死ねない死神と悪態つく船 (ケイノジ)
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海軍になった死神
死神と口の悪い船


前書き?書くことねぇよw


「…あそこの建物が鎮守府か」

(意外と大きいな…)

「そうです 一応、流石に一人だと

先輩は何も出来そうにないから艦娘を一人

先に鎮守府に送っておきましたよ」

「何から何まですまないな」

「いえいえ、今まで先輩にして貰った事の恩返しの一環ですよ」

「何より、私からの頼み事を了解してくれたんですからこれぐらいはしないとですし‼」

「…そうか」

 

輸送船が波に揺られながら二人の男は

長くも短くも無い数十年ぶりの再会を堪能する

 

 

「さぁ、着きましたよ!

ここが先輩が仕切る鎮守府です!」

「ちょっと古い感じはするがしっかりとした作りの建物だな」

「えぇ… なんせ3年ほど放置されていた鎮守府ですからね…」

(それにここには他の提督が近寄りがたいですし…)

「あっでも、大体は掃除済みですから大丈夫ですよ」

「なら安心だな」

(全体清掃なんてしたらいつまでかかるか分からないからな)

「では、私も仕事があるので帰りますね!

一応運用資材と建造資材を倉庫に入れてありますんで、使いすぎない程度で自由に使ってくださいね!

それでは!」

「あぁ、またな」

(あいつもだいぶ成長したんだな)

 

提督になった男は輸送船に手を振り鎮守府のドアを開く

 

ドアを開くと一人の少女が床を雑巾で拭きながら

文句を垂れていた

 

「やっと綺麗になったのデス

一時間も拭いてると肩がこってくるのデス」

「お前が…ここに配属された艦娘か?」

(小さい子供…?本当に海で戦えるのか…?)

「貴方こそ誰なのデス?

電は元帥に頼まれてここに配属されたのデス」

「あぁ、こっちから話すべきだったな

俺は今日からこの鎮守府の提督になった者だ」

「貴方が提督なのデスか…

いかにも色々と失敗してきたような顔をしてるのデス」

「…そんな事言ってっと海に放り投げんぞ」

「海に野放しされるのは嫌なのデス」

「なら、2度とそれを言うなよ? いいな」

「分かったのデス」

「それで電は何をすればいいのデスか?

あ、掃除は肩こりが酷くなるのでパスなのデス」

「それなら俺の荷物を部屋に置いてきてくれないか?

俺は見回りに行くから」

「分かったのデス 」

 

「ここが資材庫か」

「んで、あっちが建造ドックか」

 

建造ドックの方で妖精どもが機材を運んでいる

結構うじゃうじゃと居て虫みたいだ

 

「見回りは終わったのデス?」

「…現状確認が必要なところはな

それよりここには家事が出来る奴は居るのか?」

「そんなの居る訳ねーデス

家事位自分でやれデス」

(てか電が作れるわけねーのデス)

「まぁ、大体分かってたがな

幸い困らない程度には家事が出来るからいいが…」

「取り合えず時間も時間だし、

飯食って風呂入って寝るか」

「…まだ夕方なのデス」

「一応飯だけは食っとけ

食い終わったら自由にしていいから」

「分かったのデス 早く飯を作るのデス」

「まずは米を洗わにゃいかんから手伝え…」

「仕方ねぇのデス」




大体は1話に付き2ページ(ページで合ってるか分かんね)以上で書いていこうと思う
あとリアルネタも使っていこうと思う
(あっちよりは自由に書けるからね)


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死神と口の悪い船・2

「それで、何を作るのデス?」

「数日は料理せずに済むようにカレーを作るぞ」

「何とも安直な考えなのデス…

よくそんな考えで着任出来たのデス」

「うっせぇ こちとら好きで提督になろうと

思った訳じゃねぇよ」

「はいはい分かったのデスよ、

材料は何処にあるのデス?」

「冷蔵庫の中にあるはずだが…あるか?」

「ちゃんと材料有ったのデス

んで、何を斬ればいいのか教えてほしいのデス」

「人参と玉ねぎを切ってくれ、俺は肉と鍋を沸騰させる」

「分かったのデス」

 

~10分後~

「…時間が飛んだ気がするのデス」

「メタイから突っ込むな、いいな?」

「分かったのデス、それで何してるんデス」

「コク出し用の男爵を潰してんだよ

食べる用のメイクイーンはそこに切ってあるから入れてくれ」

「男爵やらメイクイーンやら訳分かんねーデス

ジャガイモはジャガイモなのデス」

「男爵やメイクイーンはジャガイモの種類だ

まぁ、覚えなくていいがな」

「取り合えずジャガイモで統一するのデス」

「はいはい、それでいいよもう…

んで、入れたら蓋しといてくれ」

「蓋したらどの位待つのデス?」

「1時間位だな、待ってる間にやれって言われた

建造って奴をすればいい感じに時間を潰せるしな」

「まだ建造してなかったのデスか…」

「施設を見て回ってるだけで夕方になったんだが?」

「そう言う事にしとくのデス 早く潰したの入れるのデス」

「言われなくても入れるわ」

 

グダグダと喋りながらもほぼ完成まで作り終えた

この電って娘は気が短いようだ

本の10分待つだけでイライラし始めている

 

「はよ、建造をするのデス!暇すぎてイライラしてきたのデス!」

「分かったから待て!取り合えずall200でいいか」

「all200なんてチキンにも程があるのデス!

もっと入れる度胸は無いのデスか!?」

「それこそ入れすぎて失敗したらどうすんだよ…

失敗しない量にしとかないといけないだろうが」

「ぐ…、正論言われたら何も言えないのデス」

「よし、これで建造始めて高速建造バーナーを使えば

即完成なんだよな?」

「そうなのデス はよ高速建造バーナーを使うのデス」

「はいはい、分かったから待ってろや」

 

電に急かされつつも高速建造バーナーを使い

建造を終わらせる

アイツから聞いた限りだとこのレシピだと

駆逐艦が建造されやすいそうだ

誰であろうと元気な奴であれば歓迎ではある

 

「((建造が終了しました 艦娘が排出されます))」

 

「終わったとさ さて、誰が出てくるのやら」

「電は深雪ちゃんが出てきてほしいのデス!」

 

「朝潮です よろしくお願いします!」

 

朝潮と言う娘が建造装置から出てきた

とても礼儀正しく、元気そうな娘だ

 

「俺がここの提督だ、よろしくな?」

「電は電なのデス!ここの秘書艦なのデス!」

「朝潮型駆逐艦一番艦朝潮です!」




後1ページ分続くんじゃぁ‼


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死神と口の悪い船・3

「さて、建造で朝潮を迎えたことだし夕飯を食うか」

「すっかり夕飯の事忘れてたのデス」

「私も食べていいのですか?」

「あぁ、お前さんはもう家族だからな

それに大勢の人と食う飯は美味いしな」

「格好いい言葉言ってるからクセェのデス…あだっ」

「俺はそんなに体臭臭くないわっ‼」

「いや、そう言う事じゃないと思うんですが…」

「ほら、飯よそるからカレーかけて持ってけ」

「分かりました!」「分かったのデス」

 

朝潮と電が自分の分のカレーをよそり、

俺もよそってカレーを食べた

やっぱり家族と食べる飯は美味い

 

「(何年振りだろう…このように皆と飯を食べるのは)」

 

思い出そうとしたが今は止めておこう

 

飯を食い終わって俺が食器を洗ってる間、

二人はお笑い番組を見ていた

 

「このピン芸人面白いのデス」

「分かります!ただひたすらに

叫んでいるだけなのに笑っちゃうんですよね」

「何て言うんでしょう…こう、爆発力があると言うか…」

「そんな事関係ネェのデス!

この人は面白い、これだけなのデス!」

「言われてみればそうですよね!」

 

どうやら意気投合してるようだ

何より二人が面白いと思うほどの芸人が居た事に

驚きを隠せない

 

数時間たった頃に電と朝潮が風呂に行ったため

自室で横になっている

 

「暇だな…よし、確かゲームを持ってきてたはずだし

出てくるまでやるか」

 

徐に取り出したのは3DS

 

「久し振りにポケモンでもやるとしよっと」

 

~数十分後~

 

「さっぱりしたのデス!」

「いい湯加減でしたもんね!」

「あれ?提督が居ませんよ?」

「本当なのデス… 何処行ったのデス」

「ガラガラ)…俺は此処だぞ」

「そこの部屋に居たのデスか」

「何をして居るんです?」

「これか?3DSって言う娯楽アイテムだ」

「あれですか?GBやらSFと同じものですか?」

「大体それらと同じ物だ」

「へぇ~…」

「電にもやらせるのデス!」

「分かった、予備に買ったまだやってない同じゲーム貸し手やっから」

「やったのデス」

「私もいいですか?」

「あぁ、勿論だ ただ、明日になったらだけどな

流石にもう寝る時間だからな」

「まだ21時なのデス!」

「もう21時だから寝ろと言っているんだ…

それにあまり出撃や遠征はしないから、

好きなだけ出来るぞ?」

「それなら電は今すぐ寝るのデス‼お休みなのデス!」

 

電が大急ぎで廊下を走りながら

自部屋に戻って行く

 

「電はちゃんと寝るのか 朝潮はどうするんだ?」

「私は少し鍛練をしてかr…」

「この時間にはやらせんぞ?」

「何故です!?」

「電にも言ったが明日から暇な時間が沢山出来る

それに、今からだと外に誰も居ない

もし不審者が入って来て拐われたら元もこもないだろ?」

「そ、そうですね… 分かりました、

鍛練は明日からにします!」

「物分かりの良い子は好きだぞ 」

「それではお休みなさい!」

「あぁ、お休み」

 

朝潮も自部屋へ帰って行く

 

「ふぅ… 俺も疲れたし、寝るか」

 

布団に潜り電気を消す

やっと忙しい1日が終わり眠りにつく

 




もうね、ある意味はっちゃけて書いたと言うw

こんな感じにリアルにある物を躊躇なく書いていくわw
流石にそうでもしないとネタが無くなるしね!


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平穏と堕落

ほぼタイトル通りの内容ですわ


ガラガガラ ピシャッ‼

 

「提督!起きるのデス‼」(ドスンッ‼)

「ふごぉ!?」

 

朝から元気よく電から鳩尾へ肘鉄をくらわされる…

昨日俺が何をしたと言うんだ…

因みに訓練された人でない限りやらないように

 

「電ァ‼盛大な目覚ましをしてくるとはなァ‼

やる気かゴラァ‼」

「今まで寝てる奴が悪いのデス‼

それよりはよ3DSとやらを電に貸すのデス‼」

「飯食ってから貸すから食堂で待ってろ‼

てか、いい加減腹上からどけ!」

「おはようございます… 二人とも朝から元気ですね…」

「俺は鳩尾が痛いがな…

朝潮、朝飯食うから着替えたら食堂集合な?」

「了解でふ… ふわぁぁぁ…」

 

朝潮はとても眠そうだ

多分電の走る音でさっき起きたのだろう

 

「提督はよ朝御飯を作って電に3DSを寄越すのデス」

「さっきも言ったがお前が退かないと

起きることすら出来ないんだが?」

「そうならそうとすぐ言うのです」

「お前が人の話を聞かないのは昨日から知ったが

そこまで酷いとやる気無くすんだが?」

「仕方ねぇのデス 少しは我慢してやるのデス」

「我慢出来る奴は好きだぞ」

「電は提督に好かれたいとは思わないのデス」

 

ようやく電が俺の上から退いた

地味に重いからガチで動けなくて困っていたからな

 

「提督、今電が重いと思ったのデス?」

「思ってねぇよ てか、はよ食堂行けや」

「面倒くさいからオブって行けなのデス」

「自分の足で歩け、アホんだらが」

「電はアホじゃねぇのデス!」

「アホじゃないのね、はいはい分かったよ」

「物凄く腹立つ返しなのデス」

 

電と下らない会話をしつつ

食堂へ歩いて行く

着替えはどうしたかって?

無論着替えては無いさ

寝間着のまま電と食堂へ向かってるんだよ

何てったって着替えるのが怠いからな!

 

「提督!カレーを暖めときました!」

「お!朝潮ありがとな」

「これぐらいなら私でも出来ますからね!」

「よし、カレー食ったら昼間で自由だかんな?」

「分かりました‼」「了解なのデス」

 

昨日と同じく俺がご飯をよそり、

各自でカレーのルーをかけて食う

…めっちゃ電食うの速いんだか?

 

「ご馳走さまなのデス‼さぁ!提督3DSを寄越すのデス‼」

「俺が飯食ってんだからまだ無理だっつうの‼

てか、食器を置いてこいや!」

「早く食い終わらせるのデス‼電が食器を置いてくるまでに‼」

「そんな短時間で食い終わらねぇよ‼」

「ご馳走さまでした」

 

俺と電が言い争って居る間に朝潮が食い終わる

 

「では、鍛練してきますね!」

「あぁ、頑張ってな」

「はい!」




FNaFの方書き終わって速効リアルで夕飯食いながら
こっちも書き終わらせたぜ…


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平穏と堕落・2

「食い終わったのなら早く3DSを寄越すのデス‼」

「お前は3DSの事しか頭に無いんか…」

「電は今したい事を早くやりたいと思ってるだけなのデス‼」

「そうか、分かったよ!電が俺の食器を持っていってる間に持ってきてやるから」

「やっと寄越すのデスか」

 

俺と電の会話をしている頃、朝潮は鍛練をしていた

 

「97…98…99…100‼ ハァハァ…やっとスクワットが終わった…」

 

スクワットが終わり、休んでいる朝潮に何者かが近付く

 

「すまない、君はここの艦娘か?」

「はい、私はこの鎮守府の艦娘です それでどうしました?」

「提督にこの鎮守府を守るように命令されたから来たんだが… ここの提督は何方に居るのだ?」

「多分自室に居ると思います」

「そうか、休憩の邪魔をしてすまなかったな」

「いえ、もう鍛練は終わったので大丈夫ですよ」

「それより案内しましょうか?」

「なら、お言葉に甘えて案内してもらおう」

 

「此処が提督の自室です」

 

コンコンコン

 

「誰だ?」

「朝潮です お客様をお連れしました」

「ほいほい、入れてくれ」

「はい」

 

ガラガラガラ

 

「失礼する」

「おうおう、そんなに畏まらなくていいぞ?」

「そ、そうか…」

「んで、何用で来たんだ?」

「提督から数日間ここを守るように命令されたから来た」

「そうか てか、ちゃんと部屋に入って座っていいぞ?

