銃槍竜騎士のゼロ魔世界 (糸識)
しおりを挟む

第一話

この二次創作は前回書いていたロストプラネット2のリメイク版になります。
本当はもっと書き溜めてから上げようかと思ったのですが学校で神友との壮絶なジャンケンの結果負けて上げる事になりました。
こんなしょうもない理由で始めたので必ず不定期更新になりますがストックだけは勝っても溜めておく予定です。

ってか今ハーメルンみたら物凄く被っている小説があった…
違うとしたら銃が出てきてない位で竜騎士でヒロインがタバサなところまで一緒とかまあストーリーとかはだいぶ違いますが。

まあ、何はともあれ始めます。


今現在俺は森の中にいる。

 

理由は神様がうんたらかんたら言っていたが興味がなかったので聞き流していた。

 

というよりもその前に言われたことのほうが衝撃的すぎてほとんど耳に入ってこなかったというのが正しいだろう。

 

どうやら死ぬ前にやっていたゲームは久々に引っ張り出したロストプラネット2のようで、その力をくれると言う事だ。

 

かなり制限がつくらしいが、まあACFAではなかっただけマシか、あれは汚染とかヤバイからな。

 

とにかくそうして送り出されたのだが現在黒っぽいマントのようなアーマーを着てスナイパーライフルとマシンガン、そしてグレネードを持った状態でいる。

 

基本スナイパーライフルではなくロケランを持って行っていたのだがこれは神の趣味だろうか。

 

しかもファイアグレネードではなく普通のグレネードだし。

 

そういえば神がメニューで出せる武器が変えられるとか行っていたような気がするので早速開いてみる。

 

「メニュー」

 

そう言うと目の前にパッといかにもSFちっくな画面が出てきた。

 

なになに、

 

主職種・スナイパー――スナイプ時にレベルに応じて命中率UP

熟練度LV0 0/1000

副職種・アサルト――マシンガン使用時にレベルに応じて命中率UP

熟練度LV0 0/2000

グレ種・グレネード

熟練度LV0 0/500

※熟練度0素人 1新人 3二流 4プロ 5化物

※グレ種はLVが上がれば種類が増える

 

ちなみに1上げるのに大体オーク1匹成体ドラゴンなら50位?

 

武器強化

手持ち武器

スナイパーライフル+1

マシンガン    +1

ロケットランチャー+0

ショットガン   +0

盾/レーダー   +0

グレネード    +0

※+1ごとに威力10%UPグレは100%UP

※+1T-ENG1000+2T-ENG10000と10倍ずつ増えていく       

※T-ENGは生産装置を作るか、敵を倒すことで所得可能

弾切れなし

 

現在T-ENG1000

 

アイテム

生産装置搭載型擬似ハーモナイザー×20

※人間には搭載不可2m以上個体のみ

人間用ハーモナイザー×1

※お前にはもう積んであるから伴侶にでも使えBY神

食料×30日

 

工場

――現在はロックがかかっています、敵を討伐してください――

 

意外といけそうな気がする

 

いや、食料が一ヶ月分しかないのはかなり問題だがそれを乗り切って熟練度や武器を強化して言ったら後から楽になるタイプだと思う。

 

こういう設定が細かいのは後の方は威力が馬鹿にならんことになってるからな。

 

特にグレネードとかヤバイ、強化するたびに威力が2倍3倍になるとか鬼畜すぎる。

 

そんな感じで色々考えていたがあることに気がついた

 

「……今夜どこで寝よう」

 

 

あのあと取り敢えず山を駆け回りちょうどよさげな洞窟を見つけたんだが。

 

「……どう考えてもあれってクマだよなあ。」

 

そう呟いた俺の視線の先には明らかに俺たちの世界では考えられないような大きさのクマがいた。

 

しかも色は黒に赤いラインが入っている

 

明らかに話ができる相手ではないようなのでさっさとご退場願おう

 

背中にかけてあるスナライを手に取りスコープを覗く

 

どうやら食事でもしているらしくこちらに気づく様子もない

 

この距離なら流石に初心者でも外さない

 

照準を頭にしてタイミングを合わせて

 

3……2……1……いま!

