吉良吉影は静かに暮らしたいけど暮らせない。 (よこはや)
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吉静暮 第0話「変態殺人鬼の奇妙な暮らしの始まり。」

今回は、ほとんどこの話を作るにあたっての前起きで、ジョジョ4部ラストバトルを再現しただけなので、今回はギャグはないです。次回からお楽しみに(^O^)


「スイッチを押させるなぁぁぁぁーー!!」

 

「いいや 限界だ!押すね。」

 

「今だ!!」

 

ここは日本全国でトップクラスで人気の町、杜王町。ここは電柱が邪魔なために行われた工事により地面に埋められて、とても見晴らしが良くさらには、漫画家やほかの有名人などがよくいるためとても住みたいという人たちが多いのだが、この町には裏があり行方不明者の数が全国平均の8倍もの数で存在している。その行方不明者の大半は、スタンド使いと呼ばれる。特殊な能力を持った者たちによって無残にも殺された人達であり、今ここで全員とは言わないが少なくとも今までに48人もの手の綺麗な女性を殺してきた殺人鬼とその存在を追う高校生たちのバトルが起こっていた。

 

「いいや 限界だ!押すね。今だ!!」

 

こいつの名前は吉良吉影杜王町の連続殺人鬼であり一応この話の主人公である。スタンドはキラークイーンバイツァ・ダスト。触れた者をどんな物質でも爆弾に変えてしまう能力を持ち、時間そのものを爆弾に変えてその爆破を作動するためのスイッチを押そうとしている真っ最中である。

 

「ACT3!!3フリーズ!!!」ズシンッ!!!

 

「射程距離5メートルニ到達シマシタ!!S・H・I・T」

 

彼の名は、広瀬康一殺人鬼吉良吉影を追っていた高校生の1人、スタンドはエコーズACT3殴った物を重くする能力を持つので吉良吉影の手を重くして、スイッチを押されないようにしているが、吉良吉影の平穏に対する執念は固くそれでもなおスイッチを押そうとしている。

 

「うぐぉぉぉぉーー!!!うぉぉぉーー!!このクソカス共がぁぁぁぁぁーーー!!!!」

 

「スタープラチナ・ザ・ワールド!!!」ブゥゥゥーーンチッチッチ

 

この男の名は空条承太郎。杜王町の殺人鬼を追う仲間の1人でスタンドはスタープラチナ、圧倒的なパワーに加え時を止める能力を持ちスイッチを押そうとした吉良吉影に対してギリギリで時間停止が間に合った所である。

 

「康一くん。君は本当に頼もしい奴だ。この町に来て君と出会えて本当に良かったと思っているよ。 そして… やれやれだ、間に合ったぜ。 オラァ!!!」

 

キラークイーンの手に向かって一発叩き込み完全に点火スイッチを無力化した後。仲間の事を考えながら一呼吸起き、連続で拳を叩き込んだ。

 

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラ … オラァ!!!!」

 

「時は動き始める。」ヴゥゥゥーンチッチッチ

 

その一言とともに時は動き出し、吉良吉影は凄い勢いで吹き飛んで行った。

 

「やった!!!」

 

「間に合ったぞ!!!」

 

などの歓声が聞こえながら、吉良吉影はもはやスイッチなど押せないほどに瀕死の状態で1人死にそうな声で呟いていた。

 

「押して…やる。。。押して……やるぅ 今だぁ。。。。バイツァ・ダストは……作動するん…だぁ!」

 

その声に、

 

 

「敵ながら末恐ろしいやつだな」

 

などの声が上がった。その瞬間

 

「ストップ!!ストッッップーー!!そこにだれか倒れているぞぉぉぉー!!!!」

 

その声と共に、バックして来た救急車によって轢かれて吉良吉影は完全に生き絶えるのであった。

 

「事故死か…奴の最後は事故死。」

 

「だがこれで良かったのかも知れない。奴は法律では決して裁くことのできない存在…これで…」

 

「僕は、僕のパパと仲が良かったわけじゃあなかったけど…誰かに裁いて欲しかった…」

 

「あいつを誰かに裁いて欲しかった…」

 

と吉良吉影に父親を殺害された。小学生、川尻早人が語っているその時全く別の場所でその願いが叶っているということを、川尻早人は知る術は無かった。

 

「思い出したかしら、どうやって自分が死んだのかを!?」

 

「うぐぉぉぉぉーー!!!誰だ!誰なんだお前は!!」

 

「15年前、あなたはまだスタンド能力を手に入れていなかったから、証拠を消せなかった。だから私が死んだこと…新聞にも載ったわよ!!」

 

「この背中の傷に見覚えはない!!?」

 

彼女の名前は杉本玲美、吉良吉影による初めての殺人の犠牲者であり今は幽霊で、あの世とこの世の狭間にある振り返ってはいけない小道で15年間ずっと吉良吉影が死んでこの場所に来る事を待ち続けていた。そして今その復讐を果たそうとしていた。

 

「お前か…杉本玲美…貴様!!!15年もここで何をしている!!?」

 

彼女は、この振り返ってはいけない小道でわざと自分の背中の傷を見せて自分の正体を明かすことで吉良吉影に振り向かせようとしていた。

 

「待てよ?貴様は何のために背中の傷を見せて、自分の正体を明かす?ひょっとしてここ、振り返ってはいけないとかいう場所じゃないだろうな?私の親父が言っていた。この町には死者の魂の通り道があり。そこでは絶対に振り返ってはいけないのだという。振り返ってしまうとどうしようもないパワーでどこかに引きずり込まれるらしい。。。。ひょっとしてお前、振り向かせようとしていたのではあるまいな?私をはめようとしていたのではあるまいな!!?」

 

杉本玲美の策があっさり見破られると、吉良吉影はある行動をとった。

 

「お前が振り向いてみろ。どうなるのか見てみたい。さぁ振向けよ。振り向くんだ!!」

 

そう言いながら、吉良吉影は無理やり振り向かせようとするが杉本玲美は全く動揺する気配を出さずに、こう言った。

 

「あんたが私に対してこういう風にするだろうと想像しなかったらと思う?私たちは、15年もあんたがここに来るのをずっと待ってたのよ!」

 

「私……達?」

 

その瞬間しげみの影から凄い勢いで何かが飛び出して来た。それは15年前杉本玲美を殺害するのに当たって、邪魔になるので殺した犬、アーノルドの幽霊だった。

 

「アーノルド!!!」

 

アーノルドは凄い勢いで吉良吉影の手を噛み砕くと、その影響で振り向いてしまった吉良吉影に、大量の黒い手が伸びて来た。

 

「何だこいつらは!?キラークイーン!!」

 

「うごぉぁぁぁぁーー!!!」

 

吉良吉影の抵抗も虚しく、バラバラにされると

 

「なんなんだこいつらは!?私はこれからどこに連れて行かれるんだ!!?」

 

「さぁ? でも」

 

「〝安心〝なんてないところよ。」

 

「少なくとも。」

 

「うおぉぉぉぉぉぉーーー!!!!!」

 

吉良吉影は絶叫と共に、どこかに引きずりこまれていった。

 

 

 

どこだここは?電車の中?なぜ私はこんなところにいる?確か大量の腕に引きずり込まれた筈だが、バラバラにされた筈の体も元どおりだ。キラークイーンも出る。もしかすると奇跡的に全く同じ状態へと戻ったのか?あの手に引きずり込まれた先で何が起こるのかは、わからないというのは、引きずり込まれた先ではランダムで起きる出来事が決まるのか?それでこの私は運良く、全く同じ状態に戻って来れたのか。。。

 

「ハッハッハッハッハッハ!!!!運はこの吉良吉影に味方してくれている!!!この私は生き延びたのだ!!!!」

 

つづく




今回はジョジョラストバトルを再現しただけでしたね。次回からは完全オリジナルストーリーです。


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吉静暮第1話「吉良吉影は静かに暮らしたい。」

前回はジョジョ4部ラストシーンを再現しただけですが、今回からは完全オリジナルストーリーです。


「ハッハッハッハッハッハ!!!私は生き延びたぞぉ!!!!」

 

東方仗助達との戦いから生き残り、しばらく喜んでいた。ようやく冷静さを取り戻し、状況を判断することにした。

 

「まぁそれは、置いておいて さて?ここはどこだ?」

 

「電車の中か?電車の中ならば、次の駅の表示を見れば場所がわかるか?」

 

「何だこれは!?見たことも聞いたこともない駅の名前が表示されているぞ!?酢酸カーミン駅だと!?理科の授業じゃないんだぞ!?」

 

「まて落ち着いて状況を判断するんだ。。。。そうすればきっと運命はこの私に味方してくれるはず。。。多少目立つが、これは周りの乗客に聞くしかない。。。」

 

そう思い周りを見渡すと、そこには見たこともない光景が広がっていた。なんと犬や猫などの動物が2本足で立ったり、椅子に座ったりして隣の乗客と話をしたりしていた。よく見ると、そこにいたのは動物だけではなく扉や、フライパンなどそもそも生物ですらないようなものですら足が生え、腕も生え、顔もあり人間と変わらない生活をしていた。

 

「何ィィィィィィ!!!?なんだこいつらは!?新手のスタンドか!?」

 

「それにしては可笑しい?透けていないし実体もはっきりとある。。。奇妙だが。。。こいつらは本物の犬や猫だ!!!」

 

「もしかすると、スタンドの能力によって立てるようになったのか!?いやなんのために!?もしかするとこの私は、新手のスタンド使いに狙われているのか!?」

 

「アアアアアアアアーーーッ!!!!」

 

「すみませんそこの人?先程から何を騒がれているのですか?」

 

「私のそばに近寄るなぁぁぁぁーーー!!!」

 

「キラークイーンッ!!!」

 

(多少手荒だが生き残るためには仕方がないッ!!電車は物凄いスピードで走行中だが壁をぶち破って飛び降りるしかないッ!!!)