此処まで来るのに疲れただろうし」

「あと、朝潮も部屋に入って電と一緒にゲームしてな?

昨日ゲームが気になってたの分かってたし」

「提督、このゲーム勝てねぇのデス」

 

さっきまで静かにしていた電が喋ってきた

 

「なら、遠慮なく座らせてもらうぞ」

「おう、好きな所に座れ座れ」

「それなら私はこのゲームがしてみたいです!」

「それか、ゲーム機取り出すから待ってろ?」

「はい!」

 

持ってきた荷物の中からPS2を取り出す

朝潮は古いゲームを選んだからだ

 

「これがそのゲームの本体だ」

「電ちゃんがやっているゲーム機とは違うんですね」

「あぁ、そうだ よし、これで後は中にあるディスクをここに入れて蓋を閉じれば出来るぞ」

「ありがとうございます!」

「それと、これがコントローラーな 壊さないようにしてくれよ?」

「分かりました!」

 

コントローラーを渡して直ぐに

朝潮は選んだゲームを始めた

俺は座っている方向を変え、

座らせた客人の方に向く

 

「んで、お前さんは何型の艦娘だ?」

「大和型二番艦の武蔵だ」

「武蔵と言うのか」

「そうだ」

「それで、数日間と言ってたが具体的には何日居るんだ?」

「1週間だな」

「1週間か、随分長いんだな」

「提督が言っていたが

先輩の鎮守府はまだ出来たばかりだから

少しの間は護衛を回さないとねだそうだ」

「彼奴は俺の事になると無駄に過保護過ぎるんだよな…」

「それだけ好かれてると言うことでは無いのか?」

「まぁ、言い換えりゃそうだな」




また金剛建造に失敗してやけくそになって
二話目書いた結果がこれだよw
本当金剛ェ…(吐血)


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平穏と堕落・3

「それで、私は何処を見回れば良いのだ?」

「う~ん… 何処をと言われてもなぁ…」

「そうだ、1日1時間だけ鎮守府の海側を見てくれ

それ以外の時間は自由にして良いから」

「そんな適当で良いのか!?」

「あぁ、俺は人を無理強いさせたくないし

それに、俺が無理強いするのが嫌いだからな!」

「そうか… それが提督が過保護になる位に

尽くしてくれる理由なのだな…」

「彼奴が俺に尽くしてくれる理由なんてどうでもいい」

「それは何故だ?」

「彼奴が自由に生きてくれれば俺は満足だからな

まぁ、尽くして貰えるのも悪くないっちゃ悪くないがな」

「そうなのか…」

「さて、それじゃ武蔵

お前さんはどのゲームがしてみたいか?」

 

話が終わったと同時に俺は卓袱台の上に

色んな種類のゲームカセットを置く

 

「や、やっていいのか?もし提督にバレたら叱られるだろうし…」

「彼奴はこんなことじゃ怒らねぇよ

それに、彼奴がこれの事で武蔵を怒ったら俺が怒ってやっから」

「そ、そうか… なら、私はこれをやってみたい」

 

武蔵が選んだのはMHP3だ

 

「それがやりたいのか ゲーム機はこれな

流石に無いと思うが壊さんでくれよ?」

 

そう言いながら俺はPSPを渡す

 

「流石に人から借りた物は壊さないぞ!?」

「一応だよ一応」

「後それの入れ方は後ろの蓋を開いて、

この隙間に入れて閉じればOKな」

「何から何まですまない」

「んじゃ、俺は釣りしてくるから

何かあったら無線で頼むわ」

「「「了解~」」」

 

皆から返事を貰い外に出る

近くに砂浜があることは船に乗ってる間に確認していた

 

「砂浜に着いたは良いが…、予想以上に何も無いな…」

「あるのは何年も使われてた形跡の無い

蔦だらけの家のみか…」

「まぁ、静かに釣りが出来るのは有りがたいけどな」

 

そう言って俺は釣り針に釣り餌を付け海に投げ込む

本当ゲーム以外に娯楽アイテム持ってきて良かったと思うよ

 

 

「♪~ よっしゃ、イカだ」

 

鼻歌歌いつつ半日ずっと釣りをしていた

めっちゃここ釣れるからいいんだけどね

 

「今の時間は~っと… 18時!そろそろ帰るかねっと」

 

魚でぎゅうぎゅう詰めになった

ボックスを肩に下げ鎮守府へ帰る

 

 

「よいしょっと ふぅ、結構釣ったなぁ…

これだと全部入るか心配だな」

「腹が減ったのデス」

「そろそろ提督が帰ってくる時間だとは思うんだが…」

「いや、冷蔵庫の前に提督が立ってますよ!」

「あぁ、本当だな」

「提督!はよ飯を作って電達に食わせるのデス‼」

「分かってるから電叫ぶな!こっちは獲れた魚入れてるんだからよ!」

「本当に釣れたのデスかぁ?」

「本当に釣れてますね!それも結構な量が」

 

朝潮が開いたまんまの冷蔵庫とボックスの中を見ながら言う

 

「ほほぅ… 詰まりカレーが無くなったら今度は寿司と言う事なのか!?」

「まぁ、そうだけどな」

「よし!それなら今食い終わらせt…」

「頼む、それだけは辞めてくれ…」




ん~…金剛が出ない‼
FGOではキャス師匠出てきたからいいんだけどさ…
マジで金剛の出る確率低いんじゃねぇのってぐらい建造出来なくて吐きそうやわw


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死神の傷

アルティメットカスタムナイト全難易度クリアしたから
もういいやw
小説書きつつ金剛を出すための建造も廻すと言うね


武蔵が鎮守府を守りに来てから4日後

 

「そう言えばなのだが」

「ん?武蔵何だ?」

「質問があるのだがいいか?」

「答えられる程度ならな」

「何故ここの鎮守府は出撃や遠征をしないのだ?」

「確かに気になるのデス」

「私も気になります!」

「あ~、そう言えばお前らに言ってなかったな」

「なのデス」

「俺は戦争が好きじゃねぇ、それだけの話だ」

「それだけでこんな風に堕落はしない筈だ」

「もしかして深く話さないといけない感じか?」

「そうなのデス」

「仕方ね、俺がこうなった理由まで話すか」

 

「今から10年位前、俺は陸軍に居た

当時の俺はまだ10代後半

本当だったら青春を満喫してるはずの年齢だった

…戦争が無ければだけどな

一時的に休戦状態になっていたから休みを満喫しようとしたら

突然招集の無線が来たんだよ

[浜辺に未確認生命体が現れた、

総員休みの所済まないが武装して出撃してくれ]とね

それで仲間達と共に急いで浜辺に行ったら

深海の奴等が先陣の仲間達を皆殺しにして陸に向かってきてたんだよ

しかも俺達がいくら攻撃しても傷の1つや付かずに

仲間達を次々と殺していったんだよ

んで、俺達の目の前まで来て死んだなと思った時に

初期型の艦娘が俺達を庇ってくれたんだ

それで何とか逃げきった俺達は一部を除いて

皆戦意不能になったんだよ

その結果俺達は軍から使えない物として捨てられ

俺は去年まで陸軍時代に貯めていた貯金で

ボロいアパートの部屋借りて何とか生活してたんだよ

ある日チャイムがなって玄関を開けてみれば彼奴と陸軍時代の仲間が立ってたんだよ、海軍の服を着てな

それで俺見て「探したんですよ」とか「生きてくれて良かったです」とか言われたんだよ

そん時に「鎮守府の提督が足りなくて困っているんです

先輩に鎮守府の提督になって貰いたくてここに来ました」と言われたんだ

流石に俺は悩んだよ

何年か振りにあった彼奴と陸軍時代の仲間に

突然鎮守府の提督になってくれと言われたからな

そん時は考える時間をくれと言ったら

彼奴の電話番号が書かれた紙を渡されて

「決心したらここに掛けてください」と言われて、

彼奴らは帰っていったんだよ

んで、今年になって電話を掛けて返事を返して

提督学校で基礎を学んで提督に成った訳だ

 

「…めっちゃなげぇのデス

眠くなってきたのデス」

「教えろって言われたから教えたんだが!?」

「だからってこんなに長くなるとは思わないのデス

どうせ読者もなげぇと思ってるのデス」

「電、メタい事を言うんじゃねぇよ…」

「メタい事を許可されてるのが電なのデス‼」




10分で考えたにしては内容がスッカスカになっちまったぜorz


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死神の傷・2

「まぁ、本当昔の話なんだがな」

「そんなことがあったのに

何故そこまで普通を装うことが出来るのだ?」

「流石に普通を装わないと死にたくなっちまうんだよ

今でも目の前で死んでいった仲間達を思い出しちまう」

「それに自暴自棄になって死んじまったら

先に待ってる奴等に失礼だろ?」

「それもそうだな…」

「ま、俺は今の生活を満喫出来てるから良いんだけどさ」

 

「…それで人が昔話をしてる間に

そっと執務室に入ってきたお前さん達は誰だ?」

「いつの間に入ってきたんだ!?」

「気が付かなかったのデス」

「私も気が付きませんでした」

「私は長門だ」「俺は木曾だ」「球磨だクマー」

「長門と木曾に球磨な」

「そんで何用で来たんだ?」

「私達は提督に言われてここで補給しに来たんだ」

「つまり、遠征帰りと…」

「そう言うことだ」

「武蔵頑張ってるクマー?」

「あぁ、任務は頑張っているとも」

「後、提督からの書類も届けに来たのもある」

「何の書類だ?」

「演習の書類だと言われている」

「彼奴に言っとけ 俺は出ないと」

「提督からの伝言で[先輩は強制参加なので拒否権は無いです]だ、そうだ」

「彼奴元々から俺の艦隊を演習に出させる気満々じゃねぇかよ…」

「伝言も伝えたし書類も渡したから

補給終わり次第帰らせてもらっても良いか?」

「あぁ…、それでいいよ… 3人共連れていってあげてくれ」

「「「了解」」なのデス」

 

「ふぅ…、やっと書類が終わった」

「いくら少ないとは言え計算系は苦手だわ…」

「まっゲームすりゃ気分が晴れるだろうし、

自室に戻りますかねっと よっこいしょ」

 

コンコンッ…

 

執務室のドアがノックされた

少なくともこの鎮守府に居る彼奴らではないのは確かだ

何故分かるのかって?

執務室に入る時は無線で入る事を言ってから入るからな

ノックする必要が無い

それに俺に用事があるとき以外は俺の自室に向かう筈だしな

一応防衛の為にも銃でも構えておくか…

 

「誰だ?」

「…」

「返事をしてくれないとは悲しい…なッ!」

「!?」

 

ドアを勢い良く開くと朝潮が着ている服と同じ服を着ている艦娘達が驚きながら臨戦態勢で俺を睨んでいる

朝潮と同じ服を着ていると言う事は朝潮型と言う事だろう

それに何故艤装をフル装備しているのか不思議なんだが

 

「お前さんは何処の鎮守府の艦娘だ?」

「今から私に殺される貴方には関係無いことでしょ?」

「いや、関係有るな お前さんに殺されはしないし俺はお前さんに命狙われる事をしていないからな」

「自分のした事に覚えがないと?」

「覚えがない以前に俺は無益の事はしない主義なもんでね」

「そうか…」「だけど、貴方には死んでもらうわ」




無理矢理提督の戦闘シーンまで繋げてみた
ただ、やっぱり無理矢理繋げただけあって
不自然な流れになった気がす


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死神の傷・3

「そうか、俺を殺すのは確定か… なら!」

 

俺は体勢を低くして人と人との隙間すり抜けるように走り出す

いくら陸軍に居たとは言えずっと歩兵をしていたわけでもない

スパイ活動や暗殺、エンジニアとしても動いていたわけだ

まぁ、スパイ活動や暗殺、エンジニアの仕事よりも

歩兵として戦場に出る方が多かったけどな

んで、目的地は自室の隣

俺が陸軍時代に使っていた武器が置いてある部屋だ

 

「逃げたぞ!追え‼」

「絶対に捕まえて必ず殺せ‼」

「まぁ、追ってくるよな」

 

ズサァァァ‼ バタンッ‼

 

武器部屋に滑り込んでドアを急いで締める

鎮守府内のドアは防弾加工がしてあるため少しは時間稼ぎが出来る

ドアで時間稼ぎしてる間に幾つか武器を拾っておかないとな

 

「彼奴はここに入ったぞ‼」

「ドアを壊せ!逃げられる前に‼」

 

「やっぱり艦娘だけあって追い付けるのは当たり前か…

仕方無い下手な武器で応戦するよりはこれで応戦した方が良さそうだ」

 

手に取ったのは陸軍時代愛用していた大鎌とショットガン

戦争と言っても銃器で撃ち合うだけでなく接近戦も多少はある

んで、俺は接近戦に特化した戦い方を身に付けたから

この2つの武器を愛用してたって訳だ

 

ドーンッ‼

 

ドアが壊された

流石に防弾加工してあっても艦娘の艤装じゃ耐えられねぇか

 

「窓から逃げようとしても無駄ですよ

下に2人居ますから窓から出たら蜂の巣になりますからね」

「八方塞がりって事か…」

「大人しく死んでください この鎮守府を余り壊したくないので」

「そう言えば聞くのを忘れてたんだが、

誰の命令で俺を殺しに来たんだ?」

「貴方には教える意味が無いので教えません」

「そうか…」

 

「不審者は倒れるのデス‼」

「うわっ!?」

「どうした満潮!」

「貴方、自分の艦娘が来るまで時間を稼いでいたのね」

「だとしたらどうする?」

「もちろん今殺すわ」

「そうはさせねぇのデス‼」

「な!? 鎮守府の外壁を登ってきた!?」

「提督さん!助けに来ました‼」

「遅れてすまない!私達の方に来ていた足止め役を倒すのに時間が掛かってしまった」

「いいや、ジャストタイミングだとも!」

「さて、形勢逆転だな?どうするよ?」

「…降参しよう」「降参するわ」

 

「俺の方の3人に足止め役が8人、逃げ道を塞ぐ方に1人の計12人か… 多いねぇ」

「私達は何も言わない!早く殺せ‼」

「いや、彼奴に引き渡すわ」

[先輩!来ましたよ!]

