ウマ娘 トゥインクルに衝撃を (ジェリド)
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第1話 ディープインパクト入学

気づけば俺は赤子になっていた......

もしやこれが噂に聞く転生というヤツなのか!

 

しかし何の世界なのだろうか、もしかして何でもない普通の世界なのか?

 

.........いや、それは無いわ、だって内のmyマザーの耳が馬の耳なんだから

 

しかも、ベッドの所にある名前の書いてあるヤツを見てみると[ウインドインハーヘア]と[ディープインパクトくん 0才]と書いてあるではないか!

 

そこで俺は思い出した、転生する前にウマ娘なるアニメがあることを......

 

つまり俺はウマ娘に転生したのか...でも確かウマ娘ってみんな女性だったよな?でも俺には大事な息子がついているんだけど?

 

周りからもなんか面白いものを見る目で見られてるし...ハァ

 

母「まさか、男のウマ娘が産まれてくるなんてねぇ、も

しかしたら何か特別なモノを背負って産まれてきた

のかしら」

 

いや特別なモノっていうか男のウマ娘が産まれた時点で特別なんじゃないの?内の母親は天然なんやろか?

 

いろいろ考えてたら眠くなってきたわ、おやすみー

 

 

月日は流れ.........ディープインパクト 牡7

 

いや、いやいやいや勘違いしてほくないけど別に牡7って実際の競馬とは関係ないからね?普通に小学校1年生位の歳だからね?

 

はて、俺は誰に弁明していたんだろうか?

 

母「ディープ、なにしてるのご飯よ」

 

「あーい!」

 

俺は今田舎で暮らしている、何故かって?混乱を避けるためだってよ、確かに俺は珍しいからな!

 

でもまさか、あのスペシャルウィークが居るなんてな...初めて会ったのなんて俺が体を鍛えるために坂道とか走ってるときにたまたまスペが1人で遊んでる時だからなホントにビックリしたわ

だって主人公じゃん?会うと思わなかったしね

 

飯も食ったし、おやすみーー!

 

 

更に更に時は流れ ディープインパクト 牡16

 

とうとう俺が男でウマ娘だということがバレた!

俺も今まで気をつけて走っていたが、たまたまハイキングに来ていた学生どもに見つかり写真を撮られネットで拡散された......

 

そして先日かの有名なトレセン学園から俺とスペに手紙が来た...スペは行くき満々俺は嬉しいが確実にあっちは女の子だらけなんだろう、isかよ!

 

まあ、行く以外に選択肢なんてないんだけどな!

だってよこんな奇妙な奴を企業が雇ってくれるか?絶対無理なんだから走って金もらった方が良いに決まってるという訳で明日スペと一緒にトレセンにいきます!

 

俺「おーい!スペ、ちゃんと忘れ物ないか確認したか?」

 

スペ「大丈夫だよ!ディーくんは私の事をバカにしすぎ

たよ!」

 

俺「だってよスペよく転んだりドジってるからさ」

 

母「ディープ!ちゃんとスペちゃんの面倒みるんだ

よ!」

 

 

俺「あいあーい、分かったからそろそろ電車時間だ

から行ってくるよ母さん」

 

スペ「行ってきまーす!」

 

母「大丈夫かしら全く」

 

 

電車に揺られ3~4時間

 

遂に!

 

遂に!!

 

遂に!!!

 

都会に来れた今まで我慢してきた分今のうちに楽しんでおこう!

 

さてスペは?

 

ビーー

 

なにしてんのアイツはドジにも程があるぞチケットはSuicaじゃ無いんだぞ全く

 

俺「すいません駅員さん連れが迷惑をかけてしまったよ

うで」

 

駅員「大丈夫ですよこれも仕事のうちなので、しかし男性でウマ娘とは珍しいですな、トレセンですかな目的地は」

 

スペ「そーなんですよ!今年から転入するんです!」

 

駅員「そーだったのかい、トレセンだったら一駅先の方が近いよ」

 

俺「そーでしたか!すいません教えていただきありがと

うございました」

 

駅員さん良い人で良かった~どーなるかと思ったけどそこまで気味悪がられてなかったな!しかもトレセンの場所も教えて貰ったし向かうか!