 

「第一の爆弾ッ!!!」ズドォォォォーーン

 

そう叫ぶと共に壁を吹き飛ばし、外に飛び降りてキラークイーンのパワーを使って多少服は汚れたが、無事に着地すた。

 

「これで一安si………なんだと!?」

 

飛び降りた先の町を見渡すと、そこは一見普通の町なのだが、住んでいる住民が全員電車の中で見かけたような、犬や猫他その他の動物で…コンクリートや電柱などの明らかに生物ですらないようなものまで二本足で歩き人と会話していた。ゆういつの救いはちゃんとした人間もいたことだけだ。

 

「なんだと!?これは…平穏な暮らしを願うこの私に…起こっていいはずはない…!?夢だ!!これは夢だ!!!?」

 

「落ち着け…落ち着くんだ私よ。落ち着いて物事を冷静に判断し、チャンスをものにするのだ!!?」

 

「ほとんどが人外だが人間も結構いるッ!この中にこの現象を起こしているスタンド使いがいるはずだッ!!!」

 

「あのー?すいません。先程から何をぶつぶつ言っているんですか?」

 

「ヒェッ!!」

 

「なんだ。人間か。」

 

「人間か?…もしかして外来人の方ですか?」

 

「何をわけのわからないことを言っている?外来人とはなんだ?ここは外国か何かなのか?日本語をしゃべっているからそれはないと思うが?」

 

「知らないということは、やはり外来人ですね。状況判断が間に合わないでしょうが、この世界はあなた方のいた世界とは平行に存在する異世界。つまりパラレルワールドです。たまにあなたのように、そこの電車から迷い込んでくる人がいるんですよ。」

 

パラレルワールドなるほどそういう風なものを作り出す。スタンド使いがいるのか?この少女この世界でようやくまともな奴と出会ったな。綺麗な手と顔をしている。もしかするとこいつがスタンド使いということもあり得るのか?試しにスタンドで脅して見るか。

 

「キラークイーンッ!!!」

 

そう言いながら少女を殴るふりをして見る。スタンドはスタンド使い以外には見えないので、驚いた場合はスタンド使いだ。

 

「わっ!!?なんですか!!?」

 

(こいつスタンドが見えている?やはりこいつがスタンド使いか!!?)

 

「キラークイーンッ!!手を残してこいつを始末しろ!!!」

 

そう命令すると、キラークイーンは首を横に振った。

 

「ハッハッハッハッハッハ!!!これでこの状況から解放されr…………今なんて?」

 

そう言うともう一度キラークイーンは、首を横に振った。

 

「なんだ!?これはキラークイーンが私の命令無しに勝手に動いているだと!?」

 

「なんだかよくわかりませんが…この世界のあなた方の世界とは少し違うところとしては、この世界には、魔王という存在がいてそいつが来てから、特殊な能力のようなもので、全ての生物、物質が自分の意思を持って手足も生えて、人間と同じ知能を持ち人間と同じように暮らし始めました。そのせいで人間は生き物の肉を食べれなくなり、食料問題が発生しましたがその影響で科学が進歩して生き物を殺さずに肉が手に入るなどの進化が起こったのがこの世界です。説明長くてすいません。」

 

「なるほど…つまりその魔王がスタンド使いというわけか、それでそいつがこの状況を作り出していると?それと重要なのは、こいつらが私に対しての害かどうかだ?」

 

「この人達は見た目が人間じゃないだけであって中身は人間そのものなので、人によります。殺人を起こすようなのもいれば、いい人もいます。」

 

人間と同じならば、この私への害は無いな。スタンド使いは流石にいないだろうし。だがなぜこの少女はキラークイーンが見える。まさかこの世界に住むやつらは全員そうなのだろうか?

 

「さあみんな集まれぇぇぇーー!!!今からトイレットペーパーバーゲンセールの始まりだぁぁぁーー!!! 60パーセント引きだよぉぉぉぉーーー!!!」

 

「なんだ!?トイレットペーパーのバーゲンセールって、バーゲンセールする必要あるのか!?そんなん誰もいくわけないだろッ!!!?」

 

「イェェェェェーーーイ!!!!」

 

さっきまで大人しかった少女が突然、奇声を上げてセールの方に向かって駆け出した。

 

「普通の奴だと思ってたのに、クソ変人だった。。。。手をもらうのは勘弁しておこう。。。。」

 

「とりあえず出したままだったキラークイーンを戻すか。。。。戻れキラークイーンッ!!!」

 

「なんだとッ!!戻らないだとッ!!?」

 

辺りを見渡すと、キラークイーンの本来の射程距離の1、2メートル以内にキラークイーンは居なかった。

 

「どこだキラークイーンッ!!!?……………何ィィィィィィーーー!!!!!?」

 

20メートルほど離れたところに超高級そうな明らかに、吉良吉影程度の収入じゃ入れそうもないような店の中でキラークイーンとシアーハートアタックが吉良の意思とは関係なしに何かを注文していた。もしかするとこの世界は全ての物が意思を持つらしいので、キラークイーンまでもが自我を持ってしまったのかもしれない。そして中で超高級そうな、ステーキを勝手に注文し食べているキラークイーンに向かって吉良は、

 

「ィィィ野郎ォォォォーーーッ!!!!!!」

 

と叫んだ。




今回からギャグの始まりでしたね。次回はもっと面白くする予定なのでよろしくお願いします。


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吉静暮第2話「ダイヤモンドは割と砕ける。」

今回は仗助が出てきます。


私の名は吉良吉影、年齢33歳仕事は真面目で大抵はこなしていたが、いまいち情熱がなく普段から心の平穏を求めて暮らしている。そんな私だがあるサガがあった。人が爪が伸びるのを止められないように、私にも抑えられない欲がある。私は生まれた時から人を殺さずにはいられないというサガを背負っていた。それとは別にまた別なのだが私の性癖は綺麗な女性の手なのだ。その二つの欲により私は人を手だけ残してスタンド能力で爆破しその手とデートしたりあんなことやこんなことをたくさんしていたのだが、数ヶ月前に、切り取った手をしげちーとかいうクソガキに見られてから、不運の連続で最終的には東方仗助、虹村億泰、広瀬康一、空条承太郎らのクソカスどもと戦いになってしまった。私は普段から平穏を願って暮らしているため戦いなどの夜も眠れないといったストレスを避けていたのだが、それを乱される結果となってしまった。結果として今私は奴らのあってから逃げ延びこの世界で暮らしているのだが、この世界はすべてのものが自我を持っているので、暮らしは平穏とは程遠いい。。。。

 

「変な顔しながら何描いてんのよ。気持ち悪いわ。」

 

「手だ。」

 

確かにこの世界自体は平穏とは程遠いいのだが暮らそうと思えば結構平和に暮らせる。この世界はもといた世界とは違い、常識などの概念が薄く基本的にはキチガイばかりが暮らしているため、多少変な行動をしても変だと思われることはない。それを利用して私は今大好きな、手の絵を描いていた。

 

「ハッハッハッハッハッハッ!!!どうだこの手は、私の中では最高傑作だぞ!!なぜか絵は大して得意でもないのだが、手の絵だけは上手く描ける!!!これだけは芸術家にも負けんぞ!!誰もこの私を止めることは出来ない。ハッハッハッハッハッハッ私の手の絵の才能は無敵だ!!!!」

 

「気色悪。」

 

「お前が言うな。前回、トイレットペーパーのバーゲンセールで発狂しながら駆け出した女。」

 

「何言ってるのよ。トイレットペーパーなんて超高級品普段の日常で買えるわけないじゃないの!?発狂して当然よ!!!」

 

「トイレットペーパーが高級品なわけないだろッ!!?何を言っているんだ!!!」

 

「あんたの世界じゃトイレットペーパーなんて数百円で売ってるでしょうけど、こっちだと1ロール一億円もするのよ。」

 

「何ィィィィィィ!!!?」

 

「それがこの前のバーゲンセールじゃあそっちの世界と同じ値段で売られてたわけ。」

 

「なるほど…この世界の住人はもしかすると、トイレに入ってもケツを拭かずに出てくると言うわけか。。。」

 

ダメだこの世界は、速くなんとかして抜け出さないと。かといって仗助達のいる世界に戻るわけには行かない。

 

 

 

ここはどこなんだ。確か、いつも通り康一達と、コンビニの前で待ち合わせしてたはずなんだけどな。いつのまにか電車の中に移動していた。誰かのスタンド能力っつーわけか。

 

「あのーそこの方先程から何を怖い顔をされていらっしゃるんでしょうか。」

 

「うわっ!!?なんだこいつぁ!?新手のスタンドか!?クレイジーダイヤモ…よく見たらこいつらスタンドじゃねぇ!?全員本物だ!!?」

 

知らないうちに電車の中に移動してたと思ってたら、二足歩行する犬や猫に大量に囲まれていた。

 

「うわっ!!!?とりあえずよくわかんねぇがこっち来るな!!? ヤベェぜ。今んとこ襲ってくる気配はねぇが…いつ襲ってくるかわかったもんじゃねぇ!一旦この電車から脱出するしかなさそうだな。。。クレイジーダイヤモンドッ!!!」

 

「ドラララララララララララララララララッ!!」

 

そう叫びながら壁に向かって、高速のラッシュを叩き込んで、壁を破壊して脱出する。

 

「ふぅ…危ねぇぜとりあえず一安心つったところか…って!?なんだこりゃ!!?」

 

街の方を見ると、先程見たような犬や猫が二足歩行しているような奴らが大量にいた。犬や猫だけではなく、虫やもはや生物でもなんでもないものまで、人間と同じように暮らしていた。

 

