生まれ変わってバグスターに……え、なんで!? (通りすがりの錬金術師)
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番外編
番外編1(ネタバレ注意)


お気に入り200越えた記念で書いてみた
ギャラルホルンで原作世界にお邪魔します回
時系列としてはGX編終了後

サブタイ通り本編でまだ出てない人物やガシャットが出ますのでネタバレが嫌な人はバックしてください
まあそれもG編が終われば特に問題はないはず


(ニールside)

 

一段落がつき平和に過ごしていた私たちS.O.N.G.のメンバー。

 

そこに新たに加わったエルフナインから新しい完全聖遺物の調査を頼まれた。

 

聖遺物の名はギャラルホルン、平行世界を観測、渡れるらしいです。(ただし、奏者及び疑似奏者限定)

しかも平行世界に異常があればビーコンを鳴らして知らせてくれるとか。

 

今回はそれが鳴ったので出動することに

 

で、誰が平行世界に行くかですけど

私とネフィのバグスター組、疑似奏者の未来ちゃんが行くことに。

 

響ちゃんと切歌ちゃんは宿題、クリスさんと調ちゃんは宿題組の付き添い、翼さんとマリアさんはお仕事なのでね。

 

ネフィは疑似奏者でもないのでバグヴァイザーに収納して渡ります。

 

「では、皆さんお願いしますね」

 

「行ってくるね」

 

「行くよ、ネフィ」

 

『うん、おねーちゃん!』

 

てなわけでレッツゴー!

 

 

 

 

 

 

 

で、平行世界の公園に着いたんですけど………

特にこちらと変わってませんね。

 

とりあえず周りに人がいないことを確認して、ネフィをバグヴァイザーから出します。

 

「ここが平行世界?私たちの世界とあまり変わらないんだね」

 

「そうだね

とにかく街を探索しようか」

 

「お腹すいたー、ご飯まだー?」.゚+.(・∀・)゚+.゚

 

いや、目をキラキラさせても今は買いませんからね。

 

「ネフィ、調査終わったら何か買ってあげるから」

 

「調査いくよー!」

 

変り身早いですね。

 

 

とにかく調査をしに3人で街を探索に行きました。

 

しばらくすると戦闘音が聞こえたので行くことに………

 

 

 

(響(原作)side)

 

街中に封じられたはずのノイズが出てきたので、それの殲滅のために私たちは出撃した。

ノイズが出たのは、ギャラルホルンが反応を示しているから恐らくそれの関係だと思う。

 

「ちょせぇ!」

 

「デース!」

 

クリスちゃんと切歌ちゃんも一緒に倒してくれる。

 

「数が多いな、ギャラルホルンの方もいかなきゃなんねぇのによ!」

 

「!響さん、後ろデス!」

 

ッ!しまった!

 

「ソレー!」

 

咄嗟に構えたけど、衝撃は一向に来ない。

代わりに聞こえたのは女の子の声でその子が素手でノイズを倒した。

 

「「なっ!?」」

 

「まだまだぁー!」

 

今度はいつの間にか持っていた剣で、ノイズを次々と斬っていく。

 

「えーと、誰なの?」

 

「さあ……?」

 

「デース……?」

 

混乱していたとき、更に別の声が。

 

「ネフィーーー!勝手に飛び出さないでよー!」

 

そっちを見るとそこには見たことない人と未来が

えっ!?未来!?

 

その人はこっちに気がつくと話しかけてきました。

 

「あ、この世界の響ちゃんたちだね?

助太刀するよ!」

 

え、この世界ってことはもしかしてこの未来含む3人は平行世界から来たの!?

 

2人はそれぞれ黄色と紫のゲームソフトのような物を取り出し、さらに未来はゲーム器みたいなのを腰に当て、もう一人はレバーのついた機械をこれまた腰に当てる。

 

 

《ガッチャーン……》

 

 

そしてそれはベルトとなり固定された。

最初に取り出した物のスイッチを押した。

 

 

《撃槍ガングニール!》

 

 

《歪鏡神獣鏡!》

 

 

「おい、これって……」

 

「うん、私と未来の……」

 

驚いている私たちの前で二人はそれを機械にさし込み……

 

「「変身!」」

 

 

()()()()()()()

 

 

《ガッチャーン!》

 

 

()()()()()()()()()()()()()

 

 

《敵を倒す槍!仲間を守る拳!槍と拳の交差!》

 

 

《撃槍ガングニール!!》

 

 

《EXTREME LOVE!》《神、獣、鏡!》

 

 

そのあとに立っていたのはガングニールと神獣鏡を纏っている2人。

 

「私、平行世界に参上!」

 

「響の敵は私が倒す」

 

 

《ガシャコンスピアー!》

 

 

《ガシャコンミラー!》

 

 

それぞれ武器をだしてノイズに突っ込んでいく。

 

私たちも少し遅れて一緒に戦う。

ノイズたちはこの人数だとすぐに倒し終えた。

そして色々と話を聞くために、この3人を連れて本部に行くことに。

 

 

(ニールside)

 

平行世界の響ちゃんたちと会いS.O.N.G.の本部へ。

 

ここも特に変わりはありませんね。

 

司令室には弦十郎さんやこの世界の未来ちゃん、6人の奏者が揃っています。

 

「よく来てくれた!歓迎するぞ!平行世界の皆!」

 

「あ、どうもです」

 

「よろしくお願いします」

 

「うむ!まずは自己紹介だが……こちらのは必要か?」

 

「いえ、大丈夫です

皆さん全員こちらにもいますので」

 

「そうか、ならすまないがそちらは頼めるか?未来君はともかく君たち2人は知らないからな」

 

ふむ、まあそうですよね。

 

「じゃあ、私から

名前はニール・バグスター

ガングニールの力を持ってます、よろしくお願いします」

 

「ネフィだよ、よろしくなんだな!」

 

 

「ニール君にネフィ君だな、よろしく頼む」

 

 

 

 

 

そして情報交換を兼ねた交流会にて

 

「変身に使ったあれはなんデスか!?カッコいいデス!ヒーローみたいデス!」

 

「切ちゃん、落ち着いて」

 

興奮した切歌ちゃんにガシャットやゲーマドライバーについて説明したり

 

「ねぇ!ネフィちゃんが素手でノイズ倒してたけどあれどうやったの?」

 

「確かに……ギアを纏ってる訳でもねぇのに触れても炭になってねぇもんな」

 

「ああ、あれは特に何もしてないよ

強いて言うなら普通に殴ってるだけ」

 

「「「「「「えっ?」」」」」」

 

「私とネフィは人間じゃないからね」

 

そこからバグスターについての話となったり

 

「フフフ、この程度?」

 

「つ、強い……」

 

「あれは反則だろ……」

 

「うん……」

 

「デス……」

 

あちらの奏者vs未来ちゃんで未来ちゃんが圧勝したり

 

「こちらではここは………」

 

「なるほど………」

 

2つの世界の違いを確認したりして過ごした。

 

 

うん、とても楽しかったね!




とりあえず書いた
異変については特にオチはない(考えつかなかったとも言う)
これの続きはたぶんない

最後の方はかなりのネタバレが含まれるためかなりカットしてお送りしました


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番外編2 翼とマリアのライブにて……?

今回のは本編には全くといっていいほど関係ないです
唐突にネタとして浮かんだだけなので

時間はGX前ですね


(ニールside)

 

一応の平和になったとはいえ、万が一に備えて色々と作ったり訓練したりたまに遊びに行ったりしてる中。

 

響ちゃんに、

 

「翼さんとマリアさんのライブ?」

 

「うん!前はあれで中止になったから改めてやろうってことになってね

それで皆で行こうって話になったから」

 

ふむ、そうですね。

確かにもう一回聞きたいですし。

 

「うん!わかった、行くよ」

 

「ほんとっ!なら準備だね!」

 

そう言った響ちゃんに強制的に連れていかれます。

 

 

 

とまあ、事前の準備が終わってライブ当日。

 

ライブ会場にて

 

「うひゃあ、やっぱ凄い人だね……」

 

「マリアだから」

 

「当たり前デス!」

 

「おいおい、先輩も忘れるなよ」

 

「翼さんの歌、楽しみだなー」

 

「響、翼さんの大ファンだったものね」

 

「ツバサとマリアの歌聞けるのかー?」

 

ふふふ、楽しみです。

 

でもそういや、会場に着いたときにどこかで見た人たちがいたんですよね……

 

赤青黄のシャツを着た3人組と、その人たちにアニキって呼ばれてて、完全武装したどう見てもドルオタの人。

 

んー、どこで見たんだったかな?まあいいや!

 

 

 

てなわけでライブが始まり、最初の曲は『星天ギャラクシィクロス』

翼さんとマリアさんの2人で歌う曲です。

 

それで熱気が高まり、そこからさらに2人のソロ曲を1曲ずつ歌う。

 

それにより会場のボルテージが最高潮に達したとき、ステージの裏辺りで突如爆発が起きる。

 

客がざわめきだし、私たちはいつでも出れるように警戒する。

そこから現れたのは機械で出来たと思わしき2体の怪物とその取り巻き…………え?もしかしてスマッシュとガーディアンですか!?バグスターならまだしもなんで!?

 

そいつらは翼さんとマリアに向かって歩いていくがその前に例の3人組+ドルオタさんが立ち塞がる………あ!思い出した!あの人たちは……

 

「赤羽!青羽!黄羽!絶対に我らがアイドルたちにケガをさせないように守れよ!」

 

「「「了解っす、アニキ!」」」

 

「何を言っているの!?貴方たちこそ避難しなさい!」

 

「そうだ!危険すぎる!」

 

やっぱり名前からして北都三羽ガラスと我らがドルオタ、カズミンですか!

あの人たちなら大丈夫でしょうけど……

 

「大丈夫だって!赤ちゃん、青ちゃん!やるよ」

 

3人はそれぞれキャッスル、クワガタ、オウルフルボトルを取り出し振ってから自分にさす。

 

するとキャッスルハードスマッシュ、スタッグハードスマッシュ、オウルハードスマッシュに変化する。

 

「「な!?」」

 

 

 

「え、何あれ?」

 

「あいつらも敵か!?」

 

「でも守るように立ってるから味方?」

 

「デース?」

 

 

 

そしてカズミンは……

 

「さあ、俺が相手だ」

 

 

《スクラッシュドライバァァァッ!!》

 

 

強烈な音声が流れるベルトを着けロボットスクラッシュゼリーを装填する。

 

 

《ロボットジェリィー!》

 

 

そして体を少し横に向け、左手で敵を指差し、

 

「変身」

 

右手でドライバーのレンチ型レバーを下げる。

 

すると全身が大きなビーカーに覆われ、中が液体で満たされる。

 

 

《潰れるぅ!》

 

 

《流れるぅ!!》

 

 

《溢れでるぅぅ!!!》

 

 

その音と共に液体とビーカーが消え、金と黒の素体に頭部から吹き出た液体が固まり鎧や仮面となる。

 

 

《ロボット イン グリス!》

 

 

《ブルァァァァァァ!!!》

 

 

 

ヒャッハァァァァ!!グリスだ!生グリスだ!

 

「おい、ニールお前なんでそんな興奮してんだよ」

 

「頭壊れたデス?」

 

「切歌ちゃん、ニールちゃんは意外とアホだよ」

 

よし、切歌ちゃんと響ちゃん。

後で校舎裏ね♪

 

「「何か急に寒気が……」」

 

とりあえず私も突撃します!

 

「あ、おい待てバカ!」

 

 

 

スマッシュを蹴り飛ばしグリスの横に立つ。

 

「あ?お前は?」

 

「手伝いますよ、同じ(?)仮面ライダーとしてね」

 

私はゲーマドライバーを取り付けガシャットを鳴らす。

 

 

《撃槍ガングニール!》

 

 

「変身!」

 

 

《ガシャット!》

 

 

《ガッチャーン!》《レベルアップ!》

 

 

《敵を倒す槍!仲間を守る拳!槍と拳の交差!》

 

 

《撃槍ガングニール!!》

 

 

「さあ、いきましょう?ノーコンティニューでクリアするよ!」

 

「ああ!心火を燃やしてぶっ潰す!」

 

 

《ガシャコンスピアー!》

 

 

《ズ・ガーン!》

 

 

《ツインブレイカー!》

 

 

《アタックモード!》

 

 

私はナックルモードにして構え、グリスはツインブレイカーを出し、アタックモードにする。

 

そして二人で手当たり次第にスマッシュやガーディアンを殴る殴る殴る。

三羽ガラスの援護もあってガーディアンを全て倒し、残るは2体のスマッシュのみ。

 

「これで終わり!」

 

 

《キメワザ!》

 

 

《撃槍・クリティカル・ストライク!》

 

 

「くらいな!」

 

 

《スクラップフィニッシュ!》

 

 

二人で飛びあがりライダーキックを浴びせる。

 

 

それによりスマッシュは爆散した。

 

いやー、にしても他のライダーと協力プレイ出来るなんて……感激です!

 

さて、それじゃ………

 

 

(…き………ル……ん!)

 

 

ん?

 

 

(起き……ールちゃ…!)

 

 

誰です?

 

 

(起きてニールちゃん!)

 

 

そこで目の前が真っ白になっていき……

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッ!

 

…………なんだ、夢ですか。

 

「あ、ニールちゃんやっと起きた!」

 

「あ、響ちゃん」

 

「もー、来るの遅いから呼びに来たら寝てるんだから……早くしないとみんなに怒られるよ?

今日は翼さんとマリアさんのライブなのに……」

 

怒られるは嫌です!急ぎましょう!

 

 

 

 

 

 

………あれが正夢になったりしませんかね?

 

 

(※なりませんでした)




はい、ただの夢オチです

本編にはグリスたちは決して出てきません
出てきた敵についても特に設定とかないです


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原作前&無印
プロローグ


※駄作注意


(?side)

 

……………はい、どうも。

なんか目が覚めたら辺り一面真っ白な空間にいました。

 

え、意味がわからない? 大丈夫、私もです。

とりあえず落ち着いて整理しましょう……

えーと、私はいわゆる難病で死んだはずなんですよね。

そのせいで学校もほとんど休みがちでしたし友達とかも………うん悲しくなってくるからやめよう。

 

で、確か死ぬ間際に、次があるなら病気にならずに健康に生きたいなー、とか思ったんですよね。

 

うん、てことはここは考えられることとして

1.天国

2.地獄

3.生まれ変わった後の世界

 

なんでしょうけど……まあ、2と3はないでしょう

え?何故かって?

だってまわりに誰もいませんし真っ白ですし……つまりここは1の天国!…にしても他の人っていないんでしょうか?

 

「さっきから何をしとるんじゃ、そこの」

 

えっ?そう思いいつつ声のした方を向くと、いかにも I am GOD!みたいな感じのおじいさんがいました。

 

「ふむ、やっと気づいたようじゃの」

 

えーと?誰でしょう?

 

「わしか?わしはお主らでいう神じゃな」

 

へーーー、って心読まれた!?

 

「神なのだから当たり前じゃろう?」

 

ソーデスネ(棒)

 

「棒読みじゃのう…まあよい、お主は死にここに来た

ここまでは大丈夫かの?」

 

はい、大丈夫です。

 

「では、お主には転生してもらうぞ

それにともない特典を1つやろう、なんでも願うがよい」

 

はい?転生?てことは生きれるってことですか!?

それなら病気にならない体でお願いします!

 

「お、おう……お主がそれでよいならそうするが……もっと欲はないのか?」

 

ありません!病気のせいで色々と…色々と…ウウッ

 

「ああ、すまん

なら特典は病気にならない体じゃな」

 

はい!

 

「では、転生開始じゃ、よき来世を」

 

行ってきます!

 

 

 

 

(神side)

ふむ、行ったか。

さて、あの娘の体じゃが…あ、転生先の世界の説明忘れてたわい。

えーと、たしか戦姫絶唱シンフォギアの世界じゃったか

どんなとこじゃったかの?

……(閲覧中)………

あれ、これやばくないかの?

特にこのノイズとか………よし、あの娘の好きなものはと…ふむ、これならいざというとき逃げれるし自身がウイルスじゃから病気にもならんじゃろ。

これをベースにノイズによって炭素分解しない力も付与してと。

……少し容量超えたがまあなんとかなるじゃろ。

よし、後はあの娘に手紙で連絡でもしとけばオッケーじゃの。

 

 

 

(?side)

…………うーん、ハッ!

ここが転生後の世界ですかね?にしては殺風景のような……ん?これは手紙ですか、差出人は神様のようですね。

何々……

「そこの世界の説明を忘れておった、そこは戦姫絶唱シンフォギアの世界……と言ってもそれをベースにしたパラレルワールドじゃ」

 

…シンフォギアってなんでしょう?

まあそこはどうでもいいです、続きは

 

「で、そこにはノイズという触れた人間を炭素に分解するという化け物がおってじゃな」

 

は?え、なんですかそれ、つまり死ねと…

 

「まあ、流石にそれに巻き込まれて死ぬのはかわいそうなのでお主の希望に沿いつつも対抗できるように特典を弄ったのじゃ」

 

ふむふむ?

 

「特撮好きなお主にはいいものじゃと思うぞ?仮面ライダーエグゼイドのバグスターとしての力じゃ」

 

おお!………バグスター?

 

「基本はバグスターとしての力、それとノイズに触れても分解されないというのも念のため着けておいた」

 

まあ、いいでしょう。

分解されないってことは気にせず生きれますからね。

 

「だがまあ、ノイズ耐性で少し容量越えての?宿主自分で見つけて肉体作ってくれ」

 

はい?え、ちょっと待って……

 

「ガシャットは肉体を得たときに一緒に出てくるし、バグヴァイザーとゲーマドライバーは肉体があるときに念じれば出てくる

まあ、これで伝えることは以上じゃ

後は頑張るのじゃぞ

by神様」

 

はいぃ!?

普通は肉体得た後に目覚めるパターンじゃないの!?

宿主見つけて肉体作ってって……これ宿主消えちゃうよね?どうしよう…………

 




主人公の名前はのちのち出てきます


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1話

とりあえず書いてみた
捏造設定あるかもです(原作のことを大雑把にしか知らないせい)


(主人公side)

 

ふう、さっきは取り乱してしまいました。

一先ず落ち着きましょう。

よくよく考えれば感染しても、その人が抗体を持っているorその人に抗体を作らせればいいんですよね。

 

……いやまあ、この世界に抗体を持ってる人なんているのかはわからないですけど。

 

とりあえず今の私はバグスターウイルスなんです。

となるとこの場所はおそらくどこかの機械の中かそこらでしょう。

ちょっとまわってみた結果外が見えるところがあって、そこに人が沢山歩いていましたからね。

とにかく少し町を散策してみますか。

 

えっ?ウイルスなのにどうするかって?

バグスターウイルスは人に感染するコンピューターウイルスなんです、人に感染するってことは外に出れないと感染しない。

つまりそういうことです。

てなわけでレッツゴーです。

 

…………(移動中)…………

 

はい、とりあえず公園に来ました。

え?何故公園なのかって?

それはですね、子供は風の子っていうじゃないですか。

ほら、色々な病気には子供の頃にかかっておいた方が抗体出来て大人になってもかからない理論にあやかって元気に遊んでる子供に感染しよう的な発想ですよ。

なんですか、悪いですか!

 

子供に感染するなら学校じゃないかって?

甘いですねぇ、学校だと体の弱い子とかいるかも知れないじゃないですか。

その点、公園なら元気な子が遊んでるという私のイメージでしてね。

そんな子ならストレスもすぐ発散できるから時間をかけて抗体作れるだろう的な安直な思いつきですよ。

もう文句は受けつけませんよ。

 

まあ、それはさておき、いい子はいないかなぁ?(不審者っぽい雰囲気)

 

 

 

 

…………お!いい感じに走ってる子たち発見!

だいたい中学生くらいかな?まあ、許容範囲、許容範囲

いかにも大食いで元気が取り柄ー的な感じの娘だね。

一緒にいる黒髪の娘もいいけどやっぱりこっちの元気いっぱいの娘にきーめた。

んじゃレッツゴー!

 

 

(?side)

 

はい、どーもー。

私は今、親友と一緒に家に帰ってる途中です!

いやー、流石はRIKUJYOU-BU所属の親友。

私が急に走りだしてもすぐに追い付いて来ます。

さーて、早く帰って好物のご飯&ご飯を食べ…

(クラッ

おっとっと、危ない危ない、こけるところだった。

なにかにつまずいたのかな?

 

「もー、いきなり走るからだよ?」

 

……親友に心配かけちゃったみたい。

 

「あはは、ごめんね?未来

ただつまずいただけだから大丈夫!へいき、へっちゃらだよ!」

 

「もー、またそれ?まあ、大丈夫なら帰ろうか?」

 

あ、そうだ、早く帰ってご飯&ご飯!

だったら急いで……

 

「響?こけたらダメだから今度はちゃんと歩いて帰るよ?

ケガしたら来月のツヴァイウイングのライブ行けなくなっちゃうかもだよ?」

 

ハッ!それはダメだね、なら未来の言う通り歩いて帰ろう。

ツヴァイウイングのライブ楽しみだなー。

 

 




1話投稿
んーー、やっぱり小説書くの難しい
こんなのでいいのか…
文才欲しい………


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2話

初投稿で自信なんてないのにお気に入り9件、UA870件とかいってて驚いた……
とりあえず続き書いてみました

相変わらずの駄文注意ですm(_ _)m


(主人公side)

 

はいはーい、バグスター(ウイルス)として転生した私です。

 

名前?んー、前世の名前使ってもいいんですがあいにく覚えてないんですよねー。

覚えているのは病気で死んじゃったことと、特撮(主に仮面ライダー)が好きだったこととかですかね?

ビルドの続きが見れないのは残念だけど、今はそこはどうでもいいのです!

名前に関しては体を得てから考えればいいよね、だって呼んでくれる人なんていないし( ;´・ω・`)

 

さて、私があの元気いっぱいの女の子に感染しておよそ1週間経ちました、ここまでで分かったことを纏めましょう。

 

まず私が感染した娘、名前は「立花 響」ちゃんというみたいですね。

いやー、予想通りの大飯食らいでしたねー。

 

なんですか、好きなものがご飯&ご飯って…ご飯言うの1回でよくない?

 

おっと、愚痴はとりあえずおいといて続きと

…で13?14?歳の中学二年生みたいですね。

家族構成も極一般的な感じですし。

後は親友に「小日向 未来」ちゃんという娘がいて、その子とほとんど一緒にいるんですよね。

 

いやー、仲のいい子がいるなんで羨ましいなー。

私なんてほとんど1人だったのに………ノロエバイイノカナ?(ブツブツ

 

 

 

(その頃の響ちゃんside)

 

ブルブルッ)え、何!?なんか急に悪寒が……気のせいだよね?うんそうだよね!……そうだよね?

 

 

 

(主人公side)

 

ハッ!いけないいけない、バッドトリップしてた。

 

そんで来月になにやらツヴァイウイングなるグループのライブにいくみたいですね、未来ちゃんと2人で。

 

……中学生2人でライブって大丈夫なんですかね?

なんか事件に巻き込まれたりしそうな気もしなくはないんですよねー、まあテロとかがあった某外国じゃないですしここ日本ですし大丈夫か。

 

んで、まあこのツヴァイウイングでしたっけ?

「天羽 奏」さんと「風鳴 翼」さんの2人組音楽ユニット

けっこう人気みたいですね。

響ちゃんの周りの人達もよくこの人達の話題出してますし、CDとかもかなり売れてるみたいで……

 

ん?響ちゃんの周りの話題だけならともかくなぜ他にも色々と知ってるかって?

そりゃ私、コンピューターウイルスなんで近くのコンピューターに干渉してハッキn(ゴホンゴホン)調べものくらい出来ますよ。

 

ああ、あとノイズについても色々と調べましたよ。

そしたら、なんとだいたい10年に1度くらいしか出てこないらしいじゃないですか!それに前回でたのが3年前らしいので、誤差があるだろうとはいえ、流石にこんな短期間では出てこないでしょうね。

 

これなら私の培養も、ゆっくり安心して進められるってもんですよ。

あ、私の今の培養状況ですがけっこう順調(約2%)だと思いますよ?

響ちゃんに影響は今のところ(たぶん)出てませんし、響ちゃん自身がストレスをほとんど感じてないですしね。

いやー、元気いっぱいのこの子を選んで大正解でしたね。

まあ、この調子なら1~2年あればいけるでしょう。

……あとは外に出る時に響ちゃんに抗体が出来ていることを願うだけですね。

少し長いかもですけど赤ちゃんからやり直すとかよりはましですからね。

うん、想像しただけで寒気が…

 

 

そういや、私のガシャットは何になるんですかね?

個人的にはマイティアクションXやらドラゴナイトハンターZとかが欲しいんですけどね。

理由?エグゼイドやグラファイトいいじゃないですか。

 

まあ、とりあえずは来月のライブを響ちゃんの中から楽しむとしますかね。

 




コンピューターに干渉………実体を持たないウイルスなのとオリ主ものなので自我があるため体がない状態でも自身の一部を送りこんで色々と出来るだろうという捏造設定

そして、原作キャラほとんど出てきてないw
たぶん次からは出てくる………はず

次話は出来るだけ早く書く…………書くつもり……書けたらいいな?



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3話

時間あったので書いた

ライブ編ですね
上手く書けてる自信ねぇ………


(主人公side)

 

はい、私です。

 

えーと、今 in響ちゃんでツヴァイウイングのライブに来ていたんですが…………

 

 

 

「おい、死ぬな!目を開けてくれ!」

 

「……………(ヒューヒュー)」

 

 

 

響ちゃんが死にかけています………

 

ちょ、ちょっと待って、このままじゃ私も消えちゃうって!

お願いだから響ちゃん頑張って!

1度死んでるとはいえ、産まれる前に死ぬとか嫌だよ?

 

 

………なんでこんなことになったんでしたっけ?

 

 

 

 

 

 

 

 

※時間は戻ってこの日の朝

 

(響side)

 

はい、皆さんどうも!立花響です!

 

って私は誰に言ってるんでしょう?(メタァ

 

あ、それよりも今日はツヴァイウイングのライブなんです!

いやー、未来ともども楽しみにしてたかいがありましたよ

楽しみでご飯が進む進む!

 

ってなわけで用意していざ、出発! して会場に来たのはいいんだけど…………

 

「あれー?未来どこー?」

 

未来がいません( ;´・ω・`)

 

とりあえず電話してみまs(プルルル

とか言ってたらかかってきたね。

 

「はい、もしもし、未来ー?今どk「ごめん、響!今日のライブ行けなくなった!」はい?」

 

未来いわく親戚のおばさんが事故にあったからお見舞いに行かないといけないとかなんとかで来れないらしく………

 

「うー、私呪われてるかも……」

 

「ごめんね、響

私の分まで楽しんでね?」

 

「はーい……じゃあまた学校でね」

 

 

うーん、未来来れないのか……

仕方ないや、1人でライブ楽しみますか!

 

 

 

 

 

 

(主人公side)

 

ほうほう、これが人気歌手グループによるライブですか。

始まる前からすごいことになってますね。

とにかく人、人、人って感じでいっぱいですね!

 

にしても、未来ちゃんこれなくなって響ちゃん1人か……

まあ、響ちゃんは気合充分って感じで楽しむ気満々ですねw

えーと、なんでしたっけ?さいりうむ?なるものを両手に持って席でスタンバってますね。

 

「それでは、ツヴァイウイングによるライブを開始いたします」

 

お、どうやら始まるみたいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ワァァァァァ!!!!!

 

 

 

 

 

 

うおおお!!!!!!

すごい、すごいよ、これ!

生ってこんなにすごいものなの?

なんか言葉に表せないけどとにかくすごい!

これはファンまったなしですね……(ゾワッ

 

ん?なんですか、今の変な感じは……まあ、気のせいでしょう

 

今はライブに集中、集中

 

「まだまだ行くぞー!!!」(ワァァァァァ!!!!!

 

奏さんの声に皆盛り上がってますねぇ、それじゃあ私も一緒n(ドガーーーーーン!!!!!!)

 

うわぁ、なんですか!?まさかの爆弾テロ事件ですか!?

というか、奏さんや翼さんは大丈夫ですかね?

 

もー、灰が邪魔であまりよく見えませんね………灰?

 

 

 

「ノイズだーーー!!」

 

「ヒィィィ!!!」

 

「逃げろぉ!!!!」

 

え、え、え、なんでノイズ出るんですか!?

あれって約10年前後に1回の自然災害ですよね!?

 

ハッ!それよりも響ちゃん早く逃げてー、死にたくないーー

 

……って恐怖で腰抜けたのか震えて動けてない!

出入口も逃げてる人で溢れかえって通れる状態でもないし……

 

あれ?これ詰んだ?

 

 

 

 

「Croitzal ronzell Gungnir zizzl………」

 

これは……歌声?てかこれ奏さんの?

 

 

「おーーりゃあ!!!」

 

 

うおっ!すごい……なんか奏さんがライダー少女みたいな感じの姿に変身してノイズと戦ってるよ……しかも歌いながら……

 

なんかノイズの色もさっきまでの白黒から様々なパステルカラーに変わってるし、触れても炭になってない。

 

これなら助かるかn(ビキッ

はい?なんの音?

 

「キャァァァ!!!」

 

響ちゃぁぁぁぁん!?嘘、客席崩れ落ちちゃったよ。

これはまずいですね。

なんでかって?今の悲鳴でノイズがこっちに来てるんですよ!

 

体あれば戦うのに……いや、やったことないから勝てるかはわかんないけどさ。

 

「はぁぁ!!」

 

お、奏さん来てくれた。

助かったー。

 

「駆け出せっ!」

 

その言葉に響ちゃんやっと正気に戻ったようで動き始めました。

ただ、落ちたときに足をくじいたのか少し遅いけども……奏さんも響ちゃんも頑張って!!

 

 

……ピシッ、バキッ、グサッ)え?

 

「ッ!しまった、ギアが……おい、大j

!しっかりしろ、おいっ!」

 

あわわわ、どうしましょう。

奏さんの武器が衝撃に耐えられなかったのか壊れてしまって、その破片が響ちゃんの胸に………血がかなり出ちゃってる、ヤバイよヤバイよ……

 

「おい、死ぬな!しっかりしろ!」

 

「……………(ヒューヒュー)」

 

このままじゃ響ちゃんが死んじゃう……どうしましょう………

 

こうなりゃ、私が響ちゃんの体を借りて痛みやらを一部負担するしかないですかね……

出来るかはわかりませんがもうそれに賭けましょう、後々響ちゃんに少し負担はかかるかもだけどそんなこと言ってる場合じゃないし。

 

てなわけでごめんね響ちゃん、借りるね?

 

私、いきます!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ぐっ……痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い。

なんですか、かなり痛いですね。

とりあえず借りたはいいですがどうすればいいかとか全く思い浮かばないのでとにかく治れと祈ります。

奏さんが何か言ってましたがあまり聞こえません。

 

 

 

治れ治れ治れ治れ治れ……(バチッ

 

ん、なにやら少しだけ楽になりましたね。

 

「奏!」

 

おや?これは翼さんの声ですね。

 

でも、やっぱり痛いです。

ごめんなさい、響ちゃん、私にはこれが限界です……

 

私が覚えているのはここまででした。

 

 

 

(奏side)

 

くそっ、やべぇ。

ライブ中に現れたノイズと戦っていたらギアが破損して近くにいた逃げ遅れの子に破片が……

あたしが守らなきゃいけないのに……なんでこの子が……

 

「 ウウッ………」

 

「ッ!良かった、生きてるな!

いいか、生きるのを諦めるな!」

 

 

こうは言ったがこのままじゃこの子が死ぬのは目に見えている、早く治療してやらねぇと……でもどうすれば…(バチッ

ん?なんだ?今、この子に謎の線が走ったみたいな感じがしたが……しかも心なしか少し息も落ち着いて来ている。

 

まあいい、これなら助かる可能性が高い。

だけど……この数。

 

仕方ない、歌うか。

 

「奏!」

 

相方も来てくれたしこの子ももう大丈夫だな。

 

「翼、わりぃ、この子頼むわ

早く医療班のとこ連れてってくれ」

 

 

「えっ?なに言ってるの奏?そんな状態じゃ戦えないから奏が運んだ方が………」

 

 

「いや、今のあたしじゃ、連れていくのに時間かかるし何よりノイズとであっちまうとその子を守りながら戦えない

だからさ、ここは任せてくれよ、相棒」

 

「奏……わかった、できるだけ早く戻ってくるから頑張って!」

 

ははっ、頑張って…か。

 

「ああ、任せなっ!」

 

 

 

 

さて、翼は行ったし何故かノイズの進行速度も遅くなってる。

歌うなら今だな。

 

「一度、心を空にして歌いたかったんだよなぁ………」

 

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el baral zizzl

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

Emustolronzen fine el zizzl………」

 

 

 

 

 

 

 

 

「はあっ、はあっ」

 

ああ、歌った歌った。

 

「奏!」

 

翼か、あの子は大丈夫なのか?

 

「あの子は?」

 

「大丈夫、だから奏も!早く!」

 

ああ、良かった。

 

「わりぃ、翼

あたしはここでリタイアだ

もうほとんど見えてなくてな」

 

「え………」

 

 

「んじゃあな、翼」

 

 

「いや、駄目、奏ぇぇぇぇ!!!」

 

 

ここであたしの意識はなくなった。

 

 

 

(※15%培養完了)

 




とりあえずライブの惨劇まで書きましたが………こんな感じですかね?

本来なら奏さんが響ちゃんが落ち着くところ見て終わるつもりが「もういいや、なんかきり悪いしどうせやから最後まで書いちゃえ」的な感じになって奏さん退場シーンも書きました

ちなみに培養ペースは基本1週間で約2%、およそ1年ちょいで培養完了の予定
主人公が響ちゃんに抗体つけさせるために進行スピードをわざと遅らせているからこの遅さです
なお、前話時点で2%、そこから1月で+8%、今回の応急処置擬きで+5%的な感じになってます
少ない?このあとの例のアレで一気に増える予定です(・∀・)ニヤニヤ


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4話

今回はライブ後ですね
オリ主ちゃんが体得るとこは……次かな?

響ちゃんの寝てた期間とかは適当です
生死の境をさまよったってことは長く寝てても不思議じゃないですし


あと平日は忙しいので更新は基本土日(たまに火)になると思います



(主人公side)

 

はいはーい、今私は病院にいます。

 

どうやらあのライブの後、運ばれて一命をとりとめたみたいですね……良かったー。

 

でも響ちゃんまだ目を覚まさないんですよね…もうかれこれ4ヶ月ほど経つんですがね…

 

ここ病院だから近くにパソコンとかないし、他の機器になんかあったら大変だから、調べものも自重してるから出来ないんですよね…

 

まあ、響ちゃんの両親から連絡受けたであろう未来ちゃんが、毎日のようにお見舞いには来てくれて日々の報告みたいなのをしてくれるから、ある程度はわかってきたんだけど………

 

まず、ライブ会場にいた人の大半が死んじゃったみたいですね。

それもノイズによってではなく逃げてる途中に押し潰されたとかの事故で……

 

それと奏さんも死んじゃったみたいです。

あの後どうなったのかはわかりませんが私(響ちゃん)を守るために命燃やし尽くしちゃったのかな?

もしそうならお礼言いたかったなー。

 

………にしてもあの鎧とかはなんだったのでしょう?翼さんの声も聞こえたからあの人に聞けばわかるかな?

 

 

まあ、目覚めるまではこつこつと培養していきますか…響ちゃん眠ったままだからスピードかなり落ちてるけどさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

……………(1月後)………………

 

 

んー、とりあえず響ちゃん眠ってる間に20%までは終わったね。

エサ(ストレス)がないから月に1%程度になってるけど

 

あ、でついこの前響ちゃん目を覚ましました!

ヒャッフゥー!これで元の生活に戻れるー、とか思ってたらしばらく入院でリハビリですって。

 

よく考えれば当たり前ですよね、約5ヶ月も眠ったままだったんですし

響ちゃん頑張って!

 

 

 

とか言ってたのもつかの間。

 

リハビリは順調のようだけど、響ちゃんにストレスが少しずつ貯まってきてるんですよね……今のところは大丈夫だけどこれより増えるとかなりキツいよ………

 

貯まってきてる原因としてどうやらライブの生存者に対するバッシングがひどいようなんですよ。

 

なんですか!?人殺しやら死者を見捨てた人でなしやらって。

何も見てないのにそんなこと言わないでくださいよ!

 

体得たらその人たちを闇討ちしましょうかね?(フフフ

いや、まあ犯罪になりますししませんが。

 

それでも味方になってくれる未来ちゃんええ子や………

 

とにかく響ちゃん大丈夫かな…………?

 

 

 

 

 

 

 

(響side)

 

私は今非常に疲れています。

 

あのライブで大ケガをおって無事目を覚ましたのがこの前。

その時は未来と一緒にとても喜んだんだけど……

 

リハビリ始めてしばらくたったころから。

 

「なんで生きてるんだ」とか

 

「この人殺し!」とか言われるようになって…

 

私は何もしてないのに!とか思いつつもあの時かすかに聞こえた奏さんの「生きるのを諦めるな!」を糧にして、気にしないことにして頑張ってました。

 

 

そして、退院した後学校に戻ったんだけどそこでも待っていたのはバッシングやいじめ。

もちろんライブ事故の生き残りだからって理由で。

 

未来は味方になってくれてて、心配もしてくれてるけど

「へいき、へっちゃら!」で通してる。

 

 

とにかく高校に進めばこの人たちと離れて普通に暮らせると思ってるんだけど……はーー最近体がダルい。

 

 

 

「響、今日はd………響!?大丈夫!?」

 

 

へ?いきなり何!?

 

 

「え、うん、大丈夫だよ、未来

心配しないで」

 

 

ほんとは大丈夫じゃない、少しくらくらしてる。

 

 

「だって……だって……響、なんか体が少し透けたりしてる……よ?」

 

へ?そう思った時には私の意識は途切れていった。

 

 

 

 

 

 

 

(主人公side)

 

あわわわわ、ヤバイよヤバイよ。

 

響ちゃん抱え込みすぎだって。

いや、気持ちや原因はわかるけどさ。

 

あのバッシングやいじめだよね!?

あと未来ちゃんに心配かけたくないって思い。

とにかくそれでストレスたまりまくって押さえきれないんだけど!?

いつもなら響ちゃん自身が発散してるから問題ないんだけど………今はほとんど発散してないから急速に培養進んじゃってるよ……

 

ゲーム病も発症しちゃってるし……

 

「響!ねえ、響!」

 

未来ちゃんが泣いて心配してるよ……

とにかくまた病院だね……てか、ゲーム病って絶対この世界で始めての事例だよね!?

もし、耐えて抗体できたら響ちゃんモルモットにされたり……いや、日本だから流石にないか。

 

とにかく響ちゃん根性で押さえ込んでー。

こんないい子たち消したくもないし一人にさせたくないよー!

 

 

(75%培養完了)




とりあえず今作では
(培養率が)50%を越える→体がダルくなってくる
75%→ゲーム病発症&バグスター実体化可能
100%→(抗体なければ)消滅&完全体バグスター誕生

ということにしております(適当すぎる?はい、その通りです)

あとストレスなくても普通のウイルスのごとく増えるというのも独自設定です


で、響ちゃん消滅か生存かどっちか決まらないんですけどどうしましょう?


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5話

今回は特にないです

強いていうなら、駄文及び捏造設定注意


(未来side)

 

響が倒れてから数日。

 

私は今日も響のお見舞いに来ています。

 

今度はすぐ目を覚ましたけど、お医者さんいわく見たことも聞いたこともない症状なので、何かあるといけないからということで、様子見のためしばらく入院となりました。

 

 

だけど今は疲れたのか響は寝ています。

 

「……ムニャムニャ……未来ー、ご飯おかわりー……スヤァ」

 

夢でもご飯食べてるなんて……あはは、響らしいや。

 

 

このまま、バッシングとかが収まるまで休んでていいんだよ?響?

 

 

 

さて、それじゃあ私は帰りますか。

と、荷物を持ってドアの前まで行ったところで。

 

 

「えーと、ちょっといいかな?」

 

え?響の方から聞いたことない声が聞こえたので振り向くと。

 

そこには響よりは背が高く髪は黒色でロングヘアーの女の子がいました。

ただ、何故か雰囲気やらが響に似ています。

 

「………どちら様ですか?というか、どうやってここに?」

 

 

「あはは、えーとね、とりあえず信じて貰えるかはわかんないことばかりなんだけど……」

 

 

そこで聞いたことはとても信じれるものじゃありませんでした……

 

 

 

 

(主人公side)

 

 

えーと、さて響ちゃんを助けるためにとりあえず実体化して、未来ちゃんに手伝ってもらいますか。

このままじゃ響ちゃん危ないですしね。

実体化自体は昨夜、響ちゃんが寝てるときに試したらできたので問題ありません!

ただ完全体じゃないからかガシャットは出ませんでしたが………なんで!?

 

 

て、未来ちゃん帰ろうとしてる!

ちょ、ちょっと待ってー。

 

ソイヤッ!

 

 

「えーと、ちょっといいかな?」

 

 

とりあえず呼び止めることに。

 

 

「…………どちら様ですか?というか、どうやってここに?」

 

 

「あはは、えーとね、とりあえず信じて貰えるかはわかんないことばかりなんだけど……

まず私は響ちゃんに感染してるウイルスそのものです!」

 

 

「…………………」

 

 

「…………………」

 

 

ち、沈黙が痛い…慌てたせいで使う言葉間違えた!?

 

 

「………頭大丈夫ですか?」

 

 

まさかの心配された!?ていうか、頭のおかしい人と思われていますし。

 

「えーと、私はいたって正常だからね?

とりあえず説明させてもらうと…私はバグスターウイルスっていうコンピューターウイルスで何故か人に感染するようになったんだよね」

 

 

「……はい?」

 

 

やっぱり困惑してますね、ただ私が転生しただとかは言えないので少しぼかしたりしますがしかたないよね?

 

 

「……ほんとに大丈夫です?」

 

 

違った!やっぱり頭心配されてた……

仕方ない、百聞は一見にしかずってことで見せた方がはやいよね。

 

 

「いや、ほんとだからね!?

証拠見せるから、ちょっと待ってて」

 

 

そういって私は響ちゃんの中に戻って体を借ります

 

 

「!?」

 

 

「ほらね、これで信じてくれた?」

 

 

「………はい、とりあえずは…」

 

 

よし、これでまずは大丈夫だね。

では響ちゃんから出て説明の続きだね。

 

 

 

「んーと、それでバグスターウイルスに感染した人はゲーム病っていう病気にかかるんだ」

 

 

「ゲーム病?もしかして………」

 

 

「うん、今響ちゃんはゲーム病を発症してる

ちなみに発症すると感染してるバグスターが実体化できるようになるよ、で最終的には消滅という形で死んじゃう」

 

 

「え?それじゃあ響はもう……」

 

 

あー、やっぱりその発想になるよね。

 

 

「まだ大丈夫、それと助かる方法だけど「あるんですか!?」……うん、説明するから落ち着いて?」

 

 

流石は393(なんかこう言わないといけない気がした)……薄々勘づいてたけど愛がヤベーイ…

 

 

「まず前提として、私は宿主である響ちゃんを消滅させたくはない、そして生きたい!

てなわけで1つの手段としてある私の消滅はなし

もう1つの方法は私を攻略すること」

 

 

「攻略?」

 

 

「そうそう、病気の名前がゲーム病ってだけにゲームのように、産まれたバグスターを攻略すればいいんだよ」

 

 

「なら、それをすれば響は………」

 

 

「そうなんだけどさ………私一人じゃ無理だから未来ちゃんに協力してほしいんだよね」

 

 

「やります!響のためならなんでも!」

 

 

おおう、愛が(ry

 

 

「よし、なら勝負だね!

とりあえずなんかゲームで私に勝って!もちろん本気だからね!」

 

 

勝負で手を抜くなんてできませんよね、いくら命を助けるためとはいえ……ね

 

 

てなわけで、病室に置いてあったトランプで勝負することに……自分のゲームわからないからとりあえず私にゲームに勝てばなんとかなる……よね?

なってよね!?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

………とか意気込んで未来ちゃんとトランプしたのはいいもののずたぼろに負けましたよ。

 

未来ちゃんいわく「愛の力です!」だそうで

 

これが愛の力なの?

 

というか、愛ってなんだっけ?

 

 

(※80%培養完了、響ちゃん抗体獲得)




393ヤベーイ、これが愛の力やな……
まだ中学生なのに393降臨させてしまった…まあ、是非もないヨネ!

とりあえず響ちゃん生存ルートにしました

エグゼイド本編でMたちがバグスター倒して治療できるなら他の人がバグスター攻略して抗体獲得とかありだよね、と

エターナルドーパントさんの感想(案?)から参考にさせてもらいました

ちなみにゲーム内容がトランプなのは単に考えるのが面d…(ゲフンゲフン)これでもいいかな?とか思ったからです(手抜きなのは否定しません)
ガシャットにも関係しません(流石にゲーム内容書いたりするのは自分には無理だ……)


消滅ルートにしたら393とオリ主がすごいことになってきたから……具体的には黒くなった393とオリ主が復讐鬼になってノイズ殲滅に動きまくるという……なんでこうなった?
元々は響ちゃんの代わりに動く的な感じだったのに……

あと前回のあとがきに書いた
75%→ゲーム病発症(&バグスター実体化可能)

100%→(完全体)バグスター誕生
とします
()ないが修正です
また書き直しときます


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6話

たぶん今日はここまで

次はおそらく土曜日とかになると思う……もしかしたら火曜日に出せるかも?

なんかだんだん適当になってきてる気がしてる………大丈夫かな?


(主人公side)

 

さて、未来ちゃんが私に勝ったあとなんか楽になったと感じたので響ちゃんの中に戻ってみると、見事に抗体出来てましたね。

 

………半分……いや、かなり適当だったんですが……

まあ、出来たからよしとしましょう!

 

んーと、次は……っと、残念だけど未来ちゃんには今日のこと忘れてもらわないとね…

 

いや、未来ちゃんが誰かに言いふらしたりとかしないのはわかるけどさ、どうせなら完全体になったあと一緒の学校とかに転校していって響ちゃんともども友達関係作るのもいいかなーとか。

 

え?もう友達じゃないのって?

 

……んー、わかんない!