「あいよ、食堂に居るから来てくれや」

[分かりました!]

 

「この子達が先輩を狙ったんですね」

「あぁ、しかもこいつらのせいで武器部屋のドア壊されたんだわ」

「そうですか… ひとまずは約束通り僕の鎮守府に連れて行きますね」

「頼んだわ 俺ん所置きっぱだといつ狙われるか分からんしな」

「それもそうですし、未遂とは言え提督殺しを仕掛けたんですから罪は重いですからね」

「後で飯奢るわ」

「ありがとうございます!では、この辺で…」

「あぁ、またな」

 

これで俺を狙った提督殺しは幕を閉じた




誤字報告来てたからビックリしたと言うねw
てか、宮祭り行ったんだけど射的で阿賀野のフィギュアを落とせたから気分良いと言うねw


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船の傷痕

題名は変わるけど続き


「あ゙ぁ゙~ 体超イテェ…」

「ちょっと鬼ごっこしただけで筋肉痛なんてダサいのデス 本当に元陸軍なのデス?」

「仕方ねぇだろ、もう10年も昔なんだぞ」

「それでもあり得ないのデス」

「10年も経てば人間誰しもこうなるんだよ…」

「それよりも提督!この部屋にある武器はいったい何ですか?」

「この武器達か?俺が陸軍時代に使っていた武器だ」

「触ってもいいですか!?」キラキラ

「触ってもいいが壊さないように扱いながら怪我をするなよ?」

「はい!」

「朝潮ちゃんめっちゃ目がキラキラしてたのデス…」

「まさか朝潮が俺の武器に興味あるの知らんかったわ…」

「興味あるのは朝潮だけではないぞ?」

「武蔵も興味あるのか?」

「そうだとも」

「意外だなぁ…」

「これだけの武器は艦娘の私達は見たことはない

興味が出るのは当たり前でもある」

「電は武器に興味出ないのデス 興味が出るのはゲームなのデス」

「まぁ、ある程度の艦娘は興味あるだろう」

「そうか」

「ま、興味あるなら好きなだけ触らせるさ 壊さない限りはな」

「なら、朝潮と一緒に触ってもよいか?」

「さっきも言ったが壊さん限りは触っていいぞ

言ってくれれば使ってもいいし」

「よし、これで帰ったら自慢話が出来るな!」

 

プルルルルル…プルルルルル…

 

「提督、電話来てるのデス」ホイ

「あいよ」サンキュ

 

ピッ

 

「もしもし?」

[先輩、俺です 如月です]

「おう、どうした?」

[先輩を襲った駆逐艦達の中から2人程先輩の所に送ろうかなと思いまして…]

「いいぞ?ちなみに誰を送ってくるんだ?」

[白露型駆逐艦2番艦の時雨と同じく白露型駆逐艦4番艦の夕立ですね]

「時雨に夕立ね、何時ぐらいに此方に来るんだ?」

[明日の10時には先輩の鎮守府に着くかなと]

「10時ぐらいね…、了解 話はそれだけか?」

[これだけですね]

「あいよ、んじゃ電話切るわ また明日な」

[はい!また明日!]

 

ピッ ツーツーツー

 

「電話相手は誰だったのデス?」

「彼奴だよ 何でも明日俺を襲いかけた駆逐艦達に居た時雨と夕立を此方に送ってくるんだってさ」

「また襲ってくるのデス?」

「また襲ってきたら本気出すから大丈夫だ」

「あれだけで筋肉痛に為った人の言葉なんて信用出来ないのデス」

「明日には治ってくから大丈夫だ」

「一応明日は電も武装しとくのデス」

「何だ?俺を守ってくれるのか?」

「護身用なのデス」

「そうか」

「そうとなれば、今から擬装の点検をしてくるのデス」

「おう、行ってら」

「提督も来るのデス!少し見てもらうのデス!」

「分かったから服を引っ張るんじゃねぇ!」



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船の傷痕・2

「兄貴と兄貴と兄貴と私~」

「その変な歌を歌うのを止めるのデス 不快で仕方無いのデス」

「良いじゃねぇか歌う位さ、良い曲なんだし

それより、擬装は何処だ?」

「ここら辺に有る筈なのデス… あ、有ったのデス」

「何か傷やら凹みやらが有るんだが…」

「艦娘だから擬装に傷や凹み位有って当然なのデス」

「そう言うもんかねぇ…」

「当たり前なのデス」

「だってさこの凹み方 明らかに人殴らなきゃ付かない凹み具合だぞ?」

「…そんなの知らねぇのデス」

「反応からして何か訳ありだな?理由は聞かんで置くが」

「…何故理由を聞かないのデス」

「誰にだって聞かれたくない過去位有るもんだ

それを無理矢理聞いて嫌がられるよりは

本人が言いたくなったら聞いた方が良いだろ?」

「それは…そうかもしれないデス」

「それより、壊れてる所は有るのか?」

「触った感じは無いのデス だけど一応妖精さん達に見て貰うのです」

「そか、妖精~何処だ~?」

「ハイ、出て来たです」

「電の擬装を見てくれるか? もし壊れてる所が有れば治して欲しいんだけど…」

「リョーカイです 一時間位で終わるです」

「んじゃ頼んだよ 後でお菓子渡すから」

「本気、出して、治すです」

「これで安全だな」

「明日は提督も一応武器を持っておくのデス」

「それもそうかもしれないな、一応懐刀でも持っておくか…」

「懐刀も武器部屋に在るのデス?」

「いや、俺の部屋に隠してある」

「懐刀は大鎌やショットガンと違って特注で付くって貰ったから替えが無いんだよ

それに懐刀は無駄に切れ味が良すぎるから余り使いたく無いんだよ」

「そうなのデスか 質問なのデス」

「答えられる範囲なら答えるが…」

「懐刀は何用だったのデス?」

「暗殺用だな、楽に首を切り落とせる為にとても鋭くなってる」

「暗殺は何処まで殺ったのデス?」

「敵国の大臣や議員、総理や自国の議員に海軍元帥位だな」

「海軍元帥もなのデス?」

「そうだ ただ、1つ前の元帥だがな」

「捕まりはしなかったのデス?」

「元帥殺しが迷宮入りしたから俺が此所に居るんだよ」

「ある意味凄いのデス」

「凄かねぇよ…、全部命令で殺してきたからな…」

「命令とは言え出来るのは凄いと思うのデス!」

「電にとっては凄い事だと思うが普通考えりゃ俺は人殺しなんだよ」

「しかも、大罪並みのな」

「そうなのデスか…」

「ま、今は誰に頼まれようが暗殺はしたくないがな!」

「そんなことより提督、腹減ったのデス」

「そう言えばもう18時か… 昼飯も食う前に襲われかけたから俺も腹減ったな…」

「提督はよ食堂に行って飯を作るのデス!」

「いや、今からだと面倒臭いし出前でもとって食うか

朝潮と武蔵に食いたい物聞いて全部出前とるぞ」

「分かったのデス!」

 




潜水艦見学の紙が届いたお陰で喜んでる俺ですw
9月8日の潜水艦見学が確定したから
気持ち悪い位テンションが上がっていると言うねw


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2人の狂犬

~6:58 演習場~

 

「ふんッ!はッ!」

「提督よ、今日は早いな」

「おはよ、武蔵 一応教われた時に対抗出来るように早起きして素振りしてんのよ」

「ふむ… なら、私が相手になろうか?」

「良いのか?武蔵と比べると俺は弱いぞ?」

「一応訓練だからな それに私も手を抜くさ」

「そうか… なら、一戦だけお願いするわ」

「…はッ!」

 

ガキィン‼

 

「流石は武蔵、戦艦だけあって素手だけでも結構威力あるんだな」

「それは誉め言葉として受け取った方が良いか?」

「誉め言葉として受け取ってくれや」

 

ガキィン‼ガキィン‼ズサァァァ…

 

「提督も凄いと思うぞ なにせ刀有りとは言え、私の拳を受け止めれるのだからな!」ガキィン‼

「流石にこれぐらいは出来ないと駆逐艦相手に負けちまうだろ?」ガキィィィン‼

「それもそうだな!」ズサァァァ‼

「さて、そろそろ最後の1発にしとくか?」

「提督が言うなら私も最後の1発にするとしよう」

「そんじゃ、最後の1発はどちらも本気で行こうや」カチャッ

「それの方が私も提督も悔いは残らないな」スッ

 

俺も武蔵も構える

この一撃に全てを乗せて

 

「「はぁぁぁぁ‼」」

 

ガキィィィィィィン‼

 

「「…」」

「私の敗けだ、提督よ」

「いや、引き分けの気がするんだが」

「私の擬装が切られたが提督の鎌は折れなかった これはどう見たって私の敗けだ」

「そうか なら、一応勝ちは貰っとくわ」

「うむ、その方が次も全力を出せるからな」

 

ブゥゥゥゥゥ…

 

「ん?輸送船?」

『先輩、時雨と夕立を連れてきましたよ』

「あぁ、お前か 早くないか?」

『どうせ先輩は早起きして朝練してるだろうし、早めに来た方が良いと思ったからですよ』

「…良く分かってるよな」

「何年一緒に居たと思うんですか… まぁ、ブランク含めてですけどね」

「んで、時雨と夕立は何処だ?」

「まだ中ですね 連れてきますよ」タッタッタッ…

「元帥も大忙しだな…」

「横須賀ではこれぐらいは何時もの事だぞ?」

「寧ろ元帥と提督がそんなに中が良かったとは思わなかったぞ」

「まぁ、10年程の付き合いだからな ちなみに言うと彼奴は女だぞ?」

「そうなのか!?ずっと男だと思っていたぞ…」

「仕方ねぇさ 知ってるのは俺だけだからな」

「…先輩、武蔵に何教えてるんですか?」

「何時の間に帰ってきたんだよ… 本当気配消すのは上手いよな」

「そんなのどおだって良いです それより先輩は何で教えたんですか…?」

「話の流れで…な?」

「さっきのは完全に先輩が勝手にバラしただけじゃないですか‼」

「イ゙デデデデ!頼むからアイアンクローは止めろォ‼」

 




2度目の無理矢理戦闘入れてみたと言うね
まだこっちの方が自然なのかな?


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2人の狂犬・2

「約束を守らない先輩が悪いんですよ」

「確かに約束を守らなかった俺も悪いが、アイアンクローはやりすぎだろ… あれ結構痛いんだぞ」

「罰としては当たり前の事です」

「それより時雨と夕立を連れてきましたよ」

「忘れてたわ 後ろに居る2人が時雨と夕立か、俺がここの提督だ 提督殺しをされかけたがお前達を仲間として迎える、宜しく頼むぞ」

「ボクは時雨だよ」「夕立は夕立っぽい」

「あぁ、宜しk…」

 

ガキィィィィィン‼

 

「チッ… この速さでもガード出来るんだね」ガキィン‼

「一応その道を通ってきたもんでね」ズサァァァ

「余所見厳禁っぽい‼」

「誰が余所見をしてると?」ドゥンッ!

