IS-可能性のその中で (@A_K_0089SDM)
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1話目 その名はユニコーン

どうも!AKです!これで4作目.....完結させないとなぁ(遠い目)ま、これも自由気ままにと言うより中学の頃の設定をそのままドーン!した作品なので、ま、ご了承ください

ガンダム大好きなモデラー、鬨ノ時雨は念願のフルアーマーユニコーンガンダムを購入、その帰り道で粗大ゴミ置き場で奇妙な機械を発見する、そこから物語は加速する


「ふ〜ん、ふっふふーん」

 

買えた!ついに買えた!念願のフルアーマーユニコーンガンダム!どこいっても売り切れてたもんなー、転売ヤー共め、死すべし!

 

「さーて、今回はどうしようか、パテで盛るのはあれだしプラ板かな、それとエメラルドグリーンを作って.....」

 

妄想が止まらない、ニヤニヤしながら歩いていると粗大ゴミ置き場の中に奇妙な機械を発見した

 

「あれ、いつもならここに冷蔵庫置いてあるのに.....」

 

なんだこれ、腕みたいなのもあるし......触ってみたい、男心を擽られる物じゃないですかヤダー!

 

「しかしこれは凄いな.....まるであの小説の.....」

 

ふと触れてしまったその時、その機械が眩い光を放ち俺は視界を奪われてしまった.......

 

 

 

 

 

 

 

 

「............あれ?」

 

やっと目が開けられた、ここは....建物の中だ、あれ?今さっきまで粗大ゴミ置き場にいたのに.....けど目の前にはあの奇妙な機械はあった、手が触れておりその機械からはパラメーターを表示する何かが出ていた、あれ

 

「.....無い....フルアーマーユニコーンが....え?」

 

手に持っていたフルアーマーユニコーンガンダムを入れたビニール袋が無くなっていた、誰かが盗んだという訳では無い、消えていたのだ

 

「おかしいな....確かに持ってたはず....」

 

その時だった

 

「誰だ!?」

「俺だ!あ」

 

友達とのノリのせいでいつもみたいに答えてしまった

 

「男だと?なっ、嘘」

「どうした!?.....な、そんな...」

「え、何?」

 

女の人2人がこっちを見て驚いていた、何?何かやらかした?

 

「き、君!その後のは君が起動したのか?」

「これ?触ったらつきましたけど?」

「そんな.....急いで本部に連絡!」

「はい!」

 

あ、走り去っていく

 

「君、とりあえず着いてきてくれる?」

「あ、はい」

 

言われるがままに着いていく、こうして俺の、鬨ノ時雨の物語が始まった。そして時が流れる

 

────────

 

「.........ここが.......」

 

俺はある学園の前に立っていた、それはIS学園と言うらしい、と、言うか説明をろくに聞いておらず学園名なんて覚えてなかった、立ち尽くしていると後ろから声をかけられる

 

「あの〜」

「はい?」

 

眼鏡をかけた女の人だ、なんだまたやからしたか?

 

「ここの新入生....よね?」

「はい、そうらしいです」

「良かった、私も今来たばかりなの、一緒に行きましょう」

「は、はぁ.....」

 

手を引かれて連れていかれる、あの後検査なんかさたりしてこの学園へ行けとの通達が来た、親はもう他界していたので一人暮らしだった、その為にこちらでも一人暮らしということになる筈だったのに国からの補助付き、という事になった、なんでさ。そうして入学式が始まり教室へと向かわされる、で、だ

 

「.............」

「はい、それでは自己紹介を」

 

ふざけるんじゃぁない!周り女の子だらけじゃないか!

 

「.....時雨君、鬨ノ時雨君」

「は、はい!?」

「自己紹介、宜しく」

 

山田真耶という女の教師、否ウチの担任から自己紹介してと言われる、俺の前に織斑一夏という世界でISを扱える男子が自己紹介していた、俺は2人目らしい

 

「あーえー......鬨ノ時雨です....宜しく御願いします...」

 

すると質問が嵐のように飛んできた

 

「専用機持ちなんだって?どんなやつ?」

「好きな食べ物とかは?」

「あ、あはは......」

 

慣れない、ずっと1人でガンプラ作ってたから若干のコミュ障なのだ

 

「はいはい、質問はまた後で、それでは....」

 

担任の先生が逸らしてくれた、助かった.....が、これ休み時間になるとヤベーイやつじゃないの?