 

後、もし私がノイズと戦うとして(たぶん完全体になったらやると思う)それを変な人に見られて、未来ちゃんと仲いいとかで人質にとられるとかなったらやだしね。

 

 

まあ、それはおいといてやり方だけど…私のバグスターとしての力なんとなくわかってきたんだよね。

 

簡単に言うと

「私が純粋に思っていることに対しての必要最低限の力の限定獲得」

 

かな?

 

ほら、ライブの時の響ちゃん大ケガに対しても死にかけからなんとか生きてた程度まで回復(?)させれたし、さっきの響ちゃんになんとしても抗体ついてほしいとか思って行動したらほんとについたし……前者は治癒、後者は私に勝つことで抗体獲得、みたいな感じ?

 

ちなみに一応昨夜、私利私欲に使えたりしないかな?とか思ってお金ゲームご飯ーーーとか祈ってても何も起きなかったし、迫害受けてる時も響ちゃん元気になれーとかやっても効果なかったからね。

 

もしかしたら後者は、わからない程度に発揮してた可能性はあるけどさ……

 

 

てなわけで、私欲も少し混ざってるけどこれからやるであろうことを考えると忘れてくれた方がいいんだよね……

 

 

てなわけで、さあ、ショータイムだ!(違う

 

 

とりあえず響ちゃんの抗体獲得を伝えて喜んでる未来ちゃんを。

 

 

「でさ、未来ちゃんちょっといいかな?」

 

 

「はい!なんですか?」

 

 

ソイヤッ!

 

バタリ

 

 

気絶させてと。

 

後は………さっきのことは夢、起きたら忘れる、さっきのことは夢、起きたら忘れる………

 

 

…………とまあ暗示をかけるがごとく何回か繰り返してと

やる必要がない?得られるのは必要最低限の力だからやらないと発動しないとかあるじゃん。

 

んー、成功してたらいいなー?

してなかったら………まあその時はその時だね!

 

 

とりあえず響ちゃんの中に戻ってしばらく様子見だね。

早く完全体になって色々とやりたいし♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(未来side)

 

 

ん………はっ!

 

 

あれ、私なんで響の病室で寝てるの?

 

 

なんか響が元気になって喜んでいたような……それに誰かとなにかした感じも………

 

 

んー、部屋も覚えてる最後となにも変わってないし夢なのかな?

 

 

「うーん、ふぁーあ

あれ、未来ー?おはよー」

 

 

あ、響!起きたんだ!

 

 

「響、おはよう

体は大丈夫?」

 

 

「うん!なんか寝る前までと比べてとっても元気!

早くご飯が食べたーい!」

 

 

あはは!いつもの響だ!

 

 

「うん、それは良かったけどちゃんと先生から許可出てからだよ?」

 

 

「はーい!」

 

 

まあ、なにはともあれ元気になって良かった!

 

 

 

 

 

 

 

(主人公side)

 

ヒャッフー!成功したぜー!イエー!

 

 

……なんか恥ずかしいですね。

 

響ちゃんも今までのダルさやツラさが嘘のように元気になって無事退院しました!

 

 

まあ、病院的には原因も病名も不明なので月1回ほど来て検査したい、とのことなので響ちゃんはこれからも病院にいくみたいですね。

 

 

 

さーて、後は完全体として外に出るだけです!

響ちゃんが抗体得たからには培養速度抑える必要なくなりますね。

 

これならあと数日で出れるかな?

 

まあ、いきなり目の前に出てこられたら響ちゃんも混乱するだろうから出るなら完全に寝てる夜ですかね。

 

さーて、早く終わらないかなー♪

 

 

 

 

 

 

はい、てなわけで培養がまもなく終わり完全体まで秒読みって感じです。

 

ちなみに時間は深夜1時、響ちゃん爆睡ですw

 

と、終わりましたね。

 

では、ゲーム・スタートです!

 

 

パァァァァァ

 

 

よっと、ふむ。

特に問題はなさそうですね?

 

とりあえず響ちゃんが目を覚まさないうちに(爆睡中だから大丈夫だろうけど)場所を離れますか。

 

バグスターとしての移動能力を試してみる時ですね。

 

 

(移動中)

 

 

さて、響ちゃんの住んでる町の近くにある山に来ました。

 

なんで山かって?夜中なら人いないだろうと踏んだからですよ。

 

さて、まずはバグヴァイザーとドライバーの確認ですね。

念じれば出てくるとか……お、これですね。

 

ふむ、普通のゲーマドライバーとバグヴァイザーですね。

で、これはいいとしてガシャットです!

 

さーて、どこにあるかな………お、上着の右ポケットになんかありますね、これかな?

 

ふむ、色は黒と緑………はい?なんか嫌な予感するんですけど……?

いや、まだそうと決まった訳ではありません、名前を確認してみましょう………

 

 

 

 

『仮面ライダークロニクル』

 

 

 

 

はい、なんでさーーーーー!?

 

 

え、何!?私ってゲムデウスなの?死ぬの?

 

 

……と、とりあえず起動してみましょう、ソレッ

 

 

カチッ)

 

 

……

 

 

…………

 

 

………………あれ?

 

 

カチッ、カチッ)

 

 

…………起動しませんね。

 

 

え、どうしろと?バグヴァイザーだけで戦えと?

いくらノイズ耐性あるといってもキツくない?

 

 

そう落ち込んでると反対のポケットから別のガシャットが落ちました………もう一個あったんだ………

 

 

で、こちらの色は黄色……爆走バイクかな?それならまあ……バイクにはなりたくないけどさ。

 

 

で、名前は………?

 

 

『擊槍・ガングニール』

 

 

はい?なんですか、これ、聞いたことないんですけど?

 

 




今回の主人公の力ですが原初のあれです

エグゼイド本編では宿主(Mや正宗)にありましたが今作ではバグスターの方にあります

理由としては響ちゃんに付与しても使うときがない気がしてるからとオリ主にあった方が面白くね?とか思ったからです
流石にこれならチートにはなってない………なってないはず………なってないよね?

そして、後先考えずに行動するオリ主w
これからもけっこう行き当たりばったりなところがあるかと思います
暖かい目で見てあげてくださいw


そして、出てきたガシャットw
響ちゃんに刺さってるガングニールに反応したのかこうなりました

クロニクル?作者の趣味だ、いいだろう?

次で一応変身(?)はします(戦うかはわかんない)

ガングニールが2人になる?
大丈夫だ、問題ない(はずだ)


あ、服とかはよくわかんないのでみなさんが適当に想像してくださいw


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7話

変身シーン+アルファです




(主人公side)

 

ガングニール………なんか聞いたことあるような……

 

 

まあ、とにかく変身してみるに限りますね。

 

 

とりあえずゲーマドライバー装着してと。

 

 

おお!ほんとに自動でベルト展開された…感激!

 

 

でガシャット起動!

 

 

《擊槍・ガングニール!!》

 

 

ふむ、こちらは問題ないですね………パーフェクトパズルみたいに直接エナジーアイテム排出ですか。

 

 

ではでは、行きますかー!

 

 

「変身!」

 

 

《ガシャット!ガッチャーン!レベルアップ!》

 

 

 

《敵を倒す槍!仲間を守る拳!槍と拳の交差!》

 

 

《擊槍ガングニール!》

 

 

………………なるほど、音声モチーフはパーフェクトノックアウトですか。

 

 

で、今の私の姿は………っと、なんかどこかで見たような姿ですね………どこで…あっ!

 

 

そうだ、ツヴァイウイングのライブの時に奏さんが変身した姿に似ているんですね。

それに目元を隠すバイザーがついてます。

 

色は黄色ベースでところどころオレンジと白が混ざってます。

 

 

というかこれじゃ仮面ライダーじゃなくてライダー少女ですね、まあかわいいのでいいですが。

 

 

武器は何があるんでしょう?

 

 

えーと?こうですかね?

 

 

アイコンは1つ、つまり武器は1種類のみですか。

 

 

《ガシャコンスピアー!》

 

 

ふむ、まあ、擊槍って名前についてるからには槍だとは予想出来てましたよ。

 

もう、新しいやつには突っ込みません。

第一、私という新たなバグスターがいるんですしね。

 

 

で、大きさの割には軽くて使いやすいですね。

 

……武器使ったことのない私が普通に扱えるのも私の力ですかね?

ありがたいので素直に感謝しますが。

武器あるのに使えないとかは嫌なのでね。

 

 

 

さて、これは既存のガシャコンウェポンのように変形機能はあるんでしょうか?とりあえず矛先の少し下についてるAボタンを押してみましょう。

 

 

《ズ・ガーン!》

 

 

おお!柄が矛先に収納されたと思ったら2つに別れて拳を覆う籠手になりましたね。

名付けるなら『ガシャコンスピアー、ナックルモード』ですかね?

 

ふむ、前世で偶然仲良くなった神父さんに教えてもらったマジカル八極拳なる謎武術を試してみますか。

 

いやー、教えてもらったのはいいけどお医者さんに怒られてやる機会がほとんどなかったので出来るかなー?

 

 

 

 

 

アチャチャチャチャチャ

 

 

 

 

 

……意外と出来るものですね

 

ふむ、確認はこれくらいですか?

 

 

とりあえず変身解除して、と

さて、色々と必要なものありますね。

使えるガシャットがガングニール1つは厳しい気がしますし……

バグヴァイザーにデータないかな……?

 

 

《ガッシューン》

 

 

まあ、一旦ドライバーとバグヴァイザーを収納して………………あれ?

 

おかしいな消えない……もしかして念じれば出てくる(ただし消えるとは言ってない)的な感じですか!?

 

 

仕方ありません、上着の内ポケットにでも入れておきましょう。

……なぜか四次元ポケットみたいにきれいに入ったんですが…(ただし1つのポケットに1つだけ)

 

内ポケットは2つしかないのでガシャットは外のポケットにいれとけばいいですね。

 

 

よし、じゃあとりあえずは学校いくための戸籍作りやらなんやらですね…確か響ちゃんと未来ちゃんはリディアン?学院とやらを目指してましたね。

 

あ、名前も作らないと………んーと、私の(?)ガシャットがガングニールだからバグスターとしてならガングニールバグスターになるんですかね?それともゲムデウス?

 

まあ、バグスターという存在は伝わってませんし、ゲムデウスはなんかラスボスになりそうで嫌なのでガングニールの方ですかね?

 

名前とするなら省略して「ニール」ですかね?

それに名字として、「バグスター」をつけて「ニール・バグスター」

 

え?簡略すぎる?そして見た目日本人なのに外国名って大丈夫なのかって?

 

だまらっしゃい!悪かったですね、私(と作者)にネーミングセンス無くて!

あと外国名の方は親が両方日系の帰化した外国人てことにすればなんとかなるでしょ!

 

 

てなわけで、しばらくは私の特訓やら戸籍作りやら勉強ですね…バグヴァイザーの方も使い慣れないとね…

 

 

んー、とりあえずは拠点の確保だね、響ちゃんの中だと昼間に動けないからね。

 

 

とりあえずリディアンとやらのある町に行って探しますか

 

 

それじゃ、ciao!

 

 

 

 

(?side)

 

主人公ちゃん改め、ニールちゃんが変身してしばらくした頃

 

 

ピピピッ、ピピピッ!

 

 

「む、なんだ!」

 

 

「司令!◯◯町付近の山奥に謎の反応です!」

 

 

「何!?解析を急げ!了子君にも連絡を!」

 

 

パシュ

 

 

「はいはーい、ここにいるわよー

この出来る女に任せなさい」

 

 

 

…………………(解析中)

 

 

 

「え?これはアウフヴァッヘン波形!?しかもこれは……」

 

 

《Gungnir》

 

 

「ガングニールだとぉ!?」

 

 

「付近にノイズの反応はありません」

 

 

「よし、とりあえずエージェントを派遣して付近を調査だ!

念のため翼にも伝えておけ、万が一ということもある」

 

 

「「「了解!!」」」

 

 

 

 

「弦十郎君……どうするの?」

 

 

「ああ、一先ずは話し合いたい

敵となるなら容赦はせんが、そうでないなら保護したい

ガングニールの子のためにも……な」

 

 

「うふふ、相変わらずね」

 

 

「これが性分だからな」

 

 

………ちなみに数日に渡り調査したが特に新しい手がかりはなく捜査は難航しているようだ………

 

 




はい、なんか書けました
というか、通学に約1時間半電車に揺られるのでそこで書いてたら出来ましたw


ようやく名前出てきたニールちゃん
文中に書いたとおりかなり適当な気がする名付けですが(^-^;


マジカル八極拳?なんか戦える力ないとダメでしょと思った結果、拳or槍で考えたらこれが一番に出てきたからこうなった

どこかの司令さんがガングニール使ってるのを子供(彼目線で)だと思ってるのはOTONAの勘です

なお、ガングニールガシャットは聖遺物としての面も持つため起動中はガングニールとしてレーダーに引っ掛かります
そして、シンフォギアの如くノイズの位相差障壁を無効化してくれます

まあ、ニールちゃんのノイズ耐性は炭化耐性だけでなく位相差障壁無視もついてるんですけどね?(ニールちゃんのウイルススタートは神様がついでに着けたこれが原因です)
ただ、ニールちゃん原作しらないからそれも説明受けるまではしらないです

たぶん次で原作開始(リディアン入学)までは行けるはず
ニールちゃんが何をしたのかと翼さんたちとの遭遇&ノイズとの戦闘を書きたい

設定纏めたのであとがき一部削除しました


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設定

とりあえず纏めてみた


一部書き忘れあったので本編ともども追記しました


名前:ニール・バグスター(ガングニールバグスター?)

 

シンフォギア世界初のバグスター

なんか色々とチートっぽくなってきた主人公

原作知識はないため、シンフォギアについて知らず、ノイズのことはシンフォギア世界の一般人が知ってることしか知らない

神様からノイズ耐性付与されている(炭化耐性と位相差障壁無視)

 

原初のウイルスなので力がある

「自分が純粋に思っていることに対する必要最低限の力の限定獲得」

例:このままじゃ死ぬようなケガをなんとか生きれる程度まで回復させれる治癒能力 等

 

 

 

容姿は原作の響ちゃん似だが数センチ背が高く、髪が黒でロングである

ただし、似てるとはいえ瓜二つというほどでもない

雰囲気や体のパーツ構成が似ているだけ

 

 

 

前世では病気で死亡

難病だったため治療法がなく、沈んでいたところを愉悦な外道神父に見つかり何故かマジカル八極拳を教えてもらい習得

ただし、使う機会はなかった模様

 

 

 

所持品

 

バグヴァイザー(初期版)

 

ゲーマドライバー

 

神様特性上着(内ポケット2つが四次元化、ただし、それぞれ1つしか入らない)フード付き(被れば自分からとらない限り外れない、素顔隠すのに便利)

 

ガシャット:

擊槍・ガングニール

仮面ライダークロニクル(※現在使用不可)

 

 

変身後:ガングニール(と名前を聞かれたら名乗る予定)

 

 

擊槍・ガングニールガシャットを使用し変身

 

音声:《敵を倒す槍!仲間を守る拳!槍と拳の交差!撃槍ガングニール!》

 

 

 

響ちゃんと奏さんのギアを足して2で割った感じの姿(配色?)に目元を隠すバイザー(ネフシュタン装備のクリスみたいな感じ)

色は黄色ベースで手足がオレンジ、白黒の部分は響ちゃんの初期ギアと同じ感じ

腕部はナックルモードのスピアー装備が響ちゃんギアイメージ

それ以外は奏さんのギアをイメージしてます

基本構造だいたい同じ(に自分は見えた)なのでこんな感じかなと……もしかしたら2人のギアの切り替えって方が合ってるかも?

 

 

武器:ガシャコンスピアー

 

槍モード:もろ奏さんの槍、ただし、矛先の少し下辺りにABボタンがついている

キメワザスロットはWに出てくるメタルシャフトのマキシマムスロットように柄に斜めについている

 

ナックルモード:響ちゃんの拳みたいにスマート&スタイリッシュになったパラドクスファイターゲーマーのナックルをイメージしてください

 

 

なお、ニールちゃんの戦闘能力ですが

 

無手の場合

 

OTONA>NINJYA>(越えられない壁)>ニールちゃん>シンフォギア奏者

 

武器ありなら

 

OTONA>NINJYA>(越えられない壁)>シンフォギア奏者>ニールちゃん

 

 

ニールちゃん武器を使ったことないから必要最低限しか使えないため武器ありなら弱い、是非もないヨネ!

 

OTONAとNINJYAがおかしい?

いえいえ、これが普通ですよね

 

 

 

 

ついで:393(小日向 未来)

 

中学生にして愛の力により393化

原作より響に対する愛がヤバくなる可能性?

 

 

 

 

とりあえずこれだけかな?今のところは……………

 



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8話

授業半分聞き流してガングニールの変身音考えてたらなんとなく思い付いたので、ついでにこっちも書いて投稿
とは、言ってもおかしくないか確認してから書くから音を書きたすのは夜かな?


勉強しろ?内容理解したので大丈夫です(たぶん)

今回は前回から少し時間たってます


(ニールside)

 

はい、今私はリディアン近くのアパートの1部屋を借りて過ごしています。

 

え?お金はどうしたかって?

それはですね、町をたむろしていた不良の皆さんを少しぼk(ゲフンゲフン)お話したらなんでかは知らないですけど快ーく合計で数万ほどくださったんです。

ナンテヤサシインデショー(棒)

 

で、それを元手にネットでちょちょいと増やして、少なくとも1年は暮らせるほどに増やしましたよ。

バグスターウイルスによる情報収集はしましたが不正はしてませんからね?

 

 

戸籍も偽造したことがばれないように気を付けて作りましたし♪

犯罪?法律って裁けるの人間だけでしょ?私バグスター!(暴論)

いや、まあこれ以上犯罪になることはしませんけどね?

必要最低限ってやつです。

 

 

 

 

後、バグヴァイザーを解析した結果内部に沢山データが眠ってましたよ。

主にデータの入ってないガシャット、デュアルガシャットの作り方やらプロトガシャットと爆走バイクの作り方、バグヴァイザーツヴァイの設計図ですね。

 

移動手段としてバイク使えってことですかね?

ただ材料がないからなんとかして集めないとね……

 

 

さて、それじゃ探しに…(ゾワッ

 

 

ッ!これって、あの時の……もしかしてノイズ!?

 

 

とにかく嫌な気配のした方に行きましょう。

 

 

………(移動中)…………

 

 

付近のビルの屋上に来たんですが……いますね、ノイズ。

 

 

変身してもいいですが、今回はバグヴァイザーの試験運転といきましょう。

あとは生身でどこまでやれるかの挑戦です。

もちろん無理だと思えばすぐに変身しますよ?

 

 

神様製の上着のフードを被って、バグヴァイザーをチェーンソーモードで取り付けて……

 

 

《ギュ・イーン!!》

 

 

それじゃ、ここからは私のステージだよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「でぇぇぇやぁぁぁ!」

 

 

ザシュッ、ズバッ!

 

 

「ハァァァァ!!」

 

 

ドゴッ、パァン

 

 

 

ふふふ、弱いですね。

腕に付けたバグヴァイザーとマジカル八極拳でノイズが面白いように消し飛びます。

 

 

「ほいっ!」

 

 

後ろから突っ込んできた飛行型も振り向き様に振るったバグヴァイザーで切断、突進してきた人型も掌底で消し飛ばします。

 

さぁて、まだまだやりますよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……………とか言ったものの少し数多すぎません?

あれから10~15分は戦ってますが減ってる気がしません。

 

なんでなんですk(ズシン)ん?

 

突然の振動にそちらを向くと……大型が1体出てきました。

しかも体から小型ノイズを出してます。

 

お前か!

 

しかし、これは生身とバグヴァイザーだけではきついですね。

変身しますか。

 

それじゃ……(ブロロロ)はい?

 

上を向くとヘリコプターが飛んでいました。

扉が空いていてそこから身を乗り出してるのはあの翼さん。

 

なんで!?もしかして撮影!?なに考えてるの!?

 

 

そう思ってると、翼さんはヘリコプターから落ち大型の方へと……危ない!

 

 

「Imyuteus Amenohabakiri tron」

 

 

へ?これってあの時奏さんが歌ってたのと似ている?

 

 

すると翼さんは青の鎧に身を包み手には刀を持ち大型に斬りかかりました。

 

 

うわー、大型がキレイに真っ二つですね……

 

 

って感心してる場合じゃない、さっさと他のノイズ殲滅にいきますか。

 

 

 

 

………あの後翼さんもノイズの殲滅に動き、それからすぐに終わりました。

 

さて、それじゃ色々と気になることはありますけど帰るとしますか。

 

「そこのあなた、ちょっといいかしら?」

 

はへ?

 

 

 

 

 

(翼side)

 

 

市街地にノイズが出たと聞き、2課のヘリコプターで現場に急行している。

 

本来はそこでノイズを殲滅すれば終わりなのだが今回は違った。

 

避難を担当してる1課の人からの連絡でノイズと戦い、倒している人がいると聞いた。

 

それを聞いた司令はノイズの殲滅が終わり次第その人に接触し、2課に来てくれるように言ってほしいと言ってきた。

もしかすると以前反応があった謎のガングニールの持ち主の可能性があるからだ。

 

今回は反応がないが使っていないだけかも知れない。

 

そうこう思っていると現場についた。

 

ヘリから飛び降りると同時にシンフォギアを纏い、大型に斬りかかり真っ二つにする。

 

 

それを謎の人物はじっと見て感心しているようだった。

しかしすぐに動きだし、残りのノイズを殲滅に動いている。

 

手に持っている武器らしきものをふるいノイズを切り裂いたり、拳で殴り飛ばしている。

 

殴り飛ばしている姿が私と組み手しているときのおじ様の姿に重なったのは気のせいかしら?

 

 

 

 

 

そして、殲滅後

謎の人物は帰ろうとしてるのか背を向けたので呼び止める。

 

「そこのあなた、ちょっといいかしら?」

 

反応しこちらを向く。

 

「えーと、なんでしょう?」

 

声からすると女の人のようね。

ただフードを目深に被っているため素顔は見えない。

 

「こちらは特異災害対策課の者です、すいませんが本部まで同行を願います」

 

「えーと、拒否権とかはあったり………」

 

「残念ですがありません、抵抗しても構いませんがその場合は強硬手段を取らせてもらいます」

 

そう言って剣を構える。

 

「………そうですか」

 

そう言って彼女は右手に持っていた剣のようなものがついた武器?を180度回転させた…

抵抗しない、つまりは来てくれるということかしら。

 

「それではこち《チュ・ドーン》ら………え?」

 

「……ごめんなさい」

 

そう言って自らの足元に彼女の武器から発射された弾を撃ち大量の土煙が……って

 

「待ちなさい!」

 

そう叫び、彼女がいたであろう場所に向けて斬りかかる。

しかし剣は空を斬り土煙が晴れたころには私以外はいなかった。

 

上手く逃げられたようね、まずは司令に連絡かしら。

 

「すいません、司令

接触したんですが逃げられてしまいました」

 

「そうか……わかった

今回は残念だが次がある!

彼女が敵でないことを祈るが……」

 

「ええ、そうですね

では、帰投します」

 

「うむ、気を付けて帰ってこい!」

 

次は逃がさないわよ?

 

 

 

 

 

 

(ニールside)

 

あぶないあぶない。

あれだよね、特異災害対策課って国の機関だよね。

そんなところに捕まったら平和に暮らせないよ………

 

私がバグスターじゃなかったら捕まってたね。

たぶん次会ったときにまた言われるんだろうな……最悪戦闘に……

 

でも翼さんがそこに所属してるなんてどこにも載ってなかったんだけどな?

それにあの鎧も……いったいなんなんだろう?

 




リディアン入学まで書けなかった………書いても良かったけどきり悪くなるから止めた

翼さんってこんな感じだっけ?
防人な翼さんとかわいい翼さんが脳内で混ざってキャラわかんなくなってきてる……


次こそ原作に入れるはず!
頑張って書くよ………ぐだくだになってないよね?


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9話

うん、原作の開始ですね

ただし、今話はほとんど日常
最後に少しだけ戦闘?

あとまだ4日くらいしかたってないのにお気に入り70件越え……感謝です


(ニールside)

 

さて、およそ1年が経ち、いよいよリディアンに入学です!

 

響ちゃんと未来ちゃんも無事合格したみたいなので、これで友人として遊んだりできますね。

 

この期間でやったことはまず近くの中学に3年として転入して勉強したり、ノイズと戦ったり、特異災害対策課の人達(主に翼さん)から逃げたり………

 

何度か交戦になりましたがこちらは基本防御と逃げに徹したので、敵認定は………されてないと嬉しいかな?

 

初回は驚いていたので半分ほど素で話してましたが2回目以降は少しだけ話し方変えたので日常生活ではバレないはず……たぶん……きっと……メイビー………

 

 

あとノイズは大型以外は生身でいけるので体を鍛えるのも兼ねてそれでやってます。

 

大型も翼さんが斬ってくれてるので変身する機会がありません。

 

いや、まあこれ以上目をつけられたくないからいいんだけどね?

 

 

 

ではでは~学校へレッツゴー!

 

 

 

さてさて、クラスはっ……と、ここですね。

さーて、響ちゃん達は……いました!

 

だけどいきなり話しかけるのはね……うーん。

 

とりあえずなんとかして友達に……

 

とか考えてるうちに先生が来て自己紹介タイムに…

 

 

 

しばらくたって今は響ちゃんか。

 

「立花 響 15歳!誕生日は9月13日で血液型は0型、趣味は人助けで好きなものはご飯&ご飯!彼氏いない歴は年齢と同じ!

よろしくお願いします!」

 

響ちゃんその自己紹介変わってないのね……

 

 

 

 

…………と何人か回って次は私ですね

 

「ニール・バグスターです

こんな名前ですが一応日本人です

趣味としてもの作りやってます

よろしくお願いします」

 

まあ、無難にこの程度でいいでしょう。

もの作り……と言っても主にガシャットなんですけどね。

 

後で響ちゃんのところに行って自己紹介面白かったね的な感じで話しかけましょうか。

 

 

 

 

……全員終わったので今日はもうこれで終わりみたいですね。

 

さて、それじゃあいきますか。

 

「ねえ、ちょっといいかなー?」

 

「ほへ?私?」

 

「そうそう、あなただよ

さっきの自己紹介面白かったよ?

あ、私ニール・バグスター、ニールでいいよ?」

 

「うん!よろしくニールちゃん!

あ、私は……」

 

「響ちゃんだよね?」

 

「うん!」

 

「響ー?帰ろー?」

 

おっと未来ちゃんが来ましたね。

 

「あ、未来!わかった、ちょっと待ってて!」

 

「うん!あ、どうも

私は響の親友の小日向 未来です、バグスターさんだよね?」

 

「うん、そうだよ

あとニールでいいよ?」

 

「そう?わかった、よろしくねニールちゃん」

 

「よろしく、未来ちゃん!」

 

「それじゃあ、私たちは帰るから、またね

ほら、響帰るよ!」

 

「わー、未来待ってー」

 

「あはは、ばいばーい」

 

よし、無事に響ちゃんと未来ちゃんと友達になれたね

それじゃ私も帰りますかね?

 

「とーう、バグスターさんちょっといいかなー?」

 

「ヒャッ!」

 

うわっ、いきなり前に出てこないでよ……ってたしか板場さんだっけ?アニメ大好きと言っていた。

 

「ねえねえ、バグスターさんってアニメみたいだよね!」

 

「はい?」

 

いきなり何!?

 

「だってかわいいし、名前は外国人っぽいのに日本人なんてアニメじゃん!」

 

「え、あ、そう?よく……は、いないと思うけど流石にそれはないでしょ……」

 

「てなわけでどう?アニメについて何かどうぞ!」

 

へ?へ?へ?どういうこと?話通じてる?

 

「ちょっと弓美ちゃん、バグスターさんが混乱してるよ

大丈夫?」

 

「そうですよ、もう少し自重してください!」

 

「うっ……はーい」

 

面白いですね、この3人組は。

板場さん以外の2人はたしか寺島さんと安藤さんだったかな。

 

「あははは、もう大丈夫だよ

私はアニメより特撮の方が面白いと思うけどね」

 

「むっ……」

 

「むむっ……」

 

「……2人ともどうしたの?」

 

私と板場さんは暫くにらみ合い……

 

 

ガシッ

 

 

「あなたとはいい友達(ライバル)になれそうだね、板場さん、いや弓美ちゃん」

 

「こちらこそ、バグスターさん、いやニールちゃん」

 

「まあ、特撮の方が面白いけどね」

 

「いやいや、アニメだよ」

 

「「フフフフフ」」

 

「なんか二人が怖いんですけど……」

 

「あははは………」

 

寺島さんと安藤さんが何か言ってますが聞こえません。

アニメより特撮の方が面白いに決まってます。

 

 

 

 

そんなこんなあって5人の友達が出来、数日が経過。

今日も今日とで学校で勉強の日々。

そこで響ちゃんは……

 

「すいませーん、遅れましたー!」

 

毎日遅刻です……曰く、町を歩いていたおばあさんの荷物運びを手伝っていたやら、木から降りられなくなっていた猫を助けていたやら……

 

まあ、流石響ちゃんですね。

先生に怒られています。

 

 

 

そんなことが日常となっていたこの日の放課後。

 

私は家でガシャットの作成をしていました。

かなり出来てきているんですがまだ完成には時間がかかりそうです。

 

 

ゾワッ)

 

と、ノイズですね。

最近よく出ますね……

 

まあ、さっさと駆逐しますか。

平和な日常の為に。

 

 

 

 

………で、いつものごとく戦ってたのはいいんですが、どうやら響ちゃんがノイズのいるところを走り回っているようで……

 

とにかく助けに行こうと思い近くに転移したとき。

 

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

 

響ちゃんがいきなり歌いとてつもない光が………はい!?




とりあえずここまで


3人組とも関わらせたい→アニメvs特撮どちらが面白いかのライバルとしてアニメちゃんと関わらせる→必然的に残りの2人も出てくる
という発想からアニメちゃんとの対話はこうなりましたw
このやり取りに後悔も反省もしていない( ・`д・´)キリッ!



夕方までに続き書けたら出します
書けなかったら明日以降になりますが


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10話

よし、4時間ほど奮闘して書けた


戦闘シーンとか書ける人マジで羨ましい
今回も変身はしないよ

たぶん次あたりから出来ると思う


(ニールside)

 

光が収まり響ちゃんの方を見るとそこには奏さんの纏ってたのと似た鎧に身を包んでいました

 

どういうこと?それにさっきガングニールって言ってたよね?

私のと同じ感じ?

 

 

とりあえず響ちゃんのそばにもう一人女の子がいるので助けに向かいますか…

 

 

 

 

 

(響side)

 

今、私は混乱してます

 

学校の帰りにノイズと遭遇し、逃げてたら囲まれて歌が頭に浮かんだから口にしたらなんかメカメカしい鎧に包まれました

自分でも何言ってるかわかんないけどさ!

 

 

「おねーちゃん、格好いい!」

 

一緒に逃げてた子はとても目をキラキラさせています

 

でもピンチには変わりなくてどうしようか悩んでいると

 

 

「ハッ!」

 

 

フードを目深に被った人が現れノイズを倒しました

 

え、ノイズって攻撃当たらないんじゃ……

 

そしてその人は私の近くに来て

 

 

「………そこのあなた、早くその子を連れて逃げて

ノイズは私が倒すから」

 

 

そう言いました

 

 

「えっと、あなたは?」

 

 

「………それは今はどうでもいい、早くして」

 

 

そう言ってノイズの方に行ってしまいました

 

 

とにかく言われた通りに女の子を連れて逃げる

 

 

だけど逃げた方にもたくさんのノイズが……

 

 

「おねーちゃん……」

 

 

「大丈夫、私に任せて?」

 

 

とか言ってる間にノイズが来たので反射的に手を出してしまいます

 

しまったと思ったけど予想に反してノイズだけが炭になって砕けた

 

 

戦えるとわかった私は近くのノイズを倒していく

しかし、それも長くは続かなかった

 

装備が急に重くなって動けなくなったからだ

 

そこにノイズが突っ込んでくる

このまま死ぬのかと思ったけどその時に周りのノイズが一気に消し飛んだ

 

 

足音がしたのでそっちを見るとなんと青い鎧を纏った翼さんがいた

 

 

「呆けない、死ぬわよ!」

 

 

そう言って歌いながら残りのノイズに斬りかかる翼さん

ただなんか睨まれてる気がしたんだけど……

 

 

いつの間にかこっちに来ていたさっきのフードの人も一緒になってノイズを倒していきます

 

 

 

 

全てが終わったとき、黒服の人達がどこからか来て作業を始めました

私は貰った飲み物を飲んで温まってます

 

そして、翼さんとフードの人はと言うと……

 

 

「今日こそ、ついてきてもらいます」

 

 

と、フードの人に向かって斬りかかり……えっ!?危ない!

 

 

「………だから行かないって」

 

 

そう言ってフードの人はいつの間にか手に付けてたゲーム機みたいなもので剣を受け止め、翼さんを吹き飛ばし近くの建物の上に跳躍する

 

そして、帰るのか背を向けた……あ、お礼言ってない!

 

 

「あ、すいません!フードの人!助けてくれてありがとうございました!」

 

 

とりあえずお礼を言う

あの人はちらっとこちらを見たのち、何も言わずにどこかへ行った

 

 

それを見ていた翼さんはどこかと連絡をとっているみたい、何話しているかはわかんないけど

 

 

作業していた黒服の1人がこちらに来て

 

 

「すいません、ちょっとよろしいですか?」

 

 

「はい、何ですか?」

 

 

「特異災害対策課の者です、本部まで同行を願います」

 

 

え、まあ仕方ないか、私も聞きたいことあるし

 

 

「はい!わかりました!」

 

 

「では、すいませんが」

 

 

ガチャリ)はい?

 

 

………手錠?なんで?

 

 

「すいません、念のためですので」

 

 

ええーーーーー!!やっぱり呪われてるよー!!

 

 

 

 

 

 

などと色々あったあと、私は特異災害対策課機動部2課というところの本部に来ました

場所ですがなんとリディアンの地下にありました!

 

いやー、驚きですね……

 

そこでまず、メディカルチェックを受けたのち

何故か歓迎会に……

 

 

 

とりあえず自己紹介されて

 

大柄の男の人がここの司令の風鳴弦十郎さん

なんと翼さんの叔父らしいです

 

 

メディカルチェックしてくれた女の人が自称出来る女の櫻井了子さん

 

 

そしてオペレーターの藤尭さんと友里さん

 

 

後は翼さんのマネージャーでもある緒川さん

 

 

皆いい人です!

 

 

 

その後、私や翼さんの纏ってた鎧について説明を受けた

シンフォギアというvsノイズ用の装備だそうで

 

歌うことでエネルギーを出しノイズと戦う力を得るとか

 

なんかもっと難しいこと言ってたけどこれくらいしか分からなかった

 

 

それならあのフードの人もシンフォギアを持ってるのかと聞いたが帰ってきた答えは分からないとのことだ

 

反応がなく、どうみても生身なのにノイズと戦えている謎の人らしい

 

 

とりあえず今日は遅いからこれくらいで、残りは明日にまた話すみたい

 

 

未来が心配してるだろうし早く帰らないとね

 

 

 

 

(ニールside)

 

 

響ちゃんが特異災害対策課の人達に付いていった次の日の夜

 

 

また現れたノイズを倒し、ついでに響ちゃんの様子を見てみることに……すると

 

 

「そうね、戦いましょうか、私とあなたで」

 

 

「え?」

 

 

何を話しているのかは聞こえませんが雰囲気からしてなんかヤバいです

 

響ちゃんが翼さんに剣を突きつけられています

 

そして響ちゃんに斬りかかる

 

響ちゃんはなんとか避けたが翼さんは攻める

 

 

 

んー、助けに言ってもいいですが………まずはこっちをなんとかしないとね

 

 

「おう、少しいいか」

 

 

「………なんです」

 

 

大柄な男の人が後ろに立っていました

 

 

「まずは自己紹介をさせて貰おう

俺は特異災害対策課機動部2課の司令、風鳴弦十郎だ!」

 

 

「………2課?1課しかないんじゃ……」

 

 

てか、司令がここにいていいのかな?

 

 

「うむ、オフレコで頼みたいんだがノイズとの戦闘を担当する2課も存在している!」

 

 

「………そう……で、そこの司令が何の用?」

 

 

「うむ、少し話がしたいと思ってな

まずは1つ、うちに来てはくれないのか?」

 

 

「……いかない、私はただ平和に、自由に暮らしたいだけだから」

 

 

「ふむ、なら何故戦う?

平和に暮らしたいなら戦わなくていいはずだが?」

 

 

「……知り合いがノイズに殺されるのは嫌だから」

 

 

「そうか……では、もう1つ

 

君は敵か?」

 

 

「…………………敵ではない」

 

 

「ふむ、よくわかった

ではな

気が変わればうちにくるといい」

 

 

えっ、これで終わり?

 

 

「………聞かないの?」

 

 

「何をだ?」

 

 

「………なんでノイズと戦えるかとか」

 

 

「聞いても答えてくれんのだろう?

なら聞かなくても同じだ」

 

 

「………お人好しだね」

 

 

「おうとも!よく言われるさ!

さて、そろそろ翼を止めるとするか」

 

 

そう言って司令さんは跳んでいきました

 

 

 

いや、あの人まじで人間なの!?

 

翼さんが振り下ろした巨大な剣を片手で止めてますし………

 

変身しても勝てる気がしないんだけど…………

 

 

まあ、何はともあれ良かったのかな?

 

 




響ちゃん初変身とvs翼さん(の裏側で行われたニールちゃんと司令の対話)までは書けた

うん、ニールちゃんが混じってる以外はここらはほぼ原作通りだから1つに纏まるよね


次(ネフシュタン出現)辺りから少し変わるかな?


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11話

VSネフシュタンです

自分なりに頑張って書きましたがあまり期待しないで見てください

ニールちゃんの発言に一部仮面ライダーネタありますが完全にニールちゃん(と作者)の趣味です、ストーリーにはほとんど関係ありません


あとなんかルーキー日間で38位に入ってました……感謝です


(ニールside)

 

弦十郎さんとの話し合いをしてから暫く経ったあと、私は弓美ちゃんたちに流れ星を見に行かないかと誘われた

 

最近、ガシャットの開発やノイズとの戦いばかりだったので息抜きにちょうどよく、参加することにしたのです

 

ちなみに響ちゃんも未来ちゃんと見に行くようで楽しみにしていました

 

 

 

 

そして当日、ノイズの反応がありますが2課の人達がいるのでたぶん大丈夫だろうと思い、流れ星を見に来ています

響ちゃんはどうやら2課に所属したようなので、ノイズ退治の方に行ってると思いますがね

 

 

「ヒャー、いいねー、流れ星は」

 

 

「そうだねー」

 

 

うんうん、一休みにいいですね

 

 

 

 

ですが…

 

 

(ノイズがさっきから続けて出現している?それも同じ場所に…嫌な予感がします、流れ星は充分楽しんだのでやっぱり行きますかね)

 

 

「ごめんねー、ちょっとこの後用事あるから先に帰るね?」

 

 

「はーい、ニールちゃんまたねー」

 

 

「ばいばーい」

 

 

 

 

3人組から見えないところまで行き、例の上着を来て現場に転移で向かいます

 

 

すると………

 

 

「はっ!のぼせ上がるな、人気者!

アタシの目的ははなっからあいつをかっさらうことだ!」

 

 

白い鎧を纏った女の子が翼さんとノイズによって拘束された響ちゃんの前に立っています

 

てか、響ちゃんを拐うって?

 

ふーん、そっか、そっか

 

ギルティですね

 

 

バグヴァイザーを付けて飛び出し、まずはビームガンモードで響ちゃんを拘束しているノイズを狙い打ちます

 

 

《チュ・ドーン》

 

 

「「「!?」」」

 

 

撃ち抜かれたノイズは炭になって消えます

 

響ちゃんの無事を確認した私は白い娘に向かって攻撃します

 

しかし、両手に持った鞭で捌かれ逆に反撃をくらって吹き飛ばされてしまいました

 

 

そして、彼女は近づいてきて

 

 

「ちょうどいい、てめぇも機会があれば連れてこいとのことなんでね

捕らえさせてもらうぜ?」

 

 

こう言った

 

はは……私も捕まえる?ええ、いいでしょう

 

彼女は確かに強い、今の翼さんと響ちゃんでは勝てないだろう

なら誰が戦うんです?

 

私です

 

 

私が今変身しなければ、どうするってんです

 

 

起き上がった私はバグヴァイザーをしまいゲーマドライバーとガングニールガシャットを取り出しました

 

 

 

 

 

(ネフシュタンside)

 

 

フィーネから融合症例を拐ってこいと言われて欠片どもの前に出た

人気者の方はアタシの纏っているネフシュタンを見て怒り、突っ込んで来た

 

融合症例の方にはソロモンの杖で召喚したノイズを向かわせた

 

 

融合症例をノイズで拘束し、人気者も吹き飛ばしたので連れ帰ろうとするとふざけた音と共にノイズが撃ち抜かれた

 

やったのは例のフードの野郎だ

こいつも興味深いとかで可能なら連れてこいと言われていた

 

そのまま攻撃してきたから鞭で捌き、反撃をくらわせる

キレイにヒットし、吹き飛んだのでそいつも捕らえようと近づく

 

 

が、そこで起き上がったそいつは手に持っていた武器らしいものをしまいオモチャのような物を2つ取り出した

 

それを見たアタシはふざけてるとしか思えなかった

 

 

「抵抗を諦めて遊びでもするのか?ええ?」

 

 

少しドスを聞かせて言うとそいつは口元をニヤリとさせて

 

 

「………そうだね、ゲームスタートだ!」

 

 

そう言い大きい方を腰に当てる

するといきなりベルトが展開されあいつの腰についた

 

どうなってんだよ、あれ

 

そして、もう1つの方を構えスイッチらしいところを押した

そこで鳴った音に欠片どもも一緒に驚いた

 

 

《撃槍・ガングニール!!!》

 

 

「「「!?」」」

 

 

さらにあいつの後ろにgame startと書かれた画面が現れ、そこから様々なメダルが飛び出してくる

 

 

いや、まじでどうなってんだよ……

 

 

それをあいつは腰に着けた機械に差しこみ…

 

 

《ガシャット!》

 

 

「………変身!」

 

 

そう言い、レバーを開く

すると

 

 

《ガッチャーン!レベルアップ!》

 

 

《敵を倒す槍!仲間を守る拳!槍と拳の交差!》

 

 

《撃槍ガングニール!!!》

 

 

そんな音声と共に姿を変えた

その姿は融合症例のギアと似ているがところどころ違う

素顔を見せない為かアタシのと似たバイザーもついている

 

 

「てめぇ、なにもんだ?」

 

 

「私は………ガングニール、ただの通りすがりの仮面ライダーだ、覚えておいて」

 

 

はっ、聖遺物そのものとでも言う気かよ

てか、仮面ライダーってなんだよ、ギャグか?

 

まあいいぜ、やってやるよ仮面ライダーとやら

相手になってやるよ!

 

 

こちらが鞭を構えるとあいつは自分の周りに浮かべたアイコンに触れる

 

 

《ガシャコンスピアー!!》

 

 

そんな音声と共に槍が召喚された

 

それを構え、一歩踏み出したかと思うと次の瞬間にはアタシの目の前に居た

鞭をふるう間もなく槍での連撃を叩き込まれる

 

あいつの攻撃の勢いを利用し、距離をとり鞭をふるう

それをあいつはバックステップで避ける

 

 

《マッスル化!》

 

 

その時にあいつは近くのメダルに触れ取り込んだと思えばそんな音声がなる

 

 

が、気にせずに鞭の先端からエネルギー玉を発射しソロモンの杖からノイズを出し突っ込ませる

それらを避けるなり迎撃なりした隙に鞭をふるい決着をつけるつもりだった

 

あいつはベルトにさした物を抜き、槍についているスロットに差し込んだ

 

 

《ガッシューン》

 

 

《ガシャット!キメワザ!》

 

 

《撃槍!クリティカル・フィニッシュ!!》

 

 

そんな音がし、槍にエネルギーがたまる

それをあいつは投擲した

 

すると無数に増え、光弾とノイズを全て貫いた

そのさいに起きた爆発であいつを見失った

 

 

《ズ・ガーン》

 

 

その音と同時にあいつが煙の中から飛び出し、いつの間にか装備していた融合症例のギアのような籠手で殴りかかってきた

 

あいつの拳はさっきまでの槍の攻撃とは比べもんにならないくらい威力が高かった

 

吹き飛ばされるがなんとか倒れずに踏ん張る

そして反撃に移ろうとしたが体が動かなかった

 

 

 

 

(翼side)

 

 

圧倒的

 

それが私の今見てる光景に相応しいだろう

 

ノイズを狩っていると現れたネフシュタンの鎧を纏った少女

 

2年前に私の不始末で奪われたあの鎧を見たときには頭に血がのぼり、突っ込んだが簡単にいなされた

 

さらにノイズを自在に操り、奏のガングニールを持っている立花という少女を拘束した

 

狙いが私ではなくあの子だと知り、危うく連れ去られそうになったところを例のフードの彼女が現れた

 

 

そしてネフシュタンと戦うが完全聖遺物のスペックは高く、生身であろう彼女はすぐに吹き飛ばされた

 

彼女も捕まえる気だったようで近づくが

 

 

そこで彼女は奏のガングニールとよく似た姿に変身し、これまた奏の槍と似たものを持ち、ネフシュタンと戦闘を再開

 

自らをガングニールと名乗り、ネフシュタンを圧倒

 

さらには奏の《STARDUST∞FOTON》とよく似た技も使用した

 

その後は立花のギアと似た籠手を装備しネフシュタンに殴りかかり吹き飛ばす

 

 

そこに私は影縫いを使用しネフシュタンの動きを止める

 

 

「てめぇ……」

 

 

「仮面ライダーとやら、貴女には聞きたい事が増えたけども……今はこちらよ

防人の覚悟、見せてあげるわ」

 

 

「……まさか、歌うのか!?」

 

 

そう、今の私がネフシュタンに勝つには絶唱しかない

だからこそ歌う

 

 

「月が出てる間に終わらせましょう?

 

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

 

Emustolronzen fine el baral zizzl…

 

 

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

 

Emustolronzen fine el zizzl………」

 

 

 

絶唱の一撃を放つ、体中から血が吹き出るが気にしない

 

大ダメージを負ったネフシュタンはそのまま撤退したようだ

 

 

司令と了子さんがこちらに近づいてきたのが見えた

ネフシュタンが現れたのでこちらに駆けつけたのだろう

 

 

「これが防人の覚悟よ……」

 

 

そこまで言って私は倒れた

 

 




戦闘シーン上手く書けたかな?