 

俺が打った球は吸い込まれるように熊の頭にあたり熊は地響きをたてて崩れ落ちていく

 

ファンタジーの生き物なのでこれも躱すかと思ってマシンガンの用意もしていたけど無駄になったな

 

まあ、とにかく肉をゲットした俺はこのあとどうするか悩んでいた。

 

まさか高校生だった俺に熊の捌き方なんてわかるはずもないのでいっそのこと肉だけとって捨てるかと考え熊を持ち上げた。

 

ポーン

 

――倒した敵をアイテム化しますか?――

 

……先にいってくれませんかねぇ

 

と言うわけで真っ先にアイテム化が終わった熊の肉を焼いて食べている

 

意外といけるが流石に一匹分食い切るのは無理だったのでアイテムボックスに入れておいた

 

取り敢えず毛皮が使える状態になったのでそれを敷いて寝ることにする。

 

なんかいろいろあって疲れた、明日はいろいろするか。

 

ちなみに熊の毛皮はかなりふかふかで気持ちよく寝れた。

 

 

今日は起きたら取り敢えず敵を狩って強くなることにした、特に理由はないがまあ強くなれば殺される心配もないだろうと思ってだ。

 

そんな訳で今は洞窟の上にあった崖にいる、ここからスナイプして敵を殺すためだ。

 

3…2…1…パンッ 3…2…1…パンッ 

 

そんな感じでスコープに入れた敵を撃っていく、大体命中率は一割位?まあ初心者が動いている的相手にやればこんなものか。

 

そして倒した敵は離れていてもアイテム化できるらしい、さっき初めて倒したときにいきなり通知がでてきててびっくりした。

 

それにしてもこの世界は一体どこ何だ?明らかに普通じゃない黒赤熊とか紫鹿みたいな生物がいることから元いた世界ではないことは解っているがそもそもこんな生物がいた漫画やアニメを知らないしな。

 

まあ、なんにせよここからの狙撃が日課だな、さっさと熟練度上げたいし。

 

この世界に来てから一週間たった、この一週間は永遠とスナイプしていたが未だ熟練度は950位である、あの鹿と熊熟練度上げに向かなさすぎる。

 

一体で大体0.5上がれば御の字とかもう心が折れそうになる。

 

まああと100体位撃ち抜けばやっとこさ素人卒業である、まあそれでも新兵レベルなんだが、プロとかどんだけすごいんだと言う話だ。

 

あと洞窟だが三日目位で床が毛皮で埋まった、ふさふさである、まあ家具とかが皆無なので余り意味はないのだが。

 

そんなこんなでラストの熊の頭に照準をつける

 

「これでラストっと」

 

俺の打った弾は何度も見たように熊の頭を吹き飛ばす

 

ポーン

 

――スナイパーの熟練度が1に成りました、工場のロックを解除します――

 

どうやらやっと熟練度が1にあがったようなので取り敢えず命中率UPがどれくらいのものなのかいつもの熊で試してみることにする。

 

熊に照準をあわせていつもどうりタイミングを図ろうとするが、なぜか今はどこに撃てば命中するのか瞬時にわかった。

 

なるほどねぇこれが熟練度UPの効果か、流石に普通に使っていて技量を上げるのとは次元が違うな。

 

取り敢えずまあ、もうスナイプは当分いいかな。

 

次の日からマシンガンを持って森の中を動き回っていた、簡単そうだが実際やってみると意外と辛い。

 

それなら獲物を見つけるのにも苦労するのかと思いきやそこまでではなく、あいつら人間をみたら襲いかからないと気が済まないらしくさっきから結構な頻度で襲撃にあっている。

 

「ふう意外と疲れるな、今日はここらへんにして帰るか」

 

慣れてないので切り上げようとし洞窟の方に戻ろうとするといきなり腕を持って行かれた

 

「ぐ!なんだ!」

 

取り敢えず切られた腕を拾って一目散に駆け抜ける。

 

一瞬見えた姿はまさしくファンタジーの生物ドラゴンの姿だった。

 

 

「くっそ、マジで何だあれは!気配とか全然なかったぞ」

 

少なくともこの一週間で鍛えられた直感には何も感じなかった。

 

それにあいつはかなり遠くにいた、考えられる手段としてはブレスも有り得るが、魔法か?