「ショットガンなんて物騒っぽい!」ズサァァァ

「砲身を向けたり砲身で殴ろうとしてる人達が言える言葉じゃねぇな」ガチャッ

「不意打ちに気付けてしかも艦娘の攻撃をガード出来る人間が言える言葉でも無いね」スチャッ

「まぁ、お互い様って事で済まそうぜ?」

「大人しく捕まるなら許してあげるっぽい!」ダッ

「捕まりたくは…無いな 捕虜なんざもう懲り懲りだわ」ガキィン‼

「これじゃ拉致が明かないね」

「なら、俺を捕まえようとするの諦めてくんね? 彼奴と武蔵が目が点状態だからさ」

「「妥協だけは出来ないね!」っぽい!」

「仕方無い… 如月!」

「あっ、はい!」

「あれやるから武蔵と一緒に範囲から離れてくれ」

「え!?あれですか!? わ、分かりました!武蔵!ここから離れるよ!」

「わ、分かった元帥」タッタッタッ

「あれって一体何をする気なんだい?」

「なぁに 一撃でお前達を鎮める攻撃さ」スッ

「何か分からないけど、先手必勝っぽい‼」ダッ

「それは何の構えかい!」ダッ

 

[峰打ち大回転斬り]

 

「「…」」バタッ

「ふぅ…疲れるわ」

「久し振りに見ましたよ 先輩の峰打ち」

「な、何だったんだ今のは」

「さっきのは回転しながら5m以内の相手の首を鎌の持ち手部分で後遺症を残さない程度でしかも気絶させる位の力で殴ったんだよ」

「す、凄いな…」

「陸軍時代の時は死神の手加減って言われてましたもんね」

「まぁ、力加減間違えると相手を殺したりしちゃうからな 俺だけが出来る芸当だよ」

「全然弱くはないじゃないか」

「陸軍時代の俺は全盛期だったからな 今よりも強かった筈だ」

「それよりも2人を医務室に連れて行こか」

「そうですね 何も無いとは言え、首に攻撃が当たってましたし それに、気絶してますしね」

「俺は夕立を連れてくから、如月は時雨を頼んだ」

「了解です」

「一応私も着いていくぞ」



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2人の狂犬・3

「よいしょっと…」

「意外と遠かった…」

「すまんな、ここまで手伝わせて」

「いや、これも恩返しの一環なんで何て事無いですよ」

「そか」

「提督、ここには全ての薬品があるのか?」

「いや、市販で売ってる薬品しか無いぞ」

「そう言えば薬品の在庫確認してませんでした…」

「まぁ、大体のはあるから大丈夫だとは思うんだが」

「軍用の薬品がほぼ足りないので後で持ってきますね」

「本当色々とすまんな」

「いえいえ…」

 

ガラガラガラ…

 

「「おはようございます!」なのデス」

「おう、朝潮と電おはよう」

「朝潮ちゃんと電ちゃん、おはよう」

「げ、元帥様!? お、おはようございます!」ビシッ

「はにゃぁ!?何故元帥様が居るのです!?電起きたままなのデス!」アタフタ

「2人ともそんなに畏まらなくて良いよ 来る事までは教えて無かったしね」

「は、はぁ…」

「げ、元帥様が穏やかなのデス…」

「まぁ、いつも気張ってたって意味無いしね」

「それに先輩の艦娘達だしね 睨んだりしたら私が先輩に怒られちゃうからね」

「叱る位なら俺は何も文句は言わんぞ?」

「いや、叱る叱らない関係無く先輩の艦娘には優しくしますよ」

「そか」

「そ、それで元帥様は何故ここに居られるのですか?」

「本当は時雨と夕立を連れてくるだけだったんだけどね 先輩が2人を気絶させちゃったから医務室に連れてきただけだよ」

「そ、そうですか…」

「それより先輩、武蔵は任務をちゃんとこなしてました?」

「あぁ、ちゃんとこなしてたぞ」

「良かった… やっぱり武蔵に頼んで正解でした」

「流石に過保護過ぎるのはどうかと思うぞ…」

「癖でどうしても過保護になっちゃうんですよね…」

「昔からの癖が抜けないのか…」

「元帥が過保護なのは昔からなのか」

「そうなんだよな まぁ、元陸軍救護班だし仕方無いわけなんだが」

「あ、過保護で思い出した」

「どうしたのだ?元帥」

「ずっと悩んでたんだけど武蔵を先輩の鎮守府に移動させるね」

「はぁ!?どうしてだよ!」

「このままでもいいんですけど、私の所だと武蔵を充分にさせる事が出来ないと思ったのと 武蔵を安全な所に移動させたいと思ったからです」

「野良艦娘達に襲われる時点で安全じゃないと思うんだが…」

「そ、そうですけど奇襲されて負けるほど柔じゃないですからね!」

「そうか… 武蔵は何か言いたい事はあるか?」

「無いぞ、寧ろ感謝したい そんなに考えてくれるとは思わなかった…」

「本人も嬉んでることだし先輩、武蔵を頼みますよ!」

「あぁ、分かった」




1日で3つも書くと結構集中力使うんだなw
それとお気に入りが7人になってるから嬉しいと言うねw


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番外編

たまには息抜きにほぼネタだけにでもしてみる


「提督、これはなんなのデス」

「それ何処に在った!?探してたんだけど」

「あっちの箱の底に埋まってたのデス」

「底までは確認してなかったァ…」

「そんでこれは何なのデス」

「仮面ライダーって言う奴の変身ベルトだ そのベルトはエグゼイドって言う仮面ライダーのだ」

「仮面ライダーって日朝特撮の奴なのデスか 興味無かったのデス」

「ちなみに変身の仕方はこうだ」

 

ガシャットォ!ガッチャーン!レベルアァァプ!マイティージャンプマイティーキックマーイティーアクショーンエェェェクス‼

 

「やかましいのデス‼」

「これでも静かな方なんだぜ…」

「マジなのデスか…」

「これとか結構煩いぞ?」っクローズマグマナックル

「攻撃用の武器なのデス」

「そう、武器なんだがこれを」ボトルバァーン‼

「この時点で煩いのデス‼」

「これに差して…」クロォーズマグマ‼

「これどんだけ煩いのデス…」

「後はハンドルを回せば変身完了だ」

「分かったのデス、とてつもなく煩いのデス」

「あと煩いのと言えば…」

「まだ鳴らす気なのデスか‼」

「紹介しきれてないからな!」

「うるせぇのは嫌いなのデス‼」

「砲撃音よりは静かだろうが!」

「それ言われたらぐぅの音も言えねぇのデス」

「まずこれを翳してっと」ドライバーオーン プリーズ!

「これもこの時点でうるせぇのデス…」シャバドゥビタッチヘンシーン

「お?ツッコミ疲れたのか?」フレイムプリーズ

「まぁ、そう言うことなのデス」ヒー ヒー ヒーヒーヒー

「いつもより声出してたしな」

「てか、ツッコミ役が電しか居ないのデス…」

「確かにそうだな」ジクウドライバー!

「まだ鳴らす気なのデスか!?」ジッオーウ

「そりゃ全部鳴らしきってないからな」カッメーンライダージッオーウ

「全部鳴らさんでいいのデス どうしてもツッコミしちゃうから疲れるのデス…」アーマーターイム

「んじゃ次の鳴らしたら終わりにするわ」ベストマッチ!ビールードォー!

「あ、それで終わりじゃ無いんデスね」

「てか、最近なのです言ってなくね? 英語抜いたルー語みたいのが多い気がするだが」

「それに関しては作者が悪いのデス」

「電、それは言っては逝けないことだぞ…」

「分かってるのデス、でも仕方無いのデス メタい事を言ってしまうのが電なのデス 」

「それに作者は誤字が多過ぎるのデス これでよくお気に入りが8人に増えたもんなのデス」

「お~い、電さ~ん? 流石にメタいのが多過ぎると消されますよ~?」

「大丈夫なのデス 作者はヘタレなのd…」ピチューン

「電ァ!?」




とんでもなく適当な番外編な気がすw
それと明日潜水艦見学で横須賀に行ってきまーす
初横須賀 ムフゥ>(・ω・´)


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狂人の弱点

ほのぼの(なのかどうか分からない)話を挟んで話が進むゥ‼


「てか、電が寝てる間に戦闘が終わってるのデス… 戦いたかったのデス…」

「寝てたし、仕方ねぇさ」

「仕方ねぇのデス… 提督! 電と戦うのデス‼」

「えっ… やだよ」

「何故なのデスゥ‼」

「電うるせぇ‼」

「提督も煩いのデス‼」

「どっちも煩いと思うよ」

「う、う~ん…」

「ぽびぃぃぃ…」

「2人とも起きたようだね」

「「!?」」

「僕達は何もしないから警戒しないでね?」

「何で殺さないの…?」

「まず、人間が艦娘を殺せるとでも思うか?」

「君なら僕達を殺せると思うけどね」

「ですって、先輩」

「何?俺バケモン判定なの?悲しいわァ…」

「まぁ、先輩は死神ですもんね」

「げんこつをご所望か?」

「先輩のげんこつは遠慮しときますね」

「それで夕立達をどうするっぽい?」

「俺の鎮守府の艦娘になって貰うだけだが?」

「その言葉、信じて良いっぽい?」

「俺的には信じなくても良いがな」

「僕は一応君を信じる事にするよ」

「もし変なことされたら僕に電話してね? はい、これ電話」

「僕達に電話なんか渡して良いのかい?」

「君達は悪い事に使わないと思えるからね」

「それに一応監視役の武蔵も居るしね」

「俺は監視役じゃ無いんですか~?」

「先輩は監視とか苦手でじゃないですか…」

「ま、まぁそうだけどな…」

「てか、今更なんだけど 元帥に敬語使わなくて良いのかい?」

「先輩が僕より下だからって敬語は使わせたくないからね」

「それに先輩に敬語使われたら鳥肌立つから無理だしね」

「そうなんだね」

「電にも喋らせろデス‼」

「いや、普通に喋って良かったんだぞ?ただ、電が喋らなかっただけで」

「あ、そうだったのデスか」

「そそ」

「で、それよりも! 提督‼電と演習場で戦えなのデス‼」

「クソ‼ こいつ覚えてやがったッ‼」

「寧ろこれぐらいの会話で忘れたと思うのがアホらしいのデス」

「んで、やるんだろ?はよ擬装取ってこいや 先に行ってるからよ」

「言われなくても取ってくるのデス!」タッタッタッ‼

「…もしかして仲悪いのかい?」

「いや、電が口悪いだけだ」

「端から見れば仲悪いと思われて当然ですよ先輩…」

「夕立も見てて仲悪いのかなっと思ったっぽい」

「お前らヒデェよ…」

「済まないが提督、私も最初は仲悪いのか思っていたぞ…」

「私は何とも思いませんでしたよ!」

「有難う朝潮… お前だけが俺の味方だな」

「てか、演習場に行かないのかい? 多分電は行ってると思うよ」

「あぁ、そうだったな 忘れるとこだった」

「提督、私達が見学に行っても良いか?」

「まぁ、良いぞ あんまり面白くはないと思うが」




現在FNaFの方も少しずつ書いてるから
少ししたら上げれますわ


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狂人の弱点・2

「電ぁ~? 居るかぁ~?」

「あれ?もしかしてまだ来てないのかな?」

「そうだと嬉しいんだ…が!」ガキィンッ‼

「電の不意打ちに気付くのは流石なのデス」ズサァ

「でも、お前は電じゃないんだろ?」

「う~ん… バレちゃったかぁ…」

「それで、お前さんは何者何だ?」ケハイガチガイスギダカラナ

「君を偵察に来た、望月って名前なんだけど」マジカ

「あれ?何で望月が居るんだい?」

「暇だから船の中で寝てたらここに着いたから見て回ってたんだよ んで、見て回ってたら人が来る気配がして隠れて不意打ちをしただけだよ」

「まず他所の鎮守府で天井から不意うちする意味ある?」

「力比べ的な?」

「それより望月に任せた倉庫番はどうしたんだい?」

「近くを歩いていたドクさんに任せてきたけど?」

「ドクさんなら安心できるな、うん」

「あれ?提督君もドクさんを知ってる感じ?」

「あぁ、陸軍時代の仲間だった奴だ ちなみに陸軍時代に言われてたのがポイズマンなんだよな」

「先輩、それ本人の目の前で言わないでくださいよ? ドクさんそれ言われると凹んじゃうんで…」

「知ってるよ 何年彼奴とチーム組んでたと思ってるんだ?」

「あ、そうだ ドクさんからの伝言なんだけど 『正惡魅、再開を楽しみにしてるぞ』だってさ」

「マジか…、彼奴また俺を弄る気かよ…」

「てか、先輩の名前初めて知りましたよ…」

「まぁ、言ってた無かったからな」

「そう言えば さっきドクさんと同じチームだったって言ってたけど ドクさんと同じく何か能力でもあんの?」

「一応あるが、使うと疲れるし腕が痛くなるから余り使いたく無いんだわ」

「もしもの時があれば使うって感じ?」

「そそ」

「準備に遅れたn… 電の偽者が居るのデスゥ!?」

「そりゃ、電は知らねぇよな この偽者電は望月って奴でこいつの所の艦娘なんだってよ」

「そう言うことなのデスか」

「そう言うことなんだわ」

「それよりも、提督! はよ戦いの準備をするのデス‼」

「はいはい、分かったよ 皆観客席に行ってくれ」

「ちなみに先輩、本気でやる気です?」

「まぁ、手を抜くのは可哀想だしな」

「と、言う事はあれも使う気ですか?」

「それは使うわけ無いだろ? 俺も疲れるし」

「そうですよね」

「てか、はよ観客席に行けや」

「あぁ、そうでした」タッタッタッ

「電ァ!準備良いか!?」

「準備完了済みなのデス‼」

「如月ィ‼ スタートの合図は任せたわ!」

「了解でーす‼」

「それでは、先輩VS電による演習…開始ィ‼」

 

ドーン‼



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狂人の弱点・3

「シネェ‼」ドゥン!!

「あまい‼」ガキィンッ‼ ドーン!!

「流石に弾きやがるデスか」ザァァァ

「そりゃぁ、直線で飛んで来てるし弾けるだろ」タッタッタッ

「ムカつく返しなのデス‼」ドゥン!!ドゥン!!ドゥン!!

「勝手にイラついてるだけだろうが!」ズダァン‼ガチャッ ドドドーン!!!!

