fate/apocrypha Dark (仮面ライダー ダーク)
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第1話

皆さまどうも。仮面ライダー ダークです。

先程活動報告に出した様に、新しい小説を作ろうと思いまして投稿しました。

タグでもう分かりますが、fateというアニメと仮面ライダーのクロスオーバーです。

何卒宜しくお願いします。


仮面ライダーゴースト…天空寺タケルが変身する眼魔と戦った戦士である。

仮面ライダーゴーストには、そっくりなライダーがいた。

 

その名は、仮面ライダーダークゴースト。

 

全人類を、死霊(ゴースト)化する事を企んだ。

まさにダークライダー。

 

そしてその企みは、タケルによって阻まれた。

 

 

 

そして全く関係のない別の世界で、とある少年がとある世界に召喚されるのだった。

 

 

その少年は両親や兄弟に、無い物とされ続けられた。

そして彼が19歳で死んでも、家族は彼の葬式もせず、無造作に死体を埋めるというものだった。

 

「…憎い…憎い…憎い…憎い憎い憎い憎い憎い!」

 

 

彼の魂は憎しみで溢れていて、天界にも冥界にも送られず世界を渡る事になった。

 

「どうして!どうして俺はこんな目に会うんだ!俺はあいつらの玩具だと言うのか!巫山戯るな!巫山戯るな!」

 

 

そして、その魂に惹かれて一つの魂が混ざった。

 

「私の憎しみとお前の憎しみ。どうやら似ているようだな」

 

お前は誰だ?

 

「私にはもう力はない。だが、君には彼と同じ器の才能がある」

 

器?一体何の事だ。

 

「君にこれから100人の英雄の魂を……と言いたいところだが、私は神ではないので拾える魂も限りがある」

 

英雄?こいつは本当に何を言っているんだ?

 

「……喜べ。私のお陰でお前はとある世界で一時的な生を味わえるそうだ」

 

一時的な生……か。

 

「これから私とお前は同化し、1つとなる。目的も、考えも理解するだろう」

 

そう言った何かは、身体の無いはずの俺の身体に入ってきた。

 

「…何だこれ?」

 

そしてその何かの記憶を見た。そして何かの考えも理解した。

 

「これからお前は、とある戦争に召喚される。そこでお前は15の英雄を殺すんだ」

 

「殺す?死人を殺すとは随分おかしな話だな」

 

だが俺は承諾しよう。彼の願いと俺の願い。似た者同士だからな。

 

「お前は…復讐の心が強いな。なら、これからは

 

復讐者(アヴェンジャー)

 

だな」

 

 

「成る程。確かに俺に相応しい呼び方だな」

 

 

復讐者……アヴェンジャー……あぁそうだ。俺は復讐してやる。こんな扱いした親。兄弟。家族。

 

そしてそれを作った世界。

 

直接関係ある世界も。関係ない世界も。

 

全部に復讐してやる。

 

「これが私の力だ。受け取るがいい」

 

そう言って手に持った物は、謎の目玉(ダークゴースト眼魂)と、謎の怪物の顔(ゴーストドライバー)だった。

 

「おかしな物と思うなよ?全部役に立つからな」

 

「では行こうか。私達の願いを叶える為に」

 

あぁ。行こう。聖杯大戦(・・・・)へ。

 

 

 

 




どうでしょうか?

多分知らない人が多いかと思いますが、fate/apocryphaは
とてもいい作品ですので是非Googleで検索して下さい。


それでは、投稿できたらまたやります。


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第2話

どうも皆さんお久しぶりです。

いやもうどのくらい投稿してなのか覚えてないですw

色々ありました。学校生活とかで全然やれませんでした。

まあお詫び等はあとがきってことで

本編をどうぞ



「素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公。手向ける色は

『黒』」

 

日本の新宿という都市。赤い何かの魔法陣が床に書かれた一室で、軽薄な格好の優男がその魔法陣に掌を向けていた。

 

「降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ」

 

男の傍にはあられもない姿の女がいた。その理由は、男が唱えてる呪文の様なもの(英霊召喚)に関係しているのだ。この儀式様な物の一環で、彼女は殺されそうになっているのだ。

 

閉じよ、閉じよ、閉じよ、閉じよ、閉じよ(みたせ、みたせ、みたせ、みたせ、みたせ)。繰り返すつどに五度。ただ満たされる時を破却する」

 

その女は望んでいた、死にたくないと。生きたいと。

女はこの優男、相良豹馬から教えられるまで知らなかった。自身が暗示にかけられていた事、この儀式の為に利用されたという事、同棲していた事に愛は無かった事。

そしてその時は訪れる。

 

「告げる。汝の身は我が元に。我が命運は汝の剣に。聖杯の寄るべに従い、この意この理に従うなら応えよ」

 

