒーロー基礎学以外の授業が免除されているんだ。勿論例外はあるけどな。とある理由っていうのは触れないでほしい」

 

 

緑谷「あっそうなんだ。」

 

 

??「いいなぁそれって!」

 

 

影詩「今度は誰だ…?」

 

 

若干面倒くさくなってきたが対応することにした。あとであいつ(先生)らに何言われるかわからんし…

 

 

??「俺の名前は上鳴電気。でさ授業が免除されるって言うのはいったい何をすればいいんだ?やっぱり大学とかの勉強が出来ているからとか?」

 

 

影詩「(めっちゃヴィランになったら免除されるっていいてぇ…)」

 

 

緑谷「駄目だよ上鳴くん。とある理由で言えないってさっきいっていたし。」

 

 

上鳴「おぉそうだった。すまん。けどやっぱり気になるなぁ…」

 

 

影詩「そろそろ時間だ。運動場に行こう」

 

 

緑谷・上鳴「「わかった(あぁ!)」」

 

 

俺たちは更衣室を後にした。にしてもここの連中はみんなコミュニケーション力高いなぁ…

 

 

 

 

 

 

運動場に向かう最中生徒と合流した。みんな個性的な奴ばっかだな。胴着姿の奴までいる。峰田は…パンツはいているようにしかみえねぇ。しかもあれってよく考えたら全身タイツを着ているんだよな…恥ずかしくないのかな?…もっと恥ずかしい奴を見つけてしまった。女なのに露出しすぎな格好…ヒーローじゃなくて変態になりたいのかな?あとは…もっとやべぇやつ見てしまった。

 

 

オールマイト「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!!自覚するのだ!!!!今日から自分は...ヒーローなんだと!!」

 

 

(ヒーローに)なりたくないです!!

 

 

オールマイト「さぁ!!始めようか有精卵共!!」

 

 

緑谷が女としゃべっている。あれは確かうら…うらやか?あれなんか違う…まぁいいや…

 

 

??「ヒーロー科最高!」

 

 

緑谷「えっ!」

 

 

へぇヒーローの何が最高なのかちょっと気になるな。ちょっと話しかけてみるか

 

 

影詩「おい。そこのちっちゃいの」

 

 

俺と峰田はまだ顔見知り程度で名前も知らない関係なのでとりあえず名前は伏せておく。

 

 

峰田「なんだよ!ひっ」

 

 

驚かれた。何故だ。俺はとてもいい笑顔しているはずなのに…

 

 

影詩「初対面でひっとはいい挨拶だな。まぁいいヒーロー科の何がいいのかを聞いておきたくてね」

 

 

オールマイト「む」

 

 

オールマイト「(もしかしてさっそくヒーローに興味を持ち始めたか!影詩少年!)」

 

 

峰田「そんなもん見て分かるだろ!麗日のパツパツのスーツ!八百万の露出度の高いコスチューム!マジヒーロー科最高!!」

 

 

影詩「(そういえばエロの塊みたいな奴だったなこいつ)」冷たい目

 

 

オールマイト「(終わった…)」

 

 

オールマイトは生徒に隠れて軽く絶望していた。他の生徒は俺たちの会話が気になるのか会話をやめてこっちの話を盗み聞きしていた。

 

 

??「まぁ私は個性の関係上コスチュームってそんなに要素無いんだけどね!あ~あ私もかわいいコスチューム着たかったなぁ」

 

 

俺は一人の女の声をしたほうを見てすぐに目をそらした。目が合った(・・・・・)がそんなのでそらしたわけではない。

 

 

??「なんで私から目をそらしたの?ねぇねぇ!!」

 

 

台詞だけ見たらヤンデレかよ!ちなみにヤンデレボイスではなくちゃんとした活発な声だ。それにしても目をそらした方向にまた彼女が目の前に来る。これ以上は本当にまずい。

 

 

しかたない…本当にやりたくないことだがやらないと色々やばい!!俺は初めて……………

 

 

影詩「オールマイト!!!お前ヒーローだろ!?この状況助けてくれよ!!知っているだろ!?俺のもう一つの個性!!!」

 

 

初めて…ヒーローに助けを呼んだ………

 

 

オールマイト「!?まさか葉隠少女の個性にも有効なのか!」

 

 

オールマイトはすばやく俺と葉隠(?)の間に割り込み俺に葉隠(?)を見えなくした。

 

 

葉隠「え!?なんで割り込んだんですかオールマイト」

 

 

オールマイト「いや…あの…」

 

 

クラス全員(一部除く)「「「あのオールマイトが言いにくそうにしている!」」」

 

 