「流石にショットガンで撃ち落とすとか変態デスか!?」

「いいや、慣れてただけだ」タッタッタッタッタッ! ズダァン‼ガチャッズダァン‼

「アブねぇのデス‼ その距離で撃ってくるじゃねぇのデス‼」ザァァァ‼タンッ‼

「うおっとアブねぇな!」ガキィンッ‼

「ふんッ‼」ブゥンッ!!

「魚雷を鈍器の用に振り回すんじゃねぇよ! 自爆すんぞ」

ヒョイッ

「大丈夫なのデス 爆発する前に逃げるのデス」ブゥンッ!!ブゥンッ!!ブゥンッ!!

「魚雷を振り回しながら追って来るとか山姥みたいだなァ‼」ヒョイッ ヒョイッ アッブネ!

「電はまだ見た目だけは子供なのデス‼ 山姥とかふざっけんじゃねェ‼」ブゥンッ!!ドゥン!!ドゥン!!ドゥン!!

「語尾忘れてんぞ、語尾をよォ‼」ヒョイッ ズダァン‼

「語尾なんざどうでも良いのデス‼ てか、ショットガンで砲弾割りと同時に攻撃をしてくんじゃねェのデスよ‼」ヒョイッ ズサァァァ‼

「その割りには避けてるんじゃねぇか それだけ余裕なら本気出しても良さそうだなァ‼」ジャキィン

「大鎌とショットガンの2つ持ちとか攻撃辛そうなのデスなァ」スチャッ

 

「あれは確かに電の言う通り攻撃し辛そうだね」

「普通ならそうなんだけど先輩の場合、ショットガンと大鎌をどちらも武器と盾として立ち回るんだよ」

「瞬時にどちらの武器を盾として扱うかを決めてもう片方をカウンター用の武器として扱うから迂闊に近付けなくなるんだよ しかも距離を開けても先輩自信が近付いてくるから即対処しなくちゃ為らなくなるしね」

「そう言う風なのか… これは電にとっては戦い辛い相手なんだね」

「そう言う事なんだよ」

 

「チッ! 一々近付いてくるんじゃねぇのデス‼」ガキィンッ‼

「済まんがこれが俺の戦い方何で…ね‼」ガキィィィン‼

「勝負あり! 勝者先輩!」

「悔しいのです‼」ダンダンダンダンッ‼

「次は鍛練して挑んでくるんだな」

「腹立つのデスゥ‼」

「まぁ、実際先輩の方が強かったしね 仕方無いね」

「次は絶対勝ってやるのデス‼」

「勝てれば良いけどな」

「その余裕顔をクシャクシャにしてやるのを待ってると良いのデス‼」



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無能と異能

予定より遅くなってもうた…


「演習も終わった事だし、朝飯食うか」グゥー

「そう言えば皆朝飯まだだったよね」グゥー

「そうだな」グゥー

「そうだね」グゥー

「私も食ってないね」

「私も朝御飯はまだです!」グゥー

「なのデス」グゥー

「ぽい」グゥー

「望月だけ腹鳴らねえのな」

「無理矢理押さえてるだけだよ? 気を抜くと鳴っちゃうけどね」

「逆に鳴らないようにし過ぎて腹減って鳴り続くようになっても知らんけどな」

「それは私の尊厳が無くなるねぇ… いつもダラシない姿見せてるのに一航戦の赤い人見たいに食い意地有ると思われたら解体して貰いたくなる位だね」

「ま、此処に居る時は楽にして良いんだけどさ バラしても俺に得ねぇし」

「でもねぇ、私にだって尊厳って物があるしねぇ…」

「そんなに尊厳が大事ならずっと我慢してろ 俺は知らん」

「あ~… 先輩がキレちゃったかぁ…」

「何故提督はキレたのだ?」

「選択でグダグダされると先輩キレちゃうんだよね」

「ちなみに提督がキレるとどうなるのですか?」

「キレさせた相手以外なら普通に話してくれるけど、キレさせた相手が話して来たらガン無視するんだよね」

「なんて面倒くせぇのデス」

「それに今の状態でもっと怒らせちゃダメだからね?」

「逆にもっと怒らせるような事を僕達はしないよ?」

「なら、良いんだけどね 止めるの面倒臭くなるし」

「早く食堂へ行くのデス! お腹減りすぎて待てなくなるのデス!」

「そうなら早く行こうか」

「私はどうしたら良いんだろうね…?」

「取り合えず謝ってみれば良いと思うよ?」

「謝ってダメだったら?」

「ダメだった時は私も先輩に謝るよ」

「分かったよ」

 

「…何かスゲー提督が怖いのデス」

「先輩暴走してるなぁ~…」

「何故提督は包丁を回しながら野菜を切ってるのですか?」

「先輩の癖だね あれをやってる時は確実にキレてるから分かりやすいんだよね」

「分かりやすいのは良いんだけど、危なくないかい?」

「近付かなければ危なくは無いね」

「まず、あれに近付く馬鹿なんて居るとは思わないのデス」

「そりゃそうだね」

「そこで突っ立てないで出来た物運べや」

「了解デース」

「電、金剛みたいな返事はダメだよ?」

「なのデス」

「ちなみに先輩? 朝御飯は何ですかね?」

「鮭のムニエルと出汁巻き卵、あと沢庵だな」

「何故に沢庵なのデス?」

「俺が食いたく為ったからだ 不満か?」

「電は食えない物以外は文句は言わないのデス」

「私は先輩なら文句言いませんよ」

「私も文句は無いな」

「僕も文句は無いね」

「私も文句は有りません!」

「夕立も文句無いっぽい!」

「あ、私も文句は無いよ」

「そうか てか、置く所無くなってきたから運んでくれや」

「「「「「「「了解」」」っぽい」」」なのデス」



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無能と異能・2

~朝食&望月の謝罪カット~

 

「あ゙~腹一杯なのデス」

「電、女の子が出して良い声じゃないと思うよ?」

「出したのは仕方ねぇのデス それに電は見た目で誤魔化して生きてきたから大丈夫なのデス」

「騙されてきた奴等はドンマイと言うしかないな」

「騙された人が悪いのデス! 電は悪くねぇのデス!」

「てか提督、今日の予定は何なのデス」

「特に予定は無いから自由にしてて良いぞ?」

「んじゃ、提督の部屋でゲームやるのデス」

「やっても良いが壊すなよ?」

「電を破壊神見たいに言うんじゃねぇのデス‼」

「実際そうじゃね?」

「必殺・電パァァァァァンチィ‼」

「ふごぉ!?」バキィッ‼ ズドーンッ‼

「鉄 拳 制 裁 ナ ノ Death」

「そんな必殺技あるならさっき使えよ」

「嫌なのデス それにこれ一回やるだけで疲れるのデス」

「見た感じそう思わないんだが」

「実際は疲れるのデス 拳に体重を乗せるだけ乗せて勢いよく殴らないと駄目なのデス」

「意外とちゃんとした攻撃なのな」

「なのデス」

「確か先輩も同じ感じの攻撃出来ましたよね?」

「一応似た感じの技は出来るが電のとちょっと違うぞ?」

「どんな感じに違うんデス?」

「電のは体重だが、俺のは力を圧縮して放つ感じなんだわ」

「力を圧縮ってどんな感じデス?」

「どんな感じと言われても俺も分からん」

「…は?」

「先輩自信も分からないんですか…」

「あぁ、やってる俺自身分からんと言うより説明出来ん」

「提督!」

「何だ?朝潮」

「提督のその技、伝授させて貰えませんか!?」

「さっきも言ったが、俺自身ですら教える事が出来ないんだぞ?」

「見様見真似すれば出来るかも知れませんよ!?」

「まぁ、それならワンチャン有るかもな…」

「なら、今から教えて貰えませんか!?」

「食後だから今すぐは教えられないな 30分後位なら良いが」

「それじゃあ30分後に教えてくれませんか!?」

「あぁ、良いぞ」

「先輩、朝潮ちゃんの圧しに押されちゃいましたね」

「流石にこんな風にグイグイ来られるのは俺でも無理だわ」

「電は提督の部屋でゲームをやるのデス」

「私と望月はまだ仕事が有るので横須賀に帰りますね」

「了解だ」

 

「よし、ちゃんと来たな」

「提督直々に教えて貰えるんですから来ない筈が無いですよ!」

「そうか」

「それで、どんな感じにやるのですか?」

「まぁ、最初は見てな」

 

「チェストォォォォォ‼」ズダァァァンッ‼

 

「こんな風にやるんだが、如何せん一回やる毎に威力が下がって行くから無闇に出来ないのが欠点だな」

「す、凄いです!」

「おう、ありがとな」

「それじゃ、これを一時間やり続けるぞ」

「はい!」




予想以上にネタが無くなって来たと言うね…w
ネタさえあればネタとネタとの繋ぎが速攻で浮かぶからすぐに書けるんだけどねぇ…

てか、またお気に入りが増えてて喜んだ自分が居ると言うね


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キャラ紹介

ドーモ、ドクシャノミナ=サン 作者ノケイノジデス
ある程度キャラクターが出てきたから
ここら辺でキャラ紹介と思いましてなw


正惡魅 {提督}

 

年齢:不詳 身長:172cm

 

元陸軍特攻隊謙暗殺部隊の人間

スパイ活動とエンジニアもしていたが

どちらも特攻や暗殺よりも期間が短かった為

余り難しい事などは出来ない

陸軍特攻隊時代では先攻として真っ先に突っ込み二人が侵入しやすくするための引き付け役をしていた

酒や煙草は嫌いであり、この2つを買う金があるなら

ゲームを買う程ゲーム好きでもある

如月とドクとは陸軍時代のチームメンバーで仲が良い

ドクの弄られ役

 

 

如月{元帥}

 

年齢:不詳 身長:164cm

 

元陸軍特攻隊兼暗殺部隊の人間

正惡魅を先輩と呼びドクをドクさんと呼んでいる

陸軍特攻隊時代ではジャマーや破壊工作を担当し、敵に明白な情報を与えないにしていた

元帥としての評価は完璧に熟せる人と評判

見た目はキリッとした男だが女である

正惡魅のストッパー役

 

 

ドク

 

年齢:不詳 身長176

 

元陸軍特攻隊兼暗殺部隊の人間

正惡魅達と出会う前に解剖班に所属していたため

一応ではあるが医者免許を持っている

陸軍特攻隊時代では殿兼拷問を担当していたため、いつも懐に拷問用のペンチやニッパー、ナイフを持ち歩いている

正惡魅を玩具、如月を守るべき後輩と思っており

暇さえあれば正惡魅を弄っている所を目撃されていた

 

 

 

電 練度:82

 

提督の初期艦であり、元々は他の鎮守府所属

擬装はヘコみや傷だらけであり、1度も修理されてない模様

提督のせいで物の見事にゲーム好きに目覚めてしまった

ゲーム好きでは有るが戦闘狂でもある

好きなゲームは格ゲー

 

 

朝潮 練度:11

 

提督が初めて建造して出てきた艦娘

提督や電の技に興味を持っており、本人が暇そうにしていると教えて欲しいと頼み込む程である

一応ゲーム好きでもあるが、鍛練は毎日忘れずにしている

好きなゲームはシューティング

 

 

武蔵 練度:95

 

元横須賀所属 現提督の鎮守府所属

元々は提督の鎮守府を守るよう命令されていたが、つい最近提督の鎮守府へと異動させられた

艦娘達や提督達からは{豪腕の女神}と呼ばれている

提督によってゲーム好きに為った艦娘3人目

好きなゲームはモンスターファーム

 

 

時雨&夕立 練度:34(時雨)・30(夕立)

 

元???鎮守府所属 現提督の鎮守府

元々何処かの鎮守府に所属していたが其所の提督に捨てられて野良艦娘達と出逢い一緒に行動していた

時雨は猫っぽい性格であり、構って欲しい時に構ってあげると言う事を聞いてくれる

夕立は犬っぽい性格ではあるが、少し猫っぽい時もある

基本的には構えば言う事を聞いてくれるが構って欲しくない時に構うと攻撃される

好きなゲームは時雨が恋愛系 夕立がシューティング



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消えぬ傷跡と錆び付いた栄光
悪態つく船、犬に振り回される


ワンワンオー(^ω^U)


「此方電、ダリーのデス」ポイポーイ

『此方提督、確りしろ電 怠いのは分かるが』

「マジでダリィのデス 敵影も無くて暇すぎるのデス」

「夕立はのんびりできて良いっぽい!」

「あーはいはい、夕立は能天気で羨ましーのデス」

「電が不機嫌っぽい?」

『電が不機嫌なのはいつもの事だろ?』

「はぁ!? 提督、帰ったら覚悟してろデス‼」

『はいはい、分かったから確り探索してこいよ~』

 

ブツッ ツッーツッーツッー

 

「クソッタレがァ‼」ポポーイ

 

 

何故こんな事に成ってるのかと言うと数日前に遡る

 

 

「提督!暇なのデス‼」

「ゲームしてれば良いじゃん」

「ゲーム飽きたのデス」

「それは俺は知らんがな」

「提督、相手をするのデス!」

「俺仕事中なんですが」

「そんなん電には関係ねぇのデス‼」

「いや、関係あるからな? これ終わらないと来月の資源供給貰えないからな」

「クソウ 意外と大事な書類書いてやがるデス…」

「なら夕立と遊ぶっぽい!」

「めっちゃ暇もて余してたから夕立が救世主に見えるのデス…」

「鎮守府から出なければ何処で遊んでも良いぞ」

「りょーかいなのデス」「ぽい!」

 

 

「ヴォイ! 此方夕立さんっぽい!」

「なーに呑気に挨拶してるのデス」

「何となく言いたくなったっぽい!」

「そーデスか てか、これどうするんデス…」何本か壊れてる提督の武器

「これはバレたら電が提督に怒られるっぽい?」

「少なくとも夕立も一緒に怒られるデス」

 

<電ァー 夕立ィー 何処だァ~?

