ジャギィ転生 ~俺はスローライフを送りたい~ (こんころ狐)
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第一話

今度はモンハンの二次創作です。うまく書けるか分かりませんががんばります。


「?ここは?」

 

辺り一面真っ白な空間に俺は一人でぽつんたっていた。

 

「何でこんなところにいるんだ?」

 

俺は先程までの行動を思い出す。

 

「たしか、学校から帰ってきて疲れてたからすぐ風呂に入って出たらすぐ寝ようと思ってたんだけど湯船の中でうとうと・・・ってまさか!」

 

「せいかーい!爆睡してた君は起きることなく沈んでそのまま死んでしまいました~!」

 

そんな声がしたのでそちらを見てみるとそこには翼を生やした幼女がいた。

 

「マジかよ!そんな下らん死に方したのか!?死ぬんだったらもっと普通に死にたかったな~。であんた誰?何で俺はここにいんの?」

 

「よくぞ聞いてくれました!私は天使、貴方を転生するために来ました!貴方はとても面白い死に方をして神様を大爆笑させてくれたから君を転生させようってことになったんだ~」

 

「人の死に方が面白いって・・・神様って案外ひどいんだな。まあいいやそれで?転生する世界とか決まってるの?」

 

「転生する世界はモンスターハンターだよ~」

 

「ふーん、じゃあモンスターに転生もできるよな?」

 

「もちろん!」

 

「転生特典は?」

 

「3つまでならいいよ~」

 

「そうだな・・・じゃあ転生先はジャギィで特典は、①どんなものでも食べられること②食べたものによって進化すること」

 

「ここまではよくある特典だね。」

 

「ああその通りだ。ただ決定的に違うことが一つ、③大型モンスターの素材を食べても耐性が上がるだけ、ってことだな。ただ、蝕龍蟲とかは別な?あの辺は一緒に居るだけの虫だから。」

 

「まあそこは分かったけど何で③を追加したの?弱くなっちゃうよ?普通こういう時ってチートになりたがるもんじゃないの?」

 

「良いんだよそれで。変に強くなるとハンターとかに狙われるじゃん?だからそこまで異常な進化をさせなくていいかな~って思ったからさ。」

 

「なるほどなるほど、じゃあそろそろ転生させるけど本当にこの条件で良いんだね?」

 

「ああその条件で間違いない。」

 

「じゃあ行くよ?」

 

「分かった。」

 

「それでは楽しい転生ライフにごあんなーい!」

 

すると、体の感覚がぼやけていくのが分かる。そして俺が転生する寸前、

 

「神様は君が転生しても君で遊ぶつもりみたいだよ?」

 

という爆弾発言が聞こえた。どういうことか聞こうとした瞬間、俺はその場所から消えるのだった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

これが後に龍にも人にも公平に接する中立に位置する摩訶不思議な龍、『厳正龍』が生まれることになるのだが、その事を今はまだ、誰も知らないのであった。




第一話終わりです。こっちの作品は「人外賢者のドラクエⅣ」の息抜きで書くので投稿はゆっくりだと思います。


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第二話

第二話投稿です。


転生すると周りは真っ暗だった。

 

(これは卵の中か?)

 

そう考え、足を伸ばすが、壁のようなもので阻まれ伸ばせない。

 

(早く割って外を見てみたいな。)

 

頭突いたり、爪でガリガリしていると 、罅が入り始める。

 

(あと少し!)

 

思い切り頭突くと卵が割れる。殻の外は洞窟のようだ。周りを見るとジャギィノスが剣呑な雰囲気でこちらを見ている。

 

(?なにかあったのか?俺の体は普通のジャギィと同じはずなんだが・・・)

 

そう思い、自分の体を見ると硬直してしまう。

 

(何で色が真っ黒なんだよ!)

 

そう彼の体色の全身黒色だったのだ!

 

《おーい!聞こえてる~?》

 

(この声は、天使か!おいこれはどういうことだ!説明してくれんだろうな!?あぁ(# ゜Д゜)!?)

