この小説は、作者の気まぐれと気分とやる気とその他いろいろが混ざっているため、まずまともな話にはならないし、それよかグダグダになることを踏まえて読んでください。キャラはユウキをおもに引き立てていくつもりなので原作のソードアートオンラインとはまったくの別の《内容》になります。ただし進んでいくゲームの手順は原作どおりとなります。ユウキの病気とかも治るではなく初めから無かったことになっています。あくまでもしユウキがSAOにいたらというところから始まりますのでその辺をお忘れなきように、ではでは初めに登場人物の説明から。
主人公 (本作はキリト君が主人公ではなくオリジナルキャラクターが主人公となります)
・白金 優(ユウ)
今作の主人公でありヒロインの木綿季とは幼馴染である。あと極度の人見知りであり、木綿季以外にはあまり心を開かず人との関りをなるべく避けるが、ユウキといれば多少は我慢できる。ただし、ユウキの事になると別人のようになる。
《ユウキ関係で彼をけっして怒らせてはいけない》
・性別 男 ・年齢16歳 ・一人称俺?
ヒロイン
・紺野 木綿季(ユウキ)
全作品を通して主に毎回登場する主要キャラとなっています。強いて言うと、主人公よりも主人公らしい感じです。
・性格はソードアートオンラインと同じく明るくて、天真爛漫な少女をモチーフにしていきます。しかし今作品ではユウキの病気は初めから無かったものとして進めていきます。
・性別・女 ・年齢16歳 ・一人称僕
その他
各シリーズに出てくるキャラクター達
キリト《ビーターで攻略組》アスナ《血盟騎士団副団長》
ユイ《キリトとアスナの娘》
ニシダさん《SAOにおいて最強の釣り師》
シリカ《ビーストテイマー》&ピナ《シリカのパートナー》
クライン《風林火山リーダー》
エギル《ぼったくり屋》
リズベット《鍛冶屋》
サチ《あるギルドメンバー》
ストレア
レイン《セブンの姉》セブン《七色博士でリアルでレインの妹》
茅場晶彦 《ヒースクリフ血盟騎士団団長》
シノン《GGO編から登場》
リーファ《ALO編から登場、リアルでキリトの妹》
スリーピングナイツの面々《メンバーはユウキ込みで6人あと2人追加します誰かはお楽しみ》
デスガン《GGOから登場》
オベイロン《ALOにて登場》
オリジナルキャラクター
ここはストーリーを進めていくにあたってその時に思いついたキャラなどを付け足して行こうかとおもいます。
ストーリー又物語の大まかな構成
ストーリーは基本的にSAOから始まりALO、GGO、キャリバー編、アリシゼーション編といった感じで進んでいきます。注 マザーズロザリオ編はないです。なぜならスリーピングナイツの人たちにはSAO編から登場していただくからです笑笑
投稿のペースは早めにという事で検討していきます。
初めてやりました、変なところは多めに見てください。
あと皆さまにお願いがあります、ストーリーなんですが長めの方が良いか短めの方が良いか意見をお待ちしています。
ちなみにこの作品は、予定ではおそらく100話を超えることを想定して作成されております。更新のペースは、1日に最低1話必ず投稿するといった感じなのでぜひ期待してお待ちください。
あ、でもそれ以前に面白くて読んでくれる人の興味を引くようなないようを書かないといけませんね。
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SAO編1話プロローグ
では、改めまして初めての方は初めまして、そうじゃない方も初めまして。さあ、第2回目ということで、書いていきますんで、まあ、ゆっくり見て行ってください。
・・・もうすぐだ、もうすぐ実現する・・・
・・・無限の蒼穹に広がる巨大な石と鉄の城《浮遊城アインクラッド》が・・・
「おはよう優!」
「ん、おはよう、、、じゃない!なんでここにいるの?」
「まさかボクとの約束忘れたの?」
「約束?あ、うん覚えているよ」
「本当かな?ならどうしてまだ寝てるの?」
「う、それは、、、」
「はあ、もういいから早く支度してよー」
「うん、少し待っててね」
今日は、2022年11月5日土曜日、そう土曜日なのだせっかくの休み、休日なのになぜ俺はこんな目に合っているのかなって?それはね、
・・・ときは2日前にさかのぼる・・・
《2022年11月3日木曜日》
「ねえ、優遅いよ~早くしてよー」
「わかったから、そんなにせかさないでよ」
「ダメだよー、あそこのお店今すっごい人気で早くいかないと売り切れちゃうよ
それに期間限定で今日買えないとまた来年まで待たなくちゃいけないし、、」
「ならもう少し早く行けばよかったのに」
「だって、優と一緒に行きたかったんだもん」
この、俺のことを優《ゆう》と呼ぶのは幼馴染の紺野木綿季《ゆうき》である。彼女とは幼稚園の頃からの付き合いで高校性になった今でもこうしてよく二人きりで出かけたりしている。
もう一つ理由があるのだが、それはまた別の機会に
しばらく歩くとお目当ての店に到着した。
「ようやくついたよー」
「あそこの店?でももう片付け始めちゃっているみたいだね」
「もーだから言ったじゃん!人気だから早く行かないとって」
「だからそれはごめんねって、お詫びに今度1日だけ木綿季の行きたいところにつきあうから、それじゃだめ?」
「じゃあボク今度の土曜日に行きたいところあるから一緒に来て」
「うん、わかったよ」
・・・そして、今に至る・・・
「木綿季おまたせ」
「ねえ、優?僕は一応怒っているんだからね?」
「はい、十分承知しております。」
「まったくもう、次からは気をつけてよね、わかった?」
「はい、以後気を付けます」
「わかればよろしい」
そう言うと木綿季は眩しいくらいの良い笑顔で笑った。俺はその笑顔が見れるだけでもう満足だった。
「それで木綿季、今日行きたい所って何処なの?」
「ん~それは、着いてからのお楽しみでって事で」
そういうと木綿季はどんどん先へと行ってしまう。
「木綿季危ない!!」
「え?、、」
いきなり車が木綿季のほうに突っ込んできたのである。
「クソ、間に合えー」
「うわ!」
俺は、何とか木綿季を突き飛ばして車を避けることに成功した。するとその車から運転手らしき男性が降りてきて、いきなり木綿季こう言ったのだ。
「危ねえだろうが、どこ見て歩いてやがる」と