 

「ヤバイ、真面目にヤバイのデス 提督がこっちに歩いてきてるデス」

「これは諦めるしか無いっぽい?」

「このまま諦めるのなら最後まで抵抗してやるデス‼」

 

ガラガラガラ

 

「二人共此処に居たn…」

「先手必勝‼」

「そんな攻撃など効かぬゥ‼」

「なん…だと…!?」

「オイオイ彼奴死んだわっぽい」

「電貴様ァ… 覚悟は出来てるんだろォなァ!?」

「逃げるが価値なのd」

「逃がす分けねーじゃん」

「it's a beautiful day outside.」

「birds are singing,flowers are blooming...」

「on days like these, kids like you...」

「Should be burning in hell.」ジャキンッ

「アイエェェェ!?ズニキ、ズニキ ナンデ!?」

「電…御愁傷様っぽい」

「うぉぉぉ‼ 限界まで抗ってやるのデス‼」

「てか、夕立も何本か折ったデス‼」

「仲間を売るなんて電クズっぽい!」ダッ

「夕立が言える言葉じゃねぇのデス‼」ダッ

「待ちやがれ馬鹿共‼」ダッ



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悪態つく船、犬に振り回される・2

「これに懲りたら2度と壊すんじゃねぇぞ?」

「はい、分かったのデス…」

「ぽい…」

「さて、二人への罰なんだが…」

「最近この近海に深海らしき姿が発見されたそうだ」

「それがどうしたのデス?」

「それでお前達二人に本当に居るのかどうか探索して貰いたいんだわ」

「何時ぐらいにやるのデス?」ポイー

「数日後だな まぁ、決行する前日に教えるわ」

「了解したのデス」ポーイ

 

 

「全くもって気配がねぇのデス‼」

『まだ探し初めて一時間だろうが』

「逆にもう一時間もたってんじゃねぇかのデス‼」

「電の語尾がおかしくなってきてるっぽい」

『語尾がおかしいのもいつもじゃね?』

「おぅ、糞野郎 帰ったらボクシングしようや お前がサンドバッグな」

『俺の大切な武器を買い治す分の金額をくれるなら考えてやるよ』

「金額が足りる気がしないっぽい」

「ケッ」

 

ドーンッ‼

 

「11時の方向から砲撃音」

「行くっぽい!」

「通信を落とすのデス」

『気を付けてな』

「分かってるのデス」

 

 

「まだまだァ‼」

「フフフ…ソンナホウゲキナンテアタラナイワヨ?」ドーンッ‼

「グハッ」

「サァ、アナタモシズミナサイ」

「はいはい、ちょっと横通りますよーっと」ズダダダダダ

「同じく横通りますよーっぽい!」ズダダダダダ

「ナニィ!?」

「お前が此処等辺を彷徨いてる深海?」

「ソウダトシタラ?」

「そりゃ沈めるのデスわ」スチャッ

「あれ?電何時の間に提督のショットガン持ってきてたっぽい?」

「港から出る前に武器部屋からちょろまかしたんデス」ズダァァァンッ

「アブネェ!」ヒョイ

「チッ 避けんじゃねぇデス」

「ダレダッテソンナモノウタレタラヨケルシカナイジャン」

「まぁ、その通りデスな」ズダァァァンッ

「ダカラアブネェ!」ヒョイ

「避けても体ががら空きなのデス」ドーンッ

「グハッ」

「何となく記念に鉛玉を至近距離でプレゼントしてやるのデス」ズダァァァンッ

「アァ… マタカイテイヘシズムノカ…」轟沈

「ふぅ、楽な相手だったのデス」

「それよりも電、この子はどうするっぽい?」

「取り合えず鎮守府に持ち帰った方が良いデスな」

「分かったっぽい!」

 

 

「帰って来たのデス 糞野郎」タダイマッポイ

「おう、お帰り 何か荷物持ってる様に見えるが」

「深海の奴と戦って大破してたのを連れてきたんデスわ」

「取り合えずお前その子連れて風呂入ってこい 報告は出てからで良いから」

「言われなくても入るのデス」ポーイ




昨日念願の島風が建造出来たと言うねw
やっとこれでレア艦レシピを回さずに済む…


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力を奪われた天使

私が全てはかi(殴


「よいしょっと」

「取り合えずあの子の擬装を工房に」

「提督さん、その擬装どうしたの?」

「ん?何か電達が探索しに行ったついでで拾ってきた子の擬装だよ」

「ほへ~ そうなんだ」

「妖精さん擬装治してくんね?」

「了解です!」ビシッ‼

「じゃ、頼んだわ 俺はあの子見てくるから」タッタッタッ

 

 

「特に外傷が無くて良かったのデス」

「あれだけやられて怪我が殆ど無いのは奇跡っぽい?」

 

ガラガラガラ

 

「様態はどうだ?」

「怪我は殆ど無くてスヤスヤと寝てるのデス」

「それ聞いて安心したわ んじゃ、俺は仕事してくるわ 用が有るなら執務室に居るからそこに来い」

「分かったのデス」ポーイ

 

 

「さぁ~てと、彼奴に渡す書類でも書きますか」

「…動くな」スチャッ

「おいおい物騒だな」

「無駄口を叩くな」

「へいへい んで、要件は何だ?」

「仲間達を解放しろ」

「それは俺に言われてもねぇ…」

「お前が元帥と仲が良いのは知っているぞ」

「意外にも調べてるんだな」

「情報を調べるのは当たり前だろ?」

「そりゃそうだ…な‼」バキィッ‼

「な!?」

「これでお前さんの武器h…あぶねぇ!」ヒュンッ

「誰が銃のみだと言った?」

「そのナイフ、切れ味が良さそうだな」

「ここに来る時に拾った物だ」

「ほう、そうか…」

「さぁ、言う事を聞いてもr…ッ!?」ヒュンッ‼

「誰がお前さんだけ武器を持ってると言ってたんだ?」

「ナイフを隠していたとはな」

「お前さんも隠してただろうが」

 

プルルルル…

 

「もしもし?」

[もしもし、如月です]

「如月か、どうした?」

[囚人の艦娘が二人程逃げ出しまして… ]

「その片方なら今目の前に居るぞ?」

[本当ですか!? 捕まえてください!]

「りょーかい まぁ、元から捕まえる気ではあるんだがな」

「んじゃ切るぞ」

[お願いします]

 

ツーツーツー

 

「と、言うわけでお前さんを捕まえさせて貰うわ」

「捕まえられるのは困るわ…」

「うぉっ!?」ズサァァァァ

「あら~ 避けられるなんて思わなかったわぁ」

「増援ありがと 曙」

「私は満潮が捕まると困るから攻撃しただけよ」

「増援とはめんどいな てか、何だ?その眼帯は」

「この眼帯は私の大事な人がくれた物よ 格好いいでしょ?」

「寧ろ気持ちわりぃよ」

「気持ち悪いって? …許さない!」

「あっぶねぇ 何も無い床から槍を生やすんじゃねぇよ」

「煩いわね 黙って串刺しになりなさいよ」

「やなこった」

「なら、これはどう!?」ダンッ‼

「ほいっと 壁や天井からも槍生やすとか避けんのギリギリだわ…」

「避けきれるなんて馬鹿げた身体能力を持ってるのね?」

「まぁな 伊達に昔死神と呼ばれただけの身体能力を持ってるんでね」



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力を奪われた天使・2

「ならば、これならd…」

「そこまでだ」

「ッ!? 此奴もう居ってきたの!?」

「残念ながらもう追い付いたんだな」

「ならあんたから先に‼」

「当て身」

「うッ」「あうッ」ドサドサ

「いい当て身だ ドク」

「艦娘の医者として働いてるが流石に、腕は落ちてないようだ」

「逆に落ちてたら馬鹿にしてやるよ」

「お前に馬鹿にされるなんてあり得ない話だ」

「まぁ、そうだな」

「うぉっ!? 死屍累々なのデス」

「丁度良い所に来たな電 そこに転がってる二人を縄で捕獲しといてくれ」

「分かったのデス」

「久し振りだな電」

「久し振りなのデス ドクさん」

「何だ?お前ら知り合いなん?」

「あぁ、電が本部に居る時に治療してやった」

「治療と言うより魔改造なのデス」

「だが前よりは力が強くなっただろ?」

「ドクさんみたいな特殊能力程では無いデスが特殊能力が使えるようになったのは嬉しいのデス」

「さて、話は此処までにして 正惡魅、久し振りに戦え」

「ドクお前本当俺を弄るの好きだな…」

「お前を使った俺流の時間潰しだからな」

「なら外に出るぞ 此処じゃ狭すぎる」

「だな」

 

 

「弄るってこう言う意味だったのデスか…」

「急いで来たけど、やっぱりこうなったかぁ…」

「私はドクさんの本気が見れるからいいんだけどね」

「望月、持ち場はどうしたの?」

「他の子に変わってもらったよ 滅多に見れないドクさんの本気を出す戦いだもん 見たいじゃん?」

「はぁ… 後で変わったこの名前教えてよ? その子に間宮さん券渡すから…」

「はいよ~」

「さて」「やるか」

 

ドカァァァァンッ‼

 

「うっは ドクさんの腕と提督君の大鎌がぶつかっただけで風圧凄っ」

「この感じだとドクさんも先輩もまだ小手調べ程度の力のようだね」

「これでまだ小手調べ程度の力しか出してないとか二人共化物なのデス」

「実際化物級に強い二人だから仕方ない」

「ふんッ」ブゥン‼

「はぁ‼」ガキィンッ‼

「ならばッ‼」ブゥンッ‼

「なんのッ‼」ガキィンッ‼

「仕返しのプレゼントだッ‼」ズダァァァンッ‼

「もうそれを使うか」ズサァァァァ

 

「これは僕達がヤバイかな」

「どうしてなのデス?」

「二人共本気を出す気だからね」

「あの二人が本気を出したらそんなにヤバイのかい?」ポポーイ?

「近くに居るとワンチャン死人が出るからね」

「それって私達かなり危険な場所に居るって事じゃないですか!?」

「まぁ、危険なのはドクさんの奴なんだけどね」

「それもまた何故なのデス?」

「ドクさんのは完全解放すると30m以内に超猛毒な毒ガスを撒き散らすからね」

「うわ…」

「まぁ、これがあれば大丈夫なんだけどね」ガスマスク装着

「皆にも渡すから今の内に装備してね」

 

「なんなら、早期決着をやるか?」スチャッ

「それもそうだな なら、一撃決着でどうだ?」

「いいねぇ どちらもフルパワーの一撃を出して立ってた方が勝ちって事にしようぜ」

「それでいい」スッ

 

【グリード拘束呪式解放】

【グラオザーム シュメルツ】

 

「ヌグゥッ‼」「グァアッ‼」

 

ドサドサ

 

「あらら 今回も引き分けか~ 救護班!二人の様態を確認して‼」




ハァwwwドッコイショーwwwドッコイショッwwwww(ただの気違い化)
最近早く小説が書けぬゥ…


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傷付いた女神

「あ゙ァァァ今回こそは死ぬかと思ったわ」ヨイショット

「全くだ」

「二人がいつも通り殺り合うからですよ、全くもう…」

「でも、提督の本気が見れたので良かったです!」

「いや、あれは本気じゃないぞ?」

「そうだな」

「え!?あれで本気じゃないんですか!?」

「あぁ ただ能力完全解放しただけだから本気じゃ無いんだよ」

「まだ俺達には能力有るしからその一つを完全解放したまでに過ぎないからな」

「本気で二人が殺り合ったら少なくともこの鎮守府消えますしね」

「す、凄いです…」

「うぅん…」ゴソゴソ

「あ、忘れてた 如月、そこの子何処所属だか知らね?」

「擬装を見ない限りは分からないですね…」

「提督さん」ヒョコッ

「妖精さん、どうしたんだ?」

「その子の所属先が分かりました」

「ナイスタイミングだ妖精さん!」

「この子は何処所属でした!?」

「##鎮守府所属と書いてありました」

「##ですか… 確かにこの子が志願したため配属させましたね」

「と、なると 直接行ってどうしてこうなったか聞いとくか」

「ですね」

「ドクはどうする?」

「俺は此処に残っておこう」

「ドクさんは医者として働いてますし適任ですね」

「だな」

「んじゃ行くのは俺、如月、後ドア付近で着いていきたそうにしてる朝潮で」

「は、はい!」

 

 

~##鎮守府 応接室~

 

 