 

《ハイハイ、今説明するから!え~とね?その体の色は神様がやりました!》

 

(はぁ!?)

 

《転生する前に聞こえたかもしれないけど、神様が君の事が気に入っちゃってさぁ、君が産まれてすぐ死ぬようにその色にしたんだよねぇ。》

 

(な!、ふざっけんな、このクソ神ぃぃぃぃぃぃ!?)

 

《大丈夫!一応今この状況から生きて出たらもう君に関わらないって神様と約束してきたから!》

 

(それ、信じていいんだな!?)

 

《もちろん!平気だよ!》

 

(だったら絶対生き残る!)

 

周りではジャギィやジャギィノスが騒ぎ立てている。

 

(もう歩けるみたいだな・・・ならとっとと走ってこの巣から出よう!)

 

彼は一心不乱に出口に向かって走っていく。それを見たジャギィたちは追いかけるが、出口から出た後はもう追いかけなかった。巣から出た彼は周りを確認する。

 

(なんとか逃げ切れたな。んでここは・・・遺跡平原のエリア8みたいだな。出来ればエリア10までいきたいな~)

 

エリア10はアイルーやメラルーしかいないため、他のエリアと比べ格段に安全なのだ。

 

(体色が普通だったらこんなことになってなかっただろうけどな!)

 

移動しながら毒づく彼。しかし体がまだ子供なため、あまり体力がない。

 

(もう、これ以上はキツイ。動けない。けど、こんなエリアのど真ん中にいたら、他のモンスターに殺される!)

 

何度も倒れそうになる体を必死に動かし、なんとかエリア10にたどり着く。しかし限界まで体を酷使した彼はそこで気絶してしまった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「おーいみんな~ここに変なジャギィが倒れてるニャ!」

 

「それ、ほんとかニャ!?」

 

「ほんとニャ!体が真っ黒のジャギィがそこで倒れてるニャ!」

 

何ニャ?外がやけにうるさいニャ。オイラも行ってみようかニャ?そう思って外に出てみる。

 

「どうかしたのかニャ?」

 

近くを通った仲間に聞いてみる。

 

「オマエは耳かけニャ?集落のなかに何でいるニャ!でも今はそんなことはどうでもいいニャ。この集落にモンスターが入り込んだからとっとと追い出すニャ!」

 

耳かけ、その言葉を聞いて心がズキリと痛む。オイラには生まれつき片耳がボロボロなのニャ。だから小さい頃から虐められてずっと一人ぼっちなのニャ。

 

「・・・分かったニャ。案内して欲しいニャ。」

 

そうして付いていくと、そこにはたしかに真っ黒なジャギィがいたのニャ。でもとても小さくて弱ってたニャ。

その姿は小さい頃のオイラにそっくりで放っておけなくて、

 

「このジャギィはまだ赤ん坊みたいニャ。」

 

「だからどうしたのニャ?」

 

「上手く飼い慣らせないかニャ?」

 

こんなことを言ってしまったのニャ。当然周りの仲間たちは、

 

「なにバカなことをいってるニャ!そんなこと出来るわけないニャ!」

 

「お前はこの集落を潰すつもりかニャ!?」

 

「こっちはお前がいるだけでも迷惑してるのに厄介ごとを増やすんじゃないニャ!」

 

と怒鳴ってくるニャ。それを聞いたオイラは、

 

「オイラもいない方がいいのニャ?」

 

と聞いたニャ。すると、

 

「当たり前ニャ!お前なんかいなくても変わらないニャ!」

 

こんな言葉が返ってきたので、オイラはもう覚悟を決めたニャ。

 

「だったら今日一晩だけでいいニャ。そしたらオイラもこのジャギィを連れて出ていくニャ。」

 

「本当だニャ?本当に今日一晩だけでいいんだにゃ?」

 

「本当だニャ。オイラはもう明日の準備を始めるから帰るニャ。」

 

そう言って小さいジャギィを抱えて家に帰ったのニャ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

パチパチという音といいにおいにつられて彼は目を覚ました。

 

(ん・・・?ここは?)