 

あり?スペは?何処に?

 

駅員「あー嬢ちゃんならレース場みてから行くとかいっ

て走ってたっぞ」

 

俺「な、なんですとーー!レース場って何処にあるんですか?!」

 

駅員「レース場ならここだよ」

 

俺「ん、トレセンの近くか、なら大丈夫か!すいません

手間とらせてしまったみたいで今度こそ行きますあ

りがとうございました!」

 

駅員「気を付けてなー」

 

さてトレセンに着いたが早速学園長に挨拶せねば!

 

俺「すいません学園長室ってどこですか?」

 

???「学園長室?ならこっちだよ!あれ、もしかして今日転入してくる男のウマ娘の人?うわー凄いホントに男でウマ娘だ!あっボクの名前はトウカイテイオーて言うんだよろしくね!」

 

俺「あ、あぁよろしく!俺はディープインパクトってん

だ!ディープでもなんでも適当に呼んでくれ」

 

テイオー「うん!よろしくね!あっ、学園長室ならこっ

ちだよ」

 

俺「ありがとね!またどこかで会おう」

 

 

夕方

 

そろそろ寮の門限なんだが、スペのヤツが来ない...もし誘拐なんてされようものなら俺はスペの母ちゃんと俺の母ちゃんに顔を会わせることができない

 

ウロウロ...ウ~ン...ウロウロ

 

???「そんなにウロウロしてどうしたんだい?」

 

俺「あっ、フジキセキさん、いえ相方が全然来ないん

で何かあったんじゃないかと考えたら全く落ち着け

なくて」

 

フジ「確かにそろそろ門限だね、君は今日来たばっかり

で疲れてると思うから先に休みなさい」

 

俺「でも...いえ分かりました、すいません後はお願い

します」

 

フジ「ああ、任せるといい」

 

さて俺の部屋に行くか

俺はやっぱ男だから1人用だろきっと

それじゃ失礼しまーすガチャ

 

俺「あれ?テイオーじゃんなにしてるん?」

 

テイオー「何って?ここはボクの部屋だから居るにきま

ってるじゃん」

 

俺「あっそうなの、じゃあ部屋間違えたのかな」

 

テイオー「いや、あってるよ?」

 

俺「へっ?ここ?」

 

テイオー「そっ、ここ」

 

俺「......」

 

テイオー「......?」

 

なるほど...世話役としてか、適切かも知れないけどこんな可愛い娘と男を二人にするか?フツー

イヤ、そんな犯罪チックなことはしないけどさ

 

俺「とりあえずヨロシクな」

 

テイオー「うん、よろしく!」

 

 



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第2話 選考会

どうやらスペはレースをみて更にウイニングライブを見ていて気づけば時間が過ぎていたという...

 

スペはマイペース過ぎるなwどうやらその日は自分の部屋ではなく会議室に泊まったらしい

 

何はともあれスペが無事でよかった、俺が昨日寝れたのが0時ぐらいだテイオーは途中まで一緒に起きていてくれたが流石に寝てしまっていた

 

そういえばテイオーの寝顔は可愛かったなムフフフフ役得、役得

 

とりあえず次の日俺はスペに注意した、それはもうスペの耳が垂れるくらいには怒った

まあ途中でテイオーとフジキセキさんに宥められたんだけど

 

そして、とうとう初のクラスメイト達との顔合わせではスペは固くなりすぎて教室に入るやいなや転んで笑い者になったりした

 

スペ「スペシャルウィークといいます!遠くから来まし

たが、どうかこれからよろしくお願いします!」

 

まあ、模範的な自己紹介だな、昨日の内に考えていたのかな?変なことを言わないか心配だったが杞憂におわったようだ

 

俺「ディープインパクトっていいます、隣のスペとおん

なじ所からきました、よろしく!」

 

???「よろしくデース!」

 

元気な声で返してくれたのは謎のアイマスクを着けた少女だった(そのあとに自己紹介されエルコンドルパサーだと判明その他にも内のクラスにはグラスワンダーやセイウンスカイがいる)

 

 

それから授業や休憩時間に質問を受けたり学園内の案内をテイオーにやって貰って気づけばもう放課後になった

 

テイオー「そういえばさ二人はどこのチームに入る

の?」

 