あとこの世界は仮面ライダーは放送されてません
その他の特撮系はありますがね
そのため誰も仮面ライダーネタを理解してくれないという悲しみをもってるニールちゃんという裏設定があります


※撃槍・クリティカル・フィニッシュ
文中での通り《STARDUST∞FOTON》そのものである


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12話

ネフシュタン戦後~デュランダル移送作戦前 です

この間に特に原作ではイベントなかったよね?よね?


(ニールside)

 

翼さんが30秒から1分ほどの歌を歌ったかと思えば白い子を倒した

 

というか影に剣をさして動き止めてたけどあれ、もしかしなくても忍術だよね!?翼さん忍者だったのか……

 

しかし、全身血濡れでひどいことになっていますね…

 

 

弦十郎さんや響ちゃん、あと知らない女の人が翼さんの側に行って応急処置やらをしています

 

 

死なれると響ちゃんとかが悲しむので少し力を使うことにしました

 

 

翼さんに近づく

 

弦十郎さんたちには少し警戒されたが害を加えないことをなんとか説明し触れる

 

 

そして、申し訳程度に癒す

 

 

その後はすぐに撤退したのでどうなったかはわからないが死ぬことはないだろう

 

 

 

 

 

 

 

(弦十郎side)

 

翼が絶唱を歌い病院に運ばれてから数日

 

 

あのフードの少女、自身をガングニール、ないし通りすがりの仮面ライダーと名乗ったあの子の調査をおこなったが全く手がかりが見つからない

監視カメラのない場所に行ったが最後、周囲のカメラに一切写らなくなりいつの間にか消えている

 

この少女は1年ちょっと前に観測されたガングニールの持ち主だろう、実際にガングニールの反応もあった

 

本人は以前、敵ではないと言っていた

その言葉に嘘はないだろう、俺の勘がそう言っている

 

 

それにあの時血濡れの翼に触れるとほんの少しだけだが翼の顔色が良くなった

何をしたかはわからんが助けてくれたのは間違いないだろう

 

だが、あのノイズを操っていると思わしきネフシュタンの一味がいる以上、あの子が狙われる可能性がないとは言えない

 

次にあったときは是非とも保護及びあのガングニールについて話を聞きたいところだ

それと手合わせもな、見たところ八極拳と思わしき動きをしていたからな

立ち振舞いからしてかなりの使い手だろう

 

 

 

さらに響君が弟子入りを志願してくるということもあったが今の問題は完全聖遺物デュランダルの移送作戦だ

 

先日、広木防衛大臣が暗殺され色々と不安があるが決行されることとなった

翼がまだ目覚めていないため奏者は響君一人だ

 

 

それに備え、響君に修行をつけかなりの武術を教えた

 

これでネフシュタンの少女が現れてもある程度は互角に戦えるだろう

 

 

後は上手くいくことを願うだけだな

 

 

 

 

(ニールside)

 

ちょっと最近あの白い子やらが出てきて情報が足りなくなって来ているので久々に響ちゃんの中に入り2課にお邪魔することに

もちろんバレないように夜中にこっそりと戻りましたよ

 

 

そして、把握したことはあの白い鎧の名前はネフシュタンの鎧だそうで完全聖遺物なるものだそうです

で、響ちゃんや翼さんの纏ってるのがシンフォギア、こちらは聖遺物の欠片を使っているそうです

 

響ちゃんが私と同じガングニールで翼さんは天羽々斬だそう

 

そして、今度2課の持つ完全聖遺物デュランダルとやらの移送作戦があるとか

翼さんが参加できないので響ちゃん1人に

 

なので一応ついていくことにします、ネフシュタンの子が出たらしんどそうですしね

 

車で移動するみたいなのであのガシャットを完成させた方がいいですかね

 

 

 

 

それじゃ響ちゃんが2課から出たら早速家に戻って作成ですね

 

 

 

 

 

 

(ネフシュタンside)

 

 

「じゃあ、次はこれをとってきなさい」

 

 

そう言ってフィーネが渡してきたのは、次の目標である完全聖遺物デュランダルについて書かれたものだ

 

ご丁寧にその移送計画についても書かれている

 

 

「ふーん、わかった」

 

 

「そう、失敗はしないように

したら……わかってるわよね?」

 

 

ヒッ!あのビリビリはやだ!

 

 

「お、おう!わかってるって

アタシに任せろよ、フィーネ」

 

 

そう言って準備のために部屋を出ていく

 

 

「仮面ライダーとやら……次は負けねぇ、覚悟しやがれよ……」

 

 

 




今回はここまで

次は皆大好き?天下の往来独り占め作戦です


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13話

お気に入り100件越えてた……

こんな作品ですがこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m

あとやっぱり戦闘シーン上手く書けない………前よりも色々と無理ある上にくそ下手ですがどうぞ


(ニールside)

 

いよいよ始まったデュランダル移送作戦ですが、やっぱり来てますね、ノイズ

 

 

あ、今は見つからないように2課の車から少し離れたところで見ています

 

 

では、完成したこれの試運転も兼ねて響ちゃんの代わりにノイズを倒してあげますか

 

その代わりデュランダルちゃんと守ってよ?

 

 

 

 

 

 

(響side)

 

 

了子さん命名?の「天下の往来独り占め作戦」が始まりました

 

 

暗殺された防衛大臣さんの犯人探しという建前でひいた検問の中を突っ込んでいき一直線にデュランダルを運ぶという作戦です

 

 

最初は車で移動していたんですが、ノイズが現れエージェントさんたちの車が飲み込まれます

 

師匠から敵の攻撃を抑えるために薬品工場へ向かってくれと連絡があった

 

しかし、ノイズがたくさんいるのでどう突破しようかと思っていると

 

 

《キメワザ!》

 

 

《爆走!クリティカル・ストライク!》

 

 

そんな音が聞こえ、バイクに乗ったあの仮面ライダーさん?が後ろから来てノイズに突撃していきました

 

ぶつかったノイズは片っ端から炭になっていきます

 

 

バイクって凄いんだね……

 

 

「響ちゃん、あの人がおかしいだけで普通はバイクでノイズは倒せないわよ?」

 

 

了子さんに考えていること読まれた!

 

 

あと仮面ライダーさんが私たちの横を通った時に「ノイズは任せて」と言ってきたので私は了子さんと共に師匠に言われたところに向かいました

 

 

 

 

 

そこに向かったところで、あのネフシュタンの子が現れデュランダルを奪う為に攻撃してきました

 

 

了子さんにデュランダルを託し私はネフシュタンと戦います

 

 

師匠に習った武術で戦っていましたがその途中にデュランダルのケースが光輝き、中から剣が飛び出します

 

これがデュランダルなのでしょう

 

 

あの子が取ろうと飛びましたが取らせるわけにはいかないので阻止して、私が確保しました

 

 

その時、頭に(スベテヲコワセ)と鳴り響き私の意識は消えていきました

 

 

 

 

 

 

 

(ニールside)

 

 

響ちゃんの代わりにノイズの駆逐を開始してしばらく、数が減ってきたところで響ちゃんの方でもの凄いエネルギーが発生しました

 

 

 

どうみても何かが起きてるのは確実なので急いでそこに向かうことに

 

 

そこで見たのはネフシュタンの少女と金色の剣を持ち、全身が黒に飲み込まれ、獣のように唸っている響ちゃんでした

 

 

とにかく現状の把握のためにネフシュタンに聞いてみることに

 

 

「……なにがあったの」

 

 

「…てめぇか、はっ、大方聖遺物の暴走だろうよ」

 

 

暴走ですか……ヤバそうですね

 

そう思っていると響ちゃんはこちらに向けて剣を振りかぶり……って危ない!

 

 

急いで避けると地面には物凄いヒビがはしりました

衝撃は凄まじくここままでは町が危ないです

 

 

「おい、一時休戦だ、手伝え、あいつを止めるぞ

あれはヤベェ」

 

 

ネフシュタンが提案してきましたがそれはこちらも願ったり叶ったりです、ここで三つ巴は嫌なのでね

 

 

「…わかった、行くよ」

 

 

 

 

 

(ネフシュタンside)

 

 

仮面ライダーと一時的に手を組み暴走した融合症例と戦い始めたアタシたち

 

 

鞭の一撃もあいつの槍での攻撃も当たってはいるが効いてる気配がしねぇ

 

 

《ズ・ガーン》

 

 

あいつは槍を籠手に変形させて殴りかかるも逆に殴り飛ばされる

アタシたちは何回も吹き飛ばされ地面に叩きつけられる

 

いっこうに止まらない融合症例

どうすればいいか悩んでいると

 

仮面ライダーが変身に使ったのと似た物を取り出しスイッチを押した

 

 

《シャカリキスポーツ!》

 

 

その音と同時にまたgame startの画面が出て今度はそこから自転車が出てきた

 

 

は!?なんで自転車なんだよ!?しかも勝手に動いてるし!

 

 

アタシのそんな驚きを無視してあいつはレバーを閉じさっきのを装填する

 

 

《ガッチョーン》

 

 

《ガシャット!》

 

 

「……着装」

 

 

そう言いレバーを開く

 

 

《ガッチャーン!レベルアップ!》

 

 

《撃槍ガングニール! アガッチャ!》

 

 

《シャカリキ!メチャコギ!ホットホット!》

 

 

《シャカシャカ!コギコギ!シャカリキスポーツ!》

 

 

そんな音が鳴り、自転車を頭から被った

 

………もう驚かねぇぞ、こいつなんでもアリだな

 

 

肩についたタイヤを融合症例に投げ、ブーメランの如く何度も連続で当てる

それにより融合症例の動きが止まったとき、あいつはこっちに近づいてきて

 

 

「…全力の一撃で決めるよ、ひとっ走り付き合ってくれる?」

 

 

「……いいぜ

やってやるよ!」

 

 

あいつは右手にタイヤを持ち、変身に使った2本目の方を体の横についてるスロットにさし込みスイッチを2回押した

 

アタシは鞭を構えエネルギー玉を生成する

 

 

《キメワザ!》

 

《シャカリキ・クリティカル・ストライク!》

 

 

 

《NIRVANA GEDON》

 

 

そして、それぞれを放った

 

 

それは融合症例に直撃し小さくない爆発を起こした

 

発生した煙が晴れると、そこには気を失った融合症例とデュランダルが落ちていた

 

 

回収しようと思ったが仮面ライダーがいる上、アタシもかなり疲労している

 

仕方なく撤退することにした

 

 

 

(ニールside)

 

 

いやー、響ちゃんマジヤベーイ

 

暴走しただけであんなことになるとは………

 

 

とりあえず、爆走バイクとシャカリキスポーツは正常に稼働しましたね

ネフシュタンの子はとても驚いていましたが当たり前ですよね

私も初めて見たときは驚きましたもん

 

 

そして2課の人たちが来るまで響ちゃんとデュランダルをみておくことに

 

2課の職員さん達が来てすぐに響ちゃんが目を覚ます

いくつか確認していたが特に問題ないようだった

 

 

 

響ちゃんの無事を確認した私はいつものようにカメラのない物陰へ行き、転移で家に戻った

 

 

この先どうなるんですかね?




なんか色々と早足な上おかしいような気もするけどこれでデュランダル移送作戦は終わり

どうしても戦闘シーンはかなりカットされる上、クオリティも低い……
上手く書けるようになりたい……

ニールちゃんはレベル3以降用のガシャット使用時は「着装」と言います

爆走バイクはレーザーターボが使ったあのバイクを呼び出し乗り物として使う&キメワザ専用
シャカリキスポーツはエグゼイド原作と特に変更なし
スポーツゲーマーを呼び出し装備する
もちろん普通に自転車としても使用可能である

なおこの話のボツ案として
1:デンジャラスゾンビガシャットを生み出しゲンムレベルXに変身して暴走響ちゃんと戦闘、終わればガシャットは修理不可なレベルまで壊れる

2:響ちゃんではなくニールちゃんがデュランダル確保して暴走、バグヴァイザーを使用し何故かゲムデウスになって暴れる

という2案がありました
1はMのような力なら可能かなと思ったが違うのでボツ、2はゲムデウスを倒せる人がいないと思ったのと描写を書けないと思いボツとなりました


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14話

デュランダルの後って響ちゃんvsイチイバルクリスちゃんで合ってるよね?
で、未来ちゃんに奏者バレするっていう

あ、響ちゃんと翼さんの仲直り&汚部屋発覚はニールちゃんというイレギュラーがいても原作そのままなので残念ながらカットです

あと今回はニールちゃん戦わないよ?




(ニールside)

 

デュランダルの移送作戦が終わり何日か経ちました

翼さんも目覚めて復帰したみたいですし良かった、良かった

 

でも追い回されたくないという意味ではまだ復帰してほしくなかったんだけどね………

 

学校での生活も慣れてきて、響ちゃん達の他にも何人か友達が出来ました

 

 

まあ、それはどうでもいいので置いといてこの前暴走した響ちゃんですけど、特にケガもなく普通に学校に来ていました

 

で、この日は響ちゃん、未来ちゃんと一緒にふらわーというお好み焼き屋に行くことになりました

 

 

やっぱり響ちゃんは豪快に食べますね、私と未来ちゃんはそんなに食べれませんでしたが

 

いやー、ふらわーのお好み焼きは美味しかったですね

また来たいです

 

 

そんな美味しいご飯を食べて3人で帰る途中

 

 

 

 

 

目の前にノイズが現れましたよ、わーい………

 

 

いやいや、この状況まずいでしょ

響ちゃんも変身するわけにはいきませんし…

 

 

とか、思ってたんですが

 

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

 

変身しちゃったよ、響ちゃん

 

 

「え、響!?」

 

 

「響ちゃん!?」

 

 

とりあえず知らなくて驚いているふりをします

 

 

「ごめん、2人とも

また後で説明するから今は逃げて」

 

 

そう言って響ちゃんはノイズと戦闘に入りました

 

未来ちゃんが放心状態になっているので手を引っ張り離れたところに行きます

 

 

 

その後、私は未来ちゃんと一緒に隠れ、安全の為とか言って周りを警戒するふりをしてこっそり響ちゃんの方を見ています

 

 

 

 

今は、ノイズの後にネフシュタンが現れ響ちゃんと戦っています

声はなんとか聞こえてるくらいです

けっこう途切れてるので大半はわかりませんが

 

 

今までと違い響ちゃんがネフシュタンを圧倒しています

 

あ、キレイにボディーブロー入った

 

この前といい響ちゃん強くなったねぇ………

 

 

「ねえ、なんで響は戦ってるのかな……?」

 

 

隠れている未来ちゃんが話しかけてきました

 

 

「私にもわかんないよ……」

 

 

と、答えますが嘘です、ごめんね未来ちゃん

 

 

 

で、ネフシュタンとの戦いですが響ちゃんが押していたところで

 

 

「アーマーパージ!」

 

 

「うひゃあ!」

 

 

なんとネフシュタンが鎧を飛ばしました

 

あれ、これまさかの路上で裸になるパターン!?

 

とか思っていると

 

 

「Killter Ichaival tron」

 

 

響ちゃんや翼さんと似たような歌が聞こえ……え?

 

 

「歌わせたな

この雪音クリスに……大嫌いな歌を歌わせたな!」

 

 

ふーん、ネフシュタンの子は雪音クリスって名前なんですか

さっきまでと違いバイザーがないので素顔がバッチリです

 

というかこれって素性隠していた意味なくなりましたよね……

なんか誰かから命令受けていたっぽいのでこれでその人が誰かバレそうな気がしますね

 

……上司の方、御愁傷様です

 

 

まあ、そこは置いといて、歌からして纏っているシンフォギアの名前はイチイバルでしょうか

 

両手にガトリング銃を展開して撃つ

腰から小型のミサイルを発射する

 

……どこかのロボットアニメでしょうか?

 

 

 

 

それでも響ちゃんがなんとか避けて再びボディーブローを……うん、響ちゃん優勢ですね

 

と、そこでクリスさんや響ちゃんがいきなりキョロキョロしたかと思うと

 

 

「は!?おい、待ってくれよ、◯◯……◯◯!」

 

 

クリスさんが走り去って行きました

 

上司っぽい人の名前言ってましたが上手く聞き取れませんでしたね……

 

 

とりあえず未来ちゃんを安心させることにして

 

 

「未来ちゃん、終わったみたいだよ」

 

 

「あ、うん……」

 

 

それで響ちゃんの元に行くことに

 

 

 

 

出動してきた2課の人たちから見たことを言わないようにと警告と書類を書かされてから響ちゃんと話をすることになったんだけど……

 

 

「えーと、その…未来?」

 

 

「もう響なんて知らない!」

 

 

「あ、未来、待って!」

 

 

なんか説明を受けたあと未来ちゃんが響ちゃんから逃げるように帰って行きました……

 

 

「あははは……響ちゃん、未来ちゃんとの仲直り頑張ってね?」

 

 

「ニールちゃーん……私、呪われてるよー」

 

 

「いくら言えないことだとはいえ、自業自得じゃないかな?」

 

 

「ニールちゃんヒドイ!」

 

 

「とにかく私も帰るね? ciao」

 

 

「チャオ?」

 

 

「バイバイって意味だよ」

 

 

「あ、うん、またね!」

 

 

 

 

 

 

 

家に帰った私はガシャットの作成に集中することに

 

 

さて、次はこの2つを完成させるとしますかね

飛行型にビームガンモードのバグヴァイザー以外での対抗方法はあった方が良さそうですしね

 

 

そういえば仮面ライダークロニクルガシャットはまだ起動しないんですよね……スイッチ押しても反応がいっこうにないので壊れているのかと思い調べても正常ですし……

 

 

まあ、いつかなんとかなるでしょ




たぶん次ニールちゃんが戦うのフィーネとの戦いかもしれない……

仲直り編がいっこうに書けないのにフィーネ戦の方はほぼできかけという………どうしよう……


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15話

仲直りシーンをどうするか悩んだ結果、未来ちゃんと響ちゃんの仲直りの場面にニールとして一緒にいさせるよりもガングニールとしてクリスちゃんがOTONAに説得される場面に登場させる方を書いてみたら書けたのでそっちにした
なんか無理矢理感あるけど……


そして、この話よりも先に無印編最終決戦(その1)が書き終わった…何故だ?


(ニールside)

 

響ちゃんが奏者だということが未来ちゃんにバレて数日

私は今、未来ちゃんと一緒に町を歩いています

 

 

まあ、未来ちゃんの愚痴に付き合っているってやつです

 

内容?うん、響ちゃんとケンカしてその愚痴のはずなのに何故か口の中が甘くなったよ

 

ナンデダロウネ………

 

 

 

ですが……未来ちゃんが何かを見つけたようで一人で走っていっちゃいました

 

人混みに揉まれてしまってどこに行ったかわからなくなったのでとりあえず近くを探すことに

 

 

全く見つからずに1時間ほどが経過したころノイズ警報がなったので人のいないところへ移動し変身

 

ノイズと戦闘を開始した

 

 

 

 

(未来side)

 

 

ニールちゃんに愚痴を聞いてもらっていたが、倒れている人を見つけたのでニールちゃんをおいてその子の元にいった

 

近くにいくとその子はお腹がすいて倒れていたみたいなのでふらわーに連れていった

 

そこで、名前を聞くと彼女は雪音クリスと名乗ってくれた

人形さんみたいな髪でほんとキレイ……

ご飯を食べさせた後、少し話をした

 

そこで名前は出さなかったけど響とケンカしたことを話した、すると

 

 

「まあ、その……なんだ

アタシには友達や親友ってのがいないからよくわかんねぇがよ

その親友と仲直りしたいなら一度腹割って話してみろよ」

 

 

そう言われた

てか、クリスって友達いないんだ

 

 

「そっか、そうだよね

ありがとう、一回話してみるよ」

 

 

「おう、そうしな」

 

 

「それじゃあ……(ウーウーウー)これは!?」

 

 

「ん?なんだ?この音?」

 

 

え?クリス知らないの!?

 

 

「ノイズ警報だよ、ノイズが出たときになるの」

 

 

「なんだと!?……(っ、まさか…)」

 

 

クリスが何かぼそぼそと言ったあといきなり走っていった

 

って、そっちはシェルターとは逆だよ!?

 

 

「未来ちゃん、逃げるよ!」

 

 

ふらわーのおばちゃんにそう言われクリスが心配だけどとにかく避難することにした

 

 

 

 

その後、おばちゃんがケガをした上、ノイズに襲われたけど響が来て助けてくれた

 

その時にクリスに言われたとおり自分の本音を響にぶつけて仲直りした

 

お礼を言いたいから無事でいてね?クリス…

 

 

 

(クリスside)

 

 

アタシは今、イチイバルを纏って一人でノイズと戦っている

 

これはたぶんフィーネが口封じにアタシを始末しようとして出したやつだ

 

アタシのせいで関係ない人達が死ぬのは許せねぇ

 

その思いでノイズどもを撃ち抜いていた

 

 

が、一人では無理があったようで後ろから来ていたノイズへの反応が遅れてしまう

 

死ぬのか…そう思った時、あの仮面ライダーが現れノイズを倒した

 

 

さらには2課の司令だとかいうおっさんまで現れ地面をふみぬき、ノイズを足止めする

 

 

……あのおっさんほんとに人間か?

 

 

とか思ってたら仮面ライダーも規模はかなり小さいが似たようなことをやりだした

 

 

……お前もあのおっさんの同類かよ!

 

 

 

そんなことがありながらもノイズを全て倒した

そしておっさんが近づいてきた

 

 

「無事か?」

 

 

「うっせぇ!」

 

 

かけられた言葉にアタシはそう返していた

 

 

「誰が助けてくれ、なんて言った

ほっとけよ!」

 

 

「だがな…」

 

 

「それにアタシは大人が大嫌いなんだよ!

もちろん死んだパパとママもな!

歌で世界を救うだなんて夢、いい大人がみてんじゃねぇよ!」

 

 

「ふむ、それがお前の言い分か」

 

 

「ああ!戦争を無くしたいならしようとしてるやつとかを全て消せばいいだけだろうがよ!」

 

 

「なら、それで君は戦いをなくせたのか?」

 

 

そう言われて言葉につまった

 

 

「いい大人は夢をみないんじゃない

いい大人だからこそ、夢を見るんだ

そして大人になれば夢を叶えるチャンスが増えるんだ」

 

 

「……同意」

 

 

仮面ライダーまで会話に参加してきた

 

 

「……夢は見るものじゃなくて叶えるもの

たぶん貴女の両親も夢を叶えるために行動しただけだと思う」

 

 

言葉が出なかった

 

 

「……詳しい事情は知らないから、司令さん

後は任せるよ、それじゃあ」

 

 

「ああ、もちろんだ」

 

 

仮面ライダーはそう言って帰っていった

 

 

 

 

 

その後は改めておっさんに説得されてアタシも2課に行くことになった

 

そこにはさっき飯を奢ってくれた小日向やガングニールのバカがいた

 

親友と仲直りできたと小日向から聞いたときは良かったと思ったが

……お前の親友ってあのバカなのかよ

 

とりあえず小日向には飯のお礼をいい、いきなり抱きついてきたバカはアイアンクローして絞めておいた

 

 

…その時の小日向の目線が少し怖かった気がしたが気のせいだよな?

 

 




こんな感じでいいのかな………

このあとにある奏者組+未来ちゃんのデート()も割愛です
是非もないよね、ニールちゃん関係ないから原作そのままだもん

ちなみにOTONAは一直線に地面を隆起させましたがニールちゃんは震脚なので自分の周囲だけです
規模もOTONAには遠く及びません


この次のは一応出来ているので簡単な修正だけしたらすぐ投稿すると思う


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16話

無印編最終決戦その1です

戦闘の前……かな?


こんな感じで大丈夫だろうか……


(ニールside)

 

響ちゃんと未来ちゃんが無事仲直りしてから数日

未来ちゃんはどうやら2課の外部協力者とやらになったようです

 

 

今は未来ちゃんや弓美ちゃん達と一緒にいます

 

響ちゃん?ノイズ警報出たから発生地点に行ってるよ

場所はここからでも見えてます

 

だって町一番のタワーのてっぺん周囲に大量の飛行型が飛んでいるんだもん……

 

 

今までに比べて圧倒的多数だけどどうするんだろう?

 

とか思ってたら大型ミサイルやらマイクロミサイルが飛んでいって空のノイズを撃ち抜いた

 

 

んー、これはもしかしなくてもクリスさんですかね?

あの大人は嫌いだって叫んでいた人がOTONAによる説得で2課に所属することになったみたいでしたし

 

 

これならじきに………(ドガーン!!)はい?

 

 

「ノイズだーーー!!」

 

 

「キャァァァァ!!!」

 

 

あわわわ、何でリディアンにノイズが!?

 

とにかく弓美ちゃん達を連れて避難します

途中で2課の人たちに見つかったので地下まで連れていってもらいました

 

ただその時に未来ちゃんは響ちゃんを探すと言って離れましたが

 

まあ、実際は連絡をとってるんでしょうけどね

 

 

 

 

 

私たちが連れてこられたのは2課の司令室と思わしきところ

外部協力者の未来ちゃんがいたからここに連れてこられたんですかね?

 

今ここにいるのは私と弓美ちゃん達3人組、それに2課の職員さんたちだけですね

 

しばらく経って未来ちゃんがお腹に風穴あけた弦十郎さんと確か翼さんのマネージャーの人だったかな?と一緒に来ました

 

えっ、いや何があったの!?あの一目見ただけでも人間越えてるのが分かったあの人がこんなケガをするなんて……

 

 

そう思っていると部屋にあるモニターにシンフォギアを纏った響ちゃんと、金色に変化したネフシュタンを纏った女の人が映りました

 

翼さんとクリスさんがいないってことは未来ちゃんから連絡受けた響ちゃんが一人で先に来たみたいですね

 

 

あの人はどこかで見たことあるなーと思ってたら、弦十郎さんが「了子君……」と言っていたのでわかりました

 

確かあのデュランダル移送のさいにいた女の人ですね

でも姿が全然違います

 

 

響ちゃんも気になったのか問いかけるとその人はフィーネと名乗りました

なにやらとある計画の為にノイズを操って事を起こしたのだとか

 

そして、未来ちゃんは既に炭になっているか潰れているかもしれないと響ちゃんにいい放ち、挑発

 

それを受ける形で響ちゃんが突っ込んでいく

 

フィーネは手を前に翳すとバリアを張り響ちゃんの拳を受け止める

 

 

………魔法って実在したんだ

 

 

となりで弓美ちゃんが「アニメみたい!」と叫んでますが無視します

 

 

驚いている響ちゃんにフィーネは鞭をふるう

まともにくらった響ちゃんは瓦礫に突っ込み身動きがとれなくなる

 

そこに追い討ちをかけるフィーネ、クリスさんも使った《NIRVANA GEDON》を放ちます

 

 

何も出来なかった響ちゃんにクリーンヒット、吹き飛びギアが解除されます

 

意識はあるようだけどここままじゃ危ないです

翼さんとクリスさんが来ましたが今の響ちゃんを見て驚いています

そしてフィーネに怒りを向ける

 

私も宿主であるとか関係なく友人である響ちゃんを傷つけられて怒ってます

 

………もう、隠れている場合ではないですね、行きますか

 

そう決めた私は立ち上がりました

 

 

 

(未来side)

 

フィーネさんに傷つけられた司令さんを運びニールちゃん達と合流

 

そしてモニターに映った響とフィーネさんの戦いで響が負けてギアが解除された

 

 

響……無事でいて……

 

 

そこで隣にいるニールちゃんが立ちあがりなにやら覚悟を決めた顔をしていた

 

 

「ニールちゃん?どうしたの?」

 

 

「うん、もう我慢出来ないや、行ってくる」

 

 

どこに?と聞く前にニールちゃんは自分の体を崩壊させてこの場から消えた

 

これには弦十郎さんを含む全員が驚いた

 

 

そして次の瞬間にはモニターにニールちゃんの姿が映っていた

 

 

いきなり現れたニールちゃんに翼さんとクリスやフィーネさんまでも驚いていた

 

 

 

(翼side)

 

立花が小日向からリディアンにノイズが出たとの連絡を受けたので先に行かせたあと、残りのノイズを雪音とともに倒しリディアンに向かった

 

 

そこで見たのはギアが解除され倒れ伏す立花と金のネフシュタンを纏った櫻井女史?だった

 

 

「……フィーネ?」

 

 

雪音がそう呟いた

 

櫻井女史がフィーネだと!?

 

 

「ああ、お前たちか

ガングニールはこの通り倒した

私の悲願の為にも邪魔をするなら容赦はせんぞ」

 

 

くっ、何もするかは知らんがろくなことではなかろう

 

命をかけてでもとめさせてもらう!

 

そう意気込んだところで私たちとフィーネの間に突然なにかが現れる

 

それはだんだんと人の形をしていき、現れたのはリディアンの制服を着た女子生徒

 

なぜ、どうやってここに?

 

 

「貴様は……何者だ?」

 

 

「私はニール、ニール・バグスター

響ちゃんや未来ちゃんのクラスメイトだよ

貴女を止めに来た」

 

 

「ふん、今のを見る限りただのクラスメイトなわけあるか、それはもはや人間業ではない

……もう一度問おう、貴様は何者だ?」

 

 

 

彼女、ニールはそれには何も答えずに、笑みを浮かべ答えの変わりなのか懐から仮面ライダーの使っていた物を取り出し……

 

 

「っ!まさか!」

 

 

《撃槍・ガングニール!!!》

 

 

「変身!」

 

 

《ガシャット! ガッチャーン! レベルアップ!》

 

 

《敵を倒す槍!仲間を守る拳!槍と拳の交差!》

 

 

《撃槍ガングニール!!!》

 

 

……変身した

 

 

「私はガングニール!そこに倒れている響ちゃんから生まれた、バグスターだ!」

 

 

バグスター?それは貴女の名字ではないのか?…それよりも立花から生まれただと!?

そして彼女はこちらを向いて言った

 

 

「翼さん、クリスさん、終わったら2課の皆さんや見てる友達に説明するので質問はその時に

今は………」

 

 

ハッ!そうだな、今はフィーネを止めるのが優先か

ただし後で話はじっくりと聞かせてもらうぞ!

 

 

「ああ、風鳴翼、推して参る!」

 

 

「さぁて、いくぜぇ!」

 

 

「No continueで、クリアするよ!」

 




まともな戦闘は次から

これ頑張れば無印が明日、明後日で終わるんじゃ……


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17話

フィーネ戦その1です

そして、出てくる二次創作お馴染みのオリジナルフォーム

なんか4千字越えたよ……昨日晩御飯食べてから寝るまでの約5時間、今日起きてから学校始まるまでの約3時間、ぶっ続けで書いてたらこうなった…

ではどうぞ!


(翼side)

 

私と雪音、そして仮面ライダー改めニールの3人でフィーネを止めるべく戦いを挑む

 

 

雪音のガトリングによる弾幕の援護を受け、私とニールの剣と槍がフィーネに迫る

しかしいずれもフィーネの正面に張られたバリアに阻まれる

 

雪音がミサイルに切り替えて放つも当たる前にネフシュタンの鞭で撃墜されたり、からめとってこちらに投げてくる

当然私たちはそれを避ける

 

 

《ズ・ガーン》

 

 

ニールが槍についているボタンを押し、籠手に変形させると何かを探してるのかいきなり辺りを見回し始めた

そして目的の物を見つけたのか走り出す

 

 

ニールが目指した先にあるのは……最初に展開されたメダルか?

それに触れ、吸収される

 

 

《高速化!》

 

 

その音とともにニールの動きが見えないくらいに速くなる

さらに続けて音がなる

 

 

《マッスル化!》《鋼鉄化!》

 

 

「普通に攻撃して壊せないならパワーアップすればいい!」

 

 

そして変身のさいに使った物を抜き腰の横側にあるスロットに装填しフィーネに突っ込む

 

ニールはその時にこっそりアイコンタクトを交わしてきた

意図を理解した私たちはいつでもいけるように用意をする

 

そしてスロットについているボタンを2度押し…

 

 

《キメワザ!》

 

 

《撃槍・クリティカル・ストライク!》

 

 

両拳にエネルギーがたまり一撃目でフィーネの展開したバリアを殴る

すると今までのことが嘘のように簡単に砕ける

そして続けざまに放たれる二撃目、しかしそれは読まれていたようで避けられてしまい既に振るわれていた鞭の攻撃を受け中断させられてしまった

 

だが、ニールもその攻撃は予想していたのか直撃した鞭を掴み鞭ごとフィーネを私たちの方に投げてきた

 

そこに出来た隙を狙い雪音の弓による一撃と私の剣の一閃を放つ

 

命中し、ネフシュタン及びフィーネに大きなキズが出来る

 

これで決まったかと思えば出来たキズが直ぐに修復され元に戻る

 

 

「人間を辞めたか……」

 

 

「ああ、これもそこの融合症例がいたからこそ出来たものだ

そして、」

 

 

突如地面が震え、リディアンから謎の塔のような建築物が現れる

 

…もしやこれが!

 

 

「これがカ・ディンギル!

これによって我が悲願、月を穿つ!」

 

 

「月を……」

 

 

「穿つ…だと?」

 

 

「なんでそんなことを…」

 

 

気になったのかニールが呟く

それに反応してフィーネが話し始める

 

「…ふっ、もう何千年も前の話だ

私はとあるお方に想いを寄せていてな…

この星を離れたあのお方に想いを伝えるため天へと届くような塔を建てたのだ

 

しかしそれは人の身に余る行いだったようで雷によって砕かれ、かつて一つだった言語も断たれてしまいそれにより争いが生まれた

それを嘆いた私は月にかけられているバラルの呪いを解き再び言語を統一し、あのお方に想いを告げるために今回の事を起こしたのだ」

 

 

………つまりフィーネは

 

 

「あのお方とやらに告白するために今回の事を起こしたってことか?」

 

 

雪音の言う通りだろう

 

 

「…いやバカなんですか?」

 

 

……ニール?

 

 

「なんだと?」

 

 

「いや、だって告白したいなら勝手にやって下さいってんです

関係ない人々をノイズとかで巻き込まないで下さいよ」

 

 

……言った、言ったぞこいつ

通信は繋がらないからわからないがたぶん2課の皆も絶句しているのが何故かわかる

 

 

……皆無言である、なおフィーネは顔をピクピクさせ額に怒りマークを浮かべている

それが出来ないから事を起こしたのだと思うが……

 

 

「ふん、いいだろう

気が変わった、月を穿った後は貴様を穿つ!」

 

 

「やれるもんならやってみてくださいよ、その前に月を穿つなんてさせませんけどね!」

 

 

その通りだな、全力で止めさせてもらう

この話の間にもカ・ディンギルにエネルギーは貯まっていっている

 

 

「なあお前ら、アタシ1抜けしていいか?ちょいと疲れたんだわ」

 

 

すると雪音がそう言ってきた

 

 

「別に休むのは構わんが、死ぬのは許さんぞ」

 

 

「そうそう、死ななければ後はどうにでもなるでしょ」

 

 

「わーったよ」

 

 

そう言い雪音は大型ミサイルを2つ展開しカ・ディンギルに向かって放つ

 

その内の1つをフィーネは鞭で破壊するが

 

 

「ッ!もう一つは!?」

 

 

そう言い辺りを見回すと雪音がミサイルに乗りカ・ディンギル上空でライフル型に変形させたギアを構えている

 

 

カ・ディンギルが発射されそれに対して雪音は…

 

 

「Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

Emustolronzen fine el baral zizzl…

 

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

Emustolronzen fine el zizzl………」

 

 

絶唱を歌い対抗する

 

 

がどうやらデュランダルをエネルギー源としているようで雪音がだんだんと押されている

 

 

そこで雪音は受け止めるのではなく受け流す形に変更

 

それにより雪音は撃墜されたがカ・ディンギルによる砲撃も月を僅かにかすり一部が剥がれるだけに留まった

 

 

次は私の番だな

 

 

「どうせ一撃だけではないのだろう?」

 

 

「その通りだ、デュランダルが有る限り何度でも放てる

一撃を止めただけで勝ったと思うな!」

 

 

何度でも撃てるなら砲台そのものを破壊すればいいだけだ

 

 

「行くぞ!」

 

 

そう言い、剣を両手に持ち炎を纏わせカ・ディンギルに突っ込む

 

当然フィーネが邪魔をしてくるがニールが私を守ってくれる

 

 

「邪魔をするな!」

 

 

「邪魔するに決まってるでしょ!」

 

 

その間に私はカ・ディンギルに攻撃し破壊する

機械が炎を受けたからだろうか、爆発が連続で起こり原型をとどめなくなるまで破壊された

 

私も至近距離で爆発を受けたため、ダメージで体が動かないが薄れ行く意識の中で奏が見え、よく頑張ったなと私を誉めてくれた

 

しばらくはニール、お前に任せるぞ……

 

 

 

(ニールside)

 

クリスさんが砲撃を止め、翼さんが砲台を破壊した

 

ここからは私の出番だね、どれくらい必要かな…

 

 

「あ、ああ……私の悲願が……カ・ディンギルが…」

 

 

「これでもう月は壊せないでしょ?諦めたら?」

 

 

「……ふん、確かに月は壊せんがお前を仕留めることは出来る!」

 

 

そういい鞭をふるってくる

避けようとするがこれまでの戦闘で受けたダメージで動きが鈍り受けてしまう

 

私はシャカリキスポーツを起動し装着する

 

「着装!」

 

 

《レベルアップ!》

 

 

《撃槍ガングニール!アガッチャ!シャカリキスポーツ!》

 

 

さらにキメワザスロットにシャカリキスポーツを装填

キメワザを放つ

 

 

《キメワザ!シャカリキ・クリティカル・ストライク!》

 

 

ブーメランの如くタイヤを投げつけフィーネにダメージを与え吹き飛ばすもネフシュタンの力により直ぐに回復される

 

 

飛んできた《NIRVANA GEDON》をくらい今度は私が吹き飛ばされる

 

「諦めろ、貴様ごときじゃ私を倒すことは出来ん、そしてさっさと穿たれろ」

 

 

そう言われて、はいと返す人はいませんよ

 

 

「……諦めませんよ、絶対にここで倒します!」

 

 

そこで私は無意識に緑と黒で彩られたガシャット、そう仮面ライダークロニクルを手に取り起動スイッチを押していました

 

 

《仮面ライダークロニクル!!》

 

 

起動したことに内心驚きつつもレバーを閉じシャカリキスポーツを抜き、代わりに仮面ライダークロニクルを装填

 

 

《ガッチョーン、ガッシューン》

 

 

《ガシャット!!》

 

 

「……着装!」

 

 

そう言いレバーを開く

背後には大きな時計が出て、頭上にはパネルが

 

 

《ガッチャーン!レベルアップ!》

 

 

《敵を倒す槍!仲間を守る拳!槍と拳の交差!》

 

 

《撃槍ガングニール!!》《アガッチャ!》

 

 

ここまではいつもと同じです、違うのはここから

 

 

仮面ライダークロニクルの待機音が鳴り響き、パネルが落ちてくる、そして私の姿が変わる

 

 

《Rider Chronicle》

 

 

《天を掴め、ライダー!刻め、クロニクル!!》

 

 

《今こそ時は、極まれり!!!》

 

 

これがクロニクルガシャットと同じ低音で流れました

 

今の私の姿ですが、ガングニールのオレンジの部分が緑色に変わり、手足に仮面ライダークロノスのような緑と黒の装甲が追加されています

 

ガングニール・クロニクルゲーマーいや、モードクロニクルとでも名付けますかね?

 

 

とにかく今の私は負ける気がしません!

 

 

私は4つのアイコンを展開しその内の弓の絵が書かれたアイコンを選択

 

 

《ガシャコンスパロー!!》

 

 

さらにプロトギリギリチャンバラを取り出し装填

 

 

 

《ガシャット!キメワザ!》

 

 

 

矢を引き絞り放ちます

フィーネに命中しますがそれだけで倒せるとは思えないので次のアイコンを選択します

今度は銃です

 

 

《ガシャコンマグナム!!》

 

 

《ズ・キューン!》

 

 

ライフルモードに変形させフィーネを狙い打ちます

それでさらに怯んだところに残りの2つを選択

 

 

《ガシャコンソード!!》

 

 

《ガシャコンブレイカー!!》

 

 

《ジャ・キーン!》

 

 

更に超加速してフィーネに近づき何度も斬りつけます

フィーネが反撃しようと体を動かすもその瞬間には場所を移動し攻撃を続ける

 

 

クロニクル使用時に突如頭に入ってきた使い方によるとポーズは使えないが変わりに自分の時間の流れを一定範囲内で自在に変更出来るようです

それにより私の時間を数倍に加速したのです

 

フィーネにダメージを与え続けることおよそ10分

 

 

 

《タイムアップ!》

 

 

 

その音声とともにモードクロニクルが解除、普通のガングニールに戻ってしまいました

当然ガシャコンウェポンも送還されます

 

驚いているとそれが隙となりフィーネに吹き飛ばされました

 

 

「ふん、いきなり速くなったと思ったがどうやらここまでのようだな」

 

 

「そうかもね、でも……聞こえないかな?」

 

 

「何を?……聞こえているのは不快な歌だけだ……歌だと!?」

 

 

そう、私のウイルスハッキング(仮名)でカメラに干渉してたまに皆のほうも見ていたんですが歌で響ちゃんを起こそうとしてるいことがわかったので時間稼ぎをしていました

どうやら上手くいったようですね

リディアンの校歌ですか、らしいですね

 

 

離れたところにいる響ちゃん、撃墜されたクリスさん、カ・ディンギルのところの翼さんがいる計3ヵ所からそれぞれのギアと同じ色の光の柱が立ち皆が起き上がります

皆がギアを再び纏うも今までと全く違う感じに変化しています

 

 

「なんだ、それは……

それは本当に私の作ったものなのか!?

お前たちが纏っているのは一体何だ!」

 

 

それに響ちゃんが答えます

 

 

「シンフォギアァァァァァーー!!!!!!」

 

 

さぁて、反撃開始ですね!

 




※撃槍・クリティカル・ストライク
両拳にエネルギーがたまり高威力の連撃を放つ
元ネタはライダーパンチ、一撃だけで終わらせないで何発か撃ってもいいよねと思いこうなった

※モードクロニクル
ポーズ機能はなし、変わりに超加速能力がある(自分の時間の流れを一定範囲内で自在に変更出来る、最大は5倍)
元ネタはfateの衛宮切嗣の固有時制御
クロノスナイプと同じで4つのガシャコンウェポンが使えるがガシャコンスピアーは使えなくなる

ただし、活動時間は(自分の時間で)10分という制限がある

そしてちらっと出てきたギリギリチャンバラ、いやこれくらいしか使い道が思い浮かばなかった
エグゼイドライダーだすならレーザーになったとき使えるけど……

次でフィーネ戦終わればいいなぁ……


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18話

フィーネ戦その2

うーん、まあ自分なりに頑張った?


少し無理矢理感あるかも?


(ニールside)

 

 

皆空を飛べるようになってますね……

では私も

 

 

《ジェットコンバット!》

 

 

「着装!」

 

 

《レベルアップ!》

 

 

《撃槍ガングニール!》《アガッチャ!》

 

 

《ぶっ飛び!ジェット!トゥザスカイ!》

 

 

《フライ!ハイ!スカイ!ジェットコンバット!!》

 

 

 

コンバットゲーマーを召喚し装着、皆の元に行きます

…ていうかこれ飛行能力ついたクリスさんのギアの色違いみたいですよね、武器構成とかが……

 

 

 

「皆さん無事で良かったです」

 

 

「ああ、お前もな」

 

 

「えーと、ニールちゃんなんだよね?」

 

 

「うん、そうだよ?まあ今はフィーネを倒すよ!」

 

 

「ふん、高出力のフォニックゲインによる限定解除、2年前の意趣返しということか」

 

 

「んなこたぁ、どうでもいい!」

 

 

「世界に尽きぬノイズの災禍もお前の仕業なのか!?」

 

 

「いいや違うな、そもそもノイズは先史文明時代に作られた人間だけを殺す為の兵器だ

そしてそれを保管しているバビロニアの宝物庫は開けっ放しでな?私はソロモンの杖を通じて10年に1度の偶然を手繰り寄せているだけにすぎん」

 

 

さすがにこれは驚きです、ノイズが自然災害ではなく兵器だったなんて……

 

 

私たち4人が驚いているとフィーネはソロモンの杖をふるい街中にノイズを召喚しました

 

とりあえずはノイズを優先することにしたので全員で向かいます

 

現場につくとまずは私とクリスさんでノイズを撃ち抜きます

 

 

「それじゃあ、全弾発射ぁ!!!」

 

 

《キメワザ!》

 

 

《ジェット・クリティカル・ストライク!》

 

 

「やっさいもっさい!」

 

 

コンバットゲーマーから放った銃弾やクリスさんのレーザーがノイズを片っ端から炭に変えていきます

 

 

「凄い!乱れうち!」

 

 

「はっ、バカ、全部狙い撃ちだっつの」

 

 

「乱れ撃ちなんてしたら普通は弾つまるからね?」

 

 

まあ、たぶんギアやゲーマーのは詰まらないとは思いますが……

 

 

「では、次は私たちの番だな

行くぞ、立花!」

 

 

「はい!翼さん!」

 

 

そう言って突っ込んでいく翼さんと響ちゃん

 

翼さんは大型化した剣での一閃から始まりさらに両手に持った剣で切り裂いていく

響ちゃんは拳をふるい衝撃波を飛ばして粉砕していきます

 

 

すると多数のノイズの反応が出たのでそちらを向くと皆もつられてそちらを向く

 

そこにはフィーネがいて、自らの腹にソロモンの杖を突き立てていた

そして、新たに召喚されたのと生き残ったノイズが全てフィーネの元に行き、一つになっていきます

 

 

「ノイズに取り込まれている?」

 

 

「いや、逆だ!あいつがノイズを取り込んでいるんだ!」

 

 

さらにはカ・ディンギル跡地から光が飛んでくる

 

 

「来たれ!デュランダル!」

 

 

フィーネとノイズ、そしてデュランダルが一つになり現れたのは巨大なドラゴンのようなノイズ

 

それはこちらを向き口を開く

 

そこにはフィーネがいて

 

 

「逆さ鱗に触れたのだ、それ相応の覚悟はよいな?」

 

 

そう言ってフィーネは口との間に現れた壁によって隠れて消える

その後、口にはエネルギーが貯まってきて…ってまさか!?