「ヒィエェ!!?こりゃおっかねぇ!?とりあえず人もいるから話を聞くしかねぇか!?もしかするとこの人の中にスタンド使いがいんのか…だとしたらむやみに近づくのは、危険か…」

 

「どうすっかぁスタンド使いじゃねぇかもしんねぇから、治せるとはいえ全員ぶっ飛ばすわけにもいかねぇし…」

 

「この状況、承太郎さんならどうすっかなぁ…?」

 

「さっきから何言ってんだ?」

 

「ウゲェェッ! 近寄んじゃねぇ!!こりゃオメェのスタンド能力か!?」

 

「オイオイオイッ!!ちょっと待って!?別になんもしようとしてないから!?スタンドって何?その後ろの奴か??」

 

「お前ッ?俺のクレイジーダイヤモンドが見えんのか!?やっぱりお前がスタンド使いだな!!自分から正体バラしやがって!!」

 

「危ねぇ!!ゑ!?ちょっと待ってだから何にもしようとしてねぇから、一旦落ち着け!!」

 

「スタンドを出せねぇっつーことはスタンド使いじゃねぇのか!?じゃあなんで俺のクレイジーダイヤモンドが見えるんだ!?スタンドの素質があるってだけなのか!?」

 

「お前もしかして、外来人か?」

 

 

数分後

 

「何っつーか…ここはすべての物が自我を持って人間並の能力で動けて、いろんなものが平等に暮らせる異世界っつわわけなのか?」

 

「まぁそういうことだな。」

 

「ヒェエェ…たまげたぜ。スタンド以外にもこんな世界があったのか。。。」

 

「とりあえずお前の他に、外来人が来たって言う噂を聞いたけど、行ってみるか?もしかすると知り合いかもしんないぞ。」

 

「もしかすると、康一達もこっちに来てるかもさんねぇからな。うっしッ!行くとすっか。そういやあんた名前は?」

 

「俺は世咲 夏鳥だ。」

 

「俺は東方仗助だけだ。よろしくなァ!」

 

 

 

 

「なぜだ!?すごく嫌な予感がするぅ!?」

 

「さっきから何?嫌な予感がしちゃう病気か何かなの?」

 

「わからないが、とりあえず嫌な予感がする!!この場を去った方がいいかもしれんッ!!」

 

「いいけどあんたのスタンドあそこのゲーセンでゲームしてるわよ。」

 

そっちを見ると、キラークイーンが勝手に私の財布から抜き取ったお金でゲームをしていた。

 

「キラークイーンッ!!?ぃ野郎ォォォォーー!!!」

 

「全くこいつは。なぜか私の命令を全く聞かずに、イタズラばかりしてくるぅ!?」

 

「それにしてもこの嫌な予感の正体はなんなんだァ!!?」

 

「あっいたいた。」

 

「なっ!!?何ィィィィィィーーー!!!!」

 

「すいません誰でしょうか?」

 

こいつは、初対面の相手にだけは、敬語を使うらしいな。まぁそれはまったく問題ではない。問題なのはこの男だ…この男………。

 

「最近ここに来た外来人ってあんたのことか?今日もう1人外来人が来てたから、もしかしたら知り合いかもと思って連れて来たんだけど。」

 

「あぁ。知り合いだったぜ。確かに知り合いだ。史上最低のよぉ〜!!」

 

「東方、、、仗助。。。。。」

 

「吉良吉影ェェェーー!!!!」

 

「てめぇなぜこんなところに行やがる!!!?確かに救急車にひかれて死んだはずだ!!!?」

 

この男は東方仗助まえの世界でこの私と戦った高校生の1人。ハンバーグのようなリーゼントヘアーが特徴でなぜかその髪型のことをけなされると怒るという性格を持っている。スタンドはクレイジーダイヤモンド、圧倒的なパワーに加え破壊されたものを直すおよび治す能力を持っている。

 

「ふんっ!嫌な予感とはこのことだったか…東方仗助、相変わらずのハンバーグヘアーだな。その頭、まだ爆破させていないはずだが…?クククッ。」

 

「やれるもんならやってみやがれ!!それより先に俺がてめーの顔面をハンバーグに変えてやるけどよォ。」

 

「何この空気?あんたなんか知ってるの?」

 

「いや。知らないなんだこれ。。。。」

 

「東方仗助…2度もこの私に勝てると思うなよ。私の爆弾は無敵だ。貴様の再生なんかよりも圧倒的に優れているのだよ。」

 

「そうかい。なら見せてもらおうじゃねーか。。。」

 

「やはりそうくるか…だが私は負けるわけにはいかないぞ。この世界で平穏に暮らして行くんだ。この世界には私の正体を知る者はいない。いるのはお前、たった1人だけだ。普段から平穏を求めているとはいえ、正体を知ったものとだけは戦わざるをえない。」

 

「まだ理解出来てねーようだから教えてやるぜ。てめーのすっとろいキラークイーンじゃ、俺のクレイジーダイヤモンドにはかなわねぇぜ。」

 

「確かにそうだが、誰がそのまま戦うと言った?」

 

「腕相撲で勝負だ。」

 

「なんの真似だ?これは、よお?」

 

「てめぇふざけてるんじゃねぇぜ!!!真面目にやりやがれ!!!」

 

「これがふざけてると思うんなら、そのスタンドで殴って来て結構だが…早くやれよ。」

 

「上等だぜ!!殴れクレイジーダイヤモンドッ!!!」

 

仗助がそう叫ぶがクレイジーダイヤモンドはその場で首を振った。

 

「なっ!?なぜだ!?クレイジーダイヤモンドッ!!?」

 

「言っておくが、この世界ではスタンドも自我を持っている。なぜかわからないが、大抵のスタンドは、戦いや殺しを好まず、するとしたら軽いお遊びか、本体の身に本気で危機が迫った時だけだ。」

 

「だから腕相撲なら、スタンドもやってくれると言っているのだよ。さぁどうする?東方仗助?クククッ」

 

「上等だぜ!。腕相撲だろうが何だろうが、てめぇに負けるわけは無いんだぜ!!」

 

「ふっ。やるというわけか。」

 

「その前に爪を切らせてくれ。しばらく切ってないから伸びてしまって仕方ないないのだよ。君も腕相撲ちゅうに爪が刺さったら嫌だろうしね。」

 

「早くしやがれ。」

 

 

 

数分後

 

 

「よし。じゃあ腕相撲開始だぜ。」

 

「一応言っておくが、私の能力は触れたものを爆弾に変える能力だぞそんな簡単に触ってしまっていいのか?」

 

「スタンドは殺しを嫌うんだろ?なら心配いらねーぜ。もしも仮に変えられたとしても、スイッチを入れられる前にクレイジーダイヤモンドを叩き込むだけだぜ。まぁ一応左手でやって貰うけどよ。左手なら第一の爆弾は使えないだろうしなぁ〜」

 

「相変わらずの頭の回転速度だな。まぁ私に比べれば大したことはないがね。」

 

「話してねぇでよぉ〜早く始めようぜ。」

 

「ふん、勝てる気しかしないという表情だな。」

 

「あたりまえだぜ。」

 

「さて、それはどうかな。勝負を始めるとしよう。」

「キラークイーンッ!!!」

 

「クレイジーダイヤモンドッ!!!」

 

仗助は自身満々という顔で、吉良を一気に倒そうとしたが、2人の手は一向に動かないままだった。

 

「なぜだ!?クレイジーダイヤモンドがキラークイーンなんぞに負けるはずが…」

 

「訳を言おう。キラークイーンとクレイジーダイヤモンドは確かに、戦闘においては絶対的な差があるが、それはスタンド能力自体に差があるからというわけではない。」

 

「むしろスタンド能力的には、ほとんど変わりがない。本体の、差だ。お前が喧嘩慣れしていて。私がほとんど喧嘩慣れをしていない。たったそれだけの差だ。だから戦闘では勝つことができなくとも、この腕相撲でなら勝てると思ったというわけさ。」

 

「だが力が互角なら、体力のない方が先に力つきるに決まってるぜ!!!つまり負けるのは、吉良吉影お前だぜ!!!」

 

「はて?それはどうかな、仗助お前はさっき爆弾に変えられるかもしれないということを警戒して、右手ではなく左手で勝負を挑んだが。。。墓穴を掘ったな。」

 

「どういうことだ!?」

 

「こういうことだよ。第2の爆弾シアーハートアタックッ!!!」

 

「コッチヲ見ロォォォォーーー!!!!」

 

第2の爆弾シアーハートアタックとは、キラークイーンの左手に装着されていた第2のスタンドのようなもので、体温を感知し自動で人を追跡し、体温の温度で爆発するという性質を持っている。シアーハートアタックの口癖は「コッチヲ見ロォォォォーーー!!!」でこの世界では自我を持ち、吉良吉影の細かい命令にも従うようになった。

 

「シアーハートアタック!!私の左手を押すんだ!!!」

 

「うわっ!!そんなんありかよ!!?ウワァアァ!!!」

 

「あくまでも左手の一部だから問題はないはずだ。さて東方仗助墓穴を掘った感想はどうだ。この吉良吉影に負ける感想はどうだ?ハハハハハッ己の能力を優れたものと感心することは、とても愚かな行動だ。圧倒的な力を持っていたとしても、時には一手みややまっただけだ敗北に繋がる。そして東方仗助お前は、たった今一手みややまった。それがお前の敗因だ。ふはははは」

 

「確かにオレは一手みややまったぜ。けどよ吉良吉影お前は、二手みややまってたようだぜ。墓穴を掘ってたのはテメェだ。」

 

「何この私がいつ墓穴を掘っとというのだ!?ハッタリは通用しないが!?」

 

「一つ目は、オメェが俺の能力を忘れていたことだ。もう一つは、お前さっき爪切ってたよな…そしてその切った爪をゴミ箱に捨てた。そしてお前はさっきそのゴミ箱をどこに置いたよ?少なくとも俺には、てめぇの手がある方向においてあるように見えるぜ。」