 

腕も綺麗に切られていることから、多分風の刃でも飛ばしたんだと思う。

 

そうなると俺の行動範囲が急激に狭くなるのだが、まあ取り敢えずマシンガンの熟練度上げてからスナイプでもしてみるか。

 

SIDEドラゴン

 

あの人間、確かに頭を狙った一撃をかわした。

 

風刃はドラゴンでも気がつかずに受けるような攻撃だ。

 

それをかわしたあの人間……面白い

 

またそのうち会うことになるだろう人間の街にはここからしか行けない地形になっているし何より逃げ出した時のあの目、あれは『狩る者』の目だったさほど時間をかけずにまた来るであろう

 

「長何か嬉しいことでもあったのですか」

 

「なに、面白い小僧にあったのでなリベンジに来る時が楽しみだ」

 

「……なるほどまた人間にちょっかいを出したのですか、そろそろ自分の騎士を探すのは諦めませんか?あなた自身に勝てる人間なんてメイジを除ぞけばほとんどいないのですから」

 

「ふん、メイジなんぞ気に食わんあいつらは一人で来ることはなく遠くから魔法を撃ってくるだけだ、そんなものは闘いとは言わん、それに今日あった小僧ならまだ希望はあるやもしれん」

 

「いい加減にイヴァーディルに憧れて竜騎士の竜目指すのやめにしませんか?」

 

く、幼なじみだからどれだけ我が憧れているか知っているくせに……

 

「なぜだ!我の悲願だぞ!そこは応援するところだろうが!」

 

「あー、はいはい、いつか見つかるといいですねー」

 

だからなぜそこで棒読みなのだ

 

「くっそいつか必ず見返してやる」

 

「あなたはもう少しそばにいる竜のことを考えたほうがよろしいかと……例えば私とか」

 

ん?最後の方はよく聞こえなかったが我は仲間のことは大切にしているぞ?

 

まあ良いか、それにしても人間よ貴様はどこまで強くなってわれの前に現れるのか、楽しみだ。

 

 

 

ドラゴンに腕を切られてから三日、腕はもうくっついたが動かすのに支障があったので熟練度の上がっているスナイプで経験値稼ぎをしていた

 

それとT-ENGのことをすっかり忘れていたのでソレでスナイプを二回マシンガンを1回グレネードを1回強化しておいた。

 

まあスナイプはより遠くに届くようになってマシンガンは撃つ弾が増えてグレネードは範囲が広くなったと考えればいいと思う。

 

そして今日からはマシンガンの熟練度を上げつつもT-ENGを稼いでロケットランチャーを強化しようかと思う、鱗はスナイプでも貫けると思うのだが俺にはちょっとやりたいことがあるのだ。

 

そんなこんなで鹿と熊を狩り続ける毎日が続きようやくマシンガンがあと少しで上がるレベルまできた、まあスナイプの2倍も狩ったので多少は時間がかかったがそこまでだった。

 

あとマシンガン2、ロケットランチャーを1に強化した。

 

「ぐるるるる」

 

そんなことを考えていると熊がこちらに来たのでマシンガンを乱射する。

 

その弾はほぼ全部頭にあたった、慣れればこんなものか。

 

ポーン

――マシンガンの熟練度が1になりました――

 

マシンガンの熟練度が上がりその性能を確かめようとした瞬間、後ろから鹿が近づいてきているのが何故かわかった、こいつは超直感的なものか?