 

私たちが急いでその場を離れると次の瞬間にはそれが放たれ、街を飲み込む

 

これはさっさと倒さないとやばいです

 

相手はノイズとはいえドラゴン、ならこれですね!

 

 

《ドラゴナイトハンター!Z!》

 

 

《ガッチョーン、ガッシューン》

 

 

起動後、レバーを閉じジェットコンバットを抜く

するとコンバットゲーマーが解除され私の体は自由落下を始める

皆が驚くが無視して動作を続ける

 

 

《ガシャット!》

 

 

「着装!」

 

 

《ガッチャーン!レベルアップ!》

 

 

《撃槍ガングニール!》《アガッチャ!》

 

 

《ド・ド・ド・ド・ド!黒龍剣!》

 

 

《ドラ・ドラ ドラゴナイトハンターZ!》

 

 

 

ハンターゲーマーを装着し皆の元に戻る

 

 

「おめぇ、脅かすなよ

いきなり落ちるからどうしたかと思ったじゃねぇか」

 

 

「あはは、ごめんごめん

でも、相手がドラゴンならこれは相性がいいからさ」

 

 

「どういうことだ?」

 

 

「これはドラゴナイトハンターZ、最大4人協力でドラゴンを倒す狩猟ゲームでドラゴンを倒すことに特化しているんです

で、今の私たちも4人、相手はノイズで出来ているとはいえドラゴン

つまりは……」

 

 

「そういうことか!とにかく有利だってことだな!」

 

 

「よーし、それじゃあ行くよ!」

 

 

そう言って響ちゃんが一番に突っ込んでいきます

 

 

「立花に続け!遅れるなよ!」

 

 

翼さんに急かされる形で私たちもドラゴンノイズに突っ込む

 

響ちゃんは拳で殴り、翼さんは剣で斬り、クリスさんはレーザーを放ち、私はクローによる斬撃やガンでの射撃をします

 

ですが全て弾かれ効いている感じがしません

 

 

「なっ!なんて堅さだよ」

 

 

「だったらこれでどう!」

 

 

《キメワザ!》

 

 

《ドラゴナイト・クリティカル・ストライク!》

 

 

顔の辺りにためたエネルギーをブレスとしてドラゴンに放つ

直撃し、爆発がおきます………が煙が晴れるとそこには無傷のドラゴンが

 

 

「は?堅すぎない?」

 

 

「ふん、所詮は欠片から作られた玩具、完全聖遺物に叶うと思うな!」

 

 

それで響ちゃんを除く私たちはピンと来ました

そして皆で響ちゃんを見ます

 

 

「ふへ?」

 

 

いや、ここでそのアホ顔さらさないで

 

 

「つまりお前が切り札ってこった!」

 

 

「だが、問題は……」

 

 

「はい、どうやってデュランダルを取り出すか、ですよね」

 

 

 

うーん、フィーネとデュランダルにノイズが一体化してるんだよね………あ、あれならいけるかな?後は足場だけど……

 

 

 

「クリスさん、クリスさん」

 

 

「あ?なんだよ」

 

 

「ミサイルを大量に出してもらって足場を作って貰うことって出来ます?」

 

 

「出来るか出来ないかでいえばそりゃ出来るが……」

 

 

「よし!それなら私が攻撃を通りやすくするのでその後はよろしくお願いします!」

 

 

それじゃあ、いきますよー!

 

 

 

 

(クリスside)

 

ニールがいきなりミサイルで足場を作ってくれといってきた

飛べるのだから足場はいらねぇと思うが何する気だ?

 

 

するとあいつはおもっきり上に飛び、レバーを閉じてドラゴナイトハンターの方を抜いた

当然さっきと同じように追加の鎧が消え落ちてくる

 

そして

 

 

「変身!」

 

 

そう叫ぶと、

 

 

《レッツゲーム!》

 

 

《メッチャゲーム!》

 

 

《ムッチャゲーム!》

 

 

《ワッチャネーム?》

 

 

あいつの周囲に光が集まり包み込む

 

 

《アイム ア カメンライダー!》

 

 

その音とともに光が晴れると、そこにいたのはまるでゆるキャラのような姿になったニールだった

 

 

……はぁ!?ここに来てふざけてんのか!?

 

 

「ニールちゃん、なんかかわいい!」

 

 

……とりあえずそこのバカは黙ってろ!

 

 

「クリスさーん、足場お願いしまーす!」

 

 

……ええぃ、もうどうにでもなりやがれ!

 

 

「ほら、いくぜー!」

 

 

アタシは大量のミサイルをフィーネに放つ

するとニールは無数のミサイルを足場にあの体型では信じられない動きで跳びはねフィーネに次々と攻撃を加えていく

 

 

流石にうっとうしいのかフィーネがニールを上空に弾き飛ばした

 

そして星になり見えなくなった…………

が、しばらくするともの凄い勢いで戻ってきた

 

 

「ライダーーーーー、キーーーーック!!」

 

そう叫びながらフィーネに蹴りをかます

 

 

すると……

 

 

「何だと!?」

 

 

「なんと……」

 

 

「嘘……」

 

 

「マジかよ……」

 

 

今までの攻撃で全く傷をつけれなかったドラゴンノイズの体にヒビをいれやがった

すぐに修復されてしまったが攻撃が通るようになったことはわかった

 

 

「へへっ、やってやりましたよ!

さあ、翼さん、クリスさん、いきますよ!」

 

 

「あ、ああ!」

 

 

「おうよ!」

 

 

何をしたのかは後で聞かねぇとな

 

 

《キメワザ!》

 

 

《撃槍・クリティカル・ストライク!》

 

 

ニールは足にエネルギーをためて蹴りを放ち先輩は大型化した剣で切り裂く

 

そこからアタシは中に侵入して銃を乱射、フィーネにダメージを与えるとともにデュランダルを奪取

 

外に出ると同時にそれをバカに向かって投げる

当然飛距離が足りないので銃を撃ち、跳ねさせることで距離を稼ぐ

 

 

「そいつが切り札だ!」

 

 

「勝機を逃すな!掴みとれ!」

 

 

「最後は任せたよ!」

 

 

バカがそれを手にしたとき、あいつは黒に飲まれた

 

 

 

 

(ニールside)

 

 

とりあえずの目標は達成したので再びハンターゲーマーを纏い飛翔する

 

デュランダルを掴んだ響ちゃんはまた暴走しようとしている

 

 

どうしよう…どうすればいいのかな?

 

 

そう思っていると…

 

 

「負けるな、響君!ここが正念場だ!」

 

 

そう弦十郎さんの声が聞こえ、更には緒川さん、オペレーターの2人、弓美ちゃん、安藤さん、寺島さんが響ちゃんに声をかける

 

 

「負けるな、立花!お前の覚悟を私に見せてみろ!」

 

 

「こちとらお前にかけてんだ、お前がお前を信じないでどうする!」

 

 

私も声をかけることに

 

 

「響ちゃん負けないで!あなたにしか出来ないんだから!」

 

 

皆から声をかけられた響ちゃんだけど………

 

 

「ぐるルルルル……グルァァァァァ!!!!」

 

 

不味いです、このままじゃ…

 

 

 

 

 

 

 

「響ぃぃぃぃぃぃ!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

その時叫んだ未来ちゃんのその声で響ちゃんが止まり、更には他の皆も次々に響ちゃんの名前を呼びます

 

 

すると響ちゃんに光が戻ってきて黒を押し戻していきます

もう先ほどまでの暴走の気配は微塵もありません

 

 

「ばかな、どうやった……何をした……その力は何を束ねた!?」

 

 

 

「響きあう皆の歌声がくれた、シンフォギアだぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

 

 

そう言って響ちゃんは翼さん、クリスさんと一緒にデュランダルを振り下ろした

 

 

 

《Synchrogazer》

 

 

 

………これって、なんて約◯された◯利の剣?(違う

 

 

 

 

とにかくデュランダルとネフシュタンが対消滅したことによりフィーネを倒すことには成功

 

 

 

これで戦いは終わったのです




ニールちゃんがいるので、フィーネINドラゴンも強化
具体的には外装のノイズが堅くなっている

レベル1になったニールちゃんが弾き飛ばされて……のくだりの元ネタはもちろんあれですよ
エグゼイド史上レベル1が最も活躍したあそこでの神のあれです
神「神の才能にぃぃぃぃ、平伏せぇぇぇぇ!!!」

※ガングニール レベル1
黄色とオレンジがベースカラーになったエグゼイドレベル1
これ以上上手く説明できない

バグスターと人間を分離させる→バグスターウイルスの集まりをバラけさせることで柔らかくなり、そこから人間を取り出す
と解釈したのでそれをノイズにも適用することでノイズの塊であるドラゴンが柔らかくなっていくということにしました
ちなみに完全に分離させたらsynchrogazer放つ機会なくなると思ったので実質的な防御ダウンだけにとどまりました


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19話

特に書くことなしだと思う


(ニールside)

 

なんとかフィーネを倒して皆と地上に戻ってきた

響ちゃんはすぐに何かを探しにいったけど…

 

 

 

………で戻ってきた響ちゃんがフィーネを拾ってきた

全く、敵も助けるなんて流石響ちゃんですね

 

 

「何を考えている?」

 

 

「いやー、なんとなく助けないといけないと思って……あはは」

 

 

「なんだ、それは……」

 

 

うんうん、なんとなくで敵を助けるのはたぶん響ちゃんだけですよ

 

 

「もう、終わりにしましょう?了子さん」

 

 

「……フィーネだ」

 

 

そして立ちあがり背を向け、なにやら統一言語やらの話になって響ちゃんと話をした後

 

 

こちらに振り向くと……まだ残っていた鞭を伸ばしてきた

 

驚きつつも私たちが避けると

 

 

「私の勝ちだぁ!」

 

 

そう叫びます

 

鞭の飛んでいった方を見ると剥がれた月の欠片に刺さりました

そしてそれを引っ張りました

 

……え、あれそんなに伸びるの?

 

 

「月の欠片を落とす!」

 

 

はい!?

 

 

皆が空を見ると確かに月の欠片が落ちてきています

 

 

「後々の禍根はここで潰させてもらう!」

 

 

うわぁ、すごい執念ですね

 

 

「例えここで果てようとも、アウフヴァッヘンが有る限り何度でも私は蘇る!再びあのお方に会うために!

私は永遠に存在し続ける巫女フィーネ!私は………不滅だぁぁぁぁぁ!」

 

 

……檀黎斗!?え、フィーネは檀黎斗だった!?(錯乱)

 

 

(檀黎斗神だぁぁぁぁぁ!)

 

 

……何か変な電波を受信した気がしますが無視ですね

 

 

「そうですね」

 

 

響ちゃん?

 

 

「人と人はいつか繋がれること、了子さんが伝えていってください、私たちには出来ないことだから」

 

 

フィーネも呆けてますよ、ああなった響ちゃんは何を言っても無駄な気がしますね

 

 

「………まったく、ほんとにほっとけない子ね」

 

 

あのフィーネが折れた!

 

 

「胸の歌を信じなさい」

 

 

そう言って消え……

 

 

 

「あ、そうそうニールだったかしら?

あなただけはいつかボコるから、覚えてらっしゃい」

 

 

なんで今それ言う!?

 

そして今度こそ消えていった

 

 

「ニール」

 

 

「翼さん……」

 

 

「自業自得だ、時が来たら甘んじて受け入れろ」

 

 

「見捨てられた!?」

 

 

翼さんひどいです

 

 

「さて、ほんじゃあ月の欠片をなんとかすっか!」

 

 

あ、そうですね、落ちてきたら大変なことになりますし

とは言っても私にどうこう出来る火力なんてないですし皆に任せるしかないんですよね

 

 

「それじゃあ、こっちはしばらくは私がなんとかするから心配しないで!

いってらっしゃい!」

 

 

「ニールちゃん……うん、いってきます!」

 

 

そして3人は月に向かって飛び……絶唱を歌う

 

 

「「「Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

Emustolronzen fine el baral zizzl…

 

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

Emustolronzen fine el zizzl………」」」

 

 

 

 

「夜明けを告げる鐘の音奏で、鳴り響きわたれ!

 

 

これが私たちの、絶唱だぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

そして無事、月の欠片は砕かれ日常は守られた

この事件は『ルナアタック』と呼ばれることとなった

 

 

 

 

 

 

 

そしてそれからおよそ1月、今私は未来ちゃんと一緒に名前の刻まれてないお墓の前にいます

 

 

「響ぃぃぃ、なんで、なんで!?」

 

 

あの後3人は見つからず、行方不明

もうまもなく死亡扱いに切り替わる………ということになってます

 

いや、私は一応2課の新本部である潜水艦で皆に会ってるからね、うん

機密の関係で言えないだけだよ……

 

 

 

「未来ちゃん……」

 

 

 

(ウーウーウー)

 

 

「キャァァァァ!」

 

 

 

ノイズの警報がなったと思えば悲鳴が聞こえました

 

すると未来ちゃんが声のした方に走り出します

私もノイズを倒すために急いで向かいます

 

 

現場につくとノイズに囲まれた人が

 

 

「変身!」

 

 

《ガッチャーン!レベルアップ!》

 

 

《撃槍ガングニール!》

 

 

《ガシャコンスピアー!》

 

 

槍を取り出し、ノイズと戦います

 

その間に未来ちゃんは襲われていた人を連れ出していました

 

 

5分ほどでノイズを倒し終わると、未来ちゃんを探しにいきます

 

すると響ちゃんと抱き合って泣いている未来ちゃんを見つけました

謹慎とけて戻ってこれたんだね

 

 

「はいはーい、いい雰囲気のとこごめんね?

ノイズ倒し終わったから撤収するよー」

 

 

「あ、ニールちゃん!」

 

 

「はいはい、未来ちゃんとも再開できて何より

とにかくこれで色々と説明できるね

まずは2課に戻るよ」

 

 

これで正真正銘事件は終わったのです

 

 

 

 

……まあ、私の事情説明をしなきゃいけないんですけどね?

 




はい、とりあえず無印終わりです

この後は閑話としてニールによる2課の人たちへの説明会などを書こうかなと

G編はそれが終わればかな?


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閑話その1:ニールちゃんのけっこう適当な説明会

ルナアタックにて皆に色々とバレたニールちゃんの説明会です、クオリティは期待しないでください

基本説明だけなので特に見なくても問題はありません
説明おかしいところもあるかも


(ニールside)

 

 

ルナアタックが終わり私も2課に所属して皆が再会したあと

 

ただ今2課の本部となった潜水艦の司令室には弦十郎さん、緒川さん、友里さん、藤堯さん、翼さん、クリスさん、響ちゃん、未来ちゃん、それと3人組が私の周りに集まっています(オペレーターの2人はルナアタック後に紹介してもらった)

 

「あたしたちの紹介が雑い!」

 

はい、そこ、うるさいです

 

 

 

で、囲まれている私なんですが………

 

 

 

 

 

「えーと、なんで私イスに拘束されてるんでしょう?」

 

 

 

 

 

ガングニールガシャットとゲーマドライバーを取り上げられて翼さんによってイスに拘束されました

 

 

「容疑者は拘束しない訳にはいかんだろう」

 

 

翼さーん!?

 

 

「私が何をしたというんですか!?強いて言うなら戸籍の偽造くらいですよ!?」

 

 

「よし、自白したな

これで拘束する建前が出来たぞ」

 

 

あ……オワタ

 

 

「そんじゃあ事を公にしてほしくなければ話を聞かせてもらおうか?何、話せば楽になるさ」

 

 

クリスさん……それ脅迫です

 

 

「ニールちゃん詳しく教えてね?」

 

 

響ちゃん……優しい…

 

 

「ニール?響から生まれたってどう言うことかな?フフフ」

 

 

393……怖いよ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

 

「さあ、ニールちゃん、あのアニメみたいなやつについて教えてもらうよ!」

 

 

弓美ちゃん……

 

 

 

「あー、お前たち少し落ち着け

翼、ニール君の拘束は解いてやれ、流石にやり過ぎだ」

 

 

弦十郎さんありがたやー、これで動ける

 

 

「それでだがニール君、とりあえず最初から話してもらえるか?」

 

 

「あ、はい!」

 

 

それで説明に入るんですが……

 

 

「えーと、まず私は人間ではなくてバグスターという種族なんですよ」

 

 

「「「バグスター?」」」

 

 

「はい、人間に感染するように突然変異したコンピューターウイルスがバグスターウイルスといいまして、それに感染した人間のデータを元に誕生するのがバグスターです」

 

 

「………なんと」

 

 

「………マジかよ」

 

 

「えーと?」

 

 

「人間に感染するコンピューターウイルス!?」

 

 

「アニメみたい!」

 

 

響ちゃんはわかってないみたいですね、それと弓美ちゃんも相変わらずで……

 

 

「つまりニール君は響君に感染して、そこから生まれたもう一人の響君ということか?」

 

 

「まあある意味ではそういうことですね、それと……」

 

 

「む?まだ何かあるのか?」

 

 

「はい、バグスターウイルスに感染した人はゲーム病という病気になるんですよ」

 

 

「ゲーム病?聞いたことありませんね」

 

 

「あはは、ですよねー

これ私の知識にあるだけなんで詳しいことは私も知らないんですよ」

 

 

すいません、嘘です

前世がうんぬんなんて言えませんので詳しい説明できないんです

 

 

「ふむ、つまりはニール君に感染した響君はそのゲーム病とやらになったことがあるということか」

 

 

「はい、ただこれには厄介なところが有りまして、発症した場合抗体がないと最終的には死んじゃうんですよね」

 

 

「「「!?」」」

 

 

やっぱり驚きますよねー

 

 

「だけど私が生きてるってことはその抗体ってのがあるんだよね?」

 

 

「まあ、そうだね」

 

 

ほんとは色々とやって獲得したけど説明めんどくさいからそこはいいや

 

 

「これは厄介ですね……何か対抗策とかないんですか?」

 

 

「うーん、一応ある程度ウイルスの培養が進めば患者からバグスターが出てくるんで患者が死ぬ前に倒せば助かりますよ?」

 

 

「なるほど……しかし、そのような例は一度も報告されてないが?」

 

 

「たぶん他に感染した人いないだけだと思いますよ

なんとなくですけど他のバグスターの気配はしませんし」

 

 

「そうか、では次だ

これらは何だ?」

 

 

そう言って弦十郎さんが指したのはガングニールガシャットとゲーマドライバー

 

 

「ああ、まずベルトになる方はゲーマドライバーっていいます

もうひとつのガシャットっていうものをさして使うものですね」

 

 

「では、このガシャットとは?」

 

 

「うーん、単純に言えば変身アイテムです」

 

 

「んなこたぁ、お前が使ってるからわかってんだよ

もっと詳しい説明をしろってんだ」

 

 

「そうですね、バグスターウイルスが内包されているためバグスターもしくはウイルスへの抗体がある人しか使えないです」

 

 

「つまりは立花も使えるのか?」

 

 

「いけるんじゃないですか?やったことないのでわかりませんが」

 

 

「では、次はこのガングニールについて教えてくれ」

 

 

それですか……

 

 

「あー、すいませんけど私にもわからないんですよ」

 

 

「わからない?」

 

 

「はい、生まれた時には持っていたので全く」

 

 

これは本当です、でもたぶん響ちゃんに感染してたからかな?

 

 

「そうか……」

 

 

「あ、ニールちゃん!あのテレポートみたいなのは何!?教えてよ!」

 

 

「あれ?あれはバグスターの能力の1つで瞬間転移出来るんだよ

ちなみに翼さんに追いかけられてた時もそれで逃げてました」

 

 

「ほう、それでカメラで探しても見つからないわけだ」

 

 

「後は………あ、これも見せておいた方がいいですかね」

 

 

そう言って響ちゃんに触れてオレンジ色の粒子となって中に入り体を動かす

 

 

「「「え!?」」」

 

 

「こうやって宿主の中に入ることも体を使う事も出来ます」

 

 

そして響ちゃんの中から出る

 

 

「あ、じゃあニールちゃん!私の体を使って代わりに追試を……」

 

 

「それは自分で頑張って」

 

 

「自分でやれ、バカ」

 

 

「そんなー………」

 

 

当たり前ですよ、響ちゃん

 

 

「んじゃあ、アタシからも聞かせてくれ

フィーネとの戦いであの堅いのに何やったんだ?」

 

 

あれですか

 

 

「あのゆるキャラみたいな姿はレベル1っていう名がついてまして…あ、基本の姿がレベル2です

レベル1には人間とそれ以外を分離出来る能力があるんですよ

それでフィーネの周りのノイズを少し分離して柔らかくしたって寸法です」

 

 

「ほー、そんな能力あったのか

てっきりふざけてんのだと思ってたぜ」

 

 

「クリスさんひどい……」

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで大方の質問が終わり解散かなと思った時に弦十郎さんが

 

「よし、聞きたいことはだいたい聞いたな

では、これからパーティーだ!」

 

と言い出した

はい?

 

 

「なんのです?」

 

 

「決まってるだろ、ニール君の2課加入記念だ!」

 

 

呆けていると響ちゃんが

 

 

「ここは毎回こうだからね」

 

 

そう言ってきた

 

 

まあいいや、パーティーならば楽しみますか!




はい、わりと適当な気しかしない説明会でした
うん、フィーネ戦頑張った反動かな?

本来はゲーマドライバーは人間用だけどここではバグスターも使えます(前から使ってたけど書いとくの忘れてた)

閑話はだいたい適当になるかも……?

※一体化や憑依のさいの粒子の色を感想で聞かれてすっかり忘れてたので追加しました
ここでも一応いっておきます
ガングニールと同じオレンジ色です


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閑話その2:ニールちゃん壊れる?

その2です
なお、今回のニールちゃんはテンションが少しおかしくなってます
そして出てくるあのヤベーイやつ
本編でも使うかもしれない


(ニールside)AM2:00

 

「フフフフ、ついに完成しましたよ……」

 

私は弦十郎さんに2課の一部屋を研究室として借りて作業をしていた

まず真っ先にプロトガシャットの正規版への移行を終わらせ、新しいガシャットの作成に着手したのが1週間前、そこから徹夜をしての作業……

 

そして、今!ついに完成したぁぁぁぁぁ!

 

 

 

やっぱり私は………

 

 

 

「神だぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

「うっせぇ!今何時だと思ってんだ!このバカ2号!」

 

 

 

スパーン!)

 

 

 

パタリ)

 

 

 

 

 

(クリスside)

 

ニールを(物理的に)黙らせた後、なかなか寝付けずにいてそのまま朝に

 

かなり眠い………

 

こんなことなら暇だからって泊まり込みでこいつの手伝いなんて引き受けなかったぜ……

 

徹夜は当たり前、飯も食わねぇ、そして完成すれば奇声をあげる

こいつ、いつか倒れるんじゃ……って人間じゃないんだよな、なら大丈夫なのか?

 

まだ倒れているニールをほっといて完成したらしい新しいガシャットと置きっぱなしのゲーマドライバーを持っていく

…これがあったらあいつ絶対作業始めるからな

 

 

 

とりあえず先輩たちのいる司令室にいったんだが……

 

「よーし、やってみるよ!」

 

色々とあって何故か模擬戦ルームであのバカがゲーマドライバーをつけて変身してみることになった

 

ニールはこいつには抗体があるから使えなくはないと思うとか言ってたからな

 

「えーと、最初はスイッチ押すんだっけ?」

 

《デンジャラスゾンビ!》

 

「直訳すると危険なゾンビ……か、なんか不気味だな」

 

「ああ、嫌な予感しかしねぇ……」

 

「で、スロットにいれて……レバーを開く!

変身!」

 

バチッバチッ!)

 

「へ?ア、アァァァァァァァァァァァァ!!!!」

 

なんだ!?急にバカが苦しみだした!?

 

 

ドタドタドタドタ、バァン!)

 

 

「ちょっと、クリスさん!デンジャラスゾンビとゲーマドライバーをどこに……って響ちゃん!?なにしてんの!?」

 

そう言って復活してきたニールが近づきガシャットを抜く

 

「あ、ありがとう、ニールちゃん…」

 

「だが、これでドライバーとガシャットを使えるのはニールだけか……」

 

「あ、いや……このデンジャラスゾンビはゲーマドライバーでは使えないんですよ……」

 

「「「は?」」」

 

ならなんでそれ作ったんだよ、意味なくねぇか?

 

「これはですね……」

 

あいつが取り出したのは確かバグヴァイザーとかいう武器

 

それを腰に当てた

 

《ガッチョーン……》

 

「それもベルトになるのかよ……」

 

「そうですよ、ではいきます」

 

《デンジャラスゾンビ!》

 

「変身!」

 

そしてベルトにガシャット差し込んだあと反対側にあるスイッチを押す

 

《ガシャット!バグルアップ!》

 

すると黒い霧が出て、あいつを包み込む

そしてゾンビの描かれた画面が現れ

 

《デンジャー!デンジャー!》(ジェノサイド!)

 

《デス ザ クライシス!》

 

《デンジャラスゾンビ!》(ウォォォォォ!!!)

 

そいつを突き破るように出てきたのは全身を黒と白の装甲で覆われた不気味な姿になったあいつ

 

「フフフフ……ハハハハ!」

 

「ニールちゃん?」

 

あ、まさか………

 

 

「ああ、出来た!ガングニールや他のガシャットを参考に作り出せたこの、デンジャラスゾンビ!

やっぱり私は………神だぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

 

 

 

 

うわぁ、うぜぇ……

 

「自らを神と称すとは……乱心したか、ニール!だが仲間を正気に戻すのも防人の役目!いざ!」

 

そう言っていつの間にかギアを纏ってた先輩が剣を構えてニールに突っ込む

 

「はあぁぁぁ!」

 

《蒼ノ一閃》

 

「む?グハァ」

 

そして吹き飛び、倒れ伏す……あれ?まさかもうやられたのか?弱くね?

 

 

「フフフフ、フハハハハ!」

 

とか思ってたらまるでゾンビように起き上がった

 

「無駄だぁ!今の私はゾンビ!そんなものは効かない!

さあ、私を攻略してみせろぉ!」

 

「ニールちゃん!?今日は色々とおかしいよ、どうしたのいったい!?」

 

「ちがぁぁう!今の私は仮面ライダーゲンムだぁぁ!」

 

謎の叫び声をあげてベルトのボタンを押し…

 

《キメワザ!》

 

《クリティカル・デッド!》

 

今のあいつと瓜二つなゾンビが大量に現れた

 

「ふっ、ゾンビなどこの天羽々斬で浄化してくれる!」

 

そういや、先輩のシンフォギアって神様が使ってた剣が元なんだっけか?

 

「やれぇ!」

 

ゾンビ軍団が先輩に向かっていく

先輩はそれらを全て斬っていくがすぐに復活し何度も襲いかかり、最後には先輩の側で爆発する

 

「くっ、ゾンビごときに遅れをとるなど!」

 

「これで、終わりだぁぁ!」

 

《キメワザ!》

 

《クリティカル・エンド!》

 

あいつは宙に浮かび黒いオーラを纏った蹴りを放った

それに対して先輩は跳躍し剣を巨大化させあいつに激突させる

 

 

《天ノ逆鱗》

 

 

その2つがぶつかりあった後爆発が起きる

 

お互いに吹きとばされ倒れる

が、あいつはまたゾンビのように起き上がった

 

「フハハハハ、私に勝てる者などいない!

やっぱり私は神d…………………」

 

また叫びだしたと思えば途中で固まった

いったいどうしたんだ?

 

 

《ガッシューン》

 

 

するとあいつはいきなり倒れて変身が解けた

 

近くにいって見てみると……

 

「zzz………」

 

寝ていた、それもぐっすりと……

 

 

とりあえずアタシたちはこいつを仮眠室に連れていき寝かせる

 

アタシもけっこう眠いのでついでに寝ることにした

 

 

 

 

 

で、起きて正気に戻った後、話を聞くと

 

「何徹もしてたのと、完成の嬉しさがベストマッチしてテンションがおかしくなって檀 黎斗化してました」

 

と供述

 

 

……檀 黎斗って誰だよ

 

 

 

その後おっさんに事を報告したら、しばらくして説教されてるニールを見かけた

これなら今後はやらねぇだろ




今回のデンジャラスゾンビはもちろんレベルX(エックス)です
死のデータが必要?ノイズという大量のデータが………すいません、無理があるので無視しました

クリスちゃんが手伝った理由?ツッコミ役に一番適していると思ったからだよ
ちなみに手伝ったと言っても指定されたものを取るくらいだよ

とりあえずこれはやりたかった、うん満足


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閑話その3:ニールちゃんの新規ガシャット

オリジナルガシャット登場です


(ニールside)

 

今、私はあるものを貰いに司令室の友里さんの元に

 

 

「友里さーん、見せて欲しいデータがあるんですけどー」

 

「あら、ニールちゃん何が見たいの?」

 

「響ちゃんの暴走時のデータと皆の限定解除の時のデータですね

あ、もちろん弦十郎さんには許可もらってますよ」

 

「わかったわ

ちょっと待ってて………はい、これがそのときのデータよ」

 

USBにデータをコピーしたのを渡された

 

「ありがとうございます!終わったら返しにきますね」

 

そう言って部屋を出ていく

 

よし、これで新しいガシャットを!

 

 

 

 

 

 

 

 

で、完成したのが『ガングニール・ハザード』と『エクスドライブ・シンフォギア』ガシャットの2つです

流石に今回はこないだのデンジャラスゾンビの1件で怒られたので徹夜とかはしてませんよ?

 

とりあえず奏者の皆と弦十郎さんに立ち会ってもらい万が一に備えつつ起動実験に移ります

 

 

私はすでにガングニールに変身済みです

 

「よし、それではいつでもいいぞ、ニール君!」

 

「はい!」

 

まずはこっちからですね

 

 

《エクスドライブ!シンフォギア!》

 

 

《EX(エクストラ)ガシャット!》

 

 

ふむ、大丈夫そうですね

 

「変身!」

 

 

《ガッチャーン!EXレベルアップ!》

 

 

パネルが出てそれを通過すると私の姿はエクスドライブ状態の響ちゃんみたいになってます

 

「ほう……」

 

「凄いよ、ニールちゃん!」

 

「エクスドライブをこうも再現するとは……」

 

「すげぇな、おい!」

 

 

しかし10秒ほどが経過すると…

 

 

《タイムアップ!》

 

 

元のガングニールに戻りました

 

ふーむ、ハイパームテキと同じで10秒が限界ですか

 

 

 

「あれ、もう終わりなのか?」

 

「エクスドライブは大量のフォニックゲインによりリミッターが解除されてあの出力だけど、こちらは無理矢理システムのリミッターを外しているから凄い負荷が発生するんですよ

だから体に害が出そうになる限界ギリギリで強制解除される設定をしてたんです」

 

「つまり10秒だけの擬似的な再現が限界ということか」

 

「そうですね

では、もう1つの方に移ってもいいですか?」

 

「うむ!構わんぞ!」

 

 

では、いきましょうか……皆いますし私も頑張って制御しますよ!

 

ドライバーをバグルドライバーに変更して……

 

 

《ガッチョーン……》

 

 

《hazard stand by》

 

 

「ハザード、起動!」

 

 

《ガシャット!バグルアップ!》

 

 

《Danger!Danger!》(Emergency!)

 

 

《Ego is Broken!》

 

 

《Gungnir hazard!》(YABEI!)

 

 

デンジャラスゾンビと同じように黒い霧が私を包み………そこで意識が飛びました

 

 

 

(響side)

 

今、私はニールちゃんが新しいガシャットを作ったからそれの起動実験に立ち会っています

 

最初のエクスドライブの再現は凄かったね……すぐ解けちゃったけど

 

「この調子なら問題なく終わりそうか」

 

「だな、名前は前と同じで少し物騒だがな……」

 

「流石に大丈夫じゃないかなー?」

 

とか話をしていると

 

 

 

「グルアァァァァァァァァ!!!!」

 

 

 

咆哮が聞こえたのでニールちゃんを見ると全身が黒くなって赤い目をして暴れてます

 

「おい、マジかよ……暴走したぞ、あいつ」

 

「ああ、しかも立花と同じだな……」

 

「とにかく止めない(バシン!)と……?」

 

なんの音?

 

 

「ハァッ!」

 

「グラァ!」

 

見ると師匠と暴走したニールちゃんが殴りあってます

しかも師匠は攻撃を全て受け流しているのでダメージを全く受けてません

 

「どうした、ニール君!力任せでは勝てんぞ!」

 

「グルル…ガァ!」

 

顔を狙った攻撃を師匠は受け止める

そしてニールちゃんにカウンターを

 

「ムン!」

 

「グガッ!………(バタン)」

 

きれいに決まり、ニールちゃんが倒れ変身が解ける

 

 

《ガッシューン》

 

 

「はぁはぁ……」

 

「大丈夫か?ニール君」

 

「あ、はい………制御しようと思ったんですけど起動した直後に意識が飛んで……」

 

「ふむ……」

 

大丈夫なのかな?

 

「とりあえず疲れたので休ませてもらいますね…」

 

「ああ、ゆっくり休め」

 

「はーい、失礼しまーす」

 

そう言ってニールちゃんは出ていった…

 

 

(ニールside)

 

今日は疲れましたね……ハザードの方はなんとかして改良しないと………

 

しかしどうすればいいんですかね?

暴走を意図的に制御出来るようなものがあればいいんですが……




※ガングニール・ハザード
ガシャットと化したハザードトリガーだと思ってくれれば……だけどハザードトリガーとは違い、使った瞬間暴走するという相違点がある
のちのち改良の予定
今回はバグルドライバーで使ったがゲーマドライバーでも使える

これを出すのはG編の後でも良かった気もしてる

※エクスドライブ・シンフォギア
エクスドライブを再現するガシャット、しかし再現のために無理矢理ライダーシステムのリミッターを外しているので使用者への負荷が強く10秒ほどで強制解除になる
モチーフはハイパームテキだけどエグゼイド・ムテキゲーマーのような使い方はいまのところ予定ないかな……
作って出したはいいがたぶんこの先使われることは……あるかな?

後先考えずに作るというバカやらかしましたがまあいいよね?


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G編
G編1話


G編の1話です

奏者やOTONAvsニールちゃんやろうとしたけど書けなかったから物語進めることに……戦闘シーンを上手く書ける文才が欲しい……


(ニールside)

 

ルナアタックから約100日、今私は未来ちゃんや弓美ちゃんたちと一緒に『QUEENS of MUSIC』という翼さんと海外のアーティストであるマリアさんという人のコラボライブに来ています

 

ちなみに響ちゃんとクリスさんはソロモンの杖の引き渡しのために山口県の岩国の米軍基地にいってます

ノイズが出るというアクシデントはあったみたいですけど無事に終わり、今ヘリでこちらに向かっているそうです

 

そしてマリアさんと翼さんの1曲目が終わり2人が言葉を交わしあった後……(ゾワッ!)まさか!?

 

会場にノイズが現れました……がそのノイズたちは動く気配がありません

 

「うろたえるなっ!!!」

 

マリアさんの声が響き、そちらに注目する

全く動じてないことから彼女が首謀者もしくはそれに連なる者なのでしょう

翼さんはマリアさんを睨み何故こんなことをしたのかと尋ねる

マリアさんは少し笑った後

 

「Granzizel bilfen gungnir zizzl 」

 

聖唱を歌い……ってガングニール!?

 

閃光が走り、光が落ち着いた時にそこにいたのはマントを纏い黒いギアに身を包んでいたマリアさんだった

 

『アウフヴァッヘン波形感知!』

 

『解析結果出ました!』

 

『……ガングニールだとぉ!?』

 

それを聞いた私はすぐに弦十郎さんに通信をする

 

「弦十郎さん、私が出ても!?」

 

『それは許可出来ない!今そこは全国中継されている!』

 

「ですけど、このままじゃ!」

 

『今、慎二がテレビ中継をきるために動いてくれている

それまで待つんだ!』

 

「………はい」

 

その間にも事態は動きます

マリアさんが自分…自分たち?のことを武装組織フィーネと名乗り、各国に国土の割譲を求めだしました

 

 

それにしてもまずいですね、大量のノイズに観客の人たち……どうすれば………

そう思っていた時

 

「オーディエンスを解放する!」

 

というマリアさんの宣言が

それと同時にノイズが少し下がり観客たちが出ていく

皆を避難させて私はいつでも乱入出来るように用意をする

 

観客が皆避難した後、生身の翼さんに自分の使っていたマイクスタンドで攻撃をしかけるマリアさん

それを同じくマイクスタンドで受け止める翼さんだけど、生身とシンフォギアでは出力が圧倒的に違うためすぐに翼さんのは折れる

しばらくの間凌いだのち、カメラの中継が落ちた

なので翼さんは天羽々斬を纏い、私はすぐに飛び出しガングニールに変身して翼さんの横に立つ

するとマリアさんが何か驚いています

 

「どういうこと!?3人の奏者のうち2人は今、ここにいないはずのに!?」

 

……なんでそのことを知ってるんでしょうか?

 

「さあ?なんででしょうね?とにかくここは私たちが相手ですよ」

 

「ああ、神妙にお縄につくがいい!」

 

「くっ!」

 

そして戦いを始める私たち

 

まず翼さんが剣で斬りかかる、それに対してマリアさんはマイクスタンドで防ぐ……が剣とマイクスタンドでは素材が全然違うためすぐにマイクスタンドは真っ二つになる

そこに私が拳で殴りかかるがマリアさんは後退して避け、マントを動かして攻撃してくる

アームドギアを出してこないことに怪しみつつも翼さんは剣で、私はガシャコンスピアーを召喚して弾いたり防いだりする

 

そして反撃に移ろうとしたとき……

 

「デェーーース!!」

 

「ヤァァッ!!」

 

翠の鎌と桃の鋸が飛んできたのでバックステップで避けつつ後退する

 

「イガリマ&シュルシャガナ」

 

「ただいま参上デース!」

 

伏兵ですか……厄介ですね

 

「別に1人でも余裕だったのだけれど……まあ、いいわ

さて、これでこちらの勝利は確定したも同じ

さあどうするのかしら?」

 

確かにこのままならあちらが有利です、このままなら……ね

 

 

バリン!)

 

 

「土砂降りのぉ、10億連発!!」

 

《BILLION MAIDEN》

 

「はぁぁぁぁぁ!!」

 

クリスさんと響ちゃんが空から来て私たちと合流

 

「「なっ!?」」

 

「デース!?」

 

2人も空から来たことに驚いてますね

 

「数の有利が……なんだって?

これで私たちの方が有利だね」

 

「どういうこと!?なんで奏者が4人も……情報では3人のはずなのに!」

 

「はっ!それはてめぇらで考えるんだな!」

 

ふふふ、あちらは混乱してますね

 

「私と雪音でマリアを相手する

いいか雪音?

それと立花とニールは残りの2人を頼めるか」

 

「了解、援護は任せな!」

 

「じゃあ私はあのピンクの子を」

 

「となると私は残りの翠の子ですね」

 

 

それじゃあ、あなたたち倒すけどいいよね?答えは聞かないけど!




何故マリアさんが他の奏者が会場にいないと思っているか
翼さんが奏者であることを知ってるぽい&ウェル博士と繋がっていて岩国に響ちゃんとクリスちゃんがいる&ルナアタックで月の欠片を砕いたのは3人
以上のことから奏者は3人で会場には翼さんだけだと思っていてもおかしくないと思いこうした

………シンフォギアの存在は公開されたけど人数は公開されてないよね?(原作うろ覚え)


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G編2話

ライブ会場での対決です

相変わらず戦闘を書くのは苦手……なのでクオリティには期待しないでw


(翼side)

 

マリアはニールと戦う予定の翠の子に忠告をしている

攻撃してもいいが警戒を怠っていないのでおそらく効かないだろう

なので私はマリアに対し剣を構え相手の動きを待つ

そしてこちらを見たマリアは両手を構えると腕の装甲が外れ槍に変わる

 

……ニールの逆か、それに槍なら奏やニール相手に慣れている、注意すべきはあのマントとの連携だな

他の2人の謎の奏者……たしかイガリマとシュルシャガナと言っていたか?……は立花とニールが相手をするので今は忘れられる

 

「あなたのお望み通り戦ってあげる、だが勝つのは私たちだ!」

 

「人数が多いことに少し驚いたけど、あの2人も強いわ

それに1人多いくらいは関係ないわ、逆に返り討ちにしてあげるわよ」

 

そう言って、私たちは戦闘を開始した

 

共に武器を構え、相手に向かって突撃する

剣で斬りかかるも避けられ、槍を突きだしてくる

それを仰け反ってかわしつつ逆立ちになり足のブレードを展開、回転する

 

《逆羅刹》

 

しかしそれも硬化したマントで防がれ、弾き飛ばせはするがダメージは与えられない

 

雪音が適切なタイミングで援護してくれるのでこちらが大きなダメージを受けることはないが、マリアもマントと槍を巧みに操り防ぐためさほどダメージを与えられない

 

お互いに拮抗していた状態だったが、いきなり巨大なノイズが現れたことによりそれも終わることとなった

 

 

 

(響side)

 

私の相手はピンクのギアを纏っている子

放ってくる鋸を避けながら話を聞く

 

「なんでこんなことするの!?

戦いなんてしないで話し合おうよ!」

 

「うるさいっ!

綺麗事を言うな!」

 

「話し合えばわかり会えるって!」

 

「……偽善者」

 

「えっ?」

 

聞こえた言葉に思わず固まる

 

「何もわかってない人がそんなことを言うな!……こちらの話しなんて全く聞いてくれなかったのに…

この世界にはあなたのような偽善者が多すぎる!」

 

その言葉と共に放たれた攻撃を固まっていた私は避けることが出来なかった

それによって大きく飛ばされ………

 

 

「うひゃぁぁぁ!」

 

 

 

 

(ニールside)

 

さて、翠の子の武器は鎌ですね

……鎌って切り裂く以外に何が出来るんでしょう?

 

 

「切歌、あなたの相手は未知の相手だから気を付けなさい

とりあえず拳と槍は使ってきたわ」

 

「わかったデス!」

 

マリアさんが翠の子、切歌ちゃんでいいのかな?

に忠告を……んー、まあ手の内はあまり晒さない方がいいですし追い込まれない限りは拳と槍だけで頑張りますか

 

「さあ、いくデスよ!」

 

「いくよ……」

 

お互いに走り武器を交差させる

そのまま何度かぶつけ合ったあと切歌ちゃんは少し下がり

 

「デース!」

 

《切・呪りeッTぉ》

 

鎌をふるって刃を飛ばしてきた

 

「うわっ!」

 

それを仰け反って何とか避ける

しかしその隙は大きく……

 

「デスデース!」

 

鎌で切りつけられる

 

「痛っ!

……やってくれたね、今度はこちらの番!」

 

《ズ・ガーン》

 

スピアーをナックルモードに変形させ切歌ちゃんの懐に突撃

 

「速!?」

 

切歌ちゃんが鎌をふるおうとするもその前にインファイトで殴って攻撃させない

 

「降参していいんだよ?」

 

「誰がするもんかデス!」

 

そのデスデス言ってたのって口癖なんだ……てっきり敬語や叫び声だと思ってたよ…

 

 

私は戦いを終わらせようとガシャットをキメワザスロットに差しこみ、ボタンを押す

 

 

《キメワザ!》

 

 

「何の音デス!?」

 

「フィニッシュは必殺技で決まりだよ!」

 

そしてもう一度ボタンを押す

 

 

 

《撃槍・クリティカル・ストr「うひゃぁぁぁ!」「へ?」「デス?」(ドシン)

 

キメワザを放とうとしたとき響ちゃんが飛ばされてきて私にぶつかって一緒に転がり中断させられた

しかも上に乗っかってますし…

 

「あいたたた……」

 

「響ちゃん、とりあえず降りてもらえる?」

 

「あ、ごめん…」

 

って響ちゃん何かあったのかな?

なぜか少し暗いし…

 

 

と、いけません

まだ戦闘中……ってデカイノイズが出てきた!?

マリアさんたちもそれには驚いています

 

「分裂増殖型!?」

 

「こんなの使うなんて聞いてないデスよ!?」

 

どうやらあちらにも予想外のようですね

そしてマリアさんがその分裂増殖型とやらに手に持っていた槍から発射したレーザーを当てます

 

同士討ちですか?

 

とか思っているとそのノイズは炭にならずに増えていきます

それに私たちは驚く

さらにマリアさんたちはこの隙にどうやら撤退したようです

 

私たちが攻撃を加えるも炭にならず、さらに増えていきます

 

「こりゃ、やべぇな」

 

「ああ、だが外にはまだ人がいる」

 

「早く倒さないと未来たちが…」

 

「みんなの出せる最大火力で吹き飛ばす……くらいですか?

とれる手としては」

 

だけどそれでも倒せるかは……

 

「なら絶唱です!」

 

「あれか!?あれはまだ未完成だろうが!」

 

たしかS2CAでしたっけ?絶唱のコンビネーション技

確かに威力は高いけど未完成だから危ないよ!?

 

「でも、やるしかない

やらないと逃げてる人たちが危ないから!」

 

「たしかに、それしかないか」

 

「……そうだな、わかったよ、やってやる!」

 

 

「そうだね……だったら私も!」

 

 

《仮面ライダークロニクル》

 

 

「着装!」

 

 

《ガッチャーン!》《レベルアップ!》

 

 

《撃槍ガングニール!》《アガッチャ!》

 

 

《今こそ時は、極まれり!!!》

 

 

モード・クロニクルを起動しキメワザの準備をする

 

 

《キメワザ!》

 

 

「セット!ハーモニクス!」

 

 

そして、私たちは同時に放つ

 

 

《ライダー・クリティカル・クルセイド!》

 

 

「行きます!――S2CA・トライバースト!」

 

 

最大まで加速した私の高速連続蹴りと奏者3人の絶唱の合わせ技が分裂増殖型に決まり、今度は増えたりすることはなく炭となり消えていきます

 

 

ひとまずの戦いはこれで終結しました




※ライダー・クリティカル・クルセイド
エグゼイド本編でエグゼイド・ムテキゲーマーが初登場した時のハイパー・クリティカル・スパーキングのように連続で蹴りを加える
もちろん転移なんて使えないので超加速能力の使用で転移しているかのように超高速で動いているだけ

なお、クロノスやクロノスナイプのように足元に時計を投影した反時計回りの回し蹴りverもある


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G編3話

G編って大まかに言うと
ソロモン移送→ライブ会場での戦い→アンチリンカー下での戦い→学祭→カ・ディンギル跡地でネフェリムとの戦い→タワーでアメちゃんvsマリア、未来と響離れる→神獣鏡未来vs響→フロンティアでの決戦
だよね?
何か抜けてる気もしなくはないけど……

(ザババコンビのケンカ?ニールちゃんたち2課は関係ないよね())


(ニールside)

 

ライブ会場での戦いが終わり、会議のために2課に戻ってきたんだけど

響ちゃんが何か沈んでるんですね

とにかく何があったのか聞いてみると

 

「私って偽善者なのかなぁ……」

 

と、言っている

なんかピンクのギアの子に色々と言われたみたいですね

 

「ハァー……響ちゃんバカ?」

 

「なにいきなり!?」

 

いや、まあ響ちゃんがバカなのは元からですけど……

 

「なんかバカにされた気がする………」

 

はい、もちろんしてますよ

と、それはどうでもいいんです

 

「響ちゃんはあの子のこと何も知らないよね?」

 

「え?うん、知らないよ?だから話し合おうって言ったんだけど……」

 

「あっちもそうなんだよ

響ちゃんのことはよく知らない、だからあっちからすると響ちゃんは偽善者にしか見えなかったってだけ

別に響ちゃんは偽善者じゃなくてただ助けたいだけでしょ?」

 

「うん!」

 

「だったら信じて貰えるまでなんどでも頑張ればいいじゃん!