 

「だからどうしたというのだ。ゴミ箱の位置がどうしたというのだ!」

 

「そして思い返して見ろよ俺の能力は触れたものを直す能力なんだぜ。基本的には何でも治せる。なんだろうと、たとえ爪だろうとな。(ニヤケヅラ)」

 

「しまったッ!!!」

 

「クレイジーダイヤモンドッ!!切った爪を起点に、爪を治せ!!!」

 

「うぐぉぉぉぉーー!!!手が、手が引っ張られるッ!!!シアーハートアタックもっと力を入れるんだ。」

 

「直す。」

 

そう唱えるとともにシアーハートアタックはキラークイーンの左手に戻ってしまった。クレイジーダイヤモンドの能力によって。

 

「ウグァオォォォォ!!!」

 

「やっぱりよぉ〜負けるのは、てめーだったみてーだな。」

 

「川尻早人のいうとおり、てめぇに味方する運命なんてちっぽけなもんだな。俺たちの前では。」

 

「ウグァオァァァァァァァーーー!!!!」

 

「ドラァッ!!!」

 

「勝負ありー!!!」

 

「クソォまた仗助なんぞに負けてしまったッ!!」

 

「どうだ!吉良吉影!!」

 

「あんたらなんで争ってるのか知んないけど、仲良くすれば?割と合うかもよあんたら2人?」

 

「こんな奴と一緒にするな!!!」

 

「こんなクソカスと一緒にするなッ!!!」

 

「合ってんじゃねーか。」

 

「ところで仗助、そういえば腕相撲なんかして一体何がしたかったんだ?」

 

「オレに聞くな!!!」

 

「負けたらどうなるとか、勝ったらどうなるかとかとくにないだろう?」

 

「あっ!確かによくよく考えたらそうだな。」

 

「スタンドがダメなら、本体で戦ってケリつけるか、ゴラァ!!!」

 

「ふはははは残念だったな、私は自分で戦う気は無い。」

 

「まてやゴラァてめーさっきよくもオレの髪型けなしやがったな!!!!オレのヘアースタイルがサザエさんみテェだと!!!?」

 

「待てそんなこと誰も言ってな……うぐぉぉぉぉーー!!!」

 

「戻れ。キラークイーンッ!!!私の身を守るんだッ!! あれキラークイーンッ!!!あいつまた私の金でゲーセン行きやがったッ!!!」

 

「オイ!!仗助。お前のクレイジーダイヤモンドもだぞ!!」

 

「イエェエ!!本当だ確かに本体のいうこと全く気かねぇ。。。」

 

「ぃ野郎ォォォォーーー!!!!」

 

「てめぇこの野郎何やってんだァーーー!!!」

 

 

「あの2人やっぱり仲いいんじゃない。」

 

「確かにな。」

 

 

 

つづく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




次回は同じ声?あの男が登場します。


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吉静暮第3話「鎮魂歌はまだ続いてる。その1」

今回は、あの男が登場します。


「ここはどこだ?次はどこからやってくるんだ?電車の中だと?ということは、今回は電車が脱線して死ぬのがオチか?待ておかしいぞ。何も起こらない。」

 

この私は、チームパッショーネというギャング組織のボスでその中の反乱分子ジョルノジョバーナ達と戦っていて、私とそいつらとの間には絶対的な力の差が存在し、負けるはずが無いとは思っていたのだが、ジョルノジョバーナが最後に矢の力によって新たに誕生したスタンド、ゴールドエクスペリエンスレクイエムによって真実に到達できなくなり、死んだという真実にさへ到達できないために無限に死に続けている最中だった。今もその真っ只中だったため、何かが起こり死ぬのかと思ったが、どうやら今のところは何も起こっていない。

 

「あのーすいません。様子がおかしいようなので話しかけさせていただきましたが、もしかして外来人のお方で?」

 

「誰だお前は!?」

 

よく見たらこの電車おかしいぞ。今話しかけてきたこの女は、人間の女性だが。それ以外のほとんどの乗客が人間では無い。犬や猫などの動物が二足歩行したもので、たまにタンスやクローゼットなど人間では無いものまで見かけた。

 

「やめろッ!!?くるな!!!俺のそばに近寄るなぁぉぁぁーーー!!!」

 

「やはりそうですね。その驚きよう外来人の方ですね。ここ最近あなたのような人が何人か見たかったというニュースを聞いていました。」

 

「なんなんだお前は!!?お前がこれをやっているスタンド使いなのか!!?」

 

「スタンド使い…て何ですか?とりあえず落ち着いてください。誰もあなたに危害を加えたりはしないので。。。。」

 

数分後

 

「ふん!なるほどこの世界はすべての物が自我を持つ世界で、人間と同じように動けるというわけだ。これをやっているのは、自称魔王とかいう厨二病のスタンド使いでそいつを倒せば、すべてが解決されると? いうことか?」

 

「そうかどうかは分かりませんが。その魔王という存在はとてつもなく強い存在で、魔王の城に入り込んだ一つの軍隊をまるまる潰したほどです。幸い死者は1人も出ませんでしたが、なぜか全員ドーナツまみれになって帰ってきたとのことです。」

 

「一つの軍をまるまる潰しただと!!?それは私のキングクリムゾンでもそう容易では無い。。。」

 

「一つ問題なことは、この世界でも私は鎮魂歌の影響を受けて、死に続けなくてはならないのか?」

 

「どうなんだ?」

 

「お前邪魔だ!!この野郎こんな所につっ立ちやがって、人様の迷惑も考えろ!!」グサッ

 

「うぐぉぉぉぉーー!!!やはり…この世界でも、鎮魂歌は影響していた。。。。グハァ!!」

 

「大丈夫ですか?今救急車を呼びます。」

 

数分後

 

「あれっ?なぜ生き返っているんですか?」

 

「ふん!忌々しい鎮魂歌の影響だ。貴様には関係ない。はやくこの私の前から立ち去るんだな。私はこれから、魔王とやらを倒しに行く。」

 

こうも人が多いと、自分の死ぬまでの合間が短くなりそうだったから、すべての元凶とやらの魔王を倒しに行くことにした。

 

「待ってください。」

 

「待ッタホウガイイゾ。」

 

「なっ!!!?何だとォ!!?なぜ貴様がここに!!!?」

 

「お前ナド本来ドウナッテモイイノダガ、コノ子ノタメダ止マレ。」

 

そこにいたのは、かつて私をこんな状態に陥れた張本人本当ならこの女とは全く別の奴が持っていたはずのスタンド、、、、ゴールドエクスペリエンスレクイエムだった。

 

「久シブリダナ鎮魂歌生活ノ感想ハドウダ?ボス。」

 

「きっ…貴様は、、、、ゴールドエクスペリエンスレクイエムッ!!!?」

 

「な…ぜだ。。。。なぜ貴様がここにいる。。。。ジョルノジョバーナのスタンドじゃあないのか!!!?」

 

「正確ニ言エバワタシハスタンドデハナクスタンドノ領域ヲ超エタ存在、鎮魂歌ナノダガナイイダロウコタエテヤル。ワタシハ本来ジョルノジョバーナノ持ツスタンドダガジョルノジョバーナガワタシヲ使ウ時間ハ短イタマニ実験デツカワレル程度ダ。ダカラワタシハソノ間コノ世界デ彼女の友達トシテ暮ラシテイルトイウワケダ。」

 

「何だとォ!!!?」

 

このスタンドゴールドエクスペリエンスレクイエムは、パワーやスピードなどいろいろ驚異的なのだが本当に恐ろしいところはその能力、この私もあまり理解は出来ていないのだが、わかっていることは、敵対した者の意思や動作をゼロに戻してしまうという究極の能力を持っている。つまりいかなる攻撃もこいつの前では無力だし、攻撃とは直接関係のない、特殊能力ですらすべてゼロに戻してしまう。分かりやすく言えば、どんな真実にも決して到達させない能力なのだ。

 

「やはりこの女私にとって地雷だったッ!!!近寄るべきではなかったッ!!!」

 

「私のキングクリムゾンもこいつだけには、絶対に勝てないッ!!逃げなくては、だが逃げたらこの私の誇りが…戦うしかない。。。もしも仮に奇跡が起こってこいつを倒すことさえできれば、私はそれで鎮魂歌から解放される。」

 

「向カッテ来ルノカ?ドウヤラコノワタシヲ倒シテ、鎮魂歌ヲ解除シヨウトシテイルラシイナ。」

 

「キングクリムゾンッ!!ふん!!!」

 

「何ッ!!?やはり動きがゼロに戻されている!!!」

 

「無駄ッ!!!」

 

「うぐぉぉ!!!やはりとんでもないパワーだ!だが。。。。今までたくさんの危機を踏み越えて来たこの私には!!乗り越えられない壁ではない!!!」

 

ゴールドエクスペリエンスレクイエムに殴りかかるがそれがレクイエムに当たる直前でわざと空振りにする。目的の意思や動作に到達させない能力ならば、目的のこととは逆の行動をすれば目的のことを果たせるのではないか、つまりわざと空振れば、その動きが元に戻り、奴に届くと思ったからだ。

 

「ホウ考エタナ、ダガボス。作戦失敗ノヨウダゾ確カニオマエノ動キハ空振リダッタカモシレナイガ、オマエノ意思ノホウハ違ヨウダゾ。例エ空振リダロウガオマエガワタシニ拳ヲ命中サセルタメノ動キヤ意思ヲモッタトイウコトニハカワリハナイダカラ、ソノ意思ガゼロニ戻ッタ。」

 

「ワタシノ前ニ立ツモノハドンナ能力ヲ持トウガケシテ辿リツクコトハナイ、コレガレクイエムダ。」

 