その言葉を聞いた瞬間に俺は理性が一瞬にして消えた。俺はその男の胸ぐらをつかむとこう言い放った。
「おい、ふざけんなよ?今のは明らかに手前のミスじゃねえか、しかも木綿季が悪いだと?ふざけんじゃねえよ!!」
俺は、今にも殴り掛かりそう勢いでそう言った。すると、
「ダメだよ優、今のはボクのほうも悪かったから」
と、木綿季が止めに入ってきた。
「けど、」
俺はまだ怒りが収まりそうになかった。
「もういいから、ね?」
「はぁ、木綿季がいいって言うならそれでいいけど、」
「ごめんね、おじさん」
「ほら優行くよ、急がないとまた前みたいに間に合わなくなっちゃうよ」
「うん、そうだね。あ、おいオッサン、今回は木綿季が良いっていうから見逃してやるけど、次はねえと思えよ」
「優何してるの?早く行くよ」
と先に進んでいた木綿季の俺を呼ぶ声が聞こえた。
「あ~面白かったね」
「うん、そうだね」
時間を見るともう午後18時を過ぎていた。結局木綿季が行きたかったところは映画だったようだ。
「そういえば優、明日だね!」
と木綿季は心底楽しみにした様子でそう俺に言ってきた。
「明日?なにかあったっけ?」
「もう、忘れたの?明日はソードアートオンラインの発売日じゃん」
「あ、すっかり忘れていた。」
「もう、しっかりしてよ。」
ごめんごめんと言いながら俺は別の事を考えていた。それは、、、
「ねえ木綿季、やっぱりプレイヤー多いのかな?」
「そりゃあ多いと思うよ?みんな楽しみにしているし」
「だよねー」
「大丈夫だよーボクと一緒にプレイするんでしょ?」
「もちろん!木綿季も知っているだろう?君がいないと俺はほとんど他人と話せないんだから。」
そう、俺は極度の人見知りなのだ、それも木綿季がいないとまともい話すらできないのだ。
もう一度言うが、極度の人見知りなのだ。
「じゃ、何時にどこで集合するかまた明日連絡するね」
と木綿季は言った
「うん、わかったよ」
ちなみに、俺と藻木綿季は事前に予約してあったため、明日正式サービスが始まる前に互いの家に届くようになっていた。本来はベータテストというのがソードアートオンラインにはあったのだが、俺たちは二人仲良く落選してしまったのだ。少し残念だった。
家につくとすぐにご飯を食べお風呂に入り明日のことを考えながら眠りについたのだった。
さて、今回はまだSAOの世界には入りませんでしたね、大丈夫です。次回からは、SAOの世界に入っていきますので、期待していてください。
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SAO編2話初めてのVRゲーム
ある夢を見た。白い白衣を着た男が何かを作りながらこう独り言を言っていた。
・・・完成だ、ふふ、プレイヤーの諸君頑張ってこのゲームをクリアして
そしてこの私をたのしませてくれよ。これは、【ゲームであって遊びではないのだから】・・・
「お兄ちゃん起きて、朝ごはんの時間だよ。」
「ん、ああ、分かったすぐに行くよ」
「もう、早くしてよね、みんな待っているんだから」
そういうと、妹は先に行ってしまった。どうやら朝ごはんの時間になっても起きてこないので、起こしに来てくれたようだ。
「いま、何時だ?」
時計を確認するとまだ7時だ、どうして日曜日なのにこんなに朝早くからご飯食べるのかって?それは、うちの家族は俺を除いてみんな仕事や部活といったものに行かなければいけないからだ、ん?俺か?俺は特に部活も何もしてないからな、休みの日は基本家でゲームをしているか、木綿季と出かけるかの二択だからな(笑)
「ごめん、遅くなった」
そういうと俺は席についた。どうやらみんな待っていてくたようだ。
朝食を食べ終わってからしばらくすると木綿季から電話が来た。
「もしもーし、おはよう優」
「ん、おはよう木綿季」
と、俺たちは軽くあいさつを交わした。
「ねえ優、あれ届いた?」
「いや、俺のところにはまだ届いてないよ」
「へーそうなんだ」
「なんだよ、そう言う木綿季のほうは届いたの?」
「うん!ボクは今さっき届いたよー」
「そっか、俺も早くとどかないかなー」とそう呟いたその時、
「ピンポーン」
「ごめん木綿季、誰か来たみたいだからちょっと行ってくる」
「うん、わかったよー」
そう言って俺は携帯を机に置いて玄関に向かった」
「はーい」
「白金 優さんのお宅でお間違いないでしょうか?」
「はいそうです」
「こちらお届け物になります。こちらにサインをお願いします。」
「あ、はい、」
「それでは、失礼します。」
「はい、ありがとうございました」
俺は、宅配便を受け取るとすぐにリビングに戻りさっき机に置いた携帯を手に取って木綿季との電話を再開した。
「ごめん、おまたせ」
「いいよ、それで何が届いたの?」
「んと、少し待ってね」
そう言って俺は箱を開けた。すると中には、ナーブギアと共に今日配信予定のゲームソードアートオンラインが入っていた。
「木綿季、俺も届いたよ」
「ほんとに?よかったねー」
時間を見ると、もうすぐSAO正式サービスの開始時間だった。
「木綿季、もうすぐサービス始まるから、そろそろログインする準備しよう」
「そうだね、優どこで待ち合わせにする?」
「んと、パッケージ見ると大きな噴水があるみたいだから、そこの正面でどう?」
「うん!わかったよー」
「あの、木綿季」
「ん?なにかな?」
「なるべくはやめに来てね?」
「ふふ、わかってるよー。そのかわりおとなしくそこで待っていてよ?」
「うん、じゃあ、あとでね」
「うん」
そういって電話を切った。
「さて、俺も準備するかな」
そして、ナーブギアをつけてベットに寝ころんだ。そして、、、
「リンクスタート」
そう唱えると、だんだん意識が遠のいていった。
どうも、こんにちは。
まずはじめにお詫びを申し上げたいと思います。
前回《次回はSAOに入っていきます》みたいなこと抜かしていたくせに結局は入れませんでした。なので、次回こそはSAOに入っていきたいと思います。
では、また次回お会いしましょう。
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SAO編3話
「ユウキと共に」を読んでくれている方ありがとう。読んでくれてない人たちもありがとうかな?