オールマイト「実は彼は個性が二つあってね…」

 

 

上鳴「個性が二つなんてスゲェ!!!」

 

 

オールマイト「その一つの個性が特異体質…これは本当にごく一部の個性を無効化できる個性なんだけど…例としてあげるなら相澤くんの個性の抹消。あれや催眠などは無効化できる個性なんだけど…どうやら君の個性も無効化してしまったようで…」

 

 

葉隠「えっそれってもしかして…」

 

 

オールマイト「非常に言いにくいのだが…葉隠少女の姿を彼は視覚化できるみたいなんだ!」

 

 

クラス全員(一部除く)「えぇぇぇぇぇぇーーーー!!!!!」

 

 

葉隠「///////」

 

 

葉隠れはすばやく胸とアソコを手で隠した。

 

 

峰田「お前!何でそんな素晴らしい個性をもっているんだよ!!!」

 

 

影詩「確かに凄い個性だがあれってみんなには透明に見えているのか?」

 

 

峰田「そうだよ!!俺にもそんな個性があったら!!今頃葉隠の裸体を見ることが出来たのに!!!」

 

 

一騒ぎができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ということで彼の秘密。二つ目の個性特異体質。催眠や個性抹消などを無効化が出来る個性。任意ではなくパッシブ個性なので調整は不可能。

更に言うと爆豪の爆発や轟の炎と氷などは無効化できません!


ストーリーでは多分語られない事実だと思うのですが召喚はあくまでシャドウバース…神からもらった個性。特異体質こそ彼本来の個性だ!


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ハイスクールH×V(ヒーロー×ヴィラン)

相変わらずの不定期更新…サーセン!

能力の追加をしました。

一部のカードの効果を変更しました。

台詞でも召喚できる事にしました。(男口調でも可)


ちょっとした騒ぎがあったが問題なく授業が進められた。

 

 

葉隠「(チラ…チラ…)」

 

 

…………問題なく進んでいる。

 

 

 

オールマイト「良いじゃないか皆…カッコイイぜ!!」

 

 

??(眼鏡)「先生!ここは入試の演習場ですがまた市街地演出を行うのでしょうか!?」

 

 

何だあの甲冑?動きにくくなってないかあれ…?顔が分からんから誰かの予想も出来ない。…顔が分かっても多分分からないけどな。

 

 

オールマイト「いいや!もう二歩先に踏み込む!屋内での対人戦闘訓練さ!!」

 

 

対人戦闘訓練!つまりあいてをボコボコにしてもいいって事だよな!…駄目なんだろうなぁ……

 

 

オールマイト「君らにはこれから敵組とヒーロー組に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう」

 

 

??「基礎訓練もなしに?」

 

 

オールマイト「その基礎を知るための実践だ!」

 

 

なるほど戦闘による恐怖を一回味わってもらおうって言う魂胆か……いい考えじゃないか!…わかっている。絶対違うのは知っている!!

 

 

??「勝敗システムはどうなります?」

 

 

??「ブッ飛ばしてもいいんスか」

 

 

うらやか(?)「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか……?」

 

 

影詩「ぶっ飛ばすのはお前のヘアスタイルだけにしておけ」

 

 

オールマイト「んんん~~聖徳太子ィィ!!」

 

 

??「ちょっとまて!!誰だ!!さり気なく俺をディスった奴わ!!」

 

 

「「「「「「シーーーーン」」」」」」」

 

 

??「今出てきたら軽く済ましてやるよ!」

 

 

手から爆発が何回かでている。ヒーローじゃなくてヴィランのほうが向いているような気が……あ、こいつ思い出した。確か爆発さん太郎…ちがった爆豪なんたらって言う人だ。名前は覚えていない!ヴィランに無様につかまったやつだ。

 

 

耳郎「(影詩…)」

 

 

峰田「(影詩…)」

 

 

実はこの二人、影詩の近くにいたことで影詩が言ったってゆうことを知っている。しかし二人とも爆豪とソリが合わないのか黙っている事にした。

 

 

葉隠「(影詩くん…)」

 

 

訂正、三人でした。

 

 

静寂になっているこの場に発言をしようとするものがいた。というか俺が発言をする!しないと話が進まない。

 

 

影詩「峰田が言いました」

 

 

峰田「影詩ーーーー!!!!????」

 

 

爆豪「お前か!!!!」

 

 

峰田「ヒィーーー!!ちょ…か…影詩!影詩が言ったんだよ!」

 

 

影詩「取って付けた様な言い訳だな」

 

 

峰田「ちょ!」

 

 

爆豪「歯ぁ食いしばれや!!!」

 

 

