「マリオ」が『杖』を使って☆彡宇宙☆彡を救うようですね!? (リル★)
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プロローグ 「杖のお祭り」と…!?

マリオ主体の話はM〇
例)M1
クッパ主体の話はK〇
例)K1
それ以外は、臨機応変に…

さあ、下から始めますよ。


 

今日は何年かに1度の()()()()()だ──

 

杖のお祭りとは…

 杖の魔力が1番強くなる日。杖のモンスターである杖族は、一つの箇所に集まり、自身の魔力を使って美しい流星群を降らせるのである。

 杖族の皆が自身の高まる魔力で流星群を起こすので、それはそれは綺麗で美しい。永遠に眺めていたい程の美しさだ。

 

 

 美しい流星群は見るもの全てを圧巻させる。

 

 

-----------------

 

1通の手紙が届いた。

「マリオさんへ

 

今日は杖のお祭りです。

ピーチ城で流星群を眺めながらパーティーを催します。良ければお越しください。

 

ピーチより」

 

 

「ルイージ!起きて!!」マリオは寝ていたルイージを起こした。

 

 マリオはキノコ王国の住民である。度々キノコ王国の姫であるピーチ姫が大魔王クッパに攫われるので、その度にクッパを倒してピーチ姫を救出している。

 能力的には何も突発的なものはなく、全て平均な感じだ。

 赤い帽子がトレードマーク。ルイージよりも背が低い。

 一方でルイージはマリオの弟。マリオと一緒にクッパからピーチ姫を助けに行くこともあるが、基本的には1人でいることが多い。1人で何をしてるかって?それは、()()()()考えて欲しい。

 ジャンプ力が高くて、少しだけ空中に留まっている時間が長い。

 緑の帽子がトレードマークで、マリオよりも背が高い。

 

 

 

「にいさん…何?」

「今日、杖のお祭りなんだ。ピーチ城でパーティーやるから一緒に行こう!」

 パッ、ルイージはベットから勢いよく飛び跳ねた。

「いこうよ!にいさん!!最近、暇していたから何かイベントを待ち望んていたんだ」

「よしっ、夜に出かけるからそれまでに準備しよう」

「分かったよ。にいさん。」

 

-----------------

 

ピーチ城・庭

 

 夜に訪れたマリオとルイージ。訪れた時にはとっくに賑わっていた。

 庭にはテーブルが置かれ、その上に食べ物がのってある。どれも贅沢なものばかりだ。

 そして、皆厳かに優雅に食事を頂いている。1部例外を除いては…。

 

 

ペロン

 

パクパク

 

グシャグシャ

 

ペロン

 

 

 たくさんの食べ物を一気に食べる。もはや厳かさも優魅さも何も無い食べ方をしているドラゴン!?っぽい生き物が目に映る。

 その生き物とは…()()()()だ。

 

 ヨッシーは、マリオがクッパを倒す時に度々手を貸している。

 ヨッシーの舌は長く届き、舌を使って物を引っ張ることも出来るほど丈夫だ。また、ほぼ何でも食べることが出来て、食べたものを消化又は卵にして産むことが可能だ。

 黄緑色の可愛らしいキャラクターだ。

 

「相変わらず、食いしん坊だね(汗)」

「そうだね」

 マリオとルイージはヨッシーの食欲と食べ方に呆れていた。

 

 

 

 今度は、ヨッシーと負けず劣らず食べ方が汚い者が目に映った。黄色い帽子に太った容姿、何かを企んでそうな…

 

「「!?」」

 

 マリオとルイージはその存在に驚きを隠せない。その存在とは、()()()だった。

 

 ワリオは時たまマリオたちの敵として立ちはだかる。いわゆる、悪役。ピーチ姫のパーティーに呼ばれるなんて雪でも降りそうだ。

 

 

「…だの、…い?」ボソッ

 後ろから小さな声がした。ツインテールの黒髪の女の子だった。

「何か言った?」とルイージ。

「ワリオは私が呼んだの、何か悪い?」

 ボソボソッとした小さな声だが、怒っているようにも聞こえる声だった。

「いや、悪くないよ。ただ、驚いただけさ。滅多に来ないからね」

「ようがないなら、さよなら」その女の子は後ろを向いた。

 

「名前は何で言うんだい?」ルイージは去りゆく女の子に言った。

「何で言わなきゃならないの?」

「それは…。」ルイージは困惑している。

「僕はマリオ、横にいるのは弟のルイージ。折角パーティーに来たんだし、友達になろうよ!」とマリオが代弁した。

 女の子は目を点にして驚き、「友達に?」と言う。

「そうさ、友達になろうよ」

「ほんとに…友達になれる?」

「なれるよ。きっと…」

 