俺「へ?チームってなに?」

 

テイオー「ウチでは必ずどこかのチームに入らないとい

けないんだ、聞いてないの?」

 

俺「ああ、初耳だけど...」

 

スペ「わたし!サイレンススズカさんと同じチームには

いりたいです!」

 

テイオー「スズカと同じチームってことはチームリギル

だね!ちょうどそろそろチームの選考会があ

るよ?」

 

スペ「やります...やりたいです!」

 

俺「スペはホントにサイレンススズカさんが大好きだ

な、んじゃ俺も暇だし受けてみようかな~」

 

テイオー「それじゃあボクがまた案内するね!こっちだ

よ!」

 

~選考会グラウンド~

 

なんとか応募に間に合い今は自分の目標を順番に言っている所で、おっ、次はスペの番かその次は俺の番だな

 

トレーナー「次」

 

スペ「私の目標は日本一のウマ娘になることです!」

 

それがお母ちゃんとの約束だもんな

 

トレーナー「次」

 

俺「俺の目標は...世界に衝撃を与えることです」

 

トレーナー「よし、次は実技にはいる!スタート位置に

つけ!」

 

まずは手始めにここで、きっかけとして衝撃を与えますか!ご覧あれ!俺のいた世界で天馬と呼ばれた俺の走りを見せてやるぜ!!!

 

side:トレーナー(スピカ)

 

さて、今年のウマ娘はどんなもんかなっと

おっ、あの娘はあの時の娘か、そして唯一の男でウマ娘がいるのか!アイツ、ウチのチームスピカに欲しいな

アイツらにとって良い刺激になりそうだ!

 

side:ディープインパクト

 

そろそろスタートだな...周りの奴等で注意しなきゃいけないのはエルコンドルパサーとかかな最初は適当に流してかな

 

「位置について...よーい、どん!」

 

なんだ皆してスタート遅いな、よーしそれじゃ1000m位まで先頭で行って、そしてからまた考えよう

 

トレーナー(スピカ)「ディープインパクトは速いな!流

してこのスピードか!いいね、ますます欲しくな

った」

 

1000mきったけどまだ誰も仕掛けて来ないな...よし!逃げてやるか!残り400mでまだ後ろに居るなら余裕で逃げれる!

 

そーら行くぞ!天馬と言われる由縁大駆けだ!まるで飛んでるかのような走法

 

そして俺はゴールインした...

俺の初戦は10馬身差の圧勝だったが...まったく湧かない、滾ってこない、やっぱり滾る瞬間は後方から一気に他のウマ娘をごぼう抜きした上で大差をつけて勝利が滾るな

 

今日のレースはまだまだ展開作りが甘々だったわ、これからはしっかりお客さんを楽しませれるレースにしないとな!

 

スペ「あー負けちゃった!勝ったと思ったのにー!」

 

俺「よースペ、遅かったなw」

 

トレーナー「これで選考会は終わりだ、次に呼ば来週

r「やっぱり俺、このチームに入りません」

なっ!?」

 

俺「どうやら此処では俺の求めている走りは出来そうに

ないので、すいません!それでは!どこかのレー

ス会場で会いましょう!いくぞ、スペ!」

 

スペ「まっ、まってよーディーくん!」

 

~校門付近~

 

俺「悪かったなスペ、巻き込んで」

 

スペ「いいよ、別に多分選考から外れてたし!でもサイ

レンススズカさんと一緒のチームになりたかった

なー」

 

がさがさ...

 

???「スカーレット!ウオッカ!やっておしまい!!!」

 

俺&スペ「へ?うわあああぁぁ!!!??」

 

何事!?誘拐!?なんで?!ていうか、揺れすぎ!ウプッ気持ち悪くなってきた...

 

あれ、揺れがおさまってきた

 

スカーレット&ウオッカ「せーの!」

 

ドサァッ!

 

俺「あでっ!」

 

スペ「へぷっ!」

 

トレーナー(スピカ)「ようこそ!チームスピカへお二人

さん!」



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第3話 チームスピカ

前回、ウオッカとスカーレットに拉致られた俺とスペ

どっちかがチームスピカに入らないとダートに埋めると言われた...(ダートに埋めるは流石にひどい...)