「それで元帥殿、何用で来たのですか?」

「君の所に朝霧が配属されてたよね?」

「そうですね 確かに朝霧は配属されましたがそれがどうしたのです?」

「今日とある海域で深海艦に教われてた所を呉に所属する艦娘達に助けて貰い、保護して貰っています」

「それは良かったです それで、早急に身柄を渡して貰いたいのですが」

「その前に1つ質問させて貰います この鎮守府に居る艦娘の数と報告書類に記載されている艦娘の数が一致しないのですが何故嘘の情報を記載したのです?」

「嘘の記載はしてませんよ 皆寮に居る筈ですよ」

「その言葉、ダウトな」

「…誰ですか貴方は」

「俺は呉の提督だよ お前さんは寮に全員居ると言ったよな?」

「えぇ、今すぐにでも連れていけますとも」

「いや、そんなことはしなくても良い 執務室に艦娘達のデータが有ったからな」

「…そんなこと許されると思うんですか 不法侵入として憲兵に付き出すことが私には出来るんですよ?」

「すまないが此処に居る憲兵は俺の知り合いでね 俺を捕まえるより先に艦娘達を追放する悪党を捕まえてくれるのさ」

「そう言うわけなので大人しくして頂けますか?」

「私は悪く無い! 命令を聞かず追放された艦娘共が悪いのです‼ 私は決して悪い事などしていないのです‼」

「その話は後で聞かせて貰うよ 憲兵達、連れて行きなさい」

「こっちに来るな! 嫌だ! 私はいずれ元帥に上り詰める筈の人間なんだぞ! 離せ! 私は決して悪くn…」バタンッ…

「屑野郎だな彼奴 」

「一時的にブラック鎮守府を大量に減らしてもまた増えてきてるんですよ…」

「やっぱり屑は減る事無いのか」

「でも、さっきの奴は2度と太陽を見る事が出来なくなりますよ」

「それだけでもいい話だな」



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傷付いた女神・2

「さて、これからどうしましょうかね」

「元帥さん、用事は終わりました?」

「あぁ、終わったよ 後は話が終わって速攻どっか行った先輩を探さないと」

「これはよく有る事なのでしょうか?」

「結構あるね 先輩は任務とか終わったら突然子供みたいにはしゃぎ出すから早く見つけないと行けないんだよね」

「そうですか」

<ハーイ ジョージ

「…先輩そんな所で何してるんですか」

「詰まっちまった‼」

「見りゃ分かりますよ! どうしてそうなったのか聞いてるんです!」

「いやな、ペ○ーワイズの真似するために入ろうと思ったら思った以上に狭くて入れもしないし抜けれもしなくなっちゃったんだよね」

「提督は馬鹿ですか?」

「いいえ、俺は死神です」('ε'*)

「朝潮ちゃん、先輩ほっといて帰りましょ?」

「はい、分かりました!」

「まって~! 本当に抜けないの! 謝るから助けてェ!」

 

 

「只今帰艦しました!」

「ドクさんお留守番有り難うございます」

「ただいまぁ…」

「提督のテンションがスゲー低いのデス」

「先輩の事怒ったからね」

「納得なのデス」

「如月 本営から如月宛の荷物が来てるぞ」

「本営から?何でしょう…」ガサガサ

「これは!?」

「どうした如月?」

「まさか青葉出版の週刊珍守府が届けられるなんて…」

「あぁ、毎週青葉が作って売ってる奴か」

「はい ただ、今回は呉鎮守府や先輩も載ってまして…」

「つまり、正惡魅には見せたくないと」

「そうです」

<如月ィ お前と望月を迎えに来た船が来てんぞ~

「そう言えば本来の目的が終わったんでした」

「だな」

「此処か?如月」

「此処です 先輩」

「そう言えば忘れてたんだが如月」

「何でしょうか?」

「俺の愛車何処?」

「あー… まだ横須賀に有りますね」

「後日で良いから持ってきてくれ」

「分かりました」

「それじゃあ 俺達は帰るぞ」

「おう、横須賀に行ったら一杯奢ってやるよ」

「それ忘れんなよ?」

「忘れる分けねぇだろ バーカ」

「フン」

 

「帰ったな」

「なのデス」

「それで、だ」

「なーんで此処に週刊珍守府が有るんデス…」

「電はこれ知ってるのか」

「そりゃ知ってるデスよ 一時的とは言え横須賀に居たのデスから」

「なら知ってて当たり前だな んで、これは何なんだ?」

「本営に居るパパラッチ青葉が作った提督や艦娘を阿鼻叫喚させるために発行した本型兵器なのデス」

「表紙を見る限りはここの事が書いてあるのデス」

「何々?」

 

『スクープ‼ 新たに着任された新呉提督と艦娘達‼』

先日私、記者青葉は新たに提督が配属された呉鎮守府を訪問しました!

見た目はひび等が入っており、長年使われていた用に感じますが

内装は新たに建設されたように清掃されており、横須賀の鎮守府に負けない程の綺麗さがありました!

呉提督はなんと!元帥が昔所属していた部隊の先輩だと言うのです‼青葉ビックリですよ!

呉鎮守府の艦娘は電ちゃん、朝潮ちゃん、武蔵さん、夕立ちゃん、時雨ちゃんの計6人です

そして何より青葉がビックリしたのは呉鎮守府は出撃や遠征は任意か失態を犯した艦娘だけが行い、殆どが自由時間だと言う事です‼

これには流石に青葉は呉に移動しようかと迷いますよ

 

「「…はぁ」」

「結構書かれてるのデス…」

「読んだ感じ青葉は一度ここに来たこと有るようだが… 何時来たんだ?」

「最近っぽいのデス」

「まぁ、考えて見りゃそうだな 取り合えず如月に電話して青葉に注意して貰うか」

「意外と優しいのデス」

「まぁ、次こそこそと来たら捕まえて如月に差し出すがな」

「前言撤回なのデス 此奴やっぱりひでぇ奴なのデス」




今回意外と1000越えで書けたから頑張ったと思う、うん


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天使と小悪魔

「う、う~ん…」ノビー

「こ、ここは…?」

「ここは呉鎮守府だ」

「ひっ!?」

「すまない、驚かしちまったな 俺は呉の提督だ」

「電の事忘れんじゃねぇのデス」ヒョコッ

「小さいから電の事見えなかったんじゃねぇの?」

「殺す!此奴は殺さないと駄目だ‼」

「おう、喧嘩買ってやるから演習所来いよ」

「まず今起きた人の目の前で喧嘩出来るのだ…」

「あ、貴女は?」

「私は武蔵だ 後此処には居ないが朝潮、時雨、夕立の3人が居るぞ」

「そ、そうなんですか…」

 

ブルァァァ!!ブルァァァ!!…

 

「ん?如月から電話か」

「何なのデスか…それ」

「どうした如月」

『今先輩の車やバイクを乗せた輸送船がそっちに向かったので報告の電話したまでです』

「そゆ事か 報告あんがとよ」

『当たり前の事ですから』

「因みにどん位で此方に着くんだ?」

『一時間位かと思います』

「了解 んじゃ、またな」

 

ガチャッ…

 

「提督のバイクなのデス?」

「あぁ、とあるアニメキャラが乗っていたバイクに似てたバイクが売ってたから即買ったんだわ」

「因みにそのアニメは何なのデス?」

「A○IRA」

「あぁ… そのバイクなのデスか…」

「あのバイク格好いいだろ?」

「分かりたくないけど分かるデス」

「てか、はよ演習所で提督を殴らせろなのデス」

「チッ! まだ覚えてやがったか!」

「何天丼しているんだい…」ポイポーイ?

「おぉ、丁度良いタイミングで二人共来たか」

「二人の喧嘩は止めれないよ? 仮に止めようとしても反撃受けて僕達が怪我するしね」ポイポイ

「うむ… 駄目か…」

「そう言えば喧嘩で思い出したんだけど提督の技って何個有るんだい?」

「それは電も思ったのです」

「技か… 幾つ有るか忘れたが大体は能力を使った技が大半なんだよな 例えばカズィクル・ベイは槍を出す能力を応用して地面から出す技だし…」

「提督、その技はまだ見たこと無いのだが…」

「そう言えばそうだな… グリード拘束呪式開放を解説した方が良かったか」

「なのデス」

「グリード拘束呪式開放は左手に呪いを集め大きな手形にして放つ技だ」

「やっぱりファンシーなのデス」

「俺だってそう思うけど言わねぇで置いたのによォ」

「寧ろ我慢する方がおかしいのデス」

「いや、普通は我慢しなくちゃ駄目だからな?」

「電に我慢と言う言葉なぞねぇのデス それより早よ殴らせろデス」

「頼むから忘れろや」

「嫌なのデス」

「そんなに演習がしたいのでしたら代わりに朝潮と戦っていただけますか?」

「それで我慢するのデス でも提督、覚えてろなのデス」

「先に電が忘れるかもよ?」

「今すぐにでも殴らせろデス‼」




金剛出ない(・ω・`)
長門と陸奥なら出るんだけどなぁ(・ω・`)


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天使と小悪魔・2

1ヶ月も待たせてすいませんでしたァ‼


「さて、電と朝潮が演習所に行ったし 俺は武器の整備でもするかね」

「私はどうすれば…」

「病み上がりだし寝てな」

「わ、分かりました」

 

「ふぅ… 武器が大量に有ると整備だけでも時間が掛かるな…」

「本当凄い量の武器があるね~」

「整備が大変だがな …何で望月が此処に居るんだ?」

「寝てたら置いて行かれちゃってね 今日だけ止めてくれない?」

「まぁ、空き部屋ならいくらでも有るから良いが明日ちゃんと帰れよ?」

「分かってるよ それより本当武器多いね~」

「俺が集めたのが全て置いてあるからな 少ない訳がない」

「私でも使える武器とか有ったりする?」

「もしかしたら有るかも知れんな」

「こんな刀なら私でも使えるかもね」

「使えると思うがそれ妖刀だぞ?」

「妖刀ってあれかな?妖刀と運試しをした剣豪が持ってるのと同じ感じかな?」

「呪い自体は違うが大体同じもんだ」

「へ~ 後、これ何?」

「それはセイヴァーアローだ 玩具を元に1から作って、弓と剣として使える武器だ」

「実用的な武器なんだね」

「まぁな、原作と同じくロックシードを使うのは変わらんがね」

「再現度まで高いのね~」

「如月が頑張って作ったからな ちょっとやそっとでは壊れんよ」

「元帥って意外と武器作るの得意だったんだね」

「それが彼奴が一番得意だからな お、これ何かどうだ?」

「ダガーか~ 悪くは無さそうだよね~」

「軽めで刃溢れせずに振りやすく、斬りやすいぞ?」

「自爆しそうで怖そうだね~」

「一応持ち主は斬れない様になってる筈だ」

「なら、安心だね ご安心用として貰っとくね~」

「寧ろ大量に武器が有るから一言言ってくれれば何個でも挙げるぞ」

「流石にこれ以上持っていても使わないと思うんだよね」

「まぁ、そりゃそうか」

「あと、眠いからベット借りるね」

「あいよ 飯の時間まで寝てたら誰かに起こしに行かせるわ」

「ありがとね~」

 

「颯爽 騙る平常 交わす貞操 暴く低脳」♪~

「提督、何歌ってるデス」

「ゲームキャラの曲だ 電はそのゲームやったこと無いからキャラ名教えても分かんねぇだろうがな」

「そりゃそうなのデス」

「よし、今日の書類は終わりっと」

「終わったのなら電のを手伝えなのデス」

「何で10枚渡したのに40枚やってた俺より遅いんだよ…」

「電は書類が苦手なのデス‼」

「だからって2時間もゲームやってんのはどうかと思うんだが!?」

「暇だったから仕方ねぇのデス」

「そうか… 電、明日のおやつ無しな」

「ひでぇのデス!鬼なのデス!悪魔なのデス!」

「やることやんねぇ奴におやつなんざ挙げてやるかよ!」

「チッ 仕方ねぇのデス 今から終わらせてやるのデス」

「寧ろ最初から終わらせろや」

「うっせぇのデス‼アホナス!」

「よし、1週間風呂掃除とトイレ掃除な」

「ご免なさい 土下座して謝るので風呂掃除とトイレ掃除は止めて欲しいのデス」

「分かれば良いんだよ もうアホナスとか言うなよ?」

「了解なのデス‼」




ゲームのイベントやらネタ足らずやらで1ヶ月も遅れるなんて思ってなかったです、はい
もうね、活動報告の所に思い付いたネタを
即座に書いた方が良いと思った
次の話こそは1週間以内に出す!これは絶対破らん!
と、言うことで次の話をお楽しみにしてくださいな


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キャラ設定

ネタ尽きたのと忘れない様にメモ代わりとしての話


電「またこの茶番なのデス…」

正惡魅「作者ネタ尽きてきてんだろ」

電「そうに違いないのデス」

正惡魅「そして今回は名前付きと…」

電「完全に作者が好きで読んでる単独行○隊提督やら夜○鎮守府やらの雰囲気をパクってやがるのデス」

『仕方無いじゃん、本当にネタ切れなんだもん』

電「うわっ 作者が地面から生えてきたのデス」

正惡魅「蹴飛ばしちまえ」

電「蹴飛ばしたら消されそうで嫌なのデス」

『分かってるじゃないか電』

電「言い方が気に入らないから消されるの覚悟で思いっきり蹴ってやるのデス」

『調子乗りました 止めてください』土下座

電「許すのデス」

正惡魅「超小心者過ぎない?」

 

『今回はキャラ毎の設定やら何やらを解説していく回と言うわけで…』

正惡魅「いや、キャラ設定前にしたじゃん」

電「確かにしたのデス 正確には4話前なのデス」

『メタイの止めてくれませんかねぇ?』

電「今更なのデス」

『まぁそうだけどさぁ…』

正惡魅「んで、誰から誰までキャラ解説するんだ?」

『正惡魅、電、如月の3人解説しようと思う』

電「メインキャラの3人なのデス」

『んじゃ、始めようか』

正惡魅「まずは俺からか?」

『そうだね まずは正惡魅にしようか』

正惡魅「俺の名前の由来は確か作者が最近ずっとやってるゲームのキャラの名前を当て字にしたんだよな?」

『そそ 確か何話かだったか後書きに書いた気がするけども』

電「因みに作者は元にしたキャラを使ってないのデス」

『仕方無いやん ポロ姐が強すぎるんだよ‼』

電「いや、作者が使うの下手すぎるだけなのデス」

正惡魅「おーい 話脱線してんぞ」

『そうだったそうだった』

電「これは作者土下座案件なのデス」

『はい、どうもすいm… 俺が謝る必要ないやん‼』

正惡魅「見た目も元にしたキャラと全く同じだな」

電「違うとすれば堅物じゃない事なのデス」

正惡魅「後は使う武器が剣では無くて大鎌とショットガンな所とかな」

『能力は8個あってグリード拘束呪式解放、カズィクルベイは出てるね』

電「カズィクルベイの方は勝手に暴露しただけなのデス」

『確かにあれは勝手に暴露してただけだね』

正惡魅「うっせぇ 黙ってろ」

『取り合えず正惡魅の設定解説はここら辺にしようか』

電「まず殆ど設定解説出来てねぇのデス」

 