 女の子は一旦呼吸を整えた。『友達になろう』という言葉が心に響いき、動揺したのだろう。

「私はアシュリー。見習いの魔法使い。いわゆる…魔女。」

「そうなんだ!?じゃあ、魔女だから杖のお祭りに関わってるし、それで呼ばれたんだね?」

「そういうことね。…うん。」

「ほんとにまだまだの見習いだけど…」

「きっと立派な魔女になれるよ」oh yea

「ありがとう」

「僕たちはピーチ姫に用事があるから、また後でね」

 マリオとルイージはアシュリーと別れ、ピーチ姫の元へと向かった。

 

 

-----------------

 

 

「マリオさ~ん!」

 

テテテ テ~♪テテテ テ~♪テッテッテッ テテテ~♪

テッ テッ テ~♪テテテテ~♪ テッ テテ テ~♪テテテテ~♪

テンテンテン♪テンテンテン♪テテテテ テンテンテン♪

 

 

 不思議なメロディーとともにマリオを呼ぶ声がした。呼んでいるのはキノコの頭に赤い模様。そして、冒険バックを背負っている…

 隊長だ!隊長だ!キノピオ隊長だ!!

 

「やっほー。元気?僕は元気です。

 それはそうと、この世界の秘密のスターは全部集まりましたし、次は宇宙のスターを集めたいです。

 あっ、話がそれましたが、ピーチ姫がお呼びです。2階のテラスにいるので、行ってください。ピーチ姫がお待ちしております。」

 キノピオ隊長に対してマリオは「ありがとう」と返し、ピーチ姫の元へと向かった。

 

 

-----------------

 

 

「いらっしゃい、マリオ」hay,mario

 

 マリオとルイージはテラスに来た。そして、ピーチ姫と話し始めた。

 ピーチ姫はキノコ王国の姫様。よく大魔王のクッパに攫われるので、その度にマリオたちに助けられている。実は、相当強い。

 

「そう言えば、ロゼッタから流星群をより綺麗に見れる"星の欠片"を頂いたわ。ロゼッタは来れないから、星の欠片を代わりに渡してくれたのよね」

 ロゼッタは、宇宙のとある場所に住んでいる女性で、幾度かクッパを倒すのに一株売っている。

 

「星の欠片を空に振りまけば、流星群と相まって流星群がより綺麗に見えるらしいの。マリオとルイージには星の欠片を振り撒くのをやってもらいたいけど、やってくれない?」

 ピーチ姫のお願いにマリオとルイージは首を縦に振った。

 

 

 

-----------------

 

 

 

 マリオとルイージはピーチ城の屋根の上で星の欠片を振りまいていた。

 

 

 

ゴゴゴゴゴゴ…

 突如鳴り響く醜い音。

 

 

 

そして──

ドッドッドッドッ

ドドッドドッドドッドドッ

 

 段々と近づいていく強い音。嫌な予感がする。

 そしてその予感は的中した。流星群が近づいて来ている…

 

 

否──

 ピーチ城が流星群に()()()()()()のだった。

 ピーチ城とその周辺がこの世界から剥がされて、宇宙へと向かっている。このままでは流星群に当たってしまう…

 

 

 

スッ、と流星群は消えた──

 

 そのお陰でピーチ城は流星群の影響を受けなかった。しかし、難は去っていない。ピーチ城は宇宙を彷徨い続けていく。

 

 

災難はまだまだ襲いかかる───

ポンッ、と年老いた魔女のモンスターが現れた。

 

 カメックだ!

 

「ガーハッハッハ」

 さらには、クッパがクッパ専用の乗り物クッパクラウンに乗って現れた。

 

 

 

 

「僕はクッパたちを何とかするから、にいさんはピーチ姫をお願い!」とルイージ。

 マリオは屋根から降りて、ピーチ城へと入っていった。

 

 

 

 

「さあ、手に入れた最強の杖の力を試す時だ。喰らえっ!『ブラックホール』!!」

 クッパの繰り出す巨大なワープホールがピーチ城の外にいる者たちを吸い込んでいく。

 

 

-----------------

 

 

 1部のキノピオ達とピーチ姫を除いた者達は皆、外の状況が気になり外へと出ていったために、城の中は穏やかだった。

 

 

 マリオはやっとピーチ姫の元へと辿り着くのだが…

 

 先に辿り着いていたのはカメックだった。

「ピーチ姫は頂いていくぞ」キャーハッハッハッ

 カメックはピーチ姫諸共、瞬間移動した。

 

 マリオは慌てて外へと出た。

 

 

 

そこは──

 

 

 

殺風景の庭だった。

 

 そこに、ピーチ姫を持ったクッパと、カメックがいる。

「ピーチ姫は頂いた!せいぜい宇宙を彷徨っているんだな」

 

 クッパとカメックは場を後にした。

 残されたマリオはピーチ城とともに宇宙を移動していた。

 

 

 

-----------------

 

 

 

どこまで来たのだろうか──

ここはどこだろうか──

 

 ピーチ城は止まった。周りは全て宇宙、何も行動出来ない。

 マリオは何も出来ないもどかしさから右往左往していた。

 

 

 

ヒュゥーーン、(そら)から何かが落ちていく。杖っぽい何かが…。その行先には丁度マリオがいた。

 そうして、杖はマリオの頭に直撃する。

 

「痛っ!?」ah,chi

 

 マリオの上に落ちたのは"スティッキー"という杖族の1人であった。マリオとスティッキーの出逢いがこの物語の歯車を動かしていくこととなる。

 

to be continued




※フラッシュスター:グリーンスターと同じ。オデッセイのように各地隠された場所にある。沢山集めよう!!