で、休み時間......質問の嵐が、なんとか乗り切った

 

「あの、鬨ノ時雨だよな?」

「え?あ、ああ、織斑一夏か」

「宜しく、一夏でいいよ」

「おう、俺も時雨でいい」

 

同じクラスの一夏と話が合った、なんでも教師に自分の姉がいるらしい、1限目で殴られてるのを後ろからみてた、やっべぇと思い顔を逸らしてたら俺まで殴られた、理不尽。そして実習という授業で

 

「え?これが俺の専用機?」

 

これはあの時の機械......あれ、何このマーク?俺が専用機を動かす順番は一夏の後、なんでもクラス代表を決める決闘のようなものをしていたらしい、相手はセシリア・オルコットというイギリスの代表候補性らしい、で、それが終わって俺の番

 

「起動できた.....これは.....」

 

形的にシナンジュ・スタインだろ、まあ装着する、システムが最適化されるまで少し時間があったけどまあ気にしない気にしない

 

「よし.....あれ、名前が無い?」

「え?そんな筈は....本当、ないわね、ま、いいんじゃない?自分が好きな名前で呼んであげたら?」

「は、はぁ......」

 

すると外、大きな声で俺を呼ぶ声が聞こえる

 

「早くしてください!時間も限られてるんですよ!」

 

そう俺を急かすのは朝一緒に入学式へと向かった神無木栞という、これまた専用機持ちだった

 

「了解.....シナンジュ・スタイン、鬨ノ時雨出ます!」

 

そう言ってカタパルト的な何かから発進する、シナンジュという名前は仮である

 

「ふーん、それが貴方の.....」

「そっちの名前は?」

「レッド・カラミティよ」

「カラミティって....」

 

あの三馬鹿の機体の名前じゃん

 

「それでは戦闘を開始してください!」

 

その声で始まる、そこで俺はある事に気がついた

 

「.....あれ、武装無い」

 

そう、この専用機、武装が一つも無いのだ、相手の武装はロングレンジキャノンに西洋ブレード、即ち

 

「無理ゲーじゃないか!?」

「落とします!」

「あ」

 

終わった、そう思ったが避けられた、俺の動きについてきてくれたのだ

 

「まさか.....よし、行くぞ!」

「丸腰でどうしようと!」

 

次々に撃ってくる、しかし当たらない

 

「嘘なんで!?」

 

機動性が違う、凄い、しかしこのシールドエネルギーというものはなんだ?減っていってるけど.....あ、そういえばなんか言ってたな、これ無くなると負けるって、でも!

 

「当たらなければどうということはない!」

「くっそ!」

 

懐まで入る、しかし近接武器を持っている相手に対して特攻は死にに行くようなもの、あっさり吹き飛ばされてキャノンに狙われる

 

「当たる!」

 

そう言って撃つ、あ、これ避けられない、そう思った。そして着弾、その場にいる皆が勝負はついたと確信したら唯一織斑一夏を覗いて

 

「いや、まだだ!」

 

一夏の声で皆が俺の方を見る

 

「形が....変わってる?」

「え?」

 

俺が一番驚いていた、形.....これユニコーンじゃん、武装もシールドにビームマグナム....間違いない

 

「嘘....初期設定?」

「さて、仕切り直しだな....ユニコーン!鬨ノ時雨!行くぞ!」

 

ビームマグナムを容赦なく撃つ、シールドエネルギーが減っていないのはこの武装、カードリッジ式なのだ、カラミティに着弾する

 

「痛っ!....え、嘘でしょ、もう!?」

「遅い!」

 

2発目、着弾と共にカラミティが機能停止する、勝ったのか

 

「そこまで!」

 

そして実習が終了する、正直疲れた

 

「あー.....疲れた」

 

今日は本当に疲れた、で、自分は言われた部屋に向かい扉を開ける、お、一人部屋かいいね

 

「……」

 

ベッドにダイブして一通り物事を整理してみる、まず俺がここに飛ばされたのは半年前、そして買ったはずのフルアーマーユニコーンがIS化していた.......

 

「考えてもわからんな、寝よう」

 

睡魔が襲ってきた、外が騒がしかったが無視して寝た




ハイサイ!と、言うわけでの私ですね。1度書きたかった、後悔はしていないしこれからも続くんじゃ。
ISなんて中学の頃に見たし設定とか忘れてるんじゃ、ま、仕方ないよね。ガンダム知ってる人ならシナンジュ・スタインとか分かるんじゃないかな、まあ知らなくても見れる作品にはしていきたいですが、それでは!

あ、感想は、ご自由に、どうぞ!


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2話目 規格外のIS

まあ....いいやつだったよ、使ってた電子辞書が逝きました、高かったのに....と、言うわけで2話目でございます、ISもう一度アニメ見直さなきゃ、小説無いし

なんとか自分専用のISが機能した時雨、しかしそのスペックや装甲、システムは今までのISとは全く違っており学園側が調整を行おうにも出来ない状況であった




「........」

「どうしたんですか織斑先生」

「あ、いやこの鬨ノ時雨という生徒のISなのだがな、きな臭いというか....なんと言えばいいか....」

「規格外、ですか?」

「簡単に言えばな.....何だこのスペックは....今までのISを軽々と超えている、それにシールドエネルギーの量...異常だ.....」

「それにこの武装、ビームマグナムにシールド、4本のビームサーベル.....他にもあるそうですけどロックされてますね」

「......とにかくこのIS、調べる必要がありそうだな.....」

 

────────

 

「...........アルマゲドン!?......なんだまだ4時じゃないか......」

 

早く起きてしまったな......