そして話し合えばわかりあえるってのを証明すればいいんだよ」

 

「ニールちゃん………うん!頑張る!」

 

よしよし、立ち直ってくれたかな?

 

 

で、会議に移るんですが

 

あの武装組織フィーネから全く声明が出ないんですよね

全く、何を考えているかわかりません

黒いガングニールやイガリマにシュルシャガナでしたっけ?それの出所も――おそらくフィーネ(本人)が関係しているんでしょうけど――わかってません

 

「それで、皆は何か気になったこととかあるか?」

 

「気になったことといえばなぜかあちらに立花と雪音が岩国に行ってることがバレていたのですが………」

 

「それとこちらの奏者の人数もですね、まあ私を奏者にカウントするならハズレではあるんですが」

 

ほんとになんででしょうね?

 

「ふむ、人数はもしかするとルナアタックの件で3人だとわかっているのかも知れんな」

 

ああ、そういえば月の欠片砕きにいったのでしたね

思いっきり3つの光が見えてましたし、それでですか

 

「だが、行動まではわかるはずがないのだが……

とりあえずこちらはどこかで漏れた可能性もあるな、調べておこう

他にはないか?」

 

特に何も出なかったのでこれで会議は終了

 

皆それぞれ訓練したり宿題したりしにいきます

私?もちろん道具の整備やバグヴァイザーツヴァイの作成ですよ

もしあの武装組織にほんとにフィーネさんがいるのならボコりにくるはずなのでそれに備えるのは当然です、あの人の執念はかなり凄いですからね

 

え?他の人たちへの対処?………大丈夫ですよ、なんとかなります……なるはず……なるといいな?

 

 

 

 

(マリアside)

 

ライブ会場での戦線布告後アジトに戻ってきた私たちだけど……

 

「マム、あの4人目について何かわかった?」

 

「ごめんなさい、マリア

ほとんどわからなかったわ………」

 

そう、なら仕方ないわね

 

「じゃあ切歌、あなたは戦ってみてどうだったかしら?」

 

「えーとデスね、マリアと同じで槍と拳を使ってきたデス!

あとは……拳の方が強くて負けそうになったデス」

 

なるほど……ん?

 

「負けそうになったってことは負けなかったのよね

どうなったの?」

 

「あれは負けそうになったときに調が相手してた人が飛ばされてきて、その人に当たって一緒に転がっていったんデスよ

で、その直後に分裂増殖型が呼び出されたデス」

 

「そう、ありがとう」

 

事故に助けられたと言うべきかしら……とにかく厄介ね

 

「そういえば調

なんかあの人をたまにチラチラ見てたデスけど、どうしたんデスか?」

 

あら、そうなの?

 

「うん、なんかわかんないけどあの人を無性にボコりたくなってきて………」

 

調の何かに触れたのかしら?

 

「まあ、いいわ

あの子は一番情報が少ないから警戒はしときなさい

ところでマム、ドクターは?」

 

「ドクター・ウェルなら次の作戦のために準備をするとか言ってましたよ」

 

はぁ、大丈夫なのかしら?

マムの治療をしてくれてるから一応は信用してるけど、なんか胡散臭いのよね

 

「わかったわ、それなら今日はこれで解散ね

切歌、調、ゆっくりと休みなさい」

 

「はい!」

 

「デス!」

 

さて、私がフィーネの魂に塗り潰される前に終わらせないとね




とりあえずここまで

次はネフェリム戦かな……あの英雄願望持ちの博士を上手く書けるだろうか………


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G編4話

上手く書けているか
それが心配だ


(ニールside)

 

マリアさんたちの宣戦布告から数日がたちました

ただ今、私たち2課は大忙しです

 

『さあ、皆配置についたな!

いいか、今日でかたをつけるぞ!』

 

「「「「はい!」」」」

 

エージェントさんたちが物資の流通のルートやらを漁って怪しいところを探した結果

町中の廃病院に食料や薬品が運び込まれてるのが見つかり、そこがフィーネのアジトだろうと断定

 

現在、突入のための準備中です

 

「あんがい、早く決着つきそうだな」

 

「ですね」

 

「だが、油断は禁物だ

あちらはかなりの実力を持っているからな」

 

「ええ、わかってますよ」

 

 

敵は皆強かったですしね……こちらもですが、あちらもあれで本気のはずはないですし

 

 

『司令、全員準備完了しました!』

 

『よぉし、では作戦を開始する!

皆、絶対に無事に戻ってこい!』

 

「「「「了解!」」」」

 

そして私たちは敵のアジトに突入しました

 

 

 

 

 

 

………にしても何もありませんね

 

「誰もいませんね、もしかしてもう逃げられました?」

 

「いや、どうやらお出ましのようだぜ」

 

クリスさんの言葉に続くように前の暗闇からノイズが出てきます

 

「どうやら当たりのようだな」

 

「はい、いきましょう」

 

そう言ってノイズに攻撃していきます………が

 

「っ!なんだ、ノイズが倒れねぇ!?」

 

「どうなっている!?」

 

「なんで!?」

 

皆の攻撃でノイズが倒れません、いつもなら1撃で倒せるのに……

 

「え、私だけいつもと変わらないんだけど」

 

そう、何故か私の攻撃はいつも通り1撃でノイズを炭にしていきます

 

そこで本部からの通信が

 

『奏者3人の適合率が下がっています!』

 

『皆さん、気を付けて下さい!』

 

……そういうことですか

適合率下がっているから皆の出力が落ちているんですね

 

まあ、何度か攻撃すれば倒せるんで問題はないんですけど………ってちょっと大きいやつ来ましたね

 

それに対して私は槍を突き立てるが……

 

ガキン!)

 

「ッ! 弾かれた!?」

 

「なんだこいつ、ノイズじゃねぇのか!?」

 

 

 

「フフフフフ、ハハハハハ!」

 

「誰!?」

 

「いやいや、どうですか?僕特製のアンチlinkerのお味は

まあ、何故か効いてない人が1名いるみたいですけど」

 

そういって現れたのはソロモンの杖を持った好青年に見えないこともない男の人

 

「ウェル博士!?」

 

「え、この人が!?」

 

たしかソロモンの杖を渡した人でしたっけ?

んー、実際に見るのは初めてですけど、なんか胡散臭いですね

 

「なんで、てめぇがここに……まさか!」

 

「ええ、そのまさかです

僕もフィーネの一員ですから」

 

「そいつを平和のために使ってくれるんじゃなかったのかよ!」

 

「ええ、もちろん使いますよ

ただ僕の目的のためにはこちら側でないと意味ないのでね」

 

うわぁ、あの人が敵ってことは通りでマリアさんがこちらの2人があそこにいないことを分かってたわけです

 

「では、行きなさい!ネフィリム!」

 

「グオオオオオオオオ!!!!」

 

その言葉に先程の怪物が動き出します

これは適合率が下がっている皆ではきついでしょう

 

「皆下がって!こいつは私が相手するから!」

 

「ニールちゃん、でも!」

 

「バカ、早く下がるぞ

今のアタシらじゃ足を引っ張るだけだ!」

 

そう言って3人は外に出ていきました

私はネフィリムとやらを足止めします

 

「自分を盾に皆を逃がしますか」

 

「そうだね、このまま戦わせたらまず間違いなく負けるだろうから……ね!」

 

ウェル博士が話しかけてくるのでそれに軽く返しながら戦います

 

にしてもこいつ堅いし、力強すぎですね

 

腕を振り回したり噛み付いたりして来ますがなんとか避けつつ攻撃をするがまともに通らない

 

「なんでこんなことを!」

 

隙を見て私もウェル博士に聞き返す

 

「何故?そんなこと決まってます

僕は英雄になるんです!世界を救った英雄にねぇぇぇぇ!!!」

 

うわぁ、狂ってますね……

 

とドン引きしたのが隙となりネフィリムの拳を正面から受けてしまいます

 

「グッ!」

 

その力はとても強く吹き飛ばされた上、壁をも砕いて外に飛ばされました

しかもそれだけでなく……

 

 

《ガ…ガ…ガシュ…ガシューン》

 

 

ゲーマドライバーが壊れ変身が解けてしまいました

 

「ニールちゃん!?」

 

さらに外ではマリアさん以外の2人と響ちゃんたち3人が戦っていました

 

 

「ってネフィリムは!?」

 

探していると何かが飛んできたので見てみるとあのネフィリムがケージに入りウェル博士と共に飛行型ノイズに運ばれています

 

「逃がすか!」

 

それを追って翼さんが走り海へジャンプ

浮かび上がってきた2課の潜水艦の上に着地し再び跳躍

追い付くというところでマリアさんが来て翼さんを弾きます

そしてウェル博士から驚きの言葉が

 

「よく来ましたね、フィーネ」

 

「「「な!?」」」

 

マリアさんがフィーネ!?

 

「さて、お二人とも戦闘続行不可になった彼女から聖遺物の回収をしてください」

 

「ッ!させるかよ!」

 

ウェル博士のその言葉に元々いた2人がこちらに来ます

それに対してクリスさんが銃を撃ちますがバックファイアがきついのか体から血を流します

2人はそれを見て弾を避けつつこちらに接近してくる

 

あー、やるしかないですかね?

 

「翼さん、後で止めてくださいね?」

 

「ニール?何を……それは!」

 

私はバグヴァイザーとガングニールハザードを取り出して立ち上がります

そして

 

 

《ガッチョーン……》

 

 

《hazard stand by》

 

 

「ハザード、起動!」

 

 

《ガシャット!バグルアップ!》

 

 

《Gungnir hazard!》(YABEI!)

 

 

「ガアァァァァァ!!」

 

 

 

(響side)

 

あのデカイのをニールちゃんに任せて外に出るとピンクの子と翠の子が襲いかかってきた

 

ギアの適合率が下がった状態だとかなりきついけどなんとか張り合えている

 

だけど急に轟音と共にニールちゃんが廃病院の壁を突き破って飛ばされてきた

しかも変身も解けている

 

そしてそこからウェル博士が出ていき翼さんが追いかけるもマリアさんが来て止められる

 

ウェル博士がマリアさんのことをフィーネと呼んだあとニールちゃんの聖遺物を回収するように言って2人がニールちゃんに向かって突っ込む

 

だけどニールちゃんがバグヴァイザーを腰につけて、あの暴走するガシャットを起動した

 

「っ!?なんなのあれは?」

 

現れた画面とかに警戒したのか2人も止まります

そしてニールちゃんは暴走を開始した

 

「ガアァァァァァ!!」

 

「「え、キャアァァ!」」

 

ニールちゃんは近くに来ていた2人に突撃、驚いていた2人は避けられず殴り飛ばされる

 

「よくも2人を!」

 

マリアさんは槍からレーザーを放ちニールちゃんを吹き飛ばす

 

《HORIZON†SPEAR》

 

そしてマリアさんはすぐに2人を回収し、ウェル博士共々何かに乗り込んだあと姿を消しました

 

私たちはそれを見送るしかありませんでした、だってニールちゃんを止める必要があるから

 

「グルルル」

 

「仕方ない、待っていろ今止めてやるぞニール」

 

「ガアァァァァァ!!」

 

翼さんは小刀を多数生成し発射する

それが影に刺さり、ニールちゃんの動きが止まる

 

《千ノ落涙》

 

《影縫い》

 

そして近づき、ガシャットを抜く

 

《ガッシューン》

 

変身が解かれたニールちゃんは翼さんに

 

「すいません、ありがとうございます」

 

「気にするな」

 

その後私たちも撤退し、今回の作戦は失敗に終わった




んー、後半がやや適当な気もする……



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G編5話

ネフィリム戦後です
今回は短いかな


(マリアside)

 

私たちは新たなアジトに戻ってきたあと今回のことについて話し合いをすることに

 

「さて、全員無事ね?

調、切歌、どこか痛いところとかない?」

 

「大丈夫デス!ね、調!」

 

「うん、大丈夫だよ

心配しないで、マリア」

 

そう……よかったわ、にしてもあの子は一体………

 

「で、ドクター?彼女が何者かわかったのかしら?」

 

「ええ、ある程度は」

 

なんでこういう時は役にたつのかしら……普段は偏食家で英雄志望の胡散臭い学者なのに……あ、でも優秀ではあったわね、胡散臭いけど

 

「まず結論から

おそらく彼女は奏者ではないですね」

 

「…………」

 

「…………」

 

「…………」

 

「「「はぁ!?」」」

 

どういうことよ!?

 

「彼女は他の奏者と違い、腰に何らかの機械を着けていました

そして、なにやらそこにさしているものもありましたし、腰に着けていた方がネフェィリムの一撃で壊れると変身が解除されてました

 

そのあと腰に別の機械を着けて、壊れた方に刺さっていたのとほぼ似た物をさしてまた変身

まあ、あれは暴走と言った方が正しい気もしますが

 

後、彼女は奏者と違い歌ってない

これが判断の理由ですね」

 

なるほど………確かに筋は通っているわね

 

「彼女はノイズも倒していたのですよね?

ということは同じ装置を使って戦える人が彼女の他にもいる可能性もあるのでは?」

 

「いえ、それはないでしょう」

 

マムの最もな質問にドクターは即否定

 

「彼女の他に戦える人がいるのならその人たちも来ていたはずです

ですが応援としても来なかった

つまりはあれは彼女専用に作られた、もしくは彼女の他に使える人がいないということですよ」

 

「そう、わかったわ」

 

「あと、彼女専用に作られたものだとしたら壊したものが直るまでは彼女は戦闘には出てこない可能性が高いでしょう」

 

「なんでデス?別ので変身して攻撃してきたんデスよ?」

 

「あれは先程も言った通り暴走と言い換えても過言ではありません

毎回使っていては仲間をも巻き込む可能性がありますしね、たぶん修理に集中するんじゃないですかね?」

 

たしかにそうね……

 

「では言いたいことは言いましたし、僕は部屋に戻ってネフィリムの調整をしてきますね」

 

そう言ってドクターは戻っていった

 

「まあ、何はともあれ皆が無事で良かった

決して無理をしてはいけませんよ?特にマリア」

 

「分かってるわよ、マム」

 

そのあと少し雑談をして解散となった

 

 

 

 

 

(ニールside)

 

作戦後、すぐに本部に戻り会議に

 

「とりあえず皆、よく無事に戻ってきたな

作戦は失敗だったが次があるさ!」

 

「皆さん、ケガ等はありませんか?」

 

「ええ、私は大丈夫です」

 

「アタシはちょっとバックファイアで出血したくらいだな」

 

「私も大丈夫です、けどニールちゃんは……」

 

「あーー、はい

一応システムに守られたのでこれというケガはないですけど、ゲーマドライバーが大きく破損しましたね……

すいません、修理のためにしばらく戦線離脱になるかと……」

 

「ふむ、そればっかりは仕方ないな

ではニール君はドライバーが直るまでは待機だな」

 

ええ、あのネフィリムとやら許しません

いつかリベンジしてやります

 

とりあえずは修理と同時にバグヴァイザーツヴァイを完成させませんとね

 

「よし、とりあえず今日はここまでで解散だ

皆はもうすぐ学校では文化祭だ

そちらの準備も必要だろう」

 

………あ、そういやそれもあるんでしたね

まあ、なんとかなるでしょう、たぶん……きっと……メイビー………




ウェルって行き過ぎた英雄願望除けばかなり優秀なんですよね?ということで説明役を任せました


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G編6話

リディアンの秋桜祭ですね

割りと適当感漂ってますがちょっとやりたいことも書けたので良かったと思う


(ニールside)

 

あれから少し経ち今日はリディアンの文化祭です

様々な出店や出し物があってとても楽しめそうです

しかも音楽のリディアンらしく歌合戦らしきものもあるとかで、優勝すれば生徒会権限で何か1つ可能なら叶えてくれるとかなんとか

 

これは出ないわけにはいきませんね

てなわけでエントリーはしておきましたよ

 

まあ、始まるまでは時間もありますし食べ歩きでもしますか

 

 

 

とまあ、焼きそばやらたこ焼きやらを食べて今度はアイスを頼むことにしたんですが

 

「「すいませーん、これください(デス)!」」

 

誰かの声と重なりました……ん?この口癖って

声のした方をチラッと見ると眼鏡かけた切歌ちゃんと相方の子がいました

 

………とりあえず知らないふりです

ええ、ここで戦うわけにはいきませんし

 

「はい、お二人とも」

 

「あ、どうも」

 

「ありがとうデス!」

 

アイスを貰ったあとそっとその場を離れることに

……バレてないよね?

 

 

(切歌side)

 

これ以上マリアがフィーネの魂に塗りつぶされないように調と一緒にやつらが通っているリディアンの文化祭に潜入することになったデス

 

まあ、とにかく予算は貰ってるのでまずは食べ歩きデスね

 

唐揚げやらポテトを食べて次はアイスを頼むことに

調からの視線が少し冷たいデスが……

 

 

「「すいませーん、これください(デス)!」」

 

誰かと被ったデスね

チラッとそちらを見るとこの前戦った奏者擬きデス!?

 

バレてないデスよね……

 

「はい、お二人とも」

 

あ、アイスが来たデスね

 

「あ、どうも」

 

「ありがとうデス!」

 

お礼は大事デス

 

貰ったあと調とそっとそこを離れたデス

 

「ふー、どうやらバレてないようデスね

流石はアタシデス」

 

「ジーー」

 

「調?どうしたデス?」

 

「ジーー」

 

あ、もしかしてアイス欲しかったデス?

 

「切ちゃん?私たちのやることちゃんとわかってる?」

 

「大丈夫デス!わかってるデスよ、調

この身に課せられた使命は一秒たりとも忘れてないデス」

 

「ジーー」

 

「ほ、ほら、これデス!」

 

調に見せたのはこの学祭のメインイベントのチラシ

歌で優勝すれば商品として可能な願いを叶えてくれるらしいデス

 

「これで優勝してギアをやつらから貰うんデスよ

この食べ歩きはそれまでの腹ごしらえデス!」

 

 

フフフ、優勝はアタシと調がいただきデス!

ちなみに食べ物の件はお金の無駄使いだとこのあと調に怒られたデス、解せぬ

 

 

(ニールside)

 

さて、これからメインイベントの私の番です

 

私のちょっと前に弓美ちゃんたちが『電光刑事バン』というアニメのコスプレをして主題歌歌ってました

まあ、途中できられた上、鐘1つという残念な結果に終わりましたが

ちなみに願いはアニメ同好会の設立でした

 

それで私の曲は『excite』です

フフフ、仮面ライダーはないですが曲自体は出ていたので良かったです

願いは……特にないので学祭で使える金券を頼みましたよ、ただ歌いたかっただけですし

 

「では、次はニール・バグスターさんで『excite』です!」

 

お、呼ばれましたね、行きますか

 

「ニール・バグスターです!

 

……No continueで、クリアさせて貰うよ!」

 

 

 

(ニールちゃんexcite熱唱中)

 

 

 

ふーー、歌いきりましたよ……

かなりいいとこ行ったと思いますね

 

 

とまあ頑張ったんですがこのあとのクリスさんと乱入してきたキリシラコンビ(切歌ちゃんじゃないほうは調ちゃんというらしい)に全て持ってかれましたよ

 

たしかに歌上手かったですね

 

まあ、当然終わったあと皆であの2人を追いかけましたよ

でもここで戦うわけにはいかないので別の日に聖遺物を賭けて戦うことに

 

頑張ってよ…皆!




この歌のところでニールちゃんにexciteを歌わしたかっただけ
(一瞬で終わる描写だったけど)

さて、次は響ちゃんがネフェリムにパクられるところかな……


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G編7話

さぁて、ネフィリム戦かな

ご都合主義というべきか捏造設定というべきものが出てきます


(ニールside)

 

数日間にわたる文化祭が終わりいよいよ、キリシラコンビに指定された日

 

旧リディアン、カ・ディンギル跡地にノイズの反応が出ました

恐らくそこに来いとのことでしょう

 

私は前回ネフェリムにドライバーを砕かれて戦えないので響ちゃんの中に入りアシストすることに

何か嫌な予感もしますしね

 

 

 

 

さて、跡地に来たのはいいんですがそこにいるのはウェル博士とネフィリム、それにマリアさんだけです

 

「切歌ちゃんと調ちゃんは!?」

 

「あの二人ならお留守番ですよ、勝手なことをした罰でね」

 

なるほど……ですがネフィリムはあの二人以上に厄介ですね

 

「ふむ、やはりあのシンフォギア奏者擬き、いえ疑似シンフォギア奏者と呼びましょうか

彼女はいないようですね」

 

……いえ、ここ(響ちゃんの中)にいますよ

 

「まあ、それはいいとして

実はこのネフィリム、完全聖遺物でして活動のエネルギー源として他の聖遺物を食べるんですよ

そしてちょうどいいことにそこには聖遺物との融合症例が!」

 

「まさか、このバカを食べる気か!?」

 

「さあ?もしかしたら他のギアを食べるかも知れませんよ?」

 

(響ちゃん……頑張ってね)

 

(ニールちゃん……うん、任せて!)

 

 

「では、行きなさい!ネフィリム!」

 

「グオォォォォ!」

 

ネフィリムが突っ込んで来たので皆は散開して避ける

 

「ニールちゃんの仇ーーー!」

 

響ちゃんがそう言いながら突っ込む

 

(いや、私生きてるからね!?勝手に殺さないで!?)

 

「セイヤッ!」

 

響ちゃんがネフィリムに拳での打撃を次々と加えていく

 

翼さんとクリスさんはマリアさんが相手になっているのでこちらの援護ができません

 

ですが一応現在は響ちゃんが有利ですね

がそこでウェル博士の一言

 

「なかなかやりますね、『人殺し』さん」

 

「えっ…」

 

響ちゃんがその言葉に動揺して動きが鈍くなる

 

「敵の弱みくらい調べますよ、2年前のライブ事故やこの前のフィーネ、さらには月の欠片を砕いた!

そんなあなたが何かを守れるわけないんですよ!」

 

「え、あ…違っ」

 

(響ちゃん!耳を傾けないで!早く逃げて!)

 

仕方なく響ちゃんから体の主導権をとろうとした時には既にネフィリムが大口を開けて響ちゃんの左腕をガブリ

 

噛みちぎりました

 

「あ、アァァァァァ!!」

 

「ヒャッハァ!パクついたぁ!!!」

 

響ちゃんの噛みちぎられたところからは血が大量に流れてます、このままじゃあ……

 

 

「立花!クッ、マリアそこを通せぇ!」

 

「おい、バカ!しっかりしろ!」

 

「ごめんなさいね、通すわけにはいかないわ」

 

翼さんやクリスさんがこちらにこようとしますがマリアさんに邪魔されてこれません

 

と、その時響ちゃんに変化が……

 

「アァァァァァ………グルル、ガァァァァァァ!!!」

 

苦しみの声が途中から唸り声に、そして全身が黒に包まれたかと思うと私が響ちゃんからいきなり追い出されました

 

「うわぁ!」

 

「ニール!?大丈夫か!?」

 

「え!?彼女、あの子の中から出てこなかった!?彼女は人間じゃないの!?」

 

マリアさんが何か言ってますがそれどころではありません

暴走した響ちゃんはネフィリムに突っ込む

攻撃を受けたネフェリムはなんとか耐え、拳を突き出すがそれは響ちゃんの左腕に止められる

 

「左腕だと!?」

 

「もう再生したというの!?」

 

人外の私が言えることじゃないですけど響ちゃん本当に人間ですか?

 

響ちゃんはそのままネフィリムを引き裂き心臓を抉り出した

 

「やめろぉ!それは世界を救う鍵なんだぁ!」

 

響ちゃんは心臓を投げ捨てるとウェル博士の方へ

 

「グラァ!」

 

「ヒィ!」

 

「させるかぁ!」

 

そこにマリアさんが割り込み止める

ウェル博士はこれを見て、近くに落ちてたネフィリムの心臓を回収

 

「撤退しますよ、フィーネ!」

 

「わかってる………わよ!」

 

マリアさんはマントで響ちゃんを吹き飛ばしたあとウェル博士を担ぎ、そのまま逃げていった

 

「ガルルル……」

 

おっと、響ちゃんを止めないとですね

 

「立花、正気を取り戻せ!」

 

「小日向が悲しむぞ、バカ!」

 

「響ちゃん!」

 

その時でした

 

ドカン!)

 

響ちゃんの後方、心臓が抉り出されたネフェリムの脱け殻があったところでいきなり瓦礫が吹き飛んだ

そこで感じた気配は驚きでしかありませんでした

 

(……え?この気配って、同族(バグスター)!?何で!?……まさか?)

 

そこに居たのは白い少女

 

「うー?んー?」

 

「ガルルル……ガァ!」

 

と、響ちゃんがその子に向かって走り出す

 

「なんであそこに人が!?」

 

「おい、逃げろ!」

 

「んー?」

 

響ちゃんが拳を振り下ろす

 

「エイッ!」

 

白い少女はそれを軽々と受け止め、逆に響ちゃんを殴り飛ばした

 

「「「なっ!?」」」

 

その衝撃で響ちゃんは気を失い、暴走は止まりました

 

呆けてる2人を置いて私はその子に近づいて話をすることに

 

「えーと、私のことわかるかな?」

 

「んー、おねーちゃん?」

 

姉ときましたか……まあ、たぶんこの子も私と同じウイルスから産まれてるっぽいですし間違ってはないのかな?

まあ、敵意はないみたいですし一先ず連れて帰りますか

バグヴァイザーを取り出し

 

「うん、じゃあ帰るからこれに入ってもらってもいい?」

 

「はーい!」

 

吸い込みます

 

「さて、とりあえず帰りますか……あれ、翼さん、クリスさんどうしたんですか?呆けて」

 

「いや、いまそいつに……」

 

「ああ、人が吸い込まれなかったか?」

 

ああ、なるほど、そういうことですか

 

「大丈夫ですよ、これに人を吸い込む機能なんてありません

バグスターは吸い込めますが」

 

「つまりさっきのやつは……」

 

「ええ、私と同じバグスターですね」

 

「「…………」」

 

まあ、驚いて当たり前ですよね……

 

とりあえず気絶している響ちゃんを連れて戻ることとなりました

 

響ちゃん……大丈夫かな?




※白い少女
バグスターウイルスに感染してる響ちゃんをパクついたネフィリムの脱け殻から産まれたバグスター
モチーフはGOD EATERのシオ
変身等は出来ないが素の戦闘力がなかなかに高い
武器はシオが使ってるのと同じ武器を出せる

完全聖遺物ネフィリムが、食べた響ちゃんの腕と混ざり、本体(?)である心臓がなくなったことで響ちゃんの腕部分にあったバグスターウイルスが活性化し、産まれたバグスター


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G編8話

今回短いです


(ニールside)

 

気絶した響ちゃんと新しいバグスターの子を連れて本部へ戻ってきた

 

響ちゃんはそのままメディカルチェックに

詳しい結果は後日発表となった

 

弦十郎さんたちに事の詳細を改めて報告したのち

この子をどうするかとなった

 

「んー?(キョロキョロ)おー!」

 

「あー、とりあえずいいか?」

 

「なんだなんだ?」

 

「名前を教えて貰ってもいいか?」

 

確かにそうですね、名前をまだ教えて貰ってません

いつまでも白い少女じゃかわいそうですし

 

「んーと、ネフィだよ!」

 

あーー、はい

うん、やっぱりネフィリムのバグスターですよね

 

「たぶんですけど、この子……ネフィはネフィリムが食べた響ちゃんの腕とネフェリムの脱け殻が混ざって産まれたバグスターだと思います」

 

「なるほど……」

 

「で、どうすんだ?こいつ

このまま放っておくことなんてしないだろ?」

 

「私が面倒見ますよ、同じバグスターですし姉と呼んでくれるので」

 

たぶんこれが妥当でしょう

 

「ふむ、そうだな

ではニール君、ネフィ君をよろしく頼むぞ」

 

「はい!

じゃあネフィ行くよ?」

 

「おねーちゃん!お腹すいたー」

 

……先に食堂ですね

 

「わかったわかった、じゃあ食堂行くから着いてきて」

 

「はーい!ご飯っ!ご飯っ!」

 

食堂に連れていってご飯を食べさせたのはいいんですけど、普通の人よりよく食べてる響ちゃんより多く食べてましたよ……

 

これ、外なら絶対諭吉さんが昇天しますよね……まあ、2課の手当はかなり出てるから問題ないんですけど……

 

 

 

 

(マリアside)

 

ドクターがネフィリムの餌に当てがあるとしてついていったけどまさか相手ごとギアを食べさせるなんて……

 

だけどあの融合症例……暴走したときに腕が再生してたわよね

人間やめてるんじゃないかしら?

 

それに……

 

「マリアどうしたんです?

そんな難しい顔して」

 

「え、そんな顔してたかしら?」

 

「うん、してたよ」

 

「してたデス」

 

……皆で言わなくてもいいじゃない

 

「何か気になることでも?」

 

「ええ、あの疑似奏者の子のことでね」

 

「何かあったんデスか?」

 

あれはどうみても……

 

「あの子、人間じゃなかったわ……」

 

「「はい?」」

 

「どういうことですか?」

 

「彼女、融合症例の体から出てきたのよ

オレンジ色の粒子となってね」

 

「見間違いとかじゃあ……?」

 

「いいえ、しっかりと見たわ

暴走した融合症例から弾き出される感じで粒子が飛び出してきて彼女になったもの」

 

「確か、歩く憲法違反と忍者が2課にはいるんデスよね?

そこに人外が加わったんデスか……」

 

「ちょっと待って!それは聞いてないわよ!?どこ情報よ!?」

 

「2課の司令官とあのアイドルのマネージャーのことだよ、切ちゃん

あとソースはドクター」

 

ドクターウェルーー!!!

 

「この前の作戦前に言われたデス

歩く憲法違反と忍者には勝てないから見たらすぐ逃げろって」

 

「マリアはお手洗いに行ってたから聞いてなかったと思う」

 

なら仕方ない……わけないでしょ!教えなさいよ!

 

「マリアが来たらすぐ出発だったから」

 

「あとついさっきまで忘れてたデス」

 

この組織こんなので大丈夫かしら………特にドクターウェルとかドクターウェルとか……




ネフィ
前回書いた通りモチーフはGEのシオ
ネフェリムの大食いの部分を引き継いでいる
ニールちゃんいわく「財布が軽くなる……なんでそこを引き継いだの?」とのことです

最後はただの文字数稼ぎのネタです


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G編9話

やっぱり上手く書けない………


(マリアside)

 

私たちフィーネとアメリカの話し合いが街中のタワーで行われることになった

 

そこに行くのは私とマムの2人

流石に調と切歌は連れていけないしドクターは交渉ではたぶん役立たずだと思う

 

なんとしてもこれを成功させて世界を救ってみせる!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とか言ってたけど、アメリカに裏切られた

ええ、もうこうなったら手段なんて選べない

 

ドクターが拾い物もしてきたようだし気に入らないけど協力するしかないようね………

 

 

 

(ニールside)

 

響ちゃんが目覚めて検査結果がみんなに発表された

 

この前の暴走による腕の再生でガングニールの侵食が無視することが出来ないレベルにまで達したみたい

 

それにより響ちゃんには戦闘禁止令が出た

未来ちゃんはそんな響ちゃんを息抜きに遊びに連れていくことにしたみたい

 

「あ、未来ちゃん、行くなら念のためこれ持っていってよ」

 

そう言って渡したのは完成したばかりの『バグヴァイザーツヴァイ』

 

「これってニールちゃんが使ってたやつ?なんか色が違うけど」

 

「うん、それの強化版だね

具体的にはこれ単体でキメワザ……必殺技が放てるようになった

響ちゃんがギアを使いそうになったらそれで無理矢理止めてもいいからね」

 

「なあ、それでウイルスに感染したりはしねぇのか?」

 

「大丈夫ですよ」

 

ええ、ドライバーとして使わない限りはないですし、そもそもドライバーとしては人間には使える代物ではありませんからね

 

「それならいいんだ」

 

クリスさんなりの心配でしょうね

 

「ニールが立花の中に入っていくのはダメなのか?」

 

それでもいいんですけど………

 

「ゲーマドライバーの修理がもうすぐ終わるんですよ

だからさっさと終わらせたいし響ちゃんが未来ちゃんを危険にさらすことなんてしない……と思いたい」

 

「自信ないのかよ!?」

 

「だって響ちゃんですし………」

 

「「「あーー」」」

 

「なんでみんな納得してるの!?」

 

響ちゃんだからですよ

 

「ヒビキだからなー」

 

「ネフィちゃん!?」

 

「とりあえずここからは私たちに任せてゆっくり休め」

 

「……わかりました」

 

「それじゃ行くよ、響」

 

そして響ちゃんと未来ちゃんは出ていきました

 

このあと私はネフィとご飯を食べたり戦闘力を確かめるために戦ったりゲーマドライバーの修理をしたりした

 

ネフィはなかなかに強かったよ

無邪気故か容赦なかったし………時折、おやつっ!だとか、いただきます!って叫んでたし

さっきご飯食べたのにもうお腹すいたのかな?

 

あとゲーマドライバーの修理が終わった、これで戦えるね

 

 

 

 

(未来side)

 

響がガングニールに侵食されて戦闘禁止令を出されたので一緒に遊びにいこうと誘いスカイタワーへ行った

 

だけどそこでノイズが現れた

響が戦いに行こうとしたのでニールちゃんに渡されたバグヴァイザーを突きつけて止める

胸のガングニールを使わなければ平気だ、と響が言って親とはぐれた子供を助け一緒に避難することに

 

職員の人と会って子供を託したあと私と響も避難したけど途中でタワーが爆発して崩落し、私が巻き込まれ響とはぐれてしまった

 

 

2課と通信しようとしたけど通信機が壊れてしまってて出来なかった

どうしようかと思ってると声がする

 

「そこのお嬢さん、力が欲しいですか?」

 

あれは確かウェル博士だったかな?フィーネの一員の

 

「立花響を助ける力、要りませんか?

こちらには滅ぼうとしている世界を救い1つに出来る手札があります

それならば一緒に彼女も助けられるでしょう

そのためにも協力していただきたいのです!」

 

そう言って手を出してくる

 

乗ったらダメだと理性が言っている

だけど私の本能の響を助けたいと言う気持ちに負けてその手をとってしまった

 

そして、フィーネのアジトへ

そこで神獣鏡のギアを渡された

私のやることはこれでフロンティアと言うものの封印を解くことらしい

 

響がこれで助かるなら………私はその思いで頑張ることにした

 

待っててね、響…………!





この世界ではキリシラvs響ちゃんはありませんでした


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G編10話

ふう、やり過ぎた感はある……

だが後悔はしてない( ・`д・´)キリッ



(ニールside)

 

響ちゃんと未来ちゃんが行ったタワーにノイズが現れたので緊急出動となった

 

翼さんとネフィが地上のを、私とクリスさんが空の飛行型を倒す

 

地上担当の2人はそれぞれ剣を持ちノイズを斬り伏せていく

空担当の私たちはクリスさんのミサイルや、ジェットコンバットを起動させ倒していく

 

どうやらここでアメリカとフィーネの会談が行われる予定だったことがその後わかった、だがアメリカはフィーネを消すつもりだったようでこのノイズ騒ぎや爆発はこれ関係だったみたい

 

 

全てのノイズを倒したあと響ちゃんを見つけたので『未来ちゃんは?』と聞くと、爆発による崩落ではぐれたらしい

避難した人達の中にも見つからなくて生存は絶望的だと思われてるようだ

 

 

 

しかし数日後、2課のレーダーが未来ちゃんの持っている通信機の反応を拾えた

それが一定の間隔で動いていることから何者か――恐らくフィーネ――に連れ去られた可能性が高いことが分かった

 

それを聞いた私たちは喜んだ

そしてすぐにその場所へ向かったのだけど……

 

 

「未来ちゃんのいると思わしき場所付近にノイズの反応です!」

 

「映像、出ます!」

 

 

そこにはアメリカの軍艦が1つのヘリを囲んでいて、そのヘリからノイズがアメリカの軍艦に向かって飛んでいっている

それにより兵士たちに少なくない被害が出ているのがわかる

 

 

「翼!クリス君!ニール君!ネフィ君!

現場に着いたらすぐ出れるようにしてくれ!」

 

「「「はい!」」」

 

「はーい!」

 

 

そして改めて映像の方をみるとなんかフィーネ側の様子がおかしいです

調ちゃんがアメリカを守る形でノイズと戦っていたのです

 

 

現場に着いたので全員で出るとそこにはギアを纏った切歌ちゃんとマリアさん、それに対峙する形で調ちゃんがいた

 

「調!こっちに戻ってくるデスよ!」

 

「ダメだよ、切ちゃん

ドクターのやり方じゃ世界は救えない!」

 

んー、喧嘩ですかね?

 

「なにがなにやらわかんねぇが仲間割れってか?」

 

「ええ、非常に不本意だけどね」

 

「ならばこれは私たちにとってはチャンスということだな」

 

「そうですね

ネフィ、ノイズの方を頼めるかな?」

 

「うん!いっくよーー!」

 

とりあえずネフィにノイズを任せて私たちはマリアさんと戦うことにしたんですが………

 

「残念だけど貴女達の相手は私じゃないわ」

 

「あん?どういうこった?」

 

「彼女よ

 

ドクター、あの子を」

 

マリアさんの通信に応じるようにフィーネのヘリから、新しい人影が飛び降りてくる

 

「Rei shen shou jing rei zizzl 」

 

「えっ!?この声って………」

 

「嘘だろ!?」

 

「まさか!?」

 

それは紫のギアを纏った未来ちゃんだった

そしてウェル博士の高笑いと声が

 

「ははは!どうです?親友を助けるために協力してくれと言えば来てくれましたよ!」

 

「小日向……」

 

「響のために……倒します」

 

「話を聞いてくれそうにねぇな」

 

「ええ、不本意ですけど無力化して取り押さえるしかないですよね」

 

ごめんなさい、未来ちゃん!

 

未来ちゃんが襲ってきたが、やはり戦いは素人

本職の翼さんや私たちに敵うわけもなく、取り押さえます

 

そしてギアを外そうとしたとこに、またウェル博士の声が

 

「ああ、それ無理矢理外さない方がいいですよ

無理矢理外すと脳にかなりの負担がかかって廃人になりかねませんので」

 

なんですと!?

 

「てめぇ、ふざけてんのか!?」

 

「いえいえ、至極真面ですよ

だからこうして忠告してあげたんですよ

ああ、それと神獣鏡には聖遺物を分解する機能もありますので」

 

それに驚いた全員の視線がウェル博士に向いたところで

 

 

《キメワザ……!!》

 

 

《クリティカル・ジャッジメント!!》

 

 

「あぶなっ!」

 

未来ちゃんがバグヴァイザーツヴァイを取り出してキメワザを放ってきた

そういや渡してましたね……忘れてました

それを私たちはなんとか避ける

 

「これも追加ですよ」

 

ウェル博士はノイズを更にだしてくる

 

『みんな!響君が今そちらに向かった!

それまで耐えてくれ!』

 

え!?

 

『響君に考えがあるということでな

見事に言い負かされてしまった』

 

そこまで言ったなら信じますかね

 

「クリスさん、翼さん、ノイズをお願いします

響ちゃんくるまでは私が止めてみせます!」

 

「ああ、わかった!」

 

「決して無茶はすんじゃねぇぞ!」

 

いきますよ、未来ちゃん!

 

 

ビームの他にバグヴァイザーでの攻撃も警戒しながら未来ちゃんと戦います

響ちゃんに考えがあるなら倒してもいけないですしね

ナックルモードのスピアーで適度な間合いを取り攻撃を避けつつ隙を見て攻撃を加えます

未来ちゃんはきりがないと見たのかバグヴァイザーをチェーンソーモードに切り替え、ボタンを押す

 

 

《キメワザ……!!》

 

 

ならこちらも……

 

 

《キメワザ!》

 

 

《クリティカル・サクリファイス!!》

 

 

《撃槍・クリティカル・ストライク!》

 

キメワザ同士がぶつかり合い、バグヴァイザーと私の拳がつばぜり合いをおこすもそこに横からビームが飛んできた

どうやら上手く乗せられてしまったみたいですね……

 

 

《ガッシューン》

 

 

吹き飛ばされ、変身が解けるが時間は稼げました

 

さあ、頼んだよ響ちゃん!

 

「でぇぇぇぇやぁぁぁぁぁ!」

 

 

 

 

(響side)

 

師匠に「思い付きを数字で語れるものかよ!」と啖呵をきり未来を助けるためガングニールを纏って未来の前に立つ

 

「響」

 

「未来」

 

「なんで戦うの?このままじゃ死んじゃうんだよ?」

 

「未来を助けたいから!」

 

この体がガングニールに侵食され尽くす前に未来を絶対に助ける!

 

『響君!制限時間はそんなにないぞ!』

 

「はい!」

 

未来の撃ってくるビームを避けつつ接近する

体のいたるところからガングニールの結晶が出てくるけど気にしない

 

神獣鏡のビームが聖遺物を分解するならそれを未来に当てればいい!

 

「なんで、なんでなんでなんで!?」

 

「未来ーーー!!」

 

未来の撃ったビームが周囲の鏡で反射して頭上にどんどん収束していくが無視して未来に抱きつく

 

「あっ、響?」

 

「大丈夫、私は大丈夫だから

未来、ありがとう

だから笑って?」

 

「響………グスン、うん!」

 

そして頭上のビームが私たちに落ちてくる

 

ああ、良かった、これで未来を助けられる

 

 

 

(未来side)

 

響に抱き締められ、落ちてきた光を浴びたあと思考が正常になる

目の前には疲れたのか意識を失った響、その体にはもうガングニールの結晶は見えない

 

「おつかれ、響ちゃん、ゆっくり休んでね

それで、未来ちゃんは大丈夫だった?」

 

ニールちゃん………

そういえばあのフィーネって人たちが響をこうしたんだよね

うん、ちょっとくらい仕返ししてもいいよね?フフフ

 

「ニールちゃん、ごめんね?」

 

「あ、いや気にしないでよ

未来ちゃんも被害者なんだしぃぃぃぃ!?」

 

ニールちゃんに渡されたバグヴァイザーにニールちゃんを吸い込む

そのときにニールちゃんの持ってたガシャットを1つ盗るのも忘れない

ニールちゃんはこれの旧版で変身してたしこれでもいけるよね?

 

『ちょっと!?未来ちゃん!?』

 

「小日向!?」

 

「お前、何してんだよ!?」

 

近づいてきた翼さんとクリスが驚くが無視して一言

 

「翼さん、クリス、響をお願いしますね?」

 

そしてニールちゃんの入ったバグヴァイザーの銃口を私に向けそれを体にさす

 

 

「あ、アアアアアアアア!!!!!」

 

 

 

 

 

 

(ニールside)

 

あ、ありのままに起こったことをはなすよ!

未来ちゃんが謝ってきたと思えば私をバグヴァイザーに吸収して自分にさしたんだ!

なんでこの使い方知ってるの!?だれにも言ってないはずなのに!

てか、このままじゃ未来ちゃんウイルスに感染して死んじゃ………あれ?

 

「おい!大丈夫か、小日向!」

 

「はぁはぁ……響が感じてた苦しみや痛みに比べたらこんなの何でもない!

もう響は戦えない、だから私が戦う!私が守る!私が繋ぐんだぁぁぁぁぁ!

うあぁぁぁぁ!」

 

え、気合いで抗体獲得したぁ!?

どうなっとんのよ………【愛だよ!】なんで!?

 

てか、さっき未来ちゃんがとったガシャットって……

 

「ちょっと、いったい何なのよそれ!」

 

あ、マリアさんたち忘れてた

調ちゃんはギアが解除されて倒れてるし……

 

「あなたたちが響の腕をとらなかったら響もああならなかったんだよね?

だからこれは私の八つ当たりだよ」

 

そして未来ちゃんはバグヴァイザーツヴァイを腰に当てる

 

 

《ガッチャーン………》

 

 

そしてさっき私からとったガシャットを起動させた

 

 

《仮面ライダークロニクル》

 

 

そしてガシャットから手を離した

 

「おい、やっぱ無理してんじゃ……な!?」

 

ガシャットはそのまま落ちるかと思えば浮き上がり未来ちゃんの周りを浮遊する

そして1周すると自然とスロットに入る

 

 

《ガシャット……!》

 

 

「変身…」

 

そしてスイッチを押した

 

 

《バグルアッーープ!》

 

 

《天を掴め、ライダー!》《刻め、クロニクル!!》

 

 

《今こそ時は、極まれり!!!》

 

 

未来ちゃんの背後に時計、頭上にパネルが現れ、時計から数字が未来ちゃんの周りに移動してくる

音声と共にⅠからⅩⅡまで揃うとパネルが落ちてきて未来ちゃんを通過、姿を変化させる

そこに現れたのは緑と黒の仮面ライダー

ふむ、クロノスですか……………………

 

あれ?これ勝てる人いんの?