次回予告

マリオとスティッキーの出逢い────
そして、ピーチ城の復旧────
 マリオとスティッキーの物語が今始まろうとしていた…

そこに、現れる黒い影────

続く|


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小さな惑星 ピーチ城
M1 ピーチ城を拠点に…


おさらい

 ピーチ城が宇宙に彷徨う。
 そこにいた殆どがクッパの策略によって、どこかへワープしてしまった。
 ピーチはクッパが攫ったので、マリオは取り返しにいかないといけない状況に陥った。

が────

 取り返しにいく手段を失っているマリオ。
 右往左往していたら、上から何かが降ってきた!?


 

ヒュゥーーーン

バシッ

 

「痛っ」

 

カランコロン、杖が地面に転がっていった。

「なんだコレ?」とマリオは不思議に思った。

 

「いててててて…」杖が喋った。

 マリオは上から覗き込むように見ていた。

 

 

-----------------

 

 

目を開けると──

髭を蓄えた…

赤い帽子を被っている…

おじさんが…

薄らと見える────

 

「誰!?」

 

 

-----------------

 

 

 マリオは背筋がピンとなった。いきなり「誰!?」と大声を出されたのだ。

「びっくりした…。そう言えば、杖族の者だよね…。」

「こっちもびっくりだよ!それで、誰?」

「僕はマリオ。今殆どの仲間が消えちゃったんだ…」

「うちはスティッキー。杖族の1人で3大杖の1人らしいんだけど…半分ぐらい記憶がないんだ」

「記憶が半分ない?」

「そうなんだ。うちの最後の記憶は怖い顔の…

 やはり思い出せない」

「僕はクッパを倒しにいかなければならないんだ。ピーチ姫を取り戻すためにも」

 

そいつだ!

 

ビクリ、マリオは驚く。

「急に大きな声を出されると驚いちゃうからやめて欲しいな」

「ごめん…。

 けれども、少しだけ思い出したんだ。うちの最後の記憶はクッパを見てそこから途絶えている。ということは、うちはクッパによって記憶を半分奪われたんだ。

 それと、もう一つ思い出した。」

「もう一つ?」

「今、宇宙がヤバイんだ。多分クッパによって…。だから、マリオ…」

「何?」

 

 

「一緒に()()()()()()から、散らばってしまった()()()()()()()()()()()()()()()()()()てくれない?」

 

 マリオの答えはOKだった。

 マリオはスティッキーを持ちながら、一旦ピーチ城へと向かっていった。

 

 

 

-----------------

 

 

 

「杖を持ちながらだと動きにくいじゃろ!コレを使うんじゃ」

 黄土色のキノピオがやって来た。そして、杖を背中に固定するための装備をマリオに渡した。

 

マリオはソレを装着した。

 

 マリオの背中にスティッキーが付けられた。

「うちはこれでもオーケーだよ!」

 スティッキーはその状態でも苦はないようだった。

 

マリオはピーチ城を回ることにした。

 

 

-----------------

 

 

1階、会議室

 

 白に統一された部屋だ。

 椅子と机は、急いで外へと出たためか散らかっている。

 この部屋では昔、クッパがゲラコビッツという敵と争った場所であるが、そんな争いが起きたことが無かったように綺麗な部屋だった。ただし、散らかっている椅子と机は除く。

 

 

 

1階、普通の部屋

 

「やっほー、マリオさん」キノピオが挨拶をした。

 

「こんな所で何してるの?」とマリオ。

「今は、店を開いているんです!僕は冒険でパワーアップ出来る品を売っているので、良ければ買って冒険に役立でて下さいね。

 しかし、今はお金もないようですし何も売れませんね。お金が貯まったらまた来てください。」oh,yeah!

 

 お金のないマリオはその場を後にすることとした。

 

 

 

 

1階、謎の部屋

 

「マリオさん!」先程とは違うキノピオだ。

 マリオは近づいてみた。

 

「ここでは、ミニゲームが出来ますよ!」

「ミニゲーム?」

「そうです。ちょっとした息抜きに、軽く遊びたい時に使って下さいね。

 それと、ミニゲームはフラッシュスターを集めれば集めるほど増えていきます。」

「楽しそうだね」

「そうです!楽しいんです!!