 

「少し走るか」

 

さっと運動着に着替え窓からロープを垂らす、この時間普通にドアから出れないからな、試した。ここは2階なので飛び降りれることを確認し飛び降り走る

 

「..........あれは....」

 

古い組手用のマシーンを見つけた、まだ動くらしい、なら

 

「さて、手合わせ願おうか」

 

組手を始める、いくらISがあるとはいえやはり運動していなければ感覚が鈍るものだ、あれ、こいつ強くないか?組手を続けて時間を見る、もう6時か、支度しなくては、組手を終えて部屋に戻る、垂らしたロープは回収してシャワーを浴びる

 

「......そういや朝飯は食堂でか.....」

 

面倒くさいが仕方ない、食堂へ向かう、場所が分からなかったので30分ぐらい迷った挙句たどり着いた、もう騒がしかった、一夏の周りに女子が群がっている

 

「.....面倒に巻き込まれる前に端っこへ.....」

 

成功した、さっと朝食を平らげて教室へ向かう、見つかりそうになったがスニーキングスキルが高かった為に大丈夫だった

 

「ふう........人気、あるんだな」

 

羨ましくは無いがあれは苦労しそうだなとしみじみ思う、さーて今日の時間割は.....うえ、実習....だと....しかも上級生が見ている中でか.....

授業というものは案外早く終わるものだ、あっという間に実習だぁ(白目)

 

「.........」

「どうした時雨、大丈夫か?」

「あ、ああ、大丈夫だ問題無い」

「そうは見えないぞ、顔が青いし」

「元々だ」

 

しんどい、だって俺一人対無人機だぜ?なんて日だ!なーんて心の中で叫んでいるともうグラウンドの真ん中

 

「それでは鬨ノ時雨、ISを装着、装着後すぐに始めるぞ」

「へーい」

「ほう......」

「は、はい!」

 

おっかねぇ......ま、サクッと負ければ......

 

「わざと負ける、なんて事がある日にはどうなるか分かっているな?」

「イエスマム」

 

さ、頑張ろうかな(血涙)

 

「さて....」

 

念じればいいんだっけ?.....あ、装着された

 

「それでは始める!」

 

その声で始まった、待って先生、いつの間に消えたの?そんな事を言おうとしたら無人機が来たじゃないですかヤダー

 

「無人機ね.....マグナムじゃなくてバズでいいか」

 

無人機にバズーカを向けた

 

────────────

 

「どうです彼のIS」

「.....異常だな」

「やっぱりそうですか...」

「特にあの反応速度だ」

「でも今回の武装が違いますね」

「使わなくても勝てる、そう思ったのだろう」

「これはまた」

「.....恐らく勘のいい生徒は気づいているだろうが、まあ聞かれたらでいいだろう」

 

────────────

 

「ん?」

 

無人機の動きがおかしい、なんだ?

 

「あれ、止まった」

 

無人機の動きが停止した、整備不良か?瞬間物凄い勢いで襲いかかってきた

 

「うわっ!なんだ!?先生!先生?.....駄目だ」

 

通信も繋がらない、どうなってるんだ。辺りを見回す、観客席では盛り上がっているらしい、これ下手すると死んでしまうぞ俺

 

「このっ!くそっ!」

 

シールドエネルギーが減っていく、まずい

 

────────────

 

「どうした!?」

「無人機のコントロールが奪われました、それと通信も繋がりません!」

「なんて事.....中には入れないのか!?」

「.....ダメです!全ての操作がブロックされ続けてます」

「くっ!耐えてくれ.....」

 

────

 

「ふふっ、さて、死ぬか生きるか、貴方はどちらかしら?」

 

一人観客席のVIP席で微笑む少女、その笑は狂気にも似た何かを含んでいた

 

────────────

 

「くうっ!」

 

吹き飛ばされる、こいつマジか

 

「くそ....殺しに来てやがる....」

 

観客席は大盛り上がり、これ大丈夫か?なんかおかしいとは思わないのかよ......

 

────────

 

「時雨...あいつ大丈夫か?」

「何故だ一夏?」

「あの無人機、動きがおかしくないか?」

「そうは見えませんわ」

「そうかな?」

 

────────

 

「無理無理無理無理無理!!」

 

紙一重で避けるもまたシールドエネルギーが減る、くそっ!こうなれば

 

「当たれぇ!」

 

マグナムを撃つ、命中したが止まる気配は無い

 

「くっこのっ!」

 

駄目だ、勝てる気がしない、そう思ったがモニターにあるシステムが映りこんだ

 

「なんだ....NT-D....これ....」

 

これは...ニュータイプデストロイヤー....ユニコーンガンダムに搭載されているシステムで、別名ニュータイプデバイス.....これが何故今ここで発動しようとしているのかは謎だが今の状況を考えたら......やるしかない

 

「俺に力を貸してくれ.....ユニコーン」

 

モニターに表示されたNT-Dのマークを押した

 

────────────────

 

「なに....あれ.....」

 

皆がそう呟いていた、時雨のISが変形してる、あれはなんだ?