男の前にある魔法陣は輝きを放ってきた。

男の後ろにあるもう一つの魔法陣も(・・・・・・・・・・・・・・・・)

 

「誓いを此処に。我は常世総ての善と成る者、我は常世総ての悪を敷く者」

魔法陣から強い風の様なものが出て、家具が少し揺れていたりしている。

 

「汝三大の言霊を纏う七天、抑止の輪より来たれ、天秤の守り手よ―――!」

 

魔法陣から更に強い風が吹いて、やがて人型の影が見れる。

 

男の前に現れた英霊は、少女だった。

人前に出せない様な際どい服装だが、腰には幾本の刃物を装備してる。

 

銀色の髪。とても綺麗と言えるトパーズアイ。そしてマスターになった証として召喚した英霊のステータスと真名が頭の中に入る。

 

「あ?何だこの餓鬼…まさか失敗したか?」

 

ステータスと自身の中にある常識を照らし合わせ、聖遺物の持ち主通りの英霊か確認する。その間にもこの男の後ろでもう一人の英霊が居る事も知らずに。

 

「…あなたがマスター(おかあさん)?」

 

少女の英霊が優男に。いや、生贄の予定だった女に問い掛けた。女、六道玲霞(りくどうれいか)は何と言われたのか分からず返事が出来なかった。

 

「おい待て、お前のマスターは俺だ。、まさかそんな事も分からねえ訳じゃねぇだろうな」

 

男は右手にある謎の痣(令呪)を見せる。だが少女は男を無視し、玲霞に近づく。

 

「ねえねえ。あなたがマスター(おかあさん)なんでしょ?」

「この餓鬼……!!」

 

男は無視された事に怒り、英霊である少女に手を上げようとした。だが男の手は少女に当たる事は無かった。何故なら。

 

「全く、何処の世界もどこの時代の人間も醜いものだな」

 

男の後ろにいるもう一人の英霊が、まるで切れて間もない男の右手を持っていたのだ。

 

「あ?……ああああああああああ!」

 

男は振り下ろした後の自分の腕を見て、手首から先が無い事を自覚し痛みに苦しむ。

 

「そう騒ぐな。これくらいの痛み魔術師からすれば掠り傷程度だろう」

 

黒いパーカーに同じ材質の黒いズボン。パーカーの下に着ているシャツさえも黒いこの英霊は男を蹴ってどかし、玲霞に自身のパーカーを着せる

 

「すまないが暫くこの服で我慢してくれ。」

「……貴女は何者なの?」

 

玲霞は黒いこの英霊に問いをかけるが、男は少し考えてこう言った。

「すまんがその話は後にしてくれ。それよりもあんたには色々教える事がある。」

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

  どうして     何故こんなことに

 

「……聖杯戦争……ね」

「俺からはこれくらいしか言えない。後はそこの魔術師に細かく聞いてくれ」

 

何故 俺の英霊が二人いるんだ?  

何故俺は  女に怯えなきゃいけないんだ

 

俺の  右手は  どこに行った?

 

「ねぇマスター(おかあさん)。まだ殺さないの?」

 

今なんて言った?殺す?誰を?

 

「駄目よまだ。聞いておかなきゃいけない事がいけ沢山あるの」

「ヒギ……!」

 

まさか……俺のことか‼

ふざけるな。俺はこんな所でくたばるなんてまっぴらだ。

女が近づいてくる。嫌だ。来るな。来るな。来るな!

 

「教えて。聖杯の事、戦いの事、何もかも。

ユグドミレニアの魔術師さん」

 

結局俺は         全てを話した

 

 

 

_________________________________________

 

 

 

「もういいの?」

少女は令呪が右手に宿った玲霞に聞く。それに対し頷きで返す。男はそのやり取りで自分に起きる事が分かったらしく、怯えるのだった。

 

「……それで?貴方は何者なの?」

 

玲霞は黒ずくめの男に聞いた。マスターになった玲霞からすれば真名は少女のしか分からないので聞くしかなかった。

 

「ん?俺は復讐者(アヴェンジャー)。マスターの必要のない特殊な英霊なのさ」

 

アヴェンジャーはそう答えたが、玲霞からすれば違う意味の問いなのでもう一度聞く。

 

「そうじゃなくて、貴方は何処の英雄なのってことよ」

「ああそういう事か」

 

アヴェンジャーは窓の外から街を見ながら自分の事を話した。

 

 

「俺は……只の人間が復讐心で別次元の人間と合成された、反英霊なのさ。英雄でも何でもない」

 

 

玲霞はその言葉をよく理解出来なかったが、アヴェンジャーの言葉に嘘がないと感じた。

 

 




アヴェンジャーのステータスは出来上がり次第投稿します。


更新が遅れて申し訳ないです。

こんな作品でも読んでくれれば嬉しいです。
ではまた次回


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