待望の第三話いってみよー
(待望って、ほんとに待望なのだろうか?)と、自分で書いてて気になってしまった(笑)
「リンクスタート」
そう唱えると俺の意識は薄れていった。そして次に目が覚めると目の前には
《Welcome to Sword Art Online!》という文字が浮かびあがった。
「ここが、ソードアートオンラインの世界か、というよりこれが本当にゲームなのかよ」
彼が戸惑うのも仕方のないことだった。なぜなら目の前に広がるそれは紛れもなく現実世界のそれと変わらなかったのだ。ここは始まりの町と言うみたいだが建物や植物、生き物全てが現実世界に勝るとも劣らなかった。
「人多すぎでしょ、早く木綿季との待ち合わせ場所にいかないと俺がもたないや」
その頃木綿季は、、、
「うわーここがソードアートオンラインの中なんだね、すごいや」
と無邪気にはしゃいでいた。
「さて、待ち合わせ場所についたのはいいけど、木綿季のアバターどんな姿か聞いてないからだれが木綿季かわからないや」
どうしよかと悩んでいると視界に見覚えのある姿を見つけた。
「あれ?あそこにいるの木綿季じゃないか?」
そう、木綿季はアバターをリアルと同じ姿にしていたのだ
「木綿季お待たせ」
「あ、優おそいよーボクずっと待ってたんだからね?」
「ごめん、とりあえず先にフレンド登録しておこう」
「うん!いいよー」
そう言うと木綿季からフレンド申請が来た。木綿季のアバターネームは《Yuuki》(ユウキ)でありリアルの名前と変わらなかった。
「あれ、名前ユウキにしたんだね。」
「うん!だって同じほうがユウも呼びやすいでしょ?それに、ユウだって同じままじゃないか」
「まあね、」
そう、俺も結局《優》(ユウ)のままにしていたのだ。
「じゃあ、ユウキ今から何しようか?」
「ん~とりあえず、何かアイテムを買いに行こうよ」
そう言いつつユウキは歩き出した。しかし俺たちはこのゲームをやるのは初めてだ、つまり何が言いたいかというとどこに何があるのか分からないのだ。とりあえず俺たちは、武器屋を探して町中を歩き回った。最初は人通りの多い道を歩いていたがしばらく行くといつの間にか薄暗い路地に来てしまった。このアインクラッドというものは主に中世の街並みを再現しているらしく、周りの建物などに妙な趣を感じる。例えばこの路地はレンガを使った建物が多く窓にも格子がついている。
「ね、ユウあれじゃないかな?」
とユウキが指さすほうに目をむけると武器屋らしきものがあった。俺たちは受付のNPCに話しかけ無事に武器を購入することが出来た。と言ってもほとんどユウキにまかせっきりだったが。
「まったくもう、ユウはNPCもダメなの?」
と半ばあきれ気味にユウキが聞いてきた。
「うん、無理」
とあっさり答えた
ちなみに俺たちが買った武器はアニール・ブレードと呼ばれる片手剣だった。
「ねえユウ、武器も買ったことだしさっそくフィールドに行ってモンスター狩ってみない?」
とユウキが俺に何度も何度も言ってくるので少しモンスターを狩ることにした。
第一層のフィールドは主に草原でポップする敵も《Frenzy Boar》と言ったイノシシのような奴と、《Dire Wolf》と言ったオオカミ系の敵が多かった。
「んーどうしたらソードスキルって発動できるのかな?」
「俺に聞かないでよ、そういうのはユウキのほうがコツつかむの早いでしょ?」
「そうだけどー」
とは言ったものの今回ばかりはユウキも苦戦しているので何とかしてあげたいと思い回りを見渡すと・・・・・・
「ねえユウキ、あそこに俺たちみたいにソードスキル練習している人たち居るから聞いてきたら?」と俺はたまたま見つけた人たちを見ながらそう言った。一人は全身黒ずくめの男もう一人は、赤いバンダナをした細身の男だ。
「あ、ほんとだ!よしじゃあ聞きに行こう」
「ちょっと待ってなんで俺も一緒なの?俺人見知りなの知ってるよね?」と慌ててそう言うと
「何言ってるのーだからこそだよ。最初にうちに話しておけば後後いい事あるかもよ?」とユウキに言われてしまった
「ねえねえ、僕たちにもレクチャーしてもらえないかな?」
「ああ、いいぜ。俺はキリトだ、それでこっちの赤いバンダナしてるやつはクラインって名前だよろしくな!」
「うん、よろしくね!あ、ボクの名前は、ユウキって言います。それでこっちの子はユウって言います。
「ユウキにユウかいい名前だな!二人ともこのゲームは初心者か?」
「うん!そうだよーえっとキリトさんとクラインさんは?」
「俺はβテスターだったから違うけど、こっちのクラインは初めてみたいだぜ。現に始まりの町でレクチャーしてくれって俺に泣きついてきたからな(笑)あと」「いや、別に泣きついてねえし、、、」
「あと、あれの事はキリトでいいよ」「じゃあ、俺様の事もクラインって呼び捨てでいいぜ」
「ほんと?じゃあボクたちの事もよびすてでいいよ!」
「ああ、わかった。ちなみに聞くけどユウたちは何の武器つかうんだ?」
「ボクは片手剣をつかうよー」
「ユウキは片手剣か、そっちのユウは何を使うんだ?」
「……」
「えっと、、」
「ちょっとユウちゃんと話さないと」
「……」
「ごめんねキリト、ユウはすごい人見知りで、ボク意外とはあまり話さないんだ」
「そ、そうか」
「ユウもボクと同じで片手剣をつかうよ」
「わかった、ありがとう。それじゃあ最初からレクチャーしていくよ、クラインもそれでいいか?」