 

────────────────────

 

「なんだこれは、NT-D?」

「そんなシステム聞いたことも無いです.....それにISも.....あれは変形でしょうか?」

「なんなんだあのISは.....」

 

────────

 

この形はユニコーンガンダムだ.....バイザーのようなものが取れてツインアイに...いや、取れただけだ、アーマーも変形した、ガッツリユニコーンガンダムの形をしているのではなくユニットとして付けられていた...

 

「行くぞユニコーン」

 

速い、今までにない速さで移動出来る、これがこいつの本来のスペック.....いや、違うな、これはまだ序の口だ。ビームサーベルを手に取り無人機の両足を切断すると同時に旋回して両腕を薙ぎ払う、無防備になった所でマグナムを胸のあたり目掛けて放つ、そこで試合が終了する合図が出された、同時にユニコーンが元に戻っていく

 

「........終わったか....シールドエネルギー.....半分切ったあたりか....」

 

 

 

その後模擬戦が続き、終了した、俺は疲れていたのか倒れてしまい、気付けば医務室だった

 

「.....あえ?」

「お、目が覚めたかい?千冬先生!目が覚めたよ!」

「ご苦労」

 

そこに現れたのは鬼の形相の先生だった

 

「あの....先生....なにか?」

「単刀直入に聞くぞ鬨ノ時雨」

「は、はい」

「お前のIS、あれはなんだ?」

「さ、さぁ.....俺にもさっぱり....」

「......わかった、すまなかったなこのような状況で」

「い、いえ」

「それと、明日は休め、メディカルチェックの結果かなりの負担がかかっていた」

「え」

「わかったな、それでは」

 

あ、颯爽と去っていった.....ま、いっか

 

────────────────

 

「まさかあれほどの.....ふふっ、楽しみになってきたわ......」




はいはいどうも!2話目でまあユニコーンのNT-Dが出せました、こっから原作とはまた違うストーリーが(当たり前か)始まります!さて何を出そうかな......次回!

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3話目 襲撃

ドモドモAKです、最近カラオケでポテトのフレーバーにハバネロがあったのでかけて食べてみたら体調を崩しました、皆楽しく歌ってたのに1人だけ悶えてたのはいい思い出

倒れてしまい休めと言われた時雨、暇なのでISがしまわれている格納庫へと向かった


あの祭典?で倒れた俺は先生に休めと言われた、まあ監視役がいないので格納庫へ向かう事にした、だが

 

「........格納庫どこだっけ?」

 

迷った、えーと、確か地図がデバイスに......あ、なんだここ真っ直ぐ行ったらすぐか。歩き出す、ふとある言葉が頭をよぎる

 

「......私の.....たったひとつの望み.....」

 

それはあのアニメのセリフだ

 

「.....内なる可能性を以て......人の人たる力と優しさを世界に示す........」

なぜ今この言葉が出てくるのだろうか

 

「....人間だけが神を持つ......今を超える力......可能性という内なる神を.......」

 

頭の中に浮かび上がってくる、今までこんな事は無かった

 

「.....ま、いっか」

 

気楽に格納庫へ向かう、誰が聞いてるかも知らずに

 

「へぇー今のが.......興味深いこと言ってましたね......」

 

そして格納庫

 

「えーと....あ、あった」

 

俺のISだ、いつ見ても白い

 

「さてと、各関節部に異常....無し、システムに問題....は無いか、何も異常はないな....」

 

ユニコーンにもたれかかり少し考える、何故自分はこの世界...ISの世界に来てしまったのか、ついこの間までどこにでもいるモデラーだったのに....そしてあの日に買ったユニコーン、あれがコイツになってるとすると....それでも分からない、まあ考えても無駄か

 

「ふぅ.......しかし....」

 

辺りを見渡す、量産機で間違いないと思うがISが沢山ある、一夏達の専用機もあるが見る気にはならない、その時いきなり警告音が鳴り響いたと同時に格納庫の一部が吹き飛ぶ

 

「何!?」

「........見つけた....」

 

現れたのは黒いISを身につけた少女....まて、あのIS見覚えがあるぞ.....まさか

 

「一緒に来る、出来る?」

「何故?」

「あの人が呼んでる、それだけ」

「嫌だと言ったら?」

「捕まえるだけ」

 

この子マジだ.....本気とかいてマジだよ....こうなれば......

 

「わかった、従おう」

「じゃあこっちに」

 

油断したな、ヴァカめ!