 

別に俺はどこでもチームは良かったから、俺の「俺がスピカに入る!」とスペのために言ったら、後ろの方からサイレンススズカがでて来て、サイレンススズカがスピカに最近入ったことを知ってからスペも入ると言い出し

晴れて二人でチームスピカに入ることにした

 

そして今は自己紹介をしている

 

スカーレット「あたしはダイワスカーレット!好きなも

のは1番!ヨロシクね!」

 

ウオッカ「オレの名前はウオッカ!舐めてると痛い目をみ

るぜっ!」

 

ゴルシ「私の名前はゴールドシップってんだ!ヨロシク

な!」

 

スズカ「私はサイレンススズカ、つい最近入ったばかり

よ」

 

トレーナー「そして、俺がチームスピカのトレーナー

だ!ヨロシクな」

 

俺「俺はディープインパクトって言います、好きなよう

に呼んでくれて結構です」

 

スペ「わたし!スペシャルウィークって言います!サイ

レンススズカさんと同じチームになれて嬉しいで

す!」

 

ゴルシ「なあなあなあなあ!ディープはさどれくらい強

いんだ?」

 

俺「いやぁそこら辺の奴等と同じくらいじゃないか?」

 

トレーナー「いやいや、お前でそこら辺だったら今の国

内のウマ娘は世界レベルで通用するわ!」

 

ゴルシ「へぇ、それくらい強いのか...今すぐとは言わ

ないけどいつか一緒に走ろーぜ!!」

 

俺「併せるくらいならいつでもやってやるよ、同じチー

ムなんだし」

 

スカーレット「それじゃあアタシもいい?」

 

ウオッカ「オレもお願いしてもいいですか!」

 

俺「全員まとめてでもいいよ、それとやるからには全力

でかかってきな!じゃなきゃ意味が無いからね」

 

これはいい!まさか向こうから練習相手が歩いてくるとは、いや助かったわ!なんて言えばいいか分からないし断られたらどうしようとか考えてたわ

 

トレーナー「おいおいお前たち、そろそろ時間じゃない

か?寮から閉め出されてもしらんぞ!」

 

ウオッカ「やべっ!んじゃーなこの話はまた明日ってこ

とで!」タタタタタタッ

 

スカーレット「それじゃアタシも先に失礼するわ!」

 

ゴルシ「そんな急がなくても寮なんか直ぐそこなの

に、それじゃーな」

 

スペ「それじゃあ、スズカさん!一緒にいきましょ

う!」

 

スズカ「まってスペちゃん!それでは」ペコリ

 

トレーナー「ほらディープも早く行った方がいいぞ~」

 

俺「うぃーす、それじゃ先にしつれーします」

 

みんな帰るのはえー、結構内容の濃い1日だったな...これからは俺もチームスピカ!あのメンバー全員でG1総なめしてみてーなー

 

あっやべっ寮の門限ギリギリだ...急げば間に合うか!

ディープインパクトが翼を広げた~!なんてね(笑)

 

 

門限ギリギリに入ることができたがフジキセキに注意された...orz

 

そして次の日

 

 

俺「うぃーす!おつかれーす」

 

ゴルシ「うーす」

 

ウオッカ、スカーレット「お疲れさまでーす」

 

スペ「乙~ディー君」

 

スズカ「お疲れさま」

 

トレーナー「よーし!全員揃ったな、今から重大発表が

ある!」

 

全員「?」

 

トレーナー「スペとディープのデビュー戦だ!」

 

全員「おおー!」

 

ゴルシ「マジかよ、いいなー私も早くデビュー戦したい

なー!」

 

トレーナー「スペが今週の土曜日の第2Rでディープが第

3Rだ!」

 

デビュー戦か、何か気を付けることでもあるのかな?

 

スペ「作戦とかってあるんですか?」

 

トレーナー「ない!てかお前らがどういうウマ娘なのか

すらまだ完璧に把握してないのに作戦も糞

もないだろ?」

 

確かに俺達スピカに入ってまだ2日目だったわ

まあ、作戦が無くてもいつも通りに走ればいっか

それでも前の週には教えて欲しかったし、調整する期間も全然足りないからホントに何を考えているのかなー

 

 



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