クトゥルフ神話TRPG【未知は来る】 (斬龍 黒牙)
しおりを挟む

クトゥルフ神話TRPG【未知は来る】

あなたは目を覚ますと見たこともない白い空間にいました。

そして周りを観察すると前はおそらく白い空間そして後ろには真っ黒な空間がありました。

あなたはそれを直感でずっと続いていることがわかりました。

 

記憶が気になる?なら【幸運】で振って下さい。

 

成功・・・あなたは思い出しました。自分がそれまで通勤、あるいは通学中であることを、そして気が付いたらここにいることを・・・

 

 

失敗・・・あなたは家で寝て起きたらここにいたんだっけ?と勝手に思い込みました。

 

 

クリティカル・・・あぁ、気付いてしまいました。あなたは通勤、あるいは通学中に信号を無視して突っ込んでくる大型のトラックが目の前に迫り、そして自分自身を吹き飛ばし、引いていくその感覚も…SAN値チェックです。1/1d6

 

 

ファンブル・・・そうですね。ではあなたは思いました「ひゃっはー!転生じゃねぇ!?俺つえぇぇぇぇきたぁぁぁぁぁぁ!」と、そして数時間待つが一向に神様が現れません。

 

 

 

あなたはどちらに向かいますか?

白い空間か黒い空間か・・・それ以外の空間?どちらにも行かずに歩いて行くと、なぜか黒い空間が徐々にこちらに近づいているような気がします。いえ、実際に近づいているのかも知れません。

 

 

 

黒い空間へ向かうと徐々に暗くなっていく、そしてとてつもなく嫌な予感がします。今ここから逃げないと死ぬと思います。

 

それでも進んで行くと?

ではあなたは一寸先も真っ暗な世界に付きました。なにか柔らかい地面にとてつもない悪臭まで感じ始めました。そこから引き返そうとすると急に重力が変化し、前に落ちていきました。そして何かの液体に落ちたと思った…それがあなたの最期の感覚でした。(BadEnd…おやつ)

 

 

 

白い空間に向かうと扉が見えてきました。

扉には【過去】と書かれた押戸です。

 

 

聞き耳を立てて中の様子を伺いますか?

 

 

成功・・・中から「たすけて・・・」と聞こえてきました。

 

失敗・・・中から小声で何か言ってるのが聞こえてきました。

 

クリティカル・・・中から「たすけて・・・」と聞こえてきました。それと同時に「ハラヘッタ」と言う声が複数(1d6+1)聞こえました。

 

ファンブル・・・なぜか扉が開いてしまいました。

 

 

 

中は赤い華が咲き誇り奥には大きな海のような川がありました。

そしてその浅瀬に白い人形をした何かが「たすけて・・・」と言いながら溺れていました。

 

 

助けますか?助けませんか?

 

 

助けない・・・白い人形が溺れていくのを見たあなたは、気がつきます。自分が入ってきた扉が消えていることに…ここから出られないことを確信しました。

 

助ける・・・助けに向かうとどこからか体全体が痩せ細りやつれているにも関わらず、腹だけが異常に大きい化物(SAN値チェック・・・1d6/1d10)が襲ってきました(1d6+1)。

(化物はか弱く、一発殴れば全員逃げていきますが、探索者自身逃げた場合は選択肢の助けないと同じです。)

 

 

化物を追い払ったあなたは慌てて溺れていた白い人形を助けました。

白い人形の姿は白く輝いており見えません。

白い人形はあなたにお礼を言うと同時に白い輝きは収まり、探索者の思い浮かべた姿になります。

 

白い人形は先程の大きな川は浮かぶ事が出来ず溺れることをあなたに伝えるとあなたのためなら何でもすることを言ってきます。(R18行為?別に大丈夫ですよ)

 

この空間のまわりを確認すると遠くに桟橋と小舟を見つけます。

 

小舟で向こう岸に向かって行ってみますか?

なお白い人形に訪ねると、「あなたは既に死んでいるのですか?なら私が責任持って彼岸まで送りますよ。私的にはこちらに残ってくれる方がありがたいのですが…」と言います。

 

小舟で向こう岸まで向かっていると、下に無数の人が溺れているのが見えました。それと同時に自分は「助けないといけない」と思います。そして…(badend・・・三途の川)

 

「駄目だよ!」あなたはその声でハッと我にかえります。白い人形があなたの身体を捕まえて飛び降りないようにしていました。

「この下に行くと二度と転生できない、そして永遠の苦痛だけが待っているだけだから」

白い人形はそう言うとあなたが落ち着くまで抱き締めてくれるでしょう。

そして反対側に着くと白い人形は「ここが彼岸です。あなたの来世が良きことを祈ってますよ」

(normalend・・・あなたを見守る神様)

 

 

 

白い人形を助けたあなたは扉から元の白い空間に戻ると、左右で白い空間と黒い空間に別れていました。

 

白い空間に向かって歩いて行くと【未来】と書かれた扉がありました。

 

白い人形に訪ねると、「未来?私には来世って書いてるように見えるけど・・・」と言ってきます。

 

 

聞き耳を立てて中の様子を伺いますか?