 

「小日向?その姿は?」

 

「ニールちゃんこれは?」

 

(………仮面ライダークロノス

あー、その……史上最強の戦士です)

 

「………へー」

 

あれ、仮面で見えないはずなのに何故か黒い笑みが見えたんだけど……

 

「じゃあ、行こうか」

 

そして未来ちゃんはマリアさんたちに向かって歩いて行く

 

「さっきから色々と意味がわからないけど、素人に負ける私たちじゃないわよ?」

 

んー、そういう次元じゃないんですよね……

 

未来ちゃんはバグヴァイザーのボタンを2つ同時に押した

 

 

《pause》

 

 

そして、時が止まった

 

「へー、これがクロノスの力なんだね」

 

(うん……あとなんで説明してないのにわかるの?)

 

「なんとなく?たぶん愛」

 

(なんでそこで愛!?)

 

「ニールちゃん、うるさい」

 

(………はい)

 

そんな会話のあと未来ちゃんはマリアさん(とついでに切歌ちゃん)に攻撃を加える

蹴りやパンチ、そしてバグヴァイザーを手につけキメワザを

 

 

《キメワザ……!》

 

 

《クリティカル・サクリファイス!》

 

 

当然ヒットし2人は大きく仰け反る

 

そして再びドライバーにし、ボタンを押す

 

 

《re‐start》

 

 

その音声と共に時間が動きだしマリアさんと切歌ちゃんが吹き飛ぶ

 

「ぐっ!?一体なにが起きたの?」

 

「わからないデス、一瞬でなんども攻撃を受けたかのような……」

 

「さあ、あなたたちは絶版だよ?」

 

 

正宗ぇーー!?

 

 

《キメワザ……!》

 

 

《クリティカル・クルセイド!》

 

 

未来ちゃんの足元に時計が投影され回し蹴りを……

 

 

《ガッシューン……》

 

 

ってあれ?

 

「っ!はぁはぁ………」

 

あー、負担が大き過ぎたんですね

 

「何かわからないけど撤退させて貰うわ

フロンティアも浮上したみたいだしね」

 

マリアさんは切歌ちゃんと共に撤退、調ちゃんはそのまま投降してきました

 

「小日向!」

 

翼さんが近づいてくる

私も未来ちゃんから出る

 

「ちょっと未来ちゃん、何やってんの!?

とりあえず後で色々と説教させてもらうからね!」

 

「うん……ごめん、ニールちゃん」

 

さて、このいつの間にか浮き上がってきてたフロンティアとやらで何をするのか調ちゃんから聞きませんとね

 




未来ちゃんをクロノスにする
これはこの作品書く前から決まってた
まあ、ニールちゃんが中に入ってないとなれないけど

未来ロノス
愛の力により降臨、愛の力で割りとなんでもできる
ただし体への負担は当然大きい


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G編11話

ネフィリムとの最終決戦までのがあまり覚えてない……だから自由に書く!原作?なんとなく沿ってるから大丈夫!(だと思いたい!)
かなり駆け足になってる………まあいいか


(ニールside)

 

本部に戻ってベッドに響ちゃん、未来ちゃん、調ちゃんを休ませる

未来ちゃんは肉体的、精神的疲労で寝ているだけ、響ちゃんもガングニールが消えていたので正常、ということで安心です

 

まあ未来ちゃんには目覚めたら説教するとして

私たち3人で事情聴取です

 

「で、調ちゃん……であってるよね?」

 

「はい」

 

「マリアたちが何をしようとしてるか教えてもらえるな?」

 

「はい…………」

 

 

聞いたことを簡潔に纏めると

 

アメリカが月の軌道がおかしいのに気づくが隠蔽

それに気づいた調ちゃんたちはなんとかしようとアメリカから離反して活動開始

それで月を正しくする装置があのフロンティアで、ネフィリムを核としてそれを使って世界を救う予定だったみたい

だけど途中からウェル博士が暴走を開始、これじゃいけないと思い調ちゃんは離反

マリアさんと切歌ちゃんは世界を救うためになりふりかまってられないとウェル側に

 

うん、やっぱりあいつが元凶なのね……

 

これを弦十郎さんたちに報告、すぐに調べて貰うと確かに月の軌道がおかしいことが判明

さらにフロンティアの急な浮上により月がこちらに向かってきてるとか………

 

「くそっ、あのやろう……」

 

クリスさんがオコですね

 

「もう直接乗り込んで捕らえるしかないな」

 

「そうですね…」

 

それじゃあ行きますか

 

「あの!私も行かせてください!

切ちゃんは私が止めます」

 

「ふむ、今は確かに戦力は多い方がいい

頼めるか」

 

「はい!」

 

ネフィには響ちゃんたちと一緒にいてもらうことにして、私たち4人でクリスさんのミサイルに乗ってフロンティアへ

 

調ちゃんは切歌ちゃんの元へ向かい、私たちはウェル博士のところへ

 

そこにはanti‐linkerがまかれていて、ウェル博士の手に持つソロモンの杖から出た大量のノイズが待ち構えていました

 

「ようこそ、フロンティアへ

ですが邪魔はさせません

そこで見ていてくださいよ、僕が世界を救う様をねぇ!!」

 

私たちがノイズに足止めされている間にウェル博士は装置を弄っているが

 

「なに?何故エネルギーが集まらない……?

っ!ナスターシャァ!」

 

そしてウェル博士が何かのボタンを押すと突如フロンティアが揺れ始めます

そしてフロンティアの一部が上空に射出されました

そしてマリアさんからの通信音声が

 

『ドクター!何をしたの!?あそこにはマムが!』

 

「僕の邪魔をしたからですよ!英雄は僕一人で十分なんです!ハッハッハッハ!」

 

「なっ!てめぇ!」

 

クリスさんがウェル博士に向かって銃を撃つ

 

「ゲフッ」

 

それは手に当たり持っていたソロモンの杖を弾く

それをクリスさんが掴みとる

 

「こいつは返して貰ったぜ?」

 

よし、これでノイズが増えることはありません!

 

この勢いでノイズを殲滅し、後はウェル博士を捕らえるだけですね

 

 

 

 

(マリアside)

 

世界を救うために歌を歌っていたが途中でマムがドクターによって飛ばされた

 

マム………そんな………

 

私は心に穴が空いた気がして歌えなくなった

 

『マリア……』

 

「マム!」

 

よかった!生きてた!

 

『マリア、歌ってください

ゴホッゴホッ

ここからでもフロンティアの制御は出来るみたいです』

 

「でも、マム……」

 

『大丈夫です、元々もう尽きる命

みんなのために使わせてください』

 

「でも!」

 

その時

 

「マリアさん!」

 

「あなたは……」

 

たしか立花響……と、この前いた白い子

 

「何しに来たの?もう私は歌えないのよ!」

 

そう叫ぶとあの子は私の胸ぐらを掴み、

 

「諦めないでください!

諦めなければなんだって出来るんです、人と人が繋がることだって!世界を救うことだって!」

 

すると私のガングニールが反応して……

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron 」

 

彼女がガングニールを纏った

 

「ほら、こんなことだって!

だから歌いましょう?マリアさん!」

 

ああ……この子はなんで……

 

『姉さん……』

 

セレナ?

 

うん、わかったわ

そうね、諦めたら終わりよね

 

「Seilien coffin airget-lamh tron 」

 

壊れていたセレナのギアだけどちゃんと反応してくれたみたい

 

「マリアさん………」

 

「おおー!すごいなー」

 

さあ、世界中に歌を響かせるわよ!

 

「世界中の皆!私が言うのもなんだけど、力を貸してちょうだい!

世界を救うためにみんなの歌が必要なの!」

 

 

 

 

(そのころのキリシラ)

 

切ちゃんとの戦闘中に、私がフィーネの器だとわかり絶望した切ちゃんがイガリマの絶唱で自殺を図ったが私がそれを庇った

 

このまま死ぬのかな……と思ってたけど

 

「全く、なんであの子の周りは……」

 

「えっ?」

 

「ほら、行きなさい

私が代わりに消えるから

全く、何年も悪役やってた私に今さら正義の味方みたいなのできるわけないのに……」

 

「フィーネさん?」

 

「ええ、そうよ

大好きな人が待ってるんでしょ?」

 

「……はい!」

 

「ああ、それとニールという子を私の代わりにボコボコに殴っておいて

彼女は2課にいるから」

 

「……よくわからないけどわかりました」

 

「じゃあ行ってらっしゃい」

 

そして私の意識は浮上していき……

 

「調、なんで(ウワァァァン」

 

「切ちゃん?」

 

「え、調!?生きてたデスか!(グスン」

 

「うん、フィーネさんが私の代わりになってくれて……」

 

なにはともあれ良かった……

 

 

(ニールside)

 

マリアさんの歌によりフロンティアが起動、月が正常に

 

「はっ!どうやらお前の目論見は失敗のようだな!」

 

「そんな!まさか……こうなったら!」

 

一体何を!?

 

「ネフィリム!フロンティアを、そしてこいつらを食らえ!」

 

なんですと!?

 

 

「僕は英雄としてここで、死…」

 

話してる途中でウェル博士は誰かに捕らえられる

 

「させませんよ、あなたにはただの人として裁きを受けてもらいます」

 

緒川さん!?いつのまに……

 

「みなさん、彼は僕に任せてください

後はお願いします」

 

そういってその場から消えた

忍者ってすごい………

 

「みんなー!」

 

お、響ちゃんとマリアさん、それとネフィも…それに

 

「ザババコンビ、遅れて到着デス!」

 

「切ちゃん、胸をはれることじゃないよ?」

 

調ちゃん、仲直り出来たみたいだね

 

「これで全員集合だね」

 

「ええ、それと……」

 

「おっと、みなまで言わないでください

わかってますから

では、ネフィリムをなんとかしましょうか」

 

フロンティアのエネルギーを食ったネフィリムはかなりの威圧感をだしてます

 

「だけどこれどうすれば……」

 

「エクスドライブになるにはフォニックゲインが足りねぇしな……」

 

「あ……絶唱です!」

 

「いや、それでも絶対足りないデスよ!?」

 

「6人ならそうだけど、今ここには世界中の人たちの歌があるんだよ

70億人の力がある!」

 

「そうか、それだけあれば……」

 

「なら絶唱歌ってる隙は私とネフィが埋めるから気にしないで歌ってよ」

 

「ニールちゃん……」

 

「さあ、ネフィ

ゴー!」

 

「おー!」

 

ネフィがネフィリムに突っ込んでいく

私はモード・クロニクルを起動する

 

 

《仮面ライダークロニクル》

 

 

「着装!」

 

 

《今こそ時は、極まれり!!!》

 

 

「「「「「「Gatrandis babel ziggurat edenal……」」」」」」

 

 

絶対にみんなの邪魔はさせない!

 

《ガシャコンスパロー!》

 

《ジェットコンバット》

 

《ガシャット!キメワザ!》

 

《ジェット・クリティカル・フィニッシュ!》

 

スパローからミサイルを発射し当て、ネフィは剣で切り裂くがすぐに再生される

 

 

「「「「「「Emustolronzen fine el baral zizzl……」」」」」」

 

 

ネフィリムに近づきキメワザスロットにクロニクルを装填

 

《キメワザ…!》

 

《ライダー・クリティカル・クルセイド!》

 

反時計周りの蹴りを加え吹き飛ばす

 

 

「「「「「「Gatrandis babel ziggurat edenal……

」」」」」」

 

 

いっけぇーー!!!!

 

 

「「「「「「Emustolronzen fine el zizzl…… 」」」」」」

 

 

「セット!ハーモニクス!

S2CA・ヘキサゴンバージョン!」

 

 

 

光に皆が包まれエクスドライブとなって飛び出てくる

 

さあ、終わらせよう!




ここのネフィリムはすでにエネルギーを喰らってノヴァになってるので絶唱はエクスドライブになるためのです


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G編12話

G編最終話です

なんかかなり短くなってしまった


(NOside)

 

『皆!聞いてくれ!どうやらその進化したネフィリムは貯めたエネルギーが臨界に達すると爆発するらしい

その時の温度は一兆度だそうだ!』

 

「嘘!?ヤバイよ、みんな死んじゃうじゃん!」

 

「だったらこうすりゃいいだろ!

バビロニア、フルオープンだ!」

 

クリスがソロモンの杖を掲げてそう叫ぶと門が開く

 

「さあ、押し込むぞ!」

 

そして皆でネフィリム・ノヴァを門の中へ押し込む

その時にマリアがネフィリム・ノヴァのに絡みつかれ一人で一緒に入って門を閉じるとか言ったがみんなが反対して全員で中へ

 

当然そこはノイズの住処なので大量のノイズが

 

ニールはソードとブレイカーの二刀流で加速しながらネフィと共にネフィリム・ノヴァの触手やノイズを次々と切り裂いていく

 

「私たちも、やるよ切ちゃん!」

 

「オッケーデスよ、調!」

 

《終Ω式 ディストピア》《終虐・Ne破aア乱怒》

 

調はロボットに変形したギアに乗り、切歌は大型化した鎌を振り回して、マリアに絡みつくネフィリム・ノヴァを切り離そうと攻撃する

 

「ちょせぇ!」

 

「ハアァァァァ!」

 

《蒼ノ一閃 滅破》

 

クリスはレーザーを撃ちまくり、翼はアームドギアからエネルギー刃を放ちノイズを殲滅する

 

と、ここでマリアが自由を取り戻す

 

そして響と共にノイズに立ち向かう

 

「行くわよ、立花響!」

 

「ええ、マリアさん!」

 

2人の拳による乱打がノイズに襲い掛かる

 

 

これらによりあらかたノイズが殲滅された

後は全員で脱出するだけ

 

 

《タイムアップ!》

 

 

と、ここでニールのモードクロニクルが解ける

 

 

「ニールちゃん!」

 

「オッケー、響ちゃん!

その前にネフィ!脱出するからこっちに戻っておいで!」

 

「はーい!」

 

ニールはネフィをバグヴァイザーに収納

そして、自身も粒子となり響の中に入り一体化する

 

「やっぱりあの子人間じゃないのよね……」

 

「あはは、まあ後で説明してもらってください」

 

「そんじゃあ脱出だ!もっかい開け、バビロニア!」

 

クリスが再びバビロニアの門を開く

しかしその前にネフィリム・ノヴァが立ち塞がる

 

「まあ、そう簡単には通してはくれんか」

 

「大丈夫です!最短で、最速に、一直線で走り抜けましょう!」

 

「ええ、それが一番ね」

 

(響ちゃんに賛成!)

 

流石はガングニールの使い手たち、どこか思考が似ている

 

そして響のギアが巨大な金の右手に、マリアのギアは巨大な白銀の左手に変化し突撃

後ろに他の皆を引き連れてネフィリム・ノヴァの先の出口を目指す

 

「私たちはみんなのもとに帰るんだぁーーー!!!」

 

 

《Vi†aliza†ion》

 

 

その一撃はネフィリム・ノヴァを軽く貫き臨界に達した

みんながバビロニアの宝物庫から出た時クリスの手からソロモンの杖が零れ落ちる

 

「っ!まずい!」

 

そうマリアが叫ぶが

 

「大丈夫、私たちにはもう一人頼りになる仲間がいるから!」

 

「それは……?」

 

ここまで走ってきた未来が零れ落ちたソロモンの杖を拾い

 

「お願い!閉じてぇ!」

 

門に向かって投げた

 

「もう響が……だれもが戦わなくて済む世界にぃぃぃ!!」

 

杖が門を通った直後閉じていく

 

そして、何も起こらないのを確認後

全員で歓喜し、帰還した

 

これで後にフロンティア事変と呼ばれることとなるものは終結した




このあと響ちゃんがマリアさんにガングニールを託されたり色々あったが割愛させてもらいます
後ろにいる人にニールとネフィが増えるだけだしね……

次からは閑話かな………


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閑話G-1 未来ちゃんと響ちゃんの変身!

G編の閑話です


(ニールside)

 

フロンティア事変後、マリアさんたちが加わり、2課が国連所属に変わって、名前も『Squad of Nexus Guardians』

通称『S.O.N.G.』に変わって数日後、

 

この前の無茶(クロノス)の件で未来ちゃんに説教したのち、模擬戦ルームにて改めて未来ちゃんにガシャットを渡して変身してみることに。

もちろん奏者のみんなもいます。

 

「はい、これ

未来ちゃんが私に適合した後、いつの間にか増えてたガシャットだから未来ちゃんのかなと思うんだけど」

 

そのガシャットの色は紫、名前は『歪鏡神獣鏡』

 

「……いいの?」

 

「うん、もう適合してるから使えるよ

とにかく変身してみようよ!」

 

「わかった」

 

未来ちゃんはバグヴァイザーツヴァイ(未来ちゃんに正式に譲渡した)を取り出しつける。

 

 

《ガッチャーン……!》

 

 

「ほんとそれ凄い技術よね……」

 

「うん」

 

「デース……」

 

改めて見るマリアさんたちは驚いています。

 

 

「いきます」

 

 

《歪鏡神獣鏡!》

 

 

起動スイッチを押した後、バグヴァイザーのスロットに装填、そして反対側のスイッチを押す。

 

 

《ガシャット!》

 

 

「変身!」

 

 

《バグルアーップ!》

 

 

《EXTREME LOVE!》《神、獣、鏡!!》

 

 

うんうん、成功ですね。

あの時のギアからバイザーが消えてますが後は同じですね。

 

「これが私………」

 

「未来ちゃん!武器も出してみて!」

 

「うん、えーとこうかな?」

 

 

《ガシャコンミラー!》

 

 

出てきたのはミラーデバイス2個と扇子です。

 

 

 

さて、ではもうひとつ

 

「それじゃあ、響ちゃん、はい!」

 

私のゲーマドライバーと2つ分の大きさがあるガシャットを渡す。

 

「へ?」

 

そして私は響ちゃんの中へ

 

(ほら響ちゃん、それで変身して!)

 

「え、うん!」

 

 

 

「あの子も使えるの?」

 

「ニールいわく使えなくはないそうだ」

 

「へー、どうなるんデスかね?」

 

「とにかく見ていよう?切ちゃん」

 

 

 

「よーし、いくよ!」

 

響ちゃんが気合いをいれスイッチを押し、ドライバーに装填。

 

 

《ガングニールシスターズXX!!》

 

 

《ダブルガシャット!》

 

 

「これ響とニールちゃんの声?」

 

流石未来ちゃん、気付きますか

 

「変身!」

 

そしてレバーを開く。

 

 

《ガッチャーン!》《レベルアップ!》

 

 

《ガングニールシスターズ!二人で繋ぐ!》

 

 

《ガングニールシスターズ!二人でレスキュー、X!》

 

そこにいたのはエグゼイドレベルXの色が黄色とオレンジversion

 

「やっぱり響とニールちゃんの声だね」

 

うん、こんだけ聞いたら確信持てるよね

 

「ゆるキャラ……デスか?」

 

「うん……でもちょっと……」

 

「なんかかわいいわね……」

 

「「マリア!?」」

 

 

ガングニールの使い手、やはりどこか似ている。(by作者)

 

(さあ、響ちゃん!レバーを閉じてもっかい開いて!その時に………)

 

「……………わかった!」

 

響ちゃんはレバーを閉じ、

 

 

《ガッチョーン》

 

 

手をぐるぐると回し、

 

 

「だーーーーい変身!」

 

 

そしてレバーを開く!

 

 

《ガッチャーン!!》《ダブルアーーップ!!》

 

 

《私が貴女でー、貴女が私で、(ウィーアー!)》

 

 

《ガングニール・シスターズ(ヘイッ!)XX!!》

 

 

前にパネルが現れそれを通過すると、ガングニールの左肩に半分になったレベルXの顔がついた私、ガングニールの右肩に同じく半分になった顔がついた響ちゃんに分かれた。

 

「なっ!?」

 

「二人に分かれた……だと」

 

「凄いね!ニールちゃん!」

 

「そーでしょ?」

 

「しかも途中、私たち全員の声入ってなかった?」

 

「確かに聞こえたデス」

 

「うん」

 

よく気付きましたね……

 

 

 

よし、では一発いきましょう!

 

「未来ちゃん!キメワザいくよ!

響ちゃんもね」

 

「「うん!」」

 

 

《キメワザ……!》

 

 

《ガッチョーン、キメワザ!》

 

 

《クリティカル・クルセイド!》

 

 

《ガッチャーン!ガングニール・ダブル・クリティカル・ストライク!》

 

未来ちゃんのミラーデバイス及び扇からビームが飛んでくる、それに私と響ちゃんの拳をぶつけ………

 

 

 

(翼side)

 

3人がぶつかりあった後、爆発が起こり見えなくなる。

 

 

「ちょ、あれ大丈夫なんデスか!?」

 

「大丈夫じゃなさそう」

 

「ええ……」

 

いや、どうせ無事だろう。

 

 

 

煙がはれると変身が解けたニールたち3人が倒れていた。

 

「無事なようだな」

 

「いえ、あれを無事と言っていいのかしら?」

 

「おっさんとの訓練の後は毎回あんなんだぞ」

 

「「「えっ」」」

 

マリアたちが驚いているが実際雪音の言う通りだからな……

 

さて、あいつらを起こして私たちも訓練といくか。




歪鏡神獣鏡
音声モチーフはノックアウトファイター
音声最後の神獣鏡の部分は「シェン・ショウ・ジーン!」
歪鏡を入れたらおかしくなったので音声からは外した
変身後の姿は書いた通りバイザー部分がオミットされた神獣鏡のギアである
専用武器:ガシャコンミラー
神獣鏡のミラーデバイス(2つ)と扇子のセットになっている
キメワザスロットは扇子の持ち手部分にある(なお、この設定を使う機会があるかはわかんない)

ギアと違って聖遺物分解の機能はない

ガングニールシスターズXX
姿としては肩に顔パーツがついてるだけで他は普段のガングニールと特に変わりなし
武器はスピアーとキースラッシャーを呼び出せる

通りすがりの迷子さんの案により音声はドクターマイティのように響ちゃんとニールちゃんです
「私が~」が響ちゃん、「貴女が~」がニールちゃんです
合いの手部分は奏者全員です

ただニールちゃんのボイス決めてない………どうするかな……


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閑話G-2 F.I.S組への説明、きりしらvsニールちゃん

ネフィについてマリアさんたちに説明ですかね
それとフィーネさんの遺言実行会ですね
まあ、前半はやっぱり適当だけどさ……

後、先に言っておくとGX編はオリジナルとなる予定です
期待はしないで待っていてください
(オイコラ作者 byニール)

前話にて、通りすがりの迷子さんの案採用により一部追加してます


『F.I.S組への説明』

 

(ニールside)

 

バグスターについてやガシャット、ゲーマドライバーとかの説明をマリアさんたちにした。

 

その後、名前からして気になっていたのか、ネフィについてマリアさんが聞いてきた。

 

「えーとですね?まずネフィが産まれたのがあのネフィリムが響ちゃんの腕をパクついて、マリアさんたちが撤退した後なんですよ」

 

「うんうん」

 

「そして、暴走響ちゃんが倒したネフィリムの脱け殻から誕生したのがネフィです

だからバグスターとしてのフルネームなら『ネフィリム・バグスター』ですね」

 

「そう…………」

 

何やらマリアさんが難しい顔してますね……

 

「ネフィリムってことはセレナの………いや、あの子は違う……でも………」ブツブツ……

 

何を呟いてるんでしょう?

 

「マリアさん?」

 

様子のおかしいマリアさんを見てきりしらコンビが説明を。

 

「えーと……マリアのこれにはデスね、天より深く、海より高い理由があってデスね?」

 

「切ちゃん、それを言うなら『天より高く、海より深い』だよ」

 

「わ、わかってたデスよ!?わざとデス!」

 

………何かあった感じですかね?

マリアさん以外が集まりきりしらコンビにこっそり聞く。

 

「もしかして過去にネフィリムと何かあった?」

 

するときりしらコンビは目を反らし

 

「マリアに聞いて欲しいデス」

 

「うん、私たちは言えない」

 

んー、そう言われると気になるけど、地雷になりそうだから聞かないでおきましょうか。

とか、思ってたら……

 

 

 

「マリアー、何かあったのかー?」

 

ネフィーーーー!?

 

これによりマリアさんが完全にトラウマを再発させ、少し騒動が起きて、全員でマリアさんを取り押さえることになりましたが、概ね平和に終わりました。

 

 

 

 

 

『きりしらvsニール』

 

(ニールside)

 

『S.O.N.G』にて皆で集まっている時

 

「あ、そうだニールさん、殴らせてもらえます?」

 

いきなり調ちゃんにそう言われた。

 

「月読!?」

 

「調ちゃん!?」

 

「いきなりどうした!?」

 

え、私、調ちゃんに何かしたっけ?

 

「いえ、フィーネさんに私の代わりにボコボコにしといてと頼まれたので」

 

えっ………あ、

 

「あー、そういやマリアじゃなくてお前がフィーネの器だったな」

 

「それなら仕方ないな

安心しろニール、骨は拾ってやる」

 

 

 

てなわけで調ちゃんと戦うことに

 

 

「いくよ、切ちゃん」

 

「任せるデスよ、調!」

 

 

ついでに切歌ちゃんも「調が戦うならアタシもやるデス!」とか言って参戦してきた。

 

仕方ありません、腹をくくります。

 

 

このシンフォギアガシャットの実験といきましょうか。

アガートラームだけはデータが少なすぎて作れませんでしたがね。

 

 

「さあ、早く変身するデス!」

 

「そしてボコボコにさせてもらう」

 

 

では、お望みどおり、と

私は緑とピンクのガシャットギアデュアルSGだけを取り出します。

 

 

「あれ?ニールさんドライバーは?」

 

「まあ、見ててよ」

 

まずは緑の方が下に来るようにダイヤルを回します。

 

 

《獄鎌イガリマ!》

 

 

《The edge of ZABABA!It is dangerous!》

 

 

「デース!?」

 

「まさか……」

 

そしてスイッチを押し、いつもの言葉を

 

「変身」

 

 

《デュアルアップ!》

 

 

腰につけてたホルダーにガシャットを装填。

 

 

《魂砕く、神の刃、獄鎌イガリマー!》

 

 

今の私の見た目としてはガングニールの肩にイガリマの肩パーツが付き、黄色の帽子型のヘッドギアを被り、腕部分の色が緑に変化してます。

 

 

「さあ、いくよ?」

 

 

《ガシャコンスライサー!》

 

 

ギアデュアルSGの専用武器である双刃、ガシャコンスライサーを取り出し二人に突撃します。

 

 

「切ちゃんと似た姿で!」

 

「アタシたちに勝てると思うなデス!」

 

 

《α式・百輪廻》《切・呪りeッTぉ》

 

 

正面から調ちゃんの鋸、左右から切歌ちゃんの刃が飛んでくる。

それをスライサーや切歌ちゃんの真似技で全て弾く。

 

 

《偽・封伐・PィNo奇ぉ》

 

 

「「なっ!?」」

 

ついでにこれもお返しです。

スライサーにエネルギーを貯めて衝撃波として放つ。

 

 

《偽・切・呪りeッTぉ》

 

 

「それも切ちゃんの……」

 

「うぐぐ……」

 

「ソイヤッ!」

 

そのまま切歌ちゃんに斬りかかる。

切歌ちゃんも鎌をふるって互いに何度もぶつけ合う。

 

「切ちゃん!離れて!」

 

 

《緊急φ式・双月カルマ》

 

 

たけど、入れ替わるように飛んできた調ちゃんからの攻撃をまともに受け、遠くまで飛ばされました。

 

「やったデスね、調!」

 

「まだだよ、切ちゃん

油断は出来ない」

 

 

「2人ともやるね……だったらこっちで!」

 

ホルダーのギアデュアルを取り出しダイヤルを180度回転させます。

 

 

《塵鋸シュルシャガナ!》

 

 

《The edge of ZABABA!It is genocide!》

 

 

「さっきまでアタシだったから」

 

「今度は私の……」

 

「そゆことだよ、大変身」

 

 

《デュアルアップ!》

 

 

《全て切り裂く、丸鋸、塵鋸シュルシャガナー!》

 

 

今の私の姿はガングニールにシュルシャガナのツインテール型のパーツがビルド・ラビラビの背中部分のような感じでついて、腕部分の色がピンクに変化しています。

そしてスライサーを2つに分解して両手に持ちます。

 

「さあ、第2ラウンドだよ!」

 

まずは近づくためにスライサーの先端から丸鋸型のエネルギー弾を大量に放ちます。

 

 

《偽・α式・百輪廻》

 

 

「やっぱり技の真似はしてくるんデスね」

 

「まぁね」

 

「でもそれ撃ってる間はそれで攻撃出来ない」

 

「調!突っ込むデス!」

 

 

《切・呪りeッTぉ》

 

 

「うん!」

 

 

《非常Σ式・禁月輪》

 

 

切歌ちゃんが何度も鎌をふるって弾を撃ち落とし、調ちゃんが突っ込んでくる。

あれに当たるのは嫌ですね。

私は背中のパーツから、鋸をオス◯レイのように展開し上に飛んで逃げます。

 

 

《偽・緊急φ式・双月カルマ》

 

 

「逃がさない…!」

 

調ちゃんは私が飛んだのを見て、そのままジャンプしてきました。

 

「え、うひゃあ!」

 

それを避けれずもろに受けてしまう。

 

そしてそれが隙となり

 

「もらったデス!」

 

「これで!」

 

切歌ちゃんのワイヤーアンカーで体を拘束され、二人がアームドギアを連結させて突撃の用意を……って

 

「これ絶対、人に向けてやっていいやつじゃないよね!?」

 

「ニールさんは人間じゃない」

 

「だから問題なしデス」

 

「確かに人間じゃないけどさ!」

 

「「これで終わり(デス)!」」

 

話聞いて!?

 

 

《禁殺邪輪 Zあ破刃エクLィプssSS》

 

 

ギィィィヤァァァァァァァ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(響side)

 

ニールちゃんが切歌ちゃんと調ちゃんの合体技でやられた。

 

 

「あれはいくらなんでもやり過ぎだろ……」

 

「ああ……」

 

「そうね……」

 

「ニールちゃん大丈夫かな?」

 

 

とりあえずあの二人は怒らせないようにしないと……




ガシャットギアデュアルSG(シンフォギア)
イガリマとシュルシャガナのデータが入っている

待機音声は両方とも「ラウンド1」の部分が抜けたノックアウトファイター
変身音声はイガリマがタドルクエスト、シュルシャガナがタドルファンタジーです
イガリマの刃の部分は『やいば』です

専用武器:ガシャコンスライサー
モチーフは仮面ライダー鎧武よりドリノコ
イガリマもシュルシャガナも元々は剣だし、ドリノコは鋸がモチーフの剣?だからあってるんじゃね、と


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GXという名の半オリジナル
GX-1


ここからGX編………という名のオリジナル?です
まあ、新しいオリキャラはたぶん出てこないけど
ここから不定期更新だな(確信

プロローグだからか今回はかなり短い


異空間にある城、チフォージュ・シャトーにて、

本来の持ち主である錬金術師に変わって異なる者たちが巣くっていた。

 

 

「それで?これからどうするのだ?」

 

「どうやら世界が違うようだが、それでも俺たちのやることに変わりはない

人間を攻略し、世界を支配するだけだ」

 

「逃げ出したやつらはどうするのだ?」

 

「あいつらの作ったアルカノイズとやらが大量にある

それを放って始末でもすればいいだろう」

 

「了解した」

 

 

 

 

 

(錬金術師side)

 

ちっ、あいつら俺の作った城やアルカノイズ、オートスコアラーを……

とにかくこうなった以上は世界の分解なんて出来やしないな……さっさと奏者どものところへ行かないとな。

 

「おい、エルフナイン、大丈夫か」

 

「は、はいっ、キャロルこそ」

 

「ふん、俺を誰だと思ってる」

 

しかしアルカノイズで攻めてくるとは……位相差障壁はカットしたから錬金術で倒せるとはいえ、数が多いな。

仕方ない。

 

「エルフナイン、こいつを持って先にいけ

お前なら説明も出来るだろう」

 

「え?」

 

エルフナインに例の遺産を渡して、先に行くよう促す。

 

「俺が足止めをすると言っている!

手遅れになる前にさっさと行け!」

 

「でも!」

 

チッ、こんなときくらい言うこと聞けよバカ。

どうすれば……と、思ったその時、

 

 

《撃槍・クリティカル・フィニッシュ!》

 

 

突如降ってきた槍にアルカノイズが貫かれた。

 

「大丈夫ですか!」

 

S.O.N.G.のやつか、とりあえず安全なところまで行って説明しないとな。

 

 

 

 

(ニールside)

 

フロンティア事変から約100日、ノイズが出なくなって出動もほぼなくなって、みんなそれぞれ平和に暮らしていた。

が、この日突如、ノイズとは違うが近似した反応が出たので現場に急行。

転移が出来る私が先行して向かった。

 

そこにはノイズそっくりのやつら居てが2人の子供?を追いかけていたので、上からキメワザで一掃。

辺りに敵の姿が見えなくなったのを確認して変身を解く。

そして声をかける。

 

「大丈夫ですか!」

 

「ああ、助かった

あいつらはアルカノイズ、ノイズを元に俺が作ったやつで位相差障壁がない代わりに分解能力が上がっている

具体的にはシンフォギアさえも分解できる」

 

はい!?それってヤバくないですか?

てか、いま自分が作ったって……

 

「ああ、元々はある目的のために作ったが、いきなり現れたやつらに拠点ごと乗っ取られたから操ってるのは俺じゃないぞ」

 

「それならこれから本部で説明を……」

 

「元々そのつもりで目指していた」

 

「その移動中に襲われたんです」

 

なるほど……あ、

 

「すいません、忘れてました

私、ニールです、あなたたちは?」

 

「キャロル・マールス・ディーンハイムだ」

 

「エルフナインです」

 

「では、本部へ……すいません、通信失礼します」

 

『こちらニール、重要参考人の少女を2名保護しました』

 

『ニール君、そうか、わかった

だが別地点で戦闘していた翼とクリス君が戦闘不能に陥った!調君と切歌君が救助してくれたから無事ではあるが、ギアが壊されてな』

 

なんですと!?

 

『っ!わかりました!それと敵のノイズ擬きの名はアルカノイズ、位相差障壁がない代わりにシンフォギアすら分解する力を持つらしいです!』

 

『なんだと!?わかった急ぎ全員に通達する!』

 

「急ぎましょう、既に2人やられてしまったようです」

 

「くそっ、遅かったか!そのギアは?」

 

言っていいのかな?いいよね?

 

「……イチイバルと天羽々斬です」

 

「よりにもよって正規適合者のか……」

 

やっぱり知ってましたか。

 

「とにかく行き……」

 

「おっと!行かせるわけにはいかん!」

 

「ッ! くっ、追手か………」

 

え?この声ってどこかで――具体的には前世で――聞いたことあるような……

 




この章の別名はまた今度出します

なお、出てくるキャラの口調とかはおかしくなる可能性もありますので、そこは勘弁を……


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GX-2

駄文注意


(ニールside)

 

久しぶりに聞いた声に反応してそちらを向くと

全身が青、それに黒いマントに白いハット、左腕には大きなナックルが、これって……

 

 

「……ソルティ伯爵?」

 

「そう!私の名はソルティ伯爵……ってなぜ知っておる!?」

 

「おまえ、こいつのことを知ってるのか!?」

 

あ………声にでちゃってましたか……

 

「まあよい

ついでにお前も消してやる!」

 

そう言ってバグスター戦闘員を呼び出すソルティ。

 

………よくわかりませんが敵ということはわかります。

今まで使う機会なかったけどバグスター相手ならこれが使えますかね。

 

「キャロルちゃん、エルフナインちゃん、これ渡すからそれに従って本部まで行ってくれる?」

 

キャロルちゃんに通信機を渡す。

 

「ちゃん付けするな!……で?やろうとしてることはわかるが一応聞こう

何する気だ?」

 

「もちろん、あいつを攻略するよ」

 

「出来るのか?」

 

「うん」

 

「………わかった、行くぞエルフナイン」

 

「キャロル!?待ってくださーい!」

 

よし、いきましたね。

 

「お前ごときが私を攻略するだと?

人間ごときがいきり上がるな!」

 

「ふふっ」

 

思わず笑います。

 

「何がおかしい!」

 

「いや、私もあなたと同類なのに気づかれてないなんてな、と思って」

 

「なに?同類だと?……まさか!」

 

「そうだよ、ただ私は『良性の』だけどね!」

 

そしてゲーマドライバーを着けてガングニールを起動させる。

 

「それはゲーマドライバー!まさかお前は!」

 

「ソルティバグスター、貴方を攻略するよ」

 

 

《撃槍ガングニール!》

 

 

「変身!」

 

 

《ガシャット!》

 

 

《ガッチャーン!》《レベルアップ!》

 

 

《敵を倒す槍!》《仲間を守る拳!》

 

 

《槍と拳の交差!》

 

 

《撃槍ガングニール!!》

 

 

そして何も刺さってないキメワザスロットのボタンをおす。

 

 

《ステージ・セレクト!》

 

 

私たちはゲームエリアに転送されます。

 

「くっ、仮面ライダーだと!?」

 

「そうだよ、私はガングニール

覚えなくていいよ?あなたは攻略されるんだから」

 

「はっ!勝つのは私だ!」

 

そして私たちは戦闘を始めた。

 

 

 

 

 

 

(キャロルside)

 

ニールと名乗ったやつに通信機を渡されエルフナインを連れて走る。

 

『ニール君!聞こえているか?』

 

「ああ、お前S.O.N.G.のやつか」

 

『む?君は?』

 

「さっきニールが通信いれてただろ、その内の1人だ」

 

『では、ニール君はどこに?ついさっき反応が消えたのだ!』

 

なんだと!?

 

「知らん!俺たちに追手が来たからそいつの相手をすると言って戦いに行った!」

 

ちっ、無事なんだろうな……あいつ

 

「キャロル、なんであの人置いていったんですか!?」

 

「あの目は何か方法がある目だったからな、それに賭けただけだ」

 

『とりあえず人を向かわせている

こちらがそこまでナビゲートするが従ってくれるか?』

 

「ああ」

 

 

 

そして、指示に従って向かった先に来たのは元融合症例、立花響。

 

「もう、大丈夫ですよ!安心してください!」

 

出来るか、バカ……ッ!あいつは!

 

ザッザッザッ)

 

「あれ?なんでここに人が?

あの!」

 

「待て、バカ!そいつは敵だ!」

 

「へ?」

 

「見つけたぞ、錬金術師

そこのお前は邪魔するのか?」

 

「え、いやその……」

 

「まあいい、とにかく全員倒すだけだ」

 

そう言い、懐からゲームパッドのような物を取り出した。

 

「バグヴァイザー!?なんであなたが!?それはニールちゃんが持ってるはずなのに……」

 

あれを知ってるのか!?てか、ニールってさっきいたやつだよな。

 

「ニールが誰かは知らんがこれは俺のだ

 

培養」

 

あいつはバグヴァイザーのボタンを押し、それを手に取り付ける。

 

 

《Infection!》

 

 

《Let's game!》《Bad game!》

 

 

《Dead game!》《What your name?》

 

 

《The BAGSTER!》

 

 

すると体が変化していき、そこに立っていたのは全身が赤い、龍のような怪人。

手には一部が赤い双刃を持っている。

 

「俺はグレングラファイト!ドラゴナイトハンターZより生まれしバグスター!

さあ、死合おうぞ!」

 

「え、うひゃあ!?」

 

グラファイトは立花響に斬りかかる。

それを避け反撃……するかと思いきや、避けただけで攻撃しない。

 

「なんで、戦わなきゃならないんですか!

言葉が通じるなら話を…」

 

「ふん、人間と話すことなどない!

俺はバグスターが世界を支配するために邪魔をする人間と戦い、倒すだけだ!」

 

「ッ!なんで……」

 

「黙れ!話すことなどないと言っている!」

 

完全に拒絶された立花響は、繰り出されたグラファイトの一撃を受け、俺のところに転がってくる。

そこでなんとか立ち上がったが、ギアが解ける。

 

「ッ!はぁはぁ……」

 

「弱いな」

 

「ちっ、逃げるぞ立花響、エルフナイン!」

 

俺は錬金術でグラファイトを牽制し撤退しようとするが……

 

「ハアァァァァ!」

 

ほとんど効かず、双刃の一振りで砕かれる。

 

「これで終わりだ、

 

超絶奥義!

 

ドドドドド、紅蓮………チッ!」

 

「そいやー!」

 

俺たちにとどめをさそうと必殺技を放とうとした時、上から白いのが来て、剣で斬りかかり中断させる。

2人は武器をぶつけ合ったあと互いに距離をとる。

 

「ヒビキー、無事かー?」

 

「ネフィちゃん……」

 

仲間か……

 

「………貴様、見たことはないが同類か

何故人間の味方をする」

 

なんだと!?

 

「みんなとてもいいやつなんだな!

おねーちゃんもいるし楽しいよ!」

 

「そうか……それがお前の選んだ道なら俺は何も言わん

今日のところは帰るとする」

 

グラファイトは武器を下げ、消えていった。

 

「助かった……な、よし今のうちにS.O.N.G.本部に行くぞ」

 

だが、聞きたいことがかなり増えたぞ……

 

 

(その頃のニールside)

 

ッ!なんか響ちゃんに良くない事が起きてる気がしますね……

 

「どこを見ている!くらえぇい!」

 

ソルティは左腕のソルティナックルで殴りかかってくる。それをかわしカウンターの一撃を当てる。

 

「ゴハァ!」

 

「悪いけど、時間かけてられなくなったから、終わらせるよ!」

 

ガングニールガシャットをキメワザスロットに装填してスイッチを押す。

 

 

《キメワザ!》

 

 

《撃槍・クリティカル・ストライク!》

 

 

ライダーパンチの乱打でソルティをタコ殴りにします。

そして最後に吹き飛ばし………

 

「レベル10の私が……やられるとは………」ドカーン

 

捨て台詞を残し爆散しました。

 

 

《Game Clear!》

 

 

さて、なんとか倒しましたし、響ちゃんのところへ急ぎますか。

……でもなんであの2人を追ってたんでしょう?




と、言うわけでこの、GX編という名のオリジナル章
別名 バグスター事変です(クロニクル事変でもいい気はしてる)


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GX-3

(響side)

 

ネフィちゃんと一緒に、キャロルちゃんとエルフナインちゃんをS.O.N.G.の本部に連れてきた。

 

「よく来てくれた!俺は司令官の風鳴弦十郎という!」

 

「錬金術師のキャロル・マールス・ディーンハイムだ」

 

「では、キャロル君

何があったのか、教えてもらえるか?」

 

「ああ、その後こちらも聞きたいことを聞かせてもらうがいいな?」

 

「もちろんだ」

 

「では……」

 

え、ニールちゃんまだ帰ってきてないんですけど?

と、思ってると……

 

「ただいま帰りましたー!」

 

ニールちゃんが転移で帰ってきた。

 

「ニール君!無事だったか!ニール君のガングニールの反応が急に無くなったから心配したぞ!」

 

「へ?………あ」

 

「心当たりがあるようだな」

 

「後で説明します……」

 

「是非そうしてくれ、ではキャロル君、改めて説明を」

 

「ああ、事の始まりはノイズがこちら側に来たとき潜んでいる位相差空間の研究をしていた時だ

その時に何が原因かはわからんが、どうやら別世界に繋がったらしい」

 

 

「「「「「「「「は!?」」」」」」」」

 

 

 

 

 

(ニールside)

 

別世界………バグスターが出てきたってことはもしかしなくてもエグゼイドの世界………ですよね?

 

 

 

「俺も詳しいことはわからん、これもそこから現れたやつが言っていたことだからな」

 

「にわかには信じがたいな……」

 

「驚いた……」

 

「デース……」

 

「奴らは自身をバグスターだと言い、人間を攻略して世界を支配するだとか言っていた」

 

それを聞いた皆は私を見る。

 

「バグスターといえば……」

 

「お前だな」

 

「なんで私だけ見るの!?ネフィもいるじゃん!」

 

「いや、ネフィちゃんは……」

 

「……どう見ても中身はこども」

 

「人畜無害デース」

 

確かにそうですけど……

 

「ああ、そういえば追っ手のやつが名乗る前に名前を当てていたな」

 

キャロルちゃんのその言葉で全員が私にさらに注目する。

 

「ほう……」

 

「つまりニールちゃんは……」

 

「何か知ってんだな?」

 

「何一つ」

 

「……包み隠さずに」

 

「答えるデス!」

 

うーん、どう説明したもんですかね………

あ、閃いた!

 

「………わかりましたよ

実はですね、私は一回死んでるんですよ」

 

「「「「「「は?」」」」」」

 

「それで死ぬ前の世界が、彼らバグスターが存在している世界なんですよ、色々とそれ関係の事件起きてましたからよく知ってます

それと、そこにはノイズなんていませんでしたから」

 

テレビの中ですけどね、存在したのは。

 

「つまり、お前は前世の記憶を持っている、とでも言いたいのか?」

 

「ええ、実際そうですし

まあ、何故か生まれ変わった時にバグスターになってたのは驚きましたけど」

 

「なるほど………」

 

「いやいや、信じられるかよ……」

 

「信じてもらえると思わなかったから私も言いませんでしたからね

ちなみにガシャットとゲーマドライバーやバグヴァイザーはそこで医者が使ってた物です」

 

「医者だと?」

 

「ええ、ゲーム病を治すために選ばれた4人の医者が使ってました

それとそれらを開発したゲーム会社の社長さんも」

 

「作ったのがゲーム会社の社長って………」

 

「まあ、ここらへんはあまり関係ないから飛ばしますね

バグスターたちですけど、彼らは世界を支配しようとしていました」

 

「確かに私たちのところに来て戦ったグラファイト?ってバグスターも世界を支配するって言ってたね」

 

「え、グラファイト!?