 

辺りを見回すと一匹のアイルーがいた。

 

「目が覚めたみたいだニャ。とりあえずご飯を食べようニャ。」

 

「ギャウ!(そうだな!)」

 

そうして二匹は目の前のご飯を食べ始めるのだった。

 

 

 

 

 




これで第二話は終わりです。ネタが浮かばないので更新は遅くなります。


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第三話

第三話投稿です。


ご飯を食べ終えた二匹は早速自己紹介を始める。

 

「オイラはアイルーニャ。名前はアインって言うニャ。けど周りからは『耳欠け』って呼ばれてるニャ。お前はジャギィ・・・だよニャ?」

 

その問いに俺はコクリとうなずく。

 

「さっきから頷いたりしてるけど言葉が理解できるのかニャ?ホントに不思議なジャギィだニャ。」

 

俺も不思議である。もしかしたら転生者共通の特典なのかもしれない。そんなことを考えていると耳欠け(アイン)が質問をして来た。

 

「お前、名前は?いつまでも『お前』とか『ジャギィ』じゃ呼ばれてもよく分からないもんニャ?」

 

俺は転生前の名前は思い出せないので首を横に降ると、

 

「じゃあオイラが決めてあげるのニャ!うーん・・・お前の体は真っ黒だから『クロ』ニャ!どうだニャ?」

 

安直な名前だが気に入ったので「ギャウ♪」と鳴いた。

 

「気に入ってくれてうれしいニャ!」

 

とまるで自分のことのように喜ぶ耳欠け。

 

「他の奴と話すのはこんなに楽しいんだニャあ~。やっぱりお前、いやクロと旅に出ることにして良かったニャ!」

 

・・・旅?不思議に思った俺は首を傾げてみる。

 

「首を傾げてどうしたのニャ?・・・ああ!そうだったニャ!クロは気を失ってて知らなかったもんニャ。えっとニャ?オイラはこの集落のやつらに嫌われてるんだニャ。それでいつもひとりぼっちだったのニャ。だからクロがここに来て倒れてるのを見たら小さいときのオイラに重なって見えたからお前を保護したのニャ。ここまでは大丈夫ニャ?」

 

理解したので俺はうなずく。

 

「じゃあ続きを話すニャ。保護することにしたのは良かったけど、周りは勿論大反対したニャ。『ただでさえお前という面倒事があるのにこれ以上増やすんじゃない!』ってニャ。だからオイラは『明日の朝コイツを連れて出ていくから今日一晩だけ集落に入れてくれ』って言ったニャ。これで終わりだけど確認も取らずに決めて悪いニャ。」

 

謝りながら落ち込んでいくアインを見て俺はどうすればいいのか分からず、ひとまず首を勢いよく横に振る。そもそもアインが助けてくれなかったら今頃死んでいるのだ。どうにか励まそうとワチャワチャしていると、アインがクスクスと笑いだす。それが落ち着くと、

 

「励ましてくれてありがとうニャ。怒ってないってことはよく分かったニャ。これからも一緒に頑張ろうニャ!」

 

その言葉に俺が頷くとアインは早速旅の準備を始める。どうやらけっこうな間気絶していたようで今は夜中だ。約束は「明日の朝」なので急がなくてはならない。俺も頑張って手伝ったおかげか、アインの手際が良かったのか荷物の整理はそこまで時間はかからなかった。準備の終わった俺達は残りの時間静かに眠るのであった。

 




こんな風になりました。ヤバい、うまく書けてるか分からない~!