「オウ、それで構わないぜ」 「サンキュー」
そう言うとキリトは、草原の草を食べている《Frenzy Boar》のほうに向きソードスキルを放った。腰を軽く落とし片手剣を右肩に担ぐように構えた。すると刀身か淡い青色に輝き始める。流れるように敵モンスターに近づいていき右上段から左下段へと斜めに切りおろした。すると敵のHPゲージが減り始め青から黄色そして赤へと変わり
パリンと音を立てて消えた。
キリト曰く、今のはスラントという技で片手直剣の初期ソードスキルであり単発斜め切りと言うとてもシンプルな技であるため、最初の予備動作によって別の軌道で攻撃することが出来るという特徴を持つ。例えば左腰だめに構えると、左下段から右上段への斜め斬り上げ技にすることもできるらしい。
特に、斬り上げモーションの構えは腰の鞘から剣を抜くときの動作と一致するため、抜き打ちの一撃としても有効。片手直剣ソードスキルには居合い技がないので、斬り上げの《スラント》を擬似的な居合い技として使うこともあるとのこと。
「と、まあこんな感じだ。ソードスキルをうまく発動するコツは、予備動作をしっかりと行いモーションを立てることだな。あと一応言っておくが、このソードスキルは発動後に数秒の硬直時間がある。これはすべてのソードスキルに共通しているが上位の技になればなるほど硬直時間は長くなるから注意すること。」
一同(ユウ以外)「はーい」
「じゃあ、いまからどうする?もう少し練習するか?」とキリトが聞くとクラインが、
「あ、やっべ俺リアルでピザ注文してあるんだった。だから一回落ちるわ」そういいログアウトしようとしたクラインがある異変に気付いた。
「おい、キリト、それにユウキとユウも見てみろよ」
「どうしたんだよクライン」
「いいから早くメニュー開いてみろって。」そうクラインが慌ててように言うので俺たちも急いでメニューを開いた。するとそこに本来あるべきものログアウトと言う文字がなくなっていた。
「おい、一体どういうことだよ。まさか運営のミスか?」とクラインは言うが、俺とキリトは同じことを考えていたみたいで、キリトがこういった。
「いや、いくららなんでもそれはおかしい。よく考えてみろクライン正式サービスが始まった日によりにもよってログアウトボタンがなくなるなんてありえないだろ」
「だけどよ、じゃあどいう言事なんだよこれは」
「まあまあ、そんなに急がなくてもきっと運営のほうで今頃対処してるって」そうキリトは言うがクラインは、
「ダメなんだよ、俺もうすぐ家にピザが届くのに」と心底残念そうに嘆いている。
「ねえユウ、ボクたちこれからどうしようか?」
「とりあえず、さっきキリトから教わったやり方でソードスキルつかえるように練習しようぜ」とユウキと話ていると急に「リンゴ―ン、リンゴ―ン」と始まりの町にあった鐘がなった。しばらくするとあたりが急に暗くなり、気が付くと俺たちは皆始まりの町に戻されていた……
どもども、今回はSAOに入ってキリトたちに合うところまで行きましたね。次回から本格的にデスゲームへと入っていきます。
では、皆さんまた明日。
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SAO編4話デスゲームの始まり
始まりの町へと強制的にワープさせられた俺たちの前に突如赤いローブを着たアバターが出現した。そのアバターは突如こう語りだした。
『プレイヤーの諸君、私の世界へようこそ』
『私の名前は茅場晶彦。今やこの世界をコントロールできる唯一の人間だ。プレイヤー諸君は、すでにメインメニューからログアウトボタンが消滅していることに気づいていると思う。しかしゲームの不具合ではない。繰り返す。これは不具合ではなく、《ソードアート・オンライン》本来の仕様である』
『諸君が、向こう側に置いてきた肉体の心配をする必要はない。現在、あらゆるテレビ、ラジオ、ネットメディアはこの状況を、多数の死者が出ていることも含め、繰り返し報道している。諸君のナーヴギアが強引に除装される危険はすでに低くなっていると言ってよかろう。今後、諸君の現実の体は。ナーヴギアを装着したまま二時間の回線切断猶予時間のうちに病院その他の施設へと搬送され、厳重な介護態勢のもとに置かれるはずだ。諸君には、安心して......ゲーム攻略に励んでほしい』
『しかし、充分に注意してもらいたい。諸君にとって《ソードアート・オンライン》は、すでにただのゲームではない。もう一つの現実と言うべき存在だ。......今後、ゲームにおいてあらゆる蘇生手段は機能しない。もしヒットポイントがゼロになってしまったらその瞬間、諸君のアバターは永久に消滅し、同時に諸君らの脳は、ナーヴギアによって破壊される』
『諸君がこのゲームから解放される条件は、たった一つ。先に述べたとおり、アインクラッド最上部、第百層まで辿り着き、そこに待つ最終ボスを倒してゲームをクリアすればよい。その瞬間、生き残ったプレイヤー全員が完全にログアウトされることを保証しよう』
『それでは、最後に、諸君にとってこの世界が唯一の現実であるという証拠を見せよう。諸君のアイテムストレージに、私からとてもありがたいアイテムを支給してある。』
『......以上で《ソードアート・オンライン》正式サービスのチュートリアルを終了する。プレイヤー諸君の検討を祈る』