ちなみに色はなんだった?緑?黒?それとも赤?」

 

「えっと赤……だったよ」

 

マジですか…………強敵過ぎるでしょ……

 

「それが何か関係あるのか?」

 

大有りですよ……

 

「とてつもない強敵だなと……」

 

「そうなの?」

 

「ええ、バグスターは私のような極一部を除いてゲームキャラがモチーフなんですよ

そしてゲームキャラらしくレベルというものがあるんです」

 

「……なるほど」

 

「それでそのグラファイトのレベルはいくつなんデスか?」

 

「まず、最初の形態であるグラファイト、色は緑でレベルは5

次がダークグラファイト、色は黒のレベル50」

 

「それは強さとしてはどのくらいなんだ?」

 

「私のガングニールがレベルX……まあ、一先ず10だと思ってください」

 

「なるほど、だいたいわかった」

 

「それじゃあ、あの赤いグラファイト……グレングラファイトは?」

 

「………99です」

 

「え……?」

 

「すまん、もう一回言ってくれ」

 

なんどでも言ってやりますよ。

 

「99です」

 

「マジかよ……」

 

まあ、もしかすると超越していてXの可能性もありますが……

 

「とりあえず後でバグスターについて資料に纏めて、みんなに配るので能力やらそこら辺はその時に言います」

 

「そうしてくれると助かるな」

 

「では、今から纏めて来ますのでお先に失礼してもいいですか?」

 

「ああ、今回の内容はまたこちらから連絡しよう」

 

「わかりました、では失礼します」

 

そう言って私は急いで部屋に行く

 

やばいよ、やばいよ、あのバグスターたちが来たってことはラヴリカいる可能性ありますよね……

リプログラミングの力持ってるガシャット作らないと勝つのは………私も含めて皆、恋愛ゲームなんて攻略出来そうにないですし……

それと未来ちゃんが一番しんどい可能性が……全員倒したらゲムデウス降臨とかになりそうで……

 

それよりもまずはバグスターの資料だね!やること多すぎて忙しいよーー!!

 

 

(響side)

 

「しかし、ニールが前世の記憶を持っているなんてな……」

 

「そうだな……」

 

ニールちゃんも話してくれても良かったのにね……あ

 

「あのー」

 

「どうしたの?」

 

「いや、ニールちゃん、自分の反応消えた件のこと説明するって言ったのに、説明しないで行っちゃったんですけど……」

 

「……あ」

 

「すっかり忘れてたデスね」

 

「まあ、それも次に説明してもらえばいいさ」

 

「では、次だ

こちらが他に出せる物としては、アルカノイズへの対策だ、エルフナイン!」

 

「はい!ここからは僕が説明させてもらいます」

 

そこで聞かされたのは、ギアの強化と新たな追加機能。

かつて私のした暴走を意図的に起こし、制御して力とするイグナイトモジュールについてだった。




テストも近づいてきたし、だいぶ忙しくなってきたな……


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GX-4

今回は短いですね


(ニールside)

 

次の日、バグスターについてある程度纏めた物を作ったので、みんなに配付する。

 

それを見たみんなの一言は。

 

「このカイデンというバグスターは侍か、是非とも手合わせ願いたいな」

 

翼さん………ぇ。

 

「リボルってのはめんどくせぇな……時間とともに強くなっていく上に、高い指揮能力持ちかよ……」

 

「しかも姿消せるみたいだよ、クリスちゃん」

 

「うわぁ、ヤバイだろ……」

 

響ちゃんとクリスさんはリボルについて、実際速攻で叩き潰さないとヤバイですしね。

 

「モータスってバイクに乗って走り回るんデスね

調が禁月輪で追いかけて、アタシが一緒に乗って攻撃すれば倒せそうデス!」

 

「そうだね、切ちゃん

でも爆弾とか投げてくるみたいだから気を付けないとね」

 

「もちろんデス!」

 

まあ、現実的ではありますね。

他には翼さんの影縫いで足止めて、バイクを破壊してもいけそうですね。

 

「いや、皆そこじゃないでしょ!?

一番対策たてないといけないのはラヴリカバグスターじゃないの!?」

 

ああ、流石マリアさんです。

 

「いや、だって……」

 

「攻撃が通らない相手にどう戦えばよいのだ?」

 

「それなら他のやつの対策たてた方が早いだろ」

 

「一応攻略のための裏技みたいなのはあるんですけど、そのためのガシャットは今、開発中なので……

恋愛ゲームをクリアできる自信あるなら任せますよ?」

 

「いや、いいわ……じゃあ、こっちのゲムデウスってのは?

神、メチャクチャ強い、ラスボス

としか書かれてないんだけど?」

 

あ、そこは最後に眠くて適当に書いたままでしたね……

 

「ああ、そちらは対抗策は既に存在してるので……

特徴としてはバカ高い体力攻撃防御、体力自動回復、全てのバグスターの技が使える、ですかね」

 

「……ほんとに倒せるの?それ」

 

「ええ、仮に出てきた場合は、未来ちゃんが切り札です」

 

「未来が?」

 

「仮面ライダークロニクル

これを使って変身するクロノスはゲムデウスを倒すための存在です

時を止める『pause』機能、時間経過で防御上昇、そして攻撃を当てる度に攻撃10%ずつ上昇、を持っているので」

 

「ちょっと待って

今、時を止めるって言わなかった?」

 

「ええ、言いましたけど……」

 

「クロノスってあれよね、以前あの子が変身したやつよね」

 

「そうですよ?」

 

「つまり私と切歌が一方的にやられたのはその力のせいなのかしら?」

 

「はい、そうです」

 

「………まあ、あれなら確かに勝てそうね

というか、それで他のも全て倒せるんじゃないの?」

 

「それを言ったら終わりですよ……そもそも、それだと未来ちゃんに負担がかかりすぎます

あれに変身できたことが私にとって完全に予想外なんですから……」

 

その後もバグスターの対策を話し合い、解散となる前に

 

「あ、ニールちゃん

昨日説明してもらえなかったやつは?」

 

昨日……ああ、ステージセレクトですね。

 

「ゲーマドライバーとバグルドライバーの機能の1つのステージセレクトってやつです

選択したステージにプレイヤーと敵を送るシステムです

反応が消えたのはたぶんこれのせいです」

 

「そんな機能あったんだ」

 

「いままで使う機会なかったからね」

 

ルナアタックのときはカ・ディンギル破壊しないといけなかったし、フロンティアの時はフロンティアを止めないといけなかった。

そもそも、バグスターでもライダーでもない相手に効くかは分かりませんしね。

 

エルフナインに暴走を制御するシステム・イグナイトとそれに使うダインスレイヴの存在も聞いたので、私のガングニールハザードの制御アイテムとしてそれを元に作らないとですね……

まあ、今はリプログラミングのシステムを作るのが優先ですけどね。

彼らがいつ攻めてくるかわからないから急がないといけません。



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GX-5

結末は決まっている………だけどそこまでが長い……


(響side)

 

バグスターへの対策会議が終わって解散となって、家に戻ろうとした時、ニールちゃんに呼ばれた。

 

「あ、そうだ

響ちゃん、これしばらく預けとくね」

 

渡されたのはゲーマドライバーとガングニールシスターズXXガシャット

 

「え?ゲーマドライバーないとニールちゃん変身は……」

 

「一応できるよ?デンジャラスゾンビと暴走するハザードがあるから」

 

あ、そういえばそうだね。

 

「それとしばらく学校休むからノートとかよろしくね」

 

え?

 

「やることがとても多くてね………いつからS.O.N.G.はブラック企業になったんだろう……この前まで平和だったのに……」

 

なんかニールちゃんが遠い目してるよ……

 

「うん、まあわかったよ

頑張ってね?」

 

「任せてー……」

 

 

 

 

 

(そして数日後、学校からの帰り道)

 

 

未来とアニメ3人組と一緒に帰っているとアルカノイズとバグスター戦闘員が現れて人を襲おうとしているところに遭遇した。

一番奥には魔法使いのような、杖を持ちフードを被ったバグスターが。確か名前は………アンブレラだっけ?

 

「アランブラだよ、響

アンブレラだと傘になるよ」

 

あ、そうだったね。

 

「とにかく行こう?」

 

「うん!」

 

シンフォギアはアルカノイズ対策の改修作業のため、エルフナインちゃんに預けているから私はニールちゃんに借りたゲーマドライバーをつけて、未来はバグルドライバーをつける。

 

 

《ガッチャーン……》

 

 

そしてガシャットを起動する。

 

 

《ガングニールシスターズXX!》

 

 

《歪鏡神獣鏡!》

 

 

………そういえば、ニールちゃん中にいないけど2人に別れたらどうなるんだろう?

 

「響?」

 

「あ、なんでもないよ」

 

それじゃあ改めて、

 

「「変身!」」

 

 

《ダブルガシャット!》

 

《ガシャット……!》

 

 

《ガッチャーン!ダブルアーップ!!》

 

《バグルアーップ!》

 

 

《ガングニール・シスターズXX(ヘイッ!)!!》

 

《神・獣・鏡!!》

 

 

さて、二人に別れたけどニールちゃんカラーの私は……?

 

「なにこっち見てんの私、ほらさっさと倒すよ」

 

「え、あっ、そうだね私!」

 

なんか怖い?気のせいだよね。

とりあえず、武器を……

 

「先に行くよ」

 

 

《ガシャコンキースラッシャー!》

 

 

もう一人の私は剣を持ってバグスター戦闘員に斬り込んでいく。

 

「あ、ちょっと待って、私も!」

 

 

《ガシャコンスピアー!》

 

《ズ・ガーン!》

 

 

私はナックルにしたスピアーを持って突っ込んでいく。

未来はみんなを守りながら、ビームで近づいてきたアルカノイズを撃ち抜いている。

 

「む!?貴様らは仮面ライダーか!」

 

「そうだよ!」

 

「お前は私たちが潰す」

 

もう一人の私怖いよ!?

 

……とにかく、アランブラとも交戦を開始。

放ってくる魔法を避けつつ、打撃でダメージを与えていく。

だけど、

 

「無駄だ!イエール!」

 

ある程度ダメージを与えると新たに戦闘員を呼ばれ、それと戦っている間にイエールで回復される。

そしてまた、ダメージを与えては回復される。

こちらが消耗していく一方で、倒せる気配がしない。

 

「もうっ!これじゃあきりがないよ」

 

「だったらキメワザで終わらせるだけ」

 

「そうだね!行くよ、私!」

 

私たちはレバーを閉じてキメワザを放とうとする

だけど……

 

「させん!くらえ!シビレール!」

 

確か麻痺の魔法だったよね。

それを放ってきたので私たちは避ける……が、

 

「え?……うわぁ!?」

 

「「未来!?」」

 

相手の狙いはみんなを守っていた未来のようで、未来が受けて動けなくなった。

 

「そしてシバール!」

 

さらにシバールで未来が拘束される。

そこにまだ残ってたアルカノイズが近づく。

 

「抵抗すればあいつと周りのやつらが消えるぞ!」

 

「そんな!?」

 

 

人質をとられて抵抗出来なくなった私たちにアランブラはさまざまな魔法で攻撃してくる。

なんども受けて地面に伏した私たち。

 

「響……これさえなければっ……」

 

「終わりだ、伝説の魔法……クダケ……」

 

……ここまでなの?

 

 

その時

 

「うりゃあぁ!」

 

叫び声と共にネフィちゃんが現れてアルカノイズを一掃し、未来の拘束も切りアランブラを吹き飛ばす。

 

「チー……グハァ!?」

 

「ミク、ヒビキ、無事かー?」

 

ネフィちゃん!

 

「私はなんとか……響は?」

 

「まだいけるよ」

 

「同じく」

 

とはいえ長くは戦えないと思う。

だから、さっきやろうとした通り必殺技で押しきる!

 

まずはネフィちゃんがアランブラに突っ込んで相手の気を向かせる。

 

 

《キメワザ……!》

 

《クリティカル・クルセイド!》

 

その間に未来が武器である扇を展開しミラーデバイスを多数複製して、それら全てからビームを撃つ。

それによりバグスター戦闘員が全滅。

 

「ネフィちゃんお願い!」

 

「オッケー!」

 

「グオォ!?」

 

ネフィちゃんが合図に合わせてアランブラをこちらにとばしてくる。

……だけど、剣をバットみたいに振って打つってどうなの?

 

「ゲフッ」

 

あ、顔から落ちた。

大丈夫かな?

 

「バカなこと考えてないでさっさと殺るよ、私」

 

「あ、うん!」

 

なんか「やる」の字が違う気がしたけど……まあ、気のせいだよね?

 

 

()()()()()()

 

「「最速で最短でまっすぐに……一直線に!」」

 

()()()()()()()()()()()()

 

()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()

 

 

「「ハアァァァァ!!!」」

 

「くっ、まずいっ!クダケチー……」

 

「「遅いっ!」」

 

「ギャアァァァァァ!!」

 

何か魔法を放とうとするけどその前に私たちの乱撃を打ち込む。

最後に打ち上げて……

 

「ソイヤーー!!」

 

とどめにネフィちゃんが斬る。

 

「またしてもクダケチールを使えずに終わるとは……グフッ」(ドカーン

 

アランブラを倒した。

 

 

()()()()()()()

 

 

「ふー、疲れたぁ」

 

「そうだね、一時はどうなることかと思ったね」

 

「なあ、ネフィえらかったか?」

 

「もちろん!」

 

「ネフィちゃんいなかったら私たち負けてたからね」

 

そうそう、ネフィちゃんのおかげ!

 

「えへへ、そうか、てれるなー」

 

私たちはかなり消耗しているので、念のための護衛としてついてきたネフィちゃんと一緒に家まで帰りました。

 

 

 

(ニールside)

 

………なかなか上手くいきませんね、リプログラミングのデータの作製。

もう少しな気はしてるんですけど、そこが出来ないんですよね。

息抜きも兼ねて、エルフナインちゃんやキャロルちゃんのところを手伝ってきますか。

 

 

「てなわけで遊びに……じゃなかった、手伝いにきたよ!」

 

「邪魔だ、さっさと帰れ」

 

「キャロル!そんなこと言わないで手伝ってもらいましょう

人が多いほうがすぐ終わるでしょうから」

 

「なにしたらいい?」

 

「では、これとこれを………」

 

「了解ー」

 

響ちゃんと未来ちゃんとネフィ以外も早く戦えるようにしないと3人に負荷がかかりすぎるからね、頑張るよ!




アニメ3人組「「「久々に出てきたと思ったらセリフどころか名前すら出ないだと!?」」」


クリティカル・クルセイド(神獣鏡)
閃光と混沌による範囲攻撃


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GX-6

暑い……
あとXDUでこの前までピックアップやってた幻獣ギア欲しくて何回引いても全く出なかったのに、ピックアップ終了後どうでもよかった童話?ギアのを引いたらセレナが単発で出た……物欲センサー仕事しすぎだよ……


(ニールside)

 

アランブラを響ちゃんと未来ちゃんが倒した数日後。

翼さんとクリスさん、響ちゃんのギアの改修がついに終わった。

渡すために3人に召集をかけようとしたとき、街中にアルカノイズの反応が。恐らくバグスターもいるだろう。

 

今すぐに出れるのは私だけなので、私が行くことに。

転移で反応のあったポイント近くに行くと、そこにはアルカノイズと3体のバグスター――赤いロボット型のバグスター…ガットン、虚無僧のような姿をした侍のバグスター…カイデン、そしてバイクエンジンが擬人化したようなバグスター…モータス――がいた。

 

うわぁ……1体ならまだしも3体ですか……ゲーマドライバーは響ちゃんが持ったままだから、ハザードはまず却下、デンジャラスゾンビも3体相手だとちょっと不安。

ならこれかなぁ。

 

ガシャットギアデュアルSGを取りだし、敵バグスターたちに近づく。

 

「動体反応を感知、警戒モードに移行」

 

「なにやつだ……」

 

「誰だろうと俺はゴールを決めるだけだぜぇ!」

 

 

 

「私はあなたたちを倒しに来た仮面ライダーだよ!」

 

 

《塵鋸シュルシャガナ!》

 

《The edge of ZABABA! It is genocide!》

 

 

「変身!」

 

 

《デュアルアップ!》

 

《全て切り裂く、丸鋸、塵鋸シュルシャガナー!》

 

 

「さぁて、それじゃあ暴れさせて貰おうかな?

止められるものなら、止めてみなよ!」

 

 

《ガシャコンスライサー!》

 

 

「俺は風になるぜぇぇぇ!!」

 

モータスが自身のバイク、モータスヴァイパーに乗って凄いスピードで突っ込んでくる。同時に爆弾も投げてきている。

それを私は鋸を一輪バイクのように展開し、スライサーからエネルギー弾を放ち爆弾を相殺しながら移動する。

 

 

《偽・非常Σ式・禁月輪》

 

《偽・α式・百輪廻》

 

 

まずはアルカノイズを優先しましょう。

禁月輪でアルカノイズを次々と倒していく………が、

 

「むん!」

 

「おおっと!危ない」

 

途中でカイデンが斬り込んで来たのでかわす。

一撃の威力が大きいのは厄介ですから先に倒しますか。

私は進路を変更してカイデンに突っ込むが、

 

ガシッ、ガガガガガ……)

 

ガットンに掴まれて止められた。

ガットンの持つ物理耐性でダメージ無効化して無理矢理止めてくるなんて……

 

「くっ…」

 

「ターゲット捕獲」

 

「くらぇい!」

 

「ヒャッハー!」

 

離脱しようにも掴まれていて出来ず、カイデンの斬撃とモータスの爆弾攻撃を受けてしまう。

 

「キャアァァ!」

 

攻撃を受けたことで幸いにもガットンの手から離れられたので距離を取る。

やっぱり1人で3体相手はキツいですね……

 

「ターゲットのダメージ甚大、このまま仕留める」

 

まだ負ける訳にはいかないよね!さていきましょうか……!?

 

反撃しようと意気込んだその時、後ろから弾丸と小太刀の雨が降ってきて3体とアルカノイズを襲う。

 

 

《千ノ落涙》

 

《Billion Maiden》

 

 

「これってもしかして!」

 

思わず叫ぶと、

 

「ああ、その通りだ!」

 

「全く、無茶すんじゃねぇぞ!」

 

「ニールちゃん大丈夫?」

 

翼さん!クリスさん!響ちゃん!

 

「はい、ニールちゃん

これ返すね」

 

響ちゃんにゲーマドライバーとガングニールシスターズを渡される。

そして3人は私の前に立ち、自身の首元のギアペンダントに手を伸ばす。

 

「敵増援を確認、戦闘を続行する」

 

「誰が来ようと我らの相手ではないわ」

 

「行くぜ行くぜ行っくぜぇぇ!!」

 

ちょっとモータス!?それモモタロスのだよ!?

あなたの台詞じゃないよね!?

 

 

「調子に乗れんのは今のうちだぜ?」

 

「防人の新たな力見せてやろう!」

 

「翼さん、クリスちゃん、いきましょう!」

 

「「「イグナイトモジュール・抜剣!」」」

 

ギアペンダントを押すと、それが外れて展開し皆にささる。そしていつもの暴走のような不穏な気配が辺りを支配する。

 

「ぐっ……」

 

「あぁ……」

 

「うぅ……」

 

理論上は制御できるはずです!頑張って3人とも!

 

「「「うぅ………はぁぁぁぁぁ!!!!」」」

 

唸り声から叫びに変わると、シンフォギアのプロテクターが消え、代わりに黒とそれぞれのギアのカラーのプロテクターが新たに装着されていく。いままでとは違う攻撃的な感じです。

 

イグナイトモジュールの起動に成功した響ちゃん、クリスさん、翼さんの3人は、それぞれガットン、モータス、カイデンと戦闘を始める。

 

 

 

 

(翼side)

 

私の目の前には侍のバグスター、カイデンが。

互いに剣を構え、名乗る。

 

「天羽々斬の使い手、風鳴翼」

 

「己が名はカイデン、位は40段なり」

 

「いざ」

 

「尋常に」

 

「「勝負!!」」

 

周りではミサイルや爆弾が飛び交い、複数の打撃音が響く中、私たちはじっとその場から動かない。

そして30秒~1分ほど経っただろうか、同時に動きだし互いに相手に向かって剣を一閃。

 

 

 

「はぁぁっ!!!!」

 

「むんっ!!!!」

 

 

 

たった一合の剣戟、しかし決着をつけるにはそれだけで充分。

勝ったのは………

 

 

 

 

 

「………見事な腕前なり」

 

「………貴方こそ」

 

 

 

私だ。プロテクターの一部がやられ、多少の出血はあるがな。

そしてカイデンは爆発し散っていった。

 

しかし敵ながら見事な剣だった。私ももっと精進しなくては……!

 

 

 

(クリスside)

 

「ほたえなぁ!」

 

 

《MEGA DEATH PARTY》

 

 

「ゴフッ」

 

戦闘開始後、速攻でミサイルを乱射してモータスの動きを制限する。爆弾を投げて抵抗してるが気休めにもなってねぇ。あいつはバイクがないと何も出来ねぇからな。一先ずの狙いはバイクだ!

 

「くらいな」

 

 

《RED HOT BLAZE》

 

 

狙撃銃に変形したアームドギアでやつのバイクを撃ち抜いた。

 

「相棒ーーー!?」

 

「これで終わりだろ?」

 

「こうなったら………」

 

あいつは壊れたバイクのパーツの中からハンドルを拾って両手で持ちバイクに乗ってるような構えをする。

一体何をするつもりだ?そう警戒していると

 

「走り屋の魂をなめるなよ!」

 

そう言って自分の足で走って逃げていった。

って、

 

「待ちやがれ!」

 

「俺は風n(ガシッ)なんだぁこれは!?」

 

 

《偽・断殺・邪刃ウォttKKK》

 

 

モータスが鎖型のエネルギーによって拘束されて動きが止まった。

たしかこれってザババコンビのアホの方の……

 

「ほらクリスさん、今のうちですよ!」

 

技だが、ここにはそれを真似できるニールがいるからな。

いつの間にかイガリマの方に変えていたニールが止めてくれたんだな。

 

「おうよ!」

 

 

《ARTHEMIS CAPTURE》

 

 

巨大化させた弓にミサイルを番えモータスを撃ち抜く。

さらに内部からエネルギー刃が追い討ちの如く貫きトドメをさす。

モータスは遺言すら残せずに散っていった。

 

「ふー、楽勝だったな」

 

「最後逃げられかけてましたけどね」

 

「うっせぇ!お前がいなくても問題なく撃ち抜けたんだよ!」

 

まあ、助かったことはたしかだし、一応感謝はしてるがな。

 

 

 

(響side)

 

「でやぁぁぁ!」

 

ドガッ!)

 

「はっ!」

 

ドゴッ!)

 

「ダメージレベル危険域突入、ガガッ」

 

私の相手はガットン、確か物理耐性があるとかニールちゃんから聞いた覚えがあるけど、そんなもの知るもんか!耐性があるなら効くまで何度も攻撃すればいい!

 

「理解不能……撤退すべし……ターゲット解除、モービルモードへ」

 

「させるかぁぁ!!!」

 

ズガーン!)

 

ガットンは逃げようとしたけど、そんなのさせない。とにかく殴って殴って殴り倒す!

 

「はぁぁぁぁぁ!!!!」

 

グシャッ)

 

そしてついにガットンの装甲を砕き貫く。

そのままガットンは爆散した。

 

「よし!」

 

「立花も無事倒したみたいだな」

 

翼さんとクリスちゃんとニールちゃんがこちらに来て話しかけてくる。

 

「はい!……って翼さん、ケガしてるじゃないですか!」

 

「気にするな、かすり傷だ」

 

「それじゃ帰るとすっか」

 

「そうですね」

 

私たちが帰ろうとしたとき、

 

「まさか半分もやられるとはな」

 

ッ!この声は……

振り向いた私たちの前にいたのは………

 

 

「グラファイト………!」



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GX-7

(ニールside)

 

「グラファイト………!」

 

ここで出てきますか……

 

「認めよう、貴様たちは確かに強い

故にここで俺が倒す!」

 

3人とも戦おうとしますが……

 

「皆は下がっていて下さい、私が戦います」

 

「正気か!?」

 

「なに言ってんだよ、アタシたちはまだいけるぜ」

 

「そうだよ、ニールちゃん」

 

ダメですよ。

イグナイトには999カウントの時間制限があるので、さっきの戦闘でかなり消費しているはずの皆は、いつギアが強制解除されてもおかしくないです。

そこを攻撃されて死なれるとか嫌ですからね。

 

「俺は誰が相手でも構わんぞ、なんなら全員でもな」

 

「いいや、私がやるよ」

 

私は一度変身を解除して、『ガングニール・ハザード』と『暴奏(ぼうそう)ガングニール』ガシャットを取り出しハザードのスイッチを長押しする。

 

 

《hazard over!》

 

《ガシャット!》

 

 

基本的な起動音の『hazard stand by』ではない音声が流れる。そしてガングニール・ハザードをドライバーに差し込んだ。

さらにもう1つの方を起動させる。

 

 

《Gungnir!》

 

 

それもドライバーに装填し、

 

 

《ガシャット!》

 

 

……ガシャット版イグナイトだから掛け声はやっぱりこれかな。

レバーを開き変身する。

 

「イグナイトモジュール、抜剣!」

 

 

《ガッチャーン!》

 

 

目の前に現れるパネルは黒く染まり、絵も刺々しくなっている。

それが私を通過すると、一先ずはいつものガングニールの姿に。

 

 

《overflow》

 

 

その音がなると、私の周囲に黒い装甲パーツが生まれ次々と装着されていく。同時にギアの白い部分も黒く染まっていく。

 

 

《明日を目指せ、奏者(ディーヴァ)!》

 

《掴め、未来を!!》

 

《ガングニール・イグナイト!!!》

 

 

暴走の力を得た私、ふふっ。

今なら………

 

 

「負ける気がしないっ!!行くよ、グラファイト!」

 

「来るがいいっ!」

 

 

鎧と同じく黒く染まり刺々しいパーツのついたガシャコンスピアーを持ち、グレングラファイトの持つ双刃、グレングラファイトファングと撃ち合う。

 

まずは互いに急所を狙っての一閃、だが私たちは2人とも体を横に反らし避ける。その後、グラファイトの双刃による乱舞が始まる。私はそれを捌きつつ、時折反撃の手を撃つ。

だけど攻撃回数の差があってか被弾は私の方が多く、被ダメージも大きい。

グラファイトは笑いながら戦い、話しかけてくる。

 

「ハハハハハ!いいぞ!

パラド流に言うなら、これが心が踊るという物か!」

 

「そうだねっ!」

 

やっぱりグレングラファイトは強い。

倒すにはこれでもかなり時間かかりそうですね。すでに600カウント近く消費してますからね……

 

まずは距離をとり、スピアーに『撃槍ガングニール』を装填し、スピアーを投げてキメワザを放つ。

 

 

《キメワザ!》

 

《撃槍・クリティカル・フィニッシュ!》

 

 

「くらえぇっ!」

 

「フンッ!効くかっ!」

 

いつもより威力の上がった攻撃、だがグラファイトはそれを難なくいなす。だけどそれも想定内、本命はこれから撃つキメワザの方。

『ガングニール・ハザード』を腰のキメワザスロットに装填しまずは一撃。

 

 

《キメワザ!》

 

《ハザード・クリティカル・ストライク!》

 

 

黒いオーラを纏った右拳でグラファイトに殴りかかる。

それを受けたグラファイトは少し後退する。

そして私は『撃槍ガングニール』が装填されたままのスピアーを拾い、今度は『暴奏ガングニール』をスピアーに追加された2つ目のキメワザスロットに装填。

 

 

《キメワザ!》

 

 

スピアーに莫大な量の黒いエネルギーが貯まっていく。

それに対してグラファイトは双刃を振り回し、炎を纏わせていく。

 

「超絶奥義!ド・ド・ド・ド・ド!!」

 

そしてお互いに武器を構え、同時に放った。

 

 

《ガングニール・クリティカル・フィニッシュ!!!》

 

「紅蓮爆龍剣!!!」

 

 

黒の槍と紅の龍が私たちの真ん中で衝突し大爆発を起こす。それは私たちを巻き込み、両方をその場から吹き飛ばす。

 

 

《ガッシューン》

 

 

その衝撃で私は地面を転がり、変身が解ける。

そこに響ちゃんたち3人が近づいてくる。すでにギアは解除しているようだ。

 

「ニールちゃん!大丈夫!?」

 

「うん、一応ね」

 

響ちゃんに起こしてもらい立ち上がると、グラファイトの飛んでいった方から足音と声が聞こえる。

煙が晴れてないため姿はまだ見えない。

 

「流石だな、ブレイブやスナイプのような強敵と出会えたことは嬉しく思うぞ」

 

やっと煙に影が映り、そこから体のところどころにダメージを負って傷だらけのグラファイトが出てくる。

 

「だが、俺を倒すにはまだ足りなかったようだな」

 

「そんな………」

 

相討ち覚悟でもう一度変身して戦う?不可能に近いですね……どうしましょうか。

 

そう思っていると、周囲に魔法陣が浮かびグラファイトを攻撃、さらに糸が拘束していく。

何が起きているのかわからず混乱していると、

 

「撤退するぞ、さっさとしろ!」

 

キャロルちゃんの声が聞こえたのでそちらを向くと、いつものロリ体型ではなく大人の姿になっている。気になったのか響ちゃんが聞く。

 

「キャロルちゃん……だよね?」

 

「だから、ちゃん付けはやめろと言っている!

ええい、早くこい!」

 

とりあえず全員で近づく。揃ったのを確認したキャロルちゃんは宝石みたいな物を取りだし地面に叩きつける。

すると魔法陣が発生し、私たちの足元に広がる。

次の瞬間、私たちはその場から消えた。

 

 

なお、監視カメラからの映像によるとグラファイトは私たちが消えた後、撤退したようだ。

 

 

 

 

そして気がつくと私たちはS.O.N.G.の本部にいた。

キャロルちゃんの方を見るとすでにいつものロリ体型に戻っていた。その手には大きなハープ?を持っている。

 

「今のは?」

 

「テレポートジェムという錬金術で作った道具だ、指定した座標に転移出来る」

 

「それじゃあ、さっきまでの大人キャロルちゃんは?」

 

「ダウルダブラのファウストローブを纏っていただけだ

シンフォギアの錬金術師バージョンと考えろ、ちなみにイグナイトを使ってないお前たちと互角に戦えるくらいだ」

 

へー、興味深いですけどそれはこの事変が終わってからですかね。

それよりも今はリプログラミングのシステムの作成を急ぎますか。




暴奏ガングニール:
暴走しながらも奏でる(ガングニール)、縮めて暴奏ガングニール
設定されたレベルはX

ダインスレイフの欠片の一部を組み込んだガシャット、奏者のイグナイトと同じく暴走を制御してくれる
ビルドでいうラビラビタンタンだが、イグナイトと基本的な仕組みは同じなので999カウントの時間制限もある

音声のoverflowはアガッチャが変化

ガングニール・クリティカル・フィニッシュ
イメージとしてはどす黒いオーラを纏ったfateの突き穿つ死翔の槍


元々、この話ではイチイバルと天羽々斬のガシャットを出す予定だったけど天羽々斬の音声が考えつかなかったからハザードの方に切り替えました。


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GX-8

今回は短いです
戦闘とかも特に無し


(ニールside)

 

響ちゃんたち3人のギアに続き、残りのマリアさん、切歌ちゃん、調ちゃんのギアの改修が終わった。

ただ、linkerの数も限りがあるので3人の戦闘参加は少し厳しいかな。

 

それでも一応みんなで訓練はしてたんだけど……その終わりに、

 

「海、行きましょう!」

 

響ちゃんが唐突に言い出した。

 

「どうした立花、いきなり」

 

「バカか、おめぇ

いつ敵が来るかわかんねぇのに遊べるかよ」

 

うんうん、早く事態を終結させないと。

遊ぶならその後で。

 

「あたしは響さんに賛成デース!」

 

「……私も」

 

………マリアさん、止めて下さい。

 

「訓練漬けもよくないし、いいんじゃないかしら?」

 

そういいつつ、マリアさんはそわそわしている。

……あなたも遊びたかったんですね。

 

「ふむ、ならば海で特訓といこうか!

遊びたいなら休憩時間に遊べばいい」

 

弦十郎さん!?

 

 

 

と、いうわけで全員で海に行くことに。

 

「よーし!遊ぶよー!未来、切歌ちゃん、調ちゃん、行くよ!」

 

「「はい!」」

 

「うん!」

 

走り出す響ちゃんたち。

え、ちょっと……特訓は?

 

「待つんだ、響君!未来君!切歌君!調君!」

 

お、流石OTONA、ちゃんと止めて……

 

「海に入る前には準備運動だろうが!」

 

って、そっちですか!?

 

「そうでした!」

 

そして準備運動をして、次々に海に入っていく響ちゃんたち。

 

「いいのか?おっさん

特訓しなくて」

 

「息抜きも大事な特訓だ、ほらクリス君もニール君も行ってこい!」

 

なら、ガシャットの作成をしようかな。

そう思い持ってきた物を取り出そうとしたけど、

 

「おっと、こちらはしばらく預からせて貰います

代わりにこちらをどうぞ」

 

緒川さんにとられた。

そして代わりに渡されたのは水鉄砲。ご丁寧に水を満タン入れてくれている。

 

「ニール君は少し働き過ぎだ、今日は機材に触れることは一切許さん!

というわけで遊んでこい!」

 

そう言われると遊ぶしかないですね。

水鉄砲を構えて海に突撃する。

 

 

最初の狙いは………まずは響ちゃんだね!

後ろから近づいて顔にシュート!

 

「響ちゃん」

 

「なに、ニールちゃ…ブッファ!ゴホッゴホッ……ニールちゃーん!」

 

「あはは!響ちゃん怒った!」

 

「待てー!」

 

響ちゃんから逃げながら、次は誰を狙うか考える。

とかしてると、頭に後ろから柔らかい何かが勢いよく当たり、バランスを崩して前に倒れる。下は海なので水が口の中に入ってくる。

 

「プハッ、ペッペッ、誰ですか!?」

 

周りを見回すと、浮かんでいたのはビーチボール。

それと顔を反らして笑っている切歌ちゃん。

 

「し、知らないデスよ?ププッ」

 

……とりあえずボールを拾って真上に投げる、そして落ちてきたそれをおもいっきり打つ。勿論切歌ちゃんに向けて。

 

「クリティカル・ストライク!」

 

「デース!?」

 

会心の一発!

見事切歌ちゃんの顔に命中して倒した。

 

 

 

その後は皆でビーチバレーをしたり、遠泳したり、砂浜を走ったりした。だけどOTONAはヤバい、バレーでスパイクすると普通でない音がなるし、ボールが地面で跳ねずにめり込むし、レシーブしようとすれば何故か体が吹き飛ぶし……挙げ句の果てにはボール割れたし。

OTONA怖い((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

 

 

まあ、明日からは特訓だろうなぁ……

残りのバグスターはチャーリー、リボル、バーニア、ラヴリカ、グラファイトか……頑張ろう!



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GX-9

(ニールside)

 

夜、みんなで二手に別れてジュースやおやつの買い出しに出た。

私、響ちゃん、未来ちゃん、切歌ちゃん、調ちゃんが自販機までジュースを、マリアさん、翼さん、クリスさん、ネフィが近くの駄菓子屋でおやつを。

 

 

暫く歩いて、自販機を見つけたのでラインナップを確認する。

どれどれ………おしるコーラ、ドリアンサイダー、初恋ジュース、ユグドラ汁、Nascitaのマスターのコーヒー、激辛麻婆、コーラ、オレンジジュース………

 

「なにこのラインナップ!?まともなのが半分もない!?」

 

明らかな外れはドリアンサイダーとマスターのコーヒー、激辛麻婆ですね………気になるのは、

 

「………初恋ジュース?」

 

「初恋の味を再現しました、って書いてあるデス」

 

「なんか気になるね、私はそれで!」

 

響ちゃんは初恋ジュース、私は………普通にコーラでいいや。

 

「マリアはコーヒーでいいかな?」

 

「デスね」

 

二人は自分のオレンジジュースを買い、マリアさんの分としてNascitaのコーヒーも買う。

それたぶん外れ………まあいいや、黙っておこう。

というか、なんでこんなもの売ってるの?

ネフィにはオレンジジュースを、クリスさんと翼さんにはコーラを買っていきますか。

未来ちゃんはオレンジジュースを買っていた。

 

 

とにかく、ジュースは買えたのでみんなの元に戻ることにしたんだけど、その途中で林の方から悲鳴が聞こえた。

 

「切歌ちゃん、調ちゃん、ジュース持って先に戻ってて!」

 

「私たちも」

 

「行くデスよ」

 

「今linker持ってないでしょ?だからダメ」

 

そう言ってから私、響ちゃん、未来ちゃんの3人は林に入っていく。少し走るとアルカノイズとそれから逃げている男の人がいた。

私たちは変身して、アルカノイズを倒していく。

 

結論からいうとこっちにはアルカノイズだけで、バグスターはいなかったので殲滅はすぐに終わった。

だけど、問題はもう一つのグループで起きていたようで………

 

 

 

 

(クリスside)

 

アタシたちは、駄菓子を買いに来ていた。

本来ならこれはあの後輩どもの方がはしゃぐんだろうが………ネフィは当然として、マリアが何故かキラキラとした目で駄菓子を見ている。

 

「これが駄菓子……日本の昔からある格安で食べられるお菓子……一本10円だなんて……安いわね、財布にも優しいしお菓子はこれから駄菓子屋で買おうかしら」

 

いや、なんでだよ!?

マリア、お前アーティストと奏者としての給料けっこうあるだろ!?それで高いチョコとか買って食えばいいじゃん!それにお前が駄菓子屋に行ったら大騒ぎだぞ!?

 

「狼狽えるなっ!

298円でも贅沢なのに………そんな高すぎるもの食べれる訳ないじゃない!」

 

……そういや、フィーネとして活動してたときはお金がかつかつだったんだっけ。

それでも山ほど買ってたら高いの買うのとそんなかわんねぇ気がするんだけどな。

 

 

とりあえず山ほど駄菓子を買った馬鹿ども(ネフィとマリア)を引き連れ、宿に戻ってる途中でアルカノイズに遭遇。

先輩と一緒にギアを纏い殲滅しようとしたところに、マリアが山盛りの駄菓子を押し付けてきた。

マリアは懐からlinkerの入った注射器を取り出して………ってなんでそれ持ってるんだよ!?

 

「昼間の内にこっそり失敬しておいたわ、万が一のためにね!」

 

おい、おっさんに怒られるぞ。

 

「Seilien coffin airget-lamh tron」

 

そう言っても聞かず、ギアを纏ってアルカノイズに突っ込んで行った。

 

「私たちも行くぞ、雪音!」

 

「了解!ネフィは……菓子を守っとけ!」

 

「あいあいさー!」

 

少し心配だがまあ、たぶん大丈夫だろ……流石に今、全部食わねえよな?

 

 

 

周囲のアルカノイズを倒してから突っ込んで行ったマリアを追って行くと、いつの間にイグナイトモジュールを使ったのか全身が黒くなったマリアが咆哮をあげながらチャリンコに乗ったバグスター、チャーリーをその手で貫いていた。

 

「アメイジング…………」

 

そう呟いてチャーリーは爆散したが、マリアのあれはイグナイト失敗による暴走だよな?

 

とりあえず止めようとミサイルを展開しようとしたが、その前にマリアに複数のミサイルが命中して、暴走が止まった。

 

「雪音?」

 

「アタシじゃねぇ、まだ撃ってない」

 

空を見ると飛んでいるバグスターがいた。

もう一体いたのか、確か名前はバーニアだったか。

ミサイルで撃ち抜きたいが、ロックオンの機能がまともに作動しない。

ならばとガトリングを展開しようとしたが、その前にバーニアは逃げて行った。

マリアを拾って帰らないといけないし、今回は見逃してやるか……

 

宿に戻ると、あちらにもアルカノイズが出たらしい。

バグスターはいなかったみたいだがな。

その後はあいつらの買ってきたジュースを飲み、アタシたちの買ってきた駄菓子を食べながら過ごした。

 

 

 

――――――――――――――――――――――

 

 

 

なお、初恋ジュースを飲んだ響ちゃんと、Nascitaのマスターのコーヒーを飲んだマリアさんは、

 

「ゴクッ………ウゲェ」

 

「響、どうしたの?」

 

「えーと……なんだろ、この苦いような甘酸っぱいような何とも言えないじたばたする味は……」

 

「なにその味?」

 

「わかんない……これハズレだね……」

 

飲めないので捨ててこようと思った響ちゃんだけど、そこにネフィが来て、

 

「ヒビキー、それ飲んでもいいか?」

 

「ネフィちゃん?いいけど……」

 

「ゴクッ………プハッ、これおいしいなっ!」

 

「「え」」

 

ネフィには美味しいらしい。

 

 

 

 

 

「マリア、大丈夫だったデスか!?」

 

「……はい、コーヒー」

 

「ありがとう、切歌、調

ゴクッ………まっずぅぅぅぅ!!!!!!

 

………パタリ」(チーン

 

「「マリアーーーー!!!」」

 

その後、朝までマリアは起きなかったようだ。




Nascitaのマスターのコーヒー
とてもまずい

初恋ジュース
GOD EATERより
人間には不評

激辛麻婆
どうやったのかわからないが謎技術により缶に入っている


今作では響のお父さんは出てこないです。


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GX-10

よっしゃあ!昨日でテスト終わった、夏休みだ、オーラァ!
いや、まあ明日に1教科だけ残ってるけどさ

テストの出来?………俺に質問するな!




バイト以外は暇だから小説書き続ける予定だー!

今回は短いかな


(ニールside)

 

昨日、マリアさんがチャーリーを倒したものの、イグナイトの呪いに飲まれて暴走したらしい。それと勝手にlinkerを持ち出した件は弦十郎さんにきちんと説教されていた。それも正座させられて。

足が痺れたのか、後半涙目になっていたけど……

にしても暴走ですか、いつものマリアさんなら大丈夫だろうと思ってたんですけどね?何があったのやら………今も少し沈んでますしね。

 

話を聞きたいですけど、そう簡単に話してくれるとは思いませんからまずは切歌ちゃんと調ちゃんに頼むことに。

 

「というわけで、マリアさんを元気づけるには私たちより付き合いの長い二人が適任かな、って思ってさ」

 

「任せるデスよ!」

 

「どういうわけかはわからないけど、マリアは大事な家族だから任せて」

 

まあ、二人でも聞けなかった場合は直接聞きに行きますけどね。後、二人とマリアさんが話してるのも当然盗み聞きしますよ?

バレるんじゃないかって?大丈夫ですよ。私はバグスターなんです。そこらの電子機器かバグヴァイザーを置いてその中に入って聞けばバレませんよ、たぶん。

 

 

 

てなわけで、盗聴開始。

 

「マリア、大丈夫デスか?」

 

「何があったの?」

 

「調、切歌………やっぱりダメね、私」

 

「どうしたんデスか、そんなことはないデスよ!?

マリアはとても優しいし、頼りになるデス」

 

「うん、家族なんだから相談して?」

 

「………そうね、」

 

で、そこから語られたのは

奏者の中で一番年上だからしっかりしないと、ってことと、妹のセレナさんのギアを受け継いだのだからそれに相応しい力をとにかく欲した。そうしたら、呪いに飲まれて暴走してしまったらしく、自分が弱いと卑下しているらしい。

 

………全く、仕方のない人ですね。

 

「そんなの気にしなくてもいいじゃないですか」

 

「「「!?」」」

 

盗聴をやめて3人の前に出る。

 

「よっと……人間誰しも人より弱いところが有りますし、そんなの気にしてたらきりがないですよ

実力で言えば響ちゃんよりもマリアさんは強いですし

後、関係ないかもしれませんが翼さんは掃除できませんし、響ちゃんはバカだし、クリスさんは………ツンデレだし」

 

「クリスのは関係ないわよね?」

 

何気に響ちゃんのバカ扱いはスルーですか。

 

「まあ、思い浮かばなかったので」

 

「……それなら切ちゃんは誤字がひどいよね」

 

「デース!?」

 

ああ、あの読みだけ合わせた英語漢字片仮名混ざりのやつですね。頑張れば読めないこともなくないかもしれないやつ。

 

「まあ、こんな感じで人それぞれ苦手なことやら弱いところがありますから

マリアさんはしっかりしてる方がらしいですよ?」

 

「………そうね、こんなことでくよくよしてるなんて私の柄じゃないわ!マリア・カデンツァヴナ・イヴ、復活よ!」

 

いよっし!これで完璧。では、退散するとしますか…ってなんで肩掴むんです?マリアさん。

 

「貴女、盗み聞きしてたわよね?」

 

「……そういえば」

 

「デース」

 

「えっと………悩み解決したから許してくれたり?」

 

「それはそれ、これはこれよ」

 

ですよねーー。

 

その後3人に正座させられてOHANASHIされました。

 

 

 

 

なお、マリアさんは無事にイグナイトの制御に成功、切歌ちゃんと調ちゃんも一緒に成功していました。




目標としては8月中にはGXを終わらせて完結としたい
その後は不定期でギャラルホルンを気が向いたら(書けたら)やるかも?


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GX-11

暑い………皆さんは大丈夫ですか?ついこの前、友人が熱中症の症状(なのに病院では鼻炎と診断されたらしい)で授業中に倒れたようなのでそこらへん気をつけてくださいね。

シンフォギアXDUで力属性だけ星5がでない……つらい、他の属性は平均2体ほどは当たってるのに……
この前、水着切ちゃんガチャで星5でイガリマって表示されたから水着キタ━(゚∀゚)━!と思ったら通常切ちゃんだった……泣ける( ;´・ω・`)


(ニールside)

 

「いよっしゃぁぁぁ!!!完成だぁぁぁ!!!!」

 

ついに完成した……この

 

「うるせぇ!この開発バカ!」スパン!

 

「ガフッ……」バタン

 

ガ……シャ……ットが……

 

 

 

 

 

「うぅ………まだ頭が痛い……」

 

「自業自得だ、バカ」

 

クリスさんひどい……これが暴力ヒロインってやつか……

 

「あはは……でなにが出来たの?ニールちゃん」

 

「響ちゃん、よくぞ聞いてくれました!」

 

「うわ、もう復活したデスね……」

 

「簡単に言えばラヴリカの対抗策!

リプログラミングのシステムを組み込んだ、『ガングニール・アンリミテッド』!

これがあればラヴリカも倒せる!」

 

ドヤッ!

 

「それはすごいですね」

 

「そのどや顔はムカつくがな」

 

とりあえず『ビービー』……ちょうどいいですね。

反応は2ヶ所……

 

「映像、出ます!」

 

映ったのは片方がリボル、もう片方がバーニア。

 

「二手に別れていくしかないな」

 

とりあえずクリスさんはリボルで確定として……

 

「私と切歌、調がバーニアを担当するわ、あとニールもこっちに来なさい」

 

「なら私と翼さんとクリスちゃんと未来はリボルだね!」

 

お、それなら……たぶん問題ないですね。

では、出発!