「なんだこれは体が勝手にッ!!!私はまだ意思や動作を行なっていないぞ!!!なのにゴールドエクスペリエンスレクイエムの方に向かって行くッ!!!体が言うことを聞かないッ!!!」

 

「真実ニ到達スルコトハケシテナイソレハアクマデモワタシノ能力ダ。本来ノレクイエムノ能力ハスベテノ生命ノ魂ヲ支配スル能力ダ。私モソレヲスルコトハデキル。コッチエコイソレガワタシノダシタ命令ダ。」

 

「ドウダニ度目ノ負ケハ?」

 

「ウグァオォォォォーー!!!!」

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!!」

 

「トイッテモ一度鎮魂歌ヲカケテシマッテイルカラ、何モカワラナイガナ。」

 

「ハァ ハァハァ 糞ッ!!!また負けてしまっただとッ!!!」

 

「なぜこんな目に合うんだッ!!!」

 

「言ッテオクガ、魔王ハワタシト最低デモ同ジレベルノスタンドヲ持ッテイル。ナントナクダガソウ感ジル。モシモ会イニナドイッタラ、下手シタラ今最悪ナ状態ニナルカモシレナイガ?」

 

「何ィ貴様ですら、叶わないようなスタンドがいるのかッ!!!」

 

「ソレ以外ニモ魔王レベルトハイワナイガ、スタンド使イハ腐ルホド大量ニイル。中ニハオマエノヨウナ悪人モイル。コノ世界デ目立ッタ行動ヲスルト、ワタシノ友達デアル彼女…夜桜茜ニモ被害ガオヨブカモシレンモシモソウナッタラワタシハオマエヲイマヨリモヒドイ状態ニスルカモナ、キオツケロヨ。」

 

「やはりこの世界は、早く抜けださなくては。。。。」

 

「ふん!貴様ともあろうものが、たかが一般人の人間などと仲良くなるとはな。。」

 

「確カニホカノ人間ナラ興味ハナイガ、茜ハベツダナ、ナゼカミテイテホッテオケナカッタ。」

 

「トコロデオマエノスタンド、ムコウデ野球シテルガ?」

 

「何ィ!!まさかこっちの世界では、スタンドまでもが自我を持つのかッ!!!?」

 

「キングクリムゾンよ!!!私とどっちがうまいのか勝負だ!!!」

 

「怒ルトコロソコナノカ。。。」

 

「ン?ソウイエバ、茜ハドコ行ッタ?ナンダコノ紙ハ?」

 

紙には、こう書かれていた。赤髪の女性は誘拐した。返してほしくば、ディアボロとか言う男と一緒に、指定された場所に来い。

 

「コノ手紙書イタ奴ヨ、無事デイラレルト思ウナヨ。」

 

 

 

 




手紙の差出人終了のお知らせ。

ps.ボスと吉良吉影の声が同じなせいで、性格がごっちゃになってしまいました。


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吉静暮第4話「鎮魂歌はまだ続いてる。その2」

その2です。


前回のあらすじィィィィィィーーー!!!!は、しませんので気になる人は前回を見てください。

 

「何だと!?お前とさっき一緒に居た、人間の女が何者かの手によって連れ去られだと!?そしてそれを助けるから付いて来いだと!?」

 

「ふん!嫌だな。」

 

「来イ。ジャナイト殺スゾ。」

 

「申し訳ございません。行かさせていただきます。」

 

「気になるんだが、なぜこの私がいく必要がある?貴様1人でどうにかなるだろう?」

 

「手紙ニハオマエヲ連レテ来イト書イタアッタ。連レテクレバ人質ヲ解放スルト書カレテイタ。」

 

「まさか、このディアボロを身代わりにするというのかッ!!?」

 

「ドウセオマエハ死ナナインダカライイダロウ。」

 

「正確には、死なないんじゃなくて死ねないんだがな。」

「ハナシテナイデ速クイクゾ。」

 

 

数分後。

 

ここが、あの女が誘拐された場所なのだろうか。見た感じ人の気配一つしない廃墟に連れてこられた。といってもすべての物が自我を持つので、この建物事態が喋るようなのだが。

 

「ココカ。ハイルゾ」

 

そう言われ、建物の中を進むすべての部屋を確認したが、人1人見当たらなかった。

 

「誰も居ないではないか。」

 

「アイツラコノワタシニウソヲオシエタノカ?」

 

「ちょっとあんたら何話したんだ?」

 

突然この建物が話しかけて来た。

 

「ココニナンカ変ナ奴等ガイナカッタカ?赤髪ノ少女ヲ連レタ?」

 

「教えてやってもいいが、お前らタダで教えると思ってるのか?ハッハー!!」

 

「タダデ教エロジャナイトコノ建物ブッ壊スゾ?」

 

「ひぇえ!!しょうがねぇ教えてやるよ!。赤髪の少女を連れた誘拐犯たちならこの屋敷の地下にいるぞ!」

 

「地下への扉はそこだ。でも鉄でできてるうえに、ロックまでかかってるから入るのは難しそうだが?」

 

「問題ナイ。」

 

「無駄ッ!!」パァン!!!

 

ゴールドエクスペリエンスレクイエムは、ものすごいパワーで扉を破壊すると、そのまま進んで行った。そして私もそれに続いて進む。そこには、謎のテーブルと男が数人と、人質にされた夜桜茜とかいう名前の女が1人いた。

 

「ダービー様2人がご到着しました。」

 

「ほう。やはり鉄の扉程度、簡単に破られてしまったか。。。まあ予想は出来ていたがね。」

 

「オマエガ茜ヲ誘拐シタ犯人カ?今ナラマダ鎮魂歌ハカケズニ一発殴ルダケデ勘弁シテヤルカラハヤク茜ヲ返セ。」

 

「まぁまぁそう慌てずに、この私と一つ賭けをしないかい?」

 

「私の名はダービー。かつてまだ私がこの世界に来る前、私はギャンブルにおいて絶大な強さを誇っていたが、なんとその私が1人の男に負けてしまってな。とても悔しかったよ。その憂さ晴らしにむこうの世界で成功なさっていたらしきあなたとギャンブルがしたくなりましてね。」

 

「まさか。貴様も私と同じ外来人とやらなのか?」

 

「まぁまぁ話は最後まで聞けよ。」

 

「君が勝ったら、人質を返してやる。そのかわり君が負けたら、魂を貰いますよ。」

 

「何ィ!?それはどういうことだ?貴様?新手のスタンド使いか?」

 

「あらかじめスタンド能力のネタバラシをしておくと、このスタンドオシリス神は、賭けで負けた相手の魂を抜き取りコレクションにしてしまう能力を持っています。」

 

「それでは、まず私の実力を見せてあなたに全力を出させる為に、そこのゴールドエクスペリエンスレクイエムとかいうスタンド様と賭けをさせていただきます。」

 

「ソレハイイガオマエガ負ケタラ、茜ヲ返セヨナ。」

 

「それは出来ません。あくまで私が賭けたのは、そこのディアボロという男に出すので、それにもしも私が勝ったとしても、あなたから魂を抜き取ることは出来ないので、私にはなんの得もありませんので、賭けは成立しません。」

 

「フン。トリアエズヤッテヤロウ。」

 

「それでは簡単に、ここにある鉄砲で向こうにある直径1センチのマトに先に当てた方が勝ちということで。」

 

「ソレデイイノカ?ワタシハ精密性ニモ優レテイルゾ?」

 

「私も負ける気なんてないので、それでは始め。」

 

「ワタシカラヤラセテモラウゾ。」パァン。

 

パワー精密さなどが極限まで優れたレクイエムが外すことなどまずないと思ったが、球はマトの数センチ上をかすめて通り過ぎて行った。

 

「おやおや失敗したようで、次は私の番です。」パァン。

 

次にダービーが打つと球は難なく命中した。

 

「ナゼダ?」

 

「簡単なことです。あなたの使用した銃の銃口をあらかじめ少し折り曲げて置いたのです。」

 

「テメェ。殺スゾソンナノイカサマジャナイカ。」

 

「おっと?私に手を出したらあの女を殺すぞ?」

 

「チッ!!」

 

「行っておくが、バレなきゃイカサマじゃあないんだよ。」

 

「それでは、次はディアボロくん。賭けを始めようじゃないか。」

 

「ふん。いいだろう バレなきゃイカサマじゃないだと?言ってくれるッ。」

 

「それじゃあ最近流行りのこのゲーム。嘘を当てるゲームでもやろうじゃないか。」

 

このゲームは聞いたことがあった。このゲームのルールはいたって簡単で、相手と自分で平等になるようにトランプのカードを配り、ジャンケンをして買ったほうが先にカードを何枚か出して、そのカードの名前を言っておく。それを出された側は、そのカードの名前が嘘か本当かを言い当てて、合ってたらそのカードを貰い間違ってたらカードをその分没収されて出されたカードもすべて戻される。カードがすべてなくなったら負けというルールだった。

 

「ふんいいだろう。このディアボロの魂を賭けようッ!!!」

 

「それじゃあこの紙に一筆証明として書いてくれ。その紙さえあれば、私のスタンドは動くことができる。」

 

「わかった。」

 

(このディアボロにはエピタフの未来予知がある。万が一でも負けることではないだろう。)

 

「あ、それと追加ルールとしてイカサマは一度バレるたびにカードを5枚没収というルールを作ろう。」

 

(なんだと?だがこの私の時飛ばしや未来予知が見破られることはまずない。問題はない)

 

「それでは。ゲームスタート」

 

「まずはジャンケンからだ。ジャンケンッ!パー。」

 

「グー。」

 

「ふふふ。まずは私の勝ちかなじゃあまず様子見から3枚出すとしよう。」

 

「スペードの2 そしてスペードのエース そしてハートの6」

 

嘘を付いているのかどうかは全く分からないが、能力を使えば一瞬で分かる。私のキングクリムゾンの能力は時間飛ばし、自分以外のすべての生物や物の時間を飛ばすことが出来る時が飛んでる間は人には意識がないためなにをしてもバレることはないが、飛ばせる時間は短く十数秒程度だ、もう一つの能力としてはエピタフ、未来予知で十数秒先の未来を見ることが、出来るが見た未来は運命によって固定されてしまっているため、その未来は絶対に回避することは出来ないが時飛ばしと組み合わせることでその運命を回避することが出来る。

 

(キングクリムゾンッ!時を飛ばせ)

 

時間が飛んだ。今ならダービーは意識が無いため、出したカードを覗き見てもバレることは無い。横から順番に、スペードの2 そしてスペードのエース ジョーカー。と一枚だけ嘘をついていた。

 

「時はふたたび刻み始める。」

 

「ふん。たった今時間が数秒飛んだような気がするんでが?」

 

「!?」

 

(時計だと!?)