 ミニゲームにはA~Fのスコアがあって、そのスコアに応じてコインをお渡しします。

 もしも、全ミニゲームを解放させたら特別に()()()()()()()()()()()をお渡しします。また、全ミニゲームでA以上を取れれば、もう一つソレをお渡ししちゃいます。」

「教えてくれてありがとう」とマリオ。

 

 マリオは心の中で、リボンを貰っても嬉しくないなぁと感じていた。だが、ミニゲームは面白そうなのでそんなことどうでもいいかとも思い始めていた。

 

 

 

 

2階、テーブルの間

 

 ここはマリオとルイージとピーチ、そしてプラスアルファがよくお茶を飲んでいた場所だ。

 テーブルの周りには8つの椅子が置いてある。

 

「マリオさん。もし、お疲れになられましたら椅子におかけ下さい。きっと疲れた体力が回復なさりますよ。」

 入り口で会った黄土色のキノピオだった。

 

「じゃあ、ちょっとだけ休憩しようかな」とマリオ。

 マリオは背中のスティッキーをテーブルに立て掛け、椅子に腰掛けた。そして、マリオはキノピオの用意した紅茶を啜りながらライフを回復させた。

 

 

ライフとは…

 マリオの体力である。

 基本ライフは3つあり、そのライフが0になるとやられてしまう。

 

 

 

 体力を回復させたマリオは次の場所に進むことにした。

 

 

 

 

2階、フリースペース

 

「ここでは、お金とスターピースを交換出来ます。1コイン=10ピースなので、もしも変換させたくなったら来てくださいね。」

 マリオはフリースペースにいたキノピオからの説明を聞き終えると外へと向かっていった。

 

 

 

-----------------

 

 

 

外は緑の庭が広がっている。

そして、殺風景だ────

 

 

 砂があって違和感の覚える場所や何故か湧き出る噴水とそれによって出来た川、以外には緑が広がるだけで何も変わっていくものはなかった…誰もいなかった…

 

 

 

 

はずだった──

 

 

 

 

「久しぶり、マリオ」この声はチコだ。

 緑色のデブデブとしたチコ。そう、食いしん坊チコだった。マリオはそのチコがいるピーチ城の側面側へと向かった。

「もしも沢山スターピース集めたら、ステージの隠されたエリアまで飛ばしていってあげるよ!」

「ありがとう」とマリオ。

 

「それと…」食いしん坊チコの後ろからピンクっぽい色の小さなチコが現れた。

「もし、フラッシュスターの場所で困ったら100コインでヒントを教えるね。」と続ける。

 

「びっくりしたよ!ありがとう」yeah!

 

 

 

-----------------

 

 

 

マリオは外庭を歩いていた。

そんな中に不穏な空気が流れ始めた──

 

 

ダン ダン ダダダ ダン♪ダン♪ダダダダン♪

 

 

恐怖のメロディーが流れ始める…

 

 

 

 

 

「速やかに終わらせるわ。喰らいなさい…リングマシンガン!」

 幾つもの真ん中が空洞になっているリングの砲弾がマリオの周辺を襲い始めた。

 

 

突如現れた黒い影とソイツによる砲弾。そいつとマリオとの対戦がいざ始まろうとしていた…

 

to be continued




次回予告

いつもいつもマリオに邪魔されるクッパは、今回もそんなマリオを恐れていた…
そんなクッパの最初の駒はどのように討つのか──

そして、その戦略とは何なのか────


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K1 初手から終わらせに!?炸裂クッパの作戦!!

おさらい

マリオが拠点となるピーチ城を回ったようです


 

クッパワールド

 

ネオンで彩られた賑やかな遊園地…

その奥にはクッパ城が建てられている──

 

 

-----------------

 

 

 周りには地面と溶岩が広がっている。そんな惑星があった。地面の地下にある生き物は住んでいた。

 その生き物とはタコルーパー。タコルーパーは焦げた地面で平凡な日常を送っていた。

 

 偏屈のない。何も変わらない。

あるのは、

 ただ流れていく溶岩のみ…

 

 

ある日…

何隻もの軍艦がその惑星へとやって来た。

 

 その軍艦とは、クッパたちのものである。

 

 クッパはその惑星へと降り立った。

 降り立つやいなやその惑星を支配した。そう、その日からタコルーパーらはクッパの下になったのだ。

 タコルーパーは怒りを感じた。

 

しかし──

 

 クッパの軍団の数は莫大で、技術力も並ほどのほどではなかった。そのおかげか、支配してからあまり日がたたないうちに、クッパランドができ始めていったのだ。

 クッパランドは遊園地だ。とても楽しい設備と楽しく過ごせる空間が備わっている。

 

今までとは打って変わった豊かな世界────

 

 タコルーパーらは新たな世界に胸を打たれ、クッパらの傘下に入ることを喜ぶようになっていった。

 

 クッパはタコルーパーらを味方につけた。気を良くしたクッパは宇宙支配を目論むようになっていく──

 

 

-----------------

 

 

 

 ここはクッパワールドである。

 娯楽施設であるクッパランド。クッパの新たな本拠地クッパ城。段々と出来ていく施設・設備…

 多くの者達がクッパを慕い、部下となっていく。クッパの宇宙支配は戦略的にしていくのであった…

 

