戦姫絶唱ディケイド~その瞳には何を見るのか~ (武神鎧武)
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第0章 大戦 第0話 夢の中での大戦

スランプ真っ最中で読者から「他の小説を書いたらどうですか?」と提案されて「そう言えば没案があるな」と思い改良して投稿します。

ではどうぞ


あたしは何もないただの街中にいた。建物があり、人々が歩いていて学生は学校に大人は仕事に。ただ平和な日常、のはずだった。

「何がどうなっているんだよ。」

あたしは今の目の前の光景に驚愕しかなかった。人々は居なく、建物は壊れており、炎は上がり、黒い雲が空を覆っている。すると後ろからバイク音が聞こえた。あたしは後ろの方を見てみるとそこにはバイクを乗っている少女たちがいた。髪を止めている所にはカブトムシやクワガタ、龍と言った自身のシンボルを表している物があり、あたしの装者と似ている姿をしていた。共通している事は腰にベルトをしいていた。

「さぁ、実験を始めようッ!」

赤と青の混合の少女が言うと後ろを追っていた少女たちが声をあげて走り出した。バイクを操作しているピンク色の少女が速度をあげると後ろにいた少女たちもまた速度をあげた。

「飛ばすよッ!」

ピンク色の少女は手にA・Bボタンが付いてある武器を手にする。わかる事がある。この少女たちは共通の敵を倒しに行こうとしている。表情が殺しに行く感じだった。バイクに乗っていた少女たちが走るとそこに突然、光線が放たれた。バイクに乗っていた少女たちは光線に当たりバイク事、爆発した。空から攻撃をしようとしていた少女たちにも同じく光線が放たれる。避けようにもその光線は追尾に機能があるのかずっとそのまま逃げている少女たちを追いかけて行く。当たると空中で爆発して地面に激突した。

「私の友達をよくもッ!!!」

身体が白く、宇宙飛行士見たいな姿をしている少女がベルトを操作していくと音声が鳴り右腕にロケットが装着された。光線が放たれた方に飛ぶが上から強烈な一撃を食らわされそのまま地面に激突した。煙が晴れるとロケットを装着した少女の背中に足を乗せている少女がいた。下にされている少女が力を込めて脱出をしようと試みたが足を乗せている少女は更に力を込めて下の少女の背中に強烈なダメージを与えられた。

「・・・・・」

少女は足をどけて倒れている少女の首を持ちあげてそのまま瓦礫に向けて投げ飛ばした。少女が歩いて行くと先ほど投げ飛ばした少女の仲間たちが攻撃を始めた。だが少女は怯む事なく攻撃をしている少女たちに反撃を始めた。

「この悪魔めッ!」

誰か1人の少女が敵の少女に向かって言った。確かにそうだ。たった1人の少女が表情変えずに攻撃をしてくる少女たちを倒していく。最後の1人になった少女は最後まで戦ったが敵の少女はベルトにカードを入れた。少女の前には10枚の金色のカード達が現れジャンプをするとカードも上がっていく。少女がキックの体制に入るとカード達は対象の敵の少女に向けて斜めになる。少女が敵に向けて降下する時に金色のカードを1枚1枚潜り向けて行くと右足に強烈なエネルギーが溜まっていき最後の1枚を潜り向けて対象の少女にキックを放った。キックをされた少女はそのまま爆発して倒れた。

「マジかよ・・・・」

たった1人の少女があんなにもたくさんいた少女達を倒した。少女は傍観しているあたしを見つけるとそのまま此方に目掛けて歩き始めた。黒い雲と雲の間に少しだけ光が差した。少女の姿が露わになった。

身体にはピンク色がほとんどを示してあり黒色のラインがある。髪を止めている所にはバーコードを表している物があり目は緑色だ。腰にはベルトがあった。

あたしは逃げようとしたが身体が震えてその場から動けない。首にあるペンダントでシンフォギア装者になれば良いのだがそれをしたら何をされるかわからない。倒れている少女たちの様になってしまうのか。将又はそれ以上の事をされるのか。あたしは息を飲んだ。バーコードの少女は無言のまま歩き出した。動く事が出来ないあたしにふと頭の中にある単語が現れた。あたしはバーコードの少女に言った。

「ディケイド」



































あたしは目を覚めるといつもと変わらないただの自分の部屋だった。窓の方を見るとさっきの壊滅した街とは違いただの平和しかない街並みだった。あたしは起き上がると頬に何か冷たい物が当たった。