 

よく見ると、ダービーは右腕に腕時計をしていた。

 

「気のせい…じゃあない…のか?」

 

「誤魔化すんじゃないよ。お前がたった今時を飛ばしたことはバレている。」

 

「何ィ!!?貴様この私の能力を知っていたのか?」

 

「すでに調べていたからね。未来予知のことも。そして未来予知がそれ単体では運命を変えることなど出来ないことも知っている。つまり時飛ばしさえ封じてしまえば貴様の能力の攻略などたいした苦難じゃない。」

 

「それと追加ルールを覚えているかい?カード5枚没収だよ。」

「なんだとォ!?」

 

「負ケタラブッ殺スゾ。」

 

「プレッシャーかけるんじゃないッ!!!」

 

(落ち着け。。。落ち着くんだ。このディアボロの辞書に敗北の文字はない。。。。次は私の番だ。。。)

 

「クローバーのエース ハートの8 スペードの4」

 

「嘘をついている顔だね。全部嘘。」

 

「なっ何ィィィィィーー!!!」

 

「こいつ顔を見ただけで、嘘かどうか…判別できるのか!!?」

 

それからずっとダービーのペースが続き、いよいよディアボロのカードはあと一枚になってしまった。ゴールドエクスペリエンスレクイエムが恐ろしい形相をこちらに見せてきた。

 

「ふっふっふもうちょっとできるかと思ったが、期待はずれだったようだ。」

 

「もう一度最期のチャンスを上げよう。カードを10枚出そう。これだけのカードの量があれば十分巻き返しも可能だろう。ふっふっふ。」

 

「まぁもう無理だろうけどね。」

 

そういうと、ダービーはカードの名前を言い出し10枚のカードを出してきた。

 

「ふん。それはどうかな。黙って負けるディアボロじゃあないぞッ!!!!!」

 

「後ろから順番に 嘘 嘘 嘘 本当 嘘 本当 嘘 嘘 本当だ!」

 

「何ィィィィィィーーー!!!どういうことだ貴様ッ!!!イカサマだろ!!!」

 

「違うな。私のカードが残り一枚ということは、お前の持ってるほぼすべてのカードが1週目でほぼ全部一度見たカードという事になるそしてこのディアボロは、そのカードの並べる順番を、すべて記憶していた。だから貴様がどの場所にあるどのカードを出そうがこのディアボロには、すべて分かる!!!」

 

「そして次はこのディアボロの番だ。11枚だ!!!11枚すべて賭ける!!!」

 

「何ィィィィィィィィィィィィ!!!!全部だと!!」

 

(この男、このような直接的な戦闘力の微塵もない。ちゃちなスタンドを発現するくらいだ。精神力はたいしたことは無い。盛大にビビらせばおそらく勝負を降りるだろう。。。。)

 

現に立ち上がり、冷や汗をかきながら過呼吸になっている。

 

「俺は、勝負を降りんぞ!!まだ勝負だ!!!」

 

「ふん。まだ持ちこたえたか、だがもうすでに貴様のすべてのカードを暗記したこの私に勝てると思っているのかッ!!!」

 

「ならば勝負だ。顔色を見るに。。。嘘をついたような顔が多い。」

 

「嘘 嘘 嘘 本当 嘘 嘘 嘘 本当 嘘 嘘 嘘だ!!」

 

「ふん!!違うね。」

 

カードを見せつける。

 

「なんでだ!!!?確かにそういう顔だったはずなのに!!!?」

 

「貴様ッ。焦って冷静な判断ができなくなっているようだな。顔などいくらでも作れるぞ。貴様が嘘をついているという時の顔を再現しただけだ。」

 

「何ィィィィィ!!!」

 

「次は私の番だ!!!仕方ない11枚やろう。次に私は22枚のカードを賭けよう!!!」

 

「貴様ッ?とうとう頭壊れたのか?」

 

「壊れたのかどうかは……やってみないと、わからないぞ。。。。」

 

そういうとダービーは気力なさそうに、カードの名前を言い始めた。

 

「すべて嘘だ!!!」

 

どういうつまりかはわからないが、もうすでに精神が壊れてしまっているのかすべて嘘のカードを行ってきた。まぁどちらにせよカードをすべて暗記してしまっているのだから、何をしても無駄なのだが。。。

 

「ふんッ。確かに少し焦ったが、やはりこのダービーが負けることなどありえん。」

 

そういうとダービーはカードを広げた。そのカードはすべてがダービーの言った通りのカードで嘘など一つもなかった。

 

「なっなんだとォ!!!?」

 

「残念。。。君がすべてのカードを暗記していたように、このダービーもすべてのカードを暗記している。私が怯えたフリをして立ち上がった一瞬お前の視線はテーブルから外れ私の顔に移った。そのあとすぐに、イカサマをされては困るとテーブルに視線を戻したようだが、このダービーにかかれば、あの一瞬でカードをすべてならび変えるなど容易いことなのだよ。やはり貴様も承太郎に比べれば大したことは無かったようだ。ふははははは」

 

「何だと。。。。あの一瞬で……負けた!!クソォ!!!」

 

そうなると完全にカードがゼロになった。ディアボロは、魂が抜かれたかのように倒れた。

 

「ふはははははもうこんなクソ女などいらない。ストレス解消は終わったからな。さて帰るとしよう。」

 

ダービーはそう言いながら人質にしていた夜桜茜を放り投げた。

 

「オマエタチバカナノカ?人質ヲ解放シテシマッタラワタシニコロサレルゾ。トイウカオマエタチモ鎮魂歌ヲ歌ワセテヤルゾ。」

 

「残念だったな。ゴールドエクスペリエンスレクイエムお前達が真剣に試合を見ている中。1人の手駒に貴様の足元に超強力接着剤をばら撒かせてもらった。この接着剤は強力すぎるから、貴様ほどのパワーを持ってしても数十秒は引き剥がすことは無理だろう。その間に隠し通路から投げ出させてもらうぞ」

 

「ふんッ!!残念だったな。そうはさせんぞ。」

 

「貴様はディアbbbbbbロ!!!!」

 

「なぜだ!!なぜ魂を抜き取られて、動いているんだ!!」

 

「それは、最初から抜き取られてなどいないからな。」

 

「なぜだ?????」

 

「貴様は最初に紙に一筆書いてくれそうすれば、能力を発動できると言っていなかったな。書けば発動できるじゃあ書かなかったらどうなっていたんだろうな?」

 

「まさかッ!!?」

 

ディアボロは、その紙を見せる。そこにはこう書かれていた。

ディアボロは、魂を賭けることを誓いません。

 

「つまり最初からあの賭け事態が無意味な行為だったわけだ。貴様の性格上勝てば他はどうでもよくなって、人質でもなんでも捨てることはわかっていたし、貴様等のポケットの中に接着剤が入っていたことから、何か企んでることも知っていた。」

 

「賭けに負けて、勝負に勝つ。」

 

「それがこのディアボロのやり方だ。以前変わらなくッ!!」

 

「そして貴様等、この私をこんな危険な目に合わせやがって、どうなるかわかってるんだろうな。」

 

「ヒェエェェェ!!!銃で打てェェェ!!!」

 

「これは?私か?なぜ私がここにいる?じゃあここにいるのは誰だ。」

 

ダービーの前には、もう1人の血まみれのダービーの姿があった。

 

「お前がたった今目撃し、そして触れたものは 未来のお前自身だ!! 終わらせてやろう!!」

 

「これが我が、キングクリムゾンの能力!!」グシャ!!!

 

「オット終ワラセルナヨマダワタシノストレス解消ガ残ッテルカラナ。」

 

「あっ(察し)」

 

「コイツ単体デナニカスルノハ構ワナイガ、茜ヲ巻キ込ムナ」

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ッ!!」

 

「ブゲラッッシャアァァーーー!!!!」

 

「ようこそ、鎮魂歌の世界へ。」

 

「なんだこれは、あれだけ殴られたのにもかかわらず、生きているだと?」

 

そうするとダービーはつまずいて地面に落ちていた。拳銃に頭をぶつけて死んだ。そしてその次の瞬間には行き帰りまた別の死に方をした。

 

「なんだこれは!?何が起きてるんだ!?まさかこれは!?ゴールドエクスペリエンスレクイエムの!!?」

 

「これからよろしくなダービー…貴様と私は仲間だ。」

 

「私のそばに近寄るなぁぁぁぁーーー!!!」

 

 

数分後

 

「先程は、助けていただきありがとうございます。」

 

「お礼に何かしなければいけないといけませんね。なんでも言ってください。」

 

「ん? 今なんでもするって…」

 

「無駄ッ!!」

 

「グハァァ!!!」

 

「何でもないです。」

 

「そういうわけにも行きません。何かしないと。。。。」

 

「一般人がこんな目にあった割には、冷静すぎるぞ。どういうことだ?」

 

「ソレハワタシガ彼女ト一緒ニイル理由ノ一ツダ。彼女ニハ感情ガナインダ。ナゼカ人間ガ当タリ前ニ持ッテイル感情トイウ機能ガ彼女ニハナゼカナイガ時々感情ヲ感ジルトイウ経験ガ何度カアルラシイガ、ワタシハソレヲ取リ戻シテヤリタイ、ソノタメニイル。」

 

「いろいろと事情があったのだな。この私には、関係ないが。」

 

「ってキングクリムゾンッ!!貴様また勝手に動いて野球場行きやがって!!!この私と勝負だ!!!」

 

つづく

 




今回は割と真面目な雰囲気でしたね。


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吉静暮第5話「スターダストクルセーダース。」

今回は、あの二人が登場!?