 

 

 

 

 

そんなクッパワールドの中にあるクッパ城にて

 

 

 

「残るのはマリオのみだな」とクッパ。

「そうです」年老いた魔女っぽい容姿をしているカメックが答える。

「アイツは今は圧倒的不利の状況にあるが、舐めていれば今まで通り野望が全て失敗に終わってしまう。」

「そうですね。甘く見積もれば白旗を上げることになりますね。」

「だからこそ、俺が行くべきなんだが…」

「しかし、今は忙しいですよね。」

「ああ…だからこそ、弱くなく忠誠心のあるヤツにやって貰う必要があるな。」

「7人衆を…?」

「そうだ、その中でアイツを呼ぶか…」

「アイツとは誰ですか?」

 

 

-----------------

 

 

「中に入れ」杖族の1人が言う。スティッキーと違って、髭を蓄え、黒い帽子を被り、黒い服をマントのように着ている。

「ええ」

 

 そして、呼ばれし者はクッパのいる部屋に入っていく。

 

 

 

 

 

「来たか()()()()()

「アタシに任せて下さい!話しは聞いていますわ。海の惑星から少し進んだ場所にマリオがいるのでしょう?

 アタシの新たな杖と最高のリング攻撃で負かしますから」

「だが、油断は禁物だぞ!」

「分かってますわよ」

「もし負けそうになったらそこから逃げろ!勝っても負けても海の惑星に向かえ!」

「まあ、負けませんから」

「任せたぞ」

「ええ、任せて下さい」

 

 

 

-----------------

 

 

 

 クッパに仕える杖族のウィザード男爵とクッパが話している。

「我が頭脳とクッパ様の権威が合わされば、何もかもを支配したも当然。ここまでする程かと思われますな」

「しかし、気を付けた方がいい。アイツは危険だ。慎重に事を進めた方がいい」

「そうですな。後はウェンディ殿に任せるしかありませぬ」

 

 

 

-----------------

 

 

 

宇宙の中を進む一隻の宇宙船──

先端はウェンディの顔型の置物がくっついる──

 

この宇宙船の名前は…

 

クッパ船:ウェンディ号

 

 宇宙に漂うピーチ城へ向かって一直線に向かっていった。

 

 

 

見つけた──

 

アイツをさっさと倒して──

 

次の任務へ──

 

 

「どうしますか?船長。」船員のタコルーパーはウェンディに聞いた。

「もっと近づきなさい!」

「分かりました。」

 

 

見せてあげるわ…

 

 

新しい杖と最高の魔法を──

 

 

 

-----------------

 

 

 

 ウェンディは船の上から攻撃することにした。

「速やかに終わらせるわ!喰らいなさい、リングマシンガン!!」

 ウェンディは杖を使ってリングを繰り出した。それは、素早く無数に飛び出していく。

 

 

けれども──

 

マリオは生き残っていた───

 

 

 

「なら、タコルーパー。始末しにいきなさい!」

 

 何体ものタコルーパーが船から飛び出して、マリオを撃退しに向かった。

 

 これで終わらせれたと思ったのだが、逆に返り討ちにあっていた。

 

「だったらアタシの持ってる最高の技を使う時ね…」

 

 

 

「今度こそ倒すわ!リングバズーカ」

 

 

 

 ピーチ城の庭に浮かぶ一隻の船。そこに乗っているウェンディの杖からは巨大なリングが放たれた。

 そのリングの威力は高く、周りに轟音を轟かせている。そして、その攻撃はマリオに向かって一直線に飛んでいく。

 

 

 

 轟音は衝突音に変わり、巨大なリングの周りは砂煙に包まれた。

 

 

砂煙の中で巨大なリングの眩しい光だけが、輝いて見えた────

 

 

 

砂煙が晴れる時、ついに決着する。

小さな惑星ピーチ城での対決はどちらに勝敗が上がるのか?

 

to be continued




次回予告

決着!マリオVSウェンディ

ついに決着!?
決着後、勝者が新たな力を手に入れる!?
果たして、マリオは生き残っているのか?


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M2 マリオvsウェンディ~小さな惑星での戦い~

おさらい

クッパ7人衆の1人ウェンディが襲ってきた!


 

一つの船が宙を飛んでいる──

 

その船から無数のリングが繰り出される──

 

マリオに向かって撃たれているが、

マリオに当たることはなかった────

 

 

「なら、タコルーパー始末しに行きなさい!」

 船長であるウェンディはタコルーパーにマリオを撃退させるように命令させた。何体かのタコルーパーはマリオを倒しにやって来た。

 

 

 

「マリオ、うちも一緒に戦うよ!」スティッキーもマリオと一緒に戦うようだ。

「うん、2人で力を合わせよう」ok,mario time!

 

 

-----------------

 

 

 タコルーパーが体当たりしに来た。

 

「マリオ、こういう時はジャンプして攻撃だよ!