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第四話

第4話完成しました


翌朝

目を覚ました俺たちは昨日のうちにまとめておいた荷物を持ってエリア10の集落を出た。

 

「さて、これからどうしようかニャ?クロは何かあるかニャ?」

 

アインが訪ねてきたので反応を返そうとすると、

 

グウゥ~

 

と俺の腹から音が鳴った。アインは一瞬キョトンとすると噴き出して笑い始める。恥ずかしくなった俺はうずくまる。

 

「あ~笑った笑ったニャ。悪いニャ、タイミングがぴったりだったからつい笑っちゃったニャ。確かになんも食べてないし、まずは腹ごしらえだニャ!」

 

そう言って俺たちはまず、すぐそばにあるハチミツとキノコを集めた。俺にはキノコの種類が分からなかったので採れるだけ採ってアインのもとへ持っていく。勿論小さいものは残した。アインは俺が渡したキノコを食べれるものと食べれないもので分ける。それをじっと見ていた俺に気づくと笑いながら教えてくれた。

 

「この青っぽいのがアオキノコ、いい匂いのするちっちゃいキノコが特産キノコ、特産キノコのなかでも特にいい匂いのが厳選キノコ、この三つは食べれるキノコニャ!他のキノコも食べれるけど毒抜きしたりしないと食べれないニャ」

 

そのあとも見分け方を教えてもらい、ある程度キノコは見分けられるようになった。集めたキノコは食べれるものはその場で焼いて食べ、毒などがあるものは一ヶ所に集めておいた。後でネットを作ってもらい、運ぶつもりだからだ。腹ごしらえを終えた俺たちは危険物(キノコや毒草)を放置してネットの材料を取りに行くのだった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ネットを作ってついでに色々と採取して戻ってきた俺たちは先程おいておいたキノコ等をネットを使い包んでいく。しばらくして作業が終わると、

 

 

「腹ごしらえも済んだし、荷物もまとめ終わったニャ。そろそろ移動するかニャ」

 

アインがそういいながら荷物を背負い始める。俺は自分では背負うことができないのでアインに背負わせてもらう。

 

「それじゃ行こうかニャ。行くところは進みながら教えてあげるニャ」

 

そう言われたので、俺はアインに付いていった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

ある程度進んでいくとゲーム(前世)では見たことの無い場所を進み始めたので、俺はアインに向かって「ギャウ?」と鳴いた。

 

「ん?どうしたのニャ?・・・あっもしかして今向かってる場所かニャ?さっき教えるって言ったのを忘れてたニャ。」

 

悪かったニャ、と言いながらアインは説明してくれた。

 

「今向かってるのは『バルバレ』っていう人間が集まる場所ニャ。あそこならオイラたちでも生活できるはずニャ」

 

バルバレ-それは移動する集会所を中心にたくさんのキャラバンが集まって形成される市場。俺はそんなところに言って大丈夫なのだろうか?唸っている俺を見たアインは心配してくれたのか

 

「大丈夫ニャ。クロのことはオイラが守るニャ。安心してほしいニャ」

 

と言ってくれた。怖いわけではないが、もしかしたらを考えておくべきかもしれない。そう思いながら俺たちはバルバレに向かって歩き続けるのだった。



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第五話

なかなか更新できずすいません!リアルの方がバタついてまして・・・なんとか書き上がったので投稿します!

今回はクロ君の初戦闘です!


あのあとも俺たちは途中で休憩を挟みながら歩き続けたが、夜になってしまった。アインの話によると俺たちの足で歩いていくと軽く一週間はかかるらしい。普通は竜車等で移動するみたいだ。それはさておき、今俺たちは焚き火を囲んでいた。

 

「まだまだバルバレまでのみちは長いニャ。明日もたくさん歩くから早く寝ようニャ」

 

アインはそういって寝てしまった。俺も寝ようかと思ったが、目が冴えていて眠れそうにない。俺は暇潰しのために周りの茂みに入っていった。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

茂みを抜け、森をさまよっているとガーグァを見つけた。まだ成長しきっていないようで、サイズはゲームで見たものより一回り小さい。あれなら俺でも倒せるかもしれない。そう思った俺は身を隠しながら少しずつ近づく。そしてガーグァが反対側を向いた瞬間、俺は全力で飛びかかった。

 

「グギャウ!!」

 

「クァッ!?」

 

気づかれたようだが俺は関係なくそのまま飛び乗り、爪や牙で少しずつ、だが確実に傷を与えていく。

 

(この調子ならいけるんじゃないか?)