「ハッ!どこだここは!?」

 

「私は確か、忌々しい承太郎との戦いに敗れ、死んだはずだが。。。。なぜ電車の中にいるんだッ!!?」

 

「ふん。そんな事は、考えなくともわかるッ。スタンド使いの仕業以外ありえんッ!!。だがなぜこのDIOを攻撃するッ!!?そもそも色々とおかしい。。。。なぜ攻撃を仕掛けてこないッ!!そこら辺に、犬や猫などの顔をした連中が沢山いるが。これもスタンド能力のせいか?」

 

とりあえず窓の外を見てみると、そこは少し前までいた場所とは、まるで違う場所で人間もいるが半分以上が犬や猫その他の生物やもはや生物ではないただの物質までもが自我を持ち独りでに歩き人と同じような暮らしをしていた。

 

「どんなスタンド能力かわからないように攻撃してきていたようだが、かつて誰よりも多くのスタンド能力者を見てきたこのDIOにはッ、まるわかりだ!!マヌケがッ!!!」

 

「この世界は一種の異世界のようなもので、スタンド使いはこの世界を作り出す能力。部下に一人、夢の世界を作り出して引き摺り込むスタンド使いがいたが、似たようなスタンドということだろう。」

 

「甘いッ!甘いぞッ!スタンドの本体がわからないのならッ!!この世界にいる人間を片っ端から殺すだけだからなッ!!」

 

「あの!?そこのお方?先程から何を騒いでおられるのですか?」

 

「本体のピンチを悟って、このDIOに攻撃を仕掛けてくるかッ!!だが無駄無駄。ザ・ワールドは最強のスタンドだ!!そしてこの世界にはッ、ゆういつザ・ワールドに対抗できる承太郎もいないッ!!!今度こそこの世界でッ!誰にも邪魔されることなく。天国への道を縮めていくぞッ!!!」

 

「URYEEEEEEEEEEEEEEEEEE!!!!」

 

「ザ・ワールド!!!時よ止まれ!!!」ブゥゥゥーーンチッチッチ

 

このスタンドの名前は、ザ・ワールド。圧倒的なパワースピード精密さに加え、時を9秒止める能力を持っている。

 

「フッハッハッハッハッハ取るに足らぬ人間どもよ!!支配してやるぞ!!我が血と力の元に、ひれ伏すがいい。」

 

「お前はすでに自分が死んでしまっていることに気づいていない。。。。」

 

「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無・・・・」

 

「何んだ!?私の、、体の動きが鈍いぞ。。。。」

 

「いや!動きが鈍いのではない!!止まっているッ!!全く体が動かないッ!!!この私が時間を止めたはずなのに、止まっているのはこの私!!こんなことができるのはッ!!!?」

 

「俺がてめぇが時を止めるより速く、時を止めた。2秒経過だぜ。動けるのはそこまでのようだな。そして…久しぶりだな。DIOッ!!!」

 

「じょ…承太郎ォォォォーー!!!!!」

 

承太郎のスタンド、スタープラチナはザ・ワールドとほとんど同じパワースピードを持っていながら、全く同じ時を止める能力まで持っている。

 

「待て。そんなに慌てふためくんじゃあねーぜ。」

 

「俺は別に今はもうてめぇを倒す気はねぇぜ。だが少しでも不審な真似してみろよ。その瞬間スタープラチナをテメーの脳天に叩き込むからな。」

 

「なぜだ!?なぜ貴様は、私を殺さん!?」

 

「ちょっとした事情があってな。。。。こっちの世界では、全てのものが自我を持って人間と同じように自立して動いちまうらしい。スタンドもそうだ。スタープラチナも独りでに動くし、テメーのザ・ワールドもそうだろう。そしてなぜかはわからねぇが、大抵のスタンドは、争い事を嫌う。本体の身に何か危険が迫った時か、軽いお遊びかどっちかでしか動いてくれねぇ。だから今すぐテメーをブチのめすのは、不可能なんだぜ。」

 

「俺は、テメーが来るより少し前からこの世界にいたから、それくらいの事はわかるんだぜ。ちなみに帰ることは諦めた方がいい。もしかすると、全く同じ電車に乗れば帰れるんじゃあねぇかと思って、もう一度この電車に乗ったけど全く何も起こらなかった。しかも運悪くてめぇみてぇのと遭遇しちまったしな。」

 

「なるほどな。。。」

 

「っつー事で、暇だからてめぇに、日本の素晴らしさを教えてやる。」

 

(ここは日本じゃあないだろう。何を言っているんだッこいつは!?仕方ない。屈辱だが、断ったら何をされるか、わからない。。。。ついていくしかない。)

 

「ここは日本じゃあねぇと思ってるだろうが、建物が少し変わったぐれぇで文化や伝統なんかは日本とほとんど同じだぜ。」

 

「というわけで、寿司食いに行くぜ。俺がおごってやるよ。」

 

(敵に寿司をおごるとは、どういうつもりだ。こいつッ!毒でも入っているのか!?まぁもっともこのDIOが毒ごときで死ぬわけはないがな。。。」

 

「そんじゃあ電車降りるぜ。早く来いよ。」

 

「あぁ…ってURYEEEEEEEッ!!!!!これは!?太陽の光だァァァァァ!!!!しばらくずっとくらい部屋で暮らしてたせいで、太陽の光に当たってはいけない事を、すっかり忘れていたァァァァァ!!!」

 

「何してるんだぜ?やれやれ危ねぇな。てめぇは太陽の光に当たっちゃいけねぇからな。気をつけねぇとなァ。」

 

(こいつッ!!寿司を食いに行くというのは、たてまえで…このDIOを殺すつもりだ!!スタンドでは殺さないから…偶然を装って殺すつもりだ!!)

 

「どうした?早くしろよ。日陰に入って移動すれば問題はねぇだろ?それともそこでたかが太陽の光に怯えて、夜まで待つつもりか?DIOともあろうものが情けねぇな。」

 

(コケにしやがって!!!必ず復讐してやるぞ!!承太郎ォォォォ!!!)

 

DIOは約100年前に、石仮面という人間を吸血鬼にする道具を使ってから、太陽の光に当ると死んでしまう体質になってしまっていた。

数分後

 

(なんとか、太陽の光は避けてここまで辿り着いたぞ。。。。にしてもこれが寿司というものか…見たのは初めてだ。だが迂闊に動けんッどこに承太郎の罠があるかわからないからな…)

 

「これは回転寿司って言うんだぜ。この回ってる奴から、こう言う風に取って食うんだぜ。」

 

「ほう。なるほど…じゃあこのDIOは、プレミアムプリンというものを食べてみるとしよ・・・」

 

「オラァ!!!」パァン!!!

 

「UGEEEEEEEEEEEEE!!!」

 

「寿司を食え!!!寿司を!!!」

 

「頭痛がする。。。吐き気まだ。。。普通に殴れているではないか……寿司を食えばいいんだな、寿司を。。。。」

 

「ならばこの大トロというものを食べるとしよう。いただきまー・・・・・」

 

「オラァ!!!!」パァン!!!!

 

「UGEEEEEEEEEEEEE!!!!」

 

「なぜだ!!!寿司を取ったはずだぞ。。。」

 

「テメー俺の金で来てることを忘れたのか?てめぇが食っていいのは、100円の皿だけだァ!!!」

 

「なんだとぉ!?」

 

 

数分後

 

「クソォ、100円の皿ばっかりッ100円の皿ばっかりッ!!!」

 

「さすがにこの俺も100円の皿ばかりというのは、心が痛むな。」

 

「ならば、大トロを食わせるの・・・」

 

「105円の皿までなら許してやる。」

 

「変わらないではないかぁぁぁぁーーー!!」

 

「こうなったら、最終手段を使うしかないッ。ザ・ワールドォォォォ!!!時よ止まれェェェイ」ブゥゥゥーーンチッチッチ。

 

「これで大トロが食い放題だ。どうだ承太郎ォォォォ!!!目の前で、大トロが食われる気分は!!!」

 

「オラァ!!!!」パァン!!!