 Bを押すと出来るよ!」

 

 マリオは跳んでタコルーパーを踏みつけた。踏みつけられたタコルーパーはやられた。

 

 

 

 次のタコルーパーは、種のようなものを飛ばしてきた。しかし、少しだけマリオの頭上に飛んできている。

 

「マリオ!今度は空中でスピンをして、跳ね返そう!

 Bで跳んでから()()()()を振ればスピンだよ!

 また、地上でリモコンを振ると杖を振る攻撃になるよ。詳しくはまた今度話せる時があったらね。」

 

 マリオは跳んでスピンをした。種はスピンによって跳ね返される。跳ね返った種によってタコルーパーは倒れてしまった。

 

 

 

「敵が固まっているよ。一気にけちらそう!

 ダッシュと杖を降るを合わせることで、広範囲技を撃てるよ。マリオならトルネードアタックが出来るはずだよ!

 ダッシュは左側のスティックで移動しながらYを押すと出来るよ。右側のスティックで視点を移動させて敵の位置を把握してから行おう!!

 そして、ダッシュ中にリモコンを振ればトルネードアタックだ!」

 

 マリオはタコルーパーの群れている所へと走り始めた。駆けたマリオはタコルーパーに近づくと回転し始めた。

 そして、タコルーパーの群れの中心に来たマリオは力一杯パワーを解放した。

 タコルーパーは四方八方へと吹き飛びやられた。

 

「最高だよ、マリオは!キャラクターによってはこの技は変わってくるから気を付けてね。」

 

 

 今の攻撃でマリオを襲いかかったタコルーパー全滅した。

 

 

「だったらアタシの持ってる最高の技を使う時ね…」

 

 

「今度こそ倒すわ!リングバズーカ」

 

 

巨大なリングがマリオを襲う────

 そのリングの威力は一目瞭然で強力ということが分かる。

 

「マリオ!今こそ杖を振る時だよ!

 杖を振るとキャラによって、出せる能力が変わるんだ。だけど、マリオには何も出せない。どうしてだと思う?」

「今この時に質問?」

「そうだね。悪かったよ。

 答えは、マリオの能力は吸収なんだよ!もしかしたら、あのリングの力を吸収出来るかもしれないよ。

 ただし、吸収出来ない物の方が多いからこれは()()だね。」

「一か八か賭けてみるよ」It's mario time

 

 

マリオは杖を振る──

 

 

 

杖とリングは衝突し、周りには衝撃音が鳴り響く

 

周りは衝突によって舞った砂埃によって視界が悪くなった

 

砂埃は砂煙になり、その中で見えるのはリングの輝きだけである

 

 

 

「ぐぬぬぬ」マリオの足はどんどん後ろへと押されていく。

 

 

 

 マリオは押され気味で、負けそうな状況にいた。もはや、勝つ術はないのか…

と思われた時、杖に不思議な現象が起きた。

 

 

杖が光っている!?

 

 

いや、杖が砂煙の中で光っているリングの輝きを吸収しているのである────

 

 

 杖は煌びやかな金色に輝いていく。そして、それを握っているマリオに力が渡っていく。

 数分もしないうちに杖とマリオは黄金に輝いていた…

 

 

 

ゴールデンマリオ

 

 杖はリングの力を1部吸収し、黄金に輝くマリオが誕生した。

 リングは消えてはいないものの、さっきのように押されてはない。逆に、押し返せる。

 

 

 ゴールデンマリオになったことで力が漲った。そのパワーで杖を振り切った。

 リングはウェンディの方へと戻っていく…

 

 

宇宙船から爆発音がした

 ウェンディの渾身の一撃は跳ね返され、逆に致命的なダメージをウェンディは受けてしまった。それだけではなく、宇宙船の大部分が破損しボロボロになってしまった。

 宇宙船はピーチ城から退散していくように、折り返して帰っていく。

 

 

 

「危なかったね」とスティッキー。

「けど、何とかなって良かったよ」マリオは安心したのか一息ついた。

 マリオの姿は普通の状態へと戻っていた。吸収の能力は時間制のようだった。

 

 

 

 キラリンと光る何かが宇宙船から落ちてくる。

 

パワースターだ!

 

 マリオは落ちてくるパワースターを手にとった。

 

 

「やったぁ!パワースターだ。これで、うちの隠された力も少しだけ解放される」スティッキーは喜んでいる。

「隠された力?」

「そうだよ。隠された力。見せてあげようか?」

「見せて!」

「それじゃ、いくよ」

 

 

スティッキーから不思議な灯火が飛び出した

 その灯火は ふわふわ と宙を漂いながら、何かに引っ張られているかの如く進んでいく。

 マリオはその灯火を追いかけた。その灯火は何故か無限に湧き出る噴水に着くと うろうろ と漂い始めた。

 

不思議な灯火だ──

 

 マリオはその灯火に触れようとした瞬間、灯火の光は噴水へと落ちていった。

 

 

 

次の瞬間

 

 

 

 

噴水からドカンが飛び出してきた──

 

 

 マリオは驚き地面に尻もちをついた。

 

「どう驚いた?」とスティッキー。

「すごく驚いたよ」

「そのドカンは他の惑星に繋がっているんだ。パワースターを沢山集めるほど遠くの惑星にいけるよ!