とまあ、こんな感じの内容だった。しばらくして赤ローブのアバターは消えていった。赤ローブのアバター
が消えた後もプレイヤーたちは呆然としていた。するとあるプレイヤーが
「そ、そういえば茅場が言っていたアイテムってなんだ?」そう言って自らのアイテムストレージを開いた、すると中には手鏡が入っていた。ほかのプレイヤーたちもつられて次々とアイテムストレージから手鏡を取り出していった。
「ユウキ、これ何のために使うのかな?」
「んーボクにはさっぱりわからないや。」とそんな会話をしていると、急に手鏡が淡く輝きはじめた。
「うわ、、、」
しばらくすると光も収まってきた。
「ユウキ大丈夫?」
「うん、ボクは大丈夫だよユウは?」
「俺も平気、、、」と言いかけたところで俺はある異変に気付いた。
「ユウキ、姿が」
「え?」
「お前、キリトか?」
「もしかして、クラインなのか?」
鏡の鏡の影響だろうか、ユウキだけではなくキリト、クライン、俺、そして周りのプレイヤーまで皆リアルの姿なってしまっていたのだった。
と、キリトが突然
「みんな、話がある、このゲームが茅場の言う通り本当にデスゲームになってしまったのなら、早めに次の町にいってそこに拠点を移したほうがいい」
「どうして?」とユウキは不思議そうに尋ねた。
「おそらくこの町周辺の狩場へレベル上げに来るプレイヤーが多くいるはずなんだ。一度にたくさんのプレイヤーがきたらどうなるとおもう?」
俺は、すぐにキリトの言いたいことが分かった。
「プレイヤーがモンスターを一度に狩るからモンスターのポップが追い付かないからでしょ?」
「おお、ユウが初めて喋った」
「う、うるさいな、それでどうなの?あってるの?それとも違うの?」
「ああ、ユウの言う通りだよ」
「そ、」
「悪いキリト、俺は一緒に行くことは出来ねえ。このゲーム買うために一緒に徹夜して並んだ仲間を置いていくことは出来ねえんだよ」
「そうか、わかった。生きてお互いまた会おうクライン」
「おう、お前こそ死ぬんじゃねえぞキリト」
「当たり前だろ。じゃあなクライン」
「おう、じゃあなキリト」
「それで、ユウキたちはどうする?一緒に来るか?」
「んーごめんねキリト、ボクはユウと一緒に攻略するよ」
「そうか、わかった。二人ともまたいつか会おう」
「うん!じゃあねーキリト」
「またいつか」 そう言うとキリトは、先に行ってしまった。僕たちはまた二人きりになった。
俺たち《ボクたち》の冒険は、いまここから始まる。
さてさて、とりあえずこんな感じで、行ってみましたが、面白くもなんともない作品になってしまいました。すみません
次回はもう少し面白くなるように努力します。
次回は、完全にオリジナルで行きたいと思います。
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SAO編5話レベル上げ
注:町とかクエスト名前は原作のを使用します。
いくら二次創作と言ってもやはり自分で話を考えるとなれば難しいですね。猶更自分の好きな小説《アニメ》を題材にしているのでなお難しい。でもまあ、気楽に書いていこうと思います。
すいません、ここでユウのキャラの設定を変えさせていただきます。
・大きく変わるところは、ユウの性格についてですが、ユウキと話をしているときは、すべての発言を柔らかくして、ユウキ以外の人と話す場合は、強がっているというか、少し強気な設定で行きます。
分かりやすく言うと例えば
・ユウキとの会話時
「ねえユウキ一つお願いしてもいい?」
・ユウキ以外の会話時
「おいキリトちょっと頼みごとがある」
みたいな~~~
では、そういうことで。
キリトと別れた後俺たちは、再び始まりの町に戻って今日泊まる宿屋をさがした。しかしどの宿屋もすでに満室になっていて俺とユウキが泊まれる場所はなかなか見つからなかった。しかし俺だけなら寝なくていいかもと考えたが、さすがにユウキもいるしそんな事は出来ないので宿を探し続けた。そして
……30分後……
「ねえユウ、ボクもう歩くの疲れたよ」とユウキも流石に限界なのだろう疲れを訴えてくる。
「ユウキあと少しだけ頑張って、あ、ほらあそこに宿屋があるから行ってみよう」
「はーい」
この状態のユウキに泊まらせてもらえるか聞きに行ってもらうのは可哀そうだったので今回だけは、俺が行くとしよう。
「じゃ、ちょっと泊まれるか確認してくるよ」
「あれ、ユウ行ってくれるの?」
「だってユウキ疲れたでしょ?だから今回は俺が行くよユウキはここで待っててくれる?」
「うん分かったよ!ありがとう」
そういって俺は、宿屋に入って店の人に二人泊まれる部屋はあるかと聞いた。すると
「あるにはありますが、お二人様同部屋になってしまいますが、よろしいですか?」
俺はしばらく悩んだ末に、「はい大丈夫です」とそう言ってしまった。
「では、こちらの番号のお部屋になります。」と鍵を渡された。
「ユウキ、部屋とれたよ。」
「ほんと?よかったーボクもう歩き疲れて死んじゃうかと思ったよ。」
「ただ、俺と部屋同じだけど大丈夫だったかな?」
「うん!ボクは全然平気だよ」
「そっか、じゃあ部屋に行こうか」そういって俺とユウキは部屋に向かった
部屋につくと俺たちは、夜食を食べて順番にお風呂に入った。(先にユウキが入ってその後に俺が入った)
「ねえユウ、なんか大変な事になっちゃったね、ボクたち無事に現実世界に帰れるのかな?