 

「と思っているのか?」

「え?」

 

近くにあった警報装置を押す、するとシャッターが降りるのを確認し、急いで格納庫からグラウンドへと出た

 

「はっ.....はっ......こ、ここまで来れば....」

「騙したね?」

「.....嘘だろ?」

 

彼女はそこにいた、凄い怖い顔をして

 

「答えて?」

「あ、当たり前だ、いきなり来いと言われて行く奴がいるか」

「ふーん....そういうモノなんだ....じゃあこうしよう」

「?」

「今ここで私と勝負、私が勝ったら着いてきてもらう、貴方が勝ったら....なんでも言う事を聞く、これでどう?」

「そんな無茶苦茶な....」

 

でもここで要求を飲まないとまずい気がしたので

 

「わかった、従おう」

「ほんと?嘘はない?」

「無い」

「なら....ギャラリーが揃ったら始めようか」

「は?ギャラリー?.......まさか....」

「そのまさか」

 

周りを見渡す、ここはグラウンド.....全生徒や先生達がもう集まって今の会話を聞いていた、最悪だ

 

「じゃ、初めよっか、バンシィ!」

 

やっぱり、彼女のISの形、それはRX-02号機、ユニコーンの姉妹機だ.....

 

「ほら、早く出して?」

「........」

 

やるしかない

 

「...ユニコーン....」

 

 

────────

 

「な、なんなんだあの子は」

「さ、さあ?私は何も....」

 

グラウンドに集まるように放送が入って来てみれば時雨がいるじゃないか、箒達が戸惑っている

 

「あの子のIS....時雨さんのに似てますわ」

「言われてみれば確かにそうだな....」

「.....」

 

嫌な予感がする、大丈夫か時雨

 

────────

 

「ふふ、じゃあ始めようか」

「.......」

「行くよ〜!」

 

いきなりNT-Dを発動するとアームドアーマーBSを撃ってくる、シールドで防いでマグナムを撃つ

 

「このっ!」

「あはは!当たらないよ!」

 

軽々と避け、アームドアーマーVNを展開して振り下ろすがシールドで防ぐ

 

「くっ!」

「どうしたの!早く発動しなよ!」

「このっ!」

 

蹴りを入れるがこれもまた避けられる、VNを使っての攻撃に対してシールドで防ぐしかない、防戦一方だった

 

「ねぇどうして?どうして発動しないの?ねぇ!」

「くっ、このっ!」

「あ、わかった〜」

 

動きが止まる

 

「何?」

「貴方....もしかしてNT-D発動、出来ないんでしょ?」

「なっ」

「あっはっは!当たりだねぇ〜、じゃあどうしようかな〜、あの人の前に連れてった後は私の物にしちゃおうかな〜、あははははっ!!」

 

異常だ、精神が病んでいるのか分からないがコレは異常だ

 

────────

 

「なっ」

 

2人の話し声は放送されていた、なんだ、エヌティーディー?それにあの人?ますます訳が分からない

 

「おい一夏、どうした?」

「あ、いや、なんでもない」

 

さっき千冬姉から待機を命じられたけど.....何で皆は平然と見てられるんだ?

 

────────

 

「ほらほらほらほら〜!抵抗してみせてよ〜!」

「くっ、このっ、うわっ!」

 

流石にシールドでも防げない、直撃を食らった、シールドエネルギーが減る

 

「ふふっ、耐えるね〜、じゃあこれは?」

 

それは....マグナム!?驚いていると直撃した、シールドエネルギーがかなり減った、嘘だろ?直撃を食らいユニコーンが少しの間だが行動不能になる

 

「ふふ、動けないよね?動けないよね?ジワジワいたぶってあげる、あはははは!!」

「くそ.......」

 

これまでか.....?ふいにまたあの言葉を思い出した、口が勝手に動く

 

「私の....私のたったひとつの望み......」

「ん〜?なになに?諦めた〜?」

「内なる可能性を以て......人の人たる力と優しさを世界に示す.......」

「もう何それ、冗談のつもり〜?」

「人間だけが神を持つ......今を超える力......可能性という内なる神を......」

 

するとユニコーンが赤く発光し始める

 

「な、何!?」

 

ああそうか、そういう事か

 

────────

 

「なんだ、何を言っている?」

「わ、分かりません....」

 

たったひとつの望みだと?.....確か貴婦人と一角獣だったか....それが何故.....