 パワースターも1個しかないし、そのドカンは多分ここから1番近い惑星に繋がっていると思うよ。

 そこの惑星に行って地道に集めていこうよ」

 

「クッパのいる惑星までいけるのかな?」

「いけるよ!地道に集めていれば全ての惑星に行けるから、どこかにはいるはずだよ!!」

「そうなんだ、じゃあ、頑張ってパワースターを集めなきゃ」

 

 マリオはピーチ姫を救うための道のりとして、次の惑星へと行くこととした。そんなマリオはドカンの中へと入っていった。

 

 

 

ドカンの中は未知なる空間だった…

そんな中を進んでいく──

 

 

 

 眩しい太陽の光が視線を遮る。目を開けるとそこは未知なる惑星だった。

 そう、そこは…

 

 

辺り一面が海ばかりの惑星だった────

 

 

 

海の惑星アクアワールド

 

 マリオは未知なる惑星に目を輝かせていた。そして、ピーチ姫を救うために早くこの惑星のパワースターを集めようと決心したかのような目をしていた。

 

 

 

アクアワールドに来たのはマリオたちだけではなかった…

そう────

 

クッパの命令で来ていたウェンディもだ。

 

さあ、ウェンディの逆襲は始まるのだろうか?それとも…

そして、アクアワールドの運命は────

 

to be continued




筆者からの謝り
 期限(土日祝)に間に合わせるために最後が雑になりました許して下さい。

※ゴールデンマリオ:パワーが尋常じゃないぐらい強いマリオ
(書きながら思いついたのだから低クオリティ、許して)


次回予告

アクアワールドはどんな惑星なのだろうか…

答えを先に言うとクッパの介入によって波乱を起こしている惑星である。
ウェンディの参入でその惑星はどのような運命を辿るのであろうか?


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海の惑星 アクアワールド
K2 ウェンディの災難!?


あらすじ

マリオ、ウェンディに勝つ!


 

 

凄まじい威力の魔法がこっちに飛んでくる。

 その魔法は金色に輝くリング上のもので見るだけで威力が高いことが伺える。

 

「このままだとリングがこの船にぶつかっちまいます」

 船員は慌てふためく。船長のウェンディは棒たちして近づいてくるリングを見ていた。

 

そして──

 リングは船にぶつかり、船の大部分は破損した。今のところは船を移動させれるものの長居は禁物だ。

 

「船長どうしますか?」船員はしつこく聞いていく。

 しかし、予想外の事によってウェンディは"どのような対応を取れ"ばいいか分からずに何も出来なかった。

「早くしないと僕らの命がないですよ!早く撤退命令を!」

「ええ、そうね」ウェンディは口を開きながら言った。あんぐりとした口は周りに異常事態ということを強く実感させる。

 

「まずはここから離れましょう!一応クッパ様からはアクアワールドへ行けと命令されてるし、そこへ向かって。」

 ウェンディは落ち着きを取り戻したようだった。

 

 

 

 船の舵は180°回転し、近くの惑星アクアワールドへと向かって行く。船の大部分は破損し、今にも壊れそうな程だ。

 

 

-----------------

 

 

 

「クッパ様…マリオの撃退に失敗しアクアワールドへと向かっている途中です。」ウェンディはクッパと無線で話している。

「やはり、簡単にはいかなかったか…」

まさか、アイツも杖を持っていたなんて…」とウェンディは小さく嘆いた。

 

「杖だと?」クッパは驚いた口調で言う。

「そうです。」

「何故杖が…。後々、こっちで詳しく調べる。お前はアクアワールドに行って、怪魚モンスターを統制して貰いたい。その後については追従連絡する。」

「了解しました。」

 

 

-----------------

 

 

辺り一面が海──

そんな惑星にウェンディたちは着きそうになった。

 

そう、アクアワールドに…

 

 

 ウェンディの乗る船はアクアワールドへと突入して行った。

 船は滑らかに急降下していた。このままでは、海に落ちてしまう。そのためか、ウェンディを初め多くの船員が慌てている。

 

「舵がききません。」

「何ですって?」

「破損による影響です。もう船が耐えきれなくなっているんです。」

「そんな…

 このままじゃ…」

 

墜落する──

 

 

 ウェンディの置物が海と接触した。ウェンディの置物とは、船の先端に飾りとして付けてあるものであり、非常に大きな面積をとっている。

 そして、船は先端から崩れていく。

 

「みんな、海に飛び込んで、船長命令よ」

 ウェンディの一声で船員達は海へと飛び込んだ。しかし、ウェンディは飛び込む前に船が海へとぶつかっていった。

 

 