 

とりあえずどこから敵が来るかというものがわかっているのでそこにグレネードを投げ込んだあとマシンガンを掃射しておいた。

 

これならドラゴンの訳の分からない攻撃も避けれるな、と思いつつ俺は洞窟に戻った。

 

翌日この前襲撃を受けた場所に行く、前に狙撃をうけた場所に着いた瞬間直感に反応があった。

 

それを身を翻して避けた瞬間後ろでザンという音と共に木が切られた。

 

「やっぱり風の刃か?ドラゴンさんや」

 

そう言った俺の視点の先には宙に浮いている青い鱗に身を包んだドラゴンがいる。

 

「ふん、小手調べの一撃で死にかけた奴がよくいうな」

 

「げ、やっぱりそうだったか追撃がなかったからそうかと思ったが、それで見逃してくれるのか?」

 

「何を馬鹿なことを、ここからでは街まで人間では越えられん崖がある、貴様はわれらに認めてもらう以外に道はないぞ」

 

「げ、マジかよってか竜が人の味方になるとかありえるのか?」

 

「そうだな、かつて我らを従えたものは勇者以外いないな」

 

げ、勇者か俺とは正反対みたいだな、俺は基本銃を使うし、もし近接武器ならガンソードかビームランスになるしな。

 

しかしまあ、あいつを倒す以外に道はないのならやるしかないな、こちらが送ってもらうために死なない程度に。

 

「わかった、この数日で上がった俺の実力見せてやるよ!」

 

そう言い彼はドラゴンの方に走り出した。

 

まずはグレネードを投げつけマシンガンで起爆させる。

 

その爆発は滑るように移動したドラゴンには当たらなかったが視界を眩ますには十分だった。

 

そのまま彼は横に移動して爆風を切り裂きながら飛んできた刃を避ける。

 

その後も次々と風の刃が飛んでくるがそれを爆炎を利用したり、時には直感で避ける、幸い小さな傷はハーモナイザーがあるので気にしなくていいがそれがなければ体はもうボロボロだろう。

 

「見事だな、ソレではこちらも本気を出すとしよう」

 

そう言ったドラゴンは彼に感知できないほどのスピードで目の前に現れた。

 

「……!」

 

幸い大振りの爪で切り裂く攻撃だったので転がりながら回避する。

 

そして回避したところで取り出したロケットランチャーをうつ。

 

「これでも喰らえ!」

 

そう言いながら彼が撃った物を彼の奥の手だと理解したドラゴンはそれを体をひねりながら避ける、そしてそれは後ろの崖に当たり爆砕した。

 

あれに当たるのはまずいと判断したドラゴンはすぐさま彼を倒そうとするが、その時彼が転がった時にばらまかれたグレネードが全部爆発し視界を一瞬にして奪った。

 

まずいと思ったドラゴンは全方位に風の刃を放つがその時には背中に誰かが載っていた。

 

「負けを認めるか?」

 

それは先ほどの風の刃で腕が切られたのか片腕でロケットランチャーを構える彼の姿だった。

 

「ああ、われの負けだ」

 

ドラゴンは初めて自分を打ち負かした相手が現れたことに喜びながら負けを認めた。

 

 

 




ジャンケンの時の様子
俺「よし、行くぞ!」
友「おっしゃ来いや!」
「はい!最初はぐージャンケン」
「ポン!」
俺「って、うわ負けたし!」
友「よっしゃ、勝ったw」

以上です、ちなみに神友が負けた場合はあいつはスレを立てる予定でした。

次の更新は負けた場合は来週勝った場合は再来週になる予定です


目次 感想へのリンク しおりを挟む




評価する
一言
0文字 ~500文字
※目安 0:10の真逆 5:普通 10:(このサイトで)これ以上素晴らしい作品とは出会えない。
※評価値0,10は一言の入力が必須です。また、それぞれ11個以上は投票できません。
評価する前に
評価する際のガイドライン
に違反していないか確認して下さい。