BOOOM

 

 

峰田は死んだ…惜しい奴を亡くした。

 

 

峰田「死んでねぇよ!」

 

 

オールマイト「(あれ…私空気になっている?)」

 

 

 

 

また騒動があったが今度こそ始まる。

 

 

オールマイト「いいかい?」

 

 

カンペかよ…

 

 

オールマイト「コンビ及び対戦相手は…クジだ!」

 

 

??「適当なのですか!?」

 

 

緑谷「急造チームアップすることが多いからだと私は思う!」

 

 

??「そうか…!先を見据えた計らい…失礼致しました」

 

 

なんかあいつ真面目くんだな~

 

 

でチームが決まってディスプレイに表示された。

 

 

Aチーム 緑谷出久&麗日お茶子

 

 

Bチーム 轟焦凍&障子目蔵

 

 

Cチーム 八百万百&峰田実

 

 

Dチーム 爆豪勝己&飯田天哉

 

 

Eチーム 芦戸三奈&影詩召夜

 

 

Fチーム 砂藤力道&口田甲司

 

 

Gチーム 上鳴電気&耳郞響香

 

 

Hチーム 蛙吹梅雨&常闇踏陰

 

 

Iチーム 葉隠透&尾白猿夫

 

 

Jチーム 切島鋭児郞&瀬呂範太

 

 

となった。やべぇ名前と顔が殆ど一致しない。だれだよ芦戸三奈って。

 

 

??「えっと…影詩くんであっているよね?」

 

 

影詩「お前は?」

 

 

??「私は芦戸三奈!よろしくね!」

 

 

俺のパートナーはピンク肌の女だった。

 

 

 

ではじまったのは緑谷とうらやか?さんVS爆豪と甲冑。勝者は緑谷だが勝ったのに敗者よりも傷を負っているという謎。まぁどうでもいいけど。

 

 

 

??「ハイ、オールマイト先生。それは、飯田さんが一番状況設定に適応していたから。爆豪さんの行動は戦闘を見た限り私怨丸出しの独断。そして先ほど先生が言っていたように屋内での大規模攻撃は愚策。緑谷さんも同様の理由ですね。麗日さんは中盤での気の緩み、そして最後の攻撃が乱暴すぎた事。ハリボテを『核』として扱っていたらあんな危険な行為出来ませんわ。相手への対策をこなし且つ、『核』の争奪をきちんと想定していたからこそ飯田さんは最後対応に遅れた。ヒーローチームの勝ちは『訓練』だという甘えから生じた反則のようなものですわ。」

 

なんかボーとしていたら変な討論が始まっていた。

 

 

オールマイト「ま...まぁ飯田少年もまだ固すぎる節はあったりするわけだが...まあ...正解だよ、くぅ...!」

 

 

 

と、サムズアップとともに答えた。

 

 

??「常に下学上達!一意専心に励まねば、トップヒーローになどなれませんので!」

 

 

う~んトップヒーローじゃなくて変体ヒーローになる気がする。だって露出度高すぎだもん。絶対あれ変態だって!!間違いない!!!!

 

 

その後も葉隠が本当の全裸(モニターで見ているので影詩にも見えない)になったりビルが凍ったりした。

 

 

オールマイト「次は~!”G”VS”E”だぁぁぁぁ!!」

 

 

影詩「俺らか…いくか」

 

 

芦戸「うん!」

 

 

相手は耳郎かぁ…索敵できない相手だったら寝ていたのに…いや寝るか!(眠たいしダルし何よりやりたくないし!!!!

 

 

核兵器(ハリボテ)の前に着き戦闘訓練が始まった。

 

 

芦戸「作戦どーするの?」

 

 

影詩「ここで大人しく待ってる」

 

 

芦戸「何で?」

 

 

影詩「耳郎は索敵が出来る個性だから何処行っても先手打たれるのは目に見えて分かってる。なら核兵器のある部屋にいたほうがいい。体力温存にもなるし勝手に相手から来てくれるだろうし。そしてなによりも…俺が眠たいから…来たら起こしてくれ」

 

 

芦戸「ちょ!こんな所で寝るの!?」

 

 

影詩「体力温存・・・zzz」

 

 

芦戸「ちょっと!本当に寝ちゃったよ…」

 

 

 

 

耳郎「見つけたよヴィラン!」

 

 

??「大人しくお縄に着きやがれ!」

 

 

芦戸「影詩!影詩!!来たから!!!起きて!!!」

 

 

耳郎「………上鳴、あいつ等電気で倒せる?」

 

 

上鳴「倒せるけど核兵器に引火するかもしれないぜ?というかする確率のほうが高い」

 