 

そう思った矢先に俺はガーグァに吹き飛ばされる。

 

「クァァー!!」

 

「ギャ!?」

 

奴も俺に傷つけられて怒っているようでこっちに向かって突進してくる。吹き飛ばされて体勢を崩している俺はその突進を食らい、近くの木にぶつかって止まった。

 

「グギャア!?」

 

(くそっ!むちゃくちゃ痛ぇ!やっぱ体が小さいとダメージもでかいな・・・だけど向こうも傷だらけだからな。もう少しのはずだ!)

 

なんとか建て直した俺はもう一度奇襲を仕掛けるために、暗闇に紛れる。

 

(体の色が黒くてよかったぜ・・・最初はムカついたけど思ったよりも役に立つかも知れねぇな)

 

「クアァ!クア?クウゥ・・・」

 

ガーグァはどうやら俺の思惑通り見失っているようで、奴は辺りを見回している。

 

(次でトドメだ!)

 

俺は全速力で駆け出し、奴の首に噛みつき、喉を喰いちぎった。

 

「クアァァァ・・・ク・・・ア・・ァ」

 

ガーグァの体から力が抜ける。

 

(なんとか仕留められたが・・・素の状態じゃガーグァ一匹でこれか。これは早めに強くならないといけないみたいだ。ひとまずこれ(ガーグァ)どうすっかな?)

 

俺は少しの間考えたが、思いつかず、少し休んでからアインのもとへ戻ることにした。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

しばらくしてからアインのいる焚き火の場所に戻ると、アインが起きていた。

 

「クロ!一体どこに行ってたのニャ!?それにその怪我は?」

 

そう言って駆け寄ってくるアイン。俺はガーグァのことを伝えるために前脚で自分が来た茂みを指差して、

 

「ギャウギャウ!グギュウ!」

 

と焦り気味に鳴いた。するとアインにきちんと伝わったようで、

 

「そっちに何かあるのにャ?」

 

と聞いてきた。俺は頷くと、

 

「分かったニャ。でもその前に怪我の治療だけさせてほしいニャ。多分自分の状態わかってないみたいだしニャ」

 

そう言われて自分の体を確かめてみると、突然激痛に襲われ、動けなくなる。

 

(!?!?)

 

「やっぱりそうなったニャ。多分それ、骨が折れてるニャよ?むしろそんなボロボロなのに今まで平然と動いてたことに驚いてるニャ。今回復薬作るから待っててニャ」

 

アインはネットの中からアオキノコと薬草、空きビンを取り出し、回復薬を調合して空きビンに入れる。

 

「これを飲めば少しは楽になるはずニャ。口を開けてほしいニャ」

 

なんとか口を開けると苦い液体(回復薬)が入ってくる。それを無理矢理飲み込むと体が少しずつ楽になる。

 

(モンハンの世界ってやっぱりファンタジーなんだなぁ)

 

と思っていると

 

「それじゃオイラはさっきクロが指してた方に行ってくるニャ。クロは休んでるニャよ」

 

アインは俺にそう言うと茂みのなかに入っていった。俺はアインに言われた通りおとなしく休みながら、自分の能力をどうしようか考えていた。

 

(まずは自己回復力の底上げだな。こんな風に毎回なってたらいつ死ぬか分かったもんじゃない。薬草を見つけたら積極的に食わないとな~。それに攻撃手段も欲しい。手頃なところで毒、麻痺、爆破ってとこか?この三つはキノコでゲットできるはずだしな。)

 

ひとまずの目標をたてた俺は仮眠を取ろうと目を閉じるのだった。

 




戦闘シーンって難しいですね・・・



他の作品もよろしくお願いします!


