落第騎士《ワーストワン》が刀使ノ巫女を助けるそうです (kikukiri)
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プロローグ
刀使ノ巫女を見て思った事があります。落第騎士の黒鉄一輝君をこの世界に混ぜたら面白そう!こう思いました。他にも書いてる作品があるのにも関わらず勢いで書きました。他の作品を早く更新してほしいと思っている方々には申し訳ないんですが……書きたくなったので書きました!すみません。
でも主作品は別にあるのでこの作品は片手間で不定期更新です。さらには低クオリティです。文が本当に拙いです。これを踏まえた上で…暇潰しに程度に読んで頂けたなら幸いです。
あ、それとこの作品の一輝君はステラと会う前の一輝くんです
ごくありふれた日常___
朝目を覚まし、軽い身支度を済ませて日課であるランニングに出かける。20キロの道のりを全力疾走で駆け抜けてから一息つき、汗を流し、制服に着替えて朝食をとり破軍学園へと向かう。これが僕にとって当たり前の日常である
しかし破軍学園へと向かう途中で僕の世界は一変した
一瞬の目眩…視界はぐにゃりとねじ曲がったかのような感覚に襲われて思わず地に膝をついて俯いた。
そして意識や感覚がはっきりとしてきた頃、ふと顔を上げて視界を解放するとそこには
「ここは?」
見た事のない景色が広がっていた_____
僕が今いる場所は屋敷の屋根上。そして屋敷の広場と思われる場所では大人数の女の子達がいる。一体何が起きたんだ!?さっきまで学園に向かっていたはずなのに…確か一瞬目眩がしてそれで……
「両者前へ!」
僕の目に映る二人の女の子。なんだろう?あれは…伐刀者(ブレイザー)?ここはじゃあ会場なのか?制服が違うしブレイザーの大会?…でもブレイザー同士の大会何て七星剣武祭だけのはず……じゃあこれは一体!?
「双方構え!写シ!」
二人の女の子は互いに刀を抜いた。そしてウツシ?と言った瞬間に彼女たちの体は微弱な光を放っている。
あれは一体?…魔力に近い気がするけど
「始め!」
審判と思われる人がスタートの合図を出し、深緑を基調とした制服を着た女の子が構える。あれが彼女の太刀筋なのだろう。でも彼女…対戦相手を見ていない?
そして一瞬の刹那
彼女は舞台から消えた。いや…彼女は高速で屋敷の中に潜り仁王立ちしていた人に斬りかかった。結果として彼女の剣技は弾かれた__
しかし、僕は見てしまった。いや、見えてしまった……彼女の剣を退けるためにあの人が剣を抜いた瞬間を。
禍々しい邪気を纏った存在を
「それがお前の『一の太刀』か」
「いけない!」
彼女が一度距離を取った瞬間、護衛と思われる人達が彼女を突き刺す。そして彼女を包んでいた光が消え、その場で跪く。このままでは彼女は切られる。ならば___
「………間に合った」
「なっ…!」
彼女に振り下ろされた刀は彼女を切り裂くのではなく、刀と刀が打ち合う鉄の音が響いた。僕が彼女の剣を受け止めて刀を薙ぎ払ったのだ
「この!」
すかさず別の護衛が刀を抜いたがそっちは多分__
「何!?」
「姫和ちゃん!それと貴方も行くよ!?」
「わかった!」
この娘の対戦相手だった赤と白を基調とした制服を着た女の子が退けてくれた。後は逃げるのみ。
僕らは全力で出入り口に向かって走る。
「お任せください」
「いい、追うな」
「キャハ!」
「結芽!」
速い!逃げる僕らを追ってくるとは思っていたけど、まさか回り込まれる何て…でも
「私もまーぜて!」
走ってる途中彼女達がアイコンタクトを送るが…緑制服の娘の容体が気になる。今戦わせるのは危険な気がする…だったら僕が薙ぎ払う!
「僕に任せて!」
僕は彼女達よりも早く…いや一瞬で相手の背後に回り込む
「おにーさんが相手してくれる__
「遅い!」
「__の?」
僕は陰鉄を幻想形態にして背後から相手を斬り伏せ、彼女の体を包んでいた光は消え去り彼女は跪いた。
「う……そ…」
「馬鹿な…!」
「凄い!…じゃなくて日和ちゃん!いくよ…せーの!」
二人はジャンプしてさっきまで僕がいた屋根の上へ移動した
「貴方も!」
僕も彼女達に続き屋根へ。そのまま僕らは屋敷を脱出した___
「千鳥と小烏丸…まだ幼き二羽の鳥……そして」
いかがですか?…と言ってもまだプロローグですから何とも言えないですよね?
一話は……主作品のお話を考え、息が詰まってきたら書きます。本当にいつ次を更新するのかわからない状態ですが、また暇潰し程度に読んで頂けると幸いです。
ちなみに沙耶香ちゃんと姫和ちゃんが好きです!
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