「うひゃああああ!?」

あたしは横を見てみるとそこには青髪の少女がいた。

「なんだ、翼か。」

「奏、訓練中に指令にやられて伸びていたんだよ。」

「マジでか。今は何時だ?」

「今は13時よ。」

「9時に始めたのに約4時間も気を失っていたのか。」

朝の9時にあたしと青髪の少女『風鳴翼』と通称『人間兵器』の弦十郎の旦那と訓練と言う名の戦いをしていた。上手い具合に連携をしていたんだがやられたようだ。流石はOTONAだぜ。あたしは翼に冷たい水が入ったコップを取り一気に飲んだ。

「よし! 訓練を再開しようぜ。」

「奏、その前にダンスの練習があるよ。」

「そう言えばあったな。あっ! 直ぐに行かないと練習が始まるぞ! 行くぞ、翼!」

「あっ待ってよ、奏!」

あたし達は部屋を飛び出して急いでダンスの練習室に向かって走り出した。

あたしの名前は『天羽奏』。家族と共に聖遺物の発掘をしていると人類に仇成す認定特異災害『ノイズ』に襲われてあたし以外の人間が炭素にされた。唯一生き残ったあたしは『特異災害対策機動部二課 』に保護されたがその時のあたしには家族を殺したノイズへの復讐しかなかった。ノイズを殺す事が出来る聖遺物の事を知り弦十郎の旦那に無理を言い適合者になるべく自らに過度の訓練と薬物投与を課し、力を手に入れる事が出来た。とある戦場で助けた自衛官の言葉から「自分達の歌は誰かを勇気付け、救うことが出来る」事を知ったあたしは復讐のためだけではなく、人々をノイズから護るために歌う事を決意し、翼と共にツヴァイウィングを結成した。

「翼。」

「どうしたの?」

「あたし達は2人でなら何処までも飛んでいけるよな?」

「うん! 何処までも高く!」

翼は無邪気な笑顔で答えてくれた。あたしはその笑顔を見ると癒される。今後の展開にもどんな事にでも乗り越えれる気がする。

だがそれが無意味な事をあの日、思い知らされた。





私はツヴァイウィングのライブ中に突如出現したノイズたちを奏と共に戦っていた。だがノイズは数が多い。奏が茶髪の女の子を護る為にアームドギアの槍でどうにかして防いでいたが時限式により限界が来て槍が砕けたと同時に強烈な風が吹いた為、護っていたはずの少女に破片が入り、血が出ていた。奏は急いで駆けつけて茶髪の女の子に目を開ける様に言う。

「生きるのを諦めるなッ!」

少女が虚ろな目で奏の方に向いた。少し安心した奏は砕けている槍を手にして空に向けて武器事、手をあげた。

「いつか、心と身体を全部空っぽにして思いっきり歌いたかったんだよな。今日はこんなにもたくさんの連中が聞いてくれるんだ。だからあたしも出し惜しみなしで行く。とっておきのをくれてやる。絶唱。」

奏は覚悟を決めたのか目から涙を出しながらあの言葉を詠唱した。

「Gatrandis babel ziggurat edenal Emustolronzen fine el baral zizz」

「いけない奏ッ! 唄っては駄目ッ!!!!」

私は奏を止めようと走るがノイズが邪魔をして行く事が出来ない。このままじゃ、奏は絶唱で死んでしまう。詠唱が終わる前に誰か、誰か奏を助けてッ!!!!

私はそう願うと空から光線が降り注がれた。ノイズたちは倒されて行く。私は何が起きているのか分からなかった。それは奏も同じだ。突然の出来事に詠唱を止めている。ノイズたちが全員消えると空から誰かが降りてきた。身体にはピンク色がほとんどを示してあり黒色のラインがある。髪を止めている所にはバーコードを表している物があり目は緑色で腰にはベルトがある少女がいた。装者か分からないが助かった。私は奏の方に行こうとするとバーコードの少女は奏の方に行き何か口論をしていたが攻撃を始めた。

「奏に何をするのッ!」

私は奏の方に行こうとしたがバーコードの少女が私に気付きたったのパンチで私のアームドギアの剣を防ぎそのまま吹き飛ばした。痛い。倒れている私は前を見てみるとバーコードの少女は奏の首を持っていた。私はその瞬間、何かがキレた。

「奏を離せッ!!!!」

私は立ち上がり殺意に意を任せてバーコードの少女に斬りかかった。だがバーコードの少女は地面に散らばっている瓦礫を足で蹴り私に放った。私は剣で斬っていくが煙が舞っていく。全部の瓦礫を斬り終わり煙が晴れるとそこには茶髪の少女以外誰も居なくなっていた。

「そんな、かなでええぇぇぇ!!!!!」

私は身体を崩して涙を流し、右拳で地面に向けてぶつけた。私は自分の無力さに嘆いた。私は最愛な友を、片翼を失った。



この作品は不定期で投稿します。
では次回もお楽しみください。


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