「大丈夫だよユウキ、きっとクリアできるよ」
「うん、そうだね」
そう言うとユウキは眠りについた。
次の日
「ユウキそろそろ起きて」
「ん~もう朝?」まだ寝ぼけているようだ。
「そうだよ、ユウキおはよう」
「おはようユウ」
「今日から攻略頑張っていこうね、ユウキ」
「うん!でもその前にお腹すいた~ユウ何か作って」
「あのねユウキ、俺は料理を作るのが一番苦手だって知ってるでしょ?それにここはゲームのなかだし、この料理スキルってのを上げなきゃろくなもの作れないよ?」
「あはは、そうだったね。ユウ昔から料理苦手だもんねー。仕方がないからボクが作ってあげるよ」
とユウキは言うがよく考えるとここはただの宿屋なので、キッチンなどついているはずもなく
「ねえユウ町でなにか買って食べよう」
「そうだな」
宿屋を出てそこらの店で食べ物を買いキリトから一日遅れで俺とユウキは次の町に向かった。次の町に行くまでにモンスターが結構な数出てきたが、前日キリトからソードスキルや戦闘のレクチャーを受けていたため難なく倒し次の町まで行くことが出来た。ちなみに次の村までに俺のレベルは《9》にユウキは《8》と上がっていた。ちなみに元βテスターが配布していたガイドブック曰く大体第一層に出てくる雑魚モンスターは、1~14レベルらしくボスは20レベルくらいだという。
次の町につく頃にはもう夜になっていたため、すぐに宿屋に向かった。
「昨日はユウが行ってくれたから、今日はボクが行ってくるよ」
「ありがとう」
「ユウ、また一緒の部屋になるけどいい?」とユウキがそう聞いてきた。俺は、別にかまわなかったので
「うん、かまわないよ」とそう伝えた。
そして、部屋に向かうとベッドが一つしかなかった。「ユウキ使っていいよ」俺はそういったがユウキは
「それだとユウが眠るとこないじゃん、このベッド大きいから多分二人でも寝られるよ」
「いや、でもユウキはそれでいいの?」
「うん、ボクは全然気にしないよ」
「そっか、なら分かった一緒に寝よう」
そして、俺たちは一緒に寝た。
……っていや、寝られるわけがないだろうがー……
んーゲームづくりが忙しくて、小説の製作時間がなかなかとれない。
ということで、なるべく頑張って、一日一話めざしてがんばります。
次回:またまたオリジナル。
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SAO編6話ホルンカの町
もうしばらくは、オリジナルで進めていきたいと思います。
【ネタバレ】
・ユウキとユウのレベルは、キリトを上回っています。以上
今日もいい天気だ。宿屋の窓からキラキラと注ぐ太陽の光を見ながら俺はそう呟いた。その俺の間隣で気持ちよさそうにユウキが寝ている。俺はその姿を見ながら昨日の夜の事を思い出していた。
《昨晩》
「ねえユウキ本当に同じベットに寝るの?」
「うん!大きいから大丈夫だよ、それにさっきも言ったけどボクは別に気にしないから」
(少しは気にしてほしいんだけどな)
「ん?ユウ今何か言った?」
「いや別に、ただユウキが一緒に寝てもいいって言うなら俺はかまわないよ」
「よし、じゃあ寝ようかユウ」
「うん、お休みユウキ」
「おやすみ~」
(いや、無理だってなんで付き合ってるわけでもないのに同じ布団で一夜を過ごさなきゃいけないんだよ。おかしい、絶対におかしいよね。っていうかよく男子と同じ布団で寝られるよね)と言うのをずっと考えていたため結局朝まで眠ることが出来なかったのである。
「よし、今日はしっかりと攻略をしていこう」と声に出して宣言して俺は気合を入れた。ちなみにユウキはいまだに寝ている。
「ユウキそろそろ起きなよ」
「ん、おはようユウ」
「おはよう、そろそろ行くよ」
「わかった、少し待ってね準備するから」そう言うとユウキは準備をし始めた。俺は長年の付き合いで時間がかかることを知っていたためシャワーを浴びることにした。しかしさすがに俺がシャワーを浴びている間に準備は終わったみたいで、「ボクもシャワー浴びたかった」と、騒いでいた。
「早くしないとおいていくよ?」
「ちょ、ユウ待ってよ~」
俺たちはガイドブックを見ながら次のホルンカの町をめざした。道中で敵に遭遇したが、俺たちのほうがレベルも高かったからか楽に倒すことが出来た。ソードスキルも新しくバーチカルと言うのと、レイジスパイクと言う技を習得した。さらいしばらく歩くとホルンカの町についた。
「よし、着いたな」
「うん!そうだねー」
「ユウキこれからどうする?」
「まだ時間ありそうだし何か簡単なクエストでもしようよ。あ、このクエストなんかどうかな?」
そこには、【ボアの牙を10個集めろ】と書かれていた。
「説明が書いてあるな、えっと《薬品を作るためにボアの牙が10個必要なので、どなたか集めてください。》だってさ」
「うん!いいんじゃないかな報酬も10000コルだって、結構いいと思うよ?」
「よし、じゃあさっそくクエストクリアだな」
「えーなんでさ」
「だってユウキ道中たくさんボア倒したじゃないか、そのせいで牙がたくさん余ってるんだよ。」
と、俺はユウキにそう言うが、
「ずるはダメだよユウ、ちゃんと10個集めようよ」
「いや、だってこんなにあるし」
「もおーしょうがないな。ねえユウ?一回ボアの牙全部貸してくれる?」
「ん?ああ、いいけどどうするんだ?」俺は不思議に思いユウキにそう聞いた。するとユウキは、いきなりそれを道具屋に持っていって
「すいません、これ全部うりたいんですけど」
「はい、ボアの牙35個でよろしいですか?」
「はい」
「300コルです」と全部売ってしまったのだ。
「おいユウキなんで全部売っちゃうんだよ、せっかく集めたのに」
「ユウが卑怯な事しようとするからでしょ。」
「いや、別に卑怯じゃないと思うが、自分で集めたんだし。まあいまさら言っても遅いか」