 

耳郎「クッ!」

 

 

上鳴は核兵器があるところでは満足に個性が使えない。耳郎は芦戸の個性が酸ということを知っているので迂闊には近寄れない。

 

 

影詩「なんだよ……」

 

 

芦戸「なんだよ…じゃないよ!来たから!!」

 

 

影詩「来たって何が…あぁ来たのか」

 

 

俺はすぐさま現状を把握した。何分経った?…4分か。まぁ余裕で倒せるだろ。俺は立ち上がって耳郎たちと対峙した。

 

 

耳郎「上鳴!まず核から引き離すよ!」

 

 

上鳴「おう!!」

 

 

影詩「だってよ。ここに居座り続けようぜ」

 

 

芦戸「りょうかーい♪」

 

 

耳郎、上鳴VS影詩、芦戸の戦いが始まった。

 

 

影詩「まずは…我、臣下よ。行け!(わがままプリンセス)

 

 

ゴブリン「獲物を発見!行くぞ~」

 

 

今の俺のステータス

 

 

付加盤面

 

わがままプリンセス 2/1 

 

合計 2/1

 

 

リアル盤面

 

ゴブリン 1/2

 

 

上鳴「うわっなんだアレ!?」

 

 

耳郎「影詩の個性は召喚。多分アレはゴブリン。召喚で出したと思う」

 

 

芦戸「へ~かわいい!!」

 

 

影詩・耳郎・上鳴「「「えっ!?」」」

 

 

影詩「…じゃなくて芦戸も戦え!」

 

 

芦戸「はっ!そうだった!…じゃあいっくよ~!」

 

 

芦戸は上鳴に踊りかかった。

 

耳郎と俺が対峙している。正確にはゴブリンだが。今日は珍しく数で責める形にしようかな。召喚者らしく!

 

 

影詩「ゴーレムの練成!ゴーレムアサルト!ガーディアンの練成!」

 

 

俺のステータス

 

付加盤面

 

わがままプリンセス 2/1 

 

合計 2/1

 

 

リアル盤面

 

ゴブリン 1/2

 

クレイゴーレム 2/2

 

ガーディアンゴーレム 守護 3/3

 

 

俺の目の前には3体の化け物がいる。そんな状況で耳郎はプラグを足のスピーカーに挿し爆音を流した。

 

 

俺のステータス

 

付加盤面

 

わがままプリンセス 2/1 

 

合計 2/1

 

 

リアル盤面

 

ゴブリン 1/2

 

クレイゴーレム 2/2

 

ガーディアンゴーレム 守護 3/3

 

 

 

はっきり言ってうるさいだけだ!全然ダメージが通ってない。というか寝起きにこれは…つらい!!

 

 

影詩「お前ら!耳郎を拘束しろ!!」

 

 

三体の化け物は耳郎に襲い掛かり耳郎もイヤホンジャックで応戦するが数で圧倒され攻撃も全然通ってないのですぐにつかまった。数分してから芦戸が上鳴を捕まえて俺たちの勝利を果たした。このとき上鳴と芦戸は気づいていなかったが俺は気づいていた。耳朗が本気で悔しがっていた所を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




戦闘筆写嫌いです!!!!!


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ありふれた前世の追憶時間(オリジン)

一言…

すまない


オールマイト「今回の戦闘、MVPは誰でしょうか!?」

 

 

変態女「はい!耳郎さんです。上鳴さんはそもそも活躍できてませんでしたし芦戸さんは先頭の最中、危うく人に思いっきり酸をかけてしまう所でした。影詩さんにいたっては、戦闘中に寝るという愚考を犯しています。耳郎さんは索敵や作戦を立てました。戦闘はいい結果ではありませんがそれを踏まえてもMVPは耳郎さんだと私は思います」

 

 

オールマイト「…正解(またしても全部言われた)」

 

 

オールマイト「影詩少年。一つ聞いてもいいかい?」

 

 

影詩「…なんでしょうか?」

 

 

オールマイト「なぜ戦闘中に寝たのかをね?」

 

 

影詩「…眠たかったから」

 

 

みんな「「「「はぁ?」」」」

 

 

影詩「眠たかったから寝た」

 

 

変態女「影詩さん!あなたは本当にヒーローを目指すという自覚はあるのですか!!」

 

 

みんなも同意見だったのか黙って二人のやり取りを見つめる。

 

 

影詩「オールマイト、あとはみんなの戦闘を見ていればいいだけか?」

 

 

オールマイト「えっ?あ、そ、そうだね。時間的にもそんなに余裕はないし一人一回の戦闘っていう事になっているが…」

 