 

「UGEEEEEEEEEEEEE!!!」

 

「てめぇが時を止めるよりも早く、俺が時を止めた。大トロは返してもらうぜ。」

 

「無駄無駄ッ!このDIOも貴様が時を止めた中で2秒動けることを忘れたのか!?そして貴様のスタープラチナが、、、キレている時ではない時は完全な下位互換ということも、忘れたのかァ!!!パワー負けするがいいわ!!!」

 

「スタープラチナ・ザ・オーバーヘブン!!」

 

「押し負けろ。」

 

「UGEEEEEEEEEEEEE!!!!」

 

「なぜだ!?なぜ貴様は、2次創作でしか出てこないはずの…オーバーヘブンを使えているのだァ!!!」

 

「今ここにいる俺は、3部終了時の承太郎じゃあなく、アイズオブヘブンストーリーモード終了時の空条承太郎なんだぜ。つまりスタープラチナ・ザ・オーバーヘブンが使える。」

 

オーバーヘブンとは、真実を上書きするという能力である。真実の上書きは対象に触ることで発揮される能力で簡単に言うと、お菓子があった場合それに触れて、お菓子の量が増えるように真実を上書きすれば、本当に、増えるのである。本来オーバーヘブンは、莫大な魂のエネルギーを消費するので、一度使ったらしばらくは、使えないのだが、この承太郎の場合真実の上書きで魂の消費自体をどうにかしてしまっているため、無限にオーバーヘブンが使えるのだった。

 

「やれやれわかったらもう、この俺を欺こうなんざ考えるんじゃねぇぜ。」

 

「寿司の続きだ。200円までなら許してやる。」

 

 

 

つづく




次回はどうしよう。。。。


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「吉良吉影は、ただ静かに暮らしたいだけなのに」

今回からは、次回予告もつけてやります。(゚∀゚)


 

「吉良吉影ェェェーー!!!!てめぇまた俺の財布の中身爆破したなコラァ!!!」

 

「人前に置いておくのが悪いのだよ。。。。ふははははははは!!!」

 

「人前においてねぇよ!!!隠してたろうが!!!!」

 

「クレイジーダイヤモンド!!!ドララララララララッ!!!!」

 

「逃げるんだシアーハートアタック!!!」

 

そういうと、吉良吉影はシアーハートアタックの上に乗り、そのまま逃げてしまった。

 

「あんにャロォォーー!!!」

 

「見つけてボコボコにしてやるぜッ!」

 

 

 

あいつらはまたやっているのか?この世界に来て、吉良吉影と東方仗助が再開してから、私の身の回りは呆れるほど騒がしくなった。どうやらどういう事情があるのかは知らないが、この二人は元敵同士らしい。。。。が、彼らの持っているスタンドという能力は、こっちの世界では大抵が争いを嫌うらしく、戦ってくれないのでああやってあの二人はほぼ毎日、くだらない喧嘩をしている。

 

「お前らいい加減仲良くすれば?」

 

「うるせぇぞ。蚊取り線香。」

 

「線香は、余計だ!!夏鳥だから!!!?」

 

「はいはい。うるせぇぞ。蚊取り線香。」

 

「お前もか!?」

 

この夏鳥という男も騒がしい原因の一つだ。普段は普通の男子高校生のような感じだが、誰かがボケると容赦なくそれにツッコミをするせいだ。他に比べるとマシなのだが、割とうるさいので、「うるせぇぞ。蚊取り線香。」がみんなの口癖になってしまっている。というのも名前が夏鳥(かとり)で、蚊取り線香に似ているからである。

 

「あとで、買い物手伝ってもらうし、とりあえず、吉良吉影探してくるわ。ちょっと待ってて。」

 

 

 

 

 

数分後

 

「やっと見つけた。買い物手伝って。」

 

「なぜ私が貴様を手伝わないといけないのだ!?」

 

「あんた大人でしょう?いそうろうなんだからたまには手伝ってくれてもいいでしょ?」

 

「たまにっていうか、ほぼ毎日手伝わされてるような気がす・・・」ガシッ

 

「貴様!!引っ張るんじゃあないッ!!」

 

 

 

 

 

さらに数分後

 

やることは、決まっていた。買い物は後回しでまずはクエストを受けることだ。クエストとは、街の掲示板に貼ってある張り紙のことで、そこにはやってほしいことのないようなどが書かれている。例えば、モンスターの討伐など。この世界では、全てのものが自我を持っているせいで、悪人の数もそれなりに多く、警察などの力だけでは手が回らないため、こういうのも必要になってくる。クエストはその難易度によって賞金が変わる。最近知ったのだが、この世界には吉良吉影や東方仗助などのようなスタンド使いが結構多いらしい。なんでも地面には無数の〝矢〟が埋まっているためだとのことだ。クエストはそういう人向けらしい。私は一般人なために、クエストを受けることはほぼ無理に近いが、クエストを受けるためにわざわざ連れて来たのが吉良吉影だった。

 

今受けようとしているのは、路地裏にときどき現れる二人のクローゼットの殺人鬼の退治だ。賞金は35万円で吉良吉影に8割は譲るつもりだ。

 

「おい。貴様本当に殺人鬼が出るんだろうな。」

 

「出るって書いてあったし出るんじゃない?」

 

返って来たのは、適当な返しだった。こんなとこに待たされてすでに、1時間以上経っている。私は平穏な暮らしを求めているために、こういう争いは好まないのだが、家を貸してもらっているぶんざいでいうことは、流石のこの吉良吉影でも不可能だ。だが知らないとはいえ、殺人鬼に殺人鬼の退治を頼むとは。。。。

 

キラークイーンはとっくに飽きて意味不明な行動をして遊んでいた。

 

だが絶対に今日は来ないと思った次の瞬間、路地裏の入り口あたりから、クローゼットが一人歩いて来た。クローゼットがあるかという表現は普通おかしいのだが、この世界では普通だ。

 

「そこの女の子?君もしかして我々を倒しに来た刺客さん?だけど私に勝つのは無理だと思うよ。私には、スタンドがあるから。」

 

「ソード・アグレッシブッ」

 

そういうとともに、両手に剣を持った剣士のようなスタンドが、そのクローゼットから魂が抜け出すかのような感じで現れた。

 

「さぁこのスタンド、ソード・アグレッシブに勝てるとでも思っているのかな!!?じゃあ行くよ!!!!」ザッ!!

 

「それはこっちの台詞なのだよ。殺してはならないから、死なない程度に爆破してやる。」

 

「キラークイーンッ!!!!」ズゴォォォォン

 

勝負は一瞬で終わった。吉良吉影の持つキラークイーンは確かにクレイジーダイヤモンドには、劣るがパワーやスピードは他のスタンドとは比ではなく、それに加えて防御不可能な爆弾まで使えるのだから、当たり前なのだが。

 

「さぁて。一応こっちもクエスト報酬がかかっているんだ。君の名を聞かせてもらえないかい?」

 

「クエスト?なんのこと?私を倒しに来た魔王軍の手先じゃあないの?」

 

「質問を質問で返すなぁァァァァァと言いたいところだが?魔王軍とはどういうことだ?」

 

「話は長くなってしまうけれど?」

 

「ならいい。」

 

「私は昔は、ただのクローゼットだった。」

 

「いや話すのかよ!」

 

「普通のどこにでもあるようなごく普通のクローゼットだった。特に手足も生えてないし、人間のように喋ったりもしない。けれどそこから見える景色はとてもいいものだった。。。。私を家に置いていた家主さんとてもいい人たちで私を家族のように、察してくれた。一緒にご飯食べたり、お風呂入ったり。。。。」

 

「クローゼットにそれやるって、相当頭おかしいぞ。その家ぬs・・・」ベシッ!

 

「ちゃんと聞いてあげなさい!」

 

「私はとても居心地がよかった。人のようには喋れないし動けないけど、とても幸せだった。

だけどある日。私は突然歩けるし喋れるようになった。なぜか。そうその日魔王がこの世界に来たのよ。魔王はある日突然現れたかと思うと、世界の理を変えてしまった。それまでは、人以外喋ることもなく、ほとんど人の支配する星だったけれど、魔王が来てから全てが変わった。全てのものが自我を持ち喋るようになった。それは、人間以外の動物はおろか、ただの物や時間や空間などの概念さえ。

私は当然喜んだ。今まで家族のように接してくれた家主さんと本当の家族になれるかもしれないからと思ったから。。。。家主さんの仕事帰りを楽しみに待った。。。。でも家主さんは返ってくることは無かった。。。。そう全ての物が自我を持つということは人間と同じになるということ。人間にも殺人鬼がいるのだから物にだって殺人鬼がいる。」

 

「まさか・・・」

 

「私の家主さんは、いや家族は。その新しく生まれた殺人鬼によって殺された。もしも魔王が最初からこの世界にいなかったら、私の家族がそこで死ぬことはなかった。。。。。だから私は魔王が嫌いだ!!!だから魔王の手先がよく歩いてるこの路地裏で魔王の手先を手に入れた、このスタンドで殺してたっていうわけよ。わかったなら早く私をどこえでも連れて行けば!!!」

 

「よしじゃあ連れて行くぞ。」

 

「待って。。。。吉良吉影?このクローゼット逃しちゃダメかな?」

 

「なぜだ?」

 

「このクローゼットは、家族の仇を討ちたかっただけ。本当は悪い人じゃないと思う。。。。」

 

「そう言っても、そいつは殺人鬼だぞ?」

 

「うん。だからもう二度と殺人鬼はしないって、約束して欲しいの。」

 

「嫌だ!!!家族の仇を討つんだ!!!」

 

「なんて言っても、魔王や魔王軍の手下があなたの家族を直接殺したわけじゃない。間接的に、あくまで不可抗力だから仇っていうのは間違っている気がする。」

 

「不可抗力だとしてもね!!!やっていいことと悪いことがあるんだよ!!!人の心ってのは、アニメみたいに、そう単純に動かされるわけないじゃない!!!!私の仇が魔王だってことには変わりない!!!!」

 

「だったら魔王を倒しに行けばいいだけなんじゃないの?」

 

「魔王軍の手下には関係ないでしょう?」

 

「あなたがもう殺しをしないっていうなら私たちも協力してあげる!!!一緒に本当の仇の魔王を倒しに言ってあげる!!!だからもう殺しはやめて!!」

 

「本当に、手伝ってくれるのか?」

 

「うん。」

 

「まさかそれってこの吉良吉影も入っているのか?」

 

「当たり前じゃん。」

 

「なんだとォ!!?」

 

「だからもう殺しはやめて。」

 

「・・・・・・・・・わかった。」

 

「もう一人の仲間にも伝えておこう。。。」

 

 

 

 

つづく

 




次回、魔王登場 全ての元凶が遂に姿を現わす。そのスタンド能力とは一体!!?

次回「物語に、終止符を その1」




ちなみにまだ全然終わらない予定です。


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