正惡魅「んで、次は電か」

『そそ』

電「電の元がニコ動にUPされてる艦これMMD紙芝居なのデス」

正惡魅「元にした方だと〔なのdeath〕だけどな」

『あのシリーズ好きなんだよね』

電「確かタイトルが親バカな蛇だった筈なのデス」

『だから何故言うし』

正惡魅「外見は普通の電で目付きを悪くしたの感じだな」

電「目付き悪いとか言うんじゃねぇのデス」

『装備が普通の擬装で傷だらけで後は今使ってないけどリボルバーとバタフライナイフを使う事になるなるね』

電「ネタバレすんじゃねぇデス」

正惡魅「今更じゃないか?」

『だね』

電「電に能力とか無いのデス?」

正惡魅「付いてないな」

電「クソッタレなのデス‼」

『一応1つだけ付けてるんだけど…』

二人共「「え?」」

『流石に今言わないけどまぁまぁ言い感じの能力を付けてるからね』

電「今作者の事神だと思ったのデス」

『はっはっはっ、私を崇めたまえ』

電「調子乗るなぶっ○すぞこの野郎」

『すいませんご免なさい』

正惡魅「電の設定解説はこれで終わりだな」

 

電「次は元帥なのデス」

正惡魅「本人が居ないが解説始めるか」

電「なのデス」

正惡魅「1話前でも言ったが彼奴は装備系を作るのが得意なんだわ 因みに俺の武器全て如月製だ」

電「電の艤装を改造してくれたのも元帥なのデス」

『如月に付けた能力の1つの装備生産だね そこに有る物で最高の装備が作れる能力だよ』

正惡魅「ただ装備生産に特化しすぎて他の能力が弱いんだがな…」

電「一体元帥に幾つの能力が付いているのデス…」

『3つだね』

電「だからネタバレすんじゃねぇのデス‼」

正惡魅「また今更だな」

 

『BWHはB→Dサイズ、W→56cm程度、H→無いに等しい』

電「女の敵が居るのです」

『電には関係ねぇから大丈夫だ』

電「失礼過ぎるのデス! 電はこれでもBは有るのです‼」

『自分からバラしてんじゃん…』

正惡魅「彼奴はDも有るがいつもはサラシで潰してるそうだ」

電「何故知ってるのデス」

正惡魅「彼奴が言ってたからな」

電「なら納得なのデス もし見たとか言ったら処刑するところだったのデス」

『物騒だねェ』

電「作者がこう言う風にしたの忘れたのデス?」

『すいませんでした』

正惡魅「彼奴の持ち物はS&W M29とコルトガバメント、ベレッタ M84の3つだな」

電「接近用の武器は持ってないのデス」

正惡魅「彼奴は中距離~近距離戦が得意だからどうしても接近武器を持とうとしないんだわ」

電「成る程なのデス」

正惡魅「彼奴の設定解説はここら辺で大丈夫か?」

『もう解説する場所が無いからね ここら辺で終わりにしよう』

正惡魅「んじゃお疲れ」

電「乙なのデス」




何とか間に合ったよね!?
今日18だけどセーフだよね!?
いや、今日で1週間だし大丈夫 つまりセーフな訳だ!


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断罪と偏見

「先輩新たな仕事ですよ~」ギィィ

「提督なら今出掛けてるのデス」

「何処行ったのか聞いてない?」イナズマチャンオハヨウ

「聞いてないのデス てか、何も言わずに出掛けたのデス」ゲンスイサンオハヨウゴザイマスナノデス

「そうかぁ… 帰って来たら仕事の話するとしましょうか」

 

「治しても~ 治しても~ ぐちゃぐちゃの前髪」

「正惡魅、何処へ行く気だ?」

「よぅドク 行き先はとある場所だよ」

「まさかあの事件跡地か?」

「…そうだ」

「…そうか なら、俺も付いていこういつかは行かなくてはならんと思っていたからな」

「んじゃ後ろに乗れよ」ホラオマエヨウノヘルメットダ

「馬力足りるのか?」オウ,アリガトナ

「改造したからな 昔のバイクと違ってお前が乗っても余裕で動くぞ」

「なら良かった」

 

 

「着いたな…」

「あぁ…」

「本当ここで何人死んだだろうか」

「深海共や仲間合わせて10万は死んだだろう 正確な数値は知らんがな」

「俺達も加勢したが何の役にもたたなかったしな…」

「あぁ… たった10体程倒すだけじゃその場に居ても足手まといだったからな…」

「そう言えば、もしアイツがこの戦いの場に居なかったら今頃俺達と一緒に海軍に入ってるか夢だった学校の先生になってただろうな」

「多分そうだろう アイツはコードネーム通りに諦めが悪いからな」

「そうに違いないな」

「…」

「…」

「…どっかで飯でも食うか?」

「そうだな 俺も腹減ってきたところだ」

「よし決定だな!」

「金は正惡魅が出せよ?」

「はぁ!?マジかよ!?ドクお前も金持ってきてる筈だろ!?」

「残念な事に俺は財布を持ち歩かん」

「クソったれが!」

 

「ただいま~」

「あ、先輩お帰りなさい あとドクさんもお帰りなさい」

「如月何を食ってるんだ?」

「ラーメンですよ 電ちゃんと一緒に食べてたんだもんね~?」

「ラーメンうめぇのデス!」

「マジかよ 俺達はピザだったんだが」

「寧ろそっちの方が羨ましいのデス!!」

「うるせェ!こちとらピザ屋しか無かったんじゃ!!」

「そこのピザ屋のマスコットに頭からガブリと食われちまえば良かったのデス」ボソッ

「聞こえとんぞ電ァ」

「聞こえるように言ってやったのデス 感謝するのデス」

「うるせェロリババァが」ボソッ

「「…」」

「表でろやゴミ野郎」

「覚悟はできてるんだろうなァ?チビ野郎」

 

ガッ!!

 

「アイツらを止めないのか?」

「私が止めれると思いますか?」

「…無理だな」

「元帥どうしたのだ?」

「いやね武蔵ちゃん 先輩と電ちゃんがまた喧嘩を始めちゃってねぇ…」

「またか… 手が焼ける二人だな」

「本当だよ全く…」




あけおめでございます(今更)
いや~ ネタって無くなるの早いですよねぇ…(白い目)


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断罪と偏見・2

「出直して来やがれ」

「く゛や゛し゛い゛の゛デス!!」

「お、終わったのか 結果は聞かんでも分かるが」

「先輩大人気ないですよ」

「電だけには負けたくないからな」

「このクソ提督!!」

「それ違う奴が言ってそうな言葉だな」

「電が先…だと思うのデス!」

「最ですか…っと」

「それで先輩、仕事お話なんですけど」

「あぁ、分かってる 今回は何だ?」

「そんなに気を張らなくても大丈夫ですよ 新しく出来た鎮守府行く為の私の警護ですから」

「確かにそれなら気を張り続けなくてもいいな」

「提督、僕達も着いていって良いかい?」ポイ!

「邪魔しないなら良いぞ」

「分かったよ」ポイポイ

 

「到着しましたね」

「「そうだな」だね」ポイ!

「建ててそんなに立ってないだけあって傷1つ無いな」

「建てて2週間ですからね 逆に在ったら怖いですよ」

「だね」ポイ

「お、これはこれは如月元帥殿 今日は他の提督を連れてどう言ったご用件で此方へ?」

「視察ですよ」

「視察ですか 分かりました、中へどうぞ」

「有難うございます」

 

「提督、この書類の内容紙は何処に有りますか?」

「それならこれだぞ ほら」

「有難うございます」

 

コンコン

 

「はい、どうぞ~」

「失礼します」

「げ、元帥さん!? きょ、今日はどう言ったご用件で!?」

「そんなに驚かなくて良いよ五月雨ちゃん 今日は視察に来ただけだから」

「そう言えば今日だったんだな、視察の件は」

「時雨ちゃんに夕立ちゃん!久し振り~」

「久し振りだね五月雨」

「半年ぶりっぽい!」

「あら、2人は五月雨ちゃんと知り合いだったのね」

「そうだよ 五月雨は1つ前の鎮守府の仲間だったんだ」

「しかも夕立達だけ野良に出たからそれ以降全くあってなかったっぽい!」

「でも、また合えたんだから良かったと思うよ」ポイ!

「すまんすまん、地味に迷って遅れたわ」

「げ、正惡魅じゃねーか…」

「久し振りだなネフィー」

「だから、そのコードネームで呼ぶな」

「あれ?ネロさんは先輩と知り合いだったんですね」

「まぁな こいつは俺と同期だったから嫌でも知り合ってるんだわ」

「本当嫌な事って有るんだなぁ~」

「五月雨…、kill him」

 

ダッ ガキィィィン!!

 

 

「な!?五月雨どうしたんだい!?」

「いきなり提督に襲いかかるなんてビックリっぽい!」

「あぁ、そうだな それにもし俺が戦闘慣れしてなくて、反応が遅れてたら首が持っていかれてたぞ」

「お前なら止めれると知ってたからな 五月雨の実力を採点して貰うために合図を出したわけだ」

「結論から言って72点だな 速さ、正確さは認めれるが戦い慣れしてる奴とかが相手の場合急所が狙われる事が分かりきってるから反撃される可能性がある だから狙うなら太腿を狙った方が良いだろう」

「成る程な 勉強になるわ」

「アドバイス有難う御座います」

「流石は暗殺部隊に居た事があるからこそのアドバイスだな」

「五月雨も凄いけど提督も一瞬で判断出来るの凄いっぽい!」

「そうだね 僕達は一瞬怯んじゃったから気付けなかったから凄いよ」

「流石先輩ですね」

「そこまで凄くは無いんだがなぁ…」




こっちも遅れてすんませんでした

因みにTwitter見た人なら知ってると思いますが
大鳳20%越えレシピ1発目で大鳳が来てくれました!
現在絶賛レベリング中です


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永遠の希望と多少の絶望

「んで、何で正惡魅も一緒な訳だ?」

「如月が付いてこいって言ったから来たんだよ 言われなければ来なかったわ」

「成る程な まぁ、逆に来てくれたお陰で改善点が分かったし有り難いんだがな」

「本当そうですね提督」

「それにしても五月雨とっても強くなったっぽい!」

「えへへ~ そうかな?」

「うん、そうだよ もしかしたら僕達よりも強くなってるかもしれないね」

「そ、それは無いと思うなぁ」

「だったら演習でもして実力を試したらどうだ?」

「え!?本当ですか!?」

「いい提案だっぽい!」

「ただ僕達はどっちかしか五月雨と戦えないけどね」

「なら時雨ちゃんと戦ってみたいかな?」

「夕立じゃなかったっぽい…」

「ご、ごめんね夕立ちゃん でも、次来た時は必ず戦ってあげるからね?」

「なら許しちゃうっぽい!」

「五月雨ちゃんって結構戦闘今日だったのね…」

「いえ、そこまで戦いたいとは思っていませんよ ただ、今の時雨ちゃんの実力が知りたい為に演習をしようかと思っただけです」

「あぁ~成る程ね」

「普通にバトルジャンキーに目覚めてもいいんだぞ?」

「流石にそこまでは目指してないですね… 一応自衛だけでも出来る様に鍛練はしていますけど…」

「まぁ、自衛出来ない奴が皆を守る事が出来るかって話だもんな」

「ですね」

「よし、申請書書いといたから はよ演習行ってこい」

「分かりました!」

「如月 お前は2人の演習見に行くか?」

「いえ、ネロさんと話とか有るので先輩だけで行ってきてください」

「代わりに夕立が付いていくっぽい!」

「了解 んじゃ夕立行くか」ポイ!

 

「俺達の鎮守府程じゃないが結構大きめだな」

「そうだね これなら全力で戦えるかも知れないよ」

「時雨ちゃんに全力出されたら私じゃ絶対勝てないよぉ…」

「流石に全力は出さないさ 50%位なら出すけどね」

「50%なら五月雨でも勝てる可能性があるっぽい!」

「分からないぞ? もしかしたら時雨に五月雨が押しきられるかもな」

「やってみないと分からないからね」

「まぁ、2人共存分に戦いな 判定は俺がするから」

「分かってるさ」「はい!」

 

~演習カット~

 

「ふぅ… 危なかったよ」中破

「ふぇぇ… ギリギリ負けちゃいました…」ちょっと大破

「2人共凄い白熱した演習だったっぽい!」

「結構2人共ギリギリな戦いだったもんな お疲れ様」

「僕は久し振りに暴れられて満足だよ」

「私も久し振りに時雨ちゃんと演習出来て嬉しいよ」

「次来た時は夕立とだっぽい!」

「分かってるよ 次来た時は必ず夕立ちゃんと演習するからね?」



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