「じゃ、さっそくボアの牙を10個集めに行こう」と、ユウキは、上機嫌で町の外にでていった。俺は、その後をゆっくりとついていった。」
「じゃあさっそく手分けして集めよっか、ボクが半分の5個集めるからユウは残りの5個集めてね」とユウキはそう言い残すとボアを狩りに行こうとしたので、
「ユウキちょっと待った」
「なあに?」
どうせなら俺と勝負しないか?」
「勝負?」
「そう、どっちが先にボアの牙を集めるのが早いか」
「いいよー勝負ね!あ、でもただ勝負するだけだと面白くないなー」そう言うとてユウキは何か考えるそぶりをして、
「あ、じゃあさ負けた方は勝った方の言う事を何でも一つ聞くっていうのはどうかな?」
「いいぜ、のぞむところだよ」
「じゃあ、勝負開始ね」
そう言うと俺とユウキは同時にボアの群れに走っていき狩りまくった。
……十分後……
「やったーユウに勝ったよ~」
「くそーあと少しだったのに」
ユウキの方が俺より先にアイテムを5個集めたのだ。
「じゃあユウになにをお願いしようかな~」
「あの、ユウキさん?なぜそんなに悪い顔をしていらっしゃるのですか?」
なぜか、ユウキの顔が悪いことを考える子供のような感じになっていたのだ。
「じゃあ、ユウにはね~」
「ゴクリ」
ふう、つかれました~。
ユウキさんは次回ユウになにをお願いするのでしょうか。気になりますね~。
と言う事で次回もお楽しみに。
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SAO編第7話トールバーナへ
皆さんどうぞご覧ください。【面白くなくても読んでください。】
「じゃあユウにはねー」
「ゴクリ」
ユウキはひと呼吸入れて、
「とりあえず今は何にもないかな~」と言ったのだ。
「え、いやユウキそこまで溜めたんだからさ、せめて言おうよ。」
「だって~1つだけなんでしょ?ボクさユウに頼みたい事が沢山有るんだよね、だから今は決められないかな~って」
「というと?」
「つまりね、ユウに何でも命令できるってのは、しばらく保留ってことでもいいかな?ダメ?」
「いや、別備構わないよ」
「ほんと?よかった~じゃあまたいつかお願いするね」そう言うとユウキは町に向かって歩き出した。
「はい、これでクエストは完了です。お疲れさまでした。」
「あーつかれた、ねえユウもうそろそろ今夜泊まるところ探そうよ」
あたりを見渡すとさっきまで日が照り付けていたのにいつの間にか薄暗くなり始めていた。
「そうだな、じゃ探そうか」
そして例のごとく今日も同じ部屋に泊まることになった。
「ねえユウ、このゲーム始まってからもう3日たつけどまだボス部屋みつからないのかな?」
「ああ、それだけみんな慎重になっているんだろう。何せこのゲームではもし体力がゼロになると本当に死んでしまうんだからね」
「でもさユウ、このゲームでもし死んじゃって本当に向こうの世界でも死んじゃうかなんて分からないじゃん」
「まあな、でも実際にこのゲームを作った張本人がそういうんだから、少なくともその辺の奴らが言うよりは、信憑性があると思う」
「そっか、そうだよね。本人がわざわざ出てきて言うんだもんね」
でもユウキがそう言うのも無理はなかった。事実本当に死ぬのか分からないし、何かの悪い冗談かもしれない。
でも俺はあいつ、茅場がそんなくだらないウソを言うとも思えなかった。
「とりあえず今俺たちに出来る事は一刻も早くこのゲームをクリアすることだ。」
「うん、そうだねユウ。ゲームクリア目指して頑張ろう」
時間を見るとすでに10時を回っていた。俺たちは宿屋についてから結構な時間話し込んでいたようだ。
「ユウキそろそろ寝ようか。明日の朝も早いからね」
「え~まだ大丈夫だよ」
「だめだよ、最近ユウキ朝なかなか起きてくれないじゃないか。だから少しでも早く寝て朝起きてもらわないと、いつまでも俺が起こしてあげられるわけじゃないんだし」
「えーどうして?」
「俺がいつも一緒に居られるとは限らないでしょ?」
「ん~じゃあユウとボクが結婚すればいいじゃん!そうすればいつも一緒に居られるから起こしてもらえるし」
「あのねえユウキ、君にとって結婚相手とは目覚ましかなにかですか?それにいきなり結婚とか普通は付き合うのが先でしょ?」
「そっか、じゃあさユウ、ボクと付き合ってよ」
「いや、俺は構わないけど」まあ実際のところ俺ユウキの事好きだし。
「ほんと?やったー。じゃあこれで毎朝ボクを起こすことが出来るね」
「はいはい、これから毎日起こしてあげますよ」
と言う事で、俺とユウキは今日から付き合うことになった。
「ふぁ~さすがにそろそろ眠くなってきたから、ボクもう寝るよ」
「うん、おやすみユウキ。明日もちゃんと起こしてあげるからゆっくり休んでね」
そう言って俺たちは眠りについた。
……次の日……
「ほらユウキ朝だよ起きて、そろそろ出発しないと遅くなっちゃうよ」
「う~ん、おはようユウ」
「おはようじゃないよまったく、だから昨日早く寝ようって言ったのにさあユウキがまだ寝たくないなんて言うから」昨日寝たのは結局時計の針が12時を回ったころだった。
「ほら早く準備して、今日中に次の町のトールバーナに行かないと」
そう言ってユウキを急かした。10分後支度の終わったユウキが
「さあユウ出発だ~」と元気に宣言した。
回復ポーションを補充した俺たちは次の町であるトールバーナを目指して歩き始めた。
次回 再びの再開
いい感じに進みましたね。次もこの調子で頑張ります。
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SAO編第8話到着
案外ホルンカの町からトールバーナまでの距離が近かった。まあ多少はモンスターも出てきたのでその辺はすべて俺とユウキで倒し切った。そのおかげで、俺とユウキのレベルは16まで上がっていた。雑魚のレベルが1~14くらいなので、今の俺とユウキならまずモンスターにやられることはないだろう。