"静かなる水に重いものを落とすと…

水の抵抗によって重いものへ衝撃が奔る。

より重いものほど、より高い所から落とすほど、そして、水に接する面積が多いほど…

 

衝撃は強くなる"

 

 ウェンディの船は重く、そして宇宙という場所から落下し、ウェンディの置物の面積は広い。

 さらには、落下スピードも早かった──

そう、船への衝撃は尋常ではなかったのだ

 

 

 船が海にぶつかる衝撃でウェンディは多大なダメージを負うことになった。そうして、気を失ったのか海の底へと落ちていった。

 船員の中で緊急脱出した者は泳げずに溺死、脱出出来なかった者は衝撃により亡くなってしまった。船員の9割以上が溺れて深い底へと落ちていく──

 

 

 壊れた一つの通信線が砕けるとともに、船は全開し海の藻屑へと化した。

 

 

 

-----------------

 

 

「何ですと?」ウィザード男爵は驚いた。

「まさかな、通信機が途切れるとはな」

 

空白の時間が場の空気を重くする。

 

「次の7人衆を送り出そう」クッパが話す先陣を切った。

「そうですな。しかし、我が頭脳を持ってしてここまでコケにされるとは…。」

「仕方が無いだろう。お前は俺に頭脳を分けてくれたんだ。その分頭脳レベルが減った。ただ、それだけだ!

 それよりも、奴の杖が気になるな。

 送り出す時に、奴の杖についても調べて貰おう」

「それがいいですとも。普通の杖だったら倒せていたはず。絶対に何かありますぞ。」

 

「カメック!」クッパは通話でカメックを呼んだ。

 

数分後

「参りました。」

「よしっ、呼んで来てもらいたい者がいる。」

「誰でしょうか?」

 

 

 

-----------------

 

 

「やっとオレへの任務か、待ちくたびれたぜ

 どんなもんでも百人力だぜ★」

 自信満々で歩く一つの影。

 

「オヌシよ。」ウィザード男爵が話しかけた。

「なんだ?」

「失礼のないようにな」

「安心しろ!」

 

 

「入るぜ★」

 

「全くだ…」ウィザード男爵は呆れた。

 

「入れ、()()よ」

「入りました!

 何ですか、任務って?

 どんなのでも任せて下さい!」

「頼もしいが、やはり慎重さも重要となる。理解するように。」

「へい★」

「お前には、アクアワールドに行って、フィッマン達の統制と、ウェンディの救出、そして…

 マリオの持っている杖について、少しでも情報が入れば随時俺に連絡してこい。」

「フィッマンを統制して、ウェンディを救出して、奴の杖の情報を仕入れる。分かりましたっぜ★」

 

「ウェンディを救出したら、ペアとなって行動しろ!

 俺からはコレだけだ。何か質問はあるか?」

「質問なんかない。全ての任務をこなすまでです★」

「無理にマリオを倒す必要はないからな」

「えっ?何でです?」

 

ゴホン

クッパは咳き込みをした。

 

「無理に倒しに行くと、逆に任務をこなせなくなるかもしれないからな」

「いや、オレはヤツを倒したいです。任務を全てこなしたら倒しにいっていいですか?」

「いいだろう。だが、奴の現状の強さは未知数だ。万全な対策をしてから行うようにな。」

「分かりました★

 とっておきの船で撃退しますぜ★」

「任せたぞ」

 

 

 

-----------------

 

 

「発進するぜ」

 

クッパ船:ロイ号が動き出した。

 

「まずは、フィッマンと交渉するか」

「もし、交渉決裂になったらどうするんですか?」船員の1人であるノコノコが聞いた。

「そうなったら、マリオを倒すために作ってある秘密兵器を使って、オレらクッパ軍団の力を見せつけるだけさ」

「そうですね」

「あの惑星はとっくに、クッパ軍のモンスターがそこの頂点に立っているからな」

「クッパ軍のモンスター?」

「あの惑星にあるパワースターと惑星一のパワーを注ぎ込んだモンスターが、あの惑星にはいるんだぜ★」

 

 

 

 

クッパはアクアワールドに遣いを出していた。

ウェンディよりもロイよりも先に──

 

その遣いはアクアワールドを支配した。

 

が───

 

その遣いには頭脳がなかった…

 そのために、怪魚モンスターもフィッマンも完全に言う事をきかせる、つまりクッパの軍下に入れ込むことは出来なかった。

 だからこそ、クッパはウェンディ、さらにはロイを送り込んだのだ。

 

 

 

 ロイの船は段々とアクアワールドへと向かって進んでいく…

 

 

 

ついに、マリオはアクアワールドに着陸する。

そこで会うのは人魚又は魚人の民族フィッマン。

 

マリオとフィッマンが出会うことで、アクアワールドの運命の歯車が回り始める────

 

to be continued




次回予告

 マリオはアクアワールドに踏み込む。そこはフィッマンの住む世界だった──
 マリオとフィッマンの王ネプチュルの出逢いによって…


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