 

「ち、千冬先生...これを....」

「ん、なんだ....こ、これは...」

 

NT-Dと言う文字がアイツのISをモニターしている画面に出る、まただ

 

「なんだと言うんだ.....」

 

────────

 

「俺の.....」

「な、何よ〜、今更抵抗?遅いよ〜」

 

ゆっくりと立ち上がる、そして

 

「俺の声に答えろ!ユニコーン!」

 

その言葉と共に変形していく、ガンダムへと変形する

 

「う、嘘でしょ....」

 

その姿はまさしくユニコーンガンダム、違いがあるとすればこれはISという事だ

 

「発動したの?NT-Dが?」

「........」

 

その時、ユニコーンとバンシィとの間に妙なフィールドが発生する、一部気がついていた人間はいるがそんな事はよそに戦闘が開始される

 

「このっ!さっきと動きが全然違うじゃない!このっ!」

 

マグナムを撃つバンシィ、だがユニコーンはもうそこにはいない

 

「な、どこに!」

 

後ろだった、ビームトンファーを構え切りかかる、しかしバンシィはそれを避け距離をとるが詰められる

 

「なんで!?」

 

動きが誰にも読めない、映像でも捉えきれないスピードでバンシィを翻弄する

 

「こんなのありえない.....貴方....誰?」

 

バンシィのシールドエネルギーは減っていく、もう残り僅かであるがユニコーンはそんな事もお構い無しに攻撃を浴びせる、そして

 

「なっ、シールドエネルギー....ゼロ?....」

 

バンシィの動きが止まりその場に倒れ込むように座る、しかしユニコーンの動きは止まらない

 

「や、やめて」

「.........」

 

トンファーが振り下ろされる、が、それを受け止めた者がいた

 

「やめろ時雨!」

「.........」

 

織斑一夏だった、しかしユニコーンは止まらない

 

「早い!?クソっ!」

 

何とか応戦しようとするが速さが違った、一夏のシールドエネルギーが減っていく

 

「このままじゃ....」

 

シールドエネルギーが尽きそうになる、あと一撃、当たれば機能停止する

 

「そこっ!」

 

しかしユニコーンは背後へ回りマグナムを撃つ

 

「なっ、うわっ!」

 

一夏のISが吹き飛び機能停止する、ユニコーンがゆっくりと近づく

 

「一夏逃げろ!」

「逃げてください!」

 

観客席から逃げろと声がするがもう遅い、その時だった、ユニコーンの動きが止まった

 

「な、なんだ?」

 

赤く発光していた部分が灰色に変り真っ白な姿へと戻っていき倒れた、一夏はすぐさま自分のISから降りて時雨の元へと向かう

 

────────

 

「な、なぜ止まった?シールドエネルギーが切れたのか?」

「い、いえ、シールドエネルギーはまだ残っていますし機能停止ではありません」

「なんだと?」

 

何故だ......そう言えば

 

「戦闘を開始してから何分たった?」

「え?...えーと....約5分ですね」

「5分か.....」

 

何か関係があるのか......

 

────────

 

......暗い、とても暗い所にいるような気がする、でも懐かしいような感じ、それに体の感覚が無い、死んだのか?.....誰かが呼んでる気がする、こっちか?いや、あっち?...分からないな.....ああ、そこか、目の前に立っていた者がいた、それは.....

 

「..............?」

 

目を覚ましたらしい、匂いで場所は分かった

 

「おや、起きたか」

 

千冬先生がいた

 

「まあ.....」

「では起きたばかりだがいくつか質問がある、いいな?」

「はい」

「よし、ではまずお前のISについてだ、前にも聞いたがもう一度確認する、あれはなんだ?今までのISとは違う、何世代だ?」

「.......」

 

ユニコーンのデータは俺しか見れない、そこには

 

「第.....10世代です....」

「何!?」

 

そんな馬鹿なと言う顔をしている、無理もない、まだ第3世代しかないのだから

 

「そんな馬鹿な.....それではあのISは.....いや、そんなはずは.......まあそれは後で調べるとして、次だ、お前のISと同じ姿をしたIS、あれを知っているか?」

「はい」

「よし、では最後だ、あのNT-Dというシステム、あれはなんだ?」

「あれは.....」

 

なんと説明すればいいのか、俺にも完全には説明できない

 

「分かりません」

「そうか....よし、以上だ」

 

そう言って踵を返し部屋から出ていく先生

 

「ふぅ........」

 

しかしあの時に思い出した言葉、そこから記憶が無いのはなぜだ?いや、記憶はあるがモヤがかかったような感じだ.....

 

「あ、こんな所にいたんだ」

「え?」

 

現れたのはあの子だ

 

「大丈夫、もう捕まえたりしない」

「じゃ、じゃあ何の用だ?」

「私負けたでしょ?約束」

「あ」

 

そう言えばそんな事言ってたな

 

「私何すればいい?」

「え?」

「なんでも言う事を聞く、何すればいい?」

「ちょ、まって」

「ねえ?」

 

こっちに近づいてくる、目のハイライトが消えてる、怖い

 

「わ、わかった!じゃあずっと一緒にいてくれ!」

「!?.....うん」

 

あれ?今物凄い事言った気がするぞ、まあいい..良くないよね?

