とても狂った少年のお話 (ライドウ)
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1話

この世は、光と闇の現し世なり


ある日、僕は生まれた。望まれない生まれ方で、恨まれつつ。そして、生まれてすぐに自分という自我を持ちすぐに母親?を殺した。目を潰してじわじわと殺した。

 

1歳になって、並大抵のことは出来るようになった。

この時から、警察が僕を追ってくるけど。

追ってきた警官たちを殺し続けて、逃げ切った。

銃とか撃たれたりもしたけど、僕の力の前では無意味だった。

 

2歳になって、人類ではなくなった。

僕から溢れ出ている?力から、怪魔が生まれ、僕は怪魔の原初として、扱われた。

勇気ある軍隊から殺してゆき、無抵抗な市民を殺し配下の怪魔に全部食べさせる。

いつの間にか、怪魔達にも知性が芽生え僕は神として崇められた。

 

かなり飛んで、12歳になった頃、怪魔の女の子とやった。何をやったかはご想像におまかせするが、怪魔の女の子は、体だけなら人類のそれだけど、身体能力や人外の力とかは完全に怪魔のそれである。ちなみに、美少女である。そしたら、僕は完全に怪魔の神となった。

もちろん、それのあれなどやってるわけがなく、コウノトリが子供を運んできた。奇跡に近いその子供は、顔と体型だけなら、幸いにも美形である僕に似て、能力や人外の力は、今や僕の大切な存在になった女の子に似ている。

 

18歳になって、もはや虫の息である人類が反撃してきた。僕とは正反対の生まれ方育ち方で、僕とほぼ同じ力を持つ、勇者とかいうのが、人類を調子づかせたのだ。

その報告から、ほんの半年と数ヶ月・・・・・・勇者を絶対に殺すと誓った。何故かって?僕のパートナーを殺したからだ。それも、子供諸共・・・・・・何故?

あの二人は、人類の手が届かない安全な後方に送っていた。帰ることを前提に家に残した。あの子と、子供に戦闘能力などありはしない。普通の怪魔と違って、人型の怪魔は強くない。ある今では、人間とほぼ変わりないのだ。生き残り、2人の死亡を伝えてくれたメイドの怪魔さらに勇者の言葉を言った。

「怪魔は、悪。全部滅ぼす、無害だろうが関係ない怪魔は人類の敵、だから女子供だろうが必ず殺す。」

実際、この数年。怪魔は人類に牙を向いていない。

しかも、人類はほとんどか減っていない。

精々、立ち向かってきた人達だけを殺した。全人類を衰退させた訳では無い。怪魔達の国は、人間が干渉できない所にも作っている。そして、僕は完全に狂った。

 

息をするように国を滅ぼし、目をつぶる時も人間を殺し

日課のように、人類の繁栄を壊す。

これもそれも、全部勇者のせいでもあり、人類のせいである。

 

 

 

ザァァァァッ・・・・・・

雨が降り注ぎ、俺らの絶望を引き立てる。

とある、怪魔の巣窟を燃やし、魔王の妻とその子供を殺し、故郷に帰ってきた時には、故郷は既に焼け野原。

生存者は辛うじているが、その生存者から石を投げられるしまつ。

「お前らが、魔王を怒らせた!」「お前らが、怪魔を殺したからだ!」「俺たちの生活を返せ!」

身も蓋もない、非難を言われ俺は剣に手をかける。

あぁ、こいつらは、怪魔の手先だ。

仲間の静止を無視し、その敵を切り刻む。怪魔の仲間は全部敵。あれ?なんでだっけ?まあいいや、殺せばいいんだから。そして、仲間だった敵を斬り、向かってきた怪魔を殺し、女子供だろうと怪魔を殺し、適当な女をやった。何をやったかはご想像におまかせする。

 

その数百年後。

 

魔王と勇者は、狂いに狂って戦った。

その結果は、分からない。しかし、怪魔と人間は共存できたと、この伝記に記しておこう。

 

著者 初代魔王 裕樹・神喰。




魔王の場合は、立ちふさがるか、憎悪を向けると敵対し
勇者の方は、敵とみなされれば絶対に殺される。

正直言うと、作者が狂ってる。
作者(辛辣だなぁ・・・・・・)


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