 

成功・・・中から自分自身の声で「助けろ!」と言われました。

 

失敗・・・中から「た・・ろ!」と聞こえました。しかし詳しくは聞き取れませんでした。

 

クリティカル・・・中から自分自身の声で「来世の自分を助けろ!」と言われました。

 

ファンブル・・・中から何も聞こえません。それは不気味な程に静かでした。

 

 

 

扉を開けますか?

 

 

 

扉を開けると幼い子供が道路に飛び出ようとしてました。

それを見たあなたは本能的に「助けなければ!」と思います。

 

助けますか?助けませんか?

 

 

助けない・・・子供は飛び出ると同時に大型のトラックに跳ねられ引かれてしまいました。それと同時にあなたは絶叫してプツリと意識が途絶えました。(badend・・・砕けた魂)

 

 

助ける・・・あなたは子供が飛び出る前に子供を引き戻しました。それと同時に自分の姿がだんだん薄くなっていきます。

いつからでしょう…あなたは前世の記憶を思い出しました。所々ノイズが入り雑じりますがほぼ覚えています。しかしあなたは死んだ後の記憶は一切思い出せません。いえ、元々無かったのですからこの思考事態無いでしょう。(happyend・・・転生)

 

 

 

 

扉を開けずにそのまま白い空間の奥に進んで行くと、目の前に【現在】と書かれた押し扉が見えてきました。

 

白い人形に訪ねると、現在とは書かれておらず、【死の直前】と書かれているそうです。

 

 

 

聞き耳を立てて中の様子を伺います?

 

 

成功・・・何も聞こえませんでした。

 

 

失敗・・・ブレーキ音と何かが撥ね飛ばされる音、さらに骨が折れていく音が聞こえてきました。そんなリアルな音を聞いたあなた。SAN値チェック・・・0/1

 

 

クリティカル・・・ドアに耳を当てた瞬間感じます。濃厚な死の気配が…このままこの部屋に入れば死んでしまうかも知れない…そんな気持ちにさえしてきます。(SAN値チェック・・・1/1d6)

過去の部屋にあなたが入って白い人形を助けているなら、白い人形はそんなあなたの手を優しく包み「大丈夫です」と声をかけてくれます。(先程の喪失したSAN値分回復&発狂解除)

 

 

ファンブル・・・あなたはドアに耳を当てた瞬間見えてしまいます。通勤、もしくは通学中のあなたが大型のトラックに引かれるその瞬間を、そしてその感触を。先に思い出しているならSAN値チェックは発生しません。(SAN値チェック・・・1/1d6)

 

 

現在の扉を開けますか?

 

 

 

(白い人形が居ないver)

扉を開けたあなた。

 

通勤、もしくは通学中のあなたは横断歩道の前で立ち尽くしていました。

信号はまだ赤。そしてしばらくすると青に変わりました。

あなたは何も覚えていません。そしてゆっくりと横断歩道を渡っていきます。

 

 

「あぶない!!!」

 

 

誰かが叫ぶと同時にあなたは横を向くと大型のトラックがあなたにぶつかる直前であると気がつきます。そして…けたたましいブレーキ音とともにあなたは大型のトラックに撥ね飛ばされ、そして踏み潰されました…(badend・・・変えられなかった運命)

 

 

 

 

(白い人形が居るver)

扉を開けたあなた。

 

通勤、もしくは通学中のあなたは横断歩道の前で立ち尽くしていました。

信号はまだ赤。そしてしばらくすると青に変わりました。

あなたは何も覚えていません。そしてゆっくりと横断歩道を渡っていきます。

 

 

「あぶない!!!」

 

 

その声と同時に何かがあなたの身体を歩道に向かって突き飛ばしました。

あなたは驚くと同時に一瞬前まで自分がいた所に大型のトラックが突っ込んでいきました。

あなたは命を助けてくれた人を捜しますが見当たりません。まわりの人達は大型のトラックに引かれた人達をみてパニックになっていました。もしかしたらその引かれた人の中に自分を助けてくれた人が居たのかも知れません。

あなたはあわてて救急、あるいは警察に連絡をとりました。

 

その夜、あなたは夢で思い出しました。白昼夢のようなあの一瞬のような長い時間の出来事を。

 

そして最後にあなたが扉を開けた後、引かれる寸前のあなたを助ける白い人形を。

白い人形はあなたを助けた後も一緒にいるらしく、ずっとあなたの近くにいるらしい。

「ずっとあなたを守りますよ。だって私は神様ですから」

白い人形がそう微笑みながら言うのをあなたは夢の中で見ました。(happyend・・・新しい神様の加護)




では、成長などを見ていきましょう。


白い人形を助けた…SAN値回復・・・1d10/1d6

転生した…転生する前のクトゥルフ神話技能を除くすべての技能を1d(現在の値)を次の自分のPCに継承する。
またそれまでの交友関係および持ち物、魔術関係の情報は継承できない。

自分を助けることに成功した…持ち物に【名も無き新しい神様の加護】を追加
名も無き新しい神様の加護…見えない持ち物。なお寝た後に夢でなら触れるし、ナニもやることはできる。効果は【シナリオ中1度だけSAN値減少値を最低値+3にすることができる】です。
なおオリジナルの奴なので使っても良いかどうかはGMに確認しましょう。


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10についてはそれぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。