 

「じゃあ......」

「え、ちょ」

 

ベッドの中へと入ってくる

 

「一緒に寝るの.....ね?」

「そんな事言われても.....」

 

ここ俺の部屋だし、まあいいか.....良くない

 

「駄目」

「なんで?」

「なんでも」

「いや」

「だから「いや」」

「」

 

もうダメだこりゃ

 

「わかった、おやすみ」

「うん、おやすみ」

 

もう当たりも真っ暗だしね.......

それから数時間後、寝れない、かなり密着してるからか寝れない、離れてくれないかなーと期待したがどうやら無駄のようだ、心を無にするんだ........




はいはい3話目です、ま、大目に見てくださいな
ようやくユニコーンの本質が出てこれからが本番みたいなものかな?バンシィを早く出しすぎた感がパないけどま、いいよね

さてさて一段落ついた時雨、しかし大変なのはここから、どうなる、次回

あ、感想はご自由にどうぞ!


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4話目 転校生

さてさて、もうすぐ夏休みですがまあその前にテストだ、法学系はキツい

一段落した時雨、目立った実習はもうなくほのぼの過ごせる.....筈は無くこれまた面倒事に巻き込まれる


「....で?バンシィが寝返ったと?」

「はい」

「全く....使えないな....これではコレの完成が遅れるではないか」

「しかし完成してしまえばこちらのモノ、現在存在するISでは太刀打ち出来ません」

「バンシィはどうする?」

「あっ....」

「それにバンシィを負かしたIS....それも気になるが、まあ問題ではないだろう」

 

不敵な笑みを浮かべ座る人物、目の前には黄金に輝くISが完成を目の前にしていた.....

 

 

────────────

 

.........

 

「おーい時雨、聞いてるかー?」

「あ、ああ、なんだっけ?宇宙ヒモ理論が解明されたとかだっけ?」

「なんだその理論、違う違う、転校生だよ」

「ほーん、で誰なの?」

「1人はこのクラスでもう1人は別のクラスらしい」

 

怪我も治りやっと授業に出てこられていきなり転校生の話で思考が止まっていた、宇宙ヒモ理論知らないか....

 

「お、来たぞ」

「はーい、静かにして下さーい、今日は聞いているかと思いますが転校生が来ます、どうぞ」

 

歩いてきたのは見覚えがある人物

 

「なん....だと....」

「ん?知ってる子か?」

「多分」

「....名前、アイーシャ・マーセナス、宜しく」

 

あいつアイーシャって名前だったのか

 

「そして鬨ノ時雨のつがい」

 

は?

 

「え、えーと....アイーシャちゃん、それは....」

「なにか?」

 

えーと、あれ?おかしいなぁ、そういう意味で言ったんじゃ

 

「席、時雨の隣」

「え」

「隣」

 

幸い俺の隣は席が空いていた、良かった、じゃない!

 

「やっと会えた、宜しくね」

「おま.....え?」

「?」

 

くっそ可愛い!なんだその顔は!

 

「ま、まあそれでは授業を始めますので.....」

 

授業が始まったのはいいが俺と一夏は何がなにやら分からず俺に関しては3限目でパンクしていた、そして放課後......

 

「........」

「だ、大丈夫か時雨」

「.......燃え尽きたよ.....」

「大丈夫じゃなさそうだな.....」

 

その時、教室のドアが勢いよく開いた音で正気に戻った

 

「何奴!?」

「見つけた!」

 

ツインテールの子がドカドカと入って一夏の前に立つ、そして何やら話しているうちに箒さんもいつの間にか入っていて揉めている

 

「.....何を話しているんでしょうかね?」

「知らない」

「知らないのはわかった、アイーシャ、ほっぺたつつかないで」

「やだ」

「えー」

 

ずっとつつかれてる、まあそんなに気にならないので放置

 

「....部屋戻るか」

「うん」

 

もう気にしない、コソコソと教室を出ようとしたが見つかった

 

「ちょっとそこ!何コソコソしてるの!」

「やべ、逃げるんだよ〜!」

 

全力疾走で駆け抜ける、微妙に重い、アイーシャがしがみついてるなこれ、そのまま部屋へと戻った

 

「.......まあ....良い奴だったよ」

「死んでないよ」

「なんとなくだよ」

 

さーて、シャワー浴びよっと、そそくさとシャワールームへ向かう.....

 

「なんでいるんですか?」

「一緒に入る」

「駄目です」

「いや」

「ほんと駄目なんです」

「....うー.....」

 

悲しそうに出ていく、ゆっくりとシャワーを浴びて気づけば6時

 

「.........」

 

 

「何する?」

「何するって言われてもなぁ......そう言えばもうすぐ学年別トーナメントってやつが始まるしなぁ.....まあ寝るか」

「寝るの?」

「寝る、しんどい」

「じゃあ私も」

「......もういいや」

 

その場で寝た、次の日に学年別トーナメントの説明なんかがあった、そしてまた転校生が入ってきた、立て続けになんだと思ったかまあ気にしない気にしない、俺無関係だし、でも1人は世界で3人目にISを使える男らしい、一夏に任せるか、放課後......