 

影詩「ならもう早退する。これ以上いても時間の無駄だし、戦闘とか個性とかも余り興味ねぇからな」

 

 

オールマイト「え、わ、わかった!」

 

 

俺はポケットに手を突っ込み、扉に向かって歩き出した。

 

 

変態女「逃げるんですか!?」

 

 

影詩「……」

 

 

俺は無言で扉をくぐり寮へと歩を進めた。取り残されたクラスメイトは重い感じの空気になっていた。

 

 

影詩「ヒーローなんか真っ平ゴメンだ」

 

 

俺はベットに倒れこみすぐに寝た。そして懐かしい夢を見た。そう前世の夢だ。前世は自他共に認める極悪人だった。窃盗、殺人、性的暴行、放火…挙げたらきりがないほど罪を犯してきた。しかし俺も元から悪人だというわけではない。父がいて母がいて祖母がいて祖父は俺が生まれる前に寿命死したがそれでもどこにでもある一般家庭という奴だった。そうあの日までは…

 

 

ある日、父の会社が倒産した。俺が3歳の頃だった。父はその連帯保証人として多額の借金を背負わされた。勿論、家族はばらばらになった。父は借金を返すために夜遅くまで仕事をして、母はアルバイトの掛け持ちで夜遅くまで。祖母は今年でやめるといっていた仕事をやめず、ずっと続けていた。

 

 

家は売り払い、ご飯は1日一食多くても二食。そしてご飯の内容はいつも、もやしと醤油だけ。または母のアルバイトで貰ってくるパンの耳だけであった。家にいてもだれもいなくて夜10時くらいにみんなが帰ってくるほどであった。

 

 

家は売り払ったので一部屋のアパート暮らし。しかもおんぼろで俺ら一家以外では三件ぐらいしか住んでいない。不幸中の幸いかそれが意味を成して大声を出してもそのアパートの住人には聞こえなった。だから毎日来る借金取りの大声も響かなかった。俺はそのとき幼稚園(保育園)には行かなかった。お金がないからだ。

 

 

そしてついに家族が本格的にバラバラになった。まず祖母が死んだ。過労死だ。64歳で死んだ。無茶な働き方をしなかったらまだまだ生きていけたはずだと医者は言った。そしてその半年後、母も死んだ。栄養失調だ。正確には栄養失調にストレス、そして過労で死んだ。30歳で死んだ。そして俺と父だけとなった。祖母が死んで一年、父も死んだ。自殺との事だった。正確には首吊り自殺。そして俺には遺書が渡されそれには『すまない』とかかれていた。このとき俺は6歳だった。

 

 

俺以外の家族全員が死んでどこに引き渡すか親の従兄弟で言い争っていた。当然誰も引き取らない。引き取ったらまだある多額の借金も背負う事になるからだ。そして俺は最終的に借金取りに売られた。人身売買というやつだ。まさか日本にあるとは思いもしなかった。そして俺が売られたときのオークションでの販売額は1059万円。まだ小さいからそんなに高い値はつかないだろと思っていたが気色悪いババァ(ショタコン)が何人か張り合って多額のお金がついた。そして俺は借金を返済した。

 

 

借金を返済したからといって自由があるわけではなく気色悪いババァの言う事を聞かなければらない。俺にはもう人権というものがないのだ。2年で礼儀作法を覚え、更に2年で大学の勉強も理解できるようになった。そして俺の初めて(童貞)もこのとき50を超えたババァに奪われた。このとき10歳のときだ。

 

 

12歳になる日に俺はババァを殺した。勿論俺は逃げて逃げて…逃げまくった。テレビでは俺のことを放送し警察官が蔓延る様になった。けど俺はとても嬉しかった。自由になれたんだって喜んだ。皮肉にもそれは俺の誕生日と俺の新しい人生の始まりの誕生日だった。

 

 

まず食糧確保のためコンビニによった。カラーボールを投げられた。パンを1個盗み逃げた。次の日には警察官でいっぱいだった。また盗みを働くためにコンビニによった。捨てられていた包丁で店員と客を全員刺し殺し堂々と盗みを働いた。どうせ明日には警察官が蔓延るようになっているんだからそれならたくさん食べられる殺人のほうを選んだ。そして時には放火をして逃げ、娯楽のために人を犯しと色んな事をしてきた。

 

 

そしていつの間にかこの理論が俺の中にはあった。正しい者(弱者)ずるい奴(強者)に負けるという理論。なぞの理論だが転生してからも俺はこの理論を信じている。

 

 

そして俺はついに警察官の発砲によって死を遂げた。この時…18歳の頃だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



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