 

 

 

 

 

(響チーム)

 

 

現場に向かうヘリの中にて

 

「確かリボルは時間かけると強くなっていくんだよな」

 

「情報によるとそうだな

作戦だが、最初は雪音と小日向が遠距離から攻撃して数を減らす」

 

「そのあとに私と翼さんで倒しにいけばいいだけですね!」

 

「そうだね、でも響、無理はしちゃダメだよ?」

 

「うん!」

 

そこに本部からの連絡がはいる。

 

『4人とも、まもなく現場上空です

いつでも出れるようにしてください』

 

「「「「了解!」」」」

 

 

 

しばらくして現場に到着したのでヘリのハッチが開き、まず響と翼が飛び降りる。

 

「Balwisyall Nescell gungnir tron」

 

「Imyuteus amenohabakiri tron」

 

「よし、あたしらは援護だ

行けるな、小日向」

 

「もちろんだよ、クリス」

 

残る二人もギアを纏う。

 

「Killter Ichaival tron」

 

《歪鏡神獣鏡!》

 

「変身!」

 

《バグルアーップ!》《神・獣・鏡!》

 

未来は神獣鏡の飛行能力で飛び、ヘリから出てビームで地上のアルカノイズやバグスター戦闘員を貫く。

クリスは腰のパーツを展開して、ミサイルを大量にばらまく。

 

【閃光】

 

【MEGA DETH PARTY】

 

 

そして地上に降りた響と翼はリボルとその取巻きを相手する。

 

「未来とクリスちゃんのお陰で数が減った!なら後は……」

 

「私たちが倒すだけだ!」

 

そのまま、周囲のバグスター戦闘員を相手取り殲滅していく。

 

響は正拳突きから始まり八極拳などの様々な武術、手足に付いてるバンカーを利用した高速移動による殴り蹴りで敵を減らしていく。

 

翼は、大型化させた剣を横薙ぎにふるい斬撃を飛ばしたり

【蒼ノ一閃】

周囲を囲った敵に対して、逆立ちになり回転しながら脚部ブレードで切り裂いたり

【逆羅刹】

二本の剣を連結させ、青い炎を纏わせ回転させて敵に突っ込んで燃やしたり

【風輪火斬・月煌】

していく。

 

まだ取巻きはある程度残っているが数も大分と減ってきている。

 

「リボルまでの道が開いた!」

 

「よし、往くぞ立花!」

 

「はい!翼さん!」

 

「「はあぁぁぁぁ!!!」」

 

【双星ノ鉄槌-DIASTER BLAST-】

 

二人の連携技がリボルを貫く。そして爆散した。

 

「よっし、今回は楽勝でしたね、後は残りのバグスター戦闘員とかを倒すだけですね」

 

「そうだな……」

 

(……だが、今のは正直言って弱すぎた

どういうことだ?確かリボルは高い指揮能力と自身や味方の強化にステルス機能………まさか!?)

 

そこまで思い出したところで二人を銃撃が襲う。

 

「まずい!避けろ立花!」

 

「へ?あわわわ……」

 

咄嗟に飛び退いた二人、そのお陰でダメージはない。

攻撃が飛んできた方を見ると、無数のリボルがいる。

 

「バカめ!あれしきで自分がやられるとでも思ったか!」

 

「うわぁ……これってヤバくないですか?」

 

「ああ、だが乗り越えなくてはいけないのに変わりはない!」

 

『聞こえてるか?バカ、そして先輩?』

 

そこに通信が入り、クリスから連絡がくる。

 

『……クリス?今、響のことバカって言った?』

 

『うえっ!?……と、とにかくそれは後にしてくれ!

ごほん、合図したら全力で距離をとってくれ

アタシが上から全力で爆撃する!』

 

「それって街がヤバくない?」

 

「今更だ、必要経費だと思えばいい」

 

「あはは……」

 

響が街のことを心配するが、翼はルナアタックやフロンティアの際に街に多数の被害が出ていたことから今更だともう割りきっている。それにダイナミック自然破壊もしているのだ、本当に今更だ。響も苦笑いしか出来ない。

 

そのまま二人はいつでも離脱出来るようにしながら、リボルの群れと戦っていく。

そして準備が出来たのかクリスから連絡が入る。それに合わせて急ぎ離脱する。

 

「む!?逃がさんぞ!」

 

そういって追おうとしたリボルだが自身の上に急に影が出たのに気付き上を見ると、腰のアーマーを大きく展開し六本のミサイルを携え、手には弩弓に変形したアームドギアを構えているクリスが落ちてきていた。

 

「ははっ!やっさいもっさい!」

 

【MEGA DETH SYMPHONY】

 

「おまけだ!これも持ってけ!」

 

【GIGA ZEPPELIN】

 

「グオォォォ!!??」×無数

 

クラスター弾のような広範囲爆撃を二回もくらったリボルの群れは壊滅、残るはボロボロになった街に同じくボロボロになったリボル(本体)だけだ。

そこにとどめをさしたのは未来。

自身の前方に円上にミラーデバイスを複製、展開してエネルギーを収束。瀕死のリボルに容赦のない一撃を放った。

 

【暁光】

 

今度こそ本当にリボルを倒した。

そこに離れた響と翼が戻ってきた。

 

「流石クリスちゃんの乱れ撃ちだね!」

 

「バッカ!だから狙い撃ちだっていってんだろうが!」

 

「まあ、どうでもいいじゃないか

それより雪音、あっちはどうするんだ?」

 

あ?っといいながらクリスが指差された方を見ると漆黒のオーラを纏った未来……いや、393が。ふふふ… っと、さっきから笑みを浮かべている。もちろん目は笑ってない。

 

この後、クリスがどうなったかは想像にお任せする。

ちなみにその後数日間は未来を見るだけで部屋の隅によってプルプルと震えていたとだけ記述しておこう。

 

 

 

(マリアチーム)

 

響チームの四人と違い、こちらは車で現場に向かっている。その車内でこちらも作戦会議をしていた。

 

「とりあえず、バーニアが空に行ったら私と調ちゃんが叩き落としますので」

 

「そこからは私たちがやればいいのね」

 

「地上は任せるデスよ!」

 

「……頑張る」

 

と、言っても簡単なものですぐに終わったが。

そして運転手を務めてくれた緒川さんから声がかかる。

 

「皆さん、もう着きますよ

準備はよろしいですか?」

 

「「「「はい!」」」」

 

 

 

現場に着くとすぐに全員が飛び出す。

 

《撃槍ガングニール!》

《ドラゴナイトハンターZ!》

 

「変身!」

 

《撃槍ガングニール!》

《アガッチャ!》

《ドラゴナイトハンターーーZ!》

 

「Seilien coffin airget-lamh tron」

 

「Zeios igalima raizen tron」

 

「Various shul shagana tron」

 

 

マリアと切歌は地上のアルカノイズとバグスター戦闘員を、ニールと調は空のバーニアを相手取る。

 

【緊急φ式・双月カルマ】

 

ニールはハンターゲーマー、調は飛行技によって飛びバーニアを落とそうと接近する。

バーニアも接近戦は苦手なのか近づかせまいと、ミサイルや小型飛行ユニットで牽制してきている。

 

「ニールさん、背中失礼しますね」

 

「え?」

 

そこで調はカルマを解除し、ニールの背中に着地。そしてツインテール型パーツを開き、そこから丸鋸を多数発射する。

 

【α式・百輪廻】

 

それで飛行ユニットやミサイルを迎撃。一部の鋸はバーニアの進行方向を塞ぎ、足止めもしている。

 

「ニールさん!」

 

「オッケー!」

 

調が背中から飛び降りたのを見て、ニールはガシャットをキメワザスロットに装填する。(もちろん調は再びカルマを発動し飛行している)

 

《キメワザ!》

 

《ドラゴナイト・クリティカル・ストライク!》

 

ドラゴンからの火炎放射がバーニアに命中。飛行ユニットにダメージを与えたのかバーニアは墜落していく。

二人はお互いに向かい合ってハイタッチした後、それを追って地上に降りていく。

 

 

 

一方、地上では。

 

「はあぁぁぁぁ!!!」

 

【INFINITE†CRIME】

 

マリアが籠手から抜いた小太刀を周囲にばらまいたり、

 

「デェェーース!」

 

【切・呪りeッTぉ】

 

切歌が鎌の刃を飛ばして敵を切り裂いていた。

 

「まだまだ行くわよ!」

 

「ドンと来いデス!」

 

マリアが蛇腹状にした剣で複数纏めて斬ったり、

【EMPRESS†REBELLION】

切歌が駒のように回転しながらスパスパ切っていた。

【災輪・TぃN渦ぁBェル】

 

ある程度落ち着いたときに、空から何かが墜落してきて地面に激突した。いや、何かは言わなくてもわかりきっている、バーニアだ。

そこに降りてきたニールと調も合流。

 

「さてさて!新しい力、今こそ見せる時!」

 

ニールは先ほど完成したガシャットを取り出し起動する。

 

《ガングニール・アンリミテッド!》

 

《マキシマムガシャット!》

 

「行っくよーー、MAX大変身!」

 

《ガッチャッーン!》

 

《レーベールーマーーックス!!》

 

《最高級の槍の一振り!》《ダリラガーン!》《ダゴズバーン!》

 

《マキシマームパワーーーX!》

 

 

「……あれ?失敗デスか?」

 

「……いつもと何も変わってない?」

 

そう、今の彼女の見た目はいつものガングニールと何一つ変わりない。

 

「いいや、これでばっちし成功だよ

おいで!」

 

《ガシャコン・ストライカー!》

 

彼女が呼び出した武器はいつもと同じく槍。だが、その大きさはいつもの片手で扱えるサイズを軽く越えている大型の槍だ。わかる人にはFateのカルナさんの槍と言えばわかるだろう。(まあ、カルナさんは片手で扱っているが)

 

「さあ、私のレベルはマキシマム……レベル99!

ほぼ動けないところを悪いけど、勝たせて貰うよ!」

 

《キメワザ!》

 

槍に膨大な量のエネルギーが集まり、その余波で周囲の温度が上昇していく。槍の矛先をバーニアに向け、

 

《ガングニール・アンリミテッド・クリティカル・ブレイク!》

 

発射した。

偶然にも響チーム側でクリスがリボルに対して爆撃×2をやったのと同じタイミングでの発射なので爆発による周辺への震動は一度だけで済んだ。

 

「明らかにオーバーキルよね……」

 

「まあ、勝てたからいいデス」

 

「そうだね」

 

(うん!スッキリ!)

 

ニールには開発で貯まったストレスの発散になったようだ。

 

「さあ、この調子で残りも出てきたら倒しましょう!」

 

 

 

 

なお、街への被害だが二チームの戦闘箇所付近が壊滅的な被害を受け、復興には多少の時間がかかるだろうとだけ言っておこう。




※リボルの群れ
時間と共に戦闘員を自身へとするのだから、とても時間のたっているから群れになっててもおかしくないよね、と。

※ダイナミック自然破壊
アニメ・GX1話のあれ。
今作ではそこの描写はしてないがあったものとする。

※暁光
ゲームの未来XD時の技。
これなら別にXDじゃなくても使えそうな気がしたから使わせた。

※ガングニール・アンリミテッド
リプログラミング機能を組み込んだガシャット。形状はダブルガシャットタイプ。専用のゲーマーはないので姿としてはいつものガングニールと変わりなし。
レベルが99なので一応マキシマムガシャットになる。

※ガングニール・アンリミテッド・クリティカル・ブレイク
劣化した【日輪よ、死に随え】。


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GX-12

他のを書いていたところ、今になってわかった。
自分……戦闘より日常(?)描写の方が苦手なんだな、って。


(ニールside)

 

さて、残りのバグスターはグラファイトとラヴリカ。

後、もしかしたら………っていうかほぼ確実にくるよね?ゲムデウス。

 

確か、キャロルとエルフナインちゃんの元拠点を根城にしてるんだっけ?

もうこれ先手を打って乗り込んで行った方が早く終わりそうだね。

 

てなわけで、全員での会議でそれを提案。

すると……

 

「ふむ、確かにそろそろこちらから攻めるのも必要だと思っていたところだ

キャロル君、君の城?はどこにあるんだ?」

 

「チフォージュ・シャトーなら異空間だな

テレポートジェムに座標を登録してあるから行こうと思えばいつでもいける

というか、それでしか行けないな」

 

「ええー!それ聞いてないよー!」

 

「当たり前だ!それ伝えたらお前ら絶対突進するだろ!特にニールのお陰で敵の情報みてからはこれはヤバイと思って対策とれるまでは伝えないと決めたからな」

 

それに何も言えないS.O.N.G.の奏者一同。

 

「とにかく、突入の準備をしようよ

それと私がラヴリカをやるからその間、他の皆はグラファイトを頼める?」

 

「もちろんよ、あなたのリプログラミングだったかしら?それ当てないといけないんでしょう?」

 

「そうだね」

 

「なら、お前以外に適任はいないだろうが」

 

キャロルとエルフナインちゃんも話し始める。

 

「俺もついていくぞ

道案内や城の設備を起動させるためにな」

 

「僕はこちらで待機しますね

それと皆さん、一応ギアを預からせて下さい

念のためメンテナンスをしておきます」

 

それに従い全員がギアをエルフナインに預ける。

 

「よし、では作戦の開始は3日後とする!

それまで各自、体を休めるなりして英気を養っておけ!

エルフナイン君、ギアのメンテナンスは3日あればいけるか?」

 

「ええ、任せて下さい!」

 

弦十郎さんの言葉にエルフナインちゃんが元気よく答えたのを聞いて、私含めて全員が自分の部屋に行く。

 

私は自分の部屋に着くと、仮面ライダークロニクルガシャットを起動した。

 

《仮面ライダークロニクル》

 

ゲーム画面が出たので私はそれに飛び込み、ゲームの世界へといく。

仮面ライダークロニクル自体は『一般市民が仮面ライダーに変身して、現実世界で生き残りを賭けてバグスターと戦い続ける命懸けのサバイバルゲーム』なので中も当然大量のバグスターのデータがある。あと、ライドプレイヤーも。

そこでとにかく戦いまくってガングニール・アンリミテッドやガングニール・イグナイトでの戦闘の練度を上げていく予定だ。

 

「さあ、行くよ!MAX大変身!」

 

《ガングニール・アンリミテッド!》

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして3日後。

突入組の私、キャロル、それと奏者6人の用意が完了し、今から出撃となる。すでに全員ギアを纏っている。

未来ちゃんとネフィは念のため本部で待機だ。あちらに攻めている間にこっちに攻めてこないとは限らないからね。

 

「よし、全員準備はいいな?」

 

「勿論だよ!」

 

キャロルの問い掛けに私たちを代表して響ちゃんが答える。

 

「みんなー、がんばれよー」

 

「全員、無事に帰ってくることを優先してくれよ!」

 

「皆さん、お気をつけて」

 

ネフィと弦十郎さんと緒川さんが声をかけてくれた。

 

「行くぞ」

 

そういってキャロルは私たちの足元にテレポートジェムを落とし、起動させる。

 

 

 

転移した先は城の庭らしきところ。いやまあ、勝手に私が呼称しただけなんだけどね?テラスっていう方がしっくりくるかな?

 

「とりあえずはこれを地上に出す

ここから落とされると拾うのは難しいだろうからな」

 

気を付けろと念を押されて、私たちは頷く。異空間ですしね、落ちたら行方不明待ったなしですから。

 

「いいか、絶対に勝手な真似はするなよ、特に立花響」

 

「なんで私!?」

 

「よし、じゃあ突入だ」

 

「ねえ、なんで!?」

 

「響ちゃんうるさいよ」

 

そんなこんなで私たちはチフォージュ・シャトーへと突入していった。



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GX-13

ヒャッハー!筆が進むぜー!!

p.s シャトーの中は完全に捏造です。


(ニールside)

 

チフォージュ・シャトーに突入した私たち。

そのままキャロルの案内に従って中を進んでいた。

 

「おやおや、ようこそ

僕たちの城へ」

 

「俺の城だ!」

 

すると、少し広い部屋に出たところで小太りの中年男性が立っていた。

 

「ラヴリカ……」

 

「こいつが!?」

 

「僕のことを知っているとは!

……まさか君たちは僕のファンなのかい!?」

 

何言ってんだこいつ?

それが私たち全員の共通の思考だと思う。

 

「だけど、残念だ

僕は君たちを攻略しなければならない

だから素直に降参して僕のものになってくれないか?」

 

「「「「「「「「断る!」」」」」」」」

 

当然です。さっさと倒して平穏を取り戻す!

 

「はっきり言われると心に来るねぇ

なら仕方ない、培養」

 

《Infection!》

 

《Let's game!》《Bad game!》

 

《Dead game!》《What's your name?》

 

《The BAGSTER!》

 

ラヴリカはバグヴァイザーを取り出し手に付け怪人態へと変わる。その姿は先ほどまでの小太りとは違い、スマートな姿だ。

 

「じゃあ、作戦通り私が相手するから皆は先に進んで」

 

《ガシャコンストライカー!》

 

「頼んだぞ、ニール」

 

「へまをやらかすなよ!」

 

「任せて下さい!」

 

「僕が通すと思うのかい?」

 

こんなこともあろうかと!

 

《発光!》

 

「何!?ウワッ!?」

 

「今だよ!」

 

エナジーアイテム『発光』による目眩ましでラヴリカの視界を封じ、その隙に皆を先に進ませます。

 

「くっ、エナジーアイテムなどどこにもなかったのに!?」

 

「これこそ私のガングニール・アンリミテッドの能力だよ」

 

これには専用ゲーマーがない代わりに獲得したエナジーアイテムを効果発揮させずにストック出来る機能があるのです!まあ、最大5個までしかストック出来ませんけどね?

当然、アイテムは変身直後に回収してました。残りは四つ、使いどころが重要ですね。

 

「だが、僕に暴力は効かないよ!

おいで、僕のラブリーガールズ!」

 

ラブリーガールズという名のバグスター戦闘員……とりあえず無視してさっさとラヴリカにリプログラミング当てますか。

 

震脚で地面を砕き、槍を地面に入ったヒビにさし込み床を持ち上げ、ラヴリカから私を隠す壁にする。隠れたところでストックしていたアイテムの内二つを使う。

 

《分身!》《透明化!》

 

分身して本体の方に透明化を適応させる。そのまま分身にはバグスター戦闘員を相手どらせてラヴリカの注意を引き付けて貰う。

ラヴリカが分身に注目してる隙にラブリーガールズのいない後ろに回り込む。

 

《マキシマムガシャット!》《キメワザ!》

 

「なんだと!?」

 

ラヴリカが音に気付きこちらを向くと同時に透明化が解除される。だけど、もう遅い!

 

「くらえっ!リプログラミング!」

 

《ガングニール・アンリミテッド・クリティカル・フィニッシュ!》

 

キメワザ発射態勢となり、槍をラヴリカに突き刺す。

それによりリプログラミングの効果が全体へと浸透する。

 

「グウゥッッ!?

まさか、これは……」

 

「貴方に攻撃を当たるようにした、ってことだよ」

 

「やはりか……全く忌々しい技だね、それは!!」

 

「さて、それじゃあ……(ゴゴゴゴッ!!!!)うわっ!?」

 

「なんだい、この揺れは!?」

 

突如、城が揺れだし私たちはバランスを崩す。

そして暫く経ったのち、揺れがおさまるとキャロルから通信が入る。

 

『通常空間へシャトーを移動させた、場所は東京上空だ』

 

へ?

 

「いや、キャロル何やってんの!?そんなとこに出したら目立ち過ぎるでしょ!?」

 

『大丈夫だ、弦十郎とかから許可は降りている

それに東京と言ってもこの前お前たち奏者が破壊した場所だから安心しろ』

 

破壊って……いや、確かに戦闘の余波で壊れたけども………まあ、確かにそこなら人もほぼいないだろうし大丈夫なのかな?

 

『それと少しくらいなら派手にやっても構わんが、城を落とすことだけはしてくれるなよ?』

 

「はいはい、わかりましたよ!」

 

そこまで返して通信を切る。

 

「さて、ラヴリカ

人間は攻略させないよ、人間は私が守る!」

 

「やってみるといい!」

 

ラヴリカがいなくなったラブリーガールズ(戦闘員)の代わりにアルカノイズを呼び出し引き連れ攻撃してくるが、攻撃の効かなかったさっきまでならともかく、普通に通るようになった今なら別に脅威ではない!

 

「はあぁぁぁぁぁ!!!!!」

 

大槍を振り払い取り巻きごとラヴリカを攻撃し吹き飛ばす。

 

《ドゴ・ゴーン!》

 

Aボタンを押すと、柄の部分が消え矛先だけになりそれが二つに別れ両拳を覆う籠手となる。

それを振りかぶり正面からラヴリカに叩きつける。

 

さらに力をこめると籠手に炎が灯り激しく燃え上がる。それで乱打を叩き込み、最後に両手を同時にぶつけて爆発を起こす。

 

「ゴフッ……」

 

「これで、終わり!」

 

《キメワザ!》

 

《ガングニール・アンリミテッド・クリティカル・ブレイク!》

 

ラヴリカに拳を一発だけ当て、皆と合流するために皆の進んだ方を向き歩き出す。

 

「待て、僕はまだやられてな……グフッ、なんだ力が……」

 

「あなたはもう終わりだよ」

 

そしてラヴリカは爆発し消えていった。

 

私がやったのは无二打。その名の通り二撃目はいらず一撃だけで終わらせただけ。

 

 

 

暫く歩くと響ちゃんたちと合流。響ちゃんたちは先に最奥まで行ったみたいだけど、ここまでにグラファイトは誰も見ていないらしい。不思議に思いつつ、道を戻っていって最初に転移してきたテラスまで戻ってくるとそこにグラファイトは立っていた。

 

「待っていたぞ、シンフォギア奏者たちよ

さあ、最後の死合を始めようではないか!」

 

グラファイトは自身の武器であるグレングラファイトファングを構え、そう言ってきた。



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GX-14

頭痛いな……疲れかな?(寝たら治りました)

なお、前話にてニールがラヴリカと戦っている間の奏者たちはキャロルの護衛兼シャトーの防衛機構の対処をしてました。


(ニールside)

 

グレングラファイトは私たちに声を掛けてきたと思えば次の瞬間には斬りかかってきた。

私たちはそれを散開して避ける。

 

グラファイトと同じレベル99の私ならともかく、通常の形態のギアだと皆が渡り合うのは厳しいのはわかっている。だから……

 

「ソイヤッ!」

 

ガキンッ!そういう音と共に、繰り出した拳はグラファイトの武器によってとめられる。

それでも私は攻撃の手を休めない。完全インファイターの響ちゃんを除いて、他の皆が中~遠距離攻撃で支援をしてくれているから。響ちゃんは、タイミングを見てグラファイトに格闘を挑んでいる。

 

「なるほど、確かに貴様らは強くなった

だが、俺だけに構っていていいのか?」

 

「何を……」

 

言っている、そう翼さんが言おうとしたところで複数の爆音が聞こえる。S.O.N.G.からの通信も皆に入る。

その間もグラファイトは攻撃してくるので私は戦闘しながら話を聞くだけだ。

 

『大変だ!街に以前倒したバグスターたちが溢れている!』

 

っ!?まさか……

 

「ええっ!?」

 

「おいおい、本当かよ、おっさん」

 

『未来君とネフィ君には既に出てもらっている

そっちの状況はどうなっている!?』

 

「今、ニールを中心にグラファイトと戦闘中です!

現れたのはどいつなんですか?」

 

『今回元々交戦を予定していたグラファイトとラヴリカを除く8体全てだ……』

 

「マジデスか!?」

 

「こんなときに……」

 

「でもどうして!?確かに以前倒したはずなのに!」

 

グラファイトを弾き、皆の下に後退する。

 

「バグスターのコンティニュー機能……かな」

 

だけど、こちらの世界にバグスターの元となったゲームのデータはないはずなんですけど…………

 

「ああ、その通りだ

だが、一からしなければならなかったからデータの培養には少し時間がかかったがな」

 

そういってバグヴァイザーを見せつけてくるグラファイト。

なるほど、バグヴァイザーに回収して培養していたんですか。

 

「皆さん、他のバグスターの討伐をお願いします

グラファイトは私が抑えてみせますので!」

 

《マッスル化!》《マッスル化!》

 

残していたストックアイテム、マッスル化を二つ使い再びグラファイトに私は突進していった。

後ろをチラッとみるとキャロルがテレポートジェムを叩きつけて皆を転移させていた。ってキャロルが残っている!?

 

キャロルはそこから糸や弾を放ち私の援護を始める。

 

「ちょっと、キャロル!なんでここに残ったの!?」

 

「ふん、ここは俺の城だ、俺が残らないでどうする!

それに一人一体だと仮定すればあいつらだけで数は足りる」

 

なるほどね。

 

「だったらヘマやらかさないでくださいね!」

 

「お前もな!」

 

武器を送還し、『ガングニールハザード』と『暴奏ガングニール』を取り出し起動させ、ドライバーに装填する。

これは暴走の力&時間制限がある分、攻撃力という面だけならレベル99を越えてますからね。皆の支援がない今はこちらの方がいいと思います。

 

《Hazard over!》《Gungnir!》

 

《ガシャット!》

 

「イグナイトモジュール、抜剣!」

 

《over flow!》

 

《ガングニール・イグナイト!》

 

 

 

…………

 

 

 

「激怒竜牙!」

 

グラファイトは武器をふるい、赤い十字の斬撃を飛ばしてくる。

 

《キメワザ!》

 

《ハザード・クリティカル・ストライク!》

 

「でやぁ!」

 

それを私は漆黒のエネルギーを纏った拳で粉砕する。

そしてお返しとばかりにガシャコンスピアーに『ドラゴナイトハンターZ』と『撃槍ガングニール』を装填し、矛先から竜型のエネルギーを発生させグラファイトに向けて発射する。

 

《撃槍・ドラゴナイト・クリティカル・フィニッシュ!》

 

グラファイトはそれを避けようとするも、キャロルの放った糸で足を止められそこから動けない。ならばと自身を拘束している糸を引き、キャロルを盾にしようとしたがキャロルが錬金術で自分の足ごと地面を凍らせ地面とくっ付けたことによりそれも失敗。よって私の技がグラファイトにクリーンヒット。

 

だが、そのダメージを物ともせずすぐに攻撃の態勢をとり突っ込んでくるグラファイト。私もそれはわかっていたのですぐに反応し攻撃する。

 

縦横斜め、とグラファイトは武器をふるい様々な角度から連続で切りつけてくる。それを時にかわし、時に槍を打ち付け反らす。

 

「ははは!いいぞ、やはり戦いは良いものだな!」

 

「私は平和の方がいいからそれには賛成できないかな」

 

「そうか、だが勝つのは俺たちだ

世界を支配するために!」

 

「いいや、勝つのは私たちだよ

世界を守るために!」

 

私とグラファイトは決着を着けようと、お互いに必殺技の準備をする。

私は以前と同じく『撃槍ガングニール』と『暴奏ガングニール』をガシャコンスピアーに装填し構える。

 

《キメワザ!》

 

グラファイトは地面にグレングラファイトファングを叩き付け炎を纏わせる。そしてそれを手元で回転させる。

 

「超絶奥義、ドドドドド!」

 

私たちの間に暫しの沈黙が走り………

 

《ガングニール・クリティカル・フィニッシュ!》

 

「紅蓮爆龍剣!」

 

私の槍とグラファイトの剣が拮抗する。

 

「はあぁぁ!!!」

 

「おぉぉぉ!!!」

 

そこにキャロルの錬金術で生み出した弾がグラファイトに撃ち込まれ、拮抗が崩れ私の有利となる。

 

「元々2vs1だったんだ、文句は言うなよ?」

 

「ふっ、当たり前だ

文句などあるまい」

 

そして私の槍はグラファイトを貫いた。

 

「感謝するぞ、最後まで敵キャラでいられたことを!

ああ、とても楽しかったぞ!」

 

そのままグラファイトは散っていった。

そして本部に通信をいれる。

 

「こちらニール

キャロルと共にグラファイトを撃破しました」

 

『そうか!よくやってくれたニール君!

先ほど皆からも連絡があり他のバグスターも倒したようだ!』

 

そうですか、良かった。後は……って、え。

 

『だからニール君も帰還して……』

 

『司令!皆さんの戦闘エリアにて高エネルギー反応を確認!今までにない反応です!』

 

『なんだとぉ!?』

 

……たぶん皆のところからも見えているんでしょうね。

空中に仮面ライダークロニクルのゲーム画面が現れ、そこから全長約18㍍ほどある巨体が出てきたんですから。

 

……ははは。人型のゲムデウスではなく、超ゲムデウスですか。未来ちゃんと一緒になって変身できるクロノスがあっても勝てる可能性低くないですか?これなんて無理ゲー?




復活したバグスターたちと奏者たち(とネフィ)の戦闘は残念ながら丸々カットです。
戦闘相手だけ書いておきます。
響→ガットン、翼→カイデン、クリス→リボル、マリア→ソルティ、調→バーニア、切歌→アランブラ、未来→モータス、ネフィ→チャーリー

※撃槍・ドラゴナイト・クリティカル・フィニッシュ
FGOのアルトリアオルタ(槍)のロンゴミニアド。なお、発射されるのは竜巻ではなくエネルギーで出来た竜。


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GX-15

これ完結したら次どうするかな……とりあえずシンフォギア×直死とエボルト×なのはの続きは書くとして……ISに手を着けてみようかな?

超ゲムデウスは若干弱体化させています。というよりは檀正宗によって手を加えられる前に戻っていると言った方がいいかな。ゲムデウスウイルスを撒き散らさないようにしました。撒き散らすと戦闘にならないからね。


(ニールside)

 

超ゲムデウスが現れたのを見て、暫し呆然としていたけどすぐに正気に戻って皆の元に向かった。

 

皆はすぐに見つかり合流。なんとかしないわけにはいきませんしね。

 

「で?あれ、どうするんだ?」

 

「大きくてもやることは変わりません、私と未来ちゃんでクロノスになり回復を封じた上で皆で削っていく、それしか攻略法はありませんから」

 

「リプログラミングはどうなの?」

 

「たぶんデカすぎて効かないかと……」

 

というか、今気づいたんだけど……

 

「皆、もしかしてイグナイト使わずにバグスター倒した?」

 

「うん、倒せたよ!」

 

「弱いやつとか相性の良かったやつが速攻で倒して援軍に来てくれたからな」

 

「複数vs1ならイグナイトを使わずに戦えたのよ」

 

わぁお、流石ですね。

 

「それよりもニールちゃん……」

 

あ、そうですね。

私は粒子となり未来ちゃんの中に入る。

 

『「それじゃあ、行くよ!」』

 

《仮面ライダークロニクル》

 

《…ガシャット!》

 

『「変身!」』

 

《天を掴め、ライダー!》

 

《刻め、クロニクル!!》

 

《今こそ時は、極まれり!!!》

 

 

「イグナイトモジュール!」

 

「「「「「「抜剣!!!」」」」」」

 

 

戦闘準備完了!

 

 

………………

 

 

 

 

超ゲムデウスとの最終決戦が始まる。

 

超ゲムデウスの攻撃方法は自由自在に伸縮する両手『デウスファーブニル』や、下半身そのものが剣となった『デウスカリバー』による近距離攻撃、身体中から光弾や光線を放つ遠距離攻撃と割とバランス型、しかも回復能力まであるから守備の方も万全……まあ、こちらはクロノスがいる限り無効化できますけどね。

 

『とにかくやることは誰もやられないように立ち回りながら攻撃していくこと!』

 

「いつもとやることはほとんど変わらんな!」

 

「というか、全く同じですよ!」

 

ノイズと戦えるのは私たちだけですし、仮にやられると街の人たちが被害を受けますしね。そう言われると確かにそうですね。

 

 

「そんじゃあ、いくぜぇ!」

 

【MEGA DETH FUGA】

 

クリスさんが黒く凶悪な形となった大型ミサイルを二発肩に担ぎ、超ゲムデウスに向けて発射。

超ゲムデウスに当たり爆発、それが開戦の合図になったかの如く超ゲムデウスもこちらを捉え攻撃してくる。

 

デウスファーブニルでこちらを蹴散らそうと伸ばしてくる。

それに対抗するように両手に剣を持った翼さんと鋸を展開した調ちゃんが飛び上がり突っ込む。

 

「防人の力、特と見るがいい!」

 

【羅刹零ノ型】

 

「負けない……!」

 

【非常Σ式・禁月輪 IGNITE】

 

調ちゃんは言わずもがな縦回転の鋸で、翼さんは両手の剣と脚部ブレードに炎を纏わせ高速回転してぶつかり、それぞれデウスファーブニルを押し返す。

 

 

そこから各々が次々と超ゲムデウスに攻撃を加えていく。

 

「調が頑張ってるんデス、私も行くデスよ!」

 

【封伐・PィNo奇ぉ】

 

切歌ちゃんは肩アーマーから四つの鎌を伸ばし手数を増やして攻撃する。

 

「これが、アガートラームの力だ!」

 

【SERE†NADE】

 

マリアさんは直剣にしたアームドギアを籠手に接続し、ブースターで突撃しすれ違いざまに斬る。

 

クロノス(私と未来ちゃん)と響ちゃんは時折放ってくる光弾や光線を避けつつ攻撃を加えていく。

響ちゃんは足についてるバンカー機能を上手く使い空中を蹴って攻撃を避けつつ、腕のバンカー機能で強烈な一撃を与えている。

 

『行くよ、未来ちゃん!』

 

「うん!」

 

《……キメワザ!》

 

《クリティカル・ジャッジメント!》

 

ベルトから右手にバグヴァイザーツヴァイを着けかえ、ビームガンモードでのキメワザを放つ。さらに左手にバグヴァイザーを装着し、チェーンソーモードで伸ばしてきたデウスファーブニルを打ち返す。

 

超ゲムデウスもやられっぱなしではなく身体を縦に一回転し、デウスカリバーを叩きつけてくる。当然あの体格なので、それを喰らうと押し潰されて死にかねませんから避けます。

 

「これでもくらっとけ!」

 

【MEGA DETH INFINITY】

 

遠距離オンリーのクリスさんが最初に放った大型ミサイルを今度は十二発背負い超ゲムデウスに向けて発射した。

それは超ゲムデウスの節々に当たり、動きを阻害していく。

 

「受けよ!」

 

【天ノ逆鱗】

 

翼さんはデウスカリバー……には及ばないもののそれに匹敵するくらい大きくしたアームドギアを超ゲムデウスに向けて蹴り、発射した。

 

「くらって!」

 

【β式・巨円斬】

 

調ちゃんが両手に持つヨーヨーを合体、巨大化させ振りかぶり超ゲムデウスに叩き付けた。

 

「デスデスデース!」

 

【災輪・TぃN渦ぁBェル】

 

切歌ちゃんは肩アーマーからバーニア噴射をして加速し、独楽のように回転しながら超ゲムデウスの周りを動いて切り刻んでいく。………あれって目が回らないのかな?

 

「受けなさい!」

 

【HORIZON†CANNON】

 

マリアさんは左手の籠手を砲身へと変形させ砲撃をする。

 

『このっ!』

 

「いい加減、倒れてよ!」

 

《……キメワザ!》

 

《クリティカル・サクリファイス!》

 

ツヴァイの方もチェーンソーモードに変え、両手で斬っていく。

 

 

こんな感じに攻めていたが超ゲムデウスが反撃と言わんばかりに全身から大量の光線を無差別にばらまき始めた。これまでのように個人を狙ったものではないから避けるのが難しく、全員が直撃、もしくは近くの地面に当たり起きた爆発で吹き飛ばされる。

 

 

『痛たた……みんな大丈夫ですか?』

 

「なんとか……」

 

「一応無事だけど、イグナイトの制限時間がそんなに残ってないわね……」

 

不味いですね、最悪死ぬのを覚悟で()()を使うしかないのかな……

 

 

そう思った時、背後から大きな火の玉が飛んできて超ゲムデウスに命中し、少し押し返した。



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GX-16

(ニールside)

 

超ゲムデウスをほんの少し押し返した火の玉。それを繰り出した存在を見るために飛んできた方を見ると、巨大な碧の機械仕掛けの獅子がいた。

 

「あれは……いったい?」

 

味方……なのかな?

少し困惑しているとその獅子から声が聞こえてくる。

 

『聞こえているか、シンフォギア装者たち』

 

え、もしかしてキャロル?

 

『立花響、今から文字通り大量のフォニックゲインをお前たちに送る』

 

「へ?」

 

『俺が溜め込んでた分だ、好きなだけ持ってけ!』

 

その宣言通り、シャトーに光が集まりビームと化して響ちゃんたちへと向かう。

 

「あわわわわ……どうしたらいいの?」

 

「歌え、バカ!お前の絶唱であれを束ねろ!」

 

「私も手伝うわ

アガートラームの絶唱特性はエネルギーベクトルの操作、貴女が束ねたフォニックゲインを私が再分配する!」

 

「それにキャロルの言う通りあれが大量のフォニックゲインなら」

 

「エクスドライブになれるデス!」

 

「頼むぞ、立花!」

 

「みんな……うん!」

 

 

 

「「「「「「Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

 

Emustolronzen fine el baral zizzl

 

 

 

Gatrandis babel ziggurat edenal

 

 

 

Emustolronzen fine el zizzl 」」」」」」

 

 

「セット!ハーモニクス!」

 

響ちゃんがキャロルより渡されたフォニックゲインを束ねて、それをマリアさんが全員に均等に配分。

 

「S2CA、フォニックゲインを力に変えてぇ!」

 

響ちゃんたちを包んだ光が晴れると、エクスドライブとなった六人がいた。響ちゃんが一人上空に浮き、残りの皆は地面に立っている。

 

「オォォオォオォォォ!!!」

 

超ゲムデウスが咆哮を上げ、デウスファーブニルを伸ばし攻撃してくる。

それを皆は各々で迎撃、少しずつ押し返していく。

 

『未来ちゃん、しばらく一人でクロノスを維持してもらえる?』

 

「え、うん!頑張るよ!」

 

未来ちゃんから返事をもらったので分離して、再変身する。

やることはただ一つ。

この前入った仮面ライダークロニクルのゲーム世界では特訓だけでなく、ゲムデウスウイルスの採取も目的としていた。そこで死にかけたけどなんとか採取に成功。それで作った急ごしらえのゲムデウスワクチンを撃ち込む!一回しか使えないから確実に当てないといけない。

 

「行くぞ、ゲムデウスゥ!!」

 

《ドクターマイティXX!》

 

《ダブルガシャット!》《キメワザ!》

 

《ドクターマイティ・クリティカル・フィニッシュ!》

 

ワクチンで白く染まった槍を超ゲムデウスに注射のように撃ち込む。それは超ゲムデウスに染み渡り、弱体化させていく。そして『ドクターマイティXX』はヒビが入ったと共に砕け散った。

それを確認すると、私は未来ちゃんの中に戻る。

 

『よし、皆!今だよ!』

 

 

 

 

「やるぞっ!」

 

マリアさんのその掛け声で響ちゃん以外の五人がギアをそのままエネルギーに変換する。

 

「はあっ!」

 

「はっ!」

 

「でやぁ!」

 

「はあ!」

 

「デスッ!」

 

『これも持ってけ!』

 

五人のアームドギアとキャロルの獅子の炎、それらは一つの塊となって超ゲムデウスにぶつかり大爆発を引き起こす。

弱体化した超ゲムデウスにはかなりのダメージとなったみたいだが、倒せてはいない。

 

『ッ!アームドギアが一振り足りないか!?』

 

超ゲムデウスは再び咆哮を上げ、デウスカリバーを皆のエネルギーを片手に集めている響ちゃんに向けて振り下ろす。

 

「立花!」

 

そこで爆発が起こり響ちゃんの安否が気になる。

 

「響!!!」

 

『響ちゃん!』

 

煙が晴れると、デウスカリバーを巨大な手で押し留めている響ちゃんがいた。それを押し飛ばし超ゲムデウスを地面に落とす。

 

「繋ぐこの手が、私のアームドギアだ!

当たると痛いこの拳も、誰かを傷つけるだけじゃない!」

 

響ちゃんはアームドギアを前方に向けるとそれが分解され、響ちゃんを包み込む巨大な拳と変わる。

 

「はぁぁぁぁぁ!!!!」

 

『私たちも行こう!未来ちゃん!』

 

「そうだね、響だけにやらせない!」

 

左手のバグヴァイザーをしまい、右手のツヴァイをベルトに戻し、ボタンを押す。

 

《……キメワザ!》

 

そのまま私たちは超ゲムデウスに向けて走り出す。

 

その後ろでは翼さんたちがギアのエネルギーを響ちゃんに送っている。

 

「立花に力を!天羽々斬!」

 

「イチイバル!」

 

「シュルシャガナ!」

 

「イガリマ!」

 

「アガートラーム!」

 

皆の援護を受けて響ちゃんが殴りかかる。

 

「ガングニーーール!」

 

【Glorious Break】

 

 

響ちゃんの技に合わせ、私たちも飛びあがる。

 

《クリティカル・クルセイド!》

 

『「でやぁぁぁ!!」』

 

響ちゃんの六つの聖遺物を纏めた虹色の拳の一撃とクロノスのクリティカル・クルセイド(ライダーキック)が超ゲムデウスを貫き、次々と爆発を引き起こしていく。

そして最後に一際大きな爆発が起こり、その煙が晴れた後に残っていたのは変身解除された私と未来ちゃん、響ちゃんたち装者とキャロルだった。

 

 

 

ちなみに最後の爆発で周囲は大惨事、さらにシャトー及び獅子機も完全に壊れたらしい。私たちが無事だったのは変身していたからだそうだ。

 

何はともあれこれでこの事変は解決ですね!




たぶん後1~2話くらいで完結です。
AXZ以降は全く書ける気がしないのでやりません。
(気が向けば番外編とかはやるかもしれないけど)


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エピローグ

『死の眼を持つ少女』が1話投稿から2ヵ月経っているとは言え、たった3話でお気に入り200越え、UA10000越えとるんじゃが?
この作品3ヵ月で56話のお気に入り330、UA63000じゃろ………今後のクオリティによるけどほぼ確実にこれを越えるな(確信

てなわけで(どういうことだよ)エピローグです。


(ニールside)

 

超ゲムデウスとの戦いから一週間。

毎日のようにS.O.N.G.のメンバーは災害支援に駆り出されています。何しろ超ゲムデウスとの戦いでの被害は半端ないものでしたからね。それ以外にも世界中で支援が必要な場所はたくさんありますし。

 

今のところ、バグスターの復活の兆しも無く、毎日が忙しく休む暇がない以外は平和です。

 

キャロルとエルフナインは正式にS.O.N.G.の一員となり、技術者としてサポートしてくれています。

 

今日の活動メンバーは、私と私と響ちゃんと翼さんと調ちゃん。と、ボランティアのみなさんやS.O.N.G.の黒服のエージェントさんたち。

え?私が二人いておかしい?いえいえ、これであってますよ。ガングニールシスターズXXを使って二人になっているだけですから。

 

「ニールちゃーん、こっちお願ーい!」

 

「はいはーい!了解だよ!」

 

今、私たちがやっていることは瓦礫の撤去。これらを退けないと新しく建物とか作れませんしね。

 

瓦礫は大きいのを翼さんと響ちゃんが小さくして、私たちが台車まで運ぶ。その台車が満杯になったら調ちゃんと台車を繋いで、禁月輪で牽引していく。たぶん調ちゃんが一番楽ですよね………

 

 

と、まあこんな感じに復興作業を始めてから早数ヶ月。超ゲムデウスが爆発した中心部は流石に無理なので手付かずだが、周辺の比較的被害の少ないところは元に戻った。

 

そして今、S.O.N.G.の本部の中の一室にて、飲めや食えやのどんちゃん騒ぎが起きています。

机の上に大量に並べられた料理やジュース、お酒を皆で飲み食いしています。もちろんこの間のバグスター事変終結のお祝いのパーティーです。災害救助などで駆り出されたり、翼さんとマリアさんのアイドル組がスケジュール合わなかったりで、こんなに遅くなってしまったんですよ。

 

お酒は置いてあるけど装者の中で飲めるのは当然成人しているマリアさんだけ。………なんだけど。

 

「えへへ~、未来~、ちゅー」

 

「へっ!?(ボッ)ひびムグッ!?…………キュー」パタリ

 

響ちゃんが酔っ払ってます。未来ちゃんにキスしてしまうほど。……ラブラブするなら、家でやってください。

なんでこうなったかというと、

 

響ちゃんが大量に食べる→詰まらせる→流し込もうとしてマリアさんが飲もうとしていたお酒を間違えて飲む→酔っ払う、以上。

 

ちなみにそのマリアさんは、既に潰れてきりしらコンビに部屋まで引っ張られていきました。「セレナァ、セレナァ!」とか泣きながら叫んでうるさかったですしね。気絶させようと二人が首筋になんども手刀を叩き込んでたけど、一向に気絶しなくて叩かれるたびにカクッってなってたマリアさんは面白かったですけどね?

 

あ、今響ちゃんが弦十郎さんに拳を叩き込まれて沈んだ。当然ですよね。皆はお酒は成人してから飲もうね?

 

私も沢山食べましたし、もういいやと思い、響ちゃんと響ちゃんにキスされて気絶した未来ちゃんを部屋まで運ぶことに。

 

 

二人を寝かせた後、今までのことを思いだす。

 

転生したと思えばバグスターウイルスで困惑。響ちゃんという宿主を見つけて、響ちゃんがライブ事故で死にかけて、響ちゃんがいじめられたストレスでゲーム病発症して死にかけて、体得て、響ちゃんがリディアン入学後ノイズに追いかけられて死にかけて、ルナアタックで響ちゃんがフィーネさんに負けて死にかけて、響ちゃんがデュランダル使って倒して、マリアさんたちが敵として現れて、ネフィリムにゲーマドライバー破壊されて、響ちゃんがネフィリムに腕をかじられて死にかけて、ネフィが生まれて、未来ちゃんが敵になって、ウェル博士が英雄になるためと言って暴走して、ネフィリム倒して、キャロルとエルフナイン拾って、バグスターと戦って、今に至ると。

……あれ?響ちゃん死にかけたの多くない?

 

まあ、いいか。(よくないよ!?)

……何か聞こえたけど無視です。

 

とにかく、この平穏……とは言えないけど、平和な世界が続くといいなー。

………願わくば響ちゃんが死にかけないように。

 

 

まあ、当然そんな願いも叶うことはなく、今後も戦闘に駆り出されたりすることがあったりしたのだが、割愛する。




はい、一応ここで完結です。

ネタが思い付いたらギャラルホルン編とかやるかもしれない。
初めての小説作成だったのでダメダメな気はしますが、これからも趣味の一つとして続けたいと思います。

この小説を読んでくれた方々、感想や評価ありがとうございました。


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