 

「よし、グラウンド行こうか」

「なんで?」

「調整と動作確認、学年別トーナメント明後日だろ?」

「にゃー.....」

 

なんだその返事

 

「あれ?時雨どこか行くのか?」

「ん、ああ、少しグラウンドにな」

「俺も行っていいか?」

「いいけど調整と動作確認だけだぞ?」

「構わないよ」

「じゃあ行くか」

 

で、グラウンドに到着、観客席に一夏と....なんで周りに取り巻きがいるんですかねぇ、ま、いっか

 

「よし....で、アイーシャ、何をしている?」

「私も動作確認」

「こいつ.....」

 

気にしたら負けと思うのは俺だけか?まあいい

 

「ユニコーン」

「バンシィ」

 

そう言うとISが装着される、さて動作確認だ

 

「......問題なし、これなr危ねぇ!」

 

後ろからマグナムが飛んできた、何しやがる!

 

「何すんだ!」

「...動作確認?」

「動作確認で動作不良になるようなことしないで下さいませんかねぇ?」

「....え?」

「こいつ...」

 

────────

 

「あの至近距離で避けるのか、流石だな」

「何を感心している!学年別トーナメントでは敵になるんだぞ?」

「でも流石ですわ、アレではどう勝つかの計算が...」

「あの動き......真似できるかな?」

「ん、なんかまずくないアレ?」

 

────────

 

「だめ?」

「だめです!」

「じゃあ実戦」

「ふざけん.....やる気がおありのようで....」

 

もうNT-D展開してやがる.....えーと確か......あ、出た

 

「じゃあ始める」

「起動不能にすんなよ」

 

同時にビームトンファーを展開して突っ込む、鍔迫り合いが起こり弾かれて後ろに下がりマグナムを撃つ、避けられ逆にマグナムを撃たれるがシールドで防ぐ、その後はスピードで勝負だ

 

────────

 

「なに....あれ.....」

「み、見えないんだけど.....」

「あれがあの方達ですわ」

「いつ見ても凄いよなー」

「感心はするが....あの動きはどうやっているのか...」

「何で皆平然としてるの!?」

「そ、そうよ!」

「だって、ね」

「まあ確かに」

「うん」

「「「これで驚いてたら身が持たないから」」」

「えー.....」

「そんな回答があるかぁ!」

 

────────

 

「楽しいね!」

「楽しい訳あるかぁ!危ねぇ!」

 

確実に殺りに来てやがる、こうなれば

 

「あ!千冬先生が!」

「え?」

 

今じゃあ!

 

「落ちろぉ!」

「え?きゃぁ!」

 

思いっきり蹴りを当て地面へと叩きつける、NT-Dの発動も止まってISをしまう

 

「....痛い」

「知るか、ほら立て」

「うー.....」

「そんな目をしてもだめです」

「むー....」

「全く......」

 

これ以上ここにいると先生が飛んでくるからな、早く逃げなきゃ、アイーシャを立たせてグラウンドを後にする、一夏達と別れ部屋に戻る

 

「疲れた」

「なら寝る?」

「まだ寝ません、これから格納庫へ行きます」

「整備?」

「Exactly」

 

格納庫へ向いシステムをチェックした後シャワーを浴びて寝た、次の日は学年別トーナメントのチーム分けみたいなもので盛り上がっていた

 

「チーム分けねー」

「.......」

「いい加減離れてくれませんかね?」

「嫌」

「さいですか」

 

クラスは盛り上がっていた、一夏はシャルロット・デュノアさんと組むらしい、まあ俺は出ないと言ったのだが先生がうるさいし仕方なくアイーシャと出る事に

 

「どうなるんだろうね」

「知らない子ですね」

 

いやー、明日が楽しみ.....な訳ない、わざと負けようかな....

 

「それと時雨」

 

千冬先生に呼ばれる

 

「はい?」

「手加減しようものなら分かっているな?」

「あ、はい」

 

釘刺されて逃げられない、マジか

 

「頑張ろうね」

「.....」

 

その日は何事も無く終わった

 

────────

 

「......では明日、あの学園へ向けてコレを向かわせます、操縦者はどうしますか?」

「......あいつでいい」

「了解です」

 

黄金に輝くISを見つめて笑う人物、暗い部屋の中でその笑い声はどこか幼さと悪意を感じさせた

 

 




はーい、AKでごぜぇます、いやー、4話目!転校させる順番が違いますが二次創作なのでまあ許してくださいね〜

学年別トーナメントが開催されるが乗り気ではない時雨、しかし大変なことに巻き込まれる、そして黄金のISが目の前に現れる....次回!

あ、感想はご自由にどうぞ!


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