「それにしても、第1層のモンスターだとそろそろレベルが上がりにくくなってきたな」
そう、このゲームの難しいところは敵のレベルがプレイヤー自身のレベルを下回っているともらえる経験値が少なくなるシステムなのだ。つまりいつまでもここでもたもたしていると、レベルが上がらないという問題が出てくる。
「あ、ユウ次の町が見えてきたよ、うわーおっきいね」
「ああ、本当だな」
ユウキが言う通りトールバーナはとても大きな町だったのだ。トールバーナへの入り口は始まりの町の入り口よりもはるかに大きく町の中にも大きな広場があった。
「さてユウ、これからどうしようか?」
「そうだな、何かクエストでもしようか」
そう言うと俺たちはクエストを探した。するとちょうどよさそうなクエストを発見した。
「えっと、報酬は片手直剣みたいだけどユウどうする?」
「ん~片手剣か、まあ一応やってみよう」
「そうだね!もしかしたらこのアニールブレードよりも強い剣が貰えるかもしれないしね」
そうユウキは言うけどこの第一層では現状アニールブレードが一番強い武器とされているためこの剣以上の武器が貰えるとは思っていなかったけども少し期待してしまう。
「クエストの内容自体は、生態系の崩れたモンスターの討伐みたいだね」
「じゃあこれをやろうか、ついでに迷宮区に行くんだから少し探索しながらね」
そう言うと俺たちはモンスターの討伐に向かった。
町を出て少し歩くと迷宮区が見えてきた。俺たちが迷宮区の中に入るとすぐ目の前に大小さまざまな大きさの木が生い茂っていた。太陽の光も届かず薄暗いところだった。
「ねえユウ、ボクこの場所苦手かも」
ユウキがそうやっていうのも無理はなかった。男の俺でも薄気味悪くてこの場所に居たくないと思ってしまう。
「ユウキ早くクエスト終わらせて帰ろう。」
「え、いいの?でもさっきユウ少し探索したいって言ってなかった?」
「たしかに言ったけどさ、ユウキこの場所怖いんだろ?
だから今日はクエストだけやってまた明日来ようかなって思ってね」
「でも、ユウほんとにいいの?」
「うん、かまわないよ」
「ごめんね?ユウ」
「気にしなくてもいいよ。じゃあ行こう」
そう言うと二人はクエストをクリアしに向かった。
時間が空いてしまい申し訳ない
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SAO第9話攻略会議前夜
「はあ、ようやく終わったねユウ」
「うん、さすがに疲れたよ」
疲れるのも当然だ、実質ユウキとユウはクエストをしていたとはいえ約5時間ほど迷宮区に潜っていたのだから。クエスト開始時はまだ空の一番高い位置にあった太陽が今はもうすでに沈み始めていた。
「じゃあ、クエストも終わったことだし町に戻ろうか」
「ああ」
しばらく歩くと町が見えてきた。
「ねえユウ、今日のクエストでレベルどれくらいになったの?」
「えっと、俺は20になったよ。ユウキは今どれくらい?」
「ボクはね今19だからユウより1レベル低いかな」
と二人が話していると後ろから
「いやいや、2人ともレベルがおかしいからな?」
と声が聞こえた。
「あれ?キリトもしかして聞こえてた?」
「あのなユウキ、こんな所で話していたら聞こえるにきまってるだろう?」
「キリト、なんの用だ」
「ちょっとユウそんな言い方したらダメだよ」
「ごめんユウキ、それでなにしにきたんだ?」
「いや、さっきとあまり口調が変わってないが、まあいいか。いやなユウキたちがレベルがどうのとか話していたから気になってな。」
「ああ、そう言う事ね。もうだったらもっと早く声かけてくれればよかったのに」
とユウキはそう言うが……
キリトは軽くユウキの隣に目を向けた。すると機嫌悪そうにこちらを見ているユウがいた。
「目が、怖いよユウ」とキリトは心の中でそう思った。
「じ、じゃあ俺はそろそろ行くよ、邪魔して悪かったな」
とキリトはそそくさとその場を離れようとしたが、
「え~せっかく久しぶりに会ったんだから少し話していこうよ」
とユウキがキリトを引き留めた。
「いや、でもなぁ……」そう言うとキリトはチラっとユウのほうを見た。
「なんだよさっきからチラチラ見やがって」
「いや別に何でもないぞ。うん、」
「別にユウキがいいというのなら話くらいは聞いてやるよ」
「ねえ、ユウさっきからボクとキリトで態度違いすぎない?」
「いやそんなつもりはないけども……」
「本当かな?なんか怪しい」
「そ、それよりも何がおかしいんだ?キリト」
「2人のレベルだよ」
「そう?ボクもユウも普通にクエストこなしていただけだよ?」
「どんなふうにクエストやったら第一層でそんなにレベルが上がるんだよ。俺でもまだ14とかそこらだぞ?それをまだ第一層なのに20までれべるを上げるとかどうやったら出来るんだか」
とキリトは半ば呆れたように言うと「じゃあ、俺はそろそろ行くよ」と言って店から出て行ってしまった。
「とりあえずキリトの言い方だと、ボクたちのレベルの上がり方はおかしいみたいだね」
「そうみたいだね、これからはむやみにレベルの話は外でしないようにしようか」
そう言って俺たちは宿屋に向かった。因みに今日も俺たちは同じ部屋である
「ねえユウキ俺たちはいつまでこうして同じ部屋で過ごせばいいんだ?」
「え?もしかしてユウはボクと同じ部屋じゃいやなの?」
とユウキは不安そうに聞いてきた。
「いやそんなことはないよ」
俺はそうユウキに伝えた。するとちょうどタイミングよくキリトからメッセが届いた。内容は
「明日10時広場にて第一層ボス攻略会議があるみたいだから来れるなら来てくれ」といった内容であった
「ユウキ明日攻略会議があるみたいだけど行く?」
「もちろんいくよ!」
「そっか、じゃあ明日に備えて今日はもう休もうか」
俺は部屋の電気を消した……
日が空きましたごめんなさい。
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