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第六話

やっと第六話です


「それじゃオイラはさっきクロが指してた方に行ってくるニャ。クロは休んでるニャよ」

 

クロに回復薬を飲ませたオイラは茂みのなかに入ったニャ。しばらく進んでいくと少し小さいガーグァの死体を見つけたニャ。

 

「これってもしかしてクロが倒したのニャ?」

 

だとしたらクロの怪我にも納得いくニャ。クロの体の大きさでこのサイズのガーグァを狩れるなんて普通じゃできないどころか逆にやられちゃうニャ。クロは他のジャギィに比べると賢いし、大人しいし、色は黒いし、不思議だニャ。

 

「これは解体して持っていくかニャ。羽とかきっと売れるはずだし、お肉も久しぶりに食べたいニャ」

 

そう思ってオイラはガーグァの解体を始めたニャ。自分の体より大きいものを捌くと時間がかかって綺麗に解体し終わった時には空が明るくなり始めていたニャ。

 

「疲れたニャ~・・・とりあえず解体は終わったからクロのところに戻るかニャ」

 

オイラは解体したお肉をもって焚き火の場所に戻ることにしたニャ。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

俺が目を覚ますと明るくなっていた。どうやら俺はあのまま爆睡してしまったらしい。

 

「クアァ~・・・ッ!」

 

大きなあくびをして立ち上がろうとするが、痛みが走る。

 

(そういや、骨折してんだった。動かすまで痛みもなかったから完全に忘れてた。回復薬ってすげえな)

 

そう感心していると、茂みからアインが生肉を抱えて出てきた。

 

「やっぱり起きてたニャ。おはよう、クロ。聞きたいことがあるんだけどいいかニャ?」

 

アインは焚き火に持っていた肉をかけながらそう言ってきたので俺が頷くと早速質問が来た。

 

「あっちに倒れてたガーグァはクロが狩ったのニャ?」

 

「ギャウ!」コクリ

 

自慢げに頷いて見せるが、アインは渋い顔をして

 

「やっぱりそうかニャ。その小さい体で自分より大きい獲物を狩れるのは確かにすごいニャ。でも一回の狩りでこんなボロボロになってたら命がいくつあっても足りないニャ。だからこれからしばらく、大体普通のジャギィくらいのサイズになるまで狩りをしちゃ駄目ニャ」

 

と言われてしまった。

 

「グギャ!?」

 

「当たり前ニャ。お前はまだ子供ニャよ?採取くらいならいいけど狩りは駄目ニャ」

 

「グゥ・・・」コクリ…

 

アインが言っていることは正しいため、俺は頷く。

 

(まあ、よく考えたら俺の体はまだ生まれたてなんだ。ゆっくり休んで体を治そう。そのためにはしっかり食わないとな!)

 

 

考えを切り替えた俺は先程から漂う焼けた肉のいい香りにしていた我慢をやめる。

 

「ギャウギャウ!」グゥゥ

 

「そろそろ焼き上がりニャ。もう少し待つニャ」

 

早く肉を食べたい俺はよだれが止まらない。肉が焼き上がるまでの少しの時間が俺にはとても長く感じた。しばらくするとようやく

 

「これで完璧ニャ!さぁ一杯食べて元気をつけるニャ!」

 

アインからのゴーサインと同時に目の前の肉にかぶりつく。

 

(なんだこれ!?焼いただけの肉なのにこんな美味いのか!しかもめちゃくちゃ肉汁が溢れてくる!こんなの前世じゃ絶対食えない代物じゃんか!)

 

「ギュアァァ♪」

 

「そんなに喜んで食べてくれるなんてうれしいニャ~//まだあるからおかわりしてもいいニャよ」

 

アインは嬉しそうに照れながら焼き上がった肉をもう一つくれる。俺はそれもあっという間に食べ終えると満腹になってしまった。

 

「ケプッ、クァァ~♪」

 

「満足したかニャ?オイラはもう少しお肉をとってくるニャ。その間にこの回復薬を飲んでおくニャよ?明日にはここを出発したいからニャ」

 

「ギャウ!」

 

俺にそう言うとアインが茂みの中へ入っていく。俺は回復薬を飲み、のんびりとする。しばらくして普通に動いても痛みがなくなったので、自分の強化に励むことにした。



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